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愛知県 刈谷市

平成 6年 12月 定例会 12月19日−03号




平成 6年 12月 定例会 − 12月19日−03号







平成 6年 12月 定例会



議事日程第17号

                           平成6年12月19日(月)

                             午前10時 開議

日程第1 閉会中の継続審査申し出案件について

日程第2 議案第90号 職員の給与に関する条例の一部改正について

日程第3 議案第91号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について

日程第4 議案第92号 刈谷市の議会の議員及び長の選挙におけるポスター掲示場の設置に関する条例の制定について

日程第5 議案第93号 刈谷市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の制定について

日程第6 議案第94号 刈谷市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例の制定について

日程第7 議案第 108号 刈谷市税条例の一部改正について

日程第8 議案第95号 刈谷市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について

日程第9 議案第96号 刈谷市火災予防条例の一部改正について

日程第10 議案第97号 工事請負契約の締結について(西田住宅建設AB棟(建築)工事)

日程第11 議案第98号 工事請負契約の締結について(西田住宅建設CD棟(建築)工事)

日程第12 議案第99号 刈谷市特定公共賃貸住宅条例の制定について

日程第13 議案第 100号 平成6年度刈谷市一般会計補正予算(第4号)

日程第14 議案第 101号 平成6年度刈谷市刈谷半城土高須土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)

日程第15 議案第 102号 平成6年度刈谷市刈谷小垣江駅東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)

日程第16 議案第 103号 平成6年度刈谷市北刈谷第二土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)

日程第17 議案第 104号 平成6年度刈谷市下水道事業特別会計補正予算(第3号)

日程第18 議案第 105号 平成6年度刈谷市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)

日程第19 議案第 106号 平成6年度刈谷市老人保健特別会計補正予算(第2号)

日程第20 議案第 107号 平成6年度刈谷市水道事業会計補正予算(第1号)

日程第21 請願第8号 「骨粗しょう症」予防のために健診体制の充実を求める請願

日程第22 請願第9号 愛知芸術文化センター建設疑惑で県議会には100条委員会設置、鈴木知事には退陣を求める請願

日程第23 請願第11号 「保育所措置制度の堅持拡充を求める意見書」の提出に関する請願

日程第24 請願第12号 保育の充実を求める請願

日程第25 請願第7号 私学助成の強化と市独自の授業料助成の増額をもとめる請願

日程第26 議員提出議案第6号 坂本弁護士一家拉致事件の捜査についての意見書

日程第27 議員提出議案第7号 私学助成の充実に関する意見書

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本日の会議に付した事件

 1 閉会中の継続審査申し出案件

 2 議案第90号 職員の給与に関する条例の一部改正について

 3 議案第91号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について

 4 議案第92号 刈谷市の議会の議員及び長の選挙におけるポスター掲示場の設置に関する条例の制定について

 5 議案第93号 刈谷市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の制定について

 6 議案第94号 刈谷市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例の制定について

 7 議案第 108号 刈谷市税条例の一部改正について

 8 議案第95号 刈谷市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について

 9 議案第96号 刈谷市火災予防条例の一部改正について

10 議案第97号 工事請負契約の締結について(西田住宅建設AB棟(建築)工事)

11 議案第98号 工事請負契約の締結について(西田住宅建設CD棟(建築)工事)

12 議案第99号 刈谷市特定公共賃貸住宅条例の制定について

13 議案第 100号 平成6年度刈谷市一般会計補正予算(第4号)

14 議案第 101号 平成6年度刈谷市刈谷半城土高須土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)

15 議案第 102号 平成6年度刈谷市刈谷小垣江駅東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)

16 議案第 103号 平成6年度刈谷市北刈谷第二土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)

17 議案第 104号 平成6年度刈谷市下水道事業特別会計補正予算(第3号)

18 議案第 105号 平成6年度刈谷市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)

19 議案第 106号 平成6年度刈谷市老人保健特別会計補正予算(第2号)

20 議案第 107号 平成6年度刈谷市水道事業会計補正予算(第1号)

21 請願第8号 「骨粗しょう症」予防のために健診体制の充実を求める請願

22 請願第9号 愛知芸術文化センター建設疑惑で県議会には 100条委員会設置、鈴木知事には退陣を求める請願

23 請願第11号 「保育所措置制度の堅持拡充を求める意見書」の提出に関する請願

24 請願第12号 保育の充実を求める請願

25 請願第7号 私学助成の強化と市独自の授業料助成の増額をもとめる請願

26 議員提出議案第6号 坂本弁護士一家拉致事件の捜査についての意見書

27 議員提出議案第7号 私学助成の充実に関する意見書

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出席議員(32名)

     1番 岡本博和        2番 井上 勉

     3番 川合友治        4番 星野雅春

     5番 藤井 理        6番 佐原祐三

     7番 佐野泰基        8番 杉浦世志朗

     9番 月脚治隆       10番 渡辺公造

    11番 神谷貞明       12番 長沢清之

    13番 岡田正之       14番 長谷川稔明

    15番 近藤 勲       16番 宮田 鈞

    17番 渡辺金也       18番 水沢利雄

    19番 稲垣鍵一       20番 伊藤直樹

    21番 石川良雄       22番 遠藤時彦

    23番 加藤和義       24番 鈴木重明

    25番 近藤拓治       26番 久野金春

    27番 近藤天海       28番 本多耕三

    29番 井上和恵       30番 伊藤達夫

    31番 酒井 博       32番 野村彦次

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説明のため議場に出席した者(21名)

   市長       角岡 与    助役      青木くに雄

   収入役      山岡種臣    教育長     近藤啓七

   市長公室長    小山栄俊    総務部長    稲垣健允

   市民部長     近藤尚道    福祉部長    江坂素一

   経済環境部長   水藤義一    建設部長    林  尚

   都市計画部長   清水逸男    開発部長    渡辺恒夫

   水道部長     谷 健次    消防長     戸田勝三

   教育部長     三浦俊正    国体事務局長  西口俊文

   市民会館事務局長 平松龍平    消防課長    加藤 到

   土地改良課長   正木弘二    区画整理課長  新美隆士

   中央図書館長   加藤明朗

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職務のため議場に出席した事務局職員(7名)

   議会事務局長   岡田猛雄

   議会事務局長補佐 沢田万寿男

   副主幹兼庶務係長 鈴木哲雄

   副主幹兼議事係長 中川勝移

   主査       大中隆志

   主査       石川敏彦

   書記       加藤隆司

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                             午前10時00分 開会



○議長(鈴木重明) 

 ただいまから、本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付してあります議事日程表のとおりでありますので、御了承を願います。

 これより日程に入ります。

 日程第1、閉会中の継続審査申し出案件についてを議題といたします。

 文教委員会委員長から、現在委員会において審査中の事件につき、会議規則第71条の規定により、お手元に配付いたしました申し出案件のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。

 この際、お諮りいたします。

 文教委員会委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(鈴木重明) 

 御異議なしと認めます。

 よって、文教委員会委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。

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 次に日程第2から日程第7まで、すなわち議案第90号職員の給与に関する条例の一部改正についてから議案第94号刈谷市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例の制定についてまで、及び議案第 108号刈谷市税条例の一部改正についての6議案を一括して議題といたします。

 6議案につきましては、さきに審査を付託いたしました総務福祉委員会の審査の経過並びに結果についての報告を委員長よりお願いいたします。

 総務福祉委員会委員長・・・

           (登壇)



◆総務福祉委員会委員長(石川良雄) 

 御指名によりまして、さきの本会議において総務福祉委員会に付託されました議案第90号職員の給与に関する条例の一部改正についてから議案第94号刈谷市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例の制定について、及び議案第 108号刈谷市税条例の一部改正についてまでの6議案につきまして、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 委員会は12月12日の午後1時より、委員会室において委員7名、議長、副議長、当局より市長、助役を初め関係部課長の出席を求め開催いたしました。

 付託されました案件につきましては、関係課長より説明を聞いて慎重に審査をいたしました。

 委員会における主な質問や意見を要約して報告いたします。

 まず、議案第90号職員の給与に関する条例の一部改正についてでは、現在、宿直はシルバー人材センターに委託していると思うが、この条例の中にある宿直手当はどのようなものかとの質問に対して、これは常直宿直者に支払われる手当であり、現在、体育館に一人常直宿直者がいますとの答弁がありました。

 また、今回、職員の給与を平均 1.2%引き上げるとあるが、金額に直すと幾らになるのか。また、定期昇給分はどの程度あるのか。そして、その結果、ラスパイレス指数はどれくらいになるのかとの質問に対して、今回の給与改正は、国は1.18%で 3,975円です。刈谷市の場合は1.23%のベースアップで、金額に直すと 4,593円であります。また、定期昇給分は2%と見ております。また、ラスパイレス指数ですが、平成6年度で 103.4でありますとの答弁がありました。

 また、最近、景気不況が少しずつ明るさが出ているときに、期末手当を 0.1カ月カットするのはなぜかとの質問に対しては、期末手当でのカットは、過去昭和53年度に1回期末手当がカットになっております。また、平成5年度におきましては0.15カ月のカットでありました。今回も 0.1カ月のカットでありますが、これは民間の4月1日現在の賃金等の状況を人事院が調査いたしまして、その状況と公務員の比較により、今回人事院勧告として出され、各市とも、人事院の勧告どおり 0.1カ月の期末手当の減額をしておりますとの答弁があり、本案は、原案のとおり承認することに決しました。

 次に議案第91号議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正については、原案のとおり承認することに決しました。

 次に議案第92号刈谷市の議会の議員及び長の選挙におけるポスター掲示場の設置に関する条例の制定についてから議案第94号刈谷市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例の制定についてまでの3議案についてでは、まず、ポスター掲示場の設置について、前の条例と比較するとどのように変わるのかとの質問に対して、現在の有権者数から試算すると、前の条例ではおよそ 111カ所となりますが、今回提案している条例では 265カ所設置する必要がありますとの答弁がありました。

 また、ポスター掲示場に関する条例の中の第3条のただし書きで、ポスター掲示場の総数を減ずることができるとあるが、これはどのように運用されるのかとの質問に対して、これは特別の事情がある場合ということで、例えば、災害等でポスター掲示場を設置することが難しいときに減じるということですとの答弁がありました。

 また、今回のポスターの作成や選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例の制定で、立候補者数によって変わると思うが、公費の負担額はどれくらいになるのかとの質問に対して、立候補者数によって変わりますので、おおよその試算として、公費負担は約 3,000万円と見込んでおりますとの答弁があり、3議案については、原案のとおり承認することに決しました。

 次に議案第 108号刈谷市税条例の一部改正については、原案のとおり承認することに決しました。

 以上、御報告申し上げたような質疑のとおり、慎重に審査いたしました結果、6議案については、いずれも原案のとおり承認することに決しました。

 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(鈴木重明) 

 ただいまの委員長報告に対する質疑、討論をお許しいたします。

 26番久野金春議員・・・



◆26番(久野金春) 

 ただいま委員長報告がございましたが、私どもは、議案第92号刈谷市の議会の議員及び長の選挙に関するポスター掲示場の設置に関する条例の制定については、異なった意見を持っておりますので、反対いたします。

 今まで条例で、御報告がありましたように 111カ所という、大体公営掲示板でありましたが、これは法的にも一定の数を満たしていないということで、拘束力を持たない条例で、皆様御承知のように、証紙を一番最初これを実施したときに、申し合わせで燃やすというようなことまでやっておりましたが、私どもはそういう方法には同調せずに、表現の自由、選挙の自由、そういうものを貫くべきだということで申し合わせに加わってきませんでした。

 今回、法的に 111カ所ではなく 265という、一応数をふやして、今度は拘束力を持つ公営掲示板の掲示場ということになるわけですが、私どもは、やっぱり、選挙を大いに活力あるものにするために、12万市民にとって、 265ですか、今度の掲示広報板は、そういうふうになるようですが、やっぱり、表現の自由、選挙の自由、活力ある選挙、そういう点から見るなら、やっぱり問題があるだろうと。もともとポスターは 1,200枚つくってもいいというふうになっておるんですが、今後は、これが実施されると 265枚という形で限定されて、一切掲示できないというような問題点があるんで、やっぱり、表現の自由、選挙の自由、活力ある選挙、こういうものを阻害するという懸念がありますので、反対をいたします。



○議長(鈴木重明) 

 ほかに質疑、討論もないように思われますので、これにて質疑並びに討論を終結いたします。

 6議案についての委員長報告は、いずれも原案可決であります。

 これより採決いたします。

 まず、議案第92号刈谷市の議会の議員及び長の選挙におけるポスター掲示場の設置に関する条例の制定について、採決いたします。

 本案は、委員長報告のとおり決するに賛成のお方は、御起立を願います。

           〔賛成者起立〕



○議長(鈴木重明) 

 起立多数と認めます。

 よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。

 次にただいま採決いたしました1議案を除く他の5議案について採決いたします。

 議案第90号及び議案第91号、議案第93号及び議案第94号並びに議案第 108号の5議案は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(鈴木重明) 

 御異議なしと認めます。

 よって、5議案は委員長報告のとおり可決いたしました。

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 次に日程第8及び日程第9、すなわち議案第95号刈谷市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、及び議案第96号刈谷市火災予防条例の一部改正についての2議案を一括して議題といたします。

 2議案につきましては、さきに審査を付託いたしました経済環境委員会の審査の経過並びに結果についての報告を委員長よりお願いいたします。

 経済環境委員会委員長・・・

           (登壇)



◆経済環境委員会委員長(水沢利雄) 

 御指名によりまして、さきの本会議において経済環境委員会に付託されました議案第95号刈谷市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、及び議案第96号刈谷市火災予防条例の一部改正についての2議案について、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 委員会は12月12日午前10時より、委員会室において委員全員、議長、副議長、当局より市長、助役を初め関係部課長の出席を求め開催をいたしました。

 付託されました案件につきましては、関係課長より説明を聞いて慎重に審査をいたしました。

 委員会での主な審議内容を要約し、御報告を申し上げます。

 議案第95号刈谷市消防団員等公務災害補償条例の一部改正については、原案のとおり可決をされました。

 議案第96号刈谷市火災予防条例の一部改正については、この改正前の公務災害補償条例の一部改正の議案でもそうだが、ここのところをこう変えますと言うのだけれども、後先がわかっていないので中身がわからない。この議案でも、水張り検査、一体どういうところに対象のものがあるか。水張り検査の内容はどうか。定期検査は3年が限度なのかどうかとの質問に対しまして、内容的には危険物の指定数量以下の危険物を貯蔵し、または取り扱う場合で、その施設に使用するタンクの水張り検査、水圧検査の手数料と、それらの反則金による罰則金を改正するものであります。

 危険物の指定量以上、消防法で定められました許可施設であり、その指導基準は全国統一であります。指定数量以下、簡単にいって少量です。ガソリンでいうと、指定数量が 200リットル、灯油ですと、指定数量は 1,000リットルですが、そうした少量の危険物については、許可施設ではなく、届け出で済む施設であります。刈谷市の火災予防条例で指導させてもらっていますが、そうした許可施設以外、指定数量以下は市条例で取り締まりを指導しております。このため、タンクの水張り、水圧検査の手数料または罰金の額も、国の示す指導のもと、各市町村の責任で火災予防条例を定め、指導しているものであります。

 また、水張り検査というのは、水を入れてつくった場所で検査をします。刈谷市内では、メーカーとして今岡の桜木工業、あるいは野田の大阪製鑵があります。メーカーがつくった場所で水張り検査をして、例えば名古屋、碧南へ納めても、製造した場所あるいは大きな何十万、何百万の大きなタンクの場合ですと、現地で組み立て完成すれば、現地で水を張って、私どもが出向いて業者からの申請に対応して、検査をして合格すれば許可を与える。危険物施設の場合は、政令で完成検査までに、そうした各所で各タンクだとか部分的に検査があります。期間ですが、つくってしまうと、3年に一度使用停止という形で、消防の方へ許可施設は資料提出が決められております。専門の業者が調べた資料を受け取って、異常なければ、そのまま継続をしていくということですとの答弁がありました。

 また、罰則金が倍額になるが、違反した者に罰則金をかけるものはわかるが、どんなようなことをすると罰則規定に適用されるかどうかとの質問に対し、例えば、違反というと、黙って危険物施設を私どもの決められた許可を受けないでつくるということ。なおかつ、検査をしてくださいと言っても受けていただけない場合が違反と思いますとの答弁がありました。

 また、農業施設のタンク、道路の隅につくって、タンクに吸引しやすい位置に設置をしたけれども、自動車が飛び込んできてパイプが破損された事故があったかどうか、この質問に対しましては、最近、農業用の温室の燃料タンクの事故は、ここ2年ほど聞いていませんとの答弁がありました。結果、いずれも原案どおり承認することに決しました。

 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(鈴木重明) 

 ただいまの委員長報告に対する質疑、討論をお許しいたします。

 別に質疑、討論もないように思われますので、これにて質疑並びに討論を終結いたします。

 2議案についての委員長報告は、いずれも原案可決であります。

 これより採決いたします。

 議案第95号及び議案第96号の2議案は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(鈴木重明) 

 御異議なしと認めます。

 よって、2議案は委員長報告のとおり可決いたしました。

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 次に日程第10から日程第12まで、すなわち議案第97号工事請負契約の締結についてから議案第99号刈谷市特定公共賃貸住宅条例の制定についてまでの3議案を一括して議題といたします。

 3議案につきましては、さきに審査を付託いたしました建設委員会の審査の経過並びに結果についての報告を委員長よりお願いいたします。

 建設委員会委員長・・・

           (登壇)



◆建設委員会委員長(近藤天海) 

 御指名によりまして、さきの本会議において当建設委員会に付託されました議案第97号工事請負契約の締結についてから議案第99号刈谷市特定公共賃貸住宅条例の制定についてまでの3議案について、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 委員会は12月13日午前10時より、委員会室において委員全員、議長、当局より市長、助役を初め関係部課長の出席を求め開催いたしました。

 付託されました案件につきましては、関係課長より説明を聞いて、慎重に審査いたしました。

 主な質疑、討論でありますが、まず議案第97号、議案第98号では、身障者用、老人世帯用の建築内容はどうかとの質問があり、車いすのまま廊下、室内に入れるようにスロープを設置、ボイラー等の給湯設備も設け、また敷居との段差を取り除き室内を平らにしているとの答弁があり、火災時の避難等の防災に留意してほしいとの要望がありました。

 また、入札制度の改善の質問があり、今年一部制限付きの一般競争入札を6件、意向確認型の指名競争入札を1件試行的に実施し、予定価格に対しての率が従来の率より低くなり、競争性が高まったと思われる。しかし、入札には期間がかかる等の難点があり、もう少し試行をしていき、今後も県、建設省の指導を受けながら、十分検討していきたいとの答弁があり、試行された入札方法も踏まえ、節税を図るという方向で積極的に改善されたいとの要望があり、以上質疑の後、議案第97号、議案第98号は、原案どおり承認することに決しました。

 また、議案第99号では、条例の第23条第1項第3号について、使用しないときの確認はとの質問があり、管理人に一任しているとの答弁がありました。

 また、同じく第23条1号、第1項第2号についての関連としまして、現在の市営住宅家賃の3カ月以上滞納者の状況についての質問があり、理由のある人で数人おり、長い人で6カ月程度の滞納者がいる。よく指導し、納付していただくよう努力していくとの答弁がありました。

 以上質疑の後、原案どおり承認することに決しました。

 結果、いずれも原案どおり承認することに決しました。

 よろしく御審議のほどお願いいたします。



○議長(鈴木重明) 

 ただいまの委員長報告に対する質疑、討論をお許しいたします。

 別に質疑、討論もないように思われますので、これにて質疑並びに討論を終結いたします。

 3議案についての委員長報告は、いずれも原案可決であります。

 これより採決いたします。

 議案第97号から議案第99号までの3議案は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(鈴木重明) 

 御異議なしと認めます。

 よって、3議案は委員長報告のとおり可決いたしました。

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 次に日程第13から日程第20まで、すなわち議案第 100号平成6年度刈谷市一般会計補正予算から議案第 107号平成6年度刈谷市水道事業会計補正予算までの8議案を一括して議題といたします。

 8議案につきましては、さきに審査を付託いたしました予算審査特別委員会の審査の経過並びに結果についての報告を委員長よりお願いいたします。

 予算審査特別委員会委員長・・・

           (登壇)



◆予算審査特別委員会委員長(長沢清之) 

 御指名によりまして、さきの本会議において予算審査特別委員会に付託されました議案第 100号平成6年度刈谷市一般会計補正予算から議案第 107号平成6年度刈谷市水道事業会計補正予算までの8議案について、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 委員会は12月8日本会議終了後直ちに議場において開催をし、付託されました案件につきましては、より慎重に審査するため、総務福祉、経済環境、建設、文教、都市開発の五つの分科会を設置し、それぞれ関係分を付託の上、審査することに決定をし、12月12日から12月14日までの3日間にわたりまして各分科会を開催し、それぞれ審査を願いました。

 さらに12月16日午前10時より、議会会議室において委員会を開催し、各分科会委員長より、分科会での審査の経過と結果を御報告願いまして、慎重に審査をいたしました結果、議案第 100号平成6年度刈谷市一般会計補正予算から議案第 107号平成6年度刈谷市水道事業会計補正予算までの8議案については、いずれも原案のとおり承認することに決しました。

 以上、よろしく御審議のほどお願いをいたします。



○議長(鈴木重明) 

 ただいまの委員長報告に対する質疑、討論をお許しいたします。

 別に質疑、討論もないように思われますので、これにて質疑並びに討論を終結いたします。

 8議案についての委員長報告は、いずれも原案可決であります。

 これより採決いたします。

 議案第 100号から議案第 107号までの8議案は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(鈴木重明) 

 御異議なしと認めます。

 よって、8議案は委員長報告のとおり可決いたしました。

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 次に日程第21から日程第24、すなわち請願第8号「骨粗しょう症」予防のために健診体制の充実を求める請願、請願第9号愛知芸術文化センター建設疑惑で県議会には 100条委員会設置、鈴木知事には退陣を求める請願、請願第11号「保育所措置制度の堅持拡充を求める意見書」の提出に関する請願及び請願第12号保育の充実を求める請願の4請願を一括して議題といたします。

 4請願につきましては、さきに審査を付託いたしました総務福祉委員会の審査の経過並びに結果についての報告を委員長よりお願いいたします。

 総務福祉委員会委員長・・・

           (登壇)



◆総務福祉委員会委員長(石川良雄) 

 御指名によりまして、さきの本会議において総務福祉委員会に付託されました請願第8号「骨粗しょう症」予防のために健診体制の充実を求める請願、請願第9号愛知芸術文化センター建設疑惑で県議会には 100条委員会設置、鈴木知事には退陣を求める請願、請願第11号「保育所措置制度の堅持拡充を求める意見書」の提出に関する請願及び請願第12号保育の充実を求める請願の4請願について、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 委員会は12月12日の午後1時より、委員会室において委員7名、議長、副議長、当局より市長、助役を初め関係部課長の出席を求め開催いたしました。

 付託されました4請願につきましては、委員会で慎重に審査いたしました。

 委員会における審査の内容を要約して御報告申し上げますと、まず請願第8号につきましては、委員より、骨粗しょう症問題は大変重要な課題であり、刈谷市も取り組んでいると思うが、特に予防という観点から、食事等の関係もあり、現在、保健センターでこの課題にどのような取り組みをしているのか説明してほしいという質問があり、当局より、近年、寝たきりとなる原因として、交通事故を除いて第1位が脳溢血、第2位が骨粗しょう症であり、全国で年間8万人程度の方が、骨粗しょう症が原因で寝たきりとなるというような報道もあります。刈谷市として、骨粗しょう症予防のため実施した事業としては、平成5年度には骨粗しょう症予防のための栄養実習、主婦の健康教室、保健推進委員の研修を各1回実施しました。平成6年度には、住民検診を各地区33会場で行い、そのときに、骨粗しょう症予防のための食事の試食やパンフレット等による啓蒙活動も行いました。また、社会福祉協議会が開催される独居老人を対象にした交流会にも保健婦が出向いて、骨粗しょう症予防のための暮らし方についての指導をしたり、女性のための健康教室で、婦人会を対象に骨粗しょう症予防のための学習ビデオ、体力測定、栄養実習等や、医師会にお願いして骨密度の測定を、一部希望者に有料で実施もいたしました。また、さきの健康福祉フェスティバルにも、保健推進委員の協力で予防のための試食や啓蒙活動を行いましたとの説明があり、委員から、当局も骨粗しょう症問題についてはいろいろと活動しているし、研究も行っているので、今後ともこの取り組みの充実を願うということでよいのではないか。また、この問題は市独自だけでなく、医師会など各諸団体の協力も必要であり、予算も必要となってくると思うし、今後とも前向きに取り組んでほしいと思うが、本請願の内容については同意できないとの意見が多く出され、起立採決の結果、起立なしにより、不採択と決しました。

 次に、請願第9号につきましては、既に県議会でこの問題に対しては合同委員会等で調査され、疑惑はないとの結論が出されているので、請願を行う必要はないとの反対意見が出され、起立採決の結果、起立なしにより、不採択と決しました。

 次に、請願第11号につきましては、保育所の設置制度の見直しは、利用契約方式の導入など、その背景や意見調整が国の方で検討中でもあるし、自由契約か現行制度かの意見の両論があり、難しい問題である。また、刈谷市の保育所職員の配置基準は国の基準と比較してもいいと思うし、また、保育の予算の増額についても、平成元年から見て40%ほども上がっており、妥当であると思うので、本請願については不採択との反対意見が出され、起立採決の結果、起立なしにより、不採択と決しました。

 次に、請願第12号につきましては、まず保育の時間延長については、3歳ぐらいまでは親の手元で、親の心のぬくもりで育てるべきだし、親の労働実態もあるが、保母の健康状態も考えると、午後6時30分までの時間延長は問題であるとか、子供の心や体のことを優先して考え、少しでも長く親が子供と接する必要があるのではないかなど、請願に反対の意見や、夏の期間は時間を延長して、冬は現状どおりでよいのではないか。したがって、本請願は継続審査としてほしいなどの意見が出されました。

 保育料の引き下げについては、特に低所得者層の保育料が近隣市と比較して高い部分があるのはどうかと思うので、この項目だけは部分採択してほしいという意見や、平成元年度以来保育料は改正していないので、今後の改正時に考慮すればよいなどの意見出されました。その他の項目についても、刈谷市の現状は妥当と考え、請願は不採択との意見が出されました。このように、本請願につきましては、継続審査、不採択、請願項目1については部分採択との意見に分かれましたので、起立採決の結果、継続審査は起立少数により否決、請願項目1については起立少数により不採択、他の項目については、起立なしにより不採択となり、以上の結果、請願第12号につきましては、不採択と決しました。

 以上、御報告申し上げたとおり、慎重に審査いたしました結果、4請願につきましては、いずれも不採択することに決しました。よろしく御審議のほどお願いいたします。



○議長(鈴木重明) 

 ただいまの委員長報告に対する質疑、討論をお許しいたします。

 29番井上和恵議員・・・



◆29番(井上和恵) 

 ただいまの報告の中の請願第8号、請願第11号、請願第12号、いずれも不採択となっております。この不採択に対して反対の討論を述べたいと思います。

 まず、請願第8号の「骨粗しょう症」予防のための健診体制の充実を求める請願、これでございますが、議論の中でも、当然この骨粗しょう症の問題は、今後の大きな課題になっていくであろう。そういう点で、行政に真剣に取り組んでもらいたい、こういうことで論議がされました。

 今、行政が取り組んでいる実態というのは、さきに述べられたように、栄養の推進だとか、健康の予防のための食事の改善の指導だとか、いろいろやっておりますけれども、その数1回が20とか50名、多くても70名。そういうような規模でありまして、この請願に出されておりますすべての女性を対象にしたというところでは、およそ、まだまだ駆け出しのところであります。こういうところに、市が推進するような行事に参加される女性の方は、そうでなくても、ごみ問題でも同じように、意識が比較的あって、自分も予防したい、そういう水準の方々で、こういう方々がふえていくことは当然いいことですけれども、私たちがねらっております、請願の趣旨がねらっておりますところは、全女性を対象にした、そういうことを訴えているわけです。それは、なぜなら、子育て中や、また子育てが終わった後の女性に多く出るこの骨粗しょう症、骨の中のカルシウムが非常に薄くなって骨がもろくなるという、こういう病気は、子育て中の婦人の中にこれが進行しているわけで、これが、あなたはどういう状態ですよということをわかって毎日の食事をするか、そういうことを意識しないでするか。ここに大きな差が出てくるわけでありまして、だから、今の市がやっております健康の診査ですね、この中に3点セットとして加えてもらいたい。これは今、国の助成がついておらないので、これにも助成をつけてもらうように国に申し入れを行ってほしい、こういうことも内容に入っておるわけであります。決して、今委員会で論議した方向や市のセンターがやっていこうという方向に矛盾するものではなくて、それを促進するという大きな意味を持っている。この点で、ぜひ議員の皆さんが時代に先駆けて行うべきだと認識するなら、この請願は当然採択すべきではないかと思います。

 ちなみに、現状認識の点で非常に不認識だなあと思いましたのは、委員の中から、刈谷市の医療機関の中に、この骨粗しょう症の検査機器をまだ持っていないんじゃないか、そういうことを発言された方がありますが、既にことしの4月から、刈谷総合病院でこの新しい医療機器を入れまして、看護婦さんを先頭に、婦人の方々に、受けてくださいと、こういう推進活動をしているわけであります。百歩譲って、刈谷総合病院が刈谷市の市民病院的病院だ、そういうことで公的助成も行っております。この病院運営から考えても、新しい近代的機器を入れて、その機器を住民に有効的に利用していただいて、そして運営を健全に、効率的に回転していく。このことのために、私たち議会は援助しているはずであります。こういう観点からいっても、一日も早く、 800万円もしくは 1,000万円相当の機器だということも聞いておりますので、全女性を対象に、刈谷市が市独自の制度として、この近代的医療機器を使って、婦人の、女性の健康推進、特に骨粗しよう症の予防に役立てるように、私は一層の努力を、議会を挙げてすべきではないかということを感じております。この点について、今度の不採択は非常に不満でありますので、皆さんが意識をあれしていただきまして、採択方をよろしくお願いをしたいと思います。

 次に、請願第11号でありますが、保育の措置制度の堅持、拡充を求める意見書。

 この論議の中でも、全国市長会で既にこれを行っているということも出されております。また、それから、年々地方の保育に対する財政負担が多くなってきている。討論の中でも、約7億円の投入をしているからこれで十分じゃないか、刈谷市はよくやっている、こういうことを言われました。これは地方自治体が努力していてよくやっていることであって、これを堅持していこうと思うと、ますます大きな財政負担を強いられるわけであります。新しいエンゼルプランとか、保育制度の改革という名のもとの見直しですね、こういうものが、端的に言いますと、栄養士が栄養献立だけ立てるけれども、実施はすベて地方自治体、材料費も賄い費も全部任せるというもので、政府が保育の献立は立てるけれども、メニューはそれぞれ選んで、その市町村で全部賄い費から材料費、人件費まで自治体が賄え、保護者負担でやりなさい、こういう基本的な考えのもとに行われている見直しであって、これは全国の市長会や多くの自治体の反対で、来年もエンゼルプランの実施は見送りとなりました。こういう中で、根本的に地方自治体と父兄に父母負担を強いる今度の見直し制度、刈谷市も、ぜひ意見書を提出するというところまで議会の意思が統一していただきたいということをお願いをしたいと思います。

 次に、請願第12号保育の充実を求める請願。

 これは、ことしも 5,020名の父母や市民の方々の請願が届けられました。ことしの暑い夏の間から、住民の間を歩いて、こういう熱心な要求がまとめられて、この議会に届けられたわけであります。この論議の中で、3歳までは親のもとで育てるべきだとか、そういう保育精神論的な議論が盛んにやられました。この子育て議論というものは非常に大切でありますけれども、百歩譲っても、今、憲法で国民の生存権が認められており、それに伴う基本的人権、その中で子供の児童憲章や福祉法が制定されたわけでありまして、3歳までが親のもとがいいから、制度としてあるべきではないということを否定するなら、これは国の制度そのものに対する議論ということでありまして、地方自治体で、今どうこうすることではありませんし、この憲法の基本的理念を覆すようなことになると思うんです。精神論で、3歳までには自分の親元がいいと言っても、ここに置くことのできない国民、子供の存在があるわけで、これを無視して刈谷の市議会が、わしの精神論はこういうふうだから、親元がいいから、これを制度として認めない。これでは、全く税制で税の賦課をしたけれども払わない、これと一緒の行為になるじゃないか。私は、そういう意味で、非常に委員会の議論が時代錯誤的なタイムスリップしたような議論だなあということを聞いておりました。男女の機会均等法も制定されまして、育児休業法もできました。いろんな形で、今少子化が進んでいる子育てを、何とか支援していこう、こういう大きな世論の中で、刈谷の市議会は、逆にこういう働きながら子育てをする家庭を援護するどころか、そういう人たちの足を引っ張るような議論が盛んにやられていたということを、私は残念に思いました。

 一つ一つの請願項目は当然の内容でありまして、特に時間延長の問題、反対された議員がございますが、これは当局ももう真剣に考えなくちゃいけない、こういうところにきているわけで、国もそういう意味で、大きな世論に押されて、延長保育、夜間保育、休日保育、そういうことも慎重に考えなくちゃいけないというところまできて、向こう5年間の短期計画というものを出して、地方自治体にも、そういう方向で推進しなさい、こういうことが間もなく指示が来ると思うんです。そういう政府の遅まきながらの重い腰を上げてきた、そういうことについても、地方自治体が足を引っ張るような請願の否決という、私はこういう結果は非常に残念だと思いますので、本会議におきまして、これを採択方をよろしくお願いしたいと思います。

 以上三つの反対の討論とさせていただきます。



○議長(鈴木重明) 

 26番久野金春議員・・・



◆26番(久野金春) 

 私は、請願第9号愛知芸術文化センター建設疑惑で県議会が 100条委員会の設置、鈴木知事には退陣を求める請願、これが先ほど委員長報告がありましたけれども、不採択という残念な結果になったわけでありまして、私は、ぜひ採択をすべきだと強く感じているんで、不採択に反対をいたします。

 私も、委員会を傍聴をさせていただきましたが、採択の主張を述べた方は一人もいらっしゃいませんでした。地方政治が今大変な状況になっている。特に愛知の県政は非常に問題が多い。清潔、公正な、やっぱり地方政治を打ち立てていくということが議員の責務であるし、当然、そういう点では、今の県議会の状況を見過ごすことなく、やっぱり変えるべきは変えるという方向で、議会の声を上げていくべきだと考えますが、いまだ道遠しという失望感を禁じ得ませんでした。

 今、方々で市民の声をいろいろ聞きますけれども、大変皆さん方が今の県政に失望し、怒りを持っていらっしゃるわけですね。鈴木知事の片腕ともいうべき奥田前副知事が 2,000万円建設業者から受け取っていた事件は、御承知のように、名古屋地裁で有罪の判決を受けているわけですね。裁判の中でも、愛知芸術文化センター建設工事を請け負っていた大成建設など9社のジョイントベンチャー、ここが求めた29億円の追加契約、追加工事、これの中で、これが赤字補てんであり、奥田前副知事にはそういう謝礼の意味も込めてあったと、地裁の判決は述べているようであります。県当局は、県議会に対して、設計変更だと、赤字補てんではないと盛んに説明してきたわけでありますが、地裁の判決は、やっぱり赤字補てんの疑いが大きいというふうに言っているんですね。もし赤字補てんということならば、議会と県民をだまして、ゼネコンの便宜を図るために県民の税金をつぎ込んでおったということになるわけであります。県議会でも調査委員会がつくられましたが、どうも形だけの審議で、私に言わせれば、わかったようなわからないような結末で、基本的な疑惑が解明できなかったんじゃないかというふうに思うわけです。結局、今の知事が関係しておったのかどうかと、そのあたりに焦点が移ってしまって、結局知事は関係ないと言っているんだから関係ないんじゃないかという幕引き、そうして、それを待っておったように、鈴木知事が4選に向けて立候補を宣言すると。そして日本共産党を除くほかの政党が一気に推薦に立ち上がると、こういう経過だったと思うんです。

 奥田副知事は、新聞紙上によると、30億円近い予算を組んだんだから、知事が予算の中身を知らないわけがないというふうに述べたそうでありますが、知事は、まるで他人事のように、奥田も、あれもかわいそうな男だ、というようなことで、ばっさり切り捨てているという新聞記事であります。

 皆様御承知のように、奥田副知事は、今の鈴木現知事が任命権者になって任命した特別職です。いうならば知事さんの右腕と言ってもいい存在なんですね。知事が仮に知らなかったとしても、特別職が逮捕されて有罪判決を下されるというような状況ならば、社会的な道義的責任も当然負わなければならんと思うんですよ。例が悪いかもしれませんが、もし刈谷市で、市長が任命なさった助役が賄賂の疑いがあったと、有罪判決を受けたと、こういう状況になれば、当然、市長は、一連託生ではないにしても、道義的責任を感じて進退伺いを出すと、残された任期だけは務めさせてくれと、4選はしかしあきらめるよ、と言うのが、僕は人間的な常識ある態度だと思うんですよ。ところが、今回はそうじゃない。あれもかわいそうな男だと、こう言ってばっさり切って、自分だけは清廉潔白と、こんなような態度は、私は全くけしからんと思うんですね。しかも、今になって、よくもしゃあしゃあ言えたもんだけれども、李下に冠を正さずと、こんなことを言っていらっしゃるけれども、起こったことについて、どういう責任を取るのかと、これが県民の私は声だと思うんですね。しかも、今回の問題はそれだけではない。県知事が海外へ研修視察なんかに行ったときに、それぞれの部で予算を切り詰めて隠し金をつくって、選別金として贈っておったと、こんなことを新聞でいっているんじゃないですか。しかも、こういう県政をチェックすべき議会が、空出張をしておったというような問題、さらに、お互いの後援会に政治献金を出し合って空献金をして脱税をしておると、こういうことでは、私は、県政のチェックがほんとにできるのかと、こういうふうに思わないわけにはいかないわけですね。県民不在の県政。しかも、こういう鈴木県政を、日本共産党を除いてオール与党になってみこし担いでいくと、これじゃあ県政のチェックなど不可能ですよ。赤信号みんなで渡れば怖くない。こういうことじゃないですか。私は、こういう点から見ても、私は4選は当然やめてもらうべきだということを、市民を代表して刈谷の市議会も声を上げるべきじゃないかと、刈谷市議会ここにありと、そういう意気込みを、4選阻止、知事やめなさい、という形で上げていくべきだと、そのことを多くの市民が願っているというふうに思います。

 しかし、結局、委員会ではだれ一人採択の声を上げることなく、私に言わしむれば、赤信号みんなで渡れば怖くない、こういうことで、なれ合い県政を許していくということについて、強い怒りを覚えるわけであります。せひ皆さん方の良識と勇気ある判断で、刈谷市議会の意気込みを示していただきたいということを心から強く願って、不採択に対する反対討論といたします。



○議長(鈴木重明) 

 ほかに質疑、討論もないように思われますので、これにて質疑並びに討論を終結いたします。

 4請願についての委員長報告はいずれも不採択であります。

 これより採決いたします。

 請願第8号、請願第9号、請願第11号、請願第12号の4請願は、委員長報告のとおり決するに賛成のお方は御起立を願います。

           〔賛成者起立〕



○議長(鈴木重明) 

 起立多数と認めます。

 よって、4請願は委員長報告のとおり決しました。

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 次に日程第25、すなわち請願第7号私学助成の強化と市独自の授業料助成の増額をもとめる請願を議題といたします。

 本請願につきましては、さきに審査を付託いたしました文教委員会の審査の経過並びに結果についての報告を委員長よりお願いいたします。

 文教委員会委員長・・・

           (登壇)



◆文教委員会委員長(近藤拓治) 

 御指名によりまして、さきの本会議において文教委員会に付託されました請願第7号私学助成の強化と市独自の授業料助成の増額をもとめる請願につきまして、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 委員会は12月13日午後1時より、委員会室において委員全員、副議長、当局より市長、助役、教育長を初め関係部課長の出席を求めて開催をいたしました。付託されました請願につきましては慎重に審査をいたしました。

 委員会における審査の内容を御報告申し上げますと、本請願については、教育の機会均等等をできるだけ図っていくという立場から極めて妥当ではないか。また、基本的には国、県が行っていただくものではないか。また、本市における私学助成制度については、この制度が創設されて以来、1人年間 6,000円ということで、これまで増額されておらず、近隣各市と比較しても最低の額である。また、財政的にも大きな負担を強いるものではなく、当局においては前向きに検討いただきたいとの意見を含め、採択すべきとの意見がありました。

 以上、慎重に審査いたしました結果、簡易採決により採択することに決しました。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(鈴木重明) 

 ただいまの委員長報告に対する質疑、討論をお許しいたします。

 別に質疑、討論もないように思われますので、これにて質疑並びに討論を終結いたします。

 本請願に対する委員長報告は採択であります。

 これより採決いたします。

 本請願は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(鈴木重明) 

 御異議なしと認めます。

 よって、本請願は委員長報告のとおり決しました。

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 次に日程第26及び日程第27、すなわち議員提出議案第6号坂本弁護士一家拉致事件の捜査についての意見書、及び議員提出議案第7号私学助成の充実に関する意見書の2議案を一括して議題といたします。

 2議案の朗読は省略し、直ちに提出者代表より説明を願います。

 12番長沢清之議員・・・

           (登壇)



◆12番(長沢清之) 

 提出者を代表いたしまして、意見書案文の朗読をもって趣旨説明にかえさせていただきます。

 坂本弁護士一家拉致事件の捜査についての意見書

 横浜弁護士会所属の坂本堤弁護士一家が、平成元年11月4日、何者かに拉致され行方不明となって既に5年が経過した。

 この事件は、幼児を含め家庭全員が何者かに拉致されるという極めて異状な事件であるとともに、基本的人権の擁護と社会正義の実現を使命とする弁護士の活動を暴力によって妨害した事件であると考えられる。

 この事件発生以来、全国の警察、多数の市民、弁護士らが救出のための懸命の努力を続けてきたにもかかわらず、事件の真相解明には至っていないのが現状である。事件発生から長期間が経過し、一家の生命に危険が差し迫っていると考えられ、このまま事件を未解決のまま終わらせることは、市民の人権を擁護する弁護士の活動を阻害し、ひいては我が国の司法制度や民主主義を大きく後退させることになりかねない。

 よって、政府におかれては、より一層充実した捜査体制の下、強力かつ迅速な捜査を継続し、一刻も早い坂本弁護士一家の救出と、事件の真相解明に当たられるよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

 平成6年12月19日

                             刈谷市議会

 次に、私学助成の充実に関する意見書

 私立学校は、国公立学校とともに、国民の教育を受ける権利を保障する上で重要な役割を担っており、国においても、私立学校振興助成法を制定し各種助成措置を講じてきたところである。

 しかし、長引く不況のもとで、私学に通わせる父母の経済的負担はもはや耐えがたいものになっている。また、生徒急減期を迎えて私学経営が一層困難になり、父母負担の増大や教育水準の低下なども危惧されている。

 このような私学を取り巻く厳しい状況の中で、国は、平成6年度予算において私立高等学校経常費助成補助金を削減し、減額分は地方交付税で措置することとした。地方交付税は使途を特定しない一般財源であり、こうした補助金の一般財源化は、私立学校振興助成法に基づく私学助成制度の根幹を揺るがしかねない。また、時の財政事情に左右されない教育施策の推進こそが望まれている。

 よって、政府におかれては、国の責務と私学の重要性にかんがみ、私立学校振興助成法に基づく国庫補助制度を堅持するとともに、国庫補助金の一般財源化を行わず、私立高等学校経常費助成補助金の一層の充実を図られるよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

 平成6年12月19日

                             刈谷市議会

 どうか、皆様方の満場の御賛同をいただきますようよろしくお願いを申し上げます。



○議長(鈴木重明) 

 ただいまの説明に対する質疑、討論をお許しいたします。

 別に質疑、討論もないように思われますので、これにて質疑並びに討論を終結いたします。

 この際、お諮りいたします。

 2議案は、会議規則第36条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(鈴木重明) 

 御異議なしと認めます。

 よって、2議案は委員会付託を省略することに決しました。

 これより採決いたします。

 議員提出議案第6号及び議員提出議案第7号の2議案は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(鈴木重明) 

 御異議なしと認めます。

 よって、2議案は原案のとおり可決いたしました。

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 以上で、本日の議事日程は全部終了いたしました。

 これをもって、平成6年12月刈谷市議会定例会を閉会いたします。

                             午後11時08分 閉会

地方自治法第 123条第2項の規定により、ここに署名する。

          刈谷市議会議長 鈴木重明

          刈谷市議会議員 神谷貞明

          刈谷市議会議員 渡辺金也