議事ロックス -地方議会議事録検索-


愛知県 刈谷市

平成 6年  6月 定例会 06月07日−01号




平成 6年  6月 定例会 − 06月07日−01号







平成 6年  6月 定例会



議事日程第8号

                           平成6年6月7日(火)

                             午前10時 開議

日程第1 会期の決定について

日程第2 一般質問

日程第3 報告第3号 刈谷市土地開発公社経営状況について

日程第4 報告第4号 平成5年度刈谷市一般会計継続費の繰越しについて

日程第5 報告第5号 平成5年度刈谷市一般会計繰越明許費の繰越しについて

日程第6 報告第6号 平成5年度刈谷市公共駐車場事業特別会計継続費の繰越しについて

日程第7 報告第7号 平成5年度刈谷市下水道事業特別会計繰越明許費の繰越しについて

日程第8 議案第46号 土地の買入れについて(養護老人ホーム等建設用地)

日程第9 議案第47号 工事請負契約の締結について(都市下水路築造工事)

日程第10 議案第48号 工事委託協定の締結について(こ道橋新設工事)

日程第11 議案第49号 工事請負契約の締結について(かりがね小学校大規模改造(建築)工事)

日程第12 議案第50号 土地の買入れについて(刈谷市総合運動公園用地)

日程第13 議案第51号 平成6年度刈谷市一般会計補正予算(第1号)

日程第14 議案第52号 平成6年度刈谷市下水道事業特別会計補正予算(第1号)

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

本日の会議に付した事件

 1 会期の決定について

 2 一般質問



質問 順位
議席 番号
氏  名
  件                  名


 1
 9
月脚治隆
1 男女共同参画型社会の実現について  (1) 女性問題懇話会の設立について  (2) 女性の登用推進要綱の策定について  (3) 女性に関する行動計画の策定について  (4) 女性市職員の管理職登用について


 2
29
井上和恵
1 生きがいセンターの分館構想について  (1) 南北の地域に生きがいセンターの分館を設置し、高    齢者の余暇利用を促進することについて


 3
 2
井上 勉
1 各種審議会のあり方について
 (1) 現在の設置数と会議開催状況について  (2) 委員の選出基準について  (3) 公聴会方式の採用について 2 議会答弁の用語について  (1) 検討、研究、勉強の違いについて


 4
 6
佐原祐三
1 第49回国民体育大会について  (1) プレ国体の成果について  (2) 本大会の観客動員について  (3) 本大会の当市のPRについて  (4) 宿泊施設について


 5
26
久野金春
1 カキツバタ群落周辺対策について  (1) 見学者の駐車場対策について  (2) 案内標識について  (3) 見学者の散歩道について  (4) 竹林増加について  (5) その他


 6
10
渡辺公造
1 土地対策懇話会について  (1) 土地対策懇話会の活動経過と現状について  (2) 土地対策懇話会の今後の活動方策について  (3) 大津崎地区工業用地について 2 住宅政策について  (1) 中堅所得者層向け賃貸住宅について  (2) 市営住宅の整備・改良について 3 明治用水上部利用事業について  (1) 今後の延伸、事業内容等について



     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

出席議員(32名)

     1番 岡本博和        2番 井上 勉

     3番 川合友治        4番 星野雅春

     5番 藤井 理        6番 佐原祐三

     7番 佐野泰基        8番 杉浦世志朗

     9番 月脚治隆       10番 渡辺公造

    11番 神谷貞明       12番 長沢清之

    13番 岡田正之       14番 長谷川稔明

    15番 近藤 勲       16番 宮田 鈞

    17番 渡辺金也       18番 水沢利雄

    19番 稲垣鍵一       20番 伊藤直樹

    21番 石川良雄       22番 遠藤時彦

    23番 加藤和義       24番 鈴木重明

    25番 近藤拓治       26番 久野金春

    27番 近藤天海       28番 本多耕三

    29番 井上和恵       30番 伊藤達夫

    31番 酒井 博       32番 野村彦次

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

説明のため議場に出席した者(28名)

   市長        角岡 与   助役        青木くに雄

   収入役       山岡種臣   教育長       近藤啓七

   市長公室長     小山栄俊   総務部長      稲垣健允

   市民部長      近藤尚道   福祉部長      江坂素一

   経済環境部長    水藤義一   建設部長      林  尚

   都市計画部長    清水逸男   開発部長      渡辺恒夫

   水道部長      谷 健次   消防長       戸田勝三

   教育部長      三浦俊正   国体事務局長    西口俊文

   企画課長      竹中良則   人事課長      早川 守

   庶務課長      杉浦功一   福祉部次長兼    沓名 薫

                    高齢者対策課長

   商工課長      浅井 卓   土地改良課長    正木弘二

   建築課長      今泉満房   都市計画部次長兼  近藤準市

                    公園緑地課(総合

                    運動公園事業室)長

   教育委員会庶務課長 竹本 勲   学校教育課長    守川欽二

   社会教育課長    土井直次   国体課長      岡田浩之

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

職務のため議場に出席した事務局職員(7名)

   議会事務局長    岡田猛雄

   議会事務局長補佐  沢田万寿男

   副主幹兼庶務係長  鈴木哲雄

   副主幹兼議事係長  中田勝移

   主査        大中隆志

   主査        石川敏彦

   書記        加藤隆司

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

                             午前10時00分 開会



○議長(本多耕三) 

 ただいまから平成6年6月刈谷市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。

 会議規則第 116条の規定により会議録署名議員に8番杉浦世志朗議員、22番遠藤時彦議員を指名いたします。

 次に、本日の議事日程は、過日御送付いたしました議事日程表のとおりでありますので、御了承を願います。

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 これより日程に入ります。

 日程第1、すなわち会期の決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、本日から17日までの11日間といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(本多耕三) 

 御異議なしと認めます。

 よって、今期定例会の会期は11日間と決定いたしました。

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 この際、市長より本定例会に提出されました諸議案の大綱について説明のため発言を求められておりますので、これをお許しいたします。

 市長・・・

           (登壇)



◎市長(角岡与) 

 本日ここに、平成6年6月定例市議会の開会に当たり、提案しております諸議案の大綱について御説明いたします。

 本定例会に提案しております議案は、報告案件5件、単行議案5件、予算議案2件、合わせて12件の御審議をお願いするものであります。

 まず報告案件でありますが、刈谷市土地開発公社の平成5年度経営状況、継続費の繰越し計算書については、一般会計において、(仮称)刈谷市産業振興センター建設事業、浜田排水機場改修事業、第2期新上納住宅建設事業、(仮称)半城土中町住宅建設事業。特別会計において、相生駐車場建設事業であります。

 また、繰越明許費繰越し計算書については、一般会計において、単独水環境整備事業を初め18事業及び下水道事業会計において重原処理分区公共下水道事業を初め2事業であります。

 単行議案でありますが、土地の買入れについては、養護老人ホーム等建設用地及び刈谷市総合運動公園用地として刈谷市土地開発公社から買い入れることについて、工事請負契約の締結については、東刈谷町ほかの都市下水路築造工事、築地町のかりがね小学校大規模改造工事について、工事委託協定の締結については、矢場町ほかのこ道橋新設工事について、それぞれ議決をお願いするものであります。

 次に予算議案でありますが、今回お願いいたします補正予算額は、一般会計6億 7,820万 5,000円、特別会計1億 6,400万円、合計8億 4,220万 5,000円を追加するものであります。

 一般会計の歳出について御説明申し上げます。

 3款民生費において、寄附金を充当して地域福祉基金積立金181万 4,000円、8款土木費において、刈谷駅南口周辺整備事業用地購入費2億 3,170万 8,000円、10款教育費において、寄附金を充当して刈谷市奨学会補助金 100万円、中央図書館図書購入費20万円、12款公債費において、平成2年度及び平成3年度の無利子貸付金でありますが、NTT事業貸付金について、繰上償還元金4億 4,348万 3,000円であります。

 以上が概要であり、補正後の予算額は 440億 6,599万 8,000円となります。財源につきましては、国庫支出金、寄附金及び都市開発基金からの繰入金であります。

 次に特別会計でありますが、下水道事業特別会計において、NTT事業貸付金について、繰上償還元金1億 6,400万円であります。

 これにより、各会計の補正後の総予算額は 654億 8,704万 2,000円となります。今回もまた多数の方々から御寄附が寄せられました。ここに感謝の意を表するとともに、御意向に沿って有効に活用させていただきます。

 以上が今回提案しております諸議案の概要でありますが、議事の進行にあわせて部長等から説明いたしますので、御審議の上、原案に御賛同賜りますようお願いを申し上げ説明を終わります。ありがとうございました。



○議長(本多耕三) 

 市長の説明は終わりました。

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 次に日程第2、一般質問を行います。

 質問順序表により順次質問をお許しいたします。

 9番月脚治隆議員・・・

           (登壇)



◆9番(月脚治隆) 

 おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、早速質問に入らさせていただきます。

 男女共同参画型社会づくりの実現に向けて、刈谷市の基本的な考え方、基本的な構想について、お伺いをいたします。

 我が国は、敗戦後の日本国憲法において、恒久平和、そして基本的人権の尊重、また主権在民を基本理念として、男女の関係についても、個人の尊厳と本質的平等に立脚すべきであることを明らかにしているところでございます。

 昨年の世界人権会議では、女性の完全かつ平等な参加並びに性別に基づくあらゆる形態の差別の根絶を、国際社会の最優先的目標であるとのウイーン宣言がなされたところでございます。

 ことしは国際家族年、明年1995年は国連設立50周年、そして国際女性年、国際婦人年から20周年目に当たります。第4回世界女性会議がアジアの地北京において、平等・開発・平和への行動をスローガンに、開催の予定であります。

 一方、日本の動きは、世界の動き、国連の動きに追従して、昭和50年に婦人問題企画推進本部が設置されています。そして、昭和52年に国内行動計画の策定、昭和60年に女性差別撤廃条約の批准をいたしました。昭和62年に、西暦2000年に向けての新国内行動計画を策定、その後平成3年に、同じく西暦2000年に向けての新国内行動計画の第1次改定の策定がなされるところであります。

 総理府発表の平成3年7月12日付の西暦2000年に向けての新国内行動計画の第1次策定における内容を見ますと、国は、平成3年度から5年間で、女性委員の政策、方針決定への参画促進について、委員の割合を総体で15%目標としております。そのために、地方公共団体等に対する要請事項の中でも、各種審議会委員等への新たな目標を設定して、女性の登用を図るよう指導いたしております。

 愛知県の目標は、平成12年度までに20%を目指しております。また、名古屋市では、既に本年3月の時点で19.8%までになっております。そして、平成7年度までに20%を超えて、平成12年度までに3分の1以上までに促進することを目標としております。

 また、お隣の大府市では、平成12年度までに20%目標としておりますし、そして、大府市の審議会と委員への女性の登用を積極的に推進できるよう、本年3月に、大府市女性問題懇話会より、大府市女性登用推進要綱をまとめて、市長へ提言しております。なお、愛知県は、昨年要綱を定めておるところでございます。

 我が国が初めて民主主義の風を受け、戦後世代は、親の世代を反省の鏡とし、自立する女性を目指しました。男性に依存しない経済的自立、精神的自立、そして経済的自立であります。

 1990年代の女性は、親の世代に比べれば、家族と社会の支えをさらに増して学んでおります。職業に就くこと、その他さまざまな社会的活動やスポーツ、趣味をみずから選び取り、みずからの責任で行動し、それぞれの役割を果たす機会と条件に恵まれているようでありました。しかし、可能性が広がるに従って、また新しい障害があります。結果の平等、待遇の平等など、まだまだ十分ではない点があります。生命の再生産により深くかかわる女性の長所を、男は仕事、女は家庭という性別役割分担に固定化し、男女の実質的平等の確立を妨げています。男性もまた、企業人間に閉じ込められて、家庭や地域という生活の場を含めた人間としての自立、開発が不十分なままでありまして、女性問題は、視野を広げれば、理解を深めれば、それはまた男性問題でもあるわけであります。

 国の内外で経済大国、日本への期待が大きい現代、自然と人間の共生を希求し、すべての人に優しいまちづくりを進め、さらに性別役割分業を見直し、新しい未来社会を、市民の声に基づいて形成すべきであります。自立を進め、女性と男性が家庭と地域と社会を自治能力を高めつつ、調和のとれた生活にすることは、21世紀を目前にしての責務であります。

 女性、男性の連帯が、すべての人が輝くまちを築いていくことが、今後も望まれているところではないでしょうか。したがって、女性問題は、女性を対象とした意識変革や支援体制、また環境整備だけではなく、男性をも対象としたあらゆる場面での意識変革こそが、最大の課題ではないかと思います。そこで、あらゆる場面での男女の意識改革を行うためには、行政のほぼ全領域にかかわる広範囲の施策が必要であります。

 縦割り行政を刻し、関連部署が共通の基本的確認のもとに、総合的に推進する体制の整備が望まれます。さらに、市職員全員が男女平等について十分な理解をして、みずからの意識変革ができているのかが問題であります。建前だけではなく、生活に根ざした本音の部分での意識改革が必要となってきています。

 それでは、刈谷市の男女共同参画型の社会づくりについてはどうなっているのでしょうか。そのものずばりの計画はないように思いますが、第5次総合計画を読んで、その中の基本構想の推進に当たっての文章の中に、次のように書いてあります。

 本市の基本構想のもとに数多くのプロジェクトを推進してまいります。その中には、これまでの社会常識や価値基準を超えるものがあるかもしれません。しかし、冒険を恐れていては進歩はありません。ときには古いものを捨て去り、新しいものを受け入れる勇気を持つことも必要です。まちづくりの最大の課題は利己主義の克服です。人に優しい快適産業文化都市実現という大きな目標のためには、個人や組織の自己誘導的な考え方を排除し、すべての市民のすべての組織が協調し、一体となってまちづくりを進めなければなりません。

 とあります。人に優しい快適産業文化都市を実現するためにも、男女共同参画型社会をどのように取り組んでいくのか、当局の基本的な考え方、構想についてお伺いいたしまして、第1回目の質問を終わります。



○議長(本多耕三) 

 市長公室長・・・



◎市長公室長(小山栄俊) 

 全般的のことでございますので、私の方からお答え申し上げたいと思います。

 おっしゃいましたように、国際婦人年、あらゆる分野に男女が共同して参画し、個性豊かに充実した男女共同参画型社会の実現は、重要な課題として、国の総理府が取り上げております。このことはよく認識しております。愛知県の方でも、昭和51年に総務部に青少年女性室を設置しております。

 刈谷市の方では、昭和62年でございますが、青少年婦人係を教育委員会に設置し、これは平成5年に青少年女性係と名前を変えておるわけでございます。いろいろ御意見おっしゃいましたことは、一々ごもっともでございます。特に、総合計画のこともございますが、総合計画の中では、おっしゃいましたように、男女を特に区別して、項目を設けて作成されているということではございませんので、まず御理解いただきたいと思います。したがって、女性を取り上げての項目はございませんが、直接的な表現はございませんが、先ほども御紹介かありましたように、全体的には、女性行政を考慮して策定されたものであると思っております。

 女性行政につきましては、日常生活と密接に関連しておりますので、女性の関係深い事業を行っております部署とこれから連絡調整をとり、総合的に展開するように努力をしてまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(本多耕三) 

 9番月脚治隆議員・・・



◆9番(月脚治隆) 

 基本的な考え方をお聞きしたわけですので、基本的な考え方について御答弁になっていただいたと、こう認識をしますけれども、先ほどからいろいろお話をさせていただきました。また、一般質問する前にも、当局との打ち合わせの中でありまして、これは打ち合わせというのはおかしいですけれども、答弁が文教委員にかかわる問題ではないかといいますのは、先ほど話がございましたように、社会教育課青少年係にこの質問の項目が入るんではないかという話がありまして、そういった中で、調整というのは、そういう形で、ぜひ私としては、これは社会教育課ではなくて、あくまでも市長公室長の立場の中で、企画課として答弁を願いたい、こういうことで話をしたわけでございますけれども、そういうことで御答弁をいただいたと感じております。

 先ほどからるる申しましたけれども、第5次総合計画の中を私も読みまして、本当にないわけですね、具体的な話は。言葉の中には、それはまちづくり、人づくりには、ほんとにともに一緒になってつくっていかにゃいかん。だけども、一たん、ではどういう形でとなると、ほんとにないわけですね。先ほど話しましたように、政策を決定するような場所、一つ言えば各種の審議会、各種の諮問機関、そういったところへの女性の参画、参加を具体的にうたわないと、実質的には、この女性参画型の社会が一歩も前に進まないというのが、私は考えるわけです。先ほど、大府市の例を出しましたけれども、やはりそうだと思うんですね。具体的に、やはり、そういう政策決定の場所に、確かに刈谷市では、いろいろなアンケートだとか、また市政調査だとか、あるいは市政のモニターだとか、かなり婦人各界へのそういう御意見も聞かれておりますけれども、最終的には、やっぱり政策を決定するような場所、要するに各種の審議会。私も先回、三つの審議会へ出ましたけれども、ほんとに女性の参加というのは微々たるものなんですね。もう来年で50周年ということで、半世紀がたつんです。新しい憲法の中で男女平等をうたっておりますけど、まだまだ男女平等の社会はつくられていない、開かれていない。それをどうするかと言われたら、やはり、私が申したように、そういう政策決定の場所へきちっとした女性の参加を求めていく、場所を与えていく、そういったまた要綱をつくっていく。それでなくては、私は、進まないのではないかとこう思うんですね。

 総合計画の中には、確かに文章の中には、そういった市民総参加のまちづくりというのはうたっておりますけれども、じゃあ、その具体的になると一つも進んでいない、進まないというふうに私は思って、今回、そういったことも含めて質問をしたいなという感じでおるわけであります。

 特に、先ほど、国、県、それからお隣の大府市の例を挙げましたけれども、やはり、それに基づいて、刈谷市も一歩でも前進をしていただきたいと思います。だんだん戦後の社会の中で女性の参加もふえております。これは事実でありますし、これからもさらに進んでいくことは確かでありますけれども、やはり、それをどこがリーダーをとっていくか。やっぱり、行政がきちっと参画型の社会を導いていく。そこに企業も、また地域も、そういう道をともに開かしてくれる、また開いていけれる、そういう結果になるのだと思います。そういう点で、ぜひやっぱし行政が、やはり、その自治体のやっぱりリーダーとなっていくべきで、そのためには、やはり、ただ抽象論で書くんではなくて、一つでも二つでも、やっぱり、そういう中に織り込んでいく、そういうものを私は望むわけであります。

 それでお聞きしますけども、各種の審議会、いろんな審議会がありますけれども、その中へはいろんな制約もあります。もちろん、条約とか規則に基づいた選考基準がありまして、そういうものを一つずつ変えていかないと、女性の各種審議会また附属機関委員への登用は難しいと思うんですけれども、そういった各種の審議会、そこへの条例、規則の改正等今後の取り組み方について、2回目にお聞かせを願いたいと思います。



○議長(本多耕三) 

 市長公室長・・・



◎市長公室長(小山栄俊) 

 審議会等の女性の登用でございます。審議会いろいろございまして、審議会と言わず、協議会だとか推進会議だとかいろんな会議もございます。私どもとしては、そういった会議にできるだけ女性を登用していこうという基本的な考えはございます。しかしながら、やはり、そういう審議会は、各層のいろんな方の代表の方がお集まりになって御意見を述べられるということでございますので、その中で、女性の適格者、適任者があれば、女性になるべく登用するということは考えておりますが、現在、女性は全体で、私どもの審議会の中では大体4%ぐらいではないかというふうに思っておりますので、先ほどおっしゃいました数字とは大分かけ離れておるということを認識しておりまして、先ほど言いましたように、機会があれば女性は登用していきますが、特に女性だからとか、男性だからというような差別は余りしていないつもりでございますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。



○議長(本多耕三) 

 9番月脚治隆議員・・・



◆9番(月脚治隆) 

 最後の質問でございますけれども、特別に女性を差別していないと言いますけれども、それでは、先ほどちょっと述べましたけども、条約、条例、規則等による選考基準を変更すれば、さらに一歩でも二歩でも女性の各種の審議会のメンバーが、委員がふえるのではないかと思うんですけれども、そこら辺の考えはあるのでしょうか。

 多分、現在の条例とか規則をもとにおける選考ですと、多分女性のそういう各種審議会に対するメンバーはふえないと思いますけれども、それを一つずつ、規則、条例の改正をしていけば、もっと私はふえる、ふやせれると思うんですね。一つの例を、いい例かどうかわかりませんけれども、やはり、女性でなけれはわからないというですかね、そういう視点というのはたくさんあるんですね。例を出していいかわからんけれども、一つの例ですけれども、私は、これ2週間ほど前、総合運動公園の近くの方が20人ほど集まってみえるので、ちょっと総合運動公園の今後の予定だとか、あれからについての話をしてほしいということでありましたので、飛んで行きまして話をしました。その話は大分盛り上がったんですけれども、その後、最後に帰るときに、一人の御婦人が、大きい公園もいいけども小さい公園が欲しいんだよと、やはり、すべり台だとかぶらんこのある公園が欲しいんだよ、こう言われてまして、私も、半分がっかりしたわけであります。ぜひ、その総合運動公園の中にもぶらんこやすべり台が欲しいですかと言ったら、欲しいですねと、こういう話ですね。これは女性の小さい子供さんをお持ちの方というのは、そういう考えというものがあるわけですね。やはり、男性ではわからない、その人の立場でなければわからない、弱者といいますかね、障害者と言われますけれども、そういった人のお考え。そういった各層の意見を聞くには、やはり、その政策決定の場所に出さないと、いろんな各種のそういうモニターだとか、また、そういう市民アンケートをとっても、それは政策決定の場所ではないわけですね。きちっと政策が決定できるような場所に、各種のそういう人が出れるような、そういう条例、規則の改正をやらないと、いつまでたっても堂々めぐりなんですね。ほんとに、これからまちづくりをやっていくには、それこそ、やっぱり各層の出ていただく方がいないと。いつまでたっても、男性社会でリードしていっては、そこはやっぱり限界があります。どれを一つとってもそうですね。福祉問題もそうですね。これから福祉についても、ほんとに女性の方か参加しなけれは、家庭でのそういう活動はできないし、また、ごみ問題もそうですね。ほんとに、地域でごみを出しているのは御婦人である。そういう方々の参加をして、いろんなそういう声を上げますこの審議会ですね、都市計画審議会だとか、特別土地保有税審議会だとか、いろんな交通安全、すべてのそういう審議会、また各種委員会に出ていただいて、その中で、やはり決定ができるような、そういう場所を与えていく。私は、そういうときに来ていると、こう思うんであります。来年は選挙の年でございますけれども、最後でございますから、ぜひ市長から、そういう男女参画型社会のつくりについて、刈谷市のこれからの取り組み、基本的な考え方で結構でございます。本当に市民各層の御意見を取り入れてやっていくという気持ちがあるのかどうか、そういった基本的な考えで結構でございますので、お伺いをいたしまして、私の質問を終わります。



○議長(本多耕三) 

 市長・・・



◎市長(角岡与) 

 私も、今、月脚議員がおっしゃいましたけれども、どちらかというとフェミニストといいますか、女性崇拝論者でもないですけども、できるだけ登用していきたいというふうに考えております。ところが、いろいろ叫ばれておる中ででも、実際に公的な立場へ出て来る女性の人たちは非常に少ない。今、開放型になってまいりまして、いろんなあれは女性の方が見えるわけですけれども、公的な立場で活躍できる女性というのは、いろいろ私どもも、例えば、前の委員さんのときでも、いろいろ物色したけれども、なかなか難しいわけです。例えば、庁内ででも同じことが言えると思いますけれども、今までの制度の中で、重要なポストヘ女の人たちが携わっている分野というのは少ないわけですね。ですから、そういう意味で、やってもらえればできるし、できる人たちもたくさんいると思うんですけど、なかなかそういう形で浮かび上がってこない、やっぱり事情というのがありまして、私ども、常に女の人の数が少ない、いろんな面で少ないから、いい人はないかということで、いろいろ検討させていただいておりますけれども、そういうふうに、非常になかなか難しいということにはぶつかっておりますが、今後、今、先生のおっしゃいましたように、月脚議員さんの言われましたように、女性を引き立てといいますか、社会的な活躍の場といいますか、そういった場所をつくっていくべく努力をしてまいりたいと、かように思っておりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(本多耕三) 

 29番井上和恵議員・・・

           (登壇)



◆29番(井上和恵) 

 29番の井上和恵でございます。議長のお許しを得て、早速質問させていただきます。

 まず、生きがいセンターの分館構想について質問をいたします。

 平成6年度の施政方針、また予算大綱説明の中で、角岡市長は、心やすらぐ暮らし、豊かな福祉、医療の充実を掲げ、人生80年の長寿社会が到来し、すべての市民が、生きがいを持ち、安心して生涯を過ごせる社会づくりが求められております。そのためには、刈谷市老人保健福祉計画に基づき、地域の特性に合った高齢者福祉の充実、生活環境整備、健康づくりなどを推進し、寝たきりにしないことを目指したきめ細かな福祉施策の充実を図ってまいります。と述べております。

 高齢化時代を迎え、寝たきりになりたくない、家族に寝たきりをつくりたくない、こういう思いは、市民共通の願いとなっております。刈谷市老人保健福祉10か年プラン作成に先駆けて行った高齢者生活実態調査の中でも、一般高齢者のうち、定年後も仕事を持って就労していると答えた人は36%、その中で、働く理由として、何を目的にして働いているかという設問に対し、働くことは健康によい、生きがいになると答えた人が38%を占めております。

 刈谷市は、昭和54年から、高齢者の就労の機会をと、高齢者能力活用事業、シルバー人材センターの活動を行っております。高齢者の豊かな経験、知識、技能を生かす場として、幅広い活動を展開しております。ちなみに、最も事業実績の高かった平成2年度を挙げてみますと、会員数が 506人、就労延べ人員は3万 4,699人、就労払戻金、いわゆる高齢者に支払ったお金は1億 2,214万 2,727円となっております。この実績は県下でも最たるもので、刈谷市における高齢者の生きがい事業としての重要な役割を担っていると思われます。

 最近、バブル崩壊後は、特に高齢者の働く場が狭められております。健康なうちは、何か仕事をしたい、一日7時間、8時間は無理だが、二、三時間働くところはないかといった相談が、私のところにも持ち込まれております。こうした高齢者の健康や生活条件に見合った就労の場を提供していくことは、今後とも老人福祉政策の重要な柱だと考えます。

 そこでお尋ねいたしますが、第5次総合計画、第4節高齢者福祉の推進のところに、社会参加、生きがいづくりを掲げ、その2として、高齢者の豊富な知識や経験、技能等を生かして、働く喜びを生きがいにできるシルバー人材センターの充実や、地域高齢者作業センターなどの整備促進を図ります、とうたわれております。

 これは、実施計画ではまだ顔を見せていませんが、現在の生きがいセンター内で行っております諸事業を地域に普及するために、その分館を設置し、いわゆる、生きがいセンターの分館設置構想のようなものだと考えますが、いかがでしょうか。私は、刈谷市のように、南北に長い立地条件のもとでは、高齢者を対象とした事業は、とりわけ市内全域に普及させるには、一つのセンターではおのずとそこに限界を生じると思われます。当然ながら、南北、中部、各地域に生きがいセンターの分館を設置し、社会福祉協議会の福祉事業とも並行して、高齢者の社会参加と生きがい事業の充実を図っていただきたいと考えます。幸い、今予算に、養護老人ホームの用地買収も経費も予算化され、移転建設も時間の問題となりました。野田老人ホームの跡地を生かし、生きがいセンターの分館として活用していく考えがおありかどうか、お伺いいたします。高齢者の福祉の南部拠点として大きな役割を果たせる立地条件ではないかと考えます。当局においては、生きがいセンターの分館構想はあるのかどうか。また、老人ホーム野田寮の跡地利用はどのように考えておられるのかをお尋ねいたしまして、第1回の質問を終わらせていただきます。



○議長(本多耕三) 

 福祉部長・・・



◎福祉部長(江坂素一) 

 井上議員さんの、生きがいセンター分館構想についての御質問でございます。

 お話のように、就労活動の可能な高齢者、こういう方の生きがい活動施設につきましては、大変重要な施設であるというふうに考えております。現在計画をいたしております下重原町の養護老人ホームには、複合施設といたしまして、生きがい活動施設を建設する予定でございます。

 また、二つ目に、野田の現在の養護老人ホームの跡地、これの構想についてということでございますが、現在、養護老人ホームをこれから建設いたす段取りでございます。

 また、仕事の場というお話でございますが、作業所が高齢者の方の仕事の場ということだけではなしに、シルバー人材センターの事業として作業を行っておられる場は、その職種内容によりまして、市内各所に散在いたしております。したがいまして、作業所も就労の場の一つというふうに考えておりますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。



○議長(本多耕三) 

 29番井上和恵議員・・・



◆29番(井上和恵) 

 御答弁をいただきましたけれども、現在行っておりますシルバー人材センターのこの事業量を見ますと、年間1億 2,000万円を超える事業量であります。これはちょっとした中小企業にも匹敵するような内容で、私は、これ以上会員も設立以来10数年たちますけれども、 400人台から 500人どまりで、やはり、これ以上の増というのか、それは余り会員数の増加についても限界をみているのではないかなあ、そういうような感じを受けます。

 それから、一つお尋ねですけれども、この1億 2,000万円等の事業の中で、派遣事業と、それからセンター内で行うそういう作業事業と大きく分けて二つあると思うんですけれども、ちなみに、平成2年度でも昨年度でもよろしいんですけれども、センター内で行っている事業量の実績と、それから派遣、市民の方々ですね、庭木を剪定してもらいたいとか、それから、掃除をしてもらいたいとか、草取りをしてもらいたいとか、家事労働を手伝ってもらいたいとかいう、そういう各家庭に出向いて行う派遣事業ですね、これとの比率ですね、これはどのぐらいになっているのでしょうか。電話一本でセンターが集中するので、生きがいセンターは一つでいいんじゃないかというような意見も過去聞いたことがありますけれども、やはり、派遣する事業には参加できないけれども、通所して働ける安定した作業を行いたい、こういう人もかなりおりました。特に高齢の御婦人の方には、特にそういう意見がありますけれども、丸田町といいますと、交通手段もない、そして自転車ではとても毎日通えるあれではない。そういうことで不可能であったということがしばしばございました。そういう例を見ますと、総合計画の中で掲げております地域の作業センターですか、これはぜひ必要ではないかというふうに思うんです。ただいま、今度の養護老人ホームの中に、複合施設として一つ入れるようなお話がございましたが、やはり、これは地域的なものを勘案した方がいいんじゃないかと思います。南の方に1カ所、また北部にもそういう用地を、当初予算で購入いたしましたけれども、そういうところにも1カ所、今もそう大規模なものじゃないと思うんです。数人が、せいぜい10人前後の方が働いている程度の作業所だと記憶しておりますので、そういうものを各地域に設置して、私は、高齢者の能力ですね、余暇利用、こういうものを大いに奨励していくということが必要ではないかと思いますので、そういう南北、中部は丸田町の現在のところとして、そういう構想は、養護ホームはそれではその中につくるということで構想があると考えてよろしいですか。それから、全域についてはどういうふうに考えておりますか。この点について、再度お尋ねいたします。



○議長(本多耕三) 

 福祉部長・・・



◎福祉部長(江坂素一) 

 井上議員さんの再度の御質問でございます。

 シルバー人材センターの、いわゆる、センター内作業所、これの中の仕事量、それと派遣されます仕事といいますか、外部の就労のこの割合でございますが、センター内の作業所で行います仕事量20%ぐらいでございます。したがいまして、外部の就労は80%ということに相なるわけでございます。

 それから、各地域に作業所を設置をというお話でございますが、今申し上げましたような作業割合といいますか、この比率から推しましても、先ほど第1回目で御答弁を申し上げましたように、作業所も、いわゆる、就労の場の一つという考えをしておりまして、職種内容によりまして、市内各所にその場所は散在をいたしております。したがいまして、シルバーの会員の皆さん方には、就労の場所も、衣食住のなるべく近接するところを配慮するように、現在行っているのが状況でございます。

 それから、全地域に作業所というお話でございますが、今申し上げましたように、そういう職種内容によりまして、就労の場というのはあるわけでございますので、先ほど申し上げましたように、現在のところは、下重原町に建設予定の養護老人ホームに生きがい活動施設を併設していくという考えでございますので、よろしく御理解賜りたいと思います。



○議長(本多耕三) 

 29番井上和恵議員・・・



◆29番(井上和恵) 

 今、経済がいろんな面で閉塞的になっておりまして、今、女子の大卒者が就労できない。また、内容的にはあるでしょうけれども、希望するような職種に就けないとか、また、女性の参加、教育費等の増強によって、家族総ぐるみの労働が始まりまして、女性の社会進出が非常にパートタイマー等でふえているために、高齢者が勢い追い出されるというのかね、そういう状況が、この刈谷でも特に顕著にあらわれているんではないかと思うんです。これまでの自動車産業の好景気の波が静まって、中小零細企業にも仕事がないという時でありますので、そこに今まで高齢者や老人が働いていたわけですけれども、それが失われてしまう。こういう状況が生まれていると。特に刈谷の地域では大きいのではないかと、そういうふうに、私は影響が大きいと、そういうふうに受けとめております。

 そこで、私が提案したいのは、やはり、第5次総合計画できちっと明文化している問題であって、何か部長さんが、この作業所をつくることだけじゃないということに固執しておるようですけれども、これは私が言ったことではなくて、第5次総合計画の中で、練りに練った中で、この凝縮された文字の中に、具体的に言葉として示されている文章であります。そのところを、これを担当される方はしっかり押さえて、老人保健の福祉計画10か年、これについても、私は、策定をされた、そういうふうに信じたいのであります。総合計画は絵にかいたもちで、それはなるかならんかわからんよという今までの考え方というのは払拭してもらいたい。例えば、総合計画というのは向こう10か年の計画を示しておるわけですけれども、さきの第4次総合計画の中で、バス路線等公共交通機関の重要性が明文化されたにもかかわらず、その方向は、むしろ逆の方向に行政の中でいってしまったわけですね。これは、今もって市民的な要望、ニーズ、そういうものは潜在化しているわけです。この老人福祉に対してでも、この短い活字の制限された中で、第5次総合計画で、地域作業センターという、そういうものをつくるという、設置するということが明文化されているわけです。たから、私は、保健福祉の10か年プランですね、この中にも十分論議をされて、これらの構想はできているものと、そういうことに考えて質問をさせていただきました。具体的には、養護老人ホームの中へつくるという、そういうことでありますので、今後そういう方向で、身近に、お年寄りがげた履きでもそこに出向いて、電話一本で、どんな仕事かわからない。私にできるかしら、できないかしらという、そういう対応ではなくて、そこに出向いて、紹介者の方に、親切に、こういうところで、こんな内容ですよと、かつてだれそれさんがやったけれども、十分できました作業量ですよとか、そういうことが懇切丁寧に面接できて、仮にその仕事が合わなくても、そこに来て相談したことによって、老人が、お年寄りの方が安心して、希望を持って、こうした自分の能力とか労力を社会に生かしていこう、参加していこう、こういう気持ちになれることが、私は、センターの役割だというふうに思うわけです。その点で、広大な野田の養護老人ホームですね、この跡地についても、新しいところに施設を求めたわけであります。これには、養護老人ホームの設置場所が最も適切たる地域として下重原を選んだわけですけれども、それにしても、特別な大きな財源が要るわけですね。だから、その跡地についても、このシビアな財政計画の中で、どういうふうに有効的に使っていくかということは、当然老人福祉の計画の中で論じられてしかるべきだというふうに私は考えるんです。刈谷市は、高齢者対策事業部ですね、対策課というものを設けまして、積極的に老人福祉に取り組んでいくという姿勢を示しております。そこの事業の柱は、高齢者対策事業の柱は、養護老人ホームと、それから、その生きがいの事業を促進する。この二つを具体的に柱として掲げているんですね。そういうことからみますと、やはり、養護老人ホームの跡地の利用について、積極的な活用方法を、やはり、同じ福祉の目的で行っていく、こういうことが私は、今、当然検討されて行き当たりばったりではなくて、そういう方向を考えるべきだというふうに考えますので、そういうことの用地買収等進められてきたトッブの市長さんでも、助役さんでもよろしいですけれども、どういう考え方で、この野田の跡地問題を考えておられるのか。そういうことをお尋ねします。

 それから、部長さんにも、総合計画の中で、具体的に明文化しているこの問題について回避しないで、この総合計画と老人福祉計画の整合性ですね、これをどのように今後とっていかれるのか、お尋ねをしたいと思います。私は、南北ということを特に指定いたしましたのは刈谷は、私も南部に住んでおりますけれども、非常に平たんな地域で、温暖で、そして園芸とか花卉栽培、そういうものも盛んに行われております。今、宅地、都市計画税の変更によって非常に納税も厳しい、こういう中で、お百姓や土地を持っている地主の方々も、そういうことに活用するなら提供してもよろしい、こういう声も方々で聞かれますし、むしろ、公に買い取ってもらいたい、そういうハウスの跡地利用なんかを公的に買い取ってもらえないか、こういう要望さえ出ているところであります。民間が行っていたハウスを借り入れるなどして、そういう花卉栽培等を作業業種としても、今後取り入れて行っていけば、非常にお年寄りが、日ごろやっている作業で、そして健康的にもよろしい。そういうことで喜ばれるのではないか。不況対策としても、新しい生きがい事業を開発し、研究し、そして地域の協力を得て実施していく。こういう方向が、私は、ぜひ必要であろうと思いますので、部長さんに、もう一度、総合計画との整合性、また、シルバー人材センター、当然20対80で派遣事業の方が多い。しかし、この派遣事業についても、やはり、身近にあっせんされる方が非常に私は効果的と思いますので、考え方をお尋ねしたいと思います。

 最後に、部長さんに、この 500人前後で会員さんがとまっているわけですけど、この数年間ね。会員数が伸びたり縮んだり、事業量もそうです。最高の平成2年か1億 2,200万円で、去年は 9,900万円ぐらいに落ちております。こういう経済的な影響を考えますと、やはり、これからシルバーセンターの事業内容も、高齢者の意見を取り入れて、幅広く検討を加えていく必要があるんではないかなあと、そういうふうに考えますので、今行っております派遣事業の内容についてどのようにお考えか。また、市民の供給ですね、派遣する仕事量の供給量などのような傾向にあるのか、お尋ねをしたいと思います。



○議長(本多耕三) 

 福祉部長・・・



◎福祉部長(江坂素一) 

 井上議員さんの、第1点目の総合計画についてどうかというお話でございますが、老人保健福祉計画を策定いたしました時点では、当然のことながら、上位計画としての総合計画は今後とも十分に尊重してまいりたい、いうふうに考えております。

 それから、シルバー人材センターにおきます事業量というお話でございますが、平成3年度は一番落ち込んでおりまして、その後、平成3年度は 8,700万、平成4年度は 9,900万、そして昨年は1億 400万というふうに内容的には伸びております。

 仕事の内容につきましても、先ほど申し上げましたように、80%の派遣事業があるわけでございますが、シルバーの事務局につきましても、派遣あるいは作業内の事業ともどもに、大いに内容を開拓していく、いうふうに励んでおる内容でございます。

 会員の内容につきましても、私どもの方は、時期的に、平成3年が 521人、平成4年は 481人、減少いたしましたが、昨年度は 543人というふうに、会員数も伸びておるという状況でございまして、この内容から見まして、大変今のところは順調にシルバー人材センター、内容としては事業を行っているというふうに理解をいたしております。

 以上でございます。



○議長(本多耕三) 

 助役・・・



◎助役(青木くに雄) 

 井上和恵議員の御質問の関係でございますが、野田町の老人ホームの跡地を、どういう利用方法をするのかという御質問でございます。これは、前段の御質問とも関連がございます。刈谷の福祉ゴールドプラン、これは平成5年にできておりますので、いわゆる、7カ年計画ですけれども、その中で、最優先は福祉の三本柱、いわゆる、デイサービスとか、それからショートステイとか、いわゆる在宅介護といいまするか、そういう施設の配置、その計画に含めて、いろいろこれは単独施設にはなりません。いわゆる、福祉の三本柱を。いわゆる、いろいろな複合施設になると思いますけれども、そういう中にあわせて、いろいろの計画を今検討中でございます。作成中でございます。したがって、今どこでどうというふうな、例えばシルバーのいわゆる作業所ですか、いうふうにはまだお答えができる段階ではございませんけれども、いろいろな形で、今、高齢者の健康福祉計画は作成中ですので、その辺でひとつ御理解をいただきたい。

 それから、野田の老人ホームの跡地ですけれども、これは老人ホームの建設は平成7年、8年というふうに、国、県とも協議をしておりまして、その後撤去すると9年ごろかなあと、撤去が9年ごろになるのかなあと。したがって、その後に跡地利用ができるというふうに考えておりますけれども、できれば、福祉施設に利用されるのが一番望ましいかなあという程度で、これをどういうような形でどういうふうにするというようなふうにはまだ考えておりませんので、その辺でひとつ御理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(本多耕三) 

 この際、暫時休憩いたします。

                             午前11時03分 休憩

                             午前11時30分 再開



○議長(本多耕三) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 2番井上勉議員・・・

           (登壇)



◆2番(井上勉) 

 議長のお許しを得まして、2点ほど質問をさせていただきます。

 まず、第1点目でございますが、各種審議会のありようについてということで、質問をさせていただきます。

 本市も含めまして、各種の施策を進めていく過程で、法律なり、あるいは条例などに基づきまして、さまざまな審議会あるいは懇話会など、諮問機関が設置をされております。政策の立案、運営に当たり、専門知識を導入し、あるいは各種の意見を反映させるため、行政機関に付置される諮問のための合議体というのが、審議会など諮問機関の性格のようでございます。また、実態上でいきますと、市当局が学識経験者、関係住民の代表、各種団体の代表をあらかじめ選定をし、初めての会合で会長を互選、具体的な諮問事項につきまして、数回の審議を経て結論をまとめ、答申を提出し、審議会の役目を終えるというのが通常のようでもございます。

 これら審議会などの諮問機関が、その本来の目的に沿って運営をされまして、機能が十分に発揮されれば問題はないわけでございますが、現状は形骸化しているのではないかとの強い懸念も指摘せざるを得ません。すべての審議会など諮問機関がそうだと言うつもりはございませんが、いわば、当局がみずから描いた脚本どおりの結論を、審議会という権威に裏づけさせただけというのが実態ではなかろうかと思うわけでございます。

 そういう立場から、三つほど質問をさせていただきます。

 まず第1に、現在の審議会等の設置数と会議の開催状況について、実情をお聞きします。

 また、あり得ないこととは思いますが、昨年度中に一度も開催されなかった審議会等ございましたら、あわせてお答えをお願いいたします。

 次に、委員の選出基準についてでございますが、一体全体どのような方法で選出をされておるのか、お伺いをいたします。

 次に、公聴会方式の採用でございます。論議の活発化、あるいは答申の充実化を図るために、公聴会方式、あるいはまた、委員の公募など採用できないものかどうか、お聞きをいたします。

 2番目に、議会答弁用語について、質問をいたします。

 これまで、定例・臨時会を含めまして、私も20回ほど参加をさせていただいておりますが、一般的に、理事者側の答弁で常用句となっているものに、検討する、あるいは研究する、勉強するの3種類の答弁用語が使用されております。幸いに、本日の議会では、一度訂正がどなたかございましたけれども、後はないようでございまして、御同慶の至りでございますが、一般的には、この3種類の用語がよく使われているんじゃなかろうかなというふうに思います。

 しかし、その後、一度として、検討などの結果について、質問者に対し報告を受けた試しは全くございません。そもそも、検討、研究、勉強との、それぞれの理事者側の答弁に違いが存在するのかどうか、お聞きをいたします。あわせて、検討するなどの用語の語感からいって、一定期間の後に何らかの結論が出るのが普通ではないかと思いますが、その点についてもお答えをお願いいたします。

 以上、第1回目の質問といたします。



○議長(本多耕三) 

 市長公室長・・・



◎市長公室長(小山栄俊) 

 それでは、審議会でございますけれども、まず、設置数と会議の開催状況でございます。これは審議会といいましても、先ほどもちょっと出ておりましたけれども、正式な審議会、それから推進会議だとか協議会、あるいは委員会というものも含んで、条例とか規則、要綱で設置しているものを申し上げたいと思います。

 その審議会数等では41でございます。

 それから、開催回数でございますけども、これは全部で82回開催しております。先ほど41でございますので、平均しますと2回ということになろうかと思います。

 それから、お尋ねの委員の選出方法といいますか基準でございますけれども、これは政策立案から具体的な行政行為になるまでの各段階で、市民各層から意見を聞くに当たり、最も内容に適した方を選出するように、条例とか規則等で定めておるわけでございます。一般的には、各層各団体の代表者を職名で充てるというのであります。また、一方では、専門的な知識を有する方を選出の基準にしております。一般的には学識経験者でございます。それによりまして、各審議会等の内容によりまして、先ほど言いましたように、適任者が出てくるというようなことになっております。

 それから、3点目の公聴会方式の採用というようなことでございますが、これは法的に定められた公の公聴会ではなくて、おっしゃるように、広く市民から意見を聞くというような形をおっしゃっておると思います。本来、協議会とか推進会議等、広く意見を聞くというようなことで定められたものでございますので、そこで意見を出していただくのが最も望ましいわけでございますが、そのほかにおっしゃる、広く意見を聞くというようなことで、市政懇談会だとかモニターだとかいうようなことで意見を集約し、行政に反映していくということも、もちろん可能でございまして、この点も進めなければならないというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(本多耕三) 

 総務部長・・・



◎総務部長(稲垣健允) 

 井上議員さんの質問のうち、関係分について御答弁を申し上げます。

 答弁用語の違いについてということでございますけれども、私どもといたしましては、検討、研究、勉強という用語の意味を照らして、一定の基準でもって使い分けているわけではございませんけれども、検討という用語でございますけれども、一般的には、今後詳しく調べて、やるかやらないかを考える、まあ検討するという意味で使われることが多いわけでございます。したがって、その結果は持ち越されるものでございますので、その時点でどちらにするかという意思表示をしたものではないというふうに御理解をいただきたいと思います。ただ、私が申し上げるまでもございませんけれども、大変このような抽象的なといいますか、あいまい語が頻繁に使われておりまして、イエスとかノーかをはっきりお答えすることが難しいような場合、例えば、御意見は理想的であっても現実的に実施するのはなかなか難しいのではないか。あるいは総論は賛成が多くても各論では反対があってなかなか難しいのではないか。また、ほとんど無理と思われるけれども、絶対にだめというようなことは言いがたいような場合、こういったような場合に、官公庁では、多く使われているというふうに思っております。

 これは、どちらかと言えば、両方の側にいいような、ときとして思いやり用語というふうに言われているようなこともございますので、御理解をいただきたいと思いますが、今後とも、こういった言葉は非常に多く使われてくるというふうに思っておりますので、その程度の心づもりでお願いをしたいなというふうに思っております。

 それから、勉強、研究ということでございますけれども、これは、当局として、例えば知識とか技術を、今後まれに習得する必要がある、あるいはまた、調査、研究をしていく必要があるというようなときに、大変新しいような制度とか、新しい技術等が出た場合に、その内容を深く調べて、あるいは、材料等も取り寄せながら考えていきたいということを含めて御答弁を申し上げていると思いますので、よろしくお願いをしたいなと思います。いずれにいたしましても、その時点では、なかなか不確定要素が多いような場合に、勉強だとか、あるいは研究というようなことでもって使い分けいたしますので、長期的に時間がかかるんではないかなということを、意味を込めて答弁をいたしているというふうに御理解をいただければありがたいと思います。

 以上であります。



○議長(本多耕三) 

 市長公室長・・・



◎市長公室長(小山栄俊) 

 大変失礼いたしました。答弁を一つ落としておりました。開催回数がゼロの審議会は幾つかということでございました。これは8審議会ございました。



○議長(本多耕三) 

 休憩いたします。

                             午前11時41分 休憩

                             午前11時42分 再開



○議長(本多耕三) 

 再開いたします。

 総務部長・・・



◎総務部長(稲垣健允) 

 大変失礼いたしました。結果の報告がないではないかという御質問でございましたけれども、私の方は、それ以後、そのことについて検討するということではございませんで、どういうふうに御答弁するかを既に意思決定してこの会議に臨んでおるわけでございますから、その時点でははっきりしていませんよと、決まっていませんよということを御答弁申し上げたわけでございますから、あえて、皆さん方にその結果をもって、また御報告するという機会は、また次の議会活動の中でお聞きいただくとか、あるいは、ほかの活動の場面で展開をしていただくことがいいのではないかというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(本多耕三) 

 2番井上勉議員・・・



◆2番(井上勉) 

 諮問機関といいますか、審議会の関係。愛知県で 400ぐらい現状あるみたいなんですけれども、刈谷市は41ですか、ということです。ただ、この中で問題なのは8審議会開催ゼロ、開店休業中といいますかね、そういうものがあるわけですけれども、これはなぜこういうものが開かれてないのかどうかということが疑問に思われます。必要ないということであれば、廃止といいますか、改廃の必要性が当然生まれてくると思うんですけれども、なぜそういう状況になっているのか、お伺いをしたいということです。

 それから、審議会の関係で、実質的な論議をどう保障していくかといいますか、という問題が非常に大切なことだと思うんですけれども、例えば、議会の場合ですと、精読期間みたいなものが保障されておるわけですね。事前に資料配付、当然なされておりますけれども、審議会等では、事前の資料配付というのは、これはやられているのかどうかということを、ちょっとお伺いをしておきたいというふうに思います。

 それから、論議とのかかわりの関係ですけれども、通常、僕らが一般的に考える場合には、市当局が、ある程度の素案というものを当然つくっておるわけです。それを提起をして、ほぼ変更、ほとんど変更、字句修正ぐらいは別にしまして、変更なく答申が出されてくるんじゃないだろうかなというふうに思うんですけれども、具体的な審議会の討議によって、審議によって、その答申の中身等が変わったような事例がありましたら、一つお聞かせをいただきたいというふうに思っております。

 それから、人選の関係でございますけれども、学識経験者、あるいはまた各種団体の代表、それから関係の住民、市民ということだと思うんですけれども、特に各種団体の関係につきましては、審議会の性格からいっても、当然かもわかりませんけれども、非常に重複が多いんじゃないかなというふうに受けとめているんですよね、私なんかで見ますと。これ団体名を申し上げませんけれども、あちこちの審議会に非常に多く参加されているような委員さんもお見えじゃないかなというのが1点でございます。

 と同時に、団体によりますと、助成金なり補助金、あるいはまた許認可といいますか、そういうものを通じまして、市と非常に近い関係にある団体等もあるんじゃなかろうかなというふうに思います。そういうことからいきますと、賛同する場台はいいんですけれども、批判を持つ、建設的な提言を、例えば批判ですね、批判をしたいと思っても、後々のこともあって、少し遠慮するというようなことにもなりかねないんじゃないだろうかなというふうに思います。そういう点での認識をお伺いしておきたいと思います。

 それから、公聴会方式ということで質問としてはいたしましたけれども、現状で申し上げますと、市政懇談会というものがやられているかどうかわかりませんけれども、通常でいきますと、この審議会、それからモニターですね、それからもう一つは、折々にアンケートをとられているということが、市民の参加する、そういう手段じゃないかなというふうに思っております。そういうことからいきまして、できるだけ幅の広い専門知識を導入する、あるいはまた、正直いって素人といいますかね、ノンプロの方の端的な知恵、アイデアというものもしんしゃくするに値するものであれば、当然採用されてしかるべきだと思います。そういうことからいきますと、一般の市民の方から公募方式、例えば10人なら10人とか5人とかいうたぐいで併用していくということも必要じゃないだろうかなというふうに思うんですけれども、そういう点についてお伺いをいたしておきたいと思います。

 それから、検討、研究、勉強の関係ですけれども、これからもたびたび出てくるというお話でしたけれども、きょうたまたまなんですけれども、私の前にお二方御質問されましたけれども、その中では、僕の記憶でいきますと、訂正ということでいきますと、一言半句も触れられていないんじゃないかなというふうに思っておりまして、別段、検討とか研究とか勉強とかいうような答弁用語を使わなくても、文意といいますか、発言の中身については、答弁の中身につきましては、私どももよく理解できるわけなんです。したがって、意味不明といいますか、あいまいの表現というのをできるだけ避けるということからいきますと、そういう3種類の用語は、できるだけ使ってほしくないというのが正直なところであります。

 文意からいきまして、検討なり研究、勉強ということでいきますと、ニュアンス的に語感の強さでいきますと、検討が非常に強くて、勉強が一番弱いというような感じ方で、私はいつも受けとめておるわけですけれども、理事者側のそれぞれの三役なり部長さんの答弁の中でそういう言葉が使われる。それは個人のニュアンスといいますかね、個人の性格の問題なのか、あるいはまた、当局として、統一的に、語感の強弱を含めて答弁しようということで統一的な見解でやられているのかどうかということを、お伺いをしておきたいと思います。

 それから、関連するわけですけれども、当局の答弁の中では、大体私感じるのは、言辞を取られないといいますか、言質をとにかく与えないというのが最大眼目になっているんじゃないかなというふうに、率直にいって思うんです。そういうことからいきますと、非常に議会の対策に相当のエネルギーを割かれているようでございまして、本来的な当局の行政執行といいますか、いうものに支障もあるんではないかなというふうに思う部分もございますけれども、そういう点について、当局はどのような御認識を持っておみえになるのかお伺いをして、2回目の質問にかえさせていただきます。



○議長(本多耕三) 

 この際、暫時休憩をいたします。

                             午前11時50分 休憩

                             午後1時06分 再開



○副議長(宮田鈞) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 市長公室長・・・



◎市長公室長(小山栄俊) 

 2回目の御質問にお答えしたいと思います。

 会議がなぜ一度も開かれなかったか、その理由ということでございます。各審議会には、それぞれの事情があると思いますが、一般的には、会議及び審議に付する議題がなく、開催の必要がなかったというふうに思っております。

 それから、事前の資料配布はどうかという御質問でございますが、事前に資料配布することは、まことに望ましいとは思っております。しかしながら、その審議会とか会議の内容にもよりますので、今ここで、事前に配付ということをお約束ができません。これは、会長さん等のお計らいでありますので、よろしくお願いいたします。

 それから、素案は変更しない例が多いと、変更になったような例はあるかという御質問でございます。これは、私の所管で申し上げますと、総合計画審議会等では、たびたび素案は変更になっております。また、報酬等審議会においては、これは白紙諮問でございますので、いろんな意見を聞いてつくっていくというような形をとっております。

 それから、重複の委員が多い。市からの補助金をもらっている者が多いとかいう御意見で、一般から委員を公募したらどうかというような御意見もございましたが、各層の代表者でありますと、どうしても団体の長になりまして、重複が多くなるわけでございます。例えば、自治連合会長さんのような場台は、どうしても住民代表ということでございます。これ17委員会に所属しております。また、補助金等も受けておるという立場にありますが、そうかといって、それだから意見が言えないとか、物が申せないというふうには感じておりませんので、御理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○副議長(宮田鈞) 

 総務部長・・・



◎総務部長(稲垣健允) 

 井上議員さんの再度の御質問にお答えを申し上げたいと思います。

 用語を使わなくともよいのではないかという趣旨でございますが、はっきりと正否が決定しておれば使用しないわけでございますが、昨今のように、いろいろ法津や法令等の規制があって、制度が大変複雑化いたしておりますので、決定までに長時間かかるというようなことがあるわけでございます。したがって、そういったときには、検討という言葉が一番適切ではないかなというふうに感じているところでございます。

 また、使用の尺度はどうかということでございますが、さきに申し上げたように、統一的にというか、基準を定めて使用しているものではございませんで、部課長会を通して意思の確認をし、答弁者が実態に照らして適切に使っているということでございます。

 それから、言質を取られなくするためのもので、かえって支障になるのではないかというような御質問でございますけれども、そういうふうには思っておりませんで、結果が後に出るわけでございますので、今の時点では決められない場合の適正用語というふうに、御解釈をいただきたいと思います。

 また、3種類の強弱はどうかというような内容でございましたけれども、勉強あるいは研究といいましても、急に状態が変わるような場合もございますけれども、井上議員さんの受けとめ方のように、検討の方が、比較的短い期間に正否の結論が出されるという場合が多いのではないかというふうに感じておりますので、御理解を賜りたいと思います。



○副議長(宮田鈞) 

 2番井上勉議員・・・



◆2番(井上勉) 

 最後なんですけれども、8つの審議会、昨年度1回も開いておみえにならないということなんですよね。必要があってといいますが、また、次にそういう開催する必要があって開いてないのか。いわゆる、不要不急というのはおかしいですけれども、そういうものとして、ただ名目上存在しているのかということについて、ちょっとお伺いしたいんですけれども、実際上、僕自体の感覚でいきますと、必要なければ別段廃止をしたって構わないと思いますし、また、新たな検討機関といいますか諮問機関が必要であれば、その都度、またつくればいいんじゃないかなというふうに、非常に単純に考えるんですけれども、そこら辺についてどのようなお考えでおられるのか、ちょっとお伺いしたいということです。

 それから、17委員会に自治区の連合会長さんなんか参加していただいているということで、私自体も、そのほかに、それではこういう適当な人選があるんじゃなかろうかというような案を持ってるわけではございませんけれども、ちょっと多過ぎるのと違いますか、正直な話ね。自治区の連合会長さんにかわるような形の人選というのが、どういう形であれば適当なのかどうかというのは、私自体もその判断をしかねるわけですけれども、少なくとも、もう少し人選というか、精選をしてやっていく方法というものを、ぜひ研究をしていただきたいというふうに思うんです。

 公募方式と言いましたが、公聴会の関係につきましては、僕は、正直言って、地元に愛知教育大学がございます。そういうものをもっともっと活用していくという方法もあろうかと思いますし、先ほど申し上げたんですけれども、やっぱり、通常のいわゆる素人の目といいますか、プロパーばっかじゃあなくて、素人の目が非常にアイデアになるということは、ままあることですので、そういう形でいくと、やっぱり公募方式みたいなものも採用して、できるだけ一般市民の意見を聞いていくというようなものを志向していっていただきたいなというふうに思うわけですけれども、その点について、お伺いをしておきたいと思います。

 結論的に言いますと、御答弁を聞いておりましても、議会に対する権威づけといいますか、僕自体も経.験があるんですけれども、昨年の時点で、名称は申し上げませんけれども、審議会で協議していると、審議をしているから、その結論を待って議会の方で論議してもらいたいというような形の逃げと言ったらおかしいんですけれども、そういうような形での話を聞いたことがあるわけでして、いわば、その議会対策上、これは必要になっているんじゃなかろうかなというふうに思うんですね。正直言って、そういうことからいきますと、法律上で定められたものについて僕はしようがないと思います。現状では仕方がないと思うんですけれども、条例なり要綱でつくられているものについては、必要ないということに、まあ必要があるからつくっておみえになると思うんですが、僕は、不要不急、例えば1年に一度も開かれなかったような審議会等の諮問機関については、正直言って、僕は廃止しても構わない。これはやっぱり執行者の方に、そういう裁量権はあるんじゃなかろうかなというふうに思っておりまして、そういう部分で、ぜひめりはりをつけていただきたいということを思います。

 それから、答弁用語でございますけれども、これは先ほども申し上げましたけれども、本日の質疑の中でいきますと、ほとんど使われてないようでございまして、僕は、そういうことであっても、発言の意味については、僕なんかは非常によくわかりましたし、非常に、そういう答弁の方が感性的な意味で言っても非常に受けとめやすいというふうに思っております。ぜひ、こういうあいまいもこうした日本文化の象徴のまあまあ主義みたいなやつを廃止するように、ぜひやっていただきたいなということでございます。

 最後に、花も実もある答弁を御期待申し上げまして、質問を終わります。



○副議長(宮田鈞) 

 市長公室長・・・



◎市長公室長(小山栄俊) 

 審議会等が必要がなければ廃止したらどうかということでございます。もちろん、これは全然今後開く見込みがないとか、議題が沸いてこないとかいうようなときには廃止いたしますけども、今現在議題がなくて、先になったらという審議会等もございますので、その辺は御理解いただきたいと思います。

 素人の目でなく、プロの目とか、あるいは一般の人からの目、意見、これをどうかということでございます。やはり、多くの方から意見を聞くということで、その人選にも注意したいと思っておりますが、審議会等、枠といいますか、人数の制限もございますので、あるいは何か多くしてしまっても、それが意見の集約になるかどうかも疑問でございます。その審議会審議会に応じて、また今後の課題とさせていただきたいと思います。

 審議会等では、議会対策上やってるじゃないかというような話もございましたが、これは、私たち市政の政策立案とか、行政行為で御意見をいただきたいという場合がほとんどでございますので、その辺も御理解いただきたいと思います。

 以上、よろしくお願いいたします。



○副議長(宮田鈞) 

 6番佐原祐三議員・・・

           (登壇)



◆6番(佐原祐三) 

 6番の佐原でございます。ただいま議長のお許しを得ましたので、通告に従いまして質問させていただきます。

 2回続けてラストバッターの質問をやりましたが、今回は4番でございます。大変光栄に思っております。

 さて、この半世紀に一度の国民体育大会愛知大会の秋季大会が、あと、きょうを含めまして 145日に迫りました。刈谷市も、皆さん御承知のように会場になっております。国体局を中心に、全庁挙げてプレ国体もクリアし、本大会に向け、立派な刈谷市開催競技実施計画書もでき、最後の対応策に日夜励んでおられます当局に対しまして、まず感謝をいたします。

 私も、今回で国体に関する質問は3回目になります。何となく国体のことしか考えてないかと思われるかもわかりませんが、私自身、国体参加経験者としまして、大会を成功させ、また、開催地を全国にPRする機会としては、この時期が一番いいじゃないかと考えまして、いろいろ質問させていただいておるわけでございます。

 では、成功させるためには何が必要か。設備の完備、交通網の整備、花いっぱい運動や清潔運動、親切運動等々ももちろん大切でございますが、やはり、全市民挙げて、心のこもった温かい歓迎ではないでしょうか。そういうことを考えながら、今回が最後の質問の機会だと思いまして質問させてもらいますから、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 まず初めに、プレ国体を終えてということで、プレ国体終了してから反省会は各委員会で開催されたと思いますが、幾つかの問題点があったと思います。その内容についてお伺いしたいと思います。

 私も、個人的には幾つかな連絡をさせていただきましたが、それは別としまして、その中で一番問題は何であったか、お答えいただきたいと思います。

 2番目でございます。本大会の観客動員についてでございます。

 大会が成功するか否かのかぎは、いかに多くの市民の人たちが参加して、さきに述べたように、心温かい応援をしてあげることができるかどうかということであると思います。私の心配は、市民挙げての観客動員体制、特に市民一人ひとりが参加するための組織体制と意識づけについて、どんな方法で行われているか、3点ほど教えていただきたいと思います。

 第1点目としまして観客動員計画、2番目としまして市民への理解活動、PR計画について、3番目としまして交通対策、輸送方法について。

 大きな3番目になりますが、当市刈谷市のPRについてでございます。

 約50年に一度しか来ない国体でございます。このような機会はなかなかございません。刈谷市のPRがどのように計画されているか。実施計画書の内容を見ましたが、どこにも見当たりません。広報、市民運動業務要綱などがありましたが、これには、大会期間中の記録や写真撮影と花いっぱい運動、清掃運動、あいさつ運動等々の市民活動が立派に計画されていますが、肝心な刈谷市のPR計画が載っておりません。このことを、当局はどのようにお考えになっているか、お尋ねしたいと思います。

 4番目でございます。宿泊施設についてでございます。

 確認の意味でお聞きしますが、去る5月13日の第4回総会の報告で、宿泊施設については、旅館とホテルで 900人、企業関係で 950人、計 1,850人確保でき、見通しが立ったという報告をいただきました。私が、昨年のこの6月議会において、その人員について質問した折には 2,000名を予定しているとの回答をいただきました。そうしますと 1,850人と 2,000人の差がありますが、どちらが正しいかお答えいただきたいと思います。

 以上で第1回目の質問を終わります。検討、研究、勉強というような回答はひとつ御遠慮いただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。



○副議長(宮田鈞) 

 国体事務局長・・・



◎国体事務局長(西口俊文) 

 御質問の内容について、お答えをさせていただきます。

 まず第1点のプレ国体を終えてでございますが、問題点は何か。中でも、一番の問題点は何かという御質問でございますが、問題点は、実は10のプレ国体の場合には部が動きました。例えば、看板の位置であるだとか、いろいろと細かい問題点はたくさん出ましたが、一番問題点は、やはり、各部のジョイント関係でございました。例えば、選手が着きます。予定の時間に着きません。そうしますと、その予定の時間に着かない関係は、出迎えの部だけではなくて、宿泊、お弁当、すべてに影響がしてきます。それから、人数の変更等もございます。その場合に、各部の連携を、いかに正確に、スピーディに行うかということが一番の問題点ではなかろうかというふうに思っております。たくさんございますが、その問題につきましては、よく調整をしまして、本国体に向かいたいと、このように考えております。

 それから、大会の観客動員についてでございますが、国体の成功は、御指摘どおり、施設、運営等もございますが、いかに多くの市民の皆さん方に御参加いただけるかということが、最大のポイントでございます。そこで、市民の御参加をいただく機関といたしまして、わかしゃち国体刈谷市民運動推進協議会を設置させていただきました。その競技会におきまして、市民運動を展開するための具体的な運動にお入りいただいておるわけでございますが、その中で、スタンドいっぱい運動がございます。観客動員は、このスタンドいっぱい運動に基づきまして、観客動員の御協力をお願いする予定でございます。

 それでは、観客動員の計画についてどのような具体的な内容で準備しておるかということでございますが、これは各地区であるだとか、老人会、婦人会など各種団体すべての皆様方の、各界各層からこの競技会の方にお入りいただいております。その皆さん方が、実践的に即した、自主的に、かつ積極的な観戦計画を立てていただきまして、スタンドをいっぱいにしまして、スタンドいっぱい運動個別観戦応援計画を考え中でございます。

 市民の理解、PRでございますが、先ほど申しました市民運動推進協議会が母体になっていくわけでございますが、PRにつきましては、市民だよりだとか、国体だより、各種の広告媒体を活用いたしまして、競技会の日程プログラムを公表いたしまして、市民の観戦意識を盛り上げたいというふうに考えております。

 それから、交通対策、輸送方法についてでございますが、競技場の関係で交通機関がございませんので、これは、現在、一般観客用には国体指定道路ができますので、それにつき巡回バスを今計画をしております。また、選手等を宿舎だとか会場から運ぶバスが、その時間帯によっては非常に余りますので、そういったバスを有効的に利用できないかなと、そんなこともブランニングをしたいというふうに考えておりますので、御了解賜りたいと思います。

 それから、刈谷市のPRが、今回の実施計画書の中にないではないかということでございましたが、実は、刈谷市開催競技実施計画書の中に、歓迎贈呈袋配布要領というところがございます。この中には、刈谷市の市政であるだとか、あるいは観光のバンフレット等を配布するという計画を位置づけてございます。

 それから、刈谷市のPRにつきましては、集団演技等におきましても、刈谷市を全面的にPRする予定でございます。例えば、サッカーの集団演技の中にございます、市内の14小学校の児童 173名で行いますマーチングバンドにつきましても、刈谷の四季をあらわす、そういった演奏をし、またはマスゲームにつきましても、未来にはばたく刈谷ということで、刈谷の今後の若い、強い力を表現するように考慮されております。相撲演技につきましては、民謡愛好会であるだとか、郷土芸能のバンド祭り等も準備をいたしまして、こういったものが刈谷市をPRをするということになると思います。それから、大会期間中に、休憩所におきまして、刈谷市を紹介する広報ビデオ等の放映も検討しております。

 次に、宿泊関係でございますが、昨年度は 2,000人をというふうな説明で、本年度で 1,850名ということでございますが、これは、まずお答えの前に、大変市内の各トヨタ系初め各企業の皆様方に、宿泊施設として寮、厚生施設等を御提供いただいておりますことを、改めて感謝申し上げたいと思います。ありがとうございます。そうしまして、その現在の私の方で把握しております員数が 1,850名でございますので、 2,000人を想定して宿泊体制を努めております。ですから、現在 1,850名でございますが、また、本番になったときに、これが 1,900名になるか、あるいは 2,000名を超えるかわかりませんが、いずれにいたしましても、 2,000人体制で今おりまして、 1,850名は大丈夫であるということでございますので、御了解が賜りたいなと、このように思います。

 以上で答弁させていただきました。



○副議長(宮田鈞) 

 6番佐原祐三議員・・・



◆6番(佐原祐三) 

 どうもありがとうございました。市民への理解活動とかPR計画につきましては、推進協議会へ頼んであるということでございまして、地区の婦人会やら老人会とか、いろんなとこからの協力を得まして、動員計画もされておるということでございまして、とりあえずわかりました。

 では、2回目の質問に入らせていただきます。

 1番目のプレ国体の反省ですが、今、内容を聞きまして、ジョイント関係がうまくいってないということで、これは人間と人間とのやることですから、大変難しいと思いますが、風通しのいい形でうまくやっていただきたいと思います。

 それで、そのほかに、何か未解決なものがございませんか。反省点で未解決なものがあるかどうかということをちょっとお尋ねしたいと思います。

 それから、直接はちょっと関連がないんですが、このプレ国体のときには気になりませんでしたが、実は、総合運動公園で今度は開会式がやられると思いますが、去る4月17日の刈谷市長杯総合体育大会の開会式のときに、車退出に非常に時間がかかった問題があったと思います。現に私もその中に入っておりましたんですが、随分時間がかかりまして、車の出口が1カ所、後になりまして、ちょっと堤防の方で用意できましたんですが、あれだけでは十分ではないと思いますが、そこら辺の検討、対策はできているか、ちょっと一つお願いしたいと思います。

 それから、もう1点でございますが、輸送関係でございますが、プレ国体のときには、相撲が8月、サッカーが11月と、期間がずれておりました。そしてまた、参加チームも少なかったと思います。それで、本大会とはやっぱりスケールが違うと思います、今度の大会の場合は。そうした場合、このプレ国体ではちょっと感触がつかめなかったと私は理解するんですが、その点、当局の方はどのように御理解しましたか、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。

 それから、2番目の観客動員についてでございますが、どうも聞くところによると、各地域での理解度に差があるということを聞いております。理解度の差がある、または取り組み方の考え方が違っているというところがあるように聞いております。やはり、これはきちっと徹底的にすべきじゃないか、考え方は一緒にしなきゃいかんじゃないかと思います。そういう面でチェックが必要であると思いますが、当局の方はどういうふうにお考えか、また、こういう事実を知っておみえになりますか、ちょっとお尋ねしたいと思います。

 それで、また、そういうおかしいというようなことが出ましたら、国体局より地域へ出向いていただきまして、その意義や役割について、また理解活動をしてやるべきだと思います。そして、そこの席では、そういうことを押しつけるじゃなくて、理解し、協力してもらうような方法を考えて、お願いするというようなことが大切じゃないかと思いますので、そこら辺どういうふうにお考えになっていますか、ちょっと御返事いただきたいと思います。

 それから、3番目の刈谷市のPRについてでございますが、先催都市で、この前鶴岡市で行われたときには、何か聞くところによると、半日観光コースというような、そういうことが計画されて、皆さん御利用になった人がおられるというふうに聞いておりますが、当市は、そういう観光都市ではございませんものですから、今たまたま局長の方から御返事がございましたが、ビデオなんかを流して、いろいろ市の宣伝をされるというようなこともありましたが、私も、やはり、歴史と文化のあるまちでございますから、そういうビデオを流してもらったり、それから、歴史、文化の資料を集めた展示室なんかを設けて、こういうチャンスは余りないものですから、刈谷市をPRしていただきたいと思います。

 それから、4番目でございますが、宿泊人数の件でございますが、わかりました。それで、簡単な数字を計算しますと、 150人ちょっと余裕があるというような感じをとらまえるわけなんでございますが、やはり、選手、役員以外にも、やっぱり応援者が来る人があると思います。そういう方に、それをあてがえればいいんじゃないかという気が私はいたします。ただ、だめなときには、やはり、紹介窓口なんかを設置していただきまして、この前、岡崎の人にちょっと聞きましたら、岡崎の場合は、蒲郡や三谷をちょっと紹介したいというようなことを言っておみえになりましたものですから、そういう、やはり段取りも、私はしておいていただきたいと思いますので、それをお願いしたいと思います。そこら辺の考え方は、またひとつ御回答をいただきたいと思います。

 以上で、2回目は質問を終わります。



○副議長(宮田鈞) 

 国体事務局長・・・



◎国体事務局長(西口俊文) 

 2回目の御質問でございますが、プレ国体の反省で、内容がすべてクリアできたか、ということでございますが、これは未解決のものがあるかどうかということでございますが、未解決のものはございません。準備推進の上、各部とも、細かな調整につきましては多くの協議が必要でございますが、未解決分はございません。

 次に、市長杯の折に、車が一斉に出るときに大変混雑したじゃないかと、こういうことでございますが、実は、あそこの会場であれだけの車が入りましたのは初めての大会でございます。大変我々も参考にさせていただいておりますが、現在、その担当課あるいは体育関係、公園緑地関係において、双方でいろんな問題点を現在精査しておる最中でございますが、たまたま今川刈谷停車場線と築地牛田線との交点のところに信号機がございますので、出まして右側へ行く車がなかなか出にくい。左側へ行く車は出れますが、右がなかなか出にくいということで、この大きな大会の終わったときに、出る場合には、例えば信号機の方へ行かないようにするとか、あるいは、逢妻川の左岸堤を使うとか、あるいは後川の右岸堤を使うとか、いろんな方法が現在検討を加えておりますので、今回の市長杯の大会によりまして、多くの試練をいただきました。それによって現在調整中でございますので、御理解が賜りたいと思います。

 それから、輸送関係でございますが、これはプレ国体のときと、確かに車両台数が比較になりません。実行することによりまして、本大会では非常にまた敏速化、正確な輸迭業務がふえます。実施本部の輸送班にかかる職員が一度業務にかかわつておりますので、大きな自信となっていることは間違いないと思いますので、本番でも、大いに頑張っていただけるものというふうに確信をしております。そういった意味では、プレ国体において大きな感触をつかんだというふうに理解をしております。

 それから、観客動員で、各地区の理解度、考え方が違うではないかと、議員さん御指摘のとおりでございまして、これは私ども確認をしております。地区によっては大変ばらつきがございますので、今後とも、各地区の代表の方、あるいは会長さん宅にお邪魔したり、お会いをして、内容につきましてはよく説明をさせていただき、御理解をしていただきたいというふうに考えております。

 それから、刈谷のPRでございますが、国体開催時には、先催、後催市の市長さんだとか、議長さんだとか、俗に言うVIPの方がお入りになられます。皇族の方もお入りになられます。そういったことで、いろいろな刈谷の紹介、刈谷の文化、歴史、文化、こういったものの産業、こういったものをいかに紹介するかということは、現在計画を練っておりますので、そういった形で御紹介をさせていただく予定で、準備中でございます。

 それから、4点目の選手、監督、大会関係者以外の応援の宿泊についてでございますが、宿泊の確保につきましては、市内で開会式、開始式の前夜の宿泊については一切お断りをしております。これは、試合が済みまして負けた場合には宿泊が可能となりますが、そういった場合に限りまして、紹介窓口の設置の件につきましては、リハーサル大会でも実施をいたしましたが、旅館組合におきまして、専用の窓口を設置していただいております。空きのある旅館をここで紹介をしていただきます。空きのない場台については、エージェントを紹介をしていただきまして、エージェントから相手方の希望によりまして、隣接の蒲郡だとか名古屋の方へ宿泊の紹介をさせていく、このようにして対応していきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○副議長(宮田鈞) 

 6番佐原祐三議員・・・



◆6番(佐原祐三) 

 どうもいろいろ答弁ありがとうございました。最後になりますものですから、質問と要望等を述べさせていただきたいと思います。

 1番目のプレ国体を終えてということで、その大会を終えて、率直に評価すると何点ぐらいに評価されますか、正直に回答をいただきたいと思います。

 それから、観客動員についてでございますが、依頼先というんですか、いろいろあると思いますが、よく連絡をして、事故のないように進めていただきたいと思います。

 私がちょっと調べたところによりますと、南部地区の小学校、中学校では、バス輸送を時間を見て検討されてるように聞いておりますが、住吉小学校の場合、動員される先が総合運動公園というふうに聞いております。それで、小学校でございますから1年生から6年生までおるわけでございますが、住吉から総合運動公園までというのは、非常に距離があると思います。そして、低学年の1年、2年の生徒なんかに対しては、非常に、私は体力的にも無理があるじゃないかと思います。そこら辺、輸送方法はまだきちっと指示がないように聞いておりますものですから、そこら辺よく御検討をいただきまして、やっぱり、地域的それから体力的なことを考えて、対策を考えてやっていただきたいと思いますが、これひとつお願いしておきます。

 それから、3番目の刈谷市のPRにつきましては、大体見当がつきましてわかりました。ありがとうございました。

 4番目の宿泊施設についてでございますが、旅館やホテルの場合は問題はないと思いますが、我々企業が受け持った場合には、多少待遇面で差が出てくると思います。型にこだわらず、心の通ずる対応をぜひやってほしいということを、当局の方から、各企業へ御指導いただけると大変いいんじゃないかと思います。

 最後になりましたが、残された期間が少なくなりました。関係者の御尽力をお願いしますとともに、私も、関係先も微力ながら全面的に協力することを申し上げ、今回の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。



○副議長(宮田鈞) 

 国体事務局長・・・



◎国体事務局長(西口俊文) 

 最後の御質問のプレ国体を評価すると何点ぐらい採点だと、こういうふうな御質問だと思いますが、これは自己採点が非常に難しいことでございますが、これは愛知県競技団体あるいは市民の皆さん方から、プレ国体をごらんになって、そういった御意見を総合いたしますと、かなり高い点数がいただけたじゃないかというふうに考えております。ただし、本番につきましては、満点に近い得点を取るために頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。



○副議長(宮田鈞) 

 26番久野金春議員・・・

           (登壇)



◆26番(久野金春) 

 カキツバタ群落の周辺対策について、お伺いをいたします。

 小堤西池のカキツバタは、5月いっぱいで開花期を終わり、今、池の周辺に静けさが戻っております。この後、炎天下で小堤西池のカキツバタを守る会の人々によって、池の中の葦、根引き草などの雑草を除去する恒例の作業が行われるのであります。

 雑草退治は昭和36年以来毎年行われ、カキツバタは年ごとに繁殖し、昨今では池全体に見事な花を咲かせています。見学者も年ごとに増加しておりますが、ほとんどの方がマイカーでやって来られます。御承知のように、小堤西池への通路は、狭い農道が一本ありますが、自家用車がすりかわるのも困難です。そしてまた、カキツバタの開花期は田植えの時期と重なるため、トラクター、田植機、軽トラック等の走行も多く、大変混雑をするわけであって、地元の農家の方々の不満も強く、昨年から、土曜、日曜は、一般の人々の車での乗り入れを規制しております。しかし、平日の見学者が結構ふえてまいりまして、ことしも、行く人、帰る人の車がすりかわり困難で、大変な渋滞状況でございました。しかも、農作業をやられる方々も、高齢者の方々が多く、土・日以外に農作業をしていらっしゃる方も多いわけで、大変な迷惑をこうむっているわけであります。こうした現況を解決するために、公共駐車場を急いで設置すべきだと考えます。私は、場所は洲原池の堤防の西側が適地ではないかと見ているわけであります。小堤西池へは、この場所から約 600メートル歩くということになります。洲原池の堤防西が適地と考える理由は、カキツバタの開花期だけの利用にとどまらず、桜の季節のあの渋滞での駐車場の利用、勤労福祉会館の補助駐車場としての有効利用、こういうものが見込めるわけであります。昨今、貸し切りバスで訪れる人もあり、バスの乗り入れの面でも、この場所は不都合がないわけであります。こうした公共駐車場早期設置について、当局の方針、見解をお伺いしたいと思います。

 さて、公共駐車場が設置された後は、さきにも述べましたが、小堤西池までの約 600メートルを歩いて行くことになります。本年、刈谷市は、歩行者道路として、丘陵地帯の西沿いに道路舗装を実施し、見学者にも大変な好評でありました。歩く距離も長からず、短からずで、散策するのに適当かと思われます。私は、現在のこの散歩道を了とするものでありますが、もう一歩進めて、丘陵地帯の中を通り抜ける見学路を整備していただけたらと思うわけであります。

 10年ほど前に、一般質問で、この丘陵地帯を潜り抜ける道路整備の考え方を市にただしたことがありますが、当時、市当局が気乗り薄の様子でありましたが、現在はいかがでしょうか。

 自然林や竹やぶなどが生い茂る中に、道路敷がちゃんと残っているわけでありますから、用地買収などに金がかかるわけでもなく、整備費もそんなに大きなものにならないと思います。以前、議員の皆さんにも、この丘陵地帯の中を潜って歩いていただいたことがありますが、刈谷市にもこんな自然があったのか、多くの方々が、改めて北部の自然に目を向けられた事実もありました。こういう点からも、この丘陵地帯の真ん中を抜ける散歩道は、必ず好評呼ぶものと確信をするわけであります。そして、散歩道が行きと帰りと違うということも、人気を高めるのではないかと思います。

 また、カキツバタの小堤西池から洲原池の湖畔をめぐり、岩ケ池につなげる自然遊歩道として絶好なコースだと、私は考えます。この道路の整備について、当局の所見を求めたいと思います。

 次に、カキツバタに至る案内標識でありますが、現在、カキツバタ入り口に極めて小さい標識がございます。大変わかりにくいわけでありますが、私は、当面はこのままでいたし方ないと見ております。なぜなら、立派なわかりやすい標識だとすると、ちょっと立ち寄ろうということで、今よりもうんと多い大量の車がどんどん乗り入れられたら、地元民も含めてたまったものではございません。私は、駐車場が早期に完成した暁には、信号機のところにカキツバタ公共駐車場入り口の案内標識の立派なものをつくるべきだと考えます。かなり遠方の方々もカキツバタに訪れられるわけであって、こういう点では、そういう親切な案内標識が将来求められると思うのであります。

 次に、カキツバタ群落保全のため、市が取得している東側の丘陵地帯の自然林の問題であります。この丘陵地帯の斜面の自然が、池の水源としての役割を果たしているのでありますが、竹の繁殖が激しく、一般の樹木がこの竹に圧迫をされて、放っておくと、この自然地帯全体が竹やぶになってしまうのではないかと心配するわけであります。竹の伐採など含めて、自然林の管理、保護、維持、こういうものはどういうふうになっているのか、現状のままでいいのかどうか、その辺についてどのように考えられておるのか、お答えをいただきたいと思うわけであります。

 最後に、この立派なカキツバタ周辺地、観光地としての活用について、お尋ねをしてみたいと思います。

 ことし、カキツバタに洲原公園の付近から、日傘を差して歩いていらっしゃった10人ばかりの御婦人の一行が、ああのどが渇いた、自販機も何もないのね。何か記念のみやげでもあったらね。などと会話して歩いて行かれるのを耳にしたわけであります。そういえば、年々見学者はふえてきて、すばらしいカキツバタの花に感嘆をされるのでありますが、これらの人々は、ほとんど地元に1円のお金も落とすことなく、素通りされて行かれるわけであります。私は、ことし天然記念物のあの岐阜の薄墨桜を見に行きましたが、樹齢干年を超える薄墨桜が一本あって、その周辺は洲原公園より少ない桜の花でございましたけれども、大変なにぎわいであったわけであります。御承知のように、皆さん、名勝の地、景勝の地では、必ず食べ物、みやけ物店等、地元にお金が落ちるような仕掛けになっておるわけであります。小堤西池の自然は保全しなければならず、私は、池の周辺に自販機など置くことは絶対やるべきではないと思います。それは、当然空き缶の散乱等を生む危険があり、やるべきではありませんが、将来、公共駐車場を市が設置した場合、例えば目的外使用ということになるかもしれませんが、その一角に何らかの売店のようなものを設けて、お金を多少とも地元に落としてもらうという工夫があってもいいのではないか、そのように考えるわけであります。

 先般、地元の老人クラブの会で、いろいろそういうことで話がはずんで、老人クラブでところてんでもやったらおもしろいなあ、こういうことが雑談の中で出たわけであります。小堤西池のカキツバタだけにとどまらず、洲原公園の桜、洲原レクリエーションゾーン全体を、そういう面でも検討して、一定の範囲で、観光地としてのそういう開発もやるべきではないかという私見を持っておるわけでありますが、当局の率直な見解を求めたいと思います。

 以上で質問を終わります。



○副議長(宮田鈞) 

 教育部長・・・



◎教育部長(三浦俊正) 

 お答えをしたいと思います。お答えを申し上げます前に、まずは、守る会を初め関係の方々に深く御礼を申し上げたいと思います。

 お答えにつきましては、まず前提といたしまして、御承知のとおりでありますけれども、小堤西池につきましては、一般的な、いわゆる観光地における観光資源と、このように考えておりません。したがいまして、いろいろな面での限界といいますか制約は必要であろうと思います。しかしながら、最大限といいますか、できる範囲の便宜は図っていかなければならないというふうに考えております。

 そこで、まず公共駐車場の関係ですが、御指摘のとおりでございます。場所につきましては、まだもちろん確定しておりませんけれども、おっしゃる場所も含めまして、関係部署とよく協議をしてまいりたいと思っております。ただ、カキツバタ小堤西池だけに限って申し上げますと、大体例年、5月20日前後を中心といたしまして1カ月足らずの期間でありますので、御意見のとおり、あのあたり一帯の利用ができるような場所が適当であろうと、このように考えております。

 それから、散歩道の関係でありますけれども、これは以前にも話題になったことがございます。がしかし、前提で申し上げましたように、文化財の保護あるいは学術研究と、こういう観点から申しますと、あるいは、実際にこのところ数年間のカキツバタを見学する方々のマナーを見ておりますと、どうも自信が持てれません。そんなことで、これはなお熟慮を要するものであろうと、このように考えております。

 それから、案内標識につきましては、これは公共駐車場が整備された時点で、あわせて整備をしてまいりたいと考えます。

 それから、丘陵地帯の竹の問題でありますが、これは文化庁あるいは県の文化財課も指摘しておりまして、十数年前から比べますとかなり増殖しております。これにつきましては、杉浦正巳先生の御指導、あるいは地元カキツバタを守る会の皆様方の御協力によりまして、このところ数年間続けてタケノコ狩りといいますか、増殖しないように措置をしております。なお、竹の伐採もあわせて行っているところであります。これはおっしゃるとおり、放置しておきますと、どんどんどんどん増殖しまして、せっかくの丘陵地帯が丘陵地帯でなくなるという恐れがありますので、これは十分配慮して、今後もまいりたいと思っております。

 それから、観光地としての活用ということでありますが、お隣の知立市におきましては、無量寿寺で、いろいろな、いわゆるみやげ物といいますか、記念品といいますか、手づくりのものを保存会の方々がおつくりになって売っておられます。それも一つの参考にはなりますが、何せ場所が場所だけに、もちろん現地、池のすぐ隣接する場所では、これは無理な話であろうと思いますが、公共駐車場ができた時点、あるいは、そのほかの施設が整備される時点におきまして、可能であればと思います。ただ、あの部分が公園という制約がございますので、いろいろな制約が出てまいります。そこら辺がうまくクリアできるかどうか心配はありますけれども、いずれにしても、やるとしても臨時的な売店等になろうかと思います。この件につきましては、関係部署と、あるいは地元の皆様方とも協議をしながら、検討してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。



○副議長(宮田鈞) 

 暫時休憩いたします。

                             午後1時55分 休憩

                             午後2時22分 再開



○議長(本多耕三) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 26番久野金春議員・・・



◆26番(久野金春) 

 引き続いてお尋ねをいたしますが、例の公共駐車場がなくって、マイカーの乗り入れ等で大変現地が混雑しているという認識はお持ちのようであります。ことしも、土曜・日曜、現地の乗り入れを規制なさったようでありますが、さて、そういう現地乗り入れを規制なさった方々をどこへ案内するかということになるわけですね。これは大学の構内を借りるとか、勤労福祉会館をお借りするとかいうような状況のようでありますが、大学の構内から歩いて来るには大変な距離になるわけですね。それから、勤労福祉会館の現在の駐車場も、ちょっとしたイベントがあると、既に満杯状況ですね。殊に、ことし地元でも意見が出たのは、勤労福祉会館周辺のこの路上駐車が物すごいと、河とかしてもらわにゃ困るという意見も寄せられて、年々歳々そのことがひどくなってくるわけですね。こういう現状は、多分当局も認識してみえると思うんですが、かねてから、この公共駐車場の設置は、いろいろ地元からも要望があったようでありますが、今もって結論が出ていないようでありますが、一体いつの時期にそれを設置なさるのか。手順として、どういう道筋を潜っていかれるのか。大体こういう手順を潜って地元に買収の協力をお願いしたいということならば、当然地元も協力していくことになるわけでありますが、その辺が、まあやらなければならないという認識はお持ちのようでありますが、確たる展開の段取りというものが、地元の方になかなか伝わってこないという点で、いらいらが募ってくると。特に今、農作業の受委託をやっていらっしゃる方々は面積も大きいわけで、田植えの時期は、文字どおり、連日、代かきや、いろんなことで田んぼへ行かなきゃならんわけでありますが、車が多くて、自分の田んぼへ着く前に30分も40分もかかるという現状が、率直にいってあるわけですね。ですから、そういう点では、一方で、日本の三大名所の一つとしてすばらしいものだという新聞報道なんかがどんどん先行して、カキツバタ名勝の地ということがひとり歩きしておるけれども、肝心な周辺整備がないために、地元民がそのしわ寄せをいっぱいかぶっていると。確かに、小堤西池のカキツバタは日増しに全国的に有名になっておるわけでありますが、その整備が立ちおくれていると、こういう現状を、きちっとやっぱり認識してほしいと思いますね。したがって、そういう点では、いつ、どういう形で、どういう手順で、いつの時期設置の方向に踏み切っていけるのかと、この辺を地元の方々も、ひとつの展望として強く示してほしいと、こういう考えに立っていらっしゃると思うんで、御指摘のとおりと、今、検討を加えてというような御答弁でしたけれども、もう少し、きちっとした答弁をぜひお願いいたしたいと思うのであります。

 さて、散歩道の件ですね、これは丘陵地帯の真ん中を潜り抜ける青線になるのか赤線なのかよくわかりませんけれども、公共のこの道路敷があると、それを潜って、森林浴豊かな散策道にしたらどうだということを、10年前、私は申し上げた記憶ですけれども、今、西側は 550メートル立派な舗装がなされて、大変地元の方々や見学者の方々喜んでいらっしゃるわけでありますが、いま一歩進めて、あの丘陵地帯の真ん中を突き抜けていったら、一層周囲の景観や、あそこを尋ねる方々の心の安らぎも豊かになるというふうに見るわけでありますが、確か私の記憶では、この前も、学術的保護云々という御答弁がありまして、そのことを理由にして、あそこの通り抜けを余り積極的にやるという御答弁はなかったわけでありますが、この学術的という点が、私にはどうもわからない。確かに、そこを通り抜ける方々がふえるに従って、たばこの吸いがら等々による火災の危険もあるかもしれません。それから、先ほど教育部長が言われたように、マナーの点で自信が持てないと、こういうこともあわせて御答弁なさったわけでありますが、そのマナーの点は、それは、私は方法はあると思うんですよ。そういう点で、いたずらに心配ばかりして前進しないのはいかがなものかと。したがって、そういう点では、学術的云々という言葉が、どうも私にはわかりづらいと、ぜひ私に納得できるような御答弁をいただきたい。道路敷があるわけですから、そんなに周りの木をどんどこどんどこ伐採して、自然破壊するわけではなくて、むしろ、青線、赤線の道路敷みたいなところに腐った木が倒れたり、竹の枯れたのが倒れかかってきたり、そのことの方が大変な問題であって、若干の手を入れるならば、快適なこの散歩道になることは確実と、こういうふうに私は思っておるわけですが、再度お答えいただきたいと思います。

 それから、標識の問題は、急いでやってもらわなくても結構です。これは公共駐車場がきちっとできた段階で、今の沓掛豊田線、勤労福祉会館の方へ向かって行くあの道路のとこに、信号機のとこに、ぜひしっかり大きな標識をつくっていただいて、カキツバタ群落の公共駐車場はこちらという、大きな矢印を書いていただいて、当然駐車場の入り口にも大きな看板を立てていただくというようなことが望ましいと思っておりますから、これは意見だけ言っておきます。

 それから、竹やぶの問題ですね。タケノコ狩りやっていらっしゃるそうでありますが、ちょっと今のテンポの問題で、私は、どうも申しわけ程度にタケノコをほじくっておる程度で、竹やぶの繁殖を食いとめていないじゃないかと、日増しに竹林の面積がずっとふえてきておると思うんですよ。これも学術的保護とおっしゃれば、竹一本切れんようになっちゃうけども、私は、そうではなくて、一定の手を自然に加えることが、逆に言うなら学術的保護というのか自然保護になるんじゃないかと、そうでなければ全部繁殖地の高い竹林に覆われてしまって、水原としての機能そのものも低下するんじゃないかという見方をしておるわけでありますが、いろいろ内部的には、小堤西池の管理といいますか、保全のために、生涯をかけていらっしゃるような情熱を傾けてみえる杉浦先生の意見なんかもあるかもしれませが、やっぱり、一定の委託管理等もして、抜本的対策を講じないと手おくれになるじゃないかと、私は懸念をしておるわけであります。もちろん、そのことは、当然そういう自然団体、学者の方々等の意見調整もやるのは当然でありますけれども、やっぱり、火急の問題として、打つ手は打っていかないと、後でほぞをかむというような心配を持っているわけでありますから、その辺について、今いち突っ込んだ御答弁を求めたいと、このように思います。

 それから、最後のこの観光地としての開発問題ですけれども、確か刈谷市には、観光課というものが独自にあるわけではなくて、私は、他の地方自治体に比べて、観光問題は一つの盲点になっておるんじゃないかという気がしてならんわけですね。それを、今まで高成長のもとで、車産業の発展と相まって財源が豊かであったという点で、そんな細かいところで金を拾わんでも、何とかなるんじゃないかという殿様みたいな気持ちが、どうもこの根底にあるんじゃないかという点で、最近気がかりなんですね。私は、のべつ幕なしに、小堤西池のカキツバタ群落周辺を俗化させるなというふうに言っているんじゃないですね。けれども、年々あそこに注ぎ込む刈谷の資金投入というものは大変なものですね。しかも、丘陵地帯の斜面を市が用地購入したり、道路整備もこれからやっていくということになると、某がしか、やっぱり、あそこにいらっしゃった方々がお金を落としていただくというような工夫が一ひねりあってもいいんじゃないかと。私どもも議員の行政視察で方々へ出かけますけれども、地方自治体が経営者になって、例えば指宿というところは、観光地として有名でありますが、市が独自に流しそうめんを運営しておると、こういうとこもあるわけですね。市営の流しそうめん所があるんですね。岡崎なんか家康館をつくって、あそこは刈谷と比較になりませんけれども、ちゃんとおみやげ品その他含めて、そういうものを売っておる施設があると、そこまで私はやれと言いませんけれども、公共駐車場が設置された場合に、桜の見物にいらっしゃる、カキツバタにいらっしゃる、勤労福祉会館に来られる人もおるし、あそこでプールヘ来られる人たちもある。かなりの往来があるわけでありますから、多少なりとも、そういう方々がお金を落としていくというような方法について、考えられたらいかがかと。もちろん、公共の駐車場がありますから、例えば地元民の農家の方々が戸板を並べて、夏場の暑い時期は、やっぱりスイカを並べるとか、それから、ふどうも並べるとか、柿を並べるとか、無人販売になるかどうかわかりませんよ、何らかの形で、この刈谷へ来た人が、そういう点で、地元の農産物なりみやげ物に触れていただくというようなことも、将来的に検討を加えるべきじゃないかと。とりわけ、あそこは洲原レクリエーションゾーンと、こういうふうにも言っておられるわけですから、そのレクリエーションゾーンをより豊かにしていく、そのためにも、武士の商法でうまくいかないかもしれませんが、これは、井上さんが言ってみえた、検討という課題に値するじゃないかと、大いに検討を加えていただいていい材料じゃないかと、こんなふうにも思うわけですね。事実、これはつくり話ではなくて、日傘をさして歩いていらっしゃる御婦人、御婦人は大変買い物が好きですね。ですから、オツトセイ族と言って、買う買う買うとオットセイが鳴くんですけれども、もうオットセイ族と言われるぐらい買い物の好きな御婦人が、自動販売機が全然ないと、そして、みやげ物もないわね、寂しいわねと、こう言っていらっしゃる現況なんかは、素人の私にも、そういう方々の欲求にも合致するような方法はないものかと、これは余談になりますけれども、今度、市が道路整備された西側の川沿いにずっといっている舗装された道路の真ん中ぐらいに、確か清水口というところがあるんですが、そこがこんもりと木なんかが生えて、一定の静けさのある涼しいようなところになっているんですけれども、多分、これは井ケ谷が土地改良をやったときに、そこで清水が沸いて墓地みたいなとこだったもんで、余剰地として市に寄附採納をして、今の市有地になっておるはずですわ。だから、例えば、あそこのこんもりしたところに、ちょっとした茶店を置いて、さっき言ったところてんではないけれども、そういうものをやって、皆さん方に、どうぞと言って振る舞うのも、将来的な、これはほんとに余談ですけれども一策じゃないかというふうに思うわけですね。ですから、そういう点も含めて、これは商工課になるか、教育部長にそういう商売のことはどうかと思うんですが、だれか、そういう点で、こういう点で、私の着想なんかについて意見があれば、ぜひお答えいただきたいと、このように思います。

 以上です。



○議長(本多耕三) 

 教育部長・・・



◎教育部長(三浦俊正) 

 2回目のお答えをしたいと思います。

 まず、公共駐車場の関係でございますが、実は平成4年8月1日付で、井ケ谷の地区長さん、それから公民館長さん連名で、希望箇所を記載しての要望が出ております。これにつきましては、都市計画部等関係の箇所にお話もし、検討を進めてきたところであります。これは、御承知のように、先ほども申し上げましたけど、一カキツバタ小堤西池だけの問題ではございませんので、総合的な活用を図る方が有効であろうという考え方でおりますので、そこら辺の具体的な問題点といいますか、先ほどおっしゃいました手順、計画、こんなことにつきましては、関係部長の方から御答弁申し上げたいと思います。

 また、散策道につきましても同様に、関係部長から、全体的な計画を踏まえてのお答えをいたしたいと思います。

 竹やぶの問題でありますけれども、先ほども話題になりましたとおりでありまして、この10年ほどでありますが、年に 2.7メートル程度の増殖といいますか、範囲が広がっております。それは事実そういう調査結果が出ております。平成元年からでありますけれども、先ほどもちょっと触れましたが、タケノコを取っておるだけでは、これはなかなか予防といいますか、伐採までやらないと効果が上がらないということで、タケノコを取って間もなくでありますが、今度竹の伐採も行います。一時期は、そんな程度ではまだ追っつかんと、実際にふえておりますので追っつかんので、業者を入れても、根から退治してしまおうじゃないかということも考えました。しかしながら、池、それから、あそこの源泉となる林の中には 100余種を超える、自生した非常に貴重な植物があるわけでありまして、その竹の根っこのあたりまでそういうものが繁茂しております。したがって、それを一緒に退冶してしまうことになるので、これは杉浦先生を初め関係の浜島先生などの協力を得て研究していただいておりますが、当面は、まだしばらくタケノコ狩りと、それから竹の伐採でやらなければいたし方がないと、いずれは、有効な方法を見つけていただけるかもしれませんけれども、もうしばらく御猶予をいただき、また地元の方々の御協力をいただきたいと思います。

 前に戻りますけれども、駐車場関連で、主として農家の方々でありますけれども、地元の方々に大変御迷惑をおかけしていることをおわび申し上げますが、最大限の努力をしてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(本多耕三) 

 都市計画部長・・・



◎都市計画部長(清水逸男) 

 関係分について、計画部の部長からというお答えでございましたので、知る範囲で、ちょっと答弁させていただきたいと思います。

 ご存じのように平成5年度、昨年ですね、昨年全体的な調査をいたしました。その中で、駐車場を含めてということで、教育委員会の立場の駐車場と、それから総合的な公園の駐車場の見方ということがございます。計画部で行おうとするものについては、やはり、都市計画決定をして事を進めた方がいいということになりますと、今後どのような形で、地元なり議会の方へおろしていくかということになります。したがって、今、準備作業の中で進めておりますのは、御指摘の西地区のあの低みですね。あそこの約 0.9ヘクタール、9反ぐらいございますけれども、あれを計画決定するということでございますけれども、その期日と申しますと、県の方の地方審議会が来年の2月と予定が組んでありますので、それに間に合うように事務を進めていきたいと、それが告示されると来年度、平成7年度ぐらいには地元へ入っていけるじゃないかなということで、これは前向きに検討をしてまいりたいというふうに思っております。それから、都市計画として散歩道はどうかということがございますけれども、都市計画としてやろうとするのは緑道、これも計画決定をしまして事を進めていくと、やはり、国の支援、県の支援を受けるためには緑道計画がいいじゃないかということで、現在、ルート的なことを検討しております。たとえて言いますと、岩ケ池から洲原、洲原から小堤西池、西池から大池というような形で、散策道を兼ねた緑道計画ということを、今後早急に煮詰めて、計画決定の運びに持っていきたいと、このように思っておりますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(本多耕三) 

 教育部長・・・



◎教育部長(三浦俊正) 

 1点お答えを漏らしまして大変申しわけありません。散歩道の関連でありますが、学術的という言葉の問題であります。これは、先ほど竹やぶのところでちょっと触れましたんですけれども、あの周辺一帯が自然になっておりますので、そういった意味で、たくさんの自生する植物があるからということを含めて、学術的というふうに申し上げました。よろしくお願いいたします。



○議長(本多耕三) 

 助役・・・



◎助役(青木くに雄) 

 茶店の問題といいまするか、要するに、観光地のその問題、久野議員からいろいろなアイデアをおうかがいいたしましたけれども、刈谷のカキツバタ、これは日本三大といいますか、その中で一番大きいそうですけれども、京都と鳥取ですか、最近富に有名になりまして、多くの観光客がまいっております。遠隔地からもまいりますし、特に東京あたりからでもお見えになると。ところが、道路も狭い、いろいろのどが渇いても売る物がないというような形で、いろいろな声も出ておることは私どもわかっておりますけれどち、今、あそこの中で、そういうような生産品を販売するとか、自動販売機を置くというような場所もございませんので、今、久野議員からもお話のございましたように、駐車揚を整備して、そういう箇所でならどうかなとカキツバタは一時期になりますけれども、全般的に地元が潤うということになりますと、やはり、勤労会館とか、そういうような形の中で、ある程度そういう形で、今すぐというわけにもいきませんけれども、その辺で一遍考えてはまいりたいというように思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。



○議長(本多耕三) 

 26番久野金春議員・・・



◆26番(久野金春) 

 いろいろ御答弁いただいてありがとうございました。

 例の公共.駐車場の問題は、担当部長からかなり具体的な話が出たんで、都市計画決定に基づいて考えたいということですが、私はですね、将来的に見るならば、なるべく大きい用地を取得しとくということの方が悔いを残さないと、どうせ用買やるのは1回ですから、そういう点では、やっぱり、地元の方々と十分そこら辺のことも協議していただいて、事を進めていただきたい。

 それから、散歩道の問題もですね、都市計画部長の答弁ですと、そんなに学術的問題との矛盾はないというふうに理解できる答弁のようでした。お話がありましたように、岩ケ池、それから洲原池、小堤西池と、それから大池ですか、そういうふうにつなぐ自然遊歩道の一環としてとらえて、研究を進めてまいりたいということですから結構でございます。ぜひそういう方向で、鋭意研究を加えていただいて、そういう形で、森林浴ができるような、いらっしゃる方々がですね、刈谷にもこんなすばらしい自然が残されておったのかというふうに、評価を改めていただけるような、そういう整備をお願いしておきたいと思います。

 助役も、茶店というふうに言われたんで茶店で結構ですから、いずれにしても、観光の問題で、多少なりとも地元にお金が落ちるような、そういう方向も当然.駐車場の中でやるべきですね。私は小堤西池に接近するところでやっちゃいかんと思いますよ。これは駐車場の一角でやって、豊明、それから明知沓掛線ですか、あの沿道の駐車場の中で、市がやられるかどうかは別にしてですね、何らかのそういうみやげ物などを含めて、観光地らしい装いも考えていただきたい。もちろん、そのときには駐車場のスペースも大きくなれば、戸板一枚並べて、無人販売でスイカ、それから野菜のたぐい、それから、ブトウ、柿等々、あの辺には熱心な方もたくさんいらっしゃるので、そういう点で総合的に、土地があるのに空き家でもったいないなということではなくって、何らかの利用方法もあるんで、今すぐの宿題ではありませんけども、大いにひとつ研究、検討を加えていただきたいと、このことを申し添えて、私の質問を終わります。



○議長(本多耕三) 

 10番渡辺公造議員・・・

           (登壇)



◆10番(渡辺公造) 

 10番の渡辺でございます。議長のお許しをいただきまして、今議会最後の質問者として、既に通告してあります三つの問題につきまして、順次質問させていただきます。

 まず初めに、刈谷市土地対策懇話会について、お伺いいたします。

 刈谷市の土地利用についての総合的な見直しを行い、合理的な土地利用を進めるための研究機関として、刈谷市土地対策懇話会が昭和63年の10月に設置され、同年11月に第1回目の会合がもたれております。土地対策懇話会の研究テーマとしては、1、中小企業工業団地の立地調整に係る基本的構想。2、勤労者等住宅地、団地の立地調整に係る基本的構想。3、逢妻駅周辺の市街地の拡大に係る基本的構想。4、その他特に市長が認める事項の四つでありました。これらのテーマについて、実際に調査研究され、構想を固めるために、市の部課長及び職員で構成する土地対策研究会が同時に設置されております。土地対策懇話会の設置は、随分前から刈谷機械工業協同組合を初めとする中小企業の方々、市内の勤労者を伏表する当時の刈谷地方労働組合協議会、そのほか多くの市民の皆さんから、中小企業向けの工業団地をつくってもらいたい、あるいは刈谷に住みたい、刈谷で持ち家を確保したい等の切実な願いや要望を実現するために、行政が積極的に行動を開始したあらわれと理解し、当面する大きな課題である土地政策や住宅政策が大きく前進するものと、多くの市民の、皆様が期待を込めて歓迎した事柄でありました。土地対策懇話会が発足してから既に約6年経過した今、市民の期待がいかに実現されたか。あるいは実現されようとしているかを、今までの活動経過並びに今後の方策をお聞きして、把握してみたいと思います。

 それでは、まず土地対策懇話会の活動経過の現状についてお伺いいたします。

 懇話会発足後、しばらくの間は活動も活発で、私どもも情報を得る機会が多くあったように記憶していますが、最近は、ほとんど懇話会が話題にされることがありません。まさに開店休業になっているような感を私自身抱いております。確かに、大津崎地区の工業用地のごとく、既に具体的に進展している事業もありますが、総体的に見たとき期待外れの感は否めません。そこでお聞きします。

 まず初めに、年度別に懇談会、研究会の活動状況を御説明ください。

 次に、四つのテーマの合計で結構ですが、候補地として何カ所をビックアッブして検討されておるか、教えていただきたい。

 また、市当局といたしまして、この活動を振り返っての見解を述べていただきたい。

 次に、土地対策懇話会の今後の活動方策についてお伺いいたします。

 昨年策定されました第5次刈谷市総合計画の第2編、基本構想の5に、21世紀を展望した土地利用構想、また、第3編、基本計画の第2章に、土地利用計画が大きく取り上げられているごとく、土地利用計画はまちづくりの根幹であると私は理解しております。土地対策懇話会の研究テーマは、第5次総合計画で取り上げている土地利用計画の主要な一部分でありまして、過去6年間の活動を総括し、今後につなげていただくことがぜひ必要であろうと思います。その意味で、次の点について伺います。

 1点目は、懇話会及び研究会の活動状況は、必ずしも満足すべき状態ではなく、現状では停滞ぎみの感があります。非常に重要な、しかも時間のかかる土地問題でありますゆえ、多くの停滞要因があろうかと思いますが、次の3点から選ぶとするならば、どれが一番の要因であるかお答えください。

 1番、調査研究はほぼ終了しており、残されているのはまとめと諸手続きを行っている段階である。

 2、ほかの計画との絡み、例えば第5次総合計画等との関連で前進できない。

 3、単なる停滞。すなわち、ほかの仕事が忙しく、土地対策懇話会や研究会に手が回らない。

 以上3点のうち、いずれに該当いたしますか。

 2点目でありますが、土地対策懇話会を今後どのような形で運営していくのか。当局の考え方をお聞かせください。

 次に、3つ目の質問であります大津崎地区工業用地について伺います。

 大津崎地区工業用地の造成事業は、土地対策懇話会の検討により実現した最初の事業であります。この事業の実現に向け、御努力御協力をいただいた関係者に敬意を表しますとともに、特に貴重な土地を提供していただいた地権者の皆さんに対し、改めて感謝する次第であります。

 当工業用地の開発は、平成4年3月に開催された愛知県の企業商工委員会に報告され、県の企業庁の事業として事業化が決定され、現在に至っておりまして、平成7年秋の完成を目指し、造成工事が現在着々と進められておるところでございます。

 さきの3月議会では、刈谷市企業立地の特例措置に関する条例が制定され、大津崎地区の工業用地に対し、特別土地保有税のうち取得時の課税免除及び土地に対して課税するものについて3年間の課税免除、固定資産税については、3年間課税を免除するとの特例措置がとられることになりました。

 そこで、次の2点についてお尋ねいたします。

 まず、大津崎地区の工業用地の処分可能面積はどのくらいの面積になりますか。また、これを何区画に分割するのか。さらに、進出してくる企業は何社を予定されておるのかお聞かせください。これは県の管轄のため、詳細は不明な点があるだろうと思いますけれども、わかる範囲で結構ですからお答えください。

 次に、進出を希望する企業についてお伺いいたします。

 造成工事が進展していること、また企業立地の特例措置に関する条例が制定された等で、いよいよ完成が近づきつつあるとの感じを受けます。そこで、現在積極的に進出を希望する企業があるか否かをお尋ねしたい。あるとするならば、何社ぐらい希望されているのかについてもお答えください。

 引き続き、第2番目の住宅政策についての質問に移ります。

 バブル崩壊を端緒として長く続いております我が国の不況は、ようやく底を脱したとの報道もありますが、まだまだ予断を許さない状況にあります。輸送用機器産業を中心とする工業都市である刈谷市にとっても例外ではなく、依然として不況の影響を強く受け、先が見えないのが実態ではないでしょうか。このような経済情勢の中で、住宅の建設だけは例外でありまして、非常に活況を呈しておるようであります。しかし、他方、住宅は建設したが、時間外手当等の減少により返済金が払えず、せっかくの新居を手放したとか、返済金を払うために奥さんが働きに出たが、就職先が少ないために、やむなく一家だんらんの時間帯で働かざるを得なかった等の、まことに気の毒な事例も耳にいたします。

 土地住宅問題は終わりのない非常に大きな問題であり、行政にとっても、継続して積極的に取り組むべき課題であります。今回は、刈谷市の住宅政策のごく一部であります中堅所得者層向け賃貸住宅と市営住宅の更新についてを取り上げて、当局の考え方、今後の方策等についてお聞きいたします。

 まず初めに、中堅所得者層向け賃貸住宅についてお尋ねいたします。

 現在、(仮称)半城土中町住宅の建設が、平成5、6年度の継続事業として進行しております。この住宅は、昨年7月に施行された特定優良賃貸住宅の供給の促進に関する法律に基づき、若年勤労者世帯を中心とする中堅所得者層を入居対象として、市民に優良な住宅を供給することを目的として、国の補助を受け、総事業費約4億 4,800万円をかけ、3LDKの間取りで20戸分を建設するものであります。特定優良賃貸住宅の建設は、名古屋市に次いで県下の市町村に先駆けて行う事業であり、刈谷市の積極的な姿勢に敬意を表します。(仮称)半城土中町住宅の建設を出発点として、この事業が早急に拡大することを望むものであります。

 そこでお尋ねいたします。

 まず、第1点目として、特定優良賃貸住宅の供給の促進に関する法律について、現状の市営住宅との相違点を中心に簡単に御説明願います。また、特徴とする部分がありましたら、あわせてお願いいたします。

 2点目は、今後の建設計画が具体的にあるならば教えてください。ないならば、当局の意気込みでよいですからお聞かせください。以前耳にしたことですが、南部が終了したら引き続き中部、北部へと拡大していく意向があるようにうかがっておりますけれども、この点はいかがでしょうか。

 次に、市営住宅の整備、改良についてお尋ねいたします。

 市では、耐用年数が経過した住宅に対し順次建てかえを行っており、近いところでは伊勢倉住宅、第1期新上納住宅等が完成しています。また、今年度の事業として、第2期新上納住宅の建設、西田住宅の建てかえのための取り壊し事業が計画されています。建てかえ後においては、部屋も一段とグレードアップされ、高層化されることによる駐車場のスペースも増加し、環境良化も相まって、まことに結構なことであります。

 そこで、今後の建替計画についてお尋ねいたします。

 西田住宅の建てかえのための取り壊し工事が今年度予算に計上されていますが、この西田住宅も含み、今後の建てかえ計画がどうなっているかお尋ねいたします。さらに、今までに更新された住宅は4階建てどまりでありますけれども、今後5階以上の建物に変更する意思があるかないかについて、あわせてお聞きいたします。

 それでは、3番目の質問である明治用水上部利用についてお伺いいたします。

 明治用水の管路化に伴い、上部を利用して親水空間として活用する。いわゆる、明治用水上部利用事業が、県との共同事業として一部完成しました。刈谷駅前の中山町から桜町にかけての約 550メートルの間に、照明灯の設置、ハナミズキ、霧島ツツジなど14種類の植樹、さらにせせらぎの配置、歩車道のインターロッキング化等が施され、歩行者に楽しい道として生まれ変わりました。周辺の人や歩行者に聞いてみますと、評判も大変よく、人通りも増加しているようでありまして、これを契機に、刈谷駅前に人が戻ってくることを期待したいと思います。

 そこでお聞きします。

 今後の延伸及び事業内容等の計画につきまして、今現在終了しております中山町の上流と桜町から下流にかけて、分割して御説明願いたい。

 以上をもちまして、第1回目の質問を終わります。



○議長(本多耕三) 

 この際、暫時休憩をいたします。

                             午後3時05分 休憩

                             午後3時21分 再開



○議長(本多耕三) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 市長公室長・・・



◎市長公室長(小山栄俊) 

 土地対策懇話会について、年度別の活動状況でございますが、刈谷市土地対策懇話会は、御指摘のように昭和63年10月1日に設置されました。第1回の会合は63年11月で、本市の抱える土地利用について、意見、提案をいただきました。その会議を受けて、中小企業工業団地、勤労者等住宅団地について、庁内組織である土地対策研究会及び同作業部会で調査検討し、その結果を平成元年の12月に開催された会議で報告申し上げました。その後において、特に工業団地についての調査研究を進め、実現の可能性の高い候捕地の絞り込みを行い、小垣江町大津崎地区を選定、平成3年12月に開催された第3回の懇話会に報告させていただいております。その後は、平成4年と平成5年については、会議は開催されておりません。したがいまして、その間3年間では、研究会が16回開催されております。候補地の何カ所を検討していたかということでございますが、これは10カ所を検討しておりまして、5カ所に絞り込んだという経過がございます。

 次の停滞原因で、議員が3点ほど挙げられました。手続きの段階であるかとか、他の計画から見て進まないのかとか、忙しくて手が回らないのかというふうで、どれかを言えということでございますが、この三つのうちにはどれも該当しておりませんが、あえて一口で言えば、候補地はあっても、開発等の法的クリアができないというのが大きな原因だと思っております。

 次の今後の活動方策についてでございますが、これは中小企業団地、勤労者等住宅団地の立地調整について調査研究を進め、懇話会に付議するものとされていますので、各候補地につきましての開発手法や、都市計画マスタープラン等で具体的な事務が進んでまいった時点で、懇話会での御意見、御提言をいただくことになると考えております。以上でございます。



○議長(本多耕三) 

 経済環境部長・・・



◎経済環境部長(水藤義一) 

 土地対策懇話会の中で、大津崎地区工業用地についての御質問がございました。御存じのように、大津崎地区の工業用地造成事業は県の企業庁の事業でありまして、現在工事が進捗中でございます。

 細部につきましては、設計の変更も予想されますので、確定的なことは申し上げ兼ねますが、現在の段階では、13ヘクタール開発面積に対しまして、道路緩衝緑地、排水路、あるいは調整池等を除きまして、処分可能な面積は 9.8ヘクタールというふうに聞いております。また、分譲する区画数でありますが、23区画可能となるように設計しておりまして、これは最大数であります。最終的には、進出する企業の数及び希望によりまして、多少の減少は考えられます。

 また、この区画の最小の面積は約 700平米程度として、小規模な企業の希望にもかなえられるような考え方をしております。それと、特に何社進出してくるかということは、今予想をしておりません。現段階での積極的な進出希望を持つ企業の数はどうかということでございますが、まだ何分にも処分価格が決定していない段階でありまして、一、二社が熱心な相談にまいっておるというふうには聞いております。

 次に、市内の企業への情報とか、そういったことはどうかということでございますが、ただいま申し上げましたように、分譲区画あるいは分譲面積、分譲価格が決まっておりませんので、これが決まりましたら、決まった段階で、企業庁と積極的に話し合いをして、企業にPRをしてまいりたいと、こういうふうに思います。

 以上です。



○議長(本多耕三) 

 建設部長・・・



◎建設部長(林尚) 

 中堅所得者層向け賃貸住宅についての御質問の第1点目でございますが、特定優良賃貸住宅の供給の促進に関する法律と公営住宅との相違についてのお尋ねかと思います。特定優良賃貸住宅制度の趣旨でございますが、我が国の住居水準は着実に向上していますが、殊に借家に関して見ますと、借家世帯の住居水準の改善が立ち遅れております。殊に世帯人員3ないし5人の標準的な中堅所得者が必要とする優良な賃貸住宅が不足し、その改善が強く要望されているところでございます。このような状況に対処するために、新たな土地の取得を必要とせずに、土地所有者等の民間の力を借りて賃貸住宅を建設していただき、これを地方公共団体等が一定期間借り上げまして、管理することかできるという法制化でございます。

 また、地方公共団体においては、これらの住宅が不足している場合において、その建設に努めるよう定められております。一方、公営住宅法でございますが、国及び地方公共団体が協力して、健康で文化的な生活を営むに足りる住宅を建設し、住宅に困窮する低額所得者に対して低減な家賃で賃貸することにより、国民生活の安定と社会福祉の増進に寄与するということでございまして、さらに申し上げるならば、入居者の資格等でございますが、公営住宅法において、第1種住宅でございますが、11万 5,000円を超え19万 8,000円以下、また第2種住宅につきましては、11万 5,000円以下と制限をしておるわけでございます。これに対しまして、特定優良賃貸住宅法では、所得月額でいいますと18万 6,000円以上31万 3,000円以下を基本としつつ、31万 3,000円を超え56万 6,000円以下で知事が定める額とされております。これを給与所得に置きかえますと、夫婦子供2人の標準世帯で総収入額が 472万 4,000円以上 993万円以下ということになります。したがいまして、今後、県の指導を受けながら、本年度中に条例の制定を考えておりますので、そのときにはひとつよろしくお願いを申し上げたいと思います。

 2点目の御質問の、今後の特定優良賃貸住宅の供給計画はどうかというお尋ねかと思いますが、この制度が新設される情報を入手いたしまして、法制化と同時に、強く刈谷市も県に働きかけ、民間によらず、地方公共団体で直接供給できるよう、国庫補助事業として採択をいただいたものでございまして、先ほど来御答弁申し上げたように、この制度は、土地の取得を必要とせずに、土地所有者と民間の方が、知事の承認を得て建設することが、原則となっております。現在、県におきまして、この承認基準を作成中でこざいまして、この動向を見きわめながらPRに努めてまいりたいと、かように思います。

 また、市が行う直接供給方式につきましては、非常に用地の取得等が困難でございますが、適地があれば県と協議をし、また指導を受けながら、今後検討してまいりたいと、かように思いますので、ひとつよろしくお願いを申し上げます。

 次に、市営住宅の整備改良について、1点目の市営住宅の建てかえにつきましては、昭和50年の丸荒田住宅から始まりまして、今年度完成します新上納住宅のA・B棟まで含みますと368戸建てかえをしたわけでございます。御質問に対しまして、西田住宅を含む計画につきましては、今年度中に西田住宅96戸の入居者の移転が完了しておりますので、現在、国へ申請中で、承認が出れば住宅を取り壊し、土地の造成を行い、来年度から建設をする予定でございます。この西田住宅にも新上納住宅と同様に、身障者用、また高齢者向けの住宅もあわせて建設をしてまいりたいというふうに考えておりますので、ひとつよろしくお願いを申し上げます。

 今後の住宅の建てかえ計画につきましては、老朽化した住宅を、国の建てかえ基準及び総合計画に基づきまして、中山、上沢渡、大組等、順次建てかえていく計画でございますか、今後調査をし、考えてまいりたいと、かように思います。

 2点目の住宅の高層化のことでございますが、新上納住宅及び西田住宅は、都市計画法の用途地域が第1種住居専用地域である関係上、原則として高さが10メートルと制限されているため3階建てしかできませんでした。しかしながら、今後、実施していく建てかえ住宅につきましては、敷地の形状、用途地域、市営住宅の建設基準等及び日照規制、斜線規制等、高さ制限がございますので、建築基準法との制限を調査しながら、いろいろと検討してまいりたいとかように思いますので、ひとつよろしくお願いを申し上げます。

 次に、明治用水上部利用事業についての御質問でございますが、上部利用計画の今後の計画と整備内容はどうかということでございます。今後の契約と整備内容でございますが、現在、岡崎農地開発事務所で実施設計中でございます。お聞きしますところによりますと、延伸につきましては、中山町交差点から八軒町交差点までキリンダムのところでございますが、約 400メートルと、JR踏切からライオンズマンションまでの約 900メートルの計 1,300メートルを県営事業で予定しております。このうち中山町交差点からキリンダムまでの県道の歩道部分については、知立土木事務所と協議をし、また、ユニー前の用水路敷地以外の市道につきましては、単独事業で、それぞれ県営事業と同時に施行していくつもりでございます。整備内容でございますが、中山町交差点からキリンダムまでの県道の歩道部分を含めた幅が約7メートルまでございまして、植栽、自転車遊歩道、照明等を整備してまいりたいと、かように思っております。また、ユニー前の用水路につきましては、5年度に施行した区間と同じように、市道を含めた幅13メートルを、中央に幅5メートルの車道、両側に3メートルの歩道をそれぞれ設置をしてまいりたいと、かように思います。また、ユニー側の歩道はせせらぎを整備、その他に植栽、照明等も整備をしてまいりたいと、かように思います。それから、ユニーと申しますか、日本生命からのライオンズマンションまでの間につきましては、市役所等の公共施設、またマンション等が隣接する間でありますので、これらの施設を考慮しつつ、整備をしてもらうよう県へお願いをしておるところでございます。整備幅員でございますが、現在、両側に道路、中央に水路がございまして、この用水路に一部道路を含めまして、遊歩道のみを整備します。整備内容といたしましては、遊歩道、せせらぎ、植栽、モニュメント、照明等を設置し、安全で快適な緑の空間をつくり、やすらぎと憩いの場となるよう遊歩道の整備を考えております。なお、工事につきましては、9月ごろからを予定しております。

 また、今後の延伸計画でございますが、ライオンズマンションから刈谷市駅までの区間を、来年度も引き続き県営事業として整備をしていただけるよう、各関係方面に強く要望してまいりたいと、かように思いますので、ひとつよろしくお願いをいたします。

 以上でございます。



○議長(本多耕三) 

 10番渡辺公造議員・・・



◆10番(渡辺公造) 

 それでは、引き続いて第2回目の質問に移ります。

 まず、土地懇話会の活動状況はいかがかという話を、私、させていただいたんですけれども、過去63年を含んで懇話会そのものは3回だったということですね。先ほどの井上議員が言った中で、昨年の間に八つの審議会なんかがゼロだったという話がありましたけども、これ調査いたしましたら、多分このものも入っておるようでございますけれども、土地対策懇話会につきましては、昨年もそうですし、それから一昨年もそうですから、2年間引き続いてゼロだったというふうなことだと思います。それと、候補地につきましても聞いたわけでございます。

 それから、市の方の活動を振り返っての見解ということをお聞きしましたけれども、この回答に関して明確な回答がなかったものですから、もう少し、次の2回目に言っていただくといいなというふうに思います。

 それでですね、2年間セロであると、土地対策懇話会というのは非常に重要な懇話会であるという話は、63年のころのいろいろな説明の中に出てきておったわけでございます。で、懇話会のメンバーは、刈谷市を代表するいわゆる有識者でありまして、当然この人たちは、策定いたしました第5次総合計画の審議会のメンバーでもあったというふうなことがまず前提にありまして、この懇話会そのものが、会議を重ねることが意義があるかどうかということはまた別なんですけれども、いろいろな市における問題点だとか、いろんな困難さだとか、そういうものを懇話会のメンバーに相談することも、あるいは意見を言って意見を聴取することも、これは土地対策懇話会という仕事だと私は思っているわけですよね。ですから、そういう面で、土地対策懇話会の人たちに意見を申し上げて、いろいろ情報交換するということが、仮に何もなかったとしてもですね、やることが非常に重要じゃなかろうかというふうに思うわけであります。

 そういう関係も含めてまして、再質問といたしまして、二つ行いたいと思います。

 一つは、今まで言いましたみたいにですね、土地対策懇話会が2年間引き続いてゼロだったということ、情報交換を含めてやるべきじゃなかろうかという私の意見でございますけれども、この点につきまして、当局がどんなふうに考えておるかどうかを、まずお聞きしたいと。

 先ほど、井上議員は、会合のないような審議会はやめたらどうだというふうな話がありましたけれども、この問題につきましては、そんな単純な問題じゃないと思いますから、ひとつその辺で、明確にひとつ見解を答えていただきたい。

 それから、2つ目は、候補地を10カ所絞ったということでございますけれども、冒頭私が申し上げましたみたいに、この懇話会のテーマは4つあるわけでございまして、1つまことに申しわけないんですけども、この4つに分離したときに、例えば工業用地については幾つあったと、あるいは住宅地については幾つあったというふうなことについて、分類して、もう1回お答え願いたいと思いますし、非常に難しくなると思いますけれども、固有名詞が言えることができましたならば、ひとつ言っていただきたいというふうに思います。

 それから、2番目の土地対策懇話会の今後の活動方策ということでございまして、3つの要因を出してですね、どれか一つ選んでくれということでやりましたけど、これはまことに僣越な話で申しわけないんですけれども、この中に該当するものは一つもありませんというふうな話がありましたけれども、ほかに、いろいろもっと大きな要因があるだろうと思いますけれども、その中で、公室長、若干開発云々ということについてお話がありましたけれどもね、もし次の質問の中で答えるならば、もうちょっと、この点についてもひとつ詳しく言っていただきたいなというふうに思います。

 土地問題だとか住宅問題は非常に複雑だと、単純でないということは私自身も思っておるわけでございましてですね、そう簡単にそれが対策できるわけじゃないんですけれども、しかし、それをだれがやるかと言ったら、やはり、行政にやってもらわにゃいかん、行政が真剣に、しかも着実にやってもらうことが、解決を早める一つの方策じゃなかろうかというふうに思っておるものですから、この問題につきましては、今後もひとつ真剣にやっていただきたいということで、二つ、この項目で質問させていただきます。

 実は、先般、刈谷市内のある団体が行った市街化区域の拡大、住宅団地の造成等に関する要望の答えに対しまして、土地対策懇話会、土地対策研究会の意見を聞きつつ、策定中の土地利用計画に沿って積極的に対応したいという回答があったわけでございます。この回答はですね、当然模範回答だと思うんですけれども、いうなれば、土地対策懇話会という存在を利用して、一種の遮へい板に使っておるじゃなかろうかと。あるいは、悪い言い方をするならば、それを逃げ口上に使っているじゃなかろうかというふうに私は見ているわけです。何となればですね、先ほどから問題がありますように、2年間、回も活動しておらんわけじゃないわけですけれども、そういうメンバーの方々に全然相談も持ち上げていないということは、そういう組織があっても全然活用していない一つのあらわれですから、一般の市民の方々がいろいろな要望を出されたときに、そういうものを口実に出すことが、本当に一面では真剣さに欠けるなあというふうに私は見ておるわけでございます。今言いましたことにつきまして、当局の見解をひとつお聞かせいただきたいというふうに思います。

 それから、2点目はですね、第1回目の質問の中で、第5次総合計画の中での第2編の基本構想で、21世紀を展望とした土地利用構想と、あるいは、3編の基本計画の、第2章に土地利用計画というのがあるわけでございまして、そういうのがあるんですけれども、土地対策懇話会そのものが、余り明確に出ていないということを含めて、その土地対策懇話会の位置づけだとか、あるいは性格を、一面はっきりしないところがあるものですから、ひとつ土地対策懇話会の性格、あるいは位置づけを、もう1回ひとつ説明していただきたいというふうに思います。

 それから、大津崎の関係でございまして、先ほど部長さんの方から話がありましたけども、大体 9.8ヘクタールで、区画が23区ぐらいあるとミニマムの面積が 700坪ぐらいだというふうなことで、非常に心配りのある区画だというふうに私は見ておるわけでございますね。ですから、狭くても結構ですよというふうな一つのあらわれじゃなかろうかというふうに思います。

 それから、進出希望につきましては、一、二社が非常に熱心に聞き込みに来ているんだけれども、まだまだ価格が決定してないから、はっきりしておらんというお話がありました。この問題につきまして、昭和63年の12月議会で私が一般質問しました。当時の公室長さんが、1坪10万円以上では採算に乗らないという問題だとか、その他いろいろ山積する問題点かあるという話がありました。そういう話の中で、いろんな困難を乗り越えて現在に至ったということで、この勇気を多としたいというふうに私は思っております。

 ですから、この事業が早急に成功することを祈るわけでございますけれども、2回目の質問といたしまして、これも二つありましてですね、一つは、先ほど、価格が決定しないという話がありましたけれども、非常に難しい問題だと思います。今までの田んぼの買収価格だとか、あるいは13ヘクタールが、9.何がしに減ったというふうなことだとか、あるいは造成費等を含めますと、恐らく相当の単価になるだろうと思いますけれども、大体どのくらいに予定しているかということは、県の関係もありますから簡単にその答えは出ないと思いますけども、もし公表できるならば、言ってもらいたいというふうに思います。

 それから、第2の問題点は、現在の社会情勢あるいは土地の価格等から見て、この工業用地が簡単に、先ほど言いましたみたいに 9.8ヘクタールですか、これが簡単に処分できるとは思っていないわけでございまして、新しい会社が進出してくるだとか、あるいは新しく分工場を建設するというふうなことでは、恐らく採算ベースに乗らなくて、極めて厳しい状態にあるだろうと思うわけでございます。しかしですね、そこで考えることは、移転という問題があるわけでございまして、現在の既成市街地にある工業用地を処分していただいて、新設の工業用地に移っていただくということですね。これは総合計画の中にも、これと同じような似た表現がありますけれども、要は、今あるところを処分していただいて移ることによって、かなりの価格差が生ずると。そういうことでひとつ移ってもらったらどうかということがあるわけでして、そこで伺うわけでございますけれども、既存の土地の広さの問題だとか、あるいは住宅と工場が隣接しているために生ずる各種の問題恐らくあるだろうと思います。

 それから、もう一つは、刈谷の将来のまちづくりに際して、いろいろとまた、土地利用計画の中で考えにゃいかん土地があるだろうと思うんですけどもね、こういうところが、例えば工場を移転したいだとか、移転した方がいいじゃないですかと、あるいは、刈谷市のために移転してほしいだというふうなことが出てくるだろうと思うんですけども、といったことにつきまして、市が積極的に誘導なり、あるいは指導をしていく意思があるかどうか。あるいは、その可能性があるかどうかについて、ひとつお願いいたします。

 次に、住宅政策につきましてお願いいたします。

 先ほど、部長さんですね、現状の市営住宅と、それから特賃の住宅に対する簡単な対比がお願いしたいということを私お願いしたんですけども、非常に丁寧に言っていただきまして、逆に言いますと、なかなかわかりにくいという面があったわけでございます。それで、要は僕の聞きたいのはですね、例えば補助がどうだとか、先ほど部長さんも言いましたみたいに、収入制限がどうであるとかというふうなことが端的に聞きたかったわけでございます.。そういうことも含めて、ちょっと見てきますと、今現在の市営住宅は、夫婦と子供2人で、所得制限というのは約年間 490万以下ですね。それに対しまして、特賃は 650万以下ぐらいだというふうなことで、この差がかなりありまして、市営住宅に入りたくても所得制限があって入れないという世代の方が今度入れるものですから、非常にいいじゃなかろうかと。若い人たちが入って町の活性化を促すということも一つの大きなことだものですから、ぜひとも、そういう面で、若い人たちが入りやすいような状態に持っていっていただきたいというふうに思います。

 それで質問でございますけれども、当然、現在の市営住宅よりか家賃は高くなると思います。それで、その家賃を今現在どのくらいで想定しておるかというふうなことが一つと、もう一つは、傾斜家賃ということが県の指導から、そういうことがあるわけでございますけども、この傾斜家賃につきましてですね、ちょっと若干説明していただきたいなというふうに思います。

 それから、2つ目は、この住宅はですね、先ほど目的の中で申し上げましたみたいに、若年勤労者世帯を中心とする中堅所得者層を入居対象に、当住宅が建設されるということでございますけれども、聞くところによりますと、今現在市営住宅に入っておる方々の中で、所得の高い人に出ていってもらって、その受け皿として、この特賃住宅を使用するというふうなお話を聞いたことがあります。当然、これは福祉政策の一部ですから、そうした人も入ってもらう必要はあると思いますけれども、すべてがそんな人に入ってもらいましたら、先ほどの目的から外れちゃう面があるということもありましてですね、その辺のことについて、今、市がどんな方々を優先的に入れようとしておるかということにつきまして、ひとつ返事をお願いしたいというふうに思います。

 それから、市営住宅の建てかえのことについてお話しました。既に 368戸終わっているということで、ことしも今、第2次半城土やっておりますし、それから、西田の建てかえのための取り壊しもやるとかいうふうなことで、まことに結構でございます。それで、2番目の問題の中で高層化のことにつきまして言いました。で、県営住宅が刈谷の中で高層化されたのが2カ所ありますね。新しくつくりました重原ですか、それともう一つ新田住宅がありますけれども、今、市営住宅があるところというのは、町の中に結構あるものですから、ただ、今建てかえようとしているところというのは割合に郊外にあるものですから、そういう面では、比較的いろいろの規制があるだろうと思いますけれども、そういうところを、ぜひとも十分検討していただいて、高層化されてですね、有効な土地利用が図れるような形で、ひとつ検討していただきたいなあというふうに思います。

 それともう一つ、市営住宅を建てかえることに関してですね、例えば、今そこに下重原住宅がありますと、その住宅の土地の近辺が、例えば刈谷市のある種の土地利用計画の中に入ってたか、あるいはゾーニングの計画があるだとか、あるいは周囲にいろいろの公的な、あるいは半公的な施設があるという中で、例えば、今から新しく更新しようということをまず想定したときにですね、例えば下重原住宅がありまして、この下重原住宅というのは耐用年数からいいますと2015年ですから、まだ20年ぐらいありますよね。ここの近辺には、ふれあいの里だとか、あるいは新しくつくります老人ホームがありますけれども、そういうことで、福祉ゾーンとして考えるという考え方がありますね。それともう一つは、例えば深見住宅、立派な鉄筋の住宅がありますけれども、この上の方に総合病院がありますけれども、そういう面で、あのところを健康ゾーンと言うならば、これまた、ちょっとロケーション的にどうかなあという考え方が一つあります。そういう面からちょっと、私質問したいと思いますけども、今のような考え方、特に下重原住宅なんかの場合、近辺のふれあいの里だとか、あるいはその老人ホームだとか、そういうことを加味したときにですね、今の住宅を移動をさせた方がまちづくりのためだとか、その他いろいろなことについていいじゃなかろうかなあという考え方があるわですけれども、そういうふうなことで検討したときにですね、今、至近の距離で建てかえをやるときに、そういうたぐいの住宅があるかどうかということについて、まず伺っておきたいというふうに思います。

 それで、もう一つはですね、先ほど言いました下重原住宅があるんですけれども、先ほど言いましたみたいな理由の中で、将来的にある種の展望を描いて、その更新をやらにゃいかんだろうと思うんですけれども、その辺の考え方を、まだまだ20年先のことだものですから検討されていないと思いますけれども、こんな話があったからというふうなことを含めてですね、ひとつ見解をお聞きしておきたいというふうに思います。

 それから、最後の明治用水の関係でございますけれども、聞いて見ますとですね、かなり近い期間に、中山町の上流の方も、それから桜町の下流の方もやっていただくというふうなことで、まことに結構なことだというふうに理解いたします。それで、今工事が既に終わったところを見てみますとですね、非常に人通りがふえているということは、周囲の商店の方が言っております。

 それから、もう一つはですね、その辺の周囲に住んでいる人たちが、自分の庭のような形で水をくれてやっているというふうなこと。非常に自分のこととして愛情を注いでいるということがあると思うんですけど、そういう面で、非常にいいじゃなかろうかというふうなことがあります。

 先ほど部長さんの方から話がありましたみたいに、桜町下流の方についても近々やることになるわけでございますけれども、できるならばですね、刈谷の駅から刈谷市駅の近くまでは、そぞろ歩きができるような形で整備してもらうと非常にありがたいなあというふうに思いますそれで、今完成したところのことにつきまして周囲の皆さんに聞いて見ますと、植林がたくさんしてありますけれども、できるならば、森のごとくのような、例えば今学校でやっております、ああいう密集した植樹ですね、そういうふうな形に持ってっていったらなおいいじゃなかろうかというふうな意見だとか、あるいはベンチがあったらなあというふうなことを言っておられる方もあります。ですから、そういうことも含めてやっていただきたいというふうなことがありますし、それから、もう一つは、この事業をやる前に、非常に役所の方々が、それぞれの周辺の人のところにお寄りしまして、いろんな相談に当たったということで大変喜んでおりましたので、今後もそういうことを頭に置いて、今後の工事を進めていただきたいなあというふうに思います。

 それで質問をいたしますけれども、先ほど申しましたみたいに、もうちょっと密集した植樹をしてもらいたいという意見がございますけれども、このことについて、市の方の見解があろうかと思いますけれども、ひとつお願いしたいということと。

 2つ目は、いわゆる国体道路ですよね中山町の近辺。それで、知立東浦線の昭和町、固有名詞で言っていかんですけどキリンダムのところまで計画がありますけれども、今現在ちょっと埋めたみたいな形になっておりますけれども、仮の整備ですね、仮の整備が国体までに間に合うか否かをお聞きしまして、第2回目の質問を終わります。



○議長(本多耕三) 

 市長公室長・・・



◎市長公室長(小山栄俊) 

 まず最初に、土地懇話会の活動を振り返って見解を述べよということでございます。住むことができまして、安全で、しかも安い土地の提供はなかなか難しいなというのが見解でございます。

 それから、情報交換でもいいから、懇話会を休んでなくて会議を開いたらどうかと、この点についての見解ということでございます。現段階では、意見をいただくような候補地の選定とか、懇話会に提供できるような情報等がなく、開催を見合わせておるわけでございますが、先ほども申し上げましたように、開発手法とか、情報が提供できるような事案が出てまいりますれば、これは早い時期に開催したいと思っております。

 それから、工業用地だとか住宅用地のことについて、もうちょっと詳しくということでございますが、土地の選定は個人の権利にかかわる難しい問題もございまして、余り土地の場所等は発表できませんが、工業用地について2カ所、住宅用地について3カ所が話題に上がっております。しかし、これは市街化調整区域でありますので、何度も言っておりますが、各種手法開発でございますけども、これができないという問題に直面しております。今後の地域住民や権利者等の考え方の変化、土地の利用動向を考えまして、対応ができればいいがなあというふうに考えております。

 それから、開発の困難性を先ほど言ったが、もうちょっと詳しくということでございますが、これは、先ほど言いましたように、安い地域といいますのは、開発がしにくい調整区域だろうと思います。そういうようなところを開発して、みんなに提供するには、やはり法津をクリアしなければなりませんし、そういうところが簡単に開発して提供できるというのもおかしな話でございますが、やはり、全員一致で売っていただけるとか、同意がいただけるとかいうようなことにならなければ、難しいなあというふうなことを申し上げたつもりでございます。

 それから、土地対策懇話会を隠れみのにというようなお話もございました。ある団体に文書口答したときに、積極的にということも言っております。ただ、それは後いろいろ難しい問題がありまして、容易に対応できにくいことも御理解していただきたいというようなこともつけ加えておるわけでございますが、くどくなりますけども、やはり、先ほど来のことを言っておるわけでございます。

 総合計画の懇話会での位置づけがはっきりしないじゃないかということでございますが、懇話会については要綱で設けておりまして、合理的かつ有効な土地利用に関する事項を審議するという審議会になっております。先ほど来言っております政策の立案に当たって、具体的に行政行為を進めるために御意見や御提言をいただくというものでございまして、総合計画には、先ほど来出ております候補地等の考え方は十分反映されておると思っております。

 以上でございます。



○議長(本多耕三) 

 経済環境部長・・・



◎経済環境部長(水藤義一) 

 大津崎地区の工業用地につきまして、最小区画は 700平米でございますので、よろしくお願い申し上げます。

 それから、分譲価格につきまして御質問がございました。現在、企業庁におきまして原価計算及び評価の事務を進めておりますが、現段階での憶測の価格は、ちょっとこれは差し控えさせていただきたいというふうに思います。ささいな工事等におきましても、用地が有効に利用されるように今努力しております。いましばらくすれば発表できる段階になると思いますので、よろしくお願いがしたいと思います。

 将来のまちづくりの中で、また、住工混在地域の企業への積極的な移転の勧誘をすることはどうかということでございますが、企業にもそれぞれ事情というものがありまして、こういう経済状況の中でございます。移転するためには、用地のほかにも工場の建設費とか、あるいは移転の設備、機械の移転、あるいは相当な資金が必要になるというふうに考えられるわけでございまして、ただいま申し上げましたように、住工混在の地内の企業といえども、市が法的な権限もなくて、移転を勧誘するということは難しいであろうというふうに考えております。

 なお、こうした企業からの問い合わせがありますれば、市はもちろんでございますが、商工団体ともに積極的に相談に乗ってまいりたいというふうに思います。

 以上です。



○議長(本多耕三) 

 建設部長・・・



◎建設部長(林尚) 

 中堅所得者層向けの賃貸住宅の家賃はどうかと、また、市営住宅の入居してみえる収入超過の方も入居させるのかという御質問かと思いますが、家賃の設定につきましては、家賃は市場家賃を基本といたしまして、近傍類似の賃貸住宅の家賃と均等を失わないよう定めてまいりたいと、かように思います。また、今後につきましては、近傍の実態調査を行い、基本家賃の設定に努めてまいりたいと、かように思います。

 また、基本家賃を定める当初の入居者の負担の軽減を図るというために、入居当初の家賃を軽減し、2年目以降は毎年5%引き上げ、基本家賃になるまで減額する。これが経営者家賃制度というものでございまして、こういった、いわゆる傾斜家賃を行うよう、県から強く指導を受けている段階でございます。

 次に、市営住宅の収入超過者を入居させるかということでございますが、特定優良賃貸法では、募集戸数の5分の1を限定募集するよう制度がございまして、これらの対象者に、建設中の賃貸住宅へ移転をいただくよう、その後空き家となった市営住宅へ、所得の低い人たちに入居していただくよう指導するよう、県からも指導を受けております。これらの制度を取り入れていくにいたしましても、何分にも県下の地方都市では初めてでございますので、今後、条例を制定していく中で、県の指導を受けながら決定をしてまいりたいと、かように思いますので、ひとつよろしくお願いを申し上げます。

 次の2点目でございますが、市営住宅の整備、改良についての御質問で、今後の建てかえ計画の中で、他の地区へ移転できないかとの御提言かと思いますが、公営住宅は国の補助を受けて建設されておるものでございまして、建てかえ事業を行うには、国の建てかえ承認を得るなど種々法の制約を受ける等、現段階では非常に困難であるというふうに理解をしております。将来的な展望につきましては、重原住宅付近の近くに計画されております、老人ホームを併設した高齢者福祉施設等が完成するということで、御質問の趣旨のとおりでございますが、その地区が一大福祉ゾーンになると思いますので、この一角の重原住宅は、昭和45年に建設した簡易耐火2階建ての住宅24戸と、昭和46年に建設いたしました中層4階建ての住宅2棟68戸ございます。現在では住宅の耐用年数が経過しておりませんので、建てかえ計画には入っておりませんが、しかしながら、簡易耐火2階建て住宅につきましては老朽化が激しく、自然災害等を考慮すれば、早い時期に建てかえが必要かというふうには考えておりますが、土地の有効利用の増進及び福祉住宅等住宅を配慮しながら、今後総合的に調査研究をしてまいりたいと、かように思いますので、ひとつよろしくお願いを申し上げます。

 次に、明治用水上部利用についての1点目の植栽関係でございますが、これは大きくなる木でございますが、具体的には3メートル以上ということになるわけでございますが、植える場合には、用水管から5メートル以上離さなければならないという明治用水の管理規定がございまして、この事業につきましては、今後の延伸区間も含めまして、大きくなる木を植えることができないのが実情でございます。このため中低木で、四季を楽しめる花木を植栽してまいりたいというふうに思います。今後、御指摘のような森ということはいきませんが、できるだけ木を多く植えて、ボリュームを考えてまいりたいと、かように思いますので、ひとつお願い申し上げます。

 2点目の中山交差点から昭和町の交差点までの区間の工事と重なって、国体の聖火リレーコースであるということで、これに整備が間に合うかどうかということでございますが、この区間は県営事業区間で、9月ごろから工事着手というふうに聞いております。聖火リレー大会中には工事にかかると思いますので、関係者とも協議をいたしまして、できるだけ支障のないよう施行してまいりたいと、かように思いますので、ひとつよろしくお願い申し上げます。

 以上でございます。



○議長(本多耕三) 

 休憩いたします。

                             午後4時09分 休憩

                             午後4時10分 再開



○議長(本多耕三) 

 再開いたします。

 10番渡辺公造議員・・・



◆10番(渡辺公造) 

 どうもありがとうございました。それでは3回目の質問に移りますけれども、まず研究テーマの中四つありますけれども、工業団地の関係が二つ、それから、勤労者住宅の関係が三つ、いろいろ検討の対象になっているというふうなことでございますけれども、3つ目の逢妻駅近辺の市街化区域を拡大するという問題につきましては、一つも入っておりません。あの近辺が、いろんな面で何とかしなきゃいかんということが前から言われておりますけれども、そういうこともあって、このテーマに取り上げただろうと思うんですけどもね。また質問はしませんけれども、非常に乗降客も多い駅でございますし、それから、その他いろんな面で、もうちょっとあの近辺を、このテーマでとらえておるような形にするべきじゃなかろうかなというふうに私は思っておりますけれども、ひとつこの件につきましても、十分に将来的に検討していただきたいなあというふうに思います。

 それから、候補地、まあまあいろいろ出ておりますけれども、ひとつ、今後なお一層努力していただきまして、検討していただきたいというふうに思います。

 最後に、この問題で、テーマの中の4に、その他特に市長が必要と認める事項、という項目があります。当時63年のときにこれが発足しまして、この四つの問題点がテーマが出てきたと、それで、先ほど申しましたみたいに工業団地の問題、それから住宅の問題、それから新設した駅の近辺の整理の問題ということで、非常にその時点での大きな問題点をとらまえて、対策懇話会でやったんですね。そうしますと、4項目目のその他市長が特に必要と認める項目というものも、かなりいろいろな意図があって出た問題じゃなかろうかなあというふうに私は理解しますし、想定します。

 そこで市長さんにお伺いいたしますけれども、これは、当時何を意図として、あるいは将来的なことも含めて、何を意図として、この4項目目を取り上げたかということにつきまして、ひとつお願いしたいというふうに思います。

 それから、2番目の今後の土地対策懇話会の活動方策ということで触れましたけども、先はど逃げ口上という話が出ましたけれども、要はですね、やっぱし、そういうふうなことを純粋な市民の方々に説明を申し上げるときに、2年間の活動が停滞しとったわけじゃないと思いますけども、外部的には停滞しとったというところのことを取り上げて、ここに話が持ち込んでありますからひとつ御了解願いたいというのは、非常に変な言い方をしますと、市民をだましたみたいな形になるわけですね。ですから、そうでもしあるならば、もうちょっと、そのときの説明だとかで、あるいはその逆に懇話会の活動を、さらに活発にしてもらって、活発というのはなかなかいろんな説明の中で難しいことはわかっておりますけれどもですね、ひとつ情報提供しあうだけでも僕は意味があるじゃなかろうかというふうな考え方を持っておるものですから、ぜひとも、逃げ口上だとか、そういうものに使われないような活動をひとつやっていただきたいなというふうに思います。非常に難しい問題でありますけれども、市民は、早急なその解決を待っております。市の方で真剣な取り組みをひとつやっていただきたいなというふうに思います。

 それから、大津崎のことにつきまして、 700平方メートルを 700坪ということで間違えまして申しわけなかったです。売却予定価格は難しいということでございますけれども、先ほど、非常にその会社会社の考え方があるというふうなことがありましたけれども、勧誘ではないんですね。指導なり、誘導なり、もうちょっと、市の方が相手の立場をお伺いして、どうでしょうかというふうなことであって、別に、こういうことがあるからこっちへ行ってくださいというふうな、そういう言い方ではですね、やっぱり、それは問題があると思いますよ。だから、こういうことはどうでしょうかというふうなことで、むしろ、その指導なり、もうちょっと弱い言い方で物を言った方が私はいいじゃなかろうかなというふうに思います。苦労して刈谷市内に造成した工業用地に刈谷の人が入らなくて、よその人が入っちゃったというふうなことのないように、ひとつお願いしたいと思います。

 それから、住宅政策のことにつきまして、家賃の問題だとか、傾斜賃金につきましてはわかったつもりでおりますけれども、要はですね、先ほど申しましたみたいに、もうちょっと端的に言ってもらいますとわかりやすかったじゃなかろうかなという感じがします。その中で、市営住宅の賃金の高い人たちが、5分の1以内という、5分の1に限定するという話がありましたけれども、このことはわかりました。それで、傾斜家賃の関係で県の状況をちょっと聞いてみますと、かなり高い値になるような感じがします。ですから、まことに言いにくい話ですけども、県の指導に従いつつ、刈谷方式をひとつ決めていただきましてですね、できるだけ若い人たちが定着するような、そういう方法でやっていただきたいなあというふうに思います。

 それで、ちょっと先ほど冒頭に、住宅の建設が非常に好況であるという話をしましたけれども、例えば、建設統計年報というのがありまして、これの刈谷版の平成4年度を見てみますと、着工家屋数が 2,528戸で持ち家が 559、貸し家が 1,797、給与住宅が21、分譲が 151ということで、持ち家比率が22%ということですね。非常に総体的に建設の着工件数が多いということなんですけども、実際に個人個人がつくっている建物というのは、刈谷の場合には20%しかないわけですね。ということは、若年層と、それと今のような社会情勢の中で、土地があってつくりやすい人は非常にいいんですけれども、なかなかやっぱし世間が言っているように、あるいは世間の統計的に出てくるような状況ではないということを、ひとつ御当局の方々もつかんでいただきまして、そんなふうなことの意味も込めて、ひとつ優良賃貸住宅を、今後多く広げていただきたいというふうなことをお願いしたいと思います。

 それから、市営住宅のことなんですけれども、私は、今、建てかえ云々ということも含めて、将来的なことも含めますと、刈谷に相当数の市営住宅があるわけですね。そうしますと、例えば、いろいろの土地利用の問題だとか、あるいは周囲の施設の問題だとか、あるいは、まちづくりの問題の中で、支障という言葉を使っては支障がありますけどもね、だけども、やっぱり、そういう面でない方がいいなあという感じを受けるところが多分あるだろうと思いますけどもね、そういうこともちょっと含めて、ひとつ検討してもらわにゃいかんだろうと思いますよ。

 それから、下重原住宅もですね、あそこにありまして、4階建てのものもありますけれども、例えば私の提案というふうなことで考えますと、あそこが福祉ゾーンになると。で、今の4階建ての住宅が残るということをするならば、比較的高率で、あそこに高齢者の方々に来ていただいて、近くにいろいろな老人福祉の関係の施設が出るもんですから、そことの共用を図るというふうなことも一つの考え方じゃなかろうかと思います。ひとつそれは要望にとどめておきたいと思いますけれども、そういうことも含めてやることが、まちづくりだというふうに私は理解しますから、ひとつよろしくお願いします。

 それで、住宅区分について一つ質問がありますけどね、市営住宅のグレードアップということで非常に結構なことでございまして、うさぎ小屋という発言が前にありましたけども、そういう関係もありまして、国の指導で公営住宅のグレードがアップされておるわけでございますけれども、そうなりますと当然家賃が上がります。しかしですね、民間との関係を見てみますと、民間の家賃、民間の1軒当たりの部屋の広さというふうなことを比較しますとね、民間よりかだんだんだんだん格差が出るような感じがして、逆にいうと、それはもちろん福祉ですから、そういう面は必要かもわかりませんけれども、一般のそういう市営住宅に入らない人で、入りたい人がいっぱいおりますけどね、そういう人たちが見たときに、非常に不公平感を抱くじゃなかろうか。現実に抱いている人もおるわけなんですけども、これは国の指導もありまして、非常に難しいことだろうと思いますけれども、この辺の兼ね合いにつきまして、市の方で何か変化がありましたら、言っていただきたいというふうに思います。

 それから、明治用水の関係わかりましたけれども、明治用水の方の指導もありまして、大きな木が植えれんということですけども、先ほど申しましたみたいに、小さな木でも結構ですから、できるだけその密集して植えるという方法も、一つの森づくりということでいいじゃなかろうかと思いますから、ひとつ検討していただきたいというふうなことと。

 もう一つは、例の昭和町のとこまでは9月ごろ着工するということですけれども、極力国体、間に合う間に合わんかいうことではなくて、国体のリレーに支障のないような形で進めていただきたいなあというふうなことを要望いたしまして終わります。どうもありがとうございました。



○議長(本多耕三) 

 市長・・・



◎市長(角岡与) 

 特に市長答弁を求めておられます土地対策懇話会の中で、研究テーマNo.4に、その他特に市長が必要と認める事項、これは何を意図しておるかという御質問でございました。いろいろな法規制もございますし、規制緩和というようなことも今いろいろな場所で言われているわけでございますが、線引き以後、土地の問題というのは非常に難しくなってきている。規制いろいろありまして、難しくなっているわけでございますが、ニーズは非常に、例えば今工業団地を一つやったわけでございますけれども、住宅関連からいろいろあるわけでございますが、特に市長が認める事項と、いろいろなことを決めていく場合に、最後にほとんどついております。これは、行政がいろんなことをやっていく中で、決められたことだけで措置できないような事態が出た場合に、特にそういう対応ができるための1項でございまして、3項目以外の土地対策への対応や懇話会委員会から特別に出てきただとか、問題提起があるとか、これはもう一遍皆と相談しなきゃ、3項目の中に入ってないけどもそういうぐあいにしたいというような事態が出てきた場合に対応できるようにということで、この項目が入れてあると、こんなふうに御理解を賜れたらありがたいと思います。これまでも、大体いろんなことを決めるのに1項つけてございます。これはやっぱり、ひとつのある意味での欠陥的なものを捕う、決めの中の欠陥点を補っていく条項ではないかと、かように思っております。御理解を賜りたいと思います。

 以上です。



○議長(本多耕三) 

 休憩にいたします。

                             午後4時24分 休憩

                             午後4時25分 再開



○議長(本多耕三) 

 再開いたします。

 以上で一般質問を終結いたします。

 この際、お諮りいたします。

 本日の会議はこの程度にとどめ延会し、残余の議事は明8日午前10時より本会議を再開し、審議いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(本多耕三) 

 御異議なしと認めます。

 よって、本日の会議はこの程度にとどめ延会し、残余の議事は明8日午前10時より本会議を再開し、審議することに決しました。

 本日は、これをもって延会いたします。

                             午後4時26分 延会