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愛知県 刈谷市

平成 5年  6月 定例会 06月18日−03号




平成 5年  6月 定例会 − 06月18日−03号







平成 5年  6月 定例会



議事日程第10号

                            平成5年6月18日(金)

                                 午前10時開議

日程第1 議案第48号 刈谷市職員退職年金等に関する条例の一部改正について

日程第2 議案第49号 刈谷市役所支所出張所設置条例等の一部改正について

日程第3 議案第50号 工事請負契約の締結について(地下道新設工事)

日程第4 議案第51号 工事請負契約の締結について(浜田排水機場改修工事(沈砂池工))

日程第5 議案第52号 工事請負契約の締結について(公共下水道雨水管整備工事)

日程第6 議案第53号 工事請負契約の締結について(かりがね小学校大規模改造(建築)工事)

日程第7 議案第54号 物品の買入れについて

日程第8 議案第55号 平成5年度刈谷市一般会計補正予算(第1号)

日程第9 請願第1号 三歳未満児の乳幼児医療無料化を求める請願

日程第10 請願第2号 小選挙区制導入に反対する意見書を求める請願

日程第11 請願第3号 総合施設の建設に関する請願

日程第12 議員提出議案第2号 乳児医療費無料制度の拡大を求める意見書

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本日の会議に付した事件

 1 議案第48号 刈谷市職員退職年金等に関する条例の一部改正について

 2 議案第49号 刈谷市役所支所出張所設置条例等の一部改正について

 3 議案第50号 工事請負契約の締結について(地下道新設工事)

 4 議案第51号 工事請負契約の締結について(浜田排水機場改修工事(沈砂池工))

 5 議案第52号 工事請負契約の締結について(公共下水道雨水管整備工事)

 6 議案第53号 工事請負契約の締結について(かりがね小学校大規模改造(建築)工事)

 7 議案第54号 物品の買入れについて

 8 議案第55号 平成5年度刈谷市一般会計補正予算(第1号)

 9 請願第1号 三歳未満児の乳幼児医療無料化を求める請願

 10 請願第2号 小選挙区制導入に反対する意見書を求める請願

 11 請願第3号 総合施設の建設に関する請願

 12 議員提出議案第2号 乳児医療費無料制度の拡大を求める意見書

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出席議員(32名)

     1番 岡本博和君   2番 井上 勉君

     3番 川合友治君   4番 星野雅春君

     5番 藤井 理君   6番 佐原祐三君

     7番 佐野泰基君   8番 杉浦世志朗君

     9番 月脚治隆君   10番 渡辺公造君

     11番 神谷貞明君   12番 長沢清之君

     13番 岡田正之君   14番 長谷川稔明君

     15番 近藤 勲君   16番 宮田 鈞君

     17番 渡辺金也君   18番 水沢利雄君

     19番 稲垣鍵一君   20番 伊藤直樹君

     21番 石川良雄君   22番 遠藤時彦君

     23番 加藤和義君   24番 鈴木重明君

     25番 近藤拓治君   26番 久野金春君

     27番 近藤天海君   28番 本多耕三君

     29番 井上和恵君   30番 伊藤達夫君

     31番 酒井 博君   32番 野村彦次君

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説明のため議場に出席した者(21名)

     市長       角岡 与君   助役      青木くに雄君

     収入役      山岡種臣君   教育長     近藤啓七君

     市長公室長    小山栄俊君   総務部長    稲垣健允君

     市民部長     近藤尚道君   福祉部長    江坂素一君

     経済環境部長   水藤義一君   建設部長    林  尚君

     都市計画部長   清水逸男君   開発部長    渡辺恒夫君

     水道部長     谷 健次君   消防長     戸田勝三君

     教育部長     三浦俊正君   国体事務局長  西口俊文君

     電子計算課長   辻 末彦君   土地改良課長  正木弘二君

     消防署長     加藤 到君   美術館長    鈴木輝夫君

     給食センター所長 樹神 武君

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職務のため議場に出席した事務局職員(7名)

     議会事務局長   岡田猛雄君

     議会事務局長補佐 沢田万寿男君

     副主幹兼庶務係長 鈴木哲雄君

     副主幹兼議事係長 中川勝移君

     主査       大中隆志君

     主査       石川敏彦君

     書記       神谷孝彦君

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                               午前10時00分開会



○議長(酒井博) 

 ただいまから、本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付してあります議事日程表のとおりでありますので、御了承を願います。

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 これより日程に入ります。

 日程第1及び日程第2、すなわち議案第48号刈谷市職員退職年金等に関する条例の一部改正について及び議案第49号刈谷市役所支所出張所設置条例等の一部改正についての2議案を一括して議題といたします。

 2議案につきましては、さきに審査を付託いたしました総務福祉委員会の審査の経過並びに結果についての報告を委員長よりお願いいたします。

 総務福祉委員会委員長・・・

          (登壇)



◆総務福祉委員会委員長(伊藤直樹) 

 御指名によりまして、さきの本会議において総務福祉委員会に付託されました議案第48号刈谷市職員退職年金等に関する条例の一部改正について及び議案第49号刈谷市役所支所出張所設置条例等の一部改正についての2議案について、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 委員会は6月11日午前10時より委員会室において委員全員、議長、副議長、当局より市長、助役を初め関係部課長の出席を求め開催いたしました。

 付託されました案件につきましては、関係課長より説明を聞いて慎重に審査いたしました結果、いずれも原案どおり承認することに決しました。

 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(酒井博) 

 ただいまの委員長報告に対する質疑、討論をお許しいたします。

 別に質疑、討論もないように思われますので、これにて質疑並びに討論を終結いたします。

 2議案についての委員長報告は、いずれも原案可決であります。

 これより採決いたします。

 議案第48号刈谷市職員退職年金等に関する条例の一部改正について及び議案第49号刈谷市役所支所出張所設置条例等の一部改正についての2議案は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(酒井博) 

 御異議なしと認めます。

 よって、2議案は委員長報告のとおり可決いたしました。

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 次に日程第3から日程第5まで、すなわち議案第50号工事請負契約の締結についてから議案第52号工事請負契約の締結についてまでの3議案を一括して議題といたします。

 3議案につきましては、さきに審査を付託いたしました建設委員会の審査の経過並びに結果についての報告を委員長よりお願いいたします。

 建設委員会委員長・・・

          (登壇)



◆建設委員会委員長(杉浦世志朗) 

 御指名によりまして、さきの本会議において建設委員会に付託されました議案第50号工事請負契約の締結についてから議案第52号工事請負契約の締結についてまでの3議案について、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 委員会は6月14日午前10時より委員会室において委員全員、当局より市長、助役を初め関係部課長の出席を求め開催いたしました。

 付託されました案件につきましては、関係課長より説明を聞いて慎重に審査いたしました結果、いずれも原案どおり承認することに決しました。

 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(酒井博) 

 ただいまの委員長報告に対する質疑、討論をお許しいたします。

 別に質疑、討論もないように思われますので、これにて質疑並びに討論を終結いたします。

 3議案についての委員長報告は、いずれも原案可決であります。

 これより採決いたします。

 議案第50号工事請負契約の締結についてから議案第52号工事請負契約の締結についてまでの3議案は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(酒井博) 

 御異議なしと認めます。

 よって、3議案は委員長報告のとおり可決いたしました。

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 次に日程第6及び日程第7、すなわち議案第53号工事請負契約の締結について及び議案第54号物品の買入れについての2議案を一括して議題といたします。

 2議案につきましては、さきに審査を付託いたしました文教委員会の審査の経過並びに結果についての報告を委員長よりお願いいたします。

 文教委員会委員長・・・

          (登壇)



◆文教委員会委員長(石川良雄) 

 御指名によりまして、さきの本会議において文教委員会に付託されました議案第53号工事請負契約の締結について及び議案第54号物品の買入れについての2議案について、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 委員会は6月14日午後1時より委員会室において委員全員、議長、副議長、当局より市長、助役、教育長を初め関係部課長の出席を求め開催いたしました。

 付託されました案件につきましては、関係課長より説明を聞いて慎重に審査いたしました。

 委員会における主な質問や意見を要約して報告いたしますと、議案第53号工事請負契約の締結についてでは、今回の請負契約は、かりがね小学校の大規模改造建築工事となっており、工事は中舎及び渡り廊下が対象ですが、学校全体の改造計画やスケジュールはどのようになっているのか。また、大規模改造の工事坪単価は平均幾らぐらいかとの質問に対しまして、大規模改造を実施する場合の全体計画ですが、まず大規模改造する要件として、建築経過年数、今までの部分改修の実施状況や建物の状況等を勘案して実施します。また、施設の内容や改善等も考慮しますし、それから、補助金とか起債の対象にもしていくように計画をいたします。

 大規模改造は予算との関係がありますので、教育委員会としては、少なくとも、1年に1棟は実施していきたいと考えております。かりがね小学校の場合では、本年は中舎をやりますので、今後、北舎、南舎を改造し、その次には亀城小学校の南舎、北舎というように順次やっていく考えであります。なお、前年度では小垣江小学校の中舎と南舎を実施しました。

 改造費の単価につきましては、大規模改造やる内容によりまして相当異なりますので一概には言えません。校舎の状況や改造内容等その都度個々の内容によって異なりますので、御理解を願いますとの答弁がありました。

 次に、議案第54号物品の買入れについてでは、全中学校にパソコン導入事業として1校当たり44台、6校で264台のパソコンや周辺機器、ソフトなど多額の予算で買い入れますが、まず機種の選定はどのようなプロセスで決定したのか。次に、西三河8市の各中学校ではどのような機種のパソコンを導入しているのか。次に、指名入札業者8社はどのような経過で指名されたのか。また、落札した富士電機総設株式会社の企業内容と、今後十分なアフターサービスができる体制にあるのか。次に、パソコン1台当たりの予定単価は幾らに設定したのか。また、それぞれの買い入れ価格はどのようになっているのか。次に、今回のパソコンは大体どれくらいの年数使用するのかとの質問に対しまして、パソコンの機種の選定については、平成2年度から教育委員会の委嘱研究組織として、刈谷市情報教育研究委員会を学校の先生方主体でつくり、教育用のコンピュータ導入時及び導入後の運用、活用面にわたる諸課題について、総合的に調査、研究活動をしていただき、その中で機種の選定についても検討をいたしました。概略申し上げますと、パソコンメーカーは国内外に非常に多くの会社がありますが、事教育用のパソコンとなりますと、まだまだ取り扱うメーカーが少ないようで、国内では3社くらい、国外で2社くらいとなっております。導入につきましては、アフターサービス等を考慮すると国内の3社が適当ではないかということで、まず国内3社に絞り込みました。この3社とは、富士通、シャープ、日本電気であります。機種については、情報量とか処理スピードの面など情報処理能力で検討すると、32ビット機が適当であり、この32ビット機について3社の代表的な機種を選びまして、音声・画像処理能力、記憶容量、記憶媒体、ソフトウェアの充実、それからアフターケアの実態等多面的に検討した結果、富士通TOWNS?という機種がよいとの結論をいただき、情報教育研究委員会からの報告を受けて、平成5年4月に機種の決定をいたしました。

 次に、西三河8市の導入機種は、岡崎市が富士通、他の6市はNECの機種を導入しております。

 次に、指名業者の選定につきましては、機種を富士通TOWNS?に決定しましたので、富士通のコンピューターの取り扱う業者ということで、刈谷市の物品納入等の指名業者名簿に登録され、納入後のアフターサービス等ができるかどうかなどを勘案して、指名業者選定審査会の議を経まして、8社を選定しました。

 次に、落札した富士電機総設株式会社の企業内容ですが、資本金6億5,000万円、従業員数が1,256人、10の支社、21の営業所、12の出張所を持つ企業であります。

 次に、予定価格につきましては公表いたしておりませんので御容赦願いますが、購入価格につきましては、本体、周辺機器、ソフト等全体で定価の約62%となっております。

 次に、アフターサービスにつきましては、名古屋支社に対応させますが、アフターサービス等については契約の相手方とよく相談をして、後々支障のないようにしていきます。なお、契約上の保証期間につきましては1年となっております。

 次に、使用予定期間につきましては、8年から10年くらいは現状の機器を使っていきたいと考えておりますとの答弁がありました。

 以上、慎重に審査いたしました結果、付託されました案件につきましては、いずれも原案のとおり承認することに決しました。

 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(酒井博) 

 ただいまの委員長報告に対する質疑、討論をお許しいたします。

 別に質疑、討論もないように思われますので、これにて質疑並びに討論を終結いたします。

 2議案についての委員長報告は、いずれも原案可決であります。

 これより採決いたします。

 議案第53号工事請負契約の締結について及び議案第54号物品の買入れについての2議案は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(酒井博) 

 御異議なしと認めます。

 よって、2議案は委員長報告のとおり可決いたしました。

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 次に日程第8、すなわち議案第55号平成5年度刈谷市一般会計補正予算を議題といたします。

 本案につきましては、さきに審査を付託いたしました予算審査特別委員会の審査の経過並びに結果についての報告を委員長よりお願いいたします。

 予算審査特別委員会委員長・・・

          (登壇)



◆予算審査特別委員会委員長(渡辺金也) 

 御指名によりまして、さきの本会議において予算審査特別委員会に付託されました議案第55号平成5年度刈谷市一般会計補正予算について、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 委員会は6月8日本会議終了後直ちに議場において開催し、付託されました案件につきましては、より慎重に審査するため、総務福祉、建設、文教の3分科会を設置し、それぞれ関係分を付託の上審査することに決定し、6月11日から6月14日までの4日間にわたりまして各分科会を開催し、それぞれ審査を願いました。さらに6月17日午前10時より議会会議室において委員会を開催し、各分科会委員長より分科会での審査の経過と結果を御報告願いまして、慎重に審査をいたしました結果、議案第55号平成5年度刈谷市一般会計補正予算につきましては、原案どおり承認することに決しました。

 以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(酒井博) 

 ただいまの委員長報告に対する質疑、討論をお許しいたします。

 別に質疑、討論もないように思われますので、これにて質疑並びに討論を終結いたします。

 本案についての委員長報告は、原案可決であります。

 これより採決いたします。

 本案は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(酒井博) 

 御異議なしと認めます。

 よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。

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 次に日程第9及び日程第10、すなわち請願第1号三歳未満児の乳幼児医療無料化を求める請願及び請願第2号小選挙区制導入に反対する意見書を求める請願の2請願を議題といたします。

 2請願については、さきに審査を付託いたしました総務福祉委員会の審査の経過並びに結果についての報告を委員長よりお願いいたします。

 総務福祉委員会委員長・・・

          (登壇)



◆総務福祉委員会委員長(伊藤直樹) 

 御指名によりまして、さきの本会議において当総務福祉委員会に付託され、平成5年3月定例会において継続審査となっていました請願第1号三歳未満児の乳幼児医療無料化を求める請願について、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 本請願につきましては、平成5年3月11日午前10時より委員会室において委員全員、副議長、当局より市長、助役を初め関係部課長の出席を求め開催いたしました。

 委員会での審査の経過ですが、初めに、子供の出生率が年々下がっている中で、入院よりも圧倒的に通院の方が多いのははっきりしている。生まれながらにしてアトピー的症状で長い間通院している子供も多い。安心して医者に通院できるよう乳児医療の拡大をぜひお願いしたいとの意見が出され、論議が交わされました。

 委員より、子供をどれくらい見込んで、また、医療費がどれくらいになるのか。また、健康保険の種類によって付加給付が異なると思うが、支払い方法として現物給付か現金給付か、先進市の状況について教えていただきたいとの質問に対しまして、当局から、2月1日現在でゼロ歳児が1,520人、1歳児が1,448人、2歳児が1,420人となっている。他市の状況から試算をしますと、1、2歳の入院は260件、医療費は約880万円弱を見込んでいる。一方、外来は3万2,512件、医療費は8,958万2,000円と推定をしている。そのほかに医療機関手数料や診査手数料で約1,000万、事務経費等を含めると概算1億1,500万円くらいは必要ではないかと考えている。現在、1、2歳児の入院については、1カ月の請求に対する領収書で手続きを行っており、保険組合の付加給付金を差し引いた額を支払わせていただいている。また、ゼロ歳児は県下同一で受給者証が発行されているので、保険証と受給者証を持って行けば、指定医療機関であれば、どこでも県内は無料で診察が受けられることになっている。もし、外来を適用するようになると、1歳児だけでも1万6,000件くらいとなりますので、とても現在の福祉課の窓口では対応できないので、受給者証の発行に踏み切らざるを得ないと思っている。しかし、そのことは、県が、この医療にかかわる事務の取り扱いについて、現物支給の場合はすべて公費を優先することになっているので、付加給付との差額について市の負担が増大することになるとの説明がありました。

 こうした質疑に対して、委員から、関西では既に6歳未満児まで無料化を実施しているところもあると聞いている。3歳未満児までが無理があれば、2歳未満児まで何とか実施できるよう請願の採択をお願いしたい。また、老人性白内障の請願のときには全会一致で可決をしていただき、このことが国の保険制度が適用になる契機になった。子供の健康を最優先するなら、どこが負担するかということではなくて、入院患者をつくらないためにも、外来を真っ先に行うよう請願の趣旨に賛同をいただきたいとの意見がありました。

 一方、制度に対する問題点や財政的負担、また給付の公費優先の問題などいろいろと研究の時間も必要であり、継続にしていただきたいとの意見も出され、採決をした結果、継続審査とすることになりました。

 次に、平成5年6月11日午前10時より委員会室において委員全員、議長、副議長、当局より市長、助役を初め関係部課長の出席を求め開催いたしました。

 委員会での審査の経過でありますが、まず委員より、さきの委員会で財政的負担が問題にされたが、老人医療や乳児医療無料化制度の発足の歴史を振り返って見ると、国や県が全くやらない間に、各自治体が先んじて制度の普及をしていったわけであり、子供が少なくなってきて、子育てを支援するという面から必要な制度である。現在の刈谷の財政から見ても十分実施できると思っているという意見に対し、請願の趣旨に関しては賛同できる部分もあるが、この制度だけが少産化の要因ばかりとは思っていない。女性の社会進出や晩婚、住宅問題等も含めて考えなければならない。本来的には、国の一元的な保障というものが最も必要だと思う。例えて言えば、刈谷と知立で対応が違うというのは、市民サイドから見て理解しにくいことでもあり、現時点では、国や県に意見書を提出をする。また、議長会等を通じて広域的な取り組みとして働きかけるといったことが必要であると思う。また、刈谷の中で組合健保と共済組合で60%を超えているが、この制度を実施することになると、組合健保や共済組合にはプラスになるが、その裏腹には、市の財政は逆にしわ寄せがくることになり、スタートすると後戻りもできないので、請願事項2の、国や県に対して意見書を提出する項については賛成、請願事項1については不採択という考えであるとの意見が出されました。それに対し、高齢者対策10か年計画の中で、これほど出生率低下がすると逆ピラミッド社会になり、負担がますます増加することになるので、子供の出生率を上げる施策は厚生省みずからが言い出していることである。県内では蒲郡市が一番進んでおり、名古屋、豊橋、小牧、西尾が次で、1歳児までは入院、外来ともに無料化制度となっている。子育ての立場に立って、ぜひ採択をお願いしたいという意見が出されました。

 以上のような論議の結果、一部採択との意見もありましたので、まず、請願事項の2項、国や県に対して当面3歳未満児までの入院、外来とも乳児医療無料制度を拡大するよう意見書を提出してください、の項についての採決を行った結果、この項については、全員一致で採択とすることに決定いたしました。

 次に、請願事項1項、乳幼児医療無料化制度を3歳未満児まで拡大してください、の項について起立採決の結果、起立少数により不採択となりました。なお、審査の経過で出されておりました、議長会での調整を含めて前向きに取り組んでいただくことについても、あわせて確認をいたしておりますので、よろしくお願いをいたします。以上よろしくお願いをいたしたいと思います。

 続きまして、請願第2号小選挙区制導入に反対する意見書を求める請願について、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 本請願につきましては、平成5年6月11日午前10時より委員会室において委員全員、議長、副議長、当局より市長、助役を初め関係部課長の出席を求め開催いたしました。

 委員会での審査の経過を御報告いたしますと、まず委員より、本国会で単純小選挙区制をねらった選挙制度の改悪をする法案が出されている。国民は、金権政治は嫌だという願いの中から政治の改革を求めている。それを選挙制度にすりかえ、絶対多数を握っていこうとするものであり、国民の意思が国政に反映できないという最悪の選挙制度だと思う。一般世論に照らしてみても、単純小選挙区制にはほとんどの方が反対である。今、政治改革というのは、腐敗政治の禁止であり、定数是正が最も関心どころである。意見書にぜひ賛同をいただくようお願いしたいとの意見が出され、それに対して、企業、団体献金を規制することには全く異存はないが、政治に対する不信感が増大していることに対する答えを出さなければならないということで、政治改革の論議がされていると思っている。いろんな経過を踏まえて、現在は民間の政治臨調ということで、連用制はどうかとか、あるいは足並みをそろえて併用制はどうかという問題が検討をされている。政治は妥協の部分もあるわけで、小選挙区制に比例代表制を加えていくべきであり、現行制度には疑問を持っている。消極的反対であるとか、また、国民の政治改革については、新しい時代に合った制度にしてほしいという中で選挙制度が出てきたと思うが、今回の小選挙区制は、自民党が前から打ち出していたものであり、この小選挙区制には反対である。また、自民党はあくまで小選挙区制ということであるが、現在、与野党を含めて論議の最中であるので、この請願に賛成することは的を得ていない。大勢的には小選挙区制を敷きながら選挙制度の実現をしていく方向である。あるいは、大変難しい問題であるが、それぞれの支持する政党で取り組んでいることであり、言いにくいが、経過等踏まえると、小選挙区連用制が妥当ではないかと思う。また、これがベストというのは恐らくないのではないかと思う。どういう実態に合わせていくのか論議の最中なので、事態を見守るスタンスでいきたい等々いろんな意見が出されました。以上のような論議の結果、一部に反対意見がありましたので、起立採決の結果、起立少数により、請願第2号小選挙区制導入に反対する意見書を求める請願については、不採択とすることに決しました。

 以上、御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(酒井博) 

 ただいまの委員長報告に対する質疑、討論をお許しいたします。

 29番井上和恵君・・・



◆29番(井上和恵) 

 請願第1号の三歳未満児の乳幼児医療無料化を求める請願。これにつきましては2項の項目がありまして、2項については全会一致で賛同していただきました。これは、非常に理にかなった項目であって、この議会において、こういう即時意見書が提出されたことに、私は評価をしたいと思います。同時に、だからこそ、市独自でも、他に先んじて、県下では既にやっているところがあるわけですけれども、市民の強い要望にこたえていただく、こういうことが私は最も筋の通った議会の態度ではなかったかということで、これが不採択になったことは、非常に残念です。

 今後、こういう方向で時代は流れていくと思いますので、一日も早く、刈谷市議会も県、国に働きかけると同時に、主体性を持って、刈谷市の福祉の充実、こういうことで一躍を担っていただきたいということをお願いしながら、これ不採択になっておりますので、この1項目については反対をいたします。

 次に、請願第2号の小選挙区制導入に反対する意見書を求める請願。

 これはですね、東京佐川、さらに大がかりな金丸蓄財、脱税、ヤミ献金、この問題が大きな政治課題となって、今度の150日の国会は、国民がこれをどう再発を防止できるような、そういう国の制度をつくり上げるかどうか、このことが問われた国会だったと思います。長きの国会でありましたけれども、これを自民党が選挙制度の改悪にすりかえて小選挙区制を持ち出して、これしか政治改革の道がないように、国民を誤った方向に誘導してきた。この責任が今大きく問われておるわけです。小選挙区制が導入されなかった責任というよりは、むしろ、金権腐敗の防止、これを法的に手を縛るという、そういうきちっとした国政での態度が法制ができなかった。このことの責任の方が、私たちは大きいと、さらに、この自民党の土俵に乗ってしまって小選挙区制を基盤としたところの連用制とか併用制、比例も入っておりますけれども、こういう方向に野党が迎合してしまった。ここにも私は、自民党が金権政治を防止できなかった、これに対する消極的な態度ですね、すりかえの態度、これに私は迎合してしまったことは、自民党の宮沢内閣に対すると同時に、同じ国民に対する責任を負わなければいけないんではないか、こういうふうに実感しております。国会はいよいよ終盤で、国民の支持がたった数パーセントになってしまった宮沢内閣、まだ自分の延命と会期延長で、この小選挙区制のたくらみを、まだ執念を持っております。私たちは、今度の国会で150日間、自民党がねらった小選挙区制が導入できなかったことは、これはまさに民主主義を願う国民の強い世論であって、また、これを反対する草の根の運動、これが私は今度の国会の終盤を迎えたと、こういうふうに評価をしております。こういう点で、さらに会期を延長して、小選挙区制の火種を残そう、これがねらいでありますけれども、これは決して許してはいけないと思います。

 その意味から言いますならば、刈谷市民も同じく、宮沢内閣への不信、同時に金権政治を防止してもらいたい、この強い願いは、全国的に同様だろうと思います。この市民の願いに反してこの請願を不採択にしてしまった。この議会に対しても、私は、今後責任が問われると思います。ぜひとも、この場において、小選挙区制の導入に反対する、今後も反対していく、こういう刈谷市議会の市民の意思を尊重した強い意思をあらわしていただきたいということをお願いし、反対の討論にいたします。以上です。



○議長(酒井博) 

 ほかに質疑、討論もないよう思われますので、これにて質疑並びに討論を終結いたします。

 請願第1号三歳未満児の乳幼児医療無料化を求める請願についての委員長報告は、1項については不採択、2項については採択であります。請願第2号小選挙区制導入に反対する意見書を求める請願についての委員長報告は不採択であります。

 まず、請願第1号三歳未満児の乳幼児医療無料化を求める請願を採決いたします。

 本請願は、委員長の報告どおり決するに賛成のお方は御起立を願います。

           〔賛成者起立〕



○議長(酒井博) 

 起立多数と認めます。

 よって、本請願は委員長報告のとおり決しました。

 次に、請願第2号小選挙区制導入に反対する意見書を求める請願を採決いたします。

 本請願は、委員長報告のとおり決するに賛成のお方は御起立を願います。

           〔賛成者起立〕



○議長(酒井博) 

 起立多数と認めます。

 よって、本請願は委員長報告のとおり決しました。

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 次に日程第11、すなわち請願第3号総合施設の建設に関する請願を議題といたします。

 本請願の要旨につきましては、お手元に配付いたしてあります請願文書表のとおりであります。

 この際、お諮りいたします。

 請願第3号総合施設の建設に関する請願は、文教委員会に付託の上、閉会中の継続審査とすることにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

         (「異議なし」という者あり)



○議長(酒井博) 

 御異議なしと認めます。

 よって、請願第3号総合施設の建設に関する請願は、文教委員会に付託の上、閉会中の継続審査とすることに決しました。

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 次に日程第12、すなわち議員提出議案第2号乳児医療費無料制度の拡大を求める意見書を議題といたします。

 本案の朗読は省略し、直ちに提出者代表より説明を願います。

 17番渡辺金也君・・・

          (登壇)



◆17番(渡辺金也) 

 提出者を代表いたしまして、意見書案文の朗読をもって趣旨説明にかえさせていただきます。

     乳児医療費無料制度の拡大を求める意見書

 すべての子供を心身ともに健やかに生み育てることは、児童憲章でもうたわれている社会的責務であり、子供の健全な育成のために、安心して子供を生み育てることができる環境づくりが望まれています。

 県においては、昭和48年から1歳未満児を対象とした乳児医療制度を実施されていますが、県下の一部市町村においては、制度の充実を図るため、独自で年令の引き上げ等の拡大をしているところもあり、今後は住民の要望が増加するのに伴い、更にその数も増加するものと考えられます。

 よって、県におかれましては、乳児医療費無料制度の対象を三歳未満児まで拡大されるよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

 平成5年6月18日

                              刈谷市議会

 どうか、皆様の満場の御賛同をいただきますようお願い申し上げます。



○議長(酒井博) 

 ただいまの提出者代表の説明に対する質疑、討論をお許しいたします。

 別に質疑、討論もないように思われますので、これにて質疑並びに討論を終結いたします。

 この際、お諮りいたします。

 本案は、会議規則第36条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

         (「異議なし」という者あり)



○議長(酒井博) 

 御異議なしと認めます。

 よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。

 これより採決いたします。

 議員提出議案第2号は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。

         (「異議なし」という者あり)



○議長(酒井博) 

 御異議なしと認めます。

 よって、本案は原案どおり可決いたしました。

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 以上で、本日の議事日程は全部終了いたしました。

 これをもって、平成5年6月刈谷市議会定例会を閉会いたします。

                               午前10時45分閉会

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

      刈谷市議会議長  酒井 博

      刈谷市議会副議長 伊藤達夫

      刈谷市議会議員  岡本博和

      刈谷市議会議員  井上和恵