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愛知県 刈谷市

平成26年 12月 定例会 12月19日−04号




平成26年 12月 定例会 − 12月19日−04号







平成26年 12月 定例会



議事日程第18号

                        平成26年12月19日(金)

                             午前10時 開議

日程第1 議案第50号 刈谷市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について

日程第2 議案第51号 特別職に属する職員の給与及び旅費に関する条例の一部改正について

日程第3 議案第52号 職員の給与に関する条例の一部改正について

日程第4 議案第53号 刈谷市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について

日程第5 議案第54号 指定管理者の指定について(刈谷市青山斎園)

日程第6 議案第55号 指定管理者の指定について(刈谷市立くすのき園、刈谷市立すぎな作業所、刈谷市心身障害者福祉会館、老人デイサービスセンターひまわり、刈谷市養護老人ホーム及び高齢者交流プラザ)

日程第7 議案第56号 指定管理者の指定について(刈谷市一ツ木福祉センター)

日程第8 議案第57号 指定管理者の指定について(老人デイサービスセンターたんぽぽ及び身体障害者デイサービスセンターたんぽぽ)

日程第9 議案第58号 指定管理者の指定について(刈谷市生きがいセンター)

日程第10 議案第59号 刈谷市介護サービス事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について

日程第11 議案第60号 刈谷市地域包括支援センターの包括的支援事業の実施に関する基準を定める条例の制定について

日程第12 議案第61号 刈谷市国民健康保険条例の一部改正について

日程第13 議案第62号 指定管理者の指定について(刈谷市交通児童遊園)

日程第14 議案第63号 刈谷市児童館条例の一部改正について

日程第15 議案第64号 刈谷市ふれあいの里条例の一部改正について

日程第16 議案第65号 指定管理者の指定について(刈谷市産業振興センター)

日程第17 議員提出議案第8号 刈谷市小規模企業振興基本条例の制定について

日程第18 議案第66号 指定管理者の指定について(刈谷市公共駐車場)

日程第19 議案第67号 刈谷市都市計画法に基づく開発行為等の許可に関する基準を定める条例の制定について

日程第20 議案第68号 岩ケ池公園条例の一部改正について

日程第21 議案第69号 刈谷市風致地区内における建築等の規制に関する条例の制定について

日程第22 議案第70号 刈谷市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について

日程第23 議案第71号 指定管理者の指定について(コミュニティ施設)

日程第24 議案第72号 指定管理者の指定について(刈谷市郷土資料館)

日程第25 議案第73号 刈谷市体育施設条例の一部改正について

日程第26 議案第74号 平成26年度刈谷市一般会計補正予算(第4号)

日程第27 議案第75号 平成26年度刈谷市刈谷小垣江駅東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)

日程第28 議案第76号 平成26年度刈谷市刈谷野田北部土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)

日程第29 議案第77号 平成26年度刈谷市下水道事業特別会計補正予算(第1号)

日程第30 議案第78号 平成26年度刈谷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)

日程第31 議案第79号 平成26年度刈谷市介護保険特別会計補正予算(第2号)

日程第32 議案第80号 平成26年度刈谷市水道事業会計補正予算(第1号)

日程第33 請願第4号 介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての請願

日程第34 請願第5号 現行保育制度の堅持と保育・学童保育・子育て支援の充実を求める請願

日程第35 請願第6号 「刈谷城築城」ではなくくらしの応援・福祉の充実を求める請願

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本日の会議に付した事件

 1 議案第50号 刈谷市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について

 2 議案第51号 特別職に属する職員の給与及び旅費に関する条例の一部改正について

 3 議案第52号 職員の給与に関する条例の一部改正について

 4 議案第53号 刈谷市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について

 5 議案第54号 指定管理者の指定について(刈谷市青山斎園)

 6 議案第55号 指定管理者の指定について(刈谷市立くすのき園、刈谷市立すぎな作業所、刈谷市心身障害者福祉会館、老人デイサービスセンターひまわり、刈谷市養護老人ホーム及び高齢者交流プラザ)

 7 議案第56号 指定管理者の指定について(刈谷市一ツ木福祉センター)

 8 議案第57号 指定管理者の指定について(老人デイサービスセンターたんぽぽ及び身体障害者デイサービスセンターたんぽぽ)

 9 議案第58号 指定管理者の指定について(刈谷市生きがいセンター)

10 議案第59号 刈谷市介護サービス事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について

11 議案第60号 刈谷市地域包括支援センターの包括的支援事業の実施に関する基準を定める条例の制定について

12 議案第61号 刈谷市国民健康保険条例の一部改正について

13 議案第62号 指定管理者の指定について(刈谷市交通児童遊園)

14 議案第63号 刈谷市児童館条例の一部改正について

15 議案第64号 刈谷市ふれあいの里条例の一部改正について

16 議案第65号 指定管理者の指定について(刈谷市産業振興センター)

17 議員提出議案第8号 刈谷市小規模企業振興基本条例の制定について

18 議案第66号 指定管理者の指定について(刈谷市公共駐車場)

19 議案第67号 刈谷市都市計画法に基づく開発行為等の許可に関する基準を定める条例の制定について

20 議案第68号 岩ケ池公園条例の一部改正について

21 議案第69号 刈谷市風致地区内における建築等の規制に関する条例の制定について

22 議案第70号 刈谷市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について

23 議案第71号 指定管理者の指定について(コミュニティ施設)

24 議案第72号 指定管理者の指定について(刈谷市郷土資料館)

25 議案第73号 刈谷市体育施設条例の一部改正について

26 議案第74号 平成26年度刈谷市一般会計補正予算(第4号)

27 議案第75号 平成26年度刈谷市刈谷小垣江駅東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)

28 議案第76号 平成26年度刈谷市刈谷野田北部土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)

29 議案第77号 平成26年度刈谷市下水道事業特別会計補正予算(第1号)

30 議案第78号 平成26年度刈谷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)

31 議案第79号 平成26年度刈谷市介護保険特別会計補正予算(第2号)

32 議案第80号 平成26年度刈谷市水道事業会計補正予算(第1号)

33 請願第4号 介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての請願

34 請願第5号 現行保育制度の堅持と保育・学童保育・子育て支援の充実を求める請願

35 請願第6号 「刈谷城築城」ではなくくらしの応援・福祉の充実を求める請願

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出席議員(28名)

     1番 中嶋祥元          2番 伊藤幸弘

     3番 加藤峯昭          4番 新村健治

     5番 黒川智明          6番 佐原充恭

     7番 山崎高晴          8番 鈴木浩二

     9番 松永 寿         10番 上田昌哉

    11番 岡本 優         12番 前田秀文

    13番 新海真規         14番 山内智彦

    15番 加藤賢次         16番 清水行男

    17番 渡辺周二         18番 鈴木絹男

    19番 神谷昌宏         20番 蜂須賀信明

    21番 野村武文         22番 白土美恵子

    23番 成田正和         24番 星野雅春

    25番 山本シモ子        26番 樫谷 勝

    27番 沖野温志         28番 佐野泰基

欠席議員(0名)

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説明のため議場に出席した者(26名)

    市長        竹中良則    副市長       川口孝嗣

    副市長       鈴木直樹    教育長       太田武司

    企画財政部長    稲垣 武    総務部長      浅井 了

    危機管理局長    永田孝雄    市民活動部長    犬塚俊治

    福祉健康部長    高見三男    長寿保険部長    鈴本 裕

    次世代育成部長   本間由美子   経済環境部長    近藤尚登

    建設部長      近藤智展    都市整備部長    神谷清隆

    上下水道部長    柘植敏記    会計管理者     伊藤之雅

    監査事務局長    清水一郎    教育部長      大中隆志

    財政調整監兼財務課長        人事管理監兼人事課長

              宮田俊哉              間瀬一芳

    防災対策監兼危機管理課長      福祉調整監兼福祉総務課長

              中根 秀              長谷川文成

    次世代育成監兼子育て支援課長    公園緑地課長    岩瀬智司

              神谷孝彦

    区画整理課長    熊澤明俊    生涯学習課長    原田育雄

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職務のため議場に出席した事務局職員(7名)

      議会事務局長       岩崎高広

      議事調整監兼議事課長   近藤 初

      課長補佐兼議事係長    加藤直樹

      総務調査係長       高橋 盟

      主任主査         伊藤徳昭

      主査           塚本茂人

      主事           岡田崇弘

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                            午前10時00分 開会



○議長(佐野泰基) 

 ただいまから、本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付しましたとおりですので、御了承を願います。

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 これより日程に入ります。

 まず、日程第1から日程第5、議案第50号刈谷市議会の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についてから議案第54号指定管理者の指定についてまでの5議案を一括議題とします。

 5議案については、さきに審査を付託しました企画総務委員会の審査の経過並びに結果の報告を委員長よりお願いします。

 企画総務委員会委員長・・・

     (登壇)



◆企画総務委員会委員長(清水行男) 

 皆さんおはようございます。

 御指名によりまして、さきの本会議において、企画総務委員会に付託されました議案第50号刈谷市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についてから議案第54号指定管理者の指定についてまでの計5議案について、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 委員会は、12月9日午前10時より委員会室において、委員全員、議長、副議長、当局より市長、副市長を初め関係部課長の出席のもと開催しました。付託されました案件については、関係課長より説明を聞いて審査をしました。

 委員会における審査の内容を要約して御報告申し上げます。

 まず、議案第50号刈谷市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についてから議案第52号職員の給与に関する条例の一部改正についてまでの3議案について一括議題とし、質疑、意見を伺ったところ、提案理由の人事院の勧告とはどのような内容となっているのかとの質疑があり、給与の官民格差を是正するため月例給とボーナスを引き上げるもので、月例給は平均で0.3%引き上げ、ボーナスは0.15月分引き上げるものであると答弁を受け、附則に期末手当の内払いの規定があるが、この内払いとはどのようなものかと質疑があり、改正前の条例に基づく額を一旦支給し、条例改正後に基準日にさかのぼって金額を計算し直し、その差額を支給するものであるとの答弁を受け、議案第50号の議員と第51号の特別職は適用日が12月1日であるが、議案第52号の職員は適用日が4月1日となっているが、違いは何かとの質疑があり、人事院の給与勧告は、本年4月1日時点において給与の官民較差を是正するために行っており、一般職についてはボーナスだけではなく月例給の引き上げとなるため、4月1日までさかのぼって適用することになる。議員と特別職については期末手当のみの引き上げとなるため、12月の期末手当の基準日である12月1日にさかのぼって適用することになるとの答弁を受け、本年度の人事院勧告で示された地域間較差の是正や世代間較差の是正については、今回の給料表に適用されていないと思うが、どのように考えているのかとの質疑があり、民間賃金の低い地域における官民較差の是正や高年齢層における給与水準の見直しなどのいわゆる給与制度の総合的な見直しについては、平成27年4月から適用するため、来年3月の議会に審議をいただく予定であるとの答弁を受け、民間賃金の低い地域における官民較差の是正とは具体的にはどのような内容かとの質疑があり、全国一律に適用する給与表の水準を民間給与の低い地域に合わせ平均で2%引き下げる一方、それぞれの地域の実情に合わせ、地域手当の支給割合を見直し、官民較差を均衡させるものであるとの答弁がありました。

 次に、議案第50号及び第51号については、市民の皆さんが消費税増税による増税不況のもとで苦しんでいる中、特別職及び議員の手当を引き上げることに反対であるとの意見がありました。

 以上の質疑、答弁、反対意見の後、議案第50号刈谷市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について及び議案第51号特別職に関する職員の給与及び旅費に関する条例の一部改正については、それぞれ起立採決しました結果、起立多数により原案のとおり可決することに決定いたしました。

 続いて、議案第52号職員の給与に関する条例の一部改正については、採決しました結果、原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第53号刈谷市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について及び議案第54号指定管理者の指定についてでありますが、質疑、意見を伺ったところ委員からの質疑等もなく、採決しました結果、いずれも原案のとおり可決することに決定しました。

 以上、御報告申し上げましたとおり、議案第50号刈谷市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についてから議案第54号指定管理者の指定についてまでの計5議案について、いずれも原案のとおり可決することに決定しました。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(佐野泰基) 

 ただいまの委員長報告に対する質疑、討論を行います。

 13番新海真規議員・・・



◆13番(新海真規) 

 清風クラブを代表しまして、議案第50号刈谷市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について、反対の立場で意見を述べさせていただきます。

 アベノミクスによる経済効果は、現在のところ一部の大企業に限られ、円安による物価の高騰や社会福祉費の国民負担などの増大により、市民の生活環境もますます厳しいものとなっています。一部企業の正規社員には少しずつ景気の上昇が認められているところではありますが、下請である中小企業や多くの非正規社員などの経済的環境の改善はいまだに見られず、むしろ予想外の円安による原材料などの高騰の影響による倒産あるいは廃業などが顕著な状況であります。

 市民生活に明らかな改善が認められた時点での議員報酬増額であればともかく、負担ばかりが上昇している現在、市民の信託をいただいて市民に寄り添うべき市議会議員の立場でありながら、議員だけが先駆けて報酬をアップさせることなど、到底市民の皆さんに説明できるものではありません。

 よって、議案第50号刈谷市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について、清風クラブとして反対いたします。

 以上。



○議長(佐野泰基) 

 21番野村武文議員・・・



◆21番(野村武文) 

 私は、日本共産党を代表いたしまして、議案第50号刈谷市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について及び議案第51号特別職に属する職員の給与及び旅費に関する条例の一部改正について、反対を表明し、反対討論を行います。

 今、新海議員もおっしゃったように、私どもも4月からの消費税増税による増税不況あるいはアベノミクスによる格差拡大によって暮らしがさらに苦しくなり、なりわいは一層厳しいものになっているわけであります。その中で、議員は本来、市民の皆さんと寄り添いながら生活向上のために全力で取り組んでいる立場の者が、市民の皆さんの苦しい状況を解決することなく給料を上げるということは、全くをもって許してはならない、許されないことであるというふうに考えます。

 あわせて、市長、副市長の特別職においては、市政運営そのものを担っているそういう方々が、市民の皆さんのなりわいが大変苦しい、厳しい中にそれらの解決なくして先んじて給料を上げるなどということはあってはならないということで反対を表明するものであります。

 以上によって、議案第50号刈谷市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について及び議案第51号特別職に属する職員の給与及び旅費に関する条例の一部改正について、反対討論といたします。

 以上。



○議長(佐野泰基) 

 ほかに質疑、討論もないように思われますので、これで質疑、討論を終わります。

 5議案についての委員長報告は、いずれも原案可決です。

 これより採決します。

 まず、議案第50号について反対の意見がありますので、起立採決します。

 本案について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。

     (賛成者起立)



○議長(佐野泰基) 

 ありがとうございました。

 起立多数と認めます。

 よって、議案第50号は原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第51号について反対の意見がありますので、起立採決します。

 本案について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。

     (賛成者起立)



○議長(佐野泰基) 

 ありがとうございました。

 起立多数と認めます。

 よって、議案第51号は原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、ただいま採決しました議案第50号及び議案第51号の2議案を除く他の3議案について、一括して採決します。

 議案第52号から議案第54号までの3議案について、いずれも原案のとおり可決することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐野泰基) 

 異議なしと認めます。

 よって、議案第52号から議案第54号までの3議案は、いずれも原案のとおり可決しました。

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 次に、日程第6から日程第17、議案第55号指定管理者の指定についてから議員提出議案第8号刈谷市小規模企業振興基本条例の制定についてまでの12議案を一括議題とします。

 12議案については、さきに審査を付託しました福祉経済委員会の審査の経過並びに結果の報告を委員長よりお願いします。

 福祉経済委員会委員長・・・

     (登壇)



◆福祉経済委員会委員長(新海真規) 

 御指名によりまして、さきの本会議において、福祉経済委員会に付託されました議案第55号指定管理者の指定についてから議員提出議案第8号刈谷市小規模企業振興基本条例の制定までの12議案について、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 委員会は、12月10日午前10時より委員会室において、委員全員、議長、副議長、当局より市長、副市長を初め関係部課長の出席のもと開催しました。付託されました案件については、関係課長より説明を聞いて審査しました。

 委員会での審査の内容を要約して御報告申し上げますと、まず議案第55号指定管理者の指定についてでありますが、くすのき園を初めとする6施設は何回目の指定となるのかとの質疑があり、平成17年4月から指定管理者制度を導入し、今回で3回目の指定となるとの答弁を受け、指定管理者制度を導入したその当初から指定管理者の変更はあったのかとの質疑があり、今回の対象施設は、指定管理者制度導入時から任意による指定を行っている。ただし、平成22年の刈谷市社会福祉協議会と刈谷市福祉事業団の合併に伴い、指定管理者を変更しているとの答弁を受け、再指定することにより、継続して15年間同じ事業者への指定となるが、指定管理者の評価はどのように行っているかとの質疑があり、月々の利用状況の報告、毎年度終了後に提出される管理業務の実施状況、施設の利用状況、管理運営経費の収支状況等に関する事業報告や、各施設での利用者アンケートなどにより、これまでの管理運営実績はどうであったか、施設ごとに評価を行った。なお、共通的で統一的な視点で評価ができるように、サービスの提供状況、管理経費の収支状況、施設の維持管理状況など9項目の評価項目を設定し、それぞれを4段階で評価したとの答弁がありました。

 以上の質疑、答弁の後、採決しました結果、議案第55号指定管理者の指定については、原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第56号指定管理者の指定についてでありますが、質疑、意見を伺ったところ、委員からの質疑等もなく、採決しました結果、原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第57号指定管理者の指定についてでありますが、良好的な福祉サービスは基本的には市がやることである。反対はしないが、市が福祉サービスに力を入れていく、これが地方自治であるとの賛成意見の後、採決しました結果、議案第57号指定管理者の指定については、原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第58号指定管理者の指定についてでありますが、刈谷市生きがいセンターが公益法人となったことによって仕事量はふえたのかとの質疑があり、昨今の雇用定年制の延長に伴い、会員数は微減しており、ふえている状況ではないとの答弁を受け、シルバー人材センターの会員に対して何らかのアンケートをとっているのかとの質疑があり、会員に対しては、職員が日常的に会員の考え方や感じ方を把握しており、特にアンケートという形はとっていないとの答弁がありました。

 以上の質疑、答弁の後、採決しました結果、議案第58号指定管理者の指定については、原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第59号刈谷市介護サービス事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正についてでありますが、介護サービスを切り捨てていく方向性の中、国の省令そのものを地方に丸投げする内容であるため反対であるとの反対意見の後、起立採決しました結果、起立多数により、議案第59号刈谷市介護サービス事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正については原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第60号刈谷市地域包括支援センターの包括的支援事業の実施に関する基準を定める条例の制定についてでありますが、要支援1、2が介護保険サービスの対象から外された場合、どこがどのようにサービスを継続するのか、また利用料の扱いはどうなるのかとの質疑があり、要支援1、2の方が利用されるサービスのうち、訪問サービスとデイサービスだけが枠組みが変わり、今までの介護保険給付の枠組みから地域支援事業という枠組みに変わることになる。これまでの既存サービス事業者が地域支援事業の指定を受けて継続する場合のほか、地域の資源として地元のボランティア、NPOがデイサービスなどを行うことも想定しており、来年度から本格的に準備を進めたいと考えている。その中で利用料が今までの介護保険サービスと同レベルのサービスであれば、そこが利用料の基準になるが、NPO等に委託する場合には、そのサービスメニューの内容によって低い利用料になることもあると考えるとの答弁を受け、国の法整備にかかわる地域への丸投げに値する条例制定であるため反対であるとの反対意見の後、起立採決しました結果、起立多数により、議案第60号刈谷市地域包括支援センターの包括的支援事業の実施に関する基準を定める条例の制定については原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第61号刈谷市国民健康保険条例の一部改正についてでありますが、産科医療補償制度の概要はどのようなものかとの質疑があり、分娩時の医療事故にかかわる訴訟が多いことによる産科の医師不足の改善や産科医療提供体制の確保を目的として、分娩時の医療事故に伴い出生児が脳性麻痺となった場合に、過失の有無にかかわらず補償を行う無過失補償制度として、平成21年1月に創設された制度である。分娩機関が支払う掛金の額は3万円で、出産費用に上乗せされて妊産婦が負担しており、この掛金が平成27年1月1日以降の分娩については1万6,000円に引き下げられる。日本医療機能評価機構において補償対象と認定されると、総額3,000万円の補償金が支払われることになるとの答弁を受け、産科医療補償制度の掛金が減額される理由はどのようなものかとの質疑があり、早期に制度を創設する必要から限られたデータをもとに設計されたことなどから、遅くとも制度開始から5年をめどに必要な見直しを行うこととされており、補償対象者数の再推計が行われた結果、年間の補償対象者数が減少したことによるものであるとの答弁を受け、全国の産科医療補償制度の加入率はどのくらいであり、刈谷市内の分娩機関数と制度の加入状況はどのようになっているのかとの質疑があり、全国の分娩機関の産科医療補償制度への加入率は99.8%である。刈谷市内の分娩機関は4機関で、いずれも産科医療補償制度に加入をされているとの答弁を受け、平均的な出産費用は幾らかとの質疑があり、平成24年度の数値では、産科医療補償制度の掛金や医療外の費用を除いた全国平均は41万6,727円であるとの答弁がありました。また、改正に賛成した場合、高い国保税を容認したことになるため反対であるとの反対意見がありました。

 以上の質疑、答弁、反対意見の後、起立採決しました結果、起立多数により、議案第61号刈谷市国民健康保険条例の一部改正については原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第62号指定管理者の指定についてでありますが、指定管理者として刈谷市都市施設管理協会を再指定するものであるが、どのような検証をしたのかとの質疑があり、毎年、年度ごとに指定管理者からの報告を検証しているが、再指定に当たり交通児童遊園の利用者アンケートを行ったとの答弁を受け、駐車場の誘導についてどのような運用をされているのかとの質疑があり、専門の誘導員を配置している。特に来園者の集中する時期には、重点的に複数人の誘導員を配置し、満車の場合には路上で駐車場があくのを待たないように神田駐車場の地図を渡して案内しているとの答弁を受け、利用者の推移はどのようになっているかとの質疑があり、年間の遊具利用状況で算出すると、平成22年度は約127万人、23年度は約129万人、24年度は約133万人、25年度も約133万人である。また、大型遊具が順次更新されたことにより、平成20年度以降利用者が大幅に増加したとの答弁を受け、高齢者及び若者の雇用状況はどのようになっているかとの質疑があり、募集は高齢者を中心に幅広い年齢に向けて行い、繁忙期の短期雇用では学生アルバイトも活用しているとの答弁がありました。

 以上の質疑、答弁の後、採決しました結果、議案第62号指定管理者の指定については、原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第63号刈谷市児童館条例の一部改正についてでありますが、プラネタリウム室における使用者や使用目的の制限はあるのかとの質疑があり、使用申請方法も含め、市内の公共施設とあわせ、運用の詳細について検討している。使用目的については、児童厚生施設として逸脱しない範囲でファミリーコンサートや講演会等に使用することは可能であるが、第6条において使用許可の制限があるとの答弁を受け、プラネタリウム室の料金設定が4,000円、7,000円と違いがある理由は何かとの質疑があり、料金の設定については、人件費等を算定根拠としており、投映機を使用する場合は2人分の人件費を考慮し、投映機を使用しない場合においても、音響や照明の操作について補助が必要となるので、1人分の人件費を考慮した金額となっているとの答弁を受け、一般投映のスケジュールはどのようになっているのかとの質疑があり、これまでは土曜日は2回、日曜・祝祭日は3回、春夏冬休みは1回実施していたが、来年度からはそれぞれ回数をふやす予定である。また、これまでは実施していなかったが、夜間の投映も一部実施する予定であるとの答弁を受け、はばたきという愛称は今後どのようにするのかとの質疑があり、昭和56年に中央児童館が開館した際に愛称がつけられ、その後、市民に親しまれてきたものであるため、今回、名称は変わったが、愛称ははばたきとして引き続き使用していくとの答弁を受け、プラネタリウムの料金の改定根拠はどのようなものかとの質疑があり、今回の料金の見直しは、機器の更新により投映内容が大きくグレードアップすることにあわせて行っており、県内の同規模のプラネタリウムを保有する他の施設と比較し、利用しやすい料金として設定したとの答弁を受け、更新前のプラネタリウムは寄贈によるものであったため、市として税金投入していないことから50円の利用料で運営できたものなのかとの質疑があり、開館当時、企業の方から寄附をいただいたが、そのために50円になったのではなく、あくまでも全体の工事費とランニングコストを考えて設定されたものであるとの答弁を受け、学校等が団体として使用する場合、使用料がどのようになるのかとの質疑があり、小中学生の学習投映を行う場合は無料であるとの答弁がありました。

 また、これまで観覧料が無料であったものを有料にしたり、有料の額が倍になる料金設定については反対であるとの反対意見がありました。

 以上の質疑、答弁、反対意見の後、起立採決しました結果、起立多数により、議案第63号刈谷市児童館条例の一部改正については原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第64号刈谷市ふれあいの里条例の一部改正についてでありますが、しげはら園を市直営にする理由はどのようなものかとの質疑があり、平成24年4月、児童福祉法の改正により、障害者支援の強化が図られ、しげはら園は、従来の知的障害児通園施設から児童発達支援センターへと移行した。児童発達支援センターは、専門的機能を生かし、地域の障害児やその家族への相談、障害児を預かる施設への助言、援助を行うとともに、保育所等訪問支援といった地域支援も行う予定であり、これまで以上に市内保育園、幼稚園等との連携が必要となる。よって、平成24年度から経過措置期間として認められた3年が経過する平成27年度の本格稼働にあわせて、しげはら園を市直営にし、本市の中核的な療育支援を行う施設として位置づけ、障害児支援を行っていくとの答弁を受け、保育所等の訪問支援とは何かとの質疑があり、言葉におくれがあるなど発達に心配のある子供に対して、児童発達支援センターの職員が保育園、幼稚園等に訪問し、その子の発達の特性に配慮する点などについて保護者や担当の先生に対しアドバイスを行う支援であるとの答弁がありました。

 以上の質疑、答弁の後、採決しました結果、議案第64号刈谷市ふれあいの里条例の一部改正については、原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第65号指定管理者の指定についてでありますが、質疑、意見を伺ったところ、委員からの質疑等もなく、採決しました結果、原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議員提出議案第8号刈谷市小規模企業振興基本条例の制定についてでありますが、刈谷市においては、これまで小規模事業者を含めた中小企業に対して、雇用安定、技術開発、融資等の支援を初め、企業の流出防止や雇用の維持拡大等のため設備投資の補助などが積極的に行われている。今後は、国の小規模企業振興基本法を小規模企業振興の指針として認識を共有しながら、市内企業の振興を図ることが重要であると考えている。近隣市においても、当該条例を制定するあるいは制定予定のある市はないと聞いており、市当局では現在、中小企業振興基本条例について調査研究しているとのことで、まずは中小企業全体を包括できる中小企業振興基本条例の制定を検討すべきであると考えているため、反対であるとの反対意見がありました。

 次に、市として他市にも先駆けた立地補助、小規模事業に対する改善コンサルティング等の実施など、近隣市よりも進んだ施策を打っている。条例化については、中小企業というくくりで考えるべきであるため反対であるとの反対意見がありました。

 次に、愛知県では、中小企業の振興基本条例が制定され、それを受けて近隣市では既に制定しているところもある。この中小企業基本条例は、小規模企業も含む中小企業全体が対象となるということから、中小企業の振興基本条例を検討すべきではないかと考えることから反対であるとの反対意見がありました。

 次に、小規模の事業所のことをきちんと見ていかないと、日本の経済も地域経済も疲弊していくことは危惧される。市においては、トヨタ系企業があって、法人市民税がたくさん入り、財政力が豊かであるが、小規模事業者にとっては、この間のアベノミクスによる円高や円安などによる状況変化の中で、原材料の高騰により大変な状況に置かれている。中小企業振興策はとられてきているが、従業員20人以下、家族経営の事業所に光を当てるということが必要であり、応援すべきである。また、期限内に消費税納税分を納めることができなければ、滞納がかかり、払えない人はふえている。そういう方たちを守ろうという意見から賛成であるとの意見がありました。

 以上の討論の後、起立採決しました結果、議員提出議案第8号刈谷市小規模企業振興基本条例の制定については、起立少数により否決することに決定しました。

 以上、御報告申し上げましたとおり、議案第55号指定管理者の指定についてから議案第65号指定管理者の指定についてまでの11議案については、いずれも原案のとおり可決することとし、議員提出議案第8号刈谷市小規模企業振興基本条例の制定についての1議案については、原案否決することに決定しました。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(佐野泰基) 

 ただいまの委員長報告に対する質疑、討論を行います。

 25番山本シモ子議員・・・



◆25番(山本シモ子) 

 私は、日本共産党議員団を代表して、議案第59号、60号、61号、63号の4議案に反対を表明します。よって、1つずつ反対討論させていただきます。

 まず、議案第59号刈谷市介護サービス事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正についてです。

 第6期介護保険事業計画が来年4月から始まろうとしています。6回目の事業計画の見直しになっています。この根底にあるのが、国が決めた、国が法整備した医療介護総合法、私たちは改悪と呼ぶことができると思っています。この医療介護総合法の趣旨は、持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律に基づく措置として、効率的かつ質の高い医療提供体制を構築するとともに、地域包括ケアシステムを構築することを通じ、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するため、医療法、介護保険法の関係法律について所要の整備等を行うということを基本にしています。この法の趣旨下で成り立ちながら、今回の提案は第6期介護保険事業計画の次なる整備に向けて提案されたものです。その内容は、国がこれまで介護保険としてサービスを行うという要支援1、要支援2の軽度の介護者、訪問介護とデイサービスの介護サービスを外すことになっています。国が地方自治体に丸投げしたものを許すことはできません。

 そして、そのことによって新たな介護難民がふえることはおのずと懸念されるものです。急速な少子高齢化による社会保障給付に要する費用の増大に対して、安定した財源を確保しつつ受益と負担の均等のとれたなどということが図られようとしています。いわゆる負担が原則となっています。軽度の要支援1、2の方たちが、それまでは、介護保険施行時のときには要介護1の方たちが主になっています。それをさらに軽度の方たちをつくり、そしてその方たちが受けているデイサービスと訪問介護、このことによって在宅で暮らすことができています。

 介護保険の根幹は、在宅を支援するということでありました。ところが、在宅で維持することができた要支援1、2外しをすることによって介護難民をつくることになり、一度にこの制度を外すことはなく、それぞれの自治体がそのケアを守ることとなっていますが、国が地方自治体に丸投げしたいわゆる社会保障制度の根幹を崩すものであることを強く否定して、反対を表明します。

 次に、議案第60号刈谷市地域包括支援センターの包括的支援事業の実施に関する基準を定める条例の制定について。

 これは、今、59号で討論しましたが、国が地域に丸投げをしようとする要支援1、2外しに基づいて、包括ケア支援センターでそのことを守るとされています。しかし守るのは、自治体が整備するのは地域包括支援センターであり、そして、新たに介護外しをされた方たちはボランティアやNPO法人などでケアを受けることができる、安上がりの福祉にますます助長させるということをこのことからもはっきりととらえることができます。受益者負担の原則、そして受ける人たちは安上がりの福祉、これは社会保障とは言えません。よって議案第60号に反対を表明します。

 次に、議案第61号刈谷市国民健康保険条例の一部改正についてです。

 委員長報告でもありましたが、これは妊産婦、お産に対する補助額が上がるということになっています。これまで39万円を40万4,000円に改めることが提案されました。その内容は、産科医療補償制度、これが平成21年1月から施行されたわけですが、どちらに過失があろうともお産に対して何らかの障害があったときには補償するという制度で、まことにありがたい保険だということはいえると思います。この保険を使う件数が減った。いいことですね。医療事故が減ったということになるのならいいことです。しかし、その保険がこれまで3万円だったものを1万6,000円、保険の適用が減ったことによって積立額が上がっている、ならばそこを少し減らして、そしてお産の費用に対して40万4,000円に引き上げるということであろうというふうになっています。

 私は、そもそもが高い国保税を被保険者に負担をさせ、そして未来の命を育む者に対しても高いお産費用になっている、このことが指摘されなければならないと思います。一つのざるの中でこちらを少し減らしたらこちらがふえますということは、決していい内容だということにはならないときちんと指摘をさせていただきます。よって、議案第61号に対して反対を表明します。

 次に、議案第63号刈谷市児童館条例の一部改正についてです。

 今、中央児童館はばたき、ここには2階に学童保育所もあったことで、私の2人の子供はここでお世話になり、よく通った施設です。児童館ということとプラネタリウムがあることで市民の皆さんに長年親しまれてきました。昭和56年建設の中央児童館、建てかえ中で、今は囲いの中に建設中になっています。待ち望まれていることは言うまでもありません。そして今、宇宙科学などがどんどん進んでいることからも、プラネタリウムは人気の中の一つであると思います。

 その中で、いよいよ工事完了して来年度4月から開所ですか開園ですか、なるわけですが、それによってプラネタリウムの観覧料が大幅に引き上げる提案となっている提案です。これまで中学生以下は無料でした。そして中学校卒業後、15歳以上になるのか、それは50円でした。1回の観覧料が50円、本当にありがたい制度だなと思って親しんできたわけですが、今度の提案は子供1人1回につき100円、子供1人とは4歳以上、無料は4歳未満になっています。そして大人1人は300円、団体はまたそれぞれ額があるわけですが、新しいプラネタリウム機を活用してグレードアップしたランニングコストを図るためには観覧料の引き上げが必要という内容から今回の提案がされています。私はとんでもないことだと思っています。

 刈谷市の生涯学習はとても市民の皆さんに貢献しています。文化水準を高めたいというようなこともこの議会でも取り上げられているところです。そのような内容から見れば、4歳以上児から100円の観覧料、とても重いのではないでしょうか。まず、4歳以上児は子供だけでは来ません。家族で行くということになります。御家族で行ったらどれだけの額になるでしょう。せっかくの楽しい観覧が、負担料が重くなってしまうということになるではありませんか。

 観覧しただけでは済まない。家族で出かけるときには、必ずそこに楽しい食事等もついてくるわけです。だから、社会は今、庶民の皆さんに重い負担をかけている状態です。消費税増税などでつつましやかな生活をしている方たちに重い負担がかかるということを厳しく指摘させていただき、議案第63号刈谷市児童館条例の一部改正について反対を表明します。

 以上。



○議長(佐野泰基) 

 21番野村武文議員・・・



◆21番(野村武文) 

 議員提出議案第8号刈谷市小規模企業振興基本条例の制定について、日本共産党議員団を代表しまして賛成討論を行います。

 いわゆる中小企業基本法が1963年7月に、51年前に制定をされていますが、その後、その中における小規模企業あるいは零細企業になかなか光が当たってこなかったというわけです。特に、中小の中でも大手と小さいところとの格差の是正をするという問題があったんですが、あるいは小さくなればなるほど不利な点が多かったという、不利の補正というものがなされるべきところがなされずに、これらの放棄をされて、いわゆる小規模零細企業が切り下げられたということを強行したということです。したがって、実際には中小企業といいながら、小規模零細企業の方々は行政の光がほとんど当たらなかったというのが実際のところです。

 そういうところを鑑みて、いわゆる2010年ですか、中小企業憲章というのが閣議決定されて、これは先立ってできたわけですが、その後、小規模企業振興基本法、これがことしの6月に全会一致で成立を見て、そういう中身になっているわけです。したがって、刈谷市においても近隣市に先んじてこの条例を早急に制定し、その中に決めている中身としては、基本方針を策定する。そして一番重要と考えられる基本計画を策定して、実効性のある具体化を急ぐ必要があるというふうに思うわけです。

 したがって、議員提出議案第8号刈谷市小規模企業振興基本条例の制定について、ぜひ満場一致の賛成をいただいて御協力いただくことをお願いして、賛成討論とさせていただきます。



○議長(佐野泰基) 

 19番神谷昌宏議員・・・



◆19番(神谷昌宏) 

 議員提出議案第8号刈谷市小規模企業振興基本条例の制定について、志誠会を代表して討論を行います。

 私は、昨年12月の定例会において中小企業振興基本条例の制定を求める趣旨の一般質問を行いました。そういった点でいえば、中小企業よりさらに経営環境の厳しい小規模企業に対する支援は重要なことであり、小規模企業振興基本条例の制定は強く求めるところであります。

 しかし、こうした条例は、どこか他市の条例をコピーするなどただつくりさえすればよいというものではありません。私が一般質問で取り上げてから1年、今回も沖野議員が一般質問で取り上げてくださいましたが、当局は1年前と変わらず、研究しますという答弁でした。ただつくればよいのであれば、多分、当局から議案として簡単に上程することができると思います。しかし、大切なのは制定までのプロセスであります。複数回の会議や聞き取り調査を行って、条例の対象となる小規模事業者や中小企業の皆さんから生の声を聞き、条文の中に生かしていく、あるいは他市とは違う刈谷市ならではの、刈谷市に特に重要な施策を条文の中に入れ込んでいく、こうしたプロセスに時間をかけて、刈谷市らしいよい条例につくり上げていくことが大切だと思っております。

 過日の質疑の中で提出者は、今回の条例案はさきに国会で制定された小規模事業者支援法を条例としてコピーしたものだという趣旨の話をされました。つまりそこには、条例制定に向けた対象者の生の声を聞くという地道なプロセスが全くなく、刈谷市らしさも全くないのであります。したがいまして、今回の議案に対しては反対をさせていただきます。

 以上です。



○議長(佐野泰基) 

 24番星野雅春議員・・・



◆24番(星野雅春) 

 清風クラブを代表して、清風クラブの意見を申し上げたいと思います。

 今の神谷議員と若干似ておるところがありますが、用意したペーパーをもとに重複する部分も申し上げておきたいというふうに思います。

 まず、私たち議会は、本来持つ議会の機能を強化するということを目指しながら、チェック機能であったりあるいは監視機能、それから議決機関としての機能にとどまらず、政策提言や条例制定をするというのは大切な責務であるということをまず基本的には皆さん確認できることだというふうに思っております。そういう意味では、今回の条例提案というのは高く評価されるべきであろうというふうに思っております。3人以上の議員によって条例提案ができるというこういった権利は、議員各位が互いに尊重し合うということがまずもって大切であろうというふうに思っております。それが大原則であるということをまず申し上げておきたいと思います。

 一方、今回の小規模企業振興条例、提案する側の課題として、今お話があったように、少し安易過ぎるなということを指摘しておきたいと思います。それは、御承知のように、予算や人事を伴う政策条例というのは市長に予算編成権があり、あるいはまた市長の拒否権もあって、圧倒的に市長が有利な立場にあるということをまず認識しておかなくてはならない。これは、不備であろうがそうでなかろうが現実的にはそういうシステムになっているということをまず認識をしなくてはならないというふうに思っております。だから、地方議会では、予算を伴わないほんわかとした理念条例が主たるものとなっておって、ここが議会の条例制定権に大きな課題となっているということは皆さん御承知のとおりであります。

 そういった中で、もう一つは、議会側の政策的な条例提案というのは、ともすると当局の皆さんにとっては政策的な不足部分、要はこういうところが足りないんじゃないかという議会側から君たちやってくださいよという、こういう格好になるわけですから、なかなか議会側の条例提案を認められないという、そういう思いを持つ結果とならざるを得ないということを思うと、当局との関係には慎重を期す必要があるということは残念ながらそういうことにあるということを申し上げておかなくてはならないというふうに思います。

 しかしながら、過度な当局との関係重視であったり、あるいは当局の条例制定を待つだけという発想というものは、一歩間違えると議会の条例制定権を持つ私たちの自殺行為であるということになりかねないという側面があることをお伝えしておきたいというふうに思います。

 一方、じゃ審議する側の課題について意見を申し上げておきたいと思います。

 これは今、神谷議員のおっしゃったとおりなんですが、まず、議員や会派の条例提案があった場合はできるだけ慎重に、そして丁寧に議論することが大事だというふうに思っております。それは、先ほど申し上げたように3人以上の議員が提案すれば形式的には可能でありますが、できるだけ合意形成をしながら進めることが望ましいというふうに思っております。これは、条例提案が単なるパフォーマンスであったり、あるいは条例の内容よりも政党や会派の利害によって、本来検討協議され制定されるべき条例が葬り去られてしまう可能性があるからであります。今回は、委員会審議でも各会派の態度判断と意見陳述が主であって、条例制定の目的であったり、なぜ小規模であるのか、あるいはまた刈谷市の現状とマッチするのかといったそうしたことが議論されない、どこを修正すればいいのかといったことが本来、刈谷市議会基本条例にうたわれているように、議員間討議をしてできるだけ一致点を見出すことが大事であろうというふうに思っていますし、そのことが提案者からもなかったということを思うと、余りにも簡単に議案提案され、余りにも簡単にこうした条例提案が葬り去られていくというのは、刈谷市議会の条例制定機能の強化を損なうものであるというふうに言わざるを得ません。

 私たちは、この条例制定議案は本来、委員会で継続審査をして、神谷議員がおっしゃったように関係団体の聞き取りであったり、なぜ今なのかということも含めて条例の制定や効果というものを当局と調整を含めて協議することが望ましいと考えておりますが、しかし、本会議場での継続審査というのはなじまないということもありますので、意見として申し上げておきたいのは、これから議決するのに起立したりしませんが、かといって全面的に賛成をしたり反対をしたりするという意思は持っていないということだけお伝えして、私たち清風クラブの意見としておきたいと思います。

 以上です。



○議長(佐野泰基) 

 ほかに質疑、討論もないように思われますので、これで質疑、討論を終わります。

 12議案についての委員長報告は、まず、議案第55号から議案第65までの11議案については原案可決です。また、議員提出議案第8号については原案否決です。

 これより採決します。

 まず、議案第59号について反対の意見がありますので、起立採決します。

 本案について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。

     (賛成者起立)



○議長(佐野泰基) 

 ありがとうございました。

 起立多数と認めます。

 よって、議案第59号は原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第60号について反対の意見がありますので、起立採決します。

 本案について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。

     (賛成者起立)



○議長(佐野泰基) 

 ありがとうございました。

 起立多数と認めます。

 よって、議案第60号は原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第61号について反対の意見がありますので、起立採決します。

 本案について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。

     (賛成者起立)



○議長(佐野泰基) 

 ありがとうございました。

 起立多数と認めます。

 よって、議案第61号は原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第63号について反対の意見がありますので、起立採決します。

 本案について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。

     (賛成者起立)



○議長(佐野泰基) 

 ありがとうございました。

 起立多数と認めます。

 よって、議案第63号は原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議員提出議案第8号について反対の意見がありますので、起立採決します。

 議員提出議案第8号について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。

     (賛成者起立)



○議長(佐野泰基) 

 ありがとうございました。

 起立少数と認めます。

 よって、議員提出議案第8号は否決されました。

 次に、ただいま採決しました議案第59号から議案第61号まで及び議案第63号、議員提出議案第8号の5議案を除く他の7議案について、一括して採決します。

 議案第55号から議案第58号まで及び議案第62号、議案第64号、議案第65号の7議案について、いずれも原案のとおり可決することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐野泰基) 

 異議なしと認めます。

 よって、議案第55号から議案第58号まで及び議案第62号、議案第64号、議案第65号の7議案は、いずれも原案のとおり可決しました。

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 次に、日程第18から日程第21、議案第66号指定管理者の指定についてから議案第69号刈谷市風致地区内における建築等の規制に関する条例の制定についてまでの4議案を一括議題とします。

 4議案については、さきに審査を付託しました建設水道委員会の審査の経過並びに結果の報告を委員長よりお願いします。

 建設水道委員会委員長・・・

     (登壇)



◆建設水道委員会委員長(黒川智明) 

 皆さんこんにちは。御指名によりまして、さきの本議会において建設水道委員会に付託されました議案第66号指定管理者の指定についてから議案第69号刈谷市風致地区内における建築等の規制に関する条例の制定についてまでの4議案について、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 委員会は、12月11日午前10時より委員会室において、委員全員、議長、当局より市長、副市長を初め関係部課長の出席のもと開催しました。付託された案件については、関係課長より説明を聞いて審査しました。

 委員会における審査の内容を要約して御報告申し上げます。

 まず、議案第66号指定管理者の指定についてでありますが、過去3年間の都市施設管理協会への指定管理料と来年度の国道23号高架下駐車場の増額分は幾らかとの質疑があり、都市施設管理協会への指定管理料として、まず相生駐車場は23年度が約4,900万円、24年度が約4,600万円、25年度が約4,100万円である。また、御幸、寺横、神田、刈谷駅南口広場、刈谷駅北口広場の公共駐車場分は23年度が約4,300万円、24年度が約4,700万円、25年度が4,600万円である。来年度の国道23号高架下駐車場分の増額分は約800万円を予定しているとの答弁を受け、国道23号高架下駐車場の管理業務、人員配置はどのようなものかとの質疑があり、管理業務は、料金収納のための口座振替事務や利用許可申請、保管場所使用承諾証明書の発行に加え、利用に際しての問い合わせなどの窓口業務がある。また、国道高架下を占有していることから、橋脚等の定期的な目視点検や日常的な巡回作業がある。人員配置としては、これからの業務に対し、職員と3名の臨時職員にて従事しているとの答弁を受け、国道23号高架下駐車場の管理を直営から都市施設管理協会に指定するメリットは何かとの質疑があり、都市施設管理協会は、ほかの公共駐車場の管理を既に行っているため、これらとあわせた一括管理による経費節減効果が期待でき、人件費で比較すると直営よりも約100万円の削減効果が見込まれる。また、都市施設管理協会は年中無休であるため、窓口業務における市民サービスの向上につながると考えているとの答弁を受け、都市施設管理協会を選定した理由の欄に高齢者の雇用の創出と書かれているが、高齢者雇用にどれだけ寄与しているのかとの質疑があり、都市施設管理協会に聞いたところ、臨時職員を含めた職員のうち60歳以上の高齢者の職員が7割を占めているとのことであり、高齢者の安定した雇用の確保の促進に一定の役割を果たしていると考えているとの答弁がありました。

 次に、NPO法人まちづくりかりやを指定管理者に選定した理由は何かとの質疑があり、桜駐車場は、中心市街地における商業活性化のための公共駐車場であり、地域等の活力を積極的に活用して管理を行うことにより、設置目的を効率的に達成できると考えている。また同時に、周辺地域の防犯、清掃活動などボランティア的な協力を見込んでいるためであるとの答弁を受け、まちづくりかりやはどのような活動実績があるのかとの質疑があり、刈谷駅南口のコインロッカーの管理や刈谷駅周辺の民間駐車場管理などがある。ほかにも刈谷駅前商店街のイベントの企画運営を行っており、カリアンナイト、情報誌「AQUA」の発行に携わるなど、本市における中心市街地の活性化及び商業振興を中心的に推進する活動を行っているとの答弁がありました。

 次に、桜駐車場の周辺には刈谷駅前商店街振興組合と桜町通り商店街組合があるが、NPO法人まちづくりかりやには刈谷駅前商店街振興組合の方が多く加入している。2つの組合に対して公平性を担保するために、桜町通り商店街組合の方に今後、まちづくりかりやに加入してもらう必要があると考えるが、そのような指導を今後行う考えはあるかとの質疑があり、まちづくりかりやから報告があり、桜町通り商店街組合の理事の方々にも加入していただくとのことである。今後、2つの商店街の協力により、駅周辺を初めとした本市のまちづくり事業に積極的に参画していくと聞いている。本市としても、中心市街地の商業振興の推進のため、多くの方が参画してもらえるよう引き続き要望していきたいとの答弁がありました。

 次に、桜駐車場の25年度指定管理料の830万円にはまちづくりのための補助金が含まれているのかとの質疑があり、管理費の約510万円はメンテナンス料、電気料、回数券作成費などに要する経費である。また、事務費の約320万円は人件費、報償報告手数料などがあるほか、中心市街地として愛着を持っていただくために、周辺の清掃や駐車場の防犯パトロールも行っており、補助金は含まれていないとの答弁がありました。

 以上の質疑、答弁の後、採決しました結果、議案第66号指定管理者の指定については、原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第67号刈谷市都市計画法に基づく開発行為等の許可に関する基準を定める条例の制定についてでありますが、今回の条例の適用については二ツ池地域の整備に限定する考えはなかったのかとの質疑があり、市域全体で工業の発展を促進していきたいという考えから一部の地域を優先して行うことは考えていないとの答弁を受け、工業用地が1ヘクタール未満の場合、出入り口に面する道路の幅員が6メートルでは狭いと感じるが、どのように考えているのかとの質疑があり、工業用地周辺の地域の特性や事業の内容を踏まえた上で個別に対応していきたいと考えているためであるとの答弁を受け、今回の条例の制定により、依佐美地区における開発行為に歯どめがきかなくなるおそれはないのかとの質疑があり、農振除外や農地転用の条件が整う土地でなければ開発行為ができないため、宅地に隣接しながら順に開発されていくと想定している。また、宅地開発協議会の会議では、農政、土地改良、道路、商工などの関係課が参画しており、個々の案件について総合的に審査した上で宅地開発を決定していきたいとの答弁がありました。

 以上の質疑、答弁の後、採決しました結果、議案第67号刈谷市都市計画法に基づく開発行為等の許可に関する基準を定める条例の制定については、原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第68号岩ケ池公園条例の一部改正についてでありますが、今回整備する遊具はどのようなものかとの質疑があり、電動式のミニ汽車で、機関車1両、炭水車1両、客車3両の編成で、乗車定員は18名である。設置場所はゴーカート場と大型複合遊具の間で、1周の走行延長は207メートル、走行時間は約3分であるとの答弁を受け、「かも・かもポッポー」という遊具の名称はどのようにつけたのかとの質疑があり、指定管理者が公募を行い、60点の応募の中から市職員2名、指定管理者3名による審査をし、市内在住の女性の応募作品に決定したとの答弁を受け、施行を3月23日とした理由は何かとの質疑があり、供用開始時期として3月下旬を見込んでいるが、安全確認など準備が間に合えば一日でも早く利用していただきたいと考え、工期満了後の直近の平日としたとの答弁を受け、利用者数はどの程度を想定しているのかとの質疑があり、過去の有料遊具や近隣の同様の施設の利用状況等を考慮した結果、年間の利用者は約15万人と見込んでいるとの答弁がありました。

 以上の質疑、答弁の後、採決しました結果、議案第68号岩ケ池公園条例の一部改正については、原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第69号刈谷市風致地区内における建築等の規制に関する条例の制定についてでありますが、市内の風致地区はどこにあるのかとの質疑があり、小堤西池から岩ケ池にわたる範囲の洲原風致地区と亀城公園を中心とした亀城跡風致地区があるとの答弁を受け、県から市へ権限移譲を受けての条例制定となるが、市独自の基準を設けているのかとの質疑があり、県の条例を参酌しているため、刈谷市独自の基準は設けていないとの答弁を受け、条例に違反した場合どのような罰則があるのかとの質疑があり、是正命令に従わない等の監督処分に関する市長の命令に違反した場合、許可を要する行為に違反した場合、立入検査の拒否などをした場合、罰金が科せられるとの答弁を受け、罰金はどのような手続で求めていくのかとの質疑があり、市長が指導、勧告、そして命令の手続を行うが、それでも是正されない場合は、警察署長宛てに勧告し、罰則の適用を要請するとの答弁がありました。

 次に、第4条の許可の基準における建築物の高さについて、風致の維持に支障がない場合は制限の対象外とする規定が設けられているが、個人の感性で判断され、建築等に歯どめがきかなくなるのではないかとの質疑があり、対象外としているのは、風致と著しく不調和でない学校、病院などの公共的な建築物や伝統的な様式で新築される神社、仏閣などに限定しているとの答弁がありました。

 以上の質疑、答弁の後、採決しました結果、議案第69号刈谷市風致地区内における建築等の規制に関する条例の制定については、原案のとおり可決することに決定しました。

 以上、御報告申し上げましたとおり、議案第66号指定管理者の指定についてから議案第69号刈谷市風致地区内における建築等の規制に関する条例の制定についてまでの4議案については、原案のとおり可決することに決定しました。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(佐野泰基) 

 ただいまの委員長報告に対する質疑、討論を行います。

 25番山本シモ子議員・・・



◆25番(山本シモ子) 

 私は、ただいまの委員長報告のうち、議案第67号刈谷市都市計画法に基づく開発行為等の許可に関する基準を定める条例の制定について、日本共産党議員団を代表して反対を表明させていただきます。

 この条例制定は、さきの9月議会において、野田町新田地区における工業用地の確保について、刈谷市が工業団地の誘致についてずっと整備を確保することを進めてきましたが、地権者16名のうちの反対があって進めることができない、いわゆる取り下げをした報告がされたところです。内容は、野田町新田地区、二ツ池地区とも言われておりますが、における農業用地の開発は、農業振興地域の整備に関する法律施行規則における計画に基づき、公共事業として工業用地を整備するため、地権者との合意形成に向け交渉を継続してきたが、全員の合意までに至らなかった。いわゆる地権者からの反対があったということです。2つ目は、平成24年度の同法施行規則適用解釈の変更に伴い、直接農業の振興に資する施設整備についてのみ適用が認められることとなったため、当初計画していた公共による一体的な面整備を実施することが困難となった。3つ目、民間企業による工業用地の要望は多く、工業用地の確保は緊急の課題であるというふうにまとめられています。地権者の反対があって、これまで進めてきた野田町新田地区における工業用地の確保を断念したことにより、今回の提案は、民間事業者が参入しやすい形で条例を整備する、いわゆる乱開発を防止する上である面で条例が必要なのではないかというふうに受けとめるところであります。

 しかし、その提案の土台となっているのが、今、私が最初に述べました、これまで進めてきた工業用地の確保が民間の民地の方たちの反対があって断念したことによって提案されたものです。市としては工業用地の確保は進めないが、民間事業者の参入は促すことができる、その前にその点で守ることを決めた条例整備となっています。

 その内容を見ていくと、必要な条例提案のようにも見えますが、土台の根底の部分がここから消されてはならない。工業用地の確保について、地権者の方の中に反対があったわけです。ところが、この条例制定によって民間事業者が参入するという整備をするということになったときに、では、これまで反対してきた地権者の思いがそこへ届くのかどうか疑問が残ることになります。

 それから、民間事業者の参入を定めている条例制定となっていますが、私も議員になって、いろいろまちの中から聞こえてくる声、そしてどちらも守りたいという立場から、私自身もどうしたものかなと思ってきた内容があります。それは、住宅地の中でずっと家族経営、それこそ先ほどの小規模事業法の条例の制定はありませんけれども、従業員5人程度以下で鉄工所などをやっている方たち、住宅地の中なので夜の騒音がうるさい、何とかならないか、油がちょっと流れている、何とかしてほしい、こういう声は市の行政の側にも届いていることと認識しています。

 そして、こういう方たちがなぜ夜操業するのか。大手からの受注を受けた場合に納期が短期間であること、そしてその納期までに納めることができないなどということを言うならば次の受注がないかもしれない。今、小規模の事業者はこういうことに恐れながら、一生懸命家族を支えて営業しているんだというふうに認識しています。

 このような面整備をすることによって、例えば工業用地ですので、町なかの小さな工場などがこの整備の中に行くことができるような、そこに行政の手が入り補助枠が広げられるなどということになるのならば、私は本当に望ましい姿になると思っています。しかし、そうではないのではないかということがこの条例の中からは危惧されます。

 なぜ危惧されるか。まず、そこの施行日です。27年1月1日から施行する。ここには、この期日を決めなければならない行政の側の判断もあります。それは、農振除外の手続をするとき、県への農振除外の手続には期間がありますので、ここで施行日をこの日にしないとさらに1年先になるというふうになる危惧があるということから、この施行日にしたというふうに理解をします。理解をするところですが、いわゆる民間事業者の参入がある、工業団地として参入したいという希望があるということは、これは本会議の質疑の中でも答弁をされていますし、今の委員会の中でも質疑があったように思っています。

 結局は、市が条例整備をするというところから大手が有利に働くというものであってはならない、このことが危惧されることから、議案第67号刈谷市都市計画法に基づく開発行為等の許可に関する基準を定める条例の制定について反対討論とします。



○議長(佐野泰基) 

 ほかに質疑、討論もないように思われますので、これで質疑、討論を終わります。

 4議案についての委員長報告は、いずれも原案可決です。

 これより採決します。

 まず、議案第67号について反対の意見がありますので、起立採決します。

 本案について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。

     (賛成者起立)



○議長(佐野泰基) 

 ありがとうございました。

 起立多数と認めます。

 よって、議案第67号は原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、ただいま採決しました議案第67号を除く他の3議案について、一括して採決します。

 議案第66号、議案第68号及び議案第69号の3議案について、いずれも原案のとおり可決することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐野泰基) 

 異議なしと認めます。

 よって、議案第66号、議案第68号及び議案第69号の3議案は、いずれも原案のとおり可決しました。

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 次に、日程第22から日程第25、議案第70号刈谷市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正についてから議案第73号刈谷市体育施設条例の一部改正についてまでの4議案を一括議題とします。

 4議案については、さきに審査を付託しました文教委員会の審査の経過並びに結果についての報告を委員長よりお願いします。

 文教委員会委員長・・・

     (登壇)



◆文教委員会委員長(加藤峯昭) 

 御指名によりまして、さきの本会議において文教委員会に付託されました議案第70号刈谷市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正についてから議案第73号刈谷市体育施設条例の一部改正についてまでの4議案について、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 委員会は、12月12日午前10時より委員会室において委員全員、副議長、当局より市長、副市長、教育長を初め関係部課長の出席のもと開催しました。付託されました案件については、関係課長より説明を聞いて慎重に審査しました。

 委員会における審査の内容を要約して御報告申し上げますと、まず、議案第70号刈谷市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正についてでありますが、実質賃金の減少、年金の減額、消費税の増税、物価高など、労働者や高齢者に多くの負担がかかる中、教育長の給与を引き上げることに理解は得られないとの反対意見があり、起立採決しました結果、起立多数により議案第70号刈谷市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第71号指定管理者の指定についてでありますが、今回議案の対象となっている22地区の市民館の指定管理者は全て公民館長なのかとの質疑があり、15地区が公民館長で7地区が地区長であるとの答弁を受け、公民館を代表する公民館長がなぜ各市民館の指定管理者になっていないのかとの質疑があり、指定管理者となる市民館運営委員会は、各地区の中の組織であり、その上で地区長や公民館長から委員長が選定されるためであるとの答弁を受け、市民館運営委員長である地区長あるいは公民館長が退任した場合の指定管理の取り扱いはどのようになるのかとの質疑があり、引き続き後任の運営委員長に指定管理をお願いしているとの答弁を受け、議決後に指定管理の代表者が変更となることを想定し、運営委員長の個人名は議案に記載しないこととしてはどうかとの質疑があり、工事請負契約など他の議案との整合を図る点からも、代表者として運営委員長名の記載が必要であると考えるとの答弁がありました。

 次に、市民館の指定管理料の総額と1館当たりの額はそれぞれ幾らであるかとの質疑があり、平成25年度決算額で総額1,920万円余り、1館当たりの額は約110万円から45万円まで幅があるとの答弁を受け、市民館の指定管理料は他の公共施設より安価であるが、その理由をどのように考えているかとの質疑があり、市民館は、一般的な公共施設に含まれている清掃や受付等の人件費を含まず、地域住民のボランティアで管理運営が行われているからであると考えるとの答弁がありました。

 以上の質疑、答弁の後、採決しました結果、議案第71号指定管理者の指定については、原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第72号指定管理者の指定についてでありますが、郷土資料館の入館者全体のうち学校行事での入館者を除いた一般入館者の占める割合と人数について、過去5年間ではどのように変化しているかとの質疑があり、平成21年度は6,846人、全体の81%であったが、22年度の耐震化と改修工事を経て、25年度は1万3,950人、全体の88.8%となっているとの答弁を受け、現在の入館者数の状況についてどのように評価しているかとの質疑があり、平成23年度のリニューアルオープンにあわせ、亀城小学校本館としての歴史や民俗資料を生かした昭和30年代の教室を新たに設けるなど、展示内容の充実を図るほか、昔の生活や遊びなど体験型の講座を積極的に取り入れている。入館者の増加については、リニューアルの目的に沿った結果が得られているものと評価しているとの答弁を受け、今後の一般来館者をふやす取り組みについてどのように考えているかとの質疑があり、昔の生活や遊びなど体験講座の充実、昭和30年代の教室のクラス会での利用を勧める積極的なPR、また、鉄道会社が主催するウオーキングにあわせたイベントの開催など、指定管理者と連携し、郷土資料館の魅力を発信していくとの答弁がありました。

 次に、指定管理者は郷土資料館で所蔵する考古、歴史、民俗資料などについてどのような管理のもとで保存に努めているか、また、指定管理者選定理由に記載のある利用者アンケートはどのような結果であったのかとの質疑があり、指定管理者である刈谷市都市施設管理協会は、施設の管理、点検や建物清掃などの管理業務を行う中で資料の保管状況について熟知しており、収蔵庫の温度、湿度の管理のほか、害虫による破損を防ぐための対策も適切に実施している。また、アンケート結果については、職員の対応や案内表示、清掃状態などについて5段階での評価を実施したところ、全ての項目で85%以上の方に「満足」「やや満足」の評価を得ていることから、良好な管理運営がなされていると判断しているとの答弁がありました。

 以上の質疑、答弁の後、採決しました結果、議案第72号指定管理者の指定については、原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第73号刈谷市体育施設条例の一部改正についてでありますが、現在、ウェーブスタジアム刈谷で開催されている大会はどのようなものがあるかとの質疑があり、サッカーではFC刈谷の所属する東海社会人リーグ、中学生の西三河大会や県大会、陸上競技では愛知マスターズ陸上記録会、市内小学生の大会などが開かれているほか、雁が音中学校の体育大会や築地町運動会にも利用されているとの答弁を受け、電光掲示盤の更新に伴い設備費が必要とはなるものの、上昇したコスト分を使用料として市民に転嫁することは教育、文化、体育、福祉の充実促進のおいて望ましくないと考えるとの反対意見があり、起立採決しました結果、起立多数により、議案第73号刈谷市体育施設条例の一部改正については原案のとおり可決することに決定しました。

 以上、御報告申し上げましたとおり、議案第70号刈谷市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正についてから議案第73号刈谷市体育施設条例の一部改正についてまでの4議案については、いずれも原案のとおり可決することに決定しました。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(佐野泰基) 

 ただいまの委員長報告に対する質疑、討論を行います。

 4番新村健治議員・・・



◆4番(新村健治) 

 日本共産党議員団を代表して、委員長の報告を受けて、まず議案第70号刈谷市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について及び議案第73号刈谷市体育施設条例の一部改正について一括討論とします。

 まず、議案第70号刈谷市教育委員会教育長のいわゆる条例の一部改正については反対とします。

 ことし4月の消費税8%への増税は、日本の経済を深刻な危機に突き落としました。家計消費や住宅投資など内需の落ち込みによって、国内総生産は2期連続のマイナスとなりました。7月・9月期の国内総生産では、11月の速報値年率がマイナス1.6%だったのが下方修正でマイナス1.9%まで修正されるなど、経済が相当冷え込んでいるのが改めて示されました。安倍首相の夏までに回復するという政府の言いわけは完全に打ち砕かれました。増税が個人消費の打撃になったことを認め、増税の1年半先送りを表明せざるを得なくなったのは、みずから経済の失政を認めたものであります。

 労働者の賃上げでいえば、一部の企業は賃上げが行われましたが、増税に満たない賃上げで、個人消費はふえておりません。16期連続の実質賃金のマイナスが示しているとおりであります。特に年金生活者は、昨年から年金が減らされて、4月からの8%増税、物価の高騰、2重、3重の負担を負わせただけです。

 貧困等格差が広がる中、特別職の給与を引き上げることは市民の理解が得られません。したがって、議案第70号については反対です。

 続いて、議案第73号刈谷市体育施設条例の一部改正についても反対です。

 体育施設は、その地域でさまざまな役割を持っており、スポーツの振興、健康の増進、時には地域防災施設にもなると思われ、教育、文化、体育、福祉等、用途はいろいろだと思います。

 今回の議案の中身を見ますと、提案理由としてウェーブスタジアム刈谷の設備である表示盤は、カラー表示のできるLED式の電光掲示盤への変更に伴って料金が改定されるということです。陸上競技あるいはサッカー競技の選手名ですとか得点等の表示、写真、コンピューターグラフィックスの表示あるいは映像の表示が可能となっているのが今回の設備です。

 現在、FC刈谷は、東海社会人サッカーリーグに所属して参戦して、ホームグラウンドとしても利用されています。サッカーの盛んなこの刈谷で、陸上競技などで利用されている皆さんに、電光掲示盤の設置に2億円を超える施設整備がかかったとはいえ、コストの上昇分を市民に負わせることは、教育、文化、体育、福祉の充実促進からいえば望ましくありません。よって、議案第73号刈谷市体育施設条例の一部改正に反対とします。

 以上です。



○議長(佐野泰基) 

 ほかに質疑、討論もないように思われますので、これで質疑、討論を終わります。

 4議案についての委員長報告は、いずれも原案可決です。

 これより採決します。

 まず、議案第70号について反対の意見がありますので、起立採決します。

 本案について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。

     (賛成者起立)



○議長(佐野泰基) 

 ありがとうございました。

 起立多数と認めます。

 よって、議案第70号は原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第73号について反対の意見がありますので、起立採決します。

 本案について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。

     (賛成者起立)



○議長(佐野泰基) 

 ありがとうございました。

 起立多数と認めます。

 よって、議案第73号は原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、ただいま採決しました議案第70号及び議案第73号の2議案を除く他の2議案について、一括して採決します。

 議案第71号及び議案第72号の2議案について、いずれも原案のとおり可決することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐野泰基) 

 異議なしと認めます。

 よって、議案第71号及び議案第72号の2議案は、いずれも原案のとおり可決しました。

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 次に、日程第26から日程第32、議案第74号平成26年度刈谷市一般会計補正予算から議案第80号平成26年度刈谷市水道事業会計補正予算までの7議案を一括議題とします。

 7議案については、さきに審査を付託しました予算審査特別委員会の審査の経過並びに結果についての報告を委員長よりお願いします。

 予算審査特別委員会委員長・・・

     (登壇)



◆予算審査特別委員会委員長(加藤賢次) 

 御指名によりまして、さきの本会議において予算審査特別委員会に付託されました議案第74号平成26年度刈谷市一般会計補正予算から議案第80号平成26年度刈谷市水道事業会計補正予算までの7議案について、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 委員会は、12月5日、本会議終了後、議会会議室において開催し、付託されました案件について、より慎重に審査するため、企画総務、福祉経済、建設水道、文教の4つの分科会を設置し、それぞれ関係分を付託の上、審査することに決定しました。

 各分科会は、12月9日から12日までの4日間開催し、それぞれ審査を願いました。

 さらに、12月18日午前10時より、議会会議室において委員会を開催し、各分科会委員長より分科会での審査の経過と結果を報告願い、審査しました結果、議案第74号及び議案第79号の2議案について反対意見があり、それぞれ起立採決しました結果、起立多数により、いずれも原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第75号から議案第78号まで及び議案第80号の計5議案については、いずれも原案のとおり可決することに決定しました。

 以上、御報告申し上げましたとおり、議案第74号平成26年度刈谷市一般会計補正予算から議案第80号平成26年度刈谷市水道事業会計補正予算までの7議案については、いずれも原案のとおり可決することに決定しました。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(佐野泰基) 

 ただいまの委員長報告に対する質疑、討論を行います。

 13番新海真規議員・・・



◆13番(新海真規) 

 議案第74号平成26年度刈谷市一般会計補正予算について、清風クラブは反対いたします。

 ほとんどの予算に賛同するものではありますが、反対する理由はただ1点、先ほど討論させていただいた議案第50号刈谷市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正に伴う予算が計上されているからであります。理由は先ほど述べましたので、省略いたします。

 以上。



○議長(佐野泰基) 

 21番野村武文議員・・・



◆21番(野村武文) 

 議案第74号2014年度、平成26年度刈谷市一般会計補正予算(第4号)について、日本共産党議員団を代表して反対討論を行います。

 反対の中身は人件費の問題です。さきの条例議案第50号及び条例議案第51号並びに先ほど新村議員が反対しました中の教育長の給与の上昇分について反対をするものであります。あわせて、低公害車購入費補助事業についても反対します。

 これについては、大義としては低公害車促進ということで賛成をするわけですが、一方、大企業優遇になっているということから、ここに大変な疑義があるということで反対をしたいと思います。

 話を戻して、先ほどの人件費の値上がり分については、さきの条例議案の2議案で説明しましたので省略します。

 以上。



○議長(佐野泰基) 

 25番山本シモ子議員・・・



◆25番(山本シモ子) 

 私は、議案第79号平成26年度刈谷市介護保険特別会計補正予算について、日本共産党議員団を代表して反対を表明します。

 介護保険システム改修事業として1,117万8,000円が計上された補正予算です。これは、さきの議案第59号刈谷市介護保険サービス事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正のときにも反対を表明しましたが、その1点だけ、第6期介護保険事業計画の中の要支援1、2外しをし、地方自治体に丸投げ、介護保険サービスから外すという、それのためのシステム改修ということになります。よって反対を表明します。



○議長(佐野泰基) 

 ほかに質疑、討論もないように思われますので、これで質疑、討論を終わります。

 7議案についての委員長報告は、いずれも原案可決です。

 これより採決します。

 まず、議案第74号について反対の意見がありますので、起立採決します。

 本案について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。

     (賛成者起立)



○議長(佐野泰基) 

 ありがとうございました。

 起立多数と認めます。

 よって、議案第74号は原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第79号について反対の意見がありますので、起立採決します。

 本案について、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。

     (賛成者起立)



○議長(佐野泰基) 

 ありがとうございました。

 起立多数と認めます。

 よって、議案第79号は原案のとおり可決することに決定しました。



○議長(佐野泰基) 

 次に、ただいま採決しました議案第74号及び議案第79号の2議案を除く他の5議案について、一括して採決します。

 議案第75号から議案第78号まで及び議案第80号の5議案について、いずれも原案のとおり可決することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐野泰基) 

 異議なしと認めます。

 よって、議案第75号から議案第78号まで及び議案第80号の5議案については、いずれも原案のとおり可決しました。

 しばらく休憩します。

                            午前11時50分 休憩

                             午後1時00分 再開



○議長(佐野泰基) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

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 次に、日程第33及び日程第34、請願第4号介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての請願並びに請願第5号現行保育制度の堅持と保育・学童保育・子育て支援の充実を求める請願の請願2件を一括議題とします。

 請願第4号及び請願第5号については、さきに審査を付託しました福祉経済委員会の審査の経過並びに結果についての報告を委員長よりお願いします。

 福祉経済委員会委員長・・・

     (登壇)



◆福祉経済委員会委員長(新海真規) 

 御指名によりまして、さきの本会議において福祉経済委員会に付託されました請願第4号介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての請願及び請願第5号現行保育制度の堅持と保育・学童保育・子育て支援の充実を求める請願の請願2件について、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 委員会は、12月10日午前10時より委員会室において、委員全員、議長、副議長、当局より市長、副市長を初め関係部課長の出席のもと開催しました。委員会での審査の内容を要約して御報告申し上げます。

 請願第4号につきましては紹介議員、請願第5号につきましては請願代表者より趣旨説明したいとの申し出がありましたので、これを許可し、それぞれ審査に先立ちまして紹介議員及び請願代表者による趣旨説明を受けた後、審査に入りました。

 まず、請願第4号介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての請願についてでありますが、介護保険料・利用料では居宅サービスの利用料自己負担を低所得者は2分の1に軽減される制度や、介護・福祉労働者への研修は市主催の研修会が毎年開催されていること、高齢者障害者の外出支援として公共施設連絡バスの運行や高齢者タクシー券、障害者に対する福祉タクシー券の交付等、請願項目においては市が既に実施している事業は多くある。また、消費税増税により増収となることも見込まれるため、今後の動向を注視しており、消費税増税中止の要望をする考えはない。厳しい財政事情の中で市民の負担を減らしサービスを高めることが可能かどうか、財源についての検討が十分に行われているかどうか不明確なものも含まれていることから反対との意見、次に、請願から読み取ることができる、社会保障には企業が参入することがあってはならないという概念には賛同できるものではない。住民のニーズは質の高い行政サービスを受けたいということであり、公共によるサービスを受けたいということではない。住民のニーズが多様化している今日、公共のみによる対応では限界があり、サービスレベルを上げる要求に対してそれぞれの得意分野とする企業のノウハウや感性、低コスト化などを行政サービスにつなげていくべきだと考えることから反対との意見、次に、将来まで持続可能な社会保障制度の構築には消費税を含めた税制の抜本改革が必要であると考え、消費税の引き上げ分は社会保障の拡充に充てられると決まっている。その消費税の引き上げに反対である旨の請願には賛成できないことから反対との意見、次に、高齢化社会のためといった理由から、26年間で282兆円税収が上がっているにもかかわらず社会保障予算は減額されてきたが、請願項目の実現に向けては、大企業への優遇税制の見直し、法人税の実効減税の中止により財源確保はできる。医療介護総合法の見直しをしてほしいということを改めて主張し、賛成との意見、以上の討論の後、起立採決しました結果、起立少数により請願第4号介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての請願については、不採択とすることに決定しました。

 次に、請願第5号現行保育制度の堅持と保育・学童保育・子育て支援の充実を求める請願についてでありますが、愛知県の保育対策等促進事業では、日曜日と国民の祝日に児童保育を行う事業と規定されており、また、現実に日曜日の保育の要望もあることから、補助の対象にするためには祝日のみでなく、日曜日も含めて児童を受け入れる必要があると考える。一時保育事業園の拡大については、24年度には3園で実施していたが、25年度、26年度に1園ずつふえ、現在5園で実施しており、27年度にも民間保育所で1園追加される予定であることから、実施園の拡充が進められていると認識している。児童クラブの保育の充実については、これまでも段階的に拡大しており、27年度にはさらに2クラブ増を予定しているので、現状としては指導員確保に力を注ぎ、児童クラブの適切な運営及び児童の安全性の確保を優先させることを考えている。また、夏休み及び学校休校日においても段階的に拡大されつつある。4年生の児童クラブの受け入れについても、引き続き低学年の児童を優先しながら、4年生の入会できる環境を維持しつつ、受け入れクラブの拡大を進めていると認識していることから反対との意見、次に、祝日保育、休日保育、一時保育の充実や保育の時間延長については賛成の立場であり、他の公立保育園ともコミュニケーションをとりながら保育を充実していると理解しているが、公的機関や社会福祉法人でないとだめだという考えにおいては、民間の力をうまく使いながら保育を進めるという立場と根底にあるものが若干違うという認識を持っていることから反対との意見、次に、トヨタ系の企業は祝日は出勤で土日は休みであるが、サービス業の保護者も多く、日曜日の保育の要望も多くある。祝日と日曜日をあわせて実施することで補助が使えるということである現状ではいたし方がないのではと考えている。一時保育の希望がふえていると聞いているが、市では順次一時保育の実施園をふやしており、来年度も新規開設される民間保育所で一時保育事業が実施されるということで、順次拡大されつつある。また、児童クラブの保育の充実についても、対象児童が現行のおおむね10歳未満の留守家庭の小学生から留守家庭の小学生にと拡充されることで、6年生までが対象児童となる。26年度も2クラブ化を進めており、そして27年度にも2クラブ増をしていくということである。子ども・子育て支援新制度では、放課後児童クラブの質、量ともに充実を図っていくということになっているということから反対との意見、次に、国と県が休日保育事業のメニューを扱っているのであれば、祝日保育実施園に補助されることは当然である。また、学童保育はその保育園の延長線に置かなければならない。開所時間が保護者の労働実態に即し、午前7時半から午後7時まで保育を行うという必要があることから賛成との意見、以上の討論の後、起立採決しました結果、起立少数により、請願第5号現行保育制度の堅持と保育・学童保育・子育て支援の充実を求める請願については不採択とすることに決定しました。

 以上、御報告申し上げましたとおり、請願第4号介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての請願及び請願第5号現行保育制度の堅持と保育・学童保育・子育て支援の充実を求める請願の請願2件については、いずれも不採択とすることに決定しました。

 よろしく御審議のほどよろしくお願い申し上げます。



○議長(佐野泰基) 

 ただいまの委員長報告に対する質疑、討論を行います。

 4番新村健治議員・・・



◆4番(新村健治) 

 日本共産党議員団を代表して、今定例会に提出された請願第4号介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての請願を採択することに賛成する立場で討論します。

 提出者である愛知自治体キャラバンは、県内の全ての自治体を訪問し、各市町村に対し介護、福祉、医療など社会保障の拡充と国や愛知県に意見書を提出する請願行動をこの間、33年間進めてきた歴史があります。請願の項目は、その時々の重点課題を陳情書としてまとめ、当局に提出しているものです。刈谷市においては、11月22日に刈谷市に要請、懇談も行っています。この懇談には、新日本婦人の会刈谷支部、全日本年金者組合刈谷支部、社会福祉法人西三河子供の家こぐま保育園の保育士さんなどが参加し、私たち日本共産党議員団も同席しています。

 自治体キャラバンの要請事項が実現した市町村は、国の社会保障連続改悪が強行される中でも介護、福祉、医療など要望が確実に前進しています。市民の皆さんが安心して暮らせる、住み続けられる施策を充実してほしいという願いに一番頼りにするのが地方の自治体です。市政は住民のための社会保障施策の前進に大きな役割を果たす責務があります。今回、高齢者福祉の施策の充実、福祉医療制度、障害者・障害児の施策の拡充、子ども・子育ての支援など、ここに述べられておりますようにどれもこれも深刻な状態にあり、改善を求めているものです。

 よって、本請願にあるように、社会保障施策の実現と国と愛知県に意見書及び要望書を提出したものであります。全議員の皆さんに心より呼びかけて、賛成の討論とします。

 以上です。



○議長(佐野泰基) 

 10番上田昌哉議員・・・



◆10番(上田昌哉) 

 請願第5号現行保育制度の堅持と保育・学童保育・子育て支援の充実を求める請願について、清風クラブの新海議員が福祉経済委員会で委員長の立場であったために発言できませんでしたので、この場をおかりして清風クラブとして賛成討論をさせていただきます。

 まず、請願趣旨について、この請願趣旨について大事だと思ったところは「児童福祉法24条1項に基づき」、保育に欠ける子は誰が面倒見るんだ、地方自治体。さらにそれをステップアップして、「希望するすべての子ども」、ここはこれから大事なところではないかとすごく思うんです。そういう賛同する部分と、また、働く女性がふえて保育需要が増している刈谷市にとって保育と学童保育の充実は不可欠だという考えに、まずこの請願趣旨については大事だというところが1点目です。

 次に、請願項目なんですが、1個1個言うと「トヨタ系企業の多い刈谷市民のニーズに応え、祝日保育実施園に補助をしてください」。1番ですが、1については、請願文書を読まれた方がトヨタ系企業の方だったので気持ちがよく伝わってきました。トヨタ系企業の多い刈谷市は祝日もお仕事ですから、祝日保育実施園に補助というのも必要だと思います。これをやることによって、ほかの園も拡大してくれるかなということもあると思います。

 続いて2番ですが、「希望する人が安心して利用できるよう一時保育事業園を拡大してください」。2については、今後ますます育児疲れの方や非定型的一時保育の方がふえると思います。一時保育事業、刈谷市さんは頑張っていらっしゃるんですが、ますますこれからスピード感を持っていただくという願いも込めて、これも賛同します。

 続いて3番目、「児童クラブの保育を充実してください」。学童保育と一緒の意味ですが、「(1)開所時間は、保育者の労働実態に即し19:00までの保育を行ってください」と「(2)夏休み及び学校休校日は、7:30〜19:00まで行ってください」というところについて、(1)については小1の壁、これ御存じだと思いますが、小1の壁問題も考慮に入れ、刈谷市の認可保育園の開始が一番早い園は7時からなんです。一番遅く終わる園が20時、だから保育園と小1の壁だから、ここをできるだけ合わせたほうがいいというのが大事だなと思っています。この請願にある7時30分から19時までというのは実現しなければならないと思っています。安城市さんや大府市さんは頑張ってやっていらっしゃると。

 続いて、「(3)4年生の受け入れをすべての児童クラブで実施してください」、これ順々にやっているんですよね。刈谷市さんは頑張ってやっているんですが、今、児童クラブに入る申込書を読んでみると、実際まずやっているのが小高原、日高、衣浦、平成、富士松東、小垣江東、双葉、朝日ですので、できるだけスピード感を持ってやっていただくという意味で、これも賛同します。

 以上をもって清風クラブの賛成討論を終わらせていただきます。



○議長(佐野泰基) 

 25番山本シモ子議員・・・



◆25番(山本シモ子) 

 私からは、現行保育制度の堅持と保育・学童保育・子育て支援の充実を求める請願に日本共産党3名の議員団が紹介議員となりましたので、これの賛成討論をさせていただきます。

 請願趣旨に「子ども・子育て支援制度の施行が目前となりました。私たちは、子どもが豊かに育つ権利が等しく保障されることを強く望みます」と請願の前段でこのことがうたわれています。子ども・子育て支援新制度、2012年8月に、これまでの乳幼児保育に関する法制度に大変革をもたらす3つの法律の制定と改正が行われました。1つは子ども・子育て支援法、2つ目は就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律、3つ目が子ども・子育て支援法及び就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備などに関する法律、いわゆるこの3つをとって子ども・子育て関連3法と呼ばれています。通称子ども・子育て支援新制度となって現在に至っています。

 この改正された法整備が来年度の4月から始まろうとされています。予算がどうなるのか今危惧されるところですが、私たちは、子ども・子育て支援新制度で消費税10%増税に伴う7,000億円を使ってそこに充てるなどということにはもとより反対だということを、まず最初に申し上げさせていただきます。

 さて、この3法と呼ばれる中の3つ目の法律では、50を超える法律、政令の改正が行われています。そのうちの中心的なものが児童福祉法の改正にあります。ただいま上田議員も、どの部分をとっても賛成であるというふうに申されました。

 まず、子ども・子育て新システムのときに大変危惧された自治体の役割です。これが、子ども・子育て関連3法の中では児童福祉法第24条1項がきちんと残されました。その内容は、市町村は、この法律及び子ども・子育て支援法の定めるところにより、保護者の労働または疾病その他の事由により、その監護すべき乳児、幼児その他の児童について保育を必要とする場合において、次項に定めるところによるほか、当該児童を保育所、括弧して認定こども園も挙げておりますが、保育所において保育しなければならないと、この24条1項が大きな保護者、保育労働者に大きな力となっているところです。ぜひ、この点でどの子も豊かに育つ環境整備に最大の努力を今後もしていただくことを強く求めます。

 さて、請願項目の「トヨタ系企業の多い刈谷市民のニーズに応え、祝日保育実施園に補助をしてください」。請願は委員会で否決されてしまいました。こぐま保育園は、1992年からボランティア形式で祝日のみ保育を行ってきています。行政の皆さんはよく認識していることと思います。なぜボランティア形式でかなり以前から、92年ですので、やらざるを得なくなったか。私もトヨタ系関連の会社ということになります。多くの働く保護者、特に女性の皆さんは、祝日が魔の祝日になっていました。それは通常勤務だからです。私もそんな中で子育てをしてきましたが、そういう保護者の労働体系に対してこぐま保育園は、子供を守りたい、親の働く環境を守ってあげたい、そういう立場からボランティア形式で始められたものです。

 今、請願に反対する理由の中に、日・祝日保育メニューではないから一体化でなければだめだと言って祝日のみを反対しております。そもそも日・祝日保育事業に補助メニューがついたのは、こぐま保育園が行った1992年からもっと後のことです。なぜ国や県がこの補助メニューをつけたのでしょうか。それは、働く保護者等が置かれている労働環境がさま変わりしている、ここに応援する手だてをとらなければならないというところから補助メニューがついたのではないでしょうか。この補助メニューの日曜日と祝日一体化でなければならないというところを捉えて反対するのは、全く保護者の置かれている、そして子供たちが保育に欠ける環境を皆さんが見ていない。見ていないどころか、反対するということはその劣悪な環境を許すということになってしまうと思います。

 そもそもこぐま保育園は別枠の施設なのでしょうか。市内公立9カ園、私立、こぐま保育園を含めて認可園2カ園、市内には認可保育園が11カ園あります。その11カ園の中の同じ保育をする、子供をより守りたいと願っている法人運営で行う、これに尽きます。別枠に考える必要はなくて、そして一生懸命施設が努力をしている祝日保育に対して反対をする、補助はあり得ないとする。おかしいのではないでしょうか。厳しく指摘をさせていただきます。

 2つ目の一時保育事業です。

 一時保育事業もこぐま保育園が行っております。一時保育に当たる保育士が要望を聞いたり子供の受け入れをするわけですが、本当に希望が多いと言われています。なぜでしょうか。公立保育園に入ることができない。その中でも1週間の中の短期間のパート労働などがある。保護者に緊急の事態が起きたときにも預かることができますが、週3日程度就労する人たちも預かることができます。そういうところから本当に希望が多いんです。公立保育園や認可園に入れなかった保護者が、一時保育をつなぎつなぎで使いながら頑張っていらっしゃいます。こういう人たちがもっともっと安心して保育ができるよう拡大してくださいという要望です。これにも反対しました。何を見て反対なのか、本当に疑問とも言えない怒りになります。

 次の「児童クラブの保育を充実してください」。1つは今、午後6時半までですが、7時までにしてください。2つ目は、夏休み等の長期休みが大変困難になっています。その朝の時間を、今8時です。7時半から8時までにしてください。

 4年生の受け入れが、今、市のほうが努力をして、順次拡大する方向性も示されてきています。学童保育の4年生以上の受け入れをと要望してきた中で、全くかみ合いませんでした。つい3年前です、それは。国の法律はおおむね3年生までとしているなどという答弁をされていましたが、4年生の受け入れを順次拡大してきています。これを全ての児童クラブで実施してください。市の整備はわかりますよ。全てを一気にやることはできない、この答弁は当然至極理解できることです。順次努力していることに対してどうして議会が反対するのか、議員が反対するのか。

 言うまでもありませんが、私たちは市民の代弁者です。1万1,429筆の声として届けられたこの請願を市民の代弁者である議員が反対するのなら、市民の声は一体どこへ行くのでしょう。何のための代弁者でしょう。私は、今回の請願への反対に対して怒りと憤りしか感じません。ぜひこのことを伝えて、請願への賛成討論とします。



○議長(佐野泰基) 

 23番成田正和議員・・・



◆23番(成田正和) 

 今、山本シモ子議員とか上田議員とかいろいろ言われていますけれども、私は、こういう請願第5号に関してはいささか疑問点がありますので、ちょっとお話しさせていただきます。

 まず、そもそも日本国というのは、日が落ちたころにはどちらかの親が家におって迎えるという、こういう育ち方を私たちはしました。企業の繁栄のもとに経済の進みが非常に早いがために、所得を得よう所得を得ようとか言って子供を自分で育てようという意識が非常に薄れてまいっております。私は、このような国家では今後、日本は非常に危ない国になっていくんじゃないかなと。

 もちろん子供は宝ですから、子供が社会人になって、大人になってどういう子供を育てるかというのは、親が自己責任でやらなきゃいけない部分が私は8割、9割だと思います。ただし、児童クラブにおいても親が葬儀だとか何かの災害において家へ帰れないとかいうときには、こういう児童クラブというのは非常に役に立つことでございますが、時間の延長とか夜夜中までなんて恐ろしい国に向かっていこうとしておりますから、私はこの分は反対します。

 特に、学校が知・徳・体を教えるんじゃないんですよ。親が教えるんです。知識、徳育、体育は親が教え、ただし足らない部分は学校がやると、社会でやっていくというのが本来の姿じゃないでしょうか。私は3人の子供を育てましたけれども、実践してまいりました、それを。家を持とう、車を持とう、いい服を着よう、お飾りをしよう、そんなことよりも、自分が産んだ子供は自分が育てる、自信を持って。そういうふうに当局に私はしてほしいなというふうに思います。もうこれ以上児童クラブの延長は御免こうむりたいというふうに思っております。よろしくお願いします。



○議長(佐野泰基) 

 ほかに質疑、討論もないように思われますので、これで質疑、討論を終わります。

 請願2件についての委員長報告は、いずれも不採択です。

 これより採決します。

 請願2件については、いずれも反対の意見がありますので、1件ずつ起立採決します。

 まず、請願第4号について、採択することに賛成の方は起立願います。

     (賛成者起立)



○議長(佐野泰基) 

 ありがとうございました。

 起立少数と認めます。

 よって、請願第4号は不採択とすることに決定しました。

 次に、請願第5号について、採択することに賛成の方は起立願います。

     (賛成者起立)



○議長(佐野泰基) 

 ありがとうございました。

 起立少数と認めます。

 よって、請願第5号は不採択とすることに決定しました。

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 次に、日程第35、請願第6号「刈谷城築城」ではなくくらしの応援・福祉の充実を求める請願を議題とします。

 請願第6号については、さきに審査を付託しました建設水道委員会の審査の経過並びに結果についての報告を委員長よりお願いします。

 建設水道委員会委員長・・・

     (登壇)



◆建設水道委員会委員長(黒川智明) 

 御指名によりまして、さきの本会議において建設水道委員会に付託されました請願第6号「刈谷城築城」ではなくくらしの応援・福祉の充実を求める請願について、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 委員会は、12月11日午前10時より委員会室において、委員全員、議長、当局より市長、副市長を初め関係部課長の出席のもと開催しました。委員会での審査の内容を要約して御報告申し上げます。

 請願第6号につきましては、請願代表者より趣旨説明をしたいとの申し出がありましたのでこれを許可し、審査に先立ちまして請願代表者による趣旨説明を受けました。

 趣旨説明の後、まず当局に対して、亀城公園における歴史的建造物の整備はどの場所にどのような規模で計画しているのかとの質疑があり、園内の小高くなっている一体の南側に隅やぐら、多門やぐら、石垣などの建造物の一部を復元することを計画しているとの答弁がありました。

 次に、請願代表者に対して、隅やぐらなどを復元するという今回の整備の概要を知っていたのかとの質疑があり、市当局がそもそも亀城公園等整備計画の詳細を明らかにしていないことが問題であると認識している。多くの市民がお城は要らないと言っているのは隅やぐらなどが該当すると思っているとの答弁を受け、刈谷城というと天守閣のある立派なものをイメージしがちであるが、計画している歴史的建造物の整備は隅やぐらなどごく一部である。隅やぐらなどの整備をもって刈谷城築城と表現することに違和感はないのかとの質疑があり、天守閣が整備に含まれないにしろ、隅やぐらなどの整備は不要不急のものと認識しているとの答弁がありました。

 次に、委員から意見を聞いたところ、請願代表者からは歴史的建造物の整備とは隅やぐらなどの一部の復元ということを今知ったようなニュアンスの発言があり、これが現実である。亀城公園などの大きな公園にはそれぞれの公園に特徴があり、特徴がなければ魅力にならないと思っている。公園の一部に多門やぐらなどを史実に忠実につくることは、公園の特徴づけという意味で非常に意義があると考えていることから反対との意見、次に、城址公園の整備を、郷土愛を深める起点として市民の刈谷市への愛着や誇りの醸成を図ることは大変重要であり、福祉の充実と同様に大変なことと認識している。また、観光資源や生涯学習の活性化にも期待できると考えている。このような成果につなげるためには整備に向けて市民の機運が高まる必要があるが、現在、市の施策により少しずつ機運が高まってきており、実施設計や詳細設計の段階で事業を進めるべきかを判断していきたいと考えていることから反対との意見、次に、福祉施策は重要と認識しているが、一方で、市民に夢や希望を与え、刈谷市に住んでよかったと自慢できる事業を進めていくことも重要であると考えている。ハイウェイオアシスの大盛況や総合文化センターを初めとした南口再開発などは、誇りを持って市外の人に伝えていくことができる。そういう側面も必要と考えていることから反対との意見、次に、亀城公園等整備計画の詳細について説明不足だという点は、請願代表者と思いは同じである。刈谷城築城そのものにもろ手を挙げて賛成しているわけではないが、整備の手法や時期などを鑑みながら判断したいと考えており、また、亀城公園等整備基金の廃止には同調できないことから反対との意見、次に、歴史的建造物の整備内容を誤解されている面もあり、また、市民サービスに影響が出ないよう基金を活用して健全な財政の運営に努めるということである。さらに、亀城公園の整備を今後進めていく中で、ふるさとへの思いも強くなると考えていることから反対との意見がありました。

 以上、質疑、討論の後、起立採決しました結果、起立なしにより、請願第6号「刈谷城築城」ではなくくらしの応援・福祉の充実を求める請願については不採択とすることに決定しました。

 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(佐野泰基) 

 ただいまの委員長報告に対する質疑、討論を行います。

 21番野村武文議員・・・



◆21番(野村武文) 

 ただいま黒川委員長から報告のございました請願第6号「刈谷城築城」ではなくくらしの応援・福祉の充実を求める請願について、日本共産党議員団を代表して賛成討論を行います。

 この本論に先立ちまして、さきの建設水道委員会で神谷昌宏議員がおっしゃった点について幾らかの発言をしたいというふうに思います。

 その審査の中で、日本共産党議員団は、殊さら刈谷城築城と言ってさも大規模なものだという印象を市民に与えているのではないかという趣旨の指摘がございました。この指摘は事実を曲解したものであるというふうに理解をしています。刈谷城築城というのは、私どもが言っているのではなく、文字どおりかぎ括弧を付しているわけですが、市長を初め市当局が例えば昨年度、刈谷城築城480年などとキャンペーンを張ったことが始まりであり、その責任を日本共産党議員団に押しつけるなど言語道断で、全く事実をねじ曲げるものであります。

 もし神谷議員のおっしゃることをさらに深めていきますと、一体、刈谷市は刈谷城築城のキャンペーンを張る価値があったのかと、そういう問題だと思うんです。最初、市史だよりによりますと、元刈谷付近に最初の築城ができたと言われていますが、あれはどちらかというと個人住宅に少し毛の生えたような、それが城だったというふうに書かれているわけです。したがって神谷議員が、それをもう少し言っちゃいますと、刈谷城築城キャンペーンというのは一体何だったのかと。私どもはそういうことを言ってないんですよ。キャンペーンというのは大事だと言ってるんですよ。その刈谷城築城は立派だとか中くらいだとか少ないとか、そんなこと全然言っておりません。文字どおり多門やぐらだとか石垣、それで結構だというふうに思っているんですけれども、そんなことは別に全然関係なく、要するに不要不急の建設だというふうに捉えているわけですから、文字どおりそこのところをはっきりさせていただきたいと。

 さらに、神谷議員がそれほどおっしゃるんであれば、刈谷城築城が嫌というのであれば直ちに取り下げてしまうのが一番の解決策だというふうに思いますので、このところもぜひ再考していただきたいなというふうに思います。

 改めて本論に戻りますが、先ほどの条例議案の中でも発言しましたように、消費税増税による増税不況が続くと。それからアベノミクスによって格差拡大が一層広がると。例えば、私たち働く方々は16カ月連続実質賃金が下がっている。一方、安倍2次内閣ができて2年間ですが、その間に100億円以上もうけた人が全国で100人いらっしゃるそうです。つまり、所得の格差がいっぱい上がるのに庶民のほうは福祉を切り捨てる、負担増あるいは消費税増税ということになって大変厳しい状況になっているわけですから、今のこういう状況に対して文字どおり不要不急のお城建設を目的とした基金も取りやめるべきであるし、そして建設そのものもやめて福祉に充てる、市営住宅だとか保育園だとか特別養護老人ホーム、こういうのを新設、増設する、このことは一番理にかなっているというふうに思います。その中でデフレ、インフレからの脱却が図れる地元経済への活性化が少しでも戻るような、そのことを希望して、私はこの請願に対して全面的に賛成を表して終わります。



○議長(佐野泰基) 

 19番神谷昌宏議員・・・



◆19番(神谷昌宏) 

 請願第6号「刈谷城築城」ではなくくらしの応援・福祉の充実を求める請願について、志誠会を代表いたしまして2つの視点から反対の立場で意見を述べさせていただきます。

 1点目は、刈谷市が現在計画している亀城公園再整備と今回の請願趣旨、タイトルに書かれている「刈谷城築城」や「お城建設」という表現が余りに乖離しているのではないかという点であります。

 委員会での当局からの答弁によりますと、現在計画されている亀城公園再整備における歴史的建造物の復元というのは、隅やぐらや多門やぐら、石垣などの一部の建造物を整備することをいいます。決して天守閣のある大きなお城をつくるわけではないのであります。しかし、今回の請願文書では「刈谷城築城」や「お城建設」といった表現がされており、市民の皆様にいかにも豪華なお城をつくるようなイメージを抱かせてしまいます。刈谷城築城賛成か反対かと聞くのと亀城公園を城址公園として整備することに賛成か反対かと聞くのとでは大きな違いがあるのではないでしょうか。そういった意味では、きちんとした整備計画をお知らせした上で市民に意見を求めるべきだと思います。

 ただし、情報を正確に提供するという点におきましては、今、野村議員も一部言われましたけれども、刈谷市にも少し落ち度があると私は思っております。480周年というイベントの中で本当に大きな刈谷城をつくるんであるとイメージを抱かせたこととか、あるいはこういったイメージ図にありますように、これを見ると亀城公園中を全部石垣で囲ってしまうような、そんな見方もできるわけでございますし、あるいは公共施設連絡バスに描かれておりますラッピング、あそこのかつなりくんの後ろにあるお城は天守閣のある本丸かなと、こう思わせるようなそういったイメージでありますので、きちっとそこはどの程度のことをするんだという情報を正確に提供する必要があるというふうに思っております。

 ただ、この点につきましては、さきの一般質問、ある議員が刈谷城の復元について市長さんに答弁を求めた際に、市長さんは、あえてと思いますけれども「刈谷城の復元」という表現を使われませんでした。「歴史的建造物の復元」というふうに言われましたし、さきの9月議会の委員会の中におきましても担当部長さんは「歴史的建造物の復元」という、そういった表現をされておりますので、情報の正確さという点では徐々に正確なほうに改められてきたんではないかなというふうに思っております。こういった情報の上で、きちっと市民に意見を求めていくべきだというふうに考えております。

 そして、2点目は、隅やぐらや多門やぐら、石垣などの歴史的建造物の復元は無駄なことで、必要ないのかという論点であります。

 請願提出者は、隅やぐらや多門やぐら、石垣などの一部の建造物を整備することも不要不急のことなので反対だと言われました。確かに、暮らしや福祉の充実は行政としてすべき最重要課題であります。しかし、人は食べ物だけで生きていくわけではありません。文化や芸術、音楽、スポーツを楽しんだり公園でのんびりとした時間を過ごすことで、心が癒やされたりもするのであります。したがって、癒やしや安らぎの空間である公園を整備していくことも行政の重要な役割の一つであります。もっとも、暮らしとか福祉施策が他市より劣っていて、それでも公園整備を優先させるというのでは問題がありますけれども、刈谷市の福祉あるいは暮らしの施策というのは決して他市に劣っていない、むしろサービス内容は充実していると言っても過言ではないと私は承知をしております。

 そして、刈谷市内の大きな公園にはそれぞれ個性や特徴があります。それらをキーワードであらわせば、例えば刈谷市総合運動公園の場合にはスポーツ、岩ケ池公園の場合には商業施設、遊園地、サービスエリア、温泉、観光といったキーワードになろうかと思います。ミササガパークは芝桜でありバラでありカナダ、そして大手公園の場合には防災、フローラルガーデンの場合には市民参加とかあるいは花とか無線、そういったそれぞれの特徴づけるようなキーワードであらわすことができるんではないかなと思います。同じように、亀城公園はその名前や立地に由来するように本来は城址公園として整備されるべきでありますけれども、今は残念ながらそれを感じさせるようなものがありません。亀城公園といえば桜のイメージがあるだけであります。

 そこで、亀城公園の名前のとおり、城址公園という特徴づくりの一つとして歴史的建造物の復元があるのだと私は思っております。つまり、ミササガパークにおける芝桜を整備する、そういった表現と似ているんではないかなと思っておりますけれども、特徴づくりの一つとして亀城公園再整備には賛成の立場で、この請願には反対をさせていただきます。

 以上です。



○議長(佐野泰基) 

 23番成田正和議員・・・



◆23番(成田正和) 

 今、いろいろ2人の議員から話が出ましたけれども、私は、そもそも亀城築城に関しては、選挙で当選した市長、そして当局が、特に市長が市長の周り、私もたくさんの方を知っていますが、過去の歴史をいろいろひもといて、ぜひここで築城してほしいというのをもう十数年来聞いております。そこで、市長が当選して刈谷に誇りを持つお城を建造しようと、非常に私は心の広い方だなというふうに思います。

 ただし、ここで請願には「くらしの応援・福祉の充実を求める」と、このかわりに、私は思うんですよ。先ほどちょっと言い忘れたんですが、私は城を持っていませんから、貧しき中にも幸せありと、この言葉をみんな忘れちゃっている。私は女房に言った、これ。貧しき中にも幸せありと言ったら女房は何と言ったか。私はお金が欲しいと言った、お父さん働けと。だけれども、貧しき中にも幸せありというのは、子供やなんか帰ってきたらお帰りと、日の暮れるころに。それが一番幸せなんですよ。そうして子供が知、徳、体を育てて、日本の有数な知能を持てば最高なんですよ、所得がなくたって。だから、自己責任で家庭は築いていかなきゃいけないんですよ。補完は社会がやればいい。

 全てを当局にけちばっかりつけたりする必要もない。それでやるんだったら市長に立候補して当選すればいい。

 それで終わります。



○議長(佐野泰基) 

 ほかに質疑、討論もないように思われますので、これで質疑、討論を終わります。

 本請願についての委員長報告は不採択です。

 これより採決します。

 本請願については、反対の意見がありますので起立採決します。

 本請願について、採択することに賛成の方は起立願います。

     (賛成者起立)



○議長(佐野泰基) 

 ありがとうございました。

 起立少数と認めます。

 よって、請願第6号は不採択とすることに決定しました。

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 以上で、本日の議事日程は全て終了しました。

 これをもちまして、平成26年12月刈谷市議会定例会を閉会します。

 どうもお疲れさまでした。

                             午後1時49分 閉会

地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

          刈谷市議会議長  佐野泰基

          刈谷市議会議員  佐原充恭

          刈谷市議会議員  白土美恵子