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愛知県 刈谷市

平成26年 12月 定例会 12月03日−01号




平成26年 12月 定例会 − 12月03日−01号







平成26年 12月 定例会



議事日程第15号

                         平成26年12月3日(水)

                             午前10時 開議

日程第1        会期の決定について

日程第2        一般質問

日程第3 報告第10号 損害賠償の額を定める専決処分について

日程第4 承認第1号 専決処分について(平成26年度刈谷市一般会計補正予算(第3号))

日程第5 議案第50号 刈谷市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について

日程第6 議案第51号 特別職に属する職員の給与及び旅費に関する条例の一部改正について

日程第7 議案第52号 職員の給与に関する条例の一部改正について

日程第8 議案第53号 刈谷市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について

日程第9 議案第54号 指定管理者の指定について(刈谷市青山斎園)

日程第10 議案第55号 指定管理者の指定について(刈谷市立くすのき園、刈谷市立すぎな作業所、刈谷市心身障害者福祉会館、老人デイサービスセンターひまわり、刈谷市養護老人ホーム及び高齢者交流プラザ)

日程第11 議案第56号 指定管理者の指定について(刈谷市一ツ木福祉センター)

日程第12 議案第57号 指定管理者の指定について(老人デイサービスセンターたんぽぽ及び身体障害者デイサービスセンターたんぽぽ)

日程第13 議案第58号 指定管理者の指定について(刈谷市生きがいセンター)

日程第14 議案第59号 刈谷市介護サービス事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について

日程第15 議案第60号 刈谷市地域包括支援センターの包括的支援事業の実施に関する基準を定める条例の制定について

日程第16 議案第61号 刈谷市国民健康保険条例の一部改正について

日程第17 議案第62号 指定管理者の指定について(刈谷市交通児童遊園)

日程第18 議案第63号 刈谷市児童館条例の一部改正について

日程第19 議案第64号 刈谷市ふれあいの里条例の一部改正について

日程第20 議案第65号 指定管理者の指定について(刈谷市産業振興センター)

日程第21 議員提出議案第8号 刈谷市小規模企業振興基本条例の制定について

日程第22 議案第66号 指定管理者の指定について(刈谷市公共駐車場)

日程第23 議案第67号 刈谷市都市計画法に基づく開発行為等の許可に関する基準を定める条例の制定について

日程第24 議案第68号 岩ケ池公園条例の一部改正について

日程第25 議案第69号 刈谷市風致地区内における建築等の規制に関する条例の制定について

日程第26 議案第70号 刈谷市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について

日程第27 議案第71号 指定管理者の指定について(コミュニティ施設)

日程第28 議案第72号 指定管理者の指定について(刈谷市郷土資料館)

日程第29 議案第73号 刈谷市体育施設条例の一部改正について

日程第30 議案第74号 平成26年度刈谷市一般会計補正予算(第4号)

日程第31 議案第75号 平成26年度刈谷市刈谷小垣江駅東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)

日程第32 議案第76号 平成26年度刈谷市刈谷野田北部土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)

日程第33 議案第77号 平成26年度刈谷市下水道事業特別会計補正予算(第1号)

日程第34 議案第78号 平成26年度刈谷市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)

日程第35 議案第79号 平成26年度刈谷市介護保険特別会計補正予算(第2号)

日程第36 議案第80号 平成26年度刈谷市水道事業会計補正予算(第1号)

日程第37 請願第4号 介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての請願

日程第38 請願第5号 現行保育制度の堅持と保育・学童保育・子育て支援の充実を求める請願

日程第39 請願第6号 「刈谷城築城」ではなくくらしの応援・福祉の充実を求める請願

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本日の会議に付した事件

 1 会期の決定について

 2 一般質問



質問
順位
議席
番号
氏名
件名




佐原充恭
(一問一答)
1 環境美化・環境保護について
 (1) 環境美化について
 (2) 動物等の生態系と自然環境保護について
 (3) 環境に優しい自動車社会づくりについて
2 シティセールスについて
 (1) シティセールスの進め方について
 (2) 今すぐ着手すべきシティセールスについて
3 発達障がい者への総合支援について
 (1) 子ども相談センターへの相談件数について
 (2) 発達障がいを抱える児童生徒数について
 (3) 支援指導補助員の増員について



13
新海真規
(一問一答)
1 刈谷駅の整備について
 (1) 刈谷駅の現状について
 (2) 点字ブロックについて
 (3) トイレについて
2 公共施設連絡バスについて
 (1) 利用者数の推移について
 (2) 来年度の見直しについて
 (3) 青山斎園への乗り入れについて
3 空き家対策について
 (1) 現状の把握について
 (2) 解体への支援について



25
山本シモ子
(一括)
1 子ども・子育て支援新制度の課題・問題点について
 (1) 幼稚園の預かり保育について
 (2) 公定価格について
 (3) 保育料について
 (4) 祝日保育実施のあり方について
 (5) 学童保育の時間拡大について
 (6) 保育の認定について
2 保育園の指定管理者の問題点について
 (1) 指定管理料の算定について
 (2) 指定管理料の利益割合について
3 地域経済活性化に向けた取り組みについて
 (1) 商店リニューアル助成について
 (2) 住宅リフォーム助成の考え方について
 (3) 地域経済の活性化への考え方について



22
白土美恵子
(一問一答)
1 認知症について
 (1) 認知症サポーターについて
 (2) 認知症の見守り対策について
 (3) 認知症カフェについて
2 スマホを活用した行政サービスについて
 (1) 「マイレポはんだ」について
3 医療費適正化の取り組みについて
 (1) データヘルス計画について
 (2) ジェネリック医薬品について




中嶋祥元
(一問一答)
1 周辺市との円滑な交通網の確立と安全対策について
 (1) 都市計画道路他の進捗状況について
 (2) 交通安全対策について
2 スポーツ施設の充実について
 (1) 港町グラウンドの環境整備について
 (2) 硬式野球場の整備について



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出席議員(27名)

     1番 中嶋祥元          2番 伊藤幸弘

     3番 加藤峯昭          4番 新村健治

     5番 黒川智明          6番 佐原充恭

     7番 山崎高晴          8番 鈴木浩二

     9番 松永 寿         10番 上田昌哉

    11番 岡本 優         12番 前田秀文

    13番 新海真規         14番 山内智彦

    15番 加藤賢次         16番 清水行男

    17番 渡辺周二         18番 鈴木絹男

    19番 神谷昌宏         20番 蜂須賀信明

    21番 野村武文         22番 白土美恵子

    24番 星野雅春         25番 山本シモ子

    26番 樫谷 勝         27番 沖野温志

    28番 佐野泰基

欠席議員(1名)

    23番 成田正和

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説明のため議場に出席した者(28名)

    市長        竹中良則    副市長       川口孝嗣

    副市長       鈴木直樹    教育長       太田武司

    企画財政部長    稲垣 武    総務部長      浅井 了

    危機管理局長    永田孝雄    市民活動部長    犬塚俊治

    福祉健康部長    高見三男    長寿保険部長    鈴本 裕

    次世代育成部長   本間由美子   経済環境部長    近藤尚登

    建設部長      近藤智展    都市整備部長    神谷清隆

    上下水道部長    柘植敏記    会計管理者     伊藤之雅

    監査事務局長    清水一郎    教育部長      大中隆志

    生涯学習部長    武藤幹二    経営企画監兼企画政策課長

                                西村日出幸

    市民安全課長    磯村明徳    長寿課長      芝田康博

    子ども課長     斉藤公人    土木管理課長    加藤義富

    建築課長      高木基光    都市交通課長    外山伸一

    学校教育課長    稲生修一    スポーツ課長    神谷博之

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職務のため議場に出席した事務局職員(7名)

      議会事務局長       岩崎高広

      議事調整監兼議事課長   近藤 初

      課長補佐兼議事係長    加藤直樹

      総務調査係長       高橋 盟

      主任主査         伊藤徳昭

      主査           塚本茂人

      主事           岡田崇弘

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                            午前10時00分 開会



○議長(佐野泰基) 

 ただいまから、平成26年12月刈谷市議会定例会を開会し、本日の会議を開きます。

 会議規則第81条の規定により、会議録署名議員に6番佐原充恭議員、22番白土美恵子議員を指名します。

 次に、本日の議事日程はお手元に配付しましたとおりですので、御了承を願います。

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 これより日程に入ります。

 日程第1、会期の決定についてを議題とします。

 お諮りします。

 本定例会の会期は、本日から12月19日までの17日間といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐野泰基) 

 異議なしと認めます。

 よって、会期は17日間と決定しました。

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 次に、市長から、本定例会に提出されました諸議案の大綱について説明のため発言を求められていますので、これを許可します。

 市長・・・

     (登壇)



◎市長(竹中良則) 

 おはようございます。平成26年12月市議会定例会の開会に当たり、提案をしております諸議案の大綱について御説明を申し上げます。

 まず初めに、9月27日に発生いたしました御嶽山の噴火でお亡くなりになられました方々並びに御遺族に心よりお悔やみ申し上げます。また、被害を受けられました方々に謹んでお見舞いを申し上げます。

 さて、11月15日に、刈谷市と東浦町及び大府市を結ぶ一般県道刈谷大府線のうち、刈谷市体育館北の逢妻川と境川を渡る刈谷境橋を含んだバイパス区間が開通いたしました。これまでの狭く老朽化した橋を架けかえ、歩道を整備することで、交通の円滑化や安全性の向上が図られ、通勤、通学時の利便性が高まるものと期待をいたしております。

 次に、11月16日にセントラルパーク、大手公園と住吉小学校において総合防災訓練を実施いたしました。当日は、防災関係機関、地元企業、自主防災会など多くの皆様の御協力のもと、初期消火、救出救護、避難所の立ち上げなどの実践的な訓練を行うことで、災害対策活動の確認や相互の連携強化を図ることができました。災害対策につきましては、今後も引き続き万全の備えをしていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。

 そして、11月末には技能五輪・アビリンピックあいち大会2014が刈谷市を初め県下8市で開催され、刈谷市では産業振興センターと体育館の2会場で精密機器組み立て、機械組み立て、機械製図、工場・電気設備の4職種が行われました。大会期間中には次代を担う青年技能者たちの熱い戦いが繰り広げられ、技能者のレベルの高さに身近に触れる貴重な機会となったのではないかと考えております。

 また、大会には技能者を含め全国各地から多くの方々に御参加いただき、全国にものづくりのまち刈谷を発信できたものと思っております。引き続き、ものづくりのすばらしさ、技能の重要性、必要性をアピールし、産業振興に努めてまいりたいと考えております。

 さて、本市では、夜間の犯罪発生を抑止するため、青色回転灯を搭載した3台の車両で夜間巡回を平成22年度から実施しており、犯罪件数の月平均は平成25年には148件にまで減少してまいりました。しかしながら、ことしの9月以降、月に200件を超える犯罪が発生している状況であります。

 そこで、12月15日から巡回する車両を2台ふやし夜間巡回を強化することで、市内の犯罪抑止に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

 それでは、今回提案しております諸議案について御説明を申し上げます。

 今回は、報告案件1件、承認案件1件、単行議案10件、条例議案14件、予算議案7件の合わせまして33件の御審議をお願いするものであります。

 まず、報告案件は、損害賠償の額を定める専決処分についてであります。

 次に、承認案件でございますが、衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査に伴う平成26年度刈谷市一般会計補正予算の専決処分についてであります。

 次に、単行議案であります。青山斎園などの指定管理者の指定についてお願いをさせていただきます。

 次に、条例議案でございますが、人事院の勧告に鑑み、給料、期末手当及び勤勉手当について関係する条例の一部改正について御審議をお願いするもの、また、介護保険法の一部改正に伴い、刈谷市地域包括支援センターの包括的支援事業の実施に関する基準を定める条例を制定するものなどであります。

 次に、予算議案で、今回お願いいたします補正予算額は、一般会計におきましては3億3,155万1,000円を追加するものであります。その内容は、燃料電池自動車、FCVを購入する個人及び事業者に購入経費の一部を補助する低公害車購入費補助事業、消防団員の安全確保のための装備を配備する消防団装備充実事業、人事院の給与勧告に準じた給与改定及び人事異動などによる各款での人件費の調整などが主なものであります。

 特別会計におきましては、刈谷小垣江駅東部土地区画整理事業など5会計で、補正額の合計は9,549万円の追加であります。その内容は、各特別会計における人件費の調整などであります。

 水道事業会計におきましても、人件費の調整で68万1,000円の減額をお願いするものであります。

 これによりまして、各会計を合わせた補正後の総予算額は834億438万8,000円となるものであります。

 また、今回も皆様から貴重な御寄附をいただきました。心からお礼を申し上げますとともに、寄附者の御意向に沿って有効に活用をさせていただきます。

 以上が今回提案しております諸議案の概要であります。議事の進行に合わせ部長等から御説明いたしますので、原案に御賛同賜りますようお願い申し上げ、説明を終わらせていただきます。

 どうぞよろしくお願いをいたします。



○議長(佐野泰基) 

 市長の説明は終わりました。

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 次に、日程第2、一般質問を行います。

 一般質問順序表により、順次質問を許可します。

 6番佐原充恭議員・・・

     (登壇)



◆6番(佐原充恭) 

 皆さん、おはようございます。議席番号6番、市民クラブの佐原でございます。議長のお許しを得ましたので、早速質問に入らせていただきます。

 初のトップバッターということでいささか緊張しておりますけれども、テンポよくいきたいなというふうに思います。

 まず初めに、環境美化、環境保全について御質問をいたします。

 刈谷市は現在、刈谷市環境基本計画を推進していただいており、先日も平成25年度の年次報告書をいただいたところであります。これらを拝見すると、環境保全活動、ごみの減量から二酸化炭素の排出量低減、緑化活動、環境学習に至るまで非常に多岐にわたり、庁内の横の連携だとか市民、企業との連携も求められる大変重要な取り組みであると思います。

 今回は、最近市民の方にいただいた御意見に私の提案も加えまして御質問をしたいと思います。よろしくお願いいたします。

 では、まず初めに環境美化についてお聞きをしていきたいと思います。

 最近、刈谷駅周辺の開発、都市化が進んでおります。飲食店がふえたり、イベント等が開催されてにぎわいが創出されるというのは大変よいことだというふうに思いますけれども、それに伴いまして、周辺に昔からお住まいの皆さんからは路上駐車や騒音の問題、そしてごみの散乱が懸念をされています。特にごみに関しましては、週末の早朝にかなりちらかっているところを私も見ますし、そういう話を聞きます。ごみのポイ捨ては個人のモラルの問題ではございますけれども、やはり刈谷の玄関口でありますので、美しく保たなければなりません。

 そこで、そもそものことからお伺いをいたしますが、刈谷駅北口及び南口周辺を清掃すべき主体、これはどのように定められているのかを教えてください。



○議長(佐野泰基) 

 経済環境部長・・・



◎経済環境部長(近藤尚登) 

 おはようございます。それでは御答弁申し上げます。

 法令の定めといたしまして、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第5条第1項により、土地または建物の占有者はその土地または建物を清潔に保つよう求められており、また、本市条例であります刈谷市空き缶等ごみ散乱防止条例第7条では、土地を占有し、または管理する者は、その場所の清掃を行うよう努めることと定められております。

 御質問の刈谷駅北口及び南口の清掃につきましては、刈谷駅北口、南口駅前広場を管理しております本市土木管理課が主体となり、清掃を行っております。

 以上であります。



○議長(佐野泰基) 

 佐原充恭議員・・・



◆6番(佐原充恭) 

 ありがとうございます。

 法令、条例により、主たる管理者の土木管理課さんが清掃をされているということでございました。では、もう少し詳しくお聞きをしていきます。

 土木管理課さんが担当とはいえ、職員さんみずからが毎日掃除をしているわけではないと思いますので、お伺いをいたします。刈谷駅北口及び南口周辺は実際には誰がどのように清掃をしているのか、教えてください。



○議長(佐野泰基) 

 建設部長・・・



◎建設部長(近藤智展) 

 刈谷駅北口駅前広場及び南口駅前広場の清掃につきましては、土木管理課においてシルバー人材センターへ委託し、毎日午前7時から11時に巡回し、清掃作業を行っております。

 また、駅の南側のみなくる広場と駅の北側の観光案内所がある広場及び南北連絡通路等につきましては、他の委託業者により毎日1回から2回清掃を行っております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 佐原充恭議員・・・



◆6番(佐原充恭) 

 ありがとうございます。

 早朝時点では汚れていても、シルバーさんだとか委託業者さんが清掃してくれるおかげできれいに保たれているということがわかりました。

 加えまして、この駅周辺は善意、ボランティアで清掃活動をしていただいている団体さん、また社会貢献として清掃していただいている企業さんもおられます。大変立派なことだというふうに思います。このように進んで清掃しておられる団体さんに対して、何らかの支援はされているのでしょうか。例えば、安城には環境美化支援活動のアダプトプログラムがありまして、駅周辺に限らず、市内の道路や河川などを定期的に清掃を行うグループ、団体、法人等を募り、登録団体にごみ袋を無償提供したり清掃道具を貸与しています。

 そこでお聞きします。刈谷にもこういった支援プログラムがあるのか、あるならばその内容を教えてください。



○議長(佐野泰基) 

 建設部長・・・



◎建設部長(近藤智展) 

 本市では、市内全域の道路や河川、公園などの公共施設の美化や清掃を行っていただくためのボランティア活動を支援する制度といたしましてクリーンサポート刈谷がございます。このクリーンサポート刈谷は、平成26年10月末現在で65団体が登録されており、清掃等を行っていただいている活動団体には本市指定のごみ袋や腕章等を提供するとともに、ボランティア保険に加入していただいております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 佐原充恭議員・・・



◆6番(佐原充恭) 

 ありがとうございます。

 クリーンサポート刈谷、大変いい取り組みだというふうにおります。ぜひ市内全域にクリーンサポート刈谷をもっと広げていただければ、環境美化のさらなる推進、そしてシニアの方であれば健康づくりにもつながると思います。団体登録をすればごみ袋を提供していただけるということでございますけれども、この制度を知らずに清掃されている団体さんもいるようでございますので、市民だよりなどで改めてPRをしていただきますよう要望いたします。

 そして、続きまして動物等の生態系と自然環境保護についてお伺いをします。

 視察等で私ども各地に赴きますと、市民とともに自然環境の保護、保全活動に取り組み、市内外に広く周知し、市外へのシティセールスにも活用しているまちが非常に多いというふうに思います。刈谷の自然環境はどうなっているでしょうか。井ケ谷のカキツバタ群落、非常に有名でございますけれども、私は動物、これは哺乳類、鳥類、鳥ですね。魚類、爬虫類、両生類等々、それから昆虫などについては、勉強不足もありましてなかなかイメージができません。

 そうした中で最近私、刈谷総合病院に行ったときに、ふっと下り松川を見ますと、悠々とヌートリアが泳いでおるところを目撃をしまして、外来種に侵入されているなということを実感いたしました。かと思いますと、市内の某所に清流の宝石と言われるカワセミがいるという話もお聞きをします。そう言われてみますと、鳥というのは飛んでくるものでありますので、市内の岩ケ池なんかの水辺には多くの種類の鳥が飛来をしているはずでございます。そして2年ほど前に庁舎のロビーで、これは市内で採取されたカワバタモロコという日本産の淡水魚でございます。これ、絶滅が危惧されているものでございますけれども、その展示を見ました。こうしたことから、在来種、そして外来種が交錯しつつも、刈谷には守るべき自然が残っているはずであります。しかし、その中身だとか生態系というものが見えにくくなっているのではないでしょうか。

 そこで、市内のこうした生態系等について改めてお聞きしたいと思います。

 まず、初めに刈谷市環境基本計画を見ておりましたら自然環境マップ作成プロジェクトというものがございました。この内容を具体的に教えてください。



○議長(佐野泰基) 

 経済環境部長・・・



◎経済環境部長(近藤尚登) 

 市内の貴重な自然資源を保全、活用していくため、市民が主体となって自然環境に関するマップを作成するものであります。このプロジェクトに基づき、平成22年度には総合運動公園周辺と森前川において、市民が主体となってグリーンマップを作成しております。

 以上であります。



○議長(佐野泰基) 

 佐原充恭議員・・・



◆6番(佐原充恭) 

 ありがとうございます。

 この取り組みは、市民による手づくり感あふれるよい活動だというふうに思いますけれども、まだ局地的な活動、そしてアウトプットもちょっと限定的なのかなというふうに感じました。せっかくこうした取り組みをやっておられるならば、その蓄積を市民に広く周知して、守っていくべき自然をもっと知っていただく必要があると感じております。

 例えば、最近岡崎市がレッドデータブックを作成しました。これを9月末あたりからウエブ上で見ることができるようになりましたのでちょっと見てみますと、先ほど申し上げた動物、哺乳類、鳥類等々の分類、それから昆虫などで、かつては岡崎に生息していて今は絶滅してしまったもの、オオカミなんかも昔はいたというような記述もございました。そして絶滅が危惧されるものなどが分類されておりまして、非常に興味深い内容となっています。刈谷と岡崎は自然の質も量も異なりますけれども、これは市みずからが生態系を総括してまとめ上げたということに私は非常に意義を感じておりますので、そこで次の質問ですが、刈谷でも絶滅危惧種などを分類したレッドデータブックづくりに取り組んでみてはいかがと思いますが、所見をお聞かせください。



○議長(佐野泰基) 

 経済環境部長・・・



◎経済環境部長(近藤尚登) 

 本市では、小堤西池のカキツバタの保全活動やカキツバタ群落調査を初め、貴重な動植物の保全に向けこれまでも取り組んでおりますが、市内の動植物の生息状況につきましてはまだ十分把握できておりません。そのため、現在改訂のためのパブリックコメントを実施している刈谷市環境基本計画案では、市内の動植物の生息状況の調査を自然共生の施策として盛り込み、今後調査を進める予定にしております。

 なお、レッドデータブックにつきましては既に県が作成しており、市が作成することによりかえって商業目的や観賞目的による乱獲等が懸念されるため、慎重に検討をしてまいります。

 以上であります。



○議長(佐野泰基) 

 佐原充恭議員・・・



◆6番(佐原充恭) 

 ありがとうございます。

 これ、レッドデータブックなのかどのレベルでまとめていくかというのは議論が必要だと思いますが、今おっしゃられた来年から始まる第2次環境基本計画においては、ぜひ動植物、生態系の調査研究にしっかりと取り組んでいただくことを要望いたします。

 例えば、トノサマガエルというカエルを皆さん御存じだと思います。これ、近所の田畑に当たり前にいたポピュラーなカエルでございますけれども、岡崎のレッドデータブックを見ると準絶滅危惧と指定をされておりまして、私、大変驚きました。そして調べてみますと、環境省のレッドリストにおいても準絶滅危惧種に指定をされておりました。こうした身近な生物の生息域がどんどん少なくなっていることというのは非常に大きな問題だというふうに思います。

 先日、三十数年ぶりに洲原池で池もみが行われました。こういうことというのは私、一つのきっかけにすべきだというふうに思います。この際に何らかデータがとれたと思いますし、過去に蓄積したデータだとか、それから愛教大さん、環境委員さんの活動などを生かして、市内の生き物について失ってしまったもの、そして守っていくべきものをまとめて後世に伝えていくということは大変重要だと思います。トノサマガエルが知らぬ間に絶滅していたというまちになってはいけないというふうに思います。

 カキツバタ以外に天然記念物級のものがあるのか私はわかりませんけれども、先ほどのカワバタモロコ、思わぬ場所にいたという事例がございます。乱獲の懸念ということですけれども、場所が特定されない、そういう様式にすればこれはこれでよいのかなと思いますので、よろしくお願いいたします。

 続きまして、環境に優しい自動車社会づくりについてお尋ねをいたします。

 究極のエコカーと言われるFCV、燃料電池車が12月15日、いよいよ発売されます。価格も決まったということでありますし、これは刈谷が推進する環境にやさしい自動車社会づくりにおいて新たな幕あけということになります。

 そして、高圧水素タンクだとかこういった複雑な技術、これは日本が先行しておりまして、この安全技術だとか発電システムの世界標準、国際標準、こういったものをとれれば日本全体への大きな波及効果が期待できるということで、政府の成長戦略にもFCVの利用促進が明記をされております。

 そこで、今後、自動車産業のまちとしてこの流れをどうサポートしていくのかをお尋ねしたいと思います。

 まず初めに、刈谷市も1台購入されるということでありますので改めてお伺いしますが、購入予定のFCV1台の利活用方法につき、もう少し詳しく教えてください。



○議長(佐野泰基) 

 企画財政部長・・・



◎企画財政部長(稲垣武) 

 今年度購入を予定しておりますFCV、燃料電池自動車の活用方法につきましては、来賓の送迎など公用車として利用するほか、市が主催いたします各種イベントや環境学習などでの啓発活動にも活用してまいりたいと考えております。また、刈谷市のマスコットキャラクターのかつなりくんのイラストなどを車体にラッピングいたしまして、あわせて刈谷市のPRに努めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 佐原充恭議員・・・



◆6番(佐原充恭) 

 ありがとうございます。

 FCVはハイブリッド車だとかと比べまして普及が長丁場になるというふうに言われておりますけれども、水素利用の社会に向かう必要性を理解していただいてFCVの市場をつくり上げていかねばなりませんので、積極的な啓発活動をお願いいたします。

 また、来庁者への啓発も非常に重要でございますので、かつなりくんのラッピングもさることながら、駐車場所、これを吟味していただいて来庁者にうまくPRしていただく、こういう場所を設定していただきたいと思います。

 さて、FCVの普及には水素ステーションの普及が大きな課題となっていることは周知のとおりでございます。水素の価格も一部発表され始めました。

 そこで、次の質問ですが、市内の水素ステーション設置に関し市独自の支援策を何か検討されているのか、教えてください。



○議長(佐野泰基) 

 経済環境部長・・・



◎経済環境部長(近藤尚登) 

 水素ステーションの設置につきましては、燃料電池自動車の国内市場導入と水素供給インフラ整備に関する共同声明により、2015年までに国内100カ所の整備を目指すとしていますが、そのうち1カ所は刈谷市一里山町に整備が予定をされております。したがいまして、当面の間の供給につきましては当該施設により充足できるものと考えておりますが、今後の国・県、近隣の自治体等の推移を見守ってまいりたいと考えております。

 以上であります。



○議長(佐野泰基) 

 佐原充恭議員・・・



◆6番(佐原充恭) 

 ありがとうございます。

 水素ステーションの普及、現段階ではそういうことかと思いますが、やはり高いレベルの支援策、これを継続的に研究していただきたいということを要望いたします。

 では、1件目の質問の総括と要望をさせていただきます。

 美しいまちづくり、動植物を慈しむまちづくり、環境に配慮したまちづくりは私、大変重要なテーマだと思います。そして、こういったことというのは次の質問のシティセールス、こちらにもつながってくるのかなと思います。そのうちで、私、刈谷は清潔なまちだというふうには思いますが、これを維持していくために市民だとか企業とさらに連携していってほしい、このように思います。

 竹中市長が歴史について、歴史を学ばなければ現在は語れない、現在を学ばなければ未来は語れないとおっしゃっております。私は、環境保護も同じだというふうに思います。刈谷のかつての自然だとか生態系を総括して伝承していく取り組み、そしてFCV、水素ステーションの普及支援など、未来に向けた取り組みを両輪として進めていく必要があるというふうに考えますので、ぜひ積極的に取り組んでいただきたいと思います。

 以上で1件目の質問を終わります。

 続きまして、2件目のシティセールスについてお伺いをいたします。

 都市間競争は激化していきます。リニア開通を初めさまざまな環境変化がもたらす活力を取り込めるか、吸い上げられるかでまちの命運が分かれ、大げさでなく、生存を左右する時代が来ると言われております。そうした変化を乗り越えていくために今からできること、すべきことの一つが、積極的な市のPR、シティセールスだと思います。

 去る6月定例会でもシティセールスについて御質問し、メディアに映り込む空間を生かすインタビューボード、これは広報活動時に被写体の背面に立てるボードでありまして、企業の場合は社名だとか商品名が、そして自治体の場合は市の名前だとか市のシンボルなどが印刷されておりますけれども、こういったインタビューボードの活用だとか、絶好の立地にある公共施設の壁面などを生かして市内外に刈谷をPRする施策などを提案させていただきました。インタビューボードにつきましては最近活用を始めていただきまして、新聞でも拝見をいたしましたのでうれしく思います。ぜひ、これできばえもいいので、さらにバージョンをふやしてさまざまな場面で活用していただくことを要望いたします。

 さて、シティセールスの重要性については刈谷市も御理解が深まってきたと思います。市議会といたしましても、10月に企画総務委員会で埼玉県春日部市のシティセールスの取り組みを視察してまいりました。これからシティセールスをどう進めるべきか、春日部で学んだことを参考にしながら御質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 まず初めに、シティセールスの進め方についてお伺いをいたします。

 例えば、各イベントごとに個々個別にさまざまな宣伝活動をしてにぎわいを創出する、あるいはさまざまな空間を利用して刈谷をPRする、こうした活動というのは実際にも必要ですので、これはこれでやっていけばよいのですけれども、それらの活動の根底にはやはり戦略が必要であり、戦略に基づいたアクションプランの策定が必要だと思います。

 そこでお伺いしますが、刈谷市にシティセールス戦略やアクションプランは既にあるのか、ないならいつまでにどう策定するのかを教えてください。



○議長(佐野泰基) 

 企画財政部長・・・



◎企画財政部長(稲垣武) 

 現時点におきまして、本市のシティセールスに関するいわゆるアクションプランは策定しておりません。今後、他市の事例も参考にどのような人をターゲットにどういった魅力をどうやってPRしていくかを検討していく中で、何らかの方針を定めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 佐原充恭議員・・・



◆6番(佐原充恭) 

 わかりました。まだ戦略やアクションプランはなく、今後策定していくということでありました。

 シティセールスというと、私もそうだったんですけれども、まずは刈谷をやっぱり広くPRしなくてはならないというイメージがございます。刈谷城のポロシャツを職員さんが着たり、駅前だとか幹線道路沿いに広告なんかを出したりして刈谷を広くPRする、もちろんこういう活動も必要でありますが、視察した春日部市のシティセールスは、こうした行政主導の活動だけでなくて、市民を巻き込む戦略というのを掲げておりました。それは、市民みずから自分たちのまちをもっとよくしたいと考え、その思いでまち全体をつなぎ、市外にも広げていくというものでありました。市民みずからがまちのよさを市内外に発信して、春日部っていいなと感じていただいて、それが他市からの転入につながり、在住者も転入者も幸せになると、こういった好循環を生み出そうという取り組みでございます。私、よい取り組みだなと思いましたし、同時にやはりシティセールスというのはこうした戦略が重要だなということを痛感いたしました。こうした点も含めまして戦略アクションプランを作成していただきたいというふうに思います。

 そこで、シティセールスを推進するに当たりまして、私はやはり専門部署が必要じゃないかと思います。民間の場合も、全社を巻き込む新規事業、こういったものを立ち上げる場合は専門部署をつくることが多いのですが、春日部市もやはりシティセールス広報課という課を新設しておりました。非常にわかりやすい名前でございました。

 そこで、次の質問です。刈谷においてはシティセールスを推進する担当部署はどこなのか、そして推進に当たって専門部署を新設する予定があるのか、教えてください。



○議長(佐野泰基) 

 企画財政部長・・・



◎企画財政部長(稲垣武) 

 現在、企画政策課を中心に広報広聴課、商工課、文化振興課など、刈谷の魅力発信事業に関連する課によりまして本市の魅力をどのように発信するかの検討を行っております。

 担当部署の新設につきましては、先ほどお答えした本市のシティセールスの方針を検討していく中で、その必要性の有無も含めて検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。

 以上です。



○議長(佐野泰基) 

 佐原充恭議員・・・



◆6番(佐原充恭) 

 ありがとうございました。

 私の個人的見解ですけれども、やはり本気でやるという場合は専門部署が必要だと思います。庁内を動かしたり市民を巻き込んだりするときに片手間ですと説得力を欠く場合があると思いますので、新設についても前向きに御検討いただきたいと、このように思います。

 では次に、今すぐ着手すべきシティセールスについてお伺いをします。

 春日部市は、「春日部で暮らそう」というタイトルの冊子を作成して配布しておりました。これ本当にストレートなタイトルでありまして、春日部市に住んでくださいということをアピールするものであります。中身も、子育てを初め、ここは「クレヨンしんちゃん」のキャラクターを子育てのほうに使っておりましたけれども、そういったことを初めとして春日部での暮らしに関する情報、春日部の暮らしやすさなどをPRするものでありました。ということで、シティセールス戦略の策定というのもやりつつ、まずこういうものをつくってみることというのは私、大変重要だなと思いました。

 そこでお聞きをします。例えば刈谷に定住を促すような冊子、「(仮称)刈谷で暮らそう」というものかどうかわかりませんけれども、これをつくって市内の企業だとか不動産業者に配布してはいかがでしょうか、所見をお聞かせください。



○議長(佐野泰基) 

 企画財政部長・・・



◎企画財政部長(稲垣武) 

 今年度は5年ごとに新しい市勢要覧を作成する年度に当たりまして、刈谷の魅力を発信する、そして定住促進につなげていくような視点も大切と考えておりまして、新たな市勢要覧の概要版の作成を進めております。概要版はB5判8ページ程度で、刈谷に住んでみたい、住み続けたいと思ってもらえるよう刈谷の魅力を発信していく内容してまいりたいと考えております。

 現在、PRの方法を検討している中で、議員のお話にもあるような市内企業や不動産業者のほか、住宅展示場などでの配布も一つの方法であると考えており、来年度からこの概要版を活用したPRを行っていく予定であります。

 多くの人に刈谷のよさを知ってもらい、現在住んでいる人には住み続けたい、これから住む場所を探す人には住んでみたいと思ってもらえるようなPRを展開してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 佐原充恭議員・・・



◆6番(佐原充恭) 

 ありがとうございます。

 現在作成準備中の市勢要覧の概要版、これを定住促進用として市内の企業、不動産業者、住宅展示場などに配布される予定とのことでした。本当に図らずも私の質問と御答弁がかみ合いました。こうしたPRをするかしないかというのは私、これ大違いだと感じております。先日、市内の不動産業の方と話す機会がありましたけれども、刈谷に住むと高い、こういうイメージがもう定着しちゃっていると、もっと住みやすさだとかよいところをPRするべきだという指摘を私、されました。ということで私、このことを大変危惧しておりますので、このほかにも、すぐできる、すぐすべき取り組みをシティセールス戦略策定と同時並行で進めていただきたいと思います。

 それでは、2件目の総括と要望をさせていただきます。

 刈谷市でもいろいろな事業をやっておられます。例えば観光案内所の開設、先日大好評だった、毎年好評なんですけれどもアニメCollection、そしてこれから進んでいくであろう亀城公園再整備、そしてこれ、少し前からやっております市内のスポーツチームとのホームタウンパートナー制度、こういった取り組みというのは、領域は違っても全てシティセールスという目的にもつながっていると思います。これから進めていただくシティセールスの戦略づくりというのは後づけという形になるのかもしれませんけれども、今やっておられるこういった事業を有機的に結びつける、こういう意味もあると思いますし、この戦略がないと、せっかくのよいイベントが単発のPR事業だとか周年事業に見えたり、開催意義のわかりにくさ、こういったところにつながっちゃっている側面もあるんじゃないかと私、感じております。これは非常に損だなと思いますので、シティセールス戦略を早期に策定して、地に足のついた活動にしていただきたいなというふうに思います。

 そして最後に、ちょっと春日部の御担当者が言ったことで非常に印象に残ったことがあります。シティセールスが人口増に直結するとは考えにくいけれども、定住先に春日部を選んでもらえる確率を上げることは可能だと考えていますということで活動していきたい、こういうことをおっしゃられていました。私、本当にまさにそのとおりだなと思います。

 といったことで、シティセールス、これは絶対にこれから必要な活動だと思いますので、ぜひ積極的に推進をしていただきたいというふうに思います。

 以上で2件目の質問を終わります。

 続きまして、3件目の発達障がい者への総合支援についてお尋ねをします。議員となって以来、私、このテーマをルーチンワークとして取り組ませていただいております。

 発達障害についてでございますけれども、年齢の経過とともに治るという方がおられるわけですが、これは、知的水準が正常な場合だとか適切な療育等によりまして落ちついた状態にあるお子さんもおられますのでそう理解をされているのかもしれませんけれども、発達障害は生まれつきの脳の機能障害であり、その原因も特定されておらず、現段階では根本的な治療方法はありません。その症状の強さや特性も多様であります。したがいまして、その子の特性に合った適切な療育体制、専門的知見に基づく教育支援体制、そして本人が落ちついて学べる、あるいは過ごせる環境を構築していくこと、こういったことが自治体の責務であるということでありますので、ぜひこのことを念頭に置いていただき、御質問、御提案をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 初めに、子ども相談センターへの相談件数についてお尋ねします。

 お子さんに関するあらゆる相談をワンストップで受け付ける子ども相談センターが立ち上がって、約1年8カ月ぐらいだと思いますけれども経過をいたしました。

 そこで、まずお聞きをします。子ども相談センター開設以来、ここまでの活動についてどう評価をされているのか、お聞かせください。



○議長(佐野泰基) 

 教育部長・・・



◎教育部長(大中隆志) 

 平成25年4月の開設以来、市民の皆様から延べ1,300件を超える相談をいただいております。相談活動の中には、学校でなかなか言い出しにくいことも子ども相談センターに相談いただいたことでセンターから学校につなぎ対応できた事例や、学校から子ども相談センターにつなぎ専門的なアドバイスをもらっている事例もあり、子どもに関して困ったり悩んだりしている保護者や学校へのサポートができているものと考えております。



○議長(佐野泰基) 

 佐原充恭議員・・・



◆6番(佐原充恭) 

 ありがとうございます。

 ここまで、延べ1,300件の相談があったとのことでございます。そして、学校には言いにくい相談が寄せられたり学校からも相談が寄せられて、学校とのかけ橋として機能をし始めた。また、どこにも相談できなかったことの受け皿となり、解決につながった。これは私、大変大きな価値があると思います。そして、センターができて本当によかったなというふうに思います。より相談しやすく頼りがいのあるセンターとして、さらに機能を充実していただくことを要望いたします。

 さて、ここまで寄せられた相談の中で発達障害に関する相談も相当数あったのではないかと推察をいたします。

 そこで、次の質問ですが、子ども相談センターで受ける相談のうち発達障害に関連すると思われる相談件数がどのぐらいあるのか、教えてください。



○議長(佐野泰基) 

 教育部長・・・



◎教育部長(大中隆志) 

 開設以来本年10月までの間に、発達障害に関連すると思われる相談件数は212件で、相談件数全体に占める割合は約16%です。なお、一番多い相談は不登校に関することで、341件、約25%、2番目に多いのはしつけ、養育に関することで、276件、約20%で、発達障害に関する相談は3番目に多くなっております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 佐原充恭議員・・・



◆6番(佐原充恭) 

 わかりました。相談件数の1位が不登校で341件、2位がしつけ、養育で276件、そして3位が発達障害で212件ということでありました。

 最近、発達障害に関する調査研究が進み、1位の不登校と発達障害の因果関係があるのではないか、こういう指摘がされております。そう考えますと、発達障害のお子さんというのは潜在的にはもっと多いということになります。センターの皆様におかれましては、相談内容の分類というのはなかなか難しいと思いますけれども、こういう不登校などの相談の根底に発達障害が起因していないか、こうした視点も交えて適切な判断、御支援をお願いしたいと思います。

 では続きまして、毎回これをお聞きしているんですけれども、発達障害を抱える児童・生徒数についてお尋ねします。

 市内中学校で発達障害あるいは障害の可能性がある児童生徒数と、全児童生徒数に対する比率を教えてください。



○議長(佐野泰基) 

 教育部長・・・



◎教育部長(大中隆志) 

 本年5月1日現在で発達障害と診断されている、またあるいは日常の学校生活や学習活動の中で発達障害が心配される児童生徒数は、おおむね通常学級では340名、特別支援学級では170名、合計510名となり、全児童生徒数1万2,800名に対する割合は約4%であります。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 佐原充恭議員・・・



◆6番(佐原充恭) 

 ありがとうございました。

 市内でおおむね510人ということでございました。前回の一般質問でお聞きしたときも500人以上だったと記憶しておりますので、やはりこの水準で推移しているようでございます。

 これを定住自立圏域で見ますと恐らく1,000人規模になるのじゃないかなというふうに思いますので、こうしたお子さんたちに対する支援をさらに充実させていくことは刈谷の大変大きな課題だというふうに思います。

 そこで、次に支援指導補助員の増員についてお聞きをします。

 支援指導補助員の方は、通常学級に在籍する発達障害のあるお子さんだとか肢体不自由のお子さんのそばに寄り添って、授業中の教師の指示や活動の意図を伝えるなど、教育活動全般の補助を行う方だと理解をしております。また、授業中にお子さんが立ち歩いてしまう場合などは別の場所で落ちつかせながら指導したり、その子の特性に合った個別支援をしていただいているというふうに理解をしておるところでありますが、では、基本的なことをお聞きします。支援指導補助員さん、これはどんな方あるいはどんな資格を持った方が採用されているのかを教えてください。



○議長(佐野泰基) 

 教育部長・・・



◎教育部長(大中隆志) 

 支援指導補助員や介助支援員をお願いする方は、教員免許や保育士資格をお持ちの方などさまざまですが、面接や事前に説明会を実施して、子どもに寄り添って支援、指導いただける方を採用しております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 佐原充恭議員・・・



◆6番(佐原充恭) 

 ありがとうございます。

 おっしゃるとおり、資格があるにこしたことはありませんけれども、しっかりと寄り添っていただける方を採用するということは大変重要だなというふうに思います。

 そこで、次の質問ですが、最近支援指導補助員さんが不足しているという声が私に届いております。そこでお聞きします。支援指導補助員の総数と各校への配置の考え方として、充足率、これはどのようになっているのかを教えてください。



○議長(佐野泰基) 

 教育部長・・・



◎教育部長(大中隆志) 

 まず、支援指導補助員などの総数でありますが、通常学級に在籍する発達障害児童への支援指導補助員は26名、特別支援学級に在籍する児童生徒への支援指導補助員は2名、肢体不自由児童生徒への介助補助員は9名、合計37名であります。

 次に、各学校への配置の考え方についてでありますが、一つに、通常学級に在籍する発達障害児童支援指導補助員につきましては、各学校から配置要望を受け、教育委員会で精査した上で、マンツーマン指導が必要な児童のいる学校や支援の必要な児童が多数いる学校から優先的に配置しております。

 2つには、特別支援学級に在籍する児童生徒への支援指導補助員については、自傷行為などから身体の安全を確保する必要がある児童生徒に配置し、肢体不自由児童生徒介助支援員は肢体に障害のある児童生徒にそれぞれ必要人数を配置しております。

 支援指導補助員などの配置の割合でありますが、自傷行為などから身体の安全を確保する必要がある児童生徒や肢体に障害のある児童・生徒に対してはマンツーマンで支援をしております。また、通常学級に在籍する発達障害児童などに対してはおおむね10名に1名の割合で支援するなど、障害の程度に合わせた配置に心がけております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 佐原充恭議員・・・



◆6番(佐原充恭) 

 ありがとうございました。

 これ、ちょっと要約しますと、自傷行為、自分で自分を傷つけてしまうという行為のことでございますけれども、自傷行為をしてしまうお子さん、そして肢体不自由のお子さんに対してはマンツーマンで100%配置すると、このことに全く異論はございません。そして、発達障害のお子さんに対してはおおむね10人に1人の配置ということでございました。この数字から、やはり間違いなく増員が必要な状況でございます。そして、現場からそういう声が上がってくるのは当然かなというふうに思います。したがいまして、発達障害のお子さんに対する支援指導補助員さんのさらなる増員を要望いたします。

 発達障害のお子さんは、先生方の指示よりも先に周囲の雑音が耳に入ってしまうなど指示が通りにくい子が多く、そばで伝えてくれる人がいるかいないか、これは習得に大きな差が生じてしまいます。補助員さんがふえれば、多忙な先生方の業務負荷低減になることはもちろん、多様な支援事例が蓄積されます。また、教員を目指す講師の方が支援指導補助員を経験されれば、これは後々もちろん生かせる。そして何よりも、教育現場における発達障害に対する理解が広がり、支援の底上げにつながってまいります。よって、増員に対する最大限の御配慮をぜひよろしくお願い申し上げます。

 では、3件目の総括と要望をさせていただきます。

 発達障害者支援法が施行され約10年が経過をしつつあり、一つの節目かなと思っております。そして、この10年で発達障害に対する理解は広がりましたが、同時に、手帳も交付されないグレーゾーンも含めて対象児童生徒の多さ、これも顕在化いたしました。そして今回、支援指導補助員さんの増員というのをお願いしているんですけれども、やはり、じゃどこまでふやすのかというところだとか、そして各学校の教育現場、特に普通学級にまじった中でこうした支援を続けていくというのは、ある時点で限界が来るんじゃないかなと私は思います。

 そして私は、次のステップとして、発達障害者のお子さんたちへの支援というのを一つのカテゴリーとして切り出して、より専門性の高い療育、学習支援等を行う必要があると感じております。

 そこで、一つ提案がございます。刈谷市公共施設維持保全計画において住吉幼稚園が更地化される予定になっております。ここは、刈谷駅からアクセスもよく、病院も近い好立地でございます。ここに発達障害のお子さんと御家族を総合支援するセンター的なものをつくってはいかがでしょうか。例えば、教員のOBの方だとか教員免許をお持ちの方などに力をおかりして、個々のお子さんの障害特性に合った教材を使って、マンツーマン、個室形式が望ましいと思いますが、あるいはそれに近いような形で学習だとか補習ができる場づくりができないでしょうか。名古屋では、2006年ごろからNPOさんなどがやっておられます。

 また、御家族へのコンサルティングや各種サポート、そして震災時の福祉避難所にも活用するとともに、自閉症等に起因する、これ、わかる方はわかると思いますけれども、強度行動障害のお子さんへの対応、これは喫緊の課題でございます。こういった課題にも対処していくような施設にできないでしょうか。

 そして、この場所は小垣江東小学校同様、住吉小学校に隣接しております。例えば知的な特別支援学校、これはどんな形かわかりません。安城の分校となるかもしれませんけれども、こういったものもつくれるかもしれません。この場所は、そういったことでいろんな可能性を私、秘めているなと思います。公営なのか民営なのかも含めまして運営方法、こういったこともいろいろあると思いますけれども、さまざまな角度から調査研究されて、こうした障害を抱えるお子さんの支援に活用することを御提案いたします。

 最後に、今回の3件の質問に共通する要望でございますけれども、例えば1件目のクリーンサポート刈谷の活動だとか自然環境調査だとか、そしてただいま申し上げました教員OBの方だとかシニア世代のお力をかりる、各領域でこういうスキームを組み立てていくということ、以前も申し上げましたけれども、このこともあわせてお願いを申し上げまして、全ての質問を終わります。御清聴ありがとうございました。



○議長(佐野泰基) 

 13番新海真規議員・・・

     (登壇)



◆13番(新海真規) 

 おはようございます。13番、清風クラブの新海真規であります。議長のお許しをいただきましたので、通告に従って質問をさせていただきます。

 もともと滑舌が悪いんですが、最近歯の調子がすごく悪くなりまして、特に滑舌が悪くなっております。特にサ行とラ行が心配でありますが、お聞き苦しいところがありましたら御容赦願いたいと思います。

 今回は、刈谷駅の整備について、公共施設連絡バスについて、空き家対策についての3点について質問をさせていただきます。

 まず、1点目の刈谷駅の整備について伺います。

 刈谷駅は、刈谷市の玄関として名実ともに市の繁栄に大きな役割を果たしているところであります。朝夕のラッシュ時には大変多くの市民や来訪者が行き来しまして、年々ふえてきているようにも感じているところであります。また、最近では駅を中心としたイベントも多く、総合文化センターあるいは産業振興センターなどとの関連性も、より緊密になってきていると思います。先週末に開催された技能五輪全国大会にも多くの来訪者を迎えまして、刈谷市の名前を全国のみならず、ある程度世界に向けて知らしめたところであると思っています。

 しかしながら、その玄関口である刈谷駅には多くの市民から改善の要望が寄せられておりまして、市の当局もその点については既にかなりの部分を把握していると思うんですが、なかなか改善に至らない現状を踏まえまして、今回、質問と要望をさせていただくこととしました。

 まず最初に、刈谷駅の乗降客数について、10年前と5年前、さらに昨年の実績について伺いたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 建設部長・・・



◎建設部長(近藤智展) 

 刈谷駅の乗降客数でございますが、JR東海と名鉄を合わせまして平成14年度は約5万9,000人、19年度は約7万6,000人、24年度は約8万3,000人で、年々増加傾向にあります。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 新海真規議員・・・



◆13番(新海真規) 

 乗降客数が順調にふえているということでありました。最近では約8万3,000人にも及ぶと伺いましたが、市の人口の半分以上にも及ぶ数字でありますので、それだけ駅周辺には活気があるんだと思います。

 利用者の増加は刈谷市の元気さの反映であると歓迎するところであるんですが、利用者が多い分、駅自体の施設や環境、そういったものにも配慮しなければならないと思います。駅の南北連絡通路には常に多くの人が待ち合わせ、あるいはお迎え等で混雑しているわけなんですが、市外からの来訪者が最初に目にするところがその通路でありまして、その空間がアピールする第一印象、こういったものが大切になると思います。以前にも刈谷駅の壁面掲示板などの活用につきましては清風クラブの上田昌哉議員も要望を出されておりましたが、ちょっと性急であるかもしれませんが、その進捗状況について説明をお願いいたします。



○議長(佐野泰基) 

 建設部長・・・



◎建設部長(近藤智展) 

 現在、鉄道事業者との協議や設置実績のある先進市等への調査を行い、実施に向け検討しておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 新海真規議員・・・



◆13番(新海真規) 

 まだ検討中であるということでありましたが、ある程度の調査は行われていると考えています。駅の形状あるいは周辺の環境によってさまざまなケースが考えられるわけなんですが、その中でも、当局がこれは調査する価値があるんじゃないかと思われるような先進市の事例があると思うんですが、もしそういうものがありましたら挙げてみていただけませんか、よろしくお願いします。



○議長(佐野泰基) 

 建設部長・・・



◎建設部長(近藤智展) 

 本市が調査を行っている先進市では、デジタルサイネージという電子看板を活用し駅周辺の地図や店舗情報、店舗広告等を表示することで、まちの活性化につながるような取り組みをしております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 新海真規議員・・・



◆13番(新海真規) 

 デジタルサイネージと伺いました。ちょっと横文字やメカには弱いものですから正確には把握していないんですが、インターネットなどを使って壁面のスクリーンあるいは電子掲示板のようなもの、電子看板というんですか、そういったものに情報などを表示する装置だと思っていますが、間違っていたら指摘してください。そういったものが駅の連絡通路にあるというその場面を想像してみますと、例えば先日行われた技能オリンピックあるいは国際音楽コンクール、森三郎童話賞の作品の全国募集、こういったものにも活用できるんじゃないんでしょうか。また、総合文化センターあるいは産業振興センターで行われるいろんな数多くの催し物、刈谷市が常にアピールしたいイベントあるいは事業など、そういったものにもタイムリーに活用できると思います。実現すればとても有効な広報手段にもなると思いますので、ぜひ前向きに調査検討をお願いしたいと思います。

 次に、点字ブロックについて伺います。

 この点については、昨年の建設水道委員会においても改善の要求が出されました。連絡通路の点字ブロックの位置にいつも多くの人が待ち合わせなどで立ち続けて滞留していて、本来の目的である視覚障害者の方たちには非常に利用が困難であるといった状態が日常的に続いていると思います。

 要望が出された後でも余り明確な改善がされたというふうには感じておりませんが、何か対策を考えているのであれば聞かせてください。



○議長(佐野泰基) 

 建設部長・・・



◎建設部長(近藤智展) 

 対策といたしまして、昨年度、連絡通路の点字ブロック上に人が立ちどまらないように張り紙により注意を喚起しましたが、今でも待ち合わせなどで点字ブロックの上に人が立ちどまっている状況もございます。そこで、今回の12月補正予算案の中でお願いさせていただき、さらなる注意喚起のため音声案内などの設置を予定しております。

 そして、今後さらに視覚障害者の方々と協議調整を重ねまして、よりよい対策を検討し、モラルの向上も含めまして整理できるように努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 新海真規議員・・・



◆13番(新海真規) 

 点字ブロックについては、身障者協会の方たちから、特に視覚障害者の団体から、ブロックの位置の変更あるいは点字ブロックの上にたたずむ人たちが多いことに対しての改善の要望が何度も重ねて届けられております。駅に行くたびに確認させていただくんですが、改札口前付近には決まって複数の人が、たむろと言ってはいけませんね。点字ブロックの上にたたずんでおります。当局のほうからは、壁に設置された手すりを利用する障害者や高齢者も多いので、そのためにあえて通路の隅っこに点字ブロックを設置したという説明を受けたこともあるんですが、確かにその配慮があって現在の位置に設置したことは間違いないと思うんですが、現実には、その点字ブロックが隅っこにあるために、本来利用すべき視覚障害のある方たちがほとんど利用できていないわけであります。

 先進市や東京周辺の駅などを見ますと、最近では点字ブロックはほぼ通路の真ん中に設置されております。これは、行くたびにいつも思うんですが、やっぱり刈谷駅もこうなるといいなというふうに考えておりますので記憶に鮮明に残っているわけなんですが、昔はやはり隅っこが主流だったようであります。同じような理由で隅っこにしたということがあるんでしょうが、いろんな不都合あるいは支障、それから要望の提出などを経験して現在のような配慮がなされたと考えています。

 視覚障害のある方たちは、ホームの点字ブロックや転落防止用の安全柵、開閉式の安全柵です。そういったものについても複数の要望をいただいています。全国の視覚障害者協会のアンケートによれば、駅のホームから転落した、あるいは転落しそうになったという経験をした視覚障害者は約7割にも及ぶという結果が出ているそうであります。開閉式の安全柵の設置は、首都圏あるいは新幹線ホームなどでは最近普及が高まっています。ただ、これは費用がかなり高くつくことと、既存のホームへの設置となるとさらに多くの費用を要するようであります。そのために一般の駅での実施には高いハードルがあると思いますが、それでも、何よりも大切な人の命にかかわる問題でありますから、現在のままで放置していいということは許されないと考えています。

 駅のホームの改善については行政ではなく鉄道会社にその全権が委ねられると聞いておりますが、それらの改善についての要望を市の当局からぜひ働きかけていただきたいと思っています。

 さらに、ウイングデッキの点字ブロックなんですが、ウイングデッキにおいても総合文化センターの前までずっと点字ブロックを設置していただいております。現在は屋根が片側だけあるんです。その屋根の下に当然点字ブロックがあるわけなんですが、雨が降ると全部通行者は屋根の下に集中します。そうなると視覚障害者にはますます使いにくい状態が続いちゃうわけです。どうしても、白杖という視覚障害者用の白い杖なんですが、それをつくことも他人に当たるので遠慮してしまう、歩いていること自体が通行人の妨げになって迷惑になっているというようなそういった負い目を感じまして、点字ブロックの利用をあきらめ、むしろ雨が降ったときに限って点字ブロックのないほうを濡れながら歩くことを選んでみえる方もあるというふうに聞いております。

 モラルの問題であることは理解しておりますが、健常者には、人に優しくする習慣を身につけている方でもなかなかそこまで気がつかない場合が多いと思います。私もその一人でありましたのでもちろん例外ではありませんが、先ほどの答弁で、音声案内などの設置を予定していると伺いました。身障者協会においても、近いうちに連絡通路における啓発活動、そういうものをして呼びかけるそうでありますが、私たちもそういった活動にはお手伝いするように頼まれております。また、そういった活動自体にも市としての支援ができるような体制をよろしくお願いしたいと思います。

 点字ブロックを移設するとなると、かなり費用がかかってしまいます。本当、大がかりな工事になってしまいますが、当局の方から先日聞いたお話では、通路のタイルの上に粘着型の張りつけるタイプの点字ブロックが今あるそうであります。そう言われて気がついたんですが、銀座の今開発中のA、B、C、Dブロックの角の交差点にもアスファルトの上に張ってありました。残念ながらそこはアスファルトの上なんで、定着性が低くてびらびらしておりまして、先日またちょっとお願いしたらすぐに現場に行って直していただいたわけなんですが、タイルの上であればかなり有効に粘着が保てると思います。さらに、費用面でもかなり削減できると聞いておりますし、それから、移設工事をするよりも乗降客なんかへの配慮もはるかにできると思いますので、ぜひ検討していただきたいと思います。

 いずれにしても、今ある不便さを解消していただきたいと思っているわけなんですが、先ほどの答弁では視覚障害者の方たちとの協議や調整を重ねていただけるということであります。その方向でぜひよろしくお願いいたします。

 続きまして、駅のトイレについて伺います。

 刈谷駅のトイレは設置から随分年数を経験していると思うんですが、いつできたのかちょっと私も記憶しておりませんが、どうひいき目に見てもきれいであるとは言えません。また、ところどころ破損も見られますので、余計にそういう箇所があると掃除のしようがないんです。どうしても見かけが悪くなります。その上に、いまだに和式の便器しか設置していないということでありますので、多くの市民から改善の要求が届けられております。

 そこで質問ですが、駅のトイレの改修についてはどのように考えておられるのかを伺います。



○議長(佐野泰基) 

 建設部長・・・



◎建設部長(近藤智展) 

 駅南北のトイレでございますが、平成元年に建設され約25年が経過しており、施設の老朽化によります劣化や汚れ、またいたずらなどによる破損もあり、その都度修理や清掃を行っておりますが、清潔で使いやすい状態を保つことが困難になってまいりました。

 そこで、高齢者や障害者の方々はもとより、利用者の利便性の向上を図るため、来年度以降早期に和式便器の一部を洋式便器に取りかえ、あわせて障害者トイレにオストメイト対応トイレを設置し、今以上に障がい者の方にも配慮した多機能トイレに改修していく予定でございます。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 新海真規議員・・・



◆13番(新海真規) 

 ありがとうございます。

 25年も経過しているわけですね。来年度以降改修を目指していただけるということなので、少し安心いたしました。

 冒頭でも申し上げたように、8万人以上もの方が行き来する大変活気のある駅であります。また刈谷市の玄関でもありますので、最近は観光行政にも力を入れていくことを表明されているときでもありますので、美しく使いやすいトイレを提供できるように努力をお願いいたします。刈谷駅に着いたら最初に目にしたのは汚いトイレであったといったような評価は、ぜひ避けていただきたいと思います。

 来年度以降の改修を目指すというふうに伺いましたが、できる限り早く改善を実現していただきたいと思います。改善要求はかなり以前から市民から届けられているわけでありますので、手続上あるいは計画上の問題も時間も必要でありましょうが、できる限り迅速な実施を重ねてお願いいたします。

 次に、2点目の公共施設連絡バスについて伺います。

 公共施設連絡バスについては、これまで何度も質問として上げられてまいりました。つまり、それだけ刈谷市民にとって大変関心の高い事業であると認識しております。また、来年度は運行内容などについて見直しをすることになっていると聞いておりますが、その内容が決定してからでは改善要求なども出しにくいものになりますので、今回、少し早目ではありますが、質問させていただくこととしました。

 まず、見直しについてはこれまで2度実施されたと思っていますが、その改正を施した前後でバスの利用者がどのように変化、推移したのかを伺いたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 都市整備部長・・・



◎都市整備部長(神谷清隆) 

 バス路線やダイヤの改正は、平成20年度以降2回実施しております。1回目の改正は、平成21年2月に西境線、東境線、東刈谷線及び小垣江線の4路線につきまして、それまで1日5往復の運行をそれぞれ3便増便して8往復としております。改正前の平成20年度の利用者数は約33万人、改正後の平成21年度が約44万人でございます。

 次に、2回目の改正は、平成24年3月に1日5往復の運行で一ツ木線と依佐美線の2路線を追加しております。改正前の平成23年度の利用者数は約53万人、改正後の平成24年度は約61万人、また平成25年度は約65万人でございます。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 新海真規議員・・・



◆13番(新海真規) 

 ありがとうございます。

 路線の見直しをしていただいて、4路線が6路線になり、1日5往復が8往復になったという時点でもそれぞれ非常に多くの方が喜んでみえると思います。改正の見直しの効果が数字として明らかになっているようでありますので、評価させていただきます。65万人とおっしゃいましたが、1日平均約1,800人くらいが使っていることになるわけなんですが、それだけ市民の足として貢献していただいていることは確かであります。

 来年度どのような見直しがされるのかはまだ決まっていないと思うんですが、来年度見直しをするということでありますのでまだそれほど準備もしていないのかもしれませんが、その見直しに向けて昨年度、利用者アンケートを実施したと聞いております。その結果について説明をお願いします。



○議長(佐野泰基) 

 都市整備部長・・・



◎都市整備部長(神谷清隆) 

 アンケートにつきましては、平成25年度に実施をさせていただきました。バス利用者アンケートや地域懇談会で市民の皆様から寄せられました主な御意見のうち、満足度の高い項目といたしましては、自宅から最寄りのバス停までの距離、降車バス停から目的地、施設までの距離、バス乗降のしやすさなどでございます。

 また、一方で運行本数の増便、目的地までの時間短縮、乗り継ぎ時間の短縮などを望む声もいただいております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 新海真規議員・・・



◆13番(新海真規) 

 先ほども申し上げたように、これまでにも何度も質問に出ておりますから、それを勘案すれば大方予想された結果だと思っていますが、アンケートあるいは地域懇談会でしたか、そういったものを実施された以上、寄せられた意見に対しては少しずつでも改善していかなければならないと考えます。そういった結果を次の見直しに対してどのように活用していくおつもりなのか、考えを伺いたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 都市整備部長・・・



◎都市整備部長(神谷清隆) 

 今後、にぎわいのあるまちづくりを推進する観点から、アンケートで寄せられた市民の皆様の御意見を踏まえ、バスがより多くの市民の皆様方の足となりますように、バス利用の安全性や利便性の向上などを目指し、バス路線全体のあり方を検討していきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 新海真規議員・・・



◆13番(新海真規) 

 何か当たりさわりのない優等生的な無難な答弁であるように伺いましたが、実際にこの時点では具体的な見直し内容を決めておられないこともある程度理解しますが、寄せられた意見や要望は我々が考えている以上に切実なものであると考えています。来年度予定されている見直しに対して、少なからず市民を納得させる内容が盛り込まれるように努力をお願いしたいと思います。

 それと、現在使われているバスが大型バスなんですが、どうも見た感じがらがら状態が多いと、それで、現在使われているのがちょっと大型過ぎるんじゃないか、あるいは他の市町のようにもう少し小型のバスにかえたほうが無駄の削減になるんじゃないかという意見も寄せられているわけでありますが、今後、そういったミニバスへの変更などは考えておられるのかどうか、考えを聞かせてください。



○議長(佐野泰基) 

 都市整備部長・・・



◎都市整備部長(神谷清隆) 

 現在、市内で運行するバスの規格は中型バスを使用しております。特に朝夕の通勤時間時のラッシュの際には、利用者数が多いことから座れずに立ってバスを御利用いただいている状況もありますので、現段階におきましてはミニバスの導入は考えておりません。

 しかしながら、バス路線全体のあり方を検討する際には、バス利用の利便性の向上を図るためにミニバスの導入も調査研究していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(佐野泰基) 

 新海真規議員・・・



◆13番(新海真規) 

 申しわけありません。ラッシュ時に座れなくて立っている方がいるという状況があるということは勉強不足で把握しておりませんでした。意見をいただいた方には私のほうから直接そのことは説明させていただきます。

 それと、ミニバスの導入については以前にも質問させていただきました。バイパス機能を持たせるという意味で導入をお願いしたんですが、市長の最初のマニフェスト、平成19年でしたか、そこには、現行の4路線の運行形態の充実とミニバス等による支線機能の実施の検討を行いますというふうにうたわれておりました。そこで、平成22年9月だったと思うんですが、質問として取り上げさせていただいたんです。当時の4路線は既に6路線に拡充されていますが、ミニバスの導入についてはまだ道筋が示されていないようであります。現状に加えて採用するとなると、路線同士をつなぐバイパス運行としての支線機能、あるいは先般私が要望させていただいた買い物難民対策などにも、小回りがきく分利便性が高まるんではないでしょうか。ぜひとも前向きに検討していただくことを要望させていただきます。

 それと、加えてバスロケーションシステムについて伺いたいと思います。

 このシステムは人から聞いたものでありますので、実際に現場で確認したり検証をしたわけではありませんが、GPSや無線通信を利用してバスの走行位置あるいは到着までの所要時間など、そういった情報を停留所あるいはスマホなどの携帯、そこにインターネットを使って伝達するシステムであるようであります。最近、採用される事例といいますか自治体がふえてきていると伺っております。連絡バスの利便性の向上には有効な手段になると思っていますが、その点について考え方を伺いたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 都市整備部長・・・



◎都市整備部長(神谷清隆) 

 バスロケーションシステムは、公共施設連絡バスの運行状況、例えば渋滞による遅延の発生や台風などの災害による運行の中止などの情報を市民の皆様へ速やかに提供する手段として有効であると考えております。今後、バス路線のあり方を検討する中でバスロケーションシステムの導入検討をしていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 新海真規議員・・・



◆13番(新海真規) 

 ありがとうございました。

 ある意味最先端技術といったものの利用でありますから、経費もさぞかしかかるだろうと思ったんですが、伺ってみたら予想外に少ない予算でできるそうであります。先ほどおっしゃったように、道路を走るバスは天候あるいは渋滞などで運行を左右されやすいものであります。鉄道などに比べて時刻表の確保が困難でありますので、このシステムに対する利用者からの要望が高まっているんじゃないでしょうか。

 ただ、メリットあるいはデメリットについての検証も必要だと思いますが、まだそれほど明確なデータが出てきていないんですが、今後の調査研究を待ちたいと考えております。

 続いて、以前にも要望させていただいた青山斎園の近くへのバス停設置について、その後の検討や考え方について御意見を伺いたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 都市整備部長・・・



◎都市整備部長(神谷清隆) 

 今後のバス路線全体のあり方を検討する中で、公共施設の利用を促進する観点からも青山斎園周辺へのバス停設置について考慮していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(佐野泰基) 

 新海真規議員・・・



◆13番(新海真規) 

 余り実現に向けて熱意を感じられない答弁でありましたが、青山斎園では、大きな葬儀が行われるたびに決まって大規模な路上駐車の列が発生しております。つい最近も2度続けて経験したんですが、通夜式の焼香が始まって間もなく、路上駐車されている方は速やかに車両を移動してくださいというアナウンスが入りましてちょっと場内が騒然としたんですが、焼香を済まさずに帰っちゃうわけにいかないんで、恐らく近隣の住民の方たちが余りの列なので迷惑を感じて警察に通報し、警察も、余りこういう取り締まりはしたくないようでありますが、動かざるを得なくなったというのではないかなというふうに感じておりました。

 ただ、こういうことは随分以前から起きておりましたのでバス停の設置をお願いしたんですが、状況は全く変わっていません。青山斎園の近くに住んでいる方からも直接苦情をいただいているわけなんですが、通夜あるいは葬儀の場に来られた方たちに嫌がらせをする気は全くないんですが、もう本当、家の真ん前に車を置かれてしまっている状態がある。さらに、御自分がおっしゃったんですが、運転は余り上手じゃないと、そういったところで本当に車の出し入れが非常に困難になった状態であって、もうどうしても我慢できずに通報させていただかざるを得ないというふうに言われておりました。

 それほど頻繁に起きている事態ではないというふうにも思うんですが、その方の話では年間に5回ぐらいから、あるいは多い年で10回くらいは起きているというふうに伺っています。5回とか10回、それを少ないと感じるか多いと感じるかは当事者でなければ理解できないと思うんですが、少なくとも我慢の限界を超えてしまったからこその苦情であると考えています。

 現状に問題があることを承知しながら放置することは許されませんので連絡バスの乗り入れを提案したんですが、それが難しいようであれば何かほかの解決策を示していただきたいと考えています。乗り入れが実施されても、実際には式の開始時間に合わせてバスを動かすわけにはいきません。その都度合わせることもできないわけでありますから明確な解決策とはなり得ないことも理解しておるんですが、近隣からの苦情を1件でも減らすために検討を重ねていただきたいと考えています。

 また、青山斎園の駐車場は結構広くとってあるんですが、それでも慢性的な路上駐車が続くようであれば、例えばあの駐車場部分を2層式の2階建てにするであるとか、別の場所で駐車場を増設するとか、そういった配慮も必要になると思うんですが、現在の駐車場の増設についてはどのように考えておられるんでしょうか、見解を伺いたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 市民活動部長・・・



◎市民活動部長(犬塚俊治) 

 昨今、郊外型の斎場が多い中、刈谷市青山斎園は市の中心部の市街地に位置し、市民の皆様の利便性の向上に寄与しているところでございます。

 議員の言われます駐車場についてでありますが、青山斎園の駐車場は現在138台ございます。駐車場の利用状況を見ますと、年に数回、来場者が多く見える通夜や葬儀がありますと駐車場に不足が生じ、近隣住民の皆様に御迷惑をおかけしております。しかしながら、平常時は駐車場は十分足りておりますので、年に数回の通夜や葬儀のために駐車場を増設することは、費用対効果の面から判断しますと難しいかと考えております。

 現在、先ほど申し上げました来場者が多く見える通夜や葬儀の予約が入った場合には、葬祭業者を通して、駐車台数に限りがあるためマイクロバス輸送や乗り合わせなど御来場に御配慮いただくようお願いしております。今後も引き続き、公共施設連絡バスの最寄りのバス停の御案内をするとともに、乗り合わせなどによる御来場に御協力をお願いしてまいります。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 新海真規議員・・・



◆13番(新海真規) 

 費用対効果、そういったものを問われると要望のトーンを下げざるを得ない部分もあるんですが、先ほど言われたマイクロバス輸送あるいは乗り合わせのお願い、そういうものを依頼してもなお改善されていない現実があることも確かであります。青山斎園が迷惑な公共施設と言われないためにも、さらなる改善に向けた努力を重ねてお願いしておきます。マイクロバス輸送あるいは乗り合わせをもっと本当に徹底していただければ、ああいった近隣の皆さんに御迷惑をかけるような事態は発生しないはずでありますので、ぜひそこに向けての努力をよろしくお願いします。

 いろいろ伺ってきましたが、冒頭でも申し上げたように、連絡バスについては見直しを実施する前に要望しておかなければならないと思っての提案であります。わずかずつでも市民の満足度を向上させていただきたいと考えています。

 そして、先ほど伺ったアンケートの結果でありますが、あくまでも利用者からいただいた意見であります。実際には、利用したくても利用できない市民からの意見は含まれていないということも考えに入れていただかなければならないと思っています。さきに提案させていただいた買い物難民や生活支援のための活用についてもできる限り来年度の検討の中に入れていただきたいと思っていますし、ミニバスの活用方法などについても研究を重ねていただきたいと思います。公共施設連絡バスの運行体制、こういったものを変更するのは大変難しい、多くの労力と研究が必要となるということはもう私も十分理解しております。本当に意見を問われても我々自身が頭の中の整理できない部分が非常に多いわけなんですが、市民から意見を寄せていただいている以上、よりよい事業になるような改善をしなければならないと思いますので、さらなる高みを目指しての努力をよろしくお願いいたします。

 続いて、3点目の空き家対策について伺います。

 近年、全国的に空き家問題が政策課題としてクローズアップされております。空き家といっても、それが所有者等によって適切に管理されていれば自治体の政策の観点から見れば特に問題はないわけでありますが、管理不全となった状態の空き家が全国的に激増している現状がありまして、そのことに伴う防犯、防災、生活環境の悪化あるいは景観を損なうなどのさまざまな問題が生じてきていると思います。もとより、空き家は個人の資産にかかわる問題でありますので、自治体としてはどのようにかかわったらよいのか戸惑いもあったわけでありますが、放置することができなくなるほど深刻な事態に至って、それぞれの自治体にとっても喫緊の課題となってきました。

 そこで、まず伺いますが、刈谷市内における空き家の現状がどのようになっているのか、把握している内容を説明していただきたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 市民活動部長・・・



◎市民活動部長(犬塚俊治) 

 危険と思われる空き家について、本年1月に、地域をよく歩いてみえるパトロール隊の皆さんに調査をお願いし実施していただきました結果、空き家と思われる建物が167軒あると御報告をいただいております。この167軒の空き家について、市職員が現地に出向き、敷地の外から屋根、外壁、柱などの部位ごとに危険度を調査いたしました結果、早急に対応が必要であると思われる空き家が3軒、現状では早急に対応が必要でないと思われる空き家が24軒、長屋、アパートの一室が退去後いまだ入居に至らず単なる空き家となっているものなど、対応の必要のない建物が140軒でありました。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 新海真規議員・・・



◆13番(新海真規) 

 今の答弁にあったパトロール隊による調査は、私もその一員として伺いましたが、その結果として167軒の危険な空き家が判明したと伺いました。実際に危険と判断されたということでありますが、そのうちの緊急性があるものが3軒、緊急性が薄いと思われるものが24軒だというふうに伺いましたが、その対応についてどのように行われたのかを聞かせていただきたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 市民活動部長・・・



◎市民活動部長(犬塚俊治) 

 調査により、早急に対応が必要であると思われる3軒の空き家につきましては、現地を確認した後、所有者に対し安全対策を図っていただきますようお願いをしてまいりました。また、調査当時には早急に対応が必要でないと思われる空き家は24軒でありましたが、その後の現状を把握するため、職員が現地に出向き調査を行っております。その結果、早急に対応が必要になる空き家はありませんでしたが、今後も定期的に調査を行ってまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 新海真規議員・・・



◆13番(新海真規) 

 すみません、しつこいようなんですが、今説明のあった対応をした後に最終的にどういう結果になったのかが大切なんですが、その点についての説明をお願いいたします。



○議長(佐野泰基) 

 市民活動部長・・・



◎市民活動部長(犬塚俊治) 

 危険と思われる空き家と判断し安全対策をお願いしました3軒の空き家のうち、2軒につきましては既に取り壊していただき、現状は更地になっております。残る1軒につきましても、取り壊しを検討していただいている旨伺っております。また、早急に対応が必要でないと思われる空き家につきましても、24軒のうち2軒が既に取り壊されて更地になっており、1軒は取り壊しをしていただいているところでございます。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 新海真規議員・・・



◆13番(新海真規) 

 ありがとうございます。

 対応していただいて成果を残す、そういう結果になれば、その空き家の周辺に住んでいる方たちも安心と安全を手に入れることができるわけであります。

 ただ、緊急性を必要とすると判断した空き家の中で、残る1軒がまだ改善には至っていないということでありましたが、状況は時間の経過によってさらに危険性が高くなっていくものであります。できる限り早急に対処していただけるように努めていただきたいと思います。

 それと、パトロール隊による調査では、私たちがやっているところだけではないと思うんですが、街の中を、道路をくまなくつぶさに歩いているというわけではありません。ですから、気がつかない場所も少なからずあると思っています。

 さきに私が危険な家屋として当局に現地確認をお願いしたところも、今でも状況は悪くなるばかりでありまして、隣接した家の方は、ちょうど駐車スペースにかかる場所でありますので倒れてきそうで怖くて車も置けないと、できる限り近くの空き地に車を置いておられるそうであります。それが今おっしゃった残る1軒に該当するかどうかは後ほど確認させていただきますが、少なくとも、まだ調査上にあらわれていない、そういった危険家屋が多くあると思っています。判明したところには迅速な対応していただけると思いますので、今後はその調査の充実に対して努力をしていただきたいというふうに要望させていただきます。

 全国的に空き家の増加はとどまるところを知らないくらいふえているわけでありますが、データによれば、我が国の空き家は820万戸にも及ぶそうであります。これは住宅総数の約14%を占めているそうなんですが、特に最近の5年間では、年間に10万戸以上が増加しているということでありました。もはや到底放置できない状況であることを理由にして、空き家についての適正管理にかかわる条例を定めている自治体も急激にふえております。全国で今350以上にも及んでいるそうでありますが、先日、当局の方から、空き家問題への対策などを盛り込んだ法律である空き家対策推進特別措置法というものが成立したということを伺いました。その法律について、内容がどのようなものであるのかを説明していただきたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 企画財政部長・・・



◎企画財政部長(稲垣武) 

 全国的に増加傾向にある空き家の問題に対応するため、先月、11月19日に空家等対策の推進に関する特別措置法が成立いたしました。その主な内容ですが、空き家等の定義規定、市町村が定めることができる空き家等対策計画に関する規定、立入調査など空き家等についての情報収集に関する規定、危険な状態にある空き家等に対し除却、修繕等の措置を指導、助言、勧告、命令することを可能とする規定、行政代執行による除去等の強制執行を可能とする規定、措置命令違反や立入調査を拒んだ場合に対する過料の規定などが盛り込まれております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 新海真規議員・・・



◆13番(新海真規) 

 ありがとうございました。

 先ほど申し上げたように、個人の資産である空き家に対しては、所有者の意向を優先させる傾向が強かったために行政が踏み越えられなかった部分が多かったと思いますが、国が対策に乗り出したことで自治体にも許容範囲が広げられると思っています。そういった点では法律の制定を歓迎したいと思うんですが、まだ成立したばかりでありますので具体的な内容はまだ示されていないと思います。その辺は理解しますが、今後の流れというか、国の動向について、わかる範囲で結構ですので説明をお願いしたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 企画財政部長・・・



◎企画財政部長(稲垣武) 

 法律の成立を受けまして、関係省庁では政省令の整備を行うとともに、法律により国に策定が義務づけられました空家等に関する施策を総合的かつ計画的に実施するための基本指針の作成及び危険な空き家の判断基準などを盛り込んだ市町村向けガイドラインの作成に着手するとのことでありまして、基本指針及びガイドラインは2015年の前半までに策定する予定とのことでございます。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 新海真規議員・・・



◆13番(新海真規) 

 来年度前半までにガイドラインなどを策定するということでありました。

 これまでにも多くの自治体が独自に空き家に関する条例を制定してきました。その内容は、実態調査を重ねながら所有者に対して適正な管理についての勧告あるいは命令を施したり、命令に応じない場合は氏名を公表する、あるいは自治体が解体するように勧告あるいは命令した家屋に対してはその解体費用の半額を補助したり、さらに、勧告に従わない危険な家屋に対しては行政代執行を実施して強制的な解体をしているところもあるようであります。条例の制定には課題も多いようでありますが、実際に制定して危険家屋の解体を促進させたという成果も示されているところであります。

 刈谷市にはそういった条例はまだないんですが、この法律が成立した現在、条例制定や解体費用の補助についてどのような考えを持っているのかを聞かせてください。



○議長(佐野泰基) 

 企画財政部長・・・



◎企画財政部長(稲垣武) 

 空き家の解体費用の補助につきましては、東京都の足立区が適正に管理がされていない老朽家屋の撤去に関する補助を行っているなど、一部の自治体に例が見られるところであります。このような補助制度に対しましては、本来、私有財産である空き家は所有者本人が適切に管理すべきもので、解体などに対し行政が補助を行うとかえって所有者のモラルの低下をもたらすという、そういった意見もございます。一方、空き家対策としてではなく、防災の観点から耐震性に問題がある木造家屋の取り壊しに対し補助を行っている団体もあり、それらの中には空き家についても対象となる場合があります。本市につきましても木造住宅の取り壊しに関する補助の制度はありますが、現に人が居住している家屋が対象であり、空き家については該当いたしません。今後、空き家の取り壊しに関する補助の必要性、目的などを慎重に検討してまいりたいと考えております。

 次に、条例の制定につきましては、先ほどもお答えしたとおり、国におきまして市町村向けガイドラインが作成されているとのことであり、また県におきましても、国の法律制定の動きが伝えられて以降は危険家屋対策についての動きがとまっておりましたが、今回の法律制定を受けまして会議等で法律の内容やガイドライン等の内容に関する情報提供を行うとのことでありまして、本市といたしましてはその内容を確認の上、今後の対応を検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 新海真規議員・・・



◆13番(新海真規) 

 どうもありがとうございます。

 これまでも、刈谷市においては耐震に関する解体費補助、あるいは危険なブロック塀の解体などにも補助をしていただいているということはありがたいと思っています。また、個人の所有物に対して管理上の補助をすることも問題があるということは理解しております。

 建物の危険度の当局の判断でありますが、必ずしも通報いただいた周辺の住民の判断とは合致していないものだと思っています。そういったこともよく含んでおいていただきたいと考えます。

 法律の成立を伺って少し調べてみたんですが、現行制度では、住宅が建つ土地の固定資産税、敷地が200平方メートル以下の場合には6分の1に減額されているそうであります。それが空き家になっていても変わらないので、節税のために所有者が空き家を解体して更地にすることをためらっているようでありますが、そのために老朽化を放置する要因ができてしまったということでありました。国土交通省は、その優遇制度を今後廃止する方向で動き始めたようであります。また、今後は立入調査の権限あるいは強制的な解体命令など行政の権限を強める方針であると伺いましたので、防犯や防災上の不安を抱く市民を少しでも減らせるんじゃないかという期待をしておりますが、権限の強化というのはそのまま行政の仕事がふえるということにつながるわけでありますから、ちょっと仕事も大変になるかもしれませんが、住みやすい環境づくりのためでありますから一層の努力をよろしくお願いいたします。

 空き家にはその一方で地域の財産としての活用が求められるという話もあるわけなんですが、余り時間もありませんので、その点については今後の課題にしたいと思っています。

 以上で私の質問を終わります。どうもありがとうございました。



○議長(佐野泰基) 

 しばらく休憩します。

                            午前11時52分 休憩

                             午後1時00分 再開



○議長(佐野泰基) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 25番山本シモ子議員・・・

     (登壇)



◆25番(山本シモ子) 

 こんにちは。日本共産党議員団の山本シモ子でございます。

 11月16日に投開票された沖縄知事選は、保守と革新が一つになって、基地建設ノーの審判を基地推進勢力に10万票の大差をつけて翁長雄志さんが圧勝しました。この西三河からも翁長雄志さんの勝利のためにオルグを派遣するなど、全国に喜びと勇気を与えてくれていると私は確信しています。

 そして今、安倍首相が11月21日に衆議院を解散し、衆議院選挙が昨日2日公示され、14日投票で戦いの火ぶたが切られたところです。

 師走に向かって何かと慌ただしいと言われる時期に総選挙、そしてその慌ただしい中で私の議会質問となりました。暮らしと平和が一番の立場で質問を展開していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 まず最初に、子ども・子育て新制度の課題・問題点についてです。

 子ども・子育て新制度施行が2015年4月からとされ、実施直前となってきました。以前は子ども・子育て新システムと呼ばれていましたが、2012年、民主党の政権下で子ども・子育て関連3法に法律が改正され、以降子ども・子育て支援新制度となりました。

 このときの議論で、新制度は経済対策の一環と位置づけられました。戦後の社会保障の一環に位置づけられた子育ての保育所や幼稚園、学童保育所は、公的な制度に基づいて運営されてきました。保護者がそれらの子育てにお金を使っても、企業の収益にはつながることなく公費で運営されるため運営費の使い道は厳密に決められ、また、保育所の設置は行政の許可が必要となり、保育料を自由に決めることはできません。ところが企業からは、公的な保育を改め、保育所や幼稚園、学童保育をサービス業にするよう再三要求が出されたことなどで、いわゆる企業からというのは経済界からです、保育の市場化がねらわれての制度改正になったのです。

 子どもの育ちを利潤の対象にしてはならないと保育の市場化への全国津々浦々の保育士、保護者、関係団体からの反対の中で行政の役割が堅持されたことは、一縷の望みとなっているところです。

 さて、待機児童解消をうたい文句にした子ども・子育て支援新制度の施行を目前にして、行政の果たす役割が後退しないことが強く求められていることを主張して、1点目は幼稚園の預かり保育についてお聞きをします。

 幼稚園の預かり保育は子育て世帯の応援施策となっています。利用は在園児が対象です。利用には保育の必要性の理由を必要としているのでしょうか、また、利用状況と職員体制について1点目でお聞きをします。

 次に、公定価格です。

 新制度では、保育を受ける場合の児童1人の保育に係る費用額を国が単価で示すものです。政府の資料を見ますと、公定価格は人件費、管理費、事業費を基本分とし、職員の設置状況によって加算分が支給されます。いわゆる現在の委託料になります。認可保育園は、この委託料によって安定した運営となり、子供の育ちを大切にした保育運営がされていると認識しています。これが公的保育の大きな柱となってきているのです。新制度によると、施設、事業の所在地の違いや規模によって異なる公定価格となることが危惧されています。国は公定価格の仮単価を明らかにしたと聞いていますが、市において現状はどうなっているのでしょうか。国の基準どおりなのか、施設に格差がつくられてはならないという立場から、このことをまず最初にお聞きします。

 次に、保育料についてをお聞きします。

 新制度における保育料については、認定の区分、1号認定は教育標準時間認定とされ、3歳以上児で保育の必要なし、2号認定は3歳以上で保育の必要性あり、3号認定は3歳未満児で保育の必要性ありと、このように区分しています。国が保育料負担額を設定し、これを上限に市町村が独自の保育料を設定することとなっています。それでは、新制度においては保育料の規定はいつどのように決めると考えられているのでしょうか、まず最初に保育料についてをお聞きします。

 次に、祝日保育についてをお聞きします。

 おがきえ保育園は2004年から、あおば保育園は2010年から、日・祝日保育事業を開園時から行っているところです。社会福祉法人西三河子供の家のこぐま保育園は、特にトヨタ系企業で働く保護者たちの切実な声に応えて祝日保育事業を行っています。ボランティア形式の実施から現在の園独自の事業へと移行し、既に25年を経過しています。実施によって、祝日のたびに苦労してきた保護者を大きく励まし、子育て応援をしていることは明瞭です。国・県が示した保育事業メニューには日・祝日保育事業の補助制度をつくりました。長年の保護者の痛みをケアするもので、この事業拡大は評価できるものです。

 しかし、前述に挙げたこぐま保育園の祝日保育事業に対して、日曜日にやっていないことを理由に補助金は交付されていません。トヨタ系企業とサービス業に従事する保護者にとって、祝日保育は子育てを応援し、本当に喜ばれるものです。利用者の年会費と施設の事業費で努力されている運営に対して、まずどのような認識を持っているのでしょうか。言うまでもありませんが、こぐま保育園は刈谷市の子供の保育を行っていることをきちんと見ていただきたいと思います。

 次に、学童保育の時間拡大について。

 小学校の低学年、1年生から3年生、現在4年生までの拡大も含め、放課後児童健全育成事業として、いわゆる学童保育は共働き家庭にとって欠かすことのできない制度となっています。今、全小学校の敷地内に整備され、保護者の大きな喜びとなっています。保育時間は午前8時から午後6時半まで、順次拡大もされてきましたが、保護者にとって一番の苦しみは、夏休みなど学校の休校日に午前8時からはとてもつらいと悩みとなり、苦しんでいます。時間拡大の要望に対してハード面の整備をしてからと回答し、時間拡大は後回しにされているところです。

 学童保育は保育園の延長線の整備として位置づけられたものであり、保育園が平均午前7時半からであることから見て、実態に即していないことを浮き彫りにしていることを指摘させていただきます。安心して子育てしたいと願う保護者の強い要望に応え、午前7時半からの時間拡大を要求します。答弁をお願いします。

 次に、保育の認定についてです。

 新制度では保育の認定区分がされます。その認定区分は先ほどの保育料のところで述べましたので省略させていただきますが、まず、認定をするがための前段となる来年度の入園申請状況についてをお聞きします。

 次に、保育園の指定管理者の問題点についてお聞きします。

 先ほど挙げましたが、おがきえ保育園の2004年、あおば保育園の2012年の開所から、刈谷市は公的保育園を指定管理者制度で指定しています。現在、株式会社トットメイトの運営になっています。その運営費収入、おがきえ保育園では、これは昨年度、25年度で見ますと1億6,914万3,010円となっており、あおば保育園の同じ昨年度で見ますと運営費収入1億5,319万920円、これが指定管理料です。この指定管理料の算定はどのようになっているのでしょうか、その点を1つ目。そしてあわせて、株式会社の指定となっておりますので、指定管理料の契約には利益割合についてはうたわれているのかどうかについてをお聞きします。

 次に、地域経済活性化に向けた取り組みについてです。

 2008年のリーマンショック以後、もっとさかのぼればやはり財界中心の政治の中で経済が停滞しているということが大きな国民の関心になっており、景気回復を願う声は依然高いものとなっています。そんな中での2008年のリーマンショックは、若者を中心に突然の首切り、そして仕事も失われるという事態が上がっています。特にそれは小規模な事業所にとって痛手となっています。このような状況の中で地域の経済は疲弊していることは明らかではないでしょうか。

 その中で刈谷市は、1つ目で商店リニューアル助成についてを挙げさせていただいております。

 刈谷市は、今年度4月から昨年度活用したものに対して小規模企業者設備投資促進補助制度をつくり、昨年度何らかで改善をしたという、予算を使ったという方に対して今年度から補助制度が始まりました。補助対象は300万円以上500万円まで、上限もあります。そして100分の5となっています。この内容で今助成制度が始まったところですが、まず最初に、その制度の活用状況についてをお聞きします。

 次に、住宅リフォーム助成についてお聞きをします。

 住宅リフォーム助成は、先に挙げたように、小規模な事業所に仕事が回るという点で大変喜ばしい制度となっています。そこで、日本共産党議員団、私、山本シモ子、新村健治、そして野村武文、常にリフォーム助成を行うよう要求を重ねてきておりますが、現在刈谷市は、リフォーム助成は個人の財産に助成をすることはなじまないと言って、行っていないところです。

 まず、そのような回答をいただいてはいますが、住宅リフォーム助成が地域経済の疲弊に一定の効果があり、そして市民の暮らしを応援するものと認識をしていますが、市の考え方について改めてお聞きをします。

 次、地域経済の活性化への考え方もあわせてお聞きをしますので、端的にこれについてはお答えください。

 以上で1回目の質問を終わらせていただきます。



○議長(佐野泰基) 

 次世代育成部長・・・



◎次世代育成部長(本間由美子) 

 関係分についてお答えいたします。

 最初に、預かり保育についてでございますが、預かり保育は、母親の出産、家族の病気や入通院、学校行事、昼間の就労その他緊急の事情により保育が必要な在園児を対象に、降園時間から午後4時まで、また夏休みなどの長期休業期間は午後9時から午後4時までの間で実施しております。平成25年度の利用実績につきましては、延べ1万8,829人です。また、預かり保育につきましては、預かり保育専任の臨時職員を配置しております。

 次に、公定価格につきましては、国から仮単価が示されており、試算ができるようになっております。民間保育園へは従来どおり委託料として支払うこととなっており、国の仮単価から試算しますと現状とほぼ同程度になると見込んでおります。保育料については、国が定める基準をもとに市が定めることとなっており、新制度施行に伴い国の基準が変更されたことで現在、保育料を検討しており、3月までには決めたいと考えております。

 次に、こぐま保育園の祝日保育につきましては、本市には自動車関連の企業が多く、祝日に出勤される方が多くみえる中で、民間保育園の特色を生かした独自の取り組みとして保護者が利用されていると認識をしております。祝日保育への補助につきましては、愛知県の保育対策等促進事業で休日、つまり日曜日と国民の祝日に児童の保育を行う事業と規定されています。また公益性も含めますと、ほかの園に通う子供の受け入れを含め、祝日のみでなく日曜日もあわせて実施していただければ補助できるものと考えております。

 放課後児童クラブの開設時間につきましては、これまでも段階的に拡大してまいりましたが、さらなる拡大はそれに応じた指導員の確保が必要になります。現在は、児童の安全性、利便性を高めるための児童クラブの学校敷地内への整備と定員拡大を図るための2クラブ化を優先的に進めており、定員拡大に応じた指導員増員のための人材確保に努めているところでございます。平成27年度にはさらに2クラブ増を予定していますので、現状としましては、そのための指導員確保に力を注ぎ、児童クラブの適切な運営及び児童の安全性の確保に努めたいと考えております。

 保育園の平成27年4月入園申込者数は、現時点では696人です。

 次に、指定管理料につきましては、国の年齢別の保育単価に児童数を乗じて算出した支弁額と延長保育や一時保育などの各事業に必要な費用を加えた額をもとに算定したものを基本としています。それに、実際の保育人数に対して定員より多く受け入れをした場合は加算を、少ない場合は減額をしております。また、指定管理者制度では業務の範囲や指定管理料の額などを協定の締結時に定めていくことになっておりますが、利益割合については特に定めもなく、協定書等に記載する必要はないと考えております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 経済環境部長・・・



◎経済環境部長(近藤尚登) 

 山本議員の御質問のうち、関係分についてお答えをいたします。

 小規模企業者設備投資促進補助事業の実績につきましては、本年11月末時点の状況といたしまして、交付件数は11件、交付金額は1,488万9,000円でございます。

 地域経済についてでございますが、これまで長く厳しい低迷の時期が続いていましたが、輸出関連企業を中心にようやく回復の兆しが見えつつあります。しかし、原材料費調達コストの増加などにより、今なお厳しい状況が継続しているものと認識しております。

 以上、関係分の答弁とさせていただきます。



○議長(佐野泰基) 

 建設部長・・・



◎建設部長(近藤智展) 

 御質問のうち、関係分についてお答えいたします。

 住宅リフォーム助成は、住生活環境の向上や施工業者を市内の業者に限定することで、地域経済の活性化を目的として住宅リフォームを行う場合に経費の一部を補助する制度であると考えられますが、本市におきましては、巨大地震の発生に備え市民の皆さんの生命や財産を守る対策としまして、住宅の耐震化を促進することを優先的に進めております。このように住宅の耐震化工事を促進することにより、市民の方の安全・安心なまちづくりを推進するとともに、住生活環境の整備や地域経済の活性化にも寄与するものと考えております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 山本シモ子議員・・・



◆25番(山本シモ子) 

 2回目の質問を続けさせていただきます。

 まず、幼稚園の預かり保育についてです。

 緊急時等で活用できるものとして喜ばれていることを私は認識しています。保育園と違って早い降園になるわけなので、その後も何らかの事情で預けたいということに対しての受け入れ態勢として私は認識をしておりますが、さて、この預かり保育について、幼稚園ですので、新制度になると何か変更があるのかどうか、例えば時間の拡大があるのか、この辺についての国・県からの幼稚園での預かり保育についての指導等はあるのか、あわせてお聞きをさせていただきます。その上で、2回目、さらなる拡充が望まれるのではないかという点からあわせてお聞きをします。

 次に、公定価格と保育料については3月までに検討するということでしたので、一番保護者が負担になる問題は保育料ですが、現行の保育単価でいけるのではないかというように私は受けとめております。新制度に当たって保護者負担がふえるようなことがないように、現在検討中ということですが、保育料の値上げがないことを提案させていただきます。

 公定価格についても、現状どおりでいけるでしょうという回答でした。これは認可保育園にとっては本当に切実な問題ですので、このようにして行っていただきたいと思います。社会福祉事業法の24条1項が残ったことが公的な役割の堅持となっておりますので、その辺をきちっと捉えていただいている回答ではないかと思っていますので、ぜひこの方向で進めていただく、保育料については値上げがないようにしていただくことを重ねて提案させていただきます。

 次に、祝日保育についてです。

 初めての質問でもないですし、何度かこういう回答は聞いております。そして、11月23日に学童保育の充実を求めた市交渉においての要望項目に対しての回答を示したときに、ただいま部長が答弁したように、こぐま保育園の独自の取り組みというふうに言われました。祝日保育に対しての補助制度を求めるのなら日曜日も行ってほしい、他園の子も受け入れてほしい、これは市が要望することですか。押しつけじゃないですか。市は独自の取り組みだと言っておきながら、それで独自の取り組みに努力をしていることに対して他園の子も受け入れてほしい、日曜日もやってほしい。保育士はどうなっていくんでしょう。

 最初始めたときには、私が1回目の質問で述べたように、どうしても切実な要求を押しとどめることはできないということで、園では園長、主任クラスだけがその保育に参加し、あとはボランティアだったんです。だから園長も主任クラスもボランティアさんと同じ、わずかな手当で、それから食事です。給食は必ずカレーにするということで、薄味のカレーをつくってくださる方、この方もボランティアです。そうして1年に十何回ある祝日保育を始めてきました。でも、やはりやっているのなら預けたいという保護者もふえてきますし、それから職員さんも最初は園長と主任の参加で行ってきたわけですが、そこに参加しない職員から見ても、やっぱり困っている人を助けたいということで今、園の事業になりました。その財源も園からの持ち出しとなっています。持ち出しといって、それは市の補助でしょうと言うかもしれませんが、安定経営の中で園の持ち出しとして行っています。そういう努力に対して、他園の子の受け入れも日曜日もということは言うべきではないと思いますよ。

 独自の補助というのは幾らでもつくれるのであって、これだけ長い間祝日保育をし、職員がそこに費やす時間、祝日は本来、保育士はお休みの日です。でも、そこに交代交代で、年に2日以上出勤がないようにという労働組合からの協定も結ばれ、今、祝日保育が行われています。人数が少ないわけじゃないので、保育体制をとることもかなり大変で、実は今言った年2回以上の勤務にならないようにというくくりはどうも続かないようです。乳児が多いと保育体制はたくさんになりますのでそういうことですが、3日以上にはなっていないはずですが、園独自でこんなに努力している、プロの保育士が刈谷市の子供たちを。そこにさらに押しつけるんですか。

 日曜日もやっていただけたら、それは国や県のメニューであって、市単独補助に最も望ましい努力を単独保育園がやっているんじゃないんでしょうか。違いますか。その点について重ねてお聞きをします。その園独自の努力に対して目をつむるのかどうか。

 これが利益にはなりません。もうけの対象にはなりません。刈谷市の子供たちを守りたい、保育に必要な子供たちを外さないという点から、この事業が独自で行われています。日曜祝日の補助メニューがあるのなら、祝日をやっていることから単独補助が望ましいと考えますし、要求されています。市交渉でもこれが要求されましたが、その回答が他園の子と日曜日もやっていただけたらという回答を示していますので、それを民間保育園に押しつけるのかどうか、その点について改めてお聞きをしますので、応対させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 次に、保育の認定です。

 来年度の申請が新入園児696人、これ、昨年度と対比してどうだったでしょうか。そして、新制度施行に当たって待機児解消との中身はどのようになっていくか。入園決定はこれから進めるんですが、現在どのように運ばれているのでしょうか。その上で、認定区分についてはどう進めていくのか、面接なのか入園申請の申し込み用紙なのか、認定区分についてお聞きをしますので、よろしくお願いします。

 次に、保育園の指定管理者の問題点というふうに挙げさせていただきましたので、問題点を指摘させていただきます。

 改めてわかりました、御回答いただいて。指定管理料の利益割合は協定書に入れる必要がないということで、先ほど述べたように、昨年度の1億5,319万円余に対してどれぐらいの利益を得ることができるか、株式会社なので。社会福祉法人はもちろん設備投資の積み立てをしてもよいということになっていますので、それら積み立てが明らかになっています。ところが、指定管理者においての決算書を見ると、そういうものは入ってこないんです。私も法人の理事を無報酬でしておりますので、一応会計帳簿は多少見れるつもりです、企業会計を。それとは全く異なる形で勘定項目が載せられ、そして収支報告がされております。これまでも委員会等で何度か質問をしてきましたが、何がわからないかということが一つと、利益がなくて会社は保育はやらないでしょうということ。だから、どの部分が利益になっているでしょうかということに対して、それは協定に結ばれていないから、会社はどの辺を利益にしているのだろうということを市側が考えもしないのかどうかについて、それについては積み立てとして勘定されているのかどうかも決算書からはわからないんです。そうなると、トットメイトは利益もなしにやらないですよね。やらないですよねという質問にさせていただきますので、利益はあるでしょうということです。

 そして私は、利益があっておかしくないという答弁も一度もらっています。私、会社がもうけるなと言ってないんですよ。会社というものは利益がなきゃいけないんだけれども、保育で利益を得るということが望ましくないというところから、指定管理者制度に断固反対の立場です。

 それでは、株式会社トットメイトは利益もなしにやっているのかについて、改めて市としてはどのように考えているのかお聞きしますので、よろしくお願いします。

 それから、2カ園、おがきえとあおばが同じ株式会社トットメイトとなっています。アンケートでいい保育をしているとかいろんなことをよく持ち出されるわけですが、それでは保育士の状況はどうなっているのかどうか、市はそういう問題に対して調査をしているのか、助言をしているのか、まず、保育士の最低賃金と臨時保育士の時給額などについてをお聞きしますので、よろしくお願いします。

 次に、地域経済の活性化です。

 今年度11月末までに、割り算して毎月1件というわけではなかったと思いますが11件、支出も1,488万円となっています。せっかくつくった制度だと私は本当に市は胸を張っていいと思っているんですが、小出しにした制度だったのか、本当に業者を応援したいという立場からつくったのか、その根本的なところを2回目で少しお聞きをしたいわけです。応援したいということでつくったと認識していますが、小出しだったのか大きかったのかということをすごく申しわけない質問をさせていただきますが、そこです。根本的なところで少し弱いなと思っています。小規模の事業所を応援したいといって立ち上げたからには、補助制度がとてもハードルが高い。何遍か日本共産党議員団は予算要求もしてありますし、そのことから私の言わんとすることは重々わかっていらっしゃるのだと思いますが、きちんと答弁をお願いしたいと思います。

 上限補助額が300万円以上、100分の5、上限500万円まで。大きな工事をやっても500万円まで100分の5。一生懸命あれとこれを合わせたら250万円にしかならなかったな、あと50万円足して300万円で15万円の補助をもらおうかなというふうにはなかなかなれないという、すごく切実な声がたくさん届いているんです。このハードルが高いということを改めて指摘させていただきます。

 きょうはちょっとインターネットから取り寄せたので皆さんも拾ってみるといいと思いますが、私は群馬県高崎市の事業のすばらしさを商工新聞というもので知りました。高崎市にお住いの皆さんにとってお得なお知らせ、最大20万円が住宅リフォームで助成される、これが住宅リフォーム事業所にとっても補助がいくので、工事がいくのでうれしいニュースですと。これが、実は助成額が工事費の半分というふうになっているんです。最大20万円まで。あわせてお聞きをしますので、住宅リフォーム助成についても蒲郡市も最大20万円まで、300万円のリフォームをしても最大20万円、すごく補助としては少ないと思うんだけれども、20万円までありました。高崎市の補助制度も工事費の半分で最大20万円までというふうに、すごく事業所のことを思いやった、今大変な状態でしょうというところからこの補助制度がつくられ、大変喜ばしい制度だなということで、全国が学びたいといって、高崎市の例に倣いたいというふうに思っているところです。

 そこで、刈谷市の小規模企業者設備投資促進補助制度を拡充することを強く求めます。300万円以上100分の5、とても高いハードルを下げませんか。100万円以上100分の5ならわかりますけれども、補助制度の拡充、それから補助額の上限の引き下げ、100万円以上。少しリフォームしたい、本当はたくさんしたいんですよ、事業所の方たちは。でもお金がないから、それでもやっぱり少しきれいにしたい、きれいにしなければならない。いろんな電化製品が壊れちゃった、大変というような人たちにこの補助制度が活用できることは本当に応援施策になるということになりますので、補助制度の引き上げ、上限の引き下げ、これを提案させていただきますので、よろしくお願いします。

 さて、住宅リフォーム助成です。

 先ほどちょっと住宅リフォーム助成も挟んでしまいましたが、これは答弁にならない。耐震改修の促進はこれで成り立つんです。住宅リフォーム助成はそれぞれの戸建て。耐震改修はくくりがあるでしょう、昭和56年以前の木造住宅と。結局、刈谷市は補助制度をたくさんふやしたけれども、きょう数字持ってなくてだめなんですけれども、それほど使えてなかったじゃないの。耐震改修した割合から改修した人はそんなに伸びていなかったじゃないの。これが去年の3月ぐらいの質疑であったと思っていますが、ということは、幾ら200万円くれるよと言われてもやれないということです。今幾つでしたか、やれないということです。

 ところが、そうじゃない、そんなくくりのない、特に働き盛りのときに持ち家をつくって、今定年となったいわゆる団塊の世代の方たち、定年になって退職金もあるやに思いますが、体も年とってくると家も直さなくちゃいけない。よく御存じでしょう。そんなときにリフォーム助成があるということで、多くの皆さんがそれを活用するというのが実施自治体の中身だと思います。

 2回目は、実施自治体に対してどういう認識を持っているかということをお聞きする約束でしたので、それをお聞きします。住宅リフォーム助成とはこんなふうに拡充の考え方があるんですよということを訴えながら、そのことを伝えさせていただきますので、あわせて答弁をお願いします。

 以上。



○議長(佐野泰基) 

 次世代育成部長・・・



◎次世代育成部長(本間由美子) 

 関係分についてお答えいたします。

 幼稚園の預かり保育については、新制度になっても変更はございません。来年度以降は、利用者のニーズを把握しながら預かり保育を充実させる方策を検討していきたいと考えております。

 次に、祝日保育のみの補助につきましては、先ほども申し上げましたが、日曜日の保育の要望も多いことから、他園に通う子供の受け入れも含め、祝日のみでなく日曜日にもあわせて児童を受け入れていただければ補助できるものと考えております。

 次に、保育園の27年4月の入園申込者数は、先ほど696人と申し上げました。その人数は、昨年の同時期と比べまして94名ふえております。

 次に、保育の認定区分につきましては3つに分けられますが、こちらのほうは、利用を希望する保護者は市へ認定区分の申請をしていただき、市は認定を行います。保育園を希望される方は市役所及び保育園、幼稚園を希望される方は希望する幼稚園に入園の申し込みをしていただきます。その後入園審査を行い、幼稚園につきましては12月に入園許可証をお渡しし、保育園につきましては2月中旬に入園決定通知等を行う予定で進めております。

 次に、保育園の指定管理者の問題点についての御質問です。

 事業活動収支差額については、保育園の指定管理期間が10年であることから10年を一つの期間として捉えており、その間で収支を考えて運営を行っていくことや、人事や研修、経理といった本社が担っている部分の経費を保育園の支出としておりますので、園単独の収支ではなく会社全体で見るものと考えております。

 次に、おがきえ、あおば保育園の正規保育士の賃金についてですが、民間保育園とほぼ同額です。また、臨時職員の時給につきましては、経験年数等により差はありますが、おおむね1,200円と聞いております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 経済環境部長・・・



◎経済環境部長(近藤尚登) 

 山本議員の御質問のうち、関係分についてお答えをいたします。

 小規模企業者設備投資促進補助事業は、意欲のある小規模企業者の設備投資を促進し経営基盤を強化することで、本市の事業所の約66%を占め産業の根幹を支える小規模企業者の活性化を図り、事業の継続、拡大に効果的な施策であると考えており、今後も本補助事業は一定期間継続していきたいと検討をいたしております。

 また、本補助事業は、小規模企業者の活性化を図り、事業の継続、拡大をただいま御説明いたしましたとおり目的としていることから、事業の継続、拡大にはおおむね300万円以上の投資が必要であるとの考えから最低投資額の引き下げについては考えておりませんので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 建設部長・・・



◎建設部長(近藤智展) 

 御質問のうち、住宅リフォーム助成についてお答えいたします。

 愛知県内で住宅リフォーム助成を実施している自治体は、昨年度が6つの自治体、今年度が3つの自治体であります。助成を実施している自治体でございますが、地域経済の活性化や、自治体によっては過疎化の防止等を目的としておると考えております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 山本シモ子議員・・・



◆25番(山本シモ子) 

 預かり保育について、今後拡充の考えもあるというふうにお聞きをしました。単独で臨時保育士を入れての保育ということで、何をここで考えなきゃいけないかというと、在園児であることから幼稚園の教諭はよく見ている子供たちになります。しかし、幼稚園と保育はやはり違っていて、預かり保育というところになかなか幼稚園の教諭がなじめないか、なじまないか、そういう点もあるやに聞いています。なぜ幼稚園でこれ以上見なきゃいけないのという保育士の言葉も聞こえてきます。それは、その方が冷たいとかではなく、やっぱりこれまでにない制度が入るということですので、そこで単独で臨時保育士を入れているということですので、教諭たちに過重な負担にならないという点では拡充の必要性はこれからも要求できるなというふうに思っていますので、よろしくお願いします。

 次ですが、祝日保育についてです。

 とても心のない答弁だと言わざるを得ません。日曜日も要望が多いと。もちろんあおばとおがきえは日曜日もやっています。刈谷市中の子供たちが要望がある場合に、おがきえとあおば、どちらかに行くわけですが、じゃ今度、あおばとおがきえの保育士さん、どの子も見られる豊かな保育士なんでしょうけれども、日ごろは見ていない子供がぽこっと来るんですよ。保育士はそれで、この子は初めての子だから頑張ろう、日ごろは他園の子だけれども、怖がらないように頑張ろうときっと保育士は思うんです。親御さんは子供はどうでしょう。いつも行かない保育園に行くんですよ。それは負担が大きいんです。日曜日、予定に入れたんだけれどもやめましたという保護者の言葉は、やはり自分の行っていない保育園にこの子を預けるのが忍びなくてと、せっかくある制度なのに、そのように悲痛な声を出されております。

 それから、日曜日が要望も多いと言いますが、比重は祝日保育です。あおばもおがきえもこぐま保育園も祝日保育です。日曜日もやっていただければ、保育士にさらなる過重負担、そして子供の、皆さんよく言うじゃない、保育の要求をすると御家庭で育てていただくのがと。刈谷市の保育はずっとそうやってやられてきて、でも随分拡充したんですけれども、御家庭でいる時間も大切にしてほしい。実は、こぐま保育園の日曜日の受け入れを必要とする方は多少いると思います、アンケートとると。でも、やっぱり祝日が比重が高いということで祝日のみをやっているんですが、これはその園の物すごい努力なんじゃないですか。それは利益にならないんです。わざわざ、とても事業費が算出できないので年会費をいただきながらやっています。

 ちょっと調査していただけませんか、市が認可した保育園ですので。市が認可した保育園がどんな事業を拡大してどうやって保護者を支え、子供たちを育てているか調査していただけませんか。もうこの答弁は繰り返しちゃいけないと思いますよ。物すごい努力をして祝日保育を行っています。どれぐらいの人数で、そして委員会で資料を求めますので、あおば保育園の日・祝日の保育実数、おがきえ保育園の実数、そしてこぐま保育園の実数も調べて、委員会での資料要求とさせていただきますので、よろしくお願いします。

 日曜日もしてくれたら補助金を出す、これは成り立ちません。それは県の補助であって、市単独の補助は確実に望ましい姿だと思っています。市単独補助は幾らでもあるでしょう、この問題だけではなくて。刈谷市の子供を見ているのに、単独補助もなじまないなどということには絶対ならないので、よろしくお願いします。

 それから、次に学童保育の時間拡大について、おっしゃることはよくわかっているんです。保育士がなかなかいないということは本当に市が苦労されていることを私も見ていますし、私自身、先ほど言ったように保育園の理事もやっていることから職員の採用などの面接も行いますが、本当に大変なんです。ただ、学童保育については、そのあり方そのものをきちんと捉えて、そこから保育士を募集するというふうに逆転させないと、今現在も2クラブの開設をしたりしながら、施設がふえれば指導員もふやさなきゃいけない、だから今現在それでとても大変なんですということは理解はします。理解はしますが、立場を逆転させる必要があるんじゃないでしょうか。

 学童保育は、何遍も言います、保育園の延長線で必要とされた施設です。ここが充実されなければ、新制度における条例違反にもなってしまうんじゃないですか。ぜひ、長期休みのときの午前7時半からの保育時間の拡大を重ねてお願いします。

 保育の認定については、保護者等がとても、何が起こるんだろう、新制度はというところになっていますので、今後も内容の精査をしながら私も要望させていただきますので、入園申請状況など確認させていただきました。また引き続きよろしくお願いします。

 さて、次に指定管理者の問題です。

 指定管理者の指定管理料の問題ですが、昨年度1億6,914万3,010円に対して事業活動収支差額が418万3,215円となっていて、これは返納はなしで、そのまま会社の中にプールされるというふうに、10年契約となっているのでというふうに言われました。おがきえ保育園は今10年目です。来年からまたさらに再指定になったわけですが、この10年契約となっているしということと、どんなふうに利益が上がっているのかどうかは協定書にはうたっていませんというふうに言われました。よくわかりました。確認できました。

 ならば、10年契約、これまで大きな問題はなかったとして、おがきえ保育園はさらにこれまでどおり株式会社トットメイトへの再指定になっていくわけです、さらに10年。なんですが、10年間のまとめはどのようにして運営費収入と事業費差額、これを出すのか出さないのか、10年間の運営費収入はどうやって見るのでしょうか。

 私、決算書をいただくたびにいつも気になるところがあります。それは、職員の研修費ですと言った部分です。最初のころの掲載の仕方とちょっと変わったので、そこを今見つけられないでいるんですが、まず、全て気になるんですよ、運営費収入。これ市の保育園ですので、まず修繕費が入っている、消耗品費が入っている、業務委託費が845万円、こういう実は事業費支出の項目がとても気になる部分は幾つもあります。そして、それに対して利益が出たときとマイナスになっているときとあるわけで、これ9月議会で多少質疑させてもらったんですが、それでも問題はなしとするという形で再指定が決まったところです。

 私、改めて言わせていただきます。保育園の指定管理者制度というのは、株式会社への指定をしましたので、やっぱり株式会社は保育園はなじまないでしょうといって社会福祉協議会等にしたところも全国には幾つもあります。利益を基本とする株式会社に保育をしたことには大問題があるということを改めて指摘させていただきますので、その点について回答をいただけないのかな、これは。その点について厳しく指摘をさせていただきます。その上で、もちろん指定管理者の条例には反対しているわけですが、運営費収入と収支差額、これが会社の利益になっているということをはっきりと認めるべきだということをつけ加えさせていただきます。大問題であるということを厳しく指摘します。答弁があればお願いします。

 次に、地域経済の活性化です。

 部長、ちょっと答弁が変わりましたね。事業者の拡大のために補助していることだから補助額を決めたから、それには事業拡大しようとすると300万円ぐらいかかるでしょうというところから300万円の基準を決めたというふうに2回目の答弁で言われたんですが、小規模事業者設備投資促進補助制度は、リフォームだとか事業者の皆さんが何らかで活用したものを合わせて300万円になれば100分の5、事業の拡大とかじゃなくて、リフォームしたいということがいいよということですごく喜ばれたんですよ。喜ばれたけれども、300万円いかないというんですよ。300万円かけたいんですよ。かけるぐらいの整備は必要なんだけれども、かけて15万円と、こう来るんです。だから、ここが全然認識が違うじゃないの。事業の拡大のためにつくった制度だから、そこにはやっぱり事業を拡大するときには300万円ぐらいになるので300万円と決めました、これは違うと思いますよ。小規模の皆さんがお店前だとか玄関前だとかリフォームするときに活用してくださいということで、これですごく喜ばれているので、事業の拡大というのか事業所の整備だとか、そういうことだと思います。それには300万円ぐらいかかるので、それでその設定にしたということですけれども、もう認識が全然かみ合わないです。

 小規模の皆さんを支えたいと言うのなら、ぜひ引き下げしてください。その考えはないという答弁をいただきましたので、聞き入れることはできないです。

 本当にいるんですよ。この制度が始まったときに結構足を運びました、いい制度ができるのよと。そしたら、合わせると270万円の方、それから当議員団の新村健治議員が聞いた話でも、やっぱり300万円まで乗せない、何でみんなが使いにくい制度をつくるのかねと言われてしまいました。市がやっていることをこちらも本当に持ち上げていきたい、私も刈谷市を褒めたいし褒められたい、私も褒められたい。でも、何でみんなが使えないものを刈谷市はつくるのというのが市民の皆さんの憤りです。

 ある人は300万円かけてもリフォームするでしょう。ないから、ない人を応援する。たまたま工事したら300万円で15万円、これはうれしい話ですけれども、300万円もらおうとする額に積み上げようとすると、その負担はないなというふうにたくさんの人が言われています。ぜひ、商店リニューアル助成についてというふうに載せましたが、こういうことならお客様相手にしている仕事、そしてそれが地域経済の頂点の皆さんが潤えば地域経済の活性化になることは間違いがないということから、改めて制度の見直しにしっかり取り組んでいただきたい。現在、今年度4月から申請を始めて、昨年度の工事に対して現在11月末で11件です。もっと使ってくださいという気があるのかないのか疑っちゃいます。あるんですか。あるのなから拡充してください。よろしくお願いします。

 次に、住宅リフォーム助成についてです。

 実施自治体のこともよく捉えていて、それが地域経済の活性化になると部長が答弁していた。じゃ、やってよ、刈谷市も。それしかないでしょう。何で私がリフォーム助成を提案するたびに耐震改修のことしか言わないの。かみ合わないですよね。かみ合わせたくないんですか、日本共産党議員団の質問には。日本共産党議員団は、市民の皆さんの暮らしを支えたい、そしてそれは地域経済の活性化につながるという点からリフォーム助成をいつも真剣になって捉えていますが、鼻で笑ったような答弁をしないでください。

 そして、実施自治体は地域経済の活性化につながっているというふうに答えました。蒲郡市は既に制度をやめたわけですが、9月議会で補正予算5,000万円立てましたら足りなくて、もう10月からの申請を始めるということで、9月議会でそれが決まるということから、もう事業者の皆さんと市民の皆さんが喜びいさんで申請がどんどん上がり、12月議会でまた補正をつくりましたというのが今から4年ぐらい前の話です。2年間やりましたけれども、やめたそうです。こういう自治体もあるんですよ。だけれども、この2年間の地域経済の活性化は本当にすばらしいものというふうにお聞きをしておりますので、本市ではその数字を私も出すことができませんので、一度実施して数字をきちんと出して、全県で報告をしたいと思います。ぜひ刈谷市も、県庁へ行ったら刈谷市はこうやって市民の皆さんを助けていますという報告になるように制度の活用をよろしくお願いいたします。

 住宅リフォーム助成は市民の皆さんを支えるもの、そして仕事がなかなか来ない、96億円の本庁舎建設で第5次の下請まで刈谷市の業者はいっこも入っていなかったです。本当に小規模の皆さん、仕事が回ってこないと言われています。ぜひその点でも、仕事をつくる、そして市民の皆さんの応援施策になるという点で、住宅リフォーム助成の必要性は今待ったなしだと思っています。

 その上で、市長に最後にお伺いします。それでは、今地域経済疲弊しているような状態だと思いますが、この活性化には何を意図として本市は歩んでいきたいとお考えなのか、地域経済活性化への考え方について最後にお聞きをして、私の質問とさせていただきます。



○議長(佐野泰基) 

 市長・・・



◎市長(竹中良則) 

 山本議員さん、いろいろと熱のこもった御質問をされておりましたが、若干お聞きしていると、住宅リフォームと小規模企業者の設備投資更新に対する補助制度というのを絡めて多少どうなのかみたいなところもあったんですけれども、私も地域経済活性化、もちろんこれは大変重要視をしているところでありまして、先ほど来部長等も答弁しておりますとおり、やっぱり11月の政府の月例経済報告でも消費に関してちょっとまだ弱いところがあるのかもしれないけれども、景気全体を見ると緩やかに回復傾向にあるというような基調は今現在も変わってきておりません。この中で、もちろん市内の全ての事業所さんがこれからも継続して発展していっていただくということを切に願っておるわけでして、特に市内には5,600社を超えるような、そんな事業所があるわけですけれども、小規模企業者というのはそのうちの半分以上を占めておるというようなところもありまして、これらの小規模企業者が元気を取り戻していただくことこそが地域経済、刈谷市の経済の活性化につながってくるというふうに思っております。

 そのためにも、今年度から新たに小規模企業者の行う設備の更新等に係る補助事業というものを制度を設けて新たにスタートをさせていただいたわけでございますして、こういうものを促進剤にしながらますます今後の経済の活性化、そういうものを図っていきながら刈谷市が末永く発展できますように、今後もいろんな各種施策の効果を検証しながら、産業振興施策というものも展開をさせていただきたいというふうに思っております。

 以上であります。



○議長(佐野泰基) 

 しばらく休憩します。

                             午後2時03分 休憩

                             午後2時15分 再開



○議長(佐野泰基) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 22番白土美恵子議員・・・

     (登壇)



◆22番(白土美恵子) 

 皆様、こんにちは。22番、公明クラブの白土美恵子でございます。

 議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして認知症について、スマホを活用した行政サービスについて、そして医療費適正化の取り組みについて、3項目の質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。

 まず、認知症対策についてでございます。

 認知症高齢者数は、国によりますと、平成22年が280万人であったのに対しまして団塊の世代が75歳以上となる平成37年には470万人となり、約1.7倍増加すると推計をされています。また、警察庁によりますと、昨年1年間の認知症の行方不明者は1万322人に上るそうでございます。そのうち、ことしの4月末時点で258名の方の所在が確認されておらず、この中には愛知県の方が12名含まれているということで、大きな社会問題となっており、認知症対策を早急に強化する必要があります。

 ことしの6月、1,741全ての市区町村を対象に初の実態調査が実施されたと伺っていますが、この調査において刈谷市で所在不明高齢者がお見えになるかどうか、まず1回目、お聞かせ願いたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 長寿保険部長・・・



◎長寿保険部長(鈴本裕) 

 ことしの6月に、徘徊などで行方不明となった認知症の人等に関する調査が実施されました。本市では1件と報告しておりますが、これは、平成25年度に地域包括支援センターへ行方がわからないと相談があり、地域包括支援センターが捜索活動を行ったものでございます。なお、この方は御自分で自宅に戻られております。

 また、現在のところ、本市で徘徊などで行方不明となり、まだ見つかっていないという方がいるとの情報は把握しておりません。

 以上、答弁とさせていただきます。



○議長(佐野泰基) 

 白土美恵子議員・・・



◆22番(白土美恵子) 

 ありがとうございました。

 刈谷市では1件と報告しているが、この方は御自分で自宅に戻られている、現在のところは行方不明の高齢者はいないという御答弁でございました。地域全体で認知症の見守り体制を強化していくことが重要であると考えます。

 認知症サポーターについて質問させていただきます。

 認知症を正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守る応援団で、愛知県で既に25万人以上の方々が養成されているということでございますが、認知症サポーターの役割などについてお聞かせ願いたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 長寿保険部長・・・



◎長寿保険部長(鈴本裕) 

 認知症サポーターとは、何か特別なことをする人ではなく、認知症について正しく理解し、偏見を持たず、自分のできる範囲で認知症の方や家族を温かい目で見守る応援者のことでございます。例えば、サービス業を中心に金融機関や交通機関等、自身の働く場でできる範囲で手助けをしたり、友人や家族にその知識を伝える、認知症の方や家族の気持ちを理解するよう努めることもサポーターの大切な役割でございます。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 白土美恵子議員・・・



◆22番(白土美恵子) 

 ありがとうございました。

 認知症について正しく理解し、そして認知症の方、家族を温かい目で見守る応援者とのことでございました。

 それでは、本市における認知症サポーターの養成に関する取り組み状況についてお聞かせ願いたいと思います。そしてまた、市職員についてもお聞かせ願いたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 長寿保険部長・・・



◎長寿保険部長(鈴本裕) 

 本市では、平成20年度から認知症サポーター養成講座を実施しており、企業等からの申し込みを受け講師を派遣しております。ことしの6月には、医師会主催の認知症フォーラムとあわせて講座を実施しました。さらに、本市では新規採用職員を対象に講座を実施しております。現在までに76回講座を開催し、2,890人の方が受講されました。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 白土美恵子議員・・・



◆22番(白土美恵子) 

 平成20年度から養成講座を実施し、いろいろな取り組みがされているとの御答弁でございました。

 核家族化が進みまして、若い世代は高齢者と生活する機会が減り、実体験による認知症の知識や理解が十分に得られないのが現状ではないかと思います。今後、認知症高齢者の増加が予想される中で、地域で支え合う仕組みをつくるためには多くの世代を巻き込んでいかなければならないと考えます。子供のうちから認知症を理解する機会をふやすことが大切であり、サポーターの養成を教育現場である小中学校で積極的に取り組むことが必要であると考えます。県からも、健康福祉部と県教育委員会から通達が出ているというふうに伺っております。本市におきましても、全ての小中学校で認知症サポーター養成講座を積極的に取り入れていただきたいというふうに思います。

 小中学校での取り組みについて質問をいたします。

 みよし市では、市内の全ての小学校、中学校の一部、高校の授業に認知症サポーター養成講座を取り入れております。小中学生は、授業で1時間の講座を受けると認定されるそうでございます。

 刈谷市内の小中学校における認知症サポーター養成講座の取り組み状況をお聞かせ願いたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 長寿保険部長・・・



◎長寿保険部長(鈴本裕) 

 本市では、小中学校が実施している福祉実践教室のメニューの一つとして平成24年度から認知症サポーター養成講座を行っております。小中学校での講座は寸劇を取り入れたりして児童生徒にもわかりやすいよう工夫しており、現在までに小学校で4回、中学校で10回開催し、小学生279人、中学生693人、計972人が受講しております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 白土美恵子議員・・・



◆22番(白土美恵子) 

 御答弁ありがとうございました。

 小中学校では、福祉実践教室のメニューの一つとして平成24年度から養成講座を行っているという御答弁でございました。そして、認知症サポーターの人数は小中学生を合わせますと3,862人ということでございました。そういう計算になりますね。

 みよし市では2010年からこの講座を実施いたしておりまして、この結果、6月時点で市民の7人に1人に当たる8,359人がサポーターの認定を受けたそうでございます。市内の65歳以上の高齢者は約8,800人いるために、1人の高齢者に対してサポーターが1人いる計算になります。県全体では5.9人の高齢者に1人のサポーターで、みよし市の割合は県内市町村別でもトップの取り組みだそうでございます。

 刈谷市は今、人口が14万8,600人でございますので、市民の38.5人に1人のサポーター、そして65歳以上の高齢者数は2万7,207人でございますので、7.0人の高齢者に1人のサポーターという計算になるわけでございます。今後も引き続きましてサポーターの養成に力を入れて取り組んでいただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。

 それでは、次に認知症の見守り対策について質問をさせていただきます。

 認知症の高齢者の徘徊による事故を未然に防止するためには、警察のみならず市町村、消防、自治会、公共交通機関、コンビニ、銀行を初めとする身近な生活にかかわる事業者などの幅広い関係機関、そして団体が連携して捜索に当たる仕組みをつくることが大変重要であると考えます。

 現在、県内24市町では見守りSOSネットワークをつくりまして、携帯電話のメール配信やファクス、またGPSなどによります徘徊高齢者の捜索に効果を上げております。私も今までに2回一般質問で取り上げさせていただいておりますが、見守りSOSネットワーク創設については、地域支え合い体制づくり事業の補助金を活用できるというふうに伺っております。

 それでは、本市におきます見守りSOSネットワーク構築に向けた取り組みにつきまして、お考えをお聞かせ願いたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 長寿保険部長・・・



◎長寿保険部長(鈴本裕) 

 碧海5市に西尾市を加えた西三河6市の高齢者福祉担当課と協議を進めた結果、西三河6市へ徘徊高齢者の情報提供を行うことで、各市で構築されているネットワークへ情報を流していただけるようになりました。

 また、新たな情報提供先として民生委員や介護事業所等へ拡充を検討し、より多くの目で徘徊高齢者を早期に発見、保護できるようにしていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 白土美恵子議員・・・



◆22番(白土美恵子) 

 今御答弁いただきまして、本市では西三河6市で徘徊高齢者の情報提供を行うことになった、そしてこの情報提供先といたしまして、民生委員さん、介護事業所等へも拡充を検討していくという御答弁でございました。

 これは前回も質問させていただきましたが、情報提供方法、これはファクスのみということでございました。認知症患者の徘徊は広範囲にわたることもありまして、市町村域を越えて発見、保護されるケースがあり、ネットワークの取り組みをより広域的に実施し、実効性を高めていく必要があると考えます。本市でも西三河6市へとネットワークを広げていただいておりますが、情報提供方法がファクスだけでございます。早期に発見するには、携帯電話のメール配信なども活用し、広く情報提供することが必要ではないかというふうに考えております。

 徘徊高齢者を早期発見するためには、見守りSOSネットワークの協力者を広げる必要があります。認知症サポーターの養成講座を受けた方々に対しまして、認知症についての理解を深めるだけでなく、徘徊により行方不明となった高齢者の捜索に御協力をいただくなど、より積極的なかかわりを持ってもらうべきと考えます。

 県内10市町では、認知症サポーターが見守りSOSネットワークの協力者として登録し、活躍をしております。23年度には大津市の見守りネットワークを、そして本年の3月には名古屋市の取り組みを紹介させていただいております。

 名古屋市の、はいかい高齢者おかえり支援事業、この事業は、認知症の方の徘徊による事故を防止するために、地域の皆さんの協力を得て徘徊されている方を早期に発見する取り組みでございます。徘徊のおそれのある方の情報を登録した上で、その方が行方不明となった場合に、家族等からの依頼によりまして行方不明となった方の身体的特徴や服装等の情報をサポーターや協力事業者に対してメールで配信し、情報提供をお願いするものでございます。現在は、名古屋市だけでなく周辺の自治体も実施をしているそうでございます。そして、碧南市ではもう既にメール配信を使って捜索の協力をしていただいているということでございます。そして、知立市では26年12月議会に補正で事業費を計上しているというふうに伺っております。県は、今年度中に広域捜索ネットワークの要領を作成することを示しているということでございます。

 本市としても早期に取り組むことを強く要望させていただきますので、よろしくお願いをいたします。

 先日、テレビニュースで東浦町が徘徊捜索模擬訓練を実施している模様がテレビで報道されておりまして、たまたま私も見させていただきました。お聞きしますと、もう碧南市でも既に2回実施されるというふうに伺っております。

 徘徊捜索模擬訓練を実施し、ネットワーク強化と周知を図っていくことも必要と考えますが、訓練についての本市のお考えをお聞かせ願いたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 長寿保険部長・・・



◎長寿保険部長(鈴本裕) 

 徘徊捜索模擬訓練等を実施する前に、まずは地域における認知症の理解を広げる土台づくりが必要だと考えております。

 徘徊高齢者を捜索するネットワークにつきましても、個人情報が誰に提供されるかわからないことの不安や、地域で捜してもらい大ごとになるのをちゅうちょすることなどから捜索を依頼できない方も見えると思いますので、現段階では公共の機関や介護関係事業所等を情報提供先として考えております。

 今後、徘徊高齢者の捜索ネットワークが定着し、また認知症サポーター養成講座などでより多くの地域住民の認知症に対する意識や関心が高まってきた段階で、検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 白土美恵子議員・・・



◆22番(白土美恵子) 

 徘徊捜索模擬訓練については消極的な御答弁でございました。

 碧南市では、市全域での訓練ではなくて、小学校区で住民の方の協力をいただき実施し、今後も継続するということでございました。多くの方に認知症のことを理解していただける取り組みであるというふうに思います。ぜひ検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。

 そして、徘徊高齢者の捜索ネットワークについてでございますが、これは登録制でございますので希望されない方もお見えになるかもしれませんが、早期に捜し出すということで有効な取り組みであるというふうに考えます。

 私もおしゅうとめさんの介護をいたしまして、3年前に亡くなりましたが、認知症で、そして徘徊がありましたのでいろいろと大変なこともございました。デイサービスが休みの土日は特に、いつ外へ出ていくかが心配で神経が休まりませんでした。徘徊高齢者の位置を検索できる探知端末機器、これは刈谷市が貸与してくださっていますが、これを利用しまして何度か捜し出すこともできました。しかし、このサービスは、徘徊高齢者が端末機器を身につけていなければ位置を検索することができません。

 一度は大府まで徘徊したこともありました。コンビニのレシートがあったので後からわかったのですが、昼から家を出て夜まで歩き回ったようでございました。警察に捜索をお願いして、警察犬が今から出動するという少し前に本当に不思議にタクシーで帰ってきたことがありました。これは想像ですが、きっとコンビニに入ってタクシーを呼んでもらって、タクシーの運転手さんが我が家を探してくださって家に帰ることができたんじゃないかなというふうに思います。本当にこのときは運がよかったというふうに思います。また、道端で倒れていて、通りかかった方が病院まで連れていってくださって、その病院にカルテがあったということで連絡があったということもありました。

 徘徊は、早く発見できる取り組みが必要であるというふうに思います。見守りネットワークの構築、そして徘徊高齢者の捜索模擬訓練の実施について積極的な取り組みを今後期待したいと思いますので、よろしくお願いをいたします。

 それでは、最後に認知症カフェについて質問をさせていただきます。

 認知症の当事者と介護や医療にかかわる人たちが気楽に集える場所を認知症カフェといい、近年、ヨーロッパを中心に広がりを見せ、認知症ケアの新しいあり方として注目されております。

 ことしの4月、東京都の目黒区へ認知症カフェの視察に行ってまいりました。目黒区では、認知症サポーターを対象に区が開催しましたボランティア養成講座の受講生が中心となりましてこのカフェを開催しておりました。平成22年7月から区営青葉台アパートの集会所で毎月第3金曜日に開催、また平成24年からは2つ目のカフェとして、市民交流サロンをお借りして毎月の第2水曜日に開催しておりました。この2つのカフェは、国の補助金を活用して運営しておりました。そして、平成24年の7月には3カ所目が開設されました。ここは、NPO法人が東京都から委託をされて、補助金を活用して運営しておりました。

 オレンジプランに位置づけられております認知症カフェ、新しい施策でございますが、この認知症カフェのまず内容についてお聞かせ願いたいと思います。お願いいたします。



○議長(佐野泰基) 

 長寿保険部長・・・



◎長寿保険部長(鈴本裕) 

 認知症カフェは、認知症の方を介護している介護者や御本人、地域の方などで誰でも気軽に立ち寄っていただき、お茶を飲みながら皆さんでお話ししていただける交流の場でございます。介護の困り事や悩み事などを同じ介護者同士でお話ししていただくことで、介護についてのヒントが得られたり、気持ちが楽になるという息抜きの効果も期待できます。また、認知症の方も周りの目を気にすることなく一緒にお茶を飲むことができ、地域の方には認知症への理解を深めていただくことができます。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 白土美恵子議員・・・



◆22番(白土美恵子) 

 認知症カフェ、これは当事者も家族もほっとできる場所であるというふうに思います。

 それでは、認知症カフェに先進的に取り組んでいる事例がありましたらお聞かせ願いたいと思います。そしてまた、刈谷市における取り組み状況もお聞かせ願いたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 長寿保険部長・・・



◎長寿保険部長(鈴本裕) 

 近隣における先進的な取り組み事例といたしましては、東海市で昨年の10月からNPOが認知症カフェを実施しており、毎週土曜日、日曜日に開催しております。内容としては、お茶を飲んで交流していただくだけではなく、講師を招いて講演会を行ったり、お菓子づくりや工作、体操などさまざまなイベントを企画して、来ていただく方に楽しんでいただけるよう工夫されております。

 本市では、ことしの4月に認知症家族交流会の一環として認知症カフェを開催し、約40人の方に利用していただきました。利用された方からは、とてもよかったという声をいただいております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 白土美恵子議員・・・



◆22番(白土美恵子) 

 東海市さんの取り組みを紹介していただきました。NPOに委託して毎週土曜日、そして日曜日に開催されているということでございました。

 そして、本市でもことしの4月に認知症家族交流会の一環として開催されたとの御答弁でございました。チラシを見せていただきましたが、介護経験のあるスタッフによる介護の相談コーナーもあり、介護者の方の息抜きの場、そして交流の場としてとてもよい取り組みであるというふうに思います。

 全国で500万人とされる認知症の患者さん、認知症カフェは、認知症の患者さん本人だけでなく、家族が住みやすい地域づくりの取り組みとして今後ますます重要な施策になっていくと思います。認知症になっても住みなれた地域で安心してその人らしい生活が継続できるように、認知症の人、そしてその家族や地域住民、専門職、誰でも集える認知症カフェ、ぜひ定期的な開催をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。ありがとうございました。

 それでは、続きましてスマホを活用した行政サービスについて質問させていただきます。

 半田市では、スマートフォンを利用いたしまして道路の陥没や施設の破損など身近な問題を手軽に解決する取り組みを10月から始めました。スマホのアプリを用いた同様のサービスは、千葉市のちばレポに続き、半田市のマイレポはんだが全国で2例目ということでございます。NHKの番組でアプリを利用した千葉市の取り組みが紹介されまして、それをもとに半田市でも検討し、市民にも参加していただき市内全域での実証実験も実施され、導入されたということでございます。

 マイレポを利用するには、無料登録できます民間のスマホのアプリを事前にダウンロードしてユーザー登録しておきます。パソコンでの利用も可だそうでございます。その上で、日常生活で横断歩道の例えば白線が消えているなどの問題箇所を発見したらアプリを起動、その場で写真を撮影するとGPSで自動的に場所の情報が特定され、白線を塗りかえてなどの簡単なコメントを書き込めばボタン一つで写真と状況、要望が正確に市役所の担当課に伝わるようになっております。情報を受け取った市の担当課では、問題の種類に応じて対応を検討し、経過を投稿者へ返信する、最終的に問題が改善した場合は改善後の写真も添付をいたします。

 現在、市民からの要望や苦情など市への連絡手段としては刈谷市ではどのような方法があるのか、まずお聞かせ願いたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 企画財政部長・・・



◎企画財政部長(稲垣武) 

 現在、市の連絡手段といたしましては電話、スマホやパソコンなどからのメールによるものが多く、そのほか、市役所や市民センターにある御意見箱や郵便などでの書面によるものでございます。

 なお、開場時間内は各担当課におきまして直接電話が入ることが多く、市民の方が直接窓口にお見えになる場合もございます。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 白土美恵子議員・・・



◆22番(白土美恵子) 

 連絡手段といたしましては電話、メール、御意見箱、そして書面で郵送してくる、直接窓口に見えるなど、いろんな方法で要望や苦情が寄せられるということでございました。

 マイレポはんだ、この10月から本運用されまして、投稿された中で一番多かったのが土木関係で11件、防災交通課が8件、都市計画課が3件、そして農務課が1件ということでございました。その中で、道路の問題が10件と一番多くの投稿があったそうでございます。

 それでは質問でございますが、道路の陥没や施設の破損など土木管理課に1カ月に寄せられる苦情や要望などの相談件数と、主な相談内容、解決に要する平均日数をお聞かせ願いたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 建設部長・・・



◎建設部長(近藤智展) 

 苦情、要望、通報などの件数は月平均で60件程度ございます。内容といたしましては、道路の陥没や側溝の破損の通報、また清掃や草刈りなどの要望が主なもので、道路陥没など緊急を要するものにつきましては早急な対応に努めております。

 次に、解決に要する期間でございますが、側溝の破損や排水不良等につきましては程度により当日に解決できるものもございますが、大規模な工事になりますと数カ月から1年ほど期間を要するものもございます。

 以上であります。



○議長(佐野泰基) 

 白土美恵子議員・・・



◆22番(白土美恵子) 

 相談件数は月平均60件程度ということでございました。そして、緊急を要するものなどは早急な対応をしているとの御答弁でございました。

 マイレポはんだ、これは市民にとっての利点は、これまでですと問題箇所に気づいても開場時間内にしか市役所に連絡ができない、電話ではうまく伝えられない、どこに連絡すればいいかわからないなどの理由で連絡をしないケースが多かったそうですが、マイレポの導入で大幅な改善が期待できます。そして、24時間365日の投稿が可能なことから若い世代の投稿がふえると予想されております。

 また、行政側もプラス面が多いと考えられます。地域の問題箇所を探すため市職員が道路パトロールや点検を実施しておりますが、発見できる数には限界があります。行政の目が届かない問題箇所を市民から指摘してもらうことで、きめ細かい対応が可能となる点でございます。さらに、現地の画像や状況説明などの投稿により、市職員が現地に行く前におおよそ状況をつかめるため、初動の効率化も図られるということでございます。

 そして、半田市の考え方といたしましては、匿名、ニックネームでの投稿も可とするということでございます。これは、実名投稿はためらわれる方が多く、ハードルが高くなることからだそうでございます。そして、騒音や振動、悪臭の問題は原則、マイレポはんだでは対応しない、そして不適切な投稿は市が削除を行うことがあるというふうにしております。

 刈谷市でも道路パトロールで点検を行っていただいておりますが、どのような活動を行っているのか、お聞かせ願いたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 建設部長・・・



◎建設部長(近藤智展) 

 日常の道路パトロールは、市職員2名と臨時職員4名の6名でほぼ毎日道路のパトロールを実施しております。さらに、市の全職員に道路の異常を見つけたときは連絡するように定期的に依頼したり、市民の方からの通報を24時間受け付けるホームページを開設しております。

 パトロールや通報により発見いたしました陥没や不法投棄等の処理につきましては、早急に対応しております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 白土美恵子議員・・・



◆22番(白土美恵子) 

 御答弁ありがとうございました。

 日常の道路パトロールはほぼ毎日実施をしている、全職員にも依頼している、そして24時間受け付けるホームページを開設しているということでございました。

 このホームページを見てみました。これは各課が持っているホームページだと思いますが、刈谷市のホームページから入りまして市政情報、市の組織、建設部、そして土木管理課のページへと進んでいかなければなりません。なかなかわかりにくく、利用しにくいのではないかというふうに正直思っております。

 道路の陥没などによりまして車が破損するなど、市が管理責任を問われることがあると思いますが、過去3年間の件数と損害賠償額をそれぞれ教えていただきたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 建設部長・・・



◎建設部長(近藤智展) 

 道路の瑕疵によります事故件数と損害賠償額でございますが、平成23年度は2件で38万9,918円、24年度は1件で20万4,540円、25年度は3件で54万783円でございます。

 以上であります。



○議長(佐野泰基) 

 白土美恵子議員・・・



◆22番(白土美恵子) 

 ありがとうございました。

 23年度は2件、そして24年度は1件、25年度は3件で、金額は約54万円ということでございました。

 道路パトロールが毎日のようにパトロールしてくださっていても、見回り切れないのが現状ではないでしょうか。市民の協力をいただき多くの目で見ることで、問題箇所の発見につながるのではないでしょうか。

 スマホを活用した半田市さんのこのような取り組みに対しまして、市はメリット、デメリットをどのようにお考えでしょうか、お聞かせ願いたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 企画財政部長・・・



◎企画財政部長(稲垣武) 

 先ほど議員のお話にもありましたとおり、このシステムのメリットといたしましては、スマホなどの携帯端末によりまして簡単に地域の課題や問題点を行政に連絡することができるため若い世代の方の利用が期待できること、写真やGPS機能によって現場状況や位置が確認できるようになること、行政の目の届きにくい問題も確認できるようになること、誰でも投稿された情報を見ることができ、その対応状況なども確認できるため、市民と行政との情報共有が可能になることなどが挙げられます。

 一方、デメリットといたしましては、最も懸念される点といたしまして、誹謗中傷など悪意ある写真や書き込みも簡単に投稿でき、インターネット上に公開されてしまうため、プライバシーの侵害等の問題がございます。また、市民の方々がみずからの手で簡単に解決できる問題も比較的安易に行政へ通報することができるため、市民のまちづくりへの参画意識や住民同士の共助といった意識が薄れていくことも危惧されます。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 白土美恵子議員・・・



◆22番(白土美恵子) 

 御答弁ありがとうございました。メリット、デメリットについてお聞かせいただきました。

 デメリットでプライバシーの侵害等が心配されますが、半田市さんは、不適切投稿への対応といたしまして、誹謗中傷、差別、プライバシー侵害など不適切な投稿と判断したものは市で非表示の対応をとります。また、個人が特定される写真などは加工するそうでございます。そして、不適切投稿が多くなされ通常業務に支障を来す場合は、市としては運用を中止する考えも持っているということでございました。

 そして、市民参加の促進として、市民の方も解決に御協力できる案件については、例えば清掃や簡易な修繕など市のホームページへ掲載して解決支援者を募ることも検討中だということでございました。

 それでは、導入についての御所見をお聞かせ願いたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 企画財政部長・・・



◎企画財政部長(稲垣武) 

 半田市は、昨年度に実証実験を行い、ことしの10月から本運用を開始しておりまして、新聞報道等を見る限りは、今のところ大きな問題は出ていないと聞いております。

 また、大阪市も今年度、実証実験を実施していると聞いております。

 本市では、メールや電話等で情報をいただき、それぞれの問題等にできる限り迅速に対応しておりますし、同じ内容の通報が複数の市民から寄せられて混乱したという事例もほとんどございません。一方、システムの月々の利用料などの費用も発生いたしますし、先ほど申し上げましたプライバシーの問題などの運用上の懸念材料もあります。こうしたことから、現時点では従来のメールや電話等での通報で対応をできるものと思いますので、今後は、導入された自治体における効果や影響などを見きわめてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 白土美恵子議員・・・



◆22番(白土美恵子) 

 御所見をお聞かせいただきました。

 このアプリを運営しているのは個人の方で、ボランティアで開発されたということで、使用料ですが、26年度は無料ということでございました。しかし、行政がかかわるということで先方にも責任を持ってもらいたいということから、個人ではなく組織をつくってほしいといろいろ要望もしまして、半田市さんは27年度は使用料を月額3万円支払うことを予定しているそうでございます。

 そして、国の動向といたしましても、電子自治体の取り組みを加速するための指針の中に、スマートフォンなどの新たなデバイスの活用、住民からリアルタイムで提供されるデータによる市民協働型の地域課題解決等、新たな行政サービスの検討を行うというふうにありました。

 ぜひ、半田市さんの様子も見ながら前向きにまた御検討していただきますようにお願いをしたいと思います。ありがとうございました。

 それでは、最後に医療費適正化の取り組みについて質問させていただきます。よろしくお願いいたします。

 我が国では、国民皆保険を達成して50年が過ぎ、誰もが安心して医療を受けることができる医療制度を実現し、世界最長の平均寿命が高い保険医療水準を達成してまいりました。しかし近年、急速な少子高齢化、経済の低成長、国民生活や意識の変化など、医療を取り巻くさまざまな環境が大きく変化しております。こうした中で国民皆保険制度を堅持し続けていくためには、国民の生活の質の維持向上を確保しつつ、健康の保持と良質で適切な医療を提供できるよう、人口構造の変化に対応できる持続可能なシステムをつくり上げていく必要があります。平成27年の国民医療費は約39.2兆円、1人当たりでは約30万7,500円と、前年度に比べまして1.9%の増となっております。医療技術の進歩、高齢化等によりまして、今後も医療費が伸び続けていくことが見込まれます。

 そのような中、国民皆保険を堅持していくために、医療費の伸びの構造的要因に着目し、必要な医療を確保した上で効率化できる部分は効率化を図ることが重要で、生活習慣病の予防や患者の心身の状態に応じた適切な医療サービス等の効率的な医療を推進していく必要があります。

 政府が昨年の6月の閣議で決定いたしました日本再興戦略に、医療保険制度の保健事業に大きな転機を促す内容が盛り込まれました。保険者が保有するレセプトや特定健診、特定保健指導などの情報を活用し、加入者の健康づくりや疾病予防、重症化予防につなげるデータヘルス計画という事業でございます。まずは全ての健康保険組合が計画を策定し、平成27年度から実施することを求めております。そして、市町村国保も同様の取り組みを行うことを推進しております。

 昨年の12月議会でも質問をいたしておりますが、愛知県では国民健康保険中央会が構築しました国保データベースシステムが平成26年3月に稼働予定との御答弁をいただいておりますが、ただいまの現状についてお聞かせ願いたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 長寿保険部長・・・



◎長寿保険部長(鈴本裕) 

 国保データベースシステムは平成26年3月から稼働しており、本市の現状としましては、愛知県国民健康保険団体連合会が開催する操作方法や内容分析に関する研修会に参加しながら、システムにより入手可能な情報に対する理解を深めるとともに、より効果的、効率的な保健事業の実施に向けてどのような活用方法が有効であるか研究している状況でございます。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 白土美恵子議員・・・



◆22番(白土美恵子) 

 平成26年3月から稼働しており、現在はより効果的、そして効率的な保健事業の実施に向けてどのような活用方法が有効であるか、研究しているという御答弁でございました。

 それでは、データヘルス計画はいつ策定され、そしてどのように取り組まれる予定なのか、お聞かせ願いたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 長寿保険部長・・・



◎長寿保険部長(鈴本裕) 

 平成26年6月に厚生労働省から、データヘルス計画策定の手引により基本的な記載項目などが示され、現在、その内容の精査や保健事業の先進的な取り組み事例等について情報収集を行っており、平成27年度の策定を予定しております。データヘルス計画の中で具体的に掲げられた課題に基づき、対象者のリスク度合いや費用対効果を踏まえた事業の選定を行い、より効果的、効率的な事業の実施につなげてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 白土美恵子議員・・・



◆22番(白土美恵子) 

 平成27年度の策定を予定しているという御答弁でございました。

 平成24年9月議会で広島の呉市の取り組みを紹介させていただいております。治療費が高額になります糖尿病性腎症の重症化を予防する事業に呉市は力を入れておりました。レセプトのデータから糖尿病などの患者を抽出して、対象者に独自の予防プログラムを行い、新規の人工透析者が減少傾向にあり、糖尿病の重症化予防につながっているということでございました。

 知立市でも、25年度から糖尿病重症化予防事業を始めております。知立市では、25年度は特定健診の受診結果の数値から対象者を抽出して、6カ月間で月2回程度の電話または面談にて、専門の研修を積んだ保健師、看護師とともに教材を使用して健康管理について学ぶプログラムでございます。事業は委託をして、補助金も活用して行われております。

 知立市が取り組んでおります糖尿病の重症化予防事業について本市はどのような御所見をお持ちか、お伺いしたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 長寿保険部長・・・



◎長寿保険部長(鈴本裕) 

 糖尿病の治療は長期にわたり、特に重症化した場合の医療費は高額となりますので、被保険者の生活の質の維持、向上と費用対効果のいずれの観点からも優先度合いの高い事業であると認識しております。

 本市におけるデータヘルス計画の策定に当たっては、糖尿病疾患に関する分析も盛り込んでまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 白土美恵子議員・・・



◆22番(白土美恵子) 

 糖尿病疾患に関する分析も盛り込んでいきたいという御答弁をいただきました。

 糖尿病性腎症が重症化し人工透析に移行しますと、1人当たりの年平均医療費は約500万円と言われております。糖尿病の危険因子や腎機能障害が進行している人を早期に把握して、生活習慣病の危険因子の重複化や疾病の重症化を予防することが必要であると考えます。自治体にとっても医療費の削減につながります。そして、患者さんにとっても重症化にならないようにということで、これはとても重要な取り組みであるというふうに思います。早期に実施されるように要望をさせていただきます。

 そして、この事業以外でもレセプトを活用していろいろな費用対効果の見える保健事業があります。医師会の御協力をいただき医療費の適正化の取り組みを進めていただきますように、よろしくお願いをいたします。

 それでは、最後にジェネリック医薬品について質問をいたします。

 呉市では、データベース化を行い、そしてレセプトを活用して患者が処方された医薬品や診療内容を把握し、独自に分析をしております。そして、医療費削減に効果があるとされる患者を対象に、継続服用している先発医薬品を安価な後発医薬品、ジェネリック医薬品に切りかえた場合の負担軽減を通知いたしました。この結果、対象者の約7割がジェネリック医薬品に切りかえて、薬剤費の削減総額は累計で5億円超となったそうでございます。

 ジェネリック医薬品の差額通知の導入を要望させていただいておりますが、その後の取り組みはいかがでしょうか、お聞かせ願いたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 長寿保険部長・・・



◎長寿保険部長(鈴本裕) 

 ジェネリック医薬品に切りかえた場合の差額通知は、ジェネリック医薬品の普及のために有効な手段の一つであり、国民健康保険システムの更新により愛知県国民健康保険団体連合会が作成する差額データの提供を受けることが可能になりましたので、関係機関と調整を図り、平成26年6月に、4月調剤分について処方された先発医薬品名、先発医薬品に対する自己負担相当額、薬剤ごとの差額及びその合計額を記載しまして約900件通知しております。なお、今年度の通知の送付は2回を予定しており、2回目は今月に実施する予定でございます。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 白土美恵子議員・・・



◆22番(白土美恵子) 

 ことしの6月に900件差額通知をしたという御答弁でございました。そして、12月にも実施する予定であるということでございました。ありがとうございました。

 それでは、4月調剤分を6月に通知されたわけですが、実施した効果は出ているのかどうか、お聞かせ願いたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 長寿保険部長・・・



◎長寿保険部長(鈴本裕) 

 6月に通知した方のその後のジェネリック医薬品の利用状況を見ていきますと、把握できる直近月であります8月分では利用率はゼロ%から17.9%に上昇しております。また、その対象者の通知後の7月と8月の2カ月分の削減効果額の合計額は、保険者負担相当額と自己負担相当額を合わせまして50万円であり、一定の効果が出ているものと考えております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 白土美恵子議員・・・



◆22番(白土美恵子) 

 ありがとうございました。

 もう既に効果が出たということでございます。利用率が17.9%上昇し、保険者負担と自己負担を合わせまして削減効果額が約50万円ということでございました。薬代も安くなりますし、患者さんの負担軽減にもつながります。そして医療費の増大の抑制にもつながるわけでございます。

 厚生労働省は、2017年末までに60%に引き上げる目標を掲げているそうでございます。引き続き、この利用率が上がるようにしっかりと取り組みをお願いしたいと思います。

 そして、データヘルス計画が平成27年度に策定予定でありますが、費用対効果が見込まれます実施可能な事業については積極的に対応していただきたいと思います。

 そして、医療費の適正化に努めることによりまして国保財政の健全運営を図っていただきますようお願いいたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(佐野泰基) 

 しばらく休憩いたします。

                             午後3時03分 休憩

                             午後3時15分 再開



○議長(佐野泰基) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 1番中嶋祥元議員・・・

     (登壇)



◆1番(中嶋祥元) 

 議席番号1番、市民クラブ、中嶋祥元です。

 議長より発言のお許しをいただきましたので、通告に従いまして2つのテーマ、周辺市との円滑な交通網の確立と安全対策、あともう一つ、2つ目がスポーツ施設の充実について順次質問させていただきます。

 昨年度、監査委員という役をやらせていただきましたので、1年半ぶりのこの場所になりますので、若干失礼なことを言ったり、あんなこと言わんでほしかったなというのを言っちゃうかもしれませんけれども、その辺はちょっと御容赦を願いたいと思います。

 まず、今回の2つのテーマに入る前にお礼を申し上げたいなというふうに思っております。私もこの3年数カ月の中で、いろいろ本会議の場所でも渋滞と安全対策で恩田の交差点についてかなりいろんなお願いをしてまいりました。そこにつきまして関係部局、現在、都市整備部に前向きな、かつ迅速な御対応いただきまして本当にありがとうございます。現在、研究会というのか勉強会を立ち上げまして、行政側と我々企業側と警察、そしてなおかつ、さらに関連する知立市まで巻き込んでいただきまして、どういうふうに改善したらいいかというようなところを議論させていただきながら、要は点ではなくて、このエリア全体でどうしたら渋滞が解消できるかというような意味ある議論を何回かさせていただいております。

 さらに、今年度中には、恩田交差点の知立から大府のほうに向かう左折レーンの設置を完了するように設置をしていきますということも県のほうから御報告いただきました。これもまた、さらに9月の補正予算でもそこの関係のところで調査の予算をつけていただきまして、さらに周りの渋滞の様子だとか調査をしていきながら改善していきますということもお約束をいただいております。もう本当にこれは感謝の一言でございます。

 といって、我々も行政のほうにお願いをするだけではいけないものですから、企業側としても、例えば従業員の駐車場の再編をして、または出入り口の改善をして恩田の交差点を通る車両数を減らしていこうと。また、産業振興センターの駐車場とか神田駐車場をお借りしてパーク・アンド・ライドも少しトライしています。そんなことも我々企業側も努力させていただきながら、ぜひいい対策を打っていけたらなというふうに思っています。当局におかれましても、今後、市街地の渋滞対策、安全対策に引き続き御協力をいただきたいということを冒頭にお願い申し上げておきます。

 それでは、1点目の周辺市の円滑な交通網の確立と安全対策について、取り上げた理由を簡単に申し上げさせていただきます。

 まず、この地区、刈谷は多くの企業が集まっております。生産活動をする上では人材や用地の確保、物流道路などのインフラ整備、震災など有事のときの危機管理など、環境づくりが必須でございます。その中で、今回は物流、道路に焦点を当てて少し考えていきたいなというふうに思っております。

 物流に求められるものはいろいろあるんですけれども、基本的には早く正確に安全に製品を移動させて届けると、そういうところが重要なのかなと。この仕事の品質を求めながらも、物流業界もコスト低減を求められております。例えば、大渋滞に巻き込まれたりすると予定どおりなかなか納品ができないだとか、運転手も疲れたり危険が増したりだとか、さらには燃費悪化でCO2等々環境にも悪いですし、経費もふえていってしまうと。こんなところを関連企業の方とお話しする中でも、やっぱりそういう中で利益を生み出していかなあかんのは結構大変なんだというお話を聞いております。そこで、効率的な生産活動をするには道路の整備は大変重要であると考えています。

 しかしながら、刈谷市内だけとか市道だけを整備するというわけではなかなか解決できないものですから、国県道も含めて点の改善、改良からもう少し広い範囲で、生産が多いところで西三河を広域に捉えてどのように考えていくかというところがありまして、今回ちょっとお話をさせていただきたいというふうに思っております。

 道路の整備につきましては、物流も先ほどから申し上げているとおり効率化が重要でありますが、それだけではなくて、そこを利用する市民であり人の移動にも効力、効果を発揮すると考えていますので、将来を長い目でしっかり見据えていきたいなというふうに思います。

 参考までに、このあたりの物流がどのぐらいの規模感を持っているのかということで、ざっくりですけれども、近隣の工場でいいますとトヨタ自動車さんを一例にとりますけれども、トヨタ自動車さんが西三河地区に11工場、東三河、田原に1工場を持っています。トヨタグループの大手各社だけをとってみますと、この西三河地区でも20カ所以上あります。田原にも数カ所工場を持っています。西三河ではないんですけれども、境川を挟んだ東浦、半田、尾張地区でも10工場以上を持っています。こういった中で、トヨタ系というところだけでも大手企業がこれだけ工場を持っていると。しかも、その工場各々に1日何便もトラックが納入しているというふうに、掛け算していくとかなりの量があるということを推してはかれるかなというふうに思います。また、この東三河、西三河でいきますと、岡崎には三菱自動車さんもありますし、我々は全国のカーメーカーさんにも物を納めていますので、どれだけの物が流れているか、車が流れているか、人が流れているかということは推してはかれるかなというふうに思います。

 ちょっとこれを申し上げようかどうか悩んでいたんですけれども、ざっと参考までに、トヨタの国内への生産を300万台維持するということは皆さん新聞等で読まれていると思うんですけれども、昨年度でいきますと実際は330万台、ざっとですよ、程度実際には車を組んでいると。ただ、この地域だけではないものですから、北海道、東日本、東北ですね。あと九州、そこでも物を組んでいますので、この地域だけでいくと170万台強が組まれているということであります。だから、そのぐらいの車が組まれているという規模感があるということをちょっと頭の片隅に入れていただけるとありがたいかなと思います。

 ただ、330万台ぐらいつくっているうちの190万台は輸出していますので、名古屋港とか三河港とか、愛知県からほとんど大半が出ていると。一部九州からも出ているんですけれども、330万台ぐらいあるんですが、190万台ぐらいはもう輸出の車と。残りの140万台ぐらいが国内用の車というようなイメージだということです。

 本題に戻りますと、そこで、西三河地域の主要路線を、先ほど申し上げたたくさん物流をしていかなあかん中で東西に結ぶ路線、南北に結ぶ路線ということで順番に頭の中でイメージをしていくと、例えば東西に結ぶ路線でいくと、上のほうからいくと東名高速道路があり、平針街道、153号があって、伊勢湾岸があって名古屋岡崎線があると。さらにおりてくると国道1号、23号、岡崎刈谷線、県道48号、それから南へ沿っていくと、碧南のところまで横を通る道が余りないものですから、若干やっぱりそこが東西に通る道路が不足しているのかなと。

 また、南北で考えてみますと、岡崎まで行っちゃいますと東の248号、あと豊田安城線、豊田一色線、419号、155号、今川刈谷停車場線と、今度は西に行くと刈谷市を出てしまいますので、やっぱりこのあたりも足りないところがあるのかなと。一例としては刈谷の市街地を通らなくて南北に動ける道路がないのかなと。刈谷市以外ですと、安城と豊田を結ぶ道もやっぱり若干足りないのかなというようなイメージを持っています。

 こういう中で、刈谷市、我々の立場でどういうことを検討したらいいのかなということを質問させていただきたいということでございます。

 ちょっとイントロが長くなりましたけれども、そういった観点で、まず刈谷市の北部地域で名古屋岡崎線についてお聞きしたいなと思います。

 ハイウェイオアシスにスマートインターチェンジを設置のための調査をしていくということで予算化されました。その中で、伊勢湾岸道の豊明インターとか豊田南インター、これの渋滞だとか渋滞にかかわる危険性、あと、それに対する地区の利便性なんかが大変効果が見込まれるのかなというふうに思っています。ただし、裏返し、その周辺道路が整備されないままにこのインターがもしできたとすると、大変な渋滞であるだとか危険が予測されるというふうに思っています。ですから、今申し上げた名古屋岡崎線が今まず基本的にはできなきゃいけないなと思う中で、なかなか境川を渡る部分、豊明と名古屋のほうをつなぐ部分の実現性が見えていない部分がありますので、ちょっとそこでお聞きしたいのですけれども、東西の重要路線と考えている都市計画道路名古屋岡崎線の状況について確認したいと思います。よろしくお願いします。



○議長(佐野泰基) 

 建設部長・・・



◎建設部長(近藤智展) 

 名古屋岡崎線につきましては、平成18年度までに主要地方道豊田知立線から豊田市境までの間は暫定2車線での整備が完了しております。また、豊田知立線から豊明市に至る未整備区間につきましては、現在のところ工事着手の時期は未定であると愛知県から聞いておりますが、市といたしましては早期の事業化を引き続き強く要望してまいります。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 中嶋祥元議員・・・



◆1番(中嶋祥元) 

 ありがとうございます。

 岡崎方面のところは着手しているのを知っています。今はまだ未定だということで、この先ちょっとまだ、早期に要望していただけるということでありがとうございます。これ以上多分お聞きしてもなかなか出てこないので要望だけ申し上げさせていただきますと、スマートインター設置、大変重要な事業だと思っています。ですからぜひこれは実現していただきたいんですけれども、やはり先ほど申し上げた近隣の渋滞とか危険が増してはなかなかこれもいいとは思えないものですから、できるだけ同時期に名古屋岡崎線が開通すること、あと、その近隣を通るトヨタさんの高岡工場に向かう道路もあります。そのあたりも渋滞をあらかじめ減少できるような対策等安全対策をしないと、それはやっぱり同時期にやらないといけないことだというふうに考えておりますので、ぜひ要望をさせていただきたい。しっかりそのあたりを早く実現して、同時期に何とかできるような形で要望していきたいというふうに思っております。

 次に、また北のほうから少しおりてくると、ちょうどトヨタ車体さんがある一里山付近に、南北の重要路線の一つと僕は考えているんですけれども、都市計画道路豊田刈谷線について状況を確認させていただきたいと思います。あわせて、その道路については安全対策を何か必要だと考えていますので、何かお考えがあれば教えてください。お願いします。



○議長(佐野泰基) 

 建設部長・・・



◎建設部長(近藤智展) 

 都市計画道路豊田刈谷線の状況でございますが、平成24年度から愛知県にて事業化され、平成24年度に道路予備設計、地元説明会を開催しております。平成25年度には、東側の既存の集落のある地区におきまして先行して用地測量を行い、用地交渉を進めております。

 次に、渋滞対策と安全対策についてでございますが、豊田刈谷線完成時には一里山町金山交差点に右折帯が整備されるとともに、信号処理を変更することによりまして渋滞緩和及び交差点の交通安全を図る計画でございます。

 以上であります。



○議長(佐野泰基) 

 中嶋祥元議員・・・



◆1番(中嶋祥元) 

 ありがとうございます。

 今御答弁いただいた25年度には用地測量も先行してやっているということでございますので、いろいろ活動していただいていることはわかりますが、開通目標を言っていただけなかったので、いつごろなのかなということだけはちょっと。今多分御答弁いただけないので、希望としては可及的速やかにという思いはありますけれども、これは刈谷だけではなくて、豊田ともつながなければいかんものですから、豊田市も道路をつくり、刈谷市もつくって接続なので、ぜひこれをいいタイミングというのか、同じタイミングでちゃんとつながるような状況で、豊田と調整しながらやっていただきたいなというふうに思います。

 もう1点は、一里山の交差点は今現時点は変則交差点なので、開通した暁には右折信号処理だとかいろいろなことをやっていただけるということです。そこは若干走りにくい危険な交差点だと思っていますので、ぜひ安全対策もあわせてよろしくお願いしたいというふうに思います。

 次に、今度はまたちょっと違う道路で、南北の縦貫道路、これは01−40号と01−4号の間を走る刈谷市で一番西側にある計画の道路だと思います。これは大変重要な路線ですし、主要道とつなぐ、しかも市街を通らずにつなげる南北を移動できる大変重要な道路だと考えています。ただ、これがもし開通した暁にはかなり市街地の交通量の分散にもなるというふうに考えておるんですけれども、この件はさきの3月議会におきまして市民クラブの伊藤議員が質問されておりまして、01−40号は平成30年をめどにというふうにそのときの答弁でございましたので、そのぐらいには何とかなるのかなというふうに、さらにその間も前向きに、難しいながらも尽力していただけておるということは理解しております。しかし、なかなか難しくて、いつになるのかが見えない中というのは事実かなというふうに考えていますので、ちょっとこんな要望と提案をさせていただいて、これが実現性があるかないかは別にして、少しこんなことはできないのかなということを申し上げたいなと思います。

 1つ目は、まず大府と豊明を結ぶ道路が新幹線の下も含めて4車線化を進めています。これ、かなり工事が進んでいるので、近いうちに完了するのかなというふうに考えています。そうすると、今南北ができない01−40号と01−4号の間の道路とをうまく迂廻路として、例えば泉田共和線を北崎インター付近までつないじゃって接続道路として強化していただいて、西側の大府と豊明を結ぶ道路に車を流すというのも一つかなと。

 もう一つは、今川刈谷停車場線から今川交差点付近の道路を改善する、例えば拡幅をする。国道1号の今川東交差点を改良して交通の少し清流化を図る。富士松停車場線の拡幅などを優先して清流化を図る。その縦軸の道路を整備して、今もう既にほとんどできている01−4号線に接続して西側の道路を通っていただくというふうに、南北の道路も少しずつでも分散していくこと、言い方がいいのか悪いのか、迂回的道路をつくりながら対策していくということも一つの案なのかなというふうに思っています。

 もう一つは、いっそのこと県とやっぱり協力して河川沿い、境川河川敷のところをうまく通しながら北に向かうのも一つの考えなのかなというふうに思っています。とは言うものの、無駄な道路をつくってもいかんものですから、ただ、道路もうまくつくれないと、せっかくの高架の改修の機会の損失にもなると思うので、これは提案という形でいいのかどうかわかりませんけれども、こんなことを言っていた議員がおるなというのを頭に入れていただいて、真っすぐできないのだったらちょっと迂回路をつくるかとか、そんなことも一つの提案だなということで、ちょっと御理解いただければなというふうに思います。

 さて次に、少し検討エリアを今、北部方面をやっていたんですけれども、少し南側に移しまして、特に小垣江、依佐美地域あたりをイメージしていただきたいんですけれども、あそこは衣浦豊田道路、国道23号、これが豊田、碧南、高浜を結ぶ南北の主要な道路だと考えています。また安城、西尾方面、さらには西の方面も結ぶという結節点かなというふうに思っています。さらには物流倉庫が複数ありますので、物流拠点のハブ的な重要エリアだというふうに考えています。最近では、その付近を通る23号、名豊バイパスも4車線化をすこし長くすることによって一部蒲郡も延長しましたので、最近、音羽インターから多分トラックがすごくふえているのかなと、渋滞もちょっとひどくなっているのかなという気もしています。それだけ重要な道路だというふうなことも言いかえができるのかなというふうに考えています。

 そこで、この地域の道路全体でどんな状況がこれから予想されるのかなということを確認するためにちょっとお聞きをします。

 一つ、今、名豊道路、国道23号について、最終的には豊橋とつなぐということは理解をしているんですけれども、この4車線化も今進んでいますので、そのあたりの状況を確認させていただきたいなというふうに思います。



○議長(佐野泰基) 

 建設部長・・・



◎建設部長(近藤智展) 

 名豊道路につきましては、刈谷市から安城市の藤井インターチェンジまでの間は既に4車線化が完了しており、その先の藤井インターチェンジから西尾東インターチェンジ間は平成27年度に4車線化にて供用開始予定と聞いております。現在、未供用区間であります蒲郡インターチェンジから豊川為当インターチェンジ間を暫定2車線にて整備中であり、この区間が完成いたしますと豊橋までの全区間がつながることになります。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 中嶋祥元議員・・・



◆1番(中嶋祥元) 

 ありがとうございます。

 すみません、国県道のことばかり聞いておるんで、市で対応できるところではないので、情報としてちょっと収集していただいております。

 今御答弁いただいた藤井インターだとアイシン・エィ・ダブリュという会社が一番近いインターであり、今度、西尾東インターが27年度までに4車線ということで、ここですと、一例ですと多分デンソーさんの、いろいろ工場があると思いますので、ここまで行くとかなり、例えば物流の面でいけば交通量がはけるのかなというふうに思います。西尾東インターまでできるあと1年少々我慢して、1年半後には期待としたいなというふうに思っております。

 また、さらに国道の話をさせていただきますと、今度は縦軸に走っている衣浦豊田線、419号です。もうこれも既に4車線化も大分進んではいるんですけれども、この状況についてもちょっと確認をさせていただきます。



○議長(佐野泰基) 

 建設部長・・・



◎建設部長(近藤智展) 

 衣浦豊田線の4車線化事業につきしては愛知県にて施工しており、現在までに知立市境から南へ3,550メートルの4車線化が完了しております。今年度末にはさらに南側に約600メートルの4車線化工事が完了し、刈谷市内の残りの区間は約800メートルとなりますので、早期の4車線化完了に向けまして引き続き要望を行ってまいります。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 中嶋祥元議員・・・



◆1番(中嶋祥元) 

 ありがとうございます。

 ここの今のお話というのが、衣浦豊田線は私の地元でもありますので毎日のように見るんですけれども、大分進んでいるなと。この先が残り800メートルがどれだけかという、これも納期も市では何ともならないものですから、やっぱり早くしていただきたいなということと、要望もしていただきたいなというのはまたお願いをしておきます。

 次に、今度この付近でもう1点、一般県道の小垣江安城線が国道23号まで延伸されるというふうに聞いておりますので、このあたりをお聞きしたいというふうに思います。



○議長(佐野泰基) 

 建設部長・・・



◎建設部長(近藤智展) 

 一般県道小垣江安城線につきましては、平成25年度から愛知県事業として着手しております。平成25年度に道路予備設計を行い、現在公安協議を実施しております。また、今月中には本市と安城市において地元説明会を開催し、引き続き用地測量を行っていく予定でございます。

 本市といたしましても、この路線は市街地の交通渋滞を緩和するバイパス機能を有するとともに、名豊道路と衣浦豊田線を結ぶことにより、物流の円滑化、防災力の向上に寄与するものと認識しておりますので、あらゆる方策を検討しながら早期の事業完了に向け、積極的に協力を行ってまいります。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 中嶋祥元議員・・・



◆1番(中嶋祥元) 

 ありがとうございます。

 最後に積極的に協力いただけるというふうにありましたので、本当にそれはお願いをしたいなというふうに思います。

 2年ぐらい前にいろいろな道路の関係で質問をさせていただいたときに、やはり一番、地元の協力、土地の買収というのか用地確保、そういったところに物すごく時間と労力がかかるというお話を聞いたことがございます。ちょうど今月、説明会を開催されるということでございますので、地権者の方が御理解いただかないと進まないのが道路行政かなということもここ数年理解していますので、ぜひ協力をお願いしたいなというふうに思います。

 別なところで用地確保のことをお聞きしたことがあるんですけれども、やはり時間がかかるし、何軒かのうち1軒がオーケーとかオーケーじゃないとかと言われる場合になかなか進んでいかないことが多いと。その中に、最初よろしくね、わかりましたという話をしていても、1年、2年音沙汰がないとどういう状況になっておるのかようわからんのだけれどもというような意見というのか、苦情というのか、受けたことがございます。ですので、今回早目に地元の説明会をしていただけるということの理解をしていますので、ぜひ、いいタイミングで地域の方とコミュニケーションをとっていただきながら早い接続を要望しておきます。ここは東西を結ぶ大変重要な道路だという認識をしていますので、よろしくお願いします。

 もう一つ要望させていただくと、419号はセンターに分離帯がございます。今回それを東西に、安城方面に抜ける道、小垣江と安城を結ぶ道を今計画していただけているということでございまして、まさに物流倉庫の横付近を通ってくる道路になるかと思います。必要に応じて市道も整備していただいて、要は太い軸ができても横の軸ができないとなかなか車というのは走りづらいものですから、さらに横の市道も整備していただきながら、トラックが安全に出入りしていただけるようなそういう形状であるだとかその土地の確保、スペースの確保だとか、さらに、そこを通過する市民であり通過交通に対する安全確保をお願いしたいと。よくあるのは、トラックが曲がるとき人を巻き込んだり車をひっかけたりと、そんなようなのが多いものですから、そのあたりもしっかりとした、県がつくるに当たっても市としても協力、アイデアを出しながらやっていただきたいなということを要望しておきます。

 今までお聞きした小垣江、依佐美地区のあたりの道路につきましては、なかなか具体的にいつまでというのが多分これお聞きしても答えがないものですから、私の希望として、先ほど23号の4車線化を含むと本来二、三年でと言いたいところですけれども、道路ですからなかなかそうはいかないんで、希望としては五、六年ぐらいの間に何とか完了していただいて、中継地点、結節地点がうまく物流が回るような地点にしていただきたいなということをまず希望していきたいなというふうに思います。かなり動線が変わって飛躍的に改善されるエリアだというふうに思っていますので、今以上の役割を果たすエリアです。ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 次に、これだけ動線が変わって物流が変わってエリアが変わるということを申し上げていますので、そういった面も含めてこの辺の市街化計画がございますので、そのあたり、どのように変化をさせていこうというふうに市は考えてみえるのか、教えていただきたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 都市整備部長・・・



◎都市整備部長(神谷清隆) 

 この地域につきましては、第3次刈谷市都市計画マスタープランに住居系、工業系新市街地の検討地区としまして依佐美地区が位置づけられております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 中嶋祥元議員・・・



◆1番(中嶋祥元) 

 第3次の都市マスの中でいろいろ御報告も受けたり、我々も注視しているところでございます。まさにここ、市内の企業の市外に流出を防ぐ最後のとりでと言うと言い過ぎかもしれないんですけれども、重要なエリアかなというふうに思っています。9月の委員会でも確認をさせていただいたんですけれども、二ツ池工業地域を民間に委託しながらぜひ誘致をしたいと。さらには依佐美地区をしっかりとして刈谷市の企業が外に出ないようにと、何とか刈谷市の中で生産していただけるような場所にしていかなあかんというふうに市も考えてみえると思うし、私もそのように考えております。

 そういった中で、推進方法だとかそういう思いが何かございましたら教えていただきたいと、こういうふうに思います。



○議長(佐野泰基) 

 都市整備部長・・・



◎都市整備部長(神谷清隆) 

 依佐美地区につきましては、一団のまとまった工業用地を創出していきたいと考えており、検討を進めております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 中嶋祥元議員・・・



◆1番(中嶋祥元) 

 ありがとうございます。

 今のお話でいくと、一団のまとまったということで、まさに依佐美は住居と工業、しっかりとしたスペースを持っているので、ぜひここをうまく活用していただいて、先ほど申し上げた、企業がここで生産できるような状況をつくっていただきたいなというふうに思います。

 さらに、先ほど来から申し上げている、道路網をつくって完成した暁には、よそで工場つくろうか、刈谷でつくろうかと言われたときに、この地域は物すごく道路網については魅力のあるエリアになるんだろうというふうに思います。ぜひ、今商工課のほうでは何か市内企業についていろんなアンケートもとっているというふうに聞いておりますので、企業の要望に応えるべく、このエリアとして、いいタイミングでいい地域というのを立地条件も含めてやっていただいて、何とか企業をこの刈谷で生産を少しでも継続していただきたいなというふうに、しっかりと要望させていただきたいなというふうに思います。

 次に、今まで物流を中心に道路だとか工場の立地の話をさせていただいたんですけれども、ちょっと物流とは離れて、これだけやっぱりもしかしたら企業の集積場所にしていこう、道路もよくなるから人や車が集まる場所になるであろうといったところで、素朴な疑問でありますけれども、419号の西側、刈谷の市街側は住居系工業用地で一団のまとまったエリアにしますと。じゃ、その反対側の安城側のほうを今どういうふうな、例えば商業施設などの立地ができるかだとか、その辺の可能性があるのかということをちょっと確認させていただきます。



○議長(佐野泰基) 

 経済環境部長・・・



◎経済環境部長(近藤尚登) 

 衣浦豊田線の安城市側及び新市街地検討地区の西側の道路沿い、こういった地域でありますけれども、この区域は南部地区の農業法人等が営農活動の拠点としており、農業振興の観点からもまとまりのある優良農地であり、新たな開発行為はできる限り抑制し、優良農地の維持、確保に努めてまいりたいと考えております。

 以上であります。



○議長(佐野泰基) 

 中嶋祥元議員・・・



◆1番(中嶋祥元) 

 わかりました。しっかりと農業も守っていかないかんということと、美しい緑のある風景、田園風景も残していかなあかん、それはそのとおりだと思いますので、そのあたりをしっかり選別しながら我々も考えていかないかんなということを今理解しました。

 最初の1つ目の質問の周辺市との円滑な交通網というところのお話では、最後にお話を少しさせていただきたいんですけれども、依佐美地区というのがどう変わっていくかというのは先ほど来から申しているとおりでございます。さらには、これが影響するのかなというと想像で物を少ししゃべってしまいますけれども、リニアインパクトということもよく言われています。2027年にリニアが通った暁には三河安城に「ひかり」をとめようと、新幹線も「こだま」ではなくて「ひかり」をとめてやろうと。そうすると今度、人の流れも変わってくると、次に何ができるかという可能性が変わってくるのかなと。

 これ、ちょっと例え話で横暴な話かもしれませんけれども、例えば亀城公園に関東地区、例えば静岡県とか神奈川県ぐらいから来て、名古屋まで行って刈谷に来て亀城公園に遊びに行こうではなくて、三河安城でおりてぱっとタクシーなり何かバスに乗ったらすぐ亀城公園に着いちゃうとか、近くでいうとフローラルガーデンに着いちゃうとか、あと安城のデンパークに着いちゃうとか、多分そんなようなことも何か想像できるのかなというようなことで、ひとつあのあたりをどう考えていくかというのは重要なところだということを再認識するとともに、さらにはそのまま、先回も市長が言われていたと思うんですけれども、俗称で今、東浦アクセス道路と言っていますけれども、県の事業としては構想道路で西三河知多アクセス道路というようなもの、そこまでつながっていくと本当にセントレアまで早く行けちゃうのかなと、そんな大きな意味合いで、先ほど来の物流の話もこの三河地域をどうやって回すかというところで、人も今度、今申し上げたようなおもしろい動きができるのかなということで、西三河全体で考えていくと何か少し夢のあるお話もさせていただけるなということで、ぜひ、道路網の整備に御尽力と協力をいただきたいなというふうに思って、1つ目の質問、今の周辺道路についての話は終わらせていただきます。

 次に、それに関連する交通安全対策についてお聞きします。

 今まで申し上げた道路網の整備をやりますと必ず車の量がふえる、道路が広がるとスピードが上がる、やっぱり安全対策も一対じゃないといかんというふうに考えております。私もこの地元の人間なものですから、最近、419号、かなり車のスピードが上がっているし、トラックもふえているというイメージ、実感がしておりますので、23号もさらにこれからふえていくだろうと、そうすると車がさらにふえるだろうといった中で、危険な状況の一例を申し上げさせていただきます。

 いろんな危険があるんですけれども、一例を申し上げさせていただきますと、国道23号を名古屋方面から安城方面に向かいます。知立市ですけれども、西中インターをおりて419号、衣浦豊田線につながっていく合流地点、ここに、若干合流地点なのでスペースがあるので、そこによくトラック、特に多分、港から運んでくるコンテナ車が多いんです。ここに常時三、四台とまっているんです。そうすると、やっぱり合流しようとすると合流エリアが短かったり狭かったりするので大変危険な状況があると。また、先ほど来新しく道路がつながると言われている小垣江安城線、現時点ですと昼休み時間帯で10台程度停車をしていると。これは多分、休憩だとか時間調整だとか、理由はちょっとわかりませんけれども、そんなようでとまっていると。これも、延べ一月ちょっとうろうろしながら見ると、ほぼ毎日そんなような状況です。

 こういったところで、確かにこれは国県道ではございますので、刈谷市がどこまで対応できるかということはわかっておって聞くんです。このような危険な状態でございますけれども、市としても何とか安全対策をしなきゃいけないのかなというふうに思っておりますので、そのあたり安全対策について必要性をどう考えていらっしゃるか、教えてください。



○議長(佐野泰基) 

 市民活動部長・・・



◎市民活動部長(犬塚俊治) 

 議員の言われます合流地点に大型トラックやコンテナ車が停車するこうした状況は、大きな交通事故につながる可能性があるため、対策を含めて刈谷警察署に相談、協議させていただいております。これを受けまして、刈谷警察署におきましては定期的に現場のパトロールを実施していただいているところであります。また、名豊道路と衣浦豊田線の合流地点につきましては、駐停車を防止するための物理的な対策としてポストコーンの設置を刈谷警察署から道路管理者であります愛知県に要望していただいておりますが、その場所は非常時に避難場所や緊急車両の待機場所となるため、ポストコーンを設置することはできないと伺っております。したがいまして、今後におきましても路肩へ長時間停車する大型トラックやコンテナ車がなくなるよう、刈谷警察署に対し引き続きパトロールを要請し、交通事故防止に努めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(佐野泰基) 

 中嶋祥元議員・・・



◆1番(中嶋祥元) 

 ありがとうございます。

 既に、過去より警察にも安全対策というのか、そういった要請をしていただけていることは理解します。具体的な対策が打ちづらいということも若干は理解できるんです。その中で、今言ったジャンクションのところではないんですけれども、小垣江安城線のところで実際、停車しているトラックの後部に乗用車が衝突していたと、これは多分、新聞に載っていないので死亡事故にはなっていないと思うんですけれども、というのを実際に我々の仲間の議員から偶然見たよと言われました。確かにああいうところだと事故があるかもしれんわなというような会話をつい最近しました。特に小垣江安城線のあたりは、特にと言っていいのか、軽トラックが多かったり高齢者のマークをつけた車が多かったりしています。そういう中でうまく運転、車線変更ができずにそうなったりする場合もあるものですから、やっぱり安全対策はどうしてもしていかないかんのかなというふうに考えております。

 しかも、ここでそのエリアからどきなさいといってどいたら、その車はどこへ行くかといったら、また違うどこかを探してとめると、多分こんなようなイタチごっこみたいになるのかなというふうに思っています。

 そこで、ちょっとここで要望をさせていただきたいんですけれども、3点ほどありますので、まず1点目が、駐車車両をさっき言ったどかしてしまったらまたどこかへ行ってしまうので、うまく安全に停車できる場所を検討できないかなというのが1つ目の要望です。例えば、今あそこのところに大型のコンビニが1軒あるんですけれども、やっぱり1軒では足りないので、もう少し複数軒つくれるような状況をつくっていただく。または路側帯を少し広げる等の方法がまず一つ考えられます。とはいってもなかなかそれだけでも足りないので、例えば民間の力をかりて道の駅のようなものを整備して、休憩する場所、食事ができる、地産地消のものを販売する。これは余りにも大がかり過ぎて、いろいろ調べてみると若干厳しいなと内心思いながらも、そういったものを整備することが一つできないのかなと。

 この地区には、ちょっと離れていますけれどもフローラルガーデンもあるものですから、うまくその辺と連携することで何かいいアイデア出てこないかなと。もちろん地元が賛成して喜ばないかんアイデアでないといかんものですから、そのあたりをしっかり考えていきたいなというのが1つ目です。

 2つ目の要望が、先ほどの23号とか419号は交通量がふえていきます。現在もふえている状況の中で、23号の野田インターの乗降口、48号岡崎刈谷線と交わるところです。あとは刈谷市内、実際には知立市内になっちゃうんですけれども、上重原インター、これはさらに渋滞して危険が増加しているなという気がしますので、特に岡崎刈谷線のところにおいては、48号線と合流するところにはうまく右折信号がつけられないかなという安全対策を要望したいと思います。

 上重原インターにつきましては、知立の部分も多い、しかも県道でもありますので、うまく知立東浦線を清流化して、もう少し車が流れるようにできないかなといったところを、関連機関のところと協力いただきながら少し解決に道がないかなということを検討いただきたいというふうに思います。

 3点目の要望です。これは余りにも、さっきから横暴という言葉を使っていかんのですけれども、419号の接続している衣浦豊田の有料バイパス、あそこの利用率を上げて、何とか豊田方面はあそこのバイパスを通って市内を通らんようにできないかなと。今、乗用車でも200円取りますので、なかなか利用率が上がらないのが現実だということで、もちろん市で何ができるものではないと思うんですけれども、関連機関とうまく調整しながら、例えば通行料を安くするとか、何かもっとほかの方策もないか、だから、それがもしあれば協力をいただきながら、利用率を上げるところに御理解をいただきたいなというふうに思います。

 以上、たくさんお話をさせていただいたんですけれども、1点目の道路網関係のところでございますが、点ではなくて、何とか西三河全域の中で縦軸、横軸、もっと言うと環状的にうまく回るような状況にして、いい物流ができるようにしていきたい、ぜひそれに御協力をいただきたいなということをお願い申し上げて、1つ目を終わりにさせていただきます。

 2つ目のテーマのスポーツ施設の充実について質問させていただきます。

 まず、刈谷市のスポーツ施設、私も刈谷に居を構えてから約30年になりますけれども、ずっと野球を続けております。野球をやらせていただく中で、他市と比較しても刈谷市というのは大変、数、内容ともにすばらしい施設だなと、これはお世辞でもなく、そうやって本当にそう思っております。最近、ここ数年におきましては、井ケ谷のグラウンドであるだとか小垣江、今は刈谷球場もそうですけれども、かなり整備をして、例えばボールで言えばイレギュラーをしないようなグラウンドにかなりよくなってきているということも使っている私たちとしては思っておりますので、そこには感謝を申し上げたいなというふうに思います。とはいうものの、やっぱり使う市民からの意見だとか、相談もございましたので、少し2点、港町グラウンドと硬式野球場についてお話をさせていただきたいなと思います。

 まず、1つ目の港町グラウンドの整備でございますけれども、サッカー人口、刈谷市はサッカーのまちとも言われていますので、若干その規模感を知るために刈谷市のサッカー連盟の登録チーム数と登録者の人数、あとサッカーができるグラウンドの面数、あわせてその使用率を教えていただきたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 生涯学習部長・・・



◎生涯学習部長(武藤幹二) 

 今年度の刈谷市サッカー連盟の登録チーム数は94チーム、登録者数は4,547人であります。

 また、本市で管理をしておりますサッカーのできるグラウンドは、ウェーブスタジアム刈谷に1面、グリーングラウンド刈谷に2面、港町グラウンドに2面、亀城公園運動広場に1面の4施設6面であります。平成25年度の各グラウンドの使用率は、ウェーブスタジアム刈谷97.8%、グリーングラウンド刈谷の人工芝が79.8%、天然芝が97.0%、港町グラウンド75.0%、亀城公園運動広場36.4%となっており、多くの方に利用していただいております。

 以上であります。



○議長(佐野泰基) 

 中嶋祥元議員・・・



◆1番(中嶋祥元) 

 ありがとうございます。

 やはり、かなりの利用率を持っているなというふうに思います。しかも、グリーングラウンドも人工芝より天然芝使われるというのは、やっぱりサッカーをやるには天然芝がいいということだというふうに思っています。

 若干時間がなくなってきましたので、少し走ります。

 次に、今、逢妻川の河川敷にサッカー場を整備すると、そんな話を聞いたことがあるものですから、そのあたりの状況について、予定についてお伺いします。



○議長(佐野泰基) 

 生涯学習部長・・・



◎生涯学習部長(武藤幹二) 

 県が進めております逢妻川河川改修事業にあわせ運動広場を整備してまいりますので、その中でサッカー場の設置について検討を行っております。

 以上であります。



○議長(佐野泰基) 

 中嶋祥元議員・・・



◆1番(中嶋祥元) 

 逢妻川河川改修事業にあわせてということですので、若干自由度の少ないところになるのかなということを頭に入れた上でしゃべらせていただきますと、今回いろいろ相談があったのが港町グラウンドということでございまして、港町グラウンドのちょっと改良を要望するに当たって現在の利用状況とどういった大会、というのはどのぐらいの規模で使われているのかというのを知りたいものですから、教えていただきたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 生涯学習部長・・・



◎生涯学習部長(武藤幹二) 

 港町グラウンドは天然芝であり、芝生の養生のため使用を土曜日と日曜日に限定しております。平成25年度に開催されました主な大会としては、本市サッカー連盟主催のKリーグ、中小体連の中学生新人戦大会、小学生のゴスペラーズカップなど、多くの大会が開催をされております。

 以上であります。



○議長(佐野泰基) 

 中嶋祥元議員・・・



◆1番(中嶋祥元) 

 ありがとうございます。

 確かに天然芝で、いい感じの芝になっているのか、僕らが使わないものですから何とも言えないんですけれども、実際、歩くといい芝なのかなというふうに感じを受けています。その中で、土日だけでも先ほど言われた75%も使われているので、やっぱり利用率が高いところだなというふうに思います。大会も多くありますので、と言いながらちょっと港町グラウンドにベンチだとか、常に日陰になるようなところも含めて見たときに、座るベンチがないなということを自分は思っていましたので、ベンチがないのはなぜかということを教えてください。



○議長(佐野泰基) 

 生涯学習部長・・・



◎生涯学習部長(武藤幹二) 

 港町グラウンドは天然芝ですので、芝生の適切な管理や養生のためコートを同じ位置で使用し続けないように適宜移動しておりますので、固定式のベンチの設置は難しいと考えております。

 以上であります。



○議長(佐野泰基) 

 中嶋祥元議員・・・



◆1番(中嶋祥元) 

 ありがとうございます。

 すみません、僕本当、今回、使う面をずらしながら使っているというの初めて知りましたので、これは固定してつくっちゃうと次困っちゃうなというのを理解はしました。

 ベンチは今、理解をまずしましたと。ただ、移動式ならいいのかなということを頭に置いて次の質問をしますと、港町グラウンド、先ほど申し上げた日陰が少ないところだというふうに思っていますので、昨今の夏、大変暑いものですから、そのあたり、熱中症の対策に日陰も少しは必要じゃないのかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。



○議長(佐野泰基) 

 生涯学習部長・・・



◎生涯学習部長(武藤幹二) 

 港町グラウンドは土地を借地して設置しておりまして、返却時には現状復帰することとなっておりますので、新たな設備の設置は困難であると考えております。利用の際には、備えつけのテントがありますので、必要に応じてテントを利用していただいております。

 以上であります。



○議長(佐野泰基) 

 中嶋祥元議員・・・



◆1番(中嶋祥元) 

 ありがとうございます。

 確かにテントといっても多分、運動会とか学校で使う大きいテントなので、大会には問題ないんでしょうけれども、少人数のチームで何かしようとしたときにわざわざ出さないので、それは個人でテントを自分で持ってきて、パラソルでもつければいいという理解でこの場は置いておきます。

 先ほどの答弁の中でございました。ちょっと要望を申し上げさせていただきたいんですけれども、借地がゆえになかなか施設設備の充実ができないということでありましたら、いろんなことを勘案しなきゃいけないんですけれども、借地ではなくて刈谷市の土地として購入も考えてみてはどうかなと、そういうことが可能かどうかを今後検討いただいてもいいんじゃないかなということだけ、要望として申し上げておきます。

 次に、硬式野球場、一番言いたかったことがここなので、11分でしゃべります。私がきょう最後のはずなので、皆さんしばらくお待ちください。

 まず、硬式野球場の整備、なぜこの問題を取り上げていくかといいますと、刈谷市にも実は硬式野球チームがあるのは知っています、大人ではなくて中学生以下ですけれども。その中でグラウンド、練習する場所がないと、何とかしてくれというのを私も野球をやっている人間として御相談を受けたことがあって、我々の企業のグラウンドをお貸ししたりしています。といっても、我々もグラウンドを使わなきゃいかんものですから、しょっちゅう貸すことはできないので、月に1回限定だよとか、そのような条件をつけながら我々のグラウンドを一部使ってもらったりしています。そういったような状況があったものですから、今回、野球場の整備についてお伺いする次第でございます。

 それでは、まず1つ目に、刈谷市と近隣市を含めて中学生以下の硬式野球チームはどのぐらいあるのか、数を教えていただきたいと思います。



○議長(佐野泰基) 

 生涯学習部長・・・



◎生涯学習部長(武藤幹二) 

 中学生以下の硬式野球につきましては、体育協会に加盟しておりませんので把握はしておりませんが、関係団体のウエブサイトによりますと、刈谷市に1チーム、安城市、碧南市、知立市、東浦町にも各1チームが確認できます。

 以上であります。



○議長(佐野泰基) 

 中嶋祥元議員・・・



◆1番(中嶋祥元) 

 ありがとうございます。

 今回、特に私は刈谷という冠の、一応彼らがつけた名前で動いているクラブチームがあるものですから、その中でいろいろな御相談があったということで、何とかしてあげたいなと。近隣市、そう数がないなというのが現実でございます。硬式野球、ここで練習をして、ここに所属する子たちはもう一個上へ上がったとき、高校へ上がったときにやっぱり甲子園を目指したいという、そういうような思いを持った子がたくさんおるということは聞いております。

 では、刈谷市内で硬式野球ができるグラウンドはどこがあるのか、教えてください。



○議長(佐野泰基) 

 生涯学習部長・・・



◎生涯学習部長(武藤幹二) 

 刈谷球場では硬式野球を行うことができます。

 以上であります。



○議長(佐野泰基) 

 中嶋祥元議員・・・



◆1番(中嶋祥元) 

 そうですね。刈谷球場、結局裏返したら1つしかないということが言えると思います。

 ちなみに、じゃ刈谷球場の使用率を教えてください。



○議長(佐野泰基) 

 生涯学習部長・・・



◎生涯学習部長(武藤幹二) 

 平成25年度の刈谷球場の使用率は、土曜日、日曜日で72.3%、平日では52.8%となっております。

 以上であります。



○議長(佐野泰基) 

 中嶋祥元議員・・・



◆1番(中嶋祥元) 

 ありがとうございます。

 いろいろな団体が押さえているものですから、72%、結構な使用率だというふうに理解をします。

 先ほど申し上げた各チームが練習場所を求めてアウトロー的にいろいろなところを回っているというのを相談を受けているものですから、硬式野球のせめて練習ができるグラウンドを新たに整備してはどうかなというふうに考えます。といってもお金がかかる話ですので、例えば逢妻川の河川敷のグラウンド、先ほどサッカーで整備をするという話がございましたので、ぜひ隣接する亀城公園の運動広場のC、D面、このあたりは何とか整備して使えるようにならないかなと、一番使えそうなところがそこなものですから、その整備の可能性についてお伺いします。



○議長(佐野泰基) 

 生涯学習部長・・・



◎生涯学習部長(武藤幹二) 

 逢妻川河川敷に整備を予定しております運動広場は、河川の洪水調整池を占用して整備するため、その中にある亀城公園運動広場も含め高いバックネットや防球ネットの設置には制約があり、硬式野球のできるグラウンドの整備は難しいと考えております。

 以上であります。



○議長(佐野泰基) 

 中嶋祥元議員・・・



◆1番(中嶋祥元) 

 要は、硬式野球の練習をさせられないというのは危険だということだと思います、一番は。なので、ネットを高くしたりする設備がつけられないということでございますね。そのあたりは、やっぱりかなりの部分で理解はできます。

 ただし、次の質問なんですけれども、でもやっぱり我々はどこかで場所を提供してあげたいという強い気持ちがございます。そういう気持ちがあって我々企業としても、本来我々が使うところを何とかいいよと言ってあげています。ただし、我々も練習をする際に当たっての条件をつけています。例えば、バッティングはだめだよ、走ったりキャッチボールはいいよ、そんなような条件をつけてやっているんですけれども、そういったような危険を回避する条件つきで使用を可能にすることはできませんか、お願いします。



○議長(佐野泰基) 

 生涯学習部長・・・



◎生涯学習部長(武藤幹二) 

 硬式野球は、軟式野球やソフトボールと比較して危険度も高く、打球の飛距離や音の大きさからグラウンド近隣の住民の方や他の利用者の理解を得ることは難しいと考えております。

 以上であります。



○議長(佐野泰基) 

 中嶋祥元議員・・・



◆1番(中嶋祥元) 

 最後のお答えは難しいということでございます。

 ここで難しいで終わっては私の立場上今回問題があるものですから、ぜひ武藤部長にも御理解をいただきたいのが、確かに硬式野球は大変危険です。例えば、グラウンドが悪くてイレギュラーしてちょっと当たればすぐ骨折します。おっしゃるとおり、ボールが飛んで車に当たったらガラスなんか必ず割れます。そのぐらいかたいボールでやっているものですから、おっしゃるとおり危険です。ただし、だからこそC、D面だけは、周りを勘案するとかなりの部分で危険が避けやすい場所だなというふうに思っています。

 もう一つ、先ほど近隣の住民の方の理解ということでありますけれども、ちょうどあそこは住宅が近くにないんです。若干離れています。ですので、音も土日の例えば昼の時間帯だけだとか、そんなことをしたら近隣の方にも理解を得られるんじゃないかなというふうに思います。

 ただ、唯一困るのは車をとめておるとその車に当たってしまうので、やっぱりネットは高くしたほうがいいのかなという、これは希望はあるんですけれども、先ほど言ったとおり、じゃバッティングはやめてくれればいいですということを言ってくれればできると、私はこれは必ずできるものだと思っているので、ここが難しいと考えてということで終わるんではなくて、ぜひそこを活用させていただきたいということをまず一つ要望しておきます。

 最後に、5分ありますので要望をさせていただきます。

 要望というのは、もう後ろの先輩議員からするとそんなこと言ったって仕方ないぞと言われるかもしれませんけれども、亀城公園を今回、城址公園として整備していきます。あそこに刈谷球場があったり亀城公園の運動公園があったりしますので全体のイメージも捉えていくと、あそこに刈谷球場があってもいいのかな、いや、ないほうがいいんじゃないかなというふうに思う気持ちもございます。と同時に、刈谷市の総合運動公園という真の総合というふうにするには、やっぱり総合運動公園のほうに野球場があってもいいのかなと。2つあれば2つあっても僕は全然構わないんですけれども、あってもいいのかなというふうに思っています。

 ですから、新しく建てる、これはお金が今幾らかかるか、まだ調べていないのでわからないですけれども、新しくつくるのも刈谷球場をやめて向こうに移すという考えでもいいんですけれども、できれば2つ残してほしいんですけれども、あそこに移してどうですか。例えば、どこかにマスカットスタジアムとかあるように、刈谷市でいくとアイリススタジアムとか、ちょっと23号から、うちの佐原議員もよくシティセールスの中でいろんなコマーシャルをつけたらどうと。外からアイリススタジアムとか見えたら何か格好いいかなというふうに思いながら、刈谷市に人を集めるコマーシャルとしていろんな注目を集めるためにはちょっとおもしろいアイデアだけれども、ちょっとお金がかかるのと場所を確保するのは大変なことなものですから、市長は笑みを浮かべられていますので厳しいことは重々わかってはいるんですけれども、やっぱりそういうことも一つ提案して、もう一回再度考えてもいいんじゃないかなというふうに、総合公園をつくるときにそういう案もあったともちらほらと聞いていますけれども、もう一度考えることをし始めてもいいのかなというふうに思います。

 もちろん、野球場だけではなくて、今あそこになりテニスコートであるだとか、そんなことの新設も考えてもいいんじゃないかなというふうに思っています。ぜひ、アイリススタジアム、注目を浴びる球場もひとつ将来に向けてつくっていくこともいいんじゃないかなと提案させていただきます。

 以上で1年半ぶりの質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(佐野泰基) 

 お諮りします。

 本日の会議はこの程度で延会し、残りの議事はあす4日午前10時から本会議を再開し、審議したいと思いますが、御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐野泰基) 

 異議なしと認めます。

 よって、本日の会議はこの程度で延会し、残りの議事はあす4日午前10時から本会議を再開し、審議することに決定しました。

 本日はこれで延会します。

                             午後4時12分 延会