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愛知県 刈谷市

平成 4年  3月 定例会 03月30日−07号




平成 4年  3月 定例会 − 03月30日−07号







平成 4年  3月 定例会



議事日程第8号

                           平成4年3月30日(月)

                             午前10時開議

日程第1 閉会中の継続審査申し出案件について

日程第2 議案第4号 刈谷市職員の育児休業等に関する条例の制定について

日程第3 議案第5号 刈谷市報酬額及び費用弁償額並びにその支給方法に関する条例の一部改正について

日程第4 議案第6号 刈谷市民会館条例の一部改正について

日程第5 議案第7号 刈谷市国民健康保険条例の一部改正について

日程第6 議案第8号 刈谷市国民健康保険税条例の一部改正について

日程第7 議案第9号 刈谷市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について

日程第8 議案第10号 刈谷市遺児手当支給条例の一部改正について

日程第9 議案第11号 刈谷市農業近代化資金助成に関する条例の一部改正について

日程第10 議案第12号 企業職員の給与に関する条例の一部改正について

日程第11 議案第13号 刈谷市火災予防条例の一部改正について

日程第12 議案第14号 刈谷市公共駐車場条例の一部改正について

日程第13 議案第15号 刈谷市立幼稚園保育料徴収条例の一部改正について

日程第14 議案第16号 刈谷市コミュニティ施設条例の一部改正について

日程第15 議案第17号 平成3年度刈谷市一般会計補正予算(第7号)

日程第16 議案第18号 平成3年度刈谷市刈谷小垣江駅東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)

日程第17 議案第19号 平成3年度刈谷市北刈谷第二土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)

日程第18 議案第20号 平成3年度刈谷市下水道事業特別会計補正予算(第3号)

日程第19 議案第21号 平成3年度刈谷市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)

日程第20 議案第22号 平成3年度刈谷市老人保健特別会計補正予算(第2号)

日程第21 議案第23号 平成3年度刈谷市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号)

日程第22 議案第24号 平成4年度刈谷市一般会計予算

日程第23 議案第25号 平成4年度刈谷市刈谷富士松土地区画整理事業特別会計予算

日程第24 議案第26号 平成4年度刈谷市刈谷半城土高須土地区画整理事業特別会計予算

日程第25 議案第27号 平成4年度刈谷市刈谷小垣江駅東部土地区画整理事業特別会計予算

日程第26 議案第28号 平成4年度刈谷市北刈谷第二土地区画整理事業特別会計予算

日程第27 議案第29号 平成4年度刈谷市下水道事業特別会計予算

日程第28 議案第30号 平成4年度刈谷市国民健康保険特別会計予算

日程第29 議案第31号 平成4年度刈谷市老人保健特別会計予算

日程第30 議案第32号 平成4年度刈谷市交通災害共済事業特別会計予算

日程第31 議案第33号 平成4年度刈谷市水道事業会計予算

日程第32 議案第34号 刈谷市税条例の一部改正について

日程第33 議案第35号 刈谷市都市計画税条例の一部改正について

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本日の会議に付した事件

 1 閉会中の継続審査申し出案件について

 2 議案第4号 刈谷市職員の育児休業等に関する条例の制定について

 3 議案第5号 刈谷市報酬額及び費用弁償額並びにその支給方法に関する条例の一部改正について

 4 議案第6号 刈谷市民会館条例の一部改正について

 5 議案第7号 刈谷市国民健康保険条例の一部改正について

 6 議案第8号 刈谷市国民健康保険税条例の一部改正について

 7 議案第9号 刈谷市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について

 8 議案第10号 刈谷市遺児手当支給条例の一部改正について

 9 議案第11号 刈谷市農業近代化資金助成に関する条例の一部改正について

10 議案第12号 企業職員の給与に関する条例の一部改正について

11 議案第13号 刈谷市火災予防条例の一部改正について

12 議案第14号 刈谷市公共駐車場条例の一部改正について

13 議案第15号 刈谷市立幼稚園保育料徴収条例の一部改正について

14 議案第16号 刈谷市コミュニティ施設条例の一部改正について

15 議案第17号 平成3年度刈谷市一般会計補正予算(第7号)

16 議案第18号 平成3年度刈谷市刈谷小垣江駅東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)

17 議案第19号 平成3年度刈谷市北刈谷第二土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)

18 議案第20号 平成3年度刈谷市下水道事業特別会計補正予算(第3号)

19 議案第21号 平成3年度刈谷市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)

20 議案第22号 平成3年度刈谷市老人保健特別会計補正予算(第2号)

21 議案第23号 平成3年度刈谷市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号)

22 議案第24号 平成4年度刈谷市一般会計予算

23 議案第25号 平成4年度刈谷市刈谷富士松土地区画整理事業特別会計予算

24 議案第26号 平成4年度刈谷市刈谷半城土高須土地区画整理事業特別会計予算

25 議案第27号 平成4年度刈谷市刈谷小垣江駅東部土地区画整理事業特別会計予算

26 議案第28号 平成4年度刈谷市北刈谷第二土地区画整理事業特別会計予算

27 議案第29号 平成4年度刈谷市下水道事業特別会計予算

28 議案第30号 平成4年度刈谷市国民健康保険特別会計予算

29 議案第31号 平成4年度刈谷市老人保健特別会計予算

30 議案第32号 平成4年度刈谷市交通災害共済事業特別会計予算

31 議案第33号 平成4年度刈谷市水道事業会計予算

32 議案第34号 刈谷市税条例の一部改正について

33 議案第35号 刈谷市都市計画税条例の一部改正について

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出席議員(32名)

     1番 岡本博和君  2番 井上 勉君

     3番 川合友治君  4番 星野雅春君

     5番 藤井 理君  6番 佐原祐三君

     7番 佐野泰基君  8番 杉浦世志朗君

     9番 月脚治隆君 10番 渡辺公造君

    11番 神谷貞明君 12番 長沢清之君

    13番 岡田正之君 14番 長谷川稔明君

    15番 近藤 勲君 16番 宮田 鈞君

    17番 渡辺金也君 18番 水沢利雄君

    19番 稲垣鍵一君 20番 伊藤直樹君

    21番 石川良雄君 22番 遠藤時彦君

    23番 加藤和義君 24番 鈴木重明君

    25番 近藤拓治君 26番 久野金春君

    27番 近藤天海君 28番 本多耕三君

    29番 井上和恵君 30番 伊藤達夫君

    31番 酒井 博君 32番 野村彦次君

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説明のため議場に出席した者(21名)

   市長        角岡 与君 助役        青木くに雄君

   収入役       宮田幸一君 教育長       近藤啓七君

   市長公室長     小山栄俊君 総務部長      山岡種臣君

   市民部長      加藤直樹君 福祉部長      稲垣健允君

   経済環境部長    平山昭雄君 建設部長      林  尚君

   都市計画部長    稲垣利彦君 開発部長      渡辺恒夫君

   水道部長      近藤尚道君 消防長       江坂素一君

   教育部長      三浦俊正君 庶務課長      杉浦功一君

   税務課長      戸田勝三君 保険年金課長    佐藤敏昭君

   管理課長      岡本鉄也君 教育委員会庶務課長 鈴木しん吾君

   体育課長兼国民体育 西口俊文君

   大会準備室長

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職務のため議場に出席した事務局職員(7名)

      議会事務局長   斎藤輝雄君

      議会事務局長補佐 沢田万寿男君

      庶務係長     鈴木哲雄君

      議事係長     小林俊雄君

      主査       加藤孝史君

      書記       石川敏彦君

      書記       神谷孝彦君

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                           午前10時09分開会



○議長(酒井博) 

 ただいまから、本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付いたしてあります議事日程表のとおりでありますので、御了承を願います。

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 これより日程に入ります。

 日程第1、閉会中の継続審査申し出案件についてを議題といたします。

 文教委員会委員長から、現在委員会において審査中の事件につき、会議規則第71条の規定により、お手元に配付いたしました申し出案件のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。

 この際、お諮りいたします。

 文教委員会委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(酒井博) 

 御異議なしと認めます。

 よって、文教委員会委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。

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 次に、日程第2から日程第8まで、すなわち議案第4号刈谷市職員の育児休業等に関する条例の制定についてから議案第10号刈谷市遺児手当支給条例の一部改正についてまでの7議案を一括して議題といたします。

 7議案につきましては、さきに審査を付託いたしました総務福祉委員会の審査の経過並びに結果についての報告を委員長よりお願いいたします。

 総務福祉委員会委員長・・・

          (登壇)



◆総務福祉委員会委員長(加藤和義) 

 おはようございます。御指名によりまして、さきの本会議において総務福祉委員会に付託されました議案第4号刈谷市職員の育児休業等に関する条例の制定についてから議案第10号刈谷市遺児手当支給条例の一部改正についてまでの7議案につきまして、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 委員会は3月12日午前10時より委員会室において委員7人、議長、副議長、当局より市長、助役を初め関係部課長の出席を求め開催いたしました。

 付託されました案件につきましては、関係課長より説明を聞いて慎重に審査いたしました。委員会における主な審査を要約して報告いたします。

 まず、議案第4号刈谷市職員の育児休業等に関する条例の制定についてでありますが、育児休業について臨時職員はどうなるのか。また夫婦が交代でとれるのか。判定はどのようにするのかという質問に対して、過去の実績から、平成4年度の出産予定者は14、5人と見ており、そのうち保母、教諭が大半で、9割近くが育児休業の対象になるのではないか。臨時職員については、法律の趣旨から短期の雇用契約である臨時職員は該当にならない。また、判定は、任命権者が、職員の申請により関係書類を確認の上積極的に認めることになるが、夫婦の交代については、病気等の特殊な場合を除き、基本的には一方のみを認めることになるとの答弁がありました。また、育児休業をとりにくいというのが現状のようであるため、できるだけ活用できるよう協力体制をとるよう要望がありました。

 次に、議案第5号刈谷市報酬額及び費用弁償額並びにその支給方法に関する条例の一部改正についてでありますが、農地課税審議会について質問があり、生産緑地法の絡みで審議会が廃止になるとの答弁がありました。

 次に、議案第6号刈谷市民会館条例の一部改正についてでありますが、練習室の将来の利用見通しについての質問があり、練習室は二重防音装置、換気も対処しており、生楽器等クラシック関係の利用が多いのではないか。また、4月になってからもう少し宣伝をしていきたいとの答弁がありました。

 次に、議案第7号刈谷市国民健康保険条例の一部改正についてでありますが、助産費及び葬祭費の適用基準日について、また近隣市の状況についての質問があり、適用基準日については、4月1日以降に出産または葬祭を行った場合に適用される。また、近隣市の状況について、助産費について、県下はほぼ24万円と聞いており、葬祭費については5万円と6万円がほぼ半々ぐらいであるが、西三河についてはすべて6万円であるとの答弁がありました。

 次に、議案第8号刈谷市国民健康保険税条例の一部改正についてでありますが、今回の改正の必要性について及び一般会計からの繰入金と6億の剰余金についての質問があり、賦課限度額の改正については、平成元年に39万から40万に改正しており、その後、国の方から4月1日以降46万円に合わせるよう指導されており、また、4月以降に15市が42万円になる予定であるとの答弁がありました。なお、賦課限度額の改正により約3,700万程度の増収が見込まれるが、逆に所得割額及び資産割額の率の引き下げにより1,400万程度の減収が見込まれる予定であり、これに合わせて、葬祭費と助産費の引き上げに伴う財源が2,400万見込まれているということで、3年間据え置きました限度額の引き上げをお願いしたいという答弁がありました。

 また、一般会計からの繰入金については、繰越金、一般会計を除外した場合の単年度の歳入歳出欠損の数字を根拠に、実績程度ということで、毎年約1億8,000万円いただいており、剰余金の6億については、予測されない医療費の増に対する準備金という解釈で、医療費の約5%以上を積立金または繰越金で確保するという国の方の指示があり、また現在の金額については単年度収支だけの結果ではなく、退職者医療制度ができ昭和61年に国保会計が危機に至り、大幅な一般会計からの繰り入れがされた経緯もあるとの答弁がありました。

 以上のような質疑の結果、国保会計が窮迫しているという理由ではなく、国の指導や他市との均衡を保つためなら今回改正する理由が乏しい。また、余剰金があるなら、一般会計の繰り越しを入れる必要はないとの理由から反対意見がありました。

 次に、議案第10号刈谷市遺児手当支給条例の一部改正についてでありますが、現在の遺児手当支給人数及び改正に伴う人数について質問があり、遺児手当は、9月、3月が支給月になっており、9月では484名支給しており、改正に伴い15歳から16歳に切り上がるのは、現在のところ88名であるとの答弁がありました。

 以上の結果、議案第8号刈谷市国民健康保険税条例の一部改正について、一部に反対の意見がありましたので、起立採決の結果、起立多数をもって原案どお承認することに決しました。

 他の6議案につきましては、いずれも原案のとおり承認することに決しました。

 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(酒井博) 

 ただいまの委員長報告に対する質疑、討論をお許しいたします。

 29番井上和恵君・・・



◆29番(井上和恵) 

 議案第8号刈谷市国民健康保険税条例の一部改正についてであります。

 ただいま、委員会の方で論議をされた中身について御報告がありました。時間上質問いたしませんが、大事な点について討論が抜けていると思うんですね。それはと言いますと、他市が42万円が限度額だから刈谷市もそこまで引き上げたい。国が46万円を指導しているからなどと言っておりますけれども、刈谷市の国民健康保険税の体制というものが、他市に比較をして非常に中間層に高い。今回、この1年有余にわたる全国的な国民健康保険税の引き下げ運動ですね、これが始まりまして、その大きな世論に押されて、今回刈谷市も資産割で5%、所得割で5%引き下げをしました。しかし、その中身を見ますと、所得割は339万円の増収になるわけですね。5%引き下げても増収になる。資産割は文字どおりの引き下げになりますけれども、最高限度額を2万円引き上げますと、これは相殺をされて全体の値下げにはなっていない。だから、国民健康保険税は高い。安城あたりからやって来ると倍ぐらいかかる。間違いじゃないかと言って、保険税の事務窓口ですね、そこにやって来る市民もいるわけです。それはどういうことかといいますと、刈谷市の場合、もちろん低所得者が安心して医療にかかれるようにということで、世帯割、人頭割ですね、そういうもの、人数割、そういうものを抑えております。そのことについては、これまで高く評価をしてきたところですけれども、そのはね返りですね、その財源をどこに求めているかといいますと、300万以上500万以下の収入の世帯にこれを求めている。だから、この世帯が非常に高いんですね。例えば、お隣の安城の例を申しますと、安城では550万に相当する総収入の方が25万円の保険料です。刈谷市の場合は、500万の方は42万円の保険税です。こういう方が、2万円引き上げますと、40万円ですねこれまで。ところが、文字どおりこういう方が42万円になってしまうんです。だから、限度額の引き上げというのは、その中間層の不公平を是正して、私は、初めて他市と比較するという、そういうことに該当すると思うんですね。そういう仕組みについて一切討論もせず、そしてまた、当局もそういう資料を出さない。私が一般質問で言って、出しなさいと言っても出さない。できないと言っております。そんなばかなはずがないんです。今コンピューターの時代で。電算に入っているんですから。1万1,000世帯、これについてどういう階層が、どういうモデルでと言えば、全部出てくるようにするべきが、私は、今回の値上げに対する正当な根拠だと思うんですね。こういうものも出さないで引き上げます。大きい反対運動の中で、助産費それから葬祭費、これも大幅な引き上げになりました。こういうことは評価をしながら、1日も早く、こうした中間層の是正、とりわけマイホームをほんのわずかですけれども持っている、そういう資産を持っている方々の税が非常に高いということで、税負担を強く感じている市民に対して、やっぱりこれを是正していただく。これが今後の課題ではないかと思います。

 そういう理由から、今回42万円限度額の引き上げに対して反対をさせていただきたいと思います。以上です。



○議長(酒井博) 

 ほかに質疑、討論もないように思われますので、これにて質疑並びに討論を終結いたします。

 7議案についての委員長報告は、いずれも原案可決であります。

 これより採決いたします。

 まず、議案第8号刈谷市国民健康保険税条例の一部改正について採決いたします。

 本案は、委員長報告のとおり決するに賛成のお方は御起立を願います。

           〔賛成者起立〕



○議長(酒井博) 

 起立多数と認めます。

 よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。

 次に、ただいま採決いたしました1議案を除く他の6議案について採決いたします。

 議案第4号から議案第7号、議案第9号及び議案第10号までの6議案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(酒井博) 

 御異議なしと認めます。

 よって、6議案は委員長報告のとおり可決いたしました。

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 次に日程第9から日程第11まで、すなわち議案第11号刈谷市農業近代化資金助成に関する条例の一部改正についてから議案第13号刈谷市火災予防条例の一部改正についてまでの3議案を一括して議題といたします。

 3議案につきましては、さきに審査を付託いたしました経済環境委員会の審査の経過並びに結果についての報告を委員長よりお願いいたします。

 経済環境委員会委員長・・・

           (登壇)



◆経済環境委員会委員長(久野金春) 

 御指名によりまして、さきの本会議において経済環境委員会に付託されました議案第11号刈谷市農業近代化資金助成に関する条例の一部改正についてから議案第13号刈谷市火災予防条例の一部改正についてまでの3議案について、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 委員会は3月13日午前10時より委員会室において委員全員、議長、副議長、当局より市長、助役を初め関係部課長の出席を求め開催いたしました。

 付託されました案件については、関係課長より説明を聞いて慎重に審査いたしました。

 委員会における主なる質疑、審査の概要を御報告申し上げます。

 まず、議案第11号刈谷市農業近代化資金助成に関する条例の一部改正についてでございますが、貸付限度額が5倍から10倍に引き上げられた理由は何か、こういう質問に対し、生産緑地法の関係で、生産緑地に対する国の融資制度の充実が図られたことに伴って引き上げるものであり、既に、県でもこの額が設定をされているので、県の融資と合わせて市の融資を受け入れられる方もあるので、県の融資額等に合わせてまいりたいということで提案したものである。こういう答弁がございました。

 農業近代化のために、農業後継者の問題はどうしていくのかと。農業に将来的見通しがないという声を若い人から聞くが、具体的な後継者対策をどのように進められているのか。こういう質問に対し、刈谷市は水稲を中心とした土地利用型農業が主となっているが、後継者の育成というものは非常に難しいと感じている。しかし、花や果樹等については後継者もあり、温室等をつくって規模拡大に努めており、近代化資金等の融資制度の活用をしていくようお願いをしている。後継者不足を解消するためにどうするかということであるけれども、今、各集落で営農改善組合の設立をお願いし、その集落の抱えている問題について、地域のリーダーの方々が、その集落の農業をどのような形て守っていくか。どうして後継者を育成していくか。営農改善組合という調整組織の中で、十分話し合いを進めていこうということで、現在、営農改善組合設立を推進している。こういう答弁がございました。

 また、近代化資金の貸付金の金利について、工業近代化資金は無利子のものもある。農業近代化資金の金利はどうかと、こういう質問が行われ、農業近代化資金の基準金利は7.7%で、そのうち国が1.325%、県が1.325%、市が1.0%、こういうふうにして利子補給をし、個人等の金利は4.05%になる。こういう答弁がございました。

 これに対し、工業近代化資金は無利子というものが大分出ているようなので、農業関係についても金利をできる限り安くし、農家を支え、緑を守るよう、県の方へお願いをしてほしいという意見が述べられました。

 続いて、議案第12号企業職員の給与に関する条例の一部改正についてでございますが、これについては、育児休業奨励金とか、育児休業給付助成金とかを事業主が支払う、支払わないというようなことが以前あったような気がするが、そういうものはあるのかないのか。また、市役所に適用されるのかどうか。こういう質問がなされ、当局からは、旧法の時代のことと思うが、そういう事例は聞いていない、こういう答弁がございました。

 引き続いて、要望として、昇給延伸とか退職金へのはね返りが考えられるので、改善措置をお願いしたい。また、市の場合の共済組合の掛金分の個人負担部分についても、改善措置をできるだけ早くやっていただきたいとの意見が申し述べられました。

 引き続いて、議案第13号刈谷市火災予防条例の一部改正についてでございますが、今度の改正で、劇場だとかディスコ、キャバレーなどは、今回の条例改正でどういう影響を受けるのか。現状の設備を改善しなければならない部分はどうなるのか。7月1日から施行ということだが、簡単に切りかわっていくのかどうか。こういう質問が行われ、劇場等については、既設のものについては従前どおりということであり、7月1日の施行日以降のものが該当するということで、影響はないと考えている。この条例の主だった改正は、火を使用するところ、厨房施設あるいは給油設備等だが、現在の厨房施設についてのダクト等、そういったところの安全装置については、昭和60年以降設置したものは、ほとんどそういうものがつけられている。一般家庭にはそういう設備はなく、営業用の厨房施設が該当するものだが、ほとんど影響はないという答弁がなされました。7月1日以降のものに適用するという答弁だったけれども、今回、法令が施行されるということで、劇場の非常口とか消火対象物については、早急に直さなければならぬというようなふうに聞いているがその辺はどうかと、こういう質問に対し、そういうものは建設省の住宅局から出されたもので、劇場等については、改修なり部分的に直すということであるようだが、今回の火災予防条例とは別のものと、こういう答弁がなされました。したがって、どうもよくわからないが、例えば避難口などは新条例に合わなくても、既設のものでは直さなくてもいいのかという再質問もなされ、劇場等については施錠の管理ということが盛り込まれたけれども、それについては1年間の経過措置があるので、そのほかの項目については、従来どおりでほぼ問題がないのではないかという答弁でありました。

 この改正等について、行政指導、周知徹底についてどうするのか。こういう質問に対して、一般家庭に関係する条項は少ないけれども、市民だより等による広報あるいは関係機関に今回の改正点を配付し、趣旨を徹底させる。

 もう一つは、消防機関による防火査察。これを通じて、現場においてもきめ細かく安全性を訴えていく、こういう答弁がございました。

 以上のような質疑を経て、いずれも原案のとおり承認することに決しました。

 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(酒井博) 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑、討論をお許しいたします。

 別に質疑、討論もないように思われますので、これにて質疑並びに討論を終結いたします。

 3議案についての委員長報告は、いずれも原案可決であります。

 これより採決いたします。

 3議案は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(酒井博) 

 御異議なしと認めます。

 よって、3議案は委員長報告のとおり可決いたしました。

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 次に日程第12、すなわち議案第14号刈谷市公共駐車場条例の一部改正についてを議題といたします。

 本案につきましては、さきに審査を付託いたしました建設委員会の審査の経過並びに結果についての報告を委員長よりお願いいたします。

 建設委員会委員長・・・

           (登壇)



◆建設委員会委員長(水沢利雄) 

 御指名によりまして、さきの本会議において建設委員会に付託されました議案第14号刈谷市公共駐車場条例の一部改正につきまして、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 委員会は3月16日午前10時より委員会室において委員全員、副議長、当局より市長、助役を初め関係部課長の出席を求め開催をいたしました。

 付託されました案件につきましては、関係課長より説明を聞いて慎重に審査をいたしました。

 審議の参考のため、委員会における主な質問、意見を要約して御報告を申し上げたいと思います。

 社会福祉協議会からシルバー人材センターへの改正により、高齢な障害者の取り扱い、若くて労災等で車いすの生活になった障害者の受け入れについての質問に対しまして、障害者の方から希望があれば、社会福祉協議会で採用して業務を行ってきた重度の障害者、車いすでの対応ということもあり、利用者の苦情も多々あったので、上限は65歳を目安にした。協議会の登録の方は現在1人になったが、障害者からの希望があれば、シルバー人材センターに登録していただくことになる。現在、アルバイト10人にて業務を行っているのが実情であり、働きたい職場が欲しい障害者の方に、働けないということがないように、アルバイト的な方法で受け入れていきたいとの答弁がありました。

 市内の有料の公共駐車場の神田、御幸、寺横駐車場をシルバー人材センターに移行することにより、収益と雇用人員、勤務時間についての質問に対しましては、13人をローテーションの枠とし、神田駐車場は常時1人、御幸駐車場、寺横駐車場は2人で業務を行っており、平成3年度は人件費等で1,300万円を委託料として支出をしている。切りかえに伴い850万円を計上しているが、その差額は福祉部から社会福祉協議会に支出される予定である。勤務時間は、午前8時30分から午後6時であり、1週間3日ないし4日という余裕を持った勤務状態にしているとの答弁がありました。

 また、要望意見として、中規模の無料駐車場について、条例による有料駐車場との整合性を考えていくべきであるとの意見。駐車場の空き状況の表示の必要性の意見に対しましては、平成4年度予算において、刈谷市全体の駐車場計画作成の委託料を計上しており、今後、全市的に考えていきたいとの補足答弁がなされました。

 以上の結果、原案どおり承認することに決しました。

 よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。



○議長(酒井博) 

 ただいまの委員長報告に対する質疑、討論をお許しいたします。

 別に質疑、討論もないように思われますので、これにて質疑並びに討論を終結いたします。

 本案についての委員長報告は、原案可決であります。

 これより採決いたします。

 本案は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(酒井博) 

 御異議なしと認めます。

 よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。

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 次に日程第13及び日程第14、すなわち議案第15号刈谷市立幼稚園保育料徴収条例の一部改正について及び議案第16号刈谷市コミュニティ施設条例の一部改正についての2議案を一括して議題といたします。

 2議案につきましては、さきに審査を付託いたしました文教委員会の審査の経過並びに結果についての報告を委員長よりお願いいたします。

 文教委員会委員長・・・

           (登壇)



◆文教委員会委員長(神谷貞明) 

 御指名によりまして、さきの本会議において文教委員会に付託されました議案第15号刈谷市立幼稚園保育料徴収条例の一部改正について及び議案第16号刈谷市コミュニティ施設条例の一部改正についての2議案について、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 付託されました2議案につきましては、3月17日委員会を開催し委員会室において委員全員、議長、当局より市長、助役、教育長初め関係部課長の出席を求め、関係課長より説明を聞いて慎重に審査いたしました。

 委員会における主な質疑等を要約して報告いたしますと、議案第15号刈谷市立幼稚園保育料徴収条例の一部改正について。今回の改正は、前回の改正から3年を経過していること。また、消費者物価の上昇等諸般の情勢により値上げをするということだが、3年を一つのめどにして今後も値上げをしていくのか。また、値上げをする具体的な根拠はとの質問に対し、この値上げについては、3年を経過したからということではなく、現実にその間が経過したということで、中身としては、物価の上昇だとか、他市の状況を勘案し値上げをするということで、年限によって値上げをするものではない。また、具体的には、給与関係については平成元年度の人事院の勧告を100とすると、平成3年度においては107.52、物価の関係については平成元年度の刈谷市の消費者物価指数の教育費を100とすると、平成3年度は107.6という数字になり、こういうことを考慮し、今回7.35%のアップをお願いしているとの答弁があった後、他市と比較しても、刈谷市が一番安いとは限らず、また3年間で値上げをするという慣例になってくるのではなかろうかということで、反対であるとの態度表明がありました。以上のような質疑等の結果、議案第15号刈谷市立幼稚園保育料徴収条例の一部改正について一部に反対意見があり、起立採決の結果、起立多数をもって原案のとおり承認することに決しました。

 また、議案第16号刈谷市コミュニティ施設条例の一部改正については、原案のとおり承認することに決しました。

 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(酒井博) 

 ただいまの委員長報告に対する質疑、討論をお許しいたします。

 29番井上和恵君・・・



◆29番(井上和恵) 

 議案第15号刈谷市立幼稚園保育料徴収条例の一部改正について、反対の討論を述べたいと思います。

 委員会の論議の中でもありましたように、別に3年という期限を設けていない。それから、他市との比較等を挙げておりますけれども、いろいろと根拠が薄いんですね。と申しますのは、この物価の指数といいましてもそうですけれども、大体この刈谷市は、全小学校区に1幼稚園。これは全国でもまれに見る幼・小連動教育というのかね、就学前教育の幼稚園化、これが進んだ市なんですね。当時、土地代も先生の人件費も国から出ない。全く援助がない。そういうときにこれは建てた、出しました方針で、ことし平成幼稚園ができまして、朝日にありませんけれども、重原にあるとか、井ヶ谷にあるということで、1小学校1幼稚園、これが定着しております。そういう経過からしまして、物価の値上げとか、それから他市とか、そういうことでは比較にならないこの刈谷の幼稚園教育の歴史的な背景があるわけです。だから、私思うんですけれども、全くこれはとってくっつけて、3年ごと、そろそろ上げにゃいけないかなと、こういうような状況で値上げをしてきたというもので、決して物価等に合わせてね、500円の値上げはどうか。そういうことになったら、高いとか低いとか根拠にならないと思うんですね。それから、一番問題は中身ですね。この数年間にわたって、刈谷市の子供がどんどんどんどん他市の私立幼稚園に流出してしまう。公立の幼稚園は子供減りもあわせて閑古鳥が鳴く。当時、教室が足りなくて、講堂まで保育室に使っておったものが、今ではもう空き教室が二つ三つふえて、そこにはいつもダンボールとか空き缶、こういうものが集まっている。教育の目的に使うべきではないか。こういうことを私厳しく言ったこともありますけれども、そういうことも含めて、対策として、3歳保育を開始しました。

 これは、私は、対策としては非常に前進的だと思うわけですけれども、やはり、お母さん方、父兄の中で潜在的にあるものは、やはり、他市で行っているような幼稚園に給食も行ってまいりたい。それから、午後すぐ帰してしまう。1時半の保育。少なくとも2時とか2時半、他市並みにしてもらいたい。こういう要望が強いわけですね。だから、私は、こういう潜在的な要望をまず解決をして、それからですね、保育料の問題もお願いしていく、検討していく、こういうことが、私は筋だというふうに思うわけです。だから、今回500円ということが高いとか安いとかいう問題以前の問題として、私は、今、政府、とりわけ厚生省が1.53ショック、子供を産まなくなってしまった。何とかしてこれを支援していかにゃいかんという、慌てて方向を出しているわけです。それを受けて、保育園の方は、全国的に保育料の値下げもあり、また値上げが据え置き、こういう状況が続いております。

 刈谷市も、もう既に3年にわたって保育料の据え置きが行われているわけで、私は、そういうことを背景にしますと、幼稚園も、今の時期に私は改正すべきでない、こういう意見を持っております。したがって、この議案第15号については反対をさせていただきます。以上です。



○議長(酒井博) 

 ほかに質疑、討論もないように思われますので、これにて質疑並びに討論を終結いたします。

 2議案についての委員長報告は、いずれも原案可決であります。

 これより採決いたします。

 まず、議案第15号刈谷市立幼稚園保育料徴収条例の一部改正について採決いたします。

 本案は、委員長報告のとおり決するに賛成の方は御起立を願います。

           〔賛成者起立〕



○議長(酒井博) 

 起立多数と認めます。

 よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。

 次に議案第16号刈谷市コミュニティ施設条例の一部改正について採決いたします。

 本案は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(酒井博) 

 御異議なしと認めます。

 よって、本案は委員長報告のとおり決しました。

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 次に日程第15から日程第31まで、すなわち議案第17号平成3年度刈谷市一般会計補正予算から議案第33号平成4年度刈谷市水道事業会計予算までの17議案を一括して議題といたします。

 17議案につきましては、さきに審査を付託いたしました予算審査特別委員会の審査の経過並びに結果についての報告を委員長よりお願いいたします。

 予算審査特別委員会委員長・・・



◆予算審査特別委員会委員長(鈴木重明) 

           (登壇)

 御指名によりまして、さきの本会議において予算審査特別委員会に付託されました議案第17号平成3年度刈谷市一般会計補正予算から議案第33号平成4年度刈谷市水道事業会計予算についてまでの17議案について、委員会での審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 委員会は3月11日本会議終了後直ちに議場において開催し、付託されました案件につきましては、より慎重に審査するため、総務福祉、経済環境、建設、文教、都市開発、刈谷市総合運動公園及び議会運営の7分科会を設置し、それぞれ関係分を付託の上審査することに決定し、3月12日から26日までの15日にわたりまして各分科会を開催し、それぞれ審査を願いました。

 さらに、3月27日午前10時より議会会議室において委員会を開催し、各分科会委員長より分科会での審査の経過と結果を御報告願いまして、慎重に審査をいたしました結果、議案第24号平成4年度刈谷市一般会計予算について及び議案第30号平成4年度刈谷市国民健康保険特別会計予算についての2議案について、一部に反対の意見がありましたので、起立採決の結果、起立多数をもっていずれも原案どおり承認することに決しました。他の15議案については、いずれも原案どおり承認することに決しました。

 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(酒井博) 

 議案第24号平成4年度刈谷市一般会計予算に対して、石川良雄君外3人から修正案が提出されました。

 この際、提出者代表より説明を願います。

 21番石川良雄君・・・

           (登壇)



◆21番(石川良雄) 

 提出者を代表いたしまして、本定例会に提出いたしました議案第24号平成4年度刈谷市一般会計予算に対する修正案について、提出に至るまでの経緯とその理由及び内容につきまして御説明をさせていただきます。

 本3月定例会に当局より提案されております平成4年度当初予算のうち、刈谷グランド改修事業の関係予算につきましては、本定例会の一般質問や関係の委員会・分科会で多くの議員諸兄より、問題点や矛盾点について数多く指摘されましたことは、御承知のとおりであります。

 そこで、真相を御理解いただき、冷静なる判断をいただくためにも、刈谷グランド改修事業の今までの経過と議会での論点を整理して、御説明しなければなりません。

 この刈谷グランド改修事業の始まりは、昭和62年12月の文教委員会で、当局より、中日球団よりこのグラウンドではオープン戦はできない旨の報告があって以来、市長よりも構想を早く検討したいとの答弁があり、昭和63年3月定例会に、刈谷グランド改修基本調査委託料として1,163万円を予算計上し、議会はこれを承認いたしました。

 そして、翌平成元年3月定例会には、刈谷グランド改修実施設計委託料として3,700万円が計上されました。議会は、これを承認いたしましたが、今にして思えば、このような大型事業で、実施設計のもとともなる前年度予算で委託した刈谷グランドの基本調査の結果報告は、当局からは全くないままに実施設計委託料3,700万円を承認いたしました。

 さらに、同年の9月定例会に、再び刈谷グランド改修実施設計委託料として2,070万円も補正予算として計上され、議会や委員会では、この件については全く質疑もなく承認をされております。

 翌、平成2年3月定例会の当初予算に、刈谷グランド取壊し工事費として8,000万円が予算計上され、当局からは、実施設計の結果も何ら報告なく、これを議会は承認いたしました。しかし、同年の6月定例会の文教委員会で、刈谷グランド取壊し工事費については、グラウンド内の底地に国有地や私有地など、未処理の問題が新たに発覚し、工事着工がおくれるとの答弁がありました。ちょうどこの時期に、総合運動公園内の5万人専用サッカー場建設事業が議会内で急速に問題化し、その結果、議員の総意として、議長名で、平成2年6月21日に、市長あてに、総合運動公園建設事業に対する提言をいたしました。その中に、刈谷グランドを含めた体育施設の整備改修に当たっては、総体的な見地に立って計画的な推進を図られたいと、要請文が提出されております。

 このような状況の中で、平成2年8月の文教委員会で、刈谷グランドの取り壊しに関する質問に答えて、当局から、グラウンド内の底地処理の問題が発生し、年内の取り壊しは危ぶまれる旨の答弁があり、同年9月の全員協議会の席上で、助役より、議会より提出された提言の回答として、体育関連施設の整備や改修に当たっては、今後よく検討してまいりたいとの答弁と、あわせて刈谷グランドの取壊し工事については、今後相談してまいりたい旨の答弁もありました。

 さらに、9月19日の文教委員会で、亀城公園内の刈谷グランドの占める建ぺい率の問題も質疑され、ますます問題の複雑さと当局の仕事の進め方に論議が集中しました。そして、ついに9月20日には、新聞紙上に、刈谷グランドの取り壊しを本年度は中止する、との内容の記事が掲載され、このようなことに対し、9月21日の文教委員会並びに全員協議会で、市長は陳謝する一幕もありました。

 一方、平成2年10月11日の建設委員会において、亀城公園の拡張について、体育館北側の1.2ヘクタールを買収して拡張し、当面は国体の相撲練習場などに利用したい、そして、国体終了後は公園の一部として整備するという説明がありましたが、後日発表された刈谷グランドの実施設計関係資料から見ると、亀城公園内の刈谷グランド改修後の建ぺい率が、公園法で規定されている7%以下という規定に対して、この拡張用地1.2ヘクタールがもしも入っていなければ7.33%となり、規定をオーバーしてしまいます。公園拡張用地1.2ヘクタールを加えて、ようやく6.86%になることが資料から判明をいたしました。

 このように、実施設計予算を決定してから1年後、さらに取壊し予算も、議会が承認してから何と7ヵ月も経過した平成2年10月15日の文教委員会で、初めて刈谷グランド改修整備事業について、実施設計結果の概要報告がありました。

 ここで初めて、当局より、グラウンドの改修事業費が約30億円強との説明や、平面図からグラウンドの広さが両翼92メートルしかとれないことや、さらには、道路や河川、住宅に囲まれて、かなり無理のある設計になったことも、この時点で明らかになりました。このことは、10月26日の全員協議会でも同様の報告がなされました。そして、平成2年12月定例会で、当局より、刈谷グランド取壊し工事費8,000万円を減額補正し、正式にグラウンドの取り壊しは白紙に戻されました。

 このように、当局の不手際な計画の進め方や議会への対応など、数々の問題が実施設計委託料を議会が承認してから次々に発生したことは、まことに残念でなりません。

 これも第4次刈谷市総合計画にグラウンドの全面改修が位置づけされておらず、かつ実施設計委託料を予算計上する前に、基本設計の結果を議会に報告し、協議してから進めるべきところを、小出しの資料で先急ぎの審議をした大きな過ちの不幸な結果と言わざるを得ません。

 ついに平成3年5月の建設委員会や全員協議会で、刈谷グランドの建ぺい率やグラウンドの広さなどの問題に加えて、亀城公園の将来計画も含めて、刈谷グランドの位置を考え直すべきとの意見など、改築の意見、移転の意見、慎重論の意見が出され、当時の議長は、これを聞き置くこととしましたが、その後7月の市長並びに市議会議員選挙もあり、刈谷グランド改修問題は、議会からも当局からも、正式な機関で協議することは本年1月7日までありませんでした。

 この問題が、議会側の俎上に上がったのは、本年1月7日の議長の招集による会長、幹事長会議の席上でありました。ここでは、現在の位置では全面的な改築をするよりは、他の適地に将来的に考えたらどうか。それまでは小規模の改修にとどめておくとの意見もありましたが、これは非公式な会議での意見交換でありました。

 一方、本年1月8日の文教委員会には、地元関係市民を中心に700数十名余の方々から、刈谷グランドの移転反対と現地での早期改築着工についての陳情書が出され、審議した結果、継続審査という結果になり、本定例会まで引き続き協議することになったことは、御案内のとおりでございます。

 以上、今までの経緯を、議会の議事録をもとにまとめてまいりましたが、このような経緯からも明らかなように、議会内、市民の立場からも、刈谷グランド改修事業については十分なコンセンサスがないままに、当局は、本定例会に1,000万余の設計費と同時に、建設事業費として19億9,800万円の継続費の予算を議会に提案され、今定例議会の最大の争点と議会混乱の原因にもなっております。

 本定例会の開幕の一般質問でも、この課題に多くの質問が出され、数多くの問題点や論議が交わされましたが、これらの議員が指摘されました問題点を要約いたしますと、数点に集約されると存じます。

 1点目の問題は、現在の亀城公園内の位置では、道路や河川、住宅に囲まれ、狭隘な場所であり、ここで全面改築をしても、両翼が92メートルと、最近の野球場の建設実情から見ると、基準を下回っており、時代おくれの中途半端な野球場を多額な予算で建設することになるということであります。このことは、野球もオリンピックの正式種目になり、財団法人日本野球機構が1981年に、野球場建設計画のある地方自治体各首長に対して、野球のオリンピック種目編入に伴う野球場整備に関する件として、要望書を提出しております。すなわち、両翼のフェンス、スタンドまでの距離を320フィート、97.534メートル以上。また中堅のフェンスまでの距離は400フィート、121.918メートル以上とすることが最優先的に望まれ、公認野球規則に適合する正規の野球場を建設することは、義務と言わなければならないと明言をいたしております。

 さらに、昨年より伝統の高校野球の決勝会場である甲子園球場もラッキーゾーンを取り除き、両翼が96メートルに拡大されたと聞いております。したがって、高校野球もこの甲子園球場を前提に、最近の各地の予選会場となる野球場は、整備拡大されつつある現状であります。

 2点目の問題は、刈谷市の発祥の地であり、歴史的な史跡の多い亀城公園一帯は、戦後野球場及び体育館の建設によって、これらに挟まれて公園の拡充もままならず、市の中心にありながら、真の市民総合公園とは言えず、桜の季節の一時期を除き、特に家族連れや市民などの来訪者もまばらな状況であり、中部地区の活性化の観点からも改善が望まれるところであります。

 したがって、ここに20億円ほどの大型予算で、刈谷グランドを全面的に改築すれば、半永久的に、亀城公園は歴史的市民総合公園として充実することは不可能になります。

 3点目の問題は、予算計上の仕方に大きな問題があります。すなわち、設計変更委託料と建設事業費が、しかも2年の継続費として同時に予算計上されており、このことは、設計変更の結果も確認もせずに事業推進を認めることになり、大型事業など公共事業の基本的な進め方を無視した、かつ、どんぶり勘定の審議をするという誹りを免れません。このようなことを議会が認めることは、今後重大な禍根を残すことになり、見逃すことはできません。

 4点目の問題は、本来、刈谷グランドのような大型事業は、長期的、全市的な観点からスポーツ施設の配置計画や、総合運動公園との関連、さらにアクセスや駐車場など総合的な観点から検討計画すべき事業であり、スポーツマスタープランを事前に策定し、あわせて亀城公園などの公園の将釆整備構想も作成して、これを本年策定する第5次刈谷市総合計画の中で明確に位置づけをして、それぞれ計画的に事業化すべきであります。

 5点目の問題は、刈谷グランドの改修事業は、当初本格的な野球場に改修するため、その事業費が全協でも報告のあったように30億円を超える大型事業でありながら、事業を進める前に基金条例を制定して、基金の積み立てをしながら、計画的な事業推進をしておらず、場当たり的な事業計画であると言わなければなりません。

 以上のような多くの問題を抱えた刈谷グランドの改修事業を、当局の原案どおり認めることはできません。

 そこで、これらの問題点や矛盾点を解決するために、私たちは、次のような対策案を考えました。

 1点目は、高校野球はもとより、広く市民や野球愛好家の期待と要望にこたえるためにも、刈谷市には、できるだけ早く日本野球機構が提唱している公認野球規則に適合する正規の野球場の基準を満たした本格的市民球場を、計画的に建設しなければなりません。

 2点目は、この構想を実現させるためには、まずスポーツマスタープランを策定し、この中に理想の市民球場を、スポーツゾーンの適地に建設する計画をつくり、これを第5次刈谷市総合計画の中できちんと位置づけて、これに基づいて計画的に事業を推進することが最も重要であります。

 3点目は、この計画を市民に明確に公約するためにも、かつ財政的な裏づけを持つためにも、刈谷市民球場建設基金条例を制定して、計画的に事業を推進しなければなりません。

 4点目は、亀城公園については、本格的な市民球場が建設された暁に、現刈谷グランドは、亀城公園の重要な用地の一部として、歴史的市民公園にふさわしい公園整備計画を第5次刈谷市総合計画の中に位置づけておき、これをもとに順次整備充実していくべきであります。

 5点目は、したがって、現刈谷グランドは、本格的市民球場が建設されるまでのつなぎとして、早急に改修すべきであります。

 6点目は、設計変更委託料と建設事業費の同時計上の弊害を取り除くには、まず今当初予算には、改修設計委託料を計上し、建設事業費はとりあえず基金に積み立てておき、改修設計費ができ上がった時点で、議会の確認を得た後、補正予算で建設事業費を計上すべきであります。

 以上申し上げたような観点に立って、一般質問の終了後の3月11日に、4会派共同により、ここに議員提案による刈谷市民球場基金条例の制定議案と、これに伴う予算の修正案を酒井議長あてに提出した次第であります。

 この4会派の予算修正案と基金条例の制定議案を受理された酒井議長は、事の重大さは理解できるが、議会の円満な運営のためにも、議長として最大限力いっぱいの調整を、議会内はもとより当局とも積極的にやるので、3月17日の文教分科会開催日まで、一時議長預かりにさせていただきたいと要請されましたので、4会派の代表は、趣旨は私どもも同感であるので、一時議長預かりは了承いたしますが、できるだけ早く調整することをお願いしたい、こういう申し入れもいたしました。

 そして、その後議長を中心に副議長や議会運営の正副委員長も加わり、6会派の代表者とたび重なる真剣な協議と調整がされましたし、一方では、議長は当局に対しても問題の円満処理のため調整努力をしていただきました。

 しかしながら、たび重なる協議や調整をしても、妥協点を見出すめどが立たず、文科会開催日程が過ぎ、特に文教分科会には、延会に次ぐ延会を繰り返し、大変御迷惑をおかけいたしました。そして、ついに3月24日に、各会派代表者から、意見も出尽くしており、日程的にも押し迫っているので、議長として最終判断とその結果を裁定していただきたいと要請した結果、酒井議長より、刈谷グランド改修に関する議長裁定案が24日に、全会派代表者に対して書面をもって提出をされました。

 その内容の要点は、1,000万円の設計委託料予算を除いた事業費の2億656万円は、これを予備費または財政調整基金に組みかえる。したがって、継続費はこれを削除する。また、1,000万の設計委託料で設計完了後、速やかに工事が実施できるよう予算措置をするという内容であり、さらに前提条件として、3月11日に4会派より提出された予算の修正案及び刈谷市民球場建設基金に関する条例議案については、これを取り下げることとするという裁定案でありました。

 私ども4会派は、今までの経緯や政策からすれば、議長の裁定は必ずしも満足のいく内容ではありませんが、このような協議の経過や市民生活に直結する当初予算など重要議案の審議日程もぎりぎりに迫ってきたこの時期においては、議長の裁定の重みと重要性を理解して、4会派一致して、この裁定を尊重し従うとの合意を得ましたので、議長にその旨の回答をいたしました。

 他の2会派も同様に議長の裁定を尊重されて、全会派一致で議長裁定案に従った6会派共同提案による修正が理想でありましたが、残念ながら、2会派の方々も本当に真剣に協議されたとは存じますが、立場の違いや考えの違いから、議長裁定案は受け入れられない、そして当局の原案のとおりであるとの御回答でありました。

 加えて、このような議会の状況をつぶさに見ていた市長初め当局の態度は、議長初め議会の要職の議員の要請にもかかわらず、最後まで当局からの自主的な訂正を拒否するというかたくなな姿勢に終始し、一層事態を混乱膠着させてしまいました。このような当局の姿勢は、今後、議会との信頼関係を一層悪化させることを心しなければなりません。

 したがいまして、まことに残念ではありますが、当初予算や平成3年度の補正予算など、1日のおくれも許されない重要議案を審議する本定例会の重大さを思うとき、これ以上の調整は困難と判断いたしまして、私ども4会派は、議長の裁定案を遵守し、既に3月11日に議長に提出しておりました修正議案等は取り下げをさせていただき、新たに議長裁定を基本とした刈谷グランド改修事業予算に関する修正案を、地方自治法及び刈谷市議会会議規則の規定により、3月26日ここに提出をいたした次第であります。

 それでは、ここで、この修正案を御説明させていただきますが、今回の予算修正案は、一口に言いますと、設計費と建設事業費の同時計上をただし、本当初予算には1,000万円余の設計委託料のみとし、この改修設計委託料で、高校野球が十分受け入れ可能なレベルを基本に、安全で使い安いグラウンドに改修するための設計書を作成していただき、これをできるだけ早い時期の議会に報告し、確認した後、刈谷グランドの改修事業を、補正予算によって速やかに改修工事が着手できるようにするものであります。

 また、本年度の建設事業費2億656万円は、一たん財政調整基金に組みかえておくものであります。したがって、予算本書の継続費はこれを削除するものであります。

 このような修正案は、何ら刈谷グランドの改修をとめるものでも、大幅に時期をおくらせるものでもありませんし、小手先の小規模な手直しで終わらせるものでもありません。どうか私どもの真意を御理解いただきますようお願いいたします。

 私どもは、本来、このような修正案を提出することはざんきに堪えませんが、たび重なる議長初め議会側との話し合いによって、当局から自主的に予算の訂正がなされることを期待し、かつお願いもいたしましたが、頑として市長初め当局の姿勢は、みじんの反省も修正する気持ちも態度もありませんでした。まことに残念でなりません。今、私ども市民の負託を受けた議会人が、この重大な過ちを議会の良識の手で正常な姿に取り戻す最後の機会であります。したがって、議会に与えられました法に基づいた修正案の提出により、議会の手で修正するしか道は残されておりません。

 議会の中にも、今回の問題は、市長に陳謝をさせることで当局の原案を認め、今後二度とこのような予算提案がないようにしたらどうかという御意見もありましたが、私どもは、市民の血税を扱う行政当局の大型事業や公共事業の進め方の基本的な要件である本件については、今後から守らせるというのではなく、即今から直してもらわなければならない重要な条件であります。きょう、当局に反省と修正を求めなければ、今後ともこのようなことが繰り返されることは疑う余地はありません。このことを許したならば、後々私たちは後悔の念にかられることでありましょう。

 毎日毎日、市民のためにとまじめに努力している多くの職員のためにも、納税者である市民のためにも、ここで議会の愛のむちを入れてでも、今この時点で正しておかなければ、これからの希望と夢のある刈谷市づくりは困難になります。

 厳正、神聖なる本会議場にお見えの親愛なる全議員の皆さん、どうか提案者の真意、おくみ取りをいただきまして、議会の良識ある御審議をいただき、本修正案の御承認を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、修正案の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(酒井博) 

 暫時休憩いたします。

                           午前11時30分休憩

                           午後1時00分再開



○副議長(遠藤時彦) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 暫時休憩いたします。

                           午後1時01分休憩

                           午後1時07分再開



○議長(酒井博) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 ただいまの委員長報告並びに修正案の説明に対する質疑、討論をお許しいたします。

 4番星野雅春君・・・



◆4番(星野雅春) 

 私は、今3月議会において、極めて重要な案件でありますグラウンドの改修について質問させていただいた立場から、この修正案についての反対の意見を述べさせていただきます。

 多くは申し上げませんけれども、少なくとも、先ほど提案者から、これまでの経緯、そのとおりでありますし、そのことは十分承知をしておるところであります。私たちの仲間も、平成2年からこの問題を取り上げて、当局にいろいろなお考えを聞かせていただいておるわけでありますし、また、昨年の12月議会においても、このグラウンドの問題を取り上げさせていただいた。そういうような経過の中で、やはり、機会というものは十分にあったんではなかろうかというふうな見方を私はしておるわけであります。

 3月議会で私も質問させていただきましたし、今あるところに建設していただきたい。しかも速やかにしていただきたいということは言わせていただいたわけでありますけれども、そこの速やかに建設していただくということと、やはり、将来の予算、特に歳入のところでありますが、現行では大きな不安を残すというようなふうに私は思っております。したがって、原案どおりということを賛成したいと思いますし、この修正案には同意できないというふうに思います。

 さらに、慎重な審議の結果いろんなことが出てきたと思います。特にですねえ、今後いろんな事柄があろうかと思いますけれども、当局におかれて、きちっとした資料の提示であるとか、議論の場を保障する。あるいは、もう1点は、今回設計と事業費が同時に出ているというようなことに対しても、大型事業について慎重にしていただきたいというような要望が出ております。私も、その2点については要望をしておきたいというふうに思います。

 るる申し上げましたけれども、簡単でありますが、この修正案に対して反対を表明したいと思います。以上です。



○議長(酒井博) 

 30番伊藤達夫君・・・



◆30番(伊藤達夫) 

 議長のお許しを得ましたので、私は、この刈谷グランド関係の修正案に、賛成の立場からお話をいたしたいと思います。

 まず、3月2日と3日にわたりまして、当局の予算説明に対しまして、3月9日、11日まで、何人かの議員から、また、さきに開かれました文教分科会においても、当局の考え方に対して、現状の刈谷グランドは当面のつなぎ程度の範囲で、安全面、グラウンドの土質改良やロッカー、シャワールームの改善など小規模な改築にとどめて、早急に改築を実施して、平成5年の高校野球が受け入れられるように対応していただきたい。また、総合公園及び刈谷グランドの改築など大型スポーツ施設の建設計画の前に、刈谷市のスポーツ施設の配置計画、スポーツマスタープラン等を早急に作成していただきたい。また、この基本計画をもとに、スポーツ施設の整備を計画的に推進してもらいたい。また、このグラウンドのこのことは、中部市街地等の活性化の一助ともなるわけでありまして、亀城公園は、この機会に刈谷市の中心的な総合公園、要するに、歴史公園的要素を備えたものに充実するよう、公園整備等河川改修の一帯で、市民公園として早急に整備をし、そこへ市民各層の方が遊びに来たり、子供たちが遊びに来たりという家庭団らんの公園に整備をしてもらいたいということと、また、市制50周年を見越しまして、これを記念して、刈谷市の歴史的シンボル施設の建設構想を第5次総合計画の中で位置づけて、公園の整備とあわせて推進をしていただきたいと、何人かの議員から再考を促してきましたが、当局としては、かたくなに原案主張で変える意思は全くないということで、本日この修正案に賛成する次第でございますので、議員皆様方におかれましては、ぜひともこの修正案について、満場の御賛同をくださるようお願いするものであります。

 最後になりましたが、設計図を示さずして工事予算を計上された当局の姿勢に対して、大いに責任と反省を促すものであり、今後二度とこのことのないように訴えて、修正案に賛成するものであります。よろしくお願いします。



○議長(酒井博) 

 26番久野金春君・・・



◆26番(久野金春) 

 私も、修正案に賛成の立場から見解を若干述べたいと考えます。

 平成4年度の本3月議会は、皆さん周知のように、刈谷球場の改修予算をめぐって議会の意見が二分され、関係予算の審議を付託された文教分科会は、延会に次ぐ延会という異例の事態になったわけであります。

 この刈谷球場の改修については、発議者の方から、平成2年6月の体育関連施設の整備改修に当たっては、総体的見地に立ち、計画的な推進を図られたいという議会の提言や、平成4年1月の各派代表者会議の協議などの意見交換等、議会側としてのいろいろの経過も御報告されましたんで、私は、そうした経過を現時点でるる申し上げることは差し控えて、私の見解を申し述べたいと思います。

 私が、いまだにどうしても理解しがたい問題は、改修される刈谷球場の事業費が、なぜ19億9,800万円でなければならないかという問題であります。仮に、将来メイン球場となるべき野球場をつくるということになれば、高校野球の予選試合が可能な程度に、もし高校野球をよそでやるというような変化が生じたとするならば、市民野球が安心してやれる程度に、なるべく簡素に改修すべきであって、それは場合によっては10億円ぐらいで済むかもしれません。また、15億ないし16億必要だということになるかもしれません。そこのところが極めて不透明であって、そこをきちんと見きわめるべき資料も、議会に私は十分提出されていると言いがたいと思うわけであります。したがって、判断材料に極めて乏しいというふうに私は考えるわけであります。

 当局の立場に立たれるならば、30億円余の当初計画を10億円余削ったんだから、議会の声も十分くみ入れて、そしてグレードを落として修正をしたんだと、そういう提案をしたんだと、こういう見解になるかもしれませんが、審議する議会の立場で言わせていただくならば、中身いかんでは、まだまだぜい肉が取れる部分があるのではないか、こういうことも当然言い得るわけであります。

 私は、理事者と議会との相互信頼に立つならば、余り重箱の隅を突つくように、事細かな詮索をすることは余り好むものではございませんが、今の刈谷市の現状を見ておりますと、理事者側の事の進め方に大変な疑問を抱かざるを得ないわけであります。その典型的な例が、御承知のように、あのサッカー専用競技場の問題であります。サッカー球場だけで209億円。今なら235億円程度にも膨れ上がってしまうのでございましょうが、こんな無理な実施設計にしがみついて、いまだ計画の見直し要求に対して訂正されるような、そういう態度を理事者側はとっておられない。恐らく、これも私は議会の修正要求もしくは議決なしには見直し計画は出されないんじゃないかと、こんなふうに見るわけでありますが、こうしたやり方などから考えて、30億円の計画を20億以下に縮めましたからよろしくと、こういうふうにおっしゃっても、そう簡単によろしゅうございますと、言うわけにはまいらないわけであります。

 30億円そのものの事業費も、適切であったかどうかということについて、解明し尽くされておりません。熱田神宮公園のあの野球場は、目下改築中だそうでございます。この熱田神宮公園の野球場は、愛知の高校野球の決勝戦がずっと行われてきた伝統ある球場でございますが、この熱田神宮球場の改修工事費は約12億円だというふうに私はうかがっているわけであります。そうしたことなども十分私は調査、吟味、考慮していくべきであって、今回の20億円という提案についても、慎重に検討されるべきだという考えに立つわけであります。

 今、ちょうど選抜高校野球が、高校野球のメッカ甲子園で開幕をされておりまして、全国の野球ファンの目がくぎづけになっているわけでありますが、ここの甲子園のラッキーゾーンも取り払われたようでございますし、今後つくられる野球場は、ホームベースから左右両翼のフェンスまでの距離が99メートルなければならないということが、今後の大勢になっていくだろうと言われているわけでございます。こうした点で、刈谷球場は現在91メートルで、それ以上は、残念ながら、そのグラウンドの面積を広げることができないという物理的条件に置かれていることも、皆さん周知のとおりであります。そして、駐車場の確保、今後の道路事情等々も考えると、なるべく無理とむだを抑えて、将来のメイン球場の建設との整合性をやっぱり配慮していくべきではないでしょうか。

 提出されている修正案は、そういう将来のことも十分考慮をし、かつ球場の早期改修実施を期待する市民要求もきちんと念頭に置いており、改修実施設計委託料1,000万円は修正せず、工事費2億円をとりあえず財政調整基金に繰り入れ、野球場の全体像が議会の合意で固まり次第、いつでも、緊急にこれを取り崩して工事費に振り向けることができるような措置を講じ、柔軟かつ極めて弾力的な提案となっておるのであります。

 したがって、ぜひとも、刈谷市の今後の球場建設等々の将来計画を念頭に置きつつ、今回のこの修正案については、各位の御賛同を訴えて、私の賛成討論を終わります。



○議長(酒井博) 

 8番杉浦世志朗君・・・



◆8番(杉浦世志朗) 

 先ほど来、修正案の代表の方の御趣旨もお聞きしました。また、今も議員の方々のいろんな御意見をお聞きしました。しかし、今こういうふうに冷静になって考えてみたときに、このような混乱を招いた原因は一番何かな、そういうふうに思ったときに、そのキーワードは、私は、不信感であろう、そう思います。議会と当局、当局のトップとの不信感、あるいは議員間中での不信感。また、一番大きな問題は、やはり、市民の行政のトップあるいは議員に対しての不信感、こういったものが一番根底にあるんじゃないのかな、そういうふうに思っております。

 地元での陳情を出したその一人として、皆様方議員の仲間の方は、中部活性化のためにということをいろいろ言ってくださいました。中部が、御存じのように一番空洞化してしまっている、地盤沈下してしまっている。しかし、皆さんがいろいろ意見を言っていただいた。大変うれしいことであります。大変ありがたいことでありますけれども、やはり、一番よく知ってるといいますか、一番肌で感じているのは地元の者であります。本当の苦しみ、本当の日々の辛さ、そういうものは、地元におる者が一番よく肌で感じていることだろう、そう思います。

 あの雲仙の普賢岳。大変悲惨な、大変辛い状態でありましょうけれども、我々はそこの中にいなくて、こちらの方から、ただ、かわいそうだ、辛いだろうなと思っているだけであります。当事者にとってみれば、もっともっと悲惨なこと、当然であります。今、東南アジア、あるいはそういった方面でも、いわゆる、いろんな難民の人も見えておりますけれども、そういった辛さ、やはり、本当に当事者でなければわからない。

 私が何が言いたいかというのは、中部活性化に、あの球場は全然活性化にはならないよという多くの声があります。中部活性化のために、あの市営グラウンドというのは、それがオールマイティ、それがその一つで中部活性化がなる、再整備がなるとは私ども思っておりません。しかし、地元の人たちは、あの8,000万の解体費がついたときに、みんな喜んだのであります。少なくとも、この地域がどんどん地盤沈下して、古い老朽化した建物ばっかある地域に、新しいものが建つ。何かほんとに宝物のように見える。建つ。光が見えてきた。そういったときに、まだいろんな底地の問題があったかもしれませんけれども、いろんな経過がそのほかにもあって、結局は、その年度に減額修正してつくられなくなってしまった。やはり、我々は、若い世代から、あるいは年寄りの人たちまで、多くの対話をしておりました中でも、あそこをとにかく起爆剤にして、あの地域をほんとにいい地域にしていきたい、そういうのが中部の活性化の人たち、ひいては、いろんな刈谷市の発展につながっていくと、今でも確信しております。

 今、一人の方の意見の中で、小規模な改築にとどめるという言葉がまだありました。結局、地元の人は、不信感をまだまだ拭い去ってはいないわけでございます。今、この修正案というものを、確かに我々議員間では、あるいは私的なところでは、やあ、あれは新しく全部改築するんだ、そういうようなことは言っていただけます。しかし、この修正案、そして大変失礼な言い方かもしれませんが、議長さんの裁定案を見てみますと、必ずしもそれが保障されてない。恐らく、みんなはそう思っているんじゃないかな。きょうも、昼、何人かの人が、あの短い時間の間に電話がありました。問い合わせがありました。やっぱり、何といっても、そういった不信感というのが拭い切れてない。今後、私も襟を直し、当局の人も、あるいは議会もみんな襟を正して、そういったきちっとしたものを提示し、そして、しっかりした計画のもとに作業を進めていかなくちゃならない、そう思います。

 いずれにいたしましても、とにかく、この修正案ではなく、やはり原案どおりきっちりと、あの場で新しい球場をつくって、そして、それを大きな事業の一つの起爆剤にしていきたい。そのためにも、今出ました修正案に対しては、反対の意見を述べさせていただきます。終わります。



○議長(酒井博) 

 2番井上勉君・・・



◆2番(井上勉) 

 修正案賛成の立場から、一言発言をさせていただきます。

 その理由といたしましては、今次の当局提案について、既にこの間、多くの議員さんより指摘がされていますように、第1に、将来のスポーツ施設との関連性において、一体性、整合性がないこと。また、第2に、設計費と事業予算が同時に提出されるという変則的なものであること。第3に、立地条件として、高校野球など公式ルールを満たすものでないこと。第4に、次年度を含めて巨額な投資であること。第5に、残念ながら、中部地区の活性化にはつながっていかないであろうということ。これらの点を考え合わせまして、刈谷グランドについては、補修程度にとどめ、本格的球場建設の暁には、現在地は他に活用を求めるのが妥当であると思います。

 以上、刈谷グランド改修についての当局原案は、後顧に憂いを残す結果となるのは必定であり、修正案に賛成をいたします。

 最後に、今議会での事前の当局の対応、会期中での当局の対応につきまして、極めて不誠意さを感じるものでございまして、強く抗議の意思を表明しておきます。



○議長(酒井博) 

 25番近藤拓治君・・・



◆25番(近藤拓治) 

 今回、この3月定例会におきまして、当初予算、当局提案に対しまして、修正案が4会派から提出されまして、趣旨説明をいただきました。

 私は、この修正案なるものについて賛成をしかねるという立場で一言申し上げます。

 これは、かねてから刈谷球場を改修をするということで、この議会も当局も真剣に考えてまいりまして、論議をし尽くしたところでございます。そんな中で、今回、当局提案は、前に実施設計に基づきまして30数億円という金額での計画を立てました。以後、私どもこの3月議会を迎えるに当たりまして、これは、やはり刈谷球場、その金額ではやはりちょっと無理がある。そんなことの中で修正を求めまして、スポーツマスタープランなるものによって、今後刈谷球場の目玉を考えていこう。そして、今回の改修は19億円程度にとどめるという金額を定めまして、当局が今回国県の補助、そして起債をと進める、そういった事柄の中でこの当局提案になったと私は思っております。したがいまして、この修正案なるものを認めますと、上位機関の国県に対しての刈谷市の将来については非常に不安を残す。そういった事柄が第1の不信でございます。

 それに増しまして、先ほどお話のように、中部の活性化すべてにつながると私も考えませんけれども、皆さん方は、刈谷球場の改築は延ばせぬだという強い陳情等の要望もございますし、軟式野球連盟等々の早期に野球場を整備していただきたいという要望もございまして、いち早くこれは市民に球場を供与するという、そういった現在の急務がございます。そういった中で、今回当局提案19億8,000万円ですか、そういった金額を定めて国県の補助をいただき、起債を求めながら進めていく提案に対しては全面的に賛成するものでございますので、この修正案に反対をいたします。よろしくお願い申し上げます。



○議長(酒井博) 

 ほかに質疑、討論もないように思われ...

 28番本多耕三君・・・



◆28番(本多耕三) 

 修正案の趣旨、内容。さらに、ただいまの各位の御質疑を聞いておりまして、私は、この予算の審議をさせていただいた一人として、極めて嘆かわしい遺憾な気持ちでおります。ましてや、昨年改選が行われた当初の議会で、こういう本予算に対する修正の意見が出されるなどということは、市民の負託にこたえなきゃならない当局、我々議会ともども、もう一度考え直さなきゃならないのではないか。こんな気持ちでおります。

 刈谷の今日現在は、長い歴史の中から築かれてきた今日現在があります。そしてまた、この今日現在は、これからの新しいまちづくり、新しい時代の夢のスタートであろう。ましてや、我々、市長さん、ともに改選をしていただいた当初の議会、本議会は、極めて重要な議会ではないか。こんなふうに私は受けとめております。

 なぜ、こういうことを申し上げたかと申しますと、時は過去の昭和25年、どなたか議員さんも質疑でおっしゃられました。ちょうど戦後復興の兆しの見えたときに愛知国体がありました。その国体に向けてのサッカーの会場として、今の刈谷グランドが大野一造衆議院議員、町長さんの、そしてまた、大野耐一様の御努力と御協力、多くの市民の方々の御協力によってつくられた、歴史のある刈谷グランドであります。このことは十二分に私は理解をいたします。

 しかし、だからといって、それだけの理由で、今度またそこにグラウンドをつくればいいのかどうか。何年かたった今日、また身近に国体を控えました。同じようにサッカーの競技も、当局、議会、市民の皆さんの大変な誘致運動によって決まりました。その会場はこの刈谷グランドではなくて、築地町に多くの地主の方々の、またこれも大変な御協力によって、立派に開催ができるめどが立っておるわけであります。

 私は、今この論議を聞いておりまして、いろんな考え方はありましょうが、長い期間、文教分科会で質疑をいたしました。私のような考えの方もいらっしゃるし、そうでない方もいらっしゃいましたけれども、分科会で質疑を重ねた結果、正直申し上げて、残念ながらという方もいらっしゃるし、いろいろあるかもしれませんが、今のところには、野球場の改修をしようじゃないかということは、それだけでいけば全会一致で、刈谷グランドの改修はできるような機運になり、また、この32名の議員さんは結論を出されたと思うわけであります。

 今の御質疑の中で、いろんな見方がありましょう。けれども、あそこの改修を今反対する考え方はいろいろありましても、この修正案も、あそこのグラウンド改修に反対をする修正案ではないわけであります。ましてや、私が分科会で質疑をさせていただきました中に、今からこの改修を、いろんな経緯があっておくれましたけれども、スタートさせる当局におかれる仕事のプロセスをお聞きしますと、本議会で修正案のとおり設計予算のみを計上し、次の議会、あるいはまた、大型事業でありますから、議長において臨時議会を招集していただき、それから仕事をスタートさせても、今当局がお考えになっている9月からの事業のスタートというものはできるのではないか。なぜこんな問題にまで発展していったんだろうということを考えますと、そこで一つ、私は御理解をいただきたいと思うんですが、お互いが立場の主張、どなたかおっしゃいました。理事者側と議会側との不信感、議会内の不信感、これは人間でありますから、いろんな考え方やいろんな思いをはせる方もいらっしゃるでしょう。長い論議もされてきました。時間もかけてきたとおっしゃられました。中には、私はあんなとこへ野球場をつくってはあかんと思っておる。そういう方が、今度は逆に、いや、あそこにつくらにゃいかん、というふうに気持ちを切りかえられた。これもまた、私は、それはそれなりに理解をしなきゃならんだろうと思う。私は、事ここに至ってですねえ、一人の議会人として、議員の立場として、それは市民にかわって恐縮ですが、理事者の仕事のやり方をきちっとチェックをさせていただくという立場に立ったときには、この設計費と工事費の同時の御提案には、修正をせざるを得ない。なぜなら、工事費をきちっと議会で精査させていただくためには、設計をなさった後、工事の概要を説明されるべきではないのか。こんなふうに思うわけであります。

 しかるに、私は、分科会でお願いをいたしました。あえて、この当局予算を我々が審議させていただくとするならば、この事業の設計をなさっている方、それから、もう一つは、高校野球をまた刈谷に呼ぶ。ただし、ことしは夏の甲子園の予選は刈谷グランドではやっていただけない。けれども、先ほど御質疑がありましたように、今や野球はオリンピック種目になり、先般来始まっている甲子園の春の選抜も、あのラッキーゾーンが取り除かれて、広い球場でしか野球はやってくれないんじゃないか。こういうことも考えられまして、高野連の幹部の方、このお二方の参考人招致を委員会に、委員会条例に基づいてお願いをいたしました。委員長さんの取り計らいで、これは反対多数で否決をされましたけれども、否決と同時に、この参考人招致の問題については、議長並びに議会運営委員会で御質疑をしていただくことにしていただいておりますが、そうでもしない限り、この工事費の審議審査はできないわけであります。

 問題は、事ここに至って、私は、いろいろ御意見があるでしょうけれども、詰まるところ、設計費と工事費を一緒に御提案なさる、これはこの修正案に反対なさる方でも、あるいは分科会の御質疑の中にもこういう御意見がありました。こうやったら仕事が早くいくと。今後もこういうような進め方をしてほしいという委員さんもおられましたけれども、私は、当局の立場に立てば、これは非常に仕事がやりいい。しかし、私らの議員の立場に立てば、きちっと審議をさせていただかないと困るんだと、こういう違いであろう。こう思うわけであります。

 そういった面からも、私は、本議会において、今でも同じ仲間の代表が修正提案をされましたけれども、できることなら、だれでも野球場改修に反対をしないのに、何でこれほどまでに議会で混乱をしながら、こういう事態を進めなきゃならないのか。本当に今でも、まとまるならまとまってほしいなという気持ちが、私の心のどこかをよぎるわけであります。そういった意味で、非常に私自身は、こういうことはあえて好まない人間ではありますけれども、けれども、提案者の意見の中にありました。もう議会は最終日であります。市長さん初め理事者の方々、ちょっと質疑ができないのが残念であります。けれども、一人の議員である私のこの気持ちが、本当に理事者である市長をトップとする理事者の皆さんに、しかと受けとめていただきたい。そういう意味からも、今回は何としてもこの修正案に御賛同をいただきたい、こんなふうに思います。

 私は、修正案に賛成をするものであります。以上です。



○議長(酒井博) 

 29番井上和恵君・・



◆29番(井上和恵) 

 私どもが出しました修正案は、もちろん賛成の立場でございます。

 るる、皆さんから賛成の討論、そして反対の討論も出ております。一つ私の方から具体的に申し上げますと、やはり、巨額な予算を使う場合において、議会の審議の基本的な態度としては、やはり、設計図ができた段階で、そのできたものを精査して、そして次の建設に向けて論議をしていく、このことが非常に大事だということを痛感しております。それは、この刈谷球場において、過去、設計委託料が計上された当時の文教委員長としての責任においても、こうした経緯が生まれてくる中で、もっともっと早い時点で、30億円にまで膨れ上がったその委託設計費の中身、こういうものについてもきちっとやっぱり論議をしてくるべきであった。そういう反省の上に立っても、二度と再び議会側がこういう轍を踏まない、こういう反省の上からも、ぜひ多くの、今、刈谷市の市民の代表として、責任を負わされております議会側は、今度何とかしてこの議会の原則であります設計委託料の計上、そして、その暁でもって、補正予算でも基金の取り崩しでも十分可能なわけで、建設に踏み切っていく、こういう方向で修正案に御賛同をいただきたいと思うわけであります。

 反対討論の中で、当局が、今後行政を行っていく上で、国県補助等の要請が非常に難しくなる、こういうことも反対の理由に出されておりますけれども、決してそういうものでもないというふうに思うわけであります。過去のいろんな当局の事業の提案についても、当局が、もうこれでだめだ、タイムリミットだ、結論を出してまいりたい、こういうことでさんざん議会が要請してきた問題もありますが、過去においては、当局のそうした姿勢が、それほどせっぱ詰まったものではなかった。議会側の十分な審議の中でそういうものが覆されてきた。こういう経験もあるわけで、決して、今この刈谷グランドの建設予算を一般調整基金等に積み立てて、そしてこれを繰り延べしていく。こういうことが国県の補助金、こういうものに対する障害にはならない、こういうことを私は申し述べておきたいと思います。

 あわせて、平成4年度の一般会計全体についてでありますが、反対の立場を表明するのはこの場しかございませんので表明させていただきます。



○議長(酒井博) 

 休憩いたします。

                           午後2時00分休憩

                           午後2時01分再開



○議長(酒井博) 

 再開いたします。



◆29番(井上和恵) 

 今回、平成4年度の一般会計予算400億余の予算が計上されております。この中で具体的な中身を見ますと、私どもが長く主張してまいりました、要望してまいりました保育園の建設、16年ぶりでかりがねに保育園が建設される。そういう方向も打ち出されました。部分的には積極予算もございまして、市民の立場からは賛成の予算もございますが、中身を見ますと、やはり、老人ホーム、古くなった老人ホームの改築についても、かねてから議会側の強い要望がありながら、今もって当初予算には何ら委託料も、もちろん建設費も計上されませんでした。そしてまた、今、子育て支援ということで、多くの市民が福祉、教育に期待をしておりますが、幼稚園の保育料の引き上げ、学校給食費の引き上げ、こういうものも予算に含まれております。こういう立場を考えますと、この20億という刈谷グランドに投入されますお金の大きさ、重さ、それを実感しているところであります。そしてまた、中部に対して光を与える大きなシンボルになるというような建設促進の声もございましたけれども、私は、少なくとも中部には、中部の活性化のそのものの目的のために投入しない限り、これはグラウンドがいくらそちらで光り輝いても、まちの活性化には直接は影響してこない、こういうふうに思います。少なくても、その20億の10億円を中部活性化に今使ったら、きっと大きな効果があろうと思います。

 今回の予算を見ますと、中央通り、やっと長い期間をかけて拡幅の計画道路が、環状線の道路が開通ほぼ半ば達成をしてまいりました。ここにはお金が投入されております。また、中町の拡幅の事業、ここにもお金が投入されておりますが1億1,000万円であります。私は、こうした町の活性化に、もっともっと力を入れるならば、必ずや、住みよく、古い歴史を残しながら、町がそれなりの商店街として、また住宅地域としても活性化していくであろう、こういう確信を持っております。こういう予算の立場で見ますと、一般会計の予算、非常にアンバランスを感じるところであります。そういう点から反対の態度を表明いたします。

 同時にまた、議案第30号平成4年度刈谷市国民健康保険特別会計予算であります。

 これは、先ほども言ってまいりましたように、中堅層の負担が重い上に、刈谷市は6億5,240万円の黒字会計であります。これをもって見ましても、値下げをするなら、少なくとも億に相当する値下げ案を計上すべきだ。ところが、刈谷市の場合は、値下げ案と、そして今回の予算内容を見ますと1,000万円にも及ばない、こういう予算であります。こういう点からも、この国民健康保険税の特別会計にも反対をさせていただきます。以上です。



○議長(酒井博) 

 ほかに質疑、討論もないように思われますので、これにて質疑並びに討論を終結いたします。

 これより、議案第24号平成4年度刈谷市一般会計予算に対する修正案の採決は無記名投票をもって行います。

 議場の閉鎖を命じます。

           (議場閉鎖)



○議長(酒井博) 

 議長を除くただいまの出席議員数は31名であります。

 投票用紙を配付いたさせます。

           (投票用紙配付)



○議長(酒井博) 

 投票用紙の配付漏れはありませんか。

 配付漏れなしと認めます。

 投票箱を改めさせます。

           (投票箱点検)



○議長(酒井博) 

 異常なしと認めます。

 念のため申し上げます。

 本修正案を可とするお方は賛成と、否とするお方は反対と記載の上、議席の順序により順次投票を願います。

           (各員投票)



○議長(酒井博) 

 投票漏れはありませんか。

           (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(酒井博) 

 投票漏れなしと認めます。

 投票は、終了いたしました。

 これより開票を行います。

 この際、お諮りいたします。

 会議規則第30条第2項の規定により開票立ち会い人に

 20番 伊藤直樹君

 24番 鈴木重明君

の両君を指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(酒井博) 

 御異議なしと認めます。

 よって、

 20番 伊藤直樹君

 24番 鈴木重明君

の御両君を開票立ち会い人に指名いたします。

 御両君の立ち会いをお願いいたします。

           (伊藤直樹君、鈴木重明君立ち会う)(開票)



○議長(酒井博) 

 投票の結果を御報告いたします。

 投票総数 31票

 これは、先ほどの出席議員数に符合いたしております。

 そのうち、賛成 14票

      反対 17票

      無効  0票

 以上のとおり反対が多数であります。

 よって、議案第24号平成4年度刈谷市一般会計予算に対する修正案は否決されました。

 議場の閉鎖を解きます。

           (議場開鎖)



○議長(酒井博) 

 暫時休憩いたします。

                           午後2時53分休憩

                           午後4時42分再開



○議長(酒井博) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 この際、お諮りいたします。

 会議時間は午後5時までとなっておりますが、議事の都合により会議時間を延長することに御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(酒井博) 

 御異議なしと認めます。

 よって、会議時間は延長することに決しました。

 暫時休憩をいたします。

                           午後4時44分休憩

                           午後5時47分再開



○議長(酒井博) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 21番石川良雄君・・・



◆21番(石川良雄) 

 大分長い間休憩をとっておったわけでありますが、多分今から議案第24号平成4年度刈谷市一般会計予算の採決をされると思います。そのことに関しまして、議事進行上の問題でありますので、発言をさせていただきたいと思います。

 休憩前に、私どもが提出をさせていただきました修正案に対して、本会議場にお見えの議員諸公には、慎重に審議をしていただきましてありがとうございました。結果としては、我々出した者の立場からは残念な結果でありますが、これは長い将来、市民が評価することと思っております。

 そこで、今から議案第24号の採決をされるということでありますので、私たちといたしましては、今平成4年度当初予算全体につきましては、刈谷グランド関係予算については、我々の考え方、立場から全体を反対ということではなくて、修正を出してでもその部分を直していただきたい。そして、より市民の期待にこたえるような事業推進をということで出させていただいたわけです。この議会では、予算案の審議は分割審議はできません。一括採決でありますから、我々としてはやむを得ない形をとらさせていただいたわけであります。

 それ以外の、総額でいきますと400億を超える多くの予算につきましては、市民生活やこれからの刈谷市政、そして行政上必要な予算措置がされておりまして、そのことは、我々各委員会、分科会等で審議をさせていただきながら賛成の態度をとってきておりますので、今から議案第24号一括採決をされるということでありますので、修正案を出した立場上、この議場において採決に加わるというのは、我々の主張と矛盾をいたしますので、刈谷グランド関係予算以外は、我々としては賛成であるということを含めて申し上げて、この採決に加わらないために退席をさせていただくことをお許し願いたいと思います。以上です。



○議長(酒井博) 

 29番井上和恵君・・・



◆29番(井上和恵) 

 ただいま多数の方が退場をされました。さきに修正案が出されまして、本議案に対する修正案に対する投票が行われました。提案者からも、この神聖なる議場において、公明正大に、そして修正案に同調していただきたいという提案がされまして投票が行われました。代表者会議等で明らかになった内容を聞きますと、投票用紙ですね、反対、賛成の記名をしていただきたいと、議長の提案があったわけですけれども、欄外ということでありますけれども、何かの印がつけられていたと、そういう報告がありました。それをめぐって、このお忙しい中で、あす1日と今年度の年度の期間も迫っている中で、このような時間延長もされたわけであります。

 刈谷市政始まって以来、20年にわたって議会に参加させていただいておりますけれども、このような異常な事態になったことは非常に異例であると思います。そういう点において、今回投票において行われました行為、これは、議員としてどういう判断に基づいてそういう行為が行われたのかどうか。私は、議員としての無記名投票ということで議会運営で協議がされて、合意を得ていながら、みずからの記名ではなかったけれども、同一の印が打たれていたという、そういう事実を聞いたわけであります。私は、非常に12万市民の負託を受けてこの議場に選出をされた議員としては、非常に残念な結果だと思います。そしてまた、この異常な退席者の中で、本当初予算を採決するという、そういう事態を迎えたことについても非常に残念だと思います。我々も退席して、そういう当局に対する態度を表明すべきか、それとも、やはり、本予算に対して堂々と反対の態度で表明すべきか、非常に判断に迷ったところですけれども、我が党としては、堂々とこれに反対をいたしまして、態度表明に加わると、こういうことで議場に残っておりますので、よろしくお願いします。



○議長(酒井博) 

 次に、原案の議案第24号平成4年度刈谷市一般会計予算について起立により採決いたします。

 議案第24号平成4年度刈谷市一般会計予算は、原案のとおり決するに賛成のお方は御起立を願います。

           〔賛成者起立〕



○議長(酒井博) 

 起立多数と認めます。

 よって、議案第24号平成4年度刈谷市一般会計予算は原案のとおり可決いたしました。

 次に、議案第17号から議案第23号及び議案第25号から議案第33号までの16議案についての委員長報告は、いずれも原案可決であります。

 これより採決いたします。

 まず、議案第30号平成4年度刈谷市国民健康保険特別会計予算について採決いたします。

 本案は、委員長報告のとおり決するに賛成のお方は御起立を願います。

           〔賛成者起立〕



○議長(酒井博) 

 起立多数と認めます。

 よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。

 次に、ただいま採決いたしました1議案を除く他の15議案について採決いたします。

 議案第17号から議案第23号及び議案第25号から議案第29号、議案第31号から議案第33号までの15議案は、委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(酒井博) 

 御異議なしと認めます。

 よって、15議案は委員長報告のとおり可決いたしました。

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 次に、日程第32及び日程第33、すなわち議案第34号刈谷市税条例の一部改正について及び議案第35号刈谷市都市計画税条例の一部改正についての2議案を一括して議題といたします。

 2議案の朗読は省略し、直ちに当局より説明を願います。

 総務部長・・・



◎総務部長(山岡種臣) 

 追加議案書で、議案第34号を御参照いただきたいと思います。

 刈谷市税条例の一部改正についてを御説明申し上げます。

 今回の改正の主なものは、生産緑地地区に指定される予定地について、第1期から仮算定をして宅地並み課税をしないように改正をするものでございます。

 第65条第2項は、申請書の記載事項の改正でございます。

 第65条第3項は、申請書の引用条項の改正でございます。

 附則第11条は、用語の意義に農地課税相当額を加えるものでございます。

 終わりの方の附則第13条の4の2は、市街化区域農地のうち、生産緑地地区指定の希望がなされた農地についての平成4年度分の固定資産税については、平成4年12月31日までに、市長が生産緑地地区指定が確実であると認める場合には、農地課税相当額を仮に算定した税額として徴収するというもので、その税額を4回の納期の数で除して得た額の範囲において、それぞれの納期において徴収するというものであります。

 次のページを御参照いただきたいと思います。

 第2項でございます。第2項は、添付書類の記載事項を定めたものでございます。

 それから、附則第13条の5第3項は、宅地化農地認定申請書の記載事項を改めるものであります。

 附則第15条は、条文の繰り上げ規定でございます。

 附則第15条の4第1項は、特別土地保有税の督励措置の期限を1年間延長するものであります。

 附則といたして、施行期日と経過措置を定めたものでございます。

 提案理由といたしましては、地方税法の一部改正に伴い必要があるからでございます。

 次のページをごらんをいただきたいと思います。

 議案第35号刈谷市都市計画税条例の一部改正についてを御説明いたします。

 附則第8項は、条文の整理でございます。

 中ほどより少し後ろの附則第6項につきましては、市街化区域農地に係る平成4年度分の都市計画税の徴収方法等については、今回新たに追加した刈谷市税条例附則第13条の4の2の規定を準用し、仮算定により宅地並み課税をしないように改正をするものでございます。

 附則といたしまして、施行期日及び経過措置を定めたものでございます。

 提案理由でございますが、この案を提出いたしましたのは、地方税法等の一部改正に伴い必要があるからでございます。

 よろしく審議のほどをお願い申し上げます。



○議長(酒井博) 

 ただいまの説明に対する質疑、討論をお許しいたします。

 別に質疑、討論もないように思われますので、これにて質疑並びに討論を終結いたします。

 この際、お諮りいたします。

 2議案は、会議規則第36条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(酒井博) 

 御異議なしと認めます。

 よって、2議案は委員会の付託を省略することに決しました。

 これより採決いたします。

 2議案は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(酒井博) 

 御異議なしと認めます。

 よって、2議案は原案のとおり可決いたしました。

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 以上で、本日の議事日程は全部終了いたしました。

 これをもって、平成4年3月刈谷市議会定例会を閉会いたします。

                           午後6時03分閉会

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

            刈谷市議会議長  酒井博

            刈谷市議会副議長 遠藤時彦

            刈谷市議会議員  佐野泰基

            刈谷市議会議員  久野金春