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愛知県 刈谷市

平成 4年  3月 定例会 03月09日−03号




平成 4年  3月 定例会 − 03月09日−03号







平成 4年  3月 定例会



議事日程第4号

                          平成4年3月9日(月)

                            午前10時開議

日程第1 議案第24号 平成4年度刈谷市一般会計予算

日程第2 議案第25号 平成4年度刈谷市刈谷富士松土地区画整理事業特別会計予算

日程第3 議案第26号 平成4年度刈谷市刈谷半城土高須土地区画整理事業特別会計予算

日程第4 議案第27号 平成4年度刈谷市刈谷小垣江駅東部土地区画整理事業特別会計予算

日程第5 議案第28号 平成4年度刈谷市北刈谷第二土地区画整理事業特別会計予算

日程第6 議案第29号 平成4年度刈谷市下水道事業特別会計予算

日程第7 議案第30号 平成4年度刈谷市国民健康保険特別会計予算

日程第8 議案第31号 平成4年度刈谷市老人保健特別会計予算

日程第9 議案第32号 平成4年度刈谷市交通災害共済事業特別会計予算

日程第10 議案第33号 平成4年度刈谷市水道事業会計予算

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本日の会議に付した事件

 1 議案第24号 平成4年度刈谷市一般会計予算

 2 議案第25号 平成4年度刈谷市刈谷富士松土地区画整理事業特別会計予算

 3 議案第26号 平成4年度刈谷市刈谷半城土高須土地区画整理事業特別会計予算

 4 議案第27号 平成4年度刈谷市刈谷小垣江駅東部土地区画整理事業特別会計予算

 5 議案第28号 平成4年度刈谷市北刈谷第二土地区画整理事業特別会計予算

 6 議案第29号 平成4年度刈谷市下水道事業特別会計予算

 7 議案第30号 平成4年度刈谷市国民健康保険特別会計予算

 8 議案第31号 平成4年度刈谷市老人保健特別会計予算

 9 議案第32号 平成4年度刈谷市交通災害共済事業特別会計予算

10 議案第33号 平成4年度刈谷市水道事業会計予算

 質問質疑順序表



質問 順位
議席 番号
氏名
        件名


 1
21
石川良雄
1 刈谷市の行政課題と大型事業の進め方について (1)大型事業の進め方と問題点について (2)設計委託契約書の内容について (3)調査設計委託料と結果の発表について (4)大型事業への設計コンペの導入について (5)大型事業のプロセスと財政計画について (6)大型事業と基金条例の制定について (7)刈谷駅周辺の再開発事業の推進について (8)多目的グラウンドと流域下水道処理場の上部利用に    ついて 2 平成4年度予算について (1)刈谷市の財政見通しについて (2)健全財政運営と基金及び市債について (3)刈谷グランドの改修事業について (4)刈谷市民球場建設基金条例の制定について (5)スポーツマスタープランと公園の将来計画について (6)(仮称)刈谷市産業振興センターについて (7)刈谷駅南口周辺整備事業委託料について (8)市長の予算編成ポリシーと政治姿勢について 3 第5次刈谷市総合計画の策定について (1)第5次総合計画の策定準備状況と今後のプロセスに    ついて
(2)総合計画のコンセプトについて (3)総合計画策定の市民参加と合意づくりについて (4)見やすく、扱いやすい総合計画書の工夫について (5)第5次総合計画への提言について


 2
 5
藤井理
1 明治用水路の暗渠化について (1)進捗状況について (2)上部利用の考え方について


 3
28
本多耕三
1 市長・教育長の施政方針、説明に関する諸問題につい  て (1)第5次総合計画策定年度としての大型事業の進め方    について


 4
19
稲垣鍵一
1 刈谷駅南口開発計画について (1)刈谷駅南口開発整備の現況及び今後の見通し等につ    いて 2 生産緑地制度の経過について (1)都市農業振興並びに農地活用まちづくり基金の設立    について 3 市民休暇村について (1)市民休暇村の建設構想及び場所選択について



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出席議員(31名)

     1番 岡本博和君   2番 井上 勉君

     3番 川合友治君   4番 星野雅春君

     5番 藤井 理君   6番 佐原祐三君

     7番 佐野泰基君   8番 杉浦世志朗君

     9番 月脚治隆君  10番 渡辺公造君

    11番 神谷貞明君  12番 長沢清之君

    14番 長谷川稔明君 15番 近藤 勲君

    16番 宮田 鈞君  17番 渡辺金也君

    18番 水沢利雄君  19番 稲垣鍵一君

    20番 伊藤直樹君  21番 石川良雄君

    22番 遠藤時彦君  23番 加藤和義君

    24番 鈴木重明君  25番 近藤拓治君

    26番 久野金春君  27番 近藤天海君

    28番 本多耕三君  29番 井上和恵君

    30番 伊藤達夫君  31番 酒井 博君

    32番 野村彦次君

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欠席議員(1名)

    13番 岡田正之君

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説明のため議場に出席した者(26名)

   市長        角岡 与君 助役       青木くに雄君

   収入役       宮田幸一君 教育長      近藤啓七君

   市長公室長     小山栄俊君 総務部長     山岡種臣君

   市民部長      加藤直樹君 福祉部長     稲垣健允君

   経済環境部長    平山昭雄君 建設部長     林  尚君

   都市計画部長    稲垣利彦君 開発部長     渡辺恒夫君

   水道部長      近藤尚道君 消防長      江坂素一君

   教育部長      三浦俊正君 企画課長     加藤 誠君

   財務課長      神谷芳明君 農務課長     早川 守君

   商工課長      鈴木 宏君 土地改良課長   丹村要二君

   都市計画課長    清水逸男君 再開発課長    矢藤了市君

   教育委員会庶務課長 鈴木しん吾君 学校教育課長   永井忠義君

                   兼重原幼稚園長

   社会教育課長    鷹羽 修君 体育課長兼国民  西口俊文君

                   体育大会準備室長

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職務のため議場に出席した事務局職員(7名)

      議会事務局長   斎藤輝雄君

      議会事務局長補佐 沢田万寿男君

      庶務係長     鈴木哲雄君

      議事係長     小林俊雄君

      主査       加藤孝史君

      書記       石川敏彦君

      書記       神谷孝彦君

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                           午前10時00分開会



○議長(酒井博) 

 ただいまから、本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付いたしてあります議事日程表のとおりでありますので、御了承を願います。

 これより日程に入ります。

 日程第1から日程第10まで、すなわち議案第24号平成4年度刈谷市一般会計予算から議案第33号平成4年度刈谷市水道事業会計予算までの10議案を一括して議題といたします。

 10議案の説明は過日終わっておりますので、これより質問順序表により順次質問、質疑をお許しいたします。

 21番石川良雄君・・・

           (登壇)



◆21番(石川良雄) 

 皆さんおはようございます。今回の私の質問は盛りたくさんでありますので、いつもより少し長目の質問となります。あらかじめお断りをさせていただきます。

 さて、現在、刈谷市には多くの行政課題が山積をいたしております。例えば、刈谷駅周辺の再開発事業、総合運動公園とサッカー場の建設事業、中部市街地の再開発事業、刈谷グランド改修事業、市民休暇村の建設事業、第49回国体の受け入れ事業、不燃ごみの処理事業、道路網の整備事業、公共下水道整備事業、中小企業工業団地の築造事業、勤労者用住宅地の開発事業、そして生産緑地と市街化区域の整備事業、ほかに教育の充実、福祉の充実など枚挙に暇がありません。これらの行政課題には、一刻も早く適切に対処して、魅力と潤いのある刈谷市づくりに向けて、庁内一体となって取り組まなければなりません。もちろん、日々、職員の皆さんが、それぞれの持ち場、立場の中で課題の解決に向けて努力されていると信じておりますが、市民の期待からすれば、まだまだ大きな乖離があると言わざるを得ません。中でも、遅々として進展していない刈谷駅周辺の再開発事業や、総合運動公園とサッカー場建設事業、そして刈谷グランド改修事業については、市民から特別な関心と注目をされている重要な大型事業であります。

 また、本年は、角岡市長が3選目を果たされた直後の本格的な当初予算を編成する重要な年でもあります。したがって、市長のポリシーや政治姿勢が、この平成4年度当初予算に組み込まれていることと存じますし、今後の刈谷市政運営とまちづくりを決める重要な時期でもあります。

 そしてまた、本年は、今後の刈谷市のあるべき姿と進むべき方向を定める第5次刈谷市総合計画を策定し、21世紀へと着実な歩みを踏み出す分岐点の年でもあります。このような認識に立って、以下三つのテーマについて、順次、意見を交えて御質問させていただきます。

 まず、一つ目のテーマである刈谷市の行政課題と大型事業の進め方について、御質問をさせていただきます。

 冒頭で述べましたように、現在、刈谷市には多くの行政課題がありますが、今回は時間の制約もありますので、大型事業の3点についてのみ論議をさせていただきます。

 私は、刈谷駅周辺の再開発事業、総合運動公園整備事業、刈谷グランド改修事業の三つの大型事業は、構想の発表から今日までさまざまな調査や論議を通してまいりましたが、なかなか議会や市民の合意が得られず、紆余曲折を重ね、現状は混迷している状況であると存じます。このような状況を冷静に振り返り、反省してみますと、ここに見逃すことのできない共通した問題点があると言わざるを得ません。特に、事業の計画から合意づくりまでのプロセスに大きな不備があると思います。そこで幾つか質問させていただきます。

 1点目の質問は、今申し上げたような大型事業が、なぜ順調に立ち上がらず混迷しているのか。その要因を当局はどのように分析されているのか。三つの大型事業について、それぞれお答えをお願いいたします。

 2点目の質問は、総合運動公園の5万人収容専用サッカー場建設事業は、当初、建設費が最高のグレードで60億円程度と説明しておきながら、実施設計がほぼでき上がる前には、一口に言って100億円ほどになりそうだ、こういう中間答弁しておき、実施設計が完了したときには、それが何とサッカー場だけでも209億円もかかると、大幅に変わってまいりました。一体、なぜこのような大幅な狂いが出てきたのか、いまだ解明がされておりません。

 そこで、住宅都市整備公団に、平成元年度実施設計委託料として1億4,351万円で請負契約をいたしましたが、刈谷市としては、どのようなコンセプトと設計仕様並びに事業予算額を明示したのか。また、実施設計のもととなる基本設計書はどのようなものがあったのか。当時の関係資料の内容をここで明らかにしていただきたいと存じます。なお、刈谷グランド改修事業についても、同様の内容を明確にお答え願います。

 3点目の質問は、これまでの予算の中に多くの調査設計委託料が計上されておりますが、多額の予算を費やした調査設計委託料ですが、その結果が明確に報告されたことは少ないと思います。これでは、議会人として十分な情報に欠け、審議に的確な判断をすることが困難であります。したがって、今後の基本設計や実施設計などその結果報告は、ステップアップする前に、確実に実行していただきたいと考えますが、当局の発表の基準と御見解をお尋ねいたします。

 4点目の質問は、大型事業や市民の関心の深いシンボル的事業については、基本設計の段階で設計コンペを導入して、幅広い英知と競争力により、すぐれた設計書をつくり上げることが、大型事業成功のポイントと思います。当局は、大型事業に対し、設計コンペの導入についてどのように考えているのか、御見解をお尋ねいたします。

 5点目の質問は、4点目の質問とも関連がありますが、国際規模の専用サッカー場を建設するならば、私は、国際設計コンペをやるべきだと、当時の委員会で意見を申し上げましたが、当局の回答は、国体に間に合わない、時間的余裕がない、国の補助金を得るためには住宅都市整備公団が一番よいということで、国際設計コンペの意見は採用されませんでした。私は、現在混迷している国際規模のサッカー場建設事業をもしも進めるならば、改めて、規模や総事業費などを見直し、基本条件が整った段階で、再度国際設計コンペを採用して、ヨーロッパなどのサッカー先進国のノウハウを加えることは、世間に対するアピール効果や国際経済摩擦の解消の一助ともなると思いますが、当局の御見解をお尋ねいたします。

 6点目の質問は、大型事業などのプロセスで、実施設計に入る前に、なぜ総事業予算額が議会に明示されないのか、いつも疑問に思っておりました。一般的に設計委託料が何千万というように予算化されるならば、当然、当局では事業予算枠があると思います。なぜ議会側に明示されないのか。それとも、財政計画や腹づもりもなく、相手任せで設計委託をされているのか。財政部局と事業部局の調整はどのようにされているのか。財政当局のお答えをお願いいたします。

 7点目の質問は、刈谷グランド改修事業は、平成元年3月当初予算で、実施設計委託料として5,150万円で久米設計に請負契約されました。そして、翌平成2年3月当初予算で、グラウンドの取り壊し工事費が、実施設計の成果品の確認もせずに承認されました。それから7ヵ月後の同年10月の文教委員会で、初めて実施設計の概要報告と事業費が30億円強ほどかかるという説明がありました。このように30億円余もかかる大型事業では、なぜ事を進める前に基金条例を制定して、基金の積み立てをしながら計画的な事業推進をしなかったか、疑問に思っております。

 例えば、中央図書館の建設事業の場合は、事業費約20億円、消防庁舎建設事業も同じく6億円の事業費でありましたが、いずれも、事前に基金の積み立てをしながら、計画的に順序よく事業を推進して、事業を完成させております。刈谷グランドは、既に昭和24年に築造されて以来40年余も経過しており、ここに到達する前に、もっと計画的に準備をしてやる事業ではありませんか。確か、昭和62年12月の文教委員会で、中日球団の星野監督が、このグラウンドは野球場ではない。大事な選手をここでやらせるわけにはいかないと言い、オープン戦ができないとの報告があって以来、急遽刈谷グランド改修事業計画が浮上してきたと思います。何とも長期的な計画のなさが露呈をいたしております。おまけに基金の積み立てなどの準備もせず、今日に至っております。基金の準備をしなかったのはどのような理由なのか、お尋ねをいたします。

 8点目の質問は、刈谷駅周辺の再開発事業についてであります。

 刈谷駅南口の日本陶管工場跡地を駅前再開発の拠点とするために用地買収して以来、はや9年の歳月が流れようとしております。この間、再開発のための基本調査や基本設計のために、多額の調査費を投入してまいりました。今まで総額幾らの調査委託料を費やしたのか、お尋ねをいたします。

 また、刈谷市が買収した隣接地については、17名の権利者と借地契約を締結して、毎年5,000万余の借地料を支払っている現状であります。今まで、総額幾らの借地料を支払ってきたのか、お尋ねをいたします。

 また、今は権利者の理解と同意を得るため、研究会を2年余にわたり開催しているとうかがっておりますが、一向に光明が見えていないとも聞いております。かかる現状は、もはや、再開発は難しいものだから時間が必要だとは言っておられない状況であり、広く市民からも、刈谷市は一体何をしているのか。今、刈谷市が最優先で取り組まなければならない重要事業ではないかとの声が、日増しに高まっております。

 そこでお尋ねをいたしますが、当局は現状をどのように分析され、今後どのような対策を実行して、いつまでに、どのようなレベルまで進められるのか、しかとお尋ねをいたします。

 9点目の質問は、総合運動公園内の多目的グラウンドと境川流域下水処理場の上部利用の関係について、お尋ねをいたします。

 角岡市長は、昨年9月定例会で、本多議員の一般質問に対して、総括答弁で、流域下水処理場の上部利用については、陸上競技場をここにつくってもらうつもりで、私は県会議員さん方にお願いをいたしましたし、これは最初から現在の県会議員さんの公約の一つであったわけですから、グレードの高い陸上競技場をつくってもらうつもりでありますし、このことを含めて専用サッカー場は考えてきました。との答弁が議事録に明記されております。さらに、昨年9月13日の特別委員会で、同じく水沢議員の本件に関する質問に対しても、同様の答弁を繰り返しておられました。また、本年1月、青年会議所の新年交礼会のあいさつの中で同様の趣旨を述べられ、総合運動公園内の多目的グラウンドは、陸上競技場にはしないとも言われたと仄聞をいたしております。これが事実ならば、総合運動公園事業にとって大きな問題でありますので、いま一度、この問題について、市長の御見解をしかとお尋ねいたします。

 次に、二つ目のテーマである平成4年当初予算について御質問させていただきます。

 1点目の質問は、バブル経済の崩壊以来、国際的経済環境の厳しさも加わり、近年の経済情勢は不透明さを増し、地場産業にもその厳しさが顕在化してきております。そこで、このような経済情勢の変化に対し、刈谷市の現状と中長期の財政見通しを、当局はどのように判断しているのか、まずお尋ねをいたします。

 2点目の質問は、堅実な行財政の運営をして、長期安定的な市政運営をするためには、経済変化に弾力的に対応することが肝要であります。そのためには、目的を持った基金の積み立てと適度の市債の活用が、バランスよく財政の運営に生かされることが重要と思います。

 そこで、大型事業と基金の積み立てに対する基準や考え方、さらに適用条件はどのようなものか、お尋ねをいたします。また、市債の活用についても同様に、どのような考え方でいるのか、お尋ねをいたします。

 3点目の質問は、刈谷グランド改修事業について。

 今年度の予算で、平成4年度から5年度の継続事業として、総事業費19億9,800万円、平成4年度分として2億701万円余が取り壊し費用と基礎工事費として計上されております。一方、当グラウンドの設計変更委託料として1,000万円も別に予算計上されております。私は、本質的には、この刈谷グランドの改修事業は、当局の案とは異なり、市民が待望している本格的な野球場を、できるだけ早く亀城公園以外の適切なスポーツゾーンに新築をして、亀城公園は、この機会に、将来を展望して、歴史的な市民総合公園として充実することこそ、野球場も亀城公園も、刈谷市百年の計に沿った市民の期待にこたえる方策と確信をいたしております。したがって、ただいま申し上げた構想を考慮して、現状の刈谷グランドは、当面のつなぎ程度の範囲で、安全面、使いやすさ、グラウンドの改良など必要最小限の改修にとどめ、これを早急に実行して、平成5年度の高校野球が受け入れられるようにすべきと考えております。当局の今の改修事業案では、現状の道路や河川、さらに住宅地に囲まれた狭隘な場所で、設計変更しても同じ場所につくり直しをすれば、結果として、恒久的な中途半端な野球場を建設することになり、交通アクセス、駐車場などの問題はもとより、亀城公園も南に野球場、北に体育館という施設に挟まれて、これまた、いつまでも公園の充実ができず、中途半端な公園となってしまいます。したがって、当局の案には、このままでは納得することはできません。

 一方、予算計上の仕方にも大きな問題があります。それは設計変更委託料と建設事業費が同時に予算計上されていることであります。このことは、すなわち、設計変更の結果も確認せずに事を進めることになり、どんぶり勘定の審議というそしりを免れません。これでは、今後議会人として重大な禍根を残すことになりかねないと危惧をいたしております。当局におかれましては、このことをどのように認識されているのか、お尋ねをいたします。

 4点目の質問は、本来、刈谷グランドのような大型事業は、長期的、全市的な観点から、スポーツ施設の配置計画や、総合運動公園との関連、さらにはアクセスや駐車場など、総合的なスポーツマスタープランを事前に策定し、あわせて亀城公園などの公園の将来構想も作成して、これらを、本年度策定される第5次刈谷市総合計画の中で明確に位置づけをして、それぞれ計画的に事業化するようにすべきと存じます。したがって、私は、当初予算に計上されている刈谷グランド改修整備事業費については、近い将来に本格的な野球場を建設することに備えて、刈谷市民球場建設基金を創設して、ここに積み立てていただき、計画的な事業を推進していただきたいと考えておりますが、当局の御見解をお尋ねいたします。

 5点目の質問は、スポーツマスタープラン策定研究事業についてであります。

 スポーツ施設と公園とは、相互に深い関連性があります。したがって、予算に計上されているマスタープランは、各種の公園の将来構想とどのように関係づけているのか、お尋ねをいたします。あわせて、第5次刈谷市総合計画の策定との関係についても、お答えをお願いいたします。

 6点目の質問は、(仮称)刈谷市産業振興センター建設事業についてであります。

 今年度の当初予算に産業振興センター実施設計委託料が2億400万円計上されておりますが、さきに大型事業の進め方で申し上げたように、計画的な事業推進とあわせて、設計コンペを導入していただけるものと思いますが、設計コンペ発注前には、当然のこと、産業振興センターは駅周辺の再開発と重要な関連性がありますから、庁内の関係部署が密接な連携をとり、事前の調査検討など諸準備をされてきたことと思いますが、北口広場や駅舎、公共通路との関連など、今までどのようなプロジェクトを編成され、事前準備を進めてこられたのか、お尋ねをいたします。あわせて、当局として検討したコンセプトと総事業費のめどを明示すべきだと思いますが、どのように考えておられるのか、お尋ねをいたします。

 7点目の質問は、産業振興センターの施設概要の案では、展示場やCATVなど幾つかの構想が入っておりますが、私は、この中に、ぜひとも子供科学館的な内容のものを組み込んでいただきたいと思っております。この件は、旧勤労会館の跡地利用とも関連性がありますが、いずれにせよ、地元の企業等の協力も得て、将来を担う子供たちが、見て、触れて、体験して、その中から夢と創造力を養い、あわせて楽しく遊びと、学びの場も加えてほしいと存じますが、当局の御見解をお尋ねいたします。

 8点目の質問は、(仮称)産業振興センターという名称でありますが、振興という言葉の響きは、発展途上、古くさいイメージがありますので、これからの時代にふさわしいように、例えば産業文化センターとか、インテリジェント・カルチャーセンターなど、親しみと時代にマッチした名称にしていただきたいと存じますが、当局の御見解をお聞かせください。

 9点目の質問は、刈谷駅南口周辺整備事業について、お尋ねをいたします。

 当初予算に9,122万円余の事業推進業務委託料及び土地借上料が計上されておりますが、どのような業務委託をされるのか。そして、今後どのように進められるのか、お尋ねをいたします。

 10点目の質問は、角岡市長にお尋ねをいたします。この予算は、3期目を迎えた角岡市長の本格的当初予算であると存じます。したがって、当初予算に角岡市長のポリシーと政治姿勢がにじんでいると思いますが、どのようなポリシーで編成されたのか、まずお尋ねをいたします。

 また、刈谷グランド等大型事業の進め方については、議会の中にも賛否両論あると思いますが、このまま一部の同意が得られずとも、強引に自分の方針を押し通すお気持ちなのか。それとも、時間をかけてでも全議員の理解と協力が得られるような、見直しを含め慎重に対処されるのか。市長の御所見を伺いたいと思います。

 それから、いま一つ市長にお尋ねをいたしますけども、つい最近のことです。私が議員として勉強したいことがあり、当局に参考の資料を見せてもらうように要請をいたしました。ところが、担当課長は、自分の一存では資料を見せるわけにはいきません。部長と相談しますと言いました。そして、担当部長は、私に、下手に議員に資料を渡すと自分の首が飛んでしまうと、冗談とも本気とも取れる返事でありました。結局、私はこれ以上、担当の部課長を苦しめてはいけないと思い、それ以上の要請はいたしませんでした。市長、これは一体どういうことなんですか。これでは、当局が議員に対して異常な不信感を持っているか、それとも挑戦しているとしか思えません。なぜ、このような閉鎖的な秘密主義を部下に指示をされたのか。市長の政治姿勢をお尋ねいたします。

 次に、三つ目のテーマである第5次刈谷市総合計画の策定について、御質問させていただきます。本年は、刈谷市の今後の進路を定める重要な第5次総合計画策定の年であります。この件について数点お尋ねをいたします。

 1点目の質問は、総合計画策定の成否は、そのプロセスによって左右されると言っても過言ではありません。当局は、既に平成3年度からその準備作業に着手していると聞いておりますので、今日まで、どのような方針に基づいて策定の準備を進めてこられたのか。その内容を具体的に御説明をしていただきたいと存じます。あわせて、今後の策定プロセスについてもどのように進められるか、お尋ねをいたします。

 2点目の質問は、第5次刈谷市総合計画のコンセプトである基本構想は、どのような発想と手続で決められるのか。また、第4次総合計画の基本構想との相違点についてもお尋ねをいたします。

 3点目の質問は、刈谷市の長期計画の策定には、的確な将来展望と幅広い意見の吸収が重要であります。特に、市民の参加と合意づくりは最も重要な要件であります。そのため、第5次刈谷市総合計画策定の過程で、市民参加をどのように取り入れられるのか。例えば、岡崎市、豊田市、安城市の場合は、市民アンケートはもとより、市民フォーラム、市民シンポジウムの開催、また、多くの地域での市民懇談会や業種別懇談会の開催など、市民のための、市民による総合計画づくりに努力されたと聞いております。刈谷市としては、今後どのような考え方で市民参加と合意づくりをしていくのか、お尋ねをさせていただきます。

 4点目の質問は、私は、第3次、第4次の総合計画書を何度も精読させていただきました。しかし、何とも見にくく、扱いにくい計画書だなあ、そんな印象であります。岡崎市及び豊田市など、他市の最近の総合計画書は、見やすく、扱いやすく、親しみのある総合計画づくりの工夫がされております。例えばB5版からA4版に一回り大きくし、活字や写真、挿絵、図表も大変見やすくなっております。また、ダイジェスト版を発行しているとも聞いております。そこで、刈谷市は、見やすい、扱いやすい、親しみのある総合計画書にするための工夫は、どのようにお考えになっているのか、お尋ねをいたします。

 最後に、第5次総合計画策定で、政策の中にぜひ組み入れていただきたい事項を、項目だけ数点申し上げたいと存じます。

 1点目は、都市景観条例を制定し、美しいまちづくりを目指していただきたい。

 2点目は、ゾーニングによる土地利用計画を徹底し、居住環境の整備されたまちづくりを目指していただきたい。

 3点目は、下水道の整備、道路網の整備などインフラの充実したまちづくりを目指していただきたい。

 4点目は、文化とインテリジェントシティーを目指したまちづくりをしていただきたい。

 5点目は、広域的な視点に立った行政の推進を目指していただきたい。

 6点目は、市政の整備目標及び目標年次を具体的に、定量的に示していただきたい。

 7点目は、総合計画の着実な実行のため、組織改革をしていただきたい。

 まだまだ申し上げたい政策項目はたくさんありますが、今後の総合計画策定の段階で、職員はもとより、市民の英知を結集して、21世紀に向けて、魅力と潤いのある刈谷市づくりの指針をつくり上げていただくことを強く御要望申し上げ、あわせて私の要望に対する御所見をお願いいたしまして、第1回目の質問を終わります。



○議長(酒井博) 

 開発部長・・



◎開発部長(渡辺恒夫) 

 石川議員さんの御質問のうち、関係分について御答弁を申し上げたいと思います。

 まず、第1点目の大型事業がなぜ順調に立ち上がりができないか。また、その要因はということでございますが、都市再開発事業につきましては、本市初めての事業でございまして、参画することに、地権者の皆さんに不安や問題点がありました。したがって、研究会の組織づくりをしまして、約2年間勉強会を行ってまいりましたけれども、いま一つ理解が得られず、大変力不足を感じているところでございます。

 特にこの地区は、工場用地を含めての土地区画整理で、既に土地が減歩をされていること等もございまして、土地に対する愛着が非常に強いと。さらに、共同事業や権利変換への不安があるではなかろうかと、こんなふうに感じております。

 それから、8点目でございますが、刈谷駅南口の調査委託料の総額は幾らか。このことにつきましては、59年度に2,700万円で基本計画を作成して以来、平成3年度までの総額は1億2,915万9,000円でございます。それから、借地料の総額でございますが、60年度から平成3年度までの借地料の総額は2億9,530万5,000円でございます。

 それから、現状分析と今後の対策でございますが、昨年の10月に実施をいたしました地権者へのアンケート調査の結果、個人的な面談をしてほしい、あるいは判断材料がほしいと、こんな御意見が多かったこともございまして、現在、これを個別訪問の形で実施しているところでございます。この個別訪問の結果を踏まえまして、事業の推進のための方策を検討して、できる限り早く、一つの方向づけを出さなければならないと思っているところでございます。

 それから、平成4年度予算の関係の6点目、(仮称)産業振興センターの事業費のめど等を明示すべきではないか。また、どのようなプロジェクトを編成し、準備を進めているかという御質問でございますが、この事業は、ただ単に施設をつくるということではなくて、周辺の整備も同時に考えなければなりませんので、昨年4月に、助役を筆頭に、再開発課はもちろん、土木、都市計画、商工等の関係課長を中心に、JR刈谷駅からの道路の問題、南口周辺からのアクセス、施設等の利用計画等の調査を、それぞれ検討をしているところでございます。なお、設計を委託するには、仕様あるいは建物の延べ面積等を提示して、現在考えていますのは、総事業費は70億円程度でございます。

 それから、7点目の子供科学館的な内容のものを組み込むことについての見解ということでございますが、国鉄清算事業団から購入をいたしました土地については、駐車場と産業振興センターを建設するということで、事業団とお約束がしてございますし、会議室の要望が多いということもございますので、現在、その科学館的な施設というものについては、予定をしておりませんので、御理解をいただきたいと思います。

 それから、8点目でございますが、産業振興センターという名称についてどう考えているかということでございますが、この施設の名称につきましては、御意見を拝聴しながら、今後関係課と協議をしてまいりたいと思っております。

 9点目の刈谷駅南口の事業推進業務委託の内容と今後の進め方でございますが、これは事業推進のための権利者対応、あるいは準備組合設立資料、運輸省の処分資料、都市計画決定関係などの作成業務を委託するものでございまして、今後の対応につきましては、8点目の御質問に御答弁申し上げまたように、面談結果を踏まえて、今後の方向づけをしてまいりたいと考えておりまして、研究会にゆだねることではなくて、行政主導の形で積極的にアプローチをして、事業施行に向けての最善の努力をしなければならないと思っておりますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。

 以上、関係分のお答えにさせていただきます。



○議長(酒井博) 

 都市計画部長・・・



◎都市計画部長(稲垣利彦) 

 石川議員さんの関係分について、御説明を申し上げたいと思います。

 まず第1は、大型事業が進まない要因の関係でございますが、刈谷市総合運動公園のサッカー場の建設につきましては、国際試合ができる要件と、それから、市民が常時利用できる施設を、スタンド下をフルに利用いたしまして計画したこと。加えて、建築諸物価の異常な高騰等によりまして、事業費の大幅な増、あるいはPR不足等も重なりまして、合意が得られないまま今日に至っておりますが、この間、反省すべき点もあったように考えております。今後の事業の執行に際しまして、十分、これを糧として留意してまいりたいと考えております。

 それから、設計委託の内容についてでございますが、まず実施設計のもととなる基本設計書の内容はどうかでありますが、主な項目でありますが、目をもって御説明を申し上げます。

 まず前提条件、設計コンセプト、施設概要、配置計画、建築計画、スタンド計画、デザイン計画、環境福祉計画、外構計画、防災避難計画、サイン計画、その他施設計画、屋根・スタンド・基礎の構造計画の、この概要等が盛り込まれたものでありまして、この施設概要につきましては、この基本設計に基づきまして、平成元年7月20日に特別委員会に、同じく28日に全協に御報告を申し上げ、同時に実施設計に入った旨を御報告申し上げたものであります。

 次に、コンセプトと設計仕様はどうかでありますが、さきに申し上げました各項目にも、それぞれ基本的なコンセプトがあるわけでありますが、まず、この施設といたしましては、第1に、刈谷市の新しいシンボルとして認知され、ここを訪れる市民が親しみを持てる施設であること。それから、第2に、選手がプレーしやすい施設であること。第3に、観覧者が観覧しやすい施設であること。第4に、運営管理のしやすい施設であること。それから、第5に、施設規模は、国際大会を開催できる要件を備えるものであるが、普段は市民に広く解放し、健康の増進、体育振興の一翼を担うものとすると、この五つのコンセプトをもって実施設計を住宅都市整備公団にお願いしたわけであります。もちろん、目標工事費につきましても、事前に住宅都市整備公団と協議をいたしまして示しております。以上でございます。



○議長(酒井博) 

 教育部長・・・



◎教育部長(三浦俊正) 

 石川議員さんの御質問のうち、関係分についてお答えを申し上げます。

 まず、大きな1点目の1番でありますが、なぜ大型事業、特に私どもの場合は刈谷グランドの件でありますが、順調に進まないかという点でございますが、これについては二つの理由がございます。一つは、基本設計の段階におきまして、グラウンドの底地に国有地、民有地等の問題がございまして、その手続に伴う事務処理に時間を費やしたことで、遅くなったということが一つございます。そのほかに、もう一つ、御承知のとおり、平成2年6月21日付の議会からの体育施設についての御提言もございました。そんなこともございまして、大変おくれてまいっておると思います。特に、国有地等の手続上の問題については大変申しわけございませんでした。

 それから、2番目の基本設計あるいは実施設計の議会への説明の関係でございますが、刈谷グランドの関係につきましては、当初から現在地で改修をすべく計画をいたしておりました。御承知のとおり、中日ドラゴンズ、高野連あるいは刈谷市の体協等、グラウンドを使用していただいておる諸団体との協議を基本ベースにいたしまして、また、他市の野球場建設の状況をも参考にいたしまして、庁内調整の上お願いをいたしておるものであります。なお、改修の理由でありますけれども、これは老朽化ということが最大の理由であります。

 そのほか、議会との経緯の問題につきましては、御質問の中にございましたとおりで、改めて私が申し上げるまでもございませんけれども、昭和63年度に改修の基本設計を1,000万円でさせていただきました。次いで平成元年度には5,150万円で実施設計をいたしました。そして、2年度予算として、解体費8,000万円を議決いただきました。その次に、先ほど申し上げました議会からの提言がございました。そして、基本設計、実施設計ができ上がりました段階で、設計の内容、図面等をお示しいたしまして、10月15日及び26日に開催されました文教委員会、そして全員協議会に、設計についての御報告を申し上げております。以上が2点目の関係であります。

 それから、7点目の関係でありますけれども、基金を創設しない理由はどうかという御質問でございますが、これにつきましては、昭和62年に、先ほども申し上げましたが、中日ドラゴンズから危険球場としての改善申し入れがございました。そして、直ちにいろいろの改善案の検討に入りました。一部改修案もありましたけれども、内・外野のフェンス、ベンチ、スタンド、グラウンド面の高さ、照明等数多くの問題点がございまして、結果は、全体の老朽化と、他市における新球場ラッシュで、早急に全体調整ということで、63年度に基本設計をいたしたわけでございます。そこで、基金の積み立てをしなかった理由でありますが、そのような状況のもとでありますので、できるだけ早く改修をしたい。そして、プロ野球をやりたい。高校野球も続けていきたい。そして、使っていただく皆さんには、安心してプレーできる野球場を早く市民に提供したい。これが最大の理由でございます。

 次に、大きな2点目といいますか、2番目の中の3点目の御質問でありますが、改修の亀城公園以外の地で新築をしたらどうかとか、あるいは設計変更委託料と、それから建設事業費が、今回同時提案されていることについての問題でありますが、この件につきましては、特に同時提案につきましては、本来は御意見のとおりでございまして、設計変更ができ上がってから事業費をお願いするのが筋であると認識しております。この事業につきましては、既に全体の設計書が平成元年度に作成されておりまして、これをもとに設計変更の作業をいたします。設計変更作業終了後は、直ちに所定の手続を踏みまして、議会の御了承を得る手続をさせていただきます。これも、できるだけ早く改修させていただきたいと、この一念でありますので、御理解のほどをお願い申し上げたいと思います。

 次に、市民球場の建設基金の創設の問題でありますが、これは4点目でございます。刈谷グランドの改修につきましては、現在地で野球場として改修をさせていただきたい。御提案の本格的な野球場を建設することにつきましては、第5次総合計画の中で検討し、必要があれば建設基金の創設もあわせて検討をいたしたいと、このように考えておりまして、現在の野球場開設については、建設基金の考え方は持っておりませんので、御了承を賜りたいと思います。

 次に、2番の5点目でございますが、スポーツマスタープランと第5次総合計画との関連でありますが、スポーツマスタープランの策定につきましては、実は、今となれば遅かったと、こういうふうに反省はしておりますけれども、ある程度時間をかけて、しっかり先を見通して策定しようと考えておりました。しかし、急を有するものでありますので、4年度1年間で策定をいたしたいと考えております。

 そこで、公園等との整合性の問題でありますが、もちろん、整合性を図っていかなければなりませんが、国・県の施策を十分に踏まえまして、本市の事情、特色等を考慮しながら、時代の進展に応じた配慮をして、第5次総合計画に反映をさせていきたい、このように考えておりますので、よろしく御理解のほどをお願い申し上げます。



○議長(酒井博) 

 総務部長・・・



◎総務部長(山岡種臣) 

 石川議員さんの関係分3点について、お答えを申し上げたいと思います。

 まず、大きな1点目の大型事業についての財政部局と事業部局の調整についての御質問でございます。

 事業を進めるに当たりましては、日ごろから財政部局と事業部局におきまして、連絡調整、情報の交換等緊密に連絡を取り合っておりまして、特に大型事業につきましては、財源の裏づけがあって初めて円滑な事業の推進ができるわけでございます。したがいまして、庁内にプロジェクトチームをつくり、事業の内容、財源等を含めまして検討を行い、案の策定をいたしておるところでございます。事業の予算化に際しましては、事業の効果、緊急度等十分検討をいたしまして、限られた財源の重点的かつ効率的配分に努めておるところでございます。

 事業費の総額及び年度別事業費を把握するとともに、実施計画における3ヵ年のローリング方式によって決定をいたしているところでございます。御理解を陽りたいと思います。

 それから、予算についての1点目の質問でございます。経済情勢の変化に対して、刈谷市の現状と中長期の財政見通しについて、どのように判断をしているかというお尋ねでございます。長期間にわたり経済の拡大傾向が持続してきたわけでございますが、ここにきまして、景気の減速と申しますか後退によりまして、市税収入の伸びが鈍化をしてまいりました。御指摘のように、産業界も厳しい状況になっているものと認識をいたしております。

 刈谷市においても、収入の根幹をなす市税収入は厳しくなってきており、特に法人市民税にはその傾向が顕著でございます。今後の見通しといたしましては、しばらくこの傾向が続くものと思われますが、長期的には安定成長で推移するものと考えております。

 そこで、実施計画における財政計画のほかに、中長期的と申しますか、5ヵ年の財政計画を立て、健全財政を目指しておるところでございます。

 それから、予算についての2点目の御質問でございます。大型事業と基金の積み立てに対する基準や考え方、及び市債の活用についての御質問でございます。

 大型事業を進めるに当たって重要なことといたしましては、個々の事業につきまして、その財源を確保することが大切だと思っております。中でも、国県補助金や起債等の特定財源の確保が特に大切であるというふうに考えております。

 多額な一般財源を要する大型事業につきましては、他の事業への影響を避けるために、2年以上の継続費を設定し、かつ、基金を設置いたしまして、対処すべきものと考えております。総合運動公園の整備、刈谷駅南口の再開発事業等につきまして、基金を設置いたしておるところでございます。また、基金を積み立てるのに一番影響いたしますのは、そのときの財政状況でございます。また、事業の特定財源の状況、事業の規模等を総合的に検討をいたしまして、基金の設置の是非を判断すべきものと考えております。

 市債の活用につきましては、公債費の比率も他市と比べて低く、財政を圧迫する恐れもないために、今後も大型事業を推進するに当たりましては、積極的に市債の活用を図ってまいりたいというふうに考えております。以上であります。



○議長(酒井博) 

 市長公室長・・



◎市長公室長(小山栄俊) 

 お尋ねの第5次総合計画についてでございます。

 第1点目の総合計画策定の準備状況と今後のプロセスでありますが、まず準備状況でありますが、平成3年度は基礎調査に重点を置いております。具体的にということでございますので、数点にまとめてみますと、第1に、国とか県の上位計画の中で、本市の位置づけと役割の調査、検討をいたしております。

 第2に、近隣市町の総合計画の調査、分析及び開発動向並びにまちづくりの基本方針の検証を行っております。

 第3には、人口構成。産業構造、社会特性等の把握と重要課題の抽出を行っております。

 第4に、市民が行政に対して何を望み、どのような暮らしをしたいか等、アンケートによる市民意向調査をいたしております。

 第5には、行政の各部門ごとの現状と課題について各課のヒアリングを行っております。

 次に、今後の策定プロセスでありますが、最終的には、諮問機関としての総合計画審議会の答申を得て、市議会で基本構想を議決していただくというものでございますが、そのスケジュールとして、第1には、各種団体から懇談会形式による現状の課題、将来展望の意見をお聞きしたいと思っております。

 第2には、庁内策定体制の組織づくりを行います。この組織としては、総合計画策定本部を置き、その本部の中に本部員会議、策定委員会、部会、分科会、調整会議等で協議してまいる予定でございます。

 第3には、現行計画の進捗状況と、残された課題の整理検討を行います。

 第4には、市の将来像と将来フレームの検討を行いたいと思います。

 第5に、基本構想案、基本計画案を作成し、これを提案させていただくスケジュールを予定しております。

 2点目の総合計画のコンセプトについてでありますが、これは、今後、各層の意見をお聞きしながら定めたいと考えております。まだ白紙の状態ではございますが、よくお聞きする意見としては、第1には、財政的基盤が製造業中心ではあるが、商工とかサービス業はどのように考えたらいいかということであります。

 第2に、まちづくりの中心は市民の暮らしであり、生涯学習とか地域福祉とか景観といったソフト部分が重点になるではないかということであります。

 第3には、市民の日常生活圏がさらに拡大すると思われますので、広域行政の推進が重要となってまいるのではなかろうかということであります。

 第4には、市民意識が物から心へと移り、豊かさや便利さよりも、清潔とか美しさといったものが生活の尺度となってくるものと思われます。

 第5には、やはり、国際化、高齢化、情報化の進行であります。中でも、高齢化が各分野に影響を及ぼすと思われます。

 次に、第4次総合計画との相違点でございます。策定方法は、第5次総合計画においても基本的には第4次と変わりません。策定専門委員会等で原案を起草し、総合計画審議会等に諮問していきたいと考えております。なお、基本構想の内容については、現時点ではお答えができませんが、先ほど申し上げました意見等を踏まえて、政策の羅列ばかりではなくて、もう一歩突っ込んだ内容にしたいなというふうに考えております。

 3点目の御質問の市民参加と合意づくりでございますが、これが総合計画策定には大変難しい問題であると認識しております。多くの方の意見をお聞きするのが望ましいわけでございますが、今回、特に1万人市民アンケート、各種団体、各層の懇談会等による意見、市政モニターからの意見聴取に重点を置きたいと思っております。なお、小・中学校の絵画、作文募集など、広報活動を通じて市民合意に努めたいと考えております。

 第4点目の総合計画書の工夫でございますが、お話のように、他市におきましては、B5版よりもA4版に変更しているようでございます。これは活字も大きくしたいし、図表を配置するのには版が大きい方が都合がよいということがあります。本市でもA版の採用を検討しております。それから、カラー写真とかイラスト等も対応したいと考えております。できるだけ見やすい、親しみやすいダイジェスト版といったようなものもつくりたいなというふうに考えております。

 それから、その次の5点目の提言につきましては、今後よく検討したいと考えております。これからの10年間の市政に、非常に重要な課題であると認識しております。

 以上です。よろしくお願いいたします。



○議長(酒井博) 

 助役・・



◎助役(青木くに雄) 

 石川議員さんの大きな1番の刈谷市の行政課題と大型事業の進め方についてと、そのうち答弁の残りましたものについて、一括して申し上げたいと思います。

 まず、御指摘の3番目。調査設計委託料と結果の発表についてという内容でございます。議会人として審議に的確な判断をするためには、その調査結果をステップアップする前に発表していただきたい。その発表の基準と見解を示せという御指摘でございます。

 これは御指摘のとおり、調査設計委託料、その結果の報告につきましては、従来から議会の方へ、これは担当委員会の場合もありまするし、全協までかけるという内容もございまするけれども、それぞれ御報告を申し上げております。しかしながら、報告する時期が適切でなかった。例えば、御指摘のように、刈谷球場の場合には、10月になって委員会で発表したと、既にステップアップする後に発表されたと。これはまことに申しわけないというふうに思っています。今後は、御指摘のように、ステップアップする前に御報告を申し上げますので、ひとつ御理解をいただきたいと思います。また、その中で基準をどこに置くかという問題でございます。例えば、一定の金額で仕切るというのは、なかなかこれは難しいようでございまして、例えば調査費1,000万円以上のものとかいうふうに区切りますと、その1,000万円以下でも重要なものがございます。過去にも、そういうものも担当委員会なり全協にもかけております。したがいまして、金額いかんにかかわらず重要なもの、特に必要なものと、また大型事業、それぞれにつきましては、調査完了後、速やかに、ひとつ議会に御報告を申し上げるということで、ひとつ御了承をいただきたい。御指摘のとおりだという内容でございますので、ひとつそういうことで御理解をいただきたいと思います。

 次の4番、大型事業と設計コンペの導入についてという内容でございます。

 御指摘の大型事業や市民の関心の深いシンボル的な事業については、今後設計コンペを導入する考えがあるかどうかという御質問でございまするけども、原則として、今後の大型事業として位置づけられるものにつきましては、許す限り、積極的に設計コンペを取り入れていきたい。今回の産業振興センター等も、これは駅前のシンボル的な施設だと、将来にわたってのシンボル的な施設だということで、これを設計コンペに入れるということで予算をお願いしておりまするけれども、そういう形で、積極的にそういう方針を取り入れていきたいということで、御理解をいただきたいと思います。

 それから、次に残りますのが、次の5番、サッカー専用競技場の国際コンペ採用について。

 国際規模のサッカー場を建設するなら、再度国際設計コンペを採用したらどうかという御指摘でございます。御承知のように、本市が計画します5万人収容のサッカー場、専用競技場、これにつきましては、既に多額な設計費を使っております。今、改めて再度の設計コンペというのはどうかなと、市民感情的なものもございます。1億何ぼという数字も使っておりますので、これはどうかなという感じがいたしております。御指摘のように、世界にアピールするサッカー場だと。設計コンペということは、まことにふさわしいという感じはいたしますけれども、実質的に相当な金額を既に使っております。設計もでき上がっておりますので、これが国際コンペとなりますと、現設計を破棄せにゃいかんというような内容にもなろうかと思いますので、今、これを設計コンペにかけるというふうにはまだ考えておりませんので、ひとつその辺を御理解いただきたいと思います。

 それから、最初の刈谷市の行政課題と大型事業の進め方の9番目。多目的グラウンドと流域下水処理場の上部利用についてと、これの問題でございます。これは非常に、従来の過去の流域、今は境川浄化センターと申しまするけれども、過去には境川流域下水終末処理場というような言い方をしておりまするけれども、この経緯がございます。

 一つは、簡単に申し上げますと、買収の時点ですか、昭和47年の9月に愛知県が発行した文書がございます。いわゆるパンフレット。これは図面もありますし、それぞれ配置図もございます。この中で、県の文書で読みますると、公害防止の施設が臭気等の二次公害を出しては意味がありませんので、最新の脱臭防じん等の施設を備え、二次公害を防止することはもちろんのこと、当該地域の皆さんに親しまれる施設とするため、処理施設にふたを設け、地上は緑地運動公園として整備する考えであります。というのが、これが47年9月に一般の人に配った文書。その内容の一部であります。それを見ますと、陸上競技場が一面で4万平米、野球場が2面で4万5,000平米とか、サッカー場が1万8,000平米、プールが6,000平米というような、それぞれありまして、すべてで28万平米というのが当時の文書なんです。

 一方、もう1点ありますのは、刈谷市と県との往復文書なんですけれども、これは相当古くなります。昭和51年の11月16日、当時の刈谷市長宮田一松。それから、市議会議長の都築登さんの連名で、当時の仲谷県知事あてに、流域下水道計画についての意見書を提出しております。これは昭和51年11月9日の市議会全員協議会におきまして最終決定をした浄化センター設置、市の意見書として県知事へ提出。その中に、環境の保全として処理場の覆外部分の上部及びその周辺は緑地公園、体育施設及びレクリエーション施設等の設置を、処理場の建設と並行して行うことを求めておるわけです。その後、その確認の文書を送りまして、最終的に、昭和53年9月18日付をもちまして県から回答があった。その内容は、終末処理場の覆外部分上部の利用計画については、今後刈谷市と協議をして設置をする。なお、緑地公園、スポーツ施設等の設置については、処理場建設の推移を見て、刈谷市と協議し、措置するとの回答をいただいております。

 当初計画の3万平方メートル。その後に計画変更をいたしておりまして、例えば、1日の当初の計画汚水処理量が当初は97万2,000トン。これを47万2,000トンに変更しておるということで、面積等も相当減っております。したがって、その全部の運動施設は無理だろうと思いますけれども、いわゆる陸上運動場といいますか、それにつきましては可能ではないかというようなことで、これは建設と並行して県とお話をすることになっておりますけれども、ただ、買収がおくれております。用地が確定してない。きよう現在ではまだ2.52ヘクタールの未買収が、地主が16人、そのほか共有する人が残っておりまして、まだ、これが買収が完了しておりませんので、その時点までいってないというのが現状。したがって、こういう見通しがある程度つければ、これをそこにつくっていただきたいというのが市長の真意。多目的広場の中には、もちろん市長が説明したとおり、2種の8コースといいますか、これは公認とまでは考えておりませんけれども、2種8コースがとってあります。したがって、そのどちらを優先するかという問題ですけれども、専用にした方ができれば望ましいという意味で申し上げた。そういうようなことが真意でございますので、ひとつ御理解をいただきたいと思います。

 それから、もう1点。2番目の予算の中ですか、10点目の市長の予算編成ポリシーと政治姿勢についてと。これは施政方針の中でも申し上げております。12万人市民の一人一人が豊かさやゆとりを生活の中で実感できる市政の育成を目指して、全力を挙げて取り組む決意でありますと、市民の多くの方々の要望する施策を積極的に推進をしておるというのが、市長の予算編成の方針。特に、21世紀に向けて都市基盤の整備、生活関連施設や教育環境の整備等、福祉の充実に力を入れておるわけであります。活力と魅力あるまちづくりを目指して、全力を尽くす所存でございます。ひとつ、その辺で御理解をいただきたいと思います。

 それから、その中で、刈谷グランドを無理やり押し通す気かという御指摘がございますけれども、これも刈谷グランドの改修事業をひとつ提案をいたしておりますので、ひとつ御賛同を賜りたいというふうに考えております。

 そのほか、資料提供の問題でございますが、これは議員さんに資料を渡すとか渡さんという意味ではございません。これは、過日の幹部会で私から発言をして、地方公務員法におきましては、職務上知り得た秘密を他に洩らしてはならないと、退職後も同じというような法律もございます。それから、これはいわゆる守秘義務。それから、上司の許可なくして公文書を庁外に持ち出してはならんという庶務規定もございます。そういう意味で、洩らしてはならない段階の文書とか、そういう内容のものについて、職員に徹底をさせたという状況でございまして、これはプライバシー保護の問題、まだ公表してはならない問題等もございますし、また確定していないというような問題もございます。そういう意味で、慎重に扱えと言っただけで、議員さんに資料を提供するなとか、そういう意味のことは一切申しておりません。もしプライバシー等の問題がありますれば、私の方へ持ち上げて、それから正副議長にも御相談を申し上げてというふうに申し上げておりますので、故意に議員の方々を刺激するというふうには考えておりませんので、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(酒井博) 

 休憩いたします。

                           午前11時10分休憩

                           午前11時20分再開



○議長(酒井博) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 市長・・・



◎市長(角岡与) 

 特に御指名があって、意見をということでございますが、亀城グランドの件ですね。実は、今まで長い経緯がございます。土地の問題等で1年ほどおくれましたけれども、その間、いろいろ議決をずっと賜ってまいっておりまして、今回お願いをしておると、こういうことでございますので、いろいろ意見も承っておりまして、金がかかり過ぎではないかというようなこともございまして、30億ということでお願いをしてきましたけれども、この際グレードを下げて、20億でお願いをしようと、こういうことで提案をいたしておりますので、その点も御理解賜って、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。

 それから、書類の提出等、私が拒まらしたというような発言でございましたけれども、そういうことは一切ございません。議員さんに対する資料提出、提供というのは、皆オープンでいきたいというふうに私は考えておりまして、印刷をして出すとかそういうことになりますと、ちょっと問題がそれぞれあると思いますけれども、オープンで見ていただくという姿勢は変えておりませんので、お願いをいたします。

 流域下水道処理場の上部利用。これは私ども、当初から県ともいろいろ交渉してきた経緯を知っておりまして、これはお願いをしていく、こういう考え方でおります。総体的に申し上げますと、刈谷の亀城グランドというのは、実は昭和24年にできたわけですけれども、世界じゅうで一つしかないベース板型競技場ということでございますが、当時としては非常にユニークなものだったんだと思います。サッカー競技の競技場が指定をされた。しかし、サッカーだけよりも、野球もやれるようなという一つの市民ニーズにこたえて、特殊な球場ができたと思います。その後、時代がどんどん変わってきまして、サッカー練習グラウンド、子供たちがやるなら4面一緒にやれるというような芝のグラウンドもできました。また、四ッ池で中央運動公園。これも多目的広場、専用サッカー場等も計画をしているというようなこともあわせまして、サッカーと兼用でこの競技場を持っていくという必要性がほぼなくなった。だとすると、先ほども話がございましたように、中日球団からもそういう話がございましたし、高野連からもそういう話があって、そういう実情を議会にお話して、議会も御了承を賜って今日まできておると、こういう経緯でございます。専用野球場にするということで、改造計画をお話をしながらまいっておりまして、設計等の委託、基本調査が63年ですか、平成元年に実施設計、平成2年に、先ほども話がございましたように解体工事費をお願いしたのを、都合で事務的な手続のおくれで1年延ばすというようなことも、議会にお諮りをしながら今日まできているということでございますので、ひとつよろしくお願いをいたしたいと思います。以上です。



○議長(酒井博) 

 暫時休憩いたします。

                           午前11時25分休憩

                           午前11時26分再開



○議長(酒井博) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 市長・・・



◎市長(角岡与) 

 境川流域下水道処理場の上部利用につきましては、これは最初のときから、県といろいろ打ち合わせが進められながら今日まできておりまして、その後、用地買収というのがおくれているから、具体化ができないということでございまして、反対の人の話し合いもかなりのところまできております。できるだけ早くこれを片づけていただきまして、元刈谷線、(仮称)元刈谷大橋とあわせて、陸上競技場の問題等も県へお願いをしていきたいと、こんなふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 これは、先ほど助役が御説明を申し上げたとおりでございまして、議会から強い要請がありましたので、陸上競技場のコースのとれるような設計をさせたと、こういうことになっております。しかし、片方の話が具体化してくれば、それほど必要がなくなるというようなこともございますので、国体が済んだ後、どうしていくかというようなことは、また皆さんと話し合ってやっていけばいい。よろしくお願いをいたします。



○議長(酒井博) 

 21番石川良雄君・・・



◆21番(石川良雄) 

 私、1回目に、本当に市民の立場に立って、大型事業の幾つか質問させていただいたけれども、残念ながら、当局の答弁は全くなっておりませんよ。これが議会かと、もし市民の方々が見ておったら、どういう議会だと、どういう審議をしているんだと、僕はこんな不信感を抱かれるんじゃないかと思いますよ。議長も、今休憩してから、あえて1回目の答弁の漏れたのを指示されましたけど、本来、僕は、議長の責任において、やはりきちんと議事進行していただかなきゃ困る。それを言われる前に、当局が、やはり、議員は一生懸命質問しておるわけですから、ほんとに木で鼻をかんだようなあんな答弁では、全く私は理解できませんよ。

 今から申し上げます。少し時間がオーバーするかもしれません。議員の皆さん、許してください。

 まず初めの、大型事業の進め方についてということで、一番初めに、私は、今、刈谷で注目されている三つの大型事業について、当局として、今停滞をしている原因は何か、どういう分析をされたかということを聞いたんですが、全くもってあの答弁、あれは何ですか。他人事の説明をしているようじゃないですか。自分自身の反省、全くない。僕はそんなことを質問したんじゃないんです。駅前再開発で言えば、権利者の皆さんが、いろいろ土地に対する執着があるで難しいとか、サッカー場については、あげくの果ては物価上昇だったとか、こんなような反省じゃ全く話になりませんよ。

 それから、刈谷グランドについても、解体する前に調べたら、グラウンドの中に国有地があったとか、議会からの提言でおくれたような言い方をされました。全く分析なっとらん。私、今から9点申し上げます。私の指摘が間違っておったら、後で、答弁で何なり言ってください。

 私は、この三つの大型事業に共通している数々のこの議会、市民の合意の得られない問題点、端的に申し上げます。一つは、私自身も大いに反省しておりますけれども、大型事業の多くは、やはり、第4次総合計画の中にある基本計画にきちんと位置づけされてない。言葉は悪いですが、計画性に欠け、思いつき、場当たり的な計画が多かった。典型的なのは刈谷グランドですよ。星野監督の一声、とんでもない話です。

 二つ目、大型事業に対するコンセプトづくりと事業費の押さえがない。事業費の押さえがないんですよ。今でも、後でまた質問しますけどね、あれだけ聞いておるのに、実施設計を出す前に事業費がどれだけだ。全然返事がないじゃないですか。そういうすべてが、先ほど市長は、議会に了承を得たとか、こういう議決をいただいたとおっしゃっているけれども、はっきりしたことを言わず言わずで、なあなあなできて今日にきておるんです。やはり、前段のコンセプトと事業費の押さえ。こういうものが不十分。

 三つ目、基本設計から実施設計とステップアップするときにですねえ、やはり、議会に対して、先ほど、説明は十分しているようなことをおっしゃったけれども、やはり、小出しの情報ですよ、我々からしてみれば。そして、先急ぎの審議。刈谷グランドだって、それから総合運動公園だって、基本計画、基本設計を出して、その結果を見ずして、もう次の実施設計。予算を組んじゃっておるんですよ。予算が通って何ヵ月後に基本設計の結果報告を概要されておるんです。もうそのときは予算通っちゃっておるんですよ。我々も、よくも通したものだと今自己反省をしておりますけども。ほんとに、結局後で問題が明るみになってきたケースが非常に多い。

 四つ目、大型事業の基本設計にいわゆる設計コンペ、こういうものを導入してない。競争の原理による英知が生かされていない。非常に残念であります。

 5点目、大型事業の一部でありますが、刈谷グランドみたいに、基金の積み立てなど、財政的、計画的な裏づけがないままに進んでいった。これも私はおくれた一つの理由。

 6点目、ここが一番肝心でありますが、議会との合意づくりに対する、市長を初めとする当局の熱意と情熱がありません。

 7点目、大型事業は刈谷市だけの事業じゃないんです。やはり、県や周辺市町村との厚い信頼と協力関係なくしてできないんです。そういう努力をどれだけしたんですか。広域的な視点に立ったビジョンに欠けておる。これ7点目です。

 8点目、今、いみじくも助役と市長の答弁の食い違いを見たわけでありますが、市長初めトップのビジョンがあいまい。したがって、職員との意思疎通が、私はできてないんじゃないか。職員は一生懸命で仕事をしておるんです。何を目標に、だれの指示に、どれだけ従っていいのかわからない。僕はそんなよう気がするんです。本音を聞くと違うことを言いますよ、市長の指示と。

 それから、最後に、これははばかりますが、大型事業はこの三つ共通しているとき、スタート時点で大変重要な役割をした。よきにつけ悪しきにつけ、同一担当者が必ず担当しておった。これを冷静に1回考えていただきたい。

 以上、私はいろんなことを、私の立場で指摘をさせていただきました。もし、私のこの共通する問題点の指摘に対して、当局、どのような見解を持っているのか、後で答弁を願いたいと思います。

 二つ目の設計契約書の内容についてです。何ですかこの答弁は。専用サッカー場と刈谷グランドについてですねえ、実施設計する前に、もちろんコンセプトはあります。そして、同時に、いみじくも清算事業団に額を示したと言ったけど、数字言いましたか。私の聞いてるのはそういうことなんですよ。全くない。僕は残念で仕方がない。はっきり言って、サッカー場と刈谷グランドの実施設計発注時の関係資料、基本設計書すべてを、一度議会へ提出してください。僕は、それを確認しないと前へ進みません。

 特にですねえ、必ず僕は、基本設計から実施設計のときには、そういう押さえがあると言っているんだから、なぜ正直に言ってくれないんですか。それを僕は聞いているんです。たまたま平成3年の定例会のときに、僕は、特別委員会で、専用サッカー場の実施設計が1億2,257万円予算計上されたんです。そのときに、私が担当委員会での質問で、事業費幾らですかと言ったときに全然言わない。何度か言ったら、最後に言った言葉が、設計委託料は大体事業費の3%から5%です。大体。こういう話です。3月にその1億2,000何がしの予算がついて、また9月に補正がされた。したがって、設計委託料は1億4,351万円になったんです。それから、今言った3%から5%という逆算、計算機があったら市長やってください、幾らになりますか。すぐやってください。いいですか、設計事業費の3%から5%が1億4,351万、簡単な計算ですよ。計算したら、5%の多い方でも48億円。もし、3%の場合だったら29億円。そういうことになりますよ。なぜ209億円になるんですか。50億にもなってないんですよ、この当時は。大体だから、僕はその幅はあってもいいと思うんですけどね。どうしても僕はこれが解せない。

 もう一度、当時、設計委託等算定書に明記された事業費、清算事業団に出した事業費、説明してください。なければ、資料の提出を求めます。刈谷グランドも同様であります。

 それと、基本設計をするときには、A案、B案、C案、多分出てくるはずですよ。議会にA案はこうです、B案はこうです、C案はこうです。説明されたことはありますか。議会なんかせんでもいいと、そうおっしゃるかもしれない。やはり、せっかくあれだけの多額な予算を費やして基本設計したら、A案、B案、C案、三通り出てきたと。A案はこういう案で幾らかかりそうだと、B案はこういう案でどれだけだと。これはこういう点がいい、こういう点が悪い、議会で相談されたらどうですか。そんなこと一度もなかったですよ。

 こういうことが、結局、後々大きな問題に響いてきておるんです。物価上昇じゃないですよ、原因は。

 3点目の調査設計委託料と結果の発表です。

 助役さんの方から、従来もやってきたけれども、先ほど言ったように、ステップアップする後で発表しておったら、これ話にならんですよね。実施設計の予算を決めちゃってから、前の基本設計の説明をされたって、そこで問題点があったって、もう後戻りできないんですよ。そのときに、石川さん、あんたも認めたじゃないかと、こうやられるわけですよ。我々も、ほんとに大変な僕は反省をしなきゃいかんと思ってますよ。助役はよく言ってくれた。今後は、ステップアップする前に必ずやると。重要なものについては速やかに出すと。これは一つしっかりと肝に銘じてやっていただいて、やはり、大型事業は市民の関心のあるやつはですねえ、そういうステップをきちんとすることよって、結果として、みんなの合意を得て早くできるんですよ。先急ぎ、そういうことは絶対後々禍根を残す。このことについても、また一つぜひ考えがあったらやっていただきたいんですが、助役の方でわりかし私の理解できる範囲の答弁がありましたから、これは絶対にやっていただく、これは確認させていただきます。

 それから、大型事業と設計コンペについてでありますけれども、原則として、積極的に導入の方向で考えるということでありますから、ぜひやっていただきたい。今や、民間の企業でも、地方自治体でも、やはり、こういう大型事業やシンボル的なものは常識化されておると思うんです。そういうところに、やはり、いろんな英知、そして議会側もいろんな案が出ることによって、その中からより刈谷に合った、市民のための案はこうだという、やはり情勢判断、状況判断もできるわけですから、ぜひこの設計コンペやっていただきたい。いい例があるんじゃないですか、中央図書館。僕は、議員になって、あれ1回だけですよ。あれも、初めは当局がそんなことを考えてなかった。ところが、議員で懇談会をやって、多くの議員から、設計コンペやったらどうだ、こういうことになってですねえ、その当時、ほんとに素直に認めていただいて、10社による設計コンペをやった結果が、非常に後スムーズにいったでしょう。今でも、中央図書館、文句を言っておる人はおりませんよ、少なくとも建設について。やはり、こういういい事例が議会提案を採用したことによってあるんだから。なぜ今までやらなかったか。僕はその導入をしない理由、まだわかりません。はっきり、今から説明してください。今までなぜやらなかったか。なぜできなかったか。ぜひお聞かせください。

 それから、国際設計コンペについて。

 これはもう既に、多額の、億単位の調査費を使ってる。今さら、また別のことをやったら、市民から大変なおしかりを被ると、できません。こういう答弁。私の言ってるのはねえ、国際設計コンペのことだけ言ってるんじゃないんです。私が一番言いたいのは、こういう日本有数の国際級の5万人専用のサッカー場をつくるならば、当然そのコンセプトと、これを具体化するためのプロセスが重要だよと。今まで、そういうことを手順よくやってきましたか。その中の一つには、もちろん設計コンペというのがありますが、それよりもまして、例えば、プロサッカーのフランチャイズの誘致運動をしましたか。2002年のワールドカップの開催地の誘致、やってますか。県や近隣市町村に対する理解と協力の運動をしてますか。そういうことが大事なんです。今までどのようにやってこられたか。これからどう考えているか。これもちょっと聞いておきたいと思いますよ。

 やはり、今我々が一番反省しなければいかんことはハード面。施設づくりに何か先急ぎをしておるんじゃないか。肝心のソフト面のプロセスが後手後手後手、問題になっていない。こういう状況なんです。こういう状況で、もし200億以上もかけて巨大なスタジアムをつくるということになると、僕は、市民は支持してくれないんじゃないか、大変心配してますよ。この解決なくしたら、もう大変なことになる。今後大幅な構想の見直しを迫られることは必至だと思うんです。当局の見解をお願いいたします。

 それから、大型事業のプロセスと財政計画の問題であります。

 総務部長、財政部局と事業部局は緊密な連携を取ってやっておると、本当ですか。財政的な裏づけなくして事業はできない。それはそのとおりです。それは本を読めばこう書いてありますよ。私の言っておるのは、刈谷の今の現状を聞いておるんです。本当に市の財政計画の整合性のない事業なんて、僕は成功しないと思っている。しからば、財政当局は、サッカー場で聞きます。当時、どの程度の財政の責任者として事業費の押さえをされておったのか。これが209億円という数字が出てきたときに、財政の責任者として、事業当局に対してどういう調整をされたのか。数字を入れて説明してください。抽象的な言葉は聞きたくありません。もしくは、市長の、市長もですよ、我々が聞いたときに、私もびっくりしました。私は、初め100億ぐらいだと思ったけども200億になってびっくりしてます。と言ったけど、そのままずっときていたんですよ。いいですか。それとも、市長の、トップの方針で決定されたのか。その経過をつまびらかにしていただきたい。

 僕はねえ、刈谷市が余りにも財政力が豊かだ、こういう先入観、思い上がりがあるんじゃないか。我々自身も当局も、これは本当に真剣に考えないと大変なことになると思いますよ。それが仕事の進め方だとか、いろんな知恵を、本来あるべき知恵が出てこない大きな原因の一つになると思うんです。これだけはもう忘れてくださいよ、財政力が豊かな刈谷だということは。結果として世間が評価してくれるのは大変ありがたいこと。再度、当局の御見解をお願いします。

 それから、大型事業と基金の条例については、これは駅前と運動公園はやってますから、これは結構なんですが、ただ、先ほど言ったように、刈谷グランドの場合やってない。聞いたら、緊急性を有するとか、全く計画性がないじゃないですか。何も今まで計画しなくて、急遽言われたからやりました。急だから仕方がありません。基金も積めませんでしたと、理由になりますかねえ。私には、どうしても、その辺の自己反省がなくて答弁されてるような気がしてしようがない。教育部長、よう聞いておいてくださいよ。もう一度、この辺は、この件について、じゃあ財政当局、事業部と緊密な連携を取っておると先ほど言ったから、そのときに、どういう、刈谷グランドを急遽30億でかかるという構想が、我々の前にわかってるはずだから、出たときに、財政当局は、事業部局に対してどういう指導、アドバイスをされたか。しかと聞きたいと思います。

 それから、刈谷駅周辺の再開発事業についてです。

 もう既に、設計調査委託料で1億2,915万9,000円使っておる。借地料として2億9,530万5,000円使っておる。大変な今南口の広場になってます。もう既に、これを合わせると4億以上になっとるね。大変な額です。

 そして、9年の歳月が来ようとしているんです。もう、今まで判で押したように、権利者の理解を得るのが難しい、難しいことは私もよくわかります。もう、それだけでは市民は許してくれませんよ。市長さん、ほんとに市長の政治生命をかけた、1回決意、答弁してください。もう部長さんたち苦しんでいると思うよ。今のままで本当にいいなのか。私たちとしてはもう待てないですよ。しかと、市長の僕は政治生命をかけた決意、聞きたいと思います。

 それから、多目的グラウンドと流域下水処理場上部利用についてです。

 これは、助役から、昔の話を今していただきました。私、昭和46年9月17日の当時の全員協議会、当時市長は議員だったと思います。そのときの資料があります。当時、流域下水道を刈谷へ県がやりたい。こういった段階で、地元から当然いろいろ環境をよくする還元施設の要望が出た。これを議会がまとめて、処理場は地下にする。そして上部を緑地公園、スポーツ施設の設置をしてくれということで、県もそれを前向きに対処すると、こういう回答が出てますよね。公式文書はそういう文書ですよ。陸上競技場、グレードの高い陸上競技場なんていうのは出てませんよ、一つも。ただ、その県へお願いする上部の緑地公園、スポーツ施設の中に、当時の全協で、議員総意で出した施設要望内容。陸上競技場ありました。サッカー競技場、テニスコート4面、プール50メートル8コース、温水プール25メートル6コース、飛び込み、ベースボール2面、ソフトボール4面、相撲場、矢場、釣り堀、マラソンコース、夜間照明、その他関連施設。こういうのが当時のちょっと古い資料ですがあるんですね。多分、地元の人や議員は、それぐらい大事なものだよと、処理場が来るということはね。これは僕はわかりますよ。今でもやってほしいと思う。ところがね市長さん、それから、先ほどの助役の説明ではないけども、いいですか、昭和59年3月に、当時の計画から大幅に計画変更されたんです。もうこれは法律に基づいて計画変更されたんです。47ヘクタールから33ヘクタールに縮小された。今A地区をやってますね。B地区、C地区とあったけど、C地区は除外された。A地区とB地区の間には処理場は連続しませんよ。真ん中に汚泥処理塔、高い建物が建つんです。一体としては使えない、上部が。そうすると、どうしても私は、周辺の緑化だとか公園的なものはできると思います。運動広場もできると思う、考えによっては。だけど、グレードの高い陸上競技場は僕は大変難しい。スタンドなんか取れますか、下が処理場で。コンクリートのふたがかぶっておるとこで、土を幾ら盛っても。僕は、どうしてもその発言が、去年の9月以降こだわるんです。その根底には、陸上競技場、陸上競技場。そしてサッカー場と多目的グラウンドに結びつけて、市長があちらこちらで発言をされるから、私は問題にしている。

 そして、我々は、多目的グラウンドは、将来のことを考えて、陸連その他から熱き要望があるんです。サッカー場をつくってほしい。そして、多くの陸上競技場を、運動会もできるような施設も欲しい。だったら、多目的グラウンドを8コース入れて、2種の要件を備えてと、こういうことで全協を開いてですよ、設計変更してでもやったんじゃないですか。それが、あっちにあるから、こちらはあんまり考えませんと。今でも、ちょっと僕は助役と市長の微妙な発言の差がありますよ。これはねえ、僕は黙っておれないわけですよ。

 それから、市長さん。陸上競技場ね、特定の県会議員さんの名前までちょっと僕は漏れ聞いたけど、今の県会議員さんにお願いしてます、お願いしてますと。公約ですとか、大変重要な言葉を使われてますけど、私は、市長になられたときと一緒に、私も議員になった。この9年間、この問題を初めて聞いたんですよ。県に、今までほんとに県や県議に、どういう陳情だとか要請、そして、その反応はどんなものがあったですか。全く私は聞いたことがありませんから。今まで9年間、多分運動してきたから、ああいう自信を持った発言ができると思いますから、1回教えてください。それから、もう1回、この件で、くどいようですが確認します。私は、多目的グラウンドは、国体競技が無事完了し、グラウンドの地盤が安定した暁には、全協で確認したように、第2種の用件を備えた陸上競技場として活用できる施設に、僕は、速やかに改修していただきたい。強く要請をいたします。いま一度、見解をお願いいたします。

 それから、予算についてでありますが、まず財政見通しですねえ、これも抽象的な発言だけで、短期的にはちょっと難しいけど、長期的には安定するであろう。我々もそれを願っておりますよね。じゃあ一体、5ヵ年財政計画ということをおっしゃいましたんで、数字で1回教えてください。今、財政当局が立てられた5ヵ年の財政見通し、数字でもう一度確認をしておきます。

 ただ、産業振興センター、先ほど70億だとか数字が出ました。駅前周辺の再開発、市民休暇村、総合運動公園、下水道、道路、道路網整備、これから多額な投資をする事業が目白押しですね。これで、もう財政調整基金、2年前まで75億円あったんです。非常事態に備えて財調を積んできた。75億円。ことしの予算でどうなりました。あと20億円ちょっとしか残ってないでしょう。刈谷は財政が豊かだ豊かだと言ったら、大変な貯金があと20億しか残ってないんですよ。ほんとに刈谷のいろんな企業も、工場を三重県やいろんなとこへ、県外にだんだんつくっていっている。下手すると空洞化が起きるかもしれないという声すらある。ほんとに、今後、大型事業計画とこの財政とのバランス、そして安定確保のために、刈谷市はどういう考え方で、どういう対策をとっていかれるのか。1回聞かせていただけませんか。

 それから、財政運営と基金と市債の関係ですが、これも私が昭和59年の一般質問で、計画行政と基金の積み立てについてということでやらせていただいた。あの当時は景気もいい、それから財政も順調、昇り調子のときに言った発言だったけど、今考えてみると、いろいろ市長もよく聞いていただいて、積み立てしていただいたと。大変よかったと思ってるんですよ。だから、この重要性はますます僕は認識しておるんです。ところが、今後だんだん先行き心配になってくる。計画が急に出てきたら、財政基金をやらずして30億の事業もやろうとする。こういうことでは困りますので、ひとつこの基金と市債の活用については、ぜひ慎重にも慎重な検討をして、きちんとやっていただきたい。これは要望しておきます。

 それから、刈谷グランドの改修事業についてでありますけれども、これはほんとに、市長も後で追加答弁で、もう議会で議決をいただいたからお願いしたい。教育部長は、星野に言われて、緊急性があって早くやりたい。こういう話では、ほんとに僕は話にならん。ほんとに、去年の18号台風みたいに、このことをやらなきゃ市民生活に大変な影響をするということだったら待ったなしですよ、これは。だけど、こういう大きな事業は、もっと計画的にできるでしょう。なぜ、そういう答弁しか返って来ないんですか。僕は、この際、ことし第5次総合計画をつくりますけど、あと7年たつと何年ですか。刈谷市がちょうどまた市制50周年迎えるんです。平成12年。期せずして西暦2000年。まことにいい節目を迎えるんです。こういうときにですねえ、私は、刈谷市の発展の証を記念事業の中に盛り込む、こういう事業を今から計画していく。周到な準備でやっていく。こういうことが必要になってくるんです。僕は、刈谷市民球場の新設事業、別のところへつくるというのも、今から早急に準備をしてやっていく。そして、それができた暁には、今の刈谷グランドを、いわゆる公園の一部に取り込んで、亀城公園をより一層市民公園として充実をするために、例えば、歴史的シンボル的な施設を今から準備していく、こういう計画をやったらどうですか。慌てる必要はない。それまで僕は、部分的な改修でいいじゃないかと思っておるんです。

 岡崎市の例。岡崎市は、中央公園に31億で立派な野球場をつくったんです。刈谷が初め考えておったのと同じ予算ですよ。できたて。見てきました、この前みんなで。大変広々したところにすばらしい。あれの前は、岡崎公園のところに小さな野球グラウンドがありました。あそこをやめて向こうへ持っていったんです。あの岡崎公園のグラウンド、跡地利用は何に使うかと聞いたら、公園利用者のために、地下へ、700台の駐車場にします。上はきちんと土盛りをして、岡崎公園にふさわしい日本庭園にしますと。公園の充実のために当てます、こういうことです岡崎市は。僕はねえ、これが正常な考え方じゃないかなあと、こんなような気がします。一度、この例も含めて、再答弁をお願いします。

 それから、刈谷市民球場建設基金条例でありますが、私の提案でありますが、現在地で改修するという計画なんで、本格的なものは、スポーツマスタープランをつくって第5次総合計画で検討するので、必要があればどうのこうのおっしゃったね、必要があればと。僕は、必要があればじゃなくて、もう野球場を新しくつくるという必要はあると思っておるんです。ところが、今の場所じゃない。だから、そのために、今のうちから本予算の事業費を、基金条例をつくって、そちらへ移しかえておいて、そして基本計画にこれから組み込んで、用地買収も時間かかるでしょう。そういう時間をかけてでも、きちんとしたものをいい場所につくる。そのために、ぜひ基金条例を僕は考えていただきたい。教育長さん、前の教育長さんが、先ほど僕は図書館の例を挙げたんですけどね、議会側の意見取り入れて設計コンペをして、うまく順調にいったんです。今回、教育長の担当のとこですね、刈谷グランドは。1回、この議会の提言、教育長、どんな考え方ですか。ちょっと教育長の御答弁お願いできませんか。

 5点目のスポーツマスタープランと公園計画ですが、先ほど、今となっては遅かった。反省している。急を要する事業で云々というようなお話がありましたけどね、ぜひスポーツマスタープラン、それから、同時に公園の整備プラン、こういうものを一つきちんとやってですよ、第5次総合計画に入れていただきたい。市長公室長さん、公室長の立場で、1回、整合性のあるプランを出すかどうか、考えがありましたら1回言ってください。

 今チャイムが鳴りましたけども、議長、よろしいですか、続けて。まだ大分かかりますよ。



○議長(酒井博) 

 暫時休憩いたします。

                           午後零時00分休憩

                           午後1時00分再開



○議長(酒井博) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 21番石川良雄君・・・



◆21番(石川良雄) 

 午前中に引き続いての質問で恐縮に存じますが、今しばらくお願いをいたします。

 午前中の続きでございますが、(仮称)刈谷市産業振興センターについてということで、これも旧国鉄コンテナヤードの払い下げから急遽浮上してきた事業だと思います。当然、時間的な余裕もなかったかもしれませんが、やはり、今までの大型事業のいろんな問題の轍を踏まないように、念には念を入れ、関係部署との調整をしながらやっていただきたい。たまたま事業費の押さえについては、先ほど70億円程度と、こういう数字を初めてこういう場所で出していただきました。私は、これはぜひ大事に理解をしていきたいと思っております。

 これもですねえ、たまたま実施設計委託料が既に予算計上されておりまして、これから逆算すると、3%でいくと68億円だから、まあまあこういう数字かなあと。立体駐車場だったら19億円、合わせると90億円ぐらいの事業になるのかなあ、こんな気はいたしますけれども、ちょっと質問でございますが、設計コンペは何社に依頼されるのかなあと。それから、当然結果の報告ですが、先ほど助役からも話がありましたように、ステップアップする前に議会に報告するという話でありますが、以前、中央図書館のように議員懇談会を開いて、当時は秘密会だったと思いますが、御説明いただいた経緯もありますので、ちょっとこの確認をさせていただきたいと思います。

 それから、これは参考でございますが、たまたま議会だよりをつい10日ぐらい前に読んでおったら、広島市が、同じようなインテリジェントセンターというか、産業振興センターをつくるという、ちょうどその過程で、基本計画を今つくっている最中だと、基本設計を。それで議会の議員の一般質問に、こうやって堂々と答弁しているんですね。広島市の場合は8階建て、1万6,400平米。これだけの規模のものをつくる。中は、その中に産業振興センターが3,000平米で13億円。もう一つの要素はソフトウェアセンターで5,000平米て18億円、もう一つの要素がインテリジェントセンター8,400平米で24億円。合計して58億円の事業を第三セクターでやりたいということを一般質問で明確に答えているんですね。ですから、私は、こういう説明があったから、後で少しずれたからといって、議会のだれもとやかく言いませんよ。私は、そういう議会に対する丁寧な説明、これが私は議会と当局の信頼関係をより強くすると思っておりますから、ひとつぜひこういう参考にしていただければありがたいなあと思っております。

 それから、産業センターの子供科学館については、これは私、旧勤労会館の跡地利用とも関係があります。要望とさせていただいておきます。

 それから、名称についても、今後検討するということでありますので、これも要望にさせていただきます。

 それから、南口周辺の業務委託でございますが、行政主導で積極的にやりたい。大変力強い部長の答弁でありますが、ひとつ、この答弁に偽りなきように、行政主導で積極的にやってほしい。いずれにしても、タカハに毎年多額の業務推進委託料を支払っていると思うんですが、やはり、これは権利者は土地に対する執念が強いように、逆に当局の熱意と行動がなければ、相手の心には訴えれんと、このように思っておりますので、ひとつ担当部長の気持ちを大事にやってほしい。場合によったら、早く前線基地をつくってでも、開発会社、第三セクターをつくってでも、年度内にやるんだと、こういう決意がほしいと思います。これ、ぜひひとつ市長さん、政治生命をかけた事業でありますので、一度市長さんの積極的な姿勢を、改めてお伺いしたいと思います。

 それから、市長の予算編成のポリシーと政治姿勢ということでありますが、確かに、市長のポリシーが、助役が答えられるというのは、どうもほんとに従来の形式で、1回目は市長以外だと。2回、3回目になったら市長がやるというのは、余りにも形骸化しておると。僕は、これではほんとに心がこもらないんです。やはり、市長に質問したら市長が答えていただけるような、そういう政治姿勢がほしいんです。忘れもしません。ちょうど4年前、同じ3月議会で、私、市長に政治理念と市役所の総力発揮の体制について質問させていただきましたけれども、あれから4年経過して、あのときいろんな指摘をされた。ただ、それが本当にうまくいってるかなあというと、残念ながら、まだまだ私解決されたと思っていません。やはり、それはトップの政治姿勢、政治理念というものが、職員とほんとに一心同体にならないといけないと思いますので、答弁は助役ということも結構かもしれませんが、私は、まずそこから直していただく、こういうことが、職員が市長についていくと、こういう姿勢になりますから、ひとつお願いをしたいと思います。

 それから、刈谷グランドの改修事業でございますが、逆に賛成願いたいと、こういう御発言もありましたけども、私は、今までいろんなことを申し上げたように、私以外の多くの議員も問題視をしている。逆に見直しの意見もたくさん出ておるわけでありますので、こういう状況下で、やっぱり強引に押し進めるということは、ほんとにこういう大事な大型事業については、市民に祝福されて、そして計画的に進めると、これが一番の後々の評価にもつながりますから、今のまま押し進めるということに対しては、大変理解に苦しみます。なぜ、そこまでしてやらなきゃいかんのか、もう一度聞かせてください。ちょっと、私は理由がわかりません。

 それから、議員に対する資料提供ですが、私ねえ助役さん、何もプライバシーだとか、そんな守秘義務のことを聞いておるんじゃないです。先ほど私が言った例を言いましょう。総合運動公園に関係するところの文書に、20年ぐらい前につくった緑のマスタープランという言葉があったから、私は見たことがないものだから、緑のマスタープランて何ですかと、原本を見せてくださいと、もう20年も前にできた、きちんと調査費を使ってやったやつですから、秘密でも何でもないでしょうと言ったら、私の首が飛んじゃうかもしれんで、冗談だろうと思うけれども、そういう発言が出てきたんですよ。もう1ヵ所違う部で、いわゆる、いろんな設計を出すときに、仕様書を書く用紙があるんです。中身が書いてあるやつじゃない。どういう用紙で書くんですかと、その用紙を聞きに行ったら、これまた部長に相談したら、いやあ、ちょっとこういう理由でやめてほしいということ。僕はねえ、ほんとに部長、課長、係長は気の毒だと思うんですよ、かわいそうですよ、ほんとに。多分、その人たちは、議員に実態を知っていただいて、一生懸命で仕事を推進するために、それぐらいのことを出したっていいじゃないかと思っているけども、助役はそんなつもりで言ったわけじゃないかもしれんけども、やはり、何か禁止令が出れば、職員というのは、そういう残念ながら宿命を帯びた位置づけなんですよ。聞いたところによると、追跡調査もあるかもしれんなんていう話が、出たとも出んともいう話があるから、余計びびるじゃないですか。

 僕は、こういうことが、だんだん風通しも悪くなるし、ほんとにまずい方へ、まずい方へいってしまう。あと、市長ができるだけそういう資料は秘密にせんで、見せるのは結構だと言っていただいたからね、まずは若干ひと安心ですが、先ほどの答弁じゃないけれども、実施設計委託する前のサッカー場とグラウンドの、どういう予算額を提示したのかという数字すら出てこないと。答弁もしてもらえないんですから、質問したって。本会議場で、今までの委員会で何回聞いたって、いや、今設計で精査していますから数字は言えません、この一点張り。ちゃんとそういう資料があるはずですよ。だから、僕は、見せてください。もし、この2回目の答弁で、ほんとにその数字が、ありのままの数字が出てこなかったら、僕は、議長さんに、正式にその当時の関係資料の提示を求めますので、これだけは強く申し上げておきます。

 こういうことをね、かえって制限することは、逆にこじらせるもとですので、我々も、何も秘密資料を暴いてどうこうというわけじゃないですから、その辺はお互いの相互信頼が必要ではないでしょうか。

 それから、三つ目のテーマの総合計画の件でございますが、準備状況と今後のプロセス。

 いろいろやっておられるようですが、ただ、私がここで聞きたいのは、言葉になかったけど、多分コンサルタントにも頼みながら、いろいろ業務委託をされておると思う。一体どこのどういうコンサルタントに、どういう業務委託をされたのか。これちょっと説明がなかったものですから、お願いします。

 それから、僕は、審議会が今後具体的な名前が出て発足すると思うんですが、ややもすると、従来、形式的な運営に陥りやすい。職員の人が一生懸命で練った案を持って行くわけですけれどもね。ところが、やはり第5次については、この審議会、これを活性化のある審議会にしてほしい。そのためにどんな工夫を今考えておられるのか。市長公室長、お答えを願いたいと思います。

 それから、総合計画のコンセプトでございますが、これから考えることだから今は言えないということでありますが、僕は、第5次をつくるときに、もう既に平成3年度から諸準備をしてきておるんですね。市民アンケートももう既にとったんでしょ。いろんな経過が過ぎてきているから、今、市長公室長の頭の中にある、やはり一つの理想的なコンセプト、そんなものは、僕は打ち明けてもいいんじゃないかと、それが後の審議会でいろいろ変わったということは、それはその経過であるわけですから、一度、刈谷市の基本的な都市像のイメージフレーズといいますかね、前は、緑ゆたかな生産文教都市を目指すと言ってましたけれども、どんなことを今は考えておられるのか。

 それから、これからの刈谷市のアイデンティティですね。こういうものをほんとにきちんと特徴づけていくということは大事ですから、今、そのためにどんなことを、刈谷のアイデンティティとしてどんなコンセプトを考えているのかなあと。ありましたら教えていただきたいと思います。

 それから、市民参加と合意づくりの件でありますが、これ私は大事にしていただきたい。既に市長公室長から1万人アンケート、各種団体との懇談会、市政モニター、この三つの説明がありましたけども、岡崎、豊田、安城、もっとやってますよ。ほんとにすごいことをやってますよ、時間もかけて。やはり、そういう積み上げの中から現実味のある、そして地に着いた計画というのが出てくるような気もいたします。そして、同時に、市民に対してもそれを通して合意形成の第一歩ができるわけですから、私は、もっとぜひやっていただきたい。岡崎の場合、市民アンケートを、刈谷の場合はもう既に9月にとって、これから審議会ですよ、4月か5月、多分ね。ところが、岡崎は違うんです。第1回目の審議会を開いて、その場で、どういう市民アンケートをとりましょうかと、こういうものをさせてくださいという確認をとって、実施しているんですねえ。この辺が、私、やり方がちょっと違うなあと。どちらがいいかというのは、ここでは私は断言は申し上げませんが、そういう工夫をしている。ということであります。だから、名ばかりの市民参加ということが、これまた形式にならないように、ひとつどんな工夫、今、市長公室長の頭の中にあるか教えてください。それから、1万人の市民アンケートをとったようでありますが、もし半年もたっているから、分析があったら、どんな特徴があるか教えていただきたい。見やすい、使いやすい総合計画書については、B5からA4の方へという話もありました。ぜひ、私は、これからはA4サイズというのが役所のサイズとは違いますけれども、主流の民間の大きさであります。ぜひ検討していただきたいと思います。

 それから、第5次総合計画への提言でありますが、そのうちの1点目の都市景観条例については、私、前の一般質問で質問したところ、担当部長さんが、もうあれから3年になりますが、当時、第5次総合計画に明確に位置づけて前向きに検討しますと、いい答弁をして、今回幸いにも当初予算に、都市景観基本計画調査費450万円が載っておりました。ありがとうございます。ぜひこういうものを、立派なものをつくって、総合計画に反映するよう要望いたしておきます。

 それから、2点目の件でありますが、ぜひカナダのミササガもやってるようにゾーニング、こういう考え方を導入して、用途地域の見直しをやりながら、いい環境のまちづくりをしていただきたい。きのうの新聞、トップ記事読んでいただきましたか。これは私は朝日新聞だったんですが、都市計画法と建築基準法が22年ぶりに大幅改正されて、今国会で成立の見通しと、こういう題が載ってましたね。よくひとつ担当部局、これを研究していただいて、私の考え方も含めて、第5次総合計画の中に入れていただくように御要望申し上げます。

 それから、インフラの整備。それから、文化とインテリジェントシティーのまちづくり、それから広域行政のまちづくりについては、要望にとどめさせていただきます。

 それから、6点目に言いました市政の整備目標ですが、これも豊田市の最近の総合計画を見ていただくとよくわかりますが、10年間の目標を短期、中期、長期と分けて、こういう事業はいつごろにやるという表をつくっているんですよ、全部、たくさん。非常にわかりやすい。いつごろ、どういうことをやってくれるな。どういうことを考えているかということもわかりやすい。市民も職員もわかるわけですから、そういうことを、優先順位や財政とのバランスをつくりながらやっていただきたいと思いますが、この辺は、ひとつ考え方があったら教えていただきたいと思います。

 以上、少し長くなりましたが、2回目の御質問にさせていただきます。



○議長(酒井博) 

 開発部長・・・



◎開発部長(渡辺恒夫) 

 石川議員さんの御質問の中で、予算関係で、特に産業振興センターについてのお尋ねでございますが、コンペは何社か、議会の報告はと、こんな御質問でございますが、このことにつきましては、62年に行いました図書館の例がございますので、これを参考にして進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。



○議長(酒井博) 

 都市計画部長・・・



◎都市計画部長(稲垣利彦) 

 総合運動公園サッカー場の実施設計発注時の関係でございますが、大変失礼をいたしました。向こうに事業費を明示したかということでございますが、その事業費につきましては、公団と協議をいたしまして106億5,9000万円を明示をいたしまして、委託したものでございます。よろしくお願いいたします。



○議長(酒井博) 

 教育部長・・・



◎教育部長(三浦俊正) 

 2回目の質問のうち、関係分についてお答えを申し上げます。

 まず、第1回目の御質問に対する答弁が不十分でありましたことをおわび申し上げます。2点目の実施設計の前に数字が出ていないということ、基本設計から実施設計に移る過程。特に刈谷グランドの場合、委託した当時の事業費、これをはっきりしなさいということでありますが、そのことについてお答えをしたいと思います。

 実施設計を行いましたときは、御承知のとおり、先ほども出ましたが5,150万円の設計委託料をもって設計をしております。そのときに、どんな指示をしたかということでありますが、30億円を目安に設計を依頼しております。それで、簡単にその内容ということでありますので、内容を申し上げたいと思いますが、実施設計によって、前回の設計でありますが、ごくポイントだけ申し上げますと、例えば、鉄筋コンクリートの3階建てというスタンドを考えておりました。それから、今回御提案しております設計につきましては、それを30億円から20億円以内ということで変更しておりますので、それが2階建てになってまいります。

 それから、スタンドの屋根はつけるようにという指示をしておりますが、今回お願いしておりますのは屋根がございません。それから、収容人員でありますが、非常に関心の高い数字ですが、現在は公称1万人と言っておる施設でありますけれども、これを1万2,000人というふうに設計をいたしましたが、今回はこれを1万1,000人に縮小をしております。

 それから、もう一つ大事なことでありますけれども、照明の関係でありますが、現在測定をしますと現在の施設ですと、最高でも500ルックス強でありますが、これを本格的な球場にするためには、バッテリー間は1,500ルックス。それから内野は1,300ルックス。外野は700ルックスというふうに設計をいたしました。これをグレードを下げまして、バッテリー間は1,000ルックス、それから内野は700ルックス、外野は500ルックスというふうにいたしております。

 それから、駐車場の関係でありますが、スタンドの下に100台駐車場を設ける予定でありましたが、事業費の関係でこれは土盛りになりますので、ございません。

 そのほか、スタンドの下に各種の施設があるわけでありますが、応接室、医務室、更衣室、こういうようなもの。あるいは会議室、監督室という独立した部屋も考えておりましたが、これらを縮小いたしまして、多目的室と兼用をするということ。あるいは記者室、カメラマン室を設ける。こんなような作業を指示いたしまして、今回は20億を切る設計変更を委託する予定をしております。

 それから、次の御質問で5番目でありますが、プロサッカーだとかワールドカップの関係、誘致の運動の関係でありますが、これにつきましては、サッカー場の方のこれは総合運動公園でありますが、この方のサッカー場の建設が、いわゆる本格的にゴーサインが出ていないというようなこともありまして、表立ってはできませんが、刈谷市サッカー協会、愛知県サッカー協会、それから日本サッカー協会にも、これは水面下ではありますが、情報交換をしておる状況であります。

 また、関係の市町村、このあたりですと関係市町になりますけれども、これの連携といいますか、協力体制という面につきましては、実はこれは美術館につきましても、衣浦東部広域行政圏の事業ということで取り上げていただいておりますので、それと同様、総合運動公園につきましても、衣浦東部の広域行政圏の事業の一つとして取り上げていただいております。なお、これらの行政につきましては、教育委員会の部門では、今後も他の4市に協力をいただけるようにお願いをしてまいりたいと、こういうふうに考えております。

 それから、大きな2番目の3項目。現在のグラウンドは、歴史的シンボルになるような公園にしてはどうかという御提案でございますが、御意見はごもっともかと思いますが、私どもといたしましては、地元の強い要望もございますので、何とか現在地で改修をお願いしたいと、こういうふうに思いますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。



○議長(酒井博) 

 総務部長・・・



◎総務部長(山岡種臣) 

 石川議員さんの再度のお尋ねでございます。関係分3点についてお答えをいたしたいと思います。

 まず、サッカー場の経費の問題で、財政面でどう調整をしたか。事業費の押さえはどうかというお尋ねでございます。これにつきましては、実施に当たりましては、プロジェクトチームを編成いたしまして臨んだわけでございまして、その中に財政担当部会というのがございます。財政担当者は、私も含めまして財政部会に所属をいたしまして、財政計画を策定してまいったものでございます。事業部と一緒になりまして計画を進めてまいったというのが実態でございますので、お答えにかえさせていただきたいと思います。

 それから、2点目の刈谷グラウンドの事業費で、事業部にどう指導をしたかというお尋ねでございます。これにつきましては、大型事業が当時控えておったわけでございます。すなわち、南北駅の周辺整備、総合運動公園等大型事業を控えておりました矢先に、老朽化しましたグラウンドを整備しようというその前に、大型事業に着手する前に整備をしようという計画を立てまして、老朽化したグラウンドを整備する実施計画にその事業費を織り込んだところでございます。財政面では、ほぼ全体の経費といたしましては、学校建設費と同程度ということで、基金の積み立てにつきましては、先ほど申しましたように、他に大型事業がありましたので、そちらを優先をいたしまして積み立てたということが実態でございます。したがって、グラウンドにつきましては、継続費の設定、補助金、起債等で十分対応できるという計画を立てまして事業化したわけでございます。御理解をいただきたいと思います。

 それから、予算の関係の財政の見通しについてのお尋ねでございます。数字でもう一度説明をしてもらいたいというお尋ねでございます。財政の関係につきましては、今回の景気後退に伴いまして見直しをいたしております。したがいまして、平成5年度につきましては、市税につきましては3.5%の伸びを見込んでおります。平成8年まで安定成長ということで、ほぼ同程度の低い伸びを見込んでおります。したがって、平成5年度で申しますと、市税では279億円程度を見込んでおります。各年3.5%のアップ率を見込んでおります。それから、一番肝心な投資的経費の関係でございますが、いろんな面で経常的な経費がかさんでまいりますので、その伸び率と同程度は期待をするわけにはいかないというのが実態でございます。したがいまして、投資的経費で申しますと、ほぼ前年並みの横ばいということで、若干1%、1.5%の伸びを見込んでおるのが平成8年までの財政計画でございます。したがいまして、大型事業に関係をいたします財政計画につきましては、第5次の総合計画と整合性を持たせて、今後見直しをしてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。以上でございます。



○議長(酒井博) 

 市長公室長・・・



◎市長公室長(小山栄俊) 

 関係分のお答えをさせていただきます。

 まず、スポーツマスタープランと第5次総合計画について、市長公室長の方から答えよということでございました。スポーツマスタープランは、早い時期に検討していただき、当然のことながら第5次総合計画との整合性を持たせるということであります。また、これに公園計画が含まれないような場合には、別の部門での公園計画も検討し、総合計画には含めていくということを考えております。

 それから、総合計画の関係で、準備状況の業務委託の話が出ました。これは地域問題研究所というところへ業務委託をしております。この内容でございますが、やはり、この計画書の構成の仕方、それから取りまとめの仕方、これに対する指導、助言でございます。

 それから、文書も図面も、あるいはレイアウト、これ等も技術的な指導を受けたいと思っております。専門的な立場での作業活動のやり方等の指導も受けております。それから、資材とか、あるいは人材の提供、あるいはお持ちの情報資料でございますけども、その提供を受けるというようなことが、主な業務内容になっております。そのほか1万人アンケートのような集計、あるいは設問等も指導を受けておるところでございます。

 それから、審議会が形骸化にならないよう活性化をせよということで、おっしゃるとおりだと思います。審議会をなるべく早く開きまして、さきに議員の皆さん方からも意見をちょうだいしたいなというふうに考えております。

 それから、コンセプトの話でございますが、あえて言えば、私が先ほど申し上げたのに近いわけでございますが、やはり、財政的基盤をどういうふうに見るかということが第一番でございます。それから、やはり、ソフト部門のことをどういうふうにこれから考えていくか。このことでございます。それから、やはり、広域ネットワークの充実ということも考えなければならないと思っております。先ほどおっしゃいましたが、やはり、生活尺度になってくるインフラといいますか、基盤整備のような話は、当然考えていく必要がございます。

 もう一つは、やはり、急激な高齢化社会ということですので、この高齢化社会に対する地域福祉の問題は避けて通れないということで、基本的には考えております。

 それから、市民参加でございますが、その中で1万人アンケートの分析はどうかということでございますが、これは調査方法も考えましたので、非常に高い回収率になっております。それから、もう一つの特徴は、余白欄に意見を書くところがございますが、そこに相当の意見が書かれております。したがって、その取りまとめに時間もかけてございますが、今月じゅうに何とか印刷して、これを発行したいというふうに考えております。

 それから、提言をいろいろいただきましたが、いろんな提言をいただきまして、10年度目標を表にするというような考え方の話ですが、これはもっともだと思います。私も見せていただいておりますけど、やはり、市民の方が見てわかりやすくするためには、明快にしておくのが一番いいと思います。しかし、これは全部を明快にはできませんが、大きな事業だとか、明快にしておかなければならないというようなものに限られてくるかもしれませんけども、そういうふうになるように、できるだけの努力をしたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。

以上でございます。



○議長(酒井博) 

 教育長・・・



◎教育長(近藤啓七) 

 関係分について御答弁申し上げます。

 新しいスポーツ施設の基金条例の積み立てについて、今後どう考えるのかという御質問でございますが、スポーツマスタープランの策定の中で、財政計画のこともありますので、研究課題として積極的に取り組んでまいりたいと思います。よろしくお願いをいたします。



○議長(酒井博) 

 市長・・・



◎市長(角岡与) 

 私に対しまして、2点ほどあったと思いますが、流域下水道の関係の上部利用の点についてでありますけれども、これにつきましては、振り返ってみますと、この事業が進められる前に、県が条件的に提示をした。そしてこちらが要望書を出したというような経過もございまして、その後、まだ用地がまとまっていないという関係もございまして、そのことには余り触れておりませんが、これは、県の方としては責任持ってやるという形で、今まで進められてきておりますので、何とかやってもらうように努力をしていく所存でございます。

 先ほども申し上げましたように、サッカー場、野球場、そういったものが整備をされるとすれば、あと陸上競技場だと。しかも、多目的広場にございます、今の多目的広場の設計のときに、中へ8コースがとれるだけの設計を依頼いたしておりますから、つくろうと思えばつくれるわけでございますが、2種陸上競技場ということになりますと、一般にほとんどの場合使えません。そういった意味で、市民がみんなで使える広場というような感覚をずっと持ち続けてきておりますので、できれば、国体後、皆さんと一緒に協議をして決めていきたいと思いますけれども、見通しのつくまでは、やはり競技場というような形をしなければならないかもしれませんけれども、原則としては、陸上競技場というのは2種の陸上競技場というようなことになれば、別に、今申し上げております処理場上部利用の中で、2種の陸上競技場をつくってもらおうと、こういう気持ちでおります。これはスペース的にも、一応計画は縮小されましたけれども、たくさんのものをつくる約束がしてありましたが、陸上競技場だけならばスペースは十分あると、私はそんなふうに考えでおりますので、今後細部にわたっても検討していきたいと、こんなふうに思っておりますので、御理解賜りたいと思います。



○議長(酒井博) 

 21番石川良雄君・・・



◆21番(石川良雄) 

 3回目の質問であります。最後でありますので、まとめの意見、要望を申し上げて終わりたいと思いますが、最後の市長の今の答弁というのは、私、大変重要な意味を含んでいるんで、これは、今私も大分時間オーバーしておりますので、皆さんに御迷惑をかけますから言いませんが、これは担当委員会、しっかり、ひとつ今までの経過から、つぶさに御審議をして、前回の全協の確認なり、陸連等の要望なり、多方面にわたる検討をしていただいて、これは責任ある回答を出していただくように、切にお願いをしておきます。大変、私としては、今までの理解と全く違うというぐらいの状況であります。

 そのほか大型事業等いろいろありますので、ひとつ、それぞれの担当委員会でよろしく掘り下げをお願いしておきます。

 私、今いろんな質問を率直にさせていただいて、当局からも苦しい答弁、たくさんあったわけ。また、私の発言に、皆さん方からすれば不愉快な質問もあったと思いますが、私は、本当に市民本意の行政で、刈谷市の百年の計を誤らないために、やはり、過去というものはしっかり謙虚に反省して、次の正しい道を歩むんだと、こういう気持ちからぶしつけな質問をさせていただいたわけであります。

 言葉は悪いですが、当局が議会というものをほんとに煩わしいなあと、議員は、見ざる、言わざる、聞かざるがいいなと思っておられたら、これは大変な誤りでありますので、ひとつ大いに、お互い、同じ立場で、相互信頼のもとにやっていきたいと思います。

 それから、市長さん、よく事前に皆さんに相談した相談したとおっしゃいますけどね、私は、議会審議の直前になって、もう既に自分たちの意思を決定されてから相談されても、それは私は相談ではなくて事後承認。言葉は悪いですが、一方的な押しつけにほかなりません。相談というのは、自分の考えに余裕を持って、相手を受け入れる余地を持ちながら問題解決のために話し合うことを、私は相談するという理解をしております。ぜひ、そういう相談を早目にやっていただきたいと思いますし、また、市長が口ぐせのように、サッカー場や刈谷グランドで、議員に初め一度了承しておきながら、後になって文句を言われるとか、反対されて困る、こんな話をあちらこちらでよく耳にしますけれども、確かに、私は二つの事業、当初了承した一人であります。しかしですよ、しかし何でも初めに一度了承したからといって、その後のすべてを、私は当局に任せたわけでもありませんし、了承したわけでもありません。

 特に大型事業の場合では、それぞれのステップステップごとに、やはり慎重に審議をして、もし、その途中で問題が発生したり、当初の計画とは、または条件とは大きく食い違ってきたような場合には、ときとして修正したり、逆戻りを求めることだってあり得るんです。これは当然じゃないですか。私は、議員として、これまでの安易な了承を、轍を踏まないために、今後、議会審議は事前にしっかりした調査資料を求め、慎重に審議を重ねていって、市長の言われるような、あらぬ誤解は受けないように努力をしてまいりたいと思っております。

 どうか、我々の意見にも耳を傾けていただくようにお願いをしたいし、当局も、議員をよきパートナーとして、ひとつ協力してやる体制をともどもつくっていかなきゃいかんと思っております。

 最後に数点申し上げますけども、まとめとして、大型事業のやっぱり進め方というのは、思いつき、場当たり的ではいけませんから、しっかりと総合計画の基本計画に位置づけてやっていただきたい。これが第1点。

 二つ目は、大型事業は基本構想を発表した後、やはり、基本的な確認がとれたら、基金条例を制定して、財政的な裏づけをしながら推進してほしい。

 三つ目は、大型事業のコンセプトと同時に、総事業費の枠組み、こういうものを基本設計の段階で確立して、議会にはっきりと明示をして審議していただきたい。

 4点目は、基本設計は、設計コンペ導入を基本に、幅広い民活を活用してやっていただきたい。

 それから、5点目は、やはり、基本構想から実施設計にと、それぞれの段階がありますが、その段階ごとにきちんと議会に報告し、ステップステップ、大事にしながら、見切り発車だとか、先急ぎの審議のないようにお願いを申し上げたいと思います。このことをきちんとやるために、大型事業の議会での合意づくりのための一度フローチャートをつくっていただいて、それぞれ手落ちのないようにやっていただきたいと思います。

 それから、7点目は、議会に対する関係資料の提供ですが、ぜひ理解と合意を深めるために、可能な限り詳細なものを出して、議会の審議の助けにしていただき、小出しの説明、当局の都合に合わせた説明は、ぜひお避けをいただきたいと思っております。

 8点目は、第5次総合計画の策定。大変重要な年であります。今まで申し上げたような大型事業の進め方の私は幾つかの教訓があると思いますから、こういう教訓を生かして、次への世代へ引き継ぐためのきちんとした計画づくりと、この計画づくりを通して、議会と当局の関係の再構築をする、大変重要な意義のある総合計画づくりでありますので、ともども協力しながらやっていかなければならないと思っております。

 最後になりましたけれども、当初予算に計上されております刈谷グランド改修事業につきましては、当局の御答弁がありましたが、残念ながら、私は、今のままでは理解、納得することはできません。私は、刈谷市百年の計と、市民のための市政を実現するためにも、本件につきましては、法的な手続をとらせていただいて、議員提案による刈谷市民球場建設基金条例の制定議案とあわせて、関係する予算の修正案を提出する用意があることを、ここに申し上げておきたいと思います。

 最後に、当局の御所見があったらお願いを申し上げ、質問を閉じさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(酒井博) 

 5番藤井理君・・・

           (登壇)



◆5番(藤井理) 

 5番藤井理でございます。議長のお許しをいただきましたので、一般質問に入らせていただきます。初めてのことですので、御無礼なことがあろうかと思いますが、お許しください。

 私は、通告書により通告いたしました明治用水路の暗渠化について、質問させていただきます。

 明治用水は矢作川を水源とし、豊田市水源町の頭首工により明治本流に導水し、西井筋、中井筋、東井筋に分かれて、西三河の農地の農業用水及び工業用水として、地域の発展に貢献している大動脈であると理解しているところであります。当刈谷市に水を供給しているのは、西井筋と中井筋でございます。私の生活しております桜地区は、JR東海道本線刈谷駅の北側商店街でありまして、この商店街の中心部を西井筋は東より西へ流れております。このため、町が分断されている状態であります。付近住民は、かねてより明治用水西井筋にふたをかけ、上部利用することが永年の願望でございます。

 私たち付近住民は、機会あるごとに、明治用水の上部利用について市当局にお願いしておるところでございます。市当局も、明治用水に対しまして、地元の要望を強く要請していただいておりますが、明治用水は、用水路を管路化した後、上部利用事業に着手したいとのことであります。西井筋の管路化工事も、上流より知立市の23号、知立バイパス付近まで完成してきたようですし、刈谷建設会館から上流は、管路化工事は平成3年度で完成する様子でございます。

 そこでお尋ねいたします。

 1番目に、明治用水西井筋の管路化事業について、完成するのは上流より刈谷建設会館のところで、何年につながるのか、その時期をお尋ねいたします。

 2番目に、用水管路化後の上部利用をどのように考えているのかお尋ねし、第1回目の質問を終わらせていただきます。



○議長(酒井博) 

 建設部長・・・



◎建設部長(林尚) 

 藤井議員さんの明治用水路の暗渠化の進捗状況というお尋ねでございますが、まず明治用水、先ほど藤井議員さんからもおっしゃいましたように、平成3年度において23号線の知立バイパスの隣50メートルまでが完成をする予定でございます。残りの1,690メートル、一色町の刈谷建設会館まででございますが、平成5年度までに完成をする予定で、今工事を進めておるところでございます。なお、上部利用につきましては、上流部の管路化と同時に、平成3年度に設立しました農林水産省の補助事業の水環境整備事業といたしまして、愛知県が施行いたすというものでございまして、平成4年度で桜町地区の実施設計に入るということをお聞きしておりまして、今年度、負担金といたしまして、本議会にお願いをしておるところでございます。

 水環境整備といたしましては、桜町の商店街前と申しますか、刈谷建設会館からJRまでの870メートルを予定しておるわけでございますが、平成6年の何とか国体に間に合わせるよう整備を行っていきたいということで、関係官庁であります県の方へ強くお願いをしておるわけでございまして、また、同時に、明治用水区域外のところも、何とか一緒に整備をしてまいりたいということで、関係課とも協議をし、できれば国体までに何とか形をつくってまいりたいと、かように思うわけでございます。今後とも促進に努めてまいりますので、ひとつよろしくお願いを申し上げまして、答弁とさせていただきます。



○議長(酒井博) 

 5番藤井理君・・・



◆5番(藤井理) 

 私の質問に対し、建設部長さんより御答弁いただき、ありがとうございました。

 私の質問に対しまして答弁していただきましたが、平成6年開催のわかしゃち国体に間に合いますよう、一日も早く上部利用ができるよう要望いたします。

 また、刈谷市の顔である駅前でございますので、その点、舖装工事も一日も早くやっていただきたいとかように思いまして要望させていただきます。どうもありがとうございました。



○議長(酒井博) 

 暫時休憩いたします。

                           午後1時50分休憩

                           午後1時57分再開



○議長(酒井博) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 28番本多耕三君・・・

           (登壇)



◆28番(本多耕三) 

 大分時間も経過しておりますので、直ちに質問に入らせていただきます。

 本議会の冒頭、市長より施政方針、教育長からは教育行政方針が述べられました。私は、本年度は皆様御承知のとおり、先ほどの質疑でもございましたが、第5次総合計画策定の年であると同時に、市長もみずからお述べになりましたが、改選後の初年度であることから、刈谷市にとっては極めて重要な年であるという認識と期待を持って聞かせていただきました。

 そこで、これに関連をいたしまして質問をさせていただきますが、さきに、我が派の石川議員が、長時間にわたりまして質疑をなさった関係につきましては、できるだけ重複を避けて質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。

 まず、市長が述べられました平成4年度の主要施策と予算における基本的な考え方については、大きく5点について説明をなさいましたが、この点につきましては、かねてから、この本会議あるいはその他で、御出席の議員各位が御提言なさった事項もかなり反映をされているというふうに思われますので、私はそれなりの評価をいたしました。

 しかしながら、お聞きをしておりまして、ことしの新年冒頭の日刊紙で、市長の年頭記者会見の報道がありました。皆様御記憶あるかと思いますが、これであります。刈谷の5万人サッカー場建設、新年度で予算化へ。こういう見出しで報道がされました。大きく市民の関心を呼んできたところでございます。

 この報道の内容をちょっと見てみますと、同競技場の建設をめぐっては、国体に向けて工事開始のタイムリミットを控えた昨年9月、市議会に工事予算を提案しようとしたが、議会内に反発があって予算案を撤回、計画自体がたな上げされていたいきさつがある。こういうようなことが書かれております。記憶に私も残っておりますが、この件については、9月議会で質疑をさせていただいた記憶がございます。このため、同市長は、サッカーをめぐる社会情勢を議員に理解してもらうと話している。こういうようなことが書いてございます。そのほかの、また先ほど我が派の石川議員が質疑をなさったいろんな事業も載っておりますが、このサッカーに関する記者会見で、市長は、さらに、プロサッカーができるなどの国際施設をするので、計画したグレードは落とせないと、議会に合意を求めていくことにしていると、こういう記事がございました。

 この内容からしまして、当然、本議会における市長の今回の施政方針の中には、この記者会見に関する内容が述べられると私は考えておりましたけれども、市長さんの今回の施政方針には、何らこの件についてお述べになっておりませんし、また、教育長さんの教育行政方針、これは議員皆さんにお配りになられてますが、教育行政方針でも、この最後に、教育長はこうおっしゃってみえます。平成6年に開催される第49回国民体育大会「わかしゃち国体」の準備を推進し、「豊かな心とたくましい体づくり」を目指し、市民あげてのスポーツの振興に努めます。と、こういう大変言葉が過ぎて恐縮ですが、私に言わせれば、極めて一般的な表現だけで、刈谷市が目指すサッカーという言葉は、教育長さんの口からは、この中にただの1回も、一言もお聞きすることはできません。一体、これはどういうことでしょうか。

 思い返せば、昭和63年、この5万人サッカースタジアムの建設を我々議会に御提案なさったときの、これからはサッカーでまちおこしをし、町の活性化を図ると、熱っぽく唱えられたあの勢いは全く感じられないのであります。うがった見方かもしれませんが、私は、今、当局の幹部の皆さん方の中で、この事業の進め方について御意見が分かれてきているんじゃないかとさえ思われてなりませんが、そういうことでお述べにならなかったのかなというふうに思うわけでございますが、御発言のなかった助役さん、いかがですか。助役さんの、今現在の率直な御意見をお聞かせください。

 続きまして、市長にお尋ねいたします。

 まず、この記者会見で、先ほど私がちょっと読みましたけれども、サッカーをめぐる社会情勢を議員に理解してもらうというコメントがありますが、サッカーをめぐる社会情勢とはどういうことなのか、お聞かせをいただきたいと思います。

 次に、2番目といたしまして、プロサッカーのできる国際施設にするので、計画したグレードは落とせないとおっしゃってみえますけれども、プロサッカーは、この刈谷でどのような形で行われるとお考えになっておられますか、お聞かせください。

 三つ目に、平成2年、一昨年の6月21日、議会より、この刈谷市総合運動公園建設に対する提言を文書で提出いたしました。その内容は、皆さん御承知のように3点にわたって述べられており、今さら申し上げるまでもないと存じます。こうした議会から、当局、市長に対して提言を文書で提出したいきさつも、議員各位並びに当局の方々、皆さん御承知だと存じます。この6月21日のこの提案に対して、その後9月5日の全員協議会で、当局の回答として、まず1点目の提言でありました国体は、提言の趣旨に沿って多目的グラウンドで対応するとの答弁がありまして、このことについてはそのとおり進めていただいており、今回のこの市長の施政方針でも、積極的に推進すると述べられておりますので、大変結構なことでございますが、2点目の中身をちょっと復唱しますと、競技場建設は広域的に、国・県・近隣都市、各種団体等の十分な調整理解と道路交通網の整備、青少年の育成、市民各層の同意を得るということについては、当局の当時の答弁は、プロジェクトチームで提言の趣旨に沿った考え方で進めるという答弁がされておりますが、その件については現在までどの程度進んでおられるのか、お聞きをいたします。

 以上この四つについてお聞きをいたしますが、私は、特に最近、このとてつもなく膨大な事業費とあらゆる施策が必要と思われるこの大型事業は、本当にこれからうまく推進されていくのだろうかという疑問を抱くようになりまして、同僚の議員とともに、いろんな角度から調査検討を重ねてまいりました。特に今までは、どちらかといえば建設工事を1期、2期に分けてやるだとか、あるいは屋根工事を後回しにするとか、議会の当局への質疑もハードな面ばかり論議されているように思われましたので、ソフトの面で手落ちはないか。そこがうまくいっているかという調査検討をさせていただきました。

 まず、プロサッカーについてでありますが、これは皆さんもう御承知のことでしょうが、昨年度日本サッカー協会は、日本プロサッカーリーグ、通称Jリ−グと呼ぶそうですが、プロリーグを全国で既に10チームを決定しております。私が入手しました資料には、このようにこの一覧表があるわけでありますけれども、北は茨城県から千葉県・埼玉県・神奈川県・静岡県・愛知県・大阪府・広島県とありまして、しかも、フランチャイズも既に決定を見ております。茨城県は鹿島町、千葉県は習志野市、埼玉県は浦和市、神奈川県は川崎・横浜市等々、静岡県は清水市、大阪は大阪府、広島県は広島市。そして、愛知県は残念ながら名古屋市ということであります。チームの名称につきましては、それぞれいろんな名称がつけられておりますが、この名古屋市のプロサッカー球団は名古屋グランパスエイト。グランパスは鯱、エイトは名古屋の市章から取った末広りのいい意味でのプロ球団だと、こういうようなことが書かれております。しかも、この資料をずっと見ますと、プロリーグの中で資本金の一番大きいのが、これも皆さん御承知のように、清水市を中心として非常に底辺でサッカーの活動が盛んな清水フットボールクラブ、エスパルスと言うんですかね。清水市だけではなくて、隣の静岡市も含め4市3町で8億円の資本金でこの球団はスタートしております。その次に資本金の大きいのが愛知県名古屋市の名古屋グランパスエイトの4億5,000万。その3番目が茨城県の鹿島アントラーズという住友金属工業と自治体、地元企業の共同出資による4億2,750万円であります。

 もう少しよくこの資料を見てみますと、ほとんどの球団は、その地元の企業と地域、そして自治体。さらに県とその三つがうまくタイアップされて結成をみております。中には神奈川県の川崎市あるいは横浜市という300万あるいは100万の人口の都市は、県にかかわりなく自治体と市のサッカー協会で積極姿勢を示しておるというようなコメントが載っておるわけであります。

 そこで、私はこの名古屋グランパイエイトについて、地元のチームであるということで、この会社の概要について調査をいたしました。こういう資料をいただいてきましたけれども、この中身を見ましてびっくりしたわけであります。社名は名古屋グランパスエイト、先ほど申し上げたとおりでありますが、主な事業と、こうありまして、その主な事業というのは、プロサッカーのチームでありますから、プロサッカー試合の興業と運営を行うと。競技場メインは名古屋市営瑞穂競技場1万5,000人収容と、名古屋市営瑞穂陸上競技場3万人収容で、こういうことになっております。資本金は先ほど申し上げたとおりでありまして、出資会社がトヨタ自動車を初めトヨタ関連13社と名古屋鉄道、中日新聞社、ノリタケカンパニー、それから中部電力、東海銀行、松坂屋、東海旅客鉄道、東邦ガス、名古屋銀行等々、この愛知県下の大手企業がすべて出資をされて、名古屋の瑞穂をフランチャイズとしてスタートするということであります。それで、この役員を見てみますと。名誉会長に、ここでびっくりしたんですが西尾名古屋市長、会長に中部電力相談役の田中精一氏、社長にトヨタ自動車社長の豊田章一郎氏。以下、出資会社の各社長が取締役として就任をされております。

 なお、この資料に目を通しまして、チームの試合の予定だとか、構成だとか、監督の紹介だとか、いろいろなことが載ってますが、私がこの資料を見てがっくりきたのは、施設というところであります。試合会場メインは先ほど申し上げた瑞穂陸上競技場、瑞穂球技場でありますが、サブとして岐阜メモリアルセンター3万1,000人収容、三重県北部スポーツガーデン1万5,000人収容、これがこの名古屋グランパスエイトのサブスタジアムであるということが書かれてあります。さらに、練習グラウンドはといえば日進グラウンド、豊田スポーツセンター、こういうことが書いてありまして、御承知ように、このプロサッカーは、ユースがありまして、13歳・16歳・18歳とあるわけですけども、この練習グラウンドも旭ヶ丘グラウンド、西加茂郡三好町、こんなことが載っておりまして、私どもが今日まで情熱を燃やしてきた刈谷のサッカースタジアムは、この愛知県の名古屋グランパスエイトの会社内容には、現在のところは載っておりません。そんなことがありまして、私はこのグランパスエイトの準備室長をしておられる元トヨタ自動車の部長さんでございました西垣準備室長にお尋ねをし、この経過等々についてお聞きをしました。率直に言って、このフランチャイズはなぜ名古屋で、刈谷が一生懸命にサッカーでまちづくりをしよう、5万人のスタジアムをつくろうと言っているにもかかわらず、なぜ刈谷ではだめだったのでしょうかとお聞きをいたしましたところ、それは企業のトップが決断を下されたので、詳しい理由はわからないとのことでありました。名古屋市長が名誉会長になっておるけれども、これはトヨタが中心になって地域に対する貢献策としてプロチームをつくった。だからトヨタのトの字も入ってないはずですと。名古屋グランパスエイトという名前であります。で、名古屋を中心に広く愛知県に地域貢献策をやろうというねらいで名古屋に決まり、トヨタのトップが名古屋の西尾市長にお話をしたと、こういうことであるという経過をお聞きいたしました。じゃあ、刈谷が若干おくれておるけれども、今からスタジアムを建設した場合は、このプロリーグは開催していただけますかとの質問をいたしましたが、それについては、恐らく何試合かはお世話になることになるのではないか。ただ、駐車場や交通アクセスなどには万全を期してもらいたいとの御返事がありました。が、何となく私自身は不安感を抱かずにはいられませんでした。

 さらに、私は、日本サッカー協会と、先ほど申し上げました3番目の資本金を持つプロリーグ参加の鹿島アントラーズについて視察調査をさせていただきました。日本協会の話はちょっと後回しにさせていただきまして、この鹿島アントラーズというプロチームでありますけれども、これは茨城県の東海岸に位置するところに鹿島町というのがあるわけであります。この鹿島町の駅に降り立ったときには、大変失礼ですけども、こんな田舎で本当にプロサッカーのチームがフランチャイズとして成り立っていくのだろうかと、首をかしげたくなるような気持ちで実は鹿島町の役場をお尋ねいたしました。が、役場にまいりまして何と驚いたことに、役場の正面玄関に、サッカーでにぎわい楽しめる町づくり、と書いた大きな垂れ幕が掲げられてありました。役場では町長さんを初め議長・副議長さん、そして、企画室にプロサッカー推進室というのが設置をされておりまして、その室長さん等々がお待ちをしてくれておりました。そして、その室長さん、私どもの副議長と同じ名前の遠藤さんという大きな体の室長さんでございましたけれども、非常に親切、詳しく説明を聞くことは聞いてきたんですが、ちなみに町長さんはイカリさんと申しまして、数字の五と十、そして里と書きまして五十里という町長さんも同席していただきました。名前はイカリだが、いつもニコニコイカリ町長、と言われている町長ですと、ユニークな自己紹介をされました。私が想像した役場とは違い、役場全体が非常に活気と希望にあふれている明るい雰囲気がございました。

 これは鹿島町の資料でありますが、わかりやすい資料をもとに説明を受けましたけれども、人口は4万5,000人ほどですが、鹿島開発が始まって30年を迎えるこの地域は、国際化、高齢化、情報化等の環境のもとで、生活重視型の社会パターンの影響を受けつつ、大きく脱皮を迫られている。今まさに地域における生活環境整備を初め、公共施設整備など21世紀に向けた施策として、茨城県企業関係の協力を得ながら、プロサッカーのフランチャイズの取り組みを核にした地域づくりを進めていくと、こう書いてあるんです。これはねらいだそうです。

 一つの町が、県と住友金属工業という会社が、鹿島町ではないんですが、隣の町にある。そういう協力を得る努力をしながら、町が主力になってプロサッカーチーム、フランチャイズを誘致していった経過を聞きました。

 しかも、この鹿島アントラーズというのは、鹿島町の中にスタジアムを建設するわけですが、4町1村が一緒になってやろうということでありまして、大変な御努力を町長さんみずからがなされたようであります。一番大きい町、鹿島町が4万5,000人、隣が2万人近いところもある。小さい町に頭を下げるのはしゃくだけれども、これからの将来を考えたら、一生懸命頭を下げて支援活動のお願いをした。しかも、先ほど申し上げた名古屋グランパスエイトというのは、県下の大手企業のすべて出資でプロチームが設立されております。

 ここは4億7,500万のうち、1億1,000万円は4町1村でそのチームに出資をし、しかも、そのチームの役員に、代表取締役社長は間中孝という住友鹿島工業株式会社の相談役ですが、あと重役に、取締役に、今私が申し上げました五十里鹿島町長だとか、隣の神栖町長だとか、あるいは村田という波崎町長だとか、その自治体の長が一緒になって進めていくという、まさに地域に愛されるプロ球団をつくっておる。しかも、茨城県に何度も陳情をやって県の認知もしていただいて、そして、3回の陳情を行った結果、プロチームと認定を受けたと、こういうことであります。

 しかも、そのサッカースタジアムの建設は、ちょうど私が行ったときに工事が進められるところでありましたけれども、土地は鹿島町、建物は県営でやっていただくということでございました。しかも、その建設については、大変な長時間にわたって論議をされたようでありますが、この資料を見ておりますと、この経過がずっと載っているんですね。ところが、こういうことに着手をしたのが、何と平成2年4月なんですね。私がふと思ったのは、刈谷はいつからこのサッカーの話を持ち上げたかなというと、昭和63年であります。全国に先駆け一番最も早い情報を刈谷の当局が収集をされて、名乗りを上げたわけですけれども、この鹿島の推進状況を見てみますと、これは鹿島町の刈谷市でいうと市民だよりですね。平成3年3月20日になっていますけども、何と表紙がプロリーグ参加を決定と書いてあって、1ページ目めくりますとねえ、魅力と感動の沸くスポーツの町、鹿島に。しかも、町民の方々に、プロ化への歩みということがわかりやすく書いてあります。だれがどんなふうに努力してどうなった。地域活性の起爆剤にというところでは、これは隣の町村と共に手を携えながら、地域の町の活性化を、こういう内容で進めていきますということが、詳しく載せられてありますね。

 それから、小・中・高校生チームのユースのクラブ組織のチームもまたできますよということですね。こういう状況でありました。スタジアムを十分、先ほど検討したと申しましたが、私ちょっと完成の写真をいただいてきましたが、こういう真っ四角なんですね。非常に経済的で安くあがるというようなことで、収容人員は先ほど申し上げた1万5,000人で、総額は74億だそうです。県営スタジアムでありますから、この4町1村は、プロリーグのチームには出資をしたけれども、このスタジアムについては、そういうことで県にやっていただく。さらに、県に認知をしていただいたので、新しい鉄道駅を臨時駅ですけれども設置をする。道路は国道2本を新たに整備をしていく。こういう事業もあわせて進めておられる。こういう状況でありました。

 さらに、話を町長さんに伺いますと、今は1万5,000人のサッカー場であるけれども、我々のところはプロをやって、そして、鹿島を認めていただいた後にワールドカップがある。そこには何としても市民挙げて開催地として立候補をしたいと。そのためには1万5,000人ではだめであって4万以上だそうだから、せいぜい、刈谷のこともよく御存じでございまして、刈谷さんのような5万ぐらいのサッカー場を必ず建設しようというふうな計画になっておると。なぜワールドカップに立候補をそうむきになられるんですかと、プロができたらいいじゃないですかと言ったら、いや、そんなことはないですよ。あんまりそう田舎と思ってばかにせんでくださいよと。成田から一番近いのが鹿島町でありますと。そういう説明がありました。

 私は、この説明を聞きながら、名古屋のグランパスエイトは、トヨタを筆頭にした県下の企業が、地域に対する貢献策としてチームを結成したのに比べて、この鹿島アントラーズの場合は、自治体がアドバルーンを上げて、県とコンタクトを取り、地元企業とうまくタイアップして、しかも自治体財政を圧迫しないようにチームの資本金の大半は企業にお願いし、そして、膨大な建設費のかかるスタジアムは県の事業にして、うまくサッカーで町づくりを進めようとしている、そういう一例ではないかと思いました。

 そこで、我がこの刈谷市もこの進め方をしていればと、今さらながら悔やむ思いであります。当局の皆さん、どう思われますか。当市も、初めは行政サイドが最初にアドバルーンを掲げたのではなかったでしょうか。もはや済んでしまったことかもしれませんが、行政側として企業にあるいは近隣の都市に、また、愛知県に対していかなる手法で、どのようにアプローチをかけられたのか。そのようなことがあるならお聞かせをいただきたいと思います。

 最後に、日本サッカー協会へ行きまして、いただいた情報をもとにして質問をさせていただきますが、日本サッカー協会の実は専務理事さんにお会いさせていただきましたときに、私は、このトヨタ自動車を中心とした名古屋グランパスエイトの話を持ち出しましたら、専務さんの返事は、あんた刈谷の議員だろう。あれは名古屋市のチームだよ。刈谷は刈谷の地域として考えてください。プロサッカーというのはプロ野球と違いますよと。そんなものをねらってるんじゃないですよ。地域と本当に密着した球団をつくってリーグをやろうとしておるんです。刈谷でも名古屋に負けずに、むしろ名古屋にチャレンジするぐらいの気持ちでおやりにならなければだめですよ、という言葉をいただきまして、若干がっくりいたしました。そこで、実はワールドカップの話をいたしまして、刈谷がサッカースタジアムを建設すれば、刈谷にワールドカップの会場が来ますかということをお尋ねいたしました。確か先ほどの石川議員の質問に対し、答弁で教育部長さんかな、スタジアムの建設が本格化しないので何とも言えんとかいう、何か灰色じゃないですけれども、ベールに包まれたような御答弁がありました。あれだけ論議をしてもはっきりおっしゃらない。なぜか。私は行ってもらって来ました。こんなことを、あれだけ何回も石川議員と当局とやり取りして、あんまり隠さんようにこれから議会とやろうと言いながらですね、これ教育委員会がお持ちなのか、事業室がお持ちなのか知りませんよ。絶対来とるはずです。どういうことかと皆さんに申し上げますと、2002年ワールドカップ招致委員会というのがございまして、その招致委員会が、このワールドカップの開催地を決めたいということで、前々から、その開催を希望しておるような自治体あてに案内を出した書類であります。そのスケジュールはどうなっているかといいますと、3月に自治体説明会があります。これは愛知県は3月24日の1時半から3時まで。それで4月には各立候補自治体の申し込み受付になっておりまして、5月には締め切られまして、それから、自治体からの第一次開催構想計画提出の締切が9月になって、候補地は十数都市決めると、こうなっているんです。それじゃあ秋ですかと聞いてみたら、ばか言っちゃいかんよと、まああんただから教えてあげると。この5月ぐらいには内定しちゃうよと、のんびりしておったらだめですよと、こういう話をいただきました。

 参考までに御紹介をしておきますが、このワールドカップの招致委員会というのは、その会長が、前経済同友会代表幹事の石原俊さん。あるいは副会長に、日本卓球協会の会長の青木半治さん。あるいは日本オリンピック委員会会長の古橋廣之進さん等々、また、顧問には、東京都知事の全国知事会会長の鈴木俊一さん。お歴々が名を連ねておるような委員会であります。これは、もう既に今月の24日には、この開催地の選考スケジュールにのっかって説明会があるわけですけれども、この資料は当市に来ていないなら、私がお見せしますけれども、間違いなく来ていると思いますが、いかがでしょうか。

 来ておるとすると、このことについては、どのようなプロセスでもってお進めになろうとしているのかお聞きをして、1回目の質問を終わります。



○議長(酒井博) 

 助役・・・



◎助役(青木くに雄) 

 本多議員さんの御質問の関係について、お答えを申し上げたいと思います。

 前段で、市長が年頭記者会見で、その中で懸案のサッカー場、できれば建設をしていきたいと。時期としては新年度、いわゆる平成4年度予算ですね。当初に建設費を1期なり2期・3期ぐらい分けて建設をしたいというのを、記者にお話をしております。これは、ただし条件つきで、議会の同意があればという言い方をしております。これは新聞紙に発表されております。そういう情勢の中で、今回のいわゆる市長の施政方針の中、また教育長の教育方針、これを触れておらんじゃないかということでございますけれども、市民合意とか、そういうようないろんな状況の中で、今回提案を見送っております。したがって、財源的な裏づけがないということで、今期の中ではうたってございません。その辺で御理解をいただきたい。と同時に、サッカーでまちおこしを図るのはどうかという御指摘でございますけど、これは私はすばらしいことだというふうに思います。これができるとすばらしいけれども、ただ、簡単に口では申し上げましても、なかなかそのまちおこしがサッカーで図るということは難しい問題。やはり、いろいろな分野でそれだけのPRも必要ですし、先ほど鹿島のお話も出ましたけれども、やはり、それ相当の努力をせんと大変難しいだろうなという感じはいたしております。

 そのほかサッカー場でございますけれども、私どもで今まで提案しましたのは超大型の専用サッカー場、今、日本の中では5万人収容といいますると国立競技場と、神戸のユニバースと、広島と3ヵ所ぐらいしかないと思います。現状で5万人。ただし、これも全部専用サッカー場じゃない。したがいまして、刈谷市のは日本一ではなかろうかなと、今それが実現すれば。それが今の国際的な時代に対応しますし、刈谷の誠意も誇れますし、サッカーでまちおこしを図るというような目的のために計画はされておりますけれども、まだ多少時間がかかるではなかろうかなあと。やはり、それだけの努力をせんと非常に難しい。その中で、鹿島の問題で第三セクターとか、県や企業とそれぞれタイアップしておつくりになられると。鹿島は現在1万5,000人のようですけれども、これを改造して、西暦2002年のワールドカップ、恐らく日本へ誘致されるだろうというふうに思いまするけれども、それに対応していくと非常にうらやましいというふうに感じまするけれども、今の現状の中では、まだそこの建設をするというまでには至っておりませんので、その辺でひとつ御理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(酒井博) 

 教育長・・・



◎教育長(近藤啓七) 

 先ほど本多議員さんのお尋ねの中で、ワールドカップ招致委員会の事業に伴う自治体への説明会等があるというお話がございました。この説明会には本市へも来ております。現在のところ、体育課・企画課・総合運動公園事業室の三者が出席を予定しております。



○議長(酒井博) 

 暫時休憩します。

                           午後2時47分休憩

                           午後3時07分再開



○議長(酒井博) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 市長・・・



◎市長(角岡与) 

 本多議員さんの御質問にお答えを申し上げたいと思います。

 議員さんのおっしゃいましたのは、確か選挙直後の記者会見の記事ですか、新年の新春放談ですか。



○議長(酒井博) 

 暫時休憩いたします。

                           午後3時09分休憩

                           午後3時11分再開



○議長(酒井博) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 市長・・・



◎市長(角岡与) 

 新年度の市長談話、新聞記者とやったときの経過をお話しながら、御説明申し上げたいと思います。

 新春放談ということでございまして、いろいろと私の考えていることを申し上げたわけでございますが、特にメインのサッカー競技場につきましては、議会のまだ同意がきちんと得られているわけではないので、記事にしてもらいたくないということを前提にして、いろんな話をしたわけでございますけれども、ある程度ああいう形で出されたということでございます。

 このメインのサッカー場につきましては、いろいろ意見がございました。確かに106億でしたか109億でしたかで、100億程度と言ったのがそういう形になって、私どもも非常に苦慮しながら今日まで続けてきて、いろんなことをしているわけでございますが、何はともあれ、前に逐条的にでもつくらせてもらいたいということで、議会の中で意見調整をお願いをした覚えがございますけれども、どうしてもそういうときに意見調整ができなかった。いみじくも、本多先生が先ほどおっしゃってみえましたけども、電車・汽車に乗り遅れたような寂しい気持ちがしたとおっしゃいますけれども、これは実は、いろんな国体へ対応できるためということで一番最初始まってきましたんで、国体にはこれが最後のチャンスだ。ここで議会がOKと言っていただけなきゃもう国体には間に合いませんという形で、実はお願いをしたんですけれども、うまく話が調整ができなかったというのが現実でございます。しかる後、多目的広場をまずは進めさせていただいておりますけれども、いろいろその間あった議論等を反省いたしまして、例えば中へ陸上競技場をつくるような競技場にしたらどうかとか、サッカーだけということではなくて、ほかの考え方はないかとか、大き過ぎるグレードを下げたらどうかとか、いろいろ意見があったところでございますけれども、一つは専用サッカー場という形で物を考えてきただけに、グレードを下げたとすれば、隣の多目的広場ででも普通のサッカー競技はやれるわけでして、国際的な競技をやるような競技場ということになると、今申し上げておりますように、刈谷が計画をしているのが、将来ではもう最低限のスペースだ、私どもはそう思っています。そういったことも踏まえまして、このままでいきたい。陸上競技場を中へ含めるということにつきましては、現在、国立競技場を使っておりますけれども、これらにしましても非常に評判が悪いわけでございます。これはサッカーをやられた方はよくおわかりだと思いますが、まさに国際的なサッカー競技場というのは、メインになるようなものは専用競技場になりつつあります。

 第2に、いろんなものがどんどん専用化されているという時代の推移もあると思いますけれども、そんなふうに私どもは考えておりまして、できたらメインとして、やっぱり刈谷にこんなものがあるという形のものとすれば、専用競技場でいきたいというのが初めからの考え方であったわけでございますが、先生方のいろんな御意見等も承りまして、中でるる検討したんですけれども、やはり、専用競技場でお願いをしていくべきだ。他のことについてはほかの対応の仕方を考えていくべきだというふうに、私どもは考えているわけでございます。

 そういった意味で、議会といろんな話し合いをしていくということを申し上げておりますが、これは全然考え方は変わりません。本年度の例えば今の野球グラウンドのことにつきましても、議会へいろいろと事前に協議を賜るようにお願いをしておりますし、逐条的にサッカー競技場をつくっていきたいということで、議会の方へも検討協議をお願いしてきたところでございますが、まだ今まとまっていない、非常に残念でございます。できたら、少しでも早くやってほしいという要望等もございますので、現在専用サッカー場についてるる検討をいたしております。しかし、国体対応で考えてきただけに、すべての石組みがそこへ焦点が合わされて、今まで、事業の進展のための準備が進められてきております。これが形が変わりましたんで、もう一遍専用サッカー場というのを中心にして、時点修正をしながら、いろんなことを石垣を組み直さないと、これは進んでいかない。そういった意味で、当初刈谷市が専用サッカー場を発表したときは、まさに全国でも初めてくらいの評価がされたわけでございますけれども、現在では、つい先日も四日市が専用サッカー場をつくる。手を挙げてきました。また、近く名古屋市も手を挙げるようでございます。そうなってまいりますと、先ほどちょっとおっしゃっておりましたけれども、下手すると乗りおくれてしまうじゃないか。そんな心配もしているところでございます。

 何はともあれ、さあ進めていくというところへまだいってませんので、議会といろいろ話し合いをしながら、予算化の対応をしていきたいというふうに考えているわけでございます。何はともあれ、大きな一つの刈谷の夢というような形で、いろいろ今まで発表をしてまいりました。そういったところで、まだまだできたら夢を消したくない、こんな気持ちでいるところでございます。できれば、できるだけ早い時点に議会と話し合いがついて、事業化になることをお願いをする次第でございます。よろしくお願いをいたします。



○議長(酒井博) 

 28番本多耕三君・・・



◆28番(本多耕三) 

 ありがとうございました。ただ、まずですねえ、助役さんねえ、5万人は超大型の日本一じゃないかと言うけどねえ、私ちゃんと調べたんですよ。超大型じゃないですわ。ここまできたら、僕は何で、ああ電車に乗れるかなと思ったかといいますとね、これ不確実な情報ですけれども、ある信頼できる筋からの情報でありましてね、横浜市専用競技場6万人。静岡県、県知事さんが手を挙げていらっしゃって、清水市がどうも余り賛成しとらんようですがね。掛川市に10万のスタジアム。それから、先ほど市長さんがゆめゆめおっしゃったけど、名古屋は失敗したけれども、大阪はオリンピックに立候補するということで、今後このサッカー等々に向けて10万を考えていく。福岡もワールドユニバーシアードをやろうということで4万人。四国の松山、北海道等々もやっぱり考えていくわけですよ。そうしますと、例えばねえ、これは5万人、超大型でも何でもないんですよ。そんなもの誇りに思ってもしようがないじゃないですか。私はねえ、率直に言って、何で細々と鹿島町の話をさせていただいて、それとグランパスエイトの話をさせていただいたかというと、どうもこの愛知は財政に恵まれた都市が多いわけですね、はっきり言って。だから、僕はどっちかいうと、あの鹿島の町長さんは、最初は足が震っちゃったと。財閥のとこへ行くのが。財政力ほんとにわずかな自治体の長が行くには足が震えたと。でも、町民のために勇気を持って行ったと。これがひとつその地域の町おこしだと思ったと。隣の町長のとこに行くのも行きにくかったけども、何回も足を運んで、一緒にやろうということになったという、そういう市の幹部の人たちの御努力がないと、行政が旗を上げた場合に、なかなか議会や市民もね、その諸団体もついてこないと思うんですね。今、私が何で名古屋グランパスエイトを、トヨタ自動車を中心とした、刈谷に豊田自動織機、日本電装初め私の会社がありますが、みんな出資しちゃってるんですね。それでトヨタが貢献策やるって、名古屋の地域の貢献策であって、刈谷はどうなるんだろうなあということを申し上げとるんですよ。私は、それは夢かもしれないけれども、この提案を聞いたときに、よし、プロができたら、刈谷で当然プロがフランチャイズができてやるものだと。これもですねえ、先ほど説明したように、僕はもう一度幹部の方にお聞きしたいんですが、どなたでも結構ですが、市長さんとは言いません。仕掛けは日本サッカー協会からあったわけですね。それは企業にもあり、自治体にあったと思うんです。そうすると、自治体が旗を上げたんならば、アドバルーンを上げたのなら、本当にトヨタのトップに何回お会いになって、何度要請されましたか。私は個人的な見解ですけどねえ、愛知県は尾張で万博をやります。プロのこういうサッカーやワールドカップぐらいは、三河でやってもらってもいいじゃないかと。そういう意味で、ある面では、私も夢のあることですので賛成をしましたけれども、やっぱり、プロサッカーは名古屋になってしまった。そこでねえ、その大きさを論じる前に、どうも当局の答弁を聞いているとねえ、やっぱり、グレードは落とせんとか何とか言うけれども、もっとわかりやすく申し上げますと、例えば我々が家をつくるときに何で家をつくるんですか。そこに住む人がおるからでしょ。その住む人によって大きくなったり小さくなったりするわけでしょ。

 今の話ですとねえ、建物が、スタジアムが先だ先だてってねえ、そのスタジアムで何をやるかということがちっともわからんですよ、これ。だって、プロのフランチャイズじゃなくなったわけでしょ。そうすると、5万人は何で5万人なんですか。そこのとこをよく説明してくれんと困るんですよ。確かに209億というのは、刈谷の財政から見てかなりのやっぱり高額だと言わざるを得ません。できないとは言いません。できるでしょう。そのかわり福祉やいろんなことにしわ寄せがいくこと、これは間違いないでしょう。だけどもねえ、建物が先だという発想はね、やっぱり、こういう議会でもなかなか同意しかねる、待ったがかかる、新たな提言がされると、こういうことになっていくんじゃないですかねえ。刈谷は何をやるんですか。そういうことについての論議が、あるいは当局からその説明がないものだから非常に理解しにくい。本当にこのスタジアムで何をやるんですか、刈谷は何をやろうとしとるんですか、それを聞かせてください。これが1点。

 もう1点は、もう済んじゃったことですけど、名古屋なんか、そんなプロのフランチャイズをやるなんて、あんな陸上競技場ねえ、日程の詰まっとるようなとこで、何であんなとこでやるのか知らんと思う。私もトヨタの社員ですけど、なかなか豊田章一郎さんとこへ行きませんけども、そんな肩書もありませんので。だけども、今、鹿島の話をしましたけれども、行政のトップは、やっぱり企業に対して、そのぐらいの情熱を持って当たってほしかったなあと思うし、当たられたのか当たられないのか、一遍それ聞かせてください。これ二つ目です。

 大分時間もきてますんで簡単にしますが、何で教育長さんがお答えになったのか私わかりませんでしたが、要は教育委員会と市長公室と事業室ですね。この3人の担当者、どなたが行かれるか知りませんけど、今度ワールドカップの開催地立候補に向けての説明会に行かれるんですな、3月24日に。ところがねえ、私の聞いているのは違うんですよ。これが来たことを、これ聞いたときに、最初ねえ、余りぐじぐじ言いたくないけども、教育部長の答弁は何か歯切れの悪い答弁しとった。私がこれ見せたら、来てますと言った。これもっと早く来てるはずですよね。こういうことを、特別委員会まで議会に設けてあるから出してくださいよ。議会に黙ってやるわけですな。どういうおつもりですか。僕の聞きたいのは、24日大抵行くと思ってますよ、僕は。でも、議会にはそんなものそっとしておいて行くんやと。そういう仕事のやり方をされると、議会はねえ、理解しようにもしにくい。この開催地に立候補をもしするかしないか、議会に諮ってするとしたら、用地買収と一緒で、議会も一緒になって陳情やら何かせにゃ、なかなかそんな簡単に、今私が調べて、私が持ってるのは30市ありますわ。それでね、私の予想じゃあね、そのワールドカップのフランチャイズの都市、先ほど申し上げたその鹿島なんというのは、今1万5,000人のスタジアムだけども、将来構想を出して、5万にしますといって、ねえ、茨城県知事も含めて陳情して、成田に近いからというようなことをやられたら、やっぱり、そのワールドカップの開催地も、まあ東京・横浜が外れることはないし、本当に微妙なことになるんじゃないか。そのフランチャイズを持っとるとこが優先されるじゃあないかと思うんですよ。これは知りませんよ。

 そうすると、例えば名古屋がフランチャイズで、名古屋グランパスエイトを持っておる。空港もあるし、やっぱりということになって、そのときに、愛知県の鈴木礼治知事が、刈谷でやれとおっしゃっていただけるなら、僕は可能性があるけども、そういう努力をせん限り非常に難しいんじゃないですか。その見通しをどう思ってみえます、本当に。ましてや議会へかけて失敗したら、そりゃ格好悪いですわなあ。だけども、そんなこと考えずにねえ、もうちょっと議会を信頼して相談かけてくださいよ。これどうやって進めようとするんですか。私は、よほどの運動をせん限りだめだと思うから言っとるんですよ。その3点について、ちょっとお聞かせをいただきたいのと、後は稲垣部長さんねえ、私もちょっと勉強不足で、すぐ答弁くださらなくても結構ですが、先ほどちょっと石川議員の質問とも重複するところもあるんで、また後でお聞かせいただいても結構です。要するにねえ、実施設計を発注する際の条件、さっき106億5,900万円ですか、金額的な条件を申されたけれども、そのほか設計を発注する際の条件はどんなものだったかということを一遍この際お聞きしたい。

 それから、今いろいろ造成をやっておられて、堤防をいじってみえますけどねえ、堤防を。これはなかなか河川法で難しいんじゃないですか。その河川に対する影響がよくなるという目的のための堤防工事ならいいですけども、今の堤防のいじり方というのはちょっと問題があるんじゃないかなあという気がしてですねえ、県とどういうような協議をされたのか。この前、公園緑地課長から説明があったのかなあ、衣浦東部公園緑地指定という指定を受け、さらに運動公園の指定を、その緑地部分も入れるというような提案が全協か何かであったと思うんですけどね。これはなかなか難しいことのようでして、有権解釈という言葉を御存じでしょうか。それをとったかとらないか。その県の意向だけじゃだめなようでありまして、省・局・課のどこのだれに、そういう有権解釈をとったかとらなかったか。その辺、もし今わからなければ結構です、後でも。その辺のところをちょっとお聞きしたかったのと。今、堤防の工事をやってますが、もう一つ、ちょっと部長、お聞きします。しいて3年というような言葉御存じですか。これは工事のやり方を規制した言葉だそうでありますけれども。その辺のところを御承知の上で、今の造成工事をやっておられるのかどうか。この辺のところを、ちょっと細かくなって急で申しわけありませんが、わかればお答えをいただきたいと思いますし、今すぐでなくてもこれは結構であります。

 最初の3点について、お答えをいただきたいと思います。



○議長(酒井博) 

 暫時休憩いたします。

                           午後3時35分休憩

                           午後3時36分再開



○議長(酒井博) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 教育部長・・・



◎教育部長(三浦俊正) 

 本多議員さんの2回目の御質問に御答弁申し上げます。

 まず、第1点目のトヨタ系関係の企業のトップに何回話をしたかということでございますが、市長の方としてはトップ懇という場でお話を申し上げておると思いますけれども、私どもの方ではお会いしてございません。

 それから、スタジアムで一体何をやるのかと。5万人で何をやるのか、この説明がないがということでありますが、フランチャイズでなくなった場合にどうかという御質問の趣旨と受けとめております。これに対しましては、サッカー協会としては随分たくさんの競技会を持っております。ワールドカップ以外の大きな事業はもちろんのことでありますけれども、そのほかにも実はこれも御承知のとおりでありまして、コートそのものがサッカー専用競技場でいきたいというふうに考えておりますが、その建物の中には、各種のスポーツができるような施設も予定をしております。したがいまして、非常に多目的に使用をしたいと、スタンドの下の施設の問題でありますが、そういうふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

 それから、3月24日に予定されております立候補説明会の関係でございますが、これは、私どもの方にまいりました文書としては始めてでありまして、先ほど教育長が答弁申し上げましたように、体育課、それから企画課、総合運動公園事業室の三者で出席をし、その説明をよくお聞きをした上で、それから、議会対応を考えてまいりたいと、このように考えております。よろしくお願いいたします。



○議長(酒井博) 

 都市計画部長・・・



◎都市計画部長(稲垣利彦) 

 私に関する3点の御質問でございますが、今、資料が手元にございませんので、後日また御説明申し上げたいと思っております。

 ただ、堤防の工事に問題がないかというお話でございますが、これにつきましては、今現在、堤防の工事につきましては、県の方の工事と相なっております。したがいまして、その堤防敷以外のものにつきましては、私ども県の河川担当部局あるいは公園担当部局等の指導も得ながら、市の用地の中は私どもがやっているということでございますので、御理解が賜りたいと思っております。以上でございます。



○議長(酒井博) 

 28番本多耕三君・・・



◆28番(本多耕三) 

 ちょっと、私自身もちょっと逸脱しちゃったのかなあと、私は文教委員ですので、これだけ教育部長に答弁をもらおうなんて思ってなかったんですけども、大変失礼しました。だけども、ところがねえ、これちょっと私が聞いていることと、私が何を申し上げたかと、一番初めにグランパスエイトがね、この会社の役員の名前を挙げたでしょう。このグランパスエイトの会社の社長はトヨタ自動車の社長なんですよ。豊田章一郎社長なんですよ。あなたは余り関係ないんだよ。教育部長さんよう。こんなトップ懇て、刈谷の企業のトップ懇の話でしょう。こんなレベルで、大変刈谷の経営のトップの方に申しわけないけども、何をやったって、判断はトヨタ自動車のトップがしたって言ったでしょう。どこをフランチャイズにするかと。そのことに対してですよ、刈谷のトップが情熱を持って何回行ったかと、鹿島町の町長のように。そこを聞いたんですわ。もういいですわ、これで。わかりました。一度も行っておみえにならんと、そんなことわかっとって聞いているんですから。そんなことではねえ本当にサッカーやれませんよ。これ言いたかったんです。しかも、答弁がこんな答弁、何ですか。残念です。

 僕が言ったワールドカップのこの誘致に、体育課長と企画課長と事業室長が行くとか、行くとか行かんとか聞いとるんじゃないですよ、僕は。議会に対して、この来たことについてねえ、例えば全協で御相談したいとか何とか、そういう配慮、ソフトの面は一切隠してねえ、建物つくることばっかり言ってる。建物の説明もまた教育部長がされる。事業室はどうなっとるんですかこれ。それでねえ、私が余りプロのフランチャイズにこだわるもんだから、いやいや違う違うと。ワールドカップの開催だけで、ほかのイベントもある。そんなこと知ってますわ。トヨタカップもあるしねえ、ほかの大会もたくさんあるのは知ってます。だけどもある、知ってる。それじゃ何と何は刈谷に来ると、間違いなく。だから5万のスタジアムをつくるんだと。つくったら何か来てくれるだろうみたいな、アパート・マンションの何か宣伝みたいなことやめてください。市民の大切な血税を、しかも膨大なものを使ってやるんですから。その辺が、私がどうしても納得できない。恐らく、もっと市民の意見を聞けば、いろんな意見が出てくると思いますよ、こんなことでは。

 私が、電車に乗りおくれたと言ったら、乗りおくれたじゃあないみたいなことをおっしゃるけどもねえ、建物の中で、各種のいろんな施設つくってやると言ったら、そいじゃ何もサッカー場じゃなくて、ほかの各種の施設をつくったらどうですか。体育館だってやれるでしょ。ドームだってやれるでしょ。そういうふうになりますよ。

 最後ですから、もう何も言いたくはありませんけどねえ、ゆうべ私が質問すると言ったら、正直言います。私が原稿用意ができないぐらい電話がありました。いろんな御意見が。おまえしっかり言えと言われました。こんな大きい声でしゃべるつもり全然なかったですけどねえ、当局の答弁聞いていると大きくなってきちゃうんです。建物じゃないですよ、私の声が。本当にねえ、よく考えていただきたいと思いますわ、もう一辺。で、議会の提言はねえ、助役ねえ、石川議員の答弁に、一遍その高い設計費用かけてつくったから変わらんと。高い設計費も大事か知らんけどねえ、そんな箱だけつくってねえ、中入らず、魂入らずねえ、これではねえ、やっぱり議会に理解せよと言ったって、合意は得られませんよ。納得するわけにいきません。私の気持ちは今、むしろ当初のときよりは後退しています。おまえ賛成したじゃないかと言われたって、賛成した責任においてねえ、これやめにゃいかんかもわからんなあというぐらいの気持ちですよ。

 それから、そういう仕事のやり方が、やっぱり僕は問題ありますんでね。このことも、ついでにぜひサッカーのついでにということでありましたから、小さなことで恐縮ですけども、市長さんにお願いだけしておきます。これはいろいろね、こういうことでまた9月議会ももめたですけども、僕は、前向きに市長さん一遍検討していただきたいのは、市長さんの方から議長の方に、ぜひ議員の皆さんの御意向を聞いてくれと。これも国体関連でありますからね。関連だということで聞きましたが、刈谷市駅前の土地を買いたいと。みんなに聞いてくれというようなことで、どうも皆さん、まあいいじゃないかという御返事をしたけれども、最終的には買わないというようなことのような話を、市民の方から電話がございました。私は、これ何で買わんのか、駅前の土地であるなら、国体の関連もあるからぜひ買ったらいいじゃないかというふうに私は思いますので、ぜひ、その辺また市長さんのお考えもあるし、当局のお考えもあるかも知れんけれども、一遍議会のみんなに相談をされて買おうとなさったことですからねえ、よほどのことがない限り、そういう方向で御検討をいただきたいということをお願いしまして、最後なんですが、この総合運動公園の事業に関して、私の率直な意見を申し上げて終わりますが、63年に当局が提案された時点では、これはすばらしいロマンでありました。しかし、その実現に向けてのプロセスが未熟なために、今話題のバブルと同じように淡い夢でしかなかったのか。もし、今から頑張ってワールドカップの開催地となったとしても、プロのフランチャイズでない刈谷市にとってですよ、プロはなくてもほかのイベントがたくさんあるからやってくれると言うけれども、世紀にたった一度のワールドカップイベントのために、市民が生み出してくれた大事な血税を、そのことのみに使うようなことを市民各位は許すであろうか。私は、今現在甚だ疑問に思っております。

 いろいろと論議はあるでしょうが、それほど、刈谷市にとってサッカーだけがあすの刈谷のまちづくりのすべてでありましょうか。そういう考えは、この際、謙虚に再構築していただけないものかと思います。日本でこのワールドカップを開催する市は10数市になるわけですけれども、600近い全国に市がありますが、その10数市以外のワールドカップをやらない都市にはあすはないんでしょうか。私はそんなことを思いません。もう一遍、助役さんおっしゃったように、設計費であれだけ金使っちゃったで、何としてもやらにゃいかん。何か大きいものをつくりゃいいということではなくて、そういうソフトの面をもう一遍考え直す必要のときがきてる。例えばの話であります。私は、例えば女子のサッカー、これはサッカー協会の会長さんが熱心におやりになられて、港町グランドで全日本の女子サッカーの選手権等々いろいろ御苦労なさってやってくださっておる。女子サッカーもいずれはプロ化になるでしょう。そこをねらった事業、5万人でなくて1万5,000人であるかもしれない。いみじくも教育部長の言ったワールドカップやプロサッカー以外のサッカーの事業がたくさんあると言いました。もうちょっと突っ込んで言えば、この前東西対抗ですか、ドームの中でやってましたね。だから、そんなハイグレードにこだわる必要は何もないのではないか、というふうな気もいたします。

 大きくひとつ発想の転換を求めたい気持ちであります。どうしても当局が、今御答弁なさるように、このまま進めたいとおっしゃるなら、私は、我々議会、市民の納得のいく説明を早急に提示していただきたい。

 私は、最後に、近隣都市を含めて市民の合意を得、さらに国とは言いません。最低、愛知県の同意を求めて進める手段をとらない限り、この事業には同意しかねることを申し上げて終わります。答弁は結構でございます。



○議長(酒井博) 

 市長・・・



◎市長(角岡与) 

 誤解を招くといけませんので、一言だけ申し上げておきます。

 私ども、トップに会ってないということですが、私は豊田章一郎さんとじっくりと行き会ってお話をしております。話の内容等につきましては、いろいろまた誤解を招くといけませんが、そういうことだけは、ちゃんとしておるということだけは御了承賜りたいと思います。担当が答弁しましたから、ですから、今言っているわけです。



○議長(酒井博) 

19番稲垣鍵一君・・・

           (登壇)



◆19番(稲垣鍵一) 

 19番の稲垣鍵一でございます。議長のお許しを得まして、3点について質問をさせていただきます。2回で終わりたいと思います。よろしくお願いいたします。

 1番目に、刈谷駅南口開発計画について。

 一つといたしまして、刈谷駅南口開発整備の現状及び今後の見通しについてであります。

 21世紀、私たちはこの新しい世紀を間近に迎えようとしています。この新しい世紀を迎えるに当たって、私たちは、過去から積み重ねてきたすばらしい成果を未来へ伝えることとともに、新しい時代に、潮流のように的確に対応していかなければなりません。とりわけ近年は、人々の要求が高度化し、多様化するとともに、国土づくりの枠組みが変化し、世界経済が進展するなど、社会経済のさまざまな分野で、幾つかの大きな変化があらわれてきています。私たちは、このような動きに対応した21世紀に向けての明確なビジョンを持ち、力を合わせて、新しい世紀を開くまちづくりを進めていくことが必要となっております。こうしたことから、21世紀を目指した刈谷の駅前づくりの指針となる新しい地方計画の立案を、昭和62年度から特別委員会を設置し、各分野の代表的な方々の御参加を得、多くの市民にかかる幅広い意見を吸収しながら、精力的に作業を進めてきました。

 そこでお尋ねをいたします。

 さきに石川議員から、大分当局の方も説明、3点の中は、駅前の現状やら委託料の1億2,959万円、または借地料の昭和60年から平成3年までの2億9,503万5,000円、よくわかりました。地権者との会合、協議を何度ぐらいし、その細部をもう一度御説明していただければありがたいと思います。

 もう一つは、58年に買収したこの土地を、刈谷の顔とした駅を最初に手がけるのが、私も最初から、58年に当選以来、このことを同意してきました。こうした面で、これを公共施設の早期着工と今後行政指導によって、本当にこれが進めていただけないか。そのことを詳しくひとつ当局から説明していただきたいと思います。

 2番目に、生産緑地制度の経過について。

 一つといたしまして、都市農業振興及び農地活用まちづくり基金の設立についてであります。

 生産緑地法の改正及び税制改正に伴う平成4年以降の農地は、新たに生産緑地の指定を受けなければ、農地課税による営農はできないことになります。このように農地に対する税制が大きく変化したのを受け、本年3月末日に生産緑地の指定を申し出することがどうか。農家は今その岐路に立たされています。本市は、本年1月14日現在では367ヘクタール、市街化区域内の農地の70ヘクタール、19.3%の申し出があったとお聞きしておりますが、その後、県の指導で3月末日までに延期になり、現在の状況はどの程度になっておるのか、お知らせ願いたいと思います。

 次に、1月14日現在で約80%の農地は宅地化する農地を、農家は選択されたのですが、これまでで、市民に新鮮な安全かつ良質な農作物を供給することに、都市における緑地空間として幅広い機能を果たしてまいりました。市街化区域内の農地が急速に宅地化にされ、無秩序な開発が懸念される中で、計画的な緑ゆたかなまちづくりを進めるための政策を講ずる必要があるからだと思います。今後、政策を推進するために宅地並み課税により増収となる税金約5億円とか言っていますが、これを財源に、農地活用まちづくり基金を設置してはどうかと思いますので、今後検討していただきますよう強く要望するものであります。

 3番目に、市民休暇村について。

 市民休暇村の建設構想及び場所選択についてであります。長寿化の進展、週休二日制の普及等による労働時間の短縮、家事の外部化によりくつろぎ、休息、レジャー、活動等の占める自由時間は一層増大することが予想されます。これに伴い週末や長期休暇を利用して、日常的な生活圏から一時的に離れていく観光やレクリエーション等も活発になることが考えられます。こうしたことから、多彩なイベントの開催や豊富な観光資源の活用など、観光やレクリエーションを楽しむところのできる空間づくり、機会づくりを進めることが市民の大きな要求であります。そこでお尋ねをいたします。

 市民休暇村建設の構想をお聞かせください。

 二つ目に、62年11月に候補地の視察に行きました。または金山町の推薦もありました。その後、休暇村について当局はどのように進んでいるのかお尋ねをいたします。

 これで第1回を終わります。



○議長(酒井博) 

 開発部長・・・



◎開発部長(渡辺恒夫) 

 稲垣議員さんの南口再開発の関連の御質問でございまして、現況と今後の見通しというような2点でございますが、先ほどの石川議員さんと重複する面があるかもわかりませんが、二つの御質問、まとめて御答弁を申し上げたいと思います。

 御案内のように、工場跡地の一部約1.6ヘクタールを購入して以来、土地の高度利用あるいは交通計画、施設計画、事業計画の骨子案と申しますか、骨格をなすものを作成し、元年度には、基本計画をもとに、権利者に対して市街地の再開発事業によるまちづくりの必要性、あるいは組合施行の仕組み等々についての御説明を申し上げ、2年度には、権利者の組織として研究会が発足をいたしました。この間、平成2年度中には世話人会11回、研究会16回。3年度においては世話人会13回、研究会13回等を実施しておりまして、その中で、整備手法の勉強あるいは土地の有効利用、権利変換、評価の方法などについて研究を重ねて、また、県内の優良施設の見学会を実施するなど見聞を広めております。

 権利者の駅前開発に対する御理解は得られるものの、整備手法等具体的な資産活用になりますといろいろ御意見がありまして、なかなか一本にまとまらないのが現状であります。が、全員同意型が好ましいと考えておりまして、現在行っております個別面談の結果を精査した上で、研究会組織とあわせ、さらに個別の面談を重ねながら、御協力がいただけるように、最善の努力をしなければならないと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。



○議長(酒井博) 

 都市計画部長・・・



◎都市計画部長(稲垣利彦) 

 関係分について、御説明を申し上げたいと思います。

 生産緑地のこの制度の経過についてということでございますが、生産緑地の意向申し入れの現在までの状況でありますが、この刈谷市におきましては、昨年11月5日からことしの1月14日まで、申し出の受付を行ってまいりました。その後、諸般の情勢によりまして、受け付け期限を3月31日まで延長するという愛知県土木部長の通知に基づきまして、現在も意向調査の受け付けを実施しているのが実情でございます。2月25日現在の受け付け状況でございますが、所有者3,088人のうち506人、これは16.4%に相当いたします。それから、筆数にして9,362筆のうち1,587筆、これは16.9%に相当します。面積にいたしまして367ヘクタールのうち74ヘクタールでございまして、パーセントにいたしますと20.2%と相なっております。しかし、受け付け期限までにまだ時間がありますので、最終的には、この数に若干プラスされた数字になろうかというふうに思っております。以上でございます。



○議長(酒井博) 

 教育部長・・・



◎教育部長(三浦俊正) 

 稲垣議員さんの関係分のについて御答弁申し上げます。

 まず、市民休暇村の建設構想の問題でありますが、これにつきましては、助役を委員長として、12人の部長で構成いたします刈谷市民休暇村検討委員会、これを本年1月4日に設置いたしました。この委員会におきまして、休暇村建設に向けての設置場所、事業計画、資金計画、施設構想、運営構想、こういった調査を検討する委員会でございます。この下部組織に、さらに関係課長によるところの専門部会を設置して、調査研究をしていく予定をしております。こうした中で、建設構想も原案、たたき台というものをつくってまいりまして、なお、この組織のほかに市民会議というものを考えております。これも既に、要綱を、今年の1月に制定しておりますので、この市民会議において、市民の皆様方、代表の方々にお集まりいただきまして、十分意見をお聞きし、その意見を反映できるようにということで市民会議を設置するわけでありますが、この会議におきましても、早い時期に実際に設置をして、御意見を得ながら議会に御相談申し上げ、構想をまとめあげていくと、こういう予定をいたしております。

 それから、次に62年の12月でありますが、議会の方々に候補地を一部ごらんになっていただきましたが、それ以来相当の月日が立っております。現在14ヵ所の候補地を持っております。これは62年の12月に見ていただきました2村6ヵ所の8ヵ所を含んでということでありますが、そういう状態でありますので、調査依頼、先ほど申し上げましたように相当の期間を経過しておりますから、なるべく早い時期に選定基準を設けまして、これに基づいて、有力と思われる候補地、3〜4ヵ所程度というふうに思っておりますけれども、それぐらいに絞りまして、今後、有力と思われる候補地が出現すれば、もちろんそれも含めるわけでありますけれども、市民会議あるいは議会の御意見を賜りながら、早い時期に絞り込みをして、最終的に候補地を決定していきたい。こういうふうに考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。



○議長(酒井博) 

 19番稲垣鍵一君・・・



◆19番(稲垣鍵一) 

 大変ありがとうございました。刈谷駅南口開発でございますが、本当に御苦労をかけていますが、市会議員を入れた9年前にこれはやったので、ここはどうしても、今年度中に刈谷の顔としてやるべきで、ここまでくると行政主導型でなきゃいかん、そういうような気がしますので、どうか心から、これの着工に議会側によく話して、お願いをしていただきたいと思います。

 2番目の生産緑地制度ですが、現在は20.2%、本当に農家の方が、急になります税制改革でございます。どうか、お願いをいいたしました農地活用まちづくり基金の方へ、少しでも回していただきまして、緑ゆたかな町にするような計画を、ひとつお願いをいたします。

 最後に、教育長さんも丁寧に御説明ありがとうございました。どうか刈谷市も、豊田市・碧南市もよくできています。早急に文教委員会に一任してもいいので、このことを早く着工していただきたい。私も年食ったんで、早く若いうちに一度ぐらい行きたいので、強い要求をして質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。



○議長(酒井博) 

 この際、お諮りいたします。

 本日の会議はこの程度にとどめ延会し、残余の議事は明10日、午前10時より本会議を再開し、審議いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(酒井博) 

 御異議なしと認めます。

 よって、本日の会議はこの程度にとどめ延会し、残余の議事は明10日、午前10時より本会議を再開し審議することに決しました。

 本日は、これをもって延会いたします。

                           午後4時10分延会