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愛知県 豊川市

平成15年 第4回定例会(12月) 12月12日−05号




平成15年 第4回定例会(12月) − 12月12日−05号







平成15年 第4回定例会(12月)



豊川市議会第4回定例会会議録   12月12日(金)第5号

平成15年12月12日 午後1時28分開議

出席議員

   第1番  大倉 淳            第2番  野中泰志

   第3番  高橋智之            第4番  兼佐誠一

   第5番  平松保則            第6番  牧田千枝子

   第7番  藤原宏樹            第8番  鈴木彰伯

   第9番  中村直巳            第10番  大野良彦

   第11番  米谷俊子            第12番  坂本松次郎

   第13番  鈴木義章            第14番  川上陽子

   第15番  西川米子            第16番  佐藤郁恵

   第17番  井上和也            第18番  波多野 年

   第19番  石畔八良            第20番  鈴川智彦

   第21番  山脇 実            第22番  山内 学

   第23番  石黒規吉            第24番  松井忠雄

   第25番  近田富王            第26番  永井信義

   第27番  滝下充生            第28番  清水春男

欠席議員

   なし

地方自治法第121条の規定による説明のための出席者

   市長        中野勝之     助役        細井 正

   収入役       森岡俊介     企画部長      鈴木不二夫

   総務部長      鶴田 守     健康福祉部長    鈴木清市

   生活活性部長    武田久計     建設部長      寺部冨士雄

   市民病院事務局長  武田寅二     消防長       松田正一

   上下水道部長    牧野定雄     監査委員事務局長  浜口龍興

   教育長       今泉孝之     教育部長      太田敏勝

出席した議会事務局職員

   議会事務局長    篠田 進     議事課長      山本行洋

   議事課長補佐    赤谷雄助     庶務係長      内藤好英

   議事調査係長    田中邦宏     書記        伊藤 伸

議事日程

   第1 会議録署名議員の指名

   第2 第73号議案 豊川市職員退職手当支給条例等の一部改正について

   第3 第74号議案 豊川市市税条例の一部改正について

   第4 第77号議案 督促に係る手数料の廃止に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について

   第5 第81号議案 豊川宝飯衛生組合規約の変更について

   第6 第75号議案 豊川市営住宅条例の一部改正について

   第7 第76号議案 宝飯都市計画豊川下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正について

   第8 議発第4号議案 議員派遣について

   第9 選挙管理委員会の委員並びに補充員の選挙

本日の会議に付した案件

   議事日程に同じ

  (午後1時28分 開議)



○松井忠雄議長 ただいまから本日の会議を開きます。

 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、平松保則議員、牧田千枝子議員を指名します。

 日程第2、第73号議案 豊川市職員退職手当支給条例等の一部改正についてから日程第4、第77号議案 督促に係る手数料の廃止に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてまでの3件を一括して議題とします。

 総務文教委員会の審査の経過と結果について、委員長の報告をお願いします。

 坂本松次郎委員長。

  (坂本松次郎委員長 登壇)



◆坂本松次郎委員長 総務文教委員会に付託されました第73号議案から第77号議案までの3議案につきましては、去る12月9日、委員会を開催して慎重に審査を行いました。その審査経過と結果について報告します。

 まず、各議案について、野中委員、大野委員、平松委員から質疑がありましたので、その主な内容について申し上げます。

 初めに、第73号議案については、「今回の改正のポイントは、職員の退職手当の支給水準の適正化にあると考えるが、これまでの経緯と実際の引き下げ額について」質疑があり、「国家公務員の退職手当の支給水準は、5、6年ごとに実施する民間企業の退職金実態調査と比較を行い、見直しをしている。今回の調査では、国が民間水準を5、6%上回っており、10月1日から退職手当の支給水準を引き下げたものであり、地方公務員の水準も国家公務員との均衡を保つため、長期勤続者について5、6%分をマイナスし、調整率を100分の104に引き下げるものである。実際の引き下げ額は、月額40万円、勤続年数35年の定年退職と仮定すると、約137万円の減額となる。ただし、経過措置期間中の1年間は、その半額となる」との答弁がありました。

 引き続き、「雇用保険法と退職手当支給条例の関係及び今回の雇用保険法の主な改正点について」質疑があり、「地方公務員は、法律によって身分が保障されており、雇用保険法の対象から除外されている。しかし、雇用保険法は、本来、社会保険制度として広く適用されるべきもので、地方公務員にも退職後、失業している場合は、この法律の失業給付程度は保障する必要がある。そこで、退職後、失業している場合、退職手当の額が雇用保険法の適用がある場合の失業手当の額に達しないときに、その差額を退職手当として支給することになっている。

 次に、雇用保険法の主な改正点は、失業中の基本手当と再就職先の賃金との逆転現象が生じていることから、雇用保険の基本手当の額を改正したことと就業促進手当の新設により、臨時的な職に就いた期間も基本手当の一定割合を支給する仕組みができたことなどである」との答弁がありました。

 引き続き、「消防職員の退職手当の特例措置を廃止する理由について」質疑があり、「昭和37年12月の年金制度の改正により、消防指令補以下の職員の優遇措置がなくなり、かわりに退職手当の加算措置が設けられ、現在に至っている。しかし、時の経過とともに、対象職員が在職しなくなっていること。対象職員は、現在の年金制度で処遇が補完されていること。また、加算により勤続年数の少ない職員の退職手当が多くなる逆転現象が起こり得ることなどを考慮し、段階的にこの加算を廃止する」との答弁がありました。

 討論はなく、採決しましたところ、全員一致で原案どおり可決しました。

 次に、第74号議案については、「前納報奨金制度の見直しで、交付率と交付限度額を引き下げるものだが、この制度の目的と引き下げの理由及び県下の状況、さらに見直しによる収納率への影響について」質疑があり、「前納報奨金は、市民税と固定資産税について、税収の早期確保と納税意欲の向上を目的とし、納期前に納付された税額に対して金利面を考慮した制度で、昭和25年に創設された。その後、社会情勢等の変化と各市の状況を考慮し、これまで引き下げを4回行っている。今回の改正は、厳しい財政状況の中、制度の趣旨や効果、税の公平性及び市中金利の低水準等を勘案するとともに、県下の状況にも配慮した一定の見直しが必要と考え、行うものである。

 次に、県下の状況は、32市中、本市を含め10市が交付率100分の0.5、交付限度額5万円を採用しており、一番高い状況にある。ちなみに、平成14年度、15年度で9市が引き下げを行っており、全国的にも引き下げ等見直しをする団体が増加している。

 改正による収納率への影響は、平成8年度と11年度に引き下げを行っているが、特段の影響はなかった。利用率も一度納めれば、納め忘れがなく、前納報奨金もあることから、年々増加傾向にある」との答弁がありました。

 引き続き、「引き下げによる前納報奨金全体の影響額と納税者一人当たりの影響額について」質疑があり、「前納報奨金全体では、約40%の減となり、市民税で約800万円、固定資産税で約2,500万円の減額となる。

 次に、納税者一人当たりの影響額は、年税額24万円、1期税額6万円と設定すると、市民税で2,040円、固定資産税で1,800円の減額となる」との答弁がありました。

 引き続き、「前納報奨金に対する本市の今後の考えについて」質疑があり、「この制度は、早期の税収確保、事務量の軽減等に大きな役割を果たしており、また、現状、納税者の51%と多くの方が利用していることから、当面は県下の状況や均衡等に配慮し、制度の運用を図っていきたい」との答弁がありました。

 討論はなく、採決したところ、全員一致で原案どおり可決しました。

 次に、第77号議案については、「督促手数料を廃止することとした経緯と、県下の状況及び平成14年度の徴収実績について」質疑があり、「督促手数料は、国と県を始め、県下32市中、27市が既に廃止しており、本市においても市税等の徴収の円滑化を図るため廃止するものである。特に督促手数料の徴収実績は、決算額では、市税で132万5,000円、国民健康保険料で71万2,600円などであり、合計額は214万2,150円となっている」との答弁がありました。

 引き続き、「厳しい財政状況にあって、貴重な自主財源を廃止することへの考えについて」質疑があり、「貴重な自主財源であることは認識しているが、国、県及び県下においても廃止の状況にあり、また、納税者とのトラブル解消と金融機関の窓口での対応の円滑化を図るため、廃止するものである」との答弁がありました。

 討論はなく、採決しましたところ、全員一致で原案どおり可決しました。

 以上、報告します。

  (坂本松次郎委員長 降壇)



○松井忠雄議長 ただいまの委員長の報告について質疑はありませんか。

  (「進行」と呼ぶ者あり)

 質疑を終わります。

 それでは、第73号議案の討論を行います。

  (「進行」と呼ぶ者あり)

 討論を終わり、採決を行います。

 本件についての委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり原案を可決することに異議はありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。したがって、第73号議案 豊川市職員退職手当支給条例等の一部改正については、原案のとおり可決されました。

 次に、第74号議案の討論を行います。

  (「進行」と呼ぶ者あり)

 討論を終わり、採決を行います。

 本件についての委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり原案を可決することに異議はありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。したがって、第74号議案 豊川市市税条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。

 次に、第77号議案の討論を行います。

  (「進行」と呼ぶ者あり)

 討論を終わり、採決を行います。

 本件についての委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり原案を可決することに異議はありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。したがって、第77号議案 督促に係る手数料の廃止に伴う関係条例の整備に関する条例の制定については、原案のとおり可決されました。

 次に、日程第5、第81号議案 豊川宝飯衛生組合規約の変更についてを議題とします。

 厚生委員会の審査の経過と結果について、委員長の報告をお願いします。

 鈴木義章委員長。

  (鈴木義章委員長 登壇)



◆鈴木義章委員長 厚生委員会に付託されました第81号議案につきましては、去る12月9日、委員会を開催して慎重に審査を行いました。その審査経過と結果について報告します。

 まず、大倉委員から質疑がありましたので、その主な内容について申し上げます。

 「平成16年度から経常経費に係る構成市町の負担割合を音羽町は0.2ポイント増とし、小坂井町は0.2ポイント減とする理由について」質疑があり、「負担率は、過去3年間のごみの収集量、清掃工場への投入量、し尿等の搬入量の実績と人口割合が積算のもとになっている。平成12年度から14年度までの実績では、ごみの収集と投入量で音羽町が1市4町の平均を上回り、小坂井町は平均ないし、それ以下であった。ごみの量の増減の要因は人口によるもので、音羽町は人口においても1市4町の平均を上回り、小坂井町は平均以下であった。これらの結果により変更するものである」との答弁がありました。

 引き続き、「音羽町、小坂井町における0.2%の影響額について」質疑があり、「過去3年間の経常経費の平均額が約21億8,200万円であり、影響額は、その0.2%、およそ436万円となる」との答弁がありました。

 討論はなく、採決しましたところ、全員一致で原案のとおり可決しました。

 以上、報告します。

  (鈴木義章委員長 降壇)



○松井忠雄議長 ただいまの委員長の報告について質疑はありませんか。

  (「進行」と呼ぶ者あり)

 質疑を終わります。

 それでは、第81号議案の討論を行います。

  (「進行」と呼ぶ者あり)

 討論を終わり、採決を行います。

 本件についての委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり原案を可決することに異議はありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。したがって、第81号議案 豊川宝飯衛生組合規約の変更については、原案のとおり可決されました。

 次に、日程第6、第75号議案 豊川市営住宅条例の一部改正についてと、日程第7、第76号議案 宝飯都市計画豊川下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正についての2件を一括して議題とします。

 建設委員会の審査経過と結果について、委員長の報告をお願いします。

 米谷俊子委員長。

  (米谷俊子委員長 登壇)



◆米谷俊子委員長 建設委員会に付託されました第75号議案と第76号議案の2議案につきましては、去る12月10日に委員会を開催して慎重に審査を行いました。その審査経過と結果について報告します。

 まず、各議案について、石黒規吉委員、兼佐委員から質疑がありましたので、その主な内容について申し上げます。

 初めに、第75号議案については、「今回の改正により、市営住宅を利用して福祉法人等が社会福祉事業を行うことができるとのことだが、対象となる事業内容について」質疑があり、「対象となるのは、精神障害者、知的障害者、痴呆老人に生活の場の提供と日常生活の援助を行い、自立生活の助長を目的とする事業である」との答弁がありました。

 引き続き、「障害の種類や年齢に応じた自立と社会参加ができる施設の整備は必要だが、県内での取り組み状況について」質疑があり、「愛知県、名古屋市、大府市では、公営住宅を使用してグループホームを実施している」との答弁がありました。

 引き続き、「社会福祉法人が市営住宅を借りる場合の使用料の算出方法について」質疑があり、「使用料の算出方法は、一般の市営住宅の家賃と同様で、グループホームに入居される方の所得から算出し、使用料を制定する。社会福祉法人は、グループホーム入居者から設定された範囲内で使用料を徴収し、市に納めることになる」との答弁がありました。

 討論はなく、採決しましたところ、全員一致で原案どおり可決しました。

 次に、第76号議案については、「受益者負担金の算出方法と負担金が第7次より5%減額できた背景について」質疑があり、「1平方メートル当たりの負担金の算出方法は、雨水は公費、汚水は私費の原則を基本とし、汚水管事業に係る総事業費から補助金や市債を差し引いた額を負担区の対象面積で除したものである。減額できた背景は、接続ますの塩ビ製品化や下水道本管の最小管径の変更など、公共工事のコスト縮減対策に努めた結果と考える」との答弁がありました。

 引き続き、「負担金について、立地条件や利用形態など土地の諸条件を考慮した上での平等性と受益者への周知方法について」質疑があり、「負担金は1平方メートル当たりの負担金額380円にそれぞれの土地の面積を乗じて算出するので、面積の大小によってのみ金額の差が生じる。この考え方は、下水道の使用により土地の利用価値が上がるのは、どの土地も同じであることからきている。

 次に、受益者への周知方法は、今年度中に受益者負担金の意義や計算方法などを掲載した説明書を作成し、来年度早々にこれを予備申告書とともに受益者に送付する。その後、各地域での説明会も予定している」との答弁がありました。

 引き続き、「負担金の徴収時期について」質疑があり、「負担金の徴収は、平成23年度までに完了させる計画となっており、御油西部地区と三蔵子地区は平成17年度から21年度まで、桜町・蔵子地区は平成18年度から22年度まで、大崎地区、正岡地区及び豊川豊地区は平成19年度から23年度までとなっている。負担金を実際の下水道の整備年度の前後でお願いするものである。負担をお願いする前年度には納入方法を決めていただき、受益者予備申告書を提出してもらうことになっている」との答弁がありました。

 討論はなく、採決しましたところ、全員一致で原案どおり可決しました。

 以上、報告します。

  (米谷俊子委員長 降壇)



○松井忠雄議長 ただいまの委員長の報告について質疑はありませんか。

  (「進行」と呼ぶ者あり)

 質疑を終わります。

 それでは、第75号議案の討論を行います。

  (「進行」と呼ぶ者あり)

 討論を終わり、採決を行います。

 本件についての委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり原案を可決することに異議はありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。したがって、第75号議案 豊川市営住宅条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。

 次に、第76号議案の討論を行います。

  (「進行」と呼ぶ者あり)

 討論を終わり、採決を行います。

 本件は、原案のとおり可決することに異議はありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。したがって、第76号議案 宝飯都市計画豊川下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。

 次に、日程第8、議発第4号議案 議員派遣についてを議題とします。

 提案者に説明をお願いします。

 石黒規吉議員。

  (石黒規吉議員 登壇)



◆石黒規吉議員 ただいま議題となりました議発第4号議案につきまして、提案者を代表して提案説明を行います。

 今回の議員発議は、地方自治法第100条第12項及び豊川市議会会議規則第157条の規定により、議会の議決で議員派遣をお願いするものです。

 その内容は、一つ目として、平成16年1月7日に豊橋市で開催されます東三河5市長・4郡町村会長を囲む新春懇談会に山脇 実議員が出席するものです。

 二つ目として、米谷俊子、鈴木義章、川上陽子、西川米子、山脇 実、山内 学、石黒規吉、近田富王の8名の議員で豊川市議会欧州行政課題調査派遣団を結成し、平成16年1月25日から平成16年2月1日までの間、海外の先進地について調査を行うものです。

 派遣場所及びその目的は、イギリス・ロンドン市がPFIで建設された病院についての調査、同じくバートン市がタウンモビリティ事業についての調査、フランス・サン・レミー村が安心安全な農業生産と食糧自給率向上についての調査、同じくボニュイユ・スール・マルヌ市が福祉施設と医療の連携体制についての調査、イタリア・ローマ市が地方分権の現状と課題及びワンストップサービス事業についての調査です。

 以上のことについて、地方自治法第100条第12項及び豊川市議会会議規則第157条の規定により、山脇 実議員及び豊川市議会欧州行政課題調査派遣団の議員派遣をお願いするものです。

 以上で議発第4号議案についての説明を終わります。よろしく御審議賜りますようにお願い申し上げます。

  (石黒規吉議員 降壇)



○松井忠雄議長 ただいまの説明について質疑はありませんか。

  (「進行」と呼ぶ者あり)

 質疑を終わります。

 お諮りします。ただいま質疑を終わりました議発第4号議案は、委員会への付託を省略したいと思います。異議はありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。したがって、委員会への付託は省略することに決定しました。

 議発第4号議案の討論を行います。

 佐藤郁恵議員。

  (佐藤郁恵議員 登壇)



◆佐藤郁恵議員 私は、議発第4号議案 議員派遣について反対討論を行います。

 主な理由は、以下のとおりです。

 第1に、財政事情の問題です。

 長引く深刻な不況のもと、市税収入の減額など本市も財政事情にとって厳しい要因があるのは御存じのとおりです。財政の使い道により、より優先順位が問われております。市民の暮らしを守る施策、とりわけ低所得者の暮らしを守り、福祉を充実させることこそ急務です。

 今回の海外視察の旅費は、8人分365万2,000円、行き先はロンドン市、ローマ市を始め、5自治体が視察先となっております。どうしても海外の当自治体でなければという緊急性、必然性は薄いと思います。4年間の間に2期以上の議員を対象に派遣することは通例として行われておりますが、今回もその通例に基づくものであり、議員に対する第3の報酬的な側面があると言わざるを得ません。

 第2に、県下各市の状況の問題です。

 平成15年度の県下の議員の海外視察の状況は、以下のとおりです。

 姉妹都市や友好都市への議員を1から4名派遣しているのが半田市、安城市、西尾市の3市です。市として、議員海外視察を主催しているのは岡崎市、豊明市、豊川市の3市です。このうち、豊明市は、毎年2名の枠で行っております。このことからわかることは、海外視察を行う自治体は、今、わずかとなっており、その中でも今回8名を送る豊川市は、人口34万5,000人の岡崎市に続くものとなっており、県下でも特別な事例となっていることです。

 平成16年度からは、全国議長会の主催する海外視察は取りやめとなると伺います。海外視察を行う自治体が少なくなっているということが主な理由です。

 このような昨今の事情から、本市の海外視察のあり方も今、とりわけ考え直すべき時に来ていると判断するものです。

 以上をもちまして、私の本議案に対する反対討論といたします。

  (佐藤郁恵議員 降壇)



○松井忠雄議長 鈴川智彦議員。

  (鈴川智彦議員 登壇)



◆鈴川智彦議員 私は、議発第4号議案 議員派遣について賛成の立場で討論を行います。

 今回の海外議員派遣は、イギリス、フランス、イタリアの各都市に8人の議員を派遣し、先進的な事例について調査を行うもので、その内容もPFIで建設された公立病院について、タウンモビリティによる商業等活性化施策について、有機農業を中心とした安全安心な農業生産と食糧自給率向上施策について、高齢者福祉施設と医療の有効な連携体制について、地方分権の現状と課題、ワンストップサービス事業についてなど、その視察目的は今の本市にとっていずれも重要な行政課題であると判断をいたします。

 世界においても先進地域であるイギリス、フランス、イタリアの各都市のすぐれた施策を調査することは、中長期的な視野に立った個性的で住みやすいまちづくりを進めるために大変有意義であり、効果の高いものと考えます。

 また、日程、経費につきましても、効率的で効果的であり、さらに視察後には豊川市議会海外議員派遣実施要綱に基づき、視察内容の報告会を議員、職員等を対象に行うこととなっております。

 以上の理由から、私は今回の議員派遣は、適正かつ有意義なものと判断し、議発第4号議案 議員派遣について賛成するものであります。

 以上で私の賛成討論といたします。

  (鈴川智彦議員 降壇)



○松井忠雄議長 討論を終わり、採決を行います。

 本件は、原案のとおり可決することに賛成の方は起立してください。

  (賛成者起立)

 起立多数です。したがって、議発第4号議案 議員派遣については、原案のとおり可決しました。

 お諮りします。ただいま議決しました議員派遣について、やむを得ず変更が生じる場合は、議長に一任をお願いしたいと思いますが、異議はありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。したがって、やむを得ず変更が生じる場合は、議長に一任することに決定しました。

 次に、日程第9、選挙管理委員会の委員並びに補充員の選挙を行います。

 選挙管理委員会の委員長から、平成16年1月29日をもって選挙管理委員会の委員並びに補充員の任期が満了するとの通知がありましたので、地方自治法第182条の規定により選挙を行います。

 お諮りします。選挙の方法は、指名推選により行いたいと思います。異議はありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。したがって、選挙の方法は指名推選により行うことに決定しました。

 お諮りします。ただいまの指名は、議長が指名することに異議はありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。したがって、議長が指名することに決定しました。

 それでは、選挙管理委員会の委員として、青木恒義、森田富佐男、伊東仲次、荒木慶子の4名を、また、補充員として、榊原督雄、岡田圭吾、鈴木英太郎、柳田通夫の4名をそれぞれ指名します。

 お諮りします。ただいま指名しました方を当選人とすることに異議はありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。したがって、ただいま指名しました方が選挙管理委員会の委員並びに補充員に当選しました。

 お諮りします。ただいま当選しました補充員の補充順位は、年長者から順番に補充したいと思いますが、異議はありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。したがって、補充員の補充順位は、年長者から順番に補充することに決定しました。

 以上で今期定例会に提出されました案件の審議はすべて終わりました。

 ここで市長から発言の申し出がありますので、許可します。

 中野市長。



◎中野勝之市長 第4回定例会の閉会に当たりまして一言お礼申し上げます。

 例年より早めに開催していただきました今議会も、16日間の会期を終えようとしております。今回、御審議をお願いいたしました補正予算を始めとする全議案につきまして、いずれも可決、承認をいただき、まことにありがとうございました。

 今議会冒頭には、私が引き続き市政の運営をさせていただくに当たっての所信で申し上げましたが、12万近い市民の幅広い声に耳を傾けつつ、政策実現のため、勇気を持って市政運営に当たってまいる覚悟でございますので、今後ともなお一層の御理解と御協力をお願い申し上げます。本当にありがとうございました。

 以上であります。



○松井忠雄議長 これで平成15年豊川市議会第4回定例会を閉会します。

  (午後2時03分 閉会)

 上記会議の顛末を記録し、その相違なきを証するため、ここに署名する。

  平成15年12月12日

    豊川市議会議長

         松井忠雄

    豊川市議会議員

         平松保則

    豊川市議会議員

         牧田千枝子