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愛知県 一宮市

平成13年 12月 定例会 12月11日−05号




平成13年 12月 定例会 − 12月11日−05号







平成13年 12月 定例会



             議事日程(第5号)

                    12月11日(火曜日)午前10時 開議

 1 一般質問について

 2 報告第29号 専決処分の報告について

 3 報告第30号 専決処分の報告について

 4 議案第61号 平成13年度愛知県一宮市一般会計補正予算

 5 議案第62号 平成13年度愛知県一宮市競輪事業特別会計補正予算

 6 議案第63号 平成13年度愛知県一宮市国民健康保険事業特別会計補正予算

 7 議案第64号 平成13年度愛知県一宮市介護保険事業特別会計補正予算

 8 議案第65号 平成13年度愛知県一宮市印田第1土地区画整理事業特別会計補正予算

 9 議案第66号 平成13年度愛知県一宮市公共駐車場事業特別会計補正予算

10 議案第67号 平成13年度愛知県一宮市立病院事業会計補正予算

11 議案第68号 平成13年度愛知県一宮市水道事業会計補正予算

12 議案第69号 平成13年度愛知県一宮市下水道事業会計補正予算

13 議案第70号 一宮市の議会議員及び長の選挙における選挙運動用自動車の使用及び選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例の制定について

14 議案第71号 政治倫理の確立のための市長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例の制定について

15 議案第72号 一宮市ごみの減量等の推進に関する条例の制定について

16 議案第73号 一宮市空き缶等ごみ散乱防止条例の一部を改正する条例の制定について

17 議案第74号 一宮市飼い犬等のふん害の防止に関する条例の制定について

18 議案第75号 一宮市立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の制定について

19 議案第76号 一宮市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について

20 議案第77号 市道路線の認定について

21 承認第6号  専決処分の承認について

22 議案第78号 平成13年度愛知県一宮市一般会計補正予算

23 議案第79号 平成13年度愛知県一宮市競輪事業特別会計補正予算

24 議案第80号 平成13年度愛知県一宮市国民健康保険事業特別会計補正予算

25 議案第81号 平成13年度愛知県一宮市介護保険事業特別会計補正予算

26 議案第82号 平成13年度愛知県一宮市印田第1土地区画整理事業特別会計補正予算

27 議案第83号 平成13年度愛知県一宮市立病院事業会計補正予算

28 議案第84号 平成13年度愛知県一宮市水道事業会計補正予算

29 議案第85号 平成13年度愛知県一宮市下水道事業会計補正予算

30 議案第86号 一宮市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

31 議案第87号 特別職員の給与に関する条例及び市長、助役及び収入役の給料及び調整手当の月額並びに期末手当の額の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について

32 議案第88号 一宮市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について

33 議案第89号 西成公民館建設工事の請負契約の締結について

34 請願書(第21号・第22号)について

35 陳情書(第29号・第30号)について

(追加議事日程)

36 議員提出議案第8号 一宮市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について

出席議員(34名)

   1番  太田文人君          2番  谷 祝夫君

   3番  瀬戸三朗君          4番  若山金茂君

   5番  小島 薫君          6番  原  勲君

   7番  尾関宗夫君          8番  服部修寛君

   9番  伊藤勝朗君         10番  古田芳子君

  11番  松井哲朗君         12番  浅井俊彦君

  14番  渡部 昭君         15番  小澤達弥君

  16番  中村欽哉君         17番  野田 実君

  18番  渡辺宣之君         19番  黒田徳已君

  20番  板倉正文君         21番  倉石義夫君

  22番  末松光生君         23番  野村直弘君

  24番  木村貞雄君         25番  神戸秀雄君

  26番  水野治一君         27番  林 光男君

  28番  浅野忠義君         29番  吉田勇吉君

  31番  横井俊一君         32番  梶田信三君

  33番  小島尊司君         34番  伊藤 俊君

  35番  細谷正明君         36番  浅野貞一君

欠席議員(1名)

  13番  稲葉富一君

欠番

  30番

説明のため出席した者

  市長         谷 一夫君

  助役         長尾博之君

  収入役        赤堀正弘君

  市長公室長      橋本博利君

  総務部長       山口善司君

  市民部長       酒井孝嘉君

  環境部長       石黒久伴君

  福祉部長       真野幸雄君

  経済部長       篠田 惇君

  都市開発部長     丹羽孝夫君

  土木部長       脇田東吾君

  建築部長       高坂 勲君

  教育長        馬場康雄君

  教育委員会事務局長  長谷川美昭君

  水道事業等管理者   江崎義彦君

  消防長        棚橋 進君

  市民病院事務局長   川瀬正二君

  総務部次長      水野通彦君

  福祉部次長      神野重雄君

  経済部次長      伊藤徳義君

  都市開発部次長    宮田幸男君

  土木部次長      花木行信君

  下水道部次長     竹中良博君

  市民病院事務局次長  野村秀樹君

  市民病院今伊勢分院

             石原幸市君

  事務局次長

事務局職員出席者

  議会事務局長     内田 充君

  議会事務局次長    今井 勝君

  議事調査課長     後藤俊彦君

  議事調査課長補佐   岩田義和君

  議事調査課議事係長  岩田貞二君

  庶務係主任      森  仁君

  議事係主任      中村高規君

  調査係主任      大塚 孝君

  主事         加藤正樹君

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                               午前10時 開議



○副議長(渡部昭君) 

 ただいまの出席議員、25名であります。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程はお手元に配付したとおりでありますので、これをもって御報告にかえます。

 これより日程に入ります。

 日程第1、一般質問を行います。

 通告順により、順次発言を許します。

 22番 末松光生君。



◆22番(末松光生君) (登壇、拍手)

 お許しをいただきまして、通告に従って一般質問をしたいと思います。

 4日目となりますと、少し疲労もという感じでありますので、できるだけ効率的に、端的にいろいろ質問をさせていただきますので、回答の方も手短にお願いしたいと思います。

 1項目め、一宮西部の大雨対策についてということから入ります。

 2000年9月11日の豪雨は、200年か300年に一度しかないというような、1時間当たりにして約100ミリという大変な豪雨であったわけですが、そのために新川流域では大災害が起きまして、当然一宮市内でも丹陽町を中心に大きな被害を受けたわけであります。ただ、犠牲者が出なかったのが唯一不幸中の幸いだったと思います。

 この大災害を教訓として、さまざまな対策が打たれてきています。そこで、その対策の主なものはどんなものがあるのかをまず最初にお伺いしたいと思います。



◎土木部長(脇田東吾君) 

 東海豪雨に対する対策の主なもののお尋ねでございます。

 まず、国・県の取り組みから御報告させていただきますと、やはり河川改修というのが第1にございまして、下流部の災害に関係しました庄内川、そして新川、この両河川について、いわゆる激特、激甚災害対策特別緊急事業が直後に採択されまして、現在、工事も着手されておるところでございます。

 そこで、庄内川と新川を一体的とした河道掘削とか、あるいは洗堰のかさ上げなどの整備が行われるわけでございます。また、それの上流部に関連してまいります五条川、そして当市が大きく関係します青木川、そういったところは、いわゆる総合治水対策の特定河川事業の中で進捗が図られておるわけでございまして、当市の関係分といたしましては、青木川でいわゆる通水障害になります橋梁の改築に、複数橋でございますが、取り組んでおるところでございます。

 また、新川流域の19市町でつくっております新川流域総合治水対策協議会の中で、いわゆる各流域の市町が目標とした遊水貯留量を確保していこうという流域対策緊急5カ年計画を策定いたしまして、一部これの実施にも入っておるわけでございます。それと、この協議会の中で、これは防災対策の面でございますが、洪水時の危険管理対策としまして、内水ポンプの排水調整ルートも確立して、その運用はことしの6月1日から始まっておるわけでございます。新川流域での対策がやはり先般の災害からこういった形で動いておるわけでございます。

 しかし、一宮市におきましては、全体的に眺めまして、新川、日光川流域などを含めました全市域におきまして、学校の校庭などを活用した貯留施設、あるいは下水道区域におきます雨水暗渠の貯留、公園の広場を利用した雨水渠などの整備を関係部局と連携して取り組んでおるところでございます。また、ソフト面の対策といたしましては、浸水予想区域図の作成を初めとした総合治水計画の策定に着手いたしましたし、防災マニュアルの見直し、また細かい点では、道路冠水に対しての関係町内へのトラさくやロープの配付、こういったものが主なものとして挙げられると考えておるところでございます。よろしくお願いいたします。



◆22番(末松光生君) 

 いろいろな手が打たれてきておるわけですが、第5次総合計画に沿ったもの以外に、今回の大災害に対して今幾つか言われたものがあると思いますが、新たに今回の大災害に対しての治水対策として、少し重複した部分があろうかと思いますが、どういうものがあるか、お答えをお願いします。



◎土木部長(脇田東吾君) 

 東海豪雨が、ある意味で第5次総合計画の策定の詰めの段階といいますか、そういった時期的な問題もございまして、市の対策としては、先ほど報告させていただきました中身的には、基本的には第5次総合計画に沿ったものでございます。

 ただ、先般の台風11号などにおきまして、河川水位の監視地点などに職員を直接配置いたしまして情報を得ておるわけでございますが、そこのあたり、リアルタイムで河川水位などの各種情報を把握するシステムが必要であろうということで、水位情報の観測データを集中管理するシステムの基本設計を今年度入らせていただきましたが、これは順次実施に移してまいりたいと考えておりますので、この点は新たに追加させていただいた形になるかと考えておるところでございます。よろしくお願いいたします。



◆22番(末松光生君) 

 時期が時期だったということで、ちょうど第5次総合計画の中に取り込まれたということですね。あと、今言われた監視カメラ的なもの、集中管理、こういうものが新たなという感じですね。

 第5次総合計画では次のようなことが記されています。「市内の河川は、平坦地である特性から流速が遅く、いったん大雨となれば、準用河川・排水路からの排水も困難となり、浸水被害が生じています。この状況の中で、主要河川・水路の改修とあわせ、雨水貯留施設の設置など、流域が本来持っていた洪水調節機能の再生が、重要な治水対策のひとつとなっています」。

 そこで、新川流域の東海豪雨に関連する地区以外に、他の地区で行っている大雨対策の主なものはどのようなものがあり、どういうところにそういう大雨対策がとられているかをお聞きしたいと思います。



◎水道事業等管理者(江崎義彦君) 

 特に、雨水貯留施設ということでございますので、下水道事業で設置したものについてお答えいたします。

 現在、新川流域以外の区域といいますと日光川流域になります。そこにおきましては、現在、スポーツ文化センターの北側は駐車場になっておりますが、あそこの地下に真清田神社貯留槽、雨水貯留槽をつくっております。また、道路下の雨水渠の一部を先行いたしまして、それを貯留槽として使っておりますのが公園通りと新生でございます。それから、最近、県道の下に合流管の増強管ということでつくらせていただきました本町貯留槽、この4カ所が一応雨水貯留槽としてつくった施設でございまして、合計約9,600トンの水がためられるというものでございますので、よろしくお願いいたします。



◆22番(末松光生君) 

 具体的にそのように打たれている施策は、旧市街地が中心になっているわけですね。

 そこで質問ですが、一宮西部の大雨に対する対策というのが、今、報告された中身を見ましても、なかなかないのではないかと思うんですね。そこで、当局として一宮西部について、浸水の被害状況を踏まえて、どのように認識をされているのか非常に気になるところですので、そこのところの考えられていることについてお尋ねいたします。



◎土木部長(脇田東吾君) 

 お答えさせていただきます。

 一宮西部地区、特に被害が集中するとなりますと、特に新市街地部での対策ということになるわけでございます。当地区は、愛知県が管理しております2級河川日光川水系の光堂川の上流域に入るわけでございます。現在の新市街地部は、区画整理後の開発が急速に進みまして、水田などの保水機能が大幅に減少しておりますことから、排水不良の状況が各所で生じ、被害が出ておるわけでございまして、これに対して現在、土木部の対策といたしましては、現況水路の改修、道路の歩道部の透水性舗装改良、あるいは維持管理的なところで水路のしゅんせつ、こういったことが主体になっておるわけでございます。

 あと、他の部局、下水道あるいは公園といったところで雨水渠を利用した貯留対策もスタートしたところでございますが、いずれにいたしましても、県が管理しております光堂川では、拡幅に伴います用地確保が大変難航していることもございまして、河川改修が大変おくれており、抜本的な対策に至っていないのが現状でございます。よろしくお願いいたします。



◆22番(末松光生君) 

 大体私の認識と合うようでありますので、さらに少し具体的に質問しながら、どういうところに問題があるのかということを明らかにしていきたいと思います。

 まず、昨年9月11日の東海豪雨のときの雨量がどれぐらいであったのかということと、ことし8月の台風11号での市内の雨量がどれぐらいであったのか。最も多い1時間単位あたりがどれぐらいであったかをお尋ねいたします。



◎土木部長(脇田東吾君) 

 お答えさせていただきます。

 昨年9月の東海豪雨におきます一宮市内、いわゆる一宮市として発表させていただいた最大時間雨量は61ミリでございます。また、ことし8月21日の台風11号につきましては最大時間雨量19.5ミリでございました。

 以上でございます。



◆22番(末松光生君) 

 今、言われましたように、昨年9月11日とことし8月21日の台風11号の雨量の数値の差が歴然としておるというんですか、けた外れに違うというぐらい違うわけでして、しかし、一宮西部においての浸水状況はそれほどの差はないと思っていますが、どうでしょうか。



◎土木部長(脇田東吾君) 

 お答えさせていただきます。

 両降雨における、特に先ほどの新市街地部での被害を比較いたしますと、やはり浸水区域の広がりとか浸水の深さといった点では差がございました。しかし、場所によりましては、やはり同じような状況が生じたところもあると認識いたしております。



◆22番(末松光生君) 

 ありがとうございます。

 私も実際に両方の状況を、朝早く歩いてみたり、大和の出張所に駆けつけたりしてみますと、それほど変わらなかった。そういう認識が合っていますので、次からの問題は、お互いに一致して論議できていくと思います。

 東海豪雨対策としては丹陽町地区が中心でありますが、先ほどから言っていますように、ことしの台風11号でも所によっては変わらなかったという部長の報告がございますように、一宮西部についてはそういうところがあるわけでして、したがって、一宮西部についても浸水対策というんですか、大雨対策については急がなければならないと思いますが、どうでしょうか。



◎土木部長(脇田東吾君) 

 新川流域だけでなく、当地区を含めた日光川流域につきましても、いろいろな形で浸水対策を、まず対応できるものからでも進める必要があると考えておるところでございますので、よろしくお願いいたします。



◆22番(末松光生君) 

 では、少し具体的な状況を述べさせていただきたいと思いますが、ことしの8月の台風11号で、特に国道155号の南北、155号がその地区ではちょっと高いところに位置しているというんですか、155号の北でも雨水の行き場がなくて道路がかなり深く冠水をするところもあるわけです。それから155号の南、それから名鉄津島線に挟まれた地区、これは昭和1、2、3丁目になるわけですが、これは水が南に逃げるところがないというか行くところがない。北は155号が高くて、南は津島線が高くて、結局は水がどこへ流れていくかというと、なかなかそういうことができない。このために、いろいろなところで道路冠水や床下浸水があるという被害が出ているわけですね。

 それから、今度は津島線の南になりますと、これは観音寺地区を中心にしてですが、ここも恐らく土地開発なんかも含めてきちっとした排水の関係も、側溝だとかいろいろなそういう排水関係が完備されていないということから、観音寺というお寺さんのかいわい、あの近辺を中心にかなりの冠水をしているわけですね。ですから、このような状況は市の方として把握しているかどうかをお尋ねいたします。



◎水道事業等管理者(江崎義彦君) 

 お答えいたします。

 降雨による浸水被害や被害状況については、災害対策本部が市民から受ける通報あるいは苦情、土木部との連携で災害調査した浸水箇所図や、下水道部で巡回調査や市民から直接入る苦情や調査依頼、及び各町会長からの依頼で現地立ち会いした地区等を把握しております。

 なお、一宮西部地区については、特に東海豪雨以後、昭和1、2、3丁目、観音寺地区、末広1、2、3丁目、平和2丁目、神山2丁目地内の住民の方より現場調査の依頼を受けたりします。また、そういった場合にも、その対応方法を強く要望されているわけであります。私どもの下水道計画上の排水区は、昭和第1、第2、第3排水区、観音寺排水区などが特に浸水の多い計画排水区であろうかと思っております。そういった意味では把握をしておりますが、道路冠水箇所すべてについて承知しているというわけではございませんので、よろしくお願いしたいと思います。



◆22番(末松光生君) 

 大体、状況掌握はされておると思います。そうなりますと、具体的にどのような対策を考えられているのか、お答えをいただきたいと思います。



◎水道事業等管理者(江崎義彦君) 

 お答えいたします。

 一宮西部の今後の雨水対策でございます。本地区は区画整理事業が完了して既に20年余りが経過する中で大変都市化が進んでおりまして、雨水の流出率が年々増大しております。先ほど土木部長も言いましたように、やはり既存の排水能力は不足を来しているという状況であります。したがいまして、少しの降雨でも各所で浸水や道路冠水が発生しているのが現状でございます。昨年9月以降、東海豪雨等による浸水が重なりまして、それらの解消のため雨水対策が早急に必要なところだと思っております。

 このことは、すなわち、公共下水道では汚水先行ということでやらせていただきましたので、残っておる事業、雨水対策ということがあるわけでございますが、昨日も申し上げましたように、単独公共下水道の汚水の整備のめどが大体立ってきたということで、雨水の整備の方にも入っていかなければならない時期が来たと認識しておりますので、そういった意味で、今後、雨水対策に重点を置いていこうとも考えております。

 浸水の対策といいましても、下水道といたしましては、もともと下水道の雨水計画というのは、放流先があることを前提とした計画になるわけでございまして、そういった意味では、一宮市の河川等については、非常に受入量が足らないという状況でございまして難しいところでございます。

 したがいまして、最終的には雨水貯留槽という話がまたふえてくるわけでございますが、雨水対策をした下水道区域については、足らない分を雨水貯留槽でやっていくということは一つの計画として考えられるわけですが、まだ雨水整備をしていない地区に先行して雨水貯留槽を下水道で考えるということは、一般的には認められないということになりますので、そういった意味で、まず雨水渠を道路下に布設させていただきまして、それが放流河川には即放流できないわけでございますので、そういったものが一時貯留槽的な役目を持つという形で、まず整備をさせていただくということでやっていきたいと思っております。したがいまして、たまった水は後ほどポンプ等で排出するという形になるかと思いますが、そういったことを考えておりますので、ひとつよろしくお願いいたします。



◆22番(末松光生君) 

 今、水道事業等管理者が言われましたことで、当面の対策としては雨水渠とかをとられるということでいいんですが、考え方としては、国との補助金の関係を含めて、雨水対策ができていないところに雨水渠をつくるというのはおかしいのではないかと、どっちが先だという話でしょうけれども、日々生活している地区の人たちにすれば、そんなことは余り関係ないですね。どういうふうにしてくれるのだという話に当然なるわけであります。それは、できるだけ下水として打てる手は打っていただきたいと思います。

 そこで、先ほど土木部長のお答えの中にありましたが、抜本的な対策がなかなか進んでいないということでありますので、抜本的対策がいつでき上がるかというのはかなり先の話になるわけです。では、その当面の問題をどうするのかというのは、くどいようですが、ぜひ下水の方で対応できるようにお願いしたいと思います。

 そこで、抜本的対策、つまり河川改修に至っていないということですが、河川改修が今どういう状況にあって、見通しはどうなのかということも含めてお答えいただきたいと思いますし、同時に当面、光堂川のキャパが十分でないのではないかということから、日光川とか、さらには木曽川という関係を含めて、どういう計画なのかということをお尋ねしたいと思います。



◎土木部長(脇田東吾君) 

 お答えさせていただきます。

 一宮西部地区に係ります河川、いろいろな排水施設の計画、そのようないろいろな関係ということのお尋ねでございます。

 先ほど述べさせていただきましたように、一宮西部地区におきます排水先は光堂川ということになります。光堂川の管理につきましては、上流部は一宮市の柳戸町から始まりまして、萩原町東宮重の準用河川大縄川の合流点までを一宮市が管理いたしております。その合流点から下流、稲沢市の日光川合流地点までを県が管理しておるということになります。

 本市の管理区間につきましては、農地サイドの県営土地改良事業により一時的な暫定改修を終えておるわけでございますが、下流部での県管理区間につきましては、東宮重地内から稲沢市の国道155号の区間、かねてより用地交渉が滞っておりまして、また昨今の県財政の逼迫もありまして、暫定改修も未着手となっておるわけでございます。

 日光川につきましては、昭和49年、それから51年、続いての豪雨の後改修が進みまして、現在一宮市におきましては、旧国道22号の日光川まで、5年に1回の大雨に耐えられる、時間雨量49ミリまで対応できる整備水準で暫定改修を終えております。その上流におきましても、今、用地取得等に努めておるところでございます。日光川は、御案内のとおり潮位の影響を受ける河川でございまして、河口部を閉め切りポンプにて海へ排水するシステムとなっております。河口部におきましては、国営尾張西部土地改良事業、こういった対策も含めまして毎秒300トンの排水が可能となっておる、防災上大きな効果を発揮しておるわけでございます。

 また、この国営事業によりまして、日光川の上流部の尾西市と祖父江町の市町境におきまして、日光川とその支川になります領内川の両方の排水をショートカットして、木曽川へ毎秒35トンを尾西排水機場−−これも完成いたしております−−さらに、愛知県の土木事業で整備されます排水能力55トンの排水機場と、それに伴います4号放水路と言っておりますけれども、いわゆるつなぐ放水路でございますが、これらが順次完成いたしますと、合わせて毎秒90トンの水を木曽川へ排水できることになりまして、今後さらに日光川の排水状況が改善されると考えております。

 こういった木曽川とのかかわりといいますと、そういった排水先という関係になってくると思いますが、日光川・光堂川におきます改修計画の現状は、このような状況でございますので、よろしくお願いいたします。



◆22番(末松光生君) 

 ただいまの報告を聞いていますと、なかなか改修が進まないということです。第5次総合計画では、治水の安全度を高めるために、今報告がありましたように、日光川・光堂川の河川改修事業の早期完成を関係機関に強く要望しますとなっておるわけですね。こういうふうに記されていますので、恐らく5次総の中では河川改修が当然完了されると思いますが、10年先の話ということになるわけでして、なかなかそれを待っておれないということだと思いますので、関係機関に一層強く働きかけをお願いしたいと思います。

 さらに、先日、一宮市が会計検査院から指摘されておりますね。それで、こういうふうに記されています。会計検査院は、「洪水時に川の水を一時的にためる防災調節池や校庭・公園貯留などの整備について、一宮市や犬山市など7市町が指導要綱に計画上の対策基準を明記していなかったことを挙げた。このため業者への整備要請が不十分になった」と指摘をしています。このことは多分宅地開発指導要綱の関係だろうと思いますが、私も以前、今伊勢町の方で少しそういう例にかかわったことがあるんですが、水路の水位と住宅からの排水口の位置が逆転をしている。要するに水位が高くて排水口が低いんですね。田んぼに水を引き入れるときは浄化槽に逆流をするというんですね。

 これは住宅指導要綱ではなかなか記すことができるかできないかはわかりませんけれども、やはりそういうことの業者指導が不十分だということですね。会計検査院はこのことも含めて指摘をしているのかどうかもあわせてお尋ねいたします。



◎土木部長(脇田東吾君) 

 ただいま、日光川・光堂川におきます状況を踏まえまして、日ごろより用地買収に係ります地元関係の皆様方に粘り強く御協力をいただきますようにお願いしておりますけれども、引き続きこれからも続けてまいります。また、国・県に対しましては、早期改修に向けまして、今後も、流域関係市町で構成いたしております日光川改修促進期成同盟会という組織も通じながら、いろいろ強く要望活動を行ってまいる所存でございます。

 また、本市におきまして総合治水計画の策定も進めているわけでございますが、これは新川も日光川流域も同じような考え方で一元化した流域対策が必要と考えているところでございまして、総合治水特定河川という指定があるわけでございまして、日光川についても新川と同様にぜひその指定をしてほしい、こういうことによって関係事業への進捗が図れるわけでございますので、こういった点についても、いろいろな機会をとらえて、国・県に、今までも要望しておりますが、さらにお願いをしていこうと考えておるところでございます。

 それから、会計検査院の指摘についてのお尋ねでございます。

 先般、一部報道されたわけでございますが、まず一つに、それぞれの住宅を建設・建築されるに当たりまして、周囲の状況から、その排水状況がどうであるかということの指導と、この中身は別であったかと思っております。

 そういったこととは別に、いわゆるそういった開発に伴って、必要な貯留対策を指導要綱の中で明示して、細かく流域対策を図るべきだということでの方向は出ておったわけでございますが、私どものそういった住宅地開発事業に関する指導要綱の中では特に明文化はいたしておりませんでしたが、一定規模のものについては、その都度いろいろ指導するということで対応してきたところでございますが、確かに明文化はしておりませんでした。そういう背景がございますので、きのうの尾関議員のお尋ねにもお答えしたところでございますけれども、指導要綱改正を前提に検討を進めているところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。



◆22番(末松光生君) 

 特に宅地開発ということは、一度建ててしまうと、例えば、かさ上げするとか何とかというのは不可能な話でありますので、そういう住宅建築に当たっての指導は、会計検査院の指摘と少し違うかもしれませんけれども、そういうことも結果としてあるとするなら、やはりそこの部分は強めていただきたいということであります。

 河川改修がかなり長期にわたるということで、場合によっては5次総の中でできないかもしれないと非常に心配をしておるわけであります。そういうことになれば、先ほど水道事業等管理者が言われましたように、河川改修がきちんとできていないところに貯水槽をつくるのは基本的にはおかしいということですね。雨水を流すところをきちっとして、なおかつ問題があれば貯水槽をつくるという意味ですよね。でも、それが長期にわたって、何十年先になってもまだ解決しないということになれば、これはやはり大問題でありますので、雨水を貯留する施設も視野に入れた一宮西部の大雨対策、治水対策というのは立てられるべきだと思いますが、どうですか。



◎土木部長(脇田東吾君) 

 お答えさせていただきます。

 これまでの治水対策の基本でございます河川改修の対応だけでは被害の減少につながらない、これからの地水対策としてはやはり流域対策が将来にわたって必要である、このように私どもも認識いたしております。

 こうした中で、一宮西部地区におきます流域対策として、今、具体的には、神山小学校のグラウンドを活用した貯留施設の設計、それから下水道での対応の雨水渠の一時貯留、また堀田公園の遊歩道を利用した貯留を目的とした、やはりこれも雨水渠の工事でございますが、こういったことを進めているところでございまして、今後も学校、公園、あるいはそういった下水の雨水渠等、いろいろな公共施設の部分も活用いたしまして、同様な取り組みを計画的に行ってまいりたい。一方、民間開発に伴います対策の指導につきまして、先ほど申し上げました要綱の改正によりましてきめ細かくお願いをしてまいりまして、いろいろな手段で考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



◆22番(末松光生君) 

 今、部長言われましたように、神山小学校のグラウンドの活用だとか、堀田公園での雨水升の設置とか、いろいろなことが具体的に立てられていますし、先ほど下水関係でも報告をされていますように、そういう雨水升をいろいろな道路下にも埋めていく策がとられておるようでありますので、一定の効果を上げるということだろうというふうに期待はしていますが、いずれにしても、抜本的な解決策としては河川改修ということに当然なるわけでありますので、それぞれの当面する解決策と、抜本的な解決策である河川改修ということについても、ぜひ具体的に手を打って、しかも急いでいただきたいと思います。

 それが状況として不可能だ、非常に長期にわたって河川改修ができないとするなら、これは考え方も少し変えていただいて、貯留ということに発想を少し変えていただきたいと思いますが、なかなかそこのところは、今、言われましたような幾つかの手を打ってどうなのかということでありますので、その手を打った結果、なおかついろいろな問題が解決しないとするなら、そのときはまた問題提起していきたいと思います。

 一宮西部の対策については、先ほどからお答えいただきまして、強い決意も披瀝されましたので大変期待しておるところでありますし、それから下水関係で当面する部分については最大限の手をぜひ打っていただきたいと思います。この項を終わります。

 次に、2点目の交通安全への対策について質問させていただきます。

 師走になり、交通事故の多発が予想されています。いろいろな原因が考えられるところですが、交通事故の状況について、まず報告をお願いいたします。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 本年10月末現在と昨年を比較いたしました数字で交通事故の状況を報告させていただきたいと思います。

 人身事故におきましては、平成12年が1,671件、平成13年につきましては1,795件でございますので、124件の増となっております。物損事故におきましては、平成12年が8,026件、平成13年が8,249件となっておりますので、223件の増となっております。そのうち、死亡事故に関しましては、平成12年が14人の方の死亡、平成13年につきましては17人の方の死亡ということになっております。

 したがいまして、交差点で発生をいたしました交通事故の総数につきましては集計がとられておりませんので、正確な数字は御報告できませんけれども、死亡事故件数から推測いたしますと、平成12年度の死亡事故が14名でございましたが、そのうち交差点での死亡事故が6件ございました。それから今年につきましては死亡者が17名でございましたが、件数といたしましては15件でございました。そのうち8件が交差点での事故ということになりますので、このような交差点での死亡事故の割合を見てみますと、交通事故全体に占めます交差点での事故の発生割合も高くなるものと思われますので、よろしくお願い申し上げます。



◆22番(末松光生君) 

 ありがとうございます。

 交通事故対策というのは多方面にわたっていろいろなことがとられておると思いますが、きょうは時間の関係等ございますので、焦点を絞って、見通しがどうかという点から質問をさせていただきたいと思います。

 今、交差点での事故が多いのではないかということは、死亡事故から類推してそうだと。死亡事故が交差点では平成12年度で50%、それから平成13年度では53%ということで非常に大きなウエートを占めておるわけであります。そこのところに少し焦点を当てていきたいと思いますが、事故の主たる原因の中に、気づくのがおくれたということによるものが、当然ですが、相当大きなウエートを占めておるだろうと思います。気づくのがおくれたということをどう改善するかという意味で、市としてそのことに対する施策がどのように打たれているのかをまずお尋ねいたします。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 危険箇所に気づくのがおくれて事故が起きることがないように対策をとらせていただいているところでございます。一般的には、見通しの悪い交差点等では道路反射鏡を設置させていただいております。さらに車両感応式の点滅表示盤、または見通しの悪いカーブにおきましては曲線部の誘導表示、あるいは夜間対策といたしましては自発光式の道路中心びょうあるいは視線誘導標識を設置して安全対策を図っているところでございますので、よろしくお願い申し上げます。



◆22番(末松光生君) 

 ありがとうございます。

 いろいろな対策は打たれているわけですが、なかなか交通事故が減少しない、かえってふえておるということであります。少し皮肉な言い方になりますが、本来交通安全のPR用としてのぼりが交差点に立てられていますが、こののぼりがいろいろな問題を持っているのではないか。1つは運転手の視野を狭めておるということ、それから歩行者も車両を発見するのに少しおくれてしまうのではないか。もちろん立っている状況とか本数とか、そういうことから視界を狭めているということだろうと思いますので、市としてはそのような認識なのか。いや、交通安全の旗は交通安全に役立っている、交差点にあっても視野は狭めていないというのか、この認識が私と合うかどうかというのは大事なことですので、お伺いします。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 市内各交差点におきまして、各連区の交通安全会で作成をいただきました安全啓発用の交通安全のぼりの旗が数多く設置をされております。運転者に対します注意を促し、安全運転を励行していただくことを目的として設置をいたしているところでございます。しかしながら、議員御指摘のとおり、取りつけの場所やその設置本数いかんでは、運転者の視界を遮り危険な状態を呈することがあるかと思っておりますので、そのあたりは認識を同じくするところでございます。



◆22番(末松光生君) 

 ありがとうございます。

 交差点で、のぼりの立て方等によっては、かえって危険であるということでは認識は一致をしたわけでありますが、交通安全のためののぼりですので、その役割を生かしながら、さらに運転手・歩行者の視野を狭めないというか、視界を邪魔しないような工夫を考えられたらどうかと思います。

 ことしの秋、ちょうど北海道に行政調査に行った折に、たしか伊達市だったと思いますが、ちょっと目にしたわけですけれども、交通安全ののぼりが、一宮市内で立っているのぼりの半分の大きさ、要するに長くないというやつですね、上半分あるというイメージで思っていただければいいですが、そこに「交通安全」という四文字が印刷されていました。下半分がないわけでありますので、やはり交差点での歩行者・運転手の視界をその分狭めないというか、阻害しないと思うわけですね。

 ですから、このように考えていけば、そういう工夫をすることによって多少なりとも交通事故の減少に役に立っていくのではないかと思います。そういうことから、交通安全ののぼりを半分にするなり、いろいろな工夫をしていく必要があるのではないかと思いますが、どうでしょうか。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 交通安全用ののぼり旗が事故の原因になるようなことはあってはならないことと考えているところでございます。議員から御提案をいただきました、現在ののぼりを上半分として、啓発用の文字を印刷し、交差点での歩行者・運転者の視野を狭くすることを防ぐような工夫につきましては検討してまいりたいと考えております。また、取りつけの位置や管理の方法についても関係機関と協議をさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。



◆22番(末松光生君) 

 ありがとうございます。ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 交通安全ののぼりだけでなくて、社会啓蒙的ないろいろなのぼりもあります。それから商店のPR用ののぼりもありまして、結構これも同じように歩行者・運転手双方の視界を狭めていると思いますので、交通安全ののぼりと同様にそれぞれのところへの働きかけをしたらどうかと思いますが、いかがでしょうか。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 議員から御指摘をいただきましたように、交通安全用ののぼりだけでなく、例えば青少年の健全育成用などののぼりを、公共的必要性から設置をさせていただいている状況は市内に多く見られるところでございます。交通安全上の支障にならないような、提案をいただいた方法も含めまして関係各課と協議をしてまいりたいと思います。

 また、商業用のPRのぼり旗につきましては、これらが歩道に設置されている場合も見受けられるわけですが、警察署あるいは道路管理者との連携を図りながら指導を徹底してまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。



◆22番(末松光生君) 

 ありがとうございます。

 ぜひ、のぼり類について、そういうことでいろいろ各種団体等への働きかけと協議をお願いし、運転手・歩行者の視界を邪魔しないというか狭めないために、そのことをお願いしたいと思います。

 同時に、街路樹もやはりそういうふうに散見されるところがあります。狭い道から大きい道に出るときに、街路樹の中でも、やはり運転手の視界を遮る樹木というのがあるわけです。それから植え込みも、かなり見通しがよくなってきていますし、交差点の中も低木化しておることは評価しておるところですが、まだ少し、街路樹の中を見ますと、あの木はもうちょっと下半分の枝を切ってもらえれば随分見通しがよくなるというところもありますので、その対策も講じていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。



◎都市開発部長(丹羽孝夫君) 

 ただいま議員御指摘の街路樹による見通し不良の対応策の件でございますけれども、まず1つに、新しく植栽する場合には、もちろんおっしゃったような低木でまいるということと、もう1つは通常の維持管理におきます樹木の刈り込み剪定でございます。この2つの対応であるかと思っております。

 例えば、交差点改良等でいろいろ変えていくチャンスもあるわけでございますけれども、そういう場合には、やはりただいまおっしゃられたように運転手の見通しの確保を図る必要がございますので、例えば、交差点・横断歩道の手前等の地点にも十分に気を配りまして、植栽の位置などにつきまして配慮してまいりたいと思っておりますし、また、その樹種の選定につきましても、将来的にも管理が容易にできるということで考慮してまいりたいと思っております。

 一方、現在植栽してございます樹木の管理につきましては、国道・県道・市道等それぞれ管理者がございます。それぞれの管理者に対しましても、もちろん交通安全に配意した剪定をお願いしていくように考えております。国道につきましては、市内では155号でございますけれども、上本町から国道22号の間でございます。その他の国道は県の方で一応管理をお願いしております。また、県道については一宮土木事務所の方でございまして、その他市道につきましては都市開発部になるわけでございますけれども、その都度いろいろ各管理者へお願いして、今後よく気をつけてやってまいりますので、よろしくお願いいたします。



◆22番(末松光生君) 

 よろしくお願いいたします。

 次に、3番目の予防接種の広域化についてお尋ねいたします。

 昨今、市民の生活区域が拡大されています。市町の域に関係なく、いろいろな生活上の活動範囲が拡大されてきていますし、勤務地は言うに及ばず、病気の場合のお医者さんにかかるケースでも、自分の住んでいる市町に関係なく、患者さんや保護者が病院を選択して、いろいろなところのお医者さんにかかっておるというのが実態だと思うんですね。

 そこで、予防接種も同様に広域化ができないかと思うんですが、1つは勤務地だとか勤務先で受けられるとか、さらに、今、保育園ですと他の市町にも入れるわけですから、そういうときの行き帰りに予防接種が受けられるとか、生活実態状況を見ますと、予防接種というのは広域化してもいいのではないかと思いますし、そのことによって結果として接種率も上がってくるのではないかと思います。

 そこで、まず第1の質問ですが、予防接種にはどういうものがあるのかをまずお尋ねいたします。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 予防接種の種類でございますけれども、現在、市の行っております予防接種につきましては、ポリオ−−これは小児麻痺でございます。それから麻しん−−はしかでございます。それから風しん、3種混合−−これはジフテリア・百日せき・破傷風、2種混合−−これはジフテリア・破傷風、それから日本脳炎、ツベルクリン、BCGと、今回予防接種法の一部改正で追加をされました高齢者のインフルエンザ、以上が予防接種の種類でございます。



◆22番(末松光生君) 

 接種の方法にも幾つかあると聞いています。個別接種と集団接種ということですが、今言われました予防接種は、どれが個別でどれが集団ということでしょうか。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 接種の方法は個別と集団と2種類あるわけでございますが、まず、個別接種と申しますのは、被接種者の利便性を考慮いたしまして、自分で時期と医療機関を選定できるという形のものであります。それから集団接種と申しますのは、接種を実施いたします市町村が時期と場所を設定して実施するというものでございます。そして、現在一宮市におきましては、2種混合の一部、ポリオ、ツベルクリン、BCG、これらの接種を集団で行っております。それ以外は個別で行っているというのが実情でございます。

 以上でございます。



◆22番(末松光生君) 

 一宮市内の状況はわかりましたが、一宮保健所管内ということになりますと尾西市と木曽川町がありますが、この2つの市町はどうなっていますか。個別と集団がどういうふうになっているかをお尋ねいたします。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 一宮保健所管内、尾西市、木曽川町、一宮市ということでございますけれども、木曽川町につきましては一宮市と全く同じ体制でございます。ただし、尾西市につきましては、麻しん、風しん、この接種が個別でございます。そして残りは集団で実施をしておみえになるというのが実情でございますので、よろしくお願いします。



◆22番(末松光生君) 

 それぞれの市町で違うということで、これはちょっとびっくりしました。僕は一緒かなと思っていたんですが、違うわけですね。

 予防接種が今まで広域で実施されていないというのは何らかの理由があると思いますが、それはどういうことですか。どういう原因があって広域化ができないのかということをお尋ねします。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 広域化が少しおくれておるということで、できないというところの事情でございますが、これは先ほど御説明申し上げました体制の違いというのが一つございます。それ以外にも、予防接種は、市内に居住する方に対しまして、その市町村が主体となって実施をするということになっておりまして、もし、接種の実施におきまして健康被害というものが生じました場合には、それぞれの実施主体であります市町村が健康被害救済を行わなければならないということがございまして、その2つの面がありまして、広域化が行われるのを阻害しておる要因かと考えられます。

 以上でございます。



◆22番(末松光生君) 

 予防接種で健康被害が出た場合の責任というのは国だと私は理解していたんですが、違うんですか。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 予防接種で被害が起きますと、直接的には市町村が被害の救済を行うということになっています。具体的にはどういうことかと申しますと、障害年金等の給付を行っていくということになっております。

 これに対して国とか県のかかわりはどうかと申しますと、その給付の一部を補助金の形で国や県は拠出をするということでございます。そして、その補助金で補てんをされない部分はそれぞれの市町村の持ち出しということがありまして、これが結果的には広域化というものを阻害しておるという要因に考えられますので、よろしくお願いいたします。



◆22番(末松光生君) 

 わかりました。

 そういう責任体制のことで、要するに市町が事業主体だから、結果的には被害補償額についても、それぞれの自治体がしなければいけないという決めになっていることはよくわかりました。それはわかりましたが、これは国との関係になってしまうので、なかなか市にどうこうしろというのは言いづらいわけですけれども、実際は、今、生活圏が拡大をしているということからすれば、やはり予防接種の広域化というのが図られて当然と思いますが、法的にはなかなか社会の流れの中に乗っていないという気もしますので、これはどうしようもならないということでよくわかりましたので、次へ移らせていただきます。

 4番目の障害児の普通学校及び保育園への受け入れについてということです。

 ちょっとお断りをいたしまして、本来なら障害児の通常学校であるということを教育委員会の方から聞きまして、ちょっとこの場で訂正をしたいと思います。

 一宮市は、「平成10年3月に一宮市障害者基本計画を策定し、ノーマライゼーションの理念のもとで」ということで、ずっと第5次総合計画の105ページに、基本的な考え方が書かれておるわけですね。第5次総合計画では、障害者、障害児福祉の充実の実現を図ることを決めています。社会環境づくりを計画的に推進していく中で、「障害者との共生を図り、相互理解を深めていくことが重要です」と、さらに基本的な視点が記述をされているところであります。その考え方の具体的な施策としてお尋ねをいたしますが、極めて多岐にわたりますので、通告した件に絞り、質問をさせていただこうと思います。

 まず最初に、学校の障害児の受入態勢について手短にお願いいたします。



◎教育長(馬場康雄君) 

 今、お尋ねの件につきましては、新しく学校へ入学する子供のケースであろうと思いますので、その件でお話をさせていただきます。

 学校教育法施行令とか学校教育法施行規則、あるいは学校保健法等の法令によりまして、新しく学校に入る子供につきましては毎学年10月31日までに学齢簿を作成し、そして新入学者の健康診断を行い、その結果を受けまして、就学すべき小学校の指定及び通知をすることになっております。

 ただし、その際に、障害があって養護学校等に通う方が適切であるという場合につきましては、県教育委員会にその旨を通知し学齢簿の謄本を送付します。したがいまして、そういう養護学校につきましては、就学すべき盲学校あるいは聾学校、養護学校等の指定につきましては県教育委員会から通知がございます。

 一宮市の場合につきましては、障害のある子供さんにつきまして、就学時の健康診断の結果に基づきまして、専門の医師や教育関係者との教育相談会を実施しております。それに基づき専門医、学校医、眼科医、耳鼻科医等さまざまな分野の医師、それから保健所、児童相談所、福祉施設関係職員、それから聾学校、東養護学校、それから養護学校、それから市内の特殊学級担当者と教育関係者などから成ります一宮市就学指導委員会というものを組織しておりまして、その健康診断あるいは相談会や保護者の意向などに基づいて、1人1人の障害に応じてどこが適切であるか、就学先について審議をいたします。

 その審議の結果を受けまして、学校と保護者がまた話し合いを持ちます。多くの場合は話し合いの過程で理解をしていただいて、その障害に応じた専門的な教育を受けていただくケースが多いわけですが、最終的には市の教育委員会で保護者の意向も踏まえながら就学先を決めて通知をさせていただく形になっておりますので、よろしくお願いいたします。



◆22番(末松光生君) 

 ありがとうございます。

 詳しく報告をいただきましたので、状況としては理解ができますが、保護者との十分な話し合いの中で、どうするかが決定されていることもよくわかりました。しかし、保護者の中でも納得がいかないというケースというんですか、保護者の要望と違うケースがあると思いますが、どんな方法がとられているか、具体的な措置も含めて報告をお願いいたします。また、肢体不自由児の方の対処策も含め報告をいただければと思います。



◎教育長(馬場康雄君) 

 今御指摘のように、多くの場合は、いろいろ話し合いをしていただいている間にさまざまなことを理解していただいて、その子に応じた専門的な教育を受ける形になるわけですが、やはりどうしても理解が得られない場合がございます。例えば、養護学校なのに実際には特殊学級とか、あるいは特殊学級なのに通常学級というケースがございます。その希望につきまして、どうしてもやはり保護者の意向が変わらない場合が当然ございます。その際にも十分話し合いを持つんですが、最終的にはそういう状況も踏まえた上で総合的に判断し、結果としましては保護者の意向に沿った形での就学先を指定いたしております。

 やはり障害を持った場合、本来はその発達段階に応じて、その時期その時期で専門教育が必要でありますが、やはり教育というのは保護者の理解が非常に大事でありますので、そのことを踏まえながら、いわゆる通常学級あるいは特殊学級に受け入れております。

 ただ、実際にはそういう教育の中で、保護者の十分な理解を得られるような形で、本当に保護者と担当の教員との心の交流が大事でありますが、そういうことを通じまして保護者に十分に受けとめていただきますと、小学校の高学年になって、あるいは小学校から中学校へ移る場合に養護学校に入るケースがたくさんございます。大体本市の場合はそんなふうにしております。

 次に肢体不自由児のケースでございますが、現在、市内の小学校に車いすで通っている子が3人、それから歩行器を使っている子が1人入学いたしております。この場合、やはり養護学校ということになるかと思いますが、肢体不自由児の場合は知的な問題は軽く通過をいたしておりますので、多くの場合、生活面の問題になろうかと思います。したがいまして、保護者に協力をいただいて、お子さんの登下校に付き添ってもらったり、時には身内でないとなかなか難しい問題も出ますので、トイレ等の世話など、その子供の状況に応じて保護者と協力態勢をつくって受け入れをしております。そんな状況でありますので、よろしくお願いいたします。



◆22番(末松光生君) 

 ありがとうございます。

 通常学級での教育を受けたいというのも、保護者の権利としても当然あるわけでありまして、教育委員会としてはそういう保護者の考えを入れて具体的な対処策がとられておるということがよくわかりました。障害児との共生相互理解の面からも考えて、通常学級に入られておることからする教育的な効果ということもあるのではないかとも思いますので、その点はどうでしょうか。



◎教育長(馬場康雄君) 

 障害を持った子供たちが通常学級で教育を受けるということでございますが、今、日本の教育体系としましては、養護学校、盲学校、聾学校等、いわゆる特殊教育小学校、そしてまた通常の学校でもいわゆる特殊学級がございます。やはりそれぞれのよさがございますので、専門的な教育を受けていくことも大切かと思いますが、今の御指摘のように、肢体不自由児などが通常学級に入って、そしていわゆる健常児と共通の生活をすることも非常に大事であります。いずれにしましても、現在、障害を持った子供たちにつきましては、通常学校では特殊学級の子供たちと交流したり、できるだけ一緒に生活できる場面を多くしております。

 御指摘の肢体不自由児につきましては通常の学級に入っておりますので、当然一緒に生活するわけであります。そんな中で、やはり子供たちはお互いを理解し合うというんですか、とりわけ健常児が障害を持った子供の頑張りなどを見て、本当に心から、そういう障害を持った子供たちの心のつらさ、あるいは大変さも理解し、ともに生きていくというんですか、ともに協力し合って、本当にそれぞれが力を合わせて頑張っていくというような教育的な効果も現実にございます。当然担任なり、受け入れた学校はその子供をしっかりと受けとめて、楽しく、生き生きと生活できるように努力いたしております。そういう面から教育的効果も確かにございますので、よろしくお願いいたします。



◆22番(末松光生君) 

 ありがとうございます。

 恐らくそういう評価できる面が多々あろうかと思います。何人かの議員が学級の人数等の問題について質問をされていますが、私も同じように、障害者の方を通常学級の中に受け入れていくということになれば、先生の増配置ということは当然考えていくべきだと思っています。

 時あたかも、政府が来年度予算の中で、平成14年度から平成16年度までの3年間に、緊急雇用創出のための予算が組まれています。全体では3,500億円、愛知県では141億円余で、県が半分持っていって、あとは市町村にという話ですね。今年度で終わります3カ年の2,000億円の金からいいますと、一宮市に恐らく3億円近い金が来るのかなと、大体1.75倍だと言われておると思います。

 そこで、私は、先生の増配置を含めて、政府の予算を使ったらどうかと思います。これは幾つかの点で制約があります。民間委託が重点だとか、失業者救済だとか、さらには4分の3以上の失業者を雇わないといけないとか、人件費に80%使わないといけないとか、かなり厳しい制約がありますが、直営でやる分にはそんな制約はないと。この前、関係するところの説明会を私たちの方でちょっと聞きましたら、県がそう言っているよということですので、これが一番いいのではないかと思います。

 既に、一宮市にも県の方から問い合わせが来ている。これは県が愛知県下全部を集約して、厚生労働省の方に幾ら要るという請求を出さないと金が来ないという仕組みになっておるようでありますので、既に来ておると思いますので、案を練っている最中かもしれませんが、今言いましたように、緊急雇用創出のための雇用拡大の中に、先生の増配置を当然考えるべきだと思いますが、いかがでしょうか。



◎教育長(馬場康雄君) 

 今の御指摘の件でございますが、障害児が実際に、小学校の低学年などの通常学級に入りますと、確かに1人の教員だけではなかなか対応ができない、難しい場合もございます。肢体不自由児の子供だけでなく、多動や自閉症の子供たちとか、さまざまなケースがございます。今、御指摘の件も十分検討してまいり、対応していきたいなと思っております。

 現在の制度では、いわゆる特殊学級に入らないと、いわゆる少人数、数名を1人の教員が対応しているわけですが、そういう体制が整いません。現実、そういう制度的な問題がございますが、やはり子供たちの状況に応じて市の教育委員会として対応していかなければならないと考えておりますので、御指摘の件についても十分検討してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



◆22番(末松光生君) 

 ありがとうございます。

 ぜひ、その枠の中に入れていただきまして、今、教育長から報告ありましたような、障害者の方を通常の中に受け入れていく場合の教職員の人数、それから教育態勢ということにこの予算を役立てていただきたいと思います。

 次に、保育園の関係についてお尋ねいたします。

 肢体不自由児などの障害者の受入態勢の状況について報告をお願いいたします。



◎福祉部長(真野幸雄君) 

 お答えいたします。

 保育所におきます障害児保育でございますが、中・軽度の心身障害を有します3歳以上の幼児が対象でございまして、一般の幼児とともに集団保育することによりまして、障害児の福祉の増進を図ることを目的としております。

 障害児の保育所への受入態勢でございますが、公立保育所では5園、私立保育所では7園の合計12カ所の保育所でもって行っております。定員でございますが、各保育所8名で合計96名でございまして、現在の入所児童は70名でございます。障害児保育の新規の申し込みがあった場合でございますが、一宮市障害児保育審査会におきまして障害児指定園の受け入れが可能かどうかの審査を経まして、受け入れが可能である場合につきましては入所ということになります。

 それから、障害児保育の指定園の在園児でございますが、こちらにつきましても一宮市障害児保育審査会での再審査を行うわけでございます。一宮市障害児保育審査会におきまして、先ほど申しました障害児指定園の受け入れができない審査結果が出されました知的障害児の場合でございますが、一般的にはいずみ学園の方へ、それから肢体不自由児の場合につきましては、県立一宮養護学校の幼稚部の方へ通園になると思いますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



◆22番(末松光生君) 

 肢体不自由児の場合は、3歳未満児がスポーツ文化センターの母子訓練室「はとぽっぽ」というところで受け入れられていますね。3歳以上になれば養護学校幼稚部ということになるわけですが、通常保育をしておる保育園に入所するケースは現在のところ、あるのかないのかをお尋ねいたします。



◎福祉部長(真野幸雄君) 

 お答えいたします。

 議員おっしゃってみえますのは、車いす利用の肢体不自由児のことだと思います。車いす利用をしています肢体不自由児の園児の方でございますが、障害児指定園での入所のケースはございません。

 以上でございます。



◆22番(末松光生君) 

 ないということですが、いろいろな問題があるだろうと思いますけれども、小学校では保護者の強い希望を受け、その態勢を組んでいるわけですね。また、ある民間でも、親の介助等の条件をつけながら検討しておるとも聞いているわけでして、こういうことからしますと、公立保育園が受け入れないこと自体がちょっと問題があるのではないかと思いますので、お尋ねします。



◎福祉部長(真野幸雄君) 

 お答えします。

 車いす利用の肢体不自由児の方でございますが、現在のところ、受け入れていない理由と申しますのは、保育所が車いす対応ができるような構造ではないのが主な要因でございます。

 以上であります。



◆22番(末松光生君) 

 要するに、公立小学校で恐らく幾らか車いすの方を受け入れる場合は、それなりに施設の整備もすると思いますが、保育園でできないはずはない。これからやるかどうかということです。今までやっていなかった理由はそういう施設面を含めてだろうと思いますけれども、これもぜひひとつ検討していただいて、公立保育園でも保護者の希望があれば受け入れる態勢をつくるべきだと思います。いろいろな理由は、既に教育委員会とのやりとりをしていますので、同じだと思います。いかがでしょうか。



◎福祉部長(真野幸雄君) 

 お答えいたします。

 先ほど申しました現在の障害児指定園の受け入れでございますが、中・軽度の心身障害を有します幼児の保育所への受け入れでございまして、車いす等を利用されます肢体不自由児の保育所の受け入れにつきましては、施設改修によりますバリアフリー化、それから排せつ時の介助等、いわゆる保育士の配置の関係がございます。しかしながら、車いす利用の肢体不自由児の受入態勢につきましては、いわゆる施設面の解消、それから職員体制の見直し、こういった問題がございますので、検討していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



◆22番(末松光生君) 

 前向きな回答をありがとうございます。

 ぜひ検討していただきまして、公立保育園でもその態勢をとっていただきたいと思います。

 特別保育についてはいろいろ予算もついておるわけでありますが、障害児全般について、先ほど教育委員会とお話をしましたように幾つかのケースがあるわけでして、したがって、それについての保育態勢を十分とっていく必要がある。そのためにこの3,500億円というんですか、一宮市的にいうと約3億円になると思います。そういう機会をぜひ利用されて、県に要望を出す中に入れていただきたいと思いますが、くどいようですが、再度どうでしょうか。



◎福祉部長(真野幸雄君) 

 お答えいたします。

 先ほど議員おっしゃいました緊急地域雇用創出特別基金事業でございますが、今の保育所の障害児保育事業につきましては、既に国や県の特別保育事業によりまして事業の経費の一部を補助されている事業でございます。こういった関係で、今のこの基金の補助対象にはならないと聞いておりますので、よろしくお願いいたします。



◆22番(末松光生君) 

 その論議をすると非常に長くなりますので、ぜひ改めていただきたいと思いますのは、保育園の機能というか位置づけの問題が、例えば、措置をするとか保育に欠ける子とか、そういうのは既に時代に合っていないということです。ですから、簡単に言いますと幼・保統一論、合体論だってあるわけでして、そういう意味では教育的機能を相当大きく持っているわけです。

 きょうはその論議をするつもりはありませんが、そういう時代の流れをぜひきちっととらえていただきまして、保育園への対応策をきちっとしていただきたいということです。



◎福祉部長(真野幸雄君) 

 お答えします。

 再度のお尋ねでございますが、先ほど申しました車いす利用の肢体不自由児の受け入れの関係でございますが、これを検討する中で、先ほど申しましたように、いわゆる施設面の改修とあわせまして職員体制の見直し、こういったものも考えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



◆22番(末松光生君) 

 ありがとうございます。

 できるだけ早く実現できるようお願いいたします。これで一般質問を終わります。長時間ありがとうございました。(拍手)

         (「議長、関連」と呼ぶ者あり)



○副議長(渡部昭君) 

 35番 細谷正明君。



◆35番(細谷正明君) 

 今、末松議員から予防接種の広域化について議論があったわけでありますが、インフルエンザの予防接種に関しまして広報に2回ほど、また健康ひろばで1回記載されまして、実は2名の市民の方から改善してほしいという要望がありました。

 その1人は、木曽川町に近い方であります。木曽川町にいわゆる開業医がございまして、そこに通っておったわけですが、木曽川町でも同じような予防接種の状態で取り組んでおるということです。だとすると、なぜ一宮市と木曽川町が協定を結んでやれないのか、ぜひ改善できないのだろうかという単純な質問でございました。

 私も余り詳しいことはわからないので、市民ファクスで一遍市長に送ってみたらどうだという話もしたんですけれども、今、部長のお話によりますと、いわゆる接種方法が木曽川町と非常によく似ているという話もありました。また、もう1点は、いわゆる地方自治体の責任体制の問題も出てまいりましたけれども、とりわけ、今こういう地方分権の時代にあって、広域化をいかに進めていくかという時代の中で、特に木曽川町との関係といいますと、木曽川町から一宮市の開業医に頼る方も見えますし、逆に北方町とか奥町の方は木曽川町の開業医に行かれる、こういうケースが多いと私は思うんです。私に相談されたのは、たまたま木曽川町の境の一宮市民で、そういう方でありました。ですから、これは一宮市民だということで一般の費用を払わなければならないということですね。

 例えばインフルエンザの予防接種は、一宮市は65歳以上1,000円ということで、木曽川町も同じような状況になっておるということであります。ですから、もう少し医療関係や自治体関係との協議の中で何とかできないのかなと実は思ったわけであります。例えば、尾西市とか江南市とか岩倉市まで含めて全部だというと大変だなと思うんですが、検討する余地があるのかどうか。やはりこれこそ広域的に一宮市の主体性を持って取り組んでいかなければいけないのかなと思います。

 全然検討する意思がないのか。一宮市民がそういうように利用するわけですから、何か一宮市民が損したような感じを持ったということを言ってみえて、いつもいつもその病院に行っているものだから、どうしてもその病院でインフルエンザを接種したいという気持ちはわかるものですから、ぜひそこら辺のことはお互いに、木曽川町から一宮市へ、一宮市から木曽川町の病院というケースは当然あり得ることですから、検討の余地があるものかどうか、一遍そこら辺の御回答をいただきたい。

 それからもう1点は、法改正によって急遽、期間11月15日から平成14年1月31日までということで決定されたようでありますが、この方は「おれは打ってしまった」と。打ってしまって、急遽広報に出たけれども、何か損した感じだと。何でもうちょっと早めに実施できなかったんだろうと、これもまた単純な質問なんです。

 それで、ことしはこういう状況だけれども、来年度、いわゆる今後の対応というのは、同じような11月15日から翌年の1月31日までという格好の期間をもって終わってしまうのか。これは少なくとも、やはりインフルエンザのはやる時期もありますけれども、ある程度この期間については検討していく必要があるのではないのかと思うんですが、そこら辺のことについて、もう少し今後のこの期間の関係について、その対応をお願いしたいと思うわけであります。

 いずれにしましても、一宮市民の皆さんは非常に喜んでみえます。せっかく喜んでいるんですから、ひとつ思いやりのある予防接種の態勢を組んでいただきたいと思うわけですので、お願いしたいと思います。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 第1点目の件ですが、町境にお住みの方は、実際一宮市の方が木曽川町へ行くとか、木曽川町の方が一宮市にお見えになるということで、かかりつけのお医者さんというのは当然あると思います。一応現在の予防接種法ではそれぞれの自治体が実施主体ということで、先ほどちょっとお話ししましたけれども、もしそこで健康被害というものが生じた場合はそれぞれ自治体が責任を持ちなさいということになっております。

 それからもう1つは負担金の問題があります。個人負担は1,000円ということになっておりますけれども、これも実はそれぞれの自治体によりまして差がございます。偶然1,000円というのが多うございます。その辺のところもございますので、これからその辺のところについて、住民の方の流動化とかいうものもありますので、やはりこれから議論の俎上に上ってくる問題であろうと認識しております。

 それから、実施の時期の問題でありますけれども、実はことしの場合は初めて65歳以上の方の予防接種ということになったわけでございます。実は国会で予防接種法の一部改正法案が通りまして、11月7日に公布・施行をされたということがありまして、実は私ども非常にこれを気にしておりまして、なるべく早く法律改正をしてもらいたい。それによっては、流行の時期に間に合わせないといけないということがありまして、実は非常に気をもんでおったわけでございます。

 そういうことで、11月7日に公布・施行されたものですから、私どもはいち早くということで市長専決を行いまして、11月15日から実施ということでこぎつけたような状態でございます。ですから、これは法律により改正されたわけでございますが、来年度以降につきましては、これよりもなるべく早いような時期でということも頭に入れて接種を行っていきたい、かように考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆35番(細谷正明君) 

 今の部長からの御回答を了といたしますけれども、いずれにしても、初めてのケースですので、例えば、一宮市の医療機関におきましても、一宮市民病院を含めて108カ所の医療機関でもって来年1月31日までやるわけですから、実際やってみてどうだったということも踏まえながら、そこでやはり木曽川町にも一遍聞いてみて、そこら辺の実態を把握しながら、今の部長の答弁ではないんですが、ぜひひとつ研究をしていただきたい。このことを強く申し上げまして、終わらせていただきます。ありがとうございました。

         (「議長、関連」と呼ぶ者あり)



○副議長(渡部昭君) 

 10番 古田芳子さん。



◆10番(古田芳子君) 

 私も今の細谷議員と同じ質問を受けました。というのは、私の町内は本当に尾西市との境です。だから、今は木曽川町と言われましたけれども、私の町内の方が尾西市の病院へ、開業医ですけれども、ずっと通っておられまして、予防接種をお願いしたら断られたと言われたんです。「一宮市で受けてください」と。それで、今までずっと長いこと、65歳以上の方ですから持病がありまして、「そこの医院でやっていたのを断られたので、一宮市のどこの病院で受けたらいいですか」という質問を受けましたもので、健康ひろばを見まして、それで「奥町ではこことこことここへ行ってください」と私も言いました。

 もちろん私の町内にも開業医が見えまして、尾西市の市民もたくさんお見受けします。それで、実際私もそこの町内の開業医で受けようと思って、「受けられますか」と予約をしたんです。そうしたら、最初に受け付けの言葉が「一宮市の方ですか」という言葉だったんです。それで、「私、町内のこれこれです」と言いましたら「そうしたら来てください」と。実際に私もそういうふうに、最初の言葉が「一宮市民ですか」と、受付の方から聞かれました。だから、来年度、もしこの事業をやっていただけるなら、本当に尾西市も木曽川町と一緒でお願いしたいと要望いたします。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 いずれにしましても、これはことし初めて実施いたしまして、一宮市以外でもやれないかという話も出てまいりますし、きっと木曽川町とか尾西市でも同じような話が出ておるのではないかと思いますので、私ども一度相談をさせていただきまして、来年に向けて一遍対応を決めたいと考えておりますので、ひとつよろしくお願いいたします。

         (「議長、関連」と呼ぶ者あり)



○副議長(渡部昭君) 

 18番 渡辺宣之君。



◆18番(渡辺宣之君) 

 末松議員からの雨水対策についての部分で関連質問をさせていただきます。

 きのう尾関議員、きょう末松議員が質問されましたけれども、きのうの尾関議員の雨水対策の質問の中で、それぞれ家を建築する場合の浸透升のお話がありました。私は以前、流域下水道に絡んで浄化槽が不用となった場合の質問をさせていただきましたけれども、浄化槽を雨水処理施設に転用して利用できるわけであります。その以前にもこの分を助成していただきたいというお話をさせていただきましたけれども、やはり先ほど土木部長からの答弁で、雨水対策としてはいろいろな方法で取り組んでいくという御答弁がありました。

 きのうの浸透升の助成も含めまして、やはりできることをやらないことには市民生活を守れないという状況でありますので、ぜひとも雨水貯留槽への転用の助成も含めた総合的な雨水対策をお願いしたい。やはりごみとなるよりも利用して、一つの価値として、雨水対策に、それもあわせてぜひとも取り組んでいただきたいことを要望いたします。



◎土木部長(脇田東吾君) 

 総合的な治水対策の中で、いろいろな細かいところでの対応の方法の1つとしまして、今、浄化槽等の後利用のお説でございますが、県内でもそういった対応をしておる市町もございますので、今、情報等も収集しておるところでございますが、やはり基本的にはためた水を使うという、いわゆる渇水対策が主体でございます。もちろん、空にしておいて雨のときにためるということによる抑制機能というのは期待されるわけでございますけれども、浄化槽というのは、空にしておくということが構造的にちょっと難しい面も聞いております。これは、どの程度まで水をためておけば後は能力としてさらに追加できる部分があるのか、この辺を今いろいろ調査しておるところでございますので、当然そういった方法も含めて検討していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。



○副議長(渡部昭君) 

 暫時、休憩いたします。

                            午前11時47分 休憩

                            午後1時 再開



○議長(浅野貞一君) 

 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 19番 黒田徳已君。



◆19番(黒田徳已君) (登壇、拍手)

 お許しをいただきまして、ありがとうございました。

 今回の私のテーマは「パートナーシップ一宮」であります。行政施策を実行する場合、市民と行政が協働化によってまちづくりを推進し、その行政成果を共有し合うということから、このテーマを掲げたものであります。

 それでは、通告に従い、順次お伺いをしてまいります。

 師走を彩るイルミネーション、光が紡ぐ幻想の世界、すっかり季節の風物詩となってまいりました。今、138タワーのイルミネーションも感動のるつぼであります。また、つい最近まで街路を彩ったイチョウやカエデもすっかり落葉化し、よき腐葉土にと思いを抱きながら街角を行き交うきょうこのごろでございます。ことしの冬は長いマフラーがはやるそうです。若い女性たちのマフラーファッションを楽しみたいものであります。暗い世相を少しでも明るくと願いながら質問をしてまいります。

 それでは、(1)2002(平成14)年度予算編成を見据えた上での市長の今後の行政指向についてお伺いをいたします。

 早いものですが、谷市長も市長選当選以来、あと1年数カ月で1期4年を迎えることになります。日々一宮市民の生活と生命の安全・安心を願い、全力投球されている市長の姿に感動さえ覚える次第であります。

 ところで、?谷市長の市長選への出馬の公約ともいうべきだった、活力のあるまちづくり、思いやりのまち、さわやか市政について、その実現に向け、今日までどのように取り組んでこられたのか、以下についてお答えをいただきたいと思います。

 まず、活力のあるまちづくりについて。繊維を中心として地域産業の活性化、一宮駅周辺及び地元商店街の再開発、シルバー産業や情報産業などの多様な企業誘致による複合型産業都市の実現、都市近郊農業の発展、行政改革、人員を減らすばかりでなく、めり張りのきいた見直しとなっております。

 次に、思いやりのまちについては、21世紀は福祉の世紀、介護保険に魂を入れ、市民の皆さんにその恩恵を享受していただくのも市長の腕次第。医師会長としての知識と経験を少子・高齢社会に対応した医療と福祉の充実に努めます。また、市民病院が地域の病院と連携し、十分な機能を発揮して、安心できる老後が過ごせる思いやりのまち、健常な高齢者の方たちはもとより、心身に障害のある方たちが、難病に苦しんでいる方たちへの対応にも心を尽くします。

 3点目、さわやかな市政について。情報公開を積極的に進め、市民との対話を通じて市政を進めます。ごみ環境問題も重要です。そのためにもリサイクルを強力に推進します。将来を担う子供たちが伸び伸びと育つ教育環境をつくります。行政サービスの基本は、スピード、スマイル。トップの姿勢が一宮市の市政を左右します。

 以上の3点について、それぞれお答えをいただきたいと思います。



◎市長(谷一夫君) 

 市長選挙のときにおきます公約に従いまして、それぞれに答えよということでございますので、いささか長くなるかもしれませんが、個別にお答えをさせていただきたいと思います。

 まず、1点目の活力あるまちづくりについてでございます。

 繊維を中心とした地域産業の活性化への取り組みにつきましては、県繊維技術センター、あるいは一宮地場産業ファッションデザインセンターとの連携によりまして、ファッション・テクノ工房事業の推進、FDCテキスタイルコレクション、あるいはジャパン・テキスタイル・コンベンション等、繊維産業の振興の支援を行ってきております。

 次に、一宮駅の周辺及び地元商店街の再開発についてでございますが、これは前市長からの継続事業でございますが、平成11年早々には駅前シンボルロード、あるいは駅東地下駐車場の完成を見ました。それに続きまして、本町アーケードの建てかえ、あるいは駅西広場等の整備を行っております。

 シルバー産業あるいは情報産業等の多様な企業誘致ということでございますが、シルバー産業については、介護保険のスタート以後、数多くのシルバー関連の事業所が業務を開始いたしております。しかし、情報産業等の多様な企業誘致による複合型産業都市の実現ということにつきましては、非常に時期も悪く、残念ながら、今のところ、まだ思うに任せるという成果を得ていないのが現状でございます。

 次に、都市近郊農業の発展についてでございますが、安全・新鮮をキーワードにして、農産品に新しい付加価値をつけることは必要であろうという考えもございまして、環境循環型農業の試験事業を行っておるところであります。

 次に、行政改革でございますが、平成10年度から平成12年度にわたります新・一宮市行政改革大綱に基づきまして、納税組合を初めといたします補助金等の整理・合理化、あるいは民間委託の推進といたしましては、特別養護老人ホーム萩の里、児童養護施設仲好寮等の民間への移譲、あるいはエコハウス138や不燃物収集等の全面的な民間委託等を行ってまいりました。そのほか、予定価格の事前公表制度の導入、学校給食調理場を2場に整理・統合するなどの施策を行ってきているところでございます。さらに、平成13年度から平成15年度にわたります一宮市行政改革大綱を策定いたしました。その中では、組織・機構の見直しを第1番に掲げているところでございます。

 さらに、人を減らすばかりでなく、めり張りのきいた見直しが必要であるという点に関しましては、人員削減の方向の中で、消防職員について、ことしは10人の採用をいたしました。さらに、ことしは市制施行80周年でございますが、80周年記念事業では、ふるさと再発見をテーマといたしまして、所期の目的を十分に達成し、活力あるまちづくりにも貢献したのではないかと考えている次第でございます。

 次に、2点目の思いやりのまちの実現についてでございます。

 そのうちの1点目、少子・高齢社会に対応した医療と福祉の取り組みにつきましては、丹陽西保育園、今伊勢北保育園等保育所施設の増築、ファミリーサポート事業の開始、あるいは児童クラブの増設等も行ってまいりました。特に、児童クラブにつきましては平成7年から平成10年の4年間で3カ所設置をされたわけでありますが、平成12年、平成13年で6カ所設置をいたしました。この中には、手をつなぐ子らの児童クラブも含まれております。さらに、今議会には、2カ所の設置を提案させていただいているところでございます。

 また、6歳未満児の入院医療費の無料化、あるいは精神障害者の方の入院医療費の半額助成等も行いました。また、特別養護老人ホーム萩の里、あるいは老人いこいの家の建設等も行ってまいりました。老人いこいの家につきましては3カ所に建設をいたしましたが、いずれも複合施設でございまして、効率的な利用を図るように心がけているところでございます。

 介護保険につきましては、制度運営がよりよいものとなりますように、高齢者保健福祉運営協議会、安心できる介護を確保する連絡会等を設置いたしまして、学識経験者や専門家、市民代表の皆様にもお入りをいただきまして、さまざまなお声を聞きながら充実を図っているところでございます。i−バスの試行運行も開始いたしました。また、市民病院につきましては、第1病棟、第2病棟の改築の準備を現在進めているところでございます。

 3点目に、さわやかな市政の実現についてということでございます。

 さわやかな市政というのは極めて抽象的な表現でありまして、具体性に欠けるわけでありますが、私は、情報公開と説明義務を果たすこと、もっと言えば、市民の皆様から市長の顔が見えるということが大事ではないかと考えております。

 そんな考えのもとに、広報には毎号「市民の皆様へ」という欄を設けまして、市政に関するさまざまな事柄を情報提供いたしております。あるいはまた市民ポスト、市民ファクス、Eメール等を通じましての市民との対話、あるいは各地区ごとに行われますシルバー教養講座でありますとか、成人学級でありますとか、こういったところにもお招きをいただければ積極的に出かけまして、市民の皆様とお話をさせていただくように努力はしております。また、平成12年2月には、市民まちづくり懇談会を開催いたしました。平成13年6月には、市長と市民のまちづくり懇話会を開催いたしております。

 次に、公文書公開条例を情報公開条例に全面改正いたしました。この中では、市民の知る権利の尊重、あるいは市の諸活動を市民に説明する責務が市にあるということ、これらを明記いたしております。また、市資料コーナーの設置も行いました。これも大変よく利用されているようでございまして、うれしく思っている次第でございます。

 さらに、市広報には、市民編集ページを導入いたしました。また、広報の紙面におきまして、市民掲示板「いちのみや'S情報発信地」の開設も行ってきております。さらに、市民参加の植樹祭、ボランティア団体によります私たちの庭、一宮平成ホタルの会、あるいはアダプトプログラム等の設立も行ってまいりました。市営時之島住宅の建設、あるいは宮前広場の整備に際しましてはワークショップの手法を取り入れまして、市民の皆様方の意見を十分に反映するように心がけてきたわけでございまして、こういった中で、市民参加の行政、議員のきょうのテーマでありますパートナーシップのまちづくりを図っているところでございます。

 ごみ環境問題への取り組みにつきましては、透明・半透明ごみ袋の導入、粗大ごみの有料戸別収集の実施、電動生ごみ処理機購入の補助制度の開始、環境保全ごみ減量推進モニター制度の創設、市環境センターにおきましてはISO14001の認証取得を行っております。また、地球温暖化対策実行計画「エコアクション一宮」を策定して現在実施中でございます。

 子供たちが伸び伸びと育つ教育環境の実現への取り組みといたしましては、ハード面では、小学校プールに温水シャワーを設置いたしました。これも最初の計画では年3校ということでありましたが、年10校というふうに大きくスピードアップをしたような次第でございます。また、北部中学校の屋内運動場の全面改築、あるいは小・中学校のパソコン機器の整備等の施設の整備・充実も図ってきておるところでございます。ソフト面といたしましては、子供たちの悩み相談といたしまして心の教室相談員やスクールカウンセラーの充実を図ってきております。

 また、各小・中学校に夢をはぐくむ教育推進のための予算を配分いたしました。また、全小学校でのプールのヤゴ救出作戦や、ほとんどの小・中学校での朝読書の実施、あるいは中学校へのAETの増員、あるいは小学校への英会話指導員の派遣等、さまざまなソフト事業を行ってきております。本来、教育は教育委員会の所管でございますけれども、小・中学校の校長先生とも定期的な懇談を行っておりまして、十分に御要望をお聞きしながら市長部局として応援できる部分については最大限の応援をしているわけでございます。

 最後に、行政サービスの基本はスピードとスマイルであるということについてでございますが、戸籍事務の電算化を行いました。さらに、市民課窓口には番号表示を行う等、市民の皆様方の利便の向上に努めているところでございます。また、市職員のさわやか接遇推進運動を毎年実施しておりまして、徐々にではありますけれども、職員の意識も向上し、接遇マナーも改善しつつあると認識いたしております。

 以上、大変大ざっぱでございますが、市長に就任いたしましてから今日までの市政運営の概要について御説明をさせていただきました。



◆19番(黒田徳已君) 

 ありがとうございました。

 公約実現に向けて大変御努力をしていただいて、その成果が実っているということに対しまして敬意を表したいと思います。

 再度のお尋ねになるかもしれませんけれども、ちょうど市長が当選されまして、この庁舎に初登庁されたときの記者会見の内容でございますけれども、まず、繊維業の振興策として、業界からの要望と需要があれば、売れる製品をつくる研究のための大学院大学の設置も検討したいと述べておられたわけでございます。これについて現在、業界等からどのような話があったのか、そのような土壌といいますか、機運が生まれてきたのか、そこらあたりもひとつお尋ねをしておきたいと思います。

 もう1点でございますけれども、これも記者会見での内容でございますが、新産業誘致については対象は交通の利点を生かす企業になるだろうと予測、そのために、安価な土地提供が必要だが、萩原工業団地のような市の買い上げによる土地提供の形は財政的にも困難ということで、違うプランを考えたいとのことです。

 そこで、この新産業、いわば企業誘致と言ってもよろしいでしょうか、これに対しまして、確かに萩原工業団地の場合は誘致条例等もつくりまして、この誘致を進めてきたわけでございますけれども、私は、新たに具体的な誘致条例などをつくるなどして、やはり誘致しやすい環境というものをつくっていかなければならないのではないのかなと思います。先般も一般質問の中でございましょうか、向こう様がこういう形で一宮市に進出したい。そのために条件をどうかなえていくかというようなお話も市長からあったわけでございますけれども、この2点についてどのような状況下にあるのか、お答えをいただきたいと思います。



◎市長(谷一夫君) 

 まず、繊維振興のための大学院大学という構想についてでございますが、これにつきまして業界の皆様方としばしばお話をする機会がございました。確かに業界の皆様方は、地場におきます繊維産業のレベルをアップするための何らかの教育機関があればよいという御意見は強くあるわけでございます。しかし、それが即大学院大学という構想にまで発展するかといいますと、必ずしもそうではないわけでございまして、むしろ専門学校的な、もう少し地場産業の状況に密着したと言ったらいいでしょうか、そういった形の教育機関の方がいいのではないかといったお声がどうも多いように私は考えております。ただ、これもなかなか難しいことがいろいろあるわけでございまして、しかし、方向性としてはそのような方向性で考えていくべきかなということを今思っておる次第であります。

 次に、2点目の誘致条例の件でございますが、先日の一般質問のお答えの中でも申し上げましたように、萩原工業団地のような、いわゆる既製品型の工業団地は、これからはなかなか難しいわけでありまして、オーダーメードと申しますか、受注を受けて、それに合ったような形のものを造成して提供するといったことが求められておるわけでありますが、これもなかなか難しい点が多々ございます。

 現在、市内では、大変残念なことでございますが、幾つかの繊維の企業が縮小傾向にございまして、かなりの規模の工場用地が用途を変更して提供されるということがしばしば行われておるわけでありまして、そういった場面におきまして、議員御指摘の企業誘致条例のような形でもって、そういったことの交渉がスムーズに、より早く行くような環境づくりをすることは必要であろうと認識をいたしておりまして、そういったことについては十分に検討していきたいと考えております。



◆19番(黒田徳已君) 

 ありがとうございました。

 再度の質問にお答えをしていただきました。それでは、次に進めてまいりたいと思います。

 “「心のゆたかさ」があふれるまち”、平成13年度から第5次一宮市総合計画がスタートしております。平成13年12月議会の補正予算は、決算見込みが主なものでありまして、特別な新規事業などは上程されておりません。当然なことであります。現在、2002(平成14)年度の予算編成に向けて、その作業に取り組んでいるところだと思いますが、基本的なコンセプトはどのようなことを想定されているのか、お聞かせ願いたいと思います。



◎総務部長(山口善司君) 

 ただいま私どもの方で予算編成の準備と申しますか、一部取りかかっているところでございます。御承知のとおり、第5次総合計画は平成13年度からスタートいたしましたが、施策を実施するための実質的な予算の裏づけは平成14年度からということになると考えております。そのため、5次総の“「心のゆたかさ」があふれるまち”の実現に向けて努力していくことになるわけでございますが、御承知のとおり本日の朝刊にも載っておったかと思いますが、地方財政の財源不足が大変大きなものになっているということでございます。

 当然、一宮市におきましても、現下の経済情勢等と税の動向などを推測しますと、財源確保というのは大変厳しく、今まで以上の見直し、今までどおりの予算編成では大幅な財源不足が生ずるものと考えております。したがいまして、行政改革の推進及び優先順位の厳選による予算配分の重点化など、今まで以上にめり張りをつけてまいりたいと考えております。

 いずれにいたしましても、経常的経費、特にハード事業につきましては大幅な見直しを図る中で、福祉あるいは教育面のソフト事業は充実を図っていきたい。また、水害対策にも着手してまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願いいたします。



◆19番(黒田徳已君) 

 まだ、あらあらな状況のようでありまして、私は今回なぜこのような質問をしたかと申しますと、やはりテーマにも掲げておりますように、「パートナーシップ一宮」というわけでございまして、御案内のように、国や県とか、そういうものにおいての新年度の予算編成等につきましては、いろいろとその概要というものが事前に知らされてくるというか、報道などで我々はわかってくるわけでございますけれども、市の方が新年度予算に向けてどのような形で進められているのかということにつきましてはなかなかわからないわけです。本会議が始まりまして、初めて私どもが市長の施政方針等のお話を聞いて、平成14年度はそういう考えでいくのかなということがわかるだけでございまして、もう12月でございますので、そのようなあらあらな、先ほど申しましたようなコンセプト的なものがやはり見えてもいいのではないのかなと思っております。

 そういう中で、やはり財政的には非常に厳しい。ソフト事業的なこと、また水害等という事業的な内容を今お話ししていただいたわけでございますけれども、もう少しコンセプトというものが、はっきり見えるものがあるのかなと思ったわけでございますけれども、そこら辺の構想というか、何か考えていらっしゃるのか、お聞かせいただければありがたいと思います。



◎総務部長(山口善司君) 

 現段階のところ、国の予算と申しますか、一部概略的なものは私どもの方に来ております。詳細につきましては今月の末ぐらいになるだろうと思われます。県も現在進めておられまして、まだそういう通知は来ておりません。

 いずれにしましても、私どもの財政といいますのは、国・県の動向によりましてかなり左右される部分がございます。したがいまして、コンセプトと申しますか、基本的な考え方といたしましては、現段階では、先ほど言ったような事業に重点を持っていきたい。今後、国・県のいろいろな通知を見る中で、具体的にそのあたりを予算化、あるいは考え方に取り入れていきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



◆19番(黒田徳已君) 

 ありがとうございました。

 総務部長の答弁を了とさせていただきまして、次の質問に移ってまいりたいと思います。

 ?組織・機構の改革についてであります。

 組織の統廃合及び人事について、お伺いをいたします。

 その前に、小泉首相の唱える「聖域なき構造改革」について、どのような考えを持っておられるのか、市長の御意見をお聞かせ願いたいと思います。



◎市長(谷一夫君) 

 1990年代には国債を発行しての景気対策が何回となく行われたわけでございます。しかし、今、日本は長期にわたる不況のどん底であえいでいるというのが実態でございます。これに対する評価は実は二分されておるわけでありまして、あるエコノミストの方は、そういった公費の投入があり、景気の下支えがあったから不況がこの程度で済んでおる、そういう評価をされる方もあるわけでございます。しかし、小泉総理の改革路線は、こういった従来型からの転換を明確に表明したものでございまして、こうした手法は、期待した効果を上げることができず、国や自治体の借金をふやし、財政悪化に拍車をかけただけだと思っておられる国民の方が多分非常にたくさんおいでになって、そのことが高い支持率につながっているのであろうと考えております。



◆19番(黒田徳已君) 

 ありがとうございました。

 私は一応、地方行政という立場から今回お尋ねをしているわけでございまして、地方行政にとって構造改革とは、すべてとは申しませんが、組織・機構の改革だと思っております。当然そのためには組織の統廃合も必要であり、人事も付随するものだと考えます。

 今議会は12月議会であり、特例市として当市がスタートするのは平成14年4月1日であります。時を期して本日12月11日に、閣議において一宮市を特例市として指定する政令が閣議決定されることになりました。昨日、総務省自治行政局行政体制整備室長の高島茂樹氏より発表されたと、私どもの参議院議員の山本保事務所よりファクスがありました。当然のごとく議会の方にも関係してまいります。

 そのようなことを考えますと、今議会で市長が考える組織・機構について具体的に示していただく必要があろうかと思いますが、いかがなものかお答えをいただきたいと、このようにお尋ねしようと思っていたところですが、昨日10日市長より、議会運営委員会において組織・機構の見直し(案)の概要が提示され、それぞれの常任委員会でも説明とのことでありました。

 そのようなことでございますので、ここで深く話を進めていこうとは思っておりません。しかし、これを見てみますと、組織改正のねらいは、?市民との協働や行政評価、情報公開など地方分権への対応、?意思決定の迅速化、施策への職員参加、?縦割りの弊害や組織の狭間の解消、窓口の一本化、?役割と責任の明確化、?行政改革の推進となっております。そのための組織・機構図(案)が提示されて添付されているわけでございます。

 そこの中を見てみますと、企画調整部、総務部、環境部、市民福祉部、経済部などなど列記されております。私は組織・機構の見直しについては、平成6年3月議会より、当時は神田市政でありましたが、具体的に組織・機構全般にわたって提案し、その後も何回となく提案してまいりました。私がポイントとしておりました企画調整部の創設、市民福祉部の創設、建設部の創設については大変評価をしたいと思います。今回提案されました組織・機構の見直し(案)までの経緯について、お聞かせ願いたいと思います。



◎総務部長(山口善司君) 

 今回の組織・機構の見直しについては、この文書にもございますように、最近の地方自治体を取り巻く環境、特に少子・高齢化、情報化、地球温暖化などの環境問題、その一方、地方分権も始まりました。また、民間企業では生き残りをかけましていろいろな改革に取り組んでみえます。私どもといたしましては、これまでの延長線上では新たな行政に対応することは困難だということで、抜本的な見直しを図るという必要があると考えまして、かねてから機構の見直しを図るということで、組織見直し部会と申しますか、各部の庶務担当職員等で構成します部会で、現在の課題等を出していただきました。

 そのほか、各課あるいはグループで現在抱えている問題点、あるいは解消するためにはどうしたらいいのか、そういう課題も出していただきまして、そういうものを参考にするとともに、今までいろいろと出ておりました、特に新たな行政課題、環境であるだとか、交通だとか、そういう縦割りの弊害も出てきております。そういう中で、あるべき方向性を見出しまして、あとは幹部会等も通じてこういう見直し案等を詰めてきまして、今回案としてお示しをさせていただたいたということでございますので、よろしくお願いいたします。



◆19番(黒田徳已君) 

 ありがとうございました。

 いずれにいたしましても、それぞれ常任委員会等で説明され、また各委員のそれに対する議論が行われていくのではないかと思いますので、先ほど申しましたように、あえてここで話は避けたいと思います。

 ところで、まさに組織・機構はリーダーにとって命だと、私は思います。先ほど申しましたように、組織の統廃合、人事を含め、いろいろと不平・不満を申し出る職員もあろうかと思うし、また、いろいろなところからああだこうだという御意見等もあろうかと思いますけれども、私は、施策の実現を目指すには、また一番特色を出すのは、やはり組織・機構、人事だと思うわけでございまして、21世紀初頭でございますけれども、国際化、グローバル化の中で、先ほどおっしゃいましたように、地方分権の推進を進めるための組織・機構、人事というものを断固推進されることを市長に願いまして、次の質問に入ってまいりたいと思います。

 それでは、?ISO9000シリーズ取得で行政サービスの改善についてをお伺いいたします。

 これは、先ほど申しましたように、今後の行政指向の1つの提案ということでお聞きしていただければありがたいと思います。

 「お役所仕事」「住民に対するサービス精神が不足している」「職員によって対応に差がある」などと言われることの多かった行政サービスのあり方を見直し、住民本来のサービスを提供しようと、国際規格のISO9000シリーズを導入する動きが地方自治体の間で広がり始めております。同シリーズを導入することによって個々の行政サービスの手順を明確にするとともに、第三者による定期的な監査などを実施し、行政サービスの質の向上を目指すことがねらいとされ、行政の透明性確保や業務効率化によるサービスコスト削減、役所の組織活性化、職員の意識改革などにもつながるものとして今注目を集めております。

 ISO9000シリーズについては御承知だと思いますが、国際標準化機構(ISO本部−スイス)が管理する国際規格で、企業などが提供するサービスや商品の品質を保証するための仕組み、ルールを定めたものであります。身近な生活でいえば、フィルムの中に100だとか400とか書いてありますけれども、そういうものの表示であります。それで、同シリーズの最大のねらいは、顧客の満足度の向上を図ることとともに、?顧客から満足してもらえる質の高いサービスや商品を提供するため、1つ1つの仕事に手順をマニュアル化(文書化)して公開する。?その手順に従って仕事をする。?手順に従って間違いなく仕事が行われたことを記録として残す。?記録をもとに、仕事が適切であったかどうかチェックすると同時に、業務改善に役立てるなどのルールが定められ、こうしたルールが日常的に守られている企業に対して同シリーズの認証が付与されるといったものであります。

 我が国では、輸出関連企業などを中心に4年ほど前から認証を取得するところがふえ始めております。それでは、なぜISO9000シリーズの取得かと疑問視があるわけですが、御承知のように、市役所は市民への最大のサービス産業でなければならないと言われて久しいわけであります。当然ながら当市役所においても、質の高い行政サービスの提供と事務の効率化や、経費削減と費用対効果の検証などに一生懸命に取り組まれている市職員に対して敬意を表するものでありますが、さらに先進的な質の高い市民への行政サービスを願い、国際規格であるISO9000シリーズの取得を提案するものですが、お答えをいただきたいと思います。



◎総務部長(山口善司君) 

 ただいまお話がございましたISO9000シリーズ、特に最も多いのが9001だと思います。これは今お話のとおり品質マネジメントシステムで、認証内容は、サービスを提供する仕組み及びそれを市民の満足の向上のために継続的に改善する仕組みの品質を保証するもので、具体的には作業がマニュアル化、文書化され、そのとおりに作業を行えば、だれでも同じ品質の製品、サービスが提供できるものでございます。

 民間企業ではかなり認証取得が進んでいると聞いております。しかし、地方公共団体では、県内での認証取得はございませんが、一部の自治体では先進的に取り組まれ、取得されていることは承知をいたしております。申し上げるまでもなく、市役所は最大のサービス産業でありまして、市民の方に対してどの職員でも同一水準のサービス提供を行うことはもとより、より質の高いサービスをするのは当然と考えております。市民サービスの基本となります市民対応、接遇のあり方につきましては、既に重点的にその取り組みを行いまして、平成12年度に職員による接遇向上研究グループを組織し、その成果として、接遇の基本をまとめましたさわやか応対マニュアルを作成し、平成13年3月に全職員に配付をいたしました。御承知のとおり、市の業務は複雑・多岐にわたりますので、マニュアルの作成の必要性につきましては十分認識をしております。現在ではそれぞれの職場ごとで一部取り組まれていることもあるかと思います。

 しかし、いずれにいたしましても、議員御承知のとおり、私どもその前段階と申しますか、バランスシートあるいは行政コスト計算書を作成し、現在はそれを一歩進めまして、住民サービスの提供状況及び満足度の判断などを行います行政評価の導入に向け検討中でございます。当面は行政評価を優先させていただきたい。そうした取り組みの中で、ISO9000シリーズをどのように取り組んでいくことができるかどうか研究してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆19番(黒田徳已君) 

 ありがとうございました。

 先般、企業会計手法によるということで、行政コスト計算書、全体のバランスシートということで、このような冊子をいただいたわけでございます。それで、私は12月4日に美濃加茂市に行ってまいりました。先進都市としては、御案内のように太田市とか佐久市とか近江八幡市とかいろいろあるわけでございますけれども、先ほどおっしゃいましたように、比較的人口の少ない市が取得しているような感じでございまして、私もなぜISO9000シリーズというもの、現在は大体9001というわけでございますけれども、注目したかといいますと、御案内のように、私どもの環境センターではISO14001をもう既に取得をしているわけでございます。

 それで、美濃加茂市で約1時間ほどいろいろとレクチャーを受けながら、取得に当たっての経緯等をお伺いしてきたわけでございます。そういう中で、やはり行政評価というものが最終的には出て、これが本当に市民に満足を与えることができるのかということが、最終的な判断ということになるわけでございますけれども、確かに先ほども申しました、我が一宮市においてもそれなりの市民サービスの向上に努力をされているわけでございます。

 そこの中で、美濃加茂市はこういうものを、これは皆さん御存じと思いますけれども、ISO9000(2000年度版)認証取得を目指してということで、市民の皆さんに満足していただく市役所ということで、PDCAということで、PとはPlan、計画。市民のニーズを把握し、市民のための事業計画や目標を制定します。DはDo、実行ですね。全庁にその計画や目標を徹底し、全職員でその達成を目指します。CはCheck、評価であります。事業や事務の結果が市民のためになったかどうかを評価します。最後が大事だと思うんですね。AはAction、改善。評価を受けて市民の満足を向上させるために継続的に改善します。これは当然行政サービスをしていく上においては最も基本的なことであるわけでございます。

 先ほど総務部長からお話をいただいたように、やはり市としてもマニュアル化はされているわけでございますけれども、私は、近年このISO9000シリーズがなぜ各自治体において関心が高まっているかということを考えるわけでございますけれども、やはり国際規格ということで、最近は非常にそういう傍証できるような1つの企画とか、そういう制度というか、そういうものが必要な時代であるわけでございます。そういう意味から、国際規格として認証されているISO9000シリーズをぜひ我が市においても1つの行政サービスの一環としてとらえていただければよろしいのではないかなということで、提案させていただいたわけでございます。

 今後ともぜひ研究、検討をしていただきまして、より市民サービスの向上に努めていただきたいことを要望いたしまして、次の質問に移ってまいります。

 次に、(2)ジャパンテキスタイルコンベンション2001を終えてということでお伺いいたします。

 御承知のように、ことしは節目の第10回の開催でありました。無事故で成功裏に終えられたことに対し、谷市長初め関係者の御尽力に対して感謝を申し上げたいと思います。特に印象に残ったのは、11月22日開催のパリ・ファッション・ファンタジー2001でありました。10回目の今回は、東洋からただ1人、パリ・オートクチュール界に参加しているデザイナー森英恵さんの作品のファッションショーでありました。谷市長のデザイナー森英恵さんの紹介は見事なもので、会場からはもう既にショーが始まっているとの声も聞かれるほどすばらしいものでした。

 ところで、このジャパンテキスタイルコンベンションは、バブル崩壊後、地場産業の繊維産業の活性化を願い、市制施行70周年記念の事業の1つとして開催され今日に至っております。かつて、尾州産地の生地の販売は、生地の見本帳や生地見本を台紙に張って販売パターンを作成し、羅紗屋、問屋、洋服店、既製服メーカーなどに販売され、相手の意向に沿っての契約発注といった仕組みでありました。そういうぐあいで大変リスクの大きい商売であったと思います。

 何とか尾州の生地メーカーが主体となっての販売をと、そのためにはデザイナー感覚を持った人材の育成、テキスタイルデザイナーの育成と、ファッションの発信基地となり得るため、地場産業の活性センターの意味を持った一宮地場産業ファッションデザインセンターが昭和59年2月に完成し、地場産業の繊維振興に一役を担ってきたところであります。

 今まで尾州になかったパリのオートクチュールのデザイナーによるファッションショーの開催は、ジャパンテキスタイルコンベンションのメーン事業として、尾州産地のテキスタイル関係者にファッション感覚と感性をもたらすとともに、多くの市民に、研ぎ極め尽くされた世界一流のオートクチュールのパリファッションに市民もじかに目に触れる機会を創出したことは否めない事実でありまして、ジャパンテキスタイルコンベンションの開催の意義は大きいものだったと思います。

 そこで、10年を経過し、その成果についてどのように評価をされているのか、お聞かせ願いたいと思います。



◎経済部長(篠田惇君) 

 お答えさせていただきます。

 当市を中心といたしました尾州地域は、織物業を初めといたしまして、紡績、撚糸、染色、整理、縫製、織物修整業などが集積をいたします、我が国最大の総合テキスタイル産地を形成し、発展してきたことは御承知のとおりでございます。

 当市の市制施行70周年を記念いたしまして盛大に開催をいたしました国際ファッションとテキスタイルウイークを受けまして、翌年の平成4年から、アパレルとテキスタイルの未来を考えるファッションの祭典といたしまして、ジャパンテキスタイルコンベンションを創設し、開催してきたところでございます。

 このイベントは、21世紀のテキスタイル産業を担うテキスタイルデザイナーの発掘・育成を目的といたしましたジャパンテキスタイルコンテストと、世界のトップデザイナーを招いてのファッションショー、パリ・ファッション・ファンタジーを2つの大きな柱として開催することによりまして、テキスタイルの重要性と将来性を国際的シェアで見詰め、当地域が生活と文化のかかわるファッション情報発信の拠点になることを目指してきたところでございます。

 テキスタイルコンテストにおきましては、毎年意欲的な作品が多数応募されまして、テキスタイルデザイナーの皆様方のレベルの向上に大きく寄与したものと考えておるところでございます。事実、このコンテストを開催する中で、毎回決まって上位入賞を果たすデザイナーも出現し、若手テキスタイルデザイナーの方々へ大きな影響を及ぼす効果もありました。また、このコンテストを通じまして、有名ブランドや著名なファッションデザイナーと直接取引を始めることにつながったお話も一部耳にしているところでございます。

 尾州の置かれている現在の状況を伺いますと、価額の競争では到底太刀打ちできる状況ではなく、より付加価値の高い製品の開発や独創的な新技術、新素材の開発によりまして、消費者の多様なニーズにこたえていくことが求められているものと考えておりますので、今後もこのコンテストをさらに発展させていく必要があろうかと考えているところでございます。

 また一方、パリ・ファッション・ファンタジーにつきましては、これまでルコアネ・エマン、ピエール・バルマン、ニナ・リッチ、ギ・ラロッシュ、エマニュエル・ウンガロ、ハナエ・モリ、パコ・ラバンヌ、ジャン・ルイ・シェレル、ルイ・フェロー、そして、ことしは再度ハナエ・モリと、パリを代表するメゾンから直接デザイナーをお招きいたしまして、本場そのままのすばらしいオートクチュールのファッションショーを多くの市民の皆様方に間近でごらんをいただいたわけでございます。

 申すまでもなくオートクチュールでは、その作品1点1点が、すぐれた技術を持ちます職人でございます専属のクチェリエによりまして、ほとんど手作業で行われてまいり、膨大な時間と手間をかけて、素材となりますテキスタイルからドレスに仕上げられていくと聞いております。素材でございます最高のテキスタイルが最高の作品に仕上がるさまは、まさに芸術であり文化そのものではないかと思っておるところでございます。

 こうしたモードの都パリからオートクチュールデザイナーを招聘してのファッションショーの開催は、当市を初めとした尾州地域で、繊維関連産業にかかわる多くの関係者に、ファッション感覚と感性の養成及び向上に多大な貢献ができたのではなかろうかと考えているところでございます。また、当市がファッション情報を発信することによりまして、繊維にかかわるファッション情報都市として、国内外に大いに一宮市をPRできたのではないかと思っておるところでございますので、よろしくお願いを申し上げます。



◆19番(黒田徳已君) 

 ありがとうございました。

 それらの成果についてお話をいただきました。各産業界においても大変寄与をしているというお話でございました。

 それで、私も、初めてジャパンテキスタイルコンベンション、パリ・ファッション・ファンタジーが行われました1年前の国際ファッション・アンド・テキスタイルウイークの開催より、毎回最初から最後まで見てきたところであります。その効果は、先ほど申されたとおり私も同感であります。特に、ことしは10回という大きな節目の開催でありました。ここらあたりで一度深呼吸をして今後のあり方について考えてみてもいいのではと思ってもおります。

 かつて市長は、ファッションショーなどのイベント中心の振興策は一定の効果はあったものの、次は実際商売に結びつけるためのきっかけづくりの施策へ重点を移す。これまでのショーで培った関係を生かし、企業を募っての欧州ツアーなど、従来策以外の短期的施策を上げない理由は、長期的計画を着実に実行する方が近道だと考えられているようですが、開催委員長でもあられる谷市長に、今後の方向性についていかように考えておられるのか、お聞かせ願いたいと思います。



◎市長(谷一夫君) 

 ジャパンテキスタイルコンベンション、JTCと呼んでおりますが、JTCの催し全体についての評価は、業界の皆様方からも大変高い評価をいただいておるわけでございます。その中で細かく見ていきますと、ジャパンテキスタイルコンテスト、そしてパリ・ファッション・ファンタジー、この2つの大きな柱があるわけでございますが、これらについてさまざまな御意見があるということでございます。

 まず、パリ・ファッション・ファンタジーでございますが、これは業界以外の一般の市民の方と申したらいいんでしょうか、こういった方たちにとりましては、やはり一つの文化としてとらえられております。私もそういう側面は否めないと思っておりまして、すばらしい一宮市の文化だという高い評価をしておるわけでございます。人口30万人足らずの、しかも地方の都市で、これだけの高いレベルの国際的なファッションショーを10年にわたって継続してきたということは大変なことでございまして、一宮市の方たちよりもむしろ外部の方たちに大変高い評価をしていただいておるわけでありまして、これはまさに心得たるものであるという評価をしております。

 ただ、業界サイドから見ますと、やはりもう少し別の視点があるわけでありまして、40点、50点の作品の中に、尾州のテキスタイルが一体どれだけ使われているのか、そして、それが果たして一体どれだけいわゆる商売につながっているのかというところから批判があるのも事実でございます。10回の節目に当たりまして、FDC等でも主な企業の皆様方に、JTCを含めてさまざまな振興策についての御意見を伺いました。その中でも、企業サイドからはかなり批判的な御意見が強いわけでございまして、やはり見直すべきではないかという御意見が強いわけでございます。

 私も、こういった経済状況でもあり、産地の状況でもございますので、ここは一たん、議員おっしゃるように深呼吸をして、一度少し方向性を見直すべきときではなかろうかと考えております。そして、今後状況が好転をいたしまして景気が回復し、また地場産業の活力が戻ってきたときには再開できるわけでございますので、一たん少し方向性を変えるべきときかなということは考えております。

 さらに、ジャパンテキスタイルコンテストの方でございますが、これはテキスタイルデザイナーの発掘・育成ということについて、これもまた大変大きな貢献をしてきたと考えておりまして、これはやはり継続して行うべきものだと考えております。むしろこれがJTC全体の大きな核になるべきではなかろうかとも考えておりまして、現在は何点かの入選作を選び出し、そういった作品を展示して皆様方にごらんいただくということでございますが、実は入選されなかった作品の中にも大変優秀な作品があるわけでありまして、実用的に商売に使えるという観点から見ますと、むしろ、そちらの作品の方がかえってその可能性が高いということも業界の方々から伺っておるわけでございまして、そういった視点も含めて、ジャパンテキスタイルコンテストのあり方を見直していくべきではなかろうかと考えているところでございます。



◆19番(黒田徳已君) 

 ありがとうございました。

 私も先ほど提案させていただきましたが、同様に市長さんもそのような気持ちで、もう一度ここら辺で今後の方向性について、いろいろな方とのかかわりの中で知恵を絞り合って、新たな一つの成果を目指して進んでいこうということでありました。本当にそういう時期に来ているということでございますので、ぜひここらあたりでお互いに深呼吸をして方向性を見出していきたいなと私も思います。

 御案内のように、今繊維業界がどうなっているか、これは皆さん方もすべて御承知だと思いますが、本日、中国はWTO(世界貿易機関)に加盟をいたします。中国・アジアからの製品輸入急増で揺れに揺れ動いている繊維業界であります。

 製造工程一切に加え、最近では検品作業まで中国で行われており、中国は人件費が日本の20分の1程度と安いため、低価格の中でコスト競争力をねらって、大手アパレルや自主企画商品の開発を進める量販店などが海外生産に乗り出した結果、良質・安価な商品が大量に供給されるようになり、一方、コスト競争力を持たない国内産地(尾州も含む)の勝ち目はなくなった。このままでは、今日の日本を築き上げてきた伝統産業が消滅してしまうと警鐘を鳴らす大手の社長さえおります。

 産業空洞化に対する懸念が心配され、対応や産業再生のあり方を探る研究会や会議を国の方でも立ち上がらせております。中国・アジア産品に負けない高付加価値商品の開発とグローバル競争下でのコスト追求など、繊維製品の消費、構造転換などのシステムづくりを業界、産業界、行政が一体となって、国・県への政策提言を行っていただきたいことを強く要望いたしまして、次の質問に移ってまいりたいと思います。

 (3)公共施設の駐車場及び公共施設の施設使用料についてお伺いいたします。

 まず、公共施設の駐車場についての現状、及びどのように管理されているのか、また使用料の有無についてお聞かせ願いたい。今後、市民が公共施設の駐車場を使用する場合、使用料の有無についての考えをお聞かせ願いたい。さらに、公共施設の駐車場といえるのかどうかと思いますが、平成10年9月議会でお伺いしているところのせんい3丁目7−1、3,084平方メートルの広場、及び丹西緑地若竹1丁目1−5、12筆6,317.26平方メートルは、現在公共駐車場になっておりますが、目的に合致しない維持管理になっております。

 これらの管理方法は今後どのように考えておられるのか、市民病院事務局長、総務部長よりお答えをいただきたいと思います。



◎市民病院事務局長(川瀬正二君) 

 市民病院の駐車場の現状についてお答えさせていただきます。

 市民病院の患者さん用の駐車場につきましては、病院敷地の中に2カ所及び病院の近くに1カ所、さらに借地による駐車場として4カ所の合計で7カ所、8,141平方メートルで398台分の駐車場となっております。

 その内訳でございますが、病院敷地内にあります第1駐車場が1,056平方メートルで46台分、次に第2駐車場として1,297平方メートル、ここは立体駐車場もありますので、駐車台数には立体駐車場分も含んで95台分でございます。第1と第2駐車場につきましては有料で運営いたしております。料金につきましては、外来患者さんは4時間まで無料、以後1時間ごとに100円となっています。また、見舞いなどにお見えになりました一般の方につきましては1時間まで無料でございます。以降1時間ごとに100円となっています。

 この有料の方法は平成7年から実施いたしております。また、有料にいたしました効果でございますが、以前は昼夜を問わず長時間駐車が多く、来院された方が駐車できない状況でした。それが、実施後では長時間駐車の車がなくなり、駐車場の回転が飛躍的に向上いたしております。ただ、1日に1,800人の患者さんが来院されることを考えますと、院内敷地の駐車場としましては不足しておりまして、この点については皆様に御迷惑をおかけしておりますのも現状でございます。

 次に、病院の敷地外での無料の駐車場としましては、第3駐車場は借地で1,873平方メートルの88台分、そして第3北駐車場、ここも借地になりますが998平方メートルの42台分、次に第4駐車場、借地で1,417平方メートルの60台分、それから第5駐車場、借地で823平方メートルの36台分でございます。次に第6駐車場、ここは病院の所有地になりますが677平方メートルで31台分でございます。以上7カ所を合わせまして8,141平方メートル、398台分になっておりますので、よろしくお願い申し上げます。



◎総務部長(山口善司君) 

 私からは、病院を除きましたその他の各種施設について御説明をさせていただきます。

 現在、管理人等を置きまして執務時間中の入出車の管理を行っておりますのは市役所だけでございます。その他につきましては無人で、職員が随時巡回する程度でございます。また、使用に当たってはすべて無料でございます。

 使用についての今後の考え方についてでございますが、有料化にするためには、管理する人あるいは機械設置など、かなりの経費がかかります。また、有料化しても、病院と同様、その施設を利用するためにお見えになりました市民の方につきましては、やはりある程度の時間無料ということになります。

 したがいまして、有料化につきましては、目的外駐車とか長時間駐車を防止し、効率的な運用には有効かと存じますが、費用対効果を考える必要もございます。そうしますと、やはり駐車可能台数や、夜間、施設の休庁日に利用されることによりまして、ある程度収入が見込める場所に限定されるかと思います。こうした条件を考えますと、当面は市役所の駐車場が検討すべき場所かなと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 また、後段の方で御質問もございました、この場所に限らず財産の有効活用、善良な管理に努めますことは私どもに課せられた責務でございます。それぞれの設置目的に応じた使用がされているかどうか。また、地元との今までの約束と申しますか、いろいろな話し合い等もございます。そういう面も含めまして、現状をいま一度見詰め直しまして、適正な管理に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆19番(黒田徳已君) 

 ありがとうございました。

 後段の部分でございますけれども、これが何とかなるのかちょっとわかりませんが、せんい3丁目7−1、繊維卸会館の前ですが、現在は出初め式とか、そういうところで使っているわけでございますけれども、これの管理といいますか、公園緑地課になっているんですよね。これは何回となく私、指摘をさせていただいておるわけでございます。

 また、御存じのように、丹西緑地若竹1丁目1−5、12筆のところでございますけれども、これも公園緑地課が管理しておりますね。公園であるならば、ある程度樹木も植え、ベンチも置き、これは何遍も言っているわけでございますけれども、現況では都市開発部長にお尋ねしても非常に答弁に苦慮されるわけでございまして、今回は都市開発部長にはお尋ねをいたしませんでした。

 それで、財産管理という観点から、地元の開発時点でのいろいろな経緯があろうかと思いますけれども、「ここは公共駐車場です。長時間の駐車は御遠慮ください。一宮市」という立て看板をあのままずっと立てているということは、これは市民感情からしても私はよくないのではないかなと思いまして、あえて今回このような形でお尋ねをさせていただいたわけでございます。皆さん方の立場は私も十分認識いたしておりますので、どうか公平・平等に、今の公共地を活用できる、また使用できるような状況にしていただきたいと思います。

 市役所の駐車場の有料化、先ほどの市民病院ではございませんけれども、やはり回転率を上げるとか、やはり使用するには受益者負担ということもある程度考えた上で、今後、御検討されるということでございますので、答弁を了とさせていただきたいと思います。

 次に、(4)民間施設利用型(公衆浴場)へのデイサービス事業の併設(デイ銭湯)について、お伺いをいたします。

 この件については平成2年3月議会よりたびたびお伺いをいたしております。地域の社交場として、昔からの面影を残す公衆浴場、その広々とした空間を高齢者福祉に生かす試みが各地で広がっております。かつて銭湯は、地域住民が集まり、井戸端会議を行う憩いの場であり、地域コミュニティの核でもありました。この銭湯が衰退してしまったのはまことに残念なことであり、現在市内に10数軒ありますが、営業時間外の日中を高齢者に開放し、入浴だけではなく、懇談、レクリエーションの時間を楽しんでもらえる「デイ銭湯」の併設を提案するものであります。

 私はここに鎌倉市生きいきデイサービス事業実施要綱を手にいたしております。多くの自治体で、現在、銭湯で生きいき健康チェック、デイサービス参加ということで、宇治市だとか横浜市だとか町田市だとか川崎市だとかいろいろなところで、この銭湯を活用してのデイサービス事業というものが展開されているわけでございます。そこの中で、鎌倉市生きいきデイサービス事業実施要綱というものを手にいたしておりますので、若干説明をしたいと思います。

 まず、第1章総則、第1条目的、「この要綱は、高齢者が要介護状態に陥らないように、通所による介護予防サービスを提供することによって、社会的孤独の解消、心身機能の向上等、高齢者の健康と生きがいづくりの推進を図るための事業の実施について必要な事項を定めることを目的とする」となっております。それで、第2条対象者は、「この要綱の対象者は、市内に居住するひとり暮らしの高齢者等で、介護保険で要介護及び要支援の認定を受けた者以外のおおむね60歳以上の者とする」となっております。それで、第3条種類として、「生きいきデイサービス事業の種類は次に掲げるとおりとする。(1)生きがいの対応型デイサービス事業、(2)デイ銭湯事業」。

 次に、第2章は生きがい対応型デイサービス事業実施方法ということで、第3章デイ銭湯事業というところの第11条実施方法ということで、「この事業は、社会福祉協議会に委託し実施するものとする」。第12条実施施設、「この事業は、本市が指定した別表に掲げる公衆浴場で実施するものとする」。第13条事業内容、「事業の内容は、次に掲げるものとする。(1)健康チェック、健康相談、(2)会食サービス、(3)入浴サービス、(4)日常動作訓練サービス、(5)レクリエーションサービス、(6)その他必要なサービス」となっておりまして、2で、「前項の内容は、第12条に掲げる施設において各施設週1回定められた曜日に実施するものとする」ということで、第14条利用方法、「この事業を利用する者は、社会福祉協議会に利用申請を行うものとする」。第15条利用定員、「この事業の利用定員は、1回当たりおおむね15人とする」。第16条費用の負担、「この事業を利用する者は利用料として1回当たり400円を社会福祉協議会に負担するものとする」。第17条報告、「社会福祉協議会は毎月の実施状況について市長に報告しなければならない」。第18条委任、「この要綱に定めるもののほか、必要な事項については市長が定める」。附則、施行期日、「この要綱は、平成13年4月1日から施行する」。「この要綱は、平成13年9月1日から施行する」という内容のものでございます。

 ただいま鎌倉市の生きいきデイサービス事業の要綱等を御紹介いたしましたけれども、先ほど申しました平成2年3月議会より、民間施設利用型(公衆浴場)へのデイサービス事業ということについてお伺いをしているわけでございますが、当局ではこの事業についてどのような形で検討されてきたのか、それとも旧来のままの状態であるのか、一度御意見をいただきたいと思います。



◎福祉部長(真野幸雄君) 

 お答えいたします。

 デイ銭湯についての御質問でございますが、過去には高山市で行っていると聞いております。最近では、先ほど議員おっしゃいましたように、ことしの6月から鎌倉市で公衆浴場を利用しましたデイ銭湯が始まっているわけでございます。鎌倉市のデイ銭湯につきましては、公衆浴場の経営者の理解と協力がなければできない事業でございます。鎌倉市を調べてみますと、5軒の公衆浴場がありまして、そのうち4軒でもって協力を得られるということで、4軒でもってこの事業を行っているわけでございます。デイ銭湯については、高齢者の引きこもり防止とか交流の場として有効な対策であるかと考えておりますので、鎌倉市などの状況をよく調査しました上で、公衆浴場の関係者などと協議しまして検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆19番(黒田徳已君) 

 以前に質問したときより、かなり前向きの形で御検討ということでございます。

 やはりこれは当然その事業を実施する側、またその施設を提供する側ということで、お互いに相入れないものがあってはいけませんので、やはりよく話し合っていただきまして、この事業が実施されることになれば私は一挙両得だと思いますので、ぜひ前向きに実施方を要望します。

 最後に、(5)市民の歌(シンボルソング)「人・街・未来へ」のPRについて質問します。

 市制施行80周年を記念して、新世紀に羽ばたく一宮市を表現したシンボルソングがつくられました。平成13年4月2日号の市広報で全国的に募集し、先ごろ(平成13年8月11日号広報)で発表されました。作曲は新実徳英さん、作詞については全国から応募があった結果、松島賢一さんで、市民の歌としてだれもが気軽に歌え、親しみを感じることができるということで、私も聞かせていただきました。

 詩の1番は、「真清田の杜に生まれたそよ風が やがて大きな風となり 人・街・未来へ吹き抜ける ルルルルル やっぱりいいよねぇ 一宮 やさしい心があふれてる」。2番、「織姫の愛を飾った七夕の まつり大きな花と咲き 人・街・未来へ夢つなぐ ルルルルル やっぱりいいよねぇ 一宮 みんなの笑顔がここにある」。未来へ羽ばたく一宮市が、詩情を込めて歌われておりまして、大変感動をいたしております。

 ところで、こうしたすばらしい歌をつくっていただきましたが、これからどのように市民の方々に浸透させ、歌っていただこうとしているのか、少しお聞かせ願いたいと思っております。市民の皆さんに歌っていただくにも、まず職員が口ずさむことができないと、これはなかなか浸透しないのではないでしょうか。小・中学校はもとより市主催・共催の行事のイベントなど積極的に機会をとらえて浸透に努めていただきたいと思っておりますが、どのようなものでしょうか。

 また、今、市庁舎内では午後3時になりますと庁内放送を使って音楽を流していただいております。これにかえましてこのシンボルソングを流していただき、来庁される市民の皆さん、また職員にも浸透を図ったらどうかと、こんな思いをいたすところですが、いかがなものでしょうか。

 以上の点についてお答えをいただきたいと思います。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 ただいま議員より、シンボルソングにつきまして、大変すばらしい市民の歌ができたとお褒めをいただきまして、まことにありがとうございました。この親しみのある美しい歌を市民の皆様に覚えていただき、歌っていただくための啓発についての御質問でございます。

 議員御指摘のとおり、小・中学校の生徒や保育園児に覚えていただきまして歌ってもらうことが第一だと考えておるところでございます。学校や保育園で覚えられた歌が家庭で歌われますと、御両親やおじいちゃん、おばあちゃんにも覚えていただく機会が増すものと考えております。

 9月1日の発表以来それぞれの場で発表してきました。きて・みて・たいけん消防21、市民健康歩こう大会、ふるさと再発見ウオーク、さらには全国の一宮が熊本に集まられたその会場でも発表されました。それから、第23回の消防音楽隊の定期演奏会におきましては、神崎愛さんによる歌唱も行われたところでございます。これからも、各種のイベントの中で歌っていただいたり、曲を流していただく機会を設けていただくことが大切と考えておりますので、地域の団体活動の中でも大いに使っていただきたいと考えているところでございます。

 また、ただいま市民の歌のCDを作成しておるところでございます。このCDにつきましては、消防音楽隊によります楽団演奏、それからフォーラム21少年少女合唱団によります歌、それからカラオケ用といたしまして、ピアノ、コントラバス、フルート、クラリネット、2種の打楽器によります3バージョンがCDに含まれる予定でございます。作成ができましたら小・中学校や保育園に配布をいたし、公民館を初めとする市の各施設、地域団体等にもお預けをしてPRに努めていただきたいと考えているところでございます。

 もう1点の御提案でございます。現在午後3時に庁舎内におきましていやし系の音楽を流しているところでございますが、市民の歌もこのように流してみたらどうかという御提案でございます。現在検討中でございます。およそ2分程度時間が必要ではないかと考えているところでございます。職員が覚える機会となるとともに、来庁されてみえます市民の皆様方にもお聞きいただいて、覚えていただけるものと考えております。

 最後になりますけれども、現在、一宮市のホームページのシンボルソングにアクセスをしていただきますと、画面にシンボルソングの歌詞が出てまいります。その画面上に音符が1つ出てまいります。その音符をクリックしていただきますと、皆様方にお渡しをいたしましたテープの音楽が流れてくるという形になっております。

 しかしながら、もし音楽機能が付与されていないパソコンをお持ちでしたら、その下の方にリアルプレーヤーという部分がございますが、そこをクリックしていただきますと、そのパソコンの中に音楽を取り込むことができる機能が付与されています。それを取り入れてから操作をしていただきますと音楽が流れるようになっておりますので、画面を見ながら練習に励んでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。



◆19番(黒田徳已君) 

 ありがとうございました。

 80周年記念事業としてせっかくすばらしい市民の歌(シンボルソング)がつくられたわけでございまして、やはり歌わなければ何ともならないわけでございますけれども、そのような一つの場づくりと申しますか、こういうものを今回は提案させていただいたわけでございます。

 いずれにいたしましても、大変厳しい社会情勢であるわけでございます。21世紀の初頭もいよいよあと数十日で終わろうとしておるわけでございまして、どうか市長を初め市職員の方々には十分健康に留意していただきまして、新たなる年を頑張っていただきたいことを心から祈念申し上げまして、私の一般質問を終わります。長時間ありがとうございました。(拍手)

         (「議長、関連」と呼ぶ者あり)



○議長(浅野貞一君) 

 11番 松井哲朗君。



◆11番(松井哲朗君) 

 若竹地区の駐車場の話が出ましたけれども、1点だけ意見を述べさせていただきますので、答弁は要りません。

 五、六年前からあそこの地区のことは私もよくお話をしていたんですけれども、川沿いの方にもありまして、大体150台ぐらいがとめられると思うんですね。それで、都市開発部長は公社の方にもお見えになられたので、よく御存じだと思いますけれども、市は財政が厳しいのにずっとほってあると言われています。それ以前も、もともと自由なのに、住民同士でも場所まで決まってしまっていて、そこにとめた人とトラブルがあったり、いろいろなことがあって、町内の方もぜひあれを貸したらどうだと言ってみえるんです。

 住宅も多いですし、それからマンションも建ってきました。それから繊維団地の従業員の方、あるいは会社、いろいろと借りられる方が見えるのではないかということで、月3,000円で貸しても大体年500万円以上になるだろうと。ランニングコストが多少かかりますから、管理費が要りますけれども。それからもう1つ、川の方には大きいトラックを勝手に駐車しているんですね。本当は縦に1台1台とめるところに横にどんと大型トラックをとめたりしていますし、通学路としても非常に危ないです。今、黒田議員の言われるように、これはやはりぜひ一度御検討をいただきたいと思います。

 以上です。

         (「議長、関連」と呼ぶ者あり)



○議長(浅野貞一君) 

 8番 服部修寛君。



◆8番(服部修寛君) 

 (3)の公共施設の駐車場及び公共施設の施設使用料について、総務部長にお尋ねいたします。

 以前でありますが、一般質問並びに各委員会につきまして、九品地公園の駐車場並びに都市公園の駐車場、また市の有する墓地の駐車場等、倉石議員は写真までお撮りになっていただきまして、市民病院の駐車場の実態につきましてお話があったと思いますが、使途目的外の駐車をされる方が多いために、本来使いたい方が使用できないという状況をるる御説明をしてきまして、その改善を訴えたわけでありますので、一番の問題は、費用対効果ということではなしに、一宮市の有する資産の管理の問題だと思っておりますが、その点、いかがなものでございますか。



◎総務部長(山口善司君) 

 財産の管理でございますから、費用対効果に限らず、やはり財産の善良な管理は当然努める必要がございます。そういう中で、例えば、長時間あるいは違法駐車等につきまして、職員がいる施設であればいいわけですけれども、そうでないところはやはり費用対効果も考えますと、毎日というわけにはなかなかまいらないと思います。したがいまして、随時見回って注意をするという考え方で進めてまいりたいと思います。

 たまたま費用対効果と申しましたのは、こういう公共施設の駐車場で、例えば、市役所であるとか図書館だとか、そういう職員もいて、なおかつ目的外で駐車されますと本来利用される方に支障がある場合、有料化するとすれば費用対効果も考えなければならない。そういう中で、市役所が当面有料化の対象として考えているということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(浅野貞一君) 

 議長からちょっと申し上げますけれども、関連質問が非常に多くなっております。それで、私、議長としての考え方は、質問に対する答弁不足、そういうものの関連はいいんですけれども、項目の関連でしたら別の議会のときに一般質問として取り上げてほしいと思います。

 暫時、休憩いたします。

                             午後2時37分 休憩

                             午後3時10分 再開



○議長(浅野貞一君) 

 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 33番 小島尊司君。



◆33番(小島尊司君) (登壇、拍手)

 通告順に質問をいたします。

 私の質問の第1は、牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病対策についてであります。

 この問題は大変な影響を及ぼしております。その影響も市内においてかなり深刻な形で出ておるわけでありますけれども、市として実態についてどのように現状を把握されておるのか、最初に質問をいたします。



◎経済部長(篠田惇君) 

 狂牛病の関係の被害の実情を把握しているかということでございますが、これは先日木村議員からも御質問がありまして、御回答させていただいておるところでございます。

 愛知県の融資、経済環境適応資金のうちの経営安定資金を受けていただくときに、市の認定が要るというときに、帳票等々を拝見させていただき、また、別個に関連の業者の方々、5軒ほどでございますが、面接をさせていただいて、実情把握に努めさせていただいたところで、確かに現状、狂牛病の発生の報道以降、売り上げが急激にダウンをしておるということは十分認識しているところでございますので、よろしくお願い申し上げます。



◆33番(小島尊司君) 

 私はもっと具体的な実態が知らされるのかと思っていたら、そうでもなかったわけでありますので、こちらから言いますけれども、市内の焼き肉業者や食肉販売業、これのごく一部でありますけれども、客数も売り上げも通常の90%から30%、この90%というところは、いわゆる豚その他の肉も扱っておられるところであります。主に牛だけを扱っておる業者というのは売り上げゼロというところもあるわけですね。

 これだけ深刻で、経営が現在成り立つか。今これらの業者の方々は経営そのものがやっていけない、食うに食えない、これまでの蓄えを取り崩してしか生活がやっていけない。まさに、市内においてもこれらの業者が深刻な事態に追い込まれた状態にある。ここはやはり市の行政としても十分な対策を立てて、そしてこれらの業者の救済策をどうしても講じなければならないという事態に立ち至っているのではないか。

 先般、木村議員からも同じような質問が出ました。木村議員は「またやりましょう」とおっしゃいましたけれども、私は、またの機会では遅過ぎる。できるものなら、きょう決着をつけましょう、そういうつもりで質問に立っておるわけでありますから、その点、ひとつ明快な市の対応の答弁をお願いしたいと思っています。

 もともとこの問題はどこに責任があるか。当局はどこにあると思われますか。



◎経済部長(篠田惇君) 

 狂牛病のこういうふうになった責任ということでございますが、これは新聞等々でちょっと読んだわけでございますが、国の委員会の方で農林水産大臣が、当初の対応の悪さというのを陳謝してみえるようでございます。そこらあたりが、今回の影響が大きくなってきたというところではなかろうかと思っておるところでございますので、よろしくお願い申し上げます。



◆33番(小島尊司君) 

 はっきり政府の責任と言えませんか。



◎経済部長(篠田惇君) 

 先ほども申しましたように、国の方で今、そこらあたりの審議もしてみえると新聞報道等で承知をいたしておりますので、その推移を見守っていきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。



◆33番(小島尊司君) 

 では、私の方から言いますが、この問題の責任は政府の責任だということはもう明確になっています。すなわち1996年4月にWHO(世界保健機関)が勧告を出しています。その勧告というのは、牛などの反すう動物の飼料に反すう動物の組織を使うことを禁止することを求めています。

 それで、去る12月5日の衆議院農林水産委員会におきまして武部農水相は、6月にガイドラインを作成するまで、牛用飼料への肉骨粉混入防止対策は「企業の自主的な取り組みにゆだねられていた」。政府は勧告を受けて、都道府県と関係団体にいわゆる通知を出しただけなんですね。この通知も「反すう動物の組織を用いた飼料原料の取り扱いについて」と、全然法的拘束力を持たない行政指導で、肝心の肉骨粉の混入防止措置には触れていないということが、我が党の中林議員の追及によって明らかにされました。

 すなわち、まともに受けとめられていれば、狂牛病感染牛の発生も防げたのではないか、事実はこれを証明しています。さらに、武部農水相は「肉骨粉混入の可能性を否定できない牛用飼料製造工場はある。こうした事態が生じたことは、まことに遺憾であり、率直に申し上げて、法的規制をした方が強制力を持ったと思う」と、政府の責任をはっきりと認めています。

 さらに、きょう明らかになりました。WHOの勧告を受けた直後、すなわち5年前の1996年4月、日本の狂牛病の防疫対策などを検討するため専門家を集めて開かれました。また、同年4月に開いた同省の農業資材審議会家畜飼料検討委員会で、同省流通飼料課長が肉骨粉の法的な使用禁止を求めた専門家の意見を拒否していたことが判明したばかりです。政府の役人が、これを使ってはいかんという勧告を拒否した。問題は、この正確な議事録が今消えてしまっておる。

 私は改めてこういう記事を、こういう事実を前にすると、あのエイズ問題で起きたことを再びこれによって今、想起しておるんです。これほど無責任な対応はないわけであって、政府の責任は絶対に免れない問題なんです。そう思いませんか。



◎経済部長(篠田惇君) 

 るる御説明をいただいたわけでございますが、先ほど申し上げましたように、今後国会の審議の中で、そこらあたりもきちっとしたことになっていくのではなかろうかと思っておるところでございますので、よろしくお願い申し上げます。



◆33番(小島尊司君) 

 だから、国会での追及によって政府ははっきりと責任を認めています。だから、市内の業者、関連の業者が現状で非常に苦しんでおられる、こういう事態を考えるならば、まさに市の方が独自の救済策を先行しながら政府に対して迫っていく。やはりこのくらいの姿勢はとってしかるべきではないかと思うわけなんですが、そういう点ではいかがでしょうか。



◎経済部長(篠田惇君) 

 今の状況で関連業者の方々の救済策をということでございますが、せんだってもお話し申し上げましたように、私ども、県の融資制度を受けられた方の助成策を現在検討しておるところでございますので、よろしくお願い申し上げます。



◆33番(小島尊司君) 

 今、部長がおっしゃっておることは、民主商工会が緊急に要望を提出し、その回答の中にもありますね。今、答弁でおっしゃっておるのはこの面だと思います。すなわち、事業用資金の融資を利用された際の優遇措置を検討してまいりたいと思っています。これも一つの方策だと思うわけであります。

 しかし、危機に瀕した業者の皆さんにしてみれば、これだけで事足りるというものではありません。また、融資問題、資金問題というものが現在の危機の中で主な問題にもなっておりません。なぜか。お金を借りればいつかは返済しなければならない。同時に、お金を借りる申請をしても、やはり一番焦点になるのは、現在返済能力があるかないか、ここで判断されるわけでしょう。だから、営業がこういう危機に立たされて、これまでの蓄えまで取り崩してやっていかなければならない中で返済能力を問われたって、能力なしということで融資もままならないというのが現実だと思います。

 そういう点では、事実上営業をストップしておる状態の中で、これをどう救済していくか。これは大きな問題であり、そこに手を届かせる行政の対策が私はあると思うんですけれども、いかがですか。



◎経済部長(篠田惇君) 

 融資のことはさておいてということで、現実、客数が減っておるという、9月10日以降ということになろうかと思います。

 現実、確かに先ほど申しましたように、焼き肉店等々ではお客が半減以上してみえるということで、いっときは、1頭目が出て、しばらくは回復傾向にあったわけですけれども、2頭目、3頭目ということで、売り上げがまた急落をしておるということは十分承知させていただいておりますが、ここでお客を戻すと申しますか、そういうところの具体的な施策というのを、現時点ではちょっと対応を持ち合わせておりませんので、よろしくお願い申し上げます。



◆33番(小島尊司君) 

 もう少し具体的にいきますと、優遇措置を早く講じていただくということは結構なことですよ。もう1つは、国保税を含む市税の減免措置、こういったものも具体的にやってほしいと思うんです。そういう点ではどうですか。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 国保税、その他市民税減免措置ということでございますが、現在これのための減免ということは考えておりませんので、よろしくお願いいたします。



◆33番(小島尊司君) 

 市税は市民部長ではないと思います。国保税でいけば、現在の減免措置が受けられるのは前年所得250万円を限度として、所得が前年の半分以下になった場合、この減免措置を申請すればやっていただけるということなんです。言ってみれば、その250万円というのも私は何か低いような気がするわけで、300万円なり500万円なりと、その基準を引き上げるということも必要ではないかなと思います。

 それから、他の市税について言うならば、これは総務部長だと思うんですけれども、最低でもいわゆる災害減免条項を適用しても当たり前ではないかと思っています。やはり狂牛病問題は、今も言いましたように、はっきり言って政府もその責任を認めている。その前に、勧告に基づく議事録すらどこかへ失ってしまっておる。こんな政府のずさんな対応は、まさに、実際に狂牛病の影響を広めている根本原因ですね。しかもそういう意味からいけば、これはもう災害も災害、人災もいいところだ、こういう事態ではないかなと思うんですけれども、いかがですか。



◎総務部長(山口善司君) 

 私ども市税、国保も一緒でございますが、天災その他、特別な事情という項目がございます。この狂牛病に関しまして、県等にも、ほかの団体等にも照会をいたしましても、やはりこの災害減免条項は現段階では該当しないのではないかということで聞いております。

 そういう状況でございますので、先ほど市民部長も申しましたように、現段階では、この減免規定適用については困難であると考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆33番(小島尊司君) 

 総務部長がそういう答弁をするからには、県なりにしかるべき相談をしておるだろうと思うわけですけれども、我が市としては、これほどの災害はないと判断したから、これに適用させると言ったら、やれませんか。



◎総務部長(山口善司君) 

 税の減免規定は、いろいろと市町村間に差はあるかと思いますが、基本的な考え方につきましては、やはり租税負担の公平という観点もございます。したがいまして、特別な事情については限定的に解釈すべきであると考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆33番(小島尊司君) 

 限定的というのが私はおかしいと思います。これは完全に政府の責任ですから。1996年4月、勧告を受けた直後の検討会議で法的措置をとれば、今そんな大騒ぎするような、1頭目も2頭目も3頭目も出ていますけれども、そんな事態は少なくとも避けられた。こういうところに起因をしておるわけですから、やはり政府に対しても、一宮市は正々堂々と、これについては災害減免規定に適用をいたしますと宣言すればできるのではないですか。



◎総務部長(山口善司君) 

 責任問題云々は、先ほど経済部長も御答弁させていただいております。今後、国会等でそのあたりが明らかになってくるかもわかりません。そういう中で、例えば、国が何らかの施策を講じてくることになれば、当然私どももその施策に基づいてやらせていただきたいと考えております。よろしくお願いいたします。



◆33番(小島尊司君) 

 国会では、やはり国民を代表する国会議員が審議をしてやるわけです。かといって、本当にこれがやはり行政だと、該当する関係者の皆さんが感じられるようなものは期待できないと思うわけです。だから、そういう問題は、やはり現地においてどんどんいいことは先行してやりながら国会を動かしていく、これも私は一つの大事な方法ではないか。政府がちゃんと責任を認めておるわけですから、それに対して政府から言われる筋合いのものではないですよ、こんなことは。

 いずれにしましても、経済部においてもっと詳しく実態調査をしてください。これだけ大きな問題になっていますから。これはいわゆる国家的事業ですよ、政府がちゃんと責任を認めておるわけですから。

 同時に市長に伺いますけれども、今、政府も責任を認めています。市としては、これが本当に関連業者の救済措置だとして幾つかを先行しておやりになっていく、また同時にその補償を国に求めていくという働きかけが必要だと思うわけですけれども、そういう点での決意はどうですか。



◎助役(長尾博之君) 

 今、政府の責任とかいろいろございますが、そういう点について、私どもとしましては、まだ確実なものを現時点ではつかんでおりません。それから、税につきまして災害云々ということも、先ほど総務部長以下が答えましたが、現時点ではやはりそう考えておるところでございます。それから、補償の問題につきましては、これは政府が直接補償するかどうかのことでありまして、ちょっと介入するわけにはまいらないと存じます。



◆33番(小島尊司君) 

 政府が、政府がと言うが、だから政府に補償を要求することぐらいはできるのではないですか、助役。当然市長を代弁して答弁をいただいたとは思うわけでありますけれども。

 もう一度言いますよ。実態調査してください。私が過日の総務文教委員会で明らかにしました。お隣にある関連の業者のところの返品の山を見られましたか、助役、いかがですか。



◎助役(長尾博之君) 

 テレビやそういうところでは見たこともございますけれども、御近所の云々はしておりません。いずれにしましても、今、政府の責めがあるものかどうかということも、我々としては今のところ明らかにされておりませんので、いましばらく推移を見守っていくよりほかないと存じます。



◆33番(小島尊司君) 

 何か政府に対して逃げ腰のような気がするんですけれども。「しんぶん赤旗」はでっち上げの記事なんていうのは載せませんよ。だから、武部農水相の言質は明らかに政府の責任を認めておるんですよ。政府が責めを負うかどうかわかりませんではなく、はっきり責めを負わされておるんです。そういう点は立場をはっきりしてくださいよ。そんな、のらりくらりとやられておったら、今危機に瀕しておる関連の業者に対して何ら温かい行政の手を差し伸べないと受け取ってもいいんですか。辛うじて融資の際の優遇措置はとる、これはいいですよ。もうそれだけですか。それ以外は何にもやりませんか。



◎経済部長(篠田惇君) 

 関連業者の方に支援と申しますか、税の関係やらそういう問題、先ほど総務部長、市民部長から申し上げました。私どもの経済部関係で申しますと、今申しましたように融資関係の優遇措置というところで考えておるところでございますので、よろしくお願い申し上げます。



◆33番(小島尊司君) 

 それぞれの担当の部署はやれることはやってください。実態把握を全然されていませんね。だから、いま一度実態把握をやってください。



◎経済部長(篠田惇君) 

 先ほど申しましたように、私どもも融資の相談、また別枠融資の認定業務のときに、そういう書類等々で確認もさせていただき、なおかつ面談もさせていただき、こういうところで概況と申しますか、ほぼ実態は把握しておると思っておりますので、よろしくお願いいたします。



◆33番(小島尊司君) 

 実態を把握しておるかどうか、私の質問に対して的確な答弁が返ってこないということは、実態の把握が余りにも希薄ですよ。今、そんな悠長なことを言っておれませんよ。そういう事態ではないですよ。

 融資の申し込みの際にといっても、しかし、多くの方は融資が主な問題ではないんです。今言いましたように、すぐに返済能力が問われる。まとまったお金を今借りても返せるような状態ではないんだ。だから融資の申し込みをされるのはごく一部ですよ。その一部の人がこうだから全体の実態把握をしておるなんていうのは一体どういうことですか。

 だから、きちっと実態把握をしてください。大事なことは、やはり国会の審議を待つまでもなく、一宮市としてはこういうことが必要です、その補償のあり方を国に対して迫ってください。

 助役、「推移を見守る」、これは私、30年間いろいろな局面で聞きなれた言葉なんです。だから、推移を見守り、見守った結果、市としてえらい大きな負担を負わされなければならない、これが私の30年間の経験です。

 だから、今こういう事態に立ち至って、国会の審議の推移を見守ると言われたって、私、全然信用できないんです。だから、こういう補償をしてくれませんかと今、堂々と国会にぜひ迫ってください、お願いします。



◎助役(長尾博之君) 

 先ほども申しましたように、国会の推移を見守ってまいりたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。



◆33番(小島尊司君) 

 だから、推移を見守ってどうしてくれますか。受け身ですか。こちらから国に要求していくことはありませんか。これは行政のルールとして、そういうことはできませんか。



◎助役(長尾博之君) 

 ただいまも申しましたとおりでございます。推移を見守った上で、いろいろな判断をしなければならないと存じます。



◆33番(小島尊司君) 

 では、安全宣言というのはいつ出ましたか。もう1カ月以上たっておると思うんですけれども。



◎経済部長(篠田惇君) 

 10月18日に安全宣言が出ておるはずでございますので、よろしくお願いいたします。



◆33番(小島尊司君) 

 肝心なところで逃げの答弁をされますので、今度は教育委員会へちょっと具体的な問題を提起したいと思います。

 安全宣言は10月18日に出ております。教育委員会は学校給食について、この問題での対応は、牛肉を豪州産に10月1日から切りかえた、こういう措置をとられました。御存じのとおり、私もこの点の素早い対応について、総務文教委員会で、余りないことでありますけれども、教育委員会の対応を褒める発言をしております。まさに私は適切だったと思います。しかし、10月18日に安全宣言は出されています。だから、やはりこの点での克明な検討をする、いわゆる国内産の牛肉製品について私は復活させてもいいと思っています。

 これについても、民商の回答書に、これを今切りかえるということはまだ困難だ。それは何か。保護者の不安を払拭できないんだ、これが理由のようであります。しかも、また3頭目が出ましたから余計その不安が募っておるんですね。

 しかし、これも考えてみると、いわゆる安全宣言が出され、牛の全頭検査が始まっています。だから、要するに安全でないものは現在は出回っていないということなんですね。それで、私は4頭目、5頭目が出たって、これは仕方がないと思う。それはなぜか。安全宣言を出して全頭検査が進行していく過程での4頭目、5頭目だと思うわけですよ。

 だから、そういう点でいくならば、やはりこれの措置をもとに戻すことも必要ではないか。もちろんこれは即刻というわけにはいかない面もあるかもしれません。

 それからもう1つは、狂牛病が今まで日本で3頭出ておりますけれども、この3頭は乳牛なんですね。いわゆる食肉用の和牛からはまだ出ていませんでしょう。それはなぜか。言ってみれば世界保健機関のこの勧告なんです。だから、食肉用の和牛は、牛の反すう反応を、牛本来の本質的な機能を崩さずに草食を主な飼料としてやっているからなんです。要は世界保健機関の勧告は、共食いのえさはだめだと言っておるんです。ということは、4つの胃袋を持った牛、そして反すう機能を本質としておる牛、この機能を人間が変えてしまったところに狂牛病の発生の原因があるんです。そういう意味でいくならば、今、安全宣言が出た中での切りかえは根拠を持って切りかえられる。

 むしろ学校給食の牛乳は豪州産ではありませんね。ずっと続いて国産でしょう。この狂牛病は乳牛から出ておるのではないですか。だから、いわゆる安全宣言が出た現時点において言うならば、安全性が疑われるのは牛乳の方ではないですか。

 だから、そういう意味で、やはりこれは根拠があるわけですから、そう言っては何ですけれども、保護者の不安を払拭というのは、やはりそういう根拠を示して納得してもらう。そうすれば不安は払拭できると思うんです。

 だから、そういう点でなぜこういうことを言うかというと、関連業者の中には家族を対象とした業者がたくさん見えます。そういうところがやはり豪州産に切りかえたことによって、子供さんが嫌がるんです。だから、お客としても入らないようになるんです。そういうことでありますので、その点はどういうふうに考えておられるんですか。



◎教育長(馬場康雄君) 

 今の狂牛病の問題でございますが、先ほどから御指摘のように、当市の学校給食におきましては、10月から、従来使用していました国内産の牛肉を豪州産の牛肉に変更させていただきました。学校給食は何よりも安全性が第一ですし、また保護者の不安の払拭が大事だと考えております。

 今、御指摘のように、10月18日から食肉牛の全頭検査が始まりまして、安全宣言も出されました。しかしながら、11月21日に2頭目の狂牛病の牛が判明しました。さらに12月2日に3頭目がクロと判定されたわけであります。こんな状態の中で、保護者の不安払拭にはまだまだ不十分と思われて、安全第一を旨とします学校給食におきましては、当分豪州産の牛肉の使用を継続していきたいと考えております。今、御指摘のように、私自身も個人的には牛乳あるいは牛肉は安全だと思っております。

 ただ、先ほどから議員御指摘のように、焼き肉店など、大変お客さんが減っている。不安感を抱いている市民の方がたくさん見えるということであります。実はその方が保護者であります。現実にそういうことが実態だろうと思います。大人であれば、不安であれば自分でやめることもできますが、子供たちはそれを拒否することはできません。私ども、安全を第一としながら、もう1つやはり安心感ということも大事なことであります。子供たちが安心して口に入れられるという状態になるまで慎重に推移を見きわめてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



◆33番(小島尊司君) 

 安全宣言のもとで安心感を与える上で、問題といえばこれは問題があるんです。いわゆる全頭検査前からの在庫の肉です。だから、在庫の肉はそれこそ国に対して、完全焼却、こういう措置と補償をとらせるような働きかけが必要ではないかなと思います。

 だから、こうやって見ると、そういう問題で、市から国に対して声を上げる条件は十分にあるのではないですか。これはやはり安心感を与える上で一つの問題点なんです。そうではありませんか。



◎助役(長尾博之君) 

 先ほど御答弁申し上げましたとおりでございます。



◆33番(小島尊司君) 

 助役、私は問題を変えて聞いていますから、それを先ほど答弁申し上げたとおりですとは、そんな答弁がありますか。在庫問題をどうするか。先ほどは在庫問題を出しませんでしたよ。それはどういう答弁ですか、先ほど申し上げた答弁のとおりですとは。どうしてそんな答弁しかできませんか。

 それは答弁にあらわれておるように、裏を返せば、関連の業者がこれだけ苦しんでおるのに、それに対して、市当局として責任を持たないというふうに理解をされても、どういう申し聞きをするんですか。私は納得できませんね。そんな答弁をされたら、私は侮辱感を感じますよ。在庫肉は安心感と安全性を確保する上で大事な問題ですよ。そう思いませんか、助役。



◎助役(長尾博之君) 

 最初に申しましたように、この責任がどこにあるかという問題が一番の起因だと思いますし、先ほどと問題の本質は変わっておらないと思いまして、さきのような答弁をさせていただいた次第でありますので、よろしくお願いいたします。



◆33番(小島尊司君) 

 いや、納得できませんね。

 教育長、あなただったらどうしますか。例えば事態が落ちつき始めたころ、突如として在庫肉が出てきたら、これはまた安全宣言を全くふいにしてしまうんです。そういう問題をはらんでいますから、今すぐとは言いませんでした。だから、これも安心感を与える一つの問題点ですから、やはり学校給食を預かる教育長としてはいかがされますか。



◎教育長(馬場康雄君) 

 在庫の肉とかそういうことにつきましては、私、専門ではございませんが、いずれにしましても、学校給食につきましては安全を第一と考えております。日々の給食も安全につきましては十分配慮しております。センターから学校へ送られまして、まず第一に毎日校長が検食、いわゆる毒味をしております。その後30分以上たってから子供たちの口に入るわけです。当然、センターで安全なものをつくっているわけでありますから、安全であるわけでありますが、それでももしもということがございますので、そういう対処をいたしております。

 いずれにしましても、子供たちの口に入るものにつきましては慎重の上にも慎重な対処が必要であると考えております。したがいまして、やはり保護者に十分理解していただいた後にしか、再開ということは難しいだろうと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆33番(小島尊司君) 

 そういう点でいくならば、やはり風評や不安とかは少なくとも払拭していかなければならないと思います。すなわち、安全宣言に基づいていろいろな方法はあると思うんです。こういうアイデアは私は余り得意ではありませんけれども、やはりそういうPRを徹底する。だから、不安をなくす、そういう対応を急ぐ必要があるのではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。



◎経済部長(篠田惇君) 

 確かに国の方は、安全宣言を出されたわけでございますけれども、先ほど教育長からもお話がありました。そういう不安感を払拭するPRということでございますが、国の方は確かにインターネット等々でPRはしていただいておるところでございますけれども、市として市広報等でのPRというのは当面考えておりませんので、よろしくお願い申し上げます。



◆33番(小島尊司君) 

 いずれにしましても、きちっとした実態をつかんでください。そういう関連業者がたくさん市内にはお見えですから、そういう人たちの営業が1日も早く回復できるような具体的な対応を急いでやってほしい。こんな調子ですから、木村議員ではないんですけれども、またやらなければならない面がたくさん出てきました。しかし、そんな悠長なことは考えられませんので、一刻も早く、いいと思ったことは直ちにやっていただくことを特に要請して、次の質問に移ります。

 児童養護施設の問題についてであります。

 これは旧仲好寮の問題であります。この4月から民間に移譲いたしました。そして、旧仲好寮から民間の「ともいき」という名称に変わりました。この旧仲好寮において今年3月まで、私の記憶では、定数は27名、寮長を含んで職員23名、それだけの陣容でこの運営が長い間されてきたわけであります。ところが、4月から名称も「ともいき」に、民間に移譲いたしました。そして、実際に私も過日この施設にお邪魔をいたしました。いろいろとお話を聞いたわけでありますけれども、新たに幼児を含んで、現在定数は45名、施設長を含んで職員は15名、こういう体制で運営が開始されてきておるわけでありますけれども、既に1年前から民間への移譲は準備をされてまいりました。この間の主な経過について、まず御説明をいただきたいと思います。



◎福祉部長(真野幸雄君) 

 お答えいたします。

 民間移譲への経過でございますが、その前に、先ほど議員おっしゃいました仲好寮の定員でございますが、60名定員でございまして、暫定定員が33名でございます。それから職員も寮長を入れまして20名でございます。

 それでは、民間移譲への経緯でございますが、児童養護施設に入所する児童の中には、いろいろと複雑な家庭の事情がありまして入所している児童がいるわけでございます。これらの児童の多くは精神的に不安定な要素を持っておりまして、こうした状況に対応するために、児童福祉の専門職員によります継続的な児童の処遇が必要であると考えておったわけでございます。仲好寮におきましても、職員一同精いっぱい努力したわけでございますが、仲好寮の職員につきましては児童養護に関する専門職員ではなくて、特に男性職員でございますが、一般事務職が担当しておったわけでございます。

 こうしたことから、仲好寮のあり方につきまして、専門知識を持った職員の採用によります運営、あるいは社会福祉法人への経営移譲等、総合的に検討してきたわけでございますが、検討した結果、施設運営には、その道にたけました社会福祉法人にお任せする方が適切であると判断したわけでございます。

 それで、移譲先をどこにするかということで検討したわけでございますが、市内で昭和42年から児童養護施設照光愛育園を運営しており、そして30年以上児童養護施設の運営の実績がありまして、なおかつ親子2代にわたりまして児童に対して情熱と高い理想を持ち、児童の処遇の面で実績のありました社会福祉法人照光会が妥当であると結論をしたものでございます。

 以上でございます。



◆33番(小島尊司君) 

 この移譲に当たっては、特にことしの2月から3月にかけての移譲直前の引き継ぎに一つ問題があったのではないか。先般、12月5日には、市内の中学校で教師に対する生徒の暴行事件がありまして、新聞の片隅にも載りました。該当する生徒はこの施設の子のようですね。間違いありませんか。



◎教育長(馬場康雄君) 

 プライバシーにかかわることでございますので、直接はお答えすることはできないのでありますが、そのことで御理解をいただきたいと思います。



◆33番(小島尊司君) 

 だから、この移譲に際して私が考えるのは、要するに2月から3月にかけて、関係の施設、学校、県の児童相談所、もちろん市の教育委員会、それから福祉部、いろいろと協議がされたようですね。それで、3月半ばには「ともいき」の職員も入って、実際の施設での運営がされたということも聞いております。これは本当ですね。



◎福祉部長(真野幸雄君) 

 議員おっしゃるとおりでございます。3月に入りまして向こうの職員が来まして、児童と交流を持ったのは事実でございます。



◆33番(小島尊司君) 

 それで聞きますけれども、4月から幼児が新たに加わっておるんですけれども、この「ともいき」の今の定数はどうなっていますか。



◎福祉部長(真野幸雄君) 

 お答えします。

 平成13年12月1日現在でございますが、未就学児が14名、小学生が19名、中学生が11名、高校生3名の合計47名でございますが、このうち2名につきましては、いわゆる家庭の事情がありまして、一時保護している児童でございます。なお、定員は45名でございます。



◆33番(小島尊司君) 

 私が実際にこの施設を訪問しまして感じたことは、47名に対して、施設長を含めて職員が15名というのは余りにも大変だと思いました。私たちが職員室で話をする間も、事務長と思われる女性の職員がひっきりなしに電話を受けながら、そしてひっきりなしに施設じゅうを回っていく。だから、やはり平常は職員室にはだれもいなくなるような事態がしょっちゅうあるのではないか、こんなことを一つ感じました。

 それで施設内の子供たちの部屋も見せていただきました。ある部屋は万年床のままなんです。それから、ちょっとしたロビーといいますか、そこに書棚がありまして、300冊ぐらいは入る書棚だと思うんですけれども、この本が床に散らばっている。整理整とんが全然されていないという事態に驚きました。県会議員も行きましたので、そういう面では、事実をありのままに見ていただいてという施設側のあれがあっただろうとは思うんですけれども、やはりそういう当たり前のことでも行き届いた指導ができないほど職員が少ないんだなと、こんなことを率直に思いました。

 だから、そういう点では大変だなと思いますし、去る7日は県議会の健康福祉委員会がありまして、私どものきしの知子県議は、この「ともいき」の職員体制について補充の要望をしております。県の健康福祉部は、この点についてはその必要性を感じて、「何人かを増配する」という答弁を引き出しています。

 現在、ここの施設から通っておる西成東小学校並びに西成東部中学校、両校も大変な問題を抱えておると思うんです。これは率直に言いますと、小学校・中学校とも、本当に学校を挙げて真剣にいろいろな問題に対処されておるということが十分にわかりました。

 しかし、この中の何人かは不登校生徒であり不登校児である。また、学校へ出てきても、善意に対応をしても、かえってそのことがその子たちをキレさせてしまう原因になるという事態がしょっちゅう起こっておる。ですから、そういう対応だけに、学校じゅうがその子らにずっと集中していかなければならない。小学校も中学校も非常に苦慮をしておるということがよくわかりました。

 しかも、3月時点の引き継ぎの際に出席をされておった小学校の校長先生が、大変気の毒ですけれども、やむにやまれぬ家庭の事情でおやめになって、そして新たに新任の校長が入ってこられた。話を聞くと、2月、3月時点の引き継ぎ事項が十分に伝わっていないなという面も私は感じました。だから、小学校の方は新しい校長のもとで大変な苦労をされておるということを私は感じました。これは私が一度お邪魔しただけで感じたことでありますけれども、教育長はその辺のところをどういうふうに見ておられるのか。



◎教育長(馬場康雄君) 

 西成東小学校と西成東部中学校におきます「ともいき」の子供たちの指導の面でございますが、今御指摘のように、子供たちは大変小さなときから厳しい環境に置かれて苦労して育ってきております。しかしながら、例えば基本的な生活習慣、いわゆるしつけなどがまだまだ身についていない状態の中で、人間関係もうまく築けない、あるいは大人に対する不信感等々がございます。そういう中で非常に心を砕いて指導していかなければなりません。

 今御指摘のように、仲好寮から「ともいき」への移譲の過程で学校とも十分連絡をとり、施設と十分話し合いをしながらやってまいったわけでありますが、たまたま校長が家庭の事情でどうしてもやめざるを得ないということもございまして、今御指摘のような件もございました。子供たちの置かれた環境を十分受けとめながら、今後とも小・中学校とも連携をとって、そしてまた「ともいき」の方とも十分連絡をとり、カウンセラーなどの指導も受けながら子供たちの指導に当たってまいりたいと考えております。

 また、教員の加配の件でございますが、平成14年度に向けまして、指導法工夫改善実施等に伴う加配の計画書提出時におきまして、両学校から児童・生徒支援のための教員加配の計画書が市教委を通して県教委に出されております。これを受けて、市の教育委員会も意見書を添えて計画書を県教委に提出しております。両校の教員加配についても強く働きかけていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆33番(小島尊司君) 

 大体私と同じような見方をしておられるわけであります。

 それで、一つ問題点として指摘しておかなければならないことがあります。要するに、こういう施設の子供たちというのは、教育長も今おっしゃったように家庭的に問題があって、結局、施設の職員が親なんです。こういうことはよくわかりました。何と言われようと施設の職員が親なんです。

 その親が3月31日と4月1日をもって、一夜にして交代をしたわけなんです。これによる、子供たちに与える心理状況というのは、言ってみれば、考えられないほどのパニックの状態にほとんどの子供たちがなっていたのではないか。

 それにつけても、「ともいき」の職員も入ったのが3月15日です。だから、こういう子供たちの親がわりの責任を負うにしては、半月間の準備期間は余りにも短過ぎたという感じを受けておるんですが、いかがですか。



◎福祉部長(真野幸雄君) 

 お答えいたします。

 先ほど議員おっしゃいました、仲好寮から「ともいき」に移譲するということで、児童に不安感を与えないということで、私どもとしましては、先ほど議員3月15日とおっしゃいましたけれども、3月4日から10日間、仲好寮の児童と照光会の職員とが交流を持ちまして、スムーズに移譲できるよう努力したわけでございます。

 しかしながら、先ほど申しましたように4月1日以降に非常に多くの児童が入ってきまして、仲好寮当時の児童というのが割と少なめで、割合的には4月以降の児童の方が多くなったために、職員と新しく入ってきた子との交流がなかったものですから、こういう結果になったと思いますけれども、私どもとしましては、4月に入ってスムーズに移譲できるよう精いっぱい努力したつもりでございますので、よろしくお願いいたします。



◆33番(小島尊司君) 

 だから、精いっぱい努力をするのは当たり前のことです。しかし、そういう配慮がどうして事前にされなかったか。私は半月だと言ったけれども、3月4日から10日間なら、さらに短くなっておるわけですから。だから、これは大変な問題点だと思うんです。この3月、4月、もちろん新しい子も入ってきた、いろいろな要素が絡まって、また抱えておる施設と、小学校・中学校が抱えておる問題もまた複雑だと思うわけなんです。

 だから、私はこの問題は、こういう結果から見ると一面うかつだったと思いますよ。県下でただ1つの直営の施設が民間に移譲され、これで全部なくなったわけですから。そういう点では、民間移譲は慎重に慎重を重ねた上でやるべきであるし、慎重過ぎたということはあり得ないと思うんですよ。これはそういう中での問題点だと思っています。

 それを取り返す上で、問題の解決に向けた対策をどのようにとっていくかという点で、幾つか提起をしたいと思っています。すなわち施設の職員の増員です。これは、県議会の委員会において、県は増員の方向をはっきりと示したようであります。ところが、県の教育長の答弁では、小学校・中学校への教員の加配問題は非常に厳しい答弁のようであります。県立高校ですら今臨時に配置する教員のストックはないという返事のようです。

 だから、そういう点では、今この両校が抱えておる事態を県はどういうふうに見ておるのか。やはりきちっと教育委員会はこれを確かめてみる必要があると思います。それで、もう既に申請をされたと思われますけれども、これは何としても、この両校に教職員の加配をやってもらわないといかんと思いますが、教育長、いかがですか。



◎教育長(馬場康雄君) 

 教員の加配の件ですが、先ほども申し上げましたように、県にはそういう意見書、計画書を出しております。ただ、今、県の教育長の答弁が非常に厳しいものだというお話でありますが、現状、西成東小学校は全部30人未満の学級になっております。恐らくそういうことも踏まえて、県は考えてくるだろうと思いますので、客観的にはなかなか難しい問題もあろうかと思います。

 いずれにしましても、私どもとしては現状も踏まえながら、やはり学校内の体制も十分整えて、できるだけその子供たちに対する指導が適切に行われるように指導してまいると同時に、県に対しても加配の要請をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



◆33番(小島尊司君) 

 私は、それぞれの小・中学校に各1名でも足りないぐらいだと思っています。だから、そういう点からいくならば、県が渋るようなことがあったならば、市独自で仕立ててでも、お金は県に要求すればいいと思うんです。そういうことをしてでもこの問題は本当にしっかりとやらなければいけないと思いますけれども、その辺どうですか。



◎教育長(馬場康雄君) 

 市単独での加配につきましては、前々から申し上げておりますように、少人数指導だとか、あるいは40人近い学級、特に低学年の学級とか、さまざまな課題がございます。総合的な観点から、西成東小学校、西成東部中学校の対応も考えてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



◆33番(小島尊司君) 

 やはり陣容を強化するというのは、どうしても、いつの場合でも必要になってくると思うんです。

 それから、次の問題は、関係機関の協議と対策を常に立てていく、そういう連係プレーといいますか、そういうものがどうしても必要だなと思います。すなわち関係機関といいますと、市の福祉部、教育委員会、県の児童相談所、それからカウンセラー、施設と該当の小学校・中学校、これらがやはり有益的な協議が常にできて、常に適切な対策が立てられるような体制が必要だと思っていますけれども、そういう点はどうですか。



◎教育長(馬場康雄君) 

 関係機関との協議と対策につきましての連係プレーでありますが、これまでも福祉部、教育委員会、そして児童相談所、施設、小学校・中学校等、あるいはカウンセラーなども直接施設に行っておっていただきますし、今、定期的に会合を持っております。今後も十分にそういう連係が図れるようにしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



◆33番(小島尊司君) 

 次の問題は、特に施設と地域の交流と支援の体制です。それで、私は、最初はこの施設の前が西成東小学校の通学路になっておったんだけれども、これが変更されたということを施設で聞きました。これは保護者からの意見も相当あっただろうということも想像できます。

 それで、今すぐにとは言いませんけれども、できるだけ早い時期にもとどおりの通学路を復活すべきだと思います。だから、変更してしまった、そばを通らない、そのままにしておいたならば、逆の意味で、この施設を地域から孤立した、いわゆる逆の聖域をつくることにもなりかねない。これではやはり施設の子供たちは浮かばれないと思いますが、いかがですか。



◎教育長(馬場康雄君) 

 通学路の変更の問題でございますが、仲好寮の時代から再三さまざまなことがありまして、寮の前を通ると変な声をかけられるとか、いろいろなことがございました。そういうことが学校に苦情としてありましたが、学校の方がその都度理解をしていただいて、従来どおりの通学路でまいったわけでありますが、これもまたプライバシーにかかわることになってまいるんですが、昨年度、転居してきた保護者からも非常に強い申し出があり、地域からどうしても通学路を変えたいと学校に申し出がありました。そういう中で、学校もいわゆる防犯上、交通上の問題も変わらない状態でということで検討して変更を認めたわけであります。

 もちろん今御指摘のように、また信頼関係を築きながら、当然、再度そういうこともないように、ともに手を携えていけるような形をとってまいりたいと学校も考えておりますので、その点、御理解をいただきたいと思います。



◆33番(小島尊司君) 

 民間になってしまったわけですから、そういう点では、福祉部の方が強力に、施設側としては本当に地域から温かく迎えられるような施設生活の充実と整備が必要ではないかなと思います。

 これはお互いに相手があって、やはりちょっとしたことで地域から疎外されていくということがあるわけですから、そういう点では、施設と小学校・中学校も、いわゆる学校生活においての健全化の努力をこれからも払っていくという、社会的な体制といいますか、そういったものがやはり十分に確立されていかないといけない気がするわけなんです。そのためにも、施設、小学校・中学校における健全な子供たちの育て方、そこに人が要るなら必要な人も配置すべきだと思うんですけれども、いかがですか。



◎福祉部長(真野幸雄君) 

 お答えします。

 先ほど議員おっしゃいました、施設と地域とのいわゆる交流というのは大事だと思います。したがいまして、私どもとしましても、移譲前にも、その辺のところは法人にもお話ししまして、現在も町内の行事とか子供会等には参加しております。それから、私どもの家庭児童課の職員でございますが、以前仲好寮におりました職員が訪問して、助言とか指導等をしております。こういう中で、これからも「ともいき」に訪問しまして、いわゆる指導、助言を行っていきたいと思います。

 それから、先ほど議員おっしゃいました職員の関係でございますが、率直に言いまして、現行いろいろと問題を抱えている児童を処遇の面で、今の最低基準が必ずしも適切であるとは私も思っておりません。したがいまして、先ほど議員おっしゃいましたが、私どもとしましても、県を通じまして国の方へいわゆる最低基準の見直しを図っていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。



◆33番(小島尊司君) 

 最後であります。今回の民間移譲に当たりましては、私もちょっと施設にお邪魔して気になったわけであります。仲好寮時代の3年前のある事件ですね。施設側から言わせると、これが尾を引いておる、こんなことを言われまして、ちょっと意外な感じを受けました。それだけに、質問中にも言いましたように、こういう施設の子供たちには何が最善か、やはりここを基礎とした将来見通しとか、そういったものをきちっと想定してやらないと、そうそう簡単に民間移譲はやるべきではないと思った次第であります。

 現実に民間移譲で出発してしまっておる途上での問題でありますから、要は現実の問題に対していかに的確な対応をしていくか。関係者一同がそこに最大の配慮をするべきではないか、また、そういうことを行政にも強く求めて、私の質問を終わります。(拍手)

         (「議長、関連」と呼ぶ者あり)



○議長(浅野貞一君) 

 20番 板倉正文君。



◆20番(板倉正文君) 

 狂牛病の業者の把握がされているという、経済部長の発言がありまして、どれぐらいの業者から把握したのかということと、窓口に来た業者のことも言われましたので、それはどのぐらいの件数なのかということと、もう1つ、教育委員会にお聞きしますが、オーストラリア産の牛については全頭検査されているのか、そのことをお尋ねします。



◎経済部長(篠田惇君) 

 業者の実態の把握ということでございますが、まず窓口のケースは、先ほど申しましたように、実態の認定業務ということでございます。これは7件でございまして、そこのところで書類調査等をさせていただきました。それとは別個で5件、面談で実態の把握に努めたということでございますので、よろしくお願い申し上げます。



◎教育長(馬場康雄君) 

 狂牛病の問題が発生しました以後、県教育委員会を通じまして、厚生労働省あるいは農林水産省等からのいわゆる通達等がたくさん出てまいりました。そんな中で、関連してオーストラリア産あるいはアメリカ産等の安全性についても出ておりました。率直に言いまして、全頭検査ができているかどうかは認識いたしておりませんが、いずれにしましても、そんな中で、牛肉よりもいわゆる加工品とか、あるいはエキスとか、そういう問題点はあるということを認識し、牛肉については基本的に安全であるという認識を持ちましたので、よろしくお願いいたします。



○議長(浅野貞一君) 

 質問も尽きたようでありますので、これをもって一般質問を終結いたします。

 本日の会議は、議事の都合により、あらかじめこれを延長します。

 暫時、休憩いたします。

                             午後4時50分 休憩

                             午後5時5分 再開



○議長(浅野貞一君) 

 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 日程第2及び日程第3、すなわち報告第29号及び報告第30号を一括議題といたします。

 ただいま議題といたしました各議案については、去る3日の本会議において既に報告の説明がなされておりますので、これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、これをもって報告を終わります。

 日程第4より日程第21まで、すなわち議案第61号より議案第77号まで、及び承認第6号を一括議題といたします。

 ただいま議題といたしました各議案については、去る3日の本会議において既に提案理由の説明がなされておりますので、これより質疑に入ります。

 通告により、発言を許します。

 20番 板倉正文君。



◆20番(板倉正文君) (登壇)

 お疲れのところ申しわけありませんが、質疑を行います。

 最初に、2款総務費、1項総務管理費、14目事務管理費の13節委託料と14節使用料及び賃借料についてですけれども、ここの部分の庁内情報システム構築委託料、庁内情報システム保守委託料及び庁内情報システム電子計算装置賃借料の3事業の減額補正についてお尋ねします。

 当初予算より大分減額でありまして、これについての入札方法、入札日、入札参加業者、落札率について、まず説明していただきたいと思います。そして、特に庁内情報システム構築委託料については、結局どういうところが当局との算定とかけ離れていたのか、それを説明していただきたいと思います。



◎総務部長(山口善司君) 

 まず、個々に説明をさせていただきます。

 庁内情報システム構築委託料につきましては、7月17日に5社による指名競争入札を実施させていただきました。これは、14節使用料及び賃借料の庁内情報システム電子計算装置賃借料の中には、サーバー部分と端末部分の賃借の2つございます。それで、庁内情報システム構築委託料と庁内情報システム電子計算装置賃借料のうち、サーバー分をあわせて一括で5社による指名競争入札を行いました。

 もう1点、この電子計算装置賃借料につきましては、落札業者が購入して、次に、これはリース契約になりますから、この14節の部分につきましては、10月2日に5社によりますリース契約の指名競争入札を行わせていただきました。

 入札率までは、ちょっとここまで計算してございませんが、庁内情報システム構築委託料につきましては、予算1億1,128万4,000円が2,774万5,000円になりました。

 予算の構築に当たりましては、昨年度、電算処理業務の見直しをさせていただきました。その電算処理業務の見直しを委託した業者に積算をしていただいて、それを予定価格と申しますか、予算の金額として計上させていただいたものでございます。

 それから、その下の庁内情報システム保守委託料につきましては、電子計算システムの電算装置のサーバー部分の保守委託ですので、1社随契により契約をさせていただいたというものでございます。これは予算が678万8,000円でございます。それが127万5,000円の減額で551万3,000円でございました。

 それから、先ほど申しました14節でございます。庁内情報システム電子計算装置賃借料、先ほど2つございますと申し上げさせていただきました。サーバー部分につきましては先ほど説明させていただいたとおりでございます。クライアントと申しますか、端末部分につきましても、まず10月29日に5社による指名競争入札をさせていただきました。それを受けまして、次に、11月14日に4社によるリース契約の指名競争入札をさせていただいたということでございまして、14節につきましては、トータルで予算としては1,262万7,000円が711万8,000円と、本年度分でございますが、こういう契約になりまして、今回減額補正をさせていただいているというものでございます。

 以上でございます。



◆20番(板倉正文君) 

 詳しいことは総務文教委員会で、この5社については、同じような5社かどうかということもありますが、聞いていただきたいと思います。

 次に、52ページの2款総務費、3項戸籍住民登録費、3目出張所費、2節給料で766万4,000円の減額補正ですが、出張所職員の減員があるんでしょうか。あるとすればどの出張所で何人の減員なのか、教えてください。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 出張所費で、職員の減員でございますが、10月の異動によりまして6名の出張所員が減員となっております。該当します出張所でございますが、西成、丹陽町、浅井町、大和町、今伊勢町、萩原町、以上6カ所でございます。各1名の減員、計6名の減員ということでございます。



◆20番(板倉正文君) 

 6つの出張所でそれぞれ1名減ったわけですけれども、これは現場では合意はされたんですか。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 各出張所は戸籍事務所ということになっておりまして、それに伴う職員が各1名ずつ配置されておるということでございます。それで、戸籍の電算化が完了いたしまして、出張所では受け付けと発行のみを行うということになってきました。従来は各出張所で戸籍の届け出を受けまして、それに対する審査を行っておりました。非常に経験とか知識とかいうものが必要であったわけでございますけれども、電算化により、それを一括して市民課で行うということになりましたので、人員の多い出張所から、とりあえず10月、1名ずつ6カ所につきまして減員をしたということでございます。

 以上でございます。



◆20番(板倉正文君) 

 そうしますと、戸籍のことでいきますと出張所全部が該当しますけれども、他の出張所については人員が少ないということで減員はないということですね。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 今回は減員はございません。



◆20番(板倉正文君) 

 そうすると、追って減員をするということですね。

 次に、4款衛生費、1項9目看護専門学校費、15節工事請負費及び22節補償、補てん及び賠償金についてですけれども、ここでまずテニスコートのことをお聞きいたします。今回、テニスコート撤去等の工事請負費とテニスコート借地の原状回復ということで予算が組まれておりますが、このテニスコートはいつどれぐらいの金額をかけてつくられたんですか。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 つくりましたのは、ちょうど萩原町出張所の駐車場を拡幅するときでございましたので、ちょっと時期までは、失礼ですが、今資料を持ち合わせておりませんので、お答えできないということでございます。

 そのときにかかった費用も、ちょっと資料で持ち合わせておりません。申しわけございません。



◆20番(板倉正文君) 

 私、このことは看護専門学校に要請しておきましたし、事前にこのことは伝えてあるはずですが、私の方の調べで間違いなければ、平成5年で1,700万円ちょっとかかっていますね。それが今度壊されるわけなんですが、それだけかけたものをわずか7年、そして壊すのに700万円ぐらいかかるわけですね。

 今進行中の奥町グラウンドのテニスコートは、土地代を別として、スポーツ課に聞きましたら、1つのコートを大体700万円ぐらいでつくろうとしていると言われましたが、平成5年に1,700万円を投入してつくられたテニスコートを今回なくす案ですけれども、大変お金をかけているものですから、地元や教育委員会等には存続についての話はされたんでしょうか。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 このテニスコートにつきましては、看護専門学校が閉校するということで、ことし1年生が運動の時間に使っておりますけれども、その体育の授業がなくなりました。それで、この使用がなくなったということでございます。

 これを撤去するに当たりまして、私どもとしましても、市の福祉部、あるいは教育委員会で利用するような予定はないだろうかということで相談をいたしましたが、その時点では特にないということでございましたので、原状回復をして地主さんに返却をするという経緯をたどったものでございますので、よろしくお願いします。



◆20番(板倉正文君) 

 非常に高額なお金をかけてつくられたもので、地域の利用等を積極的にやってほしいと思うんです。これは借地料を支払っている施設ですけれども、今伊勢町のテニス場も産業体育館の駐車場等も、一定の料金を払って使っているスポーツ施設はありますので、ぜひともそちらの方に向けて、単純に壊すのではないということをしていただきたいと思います。

 続きまして、2節の給料についてですけれども、減額補正の1,504万円で、説明欄では、行政職給(1)の減額190万円と、それから医療職給(3)は2人の退職という形になっております。ところが、きのうの谷議員の質問の中で、中途の退職者もはっきりしたんですけれども、ここに2人という形で書いてあるんですが、ここを説明していただけませんか。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 今回お願いをしております12月補正予算の関係について、概略の基本的な考え方を御説明申し上げたいと思います。

 人件費の補正予算につきましては、当初予算編成時が1月1日現在の職員数、それに伴う給料、そして平成13年度中の採用職員の増、それから定年退職者等の退職者予定を見込んだ積算として当初予算を作成させていただいているところでございます。その当初予算を執行いたしまして、本年11月までの時点における執行状況を把握するとともに、今後3月までの執行状況の見込みをもちまして、今回の12月補正予算とさせていただいているところでございます。

 なお、職員数の増減につきましては、当初予算編成時が1月1日でございます。それ以降、4月1日を職員数の基準日といたしておりますので、4月1日までに増減がございました方が今回は2名あったということで、括弧書きで2名の方ということでお願いをしております。したがいまして、予算につきましては、11月時点までの執行状況を把握させていただいておりますので、そのように取り扱いをし、計上させていただいておりますので、よろしくお願い申し上げます。



◆20番(板倉正文君) 

 この書き方ですと、要するにこの2人の減員分と、7月退職された部分がありまして、もう1人、産休の方の部分もここに入っております。そして嘱託給の79万4,000円は4月から9月までの部分です。

 ですから、この説明欄では全くわからないんですね。これは質疑から離れてしまうかもわかりませんけれども、こんなわからない形でいくと、全部聞かなくてはいけない状況なんですね。ですから、質疑で全部を聞くわけにもいきませんが、ここだけ取り上げましたのは、途中で退職者が出ても、基準が1月1日現在だと言いましたけれども、3月31日付で退職された2人分が今になって出てきて、そして、もう1人分はここでは抜け落ちているということで、非常にわかりづらいと思っております。

 続きまして、92ページの5款労働費、1項労働諸費、1目労働諸費、19節負担金、補助及び交付金の中の、一宮地域職業訓練センター管理公社補助金が536万6,000円の減額になっています。離職者職業訓練者が92名から332名へと増員される中で、どのような内容の減額なんでしょうか。



◎経済部長(篠田惇君) 

 今回、管理公社補助金を536万6,000円減額させていただいたわけでございますが、この主なものは、公社職員、嘱託職員でございますが、2名が退職という形で368万4,000円の減額でございますが、その部分が主なものでございますので、よろしくお願い申し上げます。



◆20番(板倉正文君) 

 簡単な説明がされましたけれども、これは当初予算で組まれた人員が確保されず、結局、4月から1人減でしたね。それで、さらに9月には早々と1人退職となった。それで2名の減ということで、1人は9月まで働いた形になっているんですね。それで、10月の人事異動で2人の異動があるはずですよ、普通ならば2名減ですから。それが、どうも現場を見たところ1人しかふやされていない。結局、今回の10月の人事異動でも1人だけだと思いますけれども、間違いありませんか。



◎経済部長(篠田惇君) 

 1人のみでございます。



◆20番(板倉正文君) 

 説明はきちっとしてほしいですね。2人の退職分だと言われましたが、536万6,000円の裏には、4月から人員が配置されなかったというものがあるわけですね。ちゃんとした説明をお願いいたします。半年間1人減で、現場は大変な思いだったと思いますよ。

 続きまして100ページですけれども、7款商工費、1項商工費、3目繊維振興費、11節需用費、12節役務費の合計9万円ですけれども、これは説明の中で、繊維関係業者の1,000件の調査費のうち500件分の調査費用だということでしたが、繊維関係とはどのような業種なのか、また500件ずつ2回の調査に分けたのはなぜなのか、教えてください。



◎経済部長(篠田惇君) 

 繊維関連ということでございます。これは織物業から縫製等、繊維にかかわる業界、業種と申しますか、1,000事業所ほどあるわけでございますが、今回500事業所を対象とさせていただきましたのは、年明け1月から3月までに調査をし、集計もさせていただきたいということで、若干時間がないということで、一括で1,000事業所は対応できないと。それで、残りの500事業所をどうするということになると思いますが、新年度早々にも残りの500件を調査させていただこうと思っておるところでございますので、よろしくお願い申し上げます。



◆20番(板倉正文君) 

 わずか9万円の予算です。ですから、18万円組めば1,000件できる計算になるわけですよ。大変なことだと思いますよ。これを1人か2人ぐらいでまとめないといけないものだと思っていますけれども。

 それで、繊維関係の問題で、マニュファクチャーでやっている機屋さんは調査対象に入るんですか。



◎経済部長(篠田惇君) 

 当然そういう業種の方々にもお願いをするということになろうかと思います。



◆20番(板倉正文君) 

 承認第6号、専決処分の承認についてお尋ねします。

 最初に対象者の部分で、議会に高齢者インフルエンザ予防接種の概要という形で説明がありました。そのことでお尋ねしますが、インフルエンザ予防接種実施要領には「60歳以上65歳未満の者であって、心臓、腎臓もしくは呼吸器の機能、またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有するものとして厚生労働省令で定めるもの」ということも書いてあります。それで、議会に報告された高齢者インフルエンザ予防接種の概要ではそのことが触れられておりません。

 しかし、この間、12月3日付で出された広報の中には、インフルエンザの予防接種、60歳から64歳の一定の障害者も対象にということが入っておりまして、ところが、11月15日号の健康ひろばの中にはそれは含まれておりません。これはどうしてなのか教えてください。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 実は、当初からいろいろ錯綜をしておりまして、国の方から、65歳以上の高齢者ということで最初私どもの方に通知等々がございました。私ども、その点で一生懸命やっておったわけでございますけれども、途中で追加ということになりまして、いわゆる広報に載せさせていただきました60歳から64歳の方で一定の障害の方、この方は、いわゆる心臓とか腎臓、呼吸器の機能障害の方、それからヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害で身体障害者手帳1級をお持ちの方、またはそれに相当する方ということで、追加がありました。

 私どもにそれが届きましたのは実は11月12日でございまして、そういうことで直前になって届いたということで、その辺のところが、議会へ御報告がおくれた原因でございます。かといって、議会に御報告をしてからではやはり遅くなるものですから、先行して申しわけございませんでしたけれども、広報に登載をさせていただいたということでございまして、この前後のところで、ばたばたしまして御迷惑をおかけいたしましたので、ここでおわびをいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



◆20番(板倉正文君) 

 議会に報告されたよりも、60歳から64歳の障害者部分が、人数的にはふえると解釈して、それも含めて専決処分の中身だということですね。

 それから、これは病院に張ってあったもののコピーですけれども、ここにはまだ「接種対象者が65歳以上で一宮市民に限ります」ということになっておりまして、訂正されていないようでありますので、ぜひとも医師会を通じてそういうこともお知らせされたらいいのではないかと思います。

 続きまして、予防接種の実施計画等の中で「予防接種の実施後に被接種者から苦情、相談等があった場合の対応、及びその処理窓口はあらかじめ決定しておくこと」とあります。健康ひろばでは、その処理窓口が明確にされておりません。きょういただきましたこの部分には一宮市保健センターという形になっておりますので、そうだと思いますが、医療機関の窓口の配布はそうなっていますが、予防接種をやるのは、土曜日も医療機関やっているところは行われると思うんですね。そうした場合、土日の対応といいますか、もし、そこでこういう副作用といいますか、そういう問題が起こったときに、日曜日の対応はできるんでしょうか。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 保健センターでその辺のところの問題を受け付けるわけでございますけれども、土曜・日曜につきましては保健センターも休みでございますので、その辺のところの問題はございます。一応その辺のところの対応方については考えてみたいと思いますので、よろしくお願いします。



◆20番(板倉正文君) 

 よろしくお願いします。

 予防接種を受けるところは各医療機関となっておりますが、希望していても医療機関窓口に来られない人に対してはどのように対応されるんでしょうか。例えば岩倉市では、要介護1から5の方については予約申し出をして、在宅で接種できるような形がとられているようですけれども、一宮市の場合は、そういう問題が議会では出されませんでしたけれども、そういう希望者についてということがありますので、その辺は窓口に来られない方はだめでしょうか。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 おいでいただけない方については、ちょっとその辺のところの対応が私どもでおくれております。岩倉市はそのように対応しておみえでございますけれども、私どもではちょっとそれには今のところ対応できないという状況でございます。



◆20番(板倉正文君) 

 「接種対象者は接種時に満65歳以上で一宮市民に限ります。希望者のみ」ということで、窓口に来られない人はだめだということは書いてありませんので、ぜひとも検討していただきたいと思います。

 それから、インフルエンザ予防接種の実費負担の問題で、1,000円の自己負担のようですが、「ただし、生活保護世帯に属する方は費用が免除される」となっていて、「事前に福祉課窓口に」と書いてあります。1,000円の根拠と生活保護世帯に対しての免除について、なぜ生活保護世帯だけなのか、教えてください。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 自己負担1,000円の件でございますけれども、1,000円はいわゆるワクチンの実費ということでございます。県下の大部分の都市でいわゆる1,000円実費ということで御負担をしていただくということになっておりまして、私どももそれに倣いまして1,000円ということに決めさせていただきました。

 生活の困窮ということでは、私どもの理解としましては生活保護世帯ということで決めさせていただきまして、そのように対応させていただいたところでございます。

 以上でございます。



◆20番(板倉正文君) 

 これはインフルエンザ予防接種実施要領ですけれども、ここの10番に実費徴収とあって、「定期の予防接種については、法第24条ただし書きの規定により、生活保護世帯等からの実費徴収は行わないこと」とあります。法24条「予防接種を受けた者又はその保護者から、政令の定めるところにより、実費を徴収することができる。ただし、これらの者が、経済的理由により、その費用を負担することができないと認めるときはこの限りでない」ということで、これが導き出されております。そうしますと、生活保護世帯ということだけに幅を狭める形にはなっておりません。それから、法からしても実施要領からしても「生活保護世帯等」の「等」という人たちからは実費徴収は行わないとなっております。この点はどのように検討されたんですか。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 私どもの検討としましては、「生活保護世帯等」となっておりますけれども、それは生活保護世帯ということに決めさせていただいたということでございます。

 以上でございます。



◆20番(板倉正文君) 

 国からの緊急のことで大変だったと思いますけれども、要するに希望者が受けるということです。また、岩倉市では550円の実費負担としていますが、要するに多くの人に受けていただいて、そしてそのことによってインフルエンザにかからないと、そしてそのことによって医療費は少なくて済むと、それで国民健康保険税も低くおさまるかもわからないという形でのものだと思います。所得段階がいろいろあると思います。介護保険等で大変な負担が今かかっているわけで、65歳以上の方たちが1,000円を出して受けようとすることは大変なことだと思いますので、その点を考えていただきたいという願いを言いまして、私の質疑を終わります。ありがとうございました。(拍手)



○議長(浅野貞一君) 

 質疑も尽きたようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております各議案は、お手元に配付してあります議案付託表のとおりそれぞれ所管の委員会に付託いたします。

 日程第22より日程第33まで、すなわち議案第78号より議案第89号までを一括議題といたします。

 当局より、提案理由の説明を求めます。



◎総務部長(山口善司君) 

 ただいま御上程をいただきました追加議案について御説明申し上げます。

 本日配付させていただきました各会計補正予算書(案)(追加分)をごらんいただきたいと思います。

 1ページでございます。議案第78号、一般会計補正予算でございます。第1条で歳入歳出それぞれ3,405万1,000円を減額し、歳入歳出の総額をそれぞれ694億2,779万7,000円とさせていただくものでございます。

 今回の補正予算につきましては、すべて人事院勧告に伴います補正をさせていただくものでございます。人事院勧告につきましては、今回は給与改定をせず、そのかわり特例一時金として1人当たり3,756円を支給します。一方、期末手当を0.05月分引き下げますので、トータルでは減額補正となります。7ページ以降に、競輪事業、国民健康保険事業、介護保険事業、印田第1土地区画整理事業の各特別会計及び病院事業、水道事業、下水道事業の各企業会計がございますが、これらもすべて人件費の改定分でございますので、説明は省略させていただきますので、よろしくお願いをいたします。

 次に、単行議案をお願いいたします。

 単行議案の1ページでございます。議案第86号、一宮市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。

 はねていただきまして、2ページをお願いいたします。上から4行目でございます。第4条第2項中、これは議員の12月期末手当分でございますが、これを100分の160から100分の155に0.05月分減額させていただくものでございます。なお、平成13年度分につきましては、3月期末手当で調整させていただくものでございますので、よろしくお願いいたします。

 次に、3ページ、議案第87号、特別職員の給与に関する条例及び市長、助役及び収入役の給料及び調整手当の月額並びに期末手当の額の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、こちらも議員のものと全く同じ内容となっておりますので、説明は省略させていただきます。

 5ページをお願いいたします。議案第88号、一宮市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。

 はねていただきまして、6ページでございます。上から5行目に特例一時金がございます。これはここにございますように、付則に、次の8項から12項までの5項を追加するものでございます。その主な内容は、当分の間、民間における賃金との権衡を考慮して講ずる特例措置として、3月1日に在職する職員に対しまして特例一時金を支給すること。その額を年間3,756円とすることであります。平成13年4月1日の適用となっております。

 次に、7ページの中ほど、第15条の6第2項中、これは12月分の期末手当の額でございますが、こちらも内容は特別職と同じく100分の160を100分の155にさせていただくものでございます。

 最後になりますが、9ページをお願いいたします。議案第89号、西成公民館建設工事の請負契約の締結についてでございます。その内容につきましては、1、工事名称、西成公民館建設工事。2、工事場所、一宮市大字小赤見字中島地739番地。3、工事概要でございますが、この中には一部出張所施設が含まれております。事務室、料理実習室、各種会議室などでございます。構造は鉄筋コンクリート造屋根一部鉄骨造2階建てで、延べ床面積は1,099.50平方メートルでございます。そのほかにブロワー室、ポンプ室、倉庫、自転車置き場、既設建物解体工事一式、外構修景工事一式がございます。契約の方法は指名競争入札で、契約金額は2億5,620万円でございます。契約の相手方は一宮市西島町5丁目8番地、昭和土建株式会社一宮支店、一宮支店長森聰でございます。

 以上で説明を終わらせていただきますので、よろしくお願いいたします。



○議長(浅野貞一君) 

 これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので質疑を終結し、お手元に配付してあります議案付託表のとおりそれぞれ所管の委員会に付託いたします。

 日程第34、請願書第21号及び請願書第22号を議題といたします。

 お手元に配付してあります文書表のとおり請願書が提出されましたので、御報告いたします。

 各請願書はそれぞれ所管の委員会に付託いたします。

 日程第35、陳情書第29号及び陳情書第30号を議題といたします。

 お手元に配付してあります文書表のとおり陳情書が提出されましたので、御報告いたします。

 各陳情書はそれぞれ所管の委員会に付託いたします。

 お諮りいたします。

 この際、議員提出議案第8号を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに賛成の諸君は御起立を願います。

         (賛成者起立)

 起立多数と認めます。よって、この際、議員提出議案第8号を日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。

 日程第36、議員提出議案第8号を議題といたします。

 恐れ入りますが、議案提出者の3名の方は理事者席へ座っていただきますよう、お願い申し上げます。

         (提出者 説明員席へ着席)

 お手元に配付しましたとおり、議案が提出されましたので、御報告いたします。

 この際、提案理由の説明を求めます。



◆20番(板倉正文君) (登壇)

 議員提出議案第8号について御説明させていただきます。

 一宮市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について説明します。

 改正箇所は、一宮市乳幼児医療費の助成に関する条例の第2条第2号中の「6歳に達した日の属する月の末日」を「6歳に達した日以後の最初の3月31日」に改める提案です。これは入院にかかる医療費助成の対象者を就学前まで延長することになります。このことが実現しますと、一番長期には、4月生まれの方が5月から3月までの11カ月分延長することになります。小学校に入る前までの助成になります。よろしくお願いいたします。



○議長(浅野貞一君) 

 ただいま、提案理由の説明がありましたが、何か御質疑はありませんか。

         (「ありません」と呼ぶ者あり)

 質疑もないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案は、厚生委員会に付託いたします。

 委員会審査のため、明日より19日までは休会とし、20日午前10時より会議を開きます。

 本日はこれをもって散会いたします。

                             午後5時50分 散会

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            平成13年12月定例会議案付託表

◯総務文教委員会

議案第61号 平成13年度愛知県一宮市一般会計補正予算

 第1表 歳入歳出予算補正

  第1款  議会費

  第2款  総務費(うち、第3項戸籍住民登録費、第5項統計調査費中第3目人口動向統計調査費を除く)

  第9款  消防費

  第10款 教育費

  第11款 公債費

  第12款 諸支出金

……………………………………………関係歳入………………………………………………

 第2表 継続費補正(関係分)

議案第70号 一宮市の議会議員及び長の選挙における選挙運動用自動車の使用及び選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第71号 政治倫理の確立のための市長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第75号 一宮市立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の制定について

議案第76号 一宮市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について

議案第78号 平成13年度愛知県一宮市一般会計補正予算

 第1表 歳入歳出予算補正

  第1款  議会費

  第2款  総務費(うち、第3項戸籍住民登録費を除く)

  第9款  消防費

  第10款 教育費

  第11款 公債費

  第12款 諸支出金

……………………………………………関係歳入………………………………………………

議案第86号 一宮市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第87号 特別職員の給与に関する条例及び市長、助役及び収入役の給料及び調整手当の月額並びに期末手当の額の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第88号 一宮市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第89号 西成公民館建設工事の請負契約の締結について

◯厚生委員会

議案第61号 平成13年度愛知県一宮市一般会計補正予算

 第1表 歳入歳出予算補正

  第3款 民生費

……………………………………………関係歳入………………………………………………

 第2表 継続費補正(関係分)

議案第63号 平成13年度愛知県一宮市国民健康保険事業特別会計補正予算

議案第64号 平成13年度愛知県一宮市介護保険事業特別会計補正予算

議案第67号 平成13年度愛知県一宮市立病院事業会計補正予算

議案第78号 平成13年度愛知県一宮市一般会計補正予算

 第1表 歳入歳出予算補正

  第3款  民生費

……………………………………………関係歳入………………………………………………

議案第80号 平成13年度愛知県一宮市国民健康保険事業特別会計補正予算

議案第81号 平成13年度愛知県一宮市介護保険事業特別会計補正予算

議案第83号 平成13年度愛知県一宮市立病院事業会計補正予算

◯経済衛生委員会

議案第61号 平成13年度愛知県一宮市一般会計補正予算

 第1表 歳入歳出予算補正

  第2款 総務費

   第3項 戸籍住民登録費

   第5項 統計調査費

    第3目 人口動向統計調査費

  第4款 衛生費

  第5款 労働費

  第6款 農林水産業費

  第7款 商工費

……………………………………………関係歳入………………………………………………

議案第62号 平成13年度愛知県一宮市競輪事業特別会計補正予算

議案第72号 一宮市ごみの減量等の推進に関する条例の制定について

議案第73号 一宮市空き缶等ごみ散乱防止条例の一部を改正する条例の制定について

議案第74号 一宮市飼い犬等のふん害の防止に関する条例の制定について

議案第78号 平成13年度愛知県一宮市一般会計補正予算

 第1表 歳入歳出予算補正

  第2款 総務費

   第3項 戸籍住民登録費

  第4款 衛生費

  第5款 労働費

  第6款 農林水産業費

  第7款 商工費

……………………………………………関係歳入………………………………………………

議案第79号 平成13年度愛知県一宮市競輪事業特別会計補正予算

承認第6号  専決処分の承認について

◯建設委員会

議案第61号 平成13年度愛知県一宮市一般会計補正予算

 第1表 歳入歳出予算補正

  第8款 土木費

……………………………………………関係歳入………………………………………………

 第3表 地方債補正

議案第65号 平成13年度愛知県一宮市印田第1土地区画整理事業特別会計補正予算

議案第66号 平成13年度愛知県一宮市公共駐車場事業特別会計補正予算

議案第68号 平成13年度愛知県一宮市水道事業会計補正予算

議案第69号 平成13年度愛知県一宮市下水道事業会計補正予算

議案第77号 市道路線の認定について

議案第78号 平成13年度愛知県一宮市一般会計補正予算

 第1表 歳入歳出予算補正

  第8款 土木費

……………………………………………関係歳入………………………………………………

議案第82号 平成13年度愛知県一宮市印田第1土地区画整理事業特別会計補正予算

議案第84号 平成13年度愛知県一宮市水道事業会計補正予算

議案第85号 平成13年度愛知県一宮市下水道事業会計補正予算

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                請願文書表

1 受理番号    第21号

  (件名) 保育所最低基準の改善を求める意見書の提出に関する件

2 受理年月日   平成13年12月3日

3 提出者住所氏名 名古屋市熱田区沢下町9−7

           愛知保育団体連絡協議会

             会長 那須弘之

4 紹介議員    尾関宗夫,小島尊司

5 要旨       保育所の運営の基本となる最低基準の改善を求める意見書を国に対して提出されたい。

6 付託委員会   厚生委員会

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                請願文書表

1 受理番号    第22号

  (件名) 保育料の保護者負担軽減のために国の財政措置を求める意見書の提出に関する件

2 受理年月日   平成13年12月3日

3 提出者住所氏名 名古屋市熱田区沢下町9−7

           愛知保育団体連絡協議会

             会長 那須弘之

4 紹介議員    尾関宗夫,小島尊司

5 要旨       保育料の保護者負担を軽減するために、国の財政措置の充実を求める意見書を国に対して提出されたい。

6 付託委員会   厚生委員会

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                陳情文書表

1 受理番号    第29号

  (件名) 医療・介護・福祉の充実と雇用保障を求める件

2 受理年月日   平成13年10月19日

3 提出者住所氏名 名古屋市熱田区沢下町9−7

           愛知自治体キャラバン実行委員会

            代表者 徳田 秋

4 要旨      [1] 以下の事項を実現し、自治体の福祉施策を充実されたい。

          1 安心できる介護保障を確立されたい。

           (1) 介護保険法について次の点を改善されたい。

            ? 65歳以上の高齢者(第1号被保険者)の介護保険料と利用料負担を、住民税非課税者(第3段階)まで軽減すること。

            ? 施設・在宅サービスの基盤整備を早急に行って、介護サービスが、必要な人すべてに行きわたるようにすること。特に、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)の入所待機者を把握し、その解消が早急に行えるよう施設整備を進めること。

            ? 市町村(社協委託を含む)が介護の相談、認定調査、介護サービスまで一貫して行うこと。そのため、指定居宅介護支援事業者、指定居宅介護サービス事業者になり、介護サービスの要になって介護サービスの調整機能を担うこと。

            ? 高齢者保健福祉計画と介護保険事業計画の見直しは、情報公開・住民参加で策定すること。また、高齢者・家族の生活実態調査や保健・医療・福祉サービス利用に際しての意向調査を行うこと。

           (2) 高齢者福祉施策を充実すること。

            ? 介護保険の非該当の人についても、必要に応じてホームヘルプサービス、デイサービスなどを利用できるようにすること。

            ? 配食サービスの実施・拡充、介護手当の引き上げなど、国の介護予防・生活支援事業などを活用し、これまでの高齢者福祉制度を一層充実すること。

          2 保健・医療・福祉を守り、充実されたい。

           (1) 障害者、乳幼児、高齢者など現行の福祉医療制度を守り、乳幼児医療無料制度を就学前まで引き上げること。また、介護療養型医療施設の入院患者及び医療系在宅サービス(訪問看護・訪問リハビリ・通所リハビリ・居宅療養管理指導)については、福祉医療及び福祉給付金制度の対象とすること。

           (2) 愛知県に対して、福祉医療への補助金など保健・医療・福祉にかかわる補助金を存続し、既に削減したものは、復活するよう意見書を提出すること。

          3 国保を改善し、充実されたい。

           (1) 国保の資格証明書発行は行わず、加入者すべてに正規の保険証を発行すること。やむを得ず資格証明書を発行する場合は、必ず面談し、実態を把握した上で行うこと。

           (2) 国保の保険税の減免制度を拡充すること。

           (3) 高額療養費や出産・育児一時金の受領委任払制度を実施すること。

          4 地域労働者の雇用を確保されたい。

           (1) 企業による一方的な工場移転・閉鎖、事業縮小などに対し、当該自治体への届け出・協議を義務づける条例を制定すること。とりわけ、自治体が誘致した企業の撤退・首切りには首長として企業の社会的責任を果たすよう強く要請すること。

           (2) 緊急地域雇用特別交付金制度の2002年以降の継続と、交付金の増額、対象業務の拡大など改善を国に働きかけること。

           [2] 国に対して意見書を提出されたい。

           1 介護保険への国庫負担をふやし、介護保険料と利用料を軽減すること。予算をふやして介護基盤の整備を集中して進めること。介護報酬を引き上げ、介護にかかわる従事者の待遇を改善し、サービスの質を保障すること。

           2 健保本人3割負担や高齢者の医療費負担引き上げなど、患者・国民の負担増、受診抑制につながる制度改悪を行わないこと。

           3 就学前までの医療費無料制度を実施すること。

           4 安心して暮らせる年金制度を確立するために、すみやかに国民年金(基礎年金)への国庫負担割合を2分の1に引き上げ、一般財源による全額国庫負担の最低保障年金制度を確立すること。年金支給開始年齢は原則60歳とし、賃金スライド制を復活させること。

           5 消費税率の引き上げと、福祉目的税化をしないこと。

           6 安心して働けるために、企業による一方的な解雇の規制、サービス残業をなくすなど働くルールを確立すること。

           7 地方交付税削減の動きに反対すること。

6 付託委員会    [2]5・7  総務文教委員会

           [1]1〜3 [2]1〜4  厚生委員会

           [1]4 [2]6  経済衛生委員会

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                陳情文書表

1 受理番号    第30号

  (件名) 30人以下学級の実現を求める国への意見書採択に関する件

2 受理年月日   平成13年10月19日

3 提出者住所氏名 一宮市大江2丁目7の24

           愛知県高等学校教職員組合尾西支部

            支部長 前野峰幸 外1名

4 要旨      30人以下学級の実現を求める意見書を国に対して提出されたい。

5 付託委員会   総務文教委員会