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愛知県 一宮市

平成13年 12月 定例会 12月10日−04号




平成13年 12月 定例会 − 12月10日−04号







平成13年 12月 定例会



             議事日程(第4号)

                    12月10日(月曜日)午前10時 開議

1 一般質問について

出席議員(35名)

   1番  太田文人君          2番  谷 祝夫君

   3番  瀬戸三朗君          4番  若山金茂君

   5番  小島 薫君          6番  原  勲君

   7番  尾関宗夫君          8番  服部修寛君

   9番  伊藤勝朗君         10番  古田芳子君

  11番  松井哲朗君         12番  浅井俊彦君

  13番  稲葉富一君         14番  渡部 昭君

  15番  小澤達弥君         16番  中村欽哉君

  17番  野田 実君         18番  渡辺宣之君

  19番  黒田徳已君         20番  板倉正文君

  21番  倉石義夫君         22番  末松光生君

  23番  野村直弘君         24番  木村貞雄君

  25番  神戸秀雄君         26番  水野治一君

  27番  林 光男君         28番  浅野忠義君

  29番  吉田勇吉君         31番  横井俊一君

  32番  梶田信三君         33番  小島尊司君

  34番  伊藤 俊君         35番  細谷正明君

  36番  浅野貞一君

欠席議員(なし)

欠番

    30番

説明のため出席した者

  市長         谷 一夫君

  助役         長尾博之君

  収入役        赤堀正弘君

  市長公室長      橋本博利君

  総務部長       山口善司君

  市民部長       酒井孝嘉君

  環境部長       石黒久伴君

  福祉部長       真野幸雄君

  経済部長       篠田 惇君

  都市開発部長     丹羽孝夫君

  土木部長       脇田東吾君

  建築部長       高坂 勲君

  教育長        馬場康雄君

  教育委員会事務局長  長谷川美昭君

  水道事業等管理者   江崎義彦君

  消防長        棚橋 進君

  市民病院事務局長   川瀬正二君

  総務部次長      水野通彦君

  市民部次長      伊藤正博君

  環境部次長      鬼頭邦昭君

  福祉部次長      神野重雄君

  経済部次長      伊藤徳義君

  都市開発部次長    宮田幸男君

  土木部次長      花木行信君

  建築部次長      田中 学君

  水道部次長      高城光昭君

  下水道部次長     竹中良博君

事務局職員出席者

  議会事務局長     内田 充君

  議会事務局次長    今井 勝君

  議事調査課長     後藤俊彦君

  議事調査課長補佐   岩田義和君

  議事調査課議事係長  岩田貞二君

  庶務係主任      森  仁君

  議事係主任      中村高規君

  調査係主任      大塚 孝君

  主事         加藤正樹君

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                              午前10時 開議



○議長(浅野貞一君) 

 ただいまの出席議員、34名であります。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程はお手元に配付したとおりでありますので、これをもって御報告にかえます。

 これより日程に入ります。

 日程第1、一般質問を行います。

 通告順により、順次発言を許します。

 21番 倉石義夫君。



◆21番(倉石義夫君) (登壇、拍手)

 お許しをいただきましたので、通告に従い今回は健康保険証1人1枚のカード化への移行と当市の電算化システムについてということと、138タワーパークについて今までの本会議での質疑、答弁とこれからの整備等について、この2点につきまして質問、また提案をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。

 本題に入ります前に、先週の12月6日に同じ会派の伊藤俊議員がドレスアップマンデーの導入についてということで質問をされました。地場産業であります繊維産業の発展、推進ということで提案をされました。私自身繊維業界に身を置く一人として、御提案に心から賛同し、運よくといいますか、きょうはマンデーでありますし、一宮市内で織られ、仕上げられた尾州産の生地で仕立てた背広に身を包んで、質問の場所に立たせていただいております。新しい物を着用するということは、女性はもちろんでしょうが、男性も年齢に関係なくうれしい気分になるものでありまして、身も引き締まるそんな雰囲気の中で質問を進めたいと思いますので、簡潔にわかりやすく前向きな御答弁をいただけたらもっと気分がよくなるものでございまして、期待をしておりますのでよろしくお願いをしたいと思います。

 21世紀の幕あけ2001年は何とか平安のうちにスタートしましたが、9月11日にアメリカで起きた同時多発テロで世界じゅうがひっくり返ったような状態になりました。世界一安全な国だと自負してきました我が国日本が、12月6日、服部議員の質問で出されました犯罪等の内容から見まして、その安全性が疑われても仕方のない状況であり、非常に悲しい憂うべき状態だと言わなければなりません。

 また、IT、ITともてはやされた企業、業界も今やITバブルと言われる昨今となり、IT産業の底の薄さを露呈した内容になりました。これが少なくとも足を引っ張った1つの要因であり、経済の混迷がますます深く、ひどくなっていくのが実感であります。

 そのような中、大リーガーでイチローのすばらしい活躍と12月1日に皇太子御夫妻に女のお子さんが誕生されたことは非常に明るいニュースでありまして、12月7日の夕刊では、お名前は愛子、称号は敬宮と決まった由、一斉に大きい活字で報道しておりました。来年こそは何とか先の先にでも、小さくても結構、明るい光が見えてくることを期待する一人であります。

 前置きはこれぐらいにしまして、それでは初めの質問、健康保険証1人1枚のカード化への移行と当市の電算化システムについてという項目に入ります。

 まず初めに、健康保険被保険者証を1人1枚のカード様式にするという法律の改正がいつ行われ、いつから施行されたのか、お聞きしたいと思います。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 お答えいたします。

 保険証のカード化でございます。これは健康保険法の施行規則の一部を改正する省令が平成13年2月14日に公布されました。これによりまして、国民健康保険法の施行規則の一部改正が行われたところでございます。この中で、保険証につきましては1人1枚のカードの様式にするということが改正されまして、施行は平成13年4月1日からということでございます。

 以上でございます。



◆21番(倉石義夫君) 

 ありがとうございました。

 健康保険法施行規則等の一部を改正する省令が既に本年の2月14日に公布されて、4月1日からもう既に施行されたという御答弁でございましたが、市民部長はこのように改正されたということをいつどのような方法でお知りになったのか、お答えいただきたいと思います。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 私が知りましたのは、ことしの1月下旬でございました。これは国民健康保険の主管課長会議というのがございまして、その結果報告を見まして、こういう改正がなされるんだなということは承知いたしました。

 以上でございます。



◆21番(倉石義夫君) 

 1月下旬にお知りになって、実際に改正する省令が出たのが2月14日でありますが、何で我々に一切説明あるいは報告がなかったのかということであります。この事実を考えただけでも、私は何でという疑問の状態でいっぱいであります。

 きょう私が一般質問に立つ一番大きい目的は、ずっと発表しなかった、報告しなかった、このようなやり方、体制、組織のあり方について再考を促すべく、怒りを込めてここに立っているということに御注目していただきたいと思います。

 情報公開が広く叫ばれている今日、一宮市の市政は、情報公開は積極的に開示をしていくという方針であると私自身はとらえてきておりますが、3月の定例議会はこの省令が公布されてから間もない時期ですから、時間的に説明、報告のないのは仕方がないという見方と、3月議会まで2週間余りも日数があるわけでありますから、何をしているのかという厳しい見方もあるわけであります。

 それにしましても、その後6月、9月の定例議会、また決算審査の委員会もありましたし、公表し、説明するチャンスが何度もありましたのに、なぜだんまりを続けてきたのかであります。そして、今12月定例議会でも説明する様子は何にもありません。

 市民生活に直接関係しないような内容の法律改正ならいざ知らず、将来は全市民に関係する法律の改正ではありませんか。このように改正になりましたと言うだけでも、すぐみんなの前に発表されなかったのか。何か深い意味、理由があったのか。明確なわかりやすい御答弁をいただきたいと思います。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 なぜ報告がおくれたのか、なぜ報告しなかったのかということでございますが、実は改正が決まりましてから、各市ともこのカード化につきましてどのように実施をしていくのか、それぞれ担当者会議、あるいはまた国保の主管課長会議等でいろいろ議論がありました。しかし、各市もそうでございますが、具体的なスケジュールをどのようにしていくかということを決めかねていたような状態でございました。当市もそこの中の1つに入るわけでございます。そのようなことがございまして、具体的なスケジュールの報告がおくれたということでございます。

 報告がおくれましたことはまことに申しわけなく思っておりますので、よろしくお願いいたします。



◆21番(倉石義夫君) 

 この法律改正については周りの市町も余り動いているような状態ではないから、今発表しなくてもいいとたかをくくっていたのでしょうが、この件に関していえば、もう一度繰り返しになりますが、このように法律改正はされたが、いろいろと準備が必要であるし、検討しなければならないこともさまざまあるので、しばらく時間をいただいて、より具体的になったら御報告申し上げますし、また御審議、御意見をいただきたいので、そのときにはよろしくと、なぜ早い時点で言わなかったのか、その姿勢を一番問題にしたいのであります。

 例えば何かのときに、近いうちに健康保険証が1人1枚のカード化になるということで我々に問い合わせがあった場合に、一宮市は何も聞いていないものですから、えっというような状況になりかねないわけでありまして、そういうことからもやはり法律が変わったらその事実だけでも早く知らせておいてほしいと思います。

 12月7日金曜日の一般質問、渡辺宣之議員が、来年4月からのぺイオフ凍結解除に伴う当市の対応についてという御質問の中では、珍しく収入役の御答弁がありましたし、関係する立場の人でプロジェクトチームをつくったという御答弁がありました。

 健康保険証を1人1枚のカード化に向けて情報収集する。また、研究するメンバーあるいはプロジェクトチームでもつくられたかどうか、お尋ねしたいと思います。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 実は先ほどのような様子でございますので、特にこれといったプロジェクトチーム、あるいは庁内体制というものは今まで組んでございません。よろしくお願いします。



◆21番(倉石義夫君) 

 2月14日の公布の日から日にちがたっているのに、何も動いてないということです。

 本年2月14日の省令公布の日からどのように対応したらよいのか研究、あるいは実施に向けて動いている市があるはずでありますが、そのような先進市への勉強、あるいは内容調査とか、どこかに今まで担当者を出して勉強でもされたのかどうか、その辺もお尋ねしたいと思います。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 話としては聞いておりましたけれども、具体的に先進市へ担当者を出して調査、あるいは研究をさせたというようなことは、今のところございません。

 以上でございます。



◆21番(倉石義夫君) 

 話としていろいろと研究されている都市、周りの市ではどのような市がありますか。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 愛知県下では豊田市が国の指定を受けまして、一応実証実験ということでございますけれども、来年度から一部でその試験をされるということを聞いておりますので、そこらあたりを参考にして、これから調査、研究をさせていただきたいと考えております。

 以上でございます。



◆21番(倉石義夫君) 

 今の御答弁を聞いておりますと何とも動きが悪いと感じられるわけです。前にも問題にしたことがありますが、一宮市は尾張西北部の28万都市と断トツに大きいんです。周りはそれ以下の市ですから、職員の皆様の意識の中に、こんな意識はないと思いますけれども、こちらから出ていって聞くのはちょっとプライドが許さないという気持ちがあったら大変なことになるわけで、部長から豊田市の話が出ましたので、ぜひ早い時期に豊田市にでも行って動きをとらえて、それをもとにして一宮市もどうするか、早急に構築してほしいと思います。

 豊田市の内容を私の方でも聞きましたら、今の状況はこんなふうになっているようであります。国民健康保険の豊田市役所と、組合健康保険はトヨタ自動車、そしてそれを実施する医療機関として豊田記念病院がタイアップをして具体的に動いているという情報をもらっております。そして、豊田市は来年1月15日の広報で市民にPRをする。そこまでの状況のようでありますから、ぜひ早い時期に担当者を派遣して状況を調べてほしいと思います。

 あともう1つ、東京都23区が一緒にまとまって、去年の夏からもう検討会をスタートしています。後から出てきますが、カードの材質をどうしようかということは、もう去年の夏に具体的に決まっているという状況もとらえておりますので、1日、2日で行けるわけですから、先進市に行って勉強して、ぜひ構築してほしいと思います。

 それで、どうもダイナミックな動きが少ない、出にくいという話になりますが、今春3月に株式会社NTTデータから報告をいただきました。この冊子は「一宮市電算処理業務見直しに関する調査報告書」ということで、その中の5の18というページに、「取り巻く環境に対する一宮市職員の捉え方」という項目がありまして、次のように明記されております。この文章をまとめるときに、市職員とのヒアリングとか、いろいろ調査をされてこの報告書をまとめておられますので、この本をまとめた担当者が率直に感じたことを書いてあるわけです。

 「市役所職員は、一般的にみて自分たちを取り巻く状況を他人事のようにみている傾向が強い。世の中の変化や、市民生活の変化があっても、法や制度仕事としての指示が具体化しない限り、変えなければいけないところを考えようとする姿勢が極めて少ない。取り巻く環境について、どのくらいの意識を持っているか、どのように感じているか、アンケートの回答から、一宮市の職員全般的に見ると」とずっと書いてありまして、そのページの下の方に、「本来ならば、国や政府、県の方針や施策の周知は、何らかの形で周知されているはずであり、組織的な情報周知に問題がある可能性も考えられる。しかし、一宮市の情報化整備に対する不安は、かなり持っている様子である。アンケート結果を見ると、取り巻く環境を知らないと答えている割には、情報化の遅れはかなり気にしており、社会一般の状況と比較して遅れているとの不安を持っていると思われる。不安を持っているということは、成長ステージの観点から見ると、悪いことではなく、きちんとした構想のもとなら成長していくためのエネルギーになると考えられる。変えて行かなければという意識は、アンケートにも現れている」というふうに端的に説明されているようであります。

 今までの市民部長の御答弁では残念ながら動いてない。調査してない。研究してない。ないないづくしですが、ここで嫌みを言ってても仕方がありませんので、カード1人1枚化について具体的なことを何点か御質問したいと思います。

 前にも御説明がありました健康保険法施行規則の一部を改正する省令が平成13年2月14日に公布をされまして、本年4月1日から既に施行されているわけであります。そして同じ13年2月14日に厚生労働省保険局長名で「健康保険法施行規則等の一部を改正する省令の施行について」が出されておりまして、また同じ本年2月14日、厚生労働省保険局国民健康保険課長名で「健康保険法施行規則等の一部を改正する省令の施行に伴う留意事項について(国民健康保険関係)」が出されていることが担当部課は御存じのことでしょうが、まず初めに、1人1枚のカード化が決まったわけでありますから、その利便性−−メリット、そしてメリットがあればデメリットもあるわけですから、留意をしなければならない点について御説明をいただきたいと思います。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 個人1枚のカード化にされました場合の利点、あるいはデメリットということでございますが、まず個人カードにしました場合のメリットといたしましては、1人1枚の保険証ということになりますので、例えば家族の方が同時に別々の医療機関で受診をするという場合、今は世帯ごとに1枚のカードになりますけど、これがばらばらになりますので、同時に受診が可能ということになると思います。

 それから、もう1つの利便としては、例えば旅行ですとか、あるいは親元から離れて生活する学生がそれぞれ所持できるということで、それも利便性の1つとして考えられる。

 そしてまた、常時携帯するということができるようになりますので、緊急時にも便利になるかなというようなところが利便性として考えられるところであります。

 逆にデメリットを見てみますと、1人1枚ずつカードを持っておるわけでございまして、比較的紛失をしやすいんではないか、紛失をすると再発行しなければならない、そういうようなことが言われております。

 以上でございます。



◆21番(倉石義夫君) 

 ありがとうございました。

 次の質問に移りますが、本年4月以降も従来の健康保険証を使ってもいいと書いてありますので、従来のままできているわけでありますが、いつまでにカード化を完了しなければならないのか。

 2つ目は、カードの材質の規定はもう決まっておるのか。

 3つ目は、費用対効果の問題はありますが、ICカードにするとか、しなくてもいいとか、その辺の規定、明記がされておるのかどうか。

 4つ目は、カードの表面に明記しなければならない項目はもう既に決まっているのかどうか。

 5つ目は、カードのサイズはどのように決められておるのか。

 その5点について一括で御答弁いただきたいと思います。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 カードの材質、大きさ、記載事項、ICカードにするのかどうか、いつごろまでにするのかというような質問でございますが、まず、カードの実施時期につきましては、先ほど議員がおっしゃったとおり、法改正によりまして更新の時期、あるいはそれぞれの各自治体の財政状況等によりまして、当分の間、現在の保険証でもよろしいということになっておりますので、明確にいつまでに切りかえなければならないというようなところは実際のところ出ておりません。

 材質につきましては、特に指定はされておりませんけれども、十分に使用に耐えるものというふうに規定されております。

 それから、大きさでございますが、縦が54ミリ、横が86ミリと規定されております。

 そして、カードの記載事項でありますが、氏名、生年月日、性別、住所、被保険者証の記号・番号、資格取得年月日、交付年月日、保険者名となっております。

 そして、ICカードにするかどうかということは、それぞれの保険者の判断に任せると法ではなっておりますので、よろしくお願いいたします。



◆21番(倉石義夫君) 

 ありがとうございました。

 その中で、いつまでにカード化を実現しなければならないかということが一番問題だと思うわけであります。今の保険証の使用も可能になっておりますが、後からも質問で出てきますけども、住民基本台帳法の改正に伴う施行が、これは法律の決定ですから何年何月までにやらなければならないということが明記されておるわけです。ですから、その辺との絡みで財政の問題とかいろいろ諸般の事情があるので、今の保険証は使われるわけですが、やはりいつごろまでに一宮市としてはカード化にするという目標がないと、ただだらだらやっているわけにもいかないし、住基との関係もありますので大体の目安、目標、その辺だけでも御答弁いただきたいと思います。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 確かに、改正住民基本台帳法のICカード化というのは、平成15年8月から個人カードを発行して実施するというふうになっておりますけれども、一応住基ネットワークと保険証のICカード化と申しますのは、当然議員御案内のように目的が別々でございますものですから、住基の方では平成15年8月からということで、それはそれでよろしいかと思いますが、この保険証につきましては、必ずしもそれと連動はいたさないように考えておりますので、なるべく早い時期にということは念頭に置いておりますけれども、ちょっと時期という点ではお示しをいたしかねるということでございますので、よろしくお願いします。



◆21番(倉石義夫君) 

 今のお話の中で、住民基本台帳法の改正によるカード化、ICカード化にするかどうかということは、費用対効果の問題がありまして、必ずしなさいとはなっていません。それは地方自治体で決めること、あるいは希望者があったら交付するか、その辺がまだ一宮市としても決まっていない。ですが、健康保険証の1人1枚のカード化についても、ICカードにしていろんな情報を組み入れをするかどうかということも、しなさいとは言ってないんです。してもよろしいということですから、ICカードに一遍に持っていくか、そこまでの議論がまだ一宮市としてもされてない状況だと思いますが、やはり住民基本台帳法の最終の目標が平成15年8月ですから、そこまでに向かって何とか具体化をしないと、今度はほかの市町がこれの取り組みを始めた場合に、一宮市がおくれをとるということがありますので、今明確なお答えはありませんが、周辺情報を十分とらえて、一応十分に討議をされて、早く乗っかるという格好で具体化させてほしいというのが希望であります。

 保険証を発行する側の市民部長だけに今御質問していますが、今度は市民病院事務局長に使用する側の御意見もお聞きしますが、一宮市民病院あるいは今伊勢分院でも健康保険証が1人1枚になってカード化されるということは、もう既に御存じですね。



◎市民病院事務局長(川瀬正二君) 

 現在、保険証が世帯別になっておりますが、将来的には個人1人1人が1枚の保険証になるであろうということは大体察しはついておりました。



◆21番(倉石義夫君) 

 まだ市民部の対応が今の御答弁のような状況ですから詳しくは進んでないとは思いますが、市民病院の方はIDカードでコンピューターの中に入っているわけです。病院の方からカードを発行する側の市民部の方に、例えばカードの中にこんな情報を入れてほしいとか、こんな項目があったらもっと病院側としても使い勝手がいいなというような検討は今までにされておりますかどうか。



◎市民病院事務局長(川瀬正二君) 

 保険証がカード化された場合に備え、市民病院の中で検討する組織をつくったのかということでございますが、まだ今のところ検討する題材としてはつくっておりません。

 よろしくお願いします。



◆21番(倉石義夫君) 

 これからいろいろと市民部と打ち合わせをしていくということで、勝手にいいふうに解釈させてもらいます。

 もう1つ、医師会などの医療機関との話が今現在どんなふうになっているのか。まだそこまで進んでいないのか、参考までにお聞かせいただきたいと思います。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 医療機関との打ち合わせの件でございますが、現実問題、具体的に今の段階でどのようにするかというようなことはまだ進んでおりませんので、よろしくお願いいたします。



◆21番(倉石義夫君) 

 これから頑張ってやっていただきたいと思うわけですが、市民部の対応が御答弁のようにかなりおくれているといったらいいのか、進んでないという状況がわかりましたが、例えば近隣の尾西市や木曽川町の担当者にも市民部から声をかけて、相互に研究、協力、情報交換をしながら進めるぐらいの、一宮市のリーダーシップがあってもいいのではないかなと思うわけです。一宮市から例えば尾西市や木曽川町の担当者にこういうことで研究しないか、広域で考えないかというような話をすれば、恐らく尾西市の大島市長、木曽川町の山口町長に、こんな話が一宮市からありましたよという話が上がっていくわけです。そうすると大島市長、山口町長から谷市長に、一宮市からこんな話があったのでよろしくというような話で、そうなるとやはり一宮市のリーダーシップが発揮できるし、市民部の株も上がるわけですから、その辺のことも考えてぜひ尾西市、木曽川町も取り込んで研究された方がいいんではないかと。

 尾西市の状況を聞きましたら全然進んでいません。そんな状況でありますので、ぜひそのような格好で、一宮市から率先してまとめていくというようなことでお願いできたらありがたいと思います。

 基本的な質問ですが、一宮市の国民健康保険の加入者というのは大体何人ぐらいおられるか、参考までにお聞かせいただけたらと思います。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 ただいま議員から、先を見越してのお話も含めながら御提言、あるいは御教示をいただいておるところでございますけれども、最終的には国保のカードもICカード化というところを目指しております。ICカードになりますと、かなり広域的に対応していかなければいけないということが出てまいります。といいますのは、カードを持ちましていろんなところの医療機関にかかられましょうし、あるいは支払いとかそういう関連も出てまいりますので、国保の連合会というようなところとの調整ですとか、あるいはそれを電算化に組み入れていきますと、それに対するスケジュール的な問題、あるいは経費の問題等々がございますので、今後研究、調査することが山積みということでございますけれども、我々といたしましても積極的に周辺の市町村ともお話をいたしまして、勉強会等も重ねてまいりたいと考えておるところでございますので、お願いいたしたいと思います。

 それから、国保の加入者でございますけれども、平成12年度でございますが、人数にいたしまして約9万3,000人でございます。人口にしますと約33.5%の方が国保加入者ということになっておりますので、よろしくお願いいたします。



◆21番(倉石義夫君) 

 ありがとうございました。

 広域的に前向きに進められるという御答弁でございますが、国保の加入者をお聞きしましたのは、9万3,000人というお答えでしたが、国は国民健康保険のボリュームをどうも3万人以上にしたいということを考えているような状況を聞いております。一宮市は国民健康保険の加入者は9万3,000人ということですから、3万人以上で十分いいわけですが、お隣の尾西市、あるいは木曽川町は恐らく3万人を割ります。

 そういうことで、先ほど言いましたように広域的にということに将来はなるんでしょうが、国保の加入者が3万人以下ということを強く押して合併推進なんかをさせるという魂胆があるかどうかわかりませんが、やはり効率を考えた場合に大きい単位にしたいということを国が考えているらしい情報も聞いておりますので、ぜひ尾西市、木曽川町も巻き込んで広域的に進めた方が、いろんな情報も入りますし、よろしいんではなかろうかなと思います。

 国民健康保険の1人1枚カード化の話はここで置きまして、9月議会で私の方からコンピューターのことについて質問しましたので、ここで先ほども出ました住民基本台帳のことにちょっと触れたいと思います。住民基本台帳法の一部改正が行われまして、平成11年8月18日に公布され、平成11年10月11日に施行された法律であります。キーとなる項目は、氏名、生年月日、性別、住所のほかに全国民に11けたの住民票コードが付与されるわけで、一宮市も着々と準備が進んでいると思います。

 1つは、11けたのコードナンバーについて、ランダムの番号がいつ提示されるのか。そして、住民基本台帳についてのコンピューターの対応は今現在どこまで進んでいるのか。この2つの点について総務部長にお答えをいただきたいと思います。



◎総務部長(山口善司君) 

 大変勉強不足で申しわけございません。住民票のコード番号の付与につきまして、いつ指示されるのかという点については私はちょっと承知しておりませんので、申しわけございません。

 それから、次に電算の関係でございます。平成15年8月のカード化、このコンピューター関係につきましては、当面現行システムの中で運用を図っていくということでございます。ちょっと先走るかもわかりませんが、そういう中で平成12年度に行いました電算処理業務の見直しに関する調査報告に基づきまして、今後ほかの税等も含めまして電算の見直しについては進めていきたいということで、将来的にはすべてコンピューターを庁内に持って、行っていくという方針を持っておりますが、その経過期間と申しますか、その移行に至るまでの間は、住基関係につきましては今までどおり進めてまいりたいということでございますので、よろしくお願いいたします。



◆21番(倉石義夫君) 

 前段の質問の11けたの話は、また情報をつかんでぜひ教えてほしいと思います。

 あと、どこまで進んでいるかという話は、平成13年9月定例議会に時の部長がこういうふうに答えられております。「先ほど今後のことを少し申し上げましたけれども、早い時期にということで進めております。事務研究委員会の方にも、例えばいつまでにやりなさいということは申し上げておりません。ただ、できるだけ早くということでございまして、もうちょっと申し上げますと、市の方針を決めて議会の方にお諮りするのも、できれば今年度中の補正予算でと考えておるところでございますが、最悪の場合は新年度予算、平成14年度ということになりますけれども、そんな気持ちで、できるだけ急いでやっているということで御理解賜りたいと思います。」ということなんですが、12月の補正予算にも、このコンピューター、ここで報告されたクライアントサーバー方式の移行ということの補正予算も出ておりませんし、恐らく平成14年度の予算から動くのかなと思いますが、NTTデータが一宮市のコンピューターの将来像の報告をまとめた後に、健康保険証の1人1枚カード化ということが出てきましたから、この中には健康保険証のカード化をどういうふうに組み込むかということは明確にはされておりませんが、この報告書の6の25に「とるべき姿の基本的な考え方に基づいて作成したシステム概要図及びシステム連携に関する概念図を図表に示す。」ということでここに載ってますので、この辺が基本になる。それで、この真ん中に住民データベースというのが載っておりまして、住民情報システムと保険年金システム、税務情報システムという3本の大きな柱が概念図に載っておるわけでありますから、やはり住民基本台帳のデータというのが大きいベースになるだろうと思います。

 健康保険証は1人1枚カード化になるということで、物理的にはカードを製作する機械で1枚1枚つくればでき上がってくるわけでありますが、そのカードにいろんな情報を組み入れようとすると、先ほど市民部長からもありましたICカード化になるわけで、住民基本台帳関係が平成14年8月に第1次のサービスといいますか、1次の立ち上がり、最終リミットが15年8月で2次サービス完了ということになっておりますので、住民基本台帳のコンピューター化と、別かもしれませんが新しく出ました健康保険証1人1枚カード化、それにどういう情報を組み入れるか、住民基本台帳のデータから持ってくることが中心になると思いますので、短い時間にその辺のことも十分にやっていただいて構築していただきたいと思います。15年8月が最終リミットですからまだ早いかもしれませんが、住民基本台帳関係の市民向けのPRをどんなスケジュールで、市民の方にその辺の変更、新しい取り組みを考えられておるのか、最後に御答弁いただきたいと思います。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 現在のところ、先ほどの総務部長への御質問にもありましたけれども、個人ナンバーがいつ国から付与されるということが、まだ来ておりません。ちょっと私どもはその辺のところは承知しておりません。

 それから、どのように周知するかということでございますけれども、いずれこの番号が、遅くとも平成14年度中には参ると思いますので、そういうようなものが明らかになり次第わかっている範囲から徐々に、こういう概要になります、こういうカードが発行されます。その機能はこういうものですというようなことも含めて徐々にお知らせしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。



◆21番(倉石義夫君) 

 ありがとうございました。

 きょうの質問の健康保険証1人1枚のカード化1つをとっても、検討して決めなければならないことがたくさんあるわけであります。そしてタイムリミットも、例えば住基関係は決まっている。そういうことでありますので、進めるためには当たり前の話ですが、有機的に結ばれているところがたくさんありますので、一宮市がリーダーシップをとって、あるいは庁内の融合を図って、ダイナミックに総合的に進めていくようにお願いしたいと思いますし、また、その都度その都度市民に的確な情報を流してほしいとお願いしまして、第1項目の質問を終わりにしたいと思います。

 続きまして、2番目の質問、138タワーパークについて本会議の質疑・答弁とこれからの整備等についてという項目に入ります。

 私自身、平成7年4月に初当選させていただきました。その年の4月29日にツインアーチ138がオープンしたわけでありますから、ツインアーチ138がオープンしてから早いもので6年半以上がたっているわけであります。そして、138タワーパークに一番近い葉栗連区内に住居を構えております私としましては、ツインアーチ138の入場者の状況、138タワーパークの人気、発展に人一倍興味と関心がある1人としまして、今まで一般質問で平成7年9月7日、ツインアーチ138周辺の設備の充実について、続いて平成7年12月6日、前回と同じくツインアーチ138周辺の設備の充実について、3回目は平成9年6月16日、ツインアーチ138の料金と138タワーパーク施設のこれからの見通しについて、4回目は平成10年9月8日、138タワーパーク内施設の整備スケジュール等について、平成11年6月15日に、138タワーパークを中心とした施設等の充実についてと5回質問をさせてもらいました。初めの4回は、時の市長、現愛知県知事の神田真秋氏、そして5回目の平成11年6月15日の質問のときは、ここに座っておられます谷市長ということでございます。

 平成13年6月、平成13年9月定例議会で同じ会派の服部修寛議員が、木曽川を挟んで対岸に平成11年7月11日にオープンした河川環境楽園との交流、一体化ということで、るる質問をされましたことは記憶に新しいことでありまして、服部議員、私の今までの質問、提案、御答弁を精査し、ツインアーチ138がオープンして以来6年半の動きを追いながら、これから質問、提案をさせていただきたいということであります。

 まず、時系列的に頭を整理するために、平成7年4月29日にツインアーチ138がオープンして以後、138タワーパーク内にできた施設、建物について、いつ何ができたか、お答えをいただきたいと思います。



◎都市開発部長(丹羽孝夫君) 

 お答えをさせていただきます。

 まず、ただいまお話でございます平成7年4月29日に138タワーパークが第1期のオープンをいたしました。これは約10ヘクタールでございまして、このときにツインアーチ138とローズストリームというものと、モニュメント「比翼」というものが完成いたしました。

 続きまして、平成8年11月2日に第2期オープンということでございまして、約3ヘクタールの開園をさせていただきました。そのときの施設といたしましては、セントルイス・ゲート、これはミニチュア版でございます。それから、ピサニの迷路、イベント広場、大芝生広場でございます。

 続きまして、平成12年4月1日に追加供用ということで約2ヘクタールが開園しまして、この施設に、現在ございますタワーの南にある管理棟、レストランでございます。

 現在のところ全体で15.4ヘクタール開園をいたしまして、全体の計画面積は25ヘクタールでございますので、約60%が開園という状況でございます。よろしくお願いいたします。



◆21番(倉石義夫君) 

 ありがとうございました。

 今の御説明で、平成8年に3つができて、食べるところがないという質問をさせていただいて、平成12年4月1日に食堂兼事務所ができたということで、公園設備については平成8年以後138タワーパークにはできてないということです。これは平成11年7月17日にオープンをした、当初は河川環境楽園という名前になっておりませんでしたが、河川環境楽園のオープンに向けて全精力が岐阜県側の方に行ったと思うわけでありますが、残念ながら食堂兼事務所以降はこちらの方の施設は完全にストップというようなことがわかるわけであります。

 次に、138タワーパーク周辺の環境の大きい変化ということでとらえてみますと、1つに東海北陸自動車道の開通があります。この件についてもこの地区のインターチェンジのオープン日、また名神高速道路とドッキングをしたのはいつか、簡単に時間を追って御説明をいただきたいと思います。



◎都市開発部長(丹羽孝夫君) 

 ただいまの件についてお答えさせていただきます。

 各務原インターチェンジと美濃インターチェンジがスタートでございまして、これが開通いたしましたのが昭和61年3月5日でございます。その次でございますけれども、一宮木曽川インターチェンジの完成でございます。これでもって一宮木曽川インターチェンジと各務原インターチェンジとが連結したわけでございますが、これが平成9年3月24日でございます。その次でございますけども、尾西インターチェンジの完成でございます。これで一宮木曽川インターチェンジと尾西インターチェンジの間でございますけれども、これが平成10年2月20日でございます。その後でございますけれども、尾西インターチェンジと一宮ジャンクションでございます。これによって名神高速道路と接続したわけでございますが、これが平成10年12月13日でございます。

 以上でございます。



◆21番(倉石義夫君) 

 ありがとうございました。

 ただいま都市開発部長より、138タワーパーク内のハード面の整備と東海北陸自動車道のインターチェンジの開通、名神とのドッキングの御答弁をいただきました。

 私が行いました3回目までの質問の大きい主張の1つは、当初決められました800円という料金が高いということを申し上げたわけでありますが、思い余りまして平成9年6月16日の質問では、江南市のすいとぴあ江南、浜松市のアクトタワー、現在経営が苦しくなっている状況の宮崎市のシーガイアのホテルオーシャン45、それと木曽三川公園の本部にあります展望塔の4つを取り上げまして100円で何メートルまで上がれるか比較をさせてもらって、やはり800円は高いということで申し上げたわけであります。

 当局の担当者の方が鋭意関係部門と討議を重ねてもらいまして、ようやく平成10年7月1日より大人の料金が800円から500円に変わったということでございます。しかしながら、500円にしても100円で20メートルまでしか上がることができない。比較をしました浜松市のアクトタワーとか、宮崎市のシーガイアのホテルオーシャン45は100円で30.8メートルまで上がれますが、この議論はきょうするつもりはありませんので指摘だけということで終わりにいたします。

 500円に下がったということは、関係者の皆様方の御努力に感謝を申し上げたいと思います。800円から500円という料金変更はソフト面の変更というふうに考えますが、そのほかにソフト面の変更が今までの間に何か出されたのか。

 それともう1つ御答弁をいただきたいのは、1年間に何回か行われます138タワーパーク内のイベントもソフト面と考えまして、1年間にどのようなイベントが行われているのか、一番新しい今年の例をとりまして、ソフト面の変更とイベントの状況を御答弁いただきたいと思います。



◎都市開発部長(丹羽孝夫君) 

 ただいまの御質問にお答えさせていただきます。

 まず、ソフトの面でございまして、ただいま議員がおっしゃったように条例の改正ということが1つございます。当初平成6年10月1日に展望塔の管理及び運営に関する条例を制定させていただきました。次に、2年後の平成8年10月1日でございますけども、開園時間の変更ということで、開園時間を夜9時までとか、いろいろ細かくございますけども、変更をさせていただきました。同時に回数券の制定もさせていただきました。それから、3番目でございますけども、料金の改定を平成10年7月1日にさせていただきました。並びに、その節に65歳以上の方につきましては割引制度ということも取り入れさせていただきました。これは各地からお見えになった方すべてということでございます。それから、平成12年6月27日に休館日の変更ということで、これにつきましては、12月のメリークリスマスの間でございまして、その日程の変更が少しございますので、その関係で1日ばかり休館日のスタート日を変えさせていただきました。それから、平成13年7月1日に、例えば中学生、小学生、幼稚園児、保育園児が、職員の引率でタワーにお見えになる場合につきましては、半額ということで規則の改正をさせていただいております。これが条例関係におきますソフト面でのことでございます。

 2番目といたしまして、本年度は市制80周年でございましたけれども、いろんなイベントの関係でございます。まず、大きいものといたしましては春のスプリングフェスタ、夏のサマーフェスタ、秋のオータムフェスタ、現在11月から12月25日までやっておりますツインアーチのメリークリスマス、そのほかに、春にはイベントといたしましてツインアーチのさくらまつり、新春フェスティバル、尾張たこの展示、ローズフェスタ、その他自然の観察会ということで、これは鳥や植物とか、すんでおります魚等を観察していただいております。それと、ことしの10月下旬でございましたが、市制80周年の記念行事といたしまして、桜2世の植樹祭を開催させていただきまして、議会の皆様も多数足をお運びいただきましてありがとうございました。ただいまのところ、植えました桜もうまく活着をしているようでございます。

 そのほか入館者の関係でございますけれども、数の節目節目で式典を行ってまいりました。まず最初、13万8,000人ということでございまして、これを達成いたしましたのが平成7年8月11日でございます。それから、3という数字に絡んで30万人の達成でございますが、平成8年4月4日でございます。それから、次は8に絡みまして80万人ということでございますが、平成10年12月19日でございます。それから、切りのいい100万人ということでございますが、これにつきまして平成11年11月27日でございます。それと138万人という一番数字の合ったものでございますけども、これが実は平成13年12月8日でございまして、この土曜日にちょうど138万人目が入場いたしまして、いろいろ皆さん方の御協力大変ありがとうございました。

 それから、特別に入館料の無料ということもございまして、5月5日の子供の日につきましては、中学生以下の方については無料ということでございます。それから、成人の日は現在1月第2月曜となっておりますが、新成人の方につきましては無料ということでございます。それから、9月15日の敬老の日につきましては、65歳以上の方につきましても無料ということをさせていただいております。

 以上でございます。よろしくお願いします。



◆21番(倉石義夫君) 

 都市開発部長から詳しく御説明をいただきました。時間の件、あるいは料金の件、割引の件、節目節目の入場者に記念品をあげたこと。あとはスプリングフェスタ等、今やっておりますクリスマスのイベントのことも詳しく御報告いただきましたが、イベントのときには、私の住んでます地域の葉栗商工発展会の役員、会員の方々は手弁当で出てきていただいて御協力をいただいておりますし、また、近隣の連区の商工会の方、また町会長、役員の方々にも頑張っていただいておりますことを皆様に心よりこの場で感謝申し上げたいと思いますし、今後もぜひ御協力を賜りたいものと、よろしくお願いしたいと思います。

 今、都市開発部長よりハード面、ソフト面の推移、そして周りの環境変化について詳しく御説明をいただきましたが、そのような御努力の結果どのくらい多くの方々に138タワーパーク、ツインアーチ138に来ていただいているか。入場者についてお尋ねしたいと思います。

 ある期間を区切りまして、その期間のトータル人員を営業日数で割ったら1日平均の入場者数が出ますので、全部言っていただくと時間がかかりますから、この期間の1日平均は何人ということで参考までに御報告をいただきたいと思います。



◎都市開発部長(丹羽孝夫君) 

 ただいま入館者と入園者について、入館者の方は券売機がございますのでそちらでカウントしておりますし、入園者につきましてもいろいろな統計的なとり方がございますので、そういうカウントをしておりまして、1日当たりの入園者、入館者ということで、年度別に少しお話をさせていただきますけれども、当初の平成7年の1日当たり入園者は2,623人ということでございます。入館者は、開園が4月29日でございましたけど、1日当たりが919人ということでございます。平成8年度は入園者が2,914人、入館者が少し減じましたが591人ということでございます。平成9年度は入園者が2,869人、入館者はまた減りまして454人ということでございます。平成10年度のときには7月に料金改定もございました。入園者は3,088人ということでございまして、入館者は少し増加いたしまして546人ということでございます。平成11年度は入園者が3,468人、入館者も632人と増加をしてまいりました。平成12年度は入園者が3,411人、入館者がまた少し減りまして510人ということでございます。当年度は11月末で入園者は1日当たり、ことしはちょっと増加いたしまして3,984人、入館者は516人ということでございます。12月はメリークリスマス等がございますのでかなり、土曜日も出かけましたけれども人数も多いようでございます。

 以上が入館者、入園者の関係でございます。よろしくお願いいたします。



◆21番(倉石義夫君) 

 ありがとうございました。

 しり上がりに上がっているのかなと思ったらそうでもないような状況で、天候のかげんであるとか、いろいろあるでしょうから、これはこれで数字として見せていただきます。

 次に、計画をされております施設の整備状況について、きょうの本題になりますのでお尋ねしたいと思います。

 平成7年9月7日の私の質問に対しまして時の都市開発部長は、ツインアーチ138を中心とした地域の整備計画について検討委員会の中で出てきたコンセプトの概要、考え方として次のように述べられております。「1つに、先ほども出ておりました水ということで、水で遊び、水で憩う親水空間の形成、それから2つ目に、周辺自然環境との調和の中で木曽川、大野極楽寺公園、光明寺公園との連携による一体性、それから3つ目に、社会的弱者と言われる人々の利用に配慮し、子供からお年寄りまでの皆様が楽しく遊べるような参加体験性のある施設構成、それから4つ目に、四季折々の変化の中で季節感を感じながら多様な文化活動が気軽に利用できる市民文化活動としての施設構成、それから5つ目といたしましては、ツインアーチ138との有機的連携を図りながら国際的な友好・親善に寄与し得る施設の導入などがございます。その他も出てくるかと思われますが、おおむね以上申し上げましたようなことが検討委員会での現状でございました。恐らく建設省から参るこういう考え方は、もう少し具体性のあるものになるであろうと、こんな予測をしているのが実情でございます。」というのが平成7年9月7日の本会議での御答弁であります。

 そして、平成7年12月6日の質疑応答で、江南市にあります「すいとぴあ江南」が非常に評判がいいので、138タワーパーク内に宿泊できる施設をつくることができないかという私の質問に対しまして、「138タワーパーク内では難しいが」ということで、次のように御答弁をされております。「なお、隣接する大野極楽寺公園の整備基本構想というのが平成4年度に作成されまして、議会の方にもお示ししましたが、この構想の中に、テーマと祭り広場ゾーンという中に宿泊施設の提案がなされております。今後、国営公園や、いわゆる光明寺公園との一体性や社会経済情勢等を踏まえまして、整備手法等も研究し、長期構想の中で検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。」というのが御答弁でございました。

 ということで、この宿泊の件はまだ継続として残っているわけでありますが、具体的な動きがどうであるか、現段階でわかっていることがありましたらお聞きしたいと思います。



◎都市開発部長(丹羽孝夫君) 

 お答えさせていただきます。

 ただいまの大野極楽寺公園の整備でございます。これにつきましては、平成6年からその地区の風のゾーンということで整備を進めてまいっております。現在ではエントランスゾーンと花のゾーンということで国の補助をいただいておりまして、順次整備を行っているところでございます。

 ただいまのお尋ねの宿泊施設でございますけれども、これはもともと川の家という構想の中にもございまして、例えば当市の一宮地域文化広場に銀河の家というのがございますが、そちらの利用の状況等を見ながら、状況はちょっと難しゅうございますけれども、構想としてはまだ生きておりますので、長期的な視点の中で検討してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



◆21番(倉石義夫君) 

 いつというお話はありませんでしたけれども、ぜひ前向きに、頭の中に入れていただいて実現していただきたいという強い希望であります。

 そして平成7年12月15日、建設委員会で国営木曽三川公園三派川地区センター整備計画が報告されまして、先ほど都市開発部長が御報告されましたとおり、平成8年の秋までに野外ステージとイベント広場とピサニの迷路等が完成したわけであります。そして、平成9年6月16日の私の質問のときには、レストランを含んだ管理棟、水に触れて遊ぶウォーター・ストリーム、イタリア・ルネサンス期の露壇式庭園、騎士の城が未整備で残っておりましたが、レストランを含んだ管理棟は御答弁のように平成12年の春にオープンをしたということであります。

 そして、騎士の城については平成13年9月7日、服部議員が、138タワーパークと河川環境楽園との一体化を持った整備についてという質問の中で、時の都市開発部長が断念する旨の答弁がありました。ただ、建物が建っているというだけの重厚長大型の施設はお金がかかるわけでありますし、ストップは当たり前かな、時の流れかなと思います。

 次に、水に触れて遊ぶウォーター・ストリームとイタリア・ルネサンス期の露壇式庭園が残っているわけでありますが、ぜひ進めてもらいたい施設かどうか。この辺は一体化になった施設なんです。ウォーター・ストリームと露壇式庭園と騎士の城というのは、この市発行の観光と歴史の中に、こういうふうに絵がありまして、この三者が一体化になっているんです。その中で、騎士の城が重厚長大型の建物ということで断念したということです。この残った2つをどうするかという問題もあるんでしょうが、私は個人的には再考してもいいのではないかなと思いますが、今までの関係者との打ち合わせの中で、その件についてはどのような動きになっているのか、もしわかりましたら御答弁をお願いしたいと思います。



◎都市開発部長(丹羽孝夫君) 

 お答えさせていただきます。

 先ほど御説明申し上げましたハード面の整備を行いまして、当初いろいろイメージしておりましたものが、少しずつできましたものと変化をしてまいりました経過がございます中でのお話になりますけれども、現在残っております事業は、1つには迷路と迷宮のゾーンの関係でございまして、この中には先ほどの騎士の城がございまして、これは一応断念ということでございますが、まだボーダム湖というものと湖畔のテラスというものがまだ未整備でございますけれども、これが残っております。

 それから、もう1つの水とふれあいのゾーンでございます。この施設の中で、ただいまのイタリア露壇式庭園とかウォーター・ストリームも未整備でございますけれども、まだ構想の中には残っております。この関係で、今後あの地区の断念したところはエリアが広うございますので、総合的にもうちょっと考え直して検討してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



◆21番(倉石義夫君) 

 ありがとうございました。

 そして、平成10年9月8日の私の質問のときに、冒険の森ゾーンというのを取り上げまして、整備を早くやってほしいということを申し上げました。子供たちが遊ぶアスレチックを早くつくったらどうかという提案をさせてもらったわけであります。この件につきましては平成13年9月7日の服部議員の質問の中でも取り上げられまして、そのときの都市開発部長の御答弁は、「冒険の森については協議を進めており、近々に基盤整備工事に着手される見通し」と述べられております。

 あれから3カ月しかたっておりませんが、現時点でどのように進んでおるのか、お尋ねをしたいと思います。



◎都市開発部長(丹羽孝夫君) 

 ただいまの件にお答えさせていただきます。

 冒険の森の整備でございますけれども、現在あちらの方は自然樹林がございますので、できる限りその自然樹林の保全をいたしてまいりたい。これを生かすというような考えを取り入れております。それで、それを含めまして早期に整備をされるように国土交通省と協議を進めておりますけれども、国土交通省の話でございますけれども、できますまでにまだまだ時間がかかりますけれども、中間的な手法といたしまして、現在タワーの付近に遊具施設のエリアがございます。そこを少し拡大いたしまして、小・中学生向けの施設の整備をする等の話を伺っておりますので、ここで御報告をさせていただきます。よろしくお願いいたします。



◆21番(倉石義夫君) 

 ありがとうございました。

 今のお答えで、塔の下の遊具の場所をもうちょっと充実して、冒険の森ゾーンのアスレチックにつなげるような方向に考えていると、ここにきてやっと前向きな御答弁が出てきたような状況だと思いますが、今の施設が早くでき上がるのを楽しみにしたいと思います。

 とにかく、今の子供たちは家に引きこもりがちであります。家の中でテレビを見る、ゲームをする方が楽しいということかもしれませんが、やはり何事にも体を動かすということが基本になってくると思います。子供たちが遊びに来るということは大抵保護者の方、家族が一緒についてくるわけでありますから、人のにぎわいも多くなります。そうなりますとツインアーチ138に上ってくれる人たちもふえ、また食事、お土産と、経済的な効果も大きくなるわけでありますし、またよい施設ならば口コミで宣伝もしてくれますし、ぜひとも早く実現してほしいと思います。

 そして、平成11年7月17日に河川環境楽園がオープンをして、ここも国営木曽三川公園のエリア内の施設でありますから、138タワーパークと河川環境楽園とを有機的に結んで双方がともに発展をするように考えていかなければなりません。この件に関しましても服部議員が提案されたことがいろいろありますし、そのことも含めて何点か御質問、提案をさせていただきたいと思います。

 まず初めに、河川環境楽園と138タワーパーク、両方の交流をもっと盛んにするという意味、また運動、リフレッシュを図る意味から両方の施設に貸し自転車でも置いたらどうか。そして、行き来をすることを可能にしたらどうかという提案であります。

 12月7日の一般質問で、渡辺宣之議員も放置自転車の件を取り上げられました。放置自転車に、例えば手を加えて統一したカラーに塗りかえて、整備費とか管理費として幾らかのお金をいただくことにして貸し自転車をする。管理が必要でありましたら、例えばシルバー人材センターに委託するとか、善意に頼るなら自転車の置き場だけを指定するとか、貸し自転車を実施するためにはいろいろと考えなければならないことがあると思いますが、この辺は独断と偏見で言っていますので申しわけないことかもしれませんが、河川環境楽園と調整をし、前向きに進めてみるお考えはあるかどうか、まずお尋ねしたいと思います。



◎都市開発部長(丹羽孝夫君) 

 ただいまの件についてお答えさせていただきます。

 川島町に河川環境楽園ができまして、私どものタワーの関係と相互で連携して、刺激し合って、たくさんのお客様に来ていただくということが大事なことだと思っておりますし、その間の連携ということで、こちらから向こう、向こうからこちらへ来ていただくためには、もちろん車での交流もございますけれども、その辺のところは自転車で、サイクリングロードも当市の方は完備をしておりますので、貸し自転車ということについて申し上げますけれども、現在のところは東の大野の方に貸し自転車の倉庫がございまして、約80台ほど保管をしておりますけれども、今度新しく向こうに管理棟をつくり直しいたしまして、現在の倉庫はサイクリングロードから少し離れておりましてなかなかわかりにくいという点もございますので、今度の管理棟は道路に接しましたところに設置をいたします。その中に自転車の置き場も設けまして、先ほど御提案ございましたように、自転車も放置自転車というものがたくさんございまして、リサイクルとかいろんな広い行政の面から考えましても、そういうものを取り上げさせていただいて、多分台数をふやせばふやすほどお客様もたくさんお見えになるという感じがいたしますので、今後はその辺も含めまして総合的に考えてまいりたいと思ってます。



◆21番(倉石義夫君) 

 ぜひ前向きに検討していただいて実施してほしいと思います。

 そして、レンタサイクルにかかわらず、木曽川の南派川にかかっております渡橋を歩いても自転車で通っても、本当に車の往来が多くて恐いんです。この件についても本年6月13日の服部議員の質問で取り上げられましたので、ぜひこの渡橋に自転車あるいは歩行者が通れる側道をつくってほしい。この件については、あの橋自身が岐阜県の管轄の橋らしいですから、ワンクッション置いての討議ということになると思いますが、6月にも提案されておりますし、自転車、人の事故もないようにしなければなりませんので、ぜひ実現させてほしいと思いますが、その辺の進捗状況がわかりましたら教えてほしいと思います。



◎都市開発部長(丹羽孝夫君) 

 ただいまの件についてお答えさせていただきます。

 渡橋は、木曽三川公園の138タワーパークと対岸の河川環境楽園を最短で結んでおります重要なルートでございます。おっしゃるように、渡橋は土・日・祭日のイベントの開催時でございますけれども、交通が大変渋滞をいたしまして、中には自転車とか歩行者の方もお見えになりまして、安全確保に大変問題があると認識しております。

 したがいまして、今後、両方の公園を行き来いたします歩行者とか自転車の方々の安全を図りたいということでございまして、こちらに歩道橋を併設するというお話がございまして、これにつきましては私どもの市長から川島町長にもいろいろ御協議を申し上げまして、また関係機関へもいろいろ要望してまいりました。

 これによりまして、少し進展をいたしております。愛知県と岐阜県の協議がほぼ整っておりまして、これは県から聞いた話でございますが、工事といたしましては来年度から始まって、一応平成16年度末にその歩道の完成を目指して事業が進むということになっております。その内容でございますけども、一応全体の事業費が約5億円ということでございます。その負担割合は愛知県と岐阜県が半々ということで各2億5,000万円ということでございます。工事につきましては平成14年、15年、16年の3年でございまして、平成13年度は既に設計委託ということがございますので、これにつきましては約5,000万円の予算でございますけれども、これも両県で半々の負担ということで、既に詳細設計と、地質の調査が必要でございますので、その関係の委託を11月に発注しております。来年度でございますけれども、とりあえず工事といたしましては橋梁の下部工を約8,000万円の予定で工事発注いたします。これにつきましても費用は半々で4,000万円ずつということでございます。あと、平成15年度には上部工を工事いたしまして、平成16年度に架設工事をやるという流れでございます。よろしくお願いいたします。



◆21番(倉石義夫君) 

 ありがとうございました。

 大変うれしい、ありがたい御答弁を今いただきまして、平成16年度に完成ということで予算も決まって進められるということで、うれしく拝聴させてもらいました。

 そして、138タワーパーク、河川環境楽園のほかに、これからも江南のエリアとか各務原のエリアに国営木曽三川公園の大きい拠点施設が計画されておりますから、それらの施設を常時ぐるぐる回る巡回バスが今後ぜひ必要になってくるものと思うわけであります。

 その実現の前に、まず138タワーパークと河川環境楽園を結ぶシャトルバスができないかなということであります。もちろん有料で結構ですし、小型でもよいと思いますし、むしろ今のところは小型の方がいいかなと思います。

 この件はまた後から問題として出しますが、土曜日、日曜日、祭日だけでも運行できたらと思いますが、その辺の取り組みにつきましては河川環境楽園とのコンタクトの中で話題として出ているのか、その辺をお答えいただきたいと思います。



◎都市開発部長(丹羽孝夫君) 

 ただいまの件についてお答えさせていただきます。

 河川環境楽園と私どもは施設ができておりますので、もともとそういう御意見はたくさんいただいておりますし、御提案もいただいておりますので、今後とも、暫定でもよろしいので、実現に向けて国土交通省にも働きかけてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。



◆21番(倉石義夫君) 

 ありがとうございました。

 ぜひ前向きに検討されて、早く実現してもらいたいものと思います。

 先ほど、小型でもいいと言いましたのは、御存じのように渡橋の岐阜県側から平成橋へ向かう道路が非常に狭くて大型車が通れません。狭い道のそばに建っている家屋も取り壊しが済んだ状況でありますから、あそこの場所は拡幅されるということでしょうが、その辺の拡幅の問題についても、現在見通しはどうなっているのか、お尋ねしたいと思います。



◎土木部長(脇田東吾君) 

 愛知県側の県道一宮川島線につながってまいります岐阜県側の県道ということで、私の方からお答えさせていただきます。

 この県道の現状でございますが、平成川島橋から南に向かいまして道路が狭くなっております。平成川島橋から南にある交差点までは道路整備が完了しておるわけですが、お尋ねいただきました区間は、交差点からさらに南へ向かって渡橋までの区間はもともとの道路のままということで、現状では約5.5メートル、大型車の通行は大変難しく、この区間については大型車について北側から一方通行という状況でございます。

 この区間の改良事業についてのお尋ねでございます。この道路は岐阜県側の県道川島三輪線ということで、岐阜県が施行者でございまして、この事業につきましては、今、議員お話しございましたように、現状家屋等の撤去が進みまして用地買収が進んでおります。ことしじゅうにすべて用地補償が完了し、引き続いて今年度、一部工事に着手されるものでございます。来年度以降も拡張工事が進められまして、平成15年度末の完了を目指していると川島町の方から伺っておるところでございまして、私どもも一日も早い完成を願っておるところでございます。

 以上でございますので、よろしくお願いいたします。



◆21番(倉石義夫君) 

 土木部長から明るい答弁をいただきましてありがとうございます。

 平成15年度完成ということですが、それまでの間は大型車が通れない、一方通行という格好になりますので、両方の大型車による交流はできない。それまでの間、例えば両端に道路工事のときに使う信号、ゴー・ストップという、何秒待ったらゴーできるという、その辺の設備を置いてでも、両方の大型車の通行を可能にすることを考えられないか、その辺の御見解をお聞かせいただきたいと思います。



◎土木部長(脇田東吾君) 

 拡幅工事の期間を含めましての御提案でございますので、引き続いて私からお答えをさせていただきます。この区間の現況につきましては、いわゆる狭い区間の北側の交差点には通常の信号機が設置されているわけでございますが、それから南へは非常に幅員が狭いということで、現在大型車に限っては北からの一方通行で、渡橋側から北へは大型車が進入できないわけでございます。この状況は、御案内のとおり岐阜県側の公安委員会が川島町、地元と御協議され、そういう規制をされておるところでございます。

 ただいま御提案いただきましたような、上り・下りの通行時間を信号処理して、普通車、大型車ともに交互に通行させるということができないかということのお話でございます。私たちもそういう状況を望むわけでございますけども、一番かかわりの深い川島町の方からの御意見も伺いますと、一たんとめるわけでございますので、若干滞留長が心配だということ、そういったものでかえっていろんなところに影響が出るんではないか。

 それからもう1つは、御承知かと思いますが、その区間に生活道路が数カ所、細い道でございますけれどもありまして、そういったものでの危惧もあるというようなことで、いろいろ不安をお持ちでございまして、道路改良工事も始まるところでございますので、お気持ちとしましては現行の交通規制のままで一日も早い道路改良の完成に向けて努力していきたいと伺っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。



◆21番(倉石義夫君) 

 ありがとうございました。

 平成15年度の拡幅完成の目標という御答弁でしたが、一日でも早く完成をさせてもらって大型車の通行を可能にするという努力をしていただきたいと思います。

 平成10年12月にハイウェイオアシスができました。河川環境楽園には東海北陸自動車道から直接入ることができるわけでありますが、そのパーキングに入ったら河川環境楽園しか見ることができないわけであります。川島町の狭い道が広がれば一宮木曽川インター、あるいは各務原インターで一般道におりて、138タワーパークと河川環境楽園の両方を見てもらって、より多くの人に楽しんでもらい、その上にお金も使っていただくようにしなければならないと思うわけであります。

 今のハード面のことはおきまして、次に苦情といいますか、改善をしてほしいことを申し上げたいと思います。

 私の知り合いの50歳代の女性の方が、その方のお母さんを連れてツインアーチ138に上るために切符を買いに窓口に行ったら、65歳以上という証明を出してくれという話なんです。風貌を見たら間違いなく65歳以上ということはわかるのに、何でそんなに証明書と言われるのかという話がございました。

 65歳云々の件については、過去にも私から自己申告にしたらどうですかという御提案をさせてもらいました。ぜひ関係先と打ち合わせて、自己申告でもオーケーということの徹底をしてもらった方がいいのではないのかなと思います。62歳とか63歳の人が65歳、66歳と申告しても、これは本人がもうかったと思って、上の方でコーヒー一杯飲んでくれるかもしれませんし、そういうことで人を信用して、申告で65歳です、66歳ですと言われたら、割り引いた券を売ってあげるということで、快く「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」ということで通してあげたらいいのかなと思います。

 つい先日、券を売る外の機械のところで立っていましたら、車いすに乗ったおばあさんとその家族の方が一生懸命券売機を見ているわけです。恐らく割引があるということを知っておられて券売機のそばで見ておられたのだと思いますが、ずっと長いこと見ておられるものですから、私の方から、中の受付のところで割引の料金で券が買えますからと言って、窓口の方に行っていただきました。

 65歳以上の方とか、身障者の方の付き添いには1人半額になるという御説明があったわけですが、スペースの問題がありますので可能かどうかわかりませんが、券売機のそばにだれか人がいて、通常は券売機で買うわけですが、そういうハンデのある人、あるいは御老人の方が来られたら、その人が対応してあげたら非常にスムーズにいくのかなということと、もう1つは逆に、タワーの事務所の中に受付がありますから、そこのそばに券売機があればそのような問題も解消するのかなと思いますが、65歳以上の自己申告の問題でスムーズにやってあげるということと、券売機のそばに人がおることが可能かどうか、その辺の対応について御答弁をいただきたいと思います。



◎都市開発部長(丹羽孝夫君) 

 ただいまいろいろ苦情をいただきまして、まことに申しわけございません。今後よく担当の職員を指導しながらやってまいりますし、ただいま御提案ございました点については、例えば身障者の方がお見えになって付き添いの方が1人半額という話もいたしまして、中に受付があり手売りで券を売っておるわけでございます。ただ、外の券売機につきましては都市基盤整備公団にお願いして設置していただきましたので、建物も国土交通省がつくっておりますので、それは所有権とかいろんなスペースの問題がございますので、それはそれで使わせていただいて、移設についてはちょっと困難でございます。その辺御理解をお願いしたいと思います

 それから、中で担当しております受付の職員も、もしそういう方がお見えになると、こちらから見てもわかるわけでございますので、お見えになってわからないときには、議員がおっしゃるようにほかのお客様が教えていただく場合もございますし、職員が以後気をつけまして、割合で言ったらそんなに多くないことと思いますので、その辺も臨機応変に対応をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

 それから、高齢者の割引に際しては、一応身分証明書をというようなことを申し上げておりまして、その後いろんな話を聞いておりますと、よその施設では議員おっしゃるように自己申告ということで、やはり施設を楽しく使っていただくことが一番でございますので、私どもは現実をよくよく聞きますと、一応身分証明書をお持ちの方は御提示をしていただくわけですけれども、ない方には一応生年月日をお聞きいたしまして、それで認定して、そういう取り扱いをしているようでございます。そんなことで、さっきおっしゃったように皆様に楽しく来ていただいて、簡便な方法で今後やっていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



◆21番(倉石義夫君) 

 お年寄りは生年月日を忘れることがあるかもしれませんので、うまいソフトの対応をお願いしたいと思います。

 それともう1つ、犬のふん害の件です。今定例議会で一宮市飼い犬等のふん害の防止に関する条例の制定が提出されておりますので、これは議案審議になりますから詳しく述べませんが、子供が芝生の上で転がったり遊んだりしていたら、服にふんがついたということも聞いておりますし、立て看板も出ておりますが、係の人は毅然とした態度で指導してもらいたいと思います。これは要望しておきます。

 平成11年6月15日の質問のときにもお願いをしましたが、138タワーパークのパーキングに入るゲートのオープン時間の件であります。

 光明寺公園、138タワーパーク、大野極楽寺公園、また木曽川の堤防、野鳥園といったあのエリアをウオーキング、ランニングする人は結構おられます。光明寺球技場のそばにパーキングがあります。また、大野極楽寺公園のそばにあるパーキングは早朝でも開いているので、そこを利用したらよいのではないかと言われますが、やはり中央にある138タワーパークの駐車場に車を置いて、その日の気分によっていろんな方向に歩き、走り回りたいわけであります。太陽が上って明るくなれば、暴走族も恐らく姿をあらわしません。日の出と同じぐらい早くゲートを開けてくれとは申しませんが、健康の維持・増進、またリフレッシュを心がけている多くの人たちのために、ゲートのオープン時間を前向きにもっと真剣に考えてほしいということを再度強調したいと思います。

 16ある国営公園の横にらみということではなく、138タワーパークの持つ特徴を考えてみますと、朝の運動を楽しみにしている人たちがもっとたくさん来てくれるものと思います。ゲートのオープンを警備会社に外部委託しているようでありますが、例えば連区と相談をして、信頼できるどなたかにお願いをして、ゲートをオープンしていただく方法もとれると思いますが、平成11年6月15日以降のその辺の動きについてはどのようになっておるのか、お尋ねしたいと思います。



◎都市開発部長(丹羽孝夫君) 

 ただいまの開門時間の関係についてでございますけども、過去にも御答弁の中で、全国で16ある国営公園の中で、当市につきましては約1時間前の8時半に開門しているところでございますけれども、これにつきましては夜間の管理の問題とかいろんなことがございまして現状はこうなっておりますけれども、あくまでも利用される方の御希望というのは大事でございます。国土交通省、都市基盤整備公団、公園緑地管理財団、一宮市の四者でよく定例会を持っておりまして、今後もその御提案につきましては、少しでも早く対応できるような時間になるよう、粘り強く御提案をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。



◆21番(倉石義夫君) 

 新部長の大きい仕事として取り組んでいただけたらありがたいと思います。

 もう1つ提案であります。子供たちに楽しんでもらう施設として、先ほど冒険の森、アスレチックということで前向きな御答弁をいただきましたが、幅広い年齢層の方々に楽しんでもらうために、これは独断になりますけども、例えばパターゴルフを考えたらどうかなという提案であります。138タワーパークに限らず、138タワーパークと一体化している大野極楽寺公園、光明寺公園の中でもよいと考えるわけであります。

 実は、各務原市が直営で経営しているパターゴルフ場がありまして、ここにパンフレットを持ってきておりますが、各務原リバーサイド21というパターゴルフ場であります。一宮市から近いので行かれた方もおられるかもしれませんが、木曽川の岐阜県側の堤防を上流に向かって行くとその場所があります。長良、木曽、揖斐という3コースがあって全部で27ホール。一般用コース利用券が800円ですが、つい最近行って見てみましたら、平成13年5月16日より平日シルバー60歳以上600円という張り紙が出ておりました。年配の人だけでなく若い人、カップル、子供と一緒の家族が思い思いに楽しむことができるわけであります。この各務原リバーサイドはオール天然芝でございます。バンカーもありまして、こういう施設は余り広い場所も必要としません。この各務原リバーサイドの受付係の人は、私が見た限りシルバーに属する年齢と見えました。

 喫茶室も事務所のすぐ隣にありますし、ぜひ行かれて体験をされて、138タワーパーク、光明寺公園、大野極楽寺公園、河川敷が可能かどうかわかりませんが、27ホールも要るかどうかわかりませんけども、みんなが楽しんでもらう施設としてこのようなものも考えてみたらどうかなと思いますが、御所見を賜りたいと思います。



◎都市開発部長(丹羽孝夫君) 

 ただいまのお話でございますけれども、過去に皆様方がいろんなスポーツをやってまいりまして、例えば最近では、聞きしますとパターゴルフというのも大変盛んで、あちらこちらに大会とかいろいろお話を聞いております。この辺につきましても、もちろん用地の問題もございます。公園の中で空きスペースとかいろいろ計画変更がございまして、対応できるかどうかもありますけれども、先ほど申し上げましたけれども、国土交通省や都市基盤整備公団、公園緑地管理財団と定例会を持っておりますので、そういう中で市民の皆様の御意見、御要望ということで取り組んでまいりたいということで提案をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。



◆21番(倉石義夫君) 

 ありがとうございました。

 平成7年12月6日の私の質問のときに、さきに出しました宿泊施設のほかに、欲を言いますとということで、この地域に200人から300人ぐらい入れる小ホールでもあればベターだという提案をさせてもらいました。環境的には抜群の土地でありますから、何とか文化的な施設、多目的な施設になるかもしれませんが、完備をして、より多くの人に来てもらい、利用してもらい、楽しんでもらう、よりすばらしい地域にしたいという強い希望であります。

 ツインアーチ138に来られた人にアンケート調査をしておられるようでありますが、ツインアーチ138、138タワーパークを中心としたこの地域のことについてどのような希望があるのか、またどのような不満を持っているのか、苦情があるのか、系統的にアンケートを実施して、広く意見を聞いてみるのもいいのではないかと思います。

 平成12年の春にオープンしました食堂ですが、来園者が多いときに時々注文した食べ物を受け取るのに列をつくって待っている光景を見受けます。注文する人、つくる人、渡す人あるいはメニュー等で何か問題があるのか、レイアウトに問題があるのか、何か問題がありそうであります。

 アンケートの中にもそのようなことが出ておったかもしれませんが、6年以上たっておりますので、広い層から138タワーパーク、ツインアーチ138の御意見を聞かれるのもいい機会ではないかなと思いますが、その辺の御見解をお尋ねしたいと思います。



◎都市開発部長(丹羽孝夫君) 

 私どももよく仕事であちらの事務所を訪れますし、横の食堂も使わせていただくわけでございますけども、やはり券売機が1台であるということと、おっしゃるように注文で券を出しまして受け取るまでにかなり時間がたちますし、並んでお見えでございまして、その辺も私どもが日常お邪魔したときに、一番直接皆様が感じるのがそういうところかと思いまして、公園緑地管理財団の方にいろいろお話をしまして、それから券売機に品切れというのがありまして、品切れなら最初からメニューを書かないとか、そんなこともありまして、お邪魔するたびにいろいろ不便を私どもじかに感じておりますので、何か具体的に方策等をお願いしておりますので、よろしくお願いいたします。

 次に、アンケートの件でございますけれども、私も着任してまだ2カ月ちょっとでございまして、内容的には十分把握をしておりませんけれども、ただ実態といたしましては、食堂のときに感じたわけでございまして、それと先ほど御意見がございましたが、開園時間ということも、時間帯の早い方について地元から御意見があるとは聞いておりますけれども、ただアンケートの分析した結果まではちょっと今認識しておりませんので、申しわけございません。よろしくお願いします。



◆21番(倉石義夫君) 

 何らかの方法で幅広くアンケートをとられる機会をつくられたらよろしいかなと思います。

 1番目の健康保険証1人1枚カード化の件では、かなり文句を言わせてもらったかなと恐縮に存じますが、長時間いろいろと質問、提案、意見をさせてもらいましたのでこれで終了したいと思いますが、最後に市長より御所見を賜ればありがたいと思います。



◎市長(谷一夫君) 

 特に138タワーパークにつきまして、さまざまな具体的な御提案をいただきましてありがとうございました。この施設も本当に多くの方に御利用をいただける施設に成長してきておりまして、今後、整備には国とも協議しながら精力的に取り組んでいきたいと考えておりますので、議員御提案のように、住民の皆様方、利用される方々の御意見も聞きながら、より親しまれる施設に向かって整備を進めてまいりたいと思っております。

 今後ともよろしく御指導賜りますようお願いいたします。ありがとうございました。



◆21番(倉石義夫君) 

 大変ありがとうございました。

 12月3日に車の中でラジオを聞いておりましたら、次のようなことを話しておられました。これは教育委員会に関係するのでしょうが、「機械文明の発達とともに失われたものを取り戻すのが生涯学習である」という話でありました。

 昔は移動するのに歩かなければならなかった。歩かざるを得なかった。138タワーパーク、光明寺公園、大野極楽寺公園が生涯学習の大きい拠点の1つとして、ますますその重要性を増していくように思います。ぜひこれから鋭意努力をされて完備してほしいと思います。

 長々と質問をさせていただきましたが、これで終わりにしたいと思います。どうもありがとうございました。(拍手)



○議長(浅野貞一君) 

 暫時、休憩いたします。

                            午前11時58分 休憩

                            午後1時 再開



○副議長(渡部昭君) 

 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 9番 伊藤勝朗君。



◆9番(伊藤勝朗君) (登壇、拍手)

 お許しをいただきましたので、通告に従って質問をさせていただきます。

 希望と期待に胸を膨らませて迎えました21世紀ですが、最初の1年、終わってみれば期待外れ、マンネリ化した経済不況、下げどまらぬ株価、進まぬ不良債権処理、大型倒産の続出、未曾有の失業率、それに追い打ちをかけるように同時多発テロ等々、数えれば切りがない暗い話題ばかりで終わりそうであります。ただ1つ、先日の新宮様愛子様の誕生のニュースが明るい響きを持ってまいりました。国民そろってお祝いを申し上げたいと思います。

 さて、国政では国民の圧倒的支持を得て小泉内閣が発足いたしました。どうにも先の見えない、打ち続く不況のあらしに耐えられない、すがる思いの国民の声がその支持率にあらわれていると思います。さらにことしの流行語大賞に小泉語録が選ばれました。いわく「聖域なき改革」「米百俵」「恐れず怯まず捉われず」さらには「骨太の方針」「ワイドショー内閣」「改革の“痛み”」といった一連の言葉が選ばれました。依然として大衆の関心が続いていることを如実に物語っていると思います。

 さて、私は2年前、平成11年9月議会の一般質問において、スタート間もない谷市政の行政改革に対する取り組みについてお伺いいたしました。当時は、平成10年から12年までの新・一宮市行政改革大綱のさなかでありました。そこで平成11年3月、一宮市行政改革推進本部から出された大綱の中の基本的な考え方として、「一宮市行政改革大綱の策定後、本市行政を取り巻く社会経済情勢は急激に変化しています。簡素、効率化を初めとするこれまでの行政改革大綱の視点だけでは、市民に最も身近な行政主体である市に寄せる市民の期待にこたえられなくなってきますので、社会経済情勢などの変化に的確に対応し、行政運営のあり方全般にわたって新たな視点も加えて見直すことにしました。」と書かれております。

 そこで、先日発表になりました新・一宮市行政改革大綱実施状況、平成10年から12年度についての総括を含め、結果に対する評価と感想をお聞かせいただきたいと思います。



◎総務部長(山口善司君) 

 平成10年度から12年度で実施してまいりました新・一宮市行政改革大綱の件でございます。

 この行政改革大綱では、情報公開の制度化や補助金等の整理合理化、あとは主な取り組みといたしましては、平成10年度から12年度までの3年間で公共工事のコストを10%削減するという公共工事コスト縮減計画、特別養護老人ホームの管理運営やごみ・不燃物収集業務などの民間委託、競輪従事員の削減など競輪事業の経営合理化、小・中学校事務職員の廃止、用務員のパート化、給食センター2場化に向けての調理員の嘱託やパート化のほか、職員1人1人が主体的に取り組むための1課1目標運動の展開など、各分野の事項に取り組んできました。

 全体的に考えますと、この新・一宮市行政改革大綱は、経費削減を主体とした取り組みといった感じがいたしております。

 結果といたしましては、計画につきましてはおおむね実施できたものと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆9番(伊藤勝朗君) 

 ありがとうございました。

 それぞれの係の方がそれぞれの立場で真剣に取り組まれた結果と高く評価をいたしたいと思います。

 平成11年のときの木村前総務部長のお答えの中にも、職員1人1人がそうした認識を持って取り組むということが大事な目的であるというようにお話になっておりましたが、確実に実行されてこられたということを評価いたしたいと思います。

 行政改革に対する認識を深めて実行されたことに対して、高く評価をし、敬意を表するものであります。さらに、今回の市広報で節減金額13億7,000万円余と市民の皆さんに大きくアピールしていただきました。

 最近地元の会合などで時々耳にいたしますが、最近市役所の職員の皆さんが親切になった、対応が優しくなったという気がするというお話を伺いました。非常にうれしく聞いておるところでございます。特に、大きく見やすい胸の名札も職員の皆さんの意識改革に大きな影響を与えていることと思っております。こうした意識改革を持ち続けていただきたいと念じておるものでございます。

 次に、本年7月に策定されました一宮市行政改革大綱、平成13年から15年までについての取り組みについていろいろお伺いしたいと思います。大綱の内容及び具体的な施策がありましたらお伺いしたいと思います。



◎総務部長(山口善司君) 

 平成13年度から15年度までの一宮市行政改革大綱の件につきましてお答えさせていただきます。

 冒頭議員も述べられましたように、21世紀を迎えまして社会経済情勢も大きな転換期の中にあります。また、地方分権一括法が施行されまして、地方分権という新たな流れによりまして地方自治は新しい時代を迎えております。

 こうした状況の中で策定をいたしました行政改革大綱につきましては、前回の新・一宮市行政改革大綱の課題を踏まえながら、単に行政の効率化のためだけの改革ではなく、現在及び将来の行政機能の充実・強化を図り、本市が21世紀にふさわしい自治体としての役割が果たせるよう、その指針として策定いたしました。

 大綱の基本姿勢も、行政改革の趣旨を経費の削減、合理化という観点から一歩進めまして、行政の活性化、行政サービスの向上に基本姿勢を置きまして、その目的を職員1人1人が認識して、一層の行政改革を推進していくことといたしました。

 本大綱の取り組み課題は7つの柱に区分して、課題ごとに具体的な改革目標89件を設定いたしましたが、その中でも重点的な項目といたしましては、組織・機構の見直しであります。平成14年4月1日の特例市の移行に合わせ、市民にわかりやすく、地方分権の潮流に即した組織・機構とし、市民サービスの向上を図ることができるよう、縦割り組織の改善を目指していきたいといたしております。

 次に、職員の意識改革と資質向上でございます。

 民間の発想や手法、専門的な技術、知識、経験等を取り入れていきたいと考えております。また、人材育成の観点から研修体制の強化、人事評価システムの確立に努めていきたいと考えています。事務・事業の改善といたしましては、行政の事務・事業を成果重視の観点から評価していく行政評価システムの構築をしてまいりたいと考えております。また、これは継続でございますが、公共と民間の役割分担を明確にしていくため、民間委託等の推進をしていきたいと考えております。

 いずれにいたしましても、行政改革はこの先も継続して計画、実施をしていかなければなりませんので、時代の変化にも対応できるよう、さまざまな意見を取り入れながら追加、修正を加えて推進していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆9番(伊藤勝朗君) 

 ありがとうございました。

 非常に力強い御発言をいただきました。大いに期待をするところであります。

 機構見直しにより事務の簡素化、人件費の削減ができると考えられますが、現在の職員の皆さんの平均的な生涯費用は1人幾らぐらいかかると予想されますか。



◎総務部長(山口善司君) 

 具体的に計算したことはございません。以前一般的に2億円程度と言われておりました。それ以後給与関係も余り大きな変動がございませんので、そう大差ないだろうと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



◆9番(伊藤勝朗君) 

 ありがとうございました。

 そういうお話を聞きますと、なおさら人員の削減、合理化ということが大切であるということを思い知らされるわけであります。

 さっきもお話をいただきましたように、来年度から一宮市も特例市に移行することになりました。地方分権時代を迎えるに当たって1つの大きな節目であって、チャンスであります。国においても省庁の統廃合という大改革を行われました。思い切った機構の改革、見直し等を進めていくべきだと思います。当市に即した施策の実現をしていただきたいと思っております。

 1つここで苦言を呈したいのでありますが、時々一般質問の答弁の中に聞かれます言葉の中に、他の市町の状況を見ながら、あるいは研究しながらというような答弁をよく耳にするわけであります。さっきも軌道修正をしながらというような部長の答弁もありましたように、これからは他の市町に先駆けて事を図るくらいの勇気と決断を持っていただきたい、そんな気概を持っていただきたいと思います。まして、西尾張の中核である一宮市であります。周辺の範たるものを見せていくべきだという気がいたしますので、よろしくお願いしたいと思います。

 さて、当市の一般会計の現状はいかがでありましょうか。

 先日、認定されました平成12年度の決算においては、市税も相変わらず低調で厳しい状況が続いております。市債の残高はといえば、まだ高水準で600億円程度あります。一般会計決算が720億円余でありますから、実に年間予算の8割強の借金がある勘定であります。民間ならとっくに倒産しております。安易な借金に頼らず、一日も早く市財政を立て直すべきだと考えます。

 それには、先ほども述べましたように、収入が上がらなければ少しでも支出を削減しなければなりません。愛知県も危機的財政状況で、先日の県議会で神田知事がその対応には20%の人件費削減と述べておられました。大変なことであります。当市もあらゆる面で経費の節減を図らなければなりません。市の先日の広報にも出ておりましたけれども、人員の削減等計画的に考えておっていただくようでありますので、ぜひそれを上回る計画を進めていただきたいと思います。

 そんな思いの中で2番目、3番目の項目をお願いいたしますが、これはあくまでも行政改革の思いの中でのお話でありますので、そんな観点から御理解をいただきたいと思います。

 一昨年の一般質問で、給食の効率の悪さについて議論をいたしました。その結果を踏まえて、先ほどの報告にもありましたように、当局では平成12年度に施設の改善を図りながら、調理場の2場化を図られました。その効率の悪さをそれで大いに克服されたことと思いますが、過去昭和57年に4万5,263食というピークの数字があったように、前回お聞きをいたしております。平成12年度の給食数、また今回2場体制にするについてどれくらい投資をされたか、さらに平成10年度から3年間ぐらいの学校給食費をお聞かせいただきたいと思います。



◎教育長(馬場康雄君) 

 お尋ねの件でございますが、まず給食数の関係でございます。平成13年度は2場体制となりましたが、4月当初の状況は前年とほぼ同じの2万6,666食でございます。

 それから、2場化によります投資額としましては、旧の第2調理場、現在の南部調理場でございますが、プラットホーム増設工事及びボイラー1缶増設工事等で1億8,270万円余、それから第3調理場、現在の北部調理場でございますが、ボイラー1缶増設工事及びその他の工事等で4,626万円余、合計しまして2億2,896万円余でございます。

 それから、平成10年度から3年間の年次別の決算額の状況でございますが、平成10年度は10億2,133万円余、平成11年度は9億6,094万円余、平成12年度は12億5,753万円余でございますが、先ほど申し上げました2場化の関係経費を除きますと10億2,857万円余となっております。さらに平成12年度は臨時的経費としまして自動食器類洗浄システム2台買いかえ分の5,880万円が含まれておりますので、平年ベースですと平成11年とほぼ同じ9億6,977万円余となりますので、よろしくお願いいたします。



◆9番(伊藤勝朗君) 

 ありがとうございました。

 さっきも言いましたように、平成11年度、12年度と確実に経費が減っておることをうれしく思うわけであります。やはり考えればそうした改善もできるように思います。

 従来の3場での調理人員は1場30名体制であったとお聞きしたように記憶をいたしておりますが、現在2場になった状況ではどのような人員配置になっておりますか。また、その人員については行政指導とか、あるいは決まりによって定数がある、その辺の事情についてお伺いしたいと思います。また、従事員の内訳、つまり調理員が何名、パートが何名というようなことでお聞かせいただきたいと思います。



◎教育長(馬場康雄君) 

 平成12年度までは1場30人体制としてまいりました。したがいまして、平成12年度当初につきましては正規の職員が81名、嘱託・パート合わせて9名で、合計90名の配置でございました。2場になりました平成13年度当初の人員配置は、1場42名体制としまして、正規職員が78名、嘱託並びにパートで6名の合わせて84名になっております。

 今、お尋ねの調理員の基準でございますが、昭和35年に文部省の体育局長の通知で、学校給食に従事する職員の定数確保及び身分安定についてということで示されております。これは、児童・生徒数に応じまして100人以下は1人または2人、101人から300人までは2人、301人から500人までは3人、501人から900人までが4人、901人から1,300人までが5人で、1,300人以上につきましては、6人プラス500人増すごとに1人を加えた数となっております。これは共同調理場方式ではなく、当時はほとんど単独校方式でございましたので、単独校におきます学校の児童・生徒数に応じた基準を示したものでございまして、その通知の中にもこれを下回らないことという文言が入っておりますので、よろしくお願いします。

 なお、その後昭和60年1月に出されました文部省通知、学校給食業務の運営の合理化についてということで、今後合理化を進めていかなければならないが、基本的なことは学校給食の質の低下を招くことのないように十分配慮すること。地域の実情等に応じパートの活用、共同調理場方式、民間委託等の方法により人件費等の経常経費の適正化を図る必要があるとされております。

 その場合、設置者が学校給食業務の合理化を図るために、今言いました3つの事柄が挙げられておりますが、本市におきましては共同調理場方式を採用しております。その中には、近代的な施設設備を導入し、衛生管理及び労働安全の面に配慮しつつ調理工程の合理化を図る。パート職員の活用を図るとともに調理員の稼働の効率を高めることとございます。本市は今回2場化をしまして1場当たり42名体制にいたしたわけでございますが、当時に比べましてセレクト給食、あるいは副食の献立の多様化、とりわけO-157問題以後、安全に対する非常に厳しい衛生管理が要求されております。そんな中で、加熱処理の増加など、これまでとは違って学校給食の置かれた状況も非常にさまざまな面で要求度が高くなっております。そんな中で1場42名配置とさせていただいて、今年度からスタートいたしておりますので、よろしくお願いします。

 なお、予備的な人員配置の有無ということでございますが、予備的な人員配置ということは考えておりません。現在の人数でよりよい給食提供に努めてまいりたいと考えております。

 また、嘱託職員・パートの人数は先ほど申しましたように合わせて6名で、いずれも5時間の勤務時間でございますので、よろしくお願いいたします。



◆9番(伊藤勝朗君) 

 ありがとうございました。

 さっきもお話にありましたように、決まり・規則というのが、片や昭和35年、共同調理場方式についても昭和60年の決まりであります。その後10数年たちまして、調理器具、調理方法等、あるいは食材も含めて随分変わってきておると思います。いつまでも過去の実績、あるいは実例にこだわって、これを引き継ぐということがいかがかと思うわけでありますが、これとても先ほど来お話が出ておりましたように、常に見直す心を持って見れば、また新しい道も開けるんではなかろうかというようなことを思います。

 さらに、今のお話の中にありましたように、パートの従事員の勤務時間が5時間と承りますが、5時間でできることがあれば、かなりこれは効率が上がるということが予想されます。後でまた申しますが、他の市町等でお話を聞きましても、やはり半数までぐらいはパートで、時間に制限がある勤務体制が学校給食の調理員には適しているんではないかというようなお話も聞いております。そんな中で当然、以前にもちょっとお話がありましたが、やはり定年退職を待ってしか減員ができないというようなお話もあったようであります。

 今後、平成15年までの3年間に、そうした意味での人員削減の予定があればお伺いしたいと思います。



◎教育長(馬場康雄君) 

 一宮市行政改革大綱の平成13年度から15年度までの3カ年計画の中で、1場当たり8名までパート化を図るとなっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



◆9番(伊藤勝朗君) 

 ありがとうございました。

 ぜひ早期に実現されることを御期待申し上げます。

 さて、先ほど来お話が出ておりますように、2場体制の運用が始まって半年がたちました。当然それなりの大変さもあっただろうとは思いますが、半年たった現在、メリットあるいはデメリット、その他経費について今年度の予想で結構でございますが、どのくらいの数字になりそうかということをあわせてお伺いしたいと思います。



◎教育長(馬場康雄君) 

 3場体制の最終年次でございます平成12年度の2場化に向けての増設工事や臨時的経費等を除きました決算額と、平成13年度の半年間の実績から見まして、第1給食センターの解体工事や臨時的経費を除いた決算見込み額と比較してみますと、大体の概算でございますが、人件費を含めて約7,000万円程度の削減効果の見込みがあると推計されます。総額対比のため個々の経費ごとによる精査とは変動する部分があるかと思いますが、大体そんな見込みでありますので、よろしくお願いいたします。



◆9番(伊藤勝朗君) 

 ありがとうございました。

 一口に7,000万円といいましても非常に大きな数字であります。ぜひそれの実現に向かってさらなる努力をお願いしたいと思います。

 さっきもお話を伺いました、合理化できる最大の要素はやはり人件費の削減であると思います。今回この問題を考えるに当たりまして、他市の状況を調査させていただきました。宿命的に効率の悪いこの事業については、どこの市も苦慮されておられるのが実情でございます。そして、その打開策として出る結論は、労働力のむだを省く、この事業を民間委託に移行することであります。しかし、この学校給食にも先ほど来お話のように長い歴史があり、その上最も大切なことは成長盛りの児童・生徒の口に入るものでありますから、安全性というのは100%確保しなければならないという宿命があります。そのために踏み切る前には随分の勇気と決断が要るということであります。

 これから、伺いました2市の例をちょっとお聞きいただきたいと思いますが、両市とも共通することは、まず行政改革ありきということで取り組まれたという事実であります。ですから、どんな難関も克服して、これを軌道に乗せるということで進んでおられますが、これも大変な努力だと思います。そして、エネルギーが必要だというようなお話を伺ってまいりました。

 最初にお隣の尾西市を訪ねました。尾西市はすぐ隣の市でありますが、実はことしから2校の小学校の学校給食を民間委託に踏み切られました。それで、従来の人員が随分減ったということであります。一体どのくらいの縮減ができたかというお話を大ざっぱに承りましたが、各校給食でありますので学校の規模によって合理化の率は違うけれども、最初に取り組んだ朝日の西、東の小学校2校においては割合スケールの小さい学校であったので、効率あるいは効果がたくさん上がったというお話でありました。

 具体的な数字も伺ってまいりましたが、その縮減率というのが45%ほどということであります。いかに大きな数字であるかということが想像されるわけでありますけれども、その後の問題としてやはり一番懸念されることは製造過程の安全確認ということです。ですから、両方ともやはりマニュアルをしっかりつくることだというお話でありました。今現在おやりになっている状況をベースにいたしまして、最低その限度を守るというマニュアルを含めて、それにのっとった委託指導をされるということが必要だと思います。

 その結果を踏まえて、来年度からも引き続き年に2校ずつぐらいは民間委託に切りかえたいというようなお話をしてみえました。

 これも実績を持ってのお話でありますので、大変であったなということと同時に、やはり大きな削減ができるということであります。ですから、そこへ踏み切るまでにやはりいろんな御父兄、あるいはその他の方面から随分圧力がかかり、あるいは反対運動もあったとお聞きしておりますが、さっきも言いましたように絶対やるんだと、どんな難関も克服してやるんだという至上命令で取り組んだからできたというようなお話も聞いてまいりました。

 あと1つ、瀬戸市を見学させていただきました。瀬戸市の場合は、中学校だけでありますけれども、センター方式で共同調理をやっておみえでございます。ここも今の話ではありませんが、まず最初に1年半ほど前からこの共同調理場を民間委託しようという至上命令で、それから始まったというお話であります。7月に検討委員会をまず発足させるということで取り組まれたと聞いております。

 ちょっと話がよそへそれますけれども、その検討委員会のメンバーが教育長、あるいは学校給食センターの所長、企画課長補佐、職員課長補佐、財政課長補佐、庶務課長補佐、学校教育課長補佐、学校給食センター副所長、学校給食センター学校栄養職員、学校給食会事務局長という10名で構成をされたということであります。お聞きいただいたように、各課にわたって縦割りではなくて横の並びで関係のあるスタッフをそろえての検討をされたということに、私は一番注目をしたいと思って聞いてまいりました。先ほど総務部長のお話にも、今後そうした面を見直すというお言葉でありましたので、大いにその成果を期待するものであります。

 そして、1年間かかって先進市町を見学し、やはり結論めいたことは関東地区、つまり首都圏に近いところが進んでおるということで、そのあたりから全国的なそういう業者を集めてヒアリングを行ったということであります。12社を選定してヒアリングを行って、さらに市独自のマニュアルをきちっとつくって、そしてその指導にかなった業者を選定したというお答えでございました。既に現在は運営してみえるわけでありますけれども、その間その発足については、署名運動から大変な反対運動があったというお話であります。同時に、調理員の皆さんにやめていただくわけでありますから、その辺のお話はどうでしたかと聞きましたら、幸い各校給食がまだ残っておるし、ほかのそういう給食関係のところへかわっていただいたというお話であります。

 最近も医療改革等でお話になっておりますけれども、三方一両損というような言葉がまさに当たるんではないかと思いますが、そうしたことでみんなが少しずつ辛抱して初めて事がなるんだなということを身をもって聞かせていただいてまいりました。

 そして、現在行ったその結果は、やはり瀬戸市においても60%ぐらい、つまり4割ぐらいの経費の削減になったということであります。決まった業者は東京の大手の業者だそうでありますが、余談でありますけれども、肝心の部分の職員は本社から2年以上の経験のある人を連れてきて、あとパート職員は地元で賄って、有効的な時間活用をされておるというように承ってまいりました。そうでもしなければ、なかなかそうした削減はできないだろうと推測されるわけであります。

 ただ1つちょっと困ったことは、味つけがこの地元になじまないという一面があったそうでありまして、これは時をかけて解決したというお話であります。

 ですから、お勧めはするけども大変な努力が要りますよということで伺ってまいりました。そうしたことで、我が一宮市の調理場も3場から2場にされたということでありますが、現在2万六、七千食の食事をつくっていただいておりますけれども、この施設そのものの能力というのはどれくらいありますか、ちょっとお聞かせください。



◎教育長(馬場康雄君) 

 調理能力でございますが、南部調理場が1万8,000食、北部調理場が2万食で、合わせて3万8,000食となっておりますので、よろしくお願いいたします。



◆9番(伊藤勝朗君) 

 ありがとうございました。つまり現状から言いますと1万食以上の余力があるというように推測されます。

 そこで考えられますことは、調理数をふやして効率を高めるというのも一つの考え方でなかろうかと思います。それについて思いつくことは、いろいろ市の直営、あるいは間接の施設にしろ、給食を常時使ってみえるところがあると思いますが、特に福祉部の関係でたくさんあるように思いますけれども、思いつくところで結構ですが、ちょっとお聞かせいただけませんでしょうか。



◎福祉部長(真野幸雄君) 

 お答えします。

 福祉部の方でつくっております関係でございますが、保育所、いずみ学園、いずみ作業所、いずみ第2作業所、いずみ更生園、いずみ福祉園といった施設でございます。



◆9番(伊藤勝朗君) 

 ありがとうございました。

 あともう1つ、ここへ来るまでにいろいろな考えをめぐらす間に、私の孫もそうでありますが、毎日保育園でお世話になっております。保育園で毎日給食をいただいているようでありますが、保育園というのは教育委員会の傘下ではない、いわゆる福祉課の傘下である。従来で言うならば、はっきり縦割りの行政の中で、隣の仕事というような感じであっただろうと想像されるわけでありますが、こうしたことも将来的に、もちろんその中身については違うと思いますけれども、考えていただけたらと思います。

 さらに、今おっしゃいましたいずみ作業所、あるいはいずみ更生園その他、お昼だけの給食の施設があろうかと思います。朝昼晩と3食のところはやはりなじまないと思いますけれども、お昼1食だけのところ、まして距離的に余り遠くないように思いますが、そうしたものを取り込んでいただいたら、一方では経費の削減になり、片一方でも効率よく手間が省けるんではないかと思いますが、可能性についてもし御意見があればお伺いしたいと思います。



◎福祉部長(真野幸雄君) 

 お答えいたします。

 福祉部関係の施設でございますが、先ほど申しましたいずみ作業所とかいずみ更生園、いずみ福祉園等ございますが、こちらにつきましては入所してみえる方、通所の方も見えますが、その方の中に献立に工夫が要る方が見えます。例えば刻み食が必要な方が見えます。こういったことから考えますと、やはり学校給食調理場で統一的な献立でもって対応するということはなかなか難しいと思いますので、今のところは現行のやり方でもっていきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。



◆9番(伊藤勝朗君) 

 ありがとうございました。

 やはりそれぞれ問題もおありのようでありますので、あえてとは申しませんけれども、そうしたことも将来的な取り組みとして考えの中に入れておいていただきたいと思います。

 次に、3項目めに移るわけでありますが、先ほども言いましたように、この1から3は実は行政改革という中での取り組みでありますので御理解いただいて、学校給食会のことについてちょっとお伺いしたいと思います。

 学校給食会の組織並びに業務内容について御説明いただきたいと思います。



◎教育長(馬場康雄君) 

 学校給食会は、市内におきます学校給食の適正、円滑な実施、運営及びその発展に寄与することを目的としまして、その業務は物資の選定・購入・代金の支払い、そして給食費の徴収等でございます。また、組織につきましては、理事会、評議員会とありまして、理事会には私自身含めて教育委員会の事務局職員、それから保健所長、あるいはPTAの代表、校長の代表あるいは給食主任の代表等を含んで理事会を構成しております。また、評議員会は各学校のPTA会長、校長が全員入っておりまして、評議員会を構成しております。また、事務局職員としまして6名がおりまして、4名が正規職員、2名が嘱託及びパート職員でございます。

 以上でございます。



◆9番(伊藤勝朗君) 

 ありがとうございました。

 この学校給食会の運営については、学校給食費の中の補助金で賄われておるということを以前お聞きいたしましたけれども、具体的に決算ベースでどれくらいのそれに関する補助金が出てますか、お聞かせください。



◎教育長(馬場康雄君) 

 学校給食会に対する補助金でございますが、先ほどから申し述べております学校給食課の平成10年度から12年度までの予算の中に全部入っておりまして、とりわけ人件費がほとんど中心でありますが、平成12年度ですと3,700万円余、それから平成13年度は2場化に伴い職員が1人減りまして、3,200万円余でございますので、よろしくお願いします。



◆9番(伊藤勝朗君) 

 ありがとうございました。

 そこで提案でありますけれども、この学校給食会の業務すべてを学校給食課で行うということは考えられないかという質問をいたしたいと思います。それには何か法的な縛りがあるとか、その他の問題があればお聞かせいただきたいと思います。



◎教育長(馬場康雄君) 

 先ほど学校給食会の主な業務内容を申し上げましたが、一番の大きなことは毎日の給食の食材の購入でございます。給食数2万6,000食以上ということで、毎日の食材は大量でございます。新鮮な食材で迅速に対応する必要があります。そんな中で食材の購入につきまして、もし学校給食課という形で市の一般会計にしますと、その物資の購入につきましては、やはり給食会での現在の対応に比べまして非常に難しくなってまいります。現状の物資の選定、購入等、あるいは児童・生徒の好み等々、物資選定委員会あるいは給食会での対応の方が現実的には合理的に円滑に行われているものと理解しておりますので、各市町村も大きな市ほど給食会を組織しているのも、やはりそういう物資購入の面でメリットがあるということで、そういう形になっていると思いますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。



◆9番(伊藤勝朗君) 

 ありがとうございました。

 お話にありましたように、確かに他の市町に聞いておりましても、一宮市の給食費というのは1食当たり20円程度安いということを実際に見聞きしております。そうした意味で今までずっと努力をしていただいた、あるいはそうしたことを図っていただいておるということを評価するものであります。

 それにつきまして、生徒から徴収する給食費の推移をちょっとお聞かせいただきたいと思います。



◎教育長(馬場康雄君) 

 給食費の推移でございますが、本年度ですが小学校が1食当たり192円、中学校が1食当たり223円でございます。これが今年度から1食当たりにさせていただきましたが、これまで全体の費用を月数で割りまして、月ごとに徴収をいたしておりました。平成9年度から消費税の5%アップに伴うということで、小学校では3,370円、これを給食数で割りますと192.07円か、1日ぐらい違う年がありますので1食当たり193.07円となります。そこでその端数を切り捨てまして192円ということで本年度4月からさせていただいております。それから、中学校も平成9年4月から消費税アップに伴う改定で3,930円、1食当たり223.98円の年と222.83円の年がありまして、これを合わせて223円とさせていただいております。

 今御指摘のとおり、給食費につきましては実質的に平成4年度以来、消費税の改定がありましたので変えましたが、平成4年度からアップをいたしておりません。今、小学校は県下で一番安い状態であります。それから中学校が下から2番目ということで、県下の平均よりも大体1食あたり20円、年間にしますと約3,800円安い状態で実施いたしておりますので、よろしくお願いいたします。



◆9番(伊藤勝朗君) 

 ありがとうございました。こうした努力で生徒たちも安心しておいしいものを安くということだと思います。

 ただ、ちょっとここで判断に苦しむんですが、10年間同一価格で推移をしてきておることであります。平成4年といいますとバブルの頂点をちょっと過ぎたころかと思いますが、それから今日まで、当時としては大変な努力だったろうと思いますが、逆にここ三、四年を考えてみますと、価格破壊とか、たとえ食品といえども下がっておる、あるいは上手にやれば下げられる状況にあるように思いますが、これをいかように判断をすればいいのか。大体10億円余の年間の給食費が毎年消化されておるわけでありますけれども、単行議案で報告の中に出ておりますのを拝見すれば、支払いの方がちょっと多いぐらい。30万円ぐらい会費が少ないというようなことで報告が出ておりますけれども、この辺は年々の処理だと思いますが、所見を含めてお伺いしたいと思います。



◎教育長(馬場康雄君) 

 現在、食材につきましては、保護者からいただいた給食費で全部賄わさせていただいて、そして費用とさせていただいておるということであります。給食会につきまして先ほども御指摘がありましたが、不用額が出れば補正で返納させていただいているという状況でございます。

 なお、今はバブルに比べると安くなっているんではないかという御指摘でございますが、セレクト給食、要するに子供たちが2種類、ないしは最近は組み合わせで4通りの組み合わせができるわけですが、そういうセレクト給食も入れておりますし、また、ちょうどきのうですが学校給食展というのを催しまして、そこで子供たちの応募献立の表彰をさせていただいたんですが、子供たちから応募献立を募集し、それをまた給食にするとか、さまざまな取り組みをいたしております。

 そういうことで実際にはこの10年の中で、やはりいろいろな面で献立の多様化になっておりますので、費用的には非常に厳しいものがございます。他市を見ますと、率直に言いまして一宮市が小学生192円ですが、200円以下の市は1市もございません。一番高いところは240円となっております。240円といいますと1食当たり48円の違いで、年間約190食ですので約9,000円の違いということでございます。

 私どもとしましては懸命に努力をさせていただいて、何とか今のままで、やはりまず安全を第一としまして、また栄養のバランスもとれ、そして子供たちに何とかおいしく、そしてなおかつ安く提供できるよう努力してまいっておりますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。



◆9番(伊藤勝朗君) 

 ありがとうございました。大変努力をいただいておることはよくわかりました。

 そこで最後に結論めいてまいりますが、先ほどのセレクト給食、あるいはいろいろ料理に幅を持たせ、献立をいろいろ工夫してというお話を聞きながら思いますことは、私も孫3人、7人の家族であります。私の子供たちが育った時代というのは物に恵まれた時代に育っております。したがって、当然だとは思いますが、孫を育てるのも非常に甘いといいますか、甘やかせた状態でやっておるようであります。食事でもおやつでも言いたい放題、残っておってもすぐほかってしまう。あるいはもったいないという言葉をおじいさんの口からは出るかもしれませんけれども、子供の口からもったいないという言葉は最近聞かれないようになったと思います。

 そんな中で、こうして皆さんといろいろお話ししておりまして、先日の板倉議員の発言に逆らうようでしかられるかもしれませんけれども、やはり人間の物欲には際限がありません。どこまでもおいしいものを追求していきたいという本能は常に持っておると思います。

 そうしたものも、実はこれから考えられます大変な時代に向けて、果たしてどうかなという心配をするわけでありますけれども、やはり今の子供たちにも時には我慢すること、あるいは辛抱すること、そしてみんなと協調することを、この給食を通じてでも教育できるんではなかろうかというような気がいたします。消費は美徳だという時代は終わったように思います。やはり厳しいことも現実にあるという状況を子供のときから教え聞かせて、そして体験させてやるということも教育の一環ではなかろうかと思います。

 戦中・戦後に育った年寄りのひがみかもしれませんけれども、これが老婆心で徒労に終われば結構なことだと思いますけれども、そんなことも含めて御感想があればちょっとお伺いしたいと思います。



◎教育長(馬場康雄君) 

 今、御指摘のように子供たちは大変な物の豊かさの中で、どちらかというと偏食というんですか、偏りも見られることも事実でございます。今、御指摘のように栄養のバランスがとれているだけではなかなか子供たちに難しく、嫌な物といったらおかしいですが、何とか嫌いなものでも食べるような食習慣をつくっていかなければならないと考えております。ただ無理をすることはできません。例えばひじきというのがございます。よく御存じだと思いますが、ひじきなどはなかなか今の子供たちは食べないわけでございますが、一宮市のひじきは有名で、栄養士や調理員たちが味つけなど非常に工夫しまして、非常に子供たちが好んで食べております。

 今後ともそういう調理の工夫などを通じて、そういう子供たちがどちらかといえば余り好まないものにつきましても進んで食べられるように、そして望ましい食習慣の形成と、そして同時に心身の健全な発達を促すような魅力のある給食に努めてまいりたいと考えております。まだまだ課題はたくさんございますが、そういうことを念頭に置いて努力をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆9番(伊藤勝朗君) 

 ありがとうございました。

 いろいろお尋ねをしてまいりました。耳ざわりなこともあったと思いますが、初めに申し上げましたように、真剣に取り組むべき行政改革をベースにいろいろ給食問題を考えてみたところであります。不合理、不経済、あるいは改善の余地等問題を提起させていただきました。これがすべてとは言いませんけれども、これをどうとらえてどう判断されるかというのは、市長初め賢明なる当局の皆さん方、あるいはまた先輩・同僚議員の皆さんでございます。御賢察の上、行政改革の一助にでもなればということで発言をさせていただきました。

 一方的な発言とおとりいただいても結構でございますが、貴重なお時間をいただきました。ありがとうございました。(拍手)



○副議長(渡部昭君) 

 7番 尾関宗夫君。



◆7番(尾関宗夫君) (登壇、拍手)

 通告に従いまして一般質問を行います。

 私は、これまで何度もバス事業についてさまざまな角度から意見を述べてきました。公共交通とはどうあるべきものか、もう一度正しく見ていきたいと思います。

 乗合バス、路線バスは1960年代末ごろまでは地域に密着した足として親しまれ、地方の花形産業として栄えてきました。しかし、高度経済成長政策による全国各地の工業、林業など地場産業の解体と人口の大都市集中で農村・漁村で人口が急減した上に、モータリゼーションの急激な推進などにより、地域における公共バスの利用者は減少し、採算がとれず、赤字の補助金も打ち切られ、バス路線を廃止する動きが本格化しています。

 我が国の交通分野においては、採算性重視の姿勢が一貫して強められてきています。政府運輸政策審議会の政策方針は市場原理任せと営利優先が基本であり、市場原理では到底やっていけない地域の生活交通は切り捨ててもよいという姿勢をとっていることは問題です。住民の移動の足、権利を守ることは、国及び地方自治体の責務であるわけです。

 ところが、2002年2月より施行される道路運送法の改正は、利用者にとっては改悪になるのですが、乗合バス事業免許制度を抜本的に規制緩和するもので、参入規制を免許制から許可制へ、休廃止を許可制から事前届出制へ、そして運賃を認可制から上限認可範囲内の事前届出制へと変わっていくわけです。この改悪により、バス事業者は自由に路線の新設や廃止を決めることができます。このためもうかりそうな路線のみが残り、赤字路線からの撤退、廃止が一気に進むことは間違いありません。市内の路線バスもどんどん休廃止され、今後もその方向はより早まっていくものと思います。

 先日、小澤議員への答弁もありますが、一宮市としての態度、乗合バス事業者への要請や国・県に対する公的補助についてどのような働きかけをしているのですか。11月26日、市長名で名鉄に存続希望を要請したと言われます。それ以外には何を行ってきたのか、まずお聞きいたします。



◎経済部長(篠田惇君) 

 路線バスの廃止の件でございます。今、議員おっしゃられましたように、私どもも今回千秋線、名岐バイパス線の廃止が来年の10月からということで、当然私どもといたしましても名鉄に対しまして、11月のときに市長名で要請をさせていただき、またそれ以前から名鉄とも種々協議をし、なおかつこういう提案と申しますか、何とか存続ができるような運行方法をとれないかということで協議をさせていただいておるところでございますので、よろしくお願いいたします。



◆7番(尾関宗夫君) 

 以前にも話をしましたが、公的補助がなくなると仮定した場合のバス路線の継続・廃止の意向調査の結果、全国の全系統3万8,177系統のうち、廃止希望が20%の7,762系統に上っており、民間の赤字系統では30%の6,443系統が廃止を希望するとしております。しかし、これは1997年12月に開催された運輸政策審議会自動車交通部会のバス小委員会に提出されたもので、現在調査するならもっと厳しい結果になったと思われます。

 本来なら住民の生活にとって欠くことのできない交通手段を、営利優先で切り捨てていく姿勢を認めるのではなく、バスの小型化、路線の変更、運賃の改正、こういった企業が取り組むべき課題は幾つもあると思います。もちろん国主導のもと補助の継続指導を徹底し、地域の動く公共施設として位置づけ、地元、自治体、利用者が一体となって守り、育てていくことが重要ではないでしょうか。

 市長、市長会などでも多分この話は大きな話題となっておるかと思いますが、どのような話を交わされているのか伺います。



◎市長(谷一夫君) 

 愛知県市長会では、今のところそのような話題は出ておりません。



◆7番(尾関宗夫君) 

 それはまさに市民の生活を守る上で全く手を打っていないという証拠でもあります。安易な切り捨てではなく、住民にとっても行政にとっても納得のいく議論を深めるように要望しておきます。

 さて、私は先日循環バス、i−バスに乗って一周いたしました。12月1日の土曜日、午後1時30分からの右回りのコースです。新一宮駅から2人の乗客がありましたが、1人は今伊勢分院でおりられ、もう1人は酒見神社前でおりられて、車内は私と一緒に乗った友人のみの2人で、しばらく乗降客はゼロという状態でしたが、市民病院で1人、そして次に1人、2人と乗客があり、新一宮駅に着いたときには延べ十二、三人の利用者だったと思います。

 せんだって報告もありましたが、4月にスタートして8カ月が過ぎ、利用者もほぼ定着しつつあるように思います。こういった今の状況を、大まかな感想で結構ですのでお聞かせください。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 ことしの4月からi−バスを試行運行をさせていただきました以降、それぞれ市民の方、あるいは皆様方の御協力をいただきまして、4月当初から7月まで順次2,000名近くですが御利用いただく方が伸びてまいりました。しかし、8月は横ばい、9月、10月は8月より2,500名ぐらい減ってきたというような形で、しかしながら、私どもが当初予定をいたしておりました利用者の予想を上回る御利用ということで、まことにありがたい状況になってきていると思っております。



◆7番(尾関宗夫君) 

 11月の結果は間もなく発表されると思いますけど、このような状況の中でi−バスがいかに市民に親しまれているか、利用されているか、またどんなところが不便なのか、これはやはり実際に乗ってみること、そして利用者の意見や運転手の御苦労を直接聞いてみることだと思います。

 スタートしてからこれまでの9カ月間、市長は何回この循環バスに乗られましたか。



◎市長(谷一夫君) 

 2回乗っております。



◆7番(尾関宗夫君) 

 市長公室長は何回乗られました。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 私も二、三回程度の利用でございます。



◆7番(尾関宗夫君) 

 まだまだ2回、3回乗っただけではいろいろ状況がつかめないと思います。私も実は10回程度しか乗ってませんので、正確なことはわからない面もあるかと思いますが、それでも幸い私の周りの人がバスのいろんな状況を教えていただきますので、そういった中で少し報告しておきます。

 実は車いす利用の方ですが、これに乗ろうとすればスロープ板を出していただくわけですが、これがもう既にちょっと出し入れがしにくくなっているということを聞いております。そして、たまたま運転手が無理して扱ったせいか、手か指にけがをされたという話も聞きました。実際今は50分というコースになっていますので、これが時間どおり発車したい、そして時間どおり回りたいという運転手の思いもあって、焦りというのが運転手さんの中にも出ているんではないかなと思います。

 実は12月1日に乗ったときも、お客さんの利用が少なかったわけですが、やはり交通渋滞があちこちでありまして、特にひどかったのがナフコの西側を通るときに工事中に遭いまして、ここで随分時間をとられまして、結果的に新一宮駅に着いたのが2時30分ぎりぎりの時間に着くということで、これからの年末時期ますます渋滞が起きてくるんではないかと予想されます。

 こういったこともどう今後手を打っていくか、これもやはり早急に必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 まず、車いす御利用の方にお乗りをいただいております実績も、120余名の方にお乗りをいただいたという実績がございます。今、御指摘のように車いすでそのままお乗りいただくというためにスロープの出し入れを運転手さんにお願いいたしております。ただいま御指摘をいただきましたようなことは、まだ私どもの方には伺っておりませんので、ただいま伺いましたので、もしさようなことがあれば修理あるいは取り扱い上の注意、点検をしてまいりたいと思います。

 それから、1周50分の件につきましては、たまたま先ほどからもお話がありましたように、その主たる原因が工事であったというようなこともございます。私どもが前回のアンケートでその点につきましても、ほぼ時刻どおりで満足をしているというお答えをいただきました方が39.4%ございました。しかしながら、おくれることが多く不満であるというお答えをいただいた方も確かに1.4%ございました。しかしながら、おくれてくることもあるがやむを得ないと御理解をいただいている方も33.5%あるところでございます。

 しかしながら、定時制バスで走っておりますと、時間を守ることが基本的に大切な部分もございますが、それ以上に大切な部分というのは安全性の確保でございますので、そのあたりのところはもう一度事業者と連絡調整をいたしまして、安全運転を考えてまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。



◆7番(尾関宗夫君) 

 いずれにしましても、やはりバスの運行状況の実態をきちんとつかんでいくということが必要だと思いますので、なかなか時間がないかもしれませんけど、できるだけじかにその状態を把握していただくよう努力していただきたいと思います。

 前にもちょっと紹介しました、広報「いちのみや」の8月1日号でi−バスの特集記事が載せられたことを紹介いたしましたが、広報活動、i−バスの存在を知ってもらうという取り組みも今後必要ではないかと思います。

 これは市内のある小学校ですが、授業の一環としてi−バスに乗ってエコハウス138に出かけたということを聞いております。こういったことが自由にできるならどんどん進めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



◎教育長(馬場康雄君) 

 小・中学校におけますi−バスの利用でございますが、本年度これまでに3校88名の子供たちが利用いたしました。今伊勢小学校から本町南までのコースが1校、市民会館からエコハウス138が2校で、全部合わせて3校でございます。内容は総合的な学習や社会科の授業で環境センターやエコハウス138、本町商店街を見学するために利用したものでございます。

 これは、i−バスに限らず公共交通機関、あるいは時には観光バス等必要なものに応じて授業の中で使うことがございますので、よろしくお願いいたします。



◆7番(尾関宗夫君) 

 子供たちがバスの意義を知っていただく、本来i−バスは路線バスとは違って何のために今運行しているかということも、正しく知っていただくことも必要ではないかなと思います。それがいかに市民のためを思って行政が動いてやっているかということの方にもつながっていくわけで、それをもっともっとPRしていくということが利用者をふやしていく上で大きく役立ってくると思いますので、今後とも積極的にそういうふうな利用方法が広がっていくことを望んでいます。

 それから、実はバスの停留所のふぐあいはいろいろこれまでも指摘しておりますが、特に新一宮駅のバス停の改善はどうするつもりでしょうか。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 たびたび御指摘をいただいておりますけれども、ただいままだ試行運行期間中でございますけれども、2台が並ぶようにという御指摘でございますので、これから引き続き検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。



◆7番(尾関宗夫君) 

 実は先日、市民病院の前のバス停、つまりこれは東側ですけど、このバスがちょうど私が通りかかったときにとまりまして、なかなか発車しないのでどうしたのかなと見ておりましたら、実はお年寄りの方がおりられた。おりられたことはいいんですが、手押し車を持っておりられ、そしてそこから歩道へ上がろうとするんだけど上がれない。たまたまその日は、雨がやんでいましたけど、水たまりがあるという状況でありました。それでやはりどうしても足場が悪いということと、少しの段差ですけど、やはりそれが弊害となって自由にすっと歩道の方に出られなかった。バスの運転手さんはきちんと見てみえますので、離れられるまでバスを動かされなかったんですが、そういう点は本当によく気をつけて見ていただいてたなというふうに思います。

 ただ、やはりそういったバス停のふぐあいはいろいろ、あちこちにあるんです。これについて総点検はされましたでしょうか。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 この件につきましては、それぞれの道路管理者、あるいは施設管理者等と協議いたしまして、実施できるものは、とりあえずのところは実施いたしておりますし、引き続き検討をするべきものは検討しているところでございますので、よろしくお願い申し上げます。



◆7番(尾関宗夫君) 

 大きな事故にはならないかとは思いますが、やはり利用者にとってみれば利用しやすいバスであってほしいという願いです。だから、ぜひとも早急に点検を行い、改修できるところはどんどん進めていただきたいと思います。

 そして、市民病院を利用する人にとっては、現在のバス停はやはりちょっと遠いんではないか。事実、今伊勢分院へ行かれる方は玄関まで入るんですごく助かるという声は聞くんですが、反面、市民病院の方は遠いから大変だという声もあるわけです。

 これから病院の工事に入るわけです。そうなりますと余計バス停から病院の中まで入るのにいろいろと危険なことが起きてくるんではないかなと思いますが、今後やはりバス停を病院の中へ持っていくということが必要になってくると思いますが、いかがでしょうか。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 先ほどもお話を申し上げましたとおり、道路を走らせていただきまして、関係の公共機関、あるいは公共施設の近いところにバス停を設置させていただいているところでございます。それぞれの施設との距離、あるいはそれぞれとのアクセスの仕方というものは、それぞれの公共施設との兼ね合いの中で検討し、実践すべきものと考えておりますので、ただいま御指摘のような部分で、現在はいろんな諸条件によりましてバス停を、市民病院につきましてもお願いしておるところでございますので、協議につきましてはお願いをしてまいりたいと考えております。



◆7番(尾関宗夫君) 

 ぜひこれも検討して、本当に利用しやすいバスにしていくように努力していただきたいと思います。

 私ども行政調査で各地を訪問してきましたけど、循環バス、コミュニティーバスといったものを運行している自治体が今やはりどんどんふえてます。

 せんだって訪れた高知市でも、ことしの2月から運行を開始しています。2コースになっていますが、右回り、左回り、これは一宮市と同じですが、少し部分的に右回りと左回りを変えていく。そして、委託しているところは、土佐電気鉄道と高知県交通の2社に、1社ではなくて2社にお願いしている。つまり競争していただくことによって、もっと経費の節減になるんではないかということだと思うのですけど、やはりそういった方向も今後必要になってくるんではないかと思います。

 それから、福井市は既に平成11年8月から路線バスを使用して、商工会議所、福井県のバス協会の主催でコミュニティーバスの試行運行が開始されました。そして平成12年1月2日から商工会議所と16の商店街の協力を得てコミュニティーバスを本格導入し、第1ルートをスタートさせています。このときに3カ月間の利用者が3万1,161人と一宮市より多い利用があったわけですが、福井市の取り組みとして、1ルートをスタートさせたら、次の2ルート、3ルートと、どんどん新しいルートを考えて、それを試行運行させていくという取り組みを進めてきています。平成12年4月1日からは第2ルートを試行運行させて6月15日から本格運行させる。第3ルートは、ことしの4月から試行運行を初め、7月1日から本格運行。また、第4ルートはことしの6月から試行運行し、9月1日から本格運行とどんどんコースを広げていくといった形で、まさに皆さん方に利用しやすいバスとして本当に市民の方が喜んでみえることを聞いてきました。

 そして、もう1つ金沢市ですけど、金沢市の「ふらっとバス」は全国的にも有名なバスですが、既に平成5年度から金沢市における高齢者、障害者のためのモデル交通計画政策調査が当時の運輸省の補助事業として進められていました。幾つかの調査検討を経て運行開始は平成11年3月28日ですが、試行運行はその前の平成9年12月から行われていました。そして、この調査検討は運輸省の補助事業のために、こういった進め方も念入りに行われてきた。さらに、このバスがすごいバスですが、3分の1の補助が出ている。これは輸入車であってベースカーはフォルクスワーゲン、車両はオーストリアのクセニッツ社の製品で、車両価格が2,500万円という高価な車ですけど、一番の特徴は入り口、出口ともステップがなくて、車内も全く平らな床といった構造になっています。これは、高齢者、障害者にとっては安心して利用できるバスではないかなというふうには感じました。

 現在このふらっとバスは、2つのルートで運行されていますが、平成14年度には新たに1コースの運行を開始しよう。その他もう1コースの構想を検討しているという動きが実は今あるんです。

 金沢市は、いわゆるバスのルートをどういうふうに決めているかちょっと紹介しますと、単に駅を意識するんではなくて、そこに住んでいる人たちの年齢層がどうなのか、これをきちんと調べているんです。高齢化率を調査して、これをきちんと反映させたルートをつくっていく。お年寄りの方がバス停まで長く歩いていくんではなくて、すぐ自分のうちの前でバスに乗れるといったきめ細かい調査を行ってルートを決めていくということが本当に感心されます。

 これは先ほど言いました福井市でも同じような手法を取り入れているので、ぜひこういったことも参考になるんではないかと思います。

 今、一宮市のi−バスは1コースだけですので、どんどんふやしてほしいという要求は大きくなっていますが、新たなバス運行の状況、いわゆる路線バスがこういう状況の中で循環バスがどうなるのか、こういったこともいろいろとかみ合ってくるんではないかと思いますが、やはり今このバスの利用によってまちを活性化していく、その方向がきちんとつくられていくことが必要ではないかと思います。

 さらに、コース、ルートもふやしていく要望、これはどんどん検討していかなければなりませんが、実はもう1つついでにつけ加えますが、津島市の巡回バスですが、10月19日から試行運行が始まってます。当初は無料でスタートしました。ところが、11月からは100円ということで一宮市と全く同じ方向でスタートしておりますが、4コースでスタートしたんですが、残念なことは1台のバスが2コースを走るという変則な走り方をしております。これが1周すると2時間かかってしまう。そんなことで次のバスに乗ろうと思うと2時間待たなければならないということが利用者にとっては不便ではないかなと感じました。あと、この運行形態も月曜日、水曜日、金曜日、土曜日という週4日の運行、これがやはり利用者をふやしていく方向につながっていないのではないかなと感じたわけです。やはり循環バスとかコミュニティーバスの利用が多いところはどんな形で進めているか、これはやはり各地視察して見てくればはっきりするわけですが、やはり1周は30分から40分、そして施設の玄関先で利用できる、本当に利用者の立場に立った運行方法を考えていくことがより利用を大きくしていくことだと思います。

 こういった状況の中で、今いろいろとコースをふやしてほしいという要望があちこちから寄せられていますが、せんだっての答弁では検討委員会を発足させるというようなこともおっしゃってますが、この件についてはいかがでしょうか。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 ただいま各自治体で実施をされておりますコミュニティーバスについてお話をいただきました。福井市につきましては、株式会社制度ということで福井市が3,000万円の出資をされているような状況でございます。それから、金沢市のふらっとバスにつきましては、先ほどからお話がございましたように、車両価格が2,650万円、私どもでは1台の車両価格が1,500万円で検討し、実施をしてきたところでございます。

 それから前回のお話の中で木村議員から御指摘がございましたし、資料もいただきました。そこの方法につきましては、サポーター制度というような形で月額2,000円の会費を取って地域の方が対応をしていただいているというようなことで、各自治体がそれぞれの地域の特性を生かしながら、それぞれ適切な運行を計画され、実施されているところでございます。私どもも検討委員会を設置し、現在のコースを設定し、それがうまく御利用いただいているところでございます。その経過を見ながら新しいコースといいますか、今までのことを検討しながら、検討委員会を設置してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。



◆7番(尾関宗夫君) 

 さまざまな意見が出てまいりますけど、実は市民病院を利用されている方がこんなことを言われたんです。「私たちは循環バスに乗れない。循環バスに乗っている人は往復してもバス代は200円で済むけど、私たちは200円で済むわけないし、400円も500円も、中にはもっとバス代がかかる」といった話が実は出ているんです。だから、私たちの方にバスを通さないんだったら、せめてバス代を100円にしてもらえないだろうかという話が事実寄せられるんです。これはだれもが思うことではないかと思います。

 このバス料金について、やはり公共交通を利用する、名古屋市の場合だったら敬老パスで無料ですが、そういった補助は経済部としてどうですか、考えてみることはできませんか。



◎経済部長(篠田惇君) 

 確かに、名古屋市では市バスを利用されます敬老パスがあるわけでございますが、今のところ私どもは特にそういう無料化や一部補助というのは考えておりませんので、よろしくお願い申し上げます。



◆7番(尾関宗夫君) 

 実際路線バスの利用者が離れていくというのは、やはり高いバス料金ということにもつながっていきますので、こういったことも今後やはりいろいろと名鉄バスとの交渉の中でも打ち出していくことも必要ではないか。もちろんこれには市の持ち出しということが出てくるわけですけど。こういった状況の中で、やはりもっとこの循環バスの利用を高めるという方向は、いろんな考え方が実はあるんです。

 金沢市のふらっとバスは、武蔵野市のムーバスも似たようなシステムを使っているわけですが、公共車両を優先するシステムが導入されており、歩行者専用道路である商店街をバスが通行しています。この商店街はアーケードがあるんですが、ここの中をバスが走っているんです。考えてみれば一宮市の本町商店街にバスを通してもいいわけであって、こういったことも一つの案としてこれから検討することも必要ではないかと思います。

 このような全国各地での取り組み、循環バスやコミュニティーバスの運行はただ運転させていればいいのではなく、いかに利用しやすいか、これが本当に問われています。もっと視野を広げて、研究して、検討を深めて、全市的に拡大する努力を惜しまないでいただきたいと思います。

 実はお隣の木曽川町の山口町長が議会で、循環バスについてこのように答弁されています。「広域行政の視点で一宮市、尾西市の循環バスとの接続の可能性を考えれば、より一層経済的効果を高められるんではないかということも考えております」と、一宮市に対して期待をしているようなふうに受けとめるわけですが、どうですか、お隣の町長からこういうことを言われておりますので、市長、どう思いますか。



◎市長(谷一夫君) 

 山口町長の発言については今初めてお聞きをしましたので、これからゆっくり考えてみたいと思います。



◆7番(尾関宗夫君) 

 これからはやはりそういったことも、お隣の自治体、現実には尾西市では循環バスが走っているわけですが、やはりその利用方法、運行方法といったものもきちんと検討しながら進めていくことが必要と思います。

 21世紀は長寿社会と言われます。人と環境にやさしい公共交通が本当に望まれています。国民の交通する権利、すなわち交通権を保障しようという動きが高まっています。そのため交通基本法の策定を急ぐべきと思います。憲法22条の居住・移転及び職業選択の自由、25条の生存権、そして13条には幸福追求の権利の尊重など、関連する人権を集合した新しい人権が求められていると思います。

 循環バスの検討委員会が開催される見通しのようですが、机の上だけの議論で終わるのではなく委員全員が独自に動いていろんな調査を行って、とりわけ住民が何を望んでいるのか、どういった方向を望んでいるのか、これをきちんと正しく把握して進めていただきたいと思います。市内全域に循環バスをという願いを実現させるためにも、ぜひ取り組みを強めていただきたいと思います。

 続いて、安全と安心のまちづくりについて質問しますが、これはいろいろと感じていることがありますので、率直にちょっと聞いていきます。

 ことしは市制80周年としてさまざまな行事が開催されました。とりわけ植樹祭といった行事、木曽川堤の桜2世の植樹祭もありましたが、そんなような状況もいろいろ各地で行われて、そして後世に息づいていく、命をはぐくんでいくといったことを直接自分の手でかかわっていくというのは、市民としてみれば大事なことだと思います。

 一宮市の市民1人当たりの公園面積は、平成12年度末で4.86平方メートルで、これは決して大きいとは言えません。ちなみに都市公園法では、住民1人当たりの公園面積の標準は10平方メートル以上となっており、平成10年度末現在でも国平均では7.7平方メートル、県平均では6.0平方メートルであり、一宮市がこれがいかにおくれているかといったこともわかるわけです。

 土地区画整理事業の中で少しずつ公園がふえていく、微々たるふえ方ですが、こんな状況でいいのか、ちょっとそんな点が心配されますが、いかがでしょうか。



◎都市開発部長(丹羽孝夫君) 

 我が市の今後の公園ということの御質問でございます。ただ、愛知県下でも例えば岡崎市、豊橋市、一宮市と比べた場合、土地の利用の関係でございますけど、我が市はほとんど平たん地ということでございますし、ほとんど土地の開発もされまして、もちろん農業サイド、土地開発関係もございます。ほかの市にまいりますとまだまだ山間部で、今後まだ開発の余地があるところもございますので、一概に面積だけで公園のことは言えないような気がしてまいりますが、我が市といたしましては、ただいま議員お話のように今後公園面積の増加ということになりますと、ただいまの土地区画整理事業によります公園の設置、それは市街化区域になってまいりますし、あとは例えば市街化区域の中で区画整理が未整備のところがございまして、全市34地区に分けまして、その3分の1強がただいま整備済み、施行中ということでございますけれども、今後の市街化区域、調整区域の見直しとかいろんなことを含めまして、もちろん土地区画整理事業だけでは土地も出てまいりませんし、場合によっては今後、必要があれば買収ということにもなってまいりますけれども、やはりその都市によっても、人口構成から土地利用の構成等も考えまして、極力私どもも目標値に向かって鋭意努力してまいりたいと思ってますので、よろしくお願い申し上げます。



◆7番(尾関宗夫君) 

 公園というのは住んでいる地域の人にとってみれば憩いの場所であるし、そして地域の交流の場でもあるわけですから、これは今後市民が暮らしていく上で本当に必要だと思いますので、取り組みはもっと研究して、住んでいる場所に必ず公園があるという方向で進めていただきたいと思います。

 そこで、いつも私はスポーツに関連することをお聞きしているわけです。市民の皆さんが健康を保つ、やはりスポーツを楽しみたい、スポーツのできる場所がもっとほしいという要望が大変大きくなってます。整備されたグラウンドももちろん必要かと思いますが、同時に若者が気軽に楽しめる場所づくりも今必要ではないかと思います。

 こういったスポーツ広場、総合運動公園の整備も今後検討されているそうですが、どんな構想を持っているのか、お聞きいたします。



◎都市開発部長(丹羽孝夫君) 

 ただいまの御質問でございますけども、私どもで大体の公園計画がございまして、もちろん公共公園も含めまして各種の公園を整備しております。よく議員からも御提案がございました、例えば若い方の新しいスポーツの広場とか、総合的なものというお話も何回か御提案がございましたし、その他の方でも時代の流れと申しますか、新しいスポーツ、ただ中にはそのスポーツ専用につくった施設が多目的に使われるかどうかということもございますけれども、それとやや危険を伴いまして、もちろん時間的なものとか、監視員とかが必要なものもございますけれども、ただやはり若い人たちはもっと進んで、新しい感覚でスポーツに取り組んでおられることは十分認識をします。私どもが例えばよくお話に聞きますのは、他都市で、ある道路部分を開放しているとか、駐車場のような広いところを区切って利用してみえるということもお聞きしておりますので、私の方といたしましても公園の面積等も含めまして、いろいろ検討の中で、公園以外の場所も何かあればとか、いろいろと具体的に検討・研究いたしまして対応していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



◆7番(尾関宗夫君) 

 行政調査で高知市のスケボー場を見てきたわけですけど、残念ながらその日はスケボーが利用されている時間ではなかったんですけど、やはりこういった場所がきちんと確保されてつくられていることは、そこを利用する人にとっては気兼ねせず伸び伸びと楽しめるということで、もちろんスケボー愛好者だけでなく多くの若者がそこに集まってくるという場になっているようです。

 実は、一宮市内にはプロのスケーターもいると聞いています。私の家から近いところにソウルグライドサーフ・ロングボードショップというサーフショップですが、半年ぐらい前にオープンいたしました。店長さんは26歳、とってもかっこいい若者ですが、今こういったお店が成り立っていくのかなとお聞きしましたら、今はインターネットの時代で毎日100件ほどのアクセスがあり、問い合わせも50件ほどあるということで、これの対応に追われてて結構忙しいですよという話でした。実はこのお店でアメリカのスケボー場のビデオも見せてもらって、本当にそういったすばらしい施設、これはちょっと日本につくれといってもなかなか無理な話だと思いますが、そんなビデオも見せてもらって感動したわけですが、やはりこういった人たちがスケボー場についても、そういう関連のスポーツについても本当に専門的な知識も持っているということで、今後実際に一宮市がこういうスケボー場の設置を考えていくときに、ぜひともこういう人たちの意見を聞いて参考にしていただきたいと思います。

 実は高知市がどのような形で実現したかというと、多くの請願が寄せられて、そして議会で採択され、しかしなかなか場所が見つからなかったということで、高知市の総合運動場整備事業の中で、敷地内に植採地をつくろうとしていた場所をスケボー場に変更したという、ここはちょっと狭いなとは感じたんですが、それでも何とか実現しようという意気込みは見えたわけです。ここでもサーフショップの店長さんなどから専門的な意見を聞いて、そしてすばらしい施設ができたわけですが、見方によればちょっと高度なテクニックを要するから初心者には無理ではないかなという意見も実はあるわけですが、それにしてもそういうものがつくられていることは大事だと思います。

 11月8日には兵庫県姫路市の駅前でもスポーツパークがオープンするといったことが、各地で取り組みが進んでいます。

 再度お聞きしますが、ぜひともこれを実現させる意気込みをちょっとお聞かせいただきたいと思います。



◎都市開発部長(丹羽孝夫君) 

 お答えさせていただきます。

 重ねて議員から、ほかの議員からも御提案をいただいておりますし、我が市以外で、外国も含めましてかなり施設がいろいろできていると思いますし、私どもそのデータとか、機会があれば現地も見せていただいて、我が市にとりましてふさわしいような方向性ができれば、またその方向で検討してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



◆7番(尾関宗夫君) 

 若者が、本当に自分たちの楽しむ場所が見つかるということは、厳しい受験戦争やら何やらで、子供を巻き込む事件が次から次に起きているわけですけど、そういった子供たちにとって健全な育成の方につながっていくんではないかと思いますので、よろしくお願いします。

 そして、土地区画整理事業で公園を新設していくという方向ですが、これは少し事情が違うわけですが、今不況が荒れ狂っている中で、繊維関連業者の廃業、撤退により空き地が、不動産業者らによって無計画な建築が進んでいないかということが心配されるわけです。

 浅井町の宝生町内会も例外でなく、4月1日現在で301世帯となっておりますが、町内会の予想では今後500世帯ぐらいになるんではないかということを言っているわけです。今、新しく建てられる家が多いわけですが、こういった家庭というのはやはり若い世帯が入居してくる。だから、町内会としては元気な町内会になるんではないかなと予想するわけですが、ただ心配なのは、不動産業者が結局売らんがために細切れでどんどん売っていくという傾向が実は見られてまして、町内会としては自分たちが夏になれば盆踊りをしたりとか、いろいろな行事をやりたい、交流の場として何とか使える場所がほしいといった思いがあるわけです。

 縫製工場団地のカッティングセンターというのが改造されて、宝生町の公民館になったわけですが、何とか公園をつくる上で市の協力を得られないものかというお願いがありましたので、ぜひその点をお聞きいたしたいと思います。



◎都市開発部長(丹羽孝夫君) 

 お答えさせていただきます。

 今、議員のお話の縫製工場団地でございますけれども、市の政策上でこちらの方に集団的に縫製関係の工場団地ができたと聞いておりますし、当時でございますので、例えば今の開発のように、あるパーセントの緑地とか、そういうものが多分とってございませんので、とりあえず工場の集団化ということで一事業をされたわけでございますが、その後のいろんな経済不況でだんだんと企業も転換されまして、おっしゃるようにいろんな住宅にだんだん転用されてきたと聞いておりますし、例えば昔の集落でございますと、真ん中に例えば神社とかお寺がございまして、緑の空間もありましたけれども、こちらのような新しい工場団地、また新市街地的なところには、それだけの割合で持ったエリアがございません。ただ、市民の皆さんが全市の中でお住まいでございまして、市街化区域、市街化調整区域も同じような生活環境を求められることは当然でございます。

 例えば縫製工場団地も将来的に人口もふえてまいりますし、公園とかが当然必要ということは事実でございますので、例えば中でどこかあいた土地でもございまして、いろいろ条件がございまして、調整区域の中の公園ですと、周辺にいろんな小さな公園があるのではないかとか、できましたら借地で、しかも地元の協力もあって経済的な価格でお借りできるかとか、いろんな条件がございますので、一度縫製工場団地につきましてはそういうことも含めまして、条件や現地の状況等も一度含めて調査をさせていただいて、そのような方向で行ければ結構でございますが、そういうことで一応検討させていただきたく思いますので、よろしくお願いいたします。



◆7番(尾関宗夫君) 

 ぜひ検討していただいて、地域の方が自分たちのまちが本当にいいまちだと思えるように進めていただきたいと思います。

 それにつけ加えまして、この間調整池の問題も取り上げてきているわけですが、実はこの宝生町内会と隣の晴林台町内会の間を新般若用水を流れているわけです。せんだっての8月、9月の大雨でもこれがあふれるという状況が生まれているんです。これからもどんどんそういった家が新築されていけば、さらにそれが悪化というか、もっと条件が悪くなってくるという、お隣の晴林台町内会でも本当に人ごとではないわけです。

 こういった中でやはり調整池をつくっていくという、この町内会にそういう空き地が何とか確保できれば調整池をつくり、そしてその上に公園を設置するといったことを考えてもいいんではないかと思いますが、この点はいかがでしょうか。



◎都市開発部長(丹羽孝夫君) 

 ただいまの御質問でございますけども、そちらの地区に限らず、昨年東海豪雨がございまして、治水対策というものにつきましていろいろ検討が迫られ、しかもすぐ実施ということでいろいろやってまいりまして、ただいま区画整理の地区におきまして、猿海道を含めまして印田とか伝法寺とかありますが、調整池の設置ということがございますし、公園等の改造に伴い、その下に、とりあえず公園だけの排水を受け持つとか、もしくは周辺の浸水地区の一部でも水を受け持つとか、そういう方向でただいまいろいろ議論を進めております。おっしゃるように、まだまだ市の中には、ちょっと雨が降りますと浸水するところもございまして、排水本川自体の改修、もちろん総合治水の関係がございますけれども、そこに至るまでの経路の水路等もございますし、場所があれば、そこそこで雨水貯留というのも大変必要なことでございますし、その機会があれば公園設置も含めてまた検討してまいりたいと思っております。よろしくお願いいたします。



◆7番(尾関宗夫君) 

 そこに住んでいる人たちは被害が起きないような、これからの新しいまちづくりというのは特にそういうことも見越した展望の上で進めていくことが必要だと思います。

 高知県中村市では、公園整備事業で市民ボランティアといった人たちの協力を得てすばらしい取り組みをしていることを見てきました。ここは、すぐそばを日本最後の清流と言われる四万十川が流れているわけですが、まず、この四万十川を保全しようと県と流域の8市町村が条例などをつくって動き出しているわけです。この四万十川の流域の自然保護として市民の手づくりによるトンボ自然公園があります。農地や山林の約50ヘクタールをトンボ王国づくり構想として市民ボランティアの支援を受けながら整備を進めています。しかし、このトンボ自然公園は現在ある里山の自然を壊さないという、そのままの状態で守っていくという方向なんです。今、進められている愛知の万博会場、海上の森や青少年公園を破壊する事業とは全く違う方向です。

 広報「いちのみや」12月3日号で、市長が平成ホタルの会の活動を紹介されてます。私もホタルの飼育がこんなにも大変で、自分の生まれ育ったときは自然とホタルを見ることができたわけですけど、これがどんどん少なくなっていったということが、いかに水を汚して自然を壊してきたか。さらには無秩序な開発が背景にはあるわけですけど、この平成ホタルの会の皆さんの御苦労を本当に大変であるということを感ずるわけですが、これをきちんと守っていくためには自然をきちんと残していくということが必要だということを痛切に皆さんも感じていると思います。

 四万十川の清流、トンボ自然公園といった取り組みを見ても、進めていく開発ではなく、自然を守るという観点が本当に必要だと思いますが、平成ホタルの会について市長がコメントを出されていますので、ひとつ御意見を聞かせていただきたいと思います。



◎市長(谷一夫君) 

 自然を守ることは私ども大変大事だと考えております。しかし、一方でやはり人間が住むためのスペースも必要なわけでございまして、そのあたりの兼ね合いをどうするかということが大変難しい問題であろうと思っておるわけでありまして、これから皆様方のお知恵をかりながら、大変難しいこのテーマに取り組んでいきたいと思っております。



◆7番(尾関宗夫君) 

 確かに必要な部分はあるかもしれませんけど、これを最小限に食いとめて、自然を守ることをまず優先していくことが必要ではないかと思います。

 次に、市街地の活性化、まちのにぎわいを取り戻したいといった大きな期待を持ってアーケードが完成したわけですが、ところがアーケードの完成を待つかのようにしてしにせの呉服店ゑり正が倒産しました。先日この本店の張り紙を見てきましたら、「破産決定。債務者は支払い不能の財産状態にある。平成13年8月3日、名古屋地方裁判所一宮支部」となってて、結局ゑり正の本店、支店の4店舗が一気に店を閉めたということです。さらに靴のまつばら本店が現在は更地になってます。そして、カネスエの本町店、実は本日ですけど「12月10日よりしばらくお休みをさせていただきます」という張り紙が張られていました。アーケードの建てかえが何だったのか。これからどうなっていくのか。こういう不安が広がっているのは私だけではないと思います。

 実際に本町商店街を利用している買い物客が、こういうことに対していろいろ要望や意見が届いていますが、せんだって回ったときに私にこんな要望をおっしゃられたんです。

 1つは、この商店街に公衆トイレがない。実は市役所西庁舎にトイレがあって、これは自由に使用できるということですが、案内板がわかりづらいです。おまけに男女共用であって、もちろん洋式トイレはないわけで、身障者はまず利用できないといった状況では、使いづらいのは当然です。ぜひ安心して利用できる公衆トイレをつくってほしいというお願いです。

 もう1つは、先月11月6日から8日まで第25回一宮菊花大会が開催されました。以前は真清田神社境内で開催されており、その行き帰りには本町商店街に立ち寄ったという流れがあったと言われました。商店主さんにとってみれば、あれもこれも本当に文句を言いたいという心境だとは思いますが、経済部長、今の状況を見て、今2つ要望が出ているわけですが、その点はいかがでしょうか。



◎経済部長(篠田惇君) 

 2点ほど御質問でございます。

 1つは公衆トイレということでございます。確かに本町通りのところにございますのは、西分庁舎の南側のトイレが1つ、もう1つはお聞きしましたところ、西分庁舎に身障者トイレがございますんですけれども、来春からは土・日も御利用できるように対応できるというようなお話も聞いておるわけでございます。商店街の中に公衆トイレをということになりますと、今のところ土地の提供等大変難しいかと思います。ただ、本町全体で飲食店と申しますか、そういうところが他市の商店街等に比べると若干少ないのかなと。飲食店等があればそういうところも利用していただき、そこへ入っていただければ、また逆にコーヒーなり何かを飲んでいただける、このような相乗効果も出てくるんではなかろうかなと思いますし、また、今後商店街さんの方もここらあたりは十分考えてみえまして、将来的に空き店舗なんかで対応するという、一つのコミュニティーホール的なものを計画されれば、その中にトイレ等も設置していくということで、今後の研究課題ではなかろうかと思っておるところでございます。

 もう1点の一宮菊花大会についてでございますが、これもお聞きしますと、大分前に全国の菊花大会があったということでスポーツ文化センターで開催をさせていただいたということでした。今後はそういうものが屋外で対応ができるかどうか、これも菊花大会の主催者の方々と十分協議をさせていただいて、対応できるものであるならば一度どういう方法があるのか検討させて、また協議させていただきたいと思っているところでございますので、よろしくお願い申し上げます。



◆7番(尾関宗夫君) 

 いずれにしましても、商店街の方たちはいかに人が来てくれるかということを望んでいるわけであって、今挙げた例はほんの一例だと思います。今後、検討、懇談する中でどんどん意見を吸い上げていただきたいと思います。

 先ほどから何度も言っておりますが、金沢市、福井市の取り組みは、いろんな新しい事業を始めているんですが、すべて市街地の活性化に結びつけようといった事業です。

 福井市のトランジット・モール実験というのは、市街地に入る一般車両を規制して、路面電車と循環バスだけという形を一度とってみようということで取り組まれたんです。歩行者は自由に車道を行き来し、買い物しやすくなるという実験でしたけど、短期間でしたのでこれは市民の好評、不評さまざまで、まだまだ結論が出るのは時間がかかるんではないかと思います。

 それから、金沢市では、まちなか住宅建築奨励金制度というのが行われてまして、金沢市も中心市街地の高齢化が進んでいるということで、何とかまちを活気づけようということで、住宅を建てるときにもっと奨励金を出して2世帯住宅でも十分対応できる。若者が結婚したら外へ行っちゃうんではなくて、一緒に住み続けられるまちをつくっていこうといった形で奨励金を出しているわけですが、こんなことをいろいろ各地で取り組んでいるということが、いろんな自治体を回ってみるとその取り組みというのが本当によくわかるんです。

 これはちょっと前のことですが、6月30日に「市長と市民のまちづくり懇話会」というのが行われまして、参加方法は「私の描くまちづくり」をタイトルに作文を応募していただいて、その選考によって参加するという形がとられておりましたが、たまたま私の知人がこれを提出した作文に対して参加することができたわけです。この内容ですけど、「本町商店街を活性化するためにも、本町商店街を人の住居として市営住宅などを商店街の上につくることを提案したい。もちろんそこにはお年寄りや障害者のケアつき住宅も併設したもの。駅にも非常に近く、通勤にも便利ですが、何よりそこに生活をしていれば買い物も近くでします。環境面からも買い物できる商業スペースと住宅スペースが一体化しているといいのではないか」という提案でした。まだほかの提案もありますが、この席に都市開発部長が参加されておりまして、一度研究してみたいというようなことを言われているそうですが、この点について都市開発の方では何かお聞きになっているでしょうか。



◎都市開発部長(丹羽孝夫君) 

 お答えいたします。

 前部長もいろいろなところに参加をされまして御意見等をおっしゃってますけれども、ちょっとまだ個々には認識していない部分もございますので、早速研究いたしまして、今後考えてまいりたいと思います。よろしくお願いします。



◆7番(尾関宗夫君) 

 たまたまこれは市営住宅というところもありますので、建築部長はいかがお考えでしょうか。



◎建築部長(高坂勲君) 

 本町商店街の空き店舗を市営住宅に利用できないかというようなお話でございますが、公営住宅として使用するにつきましては、公営住宅法整備基準というのがございます。特に構造基準、耐震性の確保というようなこと、あるいは内部の仕様の関係、床の段差の解消とか階段の勾配とか通路の幅の確保、このようなことが規定に合ったものとしなければならないという基準がございます。

 そのためにはやはり大幅な改造、あるいは建てかえまでしなければならないようなことが出てくることも考えられるということから、やはり市営住宅として活用することは困難だと考えておりますので、よろしくお願いします。



◆7番(尾関宗夫君) 

 もちろん空き店舗だけではなくて、今後例えば家を建てられるときに、それがどういうものかわかりませんけど、市営住宅のように関連できるような施設といったものが、住居となるような方向で進めていくということも、今後一度検討していただければと思います。

 実は、先日昼休みの時間帯に、先ほど言いましたように本町商店街を歩いてきて、それでも何とか頑張っているお店もあるということがわかったんです。婦人服の洋品店が改装工事をしてみえたので声をかけたら、店が古いから新装して、これからも頑張っていきたいという元気な声も返ってきたわけです。

 もう1つは、ゑり正の閉店とは逆に、11月16日に新しい呉服店が開店していました。僕も全然知らなかったんですけど、そういったことで頑張っていこう、新しくそこに入ってくるというところもちらちら見受けられますので、ぜひそういった皆さんの意気込みを消さないようにしていただきたいと思います。

 そして、ついでですが、お店の方にこのアーケード内に循環バスを走らせてみてはどうですかとお聞きしましたら、即いいですねという答えが返ってきたわけです。13日に経済部の方で、商店街の人たちと懇談会があるという話も聞いてきましたが、こういったことも率直に受けとめていただく、そしていかにまちを活気づけていくか、それが今必要だと思いますので、ぜひそういう姿勢で臨んでいただきたいと思います。



○副議長(渡部昭君) 

 暫時、休憩いたします。

                             午後3時6分 休憩

                             午後3時36分 再開



○議長(浅野貞一君) 

 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 7番 尾関宗夫君。



◆7番(尾関宗夫君) (登壇)

 市内には産廃処分場はないということですが、空き地に高く積み上げられた土砂や廃材は市内に何カ所あるかはわかりません。住民にとっては環境のよいところに住むことができたと思って住み始めたら、いつの間にか持ち込まれた土砂や廃材でほこり、悪臭だけでなく、仕分け作業による振動、騒音といったもので生活が脅かされてしまう。保健所などから指導が入ればこの業者は逃げてしまう。これで泣き寝入りでは済みません。深刻なのは土砂や廃材が放置されたままいつ撤去されるかわからない。そんなところで一生住むことを考えたら到底我慢できないのも当然です。引っ越しを真剣に家族で話し合っている話も聞いています。

 こんな場合、市はどうしてくれますか。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 ただいまの件につきましては産業廃棄物、特に建築廃材のことかと思います。基本的には建築廃材等につきましては、愛知県の産業廃棄物の適正処理指導要綱によりまして、建築廃材につきましては第9条に、建設工事の発注者は工事の発注に当たりまして、処理コストを適正に反映した発注をしてください。そして発注者は、工事に伴い発生する産業廃棄物の処理については、その種類ごとに具体的な処理方法を発注仕様書に明記するように努め、もって産業廃棄物の適正処理の推進を図るというような形で発注者に対する義務がうたわれているところでございます。それを受けて受注者は、全体的な事業計画において建設現場で生じる産業廃棄物の処理に関する計画を策定し、適正に処理するというような形で県の要綱の中にきちっと明記されているわけでございます。

 しかしながら、全体の法体系、あるいは県の要綱に基づきまして、県の要綱の中に市町村の役割が明記してございます。その中に県と協力して対応していくということがございますので、相談窓口としての業務を遂行するとともに、県あるいは国との連携を保ちながら御相談に応じてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。



◆7番(尾関宗夫君) 

 「愛知県は6日、産廃中間処理場に保管基準を上回る建設廃材などを積み上げていた業者に、産廃の撤去が不十分とし、産廃処理法に基づいて来年1月20日まで、収集、処分業の一時停止を命じる行政処分をした」といった記事が実は載っているわけです。この記事だけでは判断できないわけですが、住民の暮らしを守る立場で迅速な対応を今市民は求めていると思います。実際にごみ問題は、人間が生活していくことによって欠かせない問題であることも事実です。いつも検討を重ねてごみによる被害を出さないといったことが、今、行政が何をしてくれるのか、こういった行政に対する不満も実は大きくなっているわけです。だから、それをきちんと受けとめていく、そして対応していくことが必要になるかと思います。

 今後ぜひこのことについても、県の仕事としてそのままの状態にしておくのではなくて、もっと積極的にかかわっていくことが必要だと思いますので、ぜひそういった方向でさらに検討を深めていただきたいと思います。

 光明寺の最終処分場が新たに建設されるわけですが、処分場はどこに建設しても、ごみがどういう形で処理されていくのか、やはり市民にとってみればその施設がどこまで安全なのかといったことが、今すごく気にしているんではないでしょうか。だから、これ自体は今後、委員会でも詳しいことはお聞きしていきますが、処分場建設についての安全性、どう配慮して建設していくのかといった建設方法などもぜひこの機会にお聞きしたいと思います。



◎環境部長(石黒久伴君) 

 お答えさせていただきます。

 今、議員のお話でございますけども、平成14年、15年の2カ年にかけまして新しい処分場を計画いたしておるところでございます。当市におきましては、市民の皆様の御協力のもとに資源回収を初めとして、平成12年4月にはごみ袋の透明・半透明化、さらに平成13年4月からは粗大ごみ収集の有料戸別収集の実施をいたしたところでございまして、ごみの分別、減量化を推進し、処分場の延命化を図ってまいりましたけれども、現有の処分場の残余容量も残りわずかになってきているのが現状でございまして、当計画をせざるを得ないということでございます。

 この計画の規模といたしましては、埋め立て面積が4万400平方メートル、埋め立て容量にしまして20万9,400立方メートルを計画いたしておりまして、工事の中身としては1期事業と2期事業に分けた工事計画を予定いたしておるところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。



◆7番(尾関宗夫君) 

 私はどんな形でこの処分場がつくられていくのか、処理されていくのか、それが知りたいわけです。



◎環境部長(石黒久伴君) 

 お答えさせていただきます。

 その処分場の方法でございますけども、地下水等の汚染防止のためのシートを処分場の底に二重に敷設いたしまして、地下水等への影響はないという施設をつくってまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。



◆7番(尾関宗夫君) 

 この二重シートというのは永久に、いわゆる破れることがないものなのか、その点はいかがですか。



◎環境部長(石黒久伴君) 

 このシートにつきましては、遮水シートを使うわけでございまして、最近は紫外線に対する劣化の要因だとか、あるいは外圧による問題発生によりまして法の改正がありました。それで、紫外線対策として保護マットの仕様を追加させまして、処分場の安全性が強化されたということでございます。

 そこで当市の計画といたしましては、ポリエチレン系の合成樹脂シートを採用する予定でございまして、地盤沈下等の追従性に富みまして、突起物等に対しての安全性にすぐれ、外圧及び劣化を防止し、雨水により発生する浸出水は遮水シートを敷設することによりまして、地下水の汚染は心配ないと考えておりますので、よろしくお願いします。



◆7番(尾関宗夫君) 

 実際にこれが本当に安全なのかどうかということは、今、各専門家の研究の中で、やはり絶対安全ということはないということも一部で出てますので、今後またこれは十分検討していく課題ではないかと思います。

 そして、現実に既に大野処分場の方はどういう形でやられておりましたか、シートの関係でも結構ですが。



◎環境部長(石黒久伴君) 

 現在、処分場として計画いたしておりますのは、面積にしまして2,400平方メートルでございますけども、この分につきましても遮水シートを敷く中で工事を進めておりまして、先ほどお話をさせていただきましたように、地下水の汚水は心配ないと考えておりますので、よろしくお願いします。



◆7番(尾関宗夫君) 

 いや、僕が言っているのは、大野処分場とか、現在処分場として利用されている光明寺の処分場などがつくられたときはどんな状態でつくられたのかということを聞きたいんですが。



◎環境部長(石黒久伴君) 

 今までの処分場につきましては、今回お願いするものとは若干違いまして、1シートでございます。



◆7番(尾関宗夫君) 

 いずれにしましても、現在の処分場、これからの処分場、これが本当に水源を汚さないかといったことも心配されるわけであって、やはり絶対ということはあり得ないと思いますので、今後これから計画を進めていく中でもっといろんな意見を聞きながら、また調査も行いながら間違いない安全な施設という方向に持っていっていただきたいと思います。

 こういった中で、本当に安心して飲める水、水源についても少し触れたいと思います。

 平成12年度の水道事業決算審査意見書でも述べられているように、水源及び施設の保全管理、そして安くておいしい水を安定的に供給することが市民の安全と健康の向上につながることは明白であります。

 平成12年度の給水人口、給水戸数は増ですが、これは人口の増による増だと考えていいわけですか。



◎水道事業等管理者(江崎義彦君) 

 平成12年度の水道の関係でございます。実際にはほとんど横ばいの状況で使っていただいているということでございまして、特に変化はございません。

 以上でございます。



◆7番(尾関宗夫君) 

 現在こういう状況ですが、今後の見通しはどう考えてみえますか。



◎水道事業等管理者(江崎義彦君) 

 水道の今後の見通しということでございますが、実際には平成4年ごろが一宮市としては最大のピークでございまして、それ以後若干下がりまして、そのままずっと横ばい状態できているわけでございます。ただ、平成13年度は10月ごろがぐっと下がってきておりまして、これはことしの6月ごろからの渇水というようなことがございまして、節水というようなことをお願いしてきました。そういったことで皆様方に節水の意識が浸透したというようなこともございまして、平成13年度は下がりが大きいものですから、ちょっと心配しておりますが、全体的に言いますと大体平年並みで今後も推移していくのではないかと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



◆7番(尾関宗夫君) 

 このような状態ですと、無理して県水を使う必要はないような気がするんです。いずれにしても、高い県水をいただいて市民に高い負担を押しつけていくということが、本当にその方向でなければいけないのかということが今問われていると思います。

 徳山ダム建設で、直接でないにしろ、県水の押しつけが強まってくることは事実です。水源が豊富だと言われるこの一宮市の水を、上手にという言い方はおかしいんですが、もっと利用の仕方、くみ上げの方法をまだまだ考えていく要素は十分あると思います。

 これについて、市民から一宮市はどうして県水を使わなければいけないのかという声も出ておりますので、こういった要望に対して何かお考えはありますでしょうか。



◎水道事業等管理者(江崎義彦君) 

 使用水量そのものが余り変わらないのに県水をふやすことはないんではないかというようなことでございます。実際には一宮市の水道の水源といたしましては、伏流水、地下水、県水というようなものがございます。ちなみに平成12年度のそれぞれの比率は、地下水、伏流水の自己水が86.1%、県水が13.9%というような率でございます。

 そういう中で自己水がどうだという話でございますが、自己水といいましても、伏流水につきましては、木曽川の河川敷にある浅井戸で掘っているわけでございます。その浅井戸等が最近1つ水質が悪くなってきたということもありますし、また取水量も減ってきているという状況でございますので、いろいろ国土交通省にもお願いしまして改良等をお願いしたわけでございますが、やはりこういった時期、自己水をふやすというようなことはなかなか認めていただけない状況でございます。私どもも伏流水ではちょっと無理だということで深井戸というようなことも考えさせていただいたんですが、これもちょっと難色を示されまして、現在はもう1つの考えとして浅井戸で何とかもう1本ぐらい掘らせていただいて、それと交換させていただけないかというような交渉もさせていただいておりますが、これもまだなかなかいい返事がいただけないという状況でございまして、伏流水の方も徐々に少なくなる傾向があるということでございます。

 また、地下水の方につきましては、すべての井戸が問題ないというわけではございません。そういった中で何とか水質の悪化を招くようなことがないよう、私どもとしては守っていくということが一つでありますし、また、井戸につきましても相当古くなってきております。それが崩壊したり崩れたりしますと、これも県は堀り直しはいかんという方針でございますので、こういったことが起きますと、また水源がなくなってしまうというようなことで、とにかく現在の水量を何とか守っていこうということしかないわけでございますが、井戸の中に入れて補修することはいいんですが、それをしますと井戸が細くなりまして水量が減るというようなこともございまして、大変苦慮しております。

 そういった中で、徐々に県水の依存率が高くなってくるということは避けられないのではないかなということでございますので、議員のおっしゃるような、なかなかいい方法が見つからなくて困っておるところでございます。よろしくお願いいたします。



◆7番(尾関宗夫君) 

 いずれにしましても、今、国の方向が県水を何とか利用させようという、いわゆる徳山ダムの建設によって負担を一宮市民に押しつけていくという図式ができているような気がするわけです。せんだっての委員会の中でも県水の受水量を減らしてもいいのではないかという意見も出ているわけで、おいしい水を何度も連発されておりますので、これを守っていく、きちんと供給できるような方向をつくっていくようにぜひ働きかけを強めていただきたいと思います。

 いろいろなことを意見として挙げてきましたが、最後の災害のないまちづくりは、今、私たちの暮らしが不安定な状況の中で、いつ災害が起きるかわからないといったことを軽視するのではなく、どうして災害につながっているのかを正しく見ていかなければいけないと思います。

 東海豪雨の災害から多くの教訓が生まれているわけで、被害を大きくした要因は何なのか。河川改修のおくれも指摘されておりますが、その一方で、やはり無秩序な宅地開発がどんどん行われてきたといったことに対して行政がどう指導してきたのか、どういう対応をしてきたのかが今問われていると思いますので、災害についてどう思っているのか。さらに今後どんなふうに手を打っていくのか。これまでの間、東海豪雨の災害の後どんな手を打ってきたのか。簡単で結構ですので、総合的な意見をお聞かせいただきたいと思います。



◎建築部長(高坂勲君) 

 今、災害に対しての総合的なお話ということでございますが、私ども建築部で取り扱っておる件についてお答えさせていただきます。

 現在、開発段階におきまして治水対策として愛知県の開発指導要綱に基づいて、大規模な開発については一定の貯留槽の対策を指導しておるところでございます。また、一宮市住宅地開発指導要綱及び一宮市建築物等協議会に係る建物を建築する場合におきましては透水性の舗装、あるいは浸透升について、土木部と私ども建築部で指導してまいっておるところでございますが、現在のところある程度のまとまった規模についての指導はしておりますけども、今後は各戸建て的なもの、小さい規模のものの建築に際しても指導していく必要性があろうということも考えておるわけでございます。

 そこで、本年度より土木部におきまして着手しております総合治水計画の中で、地域の特性等を調査するということになっておりますので、それに基づきましてこの指導要綱の関係につきましても基準を設定いたしまして、やはり細かな指導要綱を作成して指導してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。



◎土木部長(脇田東吾君) 

 災害の要因についていろいろ御指摘がございまして、そういったものを私たちは教訓として少しでも改善し、あるいはまた解消していくという取り組みをしていかなければならないということで、今年度もそれぞれ関係する部署におきまして取り組みをさせていただいております。

 そういった中で、今までもいろんな機会で県の取り組みとかいろんなことは御報告させていただいております。また、私どもも、ただいま建築部長からお話がございましたように、総合治水計画を立てると同時に、流域の総合治水対策としての取り組みなどもスタートさせていただいておるところでございます。そういったハード面とソフト面、防災対策といったことも重要だと認識しておるところでございます。

 市民の方に自主的に取り組んでいただくという面も含めまして、防災に関する情報、例えば防災マップ、予想浸水区域図とかといったものの準備に向けてただいま取り組んでおりますし、そういうものができ上がれば広く市民の皆様方に提供して意識の高揚に努めてまいりたいと考えております。

 自然を相手にしましてどこまでということはなかなか決めづらいわけでございますけれども、さきの東海豪雨から多くの教訓を得ております。要因はいろいろあります。その他の問題の解決に向けても取り組んでまいりますので御理解をいただきますよう、よろしお願いいたします。



◆7番(尾関宗夫君) 

 実際にいろんな取り組みというのは、本当にされているのかということが今指摘されていると思います。

 先ほど建築部長が浸透升のことをちょっとおっしゃいましたけど、建築指導として事前に浸透升をつくるによって何らかの援助ができるかどうかといったこと、いわゆる浸透升が本当に普及していくためにはどう指導しているのか、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。



◎土木部長(脇田東吾君) 

 浸透升の設置、指導といったものにつきましては、建築部を含めて私どもも一緒になって要綱等によりお願いをさせていただくというわけでございますが、さらにそういったものと別に、各戸に設けていただくような浸透升の設置についての補助制度といったものは、私どもの方で対応していかなければならないかなと思っております。この指導要綱の改正といいますか、新しいものの作成とあわせまして、この補助制度についても検討してまいる考えでおりますので、よろしくお願いいたします。



◆7番(尾関宗夫君) 

 ただ、実際にこのパンフレットが建築指導課に置かれているわけです。実際にこれを見れば、水害のないまちづくりを目指すために雨水貯留浸透施設の設置をお願いいたしますということで、きちんと一宮市も入っているわけです。

 だから、本来なら家を建てるときに、建築指導課でこういったものをまず指導するというのが当然だと思いますが、これについて指導されたことはありますか。



◎建築部長(高坂勲君) 

 パンフレットによる指導についての御質問でございますけども、私ども窓口においてこういう対策についてお願いをするということで、開発の許可が提出された段階において、そういうものをお示しして御協力いただければということでお願いしているような状態でございます。



◆7番(尾関宗夫君) 

 実際に指導していく場合に、これをつくろうと思ったら大変なお金がかかるわけで、そのためにはやはり補助制度がきちんと確立されていないとつくれないわけです。

 実際に調べてみましたら、既に扶桑町、江南市では平成5年4月にこの補助制度をスタートさせているんです。それぞれ補助金は違うわけですが、扶桑町は1基当たり1万5,000円、江南市は2万円、5,000円の差はあるんですが、それにしてもこういったことが既に平成5年度からやられている。一宮市はこういうことを指導しておりながら全く補助金制度がつくられていないということも問題ではないかなと思いますが、早急にそういった制度をつくるべきだと思いますが、いかがでしょうか。



◎土木部長(脇田東吾君) 

 できるだけ早くということでお尋ねでございます。私どもも今回の総合治水計画の中でいろんな技術基準を考えまして、できるだけ早い時期にスタートさせたいと考えておるところでございますので、よろしくお願いいたします。



◆7番(尾関宗夫君) 

 やはり個々の意識を高めるためにも、まちを守るためにも、本当に1軒当たりにすればわずかな貯留かもしれませんけど、そういったこともやはり協力していただく、そして市も援助していくという方向が本当に必要だと思いますので、ぜひ取り組みを早めていただきたいと思います。

 そんな中で、青木川の改修も進められていますが、思うように進んでいないというのが実態ではないかと思います。青木川と五条川が合流し、その先は新川に合流していきますけど、まだ新しいニュースなんですが、その五条川の下流に法界門堰と下之郷堰の2つの堰があるわけです。これはそれぞれの地域に農業用水を取り入れるために必要なものということで設置されているわけですが、この堰が水の流れをとめたと、去年の東海豪雨では1つの大きな要因でもあるわけです。このことによって上流にある稲沢市、一宮市にも少なからず影響を与えたのではないかなという気がします。

 これについて愛知県の河川工事事務所が、平成17年度までに撤去するという方向を打ち出しているんですが、実際に私もこの2つの堰を見てきましたが、堰本来の構造上、堰柱が16本あるんです。この堰柱を合わせただけでも川幅の半分ぐらいで、水の流れを妨げているといったことが事実あるわけです。

 そして、農業用水とのかかわりもあるんですが、こういったことはなかなか難しい問題ですけど、一宮市としてはこのことについてはどんな受けとめをされているのか、ちょっとお聞きいたします。



◎土木部長(脇田東吾君) 

 お答えさせていただきます。

 お尋ねにございましたとおり、五条川の春日町内に下之郷が、そしてまた甚目寺町と新川町の両町にわたりまして法界門がございます。いずれも宮田用水の土地改良区が管理いたしており、現在では補助的な用水の取水を目的とした樋門でございます。当然、河川の改修に伴いましてそういったものが一つの支障になってまいりますので、五条川の改修促進に向けまして、以前からその撤去に向けての御協議は進められておるところでございます。

 上流に位置します当市、またその関係市町もあわせてでございますけども、できるだけ早い時期に、いわゆる河川を改修する側と用水管理者の方の協議が整いますように念じておるところでございます。いわゆるその代替機能の中身でいろいろ詰めておっていただいていると聞いておるわけでございますけれども、できるだけ早い時期にそういう結論が出ることを、当然私どもも願っておるところでございますので、よろしくお願いします。



◆7番(尾関宗夫君) 

 さまざまな要因が重なって去年の東海豪雨の大きな被害につながったと思うんですが、これ1つだけでそれが解決するとは思わないわけで、どんどんいろんな取り組み、いろんな意見が出てますので、いろんな状況を見ながら進めていっていただきたいと思います。

 そんな中で下水道事業ですけど、当初予算の項目に雨水導水渠布設工事費が、平成12年度は4,000万円だったのが平成13年度は1億4,000万円と大幅に増額されていますが、これはやはり雨水対策としてこういう形で取り組まれたのでしょうか。



◎水道事業等管理者(江崎義彦君) 

 平成13年度の浸水対策事業費というのを平成12年度よりふやしたわけでございます。これはもともと東海豪雨の以前から、浸水対策ということで平成12年度もやっていたわけでございまして、平成13年度はそれも若干あります。ただ、実際にはもともと下水道の整備の中では汚水先行ということでやらせていただいておりまして、その汚水先行も単独事業のところではほぼめどがついたというようなこともございまして、雨水対策の方にこれから少し力を入れていかなくてはならないだろうというようなことで、平成13年度の予算をふやさせていただきました。

 そういった中で、東海豪雨関係としては、そのほかにも冠水したマンホールが浮上して人が落ちるとか、車が入るとかいうことがありましたので、そういったマンホールの浮上防止というようなこともやらせていただいたというようなことで、全体的には雨水整備もこれから少しずつ多めに進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。



◆7番(尾関宗夫君) 

 新川流域の上流自治体に課せられている貯留水量が、県からも水量的な数字まで示されて要望が出されているわけです。

 一宮市としてはこれの水量はどれだけでしたか。



◎土木部長(脇田東吾君) 

 お答えさせていただきます。

 新川流域の当市の流域が目標としております量は29万1,054トンでございます。少し状況を申し上げますと、平成12年末で4万3,600トンの対応をさせていただいております。今後これを5年間で、合計おおむね11万6,500トンを目指していろんな事業を各部署で取り組んでいただくというような計画を持って進めておるところでございます。



◆7番(尾関宗夫君) 

 実際に県からの要請をクリアしようとすれば莫大な金が必要となってくるんです。ところが、国や県の姿勢はどうなのか、ここを本当に見ていかないと、まさに一宮市にどんどん押しつけてくるという危険性もあるわけで、現実に一宮市内には県営住宅が幾つかあります。

 現在、浅井住宅の建てかえ工事が入っているわけですけど、ここの建てかえ工事に対して調整池の設置は考えられているんですか。



◎建築部長(高坂勲君) 

 直接私どもその件について確認したことがございませんので、あるということについては不明でございます。



◆7番(尾関宗夫君) 

 まだこれが計画の中にないとなれば、やはり県が一宮市に押しつけるだけでなくて、自分たちの工事もきちんとそれを満たしていく、調整池を設置していくのがお互いに協力していく考えではないかなと思いますので、このような状態ではまさに片手落ちという状態になります。

 水はとめろ、調整池はつくれということをやりながら、自分の方は金がないからやらないという、もしそんな状態でしたらやはり厳しく指摘して設置を要請すべきだと思いますが、その方向でぜひ取り組んでいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



◎土木部長(脇田東吾君) 

 いわゆる総合治水対策について県の姿勢でございます。新川流域総合治水対策協議会の中で、私どもは県の施設においても必要な貯留対策等を取り入れていただくようにいろいろとお願いをしておるところでございます。先般もそういう機会がございましたんですが、そういうときにも強くそういった点を要望しておるところでございます。

 愛知県でも組織の機構改革等で、建築部、土木部といった部門が一本化されたということもございまして、一定の方向でいろいろ御検討いただいているというような感触は得ておりますので、よろしくお願いいたします。



◆7番(尾関宗夫君) 

 いずれにしましても、これは一宮市だけでできる問題ではありませんので、できるだけ広範囲な取り組み、もちろん国・県、そして近隣自治体との協力が必要となってきますので、そういったことも今後もっと検討を深めながら、いかに住民の安全を守るか、その立場で進めていただきたいと思います。

 そして最近の新聞報道によると、近い将来発生が予想される海溝型大地震について、震度分布などを予測する手法を検討してきた地震調査委員会強震動評価部会は7日、南海、東南海地震を想定した試算結果を発表しております。南海地震では和歌山、松山など、東南海では静岡、浜松、津などが、それぞれ震度6弱以上と予測されています。そして、これよりさきには11月27日に発表された中央防災会議の東海地震に関する専門調査会は、実際に東海地震が起きた場合、山梨県北部、長野県中南部のそれぞれ一部地域、名古屋市の一部を含む愛知県東部の予想震度で大きな被害が予想される。震度は6弱以上になるとしています。これを受け、同会議は地震防災対策強化地域を年度内をめどに見直しますということで、愛知県は12月中旬にも県内88市町村の防災担当者を集め、新たな地震防災対策強化地域の指定に向けた準備などを指示することを決めています。

 今後何らかの指示があると思いますが、一宮市としてどのような取り組みを進めていくのか、見直しなども必要となってくるのではないかと思います。現時点での状況からどのように考えているのか、総合的にお聞きいたします。



◎消防長(棚橋進君) 

 お答えいたします。

 地震の関係につきましては議員が今お申し出のとおりでございまして、東海地震関係につきましては11月27日に東海地震に関する専門調査会によって発表され、いわゆる想定震源域が西の方へ最大で50キロメートルぐらい広がるというようなことでありました。また、東南海及び東海地震関係につきましては、12月7日に地震調査推進本部から初めて震度予測が発表されたところであります。ただ、いずれも一宮市の震度がこうなるという予測はまだまだ発表されていないところであります。

 一宮市の現在の地震に関する地域防災計画でありますが、これも愛知県の防災計画と整合性をとる中で、東海地震及び濃尾地震の最大を予測した地震を想定して現在でき上がっているところでございます。このたびの発表によりまして、愛知県も早急に防災計画を見直すということでありますので、以後、愛知県とも調整をとりつつ、防災計画を考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



◆7番(尾関宗夫君) 

 次から次へといろいろな事件が起こる中で、こういった地震の予測というのも発表され、ますます不安な気持ちになる方も多いかと思いますが、やはりそれをきちんと守っていく、救っていく方向が今求められています。

 何度も繰り返して言いますが、今、市民の暮らしがこれほど厳しいときはありません。いかに行政が救っていくかが問われています。自衛隊の海外派遣を強行し、戦争に参加することによって莫大な税金をつぎ込んでいく方向を本当に食いとめなければならないかと思います。そして、そういったお金を使いながら、暮らし、福祉、教育の予算を切り詰めていく方向は何としても変えなければいけないと思っております。

 国に対しても県に対しても住民の立場で取り組んでいただきたい。ぜひこの方向で進めていただきますよう要望いたしまして、私の質問を終わります。(拍手)

         (「議長、関連」と呼ぶ者あり)



○議長(浅野貞一君) 

 20番 板倉正文君。



◆20番(板倉正文君) 

 1点不明確なところがあるので。建築部長の答弁で、浸透升について大きい開発については指導するとかいって、個々の部分についてはまだ指導していないという答弁がありまして、そのあと尾関議員の質問の中で、浸透升の指導をしていないんではないかというところでは、今度はしてるという答弁があったんです。そこのところを明確に、一戸建てのところの部分については浸透升の指導をしていないのか、そこを明らかにしていただきたいと思います。



◎建築部長(高坂勲君) 

 今、板倉議員御指摘のとおり、一戸建てのものについては指導していません。私どもの住宅地開発指導要綱や建築物等協議会の関係についてのある程度まとまった施設、今、指導要綱は3,000平方メートル以上と20戸以上というようなことで取り扱っておりますので、そういう大きい施設についての指導はしているということでございます。

 以上でございます。



◆20番(板倉正文君) 

 先ほど尾関議員が質問したのは、このパンフレットが建築指導課にある。このパンフレットの中を見ますと、まさに個々の一戸建てについて指導していない。ところが、指導していることになっているんです。要するに水害のないまちを目指すために雨水、貯水浸透施設の設置をお願いします。そういうことをお願いする立場に一宮市も名を連ねている。ところが、それをやってないということは、要するに東海豪雨があって被害が出て、なるべく水の問題を解決しようとしているときに、もう1年以上たってもそういう立場でいいのかということなんです。ですから、名前を連ねるわけですから、十分な指導をやっていただきたいと思います。



◎建築部長(高坂勲君) 

 舌足らずで申しわけございませんですけれども、開発行為に伴う一戸建ての分譲住宅については指導しておりますが、私が申し上げたのは、建築確認から出てくる一戸建ての場合、それぞれ一戸で出てくる場合については指導していないという意味でございます。

 今後先ほど御答弁をさせていただきましたような中に、一戸建てのものについても指導するような形で、指導要綱の中をとらえていきたいということでございます。

 よろしくお願いします。

         (「議長、関連」と呼ぶ者あり)



○議長(浅野貞一君) 

 33番 小島尊司君。



◆33番(小島尊司君) 

 尾関議員が提起をしております調整池の問題です。これは県が総合的に検討して、いい感触をということのようですが、必ずしも部長の答弁が、調整池が適切なものだというふうには受けとめられないような答弁、煮え切らない答弁だったと思いますので、県がいろいろと総合的に考えておるというのは、この調整池というものが今の最善の方法として考えられて、それも含んだ総合的な検討がされておるのかどうか。この点をやはり明確にしてほしい。

 部長の方で考えておられるのが、必ずしも調整池が最善の方策だと思わずに、ほかに最善の方法を考えておられるのかどうかということです。



◎土木部長(脇田東吾君) 

 総合治水という考え方に関係してくると思いますが、河川の改修も一方では当然計画どおり進めていただく。それから、いろいろ遊水地、保水地の確保も図っていく。そして、市街地でなかなか対応ができないところについて貯留施設というものをつくっていく。また、開発に伴って各民間の方も含めまして御協力いただいて、ただいまのそういう非常に各戸の小さいものからいろんなスケールのものまで含めて、全体で考えていこうという方向がまずございます。私はそういう方向でいろんな取り組みをしていかなければならないという認識はしております。



○議長(浅野貞一君) 

 暫時、休憩いたします。

                             午後4時28分 休憩

                             午後4時44分 再開



○議長(浅野貞一君) 

 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 本日の会議は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。

 2番 谷 祝夫君。



◆2番(谷祝夫君) (登壇、拍手)

 質問に入ります前にお願いでございますが、時間配分の関係上、通告大見出しの1番と2番を入れかえていただきますようよろしくお願いいたします。したがって、2番の市政運営のあり方についてを最初にお尋ねし、1番目の市職員の組織についてをその後ということにさせていただきます。

 一般質問3日目、12人目ともなりますと皆様お疲れの御様子とお見受けいたします。そしてまた本日はボーナスも支給されております。早く帰りたいお気持ちはわかりますが、いましばらくのおつき合いをいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

 それでは、市政運営のあり方についてお尋ねいたします。

 まず、市民サービスの迅速化についてお聞きいたします。

 情報公開条例では申請を受理してから2週間以内に回答しなければならないと規定されておりますが、庶務課に設置されております市民ファクス、企画課所管になっております市民ポスト、電子メールはそれぞれ年間どれぐらいあって、どんな内容のものが多いか。そして、返事を要するものについては、その返事は何日ぐらいかかっておりますか、お尋ねいたします。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 ただいまのお答えをいたします。

 平成12年度の集計でよろしくお願いしたいと思います。市民ファクスにつきましては152件、市民ポストは123件、電子メールにつきましては154件、合計で429件の御相談がございました。内容的には、市の施策や制度に関するものが全体の27%で最も多うございました。次いで環境・ごみ問題、交通・道路管理、施設改善等となっているところでございます。

 回答をさせていただくまでの期間につきましては、お問い合わせの内容によりまして各課の調整あるいは他の機関への問い合わせが必要となってまいりますので、それぞれの内容によりまして若干の相違はございますけれども、平均をさせていただきますと10日程度の日数がかかっているところでございますので、よろしくお願いいたします。



◆2番(谷祝夫君) 

 ありがとうございました。

 返事を要する場合で、わざわざ窓口まで足を運んでこられた方に対してはどのような対処をされておりますか。内容によってはその場で回答できないことも多々あるかと思いますが、原則的な期限を設けてきめ細かく対応していくことがサービスの迅速化、はたまた行政への信頼につながっていくと思います。そんな考えはありませんか、お尋ねします。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 議員御指摘のとおり、市民の方に何度もお出かけいただくということは、その上でまたお答えをする、遅くなるということにつきましては、あってはならないことかと考えております。現在の窓口業務におきましては、親切かつ迅速にを念頭に置いてできるだけその場で回答できるように努め、即答できないものにつきましても回答の期限をお伝えするような方法をとることが、議員御指摘のとおり行政への信頼につながっていくものと考えているところでございます。今後もそのような取り扱いに努力してまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。



◆2番(谷祝夫君) 

 ありがとうございました。

 次に、随分前から銀行等ではフロア係を置いてお客様を目的の場所に誘導したり、書類の書き方等の指導、援助をしたり、ATMの扱い方等も間髪を入れずに見抜いて、みずからお客様の近くに来ていろいろとサービスをしてくれます。

 当市役所には東玄関に受付の方が1人見えるだけで、フロアに立って動き回ることはありません。特に市民課の場合、カウンター内の仕事だけでよいのかと思うわけであります。簡単な書類といえども迷っておられる方、自分の用事はどこへ行ったら聞いてもらえるのか、個人の用事は千差万別いろいろなケースがあります。また、月、曜日、時間によって来られる方の数に変動もあります。例えば行政経験豊かなフロア係を置いて、サービスをするお考えはありませんか。混雑したときなど窓口の職員はそれこそ目が回る忙しさ、税金をいただいた上に手数料までいただきます。

 大ベテランの市民部長、次長、課長は、市民の顔が見えないところ、あんなところに席があるとは私も思いもよらなかったわけでありますが、すなわち迷路の奥に席があっては本当の意味で市民のための行政ができるでしょうか。職員に対して絶えず目くばせもできません。

 この意味で、田中長野県知事の例ではありませんが、場所を変えるお考えはありませんか、お尋ねいたします。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 ロビーが混雑しておる場合、管理職の者がそこに出て案内なり相談なりすることはどうか、あるいはそれぞれの管理職のレイアウトが少し悪いんではないかということでございますけれども、現在混雑時におきましては、市民課長並びに市民課長補佐がロビーで市民の皆様の御相談あるいは案内に当たっておるということでございます。

 また、本年9月より窓口受付システムを導入いたしております。これは銀行の窓口の受付カードと同様のものでございます。以前は列をつくって待っていただいたということもございましたけれども、このシステムを採用しましてから窓口の苦情や混乱も少なくなっております。大変好評をいただいておるところでございます。

 また、証明書等のでき上がりは音声でお知らせをいたして、また電光掲示板にも表示してお知らせするようなシステムになっておりますので、よそへ出かけていただいて用事を済ませていただいても、電光掲示板に自分の番号が載っておれば受け取っていただけるというようなシステムでございますので、よろしくお願いいたします。



◆2番(谷祝夫君) 

 フロア係を置くようなお考えはありませんか。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 今のところちょっと念頭にはございませんけれども、将来にわたっては一遍考えてみたいと思いますので、よろしくお願いします。



◆2番(谷祝夫君) 

 前向きに考えていただけるということです。御期待しております。

 次に、いろいろな事情で本庁へ行けなくて近くの出張所でお尋ねの場合、そして相談の内容が深刻あるいは高度に専門性のある場合はとても出張所では対応できません。そんなとき防音装置を施した個室を設け、テレビ画面に担当者を出し、双方向で相談できるとしたらどんなに安心か、どんなに早くて便利か。また、現在各所で相談業務をなされております。しかしながら、相談する場所も散在いたしております。相談の内容によっては、指定の場所まで出かけなくてはいけない。その上待たされ、特に公共交通機関を利用されたときなど、まるで1日がかりという方もあると聞いております。近くの出張所でどんな相談でもできればどんなに便利か。

 現在、庁内LAN整備を推進されておりますが、そこに光ファイバーを利用した双方向のテレビ電話システムを組み込むようなことはできないか、お尋ねいたします。



◎総務部長(山口善司君) 

 現在計画しておりますと申しますか、この1月からスタートするわけでございますが、庁内LANシステムにつきましては出張所など庁外施設への文書のやりとりをするための回線構想でございまして、既に工事も進んでいるところでございます。

 映像の送受信を行うためには、光ケーブルの導入など設備面の再構築が必要となりますので、現段階では即というのは困難でございます。最近テレビ画像と申しますか、新たなものも開発されつつございます。そういう中で、庁内LANも含めまして今後の検討課題とさせていただきたいということでございますので、よろしくお願いいたします。



◆2番(谷祝夫君) 

 ありがとうございました。

 次に、市民と行政の役割についてお聞きいたします。

 昨今は市民の権利意識ばかりが目立つ反面、NPO活動、ボランティア活動を通じて行政を支えていただいておられる方たちもお見えです。行政がさまざまな施策を進めていく中で市民はどのようにかかわり、どんな役割を担っていくのか、行政が行うべき部分と市民が分担すべきことの線引きは大変難しいとは思いますが、相対として市民の役割がふえれば行政の役割が減ることにもつながるわけであります。ですから、市民みずからに自分たちがやらなければならないという意識を持ってもらうことも必要であり、そういう意識を醸成していくことも行政の役割として大切なことと考えております。

 そこでお尋ねいたしますが、市民主体で行政の施策を進めていくことに関して、当局はどのようにお考えですか、お聞かせください。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 お答えさせていただきます。

 市では、第5次総合計画の第5部におきまして、「都市自治の確立をめざして」の項で、第1章におきまして市民主体のまちづくりの推進を取り上げているところでございます。その推進を図るための柱として、市民参加の促進とボランティア活動の支援の2つの柱を掲げているところでございます。社会情勢の大きな変化の中で、市民の皆様方の考えも多様化し、地方分権も進む中、市民の方々と行政が一体となりましてまちづくりの推進をすることが課題となっていると考えているところでございます。したがいまして、市民の皆様方の市政への積極的な参加を推進することが不可欠だと考えているところでございます。

 また、市政運営に関するさまざまな情報を市民の方々に提供するとともに、市民の方々からの要望の把握にも努めてまいらなければならないと考えているところでございます。

 一方、行政では目の届かないサービスの提供や取り扱いにくい問題も今日的には生じてくるわけでございます。そのあたりの活動をしていただけます団体の方も今日的には発生しているところでございます。市民の方々の自発的意思によりますボランティア活動組織がそれでございます。市民と行政の協働によるまちづくりを進めるためには、そういうボランティア団体の方々との連携、あるいはボランティア活動への支援を図ることも大切なことであると考えているところでございますので、よろしくお願い申し上げます。



◆2番(谷祝夫君) 

 ありがとうございました。

 市民主体の行政を推進するには市民参加の促進が必要であるとお聞きしましたが、市民が行政に参加できるような事業としては現在どのようなものがありますか、教えてください。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 お答えさせていただきます。

 年度当初におきましては、市長が各連区に出かけまして連区長、町会長さんとお話をさせていただくのが大きな事業でございます。今年度におきましては、市制80周年事業でもありましたけれども、市民と市長のまちづくり懇話会を開催したところでございます。「私の描くまちづくり」というテーマで募集をさせていただきまして市民の方々から意見を伺ったところでございます。

 また、ワークショップという新しい手法をもちまして時之島の市営住宅建てかえ、あるいは真清田神社前の700平方メートル程度の広場の活用についても御協議いただいて、市民の方からの御意見を伺っていくとともに行政を進めていくという形になっておりますので、よろしくお願い申し上げます。



◆2番(谷祝夫君) 

 先ほどボランティア活動への支援、連携も必要だとお聞きしましたが、NPOを初めとする市民活動団体に対してどのように市はお考えですか。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 先ほどからもお話がございましたように、今日ますます地方分権が進む中で、公平・平等な対応が求められる行政の中で、利潤追求の企業だけではできないもの、あるいは公務だけではできないものというような形で、市民の方々のさまざまな要求にこたえていかなければならないのは現実でございます。現在、社会福祉、環境、生涯学習等におきます、まちづくりにおけるいろんな分野で専門性や効率性を持っていただいた自発的なNPOを初めとする市民活動団体が活躍し始めているところでございます。こうした動きは、地域社会を舞台といたしまして今後ますます活発化するものと予測いたしております。

 したがいまして、市民によります市民活動は地方分権、あるいは地域間競争の中で都市としての魅力を創出し、保ち続けるための重要な要素であると認識いたしているところでございますので、よろしくお願い申し上げます。



◆2番(谷祝夫君) 

 ありがとうございました。

 現在、当市においてNPOを含めてどれぐらいの数の市民活動団体があるのか、わかればお聞かせください。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 NPOの認証をお取りになりました団体は、現在一宮市内につきましては2団体でございます。それ以外の市民活動団体は、社会福祉協議会にボランティア登録をされておみえになる団体が109団体ございます。これ以外のボランティアグループも含めますとかなりの数があるものと認識いたしておりますので、よろしくお願い申し上げます。



◆2番(谷祝夫君) 

 それでは、NPOを含む市民活動団体に対して、今後どのような支援あるいは連携を図っていくおつもりかをお聞かせください。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 先ほどから申し上げておりますように、議員も御指摘のとおり市民と行政のパートナーシップによりますまちづくりは重要な課題であると認識いたしております。現在他の自治体において市民活動の支援センターの設置や、市民活動に対します助成の交付を行っている事例がございます。本市におきましても、そのような市民活動に対します支援のあり方について前向きに検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。



◆2番(谷祝夫君) 

 この項の最後となりますが、世情を反映してか、新聞紙上には毎日のように事件、事故がにぎわしく掲載されております。隣は何をする人ぞ。白骨化しても、まだ隣は何をする人ぞ。実に寂しい限りです。かつては「向こう三軒両隣」という言葉もあるように、実際に隣近所は親戚以上のおつき合いでした。お互い支え合っての生活は、今から思えば実にすばらしいことでもあります。特に組織したわけでもないが、地域の安全が保たれてきたことは紛れもない事実であるような気がします。

 第5次総合計画にも、防犯体制の充実として掲げられております。基本方針では、地域住民の防犯意識の高揚を図ります。そして防犯組織や防犯活動を充実させるとなっており、また、計画では近隣住民が互いに協力し合う共同防犯組織の強化を図りますとありますが、この組織はどのような組織で、市内にどれぐらいあり、具体的にどのように強化されるのか、お聞かせください。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 防犯活動につきましては、市内の16連区におきまして760名の防犯委員さんにお願いいたしております。地域の防犯活動に御協力いただいているところでございます。まことにありがとうございます。

 主な活動といたしましては、玄関先に防犯連絡所の案内板を掲示いたしまして、地域の防犯相談窓口としてお願いいたしておるところでございます。また、地域の犯罪情報、ひったくり情報等でございますが、その提供や痴漢の防止等に必要となります防犯灯の点灯確認やその必要性などの確認をお願いいたしております。

 また、毎年5月から6月にかけまして開催いたしております各連区の防犯委員会の会場では、一宮警察署の御指導をいただきまして、共同防犯はもちろんのこと、自分自身の身は自分で守るというような形で、いわゆる自主防犯の強化もお願いしているところでございます。

 さて、御質問の共同防犯組織の現状でございますが、市内16連区に一宮市防犯協会の支部が組織されているところでございます。最近の防犯情勢にかんがみ、防犯委員さんのほかに町内の数多くの方々に御協力をいただきまして、地域の実情に合った防犯活動をしていただいているところでございます。また、ある連区におきましては独自の防犯組織を結成していただきまして、支部とは別に活動していただいている地域もございます。

 今後も各連区の防犯委員会やそれぞれの機会を通じまして、一宮警察署と連携を図りながら地域に密着した防犯活動の充実を目指してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。



◆2番(谷祝夫君) 

 ありがとうございました。

 プライバシーの関係で多少の制限があるかもしれませんが、地域の防犯体制構築の一助として、冒頭にも申し上げましたように「向こう三軒両隣」の効果、あるいは長所等を大いにPRするとともに、町内会組織をおかりして構築していくお考えはお持ちではありませんか、お尋ねいたします。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 ただいま御指摘いただきましたように、町内会の組織には、行政の各般にわたりまして御協力をいただきありがとうございます。

 御指摘いただきましたように、防犯の組織につきましては既存の組織もございますが、今日的にはいろいろな犯罪等が生じておりますので、防犯の種別あるいは内容の分析を行うとともに、それに対応した防犯活動を行う。それについてまた協力をお願いすることがありましたならば町内会を通じて、あるいは連区長さん方を通じまして御協力をお願い申し上げることになるかと思いますので、よろしくお願い申し上げます。



◆2番(谷祝夫君) 

 ありがとうございました。

 きめ細かい組織ができれば、そういった「向こう三軒両隣」というような活動の効果も上がるかと思いますので、そういった方向に向けて御努力いただきますよう、よろしくお願いいたします。

 また、防犯モデル地区を指定し云々とありますが、地区限定ではなく、全市的に展開していただくよう要望して、この項は終わります。

 最後に、広報活動についてお尋ねいたします。

 先ほどの質問の中で、市民主体の行政を進めるためには市民参加のほかに市政運営に関するさまざまな情報を市民に提供すると同時に、市民の側の要望の把握にも努める必要があるとの答弁をいただきました。

 市民の要望の把握についてはお聞きしましたので、市政情報を提供する手段といたしましてはどのようなものがあるか、お尋ねいたします。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 情報の提供につきましては、それぞれの業務別にそれぞれの窓口におきましてリーフレット、あるいはパンフレット、あるいは私ども企画課の方で行っております映像情報、あるいはインターネットホームページサービスによる情報等、それぞれの手法をもちまして、それぞれの所管課が適切な情報の提供をいたしているところでございますので、よろしくお願い申し上げます。



◆2番(谷祝夫君) 

 先ほどの答弁で、市民への情報提供手段の1つとしてインターネットのホームページを述べられましたが、インターネットの最大の特徴は瞬時にして地球の裏側と受信、発信できるということであります。したがって、市民への情報提供手段としての必要性、その妥当性について一度よく検討され、ホームページ作成に当たっていただきたいことを要望しておきます。

 次に、ホームページの開設時期、アクセス件数、内容について簡潔に教えていただけませんか。

 ちなみに日本のある町ですが、世帯数約6,500世帯、人口2万2,000人強、平成8年11月にホームページを開設されております。以来約5年の間にアクセス件数は、平成12月5日現在で41万9,770件をカウントしております。この町は観光地ではありません。また、いずれかの機会にこの町がどこか御披露させていただききます。一宮市についてお答え願います。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 当市のホームページにつきましては、平成9年2月に開設をさせていただきました。内容につきましては徐々に充実をさせていただきまして、1,171のファイルを準備させていただいておるところでございます。新着情報を初め、市のプロフィールや市民参加のまちづくり、生活ガイド、施設ガイド、まつり・イベント等といった項目でございます。開設以来のアクセス件数につきましては4年間でおよそ22万1,000件でございます。

 以上でございます。



◆2番(谷祝夫君) 

 ありがとうございました。

 今、市政情報の提供手段についてお聞きいたしましたが、このほかにも市の各部署から不定期に出される市民生活にかかわる通知や案内文書の数も相当なものだと想像されます。

 情報公開ということで庁舎1階の資料コーナーには市の例規集も置いてあるわけですが、市民生活に直結する条例を読んで、理解しようとする人はほとんど皆無であろうし、広報にしろ、パンフレットにしろ、文章になったものに目を通すことも余りないのではないでしょうか。これからの時代、特に高齢者の方には利用しにくい面もあるかと思われます。

 そこで、私はだれにも理解のしやすい映像による情報伝達手段を充実することも必要ではないかと考えております。現在、市も出資しているアイ・シー・シーのケーブルテレビ事業については、エリアカバー率が83.3%の7万6,500世帯、一方、加入契約は約3万8,000世帯、うち約2万7,000世帯は難視聴地域、いわゆる電波障害の地域の世帯ですから、実質加入申し込みされた数は約1万1,000世帯であります。アイ・シー・シーは難視聴地域対策と言われても仕方がない数字であります。

 これから迎える高齢化社会、市民への有効な市政情報伝達手段としてのアイ・シー・シーを育成・活用する上でも、加入者数増大の方策の1つとして、補助制度の導入と、せっかくのアイ・シー・シーです。見ていただけるよう放送時間の拡大、民間委託での魅力ある番組制作等をしていくお考えはありませんか、あわせてお尋ねいたします。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 アイ・シー・シーによる情報ネットにより、市民それぞれの方に対する情報の提供ということでございます。現在ケーブルテレビに加入をしていただいている方につきましては、加入していただくときにおよそ6万4,000円、あるいは使用していただきますのに月額3,000円ほどかかるわけでございます。先ほど申されましたように、一般加入されました方がこれまでおよそ9,500世帯でございます。この世帯の方々との公正を保つ上から、補助金の制度につきましてはなかなか難しいと考えているところでございます。しかしながら、地域情報の整備という意味から、アイ・シー・シーに対する基盤整備という形で補助事業をさせていただいておりますので、間接的には市民の方も情報手段の活用がより容易になるのではないかと考えているところでございます。

 したがいまして、今後のアイ・シー・シーに対します、あるいは市民の方がそれを通しまして情報をいかに取得するかということは議員御指摘のとおり、その内容によるところも大きな部分がございます。したがいまして、私ども現在、「マイシティいちのみや」というものをアイ・シー・シーにおいて1日に2回放映をさせていただいているところでございます。そのあたりのところの内容を充実するとともに、アイ・シー・シーの活用をいま一度検討する中で、情報の提供手段としての優位性を考えてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。



◆2番(谷祝夫君) 

 ありがとうございました。

 それでは最後に、世間では視聴率云々ということをよく聞きますけども、アイ・シー・シーについて視聴率とかという調査を過去にされたことがございますか、お尋ねします。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 私どもの方でそのような調査をしたことはございませんので、よろしくお願い申し上げます。



◆2番(谷祝夫君) 

 今後、アイ・シー・シーと共同して、そういった調査をするお考えはございませんか。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 地域情報に関します会議等もございまして、アイ・シー・シー等との協議もございますので、その中での検討事項にしてまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。



◆2番(谷祝夫君) 

 ありがとうございました。

 他市におけるCATVの会社は大変契約に難航しており、経営も相当苦しいというようなことも聞いております。おかげさまで一宮市のアイ・シー・シーは難視聴地域がたくさんあるというようなこともあって、業績も飛び抜けていいわけではありませんけども、市もお金を出しておる以上、アイ・シー・シーを育てていくというようなことも十分考えていただきたい。また、今後の情報伝達手段として有効なメディアだと思いますので、その点よろしく御指導等をお願いしたいと思います。

 続きまして、2番目の市職員の組織についてであります。

 私の質問通告の見出しは、市職員の組織についてといたしました。これは私の思いを込めて使わせていただいたものであります。

 市の組織あるいは市の機構といった用語は、一般市民にとりましてはいかにも冷たい、不親切なお役所を連想させるからであります。市役所に働く職員の皆さんは、1人1人が温かい血の通った思いやりの心に満ちあふれた人々であってほしいと願うからであります。そうすれば、職務に対する責任と権限のありようもおのずと市民にも理解でき、市役所がより身近に感ぜられることと確信するものであるからです。

 さて、昨年多くの方のお知恵をおかりし、あすの一宮市のために立派な第5次総合計画が策定され、早くも今年度その第1期実施計画がスタートしておるわけでありますが、現行の職員組織は、第5次総合計画を遂行する上で十分に機能していくとお考えですか。ちなみに現行の組織になったのはいつからか、教えていただきたいと思います。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 行政におきます組織といいますか、一般的に組織に対します考え方につきましては、市民が求めてみえる需要に応じて組織を改正していくということが基本でございます。現行の組織におきましても、その時点時点で行政に対します要望がありました場合には、それぞれの部署を検討し、既存の組織で対応させていただける部分があれば既存の組織で対応させていただいておりますし、新しい組織をつくるべきときは、新しい組織をつくって年々改正してきたわけでございます。

 しかしながら、5次総におきましてはいま一度組織についての見直しをし、来年度からもう一度全体的な見直しをさせていただくというような形になっておりますので、よろしくお願い申し上げます。



◆2番(谷祝夫君) 

 来年度機構改革があるということですので、2点について要望させていただきます。

 まず、一般市民どなたでもわかりやすい組織とし、かつ部や課の名前もわかりやすいものにしていただきたい。2つ目には、市民がなるべく1カ所で用事が済ませられるような組織で、かつ庁舎内の部屋、配置にしていただきたいという2点を要望しておきます。

 次に、適正配置についてお尋ねいたします。

 特に、役職者の人事配置についてであります。組織図、機構図、職員名簿などを見て、私が気がつきましたことは、兼務や兼職の人事配置がなされていることが少なくないということであります。例えば、専任の次長があれば兼務の次長もある。それがまた時として同じポストでも専任になったり兼務になったりで一定していないのであります。課長補佐についても課長補佐専任であったり、係長兼務であったりする場合が見受けられます。

 これらの兼務について、現在次長職にあっては幾つ、課長補佐職にあっては幾つあるのか、それぞれの職の数と人数をお示しいただけませんか。

 そこに一定の量の仕事があり、一定の人数でそれをさばけば、ここにグループが生まれ、リーダーが必要となることは自明のことであります。まして、そこに公の責任と権限が付随していれば、行政組織ができ上がるわけであります。当然役職者が必要となるわけであります。数のお尋ねとあわせて、そのような配置をする理由といいますか、基準といいますか、そのあたりを例を挙げて具体的にお示しいただきたいと思います。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 具体的な例につきましては、兼務ということになるかと思います。兼務につきましては、国家公務員法では第101条において禁止がされておりますけれども、地方公務員法におきましては人材の活用及び人事の弾力的運用を図る見地からこのような禁止規定が定められていないところでございます。兼務につきましての基本的な考え方でございます。

 兼務につきまして、現在43ポストございます。次長が課長職を兼務しておりますポスト、あるいは課長が補佐を、あるいは補佐が係長を兼務しているというような形で全部で43のポストがございます。

 ポストにつきましては、御承知のとおり現在行政改革の推進等に伴いまして、職員の削減といったことについても積極的に取り組んでいるところでございます。こういった状況のもと、限られた職員をいかに効率的かつ有効に配置すべきかは喫緊の課題であると考えているところでございます。これに対応するために事務・事業の合理化、あるいは簡素化に努めるとともに、市民サービスの低下につながらないような職員配置を適正に行うことにより、対応してまいっているところでございますので、よろしくお願い申し上げます。



◆2番(谷祝夫君) 

 数のお尋ねもいたしましたけれども、合計ではなくて次長職にあっては幾つ、課長補佐職にあっては幾つか、お尋ねします。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 次長が課長を兼ねておりますのが8ポスト、補佐が係長を兼ねておりますのが12ポスト、行政職では合計20のポストでございます。医療職関係では全体で10ポストでございます。それから、同位の職を兼務している職員もございます。部長職で1ポスト、課長職で4ポスト、係長職で1ポストの計6ポスト、医療職関係が7ポストということで、合計で43ポストになるところでございます。



◆2番(谷祝夫君) 

 具体的に例を挙げてと言いましたんですが、市長公室長も経験があると思いますが、市長公室次長があったり、課長兼務であったりなかったりということが身近にはあったわけですけども、どんな理由でそういうことになったのか、教えていただけませんか。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 基本的には先ほど申し上げましたように、兼職を発令いたしますときはその人材の活用と人事の弾力的な運用を根拠にして適正な兼職を命じているところでございますので、よろしくお願い申し上げます。



◆2番(谷祝夫君) 

 ちょっと釈然としませんけれども、時間の関係で次へ進みます。

 例えば次長職の場合、次長が課長を兼務する場合、何も次長を置かずに機構図のとおり課長を配置すれば足りると考えられます。また、逆にかつて総務文教委員会で、前の市長公室長だったと思いますが、その答弁の中で、次長は部長になる前の見習いであるといった意味の考えが示されたと聞いております。現状がそのような意味の配置であるのなら、むしろ部長補佐としての職務に専念していただいて、課長の職を兼務させるということも不適切なことと言わざるを得ません。課長補佐の係長兼務もしかりであります。

 次長や課長補佐は規定上は置くことができるとなっております。課長や係長は置くという規定であります。置くことができる人が、置く人を兼務するのはいかにも不自然であります。それとも当局の考え方では、何らかの事情で置く人に置くことができる人の給料を支払い、処遇面で優遇しようとでもする、一般の市民が到底理解できないような、社会通念に逆行するような勝手な思いやりの気持ちが働いているのでしょうか。

 現在、当局がとっておられる適正配置の考え方の基準についてお示しいただきたいと存じます。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 現在、給与面におきましては職務・職階制をとっておりますので、職務に応じた給料を支給しているところでございます。職務・職階制でございますので、それぞれの職制に応じて部長あるいは次長というような形でそれぞれの職務の内容の困難度によりまして格付され、その仕事の応じた給与を支給しているところでございます。

 兼務につきましては、先ほど申し上げましたように職員をそれぞれのポストにつけることができればそれが一番いいわけですが、行政改革の折、できるだけ簡素化し、人件費の削減等も考えますと、やはり兼務を行うことにより、できるだけ職員を効率的に配置し、業務の遂行を適切に行うことが肝要と考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。



◆2番(谷祝夫君) 

 ありがとうございました。

 それでは、再雇用についてお尋ねいたします。

 これは6月定例会の続編でもありますが、平成14年4月から再任用制度が運用されるかどうかは別として条例が施行されます。当然適正配置にも関係いたしますので確認をしておきたいと思い、質問をさせていただきます。

 一宮市に関係するある団体の常務理事が9月中旬に突然退職をされました。しかし、10月1日の定期異動では、後任の方の配属はありませんでした。

 適正配置の立場から、なぜ配置されなかったのですか、その理由をお答え願います。配置されなかったことが適正配置と理解してよろしいのでしょうか。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 再雇用制度につきましては、公社等外郭団体の運営上必要な特定のポストにつきまして、職員の採用を市等の定年退職者により行っている制度でございます。当然のことながら、必要なポストについてのみ対応を行っているところでございます。定年退職者の在職中に培われました知識、経験の有効活用にあわせて、それぞれの外郭団体のプロパー職員の採用と比べた場合の経費的なメリット等も考慮いたしまして再雇用制度を取り入れているところでございます。したがいまして、業務の必要性によりまして、プロパー職員が必要と判断した場合のポスト、あるいはOB職員を適正とするポスト、それぞれの事情があるところでございます。

 御指摘の外郭団体でも後任がないときがあるということでございます。中には定年退職者の人員等によりまして、補充ができないポストも事実出ているわけでございます。やむを得なく臨時職員等で対応させていただいているポストもあるのが事実でございます。後任の補充ができないものについては、基本的にはパート、あるいはそれぞれの公社等との協議の中で対応させていただいているところでございますので、よろしくお願い申し上げます。



◆2番(谷祝夫君) 

 どうも納得がちょっとできませんが、一応伺っておくだけにします。ありがとうございました。

 通告には適正配置についてとなっております。職員の退職に伴う採用も配置に関することから、職種上適正な配置であったかどうかの観点でお尋ねいたします。

 私が6月議会の一般質問の際お尋ねいたしましたことについて以降、状況に変化がございました。といいますのは、6月に質問いたしました内容が影響して、該当の方が退職されたとしましたら、私としましてはまことに心外であります。このことについてここでさかのぼって該当の方の採用が本人にとっても、市にとっても適正な採用であったかどうか、再度確認をさせていただきたいと思います。

 事の発端は、9月に市長公室人事課発行の「教養」の「これからもお元気で」の欄に退職された方の名前が示されているところがあります。その欄にある名前を見つけ、おやっと思ったからであります。この名前の方は平成12年4月に採用されてから、ことしの7月31日の退職まで、1年4カ月でありました。この間に何があったのかいろいろと調査をしてみたわけでございます。

 言及する前に、この方の職名の教務という仕事はどんな内容かを知っておかないと、今回お尋ねすることがすっきりと理解できませんので、よろしくお願いいたします。

 この方は一宮市立看護専門学校の教務をしておられましたので、看護学校についてまずお尋ねいたします。

 市民部に2つの看護学校がありますので、なぜ2つあるのか。また、この一宮市立看護専門学校(以下「市看専」と申します)の現況と一宮市中央看護専門学校(以下「中央看専」と申します)の現況、そしてそれぞれの特徴を簡単に教えていただけませんか。例えば定員の生徒数、現況の生徒数、教務の人数等について簡単に御説明願えませんか。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 市民部の所管でございますので、私からお話を申し上げます。

 まず、市看専と中央看専の比較でございますが、まず、入学資格から申し上げます。入学資格につきましては、市看専の方は准看護婦、以後看護婦の場合は看護士も含むということでお願いをいたしたいと思いますけれども、准看護婦の免許を有する者ということでございます。そして、中央看専の方は高校卒業以上の学歴の者となっております。

 それから、就業年限でありますけれども、市看専の方は昼間定時制の3年課程、それから中央看専の方は全日制の3年課程となっております。

 それから、教育の時間数でございますけれども、市看専の方は2,100時間、そして中央看専は2,895時間となっております。

 それから、人数でございますけれども、市看専の方は1学年定員40名ということでございます。ですから3年までおりますので定員は120名ということになります。中央看専の方は定員が30名でございますので、これも3年課程でございますので合計で90名おります。

 それから、市看専の方の教員の数でございますけれども、ことしの3月末で9名でございます。それから4月末では9名、退職者が2名おりますのでパートの職員を含めまして9名でございます。それから途中で1人おやめになっておりますので、現在は8名ということで市看専の方は推移をしておきております。中央看専の教務の数は14名でございます。

 以上でございます。



◆2番(谷祝夫君) 

 ありがとうございました。

 市看専は来年4月の入学から募集をしないということですが、現在は3学年すべて生徒さんが在籍なさっております。そこで、学年別にカリキュラムはどのようになっているか、そして教務はそれぞれどのように学年にかかわっているのか、具体的詳細に教えていただけませんか。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 市看専の学年別のカリキュラムということでございますが、時間数と科目数で申し上げます。1年生につきましては、基礎分野というのがございます。これは文学、心理学、英語等を学ぶものでありますけれども、1年生は240時間。そして2年生はこれが75時間でございます。そして3年生は基礎分野はございません。

 そして、専門基礎分野という分野がございます。これは病理学、生化学、薬理学等々の分野でございますけれども、これにつきましては1年生は270時間、2年生は45時間、3年生はございません。

 次に、専門分野と申すものがございます。これは基礎看護学、在宅看護論、成人看護学等々でございます。これにつきましては、1年生は195時間学びます。2年生は510時間学びます。3年生は45時間でありますけれども、実習が入りますので実習時間は720時間となっております。

 そして、これらにつきましてのそれぞれ教務のかかわりでございますけれども、分野が分かれておりまして、基礎、在宅、成人、老人、小児、母性、精神の7領域でそれぞれの教務がかかわってくるわけでございます。現在のところは基礎で2人、在宅で1人、成人で2人、老人で1人、小児で1人、母性で1人、合計8名で分担をして担当しておるところでございます。

 以上でございます。



◆2番(谷祝夫君) 

 学生にどのようにかかわっているかということが、ちょっとないように思ったんですが。例えば実習の場合、教務はどのようにかかわっていくのかということですが。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 実習は3年生が主でございますものですから、3年生で720時間ございますので、教務がおおむね5人ないしは6人の学生を編成いたしまして引率して、それぞれの病院ないしは各実習施設へ参るということになっておりますので、よろしくお願いいたします。



◆2番(谷祝夫君) 

 それでは、准看護婦学校と正看護婦学校の教務とでは、そのかかわり方においてどこがどのように違うのか、知っている範囲で結構ですので教えていただけませんか。もしわからなければ、准看護婦と正看護婦の患者に対する職務内容は基本的にどう違うのか、教えていただけませんか。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 准看護婦学校と正看護婦学校との教務のかかわりでございますけれども、まず時間数に差があります。すなわち准看護婦学校では専門基礎分野はゼロ時間でありますけど、専門分野は840時間を教えることとなってます。そして、正看護婦学校では教務が、専門基礎分野で30時間、専門分野で1,175時間を教えることになっております。

 それから、准看護婦と正看護婦の患者さんに対するかかわり方の違いということでございますけれども、准看護婦の場合は都道府県知事の免許でございます。そして、医師等の指示のもとに療養所の世話や診療の補助を行うというのが准看護婦でございます。それに対しまして正看護婦というのは、厚生労働大臣の免許でございます。そして、診療の補助は医師の指示を受けるけれども、療養の世話は自分の判断で行うことができるとなっております。したがいまして、正看護婦は療養の世話の面での裁量の幅が広いということになってくると思います。

 以上でございますので、よろしくお願いします。



◆2番(谷祝夫君) 

 ありがとうございました。

 仕事の内容としては、正看護婦の方が患者のそばにいて、そういった療養のことをやるということで、かなり専門性が高いということはわかりました。

 市看専の廃校問題はかなり前から取りざたされておりましたが、正式に廃校が決定されたのはいつでしたか。その決定機関は何という名称ですか。そして、せっかくの学校をなぜ廃校にしなければならなかったのか、その理由をお聞かせください。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 市看専の廃校理由と過程ということでございますけれども、これにつきましては平成12年10月20日に看護専門学校の運営委員会で平成14年度以降の学生の募集中止が決定されました。そして、同年10月31日に経済衛生委員会で御報告を申し上げた次第でございます。

 廃校の理由としましては、一宮市医師会の准看護婦学校の進学コースとして本校が設立されたという経緯がございます。これは医師会の経営でございますが、一宮市医師会准看護婦学校が平成13年3月末をもちまして廃校になったことに伴いまして、市看専もその使命を終えることになったという経緯がございまして、募集中止、それによりまして平成16年3月末をもちまして市看専廃校という経緯になってございますので、よろしくお願いいたします。



◆2番(谷祝夫君) 

 ありがとうございました。

 医師会の准看護婦学校で准看護婦の資格を取られた方を主に市看専で受け入れていたと理解してよろしいですか。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 さようでございます。



◆2番(谷祝夫君) 

 ありがとうございました。

 このように廃校が決定されれば、当然に在職する教務にこの決定をお伝えになったと思いますが、そのとき、教務の人たちの反応はいかがでしたか。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 やはり廃校ということでございますので、将来について不安は持たれたことは少なからずあったと認識しております。

 以上でございます。



◆2番(谷祝夫君) 

 ありがとうございました。

 本年3月には、「これからもお元気で」というところに市看専として2名の方の名前がありました。ということは、3月末日に2名の方が退職されております。この方たちは廃校に伴う、いわゆるリストラというようなことではなかったのか、お尋ねいたします。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 廃校に伴いますリストラということではございませんで、その理由というのは一身上の都合ということで退職されましたので、はっきりとその辺のところの理由というのはわかりかねておるというのが実情でございます。

 以上でございますので、よろしくお願いします。



◆2番(谷祝夫君) 

 ありがとうございました。

 リストラでなくてよかったと思います。

 ちなみに申し上げますと、市看専と中央看専、どちらの学校でも取得する資格は同じであります。先ほどもお聞きしましたけども、カリキュラムに大きな差異はないと思いますが、正看護婦の資格取得試験の合格率は市看専の方が高いと聞いたことがありますが、どのようなのか、5年間ぐらいわかれば参考のため教えてください。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 看護婦資格試験の合格率でございますけども、市看専と中央看専を比較いたします。3年間しか資料を用意してきておりませんので、御容赦を願いたいと思いますが、平成10年度の市看専の合格率は100%でございます。中央看専も100%でございます。平成11年度の市看専は100%、中央看専は96.3%、平成12年度の市看専は96.3%、中央看専は80.6%という結果になっておりますので、よろしくお願いいたします。



◆2番(谷祝夫君) 

 ありがとうございました。

 高い合格率を誇る市看専が廃校になるということは、まことに残念至極でございます。これも先ほどの事情をお聞きすればやむを得ないかなとは感じられます。

 職員の適正配置の観点から申し上げれば、昭和45年12月設立の歴史の古い市看専の校長は市民病院副院長、平成3年4月設立の中央看専は市民病院長、また、事務局サイドを見れば市看専事務局長は健康管理課長の兼職で、常備配置は補佐対応となっておりますが、中央看専事務局長は専任課長が配置されております。

 試験の合格率、生徒数などのバランスからいって、適正な配置なのかどうか。適正ならばどんな理由か、お尋ねいたします。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 市看専あるいは中央看専の問題の中での職員の配置、兼務の件でございます。

 それぞれの職員数、業務内容に応じまして必要なポストでございますが、先ほど申し上げましたように、必要なポストでございますけれども、業務の効率性、人事活用ということで兼務をお願いするものもございます。したがいまして、その中での専任の課長、兼務の課長、兼務の校長、あるいはそういうような形での補佐のあり方ということでございますので、それぞれの業務内容、あるいは状況に応じてそれぞれの職員を適正に配置いたしているところでございますので、よろしくお願い申し上げます。



◆2番(谷祝夫君) 

 ありがとうございました。

 適正はその場その場でいろいろと変わるみたいで、明確な基準はないというふうに受けとめさせていただきます。

 それでは、6月議会の市長公室長の答弁を引用しながら進めさせていただきます。

 まず、事実関係ですが、市看専の課長職の職員、後ほど職種は教務であったことが判明いたしましたが、その方が退職し、欠員が生じたこと。これについて所管から人事当局に補充の要請が出ていたこと。また、この答弁からは内部あてであることがわかります。これを受けて市長公室長答弁は「関係者に対しまして欠員補充についての人選を指示し」とあります。これは私が指摘した従来の方法である人選の仕方、すなわち本院と分院の看護婦の中から人選する手続、すなわちこれは人事異動による補充であります。この段階では人事当局と病院の関係であります。

 続いて答弁は「相互のやりとりの中で受験資格者が見つかった」ということです。これは何かおかしくないですか。病院には資格者の人選を指示しております。受験資格者の人選、すなわち新規の採用は当初から指示されておりません。それなのに相互のやりとりの中で受験資格者が見つかったということでは整合性がありません。

 続いての答弁は「事務局ではそれまでに受験候補者が上がっていなかったということで、受験したいという方がお見えになった」。そりゃそうです。受験資格者を人選するよう、すなわち教務を新規採用するよう指示されておりませんから、いつまで待っても報告は上がってきはしません。

 一方で、病院とのやりとりの中で見つかったといい、受験候補者が上がっていなかったが、受験したいという方がお見えになった。不思議です。この方はどこからどこの部署へお見えになったのか、御説明いただけませんか。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 まず最初に、従来の方法で関係者にということでございます。議員御指摘のとおり従来の方法といたしまして、欠員が生じた場合には市民病院と今伊勢分院の方に御相談を申し上げるということでございます。その相談を申し上げている間に、教務としての資格を有する方があらわれましたということでございます。それがただいま新規採用は予定されていませんということにつながっているかと思いますが、従来の方法を用いた形といたしましても、それぞれの人事異動によりまして、市民病院あるいは今伊勢分院からどなたかが看専の方に異動になれば、その方の補充がそれぞれの中で、新しい看護婦さんなのか、それぞれの位置づけになるか、それはそのときの状況によって異なりますけれども、基本的にはそちらの方の欠員が生ずるわけですから、どなたか1名の新規採用が当然に予定されるわけでございます。

 しかしながら、市看専へのお勤めが可能な受験者が見つかりましたので、その方に対しての選考を行わせていただいたということでございますので、よろしくお願い申し上げます。



◆2番(谷祝夫君) 

 一方、「専門職の方に対しましては、それぞれの専門の部署の方へ退職者があるということで情報提供し」と答弁されておりますが、まず初めに、この場合の専門の部署とはどこを指しておりますか。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 部署といえば官公署ということになりますので、今伊勢分院あるいは市民病院がその部署ということになるかと思います。



◆2番(谷祝夫君) 

 それは、どの時点で、どのような方法でその専門の部署へ情報を提供しているのですか。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 先ほど議員御指摘のとおり、欠員が生じますとそれぞれの所管から職員の補充採用につきましての相談がございます。それに基づいてそれぞれの中で、今回ですと市民部が所管でございますけれども、所管から御相談があり、関係の職務ということで、従来の方法でいきますと市民病院あるいは今伊勢分院からの転任あるいは異動というような形の方法がとられてきたわけでございますので、基本的には市民部から退職に伴う補充があった場合に、今伊勢分院あるいは市民病院に欠員がございましたのでという報告をすることになります。



◆2番(谷祝夫君) 

 3つ目として、一宮市の職員になるためには、そのほとんどが競争試験による採用方法でありますが、一宮市の専門職には、答弁では複数以上あると思われますが、看護学校の教務以外にどんなものがありますか。ここは重要な点でありますので、詳しく説明をお願いいたします。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 ただいまは採用試験の手法の中での競争試験、あるいは選考試験というような形での選考についてのお尋ねかと思います。それぞれの職員採用規則によりまして選考ができる場合が例示規定として挙げられているところでございます。

 したがいまして、それに基づきまして、通常でいけば医療職が多うございますが、基本的には職員の採用規則に基づいて選考によって採用できる職種も決まっております。医療職の適用を受ける方、あるいは専門的知識・資格を有する方、最後には市長が認める職ということも書いてございますが、基本的に現在では医療職の適用を受ける職員の方というような形が一番多うございますので、よろしくお願い申し上げます。



◆2番(谷祝夫君) 

 6月議会の答弁によりますと、「欠員補充について関係者に人選を指示し、専門の部署の方へ情報提供し、関係者の方に相談を持ちかけた」ということになっております。最初の関係者に人選を指示した関係では、「人選ではなくやりとりの中で受験資格者が見つかった」、2番目の専門の部署の方へ情報提供した関係では、「受験資格者は出ておりません」、3番目の関係者の方に相談を持ちかけた関係では、「そのあたりのところから情報のキャッチをされまして、受験をしたいという申し込みがありました」と答弁されておることから、答弁の意味を考えますと、受験資格者が2人おられたということにもなりますが、いかがですか。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 応募者が2人ということは決してございませんでした。制度的にお願いをしていく中でのことでございます。文言のことにつきましては、適切な言葉で御説明申し上げることができなかったことについてはおわびを申し上げますけれども、一般的には、公署と言えばそれぞれの機関を申し上げますし、関係者と言えばそこにお勤めいただいている職員の方、あるいはそれの関係をして情報収集可能な方々が基本的にはそれぞれの関係者と御理解いただけるとありがたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。



◆2番(谷祝夫君) 

 次に、適正な選考を行ったということについてお尋ねします。

 まず、この選考という言葉の意味について広辞苑で引きますと「当否を審査すること。人物・才能などをつまびらかに調べて選ぶこと」となっております。

 適正な選考を行って採用したと答弁されておりますが、今回の場合適正な選考とはどのような方法のことをいうのですか。選考者はどなたでしたか、役職名とともにお答えいただきたいと思います。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 選考につきましては先ほど申し上げましたように、専門職の方については選考による採用が可能でございます。その選考の内容につきましては、職種に応じて必要とされる経歴あるいは職歴等がございますので、そのあたりのところは受験資格要件となるわけでございます。選考試験におきましては、一般的には試験委員が行っておるわけでございますので、よろしくお願い申し上げます。



◆2番(谷祝夫君) 

 今回の場合、選考者はどなたでしたか。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 できますれば、試験委員会の公正・適正を期すため、委員会の構成員につきましては控えさせていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。



◆2番(谷祝夫君) 

 わかりました。お答えにくいということでございます。

 私が調べた範囲内では、この選考の場には専門職の方は同席されておりませんでした。それとも、例外的な取り扱いとしてどなたか専門の方の推薦でもあったのですか、どうですか。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 まことに申しわけございませんけれども、選考内容につきましては御容赦をいただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。



◆2番(谷祝夫君) 

 お答えにくいようですね、わかりました。

 退職された御本人は、名古屋大学の附属看護学校を卒業され、なかなか優秀な方で在職中も本当に努力されたが、准看護学校と正看養成学校との教務の仕事の内容の余りの違いについていけなくなって、本年に入り長期欠勤をされ、7月31日付で退職されたものであります。まことに気の毒なことであります。

 私は今回この質問をするに当たって、あらかじめこのような立場に関係する複数の方にお会いし伺ってまいりました。その結果、私は今回のケースでは大切な専門性の評価が十分なされていなかったのではないかと考えております。

 といいますのは、この方は医師会経営の准看護婦学校の教務を10年余りなさっておられましたが、ブランクも若干ありました。正看護婦養成の教務は経験、特に臨床経験重視ですが、そういった経験を積んだ人、しかも教務に携わる直前まで現場にいた人でないとなかなか勤まらないというのが一般的な考え方であります。教務にとって一番大切なのは、どのような教育観を持っているかということを指摘する専門家もおられます。

 だから、今まで市看専の教務は市民病院の看護婦の中から人選し、人事異動で対応していたのであります。その欠員となった看護婦を、市広報により募集し、採用・補充していたものと思われます。従来の方法を踏襲していれば専門性あるいは経験は完全にクリアされ、このようなことにはならずに済んだのではありませんか。

 従来方法がまさに正当であり、現に教務有資格者が数名もお見えになっていた事実、そして教養誌に間違って職名を事務職として掲載したのも、これだけの専門性を要求される職種であるという認識が人事当局にもなかったこと。また、選考による採用も6月議会での私の質問に対する答弁のためのものにすぎなかったということになります。

 6月議会でも2度確認をさせていただきましたが、今回3度目の確認をさせていただきます。

 従来の教務の任命方法を中止してまでも今回のような採用を実施しなければならなかったのはなぜか。何か強い働きかけでもあったのですか。変更の理由をはっきりこの場で示していただきたい。

 なお、この採用については3月に退職された前市長公室長が担当しておられ、現市長公室長は真相を御存じないかもしれませんので、任命権者として選考に当たられたかどうかを含め、市長にお尋ねする以外にありません。

 今回、一般質問をするに当たり、7日の本会議終了後、幹部の1人から私の質問項目についていろいろとお話がありました。不思議でなりません。同じ質問を6月議会でさせていただいて以降、関係者からは一度も確認のお話しすらありませんでした。その割には、今回同じ質問をするのに、当局の私への接触は異常とも思えるようなものであったように感じました。何か大きな力が加わったとしか思えません。このあたりはまさに教務の採用に際しても働いたと理解すればつじつまが合うような気がします。

 私は理解できなくても、ここに同席されている先輩、同僚議員を初め、市民に納得できるよう説明をいただきたいと思います。市長、いかがですか。



◎市長(谷一夫君) 

 選考の経過については承知をいたしておりません。



◆2番(谷祝夫君) 

 わかりました。ただいま市長から簡単に御答弁をいただきましてありがとうございました。

 ともかく選考による職員採用を新規開校の看護学校の場合に適用したのならまだ理解できますが、廃校が検討されている看護学校に適用されたのは、その方法がたとえ正当なものであっても、職員の採用権の乱用のそしりは免れるものではないと考えます。疑問はまだまだ残りますが、この項目の質問はこれで終了することにいたします。

 これで、私の一般質問は終わります。長時間どうもありがとうございました。(拍手)

         (「議長、関連」と呼ぶ者あり)



○議長(浅野貞一君) 

 8番 服部修寛君。



◆8番(服部修寛君) 

 市政運営のあり方について、市民と行政の役割についてに関連をいたしまして質問をいたします。市長公室長にお尋ねをいたします。ただいまの質問の中で市民活動支援センター設置について前向きに検討されているということでございますが、どこまででき上がったのか、これが1点。

 次に、現状一番困ってみえるのは、お聞きいたしますとみんなが集まって会議をする場所がない。特に無料の会議場所がほしいということと、もう1つは、聞いて初めてわかりましたけれども、郵便物が届くのは大体代表の個人宅になっておりますので、できましたらどこか公的な機関の中で、何々気付という形でしてほしいというのが緊急でございます。

 これにつきましては今すぐにでも、会議室が市役所にはたくさんありますので、その気があればすぐできることだと思いますし、また郵便物につきましてもどこかでお預かりいただき、私書箱を設けていただければ結構でありますので、できると思います。この2点につきましてお願いしたいと思います。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 センターにつきましては、5次総の中にも仮称という形でうたわせていただいております。いつまでにということにつきましては、ただいま担当課で研究をさせていただいておりますので、いつということにつきましては、この席では明確にお答えができませんので申しわけございませんけれども、それぞれの手続を踏みまして、従来のほかの市町村におきましてもそれぞれのセンターの設置につきまして、あるいは運営につきましても現行のボランティアさん方のお知恵をおかりするというような形のものもございますので、その設置に向けての手法の中での期間等が必要になってまいりますので、構成メンバーによりまして適切なものができてまいりますし、それなりの期間をいただかないとセンターの設置後の機能もままならないことになるかと思いますので、これから関係者の方に御協議をいただく、あるいは私どもが情報の提供をしながら構想を練って実施に向けて進ませていただきたいと思います。

 それから、郵便物についてそれぞれのボランティア団体の方がお困りになっている現状についてお話をいただきました。それぞれの団体から直接伺っておりませんけれども、議員の御指摘でございますので、それぞれのボランティアさんの代表者のところではなくて、市が認めたボランティアの窓口として、どこどこが担当いたしますというような形での場所の提供ということにつきましては、また研究してまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

         (「議長、関連」と呼ぶ者あり)



○議長(浅野貞一君) 

 33番 小島尊司君。



◆33番(小島尊司君) 

 谷議員の質問の人事案件ですけれども、ここでお聞きするのもあれですので、人事問題は総務文教委員会でございますので、委員会まで私の意見を留保したい。ということは、委員会において質問をいたしますので、どうかよろしくお願いしたいということです。



○議長(浅野貞一君) 

 お諮りいたします。

 議事の都合により本日はこの程度にとどめ、明日午前10時より会議を開きたいと思います。これに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

 本日はこれをもって散会いたします。

                             午後6時18分 散会