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愛知県 一宮市

平成13年  9月 定例会 09月20日−06号




平成13年  9月 定例会 − 09月20日−06号







平成13年  9月 定例会



               議事日程(第6号)

                     9月20日(木曜日)午前10時 開議

 1 議案第50号 平成13年度愛知県一宮市一般会計補正予算

 2 議案第51号 平成13年度愛知県一宮市競輪事業特別会計補正予算

 3 議案第52号 平成13年度愛知県一宮市国民健康保険事業特別会計補正予算

 4 議案第53号 平成13年度愛知県一宮市介護保険事業特別会計補正予算

 5 議案第54号 平成13年度愛知県一宮市立病院事業会計補正予算

 6 議案第55号 平成13年度愛知県一宮市下水道事業会計補正予算

 7 議案第56号 一宮市市税条例の一部を改正する条例の制定について

 8 議案第57号 一宮市斎場条例の一部を改正する条例の制定について

 9 議案第58号 一宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について

10 議案第59号 一宮都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について

11 議案第60号 平成13年度公営時之島住宅建設工事の請負契約の締結について

12 認定第1号  平成12年度愛知県一宮市水道事業会計決算の認定について

13 認定第2号  平成12年度愛知県一宮市下水道事業会計決算の認定について

14 認定第3号  平成12年度愛知県一宮市立病院事業会計決算の認定について

15 請願書第17号について

16 請願書第18号について

17 請願書第19号について

18 請願書第20号について

19 議員提出議案第2号 学級規模の縮小・多様な学習が可能となる教職員配置と義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書について

20 議員提出議案第3号 私学助成の増額と拡充を求める意見書について

21 議員提出議案第4号 米国における同時多発テロ事件に関する決議について

22 継続審査について

23 同意第7号  監査委員の選任について

24 認定第4号  平成12年度愛知県一宮市一般会計歳入歳出決算の認定について

25 認定第5号  平成12年度愛知県一宮市競輪事業特別会計歳入歳出決算の認定について

26 認定第6号  平成12年度愛知県一宮市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について

27 認定第7号  平成12年度愛知県一宮市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について

28 認定第8号  平成12年度愛知県一宮市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について

29 認定第9号  平成12年度愛知県一宮市印田第1土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について

30 認定第10号 平成12年度愛知県一宮市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について

31 認定第11号 平成12年度愛知県一宮市公共駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について

32 報告第28号 平成12年度愛知県一宮市一般会計継続費の精算報告について

(追加議事日程)

33 議員提出議案第5号 道路整備予算の確保に関する意見書について

出席議員(35名)

   1番  太田文人君          2番  谷 祝夫君

   3番  瀬戸三朗君          4番  若山金茂君

   5番  小島 薫君          6番  原  勲君

   7番  尾関宗夫君          8番  服部修寛君

   9番  伊藤勝朗君         10番  古田芳子君

  11番  松井哲朗君         12番  浅井俊彦君

  13番  稲葉富一君         14番  渡部 昭君

  15番  小澤達弥君         16番  中村欽哉君

  17番  野田 実君         18番  渡辺宣之君

  19番  黒田徳已君         20番  板倉正文君

  21番  倉石義夫君         22番  末松光生君

  23番  野村直弘君         24番  木村貞雄君

  25番  神戸秀雄君         26番  水野治一君

  27番  林 光男君         28番  浅野忠義君

  29番  吉田勇吉君         31番  横井俊一君

  32番  梶田信三君         33番  小島尊司君

  34番  伊藤 俊君         35番  細谷正明君

  36番  浅野貞一君

欠席議員(なし)

欠番

  30番

説明のため出席した者

  市長         谷 一夫君

  助役         長尾博之君

  収入役        赤堀正弘君

  市長公室長      橋本博利君

  総務部長       木村謙一君

  市民部長       酒井孝嘉君

  環境部長       伊神利昌君

  福祉部長       真野幸雄君

  経済部長       篠田 惇君

  都市開発部長     渡辺秀雄君

  土木部長       脇田東吾君

  建築部長       高坂 勲君

  教育長        馬場康雄君

  教育委員会事務局長  長谷川美昭君

  水道事業等管理者   江崎義彦君

  消防長        棚橋 進君

  市民病院事務局長   川瀬正二君

  市民部次長      伊藤正博君

  環境部次長      石黒久伴君

  経済部次長      伊藤徳義君

  代表監査委員     浅井俊彦君

事務局職員出席者

  議会事務局長     内田 充君

  議会事務局次長    真野 要君

  議事調査課長     後藤俊彦君

  議事調査課長補佐   岩田義和君

  議事調査課議事係長  岩田貞二君

  議事係主任      中村高規君

  調査係主任      大塚 孝君

  主事         加藤正樹君

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                               午前10時 開議



○議長(浅野貞一君) 

 ただいまの出席議員、32名であります。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程はお手元に配付したとおりでありますので、これをもって御報告にかえます。

 この際、9月11日に発生した、米国における同時多発テロ事件により亡くなられた多くの方々の御冥福を祈り、黙祷をささげたいと思います。

 全員、御起立をお願いいたします。

 黙祷。

         (黙祷)

 黙祷を終わります。御着席をお願いいたします。

 これより日程に入ります。

 日程第1より日程第14まで、すなわち議案第50号より議案第60号まで、及び認定第1号より認定第3号までを一括議題といたします。

 この際、各委員長より、審査経過並びに結果の報告を求めます。

 総務文教委員長 太田文人君。



◆総務文教委員長(太田文人君) (登壇、拍手)

 去る11日の本会議において付託されました諸案件につきましては、12日、委員会を開催し、審査いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。

 初めに、議案第50号、一般会計補正予算の財政全般に関し、委員より、現時点での7億円の留保財源の使途見込み及び繰越金の見通しについて質疑がありました。

 これに対し、当局より、留保財源は、平成14年度から学習指導要領が全面改訂されることによる教材等の買いかえ、及び一部用地の買い戻しに充ててまいりたい。また、繰越金については、今後の補正を勘案すると財源が不足することも想定されるので、現段階では例年並みに計上することは厳しいと見込まれるとの答弁がありました。

 次に、地方債補正の臨時財政対策債に関し、委員より、今回の補正により、この起債の総額は9億 7,000万円に上り、たとえ全額交付税措置されたとしても、来年度に一括して交付されるものでもないので、市の借金は莫大なものになる。さらに、当市の財政状況を勘案すれば、今後も新たな起債は当然必要であり、地方債の完全返還のめどが立っていない状態は納得できないとの意思表示がありました。

 次に、総務費の総務管理費中、案内標識設置工事請負費に関し、複数の委員より、国道22号などの主要道路には、なぜ設置しないのか。また、市役所と市民会館の2施設の案内分しか計上されていないが、他の施設の分も設置するつもりはないのかとの質疑がありました。

 これに対し、当局より、1路線につき1施設2本までしか設置できないので、主要道路については現在、場所や複数の施設の併記など、関係機関とも協議中であり、来年度以降に設置してまいりたい。また、厳しい財政状況から、今回は特に利用者が多い2施設分だけをお願いしたが、今後は不特定多数の方が利用される施設を優先し、来年度の当初予算で対応させていただきたいとの答弁がありました。

 再度、委員より、当市の案内標識は来訪者にわかりづらいし、近隣都市に比べて見劣りするものも相当あると思われる。また、案内標識は、単に来訪者の案内のためだけではなく、市の事業成果を住民にPRする役目も担っているので、来年度以降の当初予算では他の施設についても計上され、できる限り早急に設置されたい。また、案内標識には、近隣都市で見られるように、施設までの距離も表示されたいとの強い要望がありました。

 次に、交差点安全施設設置工事請負費に関し、委員より、スピードバンプの設置場所は、どのように選択されたのかとの質疑がありました。

 これに対し、当局より、過去から事故の多い道路の中から、一方通行、交差点の両側、主要道路への出口など、さまざまな形態を選ばせていただいたとの答弁がありました。

 他の委員より、スピードバンプは車の事故対策だが、歩行者や自転車など、交通弱者への配慮はなされているかとの質疑がありました。

 これに対し、当局より、スピードバンプは高さ約4センチメートルの台形状であるため、道路の縁を通行される分には支障がない構造となっているとの答弁がありました。

 次に、教育費の小学校費及び中学校費中、防犯ブザー購入経費に関し、複数の委員より、防犯ブザーを教職員に持たせただけで、どれだけの効果が期待できるのかとの質疑がありました。

 これに対し、当局より、確かに防犯ブザーだけで侵入者に対応できるとは考えていないし、門扉や外周さくを設置しても、抑止力にはなるが完璧とは言えないので、提案させていただいた方法に加え、非常時には火災報知機の使用等も考えている。完璧な安全対策と地域に開かれた学校づくりという相反する命題を満たす中で、児童・生徒の安全確保にはできる限りの対応をしてまいりたいとの答弁がありました。

 次に、社会教育費の西成公民館建設工事請負費に関し、委員より、公民館改築は平成3年度の奥公民館で一巡したとのことであったが、今後は順次整備していく方針であるのかとの質疑がありました。

 これに対し、当局より、時代の変化により、生涯学習の拠点としての公民館がますます重要になってきている。しかし、財政的な問題もあり、早急に全部を建てかえることは考えていないが、古いものから順に建てかえたいという気持ちは持っているので、さまざまな方向性を探ってまいりたいとの答弁がありました。

 複数の委員より、なぜ一番老朽化が著しい大志公民会館ではなく、西成公民館の建設が先になったのかとの質疑がありました。

 これに対し、当局より、確かに大志公民会館の建設は最重要課題であると認識しているが、用地取得の面から具体的な計画には至っていないので、その次に古い西成公民館を予算計上させていただいたとの答弁がありました。

 さらに、複数の委員より、仮に大志公民会館で火災があった場合、先日の東京都新宿区の雑居ビル火災のような大惨事になるかもしれないので、施設を利用されるさまざまな方を対象に、避難経路の確認及び避難器具の使用方法について周知徹底されたい。さらに、今後の建設に当たっては、厳しい財政状況を勘案し、増・改築を含めての対応も研究されたいとの意見がありました。

 委員会としては、議案第50号、本委員会関係分につきましては、採決の結果、賛成多数をもって原案どおり可決すべきものと決しました。

 また、議案第56号につきましては、原案どおり可決すべきものと決しました。

 次に、陳情書第27号、国の私学助成の増額と拡充に関する意見書の提出を求める件につきましては、趣旨を妥当と認め、お手元に配付いたしました意見書案を国に対して提出すべきものと決しました。

 また、陳情書第28号、市独自の私学助成制度の拡充を求める件につきましては、閉会中の継続審査に付すべきものと決しました。

 以上、御報告といたします。(拍手)



○議長(浅野貞一君) 

 厚生副委員長 若山金茂君。



◆厚生副委員長(若山金茂君) (登壇、拍手)

 去る11日の本会議において付託されました諸案件につきましては、13日、委員会を開催し、審査いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。

 初めに、議案第50号、一般会計補正予算中、老人福祉費の介護相談員派遣事業関係経費に関し、委員より、介護相談員の募集に当たり、なぜ社会福祉協議会登録のボランティア団体に限定して呼びかけるのかとの質疑がありました。

 これに対し、当局より、当初は公募する予定であったが、今後の研修や介護サービス利用者への聞き取り調査の日程等を考慮すると、公募する期間的な余裕がなかったため、今回はボランティア団体の方で、介護に関する関心がある方の選出をお願いする予定である。なお、来年度以降増員する際には、公募で実施してまいりたいとの答弁がありました。

 再度、委員より、募集に当たっては、すべてのボランティアに対し平等に連絡した後に選考すべきと考えるので、本議案には反対であるとの意思表示がありました。

 次に、児童福祉費中、保育園の防犯ブザー購入経費に関し、委員より、従来からの対策に加え、新たな事故防止の一手段として防犯ブザーを購入したいとのことであるが、従来の警察への直通装置や火災報知機の方が効果があるし、今回導入予定の防犯ブザーを鳴らしても、音が園内に十分行き渡らないように思われる。また、購入に当たっては保育現場で試行してから予算計上すべきと考えるので、本議案には賛成しかねるとの意思表示がありました。

 次に、議案第54号、市立病院事業会計補正予算中、医業費用の修繕費に関し、委員より、今回は第1病棟・新館連絡通路改修工事を初め、4つの改修工事をすべて収益的支出に計上しているが、工事内容によっては資本的支出に計上した方が妥当と思われるものもあるので、今後は企業会計にのっとった厳密な会計処理をされたいとの要望がありました。

 次に、電波障害事前調査委託料に関し、委員より、看護婦寮の解体工事中、及び新病棟建設中に発生する電波障害については、原因が市民病院であれば、工事中であっても速やかに対策を立てられたいとの要望がありました。

 次に、院外処方システム開発委託料に関し、複数の委員より、来年4月より院外処方せんを実施したいとの当局説明があったが、患者にとっては余りメリットがないように思われるので、外来患者に対して一度アンケートを実施し、その意向を把握されたい。また、アンケートの調査結果については、次期定例会までに報告されたいとの要望がありました。

 他の委員より、院外処方せんを来年4月から実施するとなると、保険薬局における薬の備蓄の問題など、多くのデメリットについて早急に検討しなければならないし、患者への周知も十分ではない。また、薬価差益による利益が減少することは病院会計にとってマイナスであり、しかも患者にとっては自己負担がふえることになるので、本議案には反対であるとの意思表示がありました。

 次に、看護婦寮等解体工事費に関し、複数の委員より、解体工事並びに大型の工事車両通行に伴う振動・騒音が懸念されるので、入院患者や周辺住民へ悪影響を及ぼすことがないよう、また事故が起こることがないよう、万全を期されたいとの要望がありました。

 委員会としては、議案第50号、本委員会関係分、議案第54号につきましては、採決の結果、賛成多数をもって原案どおり可決すべきものと決しました。

 また、他の付託関係各議案につきましては、いずれも原案どおり可決すべきものと決しました。

 次に、認定第3号、平成12年度市立病院事業会計決算の認定につきましては、慎重審査を期するため、閉会中の継続審査に付すべきものと決しました。

 最後に、従来より継続審査となっておりました陳情第25号、学童保育の充実と発展に関する件につきましては、採決の結果、賛成少数をもって趣旨に沿いかねることと決しました。

 以上、御報告といたします。(拍手)



○議長(浅野貞一君) 

 経済衛生委員長 倉石義夫君。



◆経済衛生委員長(倉石義夫君) (登壇、拍手)

 去る11日の本会議において付託されました諸案件につきましては、14日、委員会を開催し、審査いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。

 初めに、議案第50号、一般会計補正予算中、衛生費の児童虐待防止シンポジウム関係経費に関し、委員より、本事業の内容を見ると、衛生費よりも、むしろ家庭児童課の所管とすべきではないかとの質疑がありました。

 これに対し、当局より、当初、虐待の主たる対象は乳幼児であり、保健婦がかかわっていたが、その後対象年齢が拡大した経緯がある。今後も関係各課と協議の上、前向きに進めてゆく所存であり、御理解賜りたいとの答弁がありました。

 複数の委員より、この問題に取り組む姿勢は高く評価するが、今後はより一層PRに努め、積極的に児童虐待防止に取り組まれたいとの要望がありました。

 次に、エコハウス138のプール等管理業務委託料に関し、複数の委員より、多額の契約差金を生じているが、業務内容に問題はないかとの質疑がありました。

 これに対し、当局より、当該管理等業務には適切な人材が配置されており、配置数も仕様書どおりである。したがって、適正な運営内容と判断しているとの答弁がありました。

 さらに、委員より、特に本施設は高齢者、身体障害者等も含め市民に好評な施設であるので、今後も引き続き適正な管理をされるよう指導されたいとの意見がありました。

 また、先日の環境部の定期監査及び行政監査結果報告に関し、事務手続上の基本的・初歩的事項について指摘があったが、今後、十分な改善対策を講じられたいとの強い要望がありました。

 次に、他の委員より、現下の厳しい不況にもかかわらず、農林水産業費、商工費の補正予算は計上されなかったが、今後の経済活性化策の予定について質疑がありました。

 これに対し、当局より、その重要性は十分認識しているが、現段階では追加措置が具体化するに至っていない。今後は、しかるべく努めてまいる所存であり、御理解賜りたいとの答弁がありました。

 他の委員より、本町などの中心商店街に空き店舗が目立つようであるが、新規出店希望者に対し、今後はさらなる手厚い補助施策を講じられたいとの要望がありました。

 次に、議案第51号、競輪事業特別会計補正予算中、総務管理費の一般管理費に関連し、委員より、競輪場駐車場の一部を処分予定とのことであるが、ここを墓地の拡張用地とすることはできないか。また、それができないならば、ここを市営墓地の駐車場に転用し、現在の墓地駐車場を墓地にすることはできないかとの質疑がありました。

 これに対し、当局より、競輪場駐車場を墓地にすることは、周辺住民の同意が必要であり、現時点での拡張は困難と考えるが、墓地駐車場を墓地に転用することは可能なので、規模・利便性などに不都合のない駐車場用地が見つかれば、今後研究してまいりたいとの答弁がありました。

 複数の委員より、競輪事業の経営は厳しい状況下にあるので、駐車場用地の処分や、雇用調整を進めることに一定の理解はできる。今後はさらなる経営努力を進めるとともに、かつての公営ギャンブルのイメージを払拭すべく、スポーツとしての明るさを前面に打ち出す方策も模索、研究されたいとの要望がありました。

 委員会としては、議案第50号、本委員会関係分を初め付託関係各議案につきましては、いずれも原案どおり可決すべきものと決しました。

 また、従来より継続審査となっておりました陳情書第23号、トラック輸送における安全確保・排ガス防止に関する件、並びに陳情書第24号、緊急地域雇用特別交付金事業の改善・継続と緊急の就労事業の意見書提出を求める件につきましては、いずれも趣旨に沿いかねることと決しました。

 最後に、当局より、去る9月2日より競輪場で酒類の販売を開始した件、また名鉄バス路線の退出意向等の申し出があった件などの報告がありましたことを申し添えさせていただきます。

 以上、御報告といたします。(拍手)



○議長(浅野貞一君) 

 建設委員長 伊藤勝朗君。



◆建設委員長(伊藤勝朗君) (登壇、拍手)

 去る11日の本会議において付託されました諸案件につきましては、17日、委員会を開催し、審査いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。

 初めに、議案第50号、一般会計補正予算中、土木費の生活関連一般単独土木工事請負費に関し、委員より、車道用側溝あるいは水路樋門等が適切な管理がなされていないため、十分にその機能が発揮されていないケースが見受けられる。したがって、これらの整備をする際は、清掃や操作について、後々まで協力が得られるよう、十分に事前説明されたいとの要望がありました。

 次に、水路費の一宮市総合治水計画策定業務委託料に関連し、委員より、西成土地改良区が管理する千間堀川では、昨年の東海豪雨以降も溢水の被害が発生しているが、今後も改修に向け、引き続き関係機関と協議を進めるとともに、流域の遊水機能の確保においては、民間が実施する開発行為にも協力をお願いするなど、総合的に対策を講じ、その解消に努められたいとの要望がありました。

 他の委員より、駅西の国道 155号以南地区においても浸水被害が発生しているが、下水道事業により対策を講じることはできないかとの質疑がありました。

 これに対し、当局より、当地域の下水道事業は汚水・雨水の分流式で計画策定しており、現在、本市は汚水管を雨水管に先行して布設している段階で、向こう3年ぐらいは雨水管の布設に取りかかることができない状況である。最終的には、放流先の下流河川の整備を待たなければならないが、緊急的な対応が必要な地域については、暫定的に雨水渠を設置してまいりたいとの答弁がありました。

 次に、都市計画費の「梅ケ枝公園に夢を描こう」事業関係経費に関し、委員より、本事業は、子供たちの励みになるとともに、将来、小学生時代の思い出ともなるもので、大変に評価しているが、これをきっかけにさらにこの事業を広げ、公共施設あるいは工事用フェンス等へも活用されたいとの要望がありました。

 次に、都市開発費の駅東駅前広場整備工事請負費に関し、委員より、地下駐車場の利便性の向上のために設けられる雨よけシェルターは、駅東にある信号で足どめされた方々も利用するので、雨天時は相当の混雑が予想される。したがって、信号に近い部分だけでもシェルターの幅を広げられたいとの要望がありました。

 他の委員より、本事業をきっかけに、駅ビルの建てかえまたは改装に向け、ジェイアール東海に対して、さらなる働きかけをされたいとの要望がありました。

 さらに、他の委員より、駅東駅前広場にはジェイアール東海が管理する有料駐車場が計画されており、少なくともその部分の整備はジェイアール東海がすべきと考える。また、本事業を認めると将来の駅ビルの建てかえ、または改装の際にも、さらに市に対して負担を求めてくることにもなりかねないので、本議案には反対であるとの意思表示がありました。

 次に、建築管理費の開発許可制度基礎調査委託料に関し、委員より、地域の実情に即した用途地域を定めるということであるが、いつごろ条例化されるのか。また、従来の既存宅確認制度はどうなるかとの質疑がありました。

 これに対し、当局より、県も同じ調査を実施しており、その結果を踏まえた上で、近隣市町との調和を図りながら関係部局と協議してまいるので、条例制定は調査終了後3年以上かかる見通しである。また、既存宅確認制度は、自己用の建物の場合、5年間の経過措置があるが、それ以降は既存宅確認は廃止となる。したがって、条例に基づいて、既存宅確認にかわる許可基準を定めてまいりたいとの答弁がありました。

 次に、議案第59号、一宮都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定に関し、委員より、新たに受益者負担が課せられる小島地区は、長年都市計画税が課税されている市街化区域内であり、下水道事業の受益者負担は都市計画税をもって充てるべきと考えるので、本議案は反対であるとの意思表示がありました。

 委員会としては、議案第50号、本委員会関係分、議案第59号については、採決の結果、賛成多数をもって原案どおり可決すべきものと決しました。

 また、他の付託関係各議案につきましては、いずれも原案どおり可決すべきものと決しました。

 次に、認定第1号及び認定第2号、すなわち平成12年度水道事業及び下水道事業会計決算の認定につきましては、慎重審査を期するため、閉会中の継続審査に付すべきものと決しました。

 以上、御報告といたします。(拍手)



○議長(浅野貞一君) 

 議会運営委員長 浅野忠義君。



◆議会運営委員長(浅野忠義君) (登壇、拍手)

 従来より継続審査となっておりました陳情書第22号、一宮市議会委員会を構成する委員の適性を求める件、陳情書第26号、議会の土曜日・日曜日開催及び陳情者に対する規則の運用変更に関する件につきましては、18日、委員会を開催し、審査いたしました結果、いずれもさらに継続審査すべきものと決しました。

 以上、御報告といたします。(拍手)



○議長(浅野貞一君) 

 ただいま、各委員長より、審査経過並びに結果の報告がありましたが、何か御質疑はありませんか。

         (「ありません」と呼ぶ者あり)

 質疑もないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 通告により、発言を許します。

 20番 板倉正文君。



◆20番(板倉正文君) (登壇、拍手)

 私は日本共産党を代表して、議案第50号、平成13年度愛知県一宮市一般会計補正予算、議案第54号、平成13年度愛知県一宮市立病院事業会計補正予算、及び議案第59号、一宮都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場から討論いたします。

 歳入で、18款市債、1項市債は、5目臨時財政対策債で3億 7,000万円が組まれています。当初予算と合わせると9億 7,000万円の臨時財政対策債となります。臨時財政対策債についての説明は、3月議会で当局からは具体的にされませんでしたが、3月の一般質問で、我が党の小島尊司議員がこの問題を取り上げて、総務部長は「3年間に限って臨時財政対策債、新しい起債でございます」とし、「6億円の元利償還金は将来、すべて交付税に算入されるという新しい制度でございます。残念ながらまだ詳細が来ておりませんので、最終的にこの金額がどういうふうに変更になるか、今、大枠のところで6億円と算定させていただいております。新しい制度で、とりあえず市債で赤字分を補てんしておいて、将来にわたって交付税で返していただけるという制度でございます」と答えています。

 今議会での総務文教委員会での説明で、「臨時財政対策債で今回3億 7,000万円を追加させていただきまして、トータル9億 7,000万円ということになります。この臨時財政対策債は、普通交付税が全国的にカットされ、そのカット分をこの臨時財政対策債で一時的に補てんするということ、市町村に借り入れをさせておいて一時的に補てんさせ、その元利償還金については後年度に普通交付税で見ていただくという制度だ」と、一宮市の負担はないということでしたが、本当に一宮市の負担がないのでしょうか。

 臨時財政対策債については、その償還額の全額を後年度、基準財政需要額に算入するとしています。元利償還を後年度の基準財政需要額に算入することは、自治体にとっては必要なことですが、本来一般財源である交付税の将来の一定額を、元利償還という特定の使途に充てることが常態化され、さらに拡大していくことは大きな問題となります。また、この間も政府には何度とだまされてきましたが、将来のことで答えられないと思いますが、交付税の枠は、政府の意のままですから、元利償還分は確保しても、他の交付税の額が減少されていくことが考えられます。そうしたことが行われれば、結局市財政の負担となり市民への負担増が行われるこになります。

 臨時財政対策債の枠は交付税の配分のときに通知されていますが、一宮市の枠は9億 7,000万円ということで、今回の金額はその 100%です。この問題は、一宮市の将来にわたっての問題です。新たな赤字枠を大きくするのでなく、できる限り小さくすることが必要と考えます。国が設定した枠どおりの設定をしているわけですが、この9月議会に上程する必要はないと考えます。市税で7億円あるわけです。3億 7,000万円はそこから支出することもできますし、12月議会でも3月議会でも起債は可能です。最終的には3月補正が歳入歳出の関係では最終ですから、あえて今議会にこの赤字地方債を出す必要はないと考えます。

 この問題で声を大にして言わなければならないことは、この交付税については、本来国の責任で行うことが、地方交付税法第6条の3第2項で明記されています。今回の臨時財政対策債の発行で、地方自治体の負担がないとされていても、今までのやり方をどうして変えなければならないのか、その負担の仕方が、とりあえず赤字地方債を発行させるという地方の負担にしている問題からも、地方交付税法から逸脱しているわけですから、単純にああ、そうですかと賛成できない問題なわけです。

 来年の3月議会では国の予算編成の新たな動きもわかってきます。赤字地方債の発行を極力少なくしていくことを当局は当然する必要があります。市財政の健全化のためにも、あえて今議会での赤字地方債の上乗せをする必要はないと考え、反対いたします。

 次に、3款民生費、2項老人福祉費、1目在宅老人援護事業費は、この募集の仕方に問題があります。しかし、その募集についての説明は全く具体的な説明が当初されませんでした。ボランティアは個人加盟で、ボランティアグループに呼びかけて選んでいくということは問題と考えます。平等な募集を進めることを求め、反対いたします。

 3款民生費、3項児童福祉費、4目保育園費、11節需用費の防犯ブザー、及び10款教育費、2項小学校費、1目学校管理費、11節需用費と3項中学校費、1目学校管理費、11節需用費の防犯ブザーは、どちらも現場での実演もしないで、効果があるとして今回予算化をしようとしていますが、一度現場で実践してみてからでも遅くはありませんから、本当に効果がありそうか調べることです。改善しなければならないことは他にたくさんあります。保育園では、職員室から正門が見えない園は、34園中15園前後あるのではないでしょうか。それぞれの保育園によっても問題が違いますから、その園に合った対策を出してもらうことがまず必要ではないでしょうか。そうしたことをまとめた上での対策を求めます。

 小学校、中学校においても同じです。大阪の池田小学校のように校舎の建てかえはできませんが、子供らの命にかかわる問題として考えるならば、ないよりはあった方がまし程度の対策案ではなく、ほかの器具にも目を向けて検討すべきではないでしょうか。

 また、この問題は、用務員の削減、市の事務員の削減、学校内の危険箇所等々、これまでに各学校からの要望にしっかりとした改善・改修に取り組んでこなかった教育委員会の責任は重大であります。一般質問でこれは明らかにされました。事故があってからでは間に合いません。再度の検討を求め、反対いたします。

 8款土木費、5項都市開発費、2目再開発費、15節工事請負費での駅東駅前広場整備工事請負費は、今回3分の1の事業に対し 7,700万円組まれています。しかし、この広場はすべてジェイアールの土地でありますが、ジェイアール側は不都合はないとして、この整備計画には全く知らん顔で、唯一ジェイアールの利益となる駐車場の設備、部品のみジェイアールが負担するということは、とんでもない話であります。ジェイアールのために市税を投入する必要はありません。

 以前、鉄道高架事業のとき、当時建設省と運輸省が取り決めた建運協定には、ジェイアール部分はジェイアールが10分の1負担すると決めています。この割合も決して認めることはできませんが、今事業を進める段階で、ジェイアールとの納得のいく議論をされてきたのでしょうか。ジェイアールの高架下には駐車場が現在つくられて、利用されております。 150台分は優に超えていますが、地下駐車場は、一宮市が約50億円も出してつくりました。当局は、高架下にはつくれないと回答しています。それはジェイアールの回答だったわけで、このように平気で一宮市をだますような会社に対して、その会社の部分の舗装をする必要はありません。市のしっかりした対応を求め、反対いたします。

 次に、議案第54号、平成13年度愛知県一宮市立病院事業会計補正予算については、1款市民病院事業費用、1項医業費用、3目経費の中の委託料で、薬の院外処方の問題ですが、今年1月からの医療制度の改悪による負担増を初め患者さんの負担は重くなるばかりです。さらに小泉内閣による医療制度の改悪が進められようとしており、それが実行されれば、極度の重い厳しい負担になることは目に見えています。そうしたときに市民病院としては、市民の健康を、お金の切れ目が命の切れ目となるような負担増に手をかすようなことがあってはならないと考えます。

 今議会であえて提案されている理由としては、医薬分業が一宮市で平成12年度で27.6%に進んできているというだけであります。そのことよりも、患者の生活や医療制度の状況を見て検討することが必要ではないでしょうか。私はこの問題で、市民の負担増よりも病院の利益優先を考えている市民病院の姿勢に不安を感じます。患者本位の医療から、その費用も含めて、市民病院という精神から一宮市民病院も逸脱していくのかなと、残念ですが実感しました。今の医療制度情勢からは、患者負担となるようなことを市民病院が行うべきでないと考え、反対いたします。

 議案第59号、一宮都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定については、都市計画税を長年にわたり払い続け、さらに所有地面積1平方メートル当たり 190円ということですから、年金生活者や土地から収入を得ない人にとっては大変な負担となります。二重の負担を負わせるもので、そのことからしても受益者負担をするべきでないと考えます。また、年金生活者や土地の収入がない人などもあり、生活能力を考えない受益者負担の計算式にも疑問があり、反対いたします。

 最後に、経済衛生委員会の委員長報告でも取り上げておりました事項の中で、一宮競輪がこの9月2日から試行的に場内でビールを販売していることがわかりました。6月29日に経済産業省から「競輪場における酒販売について」の文書が出されていて、8月30日付で一宮競輪場酒類販売実施計画書が出されています。実施時期は9月2日からと明記されています。委員会での報告は試行販売と言っていましたが、9月2日からの実施ということのようであります。正確な報告さえされていないことを指摘します。

 競輪事業が厳しいことは組合営競輪の解散で明らかですが、アルコールを出せば観客がふえるというものでもありません。具体的な問題提起をすることを望みます。この問題は議会軽視と思われるので、その問題も指摘し、以上、議案第50号、54号、59号の反対討論といたします。(拍手)



○議長(浅野貞一君) 

 討論も尽きたようでありますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより直ちに採決いたします。

 議案第50号について、原案どおり可決するに賛成の諸君は御起立を願います。

         (賛成者起立)

 起立多数と認めます。よって、議案第50号は、原案どおり可決されました。

 次に、議案第51号より議案第53号に至る各議案について、原案どおり可決するに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって、議案第51号より議案第53号に至る各議案は、原案どおり可決されました。

 次に、議案第54号について、原案どおり可決するに賛成の諸君は御起立を願います。

         (賛成者起立)

 起立多数と認めます。よって、議案第54号は、原案どおり可決されました。

 次に、議案第55号より議案第58号に至る各議案について、原案どおり可決するに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって、議案第55号より議案第58号に至る各議案は、原案どおり可決されました。

 次に、議案第59号について、原案どおり可決するに賛成の諸君は御起立を願います。

         (賛成者起立)

 起立多数と認めます。よって、議案第59号は、原案どおり可決されました。

 次に、議案第60号について、原案どおり可決するに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって、議案第60号は、原案どおり可決されました。

 次に、認定第1号より認定第3号に至る各議案について、厚生委員長、建設委員長の各委員長報告のとおり、閉会中継続審査に付することに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

 日程第15より日程第18まで、すなわち請願書第17号より請願書第20号までを一括議題といたします。

 お手元に配付したとおり、総務文教委員長及び厚生委員長より、請願書審査結果報告書が提出されましたので、御報告いたします。

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                             平成13年9月20日

  一宮市議会

   議長 浅野貞一様

                             厚生委員長

                               谷 祝夫

           請願書審査結果報告書

 本委員会は、平成13年6月15日付託された請願書を審査した結果、下記のとおり決定しましたので会議規則第75条の規定により報告します。

                    記

 1 請願書受理番号  第17号

 2 請願者住所氏名  一宮市大江2丁目7の24番地

             新日本婦人の会愛知県本部一宮支部

              代表 彦坂和子

 3 請願の要旨     乳幼児医療費無料化を国として行うことを求める意見書を国に対して提出されたい。

 4 意見及び審査結果 願意に沿いかねるため不採択

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                             平成13年9月20日

  一宮市議会

   議長 浅野貞一様

                             厚生委員長

                               谷 祝夫

           請願書審査結果報告書

 本委員会は、平成13年6月15日付託された請願書を審査した結果、下記のとおり決定しましたので会議規則第75条の規定により報告します。

                    記

 1 請願書受理番号  第18号

 2 請願者住所氏名  一宮市丹陽町五日市場字屋敷130

             児童クラブ運営委員会

              代表 池山洋子 外1,237名

 3 請願の要旨    1 丹陽南小学校下に一日も早く児童クラブをつくられたい。

            2 特に、夏休みに利用できるよう緊急対応されたい。

 4 意見及び審査結果 願意に沿いかねるため不採択

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                             平成13年9月20日

  一宮市議会

   議長 浅野貞一様

                             総務文教委員長

                               太田文人

           請願書審査結果報告書

 本委員会は、平成13年9月11日付託された請願書を審査した結果、下記のとおり決定しましたので会議規則第75条の規定により報告します。

                    記

 1 請願書受理番号  第19号

 2 請願者住所氏名  一宮市萩原町萩原字三本木24

             治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟尾西支部

              支部長 水口澄夫 外30名

 3 請願の要旨     治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)を制定するよう、国に対して意見書を提出されたい。

 4 意見及び審査結果 願意に沿いかねるため不採択

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                             平成13年9月20日

  一宮市議会

   議長 浅野貞一様

                             総務文教委員長

                               太田文人

           請願書審査結果報告書

 本委員会は、平成13年9月11日付託された請願書を審査した結果、下記のとおり決定しましたので会議規則第75条の規定により報告します。

                    記

 1 請願書受理番号  第20号

 2 請願者住所氏名  一宮市富士2丁目5番14号

             一宮市教職員組合

              執行委員長 石原一幸 外1,053名

 3 請願の要旨     教育の機会均等が確保され、義務教育の現行水準が維持向上されるよう、下記事項につき、国に対して意見書を提出されたい。

                    記

            1 学級規模の縮小・少人数学習の実施など多様な学習が可能となる教職員の配置をすること。

            2 義務教育費国庫負担制度を堅持すること。特に学校事務職員・同栄養職員の適用除外を行わないこと。

 4 意見及び審査結果 願意を妥当と認め採択

 5 措置       意見書を提出する。

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○議長(浅野貞一君) 

 この際、各委員長より、補足説明を求めます。

 総務文教委員長 太田文人君。



◆総務文教委員長(太田文人君) (登壇、拍手)

 請願書第19号及び請願書第20号については、12日、委員会を開催し、審査いたしましたので、その経過並びに結果について補足説明を申し上げます。

 初めに、請願書第19号について補足説明を申し上げます。

 本請願の要旨は、治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)を制定するよう、国に対して意見書を提出されたいとするものであります。

 審査に当たり、複数の委員より、治安維持法は、当時の国家体制を維持するために、その反対勢力を根こそぎ弾圧することが本質的なねらいであった。各国ではそういう犠牲者に対して、謝罪と償いが当然のごとくされているし、国際法である「戦争犯罪と人道に反する犯罪に時効はない」という条約を批准し、過去の過ちを反省する意味も込めて、採択すべきとの意見、国家賠償という大きな問題であり、当時の政策責任を1つの見解から問うことはいかがかと思うし、国においても、過去に法制定の請願が出され、付託先の法務委員会でも議題となったことを勘案すると、一自治体の議会が意見書を提出することは控えるべきと思われるので不採択にすべきとの意見、さらには閉会中の継続審査に付されたいとの意見が出されました。

 委員会としては、まず継続審査について採決した結果、賛成少数をもって継続審査を否決し、続いて採決の結果、賛成少数をもって不採択とすべきものと決しました。

 次に、請願書第20号について補足説明を申し上げます。

 本請願の要旨は、教育の機会均等が確保され、義務教育の現行水準が維持向上されるよう、学級規模の縮小・少人数学習の実施など多様な学習が可能となる教職員の配置をすること、及び義務教育費国庫負担制度を堅持すること、特に学校事務職員・同栄養職員の適用除外を行わないよう、国に対して意見書を提出されたいとするものであり、複数の委員より、願意を妥当と認め採択すべきとの意見が出されました。

 委員会としては、全会一致をもって願意を妥当と認め、お手元に配付いたしました意見書案を国に対して提出すべきものと決しました。

 以上、補足説明といたします。(拍手)



○議長(浅野貞一君) 

 厚生副委員長 若山金茂君。



◆厚生副委員長(若山金茂君) (登壇、拍手)

 請願書第17号及び請願書第18号については、13日、委員会を開催し、審査いたしましたので、その経過並びに結果について補足説明を申し上げます。

 初めに、請願書第17号の要旨は、乳幼児医療費無料化を国として行うことを求める意見書を国に対して提出されたいとするものであります。

 次に、請願書第18号の要旨は、丹陽南小学校下に一日も早く児童クラブをつくられたい、特に夏休みに利用できるよう緊急対応されたいとするものであります。

 委員会としては、採決の結果、いずれも賛成少数をもって不採択とすべきものと決しました。

 以上、補足説明といたします。(拍手)



○議長(浅野貞一君) 

 ただいま、各委員長より、補足説明がありましたが、何か御質疑はありませんか。

         (「議長」と呼ぶ者あり)

 33番 小島尊司君。



◆33番(小島尊司君) 

 ただいまの請願書第17号に関して厚生委員会としては不採択という御報告でございます。聞いておりますと、不採択にする、いわゆる反対理由というものが、委員会の中で開陳をされていないように、私の聞くところ、そういうふうに感じましたが、どうして反対意見も出ないのに不採択にするのか、その辺、私は大変な疑問を感ずるわけでありますから、委員長に質問をいたします。



◆厚生副委員長(若山金茂君) 

 後ほど、調べまして御報告をさせていただきます。



○議長(浅野貞一君) 

 ということは、暫時休憩となりますが、小島君、それでいいですか。



◆33番(小島尊司君) 

 後ほどでもいいんですけれども、議長おっしゃったとおり、後ほどというと、やはり暫時休憩をしていただいて、再開をしていただいて、はっきりと答弁をいただきたい。

         (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり)



○議長(浅野貞一君) 

 28番 浅野忠義君。



◆28番(浅野忠義君) 

 私も厚生委員の1人であります。請願書第17号の採決に関しましては、かなり以前より請願書が提出されておりまして、十分我々は各要旨につきまして、いろいろな検討をいたしまして、その結果、要するに委員会で採決を求めて、委員長が採決されたものでありまして、委員会におきましては、反対意見というものは、意見が出されなかったわけであります。採決した結果、そういう結果になったわけでありまして、検討は本当に十分し尽くした結果でありますので、その点御了解をお願いしたいと思います。

         (「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(浅野貞一君) 

 33番 小島尊司君。



◆33番(小島尊司君) 

 私は別に、厚生委員である浅野委員に答弁を求めておるわけではありませんから、はっきりと委員長に答弁をいただきたい。浅野委員が言われた中で、十分審議が尽くされたというならば、当然にして不採択にすべき理由が、私はあってしかるべきだと思うし、当然あったと思いますから、その辺の審議の経過についてもはっきりとあえてお答えをいただきたい。



○議長(浅野貞一君) 

 暫時、休憩します。

                            午前10時59分 休憩

                            午前11時12分 再開



○議長(浅野貞一君) 

 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 厚生副委員長 若山金茂君。



◆厚生副委員長(若山金茂君) 

 委員会では、議題とした後、委員から採決されたいとの意見が出され、異議もなく、委員長としては採決をし、先ほど報告のとおり不採択となりました。

 以上でございます。

         (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり)



○議長(浅野貞一君) 

 33番 小島尊司君。



◆33番(小島尊司君) 

 私が知りたいのは、不採択とする理由を知りたいんです。浅野議員がああいう発言をされましただけに、慎重審議を続けてきた結果だと言われるんでしたら、当然にして反対の理由があってしかるべきだ。だから、やはり過程というものは、いわゆるきせるで言えばラオの部分が全然見えてこない。こんな審議が果たして慎重審議に値するか、私としては大変疑問に思います。

 ただ、助け船を私から送る筋合いではありませんけれども、慎重審議と言われても、委員長が審議過程をずっと見てこられまして、不採択にする理由が委員長として納得できなければ、また十分に開陳されていなければ、そこはやはり委員長権限で、委員長として不採択にする理由が明確ではない、そういう中でこれを不採択にするわけにいかないから継続審議にしたらどうかと。委員長職というのは、それだけとりなしの責任というのはやはり重いものです。だから、私はいきなり委員会が採決をして、それで不採択にするなんて。だから、報告の中に不採択の理由なるものが明確にされない限り、私はその理由をただしておるわけであります。だから、ほかの委員長報告にもありましたように、いわゆる反対意見というのが、本日の他の委員長報告について言うならば、はっきりと述べられておるわけであります。この請願についてだけ、反対理由もなしに、明確にされないままに、不採択という結論だけを報告されても、私としては納得いかないところであります。

 あえて私は、再度委員会に差し戻していただいて、明確な反対理由が委員長報告としてできるよう取り計らっていただくのが、本件について言うならば妥当なところではないかというふうに思います。いわゆる委員会差し戻しを提案させていただきます。(拍手)



○議長(浅野貞一君) 

 一応、今の若山君が追加して委員長報告を述べました。したがいまして、私が聞いた範囲内では、厚生委員会の委員全員が、採決すべきだということで、委員長に求めたという感覚を持ったわけです。それで、委員長はそれに従って採決した結果、委員長として不採択というような報告をしたというふうに、私は判断しました。

 したがって、小島君が今言われたように、厚生委員会に戻すということになれば、その前に、ここに見える全員の方に、私が今言ったことに対して賛成の方は立っていただくというふうにもっていきたいと思いますが。

          (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり)

 20番 板倉正文君。



◆20番(板倉正文君) 

 私は厚生委員ですので、一言、今議長が言われたところの問題を。採決するということでいえば、反対理由を述べないで採決してほしいということは、私自身の受けとめは、反対意見がないと思います。私は、採択すべきであると言ってきて、6月議会でも継続、閉会中も継続になり、この委員会で反対理由も何も言わずに採決してほしいということは、私自身としては、反対理由はないんだということで、この採決には同意したわけであります。そういう委員会運営ですから、まさかそこで、反対理由もなしに反対するなんて、常識的に考えませんでした。非常識なことが起こったということになってしまいます。私はそういうことで、賛成理由はずっと言ってきましたから、反対理由がないわけですから、これはもうみんな賛成なんだなという解釈をするのは当然だと思いました。そういう解釈もあるわけです。

 以上です。

         (「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(浅野貞一君) 

 28番 浅野忠義君。



◆28番(浅野忠義君) 

 板倉君も委員の1人ではあったわけでありますが、採決するときには、板倉君も何にも意見がなかったわけです。採決してくれということだったんです。それで採決したんです。だから、反対意見を述べずに採決したって、不採択に賛成した委員は、これは反対という意見なんです。採決の結果、不採択になったということです。それで、採決をやった結果、そういう意見を出されても、採決が済んだ後ではもう何もしようがないわけです。反対意見というのは、あくまでも不採択が反対意見の意思表示であります。私はそう思います。だから、これは要するに委員長の言ったとおりで、議長において、これはひとつ進行をお願いしたいと思います。

         (「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(浅野貞一君) 

 33番 小島尊司君。



◆33番(小島尊司君) 

 最初に発言をされたときには、これまで慎重審議をしてきた、その結果だというふうに言われました。私はその慎重審議の過程における反対意見なるものを委員長に聞いたわけです。だから、浅野議員の言われるのを素直に受け取りますと、慎重審議なるものは、反対意見も出なかったのか、そしていきなり採決の際に不採択ということで、慎重審議の過程の中における反対意見がどういう理由だったのか、どういう意見だったのか、それを私は率直に聞いておるだけであります。だから、委員長の答弁には、私は納得できないということなんです。



○議長(浅野貞一君) 

 一応意見を聞きました。議長としてこれからお諮りをしますので、各議員はそれに従って判断をしていただきたいと思います。

 ただいま小島尊司君から、請願書第17号並びに請願書第18号を厚生委員会に再付託されたいとの動議が提出されました。今、賛成者が1人以上ございましたので、動議は成立いたしました。

 よって、請願書第17号並びに請願書第18号について、厚生委員会に再付託されたいとの動議を議題として、直ちに採決いたします。

 お諮りいたします。

 本動議のとおり再付託することに賛成の諸君は御起立を願います。

         (賛成者起立)

 起立少数と認めます。よって、請願書第17号並びに請願書第18号を再付託されたいとの動議は否決されました。

 ほかに質疑はありませんか。

         (「ありません」と呼ぶ者あり)

 質疑も尽きたようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 通告により、発言を許します。

 7番 尾関宗夫君。



◆7番(尾関宗夫君) (登壇、拍手)

 私は、日本共産党を代表して、請願書第17号、乳幼児医療費の無料化を国として行うことを求める意見書提出に関する件、請願書第18号、丹陽南小学校下に児童クラブを求める件及び請願書第19号、治安維持法犠牲者への国家賠償を求める件、以上3件の請願書について、賛成の立場から討論を行います。

 請願書第17号、乳幼児医療費の無料化を国として行うことを求める意見書提出に関する件について。

 今、若いお父さん、お母さんは、子供の笑顔に励まされながら仕事と子育てを両立させ、懸命に働きながら家庭生活を営んでいます。子育ての大きな不安の1つに、子供の病気があります。子供は病気にかかりやすく、抵抗力が弱いため重症化する心配も多く、病気の早期発見、早期治療を支える環境が非常に大切です。その1つとして、子供の医療費無料化制度は既に全都道府県、全市町村で実施され、親たちへの大きな励ましとなっています。

 一宮市では3歳未満児までの入院・通院すべての助成、6歳未満児までの入院のみの助成を行っています。しかし、市町村の独自制度として行われているために、財政困難などを理由として、制度内容には大きな格差があります。岐阜県笠松町や柳津町では、15歳までの医療費助成が行われています。また、京都府園部町では1999年度から、高校を卒業するまでの医療費の無料化に踏み切っています。このように全国の市町村では、出生率低下の防止とともに人口増加にもつながり、一定の効果があるとして、毎年対象年齢を引き上げ、医療費の助成を行っている自治体がふえています。

 しかし、こうした自治体の努力に対し、国が補助金カットなどペナルティーを課していることは大問題です。全国でペナルティーの対象となっている自治体は約7割に上り、1997年度にカットされた補助金は 390億円に上ると試算されています。地方分権と言いながら、このような措置には厳しく意見を上げるべきです。

 人はどこで生まれても、どこに住んでいても、等しく大切に育てられなければなりません。今、子育てをめぐる環境は劣悪です。いわゆる出生率は1990年の1.57から1999年には1.34に低下し、史上最低を更新しています。マスコミなどでも経済不安が出産抑制の一因と報道しています。少子・高齢化を嘆くより、子育て支援の一環として乳幼児医療費の助成を国の制度として創設させることではありませんか。

 2000年5月、昨年5月、参議院の国民生活・経済に関する調査会では、すべての政党、会派が一致して、国による乳幼児医療の負担軽減措置を検討すべきであるとの提言を行いました。また、この数年間で全自治体の4分の1を超える 862の地方議会が、国の制度の創設を求める意見書を採択しています。参議院での提言を実らせ、安心して子供を産み育てるために、乳幼児医療費無料化制度を国として創設するよう意見書を上げるべきと考えます。

 これまでの委員会での審議内容は、「市の負担は軽くなるが、国の動きを見てから」という消極的な態度がほとんどで、これは明確な反対意見ではないと思います。ぜひ採択し、国に意見書を提出しようではありませんか。

 請願書第18号、丹陽南小学校下に児童クラブを求める件について。

 今、共働き家庭の一般化、母子家庭・父子家庭の増加、さらに少子化という、子育て環境の変化に伴い、学童保育の必要性は社会的にも認知されてきました。皆さんは、今の子供たちが置かれている状況をどう受けとめているのでしょうか。共働き家庭、母子・父子家庭の子供にとって、放課後の時間を一人寂しく過ごすことはどれほどつらいことか考えただけでもわかるではありませんか。

 すべての小学校下に児童クラブをつくってほしいと、日本共産党は何度も一般質問でも取り上げてきました。答弁の中で、丹陽南小学校下に児童クラブの必要性を認めながら、なぜ進めようとしないのでしょうか。これは、地域にある既存の施設などを借用しようという枠内にしか目を向けていないのです。これでは、適当な施設がなければ、5年待っても、10年待っても、児童クラブ、学童保育が始まらないではありませんか。末広小学校下に児童クラブが設置される予算案が出されました。大変喜ばしい話で賛成いたしますが、同じ一宮市に住む子供たちを等しく見ることがどうしてできないでしょうか。丹陽南部地域は交通の便が悪いところです。来年の10月には、中之郷まで走っている名鉄路線バスの廃止が打ち出されています。そして丹陽老人いこいの家にも、遠くて行きたくても行けない、こんな声をよく聞きます。子供からお年寄りの方たちまで、このまま放置していくつもりですか。早急に対策を検討すべきと考えます。

 一人の人間が成長する過程は同じではありません。しかし、いかに心豊かな人として育っていくか、これは応援できると思います。さまざまな理由をつけ、児童クラブを求める声を拒み続ける姿勢は、行政への不信へとつながっていくのではないでしょうか。地域住民は、この請願署名を提出するのに1年余りも悩み、迷い、苦しんでみえました。子供たちはどんどん成長していきます。しかし、その成長過程でどんな生活をしてきたのでしょうか。審議の中で、地元の協力がなければどうしようもないといった意見が出されていますが、明確な反対意見もなく、委員会での採決がされました。これは民主主義を覆すことにつながります。そして、どう住民に説明していくつもりでしょうか。21世紀を担っていくすべての子供たちを温かく見守っていくことは、私たち大人の責任でもあります。 1,240名分の願いが生きた方向へつながっていくよう検討を深めようではありませんか。切に願うものです。

 次に、請願書第19号、治安維持法犠牲者への国家賠償を求める件について。

 戦前の日本の天皇政府は、1931年9月に中国東北部の侵略開始から以後15年間、中国、アジア全域、太平洋地域まで侵略を広げ、殺人、強姦、略奪、放火などの暴虐の限りを尽くし、南京大虐殺事件、731細菌戦部隊の生体実験、従軍慰安婦などの戦争犯罪と人道に反する罪を犯しました。この侵略戦争による犠牲者は、アジア諸国民に約 2,000万人、日本人約 310万人に及んでいます。このような侵略戦争を進めるために、天皇政府は1925年に治安維持法という弾圧法をつくり、特高警察を使って、侵略戦争に反対した人々を徹底的に弾圧しました。戦争反対の闘いに協力したと思われる政治家、農民組合、労働組合の活動家、弁護士、文化人、学者、宗教家まで逮捕、投獄の対象とされ、その総数は数十万人と推定されています。革命的作家、小林多喜二は、1933年2月20日正午過ぎに特高に逮捕され、残虐をきわめた拷問を受け、その日のうちに獄死しました。

 現在の一宮市北方町出身の岩田義道を御存じでしょうか。岩田義道は、主権在民、民主主義、言論、出版、集会、結社の自由、労働者の団結権、8時間労働制、農民に土地を、さらに侵略戦争反対など、今日では当たり前のことを要求する運動の先頭に立っていたのです。また、松山高校在学中には、寮歌を作詞するなど、優しさ、温かさに満ちあふれていました。身の危険を察知した義道は、恩師河上肇に頼んで金を出してもらい、木曽川で渡しの手こぎ舟の船頭をしていた父親に舟を贈った話はよく知られています。岩田義道も1932年10月、東京神田で逮捕され、拷問により虐殺されています。北方町宝江墓地には、岩田義道の碑が建てられています。地元では、岩田義道の業績をたたえて、経歴を記した看板が平成10年10月に有志の会というべき「北翔会」の手で建てられています。

 しかし、日本政府は、第2次大戦後、半世紀以上過ぎた今日まで、謝罪も賠償も行っていません。それどころか、戦争法、ガイドライン法を強行し、自治体も、民間も、アメリカの戦争に動員しようとしています。さらに日本の憲法第9条は、世界の平和秩序を実現する上でも先駆的意義を持っています。世界から大きく評価されています。この憲法第9条を改悪しようと、憲法調査会が設置されています。

 9月11日に米国で起こった同時多発テロ事件は、多数の市民の生命を無差別に奪う憎むべき蛮行であり、絶対に許されない卑劣な犯罪行為です。このようなテロ行為は、いかなる宗教的信条や政治的見解によっても正当化できるものではありません。この野蛮なテロを根絶することは、21世紀に人類がこの地球上で平和に生きていく根本条件の1つではないでしょうか。テロ勢力を追い詰める国際的大同団結が重要であり、テロ根絶のためには軍事力による報復ではなく、法に基づく裁きを行い、厳正に処罰することだと考えます。このような世界情勢だからこそ、歴史の事実を正しく伝えることがより大切ではないでしょうか。

 治安維持法は、今日だれが見ても理不尽きわまるものであることは、その条文や実態から明らかであります。にもかかわらず、真実から殊さらに目をそむけ、むしろ避けて通ろうとする状況が、残念ながら蔓延しています。しかも、これは政治、社会の上層部に強く見られ、それが影響して、人の痛みを知らない、知ろうとしない身勝手な風潮となって広がりを見せていることを強く感じます。

 治安維持法弾圧犠牲者に国家賠償を行うことは急を要します。既に戦後半世紀以上経過し、犠牲者は年々減少し、生存者の余命は幾ばくもありません。また、こうした国家賠償がされていないのは、主要国では日本だけです。先進国として自他ともに認められている我が国が、このことたった一つで人権後進国に数えられてよいものでしょうか。1971年に国際法となった「戦争犯罪と人道に反する犯罪に時効はない」という条約を批准している西欧諸国では、今日もなお戦犯追及が行われ、犠牲者に謝罪と賠償が当然のこととして行われています。

 この問題は、議会の民主主義、憲法に由来する地方自治の理解度を示すバロメーターでもあります。委員会審議の中で、一自治体として、国に対し意見を上げることはおこがましいという発言がありました。住民の暮らし、福祉、安全を守ることが地方自治の責任ではありませんか。この立場を明確にし、意見書を上げるべきと思います。

 以上で、請願書第17号、第18号、第19号の賛成討論といたします。(拍手)



○議長(浅野貞一君) 

 討論も尽きたようでありますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより直ちに採決いたします。

 請願書第17号について、厚生委員長報告は不採択であります。

 請願書第17号について、採択するに賛成の諸君は御起立を願います。

         (賛成者起立)

 起立少数と認めます。よって、請願書第17号は、不採択とすることに決しました。

 次に、請願書第18号について、厚生委員長報告は不採択であります。

 請願書第18号について、採択するに賛成の諸君は御起立を願います。

         (賛成者起立)

 起立少数と認めます。よって、請願書第18号は、不採択とすることに決しました。

 次に、請願書第19号について、総務文教委員長報告は不採択であります。

 請願書第19号について、採択するに賛成の諸君は御起立を願います。

         (賛成者起立)

 起立少数と認めます。よって、請願書第19号は、不採択とすることに決しました。

 次に、請願書第20号について、総務文教委員長報告のとおり採択するに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって、請願書第20号は、採択するに決しました。

 日程第19より日程第21まで、すなわち議員提出議案第2号より議員提出議案第4号までを一括議題といたします。

 お手元に配付したとおり、議案が提出されましたので、御報告いたします。

 この際、事務局長をして、各議案を朗読いたさせます。



◎議会事務局長(内田充君) 

 朗読をいたします。

                              議員提出議案第2号

                             平成13年9月20日

  一宮市議会

   議長 浅野貞一様

                        提出者

                         一宮市議会議員 太田文人

                            〃    古田芳子

                            〃    渡部 昭

                            〃    野田 実

                            〃    野村直弘

                            〃    神戸秀雄

                            〃    林 光男

                            〃    梶田信三

                            〃    小島尊司

           意見書提出について

 会議規則第13条の規定により、次のとおり意見書を提出します。

(理由)

 学級規模の縮小・多様な学習が可能となる教職員配置と義務教育費国庫負担制度の堅持を要望するため。

        学級規模の縮小・多様な学習が可能となる教職員配置と義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書

 21世紀を担う子供たちを健やかに育てることは、すべての国民の願いである。学校現場が抱えている「いじめ」「不登校」や「非行問題行動」などの課題を克服し、子供たち1人1人に行き届いた教育を保障するには、十分な教職員定数を確保する必要がある。

 特に、新しい教育の動きに対応するためには、学級規模の縮小をはじめとする教職員定数増を図ることが不可欠である。また、義務教育費国庫負担制度については、地方分権の流れを受け、国・地方の負担割合の見直しなどを理由として、学校事務職員・学校栄養職員を適用除外しようとする動きも見られる。こうした動きは、教育の機会均等と教育水準の維持・向上を図る上で、大きく危惧されるところである。

 よって、国におかれては、平成14年度の政府予算編成期に当たり、学級規模の縮小、少人数学習の実施など多様な学習が可能となる教職員の配置に向けて、十分な教育予算を確保されるとともに、義務教育費国庫負担制度の堅持、特に学校事務職員及び学校栄養職員の人件費を国庫負担の対象から除外することのないよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成13年9月20日

                                一宮市議会

  衆議院議長

  参議院議長

  内閣総理大臣

         宛

  総務大臣

  財務大臣

  文部科学大臣

                              議員提出議案第3号

                             平成13年9月20日

  一宮市議会

   議長 浅野貞一様

                        提出者

                         一宮市議会議員 太田文人

                            〃    古田芳子

                            〃    渡部 昭

                            〃    野田 実

                            〃    野村直弘

                            〃    神戸秀雄

                            〃    林 光男

                            〃    梶田信三

                            〃    小島尊司

           意見書提出について

 会議規則第13条の規定により、次のとおり意見書を提出します。

(理由)

 私学助成の増額と拡充を要望するため。

            私学助成の増額と拡充を求める意見書

 私立学校は、国公立学校とともに日本の教育の中で重要な役割を担っており、国においても、私立学校振興助成法に基づき各種助成措置を講じてきたところである。

 しかし、長引く不況のもとで、私学に通わせる父母の経済的負担はもはや耐えがたいものとなり、経済的理由で退学したり、授業料を滞納する生徒が激増している。今後、これに私学助成削減が重なれば、事態はますます深刻なものとなる。

 このような私学を取り巻く厳しい状況の中で、県における私学助成制度の土台となっている国の私学助成が果たす役割はますます大きくなっているが、平成14年度の国の私学関係予算は、地方交付税交付金削減政策のもとで大きな打撃を受けており、私学助成制度の根幹が揺らぐ事態も懸念される。

 よって、国におかれては、国の責務と私学の重要性にかんがみ、私立学校振興助成法に基づく国庫補助制度を堅持するとともに、それに対する地方交付税交付金を充実し、私立高等学校等経常費補助の一層の拡充を図られるよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成13年9月20日

                                一宮市議会

  衆議院議長

  参議院議長

  内閣総理大臣

         宛

  総務大臣

  財務大臣

  文部科学大臣

                              議員提出議案第4号

                             平成13年9月20日

  一宮市議会

   議長 浅野貞一様

                        提出者

                         一宮市議会議員 浅野忠義

                            〃    吉田勇吉

                            〃    瀬戸三朗

                            〃    服部修寛

                            〃    浅井俊彦

                            〃    小澤達弥

                            〃    渡辺宣之

                            〃    板倉正文

                            〃    末松光生

                            〃    野村直弘

           決議提出について

 会議規則第13条の規定により、次のとおり決議を提出します。

(理由)

 テロ行為の根絶と真の世界平和の実現に向けて、積極的な取り組みを進めるため。

          米国における同時多発テロ事件に関する決議

 9月11日に米国中枢部を狙った大規模な同時多発テロは、数千人と言われる多数の犠牲者を出す史上最悪の無差別テロ事件となった。

 犠牲者並びにその御家族の方々に対し、深く哀悼の意を表するとともに、お見舞いを申し上げるものである。

 今回のテロ事件は、世界の平和と安全に対して重大な脅威を与える卑劣な犯罪行為であり、断じて許すことができない暴挙である。

 よって、本市議会は、日本政府をはじめ世界中のすべての国々が、テロ行為の根絶と真の世界平和の実現に向けて、積極的な取り組みを進めるよう強く求める。

 以上、決議する。

  平成13年9月20日

                                一宮市議会

 以上でございます。



○議長(浅野貞一君) 

 お諮りいたします。

 各議案については、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

 これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 各議案については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

 これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので討論を終結し、これより直ちに採決いたします。

 議員提出議案第2号より議員提出議案第4号に至る各議案について、原案どおり可決するに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第2号より議員提出議案第4号に至る各議案は、原案どおり可決されました。

 なお、各意見書は、後刻、関係方面へ提出いたします。

 日程第22、継続審査についてを議題といたします。

 お手元に配付したとおり、閉会中継続審査申出書が提出されましたので、御報告いたします。

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                             平成13年9月20日

  一宮市議会

   議長 浅野貞一様

                             総務文教委員長

                               太田文人

           閉会中継続審査申出書

 本委員会審査中の事件のうち、下記事件については閉会中もなお継続審査すべきものと決しましたので申し出ます。

                    記

 1 陳情書第28号 市独自の私学助成制度の拡充を求める件

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                             平成13年9月20日

  一宮市議会

   議長 浅野貞一様

                             厚生委員長

                               谷 祝夫

           閉会中継続審査申出書

 本委員会審査中の事件のうち、下記事件については閉会中もなお継続審査すべきものと決しましたので申し出ます。

                    記

 1 認定第3号 平成12年度愛知県一宮市立病院事業会計決算の認定について

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                             平成13年9月20日

  一宮市議会

   議長 浅野貞一様

                             建設委員長

                               伊藤勝朗

           閉会中継続審査申出書

 本委員会審査中の事件のうち、下記事件については閉会中もなお継続審査すべきものと決しましたので申し出ます。

                    記

 1 認定第1号 平成12年度愛知県一宮市水道事業会計決算の認定について

 2 認定第2号 平成12年度愛知県一宮市下水道事業会計決算の認定について

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                             平成13年9月20日

  一宮市議会

   議長 浅野貞一様

                             議会運営委員長

                               浅野忠義

           閉会中継続審査申出書

 本委員会審査中の事件のうち、下記事件については閉会中もなお継続審査すべきものと決しましたので申し出ます。

                    記

 1 陳情書第22号 一宮市議会委員会を構成する委員の適性を求める件

 2 陳情書第26号 議会の土曜日・日曜日開催及び陳情者に対する規則の運用変更に関する件

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○議長(浅野貞一君) 

 お諮りいたします。

 先ほど閉会中継続審査の議決がされました議案を除く部分については、各委員長申し出のとおり、閉会中継続審査に付することに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

 日程第23、同意第7号を議題といたします。

 当局より、提案理由の説明を求めます。



◎市長(谷一夫君) 

 同意第7号、監査委員の選任について御説明をさせていただきます。

 次の者を監査委員に選任したいので、地方自治法第 196条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。

 識見を有する者のうちから選任する委員といたしまして、氏名、岩田全功、生年月日、昭和21年3月4日、本籍地、一宮市赤見二丁目12番地1、現住所、一宮市赤見2丁目12番22号、職業は公認会計士・税理士でございます。

 よろしく同意をいただきますようお願い申し上げます。



○議長(浅野貞一君) 

 これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 同意第7号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

 これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので討論を終結し、これより直ちに採決いたします。

 同意第7号について、原案に同意することに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって、同意第7号は、原案に同意することに決しました。

 これより、ごあいさつがあります。



◎※(岩田全功君) (入場、登壇、拍手)

 私は、一宮市赤見2丁目の岩田全功と申します。高い席ではございますが、一言ごあいさつを申し上げます。

 ただいまは私の一宮市監査委員の選出につきまして御同意いただきまして、本当にありがとうございます。

 もとより浅学非才の身でございますので、皆様方の御指導、御支援を賜りまして、この重責を全うしたいと考えておりますので、どうかひとつよろしくお願いいたします。

 簡単でございますが、ごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)



○議長(浅野貞一君) 

 日程第24より日程第31まで、すなわち認定第4号より認定第11号までを一括議題といたします。

 当局より、提案理由の説明を求めます。



◎総務部長(木村謙一君) 

 それでは、ただいま御上程いただきました議案について御説明を申し上げます。

 平成12年度の一般会計のほか、特別会計7会計の決算認定をお願いするものでございます。

 平成12年度は、介護を社会全体で支えていく仕組みとして、介護保険制度がスタートするとともに、地方分権一括法も施行されるなど、行政を取り巻く環境が大きく変化をいたしました。財政状況は、市民税の減税や景気低迷による税の落ち込み及び県補助金の削減など厳しい中、少子・高齢化、環境問題、情報化の推進など、時代の要請課題のほか、市民サービスの向上に積極的に対応してまいりました。そのため、行政改革の推進、経常経費の節減、事業の優先順位の厳選に努める一方、基金の活用など、財源確保を図りました。

 歳入面においては、市税について、個人市民税において減税が継続されたこと及び景気、雇用の低迷によりまして、前年度比 5.5%のマイナスとなりました。

 また、法人税については、機械製造、金融、繊維関係で一部伸びを示しましたが、減税の実施により、前年度比 4.3%のマイナスとなり、市民税全体では 5.3%のマイナスと相なりました。

 固定資産税は評価替えにより家屋で大幅減となり、全体で前年度比 2.2%のマイナスとなりました。

 以上によりまして、市税全体では 3.4%のマイナスとなり、3年連続で前年を下回ることと相なりました。

 その他主なものは、利子割交付金は、高金利郵便貯金の大量満期により、前年度比約4倍の伸びとなりました。

 国庫支出金は、特別養護老人ホーム建設による増はあるものの、介護保険への移行及び少子化対策及び介護保険円滑導入のための臨時交付金がなくなったことによりまして、減少となっております。

 県支出金は、補助金削減が継続されたものの、特別養護老人ホーム建設、緊急地域雇用、国勢調査等により増となっております。

 また、財産収入では、国営公園用地の売却分の減により、大幅な減少となっております。

 繰入金は、介護円滑導入基金や高齢者保健福祉基金等の取り崩しなどにより、大幅な増加となっております。

 諸収入のうち競輪事業収入は、売り上げの低迷により、大幅な減少となっております。

 また、市債は、特別養護老人ホーム、エコハウスの事業費の増などによりまして、大幅な増加となっております。

 歳出面においては、主なハード事業といたしまして、平成11、12年度の継続事業の特別養護老人ホーム及びエコハウスの建設のほか、北部中学校屋内運動場の改築、市民会館のエレベーター、障害者用便所の設置、今伊勢北保育園乳児室の増築、駅西駅前広場整備及び本町アーケード建設補助などがございます。

 また、平成11年度からの継続事業といたしまして、ふれあいセンターたくみ、今伊勢消防分団庁舎の建設などがございます。

 ソフト事業といたしましては、介護保険の円滑な運営を図るため、高齢者対策では配食サービスを週4回から6回に拡大するとともに、新規事業といたしまして、要介護度が高い高齢者に対する寝たきり老人等見舞金の支給、介護用品の支給のほか介護予防、生活支援事業にも意を用いたところでございます。

 少子化対策では、知的障害児の児童クラブを初め5クラブを開設し、8カ所となりました。また、3歳以上6歳未満児の入院医療費を新たに助成することといたしました。

 障害者対策では、精神に障害のある方の入院医療費の2分の1の助成を新たに行うとともに、移動入浴利用回数の充実を図ってまいりました。

 環境対策では、ごみの分別・減量を図るため、透明・半透明袋の導入、白色トレイの分別収集実施のほか、環境センターが率先して環境保全、環境負荷の逓減に取り組むため、ISO 14001の認証取得をいたしました。

 情報化の推進では、中学校におけるパソコンを生徒1人1台体制へ拡充及び戸籍事務の電算化をそれぞれ2年計画で着手をいたしました。

 この結果、歳入決算額は前年度比1%プラスの 745億 1,067万 2,000円、歳出決算額は前年度比 0.2%増の 715億 9,597万 7,000円となりました。翌年度への繰り越し財源 3,875万 1,000円を差し引きいたしました実質収支額は28億 7,594万 4,000円となりました。当年度実質収支額から前年度実質収支額を差し引きいたしました単年度収支は8億 9,708万 7,000円の黒字となっております。

 なお、歳入のうち自主財源は 461億 9,440万 1,000円で、前年度比 2.5%のマイナスとなっております。構成比では62%となりました。また、依存財源は 283億 1,627万 1,000円で、前年度比 7.2%のプラス、構成比では38%となっております。

 次に、特別会計でございますが、会計数は7つでございまして、前年度と同じでございますけれども、その内訳は御承知のとおり、介護保険事業特別会計を新たに設置いたしました。そのかわり地域振興券交付事業特別会計が廃止となりました。その変更がございます。

 7特別会計の合計でございますが、歳入は 668億 5,961万 6,000円、歳出は 650億 9,349万 5,000円となり、歳入歳出差し引き額は17億 6,612万 1,000円となっております。

 以上の結果、一般・特別会計の総計は、歳入では 1,413億 7,028万 8,000円、歳出では 1,366億 8,947万 2,000円で、歳入歳出差し引き額は46億 8,081万 6,000円となり、翌年度への繰り越し財源 3,875万 1,000円を差し引きいたしました実質収支額は46億 4,206万 5,000円となっております。

 以上で、認定第4号から認定第11号までの提案理由説明とさせていただきますので、どうかよろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。



○議長(浅野貞一君) 

 これより質疑に入ります。

 通告により、発言を許します。

 20番 板倉正文君。



◆20番(板倉正文君) (登壇、拍手)

 認定第4号について、主要施策成果報告書により質疑いたします。

 まず、2款総務費、1項総務管理費、10目交通安全都市推進事業費についてですけれども、決算上はないんですけれども、当初新事業ということで、チャイルドシートの再利用紹介事業を進めていくということでしたが、それの報告がありませんので、まずチャイルドシートの再利用をどのように進めてこられて、その結果を出していただきたいと思います。需要と供給の点でどのような評価をされているか、教えてください。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 ただいま主要成果報告書にチャイルドシート関連の報告がされていないのではないかという御指摘でございます。議員御指摘のように、予算等の伴わない事業となっております。他市町村におきましては、それぞれ貸し出し事業あるいは補助金事業ということで費用経費を伴うものがありますが、当市につきましては、先ほどお話をいただきましたように、チャイルドシートの再利用紹介事業という位置づけで、チャイルドシートの着用を皆様方にお願いをし、交通事故の防止等に寄与する施策をとらさせていただいたところでございます。

 法につきましては、平成12年4月1日から着用の義務化が行われたわけでございますが、それに伴いまして、当市におきましては同年6月1日より、先ほど御説明申し上げましたチャイルドシート再利用紹介事業を実施させていただいたところでございます。

 無償提供をしてもいいというお方につきましては、現在22名の方から御報告をいただいておるところでございます。それを借り受けたいというお方につきましては、19名の方から今のところ申し込みがございます。

 しかしながら、チャイルドシートは、内容的には3種類ございます。それぞれの年齢に応じまして、幼児用の保護装置につきましては機能がございますので、22の提供がございましても、実際利用していただいている方が19名というような状況になっておりますのは、チャイルドシートの提供をいただきましても、分類でいきますとベビーシートを御希望されてみえる方がございまして、提供者と希望されている方との需給のバランスが欠けているというような状況になっておりますので、よろしくお願い申し上げます。



◆20番(板倉正文君) 

 利用者ではなくて希望者を聞きたかったんですが、希望者数は19名しかいなかったんですか。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 私どもの方に希望として御連絡いただいている方は19名というふうに把握いたしております。



◆20番(板倉正文君) 

 続きまして、衛生費に移ります。

 1つは、市営墓地の募集ですけれども、常光墓地だけが募集区画数が 203で、応募者数が 204、使用許可区画数が 193ということで、募集区画数よりもマイナス10となっていまして、募集区画数からすれば1つ足りないだけなんですけれども、結果的には10余っているというところで、どういうことなのか教えていただければ。



◎環境部長(伊神利昌君) 

 それでは、御質問にお答えさせていただきます。

 墓地の募集につきましては、平成12年8月22日から26日に行いまして、東島、奥町墓地につきましてはすべての区画で希望者がございましたが、常光墓地につきましては、10区画分、区画数より、応募者が少なかったというようなことで、10区画残ということになっておるわけでございますので、よろしくお願いします。



◆20番(板倉正文君) 

 これは委員会でも深めていただきたいと思いますが、ちょっと今の説明はわからない。要するに、応募者数が 204あるけれども、 203区画があって、1つだけ足らないわけです。10区画分マイナスというのはおかしいのではないかなと思いました。今の説明だと納得できる説明ではないんですが、また委員会でお願いします。

 次に、衛生費の1項保健衛生費、9目看護専門学校費のところですが、これは教育委員会の方で問題になりましたPCBの蛍光灯取りかえ事業ですけれども、保管場所について、さきの8月に何らかのことがあったはずなんですが、保管場所と管理についてはどういうふうになっているか教えてください。



◎市民部長(酒井孝嘉君) 

 お答えをさせていただきます。

 PCBにつきましては、PCB廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法という法律が今年度6月15日に成立いたしました。7月15日から施行されたところでございます。これの処理計画でございますが、国の方ではPCB廃棄物処理基本計画を策定するというふうになっておりまして、それを受けまして、都道府県ではPCBの廃棄物処理計画を策定しなさいというふうになっております。そしてPCB廃棄物を保管する者及び処分する者は、その保管場所及び処分の状況を毎年6月30日までに都道府県知事に提出しなさいというふうになりました。ただし、本年度につきましては、7月15日現在における保管状況を8月31日までに届け出をしなさいという通知がまいりまして、市立看護専門学校も8月28日に所定の届け出を県にいたしました。ただし、現在PCBの処理をできる施設というのはございません。全国にもございません。よって、今後建設される予定であるため、それまでの間は廃棄物処理法に定める保管基準に基づき、引き続き適正に保管することが必要ですという添え書きがありまして、廃棄物の保管基準に基づきまして、看護専門学校も保管しているところでございます。

 保管基準を念のために申し上げますと、見やすい箇所に、次の事項を記載した掲示板を設置しなさい。廃棄物の保管場所をきちんと明示すること。それから、保管するものの種類をきちんとしなさい。それから、管理者の氏名をきちんと明示しなさいということであります。そしてまた、飛散、流出、悪臭発散を防止するために必要な措置を講じなさい、こうなっております。それから、他のものが混入しないように仕切りを設けるなど、必要な措置を設けなさいとか、容器に入れ密封するなど、PCB廃棄物の揮発防止のために必要な措置を講じなさい等々となっておりまして、専門学校におきましても、PCB入りの安定器をプラスチック容器3個に入れまして、倉庫に、施錠をいたしまして保管をしておるということでございますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



◆20番(板倉正文君) 

 要は最後のところが、ちゃんと保管されているかどうかの問題なんですけれども。

 続きまして 159ページの空き缶等ごみ散乱防止事業ですが、ここで問題なのは、啓発活動の中で風船なんかを使っているんですが、この風船が、材質にまで注意されてやられているかどうかの問題なんですが。



◎環境部長(伊神利昌君) 

 空き缶等ごみ散乱防止事業は、特に10月から全市的に啓発活動を行っております。その中でいろいろなグッズ等配布する中で、風船も配布しておるわけでございますけれども、材質までちょっと調査はいたしておりません。通常の風船であるかと思っております。

 以上です。



◆20番(板倉正文君) 

 要するに今、動物たちのおなかの中からそんなものがいっぱい出てくるわけなんですね。その問題なんです。

 次に、 168ページの新規事業で、トレイ処理委託は当初20カ所を予定されておりましたが、何カ所でやるようになったのか。

 それから関連して、市役所の西側で、一般質問でも問題になりましたけれども、多量のトレイがごみとして出されていました。あそこにも捨てる場所をつくっておりますけれども、その問題はあれで解決したのかどうか。



◎環境部長(伊神利昌君) 

 トレイの回収につきましては、御案内のように10月から実施したわけでございますが、当初設置場所は公共施設を中心にということで20カ所を予定しておりましたが、その後、協力を得られるというような場所もふえてきましたので、25カ所で実施したということでございます。

 それから、これで解決したかという質問ですが、トレイの回収につきましては、もちろん容器リサイクル法に基づいて回収を始めたわけですが、トレイにつきましては、コンビニエンスストアとかスーパー、そういうふうなところで既にやられておるというようなことで、市役所の周辺はたまに大量に入っておるわけですが、そういうところを利用される方の方が多く、回収量も平成12年度は1トン弱というような結果に終わっておるということでございます。



◆20番(板倉正文君) 

 評価は委員会で言ってください。

 次に、余熱利用施設エコハウス138についてですが、屋上緑化による散策路があります。道から外れないように、車いす、乳母車が出ないように、障害物みたいなものが置いてありますけれども、一番上の部分には、外に出れるような幅になっているんですね。障害物が全くそれでは役に立たないんですが。外に出て、坂になっていますから、もし手を離すと下へ落ちていってしまいます。今つくられたものは計画どおりなのかどうか。

 それから、せせらぎと称して、水を循環させていますけれども、この水質悪化が5月に見られましたが、この浄化槽の器具は、水質悪化が出るような器具で、もともと計画の段階からそれを承知して装置したのか。

 2点お願いします。



◎環境部長(伊神利昌君) 

 まず、屋上緑化の通路の安全性といいますか、当初から計画したものであるかどうかというお尋ねでございます。確かに御指摘の場所につきましては、ほかの車どめの箇所と違って、ちょっと広うございます。ですから、ほかはたしか2本で、そういう車いす等が落ちないように狭めてあるわけですが、たまたま広いというようなことで、80センチぐらいの間隔で、車いすが六十七、八センチの幅ということを考えますと、御指摘のとおり若干その辺の安全性には問題があろうかとも思っております。これにつきましては一度、他の施設全体を見直す中で考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 また、せせらぎの浄化装置につきましても、当初せせらぎも藻の対策というようなことで、塩素系と銅イオンによる2種類の殺菌作用を考えて、その中でお子さまたちがせせらぎの中へ入るという安全性を考えて、銅イオンによる殺菌作用を採用したわけでございますが、当初予定したより水温が高いというようなことと、若干せせらぎの深さが浅いというようなことで、太陽の光等によりまして藻の発生がちょっと多いということは感じております。また、芝生等の斜面からおりてくる肥料等もそのせせらぎの水の中へ混入するというようなこともあって、藻が多く見られるということでございます。

 それで、現在は循環設備について、いろいろ水温等の調整を図りながら研究しておるところでございますので、よろしくお願いいたします。



◆20番(板倉正文君) 

 建設以後、幾つかの問題が出ていることがわかりました。

 それから労働費ですけれども、これは昨年の経済衛生委員会で問題提起されました。勤労者の家の利用実態についてどうなっているのかということが昨年委員会で出されました。今回も全く出されていませんが、どんな検討をされて、報告されてないのか。



◎経済部長(篠田惇君) 

 お答えいたします。

 勤労者の家の利用状況につきまして、昨年の決算審査の委員会で種々御指摘をいただきました。その中で、当面その施設の概要を市政概要等には掲載させていただきましたが、今回この成果報告書に利用状況等を掲載しなかったわけでございます。これは本当にまことに申しわけなかったわけですけれども、不注意と申しますか、そういうようなことで掲載をしなかったわけでございます。

 ちなみに平成12年度は、この会議室の利用状況は28回の延べ 460人の利用がございました。よろしくお願い申し上げます。



◆20番(板倉正文君) 

 認定第5号の競輪事業ですけれども、さきの経済衛生委員会の報告で、競輪場での酒販売について平成12年度から検討されてきましたと言っておりました。競輪モニターがいらっしゃいますけれども、会議は何回開催されて、酒販売についてどのような意見が出されたのか。また、モニターの人数は76名だったと思いますが、何名の参加者がありましたか。



◎経済部長(篠田惇君) 

 競輪モニターの件でございます。競輪モニターは現在50名ということになっております。それと競輪モニターの活動と申しますか、従来アンケート形式という形で対応させていただきまして、会議方式と申しますか、そういうのは現状行っていないということでございますので、よろしくお願い申し上げます。



◆20番(板倉正文君) 

 モニターには入場料無料でサービスしておりますが、その程度のモニターだということがわかりました。

 以上で終わります。



◎市長公室長(橋本博利君) 

 先ほど御質問いただきましたチャイルドシートの再利用紹介事業の関係でございますが、譲り受けを希望された方の数ということでしたものですから、ちょっとそこの把握が違っておりました。今、譲り受け希望者の数は把握いたしておりませんので、委員会で報告をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(浅野貞一君) 

 質疑も尽きたようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 認定第4号より認定第11号に至る各議案については、閉会中継続審査のため、それぞれ所管の委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

 日程第32、報告第28号を議題といたします。

 当局より、報告を求めます。



◎総務部長(木村謙一君) 

 それでは、御説明を申し上げます。

 追加議案の9ページをごらんいただきたいと思います。

 報告第28号、平成12年度愛知県一宮市一般会計継続費の精算報告をさせていただくものでございます。

 次のページをごらんいただきたいと思います。継続費の精算報告書でございますが、5件の事業がございまして、いずれも平成11年度、12年度の2カ年継続事業が終了いたしましたので、精算報告をさせていただくものでございます。

 まず、3款民生費、2項老人福祉費で、萩の里特別養護老人ホームの建設事業と建設事業の工事監理事業、これは一体のものでございます。それぞれ記載のとおりの精算を報告させていただくものでございます。

 なお、表が、左の方から計画、実績、比較となっておりますけれども、差し引き欄で、この老人ホーム建設事業の特定財源の欄で、国県支出金がマイナス 1,000円となっておりますが、これは計画よりも実績が 1,000円多く入ってきたということでございまして、その分一般財源が多く余った、不用額になったというものでございます。

 それから2つ目といたしまして、4款衛生費、2項清掃費で、エコハウスの建設事業とエコハウス建設工事監理事業、一体のものでございます。

 それからもう1つは別のものでございますが、最終処分場周辺生活環境影響調査事業ということで、いずれも平成11、12年度の2カ年継続事業が終了いたしましたので、表のとおり御報告をさせていただくものでございます。

 以上でございます。



○議長(浅野貞一君) 

 ただいま、当局より、報告がありましたが、これに対して、何か御質疑はありませんか。

         (「ありません」と呼ぶ者あり)

 質疑もないようでありますので、これをもって報告を終わります。

 ただいま、お手元に配付したとおり、3件の意見書が提出されておりますので、御報告いたします。

 お諮りいたします。

 この際、議員提出議案第5号を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに賛成の諸君は御起立を願います。

         (賛成者起立)

 起立多数と認めます。よって、議員提出議案第5号を日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。

 日程第33、議員提出議案第5号を議題といたします。

 この際、事務局長をして、本議案を朗読いたさせます。



◎議会事務局長(内田充君) 

 朗読をいたします。

                              議員提出議案第5号

                             平成13年9月20日

  一宮市議会

   議長 浅野貞一様

                        提出者

                         一宮市議会議員 浅野忠義

                            〃    吉田勇吉

                            〃    瀬戸三朗

                            〃    服部修寛

                            〃    浅井俊彦

                            〃    小澤達弥

                            〃    渡辺宣之

                            〃    末松光生

                            〃    野村直弘

           意見書提出について

 会議規則第13条の規定により、次のとおり意見書を提出します。

(理由)

 道路整備予算の確保を要望するため。

            道路整備予算の確保に関する意見書

 道路は、豊かな生活の実現と国土の均衡ある発展を図るための最も基本的な社会基盤である。

 本市は、尾張西北部の中核都市として発展してきたが、中央自動車道西宮線(名神)の開通により到来した自動車社会の進展とともに交通の要所となり、以降、高速自動車国道の東海北陸自動車道、及び国道22号、西尾張中央道等の一般国県道が整備される中、ますます近隣都市を連絡する交通の結節点として重要な役割を担っている。

 しかしながら、これに伴う自動車交通量の増加に対して、名岐道路の早期完成及び東西道路の整備が緊急課題となっている。一方、これら主要幹線道路から市民生活に密着した道路をつなぐ道路網の整備は大きく遅れており、地域の活性化と良好な生活環境の確保のために、環境対策も含めた一層の道路整備が重要となっている。

 よって、国におかれては、地域こぞっての願いである道路整備の重要性について格段の配慮をされるよう、下記事項について強く要望する。

                    記

1 道路特定財源の使途については、受益者負担の原則により、納税者の理解が得られる道路整備を計画的に推進するために充てるものとし、その使途拡大については慎重を期すこと。

2 平成14年度の予算編成に当たっては、新道路整備5カ年計画の最終年度として、その達成に向け必要な道路整備費の確保を図ること。

3 地方の道路整備財源について、充実を図ること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成13年9月20日

                                一宮市議会

  衆議院議長

  参議院議長

  内閣総理大臣

  総務大臣   宛

  財務大臣

  国土交通大臣

  経済財政政策担当大臣

 以上でございます。



○議長(浅野貞一君) 

 お諮りいたします。

 本議案については、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

 これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 本議案については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

 これより討論に入ります。

 通告により、発言を許します。

 20番 板倉正文君。



◆20番(板倉正文君) (登壇、拍手)

 私は、日本共産党を代表して、道路整備予算の確保に関する意見書について反対討論を行います。

 道路特定財源の仕組みは、揮発油税・自動車重量税など、国・地方合わせて6兆円もの税金を道路建設だけに限定して、これを使い切るようにしています。今日の車社会は、交通事故、大気汚染を初め大きな社会的な負担をもたらしており、自動車に関する税金だからといって、道路整備だけに特定する理由はありません。

 しかし、同時に、地域公共交通網の整備の一環として、住民の足を守り、生活物資の配送や地域産業発展のための地域道路網の整備をすることが必要と考えます。つまり、不要不急な道路を、ゼネコンや一部の利権集団の思惑で整備していくことには反対ですが、道路整備そのものを悪と見る立場ではありません。市民生活と経済活動にとって必要な道路網の整備を促進するという立場に立っています。

 道路特定財源の一般財源化を進め、また、生活道路などの整備促進などを進めていくことが必要と考えます。道路関係の事業しか使えない財源としないで、もっと幅を持たせていくことを求めるものです。

 また、特定財源の比率は、国が60%、地方が40%という比率となっています。この比率での財源の振り分けではなく、せめて50%ずつにして、地方財源をふやすことを求めていくことが必要ではないでしょうか。

 国が進める新道路整備5カ年計画などは、結局地域の業者が参入できない超大型開発ばかりで、総額78兆円にもなります。そのための財源確保をすることはできません。少子・高齢社会を迎え、それに見合った施策が必要なときに、20世紀型を続けるのではなく、すなわち大型公共事業を中心に50兆円、社会保障に20兆円の使い方ではなく、社会保障の比重を高めていき、安心して暮らせる政治に変えていくことが必要ではないでしょうか。その財源にも使えるようにしていくことが必要ではないでしょうか。

 地方財政のためにこの意見書を提出しようとするならば、地域道路の整備と、少子・高齢社会にふさわしい人々に喜ばれる道づくりのための財源確保を進める意見書こそ必要と考え、反対討論といたします。(拍手)



○議長(浅野貞一君) 

 討論も尽きたようでありますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより直ちに採決いたします。

 議員提出議案第5号について、原案どおり可決するに賛成の諸君は御起立を願います。

         (賛成者起立)

 起立多数と認めます。よって、議員提出議案第5号は、原案どおり可決されました。

 なお、本意見書は、後刻、関係方面へ提出いたします。

 次に、議員提出議案第6号についてお諮りいたします。

 議員提出議案第6号を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに賛成の諸君は御起立を願います。

         (賛成者起立)

 起立少数と認めます。よって、議員提出議案第6号を日程に追加することは否決されました。

 次に、議員提出議案第7号についてお諮りいたします。

 議員提出議案第7号を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに賛成の諸君は御起立を願います。

         (賛成者起立)

 起立少数と認めます。よって、議員提出議案第7号を日程に追加することは否決されました。

 以上をもちまして、本日の日程は全部議了いたしました。

 よって、今期定例市議会は、これをもって閉会いたします。

                             午後0時47分 閉会

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

      議長    浅野貞一

      副議長   渡部 昭

      署名議員  林 光男

      署名議員  浅野忠義