議事ロックス -地方議会議事録検索-


愛知県 一宮市

平成13年  6月 定例会 06月27日−05号




平成13年  6月 定例会 − 06月27日−05号







平成13年  6月 定例会



             議事日程(第5号)

                     6月27日(水曜日)午前10時 開議

 1 議案第40号 平成13年度愛知県一宮市一般会計補正予算

 2 議案第41号 平成13年度愛知県一宮市印田第1土地区画整理事業特別会計補正予算

 3 議案第42号 平成13年度愛知県一宮市水道事業会計補正予算

 4 議案第43号 一宮市萩の里特別養護老人ホームの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 5 議案第44号 一宮市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について

 6 議案第45号 一宮市非常勤消防団員にかかる退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 7 議案第46号 訴えの提起について

 8 議案第47号 特例市の指定に係る申出について

 9 議案第48号 市道路線の廃止及び認定について

10 議案第49号 環境センターごみ焼却施設定期修繕工事の請負契約の締結について

11 承認第2号  専決処分の承認について

12 承認第3号  専決処分の承認について

13 承認第4号  専決処分の承認について

14 承認第5号  専決処分の承認について

15 継続審査について

16 同意第5号  固定資産評価員の選任について

17 同意第6号  固定資産評価審査委員会委員の選任について

出席議員(33名)

   1番  太田文人君          2番  谷 祝夫君

   3番  瀬戸三朗君          4番  若山金茂君

   5番  小島 薫君          6番  原  勲君

   7番  尾関宗夫君          8番  服部修寛君

   9番  伊藤勝朗君         10番  古田芳子君

  11番  松井哲朗君         12番  浅井俊彦君

  14番  渡部 昭君         15番  小澤達弥君

  16番  中村欽哉君         17番  野田 実君

  18番  渡辺宣之君         19番  黒田徳已君

  20番  板倉正文君         21番  倉石義夫君

  22番  末松光生君         23番  野村直弘君

  24番  木村貞雄君         25番  神戸秀雄君

  26番  水野治一君         27番  林 光男君

  28番  浅野忠義君         29番  吉田勇吉君

  32番  梶田信三君         33番  小島尊司君

  34番  伊藤 俊君         35番  細谷正明君

  36番  浅野貞一君

欠席議員(2名)

  13番  稲葉富一君         31番  横井俊一君

欠番

  30番

説明のため出席した者

  市長         谷 一夫君

  助役         長尾博之君

  収入役        赤堀正弘君

  市長公室長      橋本博利君

  総務部長       木村謙一君

  市民部長       酒井孝嘉君

  環境部長       伊神利昌君

  福祉部長       真野幸雄君

  経済部長       篠田 惇君

  都市開発部長     渡辺秀雄君

  土木部長       脇田東吾君

  建築部長       高坂 勲君

  教育長        馬場康雄君

  教育委員会事務局長  長谷川美昭君

  水道事業等管理者   江崎義彦君

  消防長        棚橋 進君

  市民病院事務局長   川瀬正二君

事務局職員出席者

  議会事務局長     内田 充君

  議会事務局次長    真野 要君

  議事調査課長     後藤俊彦君

  議事調査課長補佐   岩田義和君

  議事調査課議事係長  岩田貞二君

  庶務係主任      岩田光弘君

  議事係主任      中村高規君

  調査係主任      大塚 孝君

  主事         加藤正樹君

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

                             午前10時1分 開議



○議長(浅野貞一君) 

 ただいまの出席議員、31名であります。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程はお手元に配付したとおりでありますので、これをもって御報告にかえます。

 これより日程に入ります。

 日程第1より日程第14まで、すなわち議案第40号より議案第49号まで、及び承認第2号より承認第5号までを一括議題といたします。

 この際、各委員長より、審査経過並びに結果の報告を求めます。

 総務文教委員長 太田文人君。



◆総務文教委員長(太田文人君) (登壇、拍手)

 去る15日の本会議において付託されました諸案件につきましては、19日、委員会を開催し、審査いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。

 初めに、議案第40号、一般会計補正予算の財政全般に関し、委員より、今後の補正見込みや将来の財政運営について質疑がありました。

 これに対し、当局より、財政状況は依然として厳しく、現段階では留保財源も例年より少ない中、生活関連の一般単独土木工事については市民要望が強いので、年間ベースで前年度並みの予算額を確保することは困難と思われるものの、支障が出ないようできる限り努力してまいりたい。また、第5次総合計画で掲げた夢のある大型事業を実現させるため、今後二、三年は堅実な財政運営と財源の留保に心がけてまいりたいとの答弁がありました。

 次に、教育費の社会教育振興費中、成人式関係経費に関し、複数の委員より、成人式の開催方法を、全体の式典と各中学校単位で新成人による実行委員会主催の交流会の2部構成にするということだが、大人としての自覚をしっかり認識させ、より意義ある式典にされたい。

 また、教育現場である学校の屋内運動場が会場であるので、飲酒は禁止とするなど、新成人のマナーについて実行委員会に対し適切に指導されたい。

 さらに、新成人のほとんどは自動車を利用して中学校へ来場すると思われるので、運動場には絶対に車を入れさせないよう徹底されたいとの要望がありました。

 次に、議案第47号、特例市の指定に係る申出に関し、複数の委員より、事務が移譲されてくることに伴い、仕事量もふえると思われるが、現在の体制で対応できるか。また、特例市へ移行するメリットとは何かとの質疑がありました。

 これに対し、当局より、22項目の事務が移譲されてくるが、既に移譲済みのものや一宮市では直接かかわってこないものもあるので、2名程度の職員増で対応できると判断している。また、メリットについては、市の知名度やイメージが向上し、市全体のレベルアップが期待されるし、ひいては市の将来にとってプラスになると考えているとの答弁がありました。

 これに関連し、他の委員より、今回の特例市への移行を単に市の格付とするのではなく、名実ともに実力のある市となるよう、職員の意識改革や政策形成能力の向上を図られたいとの要望がありました。

 他の委員より、市民生活の向上に直結した権限移譲が見られず、単なる格付にすぎないと思われる。よって、本議案には反対であるとの意思表示がありました。

 委員会としては、議案第47号につきましては、採決の結果、賛成多数をもって原案どおり可決すべきものと決しました。

 また、他の付託関係各議案につきましては、いずれも原案どおり可決、承認すべきものと決しました。

 以上、御報告といたします。(拍手)



○議長(浅野貞一君) 

 厚生委員長 谷 祝夫君。



◆厚生委員長(谷祝夫君) (登壇、拍手)

 去る15日の本会議において付託されました諸案件につきましては、20日、委員会を開催し、審査いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。

 初めに、議案第40号、一般会計補正予算中、児童福祉費の丹陽南保育園園舎増築工事関係経費に関し、委員より、伝法寺土地区画整理事業の完成に伴い人口増が見込まれること、及び丹陽地区内の他の2つの保育園に入所できない児童を受け入れるため、園舎を増築したいとの当局説明があったが、今後の児童の人口推移を眺めると、本園の通園区域だけでなく、丹陽地区の3保育園の通園区域すべてにおいて、その人口増加率が本市の平均を上回っており、近い将来、この地区の入園希望児童数が3保育園合計の定員を超えることは明白である。したがって、もう1園設置することも含め、丹陽地区全体の保育園のあり方について検討すべきではないかとの質疑がありました。

 これに対し、当局より、将来的には3保育園だけで対応できないことがあるかもしれないが、本園の増築により定員が増加するため、当面は丹陽地区の3保育園でこの地区の児童を受け入れてまりたいとの答弁がありました。

 再度、委員より、定員が不足する時点で検討していては手おくれであるので、丹陽地区における将来の保育園のあり方については、直ちに検討されたいとの要望がありました。

 複数の委員より、大阪教育大学附属池田小学校で児童殺傷事件が発生したが、保育園はふだん園児と女性の保育士、調理員のみで、保安上心配な面があると思われるので、可能な限りの防止策を講じるなど、安全対策には万全を期されたいとの要望がありました。

 委員会としては、議案第40号、本委員会関係分を初め付託関係各議案につきましては、いずれも原案どおり可決、承認すべきものと決しました。

 次に、請願書第17号、乳幼児医療費の無料化を国として行うことを求める意見書提出に関する件、請願書第18号、丹陽南小学校下に児童クラブを求める件、陳情書第25号、学童保育の充実と発展に関する件につきましては、いずれも閉会中の継続審査に付すべきものと決しました。

 以上、御報告といたします。(拍手)



○議長(浅野貞一君) 

 経済衛生委員長 倉石義夫君。



◆経済衛生委員長(倉石義夫君) (登壇、拍手)

 去る15日の本会議において付託されました諸案件につきましては、21日、委員会を開催し、審査いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。

 初めに、議案第49号、環境センターごみ焼却施設定期修繕工事の請負契約の締結に関し、委員より、本定期修繕工事を随意契約とした理由について質疑がありました。

 これに対し、当局より、契約予定業者はごみ焼却施設建設の施工業者であるが、仮に他の業者が修繕工事を行うと、その性能確保に著しく支障を来すおそれがあるので、かかる取り扱いをするものであるとの答弁がありました。

 他の委員より、来年度以降の定期修繕工事に見込まれる経費、実施頻度、並びにごみの焼却を受け入れている木曽川町の経費負担について質疑がありました。

 これに対し、当局より、来年度以降の施工経費については、施設の経年劣化に応じた漸増を見込んでいる。修繕工事の実施頻度については、消耗品の取りかえや関係法令に基づいて毎年点検が必要な箇所もあるので、毎年予定をしている。また、木曽川町の経費負担については、従前の処理経費にこの定期修繕工事も含め、応分の負担をしていただいているとの答弁がありました。

 委員会としては、議案第49号については、原案どおり可決すべきものと決しました。

 次に、陳情書第23号、トラック輸送における安全確保・排ガス防止に関する件、陳情書第24号、緊急地域雇用特別交付金事業の改善・継続と緊急の就労事業の意見書提出を求める件につきましては、いずれも閉会中の継続審査に付すべきものと決しました。

 なお、複数の委員より、光明寺最終処分場の建設に伴う伏流水への影響の有無、並びに一宮市総合卸売市場株式会社への貸付金の償還見込みについて意見が出されましたことを申し添えます。

 以上、御報告といたします。(拍手)



○議長(浅野貞一君) 

 建設委員長 伊藤勝朗君。



◆建設委員長(伊藤勝朗君) (登壇、拍手)

 去る15日の本会議において付託されました諸案件につきましては、22日、委員会を開催し、審査いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。

 初めに、議案第40号、一般会計補正予算中、土木費の生活関連一般単独土木工事請負費に関し、委員より、過去からかかる工事については地元要望を重視した経緯があるが、公共事業に対する世論は昨今特に厳しくなっているので、今後もより一層地元要望を精査し、必要性の高い工事から実施することにより、有効な予算執行に努められたいとの要望がありました。

 次に、都市計画費のアダプトプログラム推進事業関係経費に関し、委員より、市がボランティアを募り、既に活動を開始している「平成ホタルの会」及び「私たちの庭の会」では、ボランティア保険料が個人負担となっているが、本事業はなぜ市が負担するのかとの質疑がありました。

 これに対し、当局より、御指摘の2つの会については、独立した民間の組織であり、会自身も独自運営の姿勢を明確にされたため、その経常的費用であるボランティア保険料は個人負担となった。一方、本事業については、最初からボランティア保険料を行政が負担するという形で参加者を募り、全市的に展開する趣旨のもので、両者の性質の違いにより負担のあり方についても違いが生じているが、仮にそれぞれの会からボランティア保険料補助の要望があれば、その時点で検討してまいりたいとの答弁がありました。

 次に、神山高井線関連広場整備事業に関し、委員より、当該予定地の周辺には既に3カ所もの公園があるので、広場として整備するのではなく、長く地元の方々が農園として使用されてきた経緯を考えると、健康農園として地元の方々に御利用いただくか、あるいは「私たちの庭の会」と同趣旨の会の設立を呼びかけるなど、市民参加による施策とする考えはないかとの質疑がありました。

 これに対し、当局より、本広場整備事業の内容は、中央部に植樹を施し、周辺には花壇の設置を考えているが、その花壇の管理に当たっては地元の方々の御協力が得られれば、市民参加による管理方法を考えてまいりたいとの答弁がありました。

 次に、議案第42号、水道事業会計補正予算中、原水及び浄水費に関し、複数の委員より、千秋北部水源取水井では、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素の水質濃度が以前から高い数値で推移してきたが、窒素の排出源を特定するなど、もっと早い段階に改善策を講じるべきではなかったかとの質疑がありました。

 これに対し、当局より、かかる水質濃度は国基準以下ではあるものの、一向に変化が見られないため今回の措置をとることとなった。また、窒素は生活排水、農薬、肥料等生活の営みから排出されるものが長い年月を経て水質に悪影響を及ぼすものであり、さらに、地下水系は広範囲にわたっているため、その排出原因を特定することは困難である。したがって、安全な水を確保するために取水井の水質調査を注視するとともに、その結果に応じて対策を講じてまいりたいとの答弁がありました。

 次に、議案第48号、市道路線の廃止及び認定に関し、委員より、市営時之島住宅建てかえに関連し市道路線を再認定したいとのことであるが、これを機会に幅員の狭い本道路を拡幅する考えはないかとの質疑がありました。

 これに対し、当局より、御指摘の道路については時之島住宅の建てかえ工事に先立って、関連した市道路線の廃止及び認定をするものであり、道路形態に実質的な変更はないので現況にて認定してまいりたいとの答弁がありました。

 委員会としては、議案第40号、本委員会関係分を初め付託関係各議案につきましては、いずれも原案どおり可決、承認すべきものと決しました。

 以上、御報告といたします。(拍手)



○議長(浅野貞一君) 

 議会運営委員長 浅野忠義君。



◆議会運営委員長(浅野忠義君) (登壇、拍手)

 去る15日の本会議において付託されました陳情書第22号、一宮市議会委員会を構成する委員の適性を求める件、陳情書第26号、議会の土曜日・日曜日開催及び陳情者に対する規則の運用変更に関する件につきましては、25日、委員会を開催し、審査いたしました結果、いずれも閉会中の継続審査に付すべきことと決しました。

 以上、御報告といたします。(拍手)



○議長(浅野貞一君) 

 ただいま、各委員長より、審査経過並びに結果の報告がありましたが、何か御質疑はありませんか。

         (「ありません」と呼ぶ者あり)

 質疑もないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 通告により、発言を許します。

 7番 尾関宗夫君。



◆7番(尾関宗夫君) (登壇、拍手)

 私は日本共産党一宮市議員団を代表して、議案第47号、議案第49号について反対の立場から討論を行います。

 まず、特例市の指定についてであります。

 昨年4月から施行された特例市制度にどれほどのメリットがあるというのでしょうか。委員会でも言われたように、特例市は人口20万人以上が要件で、騒音規制地域の指定や規制基準の設定、開発行為の許可や土地区画整理事業地区内の建築行為の許可、計量法に基づく定期検査など、環境、都市計画・建築、産業の3分野で18法令22項目が移譲されるわけです。

 そもそも住民生活にかかわる権限や財源を身近な市町村に移譲することは、行政への住民参加の可能性を広げることが根本にあるべきです。むだな大型開発優先ではなく、市民の健康や暮らしを守る施策を拡充できる可能性を広げ、住民に総合的できめ細かな行政サービスを効率的に提供できる可能性を広げることです。

 しかし、これまでもしばしば指摘されているように、地方分権一括法は大きな問題もあわせ持っています。中核市の要件緩和でも、特例市の新設でも、市町村合併を促進し、都道府県の役割を変質させるねらいがうかがえます。

 第1に、人口規模を基準に政令指定都市、中核市、特例市、そして一般市、町、村の6ランクに細分化して、権限に差異を設け、より高いランクの市町村を目指させることは市町村合併を促進させるものです。一定の人口規模がないと権限を与えないということそのものが地方自治の見地と矛盾するではありませんか。

 第2に、中核市の要件を緩和しながら、この要件緩和とは昼間人口が夜間人口より多いとされていましたが、この人口比率を撤廃しました。しかし、面積要件を存続させたことは、合併促進のねらいがあるのは目に見えています。

 第3に、住民の暮らしを守る都道府県の役割が空洞化され、国の下請け的役割を強め、広域的行政への傾斜につながっていきます。財政再建を口実に県民の暮らしや福祉を守る機関や施設、施策を廃止の方向へ進めていますが、さらに一層拍車がかかってくるでしょう。

 第4に、特例市指定で権限移譲しながら、財源保障を行っていない問題です。制度上では地方交付税交付金と法定補助金等で措置されていることになっています。しかし、交付税不交付団体は事務事業がふえるだけです。そして、交付税の算出根拠が不明確かつ移行時の特別交付税は安定的な財源保障ではありません。

 さらに、都道府県の単独事業を肩がわりすることや権限を使って住民のための施策を積極的に展開しようにも財政力がなければまさに絵にかいたもちではありませんか。私は前にも意見を述べていますが、権限を移譲するならば、それに見合った財源を保障すべきです。

 第5に問題とするのは職員の労働条件です。特例市指定をきっかけに福祉や教育等の独自施策を見直していく中で、職員の労働条件を改悪するおそれがあることです。総務省や都道府県の指導と都市間競争をあおられる中で、自治体当局が率先してお手本を示していくことが求められます。

 かつて、中核市指定では当時の自治省は申し出のあった市幹部を個別に呼び出し、労働条件を国基準まで下げるよう指導したことが報告されています。新しい法制度のもとで今のところ地方自治原則を侵す指導は形を潜めているようですが、今後わかりません。

 したがって、特例市指定に当たっては、国や県に対し、財政的保障が明確であること、また、移譲された権限を住民自治と住民福祉増進のために活用される積極的な取り組み、展望がなければ生きてきません。

 一宮市環境センターの隣に産業廃棄物焼却施設の設置許可申請が出されています。これについて一宮市にどんな権限が生まれてきますか。愛知県知事に対しては、強い意見を上げています。一宮市の考えはこの場所での設置の必要性はない、地域住民のことを考えれば好ましくないとしています。果たしてこの決定権はあるのでしょうか。18法令22項目にわたる事務権限移譲には該当する項目はありません。まさに骨抜きの制度ではありませんか。

 特例市指定はそもそも主権者である住民自身が決定する問題であり、民主的自治体づくりの課題として取り組む必要があると考えます。特例市に移行するだけで果たして活気ある町となるでしょうか。

 次に、議案第49号、環境センターごみ焼却施設定期修繕工事の請負契約の締結について意見を述べます。

 まず、なぜ随意契約をしたかという問題です。これまで随意契約については、癒着や不正の温床と言われ、多用しないように指導されているではありませんか。災害などの緊急を要する工事については、競争に適さないものとして随意契約を可能としています。

 しかし、その場合でも基準を定め、なぜ随意契約にしたのか理由を公表し、公正さを裏づける措置を必要としています。小規模で生活密着型事業を中小業者に優先発注するため、中小業者から契約基準を明確にし、登録業者に公平に発注してほしいなど、要望があるのは当然のことです。

 最近、特に公共事業にむだがあるのではないかという批判が国民、市民の中にも大きくなっています。そのようなときになぜ2億 5,000万円もする事業を随意契約とするのですか。毎年修繕工事を行っていく、20年間続けていくとなると50億円を上回る事業ではありませんか。特許を持っているということですが、排熱部門のみではありませんか。大企業1社にすべて任せなくても分担できる仕事と考えられます。現在の技術は目覚ましい進歩をしているのです。そして、一般競争入札が法律では原則とされています。この随意契約の1割でも2割でも契約金額が下がれば5億円、10億円と大きく予算を削減できるのです。

 ところが、発注者側の大方の言い分は、一般競争入札にすると、応札業者がふえて実務が大変になるとか、不良、不適格業者が参入して工事が粗悪になるなどを理由に挙げています。しかし、発注者の指名権をめぐり、今までさまざまな汚職事件や談合が発生していることは明らかです。応札業者をふやして競争性を高める方が落札額を下げ、税金のむだ遣いを防ぐことができるのです。

 埼玉県川越市が過去5年間に行った一般競争、指名競争の平均落札率の推移ですが、その推移を見ても指名競争が毎年95%から96%の落札率に対して、一般競争では最高で93%台から最低では81%台とかなり幅がある上、落札率が低くなっていることでも証明されるではありませんか。市民の税金をいかにむだなく使っていくか、それはこれまでの慣習にとらわれず改革していくこと、市民に負担を押しつけるのではなく、市民の暮らしを守る、健康を守る、財産を守る、その立場から見ても本議案は到底認めることはできません。

 以上で反対の討論といたします。(拍手)



○議長(浅野貞一君) 

 討論も尽きたようでありますので、これをもって討論を終結いたします。

 これより直ちに採決いたします。

 議案第40号より議案第46号に至る各議案について、原案どおり可決するに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって、議案第40号より議案第46号に至る各議案は、原案どおり可決されました。

 次に、議案第47号について、原案どおり可決するに賛成の諸君は御起立を願います。

         (賛成者起立)

 起立多数と認めます。よって、議案第47号は、原案どおり可決されました。

 次に、議案第48号について、原案どおり可決するに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって、議案第48号は、原案どおり可決されました。

 次に、議案第49号について、原案どおり可決するに賛成の諸君は御起立を願います。

         (賛成者起立)

 起立多数と認めます。よって、議案第49号は、原案どおり可決されました。

 次に、承認第2号より承認第5号に至る各議案について、原案どおり承認するに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって、承認第2号より承認第5号に至る各議案は、原案どおり承認されました。

 日程第15、継続審査についてを議題といたします。

 お手元に配付したとおり、閉会中継続審査申出書が提出されましたので、御報告いたします。

………………………………………………………………………………………………………

                             平成13年6月27日

  一宮市議会

   議長 浅野貞一様

                             厚生委員長

                               谷 祝夫

          閉会中継続審査申出書

 本委員会審査中の事件のうち、下記事件については閉会中もなお継続審査すべきものと決しましたので申し出ます。

                    記

 1 請願書第17号 乳幼児医療費の無料化を国として行うことを求める意見書提出に関する件

 2 請願書第18号 丹陽南小学校下に児童クラブを求める件

 3 陳情書第25号 学童保育の充実と発展に関する件

………………………………………………………………………………………………………

                             平成13年6月27日

  一宮市議会

   議長 浅野貞一様

                             経済衛生委員長

                               倉石義夫

          閉会中継続審査申出書

 本委員会審査中の事件のうち、下記事件については閉会中もなお継続審査すべきものと決しましたので申し出ます。

                    記

 1 陳情書第23号 トラック輸送における安全確保・排ガス防止に関する件

 2 陳情書第24号 緊急地域雇用特別交付金事業の改善・継続と緊急の就労事業の意見書提出を求める件

………………………………………………………………………………………………………

                             平成13年6月27日

  一宮市議会

   議長 浅野貞一様

                             議会運営委員長

                               浅野忠義

          閉会中継続審査申出書

 本委員会審査中の事件のうち、下記事件については閉会中もなお継続審査すべきものと決しましたので申し出ます。

                    記

 1 陳情書第22号 一宮市議会委員会を構成する委員の適性を求める件

 2 陳情書第26号 議会の土曜日・日曜日開催及び陳情者に対する規則の運用変更に関する件

………………………………………………………………………………………………………



○議長(浅野貞一君) 

 お諮りいたします。

 各委員長申し出のとおり、閉会中継続審査に付することに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

 日程第16及び日程第17、すなわち同意第5号及び同意第6号を一括議題といたします。

 当局より、提案理由の説明を求めます。



◎市長(谷一夫君) 

 同意第5号、固定資産評価員の選任について御説明申し上げます。

 次の者を固定資産評価員に選任したいので、地方税法第 404条第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。

 氏名、岩田透、生年月日、昭和21年4月24日、本籍地、現住所ともに岐阜県不破郡垂井町府中1412番地の7。

 続きまして、同意第6号、固定資産評価審査委員会委員の選任について御説明申し上げます。

 次の者を固定資産評価審査委員会委員に選任したいので、地方税法第 423条第3項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。

 氏名、奥村寛治、生年月日、昭和9年11月2日、本籍地、現住所ともに一宮市浅井町河田字郷前21番地、職業、団体職員。

 以上でございます。



○議長(浅野貞一君) 

 これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 同意第5号及び同意第6号は、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

 これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので討論を終結し、これより直ちに採決いたします。

 同意第5号及び同意第6号について、原案に同意することに御異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 御異議なしと認めます。よって、同意第5号及び同意第6号は、原案に同意することに決しました。

 以上をもちまして、本日の日程は全部議了いたしました。

 よって、今期定例市議会は、これをもって閉会いたします。

                            午前10時37分 閉会

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

      議長    浅野貞一

      副議長   渡部 昭

      署名議員  神戸秀雄

      署名議員  水野治一