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愛知県 岡崎市

平成27年  9月 定例会 08月31日−14号




平成27年  9月 定例会 − 08月31日−14号







平成27年  9月 定例会



               平成27年

            岡崎市議会会議録第14号

                        平成27年8月31日(月曜日)

本日の出席議員 (35名)

     1番  大原昌幸

     2番  小木曽智洋

     3番  木全昭子

     4番  鈴木雅子

     5番  井町圭孝

     6番  井村伸幸

     7番  杉浦久直

     8番  三浦康宏

     9番  鈴木静男

    10番  川上 守

    11番  内田 実

    12番  横山幽風

    13番  畑尻宣長

    14番  井手瀬絹子

    15番  鈴木英樹

    16番  柴田敏光

    17番  加藤 学

    18番  簗瀬 太

    19番  加藤義幸

    20番  吉口二郎

    21番  神谷寿広

    22番  山崎泰信

    23番  山崎憲伸

    24番  中根武彦

    25番  柵木 誠

    26番  畔柳敏彦

    27番  村越恵子

    28番  三宅健司

    29番  竹下寅生

    30番  太田俊昭

    31番  原田範次

    32番  田口正夫

    33番  蜂須賀喜久好

    36番  野村康治

    37番  小野政明

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欠席議員 (1名)

    35番  柴田 泉

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議事日程

 日程第1 会議録署名議員の指名

 日程第2 一般質問

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本日の会議に付した事件

 1 会議録署名議員の指名

 2 一般質問

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発言順位
議席番号
氏名
(質問方法の種別)
件名



31
原田範次
(一問一答方式)
1 観光行政について
 (1) 観光夏まつり
 (2) 桜まつり家康武将行列
 (3) 家康公生誕祭
2 矢作川右岸について
 (1) 水辺の楽校事業
 (2) リバーフロント事業
 (3) 矢作橋の石柱
3 地域安心ネットワークについて
 (1) 学区別高齢化率
 (2) 先進地の対策
 (3) まごころヘルプ
 (4) 居場所づくり


 2
13
畑尻宣長
(一問一答方式)
1 振り込め詐欺対策について
 (1) 現況
 (2) 今後の取り組み
2 鳥川ホタルの里について
 (1) 現況
 (2) 今後の取り組み
3 中央図書館について
 (1) 現況
 (2) 今後の取り組み


 3
25
柵木 誠
(一問一答方式)
1 乙川リバーフロント地区整備事業について
 (1) ヒマラヤスギの移転
 (2) 工事比率(市内業者・市外業者)
2 マイナンバー制度について
 (1) 市民への周知方法
 (2) 事務体制
3 防災について
 (1) 地域総合防災訓練の実施状況
 (2) 本市の防災対策
4 六ツ美地域について
 (1) 青野出張所
 (2) 救急体制
 (3) 中之郷荘の用途廃止
 (4) 矢作川堤防リフレッシュ道路(左岸)の安全対策
 (5) 用水公園の建設
 (6) 新幹線の新駅設置
 (7) 排水路ののり張り工事
 (8) 空き家対策


 4
16
柴田敏光
(一問一答方式)
1 骨髄移植について
  移植後における予防接種の対応
2 公有財産について
  普通財産
3 雨水対策について
  大平北幹線


 5
10
川上 守
(一問一答方式)
1 公共施設等総合管理計画について
 (1) 全市的な公共施設の現状
 (2) 北部地域の公共施設の現状
 (3) 北部地域の公共施設統合の計画
2 公共交通について
 (1) 市内のバスの現状
 (2) 北部地域のバスの現状
 (3) 北部地域の公共施設や商業施設を結ぶ地域交通の導入
3 高速道路の整備について
 (1) 新東名高速道路の工事進捗状況
 (2) 新東名高速道路の開通記念事業
 (3) スマートインターチェンジ
4 美術博物館について
 (1) 改修工事の進捗状況
 (2) 収蔵品の活用
 (3) 収蔵品展示の可能性
 (4) 年間パスポート



説明のため出席した者

 市長       内田康宏

 副市長      寺田雄司

 副市長      大竹 隆

 教育長      ?橋 淳

 市長公室長    清水康則

 企画財政部長   石原敏宏

 企画財政部

 100周年記念事業  齊藤勝英

 推進担当部長

 総務部長     谷口善一

 税務部長     佐藤友昭

 市民生活部長   小屋裕正

 市民生活部

 地域支援     梅村達也

 担当部長

 文化芸術部長   石川啓二

 福祉部長     杉山直人

 保健部長     鈴木司朗

 保健所長     片岡博喜

 こども部長    荻野考史

 環境部長     山田康生

 経済振興部長   宮本貞夫

 都市整備部長   岩瀬敏三

 都市整備部

 拠点整備     山本公徳

 担当部長

 土木建設部長   清水仁司

 建築部長     木河 聡

 病院事務局長   後藤鉱一

 消防長      原田幸夫

 上下水道局長   甲村 巖

 上下水道局

          大竹康弘

 技術担当局長

 会計管理者    川澄佳充

 教育委員会

          横山泰宏

 教育部長

 教育委員会

          安藤直哉

 教育監

 監査委員

          黒屋淳一

 事務局長

 市長公室次長兼

          河合則夫

 防災危機管理課長

 企画財政部次長

          馬場悦哉

 兼行政経営課長

 総務部次長兼

          本多克裕

 契約課長

 税務部次長兼

          深田充久

 資産税課長

 市民生活部次長

          佐野好信

 兼市民課長

 文化芸術部次長兼

          野田元陽

 文化総務課長

 文化芸術部次長兼

 市立中央図書館長 水越克彦

 兼市立額田図書館長

 福祉部次長兼

          鈴木 弘

 福祉総務課長

 保健部次長兼

          小幡 実

 健康増進課長

 こども部次長兼

          市川典子

 こども育成課長

 経済振興部次長

          廣山嘉也

 兼観光課長

 経済振興部次長

          寄田宣幹

 兼農務課長

 都市整備部次長

          足立邦雄

 兼都市計画課長

 土木建設部次長

          平山京次

 兼事業推進課長

 建築部次長兼

          尾野忠典

 建築指導課長

 病院事務局次長

          浅見弘行

 兼総務課長

 消防次長     大竹郁男

 上下水道局次長

          山本弘二

 兼水道浄水課長

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職務のため出席した者

 議会事務局長   間宮淳一

 議会事務局

 次長兼      簗瀬鈴憲

 議事課長

 総務課長     太田義男

 議事課

 議事班      近藤秀行

 班長

 議事課

 議事班      保田佳隆

 主任主査

 議事課

 政策調査班    神尾清達

 主任主査

 議事課

 政策調査班    羽田正輝

 主任主査

 議事課

          関塚俊介

 議事班主査

     午前10時開議



○議長(蜂須賀喜久好) 出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから会議を開きます。

 本日出席を求めた理事者は、市長初め関係職員であります。

 なお、本日の議事日程は、席上に配付の印刷物により御承知願います。

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○議長(蜂須賀喜久好) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長において、12番 横山幽風議員、23番 山崎憲伸議員の御両名を指名いたします。

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○議長(蜂須賀喜久好) 日程第2、一般質問を行います。

 本日の質問予定者は、31番 原田範次議員、13番 畑尻宣長議員、25番 柵木 誠議員、16番 柴田敏光議員、10番 川上 守議員の以上5名であります。

 あらかじめ定めた順序に従い質問を許します。

 ここで理事者の皆様にお願いを申し上げます。答弁をする際は、早目に発言要求ボタンを押してください。また、答弁は簡潔明瞭に行っていただき、答弁漏れのないよう御協力をお願いいたします。

 31番 原田範次議員。

     (31番 原田範次 登壇)



◆31番(原田範次) おはようございます。9月議会で一番くじを引き当てました民政クラブの原田範次です。

 けさの臨時ニュースで、岡崎のコンビニ強盗がという字幕を見まして大変驚きました。犯人は逮捕され、従業員は無事解放されたと聞き安心をいたしましたが、岡崎市の安全について課題があるのかなと、こんなことを思った次第であります。

 質問に戻ります。今回の質問は、平成27年、28年が家康公顕彰四百年祭と市制施行100周年が連続している中での観光事業について取り上げました。

 従来の観光事業は、市民に向けて実施していたという感がありますが、内田市政になりまして、市外に向けた観光事業を宣言され、取り組みをされていると、こうした理解をしておるわけであります。

 したがって、従来手法で開催されていた事業の継続でなく、事業の目的を整理する必要があります。全ての観光事業は、今後、検討時点で、事業の目的は何か、効果は何を目指しているのか、整理する必要があります。家康公顕彰四百年祭は、こうした検証ができる絶好の機会であります。

 今回のいろんなお祭り、特にことしは既に岡崎二大観光事業であります花火大会と家康公武者行列が終了しております。これらについて一問一答で質問をしてまいります。

 1、観光行政についてであります。

 初めに、夏まつりというよりも観光夏まつり花火大会を質問させていただきます。

 今回、花火大会は大変充実した内容で成功であったというふうに思っております。大会を実行されました観光協会の皆様に、まずは御苦労さまでしたと感謝の意を申し上げたいと思います。

 今回の成功の原因をどのように分析されていますか、お尋ねをいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 宮本経済振興部長。



◎経済振興部長(宮本貞夫) まず、原田議員のほうから、ことしの花火大会についてよい評価をいただきまして、大変ありがとうございます。

 花火大会の成功の要因でございます。ことしは広い河川敷を生かしましたワイドミュージックスターマインを取り入れるほか、関ヶ原の戦いを物語仕立てにした、今回初公開のドラマチックハナビをエンディングに取り入れるなど、家康公顕彰四百年祭にふさわしい演出と構成にしたことが充実した内容だったと評価をいただいているところではないかと考えております。

 また、会場周辺のごみ問題につきましても、観客の皆さんのマナーがよく、ごみが適切に集積されていたおかげで、ボランティアの皆さんの協力を得て行う回収作業も、例年になくスムーズに行うことができたことも大きな要因であります。

 花火大会のような市を挙げての大規模イベントを成功させるために最も重要なことは、事故もなく安全に終了することです。ことしも岡崎警察署及び消防関係者等の多大なる御指導、御協力をいただきまして、交通及び雑踏警備に当たることができたのが成功した最大の要因と考えております。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 原田議員。



◆31番(原田範次) 花火大会は、岡崎市と観光協会の共催で、まずは経費は幾らぐらいになりますか、その内容をお尋ねします。あわせて、岡崎市から煙火打ち上げ委託料として、平成26年が3,600万、平成27年が4,058万と聞くわけでありますが、間違いがないか確認をいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 宮本経済振興部長。



◎経済振興部長(宮本貞夫) ことしの花火大会の総事業費は、約1億7,918万円でございました。このうち市の負担は約5,867万円でございます。市費の内訳は、安全対策費が約1,809万円、市費で実施する花火の費用は4,058万円となっております。また、昨年の市費での花火打ち上げ費用は3,600万円でございまして、議員の把握している金額に間違いはございません。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 原田議員。



◆31番(原田範次) 今回の大盛況のうちに終了した花火大会ですが、遠路はるばる、多くの観光客に岡崎にお越しをいただき、駅前付近の飲食店も大変にぎやかになっていました。

 しかし、問題は、帰宅の足が確保できないために、大多数の皆様は早々に岡崎を後にして帰宅をせざるを得ないとお聞きしました。観光面での経済効果を得られていません。

 お尋ねをいたします。帰宅は有料予約制でも、深夜バスを仕立てる等の検討がされたかどうかお尋ねします。



○議長(蜂須賀喜久好) 宮本経済振興部長。



◎経済振興部長(宮本貞夫) 名鉄バスにつきましては、花火大会後に会場中心部の観光客をピストン輸送するために特別ダイヤを編成するほか、状況に応じて乗客が多い路線につきましては増便をするなど、バス事業者として必要な対応をとったというふうに聞いております。深夜バスの運行につきましては、今後改めてバス事業者との調整が必要になりますので、今後の検討事項とさせていただきます。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 原田議員。



◆31番(原田範次) 花火大会には、公表48万人の動員を得られたと、こうお聞きするわけであります。この48万人の観光客を岡崎に少しでもとどめ、お金を使っていただくことが第一の目標であると、こうした考え方が大切であるというふうに思っております。

 今後の検討事項とのお話もいただきましたけれども、ぜひともこうしたものを検討していただくことをお願いしておきます。

 次に、市制100周年に向けて、こうした帰宅問題、ぜひとも積極的に検討をされるよう要望しておきます。

 次に、5日間の夏まつりについてお尋ねをいたします。

 みこしで参加しましたが、支援者からは、いま一つ盛り上がりに欠けたと、こんな御意見をいただきました。イベントの開催に当たり、目的をしっかり持って、狙った効果が達成できたかを検証する必要がありますが、こうした総括はどこで行いますか。また、内容はどのようなものであったか、お尋ねをいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 宮本経済振興部長。



◎経済振興部長(宮本貞夫) 岡崎城下家康公夏まつりでございます。市民の方々によって組織された実行委員会によりまして、これは自由な発想によって企画、運営をされておりますことから、実行委員会の総括を尊重したい、このように考えております。

 実行委員会によりますと、ことしの伝馬通りでのイベントには、静岡市からは第59回静岡まつりで披露されました家康公リアルバルーンねぶた、浜松市からは、郷土芸能の遠州大念仏に御参加をいただきまして、家康公顕彰400年を岡崎、静岡、浜松の3市の市民レベルでの盛り上げを行うというのが大きな目的であったと伺っております。

 なお、8月17日に開催をされました夏まつり実行委員会の反省会の場におきまして、伝馬通りのイベントにつきましては、例えば「限られた時間の中で多くのプログラムを詰め込んでいるのではないか。本当に残して継続していくものを実行委員会でしっかり検討し、来年の市制施行100周年を一つのきっかけにしていかなければならない」、このように総括しているとの報告を受けております。

 また、事務局からは、「日程は5日間が果たして妥当かどうか」、「参加団体だけでなく、一般市民の人が当日気軽に参画できる環境が必要である」、「参加団体が自分のところの団体だけでなく、全体のプログラムを把握するような情報共有が必要」などと課題を提起されております。

 市民の方々が主催する夏まつりも、ことしのように大規模なイベントになって3年目を迎えました。実行委員会としてもさまざまな工夫を凝らし、参加者及び見物客の双方が満足する祭りを企画していただいておりますが、これまでの課題点を洗い出していただき、来年の市制施行100周年を契機として、今まで以上に魅力あるイベントになるよう期待をしているところであります。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 原田議員。



◆31番(原田範次) いろんなイベントがされているわけでありますが、遠州大念仏を含むイベント内容の把握とスケジュール管理に問題があったともお聞きをしております。いずれにしても、ことしの反省が100周年に生かされることを要望しておきます。

 次に、(2)、桜まつり家康武将行列についてお尋ねをします。

 4月に開催されました桜まつり家康公武者行列も、小雨まじりの天候にもかかわらず盛大に開催され、成功裏に終了したと思います。スタッフの皆さんに感謝をいたします。

 この武者行列に、平成26年予算3,419万、平成27年の予算が4,482万と1,000万以上の増額となっておりますが、何が変わって増額されたか。また、各企業の協賛をいただいて事業を行っていると伺っておりますけれども、協賛金は幾らあったのかお尋ねをいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 宮本経済振興部長。



◎経済振興部長(宮本貞夫) ことしの家康行列の増額の主な理由でございます。

 ことしは家康公顕彰四百年記念事業といたしまして、徳川御宗家御夫妻、徳川四天王御当主、並びに大岡家、大給家御当主に御参加していただいたこと、そしてさらには、松平元信、松平元康、松平家康の各隊をふやしまして、節目の年ごとの家康公を演出し、記念事業にふさわしい家康公の遺徳をしのぶものとして行ったことによるものです。

 なお、協賛金ですが、家康行列に対する協賛金はございませんが、同時期に開催をされております桜まつりの協賛金として、名古屋鉄道株式会社から20万円をいただいております。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 原田議員。



◆31番(原田範次) 武者行列といいましても、衣装代、警備代、昼食代、機材準備代、また模擬戦闘役者代等々、費用として必要と考えられますが、こうした予算項目ごとの費用配分はどのような配分になっておりますか、お尋ねします。



○議長(蜂須賀喜久好) 宮本経済振興部長。



◎経済振興部長(宮本貞夫) 費用の内訳についてお答えをさせていただきます。

 まず、火縄銃従事者、それから消防団への雑踏警備等に対する報償費、こちらが約318万円、それと行列参加者のわらじ、軍足、また弁当代等の需用費、こちらが約224万円、それとラジオでの交通規制案内、それとミクス番組制作等の広報宣伝費が約127万円、それと出陣式及び戦国模擬合戦の演出業務、交通規制資機材の設置業務並びに交通及び雑踏警備業務等の委託料が約3,622万円などとなっております。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 原田議員。



◆31番(原田範次) 今回武者行列は800人規模とお聞きをしております。また、今お話があったような裏方を含めると、こうした総勢何名で構成されましたか、お尋ねします。



○議長(蜂須賀喜久好) 宮本経済振興部長。



◎経済振興部長(宮本貞夫) ことしの家康行列の一般市民等の参加者につきましては、当初総勢約800名でございましたが、当日雨天により行列の規模を縮小したことにより661名の参加となりました。また、イベントを支えるスタッフにつきましては、行列の裏方担当者及び車両運転手などが46名、運営本部を担当します岡崎市及び観光協会職員が85名、甲冑、かつらなどの着つけ及び戦国模擬合戦の役者等の専門スタッフが122名、また岡崎警察署、消防関係者及びガードマンを含めた交通及び雑踏警備関係者が299名でございまして、総勢1,213名の方の御参加及び御協力をいただきました。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 原田議員。



◆31番(原田範次) 家康行列の売りとしましては、伊賀八幡の出陣式と沿道でのパフォーマンス、そして河川敷での模擬合戦等、こうした演出に費用が必要と思いますが、こうした費用は幾らでありますか。また、甲冑等の衣装は何名分手配し、総額は幾らになりますか。そして、甲冑武者1人当たりはいかほどになるか、お尋ねします。



○議長(蜂須賀喜久好) 宮本経済振興部長。



◎経済振興部長(宮本貞夫) 伊賀八幡宮での出陣式から、行列執行中の沿道のパフォーマンス、河川敷での模擬合戦までの費用は、企画、リハーサル及び大道具の製作までトータル的なプロデュースのほか、甲冑等のリース、音響及び司会進行等を含めまして、総額で2,180万円となっております。

 このうち、家康公役を初めといたします甲冑のリースに係る費用は約676万円で、349名分の手配をいたしました。

 また、甲冑武者1人当たりのリース金額でございますが、家康公役が3万2,400円、徳川四天王を初め武将クラスが1万9,440円、鉄砲隊及びやり持ち隊が小道具つきで2万1,600円、足軽が1万2,960円となっております。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 原田議員。



◆31番(原田範次) では次に、こちらの表をお願いします。ちょっと見にくいですが、テレビ用の数字で申しわけないんですが、実はこの表は、全国各地で年間を通して多くの武者行列が行われているというものであります。

 この一覧表を見ますと、全国の武者行列からすると、岡崎の常識はなぜと疑問符がつくところがございます。それはまず、参加料の無料、実は一番隅なんですが、赤い字でということですが、この真ん中の赤いのは違うんで、実は2カ所無料だというのが、私の確認ではありました。少数であります。

 実は例えば、この大きく書いてあります松代藩真田まつりでは、真田のお殿様は参加料最高の10万円であります。また、関ケ原町では5,000円、3,000円、2,000円と役柄、年齢で参加料を使い分けております。

 そこで、岡崎市が無料としている理由は何か。また、過去に有料化を検討されたことがあるかをお尋ねをいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 宮本経済振興部長。



◎経済振興部長(宮本貞夫) 本市の家康行列でございますが、市民一人一人が主役となって、思い思いの役柄に扮していただき、参加していただく、このような内容のイベントでございます。行列に参加するためには、家康行列に対する意気込みや考えを公開選考会の場でプレゼンテーションをしていただき、選考委員による選考を経て、希望の配役を射とめていただくことになります。広く市民の皆さんの参加を募るためにも、参加費を負担していただくことは考えておらず、今までも有料化を検討したことはございません。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 原田議員。



◆31番(原田範次) 再度表をお願いをいたします。もう一つの小さい、赤い、ずっと並んでおるところでありますが、これは自前甲冑で参加をさせている市町がほとんど、多数であると。この赤い字は自前甲冑でもオーケーというところであります。グレート家康公と武将隊の甲冑は手づくりとお聞きしていますが、これは事実ですか。また、岡崎市内にも手づくり甲冑愛好家がいるとお聞きしています。行列へ甲冑愛好家の参加について、岡崎市はどのような見解をお持ちか、お尋ねをします。



○議長(蜂須賀喜久好) 宮本経済振興部長。



◎経済振興部長(宮本貞夫) グレート家康公「葵」武将隊の甲冑につきましては、軽くて動きやすいということで、平成22年、甲冑愛好家のNPO法人の祭だワッショイの皆さんの手づくりによって製作をされて、現在使用されております。

 なお、甲冑愛好家の参加でございますが、家康行列の隊列は、家康公の遺徳をしのぶものでございまして、徳川家康隊、徳川四天王の各隊列など、家康公にゆかりがある隊列を基本としております。一体感のあるものとして、時代考証を強く意識し編成をしたものでございます。

 このため、自由な格好の甲冑を着用し、隊列に参加していただくことは難しいというふうに考えております。

 また、追加隊列として、自前の甲冑武者隊として参加していただくことも、行列全体が長くなりまして、交通規制の関係上、隊列を短くしてほしいという警察からの要請を受けております。どのように解決していくのか問題となります。

 なお、夏の岡崎城下家康公夏まつりにおきましては、市内外の甲冑愛好家に呼びかけをしておりまして、甲冑武者大集合という甲冑愛好家を対象としたイベントを開催しております。思い思いの甲冑を着た皆さんに、岡崎公園のイベントを盛り上げていただいております。今後も多くの甲冑愛好家の皆さんに参加を期待をしております。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 原田議員。



◆31番(原田範次) 甲冑武者大集合と、このようなイベントがあるというふうにもお聞きしておりますが、多くの甲冑愛好家は岡崎市の武者行列に参加したいと、こんな声もお聞きしております。多くの自前甲冑愛好家は観光客であります。やはり観光客に舞台を与えると、こうした必要があるというふうに思っておりますので、ぜひそうしたこともあわせて検討をお願いをしておきます。

 再度一覧表をお願いします。この薄い青色の部分は、実はことしの7月に観光誘客促進事業について、日光市へ視察に行ってまいりました。大雨の中の視察でしたが、市内の観光ポイントをどのように組み合わせるか、PRを含め企画が大切と御教示をいただいてまいりました。

 日光市の百物揃千人武者行列というものがあるわけでありますが、春の例大祭、こうしたものには、このお祭りのそもそもの起源は、家康公の遺骨を久能山東照宮から日光東照宮へ移す行列の再現とお聞きをしてまいりました。

 しかし、聞くところによれば、衣装の虫干しを兼ねて、秋にももう一度大祭、秋の大祭として行列を行っておると。1年2回の行列、この2回の行列に多くの観光客を呼び込んでおります。

 岡崎市も理由がつけば、予算が許せばということで、年2回の武者行列も観光誘客、こうしたことになるというふうに思っております。

 また、岡崎の上にあります雲仙市の観櫻火宴と、こうしたものは3月28日の夕方に武者がたいまつを持っての行列で、映像での確認ですが、たいまつの明かりに浮かぶ武者行列は独特な雰囲気があり、非常に魅力的な行列であります。

 岡崎の桜まつりも同じ時期に開催されます。したがって、家康行列が終わったこの4月5日、ことしですね、この夕刻に愛好家によるたいまつ行列をしてはどうか、六所神社から龍城神社と、こうしたことを提案をいたしますが、見解をお尋ねします。



○議長(蜂須賀喜久好) 宮本経済振興部長。



◎経済振興部長(宮本貞夫) 家康行列に使用する甲冑でございますが、京都の映画撮影所から借用しております。甲冑の使用とあわせて、着つけスタッフもあわせて30名程度同行をしております。この甲冑を終日借用することになりますと、甲冑の返却が翌日になってしまい、また、30名のスタッフの宿泊費等の経費もかさみます。予算がかなり増額となることなどから、大変難しいというふうに判断しております。

 なお、議員から提案のありました、たいまつ行列のイベントにつきましては、開催をしております自治体等の先行事例を調べさせていただくとともに、火を使うということで危険も伴います。場所及びルート等関係許認可が得られるかどうかなど今後十分検討をしてまいります。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 原田議員。



◆31番(原田範次) では次に、家康公生誕祭についてお尋ねをいたします。

 12月に開催される生誕祭でありますが、この顕彰四百年祭、これを機会に大々的に売り出したいと、こんなようなお話も伺いますが、この家康公は武士でありますので、日光東照宮が年2回武者行列をしているのと同じように、生誕祭も岡崎の年2回目の武者行列としてはどうでしょう。

 六所神社から龍城神社の、こうした日光での主宰と同じような、ある程度神社の主宰ということでも結構なので、それを支援するということで、子供武者は5月節句で今は本当に少子化であります。立派なよろいかぶとを持っている子供が多いわけでありますが、こうした使えるよろいかぶとをぜひこういうときに着ていただく。また、新成人の武者になっていただく。そして自前甲冑愛好家武将、また各学校の剣道部員、こんなものも一団となって、たいまつ行列をするということができないかと考えるわけであります。

 子供武者や新成人を祝う、そしてその親御さんや家族、友人が市民のちょうちん行列に参加すれば、子供にとって大変記念すべき家康公生誕祭になるというふうに思いますが、コースも六所神社から龍城神社まで、乙川リバーフロント整備をする河川敷を利用すれば、火災的な問題も解消できるのではないかな、こんなことを考えます。見解をお聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 宮本経済振興部長。



◎経済振興部長(宮本貞夫) 家康公の生誕祭でございますが、夏の岡崎城下家康公夏まつりと同様に、市民の方々により組織された実行委員会によって企画、運営をされております。

 このため、この判断というのは実行委員会になりますが、議員御提案のありましたちょうちん行列とあわせた武者行列を開催するということは、効果的な実施方法の一つであると思います。実行委員会において、その可能性を模索していただくように申し入れをさせていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 原田議員。



◆31番(原田範次) 家康公生誕祭、12月26日は、寒さが大変厳しい中と、こうしたお祭りでありますが、また時代考証的には、家康公生誕祭、とどのつまり竹千代祭りと、こういうものであろうというふうに思っておりますので、名前ももう少し、竹千代を前面に出されたほうがよいのではないかと、こんな提案もさせていただきます。竹千代が厳しい季節、冬の季節に生まれ、大変厳しい環境の中をくぐり抜けて立身出世をしたと。こうしたものは全国津々浦々、響き渡っておるわけでありますので、こうしたことを思いますと、家康公生誕祭の重みが出てくるというふうに思っております。

 とかく子供に甘い時代でありますが、こうした厳しいお祭りも必要ではないかなと、こんなことを思ってます。ぜひとも市制施行100周年に向けて、大胆な検討をお願いをしておきます。

 次に、大きい2の矢作川右岸についてお尋ねをいたします。

 (1)の水辺の楽校事業であります。

 ことしの渇水期に、矢作川下の散策道路を整備していただくと、こんな予定になっておりますが、年内、年度内に全長5キロ、完成をしていただけるか、これをまずお尋ねをし、その後は上流・下流に散策道を延伸する考えがあるか、お尋ねをいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 市長。



◎市長(内田康宏) 水辺の楽校事業は、岡崎平野をとうとうと流れる矢作川の自然環境を生かしながら、市民が守り抜いた清流の水辺などを自然体験の場として多くの市民の皆様方に御利用いただくとともに、子供たちがこの育まれた自然に触れ合い、自然の大切さを学習する場としても活用していただくため、潤いと安らぎのある水辺空間の整備を推進しているものであります。

 本市では、平成11年度に矢作川右岸の渡橋から日名橋を結ぶ全長5キロメートルにつきまして、国の事業登録を受けることができましたことから、平成13年度より国の護岸整備などの協力をいただきながら、河川緑地に設けた広場の再整備など、3カ所の拠点ゾーンとそれらを結ぶ散策路の整備を進めてまいったところであります。

 昨年度末までに国道1号や名鉄名古屋本線と交差する区間を除いた約4.2キロメートルの整備を終えまして、今年度は残る800メートルの区間の散策路を整備いたしまして、計画の5キロメートル全線にわたる全ての事業を完成する予定であります。



○議長(蜂須賀喜久好) 原田議員。



◆31番(原田範次) 市長の答弁、ありがとうございました。今、矢作川右岸におきましては、草刈り、ごみ拾い、月1回のウオーキング会、また年1回のミニマラソン等、ボランティア団体の右岸を楽しむ会が企画、運営をしております。こうした位置に多くの若者が市内、市外から水遊び、バーベキュー、ボール遊び等、矢作川右岸に遊びに来ております。

 この矢作川緑地ではありますが、散策道を横断しての駐車場が整備されております。万が一の事故防止のために、10月31日の健康ミニマラソン大会は、仮設のコースをつくり、車が横断しないよう要望しましたところ、河川担当者には御無理を言って、国土交通省と調整をしていただきました。まことにありがとうございます。

 今後、こうした矢作橋の下の散策路が整備された暁、5キロの利用ができますと往復10キロコースのマラソンコースができるわけであります。また、こうしたマラソンを企画すれば、この地域に300名規模の参加があるというふうに見込みをしております。

 現状では交通規制が長時間必要になりますので、将来的にはマラソンコースを整備するには、他の河川緑地を含め、散策路を車が横断しない、常設の散策コースに変更をお願いしたいが、見解をお尋ねをいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 岩瀬都市整備部長。



◎都市整備部長(岩瀬敏三) 散策路につきましては、矢作川水辺環境整備事業の計画におきまして、国土交通省との占用協議におきまして、現在の施設配置になっております。

 今後、マラソン大会等のイベント時の利用につきましては、事前に主催者と協議を行いまして、駐車場の進入路と散策路が交錯いたします場所につきましては、交通誘導員を配置するなど、安全により配慮をして運営していただけるようお願いをしてまいりたいというふうに考えております。

 それからまた、河川緑地内の散策路につきましては、今後の施設の利活用の状況を見ながら、より安全な利用ができますよう、その運用方法や施設整備につきましては、河川管理者とも協議を行いまして研究を進めてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 市長。



◎市長(内田康宏) 先ほど御質問の中で、散策路を延伸する考えはないのかということがございまして、それが落ちておりまして申しわけありませんでした。

 散策路の延伸につきましてですが、上流・下流それぞれの地域の皆様からは、延伸を望む声というものを多数いただいておるところであります。現在、下流の安城市の美矢井橋から上流の豊田市境の家下川付近までにつきまして、昨年度までに基本設計を終えまして、国の認可をいただくための協議を始めております。今年度は測量業務も予定しているところであります。完成予定の5キロ区間に続きまして、矢作川右岸全体を魅力ある水辺空間として順次、整備してまいりたいと考えております。

 また、お隣の安城市長さんからも、本市の散策路を受け継いで、さらに下流の安城市内へも延伸する構想はどうかと、こんなことをお聞きしておるところでありまして、私としましても、将来的に豊田市も含めて、上流への発展や広域的な連携も視野に入れて、さらに豊田スタジアム北から安城市藤井町の矢作川付近までの延長約36キロメートルの豊田安城サイクリングロードとネットワーク化することができれば、総延長が50キロを超え、全国的に見ても大変誇ることのできる、3市を回遊する長大な自転車道とすることも夢ではない、このように考えております。

 もしこれが実現できれば、多様な場面で御利用いただける高いポテンシャルを持った施設として、市の内外を問わず、多くの皆様方に楽しんでいただけるものになるのではないか、このように考えております。



○議長(蜂須賀喜久好) 原田議員。



◆31番(原田範次) 市長、ありがとうございました。この延伸ができれば、岡崎市内でも片道9キロのコースができるというふうに思っておりますので、我々片道5キロで10キロというよりも9キロの18キロ、15キロというすばらしいマラソンコースを含めた散策道ができるというふうに思っております。ぜひとも期待をしておりますので、よろしくお願いします。

 現在の我々が計画しておりますミニマラソン、これも今130名規模での開催を予定をしております。これで実は駐車場が不足をしております。河川敷内には多くの広場がありまして、まだまだ臨時駐車場を設置できる場所はあります。しかしながら、使用許可は国土交通省にあると思いますが、岡崎市として臨時駐車場設置に援助していただきたいと思うわけですが、見解をお尋ねをします。



○議長(蜂須賀喜久好) 岩瀬都市整備部長。



◎都市整備部長(岩瀬敏三) 市が管理しております河川緑地につきまして、河川占用を行っております区域以外の利用につきましては、河川管理者でございます国土交通省との協議が必要となってくると思います。

 イベント利用時など駐車場が不足しますことが見込まれる場合には、主催者が主体となり、河川管理者と協議を行いまして、整いましたところ、臨時駐車場の安全な利用ができるようになると思いますが、主催者へ協力いたしますことにつきましては、市としては可能ではございます。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 原田議員。



◆31番(原田範次) では、(2)リバーフロント事業については割愛をいたします。

 (3)の矢作橋の石柱についてお尋ねをいたします。

 今、矢作橋の近くにあります矢作神社、このすぐ隣の堤防上に石碑が放置と言ったほうが正しいような状態になっておりますが、こうした石碑はどこの管理であるのか、お尋ねをいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 岩瀬都市整備部長。



◎都市整備部長(岩瀬敏三) 旧矢作橋の親柱2基、それから矢作川の明治の改修記念碑等石碑が3基ございます。これにつきましては市のほうで管理しております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 原田議員。



◆31番(原田範次) 石碑といいますか、歴史的な価値があるというふうにお聞きをしておりますので、ぜひ調査検証をお願いしたいと思っております。

 次に、矢作川にはかつて物資の陸揚げ、積み出しのための船の土場や、川を渡るための船の渡し場が幾つも設けられていましたが、これらがあったということ、それ自体を知らない方がふえておるわけであります。こうした土場、渡しが岡崎市内に幾つあったか、こうしたことをお尋ねをいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 岩瀬都市整備部長。



◎都市整備部長(岩瀬敏三) 市史や郷土研究の史料を踏まえますと、土場につきましては、近代以降に設けられたものを含めますと、左岸の八帖土場や右岸の矢作土場など13カ所が確認をできます。それから、渡し場につきましては、江戸時代の資料等によりますと、市域内には上流より仁木、それから現在の細川町の権水、上里、大門、日名、矢作、現在の渡町でございます下渡、合歓木の8カ所でございます。そのうち、川の両岸がともに市内の場所でございますが、上流より、右岸の北野と左岸の大門、同様に舳越と日名、矢作と八丁、そして下渡と赤渋を結びます4カ所が渡船のあった箇所と確認ができております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 原田議員。



◆31番(原田範次) ありがとうございます。土場、渡しにつきましてもですが、また矢作橋につきましても、現在の橋は16代目とお聞きをしております。江戸時代後期に、文政9年、西暦の1826年、長崎出島のオランダ商館づきの医師であるシーボルトがオランダ商館長の江戸行きに随行した際、矢作橋を渡っております。その折に、長崎の絵師に絵を描かせ、橋の測量や図面を作成し、さらに模型までつくらせております。こうした模型は、現在もオランダのライデン国立民族学博物館に現存しているそうでありますが、この模型は何代目の矢作橋になるか、お尋ねをいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 岩瀬都市整備部長。



◎都市整備部長(岩瀬敏三) 市史、それから郷土研究の史料を踏まえますと、江戸時代初期の慶長年間、西暦でいいますと1596年ごろの土橋を初代といたしますと、10代目になろうかと思います。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 原田議員。



◆31番(原田範次) ありがとうございます。矢作川を取り巻くいろんな歴史があるわけであります。ぜひともこうした矢作川リバーフロントも構想化をされたいというふうに要望しておきますが、江戸時代には、橋の番付表に西の横綱、岡崎矢作橋と東の横綱が山口の錦帯橋になっており、観光においては大差をつけられております。

 しかし、今でも使い方によっては観光資源になるというふうに思っております。矢作橋の由来や年表、治水、石碑の解説、渡し場や土場を示す敷石や、現代の矢作橋を岡崎市の地場産業である石細工の技術で、畳大以上のレリーフ壁画をつくり、後世に残したらいかがでしょうか。こうした検討をお願いして、次の質問に移ります。

 3、地域安心ネットワークについてであります。

 高齢者の地域介護につきましては、新潟県妙高市の地域安心ネットワーク推進事業、新潟市の地域交流活動(地域の茶の間)助成事業について視察を行いました。

 妙高市では高齢化率29%以上と29%以下で年度を分けて、見守りネットワークの仕組みづくりをしております。また、新潟市は、地域の茶の間、これをいきいきサロンとして、地域の交流活動費を補助しております。

 助成には、Aタイプ年間上限3万円、Bタイプ年間上限12万と2種類ありましたが、これらを参考にして、岡崎についてお尋ねをいたします。

 初めに、岡崎市の学区の高齢化率25%以上、また以下の学区はどのような数値になってるか、お尋ねをします。



○議長(蜂須賀喜久好) 杉山福祉部長。



◎福祉部長(杉山直人) 本年4月1日現在の高齢化率で申しますと、岡崎市全体は21.09%、一番高いところが宮崎学区の40.37%、低いところが北野学区の13.59%でございました。

 議員お尋ねの25%以上の学区はということでございますが、47学区中25%を超えているのは17学区でございました。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 原田議員。



◆31番(原田範次) それでは、これが5年後になりますと、高齢化率25%以上は、どのような数になるのか、お尋ねをいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 杉山福祉部長。



◎福祉部長(杉山直人) 5年後を推計するのに、岡崎の人口推計では、支所管内での推計にとどめております。学区管内は行っておりませんので、この支所別の推計から推測をするところ、5年後では21学区が25%を超えるだろうと想定しております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 原田議員。



◆31番(原田範次) 21学区といいますと、半数近くが25%以上になるんではないかということであります。こうした問題は、先進地の対策として、先ほど視察に行ってまいりました新潟の対策ではありますけれども、地域安心ネットワーク活動、サロン活動、こうした活動を岡崎市ではどうしたところが取り組んでいるのかと。私自身は学区の福祉委員会がこうした活動に取り組んでいるというふうに思うわけでありますが、実際、こうした活動を取り組んでおる学区が幾つあるのか、お尋ねをいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 杉山福祉部長。



◎福祉部長(杉山直人) 新潟県の地域安心ネットワーク活動に相当します本市の活動といたしましては、見守り活動がございます。学区福祉委員会が行っております激励訪問でございます。これにつきましては各学区で対象数ですとか実施回数、年齢等異なりますが、全学区で実施をしております。

 また、もう一方のいきいきクラブにつきましても、サロン活動ということで全学区で実施しております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 原田議員。



◆31番(原田範次) 次に、まごころヘルプというものについてお尋ねをしますが、これは新潟市で平成9年より行われている会員制の有償サービス制度でありまして、岡崎市内では、子育て有償サービスというのが以前あったわけでありますが、高齢者支援の有償サービス制度はあるのかどうか、お尋ねをいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 杉山福祉部長。



◎福祉部長(杉山直人) 本市で市が実施しております、まごころヘルプのような会員制の有償サービスはございません。ただし、類似のものでシルバー人材センターが行っておりますシルバー支援隊事業は、利用者の制限はあるものの、一定の役割は果たしているものと考えております。

 しかし、地域包括ケアシステムの構築に向けて、地域の中で助け合いの仕組みづくりが必要とされておりまして、介護保険外のインフォーマルのサービスとして、このまごころヘルプですとか、市内で行われておる有償の同様な民間のサービスは、適正な利用者負担を前提としてよい事例だと考えております。

 平成29年度から開始いたします新総合事業の多様な生活支援サービスの一つとして参考にしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 原田議員。



◆31番(原田範次) 次に、居場所づくりでありますけれども、現在の岡崎において、行政の目から、高齢者の居場所づくりが余り進んでいるのか進んでないのか、また何が不足してるのかと、こうした視点でのお考えはあるのか、お尋ねをいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 杉山福祉部長。



◎福祉部長(杉山直人) 高齢者の居場所づくりには、魅力のあるサロン活動などを行う必要があると考えております。この魅力のあるサロン活動を行うのに必要なものは担い手の存在、運営に係る経費がポイントだと考えております。

 担い手の不足につきましては、少しでもこれを解消するため、本年度において、サロンリーダー養成講座というものを8月に実施いたしました。全4日間のプログラムで実施いたしまして、参加をいただいた方が19名おりまして、サロン活動の役割やレクリエーションの習得など、サロン活動の活性化につなげていただきたいと考えております。

 また、運営経費につきましては、新しい総合事業の枠組みにおける一般介護予防事業の仕組みづくりの中で活動、頑張りに応じた財政的な支援ができないかを検討しているところでございます。

 以上でございます。



◆31番(原田範次) どうもありがとうございました。これで終わります。

     (31番 原田範次 降壇)



○議長(蜂須賀喜久好) 暫時、休憩といたします。

     午前10時52分休憩

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     午前11時再開



○議長(蜂須賀喜久好) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 13番 畑尻宣長議員。

     (13番 畑尻宣長 登壇)



◆13番(畑尻宣長) おはようございます。公明党の畑尻宣長でございます。議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、一問一答方式にて質問させていただきます。よろしくお願いいたします。

 初めに、大項目1、振り込め詐欺対策についてであります。

 振り込め詐欺に関する報道については、枚挙にいとまがありませんが、先日、新聞に愛知県警がにせ電話詐欺グループを摘発するために、ことし2月より「だまされた振り作戦」を強化する緊急プロジェクトが成果を上げつつあると新聞に載っておりました。それによりますと、7月までの半年間に逮捕した現金回収役の受け子や見張り役は49人に上り、昨年同時期の15人の3倍超に急増しているようでありますが、被害に関しては、過去最悪だった昨年を上回り、7月末までで548件21億460万円と、依然として厳しい状況が続いているようであります。

 そこで(1)現況についてお伺いします。

 岡崎市の振り込め詐欺について、ことし8月末までの被害件数と被害金額及びことしの傾向をお聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 小屋市民生活部長。



◎市民生活部長(小屋裕正) ことし1月から8月までの岡崎管内の振り込め詐欺の暫定的な件数になりますが、被害件数は27件、被害総額が約3,857万円と伺っております。

 この27件の内訳でございますが、いわゆるオレオレ詐欺が15件で2,850万円、架空請求が2件で63万円、融資保証金詐欺が1件で177万円、還付金詐欺が9件で767万円とのことです。

 なお、ことしの傾向でございますが、昨年同期と比較いたしますと、被害件数は13件増加しております。被害総額は約1,867万円減少しているとのことでございます。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 畑尻議員。



◆13番(畑尻宣長) 本市における振り込め詐欺による被害総額は、昨年よりは減少しているものの、被害件数、被害に遭われている方は増加しているということであります。小口化することで、詐欺がしやすくなっている傾向にあるのではないかと思います。

 では、振り込め詐欺に対する本市の取り組みについてお聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 小屋市民生活部長。



◎市民生活部長(小屋裕正) 振り込め詐欺に対しましては、昨年同様、防犯講座などの啓発活動、ホームページへの掲載、市政だよりへの掲載という、主に三つの方法で取り組んでおります。このうち、講座につきましては、高年者センター等で計6回を実施しております。また、年金支給日に警察と一緒になりまして、金融機関での啓発のキャンペーンを実施するなど、被害の防止に努めているところでございます。

 さらに、ことしは5月7日に市民病院で振り込め詐欺被害防止キャンペーンを警察と一緒に行っております。また、7月7日には、シビックセンターコロネットホールにおきまして、愛知県の金融広報委員会と共催で、消費者問題の講演会を開催いたしましたが、講師として招きました弁護士の菊地幸夫先生から、振り込め詐欺の実態につきましても、会場の市民にわかりやすく説明をいただいたところでございます。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 畑尻議員。



◆13番(畑尻宣長) 本市としてさまざま啓発活動をされていることはわかりました。先日、還付金について、市民の方から問い合わせをいただきました。還付金詐欺というのは振り込め詐欺の一つで、市役所等から、医療費や税金の還付が受けられるからATMを言うとおりに操作してくださいと言葉巧みにだまして、お金を振り込ませる詐欺の手法であります。

 その方は、還付金があるということをテレビで知ったが、もしかしたら自分が該当するかもしれない。しかし、どこに連絡していいかわからないので教えてほしいという御相談でしたが、私は、市が還付をするならば書類で通知をするので、電話だけの連絡だったら詐欺かもしれませんので、気をつけたほうがいいとお伝えしました。

 還付金詐欺だけを見ますと、昨年の被害件数、被害総額とも大幅にふえております。そこで、還付金詐欺に対する本市の対応はどのようになっているのか、お聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 小屋市民生活部長。



◎市民生活部長(小屋裕正) 市役所でも、実際に還付金詐欺が疑われる電話を受けた市民から問い合わせが入ることがあります。そうした問い合わせが入りました担当課では、該当する事実がない場合、当然でございますが、そうした場合には、その旨を御本人に告げた上で、さらに警察、または安全安心課に連絡することとしております。連絡を受けました安全安心課では、警察に連絡するとともに、あらかじめ安全安心課の防犯情報メールに登録した市民に対しまして、還付金詐欺に御注意くださいという内容の注意喚起のメールを流しております。

 また、警察から逆に詐欺電話がふえているようなので注意するように、私どものほうに連絡が入る場合もございます。この場合も同じように防犯情報メールを送信することとしています。このように警察と連絡を取り合いまして、適宜メールによる情報提供という対応をとっております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 畑尻議員。



◆13番(畑尻宣長) ただいまの回答で、警察と連絡を取り合い、防犯情報メールを活用しているとのことであります。この防犯情報メールは、スピーディーに情報発信ができるツールではありますが、果たしてどれくらいの高齢者の方がメールに登録されているでしょうか、不安になります。

 振り込め詐欺に関することは、警察での対応が基本だと思いますが、還付金詐欺に関しては、市が関与する部分が多いこともあり、本当に届けたい方々に確実に伝えるためのさらなる取り組みが必要ではないかと考えます。

 それゆえに、還付金に該当するかもしれないが、どこに連絡していいのかわからない。また、還付金の詐欺が疑われるような電話があったが、確かではないし、警察に言うほどのことかと迷う場合があると思われますが、そういった場合の相談窓口はあるのでしょうか、お聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 小屋市民生活部長。



◎市民生活部長(小屋裕正) 電話を受けられた市民の皆様が何の還付金かわかっているようなときは、まず担当課にお問い合わせをください。しかしながら、曖昧なことを言ってわからない場合、その場合は安全安心課の生活安心班にお問い合わせをください。お一人で悩まず、どんな小さいことでも結構ですので、遠慮なくお電話をいただきたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 畑尻議員。



◆13番(畑尻宣長) 安全安心課の生活安心班が窓口となって対応してもらえるとのことです。以前、市政だよりにも大きく掲載されたこともありましたが、とても周知徹底が行き届いていないように思えてなりません。

 そこで、(2)今後の取り組みについてお伺いします。

 本市では、こちらのような悪質商法撃退シールを配布しております。この中には振り込め詐欺だけでなく、訪問販売撃退など、連絡先も載せてありますが、文字だけで訴えるだけのただのシールですので、特に小さな文字が見えにくい高齢者の方には、視覚に訴えるアピール性がとても弱いように感じます。

 他市では単なるシールにとどまらず、電話機に張ると商品のポップのように立ち上がって、受話器をとるときに注意喚起するポップアップシールを配布しているところがあります。こちらは尾張旭市で配られているものでございます。このように立体的に視覚に訴えるものとして、尾張旭市だけでなく多数の自治体が取り入れておられます。

 何といっても振り込め詐欺の一番の入り口は電話でありますので、特に高齢者の注意を強く喚起するため、一目で見てわかるものとして、電話機に張るポップアップシールを導入したらどうかと提案しますが、お考えをお聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 小屋市民生活部長。



◎市民生活部長(小屋裕正) 議員の示された悪質商法撃退シールでございますが、本市で2年前に製作したものでございまして、意外と需要が多く、ことしも実は追加で製作する予定になっています。さらに、ことしはそれに加えまして、議員御指摘のように、増加する振り込め詐欺犯罪に鑑みまして、別個に詐欺撃退シールの製作を予定しているところでございます。こちらのほうは、今まさしく議員が御指摘されましたように、同様の電話機に張るポップアップ型のシールというものの製作を考えておりまして、こちらのほうも配布していきたいと考えているところでございます。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 畑尻議員。



◆13番(畑尻宣長) ありがとうございます。これは視覚的に訴えるものでありますので、効果を期待したいと思います。

 それでは、製作したポップアップシールの配布はどのように行うのか、お聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 小屋市民生活部長。



◎市民生活部長(小屋裕正) 振り込め詐欺の撃退シールでございますが、約1万5,000枚を製作した上で、先ほど言いました防犯の出前講座での配布、ことしあと2回実施しますキャンペーンでの配布、また、地域包括支援センター、地域福祉センターでの配布、さらに、学区の民生委員の皆さんを通じまして、ひとり暮らしの高齢者や老老世帯への配布を考えております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 畑尻議員。



◆13番(畑尻宣長) やはり狙われるのは高齢者であります。民生委員さんを初め、関係部署の方に協力していただき、必要と思われる方々に行き届くような配慮をお願いするとともに、ぜひ配布するだけでなく、一人一人に使い方や趣旨など、しっかり丁寧に説明していただけますよう要望いたしておきます。振り込め詐欺は身近に起きている犯罪であり、被害に遭わないように注意喚起が重要でございます。未然に防ぐための啓発活動に努めていただきますよう重ねてお願いしておきます。

 次に、大項目2、鳥川ホタルの里についてであります。

 (1)現況についてお伺いします。

 本市の蛍保護活動の歴史は大変古く、昭和10年、岡崎ゲンジボタル発生地として美合学区を流れる乙川一帯が国の天然記念物に指定され、昭和47年には河合地区が追加の指定を受けました。また、額田地区全域に生息するゲンジボタルも昭和58年に本市の天然記念物の指定を受けており、生田蛍保存会、岡崎ゲンジボタル河合保存会、鳥川ホタル保存会の三つの保存会が本市の各地における蛍保護活動を続けられております。

 中でも鳥川ホタルの里では、毎年6月になると多くの人でにぎわっておりますが、鳥川ホタルの里の現況についてお聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 山田環境部長。



◎環境部長(山田康生) 鳥川ホタルの里につきましては、天然のゲンジボタルが多数生息する県内でも有数の蛍観賞スポットとして知られております。そのほぼ中心に平成24年にオープンしました市のホタル学校がございまして、県外も含め市内外から多くの方々にお越しいただいております。特に6月中旬には鳥川流域約2キロメートルにわたって1,000匹を超える蛍が飛び交い、訪れる人々を魅了しているところでございます。

 この豊かな自然環境を守るために、鳥川町の全58世帯によります鳥川ホタル保存会が長年にわたり蛍の保護活動を続けてこられ、その一環としまして、川辺のごみ拾いや草刈りのほか、蛍が飛翔する時期には、周辺道路における夜間の交通誘導や蛍飛翔数調査をされておみえです。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 畑尻議員。



◆13番(畑尻宣長) 豊かな自然環境と保存会の皆さんによる、1年を通しての環境の整備など地道な活動により、鳥川の蛍が広く知られるようになったと思いますが、その反面、訪れる人の車で混雑し、最盛期の週末ともなると対面通行が困難になることもあり、特に去る6月13日に鳥川ホタルまつりイベントが開催された際には、道路の駐車車列が約3キロメートルにも及んだと聞いております。鳥川ホタルの里に至る道路の幅員が狭いため、シャトルバス等によるピストン輸送も非常に困難ですが、交通安全や夜間における川岸などでの蛍観賞での安全性をいかに確保するかといった問題につきまして、どのような対応をされておられるのか、お聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 山田環境部長。



◎環境部長(山田康生) 交通安全と蛍観賞での安全確保への対応でございますが、鳥川ホタル保存会の皆さんや、市が配置した夜間交通誘導員によります車両及び歩行者の誘導、また蛍観賞ポイントの案内をしております。そのほか、市のホームページで幅員が十分とは言えない道路で対面通行とならないように迂回路を紹介しております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 畑尻議員。



◆13番(畑尻宣長) では(2)今後の取り組みについてお伺いいたします。

 来年度からは新東名高速道路の開通により、岡崎東インターチェンジから車であれば約10分程度で鳥川ホタルの里に来られるようになり、さらに多くの人が訪れ、先ほど申し上げた問題がさらに高まるのではないかと予想されますが、それに対しどのように取り組まれていくのか、お考えをお聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 山田環境部長。



◎環境部長(山田康生) 今後につきましては、引き続き、夜間交通誘導員を配置いたします。そのほか、混雑を分散するため、ホタルまつりイベントの開催時期の現在の蛍飛翔の最盛期から飛翔期の初期への変更、また安全な観賞のための留意点の周知、ホタル学校までの距離を表示するようなわかりやすい案内看板の設置、歩行者と車の事故防止等の交通安全対策などについて、鳥川ホタル保存会を初め、地元の皆さんと協力して取り組んでまいります。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 畑尻議員。



◆13番(畑尻宣長) 地元住民の皆さんのおもてなしの心が詰まった鳥川ホタルまつりイベントでありますので、現地まで足を運んでくださる、蛍を楽しんでくださる方々にも、大自然の中で気持ちよく観賞していただけるよう、今後もよろしくお願いしておきます。

 最後に大項目3、中央図書館についてであります。

 (1)現況についてお伺いします。

 岡崎市図書館交流プラザりぶらでは、本年7月18日に入館者が1,000万人を超えました。1,000万人目は、おじいちゃんと一緒に、図書室の児童図書を借りるために訪れた小学校2年生の児童でした。りぶらは図書館を核とする複合施設で、図書館、活動支援、文化創造、交流の四つの機能で構成されております。中央図書館での年間を通しての来館者数と月別推移についてお聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 石川文化芸術部長。



◎文化芸術部長(石川啓二) 平成26年度におきましては、中央図書館に合計126万5,666人の来館者がございました。

 月別の内訳は、4月が9万2,580人、5月が11万3,071人、6月が11万24人、7月が11万3,574人、8月が13万1,603人、9月が10万1,392人、10月が10万4,571人、11月が11万614人、12月が8万6,135人、1月が8万5,160人、2月が10万9,807人、3月が10万7,135人でございまして、開館日数にもよりますが、夏休み期間の来館者が多い状況でございます。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 畑尻議員。



◆13番(畑尻宣長) 月平均、約10万人前後の方が利用されておりますが、やはり8月の長期休みには来館者が多いことがわかります。

 では、高校生、中学生の長期休み期間、またはテスト期間中の土曜日、日曜日の自習用の閲覧席の利用についてお聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 石川文化芸術部長。



◎文化芸術部長(石川啓二) 昨年度は7月から8月までの夏休み期間に閲覧席が満席状態になりまして、図書館内のあいているグループ室を自習用として開放した日が1日ございましたが、今年度は、閲覧席が満席状態にはございませんでした。高校のテスト期間中と比較いたしますと利用者は少ない傾向が見受けられます。

 また、テスト期間中の土曜日、日曜日の自習用の閲覧席の利用状況は、高校の中間テスト、期末テストのテスト期間中は、高校生の利用が多く、特に市内各高校のテスト週間が重なる土曜日、日曜日につきましては、満席になることがございます。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 畑尻議員。



◆13番(畑尻宣長) 高校生、中学生の長期休暇やテスト期間中の土曜日、日曜日などは閲覧席を利用し学習する子たちが多いということがわかりました。時折、図書館を利用している方から、騒がしいといった声を聞くことがありますが、一般利用者からのそういった苦情は出てきているのでしょうか、お聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 石川文化芸術部長。



◎文化芸術部長(石川啓二) 学生が集中いたします高校の中間テスト、期末テスト期間中は、閲覧席の学生の私語がうるさい、テスト期間中に朝、整理券配布を待つ学生のおしゃべりが響く、テスト期間中の夕方、館外テラスでの騒音の苦情等がございます。

 例年5月の1学期の中間テストでは、高校へ入学したての新1年生が図書館の利用ルールがわからず、最も館内がざわつく傾向がございます。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 畑尻議員。



◆13番(畑尻宣長) それでは、今言われる高校へ入学したての生徒たちへの利用マナー違反に対する対策はどのようにされているのか、お聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 石川文化芸術部長。



◎文化芸術部長(石川啓二) ことし5月の1学期中間テスト期間中に学生の利用マナーの悪化が目立ったこともございましたので、6月に市内の全高校を訪問いたしまして、今年度の自習整理券配布日を通知することにより、高校を通じて、テスト期間中に自習整理券配布日の周知を図るとともに、図書館内利用マナーとして、館内でのおしゃべり、音の出る行為、飲食、スマートフォンによるゲーム利用、無断撮影などの迷惑となる行為禁止の周知徹底を図っていただくよう、市内の各高校へお願いをいたしました。

 館内での利用マナー違反に対する対策としまして、警備員が日常業務として図書館の中を含めて施設の内外を定期的に巡回し、迷惑行為等があれば注意をしております。また、職員及び窓口委託会社スタッフにおきましても、日常業務として館内を巡回しております。高校の1学期期末テストの期間中の6月20日、21日、27日、28日の土曜日、日曜日におきまして、試行的ではございますが、職員がローテーションを組みまして館内を巡回し、警備員、窓口委託会社スタッフが定期的に巡回することにより、学生の館内マナー遵守を図り、館内が騒がしくならないように努めたところでございます。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 畑尻議員。



◆13番(畑尻宣長) 図書室の外側になりますが、交流スペースでは机と椅子が用意されており、そこでの飲食やおしゃべりは可能な場所が用意されておりますが、その交流スペースで学習されている方も見受けられます。交流スペースでの学習についてお聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 石川文化芸術部長。



◎文化芸術部長(石川啓二) 館内には市民の交流と活動が行われる交流スペースに丸テーブルや椅子が設置してございまして、1階お堀通りに設けた交流スペース22テーブルのうち12テーブルにつきましては学習利用を認めております。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 畑尻議員。



◆13番(畑尻宣長) わかりました。それでは、中央図書館での蔵書に対しての閲覧席の規模と、近隣の豊田市、豊橋市と比較しますと、どのような状況であるのかお聞かせください。

 また、昨年から実施されましたクールシェアスポットにりぶらも認定されておりますが、クールシェアスポットとしての効果についてもあわせてお聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 石川文化芸術部長。



◎文化芸術部長(石川啓二) 本市中央図書館は、1階レファレンスライブラリーと2階ポピュラーライブラリー、あわせて620席の閲覧席のうち自習が可能な席を306席確保しております。豊田市中央図書館におきましては、閲覧席608席のうち成人専用席が68席で、そのほかの席は自習を特に制限はしておりません。豊橋市中央図書館では、新聞、雑誌を閲覧するブラウジングコーナー以外に自習できる学習室が120席ありまして、そのほかに混雑時に開放する第2学習室が80席ございます。豊田市、豊橋市は、整理券の配布が必要なほど朝、学生の行列ができる状況ではないとのことでございます。

 平成26年度から図書館交流プラザはシェアスポットに認定されておりまして、シェアスポットとしての快適な温度設定に努めておりますが、来館者数との直接の関連性は明確にあらわれておりません。ただ、夏に館内が暑いという苦情は減りまして、快適に利用していただいておりますので、効果はあるものと考えております。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 畑尻議員。



◆13番(畑尻宣長) 近隣の状況からしますと、豊橋市は、本市より少ない席数にもかかわらず、整理券の配布は必要ないという状況ですし、豊田市は、初めから本市より多く自習できる閲覧席を確保していることがわかりました。本市は比較的、自習できる閲覧席は多く確保していただいていると思いますが、それにも増して、高校生、中学生が自習のために集中して来てしまうために、整理券での対応をせざるを得ない状況となっております。

 そこで(2)今後の取り組みについてでございます。

 近隣他市では、整理券を出すほどではないということですが、本市では、整理券を配布して、足りなかった日もあるということですから、300人もの生徒がりぶら前に並んでいたことになります。現在は、並び方を工夫するなどされているようですが、事前にインターネットでの予約を可能にするとか、鯖江市では、女子高生によるJK課の発案でアプリを作成、閲覧席の空きの状況や本探し、本の場所がわかるマップまで検索できるようになっております。

 そのようなアプリの開発ができれば、事前に待機状況がわかり、自習整理券配布待ちの学生が並ばなくてもよくなるのではないかと思いますが、アプリの開発についてお考えをお聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 石川文化芸術部長。



◎文化芸術部長(石川啓二) 現状としましては、自習整理券配布待ちの学生の並べ方の変更などを検討することによりまして、テスト期間中の整理券配布待ちの騒がしさの逓減を図っておるところでございます。将来的には、自習整理券のインターネット予約につきまして、来館時の本人確認の方法などさまざまな課題がございますので、今後、自習整理券のインターネットによる予約ができるか、研究してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 畑尻議員。



◆13番(畑尻宣長) 混み合うときは、限定的ではありますが、朝から並ぶという労力や、他の人への迷惑などを考えますと、インターネット予約やアプリは、スムーズに利用していただけると思いますので、早期の対応を要望しておきます。

 以上で、全ての質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

     (13番 畑尻宣長 降壇)



○議長(蜂須賀喜久好) 昼食のため、休憩といたします。

     午前11時29分休憩

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     午後1時再開



○議長(蜂須賀喜久好) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 25番 柵木 誠議員。

     (25番 柵木 誠 登壇)



◆25番(柵木誠) 黎明の柵木 誠です。蜂須賀議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして、一問一答方式にて順次質問をいたします。

 初めに、ことしの夏は暑さ厳しきを体感で表現するに当てはまる夏でありました。季節のほかにも、国会における平和安全法制の法案の審議のほかにも、多くの問題が山積みする息苦しい時代となり得る前兆をうかがわせるような世相となりつつある、そんな風を感じる夏でもありました。

 では、通告に従いまして質問に入らせていただきます。

 初めに、乙川リバーフロント地区整備事業についてお尋ねをいたします。

 ヒマラヤスギの移転でありますが、整備事業の主力である乙川にかかる人道橋の建設工事においても、一部入札も終わり、着手される時期となりました。つい先日の生徒市議会においても、人道橋の名称について質問が出るほど、市民の方々にも少しずつ理解され始めてまいりました。

 そして、康生地区へ接道する中央緑道に植えられているヒマラヤスギは、本市の計画実施を妨げるように植えられています。そして、本市より、この乙川リバーフロント地区整備計画が示されると、その計画に呼応するかのようにして、ヒマラヤスギの存続を求める陳情書が昨年の12月議会に提出され審議されましたことは記憶に残っています。その後のヒマラヤスギについての関係者との話し合いについてお尋ねをします。



○議長(蜂須賀喜久好) 山本拠点整備担当部長。



◎都市整備部拠点整備担当部長(山本公徳) お尋ねの中央緑道のヒマラヤスギにつきましては、陳情書が提出されました昨年12月の市議会以降も、地域住民の方々とは数回、話し合いの場を持っております。その際、今回の乙川リバーフロント地区整備計画では、中央緑道を(仮称)岡崎セントラルアベニューのイベント空間、また緊急避難場所としての活用を考えておりますことから、根の張りが浅く、倒木の危険性が高いヒマラヤスギにつきましては、伐採の方向で考えている旨をお伝えをいたしております。

 今後、地域住民や市民の方々、そして専門家などを交えました(仮称)岡崎セントラルアベニューのワークショップを予定しております。新たな樹種の選定につきましては、その中で検討してまいりたい、そのように考えております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柵木議員。



◆25番(柵木誠) 次に、工事比率、市内業者と市外業者のことでありますが、今議会に関連する議案が上程されておりますので、今回は割愛させていただきます。

 次、大きな2番、マイナンバー制度についてお尋ねをします。

 市民への周知方法でありますが、社会保障・税番号制度、いわゆるマイナンバー制度は、この10月から市民へ通知カードが順次郵送され、来年1月からマイナンバーの利用と個人番号カードの交付が始まるというスケジュールを、国や市の広報を通じて聞いています。

 しかし、市民の立場から見ると、このマイナンバー制度が、自分の生活にとって、どのようなメリットがあるのかということが明確でないため、無関心のまま制度が忘れ去られてしまうのではないかと心配しています。

 マイナンバー制度の施行まで残り1カ月ほどとなりましたが、今後、市が行う市民への周知方法と内容についてお尋ねをします。



○議長(蜂須賀喜久好) 小屋市民生活部長。



◎市民生活部長(小屋裕正) 周知と内容の御質問でございます。

 まず、1点目に市政だよりには、この9月1日号で、主に制度導入のスケジュールと市民向け説明会の開催について特集記事を掲載しております。また、交付の直前となります12月15日号におきましては、1月開始の個人番号カード交付について掲載する予定でございます。

 次に2点目に、市のホームページでは、既にこれまで制度の普及や啓発を目的とした内容を掲載しているところでございますが、これに加えまして10月から通知カードの取り扱い、個人番号カードの申請や交付など市民の皆様に関心の高い情報を随時発信していくこととしております。

 3点目に、市民を対象といたします説明会の開催について、こちらのほうも9月1日号の市政だよりでお知らせすると同時に、各町内会へ開催案内の回覧、配布をお願いしながら、市内9カ所で実施する内容となっております。

 具体的な日程といたしましては、9月24日に市役所の福祉会館、10月6日に大平市民センター、7日には北部地域交流センター、9日にぬかた会館、14日には東部地域交流センター、16日にシビックセンター、22日には地域交流センター六ツ美分館、27日に図書館交流プラザ、29日に矢作市民センターで、いずれも午後7時から開催をいたしまして、これには事前の申し込みは不要となってございます。

 この地域説明会では、自宅にダイレクトメールで届きます番号通知カードの取り扱い、これを捨てられてしまうと困るものですから、この取り扱いが大事になってきます。この話ですとか、マイナンバーの具体的な利用手続、個人番号カードの交付の手順、個人情報の保護対策などについて説明してまいります。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柵木議員。



◆25番(柵木誠) 次に、市政だより、ホームページに加え、各地域へ職員が出向き、約1カ月間で計9回の説明会を開催するということで、市民への丁寧な周知活動を行っていくことは理解をしました。

 そこで、マイナンバー制度の周知を図る際は、市民にとってのメリットを説明し、関心を持ってもらうことが必要であると考えます。マイナンバー制度は、市民にとってどのようなメリットがあるのか、お尋ねをいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 小屋市民生活部長。



◎市民生活部長(小屋裕正) マイナンバー制度におけます市民のメリットといたしましては、1点目は、来年1月から交付が開始されます個人番号カードの取得によりまして、従来住民基本台帳カードや運転免許証で本人であることの証明書がわりにしていたものが、この個人番号カードを取得していること、あるいは提示することにより、自分のマイナンバーと本人の確認が1枚で完了する唯一の公的な身分証明書として利用できる点が挙げられます。

 なお、従前の住民基本台帳カードは、この個人番号カードの交付時点で失効いたしまして、返却していただくことになります。

 また、2点目に、多くの行政手続におきまして窓口で個人番号カードの提示、これは番号交付前の場合は10月以降に御自宅に届きます番号通知カードとあわせまして、従来型の免許証など本人の写真のついた証明書の組み合わせ提示でも結構でございますけれども、これによりまして窓口で個人番号カードの提示によりまして、御本人の住民票や所得証明など添付書類が不要となる点が挙げられるかと思います。

 3点目といたしましては、個人番号カードの取得により、税務署のe-Taxの電子申請や、ちょっと先になりますが、29年1月から岡崎市が導入予定をしておりますコンビニ交付システムを利用できるようになり、身近なコンビニで住民票などの証明書の取得ができるようになる点かと思います。

 4点目は、国が同じく29年1月から稼働予定のマイナポータルというシステム、自宅のパソコンで使うことになりますが、行政機関が自分のマイナンバーのついた個人情報にアクセスをどのようにしているかという履歴がチェックできまして、行政機関からのお知らせ情報などを自宅のパソコンから確認できる点が上げられるかと思います。

 なお、もう少し先の将来的には健康保険証としての利用、銀行のカードとしての利用のほか、マイナポータルを介しましてクレジットカードがわりの電子決済での取引や、引っ越しの際など、電気やガス会社への移転の届け出も、マイナポータル上でワンストップで行われることなど、国においてさまざまな生活の中での便利な使い方が検討されているところでございます。まだ実現はされておりませんが、行政の手続主体のものから市民の日常の市民生活の利便性につながる利用が進んでいくものと思われます。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柵木議員。



◆25番(柵木誠) 次に、事務体制について質問します。

 本市における個人番号カードに関する事務については、さきの6月定例会の公明党畔柳議員の一般質問で、個人番号カードの専用窓口を現行の市民課ではなく、西庁舎地下1階に開設すると答弁がありましたが、数多くの市民の来庁が想定される個人番号カードの専用窓口における事務体制として、開設時期、取扱事務及び開庁時間はどのようになるのかお尋ねをします。



○議長(蜂須賀喜久好) 小屋市民生活部長。



◎市民生活部長(小屋裕正) 東庁舎1階の現行市民課では、専用窓口の増設スペースが確保できませんので、一層の混乱が生じるため、10月1日から西庁舎地下1階に個人番号発行センターを開設いたしまして、28年の1月から個人番号カードの交付開始にあわせまして、約10カ所の窓口を設置する予定でございます。

 取扱の事務につきましては、通知カード、あるいは個人番号カードに関する問い合わせ、個人番号カードの交付、あるいは個人番号カードの再交付の事務を取り扱っていく予定になっております。

 この開庁時間につきましては、市役所内でございますので、平日の8時30分から5時30分(後刻訂正あり)までとしております。また、1月からは毎週の午前9時から0時30分まで市民課で行っております土曜窓口におきまして、事前予約のある方につきましては、カードの交付事務を取り扱ってまいります。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柵木議員。



◆25番(柵木誠) 次に、国はマイナンバー制度を円滑にスタートさせるため、企業等が個人番号の交付を希望する従業員からの申請を一括して行える運用を認め、個人番号カードの普及を一層促進する方針を打ち出しています。

 その一方で、身体障がい者の方や高齢者で社会的に支援の必要な方々に対しても、円滑に個人番号カードの交付が受けられるよう、きめ細かな事務対応をとっていただく必要があると思います。個人番号カードを申請した障がい者の方や高齢者で身動きがとれず、直接交付窓口に行けない場合の交付手続はどのようにしたらよいか、お尋ねをします。



○議長(蜂須賀喜久好) 小屋市民生活部長。



◎市民生活部長(小屋裕正) 先ほどの御質問のとき、私、5時30分と言ったようでございますが、5時15分でございます。

 お尋ねの件でございます。病気や身体の障がい等でやむを得ない理由によりまして、窓口へ出向くことが困難な方の交付方法といたしましては、申請者が指定した代理人が、委任状と申請者が来庁できないことを証明する書類、申請者本人及び代理人の本人確認ができる書類を持参すればカードの交付を受けることが、まずできます。

 このほかに、現実的に代理人がおらず来庁できないやむを得ない理由があると認めるときには、個別の審査によりまして、1月の開始直後というのは大変混み合って、1月では難しいかもしれませんが、繁忙期を過ぎたころから順次、職員が直接申請者のもとに出向きまして、必要書類を確認の上、後日郵便でカードをお届けする方法等を考えてまいります。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柵木議員。



◆25番(柵木誠) 次に3番目、防災についてお尋ねをします。

 地域総合防災訓練の実施状況でありますが、あすは9月1日防災の日であります。私も昨日、六ツ美北部小学校で行われました地域総合防災訓練に参加をしました。

 東日本大震災以降、この地域でも南海トラフ地震の発生が大変危惧されております。岡崎市におきましても、これを受けまして備蓄の増強、避難所の環境整備など、新たな対策を進めていただいておりますが、何と申しましても、災害対策の基本は、自分の身は自分で守る、地域で助け合うという自助、共助の精神が重要であり、これらにまさる対策はありません。こうした対策を地域で話し合い、実際に体験するために岡崎市でも地域主導型の防災訓練を推奨しており、各町、また各学区で地域の実情に即した防災訓練を計画し、実施していただいています。

 そこで質問します。昨日、岡崎市地域総合防災訓練が市内各所で実施されましたが、雨天での実施でありましたので、今年度の変更理由と実施状況及び参加人員についてお尋ねします。



○議長(蜂須賀喜久好) 清水市長公室長。



◎市長公室長(清水康則) 昨日の地域総合防災訓練は、南海トラフを震源域とする大地震を想定し、市内19の会場で実施されました。当日はあいにくの天候であり、3会場が中止となりましたが、防災関係機関92団体の御協力もありまして、地域住民とあわせまして1万3,235名の参加をいただきました。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柵木議員。



◆25番(柵木誠) それでは、19会場で実施されました地域主導型の訓練以外で、岡崎市が主導して実施した訓練はありますか、お尋ねをします。



○議長(蜂須賀喜久好) 清水市長公室長。



◎市長公室長(清水康則) 市主導の訓練といたしましては、地域防災活動拠点であり、広域物資拠点にも指定されている中央総合公園を起点とし、指定避難所への緊急物資輸送訓練を協定事業者である岡崎トラック事業協同組合の協力を得て実施をいたしました。これは、市外、県外からの緊急物資をいち早く避難施設に搬送するための広域連携を目的としたものでございます。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柵木議員。



◆25番(柵木誠) 次に、本市の防災対策についてお伺いします。

 議会としても、市民の皆様の安全安心を第一に、今年度よりきめ細かい災害対策支援についての指針、マニュアル作成に対して取り組みが始まります。そのような状況の中で、本市においての防災対策の質問です。

 ことしも台風や局地的な豪雨の影響で、全国各地で浸水被害や土砂災害が発生しています。本市では、昨年から現在まで幸いにも大きな災害はありませんでしたので、いつ、何どき、平成20年8月末豪雨のような雨が再び降り、市街地では浸水被害が、山間地等では土砂災害が発生してしまうのではないかと心配されるところです。

 予想のつかない急な豪雨が頻発する現代において、浸水や土砂災害から命を守るには、市民がみずからの命はみずからで守るといった自助の行動と、地域全体で相互に助け合う共助の行動が重要であると思います。また、それらをサポートするため、ただいまお答えいただいた地域総合防災訓練などを継続して実施していただくことは大変重要と考えます。

 またほかに、危険な箇所を未然に防止するための行政による公助、いわゆるハード対策も重要であります。対策の基盤となるハード対策の実施は、浸水や土砂災害の発生頻度を少しでも減らすこと、市民がみずから避難する場所を安全に確保するといった役割を担っています。

 初めに、浸水対策についてでありますが、浸水対策におけるハード対策としましては、地域の排水を受ける器である河川を改修することが重要であると考えます。その河川が改修されることで、さまざまな対策を実施できるようになるのではないかと思います。

 そこで、平成20年8月末豪雨以降の河川改修の実施状況と関連する対策の実施状況についてお聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 清水土木建設部長。



◎土木建設部長(清水仁司) 平成20年8月末豪雨以降の浸水対策は、床上浸水対策特別緊急事業の一級河川、伊賀川、鹿乗川、広田川、砂川、占部川の5河川、あわせて11.6キロメートルの河川改修及び準用河川の上地新川の改修を行っています。

 そのほか、矢作北小学校、矢作北中学校、愛宕小学校、矢作中学校、葵中学校に地下貯留浸透施設を設置しています。

 さらに、広幡公園を初め17カ所に土のう倉庫の設置や、伊賀町の愛宕橋付近を初め16カ所に浸水警報装置を設定しています。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 柵木議員。



◆25番(柵木誠) ありがとうございます。次に、近年のゲリラ豪雨や台風による浸水被害と同様に土砂災害について、特に、ちょうど1年前、広島で起こった大規模な土砂災害など報道されることが多くなり、市民の皆さんにも土砂災害について知識が浸透してきたことと思われます。現在、土砂災害に対するソフト対策が進められていることは存じていますが、被害の軽減を図るハード対策について、平成20年8月末豪雨以降の実施状況をお聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 清水土木建設部長。



◎土木建設部長(清水仁司) 近年の土砂災害には深刻なものがあり、施行者の県に対して早期の整備要望をしているところです。この土砂災害には、崖崩れ、土石流、地すべりの3種類があり、本市では、崖崩れと土石流対策が行われています。

 崖崩れ対策としましては、安戸町、中町、保久町、片寄町地内の4カ所で擁壁工やのり枠工を施工しています。

 次に、土石流対策は、秦梨町と片寄町地内の2地区で堰堤工を設置、施工しています。

 さらに、今年度土砂災害警戒区域、特別警戒区域、また避難所などの場所や平常時の心得、緊急時の行動、情報伝達手段などを記載した土砂災害ハザードマップを作成し、関係地域に全戸配布し、啓発活動に努めてまいります。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 柵木議員。



◆25番(柵木誠) 3点目ですが、平成20年8月末豪雨以降の各流域での浸水対策はどのようになっているか、お尋ねをいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 大竹上下水道局技術担当局長。



◎上下水道局技術担当局長(大竹康弘) 各流域での浸水対策についてお答えをいたします。

 下水道事業では流域や排水区に分け、雨水ポンプ場とポンプ場への流入管渠など整備を進めてまいりました。平成26年度までに早川流域では大門雨水ポンプ場のポンプ増設と流入管渠である鴨田南幹線、占部川流域では針崎雨水ポンプ場と針崎幹線、並びに貯留管として利用する久後崎幹線、広田川流域では中島雨水ポンプ場と紅蓮幹線、乙川流域では乙川への排水管渠である東明大寺幹線など、それぞれ完成させ、浸水被害の軽減に努めてまいりました。

 今後も総合雨水対策計画のもと、砂川流域の福岡雨水ポンプ場と流入管渠である若松南幹線、占部川流域の六名雨水ポンプ場、乙川流域では大平北幹線など、排水施設の整備を引き続き進め、浸水被害の解消、軽減に努めてまいります。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柵木議員。



◆25番(柵木誠) 次、4番目、六ツ美地域についてお尋ねをします。

 初めに、青野出張所でありますが、青野出張所は昭和61年に開設がされ30年の月日が経過しようとしておりますが、大幅な人口増加区域となって、東消防署南分署管内においては多くの事業が控え、急速な都市空間が生まれるのも、もはや時間の問題でありますが、こういった中で青野出張所の強化と建てかえ、見直しの時期について、また名称には六ツ美の表示は考えてみえるかどうかお尋ねをいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 原田消防長。



◎消防長(原田幸夫) 東消防署青野出張所につきましては、花園、本宿、形埜の各出張所が職員15人を配置し、消防隊と救急隊の兼務隊として、先取り1隊運用であるのに対しまして、職員23人を配置し、消防隊、救急隊の各1隊が常時出動できる2隊運用として充実強化を図っており、六ツ美地域の消防力強化には万全を期しております。

 しかし、議員御指摘のように、六ツ美地域を含めた南部地域につきましては、土地区画整理事業や大学病院、商業施設の誘致、道路整備などにより、今後、ますます発展することとなりますので、東消防署南分署も含め、南部地域全体での消防体制の強化が必要と考えております。

 既に救急隊増隊などについて、関係部局とも協議を始めておりますので、引き続き検討してまいりたいと思います。

 次に、建てかえ、組織の見直し時の名称変更につきましては、青野出張所を六ツ美地域の防災拠点として位置づけておりますことから、貴重な御意見として参考とさせていただきます。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柵木議員。



◆25番(柵木誠) 続きまして、救急体制についてお尋ねをします。

 きょうのセブンイレブンだかの立てこもりのときにテレビを見てますと、消防隊が出たりして、本当に大変だなというふうに感じておりましたが、この救急隊が先日、河川敷で1人の人を助けたわけでありますが、そのときに河川緑地公園というのは1.6キロも距離がある公園でありますから大変だなと、指示するほうも大変だし、それから消防隊の救急隊も探していかなきゃいけないということで、少し公園の緑地として表示が少ないのではないかなというふうに感じておりますから、そのあたりについてはどのように考えてみえるのか。

 そして、六ツ美の中は区画整理がされておりませんので、旧市街地を大きな消防車で救急車と一緒に走るというのは、非常に難があるではないかなということで、その点では小型のほうが便利ではないかということでありますので、その2点についてお尋ねをいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 原田消防長。



◎消防長(原田幸夫) 議員御指摘の救急事案でございますが、美矢井橋河川緑地運動場でございますが、高橋町、上青野町及び中之郷町地内の矢作川河川敷に、ソフトボール場5面及びサッカー場1面の広大な運動広場となっておりますので、携帯電話でGPS機能がない場合には、発生場所が特定できずに消防車への接触がおくれ、迅速な応急処置ができないこととなります。

 美矢井橋河川緑地運動場のバックネットには、既にAからDの表記がなされておりますが、小さく気づきにくいことから、わかりやすい、より大きな表示を設置することとしており、指令台の地図情報としてAからDが表示されるようにしましたので、119番の受信時には通信員が通報者に再確認するよう徹底を図ることとしております。

 次に、区画の形状により家の入り口が判別できない場合や親子、親戚などで同じ苗字の家が並ぶ場合などでは、地図上では判別できても、現場で要請者宅がすぐに判別できない場合もあることがございますので、通報時に入り口の方向の確認を行うとともに、案内人が出られる場合は、案内に出ていただくようお願いをしております。また、救命対応事案などで家族の方が心肺マッサージなどの応急手当を行い、案内に出られない場合などでは、通信員と出動隊が地図情報だけではなく、より詳細な現場情報の共有が図られるようさらに徹底をしております。

 最後にですが、消防隊による救急隊の支援活動につきましては、活動が終了した時点で、管内の火災には1次出動車両として最先着することとなりますので、ポンプ車よりも大きくなりますが、1.5トンの水を積んだタンク車で通常は出動しておりますので、御理解をよろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柵木議員。



◆25番(柵木誠) 3番目、中之郷荘の用途廃止についてお尋ねをします。

 中之郷荘の用途廃止については、入居者の意見を聞く会は、現在までの開催回数はいかほどでしたか。そして、地元入居者の方々による建てかえ反対の名簿が提出されているのも現実であるのか、その名簿への対応についても、どのような対応をなされているのかお尋ねします。

 そして、もう1点は、今後の進め方と現状について、以上3件をお尋ねいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 木河建築部長。



◎建築部長(木河聡) 3点のお尋ねについて御回答いたします。

 まず1点目の入居者の意見を聞く会の開催回数でございますが、ことしの5月に集会所において、3回に分けて入居者説明会を行いました。また、説明会に欠席された方についても、個別に訪問するなどしまして、全ての方に説明をさせていただいております。

 2点目の入居者からの反対名簿の提出についてでございますが、ことしの4月に存続と確保に関する嘆願書が連名で提出されております。説明会において入居者の皆様から御意見の時間を設け、また意見をいただく申述書の提出を全世帯に依頼するなどして対応しております。既に多くの方から御意見をいただくとともに、移転希望もいただいております。

 今後も、個別の電話あるいは面談等によりまして意見を聞く会を設け、粘り強く移転に協力いただけるように対応に当たっていきたいと考えております。

 3点目の今後の進め方と現状についてでございますが、移転を希望された方に対しまして、現在、個別に聞き取りを行っております。空き室等の調整が整い、移転の了解を得られた方には、順次移転していただき、移転補償金を支払うようにしてまいります。

 移転が困難などの意見があった方や意思表示がされていない方につきましては、随時に訪問するなどいたしまして、移転に協力いただけるよう、粘り強く、また親切に対応していきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柵木議員。



◆25番(柵木誠) では4番目、矢作川堤防リフレッシュ道路(左岸)の安全対策でありますが、ことしの6月の議会の私の一般質問にて、リフレッシュ道路の安全対策についてお尋ねをしました。

 そのときに早い時期で横断歩道を引き、そして安全にカラーコーン等で表示をしながらやっていくということでありましたが、先日見させていただきまして、線が引け、そしてあとはカラーコーンだけだなというふうに思います。早い時期に本当に安全安心課、多くの方の御尽力によってなされておるということは、地域住民としても非常にうれしいことだと思います。ここで、この問題についてはお礼だけとしておきます。

 それから5番目、用水公園の建設であります。

 矢作川を挟んで、西に明治用水、東に六ツ美地域を縦断して大地を潤す占部用水、高橋用水の2本の用水幹線が流れています。占部用水は1603年に愛知県で2番目に古く、今では受益面積が715ヘクタールの農業用水としてつくられました。また、高橋用水は、羽布ダムを水源とし、六ツ美地域では延長が5.1キロに及び、440ヘクタールの受益面積の水田に水を供給しています。明治39年の6村の合併時には、和衷協同−−心を同じくして、ともに力を合わせること−−の精神を中心に命名されてできたのが、現在の六ツ美という地名であります。

 この六ツ美地域は、豊かな自然の恵みを利用した市内屈指の農業地帯としての役割を果たしています。現在は、近代的な工場、大規模商業店舗、高層住宅など発展とともに農地が減少していきます。これらの陰には、稲作によって発展してきた二つの用水が果たした役割を抜きに語ることはできません。

 このように多くの問題を解決しながら、農業の礎の水の確保という大事業の確立により、現在の六ツ美地域での農業も繁栄し、その後、ことし100周年を迎えた悠紀斎田も選定されるまでになりました。

 このような六ツ美地区に農耕や農業用水などをキーワードとした歴史ある水の公園、用水の生い立ち、歴史などを学習する施設、農業用水を利用した施設等を総合的に含んだ、仮称ではありますが、用水公園の整備についてお尋ねをいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 岩瀬都市整備部長。



◎都市整備部長(岩瀬敏三) 都市公園としての整備についてお答えをさせていただきます。

 都市公園でございますが、街区公園、近隣公園、地区公園、総合公園など、住民の方々が身近に利用していただくものから、公益的な利用をするものまで、目的や規模に応じまして公園の種類がございます。また、目的に応じまして適切に配置されますよう、公園の整備を行っておる状況でございます。

 都市公園に設けることができます公園施設につきましては、都市公園法で定められておりまして、用水の生い立ち、歴史などを学習する施設など、建築物の設置となれば、都市公園における建蔽率基準がありますなど、施設目的や利用内容、公園規模により制限もございまして、用途によっては設置をできない場合もございます。

 また、農業用水を利用した修景施設の設置も含めますと、公園の設置場所、規模など多くの研究課題があると考えております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 清水土木建設部長。



◎土木建設部長(清水仁司) 六ツ美地域には、六ツ美整備地区のほ場整備の中で農家の方々から用地を提供していただいた公園は、合歓木町や福桶町にありますが、今のところ用水会館をそれらの公園に建てる、もしくはほかのほ場整備事業の中で用水会館を含めた公園の整備については予定がない状況です。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 柵木議員。



◆25番(柵木誠) 6番目、新幹線の新駅設置であります。

 本市には、名鉄、JRと2本の主要鉄道網が現存し、駅の存在する地域においては、駅を中心にした人の流れを大切にした地域の開発により発展してまいりましたが、せっかく新幹線の通る市として、駅の存在しないことほど寂しいものはありません。

 一時代に新駅の運動が六ツ美地区を中心に起きたときは、地域全体に活力もあふれ、話題性にも富んでいましたが、安城との新駅設置運動に負けて、その機運も消滅いたしましたが、未来の本市の発展には欠くことのできない事案と思われます。リニアの時代を見据えて、東海道新幹線の新駅を市内に誘致する考えについてお尋ねをいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 岩瀬都市整備部長。



◎都市整備部長(岩瀬敏三) 御質問の中にあったように、東海道新幹線の開業後におきまして、名古屋駅と豊橋駅間での中間駅の設置につきましては、候補地の選定が行われまして、昭和59年に東海道本線と東海道新幹線が交差をいたします安城市二本木地区に新駅の設置が決まりまして、昭和63年に三河安城駅が開業しております。

 お尋ねの六ツ美地域での新幹線新駅の誘致につきましては、東海道新幹線が本市の南端を通過する位置でございますので、中心市街地からの交通アクセスの課題等がございます。また、地域の要望によりまして、新駅を設置する場合におきましては、駅の整備費用が地域負担となることもございまして、費用対効果の面からも、六ツ美地域に東海道新幹線の新駅を誘致することは、非常に難しいものと考えております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柵木議員。



◆25番(柵木誠) 次、7番目、排水路ののり張り工事についてお伺いします。

 六ツ美地域は、市街化区域と調整区域の区別をつけて、コンクリートの組み立て水路が主流でありました。そして、コンクリート2次製品によって整備がなされてまいりましたが、その歴史は、その地域の実情に合わせた工法がとられ、組み立て水路、U字側溝、パイプ埋設にて上部を歩道として利用する、さまざまな工法で施工されてまいりましたが、その後、今の市街化区域は排水の整備率は100%となっております。

 特に六ツ美西部学区では、上部の整備率が95%ほどですが、特に残りの5%のうちには、生産緑地を含め、整備しづらい地区であります。開発の波により状況の変化もあり、残された5%のうち、少しでも可能な要望箇所の施工はできないか。そしてまた、地域の総代さんにおいても、地域の町内清掃のたびに、住民より草刈り、ほかの多くの課題が投げかけられておるのが現状であります。どうかその可能性についてお尋ねをいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 清水土木建設部長。



◎土木建設部長(清水仁司) 農業用排水路ののり張り工事の基本的な考え方は、市街化調整区域内のほ場整備事業が完了している地域では、既に用水路、排水路、農道等が整備されていることから、排水路の床張り、のり張りを施工しています。

 また、同じ市街化調整区域内でも、ほ場整備事業が実施されていない地域では、まずは用水、排水、農道の整備を優先して行っており、次の段階で床張り、のり張りを行っていく考えです。

 一方、市街化区域内ののり張り工事は、農業用排水路周辺の宅地化が進み、ハエや蚊、悪臭のほか、雑草が生い茂ることによる、住民の生活環境と日常生活に支障を来しているところと判断される場合には工事を行っています。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 柵木議員。



◆25番(柵木誠) 8番目、空き家対策についてお尋ねをします。

 5月26日に施行された空家対策特別措置法には、防災、防犯、景観などの観点から、市町村が取り組む具体策を定めた法律でもあります。そして、全国に820万戸が存在するとも言われています。

 法律は、市町村にまち再生の権限を委託したようなものであり、多くの問題を抱えているが、地域住民に迷惑をかけないためにも、特定空き家への注意、監視に気を配り、地域活性化の道筋を示していきたいものであります。このような管理不全の空き家に対する今後の進め方についてお尋ねをいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 木河建築部長。



◎建築部長(木河聡) 平成27年5月26日に完全施行されました空家等対策の推進に関する特別措置法においては、市町村が空家等対策計画を策定し、立入検査や税情報の内部利用ができるようになるとともに、著しく保安上危険な空き家等に対して助言・指導、勧告、命令、さらには行政代執行も可能となりました。

 今年度、市内の空き家の状況を把握するための基礎調査を行うとともに、来年度より空き家の実態調査を実施し、空家等対策計画を策定する予定であります。

 この対策計画では、空き家をふやさないための所有者等による空き家の適切な管理の促進や空き家等の利活用と、これらに対する補助金の支援等も研究していく予定でございます。また、管理不全の空き家等については、特定空き家と認定し、助言・指導、勧告、命令、行政代執行等の措置を順次検討、実施していく予定でございます。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柵木議員。



◆25番(柵木誠) いろいろありがとうございました。これで私の一般質問を終わらせていただきます。

     (25番 柵木 誠 降壇)



○議長(蜂須賀喜久好) 暫時、休憩といたします。

     午後1時47分休憩

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     午後2時再開



○議長(蜂須賀喜久好) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 16番 柴田敏光議員。

     (16番 柴田敏光 登壇)



◆16番(柴田敏光) 岡崎市民の皆さん、こんにちは。民政クラブの柴田敏光でございます。

 きのうの出来事ということで、きのうは地域防災訓練ということで、教育長、教育監とともに男川小学校の防災訓練に参加してきました。雨天の中ですが、大変皆さん意識が高くて、700名の方が参加されたということであります。

 そんな中で、少しトラブルといいますか、防災ラジオ、こちらのほうが声が出なかったということで、市長の声が聞けなかったということで、皆さん、大変残念に思っておるということでありました。

 また、総代会長が持ってみえる防災無線もなかなか話がしにくいということで、今回の雨で改善すべきところ、課題等が大分出てきたのかなと思っております。こういったところも早いうちに改善して、安全に暮らせる町ということで、防災に対して取り組んでいけたらなと思っております。

 それでは、議長のお許しをいただきましたので、質問に入りたいと思います。お願いします。

 最初に、骨髄移植についてということで、予防接種について質問をさせていただきます。

 予防接種は、子供の年齢等にあわせたさまざまな予防接種を受けております。この予防接種について質問させていただきます。

 現在、予防接種法という法律の縛りがありますが、この予防接種法について、初めにどのような内容なのかお聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 片岡保健所長。



◎保健所長(片岡博喜) 予防接種法は、昭和23年6月に制定されまして、第1章に基本的規定、第2章では予防接種基本計画、第3章では予防接種の実施に関する規定、第4章では副反応制度に係る措置に関する規定、第5章では予防接種による健康被害制度に関する規定が置かれております。

 予防接種法の目的は、伝染のおそれがある疾病の発生及び蔓延を予防するために、公衆衛生の見地から予防接種の実施その他必要な措置を講ずることにより、国民の健康保持に寄与するとともに、予防接種による健康被害の迅速な救済を図ることとしております。

 予防接種法において、予防接種とは、疾病に対して免疫の効果を得させるため、疾病の予防に有効であることが確認されているワクチンを人体に注射し、または接種することをいい、対象となる疾病は、より集団予防を目的に重点を置いたA類疾病として、ジフテリア、百日ぜき、急性灰白髄炎、麻疹など12種類ございます。また、より個人の予防目的に重点を置いたB類疾病として、インフルエンザ、高齢者の肺炎球菌感染症があります。

 法第5条には、いわゆる定期予防接種として、市町村長が行う予防接種が定められておりまして、予防接種法施行令に市町村長が予防接種の対象となる疾病及びその接種期間を定めた対象者が規定されています。一方、長期にわたり療養を必要とする疾病にかかった者等の定期接種の機会の確保といたしまして、特別な事情があることにより予防接種を受けることができなかったと認められる者につきましては、当該特別の事情がなくなった日から起算して2年を経過する日までの間、定期接種の対象とすることとなっております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柴田敏光議員。



◆16番(柴田敏光) 次に、本市に中学生以下で骨髄移植が有効とされる病気をお持ちの方が何名見えるのかお聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 片岡保健所長。



◎保健所長(片岡博喜) 市で把握できる範囲でございますが、市へ申請のありました小児慢性特定疾病医療給付者のうち中学生以下で、治療の一つとして骨髄移植が有効とされる疾患の方は16名ございました。しかしながら、実際の骨髄移植に関しましては、個々の患者の条件やドナーの型との適合性等の問題もあるため、市といたしましては、このうち実際何名の方が骨髄移植されたかについては承知しておりません。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柴田敏光議員。



◆16番(柴田敏光) 次に、予防接種は、1人の子供さんが何種類接種されて、金額にしてどれだけかかるのかをお聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 片岡保健所長。



◎保健所長(片岡博喜) 市が実施しております定期予防接種は、ジフテリア、百日ぜき、急性灰白髄炎、麻疹、風疹、日本脳炎、破傷風、結核、ヒブ感染症、小児の肺炎球菌、ヒトパピローマウイルス感染症、水痘の12種類がありまして、これらのワクチンを施行令で定められた回数全て接種した場合、平成27年度、本市と医療機関とで契約している委託料の合計金額は約28万円でございます。一方、任意接種の場合、接種費用は医療機関により異なりますので、確定的な数字は申し上げられません。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柴田敏光議員。



◆16番(柴田敏光) 先日、市民の方から御要望がありました。内容は、母子家庭の御家庭で、子供さんが再生不良性貧血になられ、治療として骨髄移植をされたということであります。骨髄移植というのは、血液を入れかえて治療することでありますが、治療後の問題点について今回相談を受けました。

 現在、本市の制度で、お子さんをお持ちの方は大変安心をして子育てをできる内容となっており、中学生以下のお子さんは医療費が免除されております。しかし、相談を受けて、子育てに安心ばかりではなく、不安な点もあることが、今回恥ずかしながら初めて知りました。

 予防接種でありますが、骨髄移植をされた方は、過去に受けられた予防接種について効力を失ってしまうということであります。これについて間違いがないかどうかお聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 片岡保健所長。



◎保健所長(片岡博喜) 一般的には骨髄移植を行いますと、その方が移植前に有していた抗体価は、移植後次第に減衰すると言われています。ある調査では、移植前に麻疹、流行性耳下腺炎の抗体を有する患者におきまして、移植後の抗体価の推移を観察した結果、ともに10年で抗体価保有率は10%程度に減少するとのことで、とりわけ麻疹の抗体価は予防接種において抗体をつけた場合は、以前に罹患して抗体をつけたものと比較いたしましてより早く減衰し、4年ほどで0%になるといった報告もありました。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柴田敏光議員。



◆16番(柴田敏光) 次に、予防接種の効力を失ってしまうということは、もう一度受け直すということであります。全部をもう一度受けるかどうかは、担当医師と相談して指導を受けるようになるかと思いますが、本市は現在このような事例があるかどうかお聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 片岡保健所長。



◎保健所長(片岡博喜) 担当課によりますと、今までに市民の方から骨髄移植後の再接種についての相談は数件あったということでございます。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柴田敏光議員。



◆16番(柴田敏光) 次に、2度目の予防接種は、自己負担となるということをお聞きしておりますが、間違いないかどうかお聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 片岡保健所長。



◎保健所長(片岡博喜) 予防接種法施行令には、市町村長が予防接種を行う疾病及びその接種期間を定めた対象者が規定されておりまして、再接種につきましては、定期予防接種の対象にはなりません。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柴田敏光議員。



◆16番(柴田敏光) 今回、骨髄移植をされたお子さんですが、人数で見ますと、わずかな方でありますが、本市として骨髄移植を受けられたお子さんに対して、予防接種を受け直すことができないか、お聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 片岡保健所長。



◎保健所長(片岡博喜) 定期予防接種として既に接種された予防接種の再接種につきましては、任意での予防接種となるため、接種費用は自己負担となります。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柴田敏光議員。



◆16番(柴田敏光) このような内容の御要望をいただきまして、いろいろと私もこのような事例がないかどうか調べてみましたが、現在、埼玉県入間市では、骨髄移植をされた方が、予防接種を受ける費用の全額を助成する制度があるということであります。本市も子供を安心に育てられる岡崎でなければならないと考えますが、どのように考えているのか、お聞かせください。また、入間市以外で助成制度を行っているところがあるのかどうかお聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 片岡保健所長。



◎保健所長(片岡博喜) 議員御指摘の埼玉県入間市以外には、東京都足立区において、入間市と同様の助成制度を行っていると伺っております。

 なお、こうした問題は、国の会議でも取り上げられたことがございまして、平成24年3月1日の国の予防接種関係自治体担当者会議に係る質疑応答におきまして、骨髄移植後の子供の再接種を認めてほしいという質問に対しまして、国からは、今後の検討課題であると認識しているとの回答がなされております。

 市といたしましては、この問題につきましては、他市町村においても同様の課題があると推測されるため、国として統一的な規定がなされるべきであると考えております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柴田敏光議員。



◆16番(柴田敏光) 本市は幅広く市民の方に対して制度を考えて行っておりますが、ぜひ今回の予防接種に対しての考え方について対応していただけるように強く思っておりますが、本市としてはどのように考えていくのか、お聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 片岡保健所長。



◎保健所長(片岡博喜) 現在のところ、骨髄移植後における予防接種の再接種については、予防接種における定期接種の対象ではなく任意接種となります。骨髄移植後の予防接種につきましては、骨髄移植前に接種した予防接種を必ずしも全て受けるわけではなく、接種者の状況を考慮して、接種ワクチンの順序や接種回数が決められるべきと想定されます。また、健常者への予防接種とは異なり、疾病の回復者として副反応に対するきめ細かい注意と緊急性を考慮した対応が必要となります。

 さらに、健康被害の救済制度におきまして、任意接種に比べ定期接種のほうが給付金額が手厚いものとなるため、法に基づく定期接種の一環として対応されるべきものと考えております。そのため、再接種の対象者や方法、接種時期等について明記された国の規定をもとに実施できるよう、今後、市として国へ早急に要望していくとともに、助成につきましては他市の状況など情報収集に努めながら動向を見守っていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柴田敏光議員。



◆16番(柴田敏光) 箱物建設、各方面の整備、補修など、これは本市にとって大変重要な内容だということは理解しております。同様に福祉、子育て、教育も重要であるということであります。ぜひ、埼玉県入間市の特別の理由による任意予防接種費用助成金交付要綱を参考にされ、本市に合った助成制度を考えていただきたいと思っております。

 医療費については、子育てという点から見て、本市の考え方に共感が持てますが、今回の質問をさせていただいております予防接種について改善していただけるよう、前向きに28年度予算の確保をお願いしたいと思います。市長、企画財政部長にも強く要望しておきますので、よろしくお願いします。

 次に、公有財産、普通財産についてであります。

 本市では、道路や公共施設用地となっている行政財産とその他の土地として普通財産を所有していると思いますが、この普通財産について質問をさせていただきたいと思います。

 本市も所有している市有地を定期的に売り払っていますが、現在、本市所有の普通財産はどのくらい存在するのか、お聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 谷口総務部長。



◎総務部長(谷口善一) 平成26年度末現在において、普通財産の土地は、山林等も含めて筆数約950筆、面積は約53万平方メートルでございます。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柴田敏光議員。



◆16番(柴田敏光) 次に、敷地面積の広い普通財産のベスト5ですね。これをお聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 谷口総務部長。



◎総務部長(谷口善一) 敷地面積の広い普通財産のベスト5ということですが、財産管理課が所管しております普通財産で、一番面積の大きな土地は、八帖南町の八帖下水処理場の跡地でございます。面積は約1万400平方メートルで、平成20年度末で下水処理場としての機能を廃止したものでございます。

 2番目に大きな土地は、上衣文町の働く者の山の家の跡地で、面積は約8,400平方メートル。

 3番目は、明大寺本町の太陽の城、教育文化館の跡地で、面積は約6,600平方メートル。

 4番目は、上明大寺町の吹矢駐車場の跡地であります北東街区で、面積は約6,500平方メートル。

 5番目は、美合町の県立岡崎高等技術専門校の隣接地の斜面で、面積は約6,300平方メートルでございます。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柴田敏光議員。



◆16番(柴田敏光) 今、示された普通財産は、今後の計画、これはどのようになってるのか、お聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 谷口総務部長。



◎総務部長(谷口善一) 今後の計画でございますが、現在、明大寺本町の太陽の城、教育文化館の跡地は、太陽の城跡地活用事業として検討をしております。また、上明大寺町の土地は、東岡崎駅周辺地区の北東街区有効活用事業を予定しております。

 ほかの3カ所につきましては、旧施設の構造物の撤去や土地が急傾斜地となっているなど、現状での土地利用は難しい状況と認識しております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柴田敏光議員。



◆16番(柴田敏光) 長期保有している、いわゆる眠っている土地は売り払いを行っていくのかどうか、お聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 谷口総務部長。



◎総務部長(谷口善一) 長期保有の遊休地につきましては、市として、将来の利用予定がなく、民間で活用できそうな土地については、売り払いを行っていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柴田敏光議員。



◆16番(柴田敏光) 本市として眠っている土地の売り払いを積極的に行い、今後本市として必要とする土地を購入する予算に宛てがっていくのが大事ではないかと考えますが、どのように考えているのか、お聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 谷口総務部長。



◎総務部長(谷口善一) 平成23年度に市有財産の有効活用に関する基本方針を作成いたしまして、平成24年度は約23億7,300万円、平成25年度は約2億8,700万円、平成26年度は約2億2,100万円、3カ年の合計で約28億8,100万円の土地の売り払いを行ってまいりました。平成27年度につきましても、一定の土地の売却の準備を進めております。

 ただし、宅地等で有効利用できる土地につきましては、既にかなりの物件を売却しておりまして、定期的に大きな収入を得ることのできる土地は少ない状況となっております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柴田敏光議員。



◆16番(柴田敏光) 次に、地目が宅地や雑種地であっても、売り払いが難しい条件があるのか、なぜ売れないかということをお聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 谷口総務部長。



◎総務部長(谷口善一) 地目が宅地や雑種地でありましても、物件の所在地、地形、高低差、建物や地下埋設物等の構造物、それから接道条件など、さまざまな要因によって売り払いの難しい土地が多くあります。障害となっている要因を取り除くことができれば、有効活用を図ることも可能となり、売却の件数もふえるのではないかと考えております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柴田敏光議員。



◆16番(柴田敏光) 次に、宅地を含めて、ある程度まとまった土地もあるようですが、確かに接道がない、雑種地である等、条件が悪く買い手がないという物件も多くあるかと思いますが、このような土地を本市が予算を確保して、接道を引いて売り出すということも大事ではないかと考えます。

 例えでありますが、現状で売りに出すと1,000万円であっても、接道があることで2,000万円で売却できるという考え方もできると思います。また、地目も本市が変更して売却をする等すればよいと思いますが、本市としてどのように考えているのか、お聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 谷口総務部長。



◎総務部長(谷口善一) 接道が狭く売却が難しい土地について、過去においては、進入路とすべき土地を購入して、土地の価値を向上させて売却した事例もございます。今後においても、費用対効果が得られる状況が明らかな物件については、より価値の高い土地として売却できるよう努めてまいります。

 また、地目については、現況を把握する中、売却の際、必要に応じて適正な地目変更を進めてまいります。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柴田敏光議員。



◆16番(柴田敏光) 今後でありますが、愛知県立農業大学の土地を購入することは絶対であると考えます。必要とする土地を購入して、そうでない土地は売却するというのが本来の姿ではないかと考えます。

 約950カ所の普通財産があるとのことです。これだけの土地がありますと、現在全国で問題となっている空き家・空き地問題同様、市有地も雑草の管理、建屋のあるところは建屋の管理だけでも相当な管理が必要と考えますが、どのように本市として考えているのか、年間維持管理費もどれだけ必要なのかも含めてお聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 谷口総務部長。



◎総務部長(谷口善一) 市有地の管理でございますが、全ての市有地というわけではありませんが、近隣の住民の方に迷惑となる土地について草刈りを行っております。また、建屋については、施錠やベニヤ板で囲い、侵入できないようにして安全を確保しております。

 なお、年間の維持管理費についてですが、平成26年度の実績で、草刈りに要した費用は年間で約340万円、その他樹木の伐採などの費用が約150万円となっております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柴田敏光議員。



◆16番(柴田敏光) 私も以前、市有地の土地を隣接した方が購入したいということでお話をしたことがありますが、変則的な土地など広告等に出しても、物件として出してもなかなか購入する方が見えないかと思います。それより、隣接した方に本市が営業といっていいのかわかりませんが、話を持ちかけることも必要ではないかと考えますが、どのように思っているのか、お聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 谷口総務部長。



◎総務部長(谷口善一) 現在も、隣地より買い取りの要望があれば対応をしております。隣地の方に随意契約で売り払いができる面積は、市街化区域で120平方メートル、市街化調整区域で160平方メートル、都市計画区域外では200平方メートル未満となっております。土地の面積が基準未満の市有地については、条件が合えば隣接地の方に売り払いをしていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柴田敏光議員。



◆16番(柴田敏光) 市街化区域の町なかで条件を整えていけば売却できると思いますが、本当に売却していくという考えを持っているのかどうか、再度確認させてください。



○議長(蜂須賀喜久好) 谷口総務部長。



◎総務部長(谷口善一) 先ほども答弁させていただきましたが、町なかにかかわらず、市において有効活用ができるかどうかを十分検討し、市として活用不能な土地で、民間で活用できるような土地につきましては、売り払いを行っていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柴田敏光議員。



◆16番(柴田敏光) 今後、高齢化が進む中で老人介護施設、デイサービスなどの施設が必要となってくると思いますが、このような施設を考えていきたいという方、また本市にプラスとなる内容であれば売却する構えがあるのかどうか、お聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 谷口総務部長。



◎総務部長(谷口善一) 公益性の高い事業であれば、市の土地を随意契約で売却できる可能性はございます。市として利用するのか、売却するのかを十分検討して対応してまいります。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柴田敏光議員。



◆16番(柴田敏光) 普通財産は、売却可能な筆に関しては積極的に売却をして、今後本市が必要とする土地に関しては、迷うことなく積極的に購入をするというスタンスが必要であると考えます。

 また、管理台帳の整理をしっかりと行うことと、市として、今後の土地活用を十分検討した上で事業を進めていただきたいと思います。

 もう1点、草刈りに関しても、予算をとって行っているようですが、行われている土地は一部であり、十分市民の皆さんに納得していただくことはできないのではないかと思います。草、樹木等の対応もしっかりとお願いしておきます。

 次に、雨水対策について、大平北幹線。

 死者2名、床上・床下合わせた浸水被害が3,365戸と、本市では最大の被害となった平成20年8月末豪雨から7年が経過しました。水害が発生した国道1号大平町新寺信号交差点付近の地域では、当時被害がなぜ発生したのか、その原因について、私なりに現地や参考となる図面などの調査、確認を行ってまいりました。

 その結論として、当該地域はすり鉢状の地形となっており、国道が地域と分裂する堰となっているため、雨水がはけずに被害が発生したものと考えております。

 私は、この地域にしっかりとした雨水管が国道を横断しているものと思っていましたが、農業用水路が存在するだけでありました。こういった地形とインフラの未整備、そして想像を超える集中的な豪雨などの悪条件が重なり、大変な被害が発生しました。そこで、一級河川である乙川に排水できるしっかりとした雨水管を設置していただくよう、これまで何度も話をさせていただいてきたところであります。

 そこで、当該地域に降った雨は乙川へ排水されるということでありますので、まずは受け入れ側の乙川について数点お聞かせを願いたいと思います。

 さきの3月定例会では、我が会派からの代表質問で、乙川の質問に対する回答をいただいております。近年では、平成20年8月末豪雨による大きな被害への対応として、伊賀川を初めとする市内5河川の緊急工事が優先され、乙川の改修が足踏み状態になっていたこと、そして矢作川合流点から茅原沢町の男川合流点までの約12.4キロメートルに対し、大西にかかる竹橋までの約4.5キロメートルが改修され、進捗率が約35%であることを確認させていただいております。現在では、床上事業もおおむねのめどがついてきたということで、これから乙川の本格的な整備が再開されるということも聞いております。

 近年、乙川流域では、丸山町や岡町などでも浸水被害が発生していることもあり、先日、私は地元の方々と一緒に上流へ向けた乙川改修を早急に行っていただくように、要望書を県西三河事務所に提出してまいりました。

 そこで質問に入ります。本流となる乙川の改修に対する市から県への要望の状況についてお聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 清水土木建設部長。



◎土木建設部長(清水仁司) 平成20年8月末豪雨以後、翌年度から開始しました、伊賀川を初めとする市内5河川の床上浸水対策特別緊急事業もおおむね完了し、河川整備計画規模の安全度も高まってきました。

 乙川につきましては、これまで床上事業を優先してきたことから、県は樹木の伐採や堆積土砂のしゅんせつなどの維持管理工事を行ってきました。

 しかし、その間、平成23年7月の台風6号を初め、美合、大平、岡、丸山、保母町で4度の浸水被害が発生していることから、早期改修を図っていただくよう、毎年、市長にもお願いして県庁へ出向き、強く要望をしていただいています。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 柴田敏光議員。



◆16番(柴田敏光) 次に、下流から竹橋までは改修が完了しておりますが、そこから上流へ向けた改修について、今年度実施していただける内容と今後の予定についてお聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 清水土木建設部長。



◎土木建設部長(清水仁司) 県は、竹橋から御用橋までの約800メートルを重点区間として優先的に改修する考えであり、今年度は、同区間の用地取得の完了を目指し、現在、地権者と交渉を進めています。来年度は右岸の堤防をおおむね20メートル拡幅を行う改修工事に着手し、順次進めていくと聞いています。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 柴田敏光議員。



◆16番(柴田敏光) 今の部長の説明の中で、拡幅されるということで、800メートルの川の延長上で20メートルの川幅が広がってくるということで、これだけの量が広がれば流域もかなり抑えられるのかなと思っておりますので、これは少しでも早く訴えて進めていただけるようにお願いをしていただきたいと思います。

 また、乙川整備についても、毎年度、確実に予算計上していただき、積極的に進めていただかなくては、住民は安全で安心した生活が築けないと考えておりますので、県への強い働きかけを本市からも行っていただきたいと思います。地元からも継続して県へまた要望をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 乙川河川整備が計画される中で、27年度当初予算が出された3月議会の経済建設委員会で質問をさせていただいておりますが、大平北幹線の工事内容で、乙川への排水口の位置及び管の大きさは、どのように計画されているのかどうか、お聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 大竹上下水道局技術担当局長。



◎上下水道局技術担当局長(大竹康弘) 乙川への排水口の位置につきましては、乙川の右岸側、主要地方道岡崎環状線乙川大橋の橋台の下流付近でございます。

 また、管渠の大きさは、幅2.1メートル、高さ1.5メートルの長方形の管渠でございます。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柴田敏光議員。



◆16番(柴田敏光) 排水口を設置するに当たり、土地購入はどのようになっているのかお聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 大竹上下水道局技術担当局長。



◎上下水道局技術担当局長(大竹康弘) 管渠の埋設位置は、河川用地と岡崎環状線の高架下の副道など主に公共用地を予定しております。しかし、河川許可条件等により河川堤防内の管渠と道路下管渠の接続区間で一部用地が必要となりました。地権者は1名であり、当該工事の趣旨及び内容を説明いたしまして御理解をいただいており、今年度の取得を予定しております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柴田敏光議員。



◆16番(柴田敏光) 今年度の整備区間と状況はどのようになっているのか、お聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 大竹上下水道局技術担当局長。



◎上下水道局技術担当局長(大竹康弘) 今年度は乙川への排水口を除いた河川堤防内の樋管約18メートルの整備を実施いたします。工事は既に発注いたしまして、年度内の完成に向け準備を進めております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柴田敏光議員。



◆16番(柴田敏光) 7年がかりでようやくスタートを切ることができたかなと思っております。まだまだ工事内容から考えても長い期間を考えなくてはならないことは理解しますが、今後の国道1号大平町新寺信号交差点付近の整備計画と用地買収は行っていくのかどうか、お聞かせください。



○議長(蜂須賀喜久好) 大竹上下水道局技術担当局長。



◎上下水道局技術担当局長(大竹康弘) 今後の整備予定でございますが、当面は乙川の河川整備と同調施工する最下流部の排水口及び今年度整備区間の上流に当たる乙川環状線沿いの管渠約110メートルの施工を予定しております。この整備により、岡崎環状線と交差する既設水路からの円滑な排水が可能となり、乙川大橋周辺の浸水被害の軽減が図られるものと考えております。

 また、大平北幹線の上流域に当たる大平新寺信号交差点地域の浸水対策については、議員御指摘のとおり、国道1号の横断管渠など、大平北幹線の延伸整備が必要であり、総合雨水対策計画のもと、整備時期など検討を進めてまいります。

 なお、用地買収につきましては、道路下に埋設していく計画であり、現在のところ、新たに取得する予定はございません。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 柴田敏光議員。



◆16番(柴田敏光) 大平地域全体を見ても、この工事は少しでも早く進めなければならない事業であります。乙川河川に面して排水口が設置されるということで、その後の雨水管の推進工事など早急に行えるように計画をしていただきたいと思います。地下に埋設してある水道管、ガス管など、また国道1号線を推進で雨水管を通すとなると、早い段階で調査も必要となります。これも国交省としっかりと協議をお願いしておきたいと思います。

 また、住民が安全安心に生活ができるためにも、計画性を持って進めていただくようにお願いをしておきます。

 また、乙川河川に関しては、岡崎の広い地域で水害に対して減災できるように、県と連携をして早期の整備を強く要望しておきます。

 今回の一般質問は、市民の皆さんからの声を代弁して質問をさせていただいておりますので、ぜひしっかりとした御検討をよろしくお願いしたいと思います。

 これをもって私の一般質問を終わります。ありがとうございました。

     (16番 柴田敏光 降壇)



○議長(蜂須賀喜久好) 暫時、休憩といたします。

     午後2時37分休憩

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     午後2時50分再開



○議長(蜂須賀喜久好) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 10番 川上 守議員。

     (10番 川上 守 登壇)



◆10番(川上守) 皆さん、こんにちは。自民清風会の川上 守でございます。

 ことしの2月に第6次総合計画後期基本計画第7期実施計画で定める重点プロジェクト施策の具体的な事業が構成されました。この一番の特色は、五つの重点プロジェクトだと思います。プロジェクトはより具体的に目的を定め、実効性を高め、確実に実行するには、行政が率先して行動をとる必要があり、ただ基本政策には担当課が列記され、組織ごとでの実施が前提で、重点プロジェクトには主担当課がなく、組織横断的に取り組むことの位置づけを理解してもらうよう周知すべきであります。

 それでは、議長のお許しをいただきましたので、通告に従い一問一答方式で質問をさせていただきます。

 まず初めに、1、公共施設等総合管理計画について質問をいたします。

 (1)全市的な公共施設の現状。

 高度経済成長期の急激な人口増加や市民ニーズに対応するため、本市も多くの公共施設を建設してまいりましたが、公共施設の老朽化が顕在化する時期に差しかかっていると思われます。全国的にも老朽化対策が問題になっており、総務省は、全国の自治体に対して、老朽化対策を盛り込んだ公共施設等総合管理計画の策定を要請しています。本市においても、平成26年度に全体方針案を策定したとのこと。では、本市の公共施設の現状についてお伺いをいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 石原企画財政部長。



◎企画財政部長(石原敏宏) 本市の公共施設の保有状況は、延べ床面積で約122万平方メートルでございまして、半数以上の施設が1970年代、80年代に建設されました。その後の建設スピードは若干鈍化するものの、保有面積は増加し続けております。一般的に劣化が急激に進むとされております築30年以上の建築物の割合が全体では42.6%で、5割を超えようとしております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 川上議員。



◆10番(川上守) では、公共施設の保有状況は、他の中核市と比較して、本市はどの程度なのか、お伺いをします。



○議長(蜂須賀喜久好) 石原企画財政部長。



◎企画財政部長(石原敏宏) 本市の公共施設の市民1人当たりの保有面積は2.95平方メートルで、面積や地形等の要因の違いがあり、単純な比較はできませんが、中核市平均を若干下回っている状況でございます。市民1人当たりの保有面積は、2000年代に入り、緩やかな上昇となっております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 川上議員。



◆10番(川上守) 今後の公共施設の方向性はどのように考えているのかをお伺いいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 石原企画財政部長。



◎企画財政部長(石原敏宏) 税を主に負担していただく15歳から64歳までの世代を対象とした生産年齢人口1人当たりの保有面積は、この世代の人口減少に伴いまして、近年急激に上昇しております。今後、公共施設の総量や経費負担が過大なものとならないよう、計画性を持って施設の必要性、老朽化対策を検討していかなければならない重要なターニングポイントに差しかかっていると認識しているところでございます。

 現在策定中の計画では、施設の長寿命化対策を図ってもなお、総延べ床面積の15%程度の総量の縮減を図らなければならないとしております。

 今後も、必要な機能を維持していくためには、運営改善の徹底、ランニングコストの削減、運営主体の妥当性を再検討するとともに、施設の大規模改修に当たっては統廃合、周辺施設との複合化や適正規模についての調整を積極的に取り進めていかなければならないと考えております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 川上議員。



◆10番(川上守) 施設の床面積を縮減するには、ただ単に施設を廃止するのではなく、施設の複合化、統廃合により実現していくことは、重要なサービスをなるべく維持しつつ、面積縮減に資する有効な方法だと思っています。こういった複合化を検討するに当たって、どのような範囲の施設を対象として検討しているのかをお伺いします。



○議長(蜂須賀喜久好) 石原企画財政部長。



◎企画財政部長(石原敏宏) 複合化に当たりましては、主に支所地域を対象とした地域圏、小学校区域を対象とした学区圏ごとに検討を進めていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 川上議員。



◆10番(川上守) わかりました。では、北部地域における公共施設の現状はどのようになっておるのか、お聞きします。



○議長(蜂須賀喜久好) 石原企画財政部長。



◎企画財政部長(石原敏宏) 北部地域にあっては、岩津支所の所管区域を集計いたしますと、一般的な市民利用施設では、公共施設数が44ございまして、床面積にして約8万3,000平方メートルの施設が存在しております。小学校区ごとに設置する施設を除きますと、奥殿陣屋、おかざき自然体験の森、農遊館、北部地域福祉センター、北部地域交流センター、岩津市民センターなどがございます。

 公共施設等総合管理計画では、長寿命化のための大規模改修が必要な築40年前後を、施設のあり方を見直す契機と考えております。現在、北部地域でその時期に差しかかっているのが、岩津市民センターでございまして、周辺施設との再配置の検討をスタートさせていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 川上議員。



◆10番(川上守) (3)北部地域の公共施設統合の計画。

 北部地域住民として、岩津市民センターと北部交流センターを統合して、旧北部学校給食センター跡地に、支所機能、防災機能等を複合した新しい施設を建設してほしいという要望があります。この複合化の考え方は、公共施設等総合管理計画の方針に沿ったものと思っております。北部地域交流センターは、借地契約の期限も近づいており、駐車場も手狭です。ぜひとも建設計画の策定を進め、早期に実現してほしいと思いますが、今後の予定はどのように考えておるのか、お伺いします。



○議長(蜂須賀喜久好) 石原企画財政部長。



◎企画財政部長(石原敏宏) 現在、検討を進めております公共施設等総合管理計画のうち、今年度は施設類型別の方針を策定しておりまして、昨年度に策定した全体方針とあわせて、公共施設等総合管理計画といたしまして、この計画に基づき、エリア別の計画や施設ごとの個別計画を策定していくこととなります。

 岩津市民センターの大規模改修に当たっては、社会教育事業を行う公民館機能、市民相互の交流を促進する地域交流センター機能、支所機能の三つを整理する中で、施設の統廃合の可能性を検討していきたいと考えております。

 市全域には、市民センターは複数ございますが、建設年度にばらつきがございまして、支所区域ごとに、支所、市民センター、地域交流センターの設置の状況も異なり、一度に位置づけを変更することはできません。そのあたりを踏まえまして、施設の必要性、設置目的、管理方法等について検討を進めておりますが、北部地域につきましては、北部地域交流センターの土地建物の賃貸借期間もございまして、優先的に検討すべき施設と捉えております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 川上議員。



◆10番(川上守) 前向きな答弁をいただきありがとうございます。岩津支所、地域交流センターは賃貸借期限もあることですので、全市的な視点で検討していただき、部局の垣根を越えた分析、対策の取り組みをしていただくことを強く要望しておきます。

 次に、2の公共交通について質問をいたします。

 1の公共施設などを初めとする拠点施設は点であり、市内の多くの点をネットワークで結び、市民の活発な移動、交流により活力のある町になるのではないかと思っております。このネットワークは、公共交通や道路などで構成するものと考えておりますが、成熟した都市として市民が安心して生活するには、公共交通の充実、特に市民の生活に最も密着しているバス路線の確保が重要であると考えております。

 (1)市内のバスの現状。

 そこでまず、市全体のバス路線の利用状況、及び市が補助や委託により運行しているバス路線の利用状況をお伺いいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 岩瀬都市整備部長。



◎都市整備部長(岩瀬敏三) まず、市内の全バス路線42路線の平成26年度の利用者でございますが、約669万人でございます。そのうち、市がバス事業者に補助または委託をしております25路線の利用者数は約143万人、まちバス2路線の利用者は約13万人、額田地域の乗り合いタクシー等4路線の利用者は約1万人となっております。

 平成26年度と平成25年度の利用者数を比較いたしますと、バス事業者への補助・委託路線につきましては0.9%増加をしております。まちバスにつきましては0.8%の減少でございます。

 また、額田地域乗り合いタクシー等につきましては、平成26年度の途中で路線数の減少、それから経路の縮小などの改編、それからスクールバス機能の分離などを実施しておりますので、一概には比較はできませんが、中学生以上の乗車数で比較をいたしますと10.2%の減少となっておりまして、コミュニティバスの利用者数が減少しているような状況でございます。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 川上議員。



◆10番(川上守) 公共施設の統合や、拠点となる施設の整備などにより、今後バスの運行経路を変える必要があったり、あるいは地域内を運行するコミュニティバスなどの導入が必要になることもあると思いますが、今後のバスネットワークの考え方、コミュニティバスを導入する際の考え方についてお伺いをいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 岩瀬都市整備部長。



◎都市整備部長(岩瀬敏三) 今後、高齢化の進展によりまして、最も身近に利用できます公共交通といたしまして、バスの利用の需要が高まってくると考えております。

 岡崎市総合交通政策におきましては、広域ネットワークを担います鉄道、それから交通結節点を連絡をいたしますバス基幹軸、地域から交通結節点を結びます地域内交通によります公共交通ネットワークの確保、維持を位置づけておりまして、バス事業者が運行いたします不採算路線への補助や乗り合いタクシー等の委託運行などで、市民の生活交通の確保を図っております。

 特に、郊外部や中山間地の路線やコミュニティバスなどの地域内交通につきましては、地域の主体的な取り組みを基本といたしまして、地域の特性やニーズに合いました持続可能な公共交通の構築を岡崎市総合交通政策で位置づけております。

 具体的な取り組みといたしましては、地域が主体となっていただき、ワークショップなどの導入検討会や、バス利用の実態調査や情報収集、運行素案の作成などを行っていただき、交通事業者や行政とも協働して、実証運行、評価を実施いたしまして、運行の改善や廃止などの見直しを行っていくことなどを想定をしております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 川上議員。



◆10番(川上守) (2)北部地域のバスの現状。

 コミュニティバスは、地域が主体となって取り組まなければ、持続的なバス利用につながらないと考えております。

 さきの質問では、全市のバスの利用状況をお聞きしましたが、北部地域を運行するバスの利用状況についてお伺いをいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 岩瀬都市整備部長。



◎都市整備部長(岩瀬敏三) 北部地域の公共施設でございます岩津支所、それから北部地域交流センターの前を経由いたしますバス路線でございますが、3路線ございます。具体的には、福岡町と奥殿陣屋、東名岩津、それから豊田市の三河上郷駅を結びます1路線3系統、それから東岡崎駅と川向、それから豊田市の足助を結びます2路線でございます。

 平成26年度の福岡町と奥殿陣屋を結ぶ系統の利用者数でございますが、約103万人、福岡町と東名岩津を結ぶ系統につきましては、約3万人の利用がありまして、バス事業者の営業路線として運行をしておる状況でございます。

 それから、福岡町と三河上郷駅を結ぶ系統の利用者数は約8万人、東岡崎駅と川向を結ぶ路線の利用者数は約1万8,000人、東岡崎駅と豊田市の足助を結びます路線につきましては、約11万5,000人の利用となっております。利用者が少ない郊外部の運行にかかります経費の増大によりまして、市や国、県の補助によります、バス事業者が運行する路線となっておる現状でございます。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 川上議員。



◆10番(川上守) それでは、真福寺町から駒立町にかけては、現在バス路線のない地域となっております。高齢者の方がバスを利用して買い物や通院ができるようになるとよいと思うのですが、今までに北部地域からコミュニティバスの導入の相談があったかどうかをお伺いいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 岩瀬都市整備部長。



◎都市整備部長(岩瀬敏三) 私が把握してる中では、平成20年9月でございますが、真福寺町から恵田町を経由して駒立町を結びますバス路線が廃止となるということで、この地域が交通不便地域ということになりましたために、平成22年度に恵田学区におきまして総代会と市が協働いたしまして、生活交通に関しますアンケート調査を行っております。

 その結果でございますが、現状では自家用車の利用が主体でございますので、現時点でのバス運行の必要は余りない、そういった意見が多い結果でございました。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 川上議員。



◆10番(川上守) (3)北部地域の公共施設や商業施設を結ぶ地域交通の導入。

 車に乗れなくなったとき、体力がなくなってバスにも乗れなくなるということをよく聞きます。現在、車を使用している方が週に1回、月に1回でもバスを利用するような取り組みが必要ではないかと思っております。地域のバスの活動に参画した私の経験からも、地域の主体的な活動がなければ、バスは継続して利用されないと認識しております。

 将来、北部で統合された公共施設や、新たに出店した商業施設などを結ぶコミュニティバスが運行されれば、北部の交通不便地域の方の活動が随分広がると思います。将来の北部地域におけるコミュニティバスの運行についてのお考えをお伺いいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 岩瀬都市整備部長。



◎都市整備部長(岩瀬敏三) 北部地域におきましては、都市計画道路岡崎駅平戸橋線を軸といたしまして既成市街地が形成されてきましたことから、沿線にございます岩津支所や北部地域交流センターなどの公共施設を経由して、バス基幹軸といたしまして、バスの運行をしておる現状でございます。

 将来の公共施設の配置状況によりましては、地域の皆さんの利便性を確保するために、地域の皆さんや交通事業者と協議をしながら、まずは既存のバス路線の経路変更などの見直しにつきまして研究をしたいというふうに考えております。

 その後、既存バス路線の見直し後でございますが、バスの利用状況や利用者のニーズ、そういった動向調査を踏まえまして、運行手法をコミュニティバスに代替をしたほうがふさわしい、または地域内交通として乗り合いタクシー等の新規運行が必要となるという場合には、地域内交通の検討手順を踏まえまして、導入の研究をしてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 川上議員。



◆10番(川上守) 次に、3の高速道路の整備について質問をいたします。

 (1)新東名高速道路の工事進捗状況。

 路線名、第二東海自動車道横浜名古屋線、いわゆる新東名高速道路の整備状況ですが、御殿場ジャンクションから三ヶ日ジャンクションの162キロが平成24年4月14日に開通しております。そして、昨年開通する予定であった浜松いなさジャンクションから豊田東ジャンクションの約55キロメートルの区間については、昨年7月に開通の延期が発表されている状況でありますが、本市域では、岡崎東インターチェンジや中日本高速道路株式会社の管内で最大級となる岡崎サービスエリアが設置されると聞いております。ことしは、家康公四百年祭、来年には市制100周年を迎える節目の年でもありますので、この新東名高速道路の開通とあわせて、本市のさらなる発展を期待しておるところであります。

 そこで、新東名高速道路の工事の進捗状況や開通のめどなど、どのようになっているのかをお伺いいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 岩瀬都市整備部長。



◎都市整備部長(岩瀬敏三) 新東名高速道路の工事の進捗状況でございますが、皆さんも御承知かと思いますが、平成27年7月30日に中日本高速道路株式会社の定例の記者会見が行われておりまして、浜松いなさジャンクションから豊田東ジャンクションまでの約55キロメートル区間におきましては、開通時期の見直しの要因となっておりました切り土のり面対策、それから橋りょうの沈下対策につきましては、予定どおり順調に進んでおり、それ以外にトンネル、橋りょう、土工などの道路本体工事につきましては、おおむね完成をしておりまして、全線にわたりまして舗装工事や標識、休憩施設内の建物工事などを実施中でございまして、開通の目標につきましては、現時点では平成27年度末と発表をされております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 川上議員。



◆10番(川上守) (2)新東名高速道路の開通記念事業について。

 新東名高速道路に関して、記念事業の実施を検討されていると思うが、現在の状況をお伺いいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 齊藤100周年記念事業推進担当部長。



◎企画財政部100周年記念事業推進担当部長(齊藤勝英) 新東名開通記念事業につきましては、平成26年度に実施します市制施行100周年プレ事業として準備を進めてまいりましたが、新東名高速道路愛知区間の開通時期見直しの発表を受けまして、事業実施を今年度に延期しているものでございます。

 具体的な内容や実施時期等につきましては、新東名高速道路の工事の進捗状況を踏まえながら、関係機関と協議を行っておりまして、新東名高速道路本線の開通目標は、先ほど都市整備部長が答弁したとおり、平成27年度末と聞いておりますが、この記念事業の開催につきましては、年内に実施できるよう調整を進めているところでございます。

 事業の詳細内容等につきましては、まとまり次第、公表させていただく予定としておりまして、多くの市民の皆様の御参加を期待しているものでございます。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 川上議員。



◆10番(川上守) 事業の公表時期は、いつごろの予定かをお伺いします。



○議長(蜂須賀喜久好) 齊藤100周年記念事業推進担当部長。



◎企画財政部100周年記念事業推進担当部長(齊藤勝英) 事業の公表の時期でございますが、事業実施の2カ月前ごろまでには行いたいと考えております。時間的な余裕はございませんが、しっかり準備をしまして、円滑な事業実施をしていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 川上議員。



◆10番(川上守) 地域住民も新東名高速道路の開通を心待ちにしておりますが、記念イベントの開催で、地域住民が協力できることがないのかをお伺いいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 齊藤100周年記念事業推進担当部長。



◎企画財政部100周年記念事業推進担当部長(齊藤勝英) 開通記念事業の実施におきましては、市北部地域の企業などに御協力いただきまして、駐車場を確保しておりまして、そこからメーン会場であります岡崎サービスエリアへシャトルバスを運行して、参加者の輸送を図っていく計画でございます。

 関係地域の企業、住民の皆様には、駐車場の確保やシャトルバスの円滑な運行に御理解、御協力をいただくとともに、ウオーキングやおもてなしイベントなど、開通記念事業に御参加いただき、本市の市制100周年に向けた機運の盛り上げに御協力をいただければと考えております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 川上議員。



◆10番(川上守) (3)スマートインターチェンジ。

 本市の高速道路のインターチェンジは、新東名高速道路の開通により2カ所となりますが、いずれも市の東部に位置し、西部に市街地が密集する本市の都市構造上、高速アクセス性が十分な状況とはなっておりません。そこで、スマートインターチェンジの設置が必要と考えていますが、本市におけるスマートインターチェンジの進捗状況についてお伺いいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 岩瀬都市整備部長。



◎都市整備部長(岩瀬敏三) 本市におきましてのスマートインターチェンジの進捗状況につきましては、国、県、高速道路株式会社、愛知県警をメンバーといたします導入勉強会を平成25年度から実施しておりまして、これまでの導入勉強会でスマートインターチェンジ設置の候補地といたしまして、現東名高速道路におきましては阿知和周辺地区、新東名高速道路では岡崎サービスエリアが最も可能性の高い候補地として整理をさせていただいております。

 平成26年度の業務におきましては、スマートインターチェンジを設置した場合の交通量を、全国的な交通量調査でございます道路交通センサスを利用して推計をいたしまして、阿知和周辺地区でございますが、1日当たり約4,400台、岡崎サービスエリアでは1日当たり約1,500台との推計値が出ております。

 今年度5月に導入勉強会を行いまして、スマートインターチェンジを設置した場合の整備効果について意見交換を行いまして、阿知和周辺地区につきましては、阿知和地区工業団地が計画をされていますこと、それから市街地に隣接した立地状況や利用見込みの台数が多いことなど、整備効果が高いと考えられますために、引き続き優先的に設置の検討を進めてまいりたいというふうに考えております。

 岡崎サービスエリアにつきましては、新東名高速道路の供用開始後、サービスエリアの利用状況、周辺の土地利用の状況も考慮いたしまして、今後の設置について検討を進めてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 川上議員。



◆10番(川上守) では、阿知和地区周辺におけるスマートインターチェンジの進捗状況をお伺いをいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 岩瀬都市整備部長。



◎都市整備部長(岩瀬敏三) 阿知和周辺地区につきましては、ちょうど岡崎インターチェンジと豊田東インターチェンジの中間に位置しておりまして、市内から各インターチェンジへのアクセスの交通が分散をされ、幹線道路の渋滞の緩和、それから多面的ないろんな効果が期待できると考えております。

 スマートインターチェンジの設置に伴う東名高速道路の本線構造の課題などにつきましては、新東名高速道路の開通によります東名高速道路の交通量の推移を踏まえまして、本線接続部の安全対策とあわせまして検討を進めてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 川上議員。



◆10番(川上守) 次に、岡崎サービスエリアにおけるスマートインターチェンジの進捗状況についてお伺いをいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 岩瀬都市整備部長。



◎都市整備部長(岩瀬敏三) 岡崎サービスエリアにつきましては、今年度、周辺の接続をする道路に対する影響の調査や岡崎サービスエリアの施設に与える影響、周辺用地の土地利用規制等の課題につきまして検討を進めてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(蜂須賀喜久好) 川上議員。



◆10番(川上守) 次に4、美術博物館について質問をいたします。

 美術博物館は開館から19年経過、老朽化のため本年4月より改修。では、本年度の改修工事の内容をお伺いいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 石川文化芸術部長。



◎文化芸術部長(石川啓二) 美術博物館の本年度の改修工事の内容につきましては、まず空調関係では、冷温水配管の取りかえを行う空調設備改修及び空調自動制御システムの更新、内外装の改修関係では、展示室の壁の張りかえと塗装及び床の全面的な張りかえ、1階ホワイエ、2階アトリウムのガラスのシーリングと飛散防止フィルムの更新、レストラン屋根の鉄骨柱部分の塗装工事、また、消防設備関係では、自動火災報知設備及びCO2消火設備の改修を行っております。

 このほか、展示室などの照明制御システムや場内監視設備の改修工事、機械器具購入としましては、2階アトリウム部分の電動ロールスクリーンの取りかえを行ってまいります。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 川上議員。



◆10番(川上守) 改修工事の進捗状況をお伺いをいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 石川文化芸術部長。



◎文化芸術部長(石川啓二) 先ほど御説明しました工事の内容についての現在の進捗状況、これは8月末現在の進捗状況でございますが、アトリウム及び展示室の内外装改修工事におきましては、展示室の壁のクロス張り、塗装を終えまして、可動の間仕切り壁の塗装を行っているところでございます。2階アトリウム部分では、内部、外部の足場を組み終え、電動ロールスクリーンの旧品の撤去が終了しております。ガラス面のシーリング及び飛散防止フィルムの更新を行っております。また、レストラン屋根の鉄骨柱部分は、塗装のための足場を組んでおり、空調設備改修では、各所の既設天井ボードの撤去、冷温水配管の採寸と撤去作業を進めているところでありまして、おおむね順調に進んでいると認識しておるところでございます。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 川上議員。



◆10番(川上守) それでは、改修工事実施に伴う収蔵品への影響についてお伺いをいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 石川文化芸術部長。



◎文化芸術部長(石川啓二) 本市の美術博物館は、文化庁が定める公開承認施設でございまして、施設改修の際には、室内環境への配慮を必要とします。工事後は成分調査を行い、有害物質等が基準値以下である旨の調査報告が義務づけられております。

 このため、昨年のうちから文化庁に対しまして、工事概要等を説明の上事前協議し、施工段階では、施工者とも入念に打ち合わせを行い、塗料などにつきましては、含有成分等を調べ、より影響の少ないものを選定するなどの対応をとっております。

 また、収蔵品の保存につきましては、空調設備改修の都合上、一時的に空調管理ができない期間は発生しますが、収蔵庫用の空調配管工事は、比較的気候の安定した秋ごろに行うなど、工期を工夫しております。収蔵庫は外気と遮断されているため、影響はないものと考えておりますが、収蔵庫への出入りは極力控えるよう対応しております。

 いずれも工事完了後、成分調査結果におきまして基準を満たすよう、今後の施工過程におきましても細心の注意を払ってまいります。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 川上議員。



◆10番(川上守) (2)収蔵品の活用。

 改修工事による休館中の展覧会の実施はどのように考えているのかをお伺いいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 石川文化芸術部長。



◎文化芸術部長(石川啓二) 改修工事期間中は、空調配管工事に伴い収蔵庫の空調が停止したり、収蔵庫周辺に工事による粉じんが飛散したりするなど、収蔵庫にとって劣悪な環境になるため、収蔵品の出し入れは極力控えるべきと判断したところでございます。

 しかしながら、毎年恒例となっております小学校の学習支援を兼ねて開催しております収蔵品展暮らしのうつりかわり展は、今年度、地域文化広場に会場を移して開催することとしております。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 川上議員。



◆10番(川上守) 家康館やりぶら、またはそれ以外においても収蔵品展示はできないのかをお伺いいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 石川文化芸術部長。



◎文化芸術部長(石川啓二) 家康館におきましては、これまでも美術博物館の所蔵品を特別企画展に出品してまいりました。家康館の所蔵品も重要なものは美術博物館で所蔵しております。りぶらでの展示は、むかし館での民俗資料などの展示は行いますが、そのほかのスペースでは空調管理や環境の問題がございまして、良好な状態での展示は難しいものと考えております。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 川上議員。



◆10番(川上守) せっかくの収蔵品をもっと多くの市民に見せるための工夫はできないのかをお伺いいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 石川文化芸術部長。



◎文化芸術部長(石川啓二) 休館中の収蔵品をある程度まとめて館外で展示公開することも考えられますが、巡回先、方法、費用など、多くの検討課題がございまして、今回の工事期間中におきましては困難と判断をしました。

 しかしながら、早期に出品依頼を受けた名古屋市のヤマザキマザック美術館で本年11月から3月に開催される予定の聖書物語祈りのかたち展への出品では、同館収蔵庫での保管により貸し出し期間の調整を図り、当館の収蔵品であるバロック絵画初め32点を出品する予定でございます。このような機会があれば、今後も対応してまいりたいと考えております。

 また、過去には庁舎内などへの作品を展示した例もございますが、作品の状態や必要とする空調環境、展示スペース、展示後の作品管理などを考慮しますと、展示可能な作品は限られ、多くの作品の展示は難しいものと考えております。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 川上議員。



◆10番(川上守) (3)収蔵品展示の可能性。

 収蔵庫が飽和状態と聞いていますが、ここ数年の収集活動への影響をお伺いいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 石川文化芸術部長。



◎文化芸術部長(石川啓二) 寄託・寄附制度によります資料の受け入れが滞ってしまっているのが現状でございまして、優良な美術品の申し出があっても、収蔵できるスペースが確保できずにお断りをするという非常に残念なことがしばしばございまして、収集活動に支障を来しているところでございます。今後も岡崎市では寄託・寄附制度による資料の受け入れを続けていく予定でございますが、全市的に対応していくためにも、当館での収蔵スペースの確保は不可欠と考えております。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 川上議員。



◆10番(川上守) 今の御答弁のように、収蔵スペースの確保が不可欠という認識の中、収蔵庫増設に対して、どのように考えているのかをお伺いいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 石川文化芸術部長。



◎文化芸術部長(石川啓二) 岡崎市域の社寺仏閣、個人から預かった貴重な文化財を安全かつ良好な環境で保管して後世に伝えるという当館の収蔵機能は、一定の役割を果たしてまいりました。

 開館19年を経過し、資料点数は6,200件に上ります。郷土館の閉館に伴い、郷土館に収蔵されておりました資料の移管、合併した旧額田町に残された歴史民俗資料の一部移管とその保存などによっても収蔵品はふえるばかりでございます。

 さらに、美術館、おかざき世界子ども美術博物館、三河武士のやかた家康館、これらの収蔵庫の補完的機能による収蔵などにより、収蔵庫は飽和状況でございます。不足している収蔵スペースの増設に当たりましては、収蔵庫の施設費、維持管理コストを抑えるために、資料保存にふさわしい環境ごとに資料を分類保管し、簡易な空調のスペースを設置することによって効率的な収蔵スペースを増設してはどうかと考えておるところでございます。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 川上議員。



◆10番(川上守) 収蔵庫増設とともに、収蔵品を常時展示する常設展示棟を設けるべきかと思うが、考えをお伺いいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 石川文化芸術部長。



◎文化芸術部長(石川啓二) 美術博物館の収蔵品は、現在、展示室で実施しております企画展や収蔵品展で一部を紹介しておりますが、常時展示する状況には至っておりません。市民の方から寄附、寄託をいただいた資料を十分に活用するためには、収蔵庫とともに、常設展示棟を増設することが必要と考えております。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 川上議員。



◆10番(川上守) (4)年間パスポート。

 年間パスポート導入から3年経過しましたが、販売状況はどのようになっておるのか、お伺いいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 石川文化芸術部長。



◎文化芸術部長(石川啓二) 平成24年4月から発行しております3施設年間共通パスポートの平成26年度末までの販売状況でございますが、初年度の24年度では593枚の発行、25年度では380枚、平成26年度では302枚と、3年間通算で1,275枚御購入いただいております。

 なお、今年度は美術博物館の改修工事に伴い休館しているため、展覧会開催がございませんので、平成26年度の途中に御購入いただいた方の不利益とならないよう、有効期限を1年間延長し、実質的に1年間御利用いただけるよう対応しておるところでございます。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 川上議員。



◆10番(川上守) 販売実績が年々低下しており、制度の見直しを検討する時期ではないかと感じるところでありますが、お考えをお伺いいたします。



○議長(蜂須賀喜久好) 石川文化芸術部長。



◎文化芸術部長(石川啓二) 年間共通パスポートは、延べ949名の方に御購入いただいておりますが、1回限りの購入者は714名で、全体の約75%を占めております。御指摘のとおり、販売実績は年々低下しておりますので、休館中の今年度内に、ほかの施設のパスポートや類似の制度などの取り組み例を参考に、価格設定や付加価値等の見直しを検討してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(蜂須賀喜久好) 川上議員。



◆10番(川上守) 以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございました。

     (10番 川上 守 降壇)



○議長(蜂須賀喜久好) 以上で本日の議事日程は終了いたしましたので、明9月1日午前10時再開することとし、本日はこれにて散会いたします。

     午後3時33分散会

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

         議長   蜂須賀喜久好

         署名者  横山幽風

         署名者  山崎憲伸