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愛知県 岡崎市

昭和63年  3月 予算特別委員会 03月23日−03号




昭和63年  3月 予算特別委員会 − 03月23日−03号







昭和63年  3月 予算特別委員会



             午前10時1分開議



○委員長(細井一夫君) 出席委員が定足数に達しておりますので、ただいまから予算特別委員会を開きます。

 本日の議事は、審査日程第3号により取り進めます。

 第36号議案「昭和63年度岡崎市一般会計予算」外20件を議題といたします。

 本件につきましては、3月15日から18日まで各分科会が開催され、審査されましたので、これより逐次各分科会主査の報告を求めます。

 総務分科会副主査、小林邦夫君。

     (小林邦夫君 登壇)



◎総務分科会副主査(小林邦夫君) 総務分科会主査報告を申し上げます。

 去る3月10日の予算特別委員会において総務分科会へ付託されました「昭和63年度岡崎市一般会計予算」外4件の質疑事項について御報告申し上げます。

 本分科会は、3月15日、関係者の出席を求め開会し、本分科会付託分について質疑応答を行いました。

 主な質疑は、第36号議案「昭和63年度岡崎市一般会計予算」の2款総務費では、「東京事務所に関し市長は、ある時期が来れば廃止することもやぶさかでないと一般質問で答弁しているが、具体的な見通しはどうか」との質疑に対し、「東京事務所は、中央の情報入手、陳情のフォロー、東京で開催される各種会議の資料入手等、それぞれ役割を果たしている。これらについて、その必要がなくなる時点には当然考えなければならないが、現在のところ、1年ぐらいのうちに途中で廃止する考え方は持っていない」。

 また、「三世代宅地供給事業は、一般市民に分譲できるのはいつごろになるのか」との質疑に対して、「事務的には、調整区域内に7力所候補地として計画している。都心から比較的近く、学校、保育園を増設する必要のないところで、1団地50ないし100戸を予定しており、本年度は2団地ぐらいを手がけ、土地が確定し、計画どおり進めば、64年度には分譲可能と思う」。

 また、「歳入1款市税では、国鉄がJRに組織変更したことや、区画整理に伴い、固定資産税は増収になるのか」との質疑に対し、「JRの固定資産税は、63年度に国県の指導によって実態調査が行われ、10月には調査が完了する予定であり、64年度にならないと明確にならない」との答弁がありました。

 以上、審査の参考のため申し上げましたが、このほか細部にわたり質疑応答がありましたが、これらの細部は分科会記録にとどめ、報告を割愛させていただきます。

 以上で、主査報告といたします。

     (小林邦夫君 降壇)



○委員長(細井一夫君) 総務分科会主査報告は終わりました。

 ただいまの主査報告について御質疑ありませんか。

     (「なし」の声あり)



○委員長(細井一夫君) 御質疑なしと認めます。

 次に、教育福祉分科会主査、山田敏貴君。

     (山田敏貴君 登壇)



◎教育福祉分科会主査(山田敏貴君) 教育福祉分科会主査報告を申し上げます。

 去る3月10日の予算特別委員会において教育福祉分科会に付託されました「昭和63年度岡崎市一般会計予算」外2件の質疑事項について御報告申し上げます。

 本分科会は、3月17日、市長初め関係職員の出席を求めて開会し、付託分について質疑応答を行いました。

 主な質疑は、第36号議案「昭和63年度岡崎市一般会計予算」の2款総務費では、[学区こどもの家建設に関し、建設予定の学区と用地の見通しはどうか]との質疑に対し、「現在20館の申し込みがあり、そのうち14館については用地の見通しがついている。地域のバランスを考慮して慎重に決めていきたい」との答弁がありました。

 また、「学区こどもの家が市民ホーム等に隣接して建設される場合、重複する施設について有効的な建設はできないか。あるいは、隣に1部屋増設すれば、町の公民館的なものもでき、建設費も市の補助金も安くなるが、これは可能か」との質疑に対し、「別の設計で分離をし、これをつなぐことは基本的には可能であると思う。この場合には、競合する部分をカットすることも可能になると考えられる」との答弁がありました。

 次に、8款土木費では、「交通安全対策費に関し、町内で街路灯を設置しようとする場合、市から町に対し補助金を出す考えはないか」との質疑に対し、「現在町内持ちのものを市で代替していく施策であり、本年度もこれを継続的に実施していく」との答弁がありました。

 次に、第10款教育費では、「学校建設費に関し、中学校問題は、地域全体のバランスを考え、どう建設をするかということに積極的な姿勢を示す時期に来ているのではないか」との質疑に対し、「市が行政的に線引きをし、圧力をかけることは積極的に見えるが、結果として暗礁に乗り上げることにならないか。地元の協力を得ながら、用地のめどがつき次第、たとえ補正予算でも計上していきたい」との答弁がありました。

 以上、審査の参考のため申し上げましたが、このほかにも細部にわたり質疑応答がありましたが、分科会記録にとどめ、報告を割愛させていただきます。

 以上、主査報告といたします。

     (山田敏貴君 降壇)



○委員長(細井一夫君) 教育福祉分科会主査報告は終わりました。

 ただいまの主査報告について御質疑ありませんか。

     (「なし」の声あり)



○委員長(細井一夫君) 御質疑なしと認めます。

 次に、厚生経済分科会主査、尾藤輝夫君。

     (尾藤輝夫君 登壇)



◎厚生経済分科会主査(尾藤輝夫君) 厚生経済分科会主査報告をいたします。

 去る3月10日の予算特別委員会において本分科会に付託されました「昭和63年度岡崎市一般会計予算」外9件の質疑事項について御報告申し上げます。

 本分科会は、3月16日、市長初め関係職員の出席を求め開会し、付託分について質疑応答を行いました。

 主な質疑は、第25号議案「岡崎市勤労文化センター条例の制定について」では、「条例で言う「勤労者等」という表現はわかりにくいが、実際の運営ではどう対応していくのか」との質疑に、「運営協議会の設置等を考えながら進めていきたい」と答弁がありました。

 第36号議案「昭和63年度岡崎市一般会計予算」では、歳出7款商工費で、「都心型複合拠点施設事業基金の積み立て目標額はどれだけか」との質疑に、「施設の建設方式は現在検討中で、方式によりその額も変わってくるが、行政施設分の費用を備蓄していきたい」と答弁がありました。

 また、歳入9款使用料及び手数料で、「公設市場使用料は条例により安くなっているが、中に入っている小売店の販売価格は条例の趣旨に沿っているか」との質疑に、「一般の共同店舗と違い、内装工事の一切を協同組合でやっており、そのためスーパーと同様の価格になっているのではないかと思う」と答弁がありました。

 また、13款寄附金で、「水田農業確立対策推進事業費寄附金はどのような内容のものか」との質疑に、「農業用排水路の改良工事に係る分で、一般土木的な排水路工事と違い、受益者が限られているということで、工事費の10%を、従来からの慣例で御寄附いただくものである」と答弁がありました。

 第51号議案「昭和63年度岡崎市病院事業会計予算」では、「医師等の研修及び駐車場問題の今後の考え方はどうか」との質疑に、「研修医については、研修医の指定病院の指定を受けるよう努力し、充実させていきたい。また、医師については、専門技術の向上を図っていかなければならない。駐車場については、将来的には近隣で用地を確保していかなければならないが、当面混雑の分散化など考え、対応していきたい」との答弁がありました。

 以上、審査の参考のため申し上げましたが、このほか細部にわたり質疑応答がありました。これらの詳細は分科会記録にとどめ、報告を割愛させていただきます。

 以上、主査報告といたします。

     (尾藤輝夫君 降壇)



○委員長(細井一夫君) 厚生経済分科会主査報告は終わりました。

 ただいまの主査報告について御質疑ありませんか。

     (「なし」の声あり)



○委員長(細井一夫君) 御質疑なしと認めます。

 次に、建設分科会主査、三浦 元君。

     (三浦 元君 登壇)



◎建設分科会主査(三浦元君) 建設分科会主査報告を申し上げます。

 去る3月10日の予算特別委員会において建設分科会に付託されました「昭和63年度岡崎市一般会計予算」外5件の質疑の内容について御報告いたします。

 本分科会は、3月18日、市長初め関係職員の出席を求め開会し、付託分について質疑応答を行いました。

 審査の際の主な質疑応答につきましては、第36号議案「昭和63年度岡崎市一般会計予算」中、歳出8款土木費では、「HSSTの今後の運行見通しについてはどうか」との質疑に対し、「城址公園整備計画との兼ね合いもあり、5年のめどについては変わっていない。63年度については、実務、実績を勘案して計上している」との答弁がありました。

 また、「都市景観環境整備の関係はどのようになっているか」との質疑に対し、「各款の中に予算計上しており、相互負担制度の中において実質的な運行をし、PR、認識を深めていきたい」との答弁がありました。

 次に、第39号議案「昭和63年度岡崎市下水道特別会計予算」では、「流域下水道の進捗状況はどうか」との質疑に対し、「66年の供用開始に向けて、県主導による促進と、西尾市に対してもおくれないように、2本立てで進めている」との答弁がありました。

 以上、審査の参考のため報告いたしましたが、このほかにも細部にわたり質疑応答がありましたが、分科会記録にとどめ、報告を割愛させていただきます。

 以上、主査報告といたします。

     (三浦 元君 降壇)



○委員長(細井一夫君) 建設分科会主査報告は終わりました。

 ただいまの主査報告について御質疑ありませんか。

     (「なし」の声あり)



○委員長(細井一夫君) 御質疑なしと認めます。

 以上で、各分科会の主査報告及び質疑は終わりました。

 これより、第36号議案外20件に対する賛否の御意見の陳述に入ります。

 米津委員。

     (米津春治君 登壇)



◆委員(米津春治君) 私は、民社クラブを代表いたしまして、予算特別委員会に付託されました「昭和63年度岡崎市一般会計予算」を初めとする関係諸議案に対しまして、賛成の立場から意見を申し上げます。細部につきましては、本会議で申し上げてまいりたいと思います。

 昭和60年秋以降の急激な円高による我が国の経済は、大きな変動と低下をもたらし、さらには加速を加えてまいりました。しかし、62年の我が国の経済は、広範な構造調整として、内需拡大策の実施により個人消費が堅調に推移し、民間投資、公共投資など増加する中で、景気は回復から拡大局面へと移ってまいりました。

 このような見通しの中で編成された63年度の国の一般会計予算は、56兆6,997億円で、62年度と比較して4.8%増となっており、前年の伸び率を上回っています。しかしながら、税収の見込みについては、前年度対比5%程度の伸びを期待し、異常な円高による企業収益の減少等の要因で、地方税、地方交付税とも高い伸びが期待できないなど、慎重な見方をしています。また、国の財政における文教福祉予算の抑制、公共事業に対する国庫補助率の引き下げの継続などで、地方自治体の財政への影響は大きく、この現状を踏まえ、地方自治体は、複雑、高度化する行政需要に対応していかなければなりません。

 このような中で、昭和63年度岡崎市の当初予算が計上されたわけでありますが、一般会計631億700万円、対前年度比3.4%となっており、特別会計、企業会計合わせて総額で1,189億7,024万3,000円で、対前年度比4.3%に当たる48億6,721万円の増加となっております。一般会計では、厳しい財政環境のもとで、ほぼ昨年並みの伸びが確保できたことは、順当な予算であると思います。

 そして、歳入面では、自主財源の構成比率が昨年より上昇しており、それなりの努力がされており、結構だと思います。しかし、1ドル120円台という異常な円高、厳しい経済情勢の中で恵まれた予算が編成されたということは、多くの市民の努力と勤勉、そしてさらには各企業の血の出るような努力と英知によるもの以外の何物でもなく、これにおごることなく、財政の健全性、さらには厳しい施策の選択と効率的運営に努めるよう要望しておきます。

 次に、歳出面についてでありますが、歳出の目的別構成比においては、民生費が20.8%、土木費が25.9%、教育費が14.6%、衛生費が11.5%となっており、特に土木費が34%増の伸びとなっており、道路及び河川整備に対して積極的に取り組んだ、地域に密着した予算となっております。

 さらに、性質別に経費を見てみますと、人件費については0.4%、物件費につきましては0.2%、それぞれの節減の努力が見られ、工事関係費においては1.3%増となっており、地域活性化への積極的な姿勢が見られます。

 事業計画においては、岡崎市が20年来の懸案でありましたJR東海道線岡崎駅整備として、駅の東西を結ぶ自由通路の設置、名鉄東岡崎駅の周辺整備、学区こどもの家7館の建設、総合老人福祉センター建設、新ごみ焼却場中央クリーンセンター、中央総合公園を初め公園整備事業、道路の新設改良工事、河川の改修工事、そして小中学校の校舎の増改築等、大型事業が積極的に行われるわけでありますが、限りある財源を計画的に、効率よく、むだのないよう、そしてさらには、施設の着工推進に当たっては、市民要望を十分検討され、均衡と調和、公平と平等を図りながら対応されるよう要望しておきます。

 また、特別会計では、23.6%という下水道事業の大きな伸びがあり、総額で399億2,577万余と、前年度の2倍強の2.9%の増となっており、赤渋ポンプ場の早期稼働、矢作川流域下水道工事のより一層の推進を要望するものであります。

 企業会計では、病院事業会計が97億7,770万円で、前年度対比17.6%という大幅な増となっており、新しく病棟の改修工事、医療機器の整備として、磁気共鳴画像診断装置、全自動臨床化学分析装置、血液ガス分析装置など、医療機器の充実が予定されており、市民のための医療水準の向上など、施設整備に積極的に予算が計上されております。しかし、今後とも医学の進歩に対応した新しい医療の実施と、地方自治体の病院として健全な企業運営を要望しておきます。

 次に、水道事業でありますが、第4次計画に基づき、本年で100%の給水が達成されると、明るい見通しであります。未給水世帯の解消の実現、そして貴重な水資源の有効利用、さらには増加する水需要に対応できるよう、水道水の安定供給確保と、公営企業として一段の充実をされるよう要望いたします。

 以上申し上げましたが、これらの予算の執行、事業の推進に当たっては、市民の声によく耳を傾け、市民サイドに立ち、十分な配慮の中で進められることを強く要望いたしまして、民社クラブとしての賛成の意見といたします。

     (米津春治君 降壇)



○委員長(細井一夫君) 河合委員。

     (河合信輝君 登壇)



◆委員(河合信輝君) 私は、公明党を代表し、予算特別委員会に付託されました第36号議案「昭和63年度岡崎市一般会計予算」を初めとする諸議案に対して、賛成の立場から意見を申し上げます。

 市税等一般財源の大きな伸びも期待できず、その上国庫補助率は引き下げられたまま、地方財政がじわじわと圧迫されている厳しい財政環境の中で、本市の昭和63年度の当初予算の規模は、一般、特別、企業の3会計を合わせて、総額1,189億7,024万円で、62年度当初に比較し4.3%の増であり、前年度を上回る伸びを示しており、大型事業を始めるにふさわしい積極型予算が組めたことについて評価するものであります。

 次に、一般会計の歳出について意見を述べます。

 総務費における都心型複合拠点施設の岡崎テクノプラザ”ハイコンプレックス21”については、開発基本計画の策定に要する経費、地域情報ネットワークシステムの将来需要の把握のための調査費が計上されていますが、まさに21世紀の本市のまちづくりの拠点になるものであり、時代におくれることのなきよう積極的な対応を要望しておきます。

 三世代宅地供給事業については、かねてから我が党が要望しているところであり、61年度に初めて調査費が計上され、以来計画が着々と進められ、本年いよいよ具体化するための予算が計上され、高く評価するものであります。分科会において担当部長からも、「候補地として7カ所を持っている。1団地50から100戸を予定しており、本年度は2団地ぐらいを手がけていきたい。土地が確定するならば、本年度にも事業化に向けたい。計画どおりなら、64年度に分譲できると思う」との回答も得ており、意を強くしておりますが、早期事業化に向けての積極的な対応を要望しておきます。

 民生費については、まずそれぞれ奨励金、慰問金、祝い金については見直しされ、増額されたことについては、評価いたします。2年度目に入った総合老人福祉センター建設については、15億を超す予算が計上されており、いよいよ養護老人ホーム、デイ・サービスセンター、老人福祉センター、シルバー人材センター、高齢者能力開発情報センターが完成する年度になるわけでありまして、大いに期待されるところであります。岡崎市福祉事業団も発足し、管理委託がされるわけでありますが、利用者に満足のいく管理運営がなされるよう、十分なる準備を希望しておきます。

 農林業費におけるハイテク施設については、62年度に計画しながら、技術革新に対応した新しい分野、システムを取り入れるよう再検討の必要があるとして既決予算を削除した経緯があり、今回バイテク総合施設調査費として、前年比4,433万2,000円減額の1,066万8,000円が計上されておりますが、バイオ時代に向けて積極的な対応を要望するところであります。昨年3月に一般質問において、バイオテクノロジー先端技術の開発推進について、市長並びに部長より回答をいただきましたが、そのときのバイオ対応の態度と比較すると、随分バイオ時代にふさわしい対応になってきたと評価するものであります。バイオセンター総合施設調査委託料として1,000万円が計上されていますが、内容が難しいとはいえ、決して相手任せにすることなく、本市にとって有効なる、十分なる調査研究がなされるよう付言しておきます。

 商工費については、一般質問でも触れましたが、商圏拡大へ向けての活性化対策がいろいろ講ぜられ、評価いたしておりますが、今までの成果については、いま一歩の感がしております。活性化対策は、やはり能動的に働きかけてこそ効果があるように思われます。関係部署のいま一歩の強力なる対応を要望しておきます。

 土木費の東岡崎駅周辺整備については、本年度は、東岡崎駅南線用地の購入費と乙川左岸調査委託料が計上されており、評価するものであります。いずれにしても、東岡崎駅周辺は本市の表玄関であり、顔に当たる部分であります。21世紀を間近に控え、周辺整備は待ったなしの状況にあり、さらに積極的に整備へ向けての推進を要望しておきます。

 いよいよ大型事業である岡崎中央総合公園の整備については、市民球場等の用地造成、園路の築造が始まるわけでありまして、整備完成へ向けて的確なる計画的な予算運用が望まれるところであります。

 通学路照明灯及び街路灯の新設数についての増灯については、評価いたします。今後とも市民の安全確保に対し十分に対応されるよう要望しておきます。

 教育費の私立高校への就学生徒の保護者負担軽減のために、私立高等学校授業料補助制度の創設については、評価するものであります。

 図書購入費については、分科会でも質問しましたが、図書館協議会で十分検討され、市民のリクエストを満足させることができる予算措置がなされており、評価いたします。蔵書数においては、国の図書館協議会の基準にマッチしており、評価いたしておりますが、さらなる蔵書内容の充実を要望しておきます。

 次に、企業会計のうち病院でありますが、診療棟改修工事、管理棟建設工事、病棟改修工事、医療機器の整備の予算が計上されており、総合病院としてさらに充実されるわけであり、大いに期待されるところであります。現在の病院財政は厳しい状況下ではありますが、さらに経営の効率化に努力され、健全な事業運営と医療サービスの向上に努められるよう要望しておきます。

 以上、付託議案に贅成の立場から、主な事項について意見を申し上げました。

 最後に、予算の執行に当たっては、市民サイドに立ち十分な検討をされ、進められることを要望し、意見といたします。

 以上でございます。

     (河合信輝君 降壇)



○委員長(細井一夫君) 大久保委員。

     (大久保 正君 登壇)



◆委員(大久保正君) 私は、日本共産党岡崎市議団を代表して、予算特別委員会に付託されております議案中、第25号、第36号、第42号、第43号、第44号、第51号、第52号の各議案について。反対の立場から意見を申し上げます。

 今、世界政治から見て、核軍拡を進めていけば、地球が滅びるという危機に直面しています。昨年12月、米ソ間でINF(中距離核戦力)全廃条約が締結されましたが、この問題が世界の人民の運動としても、かつてなく重視されてきたことの反映でもあります。

 今の日本は、軍事ブロック優先の政治、いかに日米軍事同盟を強めていくか、アメリカとの共同作戦を強めるか、あるいはそのために安定した財源の基礎を税制上でどうつくるのか、その手順とか段取りとか、そういうことに憂き身をやつしています。

 63年度政府予算は、平和と国民生活に奉仕する方向に転換するのではなく、レーガン政権と財界に厚い気配り、金配りを行う一方、勤労国民、お年寄り、障害者、子供たちの切実な願いには、冷たく切り捨てました。しかも、その行き着く先は、生活の隅々から税金を絞り取る最悪の大衆課税、大型間接税の導入であります。軍拡と大企業の奉仕の一層のスピードアップが、福祉、教育の切り捨てだけでは間に合わないところまて来ていることを示しています。

 こうした中での岡崎市の63年度予算は、私立高校授業料補助の新設など、市民の要求にこたえる内容も幾つかありますが、評価する施策の中でも、まだ一層の改善が求められるものもあります。

 例えば、合併処理槽設置費補助金30万円の50基分の計上は評価するものでありますが、豊橋市は48万円の100基分、つまり市が1基当たり23万5,000円の予算を組むことによって、県の補助金の最高額14万5,000円を引き出し、国の補助10万円と合わせて48万円であります。本当に家庭汚水の浄化をし、清流を回復しようとするならば、豊橋市に負けない姿勢が必要であります。国の示している対象は、単独処理槽の改良型も対象としています。補助の対象についても、柔軟な対応が必要であります。

 60年度以来のいわゆる補助金等削減一括法案によって、63年度も6億6,911万9,000円の補助金カットがされ、県の補助金アップ9,670万3,000円を引いても、5億7,241万6,000円の影響を受けています。これは、地方財政法を無視し、ひいては憲法の保障する地方自治を踏みにじるおそれが大きいとともに、国自身の責任を放棄するものであります。

 学区こどもの家7館新設することについては、施設に対する改善要望も取り入れられ、市民の要求に早くこたえるということは、評価するものであります。しかし、岡崎市の小学生低学年だけでも、両親共働きの児童1,390名、母子・父子家庭204名、両親ともなし、その他19名に対し、子供たちの置かれている実態に合わせた保育に対する施策は不十分なものであります。

 水田農業確立対策に、転作上積みと低米価をもたらす米需給均衡化緊急対策は、転作政策自体が今や破綻寸前の状態にある上に、こそくな手段による目標面積の新たな上積みであり、農家に一層打撃を与えるものであります。農業つぶし政策が進められている中で、食糧を外国に依存することは、国民生活を不安定にし、国土の荒廃を引き起こします。農業を国の基幹的生産部門と位置づけ、食糧の自給を基礎に、安全で安い生産を目指して、都市近郊農業についても育成する取り組みが大切であります。

 まちづくりについては、今住んでいる町を改造することであります。岡崎市民の総意を結集して、市民の合意の上で進められることが大切であります。

 公の施設として設置、管理してきたものを、行政の効率化、減量化の理由で委託の対象とされ、その受け皿として次々協会を設立し、委託されています。公共施設が実現しようとしている市民の権利、利益とのかかわりを具体的に明確にした上で追求されなければならないものであり、それを保障する手だて、民主的統制の拡大が必要であります。

 固定資産税、都市計画税は、税率を変えなくても、評価額を上げれば自動的に増税になります。ここ10年間で固定資産税は2.26倍、都市計画税は3.58倍になっています。都市計画区域が指定されている1,905団体のうち、都市計画税を課税している市町村は796団体で、全体の24.5%であり、そのうち0.3%の最高税率で課税している自治体は136団体にすぎません。固定資産税、都市計画税は、生存権的資産については評価替を凍結し、評価方法、税率などを見直して、負担の軽減を図るべきであります。

 「岡崎市競艇事業特別会計」については、従来から主張してきた理由でもって反対するものであります。公営ギャンブルは数々の疑惑に包まれて、腐敗の温床にもなっています。

 「岡崎市国民健康保険事業特別会計」についてであります。1世帯当たりの保険料は、50年の4万1,402円から61年の12万9,557円へ、3.13倍になり、1人当たりの保険料は、1万3,375円から5万292円へ、3.76倍になっています。それとともに、国保料の収納率は、50年の98.1%から61年の93.7%と下がり、国保料の滞納の広がりを示しています。

 国保の現状は、保険料を値上げすれば、ますます滞納者をふやし、滞納者は保険適用から外すという悪循環の局面の様相を呈しつつあり、加入者にとっても、市町村にとっても、まさに危機というべき深刻な事態にあります。

 国保は、人の健康を守り、生命を救うはずの医療保険として、その存在意義が問われるところまできています。地方自治体の重要な任務は、住民及び滞在者の安全、健康及び福祉を保持することにあります。国保の実施主体である岡崎市が国保に対してどういう態度をとるか、問われています。

 「老人保健特別会計」については、だれでも、どこでも、病気になったときは、差別なく医療を受けられることを求める立場から、予算要求で老人医療費無料化を求めてきたものであります。

 「病院事業会計」については、決算審査の中で指摘してきた問題点について、一定の改善もされていますが、まだ不十分なものであります。

 「水道事業会計」についても、従来主張してきたとおりでありますが、4拡事業の工事費の3分の1を一般会計から繰り入れを行ってきましたが、これを老朽管対策事業にも対象とすべきであります。

 以上、予算特別委員会の共産党の意見といたします。

     (大久保 正君 降壇)



○委員長(細井一夫君) 加藤繁行委員。

     (加藤繁行君 登壇)



◆委員(加藤繁行君) 本予算特別委員会に付託をされております諸議案につきまして、社会党議員団といたしまして意見を申し述べるところであります。

 今回の当初予算、一口に申し上げるならば、将来を展望しつつ、その重点を、市民生活に焦点を置いた生活環境関連重点予算と、こういう位置づけがなされるであろうと考えまして、評価をするものであります。また、予算の様態を見ましても、一般、特別、企業3会計相合わせるならば、総額、前年対比4.3%増、一般会計のみを取り上げるならば、同じく3.4%増と、極めて順当な予算編成が確保されております。

 しかし、公債費は前年対比5.1%と伸びを示しておるわけでありますけれども、自主財源比率においては前年対比5%増と、厚みをつけておりまして、総じて安定した予算組みがなされておる。諸施策の果敢なる遂行を期待するわけでありますけれども、今日取り巻く行政課題はまさに山積いたしておりまして、西部、南部地区の田園地帯、あるいは東部、北部地区の山村地帯における生活環境基盤整備、これへの新たなる、勇気ある対応が望まれるところの道路の舗装、あるいは側溝、河川の整備、また懸案であります市街地の拠点整備、これをまた中心といたしまして、吸引力を高めるべきまちづくり、これによるところの商圏の拡大、そして緊急を要する過大校の解消、同じく市民病院の駐車場問題、そして市民待望でありますところの国公立あるいは有名私大を柱とするところの大学の誘致の実現等々、勇猛果敢に取り組むべき重要かつ緊急の課題、案件につきまして、ぜひ当初予算をばねといたしまして、真剣まんけん積極的に取り組まれることを期待するものであります。

 また、予算関連条例案につきましては、それぞれ総じて適切、妥当であろう、このように判断をいたすものであります。

 以上申し上げまして、本委員会においては基本的なところにとどめることといたしまして、個々子細につきましては、明後日の本会議において再び申し上げさせていただきたいと思うわけであります。

 以上、申し上げました意見を付しまして、ただいまの分科会主査報告に対し賛成といたすところであります。

 以上です。

     (加藤繁行君 降壇)



○委員長(細井一夫君) ほかにございませんか。

     (「なし」の声あり)



○委員長(細井一夫君) 御意見の陳述は終わりました。

 これより議案ごとに採決いたします。

 お諮りいたします。

 第25号議案は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

     (賛成者挙手)



○委員長(細井一夫君) 挙手多数。

 よって、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 第30号議案は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

     (賛成者挙手)



○委員長(細井一夫君) 挙手全員。

 よって、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 第32号議案は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

     (賛成者挙手)



○委員長(細井一夫君) 挙手全員。

 よって、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 第33号議案は原案のとおり可決すべきものと決することに贅成の諸君の挙手を求めます。

     (賛成者挙手)



○委員長(細井一夫君) 挙手全員。

 よって、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 第36号議案は原案のとおり可決すべきものと決することに贅成の諸君の挙手を求めます。

     (賛成者挙手)



○委員長(細井一夫君) 挙手多数。

 よって、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 第37号議案は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の諸君の挙手求めます。

     (賛成者挙手)



○委員長(細井一夫君) 挙手全員。

 よって、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 第38号議案は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

     (贅成者挙手)

     (「委員長」の声あり)



○委員長(細井一夫君) 都築委員。



◆委員(都築末二君) 賛成全員という委員長の報告というか、お話ですが、副委員長は意思表示をしてみえぬですが、よろしいですか。



○委員長(細井一夫君) 副委員長の挙手もまたお願いします。わかりました。

 第38号議案の関係につきまして……。今までの関係につきまして、副委員長が、挙手はそのままになっておりましたので、お願いをして、今までの関係について表示をしていただきます。挙手でございました。確認をさせていただいて、いかがですか。

     (「委員長」の声あり)



○委員長(細井一夫君) 尾藤委員。



◆委員(尾藤輝夫君) やり直すということですか。それとも、今まで挙げたことに、前のことをそういうことにできるんでしょうか、どうでしょうか。



○委員長(細井一夫君) 今までのことについて、挙手についての表示で確認していただきたいと思いますが、今までの議案につきまして。

     (「委員長」の声あり)



○委員長(細井一夫君) 尾藤委員。



◆委員(尾藤輝夫君) そういう議事の進め方って、あるんでしょうか。



○委員長(細井一夫君) 失礼しました。それぞれさかのぼりまして、議案の関係につきまして採決を……

     (「委員長」の声あり)



○委員長(細井一夫君) 尾藤委員。



◆委員(尾藤輝夫君) さかのぼってやるということができるんでしょうか。



○委員長(細井一夫君) それでは、今尾藤委員から御発言がございましたように、第25号議案から38号議案までにつきまして、副委員長の意思の表示がございましたので、それにつきまして、賛成としての意思として採決を委員長としてやっていきたいと思いますが、どうでしょうか。御了解をしていただきたいと思いますが……。

     (「委員長」の声あり)



○委員長(細井一夫君) 尾藤委員。



◆委員(尾藤輝夫君) 一たん採決してしまったことを、本会議しゃないですけれども、そうやって遡及してやり直したり、そうしたら、だれかがちょっと態度を変えたいとか、いろんなことが、保留という態度があるわけですが、そういう場合には、やり直しは何回かやってもらえるということですかね。今後の……



○委員長(細井一夫君) いや、そういうことはあり得ませんので、ただいま発言申し上げましたとおり、さかのぼることについては失言で、取り消します。

     (「委員長」の声あり)



○委員長(細井一夫君) 成田秋一郎委員。



◆委員(成田秋一郎君) 議事進行について申し上げますが、今まで採決をしたことについては、委員長が、多数とか、あるいは全員とか言われたことにつきましては、一事不再議で、やり直しをするなんていうことはやめていただきまして、そのまま有効にしていただきたい。同時に、これから、今からおやりになる議案につきまして、副委員長はひとつ挙手するなり、はっきりと表示をしていただきたいと思います。

 以上です。



○委員長(細井一夫君) そのように進めさせていただきたいと思います。

 暫時、休憩いたします。

             午前10時56分休憩

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             午前11時3分再開



○委員長(細井一夫君) 再開いたします。

 第38号について、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

     (賛成者挙手)



○委員長(細井一夫君) 挙手全員。

 よって、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 第39号議案は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

     (賛成者挙手)



○委員長(細井一夫君) 挙手全員。

 よって、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 第40号議案は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

     (賛成者挙手)



○委員長(細井一夫君) 挙手全員。

 よって、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 第41号議案は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

     (賛成者挙手)



○委員長(細井一夫君) 挙手全員。

 よって、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 第42号議案は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

     (賛成者挙手)



○委員長(細井一夫君) 挙手多数。

 よって、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 第43号議案は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

     (賛成者挙手)



○委員長(細井一夫君) 挙手多数。

 よって、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 第44号議案は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

     (賛成者挙手)



○委員長(細井一夫君) 挙手多数。

 よって、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 第45号議案は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

     (賛成者挙手)



○委員長(細井一夫君) 挙手全員。

 よって、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 第46号議案は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

     (賛成者挙手)



○委員長(細井一夫君) 挙手全員。

 よって、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 第47号議案は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

     (賛成者挙手)



○委員長(細井一夫君) 挙手全員。

 よって、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 第48号議案は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

     (賛成者挙手)



○委員長(細井一夫君) 挙手全員。

 よって、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 第49号議案は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

     (賛成者挙手)



○委員長(細井一夫君) 挙手全員。

 よって、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 第50号議案は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

     (賛成者挙手)



○委員長(細井一夫君) 挙手全員。

 よって、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 第51号議案は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

     (賛成者挙手)



○委員長(細井一夫君) 挙手多数。

 よって、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 第52号議案は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

     (賛成者挙手)



○委員長(細井一夫君) 挙手多数。

 よって、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 市長より発言の申し出がありましたので、これを許します。

 市長。



◎市長(中根鎭夫君) このたびは、予算特別委員会に付託されましたところの各議案等に対しまして、ほとんどの議案に対しまして全員の御賛同を賜り、また多くの議案に対しまして賛成多数で御承認を賜りましたことに対しまして、心から厚く御礼を申し上げまして、ごあいさつにかえさせていただきます。大変ありがとうございました。



○委員長(細井一夫君) 以上で本日の日程は終了いたしました。

 お諮りいたします。

 会議規則第103条による委員会報告書の作成は、委員長に委任されたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

     (「異議なし」の声あり)



○委員長(細井一夫君) 御異議なしと認めます。

 よって、委員会報告書の作成は、委員長に委任されました。

 本日審査すべき事件は全部終了いたしました。

 これにて予算特別委員会を閉会いたします。

             午前11時39分閉会