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愛知県 岡崎市

平成 7年 12月 建設常任委員会 12月22日−02号




平成 7年 12月 建設常任委員会 − 12月22日−02号







平成 7年 12月 建設常任委員会



             午後1時2分開会



○委員長(澤田貞二君) 出席委員が定足数に達しておりますので、ただいまから建設委員会を開会いたします。

 この際、傍聴についてお諮りいたします。

 委員会の傍聴は、これを許可することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」の声あり)



○委員長(柴田元良君) 御異議なしと認めます。

 よって、傍聴は許可されました。

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△第136号議案「平成7年度岡崎市土地区画整理事業清算金特別会計補正予算(第1号)」



○委員長(柴田元良君) 本日の議題は、先ほどの本会議において本委員会に付託されました議案1件の審査であります。

 なお、議案の審査における説明は本会議において終わっておりますので、直ちに質疑より願います。

 第136号議案「平成7年度岡崎市土地区画整理事業清算金特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。

 追加議案書3ページ、説明書1ページより、本件について御質疑ありませんか。

 佐伯委員。



◆委員(佐伯恒教君) 最初に、この議案の審査につきまして、議運等で意見交換がされまして、急遽本委員会が開かれるようになったわけでありますが、そのことにつきまして、まずお礼を申し上げたいというふうに思っております。

 それで、我々このことが提起されましたときに、十分な審査の時間がないということで、きょうのような機会を設けていただいたわけでありますが、そういう中で、私も一部わかるところは、調査等もやらせていただいたわけでありますが、いろいろと現地では、運動が行われているようなことも聞いております。まことに申しわけないんですが、概要で結構でありますから、今日までのこの西の区画整理の経過、要点だけで結構です。

 そして、その場合に、いわゆる公共施行と組合施行の大きな違いはどこにあるのかということ。

 それから、そのことによって一般財源がかなりの額投下されているはずでありますから、その今日までの一般財源の投入額。

 それから、今回のこの議題に上がる一つのきっかけといいますか、原点であります審議会からの申し入れ内容、これは口頭で読み上げていただいたら結構でありますから、ここで明らかにしていただきたい。

 まず、以上の4点、お願いいたします。



○委員長(澤田貞二君) 開発部長。



◎開発部長(安藤正昭君) まず、この事業の経緯でございますけれども、これは、昭和51年に事業認可をいただきまして、20年余りの長期にわたって進めている事業でございます。非常に家屋移転も多くて、玉突き移転という形で私ども言っておりますけれども、1軒をどいて、その次にまた次の方が入っていくというような形で、非常に長い年月を経過してまいりました。清算時期が遅いという形は非常に強く出ておりますけれども、おおむね事業を終了いたしまして、まだ一部道路ができないところが1軒ございます。そういう中で、ことしの8月からこの清算業務に入ってきたわけでございます。そういうことで、実際の徴収者、交付者、合わせまして933名という多くの地権者に決められた清算金の納付をお願いしているのが現状でございます。

 次に、公共施行と組合施行との違いですけれども、これは、法のもとではっきり区分されております。公共施行の場合は、地方公共団体が施行するものでございまして、組合は、地権者が組合を設立して組合が運営するという事業でございます。組合との違いは、根本的にそういったところでございます。

 また、この事業に一般財源がどれだけ投入されておるかということでございますけれども、再三の事業計画の変更も行いまして、現在この事業の資金計画が97億9,500万円という事業計画で今進めておるところでございます。このうち、この土地区画整理事業というのは、本来は公共減歩、公園だとか道路になる土地ももちろん減歩で出していただく、またこれに係る費用も、本来は保留地をつくって、これを処分して事業費に充てるという形が本来の姿でございますけれども、ここの事業につきましては、非常に家屋移転も多いということで、設立当時から事業計画の中で公共減歩のみをいただくと。したがって、費用につきましては、国庫補助と県費と一般財源で施行するという形で進めてきておるわけでございます。

 この事業の資金内訳といたしましては、97億のうちの約25%、25億400万余国庫補助でございます。それから、県費、公共施設管理者負担金、あるいは鉄道負担金等が4億3,200万円、全体の4.4%でございます。そのあと残り68億5,800万円が一般市費を投入して行っておる事業でございます。

 以上でございます。



○委員長(澤田貞二君) 区画整理課長。



◎区画整理課長(磯貝建君) ただいまの要望書の内容でございますが、12月24日(後刻訂正あり)に岡崎駅西土地区画整理審議委員という形で、全員の署名によりまして要望書といたしまして、「貴職におかれましては、ますますの御健勝のことと存じ上げますとともに、日ごろの市政発展のための御尽力に対しまして深く感謝申し上げる次第でございます。

 さて、このたびの岡崎駅西土地区画整理事業に係る仮清算金の実施に当たり、現在の徴収金の納付方法では納付が困難な地権者が多数あるため、金融機関への低利かつ長期での借り入れられるような必要資金の融資あっせん等の方策を要望いたします。

 以上の実情を御理解の上、特段の配慮を賜るよう、下記のとおり連署をもってお願いを申し上げます。」ということでございます。要望書の内容でございます。



○委員長(澤田貞二君) 佐伯委員。



◆委員(佐伯恒教君) 今日までの経過の概要は、極めて簡単でありましたが、51年に認可があったわけですけれども、その後、原案を提示したのがいつなのか、それから仮換地の知らせ、そして仮換地の指定通知、それからいわゆる工事概成時というのは、いわゆる単価決定の時期、そして仮換地の清算の説明会、いつから始めたか。この点だけもう一度お願いします。



○委員長(澤田貞二君) 区画整理課長。



◎区画整理課長(磯貝建君) まず、仮換地を行った時点でございますが、昭和53年の3月10日、それから54年の6月28日、及び57年の12月3日の3回におきまして、仮換地の提示を行いました。

 原案提示につきましては、ちょっと日にちを現在持っておりませんものですから、これが仮換地の指定の日でございます。

 それから、工事の概成時の考え方でございますが、これは特に定めはございません。判例等の考え方によりまして、権利者への受益が発生した時点、これは使用収益ができる時点、それから二つ目が、事業計画に見込まれた利益の増進が顕著化している時点、それから土地区画整理事業以外の要因による宅地の価格変動の影響が排除される時点ということが概成時の時点でございます。

 それから、この清算金の基準時点でございますが、平成元年度を基準といたしました。

 それから仮清算の説明会でございますが、平成7年の6月21日から8月25日まで、全体の説明会を実施して、さらに個別の相談室を開きまして、延べ25日間開きました。それで、権利者の約半数の方が参りました。その後も仮清算については、引き続き権利者の方が役所に見えたり、私の方から電話、あるいは家庭の方へ訪問いたしまして、説明を実施してまいりました。

 以上でございます。



○委員長(澤田貞二君) 岡村委員。



◆委員(岡村秀夫君) 二、三点お伺いいたします。

 一つは、12月24日(後刻訂正あり)に駅西区画整理の審議委員会の方から要望書が出たということなんですけれども、そういうことの背景の中でこの議案が考えられたと思うんですが、費用減歩、御承知のようにこれは97億ですね。公共減歩については、全体の何%ぐらいの程度のものが公共減歩に見込まれたのか。大体この費用減歩10%ぐらいです、これでいくと。だから、公共減歩がどれぐらいだったかというのが1点。

 それから、今度の議案の中で、口頭説明はあったわけですけれども、大体30%ぐらいが旧来の区画整理事業の中では借り入れがあって、清算をされておると。そういうことの中から、限度額の問題が一応この債務負担行為の中で1億ぐらいの程度ということで見込まれておるわけですが、数字には示されていないわけです。これは、いわゆる融資の枠に対しての預託ということですから、決められていないわけですけれども、実際に過去の慣例、先例に従って30%程度見込みがされておるわけで、それで足りるのかどうかという問題が一つあるわけです。

 それとあわせて、この清算金特別会計の決定後、もし未払いが出てきた場合に、この対処についてどのように考えておられるかということが一つの問題点になると思うんです。

 この2点をまずお伺いしてから、あとの質問をしたいと思いますので、お答えいただきたいと思います。



○委員長(澤田貞二君) 開発部長。



◎開発部長(安藤正昭君) まず最初の減歩の関係でございますけれども、駅西土地区画整理事業につきましては、公共減歩18.26%でございます。それから、費用減歩は一応ゼロでございます。全体で18.26%で事業計画を組ませていただいております。

 それから次に、預託利用者がどれぐらいかということでございますけれども、こういうことが初めての事態であり、私どももその予測が大変困難なわけでございますけれども、現状では、今年度私ども清算をお願い……。どうしてもこれ、100%の形はなかなか難しいかと思いますけれども、そういった中で想定をいたしまして、利用者が約3億ぐらいあるんではないかということから、3分の1に当たりますものですから、私どもは今1億ぐらいの銀行への預託が必要かと現在では考えております。

 また、決定後、未払いという方も、これはやはり残念ながら予測をせざるを得ぬということで、私どもでは、支払い状況を見ました中でいろいろとお願いを申し上げて、こういう制度もありますので、こちらの方で融資を受けてお支払いをいただきたい旨をお願い申し上げていきたいと思います。

 以上でございます。



○委員長(澤田貞二君) 岡村委員。



◆委員(岡村秀夫君) 私の表現の仕方が悪かったかわからんですが、国の25億だとか、県の4億余、それから市の持ち出しの6億、費用減歩相当額がこの事業の中の大体10%に相当するという言い方をしなければいかんのかわかりませんが、いわゆる費用減歩としての減歩はされておりませんけれども、相当額は国、県、市、それからJRの持ち出しの中で10%相当するわけですから、そうすると、公共減歩に相当する部分は8%程度だと、こういう解釈をすればいいわけですね。その点の確認をしておきたいんです。今の答弁でいくと、そういうことだと思います。

 そうしますと、一つ問題点が出てくるのは、いわゆる公共減歩に相当する分、あるいは費用減歩に相当する分、別にしまして、坪27万から29万円の単価で区画整理事業に伴うところの公共減歩の部分について、費用減歩は、先ほど言われたように、国、県、市の持ち出しで終わったわけですから、8%程度がいわゆる公共減歩として減歩をされたという解釈をしますと、例えば100坪持っておった人は、8坪は公共減歩で既に減歩に応じて換地を終わって済ませておるわけです。

 今問題になってくるのは、例えば土地が広い人が、もとの土地が欲しいからといってとった人の問題もありましょうけれども、いわゆる過小宅地だということで、30坪以下は切れませんから、そういうことの中で渡された人もあるわけです。そういう人たちが一番お困りになる問題ですけれども、その中で、この清算金を払うについて、過去の公共施行なり組合施行なりの区画整理の中での仮の金額が30%程度だったからということで、見込み額を出されたというわけですけれども、旧来区画整理をやってきた事業の中で、私もたくさん区画整理事業の組合の理事もやったこともありますけれども、ああいう駅西だとか駅東のような住宅密集地帯での区画整理というのは異例なんですね。ここの場合は、他の区画整理組合の事業と違って過小宅地が多いんじゃないかと思うんです。そうしますと、今までの公共施行、組合施行によるところの区画整理の清算金支払い時の借り入れ相当額で算定をしていくと、誤りが出るんじゃないかと思いますけれども、その辺についても御検討があったと思うんですが、一遍その辺についてのお考え方をいただきたいということです。

 それともう一つは、ここで一つ問題が出てくるのは、損得の問題で言っておるんじゃないんです。いわゆる公共減歩に応じて、そしてその人は清算をしたのと同じことです。減歩に応じて、その減歩の中へ、自分が換地をしていただいて、そこへ自分の利用目的を達してきたわけです。そうじゃなくて、いわゆる過小宅地で清算される人は別にして、そうじゃない、言うなら営業上の理由、あるいはその他自分自身が土地の利用の目的があって、言うなら減歩ではなくて清算金で支払いたいとおっしゃられた人、この人たちとの関係とおのずから違っておるわけですけれども、この人たちの中では、この間お話しいただきましたように、3,000万からの納付をされる人も、清算をされる人もおるということです。そういう人たちがおる中で、この金額のはじき出した数字で見込めるのかどうかということと、いわゆる公共減歩に応じて換地をした人は、それなりに済んでおるわけです。しかし、先ほど申し上げたように、過小宅地の人は別にして、そうじゃなくて、営業上の理由なりいろんな理由で一定の土地の面積を確保したいという人は、過去今まで20年間の間、利用の目的を達成してきておるわけです。その人たちに対して、清算金の中で、もちろん金利が著しく低下したこともわかっています。ここで清算する経費に対して助成する点について問題点が起きはしないかという点が一つ憂慮されるわけですけれども、その辺についてどのように考えておられるかということについてお伺いしたいと思います。

 以上です。



○委員長(澤田貞二君) 開発部長。



◎開発部長(安藤正昭君) 岡村委員の質問の内容につきましては、組合とか、いろんなところでの事業とここはかなり特異性があるということですけれども、全くそのとおりでございます。私ども、この清算金というのは、本来はゼロになるように換地を組むのが基本でございます。けれども、ここの事業に対しましては、本当にうちが建っておる、あるいはいろんな条件の中から、権利地積イコールに換地ができないという状況が非常に多く発生してまいりました。私ども、この換地時につきましては、ただいま質問のように、工場とかいろんな形で営業をしておられる、ここの中を応分の負担ということで減歩をとってまいりますと、いろんな営業にも差し支えが出てくる。そういう中で換地のときに十分協議をいたしまして、そういう方には岡崎市が改めて、用意しておった土地を充てて、増し換地をしておるということが今回の大きな清算金にあらわれてきております。

 また、うちがいっぱいに建っておって、応分の減歩をいただくと、うちがおさまらない、こういう方も非常に多かったわけでございます。こういう方も同じように、岡崎市があらかじめ用意しておった岡崎小学校の用地、あるいは工場用地を買い取って、そういったものを増し換地として充てて事業をやってまいりました。したがいまして、組合施行でいろんな予測を立てておったのと今回とは見込み違いがあるのではないかということは、十分あるかと思います。したがって、この額の私どもの想定の中にも、過去の実例で言っておると、そういった見込みは非常に見込み違いがあるよということは承知をしております。

 それから次に、過去十数年の間、増し換地の人と不足渡しの方々が、今まで使ってきた、あるいは使えなかったと、こういう問題があるわけでございますけれども、この土地区画整理法の中では、原則としてプラス・マイナス・ゼロで換地をするということが基本にあります。それを基本が忠実にここの場合はできない事情があったということから、今後のこういった事業につきましては、増し換地の方、不足渡しの方についての利用が、ここへ来て清算金で初めて清算ができるわけですけれども、その間の不公平があったのではないかという問題につきましては、今後県当局の指導も受ける中で、私どもまた同じような駅東事業を行っておりますものですから、十分研究をさせていただきたいと思います。



○委員長(澤田貞二君) 松林助役。



◎松林正八郎助役 若干先ほどの御答弁の中で、減歩率でございますが、この区画整理事業を行うには、公共減歩と費用減歩というのが二つあるわけであります。過去のものを見てみますと、一番新しいもので南部の区画整理、それから中岡崎の区画整理、これを比較してみますと、中岡崎につきましては、公共減歩が19.8、費用減歩はゼロ、それから南部の区画整理でございますが、これが14.84、費用減歩が11.09ということになっておるわけでございます。

 先ほど委員若干この18.26の中の費用が10%というようなお尋ねがあったわけでありますが、これにつきましては、公共減歩が18.26ということでございまして、そのほかに費用減歩に当たる部分を国、県、市で負担しておるということでございます。

 それから、もう1点でございますが、これでなかなか納入ができないというような場合、これはお願いをしながら督促をしてまいるわけでありますけれども、これは、国税滞納処分と同じ方法でもちましてこれの処分を最終にはしてまいる、こういうことでございます。

 以上であります。



○委員長(澤田貞二君) 岡村委員。



◆委員(岡村秀夫君) ただいまお答えいただいた中で、いわゆる公共減歩、費用減歩の問題についてわかりました。そういうことだろうと思っていました。

 それで、最後の問題で一つだけお伺いしておきたいわけです。例えば今回のこの措置によって、いわゆる貸付枠が3億を超えてきた場合に、1億を限度額にしておきますと、それ以上貸さないわけですけれども、1億を限度額にして、その3倍ということになると、3億になれば、もう頭打ちです。もしそれを超えるような状態があったら、この限度額についての可変というか、それについては、考える余地があるのか、あるいはそういう用意があるのか、その点が一つ。

 それから、今後の、今松林助役の方から未払いの対策についてお伺いしたので、いいわけですが、未払いの対策はいいですが、今後の公共施行、組合施行の中で同じような状態がまだ生まれぬとも限らぬわけです。清算金の区画整理事業の中での延べ払いの6%の金利についての考え方というやつを、これは法律の問題もありますけれども、考え直す必要が出てくるのではないかと、そういう点もありますので、その2点だけ最後にお伺いしたいと思います。

 以上です。



○委員長(澤田貞二君) 松林助役。



◎松林正八郎助役 最初の限度額1億というお話でございますが、こちらの方で債務負担行為としてお願いしてございますのは、期間が8年から10年ということでございまして、限度額につきましては、ここに字句で計上してございますように、1億という数字でなくて、これを融資した貸付金に対応する額の預託ということでございますので、委員御指摘のように、1億以内になるのか、あるいは1億を超えるのか、これは今後こうした利用をされる方をつかみまして、当初予算の方で数字として挙げさせていただく、そういうことでございます。



○委員長(澤田貞二君) 開発部長。



◎開発部長(安藤正昭君) 二つ目の6%の考え方についてでございますけれども、これは、私ども県を通じまして、この考え方を問いただしました。ここで言っておる金利につきましては、市中銀行との差というよりも、手数料的要素を、民法上から来ておるというような解釈、どうも民法上5%というような解釈があるらしいんですけれども、そういった中で、市中銀行との差があるたびにこれを変える、そういう性格のものではないという形の返事、指導を県の方から受けております。

 以上でございます。



○委員長(澤田貞二君) 岡村委員。



◆委員(岡村秀夫君) 先ほどの質問で抜けておる問題があるので、それをお答えいただきたい。いわゆる公共施行とか組合施行の中で、この種の問題が起きてきたときに、その対応を同じようにするのかということについて。



○委員長(澤田貞二君) 開発部長。



◎開発部長(安藤正昭君) この問題につきましては、今後の市中金融との差が現在のようにあれば、またその時点でやはり考えていく必要があるかと思います。他都市との状況等もまた見ながら、また県の指導を受けながら考えてまいりたいと思います。



○委員長(澤田貞二君) 佐伯委員。



◆委員(佐伯恒教君) 今の岡村委員の関係もありますけれども、いろんな形、長い期間あって、いろんな事情があっただろうと思いますが、例えば過渡しの人の中にもいろんな状況があったということだし、交付金として金をいただく人と、いろいろあるわけですが、その中での、この制度を適用することによる不公平感の醸成といいますか、これが出てくる可能性はないのかどうか。

 例えば、県内でこのような制度をやっております春日井市の状況の中で、詳しいことがよくわからないわけでありますが、ただ、例えば税金でもそうでありますが、一括して前納される方にはいわゆる奨励金的なものが返ってくる、納税組合でおさめれば返ってくるとか、そんなようなこともあるわけですね。そういう意味でいきますと、春日井市の中には、前納報償金というような、ある期間までにおさめた場合、こういったものが支払われる、こういう実態もあるようでありますが、そういうこともあわせて検討しなければいけなかったんじゃないのかなと、こんなことを思いますけれども、いかがですかね。



○委員長(澤田貞二君) 開発部長。



◎開発部長(安藤正昭君) この不公平の関係につきましては、もう既に納めていただいた方、それから期日までに納めていただいた方、またこのことが可決されれば、私どもすぐに通知を出していくわけですけれども、そういった関係の中で、不公平といえば、やはり不公平があったかということですけれども、私ども文書でいろいろと今後この措置をPRする中で、既に納めていただいた方々からの問い合わせがあるかと思いますけれども、そういう方には、いろいろとまた御説明を申し上げ、こういう措置を緊急にとってきた関係のことも御説明を申し上げて、進めていきたいと思います。

 春日井が、ちょっと私どももこの内容について余り確認をとっておらぬところでございますけれども、春日井については一度私どもきちんと調査をして、どういう形をとったか、確認をしたいと思います。

 以上でございます。



○委員長(澤田貞二君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) ちょっとだけ私から修正をさせていただきます。

 春日井の確認ということでございますが、今ここへ出してしまっておるわけでございまして、今から確認したって何にもならぬわけでございますから、将来の関係等に対しましては、今岡村委員がおっしゃいましたところの固定金利の関係の規定をそのまま実行していくかしていかないか、こういう問題というのは、異常金利のときでございますから、今の春日井を含めましての関係で、広域的に検討はさせていただきます。現在の施策というのは、実は私が見ましても、非常に慎重を期しましたのは、いろいろな形におきまして不合理が絶対ないとは言えないわけでございます。

 ただし、結局逆に申し上げるなければ、市の預託関係というのは0.5%しか影響がないわけでございます。0.5%の影響ということになってまいりますと、この異常金利のときでございましたから、私、ちょっと本会議で申し上げましたように、言うならば緊急避難的な措置であると、こういうことでございまして、どちらかへ行きましても、若干の差は出てまいる、こういうことでございます。このたびの預託関係というのは、あくまでも緊急避難的な要素がある、私はそういう形は是認した上において提案せざるを得なかったと、こういうことでございます。



○委員長(澤田貞二君) 荒木委員。



◆委員(荒木鉄之助君) 私も1点確認しておきたいんですが、これは、12月24日(後刻訂正あり)の区画整理審議会からの要望に基づくものであるということはわかるんですが、こういう事態、こういう対応をするということに対する金融機関等との調整作業だとか、そういうことについてのアクションを起こされたのは、実際に12月24日(後刻訂正あり)以前だと思うんですが、こういう今日のことを予測して、もう少し的確な対応ができなかったかという点と、実際にどれぐらいの期間からこういう調整作業に入られたのか、ちょっとその辺のことを確認したいと思います。



○委員長(澤田貞二君) 開発部長。



◎開発部長(安藤正昭君) 私ども、この関係につきましては、清算金の分納をお願いする段階から、預託を含めまして銀行との接触をしてきたわけでございます。

 そこで、銀行は、今こういう事態であるから、あえて預託制度をつくってがんじがらめにするよりも、むしろ小回りを聞かせて安く貸しますよと。相手方が必ず土地を持ってみえるということから、安く貸しますということをおっしゃいまして、それでも預託をすれば、もっと下がるでしょうという接触はずっとやってきておったわけですけれども、そこら辺の結論に達するのが、議会に入ってしまってからと。それで、私ども、最初は預託はなかなか複雑な手続になるのでということで、この地区内の4行に対しましては、岡崎市の施行者である市長名で銀行に、なるべく低利、有利な形でお願いをしたいという文書は既に発送して、お願いをしてまいりました。

 ところが、預託をすれば、なおちょっとでも下げてもらえるのは、これは常識的なことだという接触を詰めてきておりまして、結論に達したのが、この議会に入ってからというのが実情でございます。



○委員長(澤田貞二君) 大川委員。



◆委員(大川時男君) 大方御意見がありまして、ちょうどこれが、正直に申し上げまして、私の地域というとおかしいんですが、学区も多少実は絡んでおります。御審議いただく中で、私も賛成ですから、お願いしたわけですけれども、いく過程の中で、実は私のうちの大体100メートルぐらいのところですか、あそこである団体が街宣車を使って、「区画整理の清算金のことについて困っておったら、御相談申し上げますから」と、こういうことを1回か2回実はやっております。そういう中で、私も二、三の方とお話をさせてもらったんですけれども、どうも県へ出した意見書というのが、皆さん内容がはっきりわからないのに、お隣の人が印鑑を押せと来たから出したんだと、こういう方が実は二、三ありました。実際にその意見書の内容を私知りませんけれども、そういう形の中で今回の駅西の清算金の問題が出ておるんじゃないか。

 それと相まった中で、こういう形で低金利のお手伝いをするということになりますと、何かそちらと相まった中で、私は、運動とちょうどかち合いますので、逆に言って、私は逆宣伝されても困るわけですから、はっきりその辺だけ確認をまずしていかなければいかんじゃないかということ。

 それからやはり、もう一つは、せっかく最終的に皆さんが合意をしてきて、ここまで来て、せっかくまとまりのところにそんな話が出たわけですから、やはりこれは、だれが指導するじゃないんですけれども、やっぱりその辺はしっかりと対応していただかないと、やることなすことみんな反対されて、あおられて、意味のないのにやられても困るじゃないかなという気がしますので、その辺もはっきりと、先ほどの一致したことの関係がやはり逆宣伝されては困りますから、それが1点。

 それから、ちょっと関連になりますけれども、ちょうど駅東も、これでいい方向にいってくれると思いますし、皆さんも別に払わんじゃないよと、決まったことですからという方がおりますので、私の個人的な考えですけれども、協力はしていただけるだろうという気がいたします。

 それからもう一つは、これから関係しませんけれども、私ども駅東も関係してきますので、その辺の対応というのは、法律上、長期にかかるものはしようがないですけれども、やはり長期にかかった弊害が今出ておりますから、その辺も検討できるものなら検討していただいて、対応していただきたいな。同じ間違いを繰り返してはいけませんので、できましたらということで、質問にはなりましたけれども、そういう御要望をさせていただいて、意見といたします。



○委員長(澤田貞二君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 一言だけ私からお答えさせていただきます。

 私は、提案いたしますときに前提を申し上げました。いわゆる一党一派だとか、どういう団体から特にあったからということではございません。いわゆる全体的なケースでもちまして、しかもこの区画整理の関係の審議会といたしましての関係の方々が連署でもって要望されておる。この連署の中におきましては、さっき御論議になりました、先に払った人もあるんじゃないか、こういう問題を包含の上で要望があったと。これが出てまいったときに、我々が何ら手をこまねいて全くやらない、こういうことでなくて、若干ではございますが、ひとつ努力をさせていただく、こういうことになりましょう。しかし、今度我々から言わせますと、異例の措置である、こういうことで、どなたの関係から、どの団体からということよりも、全体の関係の審議会からの答申、要望を受けましての措置、こういうことを重ねて当時御説明をしたとおりでございますから、この点につきましては、よろしくひとつ御理解を願いたいと思います。



○委員長(澤田貞二君) 区画整理課長。



◎区画整理課長(磯貝建君) 先ほど私、審議会の提出日を「12月24日」と申し上げましたが、「12月14日」でございます。まことに済みませんでした。

 以上でございます。



○委員長(澤田貞二君) 本件について賛否の御意見の陳述を願います。

 中根委員。



◆委員(中根巳代治君) 先ほど20年というお言葉がありましたが、昭和46年以来この問題につきましては、大問題になったところですが、当局の御努力と時の流れに従って、清々粛々と区画整理はできてまいりましたが、残ったのはこの大きな問題だけです。

 しかしながら私は、地元の御努力、市長を初め当局の皆様方の本当に骨身にしみての御努力を可といたしまして、本件につきまして、この原案について賛成といたします。



○委員長(澤田貞二君) 佐伯委員。



◆委員(佐伯恒教君) 民社クラブといたしまして意見を申し上げたいと思います。

 先ほど来経過等の概要の説明もありましたが、いかんせん大変長い期間がかかっておるということは、これは先ほどからお話がありますように、いろんな御苦労もあったし、反面問題も醸成をした、こういうふうに思うわけであります。そういった点について、今後にこのことを生かしていくということがまず必要だというふうに思います。

 それから、不公平感といいますか、いろんな意味であるんだろうと思いますが、そのことも、あるいは今後の区画整理に対します考え方といいますか、影響、こういったことも十分精査をされまして、今後に対処していただきたいと思います。

 それからもう一つは、この処置につきましては、ある期間ということは必要でありましょうけれども、今後可及的速やかな時期にはっきりしたけじめをつけるということも、こういうことについて必要であろう、こんなことも思います。

 そういうことを申し上げて、原案に対しまして賛成をしたいと思います。



○委員長(澤田貞二君) 荒木委員。



◆委員(荒木鉄之助君) 今回の貸付金、資金預託金の制度というのは、先ほども議論の中で出ましたように、区画整理審議会からの要望にこたえるものでございますし、また地権者に対する便宜を与えるものとして、私は妥当なあっせん事業だと思っております。

 ただ、この対象者に周知徹底を十分に遺漏のないようにやっていただきたいことを要望いたしまして、賛成いたします。



○委員長(澤田貞二君) 御意見の陳述は終わりました。

 これより採決いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題の第136号議案は、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求めます。

     (賛成者挙手)



○委員長(澤田貞二君) 挙手全員。

 よって、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 市長より発言の申し出があります。



◎市長(中根鎭夫君) 大変ありがとうございました。

 これも、国が高金利政策をやっていきますと、全くこんなことを考えぬでもよかったわけでございます。別に詭弁ではございませんが、異常事態でございますが、よく実情等を御勘案くださいまして、適正な御議決を賜りまして、ありがとうございました。厚くお礼を申し上げます。



○委員長(澤田貞二君) お諮りいたします。

 会議規則第103条による委員会報告書の作成は、委員長に委任されたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

     (「異議なし」の声あり)



○委員長(澤田貞二君) 御異議なしと認めます。

 よって、委員会報告書の作成は委員長に委任されました。

 本日審査すべき事件はすべて終了しました。

 委員並びに市長初め関係職員の御協力、ありがとうございました。

 これにて委員会を閉会いたします。

             午後1時47分閉会