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愛知県 岡崎市

平成 4年  6月 定例会 06月19日−16号




平成 4年  6月 定例会 − 06月19日−16号







平成 4年  6月 定例会



             午前10時2分開議



○議長(岡村秀夫君) 出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから会議を開きます。

 本日出席を求めた理事者は、市長初め関係職員であります。

 なお、議事日程は、お手元の印刷物により御承知願います。

 この際、御報告いたします。

 本日市長から、第90号議案「物品の取得について」の提出がありました。議案はお手元に配付いたしましたので、御承知願います。

 次に、去る6月12日の本会議において各常任委員会に送付いたしました陳情5件の審査結果については、お手元に配付のとおり委員長から報告がありました。

 なお、市長その他関係機関に送付を必要とするものについては、これを送付いたします。

 次に、平成3年12月定例会におきまして採択した請願は、地方自治法第 125条の規定により、処理の経過及び結果報告を請求し、理事者より、お手元の配付のとおり報告がありました。

 以上、報告いたします。



○議長(岡村秀夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、17番 尾藤輝夫君、20番 小林邦夫君の御両名を指名いたします。

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○議長(岡村秀夫君) 日程に入ります前に、24番 中根巳代治君、10番 鈴木雅美君より緊急質問の請求がございましたので、この問題につきまして議運で審議をいたしたいと思いますので、暫時休憩をいたします。

             午前10時5分休憩

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             午前10時26分再開



○議長(岡村秀夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 休憩中の議会運営委員会におきまして、緊急質問を提出されました10番 鈴木雅美君、24番 中根巳代治君の両名から緊急質問の撤回の申し出がありましたので、そのように取り計らいをいたしたいと思います。

 あわせて、理事者の方から、緊急質問の趣旨の問題につきまして説明をする、こういう申し出がございましたので、直ちに全員協議会を開会いたしたいと思います。

 全員協議会開会のため、休憩をいたしたいと思います。

 なお、傍聴については、これを許可することにいたします。

 全員協議会でございますので、関係理事者の出席を求め、別室で行いたいと思いますので、よろしくお願いします。

             午前10時27分休憩

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             午後1時再開



○議長(岡村秀夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 日程第2、第69号議案外20件を一括議題とし、付託議案審査の委員長報告を求めます。

 総務委員長、24番 中根巳代治君。

     (24番 中根巳代治君 登壇)



◆24番(中根巳代治君) 総務委員長報告を行います。

 去る6月12日の本会議において、総務委員会に付託されました議案7件の審査結果につきまして、御報告申し上げます。

 本委員会は6月16日、市長初め関係職員の出席を求めて開会し、審査いたしました結果、付託議案は、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、委員長報告といたします。

     (24番 中根巳代治君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 総務委員長の報告は終わりました。

 ただいまの委員長報告について御質疑ありませんか。

     (「なし」の声あり)



○議長(岡村秀夫君) 御質疑なしと認めます。

 次に、教育福祉委員長、40番 澤  豊君。

     (40番 澤  豊君 登壇)



◆40番(澤豊君) 教育福祉委員長報告を申し上げます。

 去る6月12日の本会議において教育福祉委員会に付託されました議案4件の審査結果につきまして御報告申し上げます。

 本委員会は、6月15日、市長初め関係職員の出席を求めて開会し、審査いたしました結果、付託議案は、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、委員長報告といたします。

     (40番 澤  豊君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 教育福祉委員長の報告は終わりました。

 ただいまの委員長報告について御質疑ありませんか。

     (「なし」の声あり)



○議長(岡村秀夫君) 御質疑なしと認めます。

 次に、建設委員長、29番 荒木鉄之助君。

     (29番 荒木鉄之助君 登壇)



◆29番(荒木鉄之助君) 建設委員長報告を申し上げます。

 去る6月12日の本会議において建設委員会に付託されました議案審査の結果につきまして御報告申し上げます。

 本委員会は、6月16日、関係理事者の出席を求めて開会し、審査いたしました結果、付託議案はいずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。

 なお、審査の際、第70号、第71号議案、市道路線の廃止と認定においてでは、「福祉施設の建設に伴うものと思うが、再確認するが、どうか」との質疑に対し、「そういう形で廃止と認定を行っていく」という答弁がありました。

 また、第85号議案「工事請負の契約」について、「甲山中学校屋内運動場増改築工事において、完成期限が3月19日となっているが、卒業式に間に合うよう完成できないものか」との質疑に対し、「早期完成を目指して頑張っていきたい」との答弁がありました。

 また、第87号議案「工事請負の契約」について、「岡崎中央総合公園庭球場整備工事において、入札が中止となった経緯もあるので、落札した業者の仕事内容を十分監督し、工事施工をお願いしたい」との意見が述べられました。

 このほかにも、審査の過程において質疑応答、意見の開陳がございましたが、委員会記録にとどめ、報告を割愛させていただきます。

 以上、委員長報告といたします。

     (29番 荒木鉄之助君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 建設委員長の報告は終わりました。

 ただいまの委員長報告について御質疑ありませんか。

     (「なし」の声あり)



○議長(岡村秀夫君) 御質疑なしと認めます。

 討論の通告がありますので、逐次発言を許します。

 21番 三浦 元君。

     (21番 三浦 元君 登壇)



◆21番(三浦元君) 私は、ただいま上程の第69号議案外20件について意見を申し上げます。

 市民の暮らしを守り、心の通った豊かな行政を進めるために議会が開かれております。

 そこで、第70号議案「市道路線の廃止について」、第71号議案「市道の認定について」のうちで、渡町の市道の廃止と認定でありますが、これは、岡崎市が建設する健康福祉施設に必要な用地の確保のためであるとの説明を確認して、賛成とします。

 次に、第87号議案「工事請負の契約について」、岡崎市中央総合公園庭球場整備工事でありますが、指名競争入札に当たって談合の疑いがあるとのことで、一時入札が中止されました。その後、関係者を個々に呼んで事情を聞き取られ、その結果、最初の業者が全員参加のもとで入札が行われましたが、もう少し厳正な方法で指名競争入札業者を決めていただきたい。今後このようなことが生じないよう、指導、監督をされ、市民から信頼される行政の執行に努めていただきたいことを強く要望いたしておきます。

 以上、意見をつけまして、全議案に賛成といたします。

     (21番 三浦 元君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 次、40番 澤  豊君。

     (40番 澤  豊君 登壇)



◆40番(澤豊君) 私は、自由民主クラブを代表して、ただいま議題となっております第69号議案外20件について、全議案に賛成の立場から討論いたします。

 いずれの議案も時宜を得たもので、加えて適正であり、的確であります。特に第83号議案は、浸水地の解消、第87号議案は、中央総合公園庭球場整備であります。両案とも関係市民のニーズも高く、それぞれ待ち望んでいるものであります。一日も早く完成を期すよう努力されたいと願望を申し上げ、討論といたします。

     (40番 澤  豊君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 以上をもって、討論は終結いたしました。

 これより採決いたします。

 お諮りいたします。

 第70号議案及び第71号議案、以上2件は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(岡村秀夫君) 起立多数。

 よって、以上2件は原案のとおり可決確定いたしました。

 次に、お諮りいたします。

 第87号議案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(岡村秀夫君) 起立多数。

 よって、第87号議案は原案のとおり可決確定いたしました。

 次に、お諮りいたします。

 第69号議案、第72号議案から第86号議案、第88号議案及び第89号議案、以上18件は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(岡村秀夫君) 起立全員。

 よって、以上18件は原案のとおり可決確定しました。

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○議長(岡村秀夫君) 日程第3、請願第4号外5件を議題といたします。

 委員会の審査結果は、お手元に配付の請願審査結果一覧表により御承知願います。

 総務委員長報告について御質疑ありませんか。

     (「なし」の声あり)



○議長(岡村秀夫君) 御質疑なしと認めます。

 討論の通告がありますので、逐次発言を許します。

 16番 大久保 正君。

     (16番 大久保 正君 登壇)



◆16番(大久保正君) 私は、日本共産党岡崎市議団を代表して、ただいま議題となっております請願第5号「ゴルフ場建設について」、総務委員長の報告に反対の立場から討論を行います。

 広大な土地を必要とするゴルフ場の開発は、勢い大規模開発にならざるを得ません。山林、緑が大規模に削られれば、生態系の破壊を初め、自然環境に重大な影響を及ぼし、水源涵養の低下により、わき水、地下水の枯渇、豪雨時の洪水災害や急傾斜地造成による災害の危険性など、住民の安全や暮らしを脅かすことは明白であります。また、ゴルフ場の芝生を保全するために大量に使用される農薬、肥料による河川や大気の汚染、農作物への被害もさらに大規模に広がることになります。

 ゴルフ場建設ラッシュを野放しにしておけば、自然環境が大規模に破壊され、災害の危険が増大することは明らかであります。国民の安全と自然の保護を優先するという観点から、ゴルフ場建設計画は、禁止を含め、厳しい規制をしていかなければならない段階に来ています。

 とりわけ、大重ゴルフ場開発計画は、岡崎市の上水道の48%を賄う乙川の水源地であり、現在既設されている2カ所のゴルフ場とあわせて考えるならば、岡崎市民の立場に立った、岡崎市議会の対応が求められています。

 水道法第2条は、「国及び地方公共団体は、水道が国民の日常生活に直結し、その健康を守るために欠くことのできないものであり、かつ、水が貴重な資源であることにかんがみ、水源及び水道施設並びにこれらの周辺の清潔保持並びに水の適正かつ合理的な使用に関し必要な施策を講じなければならない。」とうたっています。

 かけがえのない水源を守る地方自治体の水源保護条例は、国の制度や法律の弱点、矛盾を条例で補完することによって、住民の健康、命を積極的に守っていくという地方自治法に基づく自治体本来の任務と姿勢から重要であります。住民の安全と自然保護を優先する立場から、周辺住民、関係住民の合意が得られていないものは、開発すべきではありません。

 以上の立場から、本請願を採択していただけるよう訴えて、討論といたします。

     (16番 大久保 正君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 41番 村松 武君。

     (41番 村松 武君 登壇)



◆41番(村松武君) 私は、自由民主クラブを代表いたしまして、ただいま議題となっております請願第5号「ゴルフ場建設に関する請願書」に対する委員長報告は不採択であり、これを可とし、討論を行います。

 長い人類の歴史の中では、自然との闘いも含めて、その恐ろしさを知り、そのいとしさを悟り、末長く共存共栄を図らなければなりません。そこに気づき、世界各国が話し合いの場を持って、計画的にその保護を打ち出しております。我が国においても、当然ながら、森林、河川、海洋を初め自然環境の破壊の防止と保護を法で定め、取り組んでおります。

 こうした背景をもとに、請願項目1及び2について検討した結果、農薬使用の指導及び協定等、申請から認可、そして完成、さらに管理体制に至るまでの手順や法基準のクリアなど、厳しく指導、監視がなされており、完全であるとは言えないまでも、是といたします。

 また、現在計画中の開発行為等に対しても、先日の総務委員会での理事者の説明で、その手順もきちっと踏まなければならないように指導されております。過疎対策事業は、当然計画を立てて行わなければならない問題であり、ゴルフ場の誘致も、立地条件その他の厳選の中から、その一環とも考えられると思います。

 本市における独自の水質検査体制のレベルアップは、許される範囲での向上を望むとともに、市民の皆さんへの説明や対応は、これからも何事によらず、骨身を惜しまずにお願いしておきます。

 最後に、水源流域でのゴルフ場や産業廃棄物処分場などの建設の禁止は、法の許容内であれば、これは現時点では無理だと判断いたしますし、特に後者にあっては、本市の立地条件からも、今後の問題も含め、その方針を全市民とともに真剣に考えなければならない時期に来ていると思います。この解決の方が先であり、時期尚早であると考えます。

 全員の皆さんの御賛同をお願いし、討論といたします。

     (41番 村松 武君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 次、10番 鈴木雅美君。

     (10番 鈴木雅美君 登壇)



◆10番(鈴木雅美君) 私は、清風クラブを代表し、ただいま議題となっております請願第5号、ゴルフ場問題について、総務委員長報告に対して反対の立場で討論をさせていただきます。

 現在我々が住んでおります環境というのは、非常に危機に瀕しているわけでございまして、これに対応して、ゴルフ場がどんどん開発されていきますと、地球の腎臓とも言える森林の破壊がどんどん進んでしまいます。私たちの住んでおります環境、特に水環境というのは重要な問題でございまして、今までつくられたゴルフ場に関し、農薬の使用を制限するということも、今後やられていかなければならないことでありますし、水源取水地域での使用を禁止するということも、これは必要なことであると考えます。

 また、現在開発認可を申請しております、また動こうとしておりますゴルフ場は、開発認可の緩い段階での滑り込みをねらっておるものでありまして、これを開発許可しないことは、重要な問題であります。

 また、住民合意は、そのことに関して常に必要なものでございまして、これも必要だと考えます。

 これらの件に関しまして、県に対して意見書を提出するということは、当然のことであると考えます。

 請願第2項の岡崎市においても、緑や自然を守り、飲料水の安全を守る施策を進めるということでございますが、地方自治体の一番重要な問題といいますのは、独自な政策がどれだけできるかということでございます。本市におきましても、水質検査ができるような体制の充実ということは、図られつつありますが、聞き及びますと、まだまだ不十分であると考えますので、これは進めるべきであると考えます。

 また、水源流域で、水源保護条例をつくると、水源流域を産業廃棄物、ゴルフ場等を建設する水源保護条例をつくるということに関しましても、どこまでを水源とするか、その範囲の問題を科学的に解明すると同時に、これはぜひとも必要な条例であると考えます。

 大重ゴルフ場の計画については、これは現在、先ほど申しましたように、開発許可の緩い段階での滑り込みをねらった行為でありますので、このことについては、岡崎市の48%の水を供給しております乙川上流にできるゴルフ場、つくられようとしているゴルフ場であることも考えまして、その水を飲む我々としては、これはぜひとも中止していただきたいし、またこれを知らない市民たちにこの現実を知っていただく、そういう機会を設けるようにするということが必要だと考えます。

 以上の理由をもちまして、請願第5号について、総務委員長報告に対して反対の立場で討論をさせていただきました。

     (10番 鈴木雅美君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 次、5番 岡崎冨雄君。

     (5番 岡崎冨雄君 登壇)



◆5番(岡崎冨雄君) 民社クラブを代表しまして、ただいま議題となっております請願第5号、ゴルフ場建設に関する請願書について、請願項目1の県に対しての意見書の提出、請願項目2の岡崎市における緑や自然を守り、飲料水を守る諸施策の推進について、委員長報告に対し可とする立場から討論をいたします。

 昨今、地球規模での環境保全や自然保護運動が高まりつつあり、その重要性については十分理解するところでありますが、請願項目について若干意見を申し添えたいと思います。

 請願項目1についてでありますが、無農薬への移行については十分理解するところでありますが、農薬使用については、現状やむを得ない面もあり、当面国の暫定指導指針の遵守、さらに一層の農薬使用量の減少に努め、さらに農薬の管理体制の強化を図り、今後は人体や動植物に影響のない農薬の開発、研究に期待をしたい。

 また、ゴルフ場の開発許可については、請願者の気持ちは十分理解できますが、当市においても、昭和61年、土地開発行為検討委員会による答申として、ゴルフ場の建設については、 200ヘクタール程度にとどめ、5年経過ごとに見直すという指針が出されており、それぞれの自治体、関係市町村の事情もあり、ゴルフ場の建設許可について否定することはなかなか難しい問題であると考えます。

 住民合意については、計画段階から関係住民の意見が聴取され、段階的に意見調整がされているが、ゴルフ場建設についての住民合意は大原則であり、さらに一層の関係住民の意見収集に努力されることを要望します。

 請願項目2の岡崎市における諸施策の推進についてでありますが、岡崎市の水質検査体制については、県下でも早くから体制が整えられつつありますが、さらに一層の体制強化のため、機器の導入の検討、技術者の熟練養成を要望しておきます。

 ゴルフ場、産廃処理場の建設につきましては、前述の土地開発行為検討委員会による大規模開発に関する答申における「公共事業を優先する」を参考に、現在公共の開発事業が進められております。しかし、答申後5年を経過しており、岡崎市を取り巻く環境も大きく変化しつつあります。特に環境保護については、地球規模で論じられる昨今、本請願における各種項目についても前向きに検討される必要があり、このような諸問題を含め、検討会を早期に開催し、今後の土地利用の方向づけについて検討されますことを要望いたします。

 また、大重ゴルフ場につきましては、岡崎市としても関係住民の意見を十分把握し、安全な水源確保のため、開発面、公害面等、関係先にその対応について申し入れされますことを要望いたします。

 以上、請願第5号につきましては、部分的には賛同できる面もありますが、全容について賛同しかねるため、不採択といたします。

 我が民社クラブ内で、本請願の検討過程において、全般的な内容から、態度の保留の意見が出されましたが、本議会における請願審査においては、請願者の立場について考えるなら、賛否についてを明確にすべきであろうという観点から、本請願を不採択といたしましたことを申し添えまして、討論といたします。

 終わります。

     (5番 岡崎冨雄君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 以上をもって、討論は終結いたしました。

 これより採決いたします。

 請願第5号に対する委員長報告は不採択であります。

 お諮りいたします。

 請願第5号は、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(岡村秀夫君) 起立多数。

 よって、請願第5号は委員長報告のとおり決しました。

 次、教育福祉委員長報告について御質疑ありませんか。

     (「なし」の声あり)



○議長(岡村秀夫君) 御質疑なしと認めます。

 討論の通告がありますので、逐次発言を許します。

 11番 福尾 正君。

     (11番 福尾 正君 登壇)



◆11番(福尾正君) 自由民主クラブを代表いたしまして、ただいま議題となっております請願第4号、9号に対し、委員長報告に賛成の立場から討論を行います。

 請願第4号に関しましては、寿手帳による優遇措置の拡大でありまして、このことによって、岡崎の歴史と教育が一層理解されるものであり、願意妥当でありますので、採択賛成であります。

 請願第9号「くろまつのさと岡崎共同作業所の法人化について」でありますが、くろまつのさとは、趣旨にのっとり、よく活動をされておりますが、今後一層の充実を期する請願の意は妥当でありますので、採択することに賛成いたします。

 なお、こうした事業は、公共施設としての運営充実が望ましく、基本でありますので、でき得れば公共でこのような施設をつくり、運営できるよう、市当局として一層の努力をされんことを意見として申し上げておきます。

 請願第7号「高校40人、小中学校35人、障害児学校6人学級を求める意見書の提出」につきましては、1クラスの児童数を減らすことにより、教室の不足を初めとする諸条件が整っていない現在としましては、現行の過大校の解消に努力することが先決と思います。現実を直視して、以上の理由から、我が会派としましては、不採択であります。

 以上、討論といたします。終わります。

     (11番 福尾 正君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 31番 河合信輝君。

     (31番 河合信輝君 登壇)



◆31番(河合信輝君) ただいま議題になっております請願第4号、第7号及び第9号について、公明党を代表し、討論を行います。

 請願第4号「寿手帳による優遇措置の拡大(家康館及び子ども美術博物館)について」は、我が会派からも紹介議員になっており、市の発展に貢献された先輩の方々が気楽に市の各施設を訪れ、楽しんでいただけるよう、速やかな実現を望むところであり、採択に賛成いたします。

 なお、この実現に合わせ、さらに効果を増すために、現在市で実施されています寿バス優待券給付事業も、対象者の70歳以上を、寿手帳に合わせ65歳以上にするよう検討の上、実施されるよう要望しておきます。

 請願第7号「高校40人(職業科35人、定時制20人)、小中学校35人、障害児学校6人学級実現を求める意見書の提出について」は、目標の小中学校の40人学級については、小学校1年から順次行われ、平成3年度に完了し、高等学校は1学級の定員を1年に1人ずつ減らし、平成4年度は44人の現状にあります。この請願は、高等学校の教職員組合から出されており、高等学校の関係については、目標達成に向けて意見書を出すことにやぶさかではありません。

 しかし、小中学校については、40人学級が達成された現在、実情は委員会でも説明がありましたように、定数40を満足させるために、市内の学校で35人以下の学級は、小学校で 504学級、68%、中学校で66学級、18.4%になっており、1学級の人数を平均しますと、小学校33.3人、中学校37.2人であります。このような現状においては、さらに減らすことよりも、40人学級の対応で物理的に減った特別教室の充実が必要と考えます。

 ちなみに、小学生の高学年の児童の何人かに意見を聞いてみましたが、30名程度の人数では、男女別では15名前後となり、例えばソフトボールをするにしても、チームが組めず、おもしろくないとの意見もあり、小・中・高の対応はおのずから違ってくるように思われます。

 本市においては、まずは40人学級における過大校を解消するとともに、特別教室を充実させて、次のステップへ進むことが大事と考えます。ゆえに、現時点においては、高校との対応が一括採決でありますので、本請願は保留といたします。

 請願第9号「くろまつのさと岡崎共同作業所の法人化について」は、これも我が会派からも紹介議員になっており、9年目を迎えられた事業の実績と関係者の皆さんの御努力に対し、できるだけ早い時期に請願者の希望が実現するよう要望し、採択に賛成いたします。

 以上、公明党の討論といたします。

     (31番 河合信輝君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 次、15番 木全昭子君。

     (15番 木全昭子君 登壇)



◆15番(木全昭子君) 請願第4号、9号は、全会一致で採択をされておりますので、それぞれの早期の実現のために御努力をいただけますようお願いをしておきます。

 請願第7号について、議員各位の御賛同をいただきますよう、日本共産党岡崎市議団として御意見を申し上げます。

 今子供たちを取り巻く問題は、学力不振、不登校、部活、複合選抜入試等々、大変深刻なものがあります。ことし1月に文部省の発表によりますと、90年度の高校中退者が12万 3,529人と、過去最高を更新したとされています。学力不振のため、進路変更38.9%、学力不振11.3%と、せっかく入った高校を中途退学しています。全国で1年間に 120校において全校生徒がやめたということになります。

 どうして子供たちはここまで追い詰められているのでしょうか。高校の先生は、掛け算や割り算のできない子供たちの実態を憂えています。

 長い父母と教師の運動によって、やっと平成3年、小中学校において40人学級、高校45人学級となりました。しかし、文部省の出している教育指標の国際比較によりますと、欧米においては小学校25人、中学校16人以上30人以下のクラス編制と、日本と比べて大変小人数です。1クラスの定員が少なくなれば、一人一人の子供たちに先生の目が行き届き、先生もゆとりを持って子供たちに当たることができるようになるであろうということについて、一致できる点だと思います。

 また、だれもが子供たちの豊かな成長を願っている点でも、一致できると思います。例えば、小学校によっては、学年で39人とか40人のため、1学級という学校があります。毎年、あと1人で41人とか、1人転校するので1学級になってしまう、始業式まではいてほしいと、父母や町の役員さんが一生懸命の学校もあります。

 市議会としては、岡崎市内には、35人以上40人以下の学級もあり、場合によっては、1人の転校生が、1クラスか2クラスかの運命を握るため、一人一人に行き届いた教育を保障する上で、毎年前述のような苦労をする学区のあることも、ぜひ御配慮いただきたいと考えます。

 委員会では、時期尚早であるとか、特別教室の充実、副担任の配置などが先だというような意見もありました。子供たちの問題は、待ったはないと考えます。過大校や特別教室、副担任の問題は、定員問題とは別個の、教育の条件を整備することであります。早急に実現しなければならないことであります。

 1人の非行、いじめ、落ちこぼれを出さず、どの子にも基礎学力を保障して、子供たちの可能性を伸ばすには、子供たち一人一人を大切にし、行き届いた教育を行える体制と条件をつくっていかなければなりません。

 児童生徒数減少期の今こそ、1クラスの人数を減らすよう、議員の皆さんの御理解で請願を採択していただきますようお願いをいたします。

     (15番 木全昭子君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 以上をもって討論は終結いたしました。

 これより採決いたします。

 請願第4号及び第9号に対する委員長報告は採択であります。

 お諮りいたします。

 請願第4号及び第9号は、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(岡村秀夫君) 起立多数。

 よって、請願第4号及び第9号は委員長報告のとおり決しました。

 次、請願第7号につきましては、いずれの意見も過半数に達せず、議決に至っておりません。

 お諮りいたします。

 請願第7号は、これを採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(岡村秀夫君) 起立14名であります。

 次に、保留とすることに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(岡村秀夫君) 起立12名であります。

 次に、念のため、不採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(岡村秀夫君) 起立12名であります。

 採択、保留、不採択、いずれも過半数に至りませんので、請願第7号は議決を得るに至りませんでした。

 次に、厚生経済委員長報告について御質疑ありませんか。

     (「なし」の声あり)



○議長(岡村秀夫君) 御質疑なしと認めます。

 討論の通告がありますので、逐次発言を許します。

 15番 木全昭子君。

     (15番 木全昭子君 登壇)



◆15番(木全昭子君) 請願第8号について議員各位の御賛同をいただきますよう、日本共産党岡崎市議団として御意見を申し上げます。

 請願1項目につきましては、国鉄が分割民営化され、JRに移行してから5年が経過しました。当時、国鉄労働組合に所属しているということだけで、JRに採用されなかったり、採用されても、配属、配転、出向等で数々の不当な差別が行われました。採用差別事件においては、17の地方労働委員会において不当労働行為を認め、国労の完全勝利の救済命令が出されているにもかかわらず、国鉄清算事業団、JR各社は、地労委の、1、就労すべき職場、職種について国労と協議をし、同社の社員として取り扱うこと、2、昭和62年4月1日から今日までの賃金差額を払うこと、3、国労に陳謝文を手交するとともに、同社の本社・支社正面入り口に同文書を10日間掲示することなどの命令を守るどころか、1990年3月、国鉄清算事業団に配転されていたもと国鉄労働者 1,047名を解雇しました。

 6年前の国鉄改革法審議のとき、政府答弁での「1人も路頭に迷わせない」、衆議院附帯決議「組合所属による差別はしない」という国の最高決議機関での約束を守らないできました。鉄道事業への復帰を願って、物資販売やアルバイトをしながら頑張っている解雇者とその家族の思いははかり知れません。

 5月28日、中央労働委員会が最終解決案としましたものは、国会の最高決議を無視し、国鉄労働者を昭和62年4月1日にさかのぼってJRに採用せよとした採用差別事件に対して19件の地労委救済命令を全く無視し、労働組合法第27条5項を踏みにじって、地労委命令の履行をサボタージュしてきたJR各位の違法行為を免罪するものであります。そればかりか解決案が、各組合員にこれについての地労委命令の履行を求めないなどとしていることは、到底許せるものではありません。

 地労委の救済命令は、昭和62年4月の国鉄解体、JR発足による国労、全動労組合員などへの採用差別は、組合差別、思想差別による不当労働行為であることを、十分な審問、調査によって明らかにしたものであります。中労委解決案は、この厳然たる事実を無視し、事もあろうに、労働者救済機関が労働者の解雇を許し、政府・JRの不当労働行為を容認した、認めがたいものであります。

  1,047人の解雇された労働者、その家族や国労、全動労の労働者はもちろん、人間らしい生活と労働を取り戻したいという、日本のすべての労働者、国民の切実な要求を踏みにじるものであります。

 請願2項について。分割民営化されても、全国に張りめぐらされた交通網の公共交通としての任務に、現在でも変わりはありません。

 しかし、JRになってからの安全確認は、さまざまな不安点があります。定時運転確保、このこと自体は別にいいことですが、そこで行われていることは、定時運転を求める余りに、15秒、30秒のおくれを出せば、乗務停止、始末書、反省文などと、いつもびくびくしながら仕事をしている状態です。

 また、検査の基準の切り下げ、消耗部品の取りかえ周期を、国鉄当時よりも延長しています。一例を挙げれば、国鉄時代、線路の検査の巡回を、本線は毎日1回であったのに、JRになったら、1、2級線2日に1回、3級線3日に1回、4級線は4日に1回と、安全に必要な要員も、切り詰めるだけ切り詰めるという合理化が行われ、運輸省への事故報告の基準も、国鉄時代、旅客列車10分以上、その他列車30分以上の遅延とされていたものを、JRでは、旅客列車30分以上、その他列車1時間以上の遅延とされ、90年10月25日、読売新聞の夕刊は、JRミス報告の30倍はあると報道しています。

 鉄道、バス、飛行機、船舶等の公共機関及びマイカーも含めた総合的な交通政策を確立し、国民の安全な足の確保をしていかなくてはならないと考えます。

 請願第3項について、過疎化の進む地方にとって、鉄道がなくなるということは、過疎化に拍車をかけるようなものです。関係の自治体は、赤字を覚悟で鉄道を抱えています。しかし、その経営は、第三セクターに転換した29社中黒字の会社はわずか6社、残りの23社は赤字経営です。

 昨年5月に起きた信楽高原鉄道事故のように、経営の悪化を理由に、極端な合理化が行われ、安全が脅かされているのが、現在の第三セクター鉄道の現状です。地方ローカル線を存続させ、経営基盤の強化と安全を確保するためにも、第三セクター鉄道の経営の見直しと、JRとの一本化がぜひとも必要と考えます。

 以上申し上げましたが、この1、2、3項それぞれについて、政府、労働省、運輸省への意見書を提出していただけますよう、議員各位の御理解をいただけますようお願いいたします。

     (15番 木全昭子君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 1番 徳田 孟君。

     (1番 徳田 孟君 登壇)



◆1番(徳田孟君) 私は、社会党市議団を代表して、ただいま議題となっております請願第8号「国鉄労働者採用差別事件の早期解決を求める意見書の提出について」、第1項の委員長報告に賛成、第2項、第3項の委員長報告に反対の立場から討論を行います。

 第1項について意見を述べさせていただきます。

 去る5月28日に中央労働委員会から解決案が労使双方に示されました。しかし、この解決案は、第1に、一番の焦点である不当労働行為があったかどうかについて判断を避けております。第2に、地元JRへの復帰も、解雇を前提にしての雇用で、わずか1カ月雇用するというものであります。第3に、解決案に通常なら盛り込まれる解決金や謝罪問題について触れておりません。

 以上のように、この解決案では、全国17都道府県で出された地方労働委員会の命令が全く無視されており、国鉄労働組合が受諾できないとして、中央労働委員会に対して命令を出すように求めたことは当然だと思います。

 国鉄が分割民営化されて5年になります。87年4月には国鉄職員 7,628名がJRへの採用拒否をされました。90年4月には 1,047名の人たちが清算事業団を解雇されました。採用を拒否された人たちの大半が国労組合員であります。仕事ができるかどうか、仕事で大きなミスを犯したということは関係なく、ただ国労に所属していたということだけで採用を拒否されております。解雇された人たちとその家族は、アルバイト、出稼ぎ、物資販売をしながら、苦しい闘いをしております。この2年間で5名の人が亡くなっております。

 小学生が次のような手記を書いております。「私のお父さんは、5年前に国鉄をやめさせられて、清算事業団というところに移されました。国鉄のときのお父さんは、電気関係の仕事をしていました。昼も夜も一生懸命働いていたのに、国労という組合に入っていただけでやめさせられたそうです。お父さんの悔しさは、口に出せないほどだと思います。私たち子供からのお願いです。一日も早くJRで元気よく働けるようにしてください」。子供たちをこれ以上悲しますぜ、子供たちの願いにこたえるためにも、地方労働委員会命令に基づいた解決をするために、政府はJR各社を指導すべきだと考えます。

 第2項について意見を述べたいと思います。

 JRは、表面の華やかさとは裏腹に、権利侵害が横行し、暗い職場となっております。1分でも列車をおくらせれば、運転業務から外される、要員不足のため残業が前提の勤務、ベテランの労働者が鉄道業務から外され、売店、喫茶店などで働かされております。また、列車や線路の検査周期の大幅な延長、安全に必要な人員の削減によって、大小の事故が急増しております。労働者が安心して働き、列車の安全運行を確保するためには、労使の紛争を速やかに解決することが必要であります。

 また、自動車による環境公害、交通事故の激増が大きな社会問題となっております。過疎地における住民の足も守らなければなりません。公共交通機関を中心とした総合交通政策を確立することが必要だと考えます。

 第3項について意見を述べたいと思います。

 運営の改善をしても、収支の均衡を保つことができないとして、国鉄、JRによって切り捨てられた特定交通線の多くは、沿線住民の足を守るために、84年の三陸鉄道を第1号として、第三セクターの運営で引き継がれることになりました。第三セクター鉄道は、ワンマンによる運転、無人駅委託駅化、レールバスの導入などで、支出を抑えながら、運転本数を増大、さまざまなイベントの開催で収入増を図ってきました。しかし、懸命の努力にもかかわらず、29社のうち、黒字になったのは6社のみであります。また、信楽高原鉄道のような大事故も起きております。今後、第三セクターの鉄道を維持し、発展させていくためには、請願に書いてあるように、JRと一体化することが必要だと考えます。

 以上、3項について意見を述べてきましたが、事は労働者とその家族の人権、JR列車の安全、快適な運行に関するものであります。議員各位の賛同を求めて、討論といたします。

     (1番 徳田 孟君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 20番 小林邦夫君。

     (20番 小林邦夫君 登壇)



◆20番(小林邦夫君) 民社クラブを代表しまして、ただいま議題となっております請願第8号「国鉄労働者採用差別事件の早期解決を求める意見書の提出について」の委員長報告、1項、JR各社の指導を求める意見書の提出の請願について、採択に反対し、2項、3項の請願不採択に賛成の立場から討論いたします。

 まず、1項につきましては、既に中労委の仲裁裁定のなされている段階にあり、また雇用、労使問題について議会として意見を申し上げることはいかがかと考え、不採択が妥当と判断いたします。

 2項前段の労使紛争の解決については、1項と同様な考え方から、議会としての意見を差し控えることが妥当と判断します。

 後段の総合交通政策の確定については、陸海空の交通環境の変化に対応した総合交通体系の整備計画を政府レベルで検討、推進中であり、政府機関にゆだねることが適当であり、意見書の提出の必要はないとの考え方から、不採択とする委員長報告が妥当と判断いたします。

 3項、特定地方交通線の経営については、第三セクターにて存続している現行路線は、地方公共団体等からの要請によるものであり、経営努力、受益者負担の原則により、経営を維持すべきと考えます。JRと一体化することにより、安全かつ経営基盤強化を求めることは、時代に逆行するものであり、不採択とする委員長報告が妥当と判断します。

 以上申し上げました理由により、請願第8号は不採択とする意見を申し上げ、討論といたします。

     (20番 小林邦夫君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 以上をもって、討論は終結いたしました。

 これより採決いたします。

 請願第8号第1項に対する委員長報告は採択であります。

 お諮りいたします。

 請願第8号第1項は、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(岡村秀夫君) 起立少数であります。

 よって、請願第8号第1項は不採択と決しました。

 次、請願第8号第2項及び第3項に対する委員長報告は不採択であります。

 お諮りいたします。

 請願第8号第2項及び第3項は、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(岡村秀夫君) 起立多数。

 よって、請願第8号第2項及び第3項は委員長報告のとおり決しました。

 暫時、休憩いたします。

             午後1時58分休憩

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             午後2時10分再開



○議長(岡村秀夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次、議会運営委員長報告について御質疑ありませんか。

     (「なし」の声あり)



○議長(岡村秀夫君) 御質疑なしと認めます。

 討論の通告がありますので、逐次発言を許します。

 17番 尾藤輝夫君。

     (17番 尾藤輝夫君 登壇)



◆17番(尾藤輝夫君) 日本共産党市議団を代表して、請願第6号の採択を求めて、討論に参加します。

 最初に、願意についてであります。国連の平和維持活動等に対する協力に関する法案などの廃案を求める意見書の採択に関する請願となっていますことは、平和と繁栄を求める国民の立場からは、PKO協力法は要らないというものであり、情勢の発展した今日段階での願意は廃棄であります。

 次に、手続上の問題であります。「参院PKO特別委員会の採決の模様は、委員長が右手の指を突き上げたのだそうだ。合図だったらしい。ガヤガヤと自公民の議員らが立って、しばらく委員長席の方を眺めていた。やがてぞろぞろと退席していく。出ていきますね。動議が通ったんでしょうか。さあ、参院特別委のテレビ中継。アナ、解説記者も、のみ込めない様子だ。実は、審議打ち切りの動議どころか、法案3件の起立採決まで行われていたのだという。騒然の委員会室でPKO法案がいつの間に強行されたのかは、テレビ桟敷に全くわからなかったのである」。

 以上は、翌日の一般新聞の報道であります。つまり、質疑打ち切りの動議、PKO法案の連合参議院修正案、自公民3党の再修正案、政府原案、国際援助隊法案の連合参議院の修正案、同法案の政府案と、本来は6回の採決を必要としながら、1回の採決も、今読み上げた状況であります。

 審議を尽くす問題についても同様であります。騒然の事態を招いたことは、審議打ち切りである。「国連平和維持軍、PKFへの自衛隊派遣の承認を首相が求めたら、国会は7日以内に議決するよう努めなければならない」とあるPKO法案の規定、その質問を委員長は封じた。これも、御承知の新聞報道であります。

 「牛歩については、牛歩ぶりを笑うだけでは寂しい気がする。PKOのことは、新聞、テレビでちらっと。そのちらり見で、国会の牛歩に驚き、あきれ、あほらしい反対、反対はあほらしいと思い定める人がいると、牛も転びかねまい。別に牛をかばうわけではないけれど、牛は好んで牛になったのではない。疑問点を質問しようとしたら、もうたくさんと拒否されて、やむなく牛になり、抵抗なのだろう。多数決が民主主義の原理というのは、審議を尽くした上でのこと。憲法にかかわり、国論も真っ二つの重大事となれば、論議はなおさら大切なはずだ。病む牛にごみを浴びせるような、弱い者に罪をかぶせることを、伏せる牛にあくたというが、牛歩をあざけるのみなら、どうもそれに近い」。これも、中日新聞の掲載であります。つまり、まともな審議は行われていないのであります。

 次に、法についてであります。最大の問題は、いかなる修正をこらそうとも、自衛隊の海外派兵は憲法の平和原則を犯すものであります。日本国憲法は、15年に及ぶ侵略戦争の悲惨な犠牲と反省の上に制定されたもので、戦後政治の原点であります。

 「皆さんの中には、今度の戦争にお父さんや兄さんを送り出された人も多いでしょう。御無事でお帰りになったでしょうか。それとも、とうとうお帰りにならなかったでしょうか。また、空襲で家やうちの人を亡くされた人も多いでしょう。今やっと戦争は終わりました。二度とこんな恐ろしい、悲しい思いをしたくないと思いませんか。こんな戦争をして、日本の国はどんな利益があったでしょうか。何もありません。ただ、恐ろしい、悲しいことがたくさん起こっただけではありませんか。戦争は、人間を滅ぼすことです。世の中のよいものを壊すことです。だから、今度の戦争を仕掛けた国には、大きな責任があると言わなければなりません。この前の戦争の後でも、もう戦争は二度とやるまいと、多くの国々ではいろいろと考えましたが、またこんな大戦争を起こしてしまったのは、まことに残念なことではありませんか」。

 以上は、「新しい憲法の話」の一節です。大きな犠牲の上に、国民がただ一つ手にすることのできたのが、民主主義、国際平和主義、主権在民主義を柱とした憲法であることは、御承知のとおりであります。

 PKO協力法は、国連平和維持軍への参加は凍結と、覆い隠そうとしていますが、いつかは解凍するというもので、国民をごまかすものです。自衛隊員は、本人の意思にかかわらず出動が強制され、従わなければ、罰則です。国家公務員の派遣も職務命令で、民間協力も義務づけられています。PKF参加部隊の国会審議日数にも限定をつけるなど、国会審議権を不当に制約しております。民主主義、平和主義、主権在民が全面的に犯される内容になっております。

 自衛隊の海外派兵は、湾岸戦争を契機に、にわかに重大問題化し、日米軍事同盟の危険な実態を国民の前に露呈してまいりました。憲法違反の自衛隊海外派兵は許さないとの国民の声は広がり、阻止してきました。自公民3党は、一昨年11月、PKO協力については、自衛隊とは別個の組織で行うことを合意したと発表。昨年の一斉地方選挙では、3党とも公約として国民に宣伝しました。わずか1年半でなぜほごになったのか。3党の公約だけに、国民に説明する責務があろうと、マスコミ、朝日新聞なども報道したことは、御承知のとおりであります。一般国民のみならず支持者をも欺いたものであります。

 今国民は、大きな怒りのもとに、自衛隊海外派兵反対の方向で新たに結集を始めております。自衛隊をやめる人も報道されています。入隊者も、湾岸戦争以来減少ぎみとのことであります。加えて、若者人口の減少傾向です。行く先は、徴兵制と重税がだれの目にも明らかです。かつて歩いた道であります。

 「国際協力で血を流せ」は、米英などであります、アジアの諸国は、日本軍国主義の再上陸と、厳しい反応であることは、御承知のとおりです。望まれている人的貢献は、医療、教育、災害復旧、環境問題であることは、カンボジアからの報道でも明らかであります。

 PKO協力法は、主権者たる国民の意思をじゅうりんするものであり、憲法の平和原則を正面から侵害し、日本の進路を根本的に変更する、重大きわまるものであります。国民が築いてきた憲法の平和原則を擁護し、これを真っ向から否定する自衛隊海外派兵の法廃棄こそが、日本の平和国際協力の唯一の道であることを強く強調し、皆さんの御賛同を期待して、討論といたします。

     (17番 尾藤輝夫君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 25番 三島栄太郎君。

     (25番 三島栄太郎君 登壇)



◆25番(三島栄太郎君) 自由民主クラブを代表して、請願第6号「国連平和維持(PKO)廃案を求める意見書」に対しまして、委員長報告に賛成の討論をいたします。

 戦後、我が日本は、幾多の難関に直面しましたが、その都度時の為政者の的確な判断により、今日の日本を築き上げてきました。いわゆる吉田内閣の多数講和による独立、岸内閣による安保改定、先年、湾岸戦争の後の戦後処理のための掃海艇派遣等であります。

 戦後日本の一貫した国是は、国連中心主義であります。国連の要請を受け、平和維持軍として、当面するカンボジア和平に貢献するための自衛隊派遣は、時宜を得たものと考えます。長年にわたる内戦のため、カンボジア国内は、ちょうど敗戦の日本のごとく荒れ果てている様子であります。このとき、我が自衛隊が、日ごろの訓練を生かし、橋をかけ、道路を直し、国づくりのお手伝いをしたならば、かの国の人々は、いかほど喜ぶことでありましょう。

 もとより、第2次大戦の惨禍をなめ、経験した我々は、二度と戦いは御免でありますが、平和のため、国づくりのため、汗を流すことを、国連を中心に各国がそれぞれ軍隊を出動させている今日、日本だけが、金だけは出すから勘弁してくれというだけでは通らぬ理であります。

 日本国憲法前文に書いてあります。「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、我らの安全と生存を保持しようと決意した」云々とありますが、相手国の公正と信義を信頼せんとすれば、我が国みずからが汗を流さなければ、信頼されないのは、自明のことであります。

 以上、見解を述べて、委員長報告に対し賛成の討論といたします。

     (25番 三島栄太郎君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 以上をもって、討論は終結いたしました。

 これより採決いたします。

 請願第6号に対する委員長報告は不採択であります。

 お諮りいたします。

 請願第6号は、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(岡村秀夫君) 起立多数。

 よって、請願第6号は、委員長報告のとおり決しました。

 なお、採択された請願は、会議規則第 137条の規定による処理の経過及び結果の報告を請求することにいたします。

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○議長(岡村秀夫君) 日程第4、第90号議案「物品の取得について」を議題とし、理事者の説明を求めます。

 総務部長。



◎総務部長(柴田敏夫君) 本日御配付申し上げております、右肩に「3」とあります追加議案書をお取り出しいただきたいと思います。

 1ページでございます。平成4年第90号議案「物品の取得について」御説明申し上げます。

 現在使用しております消防用救助工作車は、昭和52年に市内の団体から寄贈を受け、多くの救助活動に対応してまいりましたが、車体各部の老朽化に伴い更新するほか、積載する器具につきましても、老朽化により一部更新するものでございます。

 今回新たに購入いたします救助工作車は、説明欄記載のとおりでございますが、従来のものにはない特殊装置といたしまして、照明装置及び油圧昇降装置の取りつけにより、夜間における救助活動等を効果的、安全かつ迅速に行えるものでございます。

 去る6月15日に、艤装可能な5社によりまして指名競争入札の結果、議案記載の買い入れ金額、2ページにわたっておりますが、納入期限、契約の相手方のとおり契約いたすものでございます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 説明は終わりました。

 これに御質疑ありませんか。

     (「なし」の声あり)



○議長(岡村秀夫君) 御質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております第90号議案は、委員会付託を省略いたしたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

     (「異議なし」の声あり)



○議長(岡村秀夫君) 御異議なしと認めます。

 よって、委員会付託を省略することに決しました。

 討論の通告もありませんので、これより直ちに採決いたします。

 お諮りいたします。

 第90号議案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(岡村秀夫君) 起立全員。

 よって、本件は原案のとおり可決確定いたしました。

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○議長(岡村秀夫君) 日程第5、常任委員会、議会運営委員会の閉会中継続調査申出事件についてを議題といたします。

 本件につきましては、各委員長より、お手元に配付の印刷物のとおり閉会中の継続調査事件といたしたい旨の申し出がありました。

 お諮りいたします。

 各委員長の申し出のとおり、これを閉会中の継続調査事件とすることに御異議ありませんか。

     (「異議なし」の声あり)



○議長(岡村秀夫君) 御異議なしと認めます。

 よって、印刷物のとおり閉会中の継続調査事件とすることに決しました。

 お諮りいたします。

 今期定例会において議決されました議案中、条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

     (「異議なし」の声あり)



○議長(岡村秀夫君) 御異議なしと認めます。

 よって、条項、字句、数字、その他の整理は、議長に委任されました。

 以上で、本日の議事日程は終了いたしました。

 今期定例会に付議された事件はすべて議了いたしましたので、これにて6月定例会を閉会いたします。

             午後2時27分閉会

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◎事務局長(瀧本浩成君) ただいまから平成4年6月岡崎市議会定例会の閉会式を行います。

 議長あいさつ。

     (議長 岡村秀夫君 登壇)



○議長(岡村秀夫君) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 6月定例会に付議されました議案を初め、当面する市政の課題に関し、終始熱心に審議を進められ、適切な御議決をされましたことは、まことに御同慶にたえないところであります。

 本日までの議会運営に当たり、議員並びに理事者各位の御協力に対し心から感謝を申し上げます。当局におかれましては、審議経過を十分参酌の上、市政各般にわたり格別の御尽力をいただきますよう希望するものであります。

 皆様方におかれましては、ますます御自愛の上、一層の御活躍を賜りますようお願い申し上げます。

 終わりになりましたが、本市の名誉市民でありました故服部敏郎氏の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、この夏行われます市長選挙に際しましては、各陣営での御健闘を御祈念申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。

     (議長 岡村秀夫君 降壇)



◎事務局長(瀧本浩成君) 市長あいさつ。

     (市長 中根鎭夫君 登壇)



◎市長(中根鎭夫君) 閉会に当たりまして、私からも一言ごあいさつを申し上げます。

 このたび6月定例市議会に提案させていただきました各議案につきましては、慎重に御審議を賜り、すべての議案を御議決いただきまして、まことにありがとうございました。決定されました議案の執行に当たりましては、審議の際に賜りました御意見等を十分に尊重し、厳正公平な執行に努めてまいる所存でございます。

 議員各位におかれましては、ますます御自愛の上、市勢伸展のために御尽力をいただきますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、ごあいさつにかえさせていただきます。大変ありがとうございました。

     (市長 中根鎭夫君 降壇)



◎事務局長(瀧本浩成君) これをもちまして、閉会式を終わります。

 地方自治法第 123条第2項の規定により、ここに署名する。

         議長   岡村秀夫

         署名者  尾藤輝夫

         署名者  小林邦夫