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愛知県 岡崎市

平成 4年  6月 定例会 06月10日−13号




平成 4年  6月 定例会 − 06月10日−13号







平成 4年  6月 定例会





△木全昭子議員の質問

             午前10時開議



○議長(岡村秀夫君) 出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから会議を開きます。

 本日出席を求めた理事者は、市長初め関係職員であります。

 なお、本日の議事日程は、お手元に配付の印刷物により御承知願います。

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○議長(岡村秀夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、14番 鈴木 擴君、25番 三島栄太郎君の御両名を指名いたします。

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○議長(岡村秀夫君) 日程第2、昨日に引き続き一般質問を行います。

 あらかじめ定めた順序に従い、質問を許します。15番 木全昭子君。

     (15番 木全昭子君 登壇)



◆15番(木全昭子君) 通告に従いまして質問してまいります。

 ぼけた妻を連れて、ふるさとの海で入水自殺をした老夫婦や、80歳を超えた介護する夫が寝たきりの妻を殴り殺さなくてはならない日本のお年寄りの実態、これで、高齢者が大切にされている社会と言えるでしょうか。

 1983年、老人保健法の制定で老人医療費が有料化されました。全国に誇れる老人医療費無料化をいち早く実施した本市においても、中根市長のもとで有料化が行われました。これに基づく老人診療報酬体系がつくられ、70歳以上になると、例えば1本の点滴が若い人の3分の1になるというように、医療内容の差別が行われ、お年寄りは病院から3カ月程度で退院をさせられ、在宅に追いやられています。

 ことし1月より、日本共産党以外の政党の賛成で、外来、入院の一部負担の引き上げが行われ、さらに95年以降、消費者物価スライドで、どこまでも値上げすることができるという、ひどいことになりました。

 6割の年金受給者が月3万円以下の実態の中で、この値上げは、お年寄りの命を縮めるものであり、高齢者家族の大きな負担となるのは明らかです。

 こうして在宅に戻されてくるお年寄りですが、住みなれた家や地域に住み続けたいという気持ちは大切にしてあげなくてはなりません。しかし、待ち受けている在宅福祉の施策は、真にお年寄りの生活を支えるものとなっているでしょうか。90年2月、読売新聞は、総選挙を前にして、国民の消費税導入に対する不満をかわすために、高齢者保健福祉10カ年戦略を自民党が打ち出したと報道しました。総事業費6兆円のうち、国の負担は3分の1の2兆円です。政府にとって大変虫のよい福祉政策です。高齢者とその家族のために、いずれは年をとるすべての人々のために、在宅福祉、地域福祉をお題目に終わらせてはなりません。

 さて、憲法を福祉に生かし、長寿社会を支える自治体づくりという立場から質問してまいります。

 まず最初に、在宅福祉のかなめ、ホームヘルパーについてであります。10カ年戦略達成時、8年後には、 186名で週4日から6日の訪問を行うことになりますが、現在常勤23名、登録85名、計 108名で、週一、二回の訪問です。 180名を達成時、常勤、登録ヘルパーの内訳はどうなるでしょうか。また、登録ヘルパーの身分はどこに所属するのでしょうか、お答えください。

 寝たきり老人を介護するとき、残された機能を維持し、強化するために、マッサージ、リハビリなど、指導できる理学療法士の派遣制度が必要と考えますが、どのようにお考えでしょうか。

 本市の資料がありませんので、堺市社会福祉協議会の資料によりますと、介護者世帯の38.2%が65歳以上、その中の76.5%が2人世帯だとしています。ほとんどが年老いた夫、または妻であり、中には介護者の方が高齢の場合も見受けられます。介護者からは、介護交代者の不在や、自分が倒れることへの不安が切実な声で出されています。

 地域に住み続けることの困難さをわかっていただくために、70歳を少し過ぎた2人暮らしのお年寄りのあるケースを御紹介したいと思います。

 御主人が心臓が悪く、昨年鼠径ヘルニアの手術をしました。その間、だれも寝たきりの妻を見ることができないので、ショートステーを岡崎の特養にお願いしました。岡崎寮のショートステーは、わずか3ベッドで満員でした。岡崎は離れたくないと泣かれましたが、仕方なく西尾の特養でお世話になり、2週間後、ショートステーの期限切れで、西尾市内の中間施設に入院をしましたが、ここで同じ入院者に、「岡崎は30万都市で、金持ちなのに、何で西尾に来たのか。あんたが来ると、西尾の人が他の市に行かなくてはならない」と言われたので、今回はもう西尾に行きたくないと主張していました。ともかくも、この病院も、2カ月すると出されました。

 それ以後、退院したばかりの御主人は、ヘルパーや有料のシルバーさんの援助でつなぎながらやってきたのですが、月2回の入浴サービスではかわいそうだと、ヘルニアの手術をした体で抱き上げ、シルバーさんに手伝ってもらって、ふろに入れていました。その結果、無理が来て、またヘルニアの手術となりました。またもや岡崎寮が満員であったことと、岡崎では入退所の援助が、車の手配においても、運賃補助についてもありません。嫌だ、嫌だと言いながら、いつ迎えに来てくれるのだと、だだを言いながらも、現在西尾の方でお世話になっています。

 この一つのケースを見ても、岡崎の在宅福祉の貧しさがわかるではありませんか。お年寄りは、知らない他の市の施設など、行きたくないのです。せめて岡崎市内の施設でお世話になりたいのに、わずか3ベッドではどうしようもありません。寝たきり老人などのショートステーを市内で増所することについてお考えをお聞かせください。

 また、ショートステーを寝たきりの人が利用する場合、どのような手立てをとっているか、お聞かせください。 365日家庭で介護している皆さんに、身も心もリフレッシュしていただき、気持ちよくお年寄りの介護をしていただけるよう、知立市の行っている年間1週間分のリフレッシュ券を、寝たきり老人の介護者に対してプレゼントするような温かい施策は考えられないものでしょうか。

 また、夜間の介護を必要とするお年寄りを一時的に預けるナイトケア事業も取り組んでいただきたいと考えますが、どのようにお考えでしょうか。

 このケースの方は、寝たきりの妻を外に連れ出そうと、車いすを買われましたが、その車いすに妻を抱き上げて載せるのに一苦労です。そこで、厚生省が今年度より、日常生活用具に加えましたデンマーク製シートつき移動用リフトの貸与制度についてであります。デンマークシートは、背中に充てて、四隅についているひもをリフトにかけるだけで、ベッドから安全に他の場所に移すことができるもので、お年寄りでも苦労なく操作できるものですが、岡崎市はどのように対応していますか。

 東京都の調査結果によると、ひとり暮らし老人では、食事を朝、昼、夕食と、きちんととっていない人が22%、外食や近所の人から届けてもらっているケース14%、食事のサービスがあれば、ふだんから利用したい42%、せめて寝込んだとき利用したい61%となっています。

 高齢者のひとり暮らしは、特に不規則となります。老人世帯でも、寝たきりを抱えると、買い物にも出られません。わびしい食生活は、心身の衰弱や病気につながることにもなります。給食サービスは、単に栄養のバランスだけでなく、安否確認やお年寄りの要求を酌み上げる機会ともなります。月1回や2回では、安否確認にもなりません。ヘルパーさんたちの努力は、敬意を払いますが、毎日食べるからこそ食事なのです。生活援助型、 365日で行うべきと考えますが、見解を伺います。

 また、これもほぼ毎日のことですが、入浴についてであります。本市は、月2回程度の移動入浴車で、本人の所得に応じて、1回 1,000円から 4,000円と、3段階になっていますが、利用料金の引き下げをすべきと考えます。また、せめて夏場だけでも週1回にしてほしいと考えますが、どのようにお考えでしょうか。

 次に、寝たきりの原因になりやすい骨粗鬆症についてです。これは、特に40歳以上の女性に多いと言われ、骨の中のカルシウムが体外に出ることによって、骨がもろく、すかすかになる状態のことで、このために、ちょっとのことで骨折したり、背骨が曲がったりするものです。これを予防するために、自分の骨の健康状態を認識して、カルシウムや日光浴、適度の運動をするなどして、悪化するのを防ぐことができます。そのために、骨の密度を調べる機械を市が購入し、成人検診のメニューに入れてほしいと考えますが、いかがでしょうか。

 自宅で住み続けるということは、今挙げた介護者を支える制度の見直しをしなくては、在宅、在宅といっても、支えていけないと考えます。その上に立って、もし介護者が倒れたとき、受け入れる施設をつくっておくということは、お年寄りのどうにも困ったときは、市が面倒を見てくれるから、やれるだけ自分たちでやりましょうということにもなると思うのです。特養建設について、3月議会で請願が採択され、県へ増築のお願いをするということでしたが、この点、どのように対応されておみえでしょうか。

 在宅福祉の制度を総合的に、それぞれのケース、ニーズにこたえて対応できるよう、高齢者相談窓口の新設の必要性を考えますが、どのようにお考えでしょう。

 次に、安心して住み続けられる住宅づくりについてであります。よくなって、病院から自宅に戻っても、介護がないために寝かされていたり、また段差があったり、手すりが設置されていないため、寝ている状態が続くことによって、寝たきり老人はつくられると言われます。

 住宅の改造費補助についてでありますが、現行の制度では、返済能力のあると見られる同居人がいないと、条件に当てはまりません。本市の65歳以上ひとり暮らし 2,075人、老人世帯 4,841は、初めからこの制度の対象外ということでありますが、その点についてどのようにお考えでしょうか。

 平成3年度市営住宅にお住みの老人に希望をとって、トイレ、ふろに手すりを設置されました。このことは大変喜ばれています。お年寄りのために、住宅の改造費補助を一定していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 土地の有効利用ということで、古い借家が新築、改築され、高い家賃となるなどで、お年寄りが住みなれた家を出なくてはならないことが生じています。いつまで置いてもらえるかという不安をいつも持っていると言われます。市営住宅においては、お年寄りに対する6割軽減制度をつくられ、高く評価するものですが、すべての人が市営住宅に入れるものでもありません。年をとったら、住みなれたところが一番です。ぜひ民間住宅への家賃補助制度をつくってほしいと考えますが、いかがでしょうか。

 岡崎市には、厚生年金で暮らす人々を対象にして年金受給者住宅ゆとりの里があります。私の視察しました福岡県春日市には、頭金も要らないで、3度の給食サービスつきで、入居料金が月5万 8,000円、24時間体制の緊急通報システムや、嘱託医、寮母の配置をした施設がありました。元気なお年寄りは、そこからパートやアルバイトをしてみえます。低利用料金のケアつき住宅の建設も必要と考えますが、いかがお考えでしょう。

 次に、民主的な町内会のあり方についてであります。

 ここに、ある小学校区の総代会主催の市長を招く市政を聞く会に参加を呼びかける地域だよりがあります。これは、この地域の役員さんが毎月15日付で、地域住民への連絡事項などを書いて配布されているものですが、今回のニュースを市政だよりと一緒に、組を通じて全戸に配られました。文面には、「生活に直結する種々の問題など、聞いてみたいと思います。御参加ください」と書かれているだけです。選挙の一字もありませんでした。

 役員をしているので、単純な気持ちで参加されたある方は、主催が総代会ということを初めて知らされ、地元市議、県議がそれぞれ市長の持ち上げと、相手候補を批判し、市長は、今問題となっていることの弁明をされ、地元のために某小学校の増設をしていくということを話されたわけであります。

 最後に、後援会事務局より、総代会と後援会は一心同体、市長、市議、総代、三位一体であり、後援会加入の訴えがあったのであります。

 市長に伺います。地域住民をごまかして、後援会の集会に集めるというこのやり方についてどのようにお考えでしょうか。

 また、総代会がその地位を利用して、組長さんを使い、町内会組織を選挙に使うことについてどのようにお考えでしょうか。

 以上で第1質問とさせていただきます。

     (15番 木全昭子君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 福祉部長。



◎福祉部長(野本昇平君) 1番の長寿社会を支える自治体づくりについてお答えを申し上げます。

 まず、第1点のホームヘルパーの福祉10カ年計画達成時の数ということでございますが、現段階では、今年度調査をいたします老人保健福祉計画、これは老人福祉法と老人保健法の改正に基づいて、平成5年に計画を作成が義務づけられておるものでございますが、その中で考えてまいりますが、岡崎市では一応 182名ということで、登録、それから常勤の内訳等は、老人保健福祉計画の中で詰めてまいりたい。

 それから次に、登録ヘルパーの待遇でございますが、今年も、昨年と比べまして、待遇については約 7.8%の引き上げをいたしておりますが、計画の中でこれも考えていきたいと考えております。

 それから、登録ヘルパーの所属でございますが、現在の考えでは、業務の委託ということで、あくまで委託の形をとっていきたいと、そんなふうに思っております。

 それから次に、理学療法士の関係でございますが、現在、機能回復訓練を行うために、高年者センターにおいては、高齢者を対象に月2回、それから福祉の村においては、身体障害者を対象に月に4回、それぞれ日常生活の自立を助けるための必要な訓練を行っておるわけでございまして、平成3年度中には 1,750名の方が訓練を受けられました。

 また、それらの方が施設へ来られるにつきましては、車いすでの利用が可能なバスを配置して、利用者の送迎を行っております。理学療法士を在宅へ派遣する制度については、今後の研究課題といたしたいと思います。

 それから次に、ショートステー関係でございますが、まずショートステーに行かれる場合の交通費の補助でございますが、これは、タクシー料金の一部助成とか、それから高年者センターでデイサービスに使っております車を使うとか、いろいろ方法はあるわけですが、そういった方法を検討いたしまして、今後対象とするように考えてまいりたいと思っております。

 次に、ショートステーのベッドの増床でございますが、昨年のショートステーの利用状況を申し上げますと、利用された方の合計が 202人で、1人当たり1回に 8.4日という数字で、トータルで 1,713日でございまして、そのうち岡崎養護では17人の方が延べ97日間、それから岡崎寮では 155人の方が 1,307日間と、こういった人数になっておりまして、御指摘のように不足というときもございますので、今後特別養護老人ホーム等の建設等の中で対応をお願いしていきたいと考えております。

 それから、介護人のリフレッシュ計画でございます、知立市さんの例を、1週間の利用券の助成というお話があったわけですが、本市におきましては、昨日加藤議員さんにお答えいたしましたような、介護者の慰安事業ということもやっておりますし、現段階ではそういったショートステーの無料券ということは考えておりません。

 それから次に、ナイトケアでございますが、これは、本市内には特別養護老人ホームの岡崎寮でこれが利用できるわけでございまして、利用手帳の所持者が本市では 183名ございますが、それらの方が希望される場合については、福祉課の方で受け付けを対応いたしておりますので、お申し込みをいただきたいと思います。

 ちなみに、平成3年度については、申し込みされた方はございませんでした。

 それから次に、寝たきり老人の介護のための生活用具ということで、コンパクトリフトのことでございますが、これは、厚生省の方で平成4年度から対象の品目に追加されたというふうに聞いておりますが、まだ正式な通達が県から参っておりませんので、来次第PRをいたして、利用していただくように努めてまいりたいと思っております。

 それから、給食サービスの回数増についての見解ということでございますが、議員おっしゃったように、月1回ということで、夏場は今除いておるわけでございますが、現在の設備状況、また人員状況からいたしまして、この方法をとっておるわけですが、今年度着工いたします福祉会館ができました場合には、厨房設備等も十分に考えておりますので、この増については、その時点で対応するように、鋭意努力をいたしたいと思っております。

 それから、入浴サービスの増加についての考えということでございますが、現在は巡回で在宅のサービスについては、月に2回、それからデイサービスセンターでは大体月に 2.3回という数字が出ておるわけでございますが、これも、昨日来御説明をいたしております地域福祉センターができまして、それが稼働いたしますれば、平均の3回に近くなるぐらいの数字でできるかと思いますので、いましばらく現在の方法で何とか入浴の回数をふえるように努力をいたしてまいりますので、御理解をいただきたいと思います。

 それから次に、高齢者の方の相談窓口を一本化ということでございます。現在は、福祉部の福祉課とか、また社会福祉協議会とか、関係各課とか施設にそれぞれあるわけで、この一本化ということでございますが、従来からいろいろ検討もいたしておりましたが、先ほども申し上げました福祉会館が新設をされた場合に、設備的な面も考え、今後検討いたしていきたいと思っております。

 それから次に、住宅改善の中で、お年寄りの方が対象になるケースが少ないので、それについてはどうかということでございますが、現在県の補助要綱に基づいて、市が2分の1、県が2分の1で助成をいたしておるところでございますが、現段階ではこれの枠を広げるということは、ちょっと考えておりませんが、融資制度の方を御活用願いたいと、こんなふうに考えております。

 それから、民間家賃の補助についてはどうかということですが、これも、現在西三河管内で1市がこの制度を採用していると聞いておりますが、利用も余りないというようなことも聞いておりますし、現在本市としては、そういった計画を持っておりません。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 環境衛生部長。



◎環境衛生部長(石原明次君) 1番の (4)でございますが、骨粗鬆症予防対策についての中で、骨粗鬆症の予防のため、骨密度測定機器の導入を図ってはどうかという御質問でございますが、骨粗鬆症の診断につきましては、現在レントゲンや血液検査等で診断されておりますが、こうした測定機による自分の骨密度を早く知ることは、予防する上で大切かと思います。この測定機の導入でございますが、住民検診時に骨密度診断業務が取り入れられるかどうか、医師会と十分協議いたしまして、検討してまいりたいと考えております。



○議長(岡村秀夫君) 市民部長。



◎市民部長(山田銀作君) 2番の民主的町内会のあり方の中で、町内各種の役員さん、特に総代さんでございますが、選挙活動についての御質問でございます。

 町内会は、市民の自主的な組織でございまして、その代表である総代会連絡協議会と市とは、対等な立場で、多くの市の事務につきまして委託契約を結んでいるのであります。

 御指摘されます選挙活動につきましては、良識ある方々でございまして、個人の資格で行われますことは、その方の責任において、あくまで法律上許される範囲で、おのおのの信ずる道に従って行われたことだと理解しておるわけでございます。

 また、担当課といたしましては、「総代の政治活動につきまして」と題しまして印刷物を配布いたしまして、総代及び町内会は任意な自主団体であって、個人の資格で活動することについては、何ら制限を受けるものではない。しかし、町内会の代表者である総代の名で町内会員等を対象に活動することは好ましいものではなく、この点については、総代会の役員会においても確認しているということを、毎年機会あるごとに総代会として周知を図っておるわけでございまして、本年も、5月13日に開催しました学区総代会長会議に徹底を図ったということでございます。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) おおむね市民部長がお答えさせていただいたとおりでございますが、具体的な例もあったようでございまして、私も、これらに対しましては、市政報告会ということで出場依頼がございまして、私はそういう意味におきましておこたえさせていただき、会合に臨んでおるわけでございます。

 その他、来賓の方々とか云々ということにつきましては、私から云々は申し上げませんし、また参加された方も、若干そのような意見もございましたが、同時にまた、皆さん方からの御要望や御意見を聞くということも重ねてまいったわけでございます。しかし、私ども被選挙者というのは、非常に多くの目で見られておるということから、慎重な行動が必要であろうと思うわけでございます。

 特に今部長が申し上げましたことは、私の考え方でもあるわけでございますが、このごろになってまいりますと、いろいろな問題が出てまいっておりまして、市の何とか、議会何とかいう方向も回覧板で回ってきたということで、私のところへ大変お小言のことも、直接聞いておるわけでございます。

 何分にいたしましても、被選挙者になりますと、十分これらに対しましては、これは慎重に、問題がないように、精進していく努力を重ねていきたい、このように申し上げておきたいと思うわけでございます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 福祉部長。



◎福祉部長(野本昇平君) 先ほどのお答えの中で、1件落としましたので、ゆとりの里についてでございます。

 ゆとりの里の入居基準よりも低い料金での施設の建設の考えはないか、こういう御質問でございますが、現段階では、そういった計画は持っておりませんが、軽費老人ホームとかケアハウスとか、そういったものもございまして、特に今年、県下で初めての施設として、田原町に軽費老人ホームが建設されまして、こういったところでございますと、入居料金等が低いわけでございまして、資格等いろいろございますが、そういったところを御利用いただくというのも、一方法かと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 15番 木全昭子君。



◆15番(木全昭子君) 若干まだ答弁漏れがありますけれども、それは追ってお願いします。

 まず、登録ヘルパーについてですけれども、今回 182名ということをおっしゃったんですけれども、たしかこの前の議会のときには、目標達成のときには 186名ということだったんです。それはさておいて、この内訳なんですが、常勤と登録は、この達成時にどうだということについてお聞かせください。

 それから、登録ヘルパーの身分についてであります。答弁では、委託の形をとりたいということでありますけれども、委託というのは、どこに委託というのでしょうか。社協というようにとっていいんでしょうか。

 それから、理学療法士の派遣についてですが、これについては、車いすを利用できるような方ならいいんですけれども、そうではなくて、下半身不随で動けないと。で、介護人がまた高齢だという、そういうときに、車の配置がデイサービスの方であるということですけれども、自宅の前までは行きませんね。そこの大きな大通りまでしか行かないものですから、それについての車の手配については、今後努力をしていただくんでしょうか。

 それと、ショートステーの増所については、特養の建設で考えていきたいということなんですけれども、この今の答弁ですと、特養の建設をしていくというように考えていいんですか、この中でショートステーを考えていきたいとおっしゃいましたので。

 それから、ショートステーの入退時の交通費、それと手立ての問題ですけれども、これについては県のメニューがあるわけですね。例えば、タクシーでいえば、片道 5,000円まで出すという、そういう制度がありますので、それを2分の1、2分の1にするのか、ちょっとあれですけれども。それと、タクシーでいえば、 2,730円という二つのメニューがあるものですから、そういうメニューをフルに活用して、やはり皆さんにお知らせするというのが福祉課の仕事ではないかなというように思います。

 それから、リフレッシュ券についてです。慰安事業ももちろん大事です。しかし、観劇をしたり、研修会をするだけでなく、本当に 365日介護している人たちの心身のリフレッシュをさせていくという点で、ぜひこういうリフレッシュ券を考えていただくように、今後の課題としてお願いいたします。

 それから、デンマークシートの件です。これは通達があればやるということでありますけれども、私の方に県の方に問い合わせをしますと、レンタルとして1カ月の使用料1万 3,250円で、国が2分1、県が4分の1、市が4分の1ということで、制度としては県としてあるということですので、ぜひ岡崎市でもこれが本当に利用できるようなものにしていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。

 それから、給食サービスについてです。これについては福祉会館建設の暁に考えるということでありますけれども、基本的な給食サービスに対する考え方、それについてお聞かせいただきたいと思います。

 それから、入浴サービスについてですけれども、これは答弁が漏れております。料金を引き下げることについてはどうかということですけれども、このことについて御答弁いただきたいと思います。

 それから、町内会の問題なんですけれども、市長の答弁の中で、参加者の御要望を十分に聞いたという、そういう点で、市政報告として自分は参加をさせていただいたということでありますけれども、1点は、総代会というのは、総代会としてこういう町内会を使って多数を集めるということについて、市長はどのように考えておられるかということですね。

 もう一つ、今おっしゃった御要望を聞いたということでありますけれども、私が聞きましたところでありますと、御質問を受けられたのは2時間のうちにわずか22分であります。だから、これで御要望を聞いた会だというようには感じられないんですけれども、その点についてはどうでしょうか。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 町内会が市政の報告会を開催されるということにつきましては、私はそれほどこだわりません。議員の方々であろうと、各県会議員の方々であろうと、地域の問題に対しまして、総代会がそういう研修会をおやりになるということに対しましても、私はこれに対しまして御批判をする立場ではございません。

 ただ、幾つかのケースがございまして、私の方で御説明をする時間をたくさん持たせていただいた会もあれば、質問をたくさん受ける会もあるわけでございまして、これは主催者の御意向に沿いながら時間設定をした、こういうことでひとつ御理解を願いたいと思います。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 福祉部長。



◎福祉部長(野本昇平君) 10カ年計画の達成時の登録ヘルパーと常勤の内訳でございますが、現段階では定めておりません。先ほど申し上げましたように、今後策定いたします老人保健福祉計画の中で詰めていきたいと、そんなふうに考えております。

 それから、委託という形を具体的にはどうかということでございますが、これは、社会福祉協議会と本人との業務委託ということでございますので、そういうふうに御理解いただきたいと思います。

 それから、理学療法のために車の送迎で、車いすに乗れない寝たきりの方について、道路が狭くて自宅まで入れない、こういう場合ということでございますが、車には、運転者のほかに補助者がついていきますので、そういった者でできる限り対応をしていきたいと、そんなふうに考えております。

 それから、ショートステーの場合のタクシー券の補助でございますが、県のメニューがございますが、先ほど申し上げましたように、市の公用車でもって送る方法も考えられるということで、双方どちらが福祉のサービスとして効率的かを検討の上、今後取り入れるということで御説明いたしましたので、そのように御理解をいただきたいと思います。

 それから、ショートステーのベッドの増床のところで、特別養護老人ホームで、私、特別養護老人ホームの建設をお願いするという表現をしたわけですが、特別養護老人ホームについては、現在市で建設の計画は持っておりませんが、前の議会でもお答えいたしておりますように、民間でそういった建設をされる方も問い合わせ等が来ておりますので、そういった方にお願いと申しますか、県の指導を受けながらということでございまして、また県が建設をされる場合とか、それから県の施設を増床される場合等も含めての考えでございます。

 それから次に、コンパクトリフトでございますが、先ほど議員おっしゃられましたような内容については、福祉関係の新聞とか、そういった情報ではいただいておりますが、まだ県からの正式な通達でございませんので、来た段階でPRをしてまいりたい。

 それから次に、給食サービスについての見解と申しますか、基本的な考え方でございますが、これも従来から申し上げておりますように、本人の嗜好とか、そういったことがございまして、現段階ではこういう形でございますが、先ほど申し上げました設備的なものが充実されれば、多少はふやしていけると、こういう考えで申し上げたわけでございます。

 それからもう一つ、入浴の料金の引き下げの考えはないかということでございますが、現段階では特に計画をいたしておりませんが、今後全般的な福祉の中で考えていきたいと、かように考えております。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 15番 木全昭子君。



◆15番(木全昭子君) ヘルパーについてでありますけれども、現在 108名ということで動いているわけですけれども、その中の私の知っている人では、月曜日から金曜日までが魚屋さんにパートに行って、土日に登録ヘルパーということで、地域で活躍していらっしゃる。この方に、登録ヘルパーの単純に何時間やっているか、勤務しているかというのを計算しても、1週間に6時間×2しかないわけです。そういう部分も含めて 108名というのが現状なわけですね。

 そういう中で、こういう事態なのに、これから高齢化の問題もますます問題が大きくなってくると思うんです。現在の高齢化率が 9.1ですけれども、これが8年後には11.9%になります。そういうことは、対象がふえるということですね。また、年齢も高くなりますので、そのサービスの内容も、例えば身体介助を必要とするような、今も身体介助を登録ヘルパーでやらせておりますけれども、これも問題なんですけれども、こういう部分にまで、そういうサービス自身も大きなものを要求されるというように思うんです。

 そういう点で、今おっしゃったような福祉計画をやる、その中で考えたいということではなくて、この実態を見ながら、そして将来も見ながら、常勤と登録の配分をどう考えるのかということは、今考えておかないと、どうするというように思うんですけれども、いかがでしょうか。

 それと、身分についてですけれども、社協と本人との委託契約だということであります。この資料は、登録ヘルパーになられたときの、最初のときの研修にいろいろいただく、その資料の中の一つですけれども、「登録家庭奉仕員の業務について」という資料です。この中で、身分について書いてあるのが、「登録ヘルパーは、岡崎市及び岡崎市社会福祉協議会との雇用関係はなく、事故等が起きた場合は、保険の範囲内で補償する」というように書いてあるんです。この文面からしますと、雇用契約はないというように私は思うんですけれども、どうでしょうか。

 それから、デイサービスでの理学療法士のこの件につきましては、これからは補助者が身近まで来ていただくということで確認をしておきます。

 それから、ショートステーについてなんですけれども、今岡崎でもショートステーの利用者がふえてはきているんですね。しかし、やはりなかなか、どなたも切実な思いで利用されているわけですけれども、寝たきりの人たちがショートステーに本当に預けたいときに利用できない状況があるんですね。それは、今、これから考えますということをおっしゃいましたけれども、デイサービスの車の配置とか、それだって、今十分にデイサービスの車で、寝たきりで運べる車があるわけではありませんね。だから、その配置が本当に保障できるのかということですね、今の台数で。

 それと、タクシーについてもそうですね。タクシーの補助がつけば、より行きやすいと。特に今岡崎は三つしかショートステーがないんですね。他市に行くときには、その行くお金を、西尾にしましても、幾らになるか知りませんけれども、大きな金額出さなければ、タクシーに乗っていくわけにはいきませんでしょう。そういう点でも、そんな悠長なことを考えてないで、早くやられればいいと思うんです、県に制度があるんだから。その制度があるのをどうして使われないのかというのがわからないんですけれども。

 それから、デンマークシートについても、こちらの方から問い合わせをしていただきたいと思います。

 それから、給食についてですけれども、今おっしゃったのでは、私の質問に対する答弁になってないというように思うんです。私が言いましたのは、この給食サービスをどこの施設でやるにしても、基本的にどういう考え方でこの給食サービスをやるかということをお聞きしたんです。もう一度お答えください。

 それから、利用料金の引き下げですけれども、これは、私は寝たきり老人を抱えますと、今まで正規で働いていた方がやめて、パートとか、内職でしなければならないというので、本当に現金収入でも減ってくるわけです。それなのに、お年寄りに対しては、それこそおむつからふろ代まで要るわけですわね。そういう点で、例えば非課税の人たちには無料にするとか、これは西尾市の方ではやっていることなんですけれども、だからやれるんだから、この岡崎の自治体の財政でやれないわけはないというように私は思うんです。もう一度その点お考えをいただきたいと思います。

 それから、特養についてですけれども、答弁漏れです。これは、先ほどもお話ししましたように、請願が採択されているのですから、当局として県に対してどう行われたかということについて御答弁いただきたいと思います。

 それから、町内会の問題です。市長は、町内会が総代さんとして市政報告をやるのはいいんじゃないかと、そういうことでありますけれども、そもそも総代会というのは、市の委託業務をしているところですね、団体なわけです。その総代会という名前を使うということは、総代会の委託業務の中にそういう部分があるんですか。



○議長(岡村秀夫君) 福祉部長。



◎福祉部長(野本昇平君) 登録ヘルパーと常任ヘルパーの数のことで、再度ということでございますが、先ほどもお答えいたしましたように、今年度基礎調査ということで調査をいたします。その調査に基づいて老人福祉計画をつくるということでございますので、今決めてないということでございまして、基本的な考え方は、議員は恐らく、常任をふやせとおっしゃると思いますが、これらを踏まえながら福祉計画の中で考えていきたい。

 それから、登録ヘルパーの身分ですが、先ほどお話ししたように、業務の委託契約ということでございまして、雇用契約はございません。

 それから、ショートステーの場合のタクシーの補助は、県の制度があるから、早くということでございますが、実は従前からも、先ほどからお答えしておりましたような公用車の利用ということも考えながら来たわけでございまして、早いうちにこれらについては助成をするという形で検討するということで、先ほどもお答えしたわけでございますので、御理解をいただきたいと思います。

 それから、給食サービスの考え方ということですが、これは1日3食全部配れば、 100%ということでございますが、不可能なことでございますし、現在の老人の嗜好とか健康面、それから調理の作業等から見て、現在の月1回を若干ふやせる程度ぐらいというふうに考えております。

 それから、入浴料金を安くということでございますが、これも先ほどお話ししたように、意思はよく理解できますが、ほかの福祉サービスとのバランスを見ながら考えるということで、御理解をいただきたいと思います。

 それから、特別養護老人ホームの請願について、あと県にはどんな働きかけ方をしたかということでございますが、岡崎寮の増設について、担当課の方へお願いと申しますか、打ち合わせに参っております。それから、そのほか民間からも特養の建設についての熱心なと申しますか、照会等がございましたので、そういった方についてお願いと申しますか、市の状況を説明いたしまして、御理解、また協力がいただければ、今後事業化ができるじゃないかと、こんなふうに考えております。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 市民部長。



◎市民部長(山田銀作君) 総代会の委託業務の御質問でございますが、総代会との委託業務といたしましては、平成4年4月1日から平成5年の3月31日までの委託期間で、業務内容でございますが、文書等の配布及び回覧、それから各種の連絡及び報告、委員、被表彰者の推薦、敬老金品の受給資格者の確認、配布協力及び福祉事業への協力、児童遊園及び子供広場維持管理、また広聴集会の実施と運営、交通安全市民運動活動の参加、協力等々、庁内の広報課、議会、行政、また環境、保健、美術館、下水道工事課等々の各課の業務を、約14項目に分かれておるわけでございますが、件数にして96件の業務を委託しておるわけでございます。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 15番 木全昭子君。



◆15番(木全昭子君) 今部長の答弁でありますと、この私の質問には答えていないと思うんです。今おっしゃるとおりをそのままにいたしますと、総代会に委託しているのは、委託業務の中には、市長の言われたことはありませんね。それについてはどうでしょうか。

 それと、登録ヘルパーの雇用についてですけれども、雇用契約がないということですね。そういうことは、不安定な身分の登録ヘルパーを10カ年戦略の中の 182名ですか、その中に加えて、岡崎市は在宅福祉をやっていこうというようにお考えなんですか。いかがでしょうか。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) ここではっきり申し上げておきます。市が委託業務をしておるとしたら、問題でございます。委託しておりませんから、いわゆる自治団体が自主的にこれらに対しまして政治的な地域の問題に対しまして、行政の報告を求められるということは、御自由なことであるわけでございましょう。同時にこれは、お履き違えのないようにお願いいたしたいと思いますが、地域の団体が仮に私を云々ということでなくて、私の行政に対しまして、岡崎市の行政に対しまして批判的な立場で集会を開かれるということもあり得るわけでございまして、これらに対しましては、自主団体として当然のことであろう、こう私は見解を持っておるわけでございます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 福祉部長。



◎福祉部長(野本昇平君) 登録ヘルパーの委託のことでございますが、先ほど申し上げたとおりでございまして、雇用契約はなく、業務の委託ということでございます。



○議長(岡村秀夫君) 15番 木全昭子君。



◆15番(木全昭子君) 今の市長の答弁ですと、今ここの私が先ほど言いました市長を招いて市政を聞く会、これは某総代会の主催ということでありますけれども、この総代会の主催という名前を書いても、委託業務にひっかからないと、自主的な組織としてやっているんだからいいということでありましょうか。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 委託にいたしました問題は委託業務、委託以外の問題は自主的な団体の行動、こうするしか方法はございません。



○議長(岡村秀夫君) 15番 木全昭子君。



◆15番(木全昭子君) そういうことになりますと、総代会の名前を使うということ自体が問題だというように思うんです。だれもが町内会にこういうビラを配って、総代会でやるよというのでありましたら、委託業務のうちの一つのように考えて当たり前ではないでしょうか。どうでしょう。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 私の方とか、役所の方とか、指示しておりませんから、こういうものを配られたことを私の方へ云々おっしゃいましても、これは自主的な団体の自主的な活動でございますから、これは私のために好意的なこういうこともあろうと思いますし、また同時に、いわゆる批判的な立場でおやりになりましても、これは結局委託業務以外だから、行動を起こしてはいけないと、こういうことを申し上げるのも、ちょっと僭越であろうと思うわけでございまして、委託業務以外は御自由な地方自治体としての一つの自治会の組織としておやりになることであろう、重ねて申し上げておきます。



○議長(岡村秀夫君) 15番 木全昭子君。



◆15番(木全昭子君) そういうことは、この件につきましては、総代会が市長をだましたということで理解をしておいていいですか。市長自身が町民をだましたというのではありません。総代会が、そこの学区の町民をだましたというように理解をしていいですか。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) これは、だますとか、だまさないという問題ではなかろうと思います。その町内の自主的な御判断に任せる、こういうことでございます。御批判をする立場ではございません。



○議長(岡村秀夫君) 15番 木全昭子君。



◆15番(木全昭子君) 中根市長は、12年前のあの内田事件のときに、中日新聞にこういうコメントを載せているんです。「特定の人の選挙を、組織を使ってやるところに問題があった」というように言っているんですね。杉浦事件のときにも、私たちが質問しますと、そのときにも、それと同じようなことを言っておられるんですけれども、それについてはどうでしょうか。

 それと、福祉の件で、総体的に保健福祉事業計画の中で、いろんなことについては具体的にするというようにお話をされているんですけれども、3月の議会のときにこの問題で取り上げたときに、実態調査をしながらやっていきたいということをおっしゃっているんですけれども、その実態調査はどれぐらい進んでいるんでしょうか。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 木全議員さんに申し上げておきますが、私は特に内田事件以後の問題等につきまして、多くは申し上げませんでしたが、あのときは、総代会が金銭授受の問題があったわけでございまして、こういう問題というのは非常に恥ずかしい問題である。少なくともこういうものが再発しないように、こういうことは申し上げ、そしてまたぐるみ選挙、こういうことに対しましても、私は自戒的な立場を堅持したわけでございます。それがために私も、今期も総代会からの特別な御推薦はむしろ御遠慮申し上げておる、こういう形でもっておりますが、個々の町内、あるいは個人におきます問題というのは、これは公選法で許された範囲内におきましては、私は支障なく、喜んでいただいておる、こういうことを堅持しておるわけでございます。

 なお、調査関係に対しましての関係でございますから、これらの福祉関係は非常に幅の広い問題でございますから、おのおの担当部で調査の御報告をする段階にはなっておりませんが、非常にきめ細かい調査をすべきであろう、こういうことで事務的には進んでおる。今まだ報告をする段階までは行っておりません、こういうことで御理解願いたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 15番 木全昭子君。



◆15番(木全昭子君) 福祉の関係で、市長が答弁をされたんですけれども、調査を報告する段階にないということでありますけれども、それでは、岡崎の場合は、これは安城の実態調査なんですけれども、こういう形で実態調査をやられているというように認識をしていいんでしょうか。それであれば、どれぐらいの対象に、どのような形でやられているのか、御報告ください。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) そういう問題に対しまして、まだ御報告するまで行っておりませんということでございまして、安城のまねをして云々かというのか、もっと大きくやらなければいかんか、いろいろな関係で検討しております。こういうことで御理解願いたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 15番 木全昭子君。



◆15番(木全昭子君) 今までの福祉の関係での答弁では、この福祉計画で何とかするということを言っていらっしゃるんでしょう。ことしの、4年度の年度内にこの計画をつくっていかないといけないんですね。次からはそれを実施するんです。そういう点でどうなのかということですね。やってないということでありますね。

 それと、選挙についてですけれども、おっしゃいましたけれども、身体障害者の団体、自主防災、そういう団体の中で、市長を推薦するということを団体としてやっているんですね。ヘルパーさんとヘルパーさんの中には、ヘルパーさんたちの会議の中では、市長みずからが来て、社協の中野千早さんもいらして、選挙を頼むということがありました。

 以上。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 私、ヘルパーさんの会へ私が出たというのは全くございませんと思いますから、一遍調査しますが、今おっしゃいましたヘルパーさんの会へ私が出まして云々という……。

 ただ、出ましたのは、公式にヘルパーさんの委任をするところの会には出ましたが、こんなところへ持ってきて、選挙的なようなことは全く申し上げる機会ではございませんから、こういうことだけはひとつお含みおき願いたいと思っております。



○議長(岡村秀夫君) 木全君。



◆15番(木全昭子君) ヘルパーは間違えました。登録ヘルパーです。登録ヘルパーの会議で、そのときに……



○議長(岡村秀夫君) 制限時間が参っておりますので、質問を中止してください。

 福祉部長。



◎福祉部長(野本昇平君) 老人保健福祉計画の策定と調査の年次のことで御質問があったわけですが、さきに申し上げましたように、計画は平成5年中に策定するということで、今年度は基礎調査の予算が計上されておりまして、今年度予算にかかってきます。

 それから、策定に対します県の指針が今月中に来るというふうに県の方から今来ておるわけでございまして、安城市さんの例が出ましたけれども、昨年度先駆けてやられたということで、内容については、それと同じものか、県から来る策定の指針が変わっているかということについては、わかっておりません。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 暫時、休憩いたします。

             午前11時休憩

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△小野政明議員の質問

             午前11時15分再開



○議長(岡村秀夫君) 休憩前に引き続き一般質問を行います。

 8番 小野政明君。

     (8番 小野政明君 登壇)



◆8番(小野政明君) 通告に従いまして質問させていただきます。

 なお、清風クラブでは最も穏健的な質問でございますので、明確な回答をよろしくお願い申し上げます。

 私の毎度おなじみの質問でございますが、1番、治水対策についてであります。六名地区の今後の治水対策について。入梅になり、雨による水害が非常に心配される季節になりました。今回もまずこの問題から質問させていただきたいと思います。

 第4次総合計画の中、健康で安全な都市づくりでは、占部川流域の雨水対策として貯水池の整備を図るとされていますが、先日?木議員の質問の中で、治水対策は総合的に解決していきたいとの答弁があったわけでございますが、総合的とは何を指すのかお示しいただきたいと思います。

 昨年は赤渋ポンプ場が一部完成したわけでありますが、その期待に反して、昨年残念な結果になりました。その原因は一体どこにあるのかお考えをお聞かせ願いたいと思います。計画では毎秒11.5トンの排水量があるわけでございますが、実際見にいきますと、流量が少ないような感じがいたしました。その点感じだけでありますのか、実際はどうであったのかお聞かせ願いたいと思います。

 占部川の河川改修は県の施工でありますが、そういった面も考慮しなくてはならないと以前答弁がありましたが、一体JR下の改修、またJR下より赤渋ポンプ場までの河川改修の進捗状況は今どうなっておるのか、お聞かせ願いたいと思います。

 また、この六名地区における治水対策に対して今後市の取り組みもあわせてお聞かせ願いたいと思います。

 次に2番。浸水防止条例奨励金についてであります。生産緑地により市街地の農地が非常に減り、田にどんどん建てられ、駐車場に、アパートに変わっております。市街化区域の81.5%が宅地になっている現状、今後水が出る時期においては非常に心配なものがあります。3月議会の予算では浸水防止奨励金を 2,500万円、おかけしたわけでございますが、当然、その5地区の予定面積から割り出されておるものと思われます。その予定面積はいかほどであったかお聞かせ願いたいと思います。

 なお、六名地区はいかほどかあわせてお願いいたします。それと、その保水能力は一体いかほどあるものかもお聞かせ願いたいと思います。

 また、そういった浸水防止奨励金、条例の施行はいつごろを予定されておるのかもお聞かせ願いたいと思います。

 次、2番でございます。岡崎市が取り組むリサイクルや啓蒙事業について。

 1番、リサイクルセンターは、先日河合議員の質問で大方わかりましたが、収集方法など、以前の市長答弁にありました一括収集の答弁から、分別収集へ再考していきたいということであり、それは高く評価するところであります。

 ごみの減量は、分別収集は最低限のことと思われます。今後は分別収集を広めるに当たり、地域においてモデル地区をつくっていかねばならないと思いますが、仮に民間のボランティアグループから分別収集のモデル地区になってもいいという希望があった場合に、当局としてはいかが図るかをお聞かせ願いたいと思います。

 あと3年でリサイクルセンターもできるのであれば、今年あたりから分別収集といったものを取り組んでいかねばならないと思いますが、今後その取り組みはいかなるものかをお聞かせ願いたいと思います。

 2番、市民のリサイクル運動についてであります。岡崎市では多くの団体がリサイクルに取り組んでおると思いますが、その現状はどうなっているのか。

 去る7日の日曜日には、籠田公園においてリサイクルフェスティバル `92と銘打って、多くのリサイクルを考えるボランティアの方々が、空き缶、ダンボール、牛乳パック、ぼろ布などの回収、コンポストの展示、再生紙の展示販売、牛乳パックの葉書づくり、廃油からの石けんづくり、また全国ごみ減量実践記録、ごみ問題を考える4年生などのビデオを放映して、市民の皆さんにごみの問題を訴えておりました。まことに頭が下がる思いでありますが、元来そういったことは市が市民の中に入り込んで積極的に市民を指導する方法で行われなければならない行事でありますが、いま一積極さが足りないような感じがいたしますが、今後市の取り組みをお聞かせ願いたいと思います。

 また、昨年度のごみを考える会といったものは、どのような結果ができ、それを今後にわたってどのように役立てていくかをお聞かせ願いたいと思います。

 ジャスコではノー包装シールとか、ユニーではカードに印鑑式で、買い物袋のごみの減量を行っておりますが、大型店におけるリサイクルの現状はどういったものがあるかお聞かせ願いたい。

 大型店の協会では、トレー、空き缶、空き瓶の回収などについて話し合われているのかいないのかもお聞かせ願いたいと思います。

 また、市としてはそれら団体に対していかなる指導をお願いしているのかをお聞かせ願いたいと思います。

 続きまして、交通対策についてであります。

 先日来、岡崎の交通体系については論議されておるところであります。問題が起きなくては動かないのも行政でありますが、10年先、20年先を予測して動くのも行政であります。岡崎はどちらでありましょうか。

 これから国道 248号線沿いに、西友、ジャスコ、ダイエーと大型店が軒並み開業しようとしております。進出してくるにはプラス面、その地区の発展もありますが、しかしマイナス面として交通問題もあります。それでなくても岡刈線沿いの交差点は朝夕渋滞が大変なものであるわけであり、開業してからの渋滞は恐ろしいものを感じます。

 岡刈線における交通渋滞は、すべて岡刈の渋滞に基因するものと思われます。大型店、西友の開業といったものが加われば、戸崎の交差点においては朝夕だけではなく、それが一日じゅう混雑するということになるのは火を見るより明らかであります。今後そういった交通渋滞に対していかに解決されていくか、当局のお考えを示していただきたい。

 また、六名地区においてもダイエーが平成6年の開業予定で一つのタウンをつくろうとしております。そこにもまた国道 248号線からの右折の問題があります。住民、企業、岡崎市はそれぞれ立場は違いますが、市としては今後これらの関係、またこれらの問題についてどのように取り組んでいかれるかお聞かせ願いたいと思います。

 あわせて、西友、ダイエーに一日に出入りを予定している車の台数はいかほどを予定しているか。また、駐車場は何台ぐらいあるのかもお示し願いたいと思います。

 そうした中、堤防のリフレッシュ事業は岡崎の交通体系を考える上で一つの案でありましょう。岡崎の南北を走る道路の一つとしても考えられます。六名地区においても六名街道が交通渋滞をしておる現状、その緩和を図るとき、八帖クリーンセンターから六名南地区へ橋をかけていただき、赤渋方面へ堤防上を通ることができれば、渋滞の緩和がされると思います。そういった考え、計画はあるか。また、今後リフレッシュ事業についていかに進めていくかをお聞かせ願いたいと思います。

 4番目、城址公園整備計画についてであります。

 最近、ギンギンギラギラのパチンコ店を建設しても坪 200万円ぐらいで済みます。それが今回大手門風の門をつくった予算は約 400万円ほどであったわけであります。建設に当たってのコンセプトといったものはどういったものがあるかをお聞かせ願いたいと思います。それは史実にあったものか、それともどこかを参考にして設計されたものかをお聞かせ願いたいと思います。

 なお、その大手門風の石垣が日本風のものでないとの指摘もありますが、なぜそのような設計になってしまったのかもお聞かせ願いたいと思います。設計者がやぐらを知らないのではないかというような疑問もわきますが、この設計についてお考えをお聞かせ願いたいと思います。

 次、5番目、マンモス中学の問題です。

 以前、六名公園に中学校を建設したらとの質問もありましたが、不可能との答弁がありました。それはいかなるものでありましょうか。その公園を隣接の六名風致地区には移転可能かどうか、ちょっとマンモス中学校の解消ということでお聞かせ願いたいと思います。

 校舎は大規模改造が現在なされているわけでございますが、過大規模校におきましては、体育館は非常に狭いように感じます。そういった体育館の大規模改造といったものは望めないのか、そういったものをお聞かせ願いたいと思います。

 去る3月議会で、竜海中学校の質問が出たわけでありますが、その答弁が、用地取得可能な場所について検討していくということでありました。その後、進捗状況はどうなっておるのか、また用地取得可能な場所とは、今、竜海中学校は非常に狭いグラウンドでありますが、その周辺の取得のことか、また新たに別の場所のことかをお聞かせ願いたいと思います。

 その構想は、南中学校も過大校でありとのことでありますので、その解決を含めてのことかといったこともあわせてお聞かせ願いたいと思います。

 また、その構想はいつを目安にして推し進めておるのか、そういったこともあわせてお願いいたします。

 本年1月の時点で、竜海中学校は33学級、南中学校は31学級であるとの報告がありましたが、今後どのように推移していく予定であるか、あわせてよろしくお願い申し上げたいと思います。

 これで1回目の質問とさせていただきます。

     (8番 小野政明君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 建設部長。



◎建設部長(杉田勇雄君) 1の (1)の六名地区の今後の浸水対策についてお答えいたします。

 まず、総合的な治水対策について御説明申し上げます。浸水被害を解消するには、河川の川底を掘ったり、また川幅を広げたりするなどの河道改修が第一と考えております。しかし、市街化が進んできたり、合流する本線が未改修である場合、河道だけで浸水を解消させることはできません。また、河道の改修には長いスタンスと非常に莫大な費用を要することも事実でございます。河川だけでなく、このために流域全体で対処しようとする考えが必要になってまいりまして、これが総合的な治水対策と呼ばれているものでございます。

 具体的な方策としましては、河川の改修のほか、雨水貯留地、ポンプ場、多目的遊水地の建設、これは各戸貯留、いわゆる敷地内、事業所、または家庭においての貯留、または浸透施設の設置、水田の遊水機能及び保水機能の保全などがあります。

 次に、ポンプ場の関係については下水道部長にお任せをいたします。

 次に、占部川のJR下の改修でございますが、この部分の拡幅については、JR東海と現在協議中でございまして、工法などに非常に難しい問題等ございますが、基本設計を詰めている段階でございます。この改修につきましては、基本設計の協議が整い次第に実施設計に入り、なるべく早い施工を考えていきたいと思っております。

 次に、JR橋下から赤渋ポンプ場取水口までの間の改修工事の進捗事業でございますが、平成3年度に県において単県事業、これは超過課税を財源とした緊急防災対策河川事業として着手し、計画区間は約 700メーターのうち稲荷橋下流右岸 100メートルが完了しております。この改修は、赤渋ポンプ場増設後の毎秒23トンのカットと現況流下能力20トンを合わせまして、流量43トン/秒に対応できる暫定断面となっております。今年度につきましても、引き続き施行していく計画、施工延長約 200メーターの予定と聞いております。

 次に、今後の市の取り組みについてでございますが、占部川のJR橋下から赤渋ポンプ場取水口までの 700メーター区間の改修については、早期改修を県に強く要望してまいります。

 また、赤渋ポンプ場取水口に位置する占部川上流遊水地、これは平成3年から築造しておりまして、貯留量1万 2,000トンでございます。これにつきましては、本年本体を完成させます。平成5年度にその他工事を行いまして、早い時期、できる限り台風時期に間に合わせるように供用するべく努力してまいりたいと思っております。

 なお、占部川流域の新たな浸水対策といたしまして、奈良井公園地下の貯留地の築造、羽根大池の改修による洪水調整事業の計画に取り組み、治水安全度をさらに向上させるように努力してまいりたいと思います。

 次に、1の (2)の浸水防止奨励金についてでございますが、最初に浸水防止奨励金の対象となる土地の面積についてのお話につきましては現在調査中でございます。およその段階でお話申し上げますが、最終的には5地区で、全体で40ヘクタール前後になろうかと思います。これは決定したものではございません。このうち六名地区においては 700ヘクタール前後になろうかと予想しております。

 次に、どの程度の保水量があるかというお尋ねでございますが、 700ヘクタールとしまして、平均水深、湛水深というたまる水の深さでございますが、50センチとした場合、六名地区においては3万 5,000トン、全体で40ヘクタールと仮定した場合は、20万トンの保水量となると思われます。

 続きまして、交付要綱の運用時期はいつごろになるかという御質問でございますが、先々日、?木議員の質問でお答えさせていただいたとおり、受付の時期といたしましては当初の予定よりややおくれている状況でございます。今後関係機関と前向きに協議をしてまいりまして、できるだけ早い時期に施行できるように努力してまいりますので、御理解を賜りたいと思います。

 次に、3の (2)、これは交通対策についての問題と関連したお話でございますが、矢作川堤防リフレッシュ事業についてでございます。若干リフレッシュのことについて前もって説明を申し上げまして、後ほど具体的な回答を申し上げます。

 現在の堤防天端幅を裏側の中段の堤防小段、いわゆるブランケットの部分へ移しまして、2車線道路、幅員8メーターとして整備をし、堤防天端遊歩道的な利用を、また交通安全対策と堤防の補強、及び河川利用の促進を図るというテーマでございます。昨年7月、建設省から構想が提示されまして、建設省と沿線の5市、岡崎、碧南、安城、豊田、西尾で基本計画を作成中でありまして、本年度より本市地内においては建設省とともに共同事業として着手する予定であります。

 御提案の乙川頭首工下流で乙川に仮設してはどうかということでございますが、これは矢作川堤防道路を連続するということと、岡崎一色線の補完道路としての機能を持たせるということで、意味のある提案と思われます。しかしながら、現段階では河川法上の難しい問題を多く含んでおりまして、矢作川堤防リフレッシュ事業で検討するかどうかについては、建設省とも今後協議をし、この問題につきましては、今後の研究課題とさせていただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 下水道部長。



◎下水道部長(東島毅八君) ただいまの1番目の治水対策についての中の (1)の六名地区の今後の浸水対策と、この中の赤渋ポンプ場の能力についてでございますが、この能力は2台で、毎秒11.5トンの排水能力を有しております。また、赤渋幹線につきましても毎秒11.5トンの流下能力がございまして、昨年の台風等におきましても、有効にフルに稼働いたしているところでございます。

 なお、取水口には安全確保のために粗めスクリーンが設置されていますが、現実の対応等におきましては、草やごみ等に阻害されておりますので、職員によりまして適切に草等の処理に対処しているところでございます。



○議長(岡村秀夫君) 環境衛生部長。



◎環境衛生部長(石原明次君) 2番の (1)リサイクルセンター、 (2)市民のリサイクル運動についての中で4点の御質問でございます。初めに民間ボランティアから、分別収集のモデル地区に指定していただきたいとの希望があった場合、市の考えはどうかという御質問でございますが、モデル地区につきましては、市全体のバランスを考慮しながら、希望のある地区を指定し、分別収集に取り組んでいるところでございます。本年度も3地区を指定し、空き缶の分別からガラス瓶の分別を試行的に実施してまいりたいと考えております。

 ボランティアグループからの指定希望につきましては、町単位または学区単位の地区の全体の希望があればよいわけでございますが、例えば一町内にボランティアグループの方が2人ないし3人ということである場合、指定してほしいというようなことは町全体としての取り組みとは考えにくいので難しいと考えております。

 次に、ボランティア活動に対する市の取り組みについてでございますが、現在ボランティア団体は15団体と聞いております。先日、ボランティアグループで開催されましたリサイクルフェスティバル `92の行事につきましては、市も協力して空き缶プレスカーを出動させ、衛生課の職員4名が協力をいたしております。ボランティア活動につきましては、ごみの減量に欠くことはできない活動でありますので、今後も協力してまいりたいと考えております。

 次に、ごみ問題を考える会の結果と今後の役立て方についてでございますが、昨年のモデル地区は常磐学区の滝団地、山中学区の羽栗町と舞木町、六ツ美中部地区の上青野町と高橋町の3地区でごみの減量について御提言をいただき、分別収集について年3回の啓蒙運動と空き缶等の分別収集の実践活動を実施していただきました。その結果、収集されたスチール缶1万 4,840個、アルミ缶2万 6,320個でありました。これらの結果を踏まえまして、本市の分別収集に役立ててまいりたいと考えております。

 次に、大型店におけるリサイクルの現状と今後の指導についてでございますが、大型店は本市に57店舗ありまして、リサイクルについては県の補助事業で包装材料再資源化促進事業がありまして、これは買い物袋の再利用、トレーの回収箱設置等でありますが、本市での実施は少数であると聞いております。

 大型店のごみについては産業廃棄物とされており、自己処理に期するものでありますが、資源化できるものについては一部大型店と話し合いを実施しており、空き缶回収箱の設置等も現在検討をいたしておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 経済部長。



◎経済部長(小嶋照男君) 御質問の3番、交通対策についての (1)ショッピングセンター開業に伴う渋滞についてのお尋ねでございますが、議員御指摘のとおり、開業に伴いまして幹線道路の交通渋滞は懸念いたしております。しかし、大店法の規制につきましては、開店日、店舗面積、閉店時刻、休業日数の4項目が検討、調整をされます。それで、交通問題につきましては、大店法3条結審後の建築確認申請時におきまして、道路管理者と協議の中で、安全対策を含め、警察署と十分な協議を行うことになっております。

 また、大型店の駐車場の出入口の管理につきましては、大型店の責任におきまして整理員を配置して、安全な車の誘導措置をとることになっております。

 それから次に、開店を予想されます大型店の駐車場の台数でございますが、1日の利用台数は把握していませんが、駐車場収容台数は西友岡崎店が約 1,000台、岡崎リバーサイドアベニューが 1,300台、戸崎シュッピングセンターが 1,500台で、周辺に迷惑をかけない駐車場が確保されていると思われます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 開発部長。



◎開発部長(加藤主計君) 4番目の城址公園の関係でございます。

 この大手門の計画につきましては、岡崎城址公園整備基本計画というものの中で位置づけされたものでございまして、岡崎城址公園の正門入り口にふさわしい大手門風の正門にするということを基本にしておるわけでございます。

 設計に当たりましては、岡崎城天守閣のつくりを基本にいたしまして、形式につきましては、名古屋城の正門に見られるように、城閣建築としては最も完成度が高いと言われております渡やぐら形式というもので、城の規模に似合う大きさということで設計をいたしたものでございます。

 それから次に、建築費の問題でございますが、今回の請負金額を議案書の面積で割り返しますと、議員の言われたような金額になるわけでございますが、今回の工事の中には、一般的な鉄筋コンクリート造の建物のほかに、城閣建築にふさわしいということで、例えば軒の出が大きいとか、階高が高いとかいったようなこともございますし、特殊な木工事、それから門の扉、その扉につけます飾り金物、そういったようなものが非常に大きいウエートを占めております。もちろん屋根も本かわらぶきというようなことでやっておるわけでございますが、そのほかに1階部分にお堀の下からずっと石垣を積み上げるというものが含まれておりまして、これも一緒に計算してしまいますと、今言われたようなことになるわけでございます。

 この計画につきましては、議会の方でも御予算をお認めいただいたわけでございますし、御承知のように愛知のふるさとづくり事業ということで県の方から認めていただきまして、県の補助をいただいて施工するということでございます。

 それから次に、5番目のマンモス中学校問題の中で六名公園の名前が出ましたので、私の方の六名公園の考え方を御説明したいと思います。あの六名公園は南部土地区画整理事業の中で、それぞれの児童公園とか近隣公園、そういったようなものを適正に配置いたしまして都市計画決定したものでございまして、事業認可等法的な手続を得て、しかも国からも補助金をいただいて整備された公園ということでございますので、現在の位置を変更するということは非常に困難であるということでございます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 教育次長。



◎教育次長(佐野欽也君) 私の方の竜海中学校の関係でございますが、一つ、竜海中学校の体育館の増築については、大規模改造事業でできないかというお尋ねでございますが、体育館増築事業は大規模改造事業の補助要綱に合致したところがございませんで、この事業に当てはめることは無理であると、このように判断をいたしております。したがいまして、体育館問題を含めまして解決するには、過大規模校として学校全体の分離新設による方法でいくのが最良であると、現在その方向で考えております。

 それから次に、竜海中学校の過大規模校と言われているが、実情はどうかということでございますが、これと解消をどのように考えておるかというお尋ねの件でございますが、平成4年5月1日現在、竜海中学校は生徒数が 1,219人、学級数が32のいわゆる文部省の示す31学級以上過大規模校というのに該当いたしております。この解消のためには、先ほども申し上げましたが、現在竜海中学校の分離新設ということで考えておりまして、用地取得について鋭意努力をいたしておるところでございますが、場所等につきましては、現段階では差し控えをさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 それから、過大校としての竜海中学校の今後の推移、予測でございますが、現在32学級ということで、平成5年は同じく32学級、それから平成6年が31学級、平成7年が32学級、平成8年33学級、9年には34学級を予測いたしておるものでございます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 8番 小野政明君。



◆8番(小野政明君) それぞれのお答えありがとうございます。

 まず1番目でありますが、非常に時間がかかるということであります。六名地区の治水対策については非常に時間がかかるということでちょっと愁えているわけですが、そういった中で、今度六名公園下に貯留地ができるわけですけれども、あわせて奈良井公園の方にもぜひつくっていただきたいと考えるわけです。奈良井公園ですと、自然の落差を利用したものでありますので、六名公園下ほどはかからないのではないか。またそのような計画もあるということでございますので、赤渋ポンプ場ができてだめ、これが河川改修ができてだめ、一つ一つということではなく、あわせた工事をぜひお願いしたいと思いますけれども、その点について当局の御見解をお願いいたします。

 また次に、赤渋ポンプ場は現在11.5トン流れておるとすれば、ここで河川改修をした場合、現在20トン未満ぐらいだということでございますので、それが43トンになる。差し引きしますと、23トン出てくるわけですね。そうしたものが今度4期になりましても23トン、差し引きしまして11.5トン、11.5トンで23トンは処理できないと思いますが、そういった点もちょっとお聞かせ願いたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 建設部長。



◎建設部長(杉田勇雄君) 奈良井公園の問題でございますが、うちの方としましても、現在雨水貯留事業として手がけてきたものがございます。それは戸崎の調整地、洪水調整量約5万 1,000トンでございます。

 次に、羽根の調整地、これ長池でございますが、これが約3万トンの洪水調整を行っております。今後羽根の大池を計画しつつある段階でございます。また、今議員おっしゃったように、奈良井公園の地下貯留の問題についても今後前向きで検討してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(岡村秀夫君) 下水道部長。



◎下水道部長(東島毅八君) ただいまの赤渋ポンプ場の将来の増設とかいうことに関しましては、ポンプ場につきまして、毎秒23トンの増設の検討を現在進めているわけでございます。これはもちろん流入幹線等も含めましてやっておるわけでございまして、幹線につきましては、実施設計を本年度に一応調査しながら、これを検討していきたいというふうに思っております。



○議長(岡村秀夫君) 8番 小野政明君。



◆8番(小野政明君) ということは、河川改修が終わった時点ぐらいには、赤渋ポンプ場も23トンになると。そして、河川改修、JR下から、あそこの取り入れ口ぐらいまで終わったころには、それをさばけるということでありますか。



○議長(岡村秀夫君) 下水道部長。



◎下水道部長(東島毅八君) 現在いろいろな状況を勘案しながら、これをできるだけそのように沿わせるように努力していきたいと考えております。



○議長(岡村秀夫君) 8番 小野政明君。



◆8番(小野政明君) 次に、2番のリサイクルの問題でありますが、資源を回収するだけでは本当にリサイクルにならないわけですね。それで、いかに今度回収した資源をうまく使っていただけるかということもリサイクルの一つとして非常に重要なことであります。

 例えば、リーターナル瓶を推し進めていただくとか、再生紙を使用していただくとか、また天然石けんを使用していただくとか、そういった面について市としての取り組みでございますね。市民に対していかに働きかけていかれるかといったものをお聞かせ願いたい。

 また、天然石けんにおきまして、そういったせっかくのリサイクルでございますので、市もそういった石けんをどしどし使っていただきたい、そう考えるわけでございますけれども、そういった点につきましてご答弁をお願いいたします。



○議長(岡村秀夫君) 環境衛生部長。



◎環境衛生部長(石原明次君) 資源のリサイクルで再製品、エコマーク商品の使用拡大でございますが、環境を守るエコマーク商品につきましては、再生紙等で利用がなされておりますが、市民全般にこの商品を利用していただくためには、市政だよりに掲載してPRするほか、市民運動推進連絡協会等の協力を得て、利用の拡大を図ってまいりたいというふうに考えております。



○議長(岡村秀夫君) 8番 小野政明君。



◆8番(小野政明君) 次に、交通対策問題でありますが、交通問題に関しては、その企業体に任せますと、それこそその企業体と住民との問題になってまいりますので、そこをうまく市としてもリードしていっていただきたい。これは要望でございますが、そういった住民と企業、市と一体となってそういった渋滞、または駐車問題、そういったものを解決していっていただきたいと思います。

 4番目、城址公園計画でありますが、ちょっと石垣がちょっと中国風になっておるというような指摘もあるわけですが、そういった面、なぜそんなふうになってしまったのかという疑問も起きるわけですけれども、石都岡崎でありますので、石垣に関しては、岡崎の石屋さんに設計させて、任せられないものかと考えますが、その点もあわせてよろしくお願いいたしたいと思います。

 また、角やぐらの建設についてはお考えがあるのかないのか。図面では今後検討していきたい、そういったものもやはりRCでやっていきたいのかということでございます。

 私の質問の意味がちょっと違っていたんですけれども、 400万円だからいけないとか、 100万円ならいいとか、そういった問題ではなくて、なぜ 400万円ぐらいの大手門にされたのかということで、そういった質問でございましたのですけれども、それは結構でございます。



○議長(岡村秀夫君) 開発部長。



◎開発部長(加藤主計君) 石垣がおかしいというお話でございますが、あの石垣を積んだのは岡崎の石工さんでございまして、現在の岡崎の石工さんの技術の範囲内だというふうに私は考えております。

 それから、単価につきましては、私どもは坪幾らということは、出た結果だというふうに考えておりまして、最初から考えたことではございませんので、御承知いただきたいと思います。

 角やぐらの関係でございますが、これは前にも御質問をいただいたことがございますが、やはりこの基本計画の中には、修景する建物ということで位置づけされておりますが、この構造時期等につきましてはまだ決まってございません。その時点でまた検討をしていきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 8番 小野政明君。



◆8番(小野政明君) つくったのは岡崎の石屋さんですけれども、角が上がった設計で、中国風だということを指摘される方もあるわけですけれども、そのような設計になってしまったということがなぜだったかということであります。別にその石屋さんが悪いとかいいとかいう問題ではありませんので、そこら辺をよろしくお願いします。

 マンモス校について、依然竜海中学校のグラウンドは本当に狭うございます。運動会をやっても、本当に狭いという感じがしますけれども、周りの用地の獲得を前はされていくというようなことでありましたが、今後はそういったことをなされるのかどうか、その点について最後にお聞かせ願いたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 教育次長。



◎教育次長(佐野欽也君) 一時はそのような考えを持って対応したこともございますが、現在は分離新設ということで考えておるわけでございます。



○議長(岡村秀夫君) 昼食のため休憩をいたします。

             午後0時2分休憩

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△徳田孟議員の質問

             午後1時再開



○議長(岡村秀夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 1番 徳田 孟君。

     (1番 徳田 孟君 登壇)



◆1番(徳田孟君) さきに通告しました順序に従い一般質問を行いますので、市長初め理事者各位の前向きな答弁をお願いいたします。

 1点目は、勤労者福祉の充実についての質問であります。

  (1)は、施設運営時間の改善についてであります。今回は、図書館の開館時間についてだけ質問いたしたいと思います。

 人間は、学生時代だけでなく、社会人になっても、お年寄りになっても、主体的に一生学ばなければならないという生涯学習の必要性が近年よく言われるようになりました。その生涯学習の一つの拠点となるのが図書館だと思います。図書館は、市民のだれもが気軽に利用できる、開かれたものでなくてはなりません。しかし、現状は、勤労者にとっては、ウイークデーは、7、8月を除いて5時閉館となっており、利用できないものとなっております。

 勤労者のライフスタイルが変わり、図書館への期待が高まっている今、図書館の開館時間の延長を検討してもいいのではないでしょうか。現に県内においても、愛知県図書館を初め名古屋市、尾張旭市、豊橋市などの図書館は、夜7時あるいは8時まで開館をしております。岡崎市においても、必要な職員の増員を図りながら、職員の合意も得て、開館時間の延長を実施していただきたいと考えますが、いかがでしょうか。

  (2)は、住宅入居について質問いたします。

 勤労者が快適な生活を送るためには、ゆとりある住生活が必要であります。岡崎市の昭和63年の住宅の所有関係を見ると、69%が持ち家、31%が借家となっております。2万 5,510世帯の人が借家に住まれております。特に若い勤労者の人たちは、借家住まいが多いと思います。しかし、現実には、市営住宅に入居したいと思っても、大した賃金でもないのに、収入基準が低いために、門前払いを食うことがよくあります。勤労者世帯が負担できる住宅費は、総収入の15%程度と言われております。公営住宅法では、目的を「住宅に困窮する低所得者に対し低廉な家賃で賃貸する」と書いてありますが、市営住宅をもっと勤労者にも開放すべきではないでしょうか。実態に合った収入基準にすべきではないでしょうか。収入基準の改定について、強力に国に対して申し入れるべきだと考えますが、いかがでしょうか。

 また、岡崎市における市営住宅の数は、1991年4月1日現在では、32団地、 2,823戸となっておりますが、今後の拡大計画についてお尋ねしたいと思います。

 次に、公営住宅に入居できない人のために、全国の幾つかの市で、新婚向け一時居住施設、新婚世帯向け家賃補助、国の地域特別賃貸住宅制度の指定を受けた定住型の特別市営住宅が建設されておりますが、岡崎市においてはそのような施策を検討すべきだと考えますが、いかがでしょうか。

 2点目は、大重ゴルフ場建設について質問いたします。

 この問題については、一昨日鈴木雅美議員から質問がありましたが、市民や地元住民は、大きな関心と不安、心配を持っておりますので、重複するところもあるかもしれませんが、質問をしていきたいと思います。

 まず第1に、額田町大字鹿勝川地域に開発が予定されておりますゴルフ場の面積、施設の概要について説明をしていただきたいと思います。

 第2に、松安産業がゴルフ場建設について、市町村などの関係機関に事前相談がなされて以降の今日までの経過について教えていただきたいと思います。

 第3に、市長は、一昨日の議会の答弁で、額田町から協力要請があったが、4年間ぐらい拒否をしてきたと答弁をされました。その姿勢を今日も堅持されるとよかったと思いますが、どういう理由で拒否をされてきたのか、また一転して協力されるようになった理由についても教えていただきたいと思います。

 第4に、ゴルフ場予定地は、岡崎市民の飲み水の50%を依存している水源である乙川の上流につくられることにより、安全でよりおいしい水の供給を願っている市民から、農薬、化学肥料による水質汚染について大きな不安が寄せられておりますが、市民の不安に対してどう考えられているのか、お伺いをしたいと思います。

 最後に、長年静かで美しい環境のもとで農業や生活を営んでこられた地元大幡町や鶇巣町の住民たちの生活権、環境権の問題であります。住民の方々は、農薬に対する被害、保水能力低下による水不足、豪雨時の河川のはんらん、交通問題等について心配しておられます。なぜ1企業、額田町のために我々が犠牲にならぬといかんのかと訴えておられます。これについてどう考え、対応されようとしているのか、お尋ねをしたいと思います。

 3点目は、市税の郵便局の口座振替利用について質問をいたします。

 税金は、できるだけ納めやすくしなければならないと思います。少しでも便利に納める方法があれば、改善していくべきだと思います。そのために当局も努力をされていると思います。その一つとして、市では口座振替を進めております。口座振替を利用すると、納期ごとに金融機関などに納めに行く手間が省けるだけでなく、納期を忘れ、延滞金を払うこともなくなってしまいます。しかし、この口座振替は、私たちの身近なところにある郵便局ではできません。市民の中には、郵便局を金融機関がわりにされている方も多く、郵便局でもできないかという声が出ております。特にお年寄りで、年金が郵便局に振り込まれる方は、市税を納めるため、わざわざ金融機関へお金を移動しなくてはならず、金融犯罪が増加している折からも、心配であります。

 市民には、自由に金融機関を選ぶ権利があります。確かに、郵便局と金融機関では手数料、システムの違い、領収書を発行しないなど、問題があるようですが、県内でも、西三河8市を除いて多くの市で導入しております。市民の利便性を考えて、導入すべきだと考えますが、いかがですか。

 以上で、第1回目の質問を終わりたいと思います。

     (1番 徳田 孟君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 若干の問題に対しまして、私からお答えさせていただきたいと思います。

 特に図書館の時間帯ということにつきましては、これまた所管の方から考え方も申し上げたいと思いますが、私といたしましては、時期に合った時間帯を設置する必要があろう。その時期、方法等につきましては、今後とも詰めてまいりたい、こういうことを申し上げ、担当の方で考え方があったら、率直に申し上げておきたいと思うわけでございます。

 それから、市営住宅の入居基準の改定というのは、これは大変大きな問題でございまして、私はたびたびこの問題にも取り組んできておるわけでございます。言いかえれば、力不足とも言えるわけでございますが、全国的な問題でもございますし、今おっしゃいましたような改定ということにつきましては、今後ともに運動を展開していきたい、こういうことを申し上げておきます。

 それから、大重のゴルフ場の建設等につきましては、ある意味におきまして御理解を賜っておると思いますが、4年にわたる間、私は拒否し続けてまいりました。今の御質問でございますと、一転して賛成に回ったということでございますが、そういう経過でなくて、実は私の方といたしましては、額田町長が間へ入られまして、どうしても町あるいは関係する業者と地元の話し合いをする場だけはつくってくれないか、あっせんしてくれないか、そういうことがあったわけでございまして、これらに対しましては、一転して賛成という言葉ではございませんが、これは話し合いの場ということにつきましては、ひとつ行政側としても考えていく必要はあろう、このような判断をさせていただいたのが事実であるわけでございます。

 なお、今おっしゃいましたようなそれらの問題がございますものですから、これは関係地域を守るということから言って、行政も入りまして、環境浄化に対する問題、あるいは農薬汚染に対する問題、あるいは交通障害に対する問題等に対しましても、これは大いに岡崎市側の意見も申し上げる、こういう態度を堅持してまいりたいと思うわけでございますし、一層、行政地域は違いますが、この大重に対しましても、岡崎市におきましては、環境関係等におきまして、企業関係にも相当高い基準の水質、公害等の協定をしておるわけでございます。こういうことに対しましても、私は望ましいことは、こういう公害防止協定等も結ばせていただくべきであろう、こういう考え方を持っておることだけは申し添えておきたいと思うわけでございます。

 それから、三つ目の市税の郵便局の窓口でございますが、これは私、実は郵政懇談会か何かの関係の責任者でございまして、そのときにも私の方からもこれを申し上げておるわけでございまして、ひとつ同じ理論になろうと思いますが、郵政側もひとつ、せめて理解していただけますように、手数料等におきましては、他の金融機関と同じような努力をしてください、我々も、いわゆる市民サイドでいきますと、同じ関係でやらせていただきたい、こういうことを逆に私の方からもお願いしておる、こういうこともあるわけでございまして、考え方は違いませんが、具体的には手数料の差というものが障害になっておる、こういうことが現況までまいった経過でございます。これは、その障害、価格の差を無視してかかるか、あるいは云々かということは、これはまた別の問題でございまして、好ましいのはやはり、同じような体制、手数料でもってやっていただきますという制度の改正をお願いしていきたい、こういうことを私の考え方として申し添えておきたいと思います。

 ごく具体的な問題等につきましては、担当の方からお答えさせていただきます。



○議長(岡村秀夫君) 教育次長。



◎教育次長(佐野欽也君) 図書館の開館時間の延長のことでございますが、図書館の開館時間は、通常午前9時から午後5時まででございますが、土曜、日曜日の開館、それから夏の7月、8月は午後6時までと、時間を延長しております。それからまた、貸し出し図書数も、3冊から5冊にふやしまして、それから返却については、休館日も含め返却ポストを設けまして、24時間返却できる体制を整えて、図書館サービスの強化に努めておるところでございます。

 地域サービスについては、巡回図書館車の配送、それから市民センターは、配本図書室を設けまして、午後9時まで開いて、読書愛好家の利便に供させていただいております。

 そのような状況の中でございますが、ただいま市長からも積極的なお言葉もございましたので、今後の図書館の利用時間帯につきましては、図書館の使命として、生涯教育が叫ばれる今日の学習の場を果たすことを十分認識しておりますので、今後の図書館の利用時間帯につきましては、本館延長時間の利用状況、利用者の声をお聞きしながら、積極的に検討してまいります。



○議長(岡村秀夫君) 経済部長。



◎経済部長(小嶋照男君) 1番の勤労者福祉、 (2)住宅入居の中で、勤労者の新婚者向け住宅のような計画があるかとの御質問でございますが、現在のところ、このような計画はございません。

 また、御趣旨とは異なりますが、本市独自で進めております三世代宅地供給事業は、今後も数カ所が予定されており、安い宅地を提供するのも勤労者の住宅施策の一つと考えております。

 また、形は変わりますが、本年度から市内の中小企業の活性対策といたしまして、保証料の補助制度を発足いたしました。その対象の中で、従業員の福利厚生施設、例えば社宅建設について、工業にあっては、限度額1億円の借入資金の保証料の2分の1を補助する制度などもございます。これも、勤労者の住宅対策、定着対策の一つではないかと考えております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 建設部長。



◎建設部長(杉田勇雄君) 1の (2)の住宅入居でございますが、御指摘の収入基準に関しましては、私も全く同感でございます。

 しかしながら、市営住宅は、先ほど議員おっしゃいましたように、住宅に困窮している低所得者が対象となっております。そのために、入居については所得の制限を受けます。この収入基準につきましては、平成3年4月に岡崎市市営住宅条例の改正を行い、現在第1種住宅は、所得月額が11万 5,000円を超え19万 8,000円以下で、改正前では10万円を超え16万 2,000円以下でございまして、約15%から22%の増となっております。第2種住宅につきましては、所得月額が11万 5,000円以下であり、改正前の10万円以下と比較して、約15%の増額となっております。

 次に、収入基準の引き上げにつきましては、たびたび市長も申し上げておられるとおり、市長会におきまして強く要望しておりまして、今後も引き続き働きかけてまいりたいと考えております。

 また、2番目の拡大計画でございますが、現在、平成4年度におきまして、東山荘12戸建築予定でございます。東山荘につきましては、計60戸になると思われます。

 平成5年度以降におきましては、天神荘の建てかえを計画しておりまして、平成5年からおよそ10年の計画にて建てかえを考えております。その他、拡大計画につきましては、建設年度の古いものから、また老朽化の著しいものから建てかえをしてまいりたいと思います。

 それからもう1点、議員お尋ねの収入基準枠の高い地域特別賃貸住宅制度があります。現在のところ、愛知県と名古屋市が実施しております。この制度の家賃を例にとりますと、同規模の民間賃貸住宅と余り変わりないようでございます。今後、県の指導のもとに、市営住宅のみならず、岡崎市全体の住宅状況を見きわめながら、研究してまいりたいと思いますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 企画調整部長。



◎企画調整部長(萩原勉君) お尋ねの第1点でございますが、事業の概要ということで、市内の面積につきましては、 155.7ヘクタール、それから主要施設でございますホールは18ホール、それから事業年度としましては、約2年ということで聞いております。また、利用者の数等は、1日平均 120名というように聞いております。

 2番目の経過と進捗状況でございますが、63年の10月に県に対しまして開発行為に関する指導要綱第4項の規定に基づきまして、協議の申し出をし、事前協議については、平成3年の11月16日に結果の通知がまいっております。それに基づきまして、それを踏まえまして、国土利用計画に基づく届け出だとか、それから環境影響評価基準書の作成、縦覧、説明会等、これら地元にされております。

 それから、今後としましては、農地の転用の許可だとか、森林法に基づく林地開発の許可申請等を進めておるというのが現状でございます。

 この中で一番大切なのは、起業者でございます松安と地元との協定の関係でございますが、先ほど御質問の中の、市民の不安とする騒音だとか交通問題、農業に及ぼす影響、河川の砂の流出だとか、水の確保とか、こういったことにつきましては、協定書の中に10項目を超える内容がございまして、それらの説明をし、協定がされておるところでございます。

 今後の対応といたしましては、行政指導としては、先ほどの地元と業者との協定の締結だとか、それから市ではやはり、業者と開発上の協定、また農薬使用上の協定だとか、このようなことも同時に進めていくべきでありますし、また額田町に対しましても、岡崎市から文書によっていろいろ回答を求める等の事務手続を行っているところでございます。

 それから、岡崎市が協力した理由というようなことですが、これは、先ほど市長から御答弁があったとおりでございます。

 最後の農業関係、農地関係、いろいろございましたが、これらのことにつきましても、協定書の中で細かく説明をしておるところで、地元と起業者との間でいろいろ意見交換もされたところでございますが、市としても、地元の意見も十分聞き取り、起業者の方への指導、額田町への指導、また今後の監督等も行ってまいりたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 環境衛生部長。



◎環境衛生部長(石原明次君) 農薬汚染についてお答えいたします。

 ゴルフ場における農薬使用につきましては、愛知県ゴルフ場農薬適正使用指導要綱及び同指針に基づきまして、適正使用についての指導がなされております。このゴルフ場においても、既存のゴルフ場同様、本市と農薬使用に関する協定を締結いたしますが、本協定書は、住民の健康や環境に影響を及ぼさないよう、環境保全のため最善の措置を講ずることを目的としております。

 特に、農薬に係る排出水の水質目標は、環境庁の暫定指導指針値の2分の1以下にすることなど、厳しい内容のものでございます。本協定締結により、農薬使用の低減化、水道水の安全確保のため、監視指導の徹底及び立入調査等も行い、水質保全に努めてまいりたいと考えております。



○議長(岡村秀夫君) 税務部長。



◎税務部長(高橋利男君) 現在、各金融機関へ口座振替の手数料は、1件4円というふうで、各金融機関にお支払いをしております。郵便局の口座振替の場合、郵便局の方では10円と定めてみえるようでございます。

 郵便局での口座振替は、先ほど市長の方から、市民の利便性ということでお願いもしておるということで御答弁させていただいたとおりでございます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 1番 徳田 孟君。



◆1番(徳田孟君) 全体的に今答弁をしていただきました。第2質問に移らせてもらいたいと思います。

 図書館の開館時間の延長については、市長からも、教育次長からも答弁がありました。検討していくという答弁でございました。実は僕は、豊橋市の中央図書館に行ってまいりまして、館長さんと少し話をさせてもらいました。豊橋市の場合は、2年間の職員との話し合いを経て、昨年の4月から、火曜日から金曜日までは9時半から午後7時まで、土曜、日曜は9時半から午後5時まで開館ということになっております。職員も3名ふやして、2交代制をとると、8時半から17時までと、10時半と19時までということで、4班のローテーションをつくって、1人の人が週に1回は遅番をやると、そういうふうになっているそうです。そういう職員の方の過重にならないようにできるだけ配慮して、月2回は日曜日も休めると、そういうような体制をつくっているそうです。

 それで、具体的に、去年の4月から12月までの入館者数なんですけれども、ここに出ているわけですけれども、4月から12月まで9カ月間で、午後5時以降に入館された人が1万 5,356人、1日平均にすると 110名ということですよね。当然のことながら、5時前に入館をされていて、それから5時以降もおられる方も見えるわけです。そういうことを考えると、やっぱりもっとふえるんじゃないかと思います。

 館長も言われていましたけれども、大体 100名ぐらいということを予想されていたそうですけれども、それ以上の人数になっているということですね。

 そういうことから考えても、いろいろ労働条件の問題とか、そういう問題、それから要員の問題とかあると思うんですけれども、前向きな答弁をいただけたものですから、できるだけ早く実施になるようにお願いしたいと思います。

 これについて、何か意見があったら、またお願いしたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 教育次長。



◎教育次長(佐野欽也君) 前向きに、積極的に検討させていただきます。



○議長(岡村秀夫君) 1番 徳田 孟君。



◆1番(徳田孟君) 1番の (2)の住宅の入居の問題ですけれども、これについても市長の方から、全国的な問題だ、今後積極的に運動を展開していきたいというような答弁もありました。

 先ほど建設部長が答弁されて、二、三年ごとに改定が行われているということで、去年の改定によって15%から22%ぐらいふえていると、そういうことを言われていますけれども、実際は、僕らがよく聞くのは、今度結婚しようと思う人でも、ちょっと相談に行くと、空き家がどうかというような前に、収入基準でもってはねられる、そういう状況があるわけです。先日も、23歳の人が結婚するということで、奥さんも働いているわけですけれども、奥さんが働いていては、とても入居できないということもあって、奥さんがやめるということを前提にして市営住宅に入りたい、そういう考えを持っていたわけですけれども、収入基準がやっぱり超えているという、そういうような状況がありました。これは岡崎市独自ではどうしようもないことだと思うんですけれども、ぜひとも強力に働きかけてもらいたいと思います。

 それから、全国の各市でいろいろユニークな施策をやっているわけです。市営住宅に入ろうと思っても、なかなか入れない、そういう人がいることで、先ほども僕は質問の中で言ったんですけれども、家賃補助の問題とか、それから豊田市では、これは御存じだと思うんですけれども、新婚者一時居住施設ということで、新婚者に長期的に居住する住宅を選定するまでの間の一時的な居住施設を提供することにより、新生活がスムーズにスタートできるようにし、あわせて若者の市内定着化を誘導するということで、これは単費でやられているみたいですけれども、住宅戸数が48戸で、来年の11月には入居予定だということで、1戸当たりの面積も38平米の1フロアタイプということです。

 豊田市においては、これは豊田が若者の町というような特殊性というのがあると思うし、財政的に豊かだと、そういうこともあるのかもしれませんけれども、若者対策ということで、今回若者に魅力あるまちづくりを目指してという報告書をつくっております。その中に、住宅対策事業というのがあって、10年間の間に、1期、2期、3期に分けて、一つは新婚世帯向け一時居住住宅の建設、二つ目は、個人住宅資金融資の充実、三つ目が、愛知県労働者住宅生協への資金貸し付け。2期目は、新婚世帯向け家賃補助の検討、それから3期目になりますと、勤労者住宅建設、こういうふうになっているわけです。これを10年間でやっていこうと、そういう構想になっております。

 豊田市では、こういう施策をやっていこうと考えているわけですけれども、この点について、岡崎市の場合は、三世代宅地住宅というユニークな施策がもらろんやられているわけですけれども、賃貸住宅に入りたい人に対して、市営住宅には入居できない、それかといって、一般住宅に入るには負担が大き過ぎる、そういうはざまの人を救う手立てというか、そういう施策はないものかどうか、豊田の構想を紹介しましたので、改めて御答弁いただきたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 建設部長。



◎建設部長(杉田勇雄君) 今徳田議員おっしゃいましたように、豊田市は、単身就業者が結婚を機に他市に出ていくのを防ぐということも一つの目標であろうと思います。それで、期限つきで提供するために建設をするというようなことになっておりまして、議員がおっしゃいましたように、平成5年11月を予定しておるようで、家賃は約4万 8,000円前後と聞いております。これは、国の補助を受けた公営賃貸住宅に入ると、入居制限があるということを勘案しまして、豊田独自の方法を打ち出したものと思われます。

 豊田というのは、平均年齢が他市に比べると5歳ぐらい下回っており、33.3歳ぐらいだと聞いております。うちの方の方針としましては、先ほどお話し申し上げましたように、今後県とも動向等については相談しながら、岡崎市全体の状況を見きわめながら、住宅行政は方向づけ、研究してまいるべきではないかと考えております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 1番 徳田 孟君。



◆1番(徳田孟君) 順はちょっと不同になるんですけれども、3番の市税の郵便局の口座振替利用について再度お尋ねしたいと思います。

 これについては、郵便局側ともお話をいただいて、相談されていると思うんですけれども、市長は結局、手数料が一番のネックになっているというようなことを言われているわけですね。確かに5円と10円ですか、倍ぐらいになるわけですよね。そういう点もあるし、郵便局側にも本当は考えてもらわなければならないことというのはいろいろあると思うんです。

 それでも、豊橋市の場合、平成2年度から導入をしているわけです。郵便局の場合、当然全国一律的な対応をするわけです。その意味では、やっぱり機械的な対応というか、柔軟さがないというか、そういうことを言えると思うんです。これを見ると、豊橋市の場合は、金融機関が 138件、それから郵便局が45件あるそうです。導入の理由として、市税等の納付に対して、市民の声にこたえ、市民の利便を図るためというようなことで、市民の方からも要望があったというようなことですよね。

 そういうことで、ここに利用状況があるわけですけれども、平成2年が 1,756件、平成3年が 2,362件と、平成4年の予算としては 2,699件の予算を組んであるということで、毎年ふえてはいるものの、確かに全体的な量から見ると少ないと思うんですけれども、豊橋の人に言わせると、結局そういう納税者の利便を少しでも図る、で、やっぱり納めやすくするということを考えれば、少々手数料は高くても、市民サービスの方が大事じゃないかと、そういうことでやられているということです。

 だから、逆に言うと、これぐらいの件数だったら、手数料全体としても大したことはないと思うんです。そういうことを考えると、確かにいろいろネックはあって、今からぜひとも協議をやっていってほしいと思うわけですけれども、ほかの名古屋市だとか、尾張の方ではかなりやっていますよね。小牧だとか津島だとか尾西だとか、稲沢とか、一宮とか、そういう経験もあるわけですから、特に郵便局の場合、市内各地に郵便局があるということで、郵便局の方の情報がないからやらないということでなくて、ぜひともちょっと考えてもらえぬだろうかと思いますけれども、いかがでしょうか。



○議長(岡村秀夫君) 税務部長。



◎税務部長(高橋利男君) 現在市内に郵便局は35カ所と存じます。それから、指定金融機関としての収納機関の金融機関が20法人で95店舗市内にございます。

 先ほどの市長の御答弁の中で御答弁していますように、同一取り扱いというようなことで、好ましい状態でいきたいんだと、こういうことで郵便局側にもお願いしていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) もう一言私の方からお答えさせていただきます。

 郵便局側に言わせますと、もう少し大きな問題が実はあるわけでございまして、十分議会の方々御承知だと思いますが、例の簡易保険の関係の還付関係というのが、これが財政投融資の裏になっておる、こういう意味からいきますと、郵政関係の中の地方財政に及ぼす影響力というのは非常に大きいわけでございます。それは私は十分認めた上で、今度は逆に、少ないから云々という意味でなくて、少なくとも手数料はできるだけ公正に、一番廉価な関係を考えなければならぬということで、郵便局側ともひとつ、ぜひ扱っていただきます、そういうことができるようなシステムにしてくださいよ、こういうことをお願いしつつあるわけでございますが、ここで早急な断で、「やらない」と、こういうことを言っておるわけでなくて、理想には、そこまで持っていくことが理想であろう、こういうことを申し上げておるわけでございます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 1番 徳田 孟君。



◆1番(徳田孟君) 2番目の大重ゴルフ場建設について再度質問させていただきたいと思います。

 一つは、僕自身も、大幡町だとか鶇巣町に行ってきました。予定されている山も見てきました。何人かの地元の住民の人にも話をお聞きしたわけですけれども、協力金をもらっても、農薬で農業がやれぬようになれば、いいことは一つもないと。もしかしたら、10年後は汚染米で米ができぬようになるかもしれぬとか、幾ら反対しても、行政が賛成すれば、事は進んでいくとか、岡崎市から見れば、鶇巣とか大幡、百二十、三十戸、わずかの戸数だと、犠牲にしてもいいと思っているんじゃないかとか、それから、やっぱり封建的な部落だから、反対だけれども、やっぱり表に出せぬと。でも、実際本当に反対している人は、やっぱり80%ぐらいいるんじゃないかと。反対とかを大っぴらにすると、村八分になってしまうとか、何か少しぐらいの協力金のことで人間関係がぎすぎすしてくるとか、いろんな表に出ないような声も出るわけです。

 本当に鶇巣町だとか大幡町の人にとってみれば、切実な問題だと思うんです。その辺で、本当に地元合意というのはなされてきているのかどうか。ちゃんと住民の人たちの声が酌み上げられているかどうか、その辺についてお聞きしたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 私は一つだけお答えさせていただきます。

 私はむしろこの問題に、住民の方と、額田町の業者だけで話をさせようという、そういう無責任なことでなくて、百何十戸、仮に3戸であっても、岡崎市の市民でありますから、これらに対しましては当然、強く言うべき契約、あるいは今おっしゃいましたような心配の要素ということにつきましては、十分これを対応してあげるという義務が市としてはあるわけでございまして、これらを含んだ上におきますところの交渉には、私たちの方も臨まざるを得ない、こういうことでございますが、内部におきますところの問題に一々口を挟んで、今ちょっとおっしゃいましたが、何か補償金だとか、そういう問題には関係はしておりませんが、公害問題というものは、これは行政として取り扱わせていただくという基本的な方針は今後とも堅持していきたいと思うわけでございます。

 私から以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 1番 徳田 孟君。



◆1番(徳田孟君) 先ほども質問したんですけれども、やっぱり岡崎市の市民にとっては、今度のゴルフ場の予定地が大西浄水場の取水がされる上流にできると。市民の50%が使う水だということで、その辺のことがやっぱり一番心配だと思うんです。大重ゴルフ場からの流れが、他の河川の水に薄められて、農薬基準以下になっていくという話もあるようですけれども、乙川にはもう既に額田カントリーのゴルフ場があるわけです。その排水がやっぱり混入されて、夏山地区の人の話なんか聞くと、ゴルフ場ができてから川の汚れがひどくなったとか、魚にも骨曲がりが見られるとか、そういうことも聞きます。これでまた、新たにゴルフ場ができれば、やっぱり汚染の心配というのはもっと出てくるんじゃないかと、そういうふうに思いますが、どうでしょうか。

 それから、洪水についても、あそこの大幡の方は1年に3回ぐらいかなり水位が高くなって、ある住民の人に聞くと、ブロックの上の50センチぐらいのところまで水があふれるということで、 155ヘクタールもやっぱり削られると、たとえ調整池ができても、洪水の危険というのはあるんじゃないかと、そういう心配もあります。

 また、空気汚染についても、これだけの大規模な森林を削っていくわけですから、1号線だとか東名の排気ガスを浄化する、そういう森林を大量に失って、やっぱり空気は汚染されていくと。農薬は周辺の空気を汚していくとか、そういうことで、ほかのゴルフ場でも、そういういろんなゴルフ場の被害ということが出ているわけです。

 これは6月4日の中日新聞なんですけれども、瑞浪で「ゴルフ場の土砂河川を汚す、こっそり谷へ投棄、周辺に井戸水の集落」と、こういうふうに書いてあります。その辺についてどういうふうに考えられているのか。また、基準についても、矢水協の基準で2分の1という厳しい基準で臨んでいくということですけれども、全国的にはもっと、10分の1の基準だとか 100分の1の基準だとか、そういう基準をとっているところもあるわけです。果たして2分の1の基準で大丈夫なのか。その辺、幾つかについて質問しましたので、御答弁をお願いしたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 環境衛生部長。



◎環境衛生部長(石原明次君) 乙川の水質の汚染でございますが、本市は、乙川の水を水道水として使っておるわけでございます。このゴルフ場の汚染がどうかということでございますが、全国的にいいますと、ゴルフ場は3%ぐらいの農薬使用というようなことでございまして、我々環境担当者といたしましては、矢水協の本年度事業といたしまして、農業者の農薬使用につきましても、やはり水道水の汚染があってはいかんというようなことで、これらの調査も本年度進めているところでございます。

 このゴルフ場の環境庁の暫定指針の2分の1、これは、この矢作川流域の矢水協で決められた基準で、この流域一帯の市町村は同じ基準に従ってこれを守っていくということで進めて、協定を結んでおります。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 1番 徳田 孟君。



◆1番(徳田孟君) 最後になりますが、ぜひとも話しておきたいことがあります。ある住民の人が、この大重ゴルフ場の建設業者に対して反対陳情書を出されております。この一文を読ませてもらいたいと思います。

 この人は、今まではすべて、町のことだとか、市政のことでも、すべて協力してきたと。しかし、ゴルフ場だけやっぱり納得できぬと。子々孫々に影響する問題だと、そういうことで、反対の陳情書を出されております。ここにちょっと書かれているわけですけれども、一部だけ読ませてもらいたいと思います。

 「今この自然と人間との営みの協調的相関性が破壊され、降雨時のたびごとに、かつ未来永劫に付近住民に恐怖感を与え続け、その結果として、水害による住民の生命の与奪の権をゴルフ場建設が握るという、全く非人道的な行為が松安産業及び行政の手で進められている。加えて、ゴルフ場で使用されるであろう大量の農薬による農作物のみならず住民の健康にも大きな害を及ぼすであろうことは、大概の人々の判断と一致することであろう」というようなことで、「行政施策の基本は、傘下住民の安寧秩序とその保護と生命を守り、より快適な環境の創造にあることは明白であり、それがゆえに公僕というとうとい名称が与えられている。残念ながら、額田町、岡崎市当局は、公僕なることを捨て去り、企業の手先に成り下がり」、ここはちょっと強い言葉ですけれども、「愚挙を犯そうとしている。断固として反対抗議をする。開発後、前述のとおり、大切にしている多くの住民の生命及び財産が奪われ、その後行政はどのような責任を果たし得るのか。被災後の補償の論理など、何の意味も持たない。前記により、松安産業は地元民の苦しさを考え、即刻に計画を中止されるよう陳情する」。

 こういうような内容が出されておりますけれども……



○議長(岡村秀夫君) 制限時間ですので、質問を中止してください。



◆1番(徳田孟君) このことを体して、ぜひとも今後のゴルフ場に対して対応してほしいと思います。

 以上、終わります。



○議長(岡村秀夫君) 暫時、休憩いたします。

             午後1時55分休憩

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△佐伯恒教議員の質問

             午後2時6分再開



○議長(岡村秀夫君) 休憩前に引き続き一般質問を行います。

 34番 佐伯恒教君。

     (34番 佐伯恒教君 登壇)



◆34番(佐伯恒教君) 通告をいたしました順序に従い質問をいたします。

 最初に、市民参加の市政について。

 最近私が読みました座談会の記録、すなわち「地方自治のパートナーシップ」、副題として「地域住民のエネルギー、知恵をどう生かすか」によりますと、「住民参加ということで行政と住民との問題を振り返ってみますと、昭和30年代から40年代にかけて、全国各地でいろいろな大規模建設事業に対して住民の反対運動が展開されました。そして、昭和50年代に入りやっと落ちついてきましたが、このころからいわゆる市民参加行政が全国各地で見られるようになりました。その結果、住民が何でも行政へ依存する傾向が強まり、行政への守備範囲が昭和50年代以降大きな課題となってきました。さらに、最近では、行政と住民とが共同でどうまちづくりを進めるか、まちづくりに住民の力をどう生かすかということが大きな課題になってきました」と書かれてありました。岡崎市においても同様の経過があったかどうか定かでありませんが、最近特に行政への市民参加が増大していることは確かであろうと考えます。

 私は労働組合の役員の時代より市の各種審議会への参加をいたしましたが、今日まで約十数年の経過を振り返ってみるときに、今日の岡崎市における市民参加が果たして今のままでよいのか。マンネリ化していないだろうか、疑問を感じるわけであります。そこで市民参加の現状をどう見ているか。問題があるとすればどうするのか、当局の考えをお聞きしたいと思います。

 2番目に定年延長と処遇制度について伺います。

 高齢化の進展と社会経済情勢の変化の中で、民間先行で取り込まれた定年延長、すなわち60歳定年は、岡崎市においても勧奨定年制より暫定定年制を経て、60歳定年制がここ数年来暫定実行され、本年度より完全実施となったところであります。本年3月の定期異動で10名の新しい部長が誕生いたしましたが、現在の部長級19名の方々の、失礼でありますが、年齢構成をお聞きいたしますと、59歳9人、58歳8人、57歳以下2人ということであります。

 私は、幾つかの問題点を考えております。行政はこのことについてどのように考えられるか、今後どうされるのか、お伺いをいたします。

 3点目、福祉施設について。

 平成3年6月6日の国勢調査をもとに無作為に抽出した約5万 2,000世帯、約16万人を対象に実施し、全国値を推計したデータによりますと、全国の高齢者世帯数、男性が65歳、女性60歳以上の年寄りだけの世帯、もしくは18歳未満の子供のいる世帯、もちろお年寄り世帯に子供1人のいる世帯は約71万 1,000世帯あり、前年度比で51万 6,000世帯、すなわち12.3%増加。昭和50年に比較いたしますと、約3倍にふえているということであります。

 さらに、高齢者夫婦のみや、あるいはひとり暮らしは年々増加の傾向にあるということであります。既に、昨日あるいは本日の一般質問でも問題提起がありましたように、寝たきり老人や、あるいは重度障害者を抱えた家族や親御さんの悩み、あるいは苦労は大変であります。この問題は今日的課題であり、また社会全体として考えなければならない問題であります。

 厚生省は大蔵省及び自治省の合意のもとに、平成元年12月、高齢者保健福祉推進10カ年戦略、すなわちゴールドプランを策定し、在宅福祉、あるいは施設福祉等の一事業について今世紀中、すなわち平成2年から11年までに実現を図るべき目標を掲げ推進しているところでありますが、本市の施設整備と考え方について伺います。

 2点目は特養ホームの現状と考え方について伺います。

 3点目、障害者施設の現状と考え方について伺います。

 4点目は、下水道行政についてであります。

 地球の生き残りをかけ、世界各国の首脳が一堂に会して、再生の処方せんを探る国連環境開発会議、すなわち地球サミットが3日午前10時過ぎ、日本時間の同日午後10時過ぎよりブラジルのリオネジャネイロのリオセントロ会場で開幕をいたしましたと6月4日の新聞は報じております。今日、私たちの身近なところにおける環境問題としては、一つにはごみ問題、そしてもう一つは河川の汚濁であります。そして河川を汚す最大の要因は各家庭の排水にあると言われ、下水道行政の推進が望まれるところであります。本議会の一般質問においても、既に質問のあったところでありますが、その答弁を踏まえ質問をいたしたいと思います。

 まず、流域下水道の現状については、既にこれまでの答弁で平成4年4月一部供用開始の左岸幹線は89%の進捗率、右岸幹線は25.1%の進捗で、暮戸北野間を3カ年計画で本年着工する。岡崎における供用開始は平成5年の早い時期、そして4万トン/日で処理量 310ヘクタール、1万 7,600人が対象であること。今後左岸7、8号受け口は平成6年、9号受け口が平成9年、そして右岸については5、6号受け口が平成9年完成予定であり、豊田西尾線の滞りで一部路線変更があるかもしれない。現在の計画で既認可区域供用には約20年かかるが、下水道部もできたので、どんどん進めたいとのことであったというふうに思います。間違っていたら訂正をお願いします。

 そこでお尋ねをいたします。まず、右岸幹線について先ほどありました路線変更は決定をしたのかどうか。また、右岸幹線5、6号受け口供用の平成9年は早めることはできないのか。また、受け口への水路、これは汚水、雨水分離方式で工事が行われると聞いておりますが、いつごろより着工されるのか。

 次に、矢作地区の事業認可区域は、新堀西本郷処理区 120ヘクタール、北野処理区10ヘクタールであります。が、これは矢作地区市街化区域に対しまして何%に当たるのか、またこれの拡大の予定はあるのか伺いがいたいと思います。

 以上で1回目の質問を終わらせていただきます。

     (34番 佐伯恒教君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 総務部長。



◎総務部長(柴田敏夫君) 1点目の市民参加の市政について、現状と問題点、今後の対応ということでございます。この審議会等につきましては、3月議会でも内容等若干違いますが、柴田隆弘議員からの御質問もありまして、なるべく内容の重複は避けたいと思います。審議会の附属機関の制度のあり方と申しますか、目的にもなろうかと思いますが、行政に住民の意思を反映させるということ、また複雑多様化する行政需要に対応しまして、専門的な知識を確保する、また公正な行政執行を図るというようなことがあろうかと思います。

 また、問題点というようなことでございますが、これは一般的にこの審議会等が行政の隠れみの的になっているんじゃないかとか、また運営が形式的になりがちではないかというようなことが言われております。

 現在当市におきます審議会の運営につきましても、それぞれの所管であります部署で運営に当たっておりまして、庶務的な事務については担当課でもちろん行っておるわけでございまして、審議会のたたき台となる資料の作成とか取りまとめ等につきましても、委員の方の御意見をお伺いしながら進めておるというのが現状でございます。

 今後の対応ということでございますが、先ほど申しました目的とか問題点、もちろん目的に沿いまして運営をしなければなりませんし、この問題点、こういう面を常にこういうことにならないような心がけでもって運営していくべきでございますが、職員の資質の向上とか内容についての周知ということも十分徹底していかなければならないと思いますし、またこの附属機関の中にも法律上設置していない、いわゆる条例設置の機関もございますし、こういうものにつきましても当然必要性は常に検討していく必要があるかと思っております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 市長公室長。



◎市長公室長(大塚希夫君) 2番目の職員の定年延長と処遇問題についてというお尋ねでございますが、お答えをさせていただきます。

 1番の現在の問題でございますが、これにつきましては、昭和60年3月31日に定年等に関する条例が制定をされまして、以降暫定措置といたしまして、定年年齢を逐次引き上げてまいったところでございます。そして、平成4年、ことしでございますが、3月31日から満60歳の定年となったものでございます。

 問題点といたしましては、この制度の定年延長により役職への昇任年齢が全般的に引き上がったというふうに考えております。特に、部長、課長級の昇任年齢につきましては年齢が非常に引き上がったと、こんなふうに考えております。

 それから次に、今後の対応でございますが、これにつきましては、現在自治省におきましても地方公務員の高齢化が急速に進んでいるという見通しから、幹部ポストの不足問題だとか、年金支給年齢の65歳引き上げに伴う中高年職員の処遇問題ということで、地方公務員制度の処遇問題など検討をいたしておるようでございますので、私どもの方も今後これら国の検討結果を踏まえまして、本市も効率的な行政運営を図るためには、長期的な展望に立った人事管理について検討をしてまいりたい、そんなふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 福祉部長。



◎福祉部長(野本昇平君) 3番目の福祉施設についてお答えをいたします。

 1番の施設整備の考え方でございますが、福祉施設につきましては、従来から市で建設をいたしまして、直接運営いたしておるもの、また市で建設をいたしまして、福祉事業団に運営を委託するもの、民間の福祉法人等の建設、経営に対して助成をいたすもの、そのほか国県の施設を誘致する等々ございまして、それぞれ事業の効果性を考えて整備をしてまいっておる状況でございます。現在、施設整備といたしましては、今年度から社会福祉の総合的な拠点施設としての市の社会福祉会館の建設を着手いたしますし、また一昨日来お答えいたしております在宅福祉の拠点施設でございます地域福祉センターの建設等、積極的に進めてまいるわけでございます。

 今後の計画等につきましては、福祉の上位計画でございます国の高齢者福祉10カ年戦略、また愛知県が今年作成をいたします愛知福祉8カ年計画、第4次岡崎市総合計画、それから連携を保つための第3次岡崎額田地区広域市町村圏計画等々の計画との整合性を持ちながら整備について図っていきたいと考えております。

 それから次に、特別養護老人ホームの現状と考え方でございますが、現在特別養護老人ホームは県下では名古屋市を除きまして公立、私立合わせて43カ所ございまして、その中で、本市からの措置を委託いたしております施設は17カ所でございまして、措置人員は 154人ということで、現在待機をされている方が29名ございますが、うち11名については近々に入所という手続が完了いたしておりますので、実質18名の方が待機という状況でございます。

 なお、特養ホームの建設については午前中に木全議員にお答えいたしましたとおりでございまして、市で直接の建設については計画しておりません。

 それから、次に障害者施設の現状と考え方でございますが、現在身体障害者の施設といたしましては、入所の施設は本市から措置をしております関係が12施設ございまして、措置者の数は28名。それから同じように、通所の施設でございますが、二つの施設で31人ということで、身体障害者の関係では59名の方が措置をされております。それから、精神薄弱者の関係では入所で15施設で87人の方が入所されておりまして、通所は5施設で12人、合計いたしますと 267人の方が措置をされております。

 現在、障害者施設の建設については、市といたしましては計画を持っておりませんが、今後福祉ニーズを把握しながら、施設の必要度、また運営手法を考えながら検討してまいっていきたいとかように考えております。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 下水道部長。



◎下水道部長(東島毅八君) 第1点目の右岸幹線のルート変更についてでございますが、都市計画道路の用地の状況等を勘案して、今後ルートについて検討をしていくという段階でございます。

 それから、第2番目の平成9年度の供用開始が早まらないだろうかということでございますが、これに関してはできるだけ努力をして、早くするようにしていきたいというふうに思っております。

 先ほどのお話の中で、下水道整備計画の20年といいますのは、既認可区域の整備とともに、市街化区域全体 5,434ヘクタールを考えているものでございます。

 それから、3番目の矢作地区の市街化区域はおおむね 600ヘクタールありまして、現在の認可区域 139ヘクタールに対しましては、約23%でございます。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 34番 佐伯恒教君。



◆34番(佐伯恒教君) まず、市民の市政参加について、今具体的に問題点、あるいは目的、今後の対応ということでお話があったわけでありますが、きょうまでのこの一般質問の中でもそれぞれの部署におきまして、審議会なり、あるいはボランティアの問題、あるいはヘルパーの問題等々が問題になっているわけでありますが、これすべて市民参加ということが関与するわけであります。そういう観点で、市全体として市民の活力をいかにこれを活用するのか、エネルギーを市政に反映するのか、こういう立場での検討というのはそれぞれの部署だけではなくて、全体的に考えなきゃいかぬ問題じゃないかとこんなふうに思うわけでありますが、この点についてお考えをお聞かせいただきたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 総務部長。



◎総務部長(柴田敏夫君) 先ほども申し上げましたとおり、当然全体的に考えるべき問題であろうと思います。



○議長(岡村秀夫君) 助役。



◎小島秀光助役 市民に御参加を得、エネルギーを発揮していただくためには、まず私どもの行政の情報を市民に広くお知らせして判断を仰ぐのが適当かと考えております。



○議長(岡村秀夫君) 34番 佐伯恒教君。



◆34番(佐伯恒教君) 今、助役がおっしゃったことも重要な施策の一つだというふうに思います。いろいろと従来からの論議の中で、直接民主主義だとか、あるいは間接民主主義だとかいうふうなことも踏まえて論議をされるわけでありますが、そのことはきょうは申し上げませんが、とにかく先ほどちょっと申し上げましたけれども、行政も大変大きな行政需要に対してどのようにこれを処理していくか、大変な時期だというふうに思うこともございますが、しかし的確に行政がやらなければならないことと、そして民間で十分やれることというふうな仕分けをやりながら、行政の仕事を処理していかないと、何でも抱え込んでもいけませんし、あるいはそのことで行政自体が大変困るということがあってもいけないと思います。

 そこで、今助役もちょっと触れられたわけでありますが、私は市民参加の市政について行政として考えていただきたいということについて若干申し上げたいと思いますが、一つは今助役から話がありましたように、例えば市政の問題点、現状というものが市民によくわからないといけないわけであります。昔からこの戦後四十何年たって、そういった行政あるいは市民という立場の事柄について考えますと、変わってきたのは地方自治体の力が大変強くなりつつあるということ、力を持ってきたということです。ところが変わらないのは住民の意識だというふうに言われているわけでありますし、一方では国からの地方に対する権限の委譲、これがほとんど変わっていない、こんなような実態が行政の今の中にあると思うんです。

 しかし、住民も変わっていないかというと、それぞれやはり自分を大切にするという意識の中で変わりつつあることは事実だと思いますが、例えば行政に対する問題についてはなかなか情報がないから知り得ないし、関心を持たない。したがって、行政に対しての発言もないということになるわけであります。

 そこで、今行政で行われております審議会だとか、いろんなグループをつくっての問題、例えばごみの処理の問題も先ほど来問題になりましたが、こういうことについても今までのやり方を見ておりますと、ある程度固定された人が審議会には出ておるんじゃないか。どの審議会にも同じような顔ぶれが多いというのは実感として感じることであります。

 そして、この中身でやはり気をつなければいかぬのは、行政はそういう市民に参加の場を提供する、参加をするきっかけをつくるということに重点が置かれなければならない。そして中身は、自由な発想でいろいろと提言をしていただくとか、参加をしていただくという形がなければならない。いろいろ法的な制約があることもあると思いますから、すべてについて言えるわけではありませんけれども、そのような発想でやらなきゃいかぬのじゃないか、こんなふうに思うわけです。

 行政の施策は、もちろん先ほどから話がありました。総合計画だとか上位計画からの関連でありますけれども、しかしそれを実際に具体化する段階においては、大いに市民のエネルギーをその面に反映をさせていただくということが必要でありまして、そのためには情報の提供、そして職員の皆さんも大変言いにくいことでありますが、市民を参加させると、けちをつけられるというふうな考え方に立ちますと、これまたそういうエネルギーが吸収ができないということになるわけでありますので、そういった観点もひとつ今後の参考にしていただきまして、特に先ほど来問題になっておりますヘルパー、あるいは福祉の問題、それからごみの処理問題、こういったことは住民の参加がなければ到底今後充実した施策として実行ができない、こんなふうに思います。そういう点についての勘案をお願いしたい。

 と同時に、まちづくりにつきましても、特に今、JRの東について行われておるわけでありますが、積極的なひとつ住民の提言を参酌していただけるような体制でお願いをしたいというふうに思います。

 それから、定年の延長と処遇制度でありますが、先ほど申し上げましたように、あるいは答弁の中にもございましたが、役職につく年齢が高まっておる。私は、これは先ほどおっしゃった60年のときに定年延長をやるとしたら、その時点で処遇についても手がつけられなければならなかった思うんです。民間の企業なんかはすべてそういう形でやってきておるわけです。定年だけを延ばして処遇をそのままにしておくから、上へ詰まってしまうわけですね。皆さん方、私と同じ年ぐらいなので、皆さん方を責めるわけではありませんけれども、全体的にはやはりそのことは世間から批判を受けることになると思います。

 したがいまして、先ほどもお話がありましたように、厚生年金もここ3年後ぐらいには61歳、62歳というふうに支給年齢が延びていくわけです。それにつれて恐らく定年制もいま一度延長の話もあるんじゃないか。したがいまして、早急に処遇制度の検討というのを、あるいは適材適所の配置といいますか、年功を積んだ方はそれなりの職場があるというふうに思います。そういう点について十分配慮をいただきたい、こんなふうに思いますが、御見解を伺います。



○議長(岡村秀夫君) 市長公室長。



◎市長公室長(大塚希夫君) ただいま議員のおっしゃることで、確かにその当時から準備を進めていくのが非常にいいわけでありますが、逐次定年制を延ばしていきました関係もありまして、それからこれは内部のことでございますが、年次によりましては、職員の採用が多かったとき、少ないとき、そんなような数の関係もございます。等々ございまして、今までのような人事の配置をやってきたというふうに考えておりますが、これらにつきましては、やはりこういうような人事配置については十分考えていく必要があると思いますので、今後におきましては、60歳定年になりましたものを、この例を参考にいたしまして、今後十分その辺については計画的な方向を立ててまいりたい、そんなふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 34番 佐伯恒教君。



◆34番(佐伯恒教君) 今後、検討したいということはよくわかるんですけれども、これは早くやらないと時間がかかるわけです。今すぐ制度をがらっと変えるわけにはいかぬわけです。徐々に変えていかないと、58歳で部長になれると思っていたのがなれなかったという不満が出てくるわけであります。どうか労働組合ともよく話をされまして、私は前向きに早く手をつけることが必要だと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それから、市民参加の市政についてちょっと申しおくれましたが、もう一つ私は、今の例えば審議会なり何かというのは法的なものもありますし、条例で整備されたものもありますが、余りにも行政サイドの事務局の負担が大き過ぎると思うのです。先ほど言いましたように、道をつけて場所を与えて、ある程度そこで実のある論議があってまとまりがつくという形にもっていかないと、いつまでたっても行政のたたき台をベースにした論議しかなされない。もちろんそのことも必要な場合もありますけれども、新しい発想というのが出てこないと私は思います。

 これは焼き物の町の制度ですが、ある市で町に飛び出した美術館というような、やはりそういう審議会の中からそういったものが生まれてきた。行政が発想しなかったことが市民の間から出てきたというようなことを聞いたことがあります。どうかその点につきましてもお願いをしたいと思います。

 それから福祉施設についてでありますが、先ほどのお話で、総合計画にのっとって、あるいは上位計画にのっとってという話ですが、先ほど話がありましたように、国の10カ年計画というのは既に平成2年から11年ということで目標が定められてスタートしているわけです。この実施計画を見まして、それにのっとったものはないんですよ。ありますか。



○議長(岡村秀夫君) 福祉部長。



◎福祉部長(野本昇平君) 実施計画には具体的には明示されておりませんが、高齢者福祉関係、家庭奉仕員の増員とか、またデイサービス事業の充実、また在宅福祉の拠点として地域老人福祉センターの建設をするとか、特別養護老人ホーム誘致を進める、そういったことが総合計画に載っております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 34番 佐伯恒教君。



◆34番(佐伯恒教君) 文言として進めますという、今おっしゃったようなことが書いてあるんですね。具体的に10カ年計画というのは、例えば先ほどから問題になっておりますように、いわゆる在宅福祉、それと施設福祉分けてショートステーだとか、あるいは人数まであって、恐らく市だって、その目標数値が設定されるのであります、こんなふうに思っているわけですね。ホームヘルパーがこれは全国のものですが10万人、あるいはショートステーの5万所、あるいはデイサービスが1万カ所、在宅介護支援センターが1万カ所とか、具体的にあるわけです。岡崎市だってそういったものが今あったっておかしくないんですね。今から住民の意思を体して検討しますなんて言うのは遅いんじゃないですか。



○議長(岡村秀夫君) 福祉部長。



◎福祉部長(野本昇平君) 今後ローリングの中で実施計画を折り込んでいきたいと、かように考えております。



○議長(岡村秀夫君) 34番 佐伯恒教君。



◆34番(佐伯恒教君) 先ほど施設福祉の問題について、国の担当である、あるいは県の問題だとかいうふうなことがありました。特に、特養ホームにつきましては県の所管だと、だから県に要望するんだということですが、また答弁の中にありましたように、直接民間がそういったことをやりたいんだと、そういう意思があったときには、これは県の所管だからということじゃなくて、これは障害者なんですけれども、過去にも岡崎に土地の提供を求めて、それがならなくて、豊田に行って、無門学園ができた。こういう経緯もあるんです。岡崎の人がそういうことをやりたいんだと。私はお金を出します。土地を探してください。岡崎の福祉部はそれを受けなかったんですよ。それで豊田に行ってしまった。

 そういうことだって現に起こりつつあるわけだし、そういう方法での施設整備ということも十分にひとつ考えてほしいと思うんです。これは決して無理じゃないと思うんです。今すぐにはないかもしれないですけれども、先ほどから問題になっている住宅の問題でもそうです。新しく土地を探してつくってという、これは市がつくらなくてもそういうところに任せるということは、同じような施設ができるわけですから、先ほどから話がありますように、市としては何カ所かのよその市とか町とかいうところに入ってしまうわけですね。入れたところは自分のところの人数がはみ出るからということになりますよ。居心地が悪いのは当たり前ですよね。そういう点もひとつ勘案をいただきたいと思います。

 それから、福祉法人という格で施設をつくるということも、市がつくって福祉法人に任せるという今のやり方、これも私はいいところもあるんでしょうけれども、問題もあるというふうに思います。それはやはり今、さっきから言いますように、民間の人がボランティアで、あるいはそういう問題に関心が高まりつつある時期なんですね。そういう中で、そういう仕事をやりたいという人は割合たくさんいるんです。役所の職員さんは、そういうつもりで入所してきた人じゃない場合もあるんですね。役所の配置転換でもって行く人がままあるわけです。やっぱりその辺はやりたい人にそういう仕事をやらせるということは極めて中身が充実をするということにつながってくるわけですから、必ずしも市が施設をつくって、市が法人化したものに任せるということがいいのか悪いのかということは十分ひとつ今後検討いただきたい、こんなふうに思います。

 全体的には収容施設、こういったものは不足をいたしております。これはもう間違いない事実であります。障害者、特養老人の問題を含めて不足をしているわけです。その実態はどうですか。



○議長(岡村秀夫君) 福祉部長。



◎福祉部長(野本昇平君) 特養につきましては、先ほどお話したように、今、待機者が実質11名ということで、若干不足しておるという状況でございます。

 それから、障害者の方につきましては、先ほど現状の措置の数をお答えしたわけですが、現在身体障害者の関係で相談中と申しますか、受付に来られてまだ措置をしていない方が6人ございますが、病気とか仕事ができないような状況ということで措置に至っておりません。

 それから、精神薄弱者の関係では、2名の方が相談中でございますが、1名の方は近く入所予定ということでお話ができておりまして、実質1名の方が待機ということで、今議員がおっしゃったように、絶対数間に合っておる状態にないということでございます。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 34番 佐伯恒教君。



◆34番(佐伯恒教君) それから、収容施設はそういうことでありますが、通所の、例えば授産所にしましても、市がどんどんふやしていただいた収容の、ただし新しいところは定員いっぱいになっていないようでありますが、実際には自分で通わなきゃいかぬわけですから、重度といいますか、例えば目が見えなくてもう一つ障害があるという複数の障害を持っている人は入れないわけです。そういうことで、通所についてもやはりそれなりに民間で努力をして、そういうところで収容しているという場合もあるわけですから、そういう点も単純に行政がハード面を担当して、ソフトというか、その運営という方法も十分ひとつやれる人、やりたい人が、やりたい人というと語弊がありますけれども、そういうことに情熱を持っている人にある程度任せるというような方向もひとつ思い切って考えていただきたい、こんなことを思うわけであります。

 先ほどからの福祉の問題での質問の中でヘルパーの問題なんかが出ておるわけですが、私は冒頭に申し上げましたように、住民参加という立場でとらえると、ボランティア活動はこれから極めて重要になってまいります。いろんなことについて、福祉の問題もそうですが、やはり何といいましても自分自身の努力は必要であります。セルフヘルプ、これは絶対必要でありますが、その次にはお互いの助け合いですね、ここにやはりボランティアというものが必要になってくるわけです。そして行政というのはハード面で施設整備だとか、そういった面、あるいはコーディネーターを設置をするだとかいう形の中で、うまくボランティアが回っていくようなこと、こういうことが必要じゃないかと、こんなふうに思います。それも民間のいわゆる行政への参加なんです。そういう点も十分ひとつ勘案いただきたいというふうに思います。

 同時に、ボランティアというのは必ずしも無料奉仕がボランティアじゃないと私は思います。有料ボランティアということもある得るわけであります。そういった点も今後ボランティアを考える場合には進めていかないと、元気な人が弱い人を助けてやるんだというような発想のボランティアだけではいけないわけです。

 だんだんと核家族化が進んでまいります。在宅福祉といえども、うちで面倒を見る家族が減っているわけですから、実際に在宅でそういう年寄り、あるいは障害者の人の面倒を見る人が大変疲れるわけでありますし、そこにお互いの助け合いというのが本当は地域から起こってこなければいかぬわけでありますが、それにはやはり先ほど申し上げていますように、情報の提供なり、そういった場を役所がうまくつくり出す。もちろん社会福祉協議会というものが一番先に出てくるんでしょうけれども、社会福祉が協議会の範疇だから、市は所管じゃないという形でもまずいんじゃないか、こんなふうに思います。

 全体としてやはり総合計画の目標である明るく、住みよい、豊かな岡崎になるように、もちろん福祉だけの問題じゃなくて、民間活力の導入というものも真剣に全体として考えて、岡崎のCIをひとつ確立をしていただきたい、こんなふうに申し上げまして、質問を終わらせていただきます。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 福祉あるいは市民運動を中心にして大変いろいろな御意見を賜りましたんですが、ある意味におきましては、新しい時代に対応するところの一つの指針、考え方であろうと受けとめさせていただきまして、これらの問題等に対しまして、十分ひとつ新しい感覚で判断をしていく、こういう時期に来ておろうということで、我々もできるだけその立場で検討させていただきたい、このように申し上げまして、御答弁にかえさせていただきます。



○議長(岡村秀夫君) 暫時休憩いたします。

             午後2時49分休憩

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△加藤繁行議員の質問

             午後3時再開



○議長(岡村秀夫君) 休憩前に引き続き、一般質問を行います。

 2番 加藤繁行君。

     (2番 加藤繁行君 登壇)



◆2番(加藤繁行君) 岡崎市民31万、静かに暮らす日々に、突如響く剣戟の音というふうにならないように、これから清々粛々と、すばらしい闘いが展開されることを望みつつ、最後になりましたが、一般質問をやらせていただきます。

 世の中には幾つもの言葉があります。この数ある言葉の中に、努力という2文字があります。おのれを高めるも、市政を高めるも、選挙に勝利すも、この2文字であります。努力は、おのれに向けてするものであって、他に向けてするものにあらず。努力を他に向けてせんと欲すれば、それはいきりとあがきに変貌するのであります。

 我らが先輩家康公は、「勝つことばかり知りて負くることを知らざらば、害この身にうゆる」と申したわけであります。今日的に置きかえれば、勝つことばかりおもんぱかって、おのれを見失えば、勝利の女神、水平線のかなたへと立ち去る、こうなるであろうと思います。

 選挙も近し。市長選を直視して、かつまたおのれの選挙をその向こう側に眺めて、ため息を深呼吸にかえて、おのれを戒め、市政前進と市民各位の幸せの確保、豊かな、住みよいまちづくりに向けて全力でと、決意をいたすところでありまして、おのおの方におかれましても、身体に十分御留意され、御自愛を施されて、頑張られんことをお祈り申し上げる。議長のあいさつみたいなことを言っておってはいけませんので、直ちに本題に入らせていただきます。

 「君こそ我が命」、こういう言葉がございますけれども、「下水こそ近代都市の命」と申し上げても過言ではなかろうと思うわけであります。それほど下水は今日、我々の生活にとって、また環境保全にとって欠くべからざる重要な都市施設であるわけであります。

 そこで、お伺いするわけですが、ただいままでまさに優秀なる議員各位がこの問題につきましては大体同じような質問内容でただしていらっしゃいますので、ほとんどのことはここで明らかになったわけでありますけれども、なるたけ重ならぬように二、三質問をさせていただきます。

 まず一つ、今回下水道部として独立されたわけでありますけれども、この意義についてまずお伺いさせていただきたいと思います。

 次に、現在下水道計画は、主として市街化区域を対象とした公共下水道の整備、これであるわけであります。広い意味で、下水道と同等の施設でございます農村集落排水施設、あるいは地域し尿処理施設という整備は、そのときどきで特定の地域を対象とした事業計画によって実施されている、こういうわけであります。

 そこで、先ほど申し上げましたように、今日多くの市民の皆さんの最も強い関心事となっておりますこの下水事業を、この際、調整区域も含めて、市民の皆さんの居住地域全市をエリアにした総合下水道整備計画、これをひとつ、言ってみれば下水道マップでございますけれども、これを策定し、事業推進の基礎的な構想とすると同時に、市民の皆さんに対して下水道整備の長期的な展望を示す、そしてその期待にこたえる、そういうことが必要であろうと思いますので、そこのところをひとつお伺いさせていただきます。

 次に、下水道の全体計画の中で、事業認可区域が定められまして、ただいまそこが鋭意流域下水道の範疇の中で、供用に向けて努力がなされているわけであります。

 では、この事業未認可区域、 2,771ヘクタールの事業の認可の方向について、どのような考えで対応されるのか、どういう状況になっているのか、お聞かせいただきたいと思います。

 次に、平成9年度供用開始予定の地域を含めますと、汚水の普及率というのは大体いかほどになるのか、ここをひとつお聞かせいただきたいと思います。

 次に、平成9年度供用開始予定のエリアから外れる事業認可区域の処理面積はあるのかないのか。平成9年度の供用開始予定のところの排水処理面積は、事業認可区域と同等なのかどうか、その点をちょっと教えていただきたいと思います。

 それから次に、二つ目の質問です。西部地区の治水についてです。

 平成3年の1月より11月までの本市における市街化区域農地の転用は、3条、5条合わせますと 808件となっております。うち、田の転用は、面積にいたしまして42万 7,739平米となっております。このうち、西部地区におきましては、今までの経過から大体4分の1程度と見込まれておるわけでありまして、加えまして、最近しかれました生産緑地法、この施行によりまして、平成4年に入ってからも、かなりの数が転用されていると聞いているわけであります。

 したがって、この矢作地域におきましては今までも、少し雨が降りますと、浸水する箇所が非常に多うございまして、今回のこのような地域の変化によりまして、かなりの浸水が非常に危惧されるという状況になっているわけであります。

 そこで、お伺いいたしますが、矢作地区の治水の唯一の生命線であります鹿乗川、今改修が行われているわけでありますけれども、その現況と見通しについて、ぜひお聞かせいただきたいと思います。

 次に、加えまして、実は安城の木戸というところに鹿乗川の流域の湛水防除のためのポンプ場が設置してございます。このポンプ場を有効活用して、鹿乗川の排水を高め、本市の浸水を少しでも排除できるというようなことができないのかどうか。この点をお伺いさせていただきまして、第1回目の質問とさせていただきます……。

 御無礼しました。三つ目がございまして、市政のあるべき姿についてと、一番大事なのがございまして、これには「今」という字が抜けておりますので、「今、市政のあるべき姿」、こういうふうにひとつ変えていただきたいと思うわけです。

 御案内のとおり、本議会においても、大変な議論が展開されておるわけでありますけれども、市長選挙が目前に迫ってまいりまして、市民各位の市政に対する関心も、必然と大きくなってきていると思うわけであります。闘いというのは、やっぱり攻め合いであるわけです。しかし、市民の皆さんがこの岡崎市、西三河中核都市である岡崎市、また歴史と伝統を持つこの岡崎市、その首長選として、やはり市民の皆さんの心が吸い込まれるような、そういう味のある闘い、見事な闘い、これが私は必要であり、そういう経過を踏まえて、やはり本来の岡崎市、岡崎市政というものが構築されていくのではないかと思うわけであります。

 そういう意味で、答弁をいただこうと思いますけれども、1人だけもらって、向こうの人はもらえぬというのは不公平ですから、たまたま幸いにして、当事者の方もいらっしゃるわけでありますので、ただいま申し上げたようなことを意見として申し上げておきまして、答弁は省略ということでお願いをしたいと思います。

 以上で、終わります。

     (2番 加藤繁行君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 下水道部長。



◎下水道部長(東島毅八君) 第1番目の下水道部新設の意義について御質問がございましたので、お答えさせていただきます。

 近年、環境問題が世界的な視野でクローズアップされている中で、世界各国のサミット会議、また国内での主要環境施策の展開と地球規模での環境浄化に対する動きが活発になってきております。下水の問題に関しては、その水資源の浄化確保に対して重要な一翼を担っており、この一施策として、下水道の普及は欠くべからざるものと思われます。当市の下水道事業の早期整備を図り、環境浄化を図るとともに、一般市民生活水準の高度化を図るために当部が新設され、これに向かって全力投球をしていくものであります。

 また、組織的にも、各部局に分散配置されている各種の下水対策事業を当部に一元化し、より効率的な市民サービスの向上に努めるものであります。

 また、農村下水に関しましては、農林省所管となりますので、国の補助手続等に関しましては、農林省と密接な関係にある建設部で行い、工事の実施、施設の完成後の維持管理に関しては、下水道部が委託を受けて、完全な実施をしていくというふうに、一元化については、非常に強力な形で努めている次第でございます。これが第1番目でございます。

 それから、第2番目の岡崎市全域における下水処理計画、いわゆる下水道マップの作成についてでございますが、これは、岡崎市における公共下水道による全体計画区域は、市街化区域を包含する市街化想定区域 6,200ヘクタールについて立てられているわけでございます。これ以外の区域につきましては、昭和63年に主要な集落を対象にして、特定環境保全公共下水道や、集合処理等による区域について調査をいたしており、いわゆる下水道マップを作成しております。

 なお、対象区域につきましては、昭和63年時点での調査であり、確定的なものではありません。今後、必要な箇所については、加除訂正をしながら、より効率的な下水道マップとしていくということでございます。これが2番目でございます。

 それから、第3番目の下水道未認可区域の対応についてでございますが、これは、公共下水道の認可区域は、既成市街地 2,380ヘクタールでございまして、現在この認可区域内の整備に全力を上げているところでございまして、その整備状況を考慮しながら、新たな市街地の認可区域への拡大について、最大限の努力をしてまいりたいと考えております。

 なお、平成9年度の普及率でございますが、平成9年度の供用予定区域は約 1,200ヘクタールで、処理人口は約6万 8,000人でありまして、その普及率は約22%のアップにつながっております。既区域と合わせますと、約35%の普及率となります。この平成9年の整備区域は、約 1,700ヘクタールでありまして、認可区域 2,380ヘクタールに対しては、約70%となります。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 建設部長。



◎建設部長(杉田勇雄君) 2の (1)の鹿乗川の改修の現状と見通しについて御説明申し上げます。

 鹿乗川、矢作地区の排水の、議員おっしゃる基幹となる1級河川であります。現在県の河川工事事務所の改修が行われております。御高承のとおり、流域面積は約45平方キロメートルでございまして、改修計画延長は、安城の藤井町から岡崎市内の名鉄名古屋本線まで、12.6キロメートルでございます。このうち岡崎市内の延長は 5.2キロメートルであります。改修計画は、将来計画としまして、降雨強度を30年確率の時間76ミリということにしておりますが、現在の改修工事は5年確率の時間49ミリでございます。数字的に47という数字を占部で申し上げましたが、矢作川を境にしまして、計算上の根拠としまして、西が時間49ミリ、いわゆる5年確率の降雨のミリ単位が49ミリでございます。それから、東が47ミリと、こういう計算根拠になっておりまして、ちょっと間違いがございますといけませんので、お話をしておきます。島坂町で 110立米/secの暫定断面で施行しております。

 進捗状況につきましては、下流部の安城市では、中小河川改良、これは国庫補助事業でございます。59年度より事業に着手し、改修工事が進められております。岡崎市域につきましては、先ほど申し上げました単県事業である超過課税の財源をもとに、緊急防災対策事業としては、59年より測量に着手し、62年度より下流の島坂町から用地買収に入っております。平成3年度までに第1期区間として、市境である島坂町からJR東海道本線まで 2.2キロメートルのうち、約50%の用地が取得されております。地元の御協力を、県ともども感謝しておる次第でございます。

 平成2年からは、用地買収が完了した一定区間につきまして、築堤工事に着手し、平成3年度までに両岸で約1キロメートル施行いたしました。鹿乗川の改修には、年間5ないし10億円規模の事業費を投じて進められております。ちなみに、全体事業としましては、昭和52年から平成3年まで、投資額は51億円と聞いております。

 なお、岡崎市内の関連の56年から平成3年までの投資規模は、約13億円と聞いております。今後の予定につきましては、下流部の安城市内の改修促進をお願いするとともに、島坂町より上流の用地買収をさらに進め、早期改修については、沿線関係者の協力を得ながら、県当局に強く要望してまいりたいと考えております。

 また、JR東海道本線から上流、名鉄名古屋本線までの区間3キロメートルにつきましては、事業の早期着手を今後要望し、進捗を図るよう努めてまいります。

 次に、2の (2)その他の対応についてでございますが、御質問の木戸ポンプ場を運転して、鹿乗川の水位を下げてはどうかというお話でございますが、これは、木戸地内に昭和40年からこのポンプ場は、県営の湛水防除対策事業として行われております。40年、41、42、43、たしか4年度事業で完成しております。

 ただ、湛水防除事業としましては、51年度までの期間で水路など六千数百メートルを行った事業と聞いております。

 それで、この能力としましては、ポンプ 1,500が3台ございまして、1台の能力が5トン/毎秒でございます。したがいまして、15トンの排水能力を有しておるということでございます。これを、議員おっしゃるには、河川管理者または安城市と打診をして、何とか低水位のときにかけれぬかというお話でございますが、これは農林水産省の事業としてやっております。御承知のとおり、なかなかテリトリーの問題で難しい問題がございます。といって、ほうかっておいてもいけないということも承知しております。放流先は、河川管理者は建設省でございます、ポンプ場の管理は現在安城市が行っております。当然この両者とも協議してまいりたいと思います。よろしく御理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) おおむねお答えさせていただきましたので、よろしいかと思いますが、特に私から二つだけお答えさせていただきます。

 三つ目の今市政のあるべき姿について、こういう題につきまして、十分な努力を要請するという中におきまして、答弁は省略ということであったわけでございまして、その真意を酌み取りながら、大変公正な御判断であろう、こういうことをいたしまして、私どもといたしましても、十分自戒をして進ませなければいけない、一層の決意を固めたわけでございます。

 ただ一つ私からお答えさせていただきますのは、全市的な下水道計画、こういう問題等に対しましては、ただいま部長がお答えいたしました現況までの計画でございますが、将来的な問題ということよりも、今からの問題となってまいりますと、御承知のとおり、下水道の関係、所管官庁でございましても、建設省の関係、農水省の関係、厚生省の関係、本省関係を数えましても、簡単に申し上げまして、三つの省庁にまたがっておる事業でございます。

 受けます方のいわゆる岡崎市の下水道部は、これらの三つの関係等に対しまして、おおむね全市的な計画に立ちまして、平等に考えていきたい、施策を進めていきたいということであるわけでございますものですから、当然ながら、ただいま加藤議員さんが御指摘なさったように、調整区域を踏まえまして、将来に若干の長期的にわたろうとも、これらに対しまして、都市下水路、公共下水路、あるいは特別関係といっておりますところの地域関係の下水、それにいわゆる合併処理浄化槽、農村下水の関係、これら一連の計画を体しましてつくりながら、そしてまた公共下水道に編入すべき可能性のある地域、こういうことに対しましても、長期的な視点に立ちまして、全市的なプラン、計画、立てるべき時期に来ておろう、こういうことを痛感しておる。ここまで私から申し上げまして、御答弁にかえさせていただく次第でございます。



○議長(岡村秀夫君) 2番 加藤繁行君。



◆2番(加藤繁行君) お答えをちょうだいいたしまして、基本的なところは了解いたしまして、わかりましたが、もうちょっと……。

 矢作川の右岸幹線、もうちょこっと聞かせていただきたいと思うわけであります。右岸幹線全体の計画区域から、現在認可区域となっておりますのは、約20%。これは、昭和町にあります矢作川右岸5号に設置する、その前の矢作町のところと、それから北野の一部という、それだけが右岸幹線の現在事業認可区域となっておるわけであります。岡崎市全体の全体計画面積と事業認可区域は、大体半々じゃなかろうかと思うわけです、ちょっと違いますけれども。

 その中で、この右岸幹線につきましては、全体計画から事業認可区域が2割、これは、左岸幹線と右岸幹線とを比べてみますと、やはり右岸幹線の方がそれだけ軽んじられ……。多分、思いますのは、当時この事業認可が決められた昭和47年か、そのときの都市化の状況というものを勘案して、こういうような策定がなされたと思うわけでありますけれども、20年にならんといたしました今日、西部地区の都市化というものは甚だしいものがありまして、もう川東に負けてはおらぬという一面がございます。

 したがって、今部長の御答弁がありました平成9年に一応、現在の事業認可区域がまあまあ、ちょこっと残りますけれども、まあまあ供用になるというところ、先が見えてきた今日的段階におきまして、早くも次なる段階へ踏み込んで、そしてせっかく下水道部もできて、中心的に仕事がはかどるという体制もつくられたわけでありますので、ぜひひとつ今の段階から、次の事業認可区域の申請の施策をやってもらって、それで、平成9年の供用が近づいたときには、もはや次の事業認可区域が明らかになるというような迫力ある対応を、これはひとつ要望しておきたいと思うわけです。

 それと関連しまして、矢作川右岸7号、これは事業認可区域でないところだから、今聞きましても、とにかく平成9年以後になることは当然だと思いますが、20年ぐらいになりますかな。それだで、それはそれといたしまして、今の要望は要望しましたので……。

 それから、まず今市長から非常に前向きな答弁があったわけであります。それで、基本的には私はいいと思うんですが、それを実際にやっていっていただければいいと思うわけです。

 それにつけても、やはりこの場で議員の皆さんにはわかりますけれども、市民の皆さんがどうなるのかなと思っていらっしゃるわけでありまして、そういうありとあらゆる下水の今日許された手法を縦横に駆使して、岡崎市に全下水大作戦という遠大な計画をお持ちであるとするならば、これはやはり、63年におつくりになられた下水道マップ、これは見させていただきましたけれども、ちゃんと調べておられるわけでありますが、実はある市で現実に下水道マップというのを、今市長が答弁されたことを全土に当てはめてつくっていらっしゃるところもあるわけです。それで、これは今の事業計画、今の制度をもとにしてつくったものでありますから、将来の状況においては変更することがあります、あるいは対処、対応も変わるかもわかりません。とはいいながら、一応市としての下水道の将来計画についてきちっと市民に明らかにしておるところもあるわけでありますので、本市においても、ただいま市長答弁されましたその気持ちに立って、ぜひ下水道マップのいいやつをつくっていただきたいと思うわけであります。

 それから、下水道部になられたということの大きな柱は、下水道事業の早期整備、これは非常にいいことだと思います。それから、各それぞれの下水道にかかわる管理運営等々の一元化ということをおっしゃいましたが、これは、今回藤川団地のあれは、コミプラですね、浄化槽、あれは下水道法の中に入らない、厚生省所轄のものでございますな。あれも管理しなければならぬ。それから、既存の3団地のものもやるということになりますから、そういう地域処理施設、これも将来的には下水道部に一貫した維持管理に入るということかどうか、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 下水道部長。



◎下水道部長(東島毅八君) いろいろな現在の議員さんからの要望に対しましては、こちらの方は積極的に取り組んでいきたいというふうに考えております。

 地域処理下水の今後、現在のところ、4地区がこの間の3月議会で一応議員の皆様方に認めていただいて、これが動き出したわけでございますが、それのものも、平成4年度は1地区でございまして、平成5年度に残りの3地区を維持管理に入っていくという状態でございまして、こういうものに関しては、下水道部ですべて今後は管理をしていくということでございます。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 2番 加藤繁行君。



◆2番(加藤繁行君) ありがとうございました。

 それで、岡崎市全土下水大作戦を展開いたしますのに、今の公共下水道、それから農村の小規模下水道等々は、建設省、農水省の中で、いろいろな制度、制約があって、なかなか地域を選定するのにもいささか難しい面もあろうかと思うわけです。

 そこで、突如として登場いたしてまいりますのが、地域し尿処理施設、厚生省。これは、国が6分の3、県が6分の1という補助の中で、人口 101人から3万人のところをやれると。これは、団地中心ということになるかもわかりませんが、こういう手法もぜひひとつ展開し、かつまた会長として頑張っておられる家庭用合併浄化槽、これの普及も相あわせて、ぜひとも全戸下水道大作戦、これをひとつ展開していただいて、それに基づく下水道マップ、ひとつできるだけ早いところつくっていただきたいと思います。

 それと、鹿乗川の件でございますけれども、私は、浸水防除のためにはいろんな手立てがあって、本市も、例えば浸水防止条例とか、あるいは六名の公園の下へ池を掘るとか、ありとあらゆる可能な対応をしていらっしゃると思うわけです。で、本西部地区におきましても、御報告のように、今鋭意鹿乗川の改修が行われておりますけれども、やはり予算の関係等々ございまして、あるいは用地買収の関係等々ありまして、そうとったか見たかというわけにはまいらないと。少なくとも何十年というサイクルを見なければ、鹿乗川の改修完了ということには相ならぬと思っておるわけであります。

 しかし、片や、先ほど申し上げましたように、地域は待っていない。もうどんどんと田んぼは埋められて、現実に遊水地がなくなって、水が出るという状況は日増しに強くなってくる。

 そこで、完了前に4年か5年ぐらいでやれそうな即効性のある対応、例えば一番いいのは、鹿乗川の側面のしかるべきところを借りて、遊水地的なものをつくらせてもらうとかという方法とか、いろいろあると思うんですが、そういうことは考えられるのかどうか。今鹿乗川を改修しておるで、それ一本でいくというふうになるのかということと。

 それからもう一つ、今木戸のポンプ場のことをお願いしたわけですが、いろいろと省庁のかかわりがあって難しいということなんですが、このやつを見ますと、この木戸のポンプ場が設置されるについて、その資料の中で、受益面積というのが、安城が 817、岡崎が 631と、こう書いてあるわけです。私も素人でわかりませんが、このポンプ場を策定する根拠に、岡崎も安城もそんなに違いはせん。安城が6割で、岡崎が4割ぐらいの大きさでかかわり合いがあるのではないかと、私はこう思うわけです。したがって、決して遠慮は要らないじゃないか、何の遠慮が要るものかというような気もせぬことはないわけです。

 それと、策定時の雨量をはかったのは岡崎なんですね。それで、3日連続降雨、20年確率でやってあるわけです。これは、昭和8年から38年の実績によってやってあるということであります。

 それで、私はずっと鹿乗川をこっちの先から向こうの下の方まで、川の中へ入っていったわけじゃないですが、大体見てみたんですが、それと、その鹿乗川のポンプ場がどれだけ稼働しているかと調べてみると、平成3年度は、8月31日台風14号、9月14日台風17号、9月19日台風18号、11月28日の大雨、それだけです。したがって、4回しか動いてないんですよ。もったいない。それで、あそこの管理は安城市ですけれども、実際にはあそこに1人、お年のころなら50ぐらいの奥様が外郭の管理をしていらっしゃいます、掃除したり何かして。その方が見ておって、「あ、水が来たな」と。来ると、今度は土地改良区の役員さんに、「ちょっと水が来たみたいだで、どうするね」。遊水地の階段が10ぐらいありまして、一番端っこの方に階段がついておりまして、上から2段目まで水が来たら、知らせる。で、改良区の人のところへ行って、それで「水が出たよ。それじゃ、回すかね」といって、市役所へ電話して、それで市役所の方が見えて、それで回すような感じみたいです。

 それで、あそこは、本来言うと、鹿乗川の水を上げておるんじゃないです。鹿乗川の両側面に幹川水路がございまして、これは、東鹿乗と西鹿乗が合体して鹿乗川になってまいります。東鹿乗は河野から、西鹿乗は古井の郷東から、鹿乗川に並行して、東鹿乗は東支川、それから西鹿乗は西支川というのがございまして、それが合体するところまで来て、そこで東支川の幹川の水をサイホンで、西支川の水を、鹿乗川が一緒になるところで、自分たちも、鹿乗川が一緒になるもので、幹川も並行で来ておるから一緒になります。したがって、西のやつがサイホンで東の方へ入れるわけです。そうすると、そこからこれが、東支川、西支川と一緒になって、鹿乗幹川となるわけです。その幹川が、これまた鹿乗川に並行してずっと行って、そして寺領というところで木戸へ、 500メートルぐらいですが、木戸の導水路を通ってポンプ場へ行くわけです。

 したがって、この幹川の水はそのままポンプ場へ入るわけです。ところが、鹿乗川の水は、見てみましたら、不思議なことに、鹿乗川は、こういうふうに曲がっておる。それで、ここに水門がついておって、ここの水門をあけると、こっちの遊水地へ行くようになっているわけです。こういうふうになっておりますから、この関門をあけても、水の勢いに逆らうような感じでできておりますから、あれは遊水地の方へ水が入ってこぬ。だから、これは私は、一遍よく調べてもらって、岡崎市もかかわり合いがありますから、矢作を生かすも殺すも、これしかないじゃないかと、こういうふうに思いますので、余力は十分ある。ですから、今言われたように、いろいろとこっちの勝手なことばかり言っておってはいけませんけれども、やっぱりそれなりの制度、政策、あるいはいろんな取り決めの中でやっておると思いますけれども、そういう状況でありますから、これを少しでも使えば、かなり勢力になるじゃないか。

 したがって、鹿乗川の水をこのところで吐かぬでも、大橋というところがございます、それに行き合ったところ。そこのときに、そこのところで、幹川というのががっと8メートルに広がります。それで、近所の人に聞いたら、「この幹川というのは、水が出るかね」と言ったら、「いや、水は出ぬ」と。何でこんなところにこんな太い川が二つあって、私が言ったら、「どこの人だね。市役所の人かね。この川はいよいよ埋めるのかね」と、こうきたわけですわ、地元の人が。「いやいや、これは同じような川だけれども、これは2本なければいかんで」と言っておいたんですが、あそこから市役所にあるポンプを持っていって、鹿乗川の水をこの幹川へ3台ぐらい持っていって、バアーとくんだだけでも、かなり違うじゃないか。それで、幹川に水が来れば、自動的にポンプ場へ行きますから、ドーンと行きますから、ポンプが回る。

 というふうな感じを受けましたので、ぜひしっかりとやって、調べて、一遍本当にしっかり調べていただいて、できることをしっかりひとつやっていただけたら、大変ありがたいと思うわけでございます。

 時間もなくなりました。市長も今座っておられるけれども、3期目最後のいすでございまして、今までもたびたび御決意はされておりますけれども、次に向かって頑張られるという状況にあるわけでございます。

 いろいろ強敵の皆さんも林立されておりまして、大変難しいわけでありますけれども、強い見方もおりますから、ひとつそれぞれ頑張っていただいて、すばらしい岡崎市を構築するようにしていただけたらと思います。

 それには、最後に申し上げますが、おのれの努力を積み重ねていただかぬといかんと思いますので、そうすれば、勝利の女神はにこりと笑うということに相なろうかと思いますので、頑張っていただきたいと思います。

 以上申し上げまして、質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 特に鹿乗支川に対しまして、拝聴しておりますと、鹿乗川の排水問題、土地の人でなければ、なかなか判断ができないという、非常に大きな調査をされておるようでございます。私どもといたしましても、本当にこれらの今の御高説に対しまして、それ以上とはいいませんが、それ以上になるような調査を具体化させていただきたい、こういう努力を私からも当局に対しまして命じてまいりたいと思うわけでございます。

 それから、もう一つだけ申し上げますが、実は合併処理浄化槽というのを、加藤議員さんも個人の対象、こういうことをおっしゃいました。私自身も、全国の合併処理浄化槽の会長ではございますが、私は個人的な云々、市の条例、規則も、設置者個人に対する補助関係でございますが、ちょうど二、三日前に厚生省の課長が参られまして、これらの関係等打ち合わせたわけでございます。今具体化はしておらないようでございますが、実は合併処理浄化槽というのは、大きさに制限がない。ただいま具体的に言いますと、5人槽から50人槽というのが一応補助基準になっておりますが、既にこれが 300人槽、 500人槽、もっと大きくてもよろしいと、こういきますと、ある意味におきましては、農村下水、こういうものと全く一緒になってしまうわけでございまして、合併処理浄化槽という方向が、実は個人のみでなくて、集団的な関係にも使い得るということを、ちょうど二、三日前でしたか、本省から確実に私が聞かせていただきました。これらを踏まえまして、岡崎の新しい下水道マップ、こういうものを考える時期であろうということでございましたので、ちょっとだけ私から付言させていただいたわけでございます。よろしくお願い申し上げます。



○議長(岡村秀夫君) お諮りいたします。

 本日の一般質問はこの程度にとどめたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

     (「異議なし」の声あり)



○議長(岡村秀夫君) 御異議なしと認めます。

 よって、明11日午前10時再開することとし、本日はこれにて散会いたします。

             午後3時45分散会

 地方自治法第 123条第2項の規定により、ここに署名する。

         議長   岡村秀夫

         署名者  鈴木 擴

         署名者  三島栄太郎