議事ロックス -地方議会議事録検索-


愛知県 岡崎市

昭和56年  6月 定例会 06月16日−10号




昭和56年  6月 定例会 − 06月16日−10号







昭和56年  6月 定例会



             午前10時開議



○議長(加藤清市君) 出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから会議を開きます。

 本日、議案説明のため出席を求めた理事者は、市長初め関係職員であります。

 なお、議事日程は、お手元に配付の印刷物により御承知願います。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(加藤清市君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、15番加藤繁行君、27番松田旭朗君の御両名を指名いたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△河澄亨議員の質問



○議長(加藤清市君) 日程第2、昨日に引き続き一般質問を行います。

 あらかじめ定めた順序に従い、質問を許します。

 38番河澄亨君。

     (38番 河澄 亨君 登壇)



◆38番(河澄亨君) 一般質問の2日目のトップでありますので、一生懸命で理事者に対して質問さしていただきますので、誠意ある御答弁をお願いを申し上げておきます。

 時の流れは本当に早いものである。昨年のこの6月の定例会では、一般質問者の大多数は市長の政治姿勢の追及で、この議場は傍聴者が詰めかけて、本当に異常な雰囲気で終始した。あのような雰囲気を思い出すと、二度と同じことを繰り返すことのなきよう、一層、議員としての自覚を持つとともに、あすある岡崎づくりに懸命に努力しなければならないと思う。

 さて、さきに通告いたしました順序に従い質問いたしますので、市長初め関係理事者の誠意ある御回答をお願い申し上げます。

 まず第1の質問は、功労者等礼遇規則運用の基本的考え方及び総代各町への委託料支払いについてお尋ねを申し上げます。

 来る7月1日は、65回目の市制記念日でもあります。本当に記念すべき65回目の市制記念日が目前でもあり、去る3月議会で、わが成田議員の質問に対し、礼遇者規則を改正するとの明確な市長答弁があり、以後、各派の意見も示されたわけであるが、当局で検討された結果がまとまっているならば、この場で御回答をいただきたいと思います。

 以上が第1点であります。

 第2点目は、総代会連絡協議会と結ばれた市政にかかる業務の委託についてであります。

 私は、総代会連絡協議会との業務委託については、検討に検討を重ねられ結ばれたということを理解をしていますが、委託業務内容の中に、公民権停止処分中の総代に委託するには不適当ではないかと思われる点がある。その1つは、文書等の配布及び回覧中、市議会会報、市会便り、あるいは選挙公報、審査公報の配布は、総代がやるにすれば、各戸配布もでき、運動にすぐつながるおそれがあるのではないか、このように考えます。その第2は、その他の中で、広聴集会の実施、防災、防犯活動の実践と協力、3、町内の意見の取りまとめ、各種立ち会い、調査、確認、同意、その他の苦情処理の協力等の取り決めがなされているが、これらも公民権停止中の総代では、すぐに法に触れそうな点があるのではないかと思われるが、この辺はいかがでしょうか。また、そのような総代には、委託内容の類別をして委託締結をし、委託料を決定すべきだと思うが、市長の見解を求めておきます。また、総代が各種委員の推薦をすることも取り決められてあるが、もし公民権停止処分中の者が推薦をされてきたとき、市長はその者に対し任命または委託をし、報奨または委託料を支払われるかどうか、この点についても明確な御答弁を求めておきます。

 次に、下水道事業の今後の見通しと考え方についてお伺いをいたします。

 下水道問題は、再三、議会の場で取り上げられ、私自身も54年の9月定例会で質問をしていますが、再度取り上げたのは、さきの全員協議会で、下水道事業5カ年計画が非常に厳しいとの市長説明があり、当市の将来にとっては重要な問題でありますし、5月18日の建設委員会においては、特にこの問題を重点的に取り上げ、理事者の説明を受けましたが、予想した以上に厳しいものであると思いますので、改めてこの本会議場で質問をいたすわけであります。

 本市の下水道は、全国的にもその歴史は古く、大正12年に着工し、これの整備には、強い意欲を持って先輩の皆さんが当たってこられ、昭和37年、乙川以北の地域を対象にした八帖終末処理場の完成を見た、その区域440ヘクタールについては、下水道管埋設も順調に整備が進みましたが、その他の地域、特に乙川以南の地域については、必ずしも順調とは言えないものがあります。特に南部地域については、受益者負担金まで徴収し、昭和43年には、南部500ヘクタールを対象とした処理場を、現在の岡崎小学校敷地に建設を予定し、用地取得もされたわけであります。着手寸前において、県営の流域下水道に置きかえた経緯があり、その後の流域下水道は遅々として進まず、南部地域住民の期待は大きく裏切られているわけであります。このため南部地域の住民は、本来であれば、すでに以前からトイレの水洗化による快適な都市生活が亨受できたはずであったものが、いまだにその時期も明確になっておらず、事下水道に関しては、軽視に対する不信感は増す一方であると、私は思います。

 過日、理事者から説明のあった、昭和56年度から始まる第5次下水道整備5カ年計画についても、流域下水道の通水時期が明確でないことにより、市内の下水管埋設に係る事業費の枠も大きく圧縮され、今後の下水道事業は先行きが減少するのではないか、このような懸念をされるわけであります。現実に、今年度の事業費の配分も、昨年度に比べ少なくなっているとのことでありますが、このようなことではますます本市の下水道行政はおくれてくるのではないか心配をされるわけであります。ことに昭和63年には名古屋オリンピックの誘致運動がなされており、成功の暁には、本市にも一部種目の会場にと期待しているわけでありますが、何が何でもそれまでには水洗化の実現を願うものがあり、また市内の下水管の整備も進めたいものであると思うわけであります。

 そこで一つお尋ねをしますが、流域下水道の通水時期は現在、明確になっているのかどうか、もし明確でないならば、いつごろ判明するのかお示しをいただきたい、このように思います。また、流域下水道は、その発足以来すでに10年余を経過しており、現在このような状況では今後、必ずしも計画どおり進行すると思いがたいものがあります。市民の一日も早い水洗化をとの要望にこたえるため、本市としては、ここで市独自の処理場を建設する考えはないか、お尋ねをしておきます。

 次に、下水道5カ年計画と今年度事業の補助金獲得の見通しを説明していただきたいと思います。また、下水道事業は今後積極的に発展させなければならないと思うが、その対策はあるのか。

 以上3点について伺っておきます。

 下水道関係についてはこれで終わりまして、次の質問に入らさせていただきます。

 昨日の市長提案の末尾にもありましたが、経費の一層の軽減を図るための努力を重ねる、このように市長は言っておられたわけでありますが、私はこの際、小さなことではありますが、機構改革、またはより経費の軽減になればと考え、当市が委託契約をされている一つの財団法人、中部電気保安協会との内容について少し触れながらお尋ねをいたしたいと思います。

 現在、全国で通省産業大臣が指定する何々電気保安協会財団法人、10法人が、通省産業省令の定めにより設立されているわけであります。そのうちの1つ、中部電気保安協会の岡崎支部があり、49人余りの職員で構成されておるわけであります。当岡崎市では、各市の施設において、電気供給に伴い高圧による受変電設備を設置することにより、電気事業法施行規則で言う自家用電気工作物となり、規則により契約容量50キロ以上、500キロ未満については、保安、維持、監督のために電気主任技術者を選任しなければならない、電気事業法で決められておるわけであります。そのため当市の管理施設のうち、おおむね38カ所、財団法人中部電気保安協会へ主任技術者の委託をし、本年は540万円余が予算化されています。そこで伺いますが、この委託契約される場合の額決定の基準はどのようにしているのか、お伺いをしておきます。また、保安協会へ委託している学校等の施設のように、実際に使用量の少ないところで需要率を考えたとき、現在の契約容量61キロとなっている施設が約24カ所余りありますが、この契約容量を50キロ未満にされることはできないか。もしできるとするならば、保安協会への委託も必要なく、委託料の減額になり、さらに契約容量が下がることにより、基本料金の減額にもつながるのではないか、このように考えます。なお現在、市の職員に保安協会委託以外の施設の保安のための電気主任技術者委託をしているが、市の施設の大部分の保安維持が、職員の有資格者適正配置によりできるような方法がないかお尋ねをいたします。

 さて今回、通告をいたしました最後の質問をさせていただきます。

 本市におきましては、きょうまで多くの組合施行土地区画整理事業が行われ、その組合の事務は、市及び土地区画整理協会に委託をされています。そのことが組合の自主性を損わせ、市の指導方法について、過去の議会及び委員会で多くの質問がされてきました。今後、市は組合事業に対する指導方法について、何か新しい考えを進めているか、まず第1点伺っておきます。

 さて、過去の指導されたそれらの中で、どうにも納得のいかない問題がありますので、御質問をさせていただきます。それは内田市政の時代、昭和54年度に起きたことであります。某区画整理組合で行われた保留地処分のことでありますが、この内容の中で、先ほども申しましたように下記事項を少し触れながら御質問をさしていただきたいと思います。

 某区画整理事業地内保留地を処分する中で、江坂氏という方が組合保留地59坪を随意契約で入手しました。その土地の価格は、土地の真上に中電の高圧送電線が通っているということで、坪当たり8万5,000円ということでした。ほかにももう1筆、それより価格の高い保留地が江坂氏に提示をされたわけでありますが、江坂氏は坪8万5,000円の土地を選択をされました。組合の保留地処分規定第2条第2項の6に「特別の事由により、あらかじめ総会の同意を得たときは、随意契約によって処分ができる」とあり、この組合の総会議事録には、昭和54年11月23日の総会でこの保留地処分のための議案9号、10号が審議され、反対者なし、賛成多数で可決をされており、ここまでは全く問題はなく、合法的に処理をされております。そこで、土地売買契約書の条件、契約保証金の100分の20を、江坂氏の名前で55年2月28日組合に納入され、3月31日には残りの代金もこれまた当然のことですが、江坂氏の名で組合に納入されております。

 では、売買契約書はどうなっているのかと申しますと、当然ながら契約者の相手は、総会で決定をされた江坂氏でありますから、江坂氏との契約書があります。日付は昭和55年2月29日となっています。しかし、この契約書には印紙が張ってありません。全く不思議なことに、同じ日付で、同じ土地に関する売買契約書がもう1通あり、これには印紙が張ってあり、正式な契約書であります。ところが、その契約者の名は、総会で決定をされた江坂氏ではない。その契約者は、豊田市の−−−市議の−−−−妻−外山宣枝氏の名前になっています。これは明らかに総会の決定に違反しており、これでは契約そのものが成立しないはずであります。変に思い、この間の事情をいろいろと調べてみますと、当の江坂氏は、その土地を随意で買うには買ったが、どういうわけか江坂氏のめいにあたる外山宣枝氏が金を出し、そのかわりに契約者の名前を書きかえさせたようであります。このことを区画整理指導課あるいは部長に対して、要求したのは一体だれであろうか、こんなことをただしてみたわけでありますが、どうもこのことは、当市議会にお見えになる某市会議員のようであります。いろいろ聞いてみますと、初めは、某市議の不当な要求に対し、当局はそれはできない、拒否をしたということでありますが、結局はその圧力に屈したというのか、このように契約書を変えてしまったということでありました。

 御存じのとおり、保留地処分規定の第30条には、権利譲渡の禁止の条項があります。それには「所有権移転登記が完了するまでの間、保留地を他人に譲渡することができない」明確に明記をされています。ただし相続、贈与等、理事が理事会に諮り、特に認めたものについてはこの限りでないとされております。このただし書きの場合だったら、権利譲渡申請書というものが出され、理事会で承認されていなければなりませんが、そのような理事会の開かれた様子は全くないのであります。もし権利譲渡であれば、もとの契約者をかえる必要もないわけであります。現に江坂氏は生存されており、子供さんもあり、たとえ親戚だとはいえ、贈与などということは、普通では考えられるものではないと私は思います。

 以上、私どもの調べたことを申し上げてきましたが、__________________________________________________________________________________________

 問題点を整理すると次のようになります。第1点は、契約書の相手が総会で決定をされた人でないということは、どうなっていて何を意味するのか。第2点は、このようなことが行われたのは、脱税をしようとした意図があったのではないかと思う。第3点は、俗に言う土地ころがしの疑いがきわめて濃厚であります。それというのも、江坂氏から外山宣枝氏へ、一体幾らで渡ったかわかりませんが、ごく最近になってこの問題の土地を、安城の某不動産屋が坪20万円で買わないかと言ってきたと、このようなことを組合の理事が聞き、大変憤慨をしています。1年と少しで坪8万5,000円が20万円の2.5倍の価格であります。問題を整理すると、おおむね以上の3点になるかと思いますが、______________________________________________________________________________________________________全国に恥じた不名誉を回復し、市政を刷新することは、中根市長にとっても、私たち市議会議員にとっても務めであります。私は発言通告をするとともに、当局にも調査を要請し、対応策を考えるよう望んできました。

 したがって、次の点について御質問申し上げます。第1点、契約書の相手方が総会の決定と違いがあるが、この事実関係について調査の結果をお教えいただきたい。第2点目、いままで私が述べてきたとおりであるならば、保留地処分規定の27条の3項に該当し、契約の解除が組合から行われるべきだと考えますが、この点についてはいかがでありましょうか。今後の指導その他について、担当部長の答弁を求めます。

 以上で、私の第1回目の質問を終わります。

     (38番 河澄 亨君 降壇)

     (「議事進行」と呼ぶ者あり)



○議長(加藤清市君) はいどうぞ。



◆13番(尾藤輝夫君) ただいまの質問の中には事実と違う点もありますので、発言を取り消していただきたいと思います。

     (「議事進行」と呼ぶ者あり)



○議長(加藤清市君) 暫時休憩します。

             午前10時22分休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

             午前11時33分再開



○議長(加藤清市君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 ただいまの河澄亨議員の質問に御答弁をお願いします。

 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 河澄議員さんの御質問に対しまして、私から答弁をさしていただきたいと思っておりますが、劈頭ございましたように、丁寧に親切な答弁をしろということでございまして、私もできるだけ御要望に沿うような姿勢でもちまして御答弁をさしていただきたいと思っております。

 まず第1項の功労者、礼遇者等の規則運用の基本的な考え方でございますが、この問題につきましては、私は大変、本市が直面をいたしました問題のことでございますもんですから、特にまたこの功労者、礼遇者等は、実質的におきましては、議会の全議員さん方が大変、ほとんどでございますもんですから、そういう視点も踏まえまして、各議会の会派の皆さん方に対しましてどのようにさしていただくことが一番よろしいんでしょうかと、また会派の御意見も十分聞かしていただきたいと、このようなお願いをいたしまして、各会派からおのおののお答えというんですか、御意見が全部出てまいりましたんですが、その中におきまして、いまちょっと話が出ておりました共産党さんだけはですね、執行権の分野だからおたくの方でと、こういう御回答でございました。ほかの会派は、おのおの細目につきましてこのように、あるいはこのように、こういうような御意見が出ておりまして、これに対しましては、また事務的にも御必要であるとするならばお答えをさしていただきますですが、これは自分らさん方から出た御意見でございますもんですから、あえて申し上げるまでもございませんが、これらを中心にいたしまして内部的に検討を重ねまして、そして結果的にはこれら方々でございましょうとも、これはこのままに見過ごしておくということは、これは現況の体制といたしましてはやぶさかで、余り的確でないということから、これに対しましておのおのの停止あるいは取り消し、この2つの関係等につきましても、一応基本的につくらしていただいたということでございます。

 また、この適用の年限等につきましても、これは見直すべきものを見直そうということでございまして、おのおのの体制におきまして見直ささしていただきました次第でございます。特に基本的にはあの規則等でございますとですね、特に市長は1年であるという言葉もございましたもんですから、これは的確ではないということから、これは当然でございますが、4年にさしていただきました。ほかの関係等につきましては、担当からお答えをいたしまして、細部にわたりましての御答弁は、担当からさしていただきたいと思っております。

 なお、総代さんを初めといたしまして、各町への委託料の支払いに対しまする私の見解をということでございますんですが、これは2つの考え方がございまして、総代さんという方々につきましては、これは町内のおのおのの町の町民の方々が、私たちの町のめんどうを見るというんですか、そういうような雑務をやっていただける、こういうことに対しますと、この方が適格だという判断で、おのおの町におきましては、選挙なりあるいは御推薦なりということで、自主的にお決めになっておりまして、これを一概に、この公民権停止になっておるから云々か、ここまで行政でやるべきか否か、こういう問題は大変むずかしい問題でございまして、逆説を申し上げるならば、過去におきましても公民権停止、こういうことがあったかなかったかという歴史的な問題は別といたしまして、多くの場合におきましては触れなくてきておる、あるいは同じ罰金でございましても、交通事故等の罰金を出された方がございましても、またあるかないか、これも調査をしておらなかった、こういう段階でございます。

 このたびの事件のみを見まして、これをすべてやっていくかどうか、こういうことに対しまして、基本的に大変苦しみましたんですが、ただ卑近な例、適切な例とは言えませんですか、たとえて申し上げますとですね、1件の水害があった場合におきましては、その方でございます。地域が大きな水害を受けますと、災害救助法という国の法律等の適用を受けまして、これが一つのまとまった体制になってくる。この根拠はやはり社会的に及ぼす影響というものを大変重視したところの扱いだと思っております。このたびのこの一連の事件につきましても、そのように社会的な影響が非常に大きかったという見解をとりますと、ここに大きな1つの問題ということも取り上げざるを得ないという、1つの論拠が生まれてくる次第でございますが、しかし実態は、おのおのの各町内におきまして町の自主的な、町民各位の自主的な御判断によりましての御推薦、御選挙でございます。これを一方的に行政の立場におきまして圧力をかけるということは、これは圧力とみなされる場合もございますもんですから、これはここまで入らなかったということでございます。

 なお、委託料その他につきましては、これはきのうもお答えいたしましたとおり、そういう関係のみでなくて、その総代会の連絡協議会の会長さん方に委託料を払っておる、こういう一つのルート的の方法は講じておる次第でございますが、これが必ずしも的確であるということをしとるわけではございませんが、現況におきましては、そのように住民意思の結束というんですか、意思の決定を見ておる方々に対しましての扱いといたしましては、この辺が限度ではないかと、かように存じ上げて処理をした次第でございます。しかし、一面、私の方から御推薦を賜りました方方におきましても、逆に具体的な例を1つだけ申し上げさしていただきたいと思いますが、たとえて申し上げるならば、納税組合長さんのように、町内から御推薦賜りましても、形式上は私から御任命、御委嘱を申し上げると、こういうことにつきましては、いまのこの段階等におきましては、私の御任命ということ、御委嘱ということは避けさしていただきまして、ほかの方を御委嘱を申し上げると、こういうようなことで処理をいたしました。こういうのが非常にございます。しかし、これらを的確に云々するというような冷たい扱いでなくて、事情をお話ししながら、町内におきましてはおのおの自主的にお名前をおかえになりまして、メンバーをかえてまいられましたもんですから、私の方から、この方は好ましくない、この方にしますと、こういうことをしなくても済んでおる、こういうことで御理解を賜りたいと思っておる次第でございます。

 なお、この公民権停止という問題につきまして、私も大変苦しみましたんですが、この公民権という語源がなかなか出てきません。出てくるのはただ公職選挙法一つ出てくるのみでございまして、公民権とは何かと言いますと、大変むずかしい問題でございまして、学校の教科書には公民権という言葉がちょっと、公民という言葉は出てまいりますが、公民権という権が、どこまでがその公民権であるかと、こういうことにつきましても大変むずかしい問題でございますもんですから、この辺の問題等踏まえながら、現況に対しまして改めるものは改める、こういう方向で進んでおる次第でございます。

 2つ目の下水道事業の見直しと考え方でございますが、これは大変ですね。大変な問題でございまして、実は私は、これらの問題を踏まえまして、議会の皆さん方にも、休会中でございましても、これらの問題につきまして率直に、現況の私の把握しておる範囲の実情というものをつぶさにお話を申し上げ、これに対抗すべき方法であるとか対策、こういうことも御検討しながら、ともに研さんを重ねておる時期でございますが、ただしかし、この5カ年計画等の関係等につきまして、私が議会休憩中の全員協議会等で申し上げましたのは、言うならば新しい5カ年計画の国の考え方等におきましても、これはすべてが内示の内示でございまして、この行政というのは、決まってからおっ取り刀で進んだでは遅過ぎる、こういうことから、内示の前の内示ぐらいの段階を、できるだけ私はキャッチをいたしまして、そしてそれを皆さん方の御英知を賜りたい、こういうことでお話を申し上げておるということでございますもんですから、また当然ではございますが、これに対する交渉のゆとりは残っておる、そういう交渉のゆとりは残っておる段階でもちまして、議員の皆さん方に対しましても実情をお話を申し上げ、その御高見をお聞かせさしていただきながら、できるだけこれに対応していきたい、このようにしておる最中でございますが、ただ1つ、これは大変、私も苦労ということよりも、本当に私もやるせない感情に駆られておることも実態でございまして、いまのお話しのように、この流域下水道の計画というのが大変遅れておりますんですが、これに対しましての今期のこの国の考え方というのが、有効な予算の活用ということで、下水の処理場のあるところで、5カ年計画のうちにその対象というんですか、処理の可能なところ、こういうところへ予算を重点的につけた方が、国の下水道の進歩からいくと有効であるという一般論が、これが一つの基本でございまして、そういう一般論を聞きますと、なるほどと肯定できる問題がございますですが、この地域、特に矢作川の地域、特にまたその中におきまして独自で処理場までつくった経過がございます岡崎市といたしましては、大変な問題でございますもんですから、私はこれの問題をひっさげまして、国、特に建設省にも直接、私も出向きまして、局長以下に実情を訴えながら、これの基本的な考え方に対するところの是正、あるいはこれに対するところの一つの方法、いまおっしゃいましたようにそういうことになってくれば、流域下水道は一体いつ完成をできるのか、時限を明示せよとまで、国、県に対しましては進んで交渉していることは実態でございますんですが、これは現況におきましては、これらの問題につきまして的確な答え、こういうものが出てこないということは、前に申し上げましたとおり内示の内示の段階でございますもんですから、まだここまで出ておらないということでございます。

 同時に市独自の処理場をつくるか、こういう問題でございますが、私は心情的にはこれらの情勢を踏まえまして、市の独自の処理場をつくりたい、つくってもいいんじゃないか、こういう感情的な心情を持っていることは事実でございますが、これを仮につくろうといたしましても、国、県の認可、補助、起債、こういうものを相当仰がなければできないことでございまして、こういう、うらはらにこういう問題が2つございますもんですから、私はそういう経過を踏まえながら、将来的にはどのような構想を考えて、この都市下水道あるいは流域下水道の問題に対しまして、将来百年大計を、この遅れをとらないような進行をさしていくかということにつきまして、内部的に検討さしておる最中でございます。

 特に親切に話せということでございますもんですから、私は、1つの方法といたしましては、この調整区域等新しい農業総合計画等踏まえまして、これらの関係で農村下水道計画、こういうものをセットして、これがうまく、うまくセットができたといたしましても、今度はこの処理場に、既応のこの下水道本管がつなげるかといいますと、これはつなげないのが原則でございますもんですから、そうしますともっと的確な方法はないだろうか、幾つかの視点におきましては、目下これらの流域下水道の進行と、単独で考えるべきかという問題と、2つの問題を踏まえながら十分な研究をいたしたい、こういうことでございます。

 なお、あわせまして申し上げるならば、岡崎市、私は歴代から、この本矢作川流域の、この流域下水道の責任者でございますもんですから、軽はずみな発言ということは十分自重しなければならない、こういう立場であるということも御認識を賜りたい、このようにお願いを申し上げる次第でございます。

 3つ目の中部電力の安全協会の保安業務というんですか、委託業務の問題に対しましては、これは担当部長からお答えさしていただいた方が的確だと思いますが、私は、この中部電力さんも大変いま、かく公共的な立場に置かれまして、電力量の問題にいたしましても、あるいは電気配分の問題に対しましても、住民の意思を聞きながら大変な運営をしておられるということはわかったわけでございますが、ただ保安協会の関係等につきましては、ほかに対抗業者がないとやれないということに、一面におきましては1社のみで何ら手の打ちようがない、こういう反面も出ておるということも実態でございまして、こういう問題に対しましてどのように研究していくかということは、単に岡崎市だけではなくて、全国的には1つのケースではございますが、今後はこれらの問題に対しましても、視点を広げながら、同時に岡崎市自身におきまして、この電気主任技術者、こういう方を採用し、そうして単独でやっていくと、こういう方法も、方法としてはあるわけでございまして、結果はどういう方法をとったことが一番市のためになるか、こういう関係のもとに研究を重ねていきたい、かように思っておる次第でございます。

 区画整理組合事業の指導方法でございますが、この指導方法の大綱的には、現在ございます協会を発展的に解消して、そうして土地区画整理組合連合会、こういうことにいたしまして事務局を設け、自主的な運営と責任体制を一層確立さしていただく、こういう基本的な発想の中に自主的な運営をお願いしていこうと思っておりますが、この自主的な運営に対しまして、見方によりますと大変、組合施行の区画整理に対しまして冷たい扱いをするのではないかという御心配があるようでございますが、決してこれは予算上の問題で冷たく扱うとか云云ではございません。指導監督体制におきましての考え方で、自主的な御発想、自主的な運営、自主的な管理、こういうことを一層盛り上げていただく、これがためにわれわれが行政サイドで御援助申し上げることは、相当量までやぶさかでない、こういう姿勢を持ちながら、組合施行の区画整理事業の一層の進展を民主的に自主的に運営さしていただきますようなシステムを御指導申し上げたい、かように存じ上げている次第でございます。

 私から以上でございます。



○議長(加藤清市君) 市長公室長。



◎市長公室長(小島秀光君) 市のために御尽力あるいは御貢献をいただきました、いわゆる功労者の方に準じます礼遇の範囲だとか、あるいはその礼遇と停止あるいは取り消しについてでございますが、ただいま私どもとして考えております案としましては、市会議員としていわゆる1期であります4年以上お務めいただきました方は、全議員としての敬意をあらわす意味がありまして、バッヂをお贈りしたいというふうに考えているわけでございまして、2期いわゆる8年以上在職されました方には、従前どおり功労者等礼遇規則によりまして、市の功労者と同一の礼遇をさせていただくように考えておるわけでございます。もちろん3期以上の方につきましては、市の礼遇者として礼遇をさしていただくということでございます。市長につきましては、現行は、在職1年でいわゆる礼遇者の取り扱いをさしていただいておりますけれども、これを4年以上ということに延長をさしていただく。なお、助役、収入役につきましては、現行では、4年以上の在職をされた方に礼遇ということになっておりますが、これを6年以上としたいと考えまして、なおこれにいわゆる常勤の特別職であります教育長の処遇がありませんでしたので、これを助役、収入役と同じように教育長を含めたいというふうに考えます。次に職員でございますが、現在では、議員の在職年が15年以上が礼遇となっておりますが、これを20年としたいというふうに考えます。この根拠となっておりますのは、いわゆる当時、退隠料条例というものがございまして、年金の受給期間が15年でございました。これがその後変わりまして、現在では、地方公務員共済法の施行によりまして、年金の受給年がいわゆる20年となっておりますので、時代の推移に合わせたことを考えまして、これを20年に改正さしていただいたわけでございます。

 また、礼遇を受けておる方の礼遇の停止あるいは取り消しのことについてでございますが、先ほど市長が申し上げましたような議会各派のお考え方も出していただきました。主なものとしましては、当時の明政会では、起訴時において停止の扱い、実刑者は取り消し。新政クラブにおきましては、執行猶予の者はその期間中停止、実刑者は取り消し。民社クラブは、理由の確定した者は停止等の処置をする。公明党は、起訴の場合は停止、判決により刑の確定した者、これは執行猶予を含みますが、これを取り消し。共産党は、執行側の判断で対処されたい。社会党は、起訴、執行猶予は停止、実刑者は取り消しとする。当時の無所属でございますが、これは執行猶予者は取り消し、実刑者は取り消しということでございまして、私どもは、ただいまの議会各派のお考え方、あるいは職員の分限懲戒等の規定等を考慮いたしまして、起訴された場合並びに執行猶予の判決が下った場合におきましては、この期間、礼遇を停止をするということにさしていただこうと。それから実刑の場合におきましては、礼遇の取り消しをさしていただくということを考えておるわけでございまして、当面、7月の市制施行65周年記念式典からこれを適用さしていただきたいというふうに考えております。



○議長(加藤清市君) 総務部長。



◎総務部長(加納厚君) 3番目のお尋ねの中部電気保安協会岡崎支部の業務委託の細部的な面につきまして御答弁を申し上げたいと思います。

 御指摘のとおり、自家用電気工作物の保安業務委託につきましては、電気事業法の定めたところに基づきますところの保安業務でございまして、本市の場合は、昭和49年度までは対象施設のすべてを保安協会に委託をいたしておったと。しかし、これ昭和50年度からでございますが、市の職員の中に、電気主任技術者の資格を有しておる者がございますので、その者に保安業務の委託を一部いたしておるというのが実情でございます。しかしながら、こめ3種の資格の免許取得でございますが、このものについては、一応最大でも4カ所というような制約がございますし、さらにまた電気科を卒業した者については、勤務場所に限ってその保安業務ができるというような一つの制約があるわけでございます。その制約は、当然、通産大臣の許可を受けるというような制約もございます。したがいまして、免許の取得者については、市の場合は3カ所ないし4カ所の保安業務、電気科卒業の者については、勤務場所の保安業務というような形で実施をしてございまして、先ほど河澄議員御指摘のとおり、主任技術者を必要とするところの施設は、総体で73カ所、そのうち市で保安業務を実施しておるのが35カ所、その他が保安協会への委託と、こういうような現状になっておるわけでございます。したがいまして、市ですべてこの主任技術者を置いてやっていくということになりますと、かなりの電気技術者の採用というような面にもなってまいるわけでございまして、たまたま手数料等のお尋ねもございましたが、やはりこれは保安協会の決められた手数料を支払うと、こういうような形でございまして、御指摘のような額もかなり乗しておるわけでございます。当面、こうした制約がある以上、市としても困却をいたしておるわけでございますが、現状やむを得ない措置であろうと考えるわけでございます。しかしながら、御指摘のような、市長答弁にもございましたように、何らかのひとついい方法はないもんであろうかというような点を、今後十分ひとつ検討を加えてまいりたいと、かように存じておりますので御理解をいただきたいと思います。

 なおまた、公共施設の電気の容量、トランス容量と申しますか、学校施設を含めまして電気設備、これは御案内のとおりコンセントであるとか、照明設備であるとか、モーター等も含まれるわけでございますが、これらの電気設備関係につきましては、技術的な面は技術担当に任しておるわけでございまして、その電気の利用度に応じ効率のある設備を施行すべきであるという点、さらにまた電気の需給契約と申しますか、これを実際の容量に応じて下げるべきではないかというような御指摘もあったわけでございまして、その点、一部需給事業の実質に合った契約というようなことで、契約変更の事例もございますので、今後、各施設ともそういった面も十分ひとつ見直しを図って、効率的な財政運営に資していきたいと、かように思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(加藤清市君) 市民部長。



◎市民部長(内田鎮夫君) 先ほどの河澄議員のお尋ねの中に、選挙公報等の配布の問題につきましてお触れになりましたので、実態について申し上げたいと思いますが、これは非常に数の多いもんでございまして、町の総代さんにお願いすることも必要でございますが、なかなか大変でございますので、現状におきましては、各町の組長さんへ直接お届けをいたしまして、総代さんにはそのような了解を得ていただくというような処置をとっておりますので、その辺は御理解をいただきたいと思います。

 それから選出の方法について、まだ十分な資料がございませんが、大体わかっておる状況を申し上げたいと思いますが、大体441の総代さんがあるわけでございますが、その中でおおむね40%あるいは43%程度が、町の全員の方の投票によって総代さんが選ばれておられるようでございます。それから次が、町の役員会で推薦して、町の総会といいますか、総寄り合いでやっておられますところが大体26から26.9と出ておりますが、大体その程度でではないかというふうに思っております。次に、町の役員会で推薦し、町全員の投票で選出方法が14%というようなことで、自主的な組織でございますが、それぞれ自主的な方法によって選出されておるのが現状でございますので、御了解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(加藤清市君) 建設部長。



◎建設部長(大竹敏男君) 流域下水道について、市長が大網を申されましたので、総括して申し上げますと、通水時期でございますが、的確にはいま現在申し上げられないという市長答弁でございましたが、現況を申し上げますと、現在浄化センターの建設につきまして、その要件であります漁業補償につきましては、解決のめどがついているというふうに聞いております。しかし、この浄化センターの建設につきましても、環境影響調査、また埋立申請認可等の手続等もあり、着工時期も明確ではございませんが、県当局としましては、着工すれば数年で通水できるようになるという考えを持っているようでございます。

 それから市独自の処理場の考えにつきましては、市長が答弁のとおりでございます。

 次に、5カ年計画でございますが、この5カ年計画といいますのは、昭和56年から60年までの5カ年間の下水道事業費の配分枠でございます。今回、第5次下水道整備5カ年計画では、本市への5年間の下水道事業費の配分枠が、昨年内示を受けました額より大幅に減ったものでございまして、今後、毎年の補助金が確保に支障になることを心配しておるのでございます。今年度、当市としましては、公共事業費につきまして10億5,000万円の予算を計上いたしました。これに対しまして6億6,000万円の事業費が配分をされたわけでございまして、大幅な減額を受けたわけでございます。このような状況に立ちまして、先ほど市長が申されましたように、建設省、県に対しまして事業費の増額を強く陳情してまいる、今後もさらに努力を重ねてまいるつもりでございます。

 以上でございます。



○議長(加藤清市君) 開発部長。



◎開発部長(石原武君) 組合指導の方法の中で、今後どのような変化をするのかというお尋ねを、先ほど市長から御答弁されましたけれども、私どもとしては、土地区画整理協会を発展的に解消をして、土地区画整理組合連合会の事務局を設置して、事務局が主体になって運営するという考えでございまして、これは関係の組合に合意を得まして可及的速やかに実施をしたいというふうに考えております。

 それから保留地処分の問題でございますけれども、確かに御指摘のように、総会で決定されました保留地処分の相手方の子供であるとのことで、同氏に対する名義変更の強い要請が、実はありましたので、そのように名義変更した旨を、昭和55年の4月6日の理事連絡会に、理事長が事後報告を実はされたわけでございますが、このことは正式の理事会に諮られたものでないのも実情のようでございます。

 第2点目の問題につきましては、この決定権は当該組合があるわけでございますが、そのような趣旨をもちまして組合の指導をしてまいりたいと思っております。

 以上です。



○議長(加藤清市君) 38番河澄亨君。



◆38番(河澄亨君) まず最初の第1点目の質問でありますが、この中でお答えをいただいた中で、現実に市長と総代連絡協議会の永井品次氏との間に取り交わされました、市に係る業務の委託があるわけでありますが、先ほどお答えの中で、選挙公報等につきましては数が多いから、組長への部分的委託だと、こういうことがあるわけでありますが、そうするとこの業務委託内容と全く内容が変わってくるわけであります。そのことを踏まえて業務委託金額が5,435万8,000円になっているはずじゃないかと思うわけであります。ですから、やっぱりこの辺は明確にしておかなきゃいかぬ、こういうことで私も、もともと市の職員でありましたので、選挙公報が組長まで配っていくことぐらいは、当然承知をしておるわけでありますが、そのことでありながら、あえてなぜ業務委託の内容をここへうたっておくのか。これはまさに委託内容の不合理性があるわけであります。その5,400万円という金額を出した根拠というのが当然そういうものも入っているはずでありますから、この辺をしっかりしていただきたい。

 それからあえて私が申し上げるならば、なぜこのようなことを質問さしていただいたかと言いますと、法的に制裁を受けるということは、部分的には、いわゆる社会からの隔離ということもあるわけであります。それで先ほど市長が言われましたように、公民権という言葉は、公職選挙法にしか出てこないと、こういうことを答弁されたわけでありますが、公職選挙法にしか出てこないこの公民権というのは、いかにそういう方たちが選挙運動に携わってはいけないということを、あえて明記をしておると、私は理解しておるわけであります。でありますから、強いて言うならば、行政サイドであるこの市が、それにいつでも触れれる立場をつくることが、私はおかしい、こういうことを指摘をしておるわけであります。でありますから、いわゆる結ばれておりますこの委託業務内容というのは、まさに法に抵触をしようと、すぐできるんだという立場をあえてつくると、このことが私はおかしいと、こういう指摘をしておるわけでありますので、この辺の点につきましては、私はこれ以上あえて申し上げませんけれども、今後いわゆる市のサイドで検討されまして、慎重に対処をされることを強く要望をしておきたいと思っております。

 2点目の下水道問題でありますけれども、私、あえて今回、2度目の立候補をさしていただきます時点においても、南部地域の皆さんの前において、より早い下水の処理場の建設に努力をさしていただきたい、このことを訴えてきたわけでありますけれども、ちょうどこのことをあえて私が触れるならば、以前いわゆる北部の処理場をつくるときには、受益者負担金が1平米につき18円、非常に安い価格で負担を受益者から求めて、38年に処理場が完成したわけでありますが、南部下水道の区域に当たる皆さんは、43年にいわゆる遮集管の一部、あるいは処理場の建設費9億3,000万、これを予定して、負担金を1平米当たり52円を収納さしておる現実があったわけでありますけれども、このことを踏まえて、もはや流域下水道が打ち出されて十有余年になるわけでありますけれども、もはやこのことを捨ておく時期ではない、こういうことを非常に思うわけでありますが、あえて市長が御答弁されましたように、いわゆるこの起債の問題、心情的には独自でつくりたいと言われておりますが、この起債の問題あるいは国庫補助の問題が非常に心配であろうと、このことも思うわけでありますが、私、このことを踏まえながら、現存の処理場の機械をより一層効率あるいは排水の精度を高めるために14億円余りを投じて、これも国庫補助を得て、現に八帖の処理場が3月に完成をしておるわけでありますけれども、このようなものには、県も国も補助金をつけておるという実態があるわけでありますが、このことを踏まえてぜひ見通しが立たない、こういう時点が来たならば、いち早くこの補助金、起債等をよく引き出せる方法を考えて決断をしていただきたい、このように思うわけでありますが、この辺の見通しについてですね、起債あるいは国庫補助、独自でやった場合につくであろうか、この辺のことも改めてお尋ねをさしていただきたいと思います。

 3番目のいわゆる保安協会の問題でありますが、実はこの問題、私もいろいろと電気事業法から調べてみたわけでありますが、取り決めでこの事業法の中で保安協会に委託をしなきゃできないと、法律になっておる、こういうことでありますが、昭和46年、通産業省告示第239号ですか、これの中にあえて電気事業施行規則というのがあるわけでありますが、この中に主任技術者に選任しないことの承認に際し、というような文面があるわけでありますけれども、この中であえて言っていることは、いろいろな計器類等々を設けて、ある一定の通産省の承認を得ることによって、一事業所で多くのものが管理ができるんじゃないかというような文面が書いてあるわけであります。どうも私は、この辺、法律屋ではありませんのでわかりにくいわけでありますが、この辺は行政サイドでよくお調べをいただいて、あえて私が拝見もしくはよりよい機構づくりをするならば、できるんじゃないかと申し上げたことは、ここに書いてあるわけでありますので、部分的なものをつくることによってそういうことができるんじゃないかと、こんなことを思うわけでありますので、この辺を御検討を願いたいということを要望しておきます。

 まずその次に、やっぱり保安協会の関係でありますが、この料金決定なんというのは、私が見てみますと、ただ単純に保安協会から、これについては幾らでありますよと、こんな表が1枚、岡崎市に送ってきて、これに基づいて一方的にやっておられるわけでありますが、いまただ単に入札問題でもかなり問題になっておるわけでありますけれども、一独占企業の果たして適正な価格であるかないか、中部保安協会の実態を、私、先ほど四十数名と言いましたが、すべて通産省や中年の定年者のような方が、上層部を皆、占めておるわけでありますが、こういうどうも実態に即応しない契約、金額がわからないような契約というのは、一遍、岡崎市内の電気業者にこのことを点検してくれるならば幾らであろうかと、こんなことを現実にやっておみえになるのか、この辺についてお尋ねをしておきたいと思います。

 それから容量の問題でありますが、容量につきましては、私も部分的に技術屋でありましたが、どうもこの電気の容量計算に際しまして、学校なんていうところは何百個という電気の取り口があるわけでありますが、1カ所に使用量がどれだけだから、総トータルでどれだけの容量になりますよと、こういう計算方法になって、契約容量を決めておられるわけでありますが、現実に、学校施設なんていうのは、全部一遍に電気をすべて使うなんていうことは、私は過去の例であんまり見たことがないわけでありまして、検査のときに一度くらいおやりになるかならないか、この辺についてはっきりしませんけれども、これも本来は、建設部長さんがこれは一番そういう意味ではよくお知りであろうと思いますが、いわゆるこの容量契約をするときにですね、このことを真剣に考えて容量算出をするならば、いま言うような50キロ以上にならぬでも、各小さな小中学校なんていうのは、まさに容量が39キロとか、私が計算した範囲では27キロくらいの容量で済みそうな気がするわけでありますが、この辺のことも将来に踏まえて、やっぱり適正な容量契約をされることが、私は経費の節減につながることは言うまでもないので、再度お役人的な感覚でなくて、法律的に容量を決めるについては、口について幾つで全部やらなきゃいかんということは決まりがあるならば別ですが、その辺のことを検討される必要があるんじゃないか、このように思うわけでありますので、この辺の点について今後設計、あるいは容量契約をされるときには慎重に検討される、こういうことで、この点についてひとつ大竹部長にお尋ねをしておきますが、容量計算をされるときには、これは法的根拠がありまして、容量を決定するのに、1つの取りつけ口が何個あるから容量どれだけと総トータルで決められ、なおかつ余剰分はどれだけ見なきゃいかんのかと、こういう法的なものがあるのかないのか、この辺の点について1点お尋ねをさしていただいておきます。

 最後の区画整理の問題でありますが、これにつきましては、先ほど御答弁をいただいて、いわゆる内田前市長の時代に起こったことでありますが、第1点、契約の相手がかわっている、このことは御答弁にあったように事実でありますので、再度確認をさしていただいておきます。

 なおかつ、江坂氏の子供であるのでということで権利の書きかえを要求したと答弁があったが、子供ではなく、現実にめいであるわけであります。私もここに調べてきたわけでありますが、これはめいになっておりますので、それならばよけいに偽りの要求をしたことになると思われるわけであります。それに、あえて言うならば、お答えのとおり正式の理事会でもなく、契約の相手がかわってしまっていることは、全く私は組合のいわゆる保留地処分規定に違反をした不正だと指摘をしておきたいと思います。

 第2点、組合に対し質問の方向で指導をしていくという御答弁でありますので、このことについてはやはり早急にやられるより要請をしておきます。

 以上をもちまして第2回目の御質問を終わらさしていただきます。



○議長(加藤清市君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 河澄亨議員の再質問にお答えさしていただきますんですが、第1の関係で総代さん等の委託料の問題等につきましての御質問でございますですが、具体的な事例につきましては担当からお答えさしていただきますんですが、私は一番大事なことは、単に委託料を拒否するとか、委託を拒否したと、こういうことだけで解決できる問題じゃなくて、議会を初めわれわれも、市民各位も、ともに岡崎市の現況ということの十分反省に立ちまして、そして良識ある行動、良識ある態度、ここに大きな期待をかけるが、実態が一番大事なことでございますもんですから、この点につきましては、よろしくまた議員の各位からもこれらの真意をお伝え願いたいと、かようにお願いする次第でございます。

 2つ目の、下水道関係でございますですが、これは再度の御質問でございますが、この八帖の処理場をもう少し大きくして、ここでもう処理ができるかという問題、これも実は内部的には検討しております。さきに申し上げましたように、全然省庁の違ったところからの補助金を受ける方法ということも考えざるを得ないじゃないかということで内部的に検討に入っているというところまで申し上げた次第でございます。

 議員も御承知のとおり、一つの国も県も同じ範囲内におきますと、なかなかこれが一つの流域下水道という計画のある申にほかの許可ということは、ほとんど不能に近いのでございますもんですから、仮に考えようとするならば、別途の考え方を採用していく、こういうことによりまして新しい指定を求めるということも、考え方、構想の中にはやぶさかでございません。大いに進めさしていただきたいと思っておりますが、必然的には、現況下で私は流域下水道を一層促進しなきゃならないという責任市でもございますし、こういう意味から私もその二面におきましてこれの対応を考えていきたい、かように思っている次第でございます。

 なお、5カ年計画等につきまして大幅な計画の減ということでございますが、これはひとり岡崎市のみでなくて、この流域関係は関係市全部同じような扱いでございまして、これは関係市町村とも十分協議を重ねながら、これらの関係につきましても対応をいま研究している次第でございます。

 あとの4つ目の問題に対しましては、私も初めての話でございまして、大変私も内容がわかりにくい面が多うございますが、しかし、やはり私たちというのは、行政サイドというものは、一面におきましては冷たい扱い方、これをしなきゃならないということも当然出てまいります。と申し上げますのは、心情的には御同情できる問題であろうとも、これの問題を、組合の規則違反である、規約違反であるということがあるならば、これに対しましては公正、厳正な態度で臨まざるを得ないという私の基本方針だけは申し上げたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(加藤清市君) 建設部長。



◎建設部長(大竹敏男君) 契約の問題でございますが、これは契約の方法といたしましては、トランス容量、それから従量契約、2つあるわけでございますが、これは私どもが設計をいたしまして容量を出した場合に、この2つ契約がありますうちの選択の自由が与えられておりますので、私どもが設計をいたしまして、どちらにするかというのは契約の料金をよく計算いたしまして有利な方を採用しておりますので、現在契約しておりますのは、このトランスの場合と従量の場合と、両方あるように思っております。



○議長(加藤清市君) 総務部長。



◎総務部長(加納厚君) 保安協会の取り扱っておりますところの下水道関係についての重ねてのお尋ねでございますが、御指摘のとおりこの手数料関係等につきましては、保安協会の内部で決められておる手数料でございまして、実質的に他の方と比較をしてどうかというようなことについては、現在調査をまだいたしてございません。しかしながら、保安業務の、先ほど御指摘のございましたような電気主任技術者の配置の問題であるとか、あるいはまた各種の通達といったような内容等もつぶさにひとつ検討いたしまして、先ほど申し上げましたように、よりよい財政効率化への研究、検討は進めてまいりたいと、このように考えております。



○議長(加藤清市君) 38番河澄亨君。



◆38番(河澄亨君) どうもいろいろ、すっきりした御答弁が出てきたような出てこないような面もあるわけでありますが、残されました時間は8分でありますので、細かいことは別といたしまして、ともかくいま市長が言われましたように、一つの住民の感情の中で一つ一つの皆さんの考え方だと、このことが大きな基本であることは重々わかるわけであります。いま私がお尋ねをさしていただいたように、要するに契約されておる内容が違うということに対する御答弁がないわけでありますが、この辺はあえて求めません。求めませんが、今後このことを慎重に検討していただきたいと、こういうふうに思います。

 問題は、下水のこと、これは大変なことでありますが、私は市長や理事者の皆さんにお願いをしておきたいわけでありますが、議会挙げて毎議会こういう問題が出てくるわけであります。ですので、住民の気持ちを十分関係官庁に反映をさしていただいて、下手をすれば、これから先、処理場のことを決着をつけない限り、どうも議会の場で下水道の問題については前に進んでいかんよと、これくらいのことを言って予算要求をどんどんやっていただきたいと、こんなことを私は思うわけであります。

 あと、そのほか細かい点につきましては、多くのことを言いましたけれども、十分内部で検討されまして改善できるところは改善をしていただきたいと、このように要望をさせていただいて、私の質問を終わらさしていただきます。ありがとうございました。



○議長(加藤清市君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 河澄議員さんの大要的の中におきますところの下水道事業に対するところの御意見でございます。全く同感でございまして、私も建設省へ参りましても県へ参りましても、私はこの問題だけは時間制限なしで私なりに堂々とやっているつもりですが、理屈を聞いてくれました係官は、一言の反証もできないんだ、よくわかりますよということでございますが、さきに申し上げましたように、国の対応と経済効率ということの網がかぶさっておる、こういう1点でなかなかまだ船がつかないということでございますもんですから、幸いにいたしまして、各市議会の皆さん方もまた、おのおの国会の先生方にもおつき合いもあると思いますもんですから、そういう意味におきまして岡崎市挙げてこういう問題につきましての格別なバックアップもお願いを申し上げたい、かような姿勢で進めさせていただくことを私からお願い申し上げ、また私自身といたしましては、この問題は大変なことでございますもんですから、もう一層の決意を秘めまして進行さしていただく、ここまで申し上げまして御答弁にさしていただきます。



○議長(加藤清市君) 13番尾藤輝夫君。



◆13番(尾藤輝夫君) ただいまの河澄亨議員の質問の中で、私の名前も挙げての質問があったわけであります。これに対して市側は強い要請など、こういうタマムシ色の答弁で、いかにもそれがあったとも、質問そのものを肯定するかのような答弁で多くをしゃべらずに済ましております。実際に拒否を受けた……。

     (「議事進行か何だ」と呼ぶ者あり)



◆13番(尾藤輝夫君) 議事進行だ。



○議長(加藤清市君) 議事進行なら明瞭にやってください、簡明に。

     (「議事進行じゃないじゃないか」と叫ぶ者あり)



○議長(加藤清市君) それでは質問にならへんかな。



◆13番(尾藤輝夫君) 質問ではない。なぜ議事進行かけたかを言っておるんです。

 そういうまあ不当な内容があるわけです。それから子供とめいと、こんなごまかしができるはずがない。住民票を取ればすぐわかる。こんなうそをやれるはずがない。私どもの知らないことがいっぱい言われたわけであります。これらについては理事者側が正確な答弁をしておりません。したがって、私どもも答弁に対していろいろと取り消しを求めるような内容にいまのところなっておりませんので、しゃべっただけもうけの不当な質問であったということに対して、私は怒りを込めて抗議をして、別の場でこれらの問題については態度を明らかにしていきたいと、こういうふうに思っております。

     (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり)



○議長(加藤清市君) 39番成田秋一郎君。



◆39番(成田秋一郎君) いまのような発言はお取り消しを願いたい。

 以上。



○議長(加藤清市君) 13番尾藤輝夫君。



◆13番(尾藤輝夫君) かつての議事録を見ましても、こういう意見を述べる場合はあるわけです。今議会は関連質問を不当に廃止しておるわけであります。意見を述べる場がないわけであります。見解を述べる場がないわけであります。だから、議事進行で議事を一たんとめていただいて私の意見を述べただけです。もし、それが不当であるならば、ここでストップをしていただいて協議をしていただきたいと思います。



○議長(加藤清市君) 39番成田秋一郎君。



◆39番(成田秋一郎君) 本席は一般質問でございます。一般質問とは議員が市長並びに理事者側当局に対して質問をする時間でありまして、それに対して他の議員がどのような意見を持とうが、発言する場ではございません。そのように先ほどの議会運営委員会において了解をいただいているところであります。いまのような発言は、議長がお許しになりましたが、お取り消しをいただくようお願いをいたします。

 以上です。



○議長(加藤清市君) 13番尾藤輝夫君。



◆13番(尾藤輝夫君) 事実と違う分については、それでは取り消していただきたい。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△河合信輝議員の質問



○議長(加藤清市君) ただいま尾藤輝夫君から、河澄亨君の発言中に事実に相違する発言があるので、議長において発言の取り消しを求める要求がありました。議長において、後刻速記を調査の上、措置することにいたします。

 以上

 29番河合信輝君。

     (29番 河合信輝君 登壇)



◆29番(河合信輝君) さきに通告いたしました順序に従い質問いたします。

 第1番目に、ゲートボール場の確保について尋ねます。

 近年、スポーツ熱は、老若男女を問わずますます盛んになってきており、スポーツ人口の増加は大変好ましいことであります。スポーツ熱の高まりに伴い、スポーツを楽しむ場所を確保することがこれまた大変になってきております。年々、広場、公園の増設が図られておりますが、追いつかない状況にあります。

 スポーツ熱の高まりの中で、お年寄りのゲートボール熱の高まりは、特に目をみはるものがあります。現在、市内には177の老人クラブがあり、それぞれゲートボールを楽しんでおられます。他のスポーツのように週に一、二度のゲームを楽しむのではなく、毎朝5時ごろから活発に楽しんでおられます。しかしながら、クラブ数も多く、場所確保も思うに任せず、手近なところでゲートボールを楽しめる場所を要望されております。

 現在、市においては民間より遊休地を提供してもらって、固定資産税の課税免除をして児童遊園地を県等の補助を得て年2カ所の割りでつくっていますが、遊具等の耐用年数に伴い、10年以上の契約になっており、希望者を見つけるのは大変なようですが、何とか実現されております。

 一方、教育委員会では、ソフトボールがやれるような運動広場については、固定資産税に見合った額で買い上げ、有効利用されております。ゲートボールについてもこのような方式に準じ、広場の条件を定め、固定資産税に見合った金額で市が借り上げ、有効利用されることを提案いたします。市当局の見解をお伺いいたします。

 第2番目に、管生川護岸工事について尋ねます。

 管生川上流地域の造成工事等に伴い、遊水池が減少し、そのための水害対策として、現在県サイドにおいて河床幅65メートルにする護岸工事が年々進められているわけであります。本年も明大橋と吹矢橋の間の工事が1億2,000万円の予算で計画されております。この地域の河川敷は、管生、島、唐沢町の子供たちの唯一の公園になっており、河川敷がなくなることによる地元住民の落胆は大きいものであります。住民の中には、川の形状から見て一部計画変更を主張する人もおり、工事計画に賛成しておりません。今後長年にわたって続く護岸工事について市当局は、県サイド、そして住民に対してどのようなかかわり合いでもって対処しているのか、お聞かせ願いたいと思います。

 第3番目に、国際障害者年について尋ねます。去る5月31日に、東公園広場において岡崎市国際障害者年記念スポーツ大会が開催されました。私も大会を見学さしていただき、いろいろ感じることがありました。1つの大会を開催するに当たっての役員及び関係者の御苦労は大変なものであり、敬意を表するものであります。

 まず、1の事業計画の進展状況について尋ねます。

 記念事業として本年実施されるものについての準備状況と実施したものについての成果についてどのように把握しておられるのか、お聞かせ願いたいと思います。

 また、本市は福祉モデル都市としていろいろ設備面等においては他市に先駆けるものがあり、その一切を含め、障害者政策設備事業等の一覧表的なものがあればよく理解できると思います。また、これに将来計画も含めればさらに充実したものになると考えます。関係当局の考えをお聞かせ願いたいと思います。

 2、3の推進委員会の機能状況と具体的な長期行動計画については、昨日のわが党の松田議員の質問に対する回答で、経過と現状についてはおおむね理解しましたが、今後の推進委員会、すなわち推進連絡協議会の持たれ方は定期的なのか、不定期なのか。そして長期行動計画は「完全参加と平等」のテーマに対し、どのような方針で進められるのか、お聞かせ願いたいと思います。

 次に、4の障害者雇用の推進について尋ねます。

 障害者の雇用についてはいつも問題になり、大きな課題になっているわけでありますが、職安でお聞きしたところによりますと、市内で約230人が何らかの形で職についているが、毎月80人ぐらいの就職希望者があり、年間新規採用数は65人前後だそうであります。その就職者のうち半数ぐらいが養護学校卒業者で占められているので、一般障害者の就職は非常に厳しいものであります。市当局におきましても、障害者の雇用についてはどのような形で推進されているのか、お聞かせ願いたい。また、国障年の政策にも織り込んであれば、あわせお聞かせ願いたいと思います。

 第4番目に、生活環境の整備について尋ねます。

 1、食肉センター、岡崎中央家畜市場の移設についてですが、これについてはきょう、あすどうするという簡単な問題ではありませんが、本市の都市化も年々進み、将来の2大ゾーンも計画される中、周りに住宅もふえてきた2つの施設の将来計画についてもこのあたりで一考する必要があると考えます。

 食肉センターについては、54年12月の本会議でも、臭気、排水、ハエ、屠殺時の動物の悲鳴等の公害問題が取り上げられていましたが、今後の計画についてお聞かせ願いたいと思います。

 次に、岡崎中央家畜市場は、中小企業と協同組合法に基づいた県の監督下にある家畜商業協同組合であり、毎月定期的に市が聞かれており、これについては私が51年6月の本会議で悪臭、ハエ、雨時の汚水の流出、市の日のトラックによる車公害等について指摘いたしました。その後関係者の御努力により、路面舗装、側溝完備、清掃の徹底等が実施され、多くの問題点が解決されましたが、やはり周囲に民家が建ち並ぶ環境においては、将来計画として移転せざるを得ないということで、県が持っている種畜センターの再装置の方へ移転建築する準備体制を進めつつあると市当局より回答を得ておりますが、その後どのように進展しているか、お聞かせ願いたいと思います。

 次に、2、区画整理区域内の街路灯、カーブミラーの設置についてですが、毎年、街路灯及びカーブミラーが新設され、全市的にはそれぞれ増加、充実してきておりますが、区画整理区域内の街路灯、カーブミラーが住宅建設に伴い特に不足しているわけであります。区画整理区域内については特別なる対処法を考えるべきであると考えます。市当局の考えをお聞かせ願いたいと思います。

 第5番目に、岡崎公園の駐車場について尋ねます。

 さきの3月の本会議でも、この件については問題になっておりました。市長からは暫定措置と恒久的な措置の両面から検討したいとの回答がありましたが、その後どのように進展しているか、お聞かせ願いたい。

 昨日も、開発部長の答弁の中で若干触れられていましたが、計画が具体的になっておれば、お聞かせ願いたい。特に暫定的措置は急務と考えます。

 第6番目に、生活資金について尋ねます。生活資金については、一時的に暮らしに困られた方にその資本の融資あっせんをし、暮らしの安定を図る制度でありますが、サラ金利用者が多い今日、利用実績は余り芳しくないように受けとめておりますが、まず第1に利用実績についてお示し願いたい。

 生活資金の名称については、名称から考えて生活に困ったときに利用できると思うのは当然であり、まさか困る条件が限定されているとは思いません。生活資金ならば、困る条件は限定すべきではなく、限定するならば名称を変更すべきであります。いままで相談場所についてもオープンであり、生活資金の相談をするにはふさわしくありませんでしたが、今回庁舎改築に伴い配慮されたことについては評価するものであります。今後の生活資金運用についての市当局の見解を求めます。

 以上で第1回目の質問を終わります。

     (29番 河合信輝君 降壇)



○議長(加藤清市君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) たくさんな問題に対しましての御質問でございます。やはり細部にわたりました御質問が多いようでございますから、できるだけ部長からお答えさしていただきたいと思っておりますが、ただ私が、ちょっとこれだけは私の考え方を申し上げておきたいと思っておりますが、いまお話の中にございました家畜の中央市場ですか、この問題に対しまして県の種畜センターの中の再装置に移転をということを考えておるとか云々というお話がございましたんですが、これは大変むずかしいことじゃないかと思っておりますが、むしろ私は考えておらないということを申し上げたいと思います。

 なぜかと申し上げますと、県の種畜センターというのは、大変貴重な牛なり家畜の種豚や種母豚、これを管理しております。あの中におりますのは、去年ちょうど死にましたんですが、5,000万円の種牛がおりまして、ことしも2,500万円の雄と雌が2匹ぐらい入りますんですが、何分にいたしましても2,500万、3,000万、5,000万という、たった1頭がそのように貴重な、いわゆる家畜の関係の新種改良の根拠地でございまして、これらに一般の家畜の市場なんかを持ってきますと、大変な衛生問題であるとか伝染病問題と、大変な問題がございますもんですから、もしも担当が何か河合議員に詰め寄られまして、ついついあそこら辺だなんて言ったと思いましたら、これは訂正さしていただきたいと思いますが、特に、同時にあれは県の施設でございまして、市が私立の関係で持っておられる家畜の市場を移転さして県のやつを、こいつに交換地を出すとか、ここに持ってくるなんてことは大変越権な話でございまして、これが表面化いたしますと大変なことになってまいりますもんですから、この点だけ私から訂正をさしていただきたいと思っております。あとの問題につきましては部長から答えさせます。



○議長(加藤清市君) 福祉課長。



◎福祉課長(津坂長二君) お尋ねのゲートボール場の確保という問題でございますが、現在本市の老人クラブ177のうち、150ほどのクラブがやっております。大体85%ほどやっているわけで、非常に盛大に行われておりまして、これは年々盛んになるであろうと、こういうふうなことでございます。御指摘のとおりに老人の生きがいと申しますか、健康づくりということでございまして、私どもとしましては、福祉の村の南のところに3コートを確保して常時開放しております。各クラブにおきましては、遠隔地のこともありまして、地元の公園だとか学校の校庭、空き地などを利用していただいておるわけでございまして、いまの御提案につきましては今後状況を把握しながら対応していきたいというふうに考えております。

 それから、3番目の国障年のことにつきましてでございますが、特にことしの記念事業を進めるにつきましては、障害を持っている方々の十分な御協力をいただかなくてはならないと、こういうふうに思っておりまして、事業策定、実施等につきましては慎重に行動を起こしておるわけでございます。

 ことしの実施状況ということでございますが、昨日もちょっとお話を申し上げましたわけでございますが、4月にはテーマ塔や懸垂幕を設置いたしましてPRに努めさしていただきました。それから5月、6月には市政だよりに特集号を組まさしていただきまして市民に周知を図るというふうにいたしました。それから、5月3日の子供祭りにおきましては、障害児を岡崎公園へ招待いたしまして参加をいただいたわけでございます。それからお話がありました5月31日、国障年の記念スポーツ大会を東公園でやりましたですが、1日おつき合いをいただきまして現状をよく見ていただきました。私どもとしては感謝にたえないところでございます。現在実施中のものは、今月中、小・中・高校生、一般の方に標語の募集をしております。広聴課の方へお願いいたしまして、いまそれを募集しております。それから9月に記念講演会、11月に福祉大会、11月の半ばにレオで障害者の方の作品展示即売会、こういうものを考えております。

 それから、教育委員会の方で関係しまして、図書館が6月から図書の貸し出し、郵送貸し出しということを始めていただいております。それから盲人を対象に声の図書、弱視者を対象に大活字の本を貸し出しております。

 済んだ状況の成果というお話でございますが、実は二、三日前に肢体不自由児の親から連絡がありまして、スポーツ大会のことにつきましてある新聞に投稿いたしました。それが取り上げられましたので、ちょっと読まさしていただきますと、「消防隊の吹奏楽に合わせて一流の選手になったような気分で中央に集まって開会式をやりました。市長のあいさつも、体の不自由な方に長い話は許されません。力いっぱい競技を楽しんでください、こういうことで終わった。肢体不自由児を持つ私どもの親子は、まず運動会などに参加できないものがほとんどである。走ったことのない子供がどうしようかというふうに迷っておりましたが、ボランティアのお兄さんに助けてもらって走った。人気はふうせん割りとパン食い競走に集中しました。非常に有意義な1日であって、涙と笑いのことでございました」というふうなことで、非常に感謝の表現の仕方として親がこのように言ってきただろうと、こう思っております。

 私どもとしましては、行事の後に必ず反省をしながら当たってはおりますが、現在スポーツ大会につきましては少しの充足感を味わっておるという状態でございます。

 それから、身障者関係の事業等の計画の一覧というお話でございますが、早速検討してみたいと思います。

 それから、国障年の推進協議会の任期の問題になりますが、この会といたしましては来年4月という形になっております。

 以上でございます。



○議長(加藤清市君) 開発部長。



◎開発部長(石原武君) 最初に、大きい見出し2番の菅生川護岸工事の問題でございます。

 ごらんのように、現在、下は岡崎公園の付近から上流は竹橋の区間まで県管理の河川でございまして、県が鋭意河川の改修整備をしておりますのはごらんのとおりでございますけれども、御承知のように昭和48年8月に未曽有の豪雨がございまして、大平、あるいは大西とか、栄町、欠、あの辺の一体が非常に冠水をして市民の皆さんが非常に苦労されたところでございます。そうしたものを踏まえて、県が現在河川の改修をいたしておるわけです。

 御指摘の、確かに広場が狭くなるというような問題はございますけれども、もともと本来河川の改修は堤防を引くと申しますか、下げるというのが、これが一番基本的な考えでございますけれども、現在の明大橋を含め吹矢橋からずっと下流方面につきましては、この堤防を引くということは絶対できない至難のわざだというふうに思います。ということになりますと、現在の河川の幅をより有効に利用するために河川の水の流れる段面を、実はあのような形でもって整備することが最大限であろうということで行っておるわけです。県の計画によりますと、あの段面のみではとうてい水ははき切れませんので、上流に、特に額田町方面にダム群等を設置いたしまして水の調整を図ろうという計画でございます。

 私どもは、やはり市民の皆さんの生命、財産の保全と申しますか、そのことが優先すべきであろうということを考えますと、現在のような形でもって整備するよりいたし方ないことであろうと思っておるわけであります。確かに遊び場が半分以下、3分の1近くになりますけれども、県ともこの方法が一番ベターであろうということで整備をしておりますので、御理解を賜りたいというふうに思います。

 2つ目に、岡崎公園駐車場の問題でございます。昨日も触れさしていただきましたけれども、現在、岡崎公園を城祉公園という性格づけをいたしまして、鋭意私どもの部の中で検討いたしております。当然、三河武士のやかた、家康館の開館の時期等もございますので、抜本的に駐車場問題というのは、この構想というものを打ち立てるべきであろう、そして観光客の誘致を含めて市民の皆さんに不便を感じさせないような駐車場というものを考えるべきであろうということで、鋭意検討をしてございます。もちろん暫定的な問題も当然考えなきゃいかないことでございまして、いまここで、ここにこうするという具体的な構想にまで至っておりませんけれども、鋭意詰めております。三河武士のやかた、家康館開館の時点におきましては、たとえ少しでも暫定的なバス等の駐車場については考えてまいりたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(加藤清市君) 厚生経済部長。



◎厚生経済部長(大河内喜代一君) 3の国際障害者年につきまして、(4)の障害者の雇用の促進でございますが、本来、職業紹介あるいは職業安定、これらの促進等は職業安定所の任務になるわけでございますが、岡崎といたしましては、従来から商工労政課、あるいは雇用促進協議会をつくりまして積極的に職安と連絡をとって、身障者のみならず多くの雇用の促進について図っておるわけでございますが、特に身障者につきましては、昭和51年に法の改正がございまして、各企業は従業員の1.5%以上を雇いなさいというふうになっておるわけでございます。1.5%と申しますと、70人で大体1人になるわけでございます。先生お話のとおり、岡崎の職業安定所管内におきましては230人の身障者が雇用されておるわけでございまして、平均1.6%というふうに国の決めておるよりも、平均的には上回っておるわけでございますが、70人以上の企業の中には現在まだ達してないというような会社もあるわけでございます。それにつきまして、今年度は特に国障年でございますので、職業安定所といたしましては、9月の身障者の雇用促進月間といたしまして、身障者と雇用側とを一堂に集めましてひざを交えて集団見合い的に話し合いをして雇用の促進を図るというふうな計画を立てておるわけでございまして、これらにつきましても市としても積極的に御協力、御援助してまいりたいというふうに考えておるわけでございます。

 次に、4の食肉センターの移転のことでございますが、先生もいますぐにということではないというようなお話もあったわけでございますが、戦災に焼けまして応急的な建物を建てまして、四十一、二年に現在の鉄筋の家を建てられたわけでございまして歴史が長いわけでございますが、お話のとおり、周辺が宅地化されまして、食肉センターといいますと非常に聞こえがいいわけでございますが、実際は屠畜場でございますのできらわれておるわけでございます。なくては困るもんでありますし、あっては困るものの1つになっておるわけでございます。

 そこで、愛知県といたしましては、県下に16の屠畜場があるわけでございますが、各市も同じ問題でございますので、尾張部に1つ、三河部に1つという大きな屠畜場を計画いたしたことがあるわけでございますが、三河部におきましては豊橋の臨海部を埋め立てをしてという計画を立てましたけれども、まだ埋め立てが終わっておらないというような状況。さらに名古屋方面につきましては飛島村を埋立地で用地を確保いたしまして準備を進めたわけでございますが、地元住民の反対がありまして交渉中だというような状況でございます。したがって、岡崎市の現在の屠畜場につきましても、近隣の市民の皆さんに御協力を得ると。なお、計画いたしておりますところの岡崎市並びに協同組合、事業協同組合でございますが、日常の業務に細心の注意を払いまして市民の皆さんに御迷惑のかからないようにしてまいっておるというのが実情でございます。

 それから、岡崎中央家畜市場の移転でございますが、市長も触れられましたけれども、以前は東岡崎の南にありましたものを現在地に移転したものでございますが、本当に周囲が発展して皆さんに御迷惑をかけておりますが、先生仰せられたとおり、日常の業務につきまして細心の注意を払って御迷惑の少ないように努力をしておるわけでございますが、現在のところ、経営しておりますのが愛知県家畜商業協同組合という組合でございますけれども、資金的な関係、あるいは用地の関係等からいたしまして、現在のところ移転する計画はないというのが実情でございます。いずれにいたしましても市民の皆さん方に御迷惑のかからないように指導してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(加藤清市君) 市民部長。



◎市民部長(内田鎮夫君) 大きな4の(2)の区画整理区城内の街路灯、カーブミラーの設置のことでございます。

 御議決を賜っておりますが、本年度の予定といたしましては、街路灯が螢光灯といたしまして200本、それから水銀灯は交通安全が主体でございますが10本、ほかに県土木で毎年20本ほど立てていただいておるようでございます。

 それから、カーブミラーでございますが、これはことしの予算といたしましては100本でございまして、主に見通しの悪い道路の中で非常にカーブの強いところ、T字型の交差点、次に十字路の交差点というような順序で建設さしていただいておるわけでございます。区画整理の区域の中のカープミラーの数でございますが、現在のところ69本建設さしていただいておるというのが現状でございます。

 それから、区画整理の区域でございますが、御承知のように公共施行が6地区の770万平米、組合施行が18地区の570万平米、合計で24地区の1,350万平米と、非常に広大な区域でございますので、今後におきましても組合の御協力を得ながら設置のことを進めていきたいと、かように考えておりますので御理解いただきたいと思います。

 それから、大きな6の生活資金の関係でございますが、利用の実績と申しますと、53年度が件数だけで申し上げますと85件、54年度が54件、55年度が生活特定資金も含めまして48件と、少し利用が減っておるわけでございまして、56年の実績では4月、5月で4件の、現在のところ109万というのが実態でございます。

 名称等につきまして、生活資金という名前がどうかというような御意見でございますが、これは従来から長い伝統といいますか、よく知られた制度でございますので、余りいろいろ変えますと皆さんがまたおわかりになりにくいというような点もございますので、そこら辺の問題が今後どうかというようなことでございます。

 それから、相談場所につきましては、2階にオープンいたしました庁舎改装ができましたので、御相談でございますから、何も卑下されることはないと思いますが、ただ内輪のことをお聞きすることも多いわけでございますので、間仕切りといいますか、簡単な間仕切り等を設置いたしまして御相談いただけるような場所づくりをいたしておりますので、今後十分御利用いただければありがたいと思うわけでございまして、今後も市政だより等でさらにPRを進めまして皆さんの御利用を促進してまいりたいと、かように考えておりますのでよろしくお願いいたします。



○議長(加藤清市君) 昼食のため休憩いたします。

             午後零時1分休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

             午後1時再開



○議長(加藤清市君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 河合信輝君の第2質問を許します。

 29番河合信輝君。



◆29番(河合信輝君) 第2質問をさしていただきます。

 第1のゲートボール場につきまして、対応したいという答弁をいただいておりますので、ぜひ、数からいって学区平均3から4カ所ぐらいは検討してもらいたいと思いますので、対応できるようにしてもらいたいと思います。これは要望しておきます。

 2番目の管生川の護岸工事につきまして、部長より答弁いただきまして内容は理解しました。しかしながら、私も実は県の方でいろいろお聞きしましたが、やはり計算され、そしてコンピューターではじかれて、これはこうせざるを得ないという回答でしたが、先ほで私が申し上げましたように、地元の住民の中には、これは当然感情的なものがありますが、先ほど申しましたように川の形状からあれだけ取らんでもいいじゃないかという、そういう意見もございまして、やはり県の仕事ではございますが、市のサイドとしても何とか地元住民との対話といいますか、連携だけはとっていただきたい。これは要望しておきます。

 次の3番目、国障年の問題でございます。詳しく答弁いただきましてありがとうございました。記念行事につきましては、るる計画も出ておりますが、とかくこういったものは記念行事を追うがいっぱいで終わってしまいがちな傾向もございますので、記念行事以外の要するに障害者の施策についても、国障年としての実が上がるような努力をさらにお願いしたいと思います。

 一覧表作成につきましては検討するということでございますので、できるだけ早い時点にできるような形で検討をお願いしたいと思います。

 先ほどの推進連絡協議会の持たれ方につきましては、私、実は定期的ですか、不定期ですかと、そういった問いでございますので、この協議会というのがことし1年、定期的にもう日程が決まっておって行われるのか、ある程度の間隔でもって不定期な形で行われていくのかをお答え願いたいと思います。

 そして、長期行動計画につきましては、昨日の答弁の中で、まだ現在煮詰まっておらないという、そういう回答でしたが、完全参加と平等というテーマの中で、こういった方針で将来10年なら10年の計画をしたいという、そういう方針が決まっておりましたら御回答願いたいと思います。

 障害者雇用につきましては、9月に雇用促進月間として集団見合いというのが企画されておるようですが、非常によいことだと思います。これにつきましてさらにもう少し詳しいことがわかっておりましたら、具体的にわかればお知らせ願いたいと思います。

 それから、本市におきましても、障害者の採用につきまして何か国障年としてことし考えておることがありましたら御回答をお願いしたいと思います。

 4番目の生活環境整備の中の食肉センター、岡崎中央家畜市場の件ですが、これにつきましてはやはり将来の計画の中で検討願うという、そういう要望にとどめておきたいと思います。

 先ほど市長より回答のありました、私の述べました種畜場云々という話につきましては、実は51年6月の本会議での理事者の回答にありましたもんですから、それがその後どうなったかなという、そういうことでお聞きしましたので、その点御了解願いたいと思います。

 区画整理地域内の街路灯、カーブミラーの設置の件ですが、先ほど話がありましたように、やはり24地区大きな区域でございますので、これは区画整理事業の一環としてカーブミラーとか街路灯は設置するような計画をぜひお願いしたいなというふうに思います。もう済んでしまったところはたくさんありますが、やはり全市的な形でならした形で計画しますとこの地域だけがどうしても残ってしまうという形になりますので、ぜひ早く計画が進むような、設置できるような対応をしていただきたい。これは要望にとどめておきます。

 5番目の岡崎公園の駐車場の件ですが、鋭意検討中だという回答をいただいております。実は私が、3月にも取り上げられており、また今回すぐこんな形で取り上げたということは、暫定的でも早く何か措置をしないと困るぞという、そういう観点からでございまして、実は市外の方で国道1号線を通られて有名な岡崎公園に寄りたいということでたくさんの方が寄られておりますが、特に土曜、日曜日は駐車場がありませんので、ついつい公園を散策したいという要望から、管生川のふちに駐車違反は覚悟でとめておる方が多いようです。その結果、当然罰金を取られておるわけですが、市外の方が公園を散策したいという希望から来られて駐車場がなくって思いも寄らぬ罰金を取られて困っているという、そういった実情が多いですよという、そういった話がありましたものですから、暫定的な形でも早く何とかできないかなという、そういう希望がありましたので今回取り上げた次第でございます。

 そして、これは可能かどうかわかりませんが、実は3大祭り、いわゆる桜・岡崎・夏祭りの3大祭りのときには、明神橋付近の河川敷を駐車場として借りて使っているわけですが、でき得ることなら、将来駐車場ができるまで、土、日に限って使用できないかどうか、これも一度検討していただきたいと思います。

 最後、6番の生活資金の件ですが、生活資金という名称が非常に歴史の古いものでありまして、簡単に名称を変える必要はありませんが、名称からくると、困っておれば非常に広い範囲で借りられるというそういったイメージがありますので、何とか困る条件というのを外すか、もっともっと拡大するということを考えていただきたいというふうに思います。当然この生活資金につきましては、返済について非常に細かい条件がついておりますので、そういったところが決められておりますので、困る条件はやはり外していただきたい、このように思います。

 たとえば、私、12月の本会議でも取り上げましたが、下水道の件で水便、特に南部の方で水洗浄化槽をもう待っておられないからつけたいという、そういった希望者がたくさんあります。そういった人に対して水洗便所の15万融資と同じように、何とか市の方で融資できないかという、そういった質問をした記憶がございますが、この浄化槽設置なんかはこの条件の中の住宅の修繕の中に拡大解釈して入るかどうか、その点についてもお聞きしたいと思います。

 以上で私の第2質問を終わります。



○議長(加藤清市君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 再質問でございますもんですから私の方からお答えできるものは再度お答えしていきたいと思っております。

 第1の問題のゲートボール場の確保につきましては、これは担当からお答えいたしましたとおりです。努力をするということでございましたんですが、私はあえて、ゲートボール場だけを努力しようということではございません。ゲートボール場も含めまして、散策の道であるとか、あるいは大変要望の多いところのママさんバレーの関係だとか、あるいはソフトボールの位置であるとか、そういうふうなすべての問題をできるだけ広範囲に考え合わせながらそういう意見を持っておるということでございまして、単にゲートボール場だけを最優先に考えるということではございませんもんですから、この辺はひとつお含み違いのないようにお願いいたしたいと思っております。

 それから、菅生川の護岸工事の問題等でございますですが、私も県議会におりまして、これらの問題につきましては私自身の考え方も若干いまの工事とは違った考え方を持っておりまして、たとえて申し上げますと、護岸の工法等におきましても、コンクリでなくてもう少し自然石を組み入れたような、いわゆる町の中に自然の流れ、自然の護岸、こういうものも取り上げるべきではないかというのが私の持論でございましたんですが、やはり防災と風致と、こういう問題を考えてみますと、現況の財政状況におきましては県はこの防災ということを主体に思って最も効率の高いいわゆる工事段階に踏み切っておるというような実態にございます。決してこれに甘んでおるという問題ではございません。やはりこれらの問題等につきましてはある程度の理解を示さなきゃならない。その中におきましてこの工事を一日も早く予算の獲得に精進しないことには、この防災関係というものが、この菅生川一円の災害を予知いたしますと、大変危険な分野をはらんでおるということでございますもんですから、欲を言えば、大変私も言いたいことはございますんですが、まず市民の岡崎市の防災関係の確立ということにつきまして、一層この事業が短期間に早く成果を結ぶように努力をしていきたい、かように思っている次第でございまして、この点につきましては御理解賜りたいと思っております。

 国際障害者年の問題等につきましては、るる申し上げたとおりでございまして、これは私の持論でございます。この事業を何であるかとか、記念行事をいつやるか、これも大事なことでございますし、国際障害者年そのものに対するところの対応、これも大切なことでございます。同時に、一番大切なことは、この国際障害者年、こういうことを記念しながら、将来ずうっとこれが、この年度が終わってしまってもそのシステムの考え方が続いていくような考え方、広域的な配慮、こういう行政をしていかなきゃならない。これがために一応、国際障害者年というのに対しましても10カ年という長い間を決めておるということは、何かお祭りの線香花火のように終わってしまうということのないようにという配慮が国際的にも考えられておられるということでございますもんですから、これらを踏まえながら十分検討していきたいと思っている次第でございます。

 また、障害者雇用に対しますところの市の採用でございますが、これは私は私なりにいま考えておることはございますですが、現段階におきまして障害者の方々を別途何人採用するとか、どういうシステムでもって採用する、こういう段階につきましては、もう少し詰めませんと申し上げられないと思っております。私はこれらの問題は、やはり障害者の各位も同じ立場において採用さしていただくということがより一層必要である。このことを思っておる次第でございますが、そうかといって障害者ということのみにおきまして一般市民と大変違った感覚でもって特別な優先した措置を講ずることが、果たしてこの完全参加という意味におけるところの障害者に対する扱いであろうか、この辺のことに対しましても、公費支弁の公務員でございますもんですから十分な配慮をしていきたいと思っておりますが、ただ私は、この障害を持っておる方々の中に、一般人では及びもつかないほどのりっぱな能力を別途持っておられるということも、これは十分存じ上げておりますもんですから、そのおのおのの特殊な能力、こういうものに対しましても働き場を考えてあげるということが大変必要であろうと、こういう感覚を持っておるということに御理解を賜りたいと思っている次第でございます。

 それから、区画整理区域内の街路灯、カーブミラー等の問題につきましては、御要望でございますもんですから、あえて御答弁の必要もないかと思っておりますが、私はこの際を通じましてお願いしたいことは、区画整理を執行していただく、しかも組合施行の区画整理であるというふうな場合に若干でも余剰金が出るような決算が予測されるような組合がございましたら、組合の方も御遠慮なくこのカーブミラーやなんかもひとつ事業の中に入れていただきまして、優先的にやっていただきますような積極的な組合施行の区画整理もまたお進め願いますとまことにありがたいと思っておりますもんですから、特に河合議員さんたちはそういうことにつきましても御造詣が深いようでございますから、どうぞひとつまた御理解を賜りますように御配慮をお願いいたしたいと思っている次第でございます。

 それから、公園の駐車場の関係でございますが、これは暫定措置と恒久措置があると、こういうことは常々申し上げておるとおりでございます。特に暫定的な措置等の問題につきましては、三河武士のやかた、家康館、この問題が、当初の計画でございますと来年の4月ぐらいを開館にしておりましたんですが、私はこれらの問題に対しまして大幅な一つの基本的な城祉公園と同時に、三河武士のやかた、家康館の展示内容等につきましても、十分将来を配慮した方針にしていかなければならないということで、見直させておるということも実態でございますもんですから、恐らく現況の見直しでございますと、来年9月か、あるいは秋ぐらいになってくるのではないかと思っております。しかし、現況でさえも駐車場がないときに、この三河武士のやかた開館等に並行いたしまして、大変な駐車場難、あるいは駐車場の必要ということが当然出てまいりますもんですから、これらに対しましては現況、私たちがいま可能な限りの努力をいたしまして、それらの用地物色にいたしましても、手を打っておる段階でございます。

 これはやはり相手方の企業、会社等もございますですから、どこへ売っているか、どこの会社と幾らで話をしているか、こういうことに対しましてはまだ申し上げられない、こういう段階でございますもんですからお含みおき願いたいと思っております。

 なお、短期計画等につきましては、これはいまのお話のように幾つかのルートがございますですから、やはり入るところと出るところと十分考慮をいたしました中におきましてですね、これは対応していきませんと、たとえ短期の関係でございましても、大変な混乱をかえって起こすということも十分考慮しながら、配慮しながら考えていきたいと、かように思っておる次第でございます。

 4つ目の生活資金に対する問題等でございますですが、こういう意味におきましては、ある程度の幅を広げた考え方も必要であろうと、かようには思っておりますが、ただ一つ、岡崎市の公益質屋の関係、これは御承知のとおり運営しておりますんですが、これはまだ私が確実に掌握している段階ではございませんが、この専門の方も、いま大変な年齢になられまして、ちょっと入院をされたというようなことも聞いておりまして、一時いま休店の看板をかけておるようでございますもんですから、こういう庶民金融の問題と含み合わせながら、言うならば庶民の皆さん方に対する手の打ち方、こういうことも金融政策ということも考えていかなければならない、かように思っておる次第でございます。しかし、その財源というものは、多くの市民の皆さん方の本当に血の出るような税金が裏づけでございますもんですから、これらに対するところの返済の問題というのは、全く簡単にしろとか、責任を余り追及するなとおっしゃいましても、やはり市民の各位が血の出るような税金を出しておられる、このお金に対しまして、余り簡単にしてしまったために、大変な問題を起こすということは、これはまた大きな問題でございますもんですから、この点が非常にまた慎重を期さなければならない問題である、かように思っておる次第でございます。

 細部の問題につきましては、担当の部長からお答えさしていただきたいと思います。



○議長(加藤清市君) 開発部長。



◎開発部長(石原武君) 3大祭り等に菅生川の河川敷を利用しているけれども、そこを土、日を開放してはどうかという趣旨のお尋ねだと思いますけれども、実は3大祭りの場合も、実は県が特別な配慮をしてくれまして、認めると申しますか、黙認と申しますか、実はそういうことで本当に格別な配慮の上でああしたことを認めておってもらえるわけですけれども、なおそれを土、日ということについては、とても理解を得るというわけにはまいらない問題がございますので、先ほど市長が申されましたようなことで、将来の計画を基準に考えながら考えるべきであろうということを考えております。

 以上です。



○議長(加藤清市君) 福祉課長。



◎福祉課長(津坂長二君) 国障年の推進協議会の開催でございますが、第1回が3月、第2回が6月という形でございまして、次回は9月という形に決まっております。今後、長期行動計画等の策定もありますので、逐次、開催を予定されるものと思います。それから先ほどのお話のありましたとおりに、地についた長期行動計画ということでございますので、仄聞しますに、県の方では12月ごろ出したいという考えもありまして、国の方はもう少し遅くなるようでございますが、それと見合いながら、私の方の身障団体の意見を十分徴しながら鋭意、策定を進めていきたい、かように思っております。



○議長(加藤清市君) 市民部長。



◎市民部長(内田鎮夫君) 最後の生活資金の関係の融資の内容についての件でございます。御承知のように私どもの方で行っておりますのは、この4月からでございまして、従来の経緯等がございますが、あっせん規則にも貸し付け条件等の定めがあるわけでございますので、なおただし書き等の関係も含めまして取り組んでいきたいと、かように思っております。



○議長(加藤清市君) 厚生経済部長。



◎厚生経済部長(大河内喜代一君) 9月に職業安定所が中心になって行いますところの心身障害者雇用促進月間の集団見合い方式の要領等がわかっておったらという御質問でございますが、明細についてはわかっておりません。今後よく職安と協力をいたしたいと思います。



○議長(加藤清市君) 29番河合信輝君。



◆29番(河合信輝君) 最後の質問をさしていただきます。

 それぞれ答弁をいただきましたので、それぞれの形でもって今後検討していただきたいと思います。特に最後に、6番の生活資金について一言申し述べて終わりたいと思います。最後、市長から話がありましたように、返済の条件というのは、これは当然厳しくていいし、返済されなければ困りますので、その条件は当然あってしかるべきだと思います。ただし、生活資金だからこれこれこういった形で困っているという、困る条件というんですかね、困る条件については、やはりできるだけ拡大していただきたい。これはそのように要望しておきたいと思います。といいますのは、先ほど申しましたように、たとえば水洗浄化槽を設置する場合、これがその規定にございます家の修繕に入るか入らないか。拡大解釈すれば入るような気もしますが。というようなことで、そういった条件も絡んできますので、困る条件というのはできるだけ拡大してもらいたい、このように要望しておきたいと思います。

 以上で私の質問を終わります。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△成田栄治議員の質問



○議長(加藤清市君) 7番成田栄治君。

     (7番 成田栄治君 登壇)



◆7番(成田栄治君) 通告順位に従って質問に入らせていただきます。歯を抜きました関係上、非常にお聞きにくいところがあると思いますが、お許しを願います。

 まず第1番目に、高中小生の非行暴力の教育問題についてお伺いをいたしますのでありますが、特に私の所見が多々入っておりますことをお許しを願います。

 現在、毎日、新聞紙上をにぎわしている暴力学生、非行生徒の記事を見るにつけ、まず一番に考えなければならないことは何でしょうか。子供たちの心の荒廃、モラルの問題だと、簡単に片づけることができるでしょうか。こういう教育をしている教育の荒廃と言わざるを得ないと思います。物質的にも恵まれ、金銭的にも恵まれ、何不自由なしで素直に育っていかざるを得ない現在の子供たちが、なぜ暴力、非行に走り、悪の道に入るのかと思えば、片や登校拒否もする無気力な子供たちができるのか。道徳的教育すなわち心の教育が足らないのではありませんか。私たちが昔、勉強した修身、言葉をかえて言うならば身を修める、すなわち心を鍛える教育の時期に来ているのではないかと考えるものであります。

 現在の日本も、敗戦から35年、国民の努力と英知により、一流国とも、経済大国とも言われるようなりっぱな国になることができました。しかし、なりふり構わずがむしゃらに突っ走ってきた反省と申しましょうか、いろいろの面においても、事柄においても見直しという言葉が聞かれるようになりました。教育の面においても、暴力、非行、あるいはそれに反比例する無気力な生徒、子供たちが、徐々ではあるが増加の傾向にあるという憂慮すべき姿が、現状の現象であるということを聞きました。と申しますのは、私は数人の先生に無差別に質問し返ってきた答えは、大体申し上げたとおりであります。

 では、その原因は何であるかとの問いに対しいろいろ挙げられましたが、私は大体3つに分類してみました。1、子供を育てている父母の関係、2、教育をしている教師の関係、3番目といたしまして、教師を監督している教育当局の関係であります。

 まず1番の子供を育てている父兄の関係についてであります。イ、子供をしからない父兄、ロ、教育ママ的な父兄、ハ、子供に無関心な父兄、ニ、子供をかばい先生を誹膀する父兄等、このほかあるいは切りがありませんが、このような父兄が徐々ではあるが、ふえる傾向にあるということであります。昔のように、教育は先生にお任せいたしました、たたいても殴っても教えてやってください、できなかったら一日じゅうでも廊下にバケツを持って立たしてやってください、というような気骨のある父兄が少なくなって、自己中心的な父兄がふえているのも、見逃せない事実だと言っておられました。

 では2番目といたしまして、教育的立場にあられる先生の関係について申し上げます。

 ほんの一部の先生ではありますが、教育的立場である私の考えでは、問題はある先生のようにお見受けいたしますので、あえて発表をさしていただきます。イ、サラリーマン的気分で時間だけ教えれば事終われりとする先生、ロ、PTA、父兄はもちろん、同僚の先生までも気を使い萎縮してしまう先生、ハ、組合運動に忠実で教師であるという立場を忘れてしまう先生、二、上司にへつらい出世ばかりを考えて裏表の教育をしている先生、このほかいろいろ問題のある先生と思われる答えが返ってまいりましたが、しかしこのような先生がこちらの方も、父兄と同じように減る傾向ならば結構でありますが、聞くところによりますと、残念ながら、漸増ではあるがふえる傾向にあるということであります。私としては非常に残念に思った次第であります。昔の先生には、自分を犠牲にしてでも教え子のためなら火の中、水の中へでも飛び込んで、ともに泣き、ともに学び合い、本当の愛情をもって教えていただいた先生が多かったように感じます、もちろん、いまの先生にはないというわけではございません。時代の流れで、そういう熱血漢的先生が少なくなったということだと思います。

 それでは教育当局について、道徳教育関係だけにしぼって、私の調べた範囲内で申し上げたいと思います。間違っていたら御指摘をお願いいたします。

 道徳教育については、文部省より時間的に定められており、小学校、中学校ともに1週間に各1時間と聞いております。そして教科書は道徳の科目とし、小学校は「明るい心」、中学校は「明るい人生」という本を、県の教育委員の指導のもとに教えているように伺っております。そして学校の道徳関係の活動については、54年まで六ツ美地区の小学校、中学校が、文部省の指定により3カ年、道徳活動に励んだように聞いております。私は、その成果について、六ツ美地区のある議員に聞きましたところ、一つ一つについてはよくわからないけれども、自分たちが用事があって学校へ行くたびに、どの知らない生徒からも「おはようございます」とか「こんにちは」という言葉が必ず返ってくる。非常に気持ちがよくすがすがしい。それだけでも道徳教育に成果があったのではないかと話してくれました。道徳教育については、愛知県が最も他府県から注目をされている県と聞いております。三重県その他の地方で、連鎖反応的に起きている暴力生徒、非行少年等の声を聞くたびに最優秀な西三河の小中学校の中でも、岡崎市教育当局が率先、道徳教育のモデル的力を発揮できるような役割りができる、りっぱな学校教育にもっていただくことをお願いいたします。

 私は私なりの気持ちとして提唱してみたいと思います。古いもの、古い時代は、すべて古いという時代は過ぎ去りました。復古の時代とも言われ始めました。見直しの時代とも言われ始めました。教育勅語しかり、五カ条の御誓文しかりであります。その他挙げれば切りがありません。恵まれ過ぎた現代の時代に生きる人々がエゴばかりを主張し、利己主義的に走り、付和雷同の人々に警鐘を鳴らす言葉がいかに多いかを、このごろ感じた次第であります。

 そこで私は、ここに国民道徳教育の本文になる教育勅語の現代版なるものを手に入れましたので、ここに読み上げまして、道徳教育の一助になればと思います。

 教育勅語の国語文訳、私は、私たちの祖先が遠大な理想のもとに、道義国家の実現を目指して、日本の国をお始めになったものと信じまして、そして国民は忠孝両全の道を全うして、全国民が心を合わせて努力をした結果、今日に至るまで見事な成果を上げてまいりましたことは、もとより日本のすぐれた国柄のたまものと言わなければなりませんが、私は、教育の根本もまた道義立国の達成にあると信じます。国民の皆さんは、子は親に孝行を尽くし、きょうだい姉妹は互いに力を合わせて助け合い、夫婦仲むつまじく溶け合い、友人は胸襟を開いて信じ合い、そして自分の言動を慎み、すべての人々に愛の手を差し伸べ、学問を怠ることなく職業に専念し、知識を養い、人格を磨き、さらに進んで社会、公共のために貢献し、また法律や秩序を守ることはもちろんのこと、非常事態の発生の場合は、真心をささげて国の平和と安全に奉仕しなければなりません。そしてこれらのことは、善良な国民としての当然の努めであるばかりでなく、また私たち祖先が今日まで身をもって示し残された伝統的美風を、さらに一層明らかにすることであります。このように国民の歩むべき道は、祖先の教訓として、私たち子孫の守らなければならないところであるとともに、この教えは昔も今も変わらぬ正しい道であり、また日本ばかりでなく外国で行っても、間違いのない道でありますから、私もまた国民の皆さんとともに祖父の教えを胸に抱いて、りっばな日本人となるように、心から念願するものであります。

 私は、この教育勅語を読んだときに、小学校時代のことを思い出しました。校長先生が白手袋をはめ、奉安殿からうやうやしく持ってきた教育勅語を、何の意味もわからないままに頭を下げ、鼻をすすりながら、早く終わらぬかなあというような気持ちで、天長節や紀元節を終わった覚えがあります。「朕思うに…御名御辞…」という言葉では、現代の子供に教えても、やっぱり一緒だと思います。理解できないと思います。しかし、いま読み上げました現代版教育勅語であるならば、中学生はもちろん、小学生でも理解でき、心の勉強すなわち道徳の教育の一助になるのではないかと考えるものであります。

 また、私たちが小学校の時代には、各学校の校舎の前などに、まきを背負い、本を読んで立っていた二宮金次郎の石像がありました。子供心に尊敬の念を抱きつつ勉強や遊びに過ごした思い出があります。

 しかし現在、学校によっては校庭の片すみに片づけられている学校もあるやに聞いております。しば刈り、なわない、わらじをつくり、親の手を助け、弟を世話し、きょうだい仲よく孝行尽くす、手本は二宮金次郎。昨年いろいろ話題になった人の自筆の碑を掲げるよりも、よほど生徒の情操教育、道徳教育の場に合うように思います。終戦のときのように、教科書に片っ端から墨で消し、一言の反抗もできぬ卑屈な思いをした時代は、とうに過ぎました。成長期を過ぎ曲がり角に来た日本、バラバラになりつつある日本人の心、徐々に悪くなってきた病気は、徐々に薬で治すより方法はないと思います。その薬は、道徳教育の薬であり、心の教育の薬だと考えます。いろいろ私ごとの所感を交えておしゃべりを申し、申しわけございませんでした。

 最後になりましたが、市教当局に、道徳教育につながる問題として、3点ほどお尋ねをしてみたいと思います。1つ、岡崎市として独自の道徳的教育書をつくり、心の勉強をさせ、非行、暴力生徒との先行防止に努める意思はないか。1つ、1週1時間という道徳時間をふやし、研究指定的学校をつくる意思はないか。3、二宮金次郎先生の石像を校庭のすみに置いてあるような学校を指導し、生徒等のよく見えるところに建てていく意思はありませんか。以上3点であります。

 次に、市民待望の2大ゾーン構想についてでありますが、この件については、きのう佐伯議員の質問により、市長よりの答弁を得ておりますので、割愛さしていただきます。ただ一つ二つ、要望事項として話さしていただきます。

 2大ゾーン構想については、汚職と贈賄の暗闇から脱出した新中根市長に対し、市民が一斉に拍手を送り、希望に胸ふくらませた一大計画施設の方針であります。いつも市長が提唱しておられる平等公平の見地からして、開発のおくれている地域を重点的に、しかも将来に土地買収の問題があり、地価の問題、造成費の問題、交通の便の問題、その他あらゆる点を加味されて、早急に土地確保に取り組んでいただくことをお願いいたします。この間も、ある一市民の方から、植物園をつくるなら果樹園計画もひとつ入れていただいたらどうだという話がありました。一定地域に実のなる木、果実すなわち桃園、クリ園、カキ園、ブドウ園その他イチジク、山桃、グミ等、一般市民が知らない果実の木々を植え、子供たちに果物に対する知識を教え、このごろのように季節感のなくなったいつもある果物に対し、自然の恵みを、ありがたさを教えるのも一考かと思います。

 また、世界の家畜のいる動物園構想についてでありますが、すでに岡崎から構想を盗んでいったのではないかと思いますが、京都の園部町の農協が、農協牧場として、ことし2月から計画にかかり、土地代金は別として、総工費1億2,000万円で来春開園を目指しているようであります。市長の動物園構想にしても、そんな農協牧場に負けるようなことのないように、ふんどしをしっかり締め直して、岡崎市として恥ずかしくないような計画を立てていただくことをお願いし、2大ゾーン関係の要望といたします。

 次に、都市美化と空きびん、空きかん対策についてお尋ねをいたします。

 昭和35年ごろより高度成長期に入り、大量生産、大量消費時代となり、使い捨てになれた国民おのおのに、いまごろになってごみの処置問題としてはね返ってきたように考えます。一般家庭のごみ処置問題については、当局清掃センターのおかげで問題なく処理されているわけでございますが、さて私の申し上げるのは、全国的にも問題にされている空きびん、空きかんの投げ捨ての問題であります。

 私たちが子供のころはきれいであった、私の近くの青木川の流れをひとつ見てみましても、上流の駒立の方では、美しいせせらぎが流れております。しかし、これが真福寺の中流あたりになりますと、水の色もきなみを帯び、ビニール、紙、それに空きかん等がよどみのところどころに姿を見せ始め、それが矢作川の流れに入りますと、空きかん、空きびん、ビニールはもちろんのこと、大きな木ぎれ、1斗かんのへこんだものと、これが流れも清き矢作川と歌に歌われる川かと情けなくなってくる思いがいたします。京都のボランティア活動に従事している人々は、ごみ拾いの収集をしようではないかという話まで出てきたそうであります。拾っても拾っても捨てられていく空きかんやごみ、むなしさ、悲しさ、はかなさ、くやしさ、やるせなさが、拾ってみて初めてわかる心情だそうであります。1つ積んでは父のため、2つ積んでは母のためと御詠歌でうたわれる、あの地獄のさいの河原と一緒だということであります。

 私も、市当局が空きかん、空きびん対策についていかなる活動をしているのか、少し調べさしていただきました。聞きますところによりますと、ごみ減量及び資源再利用推進地区という名称のもとに、52年1月より21学区が実施しているそうであります。そして1学区に対し2万円の補助金を出し、上積みとして空きびん1本に対し3円、資源すなわち空きかん、鉄くず等に対しては1トン300円の助成金を支給しているということであります。なお、参考に55年度中の実績を見ますと、空きびん9万3,500トン、資源2,918トン、これを金額に直してみますと、2,900万円の金になります。しかし、これは21地区のことでありまして、これを岡崎全体として計算をいたしてみますと、約6,000万円という多額の金になります。くずとして捨てられるべきものは、市民のほんの少しの気持ちで、ごみがこのようにお金にかえることができるわけであります。地区によっては都市美化のために、あるいは地区清掃のために一生懸命にがんばっていただいているところがあるというのに、一歩戸外に出てみれば、道路のすみには空きかんがごろごろ、ため池には空きびんがぷかぷかと浮いている。これは一体、何を考えたらいいのでしょう。ちなみに統計で投げ捨てのベストスリーを見てみますと、道路は68%、空地が63%、観光地が63%だそうです。これはモラルの問題であり、心の問題であります。他人様に迷惑をかけない、自分たちの住む町や村を美しくしようという気持ちを持たせる以外に方法はないと思います。環境週間に小中学生の応募した標語があります。「町づくりまず足元のごみ拾い」「拾うよりだれもが捨てない心がけ」ずばりそのとおりであります。おのおの個人個人がその心がけで毎日毎日を暮らすことができたら、本当に住みよいごみのない町となることでしょう。しかし、現況においては残念ながら大海より真水をすくうより困難なことだと思います。

 そこでいまできることは、私個人の考えでは、一般市民に市民意識の啓蒙と連帯意識の高揚に努めるとともに、教える立場にあられる市当局側も、販売業者あるいはボランティア活動の人々、あるいは特殊団体等の協力を得て、くずかごの設置場所をふやすとか、販売店等に空きびん、空きかんを捨てないでくださいというような大きなビラを配るしか方法はないと思います。ただ聞くところによりますと、全国的に各県、各市において、空きかんの条例化の兆しが強くなってきたと聞いております。私も知る範囲内で調べさしてもらいましたけれども、デポリット法とか課徴金の法とか互助金の法とか、2つをミックスする法とかいろいろ出ているようでありますが、どれを見ても一長一短があり、実施までにはまだ解決すべき諸問題があるように見受けられます。それだから空きびん、空きかん投げ捨て問題を放置しておくわけにはまいりません。できることから実行しようという言葉があります。そこで理事者側に2つほどお尋ねをいたします。1、市民意識の啓蒙とかくずかごの設置あるいは店頭ビラ張り等申しましたけれども、理事者側にこのほかに何かいい空きびん、空きかん対策についてお考えがあれば、お尋ねを申し上げます。2、空きかん条例について理事者側のお考えがあったらお尋ねをいたします。以上2点をお尋ねをいたしまして、私の第1回の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

     (7番 成田栄治君 降壇)



○議長(加藤清市君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 成田栄治議員さんの御質問に対しまして、私の方からお答えをしてまいりたいと存じます。

 まず第1の生徒、学童の問題等、一連の教育問題でございますんですが、私も久しぶりに五カ条の御誓文だとか教育勅語だとか、大変な言葉をお聞かせさしていただきまして、大変古いことに御造詣のあるお若い議員さんがお見えになるということで、感心をした次第でございますが、ただ問題になりますのは、やはり私は、特に本市の関係で市長部局として行政で担当するものというのは、やはり学校の施設であるとか、あるいは設備であると、こういうものを主に運営していくということが的確ではないかと思うのでございます。何となれば、行政、政治で教育内容ということに対しまして、これを余りはいでしまいますと、教育内容に対するところの一つの圧力的な感覚を受けられやすい、こういうこともございますもんですから、戦後の教育制度の特徴というのは、いわゆる教育委員会、こういうところが担当しながらですね、方針を持っていく。各自治体におきましては、これに対するところの予算的な、言うならば設備的な問題を担当する、こういうことになっておるようでございます。しかし一面、市議会の皆さん方というのは、現況の市民の皆さん方の声ということを、公式の場におきまして御開陳なさる、こういうことも一面、大変必要なことでございますもんですから、そういう意味におきまして、恐らくいままでの議会で出てきたことのないような、こういうですね、精神的な教育に対する重大な関心を持っておられるという発言がですね、堂々と出されてきたということに対しましての時代の変遷と、こういうことに対しましても大変な一つの感銘を深くした次第でございます。細部の問題等につきましては、教育担当の方からお答えをさしていただきたいと思っております。ただですね、いま私も、成田議員の大変などうも、この父母の問題から教師の問題、なかんずく教師の内容等につきまして、大分こっぴどい御発言がございましたもんですから、これはえらいことだと思っておりましたら、この中におきましても心配はないんだと、愛知県西三河、岡崎は特にいいという御判断でございますもんですから、やっと安心したような感じを受けた次第でございますんですが。しかし、これの問題というのは、決してゆるがせにできる問題ではございませんから、十分対応してまいりたいと思っております。

 2つ目の2大ゾーンの問題でございまして、いまお話のございましたところの用地確保の問題、これが一番大事な問題でございます。私は常に、新市政を語る会、市政を語る会等におきましても、私の方針は各地で申し上げておりますんですが、できるだけ私は本年度中に、この用地だけは物色して買収を完了いたしたい、こういう基本的な考え方でもちまして進ましていただく内部の事務を執行しておる次第でございますんですが、ただ私は、私の一存であるとか、私の考え方で、この位置がいいんだ、ここで買おうか、こういうことをしないのが、私の政治の根本でございまして、こういう意味から私は、市の内部段階におきましても、あらゆる角度から検討をして、各課各部からおのおのこのゾーン計画に対するところの特徴のある構想を立てる、こういうことでございますもんですから、出てきたものを見ましても、位置もみんな違います。ずっと北から南まで東まで、ずうっと散らばっておりますし、この構想も違う。私はこういう中におきまして、第二次的にはこれは専門的に考えるプロジェクト、これがおのおのの発想されましたところの各長所を取り込みまして、そうして本当にここで一遍構図をつくってみる、こういう処置をしながら、この用地買収確保ということに対しまして進まさしていただきたい、こういう希望的な一つの方針を持って、いま作業を進めておる最中でございます。

 なお、果樹園等に対する大変な御造詣でございまして、私も、この問題等につきましては大変結構なことでございまして、姉妹都市福山におきましては、すでにこれに近い方法をやっております。全国的におきましても、これらの方法ございますもんですから、助役以下各担当に私の方から分散を命じまして、各おのおののこのような施設に対するところの長所あるいは短所、こういうものをつぶさに検討して私のところへ報告をするように、目下出してございまして、いま順次たくさんの資料が集まりつつあるということでございます。

 そういう意味からいきまして、私は、いまのお話にございましたように、京都の農協さんがおやりになる牧場よりも負けぬようにということでございますが、私は、埼玉県の県がやっておりますところの触れ合い動物園、県の直営でございますが、これにも負けないような構想をいま練っておる最中でございますから、御安心していただきたいと思いますんですが、ただ、いまのお話しのように総論賛成であるが、おれのところへつくってくれぬと反対だとおっしゃらぬように、議会各位も格別な御理解を賜りたい、このようにお願いを申し上げる次第でございます。

 それから都市美化関係でございますが、これは本当に大切なことでございます。私はこの間、新規職員と一緒にごみ集め等やりながらそのあいさつに言いました。私は数年前、3年ばかり前に私は特にヨーロッパ、アメリカ等を視察さしていただきまして、あの世界の経済の中心地、ニューヨークのマンハッタン等へ行きましても、あの本当に天はすぐ摩天楼の真っただ中、目を並行にいたしますると、世界の経済の中心である最も華麗にして高層なビルが並んでおる。ところが足元を見ますときに、あれほど汚れた街角はございません。この原因は何かといえば、ニューヨーク市が経済的な破綻を来した、ごみを集めるところの人夫さんが、3日に一遍が1週間に一遍になり、7日に一遍になってしまった。それがためにあらゆる街角が大変な汚れでございまして、この行政自体ということが、やはり町のモラル、町の美化、こういうものからいきましても、いかに清掃業務が大事であるか、こういうことを十分認識してやっていただきたいということを申し上げながら、私も一緒にごみを集めたことがございますんですが、どうぞひとつ皆さん方も、成田議員さん方を中心とされまして、どうぞそういうかんなんかを放置したり投げ捨てる人がございましたら、勇気を持ってこれを阻止し、また拾っていただけるような、そういう地道な活動もどうぞひとつ展開さしていただきたい。また私もそういうことに先頭を切らなきゃならないと思っております。一片の条例、法令、規則等におきまして、ある程度の効果は期待できますが、やはり根本は、市民を含めまして全体的なモラルによります一つの問題でございます。ただ一つ、私の町、岡崎というのが、国道1号線を中心といたしまして通過交通の大変多いところでございます。現況、私がずっと町を見てまいりますと、成田議員さんがおっしゃいましたように、なるほど真福寺等に対しましての若干のごみや空きびん等もあるようではございますが、最も私が目につきますのは、国道1号線あるいは248号線等の信号の前の中央分離帯のあの美しい植え込みの中にたくさんのびんや空きびんが放置してある。これは多くの場合、通過車両のバス等から投げ捨てられるものではないかと、かようなことを思いながら大変残念に思っている次第でございますですが、今後は市内外ともにこのような問題に対しましても市民ぐるみ、あるいは行政ぐるみで対応するような姿勢を、大いに考慮さしていただきたい。これがためには、いま成田議員のおっしゃいましたような問題につきましても、前向きに検討をつけていきたい、かように思っている次第でございます。

 専門的な細部につきましては、担当部長からお答えをさしていただきます。



○議長(加藤清市君) 教育指導部長。



◎教育指導部長(藤井清君) 成田先生から大変格調の高いお教えをいただいたわけでございますが、まず3点の御質問の中で第1点、道徳の教科書を市でつくる意思はないか、こういう御質問でございましたですが、先ほど成田先生のお話にもありましたように、ただいま岡崎では小学校が「明るい心」それから中学校が「明るい人生」こういう教科書を使っております。これは準教科書という、教科書ではございませんですが、準教科書ということで使っております。それで、お説のように知、徳、体の三拍子そろった発達を子供たちに促すという意味で、道徳教育が行われております。ただこういう場合に、昔のように修身書でもって、私も昔の修身書を習ったものでありますが、修身書で話を聞いて頭の中に入れていくというあれではなくって、現在はこういう読み物とか、あるいは自分たちの作文であるとか、あるいは日常の活動の反省であるとか、そういういろいろなものをもとにして、いわゆる徳目は二十七、八ありますけれども、その徳目を理解をし、そして学級会活動あるいは学校行事、あるいはいろんなクラブ、全校行事、そういうものを通して実践的な力を養っていくというのが、現在の教育の進め方でございます。そういったことでこの「明るい心」も「明るい人生」も県内のそれぞれの先生方が、道徳教育に堪能な先生方が選ばれておつくりになる、そういうものを地域に合っておるということでさようしておるわけで、岡崎市独自でこれを編さんするということは、なかなか大変なことですし、また一朝一夕にいくことではございません。そういうことで現在これを扱っておるわけでございますし、また今後も使っていく方向であろうと思うわけであります。

 それからその次に、道徳の週時間をもう少しふやしたらどうか、それから研究校を設置する考えはないか、こういうふうに答えてお聞きするわけでありますが、これは先生も御承知のように、昭和33年から道徳教育というのは行われておるわけでございますが、これで2回目の改定になるわけでございます。そういう中で文部省としては学級担任が、道徳教育というのは学級担任が週1時間行うというふうに規定をしております。ですから、そういう規定を破って時間を勝手にふやすというわけにはまいらぬと思うわけであります。むしろそういうふうであれば、むしろ学校行事あるいは学級活動、そういうものを通して道徳的な実践力を身につけていくということが可能ではないかと思うわけであります。道徳の時間だということで、やたら時間を少なくしたり多くしたりするということは、私たちとしては現在できないわけであるわけであります。国でもって示されておるわけであります。

 それから指定研究校あるいは指定校というわけでありますが、現在、岡崎は指定校と、あるいは委嘱校と申しておりません、私たちの方は。現在、研究校と申しておるわけですが、これはことしから53でありますが、53校の学校から希望を求めまして、そして10校程度の研究校をお願いをしておるわけなんです。そういうことで、ことしなどは現在十四、五校の学校が手を上げてまいりました。そういうことで非常に自主的な学校の意思というものを無視して、道徳教育をやってくれというふうにはまいりませんので、学校の意思を尊重しながら研究校をお願いをしておる、こういう状況でございます。そういうことで、かつて50年、51年に六ツ美地区で小中合同の研究会をやっていただいたということで、先ほどのお話のあったとおりでございますが、ああいうような仕方が現在の時点では、非常に申し込みが多くて、できない状況であるというようなことを申し上げておきます。

 それから二宮金次郎の像のことでございますが、なつかしい名前を、言葉も聞きましたですが、こういうものを建てたらどうだと、こういうお話でございますが、現在、市内ではかなりの学校が、新設校を除いて、小学校ではかなりのこういう石像があります。小学校は少なくないわけでありますが、それでこれは勉学ということ、あるいはいわゆる勤倹実行、こういうような精神を、それでもって昔は教えられたわけでございますけれども、現在のところあえてこれを表向きに出すというような指示もしたことはございませんですし、それから眠っておるのは、各学校で適宜建て直しをされておると思いますけれども、なかなかこれは慎重にやらなければならない問題であろうと思いますので、内部でよく検討をしていきたいと思います。

 以上でお答えをいたしました。



○議長(加藤清市君) 清掃センター所長。



◎清掃センター所長(辻村幹夫君) 御質問の3番の都市美化と空きかん、空きびん対策についてということでございまして、道路だとか河川敷、空地等に放置されました空きかん、空きびん等の処置につきましては、それぞれ土地の管理者が、その土地を清潔に保つように努めていただいておるところでございますけれども、先生御指摘のように、不法投棄が目立っておる現況にございますので、不法投棄を未然に防止するために、管理者とか警察署とも協力をいたしまして、不法投棄防止の立て看板等を設置をしていきたいと存じております。なお、御指摘のPRにつきましては、昨年度は都市美化協会と協賛をいたしまして、一般市民及び関係団体にお願いをいたしまして、空きかん、空きびんの投げ捨てをしないように処置をしてまいりましたが、本年度もPRに努めてまいりたいと思っております。

 なお、2点目の条例化をしてはどうかという御質問でございますが、これは空きかん、空きびん等の回収には、各市とも苦慮しているのが実態でございまして、現在京都市が条例を制定をしたいという動きがあるようでございますけれども、条例制定に当たりましては、いろいろ問題点も多いわけでございまして、各市とも現在、制定はしていないのが現況でございまして、国におきましては、本年の1月に環境庁を中心に11の省庁によります空きかん問題連絡協議会というのを発足させまして、対策の検討をされておるようでございますので期待をしておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(加藤清市君) 7番成田栄治君。



◆7番(成田栄治君) 時間もありませんので、簡単に要望としてお話をしたいと思います。

 1番の高中小生徒の非行、暴力の教育問題につきましては、実はきのう松田議員の方からいろいろな質問がございまして、その答弁がどうも、167名の補導員を投入したとか、何々生徒会の推進委員会をつくるとか、学区の社教で親子の触れ合いの場をつくるとかという話を聞いておりまして、私はこれは実質的に申しまして、水道のじゃ口が、水道局長もいますけれども、水道のじゃ口が漏れ出したときに、その水道を一生懸命じゃ口のところで直して、水の戻ってくるのを何か栓をさしてとめておるというようなことで、実質的には水道の元をとめて直さなければならないということで、そのもとは何かということで、道徳問題あるいは修身的な教育問題だと思いまして、そういう問題に関してぺらぺらしゃべらさしていただいたわけでございまして、まことに済みませんでした。

 それから二宮金次郎先生の石像のことでありますけれども、内部でこれから検討するということで、前向きの姿勢をとっていただくことをお願いいたしまして、そうすれば地下に眠っておられる金次郎先生もまた、いまから小中学校のために、日本のためになるのかなあと思って、喜んでおられると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 次の市民待望の2大ゾーン構想についてでありますが、これもきのう佐伯議員に対して、いろいろ市長から答弁がありましたので割愛さしていただきましたけれども、さっき市長の答弁によりますと、埼玉県よりもりっぱなものをつくるというようなお言葉がありましたけれども、26万市民だけの問題ではなくて、いまは、この間私たちが見てまいりました神戸のポートピアのように、見学人が押すな押すなと言ってくるようなりっぱな施設を考えていただくことを要望いたしまして、2番目の要望を終わりたいと思います。

 次に、都市美化と空きかん、空きびん対策についてでありますが、当局の方よりいろいろと看板をつけておるとか、いろいろ私のしゃべった以外のことをやっていただいておるということで、まことにありがとうございました。やっぱり最終的には心のモラルの問題であるということで、そういうことに関しましても一層啓蒙をやっていただくことをお願いする次第であります。それから条例に関しましても、前向きで検討されるということで感謝をいたします。

 これをもちまして私、終わらさしていただきます。どうもありがとうございました。



○議長(加藤清市君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 御要望を受けましての御質問でございましたんですが、私はちょっと訂正をさしていただきたいと思っております。

 教育問題で二宮金次郎先生の石像が内部でよく検討をするというような答弁をいたしましたんですが、私は、二宮金次郎さんの石像だけではなくて、学校施設へ設置するものは全部内部で検討いたしますと、このように私の責任において訂正さしていただきまして御理解賜りたいと思っております。

 それから2大ゾーン構想は、神戸のポートピア以上にはやるということでございますが、これもちょっと訂正、御理解賜りたいと思いますが、ポートピアの目的と触れ合い動物園ゾーンの目的と違いますから、神戸のポートピアよりも人が少なかったんじゃないかなんて言われますと、これはまた問題がございますから、全然違った視点で考えておる。静かな中に地域のいわゆるコミュニティーや体育、文化、レジャーを含めましての人々の憩いの場ということでございますから、あんまり入っちまいますと、これは憩いの場になりませんもんですから、この点もひとつ御理解を賜りたいと思います。

 以上、私から訂正さしていただきます。



○議長(加藤清市君) 暫時休憩をいたします。

             午後2時8分休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

             午後2時17分再開



△八田廣子議員の質問



○議長(加藤清市君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 12番八田廣子君。

     (12番 八田廣子君 登壇)



◆12番(八田廣子君) 私は、通告の順序に従って質問をさせていただきます。市長並びに教育者、関係理事者の答弁をお願いいたします。

 まず第1に教育の問題であります。先日来、学校など訪問させていただき、学校教育はむろんのこと、地域と学校との結びつき、町ぐるみの教育、学区の教育環境に心を砕かれ、御苦労な中にもりっぱに一生懸命な先生方に感心をさせていただいた次第であります。戦争という大きな代償を払って国民のものとなりました教育、国民が主権者、国の主人公と考える平和憲法と、教育基本法に基づき行われているものでありますが、暴力を肯定する力の論理あるいは戦前の亡霊が、白日のもとに浮かび出てきたと指摘されるような、昔をなつかしむような声が、いつか来た道、戦争への道を、教育の場にも持ち込ませようとする憂うべき声は、核持ち込みなど一連の軍事行動と相まって、平和を愛する市民の不安をかき立てているものであります。人間の尊重を樹立する教育、自己の基本的人権を尊重し、したがって他人の基本的人権をも尊重する人権の確立を目指すものと考えるものであります。戦後非行の第1のピークが、食糧や住居など最低生活が保障されないというレベルの基本的人権の侵害に原因があったとすれば、第2のピークは、経済成長至上主義、金のために人権を軽視したことに結びついており、第3の今日のピークは、第2の要因を引き継ぎながら軍国主義思想による基本的人権の否定と結びついているとは言えないでしょうか。今日の非行について、この社会環境から来る非行文化とでも言うしかない影響も、あらゆる子供たちの内面に激しい勢いで浸透し始めていることは、大変心配されることです。私は、第1に、学校教育とそれにかかわる教育行政、2番目に、子供たちの放課後について、社会教育と結びつく福祉的分野の行政の中で機構を克服する問題をお伺いしたいと思います。

 まず、教育長は、子供を取り巻く社会環境をどうとらえ、どういう環境を駆逐せねばならないのか、どのような対処をお考えでしょうか。

 2番目に、学力と非行の問題を切り離して考えることはできません。確かに非行をする子イコール低学力の子とは言えなくなっていることは、たとえば最近の中学校間での暴力事件で中心になっていた生徒が、極端な低学力ではない例にも見られます。やればできるけれども、学習の体制から落ちこぼれ、やる気をなくし成績が下がり、突っ張りに走るという子供が少なくありません。いずれにしても授業についていけず、自信を失い、学習意欲をなくしたところから非行への道をたどる場合は多いと思います。学力のおくれをなくす取り組みは、この非行克服の中心的な課題と考えられます。「岡崎の父母が学校に望む」というアンケート結果でも、「教科の学習をわかるまで丁寧に教えてほしい」がトップで、父親の約半数、母親の71%が望んでいます。一方、学習塾へ通う児童、生徒数は年々ふえ、小学生で18%、中学生では28.2%。その理由は授業をもっとわかるようにしたいというものが圧倒的多数になっています。この学力のおくれをなくす取り組みの一つとして問題になるのが、評価法と具体的な到達目標です。アメリカ式の5段階相対評価、3段階でも5段階でも、この非教育的相対評価をやめ、到達目標に対する達成度評価に踏み切るべきであります。また、幾つかの学校では、授業についていけない子供たちへの特別な指導も行われ、ありがたいことだと思っておりますが、子供を教える教員像が求められていることは、岡崎の教育白書にあるとおりであります。ところが、定員増の教員を、専科教員をふやすのでなく、岡崎市独自の校務主任の複数制、補佐という形の管理部門としております。これが昨年24名、ことしはまた13名ふえて37名、4年前の発足当時8名から実に4.75倍になっており、白書では管理体制が強いと、訴える先生の声ともなっています。この管理主義、主任体制は、非行に取り組む際、最も必要な集団指導を保障するための教師間の相互信頼を阻むものとなっていることは、数々の非行を克服した学校の実践の中でも明らかになっています。教師の中に対立をもたらす行政それ自体が、非行を生み出すものと言わざるを得ないのではないでしょうか。

 子供たちの放課後、学校教育のほかにこの放課後の問題も2番目の問題です。学校から帰ると約半数の子供、小中学生の親は家におりません。そして遊び場は自分の家の中と答えた小学生は50%を超え、中学生は80%を超えております。友人の家も含めますと、小学生は69.6%、中学生は86.9%も。つまり帰宅後はほとんど家の中で遊ぶと答えているわけで、これは健全な心身の発展のための、戸外で安全に遊べる環境づくり、指導体制がいかにないかという数字のあらわれです。クラブ活動と学習が、放課後のすべてではありません。子供たちが身近に自由に出入りをし、指導者のいる施設、児童館の設置を真剣に考える必要があります。また、現在、民間で行われております学童保育について、制度として市が責任をもって取り組むことが急務ではないでしょうか。また、教育の問題が国民的世論になっている現在、教育委員会の果たす役割りというのは大変大きいと思います。このような大事な教育問題は、当然教育委員会で論議をされていると思いますが、教育委員会を市民に身近なものとするためにも、市民に傍聴を呼びかける、あるいは議事録の公開など大切だと思います。私は、さきの議会あるいは委員会でも再三この問題を要求いたしましたが、この教育委員会の議事録の公開などどのように論議をされ、どのような結論づけがされておりますでしょうか。

 2番目の問題、国際障害者年の施策の問題であります。

 障害者が社会生活に参加できるようにするために、自由に行動できる町づくりなど、安心して暮らせる地城社会をつくることは、国際障害者年ならずとも必要なことでありますが、とりわけ私は、きのう、きょうの質問に重複にならない程度で御質問をいたします。

 住みよい町づくりという点では、とりわけ公共施設でさえ利用できない岡崎の現状は御承知のとおりであります。市民会館の2階へ車いす使用の方の利用は困難です。この議場の傍聴席へ入ることはなおさら困難です。1つの例ではありますが、このような参加が保障されるべき公共施設を、まず計画的に改善をしていく。そして市民参画のもとで広く論議の場を持ち、障害にかかわる各種団体の皆さんはむろん、そうでない方々にも御意見を伺う。たとえば障害者と専門家の参加する町づくりのための諮問機関をつくり、その調査、勧告に基づいて障害者の安全が守られ、自由に行動できる町をつくる、そういうことも考えられますが、このような具体的な実施計画はどういうふうにお考えでしょうか。

 また、障害者が居住地や職場で不安なく生活できるより、地域住民の自発的な協力を奨励する。援助者、ボランティアをふやし、障害者が点字の訳、あるいは手話通訳や介助など、日常生活での必要なことが安心して頼めるようにするための援助をいま行政に求められているのではないでしょうか。

 市長も、国際障害者年10カ年という長い期間を踏まえて考えていきたいということですが、岡崎市の推進委員会1年で解散ということなら構成の多少の変更も含め、10カ年に見合う体制づくり、岡崎市独自の10カ年計画の実施のための体制づくりとその組織づくりも必要ではないでしょうか。

 以上をもちまして私の第1番目の質問とさせていただきます。



○議長(加藤清市君) 教育指導部長。



◎教育指導部長(藤井清君) 幾つかの御質問をいただいたわけでございますが、非行環境の浄化ということにつきましては、せんだって以来、きのうから、るる申し上げておるところでございます。家庭、学校、それから社会、3つがうまく連携をしなければならないので、そういったことについて一層充実をしてまいるべく、あるいは皆さん方の御協力もいただきたいと思うわけでございます。

 それから、学習の面から非行に走る、学習が十分いかないために落ちこぼれが生じる、それについて学習塾に走ったり、あるいは失意の非行に走ると、こういうお話でございます。そういう面も確かにあろうかと思うわけでありますが、とりわけことしからはそういうことのないようにということで、教科書の検討、そして学習指導のわかる学習の展開ということについて、教育委員会が示す学校指導重点も明らかに明示して、そして27名の指導員、私たちも含めて現場の指導、あるいは日々の事業の高まるような激励に参っておるところであります。特に教育長などは、4月来、懸命に現場に出てそれぞれの先生方の激励に向かわれておるわけですし、指導主事もそういった面で一生懸命に進めておるわけでございます。

 それから、相対評価、絶対評価の問題ですけれども、これにつきましては、ただいま子供のための通信簿を検討中でございますし、小学校、中学校、ともに新しい意味を盛り込んで家庭の方にやがて送られていくという状況になっておりますので、その点お含みいただきたいと思うわけであります。

 それから、役職者の管理体制の強化ということを申されたわけでございますが、それぞれの学校を私たちが訪問をしていくにつけて思うことでございますけれど、校長さんを初め教頭、校務、それぞれ授業を担当し、そして職員と協調しながら、職員を励まして懸命に努力をしている状態でございます。しかし、決して管理を強めるとかそういうことじゃなくて、職員ともども懸命に努力をしておることでございます。

 それから、教育委員会の議事録閲覧、あるいは教育委員会の公開のことでございますが、これにつきましては今後検討してまいるつもりでございます。

 以上でございますが、先ほども午前中に焼津の教育委員会の先生方が日本一の岡崎の学校を見せていただきたいというような前ぶれでもっていらっしゃったことでございますけれども、非常に各方面からの期待が大きいわけでございます。そういう意味で、岡崎の先生方は非常に緊張しながら毎日の授業、学習をやっておるわけでございます。

 それから、大変長うなって申しわけございませんけれども、せんだって中学校の修学旅行が全部完了いたしました。その中学校の修学旅行の中で、行って帰ってこられた校長先生が異句同音に言われるには、「岡崎の生徒についてはそういうことはほとんど感じられんけれども、他の学校の生徒の服装や言動が非常に乱れておるということを、ことしほど痛感したことはない」こういうことを言って帰られましたし、特に大阪からこちらに転勤されてその修学旅行に行くについて、岡崎の先生方が非常に親切で、2日家をあけたんならその2日の間も電話でもって、あなたのお子さんは元気ですよというようなことまで言ってくださった、こんな親切な真剣な都市というのは私はいままで経験したことがないというようなこと、そういうような種類のことを、それから特殊学級のあるお母さんが、こんなに真剣にやっておってくださって、いまここにも手紙を持っておりますけれども、こんなに真剣にやっておってくださる、もう岡崎を離れることはできないというように、非常に建設的な激励をいただいておるわけでございます。そういう意味で管理職強化とか、そういったようなことじゃなくて、私たち教育委員会も、そして現場も一体になって生徒の非行防止学力の充実に努めておるわけでございます。

 以上で終わります。



○議長(加藤清市君) 福祉課長。



◎福祉課長(津坂長二君) 国際年の岡崎市の推進連絡協議会のメンバーをいま一度申し上げてみたいと思いますが、ボランティアセンターを運営しております社会福祉協議会の会長が入っております。それから民間ボランティアとして活動していただきます民生委員の総務が入っております。それから身障団体4団体の会長を入れております。それから学識経験としまして医師会、小・中学校の校長会長に入っていただいて協議をしておるわけでございます。

 いまおっしゃいました民間ボランティアとの意見という問題につきましては、いろいろな機会を見つけながら、こうは考えておりますが、いまお話ししたような状態で、センターの主幹になる社会福祉協議会の会長もメンバーの中に入っております。

 それから、第1回の国障年の推進連絡協議会の意見、要望の中に、行政と民間が一体となって福祉問題を考える、身体障害者、精神薄弱者の相談員をふやしてほしい、あるいは心身障害者の雇用問題を、という話が出ておるわけでございます。これなども踏まえて今後煮詰めていくという形で先ほどもお話ししたわけでございます。

 それから、第2回目の協議会の中におきましては、市内の4障害者団体の連絡協議会を結成すると、これは先ほどできたようでございますが、それ以外に障害者を、ある市では動・植物園に従事さしておる、こういう問題。あるいは障害者スポーツ大会を団体へ委託してほしいとか、あるいは医師会の行う講演会について協力してほしいとかいう議題が出たわけでございます。このあたり十分煮詰めながら行事を遂行していきたい、かように思っております。

 以上でございます。



○議長(加藤清市君) 12番八田廣子君。



◆12番(八田廣子君) いまお答えをいただいたんですけれども、まず教育の問題です。

 一番最初の、管理教育でないようにという問題なんですけれども、現場の先生方は本当に大変で御苦労をされているということは重々わかるわけなんですけど、ですからよけいにこういう管理部門というのが、実際には担任を持たれませんし、教科を持たれたとしても5時間ぐらい。小規模校でいきますと、半数ぐらいは管理部門の方ということで、それなりに仕事が多くなるわけですね。そういうところから管理体制が強い、あるいは仕事が、そもそも4年前にスタートされたときには校長先生の用務などが忙しいからということも理由になって補佐制度ができてるわけなんですけど、現状ではそうでなく、もう管理体制になっていると。そこに子供に直接かかわる部門ではないのではないかという質問を私はしたわけで、それが先生方の声にも、教育白書なんかにも出ているし、子供たちの要望にもなっているし、子供たちの現状でもそういうことになっているからお考えをいただきたいということを申し上げたんです。

 2番目の到達度の評価なんですけれども、到達度評価の問題は、私今回初めて申し上げるのではありません。到達度目標の討議と実践というのは、何年も研究を重ねてから行うという性質のものではないはずで、すぐ論議をされ、論議に並行して授業に実施して、そしてやっていくことができるわけですね、現実に、法的にも。そういうことを教育委員会は明らかにすべきですし、またそういうことがいま特に必要な時期ではないかということなんですけれども、検討していることは検討委員会をおつくりいただいているということを存じ上げておりますけれども、現実にどういう検討をしているのかというのが非常に疑問に思えます。すぐ実施に移せる部分は実践に移されるその5段階だけじゃなくて、3段階でも相対評価は相対評価ですから、子供にも親にも学習の到達がわかって喜びのある教育をどういうふうにお考えになるのか、そういうことをぜひお願いしたいと思うわけなんです。

 それから、社会環境のことについて答弁漏れがありましたので、市長でも無論結構ですけれども、制度化の問題、それから放課後の子供たちの、おる場がないから家の中ということも考えられると私は思うわけなんですけれども、勉強とクラブだけで追いまくられているだけが子供たちの生活ではないし、もしそうであるならそれはそれで問題だと思います。

 それから、国障年の問題なんですけれども、連絡協議会のメンバーにもっと障害者団体を入れなさいということは、前からもいろんな声が出ているんですけれども、これは来年に終わるわけですね、ここの連絡協議会が。ですから、それが続いて行われるようなそういう体制をぜひ考えていただきたいということ。

 市長からお答えがなかったのでお願いしたいんですけれども、やはり私が一部分ですけれども具体的にこのように提言をして、これはことし1年間ではできない部分があると思うわけなんです。諮問機関をつくるとか、そういう面も含めて、先ほど御答弁になった10カ年で考えるということ、そういうことをきちんと実行していただきたいというふうに思います。

 2回目の質問を終わります。



○議長(加藤清市君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) いろいろお尋ねでございましてですね、私は専門的な御質問が多かったもんですから、ちょっと御遠慮申し上げておりましたんですが、あえて御指名でございますもんですから私からお答えさしていただきます。

 まず劈頭、八田廣子さん、大変私は感銘深いことでございまして、2時間、3時間にわたります専門的な御発言等を聞いておりましたときに、そしてまたきょうは短時間の中に大変まとめた御質問でございまして、さすがに和歌、俳句ということを日本人は理解するように、大変的確だと思っております。私はそういう意味におきまして、短い時間内において八田廣子議員の聞こうと思われる視点につきまして、できるだけ私の意見よりも専門的な関係の方がいいんじゃないかと思っておりましたんですが、あえてそのようなことでございますから、私も私の考え方を申さしていただきたいと思う次第でございます。

 まず教育関係につきましてでございますんですが、お尋ねで、いわゆる社会、地域ぐるみの子供の非行化に対する問題、こういう問題に対しましては、なるほど各施設も必要でございましょう。しかし、私は一番大事なことは、やはり地域ぐるみで、他人の子供、よその子供でもこれを見てやろう、こういう運動、こういう考え方が定着しないと、そこに1つの施設をつくった、これも一つの進歩ではございますが、他人の子供でも、あるいはよその子供でもしかりながらめんどうを見てやろう、そういう社会、地域ぐるみの不良化防止対策というものが定着してくることが、これは本当に望ましいんではないか。私は大変、理想論かもしれませんですが、そういうことを希望しておる次第でございます。

 同時にまた、教育関係、これらの問題に対しましても、教育委員会の指導部長の方から御答弁を申し上げましたんですが、若干私聞いておりましても自画自賛じゃないかと思いまして、ちょっとお礼の手紙、返事ばっかり言っておりましたんですが、あれも本当でございましょうが、中にはお小言もあるんじゃないかと。私は率直に両面を見る次第でございますが、しかし岡崎の教育というものは、地域におきましても県におきましても、それなりの大きな評価を受けておることも事実でございます。ただ私は、もう一歩突っ込みますと、このごろの教育ということを私も専門の教育関係の学校を当時出た人間ではございますですが、大変教育も変わったと思いますが、ただ1つ言えることは、やはりこの教育現場におきましても、批判をする、あるいはこれに対する小言を言う、あるいは親やきょうだい、こういうところに対しましても自分の考え方を上手に表現をするという一つの技法の中に、批判と小言という問題は大変上手になってまいりました。私の孫でさえも、場合によりますと私が負けてしまうほど、この小言、反発が上手でございます。しかし、反面、理解と自分の気持ち、自我というものを抑える、がまんをする、しんぼうをする、こういう問題がうらはらに必要だと思うんでございますが、これらの関係が若干おろそかになっておりゃへんかな、こんな感銘を受けるのも事実でございます。やはり将来の長い人生の中におきまして、学校という中におきます温室ばかりではございせん。やはり荒波に対しまして本当に子供たちが巣立っていく上におきましては、ある面におきましては自分の我を通すために、自分の考え方を表現するために、あるいはほかの社会を端的に批判するためにもその手法は大事でございますが、ある意味におきましては、やはり自分を抑え、自分をがまんし、自分に対するところの自我研摩、切磋、こういうしんぼうということも、将来の子供を、発育途上では必要ではないかな、こんな感じを受ける次第でございます。

 しかし、何はさておきましても、将来の岡崎市という問題に対しましては、やはり子供の健全な発達、こういうことが一番大切なことでございます。必要な施設に対しましては、学校教育関係というものはできるだけ最重点にいきたいということ、しかし、施設だけではこれを解決することはなかなか問題がございますもんですから、地域ぐるみ、よその子供でも、他人の子供でもこれを注意し、あるいはこれと一緒に指導してやろう、こういう一つの全市的な発展ということに対しまして心から一つの大きな願いを持っておる次第でございます。

 国際障害者年の施策に対しましての、八田廣子議員は、何かもう少し障害者の中からこれに対するところのメンバーを入れろと、こういうことじゃないかと思いますですが、しかし違うかもしれませんですが、私は障害者の代表の中からも、一つの障害者の立場としてのこの委員ということも大切でございます。今度の国際障害者年ということは、障害のない方、こういう方々もこの委員になっていただきまして、そしてそれらの人たちを理解していただくということもまた大変必要でございます。私はそういう意味におきまして、両面を考えあわせながら公正なこの国際障害者年である、しかも記念すべき会である。こういう会に対しまする大きな一つの視点を求めておる次第でございます。

 なお、これに対しまして議場に対する車いすが再三行っておるが、まだ入れんじゃないかというようなことを付帯して申されましたんですが、私はこの車いす関係につきましては、申し上げましたとおり、なるほどこの議場には車いすの方はそのままで来ていただくのに大変ふさわしくないかもしれませんですが、きのうも実は車いすに乗った方がここに来ておられました。この一つのスロープをつくる、税金を使ってスロープをつくるということも大事でしょうが、せっかくお見えになった方に対しましては、みずから暇な職員や友達が手助けをして、そして来ていただこうということの方が本当の国際障害者年にふさわしい心のつながりではないかと思っております。ただし、行政的にも必要なことでございますから、御承知のとおり、あの1階のコーナーの中にはかく議場のありさまがつぶさに見えるようにテレビ等を設置いたしましておるということでございます。国際障害者年といいますと、すぐに車いす、車いすとこうおっしゃるんでございますが、私は自分で車いすに乗っておりますお嬢さんの御家庭を訪問いたしまして、果たして市役所から市で車いすを各施設へ設置することがよろしいんでございましょうかと聞いてみましたら、市長、あなたは御存じないようでございますが、車いすというのはちょうど一般の方々のくつと同じように、文数が合わなきゃ、なかなかついでに使えんでございましょうよと、こういう実態をお知りにならないから、何でも車いすがあればいいと考えておられるようですが、われわれにとりましては車いすはくつと同じようにおのおの大きさもサイズも、使いなれたのとなれないのと違います、こういうことを本当に知っていただかないと、国際障害者年にふさわしい福祉行政はできませんよ、こういって私に教えていただきました。なるほどなと、こんな感じもしたことも事実でございます。

 これらの問題を踏まえながら、将来に対するところの国際障害者年、この名にふさわしい行事をじっくりとそして進ましていただきたいと思いますが、じっくり進ましていただきたいとこう申し上げますと、何にもやっとらんじゃないか、こういうことがすぐ返ってくるのでございます。私は何やったかにやった、こうやったといってあんまり宣伝することを好みませんもんですから、あえて言わないだけでございまして、声の図書等におきましても、すべての関係等につきまして近隣の都市とは違った感覚でもって、1歩、2歩進むだけのいわゆる行政的なサイドに立ちましての提案をさしとっていただき、また議員各位も大変な御理解を賜っておる次第でございます。ことしも、これらを含めまして青少年の皆さん方に対しましてのこれらの医療関係等につきましても御承知のとおり提案をさしとっていただく、こういうことでございますもんですから、どうぞこれらの福祉関係の予算等につきましても、どうぞ八田廣子議員さんにいたされましてもよく御理解をくださいまして、全面的に御賛成をくださいますようにお願いいたしたいと思っております。そういうことを含めまして、私は率直に御答弁をさしていただいたわけでございます。よろしくお願いいたします。



○議長(加藤清市君) 教育指導部長。



◎教育指導部長(藤井清君) 先ほどの2点かと思いますのでお答えを申し上げます。

 まず管理部門の強化ということでございますけれども、実は学校規模によって大分違いますけれども、たとえば教頭さんあたりが6時間、あるいは教務主任さんが10時間ぐらいの時間を持つ、担任さんが20時間というようなことで時間のアンバランスもあるというようなこと、その暇な時間だけ管理強化になっているじゃないかと、こう思いますけれども、実際は、職員が30名ぐらいになりますと、年休、あるいは研修等に出向きます、そういう補充に教頭、教務主任、そういう者が参りますので、実質的な授業時間というのがかなりにふえてまいります。そういうようなことで決して管理を強化していると、こういうことではございません。むしろ岡崎のそういう先生方は担任のそれぞれ困っているところを助言する、あるいは一生懸命に助けるというふうに回っておってもらえると思うわけであります。もしも、先生が御指摘のように、そういうような弊害があるとすれば、今後改めてまいりたいと思います。

 それから、到達度目標のことについてでございますが、これは先生御存じのように、教科書が採択がえになりまして、それから教育課程も非常に新しいものが出てまいったわけでございます。そういうものに対応しながら進めなければならないですし、それから54年、55年に六ツ美中学でこの到達度について研究をしていただいたわけでありますが、これは自主的研究でございますけれども、これは2カ年でありますけれども非常にむずかしい。したがって、検討委員会も現在どうしようかなということで非常に迷いつつ進めておる状況でございます。

 以上、報告を申し上げまして終わりにいたします。



○議長(加藤清市君) 12番八田廣子君。



◆12番(八田廣子君) いま御答弁があったんですけれども、最初に市長から御答弁いただきましたので、福祉の問題なんですけれど、市長がおっしゃることは私の質問と同じことをおっしゃったもんですから、同じだとは思うんですけれども、心の問題で言いますのは、いま市民運動で「愛のひと声運動」というのを実際にこれからスタートするということで、非常に関心も持ち、いいことだと思います。行政として、建物もつくらない、またつくった建物の改善もしないという姿勢では無論ないと思うもんですから、その改善の仕方をどういうふうにするのか、そのための、私と市長とたまたま一緒になったのか、健常者の方、障害者の方も含めての諮問機関というのを今後もつくって、そういう機関で聞くということが非常に必要なのではないかと、そういうことを申し上げたわけです。

 と申しますのは、いろいろなところ、たとえばいままだ残っている、新しいところではわりかしいろいろな配慮がされているわけですけれども、古くからある建物、いままでにできた建物をどうするかということは、やはり市民的に論議を呼ぶのが必要であり、市長はいいというふうに思っていらしても、実際には市民の中ではどうしてなのかと。市役所の前の庭を直す予算はあってもそういう予算はないのかというふうに私どもがしかられるような事態でございますので、そういうことを計画的に市民の前に明らかにする、それが市民参加の、市民が参画する市政の姿勢ではないかと、そういうふうに思うわけです。

 それで、児童館の建設とか学童保育の具体的な面についての御答弁がありませんでしたが、学童保育については制度化をするという方向をぜひともとっていただきたい。市としての援助ということです。いまは国・県・市という形の補助金制度ということになってまして、市長のお得意のサンセット方式の中に入るのかもしれませんですけれども、そういうのをきちんと確立をしていただきたいということで、それについて市長のお考えを伺っておきたいと思います。

 それから、地域での子供たちの活動の場では確実に指導者が必要だと思います。とりわけて現在の、第1質問でも申しましたが、社会的な環境の悪化というものに対して行政がどれだけ市民と手を結べるのか、そういうもののかけ橋となれるようなものを、たとえば地域の学区公民館という形でも結構ですし、児童館、児童センターという形でもいいですけれど、それをやはり子供本位に真剣に考えるのが必要ではないかと、そういうことを思うわけです。

 それから、国障年の計画についてなんですけれども、やはり障害者団体の連合会が4団体でできて喜ばしいわけですけれども、もっと広い団体を、この連絡協議会が解散した後も残るような、そういう姿勢をお示しいただきたいと、そういうふうに思います。個々の問題については個々の問題でこの連絡協議会なり、それに引き続く実行委員会なり、そういうところできちんと市民の意見を聞きながらやっていただきたいと思います。

 教育の問題ですけれども、やはり非行に対するには、上下というんですか、重層構造というんですか、先生方にそういうものがあってはならないというふうに非常に感じるわけで、いまの非行の実践例ではそうだと思います。教育長がいまの社会環境をどのように考えておられるかという御答弁はありませんでしたけれども、わかる学習にするためにも到達度評価をぜひ導入をしていただきたい、そういうので親と教師と子供がわかる学習の到達をですね、そういうのをぜひお願いしたいと思いますけれども、そこのところはどうでしょうか。



○議長(加藤清市君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 再質問でございますですが、私もずばりお答えいたしましょう。

 特に八田廣子議員の言っておられますところの学童保育等につきましては、これは見方が2つございますもんですから、これらの問題等につきまして内部的にも十分詰める意思はございますんですが、現況新しく物をつくるという考え方はございません。

 それから、教育、福祉の委員会等がございますもんですから、私は、特に今期の議会というのは、休会中のいわゆる研究委員会という専門な関係等につきましても、十分予算も議会側の御要望どおりにつけてございますもんですから、そういう意味におきましてどのようなことをしたらいいかということは、委員会自体もひとつお考えいただきたいと思っております。委員会でお考えになった問題等につきまして、これも十分参酌さしていただきまして執行さしていただくと、こういう姿勢でございます。私のいまのは市民参加ということでございますから、市民参加の行政というものは、一番最近は何かと申し上げますと、これはやはり市民の皆さん方の要望を担われました議会の皆さん方というのが一番の責任者である、適格である、かように判断をしておる次第でございます。ただし、一般の関係等の方々につきましてのおのおのの関係を全部排除していくかというと、そういうことではございません。むしろ私の執行段階といたしまして、専門的な考え方を持っている方々、あるいは地域的な問題等を含めておられる方々、これらに対しましては当然ではございますが、その考え方との接触を深め、お考えのことを聞いていきませんと、これはどうしても執行ができませんもんですから、こういうことは当然さしていただきたいと思っております。これはあくまで私の諮問的な考え方というんですから、同時に私自身の一つの腹を決めさせていただく問題、あるいは私に対する発想をさしていただく根源といたしまして、市民一般の各位であろうとも、これは大いに市政参加というその道でもちましてお知恵をぜひかしていただきたい、かように思っておりますんですが、あくまで私はこれらの関係等につきましての基本的な考え方というのは議会重視と、こういうことでもっていきたいというのが実態でございますもんですから、この辺のところをお含みおき願いたいと思っております。

 なお、八田廣子議員がちょっと申されました市役所の前の庭を修繕する金はあっても云々かということでございますんですが、御承知のとおり私は、中には心ないというんですか、何か御存じない人が私にも電話をしていただいた方がございますんですが、あの庭木1本ふやしたものはございません。ただ結局このように、空間でおりましたあの1階のピロッティーを事務所の中へ取り込みまして、こういうことをいたしますと、前の庭をむしろ縮めさしていただいたと。こういうことをしないことには中に入っていただくことができませんから、こういうことで改造をさしていただきましたんですが、その木をふやすとか、あるいは灯籠をつくるとか、こういうことではございません。灯籠は御承知のとおり、4年間も5年間もよそに市の予算を出したままで何にも手をつけなくて放置してございまして、預かった人は大変な迷惑でございまして、これ以上ほっかっておけば預かり料を出さなきゃ置いてくれないような実態でございますんです。こんなもったいないことはございませんから、このたびの改造と相図りまして、一番的確であろうという町、石都岡崎の正面に据えさしていただいたということでございますもんですから、これは八田廣子議員は特に御存じだと思いますですが、少なくとも庭をいじる金があっても児童保育に金がないかなんということがありましたら、議員さんからしっかり訂正をしていただきますようにお願いをいたしたいと思います。



○議長(加藤清市君) 教育指導部長。



◎教育指導部長(藤井清君) 最後の問題で御質問の件でございますが、わかる学習の展開ということを頼むぞというお話でございますですが、これにつきましては、先ほど申し上げませんでしたが、委員会のうらはらの関係にあります学習指導委員会というのが、実は現職教育の先生方を中心にあるわけでございます。そして各学校それぞれ指導員の方、それからそういう学習指導のわからせ方を研究していく委員会、こういうものがそれぞれ力を合わせて先生方の教材研究、あるいはわからない子供にどういうふうにわからせるかというようなことを推し進めてまいりたいと思っておりますので、先生の御期待に沿えるように努力したいと思います。よろしくお願いします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△梅田操議員の質問



○議長(加藤清市君) 16番梅田操君。

     (16番 梅田 操君 登壇)



◆16番(梅田操君) 私の後にはわが市議会の最大のユーモリストであります加藤繁行議員が控えておりますので、私はなるべく簡単に質問を、短時間で終わりたいと思っております。

 さきに通告しました質問のうちの大きな第1問の質問でございますが、康生西地区の再整備問題について、康生西地区には現在スポーツガーデンを中心として1万1,791平方メートル、約3,567坪、また郵便局本局の東向かいに1,537平方メートル、約465坪、魚町1丁目地内に城北公会堂所在地の378平方メートル、約115坪が存在しておるわけでございますが、そこでまずこの周辺にかかる問題点を私から先に申し上げます。

 第1の点は、この岡崎市がレクリエーション協会に委託して運営しておりますスポーツガーデンであります。さきの3月議会においても宇野議員からも質問があり、また今次の議会でも佐伯議員からも質問になったわけですが、現在非常に困難な状況にあると思われるわけでございまして、55年度においても5,200万円、56年度予算においても5,500万円の市費の持ち出しが見込まれておるわけでございます。もちろんこれはそれなりに市民サービスの一環となっておるわけで、市民からは相当に喜ばれておる一面もあるわけですが、しかし、さきの3月議会の宇野議員に対する市長の答弁にもありましたように、何らかの対応の必要性があるというように聞き及びました。

 なお、このスポーツガーデン同敷地内には、旧連尺小学校の体育館であったものを転用した城北会館もあり、昨年度中、単純利用回数328回を数えておりまして、地域の会合、体育等のコミュニケーションのために相当の機能を発揮しているわけでありますが、いま一歩機能性に欠けるうらみがあるというふうに相当地元から苦情が来るわけでございます。

 次に、第2の問題点としまして、三河武士のやかた、家康館の建設と、来春へのオープンが近づくにつれて、岡崎城、岡崎公園への利用をあわせての大型バスの駐車施設の問題がございます。

 第3の問題点としては、国1環境整備対策の進展に伴う問題です。もちろんこれは、いまようやく市都市計画審議会で諮問の答申を終わって県へ上申した段階でございますが、事業実施には多少のこれからの時間はかかるかもしれませんが、また市長さんも相当地元へ直接出向いて非常に熱心に計画を推進していただいておることは、非常に感謝するわけでございますが、将来この計画が進展した段階で沿線の住民に対する営業対策、移転先対策等を考えるわけでございます。

 以上がこの康生西地区、あるいはこの周辺に関する問題点、大きく3点でございますが、と考えております。これを踏まえまして、次に私の私案を申し上げるわけでございます。

 私案の第1点は、このスポーツガーデンのよりよき環境を考え、また経済的メリットを踏まえての移転であります。幸いにして、市長は現在2大ゾーン計画を抱えて最大の努力を払ってその実現に邁進しておられるわけでありますが、このスポーツガーデンと同様の機能はすでにその計画の中に、レジャー・体育ゾーンとして、当然その趣旨、設備等は引き継がれるものではないかと思っております。したがって、スポーツガーデンの移転は位置の変更という移転のみを除いては相当の可能性があるのではないかと考えられる次第です。

 私案の第2点は、このスポーツガーデン跡地の利用計画であります。すなわち、この跡地内に、さきに提起しました1点として大型バス駐車施設を含めた駐車場の建設、2番といたしまして市民センター的要素を持ったコミュニケーション施設、3番目といたしまして、これは新しいことでございますが、防災センター要素を持った消防中央分署、これは仮に私がつけたわけでございますが、こういったようなものを置きたい。なおもう1点、4番目といたしまして、国1対策に関連する営業者の移転入居用、あるいは公営、あるいは買い取りでも結構でございますが、の住宅等の建設でございます。

 多少、以上の点を補足いたしますと、まず駐車施設ですが、これは全く同一の問題について地元有名店会からその建設の要望書が出ておると聞いております。

 なお、本日、先ほども河合議員の質問に市長及び石原部長よりのそれぞれの丁寧な御回答もあったわけでございますが、ここで私が考えている駐車施設というものは、国1の上り線方向のものと、国1以東よりのものを考えておるわけでございます。家康館への連絡は地下道等が非常に望ましいわけでございますが、これも建設費の関係で無理だとおっしゃるならば、現在の岡崎公園の陸橋等の使用でも当座はしのげるのではないかと思っております。なお、国1の下り線方向、つまり西行きですね、これからの岡崎公園、家康館等への駐車施設については多少問題があるかもしれませんが、県河川の伊賀川の竜城橋下流左岸の旧遊園地跡の利用は考えられないかと思っております。

 次に、市民センター的要素を持ったコミュニケーション施設の件ですが、現在市内に各所に6カ所の市民センターが開設されておりまして、私たちが聞くところによりますと、市役所、本庁舎との回線連絡によって窓口サービスもすぐにできると。これとあわして種々の研修、会合設備を持っておって、非常に公民活動に活用せられておると聞いております。つまり城北会館の機能をさらに高めた施設をここに考えるわけでございます。また、この近傍には、先ほど申し上げました旧労働基準監督署庁舎の転用であります城北公会堂もあるわけでございまして、この廃止統合も考えられるわけでございます。消防中央分署と仮に申し上げましたが、このことですが、御存じのごとく、この周辺には相当数の都市再開発による高層ビルがあるわけで、私も二、三回このビルの火災に当たって消火活動をいたしました、われわれボランティア消防団員、ちょっとここで触れておきますが、ボランティアという言葉が、議会で聞いておりますと、対福祉奉仕者というふうに非常に使われておるようでございますので、この際私も消防団員の一員でございますので、民間消防団員もしゃれて言うならば「ボランティア・ファイヤーマン」、民間消防団員だということを、ちょっとここで機会をとらえて説明さしていただきます。

 われわれ消防団員では、科学的にも、装備的にもとても歯がたちません。その対策として科学的機動力を主として、なお中央繁華街等への出動の便利なような消防中央分署等を考えていただきたいわけでございます。その一部には消防団の併設併存も結構でございます。また耐震貯水槽等の設置も考えていただきたいと思っております。

 次に、国1拡幅に伴って、一部住民の中には営業所の移転、住居の移転等の問題も発生するかと思われますが、その入居者対策としてこの整備計画の中に公営の賃貸住宅、あるいは買い取り区分住宅、こういったようなものを考える必要があるのではないかと思われます。

 以上、大変盛りだくさんな夢想的な私案を提起しましたが、相当膨大な経済計画を伴うことでありますので、都市再開発法等の利用も考えていただきたいわけでございまして、この私の一方的な考えにはまた相当デメリットもあるわけでして、その1つの最も大事な点は、この地域の中に現在市営の城北保育園が存在しておるわけでございまして、この幼い市民たちの生活をこの再整備計画によって奪うということは絶対許されないことである。ただし、その対策として考えられることは、先ほど申し上げました郵便局の東向かい側の地内1,536平米、465坪ぐらいのところへの移転等も考えられるわけでございます。

 なお、ただいま申し上げました郵便局の東向かいの地域は、一部、現在植樹帯になっておりますが、これは公園ではないそうでございまして、しかしながら、相当芝が、わりに木が植わっておりまして、早朝通りますと、付近の老人クラブの皆様方がゲートボールの練習のようなことをやっておられたり、あるいは樹木、草花の手入れ等を相当お楽しみでやっておられるようでございまして、これを奪うということもまた苦しいことではないかと思いますので、これをまた勝手なことですが、向かい側の城北公会堂の方へ移転してはどうだろうかと、こういうふうに考えるわけでございます。

 さらに、この再整備計画を進めますと、このスポーツガーデンは大樹寺と岡崎城の見通し線上に位置しておるそうでございまして、現在高さ十五、六メートル以上のものを建てると、大樹寺から岡崎城の見通しができなくなってその景観に障害が出ると聞いております。岡崎の重要な観光資源としての2拠点が相互に見通しできないということは、地下の家康公も大変悲しまれることであるかもしれませんが、一方、それでは1980年代の現在、その必要性が果たしてあるのかということもまた反論としては出てくるわけでございますが、この辺はまた市側の方の御意見をお聞きしたいと思います。

 以上、いろいろ申し上げましたが、スポーツガーデン施設の活用より発想しました諸点であります。また、経済計画を相当無視した提案でありますので、理事者側において適当に意のあるところをおくみ願って、御回答をお願いしたいと思います。

 次に、大きな質問の第2の流域下水道の問題でございますが、これは本日冒頭、建設委員長でもあり、また下水道問題に造詣の深い河澄議員の質問に対して、市長を初め各担当者から相当詳しい回答がありましたので、重複を避けて私は割愛いたしますが、一、二点お願いしたいことは、さきの質問にもありましたが、市民は流域下水道であれ、または市の独自の処理施設を持った下水道でもいいわけでございまして、要は早く水洗化を望んでいるものでございます。少なくとも市街化区域内の早期100%の施行を望むわけでございまして、もちろんこの問題については、市長は東奔西走してこのために努力してみえるということは十分わかっておりますので、ますますの御奮闘をお願いするわけでございます。

 以上、2つの質問でございますが、これをもって第1回目の質問を終わります。

     (16番 梅田 操君 降壇)



○議長(加藤清市君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 梅田議員さんの御質問にお答えする前に、1つはお願いしておきたいと思っておりますんですが、何か梅田議員さんのその後に来られる方がユーモリストだかユーモラストだか知りませんですが、そういう御質問があるということでございますが、議会でございますですから、そんなユーモアばっかりやられては困りますもんですから、もっと、市民監視の中の議会でございますから、的確な、骨を切るような私も答弁をさしていただきたいと思いますから、そのようにお含みおき願いたいと思っております。

 それから、私が一番に心配しておりました、実は地域の関係を、公園を含めましての関係、駐車場関係から申し上げますと、やはり梅田議員さんがおっしゃいましたように、あのスポーツガーデンの施設というものが一つの考え方の対象になるということでございまして、これは私大変胸を痛めておりまして、一つまごつきますと、あんないい施設をもっといいようにせよという意思が地元からわいてくるんではないかと思って心配しておりましたんですが、梅田議員さんは大変御理解ある立場で、あれは廃止して次をつくればそれでいいじゃないかというようなことでございますもんですから、私はやっと安心したということでございまして、大変ありがたいと思っております。

 しかし、いまの御発想の中の内容につきましては、大変これはむずかしい問題でございまして、答えを簡単に申し上げるのならば、これはお話としてはなるほどこのようなお考えがあったかということで感心をして聞かせていただきましたが、いざ実行になりますと自信がないということだけを申し上げまして、担当からお答えをさせていただきたいと思います。



○議長(加藤清市君) 開発部長。



◎開発部長(石原武君) 再整備の問題は、いま市長も申されましたように、私どもとしてはここをどう開発するか、具体的な問題等について立ち入ったものはまだしておりませんので、その辺で御理解をいただきたいと思います。

 特に駐車場問題等々につきましては、当然岡崎公園の城祉公園としての考え方の中で、十分その辺の大型バスを含めた駐車場問題というのは考えていきたいというふうに考えて、先ほどもお答えをしたとおりでございますが、当然、将来計画をすぐ、三河武士のやかた、家康館の開設には間に合わないにしても、暫定的な問題については何とかあの地域で考慮できるスペースが多少は考えられますので、この辺はまだ構想の域でございますけれども、皆さんにもお示ししながら、利用者の方にも少しでも不便を感じさせないように努力したいというふうに思っております。

 国1対策にかかわります問題の中で、当然拡幅というような手法がとられますので、現在の住宅地から離れていただく方も出てまいりますでしょうし、あるいはその沿線に伴う営業的な問題によってそれぞれ生活権というものを考えておられる人たちのための配慮というのは、十分、特にこの国1の場合には考えていく必要があろうということで、前向きに考えておる次第でございます。

 以上です。



○議長(加藤清市君) 教育指導部長。



◎教育指導部長(藤井清君) いまお話のありました中央市民センターでございますが、50年から毎年1館ずつ建設を進めてまいりました。55年度に南部市民センターでもって6館完了したわけでございますが、ただ中央市民センターについては、現時点ではまだ構想はございませんので、その点だけ、そういう旨をお答えいたします。



○議長(加藤清市君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) いま御答弁いたしました中に、お履き違えのないようにひとつ私から訂正さしていただきますんですが、いま部長答弁の中に、このスポーツガーデンの土地を含めまして、国1対策の交換地に使うようなニュアンスでとられる発言があったようでございますもんですから、これはいまのところ、国1対策の交換地としてこのような土地を用意するという考え方は持っておりません。ただ、国1対策で私の方で行政的に可能な限りは、これに対応する全市的な視野で適当なところをできるだけごあっせんするようにという指令は出してございますですが、ここをそのように考えするということはございませんので、もしも履き違えされますと大変なことになりますもんですから、ちょっと私から訂正さしていただきます次第でございます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△加藤繁行議員の質問



○議長(加藤清市君) 15番加藤繁行君。

     (15番 加藤繁行君 登壇)



◆15番(加藤繁行君) 本日の最後の質問になりましたが、皆さん方の心を体しまして簡潔に質問をさしていただきます。

 まず第1に、行政改革の問題でございます。

 昨日の夕刊でございましたか、見ておりますと、「行革は国も地方も待ったなし」これは今時鳴り物入りで行われておりますいまの行政改革をPRするために全国から募集をされた中で総理大臣賞に選ばれた作品だそうでございます。

 今回の行政改革は、鈴木総理の政治生命をかけても必ず断行してみせる、こういう強い決意表明を受けて、内閣総理大臣の諮問機関として臨時行政調査会が設置をされ、第1臨調が高度成長期の行政の扱い方を問うものであったのに対し、今回の第2臨調は低成長に移行したわが国の経済、社会、また国際社会の新しい状況に即応し得る行政のあり方を審議し、行政再編成のための指針を打ち出すことを設置の目標として発足をいたしたものであります。

 3月16日に会長と委員が選任をされました。会長には財界の総帥、土光さんがおなりになりました。以来、活発な活動が展開をされ、各地で一日臨調なる催しが行われ、名古屋においても10日にこれが開かれたそうでございます。とにかく、かなり精力的に、この7月中旬の中間答申作成に向けて作業が進行中であるようであります。

 しかし、内容が明らかになってくるにつけて、公正で有効度の高い民主的な政治の実現、国民にとっての行政改革、この方向から財政の赤字を行政の減量で穴埋めしようとする臨調、しかも社会的に立場の弱い者や公務員、地方自治体の犠牲で財政再建を図ろうとする臨調、加えて、行革といえば何でも正義であるかのような風潮をつくりつつ、いままで切りたくても切れなかった福祉や文教など、国民生活連絡部門を切り捨てようとする政府、財界指導の臨調に変貌しているのであります。何とならば、第2臨調の土光会長を支援する稲山経団連会長、永野日商会頭ら、財界5団体の長で構成している行革推進5人委員会の提言と、この6月9日に発表されました第2臨調の中間答申の原案、13テーマ、73項目の内容がほとんど一致をしているのであります。そして鈴木総理は、去る5月23日、行政改革全国知事会議を政府召集で開き、いまや行財政改革はひとり国だけにとどまらず、地方団体の行財政も含めて行わなければならない、こう演説をしておるのであります。

 したがいまして、早晩この流れは自治体にも、ただいまの標語のとおり待ったなしで押し寄せてくると見なければなりません。しかし、本市においては、市長の答弁で明らかなように、行革はデメリットが予想されるものはやらない、こういう基本姿勢が確立されておりますし、加えて今日までの本市の行政機構、その他の改革もまず実態を明らかにする、不要のものは切る、しかし、必要なものは断固残すという強い考えを持っていらっしゃいます。

 さきの3月定例会に、条例化をされた中に市長初め三役の皆さんの退職特別加算がございました。私は、三役の皆さんは26万市民のいのちと暮らし、喜びと幸せを確保する責任者として、身一つを持って日夜たがわず努力をして、そしてその責任を果たしていただいて、郷土岡崎がよくなって、すべての市民が幸せになるのなら、今時、財政緊迫の折柄ではあるが、その責任の重きに図って納得すべきであろうと考えたわけであります。しかし、一部市民の皆さん、それも有識者と言われる市民各位から、本来責任者たる者はみずから範となすのが当然であるが、部課長のみを切るのは何事だという声も聞かれるのでございます。なるほど、部課長は実務の責任者として、市長初め三役をしっかり支えてがんばってみえる。一生懸命に支えている方がなくなって、支えられている方がついているというのも、若干理屈に合わない点もないことはないと、現象的に見ればそうかもわからないわけでございますが、とにかく行政改革は大変むずかしいものであります。いまこそ市長初め三役各位は、正しい政治の姿勢にのっとり、その責務を十二分に果たすべく、不断なき努力、精進を積み重ね、そして市民各位が期待する市政実現に向け一層の努力をされることによりこたえるべきであると考えるものであります。

 あわせて、いささか楽しみが薄らいだ部課長さんに対し、また直接市民と接しがんばっておられる職員各位に対し、やる気を持って生き生きと仕事のできる各種環境づくり、職場づくりの格別の配慮をすべきであると考えるものであります。

 「行革は、町から村からわが身から」これは残念ながら総理大臣賞から外れた佳作だそうでございますが、このような耳ざわりのよい言葉に惑わされることなく、国民、県民、市民にとっても行政改革、それは自治、分権、参加、情報公開、不公平税制の是正、社会福祉の充実と環境保全、特権と格差の撤廃、社会的弱者の人権保障、教育の再生と学歴社会の解消など、公正で有効度の高い民主的な行政を実現させるものでなければならないと思います。市民が、自治体が、市の職員が不利益をこうむるような行革であっては断じてならないと思いますが、市長の御見解を伺うものであります。

 次に、教育問題でありますが、教育における市長の主たるお考えは、初年度施政方針の中で明らかにされましたように、過小校、過大校の解消を第一義に挙げられておられます。世間におきましては、教育の荒廃と言われるように、今日教育の上には多くの問題があらわれてきております。

 「人間は教育によってのみ人間となることができる」という言葉もございます。豊かな、ゆとりある教育がいかに必要であるかを痛感するところであります。今日、教育において適正な内的条件の確立はもちろんでありますが、外的条件の整備拡充もまた欠くことのできない重大な事柄であります。そこで、いま本市38校中、過大の最たるものとして、矢作北小、南小学校と矢作地区には2校も存在しておるのであります。中でも矢作北小は、現在1,531名の生徒を擁し、プレハブ5教室をもって対応をしております。体育館はあるにはありますが、もちろん全校生徒は入れません。また、校庭も全員が集合すればいっぱいになってしまって、手が交差して体操もできない、そういうような手狭な環境となっております。

 私は、さきの3月定例会において、ただいまの状況を踏まえ、質問をさしていただいたところ、御当局から、北小、過大解消については教育委員会として最重点に考えている、こういう答弁をちょうだいいたしました。したがって、今日までいかなる手当、解決の努力がなされたのか、お伺いをいたしたいと思います。

 次に、家康館、三河武士のやかたの問題で1点申し上げます。

 本市観光の目玉となり得るこの家康館が、いま各方面の努力の中に完成に向けて進行中でありますが、多額の市費を投入してのこの家康館は、市民の皆さんにも、当然のことながら、また広く多くの皆さんに利用されまして、名実ともに建設の意義は満たさなければならないと思います。それには施設そのものの魅力も大切でございます。これはいま展示委員会なるところで検討中ということで期待をするところでございますが、また最も必要な施設の一つであります駐車場問題も、さきの各議員諸氏の御質問の中に答弁でありましたように、それぞれの当局で鋭意検討、努力中ということでありますが、また開館の4月予定が、いろんな見直しの中に9月にずれ込むという市長の答弁もありました。いろいろむずかしい問題も山積しておると思うわけですが、せっかくすぐれたこの施設でありますので、4月開館がおくれたならば、少なくとも4月1日の市制記念日ぐらいには開館できますように、一日も早く市民に解放するということも市当局の責務であろうかと思いますので、つけ加えさしていただきたいと思います。

 また、いささか商業的になりまして恐縮でございますが、観光都市岡崎にとりまして、この家康館、三河武士のやかたは大きな武器になろうと思いますが、これも世間の皆さんが多数来館してもらわなければならないわけであります。いま世は宣伝の時代と申しまして、もちろん宣伝も大切でございますが、今日、送客に大きな力を持っておりますのは旅行代理店とか、あるいは旅行屋さん、エージェントと呼ばれるわけでございますが、これらの皆さんが大変大きな力を持っていらっしゃいます。しかし、これらの皆さんは、それぞれの手数料によってその収入を確保されて営業を行っておられます。旅館へのあっせん、あるいは入園、入館等々の手数料によって生活を立てておられるわけでございます。したがって、いかにすばらしい観光施設をつくりまして送客いたしましても、そういう意味でのリベートが入らないと、そういう業者の皆さんはなかなか熱が入らない。そういうこともございまして、この際本市も観光都市として名を高らしめ、実を上げるために、この商業的感覚にのっとりまして、家康館へたとえば団体で送客していただいた場合にはその入場料の何%はリベートでお返しする、このようなシステム、あるいはお城の入場券とセットしてこのようなシステムをとるというような方法をお考えになってはどうかと思うわけでございます。

 聞くところによりますと、桑谷山荘は旅館的形式であるということもあって、ある程度リベート方式というものを採用しておられるかに伺っておりますが、御当局のお考えをお伺いしたいと思います。

 以上で第1回の質問を終わります。

     (15番 加藤繁行君 降壇)



○議長(加藤清市君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) ただいま加藤議員さんから一日臨調の問題を初めといたしまして、この臨時行政関係につきましての御高見でございました。私も御拝聴しておりまして、そのとおりだという感銘を深くしたわけでございます。私のこのたび執行しておりますところのこの岡崎市の行政機構の見直しというのは、これは第2臨調とは関係のないことでございます。私は、うちはうち自身、地方自治の原則に立ちまして進めていきたい、こういう方針に現在も変わりはないのでございます。

 なお、率直に申し上げましたんですが、市長、私がやめた場合におきますところの三役の加算等でございますんですが、これは大変私もあんな加算等できちっとした契約にさしていただくのがいいのか、あるいはそうでなくて何か漠としていただいて、やめたときにほめていただいて加算をつけていただいた方がいいのかと、いろいろ考えましたんですが、すべてを明確にしていくというのが私の方針でございまして、若干そういう方針に各市ともなっておりますもんですから、そこで市政顧問でございますところの加藤議員さんよく御存じの太田一夫先生にもよく相談申し上げましたんですが、これはむしろ安いぐらいだが、これでがまんができるかということでございましたもんですから、私はむしろ惜しまれる市長になりたいと、そういうことでお願いをし、皆さん方の御議決を賜った次第でございまして、御理解を賜りたいと思っております。

 なお、課長以下職員に対しましての関係等でございますが、これは申されるとおり、一番大事なことでございますもんですから、このたびは3等職課長としておりましたところの皆さん方も、これはもう責任を持っていただくということで、13人の多くの皆さん方が2等級課長になっていただいたのでございますが、これは給料を上げたということでなくて、私の言っておりますところの権限の委譲に対するところの責任体制を明確にした、こういうことでこのような措置をさしていただいたわけでございます。

 なお、課長補佐も、当時の次長職ということで、課長のおらないときには代行するというような制度は不必要だということから、各課長補佐が単独におのおの事務を持つと、こういう職制にかえましてこれらの算入をふやさしていただいたと。同時に、係長以下につきましても大幅なそういうような措置をいたしながら、実務担当者がこの激務に耐え得る、それに対応するところの職員の待遇改善、こういうこともさしていただいたわけでございます。あわせまして、このたびの施政演説でも申し上げましたとおり、第2のうちの行政機構の改革とも言うべき現業職員の皆様方に対するところの一括の、共同的な組織を持ちながら、各職制におきましても主任制というものを採用さしていただきまして、一層的確な運営、こういうことをしたいと思っている次第でございまして、これらの関係等につきましても、特にまた加藤議員さんもこういうことにつきましては専門的な御経験もあるようでございますもんですから、どうぞいろいろひとつアドバイスを賜りながら直すべきことはいつでも直していきたい、こういうことではございますが、職制制度、その他の問題等につきましては、ある程度決意をいたしましたならばその方針を持って相当量まで貫きませんと、朝令暮改という問題は大変また混乱を招きますもんですから、大きな欠陥がない限りにおきましては一つの方針を貫きたいというの私の信条でございまして、この点につきましても御理解を賜りたいと思っております。

 家康館建築の問題等につきましての来客誘致に対するところのリベートということでございますですが、リベートと、こうおっしゃいますと、何か大変どうも本市の感情からいきますと耳触わりの悪い言葉でございますもんですから、率直な答えを申し上げるならば、私は行政的にリベートは一銭も出さない、こういうのが公式でございますですが、ただ今度は報償金、その他の制度等、これを利用していただくために最もふさわしい制度があるとするならば、たとえて言うならば、市が直接でなくても、観光協会あるいは協会等がこれを直接運営していただく。そういう中におきまして一層的確な方法があるとするならば、またひとつ専門的なお知恵を聞きながら、そういうものが可能であるかいなかということも十分検討の上、対処をさしていただきたいと、かように思っている次第でございます。

 以上、私から申し上げました。細部につきましては担当からお答えさしていただきます。



○議長(加藤清市君) 総務部長。



◎総務部長(加納厚君) 行政改革の大綱等につきましては市長がただいま答弁されたとおりでございますが、臨調の関係のいろんな決めた事項がまだ具体的な方策としては流れてきておらない状況にあるわけでございます。最初の一般質問の質疑の際にも佐伯議員にもお答え申し上げましたとおり、本市としては独自な形で機構改革であるとか、あるいはまた入札制度の改善とか、あるいはまた補助金の見直し、事務改善など、できる範囲の事務効率化のための行政改革を実施をいたしておると、今後もその方針には変わりはないということでございます。



○議長(加藤清市君) 教育次長。



◎教育次長(横田忠男君) 2番目の教育施設の整備についてお答えを申し上げたいと存じます。

 この矢作地区の学校施設、環境整備等につきまして、大変御心配をおかけしておると。そういうことにつきましては、本当に議員さん初め地元の皆さん方、次代を担う児童生徒の健全育成のために御心配を本当にいただいておるということは、まことありがたいことだと存じます。

 いままでの矢作地区関係の相当地域の発展によりまして、今後のそういった施設整備についての対策はどうしたというようなお尋ねでございますので、少しくお話を申し上げたいと思いますが、御案内のように、矢作地区の学校等につきましては、特に矢作北のお話でございますが、矢作北を含めまして、約10年前、昭和47年当時は矢作北小学校は12学級でございましたわけでございます。その全体の4小学校で62というのが、現在の56年度になりまして、矢作北が37学級、この全地区4学校を合わせましても110というような急激な学級増を見たわけでございます。したがいまして、教育委員会といたしましては、こうした環境の整備、子供さんには義務教育を受ける権利があるわけでございますが、学校の選択の自由はないと、教育委員会の指定の学校へ入らなきゃならない、そういう面を教育基本法で申しておりますように、教育の機会均等というような見地を踏まえまして、私どもは格差是正ということにつきまして常々配慮をいたしておるわけでございまして、したがいまして、この矢作地区の学校の今後の整備の仕方という面につきましても、将来を予想いたしまして、昭和51年でございましたと思うんですが、その折にぜひ関係者の皆様にお集まりをいただきました席上で、中学校1校、小学校1校がぜひ将来的に必要であるということをお話し申し上げまして、それに伴います地元の御協力、用地のあっせん等の御協力をお願いしたわけでございまして、それに伴いまして皆様御案内のように、中学校につきましては、現在、矢作北中学校というのがこの4月に発足開校を見たわけでございます。あと残ります小学校の関係につきましては、当初矢作南小学校等が相当予想がされまして、途中で軌道修正と申しますか、52年、53年ごろになりまして、またこれが矢作南も伸びるが、さらに矢作北小学校のがさらに伸びるというようなことで、矢作小学校区の方が必要じゃないかというような軌道修正と申しますか、そういうような観点に立ちましてそれぞれお話をしてまいったということでございまして、何分にいたしましても、まずこの学校の過大校の解消というものは、学区の再編成というような面も当然1つの方法ではございますが、大きな学校になる場所はやはり分離独立、1校の独立が必要であるというような面に立ちますと、先立つのは用地の取得でございます。そういう面につきまして、ひとつ地元の皆様、議員さん初め地元の関係者の皆さんの用地取得に対する御協力を特にお願いを申し上げるわけでございます。

 また、それに関連しまして、新設校に伴います学区編成等、そういう面につきましてもひとつ地元の皆さんの格別な御理解、御協力がいただきたいと、かように存ずるわけでございます。

 以上でございます。



○議長(加藤清市君) 厚生経済部長。



◎厚生経済部長(大河内喜代一君) 三河武士のやかた、家康館の開館の日にちを、市長の申されましたところの秋には遅いと、4月1日の市制記念日に早くならないかという御提案でございますが、このことにつきまして展示部会におきまして、いつ開館するかということは一番大事なことでございますので、慎重に検討いたしたわけでございますけれども、ああしたコンクリの建物でございまして非常に湿気が多いと。その中へ国の重要文化財、あるいは東海美術館、そのほかからりっぱな重文級のものを目玉商品とお借りすることもしなければならないわけでございまして、そうしたことについては十分乾燥した、悪くならないところでやらにゃならないというようなこともございますし、また中に陳列いたします陳列品の収集等におきましても、ずいぶん時間がかかるわけでございまして、慎重に検討した結果、秋というようなことでいまは検討しておるわけでございますので、御理解いただきたいと思います。



○議長(加藤清市君) 15番加藤繁行君。



◆15番(加藤繁行君) 学校問題でちょっと再質問をさしていただきますが、いま答弁を聞いていまして、教育委員会としてそれなりの努力をしてみえるわけでございますが、矢北小学校の場合は、現在1,531名でございますけれども、来年はまた自然増だけでも100名余はふえる予想であります。また、聞くところによりますと、20世帯か25世帯ぐらい、今年度集団で矢北学区へ住まわれるという話も聞いております。そうしますと、現在でもプレハブで対応し、もう来年すぐのことでございますが、どうしてもまたプレハブで対応していかなきゃならん。そうしますと、今度は校舎の中にプレハブをつくらないかん、こういう状況になると思うわけです。

 いま言われましたように、たとえば分離とする場合、学校建設ということになるわけですが、用地の取得が大変むずかしい、仰せのとおりだと思います。簡単にはいかないと思います。しかし、何とかしてこの矢北の課題を解決しなければならんということも事実でございますし、それにはそれなりの教育委員会としての指導性をもっと強力に私は発揮すべきだと思うわけです。土地の取得はむずかしいけれども、矢北中学校ができたように、熱意とやり方によってできんわけはないわけです。だから、今日この矢北の状況を教育委員会が正確にキャッチされれば、毎日でも地元へ出てきて、学校をつくらな何ともならん、何とかしなきゃならん。総代会長はちょっといろいろとあれですけれども、まことに申しわけないけれども、とにかくそういう誠意というものを地元の皆さんに示すことが教育委員会の指導性であり、責務であると私は思うわけです。

 53年に1度会合を開かれて、矢北の急増が矢南を超えたというようなことで会合をやられたという話でございますけれども、私どもがかねがね、同僚の沢田議員といろいろとお願いに上がっておるわけでございますが、なかなかそういう意味での具体的な措置というものがとられていないように思うわけです。来年はもう目の前なんですわ。そういう意味で、とにかくもう少し教育委員会の熱意を地元の皆さんに知らしめるような方途を考えていただきたいと思うと同時に、いま委員会の方では分離というお話が出ましたですが、地元の方では分離ということできちっと意見調整ができているとは限らないわけです。いろんな意見があるわけです。そういうものを、今日の矢北における理想的な教育はいかにあるべきか、そういうきちっとした教育的観点に立った青写真を教育委員会がしっかりつくって、それを地元に提示して、地元に押しつけるのではなくて、地元の意見を聞いてその中でいいものをつくって、そして対処していく、それも速やかに対処していく、そういう姿勢がこの際早急に必要だと思いますので、強く申し述べさせていただきます。



○議長(加藤清市君) 教育次長。



◎教育次長(横田忠男君) 矢北小学校の過大校に対する措置につきましては、先ほど申し上げましたように、これ私どもも今後相当の伸びがあるというようなことは十分承知をいたしておるわけでございまして、いままでもそういうような努力はいたしておるわけでござますが、今後も早急にそうした地元の皆様のコンセンサスを得る、そういうような面につきましても最大限の努力をさしていただきたいということで御理解をいただきたいと思います。その節はまたいろいろ議員さん初め地元の皆さんの格別な御協力、御理解等をいただきたいという面もあわせてお願いを申し上げる次第でございます。

 以上でございます。



○議長(加藤清市君) 15番加藤繁行君。



◆15番(加藤繁行君) とにかくわれわれの後を担ってもらう子供たちの教育でございます。一番大事なことでございますので、ぜひ有能なスタッフをそろえてみえる教育委員会の力強い指導性と御努力をお願いしまして、これで質問を終わらさせていただきます。



○議長(加藤清市君) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     (「異議なし」の声あり)



○議長(加藤清市君) 御異議なしと認めます。

 よって、本日はこれにて延会することに決しました。

 明17日午前10時再開することとし、本日はこれにて散会いたします。御苦労さんでございました。

             午後3時58分散会

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

         議長   加藤清市

         署名者  加藤繁行

         署名者  松田旭朗