議事ロックス -地方議会議事録検索-


愛知県 岡崎市

昭和56年  6月 定例会 06月15日−09号




昭和56年  6月 定例会 − 06月15日−09号







昭和56年  6月 定例会



             午前10時4分開会



○議長(加藤清市君) 出席議員が定足数に達しておりますので、これより昭和56年6月岡崎市議会定例会を開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

 本日、議案説明のため出席を求めた理事者は、市長初め関係職員であります。

 なお、本日の議事日程はお手元に配付の印刷物により御承知願います。

 この際、諸般の報告をいたします。議案及び報告事項の受理、請願陳情の受理、閉会中に開催された各委員会の結果報告並びに水道検査の結果報告等の受理状況は、お手元に配付した印刷物のとおりであります。以上、報告いたします。



○議長(加藤清市君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、14番大久保正君、28番奥村昭司君の御両名を指名いたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(加藤清市君) 日程第2、議席の一部変更を議題といたします。

 このたび、新会派結成により議席の一部変更を行う必要があります。すなわち34番河澄亨君を38番に、35番近藤隆志君を34番に、36番神取武史君を35番に、37番加藤清市を36番に、38番山田正君を37番に、それぞれ変更することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     (「異議なし」の声あり)



○議長(加藤清市君) 御異議なしと認めます。

 よって、それぞれ変更することに決定いたしました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(加藤清市君) 日程第3、会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、本日から29日までの15日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     (「異議なし」の声あり)



○議長(加藤清市君) 御異議なしと認めます。

 よって、今期定例会の会期は、本日から29日までの15日間と決しました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(加藤清市君) 日程第4、市長の提案説明を求めます。

 市長。

     (市長 中根鎭夫君 登壇)



◎市長(中根鎭夫君) 6月定例議会の開会に当たり、上程議案の大要とあわせて所見の一端を申し上げます。

 私が市長就任に当たりましてお約束をしておりました入札制度の改正につきましては、新年度を機といたしまして、全国にも例を見ない入札場を一般に公開するという思い切った岡崎方式の一般競争入札制度を取り入れ、去る5月6日、第1回の6件の入札を皮切りに、現在までに土木、建築合わせて三十数件の入札を終えておりますが、関係者各位の御理解により順調にスタートしておりますことを心から感謝を申し上げます。

 入札参加の機会均等、市民への公開という、この画期的な制度は報道機関によっても取り上げられましたが、他市にも大きな反響を与え、県下各市からの視察、あわせまして問い合わせ等が相次いでおります。

 しかし、これはどのようなりっぱな制度でありましても、適正な運営がなされてこそその真価が発揮されるものであり、今後も一層研究、研さんを重ねて、執行に遺憾のないよう配慮していく所存でございます。

 なお、工事請負契約との債務履行の確保、あるいは万一不履行を生じた場合の補てん措置といたしまして、公共工事標準請負契約定款の中にも金銭保証人の選定、工事完成保証人の選定、履行保証保険契約の締結など3通りの方法が定められており、本市といたしましては工事完成保証人を立てることがよりよい方法ではなかろうかとの判断からこのことを義務づけてまいりましたが、この方法のみでは不都合を生ずることも判明してまいりましたので、今後は履行保証保険の制度も併用し、いやしくも市民から疑惑を持たれることのないように対策を講じていきたいと存じます。

 また、政府は最近におけるわが国の経済情勢にかんがみ、物価の安定と経営の維持拡大を図り、国内需要を中心とした経済成長をより確実なものとするために、3月中旬に決定をいたしました総合経済政策の柱となっております昭和56年度公共事業等の上半期の契約率70.5%の景気促進型とすることを正式に決定をいたしました。自治省はこの旨を県を通じて各地方公共団体に対して、別段の配慮方について通知を出しておりますが、本市におきましても国と同様の趣旨に沿うよう適切な執行に取り組み、市民の福祉向上、公共施設の整備促進を図ってまいりたいと存じます。

 さて、本議会において御審議をいただきまする諸案件は、一部人事案件を除き、すでにお手元に御送付申し上げておるとおりでございますが、そのあらましについて御説明を申し上げます。

 条例案といたしましては一部改正案7件でございまして、その主なものといたしましては、戦傷病者が医療機関で診療を受けた場合、戦時において公務傷害による公傷に対しては戦傷病者特別援護法により医療費は国で負担されておりますが、公務に起因しない疾病については自己負担となっておるのが現状でございます。本市といたしましては、これら戦傷病者の御苦労にお報いし、福祉の増進を図るために単市費を用いまして、これら医療助成の範囲を拡大するための心身障害者医療助成条例の一部改正を初め、国の関係法例の改正に伴う国民健康保険の保険料限度額の改正と保険料の減額措置となる所得控除額の引き上げ、非常勤職員及び消防団員の公務災害に係る補償基準額、葬祭補償の引き上げなど、それぞれ関係条例の一部改正案でございます。

 なお、その他の議案といたしましては中島、宇頭の各組合が施行いたしました土地区画整理事業に伴う町、字の新設、区域の変更、小学校舎屋内運動場建設の工事請負契約などの議案でございます。

 補正予算につきましては、一般会計2億2,400余万円、企業会計2億5,700余万円の追加と、特別会計1,100余万円の減額でございますが、その主なものについて御説明を申し上げます。

 議会費につきましては、議会棟の改築に伴う委員会室の整備のための備品購入費を計上いたしました。

 総務費では、広く国際感覚を取得していただくため、昨年度に引き続き寄付金を財源とした海外研修の実施に要する経費を計上いたしました。

 民生費では、さきに御説明を申し上げました心身障害者医療助成条例の一部改正に伴い、恩給法の第7公傷までの戦傷病者の医療助成を8月1日から実施いたしまする所要経費を計上しております。

 衛生費では、病院事業会計において診療棟改修等建設改良費負担金7,600余万円を、労働費では国の失対事業終了者に対するところの自主引退特別援護金制度の実施に伴う特例援護金を計上いたしました。

 農林業費では、岡崎市北部地域における新農業構造改善事業推進のための基本計画策定のための所要経費400万円のほか、本市におきましては初めてでございますが、県費補助採択に伴う林道舗装費700万円を計上しております。

 商工費につきましては、三河武士のやかた、家康館も岡崎城二の丸跡に本体建築は完成をいたし、現在岡崎城家康館建設整備委員会展示部会におきまして、家康公のふるさと岡崎にふさわしい観光文化の目玉となるような展示内容について検討中でございますが、これらの展示品等の購入経費、管理経費の組み替えをいたしております。

 土木費では、緊急交通安全対策費といたしまして、藤川駅、福岡駅周辺の放置自転車整理のため県に補助採択を働きかけましたが、今回県費補助も確定をいたしましたので、自転車駐車場を建設いたしますのを初め、林道舗装工事の関連工事といたしまして取りつけの市道の改良工事費1,400万円、藤岡大橋の橋梁建設委託料のほかに、都市下水路におきましては八帖ポンプ場建設に係る国庫補助採択の内示に伴う追加額1億2,500万円、公園費につきましては緑公園の国庫補助採択に伴う事業費600万円を計上しております。

 教育費のうち学校教育費では、かねがね御要望のありました心の電話の開設に要する経費を計上いたしました。多様化、複雑化する社会の進展に伴い、教育の分野にも大きな変化が生じております。学校教育の果たすべき役割りもますます重要なものになっておりますが、単に学校教育を充実するだけではさまざまな社会的要請に応ずることができなくなってまいりましたのも事実でございます。

 わが国経済の高度成長から安定成長に転換いたしました今日、将来に対しましても精神的に充実した心豊かな日々を送ることが人生の指標になるのではないでしょうか。青少年の健全な育成のために学校、家庭、地域社会の密接な連携も必要なことは言をまたないところでございますが、多感な青春期には親にも先生にも、また友人にも語り得ない心の悩み、心の苦悩があろうかと存じます。こうした悩みを解消する手がかりといたしまして、愛知県教育サービスセンターでは心の電話によるところの相談に応じておりますが、本市におきましても経験豊かな現職教職員による心の電話を7月から開設し、悩みや訴えに耳を傾けるとともに、ともに考え適正なアドバイスをすることにより青少年の心身ともに健やかな育成に資してまいりたいと存じます。

 その他、文化財保護関係では国庫補助採択に伴うところの真宮遺跡整備事業費1,000万円のほか、岩津土地区画整理組合の区域外におけるところの遺跡発掘調査費など所要経費を計上しております。

 なお、一般、特別会計を通じ一部人件費の組み替えを行っておりますが、その主なものは今回森永工場跡地の建物の暫定的な有効利用と、現場職員の効率的な配置、作業体制を考慮し、ミニ機構改革とも言うべき土木課、下水道課など5課の現場事務所を統合いたすことによるものでございまして、今後の市の事務、事業の見直しを進め、行政運営の効率化のために積極的に取り組んでまいる所存でございます。

 企業会計といたしましては、病院会計では現在建設中の救命救急センターの工事と並行して施行する診療棟の改修経費についても、当初予算において御議決をいただいておりますが、今回これとあわせて玄関、電気室、1、2階の通路、内装等総合的な関連整備と化粧直しを実施し、清潔で利用に親しまれる病院とするための所要経費を計上いたしました。

 また、水道会計では未給水地域における小学校のプール水源調査費、給水施設費などの経費を計上をいたしました。

 以上が今回の定例議会に提案いたしました議案の大要でございます。よろしく御審議の上、御議決を賜るようにお願いを申し上げます。

 なお、財政運営の効率化、公正化を図るために補助金等の見直しを実施してまいったところでございますが、経費の節減、虚礼の廃止の面からも社会通念上、例年夏になると行っておりました市長からの議員各位を初め関係者に対するささやかな品物の贈呈は、暑中見舞状につきましても、自粛に踏み切らさしていただきました昨年末年始と同様、市政執行上対外的に必要な最低限度にとどめ、各議員、市内につきましてこれを全部廃止をさしていただきたいと存じます。議員各位におかれましてもこの旨御了承を賜りますようにお願いを申し上げるとともに、清潔で公正な市政に徹し、市職員一丸となりまして市民の負託にこたえてまいりたいと存じます。よろしくお願いをいたす次第でございます。

 以上でございます。

     (市長 中根鎭夫君 降壇)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△佐伯恒教議員の質問



○議長(加藤清市君) 日程第5、一般質問を行います。

 この際、申し上げます。一般質問の会派持ち時間につきましては、さきの議会運営委員会において協議をいただいておりますので、会派持ち時間内で質問されるようお願いいたします。あらかじめ定めた順序に従い、質問を許します。

 43番佐伯恒教君。

 なお、ここでお伝えいたします。暑いときでございますから、上着を適当に脱いでお願いいたします。

     (43番 佐伯恒教君 登壇)



◆43番(佐伯恒教君) さきに通告をいたしました順番に従い、質問をいたします。

 1980年代は不透明の時代と言われますが、一方では地方の時代、そして経済万能の時代にかわって文化の時代とも言われる中で、岡崎市政は1980年代に入りまして2回目の昭和56年度当初予算を去る3月定例会で定めました。市長は3月定例会の提案説明の中で「昨年の岡崎市政始まって以来の混迷の中、市長に当選をした。全力を注いで改めるべきは改める一方、新生市議会あるいは市民の意見、要望を聞く中で、市長の政治理念、すなわち信頼と調和をモットーに公平、平等の原則に立って予算を編成した」と述べられておられます。

 その56年度予算がスタートをいたしましてまだ2カ月余りしかたっていませんが、今日の世情は、さきの行政講演会での公取委員長橋口先生のお話にもありましたように、価値観は多様化し、そしてその価値観がお互いに市民権を主張する時代であります。昨年の混乱を経た岡崎市政が市民の期待にいかにこたえるか、その動向がきわめて重要視されているときでもあります。したがいまして、市政は常にその経過を確認しつつ将来を展望しなければならないと考えます。

 以上のような前提に立ちまして、以下、通告の順序に従い質問をいたしますので、市長並びに担当責任者の基本姿勢と、そして個別問題に対しまして具体的な対応策を示していただきたいと思います。

 まず、大きい1番、行政改革についてであります。鈴木内閣は国の借金財政再建を理由に増税を行い、最も必要な行政改革については第2次臨調、臨時行政調査会が7月答申を目指し作業が進む中で、与党自民党を含め数合わせ、つじつま合わせに終始をいたしております。

 私ども民社党は、財政再建の基本方針が大衆増税を行う前に、第1に行政機構の簡素化、効率化、むだな経費の徹底した節約、補助金の整理統合など、行政財改革を断行することにあると主張をいたしております。そして、その行政改革が国政だけの問題でないことは論をまたないところであります。

 岡崎市は昨年の反省の上に立って機構改革、あるいは先ほど市長の説明にもありましたが、入札制度の改善、補助金の見直し等を実施をいたしております。私はその姿勢については率直に評価をするところであります。これらの施策は4月より実施をされたわけで、まだその成果を言う時期ではありませんが、今日までの経過を見る中で、それぞれの問題点とその対応とを示していただきたいと考えます。

 まず、(1)の、4月より実施をされております機構改革について伺います。8部36課2室118係が9部35課126係になったわけであります。すべてについてお伺いをするわけではありませんで、その中の幾つかについて問題を申し上げますのでお答えをいただきたいと思います。

 まず、従来の理財部が総務部への統合が行われております。市民部が新設をされました。同じように行政監査室が新設されております。さらには、建設部の中に管理課が新設をされました。以上、それぞれにつきまして今日までの経過を踏まえメリット、デメリット、そしてその対応策をお聞きしたいと思います。

 次に、(2)の入札制度について伺います。すでに何回かの公開入札が行われました。先ほど市長の提案説明の中でもありましたとおりであります。全国的にも注目をされております岡崎方式について、今日までの経過の中で問題点はないのか。あるとすればその対応は、お知らせをいただきたいと思います。

 続きまして、(3)の効率的な事務を推進するための方策についてお聞きをいたします。具体的に今日まで事務の効率化について取り組んでいる点がありましたらお聞かせをいただきたいと思いますが、特に市長に対する提案制度、電算機導入を初めとする事務機械化に対する現状と今後の考え方についてお聞きをいたします。

 (4)は、外郭団体のあり方についてお尋ねをいたします。岡崎市では都市施設管理協会、レクリエーション施設管理協会、観光施設運営協会、学校給食運営協会、この4月に誕生いたしました清掃協会などの外郭団体がありますが、これらの団体はそれぞれ設立当時の事情の中で必要性があり生み出されてきたわけです。今日の運営が効率的な運営という点で問題はないか。

 たとえて申しますと、都市施設管理協会は駐車場については都市計画課が窓口でありますし、公園の遊戯施設等については公園緑地課がそれぞれ窓口になっております。都市施設管理協会全体の窓口、必要ではないかと思いますし、効率的に問題がありはしないかと思います。

 また、レクリエーション施設協会は流水プール、あるいはスケート施設のみの管理でありますし、観光施設運営協議会は桑谷山荘の運営を行っております。流水プールは夏忙しく、スケートは冬忙しいわけでありますが、その中間はどうなっておるんだろう等々、いまちょっと考えましただけでも、もう少し施設管理協会全体を見直して整理統合、運営ができないかというふうに考えます。答弁を求めます。

 次に(5)でありますが、市などから委嘱をされております各指導員等の待遇についてであります。近隣都市との比較において問題があると思われる面も見受けられます。金銭的な面はもちろんのこと、活動をしていく上での温かい配慮、必要でないかと考えられます。

 たとえば、交通指導員に対します援助、近隣都市と比較をいたしますと、詳細を調査をいたしたわけでありませんから間違いがあれば御指摘をいただきたいと思いますが、その金銭的な配慮の面で他市、特にこの近隣の都市に比べて少ないんでなかろうかということも考えられますし、体育指導員等につきましては、日常活動の面でもう少し配慮ができるんじゃなかろうかという面も見受けられます。さらには、スポーツ教室だとか子供会の指導者に対する、具体的に申し上げますと事故賠償保険等に対する配慮、以上のようなことについてのお考えを聞きたいと思います。

 次いで、大きい2番の総合計画の見直しと2大ゾーン計画について伺います。

 まず、(1)総合計画の見直しについてであります。岡崎市の総合計画は、昭和45年の4月に昭和54年を目標年次とする岡崎市総合計画が策定をされました。市政の指針として成果を上げてまいりました。昭和48年に総合計画審議会が設置をされ、52年の4月昭和60年を目標年次とする新総合計画が策定をされ、今日に至っております。

 3月定例会におきまして、私ども民社クラブの渡辺議員の代表質問に対しまして、市長は「踏襲すべきは踏襲し、改める必要のあるものは考えさしてもらいたい。また、岡崎、額田の広域市町村圏の計画をまず検討したい」と、答弁をされています。その後、広域市町村圏の計画は策定をされたように伺っております。時あたかもちょうど県におきましても、新しい地方計画の審議会が6月17日に第1回の会合を持つというふうに聞いております。岡崎市の総合計画の見直しに対する作業状況についてお伺いをいたします。

 次に(2)の2大ゾーン計画の進捗状況について伺います。この件につきましても3月定例会で話題となっておりますが、役所内にプロジェクトを設け検討がされていると聞いています。(1)の総合計画にもかかわりのある大事業でありますし、総論賛成、各論反対になりかねない状況があるとも考えますので、作業の進捗状況についてお聞かせをいただきたいと思います。

 次に(3)、2大ゾーン計画も含めた長期財政計画についてであります。長期財政計画については総合計画の実施計画、ローリングプランとの関係の中で2大ゾーン計画も順次組み込まれていくというふうに考えておりますが、具体的に2大ゾーン計画の財政計画についてどのように考えておられるか、お聞かせをいただきたいと思います。

 続きまして、大きい3番の地域における諸問題について伺います。

 最初に、(1)矢作地区の小・中学校、幼稚園等における問題についてお尋ねをいたします。

 まず幼稚園でありますが、矢作幼稚園につきまして、このほど園庭の拡張を予算計上をいただきました。お礼を申し上げたいと思いますが、先日行いました連絡会の席上で提起をされました問題としては、園に事務職員がいないということで、園長がその任に当たらなければならないときもあって不便をしておるということであります。2番目は、会議室がなくて、園長の部屋がお客さんが見えるときにはその都度応接間になり、あるいは会議室になりということであります。御配慮をいただきたいということであります。

 2番目は、矢作南小学校につきまして、これは従来から問題になっておりますが、プールの排水がそのままでは完全に抜けない。ポンプアップをしてやりますと非常に時間がかかるということでありますが、このたび県道の歩道ができました。その関係で工事が行われるんじゃなかろうかということでありますので、現状についてお聞かせをいただきたい。さらには、給食の配ぜん室が狭くて一部が外へはみ出るということであります。さらには、現在矢作南小学校にはプレハブ教室が本年度6教室ございます。木造校舎を改築をしていただいてプレハブ解消に持っていっていただけないだろうかいうことでございます。

 さらに、3番目は矢作中学につきましての問題であります。本年度矢作北中学が新設をされまして、満杯の教室が一部解消をされまして、プレハブ教室がなくなりましたが、特別教室が従来からの古い木造校舎を利用しておりまして、特別教室といえども普通教室を単に特別教室として充てているという実態でありまして、できるだけ早い機会に建てかえて、いわゆる特別教室としての機能を持たせていただきたいということが1つであります。さらには、給食の配ぜん関係の整備、3階の給食を運ぶ際には現在のところ下から持って上がらなければならない、こういう実態がございまして改善をいただきたいということであります。以上、幼稚園と南小学校、矢作中学の問題につきましてお考えをお聞きをいたします。

 続きまして水道の問題についてお伺いをいします。市内における未給水地域の解消策として、いわゆる4拡がたしか明年度からスタートというふうに伺っておりますが、すでに給水が行われている地域におきましてもまだ水道が引けないというところがございます。過去にもいろいろ経緯があったというふうに伺っておりますが、私が申し上げます具体的な場所は宇頭観音の周辺、15戸民家がございますが、まだ水道が引けておりません。この問題につきましては、どこまでが本管工事でどこから枝線配線になるのかわからないわけでありますが、その対応が何とかできないかということでございます。水道に関連をいたしまして、55年度の決算等の問題が提起をされておりますが、その点につきましては決算委員会の席でもってわれわれの意見は申し上げたいと思います。

 次に、3点目の矢作川右岸、矢作橋より下流の道路舗装につきましてお伺いをいたします。たしか54年度に請願を提出をいたしましたが、保留となって今日に至っております。対策と内容をお聞かせをいただきたいと思います。

 4番目は、表現が少しおかしいわけでありますが、市道の認定基準、道路舗装の問題についてであります。岡崎市におきます道路舗装の舗装率は、市当局の年々の御努力にもよりまして高まっておると思います。しかし、一方では生活道路としてかなりの方が御利用をいただく道路であっても、いわゆる位置指定道路と呼ばれる行きどまりの道路につきましては舗装がされておりません。私道は市が舗装をすることは現状におきましてはないわけでありまして、そういった意味では市道として認められなければ舗装ができないというふうにも言いかえられるわけでありまして、そういう点で市道として認める基準に合致しないから舗装ができない。こういう点で市道認定基準ということを申し上げたわけでありまして、いずれにしましても道路舗装の舗装率が高まってきておる現状において、もうそろそろそういった行きどまりの道の舗装につきましても対応策が出てきてもいいんじゃないか、こんなふうに考えているわけでございます。

 以上、通告をいたしました順番に従いまして第1回の質問を行いました。よろしく御答弁をお願いいたします。

     (43番 佐伯恒教君 降壇)



○議長(加藤清市君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 佐伯議員からの御質問に対しまして、私からお答えする方が適当だと思いますことの大要につきましてお答えを申し上げ、そのほかにつきましては担当の方からお答えをさしていただきたいと思っております。

 まず、行政改革の問題でございますんですが、これは私は自画自賛かもしれませんですが、国や県よりも一歩でなくて十歩ぐらい先行したんじゃないかと思っております。これはもちろん岡崎市という、これだけの立場というものがそうしたことでございまして、決してこれは私の発想であるとか云々かといううぬぼれた考え方ではございません。同時にまた、これをせざるを得ないという立地条件がここにマッチしたということではございますが、この問題につきましては、市民各位並びに議会の皆さん方の大変な御理解があって、ここに一つの行政改革の実行、こういう問題に対しましては先行をさしていただいたと、こういうことが実態でございますもんですから、今後におきましてもその意欲は持っていきたい、かように存じ上げておる次第でございます。

 もちろんこの改革におきますところの各細部にわたりましてメリット、デメリット、こういう問題は当然ではございますが、私は改革するに当たりましては、これはデメリットの分があるならばこれはしない、メリットがあるということで改革をするという原則でございます。ただし、それを執行した上におきまして、逆にそういう問題が出たというならば、そのときに対しましてより一層適確な措置を講じていく、こういう基本的な考え方でもって進まさしていただきたいと、このように思っておりますので御理解を賜りたいと思っております。

 なお、入札制度の問題等につきましてはいろいろ、ちょっとお触れになりましたんですが、恐らくこの一日二日の新聞等に若干出ておりましたし、ある党のビラなんかも大分はでに出ておりましたんですが、これは知っておられると思うんでございますが、私は率直に申し上げまして、こういう問題というのがこのように出てきたことというのは、逆に申し上げますと一般公開したことによりましてそのような問題がすぐに市民各位にわかるようになってきた、あるいはわれわれにも議会にもわかるようになってきた、これが本当の、いわゆる効果である、こういう感覚もできるんじゃないかと思っております。

 具体的に申し上げるならば、少数の指名の中で行ったならばこのような問題点は少しも出てきておらん。出る可能性が非常に少ない。こういう問題はこのたびの見直しによりまして、ちょっとでもそういう動きがあると、それがすぐに出てくるということでございます。恐らくこれの制度につきましては、私は万全とは言っておりませんから、特にそれを皆さん方も十分、公開をした以上は議員各位は十分各公開の席等につきましては実情をすべて把握しておっていただけると存じ上げております。また、それでございませんと意味ないのでございまして、少なくとも市民の代表の議員各位がその公開の会場というものを常に監督していただく、これが私の望ましいことでございまして、今後そういう意味におきまして一層適確な運営をさしていただきたいと、かように思っている次第でございます。

 なお、提案制度の関係等につきましては、私は大変必要なことでございまして、私は常に市政を担当する一つの基本姿勢といたしまして、私からは一つの例は出すんだが、具体的な問題等につきましては必ず各部各課から、下から盛り上げる、こういうことが一つの発想の前提にあるということは私の持論でございまして、部長会を行いましても私の提案に対しまして「まず反対の意見を持っとる人が発言をしなさい」その次にはこれを「賛否両論の意見を出しなさい。持っとる人は発言をしなさい」最後に「賛成の人が発言をしなさい」こういうルールを私は立てまして、できるだけこれのルールに沿った方法でもちまして、まず内部的にこれらの問題に対しましての英知をしぼりたいということで、就任以来進めておりますんですが、ここに若干持ってきておりますが、これちょうど半分でございます。5号から現在まででございますが、職員があらゆる部におきまして提案をしてくれましたのが全部つぶさに私のところへ届いておりまして、これらの関係等につきましても細部的には大変いい発想もございます。私はこれらの発想を職員自身が十分出すことによりまして、一つの行政に対する新しい息吹が生まれてくるんではないかと思っております。

 しかし、同時にまたこれは職員のみでなくて広く一般市民の各位からのこのような提言、こういうことも必要ではございますですが、まずそれは行政の責任者であるところのわれわれ自身がこれを見直してみると、こういうことから次々とその発想を大きく伸ばしていこうと、こういう段階でございまして、私はこれらの提案制度につきましても、十分ひとつ考え合わせながら執行の第一歩だけを踏み出させていただいたということでございます。

 なお、これを余り延ばしてしまいますと、議会の皆さん方に対しまして議会軽視論なんていうことになっては一大事でございますから、議会の皆さん方の御発想というものを大事にしなきゃいかないし、市民の御発想ということも大事にしなきゃいかないし、このように私が今後の提案制度のあり方、これに対するところの執行段階、こういうことにつきましての一つの考え方をいま研究しておる段階でございます。

 なお、外郭団体等に対する問題でございますが、御承知のとおりでございまして、私は外郭団体の性格上必要なことはあくまでも企業的発想におきまして、企業的センスで経営に徹すべきであると、こういう一つの原則がございますが、その企業的のみではいけないのが、やはり公共機関としての性格をこの団体は持っておりますもんですから、この企業的ベースで、発想で考えにゃならないんですが、それを企業採算ベースのみで左右するということは非常に危険がある。この辺の問題でひとつまた新しい方途を考えたい、このように思っておる次第でございまして、今後また議員の皆さん方の御発想等も十分聞かしていただきまして対応をしてまいりたいと存じ上げておる次第でございます。

 各指導員の関係等につきましても広範囲にわたっておりますものですから、私から御答弁は避けますんですが、できるだけこういう問題というのは、単にお金だけで解決する問題じゃなくて、やはり精神的というんですか、これに御奉仕していただきまする気持ちというのは、そのお金をいまからちょっと1割上げたからどうという問題ではございませんもんですから、そういう御協力を承っていかないことにはなかなかちょっとその予算をふえまして、1日500円のお札を差し上げておったのを600円にしたからどうなるか、こういう努力はしなきゃいかんことはありますんですが、こうしたからどうなるという問題でもございませんし、同時にまた、こういう社会に奉仕していただく団体、そういう方々がそのいま現状の方々に対する手厚いことをするか、あるいはそういう人たちをたくさんお願いをするかと、こういう視点にもまた問題が出てまいりますもんですから。特にまた先生たちの議員各位の御発想等を十分拝借をした上におきまして対策を講じていきたいと、かように思っておる次第でございます。

 特に、大きい2番目の総合計画の見直し等の関係につきましては、いま2大ゾーンというものを対象にしていろいろ御高説を賜りましたんですが、私はこの長期計画の見直し等につきましては、2大ゾーンだけでなくてテクノポリスという大きな岡崎の産業文化と、こういう問題に対するところの将来計画というものも常に申し上げておりますとおり大変なな問題でございますし、あるいはまた国鉄の羽根の駅の問題、あるいは駅前の問題、あるいは東岡崎の名鉄の駅舎の問題、あるいはこのごろちょっと脚光を浴びるかと思いますところの国鉄宇頭駅の問題等、たくさんの問題が将来のこの総合計画の見直し等の関係にはおのおのございますものですから、これらを集約しながら見直すべきときにおきましては間違わないところの見直しを立てませんと、机上の、いわゆる総合計画の見直しという単なる問題でありますと、これは大変なことになってしまいます。

 特に、私が配慮いたしましたのは、私自身が経験の浅い市長でございますし、失礼ではございますが議会の各位も今日ほど新しくなられた時代というのはないと思っておりますもんですから、そういうことである程度の、いわゆる研究の幅を持っていただく期間を置きながら長期総合計画というものをじっくり見つめていきたい、かような基本的な考え方だけを御理解を賜りたいと思います。

 残余の問題等につきましては、担当の部長から答弁をさせます。



○議長(加藤清市君) 総務部長。



◎総務部長(加納厚君) 4月から実施をされてございます機構改革の内容等につきまして、部等をそれぞれ例に挙げられまして御質疑をいただいたわけでございますので、私の方から概略的に今回の機構改革等につきましての感じ方といいますか、御回答を申し上げたいと思います。

 今回の機構改革の目的としましては、市といたしまして市民の日常に関連のある事務を統合することで、それから管理部門の見直し、もう一つは先ほど市長が申されました工事検査入札制度といったような事務の一元化といったようなことを改善をいたしておるわけでございます。全般的に円滑に機能いたしておるというふうに考えております。

 特に、細かい面でございますが、事務室の配置がえ等によりまして、従来は課と課の間が間仕切りで仕切られておったというのをワンフロア、一面にこう見わたすというような形で、清潔さと申しますか、環境づくりに役立っておるのではないかと、こんなことも細かい点でございますが、一つの改善策でございました。

 市民部等につきましては1、2階に配置をいたしまして、窓口をもうある程度関連な窓口を集約をいたしたということで、本日から新しく執務をいたしておるわけでございますが、市民サービスに役立つのではないかと、こんなふうに考えておるわけでございます。

 特に、総務部と理財部が合体になった点はどうかということでございますが、これはいずれも管理部門でございまして、いわゆる管理部門の横の連携と、特に税務関係と電算室との連携といったような面で効果があったのではないかと、こんなふうにも感じておるわけでございます。

 市の行政というものは絶えず生きておると申しますか、動いておるわけでございますので、やはりそれぞれの時点でじっくりと見直しをしてよりよい事務能率の向上といったような面、さらにまたきめ細かな市民サービスの面という点につきましては、この機構が万能ということでなくて今後も十分見直していきたい、こんなふうに思います。

 それから、効率的な事務の推進施策という形で電算関係のお話が出たわけでございますが、効率的な事務を推進するということになります方策としては、いま申し上げました行政機構の改革も一つの方法でございましょうし、あるいはまた職員の配置もそうでございましょうし、あるいは事務を1つ1つ見直して事務改善をいたすというのもこれも1つの効率的な事務の推進であろうと思われるわけでございます。

 事務の改善の中では、決裁規程を一部改定をいたしまして、いわゆる事務のスピードアップと申しますか、責任体制の強化といったような面につきましても今回改善をいたしておるわけでございます。さらにまた、管理機械でございますが、昨年予算をお認めいただきましたOCR、これは高額読み取り装置でございますが、これも収納関係の事務に威力を発揮いたしておる。

 今後の機械関係の計画でございますが、現状は、これ開発システムはこれから研究するわけですが、いわゆる窓口事務と電算事務を結んでの、いわゆるオンライン化と申しますか、抽出であるとか照会であるとか、あるいはまた将来はいわゆる証明事項まで波及してはどうかと。それからもう1つは、現在あて名がかな書きでございますが、それをひとつ漢字化へ移行してはどうかということも一つの大きな開発システムの研究をいたしておる段階でございます。しかし、御指摘のように、これ機械はすべて万能ということではございませんで、その機械を入れることによっていかに省力化が図られるか、さらにまた財政的な面からいかにこれが効率化であるかという点も十分配慮して研究していきたいと、こんなふうに考えております。

 それから、もう1つは2大ゾーン計画に伴いますところの長期財政計画でございますが、これはやはり具体的な計画づくりと相まちまして、あくまでも計画倒れになってはならないということでございまして、これは基本的な考え方でございます。財政計画の樹立に当たりましてはあくまでもそれが財源の裏づけのある計画であるかどうかと。当然のことながら特定財源だとか、あるいはまた一般財源の伸びといったようなものも十分加味しながら計画樹立に当ってまいりたいと。

 55年度末財源といたしまして財政調整基金と、あるいはまた市民球場、博物館建設基金といった基金が総額で58億3,400余万円ございます。これらも一つの計画策定に当っての基金として準備をいたしておるものでございます。

 以上でございます。



○議長(加藤清市君) 公室長。



◎市長公室長(小島秀光君) 総合計画の見直しの件でございますが、先生のおっしゃいましたような岡崎市には52年度から60年を目標といたしました総合計画があるわけでございまして、現在では大体推定人口並びに事業等もその総合計画に沿って順調に進んでおるわけでございますが、先ほど市長が御答弁いたしましたようにその後テクノポリス問題、あるいは2大ゾーン問題、そのほか県の地方計画の見直し等がございます。したがいまして、現在私どもの予定しております見直しの方法といたしましては、本年度に市民無作為別のアンケート調査を行いますほかにシンポジウム等を開催いたしまして、広く市民の方々の総合計画に対しますいろんな御意見を承り、そしてこの総合計画の見直しについての検討をしてまいりたいと思うわけでございます。

 それから、2大ゾーンの計画の進行状況でございますけれども、教育文化ゾーン並びに体育レジャーゾーン等につきましては、先般関係部課長によりますところの岡崎市の主要施策建設委員推進会議というものを設置いたしまして、それぞれ課、部等の職員が英知を集めまして、それぞれ自分の考えます構想についても持ちよったわけでございます。たしか十数件あったわけでございますが、これを基礎といたしましてさらに関係者で検討し、そしてまたそれぞれの専門委員が、ただいまは各類以施設があるところがあるわけでございますので、全国といいますか、近いところの類以施設の調査をただいま行っているわけでございます。それらを終えまして、そしてその報告に基づきさらにそれを検討して、そして国や県の施設等の考えもお聞きしまして今後検討してまいるわけでございまして、現在の進渉状況は以上のとおりであります。



○議長(加藤清市君) 行政監察室長。



◎行政監察室長(中野千早君) 1番の行政改革の中で全般的なことは市長、それから総務部長がお答えされたとおりでございますが、行政監察室としての考え方というようなことについて申し上げてみたいと思います。

 職員の綱紀粛正だとか、非行事件の防止、その他行政事務の見直しによる改善、合理化により、効率的な行財政の執行というようなことを内容といたしまして制定されました行政監察要綱と、これに実質的に取り組むべき実質要綱というのがございます。その主なものといたしましては、事務、事業の執行、運営、管理、それから新しい制度によるところの工事の執行状況、なお住民のニーズに対応する行政サイドの対応と、そのほか職員の服務状況といったようなものを主眼といたしまして、行財政の適切な運営、市民サービスの向上と、こういったような内容を含んで監察を実施いたしておるわけでございますが、工事の執行状況を含めまして、発足して3カ月足らずでございますが、現在までに事務、事業の改善、見直しと、あるいは適正な処理、その他職員の合理的な運用というようなことで、指摘した事項は全部で34件ございます。そのうちで、現在実施中のものを除きまして、すでに18件につきまして所要の改善措置がなされておるということでございます。当然ながら、これは一方的に行監の指摘と、あるいは改善、勧告という意味ではなくして、これが助言なり、あるいは勧告に当たりましては、指摘事項につきまして十分担当課と協議を重ねまして、相互に理解と協力を得た上で実施をいたしておるというのが実態でございます。なお、これら監察結果に対する改善措置といたしまして、当然ながら、先ほど申し上げました、直ちに実施できるもの、あるいは所要の予算の補正を必要とするもの、それから、一定の調整期間を要するもの、その他新年度から、やはり年度のかわりから実施するものといったようなふうに分かれるものと思うわけでございますが、当然、現在、各担当課におきまして、実施について鋭意努力が払われておるわけでございまして、逐次その成果が期待できるだろうというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(加藤清市君) 次、市民部長。



◎市民部長(内田鎮夫君) 大きな1の(5)の、各種指導員の待遇等についてのお尋ねでございます。

 御承知のように、日ごろ交通安全対策につきましては、日夜格別な御協力をいただいておるわけでございまして、感謝申し上げたいと思います。この交通指導員でございますが、岡崎警察署管内ということで、337名の方が交通安全協会の岡崎支部の所属でございますが、その中の、岡崎では320人の方が御苦労をされていただいておるわけでございます。

 補助金の支給といいますか、近隣都市との比較等についてお尋ねでございますので、ちょっと申し上げたいと思いますが、岡崎は交通安全協会岡崎支部に対しまして補助金として差し上げておるわけでございまして、54年、55年が794万円、それから56年度はすでに御承認いただいておりますが、809万円ということで、非常に、比較的多額に出さしていただいておるというふうに理解しておるわけでございますが、豊橋、一宮、豊田の例を見ましても、交通安全協会の支部に対する補助金は、豊橋が、54年度の資料で恐縮でございますが、140万、一宮が220万、豊田が270万と。このように補助を支出してみえるわけでございまして、指導員の補助金のみで見ますと、岡崎市は多額に出さしていただいておるというふうに理解しておりますが、何にいたしましても、日夜分かたず御協力をいただいておるわけでございますので、今後もそこら辺の充実を図って、御苦労に謝したいと、かように考えております。

 以上でございます。



○議長(加藤清市君) 教育次長。



◎教育次長(横田忠男君) まず、第1項目の(5)でございますが、市から委嘱をいたしております教育委員会関係、体育指導員があるわけでございます。これは御案内のように、現在83名を御委嘱申し上げておりまして、職としては当然これは非常勤の職員として、各学区のスポーツ活動の促進、また指導助言、スポーツ大会等の運営等、市民スポーツの振興のために御活躍をいただいておるわけでございまして、この体育指導員に対するそれの報酬等でございますが、そのお尋ねでございますので申し上げますが、現在が年額2万円でございまして、人口類以都市等の豊橋、一宮等を比較いたしましたところ、ちょうど岡崎と大体、豊橋が2万円、一宮が1万8,000円というようなことで同額ということでございます。

 それから、3番目の(1)でございますが、矢作地区小・中学校、幼稚園における施設整備、その他の問題点ということで具体的な御指摘がございますので、順番に申し上げたいと思います。

 まず、矢作幼稚園の関係で2点でございますが、事務員がおらない、また専用の会議室がないという御指摘でございますが、現在の公立が3園あるわけでございますが、事務員の設置につきましては、前々からPTA関係その他の方々から、ぜひ事務員が必要だというような要望がしばしばあったわけでございまして、教育委員会といたしましても、それに対応すべくいろいろ検討を重ねてまいりまして、昨年が、実は予備教諭制度ということで、年度当初1名ということで3園で1名でございますが、そういうような措置をとらさしていただき、本年の4月から3園へ各1名ずつ、3名という予備教諭というものを配置をさしていただいたわけでございます。したがいまして、この幼稚園教諭の資格のあるものを配置をさしていただいたのでございまして、専用の事務員ではございませんが、そういうような面で善処をいたしております。その事務を兼ねてやれるというような、私どもは理解をいたしておりますので、その点御理解をいただきたいと思います。それから、会議室でございますが、お説のとおり、矢作幼稚園には専用の会議室はございませんので、諸会合等、いろいろ御不便をおかけしておるわけでございますが、直ちに増築等は考えておりませんので、この点も御理解をいただきたいと思います。

 次に、矢作南小学校の関係で、これも2点でございますが、まず、プールの排水と。この点につきましては、いままで、確かにプールの排水が周囲の水路との関係で完全排水ができなかったということで、大変御不便をかけてまいったわけでございます。たまたま、この県道拡幅によりまして、そういった水路面も非常な改良がされまして、その状態になりますと、プールの方の排水も、一定の工事を行えば完全排水ができるという状態にいまなったわけでございます。したがいまして、このプールの排水工事につきましても、プールシーズンを終えまして、この工事の面で配慮をさしていただきたいと、かように考えております。それから配ぜん室の点でございますが、確かにこれは53年の2月の建設でございまして、当時から見ますと、矢作南小学校も相当学級増がございまして、現在のところ、また昨年より2学級増でございまして、いま4学級ほどの分がはみ出しておるという、こういう実情も承知いたしておるわけでございまして、この配ぜん室等の措置につきましては、学校等とも相談さしていただき、善処をさしていただきたいと、かように考えるわけでございます。

 それから、次が矢作中学校の点でございます。皆様も御案内のように、この中学校、学校施設、そうございますが、教育の機会均等、そういうような見地から、格差是正の配慮を常に教育委員会もいたしておるわけでございまして、矢作中学校につきましても、非常な地域の発展によって過大校ということで、その分離独立ということの措置をとらさしていただきまして、本年4月に矢作北中学校が分離独立をいたしたわけでございます。したがいまして、その分離独立によりまして、いままでの矢作中学校というものが大幅な学級減を来しておるわけでございます。また、矢作北中学校には、現在、1年、2年生だけでございますので、3年生は現在矢作中で担当いたしておりますので、したがいまして、来年もその矢作中預り分がまた減になるわけでございまして、そういう意味で、教室等の面におきましては、ある程度の余裕が出てまいっておるというような現況にかんがみまして、現在のところ増築等は考えておりませんので、この点も御理解をいただきたいと思います。それから、3階等の渡り廊下の点の御指摘もございましたですが、この3階、あるいは2階等の渡り廊下という点につきましては、将来教育の面で当然考えさしていただかにゃならんというように、かように存ずるわけでございます。

 以上でございます。



○議長(加藤清市君) 建設部長。



◎建設部長(大竹敏男君) 大きな3番の(3)矢作川の右岸堤の道路舗装でございますが、御指摘の矢作橋より下流約4キロが、現在、未舗装でございます。それで、この舗装につきましては、建設省といろいろ事前協議をしてまいったわけでございますが、ただ、そのときの返事としまして、国道1号から0.7キロ部分につきましては、道路が堤外地を通るということで洪水時に非常に危検であると。それから、国道1号線との交点が交通整理上非常にむつかしいということで、非常に難色を示しておったわけでございます。そのために、われわれも再三、堤防下の民家の、砂じんによる苦痛というものを訴えまして、協議をしてまいりましたわけでございますが、この0.7キロ、これを除きました3.3キロにつきましては、占用許可ができ次第舗装したいというふうに考えております。それで、この0.7キロ部分につきましては、車両交通をとめるというようなことで対処していきたいというふうに考えております。

 次に、4番目の(4)の道路舗装でございますが、行きどまり私道の舗装の考えはどうかということでございますが、私どもは、道路舗装につきましては、優先順位としまして認定市道というふうに考えたわけでございます。お説のものとしまして、考えるものとしましては、道路位置指定道路があると考えますが、これは建築基準法で、建物を建築する場合には設造義務を課しておりまして、道路定義の一つとして築造するものでございます。この所有につきましては、私のものでございまして、公に供する市道並みに舗装するということはいろいろ問題があろうかと考えます。ただ、現在では、この事務扱いとしまして、申請された位置指定道路につきましては、舗装する公道に接する場合には舗装してくれというふうに行政指導をしておりますので、現在はこれが守られておるというふうに考えております。これらのものにつきましては、認定市道の舗装の状況を見きわめながら、今後の課題であろうというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(加藤清市君) 水道局長。



◎水道局長(稲垣稔君) 水道の整備に関しまして御質問がございましたので、それにお答えをさしていただきます。

 現在の給水区域の中におきましても、いまだに、ごく限られた部分ではございますが、未給水の地域がございます。このような場合、これらの地域から給水の御要請がありました場合には、水道行政といたしましては、それにこたえて排水管の布設をして給水をする義務がございますので、ただいまお話のございましたように、地域から正式に御要請がありました場合には、諸般の準備をいたしまして、地元に出て御説明をさしていただき、その上で工事に着手してまいりたいと考えております。

 なお、最近になりまして、このようにお話のございましたのは、宇頭町のほかにも2町ほどございます。

 以上でございます。



○議長(加藤清市君) 暫時休憩をいたします。

             午前10時22分休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

             午後11時30分再開



○議長(加藤清市君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 43番佐伯恒教君。



◆43番(佐伯恒教君) 広範な質問に対しまして、丁寧なお答えをいただきましてありがとうございます。若干、2回目の質問をさしていただきたいと思います。

 まず、行政改革についてでありますが、俗に行政改革というと、人減らし、金減らしと、こういうことが先に立つわけでありますが、本来は仕事を減らすことを考えることが目的であろうと、こんなふうに思うわけです。そういった意味で、行政改革については、役所がやらなければいけない仕事は何かということを真剣に考えていただく必要があると、こんなふうに思うわけでありまして、そういった意味の努力をお願いをしたいと思うわけです。

 そこで、特に事務の効率化に関係をしまして申し上げますが、市長は、先ほど答弁の中で、提案につき、市長に反対の考え方から述べなさいと、こういうことをいっているということでありますが、私どもを含めまして、サラリーマンというのはなかなか上司に対して反対の意見というのは言いにくいと思うんです。そこに改善提案、こういったものが非常に有効に作用するんじゃないかと、こんなふうに思うわけです。たくさんの提案も出ているように伺っておりますが、提案を出しただけで職員の気質、意欲が高まるというふうにも考えられません。市長に対して言いにくいことも言えるというような提案制度、これの確立をお願いをしたいというふうに思うわけでありますが、先日、中日新聞だったと思いますけれども、近隣のトヨタ自工が、創意工夫、提案制度を発足をさしてから30年を迎えておると。今日「世界のトヨタ」というふうに言われる大企業でさえも、このような制度を真剣に取り組んで、常に効率的な仕事の運営ということを心がけているということでありました。この提案制度は、採用した分にはその見返りを最高20万円までの賞金が出るということであります。金額の問題を言っておるわけではありませんで、やはり提案採用する場合には、それ相応のものを考えてあげるということが意欲にもつながると、こんなふうに思うわけでありまして、せっかく市長が取り上げた制度であれば、より確立した制度をつくるように、いわゆる一般に言われる改善提案制度を有効に活用する施策を考えていただきたいと思うが、お考えをお聞きをしたいと思います。

 機構改革に関係いたしましていろいろとお話がありました。管理部門を1つの部にまとめるということは非常に結構なことでありますが、一方では、新しく課をつくったり、席を設けますと、どうしてもコミュニケーションに問題が生じないかという懸念もあるわけでありまして、そういった意味のセクションができたから、課長さんが一人ふえたから物事が運びにくくなったというふうなことがないような改革であってほしいというふうに思います。そういう点についてお考えをいただきたいと、これは要望として受けとめていただいて結構であります。

 それから、入札制度につきまして、公開にしたからいろいろ問題が出るんじゃないかということを答弁の中でおっしゃいましたが、全般的に有効に機能をしているというふうなお話もございましたが、決して、今回、問題が提起されたことに関連して私が申し上げたわけではありません。せっかく全国的に注目をされた岡崎方式がよりうまく運営されるように、今後、努力をしてほしいということでありまして、それについてメリットがあるものしか取り上げないという市長の考え方もわかりますが、しかし、取り上げた結果として問題があれば、早急に改善をしてほしいと、こういうことであります。

 なお、申しおくれました。先ほど改善提案の問題について、さきに出されております市の規則第10号の中で、職員課の中に職員の提案制度にかかわる事務を処理をするという一項が文章として載っております。この点は評価をするわけでありますから、せっかくそういう仕事というものを明記をした以上、有効に仕事を遂行していただけるような方策を考えてほしいということを、先ほどの提案制度の問題に追加をいたします。

 それから、外郭団体の問題でありますが、先ほど申し上げましたように、役所がやるべき仕事は何かということを考えますときに、現在の役所の事務が、すべて役所がやらなけれればならないかどうかということも、端的に言いまして、会館の管理等は決してその範疇ではないんじゃなかろうかという気もするわけであります。そういった仕事、移管をするということも積極的に考えていいんじゃないかと、こんなふうなことを思うわけであります。いろんな情報がありますが、せんだって、地方行政という、時事通信のこの資料を見ますと「直営よりまさる委託方式」こういうことで、都市規模でいろいろな運営形態が変わるわけでありますが、総じて、ごみ収集事業の場合は直営は委託より2.2倍の総事業費コストを要しておるだとか、そのほか保育事業だとかいろんなことが挙げられておるわけでありますが、そういう事例もあるようでありますから、御配慮をいただきたいと思いますし、現在できているその5つの団体についても、市の事務を見直すと同時に効率的な運営、企業センスでということを先ほどおっしゃいましたですけれども、そういうセンスの上に立った見直し、そして統合ができるものはまとめて、うまく効率的な運営ができるようなことをお考えを願いたいと思います。こういった団体がOBの方の職場になっていることも事実でありますが、私は、このことは非常にいいことだと思っています。雇用の機会をさらに拡大する意味からも、仕事を、事務を見直して、民間に、あるいはそういったところに委託をすることによって、民間の方々の、あるいは役所のOBの方の職場、いわゆる中高齢層の職場として拡大されるならば、それも結構なことであります。一度御検討をいただきたいと思いますが、お考えをお聞かせいただきたいと思います。

 指導員等の待遇につきましては、先ほどお答えもありましたが、一部私が聞いております内容から見ますと、違っている点もありますけれども、先ほど市長がおっしゃいましたように、金銭的な面ももちろんのこと、活動において温かい配慮を日常的に行っていただく。具体的には、それぞれの所管のところでお考えをいただきたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 総合計画の見直しにつきまして、無作為アンケートだとか、あるいはシンポジウムを持ったりして取り組んでいきたいということでありますが、現在の新総合計画の中には、岡崎市を5ブロックに分けて、東西南北、中央部というような形で、それぞれの地域の青図が描いてありますが、実際に総合計画の審議会あたりの委員さんのメンバーを見てみますと、いわゆるそれぞれの地域から選出された委員というのはいないわけでありまして、そういった意味では、地域の個別の悩みなり、あるいは将来展望を考えた要求、こういったものが適確に反映できるような場をひとつおつくりをいただきたいと思うわけでありますけれども、県の地方計画委員会というのがありますが、非常にたくさんの方が委員になっておられますけれども、これまたいろんな団体の代表でありますから、たとえば県のこれについて、ちょっと場違いでありますけれども、岡崎市の行政なり事情が十分に反映できるのかという点、率直に言って疑問を感じるわけでありますが、そういう点で岡崎市の総合計画についても、できれば地域から、その地域として最もいいというふうに考えられる方を選出して、その方も委員に加えていただくと、そして検討いただく、こういうことがどうかというふうに思いますが、お考えがありましたらお聞かせいただきたい。先ほど申しておられました総合計画が、マクロ的に見ても、テクノポリスを初めいろんな問題があるということについては、私も認識をしておるわけでありますが、人口の推移だとか、あるいは事業が順調にいっておるという、こういう市長の発言もありましたけれども、マクロ的に見て、人口は合っていても、地域別に見ると当初の予測とは違っているところもあるわけでありますから、そういった意味で、もう少しそれぞれの地域の実態が反映できる計画ということをお考えをいただきたいと思うわけです。

 2大ゾーンにつきましては、各課長さんで、いわゆるプロジェクトが組まれて、構想を持ち寄って施設計画等をやられておるということでありますが、この問題につきましても、なかなか、市長がお考えを提示をされたことに対して、その庁内だけでの検討会では率直な意見が申し上げられにくいということは、往々にして想像し得るわけであります。部外者の中からも専門家なり見識のある方を入れていただいて、あるいは議員の参加もできればお考えいただいて、2大ゾーン計画についてのフリーな立場での論議が行われるようなことも考えていただきたいと思いますが、当局のお考えをお聞かせいただきたいと思います。

 財政計画につきましては、ローリングプランで3年ごとに実施計画が見直される中で、随時、岡崎の長期財政計画というのはやられておるわけでありますが、先ほどお話がありましたように、2大ゾーンにかかわる問題としては、財調基金だとか、野球場の積立金、博物館、こういったことで58億3,404万ということをおっしゃったわけですが、2大ゾーン自体がトータルでどの程度のお金が要るのか、それに対してこの金額がどの程度になるのかというふうなことが、お聞かせいただければありがたいと思います。

 地域の諸問題につきましては、それぞれお答えをいただきました。できるだけ地域の要望に沿うように善処方をお願いをしたいというふうに思います。

 以上、第2質問を終わります。



○議長(加藤清市君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 佐伯議員の、2回目の御質問に対しまして、私から、再度の御質問でございますもんですからお答えをしてまいりたいと思っております。

 まず行政機構の関係でございますが、私は、いまの佐伯議員のおっしゃいますように、事務の効率化ということにつきましては、最も視点を置きながら行政を見直すということで、さっきもちょっと答弁したようでございますが、行政監察室なんかというのは、何か、監察制度ということできついイメージを受けるんですが、実質の内容といたしましては、もちろんそういうものがあった場合においては別でございますが、原則的には、いわゆる事務の効率化、こういうことを主体に考えなさいと、こういうことを言っておるわけでございまして、前段の御質問でございましたように、矢作の幼稚園の事務員が足らんじゃないかとおっしゃいましたんですが、私もそういうことから配慮はしてございまして、これは事務員という名前でなくて、予備保母という名前で配置してございますんですが、同じように、役所の行政の中におきましては、事務と現場というのは、場合によりますとうまくいかない部面がございます。事務量を減らしませんと、場合によりますと余り参考にならんというんですか、もう一遍つけてしまったらば、余り資料として見たことのないような、そういう不用とは言いませんですが、不用に近い事務というものを一生懸命にやっておると。なるほど仕事は忙しそうに見えますが、その仕事というものは果たしてどのような効果があるかということになってまいりますと、単に帳面をつけておると。こういうような事務が仮にあるとするならば、こういうものは見直していきたいと。こういうことから、すべての外郭団体、内部機構を含めまして、そういう事務の簡素化、こういうことも一つの視点に置きながら、行政改革の根幹にいたしたいと思っている次第でございます。

 なお、サラリーマンは反対の意見は出しにくいと、こうおっしゃいますが、決してそんなことないですよ。このごろのおたくの組合にいたしましても、なかなか反対どころか、もっとこっぴどいのを出しておられますから、うちでもそうでございますが、そんなぐあいに済むはずはないと思っております。特に私は、こういう意味におきましては、むしろ私に対して苦言になる提案をしてくれる職員が最も親切な職員であると、こういう基本的な理念から説いておりますもんですから、そんな、このごろは、私が仮にこういう考え方がどうだろうと言いましても、それはもうみずから反対の意見を出してくれるようになってまいりつつございますもんですから、これは大いに期待をしておる次第でございまして、これは反対を抑えていくなんという、こんなことは全然考えておりませんし、またうちの職員もなかなか活発でございまして、そのようなことはないと思っております。

 また、同時に、提案制度につきましては、御説のとおりでございまして、いまは具体的な方法といたしましては、現況、いわゆる細部要綱等につきまして、これを検討さしておりますもんですから、これはできておりますれば、この席で御報告もさしていただきたいと思いますが、私の方はこれをつくるように指令した段階でございますもんですから、まだこれができておるかということにつきましては、ちょっとつぶさに見ておりませんですが、せっかくの議会でございますもんですから、ある程度詰めてございましたら、それは出さしていただいても結構だと思っております。要綱等につきましても、細部要綱を詰めまして、そして、結局この提案制度を盛りあげていきたいと思っております。御承知のとおり、私も中小零細企業をやっている本人でございまして、過去の経験から申し上げまして、こういう提案制度がいかに必要なことであるかと、こういうことに視点を置きましてやっている次第でございますですが、ただ、トヨタ自工さんですか、その20万円の資金ということでございましたんですが、これはちょっと、公務員がたださえ云々と言われておるときに、ちょっといい提案したから10万円だ20万円だと、こう出すということはちょっとぐあいが悪いもんですから、これは十分承知してはおりますが、あえて結局出しておりませんということでございまして、この辺もひとつお含みおきを願いたいと思っております。

 それから、入札制度の関係でございますですが、これは私からあえて申し上げるまでもございませんが、ただ、このごろの焦点が、何か、一般競争入札が岡崎の入札制度のすべてであると、こういう感覚になっておるようでございますですが、私が本会議でたびたび申し上げておりますとおり、岡崎の入札制度の特徴というのは、一般競争入札と同時に、必要に応じて指名競争入札を並行に行うことがあると、こういうことでございまして、これは何かと申し上げますと、いろいろ、仮に岡崎市の市内業者が、全般が、何か相談をして相当高い金額でなきゃ結局仕事をしないぞと、こういうことがあった場合におきましては、一般競争入札を、しかもそれは市内業者優先であるから、幾ら高くてもここしか方法がないと、こんなことをしてあったら大騒ぎでございますから、万一そのようなことはないと思いますが、そういう場合におきましては、大手業者であっても何であってもこれを入れるという指名競争入札というものも、うらはらに制度的に最初から組み込んであるというのが、岡崎のこの入札制度の特徴でございまして、これは、単にこういう問題が、入札制度の一般競争入札と指名競争入札制度の、両制度のおのおのの特徴とおのおのの欠陥があると、こういうことを最初から申し上げた上におきまして、このような制度を持っておるということでございますもんですから、あらかじめひとつ、特にこの関係等につきましては十分御承知のことと思いますが、論議の焦点が一般の方ばっかりにいっておるようでございますもんですから、あわせましてお話を申し上げた次第でございます。

 それから、外郭団体の委託方式につきましては、これは、原則的には佐伯議員おっしゃるとおりでございます。私はそのように存じ上げておりますですが、ただしかし、何でもかんでも、何か委託方式ばっかしますといいますと、これは岡崎の従業員組合の皆さん方も、ここにその出身の人もあるようでございますが、賛成だと思っておっても反対をしなきゃならないような立場の人も出てこんとも限りませんもんですから、私はそういう意味におきまして、短絡的にそういうことにするという発言をしておるのではございませんですが、ただ私は、あくまで一般というんですか、委託方式の利点というものを、企業的な考え方、サービスの徹底化、こういうことを視点に置きながら考えていきたいと思っておりますが、これは、特に今後は三河武士のやかた、家康館の開館、こういう問題を含めまして、相当大きな問題が今後出てまいりますもんですから、その節におきましては、相当、民営関係につきましては、御造詣の深い、しかも会社経営から言って、委託というんですか、外注関係に大変成功しておられる、佐伯先生の会社の、そういう御発想もぜひ承りたいと思っておりますですが、余り下請事業ばっかでございますと、これまた問題がございますもんですから、この辺も考えあわせながら考えていきたいということでございます。ただ私は、原則的にはそういう考え方は持っておりますもんですから、桑谷山荘等におきましても、いままでは市役所から派遣をした職員がございまして、身分が2通りになっております。そうしますと、向こうへ行きましても、身分の違いというものが一つの運営上の障害になるというおそれがございましたもんですから、このたびはそれを一元化いたしまして、そうして、一致してサービス本位に努めると、こういう指令をいたしましたんですが、不思議なことに、2カ月の間に、店頭のおみやげなんかの販売物だけで、あれが四十何%販売が向上しておりますもんですから、これは大変、間違った市政でなかったなと、こんなことを自画自賛しておるということも実態でございますもんですから、今後、そういう考え方でもちまして、大いによしところはとっておこうと、こういう考え方で進めたいと思っております。

 なお、総合計画につきましては、端的に申し上げますと、地域の代表を入れろということだと思いますです。私は、地域の代表を大変必要だと思っておりますもんですから、できるだけ今後の、こういう大きな将来計画に対するところの地域の代表の方々ということにつきましても、これは入っていただきたいと、こういう原則で進めたいと思っておりますですが、ただし、さきにおっしゃいましたように、総論賛成各論反対、反対の理論はおらがところへ持ってくりゃいいがと、これが皆でございますと、せっかくの構想がとんでもないところで暗礁に乗り上げるおそれがございますもんですから、少なくとも議会各位は、そういう御発想は決してないと思っておりますが、できるだけ、地域であっても全市的なセンスで考えていただく方でございませんと、しまいにはコンパスを回って真ん中だというような、妙な行政になってしまいましたら、これが基本的にこの総合計画にならないと、こういうおそれもございますもんですから、十分、これらの関係を考慮しながら進めたいと思っておりますが、地域関係の問題等につきましては、主な問題といたしましては、その地域につくるところの施設の関係、こういうことにつきましては、これは結局、十二分に地域の御発想というものを入れさしていただきたい。全市的な問題等につきましては、全市的な市民の代表であられるところの議員各位の御発想というものも、十分ひとつお聞かせ願い、御審議を願いたいと思うのでございますもんですから、この点につきましてはよろしく御理解を賜りたいと思います。

 なお、2大ゾーン構想につきまして、議員も参加してやろうという御発想でございまして、大変ありがたいことでございまして、その御発想に対しましては、議会であろうと市民であろうと、どなたがやろうと大いに歓迎でございますですが、ただ、議会と私の方が、提案する方と審議する方が一緒に構想を立てちまって、そうしますと、本会議になりまして、これは反対もできん、全員賛成にゃならん、こういうことになってしまいましても、これは何か妙なことになってしまいますもんですから、大いに発想を聞かしていただきたいと思っておりますが、例のこういう問題につきましては、そういうことを配慮しながら私はおりますもんですから、むしろこいねがうならば、議会は議会とされましての1つの考え方と、そういうこともまた参考にさしていただく上においては大いにプラスするんじゃないかと思っております。特に、佐伯さんあたりの広い視点にいかれましたところの口聞きということを、大いにまた聞かしていただきたいと思いますもんですから、よろしくお願いいたしたいと思います。

 私からは以上でございます。



○議長(加藤清市君) 市長公室長。



◎市長公室長(小島秀光君) 職員の提案制度の確立についてということでございますが、いわゆる事務の合理化を図りますためには、実務を担当しております職員の意向というものを反映することが必要なことは、先生おっしゃるとおりでございまして、私ども、これがこの4月に所管がはっきりいたしましたこの機会に、この際、これを制度化しようということで、先日からこれを協議を重ねておったわけでございますが、今回、大体、職員の提案制度要綱というものをまとめました。したがいまして、内容におきましては、提案の方法とか提案の範囲、あるいは審査の基準、方法、採択についての方法とか、あるいはそれを実施する場合の手順だとか、さらにまた、提案者に対します表彰並びに報賞というものをまとめましたので、これを近く職員に周知徹底し、より以上の職員の提案制度が確立されまして、合理化に役立つことにしたいと考えておるわけでございます。

 以上です。



○議長(加藤清市君) 総務部長。



◎総務部長(加納厚君) 2大ゾーン計画に伴います財政計画について、さらにお尋ねでございます。

 先ほど、それぞれ御答弁がございましたように、2大ゾーン計画の具体的な施設づくりの計画の樹立というのは、現在、事務担当の方で進めておるわけでございます。そうこういたしまして、いろいろ、いま市長が御答弁されましたように、いろいろな御意見を承って、最終的には計画策定というような形になろうかと思います。したがいまして、その計画策定の際に、やはりこれ、財源の裏づけというのが当然必要になりますので、財政計画を立てなくてはなりません。それから、財政計画を立てた後、それを実施に移していくのに3カ年のローリングを組んでいくと、そして、実現を図っていくと、こういう形になるわけでございまして、現状、基金として総額を申し上げたわけでございますが、これ以外に、当然、県支出金であるとか、あるいはまた起債をどの程度見るだとか、あるいはまた一般財源の投入可能額がどの程度であるかということを、十分見きわめた綿密な作業を行わなくてはならないと、こういうふうに考えております。そうした実施計画を立てて、実現を図っていくと、こういうことでございますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(加藤清市君) 43番佐伯恒教君。



◆43番(佐伯恒教君) 時間も経過をいたしておりますので、後、要望にとどめたいと思います。

 行政改革に関しまして、入札制度の問題でありますが、市長のお考えにつきまして私も賛成でありますが、特に、一般競争入札が最もベストな入札制度であるというふうには思えませんし、要は運用の問題がございますから、その辺のところ、特に不当な競争を招いて、そのことが業界の混乱なり、あるいは、本来、工事というのは技術というものが重視をされなければならない。そういったものが、軽視をされるということになってはならないと思います。今後、そういった点も十分留意をされまして、より実のある入札制度の実現に御努力をいただきたい、こんなふうに思います。

 なお、事務効率化の問題につきまして、市長は非常に御理解のある態度でありますので、そういったことが職員の方々に十分徹底がされるように、なかなか反対の意見というのは言いにくいということは事実でありますので、お願いをしたいと思います。と同時に、改善提案制度の確立に向けて作業はかなり進んでいるわけであります。ひとつその実施ができるだけ早く行われますように、要望をいたします。

 業務の委託の問題でありますが、この点につきましては、労働組合のサイドとの話も十分詰めていただきたいと思いますが、特に私は、委託によるメリットというのは、大部分がやはり労働条件的に、たとえば賃金の問題等を考えた場合に、安くなるということは非常に大きなウェートを占めるわけでありますが、しかし、だからといって低いままで抑えておくということがいいというわけじゃありませんで、やはり労働条件も十分見直していただかなければならない。しかし、その際には、先ほどちょっとお話もありましたように、いろんな団体がいろんな経過でできてきておりますから、横の線をそろえようと思ってもむつかしいと。あるいは出向社員がおったり、給食センターなんかでは県からも栄養士さんが来ておると、こういう実態の中でそういったことを取り上げようとすると非常にむつかしい。したがいまして、できれば、プロパーだけにされたという桑谷山荘の例がありますが、そういったことも配慮しながら、労働条件もその時代の、いわゆる世間相場、これを十分勘案できるものにしていただかなければならないと思います。私は、決してそのことを軽視しろということではありませんので、十分、労働組合との事前協議を重ねる中で進めていただきたいと、こんなふうに思います。

 総合計画につきましては、全市的なセンスと同時に、地域の要求を十分取り上げていきたいと。こういう点についてはひとつよろしくお願いをいたします。

 なお、議員の参加の問題につきましては、市長がおっしゃるとおりかもしれませんが、いろんな審議会の中にも議員が参加をしております。そういったところでの意見だとか、あるいは議会サイドの検討の場が設けられるとするならば、そういった意味での意見を十分くみ上げていただきたいと思います。ひとつよろしくお願いをいたします。

 以上をもちまして、私の質問を終わります。



○議長(加藤清市君) 昼食のため、休憩いたします。再開は、午後1時とします。

             午後零時3分休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

             午後1時2分再開



△大久保正議員の質問



○議長(加藤清市君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 ただいま、市長より訂正発言の申し出がありましたので、これを許します。

 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 午前中の、佐伯議員の御質問に対するお答えの中に、国鉄の「宇頭駅」と言いましたのは、私の間違いでございまして「牧内駅」のことでございますもんですから、謹しんで訂正をさしていただきます。



○議長(加藤清市君) 14番大久保正君。

     (14番 大久保 正君 登壇)



◆14番(大久保正君) 水道料金値上げについて、市長及び水道局長にお伺いします。

 水道料金は、6月1日から値上げされました。その値上げの基礎になった55年度の水道の決算について、再三、水道局にその資料の提出を求めてきましたが、なかなか出さないと。仕方がありませんから、市長に「これはガラス張りの市政と言っておられることと違うではないか」と申し入れて、初めて市長の指示で発表されるという状況でした。このことは、資料の公表も市長の判断一つにゆだねられる、市長に聞かなければ進まないという状況を示しています。3月定例会で私が取り上げた、情報公開条例の必要なことを痛感した次第です。55年度の決算資料の公表を急いで求めたのは、55年度決算は特別だということです。平均49.4%という大幅な値上げを発表して、1カ月後には議決されて6月1日から実施されました。この料金値上げの基礎になったのが55年度決算の見込みだからです。わが党初め、反対した党があった。市民からも不満や疑問の声が上がる中で、55年度決算の結果がどうであったか、理解を求めるために当然の努力としてしなければならないことではないでしょうか。市長は、3月定例会で「私は値上げはしたくないのだ」と、「1円だって上げたくないのだ」と強調しておられました。市長はいまもそのお考えに変わりはありませんか。55年度水道事業会計の決算の結果から、値上げ幅を抑えることが可能なら、いまからでも適切な措置をとられる勇気がおありですか。まずお聞きしたいと思います。

 市長は、水道料金の決定基準は何であると考え、提案されてきたか、その決定基準に照らしても、値上げは公正、妥当なものであったか、市長のお考えをお伺いいたします。

 市長は、水道事業を維持するため、粉飾なしのぎりぎりな線に抑えての料金改定だと説明しておられます。55年度は赤字になるから、値上げを認めてほしいと、市長を信頼してついてきてほしいと、繰り返し訴えておられました。しかし、発表された水道の決算概況を見ますと、168万円の赤字の見込みが、わずか2カ月後には1億6,475万円の利益剰余金の計上と。これだけしておりましても、総括原価の根拠が崩れてはいませんか。説明された、総括原価の計上されている費用の合計の金額、水道料金以外の収益の額、資産維持費の金額は、言われているとおりそのまま計算したとしても、55年度の末の欠損金が利益剰余金になったのですから、その誤差は1億6,643万円になります。55年度決算の数字で修正して計算すれば、所要改定率は49.4%ではなく47.3%で済むことになります。このことについて間違いはありませんか。1円でも抑えたいと願っておられる市長ならば、潔く値上げ幅を抑えることなど、提案の訂正をされませんか。

 52年度の値上げのときは、事業報酬4億7,000万円、5.4%であったのが、今回の値上げには資産維持費と名称を変え、11億1,386万円、総括原価の9.4%を占めて、前回の2倍にふくれ上がって料金原価に組み込んであります。

 自治省公営企業第一課長監修の「地方公営企業法」という本にも、不断の需要増と、サービスの改善の要求に応じて、拡大、発展していくためには、企業内部にある程度の資金の留保ができるようにすることが必要です。これは事業報酬です。電気事業及びガス事業については、それぞれ事業法等で料金原価への算入が認められているとして、公営電気で、減債積立金は企業債による投資額の2%以内、特別積立金は自己資本による投資額の5%以内と支払い利息を加えた額と。公営ガスの場合は、支払い利息に固定資産の平均帳簿価格の2%を加えた額となっています。今度の資産維持費は、岡崎水道事業の自己資本金と企業債、借入資本金を合わせた額に対しても、17.7%を占めています。これでは大幅値上げにならざるを得ません。1円でも値上げを抑えたいのではなくて、高ければ高いほどよい値上げでは、という考えではありませんか。

 とにかく、財政収支計画の資料を見ましても、収入は極端に低く見積もり、支出は過大に見込んで赤字をつくり、提案されていると言わざるを得ません。それを基礎に大幅値上げを行って、59年度には29億円の累積欠損金が見込まれていたのを、59年度末には10億円を超す利益剰余金を留保するようになっています。大幅値上げの基礎となった55年度の見込みと決算に著しい誤差は、収入を小さく、費用を大きく見込むことでつくられました。たとえば、水道料金収入を54年度より2,700万円も低く見積もっていましたが、決算では3,000万円の増加で18億9,000万円です。営業外収入も、前年より2割も低く見積もって、決算では何と2倍の収入で9,866万円。ここに持ってきています水道事業概要の54年度版を見ましてもデータの記載がされている50年以降、1度も5,000万円台を割ったことがありませんが、値上げのときには営業外収益を4,931万円と低く見積もってあります。反面、営業費用は54年度決算に比べてみて113.8%、2億4,00万円増の19億8,900万円と見積もっていました。決算では8,300万円減の19億600万円でした。この結果、営業利益では見込みの2.6倍、1億8,000万円ももうけています。問題は、3月27日に値上げが議決されるまで、55年は赤字になってしまうと、計上損失は2億5,800万円も出してしまうと宣伝していながら、その4日後の3月31日に帳簿を締めてみたら、見込み額の3.5%の9,200万円余りの損失で済んでしまった。1億6,475万円の利益積立金が残ったと。これでは、値上げのための作為の水増し赤字と言われても仕方がないではありませんか。見解をお伺いします。

 決算の結果から、水道料金の1年の凍結の実施、市民参加の水道財政の再検討、さらに抜本的な財政政策の転換と実施をされることなど、真剣に取り組まれるお考えはありませんか。お尋ねして、第1回の質問といたします。

     (14番 大久保 正君 降壇)



○議長(加藤清市君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 大久保正議員の御質問に対しまして、お答えしてまいりたいと思っております。

 まず、大要を得ておりますところの、作為によるところの水増し赤字ではないかという御質問でございますですが、議員も御承知のとおり、そのようなことを行政サイドでできるシステムではございません。また、結局そういうことをやるべきでもございませんし、でき得べきでもございません。それは何よりも、市民一般の方なら別といたしまして、議会の議席を持っておられる方というのは十分御承知のはずでございます。同時にまた、そのような作為が仮にあるとするならば、6月値上げ実行前の決算等に対しまして、これらの問題に対しましてつぶさにするということを、作為的に下げるという方法をとったならば、おっしゃるようなことをしたと言われても仕方がございません。私は、あえてそのような意思は毛頭ございませんし、現況的におきまして値下げ可能であると、値上げが回避できるというならば、私はどなたよりも値上げがしたくない。この精神は、基本的な考え方も現在も変わっておりません。これだけははっきり申し上げておきます。

 同時に私は、再三、苦しい中に値上げを提案しなきゃならない私を、一つを悪代官にしといて、そうして状況判断を全部知っておりながら、その資料の中におきますところの、非常に端的な一部面だけを標榜することによりまして、市長1人を、これをあながちに悪代官にすると、こういうようなやり方というものはお互いに慎しんでいただきたいと、さんざん私は申し上げてまいりました。私は、回避できるものならば回避やりたいと、上げたくないと、こういう精神というのはどなたよりも私は持っておると、これだけは再度申し上げておきます。

 同時に私は、あのときにもこの10億の余剰財源、保留金というものは、このような計画におきまして出ておりますよと言っておるんです。この保留財源を何にするかと、将来、この西三河水系というのは、たった10年もサイドにもちまして、学者たちも矢作川水系では水源はないんだと、豊川水系からこれを借りるしか方法はないんだと、この地域の発展はあり得ないと。このような問題が論議されておるときに、少なくともわが岡崎といたしましては、地域的なこの独自の力でもって最も安い水源を求めるということをどうしてもしたいんだと、できるならばその方策につきましては、私は3月の時点で6月ないし9月にはこの具体的方向につきましても議会に対しましてお話をさしていただく機会が必ずあると信じておりますと、ここまで申し上げました。では、これは何かということを御質問になると思いますですが、現況におきましては、いまの私の心情といたしましては申し上げたくございません。

 なぜかとならば、水資源というものはお互いに国・県、あるいは隣接の市町村等大変な権利的な大きな収益の問題でございまして、これらの問題を私がその成功以前におきまして明示することによりまして、大変な一つのこの事業の支障になるという判断をしたから私はこう申し上げる。私の申し上げてあることに対しまして信用していただきたい。ここまで申し上げましたのは、何もこれは本会議という場所でございましたから申し上げておるのでございまして、恐らく大久保議員も、ここにお見えになっておる尾藤議員も八田廣子議員もこのように岡崎市がどのような立場で過去十数年開手を打ってきたか、それがまさに実を結びつつあると、こういうことは御推察のはずでございます。もしこれを全然お知りにならんと言うならば、実に遺憾でございます。

 ただ、公式に公言できる場合と、できない場合がある。こういう判断におきまして、私は将来的に最も安い水を、これを確保するためにおきまして、残念ながらここで値上げという問題も、留保金としての留保財源があるという問題も市民各位の前にさらけ出しながら、そうして結局御提案申し上げておるということでございまして、これらの問題を十分ひとつ御検察を賜りたいと思っております。

 まず、私はそういう中からいきまして、皆さん方の所属しておられます関係じゃないかと思いますが、大変よく勉強なさいまして、たったあれだけの資料でこれだけの反証資料をよくおつくりになったと、私は議員の経験がある者といたしましてはあなた方の御勉強、これに対する反証資料の推定いうことにつきましては、さすがに共産党さんであると、よくここまで御勉強なさったと、こういう敬意を持ってあなた方がお配りになっておりますところのチラシ等を拝見さしていただき、また同時に、県や各関係団体におきましては「岡崎はえらいことですねえ。こんなビラがたんと出ておりまして、市長も大変お苦しみでしょうねえ」という同情を賜ったこともまた事実でございます。

 しかし、私はこれら資料の中におきまして、残念ながら私はすべての関係等につきまして公平な御判断、公平な視点におけるところの情報の提供と、こういうことにつきましてあなた方もひとつ努力していただきたいと思います。私は大久保議員が劈頭申されましたとおり、議会に対する資料の提出につきましては、議会サイドで御検討をなさるという原則のもとにできるだけそれを皆さん方に事前に提供する、いうことにつきましては、できるだけしたいと、こういう態度で、おたくに対しましても資料の提示をさせました。

 これは何かといいますと、この6月定例本会議を前にされましたところの議会各位の議員活動を十分していただくための資料でございます。それをその中の一端部面だけをもたれまして、そうして結局あながちに、どんどんどんどんとビラを出されますと、何も御存じないところの市民各位というものは大変違ったニュアンスでこれを読んでしまわれる。公平な判断、これに対しまして残念ながらそういう憂いがあるということを反省をしておる次第でございます。

 私はむしろ議会の皆さん方が事前にある程度の議会対策上の御研究資料というものは、むしろできるだけ差し上げたいと思っておりますが、議会の審議が済みましてからこれをおやりになるということは、これは会派として当然でございます。その資料を1つ見られまして、その中の推察部面によりましてあながちにそれを決したごとくの判断でおやりになるということを私は非常に残念である、かように申し上げます。

 その端的な例は、このおたくの方の関係だと思いますが、出ております。「人件費の水増しか。前年と比べて55年度は3.6%の増であった人件費が、56年度は20.5%、57年度は10.2%の予定。職員が見たら、おれたちまでダシにしてと怒るではないか」ということでございます。「前回も見込まれた決算では約20%の見積もりをされておりました。」ここら辺の記事を読んでまいりますと、なるほどこれだけの記事を読めばそのとおりでございます。怒らない職員がおかしいと思います。しかし、これはお手元に差しあげてあります資料というのは、58年59年になってまいりますと、58年は4%、59年は3.5%しか伸びておりません。これらの報告を全部お出しになったならば公平な報告でございます。その長い中におきますと、上がったとこだけを出されまして、このような値上げを無理にでっち上げておると、こういう表現というのは大変私は残念ではございますが、的確な御表現とは認めません。

 この人件費の関係等につきましては、いまから水道局長を通じまして、つぶさに明らかにしてまいりますんですが、その年度によりましては定年を迎えるところの職員が現在その局に在籍しております。定年を迎える職員が多い年度はこれがずうっと大きな数字になってまいります。少なくなってまいりますと1人にすぎませんもんですから、こういう問題を御検討なされ、委員会の経過が済んでから踏まえられまして御批判を賜るということなら、これは必要でございますです。1つの提示いたしました資料から、言うならば反対資料、これのみをでっち上げられるということに対しましては、私は大変残念でございます。私の不徳ではございますですが、本当にこれらの問題に対しましては、繰り返すようではございますが、毛頭これらの問題につきまして、できることならば、本当にできることならば値上げはしたくない。提案をしてある問題でございましても、これは再提案をして下げるということはやぶさかではございませんが、現況を申し上げますと、私はそのような論法でもって揚げ足を取るということをやられますと、いま計画しておりますところの幾つかの水源問題に対しまして大変の支障を来しますから、これは言えないのでございます。

 私は本当に、あの下水道問題の対策でも申し上げました。私が申し上げたいことはたくさんございます。市民各位に秘密にするのではございません。対外的な視野から議会が秘密会を詮議していただけるならば、現況に対して私の持っております情報をすべてを明確にすることもやぶさかではございません。このように申し上げております。

 私はこれらの問題等につきましても、将来の岡崎の水資源というものがいかに大切なものであるか。いまここで安い水が確保できるかできないか、その留保財源が10億円で済むかと言われますと、私はむしろ現況では10億円では若干、まだ数字は詰めておりませんが、この金額ではいけるかいけないか、大変疑問でございます。決していまのところこれから安くするという可能性が現況の水道のこの単なる決算上の問題でなくて、将来の水資源を考えますと、これはもう大変な問題でございます。ここで手を打つか打たないかというのが、10年20年の岡崎の水道行政の根幹をなすものである、こういう視点におきまして私はあえてここまで申し上げたのでございます。

 そうして、私は本当にいまよく言っておられますんですが、値上げに対する資料の提示であるとか、あるいは云々かという論法というのは、くどいようでございますが、粉飾決算をするとか云々ではございません。議会が値上げの提案を承認していただいたと、計画の見通しが赤字になることであるからこのようなところへうまく持っていってくれたならば喜ばしい、こんなことは思っておりません。議会に対しましては一つの目安を申し上げましても、その中におきまして少しでもこれが来年に繰り越して繰り越し可能な仕事というものは年度を繰り越します。そうしますことによりまして不用額を生じます。あるいはその中におきました人件費等におきましても、工事単価におきましても、決して議会が承認されておるから承認どおり使ってしまえと、こういうことをやりたくございません。1銭でも1円でもこれを来年に回せるものは回していく、そしてできるだけ節約するものは節約していく、こういう指示のもとに皆さん方の議会からの糾弾ということを覚悟しながら、この中におきまして一層節約に節約、そして繰り越せるものは繰り越しながらこの執行に当たっておる、こういうことを根本的に申し上げ、細部につきましては局長から答弁をさせます。



○議長(加藤清市君) 水道局長。



◎水道局長(稲垣稔君) 最初に、決算が水増しではなかったかというふうなことですね。この点につきまして若干申し上げさしていただきます。

 最初に、営業収益について申し上げます。この件は先ほどこの決算の資料の問題でおっしゃいましたんですが、これは私どもの考え方といたしましては、本来決算委員会において御審査いただくのが筋であろう。それ以前に一会派、あるいは一議員さんから御要求がありましてもそれにはおこたえできないのではないだろうかと、このような観点から出さなかったわけでございまして、せっかくのお尋ねでございますので、この際概要についてお話を申し上げたいと思います。

 最初に、営業収益について申し上げます。営業収益で誤差が出ましたのは、冷夏現象によりまして使用水量の減少があると見込まれましたこと、それから景気の落ち込みによりまして住宅着工状況の減少、こういったことを考えまして、昨年12月の補正予算で給水収益とその他営業収益につきまして所要の減額補正をさしていただきまして、さらに3月補正で受託工事の増加を見込みまして所要額の補正をいたしましたけども、決算の結果、使用水量が若干伸びを示しておりまして、また直営による漏水修繕工事であります委託工事がこれはかえって落ち込みました。それから、住宅着工の減少の度合いも思ったよりも少なくて済んだと、このような事情によりまして給水収益で2,997万5,000円の増、受託工事収益で705万円の減、その他営業収益で775万9,000円の増、これらを合わせました営業収益で3,068万3,000円の増となったのであります。

 なお、その他営業収益でございますが、これは分担金の増によるものでございまして、住宅建設の落ち込みを考慮いたしまして、12月補正の際に1月から3月までの分担金の収入を前年度対比で64%を見込んで計上いたしましたが、これが予想に反しまして71%と軽く済みましたので、これによるところの誤差が出てまいったものでございます。

 それから、営業費用でございますが、これらで差額が出てまいりましたのは予算執行上における事情によるものでございまして、決して作為をしたものではございません。

 その主なものについて申し上げますと、まず原水及び上水費でございますが、1番目といたしまして、異常気象によりまして水の需要量が減少いたしまして、これに伴いまして浄水場等の施設における使用電力量が減少したことによりまして706万7,000円の不用額が生じました。

 それから、2番目といたしまして、雨が降りますと河川が濁ります。こうした表流水の濁りの発生が出てまいりますと、薬剤を注入いたしまして沈でん効果を促進させるわけでございますが、そうした降雨によるところの河川の濁りの発生が比較的澄んだこと、また不測の水質事故、たとえば油流出事故等がございますと、活性炭を注入いたしまして除去するわけでございますが、そうした場合は莫大な薬剤費がかかります。こうした事情が少なかったことによりまして、浄水場で使用する薬品費が少なくて済んだことによりまして299万3,000円。

 3番目といたしまして、男川浄水場と仁木浄水場の施設の塗装工事を昭和56年度に繰り延べたことによりまして680万3,000円。4番目といたしまして、県水の計画受水量に対しまして実績受水量が下回ったことによりまして706万4,000円。以上、それぞれの不用額を生じたものでございます。

 次に、配水費及び給水費でございますが、第1番目といたしまして、県道及び市道の改良工事や舗装工事が行われますと、通常これに伴いまして配水管の布設がえ工事を施工することになるわけでございますが、あらかじめ予定いたしました工事が年度末になりまして、これはお互いに予算が窮屈ですので急に翌年度に繰り延べられるということが知らされたために配水管の布設がえ工事が減少したことと、それから寒波がやってまいりますと配水管や給水管の破裂事故の被害が発生いたしますが、ことしはあらかじめ予定したものに比べまして比較的被害が少なくて済んだことによりまして、材料費で903万8,000円、工事費で409万9,000円、以上の不用額が発生いたしました。

 2番目といたしまして、水道メーターを検定期間−−これは8年でございますが、満了する2年前に取りかえるべく所要経費を見込みましたが、直営による取りかえ件数が予定数量に達しないという見通しが出てまいりましたので、急遽委託に切りかえて処理をいたしましたけれども、なお消化できなかったという事情がございまして922万1,000円の不用額が発生いたしました。なお、取りかえができなかった水道メーターにつきましては、昭和56年度に予定したものと合わせまして取りかえを行う予定でございます。

 次に、受託工事費でございますが、1番目として寒波の応急対策のためにそれが厳しい事情が発生しました場合には、必要があるときは給水装置工事の修繕を管工事協同組合に委託する予定でございましたが、そこまでに至らなかったために委託料に不用額を生じたわけでございまして、この金額が147万9,000円、以上の不用額が生じたわけでございます。

 2番目といたしまして、太陽緑道及び中央緑道におきまして配水管の布設工事を行う予定でありましたが、その工事が中止されたためと、欠町地内で配水管の布設工事を施行する予定でありましたが、これもまた中止されたために工事費及び材料費に220万円の不用額を生じたのであります。

 3番目といたしまして、教育委員会の委託によりまして、秦梨小学校のプール用水の水源のテストボーリングをする予定でございましたが、地主の希望によりましてそれを56年に繰り延べてくれということでございましたので、これによるところの不用額が150万円発生したわけでございます。

 以上が営業費用でございます。

 次に、営業外収益についても御指摘がございましたので申し上げさしていただきます。

 まず、第1番目として受取利息でございますが、3月補正予算の見積もりを出しました時点におきましては、それまで資金の有利な運用のために一時所有しておりました金銭信託と定期預金を処分いたしまして、運転資金に充てる必要があると考えまして所要の補正をさしていただきましたが、その後給水収益がわずかではございますが、予想したものよりも伸びを示したこと、及び営業費用の支出が予定した額よりも少なくて済んだことによりまして、これらの有価証券などを処分しなくても当座の資金繰りが賄えるという見通しが出てまいりましたので、一たん3月補正予算で増額を立てましたもののそれよりもなお1,752万円ふえまして、決算では4,137万円の受取利息となったものでございます。

 次に、2番目といたしまして他会計補助金でございますが、他会計補助金は職員の在職給与金でございまして、当初その職員が市長部局に在職した期間と水道局に在職した期間の割合によりまして、一般会計と水道局とがそれぞれ負担をし、その支払い方法といたしましてその差金を水道局が一般会計から受け入れるという約束で、12月補正予算に所要額を計上したものでございますが、3月の支払い時期になりましてその支払い方法が変更されまして、双方が負担する金額の全額をやりとりをするということになりましたので、一般会計から1,297万8,000円を受け入れたものでございます。

 3番目といたしまして雑収益でございますが、これは下水道や電電公社が工事を施工いたします場合に、たまたま工事の支障となります配水管の布設がえが必要になりまして、その依頼が水道局に参りますと、その場合の費用は原因者の負担によりましてそれぞれの機関から収人として受け入れますが、これらの工事が年度末近くになりまして集中いたしましたので、予定しない収入として1,885万8,000円の収入増となったのでございまして、以上の合計額は4,935万6,000円でございますが、これが営業外収益の差額となったものでございます。しかしながら、決して意図してこのような差額を出しておるつもりではございませんので、ひとつ御理解を賜りたいと思います。

 次に、事業主報酬……。



○議長(加藤清市君) 答弁はひとつ簡明に願います。



◎水道局長(稲垣稔君) 事業報酬について若干触れさしていただきたいと思います。

 先ほど交通あるいはガス、電気等につきましてるる述べられましたが、私どもといたしましては、この算出の方法といたしましてレートペース方式と積み上げ方式という2つの方法がございます。積み上げ方式によりますと多額の金額になりますので、当岡崎といたしましては、現在進行中の−−ただいま市長が申し上げられましたが、プロジェクトに要する資金を考慮いたしまして、いわゆる準レートベース方式と申しますか、損益方式によってはじき出しました数値を採用さしていただいてこれをとらしていただいたわけでございます。

 なお、現在進行中のプロジェクトに要する資金は起債によって調達できないという事情がございます。その結果、日本水道協会は自己資本の10%を標準データとして考えておりますが、今回当岡崎市は自己資本の14.7%を採用さしていただいたものでございます。

 以上でございます。



○議長(加藤清市君) 14番大久保正君。



◆14番(大久保正君) 与えられた資料でずうっと分析をしていったわけです。そういう面で間違いのところがあれば、それはそれで指摘してもらいたいということも含めて出しているわけです。

 たとえば、いまずっと見込みと決算とで大きな差がでてしまったと、それにはいろいろな冷夏による問題だとか、そのことによって今度は薬品やその他の費用が少なくて済んだというような形で言われたわけですけど、つまり3月議会で補正に出されてきてると、その段階というのは1月末で恐らく出してきておると思うんですね。だから、55年度の大体夏はどういう状況だったとか、景気の動向はどうであったかということなどは分析はできている段階で出てきていると判断するわけです。だから、その3月の補正でなお追っつかないという形で誤差が生まれているだけに、この問題はどうなってるんだということで追及しているわけです。

 その点で、決算の結果としてそういう利益の剰余金が生まれたということになれば、この渡された財政収支計画資料、これにも続いて当てはめたわけです。これに当てはめて他のところは全部違うから55年度決算金の予定が168万円の欠損金が1億6,475万円の利益剰余金ということで当てはめて計算し直すと、所要の改定率は47.3%になると、だから、こういう状況だから、市長が再三言っておられる、1円でも安い方に願ってるんだ、上げたくないんだと言っておられるから、その面で市長のお考えをただしているわけです。

 それから、そのほかたくさんありますけど、何よりもぼくたちが重視してこのことで追及しているのは、市民にでたらめな宣伝をやると、ためにする宣伝をやるという見地は一かけらもないわけです。全部調べた資料は図書館へ行ってざあっとその水道事業の年報から、それから概要をいただいたり、直接水道局長に状況を聞いたり、それでもまだ出んやつは中根市長のもとで出してもらうというような形で分析を行った。それはなぜこれほど重視するかといったら、何よりも市長が中根鎭夫市長にかわったと、これからの岡崎市政の進め方はどうなるんだろうという注目を集めてる。こういうときに市民に対して寄らしむべし知らしむべからずという形でやっていくのか、本当に実態の中で市民の英知を結集しながら進めていくかと、この点を問うているわけです。だから、私たちも実際1年間凍結しようと、それは岡崎のこれからの水道事業に対してこの市民の英知を結集しながら検討しようじゃないかと、そのための公聴会を開こうじゃないかということで追及をしておるわけです。

 そのために私は行政視察に伊丹市まで行ってまいりました。伊丹市の47年度の料金値上げのときにどのような形でやられたかということをずっとお聞きしてきたわけです。それは伊丹市の場合は使用料手数料等の審議会がつくられ、これには使用者代表として商店連合会の会長だとか経営者協会の会長とか、それから主婦の人が3人も入ると。団体代表の場合でも団体代表として8名、これは自治会の連合会長から社教の会長さんから中小企業の対策委員長から青年会議所の理事から農業協同組合の組合長さん、地区労協とか総同盟の議長や婦人会長というような形になっています。それから学識経験者としても8名、これには市会議員も市の理事者側も入って、そして市長からの答申が出されたのは46年の12月27日なんです。そういう状況の中でその後審議会が8回、小委員会が7回と、そして翌年の7月26日に市長に答申をしている。だから、そういうような形で進めていかなければいけないではないかということを3月定例会にも明らかにしているわけです。そういう状況がやはり私たちが予想したとおりな結果になっているだけに、市長が言っておられたことは違うではないかと、赤字赤字で大変だからということで言ってこられて、その4日後の決算はこんな事態ということで明らかにしているわけです。そういう面で、今度の決算と結果の状況をどう見られ、そしてそれに対してどういう手だてをとられるのかということと、市民参画の市政を目指されるのかどうかということを明らかにしてほしいと考えているわけです。

 以上。



○議長(加藤清市君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 市民参画の市政ということにつきましては、私の持論でございますもんですから、これは大いに進めていきたいと思っております。しかし、それがためにせっかくりっぱな議員皆さん方が、市民の要望を担っておられるという市民の代表としての議会の議決権というものを最も重視しておると、こういう姿勢で対応しておるということでございまして、この点につきましては御理解を賜りたいと思っております。

 なお、私が皆さん方は、いま尾藤先生は特に他意はないんだと、悪意に満ちたことをしておらないんだと、そんな報道をしておらないと、こうおっしゃいましたんですが、私もそう信じておりますんですが、ただ私が具体的な例を申し上げたように、この岡崎民報、どこで出とる新聞か知りませんが、民報というやつを見ますとですなあ、これずうっと「値上げ案が収入をうんと低く、支出を過大に見込んで赤字をつくっていたことは前前号で書きましたが、人件費もその1つ。前年と比べて55年は3.5%増しであった人件費が、56年は20.5%増、57年は10.2%増の予定。職員が見たらおれたちまでダシにしてと怒るのでは云々」と、こう書いてございます。

 これらの関係というのは、私が申し上げましたとおり公平にやっていただきたいというのは56年以降というつもり、ずうっと明示してあるのでございます。あの下がってしまう3.何%云々じゃなしに、一口もあげてないのでございます。こういう論からいきますと、やられたように印象を私は受けてしまうんです。私が気が小さいかもしれませんですがね、そんな感じを受けますんですよ。

 特に、大久保先生はずっと国会を目指されました有能な方でございますもんですから、ぜひそういう面におきましても公平な判断をなさるということを信じております。少なくとも岡崎の市議会なんていうのは、中央の政党や党の幹部の言うことばかり聞いておったんじゃやれないことでございまして、恐らく申し上げるまでもございませんが、岡崎市民のためと、こういう視点におかれましての御活躍だと思って信じております。

 私自身も、今日まではまだ申し上げられませんが、県営水道、県の問題等につきましても、いわゆる見方におきましては3割自治と言われております市長という立場から、あるいは政党的な面からいきましても、そういうことを私は一切考えない。岡崎の市民にとりまして不利であるという問題につきましては、相当量まだ有利な交渉、こういうものに対しまして相当強い姿勢で持っていく用意をしておる。これがなかったならば、本当に中央政党や中央政府、そのことばっかりを聞いておるということではございません。

 しかしまた、大久保議員もどうぞひとつ、そういう地区関係の中央の流れだけでなくて、本当に岡崎市の将来の水の資源をどうするかと、こういう問題につきましてもぜひ広い御見識を賜った上において御批判を得たいと思っております。

 なお、値上げ案が全部が赤字になったから上げる、こういうことばっかり私が何か言っとるように御印象でございますが、私はそうでございません。最初から一応の赤字になってまいりますと、ただし、これはこれだけ上げていただきますと約10億円の留保資金ができますよ、ここまで申し上げておるのでございます。その留保資金は何に使うかと言えば、現況において水資源の関係で手の打てるものがございます。これを打っていくことが将来の岡崎市の水資源対策に対しまして、10年後に議会の皆さん方も時の責任者も一様目を見誤らなくて、いい時期に水資源に手を打ってくれたと、こう言われることを信じておる。ここまでが関係でございまして、私はそれも長い将来このような態度でいっておると言いません。少なくとも私は3月の定例議会におきまして、6月ないし9月にはその構想が何であったか、こういうことにつきまして申し上げたいと、かように申し上げておるのでございまして、私もこれらの事務的な仕事が6月の定例本会議が終わります前にある程度詰めができてきてしたならば、これを申し上げたいと思っておりますが、詰めができませんと、これは9月になると、こういうことも含めまして御答弁さしておいていただきます。

 以上でございます。



○議長(加藤清市君) 14番大久保正君。



◆14番(大久保正君) 議会を重視して議会の議決だということで言っておられるわけですけど、3月定例会のときでも、これは当時の明政会を初めすべての会派がこの点での値上げ案が急に出されて審議ということで、幾つかの問題での問題点を出しているわけですね。最後は市長を信頼してついてきてくれということで賛成に回られたのと、いやいろんな疑問点があるからということでの反対と、御承知のとおりだと思うんです。

 いま問題にしているのは、提案がされて、そしてそれはわずか2月と3月の段階で大いに狂ってしまうという事態はどうなったのかということを明らかにすることと、その誤差ができたならその誤差の上に立って新しく見直すという点については、市長が、1円でも安くなれば、私はそのことをやりたいんだということで言っておられるから、この水道料金の算定についての表で質問をしているわけです。

 それから、幾つかの点を言っておられたわけですけど、答弁はいま私が質問している素朴な疑問に対して答えるのではなくて、すりかえられて答弁されるという面が非常に多いわけです。その面で市長としてこの結果についてどう考えられるか。そして、私たちは本当に市民参画の市政ということは言葉だけでなくてこの水道料金で貫かれないかということで質問しているわけです。

 以上です。



○議長(加藤清市君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 別にすりかえる考え方は毛頭ございません。私は大久保議員がお見えになりまして「これこれの何か資料が欲しい」と言われましても、私は「どうぞ」ということで、私の口から水道局長に「何でそんなものをやめるんだ」と言いました。もっとも聞いてみましたら、前年度の何か議会に配りました資料だそうでございますもんですから、こんなものは水道局の方から言いますと「議会サイドでもってお集めになりや、すでに配っておる過去の資料でございますから、あえてお断りいたしましたが、そうですか、市長から出せと言われりゃ出します」と言うもんですから、私は「またごめんどうだと思っておられると思うから、別にいままでも過去の各年次年次に出しておる資料で、それを御紛失なさったということになってくれば、党の中で何か折衝がつかんで大久保先生何か自分で研究されるようだから、それじゃいままで正式に出しておったもんならまとめて見してあげなさいよ」と、こう申し上げましたら、大久保議員さんも大変話のわかった市長だということで喜んでいただきましたんですが、私は常に皆さん方と一緒に考えていきたいと思っておりますもんですから、あえて他意はございません。

 なお、単年度でちょっと黒字になったから値上げが修正できるんではないかと、これは大変ひとつお考えしていただきたいと思います。私はまず最初から申し上げましたとおり、このたびの値上げというのは急だ急だと、抜き打ちだとおっしゃいますですが、大久保議員さんは初めてだと思います、私と同じでございますが、ほかの議員さんは常に、前にもはや大体、前のときに今年度になりゃ値上げするという前提のもとにこの議会を通っておられるはずでございますから、あえて申し上げなくてもこれは当然でございますもんですから、ただし、ほかの市は約50%の値上げをした市が近隣にございます。これは去年でございますが、それでございましても内容的に申し上げましてあえて何もございません。経常費値上げでございます。うちはこの50%の中で未給水地域に対するところの給水事業、同時に将来に対する水資源、この2つの問題を経常費の単なる赤字の補てんじゃなく、将来に期した2つの柱を持ち込みながらこの提案をしておるということでございましてこれらの点につきましても御理解を賜っとるはずだと思っておりますが、あえて申し上げておきます。

 終わり。



○議長(加藤清市君) 3番長田博君。

     (3番 長田 博君 登壇)



◆3番(長田博君) 梅雨に入り雨量も非常に多くなってくるかと思いますが、6月議会中に大事が起こらなく無事終了することを祈るものであります。

 私はさきに通告した順位によって質問いたします。

 1 高速道路の関連についてお尋ねいたします。高速道路は昭和44年5月26日に全線開通になり、当初は観光レジャー用のハイウェー道路としてスタートいたしました。今日では産業主力道路と変化しつつある状態です。

 そこで第1点、地方道路の接続についてでございます。岡崎インターは東名高速道路中ただ一つ国1から直接乗り入れられるインターの関係で、当インターの出入りする車両数は最も多く、東名中数ある中で5本の指に指摘されております。ところが、現在は通過車両には最適であるが主力道路との接続ができないわけでございます。当時はまだ都市計画路線ができていないこともあってのことですが、今日りっぱな各道路ができ、ここらで接続を見直すときが来ているのではないかと思います。現在インターから1号線へ編入されても同時に交差が岡崎・名古屋線で、ここに信号がありまして直接右折はできません。先に進んでもなかなか右折が困難なことは事実です。私はインターに並行してでき上がってくる伝馬町線も大変りっぱな道路でありますので、これに接続すれば一件落着ではないかと思うものです。それも幸いにもインターには現在高速バス路線の迂回する道がありますので、これを一部変更または利用すれば素人考えでも伝馬町線に接続ができるように思いますので、市長さんの御検討はいかがかお聞きいたします。

 2点目、側道の整備と管理についてお尋ねいたします。高速道路の当市の延長区間は1万8,267メートル、それにはそれぞれの側道があって、当時は工事用として公団がつくりその用を達成しておりましたが、現在は市が管理していることは御指摘のとおりであります。これが管理面だけ受け持ったのか、市に返還または寄付されたものか、現在側道としてでき上がっている、いわゆる道の部分のみが市道であるのか、そののりの地境、市有地の境までの間であるかお聞きいたします。

 今日りっぱに舗装が進み、一般車両は通行に使用しておる現状でありますが、ところが大部分が道路幅が3メーター60ぐらいでありますので、大型車両の通行は困難と思います。高速道路の両サイドに側道がございますので、こういった方面で幅の広い道路を、片方は一方通行というような検討をしてはいかがかということでございます。

 また、川の部分には橋もりっぱにでき、それぞれの用を足しておりますが、残念ながら青木川の支流の真福寺川に側道の橋がございましたが、これが老朽問題で取り壊され、現在は橋がなく、ここで切断されたようになっております。これらの対策をお尋ねいたします。

 先般、地元の交通安全指導員の方が阿知和の側道で交通量を6月10日に調査しました報告によると、午前7時から午前8時の1時間で何と340台に上っており、日中の14時から15時の1時間でも84台で、今日では利用度の高い道路でありますので、この側道の今後の対策についてお尋ねいたします。

 3点目、側道面の防火についてお尋ねいたします。東名高速道路の防火体制は公団と関係の市町村の消防が受け持っておるのが実態で、高速道路は上り下りの路線がインターでなければ路線変更ができない関係で、高速道路線上の火災は次のような体制であること。岡崎消防署は上りの岡崎インターから豊川間と下りの岡崎インターから豊田聞で、豊田岡崎の上り線は豊田消防署、豊川インターから岡崎インターは豊川消防署がそれぞれ受け持っておる状態であります。側道面から消火活動は関係の地元の消防署や消防団が受け持っているのが現状であります。岡崎区間の1万8,267メートルは大部分が山の掘り割り式と埋め立て式でありますので、他の地方より火災の発生が多いのは事実です。昨年の55年度の高速道路の道路中の火災数は25件に上っております。これも岡崎の消防署の出動した件数であって、初期の段階で公団が処理した小さいものは別であります。その原因は車両から投げ捨てられるたばこ、それ等が雑草、ウイングラブグラス、ケンタッキーと申します雑草でございます。公団としてこれらの対策法を考えているようであるが、これが側道面になりますと、現在御承知のように住宅が密集化されつつある中でございますので、当市は市として独自の対策があるかお教えください。

 幸いにも岡崎消防署の消防活動は迅速かつ機動力がりっぱであることは地元民も大変評価しております。しかし、これが深夜になれば数秒ともおくれがちでございます。こういった雑草、そういった処置の方法、対策がありましたらお聞かせください。

 2 質問で通学通勤に対する自転車とバスの関係についてお尋ねいたします。今日自転車の放置問題で各方面の話題となり、ついに5月に自転車の安全利用と促進及び自転車の駐車場の整備に関する法律が施行されました。これに伴って対策は午前中市長の提案説明でもありましたが、市は市なりの考えがあると思いますが、私は次の1点でお尋ねいたします。東岡崎周辺の自転車置き場について、正式の駐車場が六所神社前にあるが、収容台数が十分にあるかないか、まずお尋ねいたします。

 現状はそれぞれの歩道、車道に放置してあることは事実であり、地元を初め交通関係者から対策を問われているのが実態であります。私が参考に3カ所同じ時間で実態調査いたしました。まず、6月9日の火曜日の午前3時乙川の堤防の南側の歩道でございます、ここに63台。駅西ガード下とその付近でございます、44台。正式な駐車場、六所神社前でございますが、187台。合計294台がそれぞれの形で置かれてありました。11日の木曜日に同じ時間帯に調べてみますと、乙川の堤防に64台、駅西ガードに53台、駐車場で190台、計307台あり、毎日約300台の自転車が不思議なことに3時でございますので電車もないこの時間に置かれてあることは、いわゆる放置自転車類ではないかと思います。わずかながら増加する傾向であります。具体的な方針があればお教えください。

 2点目は貸切バスの発着所と通学通勤の定期バスの延長についてお尋ねいたします。貸切バスが六所神社前の車道に配車されているのが現状で、この場所は御承知のとおり交通量も多く特に朝夕はラッシュになります。それに定期バスの下車する停留所もありまして、実際にここに置くのは無理かと思います。ある指定の駐車場が御承知のように市には一応配置してございます。現在乙川堤防の南側のところのバスの配車場所を利用できないものか考えるもので、この道路にはかなり問題点もあるかと思いますが、幸いに公衆トイレもありますので、利用方法を考えて整備して現在の場所を検討されるようにお願いいたします。

 ところが、ここに問題点があることがわかりました。それと申しますのは、案内標識が2本立っておりますが、これが問題点でございます。実はこの標識に書かれている文句は「ここはバスの停車場です。一般車両等の駐車は禁止します」と書かれており、この標識は当市が立てたものと思いますが、この標識たるものが道路交通法でとっても「バス停車場」の部分が問題のところです。これによって一部では「あれは自動車学校専用だ」と言う人もある。また、道交を知っている方には「大変疑問な点があるので、バス停車場を一日も早くバスの配車場所と変えるべきじゃないかと思うがいかがか」と。

 定期バスの延長問題は、岩津の東名行きの路線であります。現在2つのバス会社が路線を持っておりますが、これは朝夕のラッシュ時になりますと、学生の通学時で満員で一般市民の利用ができないのが実情であります。そのはずです。岩津は高校、聾唖学校、中学校の3校が同時に通学に使用しますので、これを時間帯なりとも現在の大樹寺どまりを岩津東名まで延長の実現するように御努力を期待するものであります。

 東康生の駐車場をバス駐車場にということでございます。現在この地は空地になっておりますが、利用法があるのかお伺いします。いわゆる現在の公園の駐車場が外部から来る観光バスの駐車ができないのが往々にある。ときには電話で問い合わせして来てみれば「本日はバスは駐車できません」と言われて、管理人との間でいちゃもんが発生することはしばしばありますので、一時的でもよいから使用できないものかお尋ねいたします。

 3の項目で、岩津東山の市有地について、この市有地は昭和36年岩津町車塚、西坂、東山の山及び田畑を宅地化する目的で地元から買い上げたものであって、当時坪当たり田畑は1,000円、山は500円でありました。このころは市長は議員でありましたので、よく御承知のとおりであろうかと思います。予定どおり市有地化になり宅地造成にかかってまいりましたが、たまたま現在の高速道路がこの地を路線に決定して、市有地もこの路線内に入り、公団に用地を買収され、そのために宅地化の目的の土地が一部分断されました。その後は高速道路の西側はりっぱに住宅街になり、現在市営住宅、分譲住宅、市の公共の建物ができ、いまでは町名も天神町となっておりますが、ところが分断された土地の市有地は2万8,632平方メートル、約8,000坪ありますか。当日地元民は宅地造成に協力してこの土地を市に提供していただき、現在はこの土地が天神山風致の中に入っておりますが、住民は東名の高速道路の東にも同じように住宅ができるものと信じておりましたが、今日に至って、20年たってもいまだにその土地がそのままでございますので、これが時代の流れで緑地化になれば緑地公園的なものができないかどうかお尋ねいたします。

 4 ミス岡崎についてお伺いいたします。本年の桜祭り協賛に家康行列は昨年に比べ、市の理事者等を除いて一般公募を行い大変好評で、市長の決断に評価高いものがあります。その節招待されました福山市の面々の中にミスばらが2名参加し、一段と風釆を放ち、その席に居合わせたわれわれ参加者に花を添えてくれました。最近は市行政の中でも伝統的にミス何々を選び、市の観光PRの一役を担い、その役割りを彼女たちは十分果たしているのであります。隣接の市においても安城市はミス七夕、桐生市はミスかきつばた、毎年岡崎市を訪問され、その応待ぶりを見るにつけて心なごやさがあります。本年度は豊田市はエスコート嬢を5名も選び、接待に脚光を放っている現状を見るにつけ、私はとかくかたくなりがちの市行政の中で、ぜひとも本市においてもミス岡崎を選出し、一般市民に対し市政のアピールの場に、また対外的にも岡崎のPRに一役を負わせ、よって岡崎の知名度の向上を図るのが必要ではないかと思うのであります。

 昭和51年、市制6周年記念の折、ミス岡崎を選出いたしましたが、ずいぶん大きな予算を組まれたと聞いています。賞金、賞品が当時は100万とも300万とも言われた予算で、今日では現実離れをした感がいたします。隣接の安城、桐生の賞品はミスについてはおよそ30万ぐらいと聞いています。その程度の予算でミス岡崎が岡崎のシンボルとして観光宣伝のPRに一役を担うならば、ぜひとも取り入れるべきだと思いますが、市長の見解をお伺いいたします。

 観光行政はパンフレットやポスターの配布をするだけでは人は集めようと思っても限界があります。一般的に効果よりも心の触れ合い、対人関係の親睦を図る上からも必要ではないかと思うわけであります。名前はミス岡崎でもミス桜でも構いません。親善都市の訪問の際にエスコートして、また民間の視察団として諸般の市の行事に参加することによって親交を一層果たすことと思います。福山市のミスばらを真似するわけではありません。市行政に一段の御配慮を望む次第であります。

 以上をもって私の第1回の質問を終わらさしていただきます。

     (3番 長田 博君 降壇)



○議長(加藤清市君) 暫時休憩をいたします。

             午後2時17分休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

             午後2時29分再開



○議長(加藤清市君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 長田博君の答弁をお願いします。

 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 長田議員さんの御質問に対しまして、私から若干の問題だけをお答えいたしましてといたしましても各担当から丁寧にお答えさせていただきたいと思いますものですから、私から大綱的なことだけちょっとお答えをさせていただきます。

 高速道路の問題等につきましては、これは御承知のとおりでございますもんですから、思いは同じでございますが、なかなかむずかしい問題もあるようでございまして、各細目につきましては担当からお答えさせていただきます。

 2つ目の自転車対策でございますが、これは岡崎市というのは1つ特徴がございまして、さすがに自動車の町豊田、そういうものの近接の町でございますもんですから、岡崎よりも全国的には一般の町というのは、いま自転車関係ということは大変な行政の大きな問題になっておるようでございますが、まだその意味におきますと、岡崎は若干少ないというんですか、逆に自動車の問題がたくさん出ておりまして、まだそれほどでもないようでございますが、しかし、東岡崎の問題であるとか、あるいは美合駅、あるいは今後つくりましたところの各地域の関係等につきましては、当然ではございますが、自転車置き場という問題は大変な1つの行政的な視点になっておることも事実でございまして、いま長田議員が何か大変な時間をさかれまして自転車の放置台数をみずから御調査なさったということでございますですが、大変御苦労さんでございますですが、せっかく議員さんがそこまでおやりしていただかなくても、担当の交通対策の方へちょっと命じていただければ、そのぐらいなことは私どもでやりますものですから、議員さんがそこまでおやりいただかんでも、指令さえしていただければ、十分対応していく姿勢でおりますから、どうぞひとつ今後は、それほど御無理をなさらなくて、大綱的なことに対しましての御見識を賜って、調査等につきましては私の方で担当さしていただきますもんですから、よろしくひとつお願いいたしたいと思っております。

 岩津の東名バスのバス停等の問題等につきましては、これは将来の問題等もございますし、採算メリットの問題もございましょうし、同時にまた、地域の団地の皆さん方の中にはこれを要望する声と、余り繁雑になってまいりますとの交通公害に対する御意向と、こういう2つの問題が若干あるようでございまして、これらの関係等につきましては地元の方で特に御調整をお願いいたしたいと思っております。

 それから、岩津の東山の市有地の関係でございますが、緑地公園にということでございますが、私、ちょっとこれ真意がわからないんでございますが、緑地公園にいたしますと、これ、あくまで天然の現況のままを、そのまま緑地としての公園指定をするのみでございまして、これが本当にそれでいいのかということが1つございます。私はむしろ将来のあの地域の関係を見ますときに、緑地公園指定をするよりも、地域の実情のためになるような将来の保留的な要素を持ったところの市有地として存続しとく必要があるんではないかなと、こんな考えを持っておりますんですが、長田議員を中心とされまして、どうしてもせっかくあるんだから緑地公園にしろと、こういう要望が出てくれば、これはむしろ一番金の要らんことでございますから、これは予算面からいきますと、財政は関係するむしろ発想かもしれませんが、私はこのままにおきましての緑地公園で押さえてしまうということよりも、将来を考えたところの市有地の1つの根拠地、将来の施設関係の根拠地、あるいは予備地と、こういうことでとっておく必要があるんじゃないかと、こんなことも正直にいま考えておる次第でございます。

 ミス岡崎の発想につきましては、これは大変どうも新しい考え方ではございません。実は、これは岡崎のある団体がすでに申し込んでおりまして、どうしてもミス岡崎とか、ミス桜とかいうことを一遍しないかと。これに対しましては、財政的な問題、こういうことにつきましてはわれわれのクラブ、こういうところで引き受けてもいいから一遍考えなさい。じゃ、一遍ひとつその記念行事としてこういうことを企画しないかね。こんなことが二、三カ月前からすでに沸き上がっておりますんですが、そういう意味におきまして、私はあえて反対ではございません。ただ、基本的な考え方は、ミス岡崎、ミス桜、そういうような制度をつくってやるにつきまして、岡崎市が主導型でもってやるべきか。あるいは各市とも観光協会、こういう会が一応主催しておりますものですから、そういうような外郭団体、市民団体が主催しておやりなさった方がいいかと。こういう運営等につきましては大変ひとつ問題が起こると思っておりますものですから、現況におきましては観光協会を主体にいたしまして研究討議をさしておるという段階でございます。

 なお、過去におきまするところの問題といたしましては、特に私の思いがありますことは、岡崎博覧会を開催いたしました当時は、これにミス岡崎というものを募集いたしまして、準ミスを含めまして3人のお嬢さん方を指名をいたしましたんですが、これは大変な行事でございまして、その人によりましては会社をやめていただく、こういうことをしないことには、各種行事に全部出ていただくということになってまいりますと大変でございますものですから、この岡崎博のときにはミス岡崎と、こういうお嬢さん方を3名指令をいたしましたんですが、大変これらの問題等に対しましても、運営上、大変私は苦しんだ覚えがございます。せっかくおった会社をやめていただきまして、そしてそれらの仕事をしていただいたということで、その後、その方の将来をおもんぱかって、役所の方へ臨時かなんか、作業職員かなんかで身分をお引き受けしなきゃならなかったと、こんな思いもたしかございました。

 将来的にも、これの御発想に対しましては、私はむしろ観光協会、こういう会で考えていただく方がより一層民政主導型のお祭り、あるいはそういうことになってくるんでないかということでございまして、観光協会は岡崎市長が兼務しているんではないかということでございますが、現況を私がさんざん申し上げておるのでございますが、いま過渡期でございますから、暫定的にどうしても市長が引き受けてくれと、こういうことでございますものですから、いま引き受けておりますが、基本的な方針といたしましては、各種委員等につきまして、私、市長のいわゆる併職というんですか、こういう関係につきましては、できるだけ1人ずつ全部外しまして、各民主主導型の会の運営、こういうことにしていただくようなお願いを重ねておるような次第でございまして、そういう姿勢でもちまして、このミス岡崎の発想、こういうことにつきましても考えさしていただくべきところはそのような立場で考えさしていただいた方がいいんではないかと、かように私としては思っておる次第でございます。

 他の問題等につきましては、せっかく予告もございまして、担当部長も十分皆さん方に対しまして御親切な御答弁をするために手ぐすねを引いておりますもんですから、私は後にいたしまして、担当から全部お答えさしていただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(加藤清市君) 建設部長。



◎建設部長(大竹敏男君) 第1番目の高速道路の関連について、1番目の地方道路の接続でございますが、特に岡崎インターのバス専用路線から伝馬町線への接続についてどうかというお尋ねでございますが、この件につきましては管理者でございます道路公団の意見といたしましては、多方面の協議を要するということもありまして、問題が非常に多いということもございますので即答はできないということでございます。

 ただ、御指摘でございましたインターの出口周辺の交通処理につきましては、現在県におきまして都市計画道路衣浦・岡崎線の改良に伴いまして国道1号、名古屋・岡崎線及びインターチェンジの出口の五差路の交通処理計画を検討しておりまして、これが完成いたしますと改善するものと思います。

 次に、2番目の側道の整備と管理でございますが、側道の管理につきましては道路公団より移管を受けまして市道認定をいたしまして維持管理をしているのが現状でございます。現在岡崎市関係の側道延長としましては26キロあるわけでございますが、その約70%は舗装を完了しております。その未舗装部分につきましてはそれぞれ砕石散布と不陸整正等管理をいたしております。

 次に、それに関連いたしまして、交通対策上真福寺川に橋梁を新設してはどうかということでございますが、これにつきましては通勤者の利便も十分理解できるわけでございますが、この交通ルートにつきましては、上流には五月橋、それから下流には現権橋等がございまして、当面これらを利用ができる状況でございます。橋梁の新設につきましては多額の経費もかかりますし、また河川管理者であります県、それから道路公団との協議も必要でございますので、現在は考えておりますので、御理解いただきたいと思います。

 それから、大きな2番に関連いたしまして、バス路線の延長ということでございますが、これらにつきましては企業的な意見もあると思いますが、関係機関へその旨を伝えることといたします。

 以上でございます。



○議長(加藤清市君) 消防長。



◎消防長(柴田進君) (3)の側道面の防火でございます。

 岡崎市域を約18キロにわたりまして通過する東名高速道路の消防救急業務は、供用開始以来、先ほど先生がおっしゃいましたとおりインターチェンジ以外からは出入りができず、また本線上では原則としてUターンができませんという特殊性から、県下の高速道路の通過関係市町村によりまして、消防総合応援協定の締結を結びまして、なお同覚書とか、愛知県下の高速道路消防連絡協議会によりますところの申し合わせ事項に基づきまして出動しております。

 岡崎消防は、19番岡崎インターを起点といたしまして第1出動区域は、東は豊川インター、西は豊田インターまでの41.8キロメートル、第2出動としましては静岡県境の宇利トンネルから名古屋インターまでの延長67.1キロメートルを他市の消防隊との協調によりまして、いわゆる先生がおっしゃいましたような上下線方式によりまして消防業務を行っております。

 のり面のかさ上げの予防対策としましては、公団管理のものとしましては立て看板なども立ててございます。これは特に昨年、少年消防クラブの春の火災予防運動に募集しましたポスターが非常に優秀であるということで、公団の方から資料の提供もお願いがありましたので、現在も立ててございます。なお、火災危険個所によりましては、たばこの吸いがらが側道の方へころげ落ちないように金網を張ってあるとか、コンクリートの盤がはめてあるとか、防火壁をつくったり、なお全線にわたりましては、道路面から一、二メートル範囲はすそ刈りもしてございます。

 先生から特に独自の対策と言われましたが、これにつきましては、警防面につきましては、消防本署の方と北分署の方へ特に10トン積みの大型水槽車を配置しまして、本線乗り入れは本署からと、側道支援の北分署からも出動しまして、それが高速道路の関係であっても、また側道でありましても、その時点において両方面から防御できるようにしておりますし、なお地元消防団も第1出動ということで、側道支援隊の方へ編入計画を済ましております。

 それから、なお独自の対策としましてはただいま申し上げたこともありますが、音羽バスストップにつきましては、豊川・岡崎間は非常にそれの距離が長いので、緊急車のみの進入可能のUターン路をつけていただきまして、なお防火水槽も設置をしてもらいまして対策をしております。

 なお、のり面火災等のことにつきましては、道路公団の豊川事務所の方へそれぞれ指導を要望等もしてございます。夜間対策につきましては、公団の方が公団のパトカー8台を持っておりまして、警察の方の高速道路のパトカーも数台あります。従来まではある1点におきまして2時間に1遍ぐらいはこれらのパトが通りますが、さらにそれを1時間に1遍ぐらいは通過警備していただくようにお願いをしております。

 以上でございますが、本線も以上でございまして、側道につきましても同様でございますが、側道は一般道路ということでありますので、関係者の火災予防対策をお願いをしております。

 なお、通報経路でございますが、火災が発生しますと、公団や警察のパトカーが発見する場合、通行車両が発見する場合がありますが、その通報基礎としましては、本線上1ルートにありますところの専用緊急電話によりまして、名古屋の管理局へ電話が入り、名古屋の管理局から岡崎消防本部の方へ公団の専用電話引いてございますので、そこへ通報があり、それから消防車が出動しまして、もちろん消防本部同士の無線も開局して行いますが、市の無線から県下の消防が同一であるところの周波数に切りかえまして、豊川や豊田の消防署や救急車とも交信連絡をして被害のないように努めております。それ以外のことにつきましては、そのもとにある公団の方へ指導方を強く要望しております。

 以上でございます。



○議長(加藤清市君) 市民部長。



◎市民部長(内田鎮夫君) 大きな2の(1)の東岡崎駅周囲の自転車置き場のことについてのお尋ねでございます。

 まず、置き場の現状でございますが、御承知のように、これは公営が2カ所、駐車台数が741台でございまして、そのほかに臨時的なものが現在1カ所ございまして270台、利用状況は、お話のございましたように70ないし80%の利用率でございます。なお、このほかに民営といたしまして、民間でやってみえます方の3軒、310台というのが自転車置き場の現状でございます。

 それから次に、放置自転車の対策でございますが、これは53年以降、例年実施しておるわけでございまして、53年が66台、54年が71台、55年が18台、それから本年は1月に109台と、年に2回程度は実施しておるわけでございます。この内容でございますが、御承知のように、まず広報活動といたしましてチラシを配布いたします。それから、2番目に注意書きといいますか、黄色の絵符を自転車につけましてこれを1週間置いておくわけでございます。次に注意書きの添付のままで放置してありますところの自転車に警告書といいますか、予告書でございます。予告書の青札を10日間、さらに引き続き放置してある自転車につきましては撤去する旨の警告書、赤札を10日間と、このような所定の手続を踏みました上で、警告期間が過ぎた自転車を撤去するわけでございますが、撤去後は約1カ月間市が保管をいたしまして、この際に名前のわかっておりますものにつきましてはそれぞれ御通知をし、それ以上おとりにならない場合にはごみということになりますので、処理をいたすというような手法をとっておるわけでございます。

 今後の計画でございますが、ことしも実施する計画でございまして、夏休み程度の期間にこれを実施したいということで、放置自転車の対策を考えておるわけでございます。

 次に、2番目の貸し切りバスの発着所と、通勤通学定期バスの延長でございますが、前段のことにつきましては、明大橋の南詰めといいますか、あそこにあるわけでございますが、これは52年に設置されまして、現状でいきますと、大型バスなら2台、マイクロバスなら3台程度の駐車が可能だということでございまして、それからもう1つ御指摘ございましたその停車所といいますか、その標示でございますが、私の方にもちょっと資料ございますが、その中の文書の中で、停車所とおっしゃいましたが、停車帯ですと、こう書いてあるわけでございます。当然これは建設時におきましては、警察署等の指導を受けて建設されたものではないかと考えておりますが、適当なものでなければ改善する必要があろうかと思いますので、今後早急に対策を立ててまいりたいと思います。

 以上でございます。



○議長(加藤清市君) 開発部長。



◎開発部長(石原武君) お尋ねの2の3点目の問題についてお答えをさせていただきます。

 東康生駐車場をバス駐車場にという御提言でございますが、公園駐車場が狭いためにバス等がとまらないので、ここを一時的に利用してはという御提言ではなかろうかと思います。ここの駐車場、いままで康生南駐車場ということでおおむね40台は収容できる駐車場として今年3月まで利用してまいりました。篭田公園地下駐車場ができましたので廃止させていただいたわけでございますけれども、公園の駐車場等については現在岡崎公園を城祉公園という考え方で、鋭意いま駐車場問題を含めて検討をいたしております。三河武士のやかた、家康館の開館も間近に迫ってきておると思いますので、暫定的なそうしたバス的な駐車場ということも当然ほかの面で考えていきたいというふうに思っております。特にこの御指摘の南康生駐車場につきましては、私どもとしてはバス駐車場という考え方でなくて、ほかの面で利用するという方向で現在考えております。

 それから、3点目の岩津東山の市有地の問題でございますが、実は私どもが承知いたしております市有地は、先生御指摘のように2万8,000余平方メートルでございます。これは東名道路の東側に位いたしまして、不整形な形で現在残っております。比較的自然の丘陵地みたいなことで、約30か40くらいの高低差があります山といったような状態になっております。私どもが承知しておりますのは、昭和40年、それから昭和45年にそれぞれ天神山緑地、それから天神山風致地区ということで都市計画の決定をさしていただいて、指定をされております区域でございまして、先生御指摘の市有地は、私どもが承知しておりますのはその中に入っておるということでございます。そういうことでございまして、私どもとしてはできるだけ自然を生かした良好な、自然環境保全をした緑地風致地区として整備をしてまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(加藤清市君) 厚生経済部長。



◎厚生経済部長(大河内喜代一君) 4番のミス岡崎についてでございますが、市長から詳しく御説明があったわけでございますが、先生のおっしゃいますように、ことしの家康祭りにおきまして、福山のミスばらが非常に人気があったと、親善の交歓ができて好評だったということでございます。

 そこで、桜祭りの反省会におきましても、先生のおっしゃるようにミス岡崎、またはミス桜を来年度考えてはどうかというような話が出ました。たまたまそのときに、市長、先ほど申されましたように、民間の団体からも自主的に参加したいというような話が出たわけでございますが、そこで、部内におきまして話し合い−−検討会というわけにはいきませんが、話し合ったわけでございますが、他市のこうしたミスのコンクールにおきましてはプロ級と申しますか、マニアと申しますか、同じ人が各会場へ参加するというようなこともたくさんあるようでございますので、岡崎に、もしやるとするならば、ミスばかりでなく、奥さん方も、ミセスも加えまして二様なそうした方を選出して親善の交歓を図ってはどうかというふうに考えてみたわけでございますが、いずれにいたしましても、存外に費用が要るようでございます。したがいまして、質素にやるはやるでございますが、市内の各業界、あるいは団体の方々の御援助、御協賛をお願いいただくようになるんじゃなかろうかというふうに考えております。いずれにいたしましても、実施に当たりましては十分検討してまいりたいと思います。



○議長(加藤清市君) 3番長田博君。



◆3番(長田博君) 再度質問いたします。

 自転車の置き場でございますが、ただいま部長さんが、55年度中に109台放置してあったその自転車を一応処理したというんですが、大体どれくらい通知して取りにきたかということでございます。その処分方法をもっと聞かしてほしいということでございます。

 それから、その放置してある自転車というのがかなり歩道の方へ出ておって、ガードレールにしばりつけてあるという形が多いということでございますので、そういった面はどのようにしておられるかということです。

 それから、側道の件でございますが、側道は御承知のように市が管理しておるわけですが、結局側道の道の部分から、いわゆるのりというんですか、そういったものも市がすべてを維持管理しておるもんかということでございますが、それと、せっかく市道として車両が実際通っておるわけですが、大体岡崎の側道の市道と申すところに標識がほとんど立ってないというような状態でございます。これが隣接の豊田の側道を調べてみますと、一方通行だとか、あるいは大型進入というのが丁寧になっておるわけですが、岡崎を見てもそういったのがございませんので、もうちょっと親切というんですか、そういった面を考慮していただけたら幸いだと思います。

 それから、バスの停車所というのが停車帯という話でございますが、私も夜中にちょっと見ましたので、ちょっと勘違いしましたと思いますが、何にしてもその停車帯という言葉は、御承知のように停車という問題が、これが正式に使えるという、そういった文字は御承知のように、路線を申請してとった車がとまる場所が停車関係でございまして、したがって、先ほど申しました自動車学校の専属じゃないかと言われるのはそういうところもあるんじゃないかと思うし、また自動車学校の路線あたりは別に陸運局の方に申請しておるわけじゃございませんので、そういったせっかく観光バスのとまる、できるようにするには、やっぱり私は思います配車場所とか、配車場というように書かれた方がいいんじゃないかと思いますが、この点ちょっとまたお聞きしておきます。

 それから、ミス岡崎でございますが、なかなか費用もかかることは大変でございますが、なるだけ予算も少なくしていただいて、記念行事じゃなくて、毎年の恒例的な行事にしていただいて、主催はどういう方法でも構いませんが、努力していただいて、ミス1人とか、準ミス2人というような形で、職業的にもいろいろ問題がありますが、どういう形でも結構ですから、ひとつこれが実現していただくように要望します。

 あとの問題について消火、あるいは緑地公園等の問題もいろいろお聞きしまして、一部の地元の要望に対してよく理解できましたので、承知しております。いま申し上げた点について再度御説明をお願いいたします。



○議長(加藤清市君) 助役。



◎小栗進助役 バス停の問題ですが、これは私もよく承知をいたしております。

 当時の岡崎警察署の指導によりまして、六所神社前だとか、そのほかの路線バスの運行に支障になるようなところで各会社のマイクロバス、いま申し上げました自動車学校も含めて乗降待ちをしておりまして、交通上非常に支障を来すということで、岡崎警察署と交通課と話し合いまして、あそこへ乗降場所をつくったということですので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(加藤清市君) 市民部長。



◎市民部長(内田鎮夫君) 放置自転車の処理のことにつきまして再度お尋ねでございますが、現在細かい資料は持っておりませんが、大体放置されておりますのは240台程度でございますので、これの数字から見ますと、140台程度は取りにこられたといいますか、持ち主がわかりまして自分で持って帰られたというような状況でございます。

 それから、歩道にあります自転車も相当数あるわけでございますので、これは常時ついておりまして指導するのが大変よろしいわけでございますが、なかなかそうもまいりませんので、立て看板等を立てまして、モラルの向上といいますか、注意を促していきたいと思います。

 それから、停車帯のことにつきましては、ただいま助役がお答えになっておりますので、内容等で適当な言葉があれば、それに直していくのもよいかと思っておりますので、今後検討いたしてまいりたいと思います。

 以上でございます。



○議長(加藤清市君) 道路標識の問題は……。

 助役。



◎小栗進助役 この問題は当時の岡崎警察署の交通課の指導を得てやっておりますので、私は間違いはないというふうに考えております。



○議長(加藤清市君) 建設部長。



◎建設部長(大竹敏男君) 側道の管理でございますが、のりを含めてかどうかということでございますが、のりを含めてで管理をいたしております。



○議長(加藤清市君) 3番長田博君。



◆3番(長田博君) いろいろと御丁寧にお答えがございましたが、私はこれを十分承知いたしましたので、これをもちまして私の最後の質問は終わらせていただきます。ありがとうございました



○議長(加藤清市君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 大変御理解賜りましてありがとうございますが、最後に誤解のないようにお願いしておきたいと思っておりますが、側道の側溝を含めまして市の管理でございますということは担当から申し上げたとおりでございますが、それじゃ間違いなく管理でございますと言ったから、あしたから側道の草もきれいに全部刈っちゃうかというぐあいに判断をされますと、これは私はできるだけきれいに刈りたいとは思っておりますが、全市的な計画途上から見まして、その必要度合い、地元の御協力の度合い等を勘案しながらやっていきませんと、これはそのような短絡なとり方をされますと、ちょっと岡崎市に対応できませんものですから、御理解を賜りますように付言しておきたいと思っております。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△三島栄太郎議員の質問



○議長(加藤清市君) 22番三島栄太郎君。

     (22番 三島栄太郎君 登壇)



◆22番(三島栄太郎君) 発言通告をいたしました順序に従いまして質問をいたします。

 まず第1点は、国が定めました祝日の取り扱いについて教育長にお尋ねをいたします。

 わが国が定めました祝日は1年間に12日間ありますが、このうち1月元日には市並びに商工会議所主催により新年恒例会が催され、1月15日の成人の日には成人式が市体育館において催される恒例になっておることは周知のことであります。そのほか、9月15日敬老の日には各学区で敬老会が催され、市からも市長を初め関係者の出席とお祝いが行われていることも承知いたしております。

 さて、国が祝日を定めましたのはそれぞれ意義があってのことであります。国民の祝日に関する法律には意義について次のように公布されております。「自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築き上げるためにここに国民こぞって祝い、感謝し、または記念する日を定め、これを国民の祝日と名づける」このように意義づけております。

 御質問いたします要点は、学校においてその意義についてどのように取り扱いを行っておられるかであります。特に2月11日はわが国の建国記念日であり、祝日法では「建国をしのび、国を愛する心を養う」と書いてありますが、どのようにお扱いでありましょうか。

 4月29日、天皇誕生日につきましては、第124代今上天皇のお生まれになった日であり、日本国憲法には象徴として扱われておりますが、天皇制はわれわれ日本人の血となり、肉となっておる事実は歴史が証明をしており、敗戦当時占領軍といえども天皇制をなくすることはできませんでした。私は、天皇制は世界まれに見るよい制度であると考えておる一人であります。取り扱いはどのようになっておるでしょうか。

 5月3日は憲法記念日であります。現在の憲法につきましてはいろいろ論議されておる点もありますが、取り扱い上の見解をお尋ねいたします。

 また、市におかれましても、元日、成人の日以外式典を行われるお考えはないか、お尋ねをいたします。

 第2点は、老人福祉問題で質問いたします。

 近年、特に高齢化が進みまして老人福祉問題は国においても、地方行政におきましても重要な問題であります。社会保障の面においては、昭和55年大蔵省主計局が出しました歳出百科によりますと、いまや日本の厚生年金は西ドイツ、アメリカ、スウェーデン、イギリスをはるかに超えております。日本の厚生年金80年でございますが、月額13万6,000円、イギリスの国民保険は78年ですが、5万5,000円、スウェーデンが7万6,000円、アメリカ老齢・遺族・障害保険が8万3,000円、このようなことに表によってはなっております。しかるに、厚生省が出しております人口動態年報によりますと、昭和42年に65歳以上の老人の自殺者数は3,408人、ところが12年後の昭和54年には65歳以上の老人自殺者数は4,991人、5割近くふえております。これは交通事故が火災による死亡者数よりはるかに多いわけであります。交通事故死は昭和54年60歳以上2,084人、火災事故死は665人であります。次に、世界自由主義国における自殺者数、これは日本が高位を占めております。自由主義国間の自殺者数でございますが、世界保健統計年報79年版でございます。人口10万人当たりの自殺者の数でありますが、1番がデンマークの43人、2番が日本の42人となっております。75歳以上になりますと、1番は香港の88.9人、日本が68.6人で2番目に位置しております。西ドイツが4番目、スイスが5番目、このような表になってあらわれております。どうしてこうもわが国は自殺する老人が多いのか。

 古来、わが国は老人を敬い、親を大切にする美風を世界に誇っていたはずであります。戦後民法の改正によって家族制度が崩れ、核家族化が進み、親を大切にし、孝養を尽くす心を育てる基盤がなくなってしまい、目上の人を敬い、年寄りをいたわる気持ちが薄れてきた結果ではないでしょうか。

 ここに世論調査小委員会が昭和55年に調査をいたしました。老後に1人になったとき、あなたはどうしたいと思うかの調査表があります。これによりますと、子供と一緒に住みたい47.8%、別居しても子供の近くに住みたい26.5%、両方合わせますと75%の人が、老人になると子供と一緒に住みたいと、せめて近くに住みたいと、このように考えております。1人で暮らしたい人は14.1%、老人ホームに入りたいと願う人はわずかに2.3%でございます。これで見ますと、家族に囲まれて暮らしたい人が圧倒的多数であります。老人問題は、貧乏の解決でも、病気の治療でもない。老人期の1人になる孤独が老人にとって最大の悲劇であるということであります。

 以上の観点により、私は岡崎市において全国に先駆けて、仮称ではございますが、老人と家族が一緒に住む都市宣言、あるいは老人家族同居推進都市、このようなことはいかがなものかと提案をいたしたいと思います。また、それと同時に、教育の場においてその意義を公表させ、市の住宅政策においても国の住宅金融公庫も老人扶養家庭に上乗せをしておるわけでありますが、老人家庭の住居をつくるときには、住宅金融上上乗せ等はお考えいただけぬか、理事者側の前向きの御研究と御答弁を期待いたします。

 なお、当市における御老人の方の考え方とか自殺者数、その他統計がありましたら、お聞かせをいただきたいと思います。

 次に、第3点のマツクイムシ対策についてお伺いいたします。

 6月9日の毎日新聞には、愛知県の状態につき次のように載せております。「愛知県は昨年、マツクイムシの被害をなくするために焼却処理作戦の採用に踏み切った。全マツクイムシの松を切り倒す。総事業費10億9,214万6,000円をかけて、昨年度は6万4,457立方メートル、本年度は先月の末までに5万5,357立方メートル、計11万9,814万立方メートルの被害木全量を伐採した上、焼却処理した」と、こういうぐあいに書いてあります。「だから、ことしは恐らく松枯れの心配は解消されるであろう」、こういうぐあいに毎日では書いてございますが、一体現況は岡崎市においてはどのようなことになっておるのか、担当課の御答弁をお願いいたします。

 また、昨年12月議会におきまして、私は治山につき計画的植林政策を行うよう提案を申し上げましたが、この松枯れ対策につきましても、松が1本枯れたら、その土地に10本の杉、ヒノキを植える運動を展開し、その苗木については市が適当なる補助を行う政策はいかがなものか。蛇足ではございますが、マツクイムシは松以外には食わない習性なのであります。市長及び担当部長の御答弁をお願いいたし、私の第1回目の質問を終わります。御清聴ありがとうございました。

     (22番 三島栄太郎君 降壇)



○議長(加藤清市君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) これは私に対する質問よりも各担当部長に対する質問の方が多かったようでございますが、何か三島議員さんだけ、私が立たないでおりますと、何かこれはかえって失礼かと思いますものですから、私からも若干お答えさせていただきたいと思っておりますが、学校の行祝祭日の取り扱いについては、これは教育長にという指名のございますことでございますから、私からあえて御答弁をする必要ないかと思っていますんですが、124代今上天皇、こういう大変なつかしいというんですか、私の年代になってまいりますと、余り聞いたことのないところまでよく御研究なさっておるなということを感心いたしました次第でございますが、私は、この祝祭日問題というのはむしろ、三島議員さんはこれは学校におけるという固有名詞を使っておられますんですが、私はむしろ全市民的に考えるべき問題じゃないかと、かように思っておる次第でございまして、国旗1つ取り出しましても、国旗が云々とかよりも、やはり国旗は祝祭日にはみんな揚げる、こういうことは全市民的に盛り上がってこんことには、本当の運動にはならんじゃないかと思っております。そういう意味におきますと、たしかよく電柱に張ってありますには、国旗のような、何かポスターもようちょいちょい見受けますが、あれは余り好みませんですけども、本当の国旗を揚げるようにしていただきたいと、かように思っておる次第でございます。

 それから、老人対策でございますが、これはご承知のとおりでございまして、本市におきましても自殺者の関係なんということになってまいりますと、私はこれを市民部の方でこのようなデータがあれば、またお答えさせていただきたいと思いますが、こういう数字を持っておるか持っていないか、ちょっとわかりませんですけれども、もちろんそれよりもいまのお話を聞いておりますと、何か西ドイツにいたしましても、あるいはスイスにいたしましても、何か老人の皆さん方の自殺というものが文化の高い、わりあいに経済の進んだ国に多いような印象を受けまして、私も自殺統計なんというのは初めて聞きましたもんですから、大変耳新しいことではございましたんですが、そのデータをいま聞いておりました感で申し上げると、何か経済の進んだ、文化の進んだところの方が逆に自殺者が多いと。こういうことになっておってて、本当は発展途上国に大変多いんじゃないかということを思っておりましたんですが、逆でございました。大変ないい勉強をさしていただきましたんですが、こうなってまいりますと、やはり生活のギャップに耐えかねるというような、精神的な問題もこの中にはあるんじゃないかと、こんなことも思いながら、私自身もある程度の年齢に達しましたもんですから、そんなことにならんようにしたいなということをしみじみ思うておる次第でございますが、やはりこの問題というのは、議員さんおっしゃいましたように、やはり家庭同士で、家族同士で一緒に暮らすということが、年寄りの立場からいくと一番望みであり、幸福であると思います。

 ただ、私は病人の関係がございまして、これはやはり一緒に住むためのお年寄りということに対しましても、やはり若い人たちと一緒に住めるだけの一つの近代的な流れに対しまする理解と、こういうものを持っていきませんと、単に一緒に住んでしまったということだけが必ずしも幸福につながらないということになってまいります。私はずっと年寄りばっかりとずっと戦後暮らしてまいりまして、大変その問題のむずかしさということにつきましては、私自身が体験しております。

 なお、三島議員さんもこうおっしゃいます以上は、恐らく年寄りと暮らされたことも大変あろうかと存じ上げますが、これは理想であり、むずかしいことでございますし、同時にまた、国がこういう問題に対しましては、大いにひとつ新しい視点で、税法上の措置なり、あるいは住宅的な措置だけは大いに進めさしていただきたい。かようなことは三島議員さんと同じ考え方でおる次第でございます。

 以上、私から申し上げまして、細部につきましては担当からお答えさしていただきたいと思います。



○議長(加藤清市君) 教育指導部長。



◎教育指導部長(藤井清君) 市長さんの方からのお答えをいただきましたですが、国民の祝日は三島先生の申されたとおり、国民こぞってお祝いをし、感謝をし、事柄を記念する日でございます。したがって、小中学校におきましても儀式的行事として位置づけ、そして学校生活に有意義な変化、あるいは折り目、清新な気分を味わい、新しい生活の展開の動機づけとするように全校集会でその意義を話をしたりいたします。そしてまた、学年あるいは学級で関連のある教科、あるいは道徳、学級活動の時間に−−学年によって違いますけれども、発達段階に応じて理解させるように努めておるわけであります。

 また、そのほかひな祭りであるとか、七夕祭り、十五夜、あるいは大寒であるとか、立春であるとか、夏至、立秋、こういった国民として美しい風習を育てる行事につきましても、子供の発達状況を考慮しつつ、学校行事だとか、学級活動として取り上げております。

 御承知のように、国民の祝日は、国民の祝日に関する法律によって学校は休日となっております。休業日であります。したがって、これらの祝日の行事は事前に実施をするか、あるいは各家庭で国旗の掲揚等、家庭で行えるように事前指導を行っております。

 なお、先生が特別に取り出された3つの祝日については、状況を調べてみますと、他の祝日と同じように取り扱っておるようであります。

 以上でございます。



○議長(加藤清市君) 福祉課長。



◎福祉課長(津坂長二君) 三島議員のお尋ねの65歳以上の老人の人口動態の統計につきまして、対比して岡崎の状況はということでございますが、65歳以上の自殺のものが昨年で12名、それから60歳以上の交通事故に遭われた方が6人、それから火災によっての死亡、この方がお一人。たまたまこれは自殺の方と言われる数でございます。

 それから、先ほど世論調査の独居の状態が御発表になりましたが、本市におきましても昨年の9月に一人暮らし老人の家庭を、民生委員をお願いいたしまして実態調査を行いました。60歳以上の対象人員が2万8,800余でございますが、そのうちで一人暮らし老人という常時監視を必要とする老人が941名でございまして、この調査によりますと、健康な方が703人、75%の方が健康であるという自覚を持っております。それから、めんどうを見てくれる人がいるという方が80%おありでございます。このようなことで、本市としましても常時状態を把握しながら老人福祉対策を進めていきたい、かように思っております。



○議長(加藤清市君) 市民部長。



◎市民部長(内田鎮夫君) 大きな2の(2)の住宅金融に老人家族の上積せのことにつきまして申し上げたいと思います。

 御承知のように、この住宅金融は勤労者の福祉政策の一環として昭和46年に発足しておるわけでございますが、本年度からさらに充実をするということで、融資条件、あるいは対象の拡大を図っておるわけでございます。対象者を勤労者から全市民に対象にすると。それから、融資枠は50万円の引き上げを行いまして、さらに償還期間でございますが、これを10年から15年に5年間の大幅な延長を行っておるわけでございます。

 それから、お話にありましたように、住宅金融公庫につきましては坪数等の関係でそれぞれ違いますが、大体50万から100万の老人の住宅居室の上乗せを行っております。さらに県の民生部におきましては、老人居室整備資金ということで制度があるわけでございまして、これは利用金額は120万ということでございます。

 なお、本市の55年度の住宅資金の利用状況、あるいは内容を検討してみますと、たとえば新築の場合でございますと、49件あったわけでございますが、そのうち11件、約20%の方が、市単独というわけにもいきませんので、住宅金融公庫に併設してお借りなさってみえる。あるいは増築の場合でいいますと、34件のうちの約47%、半分の方が市の単独資金と。それから新築住宅の購入の方でいいますと8件しかございませんが、25%の方が市の単独融資のみでやってみえる状況でございまして、全体的に見ましても約3分の1が市の単独資金でございます。したがいまして、69%といいますか、その程度の方はほかの資金と合わせてこの資金を御利用いただいておるのが現状でございますので、この借り入れの方々の償還能力が大変問題になるわけでございますので、その辺を勘案いたしまして、このおっしゃいましたような制度の新設につきましては、今後の融資の実施の課題として検討してまいりたいと、かように考えております。

 以上でございます。



○議長(加藤清市君) 厚生経済部長。



◎厚生経済部長(大河内喜代一君) 3番のマツクイムシ対策についてお答え申し上げたいと思います。

 岡崎市の森林面積でございますが、9,946ヘクタールでございます。マツクイムシの被害面積は約1,450ヘクタール、森林面積の14%ぐらいと見込んでおるのが現況でございます。

 そこで、マツクイムシの防除の方法でございますが、薬剤による空中散布、それから公園緑地等の市街地に近いところは地上散布、また被害木の焼却駆除を行っておるわけですが、まず焼却駆除でございますが、ことしの4月1日現在、市内の枯損木、被害を受けた木でございますが、1,700立方メートル、約5,100本というふうに見込んでございます。そこで、市といたしましては県の補助金をいただきまして、補助対象事業といたしまして1,000立方メートルを焼却処分をしたわけでございますが、残りの700立方メートルにつきましては、個人個人の方にお願いをし、市政だより等においてもPRしたわけでございますけれども、実績は上がっておらないというのが事実のようでございます。

 次に、薬剤散布でございますけれども、去る6月8日におきましてもやすらぎ公園の空き地をお借りいたしまして、ヘリコプターのヘリポートといたしまして、松の木のある山林につきまして200ヘクタールについて薬剤散布を行ったわけでございまして、引き続き22日にも第2回を行うというふうに計画をしてまいっておるわけでございます。

 今年の秋以降の枯損本がどれぐらいになるかということでございますけれども、岡崎市以外の都市の状況を見ましても、だんだんふえるというような状況のようでございまして、これから県の指導方針、あるいは補助の対象というようなことで交渉してまいりたいと思うわけでございます。

 そこで、先生のおっしゃいますところの、1本枯れたら10本の植林運動を展開と。非常によろしいことでございますけれども、本市といたしましては、過日森林組合等の総会も行ったわけでございますけれども、マツクイムシの被害を受けたところはもちろんのことでございますけれども、事前の対策といたしまして樹種の転換を図ってはどうたろうかと。杉、ヒノキ等の樹種転換の造林を、水源の涵養、樹種の育成というようなことから樹種の転換造林をしてはどうかというような話し合いを進めておるわけでございますが、県の林業公社へお願いしたり、あるいは県の林業組合連合会、あるいは岡崎市の森林組合等々へ民家の方、森林をお持ちの万が委託造林をいたしまして、それに基づいて全面的な樹種改良をするというようなことを、今年度は積極的に進めたいということを総会においても御説明申し上げておるわけでございます。先生のおっしゃいますことについても、一遍森林組合ともよく相談してみたいと思っております。



○議長(加藤清市君) 22番三島栄太郎君。



◆22番(三島栄太郎君) 建国記念日につきましてお答えいただきましたが、そのほか式典について。実は、昨年建国記念日に岡崎の学校じゅうを回って歩いたという奇特な人があったそうでございます。日の丸を掲げておったのは3つしかなかったと、こういうことだそうであります。

 先ほど意義について十分部長は説明がしてあるということでございますが、学校自体が3校しか日の丸が立っていないということは一体どうしたことかということでございます。

 それから、いろいろ建国記念日には意義がありまして、論議があったところでありますが、それらを含めて、やっぱりこういう論議もあるけれども、神武天皇がこうやって御即位になったときだというようなぐあいに教えていただいた方がいいんじゃないかと、率直にそう思います。

 それから、憲法記念日もやはり記念日であります。このごろ憲法調査会、その他で日本国民の手によっそできたもんじゃないということは、これは既成の事実であります。原文は英文でできておるということは、模範六法の三省堂版を見ましてもやはり英文が載っておるわけです、日本の六法に。それから、宮沢俊義さんが書かれました日本評論社の法律学体系、これらにも英文と日本文があわせて、そして説明がしてあるという実態を見ましても、こういうこともはっきり占領下においてこういうような憲法ができたんだと。論議はいろいろあり、またいい悪いは別としまして、そういうようなことは率直に、やはりこの記念日がある以上、実態に即して教えていただいた方がいいんじゃないかと、このように思うわけであります。

 老人福祉につきましていろいろ岡崎市の状態もお聞きいたしましたが、大ぜいお見えになりますから、2万8,000人もお見えになります。ですから、この方たちを対象にいたしまして、一体御老人がどういう思いをいたされておるかというようなことで、動態調査をやはり行っていただいた方がいいじゃなかろうかと、去年行われたと、こうおっしゃってみえますが、一人暮らしの実態調査だけで、大ぜいの御老人の方の実態調査にはなっておらないようであります。そういう点もひとつ御意見を聞かしていただきたいと存ずるわけであります。

 それから、マツクイムシですが、県の小熊治山課主管の話では、これによりますと、これは6月9日ですから、この間です。「被害木を予定どおり伐倒、焼却したため、もう松枯れはなくなると期待しておる」と。もっともこれだけの対策を施しだのに、松が枯れれば大変なことになるわけです。そりゃ、11億からかけてやったわけでありますから。

 しかし、いまの厚生経済部長のお話を聞きますと、どうもふえつつあるようだと、こういうようなお話でありますが、そうすると、薬剤散布をやり、何をやり、岡崎市でどれぐらいかかったか知りませんが、県下では11億円もかかっておる。それでその効果がないということになると、やっぱり抜本的にこれは考え直す必要があるじゃないかと、このように思いまして、10本植林運動の提唱をしたわけでありますが、しかし、森林組合ですか、この前新聞によりますと、そのような杉、ヒノキに転換をして、そうしてその植林を行っていったらというようなことは、森林組合はおっしゃっておるようでございます。そういう意味におきまして、ひとつ前向きの御検討をお願いいたしたいと思います。

 以上、第2の質問を終わります。



○議長(加藤清市君) 教育長。



◎教育長(鈴村正弘君) 国民の祝日に関しまして、特にその中の一、二の祝日に特に御着意をいただきました御指摘をいただいたわけでございますが、部長が申し上げたような趣旨によりまして、その真価徹底を図りたいと考えております。

 ただ、御質問の底意と申しますか、先生のあれの中に、戦前、御承知のように、国の定めるものには祝日と祭日がございまして、その中で四方拝、紀元・明治・天長の3節をあわせまして、この4つは特に取り出して学校が当日式典を挙げるということが定まっておりまして、他の皇霊とか神武天皇等に関する祭日、これは休業の扱いを受けておりまして、両方の違いがございました。現在はお答えを申し上げましたように、国の祝日は授業をしないと、休業日とするということになっておりますので、当日の暮らし方そのものは学校の生活とはかかわりはございません。

 したがいまして、部長がお答えを申し上げましたように、当日でない日を使いまして、さまざまな面で高教育、憲法、教育基本法に従いました逸脱のない、それに沿いました指導を重ねてまいっておる次第でございます。

 建国記念日につきましては、御承知のように、体育の日と建国記念日は後で追加をされたものでございますが、オリンピック後にできました体育の日は比較的国民に浸透いたしておるわけでございますが、建国記念日はできました歴史も浅うございまして、学校の中に他の祝日と多少その理解が浅いのではないかという御指摘のようでございますが、お答えを申し上げましたように他の祝日とかわりのない指導をいたしている次第でございます。

 以上です。



○議長(加藤清市君) 福祉課長。



◎福祉課長(津坂長二君) 老人の動態調査をというお話でございますが、もちろん状態の把握ということが必要でございますので、必要の度合いを見て検討してまいりたいと、かように思います。



○議長(加藤清市君) 厚生経済部長。



◎厚生経済部長(大河内喜代一君) 県が発表いたしましたように、マツクイムシが皆無になると。望むところでございますけれども、岡崎市の森林面積が約1万ヘクタールあると。その中で被害を受けたのが1,450ヘクタール見込んでおると。また、その中でことし空中散布やったのは200ヘクタールだというようなことを申し上げ、さらに1,700立方米被害かかりまして、1,000しかその実績が上がっておらないというような実情を申し上げておるわけでございまして、岡崎市を取り巻く、東名を参りましても日進町の方は大分ひどいようでございます。東の方へ参りましてもひどいようでございますので、岡崎もそういうふうに、現在のところ1番よろしいように考えておりますけれども、ふえるんじゃなかろうかというふうな率直な判断をしておるわけでございます。



○議長(加藤清市君) 22番三島栄太郎君。



◆22番(三島栄太郎君) ありがとうございました。

 愛知県でも有数の名教育長と言われておる教育長でございますから、言外の意味をくみ取りまして、ひとつぐあいよく、確実な指導をお願いを申し上げたいと、要望をいたしておきます。そのほか、マツクイムシはいま厚生経済部長のお答えのとおりだと思いますが、なかなかこれむずかしい問題ですから、ひとつまたこういういままでのやり方以外の方法を考えていっていただかなくては、これはどうしようもないじゃないかと、私はこのように思っておりますが、前向きの御研究をお願い、要望申し上げまして私の質問を終わります。ありがとうございました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△松田旭朗議員の質問



○議長(加藤清市君) 27番松田旭朗君。

     (27番 松田旭朗君 登壇)



◆27番(松田旭朗君) 本日の最後を締めくくる質問でございます。時間どおりに運んでまいりたいと思います。通告に従い質問を進めてまいります。市長並びに理事者の誠意ある御答弁をお願いいたします。

 最初に、実りある国際障害者年後半の課題についてであります。

 国際障害者年と銘打った81年も後半を迎えました。障害者スポーツ大会、障害者作品展、セミナー等一過性の行事もそれなりの意味がありますが、完全参加と平等とのテーマに照らすとき、やはり障害者の施設の充実、日常生活の援助、社会参加への促進、これらの充実、障害発生予防対策などじみちな対策の拡充等、長期的な実効ある障害者対策が望まれております。私はこうした観点から二、三の質問をしてまいります。

 最初に、いままでの事業の進捗を踏まえ、今後の計画について御説明願います。

 2点目に、ボランティア及びリハビリ施設の現状と拡充であります。

 ある調査によりますと、健常者の障害者に対する理解度は高いが、いざボランティア活動など、直接触れ合いの場に出向くとなると、極端に腰が重くなる。61%の人がボランティアの必要性を認めておっても、協力をしたいという人は6%と報告をしております。本市におきましてもボランティアセンター開設5年目を迎え、登録者個人で25名、グループにおいては15グループと聞いております。そこで、その活動状況と技術ボランティアの現状についてお尋ねをいたします。私はボランティアの数を云々するのではありません。障害者に対してすべての人がボランティアの精神に立って、国際障害者年に対する意識の向上を図るべきと思います。

 次に、社会復帰の基地であり、障害者に対する生きる希望を与えるリハビリ施設でありますが、本市におきましてはまだまだ期待にこたえるまでには至らないのが現状と思います。公的なものは市民病院と福祉村にありますが、市民病院におきましては病気、けが等による障害の人で1日平均163人で、処置能力がいっぱいであります。福祉村におきましては、体育館の一部につい立てを立て、週に1回2人の訓練士が他市より出張して、回復訓練に当たっております。1日平均15人ぐらいと聞いております。市民病院では病床との関係で、訓練不足で退院する人、一たん退院して通院の人も訓練が怠りがちになり、症状が固定してしまう人、現在市内に4,000人近くの障害者のうち1級から3級の人が1,145人おります。こうしたいろいろな原因で障害になった人のすべてが気がねなく訓練を受けるにはどうしても専門施設が必要と思います。市長のお考えはいかがでしょうか。

 次に、公共施設の身障者への配慮の事態ですが、各施設のスロープ、自動ドア、身障者トイレ、車いす、誘導ブロック、入り口のインターホン、点字案内板、手話通話等8項目の調査結果、本庁においては誘導ブロック、点字案内板はなし。市民センターにおいてはインターホン、誘導ブロックなし。市民会館にはスロープ、インターホン、車いすのほかになし。市民病院、自動ドア、インターホン、誘導ブロック、点字案内、手話通話なし。図書館、スロープのほか何にもなし。体育館、インターホン、誘導ブロックなし。郷土館全くなし、という結果であります。必要なものは一日も早く設置をするべきと思いますが、いかがでしょう。計画がありましたら、お聞かせください。

 次に、職親制度の実態はどうか、お尋ねをいたします。

 次に、青少年健全育成都市宣言についてであります。

 先ごろ文部省が発表したわが国の教育水準と題する教育白書は、新学校制度発足以来30年の教育の推移を分析し、あわせて過去5年間にとってきた教育施設を紹介しております。

 同白書の特徴は、学校教育が50年代に入って量から質への転換期に入ったことに伴い、国民の教育への多様化した要求にこたえなければならないと現状をとらえていること。また、社会教育、文化、スポーツには初めて触れ、生涯教育を強調しております。しかし、白書には校内暴力や落ちこぼれなどに象徴される教育の現時点における最も大切な問題に目をつぶり、解決への具体策を欠いております。

 21世紀の担い手である彼ら青少年に私たちは大きな期待をかけるゆえに、皆わが子と思い健全育成に全力を傾注しなければならないと思います。しかし、その願いとはうらはらに非行化はますます進み、大きな社会問題となってきているのであります。当市においての補導状況を見ますと、昨年4月より11月までに高校生220名、中学生168名、小学生298名と不良行為で1番多いのが喫煙、次にシンナー、徘徊、家出、退学等となっております。また、触法少年で一番多いのが窃盗であり、刑法少年の人口比率が戦後最高であった昭和53年を上回り、低年齢化の傾向も一層顕著となり、中学生が主役になり、非行は戦後第3のピークに突入したと言われております。かかる事態を重視し、非行防止の市民運動が各市に盛り上がっております。

 当市におきましても、先ごろ市民運動推進連絡協議会が今年度総会におきまして愛の一声運動を含め、幾つかの活動方針を打ち出しております。また、岡崎少年愛護センターにおいても積極的に非行防止対策に取り組んでおります。さらに運動を盛り上げるため各中学校単位に学校、PTA、地元住民、婦人会、子供会、補導員等で愛の一声運動、講習会、チラシ活動等で積極的に非行防止を図る。そのために青少年健全育成の都市宣言をしてはどうでしょうか。市長の御見解をお尋ねいたします。

 次に、質問の3番目の、不況下の地元商工業の育成についてでございます。

 55年度の全国企業倒産件数が史上最悪の1万8,000件を突破し、大企業の安定度に引きかえ中小企業は深刻さを増すばかりであります。調査機関の分析でも倒産激増の理由として景気回復の大幅なおくれ、昨年8月、11月とことしの3月の3回にわたる公定歩合の引き下げにもかかわらず、中小企業向け融資の実質金利の下げ渋り、金融機関の選別融資などを挙げております。また、地元の金融機関の窓口から見た中小企業の景況は長引く在庫調整や内需の不振により生産売上収益は悪化の度合いを一段と強めております。業種別には製造業、機械関連にもかげり現象が広がり、景気の後退はほぼ全行政に及び、建設業は受注、工事施行高の停滞、減少がさらに強まり、また不動産業も売り上げ不振が強まっているといっております。さらに今後の景気動向を個別に見ると、製造業は悪化の度合いを深める。卸売業、商況は急速に悪化、小売業は消費不況の厳しさを増す。建設業、不況一段と強まる。不動産業、売り上げ不振さらに強まる。サービス業、悪化傾向を見せる。まさに軒並み不況であります。特に下請企業は仕事量、受注単価、支払い条件などあらゆる面で犠牲を強いられております。必死の思いで確保した仕事も単価の切り下げで採算割れに。おまけに支払いは120日、150日という長期手形のため、金融機関も経営悪化のため、割り引きを厳しくしていることから、公的資金の手は差し伸べられないと、町の金融業者に高い価格で割り引かれることになります。

 かかる事態を重く見て、金融政策に一段と力を入れると同時に、企業主においても自己批判をし、経営基盤の強化に全力を尽くす必要があります。それには中小企業向けの専門的情報を収集し、それを伝達する。また、経営相談、経営診断業務の充実と拡大を図り、経済講演会を業種別に開催する。また、地場産業の他市へのPRなど、こうしたことを専門的に取り決め、不況対策専門要員を商工係に配置すべきと思います。市長のお考えはいかがでしょうか。

 また、中小企業新商品開発費補助金の交付の対象はどのような場合に適用されるかもあわせてお尋ねをいたします。

 次に、4番目の質問の一般公開入札制度の課題について、現況と問題点であります。

 公共工事の発注をめぐる不正再発防止のため高い関心を集めて発足をいたしました一般競争入札もすでに36件の実績を見ておりますが、よりよい制度にするため二、三の点についてお尋ねをいたします。

 1つには、設計図書の閲覧でありますが、現在11部を作成し、10部を業者に貸し出しをいたしておりますが、参加者が多い場合、大変業者は苦労されておると聞いておりますが、その点に対する配慮はどうでしょうか。

 2つ目に、工事保証人制度ですが、午前中の質問にも出ておりましたが、11日付、また14日付の新聞にも「保証保険制度を併用、工事入札を手直し」と「来週早々にも入札参加要綱の改正に着手、早い時期に実施をしたい」と言っておりますが、その実情と経過についていま少し詳しくお伺いをいたします。

 3つ目に、連合についてでありますが、参加要綱の第9条第2項、第18条、第19条第6項、いずれも連合、または不穏な行動について参加資格の停止、または入札の無効等の厳しい罰則について明記をされておりますが、そういうことはないかどうか。また、あった場合にどう処理されるかをお伺いいたします。

 4つ目には、出発当時183業者で発足をいたしましたが、個々の業者の管理はどのようにされておるか。現在の管理課の能力で管理できるかどうか。

 以上、4点についてお尋ねをいたします。

 次に、5番目の市北部地域の開発についてであります。

 この地城のここ10年間の人口推移を学区別に見ますと、全市で20%の増となっておりますが、恵田学区671人で1%の増、奥殿学区では1,833名でマイナス2.6%の減、岩津学区においては6,240名で3.8%の増、特に北斗台を抱えている細川学区は8,347名で、この10年間で4,702名、2.3倍となっております。人口の減は地域の衰退、増加は発展ととられるならば、そのアンバランスがうかがえます。人口急増地域の細川学区ではいろいろな住民要求が起きております。バスの運行回数の増加、病院、郵便局、支所、中学校、歩道橋の設置、道路の拡張、専門店の誘致、街灯の増設、集会所の設置等、通勤に便利で環境もよいと思って入居した住民も住宅が増加して人口が急増するにつれて、北斗台の生活に対する不平不満が出てきております。まずこうした点について市長の御見解をお伺いいたします。

 また一方、駒立町方面、恵田、丹坂方面、奥殿、宮石方面は人口の減少が目立ち、特に丹坂は幹線道路がなく、現状での発展は望めません。昭和53年、前市長のもとで計画された岡崎市総合計画で、村積山自然公園が3億5,600万円の予算で計画され、この3年で6,000万円が投入され、展望台、小規模なアスレチック、遊歩道等ができております。56年度においては4,000万の予算で進入路の整備、観賞池の整備等が計画されておりますが、同地域は買収等で問題があるように伺っております。そこで他地域も含めてもっと積極的に大規模な体育の森、立体的な運動広場等の計画はどうでしょうか。遊びながら足腰の筋力や平衡感覚、持久力、敏捷性、勇気、決断力など体力を総合的に鍛えるフィールド・アスレチックは全国的に関心が高まっております。岩津学区を含めた北部地域の開発について御見解をお伺いいたします。

 最後の質問の健康づくりについてであります。厚生省の発表によりますと、がんの死因がトップに迫ると言っております。人口10万人当たり139.1人だそうです。死因のトップは前年同様脳卒中で16万2,300人、次いでがんが16万1,681人、3位が心臓病で12万3,473人と、順位は33年以来変わっていないが、しかし、脳卒中とがんの死亡者の差が54年は2,313人だったのに、55年は619人と少なく、56年度中には順位が逆転することはほぼ確実と言われております。

 私の知人に、どうもおなかの調子がおかしいと医者へ行ったら、すぐ入院、手術をしたら手おくれとのこと。2カ月後に死亡した人を知っております。いかに早期発見、早期治療が必要かということであります。

 当市におきましても成人病の検診が行われており、55年実績によりますと、6,420人が検診を受け、要精検者が、胃がん372名、子宮がんが327名と聞いております。また、人間ドックでは医師会の公衆衛生センターで7月から12月まで、1人1日10人ということで11項目32種類の検査を申し込み制で行っており、55年度254人で、要治療者が6人に1人と聞いております。費用負担は、個人6,500円、市7,500円の負担、合計1万4,000円ということです。健康で長生き、これは人であるならば、だれでも願うところであります。市民の皆さんの健康づくりのため、私はミニドックを提案いたします。

 まず、年齢を現行の45歳を30歳に引き上げ、誕生日を検診日にし、検診項目を10項目ぐらいにし、検診所の数量の増加を図り、検診料をもっと安くし、そして生涯健康手帳を支給する。医師会及び保健所にも協力体制をお願いし、強力に推進をして、「市民福祉は健康から」をテーマに行うべきと思いますが、当局のお考えをお聞かせいただきたいと思います。

 以上で第1回目の質問を終わります。

     (27番 松田旭朗君 降壇)



○議長(加藤清市君) 暫時休憩いたします。

             午後3時55分休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

             午後4時3分再開



○議長(加藤清市君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 松田旭朗君に対する答弁をお願いします。

 助役。



◎小栗進助役 私の方から一般競争入札についての問題について申し上げたいと思います。

 設計図書の増加の問題ですが、一番問題になるのはやはり建築工事のようでございまして、土木工事ではまあまあ何とかなっておるというような現況のようでございますので、それについては十分検討しなけりゃならんと。第2原図をつくって業者の方に貸し与えてやかせる場合もあるでしょうし、もう少しよく現況をつかんでから対処をしたいというふうに考えております。

 次に、完成保証人と併用する、けさの市長の施政演説の中でありました履行保証保険制度は、きょう要綱の一部改正についての決裁をとりましたんで、直ちにこれを実施をいたしたいというふうに考えております。

 そうしますと、保険の契約の関係がございますので、要綱のいままで入札を施行しまして、7日のうちに契約をするというのを、要綱を改正をいたしまして10日間という日にちを与えるということに変更したい、改正したいと思っておりますので、この6月10日に入札を執行した分についても適用になるというふうにわれわれは解釈をし、そのように進めていきたいというふうに考えております。

 次に、連合についてでございますが、この問題は刑法にもあるわけですし、地方自治法施行令の167条の4ですか、この中にも規定をされておるわけでございますが、不当な利益を得る目的で云々ということが出ておるわけです。この辺が非常にわれわれの範囲内では、連合したかどうかということの見きわめというのが非常にむずかしいということは事実でございまして、事実が実証されれば、当然競争入札に対する参加の停止というような問題も出てくるということでございます。そうした場合に、ものによっては市内の業者は一般競争入札参加が全部できない場合もあり得るということで、この場合には市外の指名競争入札ということも考えられるということでございます。

 それから、管理課の現況でございますが、現在の段階ならまだ管理課で管理ができると、まだ緒についたところですので、十分研究をしていきたいというふうに考えております。



○議長(加藤清市君) 福祉課長。



◎福祉課長(津坂長二君) お尋ねの国際障害者年の進捗状況ということでございますが、松田議員、御案内のとおりに各層の英知を結集という考え方で、私どもは3月に心身障害者の団体と、それから学識経験という形で医師会だとか、あるいは民生委員の総務会だとかいう方々をお願いいたしまして、市の部長以上を委員にいたしました23名で国障年の岡崎市推進連絡協議会をつくって、3月6日に第1回の会議を、そして6月5日に第2回の会議を持ったわけでございまして、第1回で出ました内容につきましては、テーマ塔の設置だとか、市政だよりのPR、それから国障年の記念のスポーツ大会、それから標語の募集、記念講演会、総合福祉大会、それから作品展示即売会等々、立案されまして御審議いただき、逐次進行しておるところでございます。

 御存じのとおりに、ことしを初めとしての10年という計画でございまして、後半の課題と、こうおっしゃられて、まだそこまで至っておりません。第2回目の会合におきましても雇用促進問題等いろいろ出まして、これは担当部課の方で細かく折衝をしていただきまして、詰めに入るという考え方でございまして、まだ各身障の団体の方におきましても記念講演会だとか、あるいは医師会の方におきましてもそれに合った講演会ということを考えておるわけでございまして、逐次そのあたりの状態を見ながら、合議を得ながら進みたいと、こう思っております。

 それから、ボランティア活動についてお尋ねでございますが、これは市の社会福祉協議会の方へ登録しておる人員でございまして、先ほどお話のあったとおりに、個人が20名、グループが307名、このあたり民生委員が入っておりませんが、一応登録されておりましたのが327名、そして活動の状態でございますが、技能につきましては個人が7名、グループが74名の81名の技能者があります。それ以外に労力奉仕等のグループもあるわけでございますが、昨年1年間の技能提供の状態としましては、理容、手品、和裁、大工、それから障害児の保育、それから声の市政だより等の問題が出ております。報告を受けております。昨年度中で43回の、延べ335人の方がお働きになったということでございまして、主な活動先としましては米山寮、平和学園、梅の花養老ホーム、第二青い鳥学園、それから岡崎医療刑務所等でございます。

 それから、いまお話ししたいろいろな施設の充実問題などが出ておりますが、各公共施設のスロープとか、自動ドアだとか、インターホンなどの問題でございますが、私どももう少し範囲を狭めまして便所だとか、スロープ、それからエレベーター、車いすなどの問題も調べてみましたですが、現在そういう範疇では24カ所の公共施設に入っております。少し入っておらない施設もありますが、特殊な母子寮だとか、あるいは少年自然の家だとかいうふうな問題は施設がないようでございます。こういう問題を含めて、先ほどお話ししました国障年の委員会、推進連絡協議会などでのお話が今後具体的に詰められてくるだろうというふうな期待は持っております。

 それから、職親の状態でございますが、岡崎につきましては現在1名の方が職親として登録されております。委託されました精神薄弱者は1名でございます。

 以上でございます。



○議長(加藤清市君) 教育指導部長。



◎教育指導部長(藤井清君) 第2の件でございますが、松田先生御指摘のとおりに、ただいま第3のピークと言われる非行増加の傾向、それから低年齢化の心配は非常に強くなっておる時代でございます。

 岡崎市におきましては、御指摘のとおりに岡崎市少年愛護センターにおきまして、137名の補導員を動員いたしまして中学校単位に盛り場の街頭補導、あるいは青少年相談業務を開設しておるわけでございます。その結果と言えますかどうか、昨年度の補導状況を見ますと、小・中・高とも減少の傾向を示しております。

 それから、青少年の健全育成につきましては家庭、学校、地域社会、職場がそれぞれの場において非行防止の意識を持って取り組んでいかなければ効果がございませんので、まず家庭教育の必要性から家庭教育学級でそれぞれ1学級当たり年間10回、20時間以上の学級を開設して家庭教育相談の業務を開設しておるわけでございます。

 それから、昭和55年度から岡崎市生徒特別指導推進委員会、これは高校の先生も含めるわけでございますが、含めて、そして子供の、これも補導活動が主でございますけれども、非行化防止のために補導を高等学校ぐるみ活動を展開をしているわけであります。その1つとして、ここにございますですが、「21世紀の親に訴える30章」こういうような印刷物も子供を通して、あるいは高等学校の生徒も中学校の生徒も通して家庭にPRをしておるわけであります。特にこれはお父さんに、こういうお父さんがいいお父さんですというようなことをPRしておるわけでございます。

 それから、一面市民意識、先ほども申し上げましたように市民意識を盛り上げることを重視しなければいけませんので、そういった面から学区の社会教育委員会、愛の一声運動を展開をする。あるいは家庭の日を重視していただく、そういうようなことで毎月第3日曜日を家庭の日として、親子の触れ合いを強めていく運動を展開をしておるわけでございます。そういう展開する中で、未然に子供たちが非行化に走らないようにというような努力をしておるわけでございますが、先生の御指摘の青少年健全育成の都市宣言というものにつきましてどうかという御質問でございますが、これは現在そういう活動を通して実践をしておるわけでございますので、現時点では都市宣言については考えておりませんので、よろしくお願いをいたしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(加藤清市君) 厚生経済部長。



◎厚生経済部長(大河内喜代一君) 3番の苦境下の地元商工業の育成についてということで、情報の収集、経営相談、経営診断、あるいは金融政策、商品の開発等、多岐にわたっての御質問でございますが、まず情報の収集につきましては、多様化いたしますところの社会構造の中にありまして、情報の早期収集は商工業の経営の皆さん方の基盤でございますので、市といたしましては上級機関において調査、研究いたしました資料を収集いたしまして、御要望のありました業界に対しまして資料をお送り、提供しておるということでございます。

 次の商工業者に対するところの経営相談、あるいは経営診断等でございますが、毎月市においても定期的に経営相談日を開催しておるわけでございますが、さらに商工会議所と連携をとりまして、連絡を密にいたしまして中小企業の皆さん方の診断について専門員を配置いたしまして、これに対応しておるということでございます。

 新製品の開発でございますが、このことにつきましては特に中小企業の皆さん方が新製品を開発するという意欲を促進するために、昭和56年度、今年度新たに予算を計上いたしまして、すでに3月に御議決をいただいております。したがって、現在部内においてその要綱を検討中であるわけでございます。

 金融政策でございますが、いろいろ例を挙げての御説明でございましたですが、昨年の4月、5月、今年の4月、5月を比較してちょっと申し上げたいと思います。中小企業事業資金と商工業振興資金とこの2つでございますが、昨年はこの2カ月の間に2つの資金で203件、貸し付けました金額が8億2,500万円でございましたけれども、今年度は件数では10件多くて213件、金額におきましては1億少ないところの7億2,130万円ということでございます。それをさらに中小企業の事業資金と分割いたしますと、101件の申し込みがあったわけでございますが、そのうちで一番多いのが小売業の方が21件、それから次が建設業の19件、サービス業の方が13件ということでございます。それから商工業振興資金の、いわゆる(振)でございますが、4月、5月で111件ありまして、一番多かったのが建設業の33件、小売の21件、機械金属と繊維業界の方がおのおの10件ずつというような状況でございます。そのほかにありますところの各種資金とか、あるいは不況対策、災害復旧というようなことにつきましては1件も申し込みがございませんでした。

 今年度は、市といたしましては預託総額をふやしますとともに、金利は、公定歩合も下がりましたので、平均0.7%金利を下げまして、低利でもってごあっせん申し上げるということでございますが、今年度の融資予想額は38億9,000万円と、40億円近い金を準備してお待ちしておるわけでございます。

 次の6番の健康づくりについてということでございますが、成人病健康診査につきましては、従来より成人病健康診査、人間ドック健康診査、胃がん、子宮がん、乳がん等の検診を行っておるわけでございますが、これら各種の健康診査につきましては、特に変わりますことは、今国会において通るかと思いましたけども、新聞で見ますと、9月になるようでございますが、老人保険法の制定も近く見込まれておりますので、これらの内容を含めて一層の充実を図りたいということを考えております。

 なお、健康手帳の話もございましたけれども、現在満40歳から64歳までの成人病健康診査の対象の方には昭和50年度に健康手帳を配付しておるわけでございます。子供の学校上がる前には県の発行いたしますところの母子手帳、健康手帳がございますし、小・中学校の生徒にはやはり学校の健康手帳があると。それから成人の方の各企業へお勤めの方には各企業の健康手帳があるというようなことでございますので、新たに市といたしまして健康手帳をつくるというような考え方は持っておらないのが実情でございます。

 さらに、成人病の検診の年齢を30歳に下げてはどうかと。現行40歳から65歳でございますが、それを下げてはどういうお話でございますが、現在の検診の受診率が16%でございます。きわめて低いわけでございますので、まず現在の対象において受診率を上げるということが先決じゃなかろうかというふうに考えておるわけでございます。

 それから、人間ドックのことについても金額等々挙げられまして御説明があったわけでございますけれども、現行の人間ドックは医師会におけますところの公衆衛生センターにおいて委託実施しておるものでございまして、単価の引き下げだとか、あるいは実施人員の増というようなことにつきましても、公衆衛生センターの規模、あるいは職員の数等関係もありますので、今後医師会と話し合いを進めてまいりたいと思うわけでございます。

 以上です。



○議長(加藤清市君) 開発部長。



◎開発部長(石原武君) 5点目の市北部地域の開発についてということの中で、自然を利用した運動施設アスレチックというような問題の御意見でございます。

 現在、市としては村積山自然公園、約26ヘクタールございますけれども、この辺を先生御指摘のような趣旨も生かした形の中で、自然を壊さないそうした公園として現在、鋭意整備いたしておるものでございます。現在神社の東側に冒険用具というフィールド・アスレチックにもあるようなものだと思いますが、5点ほど実は設置をしておるわけでございます。その他、運動的なものもできるような、自然を損わない形でもって有効適切な整備というものを遂次図ってまいりたいと思っております。



○議長(加藤清市君) 福祉の村所長。



◎福祉の村所長(永井敏政君) 1番の(2)のリハビリ施設の現況についてお答えしたいと思います。

 福祉の村の中にあります身体障害者センター友愛の家の機能回復訓練につきましては、昭和55年4月より開始しております。その訓練を指導いたしますところの療法士の数が非常に少なく、確保に困難を来しておりましたが、現在は2名の療法士により週1回、月4回実施し、月平均約50名の利用者があります。この利用者につきましても、福祉の村のバスによりまして送迎等の便宜も図っております。

 友愛の家の機能回復訓練を在宅の身体障害者の社会的訓練事業の一環として行っておるものでありまして、週1回行っております療法士の指導の日は利用者もありますが、それ以外の日は自主訓練として施設を開放しておるわけでございますが、ほとんどの利用者がないという現状でございます。今後は新規の機具を購入いたしまして、機能回復訓練の内容の充実を図っていきたいと思います。

 以上です。



○議長(加藤清市君) 27番松田旭朗君。



◆27番(松田旭朗君) 最初の国障年の課題についてでございますが、私はリハビリについて将来新しい施設の計画はどうかという問題を1つの観点としてしたわけでございます。現在、ちょうど体育館へ行きますと、後ろの方でつい立てをいたしまして、施設をそこに設置してあるわけでございますが、もとはそういう訓練室がありまして、そこでやっておったということを聞いております。たまたま3未満児の検診等で発見された障害児の軽度の子供さんが使用しておると、こういった現状も踏まえておるわけでございますが、現時点においてももう少し障害者の立場に立った施設ができないのかと、こういった点について将来を含めて市長にお伺いいたしたいと思います。

 それから、青少年の健全育成都市宣言でございますが、やはりひとしく市民がそういう非行防止について積極的に取り組まなきゃならないと。それには行政においても相当前向きの、個々的なそういった政策を集大成をして、それには都市宣言をしてはどうかと。こういうった都市も他都市にもたくさんございます。いろんな問題もあると思いますが、こういった問題についてはストレートに検討され、結論に至るべきではないかと、このように考えて提案をしたわけでございます。もし市長にお考えがありましたら、お聞かせ願いたいと思います。

 産業の振興、育成でございますが、いろいろなそういう経営診断だとか、経営講座、また講演会等も確かにいままでの実績もございますが、やはり経済そのものの流れが非常に変わってきたと。しかし、企業主がそういう高度成長期の夢が忘れられずに、いままでの管理体制で仕事をしておる。そうした面でそこにいろんな問題点が発生しておる。そういったものを本当に企業の側に立って個々的にアドバイスをし、指導するという、そういう本当にひざを突き合わせての話し合いができるような、そうすることによって倒産に至るような企業も救うことができるのではないかと、こういう考えのもとに、そういう専門要員の必要性を申し上げたわけでございます。幅広くそういう救済措置等をされておりますが、いま1点、そういったすべてにわたる問題を網羅して、さらに方向づけをしていくという、そういう専門要員について再度御質問したいと思います。

 それから、一般公開入札制度の課題でございますが、午前中にもお話がありましたように、そういった保険制度を取り入れて、そういうトラブルのないような方法をとりたいと、こういうことで10日の分も含めて保証人の書類づくりを10日間にするというお話でございました。

 また、そういった連合等の気配があり、また不正等の気配があれば、即座に対応していくと、厳しい姿勢で臨まれることもよく理解できました。ひとつ市民の税金で行う公共事業であり、特に弱小の企業は命綱にもなっておるわけでございます。一部の業者にコントロールされるようなことのないような、あくまでも公平無私な入札制度にしていただきたい。こういったことを全面的にお願いを申し上げておきたいと思います。

 健康づくりにつきましては、従来のとおりに行っていくと。そういう年齢の切り下げだとか、そういったドックの問題は今後の推移を見ながら考えていこうということでございます。ひとつよろしくお願いしたいと思います。

 また、市北部の開発でございますが、非常にそういう過疎化というか、人口の移動がない、そういった地域にいろんな公共施設を持っていくという、それによって地域の発展を図るという、こういったことを前提に申し上げたのでございます。そういう自然を取り入れたフィールド・アスレチック等は金もかからないし、またそういった健全な誤楽施設にもなるかと思い、提案をしたわけでございます。

 1点御質問にも申し上げましたように、細川団地、いわゆる北斗台についてもそういった先ほど申し上げたようなそういう施設について御計画があるかどうか、この点をお伺いしたいと思います。

 以上です。



○議長(加藤清市君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 私にという名指しの質問でございまして、私、意識的にちょっと答弁を避けておりましたんですが、と申し上げますのは、松田旭朗先生、熱烈な御婦人のごファンに送られましての御質問でございまして、しかも、私は松田議員が教育福祉の常任委員会の委員長さんであらせられる。そういう立場で、各種の教育福祉関係をずっと提案しておられますんですが、私が存じ上げております限りにおきましては、むしろ、閉会中の議会におきましても各委員さん方が積極的に行政に対する取り組みをやっておられるということでございまして、その教育福祉行政の一番の責任者が先生でございますもんですから、むしろ私たちよりも松田議員の方が専門的な立場におきまして、委員会の意思を決した上でおやりになっていただけるんでございませんと、ここで御答弁申し上げた、委員会におきましてまた松田議員さんお困りになっても、これは大変問題がございますもんですから、私はそういうことを意識的にいたしまして、御答弁を避けておいたということでございますが、あえての御指名でございますもんですから、ずばりお答えせざるを得ないということで、お許しを得たいと思っております。

 そういうことで、福祉関係等につきましてはむしろ専門的な委員さん方の御意向、特に休会中のそういうような委員会におけるところの方向づけ、こういうことに対しましても、私は全市民的な立場の議会の皆さん方の御発想として十分ひとつ受け取らさしていただきたい、かように思っている次第でございます。

 同時にまた、2つ目の青少年の育成宣言都市でございますが、これはちょうどその前に三島議員さんから老人家族同居推進宣言都市案と、こういうのも出ておりまして、今度またこの都市案でございますが、宣言都市をやりまして、それが効果があるということなら、こんな安いことございませんから、10でも20でもどんどん宣言都市をやりたいと思っておりますが、宣言都市をやりまして、看板に偽りがあるということになっても大変な不名誉でございますものですから、こういうことを踏まえながら十分ひとつ実質を進めていくと、こういう行政を考えにゃならんじゃないかと。対外的に単に何々宣言都市をやったから、格別によくなったと、こういうことでございませんと、実態を伴わない宣言都市ということは、これはやはり相当考えなきゃならんと思っております。

 そういう意味におきまして、私はむしろ大変じみなことではございますが、いまの不良化問題等に対しましても、私は大変いま重要な時期でございます。私自身も2人の孫を、1人が幼稚園へ行っておりまして、まだこれは不良化の方へ入っておらんと思いますが、2人の自分の孫等を見ながら、まず肉親、私の身近な連中のそういう行動ということに対しましてもしっかり目をくすげけていかないかんじゃないかなと、こんな感銘を深くして松田議員の御説を拝聴しておった次第でございまして、先生もどうぞひとつそういう意味におきまして、某中学におきましては、マスクの下にシンナーを浸み込ませまして堂々と体格のいい中学生が吸っておると、こういうことでございますですが、何か調べてみますと、大変な有名人の何か関係もございましたようでございまして、案外そういうところに盲点があるんではないか、こういうことを感じながら、私の身近な問題、そして結局、どうぞひとつそういう意味におきまして、足元からしっかりと正しながら、一層不良化にならないような視点も進めていかにゃならない、このように存じ上げている次第でございます。

 それから、地元商工業の発展施策等でございますが、大変な御造詣でございまして、半面におきましてはそのとおりでございますが、ただ、松田旭朗議員のように、経済界に対して明るいというんですか、経済というのは日進月歩、特に本当に大きな変動でございまして、この経済の指導を一つ誤りますと、大変なことでございますですが、松田議員のように実際にやっておられますことでございますと、この適確な指導ができると思いますですが、大学で専門的な講義を受けてきた連中でございましても、これを実施に入れますとなかなかむずかしい問題でございまして、私はむしろこの移り変わるところの企業の厳しさの中に生活をしておられます皆さん方、企業の英知というものを役所の段階に教えていただきたい、かようなぐらいの気持ちでございまして、役所段階でもちまして、また変動する経済動況に対しまして適確な御指導を申し上げるということになってまいりますと、大変な問題でございまして、部長がお答えいたしましたとおり、中央官庁、県等の流れを紹介する。これまでが限度ではないかと。単市で大変な一つの中へ入った専門的な、この問題を御指導申し上げるということに対しましては、なかなか問題がまだそこまでいっておらんじゃないか。恥ずかしながら実情をお話を申し上げる次第でございます。

 また、公開入札制度の問題につきまして、何か一部の企業かなんかが独占せんように、みんな平等に受けれるようにということでございますですが、これね、ちょっと松田議員さん、問題がございますですよ。一部の企業が受けないように、各地域で適当に受けるということを意識的に指導しますと、これは指名競争入札の方が一部の人が受けなくて配分がきちっとうまくできるんです。一般競争入札でやりますと、原則的に低い価格でやろうという人がございますと、結果的にここへ行ってしまう線もございますですよ。これは公平にやればやるほどこういうことがございます。この中でごろごろ回して何かやりますと、結果、外から見ておりますと、公平に一部じゃない人が回ったような結果が出てくる場合がございまして、本当に公平にやってきますと、力のあるやつ、そして結局安い材料を入れるやつ、これがどんどん取ってしまったと、こういうことがこの一般競争入札の1つの裏の面として出てくるということ、これはございます。こういうことだから、松田旭朗議員は、この一般競争入札を徹底しながら、一部の企業が独占せんようにという御要望でございますが、これはなかなかむずかしい問題でございまして、十分ひとつ私たちも心組みはいたしますが、制度上そのようなことをいたしますと、結局は指名競争入札で各地域におきましても関連で分配し得ないと、こういうこともうらはらに出てくるのが実態でございますもんですから、御了承賜りたいと思っております。

 最後の北部地域の開発についてでございます。私は北部に住んでおりますんですが、毎日見ておりまして、どうしたらいいなあということを考えておりますが、私自身はいわゆる公平平等ということをこの体制の根幹にしておりますものですから、あえて北部云々というこだわりはいたしませんということでございますが、ただ北斗台等につきましての要望がたくさん出ておるということでございますが、私はたくさんと思っておりません。一部出ております。あの団地は企業さんがおやりになったやつでございまして、済んでから、あれが足らん、これが足らん、みんな市でつくれなんて言われても、これは大きな問題でございます。ただし、岡崎市の行政サイドで考えなきゃならないという問題につきましては、これは別に北部であるとか、どこであるとか、こういう感覚でなくて、常に公平平等という立場におきましても、行政の執行については執行上やぶさかではございません。ただ、1つ申し上げておきますことは、要望せられる、要求せられることはわりあいに簡単でございますが、実施しようと思いますと、この用地を提供していただくなり、その用地に対するあっせんをしていただくなり、そういうことがございませんと、実態においてはなかなかできないということでございますもんですから、私は松田議員を初めといたしまして、特に担当の地域の議員さん方の考え方、御協力も聞きながら慎重に計らっていきたい、かように存じ上げておる次第でございます。

 なお、健康づくり等につきましては、松田議員おっしゃるとおりでございまして、私自身も私自身の身内がほとんどがんで亡くなっております。私自身もぼつぼつその憂えのある年齢になっておりますもんですから、個人的な見解は別といたしまして、この死亡に対するがんの脅威ということにつきましては十分に認識しておるつもりでございまして、県議会におります当時におきましても、愛知病院に対するところのあの結核の関係から、がんに対応する施設ということで、これはいわゆるリニアックという、愛知県のがんセンターにおきましては最も進んだあのリニアック、機械の導入に対しまして、西三河議員団を結成いたしまして、その一員といたしましても努力をいたしたぐらいでございますもんですから、今後におきましてもがん対策ということにつきましては十分対応していきたいと思っておりますが、がんはどう対応したら済むと、こんな簡単なものではございませんようでございまして、大変むずかしい問題ではございますが、常に市民の健康保持のために、できるだけこの自治体範囲におきまして、適確に身近にできることから足元を固めながら行政を逐次進めさせていただきたい、かような決意だけを述べまして、御答弁にかえさせていただきます。



○議長(加藤清市君) 27番松田旭朗君。



◆27番(松田旭朗君) 大変市長の力強い御回答を得まして今後における期待をかけるものでございます。

 先ほどの質問にも触れましたが、リハビリ施設の充実ということでございますが、そういった回答もございませんので、あわせて1点のみその回答を得たいと思います。

 現在の状況等もよく福祉課の方で把握されておると思いますが、先ほど福祉村の所長のおっしゃる50名という治療の人数ですが、大体そういう保健士の方が来たときにしか人は集まらないと。常時やっぱりそういった施設で療養ができるような、そういう施設を将来つくっていただきたいと、こういう希望を述べて終わりたいと思います。

 以上です。



○議長(加藤清市君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) これはさっき松田議員さんに申し上げましたとおり、リハビリが必要であるか、老人の入浴が必要であるか、あるいは身体障害者の皆さん方に対するところの障害年に対応する何が必要であるか。私は幾つかの問題が必要でございまして、おっしゃるように、このリハビリも欲しいと思っておりますが、やはりそういう問題を常に教育福祉の委員長さんを中心とされまして、十分どこから考えていくかということにつきましてもいろいろ御研さんを賜りまして、また御指導賜ればまことに幸甚であると、かような御答弁さしていただくわけでございます。



○議長(加藤清市君) お諮りいたします。

 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     (「異議なし」の声あり)



○議長(加藤清市君) 御異議なしと認めます。

 よって、本日はこれにて延会することに決しました。

 明16日午前10時再開することとし、本日はこれにて散会いたします。

             午後4時45分散会

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

         議長   加藤清市

         署名者  大久保 正

         署名者  奥村昭司