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愛知県 岡崎市

平成 4年  3月 定例会 03月10日−06号




平成 4年  3月 定例会 − 03月10日−06号







平成 4年  3月 定例会





△都築末二議員の質問

           午前10時1分開議



○議長(岡村秀夫君) 出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから会議を開きます。

 本日出席を求めた理事者は、市長初め関係職員であります。

 なお、議事日程は、お手元に配付の印刷物により御承知願います。

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○議長(岡村秀夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、7番 中根義一君、32番 細井幸彦君の御両名を指名いたします。

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○議長(岡村秀夫君) 日程第2、昨日に引き続き一般質問を行います。

 あらかじめ定めた順序に従い、質問を許します。38番 都築末二君。

     (38番 都築末二君 登壇)



◆38番(都築末二君) 一般質問最終日になりました。久しぶりになりますが、通告いたしました事項につき、所感を交え質問をいたしたいと思います。

 近年、都市行政をめぐる環境はまことに厳しく、複雑多様化した行財政事情を抱えておりますが、さまざまな諸問題に対応し、市民福祉の増進を図るためには、財政的にも、制度的にも改善、強化すべき問題が山積していると存じます。

 また、国際化、高度情報化、高齢化社会の到来も大きな問題であり、特に21世紀は都市の時代という基本的な認識のもとに、都市が地域づくり、国づくりの中核となって、個性を生かした新しいまちづくりを推進することが求められていると思うのであります。

 したがって、私どもに課せられた役割は極めて大きく、新たな発想と英知、積極果敢な行動力、チャレンジアクションをもって、新しい時代を切り開くために、エネルギッシュに実行する決断力が今こそ不可欠と思うのであります。

 私は岡崎が好きです。そして、岡崎に誇りを持っています。岡崎を生かす意味からも、人材を生かした、市民のために開かれた市政の実現と、そして躍動する生き生きとした岡崎の実現を願っております。

 さて、第1に、地方自治のあり方についてであります。

 自治体は今、明治以来の歴史の中で、初めて市民の側に立つ、地域の総合的な政策主体となろうといたしております。ここまで来るには長い道のりであり、多くの人々の努力の結果でもあり、先年市制 100周年を迎えた市が全国で39にも及ぶのであります。 100余年前、市町村制が敷かれましたが、残念ながら戦前の自治体は、中央省庁で決められた法律や政策の執行機関に位置づけられ、みずからが主体となることは、わずかの例外を除いて見られなかったのであります。しかし、戦後地方自治法が施行され、45年を経て、国の内外に大きな変化が起きている中で、自治体行政も大きく変化してきていると思うのであります。

 殊に、財政構造が急速に変化し、一般財源の比率が向上し、自治体が都市の持つ固有の特性や問題に対し、主体性や創造性を生かした政策推進が整いつつあり、本市においてもそのようなことが言えると思うのであります。

 平成4年度予算案を見ましても、自主財源比率は84%、 700億円余りとなり、そのうち市税収入は 511億円余り、61.7%となっております。地方自治の基本は、市民本位というところにあります。それだけに、かかる今日の状況を思うとき、より市民に心も、そして顔も向いた市民政治の実現こそ、何より必要不可欠なことであります。

 リンカーンの言葉をかりるなら、まさに「市民の、市民による、市民のための政治」の実現であり、そして全体の奉仕者ということを決して忘れてならないということであります。特定な地域に偏った事業が行われたり、特定な団体や人物を重要視し過ぎるようなことがあってはならないのでありますが、果たしてそのようになっているか、そのことに疑問を抱く声も聞くのでありますが、いかがでありましょう。

 次に、心配しますことは、政治に対する不信感であります。これまでも、国や地方に対する国民の政治に対する批判はあるのでありますが、殊に今日その批判は高まり、代表政治が問われています。仮に議会や行政が市民からその信を失うようなことがあるならば、我が国の民主政治のとりでが土台から揺らぐこととなりましょう。

 昔、孔子の言葉に、「政治の要諦は、食よりも、兵よりも、信が大切である。民心なくば、立たず」という教えが伝えられております。

 そこで、お聞きいたしたいのでありますが、昨今の岡崎の選挙における投票率の低さであります。昨年春の県議選においても、50%をわずかに上回る状況であり、これは政治不信ということが大きな原因と考えますが、市長はこのことをどのようにお考えになっているか、お聞きいたします。

 大きな2番目、政策形成について伺います。

 行政において、政策形成といった問題は、三役、企画調整部、財政部門においてのことで、一部管理職を除いて、大方の部課長層は、条例等の無事な運営と与えられた単年度予算の順調な消化、そのための庁内職員の管理運営が主たる職務となっていると、失礼ながら思うのであります。これは、財政は行政を支配するという理由から、三役、財政当局、そして議会によって予算が決定されると、その予算の範囲内で仕事をするしかないとは思いますが、市民の価値観が多様化し、行政需要が拡大するのに呼応するとともに、自主財源が8割以上にも達するのであれば、全体の幹部職員が政策形成に積極的に参加し、与えられた枠内という考え方から脱却すべきと考えますが、いかがでありましょう。

 市民の声を反映するという意味において、市民参加ということは、極めて大切なことであります。この点、いかがなされているか。市長と話し合う会等のことを含めて、お答えをいただきたいと存じます。

 また、住民要望の一つの手法として陳情ということが行われておりますが、限られた財源の中で事をなすためには、市民の皆さんが我先に陳情に走ることは、無理からぬところであります。しかし、全体計画を無視し、ばらばらに手をつければ、ますます不公平感と政治と行政への不信感、無念さが広がっていくでありましょう。政治、行政の方法を、陳情行政から計画行政に、そして望むべくは、将来の可能性を先に読み取る先取り行政へ転換していくべきと考えますが、いかがでありましょう。

 今議会において問題となっております美術館・博物館建設の問題も、無計画さを露呈したのではないか、このように思いますが、いかがでありましょう。

 大きな3番目、多選について伺います。

 まず、権不十年ということでお聞きいたします。「権不十年」とは、最近出版された前熊本県知事 細川護煕がNHKで放送され、好評のゆえをもち、書物として出版されたものの題名であります。御存じのことと思いますが、細川氏は、熊本県知事に立候補されるに際し、首長は2期8年が限度であり、そのかわり、在任中は全力投球ということを公約され、その公約どおり、熊本県の発展に尽力され、多大の功績を残し、退任されたのであります。

 その書物の中で、「花に十日の紅なし。権は10年久しからず」とおっしゃっております。また、「首長職は駅伝のようなものだ。自分1人で最初から最後まで全区間走ってしまったら、駅伝は成り立たない。まだやり残したことがあるからといって、四選も五選もやる人がいるが、それはやり過ぎであろう。種をまく人、水をやる人、その花をめでる人、それぞれ役割があった方が」と言っておられます。

 また、出雲市長の岩國哲人氏も、多くの著書の中で、同様のことを述べておられ、多くの読者の共感を得ているとお聞きしますが、市長はこのことについていかがお考えでありましょう。

 最後に、多選についてどのような見解を持っておられるか。殊に首長についての多選についてお聞かせいただきたいと存じます。

 以上で第1回目の質問といたし、また答弁いかんによりましては、第2、第3質問をやらせていただきます。

 御清聴ありがとうございました。

     (38番 都築末二君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 大変御理解のある御発言とも受け取れますし、また鋭い指摘であるとも受け取れるわけでございますが、特に私から二つの問題のみに限りまして御答弁をさせていただきます。

 投票率の低いということに対して市長はどう思っておるかということでございます。これは、言いますと、残念でございますということでございますが、この投票率の低さというものが政治離れと単純に評価してもいいだろうか、こういう問題も見方によって違うわけでございます。ある意味におきましては、どの選挙を指定いたしましても、おおむね変わりがないんじゃないかという場合、これもまた投票率の低さにもつながりましょう。あるいは、投票数にふさわしい候補者がおらない、こういうことにつきましても、投票率の低下につながるでしょう。これは、おのおのの評価の度合いでございまして、私は一々これを云々とは申し上げませんが、特に投票率関係につきましては、選挙管理委員会が所管をされる問題でございますが、行政を担当する我々といたしましては、できるだけ投票率は上がっていただきたい、こういうことが原則でございます。

 それから、最後の多選に対してどう思うかということでございまして、これは私にお聞きになるということは、非常に私もいかにしてもお答えしにくいわけでございます。愛知県下におきましても、この間四選を果たしましたのが佐橋君でございますし、五選の人、あるいは五選を引き継ぐ人たちが今ずっと市長会にもおられるわけでございまして、こういう方々から見ますと、同じ市長会に属しておる私どもが、四選、五選を誹謗する、こういうことはでき得ない。むしろそれは、判断されるのはすべて有権者の皆さん方であるわけでございます。私は、都築さんのおっしゃいました権不十年も結構でございますし、それはあくまでも自戒の言葉であるわけでございまして、おのおの自分の将来を感じながら講ずるということは、おのおの自分の信念であるわけでございます。これらに対しまして、私の口から多選云々であるとか、多選とは何期目からと、こういうことを申し上げる機会でもなかろうと思うわけでございまして、これらを決せられるのはあくまで市民であろう、こういうことで御答弁にかえさせていただく次第でございます。

 以上。



○議長(岡村秀夫君) 市長公室長。



◎市長公室長(柴田徳長君) 2の (3)の陳情政治から計画、先取り政治へという中におきまして、おおむね三つの問題提起ではないかというふうに考えております。

 まず初めに、市長と話し合う会についてという御質問でございますが、御案内のとおり、市長と話し合う会は、市総代会連絡協議会におきまして、市民の声を直接行政に反映させようという趣旨のもとに行われております。したがいまして、話し合う会の取り回し等、これはすべて地区の総代会に一任してございまして、多くの方々の参加をいただいておるところでございます。

 その中にありまして、限られた時間でございますので、すべての方の御意見を伺う、こういうわけにはまいりませんので、質問要旨等、これを提出していただきまして、後で文書で回答を行っておるという方法をとっております。したがいまして、これらの御意見や要望、これは生の声として受けとめて、行政に反映してまいりたいと、このように考えております。

 次に、陳情についてという御質問でございますが、この陳情の中の一般論を申し上げますと、私どもとしましては、予算の計上時におきまして検討を重ねた上に計上しているわけでございます。当然のことながら、確定的な見通しのあるもの、それからまたは努力を必要とする、こういう事務事業がございまして、当該事業に対しまして十分な理解を得ることが必要でありまして、これらの観点から、陳情というものが行われるものと、このように理解しております。

 それから、長期ビジョンを持つことの関係でございますが、当然でございまして、行政を進めるにおいては必要でございます。本市におきましても、総合計画の中にありましても地域ビジョンを明示してございます。本年度からスタートいたしました第4次総合計画におきましても、地域割を実情に合わせて改めるなど、見直しを行っているところでございます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 総務部長。



◎総務部長(天野正彦君) 2番目の (1)の政策形成における幹部職員の役割ということでございまして、積極的に対応すべきであるではないかということでございます。確かに市の事務事業、市民サービスの充実だとか、市の施設の整備向上、こういったことで、市民ニーズも多岐多様になってきております。

 私個人の立場で申しますと、こういった政策形成についての参画でございますが、具体的には、予算編成の過程であろうというふうに思っております。この予算編成方針に従って政策を決定していくということでございますが、私の担当事務を通じて、その役割を果たしてきたというふうに私は思っております。

 この政策形成についての組織面でございますが、三役を初め幹部職員、中堅職員、それぞれの部署で、それぞれの役割に応じて計画に参加しておるというふうに思っております。それから、こういった幹部職員だけではなくて、新入職員の間におきましても、それぞれ組織内部の発意によりまして、提案等もございます。そうしたすぐれた提案等につきましては、やはりこういったものを取り上げていくというような考えでおります。例えば、エスカレーターの工事を今やっておるわけなんですが、これも現場の職員の意見、こういったものが反映されておるというようなことでございます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 38番 都築末二君。



◆38番(都築末二君) 市民政治の実現に向けてということで、私が地域的な偏重とか、あるいは人の偏りというような意味合いのことを指摘いたしたわけでありますが、そのことについてのお答えがはっきりしておりませんので、そのことをお聞きしたいと思います。

 それから、地方自治の原点というのは、先ほども申し上げましたように、市民に常に身も心も、そして顔も向いていなければならぬということは、市長も御認識をされておると思うんですが、これはさきの質問の中で出たことでもありますが、重なった質問になって恐縮でありますけれども、ことしの予算を、市民生活密着型予算、こういうことを非常に強調されておるわけであります。常に地方自治のあり方の基本として、市民に身も心も顔も向いていなければならぬということであるなら、常にこれは生活密着型予算でなければならぬと思うわけでありますが、そのことをいま一度確認させていただきたい。わかりやすく説明をしていただきたいというふうに思います。

 それから、地域偏重ということでありますけれども、具体的な市民の声を聞きますと、北に高く、東西南に低い、しかも北といっても、ある1点に重点が置かれておるのではないかという声さえ聞くわけでありますが、そのようなことを市長は耳にされておるかどうか。耳にされておるなら、そのことについての御見解も伺いたいと思うわけであります。

 それから、政策形成でありますが、ただいまの総務部長のお話でありますと、やはり予算に基づいて政策の方がやはりついてくるというようなニュアンスのお答えであったと思うんですが、私が申し上げたいのは、やはり自主財源が非常に高まっておるわけでありますし、その中で特に市税収入がこれに貢献しておるというふうに理解いたします。とりわけ事業所税、あるいは固定資産税の評価が高くなったというか、そういうものが実際には私は大きな部面を占めて、自主財源が高くなっておる要素だと思います。ですから、ただ予算に政策がついてこいというだけでなくて、むしろこういう政策を掲げるなら、その中で思い切った、時には公債費を高めてもやっていくと。前年比何%云々ということもありましょうが、それからやはり脱却する積極的な政策形成、また予算編成をする時代が来ておるのじゃないかと、そういうことを申し上げたいわけでありますので、総務部長の御意見としてはわかりますが、市長初め皆さんには、今私が申し上げておることをぜひ御理解いただいて、それが私はこれからの地方自治が確立され、3割自治と言われたことは、もう既に岡崎の場合は脱却しておると思うんですが、より市民に向いた政治の行われる大きな要素ではないかというふうに考えますので、さらに御見解がありましたら、お聞かせいただきたいというふうに思います。

 それから、陳情政治から計画政治、行政といいますか、そういうことを申し上げたわけでありますが、やはり今回特に、美術博物館のことについては、大変これは市民に不信を買っておるというふうに僕は思います。議会側としましても、つい1カ月ほど前までは、建設をするんだという姿勢の話を内々聞いておったわけでありますが、これを市民あるいは議会側から指摘をされたので、引っ込めてしまわれたんじゃないかという感じがいたしてならぬわけであります。

 そういう意味からいたしますと、これは事実上否定をされたといいますか、これはもしこのことが上程されておったなら、僕は否決されたというふうに、事実上否決をされた事項であろうと申し上げてもいいと思うんです。ですから、このことをもっとやはり大きく、重大に受けとめていただく必要がある。本当に、もっと計画性のある、そして地道な努力を、僕は事務サイドはされておったと思うんですが、だから、無念さの残っておられる職員もおられると僕は思いますが、より計画を持ってやっていく必要があるのではないかというふうに思いますので、前にも質問はあったわけでありますが、第2質問として、このことをいま一度お聞かせいただきたいというふうに思います。

 それから、多選についてでありますが、これは他の市でも四選、五選の市長はあるので、そのことをとやかくという市長の御答弁でございます。市長御自身は、もう出馬表明を事実上されたわけでありますので、そのことは理解をいたしますけれども、やはり、じゃ、前の選挙のときに、2回で市長職というのはやめるべきであろう、あるいは三選目には、これが最後だというようなことをおっしゃったことも、私自身も聞いておるわけでありますが、どのような状況の変化、人間でありますから、心境の変化といってしまえば、それまででありますし、権不十年についても、市長の、それはそれなりのその人の受けとめ方だ、こう言ってしまわれれば、それまででありますが、やはり公人として大衆の前でおっしゃったことが変わってしまうということは、やはり僕は政治不信の大きな原因になるのじゃないかというふうにも考えるわけであります。

 また、「権不十年」というのは、これは細川氏が書かれた著書の題名ではございますけれども、このもとは、朝鮮にやはり権不十年ということわざがあるそうであります。しかし、この「フ」の方は「腐」の字が朝鮮では言われておるそうでありまして、これではひど過ぎるということから、「不」にかえたということがその書物の中にもあるわけであります。やはり私は、長い権力というか、そういうものは、川の流れではありませんが、滞りができる、そこへ濁りも出る、そういう心配をいたしておるわけでありますので、もしそのことについてお答えがいただけるなら、お願いしたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) いわゆる北に厚しとか、地域偏重ということがございましたが、これは聞いております。これはどちらへ行っても聞きます。北の方へ行きましても、違う方が厚いじゃないかということを聞きます。南の方へ行くと聞きます。これは、十分私どもよりも議員の皆さん方が、地域におきます予算配分の年度別の集計を見ていただきますと、明確に答えが出ておるはずでございまして、あえて申し上げません。これは、議会の御議決を得て進めさせていただいたことでございまして、私どもの責任ということで御追及なさるということに対しましては、むしろ私は御答弁のしようがないわけでございます。

 それから、予算の特徴に対しては、さきにお答えしたとおりでございます。これは、各年度におきまして、今度は工場誘致、産業の活性化をしようじゃないか、こういうことにしましても、産業のみでなくて、特徴としてはこういうことであるということでございまして、釈迦に説法であろうと思うわけでございまして、あえて申し上げません。

 それから、陳情政治ということでございますが、これは我々も実は困るわけでございまして、議会の皆さん方からの御陳情もありますし、あるいは私は、都築議員御承知かもしれませんが、当選させていただきました2年間、特に道路の舗装、側溝等は、陳情でなくて、担当部局の計画でやれという、今都築さんがおっしゃったとおりのことを施策させていただいたわけでございます。ところが、2年間のうちに、たしか4件訴訟に近い関係が出てきたわけでございます。そういうことから、またこれも、当時議会ともお話をさせていただきまして、偉そうに陳情ということでなくて、理解をさせていただく、あるいはやってよろしい、こういう意味で、そういう団体の申し出を受けましょう。私は、陳情があるたびにこういうことを申し上げておるわけでございまして、それは一長一短があろうと思いますが、そういうことでございます。

 それから、権不十年に含めましての私の云々ということでございますが、これはあくまでも、何か都築さんが、2回目にやめると言った、3回目にやめると言ったとおっしゃいますが、これはやはり、我々もあなた方もともに、公約というものは、公選上におきますところで申し上げることしかできないわけでございます。気持ちの上におきましては、友人にはいろんなことを言ったこともございましょうし、しかしそれを選んでいただくのはあくまでも市民でございまして、こういうことを中心にしながらきたということのみでございます。御了承願いたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 総務部長。



◎総務部長(天野正彦君) 政策形成について再度のお尋ねでございます。予算に政策の方がついてくるではないかという御指摘でございます。確かに、赤字になりそうな、財政が逼迫したときでございますと、「入りをはかって出るを制する」というようなことで、どうしても財政主導型ということになるわけなんですが、確かに地方財政、厳しいわけなんですが、市税も順調に伸びてまいっております。実施計画等、こうした政策を主体に予算を編成しておるということでございまして、私も政策主導型の予算でということで、予算編成のときも、そういった気持ちで予算を編成しておるということですので、御理解いただきたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 38番 都築末二君。



◆38番(都築末二君) 先ほど市長公室長の答弁があったわけですが、市民参加ということでありますけれども、これもたしか代表質問の中で出たことではありますが、いわゆる審議会だとか委員会というものがございますが、私は、これも大きな市民参加だというふうに理解をします。

 非常に偏りがあるという現状を聞いておるわけでありまして、お1人の方で十幾つもやっていらっしゃる方があるとか、あるいは地域的に、その人物云々ということではないわけでありますけれども、偏りが出ておったり、そういう現実があるというふうに承知をしておりますが、そのことをいま一度お答えいただきたいというふうに思います。

 それと、市長と話し合う会、これは今おっしゃったように、総代会にというか、地元の方にお任せして運営しておられるということでありましょうが、余りにも形骸化しておるのではないか。質問事項も、常日ごろそういう代表の方が市の皆さんと話を交わしておられることを意見として出されて、それを決まったような形の返事をしていらっしゃる。それから、出席をしておる皆さんにしましても、一般の市民の方の、これももしわかりましたら、聞かせていただき……。一般市民とそうでないという区別は難しいかもわかりませんが、いわゆる肩書を持っていらっしゃる方がほとんどの出席のように私思うんです。そうでない、何もなさっていらっしゃらない、いわゆる勤労市民だとか、あるいは農業をやっていらっしゃる皆さん、あるいは子供さんが学校へ通っていらっしゃる保護者の皆さん、そういう方の出やすいような形、そういうものが僕は本当の生きた市長と話し合う会ではないか。その中から出てくるものがまさに市民の声であって、その一つでも二つでも取り上げて、上げていくということが、納得のいく市政につながっていくというふうに考えますが、その点についてお答えをいただきたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 市長公室長。



◎市長公室長(柴田徳長君) お話の中で、審議会、委員会等について偏りがあるではないかというお尋ねでございますが、御案内のとおり、審議会、委員会等は、たしか33機関ございます。数字はきのう申し上げましたとおりでございますが、その中にありまして、いわゆる専門的なもの、それから一般的なもの、専門的なものにつきましては、御案内のとおり、学識経験者、有識者、これら等で、その中から選考させていただく。一般的なものというのは、いわゆる通常の常識の範囲といいますか、そういう中において目的が達成される、こういうとらえ方の中において選考しておるわけでございまして、これは当然、本来の行政委員とその他審議会等ございますが、これらにつきましては、我々も各セクションにこういうものはわたっております。

 そこで、いわゆる地域性、年齢、こういうものを考えながら選考してほしいということをかねがね言っておるわけでございます。したがいまして、それと充て職といいますか、団体の長、こういうものがございますし、多くの考え方、その目的を達成するための範囲というのがございまして、常にそういうことを念頭に置いて、選考ということに当たっております。

 それから、市長と話し合う会の出席、一般市民が、いわゆる肩書のある人とそうでない方が参加した中の区別ができるかというお話でございますが、このような集計は、とったことがございません。これはあくまで、先ほど申しましたように、総代会の方へ任してございまして、ある地域におきましては、全くフリーということもございます。したがいまして、すべてがこういうものではないというふうに私は考えております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 38番 都築末二君。



◆38番(都築末二君) 計画行政ということで、美術博物館のことについてかなり厳しい表現を申し上げたわけですが、そのことについてお答えいただけたらありがたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 教育次長。



◎教育次長(大塚希夫君) この4年度に予算見送りにつきましては、今議会でも御質問がございましたわけでございますが、我々といたしましては、美術館、博物館の建設につきましては、調査検討委員会とか建設推進委員会の御提言を尊重しながら進めてまいったところでございますが、文化諸団体等に対しまして、私どもの方も説明の不足とか、それから御意見を拝聴する点に欠けたということで、深く反省しておるわけでございます。これら含めまして、今後これからの皆さん方の御意見等を十分お聞きしながら事業を進めたいということで、4年度予算は計上を見送らせていただいたという経緯でございますので、ひとつ御理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 38番 都築末二君。



◆38番(都築末二君) ちょっと御理解しかねますけれども、これ以上申し上げても、事務当局ではお困りになると思いますので、あえて申し上げませんが、私は、先ほど申し上げたように、事実上これは否決をされたに等しい事柄ではないかということを申し上げたいと思います。もしこのことについて反論があられましたら、言っていただけばよろしいわけでありますが、いずれにいたしましても、冒頭に申し上げましたように、市税収入が高まってきておって、それだけに市民の目は一面厳しいし、そのことがなされないとするなら、政治離れ、あるいは行政に対する不信感が募っていくという、極めて厳しい時代を私は迎えておるというふうに理解をいたしますので、そういうことを十分心して今後の市政運営に当たっていく必要がある、このことを申し上げて、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 大変ありがとうございました。

 ただ、都築議員さんが、美術博物館に対しましては、いわゆる否決をされると、こうおっしゃいましたが、これはいわゆる否決をされるようなものを出さないということも私の気持ちでございますし、そういう意味におきまして、私はあえて議会から否決されるから提案を引っ込めたということでなくて、あくまで多くの理解を求めるために提案を引っ込めさせていただいた、こういうことにさせていただきたいと思っております。これでございませんと、1年間もおくれてしまう関係になってこようと思いますし、せっかくの国費がついたものも、使えなくなってくるわけでございまして、微妙な時期でございますから、私はそういうようにもたせていただきたいと思っております。

 それから、いろいろ申されましたが、市長と話し合う会等、あるいは今後の新しいアイデアを取り入れていけと、こういう御注意と御激励を賜ったわけでございまして、これに対しまして一生懸命に進ませていただきたいということを御答弁にかえさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(岡村秀夫君) 暫時、休憩いたします。

             午前10時45分休憩

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△徳田孟議員の質問

             午前10時56分再開



○議長(岡村秀夫君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

 1番 徳田 孟君。

     (1番 徳田 孟君 登壇)



◆1番(徳田孟君) 通告に従い質問をいたしますので、誠意ある答弁をお願いしたいと思います。

 第1に、選挙の民主化と清潔な選挙について質問いたします。

 ことしは、岡崎市は選挙の年になります。7月の参議院選挙、8月の市長選挙、そして10月の市議選と、連続的に選挙が予定されております。衆参ダブル選挙も一部では取りざたされております。選挙となると、市民が思い起こすのは、選挙違反事件であります。岡崎においては、1980年と90年に2度の大がかりな選挙違反事件を引き起こしました。それは、市民のひんしゅくと怒りを買い、市や市議会の名誉を著しく傷つけました。10年間に2度も大がかりな選挙違反事件を起こした市は、全国でも例がないでしょう。市議会刷新のための一昨年の市議補選では、ある程度自粛された選挙が行われたと思いますが、ことしの選挙が試金石だと思います。

 そこで、お聞きしたいと思います。同じような選挙違反事件で昨年9月補欠選挙を行った西尾市では、選挙管理委員会が、飲み食い選挙や町内会ぐるみの選挙追放ということで、選挙浄化に向けて幾つかの新しい試みを行いました。

 一つ、選挙事務長、出納責任者を集めて、選挙運動や収支報告書についてわかりやすく書かれた本を配り、説明会を開催する。

 二つ、告示日以降、選挙事務所に「酒や食事のもてなしはやっていません」という内容の看板の設置を求める。

 三つ、町内会長に対し、町内会で日時を決めての食事の世話などをやめる決議を出すよう文書を送る。

 四つ、有権者には、選挙違反の具体的事例を書いた文書を配る等のことを行い、これまでとは打って違った選挙戦が行われました。

 昨年9月の議会で、鈴木雅美議員の質問に対して選管書記長は、「積極的な啓発活動を展開したことを評価する。参考になるものは参考にさせていただく」と答弁しておられますが、私はこの方式を積極的に取り入れるべきだと考えますが、いかがでしょうか。

 次に、選挙の民主化についてであります。一昨年の12月議会で、有権者の皆さんに公正な判断材料を与えるために、選挙公報を発行してほしいと私が質問いたしました。これに対して、「今後の研究課題にしたい」との答弁がありました。また、今議会でも鈴木雅美議員から質問があり、「できれば出したいという気持ちを持っているが、印刷業者とも相談したが、岡崎市では難しい」との答弁がありました。

 しかし、1週間と選挙期間が短く、厳しいことは理解できますが、他の市が行っているように、取り組みを工夫し、配布方法を新聞折り込みにすれば可能だと思いますが、いかがでしょうか。

 第2に、福祉のまちづくりについて質問いたします。

 ことしは、完全参加と平等をうたった国際障害者年の最終年になります。最終年にふさわしい施策を行政は行ってほしいと考えます。障害者は、移動と住宅と働く場の三つの問題がクリアできれば、社会で力が発揮できると言われております。健常者、障害者の違いはあっても、同じ人間として、職場でも、学校でも、地域でも、ともに手を携えて生きていくことが望まれます。

  (1)車いすで歩けるまちづくりについて質問いたします。最近町の中で、段差をなくしたり、スロープ、手すり、障害者用トイレ、エレベーター等が目につくようになってまいりました。

 そこで、お聞きいたします。この1年間、岡崎市としてどういう対応をなされてきたか、具体的にお伺いしたいと思います。

 また、民間での設置状況はどうかもお聞きしたいと思います。

 また、障害者や老人などが自由に町を歩けるように、岡崎市全体に設置できるよう、町田市などで制定されております福祉環境整備要綱を検討する気はないかどうか、伺いたいと思います。

  (2)は、車いすの人たち向けの市営住宅建設についてであります。障害者が家を借りるのは大変なことで、何軒も何軒も不動産屋、家主に断られて、半年や1年がかりでやっと見つけるのが実態だそうです。その上、民間だと家賃も高いし、また障害者が使えるように部屋を改造しなければなりません。高齢者向けと同じように、車いすの人たち向けの住宅をつくる気はないかどうか、お尋ねいたします。

  (3)障害者の働く場についてです。最近の新聞に、障害者の雇用がなかなか進まないと書かれております。労働省も、雇用拡大を図るため、障害者雇用促進法改正案を今国会に提出することを決めたそうです。91年6月現在で障害者雇用率は、一般企業で1.32%と、法定雇用率 1.6%にはまだまだ遠く、逆に未達成企業の割合は48.2%と、前年よりふえている現状であります。中でも、従業員 1,000人以上の大企業では、未達成企業が82.1%も占め、雇用停滞の最大の要因ともなっております。昨年3月現在で、就職を希望したが、機会に恵まれない障害者の人たちは全国で5万 4,200人いると言われております。

 そこで、お聞きしたいと思います。岡崎における民間企業での雇用状況はどうなっているのか、民間企業に就職できない人に必要な授産施設の件数、入所数、仕事内容はどうなっているか、お尋ねいたします。

 第3は、学校5日制について質問いたします。

 文部省は、学校5日制の是非を検討するため、全国68の幼稚園、小中学校、特殊学校を実験校に指定し、90年4月から5日制の試行を行ってまいりましたが、ことしの2学期から全国の公立学校全校で月に1回、第2土曜日を休みにすることを決定いたしました。実験校では当初、学力低下になる、月曜から金曜日までの負担が重くなる、塾通いが多くなる、非行化するなどの反対意見が多くありましたが、文部省が実験校の父母に調査したところ、試行開始前と比べて反対論が急減し、賛成が8割近くになったと新聞は報道しております。

 朝日新聞の社説は、「教育、6日制ではいけない」との見出しで、大人にとっての週休2日制は仕事を2日休むこと、子供にとっての学校5日制は、いわゆる教育を2日休むということである。パソコンもよし、漫画もよし、遊びもよし、物思いもよし、自由な発想で自由に使える自分のための時間なのだ。それが5日制の意義でもあると書いております。こういう視点で5日制を前向きに受けとめ、条件整備を行いながら、段階的に休みの回数をふやしていくべきだと考えますが、いかがでしょうか。

 また、岡崎においても、2学期、3学期にそれぞれ1日ずつ行いました臨時学校休業日の結果について御報告をお願いしたいと思います。

 以上で1回目の質問を終わります。

     (1番 徳田 孟君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 総務部長。



◎総務部長(天野正彦君) 1番の選挙の民主化と清潔な選挙についてということで、これにつきましても、選挙管理委員会の書記長という立場でお答え申し上げたいと思います。

 第1点は、選挙違反のないようなクリーンな選挙をということで、お隣の市の例を上げられまして、選管の対応ということでございます。私どもも、日ごろからこうした選挙の啓発ということで努力をしておるわけでございまして、御質問の中にもございましたように、一昨年の補欠選挙、それぞれ自粛して選挙をやられたというふうに私の方は理解をいたしております。

 他市でも、いろいろこうしたことの啓発等をしてございます。前にもお答えしましたとおり、クリーンな選挙のために、どういったことができるか検討いたしまして、積極的にこうした啓発をしていきたいというふうに思っております。

 これは、私の方からむしろお願いということですが、やはり候補者になられる皆様方も公職選挙法の趣旨をよく御理解いただきまして、清潔な選挙ができるように御努力をいただきたいということでございます。

 「選良」という言葉がございます。これはよく代議士等に使われる言葉だというふうに私理解しておりますが、やはり選挙で選ばれた皆さん方はすべて選良だというふうに理解しておりますので、よろしくお願いしたいというふうに思っております。

 それから、選挙公報でございます。これにつきましては、鈴木雅美議員からも御質問がございました。前回徳田議員からも御質問がございまして、昨年、それからことしの初め、予算に計上できないかということで、業者等を呼びまして検討いたしました。見積もりもとりましたが、やはり期間的なことということで、当初予算では見送りをさせていただいたということですが、選挙管理委員会といたしましても、やはり選挙公報、こういったものが好ましいということでございますので、できる限りの研究をしてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 福祉部長。



◎福祉部長(鈴木清君) 大きい2番目、福祉のまちづくりについて、 (1)車いすで歩けるまちづくりでございます。車いすを利用する障害者の方が利用しやすいまちづくりとするために、本市においては、車いすトイレの設置や歩道の段差解消など、施策を公共施策については進めているところでございます。平成3年度におきましては、岡崎車いすガイドマップの第2版をボランティアグループの方の協力のもとで現在作成中でございます。市庁舎においても、玄関ドアの自動化やエスカレーターの設置もその一つでありまして、現在建設計画中の福祉会館についても、同様に障害者の方の使いやすい設備をするように計画をいたしております。

 最近建設した施設につきましては、高年者センター岡崎、花園生きがいセンター、授産施設ののぞみの家などは福祉施設でございますので、これはもとより行っておりますが、そのほか中央総合公園内の各施設や名鉄本宿駅のエレベーターの設置、JR岡崎駅などの施設は、障害者の方のための設備をいたしております。

 また、福祉環境整備要綱についてはどうかというお尋ねでございますが、これにつきましては、他市の要綱の設置状況を参考にしながら、今後の課題として研究させていただきたいと思うわけでございます。

 民間施設についてはどうかというお尋ねでございますが、ちょっと私どもで把握いたしておりません。車いすガイドマップ第2版の作成を現在しておりますので、それを見ながら、今後対応を考えてまいりたいというふうに思います。もちろん、今後こうした趣旨の理解を求めながら、民間の施設についても、障害者の方の利用しやすい設備を設置いただくように積極的に協力をお願いしてまいりたいと思うわけでございます。

 次に、 (3)の障害者の働く場でございます。その中の授産施設はどうなっているかということでございまして、現在授産施設は、市が設置しておるのが2施設、民間社会福祉法人が1施設、それから小規模授産施設は1施設、計4施設でございまして、現在 115名の方が授産施設に通っておるところでございます。

 まず、仕事の内容でございますが、福祉の村の希望の家、のぞみの家におきましては、花火の袋詰めとか、計量器や自動車、家庭電化製品等の各部品の組み立てなどを行っております。それから、くろまつのさとでは、自動車の部品、シール張りとかさをり織り、そういうような業務を行っております。それから、くず入れづくり、そういうものを行っております。愛恵協会では、やはりOA機器とか家電の部品の組み立て、あるいはニット製品を扱っておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 建設部長。



◎建設部長(矢野孝君) 2番、 (2)の障害者、高齢者向け市営住宅建設についての中で、特に障害者の方への対応でございますが、障害者の方が市営住宅への入居を御希望されますと、その方の御要望をお聞きいたしまして、その状態に合わせまして住宅を改造いたしまして、入居いただいておるところでございます。今後でも、このような方法で御希望におこたえできるかとは思いますが、例えば天神荘のように、建てかえます団地の中に既に身障者の方がお住まいでございますと、これは当然当初から建設を考えさせていただいたらというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 経済部長。



◎経済部長(山田銀作君) 2番の (3)で、障害者の働く場というタイトルの中の障害者の雇用状況についてのお尋ねでございますが、平成3年の6月1日現在の岡崎公共職業安定所における調査によりますと、管内における国が定める身体障害者雇用率 1.6%が適用されます民間企業は81社ございまして、そこに雇用されている障害者の数は 316人となっております。実雇用率でございますが、1.61%となっており、全体では雇用率を達成しておりますが、障害者雇用率 1.6%に達していないという企業が81社中33社ありました。

 なお、雇用状況を企業規模で見ますと、実雇用率は 299人以下の規模が最も高く、 300人以上の規模が低いというデータが出ております。特に 500人から 999人の規模での雇用率が最も低いという状態でございます。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 教育委員会指導部長。



◎教育委員会指導部長(岩月健君) 大きい3番の学校5日制についてお答えしたいと思います。

 この問題につきましては、鳩山文部大臣は、完全実施までには10年ぐらいかかるのであろうという見通しを述べているという報道がございまして、段階的に考えていく問題になるかと思います。

 先ほどお尋ねがありました私どもが行いました学校休業日の実態でございますが、まだ十分把握をしていないわけでありますが、全校 900人ほどの小学校の子供の当日の様子を一部お話しいたしたいと思います。家族と一緒にいたという子供が42%、家族で旅行に行ったという子供が17%、家族で親戚の家へ行ったという子供が7%、これら合わせますと66%が家族とともに過ごしているということでございまして、私どもが望んでおりました家族触れ合いの日というねらいは達せられておるのではないかというふうに把握しております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 1番 徳田 孟君。



◆1番(徳田孟君) それぞれ答弁をしていただきました。第2番目の質問をしたいと思います。

 まず、清潔な選挙についてなんですけれども、投票する場合に、これはある面では当たり前なことなんですけれども、やっぱり地縁だとか血縁だとか、物とか金とか、そういうことには左右されずに、自分自身の自由な意思に基づいて投票するのが選挙だと思うんです。

 その場合に、今までも問題になってきましたけれども、町内会だとか学区の推薦という問題があると思うんです。やっぱり町内会、学区の推薦があれば、当然選挙でそういうぐるみ選挙というような問題も出てくると思うし、その町内に住んでいる人から見れば、自分の意思に反した行動もやらざるを得ないと、そういうことがあると思います。実際県議選の中でも、自分の意思に反して、炊き出しだとか個人演説会に参加したり、また後援会の加入申込書を持って町内を回ったり、そういうことがあったと聞いております。その辺の町内会、学区の推薦とか、そういうぐるみ選挙についてどういうふうに考えられているのか、ちょっと御答弁いただきたいと思います。

 それから、選挙公報についてなんですけれども、今選管の書記長は、選挙公報というのは好ましいことだと、できる限り研究してまいりたいというふうな答弁をいただいたわけですけれども、愛知県で岡崎と人口が似通っている春日井市に行ってきました。ここは人口27万人で、議会の定数が40名、大体立候補者は45人ほどが立候補されるそうです。ここは公報を出しているわけですね。経過も聞いたんですけれども、昭和57年に掲示板条例をつくるときに、ポスターの枚数が減るから、公営でやる以上は、別のところでフォローしていかなければならないということで、掲示板条例と同時に選挙公報条例も抱き合わせでつくられたというような経過があるそうです。

 やり方としては、候補者となる人に事前に原稿用紙を配付して、事前審査のときに同じように提出してもらう。あらかじめ校正もしておく。日曜日から選挙が始まりますから、大体月曜日から3日間で印刷する。木曜日に納品してもらって、新聞店に持っていって、金曜日に配布する。市長選の場合は、数が少ないそうですから、木曜日には新聞折り込みができるそうです。折り込み新聞としては、中日新聞、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、中部経済新聞、日経新聞と、できるだけ多くの新聞に入れるようにしているそうです。もちろん公共施設にも置いていくと。それから、新聞を購読していない世帯を事前に把握して、そこには郵送で送ると、そういう手はずもやられているそうです。今までもそういうやり方でやってきて苦情はなかったと、そういうふうに聞いております。確かに時間的にはきついと、そういうことだと思うんです。

 それから僕は、町田と藤沢に一般行政視察で行ってきました。ここも大体人口35万人ですね。どちらも選挙公報は出しております。やっぱり配布の仕方は新聞折り込みですね。

 そういうことで、今選管の書記長は、研究してまいりたいということを言われたんですけれども、ぜひとも他都市のそういう実施しているところの状況を把握していただいて、前向きに実施ができるように検討していただきたいと思います。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 総務部長。



◎総務部長(天野正彦君) 1の選挙の民主化と清潔な選挙についての再質問ということで、一つはぐるみ選挙、町内会ということでございます。ただ、町内会、これは自主的な団体ということでございますので、選管がどうのこうのということは言えないわけなんですが、ただ、町内会の中にもいろいろな考えを持った方、思想を持った方がおられます。現にこうした学区推薦というようなビラ等も選管の方に照会が来ております。そうした場合には、そういった言葉が入らないような指導はしておるということでございます。

 それから、選挙公報の関係ですが、春日井市の例を出されてのお尋ねでございます。私どもも検討いたしましたのは、やはり新聞折り込みということを前提に検討したわけでございまして、やはり原稿も公職選挙法で言われておる期限よりも約1週間前に原稿を集めて、で、どうかという検討をしたということでございます。

 ただ、春日井市と岡崎市ですが、人口は先ほどおっしゃられましたように岡崎31万の春日井27万、ちょっと切れるぐらいですかね。余り違わないわけなんですが、市域が岡崎と春日井の場合ですと、約 2.5倍ございます。それから、事業所等も岡崎がかなり多いということで、こうした新聞折り込みということになりますと、やはりそういったところへも配布されるだろうということで、選挙公報の枚数等がかなりふえてくるというふうに思っております。

 それと、春日井の場合ですと、選挙期間が10日間のときから始めておったというようなことで、ある程度ノーハウがあったわけなんです。それと、聞いてみますと、春日井市の印刷所、名古屋でも春日井市に寄った方にあるということで、比較的印刷所も春日井市と近いところにあるということで、私どもも市内の業者は御辞退されましたものですから、市外の業者と検討したわけなんですが、やはりそうした距離的なこと、こういったことがございまして、当初予算に計上できなかったということですが、先ほど申し上げましたように、十分研究してまいりたいということでございますので、御理解いただきたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) ほとんど徳田議員さんの御質問に対しましてはお答えさせていただきましたようでございますから、私から特になかろうと思うわけでございますが、福祉のまちづくりにつきまして、これらに対しましては、ずっと三つの要項を列挙しておられるわけでございまして、そのとおりでございますが、本当に福祉関係も具体化しますと、なかなか難しい問題でございます。

 私も余り知らなかったわけでございますが、車いすを使われる方と目の不自由な方というのは、道路に対する要望が全く逆であるようでございます。目の不自由な方は、実は階段の道路というのは一番安全で、一番安心して通れる道路である、いわゆる段々になっておる、同じ等間隔の段々であって、しかも人が来ない、車が来ない、一番安心して通れるのが階段なんだと。ところが、車いすになってまいりますと、全く逆になるわけでございます。

 こういうことを考え合わせながら、本当に私どもといたしましても、今御指摘のあったような問題と、同時に耳の不自由だとか、各所の障害に対応するところの人たちに対しまして、御満足ということまでは私はよう言い切りませんが、少なくとも配慮しておってくれる、こういうことが肌をもって知っていただけるような園地つくり、こういうことに対しまして、なかんずくいわゆる市内のメーンの観光地であるとか、中央総合公園等には採用していきたい。それを基準に考えてくれ、こういうことも指示しておるということも私から御答弁させていただくわけでございます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 1番 徳田 孟君。



◆1番(徳田孟君) 公報については、ぜひとも前向きに検討していただきたいと思います。

 2番目の福祉のまちづくりについて質問させてもらいたいと思います。

 要項についてなんですけれども、他市の状況を見ながら、今後の課題としたいというような答弁をしていただいたんですけれども、今市長も言われたように、市としては公共施設は随分そういう配慮がなされていると思うんです。でも、実際障害者の人たちが町に出ると、病院もあれば、スーパーもあれば、喫茶店もあれば、映画館もあれば、銀行もあれば、いろんな公共施設を使わなければいけないわけです。そういう場合に、やっぱり民間の方にも協力していただかないと、本当の車いすで歩けるようなまちづくりというのはできないと思うんです。

 そういうことで、町田だとかそういうところで要項がつくられたと思うんです。町田なんかの例を見ると、平成2年で協議の件数は1年間で 455件あるわけです。共同住宅が 289件、店舗47件、施設26件、事務所25件、学校9件、寺院1件、雑4件、エレベーター54件と、こういうことで、町田の場合も、初めの場合は20件とか30件と少なかったんですけれども、だんだん要項が厳しくなって、こういうふうにふえてきたと思うんです。すぐに要項をつくるとか、そういうことは難しいと思うんですけれども、とりあえずは民間に対する働きかけというか、そういうことを何らかの形でできないものか、その辺についてお答え願いたいと思います。

 また、要項についても、ぜひとも前向きに検討していただきたいと思います。

 それから、障害者向けの住宅についてなんですけれども、今までも障害者が入居されると、改造して入居してもらっていたと。今度つくる天神荘についても、そういう障害者がおられるから、考慮していきたいという答弁でした。

 それと同時に、例えば僕は豊田に行ってきたんですけれども、豊田市では、去年の2月に中根住宅という住宅を新しく建てかえて、そこは48戸だそうです。3棟あって、1棟に1戸ずつ、1階の一番端の方にスロープだとかトイレとか手すりとか、調理台を低くしたり、そういう障害者向けの住宅をあらかじめ初めからつくったそうです。これは初めての企画ということで、今からも建てかえの中で福祉というものを考えていきたいということを担当者の方は言われておったんですけれども、岡崎市においてこういうやり方、その辺を検討されるおつもりはないか、お答え願いたいと思います。

 それから、3番目の障害者の働く場ということで、岡崎市の場合、民間企業の場合、一応法定基準を達しておると、そういうことを答弁されたわけですけれども、まだまだ先ほどの答弁の中でも、81社中33社が達成できていないと、そういうような答弁がありました。この辺のいろいろ理由はあると思うんですけれども、やっぱりその辺が雇用できないネックになっているところは何か、わかったら教えてもらいたいと思いますし、また、市としても、雇用率を上げるためにどういうような働きかけを行われているか。これは一番の当事者は職安だとか労働基準監督署だと思うんですけれども、その辺についてちょっとお伺いしたいと思います。

 それから、障害者、高齢者の働く場ということで、福祉の村の中には精薄者の授産施設希望の家と、今度またのぞみの家ができたわけですけれども、身体障害者の授産施設を岡崎市として建設する気があるかどうか、その辺についてお聞きしたいと思います。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 福祉部長。



◎福祉部長(鈴木清君) 最初の要項づくりはどうかというお尋ねでございます。町田市でそういう要項をつくってみえるというお話をお聞きしました。先ほどもお答え申し上げたとおり、今後の課題として研究させていただくということでございますが、現段階では、障害者団体とか、あるいはボランティア団体の方々との話し合いの中で、民間の方にも協力していただくような依頼とか働きかけが必要であると思いますので、今後広報とかチラシ等に基づきまして、協力の要請などを強力に働きかけをしてまいりたいというふうに思います。

 それから、市立の授産所の計画があるかということでございますが、現在は御案内のように、福祉の村では精神薄弱者の授産施設、二つ目をつくりまして、現在50人定員のところを29名というところでございますので、そこの施設はまだまだ余裕がございます。ということでございますが、身体障害者の授産施設につきましては、現在愛恵協会で行っておられますので、今後実際の需要の状況とか希望、要望とか、そういうものを、障害者団体等の意向も聞きながら、必要性について協議をしてまいりたいというところでございます。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 建設部長。



◎建設部長(矢野孝君) 障害者向け住宅の件でございますが、これは現在、建てかえます住宅にそのような方がお見えになる、ならぬというんじゃなくて、一般的に建てかえする場合に、先行してつくったらどうかということでございます。そういたしますと、例えば入居の御希望がない場合には、その部屋があいてしまうということになるかと思います。豊田の例でもたしか、私の方で聞きましたところでは、4戸つくって、現在2戸空き室になっておるというようなこともあるわけでございまして、今後つくるならば、事前に需要といいますか、御希望というようなことを確かめてつくりませんと、せっかくつくっても空き室になるというようなことの懸念もございますので、事前に御要望、需要というものを確かめるというようなことを検討してみたいというふうには思います。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 経済部長。



◎経済部長(山田銀作君) 障害者雇用率の 1.6に達していない企業が81社中33社があるが、原因は何であるかという御質問でございますが、この件につきましては、専門としております岡崎公共職業安定所が雇用指導官を配置しまして、専門にPRに努めておるわけでございます。

 ちょっと具体的に私どもが原因を申し上げるわけにはいきませんが、現在職業安定所の障害者雇用についての事業所に対しての指導でございますが、法で定める雇用人員を達成しない事業所では納付金を徴収されまして、一方雇用人員を達成している企業は助成金が受けられるということで、いわゆるあめとむちによる国の施策による障害者の雇用が進められておるところでございます。近々また9月には、障害者雇用の推進月間が実施されまして、私ども本市といたしましても、職業安定所から依頼を受けまして、ポスターの掲載だとかパンフレットの配布だとか、また市政だよりの広報の掲載等で、事業所に対して障害者の雇用促進をされるように協力をしていこうということでございます。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 1番 徳田 孟君。



◆1番(徳田孟君) 民間に対するそういう施設の設置、それについては、広報、チラシ等で協力を呼びかけていきたいというような答弁があったんですけれども、ぜひその辺はお願いしたいと思いますし、要項づくりについても、ぜひとも前向きに検討していただきたいと思います。

 3番目の学校の5日制について再度質問をさせていただきたいと思います。

 今、5日制の実験校が68校あって、愛知県でも足助だとか春日井なんかで実験がやられてきたわけですね。その中で、僕自身もこの前、春日井の石尾台中学校という学校に行かせてもらって、少し意見を聞きました。これは、わずか短時間のことで、それだけで判断するというのはどうかとも思うんですけれども、一つの傾向は示していると思います。石尾台中学の場合は、高蔵寺のニュータウンの真ん中にある中学校で、 800名ぐらいの生徒がおります。その辺の2年間の経験についていろいろ伺ったんですけれども、子供たちは、そういう2日制の問題についても対応が早いし、80%ぐらいの人が賛成をしていると。子供たち自身がやっぱり変わってきたというか、計画性も持ってきたし、中には土曜日にボランティア活動をやる子も出てきたと。特に父兄から懸念されている学力とかについても、標準学力検査を見る限りは、影響は出ていないと。部活についても、試合結果というのは悪くないと。塾通いについても、余りふえてないと。そういうことで、その先生は、段階的にやっていけば、無理なく2日制というのは移行できるんじゃないか、そういうようなことを言われておりました。

 そういう点からも、もちろん新しいことをやる以上は、いろんな不安だとかあるわけですね。でも、やっぱり実際そういうことをことしの2学期から月1回やるわけですけれども、やりながら、いろいろ問題点だとか、対策とかを考えていくと、そういう前向きの姿勢でやっていった方がいいんじゃないかと思います。

 それから、先日の答弁で、今からそういう、9月からやっていかれる上で、検討委のようなものをつくっていったらどうかと思っているというような答弁があったんですけれども、もしその検討委の構成だとか、どういうようなことをやっていかれるかというところがわかれば、教えていただきたいと思います。

 それから、子供はそういう、すぐいろいろな受け皿づくりというようなことを考えられるわけですけれども、それを閉じ込めるというのはいけないと思うんですけれども、2日制になっていく上で、地域のスポーツだとか文化とか遊びの施設の充実というのはやっぱり必要になってくると思うんです。その辺についてどういうふうに考えられているのか、教えていただきたいと思います。

 それから、学校から地域だとか家庭に帰すわけですから、特に地域においては、そういう社会教育指導者というか、そういう人たちの養成が必要だと思うんですけれども、その辺について御答弁願いたいと思います。

 また特に、小学校の低学年、それと幼稚園もあると思うんですけれども、その辺については、どういうふうにされるのか。例えば、必ずしも親も2日制になっていないところもあるわけですね。そういうところでどういうような対応をしていくかということを考えた場合に、やっぱり学童保育所みたいなことが今から必要になってくるんじゃないかと思うんですけれども、その辺について、わかる範囲で結構ですから、答弁いただきたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 教育委員会指導部長。



◎教育委員会指導部長(岩月健君) 私ども、5日制に向けて準備をしていかなければならないということは当然でありまして、今のような問題につきまして検討委員会というようなものをつくって、皆さんのお知恵を拝借していかなければいけない。どんな方をお願いしたらということでありますが、議員がおっしゃったような立場の方、学識経験者、校長会、市P連、あるいは社会教育関係、社会体育関係、子供会、そういった子供の活動を支えておられる団体の方も含めて、会はつくっていかなければならないというふうに現在は考えております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 1番 徳田 孟君。



◆1番(徳田孟君) 以上で終わりたいと思います。ありがとうございました。



○議長(岡村秀夫君) 昼食のため、休憩いたします。

 再開は午後1時といたします。

             午前11時43分休憩

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△尾藤輝夫議員の質問

             午後1時1分再開



○議長(岡村秀夫君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

 17番 尾藤輝夫君。

     (17番 尾藤輝夫君 登壇)



◆17番(尾藤輝夫君) 今議会19人の質問者のうち18番目であります。きのうは大物を釣られてしまって、イワシを追っかけるということで頑張られた人がおりますが、そのイワシもいなくなってしまって、どうしようかと、丘へ上がって落ち穂拾いでもしようかと思いますが、しっかり頑張りますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、通告により質問します。

 学校5日制についてであります。先ほども触れられましたが、重ねてお尋ねいたします。

 日本人は働き過ぎという国際的批判のもとで、文部省の学校5日制協力者会議は2月20日、ことしの9月以降、毎月第2土曜日を一斉休日にするよう求める最終報告をまとめました。そして、これまでの答弁でも明らかにされましたが、市教委はその方向で準備を進めているところであります。

 岡崎の教育白書91年度版によれば、賛成は、教師の83.8%、子供たちが72.3%に対し、親は17.1%であります。教育をめぐる複雑な一断面と言えると思います。子供たちに行き届いた教育を保障し、先生方に人間らしい生活を保障する、こういうことは大変容易でないことを示していると思います。学校5日制を一日も早く実現するための正しい視点と取り組みが求められていると言えます。

 まず初めに、岡崎の教育白書の結果をどう見ているのか、お伺いいたします。

 2番目は、4月から小学校で全面実施の新学習指導要領が低学年の詰め込みを一層激しくするものであることは、これまでもたびたび指摘したところであります。学校5日制の実施は、矛盾をさらに激しくします。新学習指導要領の撤回は前提と言えます。市教委の見解を求めます。

 3点目は、現況では塾通いのふえることが確実視されております。塾のあり方も問題です。塾にも協力してもらわなければなりません。どのような対策をお持ちか、お示しください。

 最大の受け皿は家庭の条件です。4点目として、親が土曜休みでない子供の対策は不可欠であります。平日の学童保育さえ十分でない状況であります。どのような見解、対策をお持ちでしょうか、伺います。

 先ほどの答弁では、66%の子供たちが家族とともに過ごした、こういうことでありましたが、34%の子供はどのように過ごしたのか、お伺いいたします。ここが大切だと思います。

 5点目は、検討委員会を組織する、いろんな人で組織するということでありますが、学校と組合、PTAだけでなくて、学童保育や子供会、幼稚園、保育園、市民の中にある、子育てや教育にかかわってきた個人や団体で幅広く構成する、そういう方向のようでありますが、いま一度確認したいと思います。

 次に、改定通知表についてであります。

 来年度から実施の改定通知表の案が公表され、大きな関心事となっております。通知表は、子供たちの学力や発達保証のため、教師と父母が協力し合えるもの、親や子供の願いが反映されるものが望ましいと言われておるところであります。今回の改定の特徴は、相対評価から絶対評価にしたことであります。絶対評価は、すべての子供の基礎的学力、体力、情操を身につけさせるという公教育の目標から、できたか、できないか、どこまで到達したか、これをはっきりさせ、学力保証の上から、どのような指導が必要かを教師が考えるために、よい評価方法だと言われてきました。大きな改善ではありますが、若干の問題点も指摘されております。

 その一つは、複数の学習内容を一つの項目にはできないということであります。例えば、書くと話すが同じ欄になっているなどであります。単元ごとに、そして項目が多過ぎるようならば、本当に必要なものだけに精選することが必要だということであります。

 2点目は、絶対評価は客観性が不可欠であります。ところが、関心、意欲、態度といったはかりがたいものが最初に据えられ、知識理解は後回しになっていることであります。

 3点目は、これまで文部省は、指導要録の様式や記載方法等を通信簿にそのまま転用することはよくないと指導してきました。本来学校に任せられていた評価方法を統一するのでなく、学校の自主性を尊重すべきだと考えます。

 以上3点について見解を伺います。

 次に、登校拒否対策についてであります。

 市教委はこれまでに、平成2年度は 323名にも達している。年々増加の傾向にある。ハートピアや先生方の力量アップのため、事例研究の機会をつくっている。また、対策協議会をつくっての対応や、生徒指導主任を置いたり、対策の先生に勉強していただくなどの不登校児対策と、わかる授業、楽しい授業にして、触れ合いの学校づくりで不登校児を出さないようにするなどを示されました。いま少し具体的な説明をお願いします。

 1点は、登校拒否対策協議会がつくられましたが、協議会ではどのようなことが協議され、どのような対策を出したのか、伺います。

 2点目は、原因とか地域性、年齢などはどのような傾向なのか、特徴はあるのか、伺います。

 3点目は、不登校児を出さない学校づくりとのことでありますが、これまでとどのように変わったのか、どこをどのように変えようとしているのか、お示しいただきたいと思います。

 あわせて、12月市議会でお尋ねした岡統テストは、中学の1、2年生でありますが、不要ではないか。校長会で平均点を発表して、学校間競争をあおるのは好ましくない。プリント攻勢で子供を異常な夜型人間にしないでほしい。児童生徒、先生にゆとりをなどについては、その後どのようになっているのか、お伺いいたします。

 次に、消防について伺います。

 消防力整備の基本となる消防力の基準は、火災の予防、警備及び鎮圧並びに救急業務等を行うために必要な最小限の施設及び人員について定めたものとされております。ところが、本議会でも、西分署にはしご車の配備をしてほしい、このような要求が出ましたように、消防力の基準は満たされておりません。特に人員は、類似都市と比べて極端に不足しております。例えば、各車両ごとに決められた基準人員に対しては、前回の答弁で、ポンプ車は3ないし4人と、定員を割った状況での消防業務の状況が報告されました。過重な消防職員の勤務条件を緩和させるため、3部制が望ましいことは消防長も認めております。

 現在岡崎市は、1当務14時間15分でありますが、実際には24時間の拘束時間となっております。勤務を要しない休日を確実に保障するためには、3部制しかないと思います。消防力基準の充足、消防職員の増員のためには、当然財政問題も伴います。国に財源保障を要求するとともに、さしあたりは豊田、豊橋、春日井など、せめて類似都市並みへの努力をと考え、見解を伺います。

 消防団についてであります。消防団は、生計のための職につきながら、火災や水害等に当たって、時には身を挺して献身的な役割を果たしていただくなど、敬意を表する次第であります。

 ところで、消防団員は年々減少が続いているのが全国的傾向であります。理由は、常備力の強化、勤務形態や生活形態の変化、苦労に報いる報酬等の支給が極めて低い等々が指摘されております。

 1点目、岡崎市も、消防団員の処遇は極めて低い状態です。団員の報酬、手当などの現況と改善についての構想をお示しいただきたいと思います。

 2点目は、消防団員の入団者がない、補充ができない、やめられないという声が非常に多くあります。10年以上という人が随分います。現在の 1,777人は、改定して15年目を迎えております。学区や町の形態も変わりました。人口構成も変わりました。10年以上もやめられないところ、対象人口の密度が高く、一、二年で交代できるところなど、アンバランスです。6年たってもやめられない状態は解消すべきと考え、見解を伺います。

 退団者の年齢、特徴、若い人の多い団とそうでない団と、いろいろあるでしょうが、団員の年齢構成などもあわせてお伺いいたします。

 次に、生産緑地についてであります。

 内需拡大を迫るアメリカは、米の自由化と市街化区域内の農地の宅地並み課税を強く求め、それにこたえる形で生産緑地法と地方税法の括弧つきの改正が強行されましたことは、御承知のところであります。不備なままのスタートとなり、昨年9月政省令が発表されるまで、十分な理解もできないというひどさでした。今、市街化区域内農地の所有者は、生産緑地を選ぶかどうかの決断を迫られています。対応いかんによっては、近郊農業が崩壊の危機に瀕しかねません。単に農民の生存権の侵害という問題以上に、都市環境の悪化や防災対策などからも、基本計画の都市像、明るく、住みよい、豊かな岡崎づくりに重大な否定的影響をもたらすものとなります。

 決断を前に、関係者は何を迷っているのでしょうか。30年も拘束されてはとか、年齢や後継者のことを考えると、30年先まで農業を続ける自信がない。 500平方メートルも一ところにまとまっていない。そして、賃貸住宅や駐車場開発などが考えられております。実際には、 500平方メートル以下でも高度集約栽培で頑張っている農家もいます。その農地は認めないというのは不当です。農道や農業用水路、ビニールハウスや農機具の収納施設なども面積要件に含まれること、土地区画整理との関連、買い取りに対する価格、農業に従事することを不可能にさせる故障とは何かなどが明らかになり、現時点で高齢だとか、後継者がいないというのは、生産緑地指定の障害でないことも明らかになってきました。

 また、改正生産緑地法は、第2条の2で、「国及び地方公共団体は、都市における農地等の適正な保全を図ることにより、良好な都市環境の形成に資するよう努めなければならない。」と、市街化区域内農地の保全を都市計画制度に位置づけました。農水省も、それを裏づけるような方策を出しました。つまり、市街化区域内の農地をすべて宅地化しないのであります。道路のない、建築確認のおりない農地まで宅地並み課税するのは、全く不合理です。 500平方メートル未満の生産緑地の指定を受けられないのも、不合理です。そうした農地に対し、また市街化区域内の類似した土地に対し、前議会でも申し上げましたが、仮称ですが、営農緑地条例を制定し、助成保護のため、市独自の手立てを必要と考え、見解を伺います。

 次に、生産緑地申請についてであります。愛知県の申請率は、1月14日現在で17%、大阪は、昨年12月20日で42%、現在60%を目指しているとのことであります。岡崎市は、低い愛知の中でもさらに低い14%であります。宅地化して賃貸住宅にしても、高い固定資産税や建築費、金利をペイできるだけの採算がなかなかとれない。また、宅地化した場合は、相続税がすごい、億を超え、高いところでは定年まで働いても払い切れないところも試算されます。

 岡崎市は、昨年いち早く説明もした、申請は、追加もあるが、取り下げもあるということでありますが、実際は皆さん迷ってみえます。関係市民の悩みにこたえるような相談の機会を設ける必要があると思い、低過ぎる申請に対する市の評価と対応について伺います。

 行政機構については、割愛いたします。

     (17番 尾藤輝夫君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 教育委員会指導部長。



◎教育委員会指導部長(岩月健君) 1番、学校教育について、 (1)学校5日制につきましてお尋ねの点についてお答えいたしたいと思います。

 親の賛成17.1%ということでございますが、現在の社会情勢からいうと、大変困難な事態ではありますが、この5日制の意義を十分保護者の皆さんにも理解していただくように努めていかなければならないという一つの問題点というふうに把握しております。

 それから、学習指導要領の内容が変わっていないのにというお尋ねでございます。現在、俗にゆとりの時間と言っております週3時間の教科でない時間がございまして、それぞれいろいろな活動をしているわけでありますが、来年度に向けまして、それぞれの学校では、そのゆとりの時間、あるいは特別活動の時間を土曜日に設定して、学習に支障のないようにしようという工夫をしているようでございます。

 塾への対応でございますが、これは検討委員会等で学識経験者もお願いする予定でございますので、そこで御相談をしていただきたいというふうに思っております。

 それから、先ほどのデータでございますが、友達と遊んだという子供が25%でございます。それから、塾へ行ったという子供、これが5%、ひとりで家にいた、これが4%でございまして、それらの子供は、家でファミコンやテレビを見ておった、あるいは兄弟姉妹で過ごしたというような内容になっております。

 それから、検討委員会の構成メンバーでありますが、現在は、先ほどお話ししたような方にお願いしたいというふうに考えております。

 通知表についてであります。非常に専門的な内容を御研究されておりまして、びっくりしたわけでありますが、通知表につきましては、実は平成元年から評価委員会というものを構成しておりまして、先生方のお知恵をかりて研究を進めております。その研究の進め方でありますが、これは従来といいますか、現在使っている通知表の決定のされ方と全く変わらない手法で進めておりまして、従来も改定の必要があるときには、現在進めておりますように、評価委員会の先生方に原案をつくっていただき、そして試行したり、あるいはアンケートをとっていただいたりしてつくってきたものであります。私ども、そういう基本的な姿勢でいるわけであります。

 複数の観点につきまして、現在評価委員会の先生方はどのように考えておられるかといいますと、各学校、学年で学習指導要領書、各学年、内容を参考に、指導重点の押さえを明確にし、対処していただきたい。そして、各学校、学年ごとに重点指導単元を設定し、連絡文書、例えば学年通信などで保護者に知らせるとともに、その内容を中心に評価をするような手法があるのではないか。これは現在も行っているわけでありますが、そういったことで御父兄の理解を得たいと、そういうことでございます。

 それから、興味、関心という問題を一番初めに据えるということについてでありますが、やはり学習というのは、興味や関心というものを大変私ども大事にしておりまして、授業の初めでも、その授業の内容に興味、関心を持たせて授業の内容に入っていくということに苦心をしておるわけであります。

 絶対評価という中で、興味や関心をどのように評価するかということでございますが、これは先生方ふだんの子供たちの観察、あるいは記録などをとらえまして、評価ができ得るというふうに考えております。

 それから、指導要録との関係でございますが、これは最初にお話ししましたように、現行の通知表も関係を持たせながら作成しておるところであります。

 3番目に、登校拒否の問題でありますが、対策協議会の審議内容でございます。これ、大学の先生、あるいは専門医の先生、それから児童相談所の関係の方というような方で、それから現場の先生で構成しているわけでありますが、特に事例研究ということを大切にしておりまして、ハートピア岡崎での事例、あるいは先生方からいただいた事例を、経過を話しまして、どのような指導をするのが適切であるかというようなことを委員の先生から助言を受けるというのが主な内容でございます。

 それから、原因について、地域性などはどうかということでございますが、大規模校、必ずしも発生率が高いわけでございませんし、それから新興住宅地が高いということも言えません。よく言われておりますように、一人一人登校拒否の様子というのは違うんだと、そのとおりかと思います。

 ただ、北部の山間という表現がどうかと思うんですが、北部の小学校には比較的登校拒否の子供が少ないというのはデータがございます。

 それから、登校拒否を出さない学校ということで御質問でありますが、繰り返しておりますように、先生方がそういう子供を早期発見できるような、そういう力量を高める、経験を積んでいただいて、勉強していただいて、そうした子供へ温かい目が向けられる力量をつけるということ、あるいは学校へ来ることが楽しい、そういう場を一人一人の子供につくってやる、そういうことが何より必要ではないかというふうに思っております。

 岡統につきましてですが、議員おっしゃった中で、校長会で発表しておるということはございません。

 それから、プリントにつきまして、今回御指摘いただいた後、2月13日に1、2年生のまとめのテストを行いました。これにつきましては、適切な指導が行われたというふうに把握をしております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 消防長。



◎消防長(石川守君) お答えさせていただきます。

 まず初めに、消防力の基準の関係、3部制の関係につきましての御質問でございますので、順次御説明申し上げていきます。

 この消防力の基準は、ただいま議員さんおっしゃいましたように、市町村の消防に必要な施設、そして人員の一定基準が、自治省、消防庁から示されておるものでございまして、本市の消防力につきましては、化学消防車、救助工作車等の特殊車、そして救急車などにつきましては 100%、あるいはまた 100%以上の充足率でございます。そのほかのポンプ自動車、はしご自動車につきましては、70%から75%の充足率でございます。また、職員数につきましては、約55%が現況でございます。

 このような機械器具の不足、あるいは人員の不足につきましてはどうだと、こういうことでございますが、事務的な面におきましては、OA機器による事務の合理化を図っておるところでございまして、また消防活動面につきましては、所々周辺の火災時には救急隊も同時出動いたしまして、消防隊の支援をするというような内部努力とあわせまして、それぞれの地域の消防団との相互協力によりまして、消防活動に対しましては万全を期しているところでございます。

 また、これら機械器具の不足につきましては、今後の機械器具の配備等につきまして検討してまいりまして、この整備状況等につきましても、こうした消防力の基準に少しでも近づけるように、今後努力してまいりたいと思っております。

 また、人の関係につきましては、先ほども御説明申し上げましたような内部努力もいたしておりますけれども、現在消防本部の内部におきまして、現在の消防体制の見直しであるとか、あるいはまた2部制から3部制への勤務体制の移行など、いろいろ研究をいたしておるのが現状でございます。いずれにいたしましても、増員にかかわりますことでございますので、今後この問題につきましても慎重に研究をしてまいりたいと考えております。

 それから、消防団の関係でございますが、消防団員の報酬、あるいは在職年数等のお尋ねでございます。消防団員の報酬等につきましては、現在消防団長年額5万 4,400円、副団長4万 3,900円、部長2万 9,800円、副部長2万 6,100円、係長1万 8,300円、消防員1万 7,200円でございますが、平成4年度につきましては、人事院勧告の給与引き上げに準じまして、平均3.69%の引き上げを今議会に計上いたしまして、お願いいたしておるところでございます。

 それから、消防団員の在職年数の関係でございますけれども、平成2年度に消防団を退団されました消防団員の方 177名でございまして、その内訳につきましては、15年以上勤務していただいた方は26名でございました。これは全体の約15%でございます。また、20年以上の長きにわたりまして勤務していただいた方が17名でございまして、全体の約10%でございました。最も長く勤務していただいた方は、勤務年数42年という方で、1名ございました。

 それから、年齢の関係に触れられました。年齢の関係につきましては、平均年齢を申し上げますと、消防団長52.5歳でございます。副団長は46.4歳、部長は38.7歳、副部長が37.8歳、係長が36.7歳、消防員の方32.4歳、平均で34.3歳と、こういうのが現況でございます。

 それから、消防団に入団をされる、そして退団の関係でございますけれども、ただいま尾藤議員さん御指摘のように、地域によりましては、この入団に際しまして、大変苦労されておるということでございます。この問題につきましては、全市的なことで状況を申し上げますと、退団をされる消防団員の方は毎年 170人前後でございます。それぞれの地域の総代さん、あるいはまた役員の方々、また地域によりましては、当然のことながら消防団長を中心とした団幹部の方々の格別な御理解と御協力をいただいております。現在 100%近い充足がされておるのが現況でございます。

 また、議員さん御指摘のような問題に対する対策につきましては、消防団の組織あるいは定員等につきましては、条例、規則等でそれぞれ定めておりますが、消防団の各部における人員の配置等につきましては、団員の任命者でございます消防団長の裁量によりまして、災害出動に支障を来さない範囲内で、地域の実情に応じまして、各部の定数の増減を図ることも一つの方法かと思っております。

 また、消防団への入団をお願いするためのポスター等も、消防団の各部の車庫、警備室等に掲示いたしまして、入団の啓蒙に努めているところでございます。今後こうした問題につきましては、さらに研究を重ねてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 経済部長。



◎経済部長(山田銀作君) 3番の生産緑地についての (1)でございますが、 500平米未満の生産緑地に指定されない農地等に対し独自の手立てをというお尋ねでございますが、実はこのことにつきまして、県内の他都市の状況でございますが、調査いたしました。例えば名古屋市、一宮市、豊田市、安城市、碧南市等、今のところ何ら対策は考えていないという回答を得たわけでございます。ただ、県外の都市で独自の方策が検討されているようでございますが、自治省ではそのような措置をしないよう指導する方針を出しまして、議員御指摘のような対策を打ち出すということは、今現在非常に難しい情勢となってまいりましたので、御理解いただきたいと思います。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 開発部長。



◎開発部長(加藤主計君) 3番の生産緑地の関係の (2)低い申請に対する評価ということでお答えを申し上げます。

 議員御指摘のように、この生産緑地というのは、市街化区域内におきまして、都市の環境に資するものということで位置づけられておりまして、必要なものだと思っておりますが、現在都市計画上から、必要な面積はどれだけかということになりますと、まだ現段階では策定をしていないわけでございます。当初私どもが聞いた数字に比べ、またただいまの議員のお話の中で見てみますと、愛知県の生産緑地の指定の申し出が低いなという感じがするわけでございます。

 そこで、実は県内で愛知県の平均が17%ということでございますが、岡崎市がこの同じ時点でどれだけの申し出があったかということになりますと、14.2%ということを前にも申し上げたところでございます。ただこれは、市街化区域の中にあります対象農地に対しての率でございまして、最初に申しました市街化区域内の環境に影響するという観点で少し計算をし直してみますと、市街化区域に対して何%かということでやりますと、これまだ確定した数字ではございませんが、愛知県の平均が約2%という、これは私の試算でございます。岡崎市の場合は 2.4%ということでございまして、真ん中より少し上に入るという計算が出たわけでございます。

 この申請が多い少ない、これはやはり、この市街化区域に対して何%かということ、これを例えば東京圏、大阪圏、そういったようなところで計算してみたときに、多いか少ないかという答えが出るのではないかと思っておりますが、残念なことにまだ資料がございません。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 17番 尾藤輝夫君。



◆17番(尾藤輝夫君) 再質問をさせていただきます。

 学校5日制の問題でありますが、やっぱり一番問題なのは、結果に出ておりますように、先生と子供はゆとりが欲しいという答えを出しておる。親の方には受け皿の体制がないという答えだと思うので、この点が一番大事なところだと思います。

 ところで、それでは5日制にすると、子供にはゆとりができるかという問題ですが、週3時間の教科以外の時間を土曜日に持っていくというような回答でありますが、そうすると、休みがとれるかとれぬかは別にしまして、授業の内容は既にその時点で5日制になってしまうと、こういうことだと思うんですね。

 しかも、新学習指導要領では、これまでも申し上げましたが、小学校1年生の子供の覚える文字の数、平仮名が51、片仮名が51、数字が10、そのほかに漢字が80ということで、これを6日の中でやっておるやつを5日の中で覚えていかなければならぬということになると、ますます密度が濃くなるんじゃないか、子供たちの能力で一生懸命で受けていくのが大変ではないか、文部省の偉い人は、3割程度がわかればいいということだが、それではよろしくないんじゃないかというふうに思うので、市教委としては、この新指導要領の見直し、できれば撤回、こういうことを要求すべきではないかというふうに思いますが、改めて伺います。

 それから、2回の実施の中で、過ごした子供の状況ですけれども、これは家族と過ごした方が多いからいいというふうにはいかないと思うんですね。そうでない子供たちに対する対応というのは非常に大切なので、これは検討委員会ということでありますので、ぜひそちらの方に期待したいと思います。

 塾も同じであります。

 5日制の問題については、その点について、指導要領との関係について改めて伺います。

 検討委員会の構成ですが、先ほどという中には、徳田議員の質問に答えたものを指していると思うんですが、私が申し上げた中には学童保育とか、民間の教育やそういうことにかかわっておる人たちも含めてということを申し上げたんだが、そこら辺も検討の範囲に入っておるのかどうか、確認をしておきたいと思います。

 それから、改定通知表ですが、これは先生方の意見、学校の意見も聞きながらやっておるということでありますが、その中で、なお問題として上がってきておるのが、先ほど申し上げた問題ですね。これはどんな文献を読んでも何を読んでもそうですが、書く力と話す力ということで、書く力があっても、話すのが下手と。よく、随筆家とか小説家はうまく話せないけれども、書かせたら名文だということがあるわけですが、二つ合わせてしまうと、そういう一流作家でもAが取れないと、こういうことになってしまうので、評価が非常に難しいんじゃないかということですね。それを割るとたくさんになり過ぎるということがありますが、そこを精選するのが検討委員会ではないか。

 もう一つ、内包的なもの、これは言ってみれば、温かさとか愛情とかといったようなものですね。これはやっぱり、エクステンシブなものに置きかえなければいかん。温かさというのは、人が主観的に感じて、温かいかどうかといって評価できないですね。だから、水銀柱にして、きちっと温度として出さなければいけない、そういうものだというふうに思うんですけれども、こういうものを出してきておるというのは、やはり新指導要領、あるいは要録を見ますと、その中にそちらが優先されておるということで、これをまともに受けてこの通知表の改定をしようとしておるんじゃないか。それよりも、学校から上がってきておる意見をもっと尊重すべきではないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。

 それから、登校拒否の問題については、一人一人違う、これは私どももお会いしてみて、本当に違う。家族ぐるみで悩んでしまっておる。いろんな子がおる。成績の優秀な子がプッツンした子もおるし、いろんなタイプがあるわけですが、違うことはわかっておりますが、どういう特徴、傾向があるか、大別すればどうなるかと。

 そこからもう一つの問題として出てきておる大量にこういう子が出てきておる背景ですね。出さないようにするという問題なんですけれども、ここでは触れ合いとか、そういう抽象的なことでなくて、どういうことをやろうとしておるのか。

 それから、岡統の問題も、その一つとしてあわせて伺ったわけですが、これは申し上げておきますけれども、各学校では、校長会でこういう平均点が発表されたと、校長先生がそう言って報告しておるんですね。校長会では発表してないと、こういうことでありますので、ここでやるよりも、僕は学校の方に、皆さんに、教育委員会はこういうふうに言っておりますということでお知らせして、皆さんに判断してもらうことにします。

 それだけお願いいたします。



○議長(岡村秀夫君) 教育委員会指導部長。



◎教育委員会指導部長(岩月健君) 新学習指導要領、この4月から実施されます。これにつきましては、たびたびお答えしておりますように、実施までに日本じゅうのいろいろな学校で試行し、そしていろいろな方の御意見を伺ってスタートするものでございますので、私どもとしてこれに対して撤回を要求するというようなことは現在考えておりません。

 なお、お話の中に、6日でやる授業を5日でやらなければならないと、そういうふうにおっしゃったわけでありますが、現在の3時間のゆとりの時間というのは、それぞれの学校で工夫して使っておるわけでございまして、授業時間数につきましては、そういう時間数から言えば、6日を5日にしたということではございませんので、お話しさせていただきます。

 それから、5日制の検討委員会のメンバーでございますが、大変失礼しました。学識経験者、校長会、市P連、社会教育団体、あるいは社会体育団体、あるいは子供会など、子供の活動を支える諸団体というふうに今は考えております。

 それから、通知表の問題でございますが、温かさをどこへ出すかということでございますが、通知は通知で、やはりこれは、数字にするか、丸をつけるか、三角をつけるかということにならざるを得ないわけでありまして、その図形や数字の冷たさは、個別懇談という時間を必ず設けておりまして、そこで担任から温かさの出るような指導をしているのが現状でございます。

 それから、登校拒否の問題でございますが、本年のことをちょっとお話しいたしますと、2学期末の私どものデータ、大変申し上げるのに恥ずかしいようなことでありますが、平成3年12月末の統計で言いますと、50日以上欠席の子供が、小学生で2人、中学生で8人、昨年の同時期よりも減っているというのが私どもの把握した数字でございます。そういった実績、そういうものをこれからも努力して出していきたいというふうに思います。

 具体的にということでございますが、とにかく学校へ子供たちが来てくれなければ困るわけでありまして、私どもの1991年のアンケートを入手したものによりますと、子供たちは学校生活をどのように感じているか、その中で、中学3年生になりますと、大体1割の生徒が楽しくないと、こう言っているわけであります。小学校3年生は3%という数字が出ております。楽しいと感じるのはどんなときかといいますと、放課に友達と遊んでいるとき、友達と話をしているとき、授業がわかるとき、こういうような三つの項目が上位に来ております。そして、あなたの悩みは何かという問いに対しまして、中学校3年生は、73%が成績である、それから進路のことについても73%が悩んでおると、こういうアンケート結果であります。

 そういったことを考えますと、やはり私どもは、子供たちが温かい学級の中でわかる授業を受ける、そういう条件を整えていくことが大事ではないかというふうにとらえております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 17番 尾藤輝夫君。



◆17番(尾藤輝夫君) 時間がありませんので、伺っておきます。

 ただ一つ、通知表のところですが、温かいどうのこうのということでなくて、温かさというようなもの、抽象的なものははかれないと、そういうようなものがこの中にいろいろ載っておるということを先ほど申し上げたわけですね。それは、温かさをはかるには、水銀柱しかはかれないということですね。例えば、愛情なんていうのはどうやってはかるかといって、はかりようがない。これをやっていくと、あの子よりこの子の方がということで、また相対制に戻ってしまうんじゃないかという問題の提起なんですよ。愛情なんていうのははかりようがないですね、だれがどれだけあるかということ。抱きつく力なんていったら、お相撲さんが一番愛情があるなんていうことになってしまうんで、こういうものは評価の基準にするにはふさわしくないじゃないかと、こういうふうに申し上げておるわけですので、この点について再度伺っておきたいと思います。

 それから、消防団のことに移ります。それ以外のことは、また次の議案や何かに移します。

 消防団のことで、団員の退団に対しては 100%充足されておる、これは当たり前なんですよ。次を見つけてこなければやめられないんですよ。だから、見つけてきたからやめられるから、 100%充足なんですね。私の東部の方の来ますと、かわりがいないから、18歳になると、高校を出るとすぐ入る。3勤務だよと。僕は、3勤務って何だかわからなかった。6年の3勤務だから18年間、こういうやめられないところもあるんです。実際、先ほどの退職者の20年以上なんていう方も見えるわけですね。団長にならなくても、そういう人もいるわけですね。

 実際、次を探してくれば、1年でやめてもいいよというところがあって、岡崎署の近くではそういうことのやれる団もある。これはおかしいですね。そういう地域的な変化が実際に起きてしまっておるということなんですよ。そこへ持ってきて、各団で各部の調整はいいというけれども、自動車部は全部に出動しなければいかんと、その他のところは自分のところだけでいいと、こういうことで構成されておるのに、自動車部が補充できなきところがあるんですね。そこを減らしてしまったら、そこはますます過重になってしまうというんで、これは全く便法で、うまくないじゃないかと思いますので、その点が1点。

 もう一つは、去年よりことしの報酬を上げますというのは、これはいいんです。これは議案でまだやりますから、いいんですけれども、例えば団長の報酬、岡崎は5万 6,600円、ことしなりますね。豊田は11万 7,000円、豊橋は6万 3,000円、春日井は7万 5,300円、一宮は7万 7,000円ですよ。団員はどうか。岡崎は1万 7,800円、豊田は2万 1,000円、豊橋は2万 1,500円、春日井は2万 700円、一宮は2万 1,500円、こういうことを見ても、この額がいいというわけじゃないけれども、よそと比べても処遇は悪いじゃないか、こういうことを申し上げておるので、この辺についてもう1回御回答をお願いします。



○議長(岡村秀夫君) 消防長。



◎消防長(石川守君) 団員の報酬の関係での御質問でございますが、県下いろいろ状況、私ども調査をさせていただいております。まず、多団制と1団制の差もあろうかと思いますけれども、豊橋が岡崎に比較的近い報酬でございまして、ここら辺、岡崎につきましても、地方交付税が示しております国のある程度の基準までに進んでいきたいと、こういう希望を持って、毎年団員の皆さんの報酬等につきましての引き合いはお願いいたしておるところでございます。ただ、おっしゃいました非常に岡崎のベースが低いじゃないかということでございます。この辺につきましては、一度よく研究させていただきたいと思っております。

 それから、今尾藤議員さんおっしゃいましたように、地域によりましては非常に団員の入団がないと、具体的に自動車部、積載車部、いろいろ挙げて御説明いただきました。確かに全市的なことを申し上げましたけれども、やはり地域によりましては、そのような地域もあろうとは承知いたしておりますけれども、やはり消防団の出動の改正も、私どもも逐次行っておりまして、以前でございますと、団単位に出動いたしておりました。現在は、火災が発生すると、その発生をした部の消防自動車1台と積載車1台と、こういうようなことで、団の皆さんが出動するという回数も見直しさせていただきながら、現在に来ておるわけでございます。

 ただいま議員さんおっしゃいましたような、地域によりましてはということで、私どもいろいろと調査をいたしておりますけれども、大変恐縮でございますけれども、竜谷消防団を例に挙げますと、竜谷消防団には18歳以上の男子の方が 1,466人見える。そして、18歳以上のやはり男子の方が 1,113名おる。パーセンテージでは75.9%と。消防団に入ってみえる方はそのうちの 4.7%、こういうことでございまして、どっちかと申しますと、今尾藤議員さんおっしゃいましたように、入団に対して非常に苦労されておる地域じゃないかなと、こんなふうにも考えております。

 また、広幡学区の井田地区でございますけれども、この辺のパーセンテージから申し上げますと、ただいま申し上げましたような 0.6%ということでございまして、こういう数字から物事を判断しては正しくないかと思いますけれども、一つの目安としましては、井田地区においては、こうした消防団に入られる方が地域的に恵まれた地域じゃないかな、そんなことも考え合わせながら、特に東部のことを申されましたけれども、特に東部の方では、河合消防団、ここがやはり 9.3%、 8.5%というもので、非常に消防団の入団に対して苦労されておる地域じゃないかなと、こんなことも今考えておるところでございます。こんなようなこともひとつ総括的に考え直しをさせていただきたいと、こんなことを考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(岡村秀夫君) 教育委員会指導部長。



◎教育委員会指導部長(岩月健君) 御指摘のとおりでございまして、今のところは、通知表でいいますと、行動の記録ということになるかと思います。この中で、今温かいというお話が出ましたので、項目を拾ってみますと、思いやりという項目がございまして、こういうものをどのような水銀柱で評価するかということ、評価委員会も大変苦心したようでありまして、現在のところ、よく頑張っているというふうに認めた場合にのみそこへ丸印をつける、あとの項目、そうでない場合には空欄にするというような工夫をいたしております。

 通知表につきましては、熱心な先生方からも評価委員会へ要望書をいただいているという話も聞いております。まだ決定したわけでございませんので、今後さらに研究して、御父兄にいい通知表をお渡ししたいというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 私から特にございませんが、ただ、消防関係は、常備、非常備ともに対しまして、一つの考え方として御提言を踏まえて御質問を賜ったわけでございますが、これは非常に難しい問題でございます。特に今期も御質問がたくさんあったですが、地震等の災害、大災害等に対することを想定いたしますと、本当に私は、身の毛もよだつという心配もあるわけでございましょう。これらに対しましては、言うならば施設面と勤務面、両面からできるだけ合理化した消防団、あるいは消防署、そしてまた民間の防災団体、こういうことに対しましても、新しい時点を踏まえて研究してまいりたい、このように御回答させていただきます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 17番 尾藤輝夫君。



◆17番(尾藤輝夫君) 通知表につきましては、意見も検討の対象にするということでありますので、期待をしておきたいというふうに思います。

 それから消防団のことについてでありますが、身の毛のよだつような状況なのに、常備力は弱いと。それから、消防団も非常に高齢化しておる、充足がないと、こういう状況ですので、これは急がなければいけないと思うんですね。しかも、この間の12月の議会でもお話ししたように、消防団を、みこしだとか家康まつりに使っておるんですね。消防職員は 8,500円の手当をもらってやっておるのに、消防団員は、これは出動手当なんですかね、 1,550円というのは。消防団員は、消防の職務であって、消防職員の公務員の方は 8,500円もらえる、これは一体、消防団員を余りにも粗末にしておるんじゃないかというふうに思いますので、そこら辺、どなたが命じてやっておるのか、それからどういうふうに今後改善していこうとしておるのか、ちょっとお示しいただきたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 消防長。



◎消防長(石川守君) ただいまの関係でございますが、家康まつり等の話が出てまいりましたけれども、これにつきましては、一応観光協会の方から消防本部の方に要請がございまして、消防本部の方から消防団に対しましては、その要請に従いまして警備をお願いしておる。

 ただいま金銭的なお話がございましたけれども、こちらにつきましては、観光協会の方で手当てをさせていただいておるということでございます。



○議長(岡村秀夫君) 17番 尾藤輝夫君。



◆17番(尾藤輝夫君) こうやって具体的になってくると、非常に明らかになってくるんですけれども、消防団は出動手当、それから公務員の方は観光協会が計算した公務員の時間当たりの平均の手当でと、こういうふうになっておると思うんです。消防のお金で消防団に払っておるんじゃないですか、出動手当ということは。どうでしょうか。



○議長(岡村秀夫君) 消防長。



◎消防長(石川守君) 消防団につきましても、観光協会の方でお願いをしておると、こういうことでございます。



○議長(岡村秀夫君) 17番 尾藤輝夫君。



◆17番(尾藤輝夫君) じゃ、なぜ消防団の方は 1,550円を要求したんですか、消防署の方は。



○議長(岡村秀夫君) 経済部長。



◎経済部長(山田銀作君) 消防団員につきまして、今後検討させていただきますが、今ちょっと資料が手持ちにございませんので。



○議長(岡村秀夫君) 17番 尾藤輝夫君。



◆17番(尾藤輝夫君) 本来は、消防団は本来の任務につけることであって、そういう雑踏整理に使うべきでないというのは、この間指摘したとおりなんですね。これは、観光協会はきっと、消防の方が動員してくるから、消防の方の要求どおり予算を組んでおるだけだと私は思うんです。消防の方に、消防団員を大切にしないというあれがあるんじゃないかと、こういうふうに思います。

 時間がありませんので、まだ議案の方もありますので、そのときに譲りまして、次に移ります。

 生産緑地の関係でありますが、先ほど経済部長の方から、自治省の方の圧力があるので、非常に難しくなったと。確かに今回も、そういう圧力の中で浸水対策として岡崎市は一生懸命頑張ったと、このことは認めるわけですが、市街化区域内の農地に対しても、補助をしてもいいと、助成してもいいと、農業育成のために手立てを加えてもいいと、こういうふうに法律はなったわけですけれども、宅地化するばかりじゃないよというふうになったんです。だから、宅地並み課税になる税金の分を相殺するという考え方ではいけませんけれども、市街化区域内の農業に対して助成をするというのは、調整区域内の農地に対してやっておるのと同じことができる、農業に対してやるのと同じ考え方ができるよということなんですね。

 現実に違う業種でも、銭湯などには固定資産税をまけたり、水道料を半額にしたりとか、いろいろやっておるわけですが、そういう対象として、市街化区域内の農業に対して手当てを講ずることはできないのかどうか。これは市長の政治的判断だと思いますが、私はそういうことをやる必要があると思いますので、お伺いいたします。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) これは、尾藤さんとはある程度見解の相違もあろうと思いますし、実例も出ておらぬわけでございます。しかし、私どもはむしろ、市街化区域内の生産緑地に対しまして、今度は逆に、農業関係に対する施設関係の補助、こういうものが堂々と請求できる、農水省もこれに対しまして補助対象として考えよう、こういうのが一つの趣旨であろうと私は説明を受けておるわけでございます。

 具体的に申し上げるならば、その生産緑地に対するところの土地改良の関係であるとか、あるいは営農としての温室だとか、その他の関係の、若干長引くところの恒久施設に対しまして援助、補助の手法がある、このように私はこの解釈をしておるわけでございまして、今までとは違いまして、市街化区域内の農地に対しましては、暫定的な関係でございましても、国県費を含めましたところの補助事業というものはできなかったのが原則でございますが、今度の生産緑地に対しましては、これらに対する道も開けておる、こういうように基本的に解釈しております。

 ただ、具体的にどういうものがいいかということに対しては、まだ私どもも情報に接しておらない、こういう状況でございます。



○議長(岡村秀夫君) 17番 尾藤輝夫君。



◆17番(尾藤輝夫君) 要するに、 500平米以上は、今市長の言ったような方法で対応できると。それ以下のところでも、頑張っておるじゃないかということを先ほど申し上げたんですね。あるいは、ハウスなどでは、地面に物を植えないと、そうでないところに物が植えてあるから、農地じゃないということで、宅地並みの税金がかかっておるということですね。そうすると、うちでつくったものは宅地並みの税金で高いから、この生産物は高く買ってもらわなければいけないといったって、買い手はそうはいかんですわね。同じものは同じ値段でなければ買えない。固定資産税が高いから、高くでなければ売らないよといったら、これはもう成り立たなくなるわけですね。

 そういうところに対しての助成、特に市長、そういう点にはいろいろと研究してきておるので、期待をして聞いておるんですけれども、そういうところに対しても助成の対象にしていいんじゃないか、法律もこういうふうになったんだからということで伺っておるんですが、いかがでしょうか。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) これらに対しましては、御承知のとおり、確定をしてからどうすべきかという施策に入ってくる。確定を前提として、こういう補助金を出しますからどういうことをしなさい、こういうことというのは現在やるべきでなかろう。やりたくてもやれないというのが制度上の問題であろうと思うわけでございます。

 ただ、私は、これらの制度に対する将来の考え方というところまでは農業者に話す。しかし、これがどうなりますか、こういうことに対しまして、どういう補助ができますか、こういうことは、本庁の具体的な指示がございませんと、非常に混乱を招く、こういうことでございますから、この程度しか申し上げられないということでございます。



○議長(岡村秀夫君) 17番 尾藤輝夫君。



◆17番(尾藤輝夫君) 非常にうんちくがあるのか、ちょっとうまくすり抜けられたのか、いろいろと考えるところですけれども、時間がまいりましたので……。

 先ほど、検討とかいろいろ言われたことにつきましては、ぜひ急いで答えを出して、対応してもらいたいと思うんです。実際に消防団の例なんかも申し上げましたけれども、こうやってきちっと見てみると、大事にしておるようで、実際大事にしていないというふうなことじゃないかと思いますので、ぜひそういう点も答えを出していってほしいというふうに思います。

 残余の問題につきましては、議案とも関係する問題がありますので、これで質問を終わります。



○議長(岡村秀夫君) 暫時、休憩いたします。

             午後2時6分休憩

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△中根巳代治議員の質問

             午後2時15分再開



○議長(岡村秀夫君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

 24番 中根巳代治君。

     (24番 中根巳代治君 登壇)



◆24番(中根巳代治君) 議長のお許しをいただきまして、平成4年3月議会の最後でございます。ただ1人まだ、当局の回答不十分ということでお見えになりますが、私が日程では最後であります。大変長期にわたる議会で、お疲れと思いますが、市政の一端を持する者として、最後まで熱声をもって頑張りますので、よろしくお願いいたします。

 さて、今期3月をもって一般職、労務職を問わず、長年、40年間も市職員として市役所に勤務された幹部職員が多数退職されると聞いております。時には、権力をもって統治と考える上司に難渋し、議会においては、熱声あふれる議員各位の声に圧倒され、部下各位には突き上げられ、また文字どおり苦難の道であったと思います。心より御礼、感謝申し上げます。

 長年にわたる職責、経験により、またまだまだ職責を十分に全うされるお力がおありと思いますが、法の定めに従って、整然とその事に従われる方については、心より賛辞を申し上げます。

 さて、市長の政治姿勢についてですが、次期市政担当については、先ほど既に堂々と市長より御回答がありましたので、割愛いたします。

 ただ、市長は、政治生活40年と言われますが、そのことについては私は高く評価をしておきます。ただし、私のような一介の取るに足らないような者でも、国家を思い、市を思い、愛市を思うことは、市長とも遜色のないように、一生懸命事を構えていることについては、同じであろうということをまず申し上げておきます。

 また、本席には、愛心をもって、市政担当の御意思を発表された方が目の前にお見えになります。来るべきときには、正々堂々と君子の争いで、市民各位の御批判をいただかれることが当然と思います。世はまさに天下争乱のときです。何が起こるかわかりませんが、十分御自愛されるよう一言申し上げておきます。

 さて、本題に移ります。

 今申し上げたごとく、第1番の2項については、割愛させていただきます。

 2番目、中央総合公園内のシンボルタワー建設について、各都市の行政視察の結果、それぞれシンボル的な大きなタワーがあり、岡崎も、東に富士山、西に鈴鹿、南に太平洋、北に御岳、それが見れるような壮大なシンボルタワーの建設をされたらいかがかと思いますので、このことについてお話を申し上げたいと思います。

 先般私たちは、行政視察であるところへ行きましたら、本当に海辺のすぐ際に 300メートルという壮大なタワーがありまして、上がるに数分かかって、こんな大きなものがあって、地震がどうだろうか、そんなことを思いましたが、上へ上がりましたら、非常に広い場があって、多数の市民がそれぞれ食事をとったり、あるいは遠望されたりと、そういうところがありました。

 岡崎はいろいろなことがあります。小さなことがたくさんありますが、思い切った壮大なそういう建設をされたらよかろうと思いまして、このことについて御意見を伺います。

 3点目、本件につきましても、先ほどどなたかが熱心に御質問されましたが、中央総合公園におけるイベント、大行事開催、特に1月15日の成人式のあの混乱ぶりは、目を覆うばかりであって、一説には康生まで続いたと、そういうことがありましたが、こういう大きな、成人式とか、あるいは何とやらの集会とか、そういうとき渋滞が出た場合の極めて不手際なその措置については、市民各位の極めて高い御批判が出たことは事実です。

 そこで、私は御意見を伺います。

 一つは、丸山ルートについては、知らない市民がたくさんお見えになります。

 2点目、私のしょっちゅう通っておりますところの箱柳岩中線ルートを田口より進入、これは県道の小呂から入りまして、真っすぐ北上いたしまして、田口から西へ東へ折れますと、すぐ中央総合公園、こういうことを御提案申し上げまして、これらの案内については、これからどのような御意見があるか、お伺いいたします。

 また、混乱につきましても、例えばこの交通整理は、どの課が担当されておりますか。例えば、その課がどういう措置で、ただ単に職員を配置しただけで、例えば中央施設があって、かつての陸軍作戦要務のごとく、一たん緩急あれば、直ちに指令が出て、あれからこっちへ回せ、こっちへ行けと、そういうことがなくて、ただ単に職員配置だけであったのか、この辺についてもお伺いいたします。これは関連といたしておきます。

 第4番目、大変難しい問題で、私は12月議会、私が長年住んでおった総合現業事務所が移転をすると聞きまして、直観的には、端くれ政治家でも、何かあるという観点が頭にきましたが、果たしてわずか1月有余で、9億 1,000万という膨大な金が繰越明許ということは、たとえどなたでも不思議と、なぜそんなことになるかと、こういう思いがあると思います。

 私たちは現在まだ調査権を持っておりません。例えば、百条調査委員会ができますれば、これはありますが、ただ風聞ということで申し上げておきますが、相手側、移転されるところの家畜商業協同組合の移転先の小呂町の用地の購入状況はどうなっておるのか。 100%買えたのか、買えないのか、また反対があるのか、ないのか。内部事情があって、例えば家畜商業協同組合の中に異論があるのか、ないのか。そういうことについてお尋ねいたします。

 もう1点は、極めて不測の事態が起きています。私たちは、今申し上げましたように、現行では調査権は持っておりませんので、そのことについては風聞といたしますが、国土法違反ではないか、そういうことも耳に入ってまいりました。例えば、国土法違反であるとすれば、そういうことについて行政当局が調査してみえるか。

 もう1点は、このことについて許可を与える、それをつくってもいい、土地を買ってもいいと、そういう許可する官庁は県であるのか、市であるのか、国であるのか、この点について明確なお答えをいただきたい。

 第5番の市民病院については、先ほど議員の熱心な御質問に対して明確なお答えがあったので、割愛いたしておきますが、ただこれも、この担当に当たられた、土地の取得に当たられた職員さんにつきましては、本当にわずか3カ月や4カ月の間にこの膨大な土地を早くお話しされたことについては、厚く感謝をしておきます。本当にありがとうございました。

 第6点、道路行政について。

 これは、ちょうど1年前の代表質問で取り上げましたが、市長も御存じのように、奥殿、私は岩中と。しかし、北方であることは間違いございません。

 そこで、この大平田口線については、既にできております。あと1年で国道1号線と聞いておりますが、現行田口より大井野を経て、奥殿、丹坂、駒立、米河内、大井野、板田、田口と、こういうふうに北方一線をつなぐ道路が必要だと私は思います。なぜなれば、中央総合公園、市民病院とできてまいりますと、わざわざ国道1号線へ回ってこなくても、山家の方を回って一線につなぎますと、真っすぐにやってまいります。これは、第2東名の建設予定地とも絡んでおって、非常にいい道路ができます。現行のこの都市計道路の状況を見ますと、昭和47年の決定だそうですが、米河内から真っすぐに滝へ下がって仁王門へ行っておると。極めて不思議な路線の決定であります。その当時の状況はわかりませんが、なぜこんな決定をいたしたかわかりませんが、ともかく田口から大井野、米河内間の路線が消えております。

 そのことを申し上げまして、将来的にはなるたけ早い時期にそのことが実現できるのか、当然都市計画課、あるいは都計審議会の決定、あるいは建設大臣の決定等が要りますが、所管である市役所がこのことについて、当然のことながら上申しなければならぬと、そういうことを思っておりますので、御質問申し上げます。

 以上6点についてですが、今申し上げましたように、市長の立候補についての御意思等については割愛いたしておきます。並びに、市民病院のことにつきましては、既に十分な御回答をいただいておりますので、これまた割愛させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 大分年をとってまいりましたが、一生懸命御質問申し上げますので、よろしく御回答いただきますようお願いいたします。

 以上です。

     (24番 中根巳代治君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 開発部長。



◎開発部長(加藤主計君) 最初の御質問の中央総合公園内にシンボルタワーの建設をしてはどうかというお尋ねでございますが、現在私どもが中央総合公園の中で考えておりますのは、地形の一番高いところに展望台をつくりたいという計画はございます。

 ただ、この展望台がシンボルタワーになるような大きなもの、こういうことについては、現在考えてはおりません。

 それから、次の3番目の中央総合公園におけるイベント、大行事開催時の交通指導及び案内についてということでございますが、今年度の成人式の式典時には、大変御迷惑をおかけしたと思っております。

 この解消のために、議員いろいろと言われたわけでございますが、丸山ルートの案内、それから大平田口線の田口の方から、北の方から来るルートの案内、これをどうかと、こういうことでございますが、私どもの方もそれは常々考えておりまして、現在大平田口線の北の方につきましては、田口町に案内標識を立ててございますし、それから丸山ルートにつきましても、入り口のところに案内標識を立てまして、PRに努めておるところでございます。

 また、今後、現在整備しております東公園ルート、それから大平田口の南の端と申しますか、国道1号線へのタッチと、そういったようなことができますと、現在の交通渋滞がある程度緩和されるのではなかろうかというふうに考えております。

 ただ、道路の整備というものは、これでできていくわけですが、中央総合公園の中へ入ってから、駐車場へいかに早く車をおさめるかということが、市内へ渋滞の影響を短くすることだろうというふうに考えております。ことしの成人式におきます交通渋滞を考慮いたしまして、今後はこの中央総合公園の中へ入ってからの車をいかに早くさばくかというようなことに十分な配慮を行い、また看板等の整備もし、市民の皆様に御迷惑をかけないよう努力してまいりたいと考えております。

 それから次に、6番目の道路行政についてでございますが、大平田口線の関係につきましては、議員お話しのように、1号線へ接続するのは平成5年度を目標に工事を進めておるところでございます。

 それから、都市計画道路の田口町よりの延長ということで、奥殿、丹坂、駒立、米河内、大井野、板田、田口をつなぐ都計道路の建設計画及び建設ということでございますが、御承知のように都市計画道路は、都市基盤の骨格を形成し、円滑な交通を処理するための幹線道路でございます。この都市計画道路を定める場合には、土地利用計画と市街地の発展状況、そういったようなものを総合的に勘案して定めるものでございます。御指摘のルートは、市街化調整区域でもございますし、現在のところ、都市的な拠点施設というのが少ないといいますか、見当たらない状況でございまして、この都市計画道路を定める、もしくは変更するということが、現在のところ困難であろうと思うわけでございます。

 このただいま言われましたルート、現況の都市計画道路はどうなっておるかということでございますが、北の方から都市計画道路の奥殿線というのが計画してございまして、出発点は仁木町でございますが、奥殿を経由しまして、丹坂、駒立、米河内を経由いたしまして、大井野口のバス停のところまで計画されております。これは幅員4メートルということでございます。

 それから、この大井野口から大井野まで、これは現在南大須鴨田線という計画道路がございまして、これも8メートルで計画されております。もちろん岩中を経由して、もっと東の方まであるわけでございます。

 次に、大井野から田口、板田までの間でございますが、確かに都市計画道路の決定はしてございませんが、市道田口大井野線というものが昨年度までに事業が行われまして、幅員8メートルで完成いたしております。この田口に来ますと、もう一つ今度は、東西に市道箱柳岩中線というのがございまして、これも現在整備中でございますが、この大平田口線のところまでは既にもう整備済みでございますが、これが幅員8.95メートルということで進んでおります。

 そういたしますと、先ほど議員が言われました経路につきましては、ほぼこの町内を通過しておるというふうに見えるわけですが、何分にいたしましても、この区域は、土地の形がかなり傾斜のきつい山、それから深い谷といったようなもので形成されておりまして、真っすぐな道路を通すのがいいのか、現況のように現在ある道路に沿って計画線を整備していくのがいいのかという問題になろうかと考えております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 企画調整部長。



◎企画調整部長(松林正八郎君) 四つ目の総合現業事務所の移転に関連しましての御質問でございます。

 繰越明許に至りました内容につきましては、初日の代表質問でお答えを申し上げたとおりでございます。

 今お尋ねのこの移転先にかかわります用地の取得の状況はどうかというお尋ねでございます。これにつきましては、実はおおよそのものが所有権移転登記が済んでおるというような確認をしておるところでございます。

 それから、お尋ねの土地の買い取りの許可はどこかということですが、これは総体的には行き先の開発計画が調うかどうかということによりまして、こうした買い取りに入るということでございます。

 この土地の買い取りにつきましては、先ほども議員御指摘がございました国土利用計画法に基づきます監視区域ということでございまして、岡崎市街化調整区域ですと 5,000平米以上、これが一団の土地ということでございます。ここにもあるわけでございますが、これは土地の投機的な取引や地価の高騰を抑制しようということでございまして、あらかじめこれは知事に届け出なければならないと、このようになっておるわけでございます。したがいまして、そうしたような経過の中で進んでまいったというように思っております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 24番 中根巳代治君。



◆24番(中根巳代治君) 極めて不自然なお答えがありますので、一、二点再質問いたします。

 今開発部長が言われましたこれは、正直に申し上げて、開発部長は土地の構造を知ってみえないね。というのは、私の言ったのは、奥殿何々線と言われたことも、それが米河内から県道、これは南大須鴨田線ではありません。正直に申し上げて、滝から大井野まで行く道です。それに沿って仁王門へ行ってしまっておると。

 それから、南大須鴨田線は、岩中を通っておるんです。その出発点は、南大須は額田郡額田町です。こちらは鴨田です。それが重要路線でありますけれども、そこへつながってはおりません。県道の出発点は違います。同時に、私が申し上げたのは、田口大井野1号線ができたのは、田口から大井野の、今申し上げた南大須鴨田線へつながっておる。全く違うんです、斜めに下がっておる。

 だから、私が申し上げたのは、奥殿から現在、今言われた新しい路線であることは知っております。それが計画では、上奥殿から右折いたしまして、今申し上げた奥殿を通って、丹坂を通って米河内と。それが、路線の決定では、不思議なことに、県道沿いに下がってしまったと。これは、あなたがそこを思ってみえれば、そのとおりです。

 ただ、この間にないのが、今拠点がない、拠点がないなんてうそです。それじゃ、なぜ中央総合公園ができ、例えば人生有終の美であるやすらぎがあります。さらには、市民病院が来ると、こういう状況で、拠点がないどころじゃない。岡崎の最大の拠点がここにあるんですわ。そのことがなくて、それは詭弁であると思います。もう一度答弁のやり直しをお願いします。

 それから、極めて重要なことですが、あえてそういうことを言われるので、今の中央総合公園におけるシンボルタワーですが、そのことをつくると、そういうお話ですが、それでは、どれだけの大きさでどういうものになるか、現段階で御計画がおありになるのか、ただ単にそういうものをつくるというお話なのか、もしつくるとするなれば、どの程度の大きさであって、どういうものか。わからなければ、わからぬで結構ですので、お聞かせいただきたい。

 私の申し上げたのは、どこの都市へ行ってもシンボルタワーがあるが、ある都市によっては巨大なものがあって、多数の市民がそこへエレベーターで上がりおりして、非常に喜んでおる。こういうことを申し上げたので、今ここに書いてあるとおり、富士山や、あるいは御岳山やら、あるいは太平洋やら、そういうものが見えるものをつくられたい。言うなれば、小さなものでなく、大きいのをつくってほしいということですので、再答弁をお願いいたします。

 それから、総合現業事務所に関しては、12月の議会で9億 1,000万、そういう巨額な費用がわずか2カ月で繰越明許ということは、恐らく市長御存じだと思いますが、この私が、10年間の計画ではあったことではない。先ほどどなたか言われましたが、一銭たりといえども税金であります。そういうものを使用するときに、かくのごとき不明瞭なことではならないと思います。だから、私たちは買う方はいいと言った。しかし、それでは移転がいつできるのか、年の計画で3月にやるのか、6月にやれるか、8月にやるのか、そういう明確なことがなければ、僕はかかる巨大な金を、税金を計画すべきではないと思います。議会も責任があります。私も責任があるから、そう申し上げておる。決してああだこうだと誹謗しておるのではありません。

 そういうことが市民各位から次々寄せられて、例えば関連で言いますが、先回の議会だよりで、市民病院から 500メートルで立派な絵がかいてありました。そこで、質問があった。「おい、本当かい」、「いや、そういうことだな」、「それじゃ、牛の泣き声やハエが飛んでいかんか」、「しかし、当局は、飛んでいかないと言っておる」と言ったら、「そんなことはないぜ」と、こういう質問がありました。これは関連で申し上げておきます。

 そういうことですから、少なくともそれでも、また現場の職員は、「おい、巳代ちゃん、だめになったよの」、「だめじゃない。何だい」と、こういう質問がありますが、私はいつも申し上げておるとおり、議員でありますから、一銭たりといえども市民の税金だと、そういう極めて厳しい姿勢でもってこの質問をするんです。

 だから、それじゃ、今の現状では、当局、いわゆる家畜商業協同組合と売買の契約はできるのか、不明であるのか、やれないのか、やれるとしたら、いつやれるか、再度お答えいただきたい。

 もう一つは、この国土法違反、僕は調査権を持っておりませんので、風聞といたしておきますが、もしそういうことがあるなれば、一番行政当局が知ってみえる。そのことの是非を判断するのは、今お答えいただきますと、県知事ということですが、県知事が判断できるのかどうかについても、再度お聞かせいただきたい。そういうことです。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 開発部長。



◎開発部長(加藤主計君) 都市計画道路の関係で、私が都市的な拠点がないということを申し上げたわけでございますが、先ほど議員が言われました中央総合公園、やすらぎ公園、それから今後参ります市立病院、こういったようなものが接しております道路は、現在ほぼ完成に近づいております大平田口線でございまして、私が「ない」と申し上げましたのは、それから北へ真っすぐ米河内まで上る途中には、田口の町、それから大井野の町、それから米河内の町がございますが、その中間には山間地が多いので、拠点がないと、こういうことを申し上げたわけでございます。米河内から確かに県道に沿って滝の方へ向いていくということは、承知しておるわけでございます。

 米河内から大井野まで来るのに、大回りをした形になっておるということは、議員の言われるとおりでございます。

 それから次に、シンボルタワーの関係でございますが、私が申し上げましたのは、中央総合公園では、展望台の計画はあるが、シンボルタワーとしてつくるかどうかという計画はまだないと、こういうふうに申し上げましたので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 企画調整部長。



◎企画調整部長(松林正八郎君) 家畜市場の移転のめどというようなこと、あるいはその調査というお話でございます。これは、国土利用計画法につきましては、当然違反があれば、官憲が関与するということでございます。さきにも御説明を申し上げたわけでございます。

 この移転先について、まだ家畜商業協同組合から実際移転の計画書の提出もございません。したがいまして、やはり大事な市民からの税金で賄っておるということでありまして、この執行については、十分細心の注意を払いたい。

 それとあわせまして、やはり市当局といたしましても、現段階で契約をするべきではないと、そのような判断を持っておるわけでございます。

 なお、これが解決できるならば、この家畜市場用地については十分買い取っていきたいと、このように思っております。



○議長(岡村秀夫君) 24番 中根巳代治君。



◆24番(中根巳代治君) 正直に申し上げて、私、ここまで突っ込もうと思いませんでした。しかし、お聞きしておると、余りにも最初部長さんのお答えが、私聞いておって、拠点がないとか、滑ったことを言われるので、そういうことでしたが、それじゃ、拠点がなければ道路をつくらんのか、そんなものじゃない。必要とあれば、つくらなければいかんし、また例えば、今言われたこの奥殿線につきましては、立派な奥殿陣屋というのがあるんです。それじゃ、おれの方から行こうというと、どこを回っていくと。国道へ出てとは言わぬが、こう曲がっていかなければ行けぬ。

 そしてさらに、例えばこれは余り言いたくないけれども、人間というものは、朝に紅顔ありて夕べに白骨になる身です。これはお互いです。それでは、そうした場合に、こっちを回って田口へ行くんですわ。私が言いたいのは、そういうことがあるが、なぜそれができないかというふうに、大井野の田口には何にもないと、そんな話は、僕は行政官として、あるいは技術員として、技術官として言うべきでないと思うんだ。そこを貫くと、それじゃ、うちの方から奥殿へ、陣屋へ行くのに行けますよ。みんな時々行きたいという方がおいでる。例えば、市長のところからずっとおいでれば、真っすぐそこへ来れるじゃないか。病院へ来れるじゃないか。そこだから、そういう答えで、これは私がそんなことを言ってはいかんけれども、答えになって、それについては、熱意を持って答えるなんて言えばいいけれども、その間何にもないなんて、そんなあるわけない。

 それじゃ、今の田口大平線でも、そういうことがあるという前提でできたじゃないと思います。もういっつか、計画以来十何年たっていることは知っております。そのときには、あったのはただ一つ、田口へやすらぎを持ってきたいということはありましたけれども、それ以後できたことは事実です。そういうふうなことは、幾らぼんくらな私でもちゃんと知っております。そういうことですので、その点について、これはそれ以上言えませんといえばそれまで。

 それからもう一つ、今これは大変松林さんに済まぬと思います。先ほど申し上げましたように、何十年間勤めて、いよいよことし3月、そうだろうと思います。がしかし、私はあなたはえらいことだと。土地を買うのを全部押しつけられて、毎年みんなに頭を下げまくって苦労したそのあげく、最後の議会で12月からこんな問題が出て、私は、大変あなたの御心労は、腹の中では、これはたるいなと思ってみえるかしらんけれども、それでも、先ほど申し上げましたように、巨額な金を12月で出しておいて、それで出して新聞に出てしまうから、みんなが「何かおかしいのう」。市政だよりにも出てしまう。それから、市議会に出てしまうと、「おい、何か起こったぞ」、地元も「何かおかしくなっちゃた」と、そういうことがありますので、今申し上げました。もうこれについてはお答えはいいです。わかりました。

 今申し上げましたように、国土法違反とか、そういうことについては、官憲が動くと、そうおっしゃるなれば、それで結構。これ以上僕らが立ち入ることはできません。

 がしかし、私は再度申し上げたいのは、現場職員が六十何名おられます。おらがとこはあそこへ決まったけれども、どうかなってしまったと。いつになるだい。わからん。それじゃいかんと思うで、これはお答えないんですが、そういうことのないような行政を進めなければいかんということですので、これについては要望いたしておきます。

 今開発部長が言われた、その間にないというのは詭弁だと思います。それじゃ、なければつくらぬかというと、それじゃ、はっきり申し上げておいて、奥殿から丹坂、中根義一君のところのあそこまでにあるかといったら、何にもないが。それじゃ、何でそこへ決めたんだというんだ。そんな詭弁は間違っておるぜ。そりゃそうだ。おれがそっちへ立ったって、そんなこと言いやせんぞ。そんな極めてあいまいな言葉では僕は納得しません。少なくともそれは、路線の決定がおくれたとか、できなかったとか、不注意であるか、そういうことが事実であって、何もないというのは、くどいこと言いますが、それじゃ、奥殿と駒立と丹坂に何かあるか。行ってみますと、何にもありゃせん。そこへ路線が決まっておるのは事実ですから、これは必要があるから決めたんだ。ただ、田口から大井野と米河内間だけがないのは事実。どういうことでそういう路線が決まったか、親父に聞いてみたって、死んでしまったし、それから親父は46にやめてしまっておるんで、47で決定したことが私は調べてわかりました。だから、再度お答えをいただきます。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 私からお答えしていいか悪いかわかりませんが、私から総体的にお答えさせていただきます。

 まず、中根議員さんのおっしゃいました富士山から太平洋まで見渡せるところの大きな塔というの、これらに対しましては、御発想として承っておきたいと思います。

 しかし、現況の気象条件からいきますと、なかなか高さが高いが、高ければ見えるというものではないわけでございまして、これらにつきましては、御発想があった、こういうことで承っておきます。

 二つ目の問題でございますが、都市計画道路の関係でございますが、これ、二面性は正直に申し上げましょう。中根議員さん、今図らずもおっしゃいましたが、私どももちょうど一緒におった時代に、都市計画道路の告示線は47年でございますが、告示になる前というのは、ともにお父さんたちとも協議したわけでございます。この時代におきましては、まだ調整区域の関係等の規定が厳しくなかったわけでございます。しかし、そういうような理論的な国の一つの制約があったことも事実でございますから、今の部長の答弁にもなったかと思うわけでございます。

 しかし、私どもは、たびたび申し上げておりますように、ちょうど今おっしゃいました路線というのが、ある意味におきましては、新東名、こういう線との全く一致とは言いませんが、これに近い位置と接点をずっとつながっておるわけでございます。私どもといたしましては、そういう意味におきましては、岡崎の外側をずっと回る路線、こういうことにおきまして、十分ひとつ調査をさせていただく。こういうことは、新東名の関係でも私は、側道関係ができるならば、これを優先採用させていただくような運動をしますとやったわけでございます。

 しかし、今度の新東名が、多くの場合はトンネル工法で来てしまう。こうなりますと、現在の東名の側道のような利用度が期待できないわけでございます。そうしますと今度は、逆に申し上げますと、今都市計画道路という名称その他は別といたしましても、その側道的な性格を持った道路、岡崎市の外周道路、こういうものも考えていく時期もあろう、また考えていくべきであろう、ここまで申し添えておきます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 24番 中根巳代治君。



◆24番(中根巳代治君) 全く的確なお答えは、市長に感謝しておきます。

 同時に、今申し上げましたようなことで、もう一つ、展望台の御計画があると。この大きさ、その他はまだ全然、展望台の発想があるということだけで、そういうことがわかっておりませんか、再度お尋ねいたします。大きさ、あるいは長さとか、そういうことです。計画だけなのか、御発想だけなのか、お尋ねいたしておきます。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) これも私からお答えさせていただきます。なぜならば、実は中根巳代治議員さん御承知だと思いますが、中央総合公園のスポーツの西ゾーンを初めといたしまして、今クワの入っておるところというのは、保安林の許可が取ってあるわけでございます。もう一つ、今当局が考えておりますところの自然地域というのは、実はこれをどのように利用していくかということに対しまして、保安林との関係、いわゆる林野行政との関係で、まだ到達しておらないわけでございます。全体構想の中におきまして、しかるべきところに展望台的なものが欲しいんではなかろうか、またあるべきであろう、ここまででございまして、全く作図に入るとか、設計に入る、こういうところに入り得ないというものがございますから、私からお答えさせていただいたわけでございます。



○議長(岡村秀夫君) 24番 中根巳代治君。



◆24番(中根巳代治君) これまた的確なお答えでありますので、これ以上云々と言いませんけれども、ただ一つ、松林企画部長が長年苦労されておるので、これまたこれ以上言いません。言いませんが、再度どなたが市長におなりになっても、かくのごとき状況があってはならぬということだけは申し上げて、私の時間はまだありますけれども、大変皆さんお疲れでございますので、これ以上は申し上げません。これで終わります。



○議長(岡村秀夫君) 暫時、休憩いたします。

             午後2時57分休憩

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△鈴木雅美議員の質問(保留分)

             午後3時6分再開



○議長(岡村秀夫君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

 次に、先日行われました鈴木雅美君の質問が保留となっております。

 まず、理事者の答弁を求めます。

 環境衛生部長。



◎環境衛生部長(石原明次君) 鈴木雅美議員さんのガラス工芸平板ブロック製作による特許関係についてお答え申し上げます。

 59年当時、ガラス工芸で色彩のガラス平板ブロックの製作について新聞報道され、東京の業者から「既に特許品であり、無断でつくることは許されない」との苦情を受けましたので、特許品であるか否かを東京事務所の職員が、当時の特許庁長官の紹介を受け、同庁の第4審査部長、担当審査官に調査をしていただき、その結果、相当以前にテラゾータイルとして登録されていたが、既に特許期間が切れて無効となっており、だれがつくっても当時は問題はないと報告を受けました。

 また、このことにつきまして、当時の清掃センター所長に調査内容をお聞きしましたところ、自治体がリサイクルを考えるのは大変よいことであって、経過内容につきましても同様な回答を得ておりますので、よろしく御理解いただきたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 経済部長。



◎経済部長(山田銀作君) さきに御指摘をいただきました通年ポスターのキャッチコピーと、それから日光東照宮レプリカにつきまして御説明申し上げます。

 まず初めに、通年ポスターキャッチコピーについて御報告させていただきます。御指摘のありました「はじめてなのに、なつかしい」をキャッチフレーズとしてポスターをデザインいたしました凸版印刷株式会社に調査を依頼し、次のような回答を得ましたので、御報告させていただきます。

 まず、法的問題につきましてでございますが、「法的には、著作権法と不正競争防止法の二つが関係します」としてございます。「著作権法に関しては、広告コピーやスローガンなどは含まれていないというのが定説です。したがって、問題はありません」となっております。

 次に、不正競争防止法に関してでございますが、「結論といたしまして、問題はありません」としてございます。

 それから、「相手方の韓国観光公社に対しては、凸版印刷株式会社、弊社におきまして事前説明をいたしました」としてございます。

 最後に、「万一このキャッチコピーについて韓国観光公社より問い合わせ等があった場合は、弊社にて対応させていただきます」と、こういうふうに書かれてございます。

 次に、日光東照宮レプリカについてでございますが、私が、昭和62年の3月21日から5月17日まで開催しました葵博の事務局に勤務しておったということで、日光東照宮レプリカにつきまして、初めから終わりまで関係をしておりましたので、議員お尋ねのことにつきまして、このレプリカの経緯について御説明させていただきます。

 まず、葵博開催に当たって、その目玉商品を何にするかという問題となりまして、いろいろ検討しました結果、巨大映像アイマックスシアターと日光東照宮レプリカを選ぶことになったわけでございます。

 そして、レプリカにつきましては、開幕約8カ月前に、61年の7月18日でございますが、仲介役の株式会社電通映画社と賃貸借契約を締結いたしました。

 その内容でございますが、契約金額は1億 5,000万円でございまして、昭和62年3月21日から同年の5月17日までの58日間、日光東照宮館に出展するための展示品出展費用一切の費用でございます。

 内訳でございますが、レプリカ一式の賃貸料、補修料、調査及び制作準備費、保険料、これはホノルルから名古屋港を経て、会場までに要したときのその間の保険料でございます。それから、パッケージ製作、荷づくり人件費、最後に運搬費及びキューレター費、これの合計が1億 5,000万となっております。それから、支払い方法も明記されておりまして、契約時に 4,500万円、61年の11月末日に 4,500万円、これは展示品の補修終了時に支払うということでございます。それから、62年3月20日に 4,500万円、これは博覧会場設置終了時に支払うというものでございます。最後に、62年の5月17日に残りの 1,500万円を、指定された銀行に振り込むということになっておりました。

 それから、この契約に基づいて、レプリカは61年の9月2日に名古屋港に陸揚げされ、当時の関係の皆さんにもお目通りをいただいたわけでございます。その後、京都の伏見工芸に補修に出しまして、補修終了した62年3月4日に葵博会場に搬入され、テーマ館の東照宮館に展示されまして、3月21日のオープンを迎えたわけでございます。

 そして、58日間の葵博の終了した5月17日の閉会式の席で、オーナーのジャック・ウジモリ氏より、レプリカを家康ゆかりの岡崎で恒久保存してほしいという申し出がございまして、また文書でも同じ申し出がございました。

 これを踏まえまして、早速日光東照宮模型の展示保管覚書をジャック・ウジモリ氏と交わしまして、その覚書の内容の主なものといたしましては、展示物の展示保管について、相手方、乙でございますが、乙から申し出があった場合は、甲と乙が十分協議し、決めることとするとなっております。

 それからもう一つ、展示物については、新たな事項が発生した場合、乙は代理人 株式会社ダイゴをして、誠意をもって解決することとなっております。

 そして、62年の6月8日、ジャック・ウジモリ氏より、ウジモリ氏の御厚意によりまして、岡崎信用金庫の1、2階ロビーに展示をしまして、岡崎市と岡崎信用金庫とまた覚書を交わしまして、展示をさせていただいたわけでございます。

 次に、62年の11月4日にジャック・ウジモリ氏より市長あてに、岡崎市に恒久的に展示、保管の申し出をしたが、他都市並びに企業より出展要請のため、岡崎市よりレプリカを搬出することをお許し願いたいとのおわびの文書による申し出があったわけでございます。

 で、11月10日に市議会の各派代表者会議を開いていただきまして、ウジモリ氏の手紙の内容を説明し、搬出について了解を得たわけでございます。

 また、翌日の11月11日に市制70周年記念特別委員会の席でも、ジャック・ウジモリ氏の手紙の内容を説明し、搬出について了解を得ました。

 次に、11月14、15日の連休でございましたが、岡崎信用金庫に展示保管分を、ジャック・ウジモリ氏の代理人 株式会社ダイゴと搬出確認書を交わし、搬出が完了したわけでございます。

 搬出後は、所有者よりの連絡も全くなく、現在に至っておるということでございます。

 以上が、レプリカに対する経緯すべてでございます。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 鈴木雅美君。



◆10番(鈴木雅美君) 経済部長さんのいろいろ御答弁をいただいたんですけれども、せっかく経済部長さんですので、もう1点、別の問題ですけれども、二の丸能楽堂、あそこで演能の会をやられますね。その費用は一体幾らになってみえますんでしょう。



○議長(岡村秀夫君) 経済部長。



◎経済部長(山田銀作君) 今回、4月17日金曜日、19日の日曜日と2回行うことになっておるわけでございますが、1回当たり所要経費は約 300万円ということでございます。



○議長(岡村秀夫君) 10番 鈴木雅美君。



◆10番(鈴木雅美君)  300万円で席数が、パンフレットでは 300席、詰めて 350席、もっと詰めれば 370席というようなお話が今まであったと思うんですけれども、そうしますと、1回もし一般の方がその会を開催しますと、 3,000円や 5,000円でチケットを売ったんじゃ、どえらい赤字を抱えてしまうわけです。 200万からそこいらの赤字を抱えてしまう。そういうようなやつに対して市の方は、貸し館でいくという方針を、私の前半の質問の中でも御回答なさってみえるわけなんですけれども、貸し館でいくということで言われて、市民がやりたかったら、 100万の赤字、 200万の赤字を覚悟しろというような形では、これは余りにも無責任な、言ってみれば、経済的な意味でこれは欠陥建築ですよ、使えないんだから。観光のために使えばいいということを言ってみえるけれども、それじゃ、何か道楽で高いカメラを買って、「いいだろう、おれ、いいカメラ持ってるだろう」と威張っているだけで、シャッターを押さないということと同じことです。そういう点についての市長のお考えをお聞きします。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 能楽堂につきましては、ただいま能を演舞する場合の云々ということでございまして、一般の市民の皆さん方が無料でお使いなさる場合、あるいは若干の低料金でお使いなさる場合、こういうこと等につきましては、担当課で多くの市民の方々が喜んでいただいて使っていただくような手法というものは当然考えておる、また考えていかなければならない、こういうことでひとつ御理解願いたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 10番 鈴木雅美君。



◆10番(鈴木雅美君) わかりました。市長のお考えですと、市民は演能の会なんかやる必要がないということですね。 100万の赤字を抱えてしまって、 200万の赤字を抱えてしまって困るようだったら、演能の会なんかやる必要がないと、そういうことですね。

 それでは、日光東照宮のことについてお尋ねしますけれども、この間の私の話の中に、どうもダイゴが倒産してしまっているようだと。これは、日本の代理人としてダイゴがつぶれてしまっているとしたら、本当に新しい事態で、これについて確認をなさるとか、例えばジャック・ウジモリさんの方に国際電話をかけて、どうも日本での様子がおかしいよと、ちょっと困った状態だというようなことで、御確認の作業はなさいましたか。



○議長(岡村秀夫君) 経済部長。



◎経済部長(山田銀作君) 確認はしてございません。



○議長(岡村秀夫君) 10番 鈴木雅美君。



◆10番(鈴木雅美君) 留保して、御回答を待っておるわけですから、ちょっとまじめに対応していただかないと、今御説明いただいた範囲のことでしたら、そんなのは今まで出ている資料を読めばわかることなんです。そんなことを説明していただくのに、留保して、お待ちしておったわけじゃないわけで、新しい事態についてどういうふうに対応するのか、それからまた、私自身がつかんだ事実が、それがどういうことなのか、事実であるのかということをお伺いしたいから、お待ちしていたわけです。

 市長は、前半の私の質問に対して、所有者がもう1人出てきたということをおっしゃいましたね。その方、八代正明さんとおっしゃる方だと思うんですけれども、その方はこの本の中にも出ているわけです。これは、葵博の最中に会場で販売されたものなわけです。ここに出ているわけです。この八代正明さんが出てきて、市長に所有権を主張されたと。市長も困ったわけで、その困られたのは大体いつごろの話ですか。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) これまた私が5年前のことに云々ということは申し上げると、間違いがあるといけませんが、たしか私は、八代さんという方にお行き会いした覚えはございません。幾ら考えてもございません。ただ、そういうのを内局の人から聞いたことはございます。

 ただ、基本的な問題につきまして、今鈴木雅美議員さんの御質問に対しまして、的確でなかろうと思いますから、申し上げておきますが、ここには当時の議員の方もお見えになるわけでございまして、あのジャック・ウジモリさんの例のレプリカをいただいてくる、借りてくるときに、これは皆さん方にも、70周年の実行委員会でも申し上げました。評価額が幾らだとかということは非常に難しい問題でございましょうが、一説には十数億とも数十億とも言われておりますと。

 ただし、結局これを葵博の関係に借りてくるんだけれども、「一体おたくの方、ジャックさんの方は日本へ出していいんですか。必ずお返ししなければいかんですか」ということを私は個人的に聞きました。こうしましたところ、ちょうど今管理しておるのが、保管してあるのが、たしか天台宗か何かのお寺である。このお寺がハワイの日本人学校を経営しておると。ですから、国際的にも美しい話で、私の方は、一遍岡崎の方で預かっていただけばそれでいいんだ。幾らとか云々かというお話はございませんが、預かっていただけばそれでいいんだ。しかし、逆に、せっかく日系人の我々がこうしてきたんだから、ハワイの日本人学校については、ひとつ財政的に援助ができないでしょうか。こういうお話があったことは事実でございます。

 これを踏まえまして私は、こういうことがございますよというところまでは議会でも申し上げたはずでございます。しかし、この方向も実は変わってまいりまして、途中で、日本人学校という話というのは全く途絶えてしまったわけでございます。そして、今度はその次に出てまいりましたのがたしか、これ、担当が覚えておったら、担当の方で場所等言ってください、何か羽田かあの付近の町で、相当なお金を出して買おうという話が出てきた、こういうことを事務局を通じて聞いたわけでございます。そういう問題がございまして、たしか委員会か何かにも資料もあるようでございますが、当時の事務局長も、ここへ置いておこうとしますと、御先方も若干販売、売ってしまうということの方へ傾かれたんじゃなかろうか。これも、仲介に立っておるどの業者か知りませんが、その業者との関連で、関係しようという方向ではなかろうかということから、少なくとも五、六億ぐらい必要になりはせんか、こういうことも委員会等で若干漏らしておるようでございます。

 こういう経過を踏まえまして、国際的に考えましても、確かに一時は恒久展示、永久展示という契約を間違いなくしていただいたわけでございますが、日本人学校というものの影をなくしてしまった。そして今度は、内々ではございますが、各市の関係に対しまして、買っていただける人を探しておるということは、ジャック・ウジモリさんではございませんが、その仲介者がそういうことで動いたじゃなかろうかと思う。この中へ、私どもが今から所有権がまた、違う人があらわれてきたと、こういう問題の中に入りますよりも、この辺で、残念ながらあきらめて、お返しした方がいいんじゃないか、こういうところまで私どももお話を申し上げ、御理解を得たと、このように考えておるわけでございまして、ひとつよろしく御理解を願いたいと思うわけでございます。

 以上。



○議長(岡村秀夫君) 10番 鈴木雅美君。



◆10番(鈴木雅美君) 市長はこれまで、国際問題になるからということで、このようなお話はされてないわけですよね。ちょっと突っ込まれたもんだから、慌ててしてみえるわけで、所有権を主張した方が見えたということで、この本に書かれている八代正明さんという方じゃないかもしれませんけれども、そういう方があるという状態でありながら、レプリカが出ていく直前の70周年の委員会でも、ジャック・ウジモリさんが所有だということを言っておるわけですよね。何だかんだ言いながらも、突っ込んでいかないと、市長はどうも本当のことをしゃべってくれない、どうも我々議員をだます、そういう方向があるじゃないかというふうに思えてならぬわけですよ。

 この件に関してここでこれ以上突っ込んでもどうかと思うので、僕は議長さんにお願いがあるんですけれども、この問題は、まだまだ解明しなければいけない点がいっぱいあると思うんです。理事者の方にお願いしても、ダイゴが倒産したらしいと、これは三晃社の方に電話したら、教えてくれたと。また、私も個人的にダイゴに何度電話をかけても通じないということがあったわけですから、そのあたりのことを全部お話しして、何とかしてほしいと言いながらも、していただけないと。小出しに、いや、実はこういう事実があったというような形でちょこちょこ出てくる、こんなんでは、いつまでたっても解決しませんから、ある面では、このあたりではっきりさせる意味でも、議会の方で調査するなり、委員会をつくるなりしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それから、奥殿陣屋に関してですが、市長は前半の私の質問に対して、玄々斎宗室の肖像画、それもかかっておるけれどもということは言われたんですけれども、この玄々斎宗室の肖像画の寄贈者は一体だれなんですか、お教えください。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) これらに対しましては、特に今の前段の問題でございまして、非常に市民に誤解を受けますし、これは単に私の誤解ということでなくて、御承認をくださいました議員さんの方にも迷惑をかけると思いますので、一言だけ追加いたします。

 私どもは、特に国際問題と言いましたのは、ジャック・ウジモリ氏自身も、私が寄附したことによって、議会の皆さん方からも大変ひどいことを申された、こういうようなことが第二者を通じあり、議会の皆さん方からもそのような御注意があったわけでございまして、こういう問題を外に余り出したくない、こういうことで私が言ったわけでございまして、あえて隠すとか云々ということはございません。

 ただ、今の後段の玄々斎宗室のをだれが寄附したかということにつきましては、むしろ私が申し上げるよりも、事務担当があると思いますから、こちらの方から、間違いないデータに基づきまして御回答させていただきます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 開発部長。



◎開発部長(加藤主計君) 玄々斎宗室の肖像画の寄贈主でございますが、佐川急便グループ会長 佐川 清ということになっております。話のございましたのが、平成2年の4月初めでございます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 10番 鈴木雅美君。



◆10番(鈴木雅美君) 市長は前回、知らぬ存ぜぬということで言われたんですけれども、玄々斎宗室もやっぱり佐川急便の寄贈だったわけですよ。平成2年4月7日の日に徳川家康公と16神将、これの除幕式があったわけです。そこで、六、七人とニューグランドホテルで昼食をしてみえるはずです。その席に、この佐川急便の安城の支店長の方が見えておったということがあるわけですけれども、そこまで二つの、憎いぐらい市長のお好きなことを知っている、大給恒公、玄々斎宗室と、そこまで調べてみえて、また一緒に会食もされておる方のことを御存じないというのは、これは実におかしなことだと思います。いまだに思い出せませんでしょうか。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 私はあくまで、どんな人が来たのか思い出せません。特に私は、馬堀法眼さんを私は御依頼申し上げるということでございましたが、馬堀さんの支援者の中に佐川さんが云々ということで、これは私の方から御招待申し上げたということよりも、たしか馬堀さんの御紹介で来られたんじゃなかろうかと思っておりまして、そう言われますと、そうなのか、私は今度は逆に言いますと、馬堀さんの秘書の方も一緒におられたようでございますが、私どもといたしましては、一緒にお食事をしておるとおっしゃれば、しておるかもしれませんが、私の意識の中には、馬堀法眼画伯しかございませんですが、一緒に食事をしたという事実があるならば、そのとおりでございます。



○議長(岡村秀夫君) 10番 鈴木雅美君。



◆10番(鈴木雅美君) 稲熊町に 8,500平米という大きな土地を取得されたわけですよね。その取得されたと、これだけの土地の取引があって、またいろんな寄贈をしていただける、そういう方のことを知らない、知らないと、会ったことがあるかもしれないけれども、覚えていないと言うというのは、どうもおかしいんじゃないかと。逆に、そういうふうに言われれば言われるほど、こちらとしては何かあるんじゃないかと、そういうふうに思わざるを得ないわけですよ。そんなことは得策じゃないと思うわけです。ないならないで、砂糖1斤もらってはおりませんということで言ってみえるわけですから、砂糖1斤じゃなくて、岡崎市としては、玄々斎宗室の絵をもらっておったと。担当の方からお話しいただかなければわからないという、そんな問題じゃないと思うわけです。それをそういうふうにおっしゃってみえる、これはどうも納得しかねるところがあるんですけれども、これは納得せざるを得ないことでしょうから、それはそれでよろしいんですが、美術館、博物館の……。

 その前に廃ガラスのことにいきます。廃ガラスの平板なんですけれども、特許というのは、こういう大きなものについては余り発生しないんですよね。現実には、恐らく意匠登録でやられていると思います。そららの方を今後お調べ願って、それが抵触しているかいないか、そういうことの御報告をまた後日お知らせ願います。

 じゃ、今度美術館、博物館のことにいかせていただきますけれども、美術館、博物館の件で、一番最初になったのがこれだと思うんです。ここから、二大ゾーン構想から始まってきたんじゃないかなと。この二大ゾーン構想の一番結びのところに、「この報告書は、岡崎市長を初め市関係職員の方々によってつくられた構想案の原案、基礎資料をもとに」ということで書かれているんですけれども、わざわざこういうふうに書くということは、よほどそういうものがなければ、芸術なり、こういうことをやっている人は、そんなことは書かないわけですね。実際僕は、ここに作成メンバー6人おるんですけれども、うち2人が友達なんです。ずっと昔から、これをつくっておるころから知っているんですけれども、非常に熱心に市長が、「これとこれは入れたい。これは絶対実現したい」ということで言ってみえているわけですよね。

 その結果が、また関連してしまうんですけれども、いまだに尾を引いておるというところで、美術博物館の問題なんかは、どうも現場の意思よりも非常に強い市長の意思というものを感じてしまうわけです。そういうことについてどう考えてみえるのか。例えば、市長は本の中にもいろいろ書いてみえるけれども、現場についてとやかく言わないけれども、本を読んだ職員に気をきかせるような、そういう行為があったんじゃないかなと思うんですけれども、いかがでしょう。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) これらにつきましては、私はあえて弁解しませんが、一番大事なことは、美術館、博物館というのは、おのおのの方々が専門分野ばかりを主張されても困るわけでございまして、こういう部面におきましては、我々が総体を判断したところの構想というものを盛り上げていただくような御意見は申し上げたことは事実でございますが、逆に申し上げますと、おのおのの先生方の意向も全く重視してきたということでございます。

 それがために、鈴木議員さんも御承知だと思いますが、地下方式がいいか、あるいは地上方式かということで、1年半も延々と論議を重ねたわけでございまして、これは私どもが簡単に処置ができるとするならば、そんなことをしなくてもできたわけでございますが、やはりおのおのの専門の分野の考え方ということにつきましては、相当大きな違いがあるわけでございます。

 また同時に、今後のできたもののみでなくて、できたものの運営ということに対しまして考えていかなければならぬのが市政の執行者でございまして、これらに対する運営に対しましての完全な御回答、こういうものを前提としながら御討議申し上げたことは事実でございますが、そういう内部資料に対しましては、私はここで申し上げる意思はございません。



○議長(岡村秀夫君) 10番 鈴木雅美君。



◆10番(鈴木雅美君) 内部資料ということで、非常に便利のいい言葉で、話す気がないと、これまた見解の相違と同じように都合のいい言葉なんですけれども、見解の相違ということで言われたことの中に、「よもやま日記」、あれについて、聞き取りで広報の職員に書かせても、代筆でも、それは自分の著作だと、そういうふうに言われたんですけれども、大体随筆というのは、心の赴くまま筆を走らせて、その人間性をあらわすというところに随筆のだいご味があるわけでして、随筆の格好をして、例えば市長の個人的な過剰包装、そういうのをしていくような、そういうことというのはおかしいと僕は思うんです。話がここまで明らかになってしまった以上、岡崎市政だよりについて、「よもやま日記」の掲載をもうやめるべきじゃないかなと、そういうふうに思うわけですけれども、いかがでしょう。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) やめるべきなのか、大いに書くべきなのか、十分ひとつ検討させていただきます。

 以上。



○議長(岡村秀夫君) 10番 鈴木雅美君。



◆10番(鈴木雅美君) 検討と言われましても、市長は前半の私の質問に対して、そこまでは認めたわけですよね、広報の方に代筆させておるというところまでは。そういうことをやっていく方が、美術館、博物館とか、そういう文化関係のことでいろいろ言ってみえるということは、どうもピントがそこで外れてしまうんじゃないかなという気がするわけです。

 この「よやもま日記」については、ぜひとも僕は、中止と同時に、実は今までこうだったというような形の経過を市政だよりにぜひとも掲載してもらいたいと、そういうふうに思っているわけです。それもあわせてお願いしておきますし、今後どういうような形でやっていかれるかということについては、私も見守っていきたいと思いますので、的確な行動をお願い申し上げたいと思います。

 日光東照宮については、議長さんにお願い申し上げましたけれども、まだまだ不明朗な点が非常に多々ありますので、ぜひとも理事者におかれましても、早い時期にすべての状態をさらけ出されて、一件落着という方向に行かれることをお願い申し上げます。

 以上で私の質問を終わります。



○議長(岡村秀夫君) 以上をもって、一般質問は終結いたしました。

 この一般質問の終結に際しまして、皆さんにお知らせいたします。

 去る6日の一般質問の際、39番 近藤議員より議事進行についての意見があり、その後議会運営委員会での協議の結果もあります。そして、明11日議会終了後、代表者会議が開かれますので、その中できょうの一般質問に関連した問題等について御協議をいただき、説明をいただくかどうかということの是非についての判断を代表者会議の中でいただきたい。

 そしてまた、本日関連質問の通告がありますので、ただいまから10分間、40分から50分までの間10分間休憩をいたしますので、その間に文書でもって質問の趣旨、内容について議長の方へ事前通告をいただきますようお願いいたします。

 ただいまから10分間休憩いたします。

             午後3時40分休憩

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△中根巳代治議員の質問(関連質問)

             午前3時55分再開



○議長(岡村秀夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 先ほどの鈴木雅美君の一般質問に関連して、関連質問の通告がありましたので、これを許可いたします。

 24番 中根巳代治君。



◆24番(中根巳代治君) 大変お疲れでありますが、関連質問で1点だけお聞きいたします。

 先ほど鈴木雅美君の質問でレプリカの問題が出ましたが、私はこれは在籍しておりましたので、永久展示ということは、確かに覚書があったということの部長の御答弁がありました。さすれば、これにつきまして、現在岡信にありませんので、状況は私は詳しくはわかりませんが、詳しい説明がありましたので、再び岡崎に展示ができるのか、戻ってくるのか、それは不明なのか、それができないのか、その御意思があるか、お尋ねいたします。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 経済部長。



◎経済部長(山田銀作君) 先ほど御説明申し上げましたとおり、この葵博でレプリカを大きくPRされたというようなことで、地方都市並びに企業から出展依頼があるので、必要なので持ち出したいという依頼があったわけです。搬出後は所有者から何ら現在連絡がございません。ですから、今ここで、岡崎へ返ってくるとか、こないとかいう明確なお答えは、ちょっと今現在私はできないわけでございますが、もし万一返ってきたといたしましても、展示するような広いスペースのところはないじゃないかなと、今直観したわけでございます。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 24番 中根巳代治君。



◆24番(中根巳代治君) 何といいましょうか、これ以上物を言っても始まらぬと思いますので、今部長のお答えを聞くと、返ってくるということは約束できませんというお答えだね。そういうことですから、非常に重大な責任が出てくると思いますが、以後のことは議長に申し上げます。いいですか、ここで。この席でいいですか。後で議長に、こんなところで物を言うなと言われるといかんと思いますので、議長の方で、今のようなお答えが出ましたので、議運とか代表者会議でこのことは議題にしていただきたい。もう個人でどうこう言うことじゃありません。越えました。重大な覚書があり、また当時の議会でお約束いただいたことができなくなった、こういうことにつきましては、中根巳代治議員個人の問題ではありません。もうこれを越えて、議会全体のことになってまいりましたので、以後については、議長のお計らいで、代表者会議、議運等で御討議をいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 先ほどの一般質問の終了時に申し上げましたとおりに、明日の本会議終了後の代表者会議の中でこの問題について代表者の皆さんに御協議をしたいと、こういうふうに申し添えておりますので……。

 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 私から、特に姿勢をということもございましたから、一つだけ追加して御説明しておきたいと思います。

 さきの鈴木議員さんの御質問の中の佐川急便さんの何か工場用地を知っておったかどうかということでございますが、私は全く知りません。これは、いわゆる国土法の関係の事務でございまして、私の方には決裁も回ってきませんし、何も事務的にもないわけでございます。そのことだけ明確にこの席でさせておいていただきたいと思うわけでございます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 24番 中根巳代治君。



◆24番(中根巳代治君) 終わっておきます。もうこれ以上は言いません。もうはっきり答えが出ました。



○議長(岡村秀夫君) それでは、関連質問は終わりました。

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○議長(岡村秀夫君) 日程第3、第8号議案「市道路線の廃止について」外39件を、会議規則第35条の規定により一括議題といたします。

 これより質疑に入ります。

 第8号議案及び第9号議案について御質疑ありませんか。

     (「なし」の声あり)



○議長(岡村秀夫君) 御質疑なしと認めます。

 次、第10号議案から第30号議案までの条例議案について御質疑ありませんか。

     (「なし」の声あり)



○議長(岡村秀夫君) 御質疑なしと認めます。

 次、第31号議案「平成4年度岡崎市一般会計予算」について御質疑ありませんか。

     (「なし」の声あり)



○議長(岡村秀夫君) 御質疑なしと認めます。

 次、第32号議案から第45号議案までの特別会計予算について御質疑ありませんか。

     (「なし」の声あり)



○議長(岡村秀夫君) 御質疑なしと認めます。

 次、第46号議案及び第47号議案の企業会計予算について御質疑ありませんか。

     (「なし」の声あり)



○議長(岡村秀夫君) 御質疑なしと認めます。

 以上をもって質疑は終結いたしました。

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○議長(岡村秀夫君) 日程第4、予算特別委員会の設置を議題といたします。

 お諮りいたします。

 第31号議案「平成4年度岡崎市一般会計予算」外17件につきましては、予算特別委員会を設置の上、審査することにいたしたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

     (「異議なし」の声あり)



○議長(岡村秀夫君) 御異議なしと認めます。

 よって、第31号議案外17件については、予算特別委員会を設置の上、審査することに決しました。

 お諮りいたします。

 予算特別委員会の委員の定数は38名といたしたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

     (「異議なし」の声あり)



○議長(岡村秀夫君) 御異議なしと認めます。

 よって、予算特別委員会の委員の定数は38名とすることに決しました。

 これより直ちに予算特別委員会の委員の指名を行います。

 委員は、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において、議長、副議長を除く38名の議員を指名いたします。

 これに御異議ありませんか。

     (「異議なし」の声あり)



○議長(岡村秀夫君) 御異議なしと認めます。

 よって、議長、副議長を除く38名の議員の諸君を予算特別委員会の委員に選任することに決しました。

 次に、第8号議案外21件及び請願3件につきまして、委員会付託を行いたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

     (「異議なし」の声あり)



○議長(岡村秀夫君) 御異議なしと認めます。

 よって、第8号議案外21件につきましては、お手元に配付の議案付託表により、請願3件は請願文書表のとおり各常任委員会へ付託いたします。

 なお、受理いたしました陳情は、常任委員長あて送付し、審査を依頼いたします。



○議長(岡村秀夫君) 以上で本日の議事日程は終了いたしましたので、明11日午前10時再開することとし、本日はこれにて散会いたします。

             午後4時1分散会

 地方自治法第 123条第2項の規定により、ここに署名する。

         議長   岡村秀夫

         署名者  中根義一

         署名者  細井幸彦