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愛知県 岡崎市

平成 4年  3月 定例会 03月06日−04号




平成 4年  3月 定例会 − 03月06日−04号







平成 4年  3月 定例会





△福尾正議員の質問

             午前10時開議



○議長(岡村秀夫君) 出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから会議を開きます。

 本日出席を求めた理事者は、市長初め関係職員であります。

 なお、議事日程は、お手元に配付の印刷物により御承知願います。

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○議長(岡村秀夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、5番 岡崎冨雄君、36番 村松 武君の御両名を指名いたします。

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○議長(岡村秀夫君) 日程第2、一般質問を行います。

 あらかじめ定めた順序に従い、質問を許します。11番 福尾 正君。

     (11番 福尾 正君 登壇)



◆11番(福尾正君) 皆さん、おはようございます。

 お許しをいただきまして、通告の順に従い質問をいたします。

 3月議会の先陣を切って一般質問をできる機会を得まして、大変幸運に思うところでございます。春風のごとく温かく、明快なる回答をお願いいたします。

 まず、東部地域の発展施策とその対応についてであります。

 本市は、市民の皆さんと力を合わせ、21世紀を展望したまちづくりを進め、明るく、住みよい、豊かな岡崎市を都市像と定め、その実現を目指し、努力されていることは、評価するものであります。

 第4次総合計画、この計画は、五つの施策を基本的な柱とし、活力と創造のまちづくりを目指し、スタートしておりますが、中央総合公園の充実を初め、テクノエリア構想、“ハイコン21”構想の推進、市民病院の移転新設、岡崎公園地下駐車場の整備、美術館・博物館の建設等々、市の将来像は実に雄大であります。私も懸命に勉強、研究、努力しなければと思っておりますが、この計画はあくまでも健全財政の中で着実に一つ一つ実践することが先決だと思うのであります。

 東部の丘陵地には待望の市民球場のほか、体育館、武道館、錬成道場が豊かな自然環境の中に完成し、多くの方々に利用されております。また、岡町地内には21世紀を担う子供たちに国際的な視野を与えるとともに、才能を育てる場として、世界子ども美術博物館や親子造形センターの充実が図られております。さらに、隣接する葵工業団地、また大幡町地内には第2メカトロピア東部工業団地計画など、活力ある先端技術産業のまちづくり推進は、地域活性化の施策として大いに期待をするところであります。

 こうした中で、質問の第1は、東部地区道路問題であります。都市計画道路の美合線の拡充整備もおくれております。これは東高校前の重要路線ですが、藤川で国道1号線を渡り、葵工業団地からの道路と接続する路線でありますが、早期実現が望まれております。現況と今後の計画について説明をいただきたいと思います。

 次に、生平幸田線ですが、名鉄山中駅東の踏切付近が狭く、国道1号線から駅の北側を通り、池金町につなぐ道路、これは道路の位置指定もされていると思いますが、その促進について、現状と今後の計画について説明をいただきたいと思います。

 また、幸田生平線が池金町に入り、生平幸田線から本宿の阿蔵本宿線につながる市道の拡幅はどうなっておりますか、伺います。この市道は今重要路線となっておりまして、この路線が拡幅され、阿蔵本宿線が国道1号線につながりますと、一連の道路網ができると思いますので、伺います。

 また、少し離れますが、山綱扇子山4号線の修理改修、これは予算計上もされておりますが、この計画についても、今後の見通しを説明いただきたいと思います。

 次に、都市計画道路桑谷線ですが、名鉄美合駅東の名鉄本線との立体化工事も進み、着々完成に近づいておりますが、これから先の竜泉寺町の未整備箇所、家屋の移転、敷地の補償問題等難航しているようでありますが、早期促進が望まれております。現在の現状と見通しについて説明を願いたいと思います。

 続いて、公共交通機関に伴う発展施策について伺います。東部地域の公共交通機関は、市内東西に通勤、通学の足として名鉄本線が通っております。名鉄美合駅は、東部公共交通の核であり、東部地区の多核都市の拠点でもあります。駅の北側は現在土地区画整理が行われており、新しい市街地の形成が進み、今後の発展を期待するものであります。美合駅周辺整備として代表質問にもありましたように、駅南でありますが、現在手つかずの状況であり、地域発展のため、そして住民利便のためにも、南口を設置する必要があると考えます。美合駅南口の設置と南側都市基盤の整備が成れば、すばらしいまちづくりが形成されると思います。このことについての見解は、代表質問において回答がありましたので、開発整備についての御努力を要望しておきます。

 次に、バス路線の運行経路の拡大についてお尋ねをいたします。今岡崎から美合、桑谷を経由して羽栗町までバスが運行されておりますが、中途半端であります。昨年3月議会で私要望いたしましたが、その路線を山中市民センターまで延長する。できれば藤川台、藤川、蓑川、美合へと循環することが理想であります。市の経営ではありませんが、市民の足として考え、当局の見解を伺っておきたいと思います。

 次に、交通の難所となっております本宿地区の交通安全対策事業、名鉄本線の高架化、国道1号線の拡幅、区画整理事業と着々と進められておりますが、大幡町にまたがる東部工業団地、交通アクセス等、地元は不安と期待の中にありますので、万全の体制で進めていただきたいと思います。葵工業団地とともに、現状と今後につきましては、代表質問で回答がありましたので、割愛をいたします。均衡と調和と申しますが、東部地区にもそれぞれ地域性がありまして、過疎的要素があり、活性化の望まれる地域もあります。竜谷地区、河合地区もしかりでございます。こうした山間地域も、地域の要望があれば、三世代住宅の建設は可能でありますか、お答えをいただきたいと思います。

 次に、教育面からお尋ねをいたします。藤川地区は、サンヒル藤川台住宅約 400戸ができ、今蓑川区画整理事業も着々と進み、大きな社会的人口の増加が目に見えております。既に小学校は校庭が狭く、運動会もできない状態であります。教育面から、この解決は、地域住民の要望として大きな課題であります。小学校の将来計画につきましての見解もお聞かせいただきたいと思います。

 質問項目の二つ目としまして、水田農業確立対策と生産緑地法についてお尋ねをいたします。

 平成3年産米の不作などに対応するため、来年度の転作目標面積を水田農業確立後期対策の基本目標面積より13万ヘクタール緩和して、70万ヘクタールとなり、来年度の転作割合は25%となったことは、既に水田農業確立対策推進協議会で承認をされ、正式に配分が決定したと思います。軽減面積13万ヘクタールのうち2万ヘクタール弱を作況指数に基づいて災害地域に配分されたと聞いております。岡崎市にどのように配分されたか、そして各地域の配分方法と農家の反応についてお聞かせいただきたいと思います。

 転作面積の緩和、すなわちプラス減反の決定する前に転作の麦をまいております。今から減反面積をふやしますと、麦を収穫してから稲を植えなければなりませんし、加えて大部分が集団転作をしておりますので、難しいと思います。減反決定の時期が遅いことに原因があると思いますが、早い見通しと対応ができないかということが1点。

 2点目は、作付調整の指導はどのように指導されているか、お答えをいただきたいと思います。

 なお、4年度も転作目標は達成されると思いますが、達成しますと、転作率は何%となりますか。3年度の状況とあわせ説明を願いたいと思います。

 次に、生産緑地法の一部改正に関連する問題でありますが、先日の市長の提案説明の中で、市街化区域内農地の宅地化の推進は、河川整備のおくれている一部の低地部に対して一時的に雨水を貯留し、保水能力のある農地が減少し、浸水被害を広げる結果にもなり、このような地域において生産緑地の指定を受けない農地については、排水整備がされるまでの当分の間、浸水被害を抑制させる考えから、農地の保全を支援する措置として、今議会に岡崎市浸水防止奨励条例案を提案したものと説明をされました。12月議会におきましても質問もあり、新聞報道もあり、当を得た措置と思います。市街化区域内の農地にとりましては、生産緑地制度を農家がどのように活用するかが大きく問われており、その選択申し出期限も本年3月末となっており、時間も月日もありません。関係者には事前に議会に提案していることの説明をするとのことでありますが、まずその説明の具体的な進め方についてお示しを願いたいと思います。

 次に、1月末までの生産緑地制度の申請は、首都圏、中部圏、大阪圏ともに伸び悩みと聞いております。愛知県は 9,148ヘクタールのうち18%と報道されておりますが、当市の3月末の申請は何%ぐらいになると見通されているか、伺います。

 生産緑地指定のいかんは、農家の長期的な土地利用と生活設計の面で大きな意味を持っております。生産緑地が織りなす潤い、ゆとり、緑、水、農と住の調和であります。これからの都市農業についてのビジョン、方向づけを農協などに指導するという構想を行政として持たなければならないと思います。これからの都市農業という課題に取り組む意欲をお聞かせいただきたいと思います。お伺いをいたします。

 質問の三つ目としまして、農業委員の待遇改善について質問をいたします。

 農業の構造政策に果たす役割、農業委員の責務はますます重要なときを迎えております。農業振興地域の整備に関する法律、農振法の運用改善も求められている現在、地区内の適正な農地利用の指導や農地銀行の運用、市街化区域内農地の計画的な保全、農業の方向づけなど、日々努力をされております。

 報酬についてお尋ねをいたします。近隣都市、特に豊橋市と比べますと、大きな差があります。豊橋市とは、農耕地面積を初め差はありますが、平成3年4月1日現在、豊橋は会長月額5万 5,000円、岡崎は2万 8,000円、会長代理、豊橋が4万 6,000円、岡崎が2万 5,000円、部会長、委員にしても大きな差があります。私は、特に会長職が低額だと思います。会長は、農業会議を初め各種会合にも出席し、決裁事務もあり、大変だと思います。私たち議会議員も増額されておりますように、やはり公選でもあり、今後一層の活躍をいただくためにも増額が至当と思いますので、その見解をお願いしたいと思います。

 続いて、質問の四つ目、林道計画について質問をいたします。

 活力と調和に富んだまちづくりの中に、林業施策があります。自然環境保全と水源の涵養など、公益的機能の充実を図るものですが、このことは大事なことであります。適地適木の造林奨励にしても、治山治水施策の促進にしても、保健林休養機能の活用にしても、林道の充実が先決であります。林道がなかったならば、宝の持ちぐされともなり、山を愛する気持ちはうせ、荒廃するのであります。

 そこで、岡崎市の4年度林道計画について御説明をいただきたいと思います。

 なお、平成3年度において林道、作業道の設置は計画どおり実施されましたか。また、地域からの要望に対し何%実施できたか、お答えをいただきたいと思います。

 次は、5番の土地改良区の合併についてお尋ねをいたします。

 昨今の農業地域における都市化、混住化による農地のスプロール化現象を排除し、優良農地の保全と農業の合理化を図るため、圃場整備や用排水路の整備を積極的に進めていただいたおりますことは、高く評価するものであります。特に東部地域におきましては、昭和53年より着手した県営圃場整備事業竜谷地区を初めとし、ほとんど全域で実施されており、そして今逐次完成を見ております。圃場整備を実施するため、実施区域ごとに土地改良区が設立され、昭和53年度以降、東部地区で五つの土地改良区が設立され、従来の2地区と合わせ現在7土地改良区があります。この改良区の統合合併が全国的に進められ、岡崎市においても圃場整備事業が完了しつつある今日、東部地域の土地改良区合併の構想が検討されていると聞いておりますが、この合併は、組織、運営の合理化、維持管理体制の強化になり、効果は大きいと思います。現在の状況について御説明をいただきたいと思います。

 以上で第1回の質問を終わります。

     (11番 福尾 正君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 企画調整部長。



◎企画調整部長(松林正八郎君) 1番の東部地域の発展施策と対応についてのお尋ねでございます。今議員御指摘のように、やはりその地域の発展ということを考えた場合、その周辺の基盤整備、あるいは道路網の整備、それからまた公共交通機関の整備、それから拠点施設、こうしたようなものになろうというように思っております。特に美合駅の周辺につきまして、代表質問にもお答えしたわけでございますが、当市といたしましても、第4次岡崎市総合計画の中で、市街地の整備、これにはいろいろの中で、特に美合駅周辺整備という項目も上がっておるわけでございます。美合駅周辺整備につきましては、土地の有効利用と公共施設の整備を図るための基本構想を策定すると、このようになっておるわけでございます。したがいまして、順次地域の皆さん方、あるいは地権者の皆さん方、ともにこの構想をつくってまいろうというように思っておるところでございます。

 そこで、私どもの担当しております部分について御回答申すわけでございます。東部地域におきますバス路線網でございますけれども、名鉄美合駅を中心にいたしまして6路線、 141本が運行されて、通勤通学の足として利用されておるというような状況でございます。御要望によります路線の新設、あるいは増発等、この運行の拡大ということにつきましては、関係機関と協議を行う中で、少しでも多く増発ができる、あるいは新しい路線ができるように心がけていきたいというように思っております。

 なお、御指摘をいただきました羽栗から山中への運行の延長、これにつきましても、今バスはほとんど車掌が乗っておりませんので、回転空地が要るということを聞いておるわけでございまして、これも地域の皆さん方とあわせながら、そうしたようなものが確保できるならば、そうした延長も可能であろうというように思っておるところでございます。

 それから、美合駅に次いで、藤川の駅の利用も非常に多くなってきておるという現況であるわけでございまして、そうしたようなものに対しての今後の整備計画というものも必要になろうというように思っております。

 それから、いわゆる東部地域におけるところの三世代宅地供給事業でございます。先日代表質問にもお答えしたわけでございますが、米河内におけるところの第1期と申しますか、この計画も完了に近いわけでございまして、特に東部地域におきましても、こうした施策を行っていきたいというように思っておるところでございまして、東部につきましても、三、四カ所を候補として私どもも調査をしておるわけでございますが、いずれにいたしましても、用地取得、それから今御指摘をいただいたような公共交通機関のある程度のアクセス、こういうことも必要でございまして、今後とも地域と協力しながら、その選択をし、この三世代宅地事業を東部にも進めてまいりたい、このように思っておるところでございます。よろしくお願いいたします。



○議長(岡村秀夫君) 建設部長。



◎建設部長(矢野孝君) 1番の中で、公共交通機能の充実について、道路の改良状況でございます。県道生平幸田線につきましては、御質問の区間は 520メートルでございますが、これを県におきまして平均 4.5メートルより 9.7メートルに拡幅するという計画で、昭和61年度より用地の買収、家屋の移転に着手していただいておりますが、現在までに 4,000平方メートルのうち 1,170平方メートルの買収と1戸の家屋移転が行われました。地元におきましても、県道生平幸田線山中地区改修推進委員会が設立されまして、御協力をいただいておりますが、家屋移転、用地買収等も非常に難しい、困難な問題の多いところでございます。県と協力いたしまして、所有者の御理解をいただきながら、今後も事業の推進に努めてまいりたいと考えております。

 それから、市道池金本宿線でございますが、これは延長が 1,100メートルございまして、現況の道路幅 5.5メートルを10.5メートルに拡幅するという計画で、平成2年度に測量を行いまして、地元にお願いをしておるところでございます。なかなか所有者の御理解をいただくことができませんので、今後ともよく御説明をしながら、御同意をいただくよう努めてまいりたいと考えております。

 それから、山綱扇子山4号線でございますが、市道舞木蒲郡線から駒ケ滝駐車場までの 640メートルの区間を、これを第1期計画ということで、昭和63年度から着工いたしておりますが、現在までに 280メートルの施行をいたしました。残る区間につきましても、今後鋭意完成に努めてまいりたいというふうに考えております。

 次に、2番の (3)冠水常習地域農地に対する市の補助制度の内容について、今後の進め方のお尋ねでございますが、浸水防止条例の議決をいただきますと、この運用のための細則基準につきましては、今後浸水防止奨励金交付要綱というものを作成いたしまして、新年度の早い時期に決定をしてまいりたいというふうに考えております。その間におきます関係者の皆さんへの説明につきましては、現在対象として考えております六名、城南、福岡、赤渋、大和地区で、対象となります町総代さんに3月12日にお集まりいただきまして、御提案いたしております浸水防止奨励条例案に基づきまして、私ども検討中の要綱骨子の構想について御説明をいたしまして、関係者への御伝達をお願いして、土地利用の参考にしていただいたらというふうに考えております。

 続きまして、5番の土地改良区の合併の問題でございますが、東部の7土地改良区の合併の見通しということでございますが、この土地改良区の合併につきましては、国の方針に基づきまして、県におかれまして、愛知県土地改良区統合整備基本計画というものを昭和63年に策定されまして、合併等の指導が行われております。市におきましても、県ともども各土地改良区に合併構想の呼びかけをしてまいったところでございますが、東部につきまして研究会を経て、今年度に岡崎東部地域土地改良区統合整備推進協議会というものが設立されまして、合併に対しての協議が進められているところでございます。この協議会に加入をしておりますのは、圃場整備を実施するために設立されました六つの土地改良区でございますが、この中で、まだ事業を実施している改良区もあるわけでございまして、このような改良区につきましては、当面事業の完了を優先して、完了後であれば合併もというような意見もあるわけでございます。当面は、事業が完了しております土地改良区を主体に合併構想が進むのではないかというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 開発部長。



◎開発部長(加藤主計君) 1番の東部地域の関係で、都市計画道路の美合線と桑谷線の現況と見通しについて御説明申し上げます。

 まず、美合線でございますが、この美合線につきましては、県道との兼ね合いで、現在県が施行をいたしております。県は、西の方から事業を進めてまいりまして、現在東部地区で申しますと、桑谷線から国道1号線までの 1,780メートルが未整備ということでございます。そのうち、桑谷線から市道竜谷線まで、この 280メートルにつきましては、今年度から用地買収に入っております。それから東の部分につきまして、地元関係者に道路の説明は行ったということでございますが、西の方から用地測量に入りたいというふうに聞いております。

 次に、桑谷線でございますが、お話のように、美合駅のすぐ東にあります名鉄名古屋本線の立体交差の関係につきましては、市の施行ということで事業を進めておりまして、現在名鉄線路のすぐ南の市道の立体交差の工事中でございますが、この工事につきましては、平成4年度末に完成をしたいというふうに考えております。

 それから、この美合線から南につきましては、これも県の施行分でございます。昭和62年度から着工いたしておりまして、圃場整備地域を含めまして、現在 2,710メートルが改良済みということでございます。何にいたしましても、美合線から南へ 700メートルほど工事が進んでおりまして、そこでとまっておるという、御承知のとおりの状況でございますが、地権者の御協力が得られずに難航しておるのが現状でございます。県と市が協力して、御理解を得られるように努めておるところでございます。

 都市計画道路については以上でございまして、次に、二つ目の御質問の水田農業の中の生産緑地、これの指定面積の見通しについてどうかというお尋ねでございますが、この生産緑地の申請につきましては、当初1月14日を申請期限ということで進めてまいりましたので、その時点で一応の数字をつかんでおります。それが、先ほど申されましたように、愛知県で18%ということでございましたが、岡崎市におきましては、1月14日現在で 129ヘクタール、率にいたしますと14.2%ということでございます。その後、申請期限が3月末までということになりまして、現在受け付けを行っておるところでございますが、追加の申請が3ヘクタールほどございました。ただし、取り下げをするという申し出が1ヘクタールございまして、差し引き2ヘクタールの増加が見られたわけでございます。ただ、これが最終の3月末でどれだけになるかということにつきましては、ちょっと判断が困難かと思います。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 教育次長。



◎教育次長(大塚希夫君) 1番目の東部地域の発展施策と対応についてのうち、藤川地区の小学校の将来計画ということでお答えをさせていただきます。

 藤川小学校につきましては、現在児童数が 495人で、15学級でございます。今後、蓑川地区の区画整理事業だとかサンヒル藤川台の宅地開発に伴い、児童数も年々増加を考えておりますが、将来計画につきましては、今後地元の皆さんと協議をしながら対応してまいりたいと、そんなふうに考えております。よろしくお願いします。



○議長(岡村秀夫君) 経済部長。



◎経済部長(山田銀作君) 大きい2番の水田農業確立対策と生産緑地法についての中の (1)でございます。減反面積の緩和でございますが、この減反面積の緩和と配分方法、また農家の反応はどうだというお尋ねでございますが、台風の被害等で、平成3年産米が減少しまして、1年限りの措置として、全国で13万ヘクタールばかり軽減されたわけでございまして、御存じのとおりだと思います。そのうち、本市分の軽減は 114ヘクタールでございます。各集落への配分は、岡崎市水田農業確立対策推進協議会で協議いたしまして、水田面積を基準に、一律配分いたしました。

 また、農家の反応でございますが、転作率の軽減はかつてなかったということで、来年度以降のことも考え、戸惑いを感じているのが実態でございます。

 それから、 (2)の作付の指導、減反面積を決定する時期と作付の指導並びに転作達成率はどうかというお尋ねでございますが、まず初めに減反決定の早い見通しと対応という御質問でございまして、前年の作況によって次年度の転作面積が決定されるものでございます。今回の場合は、国の転作目標面積が決定されたのが12月2日でございまして、それがまた市へ配分されたのは12月26日でございましたので、御指摘のとおり、既に麦の播種が終わっておりましたが、御理解いただきたいと思います。

 また、作付調整の指導でございますが、麦の収穫後に水稲の作付をしたり、集落間で今後転作作物の栽培を調整するよう指導を行っております。

 なお、転作の達成率でございますが、平成3年度は 107%でございましたが、国、県の指導は 100%に近づけるようにとのことでございますので、 105%ぐらいでおさまるよう努力をいたしております。

 それから、 (4)の生産緑地の中で、都市農業のビジョンと方向づけのお尋ねでございますが、生産緑地指定に関連して、都市農業についてのビジョンということでございますが、大変これ難しい御質問でございまして、本市の市街化区域は 900ヘクタールの農地がございます。そのうちで、 129ヘクタールの農地が生産緑地の指定を受けて、30年間農業をしていくという希望があるわけでございます。こうした現状を踏まえまして、本市はもともと都市近郊農業地帯でございますので、農業協同組合とか農業改良普及所の協力を得まして、施設園芸の振興、地場野菜の作付推進とか現地即売菜園事業等を行い、市街化区域内農業の振興を図っていきたいと考えております。

 次に、大きい3番の農業委員の待遇の改善についてでございます。その中の報酬でございますが、議員御指摘の豊橋市は、農地面積で比べますと、本市の 3,850ヘクタールに対しまして豊橋の場合は 7,890ヘクタールでございますので、農業の規模が大きく差をつけておるわけでございまして、また農業委員の業務も多いと思われます。今後この近隣市の報酬、業務内容等を調査いたしまして、検討してまいりたいと考えております。

 それから、大きい4番の林道計画についてでございますが、その中の現状と計画というお尋ねでございます。林道開発事業といたしましては、平成4年度の計画でございます。林道開発事業といたしましては、大圦線の 380メートル、それから林道改良事業といたしまして、西山線の 380メートル、それから桑谷蒲郡線の 550メートル、林道舗装事業として、寺杉線の 550メートルを計画しております。

 それから、平成3年度の実績でございますが、林道開設事業でございまして、これが大圦線が 300メートルの計画で 625メートルの実施でございました。それから、林道改良事業、西山線でございます。計画は 400メートルで、 431メートルの実施。同じく桑谷蒲郡線が、 500メートルの計画が 500メートルの実施と。林道舗装事業、寺杉線は、 500メートルの計画が 420メートルと、これは減でございますが、このような実施でございました。したがいまして、地域からの要望はおおむね達成されたものと考えております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 11番 福尾 正君。



◆11番(福尾正君) 一連の御説明をいただきまして、理解をいたしたわけでございますが、第1質問の項目の中、特に藤川地区でございますが、藤川地区の道路の問題、そしてまた交通、また安全面、教育面で小学校問題等、今総合的に考え、対応する時期に来ているんじゃないかと思うわけでございます。

 調査の結果でございますが、名鉄普通列車停車駅の乗降客の利用状況でございますが、近隣で言いますと、藤川、宇頭、男川、山中、岡崎公園と、この順であります。藤川駅の乗降客は、平成2年度の資料ですが、年間 188万 4,526人、1日平均にしますと約 5,200人と、他の駅と比べ最も多い利用客となっておるわけでございます。その人が、旧国道並びに1号線を利用することも事実であるわけでございます。産業大学、三河高校、一畑薬師、豊田工機もありまして、その真ん中を国道1号線が走っておるわけでございまして、市内1号線に4カ所の信号機がありますが、これも国道の北側に入るための信号となっておりまして、旧市街地に入る道路は、拡幅等整備がされていない現況にあるわけでございます。交通事故防止の面からも、旧国道と1号線の交わるあの豊田工機前などは、最も危険な箇所であると思うのであります。道路問題、交通、そして安全面、または教育面、今後さらなる御検討と改善を要望しておきます。

 それから、質問項目の二つ目、水田農業確立対策について、これもお答えをいただきましたが、続いて質問をいたします。

 3年度の転作達成率は 107%、そして4年度もそれに近い、今 105%の転作率の見込みであるという御回答であったわけですが、転作面積を大きく上回って転作に協力しておるという結果でございますが、現在の厳しい農業情勢から見まして、作付の放棄、また生産意欲の低下も含まれているんじゃないかというふうに思うわけでございます。

 転作面積が緩和されるということは、作付の面積がふえるというわけで、当然政府への事前売り渡し申し込み限度数量もふえてくるわけでございますが、転作率が高いと、大きく限度数量に満たないわけで、米が出荷をされないという結果になると思いますが、その指導は十分なされておりますか、伺います。

 また、宅地並み課税の市街化農地も、当然転作の対象になるというふうに思うわけですが、どのように指導されているか、伺います。

 また、平成4年度の転作奨励金、これは10アール当たり、3年度に比べましてどのように変わってきましたか、これも伺っておきたいと思います。

 また、このポスト後期対策、今回の13万ヘクタール軽減の措置は単年度限りというふうに聞いておるわけですが、不作のたびに転作面積を変えるというようなことのないように、やはりゆとりある需給政策と申しますか、このことを関係機関に要望することを要望しておきます。

 続いて、浸水防止奨励金の関係でありますが、先ほどの回答で、進め方についてはわかりました。関係者が判断の参考にできるように、3月12日に予定した説明会ということですが、このときにはひとつ詳しく説明をいただきたいと思います。

 ただいまの説明の中で、条例施行のために要綱を新年度早々にも定めるとのことでありましたが、関係者には具体的にその内容、条件の説明をいただきませんと、この3月末になっております生産緑地申請の判断の参考にならないわけでありますので、条項等の構想もある程度もう固まっているんじゃないかと、こう思いますので、できる範囲でお話をいただきたいと思います。

 質問項目の三つ目、農業委員の待遇改善につきましては、十分検討をいただきまして、改善を要望しておきます。

 続いて、四つ目の林道計画についての再質問をいたします。

 岡崎市は、周辺に相当の山林があります。全国的に林業衰退の中にありますが、まだ山林への愛着は多くの人が持っておるわけでございます。御説明の林道計画は理解いたしますが、その林道計画につきまして、この林道計画は、どの機関で、どのように計画をされているのか、また地域の要望を酌んで計画をされるのか、そしてまたこの要望を申請する時期はいつというふうに決まっておりますか、これにつきましても回答をお願い申し上げたいと思います。

 また、林道と作業道との考え方、違いと申しますか、地元の負担割合もひとつお聞かせいただきたいと思います。

 質問項目の五つ目、土地改良区の合併について再度質問いたします。東部地区については理解をいたしましたが、この土地改良事業は、古くから市全域で実施されておりますが、現在岡崎市域に関係する土地改良区は幾つありますか。そして、それぞれ改良区にそれぞれ合併の機運がありますか、このこともお尋ねいたします。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 経済部長。



◎経済部長(山田銀作君) 第2質問で、転作面積の緩和に対しての作付面積、また米の出荷等の指導、また市街化農地の転作、その指導というお尋ねでございますが、議員御心配いただいておりますとおり、非常に米の出荷量につきましては、私どもも心を砕いておるわけでございまして、農協とも十分協議し、心配するような事態にならないように最善の努力をしてまいります。

 また、市街化区域内の水田につきましても、調整区域の水田と同じ率で配分いたしておりますので、御理解いただきたいと思います。

 なお、ポスト後期対策の軽減は、単年度と聞いておりますが、今後農家に不安のない米の需給政策があるよう、関係機関に要望してまいりたいと思っております。

 また、4年度の転作奨励金は、3年度と変わりはございません。

 それから、4番の林道計画のところでの御質問でございますが、この計画は地域の要望を酌んでいるかというお尋ねでございますが、計画に当たりましては、毎年町総代に要望を照会しまして、さらに森林組合からの要望を把握し、利用効果などを勘案しながら、市で計画をしております。

 また、申請の時期でございますが、しっかりした決めはございません。

 それから、林道と作業道の違いでございますが、林道は、道路として恒久的な施設であり、作業道は作業用の道であり、一時的な施設であります。したがいまして、林道は開設、管理を市が行い、作業道は地元が行います。開設の基準も、林道は厳しくなっておりまして、負担割合でございますが、地元の負担分は、林道は、開設、改良、舗装とも10%、作業道開設は20%、既設の作業道の補修は10%と、こういうふうになっております。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 私からも追加して御説明申し上げておきたいと思います。御答弁いたします。

 東部地域の発展施策の対応でございまして、これにつきましては、福尾議員さんがおっしゃいましたように、特に他地区と比べましてて非常に特徴のあるというのが、旧東海道沿いに、そして結局新しい東海道、国道1号線との問題が平行しておる。これに名鉄の鉄道交通が入っておる。こういうことは立地的な問題でございますが、それ以上の大きな問題というのが、大学、短大、あるいは高等学校を含めまして、この地域が学校の一つの集積関係というのが一層大きくなってくるわけでございまして、これらに対応いたしまして、生活をしておられる方々と、今度は他地区から来て、学校その他の関係等に対しまして御利用なさる方々、こういう複雑な要素が展開されてくるわけでございまして、これらを体しまして、今おっしゃいましたように、各種の関係等を調整しながら、将来に対しましての間違いない指針をつくってまいりたい、こういうことも申し添えておきたいと思います。

 この中に、国道1号線と旧1号線との交差点、豊田工機さんの付近の関係でございますが、これらにつきましては、御調整をさせていただきながら、新しい安全なルートで今調整中であるということを申し添えておきます。

 それから、冠水常習地域の農地に対する関係でございますが、これは、このたびの新法に対します対応策でございますものですから、非常に難しく、評価ということよりも、幾つかの問題が出てきたわけでございまして、これらに対しましては、自治省は自治省なりに、税金の還付を前提としたところの中央政府の方針に対抗するような施策ではないかという疑問を持たれたことも事実のようでございました。これらに対しましては、十分説明をいたしまして、御理解を得ておりまして、その次に建設省関係も若干この問題に対しまして疑義を持たれたようではございますが、これらに対しましても、一応現段階においては御理解を賜っておると、こう信じておるわけでございまして、このように大きな問題を醸し出したほどのこの問題に立ってきたということではございますものですから、この点を特に御理解を願いたいと思うわけでございます。

 特にそういう前提で、生産緑地の申請の判断をする材料になる、こういう感覚はちょっと除外しておっていただきたいと思うわけでございます。そうでございませんと、生産緑地という法律と、このたびの冠水常習地域に対するところの暫定的な措置というのは、非常に時間的にも、地域的にも違うわけでございまして、生産緑地の指定の判断にする、こういうことは、個々の農家におかれましてはそういうことが裏腹にあろうかと思いますが、私どもといたしましては、それを一緒にされますと、これまた国の法律との競合性もございまして、非常に問題になる。

 だから、具体的に申し上げますと、生産緑地は、簡単に申し上げれば30年ということになるわけでございますし、この冠水常習地域に対するところの安全施策というのは、農地であっても、農地でなくても、支弁していくという条例でございます。特に期間も、一応1期5年、こういうことでございますから、相当違っておるわけでございまして、こういうことに対しましては、特に私は今、福尾議員さんがおっしゃいましたように、早い時期にこういうことを土地の所有者、関係者によく理解するように説明をさせていただきたい、こういうことも申し添えておきたいと思うわけでございます。

 それから、特にこの問題等に絡みまして、まだ確定要素ではございませんが、特に市街化区域内の農地所有者が非常に高額な税金になるという問題でございまして、これらは私の方は、まだ正式な公式回答を得ておりませんが、都市公園等におきまして、農地等土地を貸借関係、貸していただいた、こういう問題でございまして、その期間が20年以上という場合におきましては、相続税が40%ぐらいにカットされる、こういうことも検討中のようでございまして、これらに対しましても、正式の通知に接しながら考えていく問題ではございますが、こういう新しい構想も検討されておる、こういうように承っておることも申し添えておきたいと思うわけでございます。

 それから、農業委員の待遇改善等でございまして、これはお説のとおりでございます。特に安かったのは、私どももひとつ反省しなければいかん問題があろうと思うわけでございますが、この農業委員会長というのが、全部の地域の中におきまして、半数以上が市町村長が兼務しておるという、こういうことがほとんどでございます。特に私も、前任者まで、私も一時期踏襲しまして、私が兼務しておったということから、会長給与というものはそれほど必要ないじゃないかという考え方を持っておったわけでございます。特に顕著に差がありますのは、自治体等の長、市町村長が兼務しておる場合と、専任の農業委員会長の場合におきまして、ここに大きな差が出てきておる、こういうことでございますが、本市は特に専任の会長制度でございますから、これは考えていかなければならない、こういうことを申し添えておきたいと思います。

 最後でございますが、特に林道関係等に対しまして、申請の時期はないと部長は言いましたが、これ別に、申請の時期をいつまでに申請すべきだという公文書は出してはおりませんが、当然予算案として出しておりますものですから、各年度の前年度に新しい年度の予算を編成する前に申し込んでいただかないと、これは当然できないわけでございます。ですから、ないといえばない、あるといえばあるともとれるわけでございまして、それでございませんと、予算編成がやれないわけでございます。

 ただ、ここに非常にややこしい問題がございますのが、特に林道関係等におきましては、市の単市でやる関係と、それから単県、国の林道補助の関係、そしてまたもう少し大きい国補補助の林道関係、この3本があるわけでございます。これに加えまして、もう一つありますのが、矢作川の水源基金の関係でもちまして、これでフォローしていくという林道関係、これがかぶさっておるわけでございます。このようにたくさんの手法で持っていきますものですから、林道と申し上げましても、それぞれの関係におきまして、県なら県が締める時期がございます、予算構成上。国は国が締める時期がございますし、矢作川水源基金も、これを予算に計上する場合において締める時期があるわけでございまして、それぞれの関係等につきましては、そのような段階がある、こういうことを申し添えておきたいと思うわけでございます。

 以上申し上げまして、私からの答弁にかえさせていただきます。



○議長(岡村秀夫君) 建設部長。



◎建設部長(矢野孝君) 浸水防止条例の数字的なことについて、私の方から少し御説明をさせていただきます。

 ただいま市長が申されましたように、この言葉、字句につきましては、いささか慎重を要しますので、わかりにくいところがあるかもしれませんが、御理解をいただきたいと思います。

 対象地区につきましては、先ほども申し上げました5地区でございますが、この中には、農地がおおむね74.7ヘクタール程度あるのではないかと思っております。この中で、1,000平米当たり、おおむね 100トン以上の保水能力を有するところを対象にしたらというふうに考えております。奨励金の交付時期につきましては、平成4年度から5カ年間を考えております。5年目にその後の継続については検討したらということでございます。

 この奨励金の額でございますが、地区平均値でもちまして、地価公示価格のおおむね0.03%以内をめどに、6月ごろからこの申請の受け付けをいたしまして、その後現地の確認等を行いまして、1月以降ぐらいに奨励金のお支払いをしたらというようなことを現在では考えておりますが、この程度で御理解をお願いしたいと思います。

 それから、土地改良区の数と合併の状況でございますが、岡崎市域に関係します土地改良区は、全部で16団体でございます。このうち、市内に事務所を有するものが14、市外に事務所のあるのが2でございます。今までに東部を除きますと、北部地域で3土地改良区が平成2年度に岡崎北部地域土地改良区合併等研究会というものを設置されまして、2回ほど研究会が開催されたわけでございますが、そのうちに、1土地改良区が組合内の事情でもちまして、合併には逡巡されておりましたので、残りの二つの組合では合併効果も小さいのではないかというようなことで、その後協議会が中断されております。この土地改良区というのは、御指摘がありましたように、背景や歴史がそれぞれありまして、地域性等の問題もあるところでございますので、なかなか合併ということも難しいようでございまして、現在は東部以外はいまだというような機運でございます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 11番 福尾 正君。



◆11番(福尾正君) いま一つ質問をいたします。

 浸水防止条例につきましては、おおよそ理解をいたしましたが、奨励金額についてよくわかりかねますので、もう一度具体的に御説明をお願い申し上げたいと思います。

 それから、もう1点聞き漏らしましたので、念のために伺いますが、この浸水防止対象地区について、大平町、堤下という付近が遊水区域になっておるこの地域が含まれておりませんが、この農地は、相当あそこは保水能力があると思いますので、考え方をお伺いしたいと思います。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 建設部長。



◎建設部長(矢野孝君) 浸水防止条例の金額でございますが、これは、言いかえますと、わかりやすい例に置きかえますと、おおむね固定資産税の2分の1くらいに匹敵するのではないかというふうに思います。

 それから、考え方で、一部御説明を申し落としました。ただいまの大平地区のことに関係するわけでございますが、この浸水対策と……

     (「議事進行」の声あり)



○議長(岡村秀夫君) 佐伯君。



◆34番(佐伯恒教君) 一般質問でありますけれども、ただいまの質問の内容は、まだ防止条例というのは条例としては可決をされていない、そういう内容でありまして、議案審議の際に十分質疑をすべき問題であります。そのような取り扱いをお願いします。



○議長(岡村秀夫君) ただいまの議事進行上の意見についてでありますけれども、議案審議に先議をすると、こういうふうに議長の方で判断いたしますので、ただいまの答弁についてはその程度にとどめておきたいと思います。

 なお、大平地区の問題について触れていただきたいと思います。



◎建設部長(矢野孝君) 大平地区の考え方でございますが、この浸水対策といたしましては、河川、下水道の計画に基づいて対応しているところでございます。これは基本的には、5年確率という降雨強度を基準にしておりますが、一部の暫定改修をしておるところでは、これを3年確率という数字で実施しておるわけでございます。この基準に基づきまして、今回3年確率より頻度の高い地区に対してこの浸水防止条例を対象にしたらというふうに考えたものでございまして、この大平地区につきましては、昭和46年の堤防溢水以来、河川改修が行われまして、現在では5年確率が確保されておりますので、この対象地区からは除外をしたというものでございます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 11番 福尾 正君。



◆11番(福尾正君) 回答をいただきまして、理解をいたしました。

 全項目にわたりまして、今後一層の御努力をお願いいたしまして、私の質問を終わります。



○議長(岡村秀夫君) 暫時、休憩いたします。

             午前11時7分休憩

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△鈴木雅美議員の質問

             午前11時20分再開



○議長(岡村秀夫君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

 10番 鈴木雅美君。

     (10番 鈴木雅美君 登壇)



◆10番(鈴木雅美君) 議長のお許しをいただき、通告の順に従い質問をいたします。

 最初は、美術館、博物館建設構想についてであります。

 今議会に上程されるはずであった美術館、博物館建設事業費が計上されなくなりましたが、これについての経緯と現況はこれまでの代表質問で明らかになっていますので、回答は要りません。

 不用額とした理由は、市民の声を取り入れる必要があるとのことですが、しかし、市民の声を反映させる機会はこれまでにもいろいろとあったはずで、僕にしても昨年の6月定例議会において、本来は美術館、博物館建設の問題であるにもかかわらず、収蔵庫棟の建設と軽くとらえる危険性を示唆し、理念を持つことの重要性を示すとともに、「最初の考え方が変なふうにつまづくと大きなロスを生むし、問題も大きくなる」と御注意申し上げたきたわけであります。

 どだい、現時点において、市民ギャラリーを中央総合公園に持っていこうなどという考えは無謀もいいところで、文化協会、美術協会の皆さんが反対するのはもちろん、作品を描いている市民だったら、私の知っている限りではただ1人を除いて、ほかの人のすべてが反対であったわけです。

 柴田隆弘議員の質問に、「既に2億 6,000万円を使ったが、これはむだ遣いにならない」と回答されましたが、本当にそうでしょうか。あいまいな政治姿勢で事に当たり、岡崎市政を停滞させた責任は重いはずです。この認識がなければ、また同じ結果となるおそれがあります。

 さて、今後市民の声をどのように反映させるのか、計画の中に市民ギャラリーをどのように位置づけるのか、ミュージアム・アイデンティティーはどこにあるのか。そして、学芸員を養成しなければなりませんが、その計画があれば考えをお聞かせください。

 次に、家康公生誕 450年祭についてお尋ねします。

 徳川家康がこの世に生をうけたのが 450年前の12月26日。ことしは、その12月26日をファイナルイベントの日とし、その間、数多くの記念イベントが計画されています。これだけ多くのイベントを組むとなると、担当の職員の皆さんの数は知れたものですから、その御苦労は大変なものとなると思うわけです。そこで、その準備の現況は今までお聞かせ願っていますので結構ですから、このままの体制でよいのか、多少の不満を持っておりますので、その点についてお知らせ願います。

 また、家康公生誕 450年祭を一過性のものに終わらせることのないようにとの趣旨で記念募金を募り、家康公銅像と四天王のレリーフを組み合わせたモニュメントを、ふさわしい位置に設置するとの計画もあるわけで、僕としては一過性に終わらせないためには、荒木議員同様、精神的なものが重要と考えています。委員の中に彫刻家の方がお二人見えますが、相談をしてみえるのかどうか、お知らせください。

 3番目に、岡崎城二の丸能楽堂についてお尋ねします。

 このことについては昨年の9月定例議会でもお尋ねしましたが、何にしても自治体では初めての能楽堂ということで、運営の方法についてはいろいろ御苦労があるかと思います。いろんな分野の文化に触れることができるのは市民にとってはうれしいもので、生涯教育の観点からも評価するところです。

 そこで、ことしは能楽堂で何が楽しめるのか、また何が起こるのか、利用計画をお知らせ願います。

 加えて、せっかくの市民の宝も利用されずに放置されていては、宝の持ちぐされとなってしまいます。市民の利用促進にどんな手を打っているのか、お尋ねします。

 次に、奥殿陣屋について質問いたします。

 奥殿陣屋周辺は、だれが言い出したのか、「岡崎の嵯峨野」と言われ、龍渓院の庫裡の移設に始まり、日本庭園、茶店、ほかにもいろいろあるわけで、最近では金鳳亭と鹿園など、着々と整備が進められてきました。昔を知る人からすると、何とも昔日の感があるわけですが、多額の市費を投じた施設であり、その利用状況と、今後の整備計画でもまだあるようでしたらお知らせください。

 いつのころでしたか、奥殿陣屋に泥棒が入り、たしか市長が寄託していた火縄銃の数丁が盗難に遭ったことがありましたが、その文化的価値はともかく、このことにより、市長にとってはかけがえのない宝物をなくしてしまったわけです。このような事態に対する市の責任は重く、展示品の管理については慎重の上にも慎重な対応が求められます。

 そこで、現在はどのような体制でこれに臨んでいるのか、お知らせ願います。

 5番目として、ごみの減量について質問いたします。

 本市は全国的にも珍しく、たしか自治体で廃ガラスのリサイクルとしてガラス工芸に取り組む唯一の自治体かと思いますが、その成果と現況についてお尋ねいたします。

 ごみの減量はごみを発生させないことが大切で、その意味からすると、ノー包装運動は理にかなったものです。過日、テレビの報道にあったのですが、スウェーデンではこのような運動を中心に、日本人1人が出すごみの量と比較しても日常生活から出るごみを何と8分の1にも圧縮していることのことであります。

 そこで、ノー包装運動の現況、1年間に発行しているシールの枚数と天然石けんと交換で回収した枚数、また、岡崎市の積極的な姿勢を示す意味でも、市が購入する記念品などに張られる枚数をお知らせください。

 さて、アイデア市長として有名な中根市長の著書「続・三河漫財談」と岡崎市政についてお尋ねいたします。

 多忙な公務の中で著作してみえ、敬服するものですが、出版の時期が昨年の12月と、市長選との絡みで考えますと何とも微妙な時期での出版であるように思います。いつのころから書きためたものなのか、出版を決めたとき、市長選は意識されたのか、それともしなかったのか、お尋ねいたします。

 また、著作の内容ですが、お祝いの言葉を衆議院議長桜内さん、愛知県知事の鈴木礼治さん、全国市長会事務総長の小林さんと、政治絡みの方ばかりが寄せており、「これからの岡崎」など、岡崎市政に影響の大きい内容が数多くあるわけです。出版をすることにおける市政への影響をどのように考えられたのかお答えください。

 最後に、市議会議員選挙について質問いたします。

 ことしは市長選ばかりか、市議会議員選挙もあるわけで、僕は岡崎のように都市化された自治体での選挙管理においては、現在はまだありませんが、選挙公報の必要性、重要性はますます高いものになってきたと認識をするものです。

 市民が市会議員の資質として求めるものが、地域代表としての側面だけでなく、全市的視野を持った市政への対応能力と変化しており、この傾向は年を追うごとに強いものとなってきていることは御存じのところであります。

 そこで、市民に対し、議員一人一人の意見を届ける選挙公報の発行についての考えをお聞かせください。

 また、投票所設置の基準に駐車場の有無があるようですが、これは危険の防止からと推察しています。このことは、設置場所の条件次第で投票率も大きく変わるとの考えが根底にあるからの処置と思いますが、時代も大きく変わってきており、投票所の設置場所、区域の見直しをする必要があると考えます。御意見をお聞かせください。

 以上で1次質問を終わります。

     (10番 鈴木雅美君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 鈴木雅美議員さんの御質問に対しまして、まず私からお答えさせていただきます。

 美術館、博物館構想等につきましては、代表質問にもお答えしたとおりでございまして、私といたしましては、いわゆる岡崎の将来構想ということに対しまして、一応よかろうということを常に考えていきたい。しかし、多くの皆さん方の意見も十分参酌していく必要があろうということを重ねて申し上げておくわけでございます。美術に対する意欲と、これに対する構想というのは、慎重な中にも進めていきたい、こういう方針だけを申し上げておきます。

 それから、家康公生誕 450年祭に対しまして、家康公の四天王の、彫刻家がお見えになりますから云々ということでございますが、これは 450年祭の実行委員さん方の中の意見といたしまして、答申の中に家康公と四天王の像等ということで立案をされておりますが、私は特にこの問題は慎重に期したいと思っておりますから、これをどなたに、どういうものであるということは全く白紙でございます。これを前提には考えませんということを申し添えておきたいと思います。特にこれらに対しましては、発想の幹部が直接云々ということは避け得るんではなかろうかと思うわけでございまして、御推察を願いたいと思うわけでございます。

 なお、火縄銃云々ということでございますが、これは私のものでございますから、私からの答弁を避けまして、あえて事務局から御答弁をさせていただきたいと思いますが、これはあえて申し上げるならば、補充をさせていただきましたということでお許し願いたいと思います。

 それから、「続・三河漫財談」の刊行に対しまして、市長選を意識しておるとか云々かということでございますが、これは意識しておらないということになりますと、うそだということになろうと思います。市長の任期が終わるということはだれしも意識しておるわけでございます。特に鈴木雅美さんには、昔、県会議員のときだったか、市長のときだったか、リバーシリブルにも大分書いていただきまして、それを分けていただきまして、配布させていただいた覚えもあるわけでございまして、これは別に隠しませんですが、特に私は、発行委員会の皆さん方と協議をいたしまして出させていただくということで、特に公選法も厳しくなっておりますから、これはすべて有料という原則ですべて執行させていただいたということでございます。

 特に、いつの時期からということでございますが、これは内容を見ていただきますと、そんな早い時期に書けるものではないわけでございまして、相当書きとめた材料ということでございますが、あえて私は、御質問でございますから申し上げますが、私の政治生活40周年を祝う会のときに、鈴木雅美さん来ておられたかおられぬか、私知りませんですが、このときにも壇上から申し上げました。この私の著作というのは、実は私が市長をやめるときにおきましては、次期のおやりになる市長さんに対する一つの政治的な遺言であろう。実行されるかされぬか別でございますが、私としては遺言でございます。また同時に、私がやらせていだたくときになってまいりますと、自分の著作でございますから、大きな意味の精神的な公約でございます。ここまではっきり申し上げたということでございます。それ以上の考え方はございません。

 それから、特に、巻頭文を飾る人が3人で、政治家だというのは、私は実は政治というものはできるだけ避けたいという原則であったわけでございます。前の「三河漫財」というのは、実は有権者の人がほとんど推奨文を書いていただいたわけでございます。こういうものを避けたいということから、おのおのの3人の方ということでございまして、文章等につきましては、全部これは向こうから書いていただいたことでございまして、そのようにさせていただきましたし、同時にまた、これらに対するところの巻頭文等につきましては、発行委員会の皆さん方の御了承、御指示を得ましてやらせていただいた、こういうことでございますから、ここまで私から御答弁をさせていただきます。

 残余の問題につきましては、関係の部長からお答えさせていただきます。



○議長(岡村秀夫君) 教育次長。



◎教育次長(大塚希夫君) 何点かについてお尋ねでございますが、中央総合公園における美術館、博物館構想についてお答えをさせていただきます。市長のお答えもございましたので重複を避けまして御答弁させていただきます。

 1番目に、市民ギャラリーの位置づけということでお尋ねでございますが、これにつきましては、本館棟も今後建設いたしていくわけでございますが、今後これらについては皆さんの御意見を拝聴しながら十分検討してまいりたい、そんなふうに考えております。

 次に、ミュージアム・アイデンティティーというお尋ねでございますが、これは主体性ということだと思いますが、美術館、博物館の基本的な考え方としましては、常設展示と企画展示によって構成し、特に企画中心のミュージアムとしてまいりたいというふうに考えております。

 また、美術館、博物館は、世界の文化を紹介する展示空間とテーマゾーンを16.5世紀と設定し、あわせて郷土の生んだ先人の営みを明かす歴史、文化の展示等を考えてまいりたい、そんなふうに考えております。

 次に、学芸員の養成でございますが、現在、市の職員の中にも12名の学芸員がおりますが、博物館法の設置基準によります学芸員、学芸員補につきましては、今後積極的に職員の養成を図ってまいりたい、そんなふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 経済部長。



◎経済部長(山田銀作君) 大きい2番の家康公生誕 450年祭について、このままの体制でよいかという御質問でございますが、家康公生誕 450年祭の実行委員会の会則の中に、「実行委員会の事務局は経済部に置く」となっておりますので、経済部内でそれぞれ担当して実施しております。

 なお、4月5日の家康行列当日は、主催者の自主警備が原則ということでございますので、3階のフロア全体の応援を得まして、応援体制で家康行列に当たっていこうと考えております。

 それから、一過性に終わらないためには、精神的なものが重要ではないかというお尋ねでございますが、心に残る事業計画といたしましては、テーマミュージック、音頭、踊りの制定、記念講演会、薪能及び岡崎五万石全国コンクールのほか、夏まつり、秋まつりにもそれぞれ心に残る記念事業が計画されております。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 開発部長。



◎開発部長(加藤主計君) 質問の3番目の岡崎城二の丸能楽堂についてお答えを申し上げます。

 平成4年度の能楽堂の利用計画はという御質問でございますが、私どもは公園施設の貸し館という位置づけをいたしておりまして、利用計画について特別の策定はしてございません。ただ、現在の利用の申し込みの状況について御説明申し上げますと、4月につきましては、最近ポスターにも出ておると思いますが、4月17日と19日に家康公生誕 450年祭の関連の薪能がございます。それを含めまして、4月に9件の申し込みの受け付けをいたしております。5月については今のところ2件でございます。

 それから、市民の利用促進はどのようにしておるかということでございますが、各種団体と申しますと、文化協会の芸能部会が主体でございますが、そういった会合のときなどにパンフレツトを配布いたしましてPRに努めております。また、各公共施設の窓口にもこういったパンフレットがございます。PRにつきましては、そういった状況でございます。

 次に、4番目の奥殿陣屋の関係でございますが、お尋ねの利用状況でございます。これは、昭和63年度に来園をされました方が2万 6,596人、元年度になりますと一挙にふえまして6万 7,127人、2年度で9万 8,925人となっております。3年度につきましては、1月末現在で10万 6,809人という数字がございますが、ただこれは有料施設でございませんので、正確な数字になりますと、もう少し来園者の数は多いのではなかろうかというふうに考えております。

 それから、今後の整備計画につきましては、現在のところ大きな計画はございません。部分的な通常の整備は行っていくということでございます。

 それから最後に、展示品の管理体制、盗難事件に関してのお尋ねでございますが、この奥殿陣屋の管理につきましては、展示品の管理を含めまして、竜美丘会館管理協会に委託をいたしております。夜間の防犯、火災等の警備の関係でございますが、盗難のございました、これは昭和63年の11月でございますが、その当時は午後5時から午前7時半ごろまで全く無人でございました。ただ、異常が発生すると警報ブザーが鳴るという設備がしてございました。ただこれは書院の外で鳴るブザーということで、人の常時おるところへの連絡がしてなかったというものでございます。また、陳列ケース等につきましても一部かぎのついてないものがあったわけでございますが、現在はこの関係につきまして、警備保障会社に委託をしておりまして、火災異常、防犯異常、そういったものにつきましては、夜間につきましては、警備保障会社に委託しておるということでございます。

 また、展示品の盗難や火災などにつきましては、動産総合保険というものに加入をいたしております。陳列ケースにかぎをつけるということは当然のことでございます。そういったことで現在は管理体制を強めて管理をいたしておるということでございます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 環境衛生部長。



◎環境衛生部長(石原明次君) 5番のごみ減量について。(1) 廃ガラスのリサイクルとガラス工芸の中で、成果と現況についてのお尋ねでございます。

 初めに、成果といたしましては、不燃物として回収された廃ガラスを有効に活用できないかとの考えから、親善都市である石垣市の琉球ガラス細工を参考として、八帖クリーンセンターの再生ガラス工房において、昭和58年より、廃ガラスを利用したガラス工芸講座を開講しておりまして、工芸技術の錬磨と工芸文化の向上に努めるとともに、廃ガラスのみでなく、ごみ全体についても再生利用に対する市民意識の高揚に資していると認識をしている次第でございます。

 次に、工芸講座の現況でございますが、一般開放初級講座、中級講座及び自主研修の各講座を合わせて、受講者数は平成2年度の実績で延べ 1,833名でございます。

 なお、不燃物のうち、ガラスの量としては、平成2年度で収集量1万 5,561トンのうち、ごみ質分析によるガラス混入比率は約25.9%で、量にいたしますと 4,030トンが搬入され、その廃ガラスのうち、主に透明なものを使用しておりまして、ガラス工芸講座で使用したものは収集量の0.18%で、約 7.2トンを活用いたしております。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 市民部長。



◎市民部長(渡辺康司君) 5番目のノー包装運動の現況並びにシールの発行枚数等についてお答えを申し上げます。

 まず現況でございますが、この運動がスタートいたしましてから10年になるわけでございまして、ここ三、四年、社会情勢を反映しまして、協力店、シール発行枚数等、その実績も上昇の傾向にございます。特に本年度、大型店でありますジャスコ岡崎店が協力店に加入するなど、この運動への関心が高まってきているのが現状でございます。

 次に、ノー包装シールの発行枚数でございますが、平成3年度の見込みでは6万 6,400枚、前年比10%程度の増でございます。また、天然石けん等の交換枚数は 7,440枚、個数にしまして 2,480個で、交換率は11%でございます。

 なお、市が購入している記念品に使われるシールの枚数でございますが、約3万枚で、全体の約45%を占めておるところでございます。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 総務部長。



◎総務部長(天野正彦君) 7番目の市議会議員選挙についてということで、2点ほどの御質問でございます。この問題につきましては、選挙管理委員会の書記長という立場で御答弁をさせていただきたいと思います。

 1点は、選挙公報を市民に、その考え方はどうかということでございます。御案内のとおり、国政選挙と知事選挙、これにつきましては、公職選挙法の第 167条によりまして、選挙公報の発行が義務づけられておるということでございまして、県議会議員、市議会議員、市長、こういった選挙につきましては、法第 172条の2で任意でということでございまして、市の条例の定めるところによるということになっておるわけでございます。

 特に、市長、市議会議員の選挙でございますが、選挙期間が7日間という時間的な制限がございます。これが昭和58年11月の改正によりまして、10日間から7日間になったということでございます。この7日間に、原稿を集めまして印刷して紙折りして仕分けして配布するという作業があるわけでございまして、公職選挙法によりますと、選挙公報の掲載日、これは告示の日またはその翌日ということになっておるわけで、月曜日までということにもなるわけです。配布が選挙期日2日前ということで、金曜日までということになりますと、中身正味3日ということになるわけでございます。

 法で任意制にしたという趣旨でございますが、第1点は、財政的な事情ということがございます。それから、選挙区の広い、狭い、そういったこと。それから、選挙人、候補者の数の多い、少ない、そういった諸般の事情を考えてやりなさいということで任意制にしたということでございます。過去の市議会議員の立候補の数を見てみますと、一番多いときが昭和34年で69人の方が立候補してみえます。それから、59年が68人、55年が64人という立候補の数ということでございます。他市に比べても比較的立候補の数が多いということが言えるではないかというふうに思っております。

 私の方も、できればこうした選挙公報を出したいなという気持ちはございます。こうしたものにつきまして、当初予算に反映できないかということで、一昨年の議会でも同趣旨の御質問がございました。昨年の秋、それとことしの初め、2回にわたってこの問題につきまして検討をさせていただいたということでございます。

 市内の印刷業者、指名業者の中で岡崎市では比較的大手の業者ですが、5社を呼びまして、選挙公報を他市のものを見せまして検討していただいたということでございます。その結果が、選挙公報を印刷する特殊輪転機の設備がない。1社だけはあるわけですが、それと、その輪転機があっても印刷に1週間見てくれということでございます。それから、選挙公報を折り込む設備がないということで、これは名古屋の業者まで持っていかないとそういったことができないというようなことで、発注を受けても困るというようなニュアンスで、実際、市内の業者では対応できないということでございます。他市がやっております市外の印刷業者、そこも呼びましたが、やはり岡崎市の規模になりますと、1週間ぐらいかかるということで、配布するに日曜日、投票日ぐらいになるということになったわけでございます。そういったような事情から、新年度の予算には反映できなかったということで、岡崎市ですと難しいではないかというふうに思っております。

 それから、2点目の投票所区域の見直しということで、これの御意見ということでございます。投票所の設置につきましては、有権者全体のことを考えまして、わかりやすい場所だとか、設備の面だとか、できれば投票区の中心、そういったところへ持っていきたいというようなことで、常に検討はしてございます。投票所の設置場所につきましては、地元の方の御意見等もお聞きして場所を選定しておるということでございまして、当然今のような時代ですと、駐車場、こういったものは考えて選定しておるということでございます。それから、投票所も必ず1階へ設けなさい。それから、実際投票に来られたお年寄りの方だとか、体の不自由な方が来られた場合には、特に親切に対応してくださいということは指示しておるわけでございます。

 この投票所の見直しですが、有権者の利便を考えまして、平成3年3月3日執行の知事選挙におきましては7カ所ふやしております。それから、平成3年4月7日執行の県議会議員の選挙におきましては1カ所増設したということで、現在78カ所ということでございます。新年度の当初予算の予算説明書の方にも記載がしてございますが、新年度行われる選挙に向けまして、やはり有権者が 5,000人以上になるようなところにつきましては、投票区を分けたいということで、四つふやさせていただくような予算を組ませていただいたということでございます。投票区の分割等につきましても、規模の適正化、こういったものを常に見直しておるということですので、御理解いただきたいと思います。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 助役。



◎小島秀光助役 一つ追加御答弁させていだたきます。

 4項の奥殿陣屋の盗難のことでございますが、当時中根市長からお預かりしたもののほかに、村積神社からのお預かり品もあったわけでございますが、その後、今説明いたしましたように、来場者もかなりふえてまいっておりますので、今後、特に盗難あるいは火災その他、人身事故のないように、十分努力していきたいと思うわけでございまして、木造家屋でああいう記念的な建物でございますので、その管理も十分配慮してまいりたいと思いますので、御了解いただきたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 10番 鈴木雅美君。



◆10番(鈴木雅美君) 一つずつ御質問させていただきます。

  450年祭についてですけれども、通年ポスターをつくりましたね。その通年ポスターのキャッチフレーズとして、 3,000枚印刷されて全国の駅に飛んでいったんですけれども、キャツチフレーズとして「はじめてなのになつかしい」、これを使われました。これは、韓国観光公社がソウルオリンピックの数年前からほんの2年前まで約8年間、日本向けのキャンペーンとして使われたものなわけです。これは明らかに盗作と言われても仕方ないような状況に今陥っているわけです。市長としても1日 100件決裁してみえるので、見落とされたかもしれませんが、絵にはうるさい市長のことですから、御存じのことと思います。この問題を国際問題にしないためにどういうような対応をしていったらいいのかということについてお尋ねいたします。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 市長ということでございますが、私はうるさいと言われればうるさいかもしれませんですが、それが国際問題になることは全く今初めて聞いたわけでございまして、私としては全く今ここで急に言われましても、御回答ができないということでございますが、担当部長、知っておればお答えさせていただきます。

 特に、何かうるさい市長だから知っておるはずだとおっしゃいましたが、私はそれほど、ポスターの内容まで見るほど余地はございませんから、予算執行は決裁いたしますが、各文書まで見ておるのはございませんが、おおむね今までの関係というのは、業者委託をいたしまして、そのうちのいいものというのを採用しておるんじゃなかろうかと思いますが、これは担当からお答えさせていだきます。私は、逃げるわけではございませんが、今初めて聞いたわけでございます。



○議長(岡村秀夫君) 経済部長。



◎経済部長(山田銀作君) この件につきましては、確かに御指摘受けましてから制作会社の方へ問い合わせまして、回答をいただきまして、「当社としては事前チェックが不十分であったことを反省しておる」という回答をいただいたわけですが、今後これにつきましては、十分協議して決めていきたいと思います。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 10番 鈴木雅美君。



◆10番(鈴木雅美君) ジャック・ウジモリさんに対しては、国際問題、国際問題と言ってみえるわけですから、これは相手が韓国観光公社ですから、大変なことになるかもしれません。ならないためには、事前にちゃんと相手に対して、間違っておったなら、しょうがないと、過失ですと、悪意はございませんと、そうやって謝罪しておかないとまずいじゃないか。ですから、これは緊急に処置をお願いしたいと思います。

 それから、廃ガラスのリサイクルについてですが、廃ガラスのリサイクルで昭和54年に廃ガラス入りコンクリート平板を岡崎市が開発しましたね。これはマスコミで一時はわあわあ騒がれて、すごいアイデアだということになったんですが、知らない間にどっか行ってしまった。これについて東京の方から、ある時期に特許侵害に当たると言うような電話が入っているはずで、その後の処理をどのようにされているのか。今現在、私の知っている限りですと、中央郵便局の前とか、世界子ども美術博物館の野外ステージとか、そういうところに使われているわけで、公共の施工として今現在あるということは、ちゃんとその点について処理されたのか、それについてお伺いいたします。

 以上。



○議長(岡村秀夫君) 環境衛生部長。



◎環境衛生部長(石原明次君) 以前に、コンクリート平板とかベンチ等を試作して一部やったということでございますが、特許の件につきましては、ちょっと承知しておりませんので、調査して後でお知らせしたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 10番 鈴木雅美君。



◆10番(鈴木雅美君) 調査して答えるということを言われても、やっぱり議会の場で明らかにしなきゃいかぬことがあるわけです。この件に関しては、こういうものがあるよということは、私通告してあるわけでして、昭和54年、この近辺に、世界子ども美博とか中央郵便局とか、このあたりを施工したということなら、これは過失犯ということになります。だけど、昭和59年の中央クリーンセンターの庭のベンチにもこれが使われておる。ということは、確信犯です。明らかにわかっておってやったということだと思います。

 こういうように、人のアイデアとかそういうものについて軽く考える体質ということは、これは本当にまずいことで、岡崎の姿勢が問われるのは、こういうところだと思うわけです。文化性というのは、こういうところを大事にするかどうかということで決まってくるわけで、ミノルタもこの間、 150何億ですか払わされましたね。そういう時代なわけです。そういう時代に対応できるのか、今の体制で、ということが言えるわけです。

 それから、昭和62年2月1日号の市長の「よもやま日記」に、絵があるんですけれども、その絵がどうも市長がかいた絵ではない。そういう絵があるわけです。これも言ってみれば盗作ということになるわけで、その現物がありますのでお見せしますけれども、これです。これは建築パーツなんです。市長が建築パーツがかけるということは、お伺いしてないし、これについて、「よもやま日記」の中で、当然使われているわけで、現物がありますけれども、絵の現物と昭和62年2月1日号があるわけですけれども、これについてどういう事情でこういうことが起こったのか、市長の御釈明をお願いしたいと思います。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 私の「よもやま日記」の原稿というのは、原稿の文章は私が書きますが、挿絵等におきましては、詭弁ではございませんが、私が一々見ておるということはございません。

 ただ、これは私が原稿として処理したものを、広報課で処理してくれるわけでございますが、私がかいたものにつきましては、ちゃんと「鎭夫」という落款が押してございますが、落款の押してないものというのは私のかいたものではないわけでございまして、私はかいた覚えはないわけでございます。落款が押してあるんですか。これは私は、何か間違いではないかと思います。これはひとつ責任を持って、私の方で調べさせていただきます。私は自分でかいたものにつきましてのみ落款を押しておりますから、これはそういう意味にひとつとっていただきたい。私はこれはかいておりませんということでございますから、これは間違いでございましょう。あえて盗作をした云々という気持ちは毛頭ございません。これはないと思います。

 それから、もう一つおっしゃいました、ガラスの関係の特許違反という関係、これは私も初めて聞きました。ただ問題は、本当に違反行為があるとするならば、これは相当慎重にしなきゃならないし、同時にまた、これらに対しまして、特許違反でない分野で開発していくという努力は必要でしょうが、特許法を中心といたしましたところの新しい英知に対します知識的な財、こういうことに対しまして、当然慎重に扱わなければいかぬということでございますが、これらにつきましては、御忠告のとおりです。十分ひとつ慎重な扱いを命じてまいりたいと思います。

 以上でございます。

     (「議事進行」の声あり)



○議長(岡村秀夫君) 24番 中根巳代治君。



◆24番(中根巳代治君) ただいまの鈴木君の質問の中で、答弁の中におきまして、調査中で答えられないとか、そういう答弁がありましたが、一般質問、代表質問もすべて議長の許可のもとに通告が行われております。そういう中で、もし調査中で答えられないということは、その辺のところは、通告してからかなりの時間がたっております。そういう中で答えられないということはどういうことであるか、私は極めて不可解に思います。答えられないことは、何かの理由で答えられないのか、調査ができないのか、そういうことについて、議事進行でお尋ねをいたします。



○議長(岡村秀夫君) 事前通告制の問題について答弁が調査中ということで、不可解だということでありますけれども、議事進行上の問題に当たらないと思いますので、この問題については……。

     (「議事進行」の声あり)



○議長(岡村秀夫君) 39番 近藤隆志君。



◆39番(近藤隆志君) ただいまの質問、三つばかりあるわけでございますけれども、第1点は、 450年祭のキャッチフレーズと申しますか、国際問題云々ということで、この議会に対して御回答をいただく。それから第2点は、市長の「よもやま日記」、市政だよりに毎月掲載されております、表現は悪いかどうかわかりませんが、盗作ということでございまして、これは役所の方が書かれたんじゃないかなということで、議会に対して御回答を速やかにしていだきたい。そしてまた、3点目でございますけれども、これはいろいろ事前通告もありましょう、また関連した新しい御質問もあるんではないかと思います。よって、暫時休憩をいたし、代表者会議あるいは議運等開いて、そこで御協議を願いたいと思います。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) ただいまの議事進行上の意見について、ほかに。

 17番 尾藤輝夫君。



◆17番(尾藤輝夫君) 御本人さんに質問を留保していただいて、その間に結論を出してもらって、この議会に報告していただくということで処置をお願いいたします。



○議長(岡村秀夫君) ただいま一般質問されておる10番 鈴木雅美君に質問の留保をしていだく中でという御意見が出ておりますが、鈴木雅美君、取り扱いについて何か御意見ございましたら。

 10番 鈴木雅美君。



◆10番(鈴木雅美君) 質問の留保とはどういうことなんでしょうか。とりあえずしなかったことにするわけですか。



○議長(岡村秀夫君) それでは、ただいま出されております3点の問題につきまして、協議のため暫時休憩し、再開は午後1時といたします。その間に調整をしたいと思いますので、よろしくお願いします。

             午後0時5分休憩

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             午後1時9分再開



○議長(岡村秀夫君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 それでは、先ほどの10番 鈴木雅美君のガラス工芸の問題、韓国ポスターの問題についてそれぞれ理事者の方から現況の説明をいただき、その後で結論を出したい、こういうふうに考えます。

     (「議事進行」の声あり)



○議長(岡村秀夫君) 34番 佐伯恒教君。



◆34番(佐伯恒教君) 再開いたしましたけれども、ただいまの議運の結果を各会派議員にまだ報告ができておりません。したがいまして、暫時休憩を求めます。



○議長(岡村秀夫君) 議事進行上、休憩の動議が出ておりますので、お諮りいたします。各会派の意見調整のため、10分ほど暫時休憩をとりたいと思いますので、よろしくお願いします。

             午後1時10分休憩

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             午後1時25分再開



○議長(岡村秀夫君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

 先ほどの質問に対して理事者の答弁を求めます。環境衛生部長。



◎環境衛生部長(石原明次君) ガラス工芸の特許違反についての調査でございますが、先ほど、59年当時の東京事務所に勤務していた小林、小田氏の記憶によりますと、当時、廃ガラスを活用する新聞掲載がなされ、東京の業者より、特許の侵害との連絡があり、東京事務所の職員でありました小田氏が特許庁で調査いたしたところ、既に特許の有効期限切れであることがわかり、問題がないということで作成したという経緯がございます。調べた当時の資料をこちらへ送っておるということでございますが、現在、八帖クリーンセンターで調査しておりますので、具体的なことにつきましては、後ほど答弁させていただきたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 経済部長。



◎経済部長(山田銀作君) 先ほど御指摘のございましたポスターの件につきましては、印刷業者に連絡をいたしまして、業者側から道義上、相手方に経過を連絡しまして、お話し合いをしたいということですので、今後詳細について話し合いをしていきたいと思います。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 市長公室長。



◎市長公室長(柴田徳長君) 市政だよりの挿絵の関係でございますが、調査しましたところ、印刷屋に渡す原稿は落款は押してございません。しかしながら、校正の段階で、私どもの方でチェックできなかったということによるものでございまして、今後二度とこのようなことのないように注意してまいりたい、このように考えております。



○議長(岡村秀夫君) お諮りいたします。ただいま答弁のありました10番 鈴木雅美君のガラス工芸の問題につきまして、あるいは観光ポスターの件につきましての御答弁は理事者において調査の上、3月10日の一般質問最終日に答弁を求めることとし、10番 鈴木雅美君の持ち時間の中でさらに質問を行うということで結論を出したいと思います。

 それから、「よもやま日記」の関係については、ただいまの答弁について御質問がありましたら、継続して質問をしていだたきたいと、このように思います。

 10番 鈴木雅美君。



◆10番(鈴木雅美君) 先ほどの御答弁の中で、市長は、文章は自分が書いておると、そういう御答弁をされましたが、文章を自分が書いておるということは、口述筆記も文章のうちだと、自分が書いたと、そういうあれですか。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 当然、口述筆記の場合もございましょうが、文章は私の責任でございます。私の名前で掲載させていただいた以上は、全部私の責任でございます。



○議長(岡村秀夫君) 10番 鈴木雅美君。



◆10番(鈴木雅美君) 口述で本をつくるということは、早い話、「よもやま日記」にしても、それからこの本にしても、言ってみればタレントが自分の名前を売るための本をつくるという作業と同じことだと思うんですが、それについてのお考えを。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) ちょっとわかりませんですけれども、私の本は、ほとんどこういうものにつきましては、特に「よもやま」もそうでございますし、私の書きました「三河漫財談」等におきましては、それがために私も実は、私のお金でもちまして、ワープロを買いまして打った分も相当ございます。それから、公人・市長ということでございますから、担当の部局と調整して、穏当でない分野を直させるように、こういうことの校閲を得たことも事実でございます。これはあえて申されますから申し上げますが、そのような慎重な態度で進まなければいかぬということは当然あるわけでございます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 10番 鈴木雅美君。



◆10番(鈴木雅美君) この本の中で、諮問機関ということについて書かれている文章があるんですが、そこで市長はどう言ってみえるかというと、「市当局が考えた案を説明だけして承認していただく諮問機関」と、そういうふうに書いてあるんですが、市長はこういう考えですか。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) これらに対しましては、一々私の軽い意味で書きました本に対しまして語尾を云々言われましても、私も精査してみないことには言えないわけでございまして、これらにつきましては、あるときにおきましては、いろいろな御意見を体しまして、なるほどごもっともだと思って書くこともございます。これ以上の御答弁はできません。



○議長(岡村秀夫君) 10番 鈴木雅美君。



◆10番(鈴木雅美君) 岡崎市を運営する人間が、諮問機関をただ市当局が考えた案を説明し、承認していだくだけと、そういうふうに考えてみえることは重大な問題だと思います。こういう重大な問題を市長はこの本に書いてみえるわけです。御答弁願います。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 私は、それは見解の違いじゃないかと思うんです。私の方が勝手に自分のみで云々するということも、これは間違いでございまして、広い分野におきまして、各分野からの推薦を受けてやると、こういうことを前提に書いたわけでございます。これは見解の相違じゃないかと思います。



○議長(岡村秀夫君) 10番 鈴木雅美君。



◆10番(鈴木雅美君) 見解の相違で済めば簡単なことですけれども、それでは別の方向からちょっとお尋ねします。

 葵博のことについて書いてみえるんですけれども、その中で、日光東照宮のレプリカについては書いてみえないわけです。この間の伊藤議員の話の中に、静岡の松坂屋で開催された「帰ってきた日光東照宮展」ということがあったんですが、これを企画したのは三晃社静岡支店でして、ジャック・ウジモリに問い合わせして、日本代理人・株式会社ダイゴを知ったと、そこで契約したということを電話で聞いたわけです。そこで、ダイゴがつぶれたという話も三晃社から聞きまして、そうすると状況が大分変わってきたんじゃないか。これに対してどういうように岡崎市としては対応するのか、お尋ねします。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) これは、日光東照宮の経過等につきましては、各委員会、前の議会でも相当申し上げておりますから、これ以上私は申し上げることはございませんし、特に、ジャック・ウジモリの所有であったか否かという問題もあれば、幾つかの問題がありまして、これらを総体的に判断をいたしまして、葵博の東照宮の経過も御報告してあるとおりでございますから、私からあえてこの問題等に対しまして、申し上げることはございません。



○議長(岡村秀夫君) 10番 鈴木雅美君。



◆10番(鈴木雅美君) 市長はジャック・ウジモリとの話は国際問題と言ってみえますが、ジャック・ウジモリが日光東照宮のレプリカを買ってほしいと、5億 4,000万で買い取ってほしいと、そういう話を葵博終了間際にしたはずです。岡崎信用金庫の服部会頭のところへ行って、金を出してほしいと依頼したけれども、そんな金を出したら銀行がめちゃくちゃになると、客がうるさいということで断られた。この事実は認めますか。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 私の方はそういう話を聞いておりません。これは私が、ジャック・ウジモリ氏との紳士的な協定の中におきまして、これはできるだけ岡崎市に永久貸与をしていただきたい。しかし、向こうの財産であるとするならば、これらに対しまして、ハワイにおきまする日本語学校ということにつきまして、議会の御理解を得るならば、これは協力をさせていただくという手法も考えていかないと、アメリカからただでもらってくるということも、将来的に問題がありましょうが、こういう話は交渉途上にしたことはございますが、ジャック・ウジモリ氏が岡信に買ってくれと、こういう問題につきまして、私は存じておりません。



○議長(岡村秀夫君) 10番 鈴木雅美君。



◆10番(鈴木雅美君) この本にも書いてあるんですけれども、ジャック・ウジモリが、市長が初めてハワイヘ訪ねたときに、公式には発言したことないけれども、東照宮模型が日本のためになるなら、同じように日本のためになる日本語学校を助けてもらえないかというようなことを言ったとあれしておるわけです。市長が一番最後に、最終日に、永久貸与ということをしたら何も助けないまま貸与すると、ジャック・ウジモリは一方的に譲歩したということになるわけです。そんなことは具体的に考えられません。ですから、当然何らかの援助が欲しいということはジャック・ウジモリは言ってきているはずです。言ってきたという事実も私つかんでおります。複数の証言も得ています。ですから、証人として聞き出すこともできるわけです。来ていただくこともできるわけです。それでも、こういうことがなかったというふうにおっしゃるわけですか。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) さっき申し上げましたとおり、当時、ジャック・ウジモリ氏との話し合いの中におきましては、国際問題もございますから、東照宮に対しまして岡崎市側へ貸していただくならば、これはいわゆる政治的な国際問題といたしまして、ハワイ側に対するところの何かをさせていただくことになろう、こういうことも考えたことは事実でございます。あえて否定はいたしませんが、その後云々ということはございませんし、同時にまた、ジャック・ウジモリ氏の真の所有であるかないかというところに、まだ幾つかの所有者が出てきたものでございます。ただ精査してみますと、ジャック・ウジモリ氏がジャック・ウジモリの名前でもちまして、アメリカの博覧会へ展示しておる。これに対する感謝状も見ておりますから、この時点におきましては、アメリカ内部においてはないようでございますが、これにおきまして、所有権関係で非常にやこしい問題が出てきたと、こういうことは聞いております。それがために、この辺で手を引こう、こういうことをしたのは事実でございます。

 以上でございます。

     (「議事進行」の声あり)



○議長(岡村秀夫君) 39番 近藤隆志君。



◆39番(近藤隆志君) 今質問を聞いておりまして、そういう事実はなかったという御答弁でございます。しかし、質問者の方は、間違いないと、あるいは証人もおると、こういう御発言でございます。やはりこれは神聖な議場でございます。また権威ある岡崎市議会であるわけでございます。したがって、軽々にそういう質問の発言をやっておられるとは到底思えません。やはり自分の名誉、そして自信を持って質問者はしておられると思います。この問題は、市長がおっしゃいましたように、過去の問題と、こういうことではございますが、予算執行も完了されております。しかし、幾ら過去のことであれ、そういう真実が新たに浮上したということであるならば、やはり議会としても責任があるというふうに思います。この点、真相をきちっと解明する意味からも、暫時休憩をとっていただき、議運を開いていただきたいと要望いたします。

 以上。

     (「賛成」の声あり)



○議長(岡村秀夫君) 議事進行上の提案がありまして、賛成意見が出ましたので、ただいまから休憩をさせていだたきまして、議会運営委員会を招集させていただきます。

             午後1時37分休憩

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             午後2時42分再開



○議長(岡村秀夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 休憩中の議運の経過については、議会運営委員から各派に説明のとおりであります。

 一般質問を続行します。

 10番 鈴木雅美君。



◆10番(鈴木雅美君) 奥殿陣屋についてお伺いいたしますが、奥殿陣屋の陳列品に奥殿藩主・大給恒公の肖像画がございますが、これは1989年8月31日の中日新聞に書かれているんですが、運送業界の大手佐川急便グループ佐川清会長(本部京都市)が寄贈したということになっておるわけです。佐川急便といいますと、今世間を騒がしておるというだけではなくて、ちょうどこれから1年ぐらい後になるんですが、岡崎の方で国土法逃れというような土地の購入についてやっておるわけです。そのときが契約のときなんですが、契約からすると、この時期というのはちょうど土地を探してがたがたしておった時期じゃないかなと、そういうふうに思うわけです。どのような関係で佐川急便が寄贈するようになったのか。また、大給恒公ということになりますと、非常に市長がお好きな方ですし、また寄贈が美術館にされておるわけです。美術館にされたものが奥殿陣屋に展示されるということの経緯について御説明願います。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 急な御質問でございまして、若干時間的な問題や経過に対して責任を持てないかもしれませんが、当時といたしましては、佐川急便さんの関係等に対しまして、お行き会いした覚えはたしかないと思うわけでございます。馬堀法眼さんという画家がいるわけでございまして、この方がお札なんかの関係とか皇室の絵をかいておられます大家でございまして、この方にかいていただいたということでございますが、その費用は馬堀法眼さんを通じて佐川急便さんという方からの関係でもって寄附をいたしますと、こういう形であったわけでございます。

 私は今、佐川急便さんが岡崎で土地を買っておられるとか云々、これも全く私の方へはございませんし、たしか佐川急便さんの方と行き会ったか行き会わぬか、私今つぶさに何とも言えませんですが、馬堀法眼さんと一緒に来ておられば、あるかもしれませんが、これはある議員さんも御紹介を賜りまして、そしてやらせていただいたということでございます。

 ただ、念のために申し上げておきますが、佐川急便さんは何かたくさん政治家に御寄附していただいたようでございますが、私は砂糖1斤もらってはおりません。ただこれは、馬堀法眼さんを支援しておられた、こういうことでお聞きしておるわけでございます。

 なお、美術館の寄附を奥殿陣屋へ云々ということは、かかれました馬堀さんも、奥殿陣屋の関係ということで、御了解を得ましてこちらへさせていただいたということでございます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 10番 鈴木雅美君。



◆10番(鈴木雅美君) 美術館に収蔵するということになりますと、収蔵品が適切かどうかということの審査はどうされました。



○議長(岡村秀夫君) 教育次長。



◎教育次長(大塚希夫君) 今の御質問でございますが、突然のことでございますので、ちょっと調べさせていただきたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 10番 鈴木雅美君。



◆10番(鈴木雅美君) ちゃとんした審査がされて、それで美術館に収蔵されるということならよろしいですけれども、持ってきたからとりあえず受け取ると、また美術館じゃなくて奥殿陣屋に飾ると。同じように、三河武士の館・家康館に徳川家康像と16神将があるわけでして、これは全部馬堀法眼さんがかいてみえるわけです。そのお礼にということで、玄々斎の絵を書かれて、これまた奥殿陣屋に飾ってあるわけです。寄附してもらったやつがどうして全部奥殿陣屋へ行くのかという点は不思議なんですが、それは置いておいても、いろんなものを収蔵していく上で、今後美術博物館の問題もありますし、この辺の審査というものをしっかりしないと問題が起こると思うわけです。ですから、このあたりのことについて、しっかりお調べの上、御回答願います。

 残余の時間に対しましては、保留になったものもたくさんありますので、そちらの方に回したいと思います。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 美術館の関係の収蔵並びに審査でございますが、これらに対しましては、御寄附していただく方につきまして、これを特別に審査するということでなくて、買うもの、購入するものにおきましては、審査委員会に全部かけるということでございます。私の覚えでございますと、御寄附していただく方に対しまして、これを受けるか否かという、ここまでの審査はしておりませんが、今後必要であるならば、そういうことも考えていくとよかろうと思っております。

 ただ問題は、馬堀さんの絵の奥殿陣屋へ云々ということでございますが、ともにゆかりのある方でございましたので、あちらの方へ云々したということでございます。他意はございません。同時にまた、家康公の関係等につきましては、御承知のとおりに、三河武士の館に収蔵しておる、こういうことでございます。



△成田栄治議員の質問



○議長(岡村秀夫君) 37番 成田栄治君。

     (37番 成田栄治君 登壇)



◆37番(成田栄治君) 万雷の拍手ありがとうございます。私たちの会派だけではなくして、よその会派からも拍手をいただきました。これは、私にしっかりやれよと、こういうお言葉であると同時に、元気もりもり、テレビのコマーシャルではございませんけれども、一生懸命にやらせていただきます。それと同時に、私こうして一般質問に立った今、こんなに大勢の傍聴の方がおられて、特に顔見知りの方がたくさんおられます。私は、どういう質問をしていいかちょっとわかりませんけれども、私は私なりの質問をいたしますので、よく御理解を願いたい、こんなことで質問に入らせていただきます。それでは、よろしくお願いいたします。

 3月議会の質問者中14名の中、第3番目という質問をさせていただくことに、まず心より厚く御礼申し上げますと同時に、おなかも満腹ということで、眠気もさしてくることと思いますが、我慢をして聞いていただくことを心よりお願いを申し上げたいと思います。

 振り返ってみますと、私、初当選させていただいて以来、11年半の歳月が過ぎ去ったわけでありますが、今いろいろの思い出が、この一般質問の壇上に立って、走馬燈のごとくに脳裏を駆けめぐっておるわけでございまして、感無量なものがございます。そしてまた、市の職員の方々におかれましても、ことしは部課長さんだけでも20数名の退職者があるように聞いております。このような難しい時代であります。言いたい放題物の言える時代であります。市民からもいろいろの苦情、そして職場内のいろいろのあつれき等に耐えながら、そして私たち議員の立場とは異なり、議会中における答弁、大変であったと思います。職員だから当然であると言ってしまえばそれまででありますが、議員からいろいろの質問が出され、それに対し突然、「今の答弁は間違っておる。訂正をします」と、市長の横やりが入り、議員と市長の顔色を見ながら、苦しい差しさわりのない答弁をしなければならない。大変であったと、私は思っておるところでございます。

 3月議会も無事に終え、3月いっぱいで市庁舎を去られるに当たり、心の中で一抹の寂しさを感じられる方もあろうかと思いますが、大半の方がほっとされているのではなかろうかと拝察をするところであります。長い間御苦労さまでございました。今からの第二の人生を大事にしていだき、日々是々、毎日を過ごされることを心よりお祈りをいたします。本当に御苦労さまでございました。

 さて、私、一部自分の所見を述べながら、質問に入らせていただくわけでございますけれども、感じるところがありまして、当選以来、私は、理事者側、特に市長の言いなり議会であったように思います。戦時中の大政翼賛会的、あるいは御用商人的、あるいは茶坊主的議会でいいのか、こんなことなら、議会など要らないと、自分なりに愚問をして過ごしてまいりました。

 しかし、この前の補欠選挙以来、この3年間の議会も変わりました。これが本当の議会の姿だと私は思います。1年生議員でも物の言える議会、いろいろの議案あるいは予算に対しても、めくら判を押すように、理事者から出てきたのでは仕方がない。市長の提案だから仕方がないというような風潮がなくなりました。

 各議員が慎重に考え、各議員が一人一人一生懸命に勉強して、そして市民の声をよく聞いて、考えの違うときは、市長だといえ、部長だといえ、とことん討論をする議会になりました。私はこれでよいと考えております。議員は毎月多額の報酬をいたただいております。そして感謝をしておるところでありますけれども、このお金は市長のポケットマネーでいただいておるものではありません。血と汗の結集である市民の皆さんの税金からいただいているものであります。理事者側が予算を組むに当たっても、市全体のバランスを考えながら、あるいは市民のことを考えながら組まれることは十分承知をしておるところでございますけれども、これは当然のことであります。時によっては偏った予算を組まれることがあるのではなかろうかなと考えられることもございます。

 皆さん御承知のように、地球の中は激動しております。ソ連邦の崩壊、中近東の民族の戦い、そして日本においてもバブルの崩壊による経済の低迷、政治不信による国民の政治への離反等、大きく変わりつつあります。当岡崎市においても、先ほど申し上げましたように、市議会も補選後大きく変動し、民主化され、物の言える議会になりました。

 ここで、申し上げにくいことでありますが、余り変わっていないのが市役所の内部だと思います。市政だと考えるわけでございます。ここらで少し変えなけばならない、新風を吹き込まなければならないと考えているのは私一人ではないと思います。市民も議会の議員も同じ考えを持って、大半とは申しませんが、半分以上の方がおられるのではないかと考えるところでございます。

 さて、前置きはこのぐらいにして、私の質問内容であります。岡崎の行政全般について、特に二大ゾーン問題をテーマにしたのであります。市長は1期就任早々、岡崎北部の山間地及び丘陵地に大きな二大ゾーン構想を計画し、これを打ち出されました。私も北部の議員として大変うれしく思い、全面的に協力しなければならない、早期実現をしなければならないと考えたものであります。その一つは、メカトロピア構想であります。もう一つは、アニマルランド構想であります。

 古い議員は御承知のとおりでありますが、その後、地元の説明会に入り、買収に入ったわけでありますが、幸い、メカトロピア構想の方は地元の御理解、そして地主の格別な御協力によりまして買収も終わり、あの山間部の山が造成により見る見るうちに変わるぐらいに変貌し、立派なものになったわけでございます。その後、県の企業庁及び各有力な企業の御協力により、立派な工場が続々とでき上がりました。そして、現在の花園工業団地としてよい工業製品が出荷されるようになったわけであります。まだ少し道路問題で問題点もありますが、地元の方々の雇用も確保していただき、隣接の町との関係もうまくいっているようでございます。私も大変喜んでおるところであります。これは高く評価をするところであります。

 私は、議会あるいは議員という立場は、よく言われる、議会と理事者側は車の両輪のごとく回っていくのが一番望ましいと言われています。そのとおりだと考えております。しかし、評価すべき点は大いに評価しなければならないが、もしも疑問に思う議案あるいは予算案があったならば、悪者となっても、これをとことん話し合うのが市民のためであり、議会、議員の責任である。真の姿であると思うところであります。今、現名、レクリエーションランド問題について、少々きつい質問になるかもしれませんが、お許しを願って、よろしくお願いをいたしたいと思います。

 二大ゾーンの一方の、最初の名称であったアニマルランド構想では、家畜的動物、すなわち牛、馬、羊、ヤギ、その他等の小動物等を飼い、市民と、あるいは子供と動物の触れ合いの場として、また1日楽しく遊んで金のかからない楽しい場所としてつくっていきたいとの話であったように記憶をしておるところでございます。

 しかし、動物のふんの問題、悪臭の問題、その他いろいろの問題を検討の結果、変更になり、レクリエーションランドという名称に変わったように、これまた記憶しておるところでございます。もしも間違っていたら、訂正をお願いをしたいと思います。この間、第三セクター方式でとかいろいろな話は、市民の胸を膨らませるような、希望を持たせるような構想でした。しかし、現在今日では、私は、この構想もだんだん雲行きの怪しい、実現不可能な話になってきたのではないかと考えざるを得なくなりました。

 市長は、平成4年度の提案説明の中で、「昭和55年以来、市政担当者として初就任以後、手がけてきました数々の重点事業も着実に進行してまいりました」と、述べておられます。それでは、レクリエーションランド構想は重点事業ではないのか、お尋ねを申したいと思います。重点事業ではないといたしますと、構想以来10年という長い期間が過ぎておるところであります。構想は遅きに失したと私は考えると同時に、申しわけない言い方でありますけれども、失政ではなかろうかと、考えるところであります。

 と申しますのは、昨年8月、隣の豊田市にあるトヨタ自動車が大レクリエーションランド構想を発表したからであります。ここに当時のある新聞の発表の切り抜きがございますので、大きな活字だけを読ませていただきます。

 「トヨタが大レクリエーション施設、入場無料で開放。トヨタの社有地に、総工費 200億円、5年春開場。トヨタ自動車は2日、同社労働組合などと共同で、豊田市の岩倉、渡合地区にある社有地76万平方メートルに大規模レクリエーション施設を建設することを明らかにした。気軽にスポーツや自然に楽しめる複合型施設として8月下旬着工、平成5年春オープンの予定で、一般開放する。入場を無料にするなど、地域への貢献、福利厚生の充実を目的とした非営利型施設が特色で、利益日本一企業・トヨタのイメージの向上をねらっている」。まだ細かく書いてありますけれども、これだけを読ませていただきます。

 豊田市のトヨタは、豊田市のトヨタだけではありません。世界のトヨタであります。多額の資金を持ったトヨタがレクリエーションランド構想に進出しては、岡崎市などの構想はひとたまりもないと思います。しかも、社有地でありますので、全然土地を買う金は要りません。そしてなおかつ、無料開放であります。岡崎市のように、まだ未買収地のあるようなところでは、どう見ても太刀打ちをすることはできません。しかも、建設の予定地が岡崎のレクリエーションランド構想地のすぐ隣の、巴川を挟んだ北側の岩倉、渡合地区ということであります。もしも同時にオープンしたといたしましても、勝敗は論ずるよりも明らかであります。赤子と大人の相撲のけんかにもなりません。火を見るよりも明らかであります。これだけ申し上げて、質問に入ります。

 まず、1点目といたしましては、レクリエーション用地の買収状況であります。まず名鉄用地の買収内容についてであります。買収年月日、面積、金額、そのときにあった穴地の面積、その後の穴地の買収状況及び未買収者数、そして名鉄所有地以外の買い増しについても、名鉄用地同様にお示しを願いたいと思います。このお答えは恐らく企画調整部長の答弁であろうと思います。よろしくお願いをいたします。

 これ以後の質問は第2次質問も含めて、市長に答弁をしていただきたいと思いますので、これまたよろしくお願い申し上げます。

 次に、2点目でありますが、先ほど申しましたように、構想に入ってより早10年を経過しておるところでありますが、市長としては今後レクリエーション構想についてどんなお考えを持って進まれるのか、お尋ねをすると同時に、おとといも答弁がございましたけれども、構想が三転四転と変わることのないであろうことを確認しておきたいと思います。

 次に、第3点目でありますが、総務か財務かわかりませんが、平成3年度の全市の不用額をお尋ねしようと思いましたけれども、これは予算委員会でまた質問をするということにいたしまして、省かせていただきます。

 ただし、平成3年度のレクリエーションランドの不用額は1億 3,200万円であります。予算額はたしか1億 5,300万円と記憶しております。間違っていたら、訂正をしていただきたいと思います。差し引きしてみますと、使用済み額はわずか 2,100万円であります。私は、これが逆ならば話もわかるわけでありますが、どうしても合点がいきません。担当者の職員は夜まで走り回ってやられたと思います。本当に御苦労さんなことだと思っておるところでございますが、市長はこの不用額についていかにお考えか、お示しを願いたいと思います。

 まだいろいろ質問もしたいと思いますけれども、2次質問の方に回させていただいて、これで第1回目の質問を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。

     (37番 成田栄治君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 成田栄治議員さんから大変きつい御質問を兼ねまして御意見を賜ったわけでございますが、私は、理事者と議会と皆さん方と討論をすると、こういう姿勢ができないわけでございます。議会の皆さん方が市民を代表して、我々に対しまして御示唆を願う、あるいはきつい御質問を願うということはできましても、私の方から、これに討論的に挑むということはできないわけでございます。その点につきましては、あえて申し上げるまでもございませんが、一方的に受けさせていただきながら、十分ひとつお答えをさせていただき、御理解を深める手法しかないわけでございまして、私は決して現在の議会とその前の議会と、こういうような判断の差はつけておらないということも、重ねて申し上げておきたいと思うわけでございます。

 ただ、レクリエーションランド構想等につきましては、私は心情的には、成田議員さんがおっしゃいますとおり、一日も早く手をつけたいと、こういうのが私の気持ちであるわけでございます。ただ、御理解を賜りたいのは、当時、二大ゾーン構想というのは非常に大きな構想で、恐らく我々が任期の4年や8年で解決しようと思いましても、なかなかできない問題ですから、これは本当に不穏当な表現ではございますが、将来を見ながら、本当に未完の体系というような構想を立てていかないと、その場その場の関係でなくて、ひとつ大きな構想に進めさせていただきたい、このことを御説明を申し上げたのは事実でございます。それらの経過にいたしましては、構想が進んでおらないじゃないかということでございます。お話のございましたように、このレクリエーションランド構想につきましても、いろいろ変遷しておるということは事実であるわけでございます。私の気持ちも動いたことも事実でございますが、社会の需要供給の関係も非常に変動があるわけでございます。

 同時にまた、私は、成田議員さんにも申し上げておきましたし、いろいろな会議で申し上げておりますが、今のところレクリエーションランドという位置づけはしておりますが、これは反面、愛知県が計画しておりますところの産・学・住を網羅した構想、こういうことにも一つの場所として考えておる。あるいは、これらの構想等に対しましては、単なる市だけでは解決できない問題でございますから、できるだけ市費を少なくして、そして大きな構想ができるように、市民が使っていただく構想ができるように、こういうことで、今後ともに計画変更はないかとおっしゃいますが、議会や皆さん方の市民の御意向によりまして、一番その時期に適したものに踏み込みたい。

 私はむしろ、今の位置づけはレクリエーションランドということになっておりますが、このレクリエーションというのは非常に幅が広いわけでございまして、トヨタさんの関係と競合するということは考えてはいかんと思っております。むしろ、競合しない範囲内におきまして、利用度の多いものに対しまして、十分ひとつ議会を初め多くの市民の皆さん方の御意見を体しまして、進まさせていだく必要があろうと思うわけでございまして、私はあえて当初計画を無理に堅持するとか云々ということでなくて、本当に着工のときには考えたい。しかし、今岡崎に一つないものと言いますと、レクリエーションランドというものが一応ないわけでございます。同時にまた、動物園構想ということもないわけでございますが、しかし、これらに対しましては、これに着工する方向、基本構想等につきましては、十分ひとつ今後新しい施策として考えさせていただきたい、ここまで申し添えておきたいと思うわけでございます。

 できるだけ私は早くかかりたい、こういう気持ちには全く偽りもございませんが、ただ御承知のとおり、中央総合公園、そしてこのレクリエーションランドに至ります八ツ木団地ともどもに、保安林の占める原野が相当あるわけでございます。これは一挙解除の行動等につきましては、難しいものがあるわけでございまして、これらとあわせながら今後考えていきたいということであるわけでございます。ここまで申し添えておきたいと思います。

 また同時に、用地費等の不用額、これに対しまして御指摘を賜りましたが、本当に恥ずかしいことでございます。私どもといたしましては、できるだけこれを使用させていただきたいということではございますが、おとついも実は一筆契約ができたわけでございますが、なかなか今おっしゃいましたように、おのおのの職員は努力してくれますが、相手もあることでございますから、ここに予算をつけておきましても、不用額になる場合も出てくる、こういうこともございます。これらの関係等につきましては、担当の部長からお答えさせていただきます。よろしくどうぞ。



○議長(岡村秀夫君) 企画調整部長。



◎企画調整部長(松林正八郎君) 第1番のお尋ねの用地の買収の状況でございます。これは、昭和60年、第74号議案といたしまして、レクリエーションランド建設用地ということで御議決を賜りまして、名鉄から買収をしたものでございます。第1回の契約での支払いでございますが、61年3月末で10億、62年3月末で7億 6,000万円ほどでございます。このうちの穴地でございます。これは2.95ヘクタールございまして、約40筆でございました。そのうち買収をいたしまして、今1.92ヘクタール買っておるということでございまして、残りは11名の1ヘクタールというような範囲でございます。

 続きまして、それ以外の用地でございます。これは平成元年の第7号議案で御議決を賜りまして買収に入ったわけでございます。この買収の金額は14億 5,000万円ほどでございまして、トータルで32億 4,000万円ということでございます。買収率でございますが、85.5ヘクタール買収できまして、82.5%ということでございます。予定面積 103.6ヘクタールということでございます。

 それから、先ほど市長が若干触れられたわけですが、私どもの減額をお願いをしました1億 3,000万ということでございます。実は調整課の中に用地第1、第2係がございます。この第2係の方がこちらを担当しておりまして。実は私ども新しい病院建設用地も手がけてまいりました。やはり緊急度を考えたときに、力のかけ方も、やはり病院用地の方へ全力を傾倒したということでございまして、こうした減額をお願いするというような状況になったわけでございます。また、1係の方におきましても、そのほかに 3.5ヘクタールというような用地を手当てしておるところでございまして、頑張ってやっておるわけでございますけれども、こうしたような減額をお願いするという状況でございます。

 いずれにいたしましても、年数をかけて買わさせていただいておるということでございまして、御議決を賜る中で、61年度、62年度、それから平成2年、3年というような4年度にわたって買わさせていただいたということでございます。よろしくお願いいたします。



○議長(岡村秀夫君) 37番 成田栄治君。



◆37番(成田栄治君) 御答弁ありがとうございました。

 まず第1の質問でございますけれども、買収金額が名鉄側が17億 6,000万円、名鉄以外が14億 5,600万円ということで、合計が32億 4,000万円、こういうふうになるように聞かせていただいたわけでございますけれども、そのほかに、今度は買収面積が、名鉄が44.8ヘクタール、以外が58.8ヘクタール、合計が 103.6ヘクタール。それから穴地でございますが、名鉄が2.95ヘクタール中、買収面積が1.92ヘクタール、約1ヘクタールが残っておる。そして以外が、残っておるのは58.1ヘクタール中未買収が18.1ヘクタールということでございます。そして、未買収者数が名鉄が13件、以外が51件ということです。

 時間がありませんので簡単に言いますけれども、金額が合計32億、これを、何といいますか、もしか銀行で金を借りておった、こういう計算をいたしますと、金利だけで5%で年1億 5,500万円、7分といたしますと 2.2億、こういう金額になるわけでございます。今から10年も20年もほかっておいたら、金利だけでもどえらいことになってしまう。それと同時に、もしも小さい企業であるならば、このごろバブルで消える消えるといろいろ言われておりますけれども、岡崎市役所だからそれでやっていけるかもしれませんけれども、計算をしたらどえらい金額になって、いっつか倒産をしておる。こんな計算も立つわけでございます。昔は「10年一昔」、こういう言葉もございましたけれども、今は「1年一昔」も古い、こんな時代でございますので、大変ではなかろうかな、こんなことを思うと同時に、穴地が名鉄のところで計算をしますと約3分の1残っておる。そして、以外で51名という未買収者数がある。全体の未買収者数は聞いておりませんので、何%になるかわかりませんけれども、58.8%中、未買収者数が18.1%ということは、名鉄以外の買収地だけでもまだ3分の1は買えていない。こういう計算になると思います。

 それと同時に、こうしたバブル経済であると同時に、私もこちらの方の買収にはかかわっておりませんけれども、いろいろな人からいろいろな声を聞くわけであります。替え地が欲しいだとか、いろいろな話がございます。ひどいことを言うと、こんな話は言えませんけれども、「絶対売らない」、こういう言葉も出てくるわけでございます。今から買収に入るのは大変である。それと同時に、岡崎平戸橋線の県道の買収にも入ると思います。そうした場合に、この用地の価格と3年、4年でもしもどえらい差が出た場合に、前の人も怒るでありましょうし、今度売る人も絶対売らない。だから、一応買収のめどをつけたならば、早急に買収をしてしまう、これが私は基本である。まだ子や孫の代だ、そんな言い方では、私はこれはおかしい、こんなふうに考えるわけでございます。間違っておったら訂正をしてください。

 考えてみますと、いろいろな目的でもって市長もやられた思いますけれども、これは政策的には失敗ではなかったかなと、こんなことを感じると同時に、市長は怒られるかもしれぬけれども、市長のいろんな悪口は知ってみえると思います。思いつき市長であるとか、何々市長であるとか、こんな言葉は聞いておられると思いますけれども、その中の思いつき市長に当たるのではないかな、こんなことを考えるわけでございます。もしも市長がその例を言えというならば、私、四つも五つも六つでも、鈴木議員と一緒で出させていただきます。しかし、それはそれとして、そういうことで、市長に反省といいますか、今からの早急な御努力をお願いしたい、こんなふうに考えております。

 激励をしておるわけだけれども、まだ5分57秒ございます。私ここで、第3次質問、これはいろいろございますけれども、この質問で終わらせていただくけれども、私は、最後に申し上げておきたいと思います。

 名将と言われる人は勝って勝って進むだけが名将ではない、あるときは引かなければならない。それでなかったら愚将である。必ず勝つばかりが戦ではない、こういうことを申し上げると同時に、海の潮も満潮になります。満潮になるそのときには、安気に船も入っていきますけれども、干潮のときにその船を立派に操作する人が立派な船長である、こういうことも申し上げると同時に、何といいますか、市長も年が多いで覚えてみえると思いますけれども、二・二六事件、この事件がございました。近衛兵が日本の国のためを思い、蜂起し、千駄ケ谷かどこかへ立てこもった。そのときに、海軍司令官がどういうことを言いましたか、「兵よ、今からでも遅くはない。原隊に復帰をせよ。おまえの親、家族、兄弟は泣いておるぞ。逆賊になると泣いておるぞ」、こんな言葉もございました。

 それと同時に、もう少しで桜の花も満開になります。あの散り際のような桜が惜しまれるわけでございます。それも申し上げておきたいと思います。

 それと同時に、もうひとつ申し上げたいのは、今まで晴天であったのが、これだけよく聞いておいてください。今まで晴天であったのが、あるとき突然、黒雲が張り、そして雷雨が鳴り、どしゃぶりの大雨、大あらしになる、こういうこともあるということでございます。私も6月議会にまた質問をさせていただくと申しましたけれども、この6月の質問は、本当は私はやりたくない。やらせていただきたくない、こういうことだけ申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 何か御心配を賜ったようでございまして、大変ありがとうございます。お互いに政治家というのは、自分だけの意思で決まるものではございませんので、民主国家といたしましての多くの市民の御理解と御良識のままに今後も続けさせていただきたい。私はまだ8月まで任期があるわけでございまして、よろしくひとつお願い申し上げたい。その後は、この間申し上げたとおりでございます。

 ただ、今申し上げておきたいのは、用地買収がお前の時代にできなかったら子供の時代でいいよ、孫の時代でいいよ、決してそういう意味ではございません。用地買収というのはできるだけ早くさせていただきたい。同時に私どもも、これを買ったことが失敗であったと御指摘なさいましたが、我々といたしましても、一々議会に御提案を申し上げまして、そして御議決を賜りまして執行するというのが我々の立場でございます。その方針に沿いまして努力をするというのが当然であろうと思うわけでございます。よろしくひとつ御理解を賜りたい、このようにお願いしておきます。



○議長(岡村秀夫君) 37番 成田栄治君。



◆37番(成田栄治君) 済みません。終わってから、また質問でございますけれども、実は私が最後に、晴天の中に突然曇りがあるということは、市長は市長なりにその意味が自分でおわかりだと思います。その意味がおわかりならば、私が6月に再質問をさせていただくことを避けていただきたい、これだけは申し上げておいて、質問を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。



△中根義一議員の質問



○議長(岡村秀夫君) 7番 中根義一君。

     (7番 中根義一君 登壇)



◆7番(中根義一君) 3月例会の開会に当たり、市政の基本方針の市長提案説明を拝聴し、また、平成4年度予算案を拝読いたしまして、21世紀を開く活力と創造のまちを目指しての前進を感ずる次第であります。また、先日市長より、引き続いて次期市政の担当の意欲の決意を伺い、まことに力強く感じる次第であります。第4次総合計画及びその第2期実施計画に基づき、主要施策に対して積極的な取り組み、明るい住みよい豊かな岡崎を実現するため、通告に従いまして質問をいたします。

 通告の第1番目は、快適で住みよい都市づくり。1番といたしまして、駐車場案内システム設置と岡崎公園地下駐車場建設及び康生地区回廊構想でございます。

 名古屋、豊田等には既にこの駐車場案内システムが設置されておるわけでございますが、岡崎においては、本年一応プログラムを作成するという費用が盛り込まれております。この駐車場案内システムはどの位置に設置されるのか、あるいはどのような方法でされるのか、お伺いをいたします。

 2番目の岡崎公園地下駐車場及び康生地区回廊構想でございますが、さきの建設委員会で示された地下駐車場の設計案は、駐車量 700台、地下2階となっております。出入り口が南側1カ所、国道1号線に面した北側1カ所でございます。御存じのように、南側は乙川の堤防に沿い、花火あるいは桜まつりの折には閉鎖されます。したがいまして、一番繁忙期には北側の国道1号線の出入り口しか使えないわけでございます。この点についてどうお考えか、お伺いをいたします。

 また、地下回廊構想は、先だって代表質問の中で出ましたので、詳しい問題については避けますが、この公園地下駐車場と回廊構想との結合についておわかりでしたらお示し願いたいと思います。

 続きまして、2番目の国県市道の整備及び都市計画道路についてでございます。

 岩津地区の朝の通勤時の渋滞は、豊田市へ出勤される方、あるいは最近操業を全面的に開始した花園工業団地への通勤者等でわずか 1.5キロの間に約20分からひどいときには1時間近くの渋滞が続きます。こうした状態は、岩津地区の生活をしておられる皆さんにおいては毎日のことであり、耐えがたい次第でございます。こうしたことに対してどのような対策をお考えでありますか、具体的な点についてお伺いをいたします。

 第1点といたしまして、平成4年度の予算書では、井田町線の橋梁について予算が盛り込まれておりますが、井田町線について今後どういう進捗を示していくか、御回答を願いたいと思います。

 もう1点は、岡崎駅平戸橋線におきましては、東名以北におきましてこの進捗をどう進めておられるか、お伺いをいたします。

 そしてもう1点、国道 248号線、あわせて葵大橋の4車線化等について御説明をお願いいたします。

 3番目の中部新国際空港へのアクセスでございますが、さきの新聞によりますと、愛知環状鉄道の南伸ということで報道されておりますが、一方、豊田市豊田駅より同じように中部新国際空港への進行が列記されておりました。仮に豊田から三河安城駅を通過し、そして高浜、そして常滑沖へとつないだ場合は、岡崎にとっては耐えがたい、また昔の悪夢が来るのではないかということを思うわけでございます。今この時期に、岡崎市、西尾市、碧南市等、関係各市と力強い結束を持ち、進めていただくことが必要ではないかと思いますので、この点についてお伺いいたします。

 2番目の健康で安全な都市づくりについて。1番のリサイクル施設の建設とごみ減量化でございますが、リサイクル施設の細かい点につきましては、代表質問で既に伺っておりますので、簡単に説明をしていただいて結構でございます。

 この中におきまして、ごみ減量化と相まって、12月20日より導入されました空き缶プレスカーの利用状況についてお伺いをいたします。そして今後また増設される用意があるか否かをお聞かせください。

 3番目といたしまして、現在、スチール缶は業者が買収をいたしません。したがって、スチール缶の買収が、あるいは回収が非常におくれており、また繁雑になっておるわけでございます。その点につき、今回平成4年度では補助金の増額を見ましたが、この点につき、改めて市民意識の高揚ということで、今後スチール缶の回収をどのように考えておられるか、お伺いをいたします。

 2番目の市営住宅の計画的整備、主に天神荘についてお尋ねをしたいと思います。この団地は岡崎市において北部でちょうど中心的に位置いたします。戸数にいたしまして、建設当時は 314戸、30年過ぎた現在は空き家も目立ち、入居者が 198戸でございます。岩津小学校の昭和49年、小学校の生徒のピーク時は 720名でございました。しかし、現在四百数名に落ち込んでおります。これはひとえに、天神荘のみではないと思いますが、この点につきまして、今後天神荘を建てかえられる場合、どのような計画をお持ちですか。一つには期間、あるいは一つには建設戸数、こういったものをお示し願いたいと思います。

 また、仮に従来どおりの三百数戸建設されるといたしますと、一時的に全部の建てかえは不可能ではないかと思うわけでございますが、先日の代表質問の中で、平成10年までには具体的に建設時期を終えるということでございますが、この点についてお伺いをいたします。

 また、現在、居住者の中に、高齢者、障害者がかなりの方々が入居されております。この方々に対しての配慮はどうされるか、その点についても伺わせていただきます。

 あるいは、建てかえに当たり、入居者を対象にした説明会等が実施されるはずでございますが、この時期あるいはどのような方法で行われるか、この点についてもお伺いをいたします。

 続きまして、3番目の矢作川河川敷利用等の環境整備事業の促進。初めに、矢作川堤防リフレッシュ事業でございますが、この事業は新たに本年より取り組まれる事業でございますが、再度お示しを願います。

 続きまして、矢作川河川緑地が現在岡崎市では5カ所ございますが、渡橋下流左岸の整備計画、引き続いて美矢井橋、渡橋での河川緑地の整備はどうお考えですか、これはリフレッシュ計画と相まった方向で進められると思いますが、この点についてお伺いいたします。

 また、天神橋仁木河川緑地については今後どのような方向で進まれるか、お聞かせ願います。

 3番目の愛と希望に満ちた生きがいのある都市づくりについて。

 初めに、岡崎市立病院の移転の計画でございます。この点については代表質問でも再三再四質問がございますので、1点のみにお答えを願いたいと思います。人間は弱い動物であります。その弱さを英知でカバーしてまいりました。しかし、病の床に伏したときほど、人間は無力になります。こんなときに、汚い、暗い、混雑の3Kの病院であったら、その方の一生は余りにもみじめです。こうしたことを思うと、一日も早い建設を望まざるを得ません。このことを十分お考えいただいて、一日も、1カ月も早い早期の実現をお願いいたします。その点についてお伺いをいたします。

 続いて、地域老人福祉センターの建設でございます。平成4年度で地域福祉センターと名前が変わっております。これは、ただ一老人のみではなく、広く身障者あるいは難聴者等の障害者に門戸をあけるという意味であろうと思うわけでございますが、もう一つ大きく心を開き、地域の子供たちと年寄りとの触れ合いの場になるような配慮もしていただけないだろうかということ、そうしたことについてどのような規模で地域福祉センターが施行されるのか、計画がございましたらお示しください。

 4番目に、活力と調和に富んだ都市づくりについてでございますが、一番初め、農業バイオセンターの今後と緑地化施設の建設でございます。農業バイオセンターの建設計画は、今年新たに1号バイオセンターを予定しておられます。相まって、その近くに市民触れ合いゾーンを建設されるとの構想も伺っておりますが、この点についてお伺いをいたします。

 2番目に、農産物ブランド化と地域農村物振興対策事業についてでございますが、農産物のブランド化は各方面で進められております。現在お聞きするところによりますと、25品目がその指定を受けているとのことでございますが、こういったものについての今後の進め方についてどうお考えであるか、その点についてお伺いすると同時に、それぞれの地域の農業の特性を生かした新しい岡崎の農業の基盤づくりが必要ではなかろうかと思うわけであります。従来の米をつくって農業という考え方から、そ菜、果樹、シイタケあるいはもろもろの野菜類、そうした新しい取り組みをされていく生産地を開拓していくにはどのようなお考えをお持ちですか、そのことについてお伺いをいたします。

 3番目に、“ハイコンプレックス21”の計画でございますが、計画が発表されてから既に6年を経過しておるわけでございます。このことについては、既に各議員からの指摘もございますが、いま一度“ハイコンプレックス21”の見直しをされるのか、その点についてお伺いをいたします。

 続いて、さきの予算で示された図書館の建設基金と相まって“ハイコンプレックス21”の中に図書館を建設するお考えはないか、その点についてお伺いをいたします。

 また、この“ハイコンプレックス21”と回廊構想との接合についてもお伺いをします。

 5番目の香り高い文化の都市づくりについてでございます。

 一番初めの大学設置の検討でございますが、大学設置につきましては、既に大学設置の検討百人会議が開催され、市長あてに建議書が提出されております。今後このことについて、岡崎市はどのような対応をされるのか、そのことついてお伺いをすると同時に、岡崎市に新しく1校の大学、1校の短期大学が開設されました。たまたま私は、委員会で2校の学校を視察する機会を得ました。両校の学長あるいは理事長ともお会いをし、話を聞かせていただきました。岡崎市に対するお考えは非常に冷たいというお言葉でございました。今後、こういった新しい大学を設置すると同時に、既存の大学に対してどう対処していくのかという姿勢についてお伺いをいたします。

 2番目に、9月の第2土曜より、子供たちは土曜休暇になります。しかし、現在はほとんどの子供たちが塾通いということで、親が一番心配するのは、せっかく土曜日を休日にしても、また塾へ行かせなければならないのではないかという不安と、そして子供たちも塾へ行くよりも学校へという希望の方が多いということで、アンケートをとると17%近くしかそれに対する賛成者がないというのが現実ではなかろうかというふうに思うわけです。したがいまして、この子供たちが伸び伸びと遊べる学区こどもの家の運営をしていただきたいと同時に、この土曜日も朝から開館をしていただきたいというふうに思うわけでございますが、この点についてお伺いをいたします。

 3番目に、国民体育大会の開催が間近に迫っておるわけでございますが、現在、岡崎市における宿泊施設は、ホテルの稼働が約60%から80%近くとお伺いをしております。そうした中で、約何千人の方が岡崎へ参られるのか、そして、その宿泊に対する手当ては十分なのかどうかということについてお伺いをいたします。

 そのことと同時に、あわせて、岡崎市民が心の温まる歓迎をすることより、国体は成功であったという言葉につながるのではないかというふうに思うわけでございます。どうか今後どのような方向でこの国体を迎えられるのか、この点についてお聞かせください。

 図書館基金につきましては、“ハイコンプレックス”と相まっての考え方がありますが、細かい基金については既に何名かの方が質問されましたので、割愛させていただきます。

 5番目に、プロ野球公式試合の誘致とウエルネスセンターの建設でございますが、岡崎市でオープン戦を開催されるのが8日の日でございます。そして、2回のウエスタンリーグは大成功裏に終えることができました。今後、こうした着実な歩みの中で、すぐとは申しませんが、岡崎に公式戦を持ってくる運動を展開していただきたいと思いますが、このようなお考えがありますか、お伺いをいたします。

 また、クリーンセンターの余熱を使ってウエルネスセンターという構想を伺いましたが、野球場とウエルネスセンター、その二つが相まれば、野球選手としても十分この岡崎公園での施設の活用ができるのではないかというふうに思うわけでございます。できれば中日の2軍本拠地に持ってこれないかということでございますが、この点についてお伺いをいたします。

 以上をもちまして、1回目の質問を終わらせていただきます。

     (7番 中根義一君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 暫時、休憩いたします。

             午後3時48分休憩

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             午後4時再開



○議長(岡村秀夫君) 休憩前に引き続き再開します。

 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 中根義一議員さんの御質問でございますが、相当の分野、各議案関係、あるいは私の方から提案説明の中に入っておる分もございますが、特に個々につきましての御質問でございますから、できる限り議長がお許しを得れば、御説明もさせていただきたいと思います。

 私の方からまず申し上げておきたいと思いますことは、中部国際空港へのアクセスの関係でございます。これらに対しましては、非常に大きな問題でございますし、なかんずく愛知環状鉄道の将来構想と本市と三河湾とのつながり、こういうことから申し上げましても、当時岡崎市が考えておりました湾の中へ入る交通動態と、それから中部国際空港へのアクセスと、こういう問題も二面性が十分あるわけでございまして、ただし結局これらに対しましては、岡崎市のみが云々ということでなくて、今議員さんおっしゃいましたように、関係のおのおのの市の執行部と十分ひとつコミュニケーションを重ねる中におきまして、将来に対する構想も進めてまいりたい、こういうことを申し上げます。

 ただ、お履き違えないように申し上げたいと思いますことは、仮に違う線がございましても、これは何か反対しておいてこちらということでなくて、愛知環状鉄道は環状鉄道としての延長、こういうことに対しましては、十分関係市町と連携を密にして、将来構想を立てていきたい、このことを私から御答弁させていただきます。

 それから、ほとんどの関係は、おのおのの担当者からお答えさせていただいた方がふさわしいと思いますが、特に学区こどもの家等につきましては、市民部長がおりますが、あえて申し上げますと、議員さん大変御理解を得まして、御苦労もされたと思います。おたくのところが1年おくれたわけでございますが、新しい年度には計上させておっていただきますものですから、これらの活用につきましては、十分ひとつフォローしていただきたい、このように私から、二つの問題のみにお答えさせていただきます。

 残余の問題は担当の部長からお答えさせていただきます。



○議長(岡村秀夫君) 続いて答弁をいただきますけれども、議案の先議にわたるような問題については、お答えをいただかないようにお願いしたいと思います。

 開発部長。



◎開発部長(加藤主計君) 最初に、快適で住みよい都市づくりについてということで、駐車場案内システムと岡崎公園地下駐車場及び回廊構想ということでのお尋ねでございますが、現在私どもが考えております駐車場案内システムにつきましては、岡崎市の中心でございます康生地区を主といたしまして、東岡崎周辺を含み、籠田公園も含んだ地域にある公共の駐車場について、案内をしようというものでございます。この区域の中で、今現在公共駐車場としてございますのが、14カ所の駐車場がございます。

 これをどのような方法で案内するかということですが、まず中心部へ入ってこられる車について、幹線道路、例えば国道1号線だとか 248号線だとか、そういったような幹線道路の、おおむね2キロぐらい離れたところから案内を始めようということで、これを私どもは外縁部の案内板という言い方をしておりますが、これは、地図方式で、街区のブロックごとに空車、満車の表示をするということでございます。

 次に、この対象地区へ入ります街区入り口付近に、また今度は内縁部案内板という言い方で、複数以上の駐車場の空車、満車の表示を行うと同時に、その駐車場への進入路も表示をしたいというふうに考えております。当然のことですが、各駐車場の入り口には、これが駐車場だという入り口案内板ということで、3段階の案内ということで考えております。

 それから次に、地下駐車場の出入り口の関係でございますが、以前に御説明申し上げました岡崎公園地下駐車場の入り口は、確かに北の方から、国道1号線から入る口と、それから南の方への口と、2カ所ということでございます。この南が使えないときにどうかというお尋ねですが、この次の御質問にあります康生地区回廊構想というものの中で、この岡崎公園地下駐車場を私ども位置づけいたしておりまして、この地下交通ネットワークの接続も、これはちょっと時期的にはずれるかと思いますが、計画をいたしておるわけでございます。

 なお、東の方にも出入り口を1カ所ぐらいつくれるんではなかろうかということで、今検討をしておるところでございます。

 それから次に、回廊構想で地下駐との関連ということですが、ただいま申し上げましたように、回廊構想の中には、岡崎公園地下駐車場も検討の中に入れております。

 それから、後の方に出てまいりました“ハイコンプレックス21”との関係でございますが、これも回廊構想の地下ネットワークの中では、当然つなぐ予定をいたしまして、現在検討を進めておるところでございます。

 それから、 (2)の都市計画道路の関係でございますが、特に市の北部についてのお尋ねでございます。

 まず、井田町線でございますが、新年度で予算計上させていただきましたのが、議員御指摘のように真福寺川にかかります橋梁の工事を予算計上させていただきました。この井田町線につきましては、まず北の方から橋をかけて進んでいく方法と、それから現在堂前地区ででき上がっておりますので、青木川、あそこから北の方へ進む方法とどちらをという検討をした中で、まず北の方から、用地の手当てのできておるところから進めたいということで、進めておるわけですが、現在用地買収が約67%でございます。地域の皆さん方の協力をいただきまして、早期に開通するように努力していきたいというふうに考えております。

 それから次に、岡崎駅平戸橋線でございますが、これの東名から北につきましては未整備でございまして、これも県の施行ではございますが、私どもも県と一緒に努力してまいりたいということで、県の方にもお願いし、地域の皆さん方にもお願いをしておるところでございます。今県の方で、豊田市との境にあります巴川にかける郡界橋といいますか、まだ橋の名称は正式ではございませんが、この工事に着手をされました。この橋は、延長が 98.25メートルということでございますが、平成5年度末には完成したいというふうに聞いております。

 なお、途中の用地につきましては、東名から北へ 1,200メートルについては、用地測量が完了しておるというふうに聞いております。

 それから次に、蒲郡岐阜線、 248号線の関係でございます。現在葵大橋の工事を施行中でございまして、来年度から橋の上部工の製作にもかかるというふうに聞いておりまして、この葵大橋は、平成6年度にはつくりたいということを聞いております。

 ただ、供用という点になりますと、橋を渡りました豊田市側での取りつけ道路の関係がございまして、平成8年度になるというふうに聞いております。この東名高速から葵大橋までの現在2車線で暫定供用されております区間についてでございますが、信号交差点におきまして、右折レーンを設置するための用地の買収中であるというふうに聞いております。葵大橋の進捗に合わせて改良工事に着手するというふうに聞いておりますが、私どもは、少しでも早く改良工事を進めていただきたいと、常々県の方に要望しておるところでございます。

 それから次に、2番の (3)矢作川河川敷の利用ということで、渡橋の下流左岸というお話でございますが、渡橋から下流には、美矢井橋河川緑地と渡橋河川緑地ということで、2カ所の計画決定がされております。美矢井橋河川緑地につきましては、これまでの暫定利用ということから、今度は河川緑地としての整備計画に移行させました。昭和63年度から広場の造成、進入路、階段などの整備を進めておりまして、平成4年度も広場の造成を計画いたしております。それから、渡橋河川緑地につきましては、新年度におきまして整備のための現況測量と基本計画の策定をしてまいりたいというふうに考えてございます。矢作川の河川緑地につきましては、あと仁木運動広場、天神橋運動広場ということで、暫定利用しておる区域がございますが、これも順次整備をしてまいりたいと思います。

 なお、一番おくれておりますのが大門の河川緑地でございますが、これは、先ほど言いました他の緑地と違いまして、民有地が大半でございまして、現在畑を耕作しておるというのが現況でございます。整備の時期は少しおくれるかと思いますが、計画決定はされておりますので、いずれ時期を見て整備に入りたいと考えております。

 それから次に、一番最後のお話でございますプロ野球の関係でございますが、プロ野球の公式戦の誘致につきましては、昨年行いましたウエスタンリーグや、今度次に行いますオープン戦、そういった段階でも、公式戦の開催について要望してまいったところでございます。しかし、岡崎は名古屋圏内といいますか、ナゴヤ球場の圏内ということで、どうも大変難しい状況であるという説明を聞いております。しかし、市民も待望いたしておりますので、この公式戦については、今後も誘致について努力をしていきたいと思っております。

 それから、ウエルネスセンターでございますが、これは野球場だけでなくて、文化ゾーン、自然ゾーン、中央総合公園全体の中で有機的に働く、有機的な結合ができる施設というふうに考えております。今後公共として取り組む範囲、収益性の問題等検討を進めまして、早期に具体的な詰めを行っていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 企画調整部長。



◎企画調整部長(松林正八郎君) 中部国際空港へのアクセスは、市長申されたとおりでございます。

 質問の4番、活力と調和に富んだ都市づくりについての中で、“ハイコンプレックス21”計画の推進についてのお尋ねでございます。議員御指摘のように、この構想は、発表されて以来、経過もしておるわけでございます。その間に、環境の変化、あるいは建設条件等が若干変化しておるということは、御指摘のとおりでございます。

 そこで、事務サイドといたしましては、そうしたような視点を考え、あるいは街区の整備面、あるいは施設の構成、施設計画、こういうような観点の中から、やはり構想は再検討してまいりたい、このようにも思っているわけでございまして、今後いろいろな御意見を賜る中で、計画面を煮詰めてまいりたい、このように思っております。

 それから、この中で、図書館を中へ入れる計画はないかというお尋ねでございます。今回上程しております図書館にかかわります基金、こうしたようなものの中で、ハイコンには計画は今現在はございません。ただ、本市は平成2年10月、郵政省のテレトピアのモデル都市の指定を受けておるわけでございます。こうした指定を受ける中で、システムを構築していこうということでございます。五つのメーンシステムと16のサブシステムづくり、こうした計画があるわけでございます。

 この中には、図書館情報システム、こういうようなものも予定しておるということでございまして、“ハイコン21”の主要機能の一つとして、地域情報センターの設置というようなものもあるわけでございます。したがいまして、このハイコンができます折には、このサービスメニューと申しますか、情報センターを使いながら、図書館情報提供というようなことも可能であろうというように思うわけでございます。したがいまして、図書の検索、あるいは貸し出し、予約、こうしたようなものが考えられていけるだろうというように思っております。

 それから三つ目に、駐車場、あるいは回廊構想とハイコンとの整合性はどうかということであります。先ほど開発部長も申し上げておるとおり、回廊構想は、人と車が共存するまちづくりを目指してということで考えられておるわけでございまして、当然ハイコンとこの周辺整備、これは欠かせないものであるというふうに思うわけでございまして、当然これを整合性を持って考えていきたい、こういうことでございます。

 よろしくお願いします。



○議長(岡村秀夫君) 環境衛生部長。



◎環境衛生部長(石原明次君) 2番の (1)リサイクル施設の建設とごみ減量化についての中で、3点の御質問でございます。

 初めに、リサイクル施設の建設構想についてのお尋ねでございます。平成5年度、6年度において建設し、平成7年度より稼働を予定しております。平成4年度に測量及び地質調査をいたしまして、それに基づきまして実施設計に入る予定でございます。建設場所は、中央クリーンセンター場内を考えております。処理計画といたしましては、市収集分の不燃物をリサイクルセンターにおいて分別処理する施設で、その日処理量は約 100トンで考えております。

 次に、空き缶プレスカーの利用状況と増車計画についての御質問でございます。子供会等の団体と小中学校、保育園及びボランティア団体が行っている空き缶回収事業を側面的に支援するため、平成3年12月20日より空き缶プレスカーを導入して、市民団体からの依頼に対応すると同時に、最終処分場に不燃物として搬入される空き缶の処理も行っております。その利用状況は、平成4年2月末現在で、14団体より依頼があり、その量は、埋立場と合わせて重量にして 9,892キロ、個数にして約37万 6,180個のプレスをして、推進を図っております。

 なお、増車計画につきましては、現時点ではまだ余力を残しておりますので、今のところ考えておりません。

 次に、スチール缶回収のための姿勢として、補助金を増額し、市民へのごみ減量化への啓蒙運動としたらどうかという御質問でございますが、御指摘のとおり、現在スチール缶の回収につきましては、逆有償の状況でございますが、4年度におきまして補助金の増額を計上させていただいております。したがいまして、今後スチール缶回収につきましては、市況価格等の動向を見ながら、市民の皆様に啓蒙してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 建設部長。



◎建設部長(矢野孝君) 2番 (2)の市営住宅の計画的整備で、天神荘の建てかえについてでございますが、この天神荘につきましては、4年度で一部住宅の除却と整地を行いまして、建設につきましては、現在基本設計を詰めておる段階でございますが、平成5年度より建設しまして、平成10年度までには建てかえたいと考えております。戸数につきましては、法定建てかえでございますので、現在の 314戸を上回るものにしたいと考えております。

 また、高齢者、障害者の方への対策でございますが、現在のこの団地の中には、老人の単身の世帯の方、19戸でございます。それから、老人の御夫婦の方が11戸、老人を含む世帯の方が6戸、それから、障害者の方もお見えになりますので、各棟の1階部分をこの方たちの対象の住居としてはということで検討しているところでございます。

 それから、地元への説明でございますが、団地で毎月役員会を行っておりまして、4月も早い時期に行われるということでありますので、このときにまず自治会役員の方に御説明を申し上げまして、その後全部の入居者の方へも追って御説明をし、また日を改めて近隣、付近の方にも御説明をしてまいりたいというふうに考えております。

 それから、最初に御指摘をいただきました空き家が多いということでありますが、これはある意味では計画的に残してきたわけでございますが、今回の建てかえにつきましては、この空き家を活用いたしまして、建てかえ中そちらの方へ入居者の方にお移りいただくというようなことも考えておるわけでございます。

 それから、次の (3)の矢作川河川敷利用等の環境整備事業の促進で、矢作川堤防リフレッシュ事業の状況でございますが、矢作川堤防リフレッシュ事業は、現在の堤防天端の道路を裏側の堤防中段の小段へ移しまして、これを2車線道路として整備をするものでございます。現在の堤防天端は、遊歩道的に利用するものでございまして、このために交通容量の増加と環境の整備、ともにまた河川利用の促進と、また堤防の補強にもなるというものでございます。昨年建設省から、岡崎、碧南、豊田、安城、西尾の5市に構想が示されまして、以来建設省とこの5市におきまして、計画検討を続けてきたわけでございますが、来年度につきましては、岡崎市地内で着工ということになりまして、施工場所では現在建設省の方から、渡橋と美矢井橋との間でということで協議を進めているところでございます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 市立岡崎病院事務局長。



◎市立岡崎病院事務局長(佐野欽也君) 御質問の大きい3の (1)の病院の移転新築について、一日も早い完成に向けて計画を進める努力、対応をという御趣旨の御質問かと思います。

 進行計画につきましては、本議会のさきの民社クラブ代表 柴田議員の御質問にお答え申し上げました年次計画で開院を目指しておるところでございます。今後新病院建設事業を進めてまいりますには、年次計画で申し上げました順序、段階を経ていかなければ、次へ進めないこともございまして、自然環境の調査を終えて、環境悪化にならない、不安のない対策を立てて、矢水協を初め漁協、地域生産組合等の諸団体、地域にお住まいの方々の御理解を得てまいらねばなりません。また、基本設計が確定しないと、保安林等の許認可申請手続も受け付けていただけません。それぞれに必要な期間もございます。

 それと、造成工事につきましても、山地でございまして、地質、ボーリング調査をしていない現時点では、造成工事がスムーズにいくのか、この辺のこともございまして、これらのことを勘案する中で、慎重な進行計画をいたしたものでございます。一日も早い開院に向けて精いっぱい努力をいたしてまいりますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 福祉部長。



◎福祉部長(鈴木清君) 大きい3番目の (2)でございます。地域老人福祉センター建設でございますが、地域老人福祉センターの建設につきまして、高年者センター岡崎を拠点施設といたしまして、地域に老人福祉センターを建設する構想を打ち出しておりましたが、厚生省が新たに高齢者のみの対象ではなく、障害者の方や福祉団体、ボランティア団体等の方のだれでも利用できる施設として、地域福祉センター設置運営要綱が定められたわけでございます。この地域福祉センターにつきましては、地域福祉活動の拠点といたしまして、デイサービス事業、各種研修事業、相談事業など、幅広く利用できる福祉施設として計画をしていきたいということでございます。

 なお、建設規模につきましては、おおむね 1,200平方メートルぐらいを基準といたしまして、その地域の特殊性を考慮しながら規模を決定していきたいと、こういうふうに思います。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 経済部長。



◎経済部長(山田銀作君) 4番の (1)の農業バイオセンターの今後の緑化施設建設の中で、農業バイオセンターの建設計画についての御質問でございます。この農業バイオセンター構想は、非常に長い間検討してまいったわけでございますが、研究増殖ゾーンと市民触れ合いゾーンの二つで構成する計画でございます。

 研究増殖ゾーンは、平成2年度から建設しておりますキノコ培養施設、現在建設中のイチゴ育苗施設に加えまして、平成4年度には農業バイオセンターの本館である研究研修施設の設計を行い、平成5年度には建設できるようにしたいと思っております。

 一方、市民触れ合いゾーンでございますが、花卉展示即売施設、植木等展示即売圃場、多目的広場を設置し、緑化推進施設として効用を果たす施設としたいと考えております。

 平成4年度に用地の買収を行いまして、5年度に用地の造成、6年度に建設という計画でございます。

 それから、 (2)の農林産物のブランド化と地域農産物振興対策事業の中で、農林産物ブランド化と進め方、または地域別の振興計画のお尋ねでございます。全国的に一村一品運動や地域活性化の対策事業が行われておりますが、本市におきましても、農業振興の旗印とすべく、昭和63年度から農林産物ブランド化推進事業を実施し、現在御案内のとおり25品目の推進品目を定めておりますが、今後の進め方につきましては、昭和63年当初は、実は22品目でございましたが、その後、ブドウワイン、ブドウジャム、アルストロメリア等の切り花を加えました。したがいまして、今後も産地化ができる品目があれば、喜んで加えていきたいと考えております。これらの振興のため、各種の事業を今後実施していくわけでございます。

 また、本市の農業の地域別振興計画でございますが、六ツ美地域につきましては、圃場整備事業を推進しまして、稲作専業農家の育成と施設園芸の振興でございます。

 次に、矢作地域につきましては、やはり圃場整備事業を推進し、稲作専業農家の育成、施設園芸及び養豚を初めとする畜産の振興を図ってまいりたいと思っております。

 東部地域につきましては、圃場整備事業は大体完了いたしましたので、優良米の生産ができる稲作専業農家の育成、施設園芸及び養鶏を初めとする畜産の振興でございます。

 最後に、葵地区でございますが、未整理地区の圃場整備事業の推進をしまして、果樹、施設園芸、酪農を初めとする畜産及び特殊林産物の振興を図ってまいりたいと考えております。特に駒立地区につきましては、センリョウが松枯れによって大変被害を受けているので、農業バイオセンターの建設に伴い、新しい作物の導入を現在検討中でございます。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 市長公室長。



◎市長公室長(柴田徳長君) 5番の (1)大学設置の検討についてということでございますが、さきにも答弁させていただきましたが、大学設置検討百人会議から建議書が提出されました。これは議員御案内のとおりでございます。私どもとしましては、この建議を尊重いたしまして、より専門的な方々のアドバイスを受けながら進めてまいりたいと、このように考えております。

 なお、委員につきましては、現在折衝中ということでございます。

 それから、当然のことながら、大学設置を検討するに当たりまして、既存の大学と競合を避けながら、共存する道で検討する必要があるではないかと、このように考えております。

 なお、私立大学に対して助成はどうかというお話でございますが、現時点におきまして特に何をという考え方はございません。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 教育次長。



◎教育次長(大塚希夫君) 大きい5番の (3)国民体育大会の開催と受け入れ対策ということでお尋ねでございますが、まず初めに、宿泊施設についてでございますが、本市では宿泊予想人員を、選手及び関係者合わせて約 2,200人というふうに見ておるわけでございますが、本市が実施いたしました宿泊施設調査では、宿舎が提供していただける人員が約 1,870人で、 330人ほどの不足となっております。この不足分の対応といたしましては、民泊及び近隣市町への広域配宿等を検討して、宿舎の確保を図ってまいりたいと、こんなふうに考えております。

 2番目に、参加者の歓迎の触れ合いの場ということでございますが、これは競技会場、宿舎等に装飾を行い、市民挙げての歓迎をいたしますとともに、大会の運営に当たりましては、多くの市民の皆様方の御協力を得て、全国から集まった人々と市民との交流の場が設けられるよう、十分検討してまいりたいと、こんなふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) あらかじめお知らせいたします。

 本日の議事は、都合により時間の延長をさせていただきます。

 7番 中根義一君。



◆7番(中根義一君) 引き続いて質問させていただきます。

 先ほど天神荘の件につきましてでございますが、高齢者、障害者について詳しい説明は、議案に触れる場合があるとのことでございますので、詳しい説明はその点で、そちらの方でさせていただくということにしまして、あそこには低所得者と言われる方々もございますので、そういった方々にはどのような取り組みをされておりますか、この点をお聞かせ願いたいというふうに思うわけでございます。

 そして、先ほど国体の宿泊の件でございますが、約 2,200名で、 1,800名の収容があるということでございますが、 1,870名の収容ということは、約 300名不足、それは他市に任せるということでございますが、むしろそういった他市に任せるよりも、岡崎市内において民泊をしていただいて、市民との触れ合いをしていただくということが大切ではないかと思いますが、この点について再度お尋ねいたします。

 それから、プロ野球の公式戦の件でございますが、私の調べましたところでは、中日ドラゴンズのウエスタンリーグの開催が、地元開催で昨年の場合はナゴヤ球場で16回、阿久比球場で13回、岡崎球場で2回、小牧で2回、関で1回、飯田、豊田、蒲郡、高山、浜松、各務原で各1回ずつ開催されたというふうに思います。なぜ阿久比がこんなに13回も開催されたかというと、あそこにスポーツ医学の施設が設置されておるということで、そういったことによって阿久比が準本拠地化しておるわけでございます。阿久比の球場を見ますと、岡崎の球場よりも数段格差がございますが、それでも阿久比へ行くというのは、そうした選手の健康管理という面で、阿久比に行っているのではないかというふうに思うわけでございます。ウエルネスセンターの建設を促進していただきまして、ぜひ夢ある野球選手と一緒にウエルネスセンターで過ごせるという、こういった機会がないかということで、再度質問させていただきます。



○議長(岡村秀夫君) 教育次長。



◎教育次長(大塚希夫君) 第2質問で、民泊の方が、他の市町村へ頼むよりもいいではないかというようなお話でございますが、議員おっしゃるとおりでございまして、民泊を受けていただけるようなところがあれば、また選手と地元の交流等も十分できますので、そういうことが望ましいわけでありますが、今後これらにつきましては、実行委員会等にお諮りしながら、また市内の皆さん方に民泊の希望もとりながら進めてまいりたいと、そんなふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 建設部長。



◎建設部長(矢野孝君) 天神荘の建てかえに関しまして、低所得者の方への対策はあるかということでございますが、これは一定の基準以下の方でございますと、現行制度でございますが、家賃の減免制度がございまして、最高50%まで減免ということになっております。それから、福祉減額制度もございまして、これは条件が合えば、あわせて受給できるというふうになっておりますので、御理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 開発部長。



◎開発部長(加藤主計君) プロ野球の関係で、ウエスタンリーグの中日ドラゴンズの準本拠地化と、こういうお話でございますが、ウエスタンリーグの興行をどこが行うかという問題もございます。それらも今後検討いたしまして、少しでも多くの試合を誘致できるよう、またウエルネスセンターも、議員お話しのように、できるだけ早く設置できるよう努力してまいりたいと思います。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 7番 中根義一君。



◆7番(中根義一君) 農業バイオセンターの中に研究増殖ゾーンと市民触れ合いゾーンがあるという話をお聞きしましたが、これの面積、あるいは将来の計画がございましたら、お聞かせ願いたいというふうに思います。

 そしてもう1点は、天神荘の件でございますが、この際に転居したいという方々がございましたら、この人たちにどういう配慮をされるのか、その2点をお願いいたします。



○議長(岡村秀夫君) 建設部長。



◎建設部長(矢野孝君) 建てかえのときに、他の住宅へこの際移りたいとおっしゃる方がございますれば、その御要望に極力おこたえするようにいたしまして、またこの転居先につきましても、可能な限りおこたえしてまいるようにしております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 経済部長。



◎経済部長(山田銀作君) バイオセンターの面積でございますが、研究増殖ゾーンは 1.2ヘクタール、それから市民触れ合いゾーンは 1.5ヘクタール、計 2.7ヘクタールを予定しております。

 それから、平成4年度で実施設計書を作成しましたバイオセンター研究研修施設でございますが、これにつきましては、内容的にはキノコ類の種菌バイオ施設、ラン等の組織培養設備、市民の研修室だとか、また資料の閲覧室、事務室を予定しておるわけでございます。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 7番 中根義一君。



◆7番(中根義一君) 時間もございませんので、少し要望を述べさせていただきます。

 井田町線についてでございますが、井田町線が本年と次年度において橋梁を完成するということでございますが、平成5年度に完成の折に合わせて、既設の道路までの、要するに道路建築をしていただけないか。そして、従来の旧道へタッチするまで持っていっていただけないかということを要望しておきます。

 それから、葵大橋の件が出てきました。葵大橋は平成8年度に4車線供用開始ということでございます。

 もう一つ、岡崎大橋が3月13日に開通するわけでございますが、21世紀初頭には、第2東名道路が開通する運びとなっております。第2東名から豊田東インター、それから伊勢湾岸道路と、それから豊田ジャンクション、そして南進しまして豊田南インターへとつないで、そして名古屋へ行くわけでございます。そうしますと、豊田南インターは岡崎大橋の延長線上にございますので、岡崎大橋の4車線化ということを促進願いたいということのお願いでございます。

 と同時に、東名豊田東インターへのアクセスといたしまして、旧名鉄挙母線の橋梁付近に橋梁をかけ、その第2東名豊田東インターへのアクセスをしていただけないかということの運動を展開していただきたいということの要望でございます。

 それから、バイオセンターでございますが、農業バイオセンターの研究等についての御説明をいただきましたけれども、岡崎市がこういった施設をするということは、莫大な金がかかると同時に、研究費というのは非常に目の見えないところにお金が要るということで、どうしても小規模になりやすいということでございますが、今岡崎の農業を考えますと、これを滅ぼすも興すも、この施設にかかっているのではないかということが思われます。どうか世界の新技術、あるいはそういったものの収集等に積極的に取り組まれて、十分なる研究施設となるようなことを強く要望いたします。

 そして、最後でございますが、昨日加藤繁行議員から、本年3月で勇退を予定される理事者への温かいねぎらいの言葉がありました。最後に、次期市政担当の意欲を示されました市長へ、頑張っていただきたいとの要望をいたす次第でございます。

 昨年3月定例会において市長は、市長提案の中で、「日の当たる明るい場所のみを見るのではなく、町の片隅で細々と暮らす人たちの生活の場にも奥深く足を踏み入れ、広く大きく目を見開いた人間性重視のきめ細かな行政の展開こそが政治の基本理念である」と述べられております。まさに中根市政の根幹であろうと思います。どうかいつまでもこの基本理念を持ち続け、真の市民のための市政を推し進めていただくことを切望いたしまして、質問を終わります。



○議長(岡村秀夫君) 暫時、休憩いたします。

             午後4時50分休憩

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△加藤明子議員の質問

             午後5時再開



○議長(岡村秀夫君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

 一般質問を続行します。

 3番 加藤明子君。

     (3番 加藤明子君 登壇)



◆3番(加藤明子君) 一般質問初日の最後の質問者となりました。皆様には大変お疲れでしょうが、通告に従って質問をさせていただきます。

 まず、女性行政について質問をいたします。

 各種審議会への女性登用率でございます。東京都に初の女性副知事が誕生するなど、女性の社会へのあらゆる分野へ男性と同じように女性が参加すること、特に政策や方針などの決定の場へ参加することは、実質的な男女平等社会を実現する上で大変に重要なことであると思います。

 愛知県では、あいち女性プランにおいて、各種審議会へ女性の登用率の目標を20%としていますが、平成3年1月現在の登用率は 11.61%で、昭和58年度からは毎年11%台であり、横ばい状況であります。市町村附属機関委員の女性の登用状況を見ましても、県下の平均は平成2年6月の統計を見ますと 11.39%であり、これは県内の平均でございますが、岡崎市の登用率はどのようになっていますか、お尋ねをいたします。

 次に、パート労働者の実態と賃金についてお伺いいたします。総務庁統計局の労働調査では、週間就業時間が35時間未満の者を短時間雇用者と定義していますが、これを見ると、1990年には 501万人と増大しています。パートタイマーの時給は90年に平均 712円(賃金構造基本統計調査)であった。前年に比べ時給は大きく伸びています。人手不足を反映して、中小企業ではパートタイマーの待遇改善を行っていますが、常雇労働者に比べ、賃金、年次有給休暇、年間賞与規約期間など、労働条件はいずれも不十分であります。1年以上勤務すれば労働日数に応じ有給休暇、雇用期間1年以上、雇用保険、賃金90万以上、週22時間以上の条件を満たすことで正社員と変わらない疑似パートタイム労働者となることをパートタイム労働指針が告示していますが、岡崎市では、雇用の実態について調査はしていますか。また、有給休暇及び退職金制度について実態を把握していますか、お尋ねします。

 続いて、登校拒否を初め、問題を持つ児童・生徒を抱える家庭への対応について質問をいたします。

 子供の基本的な人間形成にとって、家庭教育の果たす役割は極めて大きい思います。しかし、これまでの我が国では、学校教育に大きな期待がかけられ、家庭や地域社会の教育的役割が十分認識されない傾向があったと思われます。その上、近年になって、急激な社会構造の変化、多種多様な情報のはんらんなどにより、親の家庭教育観に混迷や自信喪失の現象が生じています。その結果、子育てにおいて過保護、過干渉、放任などの状況が見られます。これが現在の青少年非行やいじめ、登校拒否などの問題行動の一要因となっていると指摘されています。

 こうした状況の中で心身ともに健全な子供を育てるには、家庭教育の意義と役割がすべての人に理解され、特に両親が家庭本来の機能を十分発揮するよう、協力していくことが大切であると思います。

 そこで、登校拒否について、現在の実態と対応はどうなっているのか、教えていただきたいと思います。そして、家庭相談員などの派遣はどのようになされていますか。また、家庭相談員などの専門員の確保や組織はどのようになっていますか、お尋ねします。

 次の質問に入ります。体育振興について質問いたします。

 まず、総合公園にアーチェリー場の設置ですが、国体が開催されるに当たり、岡崎市でアーチェリーも開催種目の一つですが、正式のアーチェリー場がありません。ぜひ建設されるようお願いをいたします。

 代表質問の中で、テニスコート、弓道場の建設予定の説明がありましたが、アーチェリー場の建設があるようでしたら、建設場所と建設時期など教えてください。

 最後の質問ですが、小公園にラジオ体操の促進についてであります。今はまさに高齢化社会です。自分の体は自分で管理し、保護する人々がふえている昨今、散歩がてら、ジョギングの途中で参加できるよう考えていただきたい。週2回程度、日時を決めて指導員の配置をお願いいたします。

 以上をもって第1回の質問を終わります。

     (3番 加藤明子君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 加藤議員さんの御質問はほとんど専門分野にわたっておりますので、私がお答えするよりも、むしろ部長の方がいいかと思いますが、それでは加藤議員さんだけ私がお答えさせていただきませんと、何かこれまた均衡と調和を欠くわけでございますから、ごく概要だけお答えさせていたしたいと思います。

 各種審議会等に対しますところの女性の登用率でございますが、これは加藤議員さん大分遠慮してパーセントを言っておられましたが、理想社会といたしましては、いわゆる人口比からいきますと、女性の方がむしろ多いじゃなかろうかということが一つの理想であろうと思うわけでございます。しかし、慣習や実務関係を考えますと、そのような理想に向けて、それぞれの立場で努力をしていくという考え方には変わりないわけでございますが、それぞれの関係等に対しまして、十分現場の運営の関係等に対しまして、そのような考え方も取り入れながら進ませていただきたい、ここまで申し上げまして、私の御答弁とかえさせていただくわけでございます。

 ただ、一つだけ、具体的な問題といたしましては、総合公園にアーチェリー場をということでございます。これは、アーチェリー場につきましては、二つの考え方があるわけでございます。国体を対応するところのアーチェリー場というのは、非常にいわゆる全国から各都道府県全部が参加するという想定のもとでございますから、相当広いアーチェリー場、言い直しますと、国体のときだけ対応するという臨時使用的な正確を持ったアーチェリー場、こういうことをせざるを得ないと思うわけでございます。同時にまた、これに対しまして、総合スポーツの殿堂であるということでございますから、それとは別に、競技、スポーツ団体としてのアーチェリー、これは弓道場という、和弓と洋弓、二つの考え方で進ませていただきたい、こういう基本的な考え方を持っておることだけ私から御答弁させていただきます。

 その他の関係等に対しましては、担当の部長からお答えさせていだくわけでございます。



○議長(岡村秀夫君) 市長公室長。



◎市長公室長(柴田徳長君) 各種審議会の女性の登用ということにつきましては、今後に向けましての考え方は市長から申されたとおりでございます。

 お尋ねのありました登用率でございますが、平成3年6月1日現在で各審議会等が33機関ございまして、委員の総数は 809人でございます。その中にありまして、 109人が女性の方々でございます。したがいまして、登用率は 13.47%、ちなみに、県下平均でいきますと 12.30%、先ほど議員がおっしゃいました平成2年6月1日現在の時点では、議員お説のとおり、県下平均が 11.39%、その時点で岡崎市は 13.18%という状況でございます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 経済部長。



◎経済部長(山田銀作君) 1番の (2)のパート労働者の実態と賃金の中で、雇用の実態調査、もう一つ、有給休暇及び退職金制度についての実態を調査、把握しておるかというお尋ねでございますが、女性パート労働者の雇用の実態並びに有給休暇等の労働条件の把握につきましては、労働実態調査を実施しまして、現在これを取りまとめ中でございます。実は 2,000事業所中 426の事業所の回答を得まして、その結果、年次有給休暇制度がありという回答がございましたのが 178事業所の41.8%でございます。また、退職金制度のある事業所でございますが、そういう回答がございました事業所が 154事業所で、36.2%が実施しておるということでございます。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 教育委員会指導部長。



◎教育委員会指導部長(岩月健君)  (3)の登校拒否の実態についてのお話をさせていだたきます。

 平成2年度末の数字で申し上げたいと思いますが、小学校全体、各学年に該当者がおりまして、この調査は1年間に50日以上休んだ子供についての統計でございます。これが小学校で70人、それから中学生になりますと、これも各学年ございまして、 323人ということでございます。最近ずっと少しずつでありますが、そうした子供の数はふえているというのが現状でございます。

 それに対しまして、いろいろな対策、対応をしているわけでありますが、最初に申し上げたいのは、やはりハートピア岡崎という市の独自の施設をつくっているということであります。現在6人の職員が各学校と連携をとりながら、子供たちを通所させたり、あるいは家庭に訪問したり、あるいは親と面談したりして指導に当たっております。

 また、先生方の力量を向上させることが第一というふうに考えますので、先生方の勉強の機会、あるいはそういう子供たちにどのように対応したらいいかということを事例研究といいますが、いろいろなケースを取り上げて勉強すると、そういう機会をつくっているわけであります。これにつきましては、県の予算もいただいて、登校拒否対策協議会というような協議会を去年からつくって対応をしております。

 また、現職教育生活指導部という部会がございまして、これらは各学校におります生徒指導主任あるいは登校拒否対策の先生も学校で決めていただいておりまして、その先生方に勉強をしていただく機会をつくっているのが現状であります。

 また、本年は、登校拒否対策協議会という有識者など22名の協議会でいろいろな対策を立てておっていただく、それを各学校でもう少し具体的に対応できるようにということで、先生方を対象にした対策委員会というようなものも開いておりまして、本年、学期に一遍ずつ勉強会をして、何とか子供たちが喜んで学校に来てくれるように努力しているのが現状でございます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 福祉部長。



◎福祉部長(鈴木清君) 大きい1の女性行政についての (3)家庭相談員のことにつきましてお答えを申し上げたいと思います。

 登校拒否など問題のある児童に関する相談につきましては、県の児童相談所あるいは県の家庭相談員、ハートピア岡崎、あるいは各学校などにより対応されております。

 市におきましては、児童課に家庭相談員2名を配置いたしまして、これらの機関と綿密な連携をとりながら、相談業務を進めております。また、相談は当然のことながら家庭の問題でもありますので、随時家庭訪問をしますが、ケースやそのときの状況によりましていろいろな方法で対応いたしております。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 教育次長。



◎教育次長(大塚希夫君) 大きい2番の (2)の小公園にラジオ体操の促進というお尋ねでございますが、本市では地域スポーツ振興のため、各地区の体育指導員を通じて地域スポーツの振興を推進しておるところでございます。これらにつきましては、グループづくりやスポーツの企画、運営の指導などもしております。

 なお、昨年7月には体育指導員の研修会でもラジオ体操を取り上げまして、研修を行ったところでございます。また、岡崎市スポーツ大学を開催いたしまして、スポーツリーダーの養成にも努めております。

 したがいまして、今後、地域でリーダーの要望があれば、体育指導員と連携をとりながら、紹介もしてまいりたい、そんなふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 3番 加藤明子君。



◆3番(加藤明子君) それぞれお答えをいただきまして、ありがとうございました。

 では、2回目の質問に入ります。

 まず第1点目の審議会の女性登用率のことですが、先ほどの答弁で、岡崎市の登用率は県下の平均を上回っていることは理解しました。

 そこで、東京の足立区では、5年後には30%、将来は半数に、同区は女性行政推進本部などを設置、計画をし、具体化されようとしていますが、本市においても今後さらに市の方針決定の場へ女性を登用する考えはありませんか、お尋ねをします。

 2点目のパートの問題ですが、最低賃金は企業別で大変格差が大きいと思います。特に、零細企業ほど賃金が低いが、どのように指導していますか、教えてください。

 次に、登校拒否の今の対応策の中で、今後さらに充実させていきたい方策などどのような点か。また、本市においては家庭相談員2名で対応しておられるようですが、現状では十分対応ができていますか。それと、相談件数が大幅に増加する状況になれば、当然体制の見直しをする必要があると思います。いかがでしょうか。

 次に、体育の振興のところで、アーチェリーは国体だと広範囲ということでした。実際にアーチェリー場を固定した場所はつくっていただけるのでしょうか、お答えをお願いします。

 それから、ラジオ体操の件ですが、これは地域の老人からの御意見でございます。散歩しているときに、やはり一定してラジオ体操ができる日にちが決まっていれば、自然とそれが身につくであろうということなんです。そして地域の人たちとも触れ合いの場ができるだろう。私の学区に吹矢公園というところがありますが、そこには時々散歩の人が顔を合わせてお話が出るそうです。ラジオ体操は1人でもできますが、できないのがラジオ体操で、1人だと挫折する危険がある。そういうことで、地域によっては、そういうところがあってもいいのではないか、それが1カ所始めれば、自然と地域、岡崎全般に広がっていくのではないかと思いますので、お答えをお願いします。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 市長公室長。



◎市長公室長(柴田徳長君) 各審議会等の女性の登用ということでございますが、先ほどの市長の答弁で御理解いただけたと思いますが、足立区の例を申されましたが、本市におきまして、設定目標と、こういうものは現在まだ設定してございません。御案内のとおり、それぞれの事務、事業、この目的に沿いまして各委員さんをお願いしておるわけでございますが、より視野を広めまして、この視野というのは、女性の方々も含めまして今後選考してまいりたい、こういうふうに考えています。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 経済部長。



◎経済部長(山田銀作君) 最低賃金についてどのように指導しておるかというお尋ねでございますが、愛知県の最低賃金については、平成3年10月から時間給で 557円と決められておりまして、そのほか、業種によっては最高時間給で 644円というふうに規定がございます。また、最低賃金法にかかわる県の最低賃金については、事業所等に対しまして、ポスターだとか雇用対策協議会の会報、または勤労者共済会の会報等でPRに努めておるのが現状でございます。



○議長(岡村秀夫君) 教育委員会指導部長。



◎教育委員会指導部長(岩月健君) 今後どのような対応が必要かという御質問でございます。学校は授業が中心になっておりまして、わかる授業、楽しい授業、授業をやっていて楽しかったなというような授業がどの教室でもどの時間でも行われると、こういうことが一番大事ではないかというふうに思います。

 それともう一つは、学校は友達と心の触れ合いのできる場所であるわけでありますから、そういう意味で、先生としては学級づくりというもので、みんなでそういう子供たちを包んでいくという、心の触れ合う学級づくりということを充実していかなければならないというふうに思っております。もちろん、登校拒否になった子供たちへの対応の仕方をどうするかというような面で、指導の手引書というようなものをつくっていくことも必要かと思いますが、とにかくそういう子供たちが出ないようにという面で努力をしていかなければならないというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 福祉部長。



◎福祉部長(鈴木清君) 市の相談業務につきましては、2人体制でございますが、県の家庭相談員は西三河地区にも2名配置されております。

 相談件数は平成2年度で延べ 1,407件でございまして、実人員に直しますと 150名から 160名ぐらいじゃないかというふうに思います。過去5年間はほぼ横ばいの状態でございまして、現状は十分対応しておりますが、今後、相談件数が大幅に増加するなどの状況になれば、当然体制の見直しをする必要がございますので、そのようなことでまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 開発部長。



◎開発部長(加藤主計君) アーチェリー場の問題でございますが、考え方といたしましては、先ほど市長が申しましたとおりでございまして、現在、中央総合公園の中で建設する方向で考えております。

 ただ、このアーチェリーという競技は、一つ間違えますと大変危険を伴う競技であるということもございます。そういうことで、現在、規模、場所など、検討をいたしておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 教育次長。



◎教育次長(大塚希夫君) 小公園でのラジオ体操の2問目の質問でございますが、これは先ほど申し上げましたように、各地に体育指導員がございますので、吹矢公園という名前を挙げてのお尋ねでございますが、三島学区にも当然ながら体育指導員さんがお見えになりますので、体育課の方へその方たちから御相談いただければ、私の方からまた体育指導員さんの方へもお話をしながら進めさせていただきたい、そんなふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 3番 加藤明子君。



◆3番(加藤明子君) それぞれお答えをいただきましてありがとうございました。大変皆さんお疲れでしょうから、これで終わりたいと思いますけれども、また子供のこととか私たち働く婦人、そして健康を自分で守ろうとするお年寄り、いずれも市民一人一人の生活に大事なことばかりでございますので、ぜひ前向きに対処していただくよう要望して終わります。ありがとうございました。



○議長(岡村秀夫君) お諮りいたします。

 本日の一般質問はこの程度にとどめたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

     (「異議なし」の声あり)



○議長(岡村秀夫君) 御異議なしと認めます。

 よって、3月9日午前10時再開することとし、本日はこれにて散会いたします。

             午後5時29分散会

 地方自治法第 123条第2項の規定により、ここに署名する。

         議長   岡村秀夫

         署名者  岡崎冨雄

         署名者  村松 武