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愛知県 岡崎市

平成 4年  3月 定例会 03月05日−03号




平成 4年  3月 定例会 − 03月05日−03号







平成 4年  3月 定例会





△加藤繁行議員の質問

             午前10時開議



○議長(岡村秀夫君) 出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから会議を開きます。

 本日出席を求めた理事者は、市長初め関係職員であります。

 なお、議事日程は、お手元に配付の印刷物により御承知願います。

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○議長(岡村秀夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、4番 柴田元良君、37番 成田栄治君の御両名を指名いたします。

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○議長(岡村秀夫君) 日程第2、昨日に引き続き代表質問を行います。

 あらかじめ定めた順序に従い、質問を許します。2番 加藤繁行君。

     (2番 加藤繁行君 登壇)



◆2番(加藤繁行君) 皆さん、おはようございます。

 昨日は、まことにお疲れさまでございました。社会党の議員団を代表いたしまして、春3月の定例会におけるところの代表質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 きょうは3月5日でございます。上る太陽は、まさにその輝きを増しまして、小鳥のさえずりもまた響きを増し、庭の梅は満開をちょっと過ぎ、チューリップも台地を割って、頭を出してまいりました。蛇もカエルも、春を訪ねて、暗い土の中からひょこひょこ、にょろにょろと、人間社会を横目で見ながら、顔を出しますのも、そんなに遠い時期ではなかろうと思うわけであります。

 我々といたしましても、大自然の恵みに感謝いたしまして、真っすぐに日の光を受け、心を磨き、鏡となし、市民各位の姿と気持ちをばっちり映して、市民各位の幸せと市勢の伸展を期するべく、力強く、粘り強く、正々かつ堂々と頑張らなくちゃならぬわけであります。

 そして、我々は、春、夏を通り越して実りの秋へ、市長とまた各位は、炎熱の夏に向かって、雨にも負けず、風にも負けず、ただひたすらに頑張り続けるわけであります。健康には十分注意いたしましょう。

 さて、私ども社会党議員団は、憲法を指針に、市民がゆとりと豊かさと生きがいを実感できる市政を推進する、こういう立場から、1992年度、平成4年度の予算編成に際しまして、多くの市民の皆さんに裏打ちをしていただきました市政各般にわたる数々の施策につきまして、その実現に向けての提言と要望をいたしたところであります。

 まず、清潔で、市民が主人公の市政の推進、これには、議会、市民の声に謙虚に耳を傾け市政の運営を行うこと、各審議会委員は、広く市民から選出、平和行政の推進、市職員さん、外郭職員さんの待遇、労働条件の向上、外国人労働者対策、手数料、使用料の値上げは極力抑えること等々を初めとして、全15項目。

 また、保健医療と社会福祉の充実ということで、新市民病院の早期建設、総合福祉会館の早期建設、現市民病院の駐車場を含めた施設の改善、看護婦さんの増員、待遇、労働条件の改善、ドクターカーの導入、地域福祉、老人福祉センターの早期建設、常勤ヘルパーの増員と労働条件の改善、デイサービス、ショートステー、介護サービスの充実、心身障害者福祉扶助料の所得制限のカット、福祉タクシー券の枚数増、勤労者団体への助成強化等々、合わせまして30項目。

 三つ目といたしまして、教育、文化、スポーツの推進、4年制大学の設置、過大校の解消、老朽校舎の改善、小中学校の冷房設置、新図書館の建設、町公民館の増改築におけるところの補助金の増額、中央総合公園の設備整備等々、相あわせまして14項目。

 四つ目といたしまして、快適で住みたくなるまちづくり、東岡崎、JR岡崎、西岡崎の周辺整備、JR南岡崎の誘致、市営住宅の改善、拡充、三世代宅地供給事業の推進、下水の促進、道路、河川の整備、治水対策の強化、分別収集と資源回収事業への助成の拡大、商店街のグレードアップと活性化、“ハイコン21”の促進等々、相あわせまして13項目。

 五つ目といたしまして、観光、商工、農林業の振興等といたしまして、伝統産業、地場産業、中小企業の育成と事業拡大、独自施策の充実、農業基盤整備と農村集落排水事業の促進、大型店舗と地域小売店の調和と商圏の拡大、家康生誕 450周年事業をまちづくりに資するとともに、観光資源の活用をもって、市勢の高揚を図る等あわせまして、たくさんの要望をいたしましたが、ただいま具体的に列挙いたしましたものにつきましては、今回市長の予算に対する構えと思いますが、決意と思いますが、予算措置がなされておりまして、大変評価をするところであります。

 とりわけ、厳しい財政下でございまして、非常に大変であろうと思うわけですが、知恵と努力をしていただきまして、新予算においては、公共料金、使用料、手数料の値上げが皆無であったということ等々、高く評価をするところであります。

 そこで、今回数字に上がらなかった幾つかの問題の中から、二つほど基本的なところを市長にちょっとお聞きしたいと思うわけです。

 一つは、今国際化、高齢化、情報化ということが叫ばれているわけでありますけれども、本市は各般にわたって、他市と比して遜色のない対応がなされておると思うわけですが、一つ研究、検討すべき事柄といたしまして、情報公開事業、これがあろうかと思うわけですが、このところにつきまして、現在本市といたしましては、どのような考え方をお持ちであるのか、お聞かせいただきたいと思います。

 それからいま一つは、中央総合公園の施設のクリーンセンターの余熱を利用する設備の建設計画、このところにつきましても、昨日もいろいろ御意見がありましたが、なかったようでありますので、ひとつお聞かせいただきたいと思うわけであります。

 次に2番目として、岡崎らしさを実現する本市の予算の特徴と姿ということでちょっと伺いたいと思うんですが、岡崎らしさというのは、岡崎としての特徴、個性をつくり出していかぬといかんと思うわけです。市民ニーズにこたえまして、必要な施策を積み上げて、本市のまちづくりを仕上げていく。もちろんこれは基本でありまして、必要なことではありますけれども、これのみでは、市民の皆さんを引きつける力がいささか弱いんではないかと、こんなふうに思うわけであります。

 したがって、この基本姿勢をベースにいたしまして、行政といたして、指導的、果敢に、市民各位にアタックをして、そして岡崎らしさとは何によって表現すべきものか、どのように処するべきものか、どのような手立てがベターなのかというところを積極的に市民の皆さんから聞き出して、その最大公約数を施策として固めて、これをまちづくりの牽引車として、岡崎らしさいっぱいのすばらしい町に仕立てていくということが、積極的な対応が必要ではなかろうか、こんなふうに思いますので、この点をひとつお伺いさせていただきたいと思います。

 3番目に、新市民病院の建設を初めといたしまして、今後具体化すべき大型事業に対する本新年度予算におけるところの手当て、対応、措置、これにつきまして、病院初め二、三例を挙げて御説明をいただきたいと思います。

 なお、今後の財政見通しにつきましても、あわせてお願いをいたしたいと思うわけです。

 次に、大きな2番、河川を生かし、河川を取り込んだまちづくり、これに入らせていただきます。

 山が我々人類にとりまして父とするならば、まさに川は母であるわけであります。人類の文化が大河の懐より起きたるこの歴史を見ても、まさにそのとおりであるわけであります。川は、大小を問わず、そこに息づく人間にとって友であり、魂のふるさとであるわけであります。そして、川が醸し出しますこの水辺空間、そして豊かな風情は、人の心にまず潤いを与え、そしてかつまたまちづくりの最大の素材でもあるわけであります。現在全国各地におきまして、川を生かし、川を取り込んだまちづくりということで、それぞれ鋭意積極的な取り組みが行われておりまして、成果も上げているところであります。

 本市におきましても、いち早くこれに視点を当てまして、幾つかの箇所で河川機能を高揚しつつ、親水性、あるいは景観性を高めるべく努力がなされ、今日成果を上げているわけであります。

 相あわせまして、河川の上に都市機能を配置しよう、全く新しい発想の中で、ただいま上部官庁との折衝ということも行われておると同時に、下水処理水を使って河川の親水性を高めよう、かつまた下水事業の啓発、向上にも寄与しようということで、この事業も執行中ということもあるわけであります。

 そこで、ここに書きましたように、本市主要河川17河川、準用22とあるわけですが、これをすべて網羅いたしまして、それぞれの川の延長の河道を点検いたしまして、集落を流れるところ、あるいは集落と集落とを結ぶところ、いわゆる全市におけるこの川を使ったリバーフロントマップというようなものをつくりまして、貴重な生活空間、あるいはゆとりの空間である本市全体の川を、まちづくりの一つの素材とし、一つの柱としてやってみたらどうか、こんなふうに思いますので、この点をひとつお聞かせいただきたいと、考え方をひとつお願いしたいと思います。

 それから3番目、防災機能、意識の強化について。

 昨年の9月でございましたか、関東地区でかなり大きな地震が発生いたしました。慌てて外に出た方が落下物でけがをされ、また家の中にいらっしゃった方も、たんすや本棚の上から物が落ちてきて、それでけがをされた方がかなりいらっしゃる。新聞にそんなようなことも書いてございました。当地区におきましても、前々から東海大地震の発生が言われ、懸念をされているところであります。しかし、幸いにして今日まで何事もなく過ぎているわけでありまして、そういう意味では大変ありがたいと思っているわけであります。

 しかし、さりとて、東海地震が消滅したわけでは決してないわけでありまして、専門家に言わせれば、今でもいつ起きても不思議ではないという状態にあることは、間違いない事実であるようであります。

 その根拠は、まず一つとして、歴史的に見て、大地震の再来の周期に今現在入っている、これが1点。

 二つ目に、周期性を持った大地震は、その発生の前、地震活動ギャップと申しまして、空白域というものをつくるそうでありますけれども、過去の経験と歴史がかなり正確に物語っているわけですけれども、この東海地域を見ますと、顕著な地震活動ギャップが見られるということであるそうであります。

 三つ目に、震源地と言われておりますところの駿河湾一帯の海底の地殻、これに相当大きなひずみが現在も蓄積されつつあるわけでありまして、国土地理院と申しましょうか、最近70年間の東海地方の地殻上下変動率、こういうもののデータをあわせてみますと、東海地震が起きても不思議ではない時期に到達しつつあることを示している、こういうコメントもあるわけであります。もしこの東海大地震が発生いたしましたといたしますれば、よほどの備えとそれぞれの市民の皆さんの防災意識が確立されておらなければ、大変なダメージを受けることになり、2次、3次の災害を引き起こしまして、まさに想像を絶する被害をこうむる、こういう危険もなきにしもあらずであるわけであります。できる限りの行政としての備えが必要であるわけです。

 しかし、過去の事例が示しますとおり、大災害におきましては、行政側の備えのみで万全を期するということは、これはまた不可能なことでございまして、やはり個人個人、市民の皆さんお一人お一人の日ごろの構え、備え、防災意識、これがまず大切であると言われているわけであります。

 幸いにして、東海大地震は、これだけにつきましては、精密な測量機器が重点的に配備されておりまして、マグニチュード7、8クラスの大地震の発生は、事前に知ることが可能であると言われているわけであります。市民各位の防災意識と、初期の対処が完全に行われるとするならば、被害も非常に軽減されるんではないかと、こんなふうに思うわけであります。

 そこで、今申し上げましたように、最も大切な市民各位の防災意識の高揚、同時に、例えば警戒宣言が発令されたときには、家でどういう心得が必要であるかとか、あるいは地震に備えてふだんの心得、あるいは地震に直面したときの心得、大地震が起きたときにはどういう心得が必要かというようなこと、あるいは有事に直面して慌てないよう、事前に消火体験とか、あるいは今の火災は、煙に巻かれてとうとい命をなくされる方が多いわけでありますので、煙を避ける体験とか、あるいは過去の大地震の揺れを再現して、それで地震体験をしてもらって、有事に備える。また、子供さんたちには、漫画とか劇でわかりやすく、知らず知らずのうちに教え込んでいく、こういうようなもろもろの機能を持ったものを一堂に配置したものをつくって、家族一緒に、あるいはいつでも、気軽に体験、学習ができて、知らず知らずのうちに日ごろの備えが体に備わるという防災拠点施設、そういうものを、我が岡崎市も30万を超え、都市化もかなり進んできているわけでありますので、この際考えるべきではないか、こんなふうに思いますので、その点をお伺いさせていただきたいと思います。

 なお、最後の高層建築がかなりふえた西部地区、矢作地区、この西分署にはしご車の導入という問題提起をさせていただいたんですが、昨日荒木鉄之助議員さんからも同趣旨の御質問があって、消防長の方からお答えが来ておりますが、いま一度確認のために簡単に御答弁をいただきたいと思うわけであります。

 以上で、第1回目の質問を終わります。

     (2番 加藤繁行君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 加藤議員さんから御評価も賜りましたが、またいろいろ御意見も賜りまして、私の方から若干の基本的な問題のみをお答えさせていただくわけでございます。

 まず、今期の通年予算を組ませていただいた内容等におきましては、既に本会議の第1日に詳しく御説明を申し上げたので、大要は省略させていただきますが、特にこれらの関係等に対しまして配慮いたしました問題といたしましては、おっしゃいましたように、生活環境の改善、福祉の充実、そしてまたそういう中におきまして、使用料、手数料の据え置き、こういうことをさせていただいたのが特徴であるわけでございます。

 都市基盤の整備の関係につきましては、これは試算の方向にもよりますが、87億 3,300余万円、生活環境整備といたしましては、 111億 1,500万円、そして保健福祉の充実では 197億 1,000万円、産業の振興といたしまして 221億 6,900万、教育文化といたしまして56億 8,200万、こういうような関係等にまいりまして、配慮させていただいた予算案をつくらせていただいたわけでございまして、それぞれの会派からのお申し込み等を体しながら編成させていただいたということを重ねて申し上げておきたいと思うわけでございます。

 情報公開の関係等に対しましてもどうかということでございますが、これはなかなか個人のプライバシー情報との関係もございまして、難しい分野もあろうと思いますが、できるだけ情報公開というのは、現況におきましては、可能な限り進めていきたいということでございまして、これらに対しましても、十分ひとつ配慮して進めさせていただきたいと思うわけでございます。

 それから、特に申されました中央総合公園のクリーンセンターの余熱利用の関係でございますが、余熱の第1次利用といたしましては、発電関係といたしましての関係等に対しまして、今厚生省が進めておるのは、ごみの焼却場から出る余熱を発電機関係に転用しろという指導をされているわけでございますが、本市は既にこれらにつきましては、相当量まで実行に移しておるわけでございまして、この後残りましたのが、私の一つの仮説ではございますが、発電をいたしましても、まだその後に蒸気余熱というものがある、こういうことから、どのぐらい出るか、専門的にこういうことを調査させていただきました結果におきましては、カロリー量の調査といたしましては、相当量まで出る。

 これが、言うならば、総体的な保健関係、あるいはプール関係、こういうことに活用させていただきたいという基本構想で詰めておる段階ではございますが、これらに対しまして、議会でも申し上げましたとおり、一つ一つの構想として考えておりますのは、50メートルの公認プールはどうしても体育施設としては必要ではなかろうかということが一つ。それから、リハビリを兼ねたような遊水的な温湯施設、こういうことに対しましては、いわゆる直営をするということが果たしていいのか、これだけ予算が過剰になってまいりますと、第三セクター、あるいは公園緑地帯におきましても、しかるべき民間の企業を誘致するというんですか、担当させるという手法がいいのか、これらに対しましても、まだその方向等に対しまして全く結論が出ないわけでございますが、少なくともそういう二つの方法を考査しながら考えていきたい、ここまで申し添えておきたいと思うわけでございます。

 それから、岡崎らしさの施策ということでございますが、これら等に対しましては、この「らしさ」ということは、非常に難しいことではございますが、おっしゃいましたように、多くの市民の皆さん方の発想の中から、真に岡崎らしさ、こういうものを模索しながら、そしてこれは市民のみが岡崎らしさを自己満足することでなくて、他市の方々が、「なるほど、これが岡崎らしさだ」と評価していただけますような岡崎らしさ、こういうものを模索する必要があろう、こういうことも考えておりますものですから、よろしくひとつまた御意見を賜りたい、ここまで申し添えまして、私からの答弁にかえさせていただきます。

 残余の問題等に対しましては、おのおのの担当からお答えさせていただきます。



○議長(岡村秀夫君) 総務部長。



◎総務部長(天野正彦君) 1番の新年度予算について、 (3)の新市民病院の建設を初め、具現化すべき大型事業に対する新年度の手当てと財政の見通しということで、二、三例を挙げてということと、財政の見通しという御質問でございます。

 確かに地方財政、厳しいわけでございますが、岡崎市の平成4年度の予算、既に御案内のとおり、一般会計では 3.8%の伸び、特別会計では 9.7%の伸び、企業会計は19.8%の伸び、全体では 7.6%の伸びというように、堅実な伸びの予算が組めたということでございます。

 今回の予算の特徴は、生活環境の改善だとか福祉の充実、こういったことに力点を置いたということでございますし、先ほど御質問の中にございましたように、受益者負担、こういったものについても十分検討させていただいて、据え置き等をさせていただいたというような予算の内容になっておるということでございます。

 新年度につきましては、財源確保につきまして、国県支出金、こういったものにつきまして67億円余の財源を確保しておるというようなこと、それから地方債、これにも適債事業につきまして13億余の財源を確保しておるということと、今回大型事業と申しますか、そういったものにつきましては、財政調整基金、公園施設整備基金、それから市民球場建設基金、こういったものにつきまして55億余を取り崩して事業の推進に努めておるということでございます。

 将来の大型事業に対する手当てでございますが、平成4年度で特に市民病院につきましては、20億円予算積み立てをさせていただくだとか、将来建設をいたしてまいります図書館、これも新しく3億円の基金を設けさせていただいたというようなことでございます。それから、これは国の施策でもあるわけなんですが、地域福祉基金、こういったものにつきましても、新しく基金を設けさせていただきまして、将来の福祉行政、こういったものに備えていこうということでございますし、それから事業を進めていくということになりますと、土地の取得ということになるわけでございまして、土地開発基金につきましても、2億 2,000万円の積み立て増をしていくというようなことで、将来に備えておるということでございます。

 将来の財政見通しということでございますが、岡崎市は比較的市税等の伸びにつきまして波がないというようなこともございます。第4次総合計画の第2期実施計画、こういったものにつきましても十分対応できるということで私たち認識しておるということでございます。

 それから、大きい3番目の (1)の防災機能、意識向上拠点施設の建設ということで、防災センターという御質問でございます。確かに大きな災害があった場合、行政側だけでは対応できないということで、市民個々の方の心構え、備え、そういったものが必要であろうということは、私ども考えておるわけでございます。

 こうした防災意識の高揚を図るために、9月1日の防災訓練の実施、これは他市と比較していただいても、かなり充実した防災訓練だというふうに私ども認識しておるわけなんですが、それと各学区の自主防災組織による防災訓練だとか、それから小中学校の少年消防クラブの育成、防災訓練、それから3月15日号の市政だよりと一緒にお配りするわけですが、3年度の予算でお認めいただきました防災マップ、これを各戸に配布する、そういったことも実施してまいります。それから、庁舎等で防災パネル展、こういったものも実施しておりまして、非常食等も展示しておるということでございます。

 そのほかに、岡崎市では早くから、地震を体験する起震車と申しますか、そういったものも消防署に備えておりますし、それからごく最近ですが、市内の東西南北に雨量計等、こういったものも設置しまして、いち早く災害に対処する、そういった体制もとってございます。それから、避難所の標識の設置、こういったものも設置しておるところでございます。

 加藤議員の御質問の防災センターというのは、恐らく視察等に行かれて、実際ごらんになってこられたではないかというふうに思っておるわけで、私も防災センターのパンフレットを見させてもらいましたが、おもしろそうな施設だなという気がいたします。こういったものにつきまして、財源等、国庫補助金等もあるようですし、施設の建設費も、他市の例を見てみますと、数億円から10億円程度の施設だというふうに思っております。今後、他市の例などを参考にしながら、研究はしてまいりたいと思うわけなんですが、ただこれが、総合計画の中にはまだ入ってございません。将来の研究課題だろうというふうに思っております。

 それから、これは新年度の予算の御審議の中に上がってくるわけなんですが、防災マップを今年度お配りするわけですが、新年度につきましては、防災マニュアル、防災の手引書、こういったものも作成して、各戸に配布するという計画もしておりますので、よろしくお願いしたいというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 開発部長。



◎開発部長(加藤主計君) 大きい2番の河川を生かし、河川を取り込んだまちづくりということについてお答え申し上げます。

 議員お話しのように、水と人とのかかわりは、切っても切れないものがございます。現代人は潤いを求めておるわけでございます。河川の治水機能を生かしながら、リバーフロントという視点で行うまちづくりについては、大切なことであるというふうに認識をいたしております。

 そこで、岡崎市におきましても、今までに市民の憩いの場となるまちづくりに、河川と取り組んできたところでございますが、まず、都市計画で計画決定されている河川緑地でございますが、これは、矢作川の関係でございますと、美矢井橋河川緑地、渡橋河川緑地、日名橋河川緑地、大門河川緑地、仁木河川緑地といったような指定がして、これは運動広場として整備を進めているところでございます。

 また、乙川の関係でございますと、乙川河川緑地ということで、岡崎城を中心といたしました通称菅生川と呼ばれておる区域が河川緑地ということで指定してございます。また、もう一つ乙川の関係ですと、龍宮地区が風致地区に指定してございます。それと、この風致地区ということになりますと、これは川ではございませんが、小豆坂風致地区ということで、戸崎にあります七ツ池の周辺、これが指定してあるというものでございます。

 それから、議員も言われました今まで行ってきた事業がいろいろあるわけでございますが、御承知のこととは思いますが、ここで主なものを拾ってみますと、水質浄化装置を兼ねました乙川の大噴水、それから菅生川、伊賀川のラブリバーの指定、それから準用河川であります六斗目川、鉢地川の工事におきまして、親水性を持たせた環境整備護岸ということで施工をいたしております。それから、先ほど言いました戸崎町の七ツ池の整備におきましては、散策路の整備をあわせて行っております。

 また、大門町におきましては、小さな川ではございますが、水郷川という川がございます。水遊びができる、それからきれいな水が常に流れるというような景観護岸ということでの施工を行っております。また、現在工事中でございますが、吹矢橋の高欄の改築にあわせまして、橋の上で人のたまり場ができるようなバルコニーというようなものも計画に取り入れてございます。また、下水の処理水を利用したせせらぎなども、早川において施工しておるということでございます。

 こういったようなことをやっておるわけでございますが、今後もこうした事業の推進に努めるとともに、河川空間を利用した潤いと安らぎのできる場所というものを求めるために、景観環境と治水の両面から調査研究を進めていきたいというふうに考えております。

 ただ、この河川の管理者の関係でございますが、1級河川の17河川は、国と県の管理になります。準用河川については市の管理でございますが、そういったようなこともございますので、今後は私どもの計画は、国、県の方にお願いする部分が多くなろうかと思いますが、建設省の方も最近こういったことに力を入れている時代になりましたので、今後進めてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 消防長。



◎消防長(石川守君) 大きな3番の (2)でございますが、西分署へはしご車を配備する計画はどうかという御質問でございますが、昨日も荒木議員さんの質問にお答えさせていただきましたように、現在の本市のはしご車の配備状況、また矢作地区への出動体制の現況などにつきましては、昨日荒木議員さんにお答えさせていただいたとおりでございます。このようなことから、現状を踏まえまして、現時点におきましては、西分署へはしご車を配備するという計画はございませんけれども、今後の特殊車の配備計画とあわせまして、地域の情勢を見きわめながら検討いたしてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 2番 加藤繁行君。



◆2番(加藤繁行君) それぞれ御答弁をいただきまして、ありがとうございました。

 まず、新予算に対する市長の決意という点で、今年度の予算の基本的なことから、いろんな御答弁をいただいたわけであります。

 それで、今も市長言われたように、今年度の予算は生活密着型予算というふうに一口で市民アピールの文言としてお使いになっていらっしゃるというように見受けているわけです。聞き受けているわけでございます。きのうも市長答弁しておられたが、決して間違っておるということはなかろうと思うわけですけれども、やはり予算というのは、行政施策の最大、具体的なものでありますし、市民の皆さんもそれなりの関心を持っていらっしゃるけれども、御案内のとおり、予算というのは数字が羅列してありますから、なかなか理解に苦しむという、大事でありますけれども、そういう形態をも相あわせて持っておる。したがって、その内容は、その予算が持つ精神、思想とともども、できるだけ忠実に、わかりやすく表現をすべきではなかろうかと、こんなふうにも思うわけです。

 で、今も御答弁がありましたように、あるいは我々の予算要望に対して努力をしていただきましたように、今回の予算は、市長が先ほど答弁した生活関連の諸施策に対してかなりの肉づけがなされている。と同時に、これから進むべき本市の大要に対しても、それぞれの構え、備え、そういうものが果敢になされておるという事実を4年度予算は含んでいるわけであります。したがって、今市民の皆さんを初めとするそれぞれは、非常に安定した生活をしていらっしゃるわけでありますけれども、一歩踏み込んでよく考えると、やはり生活にゆとりがないというところが一つの大きな今日のポイントではなかろうか。したがって、生活にゆとりと豊かさを持とうということで、国を挙げて、あるいは政府さんも挙げてやっていらっしゃるわけであります。

 そういう中でこの予算は、私は、生活向上型予算とか、ゆとり、豊かさ実現予算とか、そういうふうに、副題か何かできちっと市民にわかりやすくやらぬと、せっかく皆さんが頑張ってつくってもらった予算が、いささか表現のところでちょっと停滞しておるというような気がちょこっといたしますので、今申し上げたわけでございます。

 それと、予算の長期的見通しでございますが、今部長は、非常に厳しい財政状況であるけれども、本市においては、非常に市民の皆さんが堅実にやっておっていただいて、市税は平均して、でこぼこがなくてやらせてもらって、まことにありがたいというお話を今されたわけですが、確かに私もそのとおりだと思うんです。

 しかし、全体の予算の姿を見てみますと、昭和62年は前年対比 2.9%増、63年 3.4%増、元年 3.5%増、平成2年は12.7、これは非常にたくさんの突出した予算でありまして、平成3年は 9.4%、今日平成4年は 3.8%、こうなっておるわけですね。いずれも市税そのものは、やはりもちろん若干の高低差は、景気とかその状況によってありますけれども、今言われるような推移を構えておる。

 そこで、これだけのこういう成長率を遂げた歳入の枠組みを見てみますと、やはり基金の取り崩し、これがある程度きいておるという一つの面があるわけですね。これは、当然そのために基金を積み立てて、時が来てその基金を取り崩して、事業に充てるということでありますから、これは別に差し支えないわけでありますけれども、しかし、予算の姿として、ある程度形を整えた予算がずっといくと、非常にいいなと思うわけです。

 そういうところで考えてみますと、今回も、先ほどお話がありましたように、財調30億、ほかのものを積み立てて50億の基金繰入金があるわけですね。 100億の財調がありました平成2年に、葵博を県の企業に売り渡して、51億財調に入れて、病院にも積み立てた。この50億というのは大変ありがたいお金で、まさに今考えましても、葵博さまさまということに相なろうかと思うわけです。今回これで30億取りましても、まだ財調60億あると。したがって、まだ来年ぐらいは同じ手法でいけるであろうと思うわけでありますけれども、市民病院は、大体今試算、この間の話を聞いておると、 200億か 250億ぐらいかかると。これが、今 110億積んでもらったわけですけれども、この新市民病院というのは、備えが今までなかったわけですね。頑張って今日まで積んだわけでありますけれども、これはまだまだ積んでもらわなければいかん。中途半端な積み方で、企業債で病院対応してもらうと、今度はその利子で病院経営が圧迫されて、利用者の方にかかってきてはいかんものですから、市民病院の積み立てもしっかりやってもらわなければいかんということになりますと、言われておるように、なかなか厳しい将来的な財政の配分ということになるではないかなと、こんなふうに思いますけれども、美術博物館がうまいこと話ができて、来年度30億か40億で対応できるということになれば、これまた話は別ということに相なろうかと思うんですが、その点について、もうちょっとお聞かせをいただきたいと思うわけであります。

 それから、川を生かしたやつですが、今部長さんからお話がありましたように、本市においても、まあまあ大きな事業から、細かいところからということで、川の改修のみならず、景観を頭に置いた対応がなされておるというお話でございまして、非常に結構なことだと思うわけです。今1級河川は、管理者が国、県であるというお話で、これは当然なことでありまして、もっともですが、しかしまた、河川をまちづくりの用に供そうと思うと、1級河川を対応しないと、本当の意味での体系的なことにならぬじゃなかろうかと思うわけです。

 そこで、例えば幾ら管理は県か国か知りませんけれども、岡崎市の土地の中に流れておる川でありまして、市民の隣にある川でありますので、本市としてやはりその地域の景観並びにその川の動態等々をかんがみて、この川のここら辺はこういうふうに対応した方がいいぞというようなことを、あらかじめやっぱりまちづくりということで、積極的に検討、研究していただいて、一つの指針というものをつくっていただいて、それを建設省なり県に持っていって、実は岡崎市というものは、こういう全体的な計画の中で、こういう考え方を持って対応したいと思うと、ひとつ何とかお聞き入れ願えぬだろうかと。ついては、県の工事の手順もあると思いますけれども、岡崎市がやりますから、ぜひひとつ改修の方は県の方でやってもらって、それに引き続く景観向上は岡崎市でやりますとかいう、具体的な話をやっぱり持っていって、そして交渉して、そしてやるというようなことはできぬか……。

 いつもこういうことはやっていらっしゃると思うんですが、積極的にそういうことをやったら、今部長も言われたように、国も県も一体となって、リバーフロント、今の親水性という問題について意気が上がっておるわけでありまして、市の方が積極的に県の方へ相談に行って、対応できるというような、できると断定はできぬかしれませんが、そういうことは余り好ましいことじゃないのかどうか。余りやって県から嫌われてしまうというようなこともあるのかどうか、その辺ひとつ、実務の今までの経験を生かして、ちょっと御答弁をお願いしたいと思います。

 それから、防災は、これまた部長さん……。岡崎市も、「防災計画」なんていう立派な本もあって、今もお話しのように、それぞれ年を通じて意識の高揚をやっていらっしゃることはよくわかっているわけであります。結局私が思いますのは、幾らいいパンフレットをつくって配っても、やはり「災害は忘れたころにやってくる」で、しょっちゅうないものですから、表紙だけは見てもらっても、なかなか中までと踏み込んでいただけるというわけにはいかんじゃないか。

 したがって、遊び心を兼ねて、そして体で体験してもらう。煙が出ておるところ、これは本当の煙じゃなくて、疑似煙ですけれども、ちょっとにおいがして、やっぱり頭を上げておると嫌なにおいがするから、頭を下げてもらって、「ああ、煙というのはこういうものか」と、あるいは起振車は岡崎市はあるでいいわけですが、初期消火の問題についても、一々火をつけぬでも、今じゃいい機械があって、レーザーか何かで、本当に臨場感があって、体験できるというようなこともありますので、今申していただきました今の防災のマップとか、これはまた非常に大事なことでありますので、強力に展開をしていただけば結構でありますけれども、事柄が事柄だけに、いま一歩踏み込んだ対応をぜひ研究していただきたいと思うわけであります。

 とりあえずそれだけ。



○議長(岡村秀夫君) 暫時、休憩いたします。

             午後10時58分休憩

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             午前11時10分再開



○議長(岡村秀夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 今の加藤議員さんの再質問でございますが、今期の予算に対しますところの表現関係につきまして、もう少し積極的なという意味を含めましての御質問だと受けとめるわけでございますが、正直申し上げまして、これらに関するところの当初予算等、重大な予算でございますので、表現等は原案といたしましては、予算を編成するところの財政当局の案であるわけでございまして、それを採用いたしまして私が申し上げたということでございます。特にPRを目的として意識の中に置きませんものですから、いわゆるそういう意味におきますと、事務的な表現であったという反省も、そういう見方からおっしゃいますと、そのような反省もあるわけでございます。しかし、逆に申し上げるならば、ごく平凡的な表現の中にことしの予算というものを説明させていただいたと、このようにお受け取りを願い、そしてまた、各会派の議員さん方におかれましては、どうぞひとつ大幅にこれらを採択させていただく予算であるわけでございまして、おのおのにおきまして、どうぞひとつよろしく市民各位には御伝言賜るような表現もつけ加えていただいても結構ではなかろうかと、私はむしろこう思うわけでございます。

 ただ、そういう中におきまして、財政当局がいつも一般会計の予算総額に対しましてごろ合わせということをやったときもあるわけでございまして、これは多くの自治体でやっておりますが、あえてこれは申し上げませんでしたが、 836億 2,000万ということでございますから、これをごろ合わせをいたしまして、財政当局がごろ合わせ手法で出しましたのが、「末広がりに未来に向かって福を呼ぶ」と、こういう表現もさせていただいたわけでございます。また、「発展し、未来に向かう岡崎丸」と、こういうような表現も財政当局はごろ合わせとしてつくったようでございますが、これは余り何かPRし過ぎじゃないかということで、あえて御説明は若干切らさせていただいたわけでございますが、そのような予算編成上における各自治体がやっておりますごろ合わせということからいきますと、これまた、この意味の中におのおのの分野も意味しておると、このようなことも申し添えておきたいと思うわけでございます。

 なお、美博等におきまして、このたび、繰りおくらせたのでは将来どうかという問題でございますが、将来は非常に難しい問題も想定はできますが、これは今期に対しまして同じような条件下でいただけるような努力をしなきゃならない、こういうことは率直に考えておるわけでございます。

 以上、申し上げておきます。



○議長(岡村秀夫君) 総務部長。



◎総務部長(天野正彦君) 財政の見通しの中で、再度の御質問でございます。2年度、3年度、この年度は中央総合公園の関係、それから、し尿処理施設、六ツ美北中学校、こうした大きな事業がございまして、大きな伸びでございました。4年度につきましては、こうした比較的大型事業、こういったものがございませんものですから、比較的低い伸びになったということでございます。4年度の次の5年度、4年度の予算を見ていただきますと、継続費の設定等をしてございます。それから、恐らく新しい事業等も出てくるということで、5年度になりますと、かなり新規の事業が出てくると、そういうふうに思っておるわけでございまして、たまたま4年度はこうした比較的大型の事業がなかったということも事実でございます。

 市民病院の例を挙げられまして、基金をもっと積めよという力強い御声援をいただいたということでございます。財政当局も確かに岡崎市始まって以来の大型事業でございます。積極的に病院建設基金を積まさせていただいたということでございまして、基金の額につきましては、たしか昨日も申し上げましたが、平成4年度末でまいりまして 111億という金額になるということでございます。確かに病院の建設に入りますと、建設費の2分の1、これは公営企業の繰り出し基準というのがございまして、建設費の2分の1は一般会計が負担するということもございます。それから、病院が起こします企業債、借金ですが、これの元利償還金のときには3分の2は一般会計が負担するというようなことで、将来大きな負担になってくるというふうに財政当局も思っておるわけです。企業債というのは5年据え置きの30年償還ということで、30年間縛られるということでございますので、できるだけこういった基金を積みまして、企業債を少なくしたいなという考えは持っておるということでございます。

 当然、将来の財政運営につきましては、依存財源の確保に努めなければならないということですが、自主財源の確保、これも葵等の工業団地、こういったところが実際建設にかかりますと市税収入等も上がってくるだろうというふうに思っておるわけでございまして、こういった自主財源の確保にも努めていかなければならないというふうに考えております。



○議長(岡村秀夫君) 開発部長。



◎開発部長(加藤主計君) 河川の関係で景観環境の関係でございますが、国、県へ話を持っていくのはどうかというお話でございました。過去におきましては、護岸工事が行われる段階で相談というような形で行われたような記憶でございます。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 2番 加藤繁行君。



◆2番(加藤繁行君) 大体答弁もいただきまして、要望ということでひとつお願いをしたいと思います。

 予算の関係につきまして申し上げましたのは、今年度の予算の 3.8%増というのは、前年対比30億 4,000万円の金額によると増ということに相なるわけであります。したがって、来年度も大体 3.4から4%ぐらいの伸びを確保しようと思いますと、31億余の本年度の当初予算に上乗せした来年度の当初予算をつくらないかぬということになりますと、財調が60億あるし、ほかの積立金も事業があれば、それを投入していけば、形としては差し引きそういうふうになるであろうと思いますけれども、病院建設の積み立てもあるから、ちょっと心配を、心配と申しましょうか、ちょっと専門家に聞かせていただいたわけでありますが、よくわかりまして、ありがとうございました。

 それと、リバーフロントですが、本市が積極的にやらんと欲すれば、今部長のところでやっておられるように、明大寺橋を広げて、ここへひとつ都市機能を確保しようということで本市が積極的に計画をとって、そして県河川あるいは建設省に心を込めて今折衝に行っておるという一つ事例があるわけです。

 したがって、そういう大きなことももちろんしっかりやってもらわないかぬが、やはり全体のまちづくりの中で、今脚光を浴びている、先ほどからるる言っておるところを本市のまちづくりの柱の1本と定めて、そして、ここはこういうふうにすべきだと、あそこはああいうふうにすべきだという地域の皆さんの意見も聞きながら、あるいは地域の皆さんのアイデアを体しながら、まず岡崎市が本市のまちづくりのために、管理は県かもしれないけれども、おれのところのものだというぐらいの強い決意と意思を持って、そして計画を策定して、県の方へ積極的にいくということがこれからはだんだんと必要になってくるんじゃないか。県内でも、かなり川を変形しちゃって、びっくりするような対応をしておるところもあるわけでありまして、これはやってやれないことはないという具体的な事例もあるわけでありまするので、ぜひひとつ頑張ってお願いを申し上げたいと思うわけでございます。

 それから、防災センターは先ほど御答弁いただきましたが、何度か申し上げておるようなことで、ひとつまたよく研究をしていただきたいと思います。

 それから、矢作地区のはしご車、きのうの荒木議員のところのお答えで、今も答弁していだきまして、当面の考え方はわかりました。御案内のとおり、矢作地区は近来、急に高層建築がふえてまいりまして、今日なお計画しておるものもあるわけです。今までの対応で遜色はなかったというお話でございますけれども、本署からぴゅっと国道1号線を走ってくればわけなく来れるわけですが、ところが、矢作川という川は母なる川ですけれども、ここがありまして、朝の7時半ごろにもし火が出たと、こうなりますと、もうにっちもさっちもいかない。矢作橋はいかんと思って、今度は日名橋へ行こうと思うと、もっといかん。渡橋へ行こうと思っても、やはり同じぐらいいかんというようなことで、そういう時間帯も現実として存在をするわけであります。たまたまその時間にそういうことが起こらなかったから、察知されていないというだけで、そういう状況というのは現実にあるわけであります。

 加えて、矢作の高層住宅は住居なんです。したがって、お年寄りも住んでいらっしゃれば、子供さんたちもいらっしゃるという居住環境もあるわけでございます。そういう意味で、ぜひよく研究、検討をしていだたきまして、早期に地域事情に合致した対応をぜひひとつ強力に、今まだ第4次総合計画に入っておらぬし、実施計画にも入っておりませんが、これは毎年毎年書きかえられるそうですから、ひとつぜひその際にまた入れてもらいたいと強く要望をいたしておく次第でございます。

 それから、さっき市長の言ったことでちょっと苦になるので一言言っておきますが、岡崎らしさということで、私は具体的な岡崎らしさということで、ソフトで精神的なものでやってくこともいいですけれども、やはり具体的なものを何か確保した方がいいじゃないか。対応しやすいじゃないか。その際に、できるだけ市民の皆さんの総意を吸収して、難しいことかわからぬけれども、やっていくということを言わせてもらったつもりだったんですが、それに対して市長は、いろいろあるけれども、市民のみ自己満足をする岡崎らしさじゃいかぬと、よその人もそれなりに思わないかぬというようなことを、私の聞き取りの違いかもわかりませんが、しかし、岡崎市民の皆さんが総意を持ってこういう町をつくるというふうに決まったときには、幾ら三角の町であろうが四角の町だろうが、それが岡崎の町であり、岡崎の個性であり、岡崎の特色であるということになるんじゃないか。これは市民の総意という観点からすれば、市民の自己満足というのはあり得ないというふうに思いますので、私は聞き間違えたかもわかりませんけれども、ちょっと苦になりましたので、皆さんロビーの方でも聞いていらっしゃると思いますから、一言ちょっと、これは気がついたことを言わせてもらったわけでございます。

 何にいたしましても、平成4年度、21世紀に着々と近づいていきます大変重要な時期でもあるわけであります。今年度の予算はまさに周辺あるいは将来に向けて、各般にわたってなかなか、個々の主観はともかくとして、総体的、全体的、網羅的に私はよくできた予算であろうと認識をするわけであります。これは40数年間、本市に奉職をされまして、今回御勇退をされる各職員の皆さんのまさにプロフェッショナルの、プロの真髄が結集されたものではなかろうかと思いまして、心から皆様方に敬意を表しまして、質問を終わります。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 加藤議員さんから各職員に対する御配慮を賜りましてありがとうございました。

 ただ一つ、私どもに対しまして、岡崎らしさという表現の中におきまして、私は理想を求めた嫌いもあるかもしれませんが、私は市民の意向を無視して、外の意向を聞くということでは全くないわけでございまして、岡崎らしさとはそもそも岡崎の市民が考えることで、それを具体化する上におきましては、それを今度は外の人が見てくれる、これがいわゆる岡崎らしさであろうという一般論を申し上げたわけでございます。

 ただ、語尾の関係等でお考えの違いがありますと大変大きな問題でございますから、あえて申し上げるならば、その分野におきましては訂正をさせていただいても結構でございます。これらに対しましては、むしろ私は、岡崎の町が市民の皆さん方も喜んでいただき、また来訪者もそれなりに評価をしていただきます町、こういう中にひとつ求めていきたいということをあえて申し上げたわけでございまして、誤解のないようにひとつお願いを申し上げたいと思います。

 それから、最後に、例のリバーフロント構想等に対しましては積極的な云々ということでございますが、私どもといたしましては、このリバーフロント構想というのは相当の積極的な施策でもちまして、ただいま関係当局に運動陳情、あるいは打ち合わせをしつつあるということもずばり申し上げておきたいと思います。今質問でおっしゃいましたように、余りやり過ぎて、かえって難しい分野にならない程度に、これらに対してましても配慮し、あわせまして、リバーフロントは単なる1カ所ではなくて岡崎全市を考えていくと、こういうことに対しましては御提言を体しまして進ませていただきたい。

 それから、防災関係でございますが、今加藤さんがおっしゃいましたから云々ということになってまいりますと、さきに御質問をなされました荒木さんに対しましては黙っておったわけでございまして、これは何か均衡と調和を欠きますから、あえて私は、矢作地区という固有名詞を外させていただきまして、全市的な高層建築等の建物の増加に対応するところの施策、これにつきましては、今後積極的に考えてまいりたい。御両氏に御答弁をさせていただくわけでございまして、御理解を願いたいと思います。



△大久保正議員の質問



○議長(岡村秀夫君) 引き続き、代表質問を行います。

 16番 大久保 正君。

     (16番 大久保 正君 登壇)



◆16番(大久保正君) 私は、日本共産党岡崎市議団を代表して、通告した順序に従い質問いたします。

 質問の第1は、市長の政治姿勢についてであります。

 中根鎭夫氏が岡崎市政を担当された12年間は、国政を担当する自民党政府の進める大企業奉仕、軍拡優先の政治によって、日本国民各層に新しい形態での状態悪化が進んだ12年でした。大企業が空前の利益と繁栄を欲しいままに、民活路線による巨大プロジェクトと乱開発、証券腐敗に象徴的にあらわれた日本独占資本の腐朽性があらわになる一方で、国民生活では長時間過密労働、過労死、土地・住宅問題、男女賃金格差など、国民生活では他の資本主義国に例を見ない矛盾が広がりました。臨調行革路線のもとで、軍事費は 1.8倍と大突出の陰で、社会保障などの分野には老人差別医療制度、健康保険法の改悪、年金制度の改悪、マル優廃止、消費税導入など、弱者切り捨て政治が行われてきました。真に地方自治の本旨に基づいた行政を行うかどうか厳しく問われたときでもありますが、12年間を振り返って、市長は今どのようにまとめておられますか、お聞かせください。岡崎市長としてぜひともやっておきたい課題や実現させたい仕事は何かについても所見を伺います。

 質問の第2は、緑と自然、地球環境を守ることについてであります。

 ことしの6月1日より12日まで、ブラジルのリオデジャネイロで世界の元首級が全部集まり、また1万 5,000人とか3万人とかいう人が集まって、地球の未来を話し合うという国連環境開発会議、環境サミットが開かれます。その柱となるのはCO2 の削減、熱帯雨林の伐採をやめよう。それから、種の多様性という問題、いろいろな生物が生きていけるような地球にしていこうと、この三つが柱になっています。

 岡崎市の環境概況の公害の現況と対策で、大気汚染は工場や自動車などから排出される汚染物質が大気中で拡散して生じる現象であり風速や気圧配置などの気象条件に大きく影響される。また、雨量は河川の水量を左右し、ひいては河川の水質に影響を与える。そのため、地域の気象の特性をよく正確に把握することが大気汚染や水質汚染防止対策上不可欠と言えると指摘しています。

 岡崎市の気温を見ますと、平均気温は昭和56年15.1度、57年15.4度、58年15.6度、59年14.8度、60年15.5度、61年15.2度、62年16.4度、63年15.5度、平成元年16.5度、2年は17度、年々気温が上昇しています。その年の最高気温も最低気温も年々上昇しています。地域の気象の特性をより正確に把握することが大気汚染や水質汚濁防止対策上不可欠と言えると、昭和58年度報告に記載されて以来、毎年指摘されていますが、この観測結果からどのように岡崎市の気象の特性を把握されているのか、お聞かせください。

 次に、大気汚染の現況について平成2年度の測定結果を見ますと、二酸化硫黄、二酸化窒素については環境基準に適合していたが、浮遊粒子状物質と光化学オキシダントについては環境基準に不適合であったとなっています。観測結果は前年と比べて悪化しています。環境の基準に適合しているとしている二酸化窒素にしましても、昭和53年に二酸化窒素の環境基準をそれまでの0.02ppm から、0.04から0.06ppm へと大幅に緩和、改悪した基準に対してであります。前の環境基準0.02ppm を基準としている京都市や環境目標値を0.04ppm としている名古屋市の基準から見れば、すべて不適合であります。岡崎市役所も大平町も0.06ppm を上回るかどうかの状況にあります。今後の監視に十分注意する必要があるとしていますが、大気汚染改善につながる具体的な対策の実行はどのようにされているのか、お聞かせください。

 次に、水質についてであります。岡崎市は矢作川、乙川を流れる恵まれたところに位置しています。川はそこに住む人たちの心を映して流れています。川の上流部でゴルフ場が建設され、今また岡崎市の水道の水源であります額田町大重地区にゴルフ場の開発計画が進められています。一度破壊された水源はもとに戻ることはできません。廃棄物の投棄、野積みにされた廃材、開発行為は雨が降ると川に流れて汚染します。アユなどが酸欠、へい死するおそれもあります。水質保全はどのように取り組まれているのか。とりわけ水道水源地周辺でのゴルフ場の開発も、ゴルフ場での農薬の使用を禁止することが必要となってきていると考えますが、見解を伺います。

 岡崎市は川の中流域にあります。30万都市での水質を汚さない責任があります。岡崎市としての取り組みをどのように考えておられるか、お聞かせください。

 次に、ごみの減量とリサイクルについてであります。かけがえのない地球環境は人類の生存にもかかわる危機に直面しています。地球環境を保全、回復し、未来に引き継ぐことは、今日に生きる我々にとって厳粛な義務であります。このためには、資源の浪費の構造を改め、ごみの減量、リサイクルを推進することが痛切に求められています。岡崎市は市民とともにこの課題に取り組み、リサイクル都市岡崎市を創造することを宣言し、その実現のために条例を制定する考えはないか、見解を伺います。

 環境サミットが開かれている中で、岡崎市の姿勢を示す条例案を6月定例会に上程できるよう取り組むことが求められていると考えますが、見解を伺います。

 条例は目的を明記し、岡崎市の役割、市民の役割、事業者の役割を示し、幅広い市民の協力の中で推進するようにする必要があります。減量、リサイクル事業推進計画の策定、総合的、計画的な推進を図らなければなりません。事業の推進計画は、リサイクル都市づくりの進捗状況を勘案し、毎年度改定する必要があります。減量、リサイクル事業推進計画の内容は、次の諸点を定めることが必要と考えます。

 1、市が行う清掃事業にかかわる一般廃棄物の減量目標、数値並びに分別収集の方法及び再資源化を含む分別収集後の処理、処分計画。

 2、市が市民とともに行う資源回収事業の方法、対象品目、対象品目ごとの目標数値並びに回収団体に対する援助、助成措置。

 3、バザー等、民間で行う減量、リサイクルの推進に資する事業に対する援助の方法並びにその範囲。

 4、不要品の交換に関する事業の実施主体並びに方法。

 5、廃棄物再生事業者に対する補助、育成策。

 6、リサイクルセンター、ストックヤード等、リサイクル施設の設置計画及び市が事業者等の1人として行う減量、リサイクル推進事業の内容。

 7、事業者等の責務の具体化に関する事項並びに事業者等に対して実施を要請する減量、リサイクル事業のガイドライン。

 8、事業者等が事業活動に伴って生じる一般廃棄物を廃棄物処理施設に持ち込んで処理しようとするときの分別に関する事項。

 9、雨水利用、余熱利用等、その他の資源再利用、リサイクルに関する事項。

 10、学校教育、社会教育、広報活動を通じて市が行うリサイクル型都市づくりに関する教育、啓発活動並びに減量、リサイクル事業の推進のために必要なその他の事項等であります。

 減量、リサイクル事業推進計画は、必要な事項を加えて、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第6条第1項に規定する一般廃棄物の処理に関する計画を兼ねるものとして定めることができます。リサイクル都市づくりの総合的かつ円滑な推進を図るため、減量、リサイクル推進審議会を設置して、市民とともに考え、行動することを基本に据え、幅広い市民の協力の中で推進することが求められています。この審議会をもって、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第5条の2第1項に規定する廃棄物減量等推進審議会を兼ねるものとすることができるとするようにすればよいと考えます。減量、リサイクル事業推進計画の推進のために、計画の具体化、協力義務等、進捗状況のまとめなどの項目も必要であります。事業者の責務としては、事業系一般廃棄物の分別と減量、リサイクル事業計画の作成、リサイクル施設、設備の整備、廃棄物事前評価などの規定も設ける必要があると考えます。その他、情報の収集、提供、回収資源の価格保証、小規模事業者への援助、近隣市町村との協力などの項目も必要かと考えます。

 ごみの減量とリサイクルを推進することの市民の熱意は強いものがあります。岡崎市議会でも数多く取り上げられ、先進地への視察も行われています。厚生経済委員会でも、岡崎市の実態に即して質疑と意見の開陳がなされています。これらの論議や提言を学び、岡崎市リサイクル都市条例の骨子をまとめ、条例の策定を提言するものであります。市長の所見を伺います。

 質問の第3の (1)は、老人医療費の助成についてであります。

 自民党政府は、1983年に老人医療費無料化制度を廃止し、同時に法的医療保険制度を持つ国では世界に例を見ない老人差別医療を実施しました。長年働き続けてきた65歳以上の方の多くは今定年を迎え、年金や再就職で経済的な不安を抱えながら、高い医療費を負担しています。65歳からの医療費減免、無料化の要求はますます切実なものとなっています。岡崎市の老人医療費無料化の復活を求めるものですが、市長の見解を伺います。

 白内障眼内レンズ手術の保険適用が実現したことは、お年寄りの瞳に光を取り戻そうとする運動を取り組んできた者として、ともに喜ぶものであります。これによって岡崎市の制度も改定されるわけですが、どのような内容になるか、明らかにしてください。

 岡崎市は昭和45年から昭和58年2月まで、65歳以上の白内障のレンズ代を無料化する制度を持っていました。もちろん、その後、白内障に対する治療水準が向上していますから、単純にその制度を復活することを求めるものではないのですが、眼内レンズの手術費用に保険適用がされても、自己負担の額はお年寄りにとって大変であります。お年寄りの瞳に光を取り戻すために、岡崎市は単独市費でも予算化してきたのです。市長のこの事業への温かい取り組みの姿勢を期待するものですが、見解を伺います。

  (2)乳幼児医療費の助成に3歳未満児まで所得制限なしで拡充することについてであります。この項目については、さきの12月定例会の一般質問で取り上げていますが、そのときには愛知県の制度の枠を超えて乳幼児医療無料化制度を行っている自治体は9市14町村でありました。現在わかっているところで、新年度から行う5市4町で新規に県制度より上乗せが、1町で拡大がなされ、その結果、県制度を上回る市町村数は14市18町村の32自治体であります。県制度を上回る市町村は毎年ふえ続け、ふえる割合も上がっていること、市のレベルでは約半数が上乗せをしていることが特徴であります。昨年10月には、県下30市の市長会も2歳児までの医療費無料化を県へ要求する決議を行っています。その一員である岡崎市も、県へ要求している内容をまず岡崎市で行うようにするお考えはありませんか。ぜひ6月定例会に補正予算を計上できるよう要望するものですが、見解を伺います。

 質問の第4は、活力と調和に富んだ都市づくりの (1)農業についてであります。

 我が国の水田は 2,000年という長い年月をかけて多くの人々の経験を積み重ねたあげくに完成された新しい自然ということができます。昔の農業では土の持つ浄化作用がうまく働いて、河川の汚濁などは問題になりませんでした。しかし、現在は、排せつ物、廃棄物の処理をしっかり行わずに食糧、飼料の輸入をどんどんふやしています。河川、湖沼、海域などに窒素成分が蓄積し、水質汚濁を引き起こしている根本的な原因は、このように国内での物質循環がうまくいかないことにあります。いまや、環境破壊による人間の存在自体が危うくなり、環境保全を抜きにして世界の発展が考えられないというところに至っています。

 水田の持つ洪水防止機能に関して、昨年12月12日に、農協中央会が出した新聞全面広告によると、水田のダム機能は水量にして年間 475億トン、黒四ダム 240杯分と推定され、金額に直すと80兆円、国民1人当たりで約65万円になるとありました。このような機能により、水田は洪水を防ぎ、私たちの住環境を守ってくれています。

 経済効率一辺倒の社会や経済のシステムを抜本的に転換し、地球的規模で物質循環を著しくゆがめている食糧の外国依存をやめることや、農業の環境保全的機能を発揮させる国の政策が何より求められています。大企業などがリゾート開発や都市開発で農地を野放図につぶしていくことに厳しい規制を加え、水田や農地の守り手である農民の経営を成り立つようにすること、過疎地や中山間地域の荒廃を防ぐために、地場産業や生活基盤の整備を含む農家経営の存続のために、思い切った支援措置を講ずることが必要であります。市長は農業の現況をどのようにとらえ、岡崎市の農業を守るための努力をするお考えか、伺います。

  (2)商業についてであります。改正大規模小売店舗法が1月31日施行されました。大型店の進出は地元の同意がなくても届け出から1年以内で進出できることになり、地元中小小売商や既存の商店街だけの問題にとどまらず、大規模な交通渋滞、自動車がなければ買い物ができないような町になるなど、地域住民、消費者など、市民全体の問題でもあります。大型店の進出と撤退の状況はどのようになっていますか。これからの岡崎の商業の将来についてどのように考えているか、伺います。

 中心市街地におけるさまざまな商業活動を支え、わかりやすく、安全で快適な交通環境の整備、都市整備との調和を重視したハイモビリティーを実現するために、康生地区回廊構想が提案されているが、この進捗状況と今後の進展はどのようになっているか、伺います。

 質問の第5は、香り高い文化の都市づくりについてであります。

 美術館、博物館についてであります。美術館、博物館建設計画の経過について伺います。

 1986年8月に調査検討委員会が設置され、1987年10月に基本構想の答申を受け、基本構想に基づいて進めてきたのに、その委員であった人たちから、「岡崎市美術館、博物館建設について我々市民の要望を聞き届けていただける時間と機会を与えていただき、企画の再考を御配慮くださるよう要望いたします」と、陳情が出されています。市長も、「説明不足など手落ちがあった。今後いろんな人の意見を聞いてから、時期を見て予算化したい」と、当初予算への建設費計上をやめてしまいましたが、どうしてこのようになったか、理解のしにくいところもあります。説明を願います。

 今後、関係の委員会や団体などからの御意見、御要望を積極的に傾聴して、実施計画の早期完了を図り、その実現に努力したいとのことですが、今できている実施計画の手直しなのか、原点に返って検討をするのか、今後の建設計画について明らかにしてください。

 次に、図書館についてであります。市長の提案説明では、「西三河の中核的都市としてふさわしい図書館の建設を目指してまいりたいと考え、図書館建設基金を創設した」と述べられていますが、どのような図書館構想を持っておられますか、お伺いいたします。

 以上で第1回の質問といたします。

     (16番 大久保 正君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 昼食のため、休憩いたします。再開は午後1時といたします。

             午前11時53分休憩

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             午後1時1分再開



○議長(岡村秀夫君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 大久保議員さんの御質問のうち、特に私に係る分野で、私からお答えさせていただいた方がふさわしいと思う分野につきまして、率直にお答えさせていただきます。

 私の12年間に対するところの問題等に対しまして、回顧しながらの御質問ではございましたが、これ率直に申し上げますが、大変な時代でございまして、おっしゃいましたように、自民党政府の云々ということではございますが、私どもの方は別に論戦をしようと思いませんが、自民党政府と言っていいのか、国会と言っていいのかということでございまして、国会で御議決をしたのを政府が執行するという結果をとりますと、そうばかりにはこだわってはおれないと思うわけでございます。

 また同時に、自由経済社会におきましても、大きな変貌もあったことも事実でございまして、特に私が非常に印象深いのは、ソ連邦の崩壊という、実に歴史的な問題にもぶつかったわけでございます。これらは国際問題でございますから、軽々しく申し上げるべき問題ではなかろうと思うわけでございますが、ただ、私どもの方といたしましては、特に法治国家という関係から、自治体の責任者といたしましては、可能な限り岡崎市にとりまして少しでも有利な方向を選ぶ、これが私の常の信条であるわけでございます。

 なかんずく、これらに対しましては、昭和57年度より普通交付税の不交付団体となったわけでございまして、これは言い方をかえますと、いわゆる裕福団体、こういうことになったわけではございますものですから、そういう意味からいきますと、国の補助政治と言われておる中におきましては、いわゆる自前の自治体といたしましての努力、こういうことをせざるを得ない、こういう問題にもなったわけでございます。これは決して行政上の問題でなくて、市民各位のすばらしい経済力、担税力の向上によってここに来したわけでございまして、むしろ喜ばなければならない問題かもしれませんが、行政的には、これがために、なかなか交付税算入というような方向で逃げられてしまうということに対しましても、否定はしておりませんわけでございます。

 そういう中におきまして、どうしても私は、前段で申し上げましたとおり、岡崎市民のためになる行政を、その範囲内におきまして十分続けさせていただきたい、こういう努力をいたしまして、それらに基づきまして御提案を申し上げ、そして各種の事業に取り組ませていただいたわけでございます。

 なかんずく、やっておきたかったこと、やろうとすること、こういうような御質問があったわけでございますが、もう一遍逆に申し上げますと、やらせていただいたことということも申し上げたいわけでございます。これらに対しましては、特に今期の市政の方向、あるいは予算説明等にはくどくどと申し上げたわけでございまして、ましてや、やっておきたかったこと、やろうとすることと、たくさんございますが、これはこういう時期で申し上げますと、大変誤解を招く素因にもなるわけでございまして、これはしかるべき時期に申し上げたいと思うわけでございます。

 なお、御質問の中におきまして、6月定例会に提案できませんかという御質問でございますが、これは大久保議員さん御承知だと思いますが、仮に私はそうしたいなと思っておりましても、違う議会の年度に、6月議会に提案をいたしますなんていうことは、少なくとも地方自治法上許されないことでございますので、これに対しまして御答弁できない、こういうことでひとつお含みおき願いたいと思います。

 残余の問題等に対しましては、担当の部長からお答えさせていただきますから、よろしくどうぞ。



○議長(岡村秀夫君) 環境衛生部長。



◎環境衛生部長(石原明次君) 2番の緑と自然、地球環境を守ることについて、 (1)大気について2点の御質問でございます。

 初めに、岡崎市の平均気温が年々上昇しているが、その気象の特性を把握されているかという御質問でございます。地域の気象の特性をより正確に把握することは、大気汚染や水質汚濁防止対策上必要であります。年々気温が上昇していることについての御指摘でございますが、近年地球の温暖化が問題となっており、気温上昇がこれに関係していることについては、判断が困難であり、本市のみの気象の特性というのは、大気、水質等の測定値との関係で不可欠であることから、測定をしているというふうに御理解いただきたいと思います。

 次に、大気汚染改善につながる具体的な対策はどのようにしているかという御質問でございます。大気汚染に対する対策でございますが、本市では、大気汚染物質の常時監視といたしまして、県が一般環境測定局2局、自動車排ガス測定局1局を設置して、自動計測をしております。また、本市においても、市役所南側沿線において大気測定所を設け、計測をいたしております。また、二酸化窒素の汚染状況を把握するため、TEAプレート法による簡易測定により、平成2年度は市内36地点において測定を実施しております。

 以上の監視体制のほか、工場等と公害防止協定を締結いたしまして、基準を遵守するよう指導をいたしております。

 次に、 (2)の水質について3点の御質問でございます。

 初めに、大重ゴルフ場開発等による河川の水質保全についてでありますが、今回の大重カントリークラブについては、愛知県環境影響評価要綱に基づき環境影響評価が行われており、このような制度の中で環境汚染を未然に防止し、良好な環境の確保に努めております。

 また、本市の水道の水源である乙川については、矢作川沿岸水質保全対策協議会、愛知県と岡崎市と額田町で構成しています乙川水環境研究会、また岡崎漁業協同組合と乙川漁業組合、また乙川を美しくする会等の御指導、御意見を賜って、水質保全と汚濁防止に努めております。

 次に、ゴルフ場での農薬の使用についてでございますが、平成元年3月に愛知県ゴルフ場農薬適正指導要綱が制定され、これに伴い、矢作川沿岸水質保全対策協議会が流域市町村間の調整役として、水質保全のため、平成2年度よりゴルフ場との間でゴルフ場における農薬使用に関する協定の締結をいたしております。本市も、2ゴルフ場と協定の締結を行っており、本協定書は、農薬が住民の健康や環境に影響を及ぼさないよう、適正に使用されるよう定められており、特に排水中の農薬の濃度が、環境庁が定める指針値の2分の1以下にすることなど、厳しい内容のものであります。現時点では、使用を禁止させるところまでは考えておりません。

 次に、河川の汚濁対策でございますが、河川の汚濁の約70%を占めると言われる家庭雑排水を浄化しなければ、河川はきれいにならないというところから、生活排水対策の推進を図っておるところでございます。主な対策といたしましては、合併浄化槽の普及促進、ストレーナー、三角コーナー設置の普及、町単位による生活排水対策学習会の開催、地域リーダー育成のための地域指導者研修会の開催、広報紙、パンフレット等による啓蒙活動等であります。これらの対策については、今後とも積極的に推進してまいりたいと考えております。

 次に、 (3)ごみ減量とリサイクルについての御質問の中で、岡崎市リサイクル都市としての条例制定をする考えはないかという御質問でございます。ごみの減量とリサイクルは、御指摘のとおり、地球環境保全にもつながり、重要な問題であります。

 御指摘の条例骨子につきましては、リサイクル施設を構築する上で重要な項目ばかりと思っておりますが、条例の制定につきましては、今後研究してまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 経済部長。



◎経済部長(山田銀作君) 4番の活力と調和に富んだ都市づくりについて、 (1)の農業でございます。農業の現況をどのようにとらえ、岡崎の農業を守る考え方についてのお尋ねでございますが、御指摘のとおり、農業は、食糧生産のほかに、環境保全という大きな役割を背負っておりまして、農業は、斜陽産業と言われるようになりましてから、もうかなりになりますが、非常に重要な産業でございます。今後とも振興策を講じましてやっていきたいと思っておるわけでございます。

 その基本的な考え方でございますが、第1に、調整区域の農地を合理的に管理できるよう、圃場整備事業を推進することとか、第2に、生活水及び農業用水を確保するため、水源の涵養、森林資源の安全に努めること、第3に、生産緑地を中心とする市街化区域内農地に地場野菜等の作付推進を図ること、第4に、農業バイオセンターの建設による本市の独自技術を開発しまして、産地の育成、農産物のブランド化の推進を図ってまいります。

 それから、 (2)の商業でございます。初めに、大型店の進出と撤退の状況はどうかというお尋ねでございますが、大型店の最近の進出、撤退状況は、まず初めに、第1種の大規模小売店の出店計画でございます。これは、平成4年の2月28日現在でございますが、戸崎町の西友岡崎店、これが平成4年の秋に開店予定でございます。次に、戸崎町のリビングセンターハンズ、これは増床でございますが、平成5年3月20日に開店を予定しております。戸崎町のショッピングセンター、仮称でございますが、戸崎ショッピングセンター、これは法の定める日ということで、今のところまだ未定でございます。それから、上六名町の岡崎リバーサイドアベニュー、これも仮称でございますが、やはり法の定める日ということで、まだ未定でございます。欠町のイーストパークシティ、仮称、これも法の定める日ということで、開店日は未定でございます。それから、最近新しく舳越町の竜西ショッピングセンター、これが平成5年の4月開店予定ということでございます。さらに新しく、井田西町のミツヤ岡崎店、これが平成5年の12月1日開店予定と、こういう届け出がございます。

 それから次に、平成4年の1月4日現在でございますが、開店と撤退の状況をお知らせさせていただきます。井田新町の岡崎ショッピングセンターが平成3年の4月12日にオープンいたしました。それから、上和田のユーストア上和田店、これが平成3年の6月21日にやはりオープンです。同じく上和田のラブリーライフエルエル岡崎店、平成3年8月14日の開店。上地町の岡崎ショッピングデパート八百半、平成3年の5月9日に撤退ということでございます。

 それからもう一つ、岡崎の商業の将来についての考え方はという御質問でございますが、岡崎市では、21世紀の展望をしまして、地域の特性を生かした第4次岡崎市総合計画において、都市間競争に勝ち、また西三河の中核都市を目指して、岡崎らしさを生かしたまちづくりや商圏の拡大のため、五つから成る施策を進めることにしております。

 まず、施策の一つ目は、商圏の拡大強化を図るため、駐車場及び交通アクセス、整備改善、商業の業務、情報など、複合機能を高めるとともに、商業集積の形成を推移すること。二つ目は、産業関連情報ネットワーク形成の支援、商店街の情報化への対応の促進を図ること。次の三つ目は、市と商工会議所とタイアップしまして、適切な指導、援助、商業基盤整備をし、町の活性化を図る。四つ目ですが、調和のとれた商業活動を展開しまして、中小商業者の経営基盤の強化促進。最後に五つ目は、調査診断の実施を通して、消費者ニーズに対応した経営の促進を図ることを進めることにしております。

 次に、岡崎商工会議所の動きでございますが、商業近代化地域計画を策定し、平成2年から国の助成を受けて、商業近代化フォローアップ事業に取り組み、西三河の中核都市にふさわしいまちづくりの検討を進めております。

 これの対象地域でございますが、本町、康生西再開発地区と東康生連尺地区、それに東岡崎駅周辺地区とJR岡崎駅周辺地区でございます。以上、これらの地区ごとに商圏の拡大を図り、拠点的なまちづくりを進めることになっております。

 最後に、商業集積のまちづくりの動きでございますが、一つ目は、JRの岡崎駅東商業集積まちづくりでございます。岡崎駅東土地区画整理事業との整合性を考慮しまして、商業の拠点づくりを目指し、地域商業者、地権者でニューシティー岡崎協同組合を結成して、まちづくりを推進しているところでございます。

 二つ目は、岡崎六ツ美地区の商業集積まちづくりでございます。平成元年度、六ツ美風おこし事業に取り組み、中島地区の開発整備について、地域振興ビジョンを推進すること。

 以上につきましては、地元の機運に対しまして、岡崎商工会議所、また岡崎市六ツ美商工会が商圏づくりの指導、援助をしているということで、本市におきましても、これらの基本計画策定まで助成をしていきたいと思っております。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 福祉部長。



◎福祉部長(鈴木清君) 大きい3番目の医療費の助成について、 (1)老人医療でございます。

 ちょっと前後いたしますが、老人性白内障眼内レンズ挿入手術費の保険適用につきましては、現在中央社会保険医療協議会の答申が出された段階でございまして、まだ正式に決定となったものではないというふうに理解しております。保険適用の範囲等の内容が明らかにされた段階で、具体的な施策を検討することになると、かように思います。

 この答申の中身では、特殊眼鏡やコンタクトレンズ等の矯正材料で保険対象でない等の問題もありまして、国や県の対応を見きわめながら、今後検討してまいりたいというふうに思います。

 それから、老人医療を含む各種の福祉医療の制度につきましては、基本的には広域的な地域で実施されることが望ましいと考えておりますので、老人医療費の減免、無料以下の拡大等につきましては、現段階では特に考えておりません。

 次に、 (2)の乳幼児医療でございますが、これは昨日荒木議員の御質問にお答えしたとおりでございまして、本市の場合も、愛知県の助成制度の基準と同一であり、県単位での統一的な施策に歩調をそろえており、基本的には各種福祉医療制度は広域的な地域において統一された基準で実施されるということと考えております。

 県下の各市の状況を見ましても、特に3歳児未満まで拡大する特別な事情も考えられないところでございますので、今後県や類似都市等の動向を見ながら、制度の健全な維持に留意してまいりたいと、こういうふうに思います。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 開発部長。



◎開発部長(加藤主計君) 大きい4番の (2)の商業の中で、康生地区の回廊構想についてお尋ねがございました。岡崎市の中心市街地でございます康生地区は、御承知のように商業施設の集中する地域でございまして、自動車交通がふくそうしておる状況となっておるわけでございます。

 こうした地区の商業活動、また交通対策の一つとして、康生地区回廊構想というものが提案されておるわけでございますが、その内容は、御承知のように、道路の上空は人のためにペデストリアンデッキに、それから地上は人に優しいショッピングモールに、それから地下空間は車のための駐車場ネットワークにと、簡単に言いますとそういうものでございます。

 この進捗状況はということでございますが、この回廊構想を具体化するために、今度言葉はちょっと変わりますが、複合空間という言い方に変わりますが、複合空間基盤施設整備計画策定委員会というものを昨年秋に設置いたしました。国、県、それから地元の皆さんの参加をいただきまして、検討を進めておるわけでございます。ここでは、公共空間のみでなくて、民有空間も相互に利用していこうということで、現在その基本計画をまとめているところでございます。

 今後はということでございますが、今後は国、県の指導を得ながら進めてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 教育次長。



◎教育次長(大塚希夫君) 5番目の香り高い文化の都市づくりについて御説明させていただきます。 (1)と (2)の美術館、博物館についてまず御説明させていただきます。

 初めに、建設計画の推進経過についてというお尋ねでございますが、これにつきましては、61年の8月に岡崎市美術館・博物館調査検討委員会が設置されました。62年の10月に同委員会から基本構想の答申をいただきました。

 引き続き、63年の12月には、美術館、博物館の建設に向けまして、岡崎市美術館・博物館建設推進委員会が設置されました。

 平成2年8月には、同委員会で基本計画が承認されました。

 なお、3年3月には、基本設計の承認をいただきました。

 平成3年12月には、建設推進委員会に収蔵庫棟につきまして実施設計の中間報告をさせていただきまして、現在に至っておる状況でございます。

 次に2番目に、来年度予算の見送りについての御質問でございますが、これにつきましては、美術館・博物館調査検討委員会、それから建設推進委員会の御提言を尊重しながら進めてまいったところでございますが、文化関係諸団体への説明が不足いたしたことと、御意見の拝聴等に欠けた面がございまして、大変御迷惑をかけたわけでございますが、今後これらの御意見を十分拝聴しながら、御理解を得て、建設を進めてまいりたいと、こういうことから、来年度の予算の計上を見送らせていただいた次第でございます。御理解をいただきたいと思います。

 なお、3番目に、今後の計画でございますが、今後実施設計及び建設計画を進めるに当たりましては、上級官庁や建設推進委員会の指導、助言、関係団体及び市民の意見、要望を広く取り入れながら、御理解を得て、事業の推進をしてまいりたいと、そんなふうに考えておりますので、お願いをしたいと思います。

 なお次に、 (3)の図書館でございますが、図書館の構想ということでございますが、図書館建設につきましては、来年度から基金の積み立てをお願いいたしたものでございますが、基本構想につきましては、今後策定をしてまいるものでございまして、今の考え方といたしましては、市長の提案説明にもございましたように、西三河の中核都市にふさわしく、時代の要請に応じた図書館の建設を目指して考えてまいりたい、そんなふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 16番 大久保 正君。



◆16番(大久保正君) 2番の緑と自然、地球環境を守るということにつきまして、岡崎の気温や大気の汚染の状況、こうした状況を測定しているわけですけれども、その測定結果に基づいて、岡崎市としてはその状況はよくないわけですから、改善していく手立てというのか……。だから、岡崎市の場合ですと、国道1号線だとか、 248号線や幹線が集中していますし、それから交通の渋滞やいろんな状況が条件を悪化していると思うんですね。

 そうした問題について、じゃ、それを測定しているだけが岡崎市の責務かといったら、そうじゃないと思うんですね。だから、そういう面での原因を明らかにしながら、それに対する対応をどうするかという検討がされているかどうか。そして、今の状況ですと、岡崎の場合ですと、三つの地点、それから平成2年度で36の地点ということですけれども、メッシュでの測定、岡崎市の実態をつかまないと、この環境概要が訴えていますように、根本的な解決、問題を正確につかんで、それの対応ができないと思うんです。だから、県や、形ばかりといってはいけないんですけれども、毎年の結果だけで、0.06ppm を上回れば×印、それを下回った場合は◯というだけでは、真に環境を守るという、改善するという点での対応は非常に弱いと考えているんですけれども、この結果から、どういうような対応を取り組まれているか、その点についてお聞かせ願いたいと思います。

 それから、水質について、特に水源地にゴルフ場ができた場合ですと、もうそこのところは水源としての機能を失ってしまうと思うんです。大重地域は、もうゴルフ場になったら、本当にそこからの水源としての機能を失っていくと思うんですけれども、そういう点で、県が環境アセスやその他をやっていると、報告を受けるというんじゃなくて、岡崎市民の水道水の水源ですから、独自に影響調査とか取り組みについてする必要はないと考えているかどうか。この点、岡崎市としても積極的にこの問題については重視して取り組む必要があると考えているんですけれども、その点についての見解をお聞かせ願いたいと思います。

 それから、生活雑排水、やっぱり水質を浄化していく上で、その発生源で防いでいく手立てをとることが大事だと思うんです。そういう点で、岡崎市もストレーナーや三角コーナーなど、一定の補助をしながら、一定の地域で取り組んだりしていると思うんですけれども、全市的に取り組むと。今、ごみの減量とか、リサイクルの問題が大きく問題になっていますけれども、水質についても、岡崎市全体がそういう点で取り組む運動というんですか、市の積極的な働きかけが必要と考えているんですけれども、その取り組みについて見解をお聞かせ願いたいと思います。

 それから、3番目のごみの減量とリサイクルについて、条例について今後検討してまいりたいということでしたが、僕は、重要視しているのは、岡崎市のリサイクル都市づくりの条例をつくる、そういう作業の中でこそ、この問題に対する総合的な、全体的な問題として検討し、それからその問題に対してどう対応するかということをまとめることができると思うんです。そういう面で、ぜひ取り組んでいただきたいと思いますし、それから今市民の生活からのごみの減量、分別収集やその他の問題についても、市民の運動もあるわけですけれども、とりわけ今事業系の一般廃棄物、これに対しても、岡崎市が独自に事業所とか団体、そういうところに対して、減量化や再資源化の指導基準を設けて取り組むと。

 これは、川崎市が取り組んで、さしあたって25%減量しようと。毎年5%ずつ減量するためのガイドラインを示しながら、取り組んでいるわけです。パンフレット、ペーパーリサイクルとか、システムマニュアルという形で事業所、オフィスの改善をしているパンフレットをつくっているんですけれども、そのときでも、先進企業の取り組みの、この場合は日本電気の例だとか、それから富士通の例だとかいうのを紹介しながら、川崎市がそれぞれの事業に減量計画、そういう再資源化の指導基準を示して、つくらせているわけですね。そういう点でも取り組んでいくと。

 その点では、本当に今これだけ情報化されている時代ですから、本当に先進地やいろんな取り組みの教訓を学びながら、まとめると。条例化し、市の姿勢でこれを取り組むと。僕が6月という点を出したのは、ちょうど全地球的に環境サミットが開かれている時期ですから、それに向けて岡崎市での取り組みが必要じゃないかと考えているんですけれども、その点での、検討してまいりたいという姿勢の積極さというんですか、一応ここは検討していくということなのか、本当に取り組んでみるということなのか、その点を再度確認したいと思いますから、お聞かせ願いたいと思います。

 それから、3番目の医療費の助成についてであります。これは、いつも同じような答弁が返ってくるわけですけれども、国や県やその他で、それに合わせて岡崎はやっておればいいと、そういう姿勢では、30万の岡崎市が本当に情けないと思うんですね。実際そんなことを言ったら、岡崎市が白内障の問題で県やその他に先駆けて実践し、それが大きな運動にも、また励ましにもなって、それで政府がみずからそういう点でやろうというところまできているわけです。まだ正式決定になっていないけれども、それはもう実現されるという情勢なんです。だから、本当に鄙の論理じゃないですけれども、地方からそういう運動の中で、今の不合理や、そしてまたここに温かい行政を、温かい手を延べなければいかんというところについては、取り組む必要があると考えております。

 その面で、実際岡崎市の場合をとりましても、例えば白内障の医療費の助成の問題でも、我が市議団は、保険適用を求めているんだから、その点までやってほしいと、3割負担じゃないんだよという点で、意見は述べているわけです。だけど、実際は3割負担の金額ぐらい出しているから、すぐ県がやれば、7万 5,000円ということで、実際すぐ変えなければならないような恥ずかしい状態になっていってしまうわけですね。しかし、岡崎市がすぐれた点は、直ちに機敏に実行し、所得制限なしでやっていったという点が、市民に大きく好感を持たれているわけです。だから、そういう点で、今の政治情勢を本当に的確にとらえて、リードするということが求められているわけです。

 特別な乳幼児医療費の助成をする情勢にないということですけれども、年々そういう県の状況を上回る自治体がふえている中で、岡崎市はどういう対応をしていくかという点が問われていると思うんです。だから、そういう面で、岡崎市がリードするような役割、例えば国保の助産費に対する助成が、24万岡崎でやるということが決まってきますと、西三河全体それにならうわけですね。岡崎がそういう点での影響を与えている面があるわけです。その面で、こうした赤ちゃんたちが本当に最も恵まれた条件の中で医療を受けるということは、子供の権利条約の見地から言っても、それから児童憲章の面から言っても、そしてとりわけ赤ちゃんが母親の免疫の力が弱まった半年後から3歳、4歳ぐらいまでの間というのは、一番いろんな点でけがをしたり、病気になったりする条件が大きいわけですね。だから、そういう面で、ぜひ子供たちに対して温かい行政を行うと、一番最後に岡崎市がやるじゃなくて、その面で、この問題に対するしっかりした見解を持って取り組んでいただきたいと考えているんですけれども、どのような見解を持たれるか、お聞かせください。

 それから、4の (1)の農業の問題です。これも、実際今生産緑地の状況で、一気に市街化の中での農地がなくなっていくという状態や、つまり身近なところに農業がつぶれていく、また後継者がいない、荒れていくという状況に対して、先ほどは環境の問題から取り上げたんですけれども、重要な、つまり放置できない問題と考えていますものですから、その点でぜひとも今後ともこの農業の問題については意欲的に取り組んでいただきたいと考えています。この点での論議はまたの機会に譲りたいと思います。

 商業の問題については、今大型店が進出をする中で、それらに地元が不同意でも出てこれると。それから、採算が合わなきゃ、ぽっと撤退すると。つまり、岡崎のまちづくりやそこに住んでいる人たちとの関係と無関係に、経済性だけで進めてくる要素があるわけですね。とりわけそれは、人がよく通ったり、通行量の多い路線の上に集中して今出店計画が出ているわけですから、これができてしまったときの岡崎の町というんですか、交通の状況、実態がどういうようになるだろうかということについても検討されていると思うんですけれども、実際岡崎の町が岡崎市民にとって住みよい状況になるかどうか、この点について市としては、どうにもならぬという構えなのか、これに対する対応の仕方についてお聞かせ願いたいと考えているわけです。

 それから、中心市街地の問題での、先ほど開発部長から出されたんですけれども、回廊構想、つまり空間、つまり地上、地下と、空間を、そこを通るなり、そこの人の流れが必然性を持っておればいいわけですけれども、実際あそこの大型のそれぞれのショッピングのところをつなぐというだけでは、実際それに対する投資、また市民にとって、例えば歩道橋の場合でも、歩道橋よりも危険性があっても、横断歩道があれば、そこを通ってしまうという、そういうような状況があるわけですね。あそこの市街地にそういう点での、今検討されているということですけれども、それから国や県の指導のもとでということですけれども、岡崎市としてこの問題についての検討というんですか、研究はされているかどうか。先ほど、委員会を設けて云々ということだったですけれども、この計画が出されてからこれまでの間の検討の内容とこれからについて、わかっていましたら、お答え願いたいと思います。

 それから最後に、美術館、博物館の問題でありますけれども、実際これからの美術館、博物館は、どういうものをつくっていくのかと。もちろん、それに対して答申をした人たちが、ちょっと待ってくれというような形になってしまうというのか、実際市民の方からすれば、理解しにくいところなんですね。美術館、博物館のどういうものをつくるんだということでの答申をしておきながら、実際つくるとなったら、困ると。それにはやっぱり、そこを使う人たちの意見が十分反映されていないじゃないかと。

 建築家は建築家の目でつくろうと思いますし、実際岡崎の文化運動や岡崎市民の知恵が結集されてつくられたものとは違った形になると、今の美術館、あのときでも大きな問題がたくさんあったわけですね。つまり、美術館の前に日本庭園をつくるというような形で、あそこはガラスになっていましたし、それから照明の問題をとりましても、それからドアの問題をとりましても、それから排気塔までつくられているわけですけれども、そしてひどい場合は、もうできたときは、壁にずっと釘が打ってあると、掲げるように釘が打ってあると。つまり、大作が並べられるような状況をつくってほしいと思っているときに、そういう感覚で今の美術館がつくられて、それをとってもらうということがあったわけですね。

 つまり、小さな作品をかけるんじゃなくて、大きい作品がかけなければ、小さい作品はかけないと。実際そこでの美術家や、それから文化運動を本当に発展させる、美術運動を発展させる上では、それにこたえられるような施設ということを願っているわけですけれども、それと切り離れてしまうという点についてなかなか理解できないですから、その点での、どうしてそうなってしまったか、つまり切実に美術館、博物館を早くつくってほしいという市民の熱意があるわけですね。だから、それがこういう形でぎくしゃくしてしまったという問題について、再度説明していただきたいと思います。

 それから、同じことが図書館の場合、図書館も、つまり基金を積んでいって、金が余ったら、積みながら検討していくということなんですけれども、今の30万都市岡崎で、今どういう図書館を必要としているか、今の時代に、今の図書館が手狭になっていますし、あそこでの改善が限界にきていますから、つくり直さなければいかんということとともに、岡崎市全体の図書館を市民が願っている場合に、どういうような図書館行政をしていくかというようなことも含めて、内部検討がされて、そしてそのためにはどれくらいのお金、予算が要るか、そしてどれくらいの計画でこれを進めていくかという検討がされていると判断しているわけですけれども、実際ちょっと金が余ったから、これは図書館をつくるためにちょっと積んでおこうというだけの段階なのかどうか、その点での提案された中身についてお聞かせ願いたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 環境衛生部長。



◎環境衛生部長(石原明次君) 大気の汚染の改善策でございますが、これらの改善策につきましては、県のトラック協会への交通量を減らすことなどの協力依頼や、交通モラルの向上などの啓蒙を努めておるところでございます。

 また、工場等への公害防止協定に基づく規制等についての監視、指導を強化してまいりたいと考えております。

 それから、河川でございますが、額田町の大重ゴルフ場の開発について、市の対応でございますが、昨年12月に事業者より環境影響評価準備書が提出されまして、本市といたしましては、この環境影響評価準備書に対して、環境影響評価調査検討委員会、これを設置いたしまして、細部について調査検討した結果や、住民からの意見等に基づいて、水質と安定した流量の確保、それから農薬使用の指導、また工事に際しては、市及び地元関係機関との事前協議等を記載した県からの照会に対しての意見書を提出するように今進めておるところでございます。

 それから、水質浄化の市の取り組みでございますが、これは、先ほども言った施策等、合併浄化槽、三角コーナー、いろいろこういった施策をやっておりますが、やはり学習会等を通してPRしていきたいというふうに考えております。

 それから、リサイクル条例の条例化でございますが、リサイクル法が昨年施行されまして、ごみの減量化のPRをしつつ、またごみ問題を考える会等、先進地の事情等も調査いたしまして、地域収集体制及び分別収集を見直すなど、一層推進を図るために、ごみ対策について市民にアピール等を図り、細分化を定着したいというふうに考えておるわけでございまして、条例制定につきましては、今後研究させていただきたいということでございます。

 それから、事業系のごみにつきまして、抑制、またガイドラインをつくったらどうかということでございますが、これにつきましては、先日も御答弁させていただきましたが、産業廃棄物につきましては、県の分野でございます。しかし、あわせ産廃ということで処分場に入っておるわけでございますが、これにつきましての抑制等につきましては、県の施策もございまして、県は交換制度だとか、業種別ごみ減量講習会等も行っております。そうしたことから、こうした県と市と協議いたしまして、抑制に努めていきたい、策があればやっていきたいと、こういうふうに考えております。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 福祉部長。



◎福祉部長(鈴木清君) 先ほど医療費の助成のことの第2質問でございますが、先ほどもお答え申し上げましたとおり、各種の福祉医療制度につきましては、県下の各市が同一歩調をそろえていくことが望ましいと申し上げておるところでございます。各市の事情もあると思われますが、今後県等に対しましても、これらを踏まえ、要望等をしてまいりたいというふうに考えます。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 経済部長。



◎経済部長(山田銀作君) 多くの大型店が出店して、これが全部出店した暁には交通状態はどうなるかとか、また町がよくなるかという御質問でございますが、現在の大型店の進出は、幹線道路沿いに多くございまして、いわゆるロードサイド型であります。これが交通渋滞を招くことも予想され、進出前の状況と進出後についての調査も、商業診断で実施したいと考えておるわけです。

 その反面、交通渋滞で、駐車場が利用しにくいお店に対しましては、やはり消費者が買い物に来ないことも十分予想されることでして、岡崎の顔である本町、康生地区にかける駐車場対策を進めまして、中心商業地の活性化を図り、ロードサイド型の商圏の移動を進めてみたいと、そう思います。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 開発部長。



◎開発部長(加藤主計君) 回廊構想の関係でございますが、私どもが行っております事業の名前は、先ほども言いましたように、複合空間基盤施設整備計画というものでございまして、この策定委員会を設置したのは、平成3年の11月でございます。検討の内容でございますが、この康生地区と一口にいいましても、じゃ、具体的にどの範囲までを計画に取り入れるかというようなことから始めまして、現況の調査、それから“ハイコン21”の影響等、検討をしております。当然、周辺の道路の状況だとか、公共交通機関の関係、これは東岡崎駅からの連絡とか、愛知環状の中岡崎の駅からの関係とか、そういったようなものも取り入れて、幅広い検討の中で、最終的には複合空間の基盤施設をどうするかということで検討を進めているということでございます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 教育次長。



◎教育次長(大塚希夫君) 初めに、図書館の関係でございますが、調査検討委員会でそういう方々から御意見が出てから、またなぜそんなような御意見が出たかというような行き違いがあったのではないかというようなお尋ねでございますが、これにつきましては、実は62年の10月22日に美術館・博物館調査検討委員会から基本構想の答申があったわけでございます。63年の12月にこれが建設推進委員会の設置に変わったということで、その後今日まで、そういう美術協会等の方々との御意見等を求めてお聞きするというようなことに対しまして、いろいろ御意見を求めるのが欠けておったというようなことから、大枠ではその構想の中に沿ってやっておるわけでございますが、内々の細かい点に入りますと、そういうような御意見も出てきたというようなことではないかというふうに私ども感じておるわけでございますので、今後それら十分御意見を体しまして、意見を聴取してまいりたいと、そんなふうに考えております。

 なお、図書館につきましては、どういうような図書館をつくっていくかというようなことでございますが、先ほど申し上げましたように、西三河の中核都市としてふさわしいということで現在考えておるわけでありますが、具体的と申しますか、私の方が考えておりますのは、大まかでありますが、住民に開かれた図書館、生涯学習の拠点として、21世紀を展望した情報化、国際化に対応が可能な、AV関係などを含めたニューメディア時代にふさわしい図書館というような考え方を大まかでは持っておるわけですが、これらにつきましては、何にいたしましても、図書館建設には相当な費用もかかりますので、来年度から積み立てをお願いしたわけでございまして、今後基本構想策定の中で詳細に決めてまいりたい、そんなふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 16番 大久保 正君。



◆16番(大久保正君) 福祉部長が言われましたこうした福祉行政について、同一歩調が望ましいというのが岡崎の方針だと。だったら、老人性白内障に対する助成制度は、どういう見地で県下よりも早く、いち早く実行されたか。その点についての方針が一貫してないじゃないかと思うんですけれども、その点での、あれはあれ、これはこれということじゃないと考えているんですけれども、その点の見解をお聞かせ願いたいと思います。

 それから、大型店の出店の状況なんですけれども、ことしの1月に奈良県に出店したアメリカのおもちゃスーパートイザらス橿原店、警察が迂回路の新設を指導していたんです。だけど、それを無視して、ブッシュ大統領の来店に間に合わせるということで開店し、路線バスが軒並みに1時間以上もおくれる大渋滞を招いてしまったというようなことが起こっているわけです。

 だから、そういう点で、岡崎市の場合も、これからのまちづくりをする上で、このような混乱が起きないというような万全の対策とか指導を調整していく必要があると考えているわけです。その面で、これからも住民、岡崎市民の住みやすい町、本当に車に乗っていっても、全く動かなくて、困ってしまうし、車がない人にとっては買い物も行けない、近くの小売店が次々となくなっていって、小売店をやっている人が、本当にお年をとられて、やめたくても、近所の人から頼まれて、店も閉めることができないというような事態、岡崎の町が大きく変わってきていると思うんです。

 そういう点で、ぜひともこれらの動きに対応して、結局できてから後、調査して、こうだったじゃなくて、できるだけ予測、予想される混乱を未然に防ぐための取り組みが求められていると思いますもので、その点でぜひ頑張っていっていただきたいと思います。

 それから、美術館、博物館につきましてはぜひとも、前の岡崎の美術館、これはまだ美術館があるのは県クラスで、岡崎市が率先してつくったという点ですばらしいと思うんです。しかし、そのときに、みんなが知恵を出し合って、こういう美術館をというのが変わってしまったら、担当者が、部長もかわり、課長もかわったら、もうそんな状況はわからないというような形で、結局できてしまって、できてから対応といっても、ああした建物は動かしようがないという問題にぶつかってしまうわけですね。ぜひともそういう点で、同じ轍を繰り返さないようにお願いしたい。

 そういう面で、今検討委員会から建設委員会に切りかわった。じゃ、その建設委員会は、そういう面で専門家を集めて、実際それにふさわしい、対応できるような構成になっているかどうかという点について非常に疑問を持っているわけです。つまり、それは隠れみので、民主的にやっているよというだけのもので、実際は特定の、建築はだれ、収蔵庫はだれというような形で、実際そこでの中身は違っていると思うんですね。

 そういう面で、美術館や博物館、その他の点について、行政ですから、民主的にやっていたら魅力がなくなってしまうという意見もありますし、逆に先日の中日に出ていた三重県の県立美術博物館長の「トーク東海」の言葉をとってみる。しかし、そういう点で、きちっとした哲学を持って、つまりどういう美術館や博物館が岡崎市に必要なんだと。つまり、今岡崎、どこでもあるような建物にならないように、ぜひこの教訓を生かして取り組んでいただきたいと要望します。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 福祉部長。



◎福祉部長(鈴木清君) 白内障の問題につきましては、大久保議員さんもよく御承知だと思います。私が説明するまでもないと思いますが、これは、保険適用がなかったということと、それから市の議会で請願が採択されたと。そして、6月で採択されたということもあり、市民からの要望もあったということで、またもう一つは、県の動きもございましたので、そういう意味で、三者一体といいますか、いろんな面で、これは市の方も保険適用になるまでにということでやった施策でございますので、御了解をいただきたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 以上をもって、代表質問は終結いたしました。

 本日の議事日程を終了いたしましたので、明6日午前10時再開することとし、本日はこれにて散会いたします。

             午後2時5分散会

 地方自治法第 123条第2項の規定により、ここに署名する。

         議長   岡村秀夫

         署名者  柴田元良

         署名者  成田栄治