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愛知県 岡崎市

平成 3年 12月 定例会 12月09日−28号




平成 3年 12月 定例会 − 12月09日−28号







平成 3年 12月 定例会



             午前10時2分開議



○議長(岡村秀夫君) 出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから会議を開きます。

 本日出席を求めた理事者は、市長初め関係職員であります。

 なお、本日の議事日程は、お手元に配付の印刷物により御承知願います。

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○議長(岡村秀夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、16番 大久保 正君、25番 三島栄太郎君の御両名を指名いたします。

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△鳥山満議員の質問



○議長(岡村秀夫君) 日程第2、一般質問を行います。

 あらかじめ定めた順序に従い、質問を許します。27番 鳥山 満君。

     (27番 鳥山 満君 登壇)



◆27番(鳥山満君) 議長のお許しを得まして、12月議会トップバッターとして質問をさせていただきます。

 第1質問は、お城への景観についてでございます。

 本市は、来年の家康生誕 450周年記念に向けて数々のイベントが計画され、観光客誘致を図り、岡崎の名を大いに高めようとされているところでございます。家康にまつわる歴史的、文化的遺産が再評価されようとしております。通告いたしました大樹寺山門より岡崎城を望む歴史的景観保持にいささか危惧を抱き、質問させていただきます。

 岡崎市は、他市にその例を余り見ない都市景観環境条例が制定されております。この条例、または都市景観環境審議会の御努力により、山門より何とか建築物の狭い空間からお城を望むことができますが、この景観をいつまでも保ち得るや否や、心配をいたしております。

 今までに建築主に御理解をいただいて計画変更をいただいた例もあるやに聞いておりますが、本年制定されました建築指導要綱では、何ともならないマンション建築に見られるように、外部資本により土地の取得がなされ、建築計画が出されてからでは既に遅く、計画そのものが事前に規制できるものかどうか、お答えをいただきたいと思います。

 2番目の質問でございます。教育は、し過ぎることのない投資であると、さきの議会でも先輩議員が申されました。効果は遅いけれども、継続的な重要な施策であるべきであります。それゆえに、その方向を間違わないように注意が肝要であります。幅広く、多岐にわたる教育行政の、特に難しいと思われます非行について考えてみたいと思います。

 難しく、また陰に隠れた仕事であり、表にあらわれ、人々の関心を呼ぶようなときは、いささか問題のあるようなときでございます。この仕事に携わる多くの人々の御苦労を思い、この場をかりて御礼を申し上げるところであります。

 11月23日、これは勤労感謝の日でございますが、朝刊を広げ、心を痛めたお方も多くおいでのことではないでしょうか。三河スケ番連合、いわゆるスケ連を含む非行グループの一斉検挙の大きな見出しであります。14歳から19歳までの男子 187名、女子 108名であります。本人の御家族や直接担当されてみえたことのある先生方はもちろん、非行から少年少女を守り、転落防止に心を配っておられ、補導等に御奉仕いただく多くの人々が、もしやあの子ではないかと、胸を締めつけられる思いで新聞を読み返されたことだろうと思います。

 無職少年少女が暴走族と非行グループに多いわけでありますが、彼らは、暴力団員の予備軍であり、その何人かは犯罪者としての道を既に歩き始めているわけでございます。小中学生では、まだそこまでの問題児は少ないでありましょうが、校内暴力、登校拒否等々、早くその対策、手段を講じなければならないと思います。

 非行という言葉に含めてしまってはお気の毒なんですが、登校拒否の子供さんには、特に本人も苦しみながらのケースが多いので、親身な相談を必要とするわけであり、登校拒否の子供さんに格別神経細やかな子供さんが多く見られます。早く明るい、子供らしい、積極的な、本来の子供に返っていただきたく思います。

 一斉検挙の新聞報道を機に、当市の現況及びその指導方法、方針について御報告をいただきたいと思います。

 第3質問に入ります。さきに通告させていただきましたJR岡崎駅周辺整備につきましては、通告文がいささか抽象的であり、お答えにくい点があったかもしれませんが、何とか御理解をいただき、できるだけ的確な御回答をいただくことを希望いたします。

 JR岡崎駅周辺整備の必要性及び重要性につきましては、さきの6月議会におきまして質問をいたしておりますので、ここでは省略いたしまして、まず第1に、国鉄清算事業団所有地の状況について質問いたします。

 昭和62年4月におきまして国鉄に大改革が行われましたことにより、国鉄清算事業団が発足し、国鉄の長期債務やその他の債務の償還を行うために、国鉄の遊休地やその他の資産の処分を行っていると聞いておるわけでございますが、平成3年度における資産処分の年間処分目標は1兆 5,000億円となっておりますが、9月の時点では年間処分目標の処分は可能性が薄くなったと新聞報道がなされておりますが、つい昨日の新聞報道では、これが半分程度となっております。

 また、平成3年10月の新聞記事によりますと、随意契約による処分の対象を拡大し、民間の公益事業者も対象とすることができることが決まったとなっております。また、地方公共団体等が随意契約による場合においては、利用目的や利用規制の緩和も行われ、土地の取得がしやすくなったと報じております。6月の議会において都市施設部長の回答によると、駅西土地区画整理区域内の県道岡崎刈谷線より南に約 100メートル付近の約 1,500平方メートルにおいては、平成2年11月に都市計画道路として都市計画決定を行うことについて協議済みとのことでございますが、その後この用地取得に関する進展があったかどうかをお伺いいたします。

 また、駅西広場に隣接する約 3,000平方メートルの事業団所有地におきましては、駐車・駐輪場等の利用も含め研究中とのことでございましたが、その後の取得についての進展があったかどうかをお伺いいたします。

 また、駅東地区約 7,000平方メートルの事業団所有地についても、今後の駅東地区のまちづくりにどのような構想をもって対応されるのか、お伺いをいたします。

 次に、開発事業の積極的な推進についてでございますが、岡崎駅東地区におきまして、まちづくりの基礎となる土地区画整理事業が認可されたことは、昭和39年話が持ち上がった時点より長年の夢であり、関係者の皆さん、市当局並びに関係省庁の御理解と努力のたまものであり、感謝をいたしております。

 ところで、まちづくりとは、土地区画整理事業を契機に単に建築物を建てかえるだけでなく、土地全体を考え、機能分類された土地利用計画を行い、商店街における高度な商業集積を図るとともに、再開発事業等によるビルドアップ、多機能をあわせ持つ施設と、JR岡崎駅周辺にふさわしいまちづくりを進めることが大切であろうと思われます。もちろんまちづくりは、行政が行う部分と民間で行う部分があることは理解をしますが、官民一体となってまちづくりを進めることが成功への道であろうと思います。JR岡崎駅周辺のまちづくりを全体像としてどのようにお考えかをお答えいただきたいと思います。

 また、森永跡地の利用方法、大規模な民有地の利用方法及び活用はどのようにお考えか。また、機能分類された土地利用計画を図るための換地はどのようであるかをお答えいただきたいと思います。

 次に、JR岡崎駅南部地域の都市基盤整備と開発についてお伺いいたします。平成4年度より三大都市圏の特定都市においては、生産緑地法及び税制改正により、生産緑地以外の農地は宅地並み課税となります。占部川左岸地区の土地区画整理は、多くの農地を含んでおり、早急に整備を行う必要があると思われますので、進捗状況、認可予定等をお伺いしたいと思います。

 また、この地区は、台風シーズンには常に浸水に見舞われております。さきの台風で多大の浸水家屋を出した福岡地区の被害状況も含め、被害の状況をお知らせいただきたいと思います。

 また、その源であります砂川対策についてお答えをいただきたいと思います。

 また、駅東土地区画整理区域の南側に接する針崎、若松地区は、住宅密集地であるとともに、道路、公園等が未整備であり、どのような整備構想をお持ちであるか、お伺いいたしまして、第1回の質問とさせていただきます。

     (27番 鳥山 満君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 開発部長。



◎開発部長(加藤主計君) 最初の大樹寺山門から岡崎城を見通す景観保持についてのお答えをいたします。

 市の条例で建築物や工作物の高さを規制するということは、非常に難しい問題でございます。現在建築物や工作物は、建築基準法や風致地区の指定などで、用途や高さなど、さまざまな基準が決められてございます。それぞれの地域は都市計画で定めてございまして、その場所その場所で具体的な基準数値を定めて規制をしておるというものでございます。

 御質問のように、大樹寺から岡崎城までの、距離にいたしまして約3キロメートルございますが、こういう長い範囲で、地形も高低差がございます。それから、用途地域にいたしましても、住居地域、準工業地域、近隣商業地域、商業地域というように、それぞれ指定しておるわけでございまして、これらを一括して規制するということは、技術的にも大変難しいことでございます。都市景観環境条例を制定する前からこれらの方法について検討を重ねてまいりましたが、現在までのところ、非常に難しいということでございます。

 現在は、この関係につきましては、建築の確認申請のときに、大樹寺から岡崎城までの線上につきましては、高低測量図や地形図によりまして、高さ等を確認して、眺望の確保に努めておるところでございます。

 それで、事前にというお話でございますが、先ほど言われましたように中高層建築物指導要綱というのが、これは事前に手続することになっておりますので、この指導要綱によりまして事前協議をし、その眺望の確保に努めておるというのが現状でございます。今後とも、現在の眺望を保存するために、建築主の方には理解と協力をお願いし、また全市的には市民意識の高揚を図ってまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 教育委員会指導部長。



◎教育委員会指導部長(岩月健君) 2番目の非行児童、生徒の指導について、御質問にお答えしたいと思います。

 これらの問題を持つ子供たちの行動でございますが、PTAや学区の皆さんの御協力を大変いただいておりまして、岡崎署の統計によりますと、昭和63年をピークに鎮静化しているというふうに数字が上がっておるのが現況でございます。

 また、校内暴力につきましても、平成元年からは小中学校からの報告を受けておりません。これらは、学校だけの努力ではないというふうにとらえておるわけでありまして、今市内の状況は落ちついているというふうに考えております。

 次に、登校拒否についてでございますが、これにつきましては、全国的に増加の傾向にありまして、本市におきましても例外ではないということであります。学校嫌いということで基本調査を文部省が行っておりますが、それらの統計を見ましても、パーセントは上がっているのが現況であります。

 本市としましては、ハートピア岡崎を開設したり、あるいは心の電話というような相談活動をしたり、あるいは昨年から登校拒否対策推進協議会というようなものを設けまして、現場と直結した指導に当たっているというのが現状でございます。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 企画調整部長。



◎企画調整部長(松林正八郎君) 3番のJR岡崎駅周辺整備の中で、 (1)の清算事業団用地の問題でございます。議員いろいろ御指摘がございましたように、駅西地域におきましては、大きなもので約 3,700平米というものが駅の広場に至近のところにあるわけでございます。そのほか、昔、国鉄時代の転車台と申しますか、これは区画整理道路が入るところでありまして、これらの用地につきまして、ほぼ清算事業団と市側と買い入れの話し合いが調ってきておるという状況であります。ただし、非常に金額も張るというようなこともございまして、今現在、価格につきまして折衝中ということでございます。

 また、この利用につきまして、大きな方の 3,700平米の方でございますけれども、ただいま申し上げましたように、非常に高価な土地になるだろうというように思うわけでございます。したがいまして、利用の目的等でございます。当面の一つの利用目的というようなことを考えますと、駅西に自転車が散乱するような状況であるわけでございます。当面はそうしたものを収容する必要があろうというように思うわけでございますが、特に長期的な考え方の中では、この土地も効率的な利用をする必要があろうというように思うわけでございます。

 駅東の土地でございますけれども、これが約 7,200平米、これにつきましても、やはり清算事業団と取得について話し合いに入っておるわけでございますけれども、この駅東、やはり町の中に限りのある用地でございます。今議員御指摘のように、まちづくりに何とかこれが利用できたらというようには思うわけでございますけれども、これにつきましてはJR側も一部利用したいという申し出もございます。また、愛知環状鉄道が今東海道本線上りを 370メートルぐらい供用しておるわけでございますけれども、これにも部分的にはあてがわざるを得ないというような状況があるわけでございます。

 したがいまして、市といたしましても、極力この取得に積極的に入っていきたいというように思っておるわけでございまして、今後そうした中で、やはり駅周辺におけるところのまちづくりの一助として、あるいはこの近辺では、南部公会堂も従前あったわけでございますけれども、これらは土地面積で申しますと、 400坪強というような状況の中では、今こうした取得によりまして、この地域におけるところの拠点づくりに資したらいいではないかなと、そのように思っておる次第でございます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 都市施設部長。



◎都市施設部長(柏木清次君)  (2)の開発事業の積極的な推進についてお答えいたします。

 まちづくりの全体像との御質問でございますが、土地区画整理事業による街路、区画道路、公園、広場等の都市施設の基盤整備と建築物が一体となって、JR岡崎駅周辺のまちづくりが形成されることが理想的でございます。建築物については、主に換地を受けた民地での活用であり、当然のことでございますが、大規模な民有地を含め、権利者の創意工夫が全体となるわけでございます。土地区画整理事業による換地計画につきましては、照応の原則というものがございまして、位置、地積、土質、水利、利用状況、環境等が総合的に照応しているかどうかが求められて、再開発事業等による集約換地やら合併換地を行う場合、権利者同士の御理解が必要となるわけでございますので、権利者間で調整が必要となるわけでございます。

 また、まちづくりの中の行政の役目としての森永の跡地の活用はどのようかとのことでございますが、地域の活性化を含め、多機能であり、複合的な施設の建設を研究中でございます。

 次に、3番目のJR岡崎駅南部地区の開発についてでございますが、占部川左岸の区画整理事業は、平成元年度で基本構想をつくり、これにより関係者には区画整理の説明会を開催し、平成2年度では関係機関との計画協議をしながら、現況及び地区界の測量と関係する地権者の調査を行っておりました。今年度におきましては、基本となります事業計画案の作成を進めているところでございます。今後は、計画協議での問題点を詰めながら、また関係者の理解と協力を得ながら、事業化に向かって努力してまいりたいと考えております。

 それから次に、岡崎駅東土地区画整理事業につきましては、平成3年1月に認可を受けて、事業における総合相談所を開設して、広く関係者の御意見と御要望等をお聞きし、それをできる限り反映すべく、換地設計に取り組んでいるところでございます。市におきましては、当面この事業を全力で推進していくところでございまして、御指摘の地域につきましては、まず地元関係者の合意形成が一番大切なことでありまして、市は計画推進には努力させていただきますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 建設部長。



◎建設部長(矢野孝君) 3番、 (3)のJR岡崎駅南部地域の開発の中で、浸水対策についてでございますが、さきの台風17号では、砂川水系におきまして、若松町字川向地区の砂川周辺で家屋の床上浸水が18件と、それから福岡町字荒追地区におきましては、25件の床下浸水が発生しております。この地区の浸水対策でございますが、これは、砂川の改修を進めることが最も効果的なわけでございますが、これが県道岡崎幸田線より上流の 730メートルにつきましては、準用河川として昭和55年にいち早く改修をいたしました。下流の広田川までの 3.4キロメートルの1級河川の県管理区間につきましては、昭和57年までに上流部の 1.4キロメートルが、橋梁部を除き改修をされました以後は、最下流に計画されております遊水地が地元の関係者の御同意がいただけませんということで、築造することができずに来ております。そのために、残る区間の改修を行うことができないまま経過してきておりますが、今後県に協力をいたしまして、関係者の御理解をいただいて、改修を進めることができますよう、協力してまいりたいと考えております。

 それから、先日の提案説明で市長が申されました浸水地域に対する保水効果のあります農地といたしまして、当地域周辺の生産緑地への指定外農地に対しましても助成措置の対象として、浸水を緩和することの効果について検討をいたしているところでございます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 27番 鳥山 満君。



◆27番(鳥山満君) ただいまの説明の中で、まず針崎、若松地区の整備構想の方は、ちょっと抜けておるかなというような気がいたしますが、第2質問の方に入らせていただきます。

 まず、お城の景観の件でございます。建物規制をやっていただきたいのは重々なんですが、なかなか難しいとのお話でございます。あそこに立って眺めておりましても、電線ケーブル等が、お城を眺めるについて邪魔になっておりますが、そういうものをあの区域だけ地下へ入れますとか、そういう狭いながらもすかっとした空間をつくるというようなお考えはなかろうかと、ちょっとお伺いするわけです。

 見ておりましても、観光に見えました皆さんが山門に立って、中で説明があったんでしょうね。手をかざしてお城を眺めてみえますが、どこだかわからないというような状況で、また中へ入っていってしまわれますが、そういうすっきりした空間を、せっかく前が立派に石畳で新装なりましたその誠意とともに、岡崎市の文化遺産への積極的な姿勢を観光客の方にもぜひ示していただきたいなと思うわけでございます。

 この件については、この12月議会の冒頭の市長の提案説明にありましたそれぞれの地域の物語を強調したまちづくりと、そんなような中にもひとつ入るんじゃないかなというような気がいたしております。

 非行の件でございますが、非行問題に携わります先生方は、もちろんそれぞれ専門分野をお持ちで、それ以外の担当ということで、本当に御苦労さまでございますが、それ以外に、PTA関係ですとか補導員等、本当に多くのボランティアに支えられての先ほどの減少傾向、鎮静化というような答えになっておろうかと思うわけでございます。もちろん、優秀な子供さんの芽をどんどん伸ばす英才教育も必要でございます。だが、行政としては、全体のレベルアップを図り、落ちこぼれをなくす、地道な行政努力が必要かと思うわけでございます。

 市内にそういうボランティアの団体、奉仕の方々が、どういう団体が何人ぐらいお見えかというようなことも、この鎮静化とか、そういういい方向に向かっておる際、ここで知っておき、またそれなりの対応、感謝の対応も必要かと思います。そんなのがもしわかりましたら、教えていただきたいなと思います。

 駅東の開発に関係いたしましては、いわゆる再開発事業が成功するか否かが、駅東の区画整理の成功に関して大きく左右されるものと思います。先進地であります宝塚市へ参りまして、清風クラブとして視察に参りまして、逆瀬川地区の再開発地区を見させていただきましたが、宝塚市で拝見いたしましたその再開発事業に係る初めから完成までのビデオが非常に参考になりました。ああいうビデオを使って、地元の方々の意識を高め、認識を深めていただいて、再開発事業、駅東区画整理の成功へと持っていっていただけたらなと思います。

 JR駅周辺に関しましては、第2、第3質問もございますが、たくさんありますので、またの機会にまとめてやらせていただくということで、第2質問を終わります。よろしくお願いします。



○議長(岡村秀夫君) 開発部長。



◎開発部長(加藤主計君) 最初の景観の関係でございますが、確かに電線ケーブル等、議員の言われるように、景観の阻害要素ということで、私も同感でございます。

 ただ、この電線ケーブルの地中化という問題になりますと、これは歩道のついている道路でないと難しいというふうに聞いております。ただ、これは、関係の地区の皆さんが相互に協力いたしまして、少しでも整備しようということになりますと、ただいま議員が言われましたように、都市景観環境条例の景観環境という位置づけを行いまして、地区の皆さんと行政が一緒になって、少しでもいい方法を見つけて進んでいけたらいいなというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 教育委員会指導部長。



◎教育委員会指導部長(岩月健君) 子供たちを指導していただいておるいろいろな立場の方と私ども学校との関係ということでございますが、具体的な数、あるいは正確な団体の名前ということにつきましては、私ども直接の担当でございませんが、学区諸団体というようなことで、学校側では常に接触を保っておりまして、民生委員、児童委員の方、あるいは保護司の方、あるいは学区の補導員の方、そういった方々との連携を保って、子供の育成に当たっているわけであります。

 なお、PTAの生活指導部というようなものもございまして、愛護センターの先生方とタイアップしながら、常時繁華街の補導に出ておったり、あるいは夏休み、冬休みに補導をいただいておるというのが現状であります。

 なお、子供たち、学校で落ちこぼれ等、どのように考え、あるいは指導していくかということでありますが、一番大事なことは、わかる授業を子供たちに受けてもらう、こういうことではないかということで、研究等もいたしておりますし、正規のクラブ活動、あるいは部活動、そういったところで子供たちが楽しく学校に学べる、そういう環境をつくりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 都市施設部長。



◎都市施設部長(柏木清次君) 最後の御質問に対してのお答えでございますが、先ほど申し上げたのは、駅周辺地区の区画整理につきましては、駅東も西も、それから先ほど御指摘の針崎、若松地区、全地域を都市計画決定して、事業を進めてきたわけでございます。その中で、西が先に事業認可を取り、また東も事業認可を取ったわけでございますが、東と同時に、針崎地区につきましても、事業を進めるべく努力をいたしましたが、地元の了解が得られませんで、その地区につきましては、事業認可を外して、将来のまとまり、地元の御理解が得られれば、事業を進めるよう準備はしておるわけでございますので、この針崎、若松地区につきましても、地元の御了解が得られれば、今後計画を立てて、事業を推進してまいりたいというふうに考えておりますので、御理解を願いたいと思います。

 また、東地区の再開発の問題でございますが、この再開発というものにつきましても、議員御案内のとおりに、権利者の総意と皆様の御協力ができませんと進めないわけでございますので、こういった再開発事業ということのPRについても、今後いろんな面におきまして、区画整理事業及び再開発事業、そういったもののPRに努めてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) おおむねお答えさせていただいたと思うわけでございますが、私からも若干鳥山議員さんにお答えをさせていただくわけでございます。

 特に御指摘を賜りました大樹寺山門からの岡崎城の鳥瞰というのは、私も全く議員さんと同一の感覚でございまして、都市景観環境条例の設置の一つの景観的な要素の最大の目的というのはここにあったわけでございます。ただ、各種の法律との兼ね合い等もございまして、文章的には非常にわかりにくい表現にはなっておりますが、特に御理解のとおり、来年は 450年祭ということもございますし、多くこの町に対するところの視点も集まりつつあるわけでございまして、我々も再度、これらの景観環境条例、あるいは指導要綱、こういうことに対しましても、また議会の皆さん方の御見識を賜りながら、ひとつ具体的な方途ができるものなら、具体的な方途に対しまして十分ひとつ措置をさせていただきたいという方向性のみを申し上げたいと思うわけでございます。

 これらが高級法、上級法と我々の条例との差というものが余りにも大き過ぎるということが一つの焦点になっておることも事実でございます。しかし、それを是認してしまって進まざるということよりも、一歩でも前進する、こういう方法を今後とも模索してまいりたいと思いますので、いろいろひとつ御指導も賜っておきたいと思うわけでございます。

 一番最後の、特にJRの岡崎駅周辺の関係というのは、非常に私どもは、難しいという言葉よりも、大きな問題であるわけでございまして、恐らく一番大きな問題というのは、ここに一つの行政の中心的な発想を持ち込まざるを得ないという時期をまさに迎えておるわけでございます。

 ただ、御考察のとおり、執行いたします関係におきましては、土地区画整理法、あるいは再開発法、おのおのの法の2体系があるわけでございまして、現在進んでおりますのは、公式には区画整理法の関係で進んでおるわけでございます。しかし私は、これをあえて、当初計画から二つの法令を地域的に分割して施行するところ、あるいはこれを上乗せしているところ、いろいろなケースがあるわけでございますが、本市は、現況の方向といたしましては、公式には区画整理法の関係でもちましてここを進んでおるということは、御認識のとおりであるわけでございます。

 しかし、これらを考えますときに、何と申し上げましても、私は常に申し上げますところの副都心的な発想じゃなくて、多核都市的な発想、これがいわゆる将来のJR岡崎駅周辺に対します大きな課題である。その発想の原点というのは、やはり副都心的な発想というのは、メーン施設がAという地点にある、サブ施設が、申し上げるならば第2のところであるここへ行くというのが副都心的な発想でございますが、私はむしろ、全市的な方々も、ある分野におきまして、全部が集まって利用していただけるような施設を基本的に考えるというのが、多核都市構想の基本であるわけでございます。

 そうしますと、一方物理的要素というんですか、こういうことにつきましては、現在御承認を賜っておりますところの区画整理方式、これを前提としてやるしか方法がないわけでございますが、将来構想を考えますときに、当然公がここに対しますところの多核都市のメーン施設、あるいはこれに関連する駅施設、こういうことに対しましては、今後ともどもに議会の皆さん方と御協議を申し上げながら、住民御理解を一層深めながら、将来に対しましてできるだけ希望の持てる構想というものを検索してまいりたい、こういう方向を申し上げまして、私からの御答弁にかえさせていただく次第でございます。



○議長(岡村秀夫君) 鳥山議員の第1回の質問の中での若松、針崎地区におけるところの公園が少ないが、整備についてどのように考えておるか、この質問について答弁漏れです。答弁をお願いします。

 都市施設部長。



◎都市施設部長(柏木清次君) 若松、針崎地区につきまして、先ほど申し上げた地域の計画はまだされておりませんので、それについて今後理解を得られれば、計画をさせていただきたいというふうに考えております。



○議長(岡村秀夫君) 27番 鳥山 満君。



◆27番(鳥山満君) ありがとうございました。若松、針崎地区は、先ほどもお答えいただきましたので、理解をいたしました。

 また大樹寺の景観に入りますが、ただいまのお答えにもあります地域の方の理解があれば、電線ケーブル等は何とかならないかなという、今の私自身の感触でございますが、この地域は、本当に記録の上での歴史的な景観といいますか、そういうものはいささか乏しいかと思いますが、山門に立って、駿府にあるじが幽閉されておる、それを待ち望んだ家臣どもが山門に立って団結を誓い合った、そんな場所でも、眺めた景観でもありましょうし、また望みかなってあるじが帰城した折には、大樹寺の僧兵どもが城を眺めて涙でお城がにじんだ、そんな景観でもありましょうし、大事な景観だと思いますので、ひとつ最善の御努力をお願いいたしまして、私の質問を終わります。



○議長(岡村秀夫君) 暫時、休憩いたします。

             午前10時54分休憩

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△鈴木雅美議員の質問

             午前11時2分再開



○議長(岡村秀夫君) 休憩前に引き続き、一般質問を行います。

 10番 鈴木雅美君。

     (10番 鈴木雅美君 登壇)



◆10番(鈴木雅美君) 議長のお許しをいただきまして、第1回目の質問をさせていただきます。

 今年度、市民ロビーが大幅に広がり、また同時に、ソファーも数多く設置されたばかりか、お茶の無料サービスも始まり、これまで行われてきた雑誌、図書コーナー、そして自動販売機による物の販売とあわせ、市民ロビーへのサービスが格段に向上いたしました。このようなことは高く評価するところであります。このような改善が図られたことは、我が市においては市長初め理事者の皆さんが、いわゆる役人根性を廃し、みずからの職業をサービス業と位置づけているあかしであると確信するところでありますが、現在のところ、市民ロビーの活用と今後の計画をあわせ、そのあたりをちょっと確認させていただきたいと思います。私の考えでは、市民ロビーこそ市役所の中でただ1カ所、特別用事がなくても訪れることができる場所であり、ここに市民がどれだけ集まるかが、ある意味においては行政が市民にどれだけ受け入れられているか、その割合を知るバロメーターではないかと思うわけであります。

 そこで、市民から愛される市民ロビー創造のための方法の一つとして、図書館のネットワークシステムを活用し、市民ロビーで図書館の蔵書の貸し出し、また返却の受け付けができるようになったらよいと思うわけであります。最近は自動の貸し出し返却装置も開発されていますし、これらを研究していけば存外人手もかけずに簡単に実行できるのではないかと考えるわけです。

 また、ほかにも市民ロビーの活用が考えられるわけです。本市はテレトピアの指定を受けているわけでもあり、この趣旨を多くの市民の方に御理解いただく意味からも、現在ちまたをにぎわせている割にはなかなかお目めにかかることができない、ハイビジョンテレビの設置をするのもおもしろいのではないかと思うわけであります。

 今月の4日からきのうまで、名古屋市総合体育館第2競技場等レインボーホールを使って、ハイビジョンワンダーランドと銘打ったハイビジョン推進のイベントが開催されたわけでありますが、ちなみにきょうは岡村孝子さんのコンサートがそこであります。このレインボーホールでハイビジョンのイベントが開催されまして、私も研究のために出かけてまいったわけなんですけれども、11月25日よりハイビジョンの試験放送も始まり、現在は1日8時間の試験放送がされています。今後、本市においても、例えば美術館、博物館構想の中において取り入れたりとか、ハイビジョンに対する取り組みも必要になるかと思います。「習うよりなれよ」の言葉どおり、次世代のテレビの活用の方法も、現物が目の前にあればいろいろと研究できるんじゃないかと思いますし、これについての御意見をお聞かせください。

 特別用事がなくても尋ねたくなる市役所がよい市役所で、よい市民ロビーの創造を目指し、さらに市民ロビーの充実を図っていただきたいと思います。市民ロビーを一方的に市の情報を提供する場としてだけでなく、ここを日常的に市民ニーズを酌み取る場、それが可能な場、つまり市民からの情報の接点と、情報というのは双方性があるところに本当の意味があるわけですから、情報の最前線としての位置づけが必要だと思いますが、いかがなものでございましょうか、御意見をお聞かせください。

 次に、視聴覚センターの建設と新しい情報機器の活用の哲学についてお尋ねします。

 今なぜこのテーマを取り上げたかといいますと、この間のことになりますが、海外視察で得た新しい情報を皆さんにお伝えしたいと思いまして、視聴覚ライブラリーの機械を使わせていただき、ビデオの編集をしたわけです。編集したビデオはこの間の報告会のときに上映させていただきまして、皆さんにごらんいただきまして、ありがとうございました。残念ながら市長さんには御多忙のようで、見ていただけなかったので、私、ビデオの出前もいたしておりますので、いつでもお伺いして上映させていただきますので。その編集をしているときのことですけれども、ユーマチックの機械が調子が悪かったんです。どうやってもノイズが入って、これが消せないわけです。それで時間をむだにされたわけで、これは僕がそうなったんじゃなくて、教材用のビデオを制作してみえた先生方がそうなったわけです。学校が終わってから教材づくりを自主的にやってみえるわけで、残業もつかないのに頑張ってみえるわけでわけであります。私はそれを見ていまして、時間をむだにしてしまったと、落語みたいなことをやっちゃったわけですけれども、見てたわけです。

 こういう先生方の熱心はむだにしてはいけないわけで、ことしもたしかビデオ作品で文部大臣賞か何か受賞してみえると思いますし、毎年何かの賞を受賞してみえるわけですから、実力があるわけです。これをもっと育てる必要があるわけでして、とりあえず視聴覚ライブラリーの機材を充実を図っていだたきたいし、その点についてどのように考えてこれを進めていく予定か、お答えをお願いいたします。

 次に、視聴覚センターについてですが、たしか数年前にはいろいろなセンターをつくったらどうかと、ライブラリーではなくセンターにしてはどうかという話は聞いていたんですけれども、そのときは非常にいいことを考えるなということで、僕も評価していまして、ところが最近はとんとその話は聞こえなくなったわけです。しかし、視聴覚センターの建設については、計画のあるなしにかかわらず、私は当然必要であり、なければならない施設であると思っています。それを前提にお話をさせていだたきます。

 考えるに、視聴覚センターといえば、人口何万人に1館とか、そんなような形で、図書館と同じような位置づけが必要だと私は思うわけです。これからの時代に必要不可欠な施設と私は認識しているんですが、この認識はどうなんでしょう。この点についてお答えをいただきたいと思います。

 また、視聴覚センターの果たす役割というのを考えてみますと、例えば言語の習得は国際化において必要なものですけれども、そう簡単にたくさんの言語を習得できることは不可能でして、その意味においては、視聴覚表現というものは国際社会で有効なコミニケーションの手段になると思うわけであります。その国際化社会への対応とか、また生涯教育への対応とか、自己のアイデンティティーを確立するのに地域の文化の認識ということが重要なわけですが、地域の文化の教材化など、結構いろんな役割が視聴覚センターでは考えられるわけでして、そのあたりの点についてどういうような認識を持ってみえるか、御意見をいだたきたいと思います。

 新しい時代を創造していくのに、人材の育成は最も重要なもので、これは鳥山議員も言ってみえたんですけれども、それと同じことで、視聴覚センターはとっくの昔に完成していて何の不思議もないと私は思うんです。予算の執行というのは、限られた財布の中でどういうふうに金を使っていくかということでありますので、こういうことになっているということは、恐らく市長のように新しいことに対して果敢に挑戦して、アイデア豊富であるという人物ですから、この点については、このところ静かにしているということは不気味なことでして、何かすごいことを考えてみえないかと推察するわけです。視聴覚センターの建設を含めて、これら新しい情報機器の活用について何かおもしろいこと、すごいことを市長が考えてみえるのか、そのあたりのことを一端を披瀝していただきたいなと思うわけであります。

 次は、在日外国人、日系外国人への行政の対応と姉妹都市を通しての国際交流についてお伺いいたします。

 国の方では、法務省が2年内をめどに、すべての在日外国人の指紋押捺を廃止するということを打ち出しました。在日韓国人だけの限定でないことに驚きを覚えたわけで、これはいい方に驚きを覚えたわけです。何はともかく、これまで地方自治体を悩ませ続けてきた問題も一つ解決のめどが立ったわけです。在日外国人と一口に言っても多くの国の方が見えるわけです。中には三世代続けて日本に生まれて育ったというような方も見えますし、これらの方々は国籍こそ違え、私たち同様、市民としての義務は十分果たしてみえるわけです。しかし、このような方たちは、国政はおろか、地方政治においても参政権を持ってみえないわけです。

 私は、国政と地方政治とは大きく性格を異にしていると思いますし、国政に対しての参政権については慎重であるべきと信じますが、地方政治まで含めているということについては疑問を感じているわけです。そのあたりの問題解決について、私たち地方の政治にかかわる人間ももっと研究していく必要があるわけですし、またやらなければならないと確信するわけです。今後の流れとして、地方政治に限定した参政権、このようなものが存外近い将来に、これは実現すると私は予測しているわけで、そのときになってあたふたしないようにするためにも、これらの方々の接点を今から用意しておく必要があると思っているわけです。つまり、来年の市長選とか市会議員の選挙に投票させろとかいうようなことじゃなくて、市長や議員と在日外国人の方たちとの話し合う会とか、そんなようなものでも開催してはどうかということを提案して、その点について御意見をお聞かせ願いたいわけです。

 次に、日系外国人学童に対する学校教育の指導についてお伺いします。

 日系外国人労働者の激増に伴い、学童も激増していることと思いますが、本市において現況の報告をお願いしたいと思います。何にしても、言葉によるギャップというのは大きいわけでして、これを放置すると痛ましい事件が発生するという可能性が大きくなっちゃうわけです。幸い、本市においては現在まで発生していませんけれども、予測されることには果敢に対応していただきたいと思いますし、その点について計画があるのか、ありましたらお聞かせください。

 最後になりますが、韓国の地方都市と姉妹提携をしてはどうかと考え、提案させていただきます。

 これはもっとも相手の要ることですから、相手次第ということもありますけれども、本市の性格から考えますと、これは重要であると確信するわけです。

 岡崎市は朝鮮通信使を通し、李朝・朝鮮との親善友好を図った徳川家康生誕の地であるわけですし、北野廃寺跡からは創建時のかわらとして高句麗様式のかわらが出土しており、7世紀のころからこのあたりに半島からの渡来があったと推測されているわけです。ことしより韓国では地方自治が始まりましたし、地方自治のあり方についての情報の提供とか、相手先にお役に立てるようなこともあるでしょうし、私たちとしても気持ちを新たにして、地方自治について考える機会になるんじゃないかと思うわけです。

 地方自治の形というのは実にいろいろあるわけでして、そのあたりの一端についてはこの間の海外視察において、頭だけでなく体で感じることができました。日本における地方自治も何も現在の形で固定して考える必要はさらさらないと思いますし、これまで日韓の問題というのは国政のみで考えられてきたといってもよいと思いますけれども、この意味で、朝鮮半島と友好が図られた歴史を持つ江戸時代と、その江戸時代をつくった徳川家康と、この徳川家康生誕の地である岡崎市というものの責任は、地方自治体としての文化交流を韓国の地方都市で図ることではないかと思うわけです。それこそ国レベルでは不可能なことも、岡崎のような自治体が国にかわって行う必要がある時代に入ったと、そういうふうに思うわけです。

 また、韓国というのは日本に一番近い外国であるわけですし、国際化社会の中で交流のしやすい面もあるわけで、市民レベルの交流というのが非常にやりやすい、そういう面もあるわけです。これまで積み残されてきた日韓の問題というのは、終局的には市民レベルの文化の相互理解、これがなければ解決は不可能なことであると、そういうふうに思っておりまして、そのあたりについての御意見をお伺いしながら、また、皆様の御清聴を感謝し、第1回目の質問をこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。

     (10番 鈴木雅美君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 総務部長。



◎総務部長(天野正彦君) 大きい1番の市民ロビーの活性化、この中で (1)と (3)につきまして総体的にお答えいたしたいと思います。

 市民ロビーですが、ことしの5月に完成いたしまして、従来の広さと比べますと 4.4倍の広さになったということでございまして、市の庁舎の中でもゆったりとしたスペースのある唯一の場所であろうというふうに思っております。このロビーができましてから、活用につきましては、御案内のとおりでございまして、例えて申しますと、各種の作品展など、ギャラリー的な利用に供しておるというようなこと、それから、岡崎市の市政ニュースやタウンニュース、こういったものをCATV、MICSの放送で放映しておるというようなこと、それから、視聴覚ライブラリーのビデオ放送、これは市内の行事等の放送を行っております。それから、現在行っております議会中継、こういったものも市民ロビーの方で放映しておるということでございます。そのほか、キャプテン端末を使用いたしましたタウン情報や生活情報の提供、それと土曜閉庁等に伴いまして、日曜日、祝日、土曜日、こういったときのロビーの開放と当直受付事務、こういったものを実施しておるわけでございます。

 当初予算でもお認めいただきましたわけですが、2階の市民部の入っておりますあの部分、今月の22日から工事にかかります。やりますことは、あの部分の段差がついております。それを解消するというようなこと、それと2階と1階にエスカレーターを設けるということ、それと玄関近くにトイレがないというようなことで、トイレを設置するというような工事を実施するということでございます。これが来年の3月末には完成するということでございます。市民ロビーの活用につきましては、こうしたものの完成もあわせまして、より充実したものにしていきたいというふうに思っております。

 情報提供の場というようなことでございますが、テレトピアの指定も受けております。CATV、こういった放送もしてございます。情報の提供の場としても十分活用してまいりたいというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 教育次長。



◎教育次長(大塚希夫君) 大きい1番のうちの (2)番で図書館ネットワークシステムを確立し、市民ロビーや支所で図書の利用を可能にということでございますが、これにつきましては、図書館の情報ネットワークにつきましては、大変必要なことだと思っておりますので、市内におけるサービス拠点、これは市民センターの図書室などでございますが、これらを中心に図書館情報システムの構築に向けて検討してまいりたいというふうに考えております。

 次に、市民ロビーで図書を貸し出したらどうかということでございますが、現在市民ロビーにおきましては、図書館から当月号の雑誌を大体7種類でございますが、これをそろえて市民の利用に供させていただいておるところでございます。そのほか市民センターにおきましては、既に貸し出し業務を行っておりますので、御理解いただきたいと思います。なお、市民ロビーでの貸し出し業務等につきましては、今後、情報システムのネットワーク化に合わせまして研究をしてまいりたい、こんなふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。

 続きまして、視聴覚センターの関係でございますが、視聴覚センターの建設と新しい情報機器の活用の哲学についてということでお尋ねでございますが、 (1)の視聴覚センターの担う役割でございますが、これらにつきましては、私どもの方では、視聴覚ライブラリーが担う役割といたしましては、教材供給事業はもとより、視聴覚教材のほか、教材の制作事業や研究事業、あるいは、これら教材を用いた各種の教育学習活動を総合的に実践する施設で、将来の高度な情報化社会に対する役割があるというふうに考えております。

 また、建設関係についてのお尋ねでございますが、これにつきましては、今後、教育センター構想を含めた中で総合的に研究してまいりたいと、そんなように考えております。

 次に、 (2)の新しい情報機器の活用というお尋ねでございますが、これにつきましては、視聴覚ライブラリーは各学校及び社会教育機関の補助的な役割を果たしておりまして、ハード面は補助を、ソフト面では指導をという考え方でおりますが、常に新しい機器の導入には努めているところでございます。また、今後とも情報機器の導入に当たりましては、機種及び機能の動向を踏まえまして、時代に合った対応をしてまいりたいと、そんなふうに考えております。

 また、学校及び市民センターにはCATVの導入をいたしまして、その利用も図ってまいりたいと、そんなふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 市長公室長。



◎市長公室長(柴田徳長君) 3の (1)、 (3)についてお答えしたいと思います。

  (1)の在日外国人の地方政治への参加ということで、地方政治への参政権というお話でございました。その中にありまして、話し合う機会を持ってはどうかという御意見でございます。現在、私どもとしましては、市民の声を市政に反映する会としまして、市長と話し合う会というのを毎年開催しております。御案内のとおり、これには市全般並びに地域の問題点等について御意見、御要望等をお聞きしてまいっておるわけでございます。当然のことながら、外国の方の参加とか、または地域の方々もお聞きするわけでございまして、ぜひそういう方々も御参加をいただくと同時に、または事業主といいますか、雇い主といいますか、この方々に託されても結構でございますので、大いに御参加をいただきたいと、このように考えております。

 それから、 (3)の韓国の都市と姉妹都市ということでお話がございました。本市におきましては、現在、3カ国と行っておるわけでございますが、都市提携にありましては、お互いの立場を理解するということが大切でございまして、生活、文化、背景とか機運、こういうことが必要であろうというふうに考えてございます。

 したがいまして、今、韓国、朝鮮半島と徳川家康との関連がお話ございました。これらの関連等もある意味では私も初めてお聞きする部分もあるわけでございますが、しかしながら、市民レベルの交流ということが大事でございまして、その中においての機運と、こういうことも必要ではないか、このように考えております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 大変ユニークなというですか、多岐にわたる御発想の中に、あわせまして、私まで過大評価を賜ったようでございまして、お礼も申し上げながら、身の引き締まる思いで御答弁をさせていただくわけでございます。

 いろいろ御答弁させていただきましたが、特に市民ロビーの活性化という問題等につきましては、今おっしゃいましたとおりでございまして、活性化につながる手法ということに対しましてひとつ大いに研究をしていきたいということでございます。ただ、時間サイド的には、今総務部長がおっしゃいましたように、大改造に入ります。今のロビー形式をもうちょっと実質総面積というものがふえてくる可能性があるわけでございまして、新しい体制に対しますところを前提としながら、大いにひとつ構想、研究も加えてまいりたい、私からはこのようにお答えさせていただく次第でございます。また、ひとついろいろな御提言がございましたら、よろしくお願い申し上げたいと思います。

 それから、視聴覚センター等の関係等に対しまして、現況につきましては、非常に不便をかけておるということも否定できないことでございまして、これらに対しましては、何か大きな構想を持っているかということでございますが、特別の大きな構想というものをバックに控えておるわけではございませんが、何と申し上げましても、大きな構想が二つあるわけでございます。実は、いわゆる現職教育を中心といたしました教育センター構想の中におきましても、この視聴覚ライブラリー、一連の視聴覚教育というものが大きなウエートを持つわけでございます。同時にまた、現職教育の関係の拠点的な施設ということも当然これは考えていかなければならぬ問題でございます。これらが二つが、言うならば、教育センター構想の一つの柱になっておるわけでございます。ただ、これをいつ着工できるかという問題等が、いわゆる財源的な構想等を踏まえ合わせながら研究をしているのが現段階であるわけでございます。

 二つ目といたしましては、既に鈴木議員さん十分御認識だと思いますが、今後の美術博物館構想等に対しましては、好むと好まざるとによらず、今おっしゃいましたハイビジョン構想のネットワークであるとか、あるいはホログラフィーと言っておりますところの立体映像の関係、こういうものを取り込んでいかないと、今までの既往の美術館、博物館のように、一々そのものを購入してくる、こういう手法ばっかでは、高度な館は運営できないと私は思っておるわけでございます。実際のものを求めるとともに、いわゆる映像におきまして全く違わないもの、こういうことに対するところの問題も今後大きな課題として十分研究をさせていただきたいと思います。また、多くの御提言や、そしてまた御指導もお願い申し上げたいと思うわけでございます。

 それから、最後の外国人との関係でございますが、これは大変難しい問題でございます。今、市長公室長が答えましたが、私はこの項にも二つあると思うわけでございます。これは私の個人的な見解でございますが、むしろ、今の姿勢というんですか、日本を理解していただく、こういう話し合い云々、これも必要であろうと思います。もう一つ大事なことは、いわゆるおのおのの国におきまして、日本が学びたい問題、日本にない問題、こういうことに対しましても十分聞かせていただくと、こういう二面性、一方におきましては現在のシステムを理解していただくための国際交流、一方におきましては、日本にないところの一つの構想、考え方、実情、こういうものを私の方が学ぶ、こういう二面性があろうと思うわけでございます。これら等に対しましても、今後ともどもに、私どもがやるか、あるいは第三者的な機関で考えていただくか、幾つかの手法があろうと思いますが、研究はさせていただきたい、ここまで申し上げまして、私からの答弁にかえさせていただく次第でございます。



○議長(岡村秀夫君) 教育委員会指導部長。



◎教育委員会指導部長(岩月健君) 3番目 (2)、日系外国人学童の学校教育での指導についてお答えしたいと思います。

 現況でありますが、12月1日現在、外国籍で小中学校へ通っている子供は7カ国で44名でございます。そのうち大変問題になっておりますブラジル人は23名ということであります。これらの子供たちは、ポルトガル語を使うということで、学校では対応に大変難儀はしておるわけでありますが、何にしても、学校生活あるいは日本の習慣になれるということを主眼にしておりまして、そのために個別的に指導する、あるいは学年を考えずに、できるだけ下学年で指導すると、あるいはそういった希望に沿うように対応しているのが現状であります。

 なお、先生あるいはそれらの父兄に役に立つようにということで、ポルトガル語と日本語の対訳になる冊子をただいま編集中でもございます。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 一つ落としましたので、追加して御答弁をさせていただきたいと思います。

 特に鈴木議員さんから具体的な御指摘でございますところの図書館のネットワークワークシステムと市民ロビーや支所におきます図書の貸し出し関係でございますが、これらに対しましても、私どもといたしましては、ひとつ新しい構想として研究してまいりたい、これだけを申し上げておきます。

 その根拠は何かと申し上げますと、いよいよ来年度あたりから文部省が、生涯学習相談機能、あるいはテーマ学習等を考えた関係、あるいは二つ目には、体験型の展示とか、視聴覚障害者に対する触れ合い模型、あるいは自然保護等の時事的なテーマにした関係、あるいは他の機関、団体との連絡協調ということでございまして、駅、ショッピングセンター等で図書の出張貸し出し、学習会、こういうことを執行する新しい新企画に対しまして、おおむねですが、これは確定要素ではございませんが、一施設に対しまして 200万ぐらいの補助金を出そうと、これは来年度の構想でございますが、こういう構想も今詰められておるようでございます。

 これらの構想を受けながら、金額的は別でございますが、ひとつ新しい各地域の企画ということで考えておるようでございますから、こういう問題も一つの参考にしながら、新しい方向に対しまして、その長所が多ければ採択していく、不合理な問題があるならば、若干時間をかけて研究していく、こういう態度で進めさせていただきたいと、このことを申し添えておきたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 10番 鈴木雅美君。



◆10番(鈴木雅美君) 数日前の日経新聞の記事の中に、あるメーカーが図書の貸し出し、返却を自動でやるという装置を開発したわけです。これがあれば、無断貸出防止システムと関連させることで、本当に人手がかからずに本の貸し出し、返却ができる。こういうようなところは明確な先を読んでいますから、僕は文部省のことは知りませんでしたけれども、文部省のそのあたりの話をそろそろ来るぞというようなことで、こういう機械を開発したと思いますけれども、そういう方向性ということをやっていただけるということは非常にありがたいことですので、ぜひ果敢な取り組みを、市民ロビーで図書館の本を借りるということができるようなぐあいに具体化していただきたいと思うわけであります。

 それから、市民ニーズの酌み取りということについては、どうも今やってないということなのか、御返事がなかったように思うんですけれども、市民ニーズの酌み取りということを、やはり現行の人数では非常に少なくてやりにくいというような面もあるかと思いますけれども、何らかの形でそういうことをやっていかないと、どうしても行政というのは市民から離れてしまう。僕、質問の中に市民の側に立ったコンビニエンス性ということを書いていたんですけれども、コンビニエンスストアのコンビニエンスです。あそこは24時間やっていまして、非常に細かく、それこそ買い物した時点でどういうものが売れるのか、需要がどこにあるのかということがわかるような状態にシステムを組んでいるわけです。ですから、非常にうまく対応できて伸びていくというようなところがあるわけなんです。行政に伸びろということは、いい都市になったなと、岡崎はいい都市だと、市民に思っていただけることが自治体として伸びていることになるかと思いますし、そういう面での研究については今後もよろしくお願いしたいと思うわけです。

 視聴覚センターの建設に関しては、図書館と同じように人口何万に1館というような考え方が必要ではないかということで、その考えはどうなのかということをお聞きしておりますので、図書館とは違うのか同じなのか、そういう位置づけではまずいのか、これをお聞かせください。

 それと、新しい情報機器の活用ということなんですが、新しい情報機器というのは効率化というような面ばかりだけではなくて、弱者の方に役に立てるという研究も必要ではないかなと思うわけであります。特に、福祉関係に情報機器の活用をどういうふうにできるのかというようなことなんかをやっていただきたいと思います。

 例えば、議会でこのように話されていることも、現在あそこのモニターカメラで、市民ロビーの方で見てみえる方もいるかと思うわけなんですけれども、これは非常に古いカメラでして、非常に暗い雰囲気で我々が映っているわけです。暗い中で暗い話をしているというような雰囲気で映っていますので、あのカメラなんかは本当に、今は10年前のカメラと比べて格段に性能がよくなっていますので、市民ロビーのコンビニエンス性とあわせて、情報機器の新しい活用ということで、ぜひとも今回カメラを何とかしていただきたいと思っておるわけです。

 それから、在日外国人の地方政治への参加ということで、市長と話し合う会で変えられているんではないかというお話なんですが、僕は変えることはできないと思うわけです。だれでもいいということではなくて、ある面では不当に権利が少ない方、そういう方に対しては、何らかの対応をすべきであると、そういうふうに趣旨で御質問申し上げておりますので、市長と話し合う会だけでは不可能だという認識を私持っておりますので、そのあたりどう考えてみえるのか、お伺いしたいと思います。

 それから、日系外国人学童の学校教育での指導ということですが、これは非常にすばらしい、いよいよ取り組まれたかということで、非常に評価いたします。

 また、岡崎においては、光学級といって、在日韓国朝鮮人の学童の方に民族教育をするということをずっと続けているわけです。これは全国の都市の中でこういうようなことはないはずですし、岡崎だけの取り組みじゃないかなと思うわけです。なぜそれを評価されなきゃならぬのかということで言いますと、人間なんていうのは、自分の持っている文化性を否定されたら、これはそれこそどうにもならぬわけです。自分の持っている文化性自体をある程度肯定されていく中で相互の理解というものはできてくるわけでして、今の現況置かれているその方々の状況を見てみますと、古くは明治の征韓論から始まりまして、非常に言われのない種類のものなわけです。そういう一方的な、自分たちの方の文化が進んでおって、お前たちは劣っておるなんてことを言われれば、おもしろいわけはありませんし、そういう古い、長いものがあるわけで、そういう中で岡崎の場合は教育の現場で光学級という形の民族教育をやってみえた。これは物すごい評価に値すべきことで、こういうような前例が岡崎の教育の中にはありますので、今後、日系外国人学童、この方々に対して、自分のお父さんの国、お父さんか、お母さんか、それともおじいさん、おばあさんか、その国がすばらしい国であったというような状態になるように、この方々が本当に民間の大使としてやっていただけるように頑張っていただきたいと思うわけであります。

 韓国の都市と姉妹都市を結んだらどうかということなんですけれども、これも同じような意味がございまして、これ、できたてほやほやのきょうの新聞のコピーなんですけれども、中日新聞のきょうの社説ですけれども、臨時行政改革推進審議会豊かな暮らし部会というところで、今後は地方分権の特例制度が大事だと、パイロット自治体の導入ということをやっていかなければいかぬというようなことを言っておるわけです。これはどういうことかというと、これまで中央官庁が所轄し、地方に権限を渡さなかったようなことをどんどん渡して、政令都市並み、あるいはそれ以上の自由裁量権を与えよという構想が出てきているわけです。

 地方自治の形というものは、どんどん変わっていくんじゃないかと思っているわけです。そういう変化に対して岡崎はどのような対応をしていけるかということが、岡崎がどの程度の都市として位置づけられていくのかということになると思います。

 そういう意味でも、日本がやってこられなかった問題について、地方の自治体が、それこそとりあえずお互いの相互理解、文化の理解というようなところで取り組んでいく必要があると思います。そういう中では、江戸時代をつくった徳川家康が生誕した岡崎、来年は 450年でありますので、そういう意味からも、その部分の研究をしていっていただきたい。そのお気持ちがあるかどうか、すぐ姉妹都市提携をしろということではございませんので、そういうお気持ちがあるかどうか、再度お伺いしたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 安心いたしました。具体的にどこかの町と姉妹都市提携をしろとおっしゃる御真意でございますと、なかなかこれは慎重にしないと難しい問題もあるわけでございますから、慎重にという御答弁しかできなかったわけでございます。

 私からは、二つあろうと思います。特に在日外国人の方々、これに対する手法といたしましては、公室長は市政を話し合う会の延長で云々という答弁をいたしましたが、私は鈴木さんに申し上げましたのは、二つございます。日本のシステムを理解していただくということも必要でしょう。もう一つは、私ともがその国の文化やすばらしい資産を逆に学ぶと、こういうチャンスをつくらせていただきたい。

 今、ヨーロッパ等におきましても、御承知のとおり、往時は外国人の方々に対して、自分の文化に溶け込めという施策でございました。今は、個々の文化を持ちながら、それを理解しろという方向へ変わっております。われわれも現況におきましては、個々の文化を堅持する中におきまして、日本の現況に対する理解をしてください、そして快適な生活をお助けをする、この分野におきましての説明は拒みませんが、これは非常に難しい問題でございまして、私はあくまで外国の方々に対しましては、外国を手本にして学ぶという姿勢と、現況を理解していただきますという説明と二つの問題に対しまして考えていきたいということを重ねて御答弁しておきたいと思うわけでございます。それを基本にいたしまして、これに必要な施策云々ということはまた具体的に検討をしていきたいと思うわけでございます。

 それから、最後の徳川家康の見直しという問題でございます。これらに対しましては、御高説のとおりでございます。私は、単にどこの地方、どこの云々ということのみを申し上げることよりも、家康公はこのごろ、図らずもこのごろと申し上げますが、評価が非常に変わってきた。世界の独裁者の中におきまして、位階勲等から財政、軍事力すべてを持ったのが独裁者と言われておる。ところが、家康は明治維新以後、非常に悪い部面だけ強調されたが、しかし、あくまでも位階勲等は日本の皇帝に任して、そして商業行為というものは商人に任せた。そういう中におきまして、軍事力の削減、おのおの藩の軍事力を削減したという新しい見直しができつつございます。

 私は、多くは申し上げませんが、これらに対しまして、ちょうど数年前に、1年か2年前ですが、何か日本の有名な論説の方がお見えになりまして、「岡崎という町は 450年過ぎてもまだ家康のみしか誇り得るものはないのか」と、逆に言いますと、「ほかに誇り得るものをようつくらないのか」という、口の悪いことで有名な方が演説をやられたということを聞いておるわけでございます。この方がこのごろテレビでございますと、実は家康は非常に偉大な業績をした。しかも、国際社会にきょう現在適応できる業績であったんだということで、並べておられたわけでございます。これらを聞きますときに、本当に私どもは、そのイメージに対しまして新しい視点で、いわゆる三河武士家康、こういうものを見直す時期が 450年祭の一つの糧でもあろうと思うわけでございまして、これらを前提としながら、目を世界に向けながら、これらに対しましても十分ひとつ研修、研さん、そしてまた頌詞というんですか、誇りとさせていだたくような資料も集めてまいりたい、ここまで申し上げまして、私からの答弁にかえさせていただきます。



○議長(岡村秀夫君) 教育次長。



◎教育次長(大塚希夫君) 視聴覚センターについてのお尋ねでございますが、視聴覚センターにつきましては、人口によってどの程度のセンターをつくるというような規定は別にございませんが、今後、図書館、視聴覚センター、これらを分離、新設をさせていくのがいいのか、情報センターとして同一施設で行うのがいいのかと、こういうことにつきましては、ひとつ十分研究をさせていただきたいと、そんなふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 教育委員会指導部長。



◎教育委員会指導部長(岩月健君) 外国籍の子供たちの問題でありますが、民族学級について評価をいただいたわけでありますが、民族学級のある学校では、学芸会に民族舞踊を披露するというようなことも行っておりまして、当然でありますが、異文化交流の場を今後はつくっていく、そういうふうな指導ができれば、非常に理想的だなというふうに考えております。



○議長(岡村秀夫君) 10番 鈴木雅美君。



◆10番(鈴木雅美君) 以前もちょっとお話ししたと思うんですけれども、韓国に取材旅行に行ったときに、「お前どこから来たのだ」ということで聞かれるわけで、岡崎からだという話をするわけです。「岡崎というのは徳川家康を生んだところで、豊臣秀吉というのはひどいやつだったということは、あんたたちよく習っておるだろうけれども、徳川家康のことについて勉強しておるかん」と聞いたら、「ちょっとは出るけれども、しっかりしておらぬ」と。教科書問題が日本では騒がれましたけれども、韓国においては、かなり日本帝国主義の時代のひどいという面と、豊臣秀吉の悪業というようなあたりがどうも中心になっておるようで、いい時代のことはちょろっとしか書いてない。ちょろっとしか書いてないけれども、知ってみえるわけです。そういうようなところで、日本と朝鮮半島と仲よくしておった時代があるじゃないかと、江戸時代になっても仲よかったんだというと、「よう勉強しておるな」ということで、非常に喜ばれまして、少しだけ韓国語を勉強して行ったものですから、非常にサービスがよくなって、それこそ文化交流をさせていただいた。

 日本の中の地方都市で、そういうようなことができる都市がどこにあるかということを考えた場合、家康が生まれたところ、江戸時代をつくった家康が生まれたところということについては、韓国の都市でしたら「おー」ということになるはずでございまして、日韓関係というと、どうも難しい難しいというような形でみんな避けて通る節があるんですけれども、それはもうそろそろ避けてはいかんじゃないか。ある面では、果敢に向かっていかないといかんのじゃないか。

 先ほども豊かな暮らし部会ですか、そちらの方でもどんどん地方都市の方に権限の委譲をしていくべきだというような話も出ております。以前、視察で九州の方へ行かせていただいたときに、九州の小さな町とか市、岡崎と比べると非常に小さい市なんですけれども、国、県恐れるに足らずというぐらいの自負を持ってやってみえるわけです。それはどういうところに自負を持っているかというと、一番現状を知っておるのはおれたちなんだという自信を持っておるわけです。だから、おれたちが言っていることを一生懸命相手に伝えれば、相手は伝わると、国や県もそんなばかじゃないよと、岡崎さん頑張ってくださいというようなことを言われて帰ってきたんですけれども、本当にそういうものだと思うわけです。現場を知っているわれわれが一番果敢に今の現状をただしていくということが必要であると思います。それをやっていく中で、地方都市の発展もあるわけですし、ひいては国家の発展もあるんじゃないかと思うわけです。

 誇りを持って生きていけるようにするということが、どういう場合も大事でして、自分たちの町に誇りを持つと同時に、自分が日本人であるということに対して誇りが持てるような、そういうほんのちょっとの役割でもいいから、自分はしょっていきたいと、そういうふうに思っておるわけです。ですから、本当にここらのことを理事者の皆さんと御一緒にやっていきたいと思っておりますので、それをお願いいたしまして、私の質問を終わらせていだたきます。ありがとうございました。



○議長(岡村秀夫君) 昼食のため、休憩いたします。

 再開は午後1時といたします。

             午前11時51分休憩

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△大久保正議員の質問

             午後1時再開



○議長(岡村秀夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 16番 大久保 正君。

     (16番 大久保 正君 登壇)



◆16番(大久保正君) 通告の順序に従い、質問いたします。

 質問の第1は、市街地整備と公共地下駐車場整備計画についてであります。

 岡崎の中心市街地康生地区は、休日など、駐車場の出入り口集中による交通渋滞が発生していること、“ハイコンプレックス21”開発計画、城址公園整備計画と関連して、現在の岡崎公園グラウンドを駐車場にする計画が出されてから久しい年月が経過しましたが、具体的に地元康生南及び康生町に、岡崎公園グラウンドに地下駐車場を建設するための説明会が開かれたのは、昨年のことであります。当日、住民から意見や注文が数多く出されました。その後、それに対する岡崎市の見解等が示されぬまま、ボーリングと測量が行われましたが、1年余を経過しても一言も説明のないまま、岡崎公園の整備工事は着々と進められています。住民からの要望に対し、岡崎市はどのように検討され、公園地下駐車場施設整備計画がつくられているのか、伺います。

 これからも、住民の意見や要望がどのように聞いてもらえるのか、これからの計画はどのようになっているのか、また岡崎公園地下駐車場ができることによって、岡崎公園と市街地の路上駐車や交通渋滞が解決されるのか、検討されている内容について報告してください。

 質問の第2は、大重ゴルフ場についてであります。

 ゴルフは、潅木と草原の地で、植物が群生し、野鳥が飛び、チョウが舞う自然の中でプレーを楽しみ、公正、平等のスポーツ精神を培う近代スポーツとして発展してきたものであります。ところが、日本では、ゴルフ場野放し政策のもとで、水源地の山林を初め各地の自然の地をブルドーザーなどで切り開いて芝を植え、大量の農薬、着色剤、化学肥料などを使って、箱庭のような管理をされるのが当然のようにされてきました。

 このため、ゴルフ場では、小鳥やチョウはおろか、ミミズも生きられません。ゴルフ場の建設は、それ自体が自然環境を大規模に破壊します。普通の規模のゴルフ場の建設でも、 100ヘクタールもの広大な森林をつぶしてしまいます。そのため、雨水を蓄える保水能力が、森林に比べ5分の1にも低下し、ちょっとした大雨でも鉄砲水になるなど、周辺に大きな災害を引き起こします。その上、ゴルフ場で使われる大量の農薬、着色剤、化学肥料が、水源を初め周辺の河川、地下水を汚染するなど、取り返しがつかない国土の荒廃をもたらします。

 ところが、大企業は、広大な山林や原野、さらに農地までも買い占め、猛烈なゴルフ場建設計画を立てています。現在造成中、あるいは計画中のゴルフ場は 1,300カ所と言われ、既設のゴルフ場と合わせると 3,000カ所、約30万ヘクタールという面積になります。これは、大企業がゴルフをスポーツとしてでなく、もうけの対象としているためであります。ゴルフ場を一つ建設するのに、 100億円単位の莫大な資金が要ります。大企業は、数百万から一千万単位の会員権を大量に発行することで、建設費を大幅に上回る資金を集め、大もうけしています。これでは、自然破壊に進むだけであります。こうした乱開発の規制は、自治体がやる気になれば、すぐできることであります。住民の安全と自然保護を優先する立場から、既に許可済みのものも含め、ゴルフ場計画の見直しが叫ばれているときであります。

 今度額田町に大重ゴルフ場開発計画があることが明らかにされました。場所は、岡崎市民の飲む水道水の水源地であります。ゴルフ場開発によって生じるその影響は、すべて岡崎市と岡崎市民が受けることになります。岡崎市は、大重ゴルフ場開発計画に対しどのような見解を持ち、対応をしているか、伺います。

 質問の第3は、香り高い文化の都市づくりについてであります。

 強い文化要求に支えられた市民の文化運動は、主婦や高齢者、そして若者たちと文化の担い手たちの広がりの中で前進してきています。文化、芸術、すべてに言えることですが、演ずる者、あるいは創作する人に対して、鑑賞者がいなければ、成立しません。文化、芸術の発展のためにも、発表会、展示会、個展等が活発に行えるよう、岡崎市としてもこれらの活動を重視して、援助のための予算をふやすことが必要と考えますが、見解を伺います。

 芸術祭に対する補助は、芸術祭の期間中に限定せず、芸術祭参加の意思があれば、期間からはみ出しても、発表する団体にも補助金を出すべきと考えますが、見解を伺います。

 会場の使用料について、「入場料金が 1,500円以上である金額を領収する催し物に対して、基本料金の2倍に相当する額」とあるのを撤廃した方が、市民が文化、芸能に参加しやすくし、活動を励ますものと考えますが、見解を伺います。

 高校生の演劇活動などに、条例が定める第12条を活用して、会場使用料を減免することについて見解を伺います。

 岡崎市が魅力ある町であるための条件に、文化施設が絶対に必要であります。それは、市民が高度な芸術に触れる機会をつくるとともに、みずからの創造する喜びを体得することであります。音楽効果を完全に考えた音楽専門の劇場、演劇あるいは芸能を対象とした専門のステージを持つ施設を建設するときに来ていると考えますが、見解を伺います。

 照明や音響なども、管理協会と、そのまた下請に委託するというのでなく、利用者のニーズにこたえるような技量のある人材の配置も必要と考えます。見解を伺います。

 舞台装置の撤去の時間や職場から駆けつける参加者を考えての開始時間の設定などから、会場の利用時間を午後10時までに延長することについて見解を伺います。

 文化、芸術活動は、大勢の人に見てもらったり、聞いてもらったりする中で発展していくものであります。一般市民に広く知らせる方法として、ポスターの掲示場所をつくったり、市政だよりにも文化団体の行事欄をつくることについて見解を伺います。

 文化行政は、どんな場合であっても、行政がリードしたり、押しつけたりしてはならないという鉄則を持った行政分野であります。文化行政に当たっては、行政が行う活動は、市民の文化活動の条件づくりであり、権利としての文化を市民個々人が欲する内容に従って受け取ることができるようにすることであります。岡崎市にも、文化振興審議会を条例で設置することについて見解を伺います。

 文化係を文化課、または文化振興課として独立させることについては、どのような見解を持っておられるか、伺います。

 質問の第4は、乳幼児医療助成に、3歳未満児まで所得制限なしで拡充することについてであります。

 1989年11月20日、国連総会で満場一致で採択された子供の権利に関する条約の第24条、健康、医療への権利には、締結国は、到達可能な最高水準の健康の享受並びに疾病の治療及びリハビリテーションのための便宜に対する子供の権利を認める。締結国は、いかなる子供も、当該保健サービスへアクセスする権利を奪わないことを確保するよう努める。締結国は、この権利の完全な実施を追求し、特に次の適当な処置をとる。A、乳幼児及び子供の死亡率を低下させること。B、基礎保健の発展に重点を置いて、すべての子供に対して必要な医療の援助及び保健を与えることを確保することなどを明記しています。

 さきの9月愛知県議会に愛知県小児科医会から乳幼児保健医療自己負担の助成についての陳情が出されました。その要旨には、「特に乳幼児では、疾病に罹患しやすく、これらの年齢層に何らかの助成が望まれます。小児医療費の助成額は、他に比べて多くない実績が出ており、平成元年度国民医療費の発表によれば、小児医療費は全体のわずか 6.7%であり、前年度増加額でマイナス 209億円となっております。まず、県下全市町村、3歳未満児までの医療費助成拡大を決定されるよう要望します」と提出されています。

 また、県市長会は、10月14日に開いた会議で、乳児医療費支給制度における制度の拡大、2歳児までの年齢引き上げを決議して、県に要望しました。また、全国市長会の議題にもしたいとしています。

 1990年、出生率は1.53で、史上最低となりました。この背景には、政府も認めているように、働く女性がふえているにもかかわらず、働きながらも、安心して子供を生み、育てることができる環境が不十分なことであります。愛知県は、1973年4月から、1歳児未満の乳児に対して、医療費の無料制度を実施していますが、県の制度の枠を越えて無料制度を拡大する自治体がふえ、91年4月現在、9市11町3村に上っています。岡崎市は、国や県に先駆けてすぐれた施策を行ってきた伝統もあります。乳幼児に対しての市長の見解をお伺いします。

 以上で第1回の質問といたします。

     (16番 大久保 正君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 開発部長。



◎開発部長(加藤主計君) 最初の市街地整備と公共地下駐車場整備計画についてお答えを申し上げます。

 議員御指摘のように、岡崎公園の地下駐車場の計画につきましては、昨年の7月と10月に地元の皆様方に説明を申し上げまして、その後、ボーリング調査、測量調査というものを行いました。その結果に基づきまして整備計画を検討いたしまして、基本的な方向を定めたわけでございますが、平成3年度に入りまして、今までに地元の皆様から出ております問題の調整、それから私どもが考えております岡崎城址公園整備計画案との整合等を検討しながらまいったわけでございますが、御案内のように、平成3年度と4年度でもちまして、実施設計をやるという予定をいたしております。

 それで、今回まとめました地下駐車場の概要でございますが、地下3階、自走式でございまして、延べ面積といたしましては約3万平方メートル、収容台数 700台というものでございます。建設の位置といたしましては、現在の岡崎公園駐車場の位置と、それから下のグラウンド、テニスコート、これをすべてひっくるめた範囲でございます。

 それから、この駐車場への乗り入れ口は、国道1号線からは現在の出入り口、それから南からは、菅生川から公園グラウンドの方へ来る市道がございますが、あの道路を拡幅して利用できる位置という予定でございます。

 それから、この地下駐車場の上部の利用につきましては、先ほど申しました岡崎城址公園整備計画案との整合を図りながら、城址公園にふさわしい広場等として整備していく予定でございます。

 なお、一部と申しますか、バスの駐車場につきましては、これは公園の便益施設ということで、国道1号線に近い位置、現在の駐車場付近の地上部を予定いたしております。

 なお、この上部利用のために、地下駐車場の上に植栽のできるよう、 1.5メートルから2メートル程度の土をかぶせるという予定でございます。

 ただ、この計画は確定したものでございませんで、まだ今後、今回建設します大手門との関係だとか、岡崎公園の中で保存すべき文化的遺跡等の関係、それから当然のことでございますが、周辺の民家、住民の皆さんとの関係、それから現在考えております再開発地区におきます複合空間の地下ネットワークの関係、それと市の中心商業地域から菅生川へ参る連絡通路、そういったようなものを詰めていく必要がございます。こういったようなものは、実施設計の段階で詰めていきたいと思っておりますが、現在議会の方の御意見を聞く機会も設けさせていただきたいと、住民の方への説明の機会も設けさせていただきたいということを考えておるところでございます。

 それから、この駐車場の建設で、路上駐車の解消になるかという問題でございますが、現在あの周辺での駐車場の需要の量と申しますのは、平日と休日とでは非常に大きな差がございます。平日ではまず需要にこたえられるだろうと思いますが、休日につきましては、ほぼという言い方でお答えさせていただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 企画調整部長。



◎企画調整部長(松林正八郎君) 二つ目の大重ゴルフ場についての見解と対応というお尋ねでございます。

 この大重ゴルフ場は、額田郡額田町大字鹿勝川地内、ここに仮称大重カントリークラブというものを開発したいということでございます。これは、昭和63年に県の方へ額田町から土地開発行為についての協議の申し出があったということでございます。

 そこで、議員御指摘のように、岡崎市といたしまして、これは行政区域外になるわけでございますけれども、直接下流域は当市でございます。額田町といたしましては、この地域におけるところの税収対策、あるいは過疎化対策、町の活性化というようなことで、計画的な開発をしながら、こうしたものを進めたいということが額田町の意見でございます。当市といたしましても、議員御指摘のように、下流域におきましては、やはり水質と水量、それに加えまして交通対策、この三つに絞られるかというように思うわけであります。こうした協議が調い、県の方へ上がるまでには、この地域との話し合いもたびたび行われておる次第でございます。

 そうした中で、地元鶇巣、あるいは大幡、それから上衣文の土地改良区、こうした方から、市側も一緒に出席して、今後の取り決めでありますとかいうことについて立ち会っていただきたいというような申し出もありまして、市の職員もそうした場に立ち会ったことはございます。

 この水質あるいは水量ということでございますけれども、水質の部分でまいりますと、実はこれは、この12月でございますか、国におけるところの予算委員会第5分科会の会議録がここにございますけれども、この地域におけるところのゴルフ場の開発ということで、地域選出の議員の質問がございました。これに対しまして政府委員の方では、昨年5月に、ゴルフ場から出る水についての農薬の濃度についての暫定指導指針を決めて、都道府県へ通達しておるということでございます。ゴルフ場から排出される水質の監視、あるいは農薬使用量の制限、こうしたものについて指導が行われるということでございます。特に愛知県におきましては、愛知県のゴルフ場農薬適正使用指導要綱というようなものをつくっておる次第でございます。そうした中で、関係市町村の中では、特にゴルフ場と協定を結び、さらに国の基準を2分の1上乗せした基準をつくっておるというような答弁があるわけでございます。

 ここに、私の方もいろいろ調査研究もしておるわけでございまして、よその地域におけるゴルフ場との協定もしておるものも持っておるわけでございます。この水質につきましては、農薬使用に関する協定書をゴルフ場と結ぶ中で、事業者の責務、あるいは農薬使用の制限、あるいは飲料水の安全確保、それから立入調査というような、細かく水質について監視をしていきたいというようになっておるわけでございます。当然市といたしましても、今後こうした計画が進められるということでございますので、いよいよこうした水質、あるいは水量でございますけれども、これは調整池に農業用のため池機能、こうしたものを持たせるということで当たってまいる。あるいはまた、交通安全につきましても、計画に合わせながら、地域の中にも入りまして、この下流域が迷惑をこうむるということを極力回避しながら、調整し、あるいは指導してまいりたい、このように思っております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 教育次長。



◎教育次長(大塚希夫君) 大きい3番目の香り高い文化の都市づくりについてお答えさせていただきます。

 文化団体につきましては、各団体とも自主的な運営をしておりまして、行政としても、これらの団体の活動が充実発展するよう、鋭意努力をしているところでございます。また、補助金につきましても、時代に応じた見直しをさせていただいておるところでございます。

 次に、施設面につきまして、専門の施設の建設、施設内の充実、それから施設の料金等につきまして、多くの点でお尋ねでございますが、これらにつきましては、今後とも文化振興のため、各団体の要望等も踏まえまして、関係各課とも協議をしながら、努力をしてまいりたい、そんなふうにも考えております。

 なお最後に、文化振興審議会の設置並びに文化係を文化課にする考えはないかというようなお尋ねでございますが、これにつきましては、現在社会教育審議会、公民館運営審議会等々がございまして、この中で文化の振興についても審議がされておるようでございますので、現在のところは審議会の設置については考えておらないところでございます。

 また、文化係を文化課に組織変更をということにつきましても、現在のところは考えておりませんので、御理解をいただきたいと、そのように思います。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 市長公室長。



◎市長公室長(柴田徳長君) 3番の香り高い文化の都市づくりの中におきまして、市政だよりにも文化団体等の行事欄を設けてはどけうかという御意見でございます。現在私の方としましては、文化協会主催の文化祭だとか芸能祭、芸術祭、こういう市の協賛の行事につきましては、可能な限りにおいて掲載しております。

 ちなみに、岡崎文化協会の団体数を見ますと、美術、文化、芸能等を合わせますと 172団体あるわけでございまして、多くの団体のそれぞれの祭り等掲載というのはなかなか難しいかと思いますが、今後につきまして、紙面等の関係もございますので、所管課とも協議しながら検討してまいりたいと、このように考えております。

 それから、各貸し館の中におきまして、照明や音響についてという御意見がございました。これは、各協会関連でございますので、私の方から答弁させていただきますが、いわゆる協会からまた下請に委託するでなく、利用者のニーズにこたえるような人材を配置してはどうかというお話でございます。御案内のとおり、協会から委託をしておるわけでございますが、照明だとか音響につきましては、その効果を果たす場合に、特にその必要がある場合においては、当該利用者がそれらの装置だとか操作を自前で行っておるという場合が多うございます。しかしながら、一般的な行事につきまして、支障のないように取り扱っておるというふうに私どもとしては考えておるわけでございます。どのようなケースがあるかわかりませんが、一遍現場サイドと研究をしてみたいと、このように考えております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 福祉部長。



◎福祉部長(鈴木清君) 4番目の乳幼児医療助成についてお答えを申し上げたいと思います。

 乳幼児医療費助成制度を初めとする各種の福祉医療制度は、基本的には広域地域において統一的な基準で実施することが望ましいと考えております。本市の乳幼児医療費助成制度は、県の助成制度の基準と同一でありまして、県内各地の実施状況を見ても、年齢拡大を必要とする特別な事情も考えられない状況にあるので、県の統一的施策と歩調をそろえて、制度の維持運用に努めてまいりたい、かように考えます。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 16番 大久保君。



◆16番(大久保正君) 1番のまちづくりについて、特に都市計画行政を進めるためには、広く市民の理解と協力が得られないと、うまく進んでいかないと思うんです。そういう面で、ぜひとも市で検討している内容も含めて、絶えず市民の意見とか知恵をかりながら進めていくというような形でお願いしたいと思うんです。

 とりわけあそこの公園グラウンドの駐車場、今 250台ぐらいの収容ですけれども、それを 700台にすると。しかし、あそこの駐車場が持っている問題点、つまり国一のあの変則信号しか出られないという問題ですね。とりわけそこは、国一の流れをとめるわけにいかないですから、30秒そこそこのときに出ていくと、2分ぐらい待って出ていくという形になると思うんですけれども、入るにも、例えば西から来た車というのは入りにくいわけです。右折レーンが設けられたといっても、今の状況から見ると、ほんのわずかの台数しか入れないようになっていると思うんです。

 とりわけ、先ほど報告されました南から菅生川へ出る道路、これを拡幅してということですけれども、公園のイベントがやられるとき、また公園で人が集まるとき、つまり春の桜だとか、夏の行事や秋の祭りなどについても、そこへ車が出ていったら困ってしまう。つまり、車を進入禁止にしなければならない、そういうときに車が殺到するという問題点を持っていると思うんです。

 だから、そういう点でも、非常に岡崎公園に来た人たちの駐車場として、現在の駐車場より非常に改善されると思いますし、それから最初に提案されていた観光バスや何かの置くところが、今の駐車場のところに置けるようになるという点は、今北駐しか置けない状況から見れば、相当改善されているし、市民の要望が盛り込まれているということを理解するわけですが、とりわけあそこの車の流れ、そしてまた市街地にしてみても、今ある駐車場の出入り口が、同じ道路に集中している。同じ道路を通ってこないと入れないという状況は緩和されないわけですね。そういうことも含めて、市街地の駐車場対策について検討していただきたいと思いますし、議会や地元での説明会、またその要望が盛り込まれるように、ぜひ知恵を結集するようにお願いしたいと思います。

 その点で、新しい計画がそうした問題点について検討されていたら、その点についても報告してください。

 それから、大重ゴルフ場の件です。これは、株式会社松安産業から建設計画が持ち込まれてから、地元への働きかけは8年前、つまり8年間反対してきたという経過があると思うんです。もちろんそのときは岡崎市は入っていないわけですが、額田町はゴルフ場の影響を受けない、また税収や過疎対策ということで報告されていたんですけれども、その中で、地元の人から出されているのは、岡崎市は額田町に鳥川のダムをつくってもらわなければならぬ、それから、ごみの最終処分場を額田町にお願いしなければならぬ、そういう事情があるから、岡崎市と額田町が入って頼まれれば、そして岡崎市と額田町が責任を持つということになれば、地元として、本当はゴルフ場ができぬ方がよいが、やむを得ないとみんなが傾いてきたというのが実情だと聞いているわけです。このような経過と事情が事実かどうか、報告をしてください。

 それから、3番目の文化の問題であります。これは、とりわけ岡崎の文化、芸術を本当に発展させるという点では、市民が参加できるように、また創造集団や文化運動をしている人が発表できるような機会を広く持っていくことが、活性化していく保障だと思うんです。しかし、今の状況は、例えば文化祭をやってみても、お花の流派は全部出せないわけです。お茶の関係でも、交代でいかなければならぬと。洋楽や邦楽の関係で言えば、毎年発表できない。2年置きで交代でやらなければならない。こういうような状況があるわけです。なぜそういう状態かといったら、予算がないという問題ですね。

 それから、補助金を時代に応じて出しているということだったんですけれども、僕は、岡崎の社会教育の予算をずっと、6年しかとってなかったですけれども、結局全体の構成比に占める教育費は減っているんですけれども、その中の文化振興費というのは、またこれが、例えば教育費が倍になっても、それは比率が落ちて、実際 1,000万のがこの6年間で 300万ぐらいふえたかというような状況なんです。そういう面で、ぜひそういう、今文化やその他活性化してきているのに、行政の方が立ちおくれているということを痛感するわけですけれども、その点について見解をお伺いします。

 それからもう一つは、会場の問題について、例えば高校生の問題についても取り上げたんですけれども、西三河とか県とかいう形で発表するわけですね。そうすると、碧南の場合は無料にすると、豊田市の場合は助成すると、補助金まで出すというような形で力を入れているのに、ここの場合ですと、会場の使用規程からいくと、外れていくわけですね。つまり、目的外ということで、使用料が取られるとかいうような形になっているわけですけれども、そうした面や何かについても、他の行政から非常におくれているんじゃないかということを感じるわけです。

 それから、施設の問題についても、今確かにいろいろな会館ができてきましたけれども、その会館は多目的、だからどこの発表についても、いろいろな点で、逆にマイナス点があってしまうわけですね。とりわけ、例えば音響を大事にする音楽と、それから演劇や芸能とは、会場は全然違った要求がされるというようなことから言っても、そして岡崎の第4次総合計画でそうした高度な施設をつくっていこうということを出しているわけですから、この点についてどのように考え、具体化されてきているか、その点について報告をしていただきたいと思います。

 それから、文化振興についての審議会を条例でつくったらということを提案したんですけれども、つまり社会教育と文化とは役割が全然違うと思うんです。つまり、社会教育の場合は、確立された教育をしていく点で取り組まれているわけですけれども、文化の場合は、まだ海のものとも山のものともわからないような、その状況をつくり出していくというか、そういう点で、それは本当は教育委員会の所管でなくて、市民の人たちと行政とが入って、独立した課が必要じゃないかと考えているわけです。とりわけ、先ほど質問でも出しましたように、文化行政の特殊性から言って、ちょうど岸和田市が文化振興審議会を条例で持っているわけですけれども、そうした委員をつくって、今の岡崎の文化問題について論議をし、提案できるようなことが必要なときに来ていると考えますが、その点についての見解をお示し願いたいと思います。

 それから、乳児医療の助成についてですが、子供たちに対しては、県に歩調を合わせてと。お年寄りについては、前にも全国とかよその市がどうということなしに岡崎市が切り開いていった面もありますし、今度の白内障の問題についても、県に先駆けて実施しているわけです。とりわけ子供は本当に岡崎市民の宝として、そしてとりわけ疾病に対して一番大事な時期の0歳、1歳、2歳まで助成について検討していただきたいし、その予算は、今まで先進地として蒲郡が進めていますけれども、その点から岡崎市を類推しても、今の岡崎の財政力なら十分可能だということを判断しているんですけれども、その点についてどのような見解を持っておられるか、お聞かせください。



○議長(岡村秀夫君) 開発部長。



◎開発部長(加藤主計君) 岡崎公園の地下駐車場の関係でございますが、国一からの入り口の問題でございます。先ほど議員も言われましたように、西から来た車の関係でございますが、現在まだ工事はやっておりませんが、1号線のところに今度右折レーンを新設するということになっております。その長さは約30メートルぐらいつくれるであろうというふうに聞いております。

 なお、現在の駐車場は、国道から入りまして、入り口ゲートのところまでの車の滞留する距離が非常に短いということでございます。今回、それを少しでも長くとろうということで検討いたしておりまして、少なくとも50メートルから60メートルぐらいはとりたいというふうに考えております。

 それから、康生地区の既存の駐車場の出入り口の関係でございますが、これ、先ほどちょっと言いました複合空間の地下ネットワークの方で検討してまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 企画調整部長。



◎企画調整部長(松林正八郎君) 2番目の大重ゴルフ場につきまして、岡崎市と額田町という立場でのお尋ねでございます。これは、矢作川流域という言葉の中で一つ持ってまいりましても、流域は一つ、運命共同体というような言葉が出ておるわけでございます。特に岡崎と額田町、これは矢作川流域以上に、上流、下流、これは密接な関係がありますし、共存共栄を図る必要があろうというように思うわけでございます。

 そうした中で、ダムのお話がございました。これは、鳥川ダムと申しますか、この地域でダム計画がかなり前からあるわけでございます。ただ、これは治水ダムだというように聞いておるわけでございまして、これについては、この地域の治水をするためのダムである。多目的ダムではないということでございます。

 また、御指摘の不燃物等の捨て場というお尋ねでございますけれども、今ございます才栗の不燃物捨て場も、もう数年先には満杯になろうということでありまして、いろいろな意味で申しまして、この岡崎・額田、いわゆる広域市町村圏の中では、そうした話も出たこともございます。

 当然でございますけれども、岡崎市、あるいは額田町ともども手をとり合いながら、こうしたような計画について、やはり話し合いの中で計画的な取り進めをする必要があろうと、このように思っております。



○議長(岡村秀夫君) 教育次長。



◎教育次長(大塚希夫君) 何点かのお尋ねでありますが、初めに、補助金の関係でございますが、先ほど私どもの方からお答えさせていただいたように、時代に即して補助金の方は増額をさせていただいておりまして、今の金額につきましては、平成2年に改正をさせていただいておりますし、それぞれ見直しを行いながら、補助金の増額に努めております。

 それから、先ほど申されました芸術祭なんかに出られなくても、場所がないとかいうようなことで、なかなか出られないというような問題もあるわけですが、これらにつきましては、期間とか場所とかの関係もありまして、たくさんのそういう団体がある中で、全部がやっていただくというのは無理な点もあると思いますので、十分そこらは文化団体と話をし合いながら、目録を組ませていただいておるのが実情でございますので、御理解いただきたいと思います。

 それから、専門の施設の建設につきましては、委員もおっしゃるとおり、総合計画の中で、市民憩いの場のかわりに、自然を生かした中での文化施設として音楽堂などの文化施設の建設の検討ということに入っておりますので、これらの中で、今後検討させていただきたいと、そんなふうに考えておりますので、お願いをしたいと思います。

 なお、審議会につきましては、現在のところ、先ほど申し上げましたように、社会教育審議会等の中で検討させていただいておりますが、今後必要とあれば、他都市の状況も参考にさせていただきながら研究させていただきたいと、そんなふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 福祉部長。



◎福祉部長(鈴木清君) 福祉医療の関係でございますが、福祉施策の全体の中で考えているところでございまして、総合的なバランスの上に立っておるところでございまして、現在のところ、県の動きもないというところでございます。

 白内障の話が出ましたが、これにつきましては、医療費、保険適用がされないというところでございますので、特に県の動きもあるということで行いましたが、現在のところは県の動きもないので、岡崎市としても、現在の福祉施策の中で考えてまいりたいというところでございます。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 私から一つだけ追加してお答えをさせていただきます。

 大重ゴルフ場にかかわりまして、市が利害関係であるところの額田町側に対しまして、ごみの問題であるとか、あるいは堰堤の問題等があるから、これに対して云々ということではございませんということを私から申し上げておきます。

 いわゆる広域市町村圏としての行政をお互いに推し進めていくということは、大変な理解の中に必要でございますが、一つの地域に対しまして、そのツケを市が云々だから我慢してくれ、こういうことは私としては考えておらないということでございまして、この点の誤解のないようにお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 16番 大久保君。



◆16番(大久保正君) 今の市長の答弁については、そのように理解しておきます。

 しかし、ゴルフ場ということになりますと、造成のときに起こってくる問題、つまり地形やその他生態系も破壊されていくわけですから、自然環境の問題だとか、また洪水や渇水、地滑りとかいう自然災害の発生の問題とか、それからあそこでも魚がいるわけですから、そうした面での、つまり濁り水が発生していくというような問題について、それからまたゴルフ場の場合でも、当然経営や管理していくとなると、河川やため池でも、やっぱりそのことが、つまり農薬や肥料や生活排水、赤水によって水質が汚染すると。逆にそういう状況が生まれていく問題でもありますし、それから飲料水の問題とか、大気の汚染の問題とか、保水力の低下の問題とか、幾つかの問題点があるわけです。

 そうした面で、もともとこれは、単に企業や権利者、また行政担当者や一部の学識経験者の一時の判断にゆだねられる質のものじゃないと。つまり、今ある自然、その地域だけの財産でなくて、本当に恩恵をひとしく受けている広域的な人たち、つまり岡崎市民すべての財産というか、そうした面で、行政はこのことに十分留意して、議会への報告だとか、それから地元への合意についての状況、相手方の資料についても、それからまた第三者機関でのアセスメントの問題とか、いろいろ資料を提出して、本当に岡崎市として責任を持ってこれに対処できるようにしてほしいと考えるわけですが、この点について見解をお伺いします。

 それから、文化の問題につきまして、例えば今の会場使用料の場合ですと、 1,500円で基本使用料が2倍になると。古い入場税のときからの関係だと思うんですけれども、実際市民の人たちが専門的な劇団とか音楽家とか、また地元のアマチュアの人たちが本当に苦労しながら、手弁当でつくっていく場合でも、それでもやっぱり 1,500円を超えてしまう、会場の収容状況から言っても超えてしまうとか、そういうような状況に悩んでいるわけです。だから、本当に文化、芸術を振興していく、岡崎が本当にそういう面で、岡崎の文化という点は一朝一夕にできるわけではないわけですから、そうした面で本当に投資し、それからそうした市民が参加できるような機会を広げるように、会場使用料についてもぜひ検討をお願いしたいと思うんです。

 それから、文化振興審議会については、今ある組織で検討するということでありますが、やはり社会教育と文化振興という面では、性質が違った課題というように考えているわけですから、ぜひこの点についても検討をお願いしたいと思います。

 そのほか、文化の点については、具体的な課題、要求というか、問題点を明らかにしてお尋ねしましたものですから、ぜひ岡崎の文化を本当に振興するために、その一つ一つについて前向きに検討して、本当に多くの市民が参加できるように、そして運動がますます活発に展開されるような条件整備をぜひ検討していただきたいと思います。

 その他の第1項の駐車場の件とか、それから4項につきましては、ぜひ市民との合意の中で前向きに検討していただきたいと要望しておきます。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 大変いろいろな、広範囲にわたりましての御提言でございまして、御提言という形でもちまして、ひとつ研究をさせていただきたい、このような形で御答弁をさせていただきます。

 ただ、一つだけ申し上げておきたいのは、文化関係に対しますところの各使用関係、これは全部ではございませんが、大久保議員さん、たしか御承知だと思いますが、武道館、体育館をあのような形で、文化行事であっても同一料金体系をつくったというのは本市が初めてでございまして、あれはたしか全党賛成で御承認を賜った案件であるわけでございます。これらを体しまして、これで云々ではございませんが、今後ともどもに、いわゆる魂を入れる行政に対しましても進ませていただきたいという方向だけは申し上げまして、御答弁にかえさせていただきます。

 以上。



○議長(岡村秀夫君) 16番 大久保君。



◆16番(大久保正君) 市長が質問に対する全体の見解だと受けとめています。ぜひ市長は、「岡崎文化」で対談の中で出されている公約というんですか、そうした面もぜひ積極的に取り入れてもらって、その実現、例えば市民に広く知らせていくことは、大した予算がかからないと、これについても検討したいということや、会場についても、ぜいたくといっても、やっぱりそれの目的に合った施設をつくりたいということを出されていますから、ぜひ実現のためにお願いします。

 以上。



○議長(岡村秀夫君) 暫時、休憩いたします。

             午後1時57分休憩

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△徳田孟議員の質問

             午後2時6分再開



○議長(岡村秀夫君) 休憩前に引き続き、一般質問を行います。

 1番 徳田 孟君。

     (1番 徳田 孟君 登壇)



◆1番(徳田孟君) さきに通告しました順序に従い一般質問を行いますので、市長初め理事者各位の前向きな答弁をお願いいたします。

 1番目です。教育問題について質問いたします。 (1)は、施設設備の充実についてです。今回は小中学校の冷房化についてのみ質問いたしたいと思います。

 ことしの夏休み中の岡崎地方の天気は38.2度を最高に、8月の3日間を除くと連日1日の最高気温が30度を超す真夏日で、熱帯夜も多かったと報告されております。そのような炎暑の中で、先生たちは夏休みの大半を研修会、部活動の指導などで登校されて仕事をやられています。また、夏休みでない7月や9月にも暑い日が続きます。窓をあけているので、風が強い日には砂ぼこりが入ってくる、扇風機をかければ書類が舞うという状況です。また、夜になればいろいろな虫が飛び込んでくるそうです。汗をふきふきでは能率も上がらないと思います。快適な環境になれば業務効率も上がり、子供たちにも還元されると考えます。岡教組の調査を見ても、当然のことながら、希望する施設設備の第1位は職員室、図書室等の冷房化になっております。西三河の各市を見ても、設置していない市は西尾と知立の2市で、豊田は図書室に設置、碧南は職員室、校長室に設置、高浜は図書室に設置、安城は小中学校の図書室と中学校の職員室に設置、刈谷は校長室、職員室に設置となっております。今はどんな小さな事業所でもエアコンが入ってるところが多いし、家庭でも複数のエアコン設置がふえてきております。名古屋の私立大学におきましては、普通教室におきましてもエアコンが入っている学校があると聞いております。昨年9月の柴田隆弘議員の質問に対して、教育次長は、パソコン設置に合わせて冷房化を進めているが、設置が完了した時点で検討していきたいとの答弁でありました。幸い、12月議会に冷房化の委託設計費が計上されておりますし、単年度では無理としても、来年度から順次冷房化を進めていくべきだと考えますが、答弁をお願いしたいと思います。

  (2)は、私学助成についててです。愛知県では高校生の3人に1人、10万人の生徒が私立高校に学んでおります。岡崎においても私立高校が4校あり、30%の生徒が私立高校に通っていると言われております。高校教育における私学の役割は大きなものとなっております。公私立を問わず、教育の内容を考えて学校を選択できることが望ましいと考えております。しかし、現実は、入学金等に見られるように、公私には大きな格差があります。私立高校に通う父母に聞いたところによりますと、初年度入学金は公立高校だと10万円ぐらい、私立高校は4倍から5倍の50万円以上、月々の諸経費は公立が1万円ぐらい、私立は3倍の3万円前後となっております。文部省の調査でも、89年度に親が負担した教育費は、公立校31万円に対して、私立校は何と65万円で、親にとっては大きな負担となっております。

 そこで、質問いたします。岡崎の私学に対する助成は、他市に先駆けて実施されておることは承知をしておりますが、私立高等学校生徒に対する授業料補助を豊田並みの1万 2,000円に増額する考えはないか、お伺いをしたいと思います。

 また、就学困難な生徒に対する公立 3,000円、私立 5,000円の奨学金の対象者の枠を、現在の50人からふやしてほしいと考えますが、いかがでしょうか。

  (3)の学校5日制については、あす我が党の加藤明子議員が質問いたしますので、割愛をしたいと思います。

  (4)は部活動についてです。現在行われている部活の意義を認めつつも、もっと子供たちを家庭や地域に返し、ゆとりを持たせてやるべきだと考えております。

 そこで、質問をいたします。まず第1点として、中学校の全員部活について、研究委員会報告では意義を評価し、その目的を生徒に十分理解させることが必要と書いてありますが、生徒の中には積極的にやりたい子もいるし、消極的な子、またついていけない子もいろいろいると思います。また、地域で活動したい子もいると考えます。多様化の時代に画一的にやることは無理があるのではないでしょうか。かえって自由参加にした方が、部活が活発化する面があるのではないかとも考えます。全員部活を見直す時期に来ていると考えますが、いかがでしょうか。

 第2点として、休日の部活については現在第3日曜日が家庭の日となっておりますが、本来日曜日は安息日で、1週間の疲れをいやし、リフレッシュするのが趣旨だと思います。そこで、親子の触れ合いを多く持つためにも、当面、もう1回の家庭の日をつくるべきだと考えますが、いかがでしょうか。

 第3点として、朝練習についても、小学校は研究委員会報告にあるように廃止の方向で指導してほしいと思っておりますし、また中学校の朝練についても親子が一緒に食事をしてスキンシップを深め、親の負担を軽減するためにも日数を減らすよう指導してほしいと思いますが、いかがでしょうか。日本人の働き過ぎが指摘され、学校においても学校5日制が具体化されようとしている今こそ、先生も子供たちもゆとり実現のために大胆な見直しをすべきだと思いますが、いかがでしょうか。

 2番目です。外国人労働者問題について質問いたします。

 日系ブラジル人が昨年の入管法改正以来、太平洋ベルト地帯を中心に急激に増加しております。愛知県は外国人登録をしたブラジル人が全国で最高となり、1万 5,000人を突破したと言われております。新聞で日系ブラジル人の記事が載らない日はないくらいです。岡崎でもよく見かけるようになりました。行政も真剣に考える時期に来ていると考えます。

 そこで、質問いたします。 (1)です。ここ数年間の岡崎における日系ブラジル人の増加数はどうなっているか、お伺いしたいと思います。

  (2)は、市民の中には彼らは出稼ぎで金もうけに来たのだからと冷ややかな見方をする人もいます。また、ある人は、国際化を漫然と考えていたが、今職場でも地域でも学校でもすぐ隣に外国人がいるようになった。本当の国際化だと言われている人もおります。市長は日系ブラジル人の増大と国際化について基本的にどのような考えをお持ちか伺いたいと思います。

  (3)です。ブラジル人に安心して市民生活を送ってもらうために、他市で行っているようなポルトガル語のパンフレットが必要だと思いますが、準備されているかどうか、お伺いをしたいと思います。また、商店街や大型店の従業員の人たちが対応できるようにするために、講習会や会話集が必要だと思いますが、どうでしょうか。また、彼らは母国の情報を知りたがっていると聞いております。市役所ロビーに現地の新聞を置いたらと思いますが、いかがでしょうか。

  (4)です。ブラジル人が日本の社会に溶け込むには、日本語を覚えることが必要だと思います。岡崎においても国際交流協会が主催して日本語講座が開かれていると聞いておりますが、内容と規模についてお聞かせください。

  (5)、ことしに入って、県下で豊田、岡崎で3人の若者の自殺が出ております。仕事の問題、日常生活の問題等々、いろいろ相談したいことがあると思います。彼らは安心して気軽に来れるポルトガル語の通訳もいる相談室が必要だと思うが、どうでしょうか。

  (6)です。ブラジル人の増加に伴って、小中学校に入学する子供たちもふえております。担当されている先生の苦労は大変なものだと思います。今学校ではどのような対応がなされているか、まずお伺いしたいと思います。

 次に、一番問題なのは言葉が話せないことだと聞いております。ポルトガル語を話せる人を雇って、日本語教室を開くべきだと思いますが、お聞きしたいと思います。

 また、苦労されている先生たちの交流会を企画されると問題点も明らかになり、指導上プラスになることが出てくるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

 高齢者福祉充実について質問いたします。

 日本人の平均寿命が女性82歳、男性76歳になり、世界一の長寿国なったと言われております。それに比例して、高齢化社会も急速に進んでおります。西暦2000年には国民の4人に1人が65歳以上の老人になると推計されております。岡崎においても、国に比べると緩やかですが、ことしの老人の人口は2万 8,984人となり、総人口に対する構成比は9.36%となっております。日本は世界一の長寿国なりましたが、1990年には 6,141人の老人の自殺があり、これまた世界でもトップレベルになっております。日本の福祉の底の浅さをあらわしていると思います。「老人は多年にわたり世界の進展に寄与してきた者として敬愛され、かつ健全で安らかな生活を保障されるものとする」と老人福祉法の理念はうたっております。この理念を実現するため、行政は全力を尽くさなければならないと思います。岡崎市においても敬老金の支給、老人クラブへの助成、高年者センター、年金受給者住宅の建設、在宅福祉等さまざまな施策を行っておりますが、特に光を当てなければならない点は、在宅のひとり暮らしの老人、寝たきり、痴呆老人を介護される家庭への施策だと思います。

 そこで、質問します。まず第1に、ホームヘルパーのサービスについてであります。福岡県の行った県民意識調査によりますと、希望する福祉の1位がホームヘルパー派遣でした。岡崎においてもホームヘルパーのニーズがふえていると聞いております。訪問所帯数と平均的訪問回数についてお伺いします。

 第2は、70歳以上のひとり暮らしの老人は 1,300人いると言われておりますが、必要者の掘り起こしはどのように行われているか、お聞きしたいと思います。

 第3は、昨年度から登録ヘルパー制度が発足をいたしましたが、その人数と、どれぐらいの人が活動されているか、また、専門的知識、技術を身につける研修はどのように行われているか、お聞きしたいと思います。

  (2)です。デイサービスについてです。お年寄りの評判がよく、デイサービスの来るのが待遠しいという声が聞かれます。デイサービスの1年間の利用者数を伺いたいと思います。また、月3回ということですが、週1回にする考えはないか、お伺いしたいと思います。

 第3にショートステーについてです。現在、竜谷の特別養護老人ホームと高年者センター内にある養護老人ホームで行われていると聞いておりますが、利用状況を教えてください。また、介護者の病気で介護できない場合だけでなく、旅行とか、枠を広げて利用できないものか、お聞きしたいと思います。

 第4にデイホームについてです。長野市では、在宅で介護を受けている高齢者に対して2カ所のデイホームを開設し、介護サービスを提供し、介護者の負担軽減を図っております。長野市のようなデイホーム、託老所を各学区に建設する構想は将来的にないか、お聞きしたいと思います。

 また、第5に給食サービスについてお伺いします。この給食サービスを拡大できないかどうか、お聞きしたいと思います。

 第6に地域老人福祉センター建設についてであります。市長は、東西南北へおのおの将来展望としてつくりたい。一番大きな問題は土地の問題で、他の施設で転用できるものがあるかないかも含め検討しながら、可能性を探っていると答弁をされております。また、福祉部長は3月議会で、老人福祉センターの構想について答弁されております。計画、建設の見通しはどうか、お聞きしたいと思います。

 以上で、第1回目の質問を終わります。

     (1番 徳田 孟君 降壇)



○議長(岡村秀夫君) 教育次長。



◎教育次長(大塚希夫君) 御質問の教育問題のうち、 (1)の施設設備の充実ということで、特に冷暖房のことでお尋ねでございますが、小中学校の職員室を初め校長室、図書室等の空調設備につきましては、5日の日に市長の提案説明の中で御説明させていただいたとおり、来年度から順次実施をしたいという考え方で、今回設計測量委託料を計上させていただいておるということでありますので、御理解をいただきたい、こんなふうに思います。

 それから、次が (2)の私学助成でありますが、私立高校授業料の見直しにつきましては、授業料の公私格差の実態、他都市の動向等を参考にさせていただきまして、今後検討させていだきたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。

 なお、 (2)につきましても、これは高校生の枠がちょっと少ないわけでございますが、これらは今まで上の私立高校授業料との関係もございまして、高校生の方が若干人数が少ないということもございましたが、これらにつきましても、枠の拡大の方がいいのか、奨学金の方への金額の増大の方がいいのか、ここらもひとつあわせて検討させていただきたい、そのように思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 教育委員会指導部長。



◎教育委員会指導部長(岩月健君) 教育の問題、部活動についてお答えしたいと思います。

 全員部活動の見直し時期ではないかというお話でございます。例えば、小学校を見てみますと、41校中24校が全員部活制、17校が希望者というふうな現状でございます。中学の方は全員部活でやっているわけでありますが、こういう状況になっていくためには、それぞれの学校でそれぞれの事情がございまして、学校の考え方、あるいは地域、あるいはPTAの方の考え方、要望、そういうものが流れの中で現状のような全員部活制も続いているというふうに把握しております。したがいまして、現状を一気にどうするというような形で変えていくということでなく、常々申しておりますが、部活動指導研究委員会の研究をまちながら、それぞれの学校で対応をされるものだというふうに考えております。

 それから、休日の練習でありますが、私どもの調査によりますと、平日の休日をふやしたらどうだというようなことで、そういう方向で実施をしている中学校が7校あるというようなこと、あるいは校数でなくて、それぞれの部活でそれぞれの指導者の考え方、あるいは子供たちの要望、そういうもので休日をふやしたり減らしたりというようなことがやられておるというふうに考えております。

 それから、朝練習でございますが、これにつきましては、御承知のように、改善が大変進んでおりまして、全体としてそういう方向に進んでいくのでないかというふうにとらえております。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 市民部長。



◎市民部長(渡辺康司君) 2番目の外国人労働者問題の初めの問題、ここ数年間のブラジル人の増加数はどうなっているかという御質問でございますが、最近4年間のブラジル人の登録者数で御説明申し上げます。

 昭和63年4月1日現在では1人でございました。それが平成元年4月1日で 129人、平成2年の4月1日で 240人、平成3年の4月1日で 955人、急激に増加しておるところでございまして、また平成3年の10月末日現在で登録者数は 1,347人。したがいまして、ことしに入ってから既に 352人の増加となっております。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 総務部長。



◎総務部長(天野正彦君) 2番目の外国人労働者の問題についてということで、幾つかの御質問がございました。私の方から (2)の基本的な考え、 (3)のパンフレット、会話集、新聞、 (5)の相談室というような問題につきましてお答え申し上げたいと思います。

 現在、グローバルマイグレーションの時代だと言われております。地球的な規模で国際労働力が移動しておるということでございまして、母国を離れて外国で不安定な状況で滞留する外国人、移民だとか難民と言われる人たちですが、 5,000万人に上るというふうに言われておるわけで、そういう人たちが地球をさまよっておるということでございます。

 ただいま市民部長の方から御答弁がございましたように、この問題は、日本では1986年以降、経済の好況とともに、人手不足という事態が起こってきたということでございまして、一時的な出稼ぎ労働者が急激に増加したということでございます。これは、受け入れ国側、日本ですが、日本の国民が就業しない、いわゆる3Kと言われる労働市場に参画してきておるということでございまして、具体的には清掃業務だとか、土木建設の現場あるいは飲食店、サービス業の裏方、そういった仕事についておるということでございます。この問題は日本の経済の中に完全に組み入れられておるということでございまして、こうした外国労働者を開国するか鎖国するかというような抽象的な不毛な論議から、現実の具体的な問題としてそれぞれの自治体が対応しておるということでございます。

 問題になっておるのは、人権の問題だとか、住宅の問題、職場の安全衛生の問題、それから地域社会とのつながりの問題だとか防災の問題、子女の教育の問題、一番大きいのは、精神面だとか言葉の問題だろうというふうに思っております。受け入れ側としては、大きな問題は犯罪が急増しておるということでございます。国の対応が後手に回っておるということでございまして、地域の行政機関、それから住民の負担においてそれぞれが対応しておるということでございます。法の壁だとか、あるいはそれぞれ心の溝というものがあろうかと思います。この問題は南北格差が広がり、発展途上国の人口が爆発的に増加すると、引き続き問題が起きてくるだろうというふうに思っております。

 岡崎市におきましても、11月7日に選挙管理委員会で政治講演会を開きました。そのテーマが、お聞きになられた方もおありだろうと思いますが、「外国人労働者問題を考える」というようなテーマでございました。

 基本的な考えでございますが、予算編成の過程で取り組めるものは取り組んでいくということでございますが、パンフレットあるいは会話集、新聞、そういった具体的な御質問でございます。パンフレット、市政の概況だとか、そういったものにつきましては、英語だとかポルトガル語だとか、中国語だとか、そういったようなパンフレットができぬかなというようなことも考えております。それから、新聞等につきましては、きょう初めて聞きましたわけなんですが、こういったものがどういう方法で入手できるかどうかということも研究せぬとわかりませんので、こういったものが簡単に手に入るのかなという気もいたしております。

 御質問の中ではブラジルということですが、岡崎にはペルーからも91名の方がお見えになります。現在、日本政府が国として承認しておる国がたしか 130カ国ございます。現在、岡崎市に来てみえる外国の方の国の数は37カ国に上がっております。そうした多くの国の人たちにも対応していかなければいけないということだと思います。

 それから、相談室等のお話も出たわけですが、豊田市が市民相談室にそんなような窓口を設けておるということですが、実際悩み等を相談に来られた方は全然なかったということで、市の手続だとかそういったことに御相談に来られた方があるということでございます。ただ、ポルトガル語ということになると話す方がごく限られるわけで、岡崎でも何人見えるかなと思うわけですが、なんか1人だとか3人だとか、それぐらい少ない数でございます。そういう人材確保ということも大切だろうというふうに思います。それから、来てみえる方が比較的短期間で帰られますから、日本語に身が入らぬではないかなという気もいたします。

 この前も市役所の窓ガラスの清掃で外国人労働者が来ておみえになったですが、私の部屋にもガラスを掃除に見えました。「お邪魔します。ガラスをふきにまいりました」ということで来られまして、私は下を向いて仕事をやっておりましたので、「どうぞ」と、しばらくして見ましたら、外国人の労働者で、若い立派な青年でした。興味がありましたので、「どこの国から来られましたか」と聞きましたら、「トルコだ」という話です。「遠い国から来られましたね」と言いましたら、「日本へお金を稼ぎに来ました」ということを言っておられました。「国でどんな仕事をやってみえるのかね」と聞きましたら、「仕事はしておりません」ということでした。「じゃ何ですか」と聞いたら、「学生です」ということで、「それじゃ何の勉強をしてお見えになりますか」と聞きましたら、「医者の勉強です」と、「将来ドクターになるのかね。頑張ってくださいよ」ということで話が切れたわけですが、知識程度というですか、高い方は、日本へ来られて6カ月だそうですが、私と日本語で会話が十分できるというところまでなっておりますから、そういう方たちは日本語で結構会話ができるというふうに思っております。

 この外国人労働者の問題は今後の問題として、国も真剣に取り組んでくるように思っております。行革審等でも、外国人労働者の受け入れ、こういったことについて提言をしておるようでございますので、国の方針等を見きわめながら、市も対応していきたいということでございます。よろしくお願いします。



○議長(岡村秀夫君) 市長公室長。



◎市長公室長(柴田徳長君) 2の外国人労働者問題につきまして、今総務部長の方から、将来の考え方等を含めまして説明させていただきましたが、その中にありまして直接的に外国人向けパンフットの作成についてどうかというお話がございました。これら等の問題につきましては、6月議会にもお話が出たわけでございますが、現在、私の方が進めておりますのは、ポルトガル語、スペイン語、中国語、英語の4カ国で考えております。内容としましては、緊急連絡、緊急だとか火災、警察等、それから窓口手続、外国人登録だとか税関係、それから病気関係では乳児相談等、学校関係では入学手続等、施設では公共施設とか観光案内等、約30項目にわたりまして案内を考えています。そして、発行部数としましては、各国語版でともに約 1,000部ぐらいで、平成4年3月発行に向けて今鋭意努力しております。

 それから、日本語講座の内容についてどうかというお尋ねでございますが、議員御案内のとおり、国際交流協会におきまして、日本語講座を開設しております。内容を申し上げますと、毎週土曜日の午後3時から、講師はボランティアで行っておりまして、ポルトガル語1名、スペイン語3名、この4名で講座を行っております。ちなみに受講の登録者は34名でございまして、そのうちのブラジル人、ペルー人合わせまして14名が外国人という内容でございます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 教育委員会指導部長。



◎教育委員会指導部長(岩月健君) 外国人労働者の子弟の問題についてお答えしたいと思います。

 先ほどお話しいたしましたように、12月1日現在の外国籍の小中学校への就学者44人、うちブラジルだけに限っていえば23人ということでございます。それらの子供をどのように指導しておるかということですが、実は連尺小学校に6名と非常にたくさんいるわけでありますが、あとは1名、2名というようなことで、授業時間数の少ない者がその子供たちにできるだけ個別に指導ができるような体制をとっておっていただいております。当然のことですが、国や県にも私ども要望しておりまして、そういった指導のできる人を充てていただけるようにできればというふうに思っております。

 それから、同じ悩みを持つ先生方が話し合ったらいろいろ役に立つじゃないかというようなお話もございまして、これも先ほど申し上げましたように、ポルトガル語のわかる冊子を作成中でございまして、この編集委員には実際に子供を扱っている先生方10人ほどお願いしまして、現在進行中でございます。したがいまして、実情に合った冊子ができるのではないかというようなことを思っております。

 以上です。



○議長(岡村秀夫君) 福祉部長。



◎福祉部長(鈴木清君) 3番目の高齢者福祉充実について、たくさんの御質問でございますので多少前後するかもわかりませんが、お答え申し上げたいと思います。

 まず第1点目のホームヘルパーについてでございますが、現在の設置状況につきまして、平成2年度につきましては67名、平成3年度では95名でございます。これは国が示している目標数が79名でございますので、その充足率は 120%に達しているというところでございます。県下の状況は、ちなみに現在12市がおおむね充足率を達成しておるというところでございます。さらに、10カ年戦略の最終年度である平成11年度には 184人というのが目標でございますが、これは75歳以上の高齢者の数によって、ある程度国が示す標準でございますので、今後、毎年派遣の状況を考慮しながら増員を図ってまいりたいと思うわけでございます。平成2年度の訪問世帯が 119世帯というところでございまして、これは民生委員さんからの連絡等によりまして、派遣をしておるところでございます。

 次に、ヘルパーの研修はどうかというお話でございます。研修、訓練の状況につきましては、家庭奉仕員の人材養成講座、これは18日間でございますが、これは20名、県が主催しておるところでございます。それから、痴呆性老人介護講座、これは3日間でございますが、5名を参加させております。そのほか、高年者センターのデイサービス事業に46名が随時実施を行っておるところでございまして、今後必要に応じまして、各種研修会等に参加するようにしてまいりたいと思うわけでございます。

 次に2番目、デイサービスでございますが、デイサービスセンターは現在、高年者センターにおいてB型とC型、この二つをやっておりますが、福祉の村清楽荘においてもC型を行っております。基本事業といたしましては、生活指導、日常動作訓練とか介護教室、健康チェックなどと、入浴サービス、給食サービスを行っております。現時点におきましては、希望者はすべて対応しております。今後は相当数の増加が予想されますが、現在基本計画策定中の地域老人福祉センターにも将来併設を予定をしておるところでございます。

 次に、3番目でございます。ショートステーでございますが、ショートステーの利用状況でございますが、平成2年度の実績につきましては 154名、延べ 999名でございます。それに対しまして、平成3年度の実績は10月末現在におきましても、前年度の実績を上回っておりまして、今年度、平成3年度の見込み数を 298人、延べ 1,790人と見込んでおるところでございます。今度の12月定例会におきましても、その経費の補正増額をお願いを申し上げるところでございます。

 次に、4点目でございますが、託老所の設置、デイホームの設置ということでございます。これは寝たきり老人とか痴呆性老人を抱えている介護者の介護を支援するために設けておるものと思われますが、著しく高齢化が進んでおる地域においては現在開所をされているところもあるというように聞いております。本市では、在宅福祉の充実を進めるとともに、現在のところは老人ホームへの入所、ショートステー、デイサービスなどの利用に委ねておるところでございますが、平成4年、5年度で策定を予定しております高齢者の保健福祉計画の中で、各種支援システムとあわせて今後の課題として十分に研究、検討されるように考えております。

 次に、5番目でございますが、給食サービスの実施状況はどうかというお話でございます。老人家庭の給食サービスにつきましては、御案内のように、社会福祉協議会が協議会の事業として行っておりまして、平成2年度の実績では、ホームヘルパーが訪問しておる対象世帯、先ほど申し上げた 119世帯、延べ 1,497人に配食をいたしておるところでございます。

 また、ひとり暮らし老人の給食サービスは、昭和62年度から年間2地区を予定しておりまして、地区民生委員の協力のもとに、市民センターとか小学校等を利用しまして実施してまいりましたが、最近、高齢者の方を一堂に集めての実施は非常に交通事情と食品衛生管理上の問題で大変難しい状況にあり、今後検討をしていかなければいけないというふうに聞いております。

 次に、6番目でございます。地域老人福祉センターの建設の見通しということでございますが、地域老人福祉センターにつきましては、現在基本構想を策定しているところでございまして、場所等につきましては、まだ未定でございます。用地の取得がまず先決でございますが、基本的には公有地等の有効活用を図ってまいりたいと思うわけでございます。建設の規模につきましても、おおむね 1,000平米から 1,200平米ぐらいを考えておりますが、その地域の老人人口を勘案しながら、規模、内容等の構想も固めてまいりたいと思うわけでございます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 私からも若干だけ追加してお答えをさせていただきたいと思います。

 まずその一つで、いつもは本市の経済事情等に対しまして私の一番信用しておりますところの細かいデータを常に持っております総務部長が、国際問題ということで、大分大きく勉強したようでございまして、その勢いがございましたものですから、 5,000万人が地球をさまよっているとやりましたが、私はこの表現というのは、読んだ本か資料のうちから引用したと思うわけでございまして、私はむしろ、 5,000万人の方々が母国を離れて職を求めておられると、こういうように謹んで訂正をさせていただきませんと、何かちょっと侮べつ的な響きがございますから、御訂正をさせていだたきたいと思うわけでございます。決して悪意で部長は言ったわけではないと思いますが、実情を吐露する一つの具体的な手法といたしまして申し上げましたので、私から謹んで訂正をさせていただくわけでございます。

 それから、この問題に絡みまして、さきの鈴木雅美議員さんの御質問にもお答えさせていだたきましたが、本当に具体的な問題になってまいりますと、まず言葉の壁、あるいは書物を読む字の壁、こういうことが実生活においてあるのは事実でございます。しかし、こう言われる言葉の中に、日本を初めてというんですか、こういうように外国の方々が労働に見えるということは、歴史的に浅いわけでございます。一つ間違えますと、日本のシステムに対しまして、頭から理解していただきたい、こういう逆にこれらの人々から見られますと、高いうぬぼれた態度でもって云々ということのないようにしようというのが私の一つの自論であるわけでございます。

 なぜそういう自論が生まれるのかといいますと、どの国々もおのおの長い歴史と文化と生活のシステムを持っておるわけでございます。こういう人たちに対しますところの案内あるいは解釈というんですか、こういうものについても、あなたの国においてはこういうことになっておりますが、日本におきましてはこうでございますよと、こういうように、具体的に申し上げるならば、そのような形でもって、本当にその国、生活の実態、こういうことを知った上でやらないと、ちょうどどこの国とは私は言いませんが、ヨーロッパの国々が当初段階、単純労働者を外国から入れた、これらに対しまして、まず政策が、自分の国に合うようにしろと押さえつけたわけでございます。これは幾ら押さえましても成功しなかったわけでございまして、主な国々がみんな母国の文化と生活システムを肯定する、それを是認する立場におきまして、今のこの町の生活を知ってくれと、こういう態度に変わっておるわけでございます。

 私から申し上げますと、何か偉そうに聞こえるかもしれませんが、今全国的なものの中に、単に日系人というところに主体が行きまして、この言葉の壁のみを説明をする、これができればいいということではなくて、むしろ私はもう一歩踏み込んだ形でもちまして、おのおのの国の文化と生活システムを理解する中で、これを尊重しながら説明をするという、そういうひとつゆとりを持った案内が欲しいなということでございます。重ねて申し上げておきますが、これは労働者の関係の中におきましては、けさの御質問のように、韓国の関係というのも具体的に出ましたが、あります。同時にまた、フィリピンだとか、あるいはベトナム、こういう方々もたくさんあるわけでございまして、こういう広範囲にわたった中におきまして、おのおのの母国のシステム、これに立脚しながら御理解を願う、こういう方向を今後ともどもに研究を重ねていきたいと思いますので、特にこれらに御造詣のある各位はひとつよろしく御提言、御指導をお願い申し上げたいと思うわけでございます。

 最後に、割合に部長は小さな声で言いましたが、実はホームヘルパーの95人というのは愛知県下におきまして最高の充足率を現在は持っておるわけでございまして、これらに対しまして一層、高齢化社会に対するという言葉を避けまして、私はあえて長寿化社会、こう言っておるわけでございます。長寿社会に入る私もおるわけでございますから、余りいじめんように、ひとつよろしくどうぞ、地域がうまくやっていけますように、ひとつ御関心を一層高めてもらいたい。私からも、この年になりますと、しみじみこの問題が感じられるわけでございまして、心のこもった長寿化社会、その構造に対し、構成に対しまして、また議会の皆さん方の御理解を賜り、我々もそれにふさわしい施策を順次展開していきたい、こういうことも今期の議会の当初にも御説明をしたとおりの方向で進ませていただきたいということでございまして、よろしくお願い申し上げます。



○議長(岡村秀夫君) 1番 徳田 孟君。



◆1番(徳田孟君) それぞれ御答弁をしていただきました。まず1番目の教育問題について再度お尋ねしたいと思います。

 小中学校の冷房化については、来年度から順次実施をしていきたいと、そういうふうな前向きの答弁をいただきました。安城の方が先行してやっておるわけですけれども、実際冷房が入っているところの先生にちょっとお話を聞いたんですけれども、安城の場合は図書室が入って、それから職員室が入ったと、そういうような経過になっているわけですけれども、先生方にとってみれば、授業が終わって、それから休憩時間に職員室に帰って、やっぱり冷房が入っておるとほっとすると、職員会だとか学年会とか、そういうのが真夏の暑いときにやるとなかなか苦痛だし、集中してやれない。随分能率が違うと、そういうようなことを言っておられました。また、図書室については、図書室に冷房が入ったということで、夏の間は昼休みになると子供たちがわっと押し寄せると、そういうような状況があるそうです。

 それで、今からどういう順番で入れていくかということになると思うんですけれども、いろいろ先生方に聞くと、実際の頻度だとか必要さから考えれば、職員室の方から入れていくべきじゃないかと、そういう意見が強いわけですけれども、その辺についてはどうでしょうか。

 それから、私学の助成については、他都市の動向を見ながら検討させてもらいたいということですけれども、確かに岡崎の場合は先ほども質問しましたように、他都市に先駆けてやっているわけですけれども、ぜひとも、西三河の市を見てみると、豊田以外は大体岡崎市と同じ 6,000円と、そういうふうになっております。ぜひとも豊田と同じような1万 2,000円というような方向に考えていだたきたいと思いますが、どうでしょうか。

 それから、奨学金についても、額を上げるのか、枠を拡大するのか、その辺については検討させていただきたいということですけれども、ぜひとも前向きに考えていただきたいと思います。

 それから、部活についてですけれども、これについては、確かに言われるように、それぞれの学校でそれぞれの実情があるということは理解できます。でも、実際、例えば部活を縮小していこうと思えば、ある学校の校長先生が言われていたんですけれども、一斉にやらなければなかなか進まないと、そういうふうにやってもらった方がいいと、例えば、今、月1回の家庭の日を2回にふやすとか、そういうふうにやった方がスムーズに行くんじゃないかと、そういうふうに言われております。僕自信もそういうふうなやり方で進めていかなければ、なかなか部活の縮小ということは進まないんじゃないかと思うんですけれども、この辺について再度答弁をお願いしたいと思います。

 教育問題についてちょっと質問しましたが、御答弁をお願いしたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 教育次長。



◎教育次長(大塚希夫君) 御質問のどの部屋へ一番早くつけたらいいかというようなことでございますが、これらにつきましては、当然ながら学校現場の先生方の御意見などをお聞きしながら、一番必要な関係のところから考えていきたいというふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 教育委員会指導部長。



◎教育委員会指導部長(岩月健君) 部活全般につきましては、部活動指導研究委員会の研究成果を踏まえて、これまでも指導、助言に当たってきておりまして、それによって、現場ではかなり改善されてきているというふうに把握をしておりますので、今後も研究委員会の研究結果を尊重して指導、助言をしていきたいというふうに思います。



○議長(岡村秀夫君) 1番 徳田 孟君。



◆1番(徳田孟君) 2番目の外国人労働者の問題についてです。

 いろいろ答弁をいただきました。具体的に30項目ぐらいのパンフレットを4カ国語でつくっていきたいと、それは評価したいと思います。ぜひとも一日も早くつくっていただきたいと思います。

 それから、先ほど総務部長が答弁されたわけですけれども、例えば、一つは、豊田の相談室の問題を取り上げられて、実際相談室を開いたけれども、相談らしい相談はなかったと、そういうふうな答弁だったんですけれども、僕も豊田の市民相談室に行きまして、いろいろ話を聞いてまいりました。これによりますと、ことしの4月から開設をしているわけです。受付案内にも来るわけです。そこが4月から10月で 302件、それから外国人の相談が、4月から10月で計48件、外国人にかかわる人たち、そういう人たちの相談が14件、そういうことで、相談室の方が言われるには、確かに相談の内容というのは、ごく簡単な相談もあるわけですけれども、彼ら自信が一番求めているのは、ある面では寂しいと、話したい、聞いてもらいたいと、そういうことがあるんじゃないかと言われるわけです。

 豊田の市民相談室の場合だと、何でもいいからとにかくいらっしゃいと、ちゃんと話を聞いてあげるということで、確かにそういう一般の日本の人たちに比べると倍ぐらいの時間がかかるそうです。それでも丁寧に相談に応じると、そういうことが豊田に来てよかったということになるんじゃないかということで、市民相談活動を進められておると聞いております。市民相談室をやっているということをPRもしているわけです。これは豊田市の広報なんですけれども、実際ポルトガル語で書いて、「困ったときの相談は」ということで、日本語とポルトガル語で書いてあるわけです。こういうPRの仕方もやっているということです。

 それから、新聞のことは実際どういうふうに入手したらいいのかというようなことを言われたんですが、僕は豊田の市役所に行って、市役所のロビーに入った途端、そういう新聞があったんです。それは日刊の新聞です。サンパウロで発行しているそうですけれども、これは確かに現地から郵送してもらう場合、1週間か10日ぐらい遅れるそうです。でもやっぱり、そういうブラジル人の人たちにとってみれば、母国の情報というのは一番知りたがっていると思うんです。そういう意味でも、金額的にはそう大した金額ではないと思うんですけれども、そういことを設置したら、彼らにとっても一つの救いになるんじゃないかと、そういうふうに考えます。

 日本語講座にしても、短期間だから、余り習いに来る人が少ないじゃないかということを言われているわけですけれども、実際、これは豊田の広報に載っているんですけれども、栗原アデリアネ明子さんという人です。この人もブラジルにおったときは、本当に日本語はあいさつ程度しかできなかった。「豊田に来てから休日を利用して公民館とか国際交流協会の日本語講座に参加し、平日も仕事から帰って自宅で毎晩勉強しました。こんなに一生懸命勉強したのは、日本の生活に早く溶け込むためであり、日本語で書かれてくるおじいさんからの手紙を読むためでした」と。この人は2年間で日本語が上達して、9月に行われた「外国人による日本語弁論大会」で最優秀賞に選ばれたと、そういうふうに書いてあるわけです。だから、きちっとPRをすれば、すぐに来るかどうかは別にして、そういう本当に学ぶ場所をちゃんと確保していく、そういうことはすごく大事なことじゃないかと思います。

 何点かにわたって、僕の提案も含めて意見を言いましたので、御答弁をお願いしたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 助役。



◎小島秀光助役 外国人の労働者の皆さん方に対する対策につきましては、私ども岡崎市でもさまざまな、また商工業務も含めて、あるいは幼稚園ですとか、あるいは広報関係、すべて行っておるわけでございまして、その中に特に相談室等の御提言があったわけでございますけれども、直接私どもで考えますのは、相談業務というと、それぞれ専門的な知識が必要になるわけでございますので、もちろんそういった方がいらっしゃればよろしいわけでございますが、当面、むしろそれよりも、通訳のような方の適当な方がいらっしゃれば、それの方が先行するではないかと思うわけであります。いずれにしましても、いろんな問題があるわけでございますので、特に私どもの一番多いのが南米の方、あるいは中国とかフィリピンの皆さん方もいらっしゃるわけでございますので、そういう関係も総合的に考えまして、今後研究してまいりたいと思うわけであります。



○議長(岡村秀夫君) 1番 徳田 孟君。



◆1番(徳田孟君) 相談室については、確かに僕は市民相談室の中にポルトガル語のできる相談員をというようなことを提案したわけですけれども、それでなくても、当面、豊田がやっているように、3名の方、これは別に外国人の方の相談の窓口を設けたから人数をふやしたわけでもないそうです。今このスタッフでやっているそうですけれども、万が一のとき、もしそういう個人的に見えたとき言葉が通じなかったらいけないからということで、2人の方、主婦の方と大学の講師の方と言われていましたけれども、その人と契約をして、いざというときにはちゃんとその人と連絡をとって通訳をやってもらうような体制をとっていると、そういうようなことを聞きました。

 だから、今助役の方で答弁されたわけですけれども、決して市民相談室に常駐しなくても、今岡崎の市民病院でやられているように、事務局に1人の通訳の方がおられて、その人たちが必要に応じて各科へ行かれると、市役所においても、市役所に国際課でも何でもいいですけれども、そこにおられて、必要に応じていろいろそういう通訳の手伝いをしてもらうと、そういうようなことは現実的だと思うんですけれども、その辺についてはどうでしょうか。



○議長(岡村秀夫君) 助役。



◎小島秀光助役 いろいろその対応につきましては、常駐だとか、あるいは嘱託とかいろいろありますけれども、ひとつそういう意味も含めまして、私どもで真剣に検討させていただきたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 1番 徳田 孟君。



◆1番(徳田孟君) 3番目の高齢者福祉充実について再度お尋ねしたいと思います。

 それぞれ答弁をしていただきました。先ほどの市長の答弁によると、岡崎のホームヘルパーの数は愛知県下で最高だと、そういうようなことが答弁されております。実際はそうなってくると、それだけのサービスができるようになるということだと思うんですけれども、今のところ多分平均的に考えると、週2回ぐらいのホームヘルパーのサービスじゃないかと思うんです。これを例えば1日置きにするとか、そういうふうにやってくると、もっとそういう老人の人たちの健康状態なんかもチェックできるようになるんじゃないかと思いますけれども、その辺についてはどうでしょうか。

 それから、デイサービスについて、これについても随分評判がいいわけです。実際、車で送迎をしてくれるし、お年寄りにとってはいい刺激になるし、また介護者にとっては一時的にも解放されると、そういうことで、デイサービスにしても、今希望者についてはすべて対応されているという答弁があったんですけれども、ぜひとももっともっと回数をふやして、お年寄りにとって、入浴するというのは物すごく楽しみだと思うんです。そういう点でも、ぜひとも拡大をしていただきたいと思います。これについて、ちょっと御答弁があったらお願いしたいと思います。



○議長(岡村秀夫君) 福祉部長。



◎福祉部長(鈴木清君) ただいまホームヘルパーの派遣を週2回と言わず、1日置きに派遣してほしいというようなことで、これにつきましては、現在、平成4年度に予定しております高齢者の保健計画と高齢者の福祉計画を合わさった保健福祉計画を策定をし、平成5年から、市町村における施策として義務づけられておるわけでございまして、来年度の予算である程度の策定のことを考えていかなきゃいけないということで、現在、模索中といいますか、案をつくりつつあるところでございますので、そういった中で、総合福祉の全体の中で、そういったことの必要性があれば、将来は考えていかなければいけないだろうと思います。

 それから、デイサービスも一緒でございますが、これも現在のところ二つの施設が三つのデイサービスを行っておるわけでございますが、これも先ほど申し上げましたように、やはりデイサービス施設を設置をしていかなければいけない。どういうところへ設置をするかというと、地域老人福祉センター等へ設置をしていけば一番うまく行くじゃないかというようなことで、こういうことも含めまして、今後構想を練ってまいりたい。地域老人福祉センター構想は今年度の仕事でございまして、3月までには構想ができ上がるというふうに思いますが、それには、地域老人福祉センターには必ずデイサービスをつけるということでございます。ちなみに、何と言いますか、高齢者のみならず、障害者のデイサービスも同時にある程度考えていかなきゃいけないというようなこともありますので、少し時間が欲しいというところでございます。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) 1番 徳田 孟君。



◆1番(徳田孟君) 地域老人福祉センターについては、3月までに構想ができるということで、着実に進んでいるなと、そういう感じを受けます。ぜひとも積極的にお願いしたいと思います。

 また、先ほど提案をいたしました託老所、デイホームについても、前向きにぜひとも検討していただくことをお願いして、質問を終わっていきたいと思います。どうもありがとうございました。



○議長(岡村秀夫君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 御質問を終わってからの答弁になって失礼でございますが、また、最質問があれば承っても私はいいという気持ちでおりますが、今福祉部長がお答えいたしました、来年の3月時分には、地域老人福祉センターが云々ということでございますが、これは我々といたしましては、議会を前にいたしまして、3年の関係という明示をしての御答弁は謹んで訂正をさせていだきます。いわゆる早い時期にこれらを考えていきたい、こういう言葉にかえさせていただきますから、お含みおき願いたいと思います。

 以上でございます。



○議長(岡村秀夫君) お諮りいたします。

 本日の一般質問はこの程度にとどめたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

     (「異議なし」の声あり)



○議長(岡村秀夫君) 御異議なしと認めます。

 よって、明10日午前10時再開することとし、本日はこれにて散会いたします。

             午後3時12分散会

 地方自治法第 123条第2項の規定により、ここに署名する。

         議長   岡村秀夫

         署名者  大久保 正

         署名者  三島栄太郎