議事ロックス -地方議会議事録検索-


愛知県 岡崎市

平成 3年  9月 定例会 09月06日−21号




平成 3年  9月 定例会 − 09月06日−21号







平成 3年  9月 定例会



             午前10時開議



○議長(近藤隆志君) 出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから会議を開きます。

 本日出席を求めた理事者は、市長初め関係職員であります。

 なお、本日の議事日程は、お手元に配付の印刷物により御承知願います。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(近藤隆志君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、9番 岡田 満君、32番 細井幸彦君の御両名を指名いたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△和泉冨郎議員の質問



○議長(近藤隆志君) 日程第2、昨日に引き続き一般質問を行います。

 あらかじめ定めた順序に従い、質問を許します。6番 和泉冨郎君。

     (6番 和泉冨郎君 登壇)



◆6番(和泉冨郎君) おはようございます。議長のお許しを得ましたので、さきに通告いたしました順序に従い質問を行います。

 第1点目は、三世代宅地供給事業についてであります。

 この施策は、長寿化時代に対応して、親子、孫の3世代が一緒に住める、ゆったりとした住宅用地を安い価格で市民の皆さんに提供し、あわせて過疎化地域の人口増による活性化を図り、地価高騰を抑える波及効果を期待した、全国でもユニークな試みであります。

 先日の尾藤議員の質問と重複している点は割愛し、次の点についてお伺いいたします。

 募集要項について、検討すればするほど大変難しい作業であるが、広い視点での検討を行った上で決めたいとの答弁がありました。この作業が煮詰まり、具体的提示の時期はいつごろになるのか、また分譲予定の時期はいつごろになるかをお伺いします。

 第2点目は、公園行政についてであります。

 社会の成熟化が進むにつれて、市民の皆さんの意識は、物の豊かさから心の豊かさ、生活の質の向上に向けられています。また、生活時間から見ますと、労働時間や家事労働時間は少しずつ短縮されつつあります。このような背景の中で、ゆとり、豊かさの生活を求めるのは当然であり、余暇、自由時間をどう活用するかが課題となってまいります。その一つに、文化、スポーツ活動やレクリエーション活動への積極的参加が進むものと考えます。本市では、スポーツ、文化、レクリエーション施設を中心とした岡崎中央総合公園、三河武士のやかた家康館の開館を機に、本市の歴史的な史跡保存と文化的観光の拠点を目指す岡崎城址公園、遊園地を中心とする家族レクリエーション型の南公園など、公園需要の増大する中で、整備計画、あるいは施設充実が市民の皆さんの要望でもあります。

 そこで、具体的にお伺いしたいと思います。一つは、第4次総合計画の中で、東公園の位置づけは、中央総合公園との整合性を図り、自然景観を中心とする自然散策型公園として整備を進めるとなっていますが、このトータルプランについて御説明をお願いしたいと思います。

 二つ目は、都市公園の施設充実についてであります。岡崎市統計書1990年版の都市公園、運動広場の利用状況によりますと、岡崎公園を初めとする11カ所の都市公園で、1年間の利用件数 7,752件、利用人数は53万 605人にも上っています。これらの施設で、主なスポーツとして軟式野球やソフトボール、あるいはフットベースボールなど、スポーツ愛好者の皆さんが体力の維持向上と親睦を図る目的で利用されています。いずれの種目においても、時間制限でもって試合が進められることが多いわけです。そこで、これら公園に時計台を設置していただく計画はお持ちでないか、お伺いをいたしたいと思います。

 次に、簡易バックネットの設置についてであります。これら施設では、休日ともなりますと、市民の皆さんの利用度はさきに述べたとおりでありますが、一つの施設の場所で2面、場合によりましては3面で試合が行われる場面がございます。このようなときに、簡易バックネットの必要性を痛感しているところでありますが、順次設置していただく計画をお持ちでないか、お伺いします。

 第3点目は、市民のまちづくり研究会についてであります。

 住んでいてよかったまちづくりから、住みたくなるようなまちづくりには、多様化する市民ニーズを的確に把握していくことが不可欠であります。本市におきましては、市民参加の施策として、広報活動の充実、広聴機能の充実、相談機能の充実を柱として、御努力をいただいているところであります。本年3月定例会において予算計上されました市民まちづくり研究会も、その施策の一環と理解をいたしております。この研究会は、新しい構想、確定していない構想に対する検討を行うものでなく、議会で承認された問題を中心に、スムーズな執行をするための実践グループとしての考え方でとらえており、担当部局の職員もともに研究していく予定であり、テーマ、グループ名は今後検討していくと答弁がありました。私も、この研究会の進展と成果について関心を持ち、期待をする1人であります。現時点におきます取り組み状況と今後の運営について具体的にお伺いをいたしたいと思います。

 第4点目は、校舎大規模改造についてであります。

 児童数の減少化傾向の状況下の学校では、空き教室を多目的に活用することのねらいで国庫補助を受け、平成2年度に小学校1校が完了、平成3年度は小学校2校が工事に着手されています。この事業について、既に完了した学校では、郷土資料、歴史的資料をおさめた資料館や身近に生息する魚類との触れ合いの場としてのミニ水族館、化石、昆虫類の調査研究などできる自然館、和室で勉強の場としての生活科室など、大変好評を博しているところであります。この事業の対象となる基準と今後の計画についてお伺いいたします。

 第5点目は、鳥害防除対策についてであります。

 家禽として飼育されるドバトは、ユーラシア大陸に分布するカワラバトを改良したもので、伝書用、観賞用など、用途別に多くの品種があると言われています。寺院や伝統的な建造物などにハトが集まっている風景は、のどかで平和を象徴しているようです。一見人とハトがうまく共存しているかのようですが、実はこのハトにより、日常生活に大変困っている方があります。先日、美合町にある市営住宅平地荘にお伺いしたとき、各棟南側、特に3階以上でございますけれども、ネットが張られており、よく事情をお聞きしますと、周辺に生息するハトの害を守るための防鳥用であります。年間を通して窓辺がネットで張られた中で生活する居住者の皆さんにとりましては、快適な住空間を一日も早く取り戻したい気持ちでいっぱいだと思いますが、現状と今後の対応についてお伺いをいたしたいと思います。

 以上で、第1回目の質問を終わります。

     (6番 和泉冨郎君 降壇)



○議長(近藤隆志君) 企画調整部長。



◎企画調整部長(松林正八郎君) 1番の三世代宅地供給事業につきまして、特に募集の要項をいつごろまとめるのかというお尋ねでございます。この要項でございますが、昨日も御答弁申し上げたわけでございます。しかし、これも早急にまとめる必要があろうというように思うわけでございまして、申し込みの資格、あるいは分譲の条件、あるいは買い戻し特約、また建築協定、こういうようなものにつきまして、年内にはまとめてまいりたいと、このように思っております。

 それから、二つ目の売り出しの時期ということでございます。今用地造成に入っておるわけでございます。現地を見ていただくと、わかるわけでございますが、これは河川改修、あるいは米河内1号線、こういう他事業と申しまして、公共施行の分も含めましてこの工事が進められておるわけでございます。用地造成工事といたしましては、本年末を予定しておるわけでございますが、他事業につきまして若干おくれておるというのが現況でございます。したがいまして、造成が済みまして、植栽、舗装、その後用地の確定測量、あるいは用地の分合筆、こうしたような作業に入るわけでございます。したがいまして、平成4年度に入りまして、やはり8月、9月ごろになるではないかなと、このような予定でおるわけでございます。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 開発部長。



◎開発部長(加藤主計君) 公園行政についてお答え申し上げます。

 まず最初に、東公園の関係でございますが、御承知のように東公園は、岡崎市出身の世界的地理学者の志賀重昂先生がゆかりの釈迦堂を前身としてできたものでございまして、大小六つの池と自然と文化の公園として親しまれてきました。春は桜、夏は納涼、秋はもみじ狩り、冬は雪景色、そういう四季を通じて楽しめる市民の憩いの場として、昭和3年4月に開設されたものでございます。開設以来種々の施設を整備してまいりましたが、昭和58年に小動物園を整備したことによりまして、子供さんたちに非常に人気が上がりまして、今では非常にたくさんの方に利用していただいております。現在市内で開設されている公園といたしましては、規模といたしまして、計画決定が38.8ヘクタール、供用開始が26.4ヘクタールという広さでございまして、水と緑と自然に恵まれた総合公園として、市内外からたくさんの来園者を集めておるところでございます。

 御承知のように、東名高速路が開設いたしまして、この公園を東西に分断してしまったわけでございます。そのために、東名高速の東側の整備が現在おくれておるわけでございますが、先ほど議員言われましたように、総合計画では、この中央総合公園と東公園は、市道の中央総合公園東公園線で結ばれた一連の公園ということで位置づけをして、小動物園を中心とした自然散策型の公園という位置づけになっておるわけでございます。

 先ほど言いました東名高速の東側の整備、これが今後進められていきますと、もっと広く市民の方に親しまれるものになるだろうということでございますが、現在東側のちょうど中心部には、野鳥の森というものが指定してございます。それから、現在できております散策路も、もみじ園路というような名前をつけまして、もみじを植えた園路も整備されておるわけでございます。また、ランニングコースもこの公園の中に設定されておりますし、オリエンテーリングのパーマネントコースとしても登録されておるというようなことがございます。

 そういったものを、自然を壊さないように、小広場等、子供さんたちの遊べる場所を整備しながら散策路の整備を行いまして、先ほど申しました自然散策型の公園ということで整備を進めていきたいというふうに考えております。

 それから次に、公園の施設の関係でございまして、運動広場に時計塔をというお話でございますが、現在運動広場で時計塔のございますのが、岡崎公園の運動場、それから六名公園、それから南公園は少し運動広場と離れたところでございますが、時計はございます。ただ、市費で設置した時計というのは岡崎公園のみでございまして、あとは御寄附をいただいた時計ということでございます。先ほど言われましたような趣旨で、やはり時計塔といったようなものも必要であるということでございますなら、今後検討していきたいということでございます。

 それから次に、バックネットの関係でございますが、現在常設のバックネットのある数が、私どもが考えております適切な野球、ソフトボールのできる大きさであろうというふうに考えております。バックネットが一つしかない公園につきましては、これは広場が余り広くないと、競技は一つの試合だけで行っていただきたいという広さでございます。そういうところで、2面、または複数競技を行いますと、競技中に選手が衝突事故を起こすとか、ボールが思わぬ方向から飛んでくるとかいうような危険が伴いますので、そういう意味で、移動式とか、簡易のバックネットをふやすということは現在考えてございません。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 市長公室長。



◎市長公室長(柴田徳長君) 3の市民まちづくり研究会についてお答えしたいと思います。

 初めに、取り組みの状況はどうかというお尋ねでございますが、現在岩津地域商店街の発展を考える会、それから岡崎の名物料理を考える会、そして滝新町のごみ問題を考える会、以上三つの会が活動を開始しておられます。このほかに四つの会が近く発足の予定でございます。

 テーマといたしましては、私どもとして特に定めてはございませんが、当該地域におきまして問題となっております事柄について検討を進めているところでございます。しかしながら、環境問題が多くなるではないかと、このように考えております。

 次に、今後の運営でございますが、考える会につきましては、会の方が中心となって現在運営をされておりますが、事業の内容によって異なりますが、年度内には一応の結論づけ、または実践活動に移っていただけるようお願いしてございます。行政といたしましては、これらの事業を継続していただくとともに、他の地域または組織において、当該事業が効果的に働くならば、今後反映してまいりたいと、このように考えております。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 教育次長。



◎教育次長(大塚希夫君) 4番目の校舎の大規模改造についてお答えをさせていただきます。

 大規模改造事業を実施する場合の基準につきましては、建築後おおむね15年以上経過をしており、かつ建物の老朽化が著しい場合ということと、それから現状の規模で教室にゆとりのある場合、次に大規模改造を実施することにより、相当年数、これはおおむね15年でございますが、それまでその建物の耐久性が確保できること、そのほか大規模改造事業の事業費が 2,000万円以上である場合と、このような基準になってございます。大規模改造事業を実施し、教育環境の改善を、こういう基準をもって図っておるところでございます。

 次に、次年度以降の大規模改造事業の計画についてでありますが、大規模改造事業につきましては、平成2年度から実施しておりまして、平成2年度においては、小学校2校、連尺、広幡−−連尺は、2年度と3年度で継続でございます−−を実施いたしました。また今年度も、小学校2校、連尺と男川の大規模改造に着手いたしておるところでございます。

 なお、次年度以降につきましても、各学校の老朽度、余裕教室、児童生徒数の推移等の状況を見きわめながら、今後毎年一、二校ずつ実施をいたしてまいりたいと、こんなふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 建設部長。



◎建設部長(矢野孝君) 5番の鳥害防除対策についてでございますが、御指摘いただきましたように、市営住宅の平地荘につきましては、隣接して愛知県立農業大学校の農場がございますので、住宅の3階以上にハトが飛来してまいります。入居者の皆さんは、自衛手段としまして、ベランダの前に防鳥ネットを張っておみえになるわけでございますが、このハト公害に対します対策につきましては、私ども以前から検討はいたしてみましたんですが、なかなかこれといった決め手がございません。最近も、空き家住宅を利用いたしまして、ベランダに薬剤を塗布いたしまして、実験をしたわけでございますが、相応の効果はあったわけでありますが、これが入居者の皆さんの日常生活にちょっと影響もございますので、いささかそぐわないかなということでございます。

 今後は、ハトが飛来しますときには、一たんベランダの手すりの上へ最初にとまるという習性があるようでございますので、この手すりの上へ不安定な番線でも張ってみまして、とまれないというようなことも試してみたいと思いますし、またネットのかわりにピアノ線のようなものを目を粗く張れば、来ないのかというようなことも試してみたいと思います。

 また、現在の防鳥ネットがベランダに張りつけて張ってあるわけであります。そのために狭いものですから、圧迫感があるわけでございますが、この防鳥ネットを、例えばベランダから五、六十センチとか支えを出しまして、空間をつくりますと、圧迫感の緩和になるかと思います。いずれにいたしましても、今後いろいろ試しながら研究してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 和泉議員さんの御質問に対しましては、おおむねお答えさせていただいたと思いますが、若干私からも追加してお答えさせていただきたいと思います。

 大きな二つ目の東公園の関係でございますが、これは私から重ねて御答弁させていただきますが、これは志賀重昂さんが、今のお寺1軒じゃなくて、数個の神社、仏閣、こういうものと一緒にした公園構想を立てられたわけでございまして、その一、二が今残っておるということでございますから、当時の志賀重昂さんの一つの発想というのがこの原点になったことは事実でございます。その後、都市計画法との関係がございましたものですから、仏閣関係というのは公園地から除外してある、こういう歴史を持っておるわけでございます。

 特に、今部長からもお答えさせていただきましたように、この公園の一つ悲しいところというんですか、物理的な要素で、東名の東と西に分かれておるわけでございまして、多くの市民の皆さん方は、西側の関係に対しましてのいろいろな仕掛けと御評価を賜っておるわけでございますが、東側というのが非常に利用率が少ない、こういうことから、私どもといたしましては、東の関係に対しましても、道根往還、あるいは今後つくりますところの市民病院の敷地と中央総合公園、ちょうど一つの動態の中に入るわけでございまして、特に東側におきましては、三河男子の碑というのがございまして、これらは昔は、非常に絶賛を浴びた歴史的な碑であるわけでございますし、また西側におきましても、まだ一部ではございますが、多く利用されておらない中に、本多光太郎博士の当時の勉強部屋もあるわけでございます。これらの関係等、特に本多博士なんていうのは、大変な御評価を賜っておりまして、ドイツのゲンチンゲンにおきましても、宿舎から大学までに銅型の板がはめ込まれた、こんな評価もあるわけでございまして、私どもも、歴史的経過の中におきますところの問題として、これらに対しましても、後世に伝えるべく、しかるべき仕掛けも順次考えていきたい、こんなことだけを私からも申し添えておきたいと思うわけでございます。

 最後の五つ目の鳥害、特にハト公害でございますが、本当にこれは、今部長がいろいろな一つのアイデアを出したようでございますが、これなかなか、このアイデアどおりにいくかというと、やってみますと、なかなかいかんわけでございまして、今御指摘の市営住宅の関係とか住居の関係もございます。私も非常に心配しておるのは、都市公園の施設の中におきまして、人の住んでおらぬところに、あんなところにハトがついてしまうと、大変なふん公害も出てくるということで、私は岡崎公園も大分神経を使ったわけでございますが、今のところその兆候はないわけでございます。これらに対しましては、大変難しい問題がありまして、自然保護という問題と鳥獣愛護という問題と公害という問題が重なってくるわけでございまして、十分御承知だと思います。特にハトの関係というのは大変なことでございまして、狩猟鳥獣に入っておるか否かという問題もございますし、当然これがまた市街化区域の中でございますから、銃砲の狩猟の禁止区域になるわけでございますから、全く手のつけようがない。言うならば、追うしか方法がない、追えばどこかへ行くということでございまして、どこか遠くへ行ってくれればいいのでございますが、その中を動いておるという現象を繰り返しております。

 これは詭弁ではございませんが、私もこの問題から、ほかの鳥獣公害等の関係で、千葉県のある市を調査に入りましたんですが、当時は街路へ全部、小鳥を呼ぶ係を置きまして、実のなる木を全部植えたわけでございますが、大成功しておるだろうと行きましたら、「実は余り聞いてくれるな。今実は、公害対策係的なことにかわりました。付近に鳥がふんをして、干し物もできない。大変なことになってしまったから、ちょっと今公害対策係の方に変わっておって、昔は実は小鳥を呼ぶ係であったが、今は公害対策係に変えております」と、こういう正直な話があったわけでございます。この自然環境に対する問題というのは非常に難しい問題ではございますが、何とかこれらに対しましては、私どもといたしましても、新しい視点で、また御発想がございましたら、いろいろひとつ教えていただきたい、こんなことも重ねてお願い申し上げておる次第でございますが、全く無策ということじゃないわけでございます。

 ちなみに申し上げますと、これと同じような公害が発生いたしましたのはカラスでございまして、し尿の埋立場に大カラスが集まってくる。こういうことがございましたが、これは余りこういうところで言っていいか、ちょっと問題はございますが、なかなかユニークな構想でもって処理をしてくれた職員もあるわけでございます。それ以上は申し上げませんが、ユニークな構想でもって処理をしてくれまして、埋立場のカラス公害もやっと一応、お小言をちょうだいしなくても済むような現況までになりましたが、なかなかこれ難しい問題でございますから、一層ひとつ努力はさせていただきたいと思いますが、よろしくお願い申し上げたいと思うわけでございます。

 無策をお話しするようなことになりますが、いいアイデアがございましたら、私の方も採用させていただきたい、こんなことでお願いも申し上げながら考えていきたい、こういうことでお許し願いたいと思います。



○議長(近藤隆志君) 6番 和泉冨郎君。



◆6番(和泉冨郎君) いろいろと御答弁をいただきまして、ありがとうございました。

 三世代の宅地供給事業でございますけれども、募集要項につきましては、昨日も御論議がありましたように、公平、平等に執行する立場から、慎重な検討を必要とすることは十分理解をできるわけですけれども、先ほど部長から、募集要項の提示につきましては、年内にということで御説明がございましたけれども、平成3年の12月末までというふうに理解をしていいかどうかが1点でございます。

 それから、公園行政についてでございますけれども、たしかに東公園の過去の歴史というのは十分理解をさせていただいたところでございますけれども、この総合計画の基本計画に基づきまして、実施計画というのが3カ年ごとにローリングシステムということで、作成をされていくわけですけれども、具体的にこの一、二年の期間におきます施策、これがあればお聞かせをいただきたいと思いますし、当然東名高速道路を中心として東側、この辺の開発についても御計画があるんじゃなかろうかなというふうに思いますので、お願いをしたいと思います。

 先ほど御説明がありましたように、東公園というのは、春は深緑、初夏はショウブ、秋の紅葉、それから冬は冬景色と、それぞれ季節に応じた装いで、市民の皆さんを楽しませてくれるわけですけれども、中でも、6月時期のハナショウブ、これは大変多くの観光客が楽しんでおられると思いますけれども、先ほど御説明の中に、六つの大小の池があるということで、拝見いたしますと、瓢箪池の周辺にアジサイが植えられておるわけです。これは、自然的に護岸工事という形で植えられたようですけれども、岡崎市には桑谷山荘が今やアジサイ山荘、それから福岡町にもアジサイの里がございますけれども、この東公園の周辺にアジサイを増殖していただいて、アジサイの新名所としていただく考えはお持ちなのかどうかをお聞かせいただきたいと思います。

 それから、今後公園需要が増大する傾向にあるわけですけれども、現在の駐車場の状況を見てまいりますと、土日には大変多くの方が駐車されております。この駐車の中身がいろいろあるようですけれども、スペース、台数でいきますと、 183台というのが現在の駐車場のスペースでございまして、この駐車場をふやしていただく計画はお持ちなのかどうかということと、それから大型バスがこの東公園の駐車場に駐車可能なのかどうか、この辺のお考えをお聞きしたいと思います。

 それから、公園施設の施設充実でございますけれども、一つは時計台の関係、岡崎の城址公園にからくり時計が設置されて、これが公園の新しい名所として、時間になりますと皆さんが集まられるわけですけれども、先ほど申し上げました11の都市公園で、先ほど御説明がありましたように、岡崎公園と六名公園、南公園はちょっと定かではございませんけれども、時計が設置されておるわけです。この公園で、利用者は主にスポーツ競技をやられるわけですけれども、試合の開始前に審判の諸注意がございまして、選手の皆さんは腕時計を外してください、それは危険防止のためでございますし、あわせまして、試合の時間を審判が何時から何時までというふうにコールいたしますけれども、その場合には時計台があれば、あの時計でもって何時から何時までという指示があるわけでございます。そういった意味で、試合の進行や展開、または流れなど、作戦上におきましても、時計台の設置の必要性を痛感しておるところでございます。

 さらに、公園の景観にも寄与する施設というふうに理解をしておりますので、ぜひ再検討をお願い申し上げたいなというふうに思います。御見解をお伺いしたいと思います。

 それから、簡易バックネットでございますけれども、都市公園の利用状況というのは、先ほど申し上げましたとおりでございますけれども、この11の公園には正規の固定のバックネットが設置されております。しかしながら、利用傾向としては、一つの施設で2面を使って利用される割合が大変高いわけでございまして、施設の有効活用、あるいは試合時間のロスタイムを減らし、白熱した試合となる意味におきましても、ぜひ御見解をお願いしたい。たしかに、2面使いますと、先ほど部長が言われましたように、危険性を伴う場合もございますけれども、その辺はしょっちゅう使っておられる皆さん方でありますで、そういう相手のコートへボールが飛んでいった場合には、タイムをとりまして、一つのグラウンドの方では、試合を停止して、そしてまた正規に戻すというふうな配慮もやっておられるようでございますので、その辺のお考え方につきまして再度お聞かせいただきたいと思います。

 それから、市民まちづくり研究会でございますけれども、御説明によりますと、今三つの研究会が発足をしておるようでございますけれども、それぞれの研究会の発足の時期と、それから人員構成、あるいは事務局、または担当部局と申しますか、これについて御説明をいただきたいと思います。

 それから、今後の運営でございますけれども、この研究会のテーマというのは、全市的な課題につながる問題と、それから地域的あるいは業種的な課題とに分けられるのではなかろうかなというふうに思います。例えば、ごみの問題につきましては、これはそれぞれ地域の問題もありましょうし、また全市的な問題に関連するテーマでもあろうかと思います。そういった意味で、このごみ問題の研究会と、それから先般開かれましたごみ問題懇話会というのがあるわけですけれども、これの関連性といいますか、これについてどのような御見解なのか、お伺いをしたいと思います。

 それから、校舎の大規模改造でございますけれども、先ほど基準をお示しいただいたわけですけれども、国庫補助の関係で、施設の改造に一定の枠組み、例えば最低何と何と何を設けなくてはいかぬというふうな規制があるのかないのか、お聞かせをいただきたいと思います。

 それから、当然こういう大規模改造をやります場合に、学校側の希望というのが当然出てくると思います。その場合の採用につきましては、全面的に生かされるのかどうか、お聞かせをいただきたいと思います。

 それから、毎年1ないし2校大規模改造に取り組んでいきたいと、こういう御答弁でございましたけれども、現在のところは、小学校のみ実施をされておるわけですけれども、中学校が予定されているのかどうか、これをお聞かせいただきたいと思います。

 それから、ハトの問題でございますけれども、市長並びに部長から、大変この問題については難しい問題だというふうに御説明がございました。現在平地荘がその被害をこうむったと申しますか、のようでございますけれども、ほかの市営住宅ではそういう苦情が出ていないのかどうか、これをお聞かせいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(近藤隆志君) 企画調整部長。



◎企画調整部長(松林正八郎君) 1番の三世代宅地供給事業にかかわります要項の取りまとめは、確認があったわけでございます。平成3年12月が年内というように思っております。



○議長(近藤隆志君) 市長公室長。



◎市長公室長(柴田徳長君) 今現に活動しておられます会の内容でございますが、岩津地域商店街の発展を考える会、これは発足が7月22日、構成メンバーが24名、担当としましては、商工労政課でございます。

 次に、岡崎の名物料理を考える会、発足が8月27日、構成員が25名。

 それから、滝新町のごみ問題を考える会、これが9月29日、構成員が30名、これは衛生課で担当してございます。

 それから、議員がおっしゃいましたように、確かに共通の問題の中にあっても、いわゆる全市的なもの、それから地域的なもの、当然あろうかと思います。特にごみ問題につきましては、今社会問題になっておりまして、これは全市的な問題になろうかと思います。しかしながら、ごみの中におきましても、それぞれの地域性と申しますか、こういうものも当然あるわけでございまして、これらを踏まえながら、先ほど環境問題が多くなるではないかという御答弁をいたしましたが、先ほど四つの会が近く発足ということでございますが、その中にありましては、ごみ問題が多くを占めておると、このようにとらえております。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 開発部長。



◎開発部長(加藤主計君) 東公園に関係しましてお答え申し上げます。

 まず最初に、この東公園の実施計画ということでございますが、まだ確定ということにはなっておりませんが、私どもが現在考えております計画といたしましては、東名高速の東側の部分におきまして、子供さんたちに遊んでいただける小広場、それから先ほども申しましたが、中央総合公園東公園線沿いに駐車場の増設というようなことを考えておる段階でございます。

 続きまして、駐車場についてでございますが、現在あります正面の駐車場につきましては、議員の御質問の中にありましたように、利用の状況に多少問題があるかということもございますので、この管理方法については十分検討をしていきたいと思っております。

 なお、増設する駐車場につきまして、大型バスにつきましては、当然駐車できるような計画をしてまいりたいというふうに考えております。

 それから次に、アジサイの関係でございますが、これは前向きに検討させていただきたいと思います。

 次に、施設の関係で、時計台でございますが、これも先ほど申し上げましたように、今後の問題と先ほど申しましたが、検討していきたいということでございます。

 それから、バックネットの関係でございますが、この広場の許可につきましては、実は教育委員会の体育課の方で行っておりますが、現在あります運動広場の広さについて、やはり体育課の方と打ち合わせしながら検討してまいりたいというふうに考えております。私どもとしましては、危険が伴うような利用ということは避けていきたいというのが基本的な考えでございます。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 私から一つだけ訂正させていただきます。

 ただいま、3年のローリングの関係でもって東公園にこれに対するところの云々という御質問に対しましては、部長答えましたが、部長の個人的に今考えておることでございます。公園関係というのは、単市でやるなら、まだローリング方式というものはある程度のことを御質問にお答えできるわけでございますが、公園施設というのは、国の方の関係の補助関係、こういうものが裏になってまいりませんと、言えない段階でございます。ですから、今申し上げましたようなこと、またほかのこともいろいろ検討は入っておりますが、これはローリングの一環であるというぐあいの位置づけはひとつお許し願いたい、こういうことだけをひとつ御訂正させていただくわけでございます。



○議長(近藤隆志君) 環境衛生部長。



◎環境衛生部長(石原明次君) 市民まちづくり研究会の中で、ごみ問題を考える会と、8月開催いたしましたごみ問題懇話会との関連性はどうかという御質問でございますが、このごみ問題懇話会は、昭和53年度から子供会、婦人会等で実施しております資源回収運動を一層の協力を得て、ごみの減量と資源の再利用を図るため、全市41学区のごみ減量及び資源再利用推進実行委員会等の代表者の方に御出席いただきまして、国、県の施策と市のごみ処理の現況、並びに資源回収業界の取り扱い品目等の実情を知っていただくためと、代表者の方々の意見、要望等をお聞きし、今後のごみ減量運動の推進と円滑な運営を図るため、今回初めて開催いたしたものでございます。

 したがいまして、市民まちづくり研究会の中で、ごみ問題を考える会と懇話会とは、今後ごみ減量等について全市的なものについては関連性がございますが、当面はかかわりはございません。

 以上です。



○議長(近藤隆志君) 教育次長。



◎教育次長(大塚希夫君) 3点ほどのお尋ねでございますが、第1点目の大規模改造を行う場合の規制があるかということでございますが、これにつきましては、文部大臣が必要と認めた工事ということで、5点ほどございまして、窓枠、床の改修、外壁、屋上の防水工事等、それから給排水設備、電気・ガス設備等附帯設備の改修事業、それからこれは教育内容、方法の変化に適合させるための内部改修工事、これらは余裕教室等の有効利用の転用ということでございます。

 なお、消防法等法令の規定に適合させるために必要となる改修工事、その他の大規模な改修工事と、このような規定がございますので、お願いしたいと思います。

 それから、2点目の学校側の意見を聞いて実施をするかということでございますが、この点につきましては、これまでやりました学校についても、学校の現場の意見を十分聞きまして、これら余り飛び離れたものがない限りは、それらを実施させていただいておるところでございます。

 3点目の中学校についてもどうかということでございますが、これは当然ながら、先ほど申し上げましたように、老朽度とかいろいろを見ながら、順次中学校も予定をいたしておるところでございますので、お願いをいたします。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 建設部長。



◎建設部長(矢野孝君) 5番のハト公害について、ほかの住宅はどうかということでございますが、やはり中層住宅であります若松、萱林、仁木、山中荘あたりでは、若干飛んできておりますが、これが被害問題というような問題にはなっておりません。

 以上です。



○議長(近藤隆志君) 6番 和泉冨郎君。



◆6番(和泉冨郎君) 都市公園の施設の充実で、いろいろと御答弁をいただいたわけですけれども、私申し上げておりますのは、統計書の中で言われておる都市公園というのは、岡崎公園、南公園、美矢井公園、日名公園、井田公園、境公園、六名公園、三百田公園、堤下公園、明神橋公園、それから緑公園、これを11というふうに表現をしておるわけです。御承知のように、これらの公園につきましては、ソフトボールであれば、十分2面やれるスペースがございます。そういった意味で、この移動簡易ネット、これについては再度御検討をお願いしたいというふうに思います。

 時間もございませんので、それぞれについて要望を申し上げたいと思います。

 一つは、三世代の宅地供給事業でございますけれども、先日の質疑の中にもございましたように、分譲価格のやりとりがございました。部長は、何とか10万円台におさめたいとの答弁がございましたけれども、10万円台には幅があると思います。10万 5,000円から19万 5,000円といいますか、その差でも9万円あるわけでございまして、坪単価掛ける面積でありますから、相当な金額差が出ることになりますから、購入の資金計画にも影響が出てくるわけでございまして、そういった意味では、先ほどお話のございました募集要項につきましては本年12月末、それから第2期の計画につきましても、この促進について御努力をお願いいたしたいと思います。

 それから、公園行政でございますけれども、市民1人当たりの公園緑地面積というのが、平成13年に現在の約 3.5倍の20.1平米になる計画が示されております。当然東公園もその計画の一端を担っておるわけでございまして、市民の皆さんを初め均衡の都市の方々が、きょうは1日公園めぐりを楽しもうということで、岡崎城址公園をスタートしまして、東公園、それから中央総合公園のこのコースができれば、大変よいのではないかというふうに思うわけです。ぜひ東公園の景観につきましても、積極的に推進をいただきますようにお願いをいたしたいと思います。

 それから、施設充実につきまして、先日たまたま梅園公園でソフトボールをする機会がございました。グラウンドを見おろす小高い丘の上に立派な時計台が設置されておりまして、あの時計台を中心に、その時間でもってスムーズな試合展開がされたわけでございます。一度に全公園設置は予算上難しいと思いますけれども、簡易バックネットとあわせて計画的に実現をいただきますように御検討をお願い申し上げたいと思います。

 それから、校舎大規模改造についてでございますけれども、工事の期間中におきましては、プレハブの仮教室での授業や、あるいは教室のやりくりなど、学校側の気配りは大変だというふうにお聞きをしておりますけれども、工事資材の搬入や、あるいは工事の車両の出入りなど、建設現場の安全確保については、手落ちのないような対応をぜひお願いいたしておきたいというふうに思っております。

 それから、鳥害防除対策でございますけれども、具体的な解決策につきましては、いろいろと調べてみましたけれども、なかなか見つかりません。しかし、居住者の皆さんにとりましては、一日も早く防鳥ネットの生活から解放されることを望んでおられるわけでございまして、どうか担当課の英知を結集していただきまして、解決策を継続検討していただくようにお願いを申し上げたいと思います。

 最後になりましたけれども、市民まちづくりの研究会についてでございます。テーマによりましては、単年度で意見がまとまるもの、あるいはテーマによりましては、次の年度に持ち越しがされるものもあると思いますけれども、どうかこの研究会で論議されました内容が、行政執行上、有効かつ効果的に生かされるよう期待申し上げまして、私の質問を終わります。

 ありがとうございました。



○議長(近藤隆志君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 御要望という形ではございますが、私から若干御答弁させていただきます。

 特に非常に強く御要望なさいましたバックネットの関係等でございますが、これは率直に申し上げまして、都市計画公園の中におきましては、スポーツをある程度主に置いた都市計画公園と、一般市民を主体に置いた都市計画公園があるわけでございます。むしろ、今おっしゃいましたのは、スポーツを主体というんですか、これを主体に置いた公園、言いますと、矢作公園なんかは、実は一般都市計画公園でございましたが、あれは地域の要望もございまして、スポーツ関係を主体にという発想をしたわけでございます。今度逆に、一般の市民の方々、お年寄りや身体障害者の方々もみんな使っていただけると、こうなってまいりますと、まだ若干の問題もございますから、私はむしろ、スポーツを主体にした公園等におきまして、安全上支障のない、こういう原則で検討をさせていただく、こういうことでひとつ御理解を願いたいと思うわけでございます。

 私から以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 暫時、休憩いたします。

             午前11時3分休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△永田寛議員の質問

             午前11時10分再開



○議長(近藤隆志君) 休憩前に引き続き一般質問を行います。

 8番 永田 寛君。

     (8番 永田 寛君 登壇)



◆8番(永田寛君) 議長のお許しをいただきましたので、通告いたしました順序に従いまして5項目について質問をさせていただきます。

 けさ、市役所まで国道1号線を車で来るとき、矢作橋の西側に、御承知のように、日吉丸と蜂須賀小六の出会いの像が建って、早くも2年8カ月になり、西の方から岡崎に来られる人は、まず出会いの像との出会いとなるわけです。もう立派な岡崎のシンボルになったといってもいいでしょう。同時に、石都岡崎のPRにも一石二鳥のアイデアとも言えます。

 矢作橋を渡りますと、3億円の費用をかけました全国で屈指の立派な陸橋があります。このあたりから岡崎公園までの国1は、今年度中の完成を目指して急ピッチに工事が進められております。この国1に沿って、岡崎公園の整備も着々と進んでおり、今年度中にはお堀、せせらぎ、散策歩道、石垣、築地壁などができ上がると聞き及んでおります。

 このようにほんの一部を見ましても、岡崎市が古いものと共存しながら、新しい姿に生まれ変わっていく様子が手にとるようにわかります。本当によいときに出会えたなと、一議員といたしまして、まことに喜ばしく思う次第でございます。

 前置きが長くなりましたが、本題に入りたいと思います。

 まず、第1の質問は、3世代住宅についてでありますが、このことにつきましては、先輩の方々から御質問がありましたので、私なりの所管の一たんを述べさせていただきます。

 中根市長、11年間にわたる行政運営に当たり、私はこの3世代住宅建設事業が数ある施策の中、一番の筆頭事業ではないかと考えるものでございます。景気は長期にわたり好調に推移し、戦後最長のいざなぎ景気も本年8月を越え、これを越えても急速に景気が冷え込む状態にならないと専門家の予測のとおりでございます。

 その景気の反面、労働力の不足や地価の急激な上昇など悪影響が発生し、今後の日本経済や市民生活に大きな問題となっております。とりわけ、地価の異常な高騰はマイホームを生涯設計として働く日本人の夢を手の届かないものとしてしまった感じがあると思います。そのとき、我が中根市長提唱の坪当たり10万円の3世代住宅事業は、市民はもとより県内外を問わず大きな関心と期待が寄せられておるところであります。これが早期に実現に向けて実施されることを願うものでございます。

 まず1点は、3世代住宅の設備部分であります。今回立地した米河内町は、本市でもまだ清流の残る青木川に排水を流すわけですが、この団地の排水施設はどのように考えておられるのか、集中合併処理であるのか否かお尋ねをいたします。

 第2点は、ガスの供給方法ですが、都市ガスの区域ではないと思いますが、どのような供給方法を考えておられるのか。

 第3点、集会所の建設はいかにしてみえるのか。82棟の団地ともなれば、集会所は必要であります。敷地だけのお考えか、集会所の建設も既に構想があるのか否かお伺いをいたします。

 大きな質問の2点目といたしまして、本市の情報対策についてお伺いをいたします。

 本市では、地域の情報化に向けて、その指針としてHIT構想を提唱し、平成2年には、この構想の一つである情報城下町構想を積極的に推進するため、昨年10月19日に、郵政省からテレトピアモデル都市の指定を受け、この構想実現に向け、情報システムを構築し、その通信ネットワークにより、市民生活、地域産業、教育文化面の各種情報を提供すると聞いております。これが順調に稼働するとなれば、産業間における近代化の促進や、地場産業の活性化に大いに寄与するのではなかろうかと私も期待をしております。

 そこで、質問の第1点といたしまして、モデル都市の指定を受けての具体的な手順についてわかりやすく御説明を願いたいと思います。

 第2点といたしまして、本市の情報化対策にして第3セクター方式で運営しているCATV、MICSと情報開発センターの経営状況と、将来的な見通しについてお伺いをいたします。

 大きな3点目の質問といたしまして、矢作商店街のような市の周辺商店街の活性化についてお伺いをいたします。

 先輩議員各位から毎会議、大型店の進出に伴う諸問題が提起されて議論となっております。大型店の進出は既に岡崎北ショッピングセンターアルテ店、ユーストアー上和田店が開店し、そのほかでも商調協審議が結審いたし、6店舗が平成5年に契約どおり開店したならば、面積8万平方メートル余の大型店舗が出現し、市では進出前の約2倍強の大型店ラッシュになると伺っております。

 確かにこれらの大型店はそれぞれ一定面積に地元商店街が専門店として参加し、地元協調型の大型店と取り組むと聞いておりますが、後継者や資金が乏しく、専門店として参加し得ない矢作商店街の市の周辺商店街も、一定の地元の顧客や、遠方に買い物に行けないお年寄りのため生き延びることが必要であると考えます。

 商店の活性化については確かに商店みずからの努力と工夫が必要でありますが、市としてはこれら周辺商店街に対するどのような助言、指導、援助対策を考えてみえるのか、お尋ねをいたします。

 大きな項目4番目の質問といたしまして、矢作桜井線の整備についてお伺いをいたします。

 現在、矢作地区における幹線道路網は、東西間で名古屋岡崎国道1号線、岡崎刈谷線、本郷知立線、日名橋線、安城幸田線があり、南北では、豊田西尾線、矢作桜井線がおのおの配置されております。

 これらの各路線の現状を見ると、国道1号線、岡崎刈谷線、本郷知立線、日名橋線、安城幸田線は、都市計画決定に合わせて整備がなされております。また、名古屋岡崎線、豊田西尾線は整備中となっておりますが、矢作桜井線については、昭和36年に計画決定なされてから30年が経過し、整備もされていない状況でございます。この矢作桜井線は矢作の南部地区を南北に貫通する路線であり、重要な幹線となっております。

 また、県道岡崎西尾線は近年の交通量の増加と、JR東海道線の車両増発に伴い、踏切遮断時間の増加による交通停滞、並びに矢作町地内の家屋密集地における道路幅員の狭小による交通安全の確保の問題などが苦慮されている現状であります。このバイパス的な役割を果たす都市計画道路、矢作桜井線の早期整備を図る必要があると考える次第でございます。

 そこでお伺いをいたします。第1点、矢作桜井線の概略のルート及びその構造はどのようになっておるのか。

 第2点、当路線の整備を今後どのように進めるかお伺いをいたします。

 大きな項目の5番目の質問といたしまして、地場産業を含む中小企業の雇用対策についてお聞きいたします。

 第1の質問で指摘いたしました労働力不足について、我々石材業界を初めとする地場産業や中小企業にとって、今後の経営を左右するまさに死活問題であることは皆様御承知のとおりでございます。

 雇用対策として、市は雇対協を中心とし、努力していただいておりますが、職安当局におかれましても、若年労働者の確保にあわせ、高齢者や女性の雇用についても対策と御指導を得ているところでございます。

 しかし、若年労働者の確保が困難であるといっても高齢者、女性、日系二世の使用により、すべての雇用状況が解決するとは考えておりません。幸いにも、本市は技術労働者を養成する立派な施設、岡崎職業訓練センターがあり、技術工学院で5職種の教科で技術指導が行われており、この施設の有効な利用が雇用の面でも必要であると考えております。

 現状は石材業界を除く職種についてはいま一つの感じがしておりますが、一方私たち石材業界のような3K、いわゆる「危険、きつい、汚い」と言われる労働環境の職種では年々減少する若年労働者に嫌われ、雇用が困難な状況であります。したがって、今後我々地場産業が安定的に雇用を確保し、生き残りを図るためには、大企業に負けない労働環境整備に対し出血を覚悟ですることが不可欠であると考えます。

 そこでお尋ねの1点として、市当局におかれましては、岡崎訓練センターの利用状況や、今後の有効利用対策についてどのように考えてみえるのかお伺いをいたします。

 第2点として、私たちが雇用対策として行う的確な作業所、従業員の休憩所や宿泊施設等の環境設備投資に対し、低利な資金融資制度を実施されるお考えはないかお伺いをいたします。

 以上をもちまして、第1回の質問とさせていただきます。

     (8番 永田 寛君 降壇)



○議長(近藤隆志君) 企画調整部長。



◎企画調整部長(松林正八郎君) 最初の3世代宅地供給事業につきまして、特に排水処理の方法、ガスの供給方法、また集会施設の建設計画、この3点のお尋ねでございます。

 排水処理の方法につきましては、雨水と生活汚水を分離させまして処理をしてまいりたいというように思っております。

 生活汚水でございますけれども、愛知県の開発許可技術基準というものがございまして、5ヘクタール以上の住宅団地の開発行為に当たりましては、終末処理施設を設けなさいというような指導があるわけでございます。したがいまして、これについては終末処理施設を設けてまいりたいということでございます。

 この内容でございますけれども、処理人口を 634人を仮定いたしまして、1日の処理要領は 185トン、こういうような内容でございまして、長時間曝気方式、3次処理をしてまいりたいということでございます。当然、水質基準にかかわりましては、BOD、COD、SS、それぞれ 10PPM以下、こういうような内容の処理施設を設けてまいる予定でございます。

 次に、ガスの供給方法でございますけれども、これにつきましては、ガス事業法に基づきますところの簡易ガス事業、これは一般ガス事業と同様でございますけれども、これにつきましては、都市周辺の団地、あるいは一般ガスの供給が困難な団地、こうしたようなものに左右をされるということでございまして、このガス事業法の中で、料金、保安などにつきまして、消費者を保護するためのこうした規制ができるということでございます。したがいまして、こうした簡易ガス事業というようなものを対応してまいりたいというように考えております。

 次に、集会施設でございますが、これはこの地域に限りませず、各地域におきましてそうした集会施設が設けられるということであります。したがいまして、土地開発公社としてはこうした用地の確保、こうしたものはする必要があろうというように思うわけでございますが、この用地の取得、並びに建物の建設、これにつきましては、岡崎地区集会施設整備補助金交付規定、こういうようなものもございますので、あらかじめ建物が建つような土地は確保してまいりたい、当面そのように考えております。

 それから、次に、大きな2番の地域情報化とCATVについてでございます。

 これはかねがね高齢化、あるいは国際化と並びまして、高度情報化という時代が迎えられたわけでございます。そうした中で岡崎市といたしましても、この地域の情報化を進める必要があろうというように考えておるわけでございまして、先ほど議員御指摘の高度知識都市岡崎、いわゆるこのHIT構想というようなものもまとめてまいったわけでございます。

 そうした中で、この事業を取り進めるにつきましては、やはり国の指定地域が必要であろうということでありまして、テレトピアの指定を昨年10月<郵政省の指定地域となったわけでございます。

 テレトピアでございますけれども、これはテレコミュニケーション、いわゆる通信とユートピア、理想郷、こうした二つをMICSさせました造語であります。したがいまして、テレトピア、こうしたものの利用、これは今御質問がありますCATVを含めまして、ニューメディアによる地域社会を発展させようというものでございます。

 テレトピアのモデル都市の基本計画というものでございます。これは市民になじみのいい事業にしてまいりたいということで、市民にやさしい情報化というものが基本になっておるわけでございます。当面このテレトピア都市の基本計画でありますけれども、五つの基本システム、それを支える16のサブシステム、こうしたようなものの組み立てによりまして、年次計画によります行政、商工会議所、民間等、それぞれの専門分野を分担しながらシステムづくりを進めるということでございます。

 例えば、市民映像情報システム、こうしたものにつきましては、CATV、MICSが昨年11月3日開局いたしまして、ここの分野では自主放送の中で、いわゆるタウン情報、あるいは健康、医療、悠遊情報、あるいはこうしたものの映像、こうしたものを提供しておるというものでございます。

 行政におきましても、1時間枠の中で、20分をパブリックチャンネルといたしまして、町の話題、あるいはお知らせ、市民便利帖、こうしたような行政情報の提供を開始しておるところでございます。

 なお、皆さんに関心の深い、いわゆる駐車場案内システム、これにつきましても建設省の補助を受けまして、今国、県、あるいは会議所、民間等の参画を得まして委員会を設け、導入のための事前調整をしておるところでございます。

 また、商工会議所が指導して行います地域情報データシステムにつきましても、岡崎情報開発センターが地元企業のデータを現在入力中でございます。それぞれのセクションにおきまして、こうしたテレトピアモデル都市の構築に基づきまして順次作業を進めておるところでございます。

 なお、こうした地域情報化にかかわりまして、昨年も市商工会議所で共催しまして、情報フェアを行っておるわけでございます。本年も10月4日、5日、市民会館におきまして、こうした情報フェアを開会してまいりたいというように思っております。

 先ほど申し上げましたこのテレトピアの岡崎基本計画、こうしたものを予定しておりまして、市民が直接触れ合っていただく、いわゆる暮らしを中心にした、街角、家庭、公共、こうしたようなコーナーを設けまして、実際に触っていただくというようなフェアを行ってまいりたい。

 また一つは、中学生情報化サミット、こうしたような企画も考えておるところでございます。

 続きまして、二つ目のCATV、この経営状況と将来の見通しでございます。CATVにつきましては、先ほど申し上げました昨年11月3日に開局をいたしまして、第1期の事業区域、それから本年に入りまして第2期の計画区域ということで、乙川以南に対しまして幹線を敷設をしておるところでございます。

 CATVの内容で申し上げますと、現在、資本金は9億 7,000万円だと思っております。その後、増資をしながら、9月末では10億 7,000万円ほどの資本金になるというように予定しております。

 なお、CATVは今現在20チャンネルを放送しておるわけでございまして、うちベーシックチャンネル、これは無料で見られるものが18チャンネル、ベイチャンネルと言いまして、有料で見られるものが2チャンネルというような構成になっておるわけでございます。

 このCATV事業は非常に新しいメディアを使うという意味ではいいわけでございますが、いわゆる道路と同じでございまして、初期投資が非常に大きいということになるわけでございます。したがいまして、この2期計画に対しましても大きな投資が必要になってくるということでございます。先ほど、テレトピアの指定を受ける中で、CATV事業に対しましても昨年度3億円ほどの無利子融資を受けておるというようなことでございます。

 したがいまして、CATV事業が経営採算が合うかというところになりますと、やはり出発より5年ぐらいは必要ではないかというように思うわけでございます。5年で何とかうまく経常経費が回っていく、したがってその後、今までの発生したものの回収をしながらまいりますと、7年ぐらいがやはり必要ではないかというように思うわけでございまして、やはり加入数によるということでございます。

 経営状況につきまして、以上御説明をさせていただきます。



○議長(近藤隆志君) 経済部長。



◎経済部長(山田銀作君) 続きまして、同じ2番の (2)の情報開発センターの経営状況、また利用状況、今後の見通しについてのお尋ねでございますが、まず利用状況から御説明させていただきます。

 教育事業といたしまして、平成3年3月末日現在の定期講座では、 249事業所の 870名、個人では 461名、企業集合研修では 909名の受講がございました。パソコンの企業活動のための研修をしていただいております。

 それから、情報処理事業といたしまして、各種のアンケート調査の集計分析を初めといたしまして、平成2年度では18件の受託事業を処理しております。

 次に、経営状況では平成3年3月末決算で、 1,344万円余の累積欠損が生じておりますが、平成2年度は 138万円の利益を計上しまして、3年目で単年度収支を黒字にしたということでございます。

 累積欠損の解消を目標に経営努力をしておるわけでございまして、今後の見通しにつきましては、これまでの教育事業だとか情報処理事業に加えまして、既に御案内のように、岡崎市が昨年の10月にテレトピア指定都市となり、この地域情報化のメニューには企業情報、地域流通情報、生涯教育情報などがあり、これらのシステムの構築運用を図りまして、安定経営に努めてまいりたいと思っております。

 それから、大きい3番でございますが、大型店の進出に対して矢作商店街のような周辺商店街の活性化に対する助言、指導、援助等の方法はどうかというお尋ねでございますが、商店街の活性化についての行政の役割というものは非常に難しいと思います。市内の中小企業者、商工団体に対する補助、融資制度はもちろんのことですが、まず第一に商店街の皆さんが行政に頼らずに、商店各自がやる気を起こすのが何よりも必要でありまして、よい例といたしましては、ことし7月に市民祭り第1弾として「岩津地域商店街の発展を考える会」の初会合が開かれまして、自分たちでいかにしたら活気のある商店街がつくることができるかというような話し合い、または研究が始まったわけでございまして、このような方向が一番望ましいと思うわけでございます。

 そこで私ども行政といたしましては、他都市の状況、あるいは成功例、こういうものを取り寄せまして、これらの情報を提供するとか、商店街づくりの専門家である商業アドバイザーの派遣などで協力をしていきたいと思っております。

 今回、たまたま岩津地域が最初にやりますが、これからは順次矢作、本宿、六ツ美等と、その地域にあった、また地域の特性を生かした商店街づくりの商工診断等も行ってまいりたいと思っております。

 それから、一つ4番を飛ばしていただきまして、最後の5番でございます。5番の (1)でございますが、岡崎職業訓練センターの利用状況と、今後の有効利用対策についてのお尋ねでございます。

 職業訓練センターの利用状況から御説明申し上げますと、まず最初に岡崎技術工学院の平成3年度の学科別生徒数ですが、5教科ありまして、建築科が17人、左官科が8人、それから板金科が16人、それから石材科が 110人、木工科が5人、計 156人でございます。また、工芸大学訓練校の表具科では47人の生徒数でございます。その他自主事業といたしまして、面打ちとか盆栽、日曜大工、着物の着つけ、こういう科目がございまして、述べ利用人数は 2,547人の方が利用していただいているというものでございます。

 さらに、多目的実習室の一般利用を見ますと、1万 2,055人の延べ利用人員でございまして、施設の稼働率でございますが、普通教室が24%、専門実習室が33.7%、多目的実習室が29.5%となっております。

 次に、今後の利用対策についてでございますが、岡崎技術工学院が平成5年度をめどに養成訓練事業といたしまして、一つないし二つの学科の増設を検討中でございまして、今後は高年齢者や婦人を対象とする教育講座と自主事業の拡大を一層図ってまいりたいと思っております。

 それから、最後の (2)でございますが、中小企業の雇用確保のため、職場の環境整備に対する低利融資の制度を実施できないかというお尋ねでございますが、現在本市では岡崎市中小企業事業資金、いわゆるマル岡と言われている融資制度がございまして、限度額は 800万円で、借入期間は7年以内ということになっております。また、商工業振興資金の制度もございまして、これは限度額は 1,500万円で、やはり借入期間は7年以内で実施しておりまして、いずれも環境整備のための従業員のフリー厚生施設にも利用できることになっております。

 しかし、ここ数年来の中小企業における雇用状況は極めて深刻でして、御提案の趣旨はよく御理解できますので、他市の状況等も調査いたしまして、検討してみたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(近藤隆志君) 開発部長。



◎開発部長(加藤主計君) 矢作桜井線の整備についてお答え申し上げます。

 この矢作桜井線でございますが、起点は矢作町の国道1号からでございます。南西に向かいまして、終点は下佐々木町の安城市境ということで、延長が 4,430メートルでございます。幅員といたしましては12メートルの計画でございます。

 それで、主な経過地といたしましては、先ほど申し上げましたように、国道1号、矢作町から南に向かいまして、名鉄本線を横断いたします。それから東レ岡崎工場の東 100メートル附近で、県道岡崎西尾線と交差いたします。それから、市道渡東牧内線に沿いまして南下いたします。東牧内町におきまして岡崎刈谷線と交差するわけでございますが、その手前にJR東海道線がございます。それから、終点は先ほど申しましたように下佐々木町で安城境ということでございます。

 この構造でございますが、先ほど言いましたように、幅員12メートルでございます。名鉄本線と交差する部分では名鉄の下を通る立体交差、それからJR東海道線の場合は、上を通る立体交差という計画ができております。

 それから、整備の進め方でございますが、国道1号から県道岡崎西尾線までは県が施行するという申し合わせになってございます。それから、この岡崎西尾線から南につきましては、市で施行という予定でございます。

 なお、この国道1号から岡崎西尾を通りまして約 1,200メートルの区間につきましては、中心線測量が既に終わっております。この区間につきまして、現在県の方で国道1号との接点、それから名鉄本線との立体交差について検討中であるというふうに聞いております。

 それから、市施行の部分につきましては、長さにいたしまして 3,750メートルございますが、地域の皆さん方の理解が得られれば、測量等の作業に入りたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 永田議員さんの御質問に対しましておおむねお答えさせていただいたわけですが、私から一つだけ重ねて御答弁させていただきたいと思います。

 3世代宅地供給事業につきましては大変な御評価を賜りましてありがとうございましたが、御評価の中に坪当たり10万円ということがございましたから、10万円だから大変な御評価が出たのではないかと思っておりますが、これは申し上げておりますとおり、10万円台でございますから、19万 9,900万円まではお約束違反ではないわけでございまして、この辺が今担当部長がいわゆる的確な価格策定ということで苦労しておるわけでございますから、私に対する評価がそんなことであるということで大分落ちるかもしれませんですが、正直に申し上げておきたいと思うわけでございます。

 それから、高度情報化の問題、あるいはCATVの問題等につきましては、今部長から御答弁させていただきましたので、私からあえて申し上げませんが、これCATVや高度情報化と言っておりますが、もうちょっと早く実質的にすばらしい時代が来るんではなかろうかという、各種の情報だけには接しておるわけでございます。

 一例を申し上げるならば、駐車場案内システムといいましても、道路標識のように出るという手法が一応現在考えているシステムでございますが、このごろ車では地図が出てしまう車もあるわけでございまして、ある一部の研究におきましては、既にどこへ行こうといいますと、地図の中におきまして順々に出てくると、そういうような接点、車の機能と、それから道路に対するところの案内場の一つのポイントの発信、こういうものを設置いたしますと、本当に信号を見なくても十分に入れるということもほどなく実現するんではなかろうかという考え方もあるわけでございます。また、病院の手術等におきましても、外におりましても、完全にいわゆるこれを見ながら安心していただけるというんですか、そういうこともできる。あるいは、科学や物理等の教育関係にも相当早い時期に来るんじゃなかろうかと思うわけでございますから、これら関係等に対しましても、私どもといたしましても、できるだけ皆様方とともどもに新しい情報に接しながら進ませていただきたいと、そういう意欲だけを申し添えておきたいと思うわけでございます。

 三つ目の商店街の関係でございますが、これは非常に難しい問題でございまして、今担当部長は、指導者というんですか、そういうことだけをごあっせんすると言っておりましたが、もちろんそれは当然ではございますが、同時にまた行政側といたしましては、各世界的なデータ、あるいは国内的な問題、そういうデータ資料というものを積極的に集めさせていただきながら、参考として出させていただきたい、こういう努力は今後とも続けてまいりたいと思うわけでございます。

 ちなみにこの問題でちょっとだけ申し上げておきますが、豊橋と岡崎と単純に小売商店を比べてみますと、実は 1,000店舗、豊橋の方が多いわけでございます。それから、今度は岡崎と豊田と比べますと、これまた約 1,000店舗、豊田の方が少ないわけでございます。これは豊橋、岡崎、豊田、これがおのおの大ざっぱに申し上げまして、 1,000店舗ずつ違うわけでございます。これがどういう経過であるかとか、どういう云々ということは非常に難しい問題でございますが、この同じような地域でございましても、しかも人口、あるいはおおむね大差がない、そういう中におきまして、小売店舗の総数におきまして、これだけの数字が違っておるということでございます。

 調査のとり方によりましても相当な関係がございますから、これが絶対的なものではもちろんございませんが、非常に多くのおもしろいというんですが、異質な統計、私も見ましてちょっと驚いたわけでございますが、こういう事態でございますから、私どもといたしましても、新しい近代ショッピングセンター、こういうものに対しましても、市民の需要におけるところの対応も考えていかなければならないということもあろうと思いますが、また同時にハモニカ横町ではございませんが、本当に生活のにおいのする、小道のある町並み、こういうものも決してむだにすることのできない問題であろう。

 また同時に、岡崎の特徴でございます、いわゆる土場市場、こういう問題等に対しましても、非常に考えていくべき時期が来ておろうということでございまして、広範囲な関係におきまして、また議会の皆さん方とも御相談を申し上げながら、いろいろ商店街の関係等に対しましても、活性化の資料になる基本的な調査にも資料をどんどん提出させていただきたい、こんな意欲だけを申し上げておきます。

 五つ目の地場産業を含む中小企業の雇用対策でございまして、永田議員さんも余り大きくおっしゃいませんでしたが、私の方といたしましては、これは大変誇りに思っておりますのは、技能センター等職業訓練関係におきましても、技能オリンピックにおきましては、日本一はいつも石工関係におきましてはここの卒業生が持っておる。そしてまた、世界の技能オリンピックにおきますところの成果も、優勝あるいは2位、3位、こういうものを確保しておっていただけるわけでございまして、大きな成果があるということでございます。これらに対しましても本席を通じまして、御報告しながら一層の努力もお願いいたしたいと思いますし、同時にまた、お話のございましたように、新しい職種に対する教室、私どももこれに対しましては積極的にお願いしてまいりたいと思います。

 もう一つございますのは、日系二世等、あるいは姉妹親善等都市を通じましての研修生の受け入れ体制でございますが、永田議員さんおっしゃいましたように、個々の中小企業にそういう宿舎をつくっていただきまする補助金を出すということ、これは一つの方法でございましょうし、短期就労でございますから、そういう企業体と市が一緒になりまして、一つの宿舎を共同でつくる、こういうことも検討すべき時期には来ておろうと思うわけでございます。

 何分にいたしましても、世界的な経済の動きと国際問題、そしてまた就労規則、こういう問題が大変難しい問題もあるわけでございまして、それらの一つの見通しをつけないことには具体的な施策に入れないというのが現況であるわけでございます。私どもといたしましては、これらの関係におきまして、現況といたしましてどう考えるか、こういう調査には入っているわけでございまして、今後ともどもに御指導も賜っていきたいと思うわけでございます。

 私から以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 8番 永田 寛君。



◆8番(永田寛君) 3世代住宅の建設に当たり大変御苦労があったかと思います。例えば土地の買収につきましては、代替地の問題、または土地のたくさん持ってみえる方は、造成した後を優先的に分けていただきたいということも耳にしております。次の3世代住宅を踏まえての調整区域内の開発の困難さ等をお聞かせ願いたいと思います。

 それから、情報センターでございますが、情報センターの経営状況については開設以来、平成6年までに累積赤字を解消すると今申されましたが、確かに黒字経営は結構だと思います。だが、私は情報センターのような市内で唯一の教育機関であるならば、黒字経営だけでなく、多少の赤字でもワープロやパソコンの養成機関として発展していくことが必要だと考えます。それについての御回答をお聞きしたいと思います。

 それから、矢作商店街のような市の周辺商店街の活性化は現在進出を表明しているすべての大型店が平成5年までにはオープンするということを聞いております。それに関しまして、平成5年までには矢作商店街みたいな市の周辺商店街の活性化に当たっていただきたいと、こう思います。

 また、本市では商工会議所と一体となって対策を図っておられまする資金の融資、事業費の補助、これは今おっしゃるとおりでございます。本年は岩津地区の発展、活性化について地元商店街、また消費者の代表でまちづくり研究会が開催していると私も聞き及んでおります。どうか、次年度は矢作地区におかれましても、今まで以上の御指導と助成を要望しておきます。

 西尾線から国道1号線について、ラッシュ時にはどうしても1号線に出るには20分から30分かかってしまいます。どうか矢作桜井線の整備をいち早く要望する次第でございます。

 それから、一番最後になりましたが、職業訓練センターの件でございますが、中小企業の雇用の難しい今日、職業訓練センターの果たす役割は大きいものがございます。お聞きしますと、岡崎技術工学院では職業訓練センターの利用向上に向け、平成5年に新しい学科の増設を努力してみえるとのことです。新しい学科がないと、岡崎工学院も尻すぼみしていってしまいます。

 私の手元に工学院の昨年度の卒業者があります。5種目におかれまして、ほかの5種目の方には差し支えると思いますけれども、板金、石材、建築、左官、木工、この板金の方が2名卒業されただけです。我々、石材業界は37名でございますが、この37名、地元に残るのはほんの1割もございません。ご承知のように、この工学院を目的に日本列島津々浦々からそれぞれの2世、3世が参っておりますが、ほとんどの方が地方へ帰ってしまいます。ということで、現在この工学院で修了された方でも岡崎に残るのはわずかでございます。建築科で5名、左官で2名、木工科で4名と、こういうことでございますので、どうか魅力ある学科の増設をお願いしたいと思います。もし、差し支えないならば、新学科がどのような学科かお聞かせを願いたいと思います。

 それから、環境設備資金の低利融資の件でございますが、質問いたしましたように、私たちのような3K産業は、人材確保には特に困難でございます。そこでこの際、我々業界においても思い切った作業環境の改善に取り組む機運があるわけでございまして、それに対して低利な融資制度を提唱したわけでございますが、現在本市では今部長からお話のありましたように、マル岡、マル信の制度があるとおっしゃいましたが、私の調査では、西三河のある市では、環境設備資金を対象として、年利4%、最高限度が個人企業で 7,000万円、法人企業では1億 3,000万円の融資を既に実施しており、商業分野に比べ工業に対する政策がいま一本市ではちょっとおくれておるではないかと、こう思いますので、ぜひ新たな制度を実現されるように強く要望いたします。



○議長(近藤隆志君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 時間が来ましたから、私の方でおおむねお答えさせていただきまして、残余の問題は各部長からお答えさせていただきます。

 まず、3世代宅地供給事業に対しまして、次の取得に困難ではないかということでございますが、これは困難という表現も安易だという表現も非常に難しいことでございまして、ある意味におきましては、学校等の子供が減ってくるという地域におきましては、積極的にいわゆる誘致の御運動をしておっていただくところもあるわけでございます。

 ところが、個々の地主になりますと、これまた代替地の問題とか云々ということに直面するわけでございまして、そういう意味からいきますと、困難とも言えるわけでございますが、しかしでき得る限り地域の実情にあった方向でもちまして、第2、第3に取り組んでまいりたい、こういうことでお許しを願いたいと思います。

 それから、大きな二つ目の地域情報化の関係と、CATVも含めましてでございますが、私も永田議員さんと同じでございまして、一つの企業である以上は、少なくとも赤字を是認してかかるということは怠慢であるわけでございますが、そうかといって純然たる営利目的ではないわけでございまして、むしろ主とするのは活用の関係でございますから、私どもといたしましても、活用、利用、こういうことに重点を置きまして運営をしていきたい、こういうことで御答弁にかえさせていただきます。

 三つ目の矢作等の商店街に対する指導ということでございましたんですが、これまた私もぜひお願いしたいと思うわけでございまして、新しい考え方等に対しまして、また地域ぐるみでひとつ御研さんなり、あるいは考えるという方向も持っていただくことも結構でなかろうかと思うわけでございます。

 それから、矢作桜井線との関係、これら等に対しましては、やはり特に縦型の線というのは非常に必要なことでございますから、担当の部長が申し上げましたように、あるいは地域の関係等と相図りまして、できるだけ私どもも積極的に進めさせていただきたいと思うわけでございます。

 5番目の地場産業と中小企業の雇用対策でございますが、いわゆる職業訓練センターの中で、永田議員さんがおっしゃいましたから、私もここまで出ておりましたがやめましたが、非常にすばらしい技術がずっと石工関係も堅持しておっていただけるわけでございますが、おっしゃったように、全国から来ておる人たちが多うございまして、岡崎の地元の人というのが割に少ない分野が実はありまして、私も余り言っていいか悪いかなと思っておりましたが、議員さんがおっしゃいましたものですから、私も申し上げますが、本当にこういう人たちがこの土地に定着をしてくれる、あるいはこの土地の人たちが技術を習得して、本当にすばらしい石都をつくっていただきたいというのが私どもの願望であるわけでございます。

 これらを主体にいたしますと、いわゆる労働者住宅、あるいは云々という制度も出てくるわけでございましょうと思いますが、これらに対しましても、今後有効な手法があるということがあるならば、研究させていただきたい、こういうことでひとつお許しを願いたいと思います。

 新しい訓練センターの科目といたしましては、一応私が聞いておりますのは、水道の技術者と電気関係、こういう2種目に対しまして御要望がある。また、私どもといたしましても、せっかくの日系人であるとか、外国の姉妹都市等から来た方々に対しましては、しかるべき資格を持って御帰国を願う、そういう基本構想では一致するわけでございますが、今後これが需要と供給、利用者の面、こういうものを十分精査した上でございませんと、なかなか難しい問題もあろうと思いますが、こういうことでございます。

 落ちた問題は担当の部長からお答えいたします。



○議長(近藤隆志君) 8番 永田 寛君。



◆8番(永田寛君) わかりました。市長並びに各部長の明確な御答弁をいただきまして、本当にありがとうございました。

 以上をもちまして、私の質問を終わります。



○議長(近藤隆志君) 昼食のため休憩をいたします。

             午後0時6分休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△小林邦夫議員の質問

             午後1時再開



○議長(近藤隆志君) 休憩前に引き続き一般質問続行いたします。

 20番 小林邦夫君。

     (20番 小林邦夫君 登壇)



◆20番(小林邦夫君) 議長のお許しをいただきましたので、あらかじめ通告いたしました順により質問をいたします。

 本年9月1日に行われました平成3年度岡崎市総合防災訓練は、台風一過秋晴れのもと、盛大に、しかも整然と、一つの事故もなく、立派に実施され、大きな成果を上げられました。長い期間準備に当たられ、また当日の進行に当たられました岡崎市の関係各位を初め、岡崎市防災会議各位、参加各機関関係各位に心から感謝申し上げるとともに、総合訓練の成果が各地域における訓練に反映され、より実践的な訓練が展開され、全市民が一丸となって防災意識の高揚が図られますことを期待するところでございます。

 さて、本市は、本年度を初年度とする第4次岡崎市総合計画を策定し、既に多くの事業に着手されたところでございます。総合計画の推進に多くの市民が期待をいたしております。私は常々市民の皆様に対しまして、岡崎に住んで本当によかった、満足され、他市に対しまして誇りの持てる岡崎づくりのために、全市民が総力を結集して市民的課題に取り組もうではありませんかと提言してまいりました。市民の前に開かれた行政、市民の率直な声に謙虚に耳を傾ける行政、そして市民から本当に感謝される行政としなければならないと考える次第でございます。

 地方の時代が提唱されて久しい昨今、地方の時代の先駆者、大分県の平松知事は、「グローバルに考え、ローカルに行え」をモットーとして、地方自治の発展に尽力しておられます。広い視野を持ちつつ、地域性を十分考慮して実践する行政こそ、今日求められるものと考え、地方自治の本旨に基づいて、これからの岡崎づくりをとの考えのもとに、あえて幾つかの点につきまして質問をいたします。

 第4次岡崎市総合計画の初年度として、新規事業への着手、大型事業の促進と、市政全般につきましては評価をいたすところでありますが、主要事業の中の市民要望の強い5点に絞って伺います。

 第1の質問は、保健福祉の充実についてでございます。

 近年、保健医療は進歩、充実し、福祉につきましても、国策も相まって充実してまいりました。しかし、本市に目を向けますとき、まだまだ多くの課題のあることも事実であります。初めに、保健医療について伺います。

 まず、市立岡崎病院の移転新築計画について伺います。移転先も確定し、今議会にも土地先行取得の関係議案が提出されているところでありますが、重複を避けまして、幾つかのことにつきまして伺います。

 昨日の一般質問において、土地取得のめどが立ったとの答弁であり、地元市民の御理解と関係者の御努力に感謝をいたします。

 さて、新築病院の具体的建設計画策定につきましては、愛知病院、岡崎医師会を初めとする各医療機関、あるいは広く市民の声を聞かれますことが重要かと考えますが、関係機関との調整につきましては、どのような方針で臨まれますか、お伺いいたします。

 二つ目に、病院移転新築に関します財源計画につきましては、昨日の助役答弁では、総額にして約 200億円程度との御答弁がありましたが、これは上限枠なのか、あるいはおよそのめどなのかを確認したいと思います。

 三つ目に、新築病院の基本構想の中では、現有の病院と対比しまして、概要どのような点が改善されますか。主要特徴点についてお伺いいたします。

 四つ目に、完成のめどとしては、造成工事完了後、建設着手後3年間との御答弁でありましたが、平成4年用地買収完了、平成5年造成完了との仮定からすれば、平成8年に完成のめどが立ちますが、努力目標としての平成8年完成と理解してよろしいかどうか、お伺いいたします。

 第2に、移転後の現在の市立岡崎病院につきましては、市長はかねがね、医療施設として活用したいと言明しておられますが、現時点での構想についてお伺いいたします。

 将来の医療を考えますとき、岡崎病院につきましても、機能分担と連携、よい医療の提供、医療と患者との信頼感の強化が必要であります。岡崎市におきましては、岡崎医師会により、病診連携事業にも着手され、大きな実績を上げていると伺っております。

 そこで、市立岡崎病院の移転新築後の計画として、幾つかのことについてお伺いいたします。

 一つは、将来の保健医療を考えると、医療、健康管理に関する情報の一元化が重要になってくることが予想されますが、そのセンター機能を市立岡崎病院移転跡に設立するお考えはないか。

 二つ目に、医療機能分担の明確化、患者と医師の人間関係の維持強化、2次医療の充実のための開放型病院への転用についてはどのようなお考えか、お伺いします。

 三つ目に、さらに高齢化社会に対応すべく、老人保健施設の併設につきましては、どのような御所見をお持ちか、お伺いいたします。

 次に、福祉施設充実の将来計画について伺います。私どもは従来より、バランスのとれた計画的な福祉施策の充実を主張し、連帯、参加、自助の精神を基本として、計画的な福祉施策の促進を要望してまいりました。本市としては、積極的にかつ多面的に福祉施策に取り組まれ、大きな実績を上げてこられましたことについては評価いたします。しかし、福祉施設等につきましても、地域バランス、ニーズの的確な把握の難しさなど、さまざまな課題がございます。また、将来の予測も難しい面もあろうかと考えます。しかしながら、今後とも通所・入所施設につきましては、増設の要望が強くなってくることが予想されます。

 そこで、今後の福祉施設の充実につきまして、特に障害者福祉につきまして伺います。

 一つは、本市の施設は通所が多く、入所につきましては、県あるいは民間施設との分担をしておられますが、本市として今後入所施設を増設する方針は考えていないのか、お伺いします。

 二つ目に、福祉施設につきまして、その建設管理手法として、公設公営、公設民営、民設民営などが考えられ、施設の性質上、本市も公設民営方式へ一歩踏み出されましたが、民設民営に対します本市の助成策について、基本方針についてお伺いします。

 三つ目に、本市が建設計画を進めております新福祉会館の建設に対しまして、多くの福祉団体等から要望が出ているところでありましょうが、どの程度までの受け入れが可能か、基本方針についてお伺いいたします。

 五つ目に、ボランティア基金計画について伺います。ボランティア活動の安定財源の確保等を目的として、本市は昭和61年、62年の2カ年にわたってボラントピア事業指定都市となり、基金の造成とボランティア活動の活発化に努めてこられ、さらに平成2年から福祉バザーの開催など、基金の造成活動に努めてこられました。今やボランティア活動は、福祉事業の重要な一翼を担い、かつきめ細かい活動をしておられますことに敬意を表するとともに、市内48団体、 1,300名余のボランティアの皆さんの御労苦に対しまして感謝申し上げる次第でございます。

 そこで、伺いますが、ボランティア活動基金は、現在額はいかほどか、また運用益はどの程度ありましたか。

 運用益によりボランティア活動費に充当されましたが、ボランティア活動予算の何%となりましたか。

 三つ目に、ボランティア活動基金の積み立て目標は当面は1億円と伺っていますが、未達成部分について市費にて基金積み立てを考えておられますか、所見を伺いたい。

 四つ目に、西三河他市の基金積み立て状況を把握しておられましたら、お示しをいただきたいと思います。

 第2の質問として、教育文化の振興について伺います。

 本市はかつて、師範学校、愛知芸術大学が所在したことなどから、西三河の教育の中心であったこと、歴史的な文化財も多く、これらから文教都市岡崎らしさを維持してきたと考えます。文化の定義は難しいところでありますが、市民生活がゆとり、豊かさ、遊び、美しさの求められる社会環境にあることが地方都市の文化とも言えましょう。文化の創造の主体としての市民の自主的な活動がやりやすいような施設や条件を整えること、さらには施設にソフト、アメニティーが加えられること、全市民的に大きな広がりが期待できるようなまちづくりを進めることが、地域文化、市民文化と言えましょう。

 本市の市民文化の中核とも言えます文化施設でありますが、美術館、図書館は手狭になっておりますし、市民文化、教育発展のためのリーダーの育成のための教育センターは、まだ具体的計画も公表されておりません。美術館、図書館、教育センターは関連性が深く、教育文化振興の重要なポイントと考え、あえて今後の整備、建設計画についてお伺いいたします。

 まず、美術・博物館の新設計画についてお伺いいたします。昭和62年10月23日に、仮称でございますが、岡崎市美術・博物館調査検討委員会が基本構想をまとめて、市長に答申をされました。その時点で、市としては新たに専門委員会をつくり、平成4年の完成を目指して検討に入られました。基本設計段階を経て、収蔵庫の先行建設を1期計画として着手され、今日に至っておりますが、1期計画についてどのような見通しとなっておりますか、お伺いいたします。

 二つ目に、収蔵庫の一部を展示室として暫定使用するとの計画ですが、現在の美術館、あるいは郷土館との関係はどのようになりますか。

 三つ目に、収蔵庫の完成後、市民からの寄託制度について導入の検討をされているかどうか、お伺いいたします。

 次に、中央図書館構想についてお伺いします。建設後20年を経過し、手狭でもあり、また映像文化等のAV設備等、市民ニーズに対応は困難となっております。隣接する美術館も、中央総合公園内に建設予定の美術・博物館本館の完了のめどが立たない間は、図書館の増改築に着手できないのではないかと考えますが、どのような計画かをお伺いいたします。

 三つ目に、教育センター構想についてお伺いいたします。私どもも、数年前から教育センターの建設を要請してまいりました。本市の第4次総合計画にも、研修体制の充実策として、教育全般に関する総合的な拠点として総合教育センターの建設計画が述べられております。先日名古屋で開かれました地方自治シンポジウムの一つの結論として、地方自治の課題として、国際化時代への対応策として、教育と人材育成が提唱されておりました。学校教育、社会教育の場として、ほかにも多くの施設はありますが、合宿研修による教育効果、スポーツ施設の有効利用のためにも、教育センター建設は重要と考えますが、教育センターの建設計画はどのようになっておりますか、お伺いいたします。

 次に、主要幹線道路整備についてお伺いいたします。

 岡崎市内には、多くの幹線道路網がございますが、市内最大の大動脈であります国道1号線関係の道路整備計画について伺います。1日の通過車両は約5万台と言われております。国道1号線の環境対策事業、道路改良事業への積極的な御努力に対しまして評価いたしますが、今後一層の通過車両の増大が予想されます。主要交差点であります国道と 248号線、国道1号線と名古屋岡崎、衣浦岡崎線との交差点改良は緊急な課題と考えますが、それぞれの交差点の改良構想、改良計画につきましては、どのようになっていますか、上級官庁の事業ではございますが、お伺いいたします。

 第4番目の質問として、駐車場対策についてお伺いいたします。

 本年7月1日から車庫法、自動車の保管場所の確保等に関する法律の法改正が施行されてから2カ月余が経過しました。都市において駐車場問題は大きな課題となっております。私は昨年12月議会におきましても、駐車場対策に関しまして幾つかの質問、あるいは要望をしておきましたので、その点のフォローの意味も含めて、幾つかの質問をいたします。

 都市部を中心とする繁華街は、休日には買い物客で込み合い、駐車場対策として、第1には駐車場の増設であり、本市としても幾つかの事業計画を持ち、その推進に向けて努力しておられますことは評価いたしますが、絶対的な不足につきましては、早急な解決策とはなりません。駐車場の建設には多くの費用を要します。これからは、ソフトの面からの対応が重要と考えます。

 建設省においても、銀行や自治体などの休日には、閉まっている駐車場の活用の方針を明らかにしておりますし、全国的に一部都市におきましては、休日開放を実施しているところも伺っております。

 そこで、本市においても、ソフト面を研究しておられますが、銀行、企業、あるいは市の施設、附帯施設、駐車場の休日開放についてはどのような所見をお持ちか、お伺いいたします。

 二つに、本市に所在します県、市営住宅に附帯する駐車場の状況につきまして、主として市営住宅の駐車場の整備状況と、今後の整備計画について伺います。

 三つ目に、民設駐車場への助成策につきまして、昨年12月議会に部長は、考える時期に来ておると、前向きな見解表面がありましたが、現時点では市としての方針についてどのようになっておりますか、お伺いいたします。

 四つ目に、駐車場料金が、改正車庫法の施行に伴い値上げラッシュが起きておるとの新聞報道がありましたが、岡崎市及び周辺の駐車場料金の値上げ動向について把握しておられましたら、お伺いいたします。

 第5の質問として、JR岡崎駅周辺整備についてお伺いいたします。

 都市計画決定以来多くの年月を経て、本年駅東区画整理事業認可により、具体的に事業に着手されましたが、この事業完成には10年余の年数を要すると伺っておりますが、事業推進計画の年次別計画についてはどのようになっておりますか、お伺いいたします。

 次に、駅西について伺います。区画整理事業もほぼ完成に近づき、昨年秋、自由通路、駅舎も完成して以来10カ月が経過し、JR東海利用者も増加していると伺っています。昨年12月議会におきまして、利用者から寄せられました幾つかの要望につきまして解決方お願いしました事項については、早速可能なものから実施いただき、利用者からも喜ばれており、感謝をいたします。

 しかしながら、JR岡崎駅西口に達しますと、駅前周辺に放置された自転車は何とかならないものかと思います。今議長のお許しをいただきまして、市長並びに担当部長のところに、けさ8時15分時点で私が撮影してまいりました写真をお配りいたしましたが、その状況のとおりでございます。シルバーの皆さんが非常に汗をかいて整理をしていただいておりますが、駅、駅広が整備されましても、駐輪場不足のために、まさに画竜点睛を欠くとの思いであります。また、JR岡崎駅まで自家用車で来て、JR東海に乗りかえをしておられる市民も多く、JR駅周辺に駐車場をとの要望が強いことは、市当局も承知しておられると思います。市としては、今後駐輪場、駐車場対策についてどのように対応されるか、お考えをお伺いいたします。

 次に、清算事業団用地の活用についてお伺いいたします。JR東海岡崎駅周辺には、5筆、1万 2,409平米の国鉄清算事業用地がございますが、駅西、駅東とも、この用地の活用が区画整理事業の成否にかかっているといっても過言でありません。本市としては、事業団用地の取得に大きな努力をいただいておりますが、取得見込みと事業計画についてはどのように内容か、お伺いいたします。

 以上、多くのことについて伺いましたが、率直な御答弁を期待いたしまして、1回目の質問を終わります。

     (20番 小林邦夫君 降壇)



○議長(近藤隆志君) 市立岡崎病院事務局長。



◎市立岡崎病院事務局長(佐野欽也君) 建設に当たって、医療機関を初め、広く市民の声の反映、関係機関との調整の考え方でございますが、今は、院長を初め病院職員24名で構成する院内の検討委員会、それから本庁関係6部門のそれぞれの専門技術者、事務担当者で構成する研究会、病院建築の専門学者を交えた全体会を設け、新病院建設の研究、検討をいたしておりますが、今後の病院計画推進に当たって、市民の声の反映ということについては、大切、大事なことと認識いたしております。

 市民の声の反映につきましては、御議会の御意見、御提言を尊重いたし、御議会を中心に進めさせていただきます。関係機関につきましては、計画の進む段階に沿って、打ち合わせ、協議をする中で御協力をお願いしてまいる所存でございます。

 次に、新病院建設に当たって、構想の中での新しい主要な特徴でございますが、新病院は、機能的な医療施設と同時に、人間中心の医療を目指した病院でなければならないわけでございまして、それには、患者中心の人間味のある生活空間、それに加え、病院の医師、看護婦、職員にとっても快適な空間を設けることが必要との考えのもと、研究、検討に入っております。例えば、バルコニーから景観を眺めながら、楽しく食事ができる、院内でも外気を吸いながら、リハビリを兼ねた歩行ができる、眺望のよい談話室、ティールーム、明るく、落ちついた雰囲気を醸し出す待合室、患者のプライバシーが守れる病室や診療室、職員にとっては、機能的で動きやすいように動線の短縮、また業務の確実、迅速処理、職員の雑務の軽減、病院経営にも役立つ統一化したコンピューターの導入など、考えの中に入れております。

 全体的には、病院は一つの生活圏、町という考えで、患者さんには日常に近い療養生活ができる環境づくり、医療面では、西三河唯一救命救急センターを持つ第3次病院として、21世紀にふさわしい西三河の中核総合病院として、高度医療確保のための医療の専門家、細分独立など考えております。

 それから、次の建物の完成年次についてでございますが、議員申されました年度を努力目標といたしております。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 環境衛生部長。



◎環境衛生部長(石原明次君) 1番の (2)医療・健康管理センターの構想、 (3)老人保健施設・開放型病院の建設についての中で、医療・健康管理に関する情報を一元化する医療保健センター並びに2次医療の充実を図るための開放型病院、長寿化社会に向けての老人保健施設等、いずれも市立岡崎病院移転後、現有施設を活用して建設してはどうかという御質問でございますが、市立岡崎病院移転後の跡地利用につきましては、将来医療等の機関として活用してまいりたいと考えております。

 今後、御提案の施設等も含めて、議会の皆さんを初め、医療団体、保健団体、市民団体の方々の御意見を承って、21世紀に向けて本市の医療、保健の充実を図る上で、十分検討いたし、将来計画を立ててまいりたいと考えております。



○議長(近藤隆志君) 助役。



◎小島秀光助役 新病院の建設の関係でもちまして、私が昨日答えました建設費につきまして、これが上限か下限かということでございます。新病院にふさわしいいろんな医療施設をつくりますと、かなりいろんな経費が必要になるわけでございまして、私ども、構想段階では、いろんな前例のあります病院等を参考としたわけでございますが、きのう申し上げました 200億円というのは、建設費に対しましての下限というふうに御理解いただきたいと思うわけでございます。まだまだいろんな不確定要素がございますので、少なくとも建設費はこのぐらい以上は要るだろうということを考えるわけでございまして、せっかく建設する場合には、このほかにまだ器具費も必要でしょうし、あるいは用地費、造成費というのは一応含んでいないというふうに御理解いただきたいと思うわけであります。

 以上であります。



○議長(近藤隆志君) 福祉部長。



◎福祉部長(鈴木清君) 大きい1番、 (4)の福祉施設充実の将来計画というところでございます。福祉関係の諸施設には、生活保護を初め児童福祉、あるいは身体障害者福祉、精神薄弱者福祉、老人福祉などの多種多様な施設がございまして、岡崎額田地区には、総数27の施設がございます。その内訳は、公立で設置したものが19、私立で設置したのが八つとなっており、そのうちの障害者施設は13施設でございます。

 本市における障害者福祉施設は充足しているかどうかというような御質問でございますが、これは非常に判断が難しいものと思われますが、特に広域的な施設もたくさんありまして、今後その動向、あるいは実態などを把握しながら、県とも十分に協議を行い、障害者施設の充実に向かって今後研究してまいりたいと存じます。

 現在福祉課の方へ参っております入所希望者などを見てみますと、身体障害者の方が現在1名、精神薄弱者の方は現在0と聞いております。

 次に、福祉施設、特に民設民営に対する市の助成はどうかというお話でございますが、福祉施設の建設の基本といたしましては、先ほど議員おっしゃったように、広域的な見地から、おおむね収容施設につきましては県または社会福祉法人が、通所施設につきましては市または社会福祉法人が、と基本的にはなっております。いずれも県との協議は必要とし、県の御指導を受けながら、国、県の補助との関係もございますので、今後基本的な線でまいりたいと、こういうふうに考えております。

 また、民設民営の場合の助成ではございますが、最近民間依存型の福祉施設の建設が多く見られるような傾向でございますので、必要とされる施設の建設についての対応は、今後の研究課題としてまいりたいと、かように考えております。

 次に、計画している新福祉会館内への障害者団体等の意向はどうだというお話でございますが、新福祉会館は、民間福祉の拠点として、社会福祉協議会を中心に、障害者団体、あるいはボランティア団体の事務室とか研修訓練室、会議室、視聴覚室、保健室などを設ける予定でございます。視覚障害者等の研修、訓練の場所につきましての対応も十分可能であると思われます。現在のところ、基本計画の段階でございますが、障害者団体の要望等をできる限り取り入れ、実施設計に反映するように努力をいたしていきたいと、かように考えております。

 次に、 (5)のボランティア基金計画でございます。ボランティア活動基金は、地域福祉の向上を目指し、ボランティア活動を育成、助長する目的として、社会福祉協議会に設置されたものでございますが、平成2年度末によりますと、基金総額は 6,312万 5,000円となっております。この基金運用果実を、ボランティア活動の育成と振興に充てておるわけでございます。

 ちなみに、平成2年度のその果実は 229万 3,000円と聞いております。全体の事業費 1,454万 1,000円でございまして、パーセンテージにいたしますと、全体の16%が果実ということでございます。

 基金への市からの補助につきましては、市民にボランティア事業を認識していただくことも大切であり、各イベントを通じまして意識を高揚を図りつつ、基金の造成を図るための事業費に助成をしてまいりました。平成3年度につきましては、 487万 9,000円を補助しております。ボランティア基金は、御案内のように1億円を目標にしておりますが、不足分を公費で出捐すべきかどうかということでございますが、今後の課題として検討してまいりたいと思います。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 教育次長。



◎教育次長(大塚希夫君) 2番目の教育文化の振興についてのうちの (1)の美術・博物館新設計画についてお答えをさせていただきます。

 美術・博物館の建設計画につきましては、第1期の収蔵庫棟と第2期の本館棟とに分けまして建設を進めていく計画をいたしておるところでございます。第1期の建設内容につきましては、収蔵庫エリアを主といたしまして建設を進めていただき、第2期本館開設までの間、一部収蔵品などの展示できるスペース、そしてミュージアムショップ、カフェ等のサービススペースを併設した収蔵庫棟の建設計画を考えているところでございます。

 なお、この収蔵庫棟につきましては、現在実施計画を策定中でございます。

 次に、第1期の収蔵庫棟で展示するものにつきましては、この関係につきましては、現有収納資料、及び市民の寄託、寄贈資料の有効活用を図りまして、岡崎文化歴史への再認識と郷土の再確認をテーマとして、郷土意識の高揚を促すような内容を考えていきたいと考えております。

 なお、収蔵問題につきましては、市が現存いたしております考古、民俗、美術、工芸、絵画並びに古文書などの収蔵品は、郷土館森永倉庫跡、市史編さん事務室などで散在、収蔵いたしておりますので、これらを的確に保存するため、収蔵庫に一括集中管理を図ってまいるとともに、市民からの寄託、寄贈を受け入れる環境並びに促進を図るためにも、制度の検討、研究を進めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 教育委員会指導部長。



◎教育委員会指導部長(岩月健君) 3番目、教育センター構想についてお答えをいたします。

 教育センターにつきましては、中央総合公園構想の中で、文化ゾーンに計画をしておるわけでありますが、これまで市内の先生方を委員とする教育センター研究委員会を設けて、各地の施設を視察研究しているところであります。しかし、今後学校教育、社会教育に限らず、教育についての研究、研修、情報の収集、相談など、総合的な施設にしたいというふうに考えております。

 以上。



○議長(近藤隆志君) 教育次長。



◎教育次長(大塚希夫君) 失礼いたしました。 (2)の図書館の建設構想についてお答えをさせていただきます。

 現在図書館の蔵書は、館内の図書だけで約27万冊に達しておりまして、図書の開架スペースにつきましても、非常に狭くなってるのが実情でございます。したがいまして、今後は住民に開かれた図書館、生涯学習の拠点として、21世紀を展望いたしました情報化、国際化に対応が可能なAV関係などを初め、ニューメディア時代にふさわしい図書館建設の構想について検討する時期に参っているものと考えておりますが、先ほど申し上げました美術・博物館との関係もございますので、これら進捗状況を見合わせながら検討してまいりたいと、そういうふうに考えておりますので、お願いいたします。



○議長(近藤隆志君) 福祉部長。



◎福祉部長(鈴木清君) 先ほどの御質問の中で、一つ落としましたので、御回答申し上げます。

 ボランティア基金造成の現況ということで、西三河地区の各市はどうかというお話でございます。現在西三河の8市のうち6市がボランティア基金を持っております。最高、豊田が3億 3,000万、最低の高浜が 1,000万というところでございまして、全然基金を積んでおらない市が2市ございます。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 開発部長。



◎開発部長(加藤主計君) 主要幹線道路の整備についてお答えを申し上げます。

 国道1号線の主要交差点の中でも、現在交通難所となっております八帖北町の 248号線の交差点の問題は、議員御指摘のように、立体交差という計画でないと、将来の交通量が円滑にさばけないではないかということが言われております。

 ただ、この交差点につきましては、いろいろ問題がございまして、現在県の方におきまして、建設省との協議等を行って、交通量の解析、それから工法、用地問題等検討を進めておる段階でございます。

 それから次に、大平にあります東名インター出口のやはり国道1号との交差点、名古屋岡崎と衣浦岡崎との交差点でございますが、ここの立体交差につきましては、以前にお話ししたことがあるかと思いますが、基本的な構想ができ上がっておるわけでございます。これは、国道1号を現在のように平面で通しまして、これに南北にかかります名古屋岡崎、衣浦岡崎、これを上に上げまして、立体交差にするという構造でございます。

 なお、その上、建物で言いますと、3階部分になるわけですが、そこへ国道1号の右折専用の立体道路と申しますか、右折専用のオーバー部分をつくる計画でございます。

 この二つの交差点につきまして、施行時期の問題が毎議会議論になっておるところでございますが、私どもも機会あるごとに県当局の方に要望しておるところでございますが、この大平の立体化につきましては、現在の名古屋岡崎、衣浦岡崎の進捗状況を見ながらという返事でございます。私どもはそれでは遅いというようなことで、当局にはお話をしているところでございます。

 次に、駐車場の対策でございますが、議員の御質問の中にございました建設省が考えておる休日開放の関係でございますが、現在建設省が商店街を中心としました地域で、その駐車場対策の一環といたしまして、一定の区域にある複数の既存の駐車場で、例えば官公庁、銀行等の専用駐車場を土曜、日曜に開放してもらうこと、なおそのほかに、区域内にあります大手のスーパーとか、一般の駐車場等、そういうものをひっくるめまして、一括管理をお願いすると。第三セクターとか、新しく株式会社を設けまして、今言いました駐車場を一括管理して、この区域の駐車場を有効利用するという、そういうシステムづくりの構想をつくっておるというふうに聞いております。

 ただ、このシステムの事業化につきましては、まだ要綱の作成中ということで、具体的な内容がわかりませんが、今後私どもも、こういったようなことも参考にいたしまして、なお現在進めております駐車場案内システムの中でも、あわせて調査、検討、研究をしていきたいというふうに考えております。

 それから、一つ住宅の関係を飛びまして、民設駐車場への助成ということでございますが、さきの議会での御質問の中で、検討の時期に来ているというお話を申し上げたところでございますが、現在先進都市の助成の実施状況の調査を行っておりますが、今も申しましたように、駐車場案内システムの導入、そういったようなこととあわせまして、総合的に検討していきたい、前向きに検討する予定でございます。

 それから、駐車場料金の関係でございますが、現在私どもが調べた範囲内で、駐車場の料金の関係でございますが、これは月決め駐車場ということでございますが、これは施設の状況、屋根があるとかないとか、下の舗装がどうだとか、それから地域、中心市街地に近いとか、比較的静かな住宅地だとか、場所によって非常に差があるわけでございまして、1カ月 5,000円から、今私どもが調べた範囲内ですと、最高が2万 3,000円ということでございます。

 ただ、ここで料金の値上げということになりますと、昨年度、平成2年度に 2,000円上げたというところを2カ所ほど確認いたしましたが、それ以外のところでは値上げをしていないというお話でございました。

 ただし、JRの岡崎駅の西口周辺ですと、これはやはり昨年でございますが、 5,000円から1万円、約2倍ぐらいに値上がりをしているというふうなことを聞いております。

 いずれにしましても、この駐車場の料金というのは、施設、場所、それぞれの条件によって非常にばらつきがございますので、これは行政の方で対応ということは非常に難しい問題ではないかと思います。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 建設部長。



◎建設部長(矢野孝君) 駐車場対策の中で、 (2)の市営住宅の駐車場の現状と整備計画についてでございますが、御承知のように、市営住宅には中層住宅と平屋建てまたは2階建ての住宅がございます。

 この中層住宅につきましては、17団地ございまして、管理戸数が 1,742戸で、入居者の方の自動車保有台数は約 2,290台くらいと思われます。これに対しまして、駐車場収容台数が 1,278台分でございます。

 それから、平屋建てまたは2階建て住宅につきましては、15団地ございまして、この管理戸数は 1,081戸で、入居者の自動車保有台数は約 780台くらいと思われます。これが正式な駐車場はございませんで、敷地内の空き地部分を利用して、約 360台くらい駐車しておられます。

 このいずれの場合も、不足いたします駐車台数につきましては、それぞれの自治会におきまして、団地外で駐車場の確保をしておられます。

 また、今後の計画につきましては、住宅の建てかえ時におきまして、基本的には1戸1台を確保してまいりたいと考えておりますが、このことは、一般市民の方につきましても、駐車場の確保につきましては相当御苦労をなされているところでございまして、市営住宅につきましては、建てかえるまでは、現状のように不足分は各自治会で御努力をお願いしたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 都市施設部長。



◎都市施設部長(柏木清次君) 5番目のJR岡崎駅周辺整備についてお答えいたします。

  (1)岡崎駅東土地区画整理事業の進捗状況につきましては、平成3年1月11日、事業認可を得まして、5月30日に学識経験者2名、土地所有者7名、借地権者1名の計10名による審議会が発足し、また8月23日には、審議会の同意を得て、5名の評価員を決定いたしました。現在、認可後60日間の総合相談室を開設した結果、換地関係を中心といたしまして、 914件の相談の内容の調査、整理及び代位登記の手続をしながら、換地計画のもとになります土地評価の事務を取り進めております。引き続き換地設計をしていくわけでございますが、相談室の相談内容をできる限り反映するためには、その内容を十分把握し、必要な調査、測量を行いながら、慎重に計画を進めなければならないと考えております。

  (2)の駅西地区における駐車につきましては、駅周辺に民間の駐車場がありますが、路上における駐車も見受けられ、また駐輪につきましては、駅西広場の中に駐輪場を整備いたしましたが、広場及び周辺にあふれているのが現況でございまして、毎日シルバー人材センターの3名の方々により、駅東・西両広場の駐輪整理を行っております。これらに対応するには、用地の確保が一番の問題でございます。行政のみならず、民間駐車場を含めて研究をしなければならないと考えております。

 次に、 (3)清算事業団の土地につきましては、広場の南に隣接した 3,000平米の用地については、駐車、駐輪対策も含めて利用したいということで、数年前より取得交渉を重ねてまいりましたが、早期に実現するよう強く要望してまいります。

 なお、岡崎刈谷線の南約 100メートル付近にあります 1,500平米の用地は、都市計画道路羽根町線の道路用地及び駐輪場等も含めて利用するなど、取得の事務を進めてまいっておるところでございます。

 東地区の清算事業団の用地についても、約 7,000平米ほどございますが、これは土地区画整理事業における換地設計を進める中で、いろいろな手法を研究しながら折衝してまいりたいと思っておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 小林議員さんから多岐にわたります御質問を賜ったわけでございますが、御質問も兼ねて、お考えが各所に出ておるわけでございまして、当初前段で申されました住みやすい町、そして住んでみてよかったと思われる町、こういうことが全く、都市をつくっていく理想像と一致するわけでございまして、その仕掛けに対しまして、各種の御提言を含めての御発想もあるわけでございますが、ほとんどの関係等におきましては、ニュアンスの違い等はございましても、政策的な考え方というのは一致しておると思うわけでございます。

 特に、保健福祉の関係等に対しましては、新しい関係等に対しましての御発揮でございますが、これ本当に考えていきますと、実際オープンした病院でございますが、オープンしたときはどの程度進んでおるだろうか、これも大変な問題があるわけでございます。できるだけ我々は、単に構築物とか経営上ということでなくて、全体的な中の医療行政、あるいは治療行政というんですか、治療学の進み方、こういう動向とも相まちまして、専門の英知もできるだけ吸収していく必要があろうと思うわけでございます。

 しかし、いかに進みましょうとも、これは日進月歩いたしますところのこの治療技術等に対しまして、完全にフォローはでき得ないわけでございます。そういたしますと、当然ここにゆとりというんですか、次の仕掛けをする十分な敷地が当然必要になってくるわけでございまして、そんなことも兼ねておりますので、ひとつ御理解を賜っておきたいと思うわけでございます。

 それから、ボランティア基金の関係でございますが、これは全く私は、福祉行政ということにつきましては、ボランティア基金の果実でもっていくべきか、直接の市費でもってやっていくべきか、こういうことになってまいりますと、どちらがいいとも言えないわけでございまして、ボランティア基金を十分しておいて、そして運営委員会の方にお任せするという手法と、それからボランティア基金は若干まだ順々に、ほんのボランティアという意味で御協力願っていきますと、これは十分ではございませんが、逆に申し上げますと、議会の御承認を得ながら、具体的な執行をする、この方がいいのか、この辺に二つ考え方はあるわけでございますが、どちらにいたしましても、今後のこういう福祉関係ということに対しましては、当然前向きに検討していく必要があるわけでございます。

 なお、二つ目の、これまたほとんど同意見でございますが、美術・博物館の考え方、図書館の考え方、あるいは今度つくりますところの収蔵庫の関係、こういうことではございますが、これらに対しましても、若干の時間をいただきまして、収蔵庫という固有名詞ではございますが、暫定的には収蔵内展示という言葉ではございますが、同時に小美術館、こういうオープンの形になろうと思うわけでございます。この辺のことも若干は詰めさせていただきながら、私は何と申し上げましても、その文化、教育の先端構想ということに対しまして、できるだけ詰めていきたいと思うわけでございますす。何分にいたしましても、計画ばかり詰めましても、財政的な関係もあるわけでございまして、これらを踏まえながら、決して後だから放置しておくということでなくて、順に発想を詰めてまいりたいと思うわけでございますので、今後ともに議会側からの御発想、市民各位の御発想も承ってまいりたいと思うわけでございます。

 主要幹線道路整備につきましては、ほとんど申し上げておりますので、これらに対しましても、それぞれ所管は違うといえども、これは本市の動脈の関係でございますから、十分ひとつ努力をさせていただきたいということでございます。

 駐車場対策その他につきましては、新しい御発想もあるわけでございますが、これらに対しましても、可能な限りいい提案と受けとめまして、調査をしてまいりたい、こういう御答弁をさせていただきます。

 それから、駐車場の関係等に対しましては、特に私も、前にも申し上げましたが、民営駐車場の発想ということになってまいりますと、やはりこれは単に補助金だけでなくて、これに対するところの資金援助、こういうことも当然必要であろう。どの時期に踏み出すか、こういう問題もあるわけでございますが、これも検討させていただく重要な事項であろうと思うわけでございます。

 なお、JR駅周辺の整備の関係等に対しましても、今お答えしたとおりではございます。ただ、ここで私の考え方を率直に申し上げたいと思います。特に駅東地区におきましては、区画整理の執行関係、こういう問題と、国鉄清算事業団、あるいは市有地を含めまして、区画整理の関係と、それから行政が担当する駅の周辺の一つの構造物というものを、区画整理の中に固めて考えるべきか、あるいは事業団の土地や市有地でもって、メーン的なものを、区画整理事業とは別に考えるべきか、どちらがいいかということに対しましても、今後相当大きな問題でございますものですから、詰めさせていただきたいと思います。

 しかし、私どもの希望ばかりはいかないわけでございまして、清算事業団は清算事業団で一つの条件を出してきはせぬかという予測もできますものですから、私の考え方が即実行できるとは限りませんが、要は真にできるだけ早い時期にこの駅の目玉、こういう発想をつくる上におきましては、そういう考え方もする必要があるのでなかろうか、ここまで申し上げておきたいと思います。「こういう考え方にいたしました」ではございません。「こういう考え方もあろう」、そういうことで研究させていただきたいと思うわけでございます。

 以上、私の方から全体的に若干の問題に触れさせていただきまして、私の答弁にかえさせていただきます。



○議長(近藤隆志君) 20番 小林邦夫君。



◆20番(小林邦夫君) たくさんのことをお伺いしたものですから、お答えも大変だったと思いますが、概要についてはある程度理解できるわけですが、続いて少し細部について二、三お聞きしたいと思っております。

 一つは、市立病院の移転新築につきまして、駐車場についてはどの程度確保されるんでしょうかということが一つでございます。

 それからもう一つは、 544床という総ベッド数については、法規制があって、限られておるようですが、非常に個室の希望が強いということも私どもも伺っております。全体の中で、それについてはどういう計画をお持ちになっているか、お聞きしたいというふうに思っております。

 それから、福祉についてでございますけれども、今基本的な考え方は披瀝されたわけでございますけれども、やはり福祉に従事しようとする民間の皆様の熱意というのは、大変なものがあるわけでございまして、私どもの会社の方も、太陽の家の方の賛助企業として協力させていただいておりますけれども、そこを創設されました中村先生あたりも大変熱心な方、ああいう方がおられて初めて、全国的なああいう規模が広がってきたということを考えますと、やはり民間の皆様の熱意というものを非常に大事にしていかなければならないじゃないかなと。そういうことで、あえて民設民営ということについてお尋ねしたわけでございます。

 そこで、実は今お話の更生授産施設については、確かに市であったり、広域であったりして、持っておりますけれども、福祉工場的な、いわゆる授産施設にいつまでもおるんじゃなくて、授産されれば、当然社会参加として働く場というものが与えられなければならないわけですが、さきに花園センターも開設されましたけれども、残念ながらまだ3名という受け入れ人員のようでございます。これからもっともっとそういう点が必要じゃないかと思いますが、福祉工場等についてはどのようなお考えを持っているか、ちょっとお聞きしたいと思います。

 それから、ボランティアについては、今両面あるというようなお話でございましたが、やはりある程度社会福祉協議会の方で自主的な運営のできる果実が多い方がよろしいんではないかな。これは私自身の考え方でございます。

 それから、教育文化の振興につきまして二、三お伺いしたいというふうに思います。

 一つは、収蔵計画については、具体的なお答えがなかったわけですが、とりあえず収蔵内展示、小美術館ということであるならば、今手持ちのもので十分だろうと思いますが、本館をつくろうということになりますと、やはり基本構想にありましたような収蔵品の確保に努めていかなければならないんですが、それについてはどのようなお考えで準備しておられるか、お伺いしたいと思っております。

 それから、寄託制度について、今ちょっと次長の方から簡単にお触れになったんですが、本当に熱意を持ってやっていただけるだろうと思いますが、確認の意味で、もう一度お答えいただきたいと思っております。

 それから、中央図書館構想につきまして、実は私も、この近くで一番新しい図書館が刈谷市の中央図書館だろうと思いまして、つぶさに見てまいりました。まあ本当に、入った瞬間、いろいろ話を聞けば聞くほどすばらしい図書館だなということで帰ってまいったわけでございます。しかし、岡崎市の図書館におかれましても、本当に限られたスペースの中で、職員の皆さんが本当に努力をして、一生懸命やってきておられる。そういうことは十分よく理解できるんですけれども、スペース的に限界に来ておるんじゃないかということですので、あの場所での改築ということも必要かもしれませんが、できることならば、もう少し別の場所に、あれはあれで運営していきながら、新しい場所に中央図書館というような構想が必要ではないかなと思いますが、その辺についてはどのようなお考えか、お聞きしたいと思っております。

 それから、教育センター構想につきましては、今指導部長のお答えで概要的にはわかるんですが、たしか62年だったと思いますが、この議会におきまして、教育センターの宿泊棟先行建設をして、国体の選手の受け入れにも対応していこうということを市長はたしか言明された記憶をいたしておるわけですし、それからもう一方、私どもの仲間であります働く者の仲間からも、もう少し宿泊施設をたくさんつくってくれないかなという要望も来ておるわけです。

 話は戻りますけれども、国体の宿泊施設については、冒頭市長の方が国体のことについて触れられまして、 2,200名ぐらいの選手を初め関係者が岡崎に来られるということですけれども、 2,200名の方が岡崎に来られて、宿泊について岡崎で全部どうも受け入れができそうもない。そうすると、広域配宿という名前を初めて聞いたわけですが、そういう名前で、蒲郡市あたりの方へ大分移動して泊まっていただくということになるように伺っております。せっかく岡崎の施設を使っていただいて、夜はそちらで、そのまま帰ってしまわれるということになると、大変寂しい思いがするわけですが、国体の宿泊施設との絡みもあって、教育センターの構想についてはお考えはないかどうか、重ねてお伺いしたいと思います。

 それから、主要幹線道路については、今のお答えで概要が理解されるわけでございますけれども、大変難しい問題があろうと思いますが、一つお聞きしたいのは、例えば大平の方の3階建ての立体交差のところですが、名古屋岡崎線、衣浦岡崎線の進捗を見ながらというようなお答えだったようですが、どの辺まで進捗したらスタートするのか。あれは計画が決まっておるわけですから、私どもは逆に言うと、もう早くから着手していただいて、同時に全部が終わるというふうにしなければならないと思いますが、あそこに3階建ての立体交差をつくるということは大変な事業だと思いますが、少し早目にやるべきじゃないかと思いますが、一体衣岡、名岡がどの辺まで進捗したらということがもしお聞かせいただければ、お願いしたいというふうに思っております。

 それから、駐車場対策につきまして一つお聞きしたいんですが、いろいろ研究はいただけるということですけれども、特に休日開放につきましては、総合的な施策的なことも非常に大事でございますけれども、できるところから個々に協力要請して、少しでも開放していただけぬかなと。例えば康生周辺ですと、保健所とか職安もございます。美術館、図書館の近くには、警察署はどうかと思いますが、裁判所もあります。あそこに置かれる方は、何となくいいかなと思いをしながら、土曜日、日曜日に車を置かれると思いますが、それにつきましても、もう少し、「どうぞ、どうぞ」というふうな形で協力していただけるような折衝を市の方としてもやっていただけないのかなという感じもいたすわけでございますが、その辺についてのお考えをお聞きしたいと思います。

 それから、駐車場料金については、余り値上げをしていないと。特にJRの西口の辺が少しあったようだということですが、なかなかこの情報がとりにくいかと思いますが、そこで、これは税務部長にお聞きしたらいいのか、だれにお聞きしたらいいのかわかりませんが、いわゆる岡崎と限定しませんけれども、青空の駐車場で、妥当な駐車場料金というのは、固定資産税、あるいは資産の評価額との関係ではどれぐらいが妥当だというふうに、何かお考えがあったら、ちょっと教えていただきたいと思います。

 それから、JR岡崎駅の周辺につきましては、事業推進につきましては、一番私が心配いたしておりますのは、先ほども申し上げましたように、自転車、オートバイが全部で、5月1日時点の調査ですと、西口で 1,000台、東口で 219台と、非常に多くの自転車、オートバイが置かれておりますし、実はここの中で一つ問題がありますのは、ことしの1月から8月の自動車、自転車、オートバイの盗難が、昨年の1月から8月に比べてそれぞれ、自転車では15%アップ、オートバイでは51%もアップしておるわけです。これは、監視状態にないということもありましょうし、駐輪場の不備ということから来るかもしれませんが、防犯上でも非常に大変なことだと思いますが、その辺の御見解もひとつお伺いしたいというふうに思っております。

 以上で、第2の質問といたします。



○議長(近藤隆志君) 市立岡崎病院事務局長。



◎市立岡崎病院事務局長(佐野欽也君) 病院の個室の割合でございますが、国の指導におきましては、国立病院は10%以内、ほかの病院は20%程度ということでございます。当院は現在41の個室を持っておりますが、新病院では倍増いたしまして、 100室以上、20%近い数字に持っていく考えで検討いたしております。

 それから、駐車場の件につきましては、現在の施設では 267台収容の立体駐車場で対応させていただいておるわけでございますが、新病院におきましては、来客用として最低 500台、それ以上は必要であろうということで、現在造成面で研究をいたしております。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 福祉部長。



◎福祉部長(鈴木清君) 障害者の福祉施設の中で、福祉工場的なものはどうかというお尋ねでございます。御案内のように、花園工業団地が7月からオープンいたしまして、現在20名の方が就労しておっていただけるわけでございますが、そのうち老人の方が17名、障害者の方が3名ということ。工場の下請加工事業のようなことと、工場の緑地整備等の、おのおの希望の職種に従事しておっていただけるわけで、少し順調に進んでおるところでございます。

 しかしながら、議員のおっしゃるような蒲郡の太陽の家のような大規模な福祉工場というものにつきましては、やはり現在でも企業の御協力を得ながら、相当無理を言いまして仕事をいただいておるわけでございますが、需要と供給の問題、関連もありますものですから、やはりこれは、工場をつくる、あるいは工場の中に入り込んでいくというような形にならないと、なかなか障害者の方の障害の程度、いろいろなことに合った仕事というのは、非常に難しい問題が起きてくるじゃないかと、かように考えます。

 今後、花園工業団地内で建設した花園センターのように、高齢者や障害者の方々が生きがいとしていく就労施設につきましては、今後各地域への設置などは検討してまいりたいと思うわけでございますが、いかんせん本当の福祉工場的なものにつきましては、まだまだ研究の余地が多分にあろうかと思います。今後の課題として十分に研究をしてまいりたいと思いますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(近藤隆志君) 教育次長。



◎教育次長(大塚希夫君) 初めに、収蔵品の関係でございますが、美術・博物館の美術品の収集につきましては、現在のところは、美術文化の交流を目指した国内、国外の著名な作家の美術品並びに郷土美術の高揚を図るため、郷土ゆかりの作家の作品の収集をしてまいりたいというふうに考えております。

 次が、寄託制度でございますが、この関係にも先ほど私も少し触れましたが、今後も所有者の御理解を得ながら、積極的に進めてまいりたいと、そういうふうに考えております。

 それから、図書館の関係でございまして、新しい場所に図書館をどうかというお尋ねでございますが、この関係につきましては、現時点では、利用者の利便性などを考えまして、現在の場所で検討してまいりたいというふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 教育委員会指導部長。



◎教育委員会指導部長(岩月健君) 教育センターの機能として宿泊施設が必要であるかどうか、これにつきましては、今後研究が必要ではないかというふうに現在のところ考えております。



○議長(近藤隆志君) 開発部長。



◎開発部長(加藤主計君) 国道1号の大平の立体交差、どこまで進んだらどうかというような御質問でございましたが、非常に難しい問題でございます。

 ただ一つ、私の方で予想される問題としては、鴨田地区の開通のめどといったようなことが予想されます。

 それから次に、民間、それから官公庁の駐車場の休日開放ということでございますが、できるところからというお話でございました。私どももそういうことは考えておるわけでございますが、ここで一番問題になるのは、この駐車場の管理体制だろうと思います。これをどうするかという問題を解決しないと、なかなか話が進まないのではないかというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 都市施設部長。



◎都市施設部長(柏木清次君) 最後の自転車とかバイクの盗難の対策についてでございますが、この駐輪場については、正規の駐輪場ではございませんので、盗難呼びかけの札を立てることもできないし、またこういった盗難については、それぞれの方が、一つの施錠でなくて、チェーン錠なんかを設けていただくということが適切ではないかと思いますので、御理解を願いたいと思います。



○議長(近藤隆志君) 税務部長。



◎税務部長(足立眞一君) 民営の民間の青空駐車場に対しての税の方についてどのような把握というような御質問でございますが、これにつきましては、課税は雑種地で課税をさせていただいております。

 ちなみに、所有者というのはちょっとわかりませんが、筆数では、全部の筆数が1万 5,063筆ございます。その中には、免税点以下とか、そういった関係で課税の対象としておりますところの筆数と申しますのは、1万 4,200ほどでございます。

 それからなお、この評価の平均の価額で申しますと、平米当たり1万 3,000円ぐらいの価額に評価をしておるというのが現状でございます。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) ちょっとだけ訂正させていただきます。

 まずその一つでございますが、駐輪場が正規の駐輪場でないから、盗難防止の看板はちょっとつくることはできないとか云々と言ったようでございますが、これは盗難防止なんていうのは、駐輪場があるから云々かとか、ないから云々というものじゃございません。盗難とか、悪いことをしちゃいけないというやつ、あるいはぽい捨てしちゃいけないなんていうのはどこでもかけれるわけでございますから、誤解のないように申し上げておきたいと思うわけでございます。

 それよりも、前段へ入りまして必要なのは、それほどあるならば、早急に駐輪場をつくるべきであろう、こういうことは当然の理論でございますから、努力をさせていただきたいと思うわけでございます。

 二つ目に、例の3層になりますところの国道1号線の立体交差の関係でございますが、いわゆる責任感の強い部長といたしましては、どこまで通じましたら云々かと言っておりますが、あれは結局、建設省なり、上級団体が言うことでございまして、私どもは一切関係なくして、一日でも早くやれという努力を今後も重ねていきたい、こういうことでございますから、この点もひとつお含みおき願いたい。

 三つ目には、今教育委員会指導部長が言ったと思いますが、教育センターの宿泊関係でございますが、ちょっと私のニュアンスと部長のニュアンスとは違ったかもしれませんが、私は、率直に申し上げたのが、愛知県の教育センターのミニ型のここへつくることでなくて、本当に多くの方々が教育センターとして合同教育ができる、こういうことをしたい。それには、できることならば、国体の関係の宿泊関係を兼ねてやったら理想的であろう、今もその考え方は変わっておらないわけでございます。

 ただ、非常に難しい問題は、あの土地に対する問題と、もう一つは、ホテル、宿泊施設の運営ということに対しまして、なかなか第三セクター的にやるべきであるか、株式会社的にやるべきであるのか、いわゆる公共的にやるべきであるのか、非常に運営面でなかなか判断がつかないわけでございます。これらの関係等を考えておきますと、なかなかこれが愛知国体に間に合うという関係が言明できないほど難しい問題でございます。同時にこれは、簡易宿舎だけでなくて、将来的には美術館あり、博物館あり、そしてウエルネスセンターとの関連性を見たところの宿泊関係、研修センターを兼ねますと、相当のものになってこようと思っておりますものですから、これらを総体的に研究させていただきたいという、こういう意欲は持っておることだけは申し添えておきたいと思うわけでございます。

 私から以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 20番 小林邦夫君。



◆20番(小林邦夫君) 時間もあとわずかでございます。

 保健福祉の充実につきましては、いろいろお答えをいただきました。新しい病院に対する期待も非常に多いところでございますけれども、市民にとってよりよい医療の提供という場になってほしいと思いますし、そのためには、関係機関との深い連携ということをぜひともこれからも続けていただきたいというふうに思っております。

 それから、保健施設については、お答えどおりでございますが、私も提言させていただきましたけれども、ぜひともそういう方向に向かって十分活用いただきたいというふうに思っております。

 それから、福祉につきましては、行政は規制ではなくて、やはり民設民営方式の福祉施設についても、やっぱりもっと助成とか指導とか、そういう面でもっと積極的に目をあけていただきたいということを申し添えておきたいというふうに思います。

 それから、教育文化の振興につきまして、若干宿泊棟については、今市長の方から、相当いろんなことを考えておるんだと、その上でなかなか難しい問題があるということですが、たとえ国体に間に合わなかったとしても、早急に、宿泊棟も含めた教育センターの建設をぜひともお願いしたいというふうに思っております。

 それから、主要幹線道路整備につきましては、市長非常に力強い決意をいただきました。毎日毎日通ります市民にとりましては、本当にいつまであのままになっておるんだということをいつも聞きます。ぜひとも一日も早い完成を目指して、関係官庁への働きかけもお願いしたいと思うし、私どももこれからも働きかけていきたいというふうに思っております。

 それから、駐車場の件につきましては、ちょっと先ほど税務部長の方に対する私の質問が不適だったと思いますが、妥当な料金がどれぐらいかなということですから、平米当たり1万 3,000円という固定資産の評価額から判断すればいいかということで、理解をいたしておきます。

 それから、JR岡崎駅周辺の自転車駐輪場の件については、実は数日前に豊橋の駅が、駅前に 4,200台、8月29日の新聞によりますと、物すごく大きな駐車場をつくられるという計画が出ておりました。あのままの土地をいつまでも遊ばせておくんじゃなくて、やはり岡崎市の本当に玄関先になる場所でございます。けさ私、8時15分に行きまして、写真を撮ってまいりました。施設部長、見ていただいたと思いますが、市長も見ていただいたと思いますが、ああいう状態なんです。ただあれは、シルバーの方たちが朝6時半から9時半まで、3人の方が汗水垂らして整理していただいているから、まだ割合にきれいな状態になっているわけです。もしその方たちがおられなかったら、立派な石畳の歩道、駅前広場が、まさに無法状態になってしまうということでございます。

 その方たちの言い分いわく、ひとつお伝えしておきますが、一つは、自転車置き場に放置自転車がたくさんあるから、これをなるべく早い頻度で撤収してほしい。それからもう一つは、できたらオートバイと自転車を分けてほしい。そんな御要望もありました。これについては、これからもすぐにできることだと思いますので、御対応いただきたいと思っております。

 もっともっとお聞きしたいんですが、時間も参りましたので、この辺で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(近藤隆志君) 暫時、休憩いたします。

             午後2時20分休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△鈴木擴議員の質問

             午後2時30分再開



○議長(近藤隆志君) 休憩前に引き続き一般質問を行います。

 14番 鈴木 擴君。

   (14番 鈴木 擴君 登壇)



◆14番(鈴木擴君) さきに通告いたしました順序にしたがいまして質問をさせていただきます。

 1番目、学校教育について。

 私は去る3月議会において、教育の原点とは至って非力で未熟な人の子を人間となるように育てること、つまりこれからの長い人生を苦しい体験にもまれながらも、社会生活に適応することのできる、そういう人材に育成する、つまり人間形成ということではないかと申し上げ、その意味から、教育とは育てる側に問題があると申し上げました。

 育てる側と申せば、言うまでもなく、親、身内、学校、地域、社会といったことになろうと思います。そして、学校こそその最後の砦であり、そのためには先生方に高い聖職意識を持ち続けてほしい、そして行政は全面的に彼らのバックアップをしなければならないと思うのであります。

 教育への投資はし過ぎることはないと言われ、明治以後の我が国の発展も、親は食べなくても子供の教育を惜しまなかった、まず人材から国づくりを始めたからだと言われているほどです。いかに繁栄している会社や国家でも人づくりを誤ればいずれ滅びてしまうでしょう。

 今回の第1番目の質問は、教育問題第2弾として、学校教育の充実のために今後一層力を入れていく必要性が高いと、私自身が判断をする具体的な四つの点について御見解をお伺いしたいと思います。

  (1)高齢者との交流。本市は平成元年度から体育的部活動の活性化のために、これは必ずしも高齢者とは限ってはいませんが、民間指導者を派遣し、大きな実績を上げてきております。そして、徐々にこの拡大をされていますが、もっと一気に全校へ派遣員を増員する御計画がないか。またさらに、ほかの分野へほかの方法で多くの民間指導者を、特により経験豊富な高齢者がよいと思いますが、派遣をするといった御計画はないかお伺いをいたします。

  (2)国際交流。平成2年12月議会で鈴木雅美議員の岡崎の教育の方向性についての質問に、市長は教審の答申を引かれて、四つの観点について御説明なさいました。その4点目は国際理解を深め云々ということでありました。そして、本年3月、御提案においては、市内居住の英語圏の外国人及び外国青年招致事業によるところの外国人の英語指導助手を招聘し、英語の聞く、話すことの力を高める事業の展開をと説明され、既に2名の外国人教師の方が全中学校の英語の授業の補助をなさっていただいています。

 そのことは評価するわけでありますけれども、これだけのお考えではない。市長さんのことだから、次年度からはどんどん小中学生の国際理解増進のための手を打たれるに違いないと楽しみにしているわけですが、もしよろしかったら、その手のうちの一たんを御披露いただけないかと思う次第であります。

  (3)特色ある学校づくり。これはいわゆるちょっとオーバーかもしれませんが、学校自治と申しますか、現在各校においてそれぞれの独創性、個性というものを発揮できるためのどの程度の裁量権があるのか、まずお伺いをするものであります。

  (4)学校事務の集中化。これも3月議会の私の質問に関連して、やはり先生方がお忙しい、事務仕事も少なくないと思っております。各学校で共通していることをOAによる集中化を図るといったことがなされているか、また御計画があるかお聞かせいただきたいと思います。

 2番目、図書館問題について。新図書館の建設、この質問につきましては、ただいまの小林議員さん、また6月議会の荒木議員さんの質問と続いておりまして、大方お答えをいただいているわけでありますけれども、私もかねて温めてきた問題であり、最も早急に対策するべき問題であろうと考えておりますので、若干視点を変えて私のこの問題に対する所信を申し上げ、御答弁に変化があるかどうかわかりませんが、質問をしたいと存じます。

 岡崎の図書館は戦災で焼失してから、あちらこちらと移転し、昭和46年11月1日、現在位置に新築された云々と、これは教育委員会発行の「岡崎の社会教育」という冊子の「社会教育施設と活動、図書館」の項の一部であります。なるほど、あえて申し上げますと、昭和20年7月20日焼失以来、22年7月1日、康生の元青年学校校舎、37年12月4日、六供の元商業高校校舎、41年5月1日には康生通りの元警察署建物と、まさに古家ばかりを転々といたしました。

 私自身これらすべて利用させていただきましたから、今でもそれぞれ思い出があります。そして、46年11月1日、やっと現地へ新築移転され、初めて日の当たる場所へ出たのであります。これは当時の国庫補助金の交付が余りにも少なかった、昭和25年4月公布の図書館法も日本図書館協会等が目標に掲げていた内容とはかなりのへだたりがあり、補助金も昭和47年ごろからやっと多くなってきたという国の施策のおくれもあったためと仄聞をしています。

 ともあれ、図書館というものは、既に各議員さんより再三言われているように、社会教育上からは、よく社会人の教養、ないし学術研究の機関であり、娯楽、慰安の供給所であり、品性統治の道場である。いわゆる市民の大学ともいえると言われ、さらに学校教育の上からは、児童生徒の自覚自習に欠くことのできない補助機関であり、ことに大学教育にあっては図書館がその心臓であると言われるほどであります。

 70年代初頭より始まり、現代の潮流となった文化行政は、今や自治体の存在意義は地域に文化と言える所産をつくり出すことができるか否かにかかっていると言わしめるほどであります。ところが、一般的にその文化活動の施設としては、芸術ホール、歴史資料館、郷土館、博物館、美術館、ギャラリー、映像ホール、リハーサル施設等々を指し、図書館は文化施設に入っていません。つまりそれ以前の施設ということだと私は理解をしています。このあたりが図書館は民主主義と地方自治の礎であるとまで言われるゆえんであろうと思っております。

 本市の図書館も新築移転後ちょうど20年を経過し、既に機能的にパンク状態であることは、やはり前出議員さんの御指摘のあったとおりであり、それに対するお答えもいただいております。今後は少しでも早い時期から具体化計画を取り組む、例えば中央図書館建設計画とか、地域分館整備計画、あるいは図書館政策の課題と対応といったような研究をする必要があろうかと思います。よい図書館をつくるには、関係者の周到な時間をかけた共同研究計画が必要と聞いております。そういう建設へ向かっての具体的な内容の研究、計画を行っていく御予定があるか、お伺いをしたいのですが、結局お答えが小林議員さんと一緒になるのなら、私の要望と考えていただいても構いません。

 3番目、公営プールについて。学校プールも含めて。

  (1)長水路有蓋プールの建設。市長は、6月議会において、徳田議員さんの水泳の振興について、その2、市民プールの新設の一般質問に対して、中央総合公園内、ウェルネスセンター構想の中で検討をしようという段階で、まだいつどこへというものはもうちょっと時間をという御答弁をされました。それはそれとして、それとは別に私はいわゆる大きな大会のできる市民プール計画はないか。屋根つき競泳プールといったようなものであります。

 と申しますのは、例えば中学総体の水泳競技は中学校プールで行われるわけでありますが、父兄の見物できる場所が全くなく、仲間である選手も見れない、控え室も更衣室も十分でないといったぐあいであります。年に1度ではないかということもありますが、施設ができれば練習試合もできますし、強化もできます。雨が降っても使用できる全天候型の競泳プールの急がれるゆえんでありますが、いかがでしょうか。

  (2)プール衛生。私自身、子供が成長してからは全くこういうプールへ行かなくなってしまいましたが、当時から大勢の人が出入りするプールの水の保全は大変だろう思っておりました。学校では主として水泳部の先生が水の管理に泣かされているといった、裏方の大変な御苦労があって利用者の便が図られているわけで、常に感謝しているわけであります。

 しかし、ときにはきょうの水ちょっと汚いなと感ずる日もありました。公営プールや学校プールの水の保全管理がどんなふうになされているか、お伺いをしたいと思います。

 4番目、都市計画道路、岡崎環状線について、その進捗状況と今後の見通しについてお伺いいたします。

 この路線につきましては、私もその一部を毎日のように見ているわけでありまして、かなり進んでいるなと感じています。現在の進捗状況と今後の見通しについてお教えいただきたいと思います。

 5番目、行財政運営について。OA化の進捗状況と計画。

 やはり3月定例議会において、市長はその提案説明において、その劈頭で引き続き行財政事務の簡素化、効率化を図り等々御説明をされ、鋭意進捗させられているところであります。大変評価をさせていただくものでありますが、事務の簡素化、効率化というものが、すべてOA化にあるとは理解しておりませんが、手作業による集計、転記等を自動化し、事務効率を向上させ、余力をさらに高度な業務に向けるといった意味であろうと推察をしております。

 一口にOA化といっても広範囲にわたりますし、なかなか簡単なことではないと思いますが、現在の進捗状況と、また今後どのように進められていく御計画がおありになるかお伺いをしたいと思います。

 以上で私の第1質問を終わります。

     (14番 鈴木 擴君 降壇)



○議長(近藤隆志君) 教育委員会指導部長。



◎教育委員会指導部長(岩月健君) それでは、1番の学校教育について順にお答えをしたいと思います。

 高齢者との交流ということでありますが、先ほどお話がありましたように、部活動への民間派遣ということを、本年は12名の方にお願いして、剣道、相撲、アーチェリーなどで行っているわけであります。

 高齢者というふうに限った場合で申し上げますと、学校で授業や、あるいはクラブ活動、それから学校行事等にお年寄りから学ぶ、そういった機会を設けている学校がたくさんございまして、たこづくりとかゲートボールとか、あるいは稲の栽培とか、そういった面で交流を深めているところであります。

 2番目の国際交流でございますが、それぞれの学校で学区に在住している外国人の方に来ていただいて交流をするというような機会は非常に多くの学校でやっているわけでありますが、お話がありましたAET、英語指導助手につきましては、来年度も2名の指導助手を続けられたらというふうに考えております。

 それから、3番目の特色ある学校づくり、学校の裁量権がどこまであるかという御質問だったと思うんですが、これは学校は文部省が示しております学習指導要領に基づいて事業をしているわけでありまして、研究あるいは特色ある教育活動につきましては、校長を中心にした職員会議において、それぞれの学校の発想で活動をしてよいということになっております。

 それから (4)の学校事務の集中化ということでございますが、現在は学校に配当されました予算も市役所の財務会計システムというものを使っておりまして、そういった面でのOA化は十分に行われておりますし、それぞれの事務量が多いというようなことはございますので、本年は備品関係につきましては、備品1点 5,000円以上という備品台帳というものを、1点2万円以上を台帳に載せるというふうに事務を簡素化するように努めているわけであります。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 教育次長。



◎教育次長(大塚希夫君) 2番目の図書館問題についてお答えをさせていただきたいと思います。

 先生御指摘のとおり、お答えといたしましては、小林先生にお答えしたとおりの答えでございますが、先生方いろいろ御指摘をいただきました点につきましては、今後十分配慮しながら検討してまいりたいと、そんなふうに考えております。

 次に、3番目の公営プールについての (1)の長水路有蓋プールの建設についてお答えをしたいと思います。

 プールの効率的な利用を図るため、プールに上屋を設置する事業につきましては、北海道、東北などのプール利用可能な期間が比較的短い地域、及び火山活動に伴う公害によりプール利用に影響を受けている地域等の学校を対象として国庫補助が行われておりますが、したがって愛知県におきましては、補助といたしましては対象外でございまして、また校地内のスペースも非常に狭い関係もございまして、学校での建設は無理かというふうに考えております。

 考え方といたしましては、現段階においては、今後中央総合公園の中にプールの建設について計画がなされておりますので、これらが建設をされた際には、中学校の大会等につきましては、こちらの方を利用してまいりたいと、そのように考えております。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 教育委員会指導部長。



◎教育委員会指導部長(岩月健君) 学校プールの管理ということでございますが、プールの衛生管理につきましては、厚生省、文部省の基準、並びに愛知県プール条例に基づいて管理をしているわけであります。具体的に申し上げますと、学校の方は大体5月から10月の間プールを使用すると、これは水泳部の活動も含めてでありますが、プールの水の取りかえにつきましては、大体その期間で3回から7回、これは泳ぐ人数によって差があるということであります。

 また、学校薬剤師さんの指導を受けておりまして、これもシーズン中に10回ほど学校へ来ていただきまして、環境衛生について指導を受け、適切に運営されるように努めておるところであります。

 以上です。



○議長(近藤隆志君) 開発部長。



◎開発部長(加藤主計君) プールの関係につきまして、市民プールと流水プールについての衛生面の管理についてお答え申し上げます。

 このプールの水質保全につきましては、先ほども教育委員会の方でお答えいたしましたように、県のプール条例の基準に沿って行われておるところでございますが、私どもで関係しております、今言いました市民プール、流水プールにつきましても同じでございます。利用時間中は循環ろ過方式で循環ろ過を行い、水質の浄化を図っておるところでございまして、そのほかに補給水を常時入れまして、オーバーフローをさせ、水質保全に努めておるところでございます。

 なお、残留塩素の測定につきましては、数箇所で1日3回ないし5回行っているというのが現状でございます。

 次に、大きい4番の都市計画道路岡崎環状線の関係でございますが、この岡崎環状線と申しますのは、起点が明大寺町大圦の問屋団地の岡崎刈谷線のところからスタートするわけでございまして、市の東の方といたしましては、中町を通りまして日生団地、それから大門地区へ入りまして、ぐるっと南下いたします。そして、市民会館の前を通ってモダン道路まで行くという循環道路でございます。

 それで、この進捗状況でございますが、延長1万 5,600メートルに対しまして、改良済みが1万 2,090メートルということで、進捗率は77.5%となっております。なお、現在事業中の区間といたしましては、中町地内で伝馬町線から市道中町東丸根3号線までの 580メートル区間が事業中でございます。

 なお、稲熊町地内におきまして、伊賀川の大岩橋から新田区画整理の境まで、これも事業区間でございまして、現在測量及び用地買収、また道路改良工事等行っておるところでございます。今後も用地買収にあわせまして事業を進めていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 総務部長。



◎総務部長(天野正彦君) 5番目の行財政運営についてOA化の進捗状況と計画という御質問にお答えいたしたいと思います。

 高度情報化社会の中で行政事務におきましてもOA化の推進というのは必須の要件でございます。鈴木議員がおっしゃられましたように、事務の効率化、能率化、正確さ、あるいは市民サービスの向上、こういったものには欠かせないわけでございます。

 岡崎市におきますOA化でございますが、他市に先駆けまして、昭和35年、当時総務課といっておりましたが、その課に計算係を設けまして、これは初期の会計機でございますが、集中処理を実施してまいりました。

 OA化の本格的な取り組みでございますが、昭和46年、今から20年前ですが、中型の汎用コンピューターを導入いたしました。そのときの電算処理業務というのは住民情報、これは住民記録ですが、それと税務情報、土地家屋償却資産、市民税、軽自動車税、国保、年金、こういったものを中心に大量定型業務の処理をしてきたということでございます。

 昭和55年度よりオンライン、こういった業務を開始してまいりました。各課の窓口で照合だとか検索、証明書発行、こういったものが可能になったということでございます。

 昭和63年4月より内部事務の合理化ということで、財務会計オンラインが稼働いたしまして、予算編成から決算まで一連の電算化が図られてきたということでございます。

 現在、本庁の各課、出先公署、こういったところにコンピューターの端末機が 123台配備されておりまして稼働中でございます。これの内訳ですが、財務会計用が80台、業務用が43台という内容でございます。

 現在、本庁の大型汎用コンピューターで定型処理業務といたしまして、人事だとか給与だとか統計だとか選挙だとか、そういったものを68業務、課にしますと34課1公署、それからオンライン処理業務といたしまして7業務、53課12公署、こういった事務を処理しておるということでございます。

 そのほかに、市立病院では58年度より中型汎用コンピューター、こういったものを導入いたしまして、維持業務、薬品在庫管理業務、こういった業務を行っております。

 それから、水道局におきましても、昭和60年度に中型汎用コンピューター、こういったものを導入いたしまして、料金収納業務、検針、調定業務、こういった業務を行っております。

 そのほかに、図書館では昭和60年度より小型の汎用コンピューターを導入いたしまして、貸し出し、返却業務、それから予約検索業務、こういったものを処理しておるということでございます。今年度はワープロ専用機、これを38台導入いたしまして、各課へ配備いたしております。

 そのほかに、各課でオフィスコンピューターとかパーソナルコンピューター、こういったものを導入いたしまして処理しておる業務もございます。

 それから、大型汎用コンピューターでは土地区画整理の換地精算処理だとか、道路台帳、こういったものの処理も行っておりますし、それからパーソナルコンピューターで土木積算処理、こういったものも処理してございます。

 将来の計画ということでございますが、共通情報の一元化だとか、個別情報の有機的な結合、こういったことだとか、それからOA機器の計画的な導入、あるいは増大する行政文書の管理を合理的に進めるための文書のマイクロフィルム化だとか、コンパクトディスク化、こういったことによりますファイリングシステムの導入、こういったことを図っていかなければならないというふうに考えております。

 具体的には備品管理のオンラインシステムだとか、それから窓口事務では外人登録のオンラインシステム、それから市立病院、これは将来計画ということですが、さらに高度の医療情報の開発、あるいは図書館の将来計画として図書館と各市民センター、これの図書検索システム、こういったこともございますし、それから行政課といたしまして、将来計画として文書事務の様式のパターン化、こういったことも検討していかなければならないというふうに思っております。

 技術関係では土木積算システムの導入、それから建築確認申請書の審査業務、こういったものの全国統一プログラムを利用しての処理、そういったものもございます。

 いずれにいたしましても、現在事務管理課に20人の職員がおります。その中の17人がプログラマー、オペレーターとして業務に携わっておるわけでございまして、いろいろなシステムの開発を内部でかなり開発しております。そうしたことでございまして、時代におくれないように、今後ともOA化の推進に努めていくということでございますので、御理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 鈴木議員さんの御質問に対しましては、おおむねお答えさせていただきましたが、私から二、三お答えさせていただきます。

 特に、国際交流等に対しましては、何か市長いい手のうちがあったら見せろということでございますが、私の方はそんな隠しておくような手のうちはないわけでございまして、いろいろ教えていただきたいと思うわけでございます。国際交流と一口に言いましても、私は率直に申し上げまして、一番抵抗なく国際交流のできる時代というのは、実は子供の時代じゃないかと思うわけでございます。

 なぜかと申し上げますと、私はこの年になっているから言うかもしれませんですが、本当に国々におきまして、生活、歴史、文化、宗教、みんな違うわけでございます。そういう固定感覚を持っている我々が解け込もうと思いましても、なかなか解け込むのに至難な問題があるわけでございまして、まごつきますと、とんでもないところで事件が起きてしまうおそれもあるわけでございます。これらに対しましては、子供さんというのは一番抵抗が少ないようでございますから、こういう時代に国際交流に対する目を十分伸ばしていきたいと思うわけでございます。

 例えで申し上げますと、私ども戸惑いますのが、アメリカなどにおきましては、ジョークの一つぐらい言えなければ一人前じゃないと言われる。ところが、中国の方はどうかといいますと、そんな冗談を言うようなやつは道教の云々かなということになってしまう。

 ヨーロッパへ行きますと、また全然違った文化がございます。こういう文化の交流の中でいきますと、なかなか難しい問題ではございますが、国際交流というのはそういう言葉の障害を乗り越えて、人と人とのつながり、こういうことが将来ともどもに大変必要なことであろうと思うわけでございます。私は手のうちはございませんが、どうぞまた皆さん方とともどもに新しい手をさぐりながら、国際交流ということにつきましては、前向きに十分対処すべきであろう、こんなことも私の所感として申し上げておきたいと思うわけでございます。

 それから、学校事務の集中化と事務の合理化の関係でございますが、これは指導部長からお答えさせていただきましたが、備品管理台帳というのは学校関係のみを 5,000円でずっと来ておりましたのを2万円に変えたということではなくて、本庁関係全部含めまして全部変えたわけでございまして、学校一つとりましても、おおむね約10分の1ぐらいに台帳は減ったはずでございまして、もっと減っておるかもしれません。こういうことも御参考には申し上げておきたいと思うわけでございます。

 それから、同じ答弁なら聞かぬでもいいぞというようなニュアンスに聞こえたわけでございますが、図書館問題でございますが、これは図らずも申されたように、大学と図書館というものは非常に大きなウェートがあるわけでございまして、私どももこの問題につきましては、大きな関心を持っているわけでございます。大学誘致をしよう、設置をしようという町と、図書館というものは裏腹に非常に大きな意味をもっておるわけですから、あえて私から申し上げるならば、別に前言を翻すわけではございませんが、文化行政の将来構想といたしましては十分考えてまいりたい。どなたにいい答弁をして、どなたに云々では間違いでございますから、この辺のところでひとつ御理解を賜っておきたいと思うわけでございます。

 それから、公営プールにつきましては、私どもといたしましては、部長がお答えさせていただきましたように、岡崎市内におきましてどうしても欲しいのは50メートルの公認プール、これがございませんと正式のデータにならないわけでございます。

 それに対しましては、どういうものかといますと、どうしてもこれは常時使いたい。それには温水の供給が可能かと、こういうことになってくるわけでございまして、これは申し上げましたとおり、中総におきますところのごみの焼却場の余熱を活用するということに対しまして、この50メートルプール、並びにリハビリ関係で使うところの温水、これが可能な見通しが立ってきたわけでございまして、これを踏まえながら、それぞれの年度をつくりまして、実行に移させていただきたいと、こう思っておるわけでございます。

 それから、0A化の問題でございますが、これは総務部長が専門でございまして、堂々と各種の研究成果を披露してくれたようでございますが、私はちょっとまだ不足でございまして、このごろでございますと、もうほとんど設計もコンピューター設計、こういう時代になってきたわけでございますから、こういう問題から、あるいは場合によりますと、土地台帳までいわゆるコンピューターシステムで処理できる時代が来たわけでございます。

 あるいは、病院も一応の電算はしておりますが、もっと市民の立場に立ったいわゆるコンピューターで待ち時間や云々がチェックできる、こういうような新しい構想も開発するように指示はしてございますが、これは新しい発想で求めていかなきゃならぬということでございます。お聞きいたしますと、何か鈴木さんは相当コンピューターにお詳しいようでございますから、またひとつ御指導も賜りながら、OA化に対しましても進ませていただきたい、こんなことも取り急ぎ申し上げまして、御答弁にかえさせていただく次第でございます。



○議長(近藤隆志君) 14番 鈴木 擴君。



◆14番(鈴木擴君) いろいろお答えをいただきまして、よくわかったわけでございますけれども、もう少し第2質問をさせていただきたいと思います。

 まず、学校教育の高齢者との交流でございますけれども、既に部活動でいろいろ派遣をしていただいておるということ、これ最初は8名が今12名ということでだんだんと広げていただいておりますが、実は既に先生方の方でそういうこともいろいろ研究していらっしゃるということをお聞きしております。先生方の研究の機関である教研というんですか、第40次の教研におきましても、社会科の分科会にそういう地域の人を授業に生かす授業の実践をしていってはどうだというテーマで研究されておるわけですが、今のお答えをいただきますと、授業にもたくさん高齢者の方に来ていただいておるという実践を既にしていらっしゃるというお答えをいただきましたが、私は科目にしてちょっと存じ上げなかったわけですけれども、社会科の授業にお呼びして既にやっていらっしゃるのか、その辺の実態をもうちょっと詳しくお知らせいただきたいと思います。

 例えば、方法も神奈川県の座間市などでは、65歳以上の人の本人の申し出によって登録をしておいて、そして市民とか学校の方の要望があれば活動するというような形もやっておるところもあるようで、岡崎としてはどんなふうな、学校学校で学区の中にある高齢者の方をこの方というふうに決めてお呼びしているのか、その辺のやり方についてちょっとお教えいただきたいと思います。

 そしてまた、子供たちも去る8月6日の生徒市議会におきまして、12番目の方がお年寄りから学ぶ文化遺産というテーマで非常に熱心に御発言をなさって感銘を受けましたが、そういうふうに先生方の研究もされており、生徒も求めておるということで、また現実もやっていらっしゃるということですが、大変結構なことかと思います。現在やっておいでることをもう少し具体的にお教えいただきたいと思います。

 それから、国際交流につきまして、英会話が日本人は弱いということで、岡崎も2名の方にお教えいただいておるわけですけれども、前回お聞きしますと、2名ですと全中学校の各教室には1年に1回ぐらいしか、行きわたらないという言い方は失礼ですけれども、当たらないということで、ほんのさわりぐらいの感じになってしまっておるわけで、例えば水戸あたりですと、市内の13中学校全校に1名ずつ配置されておるようで、週3時間のリーダーの時間に、週1回は各クラスに学校の先生が来ていただけるというようなこともあるようで、それはそれとして、よそはよそですけれども、岡崎としてももうちょっとふやしていっていただきたいとか思うわけです。

 それから、国際交流の手法としては、平成3年4月1日現在、岡崎には登録をされている外国の方は 4,283名いらっしゃるということで、全市民から言うと、約 1.4%、 100名のうち 1.5人ぐらいは外国の方がこの岡崎にもおいでるわけでございます。これは国籍の方はいろいろあるわけでございますが、私が申し上げたいのは、国籍は問わない。どこの国の方であろうと、外国であれば、今市長さんがおっしゃったように、非常に文化とか生活とか言葉が違う、この違いをともかく子供にわからせるという意味で、先ほどの高齢者の方と同じように、空き時間に学校へ行ってもいいよというような外国の方を登録しておいていただいて、そして授業で、これは社会科でも国語でもいいんですけれども、交流をしていくというようなことはいかがかと思うわけですが、これも既に学区在住の多くの、個々の学校でやっているというふうにお答えをいただきましたが、これもどの辺でどんなふうにやっていらっしゃるかをもう少し詳しくお聞きしたいと思います。

 また、これも生徒市議会におきまして、本年8月6日の生徒市議会において、中学生にもできる国際理解についてというようなことで、学生さん自体がそんなようなことを既に提案もなさておるわけであります。非常に国際化の、いわゆるそれぞれの国の文化の違いがわかる教育を早く取り組んで熱心にやっていくべきかと思いますので、よろしくお願いをいたします。

 特色ある学校づくりですけれども、それぞれ研究、これはまた校長先生を中心としてやっていらしゃっておるわけですけれども、例えば何をするにしてもどうしてもお金がかかるということがあろうかと思うんです。例えば、年間幾ら、50万とか 100万とか予算化して決めて、学校で校長先生初め先生方で、うちの学校はこういう特色を出していこうと。

 例えば、河合中学校のホタルだとか、あるいは緑化に力を入れていくとか、学校の図書を充実していくとか、体育面の充実とか、地域文化の研究をしていくとか、それぞれあろうかと思うんですけれども、そういったようなことに学校の特色、それぞれ誇りのある、卒業した後、うちの学校はこうだったというように、卒業生により印象が深い学校にしていくということはいかがかと思うわけですけれども、この辺の御見解についてお伺いをしたいと思います。

 それから、学校事務の集中化のことですが、いわゆるソフトにおいて今いろいろ省力化していただいたということをお聞きしたわけですけれども、やはり学校というところは役職者はよりよい学校経営を考え、担任の先生は生徒一人一人を大切にした学級経営というものを考えていくことが、常に私が申し上げるまでもなく大事なわけでございます。

 今の事務の合理化、集中化ということにおきましては、ソフトの面と、それからハード面も必要なことであろうかと思うわけで、何が言いたいかといいますと、いわゆる学校での事務室、学校でいうと職員室に当たるわけですけれども、職員室が私が見たところ非常に狭い。先生方の机も90センチで片袖で、非常に小さいもんですから、また書類とか備品を入れる各先生方の収蔵庫がないものですから、ただでさえ狭い机の上のワークスペースがますます狭くなって、非常に大変であろうと、私は想像しているわけです。

 これは、先生からこうしてほしいというふうに依頼があったわけではありません。私は一人でそう思っておるわけですけれども、そういった先ほど申し上げました職員室の広さも何か基準があるとお聞きしておりますけれども、今後生徒さんが減少とか、大規模改造とかの機会に職員室をもう少し、いわゆる事務所として高度な事務所にしていっていただくことも協力者へのバックアップの一つの大きな手段だと思いますので、その辺のお考えもお聞きしたいと思います。

 図書館問題につきましては、今市長さんに前向きなお考えをいただきました。本当にひつっこいようですけれども、図書館について、私も文化以前と申し上げたぐらい、図書館というものは、割とこれも一方的な考え方ですけれども、書物を愛する人は余り大きな声で言いませんので、声なき声としてお聞きいただいて、いち早くいい図書館をつくっていただきたいというふうに、これは要望だけにとどめておきます。

 それから、プールについて、結局中央総合公園のスポーツ北ゾーン、これ余熱利用の施設の整備事業としてお考えということで承知しておるわけですけれども、平成3年度基本計画の作成委託料が予算化をされました。基本計画を鋭意つくっていただいておるわけですけれども、この基本計画ができ上がってくるのはいつごろなのか、ちょっとお示しいただきたいと思います。

 プール衛生につきましては、いろいろ基準にのっとって、条例にのっとってやっていただいておるわけですが、やはりそのときの気温とか気候だとかによってかなり左右をされるわけで、先ほど学校の場合ですと、5月から10月までのプール使用期間に3回から7回、使用人数とかで変えていくとおっしゃいましたけれども、気候だとか、いろいろそのときの暑さとかあろうと思うんです。循環ろ過方式ということですが、水質保全にオゾン減菌装置などを使っておる学校もあるわけで、そういうものも設置されたらいかがかと思うんですが、その辺のお考えについてちょっとお伺いをしたいと思います。

 それから、都市計画道路の岡崎環状線、これが環状線というぐらいですから、文字どおり非常に有効な頻度の高い道路、どの道路もそうですけれども、特にそう感じておるわけで、現在77.5%の進捗度、このうち私も回ってきたんですけれども、箱柳から真伝町から滝団地に抜ける部分、それから特に朝日町から南の方、明大寺までといったところが大きく残されていると思うんです。特に、朝日から明大寺へ抜ける途中で、乙川に橋が必要なわけですけれども、架橋の御予定がいつごろになるのか、御計画があればお教えいただきたいと思います。

 それから、行財政につきましては、今部長さんからお答えいただいて、私もちょっと興味がありますんで、地方自治体の標準システムというものを幾つか細かく書いてきて、どの辺までやられておるか、今お聞きしながらチェックしたわけですけれども、本当に私の感じたところでは、大きなところでは大方取り組まれ、また実施をされておると、正直言ってびっくりしました。本当に御当局の御努力に感銘を受けます。OA化先進都市と評価してもよろしいかと思います。

 これは私だけかもしれませんけれども、これもさきの3月の市長の御提案で、会議録の検索システムを開発していきたいと、こうおっしゃったことを覚えておるわけですけれども、特に私ども新人にとりましては、過去にこういった一般質問とか会議においてどういったものが取り上げておるか、あるいは市民病院の問題は過去どの辺からお話があるのかということを検索して、ずっと過去を探っていきたいことがあるわけですが、そういった意味からいっても会議録検索システム、私どもとしてはお急ぎいただきたいわけですが、どのような御計画になっておるか、ちょっとお伺いしたいと思います。

 そして、コンピューターは非常にこれをやっていくことは大変いいんですけれども、何かいいことをやれば、反面悪いこともあるということで、いわゆる職業病というのがあろうかと思うんです。私自身コンピューターを操作した経験がありまして、画面は大変疲れまして、目だとか肩だとか神経まで疲れる。私ですと2時間ぐらい画面をにらんでおると、へとへとになってしまうわけですけれども、今後はOA化をどんどん進めるとして、一方では新たな運営上の問題も起きてくると思うんですが、現在市ではコンピューター操作作業マニュアルのようなものがあって、コンピューターをいじる人の健康管理もやっていらっしゃるのかどうか、やっていらっしゃると思いますけれども、どんなことをしていらっしゃるかをお聞きしたいと思います。

 そして、最後にもう一つ、住民の方の個人情報の保護の問題があると思いますけれども、この辺についてもちょっとお聞きをしておきたいと思います。

 以上で第2質問を終わります。



○議長(近藤隆志君) 教育委員会指導部長。



◎教育委員会指導部長(岩月健君) それでは順番にお答えしたいと思います。

 高齢者との交流ということで、例えば社会科の授業でありますと、歴史の学習などで土地のお年寄りに学校に来ていただいて、昔の話を聞く、あるいは農業の勉強の場合には、これは矢作北小学校で行われておるわけでありますが、農業の現状の話をしていただくというような具体的な交流をしておるわけであります。

 また、中部小学校ではふるさとクラブというクラブをつくっておりまして、お年寄りから遊びや昔話や、そういうものを聞いたり学んだりするというような具体的な例があります。

 また、特別活動といっておるんですが、ゆとりの時間などに伝統的な遊びをお年寄りにしてもらうというような学校もたくさんあるわけであります。

 そんなふうに学区にいらっしゃるお年寄りとの交流はかなりの学校で行われているというふうに思います。それから、国際交流でありますが、これは主に中学校が多いのでありますが、南中学では外国の交換留学生の方や、それから社会人の方に体験入学をしていただくというようなことで交流をしておったり、河合中学では学区にいらっしゃる絵の先生でありますが、その方にクラブ活動を通して交流をするというようなことをしております。

 たま、三島小学校ではご存じのように、研究所の子弟、ドイツ人やフランス人や、中国の方もいらっしゃるそうでありますが、いろいろな子供を受け入れて、短い期間でありますが、一緒に勉強するというようなこともしているわけであります。

 AETの2名の先生についてでありますが、お話のような回数になるわけでありますが、教科書の会話だけでない勉強もございますので、今のところ議員おっしゃったような状況で進めているわけであります。

 それから、3番目の特色ある学校づくりに予算をということでございますが、基本的には子供の発達段階に合った教育実践をするということでありますので、同じ金額をふるさと創生のように渡して何かやれというよりは、先ほど申し上げたように、学校のそれぞれの特色を援助するという形で、例えば西小学校でいいますと、読書の研究が非常に盛んでありまして、そういった研究発表のときには十分な予算をつけるように、あるいは河合中学のお話が出ましたが、ホタルの飼育場を改築するというような形で対応をさせておっていただきます。

 それから、職員室の状況でありますが、職員室といいますか、学校のスペースというのは、学級数によって教室それから特別教室の数が決まっております。そういうことでそういった子供の直接活動に関係のあるスペースをずっととっていきまして、最後に職員室のスペースが残るというような設計をしておりますもんですから、十分でないというふうにごらんになるような学校もあるかもしれません。ただ、ロッカーあるいは書庫などをそれぞれ持っておりまして、それを使って工夫して整理をしておるということであります。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 開発部長。



◎開発部長(加藤主計君) プールの関係でございますが、愛知県のプール条例には水の浄化設備と消毒設備というのが義務づけられておりますので、私先ほど説明を落としましたが、消毒設備は当然設備し、運転をいたしておるところでございます。

 それから、次に都市計画道路の環状線の話でございますが、乙川への架橋はいつかというお話でございますが、現在いつとお答えできるような状況にはなっておりません。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 総務部長。



◎総務部長(天野正彦君) OA化につきまして、三つばかりのサイドの御質問でございました。一つ目は議事録の検索システムについてということでございまして、これは御案内のとおり、平成3年度、今年度で予算を計上させていただいたということでございます。事務局の方でこのパーソナルコンピューターによりまして、議事録の検索システムを開発しております。既に私も利用させていただいておるわけなんですが、検索できるようになっております。ただ、今検索するのに何十秒だかかかるということで、これをもっと速く、秒単位で出るようにさらに開発しておるというふうに聞いております。

 それから、二つ目は、職員の健康管理につきまして御配慮いただいた御質問でございました。この機械の操作につきましては、各課マニュアルはあるわけでございます。事務管理の方で各課へ端末の操作、注意事項ということで流しておる事項がございます。これにつきましては、オンライン稼働時間は午前8時30分から午後5時5分まで、それから操作終了後は初期画面に戻す、それから飲み物、たばこ等は近づけない、端末利用は財務会計を優先するということと、それに御質問にありました眼性疲労防止のため、1時間以上続けて使用しないというようなことで各課に通知をしておるわけでございます。

 こういった端末機を操作する職員、VDT障害ということで、これはビジュアル・ディスプレー・ターミナル、端末表示装置を見ながら出入力だとか検索、加工、文書作成、こういったことを作業する職員ですが、そういった専門的にこういった業務についておる職員につきましては、一般の職員の健康診断のほかに、特別に希望者につきましては検査をしております。

 実績ですが、平成元年度の場合、こういった検査を受診した人が90人おります。それから平成2年度は68人ということで、検査内容につきましては、視力、聴力、それと整形ということで手と指の関係、こういった検査をしておるということで健康管理には十分注意しておるわけでございます。

 それから、端末機のすべてに保護フィルターを着装しておりまして、眼性疲労の防止に努めておるというようなこともございます。

 それから、三つ目が住民個人情報の保護という御質問でございます。データ保護、プライバシー保護ということになるわけですが、これにつきましては、岡崎市情報処理規定、それとこの実施要領というのを制定してございます。各課が持っておりますデータ、例えば住民記録だとか、税務記録、こういったものをよその課が利用する場合、主管課長の承認が必要だとか、あるいはデータを提供する場合には、データ主管課長と協議の上、総務部長の承認が必要だとかということで保護をしておるわけでございます。

 それから、端末機から出る情報、これにつきましては、該当する事務以外の情報を得ようとする場合には、課と職員番号と暗唱番号、パスワードでございますが、こういったものを入れないと情報が出てこないということで、どの端末機で、いつだれがどういったデータを見たかということがすべてコンピューターの方に記録されるようになってございますので、そういった面で十分情報の保護には努めておるということでございます。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 14番 鈴木 擴君。



◆14番(鈴木擴君) いろいろお答えいただきましてありがとうございました。

 最後に一つだけ道路のことですけれども、橋はまだ計画ないというお答えでした。しかし、全体の8割近くは完成してきておるわけですし、この部分の道路を非常に、特に朝日、栄町、大西等々の部分におきましては、早朝市内南北の車両の行き来だとか、また特に高校が多いもんですから、高校生の自転車通学による通行が激しくて、混雑と危険度は高い部分であります。

 先ほどの小林議員さんの論理とよく似ておるわけですが、どうせいずれつくるんですから、橋を早くかけるという方法はとれないのかどうか。仮に橋をかけて、車はとりあえず通れなくても二輪車や歩行者が通れるだけでも今申し上げた危険度が緩和できるというような考えがあるわけですけれども、その点を最後にお聞きして、私の一般質問を終わりたいと思います。

 よろしくお願いします。



○議長(近藤隆志君) 開発部長。



◎開発部長(加藤主計君) ただいまのお話の岡崎環状線の乙川の橋の関係でございますが、実は国道1号から南の方へ行きまして竜美丘3号線まで、この間がまだ事業にかかっていない区間でございまして、延長が 1,100メートルございます。この区間は非常に地形的に高低差がございまして、三島小学校の横から名鉄本線を渡るところの南北で非常に高さの差がございます。名鉄本線を渡りますとすぐに計画道路の岡崎一色線がございます。それから乙川があって国道1号ということになりますので、この間の基本的な計画を立てませんと、橋だけ着工するというわけにはいかないわけでございまして、この竜美丘の3号線から1号線までの間について非常に技術的に難しいということで現在関係機関と協議検討しておる最中でございます。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 暫時、休憩します。

             午後3時35分休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△福尾正議員の質問

             午後3時42分再開



○議長(近藤隆志君) 休憩前に引き続き一般質問を行います。

 11番 福尾 正君。

   (11番 福尾 正君 登壇)



◆11番(福尾正君) 通告の順序に従いまして質問をいたします。

 選挙のときによく「市政壇上に送る」という言葉が使われますが、今現実にこの壇上に立ちまして発言のできることを喜びといたします。

 質問の第1としまして、予算の執行状況についてお尋ねをいたします。

 本年度の一般会計当初予算は 805億 8,000万円、歳入におきまして、構成比で見てみますと、市税の58.6%を初め、諸収入の 9.2%など、自主財源が79%を占めております。また、歳出におきましては、まず土木費の 213億 5,871万円、予算の構成比で26.5%、また民生費では17.8%、教育費では16.1%、衛生費では12.1%など、それぞれ市民生活に密着した事業が大半を占める内容であります。上半期の予算執行が順調であれば、これが市民生活に反映されるとともに、執行側も上半期の実績を見て下半期もつつがなく予算執行ができるという確信を得るものであります。本年度も、あと1カ月足らずで下半期を迎えようとしております。現在どのように予算執行がなされているか、大まかに質問をいたします。

 初めに、歳入面ですが、歳入予算執行は計画どおりに執行がなされておりますか、市税の滞納とか、収入面においての停滞の原因となっているものはありませんか、御回答をいただきたい。

 次に、歳出面における土木費、民生費、教育費、衛生費、その他に分けて、それぞれ8月末までの執行状況と上半期末までの見通しをお尋ねいたします。これにつきましては、執行割合でお示しをいただきたいと思います。

 特に市民生活に直結をしております工事関係の予算執行につきましては、少し詳しくお聞きしたいと思います。工事の執行につきましては、例年年度末に集中して施行される嫌いもありますが、できれば早期に、確実に進めることが市民の信頼にもつながることと思います。本年度は特に工事の早期発注について努力をされていることも承知いたしており、評価するものでありますが、本年度は前年度に比べ各種事業費が大幅に伸びているとのことでもあり、工事の平均的な執行はより重要ではないかと思います。

 また、注目を浴びております中央総合公園の多目的体育館や新設の六ツ美北中学校などを初めとするメーン事業の大型工事は当然のことでありますが、町の片隅で暮らす人たちに目を向けて、小さくとも生活に密着した仕事も着実に進めたいと市長も明言されているところであり、市民もそれを待っているわけでありますので、これらの考え方と執行状況についてお尋ねしたいと思います。

 まず、第1点は、昨年と比べた工事費の規模と現在までの執行状況はどのようになっておりますか。

 2点目は、市民生活に密着する市道の維持工事でございますが、市内には市道が約 6,000路線、延長にして 1,830メートルもあると聞いております。このように、膨大な路線の維持管理は実に大変なことだと思いますが、この整備工事としまして、予算説明書には、延長や面積、あるいは市内一円とされておりますが、場所の選定等を含め、具体的な実施の方法はどのようにされているか、お尋ねをいたします。

 また、土木費の中、緊急交通安全対策費に計上されております一般道路整備の道路反射鏡、道路照明灯、カラー滑りどめ、道路標識等は、当初に設置個数は決まっているように思いますので、あわせ現在の執行状況をお尋ねいたします。

 さらにいま一つ、土木費の都市景観環境費のまちづくりアイデア事業であります。アイデア公募特選作品の事業化として、昨年の倍近い予算が計上されております。こうした事業のPR実践は、市民が自分の町を愛する心を養い、関心を持ち、住みよいまちづくりに大きく貢献すると私は思うのであります。この執行状況をお聞かせいただきたい。

 続いて、教育費の中、西大平藩陣屋跡整備計画、基本構想策定費として 100万円当初予算に組まれております。これは、大岡越前屋敷跡の整備でありますが、この事業は、地元も、地元の誇りとして、早期に、そして協力姿勢で要望をしておりますし、茅ケ崎市とのゆかりの町締結の由来もこの地にあると思います。現在の進行状況と見通しについて明確に回答を得たいと思います。

 次に、水道行政についてお尋ねをいたします。

 水道は、市民生活を支える、欠くことのできない基幹的な施設であります。工業団地の造成や区画整理等、発展に伴い、水需要が年々増加する状況にあります。

 過日、松山市の水資源関係の視察をしてまいりましたが、松山市の水事情は逼迫しております。まず、節水が必要であるということから、例を挙げてみますと、水を大切にする日の制定、水を大切にする親子水道教室の開催、小学校では、雨水をためて、水洗いや掃除に使っております。特に効果があるように思いましたのは、「水を大切に」というシールを全戸配布して蛇口に張りつけ、認識を高めることでありました。本市も、将来を見通して、節水の教育、PR施策が必要ではないでしょうか。まだそんなに必要に迫られていないのか、将来の水資源対策とあわせて、考え方をお伺いしたいと思います。

 続いて、未給水地域解消計画について質問をいたします。市内古部町は23戸の集落でございますが、まだ未給水地区であります。当初古部町は、簡易水道として農村総合モデル事業の営農飲雑用水施設水道事業で計画をされておりましたが、その後、市の水道拡張計画に組み入れられるよう聞いております。現在どのように進められているのか、現況と今後の見通しについて回答を得たいと思います。

 続いて、新生産緑地法についてでございますが、このことにつきましては、既に村松先生より詳しく質問され、回答をされておりますので、一部割愛をいたしますが、しかし、まだこのことも聞きたいと思う部分を私なりに二、三質問いたします。

 今市内の市街化区域の農地は 908.7ヘクタール、所有者 6,293人とお聞きしましたが、この農地を所有する農家にとっては、みずからの農業経営の将来を決める重要な選択を迫られているのですが、周知徹底もまだこれからという段階で、農家も手探りの現況にあると思います。

 そこで、質問をいたします。現在線引を見直す根拠はなく、逆線引きは行わない方針と、きのうの回答でありましたが、都市農業を守る意思から農業を継続するなら、生産緑地に指定するよりも、市街化調整区域に編入、すなわち逆線引きの方がかえって規制が緩やかではないかと思いますが、生産緑地指定と現在の市街化調整区域の規制、その違いをお聞きしたいと思います。

 関連をしまして、市街化調整区域に編入が妥当なら、5ヘクタール以上の一団の団地となっております。今この面積の引き下げが検討されているとのことですが、確定をしてまいりましたか、伺います。

 さらに、生産緑地指定は、属地主義と言われておりますので、他の農家の意向に自分の農業経営が左右されることがあると思います。それぞれの意思どおりにしますと、まとまった地域形成ができないわけで、この調整、決定はどのようになりますか、伺います。

 なお、今回生産緑地の指定を見送った場合、あと様子を見て指定するということができますか、伺います。

 また、大切な農地を今後どうしていくのか、その意思選択を固めていくポイントは三つあると思います。将来の生活設計と税金の問題、そして相続税対応であります。こうした土地対策の相談は、今後どこが窓口で相談指導をするのか、伺っておきたいと思います。

 以上5点について見解をお願い申し上げたいと思います。

 続いて、農業バイオセンターについてお尋ねをいたします。

 農業バイオセンターにつきましては、過日厚生経済委員会におきまして検討したところでありますが、当初予算には岡崎市農業センター建設費として計上されております。岡崎市が発行しました平成3年度予算のあらましの中にも、「新技術の研究等々、多目的な拠点施設として農業センターづくりに向けて基本設計を進めます」とありますが、今後は岡崎市農業センターでなく、農業の先端を行くというような感覚を持つ岡崎市農業バイオセンター総合施設と総称するのか、まずお尋ねをいたします。名称のお尋ねでございます。

 農業情勢も非常に厳しい時期を迎えております。平成2年の農業センサスによりますと、市内専業農家は 184戸、第1種兼業農家 254戸、第2種兼業農家 4,797戸と、第2種兼業が主流を占める状況であります。ですので、今地域営農集団、農用地利用改善生産組織による営農へと移行しつつあり、プロの農家はプロとして生き残る、この傾向となっております。方向づけ模索の中で、生産性の向上と新技術の導入、主要農産物の農林産物の生産安定と特産品の産地化を柱にして、先端を行くバイオセンター構想はすばらしく、市民も期待をしております。内容について次のことを質問いたします。

 研修増殖ゾーンと市民触れ合いゾーンの内容について伺います。

 二つ目には、交通面から見て、自家用車の来場が主となると思いますが、駐車場能力はどのくらいありますか。

 三つ目に、イチゴのウイルスフリー苗を増殖し、供給するのは、イチゴ農家以外の希望者に供給する余裕がありますか。

 四つ目に、菌床キノコ生産が平成4年4月1日より計画されておりますが、採算面において健全な試算がありますか。

 五つ目におきましては、センターの基本設計費は当初予算に計上されておりますが、今計画の段階で基本設計はいつできる予定でありますか。

 以上、回答を得たいと思います。

 続いて、史跡松本古窯保存の今後について質問をいたします。

 竜泉寺町松本地内、竜谷小学校正門場合に史跡松本古窯があります。この遺跡は、東海地方で中世に発達した行基焼き、あるいは山茶わんと呼ばれる陶器を生産した窯跡であり、時期は鎌倉時代中ごろと推定されるとあります。一部傾斜面を掘り抜いた地下に築いた窯跡があるわけで、この地域の面積は 3,756平米あります。昭和49年1月に岡崎の史跡に指定されておりますが、ここは小学校の建設用地でありました。小学校建設のときに窯跡であることがわかり、保存しなければならないとのことで、やむなく登校道路を曲げて残した土地であります。第2次買収もしまして、非常に難儀をした土地でありますので、買収に応じた人も、現状を見て嘆いておるわけでございます。

 現況はモウソウやぶで、放置されております。窯跡も構わず、タケノコも出ており、そしてヤブカの発生源ともなっております。私が調査に行きましたときも、蚊の来襲で、立っておれない状況で、環境も景観もよくない、大切な窯跡なら、そのように保存してこそ意味があるものであります。昭和42年、北斗台に団地の造成が始まった際発見された古墳は、古墳公園として整理され、現在野鳥の集う場所となっていると聞いております。松本の窯跡も、保存しながら、皆さんにも見ていただいて、すなわち公園化をして、有効利用、活用を図ることが適切と考えます。このことにつきまして、考え方、対応につきまして、明るい、希望ある回答をいただきたいと思います。

 以上、第1回の質問を終わります。

     (11番 福尾 正君 降壇)



○議長(近藤隆志君) 総務部長。



◎総務部長(天野正彦君) 1番目の予算の執行状況について、一般会計の予算の執行状況、9月末で上半期が終わるわけですが、執行は順調かどうかという御質問でございます。歳入歳出両面からの全般的な見通しということでございます。

 市長の提案説明にもございましたように、平成3年度の経済情勢、過去最長のイザナギ景気と期間的には並んだというふうに言われておるわけですが、現実経済は緩やかな減速に入っておるというようなことでございまして、今後の景気の見通しは非常に難しいという状況にございます。

 しかしながら、安定した、堅実な財政基盤に裏づけられております本市の歳入でございますが、その歳入の大宗をなす市税収入、8月末までということですが、私の手元に7月末までしかございませんものですから、お許し願いたいと思うわけですが、7月末までの実績で見ますと、前年度、2年度の執行率、収納率でございますが、前年度が41.4%、今年度はこれが42.0%ということで、前年度を上回っております。

 9月末の前半期の終わった時点の見込みはどうかということですが、前年度の9月末の実績は57%でございます。私ども予測しておるのは、前年度並みにはいくであろうというふうに見てございます。

 それから、こういった市税を含めた歳入全体で比較してまいりますと、これも7月末の実績でございます。前年度は、葵だとか東部地区の土地の売払収入というのが大きく入ってございました。そういった特殊要素を除きますと、7月末の前年度の収入の執行率、これが28%ということでございます。今年度はこれが31%まで伸びてございます。上半期末の見込みでも、前年度の9月末の実績は40.1%の執行率ということでございまして、これが今年度見込みでは43%程度までいくであろうというふうに見ております。こうした前年度と比較をしてみましても、歳入については順調に推移しておるというふうに考えております。

 一方、歳出でございます。国は、平成3年度の財政運営につきまして、経済の動向をにらみながら、公共事業の上半期契約率を、自然体の65%程度でいこうというふうにしております。しかし、本市におきましては、予算執行の平準化だとか、市民の利便性等も考慮いたしまして、予算の執行につきましては、鋭意努めておるということでございます。

 工事の発注状況、こういったものにつきましては、それぞれ担当部長の方から後ほど回答があると思いますので、私の方から、歳出の執行、これは現金が実際出たというその執行率で御説明申し上げたいと思います。7月末までの実績で見ますと、予算に対して執行率、前年度17.1%ということでございます。今年度はこれが19.9%ということで、前年度を7月末で 2.8%上回っておるということでございます。上半期末では、前年度の実績が26.3%でございます。これが今年度は、29%から30%程度まで執行率が伸びるだろうというふうに見てございます。

 それから、科目別にということでございます。2年度上半期支出の実績、これは昨年のことですものですから、9月末の実績でございます。それから、3年度につきましては、7月末までの実績と8、9月は推計ということでお許しいただきたいと思うんですが、土木費につきましては、前年度20.9%に対して、今年度は22.5%程度伸びるだろう。それから、民生費につきましては、前年36.5%が39%程度までいくというふうに見ております。それから、教育費につきましては、27.1%が29.4%程度、それから衛生費が、18.9%が20.4%程度、それからその他の費目が28.0%が33.7%程度まで行くであろうというふうに見ておりまして、どの款を見ましても、前年度を上回る執行見込みということでございまして、支出につきましても、順調に執行されておるというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 市民部長。



◎市民部長(渡辺康司君) 交通安全対策費の一般道路整備費についてでございますが、総体的な予算につきましては、御議決をいただいておるところでございます。議員お尋ねの道路反射鏡や道路照明灯などの設置場所につきましては、地元が要望する箇所をその都度現地調査を行いまして、緊急性、必要性を考慮しながら、道路管理者や公安委員会と協議の上、執行しているところでございます。

 また、予算の執行状況でございますが、8月末現在で約30%ですが、9月までの上半期には約65%の執行を予定しております。

 以上です。



○議長(近藤隆志君) 建設部長。



◎建設部長(矢野孝君) 予算の執行状況の中で、工事関係についてでございますが、3年度の工事発注予定額につきましては、一般、特別、企業の3会計を合わせまして、昨年の 218億円に対しまして18.3%増の 258億円でございます。今年度は特に早期発注に努めたところでございますが、これは、全体の前倒し発注というよりも、全体の工事量が伸びておりますので、年度末への集中を避ける意味と、例年工事施行の谷間となります4月から6月にかけての地元業界の工事量の確保として実施をしたものでございます。上半期の発注量としましては、国のめどに準じて進めているところでございます。

 執行状況でございますが、予算が伸びておりますので、前年に比べますと相当な額になっておりまして、発注率で申し上げますと、8月末現在で昨年の 105億円、執行率48.1%に対しまして、今年度は 148億円で、執行率は57.5%になってございますが、これが9月末の上半期では70%程度を予定しておりまして、国のめどであります65%をやや上回ったものになると思います。

 それから、市道等の維持管理的道路整備費の執行方法でございますが、これは年度内に3回程度部内会議をいたしまして、施行箇所を決めさせていただいておりますが、この場合、日ごろから議員の諸先生を初め町総代さん、地域の皆さんから承っております御要望と、職員の道路パトロール、それから道路調査等、各方面からの情報をまとめまして、これをもとに、緊急性とか必要性、これを検討いたしまして、さらに地域的な均衡も勘案いたしまして、施行場所の決定をさせていただいております。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 開発部長。



◎開発部長(加藤主計君) 予算の執行状況についての中で、都市景観環境費のお話がございました。この都市景観環境費の中で、アイデアを公募いたしまして、まちづくりアイデア事業の実施という関係でございますが、これは、平成2年度から事業を始めたところでございます。平成2年度に事業を行った結果、余り少ない予算では、せっかくのアイデアが事業化できないということで、本年度の予算をお願いしたという経過がございます。

 なお、本年度予算の執行状況でございますが、現在設計中ということでございます。

 以上です。



○議長(近藤隆志君) 教育次長。



◎教育次長(大塚希夫君) 1番目の予算執行状況のうちで、 (2)の西大平藩陣屋跡整備計画の基本構想等、執行状況についてお答えをさせていただきたいと思います。

 この大平藩陣屋ゆかりの地につきましては、地元の絶大なる御協力を得まして、それからまたなお、地権者との御理解を得ながら、現在土地の公有化について交渉を進めているところでございますが、この用地の買収の見通しがつき次第、西大平藩陣屋跡の基本構想について予算を計上させていただいておりますので、専門業者に策定を依頼してまいりたいと、そんなふうに考えております。

 次に、飛びますが、5番目の最後でございますが、史跡竜泉寺の松本古窯跡の保存の今後についてということでございますが、この竜泉寺地内の松本古窯跡は市の史跡指定になっておりまして、平成2年3月には案内板、それから説明看板などを設置させていただいたわけであります。史跡保存に努めるに当たりまして、この古墳跡を公園化するということはどうかというお尋ねでございますが、史跡指定をしたところでございますので、公園化をするということについては、非常に史跡指定の制限もございまして、難しいのではないかというふうに思っておりますが、今後は専門家の御指導をいただきまして、史跡としての環境整備を進めてまいりたいと、こんなふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 水道局長。



◎水道局長(柴田敏夫君) 水道行政について、二つの問題について御質問でございます。

 1番目は、水資源の市民に対するPR、啓発とどうかということとあわせて、将来の水資源対策についてのお尋ねでございます。確かに水は有限でありまして、貴重な資源でございます。幸い本市では、現在自己水源が8割近くを占めておりまして、水事情は比較的恵まれております。したがいまして、若干松山市とは状況が異なりますが、本市のPR面では、水道週間に際しまして、市政だよりに特集を掲載したり、また浄水場の一般公開とか街頭宣伝等を行いまして、水道に対する理解を深めていただいております。

 なお、雨水利用についても、中央総合公園では散水用に、また保育園等ではトイレの洗浄用に有効活用されております。さらに今後も、水の重要性について啓蒙を深めてまいりたいと思います。

 水資源対策につきましては、現在進めております4拡1次変更事業では、平成9年度が目標でありまして、17万 910トンを見込んでおります。さらに、漏水の防止対策の強化とか、地下水の有効利用など、水資源の開発とあわせまして、県水の増量について今後も県に対しましてお願いをしてまいり、安定供給に努めてまいりたいと考えております。

 2番目の問題としましては、特に古部町に対しましての給水区域への組み入れについて、現況と見通しということでございます。古部町は現在給水区域に入っておりませんので、給水区域に編入すべく、県や厚生省と協議に現在入っておりまして、この変更の認可がおり次第、地元との協議を進めさせていただくよう考えております。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 開発部長。



◎開発部長(加藤主計君) 生産緑地法の関係でお尋ねがございましたので、お答えいたします。

 最初は、生産緑地と市街化調整区域との規制の違いということでございますが、市街化調整区域というのは、都市計画法の第7条に基づいて定められる区域区分ということで、市街化を抑制すべき区域ということになっております。生産緑地は、市街化区域内の農地ということで、都市計画の地域、地区の一つとして定めるものでございます。

 それで、市街化調整区域でできる開発行為と、生産緑地でできる開発行為とは当然差がございまして、市街化調整区域内でできるものといたしましては、開発の許可の必要なもの、それから許可を要しないもの等いろいろございますが、大きなものを拾い出してみますと、まず農林漁業の用に供する政令で定める建築物、及び農林漁業従業者の住宅のためのもの、こういうものが調整区域でできる開発行為でございます。そのほか、公益上必要な建築物の建築、日常生活上必要な物品の販売、加工、修理を営むための店舗等の施設、それから鉱物資源、観光資源の有効利用上必要な施設、農林漁業用施設または農林水産物の処理、貯蔵、加工施設といったようなことで、かなり範囲が広うございます。

 これに対しまして、生産緑地地区におきましては、現在四つに分かれておりますが、こういう行為は許可を得なければならないということで、許可をされるものといたしまして、農林水産物の生産または集荷の用に供する施設、それから生産資材の貯蔵、保管の用に供する施設、それから三つ目が、農林水産物の処理、貯蔵に必要な施設、四つ目が、農林漁業に従事する者の休憩施設ということで、かなり範囲が絞られてございます。

 それから、二つ目のお尋ねでございますが、市街化調整区域への編入の規模の緩和ということでございますが、現在私どもは、その緩和についての連絡は聞いてございません。

 次に、3点目でございますが、農業を続けたくても、ほかの農家の意向に自分の農業経営が左右されないかということでございますが、この生産緑地は、農業経営上長く、安定した農業経営を継続しようという地区でございます。一団の規模についての農業経営者相互の協力が必要かと思います。

 それから、4番目でございますが、様子を見て、後から指定ができるかというお尋ねでございますが、この都市計画法には、第21条に変更の場合の規定がございます。都市計画上変更の必要が生じた場合は、変更ができると法律上なっておるわけでございますので、変更ができるであろうということでございますが、何分にも、昨日も申しましたように、政令、通達等ございませんので、それを見てから細部の方法が定まるかと思います。

 それから、5番目の相談窓口ということで、今後どこが相談窓口になるかということでございます。昨日も申しましたが、各地域で相談日を設けて、この生産緑地指定に対する相談を行いたいと申し上げました。現在では、この生産緑地の指定については都市計画課、それから税金問題につきましては資産税課、それから農業経営問題につきましては農務課といったところでおのおの行っておるところでございまして、これを統一するということは今後検討していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(近藤隆志君) 経済部長。



◎経済部長(山田銀作君) 4番の農業バイオセンターについての中で、バイオセンターの名称は岡崎市バイオセンター総合施設と総称するかというお尋ねでございますが、バイオセンターの名称につきましては、過去にいろいろの経過をたどってまいりましたが、最終的に全体の名称、農業の先端という意味で、岡崎市農業バイオセンターといたしますので、御理解をいただきたいと思います。

 それから、質問の第1点の研究増殖ゾーンと市民触れ合いゾーンの内容でございますが、研究増殖ゾーンにおいては、農業バイオセンターの本館とも言える研究研修施設と、既設のキノコ培養施設、それに本年度建設計画をしておりますイチゴのウイルスフリー苗の育成施設、さらに農産物の加工実習施設を計画しております。一方、市民触れ合いゾーンには、植木展示即売施設とか、花卉等の展示即売施設、また多目的広場を計画しております。

 それから、第2点の駐車場の能力につきましては、市民触れ合いゾーンに約90台、研究増殖ゾーンに約25台を計画しております。

 それから、3点目のイチゴのウイルスフリー苗の増殖をして、希望者への供給についてでございますが、イチゴのウイルスフリー苗の育成施設につきましては、国費の水田農業確立対策推進事業、いわゆる水田転作の補助対象事業として設置しますので、基本的にイチゴ栽培農家が対象となっておるわけでして、一般市民への供給は難しいと思われますが、できるだけ対応したいと考えております。

 それから、次の4点目の菌床キノコ生産の生産面はどうかとのお尋ねでございますが、キノコ培養施設につきましては、本年度は、来年の1月から稼働の予定でございまして、収支とんとんの予定でございます。来年度からは生産量が増加するに従い、プラスとなる見込みでございます。

 それから最後に、第5点目でございますが、農業バイオセンターの基本設計につきましては、年度末までに作成したいと考えております。

 以上です。



○議長(近藤隆志君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) 福尾議員さんの御質問に対しましては、おおむねお答えさせていただいたと思いますが、私からも、一部重複しますが、お答えさせていただきたいと思います。

 特に予算の執行状況でございますが、これは総務部長から詳しく申し上げ、そしてまた工事関係につきましても申し上げたわけでございますが、これは、国は通年どおりという方針でやったわけでございますが、本市はあえて前倒し的な兆候で早期発注をお願いしたわけでございます。

 これには、大きな問題といたしましては、実は二つの問題があったわけでございます。一つは、労働不足という問題が追い込んでまいりますものですから、これを相当いつもの年とは違った感覚でもって早期発注をしていかないと、これは消化するに大変困難だろうという問題、もう一つは、率直に申し上げまして、国政の不安定というものがございますと、私どもが経験しておりますように、国会審議が長引きますと、補正、追加予算等が非常におくれてくる。これが重なりますと、大変な予算の後期へ来て、ばさっと出てくるわけでございます。そういう政治の不安定な中におきましては、単市でできるだけのものは前倒しをしていこうじゃないか、こういう決意のもとに執行させていただきました。それぞれの成果が上がってきたと自認しておるわけでございます。

 それから、水道行政でございまして、なかんずく節水問題に対しまして大変な御造詣でございますが、実は正直に申し上げまして、うちは二つの問題があるわけでございます。いわゆる市の一つのモラルといたしましては、節水という問題というのは非常に大きな国民的な課題であるわけでございますが、私は一方、水道管理者であるわけであります。水道という営業からいきますと、これは確保いたした水が皆売れないことには、これまた赤字になってしまうわけでございまして、そういう二面性が実はあるわけでございますから、私はあえて申し上げるならば、水の大切さ、こういうことに対しまして十分ひとつ市民の皆さん方の御理解を賜りたい、こういう運動を十分ひとつ展開させていただきたいと思うわけでございます。

 特に著しい兆候といたしましては、渇水期におきまして節水をしてきますと、これに対しまして、悪循環で水質が非常に悪くなってくる、こういう判定もあるわけでございます。そうかといって、私は節水の不必要性を説くわけではございません。十分これらに対しましての関係、水のリンクというんですか、循環というのは非常に難しい問題があるわけでございまして、この辺の問題を考えますときに、水の大切さ、こういうことに対しまして、いま一度市民総ぐるみで考えていきたい、こういうことを考えておるわけでございますし、同時にまた、将来に対する水資源の確保、こういうことに対しましては、これは、そのときになって慌てるよりも、十分ひとつ対応しまいりたい、こういうことも申し上げておきたいと思います。

 生産緑地の関係でございますが、これ正直に申し上げまして、非常に難しい問題があるわけでございまして、ただいま担当の部長がお答えいたしましたが、福尾議員さんの質問の要項とお答えしたこととちょっとすれ違いがあるじゃないかというような気がいたしましたが、御理解をしていただければ、それで結構でございます。

 ただ私は、その中で、市民の側に立って、相談窓口がどうかということでございます。私は今これを強制する気はございませんが、一番今ふさわしいと思いますことは、農業者と直接の関係のございます農協関係等が一つの窓口になっていただきますと、非常にスムーズに、わかりやすい行政ができるのではなかろうかと思うわけでございます。行政が、我々市が肩をすかすというわけではございませんが、税金の問題、都市計画の問題、営農上の問題、将来の規制の問題、こういう問題がおのおの違うわけでございます。こういう問題に対しまして、直接の農業指導の根幹でございますところの農協さん等が十分御理解をしていただき、あるいは農業委員さん方が十分理解をしていただき、そういう中におきまして、この三つ、四つの問題を十分にフォローしていただく、研究していただいた方が各農家に対しますところの答申をいただく、御相談相手になっていただくということがふさわしいと思うわけでございます。

 ただ、私の方も、それに近い方向は考えてはいきたいと思いますが、何分にいたしましても、役所の関係というのは、省庁からの一つの指示というものも覆いかぶさっておるのが末端行政の宿命であるわけでございまして、そういう中におきましては、むしろ私は、農協さん等の関係のこの御理解を得るという方向をひとつ考えたい、こんなこともちょっとだけ申し添えておきたいと思うわけでございます。

 5番目の関係の竜泉寺の窯跡の問題等に対しましては、非常に管理が悪いようでございますが、公園ということにした方がいいのか、あえて福尾さん流に解釈すれば、史跡公園という名前をつけてつけれぬことはないんですが、公園というのが、またほかの公園法との関係もございますものですから、言いますと、史跡として確保するというんですか、管理すべき問題は十分史跡として管理すべき体制を研究させていただきたい、私からもこのようにお答えさせていただきたいと思うわけでございます。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 11番 福尾 正君。



◆11番(福尾正君) 予算の執行状況並びに一連の説明があったわけでございますが、予算執行、歳入のうち市税につきまして再質問をいたします。

 今お話しのように、現在の経済が減速傾向であって、最近の経済指標を見ましても、景気はピークを越えたことがうかがえるわけでございますが、本市の平成2年度の決算においても、法人市民税が62億 6,400余万円で、対前年度決算ではマイナス 3.2%となっております。

 そこで、お尋ねをしますが、法人市民税につきまして、本年度は予算計上どおり歳入されるかどうか、見込みについて見解をお聞かせいただきたいと思います。

 続いて、工事の執行状況につきましては、理解をいたします。

 しかしながら、今後どのようなものか、予算の消費、そういったことは大丈夫であるか、また年度末へのしわ寄せはありませんか。見通しについて伺っておきたいと思います。

 そのほか、土木関係、了解をいたします。

 それから、大平藩の屋敷跡整備ですが、大変努力をされていることはよくわかるわけですが、あの土地は御承知のとおり民地で、3人の人が所有をしておる土地であるわけでございますが、とにかく市がその一角を買い取って、公有化して、永久に史跡として保存できる一つのめどをつけたいということが一番の先決と思いますので、一層の努力をお願い申し上げておきます。

 法人市民税の件と工事予算消化、今後の見通しについて御回答をいただきたいと思います。



○議長(近藤隆志君) 総務部長。



◎総務部長(天野正彦君) 2回目の質問で、市税のうち特に法人市民税について歳入の見通しはどうかという御質問でございます。これにつきましては、県の9月の補正予算だとか、あるいは近隣都市の法人市民税の実態等が新聞報道されたというようなことでございまして、そういったことからの御質問ではなかろうかというふうに思っております。

 市税の中には、景気の影響を受けやすい市税と、これは法人市民税等でございます。それから、景気の動向に余り関係のない、安定した市税、これが固定資産税等でございます。こういった税が組み合わさって一つの税体系をつくっておるということでございます。法人市民税で見てまいりますと、ただいま御質問の中にあったように、元年度と2年度を比較いたしましても、マイナスの 3.2%ということでございます。これは既に2年度の決算資料がお配りしてございますので、御案内のとおりだと思います。これにつきましては、湾岸戦争によるところの原油の値上がりだとか為替レートの変動、金利高、こういったことによるエネルギー関係、あるいは金融関係、こういったところの収益の落ち込みによる影響があったというふうに私の方は理解しております。

 今年度はどうかということでございます。当初予算では、法人市民税62億 964万円ほどを当初で計上いたしております。この額を計上したのは、当然地方財政計画だとか、本市の実態等勘案の上、手がたく計上させていただいたということでございます。しかし、今年度景気は、いろいろの経済指数等を見ましても、下向き局面にございます。金利高だとか人手不足、こういった要因もございまして、自動車の販売だとか住宅投資と、マイナス成長にございます。

 企業総体的に言えることは、売り上げがふえても、利益が減ってきておるという傾向にございます。法人市民税につきましては、申告納付ということで、今後の推移を見守りたいということですが、7月末までの調定を見てみますと、やはり2年度と今年度を比較しますと、調定の額でいきましても、わずかに前年度よりも下回っております。しかし、本市の産業構成のバランスのよさから、急激な落ち込みはないというふうに見てございます。大きな波がないのも、一つの岡崎市の特徴であるということでございます。

 市税全体で眺めてみた場合、安定した収入が得られるというふうに思っております。平成2年度の市税全体の伸びが 6.2%でございました。3年度は、市税全体でいけば、恐らくこれよりももっと伸びるというふうに見ておりますので、市税全体でいけば、安定した歳入が得られるというふうに見ております。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 建設部長。



◎建設部長(矢野孝君) 工事執行の今後の見通しについて、年度末へのしわ寄せを御心配いただいたわけであります。予算が大幅に伸びておりますことから、特にこのことには、6月の時点で助役通達としまして、一定規模以上の工事発注には、工期を確保した時期の発注に努めるよう、発注期限の目標を設けました。各部局ともこれに沿うよう努めているところでございまして、今後とも、御指摘のように、年度末への集中、しわ寄せのないよう努力してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 市長。



◎市長(中根鎭夫君) ただいまの部長が答弁いたしました年度末への集中、しわ寄せでございますが、通常の段階ではほとんどこれはないと、こういう執行状況でございます。ただ、私さっきも申し上げましたように、国の予算の補正であるとか追加、こういうものが、国会の審議の関係がずっと長引いてしまいますと、一昨年ではございませんが、本当に想像もできぬような遅いときにいただけるわけでございます。ところが、会計検査院の方は年度内執行を強制してくるわけでございますものですから、こうしますと、どうしてもこういう非常事態におきましては、この年度末執行ということも必ずしも発生しないということは、これは国政分野に関連する分野におきましては断言ができない、こういうことだけは申し添えておきたいと思うわけでございます。他の、皆さん方市議会で議決をしていただきます予算につきましては、そのように進んでおります、こういうことで御理解願いたいと思います。



○議長(近藤隆志君) 11番 福尾 正君。



◆11番(福尾正君) 続いて、水道行政ですが、水道行政につきましては、今説明もあり、考え方につきまして市長よりも表明があったわけで、理解をいたします。

 古部町でございますが、今の回答によりますと、給水区域に編入次第、早期に実行するというふうに聞きましたが、その時期というか、見通しというのは一体いつごろになるか、いつごろ編入されるのか、ちょっと伺っておきたいと思います。

 そしてまた、今現在、市内に未給水地域というのが古部町のほかにまだありますか、それだけお尋ねをしておきます。

 それと、要望になりますが、この古部町というのは、現在井戸水も非常に枯れやすいし、そして沢水も、雨が降ると非常に水が濁る、そしてトイレも、水洗にしたくとも水洗にできない、飲料水が不足をするので、夜洗濯をして、飲む水を助けるというような現況でありますので、市長が言われます全市全戸給水という基本姿勢の中に立って、早期に水道の実現を要望しておきます。

 さっき言いました2点について御回答いただきたいと思います。



○議長(近藤隆志君) 水道局長。



◎水道局長(柴田敏夫君) 古部町の編入の時期ということでございますが、先ほど御説明申し上げましたとおり、今後条例改正等の手続も要しますし、厚生大臣の認可事項でございますので、今までの例で申しますと、非常に時間がかかっておるようでございます。極力努力はいたしてまいりたいと思います。

 それから、未給水地区でございますが、未給水地区は現在、簡易水道の計画には入っておりますが、未給水のある地区は日影と古部と新居の3地区でございます。

 以上でございます。



○議長(近藤隆志君) 11番 福尾 正君。



◆11番(福尾正君) 新生産緑地法につきましては、理解をいたしますが、今後周知徹底等々、農業団体、特に農協と連絡を密にして、ひとつしっかり取り組んでいただきたいと思います。

 それから、農業バイオセンター総合施設につきましては、市民触れ合いゾーンを初め、構想に必要な用地の確保がまず先決でありますので、そしてまた用地の確保が絶対条件でありますので、いま一度用地確保の見通しについて伺っておきたいと思います。

 それからまた、要望事項になりますが、大事なことは、市民に理解される農業、そしてみんなに親しまれる農業バイオセンター総合施設でなければならない、このことを強く思います。また、ここに意義があると思いますので、市民期待の農業バイオセンターの完成を万全の体制で臨んでいただくようにお願いを申し上げておきます。

 史跡の窯跡の整備につきましては、今市長からも説明がありましたので、十分ひとつ将来において希望ある結果が出ますようにお願いを申し上げておきます。

 以上、お願いします。



○議長(近藤隆志君) 経済部長。



◎経済部長(山田銀作君) 農業バイオセンターの用地確保の状況でございますが、研究増殖ゾーンにつきましては、買収及び借地で大体の見通しがついております。しかし、市民触れ合いゾーンにつきましては、これからでございます。

 以上です。



○議長(近藤隆志君) 11番 福尾 正君。



◆11番(福尾正君) 一連の説明をいただきまして、ありがとうございました。

 各項にわたりひとつ一層の御努力をお願いいたしまして、私の質問を終わります。



○議長(近藤隆志君) お諮りいたします。

 本日の一般質問はこの程度にとどめたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

     (「異議なし」の声あり)



○議長(近藤隆志君) 御異議なしと認めます。

 よって、9月9日午前10時再開することとし、本日はこれにて散会いたします。

 御苦労さまでした。

             午後4時43分散会

 地方自治法第 123条第2項の規定により、ここに署名する。

         議長   近藤隆志

         署名者  岡田 満

         署名者  細井幸彦