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愛知県 岡崎市

平成 3年  9月 定例会 09月03日−19号




平成 3年  9月 定例会 − 09月03日−19号







平成 3年  9月 定例会





◎事務局長(瀧本浩成君) ただいまから平成3年9月岡崎市議会定例会の開会式を行います。

 議長あいさつ。

     (議長 近藤隆志君 登壇)



○議長(近藤隆志君) おはようございます。一言ごあいさつを申し上げます。

 議員各位の御参集を賜り、ここに9月定例会を開会できますことは、まことに御同慶にたえないところであります。

 今議会には、平成3年度一般会計補正予算を初め、条例の一部改正等諸議案が提案されます。議員各位には、十分な御審議を賜り、適切な御議決をされますよう希望するものであります。

 また、議会運営につきましても、格別な御協力を賜りますようお願いを申し上げまして、開会のごあいさつといたします。

     (議長 近藤隆志君 降壇)



◎事務局長(瀧本浩成君) 市長あいさつ。

     (市長 中根鎭夫君 登壇)



◎市長(中根鎭夫君) 本日ここに9月定例市議会が開催されるに当たりまして、私からも一言ごあいさつを申し上げます。

 議員の皆さん方におかれましては、公私ともに極めて御多忙の中を御出席賜りまして、厚くお礼を申し上げます。

 本定例市議会におきまして御審議をお願いいたします議案は、条例の一部改正並びに平成3年度の補正予算などでございまして、各議案内容につきましては、それぞれ御説明をさせていただきますが、何とぞよろしく御審議を賜りまして、御議決、御承認を賜りますようにお願いを申し上げまして、ごあいさつとかえさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。

     (市長 中根鎭夫君 降壇)



◎事務局長(瀧本浩成君) これをもちまして、開会式を終わります。

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             午前10時3分開会



○議長(近藤隆志君) 出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから平成3年9月岡崎市議会定例会を開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

 本日出席を求めた理事者は、市長初め関係職員であります。

 本日の議事日程は、お手元に配付の印刷物により御承知願います。

 この際、報告いたします。

 去る8月16日、中根康浩君から、一身上の理由により議員を辞職したい旨の願い出がありましたので、地方自治法第 126条の規定により、同日これを許可いたします。

 以上、会議規則第 140条第2項の規定により報告いたします。

 次に、諸般の報告をいたします。

 議案の受理、陳情の受理、閉会中に開催された委員会の結果報告、委員会における陳情の審査報告、出納検査の結果報告の受理状況は、お手元に配付した印刷物のとおりであります。

 以上、報告いたします。



○議長(近藤隆志君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、7番 中根義一君、35番 伊藤文治君の御両名を指名いたします。

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○議長(近藤隆志君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、本日から20日までの18日間といたしたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

     (「異議なし」の声あり)



○議長(近藤隆志君) 御異議なしと認めます。

 よって、今期定例会の会期は、本日から20日までの18日間と決しました。

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○議長(近藤隆志君) 日程第3、第 106号議案「物品の取得について」外24件を上程し、市長の提案理由の説明を求めます。

 市長。

     (市長 中根鎭夫君 登壇)



◎市長(中根鎭夫君) 9月定例議会が開催されるに当たりまして、所信の一端と、上程いたしました議案の大要につきまして御説明を申し上げます。

 御承知のとおり、ペレストロイカを旗印として掲げましたソ連のゴルバチョフによりますところの改革路線は、突然とも言える政変によりまして混迷し、これによる国際政治、経済など全般にわたる今後の動向につきましては、当分全く目が離せないような情勢となっております。

 一方、国内の経済動向でございますが、経済企画庁が発表いたしました8月の月例経済報告によりますと、景気の牽引役になっておりました設備投資と個人消費が引き続き堅調と判断し、昭和61年12月に始まった景気拡大は、57カ月を迎えまして、戦後最長のイザナギ景気に並んだとしております。

 しかしながら、今回の判断材料は、6月までの統計でございまして、イザナギ景気に並んだかどうかの公式宣言は、7、8月の景気統計を見まして、10月ごろになると注釈を加えて、慎重な姿勢になっております。この背景には、最近の一連の統計に加えまして、相次ぐ証券、銀行の不祥事によるところの株価の低迷が長引けば、投資の先行きに影響を与えまして、景気の足を引っ張りかねず、極めて判断の難しい情勢となっておるところでもございます。

 ところで、7月5日閣議決定されました平成4年度の国の概算要求基準では、経常経費は引き続きまして前年度対比10%減を続ける一方、公共投資基本計画の実現を目指し、今年度設けました生活関連枠 2,000億円のほかに、公共投資充実臨時特別措置枠といたしまして、これまた 2,000億円の上乗せがされました。公共事業などの投資的経費は実質的に 5.1%増となり、今年度に引き続きまして2年連続で実質的に5%台の伸びとなってまいりました。

 大蔵省は、来年度予算の性格づけを「財政再建途上の歳出は抑制、景気に対しては中立」と説明していますが、実質的には景気の腰折れを防ぐため、再建途上の範囲内で積極的な色づけをした内容となっておりまして、さきの公定歩合の 0.5%の引き下げと合わせまして、着実な内需拡大を目指した景気対策配慮の色彩が出ております。

 一方、地方団体につきましても、さきに申し上げましたとおり、好調な税収を支えてきました経済的諸要因が流れを変えてきている状況に配慮しつつも、地域に密着した社会資本の整備に自主的に取り組み、国とともにその役割を果たしていくことが期待されておりまして、新年度は適切な予算編成のもとに、健全な財政運用に努めていかなければならないと感じているところでございます。

 9月に入りまして、朝夕はめっきりと秋めいてまいりましたが、台風シーズンでもございます。幸いにも本市は、ここ十数年来特別大きな災害は発生しておりません。海外では、御承知のとおり、フィリピン、あるいはバングラデシュ、中国で大きな災害が発生しております。国内では、長崎県の雲仙普賢岳の火山活動によるところの火砕流の噴火災害は、40名の死者、行方不明者等を出す大災害が発生し、現在も多数の方々が不自由な避難所生活を送っておられます。これに対しましても、議会とともにお見舞いを申し上げたところでもございます。

 現在のところ、東海地震は何の前兆現象もないため、最近では地震に対する意識も薄らいでおりますが、明治24年の濃尾地震は、愛知県では震度6から7を記録し、県下の被害状況は、死傷者約1万人、家屋の全半焼約14万戸で、中部地方の地震災害史上最大の被害をもたらしました。また、昭和19年の東南海地震や昭和20年の三河地震なども、県下に大きな被害をもたらした地震でございます。

 本市では、こうした地震災害に対処するため、毎年防災の日に、乙川河川緑地等で東海地震を想定した総合防災訓練を実施しておりますが、ことしも9月1日が日曜日に当たり、参加41団体、 3,500名、参加見学者を含めますと 4,100人以上の御参加を得ました。空陸一体の大規模な総合防災訓練を無事終えることができました。

 特に地震は、予知をすることが難しく、いつ起こるか予測がつきません。「災害は忘れたころにやってくる」と言われておりますように、市民の皆さん方が日ごろから家族ぐるみで地震に対する心がけや災害時に適切な行動がとれるように努めることが最も大切なことでございます。

 市民の生命と財産を守り、快適で住みよい安全な都市づくりを推進するために、消防団、地区の婦人自主防災クラブ、町内会等の防災組織と相まって、防災意識の高揚と防災施設の整備充実に今後ともに努めてまいる所存でございます。

 ところで、平成6年開催の第49回国民体育大会の愛知県開催が、去る7月9日に財団法人日本体育協会の理事会におきまして正式決定をされました。本市では、少年男子バスケットボール、アーチェリー、空手道の三つの競技が開催されることになりました。

 本年は、愛知県の開催方針に基づきまして、平成2年度に教育委員会に国体準備室を設置し、先催市町村の調査、競技会場の整備促進、宿泊施設の実態調査、競技役員の編成案等の作成、競技用具の整備計画、PR活動などを実施してまいりましたがこのたび正式決定を受けまして、準備委員会を去る8月22日に実行委員会に改組することとともに、専門委員会を設置し、諸準備を進めてまいるところでもございます。

 競技会場となります中央総合公園並びに岡崎市体育館の整備促進、練習会場となります学校等の体育館の整備、PR活動の実施、選手、役員等関係者を含めまして約 2,200名の宿泊、輸送等の受け入れ対策や歓送迎、式典等の方法の検討、さらには通信、警備、消防、医事、衛生対策等につきまして、市民の皆さん方の御協力を得ながら、県及び関係機関、諸団体との緊密な連携のもとに、万全な体制で臨み、開催前年の平成5年には3競技のリハーサル大会を開催するなど、本番に備える計画でございます。

 昭和25年の第5回大会以来の44年ぶりのはえあるこの大会に、全国から集う参加者を温かく迎え、出会いと友情を深めるとともに、岡崎の歴史、文化、産業等を広く紹介し、この大会を契機に、スポーツの一層の普及、振興を図り、心豊かで、活力あふれる「明るく、住みよい、豊かな岡崎市」の実現に資してまいりたいと考えております。

 よろしく御理解、御協力をお願い申し上げます。

 それでは、本議会にお願いしております議案につきまして御説明を申し上げます。

 まず、今回、平成2年度の決算認定議案3件を提出させていただいております。

 地方行政にとりまして、引き続き厳しい財政環境の中にありながらも、多様化かつ急増する行政需要にこたえるために、積極的な財源確保に努め、全体として適正な決算となり、財政の健全性が確保できたものと思っております。

 決算の概要でございますが、一般会計におきましては、歳入が 846億 6,699万円、歳出が 828億 4,561万円、差し引き18億 2,138万円で、これから平成3年度への繰越事業の充当財源を再差し引きしました純剰余金、つまり黒字額は11億 666万円となり、引き続き堅調な結果となっております。

 他方、特別会計におきましては、歳入 473億 4,009万円、歳出は 465億 2,667万円で、差し引き8億 1,342万円で、これから繰越事業の充当財源を差し引きました黒字額は、6億 4,953万円となり、一般、特別の両会計を合わせた黒字額は、17億 5,619万円となりました。

 一般会計の歳入、歳出の伸びでございますが、歳入では22.9%の大幅な伸びとなっております。これは、東部地区と葵地区の両工業団地の用地を愛知県企業庁に売り渡しました66億円強の財産収入が構成比率で5倍強となっておりまして、大きなウエートを占めておるわけでございます。

 また、市税収入は法人市民税で、主に金融、電力関係などが、円安、原油高、金利負担による企業収益の減によりまして、前年度に対しまして96.8%となり、7年ぶりのマイナスとなった反面、個人市民税では 9.4%増の伸びを見ました。また、昨年10月より課税を開始いたしました事業所税は新規増収で、4億 3,432万円を確保しており、これらが1ポイント近く市税収入を押し上げた形となっております。

 一方歳出は、こうした歳入の伸びに準じまして、22.8%と、過去13年間の最大の伸びとなっております。これは、市民球場の完成や多目的体育館の建設を中心とした中央総合公園の整備、八帖クリーンセンターのし尿処理場の建設がピークに達し、さらには六ツ美北中学校の用地取得や造成工事などの大型事業、また福祉施設事業の花園高齢者生きがいセンター、今月より開所いたしましたのぞみの家の建設、新病院建設のための基金等の積み立てなどが主な要因となっております。

 一方、14の特別会計全体の伸びは 5.5%増で、中でも施設整備など環境整備工事による食肉センターのほか、矢作川流域下水道の供用開始に向けた下水道事業が20.6%の大きな伸びを示しております。

 また、企業会計の病院事業会計におきましては、入院延べ患者数で前年度を上回っておりますが、外来患者数では、診療日数が1日少ないこともございまして、減少しております。また、救命救急センターの利用状況では、病床利用率で 8.7%の増、年間延べ患者数では 947人の増となり、これら入院患者数の増加及び費用の節減に努力いたしました結果、 1,582万円の純利益を計上することができました。

 また、水道事業会計におきましても、引き続き安定した黒字基調の決算となっております。

 次に、条例案でございますが、退隠料等の年額の改定に関する条例、中央総合公園に設置する体育館を有料公園施設とする都市公園条例、この体育館の使用料を定めますところの中央総合公園スポーツ施設条例の一部改正など6件でございます。

 その他議案といたしましては、予防接種用インフルエンザワクチン及び小学校におきますところの教育用のデスクオルガンの取得、地方自治法の一部改正に準じまして、監査委員の選任資格を改める岡崎市額田郡模範造林組合、三河四市競輪組合及び岡崎額田両地区広域事務組合のそれぞれの組合の規約改正、アメニティー下水道・アクアパークモデル事業で、せせらぎを目指すオゾン処理施設設備工事等の請負契約、矢作中学校の拡張用地の取得などを提案させていただいております。

 続きまして、補正予算でございますが、一般会計9億 4,920余万円、企業会計 6,110余万円の増額補正でございまして、特別会計の補正は、今回はございません。その主なものにつきまして御説明を申し上げます。

 まず、総務費でございますが、4月1日付の人事異動に伴う人件費予算を土木費とともに調整させていただいております。

 次に、民生費でございますが、難病対象疾病の追加指定等によりますところの支給申請者の増加のために、難病者見舞い金の増額や基礎年金事務取扱交付金による国民年金の趣旨普及、啓発のほか、新規事業といたしまして、ホームヘルパーによるひとり暮らし老人に対する激励訪問事業費の補助金、また本市独自の施策といたしまして検討してまいっておりました老人性白内障手術費等の助成事業も、この10月1日より実施してまいりたいとしております。

 日本人の平均寿命が世界最高と発表されたように、ますます社会の高齢化が進み、お年寄りがふえる中で、老人性白内障になって、視力回復のために眼内レンズの挿入手術を希望される方々が年々増加してまいりました。ところが、眼内レンズ代及びこれを挿入する手術費につきましては、健康保険が適用されていないために、片眼で十数万円ほどの費用を全額自己負担としていただくことになっており、お年寄りの方々にとりましては、経済的に大変厳しいものがございます。

 こうしたところから、かねてから保険の適用につきましては、愛知県市長会、東海市長会等を通じまして国へ要望してまいったところでもございます。また、市議会におかれましても、平成3年3月には保険適用を求める意見書を政府に提出されたところでもございますが、実現するまでにはまだまだ日時のかかる見通しでもございます。

 このために、老人クラブ連合会等の関係方面から、国において保険適用がなされるまでの間、岡崎市独自の医療費助成を一日も早く実施してほしいという要望が大変強く、さきの6月議会でも申し上げましたとおり、この制度の実現に向けまして積極的な検討をしてまいったところでもございます。

 愛知県におきましても来年度より、市町村が助成した場合、その一部を負担する考えを明らかにされております。

 このような状況の中におきまして、お年寄りが長生きをことほぎながら、積極的な社会参加をし、安心して生活ができる長寿化社会を目標に掲げておりました本市の福祉施策の一環といたしましても、大変意義のあるところと思うものでございます。

 助成事業の内容でございますが、1人でも多くの希望者に、なるべく体力のあるお元気なうちから適用していただくということが、岡崎市に在住する65歳以上の方全員を対象とし、所得制限等の制約は一切設けず、眼内レンズ代と、これを挿入する手術費のうち1眼につきまして5万円を限度として助成しようとするものでございます。

 なお、生活保護を受けておられる65歳以上の方につきましては、かかった費用の全額を助成することといたしております。

 白内障のために不便を来してみえましたお年寄りの皆さん方が、前向きで、生きがいのある未来に向けまして、一日も早く手術を受けられるための一助となりますように、御理解を賜りたいと思うわけでございます。

 衛生費でございますが、合併処理浄化槽設置費に対します補助でございますが、設置基数の増加が予定されるために、国県の補助の見込みを踏まえまして、17基分の追加補正をいたしております。

 ところで、増大するごみ処理問題が大きな社会問題となっておりますことは、御承知のとおりでございます。本市も、これに対処するため、資源回収に対する全学区への補助金の交付、モデル地区の設定、ごみ懇話会の設置や啓発事業、さらには空き缶プレス車の導入により、資源回収に側面支援を計画するなど、積極的に関係施策の推進に努めておりますが、このたび、住民の意識高揚と協力を得て、ごみの減量化を積極的に進めようとする本市の姿勢や計画が評価されまして、厚生省が本年度からスタートさせた廃棄物減量化促進対策事業の対象団体として岡崎市が選定されたところでございます。国県の補助を得まして、巡回用の空き缶プレス車に加え、埋立地に持ち込まれますところの空き缶を資源化するための固定式の空き缶プレス機を導入してまいります。

 続きまして、農林業費でございます。

 稲作の省力化と生産費のコストダウンを図るための稲作共同育苗施設は、現在、旧農協単位で4カ所ございます。矢作地区は、施設も老朽化し、かつ芽出しまででございまして、今回、農家が植えつけができるまでの苗に育成できる施設にレベルアップした共同育苗施設の整備費に助成をいたしております。

 また、家畜のふん尿堆肥化施設に対する補助金を初め、きのこ培養施設の建設では、特に生産培養施設の性能アップ等の事業の内容、年度計画の見直しを、さらにはバイオ構想の第2弾といたしまして、イチゴのウイルスフリー苗の育成施設が、国庫補助事業といたしまして採択されることとなり、この建設関係事業費の計上をいたしております。

 また、農村の景観、親水整備を柱とした環境整備に関する技術開発、調査研究、技術者の育成等を行い、美しい農村の創立等に資する目的で設立されました社団法人農村環境整備センターに加入するための負担金をお願いしております。

 商工費の工場等建設事業奨励金でございますが、新たに5社に対するところの新増設分を計上し、工場等の建設に助成をいたしてまいります。

 続きまして、土木費でございます。

 県施行の鉢地川改修工事にあわせて、ミノワ橋の改築工事の県への委託を初め、六斗目川の河川浄化施設整備基本設計及び改修工事費の追加、さらには六名貯留池基本設計が県費補助として新規に採択されたための財源更正などの補正をいたしております。

 ところで、長年の懸案であり、岡崎市民がひとしく待ち望んできました都市計画道路名古屋岡崎線の岡崎大橋が県施行により、このほど完成の運びとなってまいりました。もともと、現在の主要地方道名古屋岡崎線は、旧平針街道がモータリゼーションの発達とともに拡張整備され、今日に至ったものであり、古くから名古屋と岡崎を連絡する重要なルートでございましたが、自動車交通の進展は都市間交流の増大を促し、都市基盤の根幹となる道路の整備、効率的な道路計画の促進が必要となってまいりました。

 このような状況下にございまして進められておりますのが、このバイパスとなる都市計画道路名古屋岡崎線でございまして、飽和状態の国道1号線を補完する、基本幅員30メートルの主要幹線道路でございます。本路線の役割は、言うまでもなく、東西に走る国道1号線、南北の国道 248号線、あるいは衣浦岡崎線に環状に連絡し、効率的な都市交通の処理に資するとともに、矢作川により分断されました市街地の一体化を促進し、もって交通渋滞の解消はもとより、西三河内陸地帯の産業発展と地域開発の促進によりまして、良好な都市環境が創設されることが期待されております。

 このような重要路線でございます都市計画道路名古屋岡崎線にあって、このたび待望久しかった岡崎大橋が昭和55年の用地買収から実に12年の歳月と40数億円の事業費をもちまして落成、供用開始の喜びの日を迎えるのも間近になってまいりました。

 これに伴いまして、来春に予定される岡崎大橋の竣工式につきましても、市民の皆さん方とともどもに心から祝意をあらわすための式典経費等に対しまして、御理解をお願い申し上げたいと存ずるわけでございます。

 このほか、岡崎大橋の開通に伴い、通行量の増加が見込まれますところの豊田西尾線の改良区間の延長を図ってまいります。

 また、御用橋に係る乙川護岸工事等の追加施行、大平田口線の国道1号線取りつけに伴う排水処理計画の測量設計もあわせて計上いたしております。

 公園緑地費でございます、稲熊公園の用地取得費、矢作及び梅園両公園の県費補助金の内示に伴う補正をしております。

 また、籠田公園は、戦災復興事業として整備し、市街地の中心にある都市公園として、多くの市民に愛され、親しまれているところでございます。この公園のシンボルとなっております現在の野外ステージは、昭和55年に公共地下駐車場の建設にあわせて整備されたものでございますが、昨年の台風以来傷みが進み、今回、この改築事業費を計上させていただいております。

 さらには、中央総合公園建設費では、スポーツ西ゾーンを中心とした地域の施設建設の中で、許認可が、当初見込んでおりますより日数を要する公園造成等の設計委託料の減額、多目的体育館の建設に係る国庫補助対象事業費の追加内示、武道館棟のステージ用どんちょう購入に対する寄附金の申し込みを受けまして、これらの財源更正などのほかに、12月中旬、多目的体育館の完成に合わせまして、この竣工式とオープン記念行事といたしましての第25回バスケットボール日本リーグ岡崎大会並びに武道の模範演技等を行う所要経費の計上をしております。

 このほかに、老人世帯、老人同居世帯が入居されておる市営住宅の便所、ふろ場内に手すり等を設置し、老人福祉対策に努めてまいりたいと思います。

 教育費でございますが、市史編さん事業でございますが、編さんの調査の過程におきまして、新資料等の発見もございまして、この機会を逸しては、これら新資料を取り上げることができないために、編さん期間を延長し、残り3巻の年内刊行に万全を期して取り組んでまいりたいと存じ上げます。

 このほか、生平小学校拡張用地の取得及び寄附金充当による外国籍の児童生徒の日本語修得のための日本語翻訳編集業務、さらには新設六ツ美北中学校のプール建設を、来シーズン前の完成に向けまして、債務負担行為の設定をお願いしておる次第でもございます。

 今回の補正予算の財源といたしましては、国県支出金や起債を初め、財産収入などで収支の均衡を図っております。

 次に、企業会計でございます。

 病院事業会計におきましては、寄附金充当による医療用機械の購入などのほか、新病院建設用地の早期取得を進めてまいるために、先行取得に要する経費といたしまして28億 3,000万円を限度額として、新規に債務負担行為の設定をいたすものでございまして、よろしく御理解を賜りたいと思います。

 水道事業会計では、建設改良費につきましては、農業センターの建設、岡崎大橋の供用開始に合わせまして、都市計画道路名古屋岡崎線の配水管布設など、布設工事費を補正いたしております。

 以上が、今回の定例議会に上程いたしております議案の大要でございまして、よろしく御審議をいただきまして、御議決を賜りますようお願いを申し上げまして、説明にかえさせていただく次第でございます。

 よろしくお願いを申し上げます。

   (市長 中根鎭夫君 降壇)



○議長(近藤隆志君) 以上で本日の議事日程は終了いたしました。

 なお、明日は議案精読のため休会とし、9月5日午前10時再開することといたします。

 本日はこれにて散会いたします。

             午前10時40分散会

 地方自治法第 123条第2項の規定により、ここに署名する。

         議長   近藤隆志

         署名者  中根義一

         署名者  伊藤文治