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愛知県 豊橋市

平成17年  3月 定例会 03月01日−01号




平成17年  3月 定例会 − 03月01日−01号







平成17年  3月 定例会



議事日程(第1号)

                        平成17年3月1日 午後1時開議

諸般の報告

第1 会議録署名議員の指名

第2 会期の決定

第3 議案第1号 平成17年度豊橋市一般会計予算

第4 議案第2号 平成17年度豊橋市競輪事業特別会計予算

第5 議案第3号 平成17年度豊橋市国民健康保険事業特別会計予算

第6 議案第4号 平成17年度豊橋市総合動植物公園事業特別会計予算

第7 議案第5号 平成17年度豊橋市公共駐車場事業特別会計予算

第8 議案第6号 平成17年度豊橋市地域下水道事業特別会計予算

第9 議案第7号 平成17年度豊橋市老人保健特別会計予算

第10 議案第8号 平成17年度豊橋市母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算

第11 議案第9号 平成17年度豊橋市介護保険特別会計予算

第12 議案第10号 平成17年度豊橋市土地区画整理換地清算費特別会計予算

第13 議案第11号 平成17年度豊橋市水道事業会計予算

第14 議案第12号 平成17年度豊橋市下水道事業会計予算

第15 議案第13号 平成17年度豊橋市病院事業会計予算

第16 議案第14号 平成16年度豊橋市一般会計補正予算(第5号)

第17 議案第15号 平成16年度豊橋市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)

第18 議案第16号 平成16年度豊橋市老人保健特別会計補正予算(第2号)

第19 議案第17号 平成16年度豊橋市介護保険特別会計補正予算(第2号)

第20 議案第18号 平成16年度豊橋市下水道事業会計補正予算(第2号)

第21 議案第19号 平成16年度豊橋市病院事業会計補正予算(第2号)

第22 議案第20号 豊橋市個人情報保護条例について

第23 議案第21号 豊橋市情報公開・個人情報保護審査会条例について

第24 議案第22号 豊橋市情報公開・個人情報保護制度運営審議会条例について

第25 議案第23号 豊橋市職員定数条例の一部を改正する条例について

第26 議案第24号 豊橋市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例について

第27 議案第25号 豊橋市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例について

第28 議案第26号 豊橋市長等の給与に関する条例及び豊橋市常勤の監査委員の給与に関する条例の一部を改正する条例について

第29 議案第27号 豊橋市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について

第30 議案第28号 豊橋市市税条例の一部を改正する条例について

第31 議案第29号 豊橋市手数料条例の一部を改正する条例について

第32 議案第30号 豊橋市二川宿本陣資料館条例の一部を改正する条例について

第33 議案第31号 豊橋市文化財保護条例の一部を改正する条例について

第34 議案第32号 豊橋市遺児手当支給条例の一部を改正する条例について

第35 議案第33号 豊橋市障害者扶助料条例及び豊橋市障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について

第36 議案第34号 豊橋市結核診査協議会条例の一部を改正する条例について

第37 議案第35号 豊橋市浄化槽保守点検業者の登録に関する条例の一部を改正する条例について

第38 議案第36号 豊橋市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について

第39 議案第37号 ポートインフォメーションセンター条例について

第40 議案第38号 豊橋市農業委員会の組織に関する条例の一部を改正する条例について

第41 議案第39号 豊橋渥美都市計画事業豊橋前田南土地区画整理事業施行に関する条例等の一部を改正する条例について

第42 議案第40号 豊橋市水道事業給水条例の一部を改正する条例について

第43 議案第41号 豊橋市地域下水道建設事業分担金徴収条例の一部を改正する条例について

第44 議案第42号 豊橋市地域下水道条例の一部を改正する条例について

第45 議案第43号 豊橋市火災予防条例の一部を改正する条例について

第46 議案第44号 市道の路線廃止について

          (石巻町43号線以下12路線)

第47 議案第45号 市道の路線認定について

          (北山町・牧野町37号線以下43路線)

第48 議案第46号 一般廃棄物の処理事業に関する事務の受託の廃止に関する協議について

第49 議案第47号 包括外部監査契約の締結について

第50 承認第1号 専決処分の承認について

         (平成16年度豊橋市一般会計補正予算(第4号))

本日の会議に付した事件

議事日程のとおり

出席議員 40人

        根本幸典                 坂柳泰光

        古関充宏                 中村育男

        芳賀裕崇                 深山周三

        沢田都史子                鈴木 博

        佐藤多一                 田中敏一

        近田明久                 尾崎義明

        朝蔭芳治                 丹羽洋章

        鈴木義則                 宮澤佐知子

        牧野英敏                 梅村直子

        藤原孝夫                 岩瀬 篤

        大橋正幸                 大沢初男

        石倉健治                 岩見征生

        村松千春                 岡本 泰

        渡辺則子                 伊達 勲

        牧野鉄人                 野末義正

        市川健吾                 鈴木雅博

        清水ひろひさ               原 基修

        夏目忠男                 石黒 巌

        小山晃一郎                小田鍵三

        伊藤秀昭                 山岡弘幸

欠席議員 なし

説明のため出席した者

    市長      早川 勝         助役      河合孝之

    助役      細川泰廣         総務部長    加藤三男

    財務部長    市川勝太郎        企画部長    石原康次

    文化市民部長  宇野厚生         福祉保健部長  前川文男

    環境部長    安形一廣         産業部長    高須 温

    建設部長    藤城長僖         都市計画部長  松野政春

    市民病院

            天野裕司         上下水道局長  高田智弘

    事務局長

    消防長     夏目孝義         教育長     加藤正俊

                         監査委員

    教育部長    堀内一孝                 土屋芳信

                         事務局長

職務のため出席した者

    事務局長    鈴木孝之         議事課長    夏目好章

    庶務課長    永田静雄         議事課主幹   氏原孝正

    議事課長補佐  木村昌弘         議事課主査   神谷誠一

    議事課主査   森田教義

    行政課長    青木哲夫         財政課長    成田静夫

     午後1時開会



○石黒巌議長 ただいまから平成17年3月豊橋市議会定例会を開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

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 日程に入る前に諸般の報告をいたします。議員派遣に係る件につきまして、お手元に配布させていただいた報告書のとおり議長において決定いたしましたので、御報告いたします。

 以上で諸般の報告を終わります。

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 これより日程に入ります。

 日程第1.会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第77条の規定により、議長において尾崎義明議員及び牧野鉄人議員を指名いたします。

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 次に、日程第2.会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から3月28日までの28日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○石黒巌議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。

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 次に、日程第3.議案第1号平成17年度豊橋市一般会計予算から日程第50.承認第1号専決処分の承認についてまでの48件を一括議題といたします。

 直ちに、提案者から提案理由の説明を求めます。市長。

     〔早川 勝市長登壇〕



◎早川勝市長 本日、ここに平成17年3月市議会定例会を招集し、新年度予算の御審議をお願いするに当たり、今後の市政に臨む私の所信の一端と予算の大綱を申し上げ、議員並びに市民の皆様方の御理解と御協力をいただきたいと存じます。

 昨年は、新潟県中越地震や相次ぐ台風の襲来による風水害の発生、また海外ではスマトラ沖地震による甚大な津波被害など、自然の猛威の前に人間の無力さを痛感した年でありました。しかし、そうした被害に対し、各地から寄せられた多くの善意と温かい支援、そして被害を受けた方々がみずからの力で立ち上がろうとする姿に、人間の温かさ、強さを再認識したところであります。

 今、日本の社会は、価値観の多様化、心の豊かさの追及、画一から個性尊重、さらに、少子・高齢化、情報化、国際化や地方分権の進展、自治体自立の時代など大きな変革の中で、次なる時代に向けての胎動期にあると考えております。

 そうした中、世界への玄関となる中部国際空港が開港し、今月25日には、「自然の叡智」をテーマとした愛知万博が開幕いたします。この地域の大きな夢が現実となって動き出す飛躍の年です。さらに、「太陽の開幕祭」を皮切りに、いよいよ市制施行100周年記念事業がスタートいたします。先人の努力により築かれたこの豊橋は、豊かな自然と温暖な気候に恵まれた歴史と伝統ある中庸のまちです。その功績に感謝し、英知を学び、新たな決意を持って次なる時代への歩みを始めるときです。新しいまちづくりの原点は、市民の力、地域の力であります。世代、時代を越え、まち、地域を越えた世界へつながる交流から新たなエネルギーが生まれます。一人ひとりの力は小さくとも、その結びつき、積み重ね、継続は、未来を開く大きな力になるものと確信しております。

 不透明な景気動向や三位一体改革の進展など、地方自治体を取り巻く環境は極めて厳しい状況でありますが、こうしたときこそ、「自分たちのまちは、みずからの責任と判断においてつくる」という、地方自治の本来の姿、真の地方分権実現に向け、自主・自律のまちづくりを大きく前進させなければならないと決意を新たにしております。

 市政の主役は市民です。市民一人ひとりが意欲と能力を十分発揮し、夢と希望にあふれた心豊かな人生を送っていただくことが、行政の究極の目標と考えます。市民にとって何が必要か、そのために行政は何をすべきか、改めて行政の役割を厳しく問い直すとともに、その責任を果たす覚悟のもと、これまで築きあげてきた信頼と公正、連携と協働の行政を基礎に、市民との信頼の絆をさらに強め、活力と夢をはぐくむ協創のまちづくりを進めてまいります。そして、「豊橋に住んでよかった」と誇れるような、ゆとりと豊かさの実感できるまち、37万市民一人ひとりが「志在千里」の夢を描き、その実現に向け笑顔で前進できる「夢追い人のまち・豊橋」をつくり上げてまいりたいと考えております。

 以上が、市政運営に臨む私の所信の一端でありますが、変革と厳しさを増す時代において、まちづくりの基本方針である第4次基本計画の見直しを進める中で、改めて行政と市民の役割、責任分担を明確にし、民間の能力、知恵を最大限活用するとともに、政策・施策評価を活用した事業の選択と重点化に努め、自律と連携によるまちづくりに計画的に取り組んでまいります。以下、新年度において重点的に取り組む施策とその基本的な考え方について申し上げます。

 第1は、「子どもの未来のための施策」であります。子どもたちはあすへの架け橋であり、将来を担う大切な宝です。明るく、健やかに、思いやりを持って成長してほしいと願い、そのための環境づくりに責任を持って取り組みます。

 次世代育成支援行動計画に基づく総合的な子育て支援策を充実するとともに、児童虐待等に関するネットワーク体制の整備や育児支援家庭訪問指導事業に新たに取り組むなど、安心して子どもを産み、育てられる環境を整えてまいります。また、小学校生活への円滑な移行と学習障害などへの対応として大きな成果をあげている新入学児童学級対応事業につきましては、非常勤講師の配置を2年生まで拡大し、きめ細かな指導を行います。さらに、子ども読書活動推進計画に基づき、学校図書館司書を増員、勤務時間を拡充するとともに、図書管理用コンピュータを全小中学校に導入し、学校図書館機能の充実に取り組みます。なお、国際理解と環境問題への関心を深めるため、外国人学校や私立中学校を含むすべての小中学生を愛知万博へ派遣することとしております。

 第2は、「安全・安心のまちづくり」であります。木造住宅の無料耐震診断や改修費への助成を継続するとともに、学校施設の耐震化にも計画的に取り組みます。また、集中豪雨時等における避難勧告の対応でありますが、専門家を含めた検討会を設置し、客観的な判断基準を作成いたします。さらに、迅速、的確な情報提供と避難対策として、市内全域に一斉通報できる防災無線を計画的に整備することとし、まず前期3年間で、津波対策としての三河湾沿岸や急傾斜地等土砂災害、水害の危険性が高い地域に先行整備するなど、総合的な防災対策の充実強化に努めてまいります。

 次に、地域の安全力を高める取り組みでありますが、安全・安心パトロール事業を引き続き実施するとともに、新たに防犯対策用品を貸し出し、地域の自主的な取り組みを支援いたします。また、安全・安心まちづくり懇談会を設置し、「生活安全条例」(仮称)の制定に向けた検討を行います。

 第3は、「福祉・保健・医療の取り組み」であります。少子・高齢社会に対応した各種福祉サービスにつきましては、制度の見直しを行い、真に支援を必要とする方々に重点を置いた施策を進めます。8月に開所を予定している身体障害者授産施設等の建設に引き続き助成するとともに、訪問入浴事業の所得制限を廃止するなど、障害者施策の充実に努めてまいります。また、高齢者虐待防止ネットワーク事業や訪問理美容サービス事業を新たに実施するほか、民間の特別養護老人ホーム建設への助成や、つつじ荘特別養護老人ホームの増築及びリニューアル工事に着手し、高齢者とその介護者が安心して暮らせる環境づくりに取り組みます。さらに、モデル地区での糖尿病抑制運動や親子健康塾を実施するなど、健康のまちづくりにも積極的に対応いたします。なお、保健所・保健センター、地域療育センターの整備でありますが、引き続き事業計画や機能等について検討を進めてまいります。

 第4は、「環境問題への対応」であります。懸案となっております最終処分場でありますが、昨年、高塚町をはじめ関係する皆様の深い御理解により、確保の見通しが立ちましたことから、基本計画や環境影響調査に引き続き取り組むとともに、周辺の基盤整備事業や管理事務所等の移転にも対応してまいります。また、資源化センターの余熱利用施設ですが、平成19年度中の利用開始に向け、用地造成とPFI事業者の募集、契約を行い、エコビレッジ構想の推進に努めます。さらに、建設を進めておりますプラスチックごみ処理施設につきましては、この4月から本格稼働し、全量処理が可能になります。今後も、ごみの発生抑制、再利用の促進など、ごみ減量への取り組みをさらに強化し、環境にやさしい循環型社会の形成に努めてまいります。

 第5は、「交流と連携のまちづくり」であります。120を超える国と国際機関が参加する愛知万博には、国内外から多くの人が訪れることになります。「おもてなしの気持ち」を大切に、新たな交流を進め、この豊橋がさらに活気に満ちあふれた、開かれたまちとなるよう、フレンドシップ事業などさまざまな機会を通して、交流と協調の輪を広げてまいります。また、100周年記念事業では、日本海洋少年団全国大会をはじめ数多くのイベントを誘致し、多くの人との交流や情報発信に努めます。さらに、東三河地域の最大の課題であります水資源の確保につきましては、豊川流域が一体となって水源林保全流域協働事業に取り組み、森林の涵養、水資源の保全に努めてまいります。また、東三河ひいては三遠南信地域の発展のため、三河港の機能強化や国道23号バイパスをはじめとした幹線道路網の整備に引き続き取り組みます。なお、自治体間の交流につきましては、市町村合併など地域の枠組みが大きく変動する状況を十分見極め、さらなる連携の在り方について検討してまいります。

 以上が、重点的に取り組む施策と基本的な考え方でありますが、「物格しくしてのち知至る」と申しますように、物事の根本を知り、誠意を持って、みずからを律し修めることが市政運営の原点であります。新年度予算は、厳しい時代に立ち向かう勇気とあすに羽ばたくまちをつくる情熱を持って、新たな交流から未来を開く「安心・交流の自律型」予算として編成したものであります。

 以下、第4次基本構想に基づきます五つの政策体系に従い、主な施策の内容について御説明申し上げます。

 第1の政策体系、『魅力と活力あふれるまち』についてであります。まず、第1の交流によるまちづくりについて申し上げます。

 最初に中心市街地の活性化であります。豊橋東口駅南の土地区画整理事業では、鉄道施設等の移転補償に取り組むほか、民間再開発事業では、広小路二丁目地区及び三丁目A地区の事業に引き続き助成するとともに、新たに駅前大通一丁目地区の事業に助成いたします。また、市民検討会の提言を踏まえ基本計画を策定しております総合文化学習センター(仮称)につきましては、引き続き施設規模等の検討を進めてまいります。さらに、こども関連施設等でありますが、施設の運営計画等について検討してまいります。

 次に、港湾関係では、親しまれるみなとづくりのシンボルとなるポートインフォメーションセンターが7月に完成いたします。また、総合動植物公園では、オーストラリア園及び西門周辺の整備を引き続き行うとともに、新規遊具の導入やサルデッキの実施設計に取り組みます。なお、国際交流関係では、姉妹都市提携5周年を迎えたトリード市に訪問団を派遣するほか、日系ブラジル人との共生事業を豊橋ブラジル協会へ委託するなど、外国籍市民との共生施策の充実に努めます。

 次に、第2の産業について申し上げます。

 地域経済を支える産業の振興は、活力あるまちづくりと新たな発展の原動力です。TMO事業への支援や企業誘致に引き続き取り組むとともに、豊橋技術科学大学の知的能力を活用した新たな産学官の連携のもと、自動車関連の技術開発を支援してまいります。さらに、産業全体の活性化を目指す総合的な産業振興プランを策定いたします。また、周辺地域と共同で進めておりますIT農業の推進では、「食と環境のIT農業全国大会」を開催するほか、「次世代型とよはし農業創造計画」の推進に向け、バイオマス資源の有効活用を図る「バイオマス・ネットワーク・シティ構想」の策定に取り組みます。さらに、環境保全型農業の推進と廃棄物の発生抑制に向け、生分解性マルチの普及に努めてまいります。

 次に、第2の政策体系、『健康で安心して暮らせるまち』についてでありますが、まず、第1の健康のまちづくりについて申し上げます。

 保健事業では、骨粗しょう症検診の対象年齢を拡大するとともに、健康の道を新たに3コース整備するなど、市民の健康づくりを支援してまいります。また、市民病院事業では、医療機器の整備や看護師等医療スタッフの増員により医療体制の充実に努めるとともに、医療安全管理室や市民要望を踏まえ、女性相談室を新設するなど、安全で安心できる医療に取り組みます。なお、国民健康保険事業では、医療給付費などの増加に伴い、保険税の税率改定をお願いしております。

 次に、第2の福祉のまちづくりについて申し上げます。

 児童福祉施策では、仕事と育児の両立を支援するため、延長保育や障害児保育などを拡大するとともに、同時に在園する第3子以降の保育料を無料とするなど、利用しやすい保育環境を整えてまいります。また、放課後児童の健全育成として、児童クラブを公営、民間とも1か所ずつ増設し44か所体制といたします。なお、介護保険関係では、平成18年度からの第3期事業に向け、介護予防推進事業をモデル的に実施するほか、給付と負担の在り方についても検討を進めてまいります。

 次に、第3の政策体系『個性的でいきいきと暮らせるまち』についてでありますが、まず、第1の個性かがやくまちづくりについて申し上げます。

 教育環境の整備では、小中学校校舎等の改修を計画的に実施するとともに、吉田方中学校の移転新築に向け、校舎等の実施設計、用地造成工事に取り組みます。また、私立学校運営費補助金を増額するほか、桜丘高等学校の校舎改築や希望が丘幼稚園の園舎増築に助成することとしております。なお、二学期制への対応でありますが、モデル校での試行を踏まえ、新年度中には実施時期を決定するとともに、保護者をはじめ市民の皆様に御理解をいただくため、シンポジウムの開催も予定しております。さらに、地域ぐるみで子育てを実践する地域いきいき子育て促進事業を全校区に拡大するとともに、子ども見まもり隊を創設し、地域での自主的な取り組みを進めます。また、総合スポーツ公園プール棟の工事完成に合わせ、小中学生等を対象にスケート体験教室を開催するほか、男女共同参画の推進では、全国都市会議を開催するなど、引き続き意識啓発に努めてまいります。

 次に、第2の文化の薫るまちづくりについて申し上げます。

 図書館では、電子情報コーナーを新設するほか、3館の地区市民館図書室とのネットワーク化により、検索と貸出しの利便性向上に努めます。また、二川宿本陣資料館では、改修復原した旅籠屋「清明屋」及び資料館をリニューアルオープンし、自然史博物館では中生代展示室の増築実施設計に取り組みます。さらに、美術博物館の整備でありますが、18年度の公募型コンペ実施に向け、応募要項の策定や審査委員の選定などを行ってまいります。

 次に、第4の政策体系、『緑豊かで快適に暮らせるまち』についてでありますが、まず、第1の水と緑の環境づくりについて申し上げます。

 岩屋緑地や牛川遊歩公園などの公園整備につきましては、自然を生かした整備を基本に、防災機能の充実を図るなど、地域と一体となって進めてまいります。また、巨木・名木100選に選定した樹木の土壌改良や花交流フェア、公園ガーデニング事業など、花と緑のまちづくりに努めるとともに、憩の川整備など水辺環境整備事業にも継続的に取り組んでまいります。

 次に、第2の暮らしの基盤づくりについて申し上げます。

 土地区画整理事業では、牛川西部をはじめ組合施行の3地区に引き続き助成するとともに、市施行の牟呂坂津地区では、宅地造成や道路築造などを進めます。また、駅前第1・第2公共駐車場では、利用者サービス向上のため、リフレッシュ工事を実施するほか、公営住宅では植田住宅の建替えに着手いたします。

 次に水道事業ですが、地震防災対策として配水管の耐震化に継続して取り組むとともに、鉛管の計画的な取替えや小鷹野浄水場、下条給水所の改良工事などを実施し、安定給水と安全な水の供給に努めてまいります。

 下水道事業では、平成17年度から22年度を計画期間とする第7次拡張事業に着手し、大岩・二川地区の管渠整備、中島処理場分流施設、下地ポンプ場などの整備を進めてまいります。また、地震防災対策として、処理場及び避難所周辺の管渠施設の耐震補強工事を行います。なお、地域下水道事業では、下五井・横須賀地区及び石巻高井地区の整備を継続するとともに、新たに大山地区の整備に着手いたします。

 次に、第5の政策体系、『安全で住みよいまち』についてでありますが、まず、第1の安全なまちづくりについて申し上げます。

 防災対策では、自主防災会をはじめ、消防団、PTA、女性防火クラブなど、地域の関係団体が一体となった防災コミュニティの推進に努めるとともに、橋梁等の耐震補強工事を計画的に実施いたします。また、災害対策多目的搬送車を新たに導入するなど、消防力の充実強化に取り組むほか、将来の広域化も視野に入れ、中消防署の隣接地を購入することとしております。

 次に、第2の市民生活づくりについて申し上げます。

 環境施策の指針となる環境基本計画や廃棄物総合計画の改訂、さらには産業廃棄物の適正処理に向けた排出処理状況の調査など、時代の変化に対応した各種計画の見直しを行うとともに、530運動30周年記念事業に助成するなど、市民と一体となった取り組みを強化してまいります。また、第1期整備を進めております梅田川霊苑では、新たに生前貸出しにも対応することとし、利用を開始いたします。

 そのほか、競輪事業では8月に「ふるさとダービー豊橋」を開催いたします。公営競技を取り巻く環境は極めて厳しいものがありますが、事業運営の充実として参与を配置するとともに、ファンサービスの向上と経営改善に職員一丸となって取り組みます。

 以上が新年度に実施する主要な事業でありますが、行財政運営における基本的考え方と取り組みについて申し上げます。国、地方を通じた行財政システムの大きな変革と厳しい財政状況の中、将来を見通した健全な財政運営と安定した行財政基盤の確立が求められております。

 そのために、過去に例のない厳しいシーリングや定員管理、調整手当等の見直しによる総人件費の抑制、さらには扶助費をはじめとした制度の抜本的見直しに取り組むなど、あらゆる分野で聖域なく徹底した歳出の見直しを行うとともに、計画・予算・評価が一体となった政策推進体制を強化することにより、財政状況に見合った事業の選択と重点化に努め、限られた財源を真に必要な分野に重点配分することとしております。さらに、アウトソーシング等推進計画の着実な実施とともに、新年度には指定管理者制度についても具体的な取り組みを進めるなど、効果的で効率的な行財政運営と行政サービスの質の向上に努めてまいります。

 これまで御説明申し上げました施策を盛り込み編成いたしました新年度予算は、一般会計は1,040億5,000万円、特別会計は889億800万円、企業会計は461億3,200万円、全会計では2,390億9,000万円となっております。

 第4次基本計画の改訂に向け実施した市民アンケートによりますと、豊橋は都市と農村の魅力をあわせ持つ住みよいまちであり、今後は少子・高齢社会への対応や次代を担う人づくりに優先的に取り組むべきとの回答が多くありました。そうした皆様の声を大切に、「笑顔がつなぐ緑と人のまち・豊橋」を目指し、全力を傾注してまいりたいと考えております。

 議員各位をはじめ市民の皆様方には、今後とも市政に対する深い御理解と御協力をお願い申し上げ、予算大綱説明とさせていただきます。

 続きまして、平成16年度の補正予算を説明させていただきます。

 今回は、一般会計は47億2,645万余円の増額、特別会計は20億2,934万余円の増額、企業会計は1億3,048万余円の増額、合計では68億8,629万余円の増額補正をお願いするものであります。

 以下、主な内容につきまして御説明申し上げます。

 災害対策費を中心とする国の補正予算成立に伴い、今回、消防・防災、母子生活支援施設整備、小中学校施設整備及びプール棟建設事業において内示を得ましたので、17年度事業を前倒しして実施し、「13か月予算」として当初予算との一体的な執行により、事業進捗と地域経済の活性化にも配慮してまいります。なお、年度内執行が困難な事業につきましては、繰越明許費の設定をお願いしております。

 また、利用が増加しております障害者の支援費や退職者数の増加に伴う退職手当についても増額しております。さらに、今回も篤志の方からの御寄附を、御意向に沿い、文化振興基金へ積み立てることとしております。このほか、国民健康保険事業、老人保健及び介護保険特別会計では、医療費、介護給付費などの増加に伴う補正を、下水道事業会計では、国の内示に伴う債務負担行為の補正を、さらに病院事業会計では、災害派遣医療チームの体制整備に要する経費の補正をお願いしております。

 以上が今回の補正予算の主なものでありますが、このほか、今議会には多くの条例案や単行案を提出しております。詳細につきましては、議事の進行に伴い、関係部課長からそれぞれ説明させますので、よろしくお願いいたします。



○石黒巌議長 ただいま議題となっております各案については、本日は提案理由の説明にとどめることといたします。

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 以上で本日の日程は終了いたしました。

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 お諮りいたします。議案精読のため、あす3月2日から3月6日までの5日間は休会したいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○石黒巌議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。

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 本日はこれをもちまして散会いたします。

     午後1時30分散会