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愛知県 豊橋市

平成11年  3月 定例会 03月01日−01号




平成11年  3月 定例会 − 03月01日−01号







平成11年  3月 定例会



議事日程 (第1号)

                        平成11年3月1日 午後1時開議

第1 会議録署名議員の指名

第2 会期の決定

第3 議案第2号 平成11年度豊橋市一般会計予算

第4 議案第3号 平成11年度豊橋市競輪事業特別会計予算

第5 議案第4号 平成11年度豊橋市国民健康保険事業特別会計予算

第6 議案第5号 平成11年度豊橋市農業共済事業特別会計予算

第7 議案第6号 平成11年度豊橋市総合動植物公園事業特別会計予算

第8 議案第7号 平成11年度豊橋市公共駐車場事業特別会計予算

第9 議案第8号 平成11年度豊橋市地域下水道事業特別会計予算

第10 議案第9号 平成11年度豊橋市老人保健特別会計予算

第11 議案第10号 平成11年度豊橋市母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算

第12 議案第11号 平成11年度豊橋市水道事業会計予算

第13 議案第12号 平成11年度豊橋市下水道事業会計予算

第14 議案第13号 平成11年度豊橋市病院事業会計予算

第15 議案第14号 平成10年度豊橋市一般会計補正予算(第6号)

第16 議案第15号 平成10年度豊橋市地域下水道事業特別会計補正予算(第3号)

第17 議案第16号 平成10年度豊橋市水道事業会計補正予算(第1号)

第18 議案第17号 平成10年度豊橋市下水道事業会計補正予算(第2号)

第19 議案第18号 豊橋市外部監査契約に基づく監査に関する条例について

第20 議案第19号 豊橋市部等設置条例の一部を改正する条例について

第21 議案第20号 豊橋市職員定数条例の一部を改正する条例について

第22 議案第21号 豊橋市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について

第23 議案第22号 豊橋市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について

第24 議案第23号 豊橋市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について

第25 議案第24号 豊橋市特別会計条例の一部を改正する条例について

第26 議案第25号 公の施設で長期かつ独占的な利用及び廃止を議会の議決に付すべきものに関する条例の一部を改正する条例について

第27 議案第26号 豊橋市減債基金条例について

第28 議案第27号 豊橋市手数料条例の一部を改正する条例について

第29 議案第28号 規定の整備に関する条例について

第30 議案第29号 豊橋市少年愛護センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について

第31 議案第30号 豊橋市トレーニングセンター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について

第32 議案第31号 豊橋市福祉事務所設置条例及び豊橋市精神薄弱児通園施設設置条例の一部を改正する条例について

第33 議案第32号 豊橋市保育所設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について

第34 議案第33号 豊橋市遺児手当支給条例及び豊橋市母子家庭等医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について

第35 議案第34号 豊橋市総合福祉センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について

第36 議案第35号 豊橋市障害者扶助料条例の一部を改正する条例について

第37 議案第36号 豊橋市立隔離病舎条例を廃止する条例について

第38 議案第37号 豊橋市感染症診査協議会条例について

第39 議案第38号 豊橋市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例について

第40 議案第39号 豊橋市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について

第41 議案第40号 豊橋市営住宅条例の一部を改正する条例について

第42 議案第41号 豊橋渥美都市計画事業豊橋前田南土地区画整理事業施行に関する条例の一部を改正する条例について

第43 議案第42号 豊橋渥美都市計画事業豊橋牟呂土地区画整理事業施行に関する条例の一部を改正する条例について

第44 議案第43号 豊橋市下水道条例の一部を改正する条例について

第45 議案第44号 豊橋市地域下水道建設事業分担金徴収条例について

第46 議案第45号 豊橋市地域下水道条例について

第47 議案第46号 豊橋市消防団条例の一部を改正する条例について

第48 議案第47号 豊橋市火災予防条例の一部を改正する条例について

第49 議案第48号 市道の路線廃止について

          (賀茂町148号線以下24路線)

第50 議案第49号 市道の路線認定について

          (賀茂町205号線以下61路線)

第51 議案第50号 議決事項中変更について

          (平成10年第50号議決 財産の取得について)

第52 議案第51号 財産の取得について

          (杉山町地内 多目的広場用地)

第53 議案第52号 包括外部監査契約の締結について

第54 議案第53号 物品の購入について

          (自走式剪(せん)断破砕機)

第55 議案第54号 平成11年度豊橋市農業共済事業の事務費賦課金の賦課単価について

第56 議案第55号 平成11年度豊橋市農業共済事業の損害防止施設について



本日の会議に付した事件

議事日程のとおり

出席議員 41人

    1番  藤原孝夫             2番  岩瀬 篤

    3番  大橋正幸             4番  石倉健治

    5番  岩見征生             6番  村松千春

    7番  大沢初男             8番  渡辺則子

    9番  高柳大太郎            10番  岡本 泰

    11番  牧野鉄人             12番  野末義正

    13番  鈴木道夫             14番  市川健吾

    16番  山岡弘幸             17番  伊藤秋男

    18番  豊田八千代            19番  伊達 勲

    20番  小田鍵三             21番  北西義男

    22番  清水ひろひさ             23番  石黒 巌

    24番  鈴木雅博             25番  原 基修

    26番  夏目忠男             27番  鈴木孝昌

    28番  辻村良夫             29番  草野年彦

    30番  伊藤秀昭             31番  小野田温康

    32番  菊池喜代子            33番  鈴木清博

    34番  石田勝朗             35番  山本栄之亟

    36番  坂口好孝             37番  白井信夫

    38番  伴 哲夫             39番  水鳥辰朗

    40番  小山晃一郎            41番  近田泰彦

    43番  浜本国光

欠席議員 1人

    42番  稲田益児

説明のため出席した者

    市長     早川 勝       助役     小出正司

    助役     寺本和子       総務部長   佐野昌宏

    財務部長   佐々木時雄      企画部長   大羽和雄

    税務部長   倉地広定       市民部長   谷野仁朗

    福祉部長   服部 達       保健環境部長 山田昌弌

    環境事業部長 田嶌紀六       商工部長   加藤潤二

    農政部長   大木達雄       土木部長   小林正己

    建築部長   小野栄二       都市計画部長 豊田修之

                      市民病院

    都市整備部長 河井幸稔              平松裕史

                      事務局長

    水道局長   杉浦正明       下水道局長  中村昭一

    消防長    佐野阜石       教育長    河合康道

    学校教育部長 河合孝之       生涯学習部長 榎島宗次

    監査委員

           遠山新太郎      財政監    加藤紀之

    事務局長

    行政課長   市川勝太郎

職務のため出席した者

    事務局長   森嶋茂信       議事課長   高須 温

    庶務課長   山内充弘       議事課主幹  清水利男

    議事課長補佐 夏目好章       議事係長   塚田晴由

    調査係長   寺山泰博

             午後1時開会



○坂口好孝議長 ただいまから平成11年3月豊橋市議会定例会を開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

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 これより日程に入ります。

 日程第1.会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において伊達 勲議員及び鈴木雅博議員を指名いたします。

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 次に、日程第2.会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から3月26日までの26日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○坂口好孝議長 御異議なしと認め、そのように決定しました。

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 次に、日程第3.議案第2号平成11年度豊橋市一般会計予算から、日程第56.議案第55号平成11年度豊橋市農業共済事業の損害防止施設についてまでの54件を一括議題といたします。

 直ちに提案者から提案理由の説明を求めます。市長。

      〔早川 勝市長登壇〕



◎早川勝市長 本日、ここに平成11年3月市議会定例会を招集し、新年度予算の御審議をお願いするに当たり、今後の市政に臨む私の所信の一端と予算の大綱を説明させていただき、議員各位を始めとする市民の皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げたいと存じます。

 今、わが国は新世紀を目前にして、歴史的な変化の時代を迎えております。生活、環境、文化、産業など各方面にわたっての大きな転換期にあって、人々の価値観も多様化し、物の豊かさから人と人とのふれあいなど、心のゆとりや豊かさが求められ、それぞれが自分に合った暮らしや生き方を選択できる地域社会の実現が求められているところでございます。こうした変化と改革の時代にあって、地方自治体にとりましても、地方分権の推進とともに、その将来の在り方にかかわる極めて重要な時期に直面しているものと思っております。豊橋の将来を思いますとき、私は、改めて行政の役割と市長としての職責の重さを痛感し、今後とも、市民の皆様との信頼と連携を深め、豊橋の在るべき姿に向けて、責任ある決断と実行に努めていかなければならないと考えている次第でございます。

 今後のまちづくりの方向によっては、地域の魅力に大きな差異が生じる時代であり、また、人々が地域を選択する時代になるとも言われております。私は、まちづくりを進めるに当たっては、それぞれの地域が競い合い、個性を発揮するとともに、将来に向けての明確なビジョンを持って取り組まなければならないと思っております。今回、多くの方々からいただきました貴重な御意見を参考にしながら、長期的かつ総合的な視点に立ち、豊橋のまちづくりを進めるための基本的な考え方を示した「とよはし21世紀ビジョン」を策定したところでございます。ビジョンにおけるまちづくりの理念は「ともに生きるまち・とよはし」であります。時代の流れを大きくとらえ、すべての人とともに、地域とともに、時代とともに、自然とともに、世界とともに、そして夢とともに、生きる気概と誇りをもったまちづくりを進め、この豊橋を希望と信頼に満ちたまちにしてまいりたいと考えております。

 市政を預かる者として、過去と現在を踏まえ、歴史と伝統に培われた豊橋の未来に責任を果たすことが私の使命であると申してまいりました。新年度には、次期基本構想・基本計画の策定にも本格的に着手してまいります。「職・住・遊・学」といった本市の特徴をさらに充実させ、質の高いまちづくりを推進するとともに、この豊橋を「21世紀のモデル都市」として大きく飛躍、発展させ、自然と調和し、環境に配慮した温かみと安らぎにあふれ、市民だれもがゆとりを持ち、安心して快適に暮らせる日本一住みよいまちとするため、引き続き全力を尽くしてまいりたいと考えております。

 「胆は大ならんことを欲し、心は小ならんことを欲す」という言葉もございます。市政運営においても、何事にも恐れず大胆に立ち向かい、また、些細なことにも細心の配慮が必要であります。そして、千里の行も足下より始まります。今後とも、市民の皆様方とともに語り、知恵を出し合い、熱い心を持って、夢のある豊橋のまちづくりに邁進してまいりたいと考えている次第でございます。

 新年度に向けましては、次の3つの視点を大きな柱として、市政運営に取り組んでまいりたいと考えております。

 まず、第一は「中核市移行による総合的なまちづくりの推進」であります。

 新年度から、本市はいよいよ中核市として新たな第一歩を踏み出すこととなります。中核市移行を表明して以来、着実に準備を進め、昨年10月に中核市の指定を受け、豊橋の歴史に新たな1ページを開くことができました。市議会を始めといたしまして、多くの関係機関の御理解、御協力によるものと、改めて関係各位に対し感謝申し上げる次第でございます。

 中核市への移行によって、保健、福祉、環境、都市計画など、市民生活に密着した多くの事務が県より移譲されることとなります。中核市のメリットを最大限に生かし、より一層進んだきめ細かな市民サービスを迅速かつ的確に提供することが可能になりますので、本市の主体性と独自性を十二分に発揮し、個性豊かで市民が誇りに感じられる豊橋らしいまちづくりを着実に進めてまいります。新年度におきましては、保健所設置に伴う保健サービスの充実、屋外広告物規制の拡大、産業廃棄物の適正処理に向けた指導強化など、個性あるまちづくりに向けての取り組みを積極的に進めてまいりたいと考えております。

 こうしたまちづくりを進めるためには、市としてもその行政能力を一段と高めていかなければならないと思っております。職員の意識改革を徹底するとともに、専門能力の育成や政策企画力の醸成など、人材の育成には十分意を用いるとともに、市民、企業、行政が今まで以上に信頼と連携を深め、一体となって中核市にふさわしいまちづくりを進め、“もっと暮らしやすい豊橋、ずっと住んでいたい豊橋”となりますよう、全力を尽くしてまいりたいと考えております。また、中核市に移行することは、本市が地方分権の担い手として大きく前進することでもあります。全国の中核市とともに、さらなる権限の拡大と財源の確保に向けた取り組みを進めるなど、地方分権の推進になお一層努力を続けてまいりたいと考えております。

 第二は「新時代に対応する執行体制の整備推進」であります。

 中核市への移行や社会経済情勢の変化など、時代の要請に応じた諸課題に的確に対応するため、組織機構の見直しを行ってまいります。今回の見直しでは、中核市移行に伴います保健、福祉の連携や環境問題に対する一体的な施策の推進など、地方の時代にふさわしい体制づくりに努めるとともに、臨海部や都心部の総合的な対策、女性施策や国際化施策の推進など、本市の重要課題に対して積極的に対応するための執行体制の整備を図ることといたしております。

 また、部局等組織の整理統合を行うとともに、名称につきましても、親しみやすく、また、わかりやすく改めることとしておりますが、行政改革の主要な基本テーマの一つであります、簡素で効率的な執行体制の確立に向け、さらに努力してまいりたいと考えております。そして、職員が一丸となって、新たな気持ちと意欲を持ち、地方の時代にふさわしい、より高度な市民サービスの提供に努めるとともに、市民の皆様から信頼される身近な市役所となりますよう、最善の努力を続けてまいりたいと考えております。

 第三は「地域を結び、世界へ拡がるまちづくりの推進」であります。

 東三河地域は母なる川「豊川」を中心とした独自の流域圏となっております。豊川総合用水事業の一つであります大島ダムが、平成13年度の完成を目指して工事が進み、また、設楽ダム建設問題につきましても、1億トン規模での計画実施に前進が見られましたことは、恩恵を受ける下流地域といたしまして大変喜ばしく思っております。今後は水源地域の方々の気持ちにこたえるべく国や県と協力し、下流地域の受益市町が一体となった地域振興に努めてまいりたいと考えております。更に、東三河地域の一体化を図るため、東三河縦貫道路を始めとする道路整備を進め、「東三河1時間交通圏」を実現させるべく引き続き努力してまいりたいと考えております。

 また、新しい全国総合開発計画における地域連携軸として、三遠南信地域整備が位置付けられましたことは、大きな成果であったと考えております。今後とも、三遠南信自動車道の整備促進や様々な交流活動の展開など、全国のモデル地域として圏域全体の発展を目指してまいりたいと考えております。

 次に、三河港でありますが、神野西ふ頭にコンテナターミナルが稼働し、定期航路も開設されるなど、日本の中央に位置する国際流通港湾として目覚ましい発展を遂げております。ポートセールスを積極的に展開するとともに、「国際自動車コンプレックス計画」の推進を図りながら、この三河港が地域と世界を結ぶ港としてさらに発展するよう努めてまいります。

 首都機能移転問題につきましては、東三河南部地域首都機能移転連絡調整会議を中心に、県を始めとした関係機関とも連携しながら、移転実現に向けた活動を引き続き進めてまいりたいと考えております。

 以上申し上げました基本的な考え方により、市政運営に取り組んでまいりますが、わが国を取り巻く経済情勢につきましては、極めて厳しい状況が続いており、経済再生のための多くの緊急対策が講じられ、できる限り早く安定的な成長軌道に乗ることが期待されております。そして、国においては、財政構造改革の基本的な考え方を維持しながらも、積極財政への転換を図り、経済の活性化と21世紀における安心とゆとりある社会の構築に向けた新たな取り組みが進められようとしているところでございます。

 こうした中で、本市は健全な財政状況を堅持しながら、数々の政策実現に取り組み、積極的な行政運営を目指してまいりました。新年度におきましても、引き続き厳しい財政状況の中にありますものの、長期的、計画的な行財政運営に配慮しながら、中核市に移行する初めての年度として、積極的な予算編成に努めたところでございます。そして、環境、教育、福祉など、以下申し上げます重点項目を中心に据え、新たなる豊橋の幕開けにふさわしい「市民とともに歩む中核市元年予算」として編成いたしたものでございます。

 まず、環境問題でありますが、本年度の予算大綱説明で「環境文化都市」を掲げ、市民、企業、行政などが一体となって環境問題に取り組み、環境と調和した文化の花開く先進的な都市となりますよう、その取り組みを進めているところでございます。新年度には「環境基本計画」を策定し、様々な角度から環境施策を進めるとともに、本年度実施しております環境重点施策検討調査につきましては、調査結果を踏まえ、順次実施に向けた取り組みを進めてまいります。また、中核市移行による産業廃棄物事務の移譲に伴い、廃棄物行政も含めた環境全般にわたる総合的な施策の展開に努めてまいりますほか、豊橋市エコアクションプランに基づくきめ細かな対応を図りながら、環境の負荷軽減にも率先して取り組んでまいりたいと考えております。なお、資源化センターの施設整備につきましては、建設推進体制の強化を図るため、新たに焼却施設建設室を設置するとともに、専門家を交えた研究会を発足させるなど、安定稼働、安全運転に向けて万全を期してまいりたいと考えております。

 また、教育への対応でございますが、少子・高齢化の進行や国際化など、社会経済情勢の変化を踏まえた新しい教育の在り方が問われております。人に対する思いやりや優しさを学び、また、ゆとりの中で生きる力を養うなど、子供たちの中に豊かな人間性を育成するとともに、家庭や地域社会の役割と連携が高まる中で、開かれた学校づくりにも配慮していかなければならないと思っております。学校週5日制の完全実施を見据え、子供たちが生き生きと暮らし、一人ひとりの個性を育みながらたくましく成長することができるよう学校環境の充実を図るとともに、生涯学習も含め、教育環境全般の充実を図ってまいりたいと考えております。

 次に、福祉でありますが、社会福祉審議会の設置などによる中核市としての優位性を生かし、保健、医療、福祉の連携と調整を図りながら、総合的な福祉サービスの展開を目指してまいります。介護保険制度への対応など、多様化、増大する高齢者に対するサービスに適切に対処するとともに、障害者の方々の社会参加や自立を促すための施策の推進、あるいは少子化対策として家庭や地域における子育てのしやすい環境づくりなど、福祉全般にわたる施策の充実に努めてまいりたいと考えております。

 続いて、国際化への対応でございますが、地域や市民レベルでの国際化がますます進展し、世界とのつながりを意識したきめ細かな施策が必要になっております。国際理解教育の推進や外国籍市民の方々との様々な交流を深めるとともに、友好提携都市を含めた諸外国との交流の推進など、「国際的都市豊橋」の実現に向けた諸施策の展開に努めてまいりたいと考えております。

 そして、懸案となっております中心市街地活性化の問題であります。居住、商業など、都市機能が市街地から郊外へと分散し、空洞化が進む中で、中心市街地活性化への取り組みが重要課題となっております。商業の活性化や魅力ある市街地整備の方向性、あるいは地域が一体となった推進体制の確立など、活性化に向けた計画づくりを行うとともに、市民病院跡地活用の検討や駅前拠点地区再開発事業などへの取り組みを引き続き進めてまいりたいと考えております。

 そのほかにも、市民生活に直接かかわります多くの事業がございますが、時代の変化に柔軟に対応する中で、それぞれの課題に対しまして積極果敢に取り組み、着実に市政を推進してまいりたいと考えている次第でございます。

 続きまして、基本構想に基づく政策体系別に、主な施策の内容につきまして御説明申し上げます。

 新年度は、介護保険制度が実質的にスタートすると同時に、中核市への移行により、本市の福祉施策の取り組みが大きく変化する節目の年となります。保健所事務の移譲に合わせ、福祉保健部を新設して、総合的な福祉保健行政の展開を目指してまいります。

 まず、介護保険事業への取り組みでございますが、介護保険課を新設し、要介護認定や介護サービス計画の作成など、具体的な業務を実施するとともに、制度の周知なども積極的に行っていきたいと考えております。次に、在宅福祉の充実についてでありますが、利用者の要望にこたえホームヘルパーを増員するとともに、老人デイサービス事業や介護支援センター運営事業の充実など、きめ細かく実施してまいります。また、新たな介護支援センターの建設事業に対する助成も行うことといたしております。

 障害者福祉対策でございますが、言語訓練事業や手話奉仕員派遣事業の充実に加え、新たに生活支援にかかわる事業を充実するなど、障害者の方々の社会参加や自立を促すための施策を総合的に実施してまいります。また、小規模授産施設運営事業の拡大を図るとともに、障害者の方々に対する医療、訓練、相談等の事業を総合的に実施するため、療育支援事業の在り方について調査を進めてまいりたいと考えております。

 児童福祉対策につきましては、公立のくるみ保育園園舎改築事業に着手するほか、法人保育所の園舎改築や遊戯室増築事業に対する助成など、保育環境の改善を図ってまいります。また、保護者の方々の要望にこたえ、障害児保育や延長保育サービスの拡大を図るほか、公営児童クラブにおきましては、2クラブの増設と合わせ、指導員体制の充実を図ってまいります。そして、中核市への移行に伴い、新たに特別会計を設置し、母子寡婦福祉資金貸付事業を実施してまいりますが、より迅速な貸付業務を行うなど、利用者の利便を図ってまいりたいと考えております。

 保健所事務の移譲に伴い、地域保健や生活衛生などの事務を市が直接実施できますことから、保健衛生全般にかかるサービスの提供を図るとともに、安心できる市民生活の確保と市民の皆様方の健康の保持、増進のため、総合的な施策の展開に努めてまいります。新たな健康教育や健康相談事業の実施に加え、3歳児健康診査の眼科健診を充実するなど、きめ細かく事業展開を図るとともに、「健康ビジョン」の策定を新年度から2か年かけて行い、市民一人ひとりが生涯を通じた健康づくりが行えるよう、施策の充実に努めてまいります。

 市民病院事業でございますが、引き続き業務委託の拡大を図る一方、医療スタッフ、医療機器等を充実するなど、経営健全化に努めるとともに、東三河の基幹病院にふさわしい体制と機能を整備しながら、地域の医療需要にこたえてまいります。

 次に、国民健康保険事業でございます。高齢化に伴う医療費の増加や住民税の恒久的減税による保険税収入への影響など、大変厳しい状況にありますが、収納率向上特別対策事業の継続実施など、安定した財政運営に努めるとともに、保健事業の確保を図りながら、加入者の方々の健康管理にも意を用いてまいりたいと考えております。

 不登校やいじめのない魅力ある学校づくりが求められる中で、全中学校に「心の教室」を整備し、生徒の様々な相談に気軽に応じられる環境づくりを進めてまいります。また、年々増加しております外国籍児童生徒の対応につきましても、通訳のできる教育相談員を増員し、学校生活に早く適応できるよう、継続的な指導や相談に応じてまいりたいと考えております。そして、中学校における英語指導助手派遣事業の充実を図るとともに、新たに英語科教員の長期にわたる海外研修制度を創設し、国際化時代における英語教育の充実と国際性豊かな生徒の育成を図ってまいります。また、本年度よりスタートした学校夢づくり推進事業費補助金を増額し、心豊かな子供たちの育成と魅力的で活力ある学校づくりに努めるとともに、新たに、いきいきパスポート活用事業を実施し、第2・第4土曜日の休業日における生涯学習施設等の小中学生無料化を図りながら、子供たちの健全な育成と豊かな人間性を培ってまいりたいと考えております。

 続いて、教育環境の整備であります。本年度から全面改築を実施しております新川小学校につきましては、校区市民館を併設した体育館棟の改築に着手してまいりますが、近年の地球環境問題や省エネルギーの推進等の観点から、太陽光発電システムを設置し、環境負荷の軽減と合わせ、子供たちの環境に対する関心を高めてまいりたいと考えております。そのほか、小学校校舎の増築や大規模改造事業の実施など、教育環境の整備充実にきめ細かく対応することといたしております。また、小中学校学習用コンピュータでございますが、新たにコンピュータネットワークシステムの構築を図り、これからの高度情報通信社会における様々な学校や地域との情報の共有や交換など、効果的な教育の実現を図ってまいります。

 なお、南部学校給食共同調理場でありますが、老朽化が進んでまいりましたので、改築に向けた実施設計等を行うことといたしております。

 次に、全般的な生涯学習の推進でございます。生涯学習市民大学を始めとして、時代に沿った学習内容の充実を図ってまいりますほか、新年度から2か年かけて「生涯学習推進計画」の見直しを行ってまいります。また、スポーツ振興につきましては、本年度より取り組んでおります「生涯スポーツ推進計画」を策定するほか、「おもちゃ館」の構想策定調査につきましても、提言に向けた調査を引き続き行っていくこととしております。

 そして、女性施策でございますが、女性の暮らしや生き方が大きく変化する中で、女性を取り巻く諸問題に積極的に取り組み、女性も男性も生き生きと暮らせる男女共同参画社会の実現が求められております。本市としても、この問題に積極的に対応するため、男女共同参画課を企画部内に新設し、計画的かつ総合的な施策の展開に努めてまいります。新年度には、ファミリーサポートセンター事業を実施し、少子化社会に対応した仕事と家庭の両立支援を図ってまいりたいと考えております。

 新年度、市長部局に文化課を設置し、多様化する文化振興施策を総合的に実施してまいります。そして、地域に根ざした個性ある文化のまちづくりを推進するため、市民及び行政の努力目標となる「文化振興指針」を2か年かけて策定してまいります。また、豊橋音楽祭の開催や多くの文化活動に対する助成を行うほか、美術博物館におきましては、故・星野眞吾氏からの寄附金を契機に設置しました「星野眞吾美術振興基金」の果実を基に、第1回トリエンナーレ豊橋「明日の日本画を求めて」を開催してまいります。そして、中央図書館におきましては、「丸山薫生誕 100周年記念展」や「司文庫開設25周年記念展」の開催など、図書館活動の充実にも努めてまいります。

 続いて、愛され親しまれている公会堂でございますが、昨年9月に登録文化財にも指定されるなど、その歴史的、文化的価値を大切に保存し、末永く利用を図ってまいりたいと考えております。平成13年度には建設70周年を迎えますことから、新年度より2か年で外壁改修を始めとする整備工事を実施することといたしております。

 次に、国際交流の推進でございます。国際化推進体制の充実のため、新たに国際交流室を設置するとともに、国際交流員並びに外国人相談員を配置してまいります。さらに、「豊橋親善大使」制度を創設するなど、国際交流事業の推進を図りますとともに、国際交流協会におきましても、多くのイベントを開催するなど、世界各国の方々との交流を活発に展開してまいりたいと考えております。

 計画的に緑化事業や公園整備の推進を図り、潤いと温かみのある空間づくりを進めてまいります。新年度は向山緑地の環境整備を進め、向山大池に植生浮島の設置や水生植物を活用した水質浄化に取り組んでまいります。また、総合スポーツ公園におきまして、多目的広場の暫定整備とともに記念樹の森づくり事業を実施するほか、公園内の三河材を活用した温かみのあるトイレ整備も継続して行ってまいります。そして、廃棄物の再資源化を図る観点から、街路樹や公園樹から発生する剪定枝葉をリサイクル活用し、廃棄物の減量化と合わせて豊かな緑の育成に努めてまいります。そのほか、河川本来の自然形態を生かした多自然型の河川整備を進めるとともに、花と緑にあふれた水辺づくり事業も実施するなど、市民の方々に親しまれる良好な水辺環境の整備に取り組んでまいります。都市景観につきましては、広小路四・五丁目並びに札木・本町通の両景観形成地区におきまして、住民参画を基本としながら、景観に配慮したまちづくりを進めてまいります。また、中核市への移行に伴い、屋外広告物に関する事務が移譲されますことから、適切な指導と規制により、地域に合った美しいまちづくりに努めていきたいと考えております。

 生活環境の優れた住みよいまちづくりのため、地域の方々と一体となって、住環境の整備を積極的に進めてまいります。市施行で行っております前田南、牟呂両地区の土地区画整理事業につきましては、地域の方々の理解と協力によりまして、事業進捗を図ることができ、それぞれ換地処分に向けた事務を進めてまいります。また、新規計画地区につきましても、地域の方々の理解を求めながら、事業実施に向けた取り組みを図ってまいりたいと考えております。

 次に、公営住宅でございますが、東山住宅1号棟の建設を継続実施するとともに、新たに2号棟の建設に着手してまいります。また、老朽化の著しい旭町住宅につきましては、本格的な高齢者住宅として整備するための実施設計を行うほか、池上住宅の建て替えにつきましても、自然環境を生かした住宅団地を目指し、造成工事のための実施設計を行ってまいります。

 水道事業につきましては、第8次拡張事業を計画的に推進し、本年度に引き続き小鷹野浄水場増補改良工事を実施するほか、下条取水場の増補改良工事にも着手してまいります。また、将来にわたり安定的な水の確保を図る観点から、水源涵養林の取得等に向けた測量調査などを実施することといたしております。

 続いて、下水道事業でございますが、快適な市民生活の確保や公共用水域における水質保全を図るため、下水道の役割はますます高まっております。公共下水道につきましては、引き続き第6次拡張事業を推進し、江島、高師南地区等の汚水管整備や梅田汚水幹線並びに下地雨水幹線の整備など、計画的な事業実施に努めてまいります。また、新年度から地域下水道事業と農業集落排水事業の会計一本化を図るとともに、受益者の皆様から徴収する建設分担金につきましては、総事業費から処理場建設費を除いた事業費の 100分の10に統一することとし、大幅な負担軽減を図りながら、事業促進と快適な生活環境づくりに努めてまいりたいと考えております。なお、新年度の事業としましては、大村、雲谷・中原、五号地区の整備を引き続き実施するとともに、新たに杉山町御園地区の事業化に向けた基本設計にも取り組んでまいります。また、浄化槽雨水貯留施設転用補助制度でありますが、新年度から地域下水道事業並びに農業集落排水事業地区にも拡大し、実施することといたしております。

 時代の流れに伴い、農業を取り巻く環境も大きく変化しておりますが、行政として、効率的かつ安定的な農業経営に向けた支援を引き続き実施してまいります。本市特産農産物の安定的な供給と流通の整備を図るため、地域農業基盤確立支援推進事業に取り組むなど、産地間競争に勝ち抜く足腰の強い農業基盤の確立に努めるとともに、豊橋農業体験交流事業に対する助成を引き続き行い、消費者と豊橋農業とのふれあいを深め、本市特産農産物の育成を図ってまいります。そして、環境面に配慮した畜産経営の支援を図るため、環境保全型の施設整備事業に対する助成を行うほか、土地改良事業による農地の基盤整備を進め、優良農地の確保を図ってまいります。また、全国規模の花のイベントであります「ジャパンフラワーフェスティバル」が、平成12年度に本市で開催される見通しとなりましたことから、その準備のための経費も計上いたしております。

 一方、商工業の振興でございます。まず、重要課題になっております中心市街地活性化の問題につきましては、昨年6月、庁内に中心市街地活性化対策検討会議を設置し、各分野における活性化対策の調査検討を進めているところでございますが、新年度には市民、企業、地元商店街の方々と幅広く意見を交わしながら、活性化に向けた基本計画を策定してまいりたいと考えております。また、広小路四・五丁目におきます街路灯の設置など、商店街リフレッシュ事業に対する助成を行い、市が行う電線類地中化や歩道のカラー舗装と合わせまして、活気とにぎわいのある商店街づくりを支援してまいります。そして、企業誘致説明会でありますが、外資系企業につきましては、本年度と同様東京で開催してまいりますが、国内企業につきましては、開催地を東京から大阪に変更するなど、幅広く優良企業の誘致活動を展開してまいりたいと考えております。

 続きまして、観光行政でございます。本年度より取り組んでおります「観光基本計画」を策定し、観光資源の利用の可能性や観光振興の方向性などを定め、時代に即応した観光施策の展開に努めてまいります。また、新たに「豊橋ふるさと大使」として、本市とゆかりのある著名人の方々にお願いし、豊橋のイメージアップや観光PRを積極的に推進してまいりたいと考えております。

 豊橋駅や駅前広場整備の完了に伴い、東三河の中心都市にふさわしい玄関口が整備されてまいりましたが、さらに都市基盤の充実した魅力ある都市に発展するため、駅前拠点地区の再開発事業など残された課題に向けての取り組みを着実に進めてまいります。特に、東口駅南地区におきましては、本年度行っております土地区画整理事業調査に続きまして、市街地再開発事業に向けた基本計画調査を行うことといたしております。

 次に、二川駅周辺整備でありますが、南北自由連絡通路並びに橋上駅舎の整備に着手するとともに、国道1号線からのアクセス道路となります二川南駅前通の整備も計画的に実施してまいります。

 また、懸案の市民病院跡地活用問題につきましては、本年度行っております調査結果を踏まえ、まちづくりの専門家や市民を交えたシンポジウムを開催するとともに、さらに検討を進めてまいりたいと考えております。

 続いて、東三河地域における共通の重要課題であります水問題でありますが、市民、企業、行政が一体となって、流域全体で森林資源の涵養と意識の高揚に努めてまいります。新年度も豊川水源基金を通じた地域振興策を講ずるほか、水道事業で申し上げました水源涵養林の取得等に向けた取り組みや雨水利用に係る助成制度の拡大、公共施設の三河材利用の促進など、着実に施策を推進してまいりたいと考えております。

 また、港湾関連対策でございますが、長期展望に立った国際流通港湾にふさわしい親しまれる港づくりのための調査研究を行うとともに、三河港豊橋コンテナ埠頭建設推進協議会を通じまして、コンテナターミナルの利用促進に向けたPR活動を積極的に展開してまいりたいと考えております。

 そして、環境や人にやさしい公共交通手段として注目を浴びております路面電車でありますが、新年度には本市で「路面電車サミット '99inとよはし」が開催されますので、助成を行うとともに、将来の都市交通の在り方や路面電車を活用したまちづくりを考える機会にしてまいりたいと思っております。複雑かつ多様化している災害から、市民の方々の安全を守るため、総合的な防災対策や消防力の強化、救助救急活動の充実など災害に強いまちづくりを進めてまいります。新たに防災対策室を設置するとともに、中核市における災害時の相互応援協定の締結など、防災体制の充実強化を図ってまいります。また、緊急災害時の飲料水の確保や火災時の消火用水としても利用できる耐震性貯水槽の整備を図るとともに、応急手当の普及啓発活動や防火教育の実施など、救命率の向上と防火意識の高揚にきめ細かく取り組んでまいります。

 また、交通安全対策につきましては、地域ぐるみの交通安全対策事業を始めとして、子供から若者、高齢者まで幅広く交通安全巡回教室を開催するとともに、交通安全特別啓発事業や交通事故多発交差点の標示板設置を行うなど、交通安全意識の高揚に努めてまいります。

 平成9年度から3か年計画で進めてまいりました「環境基本計画」でありますが、本市の特性を踏まえた望ましい環境都市像の在り方や、その実現に向けた施策の方向性、長期的な目標などを定めてまいります。また、本年度取り組んでおります環境重点施策検討調査を踏まえ、新たにエコビレッジ基本構想の策定に取り組むほか、環境に配慮した都市基盤を整備するための調査検討も進めてまいります。更に、「ISO 14001」の認証取得に向けた取り組みや、環境イベントといたしまして、産・学・官・市民が参加する「豊橋エコテクノフェア'99 」を開催し、「環境文化都市」を目指す本市にふさわしい情報発信と啓発活動を行ってまいります。また、住宅用太陽光発電システム設置や雨水貯留槽設置に対する助成制度を創設するなど、環境への市民意識の高揚と資源の有効利用にも努めてまいります。

 続いて、清掃事業でございますが、産業廃棄物事務の移譲に伴い、廃棄物対策課を設置するなど、総合的な廃棄物行政を推進してまいります。新年度から2か年かけて「廃棄物総合計画」の見直しを行うほか、現在、月2回の収集を行っております“もやせないごみ”のうち“プラスチックごみ”の分別をお願いし、毎週、収集していきたいと考えております。そして、プラスチックごみ選別処理施設を東部環境センター内に設置するとともに、東部中継施設の改良事業にも着手し、ごみの適正処理と有効利用に努めてまいります。また、地域資源回収団体奨励金の増額や台所ごみ減量容器購入補助金に、新たに電動式生ごみ処理機を補助対象とするなど、一層のごみ減量を図り、清掃事業の負担軽減と減量意識の高揚に努めてまいります。なお、資源化センター施設整備事業でございますが、焼却施設・再利用施設の建設並びにし尿処理施設の基幹的整備につきまして、それぞれ計画に基づき整備を進めていくことにいたしております。

 そのほか、中核市移行を記念したフォーラムを開催し、これからの豊橋のまちづくりをともに考える機会にしてまいりたいと思っております。また、同時に「豊橋が輝いた日」を発行し、豊橋への愛着心を高めるとともに、豊橋の人づくり、まちづくりへ生かしてまいりたいと考えております。さらに、市民参加のまちづくりを促進するため、相談生活課内に「ボランティア情報センター」を設置してまいります。ボランティアに関する情報収集や提供を行い、ボランティア活動に対する意識の高揚と応援体制を整備してまいりますので、積極的な御利用をお願い申し上げたいと存じます。

 最後に、財政問題への対応でございます。本年度、補助金、負担金等の一斉見直しを行ってまいりましたが、行政改革の推進と合わせ、事務事業等の見直しも継続して実施するとともに、地方債の繰上償還も予定するなど、将来の安定的な財政運営の確保に努めてまいりたいと考えております。

 以上、御説明申し上げました施策を盛り込み、編成をいたしました新年度予算でございますが、

  一般会計は 1,052億 5,000万円

  特別会計は  818億 1,700万円

  企業会計は  488億 2,400万円

  全会計では 2,358億 9,100万円となり、前年度に対しまして10.5%の伸びとなったものでございます。

 社会変化の激しい時代の中で、市民に密着した地方自治体の役割はますます重要になっております。個性豊かで活力にあふれた地域社会をつくり上げるとともに、だれもが安心して、また、ゆとりをもって日々の生活が送れますよう、行政としてあらゆる面での環境整備に努めてまいりたいと考えております。そのためには、より多くの市民の方々と接し、また、より多くの市民の方々の声に耳を傾け、その声を施策に反映し、責任をもって確実に実行してまいりたいと考えております。そして、中核市移行の大きな節目の1年として、個人として、あるいは組織、集団としての市民の皆様方とのかかわりを深めながら、協働・協調・協創のまちづくりを推進し、「明日に向けて羽ばたく活力あるまち豊橋」の実現を目指してまいりたいと考えているところでございます。

 どうか、御臨席の議員各位を始めとして市民の皆様方には、今後とも市政に対する深い御理解と力強い御協力、御支援をお願い申し上げ、私の予算大綱説明とさせていただきます。

 続きまして、平成10年度の補正予算の説明をさせていただきます。

 今回は、一般会計におきまして53億 4,601万余円

     特別会計におきまして   4,000万円

     企業会計におきまして 8億 7,000万円

     合計では      62億 5,601万余円の増額補正をお願いするものでございます。

 以下、主な内容につきまして御説明申し上げます。

 昨年11月に決定されました国の緊急経済対策を具体的に実施するため、成立しております国の第3次補正予算につきましては、社会資本整備を始めとして、各方面にわたり経済対策のための措置が講じられているところでございます。本市としましても、景気回復に向けての対応と合わせ、市民福祉の向上を図る観点から、積極的に補助事業の確保に努め、今回の計上となったものでございます。

 まず、国庫補助事業につきましては、国の第3次補正予算にかかるものを中心に、道路、河川、下水道など、事業費の確定に伴う補正をお願いいたしております。また、同様に県費補助事業費の確定に伴う補正のほか、補助事業に関連いたします単独事業の補正につきましても合わせてお願いいたしております。なお、今回増額補正をお願いしております事業を含め、本年度内の執行が不可能なものにつきましては、繰越明許費の設定などにより、新年度に繰り越しての事業執行をお願いするものでございます。次に、二川駅周辺整備事業でございますが、南北自由連絡通路並びに橋上駅舎の事業費が確定してまいりましたので、増額補正と合わせ、繰越明許費並びに債務負担行為の設定をお願いいたしております。

 また、職員人件費でありますが、退職者数の増加により、退職手当が不足してまいりましたので、増額補正をお願いするとともに、民生費におきましては、保育所の児童数の増加に伴います委託料等の補正をお願いしております。

 そして、本年度分譲を開始しました豊橋リサーチパークの土地売払収入を契機としまして、将来にわたる健全な財政運営に資するため、新たに減債基金の設置をお願いするとともに、積立金を計上することといたしております。

 水道事業につきましては、平成14年度までの愛知県水道受水にかかる債務負担行為をお願いいたしております。

 そのほか、今回も篤志の方々から御寄附をいただいておりますので、それぞれ御意向に沿い、文化、体育各振興基金の積立金に充てることとして補正をお願いしております。

 以上が今回の補正予算の主な内容でございますが、このほか、今議会には多くの条例案や単行案を提出しております。詳細につきましては、議事の進行に伴いまして関係部課長からそれぞれ説明をさせたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。





○坂口好孝議長 ただいま議題となっております各案については、本日は提案理由の説明にとどめることといたします。

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 以上で本日の日程は終了いたしました。

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 お諮りいたします。議案精読のため、明3月2日から3月4日までの3日間は休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○坂口好孝議長 御異議なしと認め、そのように決定しました。

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 本日はこれにて散会いたします。

              午後1時50分散会