議事ロックス -地方議会議事録検索-


愛知県 豊橋市

平成14年  3月 定例会 03月01日−01号




平成14年  3月 定例会 − 03月01日−01号







平成14年  3月 定例会



議事日程(第1号)

                        平成14年3月1日 午後1時開議

第1 会議録署名議員の指名

第2 会期の決定

第3 議案第1号 平成14年度豊橋市一般会計予算

第4 議案第2号 平成14年度豊橋市競輪事業特別会計予算

第5 議案第3号 平成14年度豊橋市国民健康保険事業特別会計予算

第6 議案第4号 平成14年度豊橋市農業共済事業特別会計予算

第7 議案第5号 平成14年度豊橋市総合動植物公園事業特別会計予算

第8 議案第6号 平成14年度豊橋市公共駐車場事業特別会計予算

第9 議案第7号 平成14年度豊橋市地域下水道事業特別会計予算

第10 議案第8号 平成14年度豊橋市老人保健特別会計予算

第11 議案第9号 平成14年度豊橋市母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算

第12 議案第10号 平成14年度豊橋市介護保険特別会計予算

第13 議案第11号 平成14年度豊橋市土地区画整理換地清算費特別会計予算

第14 議案第12号 平成14年度豊橋市水道事業会計予算

第15 議案第13号 平成14年度豊橋市下水道事業会計予算

第16 議案第14号 平成14年度豊橋市病院事業会計予算

第17 議案第15号 平成13年度豊橋市一般会計補正予算(第7号)

第18 議案第16号 平成13年度豊橋市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)

第19 議案第17号 平成13年度豊橋市老人保健特別会計補正予算(第2号)

第20 議案第18号 平成13年度豊橋市介護保険特別会計補正予算(第2号)

第21 議案第19号 平成13年度豊橋市土地区画整理換地清算費特別会計補正予算(第1号)

第22 議案第20号 平成13年度豊橋市下水道事業会計補正予算(第2号)

第23 議案第21号 豊橋市電子計算組織に係る個人情報の保護に関する条例の一部を改正する条例について

第24 議案第22号 豊橋市職員定数条例の一部を改正する条例について

第25 議案第23号 公益法人等への職員の派遣等に関する条例について

第26 議案第24号 豊橋市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について

第27 議案第25号 豊橋市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について

第28 議案第26号 保健婦助産婦看護婦法の一部改正に伴う規定の整備に関する条例について

第29 議案第27号 豊橋市学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例について

第30 議案第28号 豊橋市国民年金印紙取扱基金の設置及び管理に関する条例を廃止する条例について

第31 議案第29号 豊橋市立小・中学校校庭照明設備使用料条例の一部を改正する条例について

第32 議案第30号 豊橋市民文化会館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について

第33 議案第31号 豊橋市岩田総合球技場設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について

第34 議案第32号 豊橋市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について

第35 議案第33号 豊橋市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例について

第36 議案第34号 豊橋市看護修学資金貸与条例の一部を改正する条例について

第37 議案第35号 豊橋市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について

第38 議案第36号 豊橋市企業立地促進条例の一部を改正する条例について

第39 議案第37号 豊橋市漁港管理条例の一部を改正する条例について

第40 議案第38号 豊橋市都市公園条例の一部を改正する条例について

第41 議案第39号 豊橋市水道事業給水条例の一部を改正する条例について

第42 議案第40号 豊橋市地域下水道建設事業分担金徴収条例の一部を改正する条例について

第43 議案第41号 豊橋市地域下水道条例の一部を改正する条例について

第44 議案第42号 豊橋市消防団条例の一部を改正する条例について

第45 議案第43号 豊橋市火災予防条例の一部を改正する条例について

第46 議案第44号 市道の路線廃止について

          (神野新田町1号線以下4路線)

第47 議案第45号 市道の路線認定について

          (神野西町・神野新田町1号線以下33路線)

第48 議案第46号 工事請負契約締結について

          (磯辺小学校北校舎大規模改造工事)

第49 議案第47号 包括外部監査契約の締結について

第50 承認第1号 専決処分の承認について

          (豊橋市農業共済条例の一部を改正する条例)



本日の会議に付した事件

議事日程のとおり

出席議員 39人

    1番  佐藤多一             2番  田中敏一

    3番  尾崎義明             4番  朝蔭芳治

    5番  丹羽洋章             6番  近田明久

    7番  鈴木義則             8番  宮澤佐知子

    9番  牧野英敏             10番  梅村直子

    11番  岩瀬 篤             12番  大橋正幸

    13番  大沢初男             14番  石倉健治

    15番  岩見征生             16番  村松千春

    17番  藤原孝夫             18番  岡本 泰

    19番  渡辺則子             20番  高柳大太郎

    21番  牧野鉄人             22番  野末義正

    23番  市川健吾             25番  北西義男

    26番  山岡弘幸             27番  伊藤秋男

    28番  小田鍵三             29番  伊達 勲

    30番  鈴木雅博             31番  清水ひろひさ

    32番  夏目忠男             33番  石黒 巌

    34番  水鳥辰朗             35番  原 基修

    36番  小山晃一郎            37番  伊藤秀昭

    38番  菊池喜代子            39番  草野年彦

    40番  鈴木清博

欠席議員 なし

説明のため出席した者

    市長      早川 勝         助役      河合孝之

    助役      吉岡 淳         総務部長    加藤三男

    財務部長    加藤潤二         企画部長    豊田修之

    文化市民部長  前川文男         福祉保健部長  加藤紀之

    環境部長    山田泰三         産業部長    小林正己

    建設部長    岩瀬正一         都市計画部長  河井幸稔

    市民病院

            土屋芳信         上下水道局長  中村昭一

    事務局長

    消防長     太田敏明         教育長     地宗一郎

    教育部長    市川勝太郎        行政課長    堀内一孝

    財政課長    宇野厚生

職務のため出席した者

    事務局長    金子一光         議事課長   田中隆信

    庶務課長    山内充弘         議事課主幹  氏原孝正

    議事課長補佐  塚田晴由         議事係長   木村昌弘

    調査係長    鈴木誠一郎



     午後1時開会



○鈴木清博議長 ただいまから平成14年3月豊橋市議会定例会を開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 これより日程に入ります。

 日程第1.会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において岩見征生議員及び市川健吾議員を指名いたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 次に、日程第2.会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から3月28日までの28日間といたしたいと思います。これに御異議はありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○鈴木清博議長 御異議なしと認め、そのように決定をいたしました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 次に、日程第3.議案第1号平成14年度豊橋市一般会計予算から、日程第50.承認第1号専決処分の承認についてまでの48件を一括議題といたします。

 直ちに提案者からの提案理由の説明を求めます。市長。

      〔早川 勝市長登壇〕



◎早川勝市長 本日、ここに平成14年3月市議会定例会を招集し、新年度予算の御審議をお願いするに当たり、今後の市政に臨む私の所信の一端と予算の大綱を申し上げ、議員各位をはじめとする市民の皆様方の御理解と御協力をいただきたいと存じます。

 新世紀初年度の昨年は、国内においては、内親王殿下の御生誕という慶事がございましたが、大阪池田市での小学生殺傷事件、全国で多発した親などによる幼児への虐待事件など、大変痛ましい事件が相次ぎました。また、海外においては、ハワイ沖でのえひめ丸の沈没事故、さらには、私たちの心を震撼させた米国での同時多発テロなど、全く予期することのできない不幸な出来事が起こりました。これらの報道に接したとき、私は、改めて「人」の生命の尊さと大きな不安について考えさせられたわけでございます。

 憲法第13条は、「すべて国民は、個人として尊重される。」と規定しております。人の尊厳は、すべてに優先して尊ばれ、守られなければなりません。社会や地域は、尊い生命の集合体であり、そこには、常に相手のことを思う「やさしい心」がなければなりません。やさしい心と心の結びつき、心の交流が大切だと思います。それが尊重され、確固たる形として結実したとき、そこには、「絆」が生まれます。家族の絆、地域の絆、そして、誠意、信頼の絆です。それがすべての原点です。市政をお預かりするものとして、改めてこのことに思いをいたし、市民の皆様との信頼の絆の上に、輝かしいあすの豊橋を築き上げていかなければならないと考えております。そして、信頼の絆を確固とするためには、市政は常にガラス張りでなければならず、市民の皆様への市政情報の提供は、そのための重要な要素であり、このことを通して、皆様との対話が確実、不断のものとなり、協働、協創のまちづくりを進めることができるものと確信をしております。

 また、人々の心に高まっております「不安」を取り除くことは、国政レベルだけではなく、市政においても重要な課題であります。現代は混沌とした時代です。市民の皆様が日々の生活の中で抱えているさまざまな不安を少しでも払拭し、あすへの希望を見出せるために行政は何ができるのか、何をしなければならないのか、常に自分に問いかけております。「事予めすれば則ち立ち、予めせざれば則ち廃す」の言葉もありますように、何事においても入念な備えと先見性、計画性が必要です。今ほど的確な時代認識と深い洞察力が求められている時はありません。現在のわが国は、経済不況、さらには雇用不安などを抱え、閉塞感が充満しております。そこで、この状況から一日も早く脱却し、市民の皆様が抱えている不安を払いのけ、明るい未来に向けて、一歩一歩前進しなければならないと考えます。

 少子高齢社会、IT社会、循環型環境社会への移行は、既に着実に進行しております。加えて、地方分権も地方主権時代へと、確実にその歩みを進めております。もとより、国から地方への税源移譲問題など、まだ越えなければならない課題は数多くありますが、今こそ「自助と自立」の精神に基づき、自分たちの望む豊橋を、自分たちみずからで形成していかなければと考えております。市民の、市民による、市民のための豊橋を、市民、行政が、手を携えて築き上げていかなければなりません。そうすることによって、10年後、20年後の市民の皆様が「いつもにこやかで、笑顔がいっぱいの豊橋、もっと素晴らしい豊橋」を築くことができるものと確信しております。

 以上が、市政運営に当たっての私の所信の一端でございますが、これまで重点的に実施してまいりました福祉、環境政策などに加えて、新年度におきまして意欲的に取り組んでまいりたい施策と基本的な考えについて申し上げます。

 第一は、安全なまちづくりであります。昨年末、国の中央防災会議の専門調査会において、この豊橋も「東海地震」発生時において、震度6弱以上の危険に見舞われる、との見通しが示され、近々、地震防災対策強化地域の指定を受けることになると考えております。私は、昨年末、速やかに「豊橋市地震防災対策推進本部」を発足させ、みずから本部長に就任いたしました。私には、37万市民すべての生命、財産を守る責務がございます。日ごろより防災対策には意を用いてまいりましたが、現下の状況を踏まえ、市民の皆様の地震をはじめとする災害への「不安」を取り除き、安全、安心のまちを築くため、市の総力を上げて防災対策を進めてまいりたいと考えております。そこで、体制整備として防災対策課を新設するとともに、阪神淡路大震災を貴重な教訓として、災害時における正しい知識の提供や迅速、的確な情報伝達をはじめ、市民防災隊としての自主防災会の活性化策、ライフラインの確保など、国県との連携強化を図る中で万全の準備をしてまいりたいと考えております。

 第二は、雇用の確保と地域経済活性化への取り組みでございます。国の緊急地域雇用創出事業と連動して、新たに、本市独自の緊急地域雇用創出事業を実施し240名余の雇用を図ってまいります。そして、地域経済活性化についてでございます。小口事業資金などにおきまして、融資限度額の引き上げや融資期間の延長など、融資制度の見直し充実を図るとともに、できる限り早期に活力を取り戻すため、国の平成13年度補正予算に呼応して、地域経済活性化に寄与する、暮らしに密着した生活関連公共事業に意欲的に取り組んでまいりたいと考えております。

 第三は、健康のまちづくりであります。健康な心、健康な体は人の営みの源泉です。「自分の健康は自分で守る」を基本としつつ、「みんなの健康はみんなで守る」へ、つまり「共助」の精神で、健康の保持、予防に重点を置いた健康のまちづくりを進めてまいりたいと考えております。そして、新年度は中核市へ移行して4年目を迎え、保健所業務など移譲事務それぞれが豊橋固有の業務として定着しつつあります。そうした意味からも、健康のまちづくりにつきましては、新たに、虫歯になりやすい2歳児を対象として、医療機関において歯科健康診査を実施するなど、豊橋の実情に応じた、独自色に富んだ施策を展開してまいりたいと考えております。

 第四は、「人づくり」としての教育の充実であります。子どもたちの「目」はいつも澄んでキラキラと輝いています。私たちは、この純粋さを大切に守り、育てていかなければならないと考えます。「躾」という文字は「身が美しい」と書きます。純真な心を大切に伸ばし、人の道を諭し導いていくことが、心身ともに美しい人を育てる、本当の教育だと考えます。新年度からは、総合的な学習の時間とともに、学校週5日制が完全実施となります。学校教育のあり方が大きく転換しようとしているこのときこそ、教育の本質を改めて見つめ直し、不登校問題など、さまざまな教育課題に意欲的に取り組み、人にやさしく、また、たくましく生き抜いていくことのできる子どもたちを育ててまいりたいと考えております。

 第五は、圏域づくりであります。東三河は、独自の個性とともに、長い歴史を重ねながら密接なかかわりを有する地域であります。本市といたしましては、21世紀においても、輝かしい地域として発展できますように、設楽ダム建設問題など、地域に共通する課題につきまして、積極的に先導役を務めてまいりたいと考えております。そして、多くの地理的優位性を有しているこの地域にあって、三河港は、今後の地域発展の大きな拠点だと思っております。したがいまして、民間の方々を含め、関係団体と密接な連携を取りながら特定重要港湾への昇格に向けた取り組みを進めるとともに、ポートセールスにつきましても、意欲的に展開してまいりたいと考えております。また、三河港へのアクセスであります一般国道23号豊橋バイパス及び東三河縦貫道路などの建設促進につきましても、関係団体が一体となって取り組んでまいりたいと考えております。

 以上が、重点的に取り組む施策と基本的な考えでございますが、国際化、世界化という大変革期の“時代の風”をしっかりとつかみ、迅速、着実に市政のかじ取りを進めてまいりたいと考えております。そして、一歩前へと歩みを進め、みんな生き生きと、笑顔で暮らすことができるよう、与えられた責務を果たしたいと考えおります。そうした思いで、智恵と愛情にあふれる「いきいき安心協働型」予算として、新年度の予算編成に努めたものでございます。

 以下、第4次基本構想に基づく五つの政策体系に従い、主な施策の内容につきまして御説明申し上げます。

 まず、一つ目の政策体系であります『魅力と活力あふれるまち』についてでございますが、第一の中項目であります「交流による魅力あるまちづくり」について申し上げます。

 初めに、毎日およそ10万人の人々が行き交う豊橋駅を擁する中心市街地の活性化についてでございます。東口駅南地区土地区画整理事業におきましては、事業認可に向けた調査設計等を継続実施するとともに、市街地再開発事業につきましては、PFI制度の活用も含め、公共施設の整備手法を検討してまいります。また、総合文化学習センター(仮称)でございますが、新たに市民シンポジウムを開催し、市民の皆様の御意見を伺う中で基本構想の策定に向けた取り組みを進めてまいります。そして、こども関連施設等につきましても、導入機能、コンセプトなどの基本構想策定に向けた調査を実施してまいります。また、優良建築物等整備事業につきましては、広小路三丁目B地区をはじめ、2地区が着手いたしますことから整備費へ助成することとしております。

 次に、港湾関連対策でございますが、三河港船上セミナーなどの啓発事業をはじめ、港・とよはしが開港30周年という節目の年となりますことから、写真集の発行のほか、港フェスティバルの開催に合わせ記念シンポジウムを開催することとしております。

 また、観光行政につきましては、豊橋観光コンベンション協会への助成を増額するなど、積極的に取り組んでまいります。そして、総合動植物公園につきましては、工夫を凝らしたイベントの開催に努めるとともに、西園整備に向けた基本設計を実施し、末永く市民の皆様から愛される施設としてまいりたいと考えております。

 さらに、国際交流の推進につきましては、「国際的都市豊橋」の実現に向けた体制整備として国際交流課を新設し、友好都市をはじめとする諸外国との交流事業に加え、新たに日系外国人実態調査を実施し共生のまちづくりに向けた取り組みを進めてまいります。

 次に、第二の中項目であります「産業とともに躍進するまちづくり」について申し上げます。

 まず、農業でございます。生産から流通、販売さらには生活面にわたりますITの活用策につきまして、民間の方々を含め、広域的な取り組みとして検討を進めてまいります。また、平成12年度に開催し好評を得ました「ジャパンフラワーフェスティバル」の成果を生かして実施されます「とよはしフラワーフェスティバル」の開催に助成することとしております。土地改良関係でございますが、豊川総合用水事業の完了に伴います農家負担につきまして、農業経営の安定化に資する観点から新たに助成措置を講ずることとしております。

 続いて、商工業の振興についてでございます。TMO事業につきましては、引き続き、空き店舗活用事業など、積極的に支援してまいります。企業誘致活動につきましては、誘致説明会や現地説明会を継続開催するとともに、全国メディアを活用した広告宣伝活動も意欲的に行ってまいります。また、“ものづくりフェア2002in東三河”と題して実施されます第10回「ハイテクフェア」の開催に助成することとしております。

 雇用対策でございます。失業率が過去最悪となっております状況を踏まえ、市としてできる限りの対策を講じてまいります。平成16年度までの国の緊急地域雇用創出事業の前倒し実施とともに、独自の施策として新規雇用率などの条件を弾力的に設定するなど、効果的な緊急地域雇用創出事業を実施することとしております。

 次に、二つ目の政策体系であります。『健康で安心して暮らせるまち』についてでございますが、まず、第一の中項目であります「健康のまちづくり」について申し上げます。

 本年度策定いたします「健康とよはし推進計画」及び「母子保健推進計画」を踏まえ、健康は“市民みんなで支え合う”を合い言葉に、積極的に健康への取り組みを進めてまいります。保健事業におきましては、健康で、心豊かな生活ができるよう、生活習慣病などの予防に力点を置いた施策を実施するとともに、健康啓発など、きめ細かな健康づくりを展開してまいります。また、母子保健事業といたしましては、新たに4か月児事後健康診査を実施してまいります。精神保健対策でございますが、新年度からはスタッフの充実を図り、ホームヘルパー派遣事業を本格実施してまいります。

 次に、市民病院事業でございます。東三河地域の基幹病院としての責任を果たすため、医療スタッフの増員を図るなど、診療体制の充実に努めてまいります。そして、患者サービスの向上に向け、総合情報システムの更新のほか、注射薬セットの自動化システムを導入してまいります。また、平成15年1月から院外処方せんを発行し、かかりつけ薬局における患者の皆様の薬歴管理、服薬指導を行う医薬分業を実施してまいります。

 なお、国民健康保険事業でございますが、賦課割合の見直しをお願いし、より適正な課税に努める一方、国県補助金の獲得にもできる限り努め、安定した財政運営を進めてまいります。また、新たに心臓ドックを実施するなど、健康づくりにも意を用いてまいります。

 次に、第二の中項目であります「福祉のまちづくり」について申し上げます。

 まず、高齢者対策でございます。介護保険事業計画を含めた高齢者保健福祉計画を策定するほか、虚弱なひとり暮らし老人の方々への対策として、新たに24時間体制の緊急通報システムを導入してまいります。さらに、予定されております特別養護老人ホームの建設費に助成いたしますほか、介護保険特別事業対策として、徘徊老人を抱える家族の方への支援を行うこととしております。

 障害者対策では、在宅の障害者の方々の自立と社会参加の促進を図る生活支援事業を充実いたしますほか、言語聴覚士を増員し言語訓練事業の充実を図ってまいります。

 次に、児童福祉対策でございます。乳幼児医療につきましては、子育て支援として対象年齢を3歳未満児から4歳未満児まで拡大し、本年4月から実施することとしております。また、公営の児童クラブを1か所増設するとともに、延長保育や障害児保育など、特別保育事業を充実してまいります。さらに、快適な午睡のため、遊戯室などに設置するエアコンの整備費に助成することとしております。また、児童数の増加に対応し、吉田方西保育園の園舎増築事業に助成することとしております。

 そして、新総合福祉センター(仮称)の建設でございます。障害者の方々の機能回復や自立促進の場として、また、総合的な福祉施設の拠点として、2か年をかけて整備してまいります。

 次に、三つ目の政策体系であります『個性的でいきいきと暮らせるまち』についてでございますが、まず、第一の中項目であります「個性かがやくまちづくり」について申し上げます。

 不登校問題につきましては、引き続き検討委員会におきまして協議を重ねるとともに、麦笛ひろばなどに通っている子どもたちへの効果的な取り組みとしてパソコンを活用した指導を進めてまいります。また、新たに小学校1年生のクラスを対象に非常勤講師を一定人員配置し、担任教師と連携を図りながら注意欠陥多動性障害(ADHD)対策などを含め、抜本的な対策を進めることとしております。そして、いよいよ学校週5日制が完全実施されますことから、地域の皆様との連携強化を一層進めるため、学校評議員制度をほぼ全校で実施するとともに、「特色ある学校づくり推進事業費補助金」を増額し「生きる力」をはぐくむ環境づくりに努めてまいります。

 また、教育環境の整備といたしましては、児童数の増加に対応した飯村小学校校舎増築事業や外壁改修工事を実施するほか、計画的に強化ガラスを整備し、学校安全の確保に努めてまいります。

 次に、生涯学習の推進であります。子育て支援として本年度から実施しております「ワイワイ広場」につきましては、指導員の充実のほか、実施回数を64回から120回にふやすなど、事業の充実に努めてまいります。また、「青少年を育む地域づくり推進事業補助金」を増額するほか、市域を五つのブロックに分け、子どもを育てる講演会を実施し地域に応じた青少年対策を講ずることとしております。スポーツ振興でございますが、総合型地域スポーツクラブの活動の一助となりますよう東陵中学校に夜間照明設備を整備してまいります。

 次に、第二の中項目でありま「文化の薫るまちづくり」について申し上げます。

 文化がみえるまちづくり推進事業を継続実施し、具体的な施策に結びつける調査研究を行ってまいります。また、二川宿本陣資料館におきましては、旅籠屋「清明屋」の改修復原に向けた解体工事に着手してまいります。

 次に、自然史博物館でございます。学校の夏休みに合わせて開催を予定しております特別企画展「マグマのぼうけん」につきましては、月の石の展示とともに、米国航空宇宙局研究員による記念講演会を実施し、子どもたちに夢とロマンを提供してまいります。そして、古生代展示室の増築工事の実施とともに、展示改装のための実施設計を行い、より一層魅力あふれる博物館として整備してまいります。

 また、文化財保護といたしまして、焼失した国指定史跡である瓜郷遺跡の復元家屋を整備することとしております。

 次に、四つ目の政策体系であります『緑豊かで快適に暮らせるまち』についてでございますが、まず、第一の中項目であります「水と緑の環境づくり」について申し上げます。

 公園整備事業といたしましては、防災機能を有する高師緑地の整備のほか、岩屋緑地や小畷公園など、自然環境と調和した整備を進めてまいります。また、豊橋総合スポーツ公園につきましては、引き続き、市民の森づくり事業を実施するとともに、プール棟の実施設計を行ってまいります。そして、地元の方々と協調しながら進めております公園ガーデニング事業をはじめ、快適な水辺環境整備として、水辺リフレッシュ事業や花と緑の水辺づくり事業などにつきましても継続実施することとしております。

 次に、第二の中項目であります「快適な暮らしの基盤づくり」について申し上げます。

 組合施行の土地区画整理事業につきましては、健全で、円滑な組合事業の推進のため助成を充実するとともに、市施行の牟呂坂津地区につきましては、換地設計業務等を実施してまいります。

 次に、公営住宅でございます。環境共生型として整備を進めております池上住宅につきましては、第1期工事を完了し、本年夏ごろには入居を開始する予定となっておりますほか、南大清水住宅(仮称)につきましては、新たに工事着手してまいります。そして、都心居住促進のため高齢者向け優良賃貸住宅助成制度及び特定優良賃貸住宅助成制度を創設し、中心市街地活性化にも寄与してまいりたいと考えております。

 また、二川駅周辺整備事業でございますが、本年4月末には南北自由連絡通路の仮オープンを予定しておりますほか、総合動植物公園へのアプローチとしての二川南駅前通のほか、北口広場などにつきましても整備を進めることとしております。

 次に、水道事業でございます。第8次拡張事業を推進し、緊急時における応急給水確保策として高山配水場に1万トンの配水池築造を継続実施するとともに、南部配水場につきましても、新たに同規模の配水池を2か年かけて築造してまいります。また、鉛管の取替工事を計画的に実施し、安全、安心な水の供給に努めてまいります。さらに、耐震対策として配水管の地震時被害予測調査のほか、避難所等への応急給水が可能となる配水管取替工事に着手してまいります。

 さらに、下水道事業でございますが、第6次拡張事業として、高師南地区における汚水管整備や下地ポンプ場築造工事などを計画的に実施するほか、浸水対策として菰口及び前田南地区におきまして管渠施設改良工事を実施してまいります。そのほか、耐震対策として管渠の地震時被害予測調査を実施することとしております。地域下水道事業につきましては、杉山町御園地区及び植田三区地区を利用開始するとともに、新たに下五井・横須賀地区の整備に着手してまいります。

 次に、五つ目の政策体系であります『安全で住みよいまち』についてでございますが、まず、第一の中項目であります「安全で災害に強いまちづくり」について申し上げます。

 市民の皆様に、地震など災害発生時における対応の在り方などにつきまして、正確、適切な情報をお知らせする必要があると考えます。こうしたことから、町内会及び事業所の皆様などの御協力を得ながら、3か年かけまして防災講習会や説明会を開催するなど、防災啓発ローラー作戦を展開してまいります。また、昭和56年以前の木造家屋の耐震診断を新たに実施することとしております。そして、消防力の強化として緊急通信指令システムを整備し、火災現場等への到着時間の短縮を図り、安全、安心のまちづくりに努めてまいります。

 次に、交通安全対策でございます。引き続き、交通安全教育や交通安全啓発に努めるとともに、本市独自の緊急地域雇用創出事業を活用した高齢者宅個別訪問事業を実施し、健康状態の確認も含めた啓発活動を実施してまいります。また、防犯機能も有する交通安全街路灯の設置経費につきまして、助成制度を設けることとしております。

 次に、第二の中項目であります「住みよい市民生活づくり」について申し上げます。

 今や環境に配慮しない市民生活はあり得ないと考えております。環境への配慮を自動車購入の判断要素とする割合が高まっているという民間調査結果からも、環境意識は確実に浸透しております。公共施設整備につきましては、環境重点事業を継続実施するほか、530運動推進連絡会をはじめ四つの団体が統合され、新たに設立されます530運動環境協議会(仮称)に補助金を交付するなど、市民の皆様と連携して環境への取り組みを進めてまいりたいと考えております。

 次に、廃棄物対策でございます。資源化センター焼却炉及び再利用施設につきましては、試運転を経て、本年4月から本格稼働してまいりますほか、新たにエコビレッジ地域懇談会を設置し、循環型環境社会への取り組みを進めてまいります。そして、市況の動向等を考慮し地域資源回収団体への奨励金の増額を図ることとしておりますほか、リサイクルステーションモデル事業を実施し減量啓発に努めてまいります。なお、し尿収集料金でございますが、収集経費の上昇等を踏まえ、料金の引き上げをお願いすることとしております。そして、懸案となっております最終処分場への取り組みでございますが、杉山地区を新たな候補地とし、その第一歩として環境アセスメント調査を実施することとしております。

 また、斎場改修事業でございますが、利用者の方々への配慮とともに、バリアフリーにも意を用いながら、2か年をかけて整備してまいります。

 さらに、食品の安全確保のために監視指導の徹底や食品衛生知識の普及啓発に努めてまいります。

 そのほか、市民センターを拠点として活動しておりますボランティア情報センターでございますが、新年度には「ボランティア・市民活動推進指針」を策定し、一層の市民参画のまちづくりに努めてまいります。また、市政情報提供の場としての「カレッジオブとよはし」につきましては継続実施するとともに、新たに意見交換の場としての役割も有する「まちづくり出前講座」を実施してまいります。そして、市制施行100周年記念事業でございますが、新たに市民会議を設置し、市民の皆様に主役となっていただく中で、基本計画を策定してまいります。

 以上が、基本構想の政策体系に沿った主な施策の内容でございますが、全般的なこととして、効率的な行財政運営について申し上げます。まず、本年度、すべての事務事業の点検評価を実施いたしました行政評価システムでございますが、新年度におきましては、事務事業評価の充実と定着化を図るとともに、新たに市民懇談会を設置するほか、施策評価の手法検討を進めてまいります。また、人材育成でございますが、新たに人材育成懇談会を設置し、有識者の皆様の御意見を伺いながら、基本方針を策定してまいります。

 御説明申し上げました施策を盛り込み編成いたしました新年度予算でございますが、デフレスパイラルと言われるほど厳しい景気動向から市税収入は大幅な減額を見込まざるを得ない状況となっております。一方、歳出におきましては、徹底した事務事業の見直しを行うとともに、重点的、効率的な予算配分に心がけ、財政調整基金の効果的な活用など、できる限りの財源確保に努め、2年目となります第4次基本構想・基本計画に掲げた主要施策の推進に意欲的に取り組むこととしております。その結果、予算規模といたしましては、一般会計は1,053億円、特別会計は794億8,800万円、企業会計は483億3,100万円、そして、全会計では2,331億1,900万円となったものでございます。

 「人生の舞台は常に将来にあり。」と言われます。市政運営におきましても、この言葉のとおり、常に将来を見据え、前向きな気持ちで取り組んでまいりたいと考えております。そして、市民の皆様との対話と協調を大切にしながら、自立的で、住みやすい、協創のまち・豊橋の実現に向けて邁進してまいりたいと考えております。

 議員各位をはじめとして市民の皆様方には、今後とも市政に対する深い御理解と御協力を申し上げ、予算大綱説明とさせていただきます。

 続きまして、平成13年度の補正予算の説明をさせていただきます。

 今回は、一般会計におきまして14億9,853万余円の増額、特別会計におきまして8億2,913万余円の減額、企業会計におきまして3億7,000万円の増額、合計では10億3,940万余円の増額補正をお願いするものでございます。

 以下、主な内容につきまして御説明申し上げます。

 国の第二次補正予算は、経済環境の急激な変化に対応し、効果的で緊急性のある事業を盛り込み編成されました。そこで、本市といたしましても、地域経済の活性化に寄与する観点から積極的に補助事業の獲得に努め、今回の計上となったものでございます。

 まず、国庫補助事業でありますが、国の第二次補正予算に係る道路、公営住宅、消防施設、中学校大規模改造、公共下水道事業などにつきまして増額の補正をお願いし、新年度予算との一体性を確保した事業進捗に努めてまいりたいと考えております。なお、今回の増額補正分を含め、本年度内の執行が不可能なものにつきましては、繰越明許費の設定をお願いしております。

 次に、職員人件費でございますが、退職者数の増加による退職手当の増額補正をお願いしております。

 また、農林水産業費におきましては、牛海綿状脳症対策として、東三河食肉流通センターが整備いたします焼却炉等の整備費に対しまして助成するとともに、県営土地改良事業など、事業の確定に伴います補正をお願いしております。

 そして、今回も篤志の方々から御寄附をいただいておりますので、それぞれ御意向に沿い、文化、福祉、体育の各振興基金へ積み立てる補正をお願いしております。

 一方、歳入でございますが、長期化しております景気の低迷による影響を受けまして、今回、主要税目であります、個人、法人の市民税及び固定資産税につきまして減額の補正をお願いすることとしております。このほか、地方譲与税及び各種交付金につきましても、決算見込み等を踏まえ、それぞれ所要の補正をお願いしております。

 なお、国民健康保険事業特別会計では、老人保健医療費拠出金の増額補正を、老人保健特別会計では、医療給付費の増額補正を、介護保険特別会計では、保険給付費の減額と合わせ、繰越金などを介護保険給付費等準備基金へ積み立てる補正をお願いしております。

 以上が、今回の補正予算の主なものでございますが、このほか、今議会には、多くの条例案や単行案を提出しております。詳細につきましては、議事の進行に伴いまして、関係部課長から、それぞれ説明をさせたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○鈴木清博議長 ただいま議題となっております各案については、本日は提案理由の説明にとどめることといたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 以上で本日の日程は終了をいたしました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 お諮りいたします。議案精読のため、明日3月2日から3月6日までの5日間は休会いたしたいと思います。これに御異議はありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○鈴木清博議長 御異議なしと認め、そのように決定をいたしました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 本日はこれにて散会をいたします。

     午後1時42分散会