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愛知県 豊橋市

平成13年  6月 定例会 06月14日−04号




平成13年  6月 定例会 − 06月14日−04号







平成13年  6月 定例会



議事日程(第4号)

                        平成13年6月14日 午後1時開議

第1 議案第65号 平成13年度豊橋市一般会計補正予算(第1号)

第2 議案第66号 豊橋市民文化会館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について

第3 議案第67号 豊橋市屋外広告物条例の一部を改正する条例について

第4 議案第68号 豊橋市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について

第5 議案第69号 豊橋市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例について

第6 議案第70号 工事請負契約締結について

          (街路築造工事(その1))

第7 議案第71号 工事請負契約締結について

          (豊橋市民球場夜間照明設備等改修工事)

第8 議案第72号 物品購入契約締結について

          (中継輸送車)

第9 議案第73号 平成13年度豊橋市農業共済無事戻し金について

第10 承認第2号 専決処分の承認について

          (平成13年度豊橋市老人保健特別会計補正予算(第1号))

第11 報告第4号 平成12年度豊橋市一般会計繰越明許費繰越計算書について

第12 報告第5号 平成12年度豊橋市地域下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書について

第13 報告第6号 平成12年度豊橋市介護保険特別会計繰越明許費繰越計算書について

第14 報告第7号 平成12年度豊橋市下水道事業会計予算繰越計算書について

第15 報告第8号 専決処分の報告について

          (損害賠償の和解及び額の決定について)

第16 報告第9号 市有地信託の事務処理状況を説明する書類の提出について

本日の会議に付した事件

1 日程第1.議案第65号 平成13年度豊橋市一般会計補正予算(第1号)から日程第16.報告第9号 市有 地信託の事務処理状況を説明する書類の提出についてまで16件

2 議案会第7号 道路整備に関する意見書

3 議案会第8号 容器包装リサイクル法の改正を求める意見書

4 議案会第9号 ジェイアール東海バスの一般路線の存続を求める意見書

出席議員 40人

    1番  佐藤多一             2番  田中敏一

    3番  尾崎義明             4番  朝蔭芳治

    5番  丹羽洋章             6番  近田明久

    7番  鈴木義則             8番  宮澤佐知子

    9番  牧野英敏             10番  梅村直子

    11番  岩瀬 篤             12番  大橋正幸

    13番  大沢初男             14番  石倉健治

    15番  岩見征生             16番  村松千春

    17番  藤原孝夫             18番  岡本 泰

    19番  渡辺則子             20番  高柳大太郎

    21番  牧野鉄人             22番  野末義正

    23番  鈴木道夫             24番  市川健吾

    25番  北西義男             26番  山岡弘幸

    27番  伊藤秋男             28番  小田鍵三

    29番  伊達 勲             30番  鈴木雅博

    31番  清水ひろひさ             32番  夏目忠男

    33番  石黒 巌             34番  水鳥辰朗

    35番  原 基修             36番  小山晃一郎

    37番  伊藤秀昭             38番  菊池喜代子

    39番  草野年彦             40番  鈴木清博

欠席議員 なし

説明のため出席した者

    市長     早川 勝       助役     河合孝之

    助役     吉岡 淳       総務部長   加藤三男

    財務部長   加藤潤二       企画部長   豊田修之

    文化市民部長 前川文男       福祉保健部長 加藤紀之

    環境部長   山田泰三       産業部長   小林正己

    建設部長   岩瀬正一       都市計画部長 河井幸稔

    市民病院

           土屋芳信       上下水道局長 中村昭一

    事務局長

    消防長    太田敏明       教育長    地宗一郎

                      監査委員

    教育部長   市川勝太郎             内藤公久

                      事務局長

    行政課長   堀内一孝       財政課長   宇野厚生

職務のため出席した者

    事務局長   金子一光       議事課長   田中隆信

    庶務課長   山内充弘       議事課主幹  氏原孝正

    議事課長補佐 塚田晴由       議事係長   木村昌弘

    調査係長   鈴木誠一郎

     午後1時開議



○鈴木清博議長 ただいまから本日の会議を開きます。

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 日程に入る前に御報告いたします。環境経済、総務、福祉教育及び議会運営委員会の各委員長から、去る6月6日の本会議において各委員会に送付いたしました陳情については、当局において慎重に検討し措置されるよう要望するなど決定した旨、報告がありました。

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 これより日程に入ります。

 日程第1.議案65号平成13年度豊橋市一般会計補正予算から、日程第10.承認第2号専決処分の承認についてまでの10件を一括議題といたします。

 さきに審査を付託いたしました各委員会委員長の報告を求めます。初めに、環境経済委員会委員長岩瀬 篤議員。

  〔岩瀬 篤環境経済委員長登壇〕



◆岩瀬篤環境経済委員長 本委員会に付託されました議案1件につきましては、去る6月7日に委員会を開催し、審査を終了いたしましたので、その審査経過の概要及び結果を御報告申し上げます。

 議案第73号平成13年度豊橋市農業共済無事戻し金について、当局から説明を求め審査いたしました結果、本案は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 以上、御報告といたします。



○鈴木清博議長 次に、総務委員会委員長小田鍵三議員。

  〔小田鍵三総務委員長登壇〕



◆小田鍵三総務委員長 本委員会に付託されました議案4件につきましては、去る6月7日に委員会を開催し、審査を終了いたしましたので、その審査経過の概要及び結果を御報告申し上げます。

 初めに、議案第66号豊橋市民文化会館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、当局から説明を求めた後、質疑に入りました。では、その主たる質疑を申し上げます。

 初めに、『文化会館に設置する液晶プロジェクターの使用料の算出根拠について』質疑があり、これに対して、『ライフポートのコンサートホールにある既存の液晶プロジェクターの使用料と同額とした。』との答弁がなされ、次に、『この液晶プロジェクターを活用することにより、どのような効果が期待できるのか。また、館外への貸し出しについては議論されたのか。』との質疑があり、これに対して、『活用方法については、印刷物や立体物をそのままスクリーンに放映できるプロジェクターであり、ビデオやデジタルカメラ等の映像を取り込んだり、パソコンともリンクできるので、会議室の多い文化会館において、講演会や研修会等での有効活用が十分期待できるものである。館外への貸し出しについては、非常に微妙な機械類なので、適正な管理運用が確保できるかどうか見極めながら、寄附者の意向に沿った形の中で今後考えていきたい。』との答弁がなされました。

 では、採決の結果を申し上げます。本案は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第70号及び議案第71号の工事請負契約締結について並びに議案第72号の物品購入契約締結についての3件について、当局から説明を求めた後、質疑に入りました。では、その主たる質疑を申し上げます。

 議案第70号に関し、『今回の工事で特殊な工法を選定した理由について』質疑があり、これに対して、『梅田川にかかる橋梁の設計条件として、計画洪水からの余裕高を1メートル以上確保するために橋長が38メートルとなること、二川駅南口の駅前広場に接することから、新幹線下の通路口の高さ、駅前広場との整合性を図るために、けた高を1メートル程度にしなければならないこと、また、長いけたを搬入する搬入道路がないといった条件を満たす工法の中から経済比較をして工事費が一番安価であるため、この工法を選定した。』との答弁がなされました。

 次に、『橋のシンボル的要素と車いすへの対応はどのように検討されたのか。』との質疑があり、これに対して、『この橋は総合動植物公園へのアクセス道路に架設されるので、来園者のウェルカムゲートとなることから、高欄に恐竜をモチーフとしたデザインを考えていきたい。

 車いすへの対応は、歩道の幅が5.5メートル、勾配は3%ぐらいなので、エレベーター等の設置は考えていないが、幅員がしっかり確保でき、車いす等も自由に往来できると思っている。』との答弁がなされました。

 また、議案第71号に関し、『3月の予算特別委員会で聞いた内容から、今回設計変更をしたと聞いているが、その理由及び予算の増減額はどのくらいか。また、工事期間中の安全対策について』質疑があり、これに対して、『設計変更については、設計業務を委託する際、既設設備を可能な限り利用できないか検討を行い、投光器の仕様を検討する中で基礎工事、動力幹線などが使用でき、電気室の改修も最小限で済む設計となった。また、防球ネットも設置位置の変更を行ったことから、約2億5,000万円の経費減となった。

 また、安全対策については、地域住民の方には既設の照明灯の撤去、または立ち上げのときなど一定期間、通行できなくなるため御迷惑をおかけするが、総代を通じて周知するとともに、看板等も設置するなど、安全対策については十分配慮していきたい。』との答弁がなされました。

 では、採決の結果を申し上げます。各案は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上、御報告といたします。



○鈴木清博議長 次に、福祉教育委員会委員長石倉健治議員。

  〔石倉健治福祉教育委員長登壇〕



◆石倉健治福祉教育委員長 本委員会に付託されました承認1件につきましては、6月8日委員会を開催し、審査を終了いたしましたので、その審査経過の概要及び結果を御報告申し上げます。

 承認第2号専決処分の承認について、当局から説明を求めた後、質疑に入りました。では、その主たる質疑を申し上げます。

 『平成13年1月から70歳以上の高齢者の医療費が1割負担となり、医療抑制が進んでいる実態が報告されているが、医療費の支出はどのようになっているか。さらに、介護保険制度の導入により、老人保健からの医療給付が減少すると考えられていたが、その経過について』との質疑があり、これに対して、『医療費の持ち出しについては、平成12年12月と平成13年1月の診療分で比較すると、約1億2,900万円、率で5.8%の減となり、制度が変わった時期には、一時的に医療費が下がる傾向がある。また、医療費と介護保険とのかかわりについては、前年度に比べ約9億5,000万円、率で約3.5%の減となっているが、細かく分析は行っていない。』との答弁がなされました。

 次に、『地方財政の健全性の確保の面から老人保健特別会計の3年連続繰上充用の認識について』質疑があり、これに対して、『老人保健特別会計に限れば、現行の仕組み、ルールからの繰上充用措置もやむを得ないと考えているが、3年続けてこのような状態が続いていることなど、全く問題がないとはいえない。国の負担交付金等において不足が生じないよう要望していく必要があると考えている。』との答弁がなされました。

 次に、『厚生労働省は、老人医療費の伸びを経済動向と大きく乖離しないようにするとの方針であるが、膨れ上がる老人医療費と国の動向に対する認識について』質疑があり、これに対して『老人医療費は、2025年には医療費の6割を超えるとも言われており、老人医療費への拠出は大きく伸び、負担をしている健康保険者の会計を圧迫し、医療保険、各制度の存続についても危機的な状況と認識している。

 こうした中、国において安定的な高齢者医療を支えていく制度の確立を期待している。また、医療費の伸びを抑制する施策を、保険者、医療機関、行政が一体となり取り組んでいくことが必要であると認識している。』との答弁がなされました。

 では、採決の結果を申し上げます。本案は全員異議なく原案のとおり承認すべきものと決定いたしました。

 以上、御報告といたします。



○鈴木清博議長 次に、建設消防委員会委員長及び一般会計予算特別委員会委員長伊達 勲議員。

  〔伊達 勲建設消防及び一般会計予算特別委員長登壇〕



◆伊達勲建設消防及び一般会計予算特別委員長

 初めに、建設消防委員会について御報告いたします。

 本委員会に付託されました議案3件につきましては、去る6月8日に委員会を開催し、審査を終了いたしましたので、その審査経過の概要及び結果を御報告申し上げます。

 初めに、議案第67号豊橋市屋外広告物条例の一部を改正する条例について、当局から説明を求め、審査いたしました結果、本案は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第68号豊橋市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について及び議案第69号豊橋市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例についての両案を、当局から説明を求めた後、質疑に入りました。では、その主たる質疑を申し上げます。

 『非常勤消防団員に係る退職報償金の引き上げと掛け金の引き上げについて、双方の収支バランスはどうなっているのか。また、改定の算定根拠が明確にされていないが、今回の姿勢と今後の対応はどうするのか。』との質疑がありました。これに対して、『掛け金の引き上げについては、平成4年度から据え置きとなっていたが、今回の退職報償金支給額の引き上げに伴い、基金側から示された資料からすると、支給額の引き上げに見合う掛け金の引き上げになっているように見受けられる。そして、収支バランスについては、本市の昨年度の退職者の実績から、数字的には一番多い5年以上10年未満の勤務年数での枠の引き上げ率が、平均の引き上げ率よりかなり高い数値となっており、バランスのとれたものと理解している。

 また、算定根拠の明示の必要性に対する姿勢などについては、全国の消防長会、愛知県消防協会の行う各種会議・大会を通じ、機会あるごとに国・県に対して今回のように算出根拠が明確に示されていないような事案のみではなく、種々の案件についても、市町村が明確に判断し運用できるよう積極的に働きかけていきたいと考えている。』との答弁がなされました。

 では、採決の結果を申し上げます。両案はいずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上、御報告といたします。

 次に、一般会計予算特別委員会について御報告いたします。

 本委員会に付託されました議案第65号平成13年度豊橋市一般会計補正予算につきましては、6月11日に委員会を開催し、審査を終了いたしましたので、その審査経過の概要及び結果を御報告申し上げます。

 本案につきましては、当局から説明を受け審査を行いましたが、質疑段階において、

・文化振興指針の理念と文化振興基金との関連について

・資源化センター3号炉のダイオキシン対策改良工事の事業費の根拠及び3号炉のダイオキシン除去能力を新焼却炉に近づける考え方について

・道路整備にかかわる特定財源の変更に伴う財源更正について

・羽田上公園の整備計画内容と雨水貯留槽の規模設定及び防火水槽としての利用について

・二川駅周辺整備事業に対する行政評価と総合動植物公園の集客予測及び地域活性化について

・牛川西部土地区画整理事業の目的と効果、及び新しい時代の区画整理に対する取り組みについて

・スクールカウンセラー活動事業における県と市の関係及び及び臨床心理士の資格を持ったスクールカウンセラーが必要となった背景について

・繰越金を市民生活支援型施策の介護保険へ活用することについて

 などの質疑応答が交わされた後、賛否意見の表明がなされました。

 では、採決の結果を申し上げます。本案は起立採決の結果、起立多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上、御報告といたします。



○鈴木清博議長 ただいまの各委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。

  〔「進行」と呼ぶ者あり〕



○鈴木清博議長 質疑なしと認め、これにて質疑を終わります。

 これより討論に入ります。討論の通告がありますので発言を許します。初めに、高柳大太郎議員。

  〔高柳大太郎議員登壇〕



◆高柳大太郎議員 私は、ただいま議題となっております議案第65号一般会計補正予算について、日本共産党豊橋市議団を代表いたしまして討論を行います。

 議案に対する態度は反対であります。以下、その理由を述べさせていただきます。

 第1に、今年度中に補正予算財源として利用できる繰越金活用の在り方であります。説明によりますと、補正財源として1億4,270万円充当していますが、平成12年度から補正可能な繰越金は26億円余ということでありました。繰越金は、これまで国や県が補助金をつけて進める公共事業の本市の負担分として、いわゆる裏負担として使用してきました。活用については、中長期的に見ていく必要がありますが、従来のような公共事業の裏負担として使うやり方から、市民生活を守る施策・事業の比率を高めていく方向に転換していく必要があります。

 今日の深刻な社会経済状況から見て、家計を直接助けていく生活支援型施策を重視すべきであります。特に10月からは介護保険の65歳以上の保険料は満額徴収となり、新たな負担となっていきます。高齢者にとって満額徴収が始まれば保険料は2倍に、年間の保険料負担は一気に昨年の3倍に増加していきます。このままでは負担にじっと耐えながら、かろうじてサービスを利用しているお年寄りも、次々抑制せざるを得なくなり、サービスを受けたくても受けられないという深刻な事態が増加していきます。

 生活安心型予算と言いながら、答弁で介護保険財政の中での運営を言い、高齢者の生活への支援に理解を示そうとせず、結局、繰越金の使い方は国・県が推進する公共事業優先の施策に追随した補助事業の裏負担の財源に重点的に使うという方向であるといえます。市民にとって緊急、切実、重要な要望についてしっかりと目を向けていくべきであります。

 第2に、道路特定財源の在り方についてであります。6月補正では、国庫補助事業から緊急地方道路整備事業への財源変更が多くありました。補正予算で財源変更することはあり得ることでありますが、一般財源の枠を広げても、社会保障など財政が厳しいといって削減をしており、背景としてある市民の要求に背を向け、公共事業の税金を一層投入しようとすることは、安易に認められることではありません。国・県の姿勢がそうであるならば、地方自治体は市民生活を守っていく立場からしっかりと意見を言うべきでありますが、伊勢湾口道路を含めて道路は必要であり、積極的に要望していくと述べ、国・県に追随の姿勢を変えようとしていません。

 事業推進に当たっては、補助金がつくからといって無批判に受け入れていくのではなく、不要不急の事業によってはおくらせること、あるいは中止することも視野に入れて考えるべきであり、何よりも無駄な公共事業を節約して、暮らしや福祉、教育にかかわる事業を優先させるべきであります。

 以上、議案に対する反対理由といたします。

 なお、質疑の中で明らかになったこととして、1、資源化センター焼却炉3号炉のダイオキシン対策については、新焼却炉の自主規制値の0.01ナノグラムに近づける運転、維持管理に努力していただくこと、2、臨床心理士によるスクールカウンセラーのこの間の実績でも明らかなように、早期発見、早期対応のために、増員と同時に複数の養護教諭の配置をしていただくこと、3、羽田上公園では身障者、高齢者、乳幼児などにやさしいユニバーサルデザインの考え方を取り入れた整備を進めていただくこと、以上、意をくんで施策に取り入れていただくことを期待し、討論といたします。



○鈴木清博議長 次に、岡本 泰議員。

  〔岡本 泰議員登壇〕



◆岡本泰議員 私は、会派まち・フォーラムを代表し、ただいま議題となっております議案第65号平成13年度豊橋市一般会計補正予算について、賛成の立場から討論をいたします。

 資源化センター施設整備費ごみ処理施設(3号炉)ダイオキシン対策改良工事についてでありますが、これは平成9年に改正され、平成14年12月1日実施となります廃棄物処理法にて規制されるダイオキシン排出基準値1ナノグラムをクリアするために実施される改良工事であり、ダイオキシン発生値を低減させる具体的手法の一つであります完全燃焼の促進を図り、市民の安心・安全の確保を保障するためには必要不可欠なものと判断をいたします。

 次に、市町村道整備事業費についてでありますが、今回の補正につきましては、財源更正によるものが主たる理由でございますが、当然のことながら真に必要な道路はきちんと整備をするという基本姿勢のもとで、着実な事業推進に大いに期待を申し上げます。

 次に、公園整備費羽田上公園改修工事についてでありますが、本市の公園整備に対する基本コンセプトの一つに、地域の特色を生かした公園づくりがあります。今回の当該地域では、従来から花いっぱい運動に取り組んでこられた実績があり、その特色を生かしつつ、老朽化した公園をリニューアルするハード整備とあわせて市民参加の公園づくりというソフト施策も実現してしまおうという、一粒で二度おいしい効果をねらったものであり、その目的がきちんと達成されることを大いに期待いたします。

 その他の補正内容についても適切なものと判断をいたします。

 以上、私の賛成討論といたします。議員各位の御賛同のほどよろしくお願い申し上げます。



○鈴木清博議長 以上で通告による討論は終わりました。ほかに討論はありませんか。

  〔「進行」と呼ぶ者あり〕



○鈴木清博議長 討論なしと認め、これにて討論を終わります。

 これより採決に入ります。

 初めに、議案第65号平成13年度豊橋市一般会計補正予算を起立により採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。

  〔賛成者起立〕



○鈴木清博議長 起立多数であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第66号から議案第73号までの以上8件を一括採決いたします。各案に対する委員長の報告は可決であります。各案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○鈴木清博議長 御異議なしと認めます。したがって、各案は原案のとおり可決されました。

 次に、承認第2号専決処分の承認についてを採決いたします。本案に対する委員長の報告は承認であります。本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○鈴木清博議長 御異議なしと認めます。したがって、本案は承認することに決定いたしました。

 次に、日程第11.報告第4号平成12年度豊橋市一般会計繰越明許費繰越計算書についてから、日程第16.報告第9号市有地信託の事務処理状況を説明する書類の提出についてまでの以上6件を一括議題といたします。

 直ちに報告を求めます。財務部長。



◎加藤潤二財務部長 それでは、報告案件につきまして御説明いたしますので、27ページをお願いいたします。報告第4号平成12年度豊橋市一般会計繰越明許費繰越計算書についてでございます。

 28・29ページをお願いいたします。平成12年12月及び平成13年3月市議会定例会におきまして御議決いただきました15件の繰越明許費でございますが、28ページの表の左から4列目の金額がそれぞれの事業ごとの議決額でございまして、その右隣が翌年度への繰越額となるものでございます。平成12年度の支出額の確定によりまして、それぞれ議決額の範囲内での繰越額となっております。

 次の30・31ページも同様でございます。

 次に、33ページをお願いいたします。報告第5号平成12年度豊橋市地域下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書についてでございます。

 34・35ページをお願いいたします。この3月市議会定例会におきまして御議決いただきました2件の繰越明許費でございますが、いずれも国の補正予算に伴う補助事業でございまして、議決額と同額の繰越額となっております。

 次に、37ページをお願いいたします。報告第6号平成12年度豊橋市介護保険特別会計繰越明許費繰越計算書についてでございます。

 次の38・39ページをお願いいたします。この件につきましても国の補正予算に伴うものでございまして、議決額の範囲内での繰越額となっております。

 41ページをお願いいたします。報告第7号平成12年度豊橋市下水道事業会計予算繰越計算書についてでございます。

 次の42・43ページをお願いいたします。地方公営企業法第26条第1項の規定に基づき、翌年度繰越額の欄に記載してあります金額を平成13年度へ繰り越すものでございます。1款2項下水道築造費でございますが、この3月市議会定例会におきまして国の補正予算に伴い増額補正をお願いいたした補助事業でございまして、全額を翌年度へ繰り越すものでございます。

 次に、44ページをお願いいたします。報告第8号専決処分の報告についてでございます。地方自治法第180条第1項の規定に基づく昭和38年会第2号議決により、損害賠償の和解及び額の決定について次のとおり専決処分したもので、同条第2項の規定により報告をさせていだたくものでございます。

 処分内容について御説明いたしますので45ページをお願いいたします。専決処分したものは、道路照明灯が根元の腐食により倒れたことによるもの1件と、未舗装の道路に生じていたくぼ地によるもの1件の計2件でございます。

 まず1件目は、平成13年3月13日、豊橋市野依町字東新谷29番1地先の市道に設置されている道路照明灯が根元の腐食により倒れたため、電柱からの引込み線がたるみ、当該引込み線が走行中の相手方軽乗用自動車に接触し、相手方車両を損傷させたものであります。今回、示談によりまして和解が成立いたしましたので、ここに記載の日をもちまして専決処分をしたものでございます。

 2件目は、平成13年4月24日、豊橋市三ノ輪町字本興寺95番地先の市道上におきまして、相手方所有の軽乗用自動車が未舗装の車道を横断する暗渠の手前に生じていたくぼ地(穴ぼこ)に落ち込み、その壁に車両下部が衝突したことにより、相手方車両を損傷させたものであります。今回、示談によりまして和解が成立いたしましたので、ここに記載の日をもちまして専決処分をしたものでございます。

 相手の方々に対しましては多大な御迷惑をおかけしたことを深くおわびいたしますとともに、道路パトロール等の強化を図るなど再発防止について一層の努力を払ってまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 次に、46ページをお願いいたします。報告第9号でございますが、これは地方自治法第243条の3第3項の規定によりまして、市有地の信託に係る事務処理状況を説明する書類を提出させていただくものでございます。

 47ページをお願いいたします。平成12年度の事業実績報告書でございますが、市有財産の信託契約は昭和62年9月議会で議決をいただきまして信託をお願いしたもので、平成12年度は14年目に当たります。実際に建物が竣工しまして賃貸事業を開始してからは12年目となります。

 業務内容につきましては、平成12年4月1日に土地信託の受託者である三井信託銀行株式会社が中央信託銀行株式会社と合併したため、合併後の中央三井信託銀行株式会社におきまして、前年度に引き続き賃貸事業を行ったものでございます。

 賃貸先は、記載のように事務所部分は大日本印刷株式会社、宿泊部分は豊橋市職員互助会でございます。

 次に、48ページをお願いいたします。平成12年度の収支計算書でございますが、まず、収入でございます。賃貸料、共益費につきましては予定どおりの収入でございます。また、雑収入につきましては、賃貸先の電気・水道の使用料金相当分でございます。受取利息につきましては、普通預金と金銭信託の利息でございます。繰越金につきましては前年度からの繰越金で、平成11年度の収支差額でございます。

 次に、支出でございますが、運営委託費、維持管理費、公課費につきましてはおおむね予定どおりの執行でございます。支払利息につきましては借入金の利息でございますが、低利で推移したため、予算対比では約88万5,000円の減となっております。報酬、借入返済金、修繕積立金及び敷金返還準備積立金につきましては予定どおりの執行となっております。信託配当金につきましては、平成11年度の収支差額を豊橋市が平成12年度に受け取ったものでございます。

 収支差額の813万864円につきましては、平成13年度の信託配当金として翌年度に繰り越したものでございます。

 次に、49ページをお願いいたします。貸借対照表でございますが、資産の部につきましては、土地、建物、電話加入権は前年度同額、預金につきましては3月末現在の残高でございます。負債・資本の部につきましては、借入金、信託元本、敷金の合計額が資産の部の土地、建物、電話加入権の合計額に相当いたします。修繕積立金及び敷金返還準備積立金は予定どおりに積み立てた額となっております。当年度未処分利益剰余金は、平成13年度に信託配当金として豊橋市が受け取るものでございます。

 次に、50ページをお願いいたします。信託財産目録でございますが、記載のとおりで、特に御説明することはないと思いますので御照覧をいただきたいと思います。

 51ページをお願いいたします。平成13年度事業計画でございますが、信託契約の15年目を迎え、前年度同様、中央三井信託銀行株式会社が引き続き賃貸事業を運営するものでございます。賃貸先についても変更はございません。

 52ページをお願いいたします。平成13年度の収支予算書でございます。まず収入ですが、賃貸料につきましては、大日本印刷株式会社の賃貸料の見直しを行い、前年度に比較いたしまして4.5%の引き下げを行っております。これは、近隣の同規模の貸事務所の賃料水準に比較して差があることから、協議の結果、引き下げたものでございます。なお、豊橋市職員互助会の賃貸料につきましては据え置いていますが、これは互助会の賃貸料はもともと低く設定がしてあり、現状でも水準以下となっていますので引き下げを行わなかったものでございます。共益費につきましては、前年度と同額を計上いたしております。雑収入につきましては、前年度実績をもとに算定しております。

 次に、支出でございますが、運営委託費は前年同額、維持管理費は前年度実績をもとに算定しております。公課費、支払利息、報酬、借入返済金、修繕積立金及び敷金返還準備積立金につきましては、所定の計算で算定したものでございます。信託配当金につきましては、本年度に豊橋市が配当金として受け取るものでございます。

 収支差額の627万円につきましては、平成14年度の配当予定額となるものでございますが、前年度と比較して減少しておりますが、これは主に賃貸料の引き下げによるものでございます。

 以上で説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。



○鈴木清博議長 これより質疑に入ります。質疑の通告がありますので発言を許します。伊達 勲議員。



◆伊達勲議員 今、幾つかの報告案件について報告されたわけですが、私はそのうち報告第8号専決処分について、損害賠償の和解及び額の決定についてを若干教えていただきたいことと、報告第9号市有地信託の事務処理状況を説明する書類の提出についての2件について若干、質疑させていただきたいと思います。

 最初に、報告第8号損害賠償の和解及び額の決定についての報告であります。

 今回の報告の中のうち、上段の方にあります道路照明灯が根元の腐食によって倒れた。そして、その原因によって相手方軽乗用自動車を損傷させたものであります。実は、この道路照明灯の根元の腐食が原因で倒壊した事例が、今回の報告は今年の3月24日であります。もう1件が今年の3月議会に報告されまして、1月3日に同じような原因で、道路照明灯が腐食で倒れた。これに対する損害賠償。同時に、道路照明灯ではありませんが、平成11年の9月にはカーブミラーの根元が腐食して倒れて、これまた事故が起きて損害賠償と。

 道路にかかわっているカーブミラーや道路照明灯の根元の腐食は、今回たまたま軽乗用車が引込み線に当たって事故ということで、車の損害賠償だけに終わっているんですが、この中身は、一歩間違えば、例えば乗用車が走ってきたときに、そこに倒れたとすれば激突で、死亡事故を招きかねない。あるいは通行人がいた場合に倒れると、そこでの重大な事故にもなりかねないという問題を含んでいると思います。

 そこで、幾つかお伺いしたいんですが、実は私は11年の9月に発生したカーブミラーの根元腐食に伴っての、これは議決を要する事項でありましたので、今回のように報告でなくて議案として出されたケースでありましたが、このとき質疑させていただいて、そのときの教訓として、徹底した点検調査を行っていくという御答弁でした。今、財務部長の説明でも、今後、道路パトロールの強化を図る。前回もそう、その前もそう。道路パトロールの強化を図るという形で報告されながら、この1月3日そして3月24日と続けざまに起きた道路照明灯の根元腐食であります。この道路照明灯の今回の根元腐食による倒壊事故は、今までの中で本当に教訓が生かされてきたのかどうかというのがちょっと心配になっています。

 そこでお伺いしますが、道路照明灯あるいはカーブミラーにかかわるものでありますが、この間の点検、調査及び維持管理をどのように行ってきたのか。このことをお伺いします。

 2点目は、今年の1月と3月に続けざまに根元腐食による倒壊事故が発生したわけであります。たまたま今年の1月と3月に、今回は野依町、1月は向草間町、ここでたまたま何ら因果関係もなく倒れたというように見るには、ちょっと納得いかない点があります。この2件の原因ですね、腐食倒壊事故の原因をどのように分析されているのか。例えば、同時期の工事であれば、そのポールの材質が問題なのか。あるいは工事方法に問題があるのか。あるいは維持管理に問題があるのか。そういう点での原因について、この倒壊事故をどのように分析されているのか、まずお伺いしたいと思います。

 続いて、報告第9号市有地信託の事務処理状況を説明する書類の提出についてであります。

 2年に一度ずつ賃貸料契約を更新している。この賃貸料契約は、豊橋市が直接、大日本印刷との交渉をするのではなくして、中央三井信託銀行株式会社との契約によって、中央三井信託銀行がその相手先である大日本印刷株式会社と交渉して賃貸料の単価を決めているわけでありますね。2年に一度ずつ、実は2年前におきましては、大幅な賃貸料の単価更新に当たって単価切り下げを行いました。当初の見込みからいくと、かなりの収入減という形で契約がされたわけですね。今回も、いろいろと伺いますと、さらに2年前の改定のときより坪単価にして500円、率にして4.5%下げて、そして今回が1万500円となったわけであります。

 平成元年、つまりこの市有財産を信託で契約したときの単価契約が、坪当たり1万3,550円でありましたので、原価割れというとおかしな表現になりますが、当初の見込みからいくと、改定ごとに5%ずつ賃貸料の契約をアップしていく、そして増収が十分見込まれるという予定であったのが、平成7年度の契約時から毎年のように下がってきた。ついに坪単価で1万500円まで下がってきて、そして14年度の配当見込みが627万円まで、今までの最高の配当金が、平成5年・6年で受け取った2,078万円から見ると、3分の1近くまでなってくる。これぐらいまで下がってきているんですね。

 そこでお伺いしたいんですが、賃貸料契約交渉は、今申しましたように市有財産信託契約相手であります中央三井信託銀行株式会社が行っておりますが、この契約更新に当たって、本市からどのような意向をこの中央三井信託銀行に伝えて、そしてこの契約更新に当たっての交渉を行われてきたのかお伺いします。

 2点目は、当初の信託配当金の見込みは、今申しましたように更新ごとに5%ずつ、つまり2年おきに5%ずつアップしていく。そして、20年間で受け取る配当収入は2億5,000万円というように見込んできたわけなんですが、その後ダウンしてきて、13年度、今年度受け取る配当金は813万円ですか、そこまでの関係を見ると、手に入れる金額が1億5,185万円余になります。仮に14年度の配当金見込み627万円が、このまま賃料の引き下げを行わずに627万円を今後受け取ることができるとしても、総額2億円余です。当初見込んでおりました2億5,000万円に比べて約5,000万円見込みを下回るという事態になろうかと思います。そういう点で、今後の配当金収入がどういうように推移してくるのか、その見込みと、当初目標額を下回った場合、当初予定との関係でどのような影響が持たれてくるのか、まずお伺いしたいと思います。

 以上、1回目の質疑です。



◎岩瀬正一建設部長 それでは、報告第8号の専決処分について、道路照明灯の件について私の方からお答えをさせていただきます。

 まず、第1点目で、この間の点検、調査、維持管理はどのように行ってきたかという件でございますけれども、日常的な道路のパトロールにつきましては、路面の状況だとか道路照明灯、カーブミラーなど道路附属物も含めまして、道路全体を目視によって通常の点検は実施をしております。

 指摘のありました平成11年の9月の事故発生の後は、東西の維持事務所で特別班をつくりまして、緊急の一斉の点検を実施しております。この一斉点検の結果で、損傷の激しいものについては建て替えも実施をしてきております。

 また、道路照明灯につきましては、平成10年から道路照明灯台帳のOA化のために、すべての道路照明灯の現地調査を実施してまいりました。これも目視で、腐食の状況とそれから照明灯のナンバープレートの照合のための点検をしております。

 そして、今年の4月から、今回の事故もございましたので、さらに1班を編成いたしまして、道路照明灯とカーブミラーの双方を、目視でなくてハンマーでたたいて、その打音によって腐食の程度を確認する点検方法があるわけなんですけれども、これを今年の4月から、今、実施をしている最中でございます。

 それから、2点目の事故の分析をどのようにしたかということでございますけれども、倒壊の原因につきましては、昭和58年までに設置をいたしました道路照明灯につきましては、段つき、二段のポール型を採用しているわけなんですけれども、これに腐食防止のためのペンキ塗装を実施しております。この段つきのポール型照明灯につきましては、設置された場所の問題だとか、その他外的な条件によって腐食が進行するものも見受けられました。しかしながら、材質的には、特に本体のポールについての材質的には、一般構造用炭素鋼管を使用しておりますので、これについて素材が特別問題ではございませんでした。

 その中で、先ほども申し上げたんですけれども、ペンキ塗装に原因があったのではないかというように認識をしております。その結果、昭和59年以降につきましては、内外面とも、そのポールの内側も外側も含めまして亜鉛メッキをした材料に変更して今日に至ってきております。このため点検につきましては、先ほども申し上げたんですけれども、原始的と言われる話になるかと思いますけれども、ハンマーによる打音の検査を今、実施しているということで、今後も一通りこれを実施してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◎加藤潤二財務部長 それでは、市有地信託の事務処理の関係でございますけれども、まず、契約更新に当たっての本市からの意向ということでございますが、前回、11年度に更新があったわけでございますが、その際には大日本印刷から1万円以下で賃貸料をという強い要望が出てきております。しかし、結果といたしましては1万1,000円で契約更新をしているわけでございます。今回におきましても、大日本印刷側は経営合理化と社内事情ということから、当初からかなり強硬な同様な要望を出されておりました。本市といたしましても、中央三井信託銀行に対しまして、大日本印刷さんの事情というものはあるにしても、周辺の賃貸料の動向等十分に把握し、最大限の努力をして、適切な賃貸料の水準を堅持するよう強く要望いたしてきたところでございます。

 次に、今後の配当金収入の見込みということでございますけれども、東京におきます貸ビルの賃貸料水準の動向とか、さらに近隣の動向など、経済の状況によってかなり大きく影響されるものがあります。予測につきましては非常に難しいわけでございますけれども、今の時点では、今後の信託期間内においての急激な回復というのは非常に考えにくいのではないかなというように考えております。

 そこで、私どもシミュレーションといいますか、推計といいますか、そういったようなものを立てておりまして、例えばそこで償還金に係る金利につきまして、1.5%で推移をしていった。賃貸料につきましては、今後も議員がおっしゃっていたように1万500円という単価で推移すると仮定しますと、最終的な配当金の、21年度になりますけれども、合計見込みが2億600万円ほどとなります。また、別の見方といたしまして、賃貸料が今後、改定時に、今回4.5%でございますが、5%ダウンするという仮定をいたしますと、今後、2年ごとに改定がございますので4回ございますけれども、その都度5%ずつ下がっていったと、非常にきつい見方でございますけれども、そういう見方をしていきますと、最終的には1億8,700万円程度になるのではないかという試算もしてございます。

 当初計画におきましては、議員がおっしゃったように、賃貸料あるいは維持管理費が5%上昇という想定の中で計画をしておりました。そんな中で経済情勢の変動に遭いまして、今申し上げましたような結果が現時点における見込みではないかというように考えております。信託期間終了時点におきましては、確かに当初計画を下回ってまいりますけれども、一定の配当は受けることができるということと、信託期間を終了いたしますと、建物は本市の財産として残ってくるということなどを考慮しますと、この信託について一定の目的は達せられるものではないかというように認識をいたしております。

 以上でございます。



◆伊達勲議員 道路照明の倒壊事故によるこの間の検査の行い方ですね、たまたま12年度、この3月までですか、目視でやってきたと。つまり、目視だと中はどうなっているかわからない。ペンキが塗りたてだと新品同様で、中が腐っているか腐っていないか、空洞になっているかどうかというのがわからないままでやってきた。今回のこの4月からが、1班を設けてハンマーで、つまり打音でたたいて腐食度を検査しながら、そして更新を図っていくというように点検体制を変えたわけなんですが、これは1月、3月と続けざまにこういう事故が起きたというところからなのか、それとも、もともと本当はやるべきことをやらないままできたのかということで、非常に分かれてきます。そういう点での教訓が、つまり11年のときのカーブミラーの根元腐食のときに十分にやっていくとなっていて、しかし、そのとき以来も目視でやってきたんだと。今回は1件ですが、3月議会に提案された1月の事故と、今回報告された3月のは、車を傷めて、その車の修繕費だけで、相手の車に不幸中の幸いというと大変失礼なものの言い方になるんですが、本当に重大事故や人身事故にならなかったという点ではよかったわけなんですけれども、実は私がなぜ伺うかというと、目視によるカーブミラーだとか道路照明の点検が、豊橋の公共施設に道路照明灯は1万3,000基あって、カーブミラーがどうも7,000基ぐらいある。その中に、公園にも大体1,600ぐらい立っているんですね。それから市営住宅にも立っている。あるいは社会教育施設関係にもずっと立っている。この古い、つまり59年以前の段つきポールですか、ペンキ塗装でやっている、こういうポールが使われているところがまだあるはずではないのか。幾つか聞いてみますと、多くのところは大体、目視で終わってきている。つまり、今回の事故の教訓が全庁的にわたって、きちんと打音ではかってこういう倒壊事故を未然に防いでいく、そして重大事故につながらないようにするにはどうするかというのが徹底されているのかどうかというと、疑問でならないわけです。

 そこでお伺いしたいんですが、本市が管理しているさまざまな今言ったような施設の中で、照明灯もあればあるいは案内板もあります。それからさくもあります。私も岩田の運動公園を散歩しておりますと、運動公園の周りに防護さくがあります。そのさくが下の方がほとんどさびて、上と下が離れているのだとか、すが入ってほとんど効果がないようなものがいっぱいあります。こういう実際の安全さくとして設けているはずなのが、安全さくとしてあるいは安全対策として効果が失われているようなものが、豊橋市内の本市が管理している施設の中にまだあるのではないか。こういうものに対して、今までのような目視によるとか、大丈夫だろう式で行ってくると、一たん重大事故になってからすみませんでしたでは済まされないような管理過失責任が当然生まれてこようと思うんですね。未然に防ぐために今後どういう形で豊橋市の管理している施設関係について対応を図られようとしているのか。今回の事故報告に伴う教訓として、全庁的な課題として取り組むべきであろうと思いますが、どういうように考えられているのか。

 もう一つ、市民は、何も豊橋市が管理している附属品のある場所だけで生活しているではなくして、国の施設、県の施設があるわけですね。国の施設だから、県の施設だからといってそのまま放置されたのでは、またこれも問題があろうと思います。国・県の施設関係についても同様の点検、調査、維持管理について申し入れを行って、適正な措置をしていただくようにしていくべきであろうと思うんですね。これについてもどのように考えられているのか。今回の報告に当たって教訓とここの対応をまとめた形で説明していただきたいと思います。

 それから、市有地の関係であります。今回の坪当たりの賃貸料単価を1万500円にしたのは、大日本印刷からは前回同様、 1万円以下にという要求があった。市からも強く中央三井信託銀行にも意見を述べて1万500円に、必要最小限の単価のラインに結びつけたと。評価してくださいという意味だと思いますが、わかりました。

 ただ、相手のあることだし、周辺との関係もあって、当時、元年のときで大体5%で右肩上がりでどんどんふえていって、絶対損はしないよ、もうかるぞということで、信託を大いに奨励もされて、当時の議事録を読みますと、全国自治体の中でもトップクラスですか、最初に信託の管理を契約されたということが議論になっておりました。当時と10年もたつかたたないかという中で、かなり下回った配当見通しをしなければならない。

 建物が20年たって自分のものになるから目的は達しているという、今、部長の答弁でありましたが、しかし、こういうものを含みまして、今後の関係で、私は契約は20年間となっておりますので、平成21年度で最終的には清算されて、そして今の契約内容は完了する。これをどうするかというのが今後の大きな課題になってこようと思いますね。そういう点で、次回更新、2年後ですね、2年後の更新のときの話に当たって、当然、また大日本印刷の関係も絡んでくるだろうと思います。そうなった場合、次回更新の15年だと、大体残り期間はあと5年ですので、この市ヶ谷の財産を本市がどういう形で将来管理していくのか、運営していくのか、扱っていくのかということが、だんだん現実的な検討課題として出てこようかと思います。

 そこでお伺いしたいんですが、今年度の検討の中で、つまり契約期間満期後の施設管理の在り方について基本的な考え方、どのような基本方針を持って進めようとしているのか。どういう方向で検討されていくのか。このことをお伺いしたいと思います。つまり、今年度や次のこの2年間での検討期間が、次の15年のときの契約更新、あるいは将来に向けての設備投資の関係だとか、あるいは施設管理方式だとか、いろんなことの方向性が具体的な中身として、契約上でも相手との話し合いでは、こちらの市の立場からいけば含みを持った交渉を依頼することが必要になってこようかと思います。どのように基本方針を持って検討されようとしているのかお伺いします。

 以上、2回目の質疑にさせていただきます。



◎河合孝之助役 それでは、私の方から市の管理施設全般にかかわるものと、それから国・県が入っておりますのでお答えをさせていただきます。

 私どもの施設については、もちろん各部局においてそれぞれ管理はいたしているわけでございますが、今後は、国・県もあわせまして、お互いに連絡を取り合って管理については万全を期してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。



◎加藤潤二財務部長 信託終了後の関係でございますが、先ほども申し上げましたけれども、土地、建物ともに市の財産となってまいります。したがいまして、これらの運用とか施設管理につきましては、改めて検討する必要があるというように考えております。

 現在ございます宿泊施設につきましては、一定の利用が図られております。ただ、賃貸部分につきましては、今後どのような手法が考えられるのか。また施設管理につきましても、今現在は全体的に信託で管理も入ってという格好になっておりますけれども、どのような形態が一番効率的にできるのかというようなことを考えていかなければならないと思っております。

 いずれにいたしましても、市ヶ谷のこの土地、建物につきましては、立地条件を考えましても貴重な市の財産でありますので、有効な活用を図るという観点で、議員からもお話のありましたように、5年ぐらい前からしっかりと研究、勉強してまいりたいと考えております。



◆伊達勲議員 道路照明灯をはじめとしたさまざまな道路やあるいは公共施設等関連施設における今後の点検や維持管理については、国・県にも出かけて万全を尽くしていくということでありました。今回、私は改めてこれを報告案件の中で質疑させていただいたのは、先ほども申しましたように、11年度のカーブミラーのときの事故がそのまま教訓として全体にわたって生かされてきたかどうかとなると、いささか疑問を持ちましたので、今後、この種の事故があった場合は、それだけの事故報告にとどまらず、全庁的なあるいは関連する省庁関係にもきちんと伝えて、そして市民の安全な生活を維持するために施設管理に万全を尽くしていただきたい。強くこれは期待して終わります。

 それから、市有地の関係でありますが、次回の更新は大体5年前ということで、今後、立地条件からいっても有効利用を図るという前提に立って、各種検討をされるということであります。改めてどういう活用方法が市民の財産であるこの市有地が市民に還元もされ、そして生かされるかという点で、改めて基本線に立って検討を十分に進めていただきたい。詰めていただきたいということを期待して終わります。

 以上です。



○鈴木清博議長 ほかに質疑はありませんか。

  〔「進行」と呼ぶ者あり〕



○鈴木清博議長 質疑なしと認め、質疑を終わります。これにて報告を終わります。

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 ただいま石倉健治議員ほか10名から、議案会第7号道路整備に関する意見書、議案会第8号容器包装リサイクル法の改正を求める意見書、議案会第9号ジェイアール東海バスの一般路線の存続を求める意見書が提出されました。

 お諮りいたします。この際これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○鈴木清博議長 御異議なしと認め、そのように決定をいたしました。

 直ちに各案を議題といたします。事務局書記に各案の要旨を朗読させます。議事課長。



◎田中隆信議事課長 (要旨朗読)

  〔全文は以下のとおり〕



議案会第7号

 道路整備に関する意見書

 道路は、豊かな市民生活の実現と国土の均衡ある発展を図るための最も基本的な社会資本であり、欠くことのできない重要な基盤施設です。

 しかしながら、自動車交通への依存度が高い本市では、まだ道路の整備が十分でないため、市内の至るところで交通渋滞が発生しています。

 また、三河港は、自動車輸出入取扱高が全国第1位の総合物流拠点として急速に発展しており、これに伴う自動車交通量の増大が、より一層渋滞に拍車をかけ、産業活動や市民生活の支障となっています。

 したがって、三河港から全国への物流ネットワークを形成する幹線道路や市民生活の向上を図るための生活道路の整備について早急に取り組む必要があります。

 よって、国におかれましては、道路整備の重要性を深く認識され、次の事項について特段の措置を講じられるよう強く要望します。

  記

1 道路特定財源については受益者負担の原則に基づき、すべて国民の期待する道路整備を強力に推進するために充てること。

1 平成14年度予算においては、新道路整備五箇年計画の完全達成のため、一般財源も投入し、所要の道路整備費を確保すること。

1 地方道路整備の財源の充実を図ること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。

  平成13年6月14日

     豊橋市議会

衆議院議長      +

参議院議長      |

閣総理大臣      |

総務大臣       |あて

財務大臣       |

国土交通大臣     |

経済財政政策担当大臣 +



議案会第8号

 容器包装リサイクル法の改正を求める意見書

 一般廃棄物の減量及び再生資源の十分な利用を目的として、平成9年4月、「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律(容器包装リサイクル法)」が施行され、さらに平成12年4月には、その対象品目が拡大されました。

 容器包装リサイクル法は、廃棄物適正処理・3R(リデュース・リユース・リサイクル)を具体的に促進するために制定された制度にもかかわらず、再生利用のみが強調された結果、発生抑制、再使用の観点に欠け、使い捨て容器の生産、使用量は増加しています。

 また、容器製造メーカーの再商品化義務が弱いことや、再商品化費用に占める割合の大きい収集・選別・保管費用等が自治体負担となっているため、使い捨て容器を購入しないなど、真剣に取り組んでいる市民にも負担を強いるなど、さまざまな問題が発生しています。

 よって、国におかれましては、2000年5月に成立した循環型社会形成推進基本法でうたわれている「拡大生産者責任」「排出者責任」の考えに沿って、容器包装リサイクル法の見直しを早期に実施され、次の事項について特段の措置を講じられるよう強く要望します。

  記

1 法の内容について再生利用のみを強調するのではなく、根本的なごみ減量社会達成のために、発生抑制、再使用の観点を強化すること。

1 容器流通量の再商品化義務を高め、企業努力の中で過剰包装の抑制や再商品化費用の削減を図ること。

1 再商品化費用を商品価格に内在化させること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。

  平成13年6月14日

     豊橋市議会

衆議院議長  +

参議院議長  |

内閣総理大臣 |

総務大臣   |あて

財務大臣   |

厚生労働大臣 |

環境大臣   +



議案会第9号

 ジェイアール東海バスの一般路線の存続を

 求める意見書

 日本国有鉄道改革法により1987年に東海旅客鉄道株式会社に承継された旧国鉄バスは、1988年に分離され、ジェイアール東海バス株式会社として発足しました。1932年に旧鉄道省として運行を始めて以来、地域住民の足として今日まで走り続けてきました。

 今回提案された一般路線バス廃止は、路線に依拠し生活を続けている地域の人々にとって大きな社会問題になっています。特に、学生、お年寄りなど交通弱者にとって廃止は生活権を奪うものであります。

 よって、国及び愛知県おかれましては、利用者の足を守り、地域住民の生活を守る立場から、ジェイアール東海バスの一般路線が維持・存続されるよう特段の措置を講じられるよう強く要望します。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。

  平成13年6月14日

     豊橋市議会

衆議院議長  +

参議院議長  |

内閣総理大臣 |

総務大臣   |あて

財務大臣   |

国土交通大臣 |

愛知県知事  +





○鈴木清博議長 お諮りいたします。各案につきましては、会議規則第37条第2項の規定により提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○鈴木清博議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。

 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

  〔「進行」と呼ぶ者あり〕



○鈴木清博議長 質疑なしと認め、これにて質疑を終わります。

 お諮りいたします。ただいま議題となっております各案については、会議規則第37条第2項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○鈴木清博議長 御異議なしと認め、そのように決定をいたしました。

 これより討論に入ります。討論はありませんか。

  〔「進行」と呼ぶ者あり〕



○鈴木清博議長 討論なしと認め、これにて討論を終わります。

 これより採決をいたします。各案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○鈴木清博議長 御異議なしと認めます。したがって、各案は原案のとおり可決されました。

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 以上で本定例会に付議された事件の審議はすべて終了いたしました。

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 これにて平成13年6月豊橋市議会定例会を閉会いたします。

     午後2時17分閉会



 以上のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。

  豊橋市議会議長     鈴木清博

  豊橋市議会副議長    菊池喜代子

  豊橋市議会議員     大橋正幸

  豊橋市議会議員     伊藤秋男