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愛知県 名古屋市

平成18年  2月 定例会 02月20日−01号




平成18年  2月 定例会 − 02月20日−01号









平成18年  2月 定例会



               議事日程

        平成18年2月20日(月曜日)午前11時開議

第1 会期に関する件

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第2 平成18年請願第1号 武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律(国民保護法)に基づく名古屋市の国民の保護に関する計画の作成に関する件

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第3 平成18年第1号議案 安心・安全で快適なまちづくりなごや条例の一部改正について

第4 同 第2号議案 名古屋市下水道条例の一部改正について

第5 同 第3号議案 名古屋市開発行為の許可等に関する条例の一部改正について

第6 同 第4号議案 名古屋市建築基準法施行条例の一部改正について

第7 同 第5号議案 名古屋市中高層階住居専用地区建築条例等の一部改正について

第8 同 第6号議案 名古屋市地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について

第9 同 第7号議案 平成17年度名古屋市一般会計補正予算(第3号)

第10 同 第8号議案 平成17年度名古屋市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)

第11 同 第9号議案 平成17年度名古屋市老人保健特別会計補正予算(第1号)

第12 同 第10号議案 平成17年度名古屋市市場及びと畜場特別会計補正予算(第1号)

第13 同 第11号議案 平成17年度名古屋市市街地再開発事業特別会計補正予算(第1号)

第14 同 第12号議案 平成17年度名古屋市基金特別会計補正予算(第1号)

第15 同 第13号議案 平成17年度名古屋市公債特別会計補正予算(第1号)

第16 同 第14号議案 平成17年度名古屋市病院事業会計補正予算(第1号)

第17 同 第15号議案 契約の締結について

第18 同 第16号議案 契約の一部変更について

第19 同 第17号議案 訴えの提起について

第20 同 第18号議案 損害賠償の額の決定について

第21 同 第19号議案 市道路線の認定及び廃止について

第22 同 第20号議案 土地区画整理に伴う町の区域の設定について

第23 同 第21号議案 土地区画整理に伴う町の区域の設定及び変更について

第24 同 第22号議案 平成18年度名古屋市一般会計予算

第25 同 第23号議案 平成18年度名古屋市交通災害共済事業特別会計予算

第26 同 第24号議案 平成18年度名古屋市国民健康保険特別会計予算

第27 同 第25号議案 平成18年度名古屋市老人保健特別会計予算

第28 同 第26号議案 平成18年度名古屋市介護保険特別会計予算

第29 同 第27号議案 平成18年度名古屋市母子寡婦福祉資金貸付金特別会計予算

第30 同 第28号議案 平成18年度名古屋市農業共済事業特別会計予算

第31 同 第29号議案 平成18年度名古屋市市場及びと畜場特別会計予算

第32 同 第30号議案 平成18年度名古屋市市街地再開発事業特別会計予算

第33 同 第31号議案 平成18年度名古屋市墓地公園整備事業特別会計予算

第34 同 第32号議案 平成18年度名古屋市基金特別会計予算

第35 同 第33号議案 平成18年度名古屋市用地先行取得特別会計予算

第36 同 第34号議案 平成18年度名古屋市公債特別会計予算

第37 同 第35号議案 平成18年度名古屋市病院事業会計予算

第38 同 第36号議案 平成18年度名古屋市水道事業会計予算

第39 同 第37号議案 平成18年度名古屋市工業用水道事業会計予算

第40 同 第38号議案 平成18年度名古屋市下水道事業会計予算

第41 同 第39号議案 平成18年度名古屋市自動車運送事業会計予算

第42 同 第40号議案 平成18年度名古屋市高速度鉄道事業会計予算

第43 同 第41号議案 名古屋市事務分掌条例の一部改正について

第44 同 第42号議案 名古屋市情報あんしん条例の一部改正について

第45 同 第43号議案 名古屋市職員定数条例の一部改正について

第46 同 第44号議案 名古屋市議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について

第47 同 第45号議案 特別職に属する職員の給与に関する条例の一部改正について

第48 同 第46号議案 市長等及び職員の給料の特例に関する条例の制定について

第49 同 第47号議案 職員の給与に関する条例の一部改正について

第50 同 第48号議案 名古屋市非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について

第51 同 第49号議案 公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正について

第52 同 第50号議案 包括外部監査契約の締結について

第53 同 第51号議案 指定管理者の指定について

第54 同 第52号議案 指定管理者の指定について

第55 同 第53号議案 名古屋市精神保健福祉審議会条例の一部改正について

第56 同 第54号議案 名古屋市保健衛生関係手数料条例の一部改正について

第57 同 第55号議案 福祉事務所設置条例の一部改正について

第58 同 第56号議案 名古屋市ひとり親家庭手当条例の制定について

第59 同 第57号議案 名古屋市敬老パス条例の一部改正について

第60 同 第58号議案 名古屋市障害者自立支援法施行条例の制定について

第61 同 第59号議案 名古屋市身体障害者更生援護施設条例の一部改正について

第62 同 第60号議案 名古屋市総合リハビリテーションセンター条例の一部改正について

第63 同 第61号議案 名古屋市知的障害者援護施設条例の一部改正について

第64 同 第62号議案 名古屋市乳幼児医療費助成条例の一部改正について

第65 同 第63号議案 名古屋市小学生医療費助成条例の制定について

第66 同 第64号議案 名古屋市国民健康保険条例の一部改正について

第67 同 第65号議案 名古屋市精神保健福祉センター条例の一部改正について

第68 同 第66号議案 名古屋市動物の愛護及び管理に関する条例の一部改正について

第69 同 第67号議案 損害賠償の額の決定について

第70 同 第68号議案 名古屋市立大学条例の廃止について

第71 同 第69号議案 公立大学法人名古屋市立大学の重要な財産を定める条例の制定について

第72 同 第70号議案 公立大学法人名古屋市立大学中期目標の制定について

第73 同 第71号議案 公立大学法人名古屋市立大学が徴収する料金の上限について

第74 同 第72号議案 債権の無償譲渡について

第75 同 第73号議案 全国自治宝くじ事務協議会への堺市の加入及びこれに伴う全国自治宝くじ事務協議会規約の一部改正について

第76 同 第74号議案 名古屋市立学校設置条例の一部改正について

第77 同 第75号議案 指定管理者の指定について

第78 同 第76号議案 指定管理者の指定について

第79 同 第77号議案 指定管理者の指定について

第80 同 第78号議案 指定管理者の指定について

第81 同 第79号議案 指定管理者の指定について

第82 同 第80号議案 指定管理者の指定について

第83 同 第81号議案 名古屋市都市公園条例の一部改正について

第84 同 第82号議案 指定管理者の指定について

第85 同 第83号議案 乗合自動車乗車料条例の一部改正について

第86 同 第84号議案 名古屋市情報公開条例の一部改正について

第87 同 第85号議案 名古屋市個人情報保護条例の一部改正について

第88 同 第86号議案 名古屋市交通災害共済事業条例の廃止について

第89 同 第87号議案 名古屋市公設市場条例の一部改正について

第90 同 第88号議案 名古屋市中央卸売市場業務条例の一部改正について

第91 同 第89号議案 名古屋市南部と畜場条例の制定について

第92 同 第90号議案 指定管理者の指定について

第93 同 第91号議案 指定管理者の指定について

第94 同 第92号議案 指定管理者の指定について

第95 同 第93号議案 指定管理者の指定について

第96 同 第94号議案 指定管理者の指定について

第97 同 第95号議案 指定管理者の指定について

第98 同 第96号議案 名古屋市水道給水条例の一部改正について

第99 同 第97号議案 名古屋市屋外広告物条例の一部改正について

第100 同 第98号議案 名古屋市営住宅条例の一部改正について

第101 同 第99号議案 指定管理者の指定について

第102 同 第100号議案 指定管理者の指定について

第103 同 第101号議案 名古屋高速道路公社の基本財産の額の変更について

第104 同 第102号議案 名古屋市消防団条例の一部改正について

第105 同 第103号議案 名古屋市国民保護対策本部及び名古屋市緊急対処事態対策本部条例の制定について

第106 同 第104号議案 名古屋市国民保護協議会条例の制定について

第107 同 第105号議案 指定管理者の指定について

第108 平成18年承認第1号 訴えの提起に関する専決処分について

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   出席議員

    岡本康宏君      鎌倉安男君

    杉山ひとし君     服部将也君

    渡辺房一君      うかい春美君

    梅村麻美子君     吉田隆一君

    西川ひさし君     前田有一君

    村松ひとし君     稲本和仁君

    田島こうしん君    中田ちづこ君

    岡本善博君      こんばのぶお君

    長谷川由美子君    中村 満君

    木下 優君      山口清明君

    かとう典子君     さとう典生君

    のりたけ勅仁君    西村建二君

    工藤彰三君      小林祥子君

    福田誠治君      ちかざわ昌行君

    山本久樹君      須原 章君

    うえぞのふさえ君   佐橋典一君

    田中里佳君      橋本静友君

    小林秀美君      おくむら文洋君

    吉田伸五君      早川良行君

    諸隈修身君      村瀬博久君

    郡司照三君      久野浩平君

    横井利明君      伊神邦彦君

    桜井治幸君      堀場 章君

    岡地邦夫君      浅井日出雄君

    渡辺義郎君      斉藤 実君

    加藤 徹君      三輪芳裕君

    林 孝則君      小島七郎君

    西尾たか子君     江口文雄君

    梅原紀美子君     黒田二郎君

    村瀬たつじ君     わしの恵子君

    冨田勝三君      荒川直之君

    斎藤亮人君      坂野公壽君

    ふじた和秀君     田中せつ子君

    中川貴元君      ばばのりこ君

    田口一登君      藤沢忠将君

    ひざわ孝彦君     加藤一登君

    梅村邦子君      加藤武夫君

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   出席説明員

市長         松原武久君    助役         因田義男君

助役         塚本孝保君    収入役        加藤公明君

市長室長       佐合広利君    総務局長       鴨下乃夫君

財政局長       林 昭生君    市民経済局長     杉浦雅樹君

環境局長       大井治夫君    健康福祉局長     松永恒裕君

住宅都市局長     一見昌幸君    緑政土木局長     森本保彦君

市立大学事務局長   尾崎憲三君    収入役室出納課長   岸上幹央君

市長室秘書課長    星野寛行君    総務局総務課長    二神 望君

財政局財政部財政課長 三芳研二君    市民経済局総務課長  葛迫憲治君

環境局総務課長    西川 敏君    健康福祉局総務課長  森 雅行君

住宅都市局総務課長  柴田良雄君    緑政土木局総務課長  原口辰郎君

市立大学事務局総務課長

           上川幸延君

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上下水道局長     山田雅雄君    上下水道局経営本部総務部総務課長

                               佐治享一君

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交通局長       吉井信雄君    交通局営業本部総務部総務課長

                               中根卓郎君

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消防長        田中辰雄君    消防局総務部総務課長 岩崎眞人君

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監査委員       本田俊一郎君   監査事務局長     村木愼一君

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選挙管理委員会委員長 小寺洋夫君    選挙管理委員会事務局長

                               日沖 勉君

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教育委員会委員    川村洋司君

教育長        岡田 大君    教育委員会事務局総務部総務課長

                               横井政和君

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人事委員会委員長   栗原祥彰君    人事委員会事務局長  吉田 宏君

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          平成18年2月20日 午前10時55分開会



○議長(佐橋典一君) ただいまより定例会を開会いたします。

 最初に、先般の11月定例会において選任を同意されました本田監査委員より発言を求めておられますので、お許しいたします。



◎監査委員(本田俊一郎君) お許しをいただきましたので、一言ごあいさつを申し上げます。

 さきの11月の定例会におきまして皆様方の御同意をいただき、昨年の12月11日付で監査委員を拝命いたしました本田俊一郎でございます。もとより微力ではございますが、誠心誠意努力いたしまして、この重責を全うしてまいる所存でございます。

 皆様方の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、就任のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)

     〔議長起立〕



○議長(佐橋典一君) この場合、御報告申し上げます。

 市会議員坂崎巳代治君には、2月15日午後10時8分逝去されました。まことに痛恨哀惜のきわみであります。

 ここに謹んで御報告申し上げます。

     〔議長着席〕

 続いて、御報告いたします。

 市長より報告第1号より第7号までの7件が、監査委員より監査報告第1号及び検査報告第1号の2件が、外部監査人より外部監査報告第1号の1件がそれぞれ提出されております。

 詳細は、既にお手元に送付してあります。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の会議録署名者には鎌倉安男君、渡辺義郎君の御両君にお願いいたします。



◆(早川良行君) 先ほど議長から御報告のありました故坂崎巳代治君の逝去に対しまして、本市会は弔詞を奉呈することとし、その弔詞は議長に一任することの動議を提出いたします。

     〔「賛成」〕



○議長(佐橋典一君) ただいまの早川良行君の動議に御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(佐橋典一君) 御異議なしと認めます。

 よって、動議は可決されました。

 ここに議長の手元において起草いたしました文書を朗読いたします。

     〔議長起立〕

          弔詞

 名古屋市会は、多年市政発展のために尽くされました議員坂崎巳代治君の逝去を悼み、謹んで弔詞をささげます。

  平成18年2月20日

                         名古屋市会

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     〔議長着席〕



○議長(佐橋典一君) この弔詞の奉呈方は、議長において取り計らいます。

 市会公報第3号でお知らせいたしましたとおり、陳情第1号「港区東茶屋三丁目の新斎場建設計画の白紙撤回等を求める件」初め3件を受理しましたので、会議規則第60条の規定により所管の常任委員会に送付いたします。

 なお、各件の審査に当たっては、市会閉会中も委員会を開会できるようにいたしまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(佐橋典一君) 御異議なしと認めて、さよう取り計らいます。

 これより日程に入ります。

 最初に、日程第1「会期に関する件」についてお諮りいたします。

 今回の会期は、32日間といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(佐橋典一君) 御異議なしと認めて、さよう決定いたします。

 次に、日程第2、請願第1号「武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律に基づく名古屋市の国民の保護に関する計画の作成に関する件」を議題に供します。

 本請願書は、慎重審査のため所管の常任委員会に付議いたします。

 なお、本件の審査に当たっては、市会閉会中も委員会を開会できるようにいたしまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(佐橋典一君) 御異議なしと認めて、さよう取り計らいます。

 次に、日程第3より第108まで、すなわち第1号議案「安心・安全で快適なまちづくりなごや条例の一部改正について」より承認第1号「訴えの提起に関する専決処分について」まで、以上106件を一括議題に供します。

 この場合、市長より提案説明を求めます。

     〔市長松原武久君登壇〕



◎市長(松原武久君) このたびの定例会で御審議をお願いいたします案件のうち、まず初めに、平成18年度当初予算に関係のない案件につきまして、その概要を御説明申し上げます。

 まず、第1号議案「安心・安全で快適なまちづくりなごや条例の一部改正について」でございます。これは、動物の愛護及び管理に関する法律の一部改正に伴い、規定を整理するものでございます。

 次に、第2号議案「名古屋市下水道条例の一部改正について」でございます。これは、下水道法施行令の一部改正に伴い、規定を整理するものでございます。

 次に、第3号議案「名古屋市開発行為の許可等に関する条例の一部改正について」及び第4号議案「名古屋市建築基準法施行条例の一部改正について」でございます。これらは、租税特別措置法等の一部改正に伴い、規定を整理するものでございます。

 次に、第5号議案「名古屋市中高層階住居専用地区建築条例等の一部改正について」でございます。これは、建築基準法施行令の一部改正に伴い、名古屋市中高層階住居専用地区建築条例初め4条例について、規定を整理するものでございます。

 次に、第6号議案「名古屋市地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について」でございます。これは、建築基準法等の一部改正に伴い、規定を整理するとともに、平針住宅地区整備計画区域内における建築物の制限に関し、必要な事項を定めるものでございます。

 続きまして、第7号議案「平成17年度名古屋市一般会計補正予算」から第14号議案「平成17年度名古屋市病院事業会計補正予算」までの補正予算8件につきまして御説明いたします。

 初めに、一般会計についてでございます。

 まず、国の補正予算など国庫補助による事業費の追加として、小中学校校舎等の耐震補強工事、耐震性防火水槽の設置、消防用ヘリコプターの更新、民間特別養護老人ホーム等の整備補助、特定資金公共事業債の繰り上げ償還を実施することといたしました。

 次に、新世紀・名古屋城博の収益を名古屋城本丸御殿積立基金へ積み立てるほか、国民健康保険会計及び老人保健会計への財源繰り出しを行うことといたしました。

 これらに対応する財源につきましては、特定財源として国庫支出金や市債などを、一般財源として市税を増額する一方、地方交付税を減額するほか、前年度からの繰越金を予定いたしました。

 以上の歳入歳出予算のほか、13件の繰越明許費及び野並橋の改築に係る債務負担行為を予定いたしております。

 続いて、特別会計でございます。

 国民健康保険会計及び老人保健会計では、医療費の増額に伴い、それぞれ保険給付費等及び医療給付費を追加いたしました。

 また、市場及びと畜場会計、市街地再開発事業会計でそれぞれ1件の繰越明許費を予定するほか、基金会計では、名古屋城本丸御殿積立基金への積み立てを、公債会計では必要な起債額及び償還額を計上いたしました。

 最後に、公営企業会計でございますが、病院事業会計におきまして、国庫補助内示に伴い、新病院事業用地の土地開発公社からの買い戻しを予定いたしました。

 以上の結果、今回の補正予算は、

  一般会計      69億2100余万円

  特別会計      156億2800余万円

  公営企業会計    40億2800万円

  総計        265億7800余万円

と相なった次第でございます。

 続きまして、第15号議案「契約の締結について」でございます。これは、吉根小学校新築工事の請負契約の締結を行うものでございます。

 次に、第16号議案「契約の一部変更について」でございます。これは、名古屋都市計画事業有松駅前第1種市街地再開発事業施設建築物建築工事の請負契約につきまして、契約金額及び完成予定期日を変更するものでございます。

 次に、第17号議案「訴えの提起について」でございます。これは、一部を使用することができない土地を本市に売り渡した者に対して、損害金等の支払いを求めるため、訴えを提起するものでございます。

 次に、第18号議案「損害賠償の額の決定について」でございます。これは、平成16年1月に緑区滝ノ水三丁目地内において、本市の職員が誤ってごみ袋を接触させたことから負傷した事件につきまして、被害者に対する損害賠償の額を決定するものでございます。

 次に、第19号議案「市道路線の認定及び廃止について」でございます。これは、戸田第117号線初め131路線を新たに市道として認定し、森前線支線第4号初め31路線の一部または全部を廃止するものでございます。

 次に、第20号議案「土地区画整理に伴う町の区域の設定について」でございます。これは、守山区の一部の区域において、町の区域の設定を行うものでございます。

 次に、第21号議案「土地区画整理に伴う町の区域の設定及び変更について」でございます。これは、緑区の一部の区域において、町の区域の設定及び変更を行うものでございます。

 次に、承認第1号「訴えの提起に関する専決処分について」でございます。これは、診療契約上の債務不履行を理由とする損害賠償請求控訴事件につきまして、去る1月30日名古屋高等裁判所における判決言い渡しに対し、地方自治法に基づき、2月6日専決処分により上告受理の申し立てをいたしましたので、その御承認をお願いするものでございます。

 以上、当初予算に関係のない案件につきまして、その概要を御説明申し上げました。

 引き続き、平成18年度当初予算及びその関連議案につきまして、その大要を御説明申し上げます。

 21世紀を迎え、少子・高齢化の急速な進展による人口減少社会の到来、経済のグローバル化、地球規模の環境問題など、これまでの社会経済システムが通用しない中で、年金制度を初めとする社会保障制度改革、地方分権の確立に向けた国の三位一体の改革など、あらゆる分野において構造改革が進められております。

 このような大きな変革の時代にあって、本市においても、前例や慣習にとらわれない新たな発想と、それを行動に移す積極性と迅速さが何よりも必要であると確信し、行財政システム、予算編成システムなど市政運営の抜本的な改革を推し進め、少子・高齢化対策や地震防災対策など山積するさまざまな課題に精いっぱい取り組んでまいったところでございます。

 構造改革の成果のあらわれとして、デフレからの脱却の兆しが見られる中、当地域は「愛・地球博」の開催を契機に、元気な名古屋と言われるところとなりました。「愛・地球博」の理念を継承するとともに、その成果を生かし、元気と活力を継続させ、名古屋が将来にわたって発展し続けることができるよう、私みずから先頭に立ち、リーダーシップを発揮して取り組んでまいりたいと考えております。

 さて、平成18年度の本市の財政状況を見通すと、歳入の根幹であります市税収入は、固定資産税では評価替えにより減収となるものの、景気が緩やかながら企業部門から家計部門まで広がりを伴って回復を続けており、個人市民税、法人市民税ではいずれも増収となることから、市税収入全体では一定の増収が見込まれるところでございます。一方、地方交付税は、地方税の増加に伴い総額が縮減されており、大幅な減収になるものと見込まれます。

 また、第1期改革の最終年度となります国の三位一体の改革では、国庫補助負担金改革において、地方分権推進の趣旨に反し、児童手当など裁量の余地のない事務の国庫負担率引き下げが行われたことは、単なる数字合わせとしか言いようがなく、非常に残念でなりません。加えて、国庫補助負担金の廃止・縮減額に対し、所得譲与税により税源移譲される額が一部にとどまっており、本市におきましても負担のみが増す結果となったところでございます。

 一方、歳出においては、少子・高齢化が進展する中、医療費や介護費、生活保護費など義務的経費の増加が避けられない状況にございます。

 平成18年度予算編成に当たりましては、依然として厳しい財政状況の中で、引き続き財政健全化の取り組みを継続するとともに、名古屋新世紀計画2010第2次実施計画を着実に実行し、生活、環境、文化、産業のすべての分野にわたって調和のとれた、誇りと愛着の持てるまち・名古屋の実現を図ることといたしました。そのため、環境・交流、安心・安全、人づくり・産業おこしの三つを重点テーマとして、独自性・先進性、協働性、緊急性・適時性の三つの視点から限られた財源の効率的、重点的な配分に努めることといたしました。

 財政健全化への取り組みにつきましては、財政健全化計画に掲げた公債償還基金からの借り入れを行わないという当面の目標は平成17年度予算で達成したものの、時代の変化に柔軟に対応できる財政基盤の確立を図り、持続的、安定的な財政運営を目指すため、平成18年度から平成20年度までの3年間の収支見通しを作成し、あらかじめ重点化の基本方針を定めるとともに、財源を各局に配分し各局が経営感覚を発揮して自主的な予算編成を行う、財源配分型の予算編成を引き続き実施することといたしました。

 行政評価を活用した施策のシフトやコスト縮減などでは、行政評価の結果を踏まえ、交通災害共済事業、国際ビジネス情報センターなどの事業を見直すとともに、事務の簡素化、集約化及び民間委託や嘱託化の推進などによる定員見直しのほか、投資的経費や経常経費について、一層の節減、効率化に努めることといたしました。

 また、受益者負担の適正化として、施設の性格に応じた公的関与のあり方や収益性などの基準により、昨年条例改正した公の施設の使用料を計上したほか、中央卸売市場南部市場の開設に伴う市場使用料及びと畜場使用料や、保育所徴収金などの改定を行うことといたしました。外郭団体への経常的な委託料、補助金の削減や、建築保全公社の廃止、教育スポーツ振興事業団と学校給食協会との統合のほか、民間の能力を活用する観点から、鳴海工場に引き続き、守山スポーツセンターの整備、管理についてPFI手法により進めることといたしました。

 こうした財政健全化の取り組みに加え、未利用土地の売却や行政改革推進債の発行などにより、財源を確保することとしたところでございます。

 それでは、予算の具体的内容につきまして、重点テーマに沿って一般会計から順次御説明をいたします。

 第1は、環境・交流についてでございます。

 環境への負荷の少ない持続可能な都市システムや生活文化を創造し、日本のトップランナーとして世界にアピールできるまちづくりを進めるとともに、大交流時代にふさわしい名古屋の特色や魅力を生かした情報発信に努めることといたしました。

 まず、環境首都なごやの実現を目指したまちづくりといたしまして、市民、企業、大学、行政の協働により環境学習の場を提供するなごや環境大学を推進することといたしました。また、二酸化炭素排出量の削減に向けた取り組みをさらに進めるため、EXPOエコマネーセンターへの助成など「もういちど!大作戦」を実施するとともに、地球温暖化防止行動計画の普及啓発や、小・中・養護学校全校で環境学習に取り組むエコ・フレンドシップ事業、小型燃料電池など新エネルギー等導入促進事業、志段味地区における循環型社会対応住宅の整備基本計画の策定のほか、環境デーなごやの開催を予定いたしました。さらに、ごみ減量とリサイクルシステムを構築するため、引き続き生ごみの資源化を推進することといたしました。

 次に、自然を身近に感じるまちづくりでは、市民とのパートナーシップによる花のまちづくりや森づくりを推進するとともに、緑の保全・創出計画の策定を予定いたしました。また、堀川の水質浄化のため、木曽川からの導水による社会実験に取り組むことといたしました。

 人と環境に優しい交通体系・歩いて楽しいまちづくりでは、自動車依存型の交通体系を改善し、公共交通と自動車の利用割合を4対6にするため、引き続きなごや交通戦略として、都心における違法駐車の抑制やパークアンドライド駐車場の整備を進めるとともに、公共交通エコポイント事業、都心でのカーフリーデーの実施に取り組むことといたしました。また、活気と魅力にあふれた歩行者空間づくりを目指し、引き続き広小路ルネサンスの推進を図ってまいります。

 大交流時代にふさわしい都市魅力の発信といたしまして、名古屋城本丸御殿復元の基本設計、東山動植物園再生プランの策定、産業技術未来博物館構想調査、揚輝荘の建物修復調査などを予定いたしました。また、活気ある都市空間の形成を目指し、栄交流コアの整備検討調査や、ささしまライブ24地区において椿町線アンダーパスの設計、土地活用の検討を進めることといたしました。さらに、観光ルートバスの運行や観光プロモーション映像の制作など観光交流推進事業を実施するほか、東山動植物園開園70周年記念事業、名古屋城宵まつりなどのイベントを開催し、にぎわいの創出を図ることとしたところでございます。

 第2に、安心・安全でございます。

 子育て支援の拡充や高齢者の役立ち感を生かした取り組みなど、少子・高齢社会に対応するまちづくりを進めるとともに、自助・共助・公助による安心・安全な市民生活の確保を図ってまいります。

 まず、子供や子育て家庭に思いやりのある優しいまちを目指し、子供や子育て家庭への支援、次代を担う青少年の自立支援を総合的かつ機動的に推進するため、新局を設置し、次世代育成支援に積極的に取り組むことといたしました。のびのび子育てサポート事業など地域での子育て支援サービスの充実を図るとともに、子育て支援ネットワーク形成の中核となる次世代育成支援センターの設置に向けた調査や、幼稚園・保育所一体化施設の設置に向けた検討を進めることといたしました。また、休日保育事業や病後児保育モデル事業、一時保育事業、延長保育事業、障害児保育事業、産休あけ・育休あけ保育所入所予約事業など、保育サービスの充実を図るとともに、公立保育所における入所枠の拡大、民間保育所の整備により、待機児童の解消に努めることといたしました。さらに、子供の医療費助成制度の拡充、児童手当の支給対象の拡大、新たに子育て世帯に対する公営住宅などの家賃を軽減するなど、子育て家庭の負担軽減に努めるほか、児童福祉センター移転改築の基本設計、第2児童相談所の設置調査など児童虐待防止への取り組みの強化に努めました。このほか、青少年教育施設の整備や、フリーターやニートの自立を支援するための若年者就労支援事業に取り組んでまいります。

 次に、支え合う福祉のまちづくりでは、高齢者の虐待に対応するため、相談支援事業を引き続き実施するとともに、DV(配偶者からの暴力)被害者支援センター構想調査を予定いたしました。

 また、クオリティライフ21城北において、苦しまないがん治療に関する調査を実施するとともに、特別養護老人ホームの整備など、市民が健康で安心して暮らせるまちづくりを進めてまいります。

 支え合う安全・快適なまちづくりでは、地域住民の安心・安全で快適なまちづくり活動に対し支援を行うとともに、栄地区の安心・安全で快適なまちづくり計画の策定、地域ぐるみの学校安全対策の実施、路上禁煙対策の強化、放置自転車対策の推進を図ることといたしました。

 地震・水害対策の基盤づくりといたしまして、震災発生時に市民の安全確保を図り、災害応急対策活動を円滑に行うため、市役所、区役所、保健所、学校施設等の耐震改修を着実に推進するとともに、橋梁の耐震補強・改築を進めることといたしました。また、耐震性防火水槽の設置や防災備蓄倉庫の整備、民間社会福祉施設の耐震改修助成、民間木造住宅の無料耐震診断、耐震改修助成のほか、新たに民間非木造共同住宅の耐震診断助成を実施することといたしました。

 第3に、人づくり・産業おこしでございます。

 名古屋ならではの教育など教育改革の推進と、新産業の創出、活性化など、産業をはぐくむまちづくりを進めてまいります。

 まず、21世紀を担うなごやっ子の教育といたしまして、小学校2年生での30人学級実施校の拡大を図るとともに、トワイライトスクール実施校の拡大と時間延長モデル事業の実施や、小学校新設校の建設に取り組むことといたしました。

 次に、自主的・自律的な大学運営に向け、市立大学を地方独立行政法人とし、運営費交付金や薬学部校舎改築の実施設計などに対する施設整備費補助金を交付することにより、教育・研究体制の充実に努めることといたしました。

 また、市民活動・生涯学習の支援では、NPO活動支援施設を開設するほか、大人の知の拠点の基本構想策定、科学館改築の基本計画の策定を行うとともに、PFI手法による守山スポーツセンターの整備を進めることといたしました。

 元気が出る産業おこしといたしまして、地域密着型ビジネス創業支援施設を開設するほか、サイエンスパークにおけるテクノヒル名古屋への企業誘致、外資系企業誘致推進事業や産業立地促進助成など国内外からの企業誘致、伏見・長者町ベンチャータウン形成事業に取り組み、産業の創出、活性化を図ってまいります。また、なごやモノづくりカレッジを実施し技術者を養成するとともに、地元企業の振興を図るため、「メッセナゴヤ2006〜環業見本市」を開催することといたしました。このほか、電子市役所の実現に向け、光ファイバー網を整備するとともに、電子申請システムの実証実験及び運用、市税電子申告システムの運用及び拡充に向けた調査に取り組むことといたしたところでございます。

 以上の重点テーマへの取り組みのほか、生活、環境、文化、産業のすべての分野にわたって調和のとれたまちづくりを実現するため、名古屋新世紀計画2010第2次実施計画を着実に実行することといたしました。

 市民の福祉と健康では、高齢者福祉といたしまして、第3期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の初年度に当たり、介護保険事業の円滑な推進を図るほか、バリアフリーなどに配慮した高齢者向け優良賃貸住宅の供給を進めることといたしました。

 障害者福祉では、障害者が自立した生活を送ることができるよう、自立訓練等施設や就労継続支援等施設を整備するとともに、発達障害者支援センターを設置するほか、民間鉄道駅舎にエレベーターを設置することといたしました。

 このほか、骨粗鬆症検診の対象年齢の拡大、西保健所移転改築の実施設計、高岳福祉会館・児童館の改築及び東区在宅サービスセンターの整備、瑞穂福祉会館・児童館移転改築の基本設計、新斎場整備に関する調査、衛生研究所・環境科学研究所の統合に関する調査を進めることといたしました。

 次に、都市の安全と環境では、消防力の強化を目指し消防車両を整備するとともに、消防艇の更新、総合防災情報システムの基本設計、熱田消防署の改築、救急隊増隊のための瑞穂消防署堀田出張所の改修を実施することといたしました。また、応急手当ての普及啓発を行うほか、国民保護法に基づき市民の生命、財産を守るため、名古屋市国民保護計画を策定することといたしました。

 大雨に強いまちづくりを目指し、都市基盤河川の整備、丘陵地・低地地区の雨水対策、ため池の整備などを引き続き進めてまいります。

 環境の保全では、立入検査体制、相談窓口体制の強化など石綿対策を推進するとともに、引き続き大気・水質の常時監視を予定いたしました。また、民間ディーゼル貨物自動車の代替促進や低公害バスの導入など、低公害車の普及促進に努めることといたしました。

 緑化推進では、東山公園や荒池緑地でのオアシスの森づくりを進めてまいります。

 ごみの安全で適正な処理と減量を進めるため、第4次の一般廃棄物処理基本計画の策定に取りかかるとともに、レジ袋の削減運動、家庭用生ごみ処理機等の購入補助を行うほか、PFI手法による鳴海工場の改築、旧南陽工場及び船見処分場の跡地整備を予定いたしました。

 続いて、市民の教育と文化でございます。

 まず、英語が話せるなごやっ子を育成するための小中学校における英会話指導者の派遣、特色ある学校づくりを目指すマイスクールプラン、基礎学力向上を目指す学習支援講師の配置、ふれあいフレンド事業、部活動顧問派遣事業についてそれぞれ拡充することといたしました。

 また、障害児の学習環境を整備するため、守山養護学校の増築を進めることといたしました。

 さらに、家庭や地域における教育力の向上を目指し、学校週5日制に対応した土曜日の体験活動推進事業を実施するほか、子供がスポーツに親しむ契機となる子どもスポーツフェスタの開催を予定いたしました。

 コミュニティー・市民活動の支援では、コミュニティセンターの建設、特色あるまちづくりの推進を図ることといたしました。

 トリノ市との姉妹都市提携1周年に当たり公式代表団を派遣するなど、国際交流の推進を図ることといたしました。

 続いて、市街地の整備でございます。

 土地の高度利用や効率的利用により都市機能の更新、集積を図るため、納屋橋西地区、牛島南地区、名駅四丁目7番地区、名駅四丁目27番地区での都市再生を推進することといたしました。

 また、安全で快適な既成市街地の形成を図るため、大曽根地区、鳴海地区、有松地区の整備や、志段味地区などでの土地区画整理事業、茶屋新田地区及び下之一色南部地区での土地区画整理事業調査を予定いたしました。さらに、都心共同住宅供給事業など良質な住宅の形成に努めてまいります。

 総合交通体系の形成を目指し、都市高速道路、名古屋環状2号線、江川線初めの幹線道路、三階橋初めの橋梁、JR関西本線・近鉄名古屋線初めの連続立体交差の整備を進めるとともに、名鉄名古屋本線・山崎川−天白川間連続立体交差事業の環境調査を実施することといたしました。また、名古屋臨海高速鉄道株式会社への経営支援を行うことといたしたところでございます。

 続いて、市民の経済でございます。

 金融対策では、多くの中小企業において資金調達が依然として厳しい状況にあることから、引き続き中小企業への資金供給の円滑化に努めることといたしました。

 また、地域商業地づくりでは、中心市街地活性化推進事業や商店街まちづくり推進事業助成などを実施してまいります。

 都市農業の振興では、市民農園の開設を促進するほか、市内産農産物について消費者の理解を深められるよう、地産地消の推進を図ることといたしました。

 最後に、人権と市民サービスでございます。

 人権施策の推進を図るため、人権尊重のまちづくりのための教育・啓発事業などを予定いたしました。

 また、市民サービスの向上を図るため、西区役所移転改築の実施設計を行うとともに、戸籍事務の電算システムを順次導入することといたしました。

 このほか、名古屋新世紀計画2010第3次実施計画の策定、愛知県知事選挙の執行、市・県議会議員一般選挙の準備を予定いたしました。

 以上、一般会計で予定した施策・事業について、その概要を御説明いたしましたが、次に、これらに対応する財源について御説明いたします。

 まず、市税でございますが、個人市民税については、課税の基礎となる平成17年中の個人所得の動向などを、法人市民税については、企業収益の見込みや景気の動向を踏まえるとともに、それぞれ税制改正による影響を考慮して計上いたしました。

 固定資産税及び都市計画税は、3年に1度の評価替えの年に当たり、最近の地価や建築資材費の下落傾向などを考慮し、その他の税目については、平成17年度の収入見込みや最近の動向などを勘案して計上いたしました。

 国庫補助負担金の廃止・縮減に伴う移譲税源としての所得譲与税初めの地方譲与税、利子割交付金など県税交付金及び地方特例交付金は、国の地方財政計画などに基づき計上いたしました。

 地方交付税は、臨時財政対策債への振りかえなど地方財政計画を勘案して計上いたしました。

 市債については、適債事業について見込み得る範囲で計上するとともに、行政改革推進債の発行などにより財源確保を図ったところでございます。

 続きまして、特別会計の主なものについて御説明いたします。

 初めに、交通災害共済事業会計でございますが、時代の変化に伴い行政が関与する必要性が薄れてきたことから、平成18年9月末で事業を廃止することとし、所要額を計上いたしました。

 次に、国民健康保険会計では、保険給付費、老人保健拠出金、介護納付金などに必要な額を計上するとともに、少子化対策として出産育児一時金の支給額を引き上げるほか、保険料をコンビニエンスストアでも収納することといたしました。

 老人保健会計では医療給付に必要な額を計上し、介護保険会計では在宅サービスや施設サービスなど介護に係る保険給付などに必要な額を計上するとともに、高齢者が要支援・要介護状態になることを未然に防ぐ介護予防事業など、新たに地域支援事業を実施することといたしました。

 市場及びと畜場会計では、中央卸売市場南部市場を開設するなど、安全で安定した生鮮食料品などの供給に努めてまいります。

 市街地再開発事業会計では、有松駅前での住宅棟の建設、日比野地区での地下鉄出入り口の整備、鳴海駅前での事業用地の取得等を予定いたしました。

 墓地公園整備事業会計では、引き続き事業用地の取得及び施設整備を進め、新規貸し付けを予定いたしました。

 基金会計では、公債償還基金への満期一括償還のための積み立て、取り崩しなどを予定いたしました。

 用地先行取得会計では公共事業用地の先行取得などを、公債会計では全会計の起債額の繰り出し及び元利償還金などを計上いたしました。

 なお、市立大学会計につきましては、市立大学の地方独立行政法人への移行に伴い、廃止することといたしました。

 次に、公営企業会計について御説明いたします。

 病院事業会計では、クオリティライフ21城北において中核施設となる新病院の建設に向けた実施設計、事業用地の取得及び埋蔵文化財発掘調査を実施することといたしました。また、緑市民病院において耐震改修を進めるとともに、守山市民病院において緩和ケア病棟整備のための調査を行うことといたしました。

 水道事業会計では、浄水場及び配水場など基幹施設の整備や、老朽配水管の布設がえを行い、あわせてこれら施設の耐震化を進めることにより、安全でおいしい水がいつでも得られるよう、安定した給水サービスの確保に努めてまいります。また、市民サービスの向上を図るため、電話総合窓口を開設することといたしました。

 工業用水道事業会計では、配水管整備など工業用水の安定供給に努め、地盤沈下の防止を図ってまいります。

 下水道事業会計では、浸水対策として緊急雨水整備事業後期計画に着手するとともに、下水道普及区域の拡大を目指し、引き続き庄内川西部流域、志段味地区、桶狭間地区での下水道整備を進めることといたしました。

 自動車運送事業会計では、地域巡回バスを初め引き続き市民の足の確保を図るとともに、アイドリング・ストップつきのノンステップバスを購入し、低公害バスの導入を進めることといたしました。

 高速度鉄道事業会計では、地下鉄6号線・野並−徳重間の建設を進めるとともに、駅のエレベーターなどの整備、地下駅の火災対策を進めるほか、ICカード乗車券の導入に向けた調査を実施することといたしました。

 以上の結果、平成18年度の予算額は、

  一般会計     9792億2100万円

  特別会計    1兆3322億4800余万円

  公営企業会計   4620億4700余万円

  総計      2兆7735億1600余万円

と相なった次第でございます。

 次に、予算関連議案について御説明いたします。

 次世代育成支援を総合的に推進する子ども青少年局を設置するため「名古屋市事務分掌条例の一部改正について」を、名古屋市特別職報酬等審議会の答申に基づき、市議会議員の報酬の額、市長、助役、収入役の給料の額及び退職手当を引き下げるため「名古屋市議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について」並びに「特別職に属する職員の給与に関する条例の一部改正について」を、市長、助役、収入役及び課長級以上の職員等の給料の削減措置を継続するため「市長等及び職員の給料の特例に関する条例の制定について」を、職員の特殊勤務手当を見直すため「職員の給与に関する条例の一部改正について」を提案いたしております。そのほか、職員定数を定めるものとして「名古屋市職員定数条例の一部改正について」などを、使用料・手数料の新設、改定に係るものとして「名古屋市中央卸売市場業務条例の一部改正について」などを、男女平等参画推進センター初め公の施設の「指定管理者の指定について」などを提案いたしており、全体で65件となっております。

 以上、平成18年度当初予算に関係のない案件並びに平成18年度の当初予算及び関連議案につきまして、その大要を御説明申し上げました。

 平成22年には、名古屋開府400年を迎えます。今からおよそ400年前、慶長15年に徳川家康が名古屋城を築城し、清洲から名古屋に遷府する清洲越を行ったことにより、現在の名古屋の礎が築かれました。

 今、全国一元気と言われる名古屋がずっと元気であり続けるとともに、子供たちが健やかにはぐくまれ、未来に大きな夢や希望を持てるまちづくりに全力で取り組んでまいる必要があると考えており、まずは開府400年の記念すべき年を目標に、名古屋の活力、魅力を広く内外に発信できるよう、着実に歩を進めてまいる覚悟でございます。

 そのためには、市議会、市民の皆様、事業者の方々との協働がぜひとも必要でございます。協働による大きな力で、明るい未来に向かって邁進してまいりたいと考えております。何とぞよろしく御審議いただき、適切な御議決を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)



○議長(佐橋典一君) この場合、関係議案について人事委員会の意見を求めます。



◎人事委員会委員長(栗原祥彰君) ただいまお尋ねのありました第46号議案、第47号議案及び第49号議案に対する人事委員会の意見を申し上げます。

 まず、第46号議案の市長等及び職員の給料の特例に関する条例の制定のうち、一般職の職員の給料月額の特例につきましては、人事委員会勧告制度の趣旨と異なるところではありますが、本市における厳しい財政状況を勘案して実施されるものであり、本委員会といたしましてはやむを得ないものと考えます。

 次に、第47号議案の職員の給与に関する条例の一部改正につきましては、地方自治法の一部改正に伴い規定を整理するとともに、職員に支給する特殊勤務手当の支給基準の見直し等を行うものであり、また、第49号議案の公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正につきましては、名古屋市立大学が公立大学法人に移行することに伴う所要の改正等を行うものであり、本委員会といたしましては、いずれも異議ございません。

 以上、意見を申し上げます。



◆(加藤一登君) ただいま市長より提案説明がございましたが、明2月21日より23日までは議案精読の期間とし、2月24日午前10時より本会議を開くこととして、本日はこれをもって散会されんことの動議を提出いたします。

     〔「賛成」〕



○議長(佐橋典一君) ただいまの加藤一登君の動議に御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(佐橋典一君) 御異議なしと認めて、さよう決定し、本日はこれをもって散会いたします。

          午前11時43分散会

     市会議員  鎌倉安男

     市会議員  渡辺義郎

     市会議長  佐橋典一