議事ロックス -地方議会議事録検索-


愛知県 名古屋市

平成16年  2月 定例会 03月18日−06号




平成16年  2月 定例会 − 03月18日−06号









平成16年  2月 定例会



          議事日程

     平成16年3月18日(木曜日)午後2時開議

第1 平成16年請願第3号 向陽高校夜間定時制の存続を求める件

第2 同 第4号 障害者(児)福祉の充実を求める件

第3 同 第5号 大増税の税制改革中止と国民生活優先の税金の使い方を求める国への意見書提出に関する件

第4 同 第6号 消費者保護基本法の抜本改正を求める意見書提出に関する件

第5 同 第7号 生活保護基準の引き下げ等の中止を求める意見書提出に関する件

第6 同 第8号 子どもと親が安心できる30人学級を求める件

第7 同 第9号 乳幼児医療無料制度の所得制限の廃止を求める件

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

第8 平成15年請願第46号 公的保育制度の堅持・待機児童の解消を求める件(第2項(2)及び第4項(1))

第9 同 第47号 働きながら安心して子どもを産み育てられるよう保育の公的責任の堅持と保育施策の拡充を求める件(第2項(3)、(6)、(9)、(11)及び第3項)

第10 同 第49号 障害児保育の充実を求める件(第1項〜第4項)

第11 同 第53号 障害者(児)福祉の充実を求める件(第1項、第3項(1)及び(3))

第12 同 第54号 障害者支援費制度におけるホームヘルプサービスの国庫補助に関する意見書提出を求める件

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

第13 同 第48号 市バス路線の存続を求める件

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

第14 同 第45号 名古屋環状2号線の早期整備を求める件

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

第15 平成16年 第42号議案 名古屋市情報あんしん条例の制定について

第16 同 第43号議案 名古屋市非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について

第17 同 第44号議案 職員退職手当条例の一部改正について

第18 同 第45号議案 名古屋市職員定数条例の一部改正について

第19 同 第46号議案 包括外部監査契約の締結について

第20 同 第47号議案 名古屋市使用済自動車解体業許可等申請手数料条例の制定について

第21 同 第88号議案 名古屋市職員の倫理の保持に関する条例の制定について

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

第22 同 第22号議案 平成16年度名古屋市市立大学特別会計予算

第23 同 第24号議案 平成16年度名古屋市国民健康保険特別会計予算

第24 同 第25号議案 平成16年度名古屋市老人保健特別会計予算

第25 同 第26号議案 平成16年度名古屋市介護保険特別会計予算

第26 同 第27号議案 平成16年度名古屋市母子寡婦福祉資金貸付金特別会計予算

第27 同 第36号議案 平成16年度名古屋市病院事業会計予算

第28 同 第48号議案 名古屋市子育て支援手当条例の制定について

第29 同 第49号議案 名古屋市敬老パス条例の制定について

第30 同 第50号議案 名古屋市障害者医療費助成条例の一部改正について

第31 同 第51号議案 名古屋市国民健康保険条例の一部改正について

第32 同 第52号議案 指定管理者の指定について

第33 同 第53号議案 指定管理者の指定について

第34 同 第54号議案 指定管理者の指定について

第35 同 第55号議案 指定管理者の指定について

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

第36 同 第33号議案 平成16年度名古屋市基金特別会計予算

第37 同 第34号議案 平成16年度名古屋市調達特別会計予算

第38 同 第35号議案 平成16年度名古屋市公債特別会計予算

第39 同 第56号議案 名古屋市市税条例の一部改正について

第40 同 第57号議案 名古屋市教育センター条例の一部改正について

第41 同 第58号議案 名古屋市立学校の授業料等に関する条例の一部改正について

第42 同 第59号議案 名古屋市入学準備金条例の制定について

第43 同 第60号議案 名古屋市博物館条例の一部改正について

第44 同 第61号議案 名古屋市美術館条例の一部改正について

第45 同 第62号議案 名古屋市科学館条例の一部改正について

第46 同 第63号議案 名古屋市図書館条例の一部改正について

第47 同 第64号議案 名古屋市生涯学習センター条例の一部改正について

第48 同 第65号議案 名古屋市女性会館条例の一部改正について

第49 同 第66号議案 名古屋市総合体育館条例の一部改正について

第50 同 第67号議案 名古屋市体育館条例の一部改正について

第51 同 第68号議案 名古屋市スポーツトレーニングセンター条例の一部改正について

第52 同 第69号議案 名古屋市瑞穂運動場条例の一部改正について

第53 同 第70号議案 名古屋市野外スポーツ・レクリエーションセンター条例の一部改正について

第54 同 第71号議案 名古屋市プール条例の一部改正について

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

第55 同 第28号議案 平成16年度名古屋市農業共済事業特別会計予算

第56 同 第32号議案 平成16年度名古屋市墓地公園整備事業特別会計予算

第57 同 第72号議案 名古屋市東谷山フルーツパーク条例の一部改正について

第58 同 第73号議案 名古屋市農業文化園条例の一部改正について

第59 同 第74号議案 名古屋市農業共済事業条例の一部改正について

第60 同 第75号議案 名古屋市都市公園条例の一部改正について

第61 同 第76号議案 名古屋市みどりが丘公園条例の一部改正について

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

第62 同 第23号議案 平成16年度名古屋市交通災害共済事業特別会計予算

第63 同 第29号議案 平成16年度名古屋市市場及びと畜場特別会計予算

第64 同 第77号議案 なごやボランティア・NPOセンター条例の制定について

第65 同 第78号議案 名古屋市文化小劇場条例の一部改正について

第66 同 第79号議案 指定管理者の指定について

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

第67 同 第30号議案 平成16年度名古屋市土地区画整理組合貸付金特別会計予算

第68 同 第31号議案 平成16年度名古屋市市街地再開発事業特別会計予算

第69 同 第83号議案 名古屋市旧川上貞奴邸条例の制定について

第70 同 第84号議案 名古屋市建築基準法施行条例の一部改正について

第71 同 第85号議案 名古屋市営住宅条例の一部改正について

第72 同 第86号議案 名古屋市定住促進住宅条例の一部改正について

第73 同 第87号議案 名古屋高速道路公社の基本財産の額の変更について

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

第74 同 第21号議案 平成16年度名古屋市一般会計予算

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

第75 同 第40号議案 平成16年度名古屋市自動車運送事業会計予算

第76 同 第41号議案 平成16年度名古屋市高速度鉄道事業会計予算

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

第77 同 第37号議案 平成16年度名古屋市水道事業会計予算

第78 同 第38号議案 平成16年度名古屋市工業用水道事業会計予算

第79 同 第39号議案 平成16年度名古屋市下水道事業会計予算

第80 同 第80号議案 名古屋市水道給水条例等の一部改正について

第81 同 第81号議案 名古屋市工業用水道給水条例の一部改正について

第82 同 第82号議案 名古屋市下水道条例等の一部改正について

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

第83 平成16年同意第1号 教育委員会の委員選任について

第84 平成16年議員提出議案第1号 名古屋市議会の議員の報酬の特例に関する条例の一部改正について

第85 同 第2号 容器包装リサイクル法の改正に関する意見書の提出について

第86 同 第3号 郵政事業の改革に関する意見書の提出について

第87 同 第4号 高齢者に対する虐待の防止に関する意見書の提出について

第88 同 第5号 北朝鮮による拉致及び核開発問題の早期解決を求める意見書の提出について

第89 同 第6号 民間児童養護施設整備に関する意見書の提出について

第90 同 第7号 輸入牛肉の安全性確保に関する意見書の提出について

第91 同 第8号 航空保安対策の充実に関する意見書の提出について

第92 同 第9号 マンション対策の充実強化を求める意見書の提出について

第93 同 第10号 地域による地球環境保全の推進に関する意見書の提出について

第94 同 第11号 障害者支援費制度に関する意見書の提出について

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

第95 常任委員会の閉会中所管事務の調査

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 出席議員

    木下広高君      工藤彰三君

    坂野公壽君      村松ひとし君

    ふじた和秀君     田島こうしん君

    中川貴元君      ちかざわ昌行君

    山本久樹君      鎌倉安男君

    杉山ひとし君     須原 章君

    渡辺房一君      吉田隆一君

    こんばのぶお君    長谷川由美子君

    中村 満君      小林祥子君

    木下 優君      山口清明君

    かとう典子君     田中せつ子君

    のりたけ勅仁君    冨田勝三君

    ばばのりこ君     服部将也君

    加藤一登君      前田有一君

    稲本和仁君      中田ちづこ君

    桜井治幸君      堀場 章君

    藤沢忠将君      横井利明君

    伊神邦彦君      岡地邦夫君

    浅井日出雄君     渡辺義郎君

    斉藤 実君      加藤 徹君

    坂崎巳代治君     梅村邦子君

    橋本静友君      佐橋典一君

    おくむら文洋君    吉田伸五君

    早川良行君      諸隈修身君

    村瀬博久君      郡司照三君

    久野浩平君      福田誠治君

    三輪芳裕君      小島七郎君

    西尾たか子君     江口文雄君

    加藤武夫君      梅原紀美子君

    黒田二郎君      村瀬たつじ君

    わしの恵子君     荒川直之君

    斎藤亮人君      梅村麻美子君

    うえぞのふさえ君   さとう典生君

    ひざわ孝彦君     うかい春美君

    田口一登君      林 孝則君

    田中里佳君      岡本善博君

    西村けんじ君     小林秀美君

 欠席議員

    小木曽康巳君

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 出席説明員

  市長        松原武久君    助役        鈴木勝久君

  助役        因田義男君    収入役       加藤公明君

  市長室長      岡田 大君    総務局長      諏訪一夫君

  財政局長      林 昭生君    市民経済局長    越智俊彦君

  環境局長      吉村正義君    健康福祉局長    木村 剛君

  住宅都市局長    一見昌幸君    緑政土木局長    森本保彦君

  市立大学事務局長  嶋田邦弘君    市長室秘書課長   宮下正史君

  総務局総務課長   新開輝夫君    財政局財政課長   住田代一君

  市民経済局総務課長 葛迫憲治君    環境局総務課長   西川 敏君

  健康福祉局総務課長 長谷川弘之君   住宅都市局総務課長 渡辺 博君

  緑政土木局総務課長 竹内和芳君    市立大学事務局総務課長

                               矢野秀則君

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  上下水道局長    山田雅雄君    上下水道局経営本部総務部総務課長

                               西部健次君

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  交通局長      塚本孝保君    交通局営業本部総務部総務課長

                               山内善一朗君

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  消防長       小川 誠君    消防局総務課長   安江 智君

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  監査委員      倉坪修一君    監査事務局長    吉井信雄君

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  選挙管理委員会委員長         選挙管理委員会事務局長

            磯部蔦男君              渡辺豊彦君

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  教育委員会委員   後藤澄江君

  教育長       加藤雄也君    教育委員会事務局総務部総務課長

                               別所眞三君

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  人事委員会委員   栗原祥彰君    人事委員会事務局長 杉山七生君

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

          平成16年3月18日午後2時10分開議



○議長(堀場章君) これより本日の会議を開きます。

 本日の会議録署名者には吉田伸五君、西尾たか子さんの御両君にお願いいたします。

 市会公報第20号でお知らせいたしましたとおり、陳情第2号「学校法人愛知朝鮮学園への各種補助金に関する件」初め2件を受理しましたので、会議規則第60条の規定により所管の常任委員会に送付いたします。

 なお、両件の審査に当たっては、市会閉会中も委員会を開会できるようにいたしまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(堀場章君) 御異議なしと認めて、さよう取り計らいます。

 これより日程に入ります。

 最初に、日程第1より第7まで、すなわち請願第3号「向陽高校夜間定時制の存続を求める件」より請願第9号「乳幼児医療無料制度の所得制限の廃止を求める件」まで、以上7件を一括議題に供します。

 各請願書は、慎重審査のため所管の常任委員会に付議いたします。

 なお、各件の審査に当たっては、市会閉会中も委員会を開会できるようにいたしまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(堀場章君) 御異議なしと認めて、さよう取り計らいます。

 次に、日程第8より第12まで、すなわち平成15年請願第46号「公的保育制度の堅持・待機児童の解消を求める件(第2項(2)及び第4項(1)」より平成15年請願第54号「障害者支援費制度におけるホームヘルプサービスの国庫補助に関する意見書提出を求める件」まで、以上5件を一括議題に供します。

 この場合、健康福祉委員長の御報告を求めます。



◆(橋本静友君) ただいま議題となりました平成15年請願第46号初め5件につきまして、当委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 初めに、平成15年請願第46号、第47号及び第49号のうち、異議の申し立てのありました関係分についてであります。

 これは、保育施策に関し、

 1、各園の実態に応じた定員増及び超過入所を進めること。

 1、託児室制度を拡充・発展させること。

 1、保育料を引き下げること。

 1、公立保育園の給食業務の嘱託化を行わないこと。

 1、16年度予算において、託児室への補助を認可保育所と同等まで引き上げること。

 1、認可外保育所への補助金等の対策を検討すること。

 1、保育所と幼稚園の一元化と保育所運営費の一般財源化に反対する意見書を国に提出すること。

 1、保育可能な3歳未満の障害児は保育所に入所させること。

 1、3人枠の拡大ができるように保育士を配置すること。

 1、保護者の就労実態に合った保育時間を保証すること。

 1、クラスごとに障害児対応保育士を配置すること。

を求めるものであります。

 次に、平成15年請願第53号第1項、第3項(1)、(3)及び第54号については、障害者福祉施策に関し、

 1、障害者の所得保証実現のために各手当を増額すること。

 1、夜間、休日等のホームヘルプ事業については、名古屋市障害者ホームヘルプ事業所が行うこと。

 1、市単費で施設入所者等が一時帰宅時に居宅支援を受けられるようにすること。

 1、ホームヘルプサービスについて国庫補助額を堅持し、実績に基づいた補助金を交付するよう求める意見書を国に提出すること。

を求めるものであります。

 当委員会では、1月27日にそれぞれ当局の意見を聞くなど慎重に審査を行いましたところ、第46号第2項(2)については日本共産党所属委員から、第49号第3項については日本共産党所属委員及びローカル・パーティー名古屋所属委員から審査打ち切りには反対である旨の発言があり、その他の項目については日本共産党所属委員から不採択には反対である旨の発言があり、採決を行いました結果、第46号第2項(2)及び第49号第3項につきましては賛成多数により、いずれも審査打ち切りとすべきものと、その他の項目につきましては賛成多数により、いずれも不採択とすべきものと議決いたした次第でございます。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)



○議長(堀場章君) 御質疑もないようであります。

 これより討論に入ります。

 山口清明君にお許しいたします。

     〔山口清明君登壇〕



◆(山口清明君) 議題となりました請願第49号「障害児保育の充実を求める件」の採択を求めて討論します。

 本市では、昨年4月現在580人、公立保育園にはそのうち329人の障害児が保育園に通っています。しかし、公立園の障害児保育には三つの壁があると言われています。3歳になるまでは入れない、一つの園には3人までしか入れない、そして、3時半過ぎたら迎えに来てね、この三つです。

 3歳までは家庭保育が大切、治療優先だと言われますが、この時期の障害児の発達には、子供同士のかかわり合いが欠かせません。3歳未満でも、保育が可能な障害児は保育園で積極的に受け入れるべきではないでしょうか。次に、3歳になり保育園入所を希望する父母が悩むのが、1園3人までという入所枠です。名古屋市障害者基本計画案にもあるとおり、障害を持つ市民も住みなれた地域で暮らせるまちづくりが必要です。せめて地元の保育園で、近所の仲間とともに育ち合える、そういう保育体制こそつくるべきではないでしょうか。そして、保育時間まで短い。当局は、障害を理由にした一律な対応はしていないと言いますが、329人中わずか60人しか午後4時以降の保育をしていません。障害児を持つ父母には、仕事はパートで十分というのでしょうか。せめて5時まで働けるよう、6時まで預かることがなぜできないのか。障害を理由に、保育時間まで差別するんでしょうか。

 以上の3点、障害児保育の充実を求める、ささやかな、しかし切実なこの請願をぜひ採択していただきますよう心から呼びかけまして、討論を終わります。(拍手)



○議長(堀場章君) 以上で、討論を終わります。

 これより採決を行います。

 採決は、最初に、平成15年請願第46号、平成15年請願第47号及び平成15年請願第53号の3件、次に、平成15年請願第49号(第3項)、次に、平成15年請願第49号(第1項、第2項、第4項)、最後に、平成15年請願第54号1件の4度に分けて行います。

 それでは最初に、平成15年請願第46号、平成15年請願第47号及び平成15年請願第53号の3件について起立により採決いたします。

 各件を、いずれもただいまの委員長報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、各件はいずれも委員長報告どおり決しました。

 次に、平成15年請願第49号(第3項)について起立により採決いたします。

 本件を、ただいまの委員長報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、本件は委員長報告どおり決しました。

 次に、平成15年請願第49号(第1項、第2項、第4項)について起立により採決いたします。

 各件を、いずれもただいまの委員長報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、各件はいずれも委員長報告どおり決しました。

 次に、平成15年請願第54号について起立により採決いたします。

 本件を、ただいまの委員長報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、本件は委員長報告どおり決しました。

 次に、日程第13、平成15年請願第48号「市バス路線の存続を求める件」を議題に供します。

 この場合、土木交通委員長の御報告を求めます。



◆(うえぞのふさえ君) ただいま議題となりました平成15年請願第48号につきまして、当委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 本請願は、市バス金山17号系統の鳴尾車庫から金山までの路線の存続を求めるものであります。

 当委員会では、1月26日に当局の意見を聞くなど慎重に審査を行いましたところ、本請願の取り扱いについて、日本共産党所属委員から不採択には反対である旨の発言があり、採決を行いました結果、賛成多数により不採択とすべきものと議決いたした次第であります。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)



○議長(堀場章君) 御質疑もないようであります。

 これより採決を行います。

 本件を、ただいまの委員長報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、本件は委員長報告どおり決しました。

 次に、日程第14、平成15年請願第45号「名古屋環状2号線の早期整備を求める件」を議題に供します。

 この場合、都市消防委員長の御報告を求めます。



◆(中田ちづこ君) ただいま議題となりました平成15年請願第45号につきまして、当委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 本請願は、名古屋環状2号線の早期整備、特に東部・東南部区間については早期に全区間の工事に着手できるよう、地元自治体が一体となって地域住民の協力のもと全力を挙げて取り組むとともに、事業者である国土交通省及び日本道路公団に強力に働きかけることを求めるものであります。

 当委員会では、平成15年12月12日に当局の意見を聞くなど慎重に審査を行いましたところ、本請願の取り扱いについて、日本共産党所属委員から採択には反対である旨の発言があり、採決を行いました結果、賛成多数により採択とすべきものと議決いたした次第であります。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)



○議長(堀場章君) 御質疑もないようであります。

 これより採決を行います。

 本件を、ただいまの委員長報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、本件は委員長報告どおり決しました。

 次に、日程第15より第21まで、すなわち第42号議案「名古屋市情報あんしん条例の制定について」より第88号議案「名古屋市職員の倫理の保持に関する条例の制定について」まで、以上7件を一括議題に供します。

 この場合、総務環境委員長の御報告を求めます。



◆(ひざわ孝彦君) ただいま議題となりました第42号議案初め7議案につきまして、当委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 初めに、第88号議案についてであります。

 本件につきましては、特に議論が集中したところであり、市長の出席を求め、質疑が交わされました。

 まず、委員から、今回の条例案について、地方公務員法等の規定で十分対応できる内容であることから、屋上屋を架す面があるとの指摘がなされるとともに、職員のみをその対象としていることをかんがみ、あえて条例化しようとする理由がただされ、市長から、道路清掃事業をめぐる一連の事件に関し、職員の中に事を荒立てたくないという機運、風土があったのではないかと考えたことや、市民から多くの批判を浴びたこと、さらには昨年の11月定例会における決議や質問内容などを総合的に判断し、市民の信頼を回復させるためには、地方公務員法等の規定だけでは不十分であると考えた結果、組織的、制度的にコンプライアンスを担保するといった意味からも条例化しようとするものであり、この条例により職員の倫理意識の一層の高揚を図ってまいりたいとの答弁がありました。

 これに対し、委員から、市民の信頼を回復させるという観点から、職員のみを対象としている今回の条例案を提出する前に、市長みずからの責任を明確にさせる必要性がただされ、市長から、一連の事件に対し、みずからの責任を明らかにすることが最も重要なことであると認識しており、責任のとり方としては辞職あるいは給与の減額等が考えられるところであるが、今定例会までには自分自身の責任のとり方をどうするか判断するだけの材料が十分そろわなかったため、明確にすることができなかったものである。したがって、そのようなことがはっきりした時点で、みずからの責任を明らかにしてまいりたいとの答弁がありました。

 次に、委員から、条例案が今定例会で可決された場合において、職員倫理規則について、制定までのスケジュールとその考え方がただされ、当局から、4月中には職員倫理審査会を発足させ、規則の内容を検討し、夏ごろには公布をしたいと考えているところであり、公布後は二、三カ月間の職員への周知期間を経た上で施行できるものと想定している。また、規則の内容については、議会に相談すべき重要な案件であると認識しており、その検討に当たっては、例えば閉会中の所管事務調査などを活用することにより議会に相談の上、進めてまいりたい。さらには、施行日そのものも重要なことであるので、同様に相談してまいりたいとの答弁がありました。

 なお、こうした議論を踏まえ、後に述べる附帯決議が提出されるところとなったのであります。

 また、監察室の構成についての考え方等についても触れられるところがあり、委員からは、職員倫理条例の施行に当たっては、より実効性のあるものとなるよう努めることとの要望がなされました。

 その他の議案につきましても、職員定員の減員と民間委託の関係についても触れられるところがあるなど、慎重に審査を進めてまいりましたところ、意思決定に際し、第88号議案に対して、自民党市民クラブ、民主党、公明党、市民ネットの4会派共同により、職員倫理条例の施行に当たっては、今回の事件を真摯に受けとめ、早急に市長みずからの責任を明らかにした上で、速やかに具体的な方策を講じるとともに、今後規則等の制定についても適宜議会の意見を聞きながら検討すること。また、新たな条例・施策については、市長の責任において、拙速との批判を受けることのないように十分検討して提案することとの附帯決議が提出され、当委員会に付議されました第42号議案初め7議案及び第88号議案に係る附帯決議をあわせて態度表明に入りましたところ、日本共産党所属委員から、第45号議案については、市職員の大幅な削減は市民サービスの低下を招き、若者の安定した雇用確保にも逆行するとの理由により、第88号議案に係る附帯決議については、必要のない部分が含まれているとの理由により反対であるとの意見表明がなされ、採決いたしました結果、第45号議案につきましては賛成多数により原案どおり可決すべきものと、第88号議案につきましては全会一致により原案どおり可決すべきものと、また賛成多数により附帯決議を付するものと、その他の5議案につきましては全会一致によりいずれも原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)



○議長(堀場章君) 御質疑もないようであります。

 これより採決を行います。

 採決は、最初に、第45号議案1件、次に、第88号議案1件、最後に、第42号議案を初めとする5件の3度に分けて行います。

 それでは最初に、第45号議案について起立により採決いたします。

 本案を、ただいまの委員長報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、本案は委員長報告どおり可決されました。

 次に、第88号議案について、委員会の報告による附帯決議を除いてお諮りいたします。

 本案は、ただいまの委員長報告どおり決しまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(堀場章君) 御異議なしと認めます。

 よって、本案は委員長報告どおり可決されました。

 続いて、本案に対する委員会の報告による附帯決議について起立により採決いたします。

 ただいま議決されました第88号議案に対し、委員長報告どおり附帯決議を付することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、委員長報告どおり附帯決議を付することに決しました。

 次に、第42号議案を初めとする5議案についてお諮りいたします。

 各案は、いずれもただいまの委員長報告どおり決しまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(堀場章君) 御異議なしと認めます。

 よって、各案はいずれも委員長報告どおり可決されました。

 次に、日程第22より第35まで、すなわち第22号議案「平成16年度名古屋市市立大学特別会計予算」より第55号議案「指定管理者の指定について」まで、以上14件を一括議題に供します。

 この場合、健康福祉委員長の御報告を求めます。



◆(橋本静友君) ただいま議題となりました第22号議案を初め14議案につきまして、当委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 特に議論が集中いたしましたのは、30年間にわたり無料での交付が実施されてまいりました敬老パスへの一部負担の導入を内容とする第49号議案についてでございます。

 本件につきましては、福祉全体に対する基本的な考え方並びに一部負担の導入に対する考え方に関し、市長の出席を求め、質疑が交わされました。

 まず、委員からは、本市の福祉全体における敬老パスへの一部負担導入の基本的な考え方についてただされ、市長からは、敬老パスは生活の質の向上や社会参加の促進といった側面を持つ福祉であると考えており、このような側面を持つ福祉を厳しい財政状況の中で安定的、継続的に行っていくためには一部負担をお願いせざるを得ず、苦渋の選択をしたところである。福祉施策の対象が拡大していくという福祉全体における大きな流れの中で、制度の変更を願うものである。その意味で、一部負担の導入は、敬老パス制度については大きな変更であるが、65歳以上の希望者全員への交付という敬老パス制度の根幹は守ったものと考えており、福祉全体における大きな流れの中で制度の変更を願うもので、本市の福祉のあり方を大きく変えるものではないと考えているとの答弁がありました。

 これに対し、委員からは、敬老パスへの一部負担の導入が福祉全体における大きな転換点であるとの観点から、十分に市民の意見聴取がなされるべきであるとの指摘がなされるとともに、今定例会で一部負担の導入を提案するに至った理由、公聴会等を開催する考え方についてただされ、市長からは、福祉施策全体の整合性や本市の財政状況を考慮し、安定的、持続的に敬老パス制度を継続するため、先送りができないとの認識から、今回提案し、御審議を願っているものである。また、現在公聴会等を開催する考えは持っていないところであり、市民の代表である議会において判断をいただきたいと考えているとの答弁がありました。

 また、委員からは、制度の安定的な継続に対する今後の見通しについてただされ、市長からは、現状の高齢化の推移を考え、一部負担金の導入後、国の施策等社会情勢に大きな変化がなければ、10年間は制度の維持をしてまいりたいとの答弁がなされました。

 次に、委員からは、敬老パスの負担額の区分を3段階とした根拠についてただされ、当局からは、1カ月に市バス1往復分の料金を負担いただくという考え方から、年間負担額5,000円を基本に置いたところであり、従来、敬老パスを無料で交付してきた経過から、所得の低い方にも同様の負担を願うことは影響が大きいと考え、他都市における一部負担金の状況、65歳以上70歳未満の方に対する交付が本市独自に行われていることも考慮し、年間負担額の区分を3段階としたところであるとの答弁がありました。

 このほか、敬老パスの不正使用、不正受給の防止についても質疑が交わされるところがあり、委員からは次の要望がなされました。

 1、敬老パス条例に罰則規定を盛り込むこと。

 1、敬老パス不正使用に対する罰則を強化すること。

 1、パスの交付に当たっては、本人確認を適切に行い、不正使用を認めたときの厳正な処分について早急に検討すること。

 1、不正使用・不正受給防止のため、パスに写真を印刷するなどに努めること。

 次に、委員からは、第52号議案及び第53号議案に関し、すべての児童館及び福祉会館において社会福祉協議会が指定管理者として選定されていることから、その選定のあり方についてただされ、当局からは、指定管理者の選定に当たっては、公の施設の管理運営を委託するという点から、公平、公正な管理運営が行われることを重視して行ったものである。しかし、運営にかかる経費を縮減することもこの制度における重要な趣旨であることから、今後は社会福祉協議会以外にも多くの団体に応募いただけるようなシステムの検討を行う必要があると考えているとの答弁がありました。

 このほか、指定管理者決定までの過程についても触れるところがあり、委員からは次の要望がなされました。

 1、指定管理者の選定に関しては、構成員として学識経験者、実務家等の第三者を含めた委員会を設置し、公正な選考ルールづくりをすること。また、本制度の趣旨にかんがみ、指定管理者として選任された名古屋市社会福祉協議会等の団体に対し、運営費の縮減を強く求めること。

 1、指定管理者制度は、市長が指定する法人その他の団体に公の施設の管理を行わせようとする制度であり、その対象は民間事業者等が幅広く含まれるものである。今回、すべての児童館、福祉会館の管理を行う指定管理者は、本市と深いかかわりのある事業者が選定されたが、法の指定管理者制度の民間能力の活用という趣旨、目的に沿って運営に努めること。

 1、今後の選定に当たっては、指定管理者制度の目的をより反映できるよう、NPO法人を初めとする民間事業者等に対し、指定管理者の募集について幅広く周知徹底し、より公平に選定できる方法とすること。

 次に、第22号議案に関し、委員からは、独立行政法人化後の市立大学のあるべき姿についてただされ、当局からは、少子・高齢化が進み、大学間競争が激しくなる中で、その存在意義を示していくことが非常に重要であると認識しており、産・学・官連携の推進のほか、市の施策とのタイアップや現在行っている大学の先生による小中学生への出前講座などにより、地域や社会へ積極的に貢献していくことが必要であると考えているとの答弁がありました。

 このほか、公立大学法人化に伴い、原則として非公務員となる職員の身分への影響、公立大学法人化における市や議会とのかかわり方、公立大学法人化によるメリットと検討課題、教員研究費及び学生実習費の削減状況についても触れるところがあり、委員からは次の要望がなされました。

 1、市立大学の独立行政法人化に際しては、目指すべき大学像をより明確にし、教育、研究の向上はもとより、これまで以上に市民に貢献し、市民から親しまれる大学とすること。

 1、市立大学病院では独立行政法人化に伴う職員の身分については、できるだけ本人の希望を聞くこと。

 そのほかの議案につきましても、国民健康保険料の収納対策、国民健康保険一部負担金減免の概要、市立病院へ地方公営企業法を全部適用する考え、市立病院の不良債務の状況などについて質疑が交わされ、委員からは次の要望がなされました。

 1、国民健康保険制度の維持の観点からしても、その未収納対策を徹底し、収納率の向上に努めること。

 1、市立5病院は、医療サービスの充実に努めるとともに、民間病院の経営手法や地方公営企業法の全部適用を含め経営改善を図ること。

 1、市立病院の不良債務解消に一段と努力すること。

 以上のような審議の経過を踏まえ、意思決定の段階に至りましたところ、第49号議案につきまして、自民党市民クラブ、民主党、公明党の3会派の各所属委員共同により、敬老パス一部負担金1万円を負担する高齢者、すなわち介護保険料段階区分第4・第5段階の者で65歳から69歳の高齢者の負担額を5,000円とする修正案が提出されたのであります。

 その際、修正案について、一部負担金額の区分を2段階とする根拠及び妥当性について質疑が交わされました。

 これに対し、日本共産党所属委員から、第49号議案については、原案並びに修正案について、敬老パス一部負担金の導入は制度目的の達成を困難にし、福祉を大きく後退させるとの理由により、第22号議案については、教育研究費などの削減による教育研究条件の悪化が進むこと、また独立行政法人化は大学の自治と公共性を損ない、学費値上げなどの市民負担を増加させるとの理由により、第24号議案については、一部負担金の免除制度が未活用でありながら、75歳減免制度の大幅な縮小などの市民負担増を招くとの理由により、それぞれ反対であるとの意見表明がなされ、またローカル・パーティー名古屋所属委員から、第49号議案については、修正案について、福祉の理念から敬老パス一部負担金の導入は必要であり、負担の公平化の観点からも制度全体の必要経費の10%を超えるべきであるとの理由により反対であるとの意見表明がなされ、採決いたしました結果、第49号議案につきましては、まず修正案について賛成多数により可決すべきものと、続いて修正部分を除く原案についても賛成多数により可決すべきものと議決いたしました。

 次に、第22号議案及び第24号議案につきましては賛成多数により、その他の議案につきましては全会一致により、いずれも原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)



○議長(堀場章君) 御質疑もないようであります。

 これより採決を行います。

 採決は、最初に、第22号議案及び第24号議案の2件、次に、第49号議案1件、最後に、第25号議案を初めとする11件の3度に分けて行います。

 それでは最初に、第22号議案及び第24号議案の2件について起立により採決いたします。

 両案を、いずれもただいまの委員長報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、両案はいずれも委員長報告どおり可決されました。

 次に、第49号議案について採決いたします。

 まず、健康福祉委員会の報告による修正案について起立により採決いたします。

 本修正案に賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、本修正案は可決されました。

 続いて、ただいま可決されました修正部分を除く原案について起立により採決いたします。

 修正部分を除く原案を、ただいまの委員長報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、第49号議案は委員長報告どおり修正可決されました。

 次に、第25号議案を初めとする11議案についてお諮りいたします。

 各案は、いずれもただいまの委員長報告どおり決しまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(堀場章君) 御異議なしと認めます。

 よって、各案はいずれも委員長報告どおり可決されました。

 次に、日程第36より第54まで、すなわち第33号議案「平成16年度名古屋市基金特別会計予算」より第71号議案「名古屋市プール条例の一部改正について」まで、以上19件を一括議題に供します。

 この場合、財政教育委員長の御報告を求めます。



◆(田中せつ子君) ただいま議題となりました第33号議案初め19議案につきまして、当委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 第66号議案、第67号議案、第69号議案及び第71号議案に関し、委員からは、多くの高齢者が温水プールを利用し、日々リハビリや健康維持等に励んでいるにもかかわらず、あえて高齢者に負担を求めようとする理由についてただされ、当局からは、負担の公平化の観点から全市的に実施するものであるが、平成8年度から高齢者の利用が大きく増加しているのに加え、今後のさらなる高齢化率の上昇に伴い、将来的には有料施設であるにもかかわらず、全体の半数程度が無料利用の高齢者になることも想定される。公の施設として子供についても負担をお願いしていることもあり、高齢者についても負担を求めたいと考えているとの答弁がありました。

 さらに、委員からは、高齢者に安易に負担を求めるのではなく、まずはより一層の自助努力を行う考えについてただされ、当局からは、高齢者による施設使用料の収入見込み額について、自助努力により吸収できないか等も含め内部でも検討を重ねたが、全市的な方針により受益者負担の適正化に向け施設間の減免基準の統一化を図る観点から、大人料金の2分の1の負担をお願いしたいと考えているとの答弁がありました。

 その他の議案につきましても、市債発行額及び現在高の推移、博物館・科学館・美術館における高齢者の利用の推移、生涯学習センター等の駐車場収支見込み、総合体育館への利用料金制度導入の趣旨について触れられるところがあり、委員からは、教育施設駐車場の有料化に当たっては、公平性の観点を含めた統一的基準で実施することとの要望がなされました。

 以上のような審査の経過を踏まえ、意思決定の段階に至りましたところ、第60号議案、第66号議案、第67号議案、第69号議案、第70号議案及び第71号議案について、自民党市民クラブ、民主党、公明党の3会派の各所属委員共同により、博物館、プール初め65歳以上の高齢者の施設使用料を大人の使用料の2分の1とする部分を削ることを骨子とする修正案が提出されました。

 この修正案につきましては、さきに述べました3会派からいずれも賛成するとの意見表明がなされました。

 これに対し、日本共産党所属委員から、第67号議案、第69号議案及び第70号議案については、いずれも修正案に賛成するが、第60号議案については、新蓬左文庫の観覧料が新設されているとの理由により、第66号議案については、総合体育館に将来料金値上げの可能性も否定できないのに、利用料金制度を導入するとの理由により、第71号議案については、財政健全化の名のもとに駐車場の設備投資にかかった分のもとがとれないのに、ただ市民負担をふやすものであるとの理由により、原案並びに修正案にいずれも反対であるとの意見表明がなされ、また、民主党クラブ所属委員から、原案に賛成のため、修正案にいずれも反対であるとの意見表明がなされました。

 また、その他の議案については、自民党市民クラブ、民主党、公明党の3会派から、第61号議案及び第62号議案については、受益者負担の統一的な基準が策定されないまま部分的な提案がなされたものであり、時期尚早であるとの理由により、いずれも反対であるとの意見表明がなされ、また日本共産党所属委員から、第35号議案については、高速道路建設などのため起債が行われているとの理由により、第58号議案については、授業料の値上げがあるとの理由により、第61号議案については、美術館の高齢者料金が有料化されているとの理由により、第62号議案については、科学館の高齢者料金が有料化されているとの理由により、第64号議案については、生涯学習センターの駐車場の有料化があるとの理由により、第65号議案については、女性会館の駐車場の有料化があるとの理由により、反対であるとの意見表明がなされ、また民主党クラブ所属委員から、第64号議案については、生涯学習センターの駐車料金が含まれているとの理由により、反対であるとの意見表明がなされました。

 これにより採決を行いました結果、第60号議案、第66号議案、第67号議案、第69号議案、第70号議案及び第71号議案については、まず修正案について賛成多数によりいずれも可決すべきものと、次に、修正部分を除く原案について賛成多数によりいずれも可決すべきものと議決いたしました。

 次に、第61号議案及び第62号議案については、賛成少数によりいずれも否決すべきものと議決いたしました。

 次に、第35号議案、第58号議案、第64号議案及び第65号議案については賛成多数により、またその他の7議案につきましては全会一致により、いずれも原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)



○議長(堀場章君) 御質疑もないようであります。

 これより採決を行います。

 採決は、最初に、第35号議案及び第58号議案の2件、次に、第60号議案及び第66号議案の2件、次に、第61号議案及び第62号議案の2件、次に、第64号議案1件、次に、第65号議案1件、次に、第67号議案、第69号議案及び第70号議案の3件、次に、第71号議案1件、最後に、第33号議案を初めとする7件の8度に分けて行います。

 それでは最初に、第35号議案及び第58号議案の2件について起立により採決いたします。

 両案を、いずれもただいまの委員長報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、両案はいずれも委員長報告どおり可決されました。

 次に、第60号議案及び第66号議案の2件について採決いたします。

 まず、財政教育委員会の報告による両修正案について起立により採決いたします。

 両修正案に賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、両修正案はいずれも可決されました。

 続いて、ただいま可決されました修正部分を除く両原案について起立により採決いたします。

 修正部分を除く両原案を、いずれもただいまの委員長報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、第60号議案及び第66号議案はいずれも委員長報告どおり修正可決されました。

 次に、第61号議案及び第62号議案の2件について採決いたします。

 両案に対する委員長の報告はいずれも否決でありますので、両原案について起立により採決いたします。

 両案を、いずれも原案どおり決することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立少数であります。

 よって、第61号議案及び第62号議案はいずれも否決されました。

 次に、第64号議案について起立により採決いたします。

 本案を、ただいまの委員長報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、本案は委員長報告どおり可決されました。

 次に、第65号議案について起立により採決いたします。

 本案を、ただいまの委員長報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、本案は委員長報告どおり可決されました。

 次に、第67号議案、第69号議案及び第70号議案の3件について採決いたします。

 まず、財政教育委員会の報告による各修正案について起立により採決いたします。

 各修正案に賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、各修正案はいずれも可決されました。

 続いて、ただいま可決されました修正部分を除く各原案についてお諮りいたします。

 修正部分を除く各原案は、いずれもただいまの委員長報告どおり決しまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(堀場章君) 御異議なしと認めます。

 よって、第67号議案、第69号議案及び第70号議案はいずれも委員長報告どおり修正可決されました。

 次に、第71号議案について採決いたします。

 まず、財政教育委員会の報告による修正案について起立により採決いたします。

 本修正案に賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、本修正案は可決されました。

 続いて、ただいま可決されました修正部分を除く原案について起立により採決いたします。

 修正部分を除く原案を、ただいまの委員長報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、第71号議案は委員長報告どおり修正可決されました。

 次に、第33号議案を初めとする7議案についてお諮りいたします。

 各案は、いずれもただいまの委員長報告どおり決しまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(堀場章君) 御異議なしと認めます。

 よって、各案はいずれも委員長報告どおり可決されました。

 次に、日程第55より第61まで、すなわち第28号議案「平成16年度名古屋市農業共済事業特別会計予算」より第76号議案「名古屋市みどりが丘公園条例の一部改正について」まで、以上7件を一括議題に供します。

 この場合、土木交通委員長の御報告を求めます。



◆(うえぞのふさえ君) ただいま議題となりました第28号議案初め7議案につきまして、当委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 まず、第72号議案、第73号議案及び第75号議案については、緑政土木局所管施設の料金改定に係る受益者負担の考え方について、市長の出席を求め、質疑が交わされました。

 まず、委員からは、名古屋市としての受益者負担の基準を策定する前に、東山動植物園などの市民利用施設において、65歳以上の高齢者の施設使用料を有料化することに至った経緯についてただされ、市長からは、費用対効果の問題も含め、全事務事業にわたる行政評価を実施すると同時に、職員の削減、嘱託化や委託化の推進、賃金カットなどにより人件費削減に努めてきたが、受益者負担の適正化を財政健全化計画の中の一つの方策として掲げ、今回敬老パスの一部有料化の判断をした中で、市民利用施設についても一定の負担を全市的にお願いせざるを得ないと判断した。今後も、財政健全化計画を遂行するための努力を続けていくとともに、施設の管理全体については利用料金制度、指定管理者制度の導入といったことも含めて考えていくことになるとの答弁がありました。

 これに対して、委員からは、東山動植物園は他の施設とは性格が異なるにもかかわらず、一律に有料化を行うことに対する考え方と、子供の利用料金に対する検討状況についてただされ、市長からは、条例、規則、要綱等で定める減免規定が施設ごとに異なっていることから生じる施設間の不公平と、利用者と非利用者との間の不公平を是正すべきであるという考えのもと、全体の整合性という観点から各施設での対応の統一化を図った。高齢者の利用料金については、利用者と非利用者がそれぞれの公平性を担保するという考えから等分をするということで全体的に統一が図られたが、子供の利用料金については、従来の利用料金とのバランス、子育て支援という政策的配慮、学校行事等の教育活動での利用などの観点から、関係局間の調整を続けてきたものの、結論には至らなかったため現行料金を維持することとした。この点については、今後さらに検討していきたいとの答弁がありました。

 その他の議案についても、白鳥公園駐車場の有料化、墓地使用料の改定について触れられるところがありました。

 以上のような審議の経過を踏まえ、意思決定の段階に至りましたところ、第75号議案について自民党市民クラブ、民主党、公明党の3会派の各所属委員共同により、東山動植物園、白鳥庭園初め65歳以上の高齢者の施設使用料を大人の使用料の2分の1とする部分を削ることを骨子とする修正案が提出されたのであります。

 この修正案については、さきに述べました3会派からいずれも賛成するとの意見表明がなされました。

 これに対して、日本共産党所属委員から、市民利用施設利用料の高齢者の有料化及び値上げ、白鳥公園駐車場の有料化、ランの館への利用料金制度の導入を理由に、原案並びに修正案に反対であるとの意見表明がなされました。

 また、その他の議案については、自民党市民クラブ、民主党、公明党の各所属委員から、第72号議案及び第73号議案については、受益者負担の統一的な基準が策定されないまま、部分的な提案がされたものであり、時期尚早であるとの理由により反対であるとの意見表明がなされ、また日本共産党所属委員から、第32号議案及び第76号議案については、墓地使用料の高額な値上げは認められないこと、第72号議案及び第73号議案については、高齢市民に負担を押しつけるものであることとの理由により反対であるとの意見表明がなされ、採決いたしました結果、第75号議案につきましては、まず修正案について賛成多数により可決すべきものと、続いて修正部分を除く原案についても賛成多数により可決すべきものと議決いたしました。

 次に、第72号議案及び第73号議案につきましては全会一致により、いずれも否決すべきものと議決いたしました。

 次に、第32号議案及び第76号議案につきましては賛成多数により、第28号議案及び第74号議案につきましては全会一致により、いずれも原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)



○議長(堀場章君) 御質疑もないようであります。

 これより採決を行います。

 採決は、最初に、第32号議案及び第76号議案の2件、次に、第72号議案及び第73号議案の2件、次に、第75号議案1件、最後に、第28号議案及び第74号議案の2件の4度に分けて行います。

 それでは最初に、第32号議案及び第76号議案の2件について起立により採決いたします。

 両案を、いずれもただいまの委員長報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、両案はいずれも委員長報告どおり可決されました。

 次に、第72号議案及び第73号議案の2件について採決いたします。

 両案に対する委員長の報告はいずれも否決でありますので、両原案について起立により採決いたします。

 両案を、いずれも原案どおり決することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立少数であります。

 よって、第72号議案及び第73号議案はいずれも否決されました。

 次に、第75号議案について採決いたします。

 まず、土木交通委員会の報告による修正案について起立により採決いたします。

 本修正案に賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、本修正案は可決されました。

 続いて、ただいま可決されました修正部分を除く原案について起立により採決いたします。

 修正部分を除く原案を、ただいまの委員長報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、第75号議案は委員長報告どおり修正可決されました。

 次に、第28号議案及び第74号議案の2件についてお諮りいたします。

 両案は、いずれもただいまの委員長報告どおり決しまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(堀場章君) 御異議なしと認めます。

 よって、両案はいずれも委員長報告どおり可決されました。

 次に、日程第62より第66まで、すなわち第23号議案「平成16年度名古屋市交通災害共済事業特別会計予算」より第79号議案「指定管理者の指定について」まで、以上5件を一括議題に供します。

 この場合、経済水道委員長の御報告を求めます。



◆(田島こうしん君) ただいま議題となりました第23号議案初め5議案につきましては、第77号議案に関し、なごやボランティア・NPOセンターの会議施設利用状況について触れるところがあるなど慎重に審査を進めてまいりましたところ、意思決定に際し、日本共産党所属委員から、第29号議案については、名古屋食肉市場株式会社への卸売機能強化支援という名目で助成を継続するとともに、新たに借入金の損失補償を予定しているとの理由により、第77号議案については、なごやボランティア・NPOセンターの会議室などの有料化、指定管理者制度及び利用料金制度の導入を予定しているとの理由により、第78号議案については、文化小劇場に利用料金制度を導入し、使用料値上げに道を開くものであるとの理由により反対であるとの意見表明がなされ、採決いたしました結果、第29号議案、第77号議案及び第78号議案につきましては賛成多数により、第23号議案及び第79号議案につきましては全会一致により、いずれも原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)



○議長(堀場章君) 御質疑もないようであります。

 これより採決を行います。

 採決は、第29号議案、第77号議案及び第78号議案の3件と、第23号議案及び第79号議案の2件との2度に分けて行います。

 それでは最初に、第29号議案、第77号議案及び第78号議案の3件について起立により採決いたします。

 各案を、いずれもただいまの委員長報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、各案はいずれも委員長報告どおり可決されました。

 次に、第23号議案及び第79号議案の2件についてお諮りいたします。

 両案は、いずれもただいまの委員長報告どおり決しまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(堀場章君) 御異議なしと認めます。

 よって、両案はいずれも委員長報告どおり可決されました。

 次に、日程第67より第73まで、すなわち第30号議案「平成16年度名古屋市土地区画整理組合貸付金特別会計予算」より第87号議案「名古屋高速道路公社の基本財産の額の変更について」まで、以上7件を一括議題に供します。

 この場合、都市消防委員長の御報告を求めます。



◆(中田ちづこ君) ただいま議題となりました第30号議案初め7件につきまして、当委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 まず、第83号議案に関し、旧川上貞奴邸の子供料金設定の考え方及び施設の活用方法について松原市長の所信をただすべく、その出席を求め、質疑が交わされました。

 初めに、委員からは、旧川上貞奴邸の子供料金設定と市施設の子供料金設定の方針についてただされ、市長からは、子供料金の設定に当たっては、既存施設も含めて全市統一的に対応するため、各施設について教育施設か、博物館相当施設か、文化施設かといった位置づけが必要であると考えているが、旧川上貞奴邸を初めとする今回の新規施設については、負担の公平性や受益者負担の適正化の考え方から、子供について大人料金の2分の1の料金をお願いし、なお教育活動で施設を利用する場合には減免の適用もあり得るとしたものであるとの答弁がありました。

 さらに、委員からは、旧川上貞奴邸を子供たちなど市民に親しまれる施設にするための方策についてただされ、市長からは、市民、特に子供たちに親しんでもらうためには、旧川上貞奴邸の建物としての価値を訴えるだけでなく、展示資料の内容や展示方法についてさまざまな工夫が必要であると考えている。例えば、蓬左文庫などの他の施設との連携や地元住民の御協力をいただくほか、複数の関係局からのアイデアを取りまとめ、文化のみちと一体となる施設にしていきたいとの答弁がありました。

 次に、委員からは、施設のネーミングを市民に親しまれるよう変更する考え及び施設の管理を行う指定管理者の選定委員会のあり方についてただされ、当局からは、文化のみちの拠点施設としての役割をあらわし、市民に親しまれるネーミングでなければならないものであり、施設の完成時期に合わせて公募することも検討している。また、指定管理者については、歴史的遺産である旧川上貞奴邸の保存や活用に理解のある団体にお願いしたいと考えており、新年度に選定委員会を立ち上げる中で地域の方々の協力も得て選定を行っていくとの答弁がありました。

 これに対し、委員からは次の要望がなされました。

 1、ネーミングの公募及び選定委員会の設置をし、地域及び市民から理解の得られるものとすること。

 1、指定管理者選定の際には、選定委員に、地域も含め市民を入れること。

 1、中身の充実を図るため、蓬左文庫などの施設や地域とともに連携をし、市民に親しまれるよう努めること。

 1、開館後についてもしっかりとした運営がされるよう、行政、地域、市民のチェックが果たされるようにすること。

 その他の議案についても、都市高速道路の環境対策と改善状況などについて質疑が交わされました。

 以上のような審議の経過を踏まえ、意思決定の段階に至りましたところ、第83号議案につきましては、自由民主党市民クラブ、民主党、公明党の3会派の各所属委員共同により、旧川上貞奴邸における65歳以上の高齢者の施設利用料を大人の使用料の2分の1とする部分を削ることを骨子とする修正案が提出されたのであります。

 この修正案については、さきに述べました3会派から、いずれも賛成するとの意見表明がなされました。

 これに対し、日本共産党所属委員から、高齢者及び子供料金などの徴収を理由に、原案並びに修正案に反対である旨の意見表明がなされ、また第31号議案については、有松駅前第1種市街地再開発事業の商業棟の建築は大型店舗の導入を前提としているとの理由により、第87号議案については、高速道路の建設は都市景観を壊し、環境悪化をもたらすとの理由により反対であるとの意見表明がなされ、採決を行いました結果、第83号議案につきましては、まず修正案について賛成多数により可決すべきものと、続いて修正部分を除く原案についても賛成多数により可決すべきものと議決いたしました。

 次に、第31号議案及び第87号議案につきましては賛成多数により、その他の4議案につきましては全会一致により、いずれも原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)



○議長(堀場章君) 御質疑もないようであります。

 これより採決を行います。

 採決は、最初に、第31号議案及び第87号議案の2件、次に、第83号議案1件、最後に、第30号議案を初めとする4件の3度に分けて行います。

 それでは最初に、第31号議案及び第87号議案の2件について起立により採決いたします。

 両案を、いずれもただいまの委員長報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、両案はいずれも委員長報告どおり可決されました。

 次に、第83号議案について採決いたします。

 まず、都市消防委員会の報告による修正案について起立により採決いたします。

 本修正案に賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、本修正案は可決されました。

 続いて、ただいま可決されました修正部分を除く原案について起立により採決いたします。

 修正部分を除く原案を、ただいまの委員長報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、第83号議案は委員長報告どおり修正可決されました。

 次に、第30号議案を初めとする4議案についてお諮りいたします。

 各案は、いずれもただいまの委員長報告どおり決しまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(堀場章君) 御異議なしと認めます。

 よって、各案はいずれも委員長報告どおり可決されました。

 次に、日程第74、第21号議案「平成16年度名古屋市一般会計予算」を議題に供します。

 この場合、関係各委員長の御報告を求めます。

 最初に、総務環境委員長の御報告を求めます。



◆(ひざわ孝彦君) ただいま議題となりました第21号議案のうち、当委員会に付議されました関係分につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 初めに、総務関係であります。

 まず、委員から、ささしまサテライト事業について、サテライト会場内にシャトルバスターミナルを設けないことが明らかになったことをかんがみ、博覧会の本会場との連携のあり方がただされ、当局から、現在の博覧会協会との調整では、会期中の本会場のニュースやお知らせをサテライト会場においても行うこととなっており、本会場においては市パビリオンを中心にサテライト会場のPRを行っていきたいと考えているところである。もとより、サテライト会場は名古屋駅に近く、新幹線の車窓からもよく見える場所であることから、サテライト会場のにぎわいにより万博来場者の期待感を高揚させることや、来場者以外の方々にも万博へ立ち寄ってもらう機運を起こさせるような博覧会の玄関口の要素もあると考えており、今後博覧会協会と協議し、さらに本会場との連携に努めてまいりたいとの答弁がありました。

 次に、委員から、「愛・地球博」における愛知県ウイーク「山車・からくりプロジェクト」に関し、市内の山車の参加については、愛知県の補助対象外であることを踏まえ、本市独自の補助を含めた参加への考え方がただされ、当局から、市内の山車は解体せずに組み立てたまま保管している場合が多く、会場までの移動、展示を行おうとすれば、解体や組み立て、輸送など地元の方々への多大な人的、金銭的な負担がかかるといった問題があると認識しているところである。しかしながら、市内の山車を初めとする伝承文化をアピールしたいという気持ちはあるので、アピールの手法及び人形やおはやしの参加などを含め、調査を行った上で、総合的に判断してまいりたいとの答弁がありました。

 このほか、2005年日本国際博覧会の交通アクセスについての考え方、ささしまサテライト事業の事業内容、第50回名古屋まつりの事業内容及びその検討状況、事業の民間委託の考え方、男女平等参画の推進についての本市の基本的な方針などについても触れられるところがあり、委員から次の要望がなされました。

 1、2005年日本国際博覧会に関し、藤ヶ丘駅と名古屋駅周辺については、安全無事故に人員輸送を行うこと。また、高速道路料金所及び出口については、一般道路との相互関係を確認し渋滞を招かないようにすること。

 1、万博及びその関連事業については広く市民の声を聞き、市民の幅広い参加を得られるようなものにしていくこと。

 1、第50回名古屋まつりの内容については、2005年日本国際博覧会の前哨戦ととらえ、市民が思い切りアピールできるすばらしい内容のものにすること。

 1、指定管理者の選定に関しては、関係局に対し、構成員として学識経験者、実務家等の第三者を含めた委員会を設置するよう指導し、公正な選考のルールづくりをすること。

 1、男女平等参画の推進については、性差の違いや日本の文化等をすべて否定するのではなく、それらを認めつつ、不当な差別については正していくよう、その施策の推進を図ること。

 次に、環境局関係であります。

 まず、委員から、環境首都を目指すまちづくりの推進について、特に市民・事業者とのパートナーシップの観点から、その実現に向けた考え方がただされ、当局から、地球環境の保全は行政主導で行っていくのではなく、市民や事業者がそれぞれ自分の足元から取り組んでいかなければならないものであると考えており、市民や事業者が自発的に考え、取り組めるようなきっかけを提供していくことが重要であることから、環境首都コンテストや「愛・地球博」を契機とし、市民・事業者とのパートナーシップのもと、環境保全活動を促進する施策を展開してまいりたいとの答弁がありました。

 次に、委員から、リサイクルステーション活動への支援について、活動団体間で1回当たりの回収量に差が生じていることから、開催回数に応じた助成の妥当性がただされ、当局から、リサイクルステーションは本来、集団回収へ古紙等を出すことが困難な市民への機会の提供という位置づけであり、その開催に当たっては、不特定多数の市民を対象とし、一定の時間は開催する必要があることや、最低10種類の資源の回収を義務づけていることから、ある程度固定的な費用が必要になるため、最低回収量を定め、開催回数に応じた定額の助成を行うものであるとの答弁がありました。

 このほか、なごや水の環(わ)復活プランの策定の内容及び雨水利用の考え方、徳山ダム事業への出資金の内容、生ごみの資源化手法についての検討状況、災害用仮設トイレの保管方法、PFI手法による鳴海工場の改築についての運営・維持管理における安全性の考え方、南リサイクルプラザの業務委託の考え方などについても触れられるところがあり、委員からは次の要望がなされました。

 1、環境首都名古屋について、二酸化炭素排出量の30万トン削減を目指し、世界に誇れる環境首都名古屋の実現に向けて全力を尽くすこと。

 1、なごや水の環(わ)復活プランの策定について、雨水の積極的な利用を検討すること。

 1、南リサイクルプラザ及びリサイクルステーションの2事業について、その事業収支のさらなる明確化を図り、事業運営に対する市民からの指摘を受けないよう努めること。

 1、生ごみの飼料化を名古屋新世紀計画2010の実施計画に取り入れること。そして、その実験を早期に実施すること。

 1、災害用仮設トイレについて、下水道直結式仮設トイレは、避難所に防災備蓄倉庫を早期に設置し準備すること。

 以上、慎重に審査を進めてまいりましたところ、意思決定に際し、日本共産党所属委員から、2005年日本国際博覧会の推進、行財政改革の推進、徳山ダム事業への出資金、PFI手法による鳴海工場の改築を理由に反対である旨の意見表明がなされ、採決いたしました結果、当委員会に付議されました関係分につきましては、賛成多数により原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)



○議長(堀場章君) 次に、健康福祉委員長の御報告を求めます。



◆(橋本静友君) ただいま議題となっております第21号議案のうち、当委員会に付議されました関係分につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 まず、敬老パス交通局負担金に関しましては、市長の出席を求め、さきに御報告申し上げました第49号議案とあわせて質疑が交わされました。

 委員からは、交通局への負担金について、支払う側としてのスケールメリット、顧客割引等の観点から、交通局との積極的な交渉の必要性についてただされ、市長からは、今回の交通局への負担金については、関係局で十分議論して決定した合理的な判断だと考えているとの答弁がありました。

 次に、委員からは、生活保護の受給者が増大していることに関し、一定額以上の不動産を所有しながら生活保護を受給している場合については、長期生活支援資金貸付制度の活用を含め、所有不動産の有効活用を促す考えについてただされ、当局からは、長期生活支援資金貸付制度については、窓口に生活保護の申請に来た者には必ず説明しているが、強制力のあるものではないこともあり、結果的に活用されていない状況にある。しかし、財政難の折、生活保護費の増大は大きな負担となっており、さらに国からの補助率の削減も検討されている状況であることから、生活保護受給者が所有する不動産の賃貸しなど、その有効活用について研究させていただきたいとの答弁がありました。

 このほか、児童虐待防止対策、特別養護老人ホームの待機状況、留守家庭児童育成会に対する助成金の状況、成人健康診査の実施状況などについても質疑が交わされるところがあり、委員からは次の要望がなされました。

 1、交通局との実績計算は過去の精算方式等も含め、しっかりとした単価を求めること。

 1、交通事業者の一方的な積算根拠によるのではなく、支払う側の立場で合理的な積算根拠を確立し、交通事業者との積極的な交渉により圧縮して支払うとともに、正確な実数の把握に努めること。

 1、敬老パスの交付に係る交通事業者への負担金額については、交通事業者の一方的な積算根拠によるのではなく、支払い者側の立場で合理的な積算根拠を確立すること。また、制度の安定、維持に向け、交通事業者へ負担の協力を強く求めること。

 1、交通局への負担金の支払いは、利用実態を確実に把握して算定すること。

 1、児童虐待対策をしっかりととることはもちろん、幼児・児童の健全育成は、基本的には親・家庭の愛情が基本であることを十分に徹底すること。

 1、深刻化する児童虐待に対し、児童相談所がその機能を十分発揮できるよう環境整備を進めるとともに職員の専門性を高めること。また、地域の子育て支援体制、特に訪問型支援の一層の充実を図ること。

 1、在宅介護と施設、特に特別養護老人ホームでの介護との自己負担の落差が大き過ぎ、それが特養入所へと拍車がかかる一因であるので、自己負担割合の変更も含め、この落差の解消を強く国に働きかけること。

 1、生活保護に関して、現在3300万円となっている居住用不動産の処遇検討会選定基準額を引き下げるとともに、不動産を所有している生活保護申請者に対して長期生活支援資金の活用を促すこと。また、この制度の改善を国に働きかけること。

 1、学童保育については、事業の助成対象や額の拡大に努めること。また、トワイライト事業との格差是正に努めること。

 1、男性高齢者に増加している前立腺がんの検診を成人健康診査に早期に取り入れること。

 以上、慎重に審査を進めてまいりましたところ、意思決定に際し、日本共産党所属委員から、敬老パス有料化、生活保護家庭等福祉奨学金の廃止、高齢者・障害者施設の利用者負担引き上げ、特定疾患患者の患者負担引き上げを理由に反対であるとの意見表明がなされ、採決いたしました結果、当委員会に付議されました関係分につきましては、賛成多数により原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)



○議長(堀場章君) 次に、土木交通委員長の御報告を求めます。



◆(うえぞのふさえ君) ただいま議題となっております第21号議案のうち、当委員会に付議されました関係分につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 まず、委員からは、自転車駐車場用地の提供に係る鉄道事業者への要請の状況についてただされ、当局からは、自転車法においては、鉄道事業者に自転車駐車場の設置義務はないが、用地等の提供の協力義務は規定されており、現在は各鉄道事業者の算定根拠に応じて有償で用地を借りている状況である。一方で、交通局と調整を続ける中で、現在借地料を支払っている土地について、今後有料化駅の借地料を無料とするという合意を得ていることもあり、今後とも鉄道事業者にはあらゆる機会を通じて引き続き協力を求めていくこととし、借地料の減額、あるいは無償化に向けて努力をしていきたいとの答弁がありました。

 次に、委員からは、堀川の整備に関し、水源の確保及び総合的な整備に向けた取り組みについてただされ、当局からは、水源を確保するため、庄内川からの通年導水、古井戸、工場排水の利用を行っているところであり、地下水の利用については、地盤沈下に対する影響の調査状況を見きわめながら調整を進めていきたいと考えている。また、整備に当たっては、周辺の市街化整備と連携して総合的に進めていくことが非常に重要であり、その推進を図る体制も含め、取り組みの方法を考えていきたいとの答弁がありました。

 また、名古屋都市高速道路の料金改定同意に係る道路管理者としての考え方について、市長の出席を求め、質疑が交わされ、市長からは、新規供用区間の事業費約2000億円を追加し、供用区間全体で1兆1000億円を超える借入金があること、名古屋高速道路公社の料金制度が料金収入でもって供用区間の建設に要した借入金等を償還する仕組みにより料金を決定するとしていること、料金抑制によって償還計画がもし破綻した場合は、県、市の負担となること、料金の改定時期を1年据え置くとともに、小牧線における短区間料金を新設することを考慮した上で料金改定はやむを得ないと判断をし、道路管理者としての同意をしたとの答弁がありました。

 このほか、道路照明施設の設置、弥富相生山線・池内猪高線、有料道路支援関連事業、東部丘陵線、市民利用施設の入場料、利用料金制度の導入、地産地消の推進についても触れられるところがあり、委員からは次の要望がなされました。

 1、名古屋高速道路料金改定について、外部監査を早期実施し、償還見通し、改善見通しを早急に検証して、利用者にとっても適正な料金となるように慎重に検討していくこと。

 1、街路灯設置については、安心・安全なまちづくりのために防犯の視点から積極的に設置できる体制を確立すること。

 1、有料自転車駐車場の利用率の向上に努めるとともに、自転車駐車場設置に当たっては鉄道事業者に対し協力を強く要請すること。

 1、自転車駐車対策施策の推進に当たっては、費用対効果を慎重に検証し、公共交通へ誘導する施策を関係局と連携し、具体的に進めること。

 1、放置自転車対策については、市民のモラル向上に努めるとともに、自転車駐車場整備について鉄道事業者の積極的な協力を得られる法整備を国に働きかけること。

 1、堀川の浄化について、市民運動の広がりを受けとめ、水源の確保に向け早期に国との協議の場を設けるように働きかけ、また堀川の導水確保のため新たに環境用水へと移行できる水のアロケーション施策の法整備を国へ強く働きかけること。

 1、地産地消及び都市農業の振興を図ること。

 以上、慎重に審査を進めてまいりましたところ、意思決定に際し、日本共産党所属委員から、有料道路支援事業の推進、東部丘陵線建設、弥富相生山線・池内猪高線の工事、市民利用施設の高齢者の有料化と値上げ、利用料金制度の導入を理由に反対であるとの意見表明がなされ、採決いたしました結果、当委員会に付議されました関係分につきましては、賛成多数により原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)



○議長(堀場章君) 次に、経済水道委員長の御報告を求めます。



◆(田島こうしん君) ただいま議題となっております第21号議案のうち、当委員会に付議されました関係分につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 まず、委員からは、安心・安全で快適なまちづくり条例(仮称)の検討状況がただされ、当局からは、新たな条例を制定するに当たり、この条例の実効性を担保するためには一定の規制を設ける必要があるとの住民の意見もあるので、罰則規定についても検討していきたいが、住みよいまちづくりのためには、基本的には地域の課題に地域がみずから取り組むという姿勢が重要である。企業を含めた市民運動として盛り上がるよう検討してまいりたいとの答弁がありました。

 さらに、委員からは、安心・安全まちづくり活動補助金の内容がただされ、当局からは、従来から取り組んでいるまちを美しくする運動、交通安全市民運動への補助金に、新たに生活安全まちづくり運動を加えた地域活動補助制度を創設し、一括で補助することにより、それぞれの運動に取り組みつつ、学区が主体的にそれぞれの課題に重点配分できるようにしてまいりたいとの答弁がありました。

 次に、委員からは、行政サービスの格差解消に向けた支所業務の拡充への取り組みがただされ、当局からは、支所管内の住民の利便性向上のための方策についてはこれまでも検討を続けてきたところであり、平成16年度には支所業務の拡充に必要な庁舎改修の調査を実施し、平成18年度には支所において福祉関係の業務を行えるように努めてまいりたいとの答弁がありました。

 次に、名古屋城の管理運営、施策推進について、市長の出席を求め、質疑が交わされ、市長からは、名古屋城が文化施設であるか、観光施設であるか、教育的な施設であるか、さらには文化をどう考えるかといった問題などについて議論をし、施設の性格を明確にしていくことが施策推進に当たって重要であると認識しているとの答弁がありました。

 このほか、新世紀・名古屋城博の内容、産業活性化プランの策定、中小企業の金融円滑化、消費生活センターの相談内容、住民基本台帳カードの発行状況、なごやボランティア・NPOセンターの運営、サイエンスパーク事業の現状、名古屋食肉市場株式会社の収支状況などについても質疑が交わされるところがあり、委員からは次の要望がなされました。

 1、安心・安全で快適なまちづくり条例(仮称)の内容について、市民意見を十分に取り入れ、より実効性のあるものとすること。

 1、安心・安全まちづくり活動補助金については、各学区の実情を十分に把握し、より活用しやすい制度となるよう努めること。

 1、新世紀・名古屋城博の入場料については、市民の理解が得られる額にすること。

 1、ベンチャー企業の育成に努力するとともに、産業活性化プランの策定を踏まえ、積極的に企業誘致に取り組むなど本市産業の活性化を強力に進めること。

 1、ローン担保証券融資については、その効果が発揮されるよう積極的に取り組むとともに、今後とも金融環境の動向をよく見きわめ、中小企業の資金調達の多様化につながる制度の充実を検討すること。

 1、消費生活センターについて、他機関との連携の強化を図るなど、市民相談に適切に対応すること。

 以上、慎重に審査を進めてまいりましたところ、意思決定に際し、日本共産党所属委員から、個人情報漏えいのおそれが強い住基カードの発行、なごやボランティア・NPOセンターについて、さきに御報告しました第77号議案と同様の理由、テクノヒル名古屋への企業誘致、万博利用も含めた「市民と先端科学技術のふれあいの場」の暫定整備、名古屋食肉市場株式会社について、さきに御報告いたしました第29号議案と同様の理由、以上の理由により反対であるとの意見表明がなされ、また、ともにネットワーク所属委員から、住基カードが余っているのに不必要な予算を組んでいるとの理由により反対であるとの意見表明がなされ、採決いたしました結果、当委員会に付議されました関係分につきましては、賛成多数により原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)



○議長(堀場章君) 次に、都市消防委員長の御報告を求めます。



◆(中田ちづこ君) ただいま議題となっております第21号議案のうち、当委員会に付議されました関係分につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 初めに、住宅都市局関係であります。

 まず、委員からは、名古屋高速道路公社について、将来の料金値下げを含めた本市の指導方針及び役員報酬額の妥当性がただされ、当局からは、料金については、出資団体として公社に対しコスト縮減の努力を行うことで、750円をできるだけ堅持するよう指導するとともに、今後も時期をとらえて再検証してまいりたい。また、役員報酬については、当初公団方式で公社の設立を目指していた経緯があったため、他の外郭団体よりも高い状況になっており、見直しを図ってきたところであるが、今後も愛知県と協議しながら適切に指導してまいりたいとの答弁がありました。

 このほか、栄交流コア整備検討調査に向けての考え方、ガイドウェイバス志段味線の収支見直し、外郭団体における効率性の考え方、指定管理者制度導入に対する考え方などについても質疑が交わされるところがあり、委員からは次の要望がなされました。

 1、栄交流コアについて、特に本市と松坂屋の共同調査については箱物ありきで行わず、官と民の役割を精査し、市民、議会の理解を得ながら進めること。

 1、ガイドウェイバス志段味線について、大幅な損益を早期に改善するため、利用増加を初めとする収益拡大に向けての企業努力を行うよう強力に指導すること。

 1、外郭団体について、市職員退職者の採用比率を減少し、報酬及び給与について適切な額に改正するよう指導すること。とりわけ、名古屋高速道路公社については、役員報酬の大幅な削減を含めてのさらなる経営改善努力を行い、料金値下げへ向けての見通し計画案を早期に示すよう強力に指導すること。

 1、住宅都市局所管の外郭団体について、一層の効率性を発揮するよう指導を強めること。

 1、指定管理者制度の導入を契機として、住宅都市局所管の公社の経営改善をさらに推進すること。

 次に、消防局関係であります。

 まず、委員からは、教育的観点から救急講習を小中学校の全生徒を対象とし、学校の授業に取り入れる考え及び救急講習の再受講時期の啓発方法についてただされ、当局からは、今のところ、講習をすべての小中学校を対象として行う計画は持っていないが、教職員を対象とした普通救命講習を行っているところであるので、学校の中で生徒に対し普及、啓発の意識づけが行われることを期待しているところである。また、再受講については、講習の際、3年を目途に再度機会を設けていただくようお願いするとともに、広報なごや等の広報媒体を使い啓発しているところであるとの答弁がありました。

 次に、委員からは、消防団活動に対する地域での意識を高めるための方策がただされ、当局からは、消防団が地域の中で活動を行いながら、地域との信頼関係を深め、評価を高めていただくことが重要であると考えているところであるとの答弁がありました。

 このほか、防災訓練の全庁実施に向けた考え方、帰宅支援マップの記載内容、自主防災組織について防災訓練参加者の増加策などについても質疑が交わされるところがあり、委員からは次の要望がなされました。

 1、消防団の存在意義とその重要性が区政協力委員を初めとする地域住民に広く認識されるよう積極的な啓発活動を展開すること。

 1、救命救急講習については、受講者の拡大を図るよう、受講計画の工夫とともに市民、企業、団体等への周知と啓発に努めること。

 1、救急講習について、普通救命講習の小中学生対象について、生命尊厳の教育という認識を反映させ、全員参加を目標とすること。

 1、防災意識及び危機管理意識について、市民への啓発活動のみならず、職員に対してもしっかりと行うこと。そのためにも、全庁的な職員の役割分担を明確にし、全職員を対象とした防災訓練を早期かつ定期的に実施すること。

 1、帰宅支援マップについて、災害弱者の視点を強く反映させること。

 1、自主防災組織については、防災訓練の実施をさらに拡大するよう働きかけるとともに、災害時における地域と事業所との支援協力体制の拡充、防災備蓄倉庫の設置等、地域の防災活動推進のための事業や活動に対して積極的に支援や啓発を行うこと。

 以上、慎重に審査を進めてまいりましたところ、意思決定に際し、日本共産党所属委員から、名古屋環状2号線の整備、ささしまライブ24地区の整備、金山北地区の整備、都市高速道路の建設、東部丘陵線の整備、民間市街地再開発事業及び優良建築物等整備事業にかかわる補助を理由に反対であるとの意見表明がなされ、採決いたしました結果、当委員会に付議されました関係分につきましては、賛成多数により原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)



○議長(堀場章君) 最後に、財政教育委員長の御報告を求めます。



◆(田中せつ子君) ただいま議題となっております第21号議案のうち、当委員会に付議されました関係分につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 初めに、教育委員会関係についてであります。

 委員からは、児童生徒の健康診断を実施するに当たり、児童虐待を見逃さないようにするための統一的な基準の必要性についてただされ、当局からは、児童虐待の問題についてはさまざまな角度から発見できるよう努めることが大切であり、健康診断は児童生徒の体の状態をきちんと観察できることから、虐待につながる事実を発見する上で非常に有効な機会であると考えている。今のところ、診断書に虐待に関して具体的にチェックする項目は設けておらず、所見欄に学校医が特記する形で把握に努めているところであるが、今後、学校医等と早急に相談するなど、統一的な基準をできる限り取り入れられるよう進めてまいりたいとの答弁がありました。

 次に、委員からは、小中学校と比べて高校における耐震対策がおくれていると考えられることから、その早期対策の必要性についてただされ、当局からは、小中学校は災害時の避難場所にもなるため、厳しい財政状況の中においても優先して耐震対策を進めてきたところである。一方、高校は小中学校と比べて施設規模が大変大きいため、仮設校舎も大きくなり、運動場が狭くなるなどの多くの障害があるが、工法等適切なものを検討した上で耐震診断評価?−2の高校について、できるだけ早期に対応できるよう鋭意努力してまいりたいとの答弁がありました。

 次に、委員から、大人の知の拠点づくりの調査に対する基本的な考え方についてただされ、当局からは、都心のにぎわいづくり及び市民の学習、交流の支援に資するための拠点的施設を整備するという大きなコンセプトはあるが、具体的な施設内容については、今後全庁的に協議していく予定である。既存施設、既存機能を残すかどうかについても、都心にふさわしい、にぎわいづくりを中心とした使い方を総合的に調査した上で、関係局と調整してまいりたいとの答弁がありました。

 次に、委員からは、美術館の運営に関し、地元若手作家を育成するために取り組むべき内容についてただされ、当局からは、地元若手作家の展覧会の開催日数をふやすことや、即売コーナーを設置することなどについて具体的に検討を重ねるとともに、地元若手作家の育成を含め、市民に親しまれる美術館はどうあるべきかを追求してまいりたいとの答弁がありました。

 このほか、教科書の選定基準、小学校における英語活動の充実、教員の退職者数と採用者数、小中学校の標準運営費及び光熱水費の推移、併設幼稚園の定員の推移、名古屋朝鮮初級学校への補助状況、「親学」関連講座の開催状況、トワイライトスクールの1校当たりの運営費、部活動顧問派遣事業の実施内容、青少年教育施設の整備趣旨、博物館収蔵庫の状況、小中学校における授業を持たない教員数などについても触れられるところがあり、委員からは次の要望がなされました。

 1、教科書の選定に当たっては、名古屋市教育委員会が主体性を持って透明・公正に実施すること。

 1、英語を話せるなごやっ子の育成について、国際理解教育を推進するとともに、小学校・中学校全校が英語活動に取り組めるよう教育委員会として強力に推進すること。

 1、児童・生徒の健康診断実施については、社会問題化する児童虐待を、その兆候も含め発見する機会とするため、全市統一基準をつくること。

 1、併設幼稚園のあり方については、園児数の推移と敷地面積のバランスなどを勘案して、慎重に進めること。

 1、学校の耐震対策に当たっては、耐震診断評価?−2の高校についても、できるだけ早期に完了させること。

 1、名古屋朝鮮初級学校への補助については、教育の機会均等や国際交流・国際理解の観点から、一層の配慮をすること。

 1、大人の知の拠点づくりの調査については、これまでの議会審議を踏まえ、とりわけにぎわいづくりについては民間活力を導入した整備手法を、教育館機能についても、全市的な施設の設置状況を踏まえ全庁的な協議により調査を行い、適宜議会に報告し、承認を得て事業に当たること。

 1、「親学」関連講座の開催に当たっては、その中身をPTA任せにせず、教育委員会が主導的な立場で決定するなど効果が上がる方法で実施すること。

 1、トワイライトスクールについては、活動内容の工夫に努めるとともに、2010年全校実施に向け最大限努力すること。

 1、部活動顧問派遣について、派遣する学校の選定基準を明確にするとともに、学校と連携し、できるだけ早く派遣できるよう努めること。また、廃部対策のみではなく、創部対策にも積極的に活用していくこと。

 1、衰退が懸念されている学校の部活動については、部活動顧問派遣、部活動外部指導者派遣制度のさらなる改善に努め、一層の充実を図ること。

 1、博物館収蔵庫の使用状況にかんがみ、施設整備計画の検討など適切な対応を図ること。

 1、美術館での美術品の購入に当たっては、購入品の選択や値段の決定方法に透明性を持たせること。また、地元若手作家の販売コーナーを設けるなど、その育成に努めること。

 1、教員は、生徒指導、授業、研究等、教員本来の仕事に専念できるよう、校務分掌の軽減を図ること。

 1、教育費の増額を図るとともに、昨今の社会情勢、情報のはんらんによる児童生徒を取り巻く環境の悪化にかんがみ、教員の適正な加配を強力に推進し、その抜本的な改善策を進めること。

 次に、財政関係についてであります。

 まず、敬老パスに一部負担額を導入することに対する財政的な観点や高齢者施設使用料の基準の統一化に関し、その基本的な考え方をただすべく、松原市長の出席を求め、質疑が交わされました。

 委員からは、敬老パスに一部負担額を導入することにより見込まれる収入額を踏まえ、今後10年間の安定的な制度継続に向けた財政運営のあり方についてただされ、市長からは、急速に進む少子・高齢化やそれに伴う義務的経費が増大しており、大変厳しい財政状況ではあるが、今後10年間を見通して制度を継続させるため、時代の変化に合わせた施策のシフトやコスト縮減により、財政の弾力性を確保するよう努力してまいりたいとの答弁がありました。

 また、委員からは、高齢者の施設使用料の見直し理由と政策的な配慮を行う必要性についてただされ、市長からは、これまでも高齢者などを対象に施設使用料の減免を実施してきた施設もあるが、施設間での対応が統一されておらず、公平性が確保されていない状況にあり、それぞれの施設ごとでイベントなど独自の利用者サービスを展開することもあり得ると考えるが、利用する人と利用しない人との公平性の担保という観点からも、受益者の負担と市の負担を等分にし、全体として施設使用料の統一を図ってまいりたいとの答弁がありました。

 次に、委員からは、電子入札の稼働に合わせて一般競争入札を原則化することに関し、事務効率の課題など費用対効果を考慮していく必要性についてただされ、当局からは、現在6億円以上が一般競争入札、1億円以上が公募型指名競争入札、それ未満については指名競争入札となっているが、段階的に試行実施することにより、16年度中にはその適用範囲についておおよその結論が出せるよう努めてまいりたいとの答弁がありました。

 このほか、市税の滞納状況、使用料等の新設、改定の考え方と改定見込み額、住基カード交付手数料の算定根拠、競馬事業の収支の推移、財源配分の考え方、廃止した補助金の件数・金額、税務窓口相談員及び税務職員の配置状況、水源施設建設出資金の内訳、先行取得土地の保有状況などについても触れられるところがあり、委員からは次の要望がなされました。

 1、市税の滞納の解消に引き続き努めること。

 1、競馬事業については、経営改善に向け積極的に取り組むこと。

 1、市税の配分基準を検証し、生き生きとした弾力的配分に努めるとともに、予算編成に当たっては、将来にわたる税収への影響を十分考慮して進めること。

 1、補助金など事務事業の見直しに当たっては、事業の効果や優先度等を踏まえ、財政局が全市的な視点から総合的に調整を行うこと。

 1、厳しい財政状況を踏まえ、局内の嘱託員を含めた職員配置の見直しを図るなど、一層の自助努力をすること。

 1、入札制度の改善については、一般競争入札の原則化、予定価格公表の推進、電子入札運用開始の前倒しを着実に実行し、特に一般競争入札原則化に当たっては費用対効果の検証を進め、16年度早期に基準を取りまとめること。

 1、先行取得用地について、長期保有土地については当初の目的を失っていないかどうか、各局別に調査してでき得る限り早期に買い戻し、その上で売却も含めて全庁的に用途を検討すること。

 以上のような審査の経過を踏まえ、意思決定の段階に至りましたところ、自民党市民クラブ、民主党、公明党の3会派の各所属委員共同により、敬老パス一部負担額の変更及び65歳以上高齢者の施設使用料無料化に伴う歳入の減少を土地基金の繰り入れで補てんすることを骨子とする修正案が提出されました。

 この修正案につきましては、さきに述べました3会派から、いずれも賛成するとの意見表明がなされました。

 これに対し、日本共産党所属委員からは、敬老パス一部負担金導入、駐車場等の施設使用料、使用料の新設・改定、長良川河口堰や徳山ダム等への建設出資、本務欠員補充の臨時教員での対応、青年の家3館の廃止、学校の標準運営費や光熱水費の削減を理由に、原案並びに修正案に反対であるとの意見表明がなされ、また民主党クラブ所属委員から、生涯学習センターの駐車料金が含まれている、住基カードの発行手数料が含まれている及び敬老パスの一部負担額が含まれているとの理由により、原案並びに修正案に反対であるとの意見表明がなされました。

 これにより採決を行いました結果、当委員会に付議されました関係分につきましては、まず修正案について賛成多数により可決すべきものと、次に修正部分を除く原案について賛成多数により可決すべきものと議決いたした次第であります。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)



○議長(堀場章君) 以上で、各委員長の報告は終わりました。

 この場合、財政教育委員会の報告による修正案をあわせて議題といたします。

 御質疑もないようであります。

 これより討論に入ります。

 最初に、黒田二郎君にお許しいたします。

     〔黒田二郎君登壇〕



◆(黒田二郎君) 日本共産党名古屋市会議員団を代表して、新年度予算原案及び修正案に反対する立場から討論を行います。

 多くの市民の怒りを呼んだ昨年の道路清掃談合汚職事件は、市政に対する市民の関心をこれまでになく高めることとなりました。今、事件の全容解明と政・官・業の癒着をただすことが急務となっています。そして、それこそが清潔な市政への改革を求める市民に対する責務でもあるのではないでしょうか。また、他都市の例に見られるように、談合を防止する入札制度の抜本改善は、落札率を押し下げ、税金のむだな支出を減らすことにもつながります。市民の関心は、こうした改善、改革が進むかどうかにあることをしっかりと認識し、そのための取り組みを急がなければなりません。

 こうした中における新年度予算案は、昨年に引き続き、松原市長のトップダウン方式で財源配分型によって編成されました。市民や職員の声を聞かず、営利を追求する民間企業と同列に置き、効率のみを強調した行政評価結果に基づく予算案となりました。その結果、住民に奉仕するという自治体本来の役割も無視して、福祉や教育などの予算が軒並みに削られる結果となりました。

 委員会質疑を通して、このような予算編成のあり方についても、批判的な意見がこもごも出されました。私は、予算編成に当たっては、市長及び行政当局が広く市民の声を聞き、必要な施策を検討することが当然のあるべき姿であることをまず指摘し、以下、具体的な反対理由を述べてまいります。

 反対理由の第1は、公約違反の敬老パス制度の一部負担導入は絶対に許されないということであります。

 今回の改悪については、我が党のみでなく各党各会派の代表質問でも、松原市長の選挙公約に違反するとの指摘がこぞってなされました。しかるに市長は、委員会質疑においても、65歳を守ったから公約違反ではないと強弁し続けました。しかし、名古屋市の敬老パス制度は、これまで65歳以上のすべての高齢者に無料で交付されてきたのであります。無料から有料へと変わることによって交付率が下がるのは、当局自身が認めていることです。すべての高齢者が対象になる無料制度と、お金を出せる高齢者だけが使える有料制度が根本的に違うことはだれの目にも明らかです。今回の改悪提案が公約違反であるという指摘に対して、いかなる言い方をもってしても否定することはできません。

 敬老パス制度の理念について、当局は、高齢者の社会参加を支援し、もって高齢者の福祉の増進を図るとしていますが、敬老パスの交付を受けない高齢者に対しては、この理念が全く生かされないことになります。これを福祉の後退と言わずして何と言うのでしょうか。多くの市民から喜ばれてきた敬老パス制度は、まさに市民の宝です。だからこそ昨年の市会議員選挙の際には、我が党のみでなく各党各会派に所属する多くの議員の皆さんも敬老パス制度の継続を公約されたのではなかったでしょうか。

 今高齢者の暮らしは、医療費や介護保険料が引き上げられ、年金が削られる中で、将来不安が広がるばかりです。こうした中における今回の敬老パス有料化提案に対して、もうバスにも乗れなくなると怒りと失望の声がちまたにあふれています。今回提出された修正案についても、すべての高齢者を対象として無料で交付する現行の制度がそのまま継続されない以上、いかなる修正をもってしても市長の公約違反が解消されるものではありません。高齢者福祉を後退させる敬老パス制度の改悪は断固として認めるわけにいかないことを多くの市民の怒りを代表して強く訴えたいのであります。

 また、国民健康保険の75歳減免の対象者を6割も切り捨てようとしているのは、敬老パスよりもさらにひどい改悪だと言わなければなりません。敬老パスで市民に負担を求めた金額は12億円でしたが、国保の75歳減免が適用されなくなる高齢者からは18億円もの負担を求めようとしています。これによって2万8000円もの保険料値上げとなる高齢者が4万7000人、4万円もの値上げになる高齢者が1万7000人も生み出されます。このような高齢者福祉を大幅に後退させる予算案には到底賛成することはできません。

 市長は、今回の高齢者福祉の改悪提案について、提案説明の中で、「少子化対策にシフト」と表現しました。しかしながら、その少子化対策において、子育て支援センターなど一部前進はあるものの、保育所の待機児童の解消に向けた施策では大幅な改善が見られず、政令市のうち本市だけが未実施となっている病児・病後児保育もやろうとせず、さらに学童保育に対する障害児加算や家賃補助の拡充も見送るなど、切実な市民の願いには背を向けたままです。また、市民税非課税世帯の保育料は、これまで無料だったものが、1人当たり年間3歳未満児で4万3200円、3歳以上児で2万7600円もの徴収をしようとしていますが、その対象者は3,500人を超えます。これでどうして少子化対策にシフトしたと胸を張って言えるのでしょうか。

 反対理由の第2は、受益者負担の適正化という言い方で、市民の暮らしを応援する施策をことごとく切り捨てようとしていることです。

 高等学校・幼稚園授業料や保育料、障害者施設の利用料などの値上げに加え、市民利用施設の高齢者料金が統一化の名によって有料化または値上げが提案されるなど、広範囲に市民負担増が進められようとしています。

 先ほど、市民利用施設における高齢者料金の有料化及び値上げ案について、否決、修正の議決がされ、当面は現行のまま据え置かれることになりました。このこと自体は我が党も大いに賛成できるものであります。しかし、否決あるいは修正の趣旨は、受益者負担について明確な基準が示された後に改めて議論を行うというものでありました。我が党は、経営の論理で何でもかんでも受益者負担といって、年金暮らしの、そして年金すらもらえない高齢者からも次々と負担を求めることは、福祉の向上を図ることを第1の任務とする自治体がやるべきことではないということを改めて述べておきたいと思います。

 また、商店街共同駐車場設置助成の廃止や生活衛生関係業等上下水道料金の軽減制度の段階的廃止などは、不況にあえぐ中小零細業者の苦難にさらに追い打ちをかけることになります。さらに、今回廃止しようとしている緊急小口資金の貸付制度や生活保護世帯に対して支給した高校進学のための福祉奨学金は、経済的に困難な庶民の暮らしを救済するために欠かせない制度であり、市長が本当に困った人は救うと繰り返し発言されていることとは相反することではありませんか。

 反対理由の第3は、相変わらずの開発優先型予算を見直そうとしていないことです。

 市民の暮らしにかかわる施策を廃止・縮小し、負担増を求める一方で、愛知万博には会場建設費だけで今年度当初予算の2倍近くともなる72億円、万博後の必要性や採算性から見て疑問視されている東部丘陵線に50億円、環境悪化の問題が改善されていないにもかかわらず、名古屋高速道路に197億円、事業終了のめども立たず、財政破綻は必至となっているなごやサイエンスパーク事業で企業誘致費として9億円、その上さらに水需要予測について下方修正する意向を示しながら、建設には引き続き参加する姿勢を変えようとしない徳山ダムなど、全国で大型開発のあり方が見直されてきている中で、相変わらずの開発優先型予算となっています。

 開発型予算は民間再開発にも及んでいます。名駅四丁目7番、豊田・毎日ビルや牛島南地区に見られる超高層ビル建設の主体は大企業そのものです。こうした事業への補助金は、この2カ所分だけで3億8000万円を超えます。このような民間再開発への補助は、大企業支援以外の何物でもありません。財界主導の都市再生事業として位置づけられ、規制緩和によって日照権が侵害され、住民が住むために必要な権利を奪い取り、商店街を寂れさせ、地上のにぎわいをなくす大型開発を一気に推進しようとするものであり、大企業優先、市民不在のまち壊しにほかならず、容認することはできません。

 反対理由の第4は、鳴海工場の建設・運営に本市で初めてPFI手法を導入しようとしていることです。

 ここでのPFIとは、設計・施工から管理・運営に至るまで、一つの民間企業に丸ごとゆだねてしまおうというものですが、これまでに我が国でPFIが成功した例はまだほとんどありません。しかも、ガス化溶融炉自体が疑問視される中で、25年先の将来にわたってPFI事業者に支払う改築・運営委託料が総額451億円というのは無謀と言わなければなりません。施設を安全に管理・運営していくためにも、鳴海工場は直営によるべきであります。

 このような2004年度予算案に対して、私たちは、15日、日本共産党の組み替え案を発表いたしました。その基本的な考え方は、市民の暮らし・福祉を優先し、大型開発など不要不急かつ大方の市民の理解と納得が得られない事業については、中止あるいは凍結するとしていることです。このように予算のあり方を大もとから切りかえてこそ、ふやし続けてきた借金を減らし、財政再建を進めることもできると考えるものであります。

 市長は、敬老パスを初め市民への負担増を求める理由として、財政難という言葉を繰り返されますが、暮らし・福祉を優先する予算へと切りかえることによって、敬老パスは現行制度を維持することができます。今回市長が提案し、審議されてきた予算案を市民本位に組み替えることこそ、市民が切実に求めている道であることを強調して討論を終わります。(拍手)



○議長(堀場章君) 次に、西村けんじ君にお許しいたします。

     〔西村けんじ君登壇〕



◆(西村けんじ君) お許しをいただきましたので、民主党、公明党、自民党市民クラブを代表いたしまして、平成16年度一般会計当初予算につきまして、修正案並びに修正部分を除く原案に賛成する立場から討論を行います。

 本市においては、市税収入の低迷や国の三位一体改革の影響による歳入の減少などもあり、平成16年度当初予算は3年連続マイナス予算という極めて厳しい状況となっております。このような状況においても、本格的な成熟社会を迎える中で、激しさを増す都市間競争に勝ち抜くため、持続可能な行財政運営への転換を目指して抜本的な行政のシステム改革を進めていかなければなりません。

 このような認識に立ち、まず、当初予算の修正案について申し上げます。

 最初に、敬老パスの一部負担金についてであります。

 敬老パスは、昭和48年に制度化され、以来約30年間にわたり高齢者の方々に親しまれてきました。敬老パスは単なる1事務事業ではなく、本市の福祉の象徴として全国に誇り得る施策であり、本市の福祉の理念を体現していると言っても過言ではありません。敬老パスのような大きな事業の改正を行うのであれば、慎重の上にも慎重を期し、時間をかけて真剣に議論を重ねた上で、全市的な立場に立った適切な判断と決断がなされることが肝要であったにもかかわらず、今回の条例案の提案に至った経過を振り返りますと、慎重に議論を進めようという市長の姿勢を見ることができませんでした。

 確かに市民アンケートの結果を見ても、一部負担については一定の理解が得られていると考えられますが、具体的な負担金額等についてはさまざまな意見があり、市民の理解が得られた状況にあるとは言えません。今定例会における慎重な委員会審査を通じても、原案について市民の皆様や私どもが納得できる十分な根拠や説明を得ることができず、原案をそのまま認めるわけにはいかないものと判断したものであります。

 特にこれまで無料であった敬老パスに対して1万円もの負担を強いられる高齢者がお見えになることについては、市民から驚愕の声さえ上がっております。本来であれば、敬老パスの精神は高齢者の方々に負担をお願いしなくても持続的、安定的に継続できることが理想であります。しかしながら、本市の大変に厳しい財政状況並びに今後の高齢社会の進展をかんがみますと、65歳からの交付を堅持しつつ、事業を持続的、安定的に維持していくためには、高齢者の方々にいささかでも負担をお願いしなければならないのも事実であり、本会議や委員会、そして各会派などで議論に議論を重ねた結果、提案された1,000円及び5,000円の2段階の御負担はいたし方ないものという苦渋の決断をし、今回の修正を行うに至ったものであります。

 次に、高齢者の施設使用料の改正に関する修正についてであります。

 先ほど修正可決あるいは否決されました関連の条例の一部改正案では、当初受益者負担の観点から、従来無料であった名古屋城や東山動植物園などの多くの施設で65歳以上の高齢者の施設使用料を大人料金の2分の1に統一することとされておりました。市長は昨年の11月定例会において、受益者負担の基準を市民の皆様の御理解を得ながら1年以内をめどに定めたいと述べられました。基準を定めると表明された以上、まず基準を定めてから具体的な事柄に基準を適用するのが道理であります。しかし、基準を示される前にあいまいもことした、あるいは中身のない受益者負担の考え方に基づいて高齢者の施設使用料の統一化を図るという提案は、まるで順序が逆であります。市の厳しい財政状況を優先させたいがため、議会での市長御自身の発言をほごにした今回の提案のあり方については、市民の非難と批判を甘受せざるを得ないと言わざるを得ません。

 私どもは、高齢者の負担のあり方についての議論を行うことを一概に否定するものではありません。しかしながら、今回の改定は余りに唐突であり、真摯な態度で臨んだ委員会審査を通じても、いかんせん限られた期間内で得心がいくまで議論がなされたと言うにはほど遠いものであります。

 こうしたことを踏まえ、受益者負担の基本的な考え方と明確な基準等の全体像が市長から示されるのをまって、それから慎重な議論を行うために、やむを得ず65歳以上の高齢者の使用料は無料のままという現状を是とする修正を行うに至った次第であります。今後は、個々の施設の設立趣旨、高齢者の利用実態を精査・検証するとともに、できる限り早期に受益者負担の考え方と基準を確立して私どもの前に明らかにされ、市民の十分な理解と納得が得られることを期待するものであります。

 以上、修正案に対する賛成の意見を述べさせていただきました。

 続いて、修正部分を除く当初予算原案につきまして、具体的に私どもの考え方を申し上げたいと思います。

 まず、財政健全化に関しましては、市債の発行額を前年度比9%減の1300億円に抑制するなど努力を続けられておりますが、一方で、市の借金である市債残高は、一般会計だけでも来年度末に1兆8000億円を超え、今年度末から約400億円もの増加が見込まれており、決して楽観できる状況にはありません。したがって、自己満足に至ることなく、なお一層の厳しい事務事業等の精査を行い、真の財政健全化へ向け真摯に取り組まれることを期待いたします。

 続いて、重点方針についてであります。

 犯罪の増加など不安な世相の中、市民が日常生活に不安を感じることが多くなってきております。本予算においては、安心・安全で快適なまちづくりを進めるべく、自発的な地域活動に対する支援や市民参画による安心・安全なまちづくり条例の制定に向けての準備が予定されておりますが、治安は悪化の一途をたどっており、目に見える形の実効性ある具体的な施策の展開が喫緊の課題であります。また、安心・安全の確保に向けては、行政の役割とともに、地域、市民による取り組みが重要であります。行政の都合に合わせた協働ではなく、市民の立場に立った協働を推進されることを望むものであります。

 また、少子・高齢化への対応につきましては、新たに3歳未満児の児童を含む3人以上の児童を養育する世帯に対し、子育て支援手当を支給するとともに、3歳未満児の第3子以降の保育料を無料とするなど一定の努力は認めるものでありますが、金銭的な支援のみならず、子供を養育する世帯の実情に即したソフト面での少子化対策の充実も欠かせないことを申し添えたいと思います。

 高齢者福祉については、介護を要する高齢者に必要なサービスを提供するため、引き続き特別養護老人ホームを整備することとされておりますが、待機者の解消にはまだまだでありますので、市民が安心して老後を送ることができるよう、なお一層の努力を傾注されることを期待いたします。

 また、本予算では、企業誘致や地域の研究開発機能の強化や産・学・官の連携などにより、元気な名古屋を目指すこととされておりますが、サイエンスパークへの大学、研究機関の誘致状況は決してはかばかしくないように、理想と現状の間にはかなりの乖離が見られます。こうした現実を直視していただき、必要な対応をされるよう強く望むものであります。

 16年度末に迫った「愛・地球博」は、名古屋の個性と魅力を世界に発信していく絶好の機会であり、さまざまな交流基盤づくりやイベントが予定されております。来場者の人員輸送の問題など課題は多々ありますが、「愛・地球博」への名古屋市パビリオンの出展やささしまサテライト事業などの諸施策を積極的に推進し、市民とともに世界へ向けた歓迎、交流を促進していかれるよう要望するものであります。

 以上、述べてまいりましたように、厳しい財政状況ではありますが、生活、環境、文化、産業のすべての分野において調和のとれたまちづくりを着実に進めていくため、今後とも行財政改革の推進、財政健全化に向けた歩みを力強く進めていかれることを強く求めます。

 最後になりましたが、今回の討論はかなり辛口の要望も含めた内容であったのではないかと感じておりますが、私ども民主党、公明党、自民党市民クラブとしての誇りと愛着を持てるまち・名古屋の実現に向けた強い決意の表明であることをここに申し述べておきたいと思います。

 以上、私どもの評価を申し述べてまいりましたが、何とぞ満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、平成16年度一般会計当初予算の与党3会派による修正案並びに修正部分を除く原案に対する賛成討論とさせていただきます。(拍手)



○議長(堀場章君) 以上で、討論を終わります。

 これより採決を行います。

 まず、財政教育委員会の報告による修正案について起立により採決いたします。

 本修正案に賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、財政教育委員会の報告による修正案は可決されました。

 続いて、ただいま可決されました修正部分を除く原案について起立により採決いたします。

 修正部分を除く原案を、ただいまの各委員長報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、第21号議案「平成16年度名古屋市一般会計予算」は、委員長報告どおり修正可決されました。



◆(岡本善博君) この場合、暫時休憩されんことの動議を提出いたします。

     〔「賛成」〕



○議長(堀場章君) ただいまの岡本善博君の動議に御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(堀場章君) 御異議なしと認め、暫時休憩いたします。

          午後4時38分休憩

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

          午後5時10分再開



○議長(堀場章君) 休憩前に引き、続き会議を開きます。

 次に、日程第75及び第76、すなわち第40号議案「平成16年度名古屋市自動車運送事業会計予算」及び第41号議案「平成16年度名古屋市高速度鉄道事業会計予算」の2件を一括議題に供します。

 この場合、土木交通委員長の御報告を求めます。



◆(うえぞのふさえ君) ただいま議題となりました第40号議案及び第41号議案につきまして、当委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 まず、委員からは、昨年12月のバス路線再編成に関して市民から多くの要望等がなされたことから、バス路線設定の考え方についてただされ、当局からは、市バス・地下鉄はまちづくりへの寄与や市民の日常生活を守るという大切な役割を担っていることから、バス路線設定の基本は、市民の足を守ることであると認識している。交通問題調査会第四次答申におけるサービス基準を目標とし、利用者がどのようにバス路線を利用しているかに関する実態調査の実施及び道路、橋の開設などの情報収集を行うとともに、市民要望等を踏まえ、事業収支への影響を考慮し、バス路線を設定しているところである。将来にわたって市民の足を安定的に守るためには、事業収支の改善を図ることが必要と考えているところであり、中期経営健全化計画の着実な実施に向け、企業内努力を一層進めるとともに、地下鉄等の開業に合わせたバス路線の再編成等により、利便性の確保を基本に置いて運行の効率化に取り組み、あわせて公費負担ルールの確立などの課題をできるだけ早期に解決していきたいとの答弁がありました。

 これに関し、市営交通に対する公費負担及び利用促進施策について、市長の出席を求め、質疑が交わされました。

 委員からは、算定方法の変更に伴う敬老パス負担金の減少により、交通局が中期経営健全化計画において目標とする平成17年度におけるバス事業の経常収支の黒字化の達成が極めて困難になることにかんがみ、バス事業を維持するための全市的な取り組みの必要性及び一般会計からの公費負担のあり方についてただされ、市長からは、敬老パス負担金算定方法の変更が交通局、特にバス事業に大きな影響を与えることは十分認識しているところである。このため、公費負担ルールの明確化を初め公共交通への転換策など、市の施策全体を動員して交通事業を守っていく必要がある。具体的には、自動車依存のライフスタイルの変化に向けた市民への働きかけやエコ・ポイント、パークアンドライドを初めとした諸施策を総合的に推進することにより、市営交通の利用促進を図ると同時に、本市が環境先進都市を目指す中で、交通局における環境対策について、一般会計から一定の補助を行うことも必要であろうと考えている。また、生活路線を初めとした不採算路線維持のための公費負担のあり方については、バス事業の改善に向けた交通局自身の経営努力を前提とした上で、その基準を明確化する必要があり、平成16年度中には基準づくりを行い、その結果を17年度予算には反映できるだろうと考えているとの答弁がありました。

 次に、委員からは、「愛・地球博」に対する交通局の取り組みについてただされ、当局からは、各主要施設での多言語案内表示については、名古屋市歩行者系サインマニュアルの基準も参考にしながら検討しているところである。観客輸送については、全体の輸送計画の中で決定されていくものであり、ささしまサテライト会場からの運行計画については具体的には決定していないが、交通局としては、現在のところ新規購入を予定しているCNGバス15両を活用し、八草−瀬戸会場間のシャトルバスを運行するほか、「愛・地球博」開催を経営的チャンスとしてとらえ、交通事業者としての役割を積極的に果たしていきたいとの答弁がありました。

 このほか、収入増加への取り組み、地下鉄の運行回数及び駅務業務の見直しについても触れられるところがあり、委員からは次の要望がなされました。

 1、中期経営健全化計画を進める一方、バス路線の維持充実に努め、市民の足を守ること。

 1、収入の増加、パークアンドライド、ロードプライシングなど公共交通への転換施策を積極的に図る取り組みをより一層推進すること。

 1、生活路線など不採算路線維持のための公費負担を初めとする一般会計からの財政支援について基準を早期に確立し、その規模については、バスの利便性を十分確保するように、関係局に対して強く働きかけること。

 1、市民の足を守るため、生活路線を初めとした市民の生活に必要なバス路線の維持のため、交通局への公費負担ルールを早期に明確化すること。

 1、バス編成に関しては、市民の意見要望をしっかり反映して市民の足を確保し、また、10月のバス路線再編成に当たっては、市民の利便性及びバスの特性を踏まえたきめ細かな路線設定をすること。

 1、「愛・地球博」の開催に向けて、外国からのお客様へもわかりやすい案内表示とすること。あわせて来場者に対し、市営交通の利用促進のPR等、「愛・地球博」に対する交通局の積極的な取り組みに努めること。

 以上、慎重に審査を進めてまいりましたところ、意思決定に際し、日本共産党所属委員から、第40号議案については、市バス再編により市民の足が奪われようとしていることとの理由により、また、第41号議案については、地下鉄の運行間隔を長くすること、窓口無配置を見直すこととの理由により、それぞれ反対であるとの意見表明がなされ、採決いたしました結果、当委員会に付議されました2議案につきましては、賛成多数によりいずれも原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)



○議長(堀場章君) 御質疑もないようであります。

 これより採決を行います。

 両案を、いずれもただいまの委員長報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、両案はいずれも委員長報告どおり可決されました。

 次に、日程第77より第82まで、すなわち第37号議案「平成16年度名古屋市水道事業会計予算」より第82号議案「名古屋市下水道条例等の一部改正について」まで、以上6件を一括議題に供します。

 この場合、経済水道委員長の御報告を求めます。



◆(田島こうしん君) ただいま議題となりました第37号議案初め6議案につきまして、当委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 初めに、水道事業会計及び工業用水道事業会計についてであります。

 まず、委員からは、本市の新たな水需要予測が検討中である段階で提案された今回の予算の考え方がただされ、当局からは、水源の問題については、長期的な視点で現行の徳山ダム建設事業に参加しているが、基本的には、予算については14年度、15年度の水量、経費等の実績の積み上げから16年度を見込み、計上したものであるとの答弁がありました。

 さらに委員からは、本市の水需要予測の見直しに当たり、本市の将来像を踏まえた検討の必要性がただされ、当局からは、水は都市の重要な基盤であり、国際交流拠点都市を目指す名古屋の役割など、将来の都市像を十分に見据える必要を認識しているとの答弁がありました。

 次に、委員からは、震災時の飲料水確保のため、小学校以外の避難所等への地下式給水栓整備の考え方がただされ、当局からは、自宅から約1キロメートル以内にある広域避難場所には本格的な応急給水栓を既に設置しており、この応急給水栓が設置された52の小学校を除き、追加的施策として、さらに残りの全208の小学校に地下式給水栓の設置を優先して進めているところであり、その上で、小学校以外の避難所等での応急給水施設の設置方法についても検討してまいりたいとの答弁がありました。

 このほか、建設改良事業、料金収納機関別の収納コストについても質疑が交わされるところがあり、委員からは次の要望がなされました。

 1、徳山ダム建設事業について、現在見直しが進められている本市の水需要予測を早急に提示し、委員会に諮ること。

 1、地下式給水栓について、震災などに備え、設置計画を着実に推進すること。

 1、経費削減など経営努力に努めるとともに、水道基幹施設整備事業、配水管網整備事業の着実な推進を図り、安定給水の確保に努めること。

 1、料金の収納方法について、手数料及び文書料のコスト削減に努め、市民サービスのさらなる向上を図ること。

 次に、下水道事業会計についてであります。

 委員からは、雨水処理費負担金について、平成14年度予算において繰り延べとなった9億円の繰り入れと今後の取り扱いがただされ、当局からは、当委員会の決算審査での議論等を踏まえ、決算で過不足があれば、その次の予算編成において不足分は補てんする、あるいは超過分は返済することとし、今回の予算で繰り延べ分を含めて精算したところであり、今後は繰り延べとなることがないようにしてまいりたいとの答弁がありました。

 このほか、浸水対策事業についても触れるところがあり、委員からは、経費削減など経営努力に努めるとともに、緊急雨水整備事業を初めとする浸水対策事業の着実な進捗を図り、浸水のない安全なまちづくりに努めることとの要望がなされました。

 次に、第82号議案に関し、委員からは、中小企業の工業用水道使用者に対する下水道使用料の特例措置の廃止について、現在使用している企業の理解を得るための方策がただされ、当局からは、現在契約上の使用量の最低基準が月1,000立方メートルであり、これにより使用量が1,000立方メートル以下の使用者は皆同じ料金となっているが、この基準を引き下げることにより少量使用者に対する実質的な負担の軽減を図ることなどを検討しているところであるとの答弁がありました。

 このほか、第80号議案とあわせ、上下水道料金特別措置廃止の影響についても質疑が交わされ、委員からは、特例措置廃止対象事業者に対しては十分な説明を行い、理解を得るよう努めることとの要望がなされました。

 このほか、第81号議案につきましても、慎重に審査を進めてまいりましたところ、意思決定に際し、日本共産党所属委員から、第38号議案については、徳山ダム事業への支出を予定しているとの理由により、また、第39号議案、第80号議案及び第82号議案については、特例廃止措置で市民負担をふやすこととの理由により、また、第37号議案については、さきの二つの理由により反対であるとの意見表明がなされ、また、ともにネットワーク所属委員から、第37号議案及び第38号議案については、水需要予測がはっきりしない中で徳山ダムの予算が計上されているとの理由により、また、第80号議案及び第82号議案については、受益者負担の適正化についての議論が不十分であり、市民の理解も得られないものであるとの理由により反対であるとの意見表明がなされ、採決いたしました結果、第37号議案、第38号議案、第39号議案、第80号議案及び第82号議案につきましては賛成多数により、第81号議案につきましては全会一致により、いずれも原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)



○議長(堀場章君) 御質疑もないようであります。

 これより採決を行います。

 採決は、最初に、第37号議案、第38号議案、第80号議案及び第82号議案の4件、次に、第39号議案1件、最後に、第81号議案1件の3度に分けて行います。

 それでは最初に、第37号議案、第38号議案、第80号議案及び第82号議案の4件について起立により採決いたします。

 各案を、いずれもただいまの委員長報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、各案はいずれも委員長報告どおり可決されました。

 次に、第39号議案について起立により採決いたします。

 本案を、ただいまの委員長報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(堀場章君) 起立多数であります。

 よって、本案は委員長報告どおり可決されました。

 次に、第81号議案についてお諮りいたします。

 本案は、ただいまの委員長報告どおり決しまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(堀場章君) 御異議なしと認めます。

 よって、本案は委員長報告どおり可決されました。

 この場合、お諮りいたします。

 日程第83より第94までの12件は、いずれも委員会の審査を省略いたしまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(堀場章君) 御異議なしと認めて、さよう取り計らいます。

 それでは、日程第83、同意第1号「教育委員会の委員選任について」を議題に供し、御審議願います。

 御質疑もないようであります。

 本件は、同意するに決しまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(堀場章君) 御異議なしと認めます。

 よって、本件は同意されました。

 次に、日程第84、議員提出議案第1号「名古屋市議会の議員の報酬の特例に関する条例の一部改正について」を議題に供し、御審議願います。

 御質疑もないようであります。

 本案は、原案どおり決しまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(堀場章君) 御異議なしと認めます。

 よって、本案は可決されました。

 次に、日程第85、議員提出議案第2号「容器包装リサイクル法の改正に関する意見書の提出について」を議題に供します。

 この場合、提案者の御説明を求めます。



◆(うかい春美君) ただいま議題となりました「容器包装リサイクル法の改正に関する意見書」につきまして、提案の趣旨を簡単に御説明申し上げます。

 容器包装リサイクル法に関しては、分別収集が自治体や市民の大きな負担になっているなど、さまざまな問題が指摘されております。

 そこで、本意見書は、国会及び政府に対し、生産者責任の徹底やわかりやすい分別方法の導入など、容器包装リサイクル法の抜本的な改善を図られるよう強く要望いたすものであります。

 文案は、お手元配付のとおりであります。

 何とぞ満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)



○議長(堀場章君) 御質疑もないようであります。

 本案は、原案どおり決しまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(堀場章君) 御異議なしと認めます。

 よって、本案は可決されました。

 次に、日程第86、議員提出議案第3号「郵政事業の改革に関する意見書の提出について」を議題に供します。

 この場合、提案者の御説明を求めます。



◆(ひざわ孝彦君) ただいま議題となりました「郵政事業の改革に関する意見書」につきまして、提案の趣旨を簡単に御説明申し上げます。

 国においては、郵政事業の民営化が検討されておりますが、郵政事業の社会的役割をかんがみますと、いまだ多くの課題が山積していると言わなければなりません。

 そこで、本意見書は、国会及び政府に対し、郵政3事業を解体することなく、国が責任を持って公平なユニバーサルサービスを確保されるよう強く要望いたすものであります。

 文案は、お手元配付のとおりであります。

 何とぞ満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)



○議長(堀場章君) 御質疑もないようであります。

 本案は、原案どおり決しまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(堀場章君) 御異議なしと認めます。

 よって、本案は可決されました。

 次に、日程第87、議員提出議案第4号「高齢者に対する虐待の防止に関する意見書の提出について」を議題に供します。

 この場合、提案者の御説明を求めます。



◆(さとう典生君) ただいま議題となりました「高齢者に対する虐待の防止に関する意見書」につきまして、提案の趣旨を簡単に御説明申し上げます。

 我が国においては、高齢者への虐待が深刻な問題になっておりますが、虐待防止に向けた体系的な対策が講じられておりません。

 そこで、本意見書は、国会及び政府に対し、高齢者への虐待防止に向け、早急に法整備等を行われるよう強く要望いたすものであります。

 文案は、お手元配付のとおりであります。

 何とぞ満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)



○議長(堀場章君) 御質疑もないようであります。

 本案は、原案どおり決しまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(堀場章君) 御異議なしと認めます。

 よって、本案は可決されました。

 次に、日程第88、議員提出議案第5号「北朝鮮による拉致及び核開発問題の早期解決を求める意見書の提出について」を議題に供します。

 この場合、提案者の御説明を求めます。



◆(稲本和仁君) ただいま議題となりました「北朝鮮による拉致及び核開発問題の早期解決を求める意見書」につきまして、提案の趣旨を簡単に御説明申し上げます。

 北朝鮮による拉致問題は、解決に向けた進展が見られず、また、核開発に関する北朝鮮の姿勢は、我が国への重大な脅威となっております。

 そこで、本意見書は、国会及び政府に対し、北朝鮮による拉致及び核開発問題の早期解決に向け、あらゆる機会を通じて平和的外交手段をとられるよう強く要望いたすものであります。

 文案は、お手元配付のとおりであります。

 何とぞ満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)



○議長(堀場章君) 御質疑もないようであります。

 本案は、原案どおり決しまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(堀場章君) 御異議なしと認めます。

 よって、本案は可決されました。

 次に、日程第89、議員提出議案第6号「民間児童養護施設整備に関する意見書の提出について」を議題に供します。

 この場合、提案者の御説明を求めます。



◆(服部将也君) ただいま議題となりました「民間児童養護施設整備に関する意見書」につきまして、提案の趣旨を簡単に御説明申し上げます。

 民間の児童養護施設の中には、施設整備費の負担が困難なため、改築等の施設整備ができない民間社会福祉法人もございます。

 そこで、本意見書は、国会及び政府に対し、こうした民間社会福祉法人等の自己負担全額を国庫で措置されるよう強く要望いたすものであります。

 文案は、お手元配付のとおりであります。

 何とぞ満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)



○議長(堀場章君) 御質疑もないようであります。

 本案は、原案どおり決しまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(堀場章君) 御異議なしと認めます。

 よって、本案は可決されました。

 次に、日程第90、議員提出議案第7号「輸入牛肉の安全性確保に関する意見書の提出について」を議題に供します。

 この場合、提案者の御説明を求めます。



◆(ばばのりこ君) ただいま議題となりました「輸入牛肉の安全性確保に関する意見書」につきまして、提案の趣旨を簡単に御説明申し上げます。

 BSEに感染した牛がアメリカ等において発見され、我が国では消費者を初め流通業界等に大きな影響を与えております。

 そこで、本意見書は、国会及び政府に対し、輸入牛肉について、BSEに関する情報の表示を義務づけるなど、必要な措置を早急に講じられるよう強く要望いたすものであります。

 文案は、お手元配付のとおりであります。

 何とぞ満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)



○議長(堀場章君) 御質疑もないようであります。

 本案は、原案どおり決しまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(堀場章君) 御異議なしと認めます。

 よって、本案は可決されました。

 次に、日程第91、議員提出議案第8号「航空保安対策の充実に関する意見書の提出について」を議題に供します。

 この場合、提案者の御説明を求めます。



◆(田口一登君) ただいま議題となりました「航空保安対策の充実に関する意見書」につきまして、提案の趣旨を簡単に御説明申し上げます。

 航空機に対するテロの撲滅は、国際社会の課題となっており、航空保安対策の充実が強く望まれております。

 そこで、本意見書は、国会及び政府に対し、保安検査を法的に位置づけるなど、航空保安対策の一層の充実を図られるよう強く要望いたすものであります。

 文案は、お手元配付のとおりであります。

 何とぞ満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)



○議長(堀場章君) 御質疑もないようであります。

 本案は、原案どおり決しまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(堀場章君) 御異議なしと認めます。

 よって、本案は可決されました。

 次に、日程第92、議員提出議案第9号「マンション対策の充実強化を求める意見書の提出について」を議題に供します。

 この場合、提案者の御説明を求めます。



◆(前田有一君) ただいま議題となりました「マンション対策の充実強化を求める意見書」につきまして、提案の趣旨を簡単に御説明申し上げます。

 近年増加傾向にあるマンションにつきましては、必ずしも適正な管理運営がなされていないことや、税負担の問題が指摘されております。

 そこで、本意見書は、国会及び政府に対し、マンション管理組合への支援の一層の充実など、マンション対策の充実強化を図られるよう強く要望いたすものであります。

 文案は、お手元配付のとおりであります。

 何とぞ満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)



○議長(堀場章君) 御質疑もないようであります。

 本案は、原案どおり決しまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(堀場章君) 御異議なしと認めます。

 よって、本案は可決されました。

 次に、日程第93、議員提出議案第10号「地域による地球環境保全の推進に関する意見書の提出について」を議題に供します。

 この場合、提案者の御説明を求めます。



◆(加藤一登君) ただいま議題となりました「地域による地球環境保全の推進に関する意見書」につきまして、提案の趣旨を簡単に御説明申し上げます。

 地球温暖化などの環境問題の解決には、地域等による足元からの取り組みが重要であり、人々の日常生活に定着しやすい手法を導入することが必要であります。

 そこで、本意見書は、国会及び政府に対し、二酸化炭素などの削減量に応じた助成金などによる地域への還元制度を創設されるよう強く要望するものであります。

 文案は、お手元配付のとおりであります。

 何とぞ満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)



○議長(堀場章君) 御質疑もないようであります。

 本案は、原案どおり決しまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(堀場章君) 御異議なしと認めます。

 よって、本案は可決されました。

 次に、日程第94、議員提出議案第11号「障害者支援費制度に関する意見書の提出について」を議題に供します。

 この場合、提案者の御説明を求めます。



◆(林孝則君) ただいま議題となりました「障害者支援費制度に関する意見書」につきまして、提案の趣旨を簡単に御説明申し上げます。

 障害者支援費制度は、予想外のサービス利用の増大により国庫補助金の不足が指摘される事態が生じ、サービスの利用制限への不安が広がっております。

 そこで、本意見書は、国会及び政府に対し、障害者支援費制度の国庫補助財源を確保し、持続可能な制度とされるよう強く要望いたすものであります。

 文案は、お手元配付のとおりであります。

 何とぞ満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)



○議長(堀場章君) 御質疑もないようであります。

 本案は、原案どおり決しまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(堀場章君) 御異議なしと認めます。

 よって、本案は可決されました。

 次に、日程第95「常任委員会の閉会中所管事務の調査」を議題に供します。

 各常任委員長からお手元に配付いたしました「閉会中所管事務調査申出一覧表」のとおり、閉会中継続調査の申し出があります。

 御質疑もないようであります。

 本件は、各常任委員長からの申し出のとおり決しまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」〕



○議長(堀場章君) 御異議なしと認めて、さよう決定いたします。

 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。

 この場合、市長より発言を求めておられますので、お許しいたします。



◎市長(松原武久君) 2月定例会が終了するに当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 去る2月20日、定例会が開会されて以来、平成16年度当初予算及び関係議案初め多数の案件につきまして、長期間にわたり慎重なる御審議をいただき、本日御議決を賜りまして、すべての日程を終えることができました。

 今回の定例会におきましては、市政の方向性を決定する重要案件が多く、本会議並びに各委員会におきまして、議員の皆様方におかれましては、実に熱心に御質問や御議論を賜り、また、私自身誠心誠意御答弁し、御説明申し上げたところでございます。この間、皆様方の格別の御高配に心から感謝申し上げる次第でございます。

 この定例会を通じまして皆様方から拝聴いたしました御意見、御要望につきましては、これを真摯に受けとめ、今後の行政執行に当たり十分留意させていただき、生活、環境、文化、産業のすべての分野にわたって調和のとれた誇りと愛着の持てるまち・名古屋の実現に努めてまいる所存でございます。何とぞ今後とも格別の御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げます。

 皆様方には、今後とも健康に留意され、一層の御活躍を続けられますようお祈り申し上げまして、私のお礼のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)

     〔正副議長起立〕



○議長(堀場章君) ここに、平成16年度各会計予算等について、2月定例会の審議を終了することができました。

 この間の議員各位の連日にわたる熱心な御審議と議事運営に寄せられました御協力に対しまして、正副議長といたしまして、この際、深く謝意を表する次第でございます。ありがとうございました。(拍手)

     〔正副議長着席〕

 これをもちまして定例会を閉会いたします。

          午後5時43分閉会

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

〔参考〕

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

   市会議員   吉田伸五

   市会議員   西尾たか子

   市会議長   堀場 章