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平成23年2月定例会(第9号) 本文




2011.03.18 : 平成23年2月定例会(第9号) 本文


    午前十時十分開議
◯議長(日高昇君) ただいまから会議を開きます。
 この際、申し上げます。
 去る三月十一日に発生いたしました東北地方太平洋沖地震によりお亡くなりになられました方々の御冥福を祈って黙祷をささげたいと存じます。御起立願います。
    〔全員起立〕

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◯議長(日高昇君) 黙祷。
    〔黙 祷〕

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◯議長(日高昇君) 黙祷を終わります。御着席願います。
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◯議長(日高昇君) それでは、直ちに議事日程に従い会議を進めます。
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  日程第一 諸般の報告

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◯議長(日高昇君) この際、諸般の報告をいたします。
 三月十六日、小林功議員外十四名から提出されました議員提出第一号議案並びに議会運営委員会から提出されました委員会提出第二号議案及び委員会提出第三号議案は、各位のお手元に送付いたしました。
 以上、御報告いたします。
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  日程第二 第一号議案平成二十三年度愛知県一般会計
      予算から第四十七号議案包括外部監査契約の
      締結についてまで及び第六十七号議案平成二
      十三年度愛知県一般会計補正予算から第六十
      九号議案副知事の選任についてまで

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◯議長(日高昇君) 次に、第一号議案平成二十三年度愛知県一般会計予算から第四十七号議案包括外部監査契約の締結についてまで及び第六十七号議案平成二十三年度愛知県一般会計補正予算から第六十九号議案副知事の選任についてまでを一括議題といたします。
 直ちに各常任委員長の報告を求めます。
 地域振興環境委員長酒井庸行議員。

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◯四十番(酒井庸行君) 地域振興環境委員会に付託されました議案は、第一号議案平成二十三年度愛知県一般会計予算外五件であります。
 各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第一号議案、第二十七号議案、第二十八号議案及び第三十一号議案から第三十三号議案までは、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)

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◯議長(日高昇君) 健康福祉委員長かじ山義章議員。

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◯二十一番(かじ山義章君) 健康福祉委員会に付託されました議案は、第一号議案平成二十三年度愛知県一般会計予算外六件であります。
 各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第一号議案、第四号議案、第十四号議案、第三十四号議案から第三十六号議案まで及び第四十号議案は、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)

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◯議長(日高昇君) 農林水産委員長中根義一議員。

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◯四十七番(中根義一君) 農林水産委員会に付託されました議案は、第一号議案平成二十三年度愛知県一般会計予算外九件であります。
 各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第一号議案、第六号議案から第九号議案まで、第十九号議案、第四十二号議案から第四十四号議案まで及び第六十七号議案は、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)

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◯議長(日高昇君) 産業労働委員長森井元志議員。

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◯三十二番(森井元志君) 産業労働委員会に付託されました議案は、第一号議案平成二十三年度愛知県一般会計予算外六件であります。
 各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第一号議案、第五号議案、第十五号議案から第十七号議案まで、第三十七号議案及び第三十八号議案は、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)

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◯議長(日高昇君) 建設委員長伊藤勝人議員。

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◯四十六番(伊藤勝人君) 建設委員会に付託されました議案は、第一号議案平成二十三年度愛知県一般会計予算外六件であります。
 各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第一号議案、第十号議案から第十二号議案まで、第四十一号議案、第四十五号議案及び第四十六号議案は、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)

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◯議長(日高昇君) 文教委員長桂俊弘議員。

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◯四十八番(桂俊弘君) 文教委員会に付託されました議案は、第一号議案平成二十三年度愛知県一般会計予算外一件であります。
 各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第一号議案及び第三十九号議案は、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)

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◯議長(日高昇君) 警察委員長加藤みなみ議員。

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◯八十二番(加藤みなみ君) 警察委員会に付託されました議案は、第一号議案平成二十三年度愛知県一般会計予算一件であります。
 本議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)

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◯議長(日高昇君) 総務県民委員長鈴木愿議員。

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◯五十九番(鈴木愿君) 総務県民委員会に付託されました議案は、第一号議案平成二十三年度愛知県一般会計予算外十七件であります。
 各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第一号議案から第三号議案まで、第十三号議案、第十八号議案、第二十号議案から第二十六号議案まで、第二十九号議案、第三十号議案、第四十七号議案、第六十七号議案及び第六十八号議案は、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決し、第六十九号議案は全員一致をもって同意すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)

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◯議長(日高昇君) 以上で各常任委員長の報告は終わりました。
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◯議長(日高昇君) これより第一号議案平成二十三年度愛知県一般会計予算に対する討論に入ります。
 討論の通告により順次発言を許可いたします。
 大竹正人議員。
    〔七十七番大竹正人君登壇〕(拍手)

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◯七十七番(大竹正人君) 討論に先立ちまして、まず、今月の十一日に発生いたしました東北地方太平洋沖地震において、多くの方々が亡くなられました。深く哀悼の意を表するものであります。また、被災された方々には心からお見舞いを申し上げますとともに、被災地の一日も早い復興を切に願うものであります。
 それでは、自由民主党愛知県議員団を代表いたしまして、ただいま議題となっております第一号議案平成二十三年度愛知県一般会計予算について、賛成の立場から意見を申し述べます。
 我が党県議団は、平成二十三年度予算編成に当たり、精力的な調査活動を行い、要望を取りまとめ、去る一月二十六日に県当局に申し入れを行いました。
 要望においては、自信と活力に満ちた愛知県を再生するため、地域経済の活性化や雇用対策に全力で取り組むとともに、将来の飛躍の基盤を築くことを目指して、九つの重点要望を掲げ、県民の皆様の期待と信頼にこたえる県政の推進を強く求めてまいりました。
 今回の予算は、知事就任後ほとんど時間的余裕がなかったことから、いわゆる骨格予算として編成されております。
 こうした中にあっても、行政の停滞を招いたり、県民生活に支障が生じることのないよう、政策的経費であっても、年度当初から実施すべき施策等については当初予算として計上されております。
 また、当初予算で一部計上が見送られた投資的経費、県の単独補助金など、政策的経費や新規施策の具体化については十分検討した上で、所要の措置を今後の補正予算で対応していくこととされております。
 こうしたことを踏まえ、我が党は、本予算案について、本会議、委員会を通じ、慎重に検討を重ねるとともに、党内議論を深めてまいりました。
 その結果、本予算案につきましては、県税収入を取り巻く環境が依然として大変厳しい中、当面する県政の緊急課題についても必要な予算が計上されており、県民の皆様の理解は得られるものと判断したところであります。
 そこで、本予算に賛成する主な理由を九点にわたって順次申し述べます。
 第一点は、景気・雇用対策の充実と地域活性化の推進についてであります。
 極めて厳しい環境にある本県経済を本格的な回復軌道に乗せるためには、しっかりとした景気・雇用対策を講じていかなければなりません。
 今回の予算は、新規学卒者を初めとする将来の愛知を担う若年者の雇用対策の拡充や、職業訓練による就職支援の促進を図るとともに、緊急雇用創出事業基金などを活用した事業の積極的な推進が図られております。
 また、中小企業に対する支援としては、金融の円滑化、安定化を図るための資金需要に対応できる融資枠が確保されており、中小企業の活力の向上が図られることを期待いたします。
 次に、地域活性化の推進でありますが、県民生活に密着する社会基盤の整備は、地域の安全確保と活性化を図るために欠かすことのできない事業であります。
 こうした中、道路、河川の整備などの公共事業や県の単独事業については、今年度の当初予算の五〇%の水準で計上されておりますが、これまでの補正予算で計上された事業と合わせますと、年度当初に必要な事業量は確保されているというところであります。
 なお、今後は、地元建設業者の育成のためにも積極的な予算確保に努めるとともに、切れ目のない弾力的な執行を図っていただくよう強く要望いたします。
 次に、第二点は、暮らしの安心・安全の確保についてであります。
 知事は、県民の皆様の生活の安心・安全の確保に関する施策について重点的に取り組むとされており、その姿勢を評価するものであります。
 まず、地震対策については、本県は、広い地域に甚大な被害をもたらした東北地方太平洋沖地震と同規模の地震が起こる可能性が非常に高い地域であります。このため、本県がこれまで行ってきた対策を改めて総点検するとともに、減税する財源があるのであれば、海岸保全施設の整備等を初めとする地震津波対策に最優先で取り組む必要があることを強く主張しておきます。
 また、治安対策についても、防犯意識の高揚や、地域防犯力の向上を図るための各種施策に積極的に取り組まれており、犯罪のない安全なまちづくりの推進を期待しております。
 さらに、鳥インフルエンザ対策について、防疫体制の整備や、養鶏農家等への支援の充実に努めていただきたいと存じます。
 次に、第三点は、新しい時代に飛躍する愛知づくりについてであります。
 我が党は、先行きが不透明な経済環境にあっても、将来の愛知の飛躍の基盤となる施策に積極的に取り組むことを強く要望してきたところであります。
 まず、知の拠点については、先導的中核施設の建設工事を進めるとともに、シンクロトロン光利用施設の整備を産学行政が一体となって進めるとされており、次世代モノづくり技術の創造、発信の拠点となるよう、着実に事業を推進されることを要望いたします。
 また、中部国際空港については、新規路線の開設を図るなど、二本目滑走路の実現に向け、需要拡大を図る取り組みを推進するとされており、今後の展開に期待をしております。
 さらに、県営名古屋空港の利用促進や、鳥羽伊良湖航路の活性化に向けた積極的な取り組みについても期待をしております。
 次に、第四点は、産業の振興についてであります。
 本県が引き続き世界における産業の中枢的役割を担っていくためには、次代を担う新産業の創出に取り組むとともに、技術力のある中小企業の育成を図る必要があります。
 こうした中、今回の予算は、航空宇宙産業への新規参入、技術支援への取り組みを拡充するとともに、外国企業や次世代産業の誘致に積極的に取り組む姿勢が示されております。
 また、力強い農林水産業の育成を図るためには、農地の大規模化によるコストの低減や、ブランド化及び生産基盤の整備に積極的に取り組む必要があります。
 現在、新たな食と緑の基本計画の策定を進められておりますが、本県の農林水産業を成長、発展させる施策をしっかりと位置づけ、愛知県の新時代にふさわしい農林水産業の実現に取り組んでいただきたいと存じます。
 さらに、観光振興については、本県の豊かな観光資源を活用した戦略的な取り組みを進めていただきたいと存じます。
 次に、第五点は、少子・高齢化、高齢社会に対応した福祉、医療の充実についてであります。
 我が党は、医療を初め高齢者、障害者、幼児、児童等に十分配慮した福祉施策の総合的な推進を強く要請してまいりました。
 まず、少子化対策として、地域における子育て支援の充実や、仕事と生活の調和の推進を初めとするさまざまな施策に取り組んでおられます。
 また、認知症の早期発見と治療を進める拠点医療機関を指定し、地域における認知症医療体制の強化に取り組むこととされており、その成果に期待するものであります。
 さらに、地域の医療体制を維持するための医師確保対策の推進や、相次ぐ児童虐待の防止対策及び障害者の自立支援施策などにも引き続き積極的に取り組まれるよう要望いたします。
 次に、第六点は、教育改革の推進と文化芸術の振興についてであります。
 愛知の未来を切り開く心豊かでたくましい人材を育成するためには、体験的活動を取り入れた学習を充実し、子供たちの勤労観、就業観をはぐくむ必要があります。
 こうした中、社会人、職業人としての基本的な資質や能力を身につけさせるため、発達段階に応じたキャリア教育を推進するとされております。
 また、本県の工業教育の中核となる総合技術高等学校の整備を着実に進めるとともに、特別支援学校の過大化解消にしっかりと取り組んでいただきたいと存じます。
 さらに、私学助成については、父母負担の軽減と、私立学校の健全な発展を図る観点から、経常費補助金や、授業費軽減補助金等の積極的な予算確保を強く要望いたしたいと思います。
 次に、第七点は、循環型社会づくりの推進であります。
 本県は、愛知万博とCOP10の成果と経験を生かし、環境先進県として、引き続き持続可能な社会づくりに積極的に取り組んでいく必要があります。
 こうした中、地域の実情に応じた地球温暖化対策等の喫緊の環境問題に集中的に取り組むこととされており、持続可能な地域経済社会の構築につながることを期待するものであります。
 次に、第八点は、都市対策の強化と山村離島振興対策の充実についてであります。
 あいち山村振興ビジョンに基づく施策を着実に進めるとともに、あいち森と緑づくり税を活用した事業の計画的な実施など、林業再生に向けた積極的な取り組みが進められることを期待しております。
 また、設楽ダムの建設は、長年にわたる地域住民の切なる願いでありますので、早期に建設促進の決断をされ、国に対し事業の推進を強く要望するとともに、地元との建設同意協定に基づく事業に全力で取り組まれるよう要望いたします。
 第九点は、行財政改革の断行と分権、協働の推進であります。
 我が党は、昨年十二月に、事業の廃止、縮小だけでなく、真に必要な事業に重点化することで、新たな政策展開に必要な財源、人材を捻出する真の行政改革を求め、行革推進に関する提言を行ったところであります。
 知事は、第五次行革大綱を深掘りして、これまで以上に徹底した行革に取り組んでいくとされており、その成果に期待しますが、我が党は、今後も県当局の行革の実施状況を検証し、必要な提言を行っていく考えであります。
 また、市町村と協働して、滞納整理を推進する地方税滞納整理機構を設立し、一層の税収確保に取り組むとされているところでありますが、さらに、地方財源措置の拡充や、法人事業税の一部国税化の解消を国に求めるなど、県政運営を支える一般財源の確保に積極的に取り組んでいただきたいと存じます。
 以上、第一号議案平成二十三年度愛知県一般会計予算について、賛成の立場から意見を述べてまいりましたが、最後に、大村知事が今後の県政を推進するに当たっての要望を申し上げておきたいと存じます。
 知事は、平成二十四年度から東三河県庁を設置し、東三河の地域資源を生かした各種の振興施策を推進していくとされております。東三河県庁として必要な組織や権限については、東三河担当副知事をトップとするプロジェクトチームで早急にまとめ、市町村を初め地元関係者から意見を聞きながら、しっかりとした体制を整えるとされております。
 我が党といたしましても、東三河地域の振興、発展は県政の重要課題と認識していることから、知事の東三河地域の抱えるさまざまな課題に対し、意欲的に取り組んでいく姿勢については、基本的に賛同できるものであります。
 また、地域の課題に対し、部局の枠を超えて総合的な判断をし、現場に近いところでスピード感を持って解決することは非常に重要なことであると考えております。
 しかしながら、現在、東三河県庁はイメージの段階にとまっております。
 我が党は、今後、東三河県庁の具体的な制度設計等の検討が行われる過程において、東三河担当副知事の役割と、その名称も含めた東三河地域の振興、発展に資する組織と権限のあるべき姿について十分に確認をし、議論をさせていただきたいと考えております。
 そこで、知事には、今後、検討段階に応じてその内容を詳細にお示しいただき、愛知県東三河地域の振興、発展はもとより、本県のさらなる飛躍のために最もふさわしい組織、体制となるよう、地元議員を初め、我々県議会と十分な議論を重ねていただくことを強く要望いたします。
 また、中京都構想と県民税一〇%減税については、知事の目指す具体的な姿や制度の内容について、今後の検討段階に応じて県民の皆様に誤解を与えないよう、具体的かつ詳細にお示ししていただきますよう要望いたします。
 我が党県議団は、大村県政において、県民福祉の向上のためになる施策に対してはしっかりと評価をしてまいりたいと考えております。必要な施策には、それを認め、さらに伸ばし、建設的な議論を進めることにより、県民の皆様の負託にこたえてまいりたいと決意を新たにしているところであります。
 知事におかれましては、できるだけ早い機会に必要な規模を確保した補正予算を編成され、県民の皆様の期待と信頼にこたえられるとともに、県政究極の目的であります県民福祉の向上に邁進されるよう強く要望するものであります。
 以上、自由民主党愛知県議員団を代表いたしまして、平成二十三年度愛知県一般会計予算に対する賛成の理由と、県政推進に当たっての要望を述べさせていただきました。
 何とぞ満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、賛成討論を終わらせていただきます。ありがとうございました。(拍手)

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◯議長(日高昇君) 黒川節男議員。
    〔七十番黒川節男君登壇〕(拍手)

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◯七十番(黒川節男君) 討論に入る前に、東北地方太平洋沖地震で不幸にして犠牲になられた皆さん、そして、被災された皆様に心からお悔やみとお見舞いを申し上げるとともに、日夜を問わず援助活動に御奮闘されている皆様に心から敬意と感謝を申し上げます。
 私は、民主党愛知県議員団を代表いたしまして、ただいま議題になっております第一号議案平成二十三年度愛知県一般会計予算に賛成の立場から討論を進めてまいります。
 私たち民主党議員団は、愛知が再び元気を取り戻し、あらゆる分野で閉塞感に満ちた日本をリードしていくために、県民の生活が第一という基本理念に基づき、だれもが安心して安全に暮らせる愛知づくり、県民に開かれた新たな議会づくり、県民本位の医療、福祉、介護サービスのさらなる充実、愛知を支える産業振興と人材育成及び雇用創出、世界に向けての環境先進県愛知の確立、愛知を支える農林水産業のさらなる活性化、愛知を支える社会基盤の整備の推進、愛知独自の行き届いた教育と子育て支援、行財政改革と地方主権の推進を九つの政策インデックスとして県民の皆様にお示ししてまいりました。今後も、この実現に向けて全力を尽くしてまいります。
 今回、知事は、議会冒頭の所信表明の中で、国内はもとより、全世界から人、物、金を呼び込むための改革の二本柱として、愛知県と名古屋市を合体させる中京都構想、県民税一〇%減税と規制緩和による平成の楽市楽座を実現し、さらに、日本一の愛知を目指す上で大きなかぎとなる東三河の発展のため、東三河県庁を設けるとしています。
 そして、主要な政策課題としては、だれもが安心して暮らせる社会の実現、より豊かな教育の実現、元気な経済・産業・地域づくりの実現、環境首都の実現、地域社会・経済を支えることができる総合交通体系の確立などを示し、そして、身近で優しい民主主義を実現するために、市町村への権限移譲や地域委員会などへの取り組みを進めると述べられています。
 これらの課題に対応するためのファーストステップとして、来年度を位置づけ、優先度の高い施策については、スピード感を持って取り組む姿勢が表明されています。
 また、知事選挙で示された二百三十六項目に及ぶマニフェストについても、関係機関などとも調整を図り、課題を整理し、具体的な方向性を秋ごろまでに工程表として取りまとめると意欲を示されました。
 私たち、民主党県議団といたしましては、さきの塚本団長の代表質問の中で述べさせていただいたように、知事の目指す施策と私たちが求める施策の方向性が一致すれば、ともに推し進めていくのは当然でありますし、意見の相違がある場合でも、知事とは十分議論を尽くして、愛知県民にとってよりよい施策になりますように努力する覚悟です。
 知事自身も答弁の中で、民主党の考える愛知のあるべき姿については真摯に受けとめ、県民の皆様がいかによい生活を送ることができるのかを基本に、お互い切磋琢磨していきたい、しっかりと議論を行い、県政をよりよいものにしていきたいと述べられています。その言葉をしっかりと受けとめてまいります。
 しかし、今議会においても、一部の議員との質疑の中で、与党、野党という言葉が飛び交いました。地方政治における二元代表制は、与党、野党の枠組みは想定されていないのです。そして、議論とは対立をあおるためにあるのではなく、よりよいものを導くために行うものであるとの基本を私たちは決して忘れてはなりません。
 知事は、今回の知事選挙のマニフェストの中に、特徴ある三つの提案がされています。
 その一つが中京都構想です。
 これは、ただ単にこの愛知県だけの問題ではなく、政令市を抱えるすべての道府県が持っている共通の課題であり、政令市のあり方が問われている問題であります。
 しかし、自公政権当時から、合併特例などによって政令市を増加させてきた経過もあると同時に、国と地方政治の根幹にかかわる問題であるために、より深い議論が必要であると思います。
 二つ目は、副知事六人制の問題です。
 愛知県の予算の四倍ほどの予算規模を持つあの東京都でさえ、副知事は四人です。このことを考えるならば、よほどの説得力を持たない限り、県民の理解を得ることは難しいのではないかと心配をしています。
 三つ目は、県民税の一〇%の減税です。
 県税収入に占める割合が大きい法人二税は、景気に大きく左右される特殊性を考えるならば、非常に難しい課題であると思われます。無理をして実現する必要があるのか。同じ無理をするのであるならば、この一〇%を特別枠として、あの東北地方太平洋沖地震の大惨状を見るならば、東海・東南海地震に備えるための地震対策に活用すべきであるとも思えるのです。
 いずれにしても、大村知事色が出て、予算面においてどのような形で肉づけがされていかれるのか、これからの問題であり、注目をしながら見てまいりたいと考えています。
 現代に生きる私たちは、過去から未来へのかけ橋なのです。今さえ幸せならばよいと済まされるものではありません。どのような社会を次の世代へ引き継いでいくのかを真剣に考えていくべきだと私は思うのです。
 そこで、今回提出された第一号議案でありますが、景気は緩やかに回復傾向に向かうと言われておりましたが、東北地方太平洋沖地震の影響もあり、先行き不透明になっています。
 また、本県の主要産業である輸出産業は、世界同時不況や長引く円高により大きなダメージを受け、今も多くの中小企業が苦しい現状の中にいます。さらに、国内外の情勢や災害などにより不安材料も広がっています。
 こうした中で予算編成がなされたわけです。そして、十二年ぶりに知事が交代しているのですから、当然、人件費、公債費などの義務的経費や、政策判断を要しない経費を中心に編成された骨格予算になるのです。
 その中にあっても、行政の停滞を招くことなく、県民の生活に支障が生じないように、喫緊の課題である景気・雇用対策、医療、福祉、教育の分野など、安心・安全な県民生活のための施策など、必要な政策的経費は計上されています。
 まずは、県としての責務は果たされていると考え、賛成するものです。
 以下、具体的な内容について述べさせていただきます。
 まず、歳入についてですが、企業業績が一部回復していることを踏まえ、法人二税については、前年度比二一%の増加を見込んだものの、県税収入の全体としては、リーマンショック後の二年間で五千億円も落ち込んだ状況からなのか、復調には至っておらず、前年度当初予算と比較して一・九%のわずかな伸びにとどまる見込みです。
 地方交付税など地方財政措置にあっては、三百億円の減額が見込まれ、県税収入や地方財政措置だけでは必要な財源を確保することができず、減債基金から九百億円を取り崩して当初予算を編成するなど、骨格予算としては異例なことであり、綱渡り的な予算編成だと言えます。
 今後は、第三者の視点を取り入れた事業仕分け方式を大胆に導入し、無駄の削減を徹底した上で、すべての事業について、前年度踏襲から脱却し、ゼロベースから検証することにより、部局間の類似事業や、国、市町村との重複事業などの整理統合を図り、歳出の適切な選択と集中を推進するとともに、収入の向上を図り、県財政の健全化に向けた努力を求めます。
 次に、歳出の主なものについて述べてまいります。
 第一点目は、喫緊の課題である雇用・中小企業対策についてです。
 今回の予算では、雇用対策として、特に今春卒業予定の大学生の三人に一人が未内定という大変厳しい状況であるために、県内各地に開設する相談窓口において、きめ細やかな就職相談に対応することや、就職面談会、企業説明会の開催などにより新規学卒者の就職機会の拡大を図るとともに、昨年度に続き、雇用セーフティネット対策訓練の実施や、緊急雇用創出事業基金事業などによる新たな雇用・就職機会を創出することにしています。
 また、中小企業への金融支援も資金繰りを支援するために十分な融資枠を確保し、円高対応緊急枠を一年間延長するとともに、中小企業の活力向上を図るために、専門家によるワンストップ窓口による経営相談を行い、販路拡大、技術開発など、経営全般にかかわる総合的な支援を講じるとしています。
 雇用・中小企業対策は、まさに待ったなしで対応していかなくてはなりません。しかし、これらの施策は当面の対応策であり、いわば対処療法です。今後は、対処療法とあわせて、具体的な治療である仕事自体をふやしていく施策も積極的に取り組んでいただき、真の景気回復、雇用問題解決を目指していただきたいと思います。
 二点目は、地震防災対策についてです。
 あの三月十一日に発生したマグニチュード九・〇にも及ぶ国内観測史上最大の東北地方太平洋沖地震、あのテレビ画面から映し出される地震と津波のすさまじさに、多くの人が声を失い、ただただ茫然といたしました。
 東海・東南海地震発生の危機が叫ばれている本県では、決して他人事ではありません。この予算案でも、住宅の耐震診断、耐震改修の支援、県立高校の耐震改修、民間医療機関、社会福祉施設の耐震改修への支援、道路など公共構造物の耐震化など、地震被害の半減を目指した対策がとられています。
 それにしても、東北地方太平洋沖地震の発生により、自然の猛威は私たちの想像をはるかに超えるものであることを改めて思い知らされました。早急に、津波対策も含め、しっかりとした地震対策を進めていくべきであると私たちは考えています。
 第三番目は、医療・福祉対策についてです。
 ドクターバンク事業を初めとした医師確保対策を推進することにしています。本県においても、医師不足は深刻です。本県の十万人当たりの医師数は全国平均を下回り、医師不足のために診療制限をしている病院は二〇%を超す状況です。
 すべての県民が地域で安心して医療を受けられる体制を確保するために、医師の偏在化を是正することが急務の課題となっており、着実に医師確保のための施策を実施すべきです。
 また、児童、障害者、高齢者などの社会的弱者にも十分配慮した社会の実現は、心豊かな社会にしていくための必要不可欠な施策です。福祉・介護需要の増大に対応すべく、現場で働く福祉・介護人材の確保や、障害者が地域で安心して自立した日常社会生活を営むための支援として、障害者自立支援対策等臨時特例基金事業費による事業者に対する運営の安定化を図るための事業や、福祉・介護人材の処遇改善を図るための事業はしっかりと実施すべきです。
 六点目は、交通基盤の整備についてです。
 中部国際空港は、この地域の国際競争力を強化していくためにも、完全二十四時間化が不可欠であり、二本目の滑走路の実現に向け、さらなる需要拡大の推進が目指されています。
 また、広域的な観光や地域間の交流、連携の基盤となる鳥羽伊良湖航路の維持のため、利用促進策も進められています。
 本県を初めとしたこの地域全体の国際競争力の強化、広域的交流、連携の推進のために、陸、海、空の総合的な交通ネットワークの形成と機能強化が不可欠であります。引き続き、各施策の推進を図っていただきたいと思います。
 以上、各般にわたり、第一号議案について、賛成の立場から要望も含め意見を述べさせていただきました。
 今回の予算は骨格予算であり、大村知事の意向はほとんど反映されていません。所信表明で示された中京都の創設、平成の楽市楽座、東三河県庁などについては、予算の肉づけがされる六月議会以降に順次具体的な提案があるものと考えています。
 ついては、一点申し述べておきます。
 それは、今議会に提案された中で、大村知事の意向が反映された唯一の施策である四人目の副知事である東三河担当副知事の設置についてであります。
 知事は、我が塚本団長の代表質問に対する答弁で、東三河県庁は、県庁の分身として地域の課題に対して部局の枠を超えて総合的に判断し、現場に近いところでスピード感を持って解決できるようにする必要がある。ついては、東三河担当副知事を東三河に常駐させ、東三河地域にある県の組織を統括させるとともに、プロジェクトチームを率いて、東三河県庁の予算を初め、具体的な権限と機能について早急にまとめさせるとしています。
 しかしながら、県全体の出先機関のあり方や方向性などが明確にされないままに、東三河県庁構想だけがひとり歩きをし、その取りまとめ役に新たな副知事を増員しただけに映るのです。
 本来であるならば、県全体の組織形態を明らかにし、その中で、東三河の特殊性を考慮する中で、東三河県庁の位置づけを確立し、権限、機能などを明確にしていく段階で新たなステップとして、そのトップに副知事を置く必要があるのかを検討すべきであると思います。
 一昨年、副知事が三人になりました。その行政評価がいまだに明確にされていない中で、今回の副知事の増員なのです。知事は、厳しい財政状況に対応するために、さらなる人件費の抑制を検討されている中での提案ですから、見方によっては、東三河に思いを寄せる知事の意欲のあらわれであることも考慮し、賛意を示しますが、今後は、これらの問題も含め、肉づけされ、具体化されていく施策などについては、内容についてしっかりと御説明をいただき、十分な議論を通じて、県政をよりよいものにしていきたいと考えています。改めて、知事の真摯な対応を求めておきます。
 以上、第一号議案平成二十三年度愛知県一般会計予算について賛成の理由を述べてまいりました。満場の御賛同をお願いし、私の賛成討論といたします。ありがとうございました。(拍手)

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◯議長(日高昇君) 木藤俊郎議員。
    〔二十九番木藤俊郎君登壇〕(拍手)

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◯二十九番(木藤俊郎君) 私は、公明党愛知県議員団を代表いたしまして、ただいま議題となっております第一号議案平成二十三年度愛知県一般会計予算について、賛成の立場から意見を申し述べたいと存じます。
 初めに、先週三月十一日の東北地方太平洋沖地震では、非常に多くの方のとうとい命が奪われ、また、行方不明の方もまだ数多くおみえになります。さらに、避難所では、被災された多くの方々が不自由な生活を余儀なくされておられます。ここに心からお悔やみを申し上げますとともに、お見舞いを申し上げます。
 また、昼夜を徹して、全力で救援、救出に当たっていただいている自衛隊、警察、消防、海上保安庁、各自治体、世界各国からの救援隊などの皆様方の献身的な御努力に心から感謝を申し上げます。
 我が党は、県民の皆様が希望と安心を持って生活していただくために、本県にとって重要であると考える十一の政策をあいち・アクティブ11二〇一一としてまとめました。
 そして、平成二十三年度の当初予算の編成に際しては、このあいち・アクティブ11二〇一一に基づき、厳しい財政状況の中にあっても、生活者優先の視点に立った予算を編成するよう要望を行ったところであります。
 すなわち、新しい愛知の魅力を全国及び海外に発信すること、元気な愛知とするために、喫緊の課題である景気・雇用対策を強化すること、生き生きあいちを目指して、高齢者、女性、子供の生活を守ること、教育安心社会愛知を実現させるために、確かな学力、豊かな人格形成を推進すること、安心・安全愛知への取り組みとして、防災・治安・交通安全対策を強化すること、エコ愛知への取り組みとして、地球的視野に立った環境政策を推進することなどの政策を柱に据えて、各種事業を実施されるよう求めたところであります。
 さて、知事は、今議会の提案説明において、平成二十三年度の当初予算編成については、人件費、公債費などの義務的経費、経常的な事務事業で特に政策的判断を要しない経費を中心に、いわゆる骨格予算として編成をしたものの、行政の停滞や、県民生活に支障が生ずることを避けるため、政策的経費の中でも、年度当初から実施すべき施策等については、当初予算に計上し、県民生活に影響が生じないように対応することとした旨、説明されておられます。
 そこで、我が党の立場からこの予算案を見てまいりますと、さきの要望を踏まえて、限られた財源の中で必要な分野への重点配分に努められており、新しい愛知の将来の発展を見据え、県民の暮らしと命を守るために、福祉の向上や景気・雇用対策に十分配慮した予算案になっていると言うことができます。
 以下、本予算案について、我が党の主な要望項目ごとにその賛成理由を述べてまいります。
 第一は、新しい愛知を目指した新しい愛知の発信についてであります。
 我が党は、愛知の新しい魅力を創出し、価値を高め、新しい愛知を全国や海外に積極的に発信すること及び生活者があすへの夢や希望を持つことのできる地域づくりのための実行プログラムを策定することを求めてまいりましたが、知事は、提案説明の中で、本県には、上海、シンガポールといった大都市との国際競争に負けないだけの産業力、経済力、文化力、地域力といった十分なポテンシャルが蓄積されており、この力を世界に向けて強力に発信すると述べるとともに、医療施設や社会福祉施設などの事業所や個人の住宅など、愛知に進出したい企業や住んでみたいという方々がどんどん集まるような地域づくりを進めてまいりたいとの基本姿勢を示されており、評価いたします。
 さらに、日本一の愛知を目指していく上で、東三河地域の発展を愛知の発展の柱と位置づけ、平成二十四年度からの東三河県庁のスタートを目指すとされておられることも評価いたします。
 第二に、元気な愛知とするための景気・雇用対策の強化についてであります。
 我が党は、未就職新卒者の早期就職支援など、若者の雇用の推進や、中小企業などに対する公的金融支援策や、技術支援の拡充などを求めてまいりました。
 本予算案では、雇用対策として、新卒者就職支援協議会を中心に、関係者の連携を図り、求人の掘り起こしや、マッチングなどの極めて細かい実施や、就職が決まらないまま卒業した方などに対して、ビジネスマナー研修や職場実習を交えた人材育成事業、職業訓練など、正規雇用に向けた就職支援に力を尽くすとされており、評価いたします。
 また、中小企業対策として、切れ目のない金融支援を実施するため、必要な融資枠を確保するとともに、経済対策特別資金の取り扱いを延長されております。
 さらに、新分野進出や、イノベーションに取り組む意欲的な中小企業の技術力強化、人材育成を積極的に支援するとともに、経営基盤の強化を図る中小企業に対する支援を実施し、地域中小企業の活力の向上を図るとされており、評価いたします。
 第三は、生き生きあいちを推進するための高齢者や女性、子供の生活を守るための施策についてであります。
 我が党は、代表質問や一般質問を通じて、高齢者の健康増進、介護予防を初めとする高齢者福祉及び障害者福祉の充実強化、地域包括支援センターを中心とした関係機関の連携を進め、地域全体で高齢者や障害者を支えるネットワークを強化することを求めてまいりました。
 本予算案では、あいち介護予防支援センターにおいて、地域における介護予防を推進するリーダーの養成や、市町村からの困難事例に対する相談への対応に引き続き取り組むなど、愛知らしい高齢者保健福祉施策を推進し、高齢者の方々が健康で生きがいを持ち、安心して暮らせる社会の実現を目指すとされており、評価いたします。
 第四は、豊かな人格形成を推進するための教育安心社会愛知の実現であります。
 我が党は、確かな学力を養うための学校教育の実施や、文化芸術の振興を図り、職業教育、自然体験学習の機会を拡充することを求めてまいりました。
 本予算案では、愛知の将来を担う人づくりとして、生徒の個性を伸ばし、創造性と意欲に満ちあふれる人材を育成していくため、県立学校の創意工夫を生かした特色ある意欲的な取り組みを積極的に支援するとともに、若者たちに健全な勤労観、職業観をはぐくみ、自立した生き方への方向づけをするため、子供たちの発達段階に応じたキャリア教育の充実に取り組むとされており、評価いたします。
 第五は、安心・安全愛知への取り組みとして、防災対策の強化についてであります。
 我が党は、東海地震等への対応を初めとする防災対策を強化し、災害に強いまちづくりを推進することを求めてまいりました。
 本予算案では、県民の皆様方の生活の安心・安全の確保に関する施策についても重点的に取り組むとされ、東海地震、東南海地震、南海地震が連動して発生することが懸念されている中、住宅等の耐震診断と耐震改修の支援を行うほか、県有施設や県立学校などの耐震改修、民間の医療施設や社会福祉施設の耐震改修の支援、道路、河川、水道施設等の公共構造物の耐震化など、地震による被害の半減を目指した対策に引き続き取り組むこととされており、評価いたします。
 第六は、エコ愛知への取り組みの推進として、我が党は、環境関連産業の基盤を県内に構築し、県内雇用の創出と地域経済の活性化につなげることを求めてまいりました。
 提案説明の中では、持続可能な社会の実現に向けて、環境対策と経済成長を両立させるため、これまでの成果と経験を生かし、さらなる環境施策の充実を図り、環境首都の実現を目指すとされており、評価いたします。
 以上、主要分野について意見を述べてまいりましたが、本予算案は、厳しい財政状況の中においても、我が党の要望に沿って、早急に対策を講ずべき事業については適切に予算措置がされていると評価するものであります。
 今後は、本予算案に盛り込まれた施策が着実に実施されるよう強く要望するとともに、六月以降の補正予算の編成において、知事が新しい愛知を実現するために、マニフェストの実施に向けて、十分に指導力を発揮されることを望むものであります。
 最後に、議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手)

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◯議長(日高昇君) 以上で通告による討論は終わりました。
 これをもって討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 各常任委員長の報告のとおり、第一号議案は原案のとおり可決することに決しまして御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(日高昇君) 御異議なしと認めます。よって、第一号議案は原案のとおり可決されました。
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◯三十八番(神戸洋美君) 各常任委員長の報告のとおり、第二号議案から第四十七号議案まで、第六十七号議案及び第六十八号議案は原案のとおり可決され、第六十九号議案は同意されたいという動議を提出いたします。
    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(日高昇君) 神戸洋美議員の動議のとおり決しまして御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(日高昇君) 御異議なしと認めます。よって、第二号議案から第四十七号議案まで、第六十七号議案及び第六十八号議案は原案のとおり可決され、第六十九号議案は同意されました。
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  日程第三 議員提出第一号議案県議会議員の議員報酬
      の月額の特例に関する条例の制定について

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◯議長(日高昇君) 次に、議員提出第一号議案県議会議員の議員報酬の月額の特例に関する条例の制定についてを議題といたします。
 直ちに提案者から提案理由の説明を求めます。
 田辺克宏議員。
    〔七十八番田辺克宏君登壇〕(拍手)

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◯七十八番(田辺克宏君) ただいま議題となりました議員提出第一号議案県議会議員の議員報酬の月額の特例に関する条例の制定について、提出者を代表いたしまして、提案理由の説明をいたします。
 我が国の景気は、リーマンショック後の危機的な経済状況は脱したものの、本格的な景気回復にはほど遠いのが現状であります。とりわけ、中小企業の経営環境や雇用情勢は、かつてない厳しい状況が続いており、先行きへの不安感や透明感はいまだ払拭されておりません。
 本県におきましても、県税収入の大幅な回復が期待できない一方で、義務的な経費が確実に増加することから、来年度も引き続き極めて厳しい財政状況が続くことが予想されます。
 こうした状況に対処するためには、あらゆる観点から歳出の抑制を図ることが不可欠であり、県当局においては、知事を初めとする特別職及び管理職の給与について、当面、来年度も本年度と同じ水準の抑制を実施することとしたところであります。
 そこで、県議会といたしましては、本県における極めて厳しい財政状況を踏まえ、県議会の主体的かつ自主的な取り組みとして、平成二十一年度から実施しております、県議会議員の議員報酬の抑制につきまして、来年度も引き続き実施することといたしました。
 具体的な内容といたしましては、本年四月から来年三月までの一年間、県議会議員の議員報酬を八%減額して支給する特例条例を制定しようとするものであります。
 切に満場の御賛同を願いまして、提案理由の説明といたします。(拍手)
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    〔議員提出議案は別冊付録に掲載〕
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◯三十七番(大見正君) ただいま議題となっております議員提出第一号議案は委員会の付託を省略されたいという動議を提出いたします。
    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(日高昇君) 大見正議員の動議のとおり決しまして御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(日高昇君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております議員提出第一号議案は委員会の付託を省略することに決定いたしました。
 これより採決いたします。
 議員提出第一号議案は原案のとおり可決することに決しまして御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(日高昇君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出第一号議案は原案のとおり可決されました。
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  日程第四 委員会提出第二号議案愛知県議会における
      会派に対する政務調査費の交付に関する条例
      の一部改正について及び委員会提出第三号議
      案県議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関
      する条例の一部改正について

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◯議長(日高昇君) 次に、委員会提出第二号議案愛知県議会における会派に対する政務調査費の交付に関する条例の一部改正について及び委員会提出第三号議案県議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてを一括議題といたします。
 直ちに提案者から提案理由の説明を求めます。
 議会運営委員長小林功議員。
    〔七十二番小林功君登壇〕(拍手)

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◯七十二番(小林功君) ただいま議題となっております委員会提出第二号議案愛知県議会における会派に対する政務調査費の交付に関する条例の一部改正について及び委員会提出第三号議案県議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、提案理由の説明を申し上げます。
 この二件の議案の提出に際しましては、昨年の十月十二日に、議長から議会運営委員会に、政務調査費及び費用弁償に関する改選期に向けた必要な見直しについて諮問がなされて以来、慎重かつ真剣な議論を重ねてまいりました。
 とりわけ、議会運営委員会の理事会を中心に、三会派の代表者の会議など、幾たびかの会議を経て、自由民主党愛知県議員団、民主党愛知県議員団、公明党愛知県議員団の三会派の合意が得られ、今回の議案がまとまったものであることをまずもって申し上げておきたいと存じます。
 それでは、具体的な改正内容の説明に入る前に、政務調査費及び費用弁償について、その制度の趣旨及び今回の改正に至った経緯を述べさせていただきます。
 初めに、政務調査費についてであります。
 政務調査費につきましては、平成十二年の地方自治法の改正により、法律で定められた制度となったことを受けて、平成十三年に愛知県議会における会派に対する政務調査費の交付に関する条例を定めたところであります。
 平成十二年の改正は、地方分権の進展に対応した地方議会の活性化に資するため、地方議員の調査活動基盤の充実を図る観点から、議会における会派等に対する調査研究費等の助成を制度化するとともに、情報公開を促進する観点から、その使途の透明性を確保することを主眼として行われたものであります。その後、政務調査費について、その使途の透明性をより高めることが求められてまいりました。
 そこで、議会運営委員会における協議に基づき、平成二十年二月定例会において条例改正を行い、平成二十年度分の政務調査費から議長に提出する収支報告書に、人件費を除いた一件三万円以上の領収書の写しの添付を義務づけ、その公開を実施することとしたところであります。
 また、この条例改正にあわせ、議長のもとでより適正な執行を図るため、愛知県議会としての統一運用基準として、政務調査費マニュアルが新たに制定されております。
 本県議会では、この条例改正の趣旨にのっとり、政務調査費を有効かつ適正に活用することで、議員の審査能力を強化しつつ、議会の活性化を図り、もって県民の皆様からの負託に十分こたえられるよう努めてまいったところであります。
 今回の改正は、平成二十年の改正に際して、公開実施後はその検証を行いつつ、社会情勢等を勘案し、より透明性を高めるための検討を行うとされたことを踏まえて、政務調査費のさらなる透明性の確保を図るため、すべての領収書等の公開を行うこととしたものであります。
 次に、費用弁償についてであります。
 費用弁償は、議員の職務を行うために要する費用を償うものとして、県議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例に基づき支給されております。
 この条例は、政務調査費と同様、平成二十年二月定例会において改正を行い、県内旅費については、それまでの定額プラス加算額の制度を維持しつつ、その定額部分については、一万五千円であったものを九千五百円に減額するとしたところであります。
 これまで本県議会においては、県内旅費について、本会議や委員会等への出席のため旅行したときは、交通費、通信費、議案請願等の調査、資料収集等の経費に相当するものとして定額制を採用してまいりました。
 今回の見直しは、平成二十年の改正に際して、費用弁償する範囲について、次の改選期に向けて現行制度を精査し、交通費の実費支給などの項目を検討し、必要な見直しを図ることとされたことを踏まえ、これまでの定額支給制度を改め、交通費実費支給を原則とすることとしたものであります。
 それでは、今回改正する条例の主な内容について、順次説明してまいります。
 まず、第二号議案の政務調査費についてであります。
 条例の改正内容でありますが、議長に提出する収支報告書に写しの添付を義務づけられている領収書等については、人件費に係るものも含め、一件一円以上すべての領収書とするものであります。
 また、政務調査費の交付対象については、これまでの会派に加え、議員も対象とし、それぞれの交付額は会派において決定することとするものであります。
 次に、第三号議案の費用弁償についてであります。
 今回の改正は、定額制を廃止し、県内旅行についても県外旅行と同様に、職員等の旅費に関する条例に定める額として、実費支給に改めようとするものであります。
 なお、居住地が名古屋市内にある議員が議事堂に登庁したときについては、費用弁償を支給しないこととするものであります。
 以上、委員会提出第二号議案及び第三号議案について、提案理由の説明を申し上げました。
 切に満場の御賛同をお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。(拍手)
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    〔委員会提出議案は別冊付録に掲載〕
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◯議長(日高昇君) これより採決いたします。
 委員会提出第二号議案及び委員会提出第三号議案は原案のとおり可決することに決しまして御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(日高昇君) 御異議なしと認めます。よって、委員会提出第二号議案及び委員会提出第三号議案は原案のとおり可決されました。
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  日程第五 決議案(東北地方太平洋沖地震について)

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◯議長(日高昇君) 次に、東北地方太平洋沖地震についての決議案が成規の手続を経て提出されております。
 これを直ちに議題として提案者から提案理由の説明を求めます。

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◯三十八番(神戸洋美君) ただいま議題となりました決議案について、私から提案理由の説明をいたします。
 文案はお手元に配付してあるとおりであります。
 去る三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震は、東北、関東を初めとする広い地域において甚大な被害をもたらしたところであります。
 本県議会は、このたびの地震で亡くなられた方々と、その御遺族に対して、深く哀悼の意を表するとともに、被災者の方々に衷心よりお見舞い申し上げ、被災地の一日も早い復興を切に願うものであります。
 今回の地震においては、巨大地震に加え、経験したことのない大津波により被害が拡大するとともに、原子力発電所が緊急事態となり、被曝者も出るという最悪の事態となったことから、現行の地震対策の見直しが不可欠であります。
 本県においても、予想される巨大地震による災害から県民の生命と財産の安全を確保するためには、基幹的広域防災拠点の整備を含めた地震防災対策を充実強化する必要があります。
 そこで、本県議会は、被災者の救助と救援を速やかに進め、被災地の復興に向けて万全の対策を講じるとともに、災害に強い国土づくりと原子力発電所の安全対策の見直しに全力で取り組むことを国に強く求めるものであります。
 切に満場の御賛同をお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。
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◯議長(日高昇君) ただいま提案者から説明がありました本決議案は可決することに決しまして御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(日高昇君) 御異議なしと認めます。よって、本決議案は可決されました。
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  日程第六 意見書案(地域医療体制の充実・強化につ
      いて外四件)

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◯議長(日高昇君) 次に、意見書案でありますが、地域医療体制の充実・強化について、取り調べの可視化の実現について、難病対策の見直しについて、高病原性鳥インフルエンザ対策の充実・強化について、子宮頸がん予防等三ワクチンの定期接種化について、以上五件の意見書案がいずれも成規の手続を経て提出されております。
 これを直ちに議題として提案者から提案理由の説明を求めます。

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◯三十七番(大見正君) ただいま議題となりました五件の意見書案中、初めの三件について、私から提案理由の説明をいたします。
 文案はお手元に配付してあるとおりであります。
 まず初めに、地域医療体制の充実・強化についての意見書案についてであります。
 少子・高齢化の進展や疾病構造の変化に伴い、多様化、高度化するニーズに対応した医療供給体制の確保が喫緊の課題となっております。
 こうした中、平成十六年度に導入された初期臨床研修の必修化を契機とした医師の偏在や病院勤務医の不足などにより、救急医療等における医師不足は深刻な状況となっており、地域生活に大きな影響が及んでおります。
 このような状況を打開するため、地方自治体においては、病院勤務医の負担軽減に向けた取り組みを初めとした医師確保対策が実施されているところでありますが、根本的な解決に向け、国における早急な対策が求められております。
 そこで、国に対し、地域特性等に配慮したより適切な診療報酬上の評価を行うなど、地域や特定診療科における医師不足を是正し、地域医療体制を充実強化するための措置を講じられるよう要望するものであります。
 次に、取り調べの可視化の実現についての意見書案についてであります。
 我が国の刑事手続において、昨今、被疑者の取り調べのあり方が問われる深刻な無罪判決が相次ぎ、検察及び警察の捜査に対する信頼が大きく揺らいでおります。
 また、平成二十一年五月から導入された裁判員制度においては、一般国民から選ばれる裁判員の心証形成に資するという観点からも、被疑者の取り調べについて一層の適正化が求められております。
 こうした中、検察庁及び警察庁は、取り調べを録画、録音する取り調べの可視化を試行しているところでありますが、可視化の導入は、冤罪の原因となる自白の強要等の防止にも有効な方策と考えられております。
 そこで、国に対し、被疑者に対する取り調べの一層の適正化を図るため、試行による問題点等を早期に検証し、取り調べの可視化の実現に積極的に取り組まれるよう要望するものであります。
 次に、難病対策の見直しについての意見書案についてであります。
 我が国の難病対策として実施されている特定疾患治療研究事業は、患者の医療費について公費負担する方法をとらないと、原因究明、治療方法の開発等に支障を来すおそれのある疾患を対象としております。
 しかしながら、五千から七千あるとされている難病の中で、本研究事業の対象は特定の五十六疾患に限られていることから、病名の違いによって医療費負担が大きく異なるといった不公平感をもたらしております。
 もとより、難病対策には総合的な対策の確立が求められますが、患者や家族の経済的負担を軽減するため、まずは、高額な医療費負担に対する公費支援の充実に向けた取り組みが急務となっております。
 そこで、国に対し、現行の特定疾患の調査研究を目的とした医療費助成制度を見直し、患者の所得や病状の重さなども勘案したより適切な支援のあり方を検討されるよう要望するものであります。
 以上、三件の意見書案について提案理由の説明をいたしました。
 なお、提出先及び字句の整理については議長に一任いたしたいと思います。
 切に満場の御賛同をお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。

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◯三十八番(神戸洋美君) 次に、残りの意見書案二件について、私から提案理由の説明をいたします。
 文案はお手元に配付してあるとおりであります。
 まず初めに、高病原性鳥インフルエンザ対策の充実・強化についての意見書案についてであります。
 高病原性鳥インフルエンザは、平成十六年以降頻発し、発生農家のみならず、家禽産業全体においても多大な被害を与えております。
 家禽産業が盛んな本県においても、予防措置を実施していたにもかかわらず、一月二十七日には豊橋市、二月十四日には新城市で発生が確認されたところであります。
 国においては、畜産農家への支援の拡充などを盛り込んだ家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案を閣議決定したところでありますが、さらなる感染防止策や支援対策の充実が求められております。
 そこで、国に対し、感染源や感染経路を早期かつ徹底的に究明し、効果的な予防策を講じることなど、高病原性鳥インフルエンザ対策を充実強化するための対策を早急に講じられるよう要望するものであります。
 次に、子宮頸がん予防等三ワクチンの定期接種化についての意見書案についてであります。
 近年、女性特有のがんとして増加している子宮頸がんは、子宮頸がん予防ワクチンの接種により、また、乳幼児に重い後遺症などを引き起こす細菌性髄膜炎は、ヒブワクチンや小児用肺炎球菌ワクチンの接種により感染または発病を予防する高い有効性が認められております。
 このため、先進諸国においては、これらのワクチンの定期接種が行われておりますが、我が国においては定期接種の対象とされておらず、接種費用も原則全額自己負担となっております。
 こうした中、国においては、今年度、市町村に対して、助成費用の一部を補助する事業を実施したところでありますが、対象となる女性や子供たちが広くワクチンの接種を受けることができる環境をつくることが急務となっております。
 そこで、国に対し、これらの三ワクチンについて、早期に予防接種法による定期接種の対象とすることなどを要望するものであります。
 以上、二件の意見書案について提案理由の説明をいたしました。
 なお、提出先及び字句の整理については議長に一任したいと思います。
 切に満場の御賛同をお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。
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◯議長(日高昇君) ただいま提案者から説明がありました五件の意見書案は可決することに決しまして御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(日高昇君) 御異議なしと認めます。よって、五件の意見書案は可決されました。
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  日程第七 各特別委員会の調査経過報告

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◯議長(日高昇君) 次に、各特別委員会の調査経過の報告についてであります。
 各特別委員会の調査経過については、それぞれ各委員長から報告書が提出されましたので、お手元の調査経過報告書として取りまとめ、議席に配付いたしました。
       ─────────────
    〔各特別委員会調査経過報告書は別冊付録に掲載〕
     ━━━━━━━━━━━━━━━━━
  日程第八 各常任委員会及び議会運営委員会における
      閉会中の継続調査について

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◯議長(日高昇君) 次に、各常任委員会及び議会運営委員会における閉会中の継続調査についてを議題といたします。
 各常任委員長及び議会運営委員長から議席に配付いたしました一覧表のとおり閉会中の継続調査の申し出がありました。
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       ─────────────

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◯議長(日高昇君) 各委員長の申し出のとおり決しまして御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(日高昇君) 御異議なしと認めます。よって、各委員長の申し出のとおり閉会中の継続調査を決定いたしました。
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◯議長(日高昇君) 以上で本議会に付議されました案件はすべて議了いたしました。
 これをもって本日の会議を閉じ、平成二十三年二月定例愛知県議会を閉会いたします。
    午前十一時三十八分閉会
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    閉  会  式
    午前十一時三十八分開式

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◯事務局長(和泉仁君) ただいまから閉会式を行います。
 御起立願います。
    〔全員起立〕
    〔議長日高昇君登壇〕

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◯議長(日高昇君) 閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
 議員各位には、連日御精励を賜り、二月定例愛知県議会に付議されました平成二十三年度一般会計予算を初め県政各般にわたる重要案件について、終始御熱心に審議を進められましたことに対し、衷心より敬意と謝意を表する次第でございます。
 当局におかれましては、会期中、各議員から述べられました意見を十分尊重され、県政の運営に格段の御尽力をいただきますよう希望するものであります。
 なお、本議会が私どもにとりまして任期中最後の定例会になりました。間もなく迎えます県議会議員選挙に際しましては、大多数の皆様方が立候補される御予定と伺っておりますが、県民の厚い信託を得られ、県政のさらなる進展のため、一層の御活躍を賜りますよう祈念いたすものであります。
 また、このたび御勇退をされます立松誠信議員、寺西学議員、山本和明議員を初め各議員の皆様方には、多年にわたる県民福祉の向上に多大な御尽力をいただいてまいりました。その御苦労と御功績に対しまして、議会を代表し、心から敬意を表し、感謝を申し上げる次第であります。
 私も今期をもって県議会議員を退任することにいたしておりますが、長年にわたりお寄せくださいました皆様方の心温まる御指導、御厚情に対しまして、厚くお礼を申し上げるものであります。
 終わりに、今議会の運営に当たり、議員各位を初め理事者並びに関係各位の御協力に対し、深甚なる感謝を申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手)
    〔知事大村秀章君登壇〕

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◯知事(大村秀章君) 閉会に当たりまして、私からも一言ごあいさつを申し上げます。
 このたびの定例県議会に提案をいたしました各議案につきましては、議員の皆様方におきまして、十分な御審議をいただき、また、各議案はすべて御議決をいただき、厚く御礼を申し上げます。
 御議決いただきました各議案は、審議経過を十分尊重の上、適切な運用をしてまいります。また、御要望いただきました各事項につきましては、今後慎重に検討し、努力をしてまいります。
 さて、議員の皆様方におかれましては、今期四年間、ひたすら県政の発展のために御尽力を賜りましたことをここに深く感謝申し上げる次第でございます。
 この四月には県議会議員選挙が行われますが、立候補される皆様方には、御健闘され、栄冠をかち取られますように御祈念申し上げますとともに、また、御勇退をなされます議員の皆様方におかれましては、本当に長い間御苦労さまでございました。心から敬意と感謝を申し上げます。
 今後とも、県政発展のために引き続き御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げ、閉会のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)

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◯事務局長(和泉仁君) これをもちまして閉会式を終わります。どうもありがとうございました。
    午前十一時四十三分閉式