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平成21年2月定例会(第10号) 本文




2009.03.25 : 平成21年2月定例会(第10号) 本文


    午前十時十分開議
◯議長(栗田宏君) ただいまから会議を開きます。
 直ちに議事日程に従い会議を進めます。
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  日程第一 諸般の報告

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◯議長(栗田宏君) この際、諸般の報告をいたします。
 三月二十三日、松川浩明議員外十四名から提出されました議員提出第一号議案は、各位のお手元に送付いたしました。
 以上、御報告いたします。
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  日程第二 第一号議案平成二十一年度愛知県一般会計予
      算から第四十九号議案包括外部監査契約の締結
      についてまで、第七十四号議案知事の給与の特
      例に関する条例の制定について、第七十五号議
      案監査委員の選任について及び第七十七号議案
      平成二十一年度愛知県一般会計補正予算

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◯議長(栗田宏君) 次に、第一号議案平成二十一年度愛知県一般会計予算から第四十九号議案包括外部監査契約の締結についてまで、第七十四号議案知事の給与の特例に関する条例の制定について、第七十五号議案監査委員の選任について及び第七十七号議案平成二十一年度愛知県一般会計補正予算を一括議題といたします。
 直ちに各常任委員長の報告を求めます。
 地域振興環境委員長仲敬助議員。

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◯三十五番(仲敬助君) 地域振興環境委員会に付託されました議案は、第一号議案平成二十一年度愛知県一般会計予算外一件であります。
 各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第一号議案及び第二十八号議案は、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)

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◯議長(栗田宏君) 健康福祉委員長金澤利夫議員。

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◯三十六番(金澤利夫君) 健康福祉委員会に付託されました議案は、第一号議案平成二十一年度愛知県一般会計予算外六件であります。
 各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第一号議案、第四号議案、第十四号議案及び第三十号議案から第三十三号議案までは、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)

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◯議長(栗田宏君) 産業労働委員長神戸洋美議員。

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◯二十九番(神戸洋美君) 産業労働委員会に付託されました議案は、第一号議案平成二十一年度愛知県一般会計予算外七件であります。
 各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第一号議案、第五号議案、第十五号議案から第十八号議案まで、第三十四号議案及び第三十五号議案は、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)

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◯議長(栗田宏君) 農林水産委員長久野てつお議員。

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◯三十一番(久野てつお君) 農林水産委員会に付託されました議案は、第一号議案平成二十一年度愛知県一般会計予算外八件であります。
 各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第一号議案、第六号議案から第九号議案まで、第四十二号議案から第四十四号議案まで及び第七十七号議案は、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)

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◯議長(栗田宏君) 建設委員長大見正議員。

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◯二十八番(大見正君) 建設委員会に付託されました議案は、第一号議案平成二十一年度愛知県一般会計予算外十件であります。
 各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第一号議案、第十号議案から第十二号議案まで、第三十六号議案から第三十八号議案まで、第四十一号議案及び第四十五号議案から第四十七号議案までは、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)

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◯議長(栗田宏君) 文教委員長浅井喜代治議員。

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◯四十番(浅井喜代治君) 文教委員会に付託されました議案は、第一号議案平成二十一年度愛知県一般会計予算外一件であります。
 各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第一号議案及び第三十九号議案は、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)

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◯議長(栗田宏君) 警察委員長吉田徳保議員。

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◯四十一番(吉田徳保君) 警察委員会に付託されました議案は、第一号議案平成二十一年度愛知県一般会計予算一件であります。
 本議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)

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◯議長(栗田宏君) 総務県民委員長田辺克宏議員。

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◯五十五番(田辺克宏君) 総務県民委員会に付託されました議案は、第一号議案平成二十一年度愛知県一般会計予算外十九件であります。
 各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第一号議案から第三号議案まで、第十三号議案、第十九号議案から第二十七号議案まで、第二十九号議案、第四十号議案、第四十八号議案、第四十九号議案、第七十四号議案及び第七十七号議案は、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決し、第七十五号議案は全員一致をもって同意すべきものと決しました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)

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◯議長(栗田宏君) 以上で各常任委員長の報告は終わりました。
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◯議長(栗田宏君) これより第一号議案平成二十一年度愛知県一般会計予算に対する討論に入ります。
 討論の通告により順次発言を許可いたします。
 大見正議員。
    〔二十八番大見正君登壇〕(拍手)

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◯二十八番(大見正君) おはようございます。
 私は、自由民主党愛知県議員団を代表いたしまして、ただいま議題となっております第一号議案平成二十一年度愛知県一般会計予算について、賛成の立場から意見を申し述べます。
 我が党県議団は、当初予算の編成に当たり、県政調査会、政調会等を通じて精力的な調査活動を行い、要望を取りまとめ、去る一月二十六日に神田知事に申し入れを行いました。
 要望においては、本県財政がかつてない危機的な状況にある中で、景気・雇用対策に全力で取り組み、県民生活を守るとともに、愛知県の将来に向けたさらなる発展のために、景気・雇用対策の充実と地域活性化の推進を初めとする九つの重点要望を掲げ、県民の皆様の期待と信頼にこたえる県政の推進を強く求めました。
 御案内のとおり、世界経済がアメリカの金融危機に端を発する急激な景気減速を要因として世界同時不況に陥る中で、我が国経済は極めて深刻な状況にあります。
 こうした中、輸出型産業を中心とする本県においても、昨年の秋以降、業績見直しを大幅に下方修正する企業が相次ぎ、法人二税の収入が本年度の当初予算の三分の一の規模に落ち込むなど本県財政は危機的な状況であります。
 こうした危機を乗り切るためには、事務事業全般にわたる徹底した見直しに取り組むことはもちろんでありますが、危機的な状況であるときこそ、県民の皆様が将来に明るい希望を持てるよう、愛知の持続的な発展と飛躍に向け各種施策を積極的に推進し、県民福祉の一層の充実に全力で取り組む必要があります。
 そこで、我が党は、要望の実現を知事に強く求めるとともに、知事と連携をとりながら、国に対し、事業の推進に必要な財源確保を強く求めてまいりました。
 知事は、財源対策に奔走する一方で、かつてない厳しい危機を乗り切るべく、今議会冒頭の提案理由において、今こそこれまで培ってきた愛知の総力を掲げ、県民の皆様とともにこの難局に立ち向かい、愛知の活力を取り戻していきたいとの決意を表明されたところであります。
 本予算案は、危機的な財政状況にある中で、財源の確保に最大限の努力をされるとともに、喫緊の課題に迅速に対応するための足元を固める緊急対応及び将来をしっかりと展望する中長期を展望した地域づくりの二点を重点課題として、限られた財源を重点的かつ効率的に配分することに相当の苦心を払われております。
 我が党は、こうした点を踏まえ、本予算案につきまして、本会議、委員会を通じ、さまざまな角度から慎重に検討を重ねるとともに、党内議論を深めてまいりました。その結果、厳しい難局を乗り切るため、本予算案に見られる知事の姿勢は、県政の進むべき方向として適切であると考え、県民の皆様の理解は十分に得られるものと判断したところであります。
 そこで、本議案に賛成する主な理由を九点にわたって順次申し上げます。
 第一点は、景気雇用対策の充実と地域活性化の推進についてであります。
 世界同時不況の嵐の中、全国一元気があると言われた本県においても、景気雇用情勢は急速に悪化しております。特に、非正規労働者や中小企業を取り巻く環境が今後さらに厳しさを増すことが危惧される中、本県経済が再び活力を取り戻すまで、しっかりとした景気雇用対策を講じていくことが本県に課せられた使命であります。
 知事は、これまで愛知県産業雇用対策推進本部を設置し、全庁を挙げて緊急産業雇用対策に取り組まれておりますが、今回の予算では、さらなる取り組みとして職業訓練を大幅に拡充するとともに、再就職支援対策や雇用維持対策を強化されております。また、緊急雇用創出事業基金等を活用して就業機会を創出するとともに、新たに開設する求職者総合支援センターにおいては、住宅情報や職業訓練の案内を行うなど雇用情勢の改善に積極的に取り組む姿勢を示されております。
 さらに、厳しい経営環境に置かれている中小企業に対しては、高まる金融事情に迅速にこたえられるよう、資金面での支援を強化されており、資金繰りに苦しむ中小企業の資金調達の円滑化が図られることを期待しております。
 次に、地域活性化の推進につきましては、新東名高速道路の整備を初めとする幹線道路ネットワークの強化に引き続き取り組まれるとともに、地域住民に密着する生活道路や山間道路の整備などにも力を注がれております。
 県民生活に密着する社会基盤の整備や維持管理は、地域の安全確保と活性化を図るために欠くことのできない事業でありますので、積極的に取り組んでいただくことを要望いたします。
 次に、第二点は、暮らしの安心・安全の確保についてであります。
 今回の予算では、雇用や中小企業への対応とともに、県民の皆様の安心・安全な暮らしの確保を図る事業について、財政状況が厳しい中にあっても、歯を食いしばってでも守り、進めるべきであるという考えのもとに、財源の重点的な配分が行われたことは高く評価できるものであります。
 まず、地震対策でありますが、住宅の耐震診断と耐震改修の支援などに引き続き取り組まれるとともに、第二次あいち地震対策アクションプランの着実な推進を期待いたします。
 また、治安対策につきましては、警察官を五十人増員するとともに、新たに策定したあいち地域安全新三か年戦略に基づく防犯対策や多発犯罪への対応の充実により、安全なまちづくりのさらなる推進を期待しております。
 さらに、交通安全対策でありますが、県内の交通事故による死者数は四年連続全国ワースト一位であり、この不名誉な記録を返上できるよう全力で取り組んでいただきたいと存じます。
 次に、食の安心・安全対策でありますが、食に対する県民の皆様の信頼を確保するため、加工食品に対する検査体制の強化や食品表示の適正化に積極的に取り組むこととされております。
 また、新型インフルエンザ対策については、抗インフルエンザウイルス薬の追加備蓄や患者の発生想定に基づく訓練の実施など対策の強化に取り組まれるとともに、去る二月二十七日に豊橋市において確認をされました高病原性鳥インフルエンザに対しても、十分な対策を講じていただくよう強く要望いたします。
 次に、第三点は、新しい時代に飛躍する愛知づくりについてであります。
 我が党は、世界同時不況下においても、これを乗り越え、愛知の持続的な発展と飛躍に向け、新しい政策の指針に基づく施策を積極的に展開することを強く要望してきたところであります。
 こうした中、二〇一〇年以降の中長期的な発展に向けたこの地域が進むべき目標づくりに取り組んでいくこととされており、将来に対する前向きな姿勢を高く評価するとともに、今後の知事の積極的な取り組みに期待するものであります。
 まず、航空宇宙産業でありますが、今回の予算では、産学官が連携して、航空機や航空機部品の開発を支援する体制を整えるとともに、関連企業の立地を積極的に支援することとされており、次世代産業として期待されている航空宇宙産業の振興に大いに資するものと高く評価しております。
 また、知の拠点につきましては、今回、重点研究プロジェクトのテーマ決定や科学技術ネットワークの形成に取り組むこととされており、あすの愛知を担う次世代型の物づくりの拠点を形成するものとして、着実に事業を推進されることを要望いたします。
 次に、第四点は、産業の振興についてであります。
 本県が引き続き世界における産業の中枢的役割を担っていくためには、次世代産業の集積を図るとともに、技術力のある中小企業の育成を図る必要があります。
 こうした中、中小企業の経営や創業支援、新技術開発に係る支援などを図るため、産業労働センターを本年十月にオープンされますが、これまでの中小企業センターや産業貿易館が担ってきた以上の役割を積極的に果たすことにより中小企業をしっかり支援していただきたいと存じます。
 また、農林水産業につきましては、生産基盤の整備を初め農林水産業の振興と農山漁村の活性化を図るさらなる施策の展開に積極的に取り組まれるよう要望いたします。
 さらに、観光対策の推進については、議員提案による愛知県観光振興基本条例の制定を契機として、観光による活力ある地域づくりにしっかりと取り組むこととされており、その成果に期待するものであります。
 次に、第五点は、少子・高齢社会に対応した福祉、医療の充実についてであります。
 我が党は、医療を初め高齢者や障害者などに十分配慮した福祉施策の総合的な推進を強く要請してまいりました。
 今回、知事は、厳しい財政状況の中、子供や障害者、高齢者の方などに安心して医療を受けていただくため、全国トップレベルの福祉医療制度を維持されており、福祉に対する知事の強い姿勢が感じられるところであります。
 また、少子化対策につきましては、子ども医療費への助成などを引き続き実施するとともに、新たに低年齢児が年度途中においても保育所へ円滑に入所できるよう支援を行うなど、子供を産み育てることに夢を持つことができる社会の実現を目指しておられます。
 さらに、医師不足対策でありますが、勤務医や産科医の手当に対する助成を行い、勤務環境の改善を図るとともに、医師派遣の円滑化を図るための支援など医師不足解消に向けた総合的な施策の展開を図り、医師の確保を図ることとされており、地域の医療体制を維持するため、確実に成果を上げるよう要望いたします。
 次に、第六点は、教育改革の推進と文化芸術の振興についてであります。
 知事は、今回、小学校一年生、二年生に続いて、中学一年生にも少人数学級を導入するとともに、中学生が職場体験を行うあいち・出会いと体験の道場を継続して実施するなど学校教育の充実に積極的に取り組まれております。
 また、特別支援学校については、一宮東養護学校等の過大化解消を図るため、新たな養護学校設置のための調査を行うこととされており、児童生徒の教育環境の改善に向け、着実に準備を進めていただきたいと存じます。
 さらに、私学助成については、私立学校の振興と父母負担の軽減に引き続き取り組んでおられ、高く評価をいたしております。
 次に、文化芸術の振興であります。
 昨日は、ワールド・ベースボール・クラシックで、侍ジャパンが本県出身のイチロー選手の決勝タイムリーで見事大会二連覇を果たしました。感動いたしました。心からおめでとうと言いたいと思います。
 経済状況の悪化などにより多くの県民の皆様が将来に不安を感じている今こそ、明るい希望の持てる社会を取り戻さなくてはなりません。文化芸術は、スポーツのほとばしるような感動や感激とは異なりますが、同じように人々を感動させ、心に豊かさや潤いをもたらし、気持ちを前向きにさせる原動力となる力があります。
 あいちトリエンナーレ二〇一〇につきましては、開催に向けた準備を着実に進め、多くの人々が開催を楽しみにする感動と発見のある魅力ある芸術祭となるようしっかりと準備に取り組まれるよう要望いたします。
 次に、第七点は、循環型社会づくりの推進についてであります。
 まず、COP10の開催に向け、新たに生物多様性に対する理解を促進し、開催地にふさわしい地域づくりにつなげていく取り組みを実施するなど持続可能な社会づくりに積極的に取り組まれております。
 また、温暖化問題につきましては、全国一を誇る太陽光発電の一層の普及を図るとともに、二〇五〇年という長期を見据えた新たな地球温暖化防止戦略の策定に着手することとされており、今後の展開を期待しております。
 さらに、かつてない経済危機の中、環境対策と経済対策の両立を目指すグリーン・ニューディール政策が世界的に注目を集めておりますが、本県においても、環境先進県としてのこれまでの蓄積を十分に生かしながら、愛知版グリーン・ニューディール政策を積極的に展開されることを強く要望いたします。
 次に、第八点は、都市対策の強化と山村振興対策の充実についてであります。
 本県においては、都市基盤の整備や住環境の改善、交通の円滑化などの都市づくりを進めるとともに、過疎地域や中山間地域の活性化を図ることが求められております。
 こうした中、山村振興ビジョン推進の初年度として、交通弱者が安心して暮らせるための交通体系の構築や、都市部との情報格差の是正に向け、積極的に取り組まれております。
 三河山間地域は、県土の保全や水源の涵養など県全体にとって極めて重要な役割を果たす一方、若年層の流出や少子・高齢化など深刻な課題に直面しておりますので、山村振興ビジョンの成果に期待をしております。
 また、豊川の渇水及び洪水対策の柱となる設楽ダムの建設は、東三河の安心と安全の上から長年にわたる地域住民の切なる願いであり、また、県土のバランスある発展のためにも、設楽ダムによる水源確保がぜひとも必要であります。
 そこで、水没等による移転を余儀なくされる方々に対する生活再建対策や、東三河地域全体の発展につながる水源地域の振興対策に全力で取り組まれるよう要望いたします。
 また、平成二十一年度から、あいち森と緑づくり税を活用した事業がスタートしますが、森と緑が持つさまざまな公的機能を発揮させるこの事業に注目するとともに、大いに期待をいたしております。
 最後に、第九点は、行財政改革の断行と分権、協働の推進についてであります。
 本県財政が危機的状況に直面する中、財政健全化に向けた取り組みを確実に進めるとともに、地方分権改革の推進などの課題に対応し、さらなる改革に取り組むため、新しい行革大綱の策定に着手されるとのことであり、大いに期待をいたしております。
 また、真の地方分権型社会の実現を目指して、地方分権改革や道州制のあり方について、調査研究や情報発信に引き続き積極的に取り組んでいただきたいと存じます。
 以上、第一号議案平成二十一年度愛知県一般会計予算につきまして、賛成の立場から意見を述べてまいりました。
 もとより、これらの予算を適切に執行していくためには、神田知事を先頭に、職員一人一人が今回の不適正な経理処理問題を厳しく受けとめ、深く反省するとともに、法令遵守と公金に対する意識改革を徹底していかなければなりません。
 さらに、改善・再発防止策の徹底を図ることにより、しっかりとした県政運営に努め、県政に対する信頼を一日も早く回復するよう強く要望いたします。
 我が党県議団におきましては、七百三十万人の県民一人一人の夢ある心豊かな幸せな暮らしの実現を目指した政策提言「夢あいち21」の推進に取り組んでいるところであります。
 今後とも、責任ある県政与党として県政を十分にチェックし、さらなる政策提案を行うとともに、県政史上未曾有の難局であるこの財政危機を乗り切ることができるよう精いっぱい努力してまいりますので、神田知事におかれましても、一層の努力、御尽力を切に願うものであります。
 最後に、満場の皆様方の御賛同を賜りますよう心からお願いを申し上げ、賛成討論を終わります。ありがとうございました。(拍手)

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◯議長(栗田宏君) 近藤良三議員。
    〔六十九番近藤良三君登壇〕(拍手)

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◯六十九番(近藤良三君) 私は、民主党愛知県議員団を代表し、ただいま議題となっています第一号議案平成二十一年度愛知県一般会計予算について、賛成の立場から意見を述べることとします。
 アメリカの金融問題に端を発した世界的な経済危機は、輸出を主導する国内経済に大きな影響を与えております。とりわけ、製造業を中心に外需依存度の高い産業構造にある本県経済においては、急激な外需の落ち込みに円高の影響がさらに加わり、危機的な状況下にさらされています。
 こうした経済状況において、派遣労働者や期間従業員など非正規雇用労働者を中心とした先行きの見えない雇用の不安定、また、企業においても、業績見通しの大幅な下方修正や中小企業の資金繰りの悪化など県税収入に深刻な影響を及ぼすさまざまな要因が重なり、本県財政は百年に一度と言われるほどの緊急事態に直面をしております。
 民主党愛知県議員団は、平成二十一年度当初予算編成に当たって、こうした危機的財政状況の中で、大胆な事業の廃止、休止など思い切った財政抑制策を打ち出し、未曾有の局面を乗り切るべく、来年度の予算編成を行うよう強く知事に提言をいたしました。それにあわせて、健康・社会福祉づくり、教育の新生、安心・安全の推進など県民生活にとって真に必要な施策を中心に八項目にわたる要望を知事に提出をいたしました。
 また、安心で元気な愛知を築くための政策指針として策定した愛知ビジョン二〇二〇において、いつも真ん中に人がいるという生活者中心の政策を訴え続けてまいりました。そして、本会議や委員会を通じて、これらの要望や指針の趣旨と本予算案を慎重に比較検討し、あらゆる角度から審議を重ねてまいりました。
 その結果、本予算案は、これまでになく厳しい財政下において、雇用対策や中小企業対策を初め県民の生活に直結する喫緊の課題への対応、そして、愛知の将来を見据えた高度先端産業の企業誘致など新たな地域づくりの工夫が図られていることから、私たちの団としても、県民の理解が得られるものと判断したところであります。
 以下、本予算案に賛成するに至った主な理由を説明してまいります。
 最初は、雇用対策並びに中小企業対策についてであります。
 派遣切り、雇いどめなど非正規従業員を中心とした雇用調整により職とともに住まいを失うなど、これまでにもなく深刻な事態が発生しています。特に、多くの非正規労働者が経済を下支えしてきた本県において、総合的な雇用対策は待ったなしであります。
 本予算では、新たに緊急雇用創出事業基金やふるさと雇用再生特別基金を創設し、雇用機会の創出を図るとともに、住宅情報や職業訓練の案内、職業相談など離職者への支援を一元的に行うあいち求職者総合支援センターを新たに設けるなど総合的な雇用対策に積極的に取り組んでいます。
 また、雇用セーフティネット対策訓練の大幅な増員を図り、今後、雇用の受け皿として期待される介護やIT分野などの職業訓練を拡充するなど若年者や離職者のスキルアップに対して支援を行っています。
 次に、中小企業対策についてです。本県の物づくりを土台から支えてきた中小企業は、先の見えない不況や原油・原材料高の影響をまともに受け、依然として厳しい経営環境に置かれています。
 本予算では、利用実績が大幅にふえている経済環境適応資金の融資目標額を二十年度と比べ約二割拡大させたほか、無担保信用保証枠についても大幅な拡大措置を講じるなど中小企業の方々の資金需要にこたえようと努めています。
 以上のように、雇用対策及び中小企業対策を県政の喫緊の課題と位置づけ、積極的に取り組む姿勢を打ち出していることは評価できるものであります。
 二番目は、少子化対策並びに医療、福祉に携わる人材の確保についてです。
 少子化問題は、社会の存立基盤にかかわる問題であり、少子化の流れを変えることは活力ある愛知を維持する上でも極めて重要な課題です。
 本予算案では、第三子以降の三歳未満児の保育料の無料化を引き続き実施するとともに、産休・育休明けの保護者が年度途中においても子供を保育所に入所できるよう新たに支援を行うなど子育て家庭のための事業に取り組んでいます。
 また、一般不妊治療費に対する助成や、妊婦が費用の心配をせず必要な回数の健康診査が受けられるよう助成を行うなど少子化対策にも積極的に取り組んでいます。
 次に、医療、福祉に携わる人材の確保についてです。
 地域住民が安心して医療、福祉が受けられるよう、我が民主党県議団では、医師不足の解消と地域医療の充実、福祉人材の確保を知事に要望してまいりました。
 それに対し、本予算案では、夜間、休日の救急を担う勤務医や、お産を支える産科医の手当に対する助成を新たに行うほか、地域診療へ積極的に貢献する総合医の養成に対する支援など医師確保対策を推進しています。
 また、県内の公的医療機関への勤務を条件とする医学生向けの奨学金制度や、医師不足が深刻な病院に対する医師派遣への支援など地域医療の充実にも力を入れています。
 さらに、福祉・介護分野への再就業や参画を促すための実践的な研修や、福祉や介護の仕事を希望する若者のために職場体験の機会を提供するなど福祉人材の確保を一層進めることとしています。
 これらの事業は、活力があふれ、安心して積極的に生活できる地域づくりに寄与するものと考えています。
 三番目は、交通安全対策、安全なまちづくりに加え、防災対策についてであります。
 本県における昨年の交通事故死者数は二百七十六人で、四年連続で減少したものの、全国ワースト一位の返上とはなりませんでした。また、女子生徒が被害者となる痛ましい事件や振り込め詐欺による被害など安全で安心できる暮らしを脅かす事例が後を絶ちません。さらに、昨年八月末に発生した集中豪雨や、今後発生が危惧されている東海・東南海地震は、災害に強い県土づくりの必要性を痛感させました。
 本予算案では、ラジオでのメッセージ放送や高齢者世帯への訪問、神社、仏閣等での啓発活動など高齢者を交通事故から守る意識を広く呼びかけるほか、事故が多発する交差点の重点的な改良や、信号機のLED化の促進といった交通安全施設の整備などソフト、ハード両面からさまざまな交通安全対策に取り組んでいます。
 また、刑法犯認知件数のさらなる減少に向け、警察官を五十人増員するほか、あいち地域安全新三か年戦略に基づき、安全なまちづくりのテレビキャンペーンや、振り込め詐欺被害を防止するためのDVDの作成など県民一人一人の防犯意識を高めるとともに、自主防犯団体の設立への支援など地域防犯力の向上を図ることとしています。
 そして、防災面では、第二次あいち地震対策アクションプランの着実な推進に向けて、県内の建築物の耐震化や、災害応急体制の整備などに総額六百六十一億余円もの予算を計上し整備を進めるほか、昨年の集中豪雨で被害の生じた河川の緊急的かつ抜本的な改修を図るなど、限られた予算の中で災害に強い愛知に向け腐心していることがうかがえます。
 交通安全、防犯、防災に積極的に取り組む姿勢を打ち出していることは、安心・安全の確立に期待ができるものであります。
 最後に、環境先進県としての取り組みについてであります。
 来年開催されます生物多様性条約第十回締約国会議(COP10)は、生物多様性の重要性を世界に発信し、環境先進県を標榜する愛知県として、世界にアピールする絶好の機会であり、低炭素社会への転換など国際社会を先導する取り組みが望まれています。
 本予算案では、豊かな生態系が将来にわたって引き継がれるよう、里山再生の取り組みなど生態系ネットワークの形成を図るとともに、県民が生物多様性について理解を深めるため、命を支える物づくり事業や身近な生き物の調査を行うこととしています。
 また、新たに導入されるあいち森と緑づくり税を活用して、放置された里山林の再生や、都市緑化の推進、県民参加による森や緑の保全活動、環境学習への支援など多様な取り組みが行われることとなっています。
 さらに、設置数全国一を誇る太陽光発電の一層の普及や、電気自動車、プラグインハイブリッド車の普及、あいち臨空新エネルギー実証研究エリアでの実証研究の推進など低炭素社会の実現に向け、強力に取り組んでいます。これらの事業は、環境先進県愛知の実現に向け、その姿勢が鮮明になったものと考えます。
 これまで、県政の喫緊の課題に対する取り組み、そして、生活者中心の課題を軸に見てまいりましたが、結論は、厳しい財政の制約下で今後の県政を見据えた重点的な財源配分が行われるなど本予算案はまずまずの中身として評価できるものと判断をいたします。
 以上、第一号議案に対する我々の賛成理由を述べてまいりました。満場の御賛同をお願いして、私の賛成討論を終わります。ありがとうございました。(拍手)

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◯議長(栗田宏君) 木藤俊郎議員。
    〔三十番木藤俊郎君登壇〕(拍手)

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◯三十番(木藤俊郎君) 私は、公明党愛知県議員団を代表いたしまして、ただいま議題となっております第一号議案平成二十一年度愛知県一般会計予算について、賛成の立場から意見を申し述べたいと思います。
 我が党は、平成二十一年度の当初予算編成に当たり、さまざまな困難な財政状況の中においても、積極的な財源確保とともに限られた財源の効率的かつ計画的な執行に努め、生活者優先の視点に立ち、本県の将来のさらなる発展の礎となる諸事業を積極的に推進することが必要であると述べてまいりました。
 中小企業の支援、新産業の育成はもとより、文化芸術の振興を通じて、ゆとりと潤いのある安全・はつらつ社会の愛知を実現をするため、元気、快適、安心を柱に据えて各種事業を実施されるよう要望を行ってきたところであります。
 知事は、今議会の提案説明において、平成二十一年度の当初予算では、世界的な不況により厳しさを増している雇用や中小企業への対応、県民の皆様の暮らしにおける安心・安全の確保などの足元を固める緊急対策及び中長期を展望した地域づくりを二つの重点課題に掲げ、本県の進むべき方向への着実な対応を図ることとした旨の説明がされております。
 また、我が党の立場からこの予算案を見ますと、さきの要望を踏まえて、限られた財源の中、県民の安心・安全を確保し、地域の将来の発展をも考えた予算となっていると言えます。
 以下、本予算案について、我が党の重点要望事項ごとにその賛成理由を述べてまいります。
 最初は、適切な財政運営についてであります。
 本県の財政運営は、世界経済の減速から輸出に依存する本県製造業の大幅な業績悪化の影響を受け、法人二税の大幅な減収に伴う巨額な収支不足への対応を抜きに語れないものでありますが、平成二十一年度当初予算案を見てみますと、これまで経験をしたことのない財政危機の中、地方交付税の確保や減収補てん債の活用など非常に苦心をしながら財源確保に努められ、知恵と努力により何とか県民の安心・安全確保のために必要な予算を編成したものと感じられ、評価できるものであります。
 しかしながら、多額の県債の発行は、県債残高の増加により将来の財政負担を招き、実質公債費比率や将来負担率の上昇は財政の硬直化をもたらすものであり、十分注意をしていくものがあると思います。
 なお、今議会でも再三にわたって取り上げられました不適正な経理処理問題につきましては、県民の信頼回復を図るため、物品調達体制の見直しなど具体的な再発防止策とともに、知事の再発防止へのかたい決意も示されたところであります。
 第二に、行財政改革の推進についてであります。
 行財政改革については、あいち行革大綱二〇〇五後半の取り組みについてを着実に推進していかなければなりませんが、本予算案では、平成二十一年度に新しい行革大綱の策定に着手し、さらなる行財政改革を進めることとされております。我が党といたしましても、厳しい財政運営の中、今後とも行財政改革が一層推進されるよう期待するものであります。
 第三に、新しい政策の指針の着実な推進についてであります。
 産業のグローバル化の進展により地域が世界と直結する時代となってきている中、少子・高齢化の急速な進行や格差の拡大が指摘されるなど県民の暮らしを取り巻く状況は急激に変化しております。
 とりわけ、世界同時不況により本県経済も深刻な影響を受け、県民の生活や中小零細企業などの活動が脅かされている状況などを踏まえつつ、新たな課題に対応した政策を着実に推進することが求められております。
 本予算案では、指針で示された中長期的な課題を基本認識としつつ、平成二十一年度は、政策の指針の後半期である二〇一〇年以降の地域づくりの方向性について取りまとめることとされており、我が党として本予算案に対し賛意を表するものであります。
 第四として、チャイルドファースト社会、子供優先社会の構築と医療、福祉の充実についてであります。
 我が党は、少子・高齢化が急速に進行する中で、少子化対策のより実効性ある取り組みを図ることや、着実に進展している男女共同参画社会を展望した福祉社会の構築に向けて積極的に取り組むことを求めてまいりました。これにこたえて、知事は、厳しい財政状況の中においても、少子化対策推進条例の理念に基づき、一般不妊治療費の助成や、第三子以降の三歳未満児の保育料の無料化や、子ども医療費の助成を引き続き行うとともに、年度途中においても低年齢児が保育所に円滑に入所できるよう新たな支援策を行うなど少子化対策に積極的に取り組む姿勢を示されております。
 さらに、我が党の代表質問でも取り上げました安心して子供を産み育てるための周産期医療体制の充実や、地域医療へ貢献する医師確保のための新たな取り組みなど高く評価できる施策を推進することとされております。
 なお、我が党がかねてから取り組んでまいりましたがん対策についても、がん対策推進計画に基づくがん診療連携拠点病院の着実な機能強化を初めとするがん対策の総合的・計画的推進を高く評価するものであります。
 第五は、本県経済の安定と雇用対策の強化についてであります。
 好調な経済情勢を背景に、他の地域に比べ良好な水準にあった本県の雇用情勢も非常に厳しいものとなっており、国の施策とも連携をとった実効性がある緊急雇用対策が求められております。
 我が党は、就職支援のための取り組みや相談体制の整備を推進するとともに、本県産業の持続的発展を見据え、次世代を担う産業分野への進展を図ることも求めてまいりました。また、厳しい経営環境にある中小企業に対する公的金融支援策や、経営革新及び新事業創出に向けた施策を強化することも求めてまいりました。
 本予算案では、雇用対策については、その受け皿として期待できる介護分野、IT分野などの職業訓練の大幅な拡充や、緊急雇用創出事業基金及びふるさと雇用再生特別基金の活用による新たな雇用・就業機会の創出を推進する事業に取り組まれるなど就業支援策を強化されております。
 また、本県産業の持続的発展のため、航空宇宙産業の振興を初め、新エネルギー実証研究など次世代産業の育成・創出支援にも積極的な取り組みが行われることとされております。これらの点は、我が党としても、本県経済の安定と雇用対策の強化のため、大いに期待をするところであります。
 第六に、東海地震等への対応を初めとする防災対策の強化についてであります。
 県民の安心・安全の確保のため、地震防災対策のさらなる強化が求められており、我が党では、総合的な防災体制の強化を図ることを要望してまいりました。
 本予算案では、地震防災対策について、第二次あいち地震対策アクションプランに基づき、大規模な地震が発生し県庁が被災した場合でも、県民生活への影響を最小限にするための愛知県大規模災害時業務継続計画の策定や、民間住宅の耐震診断や改修に対する支援を引き続き実施するなど計画的な地震対策を推進されており、我が党の姿勢と一致するものであります。
 第七に、治安・防犯対策の強化など安心愛知の実現についてであります。
 我が党は、凶悪犯罪などの撲滅に向けて、犯罪取り締まり体制の強化や、地域の防犯力向上のために地域住民との連携の強化を図ることを求めてまいりました。
 また、昨年は、一昨年に続いて交通事故死者数が三百人を割りましたが、これに満足することなく、さらなる交通事故死者数の減少を目指し、総合的な交通安全対策の推進を求めてきたところであります。
 本予算案では、新たに策定したあいち地域安全新三か年戦略に基づき、県民一人一人の防犯意識の高揚を図ること及び自主防犯団体の設立や活動の充実などによる地域防犯力の向上など安全なまちづくりに向けた県民総ぐるみの取り組みを一層強化し、治安の回復に取り組むこととしておられます。
 また、交通安全対策についても、計画的に信号機、道路標識等の交通安全施設を整備するとともに、高齢者や交差点での事故を防止する施策を実施するなど、交通事故死者数連続ワーストワンに終止符を打つべく強い意気込みが感じられるものとなっており、評価するものであります。
 第八に、生活基盤の充実と地球的視野に立った環境施策の推進についてであります。
 我が党は、環境先進県づくりを目指して、自動車環境戦略の推進、生活環境の保全、廃棄物の適正な処理など各種施策の推進を求めてまいりました。
 また、本議会の我が党の代表質問においては、環境をキーワードとして、経済の活性化や雇用の創出につながる愛知版グリーン・ニューディールについての戦略的な施策展開の必要性も訴えてきました。
 本予算案では、新たな地球温暖化防止戦略の策定に着手するとともに、「あいちエコチャレンジ21」県民運動を引き続き推進するとともに、太陽光発電や電気自動車、プラグインハイブリッド車の普及に取り組むこととされております。
 また、あいちゼロミッション・コミュニティ構想に基づき、バイオマスなど未利用資源、エネルギーの地域内循環システムの構築など環境先進県として意欲的な取り組み姿勢が見られます。
 さらに、知事が提案説明で、今後政府が策定を進めている日本版グリーン・ニューディール構想の枠組みなども参考にしながら、さらに産業への波及効果や雇用効果を充実強化した取り組みとしていきたい旨の趣旨が述べられました。このことは評価をしております。
 第九として、生涯学習社会・教育立県愛知の実現についてであります。
 我が党は、教育の課題は、単に学校教育のみの問題ではなく、家庭及び地域など社会全体の教育力の衰退の問題として取り組むべき課題であるとの認識から、家庭、地域、学校の協働による教育を推進するとともに、学校教育においては、児童生徒の個性と想像力の伸長に重点を置き、確かな学力、豊かな心、健やかな体を養う教育に努めることを求めてまいりました。
 また、豊かな人格を形成する上で文化芸術の果たす役割には大きなものがあり、文化芸術振興策を積極的に進める必要性や、私学振興についても特段の配慮を求めてまいりました。
 本予算案では、次世代を支える心豊かな子供たちを育成するため、三十五人学級を中学校一年生でも実施し、中学校進学時の環境変化になじめない、いわゆる中一ギャップへの対応に取り組むほか、家庭、地域、学校の協働による情報モラルの向上に取り組むことなども施策が示されております。
 また、文化芸術の振興については、あいちトリエンナーレ二〇一〇の開催に向けた準備を進めることとなっており、期待するものであります。
 なお、現下の厳しい財政状況においても、私立学校経常費に対する補助なども引き続き着実に実施されることとなっており、これも評価するものであります。
 以上、主要分野について意見を述べてまいりましたが、提案された本予算案は、かつて経験をしたことのない厳しい財政状況においても、我が党の要望に沿った予算措置が的確に講じられており、高く評価するものであります。今後は、本予算案に盛り込まれた施策が着実に実施されるよう強く要望いたします。
 最後に、議員各位の御賛同をお願い申し上げて、賛成討論といたします。ありがとうございました。(拍手)

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◯議長(栗田宏君) 以上で通告による討論は終わりました。
 これをもって討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 各常任委員長の報告のとおり、第一号議案は原案のとおり可決することに決しまして御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(栗田宏君) 御異議なしと認めます。よって、第一号議案は原案のとおり可決されました。
 次に、第四十八号議案市町の廃置分合についてに対する討論に入ります。
 討論の通告により発言を許可いたします。
 水野富夫議員。
    〔九十四番水野富夫君登壇〕(拍手)

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◯九十四番(水野富夫君) 私は、ただいま議題となりました第四十八号議案市町の廃置分合について、すなわち清須市及び春日町の合併について賛成の意見を申し上げ、議員各位の御賛同を賜りたいと存じます。
 清須市、春日町の合併協議の過程にはさまざまな困難がありましたが、関係者の方々の熱意と努力により、交流の活性化と将来に向けた商業、工業、近郊農業などバランスのとれたさらなる発展のため、幾多の課題を乗り越え、きょうの日を迎えることができました。
 さて、本県の西部に、尾張平野のほぼ中央に位置するこの地域は、はるか二千年を超える昔から人々の暮らしが連綿と続いてまいりました。
 平成十七年七月七日に西枇杷島、清洲、新川の三町が合併し、歩み始めた清須の歴史は、尾張平野最大の遺跡である朝日遺跡に集落が開かれた弥生時代までさかのぼります。
 また、室町時代を初め、守護所下津城の別郭として築かれた清洲城は、戦国時代には織田信長公の居城とされたことから、城下一体は最盛期に六万から七万の人口を擁し、文化の中心として、また、尾張の要所として栄えてまいりました。
 さらに、清須市を縦断する美濃街道は、関ケ原の合戦から凱旋する徳川家康公が通ったことにちなんで、江戸時代には吉例街道と名づけられ、数多くの大名たちが縁起を担いでこの地を訪れるなど、家康公の命により開設された青物市場とあわせ、宿場町として大いに栄えた歴史を有しております。
 一方、春日町は、現在のアオクビダイコンの原種と言われているミヤシゲダイコンの栽培が江戸時代初期から行われ、尾張徳川家にも献上されるなど江戸時代中期にはその名が全国に知れ渡りました。
 明治三十九年には、下之郷村、落合村が合併し、将来平和に共同に春日の温暖なるがごとくにして、ますます自治の効果を上げんとするという願いを名称に込めた春日村が誕生し、以来、その名にふさわしいまちづくりを展開し、平成二年には町制を施行し、現在に至っております。
 加えて、この地域は、庄内川のはんらんによる水害との闘いの歴史を持つ地域であります。江戸時代中期には、多くの農民や地元の役人たちのとうとい汗と犠牲により新川が開削されております。また、平成十二年に甚大な被害をもたらした東海豪雨後の治水対策の取り組みは記憶に新しいところであります。
 こうした歴史の沿革を有する清須市と春日町は、これまでも深いつながりを持ち、流域下水道、し尿・ごみ処理、消防などさまざまな分野を広域行政で処理してまいりました。
 さきに述べたように、歴史、文化の違いはありますが、効率的でより強固な行財政の基盤を築き、この地域の一層の飛躍を目指して合併に取り組んでまいりました。
 また、この地域は、鉄道・道路アクセスにすぐれ、大都市圏の住宅地として最適の条件を備えておりますが、東名阪自動車道や名古屋高速六号清須線、国道二十二号や三百二号など道路ネットワークが整備されたことにより多くの企業が立地し、生産、物流の拠点としても高い能力を有しております。
 さらに、庄内川、五条川、新川の三つの河川の恵みを受け、水と緑に恵まれた豊かな自然環境をあわせて持っておりますが、反面、鉄道、道路、河川が新しいまち清須市として市民の心を一つにするための妨げにならないようにしなければなりません。
 新市は、これらのすぐれた地域の資源を背景として、将来像として掲げられた水と歴史に織りなされた安心・快適な環境都市の実現を目指し、それぞれの市町が培ってきた地域の特性を生かしつつ、新清須市として一体的なまちづくりを進められます。
 くしくも、来年二〇一〇年には、清須越しから四百年という大きな節目を迎えます。新市は、この歴史的意義のある年を契機として、さまざまな事業展開を企画しておられます。豊かな歴史資源、伝統文化を生かしたまちづくりは、本県の活力につながっていくものと確信しております。
 最後に、本年十月一日に新たなスタートを切る新清須市の門出を祝して、満場の御賛同を賜りますとともに、皆様方の変わらぬ御理解と御支援を重ねてお願い申し上げまして、本議案に対する賛成討論といたします。ありがとうございました。(拍手)

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◯議長(栗田宏君) 以上で通告による討論は終わりました。
 これをもって討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 総務県民委員長の報告のとおり、第四十八号議案は原案のとおり可決することに決しまして御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(栗田宏君) 御異議なしと認めます。よって、第四十八号議案は原案のとおり可決されました。
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◯三十七番(酒井庸行君) 各常任委員長の報告のとおり、第二号議案から第四十七号議案まで、第四十九号議案、第七十四号議案及び第七十七号議案は原案のとおり可決され、第七十五号議案は同意されたいという動議を提出いたします。
    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(栗田宏君) 酒井庸行議員の動議のとおり決しまして御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(栗田宏君) 御異議なしと認めます。よって、第二号議案から第四十七号議案まで、第四十九号議案、第七十四号議案及び第七十七号議案は原案のとおり可決され、第七十五号議案は同意されました。
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  日程第三 決算第一号平成十九年度愛知県一般会計歳入
      歳出決算から決算第十三号平成十九年度愛知県
      印刷事業特別会計歳入歳出決算まで

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◯議長(栗田宏君) 次に、決算第一号平成十九年度愛知県一般会計歳入歳出決算から決算第十三号平成十九年度愛知県印刷事業特別会計歳入歳出決算までを一括議題といたします。
 本件については、一般会計・特別会計決算特別委員会において継続審査をされておりますので、委員長の報告を求めます。
 一般会計・特別会計決算特別委員長松山登議員。

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◯八十七番(松山登君) 一般会計・特別会計決算特別委員会に付託されましたのは、決算第一号平成十九年度愛知県一般会計歳入歳出決算外十二件の決算であります。
 今回の各決算の審査においては、国の会計検査院からの国庫補助事業に係る不適正な経理処理の問題の指摘を踏まえ、全庁的な調査の結果及びその対応策が出るまで審査の結論を先送りすることを全委員で確認し、昨年の十月三十日、十一月四日、五日、六日、十三日及び十八日の六日間にわたり慎重に審査を行いました。
 昨年の十二月十五日には、平成十九年度分の不適正な経理処理に係る全庁調査結果等の報告を受けたところでありますが、再発防止策を初めとする今後の対応策を踏まえて、さらに審議を行う必要があると確認し、継続審査とした上で、本年の二月十三日、十六日、十七日及び十八日の四日間にわたり審査を重ねてまいりました。
 こうした中、三月十九日には全庁調査の最終報告を受けたことから、付託された決算の認定に当たり、二度とこうした問題の起きることのないよう、委員会の総意として附帯決議を付することを条件に採決を行った結果、決算第一号から決算第十三号までは、いずれも全員一致をもって認定すべきと決しました。
 県当局においては、問題が明らかになった後、速やかに全庁調査に着手するとともに、改善・再発防止策を打ち出し、関係職員の処分を行ったところでありますが、今回の不適正及び不明朗な経理処理問題は、県政の信頼を著しく失墜させるもので極めて遺憾なことであり、各委員からは大変厳しい意見が出されたところであります。
 そこで、本委員会としては、決算に認定に当たり、知事への正確な情報伝達の重要性を初め、審査の過程で各委員から指摘された意見を十分に踏まえ、知事を先頭に全職員が一丸となり、法令遵守のさらなる徹底、県の組織及び制度のあり方について、継続的な点検、見直しなど経理処理事務の適正化に取り組み、県政への信頼を早期に回復することを強く求めるために、お手元に配付されております附帯決議を全員一致で付することを決定いたしました。
 以上、御報告申し上げます。
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◯三十八番(山下史守朗君) 一般会計・特別会計決算特別委員長の報告のとおり、決算第一号から決算第十三号までの十三件の決算は認定されたいという動議を提出いたします。
    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(栗田宏君) 山下史守朗議員の動議のとおり決しまして御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(栗田宏君) 御異議なしと認めます。よって、決算第一号から決算第十三号までの十三件の決算は認定されました。
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  日程第四 決算第十四号平成十九年度愛知県県立病院事
      業会計決算から決算第十八号平成十九年度愛知
      県臨海用地造成事業会計決算まで

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◯議長(栗田宏君) 次に、決算第十四号平成十九年度愛知県県立病院事業会計決算から決算第十八号平成十九年度愛知県臨海用地造成事業会計決算までを一括議題といたします。
 本件については、公営企業会計決算特別委員会において継続審査されておりますので、委員長の報告を求めます。
 公営企業会計決算特別委員長かとう南議員。

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◯八十二番(かとう南君) 公営企業会計決算特別委員会に付託されましたのは、決算第十四号平成十九年度愛知県県立病院事業会計決算外四件の決算であります。
 各決算につきましては、昨年の十月二十日及び二十一日の二日間にわたり慎重に審査を行いましたが、今回の国庫補助事業に係る不適正な経理処理問題等が明らかになったことから、全庁的な調査結果を踏まえた上で引き続き審査を行うことといたしました。
 昨年の十二月十五日には、平成十九年度分の不適正な経理処理に係る全庁調査結果等の報告を受けましたが、今後の対応等を含め審議を行う必要があると判断し、継続審査とし、本年の二月二十三日に改めて慎重に審査を行いました。
 こうした中、三月十九日には不適正な経理処理に関する全庁調査の最終報告を受けたことから、これを踏まえて採決を行った結果、決算第十四号から決算第十八号までは、いずれも全員一致をもって認定すべきものと決しました。
 なお、本委員会といたしましても、付託された決算の認定に当たり、一般会計・特別会計決算特別委員会と同様に、お手元の附帯決議を全員一致で付することにいたしました。
 以上、御報告申し上げます。
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◯三十七番(酒井庸行君) 公営企業会計決算特別委員長の報告のとおり、決算第十四号から決算第十八号までの五件の決算は認定されたいという動議を提出いたします。
    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(栗田宏君) 酒井庸行議員の動議のとおり決しまして御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(栗田宏君) 御異議なしと認めます。よって、決算第十四号から決算第十八号までの五件の決算は認定されました。
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  日程第五 議員提出第一号議案県議会議員の議員報酬の
      月額の特例に関する条例の制定について

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◯議長(栗田宏君) 次に、議員提出第一号議案県議会議員の議員報酬の月額の特例に関する条例の制定についてを議題といたします。
 直ちに提案者から提案理由の説明を求めます。
 三浦孝司議員。
    〔七十八番三浦孝司君登壇〕(拍手)

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◯七十八番(三浦孝司君) ただいま議題となりました議員提出第一号議案県議会議員の議員報酬の月額の特例に関する条例の制定について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明をいたします。
 米国の金融危機に端を発した経済危機は、予想をはるかに超える大きさで世界じゅうに広がり、世界同時不況として我が国経済を直撃しております。
 昨年の秋以降、企業業績の大幅な下方修正が相次ぐ中で、いまだ景気の底は見えない状況であり、とりわけ輸出型産業を中心とする本県経済への影響は極めて深刻であります。
 こうした中、本県財政は、法人二税の急激な落ち込みによる未曾有の税収環境の悪化と歳出面における義務的経費の増などにより巨額の収支不足となり、かつてない危機的な状況にあります。
 県当局においては、こうした危機的な状況に対処するため、来年度予算において、神田知事を初め特別職から一般職まですべての職員の給与を抑制するとともに、県民の皆様の安心・安全な暮らしの確保に十分配慮した上で、事務事業全般にわたり徹底した見直しに取り組まれたところであります。
 そこで、県議会といたしましては、本県における極めて深刻な財政状況を踏まえ、県議会の主体的かつ自主的な取り組みとして、緊急避難的な措置ではありますが、県議会議員の議員報酬を過去最大規模で削減することとしたところであります。
 具体的には、本年四月から来年三月までの一年間、県議会議員の議員報酬を八%減額して支給する特例条例を制定しようとするものであります。
 切に満場の御賛同をお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。(拍手)
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    〔議員提出議案は別冊付録に掲載〕
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◯三十八番(山下史守朗君) ただいま議題となっております議員提出第一号議案は委員会の付託を省略されたいという動議を提出いたします。
    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(栗田宏君) 山下史守朗議員の動議のとおり決しまして御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(栗田宏君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております議員提出第一号議案は委員会の付託を省略することに決定いたしました。
 これより採決いたします。
 議員提出第一号議案は原案のとおり可決することに決しまして御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(栗田宏君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出第一号議案は原案のとおり可決されました。
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  日程第六 意見書案(地域経済の活性化に向けた中小企
      業対策と雇用対策の充実について外四件)

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◯議長(栗田宏君) 次に、意見書案でありますが、地域経済の活性化に向けた中小企業対策と雇用対策の充実について、日本版グリーン・ニューディール政策の推進について、地震財特法の期限延長について、インターネット犯罪に対する取締まりの強化等について、今後の保育制度のあり方について、以上五件の意見書案がいずれも成規の手続を経て提出されております。
 これを直ちに議題として、提案者から提案理由の説明を求めます。

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◯三十七番(酒井庸行君) ただいま議題となりました五件の意見書案中、初めの三件について、私から提案理由の説明をいたします。
 文案はお手元に配付してあるとおりであります。
 まず初めに、地域経済の活性化に向けた中小企業対策と雇用対策の充実についての意見書案についてであります。
 米国の金融危機に端を発した世界同時不況は、我が国の実体経済や国民生活にかつてない極めて深刻な影響を及ぼしており、本県においても、輸出関連産業を中心に赤字決算となる企業が増加するとともに、経営基盤が脆弱な中小企業は厳しい経営状況に陥っております。
 また、非正規労働者の雇いどめなどの雇用問題が拡大するとともに、住居を喪失した離職者の増加が大きな社会問題となっております。
 こうした中、本県では、中小企業への融資制度の拡充などの緊急産業雇用対策に取り組んでおりますが、危機的な景気・雇用情勢の長期化を踏まえたより実効性のある対策の実施が急務となっております。
 そこで、国に対し、中小企業に対する円滑な資金供給の確保や雇用のセーフティネットの強化など地域経済の活性化に向けた中小企業対策と雇用対策の充実を図られるよう要望するものであります。
 次に、日本版グリーン・ニューディール政策の推進についての意見書案についてであります。
 世界同時不況の中、環境・エネルギー分野への集中投資により、景気対策と環境対策の両立を目指すグリーン・ニューディール政策が世界的に提唱をされております。
 我が国においても、本年一月、緑の経済と社会の変革が提案され、日本版グリーン・ニューディール政策の具体化に着手したところであります。
 我が国の環境分野における最先端の技術を活用し、環境産業の活性化を図ることは、大きな経済効果や雇用創出効果が期待されることに加え、持続可能な低炭素化・循環型社会の構築においても極めて重要であります。
 そこで、国に対し、太陽光発電、風力発電の導入促進や、次世代自動車の普及促進など日本版グリーン・ニューディール政策の推進を図られるよう要望するものであります。
 次に、地震財特法の期限延長についての意見書案についてであります。
 地震防災対策強化地域の関係地方公共団体においては、東海地震に備えて、地震財特法に基づく地震対策緊急整備事業計画により、各般にわたる地震対策に鋭意取り組んでいるところであります。
 この計画は、平成二十一年度末で期限切れを迎えますが、必要最小限の事業をもって作成されていることから、今後実施すべき事業が数多く残されております。
 こうした中、東海地震による災害からの地域住民の生命と財産の安全を確保するためには、地震対策緊急整備事業計画の充実と期間の延長を図り、必要な地震対策を迅速かつ確実に実施する必要があります。
 そこで、国に対し、地震対策緊急整備事業計画の根拠となっている地震財特法の期限延長を図られるよう要望するものであります。
 以上、三件の意見書案について提案理由の説明をいたしました。
 なお、提出先及び字句の整理については議長に一任したいと思います。
 切に満場の御賛同をお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。

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◯三十八番(山下史守朗君) 次に、残りの意見書案二件について、私から提案理由の説明をいたします。
 文案はお手元に配付してあるとおりであります。
 まず初めに、インターネット犯罪に対する取締まりの強化等についての意見書案についてであります。
 今日、インターネットは、あらゆる分野で幅広く活用され、社会・経済活動の根幹を支えるインフラとして国民生活の利便性向上に大きく寄与する一方で、出会い系サイトや学校裏サイト、さらにはやみサイトなどを利用したインターネット犯罪が大きな社会問題となっております。
 こうした中、国においては、特定電子メール法や出会い系サイト規制法を制定するとともに、本年四月からは、青少年インターネット環境整備法を施行するなどの法整備に努めておりますが、インターネット犯罪は複雑化かつ巧妙化しており、増加傾向にあるのが現状であります。
 そこで、国に対し、インターネット関連法の実効性のある運用に努められるとともに、インターネット犯罪の取り締まりを強化されるよう要望するものであります。
 次に、今後の保育制度のあり方についての意見書案についてであります。
 保育は、単なる託児ではなく、良好な環境のもとで次代の担い手を育成することを目的としており、各保育所は地域社会で重要な役割を果たしております。
 こうした中、国の社会保障審議会少子化対策特別部会においては、本年二月に、保護者が保育所を自由に選べることなどを盛り込んだ第一次報告を取りまとめたところであります。
 今回の報告では、財源確保や保育要件の見直しなど保育行政の根幹にかかわる問題に加え、直接契約方式の導入などが提案されていることから、公的関与が薄れることによる保育の質の低下が懸念されております。
 そこで、国に対し、今後の保育制度のあり方の検討に当たっては、地方自治体等の意見を十分に尊重することや、次世代育成支援策を拡充するための財源確保など地域における保育機能の充実を図る措置を講じられるよう要望するものであります。
 以上、二件の意見書案について提案理由の説明をいたしました。
 なお、提出先及び字句の整理については議長に一任いたしたいと思います。
 切に満場の御賛同をお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。
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◯議長(栗田宏君) ただいま提案者から説明がありました五件の意見書案は可決することに決しまして御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(栗田宏君) 御異議なしと認めます。よって、五件の意見書案は可決されました。
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  日程第七 請願(二件)

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◯議長(栗田宏君) 次に、請願二件を一括議題といたします。
 請願については、健康福祉委員長から審査結果の報告及び継続審査の申し出がありましたので、詳細は一覧表として議席に配付いたしてあります。
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◯議長(栗田宏君) これより採決いたします。
 まず、平成二十年度請願第一号「後期高齢者医療制度における愛知県の取り組みの見直し」についてを継続審査することを起立により採決いたします。
 本請願を継続審査することに賛成の議員の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕

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◯議長(栗田宏君) 起立多数と認めます。よって、平成二十年度請願第一号は継続審査と決定いたしました。
 次に、請願第五号「県発行の書類と広報紙への音声コード付加」についてを採択することに決しまして御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(栗田宏君) 御異議なしと認めます。よって、請願第五号は採択と決定いたしました。
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  日程第八 選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙

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◯議長(栗田宏君) 次に、選挙管理委員会委員四名の選挙を行います。

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◯三十七番(酒井庸行君) 選挙管理委員会委員の選挙方法は指名推選によることとし、その人選は議長に一任したいという動議を提出いたします。
    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(栗田宏君) 酒井庸行議員の動議のとおり決しまして御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(栗田宏君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 お諮りいたします。選挙管理委員会委員には議席に配付してあります文書のとおり当選者を決定して御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(栗田宏君) 御異議なしと認めます。よって、選挙管理委員会委員には議席に配付いたしました文書のとおり当選者を決定いたしました。
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 選挙管理委員会委員に当選した者
      安 藤 公 爾  高 橋 則 行
      土 屋 和 弘  朝 倉 淳 夫
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◯議長(栗田宏君) 次に、選挙管理委員会委員の補充員四名の選挙を行います。

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◯三十八番(山下史守朗君) 選挙管理委員会委員の補充員の選挙方法は指名推選によることとし、その人選は議長に一任いたしたいという動議を提出いたします。
    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(栗田宏君) 山下史守朗議員の動議のとおり決しまして御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(栗田宏君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 お諮りいたします。選挙管理委員会委員の補充員には議席に配付してあります文書のとおり当選者を決定して御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(栗田宏君) 御異議なしと認めます。よって、選挙管理委員会委員の補充員には議席に配付いたしました文書のとおり当選者を決定いたしました。
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 選挙管理委員会委員補充員に当選した者
      第一順序 加 藤   茂
      第二順序 河 村   滉
      第三順序 片 桐 清 高
      第四順序 柴 田 和 夫
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  日程第九 各常任委員会及び議会運営委員会における閉
      会中の継続調査について

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◯議長(栗田宏君) 次に、各常任委員会及び議会運営委員会における閉会中の継続調査についてを議題といたします。
 各常任委員長及び議会運営委員長から議席に配付いたしました一覧表のとおり閉会中の継続調査の申し出がありました。
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◯議長(栗田宏君) 各委員長の申し出のとおり決しまして御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(栗田宏君) 御異議なしと認めます。よって、各委員長の申し出のとおり閉会中の継続調査を決定いたしました。
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◯議長(栗田宏君) 以上で本議会に付議されました案件はすべて議了いたしました。
 これをもって本日の会議を閉じ、平成二十一年二月定例愛知県議会を閉会いたします。
    午前十一時三十九分閉会
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    閉  会  式
    午前十一時三十九分開式

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◯事務局長(小田俊文君) ただいまから閉会式を行います。御起立願います。
    〔全員起立〕
    〔議長栗田宏君登壇〕

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◯議長(栗田宏君) 閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
 議員各位には、二月定例愛知県議会に付議されました平成二十一年度一般会計予算を初め県政各般にわたる重要案件について、終始御熱心に審議を進められましたことに対し、衷心より敬意と謝意を表する次第であります。
 当局におかれましては、会期中に各議員から述べられました意見を十分に尊重され、県政の運営に格段の御尽力をいただきまするよう希望するものであります。
 今議会の運営に当たり賜りました議員各位を初め理事者並びに関係各位の御協力に対し、心から感謝を申し上げます。
 陽春を迎え、皆様方には御自愛の上、一層の御活躍を賜りまするようお願いを申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。(拍手)
    〔知事神田真秋君登壇〕

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◯知事(神田真秋君) 閉会に当たり、私からも一言ごあいさつを申し上げます。
 まずは、先ほど議員報酬を減額する議案を現下の厳しい財政状況に対応するため御議決をいただきましたことに対し、深く敬意と感謝を表する次第であります。
 さて、このたびの定例県議会に提案をいたしました各議案につきましては、議員の皆様方におかれまして、十分御審議をいただき、各議案はすべて御議決をいただきました。また、平成十九年度決算につきましては御認定をいただいたところであります。厚く御礼申し上げます。
 御議決いただきました各議案は、審議経過を十分尊重の上、適切な運営をしてまいります。また、御要望いただきました各事項につきましては、今後慎重に検討し、努力をしてまいります。
 日増しに春らしくなってまいりましたが、議員の皆様方には、どうか十分健康に御留意をされ、県政発展のため格別の御尽力を賜りますようお願いを申し上げ、閉会のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)

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◯事務局長(小田俊文君) これをもちまして閉会式を終わります。
    午前十一時四十二分閉式