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静岡県 清水町

平成21年第4回定例会(第3日) 本文




2009.12.04 : 平成21年第4回定例会(第3日) 本文


                                午前09時00分開議
◯議長(久保田静輝君) おはようございます。
 ただいま出席している議員は16名です。
 16番 森野善広君から、所用により途中退席する旨の申し出がありました。
 議会広報特別委員会より、本日の会議の写真撮影をしたいとの申し出がありましたので、事務局による写真撮影を許可いたしました。
 本日の会議を開きます。
 今定例会の一般質問の通告者は10人です。
 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。
      ────────────────────────────


◯議長(久保田静輝君) 日程第1 一般質問を行います。
 通告者は、通告の順序により発言を許します。
 初めに、10番 岩崎高雄君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 第4次清水町総合計画について問う」「2 町施設の利用方法を問う」。
 発言を許します。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) 議長の許可が出ましたものですから、今から一般質問させていただきます。皆さん、あらためましておはようございます。今、議長から通告がありました2点につきまして、順次質問をいたします。
 町行政は、既に、清水町総合計画の検証と策定について、それから、あと1つ、町施設の利用にかかる受益者負担について、この2点の事項について、10月5日を皮切りに、これは中徳倉地区ということでございますが、そして、11月29日の八幡区まで、計16カ所を約2カ月かけて、町民の皆様の貴重な時間を割く中で御意見を伺うことができたと思います。
 このことについて、この確認と、あとこの主管庁がどこであったのか、まずお尋ねをいたします。


◯議長(久保田静輝君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。 企画財政課長 石田君。


◯企画財政課長(石田尚志君) 岩崎議員の御質問にお答えをいたします。
 地区懇談会を開催したということでございます。
 まず、この地区懇談会、どのようなことから開催したのかと。その意義の一つといたしましては、広聴事業の一環として、町長自らが直接町民の意見や要望等を伺う場をつくるということ、また、町長をはじめとした町当局が、直接町の政策や考え方を町民に説明する広報事業の一環としての役割も地区懇談会にはあると考えております。
 特に、町の将来を左右するような重要事項を判断する場合などにおいては、民意を聴取する、また、集約する重要な機会となるものとして考えております。
 また、担当部署につきましては、企画財政課が所管しております。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) まず最初に、当たり前の質問をさせていただきました。これだけの時間と人をかけた地区懇談会でありますから、それだけの成果を上げられたことと思います。
 これから具体的な質問に入っていくわけですが、まずは地区懇談会における参加人員、延べ人員ですね。それとあと、平均参加人数、それと、いわゆる考えられる成果、今、課長、触れましたけども、これだけの時間と労力を割いてのことですから、それだけの成果というものは、上がったものがあったと思いますから、その2点についてお伺いをいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 企画財政課長 石田君。


◯企画財政課長(石田尚志君) 本年度の地区懇談会につきましては、先ほど申し上げましたとおり、10月5日から11月29日にかけて全16会場で開催をいたしまして、全会場で573人、1つの会場の平均で約36人の町民に御参加をいただきました。
 今回の地区懇談会につきましては、次期の第4次総合計画の策定に向けて、町の総合計画の必要性、それから過去の経緯等を説明するとともに、現在の計画の評価等について伺うことを主な内容としております。また、その中で、町の総合計画に対する一定の理解が得られたのではないかと思っております。
 なお、各会場におきましてアンケート調査を実施いたしました。現在の総合計画の評価につきましては、産業分野を除きましては、おおむね6割の方に肯定的な回答をいただいたと思っております。
 また、アンケートの中で、「10年前と比べて住みやすくなったと思いますか」という質問がありまして、それに対しましては、おおむね7割の方が「思う」と回答されておりまして、また、「今後取り組むべきもの」の問いに対しましては、「子育て支援」「教育」また、「高齢者支援」などを挙げる方が多くなっておりました。
 このアンケートのほか、117人の方から182件の御意見や御提案、あるいは御質問をいただきまして、その主なものとしては、町等への要望等の町の対応に関するもの、また、道路及びその歩道の整備に関するもの、教育に関するもの、また、公共施設の利用料に関するものなどがありました。
 今回の地区懇談会につきましては、アンケート結果や御意見等の第4次総合計画の策定のための資料を得ることができたということとともに、町民と町長が直接意見交換や懇談をする機会となったことに大きな成果があったと考えております。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) 今回の、地区懇ということで開催されたわけでありますが、懇談会は過去にも開催されております。その中で、個々に問う問題の内容は、大体同じようなものであるのかなと思いますけども、過去に開催された地区懇と今回の地区懇の間に何か特徴的な違いのようなものが見受けられるようであれば、その辺をひとつ答弁していただきたいということと、今回、地区懇というものを何回かやっていますけども、その定義とか位置づけというものがどういう一つのものになっておるのか、これも含めてお伺いをいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 企画財政課長 石田君。


◯企画財政課長(石田尚志君) 地区懇談会は平成7年度に初めて開催をいたしまして、それから、ほぼ毎年のように開催をしてきております。一番の主な意義といいますか、開催する目的というものは、先ほど御答弁申し上げましたとおり、広聴事業の一環、それから広報事業の一環ということが特にあります。
 過去のものと今回についてはどこに違うところがあるのかということですが、広聴事業、それから広報事業の一環、ここについてはどの段階においても変わりはなかったと思っております。
 今回につきましては、先ほども御答弁申し上げましたが、総合計画策定に関して現状の第3次総合計画の評価についてを一番聞きたかったと、民意といいますか、町民の皆さんの御意見等を伺いたかったということが一番、あえて違いと言えばその点だと思います。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) 当然、今までの地区懇については現状の中の清水町というとらえ方と、今回の地区懇は第4次総合計画に向けた将来的なものに対するビジョンの、それへの地区懇という大きな違いがここにあるかと思っておったですけども、その辺の話も承れるかなと思ったけども、現状の話だけで終わっているようですから、違いはそこにあるのかなと私は思っておりますけども。
 それで、この地区懇の中においても、意見聴取ということがありますけども、今度は次の質問に移りますけども、第4次清水町総合計画の策定までの流れということで、懇談会に出席された方はこの一つのチラシを目にされておりますけども、今後これは清水町の10年の将来計画というものの指針ということになるべきものを、その策定に至るまでの流れを書いた一つのパンフレットですが、これをあらためて御説明していただきたいと思います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 企画財政課長 石田君。


◯企画財政課長(石田尚志君) 地区懇談会におきましても御説明させていただいた内容でございますが、第4次清水町総合計画の策定作業につきましては、現在、第3次総合計画の達成状況などの評価や検証を行っているところでありまして、アンケート調査や町職員による内部評価をはじめとして、まちづくり会議や地区懇談会を開催し、そこでの御意見や御提言を取りまとめているところであります。
 また、これからも、中学生によるまちづくり会議や女性議会のほか、総合計画の素案に対してホームページ等で御意見を求めるパブリックコメントなども予定をしております。
 今後これらの御意見や御提言を集約するとともに、各種データの分析等をもとに基本構想案を策定し、清水町総合計画策定審議会における審議を経た上で町議会にお諮りできるよう順次策定作業を進めていく予定であります。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) 各懇談会で第4次総合計画の流れということは説明されましたけども、議会という一つの場で、あらためてこの流れをひとつお伺いするということでございますから、よろしくお願いいたします。
 その中で、平成21年10月から11月開催のまちづくり会議、そしてあと、2つ目の、平成22年2月からの第1回総合計画策定審議会、全部で6回ということになっておりますけども、これらの位置づけというものをどういうふうに考えておられるのか、それと、あと一つ、3つ目に、町職員の内部評価とありますが、具体的にはどのような評価をされておるのか、この3点についてお伺いします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 企画財政課長 石田君。


◯企画財政課長(石田尚志君) まず1点目のまちづくり会議につきましては、各区から推薦をいただいた方、それから各種団体からの推薦の方、また公募による町民の方、全部で32人によって開催いたしました。
 これにつきましては、第3次総合計画、来年度まで計画期間があるわけですが、これまでの、平成8年からやってきた計画を進めてきた内容について、どのような実績、またその評価について、それぞれのまちづくりに参加された町民の皆さんに、班を4つに分けまして、それぞれの班で1つずつ、少し突っ込んだ形での御意見をいただきました。まちづくり会議の進め方については、大体そのようなところです。
 総合計画の審議会につきましては、総合計画のある程度素案ができた段階で、町長から諮問をして、その辺をたたいていただいて答申をいただくという審議会でございまして、町の条例に定められた清水町総合計画審議会条例、これに基づいた審議会でございます。
 それと、町職員による内部評価についてですけれども、まちづくり会議に提出するそれぞれの一つずつの事業について、これを先に町の職員で評価をいたしました。どのような事業について、どのようにやってきて、どのように足りなかったというのを一つずつ評価をして、それで、それをもとに、まちづくり会議に行って、その会議の皆さんに説明をしたということでございます。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) 条例で、審議会、委員会のメンバー、これは条例の第3条にありますけども、それを今度は町長が審議会のメンバーとして委嘱をするわけだと思いますけども、審議会のメンバーの考え方、条例によるということだと、それは当たり前なんですけども、その審議会そのものの考え方は別にどこにあるのか、まずお聞きします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 企画財政課長 石田君。


◯企画財政課長(石田尚志君) まず、審議会条例の第3条第1項に、委員の数は20名以内、それと、その第2項におきまして、委員は各種団体の代表者及び学識経験者とされております。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) それは条例を見ればわかることで、審議といえば、一つの返ってくる言葉はね、将来計画に対する町長ないし代表者から受けて、そして、時間をかけて審議した中で答申を出すというのが一つの流れでしょうけども、審議会そのものが、いわゆる利害関係のある一つの諸団体が、一堂に会して、その利害についてじっくり話し合うというのも、これ、1つ、審議会の重要な位置づけだと私は思っておるんですよ。
 そういうものの、ちょっと考え方が欠落しているのかなと思って今聞いていたんですけども、実際、この審議会の中心を成す者が、それぞれ利害の違う人たちが、一堂に会して一つの統一した見解を出すということでありますから、これから10年先を見越したときに、それぞれの各種団体の皆様が利害を抱えているだろうと。その利害に相反する人たちに集まっていただいて審議を重ねて一つの答申の結果を出すという言葉であればいいんですけども、各種団体の皆さんが集まってということであれば、ちっとも話は変わらないわけですよ。それを私は言いたかったわけです。
 そういうことについて、もう一度、御答弁お願いします。


◯議長(久保田静輝君) 暫時休憩します。
                                午前09時17分休憩
                                ────────
                                午前09時19分再開


◯議長(久保田静輝君) 休憩を閉じ、会議を再開します。
 企画財政課長 石田君。


◯企画財政課長(石田尚志君) 貴重なお時間をいただきまして申し訳ありません。
 この総合計画審議会そのものにつきましては、いろんな団体の方々が、その団体に縛られずに、町の将来そのものを、どうしたらいいのか、どういうものがいいのかということを考えていただくのが第一だと私は考えております。
 ですから、各団体の利害関係を持ち寄ってそれを調整する場であるということが、中にはあるかもしれませんけれども、それが第一義ではないと、そのように考えております。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) そういうふうに言ったら、特定な事象をもってして一つの利害関係が発生したときに起こす一つの審議会と将来に向けての審議会、それは当然、どの事象でも利害関係は発生するわけですよ。
 そういうものを頭に置いたときに、各種団体の中で、利害が発生するような諸団体にその中に入っていただく中でそれを調整するという言葉が返ってくればいいわけですよ。余計なことを言わなくていいよ。
 そういうことはこっちに置いておいて、その中で、清水町の内部から、常に清水町というものを見て審議をするのではなくて、清水町の外にも清水町に対して非常に興味を持っておられる方がいますから、そういう一つの御意見を審議会の中に入れるということも僕は必要じゃないのかなと、こんな意見もあります。
 そして、その中には、いわゆる条例の中で、外部の人たちを入れていいのか悪いのかということに対して、その条例の一つの規約の中で縛られるか縛られないかという問題がありますけども、それは拡大解釈する中で、そういう一つの大局的に立った人をその審議会の中に入れてもらったらどうでしょうかというのが、これ、私の提案ですが、それに対して御意見を伺います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 企画財政課長 石田君。


◯企画財政課長(石田尚志君) 議員、御提案のとおり、学識経験者の枠の中で対応をしていきたいと考えております。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) その辺はよろしくお願いしますということで、次に移ります。
 本総合計画策定に当たって基礎数値をどうお持ちになるのか。当然、10年を見越してのものでありますから、その将来計画に向かって清水町が持つべき数字というのがあるはずですから、それに対してお伺いをいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 企画財政課長 石田君。


◯企画財政課長(石田尚志君) 新たな総合計画の策定に当たりましては、当然、人口や世帯数、それはもとより、産業や交通、教育や福祉、医療、財政状況などのこれまでの推移や、また、周辺市町の行政サービスの比較内容などにつきましても基礎データとして活用をしてまいりたいと考えております。
 また、将来人口の見通しにつきまして、政策的な目標人口といたしましては、現在、数値化はしておりませんが、国立社会保障人口問題研究所による市区町村別将来推計人口、こういうものがございまして、ここにおきましては、第4次総合計画における目標年次であります平成32年においては、清水町は3万2,034人と、ほぼ横ばいで推移するものと想定をされております。
 一方、町の歳入における基礎数値についてでございますけれども、町税につきましては、景気などの社会情勢の影響を受けることから、長期の見通しを立てることは非常に困難な状況でありますけれども、当町では法人税の占める割合が比較的少ないことから、景気の動向に伴う影響を勘案いたしましても、国の現制度下においては、今後5年間は、税全体でおおよそ50億円前後で推移するのではないかと想定をしております。
 なお、譲与税や地方交付税等の財源につきましては、国等の政策の方向が不明確でありますので、計画策定時における最新の制度内容を適用していきたいと考えております。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) 10年後の人口については、ほぼ3万2,000人余りで横ばいということで、また、町の税収についても50億円ということで、今の現状とそう大きな変わりはないというのが認識のようであります。
 これから10年、現状を維持ということで考えたときに、ますます町行政の効率の良い運営となることが10年先の一つの課題でもあるのかなと思います。
 このことに関しまして、町行政の効率の良い運営ということ、非常に抽象的なものの言い方ですが、これについて、10年先を見たときにどういうお考えを持っておるのか、お伺いをいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 今後の10年をどうとらえて、この第4次総合計画に生かしていくかという趣旨の御質問でありますが、今、御承知のとおり、時代は大変厳しい局面にあり、町の将来にとっても、この時期、第4次総合計画を策定するについて、大変重い課題であるというふうにまず認識をしております。
 申し上げるまでもなく、国も地方も3つの危険信号が点滅していると言われております。その第1は、高齢化と人口減少の信号であります。そして、また借金財政、国は864兆円という大きな国債によって賄っており、これを地方に例えますと、おおむね私たちの国民の生活の中には年収と同じぐらいの負債を抱えていると、地方財政もしかりであるというふうに受け止めております。また、第3の信号は、投資的財源の不足であります。
 もう一度繰り返しますと、高齢化と人口減少、借金財政、そして、そういう影響を受けて投資的財源の不足、いわゆる大変不透明な時代が続くのではないかと。特にここ数年は厳しい財政情勢、そして御承知の、政権交代による影響を強く受けるものと予想され、地方行政を運営する上では細心の注意が求められると、かように心しているところであります。
 さらに、今後ますます多様化する住民のニーズや安全安心にお応えしていかなければならないとき、私たちはまず第一に、町行政を担う責任者として、私をはじめ町三役はもちろんでありますが、全職員が一丸となって町の抱える課題に、また、そうした課題を的確にとらえて対応し、未来に責任を持つ、誇れるまちづくりの先頭に立つと、こういう自覚が必要であると、かように思っております。
 そうした中、同時に、行政はもちろんでありますが、議会と情報を共有し、さらに連携し、町民とのコラボレーションで有形無形の資産をつくっていかなければならないと、かように認識をしておるところであります。
 そのためには、広く町民の意見を聴取し、かつ長期的な展望に立って、実現可能な計画を基本に、町民を主人公とする誇れるまちづくりに全身全力をささげてまいりたいと、かように認識しているところであります。
 以上、基本的な考え方について御理解を賜りたいと思います。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) 基本的な考え方は後で聞こうと思ったけども、それはそれで、どうもありがとうございました。
 それでは、もっと具体的に質問を変えますけども、将来の10年ということで、きょうのニュースで、静岡県が400人強の臨時職員を採用するということをテレビでお話ししていましたけども、当清水町でも臨時職員の採用が行われておりますし、その中にあって、臨時職員という一つの枠組みを考えたときに、誰しも思うのは、優秀な人は職員への登用の道がもし開ければ、町民からしても、また内部からしても、非常に温かい配慮がなされておるなと、こんな気持ちがすると思うんですが、こういう一つの御配慮というものは頭の中にあるかどうかをお聞きします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 議員の御指摘のとおり、人材を確保する、そして一方、今、時代は就労者への対策等々をかんがみての事例でありますので、そうした優位な人材があれば、その採用受験の対象者として前向きに取り組んでまいりたいと、かように思っております。
 よろしく御理解願います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) 私は、今、臨時職員でやられている方が、あらためて試験という一つの方策もあるかもしれませんけども、数多くの上司が、あの子は一生懸命やっているよと、ひとつレベルアップさせてもいいじゃないかというものがあっても僕はしかるべきだと思うんですよ。それをまた、一つの土俵に上げて、また試験というようなことはどうかなという気持ちはあるんですが、そういう、誰から見ても一生懸命やっている人は、汗をかいている人は報われると、こういうような一つの姿に、本来の姿にしていただければなということで質問したわけです。よろしくお願いします。
 では、次に移ります。
 基本構想と本計画との関係、基本構想というのは国、県のことでありますけども、国に至りましては、基本構想というものは、これ、お持ちではないというようなことをおっしゃるかもしれませんが、県との関係ですね、県との関係が、当清水町との総合計画を策定する中でどのような連携が実際行われるのか、行われないのか、これについて御質問をいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 企画財政課長 石田君。


◯企画財政課長(石田尚志君) 現在、県におきましても総合計画の策定作業を進めている段階でございますが、総合計画における県、それと市町村との関係というものは、適切な役割分担の下にそれぞれ行われておるものでありまして、将来のまちづくりの考え方や方法等は、あくまでも市町村それぞれが独自で定めるものと考えております。
 しかしながら、行政サービスにつきましては、住民にとってより身近なものとなってきておりまして、権限移譲などによりまして市町村が果たす役割はますます大きくなっているのも事実でありますので、県と市町村の役割分担を明確にしつつも、相互に緊密な連携を図りながらまちづくりを進めていく必要があると考えております。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) 県の方は新公共経営ということで、何回か前にその考え方を質問したときに、副町長は、この新公共経営という考え方について一つの課題であるということで、その課題として取り組むというような御答弁をいただいたかと思いますが、今回は、あらためて、その新公共経営という考え方をこの10年の計画の中にどう生かされていくのか、お伺いをいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 企画財政課長 石田君。


◯企画財政課長(石田尚志君) 県が全国に先駆けて取り組んでおります新公共経営、いわゆるニューパブリックマネジメントというものですが、これにつきましては、当町におきましても、新たな計画策定における基本方針の一つに位置づけておりまして、これにつきましては、地区懇談会の中での説明の中にも触れさせていただいております。この県の手法を参考にしながら計画の策定に生かしていきたいと考えております。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) 抽象的な言葉で終始しましたけども、これは後でまた触れてくる問題ですから、次にいきます。
 1の最後の質問になるわけですけども、町長が先ほど、それとちょっとかぶるところがあるかもしれないですけども、あらためて今後の10年というものをとらえて、この清水町をどういうふうに持っていくのかお伺いをするんですが、そこで、今をあらわした言葉には明るい材料は見当たらないんですが、閉塞感、就職難、人口減少、高齢化、残業カット、ボーナスカット、給与カット、雇用不安等々いろんな言葉がありますけども、町長、このような時代に当たって、今後10年、どのような一つの方策を持って当たろうとしているのか、この新計画に対してお考えを伺います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 大変厳しい時代の中で、町長はどのような視点に立ってこれから10年間、持っていく考えであるのかということでありますが、議員も御指摘のとおり、私は常に現状を的確に把握し、将来にわたる中長期的な展望に立って、未来に責任の持てる行財政運営をしていかなければならないと、かように思います。
 そうした中にあっては、財政の健全化、そして、予算化されたその行財政が的確に執行され、その成果がどう如実に成果としてあらわれているかということが求められ、また、その中には、人づくりが極めて大事であると、職員一人一人の思いと行政が一つになっていく姿等について全力で取り組んでいく決意であります。
 雑駁でありますが、御理解をお願いいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) 非常にこれからの時代を的確に言い当てて、一つの方策を持って事に当たる、大変なことですね。それは、今の国際情勢や国の関係を見ても、それが如実にあらわれている問題で、この問題を解決する人がいれば、それは神の手ぐらいしかないと私は思っておりますが、しかし、立場として、私らもそれについてお聞きをしなければならない非常に苦しい立場ということも御理解を願いたいなと思っております。
 それで、またしつこいことを聞くようですが、いわゆる町長は、この新計画の中でも、未来に行き先を持っていける施策、あと一つ、誇りの持てる町ということを常日ごろ言われて、またことに当たっていると思うんですけども、この2つに関して、もう少し具体的に、どっちの方向に持っていったらいいのかなというお考えを示されて、ああ、町長はこういうお考えを持っておるんだということが、おおむねながらわかるような言い方をされて御答弁していただければなと思いますけど、よろしくお願いします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 行政には多種多様の課題があって、そして、それらが1つとなって一つの行政として執行され、その中で、まず議会の御理解をいただき、さらには地域町民の御理解、コラボレーションが求められるわけでありますから、まず、行政が行政としての意思決定を十分していくと、まさに行政としての意思決定、そして、さらには広く町民の持っている知恵、ナレッジを加え、さらには、そこに私は行政として町民に広く夢を売っていかなければならないというふうに思います。夢の実現が、そのまま地域力、行政力になるよう心がけていきたいと、かように思っております。
 抽象的かと思いますが、向こう10年にわたる一つの決意として、町の意思を統一し、今後、力強く進んでまいりたいと、かように思っております。
 よろしくお願いします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) 私が、今、時代を象徴する言葉を並べましたが、総称して混沌の時代だろうと思います。混沌の時代は、過去には大正から昭和初期にかけて混沌の時代があり、退廃の時代がありましたが、そして、そのときは文化の声が高くなって、結果的には、皆様、御承知の結果となったわけでありますが、現在、大変厳しい時代で混沌が続いておりますが、その先には黎明という一つの時代へいざなうためにも、町長の指導力を発揮されて、この項の質問を終わりにします。
 次の標題、町施設の利用方法を問うということに移ります。
 温水プールの学校教育としての利用についてでありますが、ことしの4月にかけて、そのサイクルを回されたと思いますが、その結果と今後の考え方について質問いたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 岩崎議員の御質問にお答えをいたします。
 学校プールの老朽化に伴いまして、清水中学校では、本年度、学校プールと併用して温水プールを活用いたしました。
 来年度におきましては、現在、施設側と調整をしており、清水中学校のプール授業すべてを温水プールで実施できるよう準備を進めているところでございます。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) そういう方向でいくのが一番いいのかなというふうに私も思います。
 そうなると、今、既存のプールは、これからその安全対策やその処置の問題にも入っていこうと思うんですが、その辺の考えがございましたら御答弁をお願いいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 来年度、清水中学校につきましては、プール授業はすべて温水プールの方に移行するという形で準備を進めているということで、先ほど御答弁させていただきました。
 したがいまして、1年間を通してという授業はまだ経過しない段階でございますもんですから、今すぐ中学校のプールをどうするというようなことの結論づける時点ではないかなというふうに思っております。
 したがいまして、来年度の様子等も踏まえながら、今後の中学校のプールは、そのものの利用等も考えていかなければならないというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) よろしくお願いしますとしか言うしかありません。
 では、その次、無料町施設の今後の考え方に移ります。
 地区懇談会を通じまして社会体育施設についてのアンケートをされていまして、その集計結果がまとまったと思いますので、その結果についてお伺いいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 生涯学習課長 飯田君。


◯生涯学習課長(飯田正史君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 地区懇談会での社会体育施設の有料化について御提案させてもらっているんですけど、そのときのアンケートの結果でございます。
 アンケートは2つ質問をしておりまして、1つは、「利用したことがあるか」、もう1点は、「無料施設を有料化にした方が良いか」という2点でございます。
 今回、岩崎議員の一般質問の趣旨に従えば、2項目の、「無料施設を有料化にした方が良いか」という問いの方だと思いますので、そちらのみお答えさせてもらいます。
 有料化にした方がいいと思う人が74%、思わない方が25%、無回答がほぼ1%でございます。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) 今の結果、70数%が、有料化について、これを可とするといった考え方のようであります。
 それで、今、町の体育施設の利用状況について、無料としている施設の有料化への考え方、アンケートもありましたけども、それの考え方が1つと、総合運動公園内の中にテニスコートがありますが、きょう配られた表の中には、ちょっと私、見落としたのかどうかわかりませんけど、テニスコートの欄がないように思えたのですが、この2点についてお伺いをいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 生涯学習課長 飯田君。


◯生涯学習課長(飯田正史君) 生涯学習課が所管する町の社会体育施設の使用料につきましては、町民の心身の健全な発達とスポーツの振興、施設の利用促進などを図るために、他市町の同様な施設を参考にして使用料を設定しているものであります。
 しかしながら、現状では、施設によって有料なものと無料なものがあり、公の施設の利用者の公平性を考慮いたしますと、今後は受益者負担の原則を徹底する必要があるのではないかと考えております。
 こうした考え方の下に、今後、本年5月に定めた、町の新設既設無料の施設等使用料設定に関する方針に基づき、社会体育施設全般の使用料について、利用者の減少とならないよう考慮しながら、利用者のニーズに合った見直しをしてまいりたいと考えております。
 なお、地区懇談会で説明した資料の中にテニスコートの記載がないということでございますけど、総合運動公園という中に入っておりまして、この中に包括されていると考えていただいて結構だと思います。
 なお、その際のテニスコートは、無料の施設で今使われております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) そうしますと、運動公園にあるテニスコートを有料にするという、一つの対象の施設になるわけですか。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 生涯学習課長 飯田君。


◯生涯学習課長(飯田正史君) 現在、その対象施設と考えております。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) 総合運動公園というと、本質的なとらえ方は都市公園と。その中での有料化についてはいろいろな制約があると思いますけども、それを抜きにして一つの方向にいくということでありまして、狩野川河川敷の問題にしてもしかりということで、そちらで努力してくれると思います。
 そうなると、結局、新設既設の、さっき言った施設使用料等の設定に関する方針、これがありますから、これに基づいたときに、無料施設の設定金額がいかほどになるのかなというのが、当然、興味として出てくることなんですね。それが1点と、そしてあと、2つ目が、現在有料である施設の料金は見直しも主眼としてありますけども、それについて、この2点をお伺いいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 生涯学習課長 飯田君。


◯生涯学習課長(飯田正史君) 使用料の設定金額につきましては、ただいまそれに基づいて積算中でございますので、まだ具体的な数字はあがっておりません。
 また、既に有料のものにつきましても見直すことになっておりますので、そちらについても、現在積算中ということで御容赦願いたいと思います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) そうなると、いつまで積算中なのかということになりますけども、結論はいつごろ出るんですか。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 生涯学習課長 飯田君。


◯生涯学習課長(飯田正史君) 御提案できる環境が整えば議会の皆様に御提案したいと思います。
 時期につきましては、おおむね次期議会に間に合えば、そのようにしたいと考えております。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) 1つは、今の無料の施設を、有料化にするという方向ではなくて、有料化の検討でもなく、有料化にするということは言い切るわけですよね。質問です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 生涯学習課長 飯田君。


◯生涯学習課長(飯田正史君) 有料化の検討でございますので、絶対に有料になるという、今回、対象施設が総合運動公園と、あと、うちの課に関しますとプールの関係、ふれあい広場の関係でございますけど、それらすべてが有料化に向けてできるかというと、一部の施設で多少課題も残っておりますので、すべてというわけにはいかないかと考えております。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) これはここまでにしまして、指定管理者のもとで行われた施設での料金の有料化、これは当然考えられますが、その料金の変更に伴う処置はどのように考えておるのか、伺います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を願います。 生涯学習課長 飯田君。


◯生涯学習課長(飯田正史君) 料金変更に伴う措置というものは、指定管理者になっている施設についての料金の変更かと思いますけど、その場合は、指定管理者が変更後の金額で歳入されるということになります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) そうしますと、かみ砕いて言うと、料金が有料化になったと、なって、なおかつそれが指定管理者の施設であれば、その有料化になった金額は指定管理者のもとに入ると、こういう理解でよろしいわけですね。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 生涯学習課長 飯田君。


◯生涯学習課長(飯田正史君) 現在、指定管理者との契約上はそのようになることになります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) そうなると、今の契約がそのまま履行されるということで、それを是とし、これからは、その契約にのっとって指定管理者のもとに料金が有料になった分はすべていくと、こういうことでよろしいですね。


◯議長(久保田静輝君) 暫時休憩します。
                                午前09時56分休憩
                                ────────
                                午前09時58分再開


◯議長(久保田静輝君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 生涯学習課長 飯田君。


◯生涯学習課長(飯田正史君) 失礼いたしました。
 有料になった使用料は指定管理者の方に入るんですけど、そこで大きな変化が生じる場合は指定管理者と協議をすることになっていますので、その協議後のことによって、全額になるか一部になるか、そのような措置がとられるかと考えております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) そうなると、今度は大きな変化はないかということになってしまうんだけど、大きな変化というのは、何か一つの線で引けるわけですか。質問します。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 生涯学習課長 飯田君。


◯生涯学習課長(飯田正史君) その使用料の大きな変化というものは、積算してみて、その後の協議になりますので、一定の線というものは現時点では設けてございません。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) そうなりますと、よく中で詰めていないようですけども、当然、今度は、指定管理者という一つの存在がここにあるわけですから、あまりその辺をファジーにしておくといろいろな問題が出てきますよ。
 それと、あと一つ、指定管理者という一つの組織体、各種団体に補助金がいっていますよね。今度は、逆に、この補助金の関係とその施設を有料化した場合の使用料との兼ね合いも出てきますし、内包されたいろいろな問題が出てきますから、統一した一つの見解とか、考え方、そしてまた、さっき言った新公共経営、これにのっとった一つの整理の仕方があるだろうから、それを少し精査する中でやるということで、私自身はそう思うんですが、そうなった場合に、これに対しての答弁は誰に求めればいいんですかね。
 町長、やりますか。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 先ほど、岩崎議員の御質問に、生涯学習課長が答弁を訂正、修正をされました。これは今後、行政として、慎重に研究、検討をして、また議会に御報告できるまで若干のお時間を。後日になりますが、御理解をいただきたいと思います。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) この件につきましては、いろいろのこともありましょうから、こうだということはここでは言えない部分があると思いますから、それは少し時間をかけて調整をしていただいて、一つの新公共経営ですか、それの一環に入るのかなと思いますから、その辺の、どうやるというのは、それを参考にされてやったらどうかなと思います。これは提案として、1つ、述べておきます。
 次に移ります。最後の目になりますけども、指定管理者制度の成果と問題ということに移ります。
 まず、指定管理者制度を導入して、各部署での成果と問題点をお聞きいたします。
 まず、社会体育。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 生涯学習課長 飯田君。


◯生涯学習課長(飯田正史君) 指定管理者制度につきましては、町の社会体育施設のうち、現在、温水プール、総合運動公園、外原テニスコート、野球場の管理に導入しております。
 制度を導入して以来4年目を迎えますが、その成果につきましては、温水プールでは、AEDの自主設置、資格者による監視業務など、利用者の安全対策はもとより、自主事業として、町民の健康づくりを目的とした各種教室を開催しており、導入後の成果は向上しているものと考えております。
 また、総合運動公園ではホッケー教室の開催、外原テニスコートでは初級テニス教室の開催、さらに、野球場では施設の空き時間を利用して地域の高齢者へ無料開放するなど自主事業が行われており、町民ひとり1スポーツの進展に寄与しているものと受け止めております。
 このような状況から、各施設の指定管理者にあっては、全体的に公の施設の設置趣旨を理解し、適切な管理運営を行うとともに町民の健康づくりの活動の場を提供するなど、町民のニーズに合った施設管理が図られているものと判断しており、特段の問題はないと考えております。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) あと、福祉課の答弁を求めます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 福祉課長 秋山君。


◯福祉課長(秋山治美君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 福祉課におきまして所管しております福祉センターにつきましては、社会福祉協議会を管理者といたしまして指定管理者制度を導入しております。他の社会体育施設と同様、今年度で4年目に入っております。
 その成果でございますが、社会福祉協議会がサービスの質、量、あるいはコストなどの面で民間事業者等との競争関係の中に置かれたことによりまして、同協議会では、これまで培ってまいりましたノウハウを生かしながら、より質の高いサービスを低コストで提供する経営改善に取り組み始めたことが大きな成果であると考えております。
 また、経費削減につきましても、効果の一つではございますが、同協議会の性格上、過大な収益を上げる事業ができないということもございまして、現状では経費の一定部分を町の指定管理費用に頼らざるを得ない状況ともなっております。
 このような中で、施設利用者の視点での事業が必ずしも十分には行われていないというような御意見も寄せられておりますことから、今後は、こういった点を踏まえまして、よりサービスの向上が図られますよう改善を進めていきたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) 現状は、おおむね順調にいっているということであります。しかし、利用する側としまして、その窓口、また受け付けをする側が、実直な対応のあまり、誤解を招いたりすることも聞いております。また、受付につきましても、安全な方向で対処できることを、町としても、ひとつサポートしてあげたらどうかなと思っております。
 町民にとっては、使っている施設が、町の管理下にあるのか、また指定管理者の下にあるのか、そのようなことは区別せずに使うわけでありますから、すべて町の施設という認識の下にお使いになっている施設ですから、そこは、管理者に任せたからというのではなくて、町の一つの包括の中にあるという意味の中でお願いをしたいなと思います。
 このことは、地区懇の中にでも出た一つの話でもあると思いますので、議会の場として、町長の方から少しお言葉をいただければと思います。
 そして、あと2つ目に、町の公民館が竣工しまして、今、稼働しておりますね。そういう中で、今後、町公民館の基本的な運営方針と日程を伺います。
 この2点、お願いいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 議員の2つの御質問のうち、前者について、私、まずお答えをいたします。
 町の公共施設、特に指定管理者に委託している施設といえども、町民にとっては思いは同じではないかという御指摘であります。同感であります。しかし、そうした印象を利用者に与えたということについては、やはり今後、あらためるべきを速やかにあらためて、町民の使いやすい運営に努めてまいることを指導、徹底してまいりますので、よろしく御理解をいただくようお願いいたします。
 交流センターの利用等々につきましては担当課から答弁させていただきますので、よろしく御理解願います。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 生涯学習課長 飯田君。


◯生涯学習課長(飯田正史君) 地域交流センターの運営方針と、またその日程ということでございますけど、運営方針は、現在、直営で運営しております。民間の活用ということで、指定管理者を導入すべき施設ということに、とりあえずはなっておりますので、そのデータを取るべく、2年ないし3年の期間をそのデータとりに充てたいと考えております。その後、指定管理者制度にふさわしい施設かどうかというものを判断した上で、ふさわしければその方向に進んでいくかと考えております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) 2番目の質問の飯田課長の話の中で、今、データをとっているという段階で、そのデータによって、指定管理者の方にいくのか、いかないのかという立場であるということでありますよね。そして、日程的なものはまだ定まっていないということのようでありますが、文化センターという一つの建物ということをまず頭に置いたときに、どのような運営の仕方がいいのか、もう少し時間をかけて検討していただければと思います。
 次に、私は、今回の質問事項の中で一から十を通しての考え方は、財政の安定ということが、これから10年を見据えたときの第1位になろうと、こういうことで私の方は思っております。
 多少の価値観の違いはありますけども、町長に課せられた最大の責務は財政の安定であろうと思います。町長がよく引用される言葉に、「財を残すは下なり、事業を残すは中なり、人を残すは上なり、されど財なくんば事業は起こらず、事業なくんば人は育たず」という、後藤新平の言葉をよく引用されますが、町長にとって、この言葉を通して町民に何を発信したいのか、これをお伺いいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 私がよく引用させていただきます後藤新平の言葉について、町長はそのことをどのように町民に訴えたいのかという御指摘でありますが、ちなみにこの言葉を述べさせていただきますが、「財を残すは下なり、事業を残すは中なり、人を残すは上なり、されど財なくんば事業は起こらず、事業なくんば人は育たず」、これは若いころ読んだ、私の本の中の一節の好きな言葉の一つであります。
 このことを、今、議員、御指摘の、行政に、あるいは町民に何を訴えたいのかと。これは、人間の体で例えますと五体満足であります。理想であります。行政にとってお金も大事でありますが、お金は町民からお預かりした税金でありますので、その税金を行政サービスという事業を通じて提供し、そして、そうした行政サービスを執行することによって、また受ける側もサービスさせていただく側も喜びがあり、そこに初めて、心に大きな成長ができる、いわゆる究極は人づくり、優しさであると、ここの1点に尽きるということであります。
 財が乏しいと行政サービスも思うようにいきませんので、健全な財政を確保し、そして、それを執行していくことが行政の務めであり、そこに携わる職員の心が大きな役割を果たし、そして町民からの、またいい意味の反応を享受できることによって生産的なサイクルが発信できると、こういうふうに私は受け止め、折によって引用をさせていただいているところであります。
 どうか深い御理解をお願いして答弁といたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 10番 岩崎高雄君。


◯10番(岩崎高雄君) 町長がよく後藤新平ということで出されますから、私も後藤新平のことについてちょっと調べてみました。これは、皆さん、御承知のとおり、日本の黎明期から大正時代に活躍された医者でもあり、また官僚でもあり、政治家でもあった人ですよね。そして、大変な大ぶろしきを広げた人らしいですよ。
 この混沌とした時代、山本町長も、県、また国を相手に、大いに私は大ぶろしきを広げて、清水町ここにありという生きがいを持って、わが町を若者の町にすることが大切だなと、このように思っています。
 大ぶろしきを敷く人は町内にもいっぱいますから、その方々のお知恵を借りながら、どういう大ぶろしきを敷いたら良いか、いろいろお尋ねして歩くのがいいと思いますけど。そんなことで私の質問は終わりにします。


◯議長(久保田静輝君) これをもちまして岩崎君の一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩します。
                                午前10時15分休憩
                                ────────
                                午前10時30分再開


◯議長(久保田静輝君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 次に、1番 渡邉和豊君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 徳倉橋及び周辺道路の整備(その後)について」「2 民間保育所の誘致について」「3 高齢者が住みやすい町(その後)について」。
 以上の3事項について発言を許します。 1番 渡邉和豊君。


◯1番(渡邉和豊君) 議長の許可をいただきましたので、通告事項に基づきまして質問をさせていただきます。
 質問事項は、1点目に、徳倉橋及び周辺道路の整備(その後)について、2点目に、民間保育所の誘致について、3点目に、高齢者が住みやすい町(その後)についてであります。
 それでは、まず1点目の、徳倉橋及び周辺道路の整備(その後)についてお聞きをいたします。
 徳倉橋と周辺道路の整備計画につきましては、昨年、9月議会で質問をさせていただきました。その後、現在までおよそ1年余りが経過をした中で、湯川交差点の改良工事の状況を見ますと、交差点付近において歩道の拡幅が行われておりますが、湯川交差点改良工事全体からしては、進み具合というのは、まだ入り口部分ではないかというふうな印象があります。
 この徳倉橋と周辺道路の整備計画につきましては、県事業でありますから、県知事の交代はもとよりでありますが、国の政権交代もありまして、少なからず事業への影響があるのではないかと思いますので、あらためて今回、この整備計画について、その後の動向確認させていただきたいと思います。
 まず、湯川交差点の改良工事につきましては、昨年9月議会では、おおむね5年程度を完成の目安として改良工事が進められる計画であるという説明をしておりますが、現時点での進み具合はどのようになっているのか、まずお聞きをいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 渡邉議員の御質問にお答えいたします。
 湯川交差点整備事業は、平成19年度に事業着手し、平成21年度末の事業費ベースでの進捗率は、約43%となる見込みであります。
 昨年、県から説明を受けましたおおむね5年程度を完成の目安にするという計画に対しては、若干の遅れはあるものの、地権者等の御理解、御協力により、これまで順調に事業を進めることができております。
 現在、事業効果をできるだけ早く発揮できるよう交差点付近の用地取得を優先し、地権者等との交渉が進められております。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 1番 渡邉和豊君。


◯1番(渡邉和豊君) 湯川交差点の改良工事の進み具合については、出来高は、おおよそ43%ということでありますけど、いつの時代も、道路整備の最大のポイントというのは道路用地の確保でありますから、用地取得の進み具合によりまして、その事業の完成度を大きく左右するものであると思います。
 この湯川交差点の改良工事につきましては、まだ工事に着手して1年余りであると思いますので、これまでの整備計画における説明では、今後5年程度で整備が進められていくということでありましたけども、工事におけるスケジュールについてはどのように把握をされておりますか、お聞きをいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 今後のスケジュールにつきましては、平成25年度を事業完了のめどとして進めていく方針であるとの説明を県から受けておりますが、その一方で、県の平成22年度当初予算の編成において、事業の見直しや廃止、事業費の削減基準等が設けられているとのことであります。
 このため、県の平成22年度当初予算では社会基盤整備などの投資的経費が抑制されることも予想され、建設部など建設事業を所管する部局では大変厳しい予算編成になるとともに、平成22年度以降においても整備の計画について先行きが見えない状況であると伺っております。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 1番 渡邉和豊君。


◯1番(渡邉和豊君) 昨年の9月議会で質問をさせていただきましたときは、以前行われた徳倉のマルトモ交差点の改良工事、これについては、完成までおよそ9年を要していると。それから考えると、湯川交差点の改良工事については、地権者の数が多くなるので、徳倉のマルトモ交差点の改良工事と同様の期間を要するのではないかということでありました。
 先ほどの答弁では、湯川交差点の改良工事につきましては、平成25年度の完了をめどとして進めるという県の方針ということでありますけど、国や県の事業見直しによる廃止、あるいは縮減の動きがある中で、湯川交差点の改良と徳倉橋の耐震補強、そして橋の下流側への歩道橋の整備、こうした事業においても動きが出てきているのではないかということが気になるところでありますけど、その辺についてはどのように把握をされておりますでしょうか、お聞きいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 徳倉橋の耐震補強及び歩道橋の整備は、湯川交差点整備事業の進捗状況を見ながら進めていくとの考えが県から示されております。このような状況の下、本年11月14日に開催された徳倉橋補強工事の地元説明会におきまして、これらの事業を所管する沼津土木事務所より、徳倉橋の耐震補強、歩道橋の整備及び徳倉側の歩道整備を一つの事業として進めるとの方針が示されました。
 したがいまして、今後は、湯川交差点事業について一定のめどをつけ、徳倉橋のこれらの事業に着手するよう県に要望してまいります。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 1番 渡邉和豊君。


◯1番(渡邉和豊君) 徳倉橋の耐震補強、そして歩道橋の整備、徳倉側の道路整備については、一つの事業として進めていくということが沼津土木事務所の方針であるということでありますが、ここでは、まず橋の耐震補強についてお聞きをしたいと思います。
 これまでの整備計画では、湯川交差点の改良工事が進みませんと橋の耐震補強工事に着手をしていかないのではないかという懸念がありました。しかしながら、本年8月11日になりますか、駿河湾を震源とする地震の発生をはじめとして、今後も想定をされますゲリラ的な自然災害への対応を考えますと、現状の徳倉橋の老朽化、あるいは強度などから察すれば、その辺については、湯川交差点の改良工事の進捗いかんにかかわらず橋の耐震補強工事に早急に着手するよう県へ働きかけをしていくべきであると考えますが、いかかでしょうか。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 徳倉橋の耐震補強は歩道橋の整備とともに町の最重要課題であるため、県に対して、一日も早く事業着手が計られるよう要望しているところであります。
 また、湯川交差点事業につきましても、多くの地域住民の皆様の御理解、御協力を得て順調に事業が進捗しているところであります。
 このような状況の中で、今後の事業費の面で先行き不透明なものがありますが、先ほど御答弁いたしましたとおり、湯側交差点事業について一定のめどをつけ、徳倉橋のこれらの事業に着手するよう県に要望してまいります。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 1番 渡邉和豊君。


◯1番(渡邉和豊君) 徳倉橋のこれからの事業につきましては、早期に工事着手をしていく必要があるわけでありますけど、その中でも、橋の耐震補強工事につきましては相当の工事期間というものを要することになると思いますので、ここではその耐震補強工事の内容と想定される工事の期間がわかりましたら、お聞きしたいと思います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 県によりますと、徳倉橋は橋脚の根入れ不足から耐震性の問題が生じており、このため、耐震補強工事は、橋脚部分を太くするとともに、根入れをさらに深く入れる工事を計画しているとのことであります。
 また、この工事にあわせ新設する歩道橋の橋脚工事を行うことが効率的、経済的であることから、耐震補強工事と歩道橋工事が同時に行われる計画であると伺っております。
 また、内容と期間に関しましては、県から、この計画を実行するに当たり、狩野川を管理している国土交通省との協議の上、許可を得た後に工事を行うことになるため、協議が行われていない現在では、具体的なお話を申し上げる段階に至っていない旨の回答を受けております。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 1番 渡邉和豊君。


◯1番(渡邉和豊君) 橋の耐震補強工事の内容につきましては、徳倉橋は、橋脚の根入れ不足というんですか、いわゆる橋脚が川に入っている部分が浅いということだと思いますけど、そういうことから耐震性の問題が起きているということで、橋脚の部分を太くして根入れをさらに深く入れるという工事を計画するということであります。
 そこで、現在、徳倉橋には、荷重制限として14トンの通行規制がされておりまして、大型車両の通行が制限されておりますが、橋の耐震補強工事が完了しますと、橋としての一定の強度、あるいは対震度というものが確保され、通行規制をされております現在の14トンの荷重制限については解除がされるのではないかというふうに思われますけども、いかがでしょうか。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 徳倉橋の14トンの通行規制は、平成19年に、舗装の穴、床版のクラックが顕著であった区間について応急の補修工事が行われ、これにあわせて通行規制が実施されました。
 今後計画されております耐震補強工事は、橋の許容できる荷重を大きくするものではないため、通行規制の解除にはならないとの説明を受けております。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 1番 渡邉和豊君。


◯1番(渡邉和豊君) ただいまの答弁をちょっと確認させていただきますが、徳倉橋の14トンの通行規制を解除するには、橋の橋脚の補強は今回計画があるんですけども、トラスの部分の補強をする必要があるのか、あるいは全く新しい橋を架け替えないと14トンの通行規制というのは解除されないということになりますか、いかがでしょうか。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 14トンの通行規制を解除するには、橋梁上部の鉄で組まれたトラス部分の補強が必要でありますが、現在の技術では不可能であり、すべての車両が通行できる構造とするためには、全面架け替えが必要であります。
 したがいまして、橋脚部の耐震補強が施工された後でも14トンの通行規制を継続することで橋の延命を図る計画でいるとの説明を受けております。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 1番 渡邉和豊君。


◯1番(渡邉和豊君) 先月、11月の新聞紙上で、県内の橋梁における橋の老朽化の記事が掲載されておりまして、県内では、通行止めの橋が3本、重量制限の橋が15本という報道がされましたが、徳倉橋は、その重量制限の橋の中に含まれておりますでしょうか、それが1点。
 それから、14トンの重量規制がされておりますけども、現時点で徳倉橋は安全な橋と言えるのでしょうか。その辺をお聞きいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 県に確認いたしましたところ、徳倉橋は重量制限の15本に含まれているとのことでありますが、老朽化による重量制限ではないため、報道にあるような崩落につながる危険性はないとの回答を受けております。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 1番 渡邉和豊君。


◯1番(渡邉和豊君) 今のに関連して、次に、予想されている東海地震と徳倉橋の強度との関係がどうなのかということについてお聞きをしたいと思いますが、現在、徳倉橋については床版の補修工事と塗装の工事が行われておりまして、今後、橋の耐震補強工事が行われることによりまして、予想される東海地震に対して徳倉橋は十分耐えられる構造になるのかということが非常に気になるところでありますが、徳倉橋の耐震工事後における橋の強度というものはどのようになるのか、お聞きをいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 徳倉橋の耐震補強工事は、県で現在行われている耐震補強工事と同様に、兵庫県南部地震、いわゆる阪神・大震災の被害をもとに耐震設計法等が前面改定された道路橋示方書の基準を適用し、実施されます。
 したがいまして、関東大震災や兵庫県南部地震に耐えられるように補強されますが、同じ規模の地震であっても橋に与える影響はさまざまでありますので、東海地震に耐えられるかの判断は一概にはできないとの回答を受けております。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 1番 渡邉和豊君。


◯1番(渡邉和豊君) 現在行われております徳倉橋の床版の補修工事と橋の塗装工事につきましては、ことしの11月23日から翌年4月末まで、およそ5カ月間の工期でありますけども、交通規制は夜間の全面通行止めが、工事前と工事後それぞれ20日程度見込まれております。
 今後計画がされております耐震補強工事では、橋の橋脚の補強とあわせて下流側への歩道の整備という内容でありますけども、これらの工事ではどのような交通規制が想定されるのか、お聞きをいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 現時点では具体的な耐震補強工法が決定しておりませんが、検討されている橋脚を大きくする方法での工事が行われた場合には、資機材の搬入、搬出時などにおける通行規制が予想されます。しかし、川の中での作業となりますので、施工中における交通規制は少ないものと考えております。
 なお、規制の詳細につきましては、工事が実施される際に、近隣地区への説明会や警察、河川管理者である国土交通省との協議により決められるものと考えております。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 1番 渡邉和豊君。


◯1番(渡邉和豊君) 徳倉橋の上流側に今設置をされております現在の歩道橋につきましては、かねてよりその幅員の狭さなどにより安全性が指摘をされてきたものでありまして、幅員約1.5メートル、朝晩の通学時間帯に多くの子供たちの通学が安全にできているとは到底思えない状況であります。
 徳倉橋の下流側へ設置が計画をされております歩道橋につきましては、昨年8月にも、橋の耐震補強とともに早期に整備をするよう県に対しての陳情を行ったものでありまして、県としては、橋の耐震補強とともに一体で計画を進めてまいりたいという説明がありました。
 その後のスケジュールについては、変化があるのか、ないのか、どのように把握をされているのか、お聞きをいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 先ほど御答弁申し上げましたことの繰り返しになるかと思いますが、本年11月14日に開催された徳倉橋補修工事の説明会の際に沼津土木事務所の担当課長から説明があり、耐震補強工事と歩道橋の整備を一体で考え、あわせて徳倉側の道路整備を行う計画でおり、これらが事業採択され、事業費が確保できれば、平成30年度ごろには事業を完了することができるとの考えでありました。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 1番 渡邉和豊君。


◯1番(渡邉和豊君) 徳倉橋の下流側への歩道橋につきましては、橋の耐震補強工事と歩道橋の整備を一体として考えている、そして、あわせて徳倉側の道路整備を進めていきたいという県の考えであると思いますけど、そのような中で、歩道橋の工法、あるいは幅員についてはどのような計画が見込まれているのが、お聞きいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 町では、歩道橋の整備に当たっては、歩道の連続性が必要であるため、幅員を湯川交差点の歩道と同じ3.5メートルとするよう要望しております。
 工法及び構造については、幾つかの案の比較検討や河川管理者との協議により最終的に決定されるものと考えております。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 1番 渡邉和豊君。


◯1番(渡邉和豊君) 次に、徳倉側の道路整備についてお聞きをしたいと思いますが、県としては、橋の耐震補強工事と歩道橋の整備を一体として、あわせて徳倉側の道路整備を進めるという説明がありました。
 このような中で、昨年の県への要望では、朝晩の通学児童・生徒等の安全確保をはじめ利便性や快適性の向上を図るため、徳倉地区から湯川地区までの歩道の連続性の確保を訴え、徳倉側の道路整備も含めた上で徳倉橋の整備については早期の事業着手と説明会の実施をお願いしたというものでありました。
 これに対しまして、県からの説明では、地権者の不安を払拭するためにも計画だけでの説明会が実施できないか検討を進めていきたいということでありまして、徳倉側の道路整備につきましては、町としても早期の事業着手を図るために説明会の開催を早くやってほしいということを県へ働きかけてまいりますというのが昨年の時点での説明でありましたが、その後の状況について、今どのように把握をされておりますか、お聞きをいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 徳倉側の道路整備につきましては、沼津土木事務所の担当課長に対し、昨年度町が要望した説明会の開催を、本年度事業の打ち合わせを行った際にも再度要望してまいりました。
 その後、徳倉橋補修工事の説明会の際に、歩道橋の整備にあわせて徳倉側の道路整備を行うとの計画が示されましたので、あらためて同計画についての説明会の開催を強く要望してまいります。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 1番 渡邉和豊君。


◯1番(渡邉和豊君) 徳倉側の道路整備につきましても、橋の耐震補強工事と歩道橋の整備と一体で行うということで、最終的な結論は、先ほど答弁がありましたとおり、平成30年ごろという答えが出てくるのかと思いますけども、そういうことによって事業効果というものが出てくると思いますけど、現時点におきまして、徳倉側の道路整備のスケジュールについてはどのように把握をされておりますでしょうか。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 県では、耐震補強工事、歩道橋の整備及び徳倉側の道路整備を一体で行う計画であると伺っております。事業の実施に当たっては、これらの事業の完了が同時となることが、歩道の連続性が図られ、事業効果が最大限に発揮されるものと考えております。
 スケジュールにつきましては、先ほど徳倉橋下流側への歩道橋の設置計画の御質問でお答えいたしましたが、沼津土木事務所では、これらが事業採択され、事業費が確保できれば、平成30年度ごろには事業完了することができると考えているとのことであります。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 1番 渡邉和豊君。


◯1番(渡邉和豊君) 徳倉橋とその周辺道路の位置づけということにつきましては、清水町はもとよりでありますけども、県東部地域の広域的な幹線道路ということで、人、あるいは物の流通、そして、地域の経済活動に大きく貢献をしております。さらに、町の南北交通の要衝としても重要な役割を果たしているものでありますけど、そうしたことを考えますと、この徳倉橋と周辺道路の整備を進めるということにつきましては、清水町としての事業の優先順位は高い位置にありますので、橋の耐震補強、そして歩道橋の整備、徳倉側の歩道整備について早期の事業着手と完成を目指すためにも、町の思いをしっかり携えて県へ陳情に赴くということが必要であると思いますが、いかがでしょうか。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 徳倉橋及び周辺道路の整備につきましては、昨年8月に、議長、区長会長とともに、県知事をはじめ副知事、建設部長、沼津土木事務所長等の関係者に耐震補強や歩道橋整備について要望してまいりました。
 本年7月の新知事就任やその後の国の政権交代等により公共事業を取り巻く状況にも大きな変化が生じておりますが、徳倉橋の整備は住民にとって極めて重要な課題であると考えておりますので、一日も早く事業が実施されるよう引き続き国や県への要望を実施してまいります。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 1番 渡邉和豊君。


◯1番(渡邉和豊君) 静岡県内の橋梁の数というのは、およそ3,000橋と言われておりまして、そのうち橋の対震度あるいは老朽度などによって優先して耐震化を行わなければならない橋が、300余を数えるというふうに伺っております。
 このような中で、国の政権交代あるいは県知事の交代などのさまざまな要因による国あるいは県の道路、橋梁に対する予算措置などへの影響を考えますと、この事業の優先度というものはどうなのか、そして、全体事業の完成時期はいつごろになるのかということは、関心の高いところであります。
 先ほどの答弁の中で、耐震補強工事と歩道橋の整備を一体とし、あわせて徳倉側の歩道整備を行うという計画で平成30年度ごろには事業を完了できるのではないかという説明がありました。このことを言いかえますと、この徳倉橋と周辺道路の整備計画が全部完了する時期が平成30年度ごろになるということになりますが、確認いたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) そのとおりと思って、平成30年度の完了を目指して町も協力していきたいと考えております。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 1番 渡邉和豊君。


◯1番(渡邉和豊君) 徳倉橋と周辺道路の整備につきましては、常に県との連携の中で一日も早い事業着手と完成を目指すために、県へ要望をしていただきたいと思います。
 次に、2点目の、民間保育所の誘致についてをお聞きしたいと思います。
 昨年来から課題となっておりました清水幼稚園と中央保育所の建て替え計画につきましては、町として一定の方針が出たものでありまして、全体計画では、当面の保育需要への対応、これにつきましては、町立での南保育所の整備をはじめ中央保育所の建て替えに伴う民間保育所の誘致などにより待機児童を解消していくということであります。
 幼稚園については、当分の間、町立の4つの施設を、そして保育所は町立の2つの施設をそれぞれ存続をし、ほかの施設は民間施設として誘致をするというものであります。
 中央保育所については、民間施設を誘致し、誘致に当たっては、待機児童解消のために2つの施設を前提として、一時的には現在の中央保育所と平行して運営することも視野に入れるということであります。
 そして、設置場所につきましては、地域性、周辺環境などを考慮して決めるというものでありますが、この中央保育所の整備において、今後の民間施設の誘致の方向についてはどのようにお考えでしょうか、お聞きいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 渡邉議員の御質問にお答えをいたします。
 今後の保育所のあり方に関しましては、地区懇談会等での御意見や御要望を伺う中で、町として慎重かつ多面的に検討を行った結果、公営2施設を存続するとともに、中央保育所にかわるものとして、民間施設を誘致し、待機児童の解消を図っていくとの結論に至ったところであり、このことにつきましては、住民の皆様におおむね御理解をいただいたものと考えております。
 また、民間保育所の誘致に当たりましては、大規模な施設の誘致は難しいと考え、適正な規模のものを町内の東西に各1カ所ずつ誘致することとしたところであります。
 現在、建設年度及び運営開始時期、事業者の募集資格、運営内容等の詳細を詰めておりますので、それらが決まり次第公募してまいります。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 1番 渡邉和豊君。


◯1番(渡邉和豊君) 中央保育所の民営化を進める上で、保育所へ入れない子供を入所させるということ、いわゆる待機児童の解消という課題をクリアするために、町の東部と西部にそれぞれ1カ所ずつ2つの民間の保育所を誘致していくというものであると思います。
 町内には、既に民設民営のしいの木保育園という施設が運営をされておりますけど、この保育園は、設立当初、社会福祉法人の認可の取得など法人設立の手続から手がけてきているとともに、保育園の運営については一定の評価を得ているということで、このたびの中央保育所の民営化を進めるに当たっても実践例として学ぶところは多いのではないかと思います。
 今後、中央保育所の民営化にかかわる民間事業の公募という作業に入っていくというふうに思われますが、民間保育所の運営に熱意がある事業者を募るためにも、事業者を公募する際には、ハードルを低く、間口を広げ、応募の機会を与えていくということが必要であると考えますが、その辺のお考えはいかがでしょうか。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 事業者の応募資格につきましては、児童福祉法第35条第4項の規定により県知事の認可を得た社会福祉法人、もしくは保育所の設置に合わせて社会福祉法人の認可を取得する見込みである事業者を考えております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 1番 渡邉和豊君。


◯1番(渡邉和豊君) ただいまの答弁は、要約をしますと、民間保育所の誘致に向けた応募資格、これについては、社会福祉法人であるなら保育所の運営実績がない法人でもよし、あるいはこれから社会福祉法人の認可を取得する場合でも応募の対象とするということになりますでしょうか、確認いたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 議員の言われるとおり、幅広く参加をしていただくということで考えております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 1番 渡邉和豊君。


◯1番(渡邉和豊君) 中央保育所の民営化という中では、待機児童を解消していくために、施設の規模の拡大をする方策として、施設の2園態勢というのを考えていくということであると思います。
 今後の民間保育所の誘致に当たりましては、予定として、公募による民間事業者の選定から始まって保育所の開園がいつごろになるかということが気になりますけども、まず、民間事業者の公募の時期、そして選定の時期はいつごろを予定されているのか、お聞きいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 民間事業者の公募の時期、事業者の選定の時期についてでありますが、今年度中に募集要項等を定め、東西に1カ所ずつ設置を考えておりますので、最初の1カ所目につきましては、来年5月に公募し、6月にプレゼンテーション、面接を実施し、7月には事業者を決定したいと考えております。
 もう1カ所につきましては、来年の10月を目安に事業者を決定したいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 1番 渡邉和豊君。


◯1番(渡邉和豊君) 民間保育所の誘致を進めるに当たっては、熱意のある事業者に応募の機会を与えて保育所の設置、運営をより良いものにしていくためにも、幅広く提案を募るということが大切であると思いますが、そういう中で、事業者の選定方法としてはどのようなお考えをお持ちなのか、お聞きをいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 民間事業者の選定につきましては、外部の方にも参画していただく選考委員会を設置し、その委員会におきましてプレゼンテーション、面接を実施する中で決定してまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 1番 渡邉和豊君。


◯1番(渡邉和豊君) 今後における幼稚園、保育所のあり方に関する基本的な考え方という町の方針の中で、新しく町内に誘致をするという民間保育所の配置の問題でありますけども、2つの施設を前提として考えていくというものであると思いますが、若干、今までの復習になると思いますけど、町内の児童施設の配置状況も見ますと、いわゆる玉川から久米田などを経て湯川に至るまでの東部地区については、就学前児童の割合というのは22%というふうに言われております。同様に、児童施設の定員につきましても14%ということで、低い状況であります。
 こうした観点から、このたびの民間保育所の配置については、地域性、あるいは周辺環境などを考慮して決めるということでありますけども、その辺の考え方についてお聞きいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 地区懇談会等、住民の皆様の御意見を伺う中で、町内を国道1号、柿田川、狩野川で4つに区分したときに、玉川から久米田などを経て湯川に至るまでの東部地区には保育所がないという御意見もありました。
 こうした御意見や待機児童も多いという現状を踏まえ、新たに東部地区に1つの民間保育所を、そして西部地区では、中央保育所のかわりとして現保育所の周辺に1つの民間保育所の設置を考えております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 1番 渡邉和豊君。


◯1番(渡邉和豊君) 民間保育所の誘致につきましては、町の西部地区と東部地区にそれぞれ配置をしたいという考えでありますけども、新たな施設を地域が配置するということになりますと、配置する地域とのかかわりというものが出てきてまいりまして、地域の意向ということについても配慮をしていく必要があるのではないかと思いますけど、その辺についてのお考えはいかがでしょうか。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 今回の民間事業者の公募につきましては、用地はあくまで事業者が、地域性や周辺環境を考慮してそれぞれ東西で指定された地域に用地を確保することを応募の条件として考えておりますので、用地につきましては事業者の選定にゆだねることになります。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 1番 渡邉和豊君。


◯1番(渡邉和豊君) ただいまの答弁ですと、あくまでも民間保育所を設置する事業者が設置場所を含めて応募するということになりますので、用地については事業者の考えにゆだねるということになりますから、町として地域の意向を伺うということは考えにくいということになりますが、確認します。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) はい、そのとおりでございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 1番 渡邉和豊君。


◯1番(渡邉和豊君) 続きまして、3点目の、高齢者の住みやすい町(その後)についてお聞きをしたいと思いますが、昨年の9月議会で何点か質問させていただきました中から、その後の取り組み状況や今後の計画について、そのお考えをお聞きしたいと思います。
 高齢者が健康的な生活を送るための方策としては、まず地域との結びつきとしての社会参加ということが大事であるということでありまして、そして、高齢者が社会参加意欲を活用していくということは、支えられる人の不安感や支える人の負担感というものを和らげる効果があると同時に、災害時の連携、あるいは連帯感となって、いざというときの支えにもなると。こうした中で、高齢者の社会参加というものを進めていくことについては高齢者の健康づくりという面からも重要な施策であるので、その取り組みについてのお考えを昨年9月にお尋ねをいたしました。
 その答弁といたしましては、地域社会の活動の担い手として多くの高齢者の方に参加をしていただくためには、社会活動の魅力づくりや態勢を整え、情報と活動の機会を提供できるよう取り組みを進めていくというものでありましたが、高齢者の社会参加を進めていくためのその後の取り組み状況、あるいは今後の計画がございましたら、お考えをお聞きいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を願います。 福祉課長 秋山君。


◯福祉課長(秋山治美君) 渡邉議員の御質問にお答えいたします。
 高齢者の社会参加を進めるためには、そのきっかけづくりが大変重要であるのではないかと考えております。このため、町といたしましては、仲間づくりや健康づくり、ボランティア活動や生涯学習活動などを行っております湧水クラブへの参加の呼びかけのほか、高齢者自身が元気を維持していくための地域産業分野、あるいは土木分野におけます活動の場を提供しておりますシルバー人材センターを支援しているところでございます。広報等を通じまして具体的な情報を提供することによりましてきっかけづくりを図っているところであります。
 今後の取り組みについてでございますが、単に高齢者の活動の場を提供するということだけにはとどまらず、顔の見える生活圏の中で高齢者が活躍できる場や機会を提供することが、自分たちが必要とされているという生きがいにつながるものと考えます。
 したがいまして、地域活動への積極的な参加の呼びかけなどを通じまして、元気でいきいきとした生活が送れる態勢づくりを進めてまいります。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 1番 渡邉和豊君。


◯1番(渡邉和豊君) 先月、11月の新聞紙上に、「県内の高齢者の社会参加」という見出しで、長寿社会に関する県民意識と実態という記事が掲載されまして、その中では、高齢者が社会参加をしやすい環境にない、あるいは住民参加型の地域づくりが進んでいないと感じる人の割合が5割を超えているという状況でありました。そうした中で、住民同士の互助を目的とした地域活動に参加したいとする人は8割という結果が出ておりました。
 そうして見ると、高齢者の社会参加ということは、顔の見える生活圏の中できずなを深めていくという、まさにそれが、生きがい対策であったり、健康づくりであったりということになりますけども、ぜひ秋山課長には、今後においてもポジティブな取り組みをされるよう指摘をしたいと思います。
 それでは、次の質問に移ります。
 高齢者の社会参加とともに重要となるのは、働く場を持つという、いわゆる就労対策でありまして、高齢になっても仕事を持つということは、従来から、ある程度高い水準にあると言われております。
 今後、人口が減少していく中にあって、必要な労働力を確保していくということは重要な取り組みでありまして、意欲のある人は就労を促進していくという環境づくりが必要であると同時に、そのことが本人の生きがいづくりに応えていくことになるということで、昨年9月議会で、高齢者の就業意欲を受け入れるための就業支援の考え方についてお聞きをいたしました。
 その答弁といたしましては、就業意欲のある高齢者が1人でも多く生きがいを持てるように、シルバー人材センターにおける雇用確保の拡充など就業対策を支援していくという内容でありましたが、その後の取り組み状況、あるいは今後の計画についてのお考えをお聞きいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 福祉課長 秋山君。


◯福祉課長(秋山治美君) 高齢者の就労につきましては、生きがい、あるいは社会参加の意識を高めるということとともに、収入が得られることによりまして行動意欲が増すなど地域貢献にもつながること等、大きな効果が期待をされます。
 また、シルバー人材センターにおきまして、会員の登録者のうち7割以上の方が健康保持が志望理由であることからも、高齢者の就労が、健康づくり、ひいては介護予防にも大きな効果があるのではないかなと考えられます。
 しかしながら、長引く経済不況の中、就労状況には大変厳しいものがございまして、とりわけ高齢者の就労につきましては、昨年9月の定例議会においてお答えをさせていただきました当時の状況よりさらに厳しくなってきております。シルバー人材センターが請け負う事業につきましても、一般企業からの受注を中心に減少傾向が続いております。
 こうしたことから、町といたしましては、シルバー人材センターにおける新たな自主事業の開拓に向けた指導を行うとともに、高齢者の就労機会の増加が図られますよう、緊急雇用創出事業をはじめ新たな事業を委託するなど高齢者の就労対策の強化に努めておるところでございます。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 1番 渡邉和豊君。


◯1番(渡邉和豊君) 社会の中が急速に高齢化が進んできているという中で、全国では、2010年には労働力人口の5人に1人が60歳以上という高齢者になると予想がされておりまして、このことは清水町にとっても例外ではないと思います。
 そして、そうした中で地域経済の活力を維持していくためには、高齢者が長年培った知識あるいは経験を生かし、できる限り経済社会の担い手として活躍をしていただくことが必要であります。引き続き高齢者の就業対策への取り組みを進めていただくことが必要でありますので、そのことを指摘いたしまして次の質問に移ります。
 高齢期に元気で生活をするためには、若いころから健康に留意して病気の予防に取り組むべきということが必要でありまして、そのためには、就労や社会参加なり、個人の価値観に応じて生きがいを持つということが大変重要でありまして、若い時期から健康に留意をしていくことで生きがいづくりについて準備を進め、将来の健康寿命を延ばすことにつなげていくことが大切ではないかということを昨年お聞きいたしました。
 その答弁といたしまして、健康寿命を延ばすためには、高齢期の生きがいを見出すとともに健康を保持するための身体的基盤が必要でありますので、今後におきましても、町民に向けて健康の保持、増進のための各種施策を推進するというものでありましたが、その後の取り組み状況、あるいは今後の計画がございましたらお聞きをしたいと思います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 健康づくり課長 杉山君。


◯健康づくり課長(杉山 滋君) 渡邉議員の御質問にお答えいたします。
 町では、町民の皆様が年齢を問わず参加できるよう健康大学や転倒予防教室、各種講演会などを開催しており、特に健康大学では多くの高齢者の方々の参加をいただいておりますが、単位制の受講方式を採用し、生きがいづくりの一助としての生涯学習課主催の講座や教室も選択科目として取り入れるなど、受講者の方々の参加意欲の喚起とともに、町の企画する事業に積極的に参加していただけるよう努めております。
 また、一般高齢者や特定高齢者に対しましては、介護予防を目的として、フィットネスクラブやリハビリ施設など町内5カ所の民間施設を利用した通所型の健康教育事業を実施しており、それぞれが設備の特徴を生かしたプログラムを提供し、参加者も増加傾向にございます。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 1番 渡邉和豊君。


◯1番(渡邉和豊君) ただいまの答弁の中でお聞きをしたいところがありまして、一般高齢者あるいは特定高齢者に対しましては、介護予防というものを目的として、フィットネスクラブあるいはリハビリ施設、町内5カ所の民間施設を利用した通所型の健康教育事業を実施しているということでありますけど、そのことについて、その内容とどういう効果があるのか、特徴的なものがありましたらお聞きをしたいと思います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 健康づくり課長 杉山君。


◯健康づくり課長(杉山 滋君) 通所型健康教育事業における効果等の御質問でございますけれども、高齢者の方々には、何よりも健康で長生きをしていただくことが重要でございます。その実現のためには、姿勢保持筋として働く大腰筋の強化を図ることが特に重要であると考えております。
 ファルマバレープロジェクトのウエルネス分野におきまして、平成16年度から5カ年度をかけてトレーニングマシンを導入した研究が行われ、歩行能力や基礎能力をはじめとする身体面の向上や、日常生活動作の向上、張りのある生活等の心身両面に効果があることが検証されました。
 そこで、当町の高齢者の通所型健康教育事業におきまして、この大腰筋トレーニングマシンを一部の施設で導入してございますので、この機器を使ったプログラムを提供し、効果的な介護予防事業を実施しているところであります。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 1番 渡邉和豊君。


◯1番(渡邉和豊君) 高齢者の方々が健康寿命を延ばすためには、やはり高齢期に向けた健康の保持、あるいは増進の施策を進めるということが大変重要でありまして、まずは身近なところで気軽に参加できる健康づくりメニューを普及させていくということが大事であります。そのことからスタートをしていくということが必要だと思います。私の方からそのことを指摘して質問を終わりにしたいと思います。


◯議長(久保田静輝君) これをもちまして渡邉君の一般質問を終わります。
 次に、6番 佐野俊光君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 柿田川環境保全の取り組みについて問う」「2 柿田川公園の再整備について問う」「3 大規模地震時における広域避難施設について問う」。
 以上、3事項について発言を許します。 6番 佐野俊光君。


◯6番(佐野俊光君) それでは、議長の許可を得ましたので、通告事項に基づきまして質問をさせていただきます。
 1点目は、柿田川環境保全の取り組みについて、2点目は、柿田川公園再整備について、3点目は、大規模地震時における広域避難施設についてであります。
 さきの第2回6月定例議会において、第3次総合計画において質問をさせていただきました。第3次総合計画における基本目標に基づく重点プロジェクトの評価についてお尋ねをいたしましたが、副町長からの答弁で、さまざまな施策の中で取り組みをし、成し得たもの、成し得なかったものそれぞれがあり、これからあらためて総合評価をしていくとのことでありました。また、重点プロジェクトの一つであります清き水のふるさと保全活用プロジェクトについては、昨年、八つ橋の整備が完了したとのことでありました。
 今回は、これらに関連いたしまして、柿田川の保全活用についての質問をさせていただきます。
 柿田川は、申し上げるまでもなく、わが町、そして町民の宝であり、その認識の中で、行政としても、さまざまな施策、また対策を講じてこられました。過去には、柿田川及び河川沿いの水辺空間は、昭和57年7月に区画面積12.9ヘクタールの柿田川緑地として都市決定を受け、昭和59年10月から平成3年9月にかけて13.9ヘクタールに計画変更が行われたところであります。また、昭和63年に柿田川公園検討委員会が設置され、以来柿田川周辺整備に当たってきました。
 このような中で、清水町として、管理区域の柿田川公園周辺は、関係団体、またボランティアの方々の御尽力の中で、今日、その環境保全がなされているところであります。
 しかしながら、国土交通省の河川区域においては、前回も同僚議員から数多くの質問がありましたが、その答弁を聞く中で、その対策は何らなされていないのが実態ではなかろうかと思っているところであります。
 私も、さきの同僚議員同様に、柿田川の現状を憂いている一人であります。以前は、柿田川水系の保全に関して国土交通省と何らかの協議が行われたと聞いておりますが、これに関連して幾つか質問をさせていただきます。
 まず初めに、柿田川公園検討委員会において近年協議をされてきた具体的な内容はどのようなものがあったか、また、現在の委員会構成はどのようになっているか、お尋ねいたします。
 答弁願います。


◯議長(久保田静輝君) 佐野君の質問に対する答弁を求めます。 都市計画課長 渡邊君。


◯都市計画課長(渡邊章則君) 佐野議員の御質問にお答えいたします。
 まず、柿田川公園検討委員会の構成でありますが、学識経験者として柿田川みどりのトラストから2人、柿田川湧水保全の会と柿田川自然保護の会からおのおの1人、また、町長選出として商工会長、区長会長、女性連絡会会長、関係行政機関から沼津土木事務所長、国土交通省沼津河川国道事務所長と副町長の計10人の委員で組織されております。
 次に、近年における協議内容でありますが、平成15年度は上流部の再整備を行うための柿田川公園整備基本設計について御審議をいただき、平成17年度はその基本設計に基づいた事業であるトイレ及び広場にあるせせらぎの改修について、さらに、平成18年度から20年度まではそれぞれの年度に実施する八つ橋の整備について、委員会を年1回開催したところであります。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 6番 佐野俊光君。


◯6番(佐野俊光君) 最近における柿田川公園検討委員会では、町の管理区域の公園の基本設計や事業計画等について、また近年は八つ橋の整備に関する審議を行ってきたということでありますが、柿田川検討委員会には国土交通省も構成メンバーに入っていると述べられました。今までに国土交通省を交え柿田川の保全という観点で審議をされたことがあるか、お尋ねいたします。
 答弁願います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 都市計画課長 渡邊君。


◯都市計画課長(渡邊章則君) 柿田川公園検討委員会は昭和63年に設置され、柿田川の良好な環境づくりと計画的な整備を図るため、柿田川公園整備に関する全体計画や柿田川に流入する汚水対策、保護保全区域の検討、アシの除去、アユ釣り対策等について御審議をいただいてまいりました。
 しかしながら、その審議内容は公園整備による影響という観点が中心であり、具体的な自然環境を保全するための方法等についてを議題とした審議はありませんでした。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 6番 佐野俊光君。


◯6番(佐野俊光君) 今の答弁では、柿田川公園整備に関する審議が中心であり、柿田川の保全に関しては、具体的な審議はなされてこなかったということであります。
 私も、柿田川に関して多くの方々とお話をする中で、過去1度だけは国土交通省によってアシの除去作業が行われたということを聞いております。このアシの除去作業が実際に行われたということであれば、どのような計画の作業であったのか、また、どのような背景を持って行われたのか、お尋ねをいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 都市計画課長 渡邊君。


◯都市計画課長(渡邊章則君) 柿田川のアシの除去につきましては、平成11年度に、旧建設省、町及び自然保護団体が協働で、柿田川の流れを阻害していたクレソン畑周辺のアシ約80平方メートルを手作業で根から除去するとともに、平成12年度から平成14年度までの3カ年の間は、柿田川の中流部の約900平方メートルを町の単独事業として業者に委託してアシの除去を実施いたしました。
 しかしながら、平成15年度に柿田川みどりのトラストとの協議の中で、今後は外来種のオオカワヂシャを除去することとなったため、町ではアシの除去の委託を見直し、現在はこの自然保護団体の自主的な手作業によるオオカワヂジャ等の除去が行われております。
 また、アシの除去に至った背景についてでありますが、アシの繁茂により川幅を狭める恐れがあり、貴重な種であるミシマバイカモの生育にも影響があったため、早急にアシを除去する必要があるということから実施したものであります。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 6番 佐野俊光君。


◯6番(佐野俊光君) アシの繁茂状況、これによって川幅が狭められ、また貴重なミシマバイカモの育成に影響があるということで、アシの除去作業が、過去、一度は国土交通省によって行われ、平成15年以降は町の関係団体により手作業によって行われているとのことであります。
 さきの8月1日に行われた町職員による柿田川の除草作業に取り組みをされたことに関し、身をもって実践に当たられた職員に方々に対し、私も敬意を表するものであります。このことは、行政の所管として、現在の柿田川のアシの繁茂、また外来種の繁茂状況を危惧してこられた動向と思っております。この作業に関連して、さきの議会における同僚議員の質問に対する答弁の中で、除草作業は浅瀬はできたが、ほかは水温が15度であり、流れは速く、水深が深いところでは除草作業は困難であり、作業にかえて中州の繁茂状況や水中の倒木などの調査を行ったとのことでありました。
 平成15年以降今日まで外来種などの除去作業に当たられている団体の方々も、同じ厳しい状況下での作業に当たられていると思いますが、現在、除草作業を行っているボランティア団体の方から、この作業に当たって当局に対し何か具体的な要望があったのか、また、町職員によって収集されたデータは今後どのように活用するお考えがあるのか、お尋ねをいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 都市計画課長 渡邊君。


◯都市計画課長(渡邊章則君) ボランティア団体等からの要望についてでありますが、過去に、柿田川湧水保全の会から柿田川のアシの除去についての要望書をいただいたことはありますが、現在のところは出されておりません。
 また、8月の職員によるアシ等の除去は、今後の作業を進める上での課題や問題点を把握するために、清水小学校教材園と工業用水取水場付近の中州で実施し、現況を確認いたしました。このデータ等は、今後の作業を行う上での安全で効率的な作業方法や必要人員等の検討資料として活用してまいります。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 6番 佐野俊光君。


◯6番(佐野俊光君) 柿田川保全の会からアシの除去に関する要望はあったが、実際、柿田川で作業をされているボランティア団体の方からは具体的な要望はないということでありますが、町職員が体験したように、現在も大変な危険な、また厳しい状況下で作業に当たられていると思います。
 私も、小学校の6年まで今の柿田川公園の一角に住んでおりました。私たち子供にとりまして、当時は柿田川が遊び場の中心であり、柿田川から多くのことを経験し、また多くのことを学び、過ごしてまいりました。柿田川の流れの速さ、水の冷たさ、深さなどを体感をしておりますが、柿田川の除草作業については、所管の職員の熱意、また各種団体の誠意ある協力の中では、既に限界ではなかろうかと思っているところであります。と同時に、昔の柿田川の水系を知る私にとりまして、以前とは随分変わってしまったなという感は否めないところであります。
 今この時点において、国、町の管理区域の相互理解の中で、あらためて後世に残す柿田川はどうあるべきか、柿田川の保全についての協議を行う必要があると思っているところであります。
 今まで、柿田川検討委員会の中で柿田川公園の整備及び事業計画に関し国土交通省の協力を得てきたわけでありますが、角度を変え、あらためて行政主導の中で、国土交通省を交え、柿田川の自然保護、保全について協議をする必要があると思いますが、町の考えを答弁願います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 都市計画課長 渡邊君。


◯都市計画課長(渡邊章則君) 柿田川の豊かな湧水と緑は、わが町清水町の誇りであり、より良い形で後世に伝えなければならない宝でもあります。町といたしましては、この緑豊かな自然を保全するため、後世に誇れる良好な自然環境づくりを進めてまいりたいと考えております。
 また、国土交通省におきましても、最近は、総合的な河川環境の保全、地域と一体となった動植物の生態系や湧水の保全に関与するなど、河川に対する考え方も以前とは違ってきているものと認識しておりますので、今後も国土交通省との間で柿田川の環境保全について話し合う機会を設けてまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 6番 佐野俊光君。


◯6番(佐野俊光君) 協議を行う考えはあるということでありますが、柿田川の保全をしていくに当たっては、アシ、または外来種の除去は欠かせない作業と考えています。
 私の思いの中では、今の柿田川のアシ除去、外来種の除去等、また倒木の撤去は、我々の人力では限界ではなかろうかと思うところであります。あらためて柿田川の管理者である国土交通省にさまざまな角度での協力を仰がなければならない状況であろうと思います。ぜひ近いうちに国土交通省を交えて協議の場を設けていただきたいと思います。
 しかし、柿田川の保全にどのような対策を講じていくかを検討するのが町当局であります。国土交通省を交えた協議に当たっては、現在の柿田川における中州の状況や除去しなければならない外来種の繁茂状況などを当局として把握する必要があると思います。
 先ほどの答弁の中で、清水小学校教材園、工業用水取水場付近の状況確認はできたということでありましたが、柿田川全体の状況把握の調査が必要と思われます。この点について、町としてはどのように考えるか、答弁願います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 都市計画課長 渡邊君。


◯都市計画課長(渡邊章則君) 柿田川の状況についてでありますが、町では昭和55年に柿田川の資料の収集を目的に柿田川全体の調査を実施しましたが、動植物の生態や水深については新たな調査は行っておりませんので、その後の具体的な状況の変化は把握できておりません。
 柿田川の保全方法を検討するための具体的な調査につきましては、問題、課題を明らかにするとともに、河川管理者である国土交通省との役割分担を明確にし、国土交通省に対する具体的な要望のためにも必要であると考えておりますので、その内容や詳細につきましては今後検討してまいります。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 6番 佐野俊光君。


◯6番(佐野俊光君) 大切なことは、先ほども触れましたが、後世に残していく柿田川はどうあるべきかと。調査資料に基づき、行政を含め、今まで柿田川の保全に努めてこられた先人の方々や関係団体との協議をすることが大切なことだと思います。いわゆる同じテーブルに着いて話し合うことから始まると思います。
 そのためには、柿田川の現状がどのようになっているか、行政としても実態把握は欠かせないものと思います。多少経費はかかると思いますが、調査資料に基づき、当局を中心に、国土交通省、また関係団体との柿田川の現状を検証していただき、柿田川の保全に対し前進ある取り組みを指摘いたしまして次の質問に移ります。
 続いて、2点目の、柿田川の再整備についてお尋ねをいたします。
 柿田川公園及び環境整備計画の基本的な考えは、自然環境の保全、保護を基本と考える、湧水を実感できる公園とする、アクセスしやすく利用しやすい公園とする、住民が日常的に活用できる公園とする、町の良好なイメージを発信する場とする、ユニバーサルデザインの考えを生かした公園とするとあり、また、水と緑のふれあいを基本テーマにあげています。
 このような理念の中でさまざまな公園整備に向けての取り組みが行われてきましたが、最近では、平成18年より3年間、約7,800万円をかけ八つ橋の再整備が行われたところであります。八つ橋整備にはいろいろな経過があり、また、八つ橋にはさまざまな思い入れがあったと感じております。あらためて柿田川公園整備における八つ橋の事業目的、また事業の経緯について確認をしたいと思います。
 答弁願います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 都市計画課長 渡邊君。


◯都市計画課長(渡邊章則君) 八つ橋につきましては、遊歩道の一つとして平成元年に整備いたしました。遊歩道は、けもの道や旧所有者であった高野製紙の通路等を公園を散策するための通路として位置づけ、歩くのに不便な部分に自然景観に配慮した木製の八つ橋を整備したものであります。
 その後、平成5年にクレソン畑がありました周辺の土地も購入し、柿田川が眺望できる場所を確保するとともに、図書館へ至る段差のある通路を歩きやすくするための整備を行いました。
 さらに、平成15年には、上流部の再整備を行うための公園整備基本設計の中で老朽化した八つ橋をバリアフリーの観点から改修を行うこととし、平成18年度から、土の部分の遊歩道も含めて安心して利用できるよう、手すりつきの段差のない八つ橋として整備したところであります。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 6番 佐野俊光君。


◯6番(佐野俊光君) まさに基本構想を考慮に入れながら、さまざまな経緯を経て、近年は、バリアフリー化への観点から再整備に当たられたとのことでありました。
 また、先ほどの答弁の中に、直接、柿田川が眺望できるというような内容のものを組み込まれていたかと思いますが、しかし、実際に八つ橋を利用して柿田川公園を散策してみますと、柿田川水系を眺望できるところはほとんどないのが実態であります。柿田川と公園内八つ橋が一体化している状況にないと思うのは私一人だけではないと思います。
 あらためてお伺いしますが、計画当初、八つ橋を利用して柿田川を眺望できるような計画はなかったのか、また、八つ橋から柿田川を眺望できるような再整備の考えが当局にあるか、お尋ねをいたします。
 答弁願います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 都市計画課長 渡邊君。


◯都市計画課長(渡邊章則君) 平成18年度に八つ橋の再整備を実施するに当たり、柿田川公園検討委員会においても、八つ橋を水辺まで延長する計画につきまして御審議いただきましたが、ミシマバイカモなど水辺の貴重な動植物が無断で採取される恐れがあることから、計画を見合わせた経緯があります。
 そのようなことから、現在のところ、議員、御提案の、八つ橋から柿田川水系を眺望できる施設を整備する計画はありません。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 6番 佐野俊光君。


◯6番(佐野俊光君) 確かに今の答弁のような心配もあるかもしれませんが、公園を訪れ、柿田川湧水のすばらしさを感じた方々からは、できれば柿田川の水に触れたいと、そういう声を多く耳にいたします。実際に私も、つい先日、東京から来られた柿田川を楽しむグループの方々が、せっかく来たのだから水に触ってみたいねと、仲間の方々と話をされているのを聞いております。
 先ほどの柿田川公園整備の基本的な考えにはさまざまなものがありました。この柿田川公園整備の目的を考えたときに、やはり八つ橋から柿田川を見ていただき、八つ橋を利用して清き水に触れていただき、柿田川のすばらしさを体感してもらう整備も必要と考えますが、あらためて当局のお考えをお尋ねいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 都市計画課長 渡邊君。


◯都市計画課長(渡邊章則君) 柿田川の本流の水に直接触れる場所を望む声は伺っております。先ほども御答弁いたしましたが、本流の近くでミシマバイカモの無断採取やごみの不法投棄、川への転落の危険等いろいろな問題が発生しかねないということから、本流から外れたところではありますが、湧水広場を設け、そこで水に触れていただけるよう施設を整備しております。
 そのようなことから、現時点では、新たに水に触れる個所の整備についての計画はありません。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 6番 佐野俊光君。


◯6番(佐野俊光君) ごみの不法投棄、また貴重な植物の無断採取という危険があるということで、現時点では八つ橋を利用して水に触れ合う整備も考えていないということでありますが、今回の質問に当たって、多くの方々に今までの公園整備にかかわる話を聞いてまいりました。
 以前、都市計画課内に柿田川環境室があったころ、第2展望台の下は浅瀬であり保護植物にも影響はないので水に触れ合う整備計画があったと聞いておりますが、整備計画があったとしたならば、廃止になった背景と再考の思いがないか、あらためて伺います。
 答弁願います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 都市計画課長 渡邊君。


◯都市計画課長(渡邊章則君) 第2展望台下の整備についてでありますが、平成15年度の柿田川公園検討委員会において基本設計を提案し、御審議をいただいた経緯があります。その際、駿豆水道の取水場近くになること、アユの産卵場所となっていること、また、観光客のマナーや安全性について議論された結果、上流部には人が入らない方が良いのではないかということで実施に至りませんでした。
 しかしながら、議員、御指摘のとおり、本流の水に直接触れることにより、より柿田川のすばらしさを体験できるものと考えますので、湧水広場の延長や八つ橋の改修の可能性も含め、あらためて検討する必要があるのではないかと考えております。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 6番 佐野俊光君。


◯6番(佐野俊光君) やっと前向きな答弁をいただきましたが、今回、この質問を取り上げましたのは、せっかくすばらしい八つ橋の整備をしたのだから、もう少し柿田川が眺望できる整備ができないものかなと、そんな素朴な思いと同時に、今の柿田川は、自然環境の保全を重視するあまり、人が身近に水に触れたり自然に親しめる施設整備がなされていない状況にあるのではないかという思いからであります。
 また、このことは、柿田川のすばらしい自然環境を肌で感じることができず、柿田川を後世に伝えていくに当たって、このままでは柿田川に対する愛着や保全意識の低下が懸念されるという思いから取り上げさせていただきました。あらためて、八つ橋を利用して、柿田川が緑に囲まれ、静寂な中にもとうとうと流れる水を見、また柿田川の水に触れ、その自然を体感することが必要と考えます。そして、このことが、公園整備の基本テーマであります、水と緑のふれあいの真の意味合いではなかろうかと思います。
 昭和57年、柿田川緑地として都市決定して以来、その環境整備に取り組んでこられましたが、現時点において、柿田川の環境整備に関しどのような検証をし、また今後どのような取り組みを考えているか、町長の所見をお聞かせいただきたいと思います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 佐野議員の御質問にお答えいたします。
 柿田川は町のシンボルであり、町民の関心も極めて高く、議会におきましても、定例会があるたびに一般質問として取り上げられ、柿田川に対する皆様の思いを痛感しているところであります。申し上げるまでもなく、柿田川の水は県東部地域の命の源泉であり、また、都市部に残されたその緑は貴重な動植物の生息の場であり、このすばらしい柿田川を後世に伝えていくことが私たちの使命でもあります。
 そのような中で、諸先輩の方々の御尽力により、昭和57年1月に柿田川緑地の都市決定を行い、以来、上流部は町民の皆様が憩える場として整備を進めてまいりました。また、中、下流部は自然環境の保護、保全を最優先し、狩野川漁業協同組合の御理解をいただいた中で禁漁区にするなど柿田川の環境の保全に努め、わが町が誇れる財産となりました。
 しかし、近年、アシなどの除去や河畔林対策など新たな課題への取り組みが望まれるようになってきております。今後も、水に触れ合い、体感できる親水性のある整備を進める一方で、この貴重な水と緑の自然環境を守るため、町民との協働の下に多面的に環境保全活動を展開し、未来に責任を持てる行政運営を基本姿勢に堅持をしてまいりたいと、かように考えているところであります。
 以上、よろしく御理解を賜りたく、ここに御答弁させていただきます。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 6番 佐野俊光君。


◯6番(佐野俊光君) 未来に責任を持つ行政運営を行うという基本姿勢を堅持するということでありましたが、以前は都市計画課内に柿田川環境室が実現されておりました。行政内において専門的な取り組みがなされ、また、その責任所在が明確化されていたわけでありますが、現在はその位置づけがなされていない現状であります。また、さらに柿田川検討委員会においては年一度程度の開催しかなされていない状況と。その対応を見る中で、町当局として、柿田川の保全の取り組みに関し、また、その姿勢が、その思いが希薄になっているのではないかという心配をいたしております。
 また、柿田川湧水量の減少を危惧して、清水町の関係団体はもちろん、近隣市町の有志400名以上の方々が、毎年4月29日に富士山の植樹を行っているところであります。このことは、柿田川は近隣市町の方々にもかけがえのないものであり、柿田川を後世に残そうとの思いからの活動であります。
 柿田川の湧水の地は清水町であり、柿田川を保有するわが町は、近隣市町からの思いも受け入れ、その責任を果たしていかなければなりません。あらためて柿田川の環境整備、また保全への取り組みを検証し、その体制を構築していただくよう強く指摘をいたしまして次の質問に移ります。
 続いて、大規模地震時における広域避難施設について質問をさせていただきます。
 さきの6月定例議会において公共施設の耐震化についての質問をさせていただきましたが、平成24年度までにはおおむね耐震化が図られるとのことでありました。これに関連して、地震災害時における公共避難施設の使用のあり方について、安全性の確認方法について質問をいたしました。
 答弁では、応急危険度判定士によって建物の安定性の確認を行った後に施設利用をするとのことでありましたが、応急危険度判定士に対する連絡方法、また組織化が図られていない状況にあり、近々建築士会沼津支部と協議に入るとのことでありましたが、その後どのような取り組みがなされてきたのか、またどのような状況にあるのか、答弁願います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 安全安心課長 相澤君。


◯安全安心課長(相澤 正君) 佐野議員の御質問にお答えいたします。
 町の防災上の懸案事項の一つでありました災害時における広域避難所の建物の安全確認につきましては、静岡県建築士会沼津支部と災害時における応急危険度判定等の作業に関する協定を本年8月12日に締結したところであります。
 また、その後の状況についてでありますが、協定締結後に町と沼津支部の会員との連絡網の作成及び確認を行うとともに、応急危険度判定のための資機材の配備を行うなど、いつ地震が起きても対応できるよう、体制の整備を図っております。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 6番 佐野俊光君。


◯6番(佐野俊光君) 本年8月に、建築士会沼津支部の協力をいただき、応急危険度判定等の作業に関する協定が結ばれたとのことでありましたが、それでは、具体的にはどのような内容のものであったか、お尋ねをいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 安全安心課長 相澤君。


◯安全安心課長(相澤 正君) 協定の主な内容でありますが、大規模地震発生時には、町からの電話等による要請により、応急危険度判定士である沼津支部の会員が広域避難所として指定している町内6カ所の建物の判定作業を行うこととなっております。
 また、その判定結果につきましては、速やかに対策本部に報告するとともに、判定に必要な資材は町が用意することとなっております。
 さらに、判定にかかる費用は無償とすることとし、判定士が不幸にして判定作業中に負った負傷等については公費で補償することなどが規定されております。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 6番 佐野俊光君。


◯6番(佐野俊光君) 町からの要請で、建築士会沼津支部の会員が速やかに広域避難施設6カ所の建物の安全確認作業に取り組んでいただけるということで、この判定作業は、また無償でしていただけるということで、大変ありがたいことだと思います。
 今の答弁では、判定士の要請は電話連絡で行うということでありましたが、通常、大規模地震時には、電話回線が混乱して使用できない状況にあろうと思います。現に、8月の駿河湾沖で発生しました地震のときにも、かなりかかりにくい状況でありました。建築士会沼津支部との連絡がとれずに、判定士の派遣が遅れ、被災者への対応が遅れることが心配されますが、これについて何か対策を講じておられるか、質問をいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 安全安心課長 相澤君。


◯安全安心課長(相澤 正君) ことし8月11日に発生いたしました駿河湾沖を震源とする震度6弱の地震においては、当町では震度4を計測しましたが、その際の職員への電話連絡については、混線して大変つながりにくい状況でありました。
 このことを踏まえまして、建築士会とは、当町で震度5弱以上の地震が発生した場合には、町からの依頼がなくとも、徳倉地区在住の会員は防災センターへ、また、徳倉地区以外に在住の会員は町の災害対策本部へ直接集合していただくこととしており、この点について既に合意を得ております。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 6番 佐野俊光君。


◯6番(佐野俊光君) かなりきめの細かい取り組みがされていると、もろもろのケースでも対応できるよということであろうかと思います。
 もう1点、心配なのは、建物の判定に関して、何を基準として行うのか、つまり応急危険度判定士が、有資格者といえども、判定士個々の判断では、判定結果がそれぞれに異なってくるのではないかという心配があります。
 多くの人命にかかわる判定をするわけでありますので、判定に当たっては統一的な基準の必要性を感じます。今回の協定ではこの点についてどのような取り組みがなされているか、お尋ねをいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 安全安心課長 相澤君。


◯安全安心課長(相澤 正君) 判定士は、判定の要請を受けた場合、または震度5弱以上の場合は、先ほど答弁いたしましたとおり、あらかじめ指定された災害対策本部または防災センターにそれぞれ集合し、そこで判定資機材を受け取り、最低2人1組となって広域避難所に赴き、広域避難所では町の派遣職員と合流し、避難建物である体育館の判定作業を行うこととなります。
 判定の基準につきましては、県が作成しました応急危険度判定調査票と同記入要領に基づきまして、建物概要の記載、構造躯体、内部と外部の落下、転倒物等の調査項目のランクづけをするとともに、また、判定資機材と目視により損傷部等を調査するなど、総合的に判定を行うこととなっております。
 なお、体育館の安全性が確認された時点で、各避難所の責任者の判断によりまして避難住民を入館させることとなりますが、避難住民が多数の場合には、体育館に加え校舎についても同様に判定作業を行うこととなります。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 6番 佐野俊光君。


◯6番(佐野俊光君) 県の作成した統一された応急危険度判定調査票に基づきもろもろの判定作業がなされ、その総合評価によって判定されるということで、判定までの流れはわかりました。この基準がありませんと個々の判定士にかかる責任負担が非常に大きいわけでありますし、基準があることによって速やかなる判定業務が行われることと思います。
 今回の建築士会沼津支部との協定は、わが町にとりまして大変有意義なものと思っております。この協定に関して、私自身としましては初めて聞く協定内容でありますが、他の自治体ではどのような取り組みをしているのかなという思いがあります。この点について、他の自治体の取り組み状況を把握されておられるようでしたら、参考までにお聞かせいただきたいと思います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 安全安心課長 相澤君。


◯安全安心課長(相澤 正君) 当町のように具体的に協定を締結している自治体は、県内においては他に例がないと聞いております。
 また、大きな市では、職員で建築士の資格を持ち、実際に建築行政に携わっている職員が複数いるため、行政内部で対応する計画であると伺っておりますが、当町のように職員が建築士の資格を有していない自治体では対応に苦慮していると伺っております。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 6番 佐野俊光君。


◯6番(佐野俊光君) わが町はかなり前向きに取り組みがなされているということであろうと思います。先ほどの答弁で、判定は基準に基づき作業が進められるということでありましたが、あとは、有事の際、いかに円滑に判定作業ができるかが重要なことだと思います。
 要請によって判定士の方々が現地調査を行い、行政と連携を図りながら最終判断が行われるわけでありますが、なかなか実施に当たっての訓練がなされにくい内容でもあります。判定士と行政との連携作業について、実施訓練についての検証も必要と考えますが、この点についての取り組みは当局ではどのように考えているか、御答弁願います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 安全安心課長 相澤君。


◯安全安心課長(相澤 正君) 議員、御指摘のように、確かに協定を締結しただけでは実際の判定作業が円滑に行われるものではありません。そのため、本年9月6日の総合防災訓練におきまして、上徳倉区、中徳倉区、下徳倉区の徳倉3区の合同防災訓練とあわせまして建築士会沼津支部から6名の判定士の派遣を受け、沼津商業高校体育館の応急危険度判定訓練を実施したところであります。
 今後も、さまざまな訓練におきまして建築士会沼津支部の参加を得て、同会との関係を密にし、有事の際に円滑に判定作業ができるよう体制を整えていく計画であります。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 6番 佐野俊光君。


◯6番(佐野俊光君) 広域避難施設の県立沼津商業高校の体育館において、建築士会沼津支部の協力を得て、既に実施訓練に取り組みを行ったということでありましたが、少し気になるのは、沼津商業高校は、当然のことながら県の管理施設であります。たしか建物の安全性を表示するラベルも貼付されていますが、このような県の管理施設を、町の判定、また判断で使用してよいものかという疑問が残ります。これについて何か取り決めがなされているのであればお尋ねいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 安全安心課長 相澤君。


◯安全安心課長(相澤 正君) 沼津商業高等学校は県の施設でありますが、平成10年11月9日に、同校との間におきまして避難地避難所に関する覚書を交わしております。大規模地震等の被災時に避難所として施設の使用が可能となっております。
 なお、地震や水害等の有事の際は、この覚書に基づきまして町の判断により沼津商業高校の施設の使用が可能であり、使用する際には、事前に電話等の連絡により、また後日、書面による申請書を提出することとなっております。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 6番 佐野俊光君。


◯6番(佐野俊光君) 先ほどより避難施設の安全性、また取り組みについて質問をしてまいりましたが、今までの答弁でおおむね理解をしたところであります。
 しかし、実際に災害が発生した場合には、ライフラインが止まってしまうのも現実であり、また、さまざまな問題が発生すると予想されますが、応急危険度判定士の協定に限らず、さまざまなケースに対応できるように他の機関とも協力体制を整えておく必要があると考えます。
 同様の応援協定は現時点においてどのようになっているか、お尋ねをいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 安全安心課長 相澤君。


◯安全安心課長(相澤 正君) 前年度までに締結した主な災害時における協定といたしましては、町内の建設業者との応援協定、清水町社会福祉協議会とのボランティア活動に関する協定、沼津環境整備事業協同組合との避難所のし尿処理等に関する協定、沼津医師会、駿東歯科医師会、沼津薬剤師会との応援協定などがあります。
 また、本年度は建築士会沼津支部のほかに、静岡県土地家屋調査士会と家屋被害認定調査に関する協定を4月14日に、また、静岡県宅地建物取引業協会と民間住宅の空き家状況の提供に関する協定を10月21日にそれぞれ締結し、現在までに、合計34の協定が締結されております。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 6番 佐野俊光君。


◯6番(佐野俊光君) さまざまな業界や団体と災害時における応援協定をしているとのことでありますが、今後、必要とならばさらに拡大をしていただきたいと思います。
 最後に、わが町における防災訓練についてお尋ねをします。
 清水町では、かつて、ふれあい広場や小学校など町内1カ所に集中し、防災訓練を実施していたと記憶しております。また最近は、自主防災会ごとに実施をしているようでありますが、先ほどの答弁では、近年は、徳倉地区において、広域避難施設を使用し合同訓練を実施したということでありました。
 今後、このような実践的な訓練も必要と考えますが、町の今後の防災訓練についてどのようにお考えなのか、お尋ねをいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 安全安心課長 相澤君。


◯安全安心課長(相澤 正君) 先ほども御答弁いたしましたが、ことし9月6日に、上徳倉区、中徳倉区、下徳倉区の徳倉3区合同訓練を広域避難所である沼津商業高校において実施いたしました。特にこの訓練では、広域避難所までの安全な避難経路の確認をはじめ避難者全員が体育館に入館し、避難所スペースの確認等を行うなど、従来の訓練に比べより実態に即したものであり、参加された町民の皆様からも、実践的で大変良かったとの御意見をいただいたところであります。
 この訓練の成果を踏まえ、今後は、佐野議員の御提案のように、他の地域におきましても、各区の協力をいただきながら、各広域避難所単位における訓練を順次行っていきたいと計画しております。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 6番 佐野俊光君。


◯6番(佐野俊光君) 災害が発生しないことにこしたことはありませんが、まさに大規模地震、いつ発生するかわかりません。私も、さきの8月の駿河湾沖で発生した地震のときは、ついに来たかと、そう思ったところであります。そのときの状況を振り返ってみますと、残念ながら、恐怖が先に立ち、実際には何もできなかったのが実態であります。わが身を反省すると同時に、年配の方々、また体の弱い方、障害をお持ちの方々の不安と恐怖は、私の思いをはるかに超えたものであったと思っております。
 行政としても、このような方々の、いわゆる災害弱者の方々への視点に立って、さまざまな角度から検証し、その対策を講じていただきたいと思います。そのためにも、自主防災訓練等を通じながら、機会あるごとに防災に対する啓蒙活動と行政としての日ごろの積み重ねが重要なものと考えます。
 また、災害が発生し、災害対策室が設置された場合は、その最高責任者は山本町長であります。町長に事があってはその機能が稼働いたしません。山本町長には、自宅における耐震補強が済んでいないようでありましたら、一日も早く取り組んでいただくように指摘をし、また、当局のさらなる取り組みを期待いたしまして私の一般質問を終わります。


◯議長(久保田静輝君) これをもちまして佐野俊光君の一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩いたします。
 再開を午後1時15分といたします。
                                午後00時11分休憩
                                ────────
                                午後01時14分再開


◯議長(久保田静輝君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 次に、5番 石垣雅雄君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 町の防犯灯について」「2 学校問題解決のための体制づくりについて」「3 校庭や園庭の芝生化について」。
 3つの質問事項について発言を許します。 5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) それでは、議長のお許しが出ましたので、早速質問に入らせていただきます。今回、3つの質問をさせていただきたいと思います。
 まず初めに、町の防犯灯についてということでございますが、近年、全国的に凶悪犯罪や児童・生徒をねらった犯罪が数多く発生しております。沼津警察署で発行している「犯罪のあらまし」という冊子のデータを見ますと、刑法犯の認知件数は減少しつつあるようでありますが、これは、関係機関やボランティア団体などの地域の方々と協力して推進してきた結果であるとしておりますが、しかしながら、依然として強盗事件などの凶悪犯罪、空き巣等の進入窃盗、自転車やオートバイ等の窃盗事件、また子供に対する声かけ事案が発生するなど、まだまだ地域の方々が安全・安心を実感できる治安情勢に至っていないところであるという報告もありました。
 先日の静岡新聞では、県民に対して警察が行った、犯罪に対する生の声を聴く地域安全アンケートの実施結果というものの発表がありました。それによりますと、「犯罪の発生が少なくなった」「やや少なくなった」と、このことを感じている人を合わせますと全体の14%、一方、「多くなった」「やや多くなった」「変わらない」というのが85%を占めておりました。県警の担当者は、体感治安は向上していないと指摘しておりまして、防犯意識の高揚に向けた対策を図る必要があると結論づけておりました。
 また、テレビで毎日報道をして御存知のように、先月は、島根県立大学の平岡 都さんが、10月26日、アルバイト先を出て寮に帰宅する途中行方不明になって、その後、広島県と島根県の県境付近の山間部で遺体の一部が見つかった事件がありました。大変痛ましい事件でありましたが、アルバイト先から寮に帰るには暗い夜道を歩いて帰らなければならず、本人もいつも怖いと言っていて、明るい道を帰られるようにアルバイト先を変えようとしたやさきだったという報道もありました。
 事件から1カ月が過ぎましたけれども、まだ犯人はつかまっておりません。学校の生徒や近隣の方々は、毎日不安の日々を過ごしているとのことであります。一日も早く犯人の逮捕を願っていると同時に、平岡さんの御冥福をお祈り申し上げるものであります。
 お伺いしますが、町内の刑法犯の認知件数とその傾向はどのようになっているのか、まずお聞きしますが、お答えください。


◯議長(久保田静輝君) 石垣雅雄君の質問に対する答弁を求めます。
 安全安心課長 相澤君。


◯安全安心課長(相澤 正君) 石垣議員の御質問にお答えいたします。
 平成17年から平成21年までの過去5カ年における町内の刑法犯認知件数は、平成17年が588件、平成18年が531件、平成19年が569件、平成20年が498件、平成21年は、10月末現在で432件となっており、近年はおおむね減少傾向にあるものの、本年は前年を上回るペースとなっております。
 本年の特色といたしましては、窃盗犯が355件で全体の82.2%を占めており、その中でも、自動車やオートバイの窃盗、車上ねらいなどの屋外における犯罪が多発している傾向にあります。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) この刑法犯というのは、昼間より、ほとんど夜間に起きているものと思いますが、そこで犯人に威力を発揮するのが街灯であります。街灯は、一般的に道路交通の安全を図るための道路照明灯と犯罪の観点から設置される防犯灯の2種類がありますが、道路照明灯は国道や県道、あるいは町道と、それぞれ道路管理者が維持管理をしていることと思いますが、これに対して、防犯灯は各区が、球切れや、あるいは新設等の申請をしたり、あるいは電気料の支払い等を行う、それらは各区が維持管理を行っていると聞いております。
 防犯灯についてお聞きしますが、この防犯灯は、現在町にどれぐらいの数があるのか、お伺いいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 地域振興課長 河原崎君。


◯地域振興課長(河原崎尊親君) 石垣議員の御質問にお答えをいたします。
 町内には、平成21年3月31日現在で約2,400灯の防犯灯が設置されておりまして、その内訳といたしましては、蛍光灯、水銀灯が約半数ずつとなっております。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) 大変な数が町にあるわけですが、防犯灯にもいろいろありまして、現在、総合グラウンドの東側、サントムーンの側の町道沿いに青色防犯灯がございます。最近では地域交流センターにもついておりましたが、この青色防犯灯にした理由とその効果をお伺いいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 安全安心課長 相澤君。


◯安全安心課長(相澤 正君) 青色防犯灯は、イギリスのグラスゴーで街灯をオレンジ色から青色に変更したところ犯罪が減少したと言われ、日本では平成17年に奈良県警が初めて導入し、全国的に犯罪抑止の観点から広がったものと聞いております。
 当町におきましても、サントムーン柿田川の増床計画や大規模な宅地造成にあわせて、平成18年5月に総合運動公園東側の町道737号線に設置したのが最初であり、その後、町体育館と地域交流センターに設置してまいりましたが、まだ設置から日も浅く、実際に犯罪が減少しているものなのか、その検証にはもうしばらくお時間をいただきたいと思っています。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) 確かに、今御答弁されたように、イギリスのグラスゴー市でオレンジから青色の街灯を設置したところ犯罪が減少したということになっておりますけれども、私がちょっと調べたところでは、犯罪発生数が減少したというデータはないそうでありますが、実際は、グラスゴー市の街路の景観を改善しようとオレンジから青色に変えたところ、その地域にたむろしていた麻薬常習者が腕の静脈を視認できなくなったために、仕方なく他の地域に移動したことから、この麻薬常習者の検挙率が減ったというのが犯罪が減少したということになったようであります。
 しかし、心理カウンセラーが言うには、青色には人の副交感神経に作用して落ち着かせるという沈静効果と心理的に人を平静にさせる効果があるようであります。この青色防犯灯が防犯に効果があるかどうかはまだ立証されていないということであります。
 また、このグラスゴー市では、青色の街灯では波長が短いため監視カメラの映像が不鮮明になるため防犯や犯罪の検挙に支障を来たしてしまうという恐れがあるため、現在は白色に変更しつつあるという作業を進めているそうでございます。これは参考までに。
 先ほど、町の防犯灯は蛍光灯と水銀灯が約半分ずつという御答弁がありました。そうすると約1,200灯が蛍光灯であります。この蛍光灯は、ほとんど20ワットだと思いますが、これが暗いんですね。住民からよく相談されるんですが、清水町は暗いねと、町外から清水町に入ってくると急に暗くなると、夜は怖いんですよという相談を受けます。そして、もっと街灯を明るくしてほしいと、街灯を増やしてほしいという相談を時々受けるんですが、今、高照度型防犯灯というのがあります。32ワットがメインでありますけれども、これは、省電力で、省効率で、高照度の蛍光灯型の防犯灯でありまして、従来の2倍の明るさを持っていると言われております。
 最近では、各市町でもこの防犯灯をつけているところが大変増えております。夜道が明るくなれば、夜間にウォーキングをする人なんかも増えて、健康増進にもなりますし、かつ防犯活動にもつながってくると思います。
 現在の防犯灯は各区が管理をされておりますので、ぜひ区長会等に順次高照度型の防犯灯に切り替えを進めるように情報提供等をしていただきたいと思いますが、この件についていかがか、お伺いをいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 地域振興課長 河原崎君。


◯地域振興課長(河原崎尊親君) お答えをいたします。
 近年、全国的に凶悪犯罪や児童・生徒をねらった犯罪等が数多く発生をしております。こうした中、防犯灯は、暗がりを解消し、夜間の防犯対策、歩行者の安全確保等を進める上で大きな効果を発揮しておりまして、防犯灯の高照度化は、安全で快適な地域づくりを推進するためにもより効果的であると考えております。
 防犯灯の設置は、区が事業主体となりまして、町はその経費の一部を補助しております。このため、既に町内の一部につきましては、取り替え時等に高照度型防犯灯を取りつけているところもありますが、農作物等に影響が出るなどの障害もあると伺っておりまして、今後は、議員、御提案の趣旨も踏まえまして、先ほど議員も御指摘がございましたように、区長会に情報提供をいたしまして、取り組みについて検討を進めてまいりたいと考えております。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) ぜひお願いします。今、御答弁の中で、高照度型防犯灯に既に切り替えた区もあると御答弁がありました。非常にいいことだと思います。
 県のまちづくり条例の防犯指針にはこうあります。「防犯灯及び道路照明灯を適切に設置することによる夜間において人の行動を視認できる程度以上の照度を確保すること」とあります。これは、人の行動を視認できる程度以上の照度というのは、4メートル先の人の挙動、あるいは姿勢等が識別できる程度以上の照度といいまして、平均水平照度、床面とか地面における平均照度でありますけれども、これがおおむね3ルクス以上のものをいうとあります。
 県の指針では、3ルクス以上のものを設置しなさいと、確保しなさいと言われておりますけれども、この高照度型防犯灯は、設置されたものはこれに当てはまっているのかどうかお聞きしますと同時に、今、農作物等に影響があると、光害があるようだということでありますけれども、これは、そのような場所は、紫外線の発射の少ないLEDタイプの防犯灯で対応できるそうであります。ちょっと高価になりますけれども、これらは今後ぜひ研究をしていただきたいと思っておりますが、先ほどの高照度型防犯灯は3ルクス以上ありますでしょうか、お聞きします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 地域振興課長 河原崎君。


◯地域振興課長(河原崎尊親君) お答えをいたします。
 町内に取りつけられました高照度型防犯灯は、静岡県防犯まちづくり条例で定められております防犯灯に必要な3ルクス以上の照度を確保いたしております。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) 安全・安心のまちづくりのためにも、子供たちを守るためにも、特に学校周辺を明るくしなきゃいけないなと思っておりますが、どうも私は学校の周りは暗く感じるんですけども、また、今ごろは日が暮れるのも早いし、部活が終わると、下校するころは暗くなっているということでありますが、大変危険かなと思います。
 学校周辺に防犯灯の増設または高照度型に切り替えていくという考えをいただきたいと思いけれども、これは、区がやるのか、町がやるのかわりませんけれども、どのようにお考えか、お聞きいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 安全安心課長 相澤君。


◯安全安心課長(相澤 正君) 児童・生徒が下校時に安心して通れる通学路を確保するため、町が率先して防犯灯を設置すべきではないかとの御意見でありますが、防犯灯につきましては、各地域の状況に応じて各区が設置し、それに対して町が補助金を交付する形で普及を図ってきております。
 このような中で、町においても、区の要望や区との調整により公共施設内への設置は行っており、その設置経費及び電気料は町が負担することで対応しておりますので、今後もこのような方法を基本としてまいりたいと考えております。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) それでは、防犯灯が、先ほど町内に約2,400灯あると。街路灯も合わせると数千灯が町内にあると思いますが、町はこの多くの数の街灯の管理方法を一体どのようにされているのか、まずお伺いをいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 地域振興課長 河原崎君。


◯地域振興課長(河原崎尊親君) お答えをいたします。
 現在、町内の防犯灯の設置及び管理につきましては各区にお願いをしておりまして、町では住宅地図に設置場所を明記いたしまして、台帳管理で行っております。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) 住宅地図に手書きで記入されて、ペーパーレスで台帳管理されているということでありますけども、これは大変な作業ではないかなと思っております。また、ちょっと時代遅れかなとも思いますけれども、今はIT化の時代であります、多くのものを、迅速に、効率的に、また正確に管理することができるデジタル地図情報というのがあります。つまりGISというものでありますが、このGISを導入すれば、それぞれに街灯ごと番号をつけて、それら番号制を導入し、あらゆる情報をそこに入力し、管理すれば、的確に対応できるはずであります。
 ほかにも応用ができますし、例えば道路管理とか、あるいは土地や住宅の管理、あるいは消防関係もできるかと思いますが、このGISを導入するお考えがあるかどうか、お伺いします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 地域振興課長 河原崎君。


◯地域振興課長(河原崎尊親君) お答えをいたします。
 現在、町内の防犯灯の設置場所等につきましては、先ほど御答弁申し上げましたとおりでございます。
 各区から情報の提供を受け、住宅地図等に把握しているため、更新等を行うときに時間や手間がかかる、最新の情報を反映できない、必要な情報が同時に得られないなどの課題も生じております。
 こうしたことから、今回の議員、御提案のGISは、これら課題を解決するとともに、管理等を、容易で、正確かつ効率的に行う方法の一つとして考えておりますので、今後、経費等も含め、導入について研究してまいりたいと考えております。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) ぜひ検討していただきたいと思います。
 最後に、電気料の件でありますが、今、電気料は、先ほどもお話がありましたように、各区が、東電から請求書が来て、それぞれの請求書をもとに支払いをしているということでありますが、電気料を節約する方法として、町で一括して支払う方法をとっている自治体もあるのではないかと。
 一括だと安くなりますが、経費節減のためにも、町での一括支払方法というお考えがあるのかどうか、お考えになりませんかどうか、お伺いをいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 地域振興課長 河原崎君。


◯地域振興課長(河原崎尊親君) お答えをいたします。
 現在、防犯灯の電気料金につきましては、各区で支払いを行い、その約2分の1を町で助成しております。議員、御指摘のとおり、防犯灯の電気料金を町が全額負担し、前払い一括割引制度を活用しますと、電気料金は約30万円減額されますが、町の支出は、現在区が負担している約400万円が増額となり、全体で約850万円となりますことから、財政的に厳しくなり、実施については難しいと考えております。
 また、各区が前払い一括割引制度を導入する場合には、各区において年度当初に1年間の電気料金を支払うための資金調達が必要となりますが、経費の削減も期待できますことから、今後、区長会でこの制度の活用につきましてPRをしてまいりたいと考えております。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) ぜひ御提案をしていただきたいと思いますし、安全・安心なわが町にするためにも防犯灯をつけて、ぜひ明るい清水町にしていただきたいと思っております。
 次に移ります。2番目でございますけれども、学校問題解決のための体制づくりということであります。
 学校の問題についてでありますが、最近、全国で、教師が保護者から過度な要求を受けて対応に苦慮するケースなど保護者絡みの解決困難な問題を抱える小・中学校が増えております。いまや問題解決のための支援策が求められております。
 先日、町内の学校でも、保護者絡みの問題の新聞報道がありました。報道によりますと、これは2004年9月21日、午後0時15分ごろ、南中学校の体育館で、男子生徒が運動会の組体操の練習中にピラミッドが崩れて落下し負傷したが、事故直後、病院に搬送されず不調を訴え診察を受けたところ、頚椎骨折と診断され、両親は07年1月に学校側を事故後の救護措置が適切でなかったと、その子供は治療費や慰謝料の支払いを求めて町を提訴したという事件がありました。
 18回の審理の結果、先日、11月28日に、町は原告に対し遺憾の意を表すること、事故を踏まえ安全確保と事故の適切な対応に努めることなどを条件に原告が請求を放棄するとの内容で和解が成立したという報道がありました。それも、和解金ゼロということでありましたが、これは、学校側の、事故後の生徒に対する対応の不備により訴訟が起きたものと考えます。関係者の方が大変御苦労されたことと思います。今後は、より以上に、教育現場では、安全管理、最善の配慮をお願いするものであります。
 議員になって最初のとき、私は教育問題について取り上げたことがあります。教育の目的は何かと、子供の幸せであると話させていただきました。私は、第一の教育現場である学校の主役は、何といっても子供であると思います。この子供に光を当てた教育を推進するためには現場の先生方の力が第一に必要であり、先生方が元気で子供と向き合う時間を増やしていくことが大切であります。
 しかし、現在、学校は、学力低下への懸念、いじめや不登校、生徒指導上の問題など、さまざまな課題を抱え、先生方は、その解決のために多くの会議を開いたり、夜間、家庭訪問に行ったりと、大変多忙な状況にあるとお聞きしております。
 早速、私は現場に行き、校長先生たちとお会いし、意見交換をさせていただきました。それらに対応するため、担任の先生が一生懸命取り組んでいることや、なかなか解決が困難な場合は、先生同士でチームをつくって問題解決に一緒になって真剣に取り組んでおりますと、いろいろ工夫をしている姿をお聞きし、頼もしくもありましたが、想像以上に先生方は多忙でありました。特に、最近では保護者からのクレームに対応しなければならない時間が増えているということであります。管理職の先生も担任の先生も疲れ切っているのが現状のようであります。
 これらの環境の中では、なかなか子供と接する時間が少なくなって、本来の教育に支障を来すのではないかと私は危惧をしております。そこで、教育長にお伺いいたしますが、近年、特に保護者からのいろいろなクレームが増えているというこの現状をどのように考えておられるのか、お伺いします。と同時に、先ほど報道のありました南中学校の生徒の損害賠償請求訴訟事件の和解についてのコメントをあわせてお伺いをいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 教育長 渡邉 智君。
             (教育長 渡邉 智君登壇)


◯教育長(渡邉 智君) 石垣議員の御質問にお答えをいたします。
 御指摘のありましたように、近年、理不尽な保護者のクレームが多くなってきていることは事実でございます。学校はその対応に迫られ、正常な教育活動に影響を与えていることも見られるようになってきております。
 このような状況をつくり出している要因の一つといたしまして、保護者の、自分の子供さえ良ければよいという考え方があると考えております。青少年の規範意識の低下が言われている中で、次代を担う子供たちの豊かな人間性をはぐくむためには、学校はもとより、家庭、地域の教育力の向上が不可欠であります。青少年だけでなく、大人社会のモラルの低下を問い直す必要があると考えております。
 また、南中学校の事故に関するコメントでございますが、本件の事故が発生をいたしましたことにつきましては遺憾に思っておるところでございます。学校におきましても、本件を教訓として、今後、事故が発生をしないように鋭意努めてまいります。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) ぜひよろしくお願いいたします。今、教育長の答弁で、保護者のモラルの低下を言われました。確かにそれもあるでしょう。しかし、私は、学校の教育現場の先生方の対応にも問題がないとは言えないと思います。
 東京都の実態調査によりますと、学校側の対応への不満からトラブルになるのが半数以上ということであります。あらゆる角度からこのような問題を考えていただきたいと要望しておきます。よろしくお願いします。
 保護者からのクレームといったものはさまざまであると思いますが、町で把握しております、このクレームの数と内容的なものがわかればお答えを願いたいと思います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 石垣議員の御質問にお答えをいたします。
 本年度の各所属におけるクレームの件数についてでありますが、幼稚園では13件、小学校では5件、中学校では9件となっております。
 クレームの内容についてでありますが、幼稚園におきましては、集団通園制度をなくし個人通園にしてもらいたい、また、運動会で褒美を与える約束をしたので自分の子供をリレーのアンカーにしてもらいたいという事例がございました。
 また、小・中学校におきましては、学校行事の内容や運営方法のあり方、問題を持つ児童・生徒への指導に対する批判、自分の子供に不利益を与える生徒と接触しないよう指導してもらいたいなどの事例がございました。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) 確かにいろいろあると思います。これらのクレームのうち、学校現場だけではとても解決できない難しい案件、先ほどの裁判になったような案件とか、また保護者から学校にクレームがあった場合、一般的にどのように対応されているのか、お伺いをいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 教育長 渡邉 智君。
             (教育長 渡邉 智君登壇)


◯教育長(渡邉 智君) 学校現場で対応が難しく、解決が困難なケースといたしましては、問題の本質を理解せずに自分本位の考え方を通そうとするものや子供をより良い方向に導く相談をするための話し合いに応じないものなどがあり、対応に大変苦慮している現状であります。
 学校の基本的な対応姿勢といたしましては、保護者の話をきちんと受け止め、問題の本質を確認して真摯な態度で対応すること、また、保護者との無用なトラブルを避けるために、基本的には組織として対応することを指導しているところでございます。
 対応の状況によっては、学年主任、生徒指導主任、主幹教諭、さらに教頭や校長が加わるなどの体制の下でしっかりとした対応をしております。
 このような中で、当町におきましては、学校が、主任児童委員、民生委員、児童相談所、東部健康福祉センター等の外部機関と連携をしながら問題を解決した事例もあり、今後とも状況に応じて適正な対応ができるよう努めていくこととしております。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) 全国では、保護者からの要求や注文が増えて、学校現場だけでは解決困難なケースが年々顕著になっていくそうであります。そんな中、東京都教育委員会の例でありますが、今春、学校問題解決サポートセンターを開設し、弁護士や臨床心理士などの専門家が問題解決を支援する取り組みを実施しております。
 これは、保護者や学校から相談を受けると、このサポートセンターで、まず経験豊富な校長OBや指導主事がケースごとに具体的な対応方法を助言する、これは第一段階となりますが、もっと専門的な助言が必要な場合は、弁護士、精神科医とか臨床心理士、警察OB、民生委員代表や保護者代表に協議してもらうという第二段階に対応している、それでも解決しない場合には、第三段階として、専門家が第三者機関として会議を開き、保護者と学校の双方から意見を聞いて、公平、中立の立場から解決策を提示するというのをシステム化して行っております。ことし5月のスタートですが、8月までにセンターで受けた相談件数は60件あったそうでありますが、このほとんどが第一段階の校長OBの助言で解決したという報告がありました。
 ほかにも、いろいろ京都府とか沖縄県とかで実施されておりますけれども、ほかの市町でも、真剣にこの問題を検討しているところが増えているようであります。さまざまな課題は、基本的には現場の校長のリーダーシップで先生方が解決していくべきだとは思いますが、特にクレーム対応については、先生方の個々の対応だけでは難しく、やはり専門的、組織的に対応できる支援チームの設置が必要だと考えております。
 先日お会いした先生方も、これらの支援組織、設置を強く求めておりました。問題解決に当たっては、先生に問題がある場合もありますし、保護者の主張に問題がある場合もあります。しかし、担当者は、仲介役として双方の意見にしっかりと耳を傾けことで初めて解決の光が見えてくると思います。
 現場の先生方は、この問題解決のための道しるべを示してくれる相談先を求めております。子供と向き合う時間をもっと増やすためにも、それらの荷物をおろしてあげて、本来の教育に力を注げるよう学校問題解決の支援サポートセンターというものの設置をお考えになったらいかがかと思いますが、御所見をお伺いいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 教育長 渡邉 智君。
             (教育長 渡邉 智君登壇)


◯教育長(渡邉 智君) 解決困難な理不尽なクレームに対して、公平、中立な立場で解決するために外部に委託する体制をとっている事例につきましては、大変関心を持って見守っているところでございます。
 学校におきましては、迅速な対応や初期対応などを含む段階的な対応が重要であるため、各教員の資質を高める必要があります。また、議員、御指摘の、理不尽なクレームに対して学校を支援するチームの設置につきましては、今後、先進事例の情報を収集するなど研究を進めてまいりたいというふうに考えております。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) ぜひよろしくお願いをいたします。
 それでは、最後の質問になります。
 校庭や園庭の芝生化についてということでございます。
 近年、校庭や園庭の芝生化が全国的に進んでおります。芝生化は、教育上の効果や環境保全上の効果、地域交流の効果など、芝生効果は非常に大きいということで、園庭や校庭を芝生化する学校が増えております。しかし、この芝生化は、高コストで維持管理も大変ということで、足踏みをする自治体も多く、校庭の芝生化は、全国の公立小・中学校の、今現在4%にとどまっているのが現状であります。
 当町はまだ校庭の芝生化はしておりませんが、そんな中、民生文教委員会のメンバーが、去る10月13日に弥生時代の文化的な遺跡のある佐賀県吉野ヶ里町の三田川小学校を視察してまいりました。この三田川小学校は、ことし6月に芝生植えを行いました。町や児童、あるいはPTAや地域の方々と協力し合って、9月の運動会は芝生の上で実施するんだというのを目標に始められ、芝生大作戦を開始いたしまして、この9月27日の運動会は、見事、この芝生の上で伸び伸びと楽しく開催できたと言っておりました。視察当日、ちょうど休み時間のときでありまして、子供たちが青々とした校庭を、はだしで、楽しく元気に走り回っている姿を拝見をいたしました。
 町長も一緒にごらんになったわけでありますが、この光景を見て町長はどのように感じられたのか、御感想をお聞かせ願いたいと思います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 石垣議員の御質問にお答えをいたします。
 今、議員から、御質問の中にありましたように、先般、民生文教委員会の行政視察研修に同行をさせていただき、先進地の佐賀県吉野ヶ里町立の三田川小学校を視察させていただきました。芝生化された校庭はもちろんでありますが、私たちを迎えてくださいました行政サイドのその姿勢にも大いなる勉強をさせていただきました。
 芝生化された校庭は緑が一面に敷き詰められて、子供たちが、楽しそうに、はだしで走り回っている様子を皆さんとともに目の当たりにして、私も強く感激をしたところであります。
 同小学校のお話によれば、児童たちが、休み時間などに、安心して、伸び伸びと校庭で遊ぶことが多くなり、これにより児童の健全な心身の育成や体力強化などを図ることや、土から芝生にかわったことにより砂ぼこりの抑制にもなるということで、大変効果があるというお話を伺うことができました。これが現場における声であります。
 また、同校の芝生化は、芝植えから始まり、維持管理まで児童、教職員、保護者及びボランティアなどの多くの方々の御協力を得て実施されたものであり、こうしたことを通じて関係相互間のコミュニケーションを高めることも可能となったため、非常に有意義な事業であると、かような御説明もあり、私も感激をしたところであります。
 また、これらのことに加えて、地、空温暖化の抑制という観点からも大変効果があると、当町の校庭の芝生化等につきまして、参考事例の一つとして今後研究をさせていただきたいと、かように思っております。
 以上、御一諸に研修をさせていただいたときの感想であります。よろしく御理解をお願いします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) ありがとうございます。芝生化によるデメリットはないとの感想と、私は受け止めました。
 芝生化は、コストがかかるし、維持管理が大変だと思われるのが一般的でありますけれども、こうした中、コスト面を解消する芝生化の手法が注目を集めております。通称、鳥取方式と呼ばれるものでありまして、苗代の材料費が安く、特別な土壌改良も必要がないため、低コストで施工が可能、維持管理も簡単で維持費が低廉というポット苗移植法というやり方であります。この吉野ヶ里長の小学校は、この鳥取方式を採用して芝生化を進めておりました。
 鳥取方式とは、NPO法人グリーンスポーツ鳥取が提唱し、普及に取り組んでいるものであります。この芝生は、成長が早く、丈夫なティフトンという品種を使用し、ポットで育てた苗を50センチ間隔で1平方メートル当り4株ほどまばらに植えていき、水やりを続けていると、秋までに一面に繁茂し芝生ができるということであります。
 1平方メートル当たりの施工費は、マット状に敷き詰める従来の方法ですと大体5,000円から1万円かかると言われておりますのに対して、この鳥取方式は、高くても100円程度で済むと言われております。しかも、維持管理の作業は水やりと芝刈りと、そして肥料だけなので、専門業者に任せなくても普通の人でも行うことができるということで、維持管理費も低コストであります。従来の方法であるマット状の芝でやりますと、1平方メートル当たりの管理費というのは2,000円から3,000円かかると言われておりますが、それに対してこの鳥取方式では、大体20円から150円程度で済むということであります。そして、除草剤や農薬を一切使用しないので、環境上も安心と言われております。
 ただ、維持管理については、本当に、作業する人的な確保については、地域とか、あるいは保護者の理解が必要だと思います。吉野ヶ里町の学校では、維持管理に対してはグリーンキープ委員会という組織を立ち上げておりまして、会員は、町とか学校、あるいはPTA、老人クラブ、地域ボランティアの方々でしっかりと組織化されておりまして、ローテーションを組んで維持管理に努めておるということであります。子供たちの評判はすこぶるいいそうです。
 当町においても、面積が小さい保育所とか、あるいは幼稚園、小学校にできればいいかなと思いますけれども、それらの芝生化を検討してみたらいかがかと思いますけれども、当局のお考えをお聞きいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 先ほど町長から御答弁がありましたように、三田川小学校では多くの方々の御協力をいただいて校庭の芝生化が実現されているとのことでございます。
 幼稚園及び保育所の園庭は学校の校庭と比べますと小さい面積でありますが、やはり保護者の皆様をはじめ多くの方々の協力なくしては実施が難しいものと考えますので、関係者の皆様の御意見も伺いながら実施の可能性について研究をしてまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) これからの町の教育にとっては、大いに研究する価値があると私は思います。この青々とした芝生の上で元気な子供の声が聞こえる幼稚園、元気な子供の声が聞こえる保育所、こういうものが一日も早く実現されることをお願いいたしまして質問を終わります。


◯議長(久保田静輝君) これをもちまして石垣雅雄君の一般質問を終わります。
 それでは、次に、9番 松浦俊介君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 川勝知事の県東部への医大設置について」「2 市民大学講座の開設を」「3 臓器提供意思表示カードの普及を」。
 以上、質問事項の3項目について発言を許します。 9番 松浦俊介君。


◯9番(松浦俊介君) 議長の許可を得ましたので、さきに通告してあります、1 川勝知事の県東部への医大設置について、2 市民大学講座の開設を、3 臓器提供意思表示カードの普及を、の3点について質問します。
 まず標題1、川勝知事の県東部への医大設置についてをお尋ねします。
 川勝知事は、9月の県議会において、須藤議員の県立医科大学の設置についての一般質問で以下のような答弁をしております。
 以下、引用します。「まず、医師確保対策につきましては新政権に期待を寄せているところであります。国が責任を持って将来的に必要な医師数を早急にお示ししていただく必要がございます。そして、また既存医学部の定員増にとどめるのか、医科大学の新設を認めるのか、要請数の拡大手法を明示していただくように強く働きかけてまいります。
 医科大学につきましては、既存大学の誘致か新設か、設置主体をどこにするか、しかも、またどこにその大学病院を決めるかというような具体的な方策につきましては、今真剣に検討をいたしております。そのほか教員の確保の方法、附属病院の設置に伴う静岡県保健医療計画の病床数との整合といった課題もございます。このような課題に直面しながら関係する方々の御意見を伺い、この課題を一つ一つ解決していって可能性を実現させていきたいという状況に、今ございます。
 隔靴掻痒の感がある答弁で申し訳ございませんけれども、国の動向を注視しつつ、本県に最も適した設置手法を絞り込みまして、一日も早い実現に向けて取り組んでまいりたいと思っております。その際に、西部には浜松医科大学がございますので、本県は横に長うございますから、東部にそのような大学があることがつり合い上ふさわしいということが言えるかと存じます。
 どこにそれを設置するかにつきましては、先般、全市長さん方とお目にかかって、各市長、首長さんの御意見を伺いましたが、最後に、誘致合戦はしないでおこうと、本県全体にとって最もふさわしいところというところを県の方でまず判断するよう、それを待とうということでございました。
 私もそのような皆様方のお気持ちを受けて、なるべく早急に、私の持つ、いや、チーム川勝の持つありとあらゆる力を駆使いたしまして、早期にこの件につきまして明確な御答弁ができるようにしてまいりたいと思っております。」、以上、引用を終了しますが、県東部に一日も早い実現に向けて取り組んでまいりたいとのことであります。
 須藤県議は、質問の中で、「県立がんセンターの建設費は600億円程度、和歌山県立医科大学では、平成10年度に現在地に移転したときの用地費、附属病院の建設費等を含めた事業費が約945億円、毎年の運営費の助成は50億円程度です。静岡県の財政力をもってすればできないことではなく、多くの県民の命と健康を守っていくための費用としては驚くほどの数字ではありません」と述べ、県立医科大学の設置の実現性について、事業費の面でも述べています。
 医学部を誘致するのか、新設するのか、県立医科大学ができるのか、まだ全くわからない段階でありますし、知事も述べていますが、誘致合戦になるようなことはすべきではないと思います。しかしながら、清水町としても、知事がそうした方向性を示している以上、清水町に設置することは可能かどうか調査、研究をしてみる価値は十分にあると思われます。
 まず、清水町の現状を簡単に分析してみたいと思います。まず4点述べさせてもらいますが、1点目として、県東部地域市街地の中央に位置しており交通の利便性が高い、2点目としまして、県東部地域市街地の中で、調整区域でかつ農業振興地域でない一団に近い土地のあるところは清水町のほかにない、3点目としまして、清水町の東部地域の地権者には調整区域を外すなど開発の可能性を求める意見があり、地権者の要望に沿う可能性がある(潜在的に開発の要望がある)と思われます。4点目としまして、住宅地の中においては製造業等の企業の誘致は周辺住民の理解を得にくいが、医科大学であれば受容される可能性が高いと思われます。
 以上、現状について4点述べさせていただきましたが、課題としまして9点ほど述べさせていただきます。
 1点目としまして、広大な用地の用意が必要だということですが、例といたしまして、浜松医科大学が30万2,000平方メートル、奈良県立医科大学が10万平方メートル、京都府立医科大学が10万8,000平方メートル、先ほどの和歌山県立医科大学が、医学部及び附属病院で10万1,017平方メートルということで、約10万平方メートルの敷地が必要になると思われます。ちなみに沼津卸商社センターの総面積が19万3,994平方メートルとのことであります。2点目といたしまして、一団の用地確保が困難(虫食いの状況が予想される)、現住者等の移転が必要と思われます。3点目といたしまして、周辺の環境整備が必要(周辺道路や下水道、公園等の整備が必要)。4点目としまして、公共交通機関が少ない(電車がないとか、路線バスも少ない)。5点目といたしまして、学生及び従業員用住居(アパート等が不足している)。6点目といたしまして、学生街を形成する文化施設(飲食店、娯楽施設等が不足)。7点目といたしまして、都市計画マスタープラン上では、「魅力的な商業地づくりを誘導する」「良好な1、2階建ての低層戸建住宅地を誘導する」とされている。8点目、県事業であることが大前提、町の事業では負担額が巨額になり対応が不可能。9点目といたしまして、他自治体の候補地と比べ準備不足、最重要である用地確保のめどが立たない、地域住民の意向を把握していないとあります。
 続いてメリットについて述べさせていただきます。
 まず、経済的効果について、5点、述べさせてもらいます。
 1つ目、造成、校舎工事等の直接的な経済的効果が考えられます。2点目、生活用品、食料品、賃貸住宅等の需要の増大による地域経済への効果。3点目、飲食店、娯楽施設等の立地に伴う税収の増。4点目、医者等の高額所得者の増による住民税の増。5点目、周辺調整区域農地の宅地化に伴う固定資産税の増、大学自体は非課税になります。
 続いて、学術都市としての効果を、5点、挙げさせていただきます。
 1つ目に町のイメージアップ、2つ目に優秀な人材の集積、3つ目に地域医療体制の充実、4つ目に医療、健康産業の集積、5点目に中間人口の増が得られます。
 そのほかについて、2点、挙げさせていただきます。
 大学の設置と同時に周辺調整区域の土地区画整理が可能となります。2つ目に、町東部地域に設置した場合、玉川卸団地線整備のきっかけとなる。
 続いて、デメリットについて、5点、挙げさせていただきます。
 1つ目に農地減少による環境の変化、2つ目に農地減少による水害時の保水能力の低下、3点目、娯楽施設増に伴う治安の悪化、4点目、道路、公園、下水道等の社会基盤整備に多大な費用を要する、5点目、医療施設等が充実することによる国保等の医療費の高騰。
 以上、現状、課題、メリット、デメリットを挙げさせていただきましたが、町長の医大誘致の考えについて伺います。


◯議長(久保田静輝君) 松浦俊介君の質問に対する答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 松浦議員の御質問にお答えをいたします。
 医科大学の設置につきましては、松浦議員、御指摘のとおり、川勝知事が県議会等において表明しているもので、県全体の均衡を見たときに東部地域への誘致がふさわしいと、こういうお考えを示したものであると、かように理解をしております。
 県東部におきましては多くの自治体が新たな大学の設置を希望しており、特に医科大学の誘致が実現すれば、地域医療の実現や地域のイメージアップ、地域経済の活性化などに大いなる効果があるものと考えられます。
 また、県立がんセンターや静岡医療センター等の相乗効果により、優秀な人材や医療、健康産業等の集積が促進されるなど地域全体の発展につながることが期待され、そのこと自体、大いに賛同するところであります。
 ただ、清水町への誘致につきましては、用地の確保をはじめ、議員、御指摘のように、道路事情であるとか、下水道周辺環境整備、地域住民等の理解も大いに必要となりますので、町の現状や課題、メリット、デメリット等を整理して対応する必要があると考えます。
 特に、町単独で誘致するには、多大な費用負担はもとよりでありますが、敷地面積等々も少ない当町の現状を考えますと県事業として実施されることを前提とする必要があり、県や周辺自治体との連携方法や事業の効果、誘致の可能性の有無等の調査が行われ、研究が求められるものと思います。
 議員の御質問の中にありましたメリット、デメリット、あるいは置かれた環境等々のことを考えますと、県東部全域が、そうした方向に事が動いていくことについては私も大いに賛同いたしますが、清水町の現状等々を考え、なおかつ私たち町が他に先んじてこのことに手を挙げるということは、極めて困難な状況にあるのではないかというふうに、率直に感想を述べさせていただくところであります。
 以上、よろしく御理解をお願いいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 9番 松浦俊介君。


◯9番(松浦俊介君) 町長がおっしゃったように、清水町が、ましてこの医大誘致に関して手を挙げることは困難だとは思いますが、ただ、その可能性について調査、研究をするということについては、決して悪いことではないというふうに思っております。
 また、あわせて町内の一つの候補地として研究対象になり得ると思います東部地域について、医大が誘致できる、できないは別にしても、その方向性について真剣に考えていく必要があると思われます。
 東部地域の市街化調整区域について、5つのポイントを挙げてみます。
 1つ目に、国道に近接することで交通の利便性が極めて高いことから、特に首都圏などの開発業者、デベロッパーにとっては、大規模な開発事業を展開できる可能性を秘めた魅力的な地域と思われます。
 2点目に、柿田地区の市街化調整区域のように、虫食いの乱開発の手にさらされる前に計画的なまちづくりに歩み出さないと、同じ道をたどると思われます。
 3点目に、既存集落における農業者の多くは、後継者問題に悩んでおり、農地以外への転用を模索していますが、市街化調整区域であるがゆえに限界を感じている方もいらっしゃると思われます。結果として、病院などの医療施設への土地の賃借という道を選択するケースが多くなると思われます。
 4点目に、病院などの医療施設やその他コンビニなどは、都市計画法の許可によって市街化調整区域への立地が許される建築物であります。最近は、特に病院などの医療施設の進出が後を絶たず、結果として医療費の高騰の一因にもなっており、前述の3の理由により、今後もこの傾向が続いていくことが想定されます。
 5つ目に、市街化調整区域の地権者の意向に関するデータがありません。
 まとめといたしまして、将来的に見ても、町の東部地域における市街化調整区域の扱いについては、保全と開発という相反する意見があると思います。議論しても尽きることはないと思われます。しかし、その方向性は町の将来を左右すると言っても過言ではなく、都市計画マスタープランで示すようなチャレンジングにまちづくりを進めていくべき時代ではないかと思います。よって、沼津卸商社センターも一体として位置づけ、都市計画道路の多摩川卸団地線の整備や土地区画整理事業の施行を前提として新たな市街地を計画的に進めていくというのも一つの選択肢ではないかと思います。
 現在、町では、平成23年度を初年度とし、その計画期間を10年間に定める第4次総合計画の策定作業を進めているところですが、町のまちづくりの具体性を示す都市計画マスタープランは、目標年次に定めた平成27年をもってその役目を終えることとなります。
 ついては、新たな都市計画マスタープランの策定作業に着手する前に、東部地域をはじめとする町内の市街化調整区域の方向性を探るプロジェクトチームを関係各課で組織し、地権者の農地に対する意識調査、アンケートを行うなど、まず今できることに取り組んでいくべきではないかと思います。
 町としては医科大学の設置について調査、研究を進めてもらうと同時に、町の東部地域の方向性について、あらためて地権者の皆さんの意向を調査し、乱開発されることのないように計画的なまちづくりを進めてもらいたいと思います。
 話を戻しますが、清水町は沼津市と三島市に挟まれ、町内を国道1号が通ります。北西から流れる黄瀬川と天城山を源流とする狩野川の合流する地点に位置し、地理的な面で県東部の中心になり得る地域だと思われます。高度な医療ができる病院が設置された場合、県東部地域の多くの方が救急、外来を含めて利用しやすい位置になると思われます。医大とそれに附属する病院ができれば、清水町にとってさまざまな可能性が広がるものと思います。
 清水町は、これまで、施設の建設や耐震化など点としての整備、道路の改修など線としての整備がほとんどでありました。医大誘致の可能性から、面としての整備も考えていくべきだと思います。
 7世紀の奈良時代の条里制の名残がある清水町です。土地を守ってきた先輩方に報いるために、そして、これから清水町に住む子孫のために、今私たちができることを、計画的に精いっぱい取り組んでいただきたいと思います。
 続いて、標題2の、市民大学講座の開設をについて質問いたします。
 地域交流センターが完成し、今後の活用方法が重要になってきます。町民に関心の高い分野について市民大学講座のような高度な学習会を開催することも一つの利用法だと思います。県内外からの、大学教授や専門的な知識を有する方、体験をされている方の話を聞き、世代や立場、組織の枠を超えて学び交流する中から、新たなまちづくりを考えることもできます。
 市民大学講座の開設について、町長の考えを伺います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 地域交流センターが、おかげさまで10月にオープンすることができました。はや2カ月を経過しようとしております。地域交流センターにつきましては、町民の皆さんの学習活動や文化活動を通じてそれぞれのライフスタイルを創造する場として積極的に活用されるよう大いに期待しているところであり、町といたしましても、生涯にわたって学べる機会を提供できるよう、鋭意努力に努めているところであります。
 議員、御提案の、市民大学講座のような質の高い学習の場の提供につきましても、受講者である町民の皆様の御意向を伺いながら前向きに検討をしてまいりたいというふうに思います。せっかく建設された地域交流センターでありますので、町民はもとより地域の皆さんがともに学習し、おのれを高め、研さんを重ね、なおかつ清水町の地域交流センターを中心に文化の発信の地となるよう、私もそうした方向で進んでいくことが地域交流センターそのものに対する真価を問われるものだというふうに確信をしております。
 どうか松浦議員をはじめ皆さんの文化、芸術に対する深い御理解とお力添えをいただき、清水町の地域交流センターを通じて文化発信の地となり、そして、やがて生涯を豊かに送ることのできる交流の場になることを、私も希望、期待しているところであります。
 以上をもって答弁とさせていただきます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 9番 松浦俊介君。


◯9番(松浦俊介君) 市民大学講座については、沼津市などや近隣でも行われており、好評を得ているようです。講座については、もちろん無料にする必要はなく、全国各自治体が開催している内容を見ますと、1回の講義当たり500円ぐらいが相場のようであります。
 歴史を見ますと、清水町は1950年、昭和25年に駿東郡下で最初に公民館が開設されました。社会教育が活発な地域で、当時の清水村は1946年初頭に社会学級の開設に向けて協議を開始し、県から指定を受けたこともあって、同年8月には社会学級が開講しました。学級開催は月2回で計10回、30時間、100人を目標に募集したところ、応募が156人に上ったそうです。
 また、庶民大学三島教室にも触れておきたいと思います。
 庶民大学三島教室は、1945年12月に始まった全国的にもユニークな取り組みで、戦争末期、函南に疎開していた木部達二及び拝司静夫らの若手法学研究者に地元の教員や三島文化協会などが加わって、あたかも敗戦を待ちかねたように立ち上げられた市民向けの大学です。講師陣には石母田 正、丸山眞男、武谷三男、川島武宣、清水幾太郎ら新進気鋭の知識人を招き、新憲法や人権、民主主義、男女平等など、戦後の次代を担うべく主権者として学習欲求に沿った講座が開催され、2年間に参加した聴講者は、延べ5,000人を超えました。
 1946年5月5日の参加者名簿には253人の名前があり、清水村の方が、三島市の145人に次いで2番目の、21人の方が参加しています。ちなみに女性の数が10人と半数で、三島市が37人となっておりますので、極めて高い女性の比率であると思われます。
 町史にはこう書かれています。「この広範な学習体験が後のコンビナート進出計画時に思い起こされ、住民が地方自治の主体者として自ら自覚する原点となったことは間違いないだろう」と、こう述べられています。
 住民に対しての高度な学習を行う機会がその後のまちづくりに大きな影響を及ぼすことは、私たちの地域では歴史が証明しています。ぜひとも町民の関心の高い分野についてこうした機会をつくり、今後のまちづくりにつなげていってほしいと思います。
 続いて、標題3の、臓器提供意思表示カードの普及をについて質問いたします。
 まず、臓器移植法成立、改正の過程と改正臓器移植法の特徴について小学館の日本大百科全書から引用し、確認していきたいと思います。
 以下、引用開始。「日本では、死体から臓器を摘出する際、長い間法律的に問題があった。1979年、昭和54年に角膜及び腎臓の移植に関する法律が成立し、腎移植に使用されるための腎臓を死体から摘出することが法律的に初めて認められるようになった。1992年、平成4年1月に、脳死臨調(臨時脳死及び臓器移植調査会)が、脳死は人の死であると最終答申を公にした。1994年、臓器移植法案が国会に提出されたが、法的に死の明確な定義がなく、誰も納得できる死の判定基準、特に脳死判定基準がないこと、社会通念では心臓死を死とみなしていることなどの理由から、延々と継続審議となり、一時廃案になりかけた。しかし、1997年7月、臓器移植法が成立し、10月から施行された。なお、臓器移植法の成立に伴い、角膜及び腎臓の移植に関する法律が改正された。
 この法律施行後3年をめどに見直すことになっていたが、12年間たなざらしにされ、脳死移植の数が増加しないで、世界的に臓器提供者が不足する中で命を失う待機患者が後を絶たなかった。国際移植学会は2008年5月、横行する臓器の売買の根絶を目指し、移植患者は自国内で臓器移植を受けさせるよう努力してほしいとの宣言を出した。
 その流れを受けて、2009年1月にWHOが海外渡航移植を自粛し、移植臓器の自国内での自給自足を促す新しいガイドラインを承認し、5月の総会で決議することになっていたが、新型インフルエンザの流行により総会の開催期間が短くなり、決議自体は2010年に持ち越された。
 このような国際的な圧力とタイムリミットのため、2009年4月、臓器移植法改正の機運が国会でやっと盛り上がってきた。有志議員の臓器移植改正案が5月に衆議院に提出された。移植団体等からも一刻も早い成立の声が上がったが、交通事故遺族の団体等からは改正に反対する意見も出された。6月9日、臓器移植法改正案は衆議院を通過し、7月13日に参議院で可決、成立した。なお、採決は議員個人の死生観、文化観、宗教観にかかる問題だったため、日本共産党を除く全政党は党議拘束を外した。改正法は公布から1年度の2007年7月から施行され、それまでは以下の方法が引き続き運用される。
 改正臓器移植法の特徴は以下のとおりであります。
 1、臓器提供、現行法では本人の署名による提供意思と家族の同意が必要だが、本人の拒否がない限り家族の同意で提供可能となる。2、提供年齢15歳以上という現行の年齢制限は撤廃され、年齢は問わない。3、脳死の概念、脳死は一律に人の死と位置づける。4、優先提供、現在は認められていないが、配偶者等親子間に限って認める」、以上、引用を終わります。
 改正法施行後は、本人の拒否がない限り家族の同意で提供が可能となり、15歳以上という年齢制限も撤廃される。今後、万一のとき、一人一人の臓器提供をする、提供しないの意思表示がますます重要になってくると思われます。
 町としても臓器提供意思表示カードの配布、啓発に力を入れるべきと思われますが、その考えについて伺います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を願います。 健康づくり課長 杉山君。


◯健康づくり課長(杉山 滋君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 臓器提供意思表示カードの新たな普及方法についてでありますが、町では、これまで臓器提供意思表示カードとともに移植医療に関する説明やカード作成の意義、また登録の協力を呼びかけるリーフレットを役場や保健センターの窓口に置き、来庁された方々への周知を図っております。
 しかしながら、臓器移植法の改正はなされたものの、国民の理解がいまだ進んでいないとの報道もございますので、臓器提供意思表示カード等を他の公共施設へも備えるなど、町民の皆様への移植医療に関する適切な情報提供に努めてまいりたいと考えております。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 9番 松浦俊介君。


◯9番(松浦俊介君) 今現在も、町では、臓器提供意思表示カードとリーフレットを役場や保健センターの窓口に設置してあるとのことです。こちらになります。今後は他の公共施設にも備えていただけるとのことです。
 そこで、さらなるPR方法として、例えば、このカードとリーフレットを全戸配布するような考えがありますでしょうか、御質問いたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 健康づくり課長 杉山君。


◯健康づくり課長(杉山 滋君) 臓器提供意思表示カードとリーフレットは社団法人臓器移植ネットワークが作成しているものであり、問い合わせたところ、全戸配布できる数を提供していただけるとのことでありますので、全戸配布する方法で検討してまいりたいと考えております。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 9番 松浦俊介君。


◯9番(松浦俊介君) さらに私から提案をさせていただきたいと思いますが、新たな普及方法の一つとして、既に、長崎県や福岡県、宮崎県などでは、市町村が運営している国民健康保険で発行する被保険者証の裏面に臓器意思提供表示カードの内容を印刷し、啓発を行っている事例があります。こちらの国保のカードですね。国民健康保険被保険者証のこの裏面に臓器提供意思表示カードの裏面を印刷するという形になります。
 静岡県内ではまだ実施されていないようですが、清水町でも国保の被保険者証の裏面に印刷などで啓発してはいかがかと考えますが、その考えがあるか、伺います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。 保険課長 野田君。


◯保険課長(野田敏彦君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 議員、御提案の、国保の被保険者証の裏面を活用した臓器提供意思表示欄の印刷につきましては、全国健康保険協会、通称協会けんぽと現在は言っておりますが、いわゆる旧政管健保でも保険証の裏面を活用した取り組みを随時実施されていることから、当町の国保におきましても、臓器移植法の趣旨を踏まえ、実施に向けた具体的な取り組みを検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。 9番 松浦俊介君。


◯9番(松浦俊介君) 誤解がないようにあらためて述べさせていただきますが、自分は決して、万一のとき、臓器提供をするように啓発するために臓器提供意思表示カードを今議会で取り上げたものではありません。どちらかと言えば提供したくない人のための取り組みかもしれませんし、万一のときに家族に究極の選択をさせないためにも必要なことかもしれません。
 脳死になることはないとしても、死は誰にでも訪れるものです。カードの保持は役に立つと思います。ちなみに私は平成12年の9月から臓器提供意思表示カードを携帯していますが、自分のカードに、心臓の欄に丸をしておりません。まだそこまで考えがまとまっておりません。保険証の裏に記載した場合、毎年書きかえなければいけませんが、その都度あらためて考え直すきっかけになるかもしれません。そうしたことがわずらわしい人は、これまでどおり普通のカードを1枚携帯してもいいと思います。
 来年の国民健康保険で発行される被保険者証の裏面には臓器提供意思表示欄が掲載されるものが発行されることを期待しまして私の質問を終わります。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) これをもちまして松浦君の一般質問を終わります。
 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
 本日はこれをもって散会いたします。
 どなた様も御苦労さまでございました。
                                午後02時43分散会
      ────────────────────────────
○地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
  平成21年12月4日


               清水町議会議長     久保田 静 輝
               ────────────────────────

               署名議員(12番)    吉 田   功
               ────────────────────────

               署名議員(13番)    吉 川 清 里
               ────────────────────────