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静岡県 清水町

平成21年第3回定例会(第5日) 本文




2009.09.10 : 平成21年第3回定例会(第5日) 本文


                                午前09時00分開議
◯議長(久保田静輝君) おはようございます。
 ただいま出席している議員は16名です。
 議会広報特別委員会より、本日の会議の写真撮影をしたいとの申し出がありましたので、事務局による写真撮影を許可いたしました。
 本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。
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◯議長(久保田静輝君) 日程第1 昨日9日に引き続いて一般質問を行います。
 初めに、5番 石垣雅雄君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 滞納整理機構の費用対効果について」「2 町営住宅について」「3 スクール・ニューディール構想について」。
 発言を許します。5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) 皆さん、おはようございます。
 それでは議長のお許しが出ましたので始めさせていただきます。早朝大分涼しくなってまいりまして秋の気配を感じるようになりまして、私がこの発言席に立たせていただくのは10回目であります。朝一でやるのは実はきょう初めてで、きょうのさわやかな朝のように進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 まず、滞納整理機構の費用対効果ということでありますが、今定例会は平成20年度の決算議会であります。この厳しい経済環境の中、一般会計の実質収支に関する調書では歳入が93億2,000万円、前年比15.1%の増、歳出が84億4,000万円で前年比11.5%の増。数字上は非常に多く伸びておりますが、内容を見ますと、これはまちづくり交付金とか、あるいは定額給付金等が含まれているために多くなっていると思います。特に基本となる町税を見てみますと、平成19年度が54億8,000万円、20年度が53億8,000万円と、1億円のダウンであります。その中のまた町民税を見てみますと、町民税は個人町民税と法人税がありますけれども、個人町民税の方が19億1,000万円から20年度が19億5,000万円と若干アップはしておりますけれども、法人税が19年度が7億円から20年度が4億4,000万円、2億6,000万円のダウン。したがって、町民税全体では2億2,000万円の減ということになっております。しかし、その一方、収入未済額が2,300万円も増えているという結果であります。税収が減ったけれども、その一方、収入の未収というのが増えているということであります。これは経済環境の厳しさゆえ徴収に大分苦労されているのかなと推測いたしますが、いろいろな方がおられますけれども、税負担の公平性という観点からすると許されることではありません。
 地方税の徴収困難な滞納を処理するために、昨年、県と県内のすべての市町が共同で設立した静岡地方税滞納整理機構というのが、全国で初めて広域連合としてできました。昨年4月に業務が開始されまして、6月から滞納額を引き受けてスタートしたわけでありますが、なぜ、この機構を設立したかという趣旨を見てみますと、この趣旨を読んでみますと、三位一体改革による国から地方への3兆円規模の税源移譲が平成19年度から実施され、静岡県の税源移譲額は、個人の市町村民税と県民税を合わせて1,000億円程度と見込まれています。税源移譲に伴って地方税の重要性が増す中で、地方における税務行政は税負担の公平性を維持し、税収入を確保するため執行体制が強化することが求められ、効率的な事務執行が必要になっています。地方税務執行行政を取り巻く環境が大きく変化する中にあって、近年の静岡県内市町の税収動向を平成10年度と17年度を比較してみると、収入額が240億減少、その一方、滞納額は33億円増加をしている。このような中、地方税の滞納額を効率的に縮減するためには、市町と県が連携して滞納整理に当たっていくことが最も効果的であると考えることから、徴収困難な事案の滞納整理業務を行う組織として静岡地方税滞納整理機構を設置しましたと書いてありますけれども。全国でも非常に注目されているところでありますが、まずお聞きしたいのは、税収困難な事案の整理業務とありますが、当町のこの機構への移管対象の基準というものはどういうような基準になっているのか、まずお伺いいたします。


◯議長(久保田静輝君) 石垣君の質問に対する答弁を求めます。収納会計課長 横山君。


◯収納会計課長(横山 哲君) 石垣議員の御質問にお答えいたします。
 静岡地方税滞納整理機構は、徴収が難しい地方税の滞納を共同して専門的に処理する地方自治法に基づく広域連合として設立されたものであります。同機構への移管につきましては、消滅時効が近い高額滞納者のうち納税折衝困難者を抽出し、おおむね100万円を超えたものを対象として機構に移管し、税負担の公平性を維持しながら、税収入の確保に努めております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) それでは若干数字をお聞きしていきますので、お願いします。
 100万円以上の納税折衝困難者の中から抽出しているということでありますが、昨年、静岡滞納整理機構に移管した件数と金額をお答え願えますでしょうか。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。収納会計課長 横山君。


◯収納会計課長(横山 哲君) 昨年度、町から滞納整理機構に依頼しました件数は10件で、移管滞納額の総額は3,536万6,082円となっております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) 10件で3,500万余を移管したと。それでは、その移管された3,500万円のうち徴収実績、回収できた金額と回収できなかった金額はいかがでしたでしょうか、お願いいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。収納会計課長 横山君。


◯収納会計課長(横山 哲君) 昨年度、滞納整理機構に移管しました10件の徴収実績の総額は、1,253万1,707円でありました。1年の移管期間を過ぎ町に返還された未収金は、2,359万3,775円となっております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) 3,500万をお願いして1,250万円回収、回収率35%ということになりましょうか。県内のデータを見ましたところ、県平均では回収率23%ということになっておりますので、当町は県の平均を上回っているということになりましょう。
 それでは、返還された未収金額2,359万円余は、それぞれどうされるのか。滞納者といろいろ回収方法について約束されていると思いますけれども、個別は結構ですけれども、おおむねどのような約束をされて回収される予定なのか、その辺をお聞きいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。収納会計課長 横山君。


◯収納会計課長(横山 哲君) 平成20年度の滞納整理機構の未収金につきましては、現在、移管分を完納した案件が1件で445万円余、分納の約束を履行している案件が1件で134万円余、その他財産調査の継続などが必要な案件が1,780万円余となっております。これらにつきましては、今後も引き続き町で交渉を重ねてまいりますが、進展が見られない案件につきましては、適切な時期に執行停止などの対応を考えております。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) 大変困難が伴うと思いますけれども、頑張っていただきたいと思います。
 今年度も恐らく何件か移管したはずだと思いますが、今年度平成21年度の移管された件数と金額を教えていただけましょうか。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。収納会計課長 横山君。


◯収納会計課長(横山 哲君) 今年度、滞納整理機構に移管しました件数は、新たな事案の10件であります。移管滞納金額の合計は、2,490万4,317円であります。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) 実はこの滞納整理機構に移管するに当たって、自治体は基本負担金として10万円出しているんですが、そして、移管事案1件当たり20万円の処理件数割が課されているわけですね。ですから、平成20年度は10件ですから200万円、それに10万円を加えて210万円、これを支出をされております。これは決算書にも出ておりましたけれども、この210万を出した費用と、出しての回収の効果というか、その辺をどうお考えになっておられますでしょうか、お伺いいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。収納会計課長 横山君。


◯収納会計課長(横山 哲君) 滞納整理機構に移管する場合、1件につき20万円の負担金を要しますが、昨年度移管した10件につきましては、いずれも徴収実績を上げております。また、移管期間の中から引き続き分割で納付をしている案件のほか、町職員が長年折衝ができなかった事案の交渉が進展したものもあり、滞納整理機構に移管したことによる効果はあったものと考えております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) それなりの効果はあったということでありますが、徴収実績が、20万円出していますけれども、20万出して20万以下のところがあってはならないとは思いますが、もしあれば何件あったのか。そして、これらについてどのようにお考えになっているか、お伺いいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。収納会計課長 横山君。


◯収納会計課長(横山 哲君) 昨年度移管しました案件のうち、徴収実績が1件当たりの負担額である20万円に満たなかった案件は、3件でありました。
 今後の方針についてでありますが、町職員では徴収の難しい案件を滞納整理機構に移管していくことから、負担金との費用対効果も考慮しなければなりませんが、税負担の公平性を保つためには、結果的にそのような事例が生じることもやむを得ないものと考えております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) 徴収困難でなお高額となると、かなり厳しいものがあると思いますけれども、20万円は町民の税金を使って、それで税金を回収するというような形でありますので、できればこれは20万円回収してほしいということを機構に、私は求めてもいいんではないかなと思っております。案件一つひとつ、しっかり検討していただきたいと思っております。まだ経済環境が非常に厳しい中ではありますけれども、税負担の公平性を維持するためにも適切な事務執行が行われるよう、お願いをしておきます。
 施策の成果の中に書いてありましたけれども、平成22年度より徴収金額10%を乗じた徴収金額割が加わる予定と伺っております。そうなりますと、ますます負担金も増えてまいります。それらを踏まえ、今後費用対効果を考えながら、収納率の向上を目指していただきたいと思いますけれども、滞納徴収に対する町のお考えをお聞きいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。副町長 落合君。
             (副町長 落合克忠君登壇)


◯副町長(落合克忠君) 石垣議員の御質問にお答えいたします。
 滞納徴収に対する町の考え方についてでございますが、町税は行政を運営するための根幹的な財源でございまして、その十分な確保は必要不可欠であるというふうに考えております。こういったことから町といたしましては、納税をしていらっしゃる皆様方の立場を以前にも増して理解する中で、税負担の公平性を確保しながら、今後も適正に徴収できる事務の執行に努めてまいりたいというふうに考えております。
 また引き続き、口座振替の推進やコンビニ納付、相談窓口の開設など、納税環境の整備を押し進めますとともに、お話がございましたように、大変厳しい経済環境に直面してはおりますが、今後とも適切な時期に差し押さえ等の滞納処分を行う、また、必要に応じて滞納整理機構に移管をするなどしながら、引き続き、滞納の縮減に向けて実行可能なことを着実かつ積極的に実施してまいる所存でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) ぜひよろしくお願いします。厳しい経済環境の中でありますけれども、苦労されることも多いと思いますが、それぞれの案件について細かく精査して徴収事務に努められることをお願いし、次の質問に移ります。
 次は町営住宅についてということでございますが、現在、当町には柿田と外原に町営住宅があります。柿田住宅は24戸、外原住宅が東棟が16戸と西棟が16戸の32戸の合計56戸がありますが、現状は空き室がなくて入居待機状態となっております。住宅に困っている方などには非常に人気がありますが、この住宅に入れる入居資格というのがあると思いますけれども、どのような条件があるのか、教えていただきたいと思います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 石垣議員の御質問にお答えいたします。
 町営住宅の入居条件は町営住宅管理条例第6条に規定されておりますが、具体的には本年度行いました町営住宅入居者募集における、申し込みできる方の要件が入居条件となりますので、その概略からお答えいたします。
 まず、住宅に困窮している方。次に、同居親族がある方。ただし、60歳以上の方または身体障害者等の方は、単身でも入居できます。
 次に、申込者及び同居親族が過去1年の合計収入から算出した額が、一般の世帯では月額15万8,000円以下、60歳以上の方または身体障害者等の世帯では21万4,000円以下の方。次に、入居を希望する者が清水町に居住している、または清水町に勤務場所を有する方。次に、市町村税を滞納していない方。次に、申込者及び同居親族が暴力団員でない方。これらの条件を満たす方が入居の申し込みをできることとなっております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) ありがとうございました。ことしも5月に希望者に対して公開抽選会を行ったと思います。多くの方が参加され、抽選に漏れた方もたくさんいたそうでありますが、現在、待機入居世帯というのはどれぐらいおられるんでしょうか、伺います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 平成21年度において町営住宅入居者募集に申し込み、審査の結果、入居資格のある世帯数は、24世帯でありました。このうち、これまでに2世帯が入居しておりますので、待機世帯は21世帯となっております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) 入居を希望される方から相談があるんですが、彼らがよく悩まれるのが連帯保証人というところであります。入居決定者は、この町営住宅管理条例第11条の1項に、町内に居住し、かつ入居決定者と同程度以上の収入を有する者で町長が適当と認める連帯保証人2名の連署による請け書を提出することとあります。
 入居が決まりますと、この連帯保証人をつけなければならない。それも2名。なおかつ、その保証人も町内に居住していることが条件と厳しい規制がありますが、これには皆さん、大変苦労されているということを聞いております。中には、せっかく順番が来たというにもかかわらず、この保証人が見つからないために泣く泣く辞退をされたという方もおられたようです。
 今、民間でも保証人は1名でもいいということになっておりますが、そういうのがほとんどなんですけれども、我々でも連帯保証人を探すのはなかなか大変でありますが、ましてや本当に住居に困窮している方や高齢の方、障害をお持ちの方、また身寄りのない方にとっては、なおさら大変なことなんですね。この方々のためにも、もっと入居しやすい条例の改善。例えば保証人を1名にする。そして、保証人は清水町近隣とか、あるいは県内に在住しているとかという、これらの条件の緩和をしてあげるべきではないかと思いますが、当局のご見解をお聞きしたいと思います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 連帯保証人については、町営住宅管理条例第11条第1項第1号に、連帯保証人を2名にすること、また、同条施行令規則第5条第2項に連帯保証人となる者の要件について、さらに第3項に、入居者が条例及び規則で定める義務を履行しない場合の連帯保証人の義務について、それぞれ規定されております。
 連帯保証人を2名確保することが困難であり、また、連帯保証人は町内に居住していることであることが入居者の負担となっていることとの議員の御指摘につきましては、入居者募集時の応募者や入居待機者からも、同様の御意見をいただいているところであります。このため、県及び近隣市町の状況について調査したところ、入居申し込み時の連帯保証人は必ず必要としておりますが、近年、その人数を2名から1名に変更しているところも多くあり、また、連帯保証人の居住時の要件につきましても、さまざまでありました。このような状況を踏まえ、今後、連帯保証人に求める役割や連帯保証人を1人とした場合の例外の有無等について調査し、対応を進めてまいります。
 以上であります。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) ぜひ、次回の申し込みは来年の5月だと思いましたが、それまでに前向きな結論を出していただきまして、入居しやすい条件にしていただきたいと、お願いをしておきます。
 また、町営住宅の設備に関してですが、特に2011年7月24日までにアナログのテレビ放送が終了し、地上デジタルテレビ放送にすべてが切り替わることになっておりますが、これらの設備の切り替えを早めにお願いしたいと思っておったんですが、予算書の補正予算の方に、この間見ましたら盛り込まれておりましたので、こちらは飛ばします。
 また、先日の静岡新聞でありますけれども、国土交通省は、自治体が管理する公営住宅に入居する子育て世帯の家賃負担を2010年度から軽減する方針を固めたという記事がありました。8月22日の新聞でありますが。まだ新政権が誕生する前でありますけれども。具体的には、小学校就学前となっている助成要件を小学校卒業前までに拡大するということであります。現在は、子どもが小学校に入学すると家賃が上がってしまうわけで、助成を受けられる期間を小学校卒業まで延長することによって、中・低所得ファミリー層の家賃上昇を抑えることができ、また、子育て家族を支援することになりますが、ぜひ国や県の指導に沿って実行していただきたいと思いますが。ただ、心配なのが、これは来年度の予算概算要求に盛り込まれているのでありますが、新政権が予算概算要求を凍結すると言っておりますので不確実なところがありますので、なかなか行動に移せないのかと思いますが、生活弱者のために来年度予算に盛り込まれるよう、これは民主党政権に期待するものでありますが、当町も子育てに力を入れておりますので、子育て家族の支援の検討もお願いしたいと思いますが、この点についてどのようなお考えをお持ちなのか、お伺いします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 議員がるる、子育て支援についての御質問の際に御説明いただいておりますけれども、その言葉と同じような答弁になりますけれども、お答えさせていただきます。
 国土交通省では本年8月22日に、自治体が関与する公営住宅に入居する子育て世帯の家賃負担を来年度から軽減する方針を固め、来年度予算、概算要求に盛り込むと発表したところであります。しかしながら、このことについて現時点で国土交通省及び県からの通知等がないことから、町では、新聞等による報道以上の内容は把握しておりません。今後は国土交通省及び県の動向を踏まえて、対応を検討してまいります。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) ありがとうございました。ぜひよろしくお願いをいたします。
 次に移りますが、スクール・ニューディール構想ということであります。
 これは文科省が経済対策の一環として、21世紀の学校にふさわしい教育環境の抜本的充実を図るためスクール・ニューディール構想を立ち上げたものなんですが、これは学校の耐震化とエコ化とICT化、情報通信技術ですが、この三本柱を推進をしております。全国では学校施設の耐震化とかエコ化、あるいは情報通信技術、ICTですが、これが一気に、現在加速しているという状況であります。これは子どもたちの教育環境を大幅に充実させるだけでなく、景気回復や地域の活性化、雇用拡大にも寄与するものとして非常に期待が高まっているものでありますが、このニューディールという言葉は皆さん御存知のとおり、アメリカ合衆国大統領のフランクリン・ルーズベルトが世界恐慌を克服するために行った一連の経済政策でありまして、新規巻き直し政策とも言われておりますが、政府がある程度市場経済に関与する、社会民主主義的な政策でもありますけれども、景気回復をねらう政策である。それと学校というものをあわせてスクール・ニューディール、組み合わせた言葉でありますけれども、学校施設に財政措置をし、同時に景気回復を図るというものであります。学校施設は住民に最も身近な公共施設の一つでありまして、安全・安心で環境にやさしい学校づくりを進めるには、子どもたちだけでなく、地域や社会にとっても重要な課題であります。このスクール・ニューディール構想は政府の本年度の補正予算に盛り込まれておりまして、これは国庫補助金と地域活性化臨時交付金という比率が非常に高くて、自治体の負担が非常に少なくて済む。これは大いに積極的に活用すべきだと、基本的に私は思っております。
 まず、この三本柱の1つ目の耐震化でありますけれども、当町では西小学校の渡り廊下が完成すれば100%と伺っておりますので、これはいいとして、2つ目のエコ化についてお伺いをいたします。
 地球環境問題に対応する学校のエコ化では、いろいろなものがありますけれども、太陽光発電パネルの導入とか、あるいは二重サッシにするとか断熱ガラス、断熱材、節水型トイレ、省エネ危機の導入による省エネ改修や校庭の芝生化、ビオトープの設置等がありますが、今回特に、この太陽光発電パネルの普及が最重要課題として、強力に推進しております。学校における太陽光発電の導入は、環境エネルギー教育に活用できるほか、低炭素社会の実現に向けて再生可能エネルギーの積極的活用、CO2削減効果、学校の電気代の節約にも資する具体的効果があるわけであります。この太陽光発電パネルの設置の場合、必要経費の、先ほど申しました国庫補助金と臨時交付金で大体97.5%が賄われる、手当される。地方の実質的な負担が約2.5%で済むということになっておりますので、これを大いに活用していくべきではないかと思いますけれども、まず、この点について町のお考えをお聞きいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。教育長 渡邉君。
             (教育長 渡邉 智君登壇)


◯教育長(渡邉 智君) 石垣議員の御質問にお答えをいたします。
 議員御発言の地球問題にいたしましては、自然と共生、環境負荷の軽減という観点から、学校施設におきましてもエコロジーへの取り組みが求められているところでございます。また、学習指導要領にはエネルギーや資源、光電池の働き方などについて盛り込まれており、環境・エネルギー教育への積極的な活用の観点からも学校施設のエコロジー化の推進は意義深いものがあり、町といたしましても、お尋ねの太陽光発電パネルの設置につきましては、現在検討しているところでございます。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) ぜひ検討していただきたいと思っておりますが。
 次に三本柱の3番目でありますけれども、学校のICT化、情報通信技術化でありますが、まずその中のパソコンについてお伺いします。学校のパソコンの普及状況は、現在、日本の小学校では平均8.4人に1台、中学校では6.5人に1台、アメリカでは3.8人に1台、韓国では6人に1台ということでありますが、日本は若干おくれている状況ですが、清水町の小・中学校のパソコンの普及状況は現在どのぐらいかお伺いいたしますし、また、これも補助金対象になっていますが、補助金と交付金を活用しまして、今までは多分リースとされていると思いますが、リースをやめて買い替えとか、あるいは増設するというお考えがおありになるのかどうか、お伺いをいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 石垣議員の御質問にお答えをいたします。
 初めに授業用パソコンの普及状況についてでありますが、平成17年度から各小・中学校のパソコンを順次入れかえており、本年度入れかえ予定の西小学校以外につきましては、すべて1人1台使用した授業ができるように配置をしております。西小学校のパソコン入れかえにより、パソコン教室及び普通教室等の担任用のパソコンも含めたコンピューター1台当たりの児童・生徒数は、小学校が7.9人、中学校が5.7人となります。
 次に、補助金、交付金を活用して増設や買いかえについてでございますが、今年度入れかえ予定の西小学校のパソコンにつきましては、当初リースで対応する考えでおりましたが、今回、国の補正予算に伴い補助金を活用すべく予算の組みかえをし、買い取りといたしました。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) 次に、校内でのネットワーク通信を可能にする校内LANの整備をしなくてはならないと思いますけれども、全国の小・中学校の平均の普及率は60%です。この清水町内の小・中学校のLANの整備状況、今現在、どれぐらい普及をされていますでしょうか、まずお伺いいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 校内LANは、校内の教室等にある複数のパソコンを通信回路で接続し、相互にデータを電送する共用ネットワークでございます。この校内LANの整備につきましては、各学校の教育パソコンの入れかえ時にあわせて整備をしておりますので、今年度に予定しております西小学校のパソコンの入れかえにより、すべての学校が整備されることとなります。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) LAN整備は100%になるということです。
 次にテレビでありますけれども、今後デジタル化しなければなりませんが、現在アナログのテレビと伺っております。これも交付金とか補助金を使って、ここですべて入れかえをするということが必要かと思いますけれども、ここら辺は、テレビの方はどうされる予定になりましょうか。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 今回、国の平成21年度補正予算におきましてデジタルテレビの整備等が補助対象事業となりましたので、今議会に上程しております一般会計補正予算に、デジタル対応テレビの整備にかかる予算を計上させていただいております。内訳といたしましては、清水小学校で20台、南小学校27台、西小学校21台、清水中学校23台、南中学校14台の計105台分を計上させていただいております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) ありがとうございます。デジタルテレビにすると、授業も本当に工夫次第でいろいろなことができると言われております。政府はまた、特にいろんな画像や映像を送り出したり、画面を手でさわって文字を書き込んだりできる電子黒板というのがあります、これをすべての学校に配置したいということを言っておりますが、現在、これらの電子黒板やデジタルテレビを活用して授業を行っている学校も最近は増えておるんですが、これらの学校の電子黒板を使った授業の調査報告というのがありました。こういう報告内容を見ますと、電子黒板を使った授業では生徒の挙手や発言が増え、集中力や学習意欲も向上し、学力も向上した、そういう効果があったと書いてあります。映像を使うことによって教育効果が上がったり、豊富な情報を与えることができることや情緒的解放、つまり驚きとか喜びとか悲しみ、そういう表現が促進されたり等々、教育的評価が非常に大きいという報告であります。この電子黒板についてはいろいろなコンテンツがありますが、なかなか教える先生の教育をしなければならないということだと思いますけれども、非常に教育的効果が大きいということが実証されておりますので、町としてぜひ今後導入していただきたいですが、導入するお考えがあるのかどうか、お伺いをいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 電子黒板の導入につきましては、今後の先生方の活用方法等も考慮しながら検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) 今まで申し上げたこのスクール・ニューディール構想というのは、学校の耐震化、エコ化、そして情報通信化を進めるため、国が手厚い財政措置を講じております。自治体の厳しい財政事情に配慮した結果で、自治体の負担は事業費の平均2.5%から3%ぐらいで済むという非常においしい話でありますので、町の教育環境や整備を一気に進めることもできますし、子どもたちの成績の向上にもつながってまいりますし、また、景気回復や地域経済の活性化、雇用機会の拡大にも大きな波及効果があると思いますので、これらを最大に積極的に活用していくべきと考えますが、町の御見解をお伺いをいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。教育長 渡邉君。
             (教育長 渡邉 智君登壇)


◯教育長(渡邉 智君) 教育環境整備につきましては、限られた財源の中で必要な整備を行うためには、今回のように、国はもとより県の補助金等を積極的に活用して進めていくことが重要であると考えております。今後におきましても、国、県の動向を十分に把握するとともに、新たな補助金や交付金、有効な制度を最大限活用して教育環境の整備に努めてまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) ぜひ、町内の学校の教育環境の整備に積極的に取り組み、努力していただきたいということをお願いを申し上げまして、質問を終わります。


◯議長(久保田静輝君) これをもちまして石垣君の一般質問を終わります。
 次に、9番 松浦俊介君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 悪質な滞納者への対策について」「2 町主催の講座や教室の受講料について」、発言を許します。9番 松浦俊介君。


◯9番(松浦俊介君) それでは議長の許可を得ましたので、通告してあります「1 悪質な滞納者への対策について」「2 町主催の講座や教室の受講料について」の2点について質問をいたします。
 まず表題1「悪質な滞納者への対策について」をお尋ねします。昨年度から今年度にかけて、収納に関するさまざまな取り組みが見られました。コンビニ収納、静岡地方税滞納整理機構への移管、機構改革により収納と会計の両方で対応する。こうした取り組みによる成果と今後の課題について伺います。


◯議長(久保田静輝君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。収納会計課長 横山君。


◯収納会計課長(横山 哲君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 新たな取り組みに対する成果といたしましては、まず、平成20年度から納税環境を整理するため、コンビニ収納システムを導入したことにより、滞納繰越分の納税が増加するなど、納税者の自主納付の促進を図ることができました。
 次に静岡地方税滞納整理機構への移管により、先ほど石垣議員に御答弁申し上げましたとおり、移管滞納金の徴収の賦課、困難事案の納税交渉が進展してまいりました。また、機構改革においては収納と会計それぞれの事務が統合され、口座振替処理が円滑になるとともに、町税を主とする公金の管理体制を充実することができました。
 なお、今後の課題といたしましては、悪質な滞納者に対し財産調査を徹底するなど、より積極的な滞納処分を行ってまいりたいと思っております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。9番 松浦俊介君。


◯9番(松浦俊介君) 町税の滞納繰越分の年度別収入状況を見ますと、収納会計課長が答弁されたように、19年度が26.13%だったのに対して20年度は29.04%と、コンビニ収納の成果が出ていると思います。事前に担当課から伺ったところ、コンビニ納付での昨年度の取扱件数の割合は、現年課税分で町県民税が18.5%、固定資産税が6.7%、軽自動車税が39.6%、国民健康保険税が14.4%。滞納繰越分では、町県民税が17.5%、固定資産税が8.1%、軽自動車税が40.5%、国民健康保険税が14.8%となっています。コンビニ収納が可能になったことにより、いつでも納付できるようになり、滞納者が、役場や金融機関に納付しに行く時間がないとの言い訳もできなくなりました。
 先ほど同僚議員も質問しましたが、静岡地方税滞納整理機構には昨年度10件、総額3,536万6,802円を移管し、10件の徴収実績は1,253万1,707円でありました。静岡地方税滞納整理機構への負担金は、基本負担金が10万円で、プラス移管事案1件につき20万円の処理件数割があります。20万円以上の徴収実績を上げたのは7人とのことですが、長年折衝できなかった事案について滞納処分が実施できたので、静岡滞納整理機構に移管した効果は大きかったと思われます。
 日本国憲法第30条では「国民は、法律の定めるところにより、納税義務を負う」と、納税の義務について規定しています。租税、税金には、次の3つの機能があるとされています。1、公共サービスの費用調達機能。これは、市場経済のもとでは提供困難なサービス。軍事や国防、裁判、警察、公共事業などの提供のための費用を調達するための機能。2つ目に所得の再分配機能。これは福祉国家の理念に基づいて、持てる者から持たざる者に富を再分配する機能。3つ目に景気の調整機能。これは、自由主義経済体制においては景気の循環は不可避なものとされていますが、景気の過熱時には増税を行うことにより余剰資金を減らし、投資の抑制を図り、逆に、後退期には減税を行うことにより余剰資金を増やし、投資の活性化を行います。これにより、ある程度景気を調節することが可能であるとされています。
 以上3点ですが、こうした機能を維持していくためには、税の滞納は許されるものではありません。もちろん経済状況、家庭環境などの要因により、払う意思があるのに難しい方もいると思います。そうした方においては、少しずつ分割して払ってもらうなど個別の状況に応じた対応が必要ですが、収入も十分あり、税金を払える能力があるのに払わない悪質な滞納者に対しては、より厳しい対策で臨む必要があります。真面目に払っている者がばかを見るようなことは、絶対にあってはなりません。そこで、悪質な滞納者の案件を滞納整理機構へ移管するのも1つですが、それより早い段階で町独自でできる取り組みを提案したいと思います。
 兵庫県の洲本市では、税金の徴収に、悪質滞納者の車、オートバイへのタイヤロックを導入しています。ことし5月19日の毎日新聞によりますと、洲本市の07年度の市税収納率は81.9%で県内ワースト1位で、国民健康保険税も71.5%と収納率が悪く、滞納対策強化の一環として、タイヤロックを導入して差し押さえをするとしています。
 洲本市滞納対策室では、再三の催告に応じない場合には自動車やオートバイの車輪にタイヤロックをして動かせないようにし、滞納者に保管命令を出す。一定期間内に納税確認がとれない場合には、自動車など引き上げ、公売を実施したいとしています。営業車をタイヤロックした場合は滞納者にとって収入が入ってこなくなるケースが考えられるので難しいと思われますが、自家用車なら問題もなく、効果があると思われます。悪質滞納者の徴収は、県と県内市町が広域連合で組織する静岡地方税滞納整理機構にお願いしていますが、清水町も滞納整理機構に移管する前の段階として、洲本市のようにタイヤロックも検討すべきと思われます。当局の考えを伺います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。収納会計課長 横山君。


◯収納会計課長(横山 哲君) 議員御提案のタイヤロックによる差し押さえにつきましては、既に実施している自治体や滞納整理機構の手法や成果などを参考としまして、導入について検討してまいります。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。9番 松浦俊介君。


◯9番(松浦俊介君) タイヤロックの備品といいますか商品は、数万円から数十万円のものまで、いろいろなものがあります。滞納整理機構へ20万円で移管するより、安く済むかもしれません。先ほど紹介した洲本市以外でも、最近、全国各地で導入している自治体が増えています。清水町も、ぜひ導入に向けて検討していただきたいと思います。
 また、清水町では平成20年度に滞納処分の執行状況として口座差し押さえ299件、所得税還付金差し押さえ55件、その他不動産などの差し押さえも行っているようですが、今後、差し押さえた車などを処分することも考え、公売、インターネットオークションを検討する価値があると思われます。
 以下、4月16日の産経新聞社の記事を引用いたします。
 霊柩車から1円灰皿まで、官公庁珍オークション。地方自治体がインターネットオークション最大手ヤフーオークションで財産を売却する官公庁オークションが、14日から始まった。廃校となった小学校の校舎を初め、救急車や20年近く使い込んだ霊柩車、1円の灰皿まで、役人のセンスあふれる珍品だらけの出品が目を引く。官公庁オークションは、税金滞納者から差し押さえた財産を売るインターネット公買と自治体保有の財産を売る公有財産売却に大別される。ヤフオクで定期的に開催されているが、特に珍品が多いのが公有財産売却だ。競走馬の産地として有名な北海道新冠町では、少子化で廃校となった小学校を、土地や職員住宅つきで4校も売り出した。最低売却価格は2,180万円から6,740万円。同町の担当者は「長年住民の心のよりどころだったので、暴力団や宗教団体への売却はお断りします。地域活性化の計画書を提出し、地元へどれだけ貢献してくれるかが条件となります」と語り、落札者のハードルを高く設定している。
 1993年登録の救急車を出品したのは、埼玉県の幸手市消防本部。すぐに公道を走れるようにサイレンや赤色灯は取り外すが、ストレッチャーだけはおまけでつける。走行距離は約10万キロと使い込んだだけに、最低価格は10万円と控えめだ。「以前、古い車両を東南アジアの国に無料で譲ろうとしたら、1年近く取りにこなくて困ったので、オークションに出品した。医療機関や民間搬送業者に引き取られ、救急車の適正利用に貢献できれば。」庶務担当。
 霊柩車を出品したのは山梨県韮崎市。変な話だが、車庫にあったので手っ取り早かった。契約管財担当。87年に登録され、2006年2月まで使用した日産グロリアの霊柩車カスタムで、現在は事業が民間委託されて御用済み。車検も切れ、バンパーと側面のへこみもある。まだきちんと動く。霊柩車なので、走行距離も1万4,000キロと極端に少ないという。こちらの最低価格は、5万円。
 京都府伊根町からはガラスの灰皿が2個出品され、最低価格は何と1円。同町総務課のハマノシゲキさんは、「今は庁舎内が全面禁煙なので使わない。前回100円の値で落札されていなかったので1円にした」と言う。同町の出品ページのタイトルに「舟屋の町伊根町」と入れ、商品説明にもふるさと納税募集のメッセージを載せるなど、さりげなく町をPR。「出品には、町をPRするねらいもあります。出品はただですからね。ヤフーさんは痛いところをつかれたと思うかもしれないけれども」とハマノさん。落札されない限り1円で出し続けるというから、長く宣伝できる。コレクターでもある経済アナリストの森永卓郎さんは、「こうした品は、マニアが買う。ただ、霊柩車マニアがいるとは思えないが」としつつも、「ネットオークションでは意外な物が売れ、競り合いで高額になることもよくある。とりあえず実害はないので売れるものは何でも売ればいいと思う。簡保の宿みたいな売り方より、オープンでよっぽどいい」と話している。
 以上、引用終わりますが、インターネットオークションは、差し押さえた物品の購買、不要になった町の財産の売却、自治体のPRと、さまざまな効果があるようです。
 私もインターネットオークションを、たまに利用いたします。掘り出し物がいろいろあり、全国どこからでもリーズナブルな値段で購入できます。一般の会社も、販売促進にインターネットオークションを利用しているところがあります。官公庁の場合、公の団体ということで、購入する方も安心感があります。タイヤロックとあわせて、こちらについても、ぜひ今後導入に向けて検討していただきたいと思います。
 続いて表題2の「町主催の講座や教室の受講料について」伺います。
 町では、生涯学習、スポーツ、健康づくりなど、さまざまな分野の講座や教室、イベントなどを開催しています。事前に担当課から、町で行われている講座や教室について資料をいただきました。生涯学習課に関するもので89、健康づくり課に関するもので11ありました。それぞれ有料と無料があり、また、有料のものも受講料に格差があります。図書館で行われている講座は、子どもの読書推進のため、無料で行われているものが多いです。健康づくり課に関するものも介護予防に関するものなど、無料で行われているものがほとんどです。こうした講座は公益性が高く、できるだけ多くの町民に利用してもらう必要もあり、無料で行われているものと理解できます。ほかに、体育館や温水プールで行われている各種のスポーツ教室や、公民館、防災センターなどで行われているカルチャー教室は、健康で文化的な生活を送る上で重要なものでありますが、生きがい活動として利用する方の趣味、余暇活動的側面があり、受益者負担の原則から、ある程度の利用料を設定することは重要だと認識しています。ただ、そうした講座や教室も、同じような講座や教室は、できる限り同じ料金に設定する必要があると思われます。例えば温水プールで行われているちびっ子水泳教室はAからCの教室があり、同じBやCの教室であっても、10回で一人1,500円の教室と3,000円の教室があります。これは、町で指定している教室と指定管理者の自主事業の教室ということで分かれているようですが、内容は同じと伺っています。
 各種の講座や教室もいま一度精査していただき、受益者負担の原則から、できるだけ同じような講座は同一の料金にし、教材費等の実費は除き、均一の受講料にすべきと考えますが、その可能性について伺います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。副町長 落合君。
             (副町長 落合克忠君登壇)


◯副町長(落合克忠君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 町で開催している講座や教室につきましては、議員御指摘のとおり、開催目的、講座内容、受講時間、さらに受講対象の違いなどにより受講料に格差が生じていることや、有料、無料それぞれがあることは、承知しております。こういった受講料につきましては、例えば御承知の出前講座など、町の施策として町が主体となって実施する事業、それから、新たな行動や学習活動などに結びつく啓発的な事業、例えば男女共同参画に関する講座など公益性の高いものにつきましては、今後とも受講料は基本的に無料であることが望ましいのではないかというふうに考えております。
 なお、内容や条件等に大きな差異がない講座等につきましては、御提案のありました受益者負担の原則に沿って現在の受講料を改めて検証いたしまして、格差のない公平な受講料となるよう検討してまいりたいというふうに考えております。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。9番 松浦俊介君。


◯9番(松浦俊介君) 続いて、1月に行われています清水町駅伝競走大会について伺います。
 ことしで13回目を迎えましたこの駅伝競走大会ですが、私も過去4回出場させていただきまして、毎年楽しみにしております。ことしは過去最高の64チームが参加しまして大変盛況だったのですが、参加チームが多過ぎて急遽ゼッケンなどを新たに発注したりと、事務量も多くなってきているようです。
 清水町体育協会が主催して行っていますが、この大会にもゼッケンの新規購入やクリーニング代、選手の保険料などさまざまな費用がかかっていますが、参加費は無料であります。無料どころか、昨年までは参加賞としてスポーツドリンクまでいただきました。さまざまな経費がかかっている中で、駅伝大会も受益者負担の原則から有料化を検討した方がいいと思われます。もちろん小・中学生や高校生のチームは別ですが、社会人のチームについては1チームにつき1,000円でも負担していただき、大会の運営経費に充てていただき、町の負担を少しでも減らす努力が必要と思われますが、当局の考えを伺います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。生涯学習課長 飯田君。


◯生涯学習課長(飯田正史君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 駅伝競走大会につきましては、大会の開催に当たり、親子体力づくりマラソン大会と同様に、町民一人1スポーツの推進と家族や地域とのふれあいによる町民相互の交流の場として位置づけた経緯がございます。現在まで、参加料の徴収は行っておりません。今後は、町民のニーズにより適切にこたえられるよう、駅伝競走大会とマラソン大会の同時開催の適否や参加チームの部分分けなど、大会のあり方の見直しが必要であるとともに、参加者の保険加入、消耗品等々にかかわる経費増を考慮いたしますと、受益者負担の必要性もあるのではないかと考えております。
 こうした考え方のもとに、今後、大会を所管するNPO法人清水町体育協会などと、駅伝競走大会の開催のあり方や参加者の負担について検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。9番 松浦俊介君。


◯9番(松浦俊介君) 町民が待ちに待った地域交流センターも、いよいよオープンします。ここを拠点に、またさまざまな文化活動が展開され、多くの利用者が集い、また新たな講座や教室が生まれるかもしれません。文化芸術やスポーツ活動は、自分の思いを表現し、また、相手の考えを理解する心を養います。人間が人間らしく生きるための糧であり、共に生きる社会の基盤を形成し、人の心をとても豊かにしていきます。第3次清水町総合計画では「豊かさを実感できる生活都市・清水町」を唱え、2003年から10年の後期基本計画第5節の学校教育、生涯学習、文化、スポーツ、レクリエーションの分野では、ゆとりと生きがいを実感できるまちづくりを目標にしています。
 その中で、計画実現のための指標にある生涯学習拠点施設も整備されました。第4次清水町総合計画では、この完成したハードをどのように生かすかが問われると思います。私は、清水町の歴史や昔からの文化が大切にされる取り組みが行われることを望みます。現代人は、多種多様な生きがい活動を選択できます。町で行われている各種の教室や講座がさらに質の高いものとなっていき、町民相互の交流が活発になることを期待しまして、私の質問を終わります。


◯議長(久保田静輝君) これをもちまして松浦君の一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩いたします。
 再開を10時30分といたします。
                                午前10時11分休憩
                                ────────
                                午前10時29分再開


◯議長(久保田静輝君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 16番 森野善広君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 柿田川の自然を守るために」、発言を許します。
 16番 森野善広君。


◯16番(森野善広君) それでは最後になりますけれども、議長の許可をいただきましたので、通告してあります課題に沿って質問いたします。
 柿田川の問題はこれまで何度も取り上げてまいりましたし、昨日も杉山議員が、この問題で質問をいたしております。内容的には同じような内容にたまたまなったわけでありますけれども、これは打ち合わせしたわけじゃなくて、機を同じくして同じものになったということは、非常に何か柿田川の因縁といいますか、そういうものを感じてしまいます。
 昨日、温故知新ということで柿田川の、昔から、今川時代、北条時代から水草をとっていたというふうな話をしておりました。私もそれについて初めて聞いて驚いたわけでありますけれども、そのことをやはりほかからもちょっと聞いて、調べていた最中であります。これについてもやはり、柿田川の自然保護の段階が昔を見習うというような点で、たまたま同じ時期に同じ議会で取り上げるといいますか、認識をするようなことになったのかなというふうに思います。
 そういう状況の中で、これから質問をさせていただきます。
 通告してあります、まず最初の質問ですけれども、全国で自然保護の機運が高まる中で、いろいろな形で自然保護の取り組みがされております。森や林の健康診断。人間も健康診断が大切だというようなことでありますけれども、自然についても健康診断ということがされている場所もあります。伐採されていない森、林、山等については、一見すると緑は豊かでありますけれども、中に入ってみますとうっそうとしていて光が差し込まない、そういう状況で、下草もほとんどなくて、1年中じめじめしているという状況になっています。これが健康な状態かどうかというのは素人ではなかなかわからないわけでありますけれども、いざ大雨が降ったりすると、土が流れて木の根がむき出しになって倒木、また山崩れの原因になってくるというふうなことで、危険性も出てくるというふうなことであります。どういう形で健康な状態かというのはやはり、いろいろな意味を含めて検討する必要があるというふうに思います。
 柿田川の護岸の状況はどうかといいますと、うっそうと茂って、本当に緑豊かな状況では、外から見るとありますけれども、やはり中に入りますと、先ほど言いましたようにほとんど日が差し込まない、1年中じめじめしているというふうな状況です。倒木も台風等で倒れたのが数多くあって、そのままの状態になっております。今まで河川法の関係もあって、木の伐採もできない。自然保護団体とのこともあって、それが自然のままの状態だということで今の現状が続いているということがありますけれども、やはり今の柿田川の護岸、健康な状態かどうか、健康診断を一度行う必要があるんじゃないかというふうに思うわけです。
 常々これまで手入れが必要だというふうなことを言っておりますけれども、やはり森の専門家によって健康状態をきちんと調べて、どういうところに手を入れなくちゃいけないのかということを調べる必要があるというふうに思うんですけれども、まず、その点について当局の答弁をお願いいたします。


◯議長(久保田静輝君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。都市計画課長 渡邊君。


◯都市計画課長(渡邊章則君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 議員御指摘のとおり、柿田川の自然環境を判断する上で何らかの尺度を持つことは有効であると考えられ、今後の柿田川の環境保全を図るために研究すべき内容であると考えております。
 しかしながら、人間ドックのように調査項目や方法、判定基準などが現時点では確立しておりませんので、今後実施に向けて、調査・研究してまいりたいと考えております。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。16番 森野善広君。


◯16番(森野善広君) 必要性は感じるということでありますので、この件については、それぐらいにしておきます。
 実際に川の土手の状態について、今回質問するに当たって、いろんな人に話を聞きました。昔はもう少しさっぱりしていたという話が結構多かったわけであります。最近、ニセアカシアという外来種の木も増えてきているという話も出ております。ニセアカシアというのは根っこがあまり張らなくて、少しの雨、風ですぐ倒木をするというふうな性質を持った木であります。昔は、昨日の話にもありましたけれども、たきぎをとったり、そういう状況で人が入って、枝打ちなり、木が細くならないような管理をされていたというふうに思うんですけれども、やはりそれが放置していたというふうなことでは、この状況を変える必要があるというふうに思います。
 次の質問に移りますけれども、今度、川の中の話になりますけれども、国土交通省で、水草の分布の調査を平成12年に行っております。その後行っているかどうか、その点について質問をいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。都市計画課長 渡邊君。


◯都市計画課長(渡邊章則君) 水草の分布状況のことでございますが、国土交通省中部地方整備局沼津河川国土事務所に問い合わせたところ、平成12年以降は、柿田川の水中植物の分布状況は調査していないとの回答でありました。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。16番 森野善広君。


◯16番(森野善広君) 既に、ことしが平成21年ですから、10年近くたつわけです。水草の分布調査ですね。外来種が増えているという話もありますので調査すべきだというふうに思いますけれども、その点について、町の考えをお聞きいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。都市計画課長 渡邊君。


◯都市計画課長(渡邊章則君) 確かに、水草の分布状況の調査等は平成12年度以降やっておりませんので、必要であろうかとは感じております。
 国土交通省に確認しましたところ、柿田川だけの水草の分布状況は行っておりませんが、湧水量や水質調査に加え、河川、水辺の国勢調査ということで、動植物に関する調査を継続的に行っているというふうに伺っております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。16番 森野善広君。


◯16番(森野善広君) 柿田川だけ行ってないという話ですけれども、12年に実際行っているわけでありますので、こういう調査というのは一度やればそれでいいというわけでありませんので、やはり継続してやることが大きな意味を持つわけです。そういう意味も含めて、やはりやってもらうように、必要性は感じるというようなことでありますので、国土交通省を説得してもらいたいというふうに思います。
 柿田橋の上流の方を見ますと、工業用水を取水しているあたり、水草が繁茂して中州のようになっています。数年前はたしか、なかったというふうに記憶しているわけでありますけれども、なぜあのような状態になったのか、当局のお考えを述べていただきたいと思います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。都市計画課長 渡邊君。


◯都市計画課長(渡邊章則君) 私どもの見解でございますが、その付近の柿田川の方に水中に倒木がありまして、大きく川の流れを変えております。そのような中で、中州の付近の部分の水の流れが緩やかになったのが一つの原因。また、もともと水中に自生しておりましたセキショウモ等に上流から流れてきました水草等が絡み、徐々に大きくなったものと判断しております。
 その結果、中州が徐々に大きくなりまして、中州の両側の水深も深くなっているというふうに推測しております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。16番 森野善広君。


◯16番(森野善広君) これまで営々として流れてきていた柿田川がここ数年で大きな変化をするというのは、これは非常に危険な状態だというふうに思うんですね。先ほどの河畔林の健康診断と、あと、やはり川の中の分布調査ですね、それをやはり早急にする必要があるんじゃないかなというふうに思います。
 昨日の一般質問でも杉山議員が取り上げましたように、1000年以上前から農業など生活に、柿田川と共に生きてきた。水草をとり、たきぎをとり、そういう中で柿田川を長く守っていこうというふうな営みが続けられてきたというふうに思うんです。それがここ数十年間、全く手が入らない状態、倒木も放置された状態。先ほど課長も言いましたけれども、それが影響したんじゃないかというふうなことで大きな変化が起こっている状態について、私、非常に危険な状態だと思うんですけれども、当局はどういうふうにお考えなのか、見解をお聞きしたいというふうに思います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。都市計画課長 渡邊君。


◯都市計画課長(渡邊章則君) 確かに数十年前から比べると、大きく様変わりしているとは思います。当然、河畔林等にあります木々も大きく成長しておりますし、また、昔は民有地でありまして、民間の方々が木とか、いろいろな人がそういう形の中で手入れをしていたのも事実であります。そのようなことから、その後、町が公園ということで用地を買収し、今現在に至っておるわけでございますが、今後何らかのそういうものも手を加えていかなきゃならないのかなというふうに感じております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。16番 森野善広君。


◯16番(森野善広君) 必要性は感じるというふうなことですけれども、私は緊急性も感じてほしいなというふうに思うんですね。
 それで次の質問に移りますけれども、これは昨日、杉山議員が1,000人作戦ということで提起されておりましたけれども、私は柿田川保全作戦ということで、仮に名前をつけましたけれども。柿田川の川岸の倒木処理や水草の刈り取りなどを含めて、一部の自然保護団体だけが行い、また、今回職員が独自で行ったというのは、これまでの私の質問の中で、それが一つの提起になったんではないかなというふうなことを含めて大きな前進だと思いますけれども、やはりそれだけでは、きのうもあったように不十分だ、とても処理できるものではないというふうに思うんで、住民を巻き込んでやることが必要じゃないかなというふうに思いますので、昨日の質問と同じような形になりますけれども、あらためて答弁をお願いします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を願います。都市計画課長 渡邊君。


◯都市計画課長(渡邊章則君) 水草の除去や倒木処理につきましては、まず、今回の作業により明らかになった問題点を分析するとともに、今後も試行を重ねる中で、最善の作業方法を模索してまいります。
 また、関係団体や一般の方々を巻き込んだ作業についてでありますが、昨日も杉山議員の御質問にお答えしましたように、川の中や急な斜面での作業になりますので安全を最優先しなければならず、指導員や監視員を置くなど十分な体制を確立してから呼びかける必要がありますので、今後、その方法等についても検討してまいりたいと考えております。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。16番 森野善広君。


◯16番(森野善広君) それ以外に河川法の関係があると思うんですよ。河川法によりますと、木の伐採等については制限があるというふうに思われるんですけれども、その点についてはどのようにお考えですか。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。都市計画課長 渡邊君。


◯都市計画課長(渡邊章則君) 河川法の関係ではございますが、国土交通省の方におきましても、水草とかそういうもろもろの活動を行うときには協力していくという話をいただいておりますので、その場合は積極的にお話をしていった中で調整してまいりたいと考えております。
 以上です。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。16番 森野善広君。


◯16番(森野善広君) 水草についてはいいと思うんですけれども、樹木の伐採について、やはり河川法でなかなか難しい状態にありますので、そういうのをクリアしないといけないんですよ。
 ここに国土交通省の、以前管理課長をやっていた方が、保全の会に文書を寄せております。河川法によると、樹木の伐採等についてはいろいろ制限がされている。ただ、沼津事務所では、伐採について検討した結果、伐採等規制する必要があるのは柿田川のみであると判断して、柿田川の場合、樹木が雨水や流水から川岸を守っていくために伐採は規制すべきものと考えるためですということで、より厳しい制限をかけているんです。しかしながら、その後、自然保護との関係で、柿田川は樹木の一つをとっても河川区域だけでの問題として河川法単独で解決することができない課題を持った河川ですというふうに、伐採についても一応禁止はしているけれども、こういうことで考えることができない河川ですというふうにも述べています。
 つまり、倒木やそういうものが、先ほど課長も言ったように流れに影響したり、ほかの木に与える影響は大きいというふうなことのわけですけれども、やはりこういうことも、河川法の問題もクリアして、やはり理論的にきちんとしなければいけない。したがって、先ほど一番最初に言った健康診断をきちんとやって、今の状態が健康じゃないというお墨つきをもらう必要があるというふうに思うんです。だから、これから検討するということでありますけれども、やはりそれは早急にやった方がいいというふうに思いますけれども、その点、河川法との関係でお答え願いたいと思います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。都市計画課長 渡邊君。


◯都市計画課長(渡邊章則君) 国土交通省におきましても、数年前に策定されました狩野川水系河川整備計画の中にも、柿田川の環境保全ということが記述されております。そういうことも踏まえまして、積極的にお話をさせていただいた中で対応していきたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。16番 森野善広君。


◯16番(森野善広君) 先ほど言った、課長がいろいろ住民運動で住民を巻き込んでやる運動以外の問題点として、やはり自然保護団体との関係があると思うんです。これまで私が何度も質問をしましたけれども、そのほとんどの答弁が、自然保護団体と相談してから検討します、必ずそういう答弁なわけです。具体的には緑のトラストなわけですけれども、やはりいろんな自然保護の活動をする上で、緑のトラストが大きな存在を持っています。それらの実績もあるわけでありますけれども、やはり清水町民の川でありますから、行政や清水町民がやはり判断をしていく。一つの団体が、その判断のすべてを持っているというような状況は変えていかなければいけないなというふうに思います。
 そうした点で、私はこの質問をするに先立って、トラストの会長と保全の会の会長、両氏とお話をしてまいりました。その話の結果は、内容は、河畔林の定義をする必要がある、干ばつや伐採、水草についても、ミシマバイカモも含めて、きのうも話があったように、古いのをとって常に新しいのに再生していく必要がある。それを緑のトラストや職員だけでなく住民運動、みんなの力でやる必要があるというふうな話をしました。結論から言いますと、両方の会長とも、そういう考えで結構だというふうなことであります。
 きのうも、自然保護団体と相談してというふうな答弁が少しありましたけれども、既に私の方ではそういう話をして、確認をとっている。だから、一緒にやっていこうというふうなことでいいというふうに思います。そういうことで私は、来年からできるように全行政に取り組んでもらいたいというふうに思いますけれども、その点についてはいかがでしょうか。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。都市計画課長 渡邊君。


◯都市計画課長(渡邊章則君) 昨日もお話しさせてもらいましたけれども、柿田川公園検討委員会というのが当町にはございまして、その中に、柿田川緑のトラストの方や湧水保全の方も入っております。そういった中でいろいろな問題を投げかけて、いろいろ話をしていきたいなと考えております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。16番 森野善広君。


◯16番(森野善広君) いろいろな話をするのはいいんですけれども、来年からやるという決意でできるかどうかというのを聞いているわけでありますので、それについての答弁をお願いしたいと思います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。都市計画課長 渡邊君。


◯都市計画課長(渡邊章則君) 一つの、樹木の伐採等で例えれば、相当大きな木がございます。そうなりますと、伐採とか枝打ち等を行いましても、そういう大きな機械が入ってこなきゃならない。そういう問題もございますし、また大きな費用も捻出しなきゃならない、そういう諸々がありますので、まだ早急に、来年からすぐできるかという部分を踏まえた中で検討させていただきたいと思っております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。16番 森野善広君。


◯16番(森野善広君) 問題の洗い出しは事前にやるというのは、もちろん結構なことだと思います。でも、そのことによって期日を決めるというのは、私はちょっと。そういうケースもあると思いますけれども、柿田川の場合は、そんなに悠長なことは言っておれないんじゃないかなというふうに思います。
 町長にちょっと質問させてもらいますけれども、これまでの質問の中で、やはり清水町は町民の宝であるというようなことで答弁されております。そして、町長室でお話ししたときも、本当に子どものころから柿田川に入って親しんできた。ところが、今なかなかそういう、柿田川に触れる機会がない。昔の方は、柿田川の中で泳いだり魚をとったり、いろいろな状況の中で本当に生活と一体となってきた。さらに、昔の人は水草をとったり、たきぎをとったり、まさに生活の一部として柿田川と接してきたわけであります。それが東洋一の湧水を誇るというふうなことで、町長のおっしゃっているように町民の宝であるというふうに、今現在なってきております。
 ところが、宝がやはり、住民と触れ合う機会がないというふうな状況になっているわけです。やはり、その宝に本当の磨きをかけるのか、石のままで置いておくのか、それはやはりこれからの取り組み次第だと思うんですね。
 そうしたときにやはり、一部の人だけで水草をとったりするんではなくて、やっぱり町民が触れ合う中でやっていくことが、その石を玉にする、宝にするやり方だというふうに、私は思います。
 先ほどいろいろ課長の方から、手続的な問題とか安全の問題とか技術的な問題、幾つか課題はありましたけれども、やはり、それをやっていくというふうな指令を出すのは町長だというふうに思うんです。いろんな問題、難しい問題があるというふうに私も思いますけれども、やはりそういうものに本当に真剣に行政も住民も取り組んでいこうというふうな、やはり指令を出すのは町長だというふうに思います。事務的な問題じゃないと思うんです。やっぱり気持ちの問題、意識の問題だと思いますので、やはり柿田川を守ろう、みんなの宝だと、住民や子どもたちにそれをやっぱり教えていくというふうなことで、ここで今の柿田川の状況を改善していくというようなことが必要だと思うんですけれども、そういうふうな点について町長のお考えをお聞きしたいと思います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁願います。町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 森野議員の御質問にお答えをいたします。
 私たち清水町の宝、柿田川について、森野議員を初め昨日は杉山議員、そしてまた、岩崎議員の御質問の中にも、柿田川の問題が出されておりました。柿田川をよりよい形で保全し守っていこうという思いを、等しく受けたところであります。ただいまの森野議員の御質問の中で、司令塔は町長だという御指摘は、よく承知しております。行政のすべての責任は私にある、こういう思いでありますが、ただ、指令を出す前には、例えば一つの産業の中で極めて大事なのは段取りであるというふうに思います。指令を出してから、後から取り返しのつかないこともありますので、先ほど都市計画課長の御答弁の中にもありましたように、一定の所作を踏んで理解を求めた上で、その作業の執行に入っていくべきではないかというふうに思っております。
 これまで森野議員の御質問、御指摘の中に、柿田川は危険な状態にあるという思いで、まさにそういったとらえ方もあろうかと思いますが、柔らかく言いますと、かつての状況から、今は好ましい状態ではないなという思いがあります。したがいまして、過日の議会でも申し上げたんですが、特定の団体にとらわれるのではありませんが、関連する団体と事前に協議をして、そして理解を深めた上で一歩一歩前進し、森野議員の指摘する方向に一日も早く到達するよう、私もその責任を担っていかなければならないというふうに思います。
 表現の違いはそれぞれありますが、昨日の杉山議員の御質問にもそうした思いがあらわれておりましたので、この先は都市計画課長を中心に、行政の課題として大きく研さんを重ねていきたい、かように今、理解をしております。
 以上、よろしく御理解をお願いいたします。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。16番 森野善広君。


◯16番(森野善広君) 時期については明確な話がありましたんですけれども、そういう方たちについて、そういう方向に持っていきたいというふうな気持ちはやはり同じだなというふうに思いました。
 きのうも、1,000人作戦ということで人数もありましたけれども、やはり課長がおっしゃるようにいろいろな課題を考えますと、いきなり1,000人、2,000人という規模は難しいと思うんです。やはり危険の伴う作業でもありますし、作業の内容も、大人数であればいいというふうなことではない状態だというふうに思います。それは、最初はごく小さな一歩でも、やはり住民を巻き込んだ運動としてまず出発させていくというふうな段階を踏んだやり方をしないといけないというふうに、私も思います。
 先ほど課長が言いましたように、作業の指導者を育てること、安全面を管理する人を育てること、そういう作業をやりながら、それをやらなければ作業はできないというふうに思いますので、そうした作業をやはり取り組んでもらいたいというふうに思います。
 そうした指導員や安全作業を行う、育成ですね、それは今までの形からいけば、えてして自然保護団体が主導権を持って、自然保護団体がやるというふうな形が考えられるわけでありますけれども、これはぜひ、そうした方たちじゃなくて、幅広く取り組んでいくという意味も含めて、行政がやってもらいたいというふうに思います。
 やれるかどうかという質問になると、まだいろいろ検討しているというふうなことになると思いますけれども、そういうやっぱり行政指導でやらなければいけない、行政指導でやるべきだと思うかどうかについて答弁を求めますので、お答え願います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。都市計画課長 渡邊君。


◯都市計画課長(渡邊章則君) 指導員や監視員につきましてですが、柿田川を一番よく知っている方が、その方法や危険個所、一般に参加された方を指導した形の中で行うのが一番いいのかなと思っております。
 その中で当然、町がそういう指導員の育成等を考えていかなければならないというふうに考えております。ただ、多くの指導員、監視員が必要ということでありますので、その方法につきましてはボランティアで募集して育成する方法とか、また、よく知られておりますトラストだとか湧水保全の会、そうした人たちも参画をお願いしていかなきゃならないのかなというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。16番 森野善広君。


◯16番(森野善広君) 当然、これまでいろいろかかわってきた自然保護団体も参加するというふうな、それは結構です。だけど、それは行政主導でやってもらいたいというふうな質問に対して、そういう形でやるということですので、ぜひそれを、先ほど言った柿田川検討委員会の中での発言も含めて、やはり行政が主導権を持ってやってもらいたい。決意と心構えを持ってやってもらいたいというふうに思います。
 先ほどの指導員とかについてでありますけれども、私はなぜ急がなければならないかというふうな根拠の一つに、昔といっても、先ほど言った、営々と続いてきた水草をとったり、たきぎとして木を切っていた世代が、まだ生きているわけですよ。そういう人の力を借りる必要がある。2年先、3年先になると動けなくなるかもわからないという方もいるわけです。だから、そういう人の力を借りる上でも早くやらないと、本当に昔の、1000年以上続いてきた歴史が、ここで切れちゃうわけです。それを危惧しているわけです。だから、そういう経験を持った方の指導、それをやっぱり早いうちにやらないと、悠長な考えでいると本当に、今までやってきた何百年、1000年以上やってきたことが切れてしまうというふうなことがあります。具体的な名前も多分、頭に思い浮かべられると思うんですけれども、やはりそういう方を大切にして、そういう方を中心に指導者を育てていくというふうなことが必要だと思います。一つひとつの課題をこういうふうに考えて解決していけば、私は解決できない問題はないというふうに思うんです。
 先ほどクレーンを入れるとかといった話もありましたけれども、植木屋さんに聞くと、そういう方法だけじゃなくて、いろいろありますというふうなことでありますので、やはり、それは、もちはもち屋で考えてもらえば、住民の手でやれる方法は出てきます。ただ、そういう気持ちになるかどうか、そういうことになるかどうか。
 きのうは、上杉鷹山でみずからやったという例え話が出ましたけれども、上杉鷹山は同じように、有名な言葉を残しております。「成せばなる成さねばならぬ何事も」ということが、上杉鷹山が言った言葉です。言っただけで、なさなければ何事もできないわけです。まず行動するということで、ぜひ、そのあたり、課長、ぜひ頑張っていただきたい。その先頭にやはり司令塔として町長が、そういう気持ちの問題で先頭に立ってもらいたいというふうに思いますので、最後になりますけれども、町長、課長の決意をお聞きしたいというふうに思います。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を求めます。都市計画課長 渡邊君。


◯都市計画課長(渡邊章則君) 柿田川につきましては、皆さん、町も一般の方々、また、議員の方も保全をしていかなければならないという共通の認識は、一致していると思います。また、我々もその思いで今後も一生懸命取り組んでまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(久保田静輝君) 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 森野議員の御指摘の中に、表現が適当かどうかわかりませんが、いわゆる古老のお元気なうちに当時の思いをよく聞いて、そして、それを現場に反映していかなければ手おくれになるという御指摘であります。
 かつて湧水保全の会で関係者に、堂庭区の公民館でそうした懇談会を行っていただいた経緯も、私、記憶にありますが、この際、行政で御相談の上で、やはりそうした問題をいち早く再度キャッチしていくことも、今、森野議員の御指摘に大きく近寄ることができるのではないかということで、当時の川草をとる状況、あるいは河川の流域にあるハンノキ等々の手入れ、そして、そうした雑木の下にある小さな木々の管理等についても、もう一度確認する懇談会のようなものを実行したら、そこのつながりが早まるのではないかというふうに、今、思ったところであります。
 よろしく御理解をいただき、なお、柿田川の保全については森野議員を初め議会の総意でお力を貸していただきたい、かようにお願いをするところであります。まことにありがとうございます。


◯議長(久保田静輝君) 答弁を終わります。16番 森野善広君。


◯16番(森野善広君) 以上で質問を終わります。


◯議長(久保田静輝君) これをもちまして森野君の一般質問を終わります。
 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
 本日はこれをもって散会いたします。
 御苦労さまでございました。
                                午前11時11分散会
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◯地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
  平成21年9月10日


               清水町議会議長     久保田 静 輝
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               署名議員(10番)    岩 崎 高 雄
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               署名議員(11番)    遠 藤 忠 宏
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