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静岡県 清水町

平成19年第4回定例会(第3日) 本文




2007.12.04 : 平成19年第4回定例会(第3日) 本文


                                午前09時00分開議
◯議長(吉田 功君) 皆さん、おはようございます。
 ただいま出席している議員は16名であります。
 議会広報特別委員会より、本日の会議の写真撮影をしたいとの申し出がありましたので、事務局による写真撮影を許可いたしました。
 それでは、本日の会議を開きます。
 今定例会の一般質問の通告者は10名であります。
 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりでございます。
   ──────────────────────────────────


◯議長(吉田 功君) 日程第1 一般質問を行います。
 通告者は、通告の順序により発言を許します。
 初めに、7番 武藤哲二君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 消防力の強化について」。
 発言を許します。7番 武藤哲二君。
              (7番 武藤哲二君登壇)


◯7番(武藤哲二君) おはようございます。議長の指名によりまして、質問事項、消防力の強化についてを町長に質問いたします。
 消防力の強化でありますが、平成19年度の施政方針における「安心と安全を実感できるまちづくり」の防災対策のうち、消防体制について、「年々増加している救急業務に対し、救急救命士の養成や資質の向上に努めるほか、資機材の整備を図り、質の高い救急サービスを提供してまいります」と述べられ、また、第3次清水町総合計画における防災では、消防・救急体制の強化として、「消防拠点である消防庁舎や車両、資機材の更新、整備や人員充実を図る」としている。このように、あらゆる施策で防災対策の重要性を述べております。
 御承知のとおり、消防組織法第1条では、「消防は、その施設及び人員を活用して、国民の生命、身体及び財産を火災から保護するとともに、水火災または地震等の災害を防除し、及びこれらの災害による被害を軽減することを任務とする」としています。また、消防法第1条で、この法律の目的として、「この法律は、火災を予防し、警戒し及び鎮圧し、国民の生命、身体及び財産を火災から保護するとともに、火災または地震等の災害に因る被害を軽減し、もって安寧秩序を保持し、社会公共の福祉の増進に資することを目的とする」としております。これらの法律に基づき消防力の強化が図られているところであります。
 まず第1に質問することは、国が示す整備指針のうち、はしご自動車、消防ポンプ自動車、救急自動車、特殊自動車などの数量と当町の現状はどうであるか、お尋ねいたします。


◯議長(吉田 功君) 武藤君の質問に対する答弁を求めます。町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 皆さん、おはようございます。ただいまの武藤議員の御質問にお答えをいたします。
 議員、御質問のように、消防力の強化は、地方行政をあずかる者として、極めて重要なことであると認識をしているところであります。
 町は、第3次総合計画の基本目標の一つである「安全と安心を実感できるまちづくり」における消防・救急体制の強化に向け、高規格救急車、救急救命士の養成や各消防団詰所の建て替え及び消防ポンプ自動車の更新等、整備指針による消防・救急体制の強化に努めているところであります。今後とも、議員、御指摘のような視点に立って、町民の安全と安心がさらに高まるよう、鋭意努力をしてまいります。
 当町における消防体制についての詳細につきましては、消防長から御答弁をさせていただきますので、よろしく御理解をお願い申し上げます。
 以上、よろしくお願いします。


◯議長(吉田 功君) 消防長 加藤君。


◯消防長(加藤久雄君) 武藤議員の御質問にお答えいたします。
 整備指針における台数といたしましては、消防ポンプ自動車3台、高規格救急自動車2台、救助工作車1台、はしご自動車1台、指揮車1台の計8台であります。
 また、現状といたしましては、消防ポンプ自動車2台、高規格救急自動車2台、救助工作車1台、指揮車1台の計6台であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。7番 武藤君。
              (7番 武藤哲二君登壇)


◯7番(武藤哲二君) 近年、都市化が進み、人口が集中している地域では高層住宅が増加している傾向にあります。万が一火災ともなれば、第2次災害も免れないことも予想されます。町内の建築物で、5階建て、地上より高さ15メートル以上の建築物は何棟あるでしょうか。また、一番高い建物の高さはどのぐらいでしょうか。
 土地利用事業指導要綱とか、土地利用に基づき設置する消防の水利施設等の基準、これは、実際、例規集にあるわけですけど、一般にもこれで指導しているわけですけど、その中に、消防はしご自動車の着てい場所、この基準、これらについてもおわかりの範囲内で御答弁をいただきたいと思います。
 なお、これのもとの基準でありますけど、清水町土地利用対策委員会のメンバーがおわかりでしたら少しお話をしていただきたい、こういうことをお聞きしたいと思います。
 よろしくお願いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。消防長 加藤君。


◯消防長(加藤久雄君) 5階建て以上の建物でございますけども、建築中のものを含めまして、現在36棟ございます。
 それと、土地利用要綱に基づくはしご車、これの基準でございますが、4階建て以上、12メートル以上の建物につきまして、はしご車の着てい場所、これを設けるということになっております。そして、ただし書きで、道路に面して道路が使用できて着ていできる場合には除かれるという基準になっております。
 土地利用委員のメンバーでございますけれども、委員長に副町長、それから都市計画課長、消防長、総務課長、こども育成課長、地域振興課長、以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。7番 武藤君。
              (7番 武藤哲二君登壇)


◯7番(武藤哲二君) ありがとうございました。当町の高層住宅などの火災のため、近隣市町と出動要請が、万が一のときにはしご自動車を要請するというような協定を結んであるということでございますけど、今まではしご自動車の出動要請状況はどうであったか、お尋ねいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。消防長 加藤君。


◯消防長(加藤久雄君) 過去にその協定に基づく応援の要請でございますが、平成8年1月に発生しました的場地区の建物火災の際に、三島消防署に対して出動要請を行ったことがございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。7番 武藤君。
              (7番 武藤哲二君登壇)


◯7番(武藤哲二君) 出動要請の協定書というようなものがどことどこと、近隣といえば、三島市とか沼津市とか、あるいはもうちょっと遠くなる場合もあるんですけど、田方の消防組合とか、そういうところがどうもはしご車を持っているようですけど、そういうところと協定をしてあるかどうかということについて、おわかりの範囲内でお答えをお願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。消防長 加藤君。


◯消防長(加藤久雄君) 協定の状況でございますが、基本的には、県内の消防相互応援協定、これで県内すべての消防本部と結ばれております。
 それに基づきまして、現在、当町で加入しています沼津市の共同の消防指令センター、この管内の、沼津市、三島市、裾野市、長泉町、そして当町、この3市2町で、さらに詳細について申し合わせ事項ということで申し合わせを行っております。
 その内容でございますが、はしご車につきましては、近くでは、沼津市の北と南の消防署に2台、三島消防署に1台ございます。その3台につきまして協定の内容を詳細に詰めておりまして、おおむね清水町の西側半分、八幡、長沢、柿田、それから徳倉地区、こちらの方は沼津市の消防署の方から出動をいただくと、あと、東側の新宿、伏見、玉川、それから的場、湯川、こちらは三島消防署からの出動をいただくということで申し合わせができております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。7番 武藤君。
              (7番 武藤哲二君登壇)


◯7番(武藤哲二君) こういうことであっても、県下全域にそういう協定が行き渡っているというようなことでございますけど、なければいいわけですけど、東海地震とか、そういうのが一度に来たときには、市内なり、あるいはその都市の地域内、そういうところでいっぱいになるということを想定することも考えられます。
 そういう中で、今後、当町におけるはしご自動車の整備計画についてどのようにお考えをしていらっしゃるか、町長にお尋ねいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 武藤議員の、はしご自動車の整備指針についての御質問でありますが、整備指針は市町村が目標とすべき消防力の整備水準を示したものであり、整備に向けて、全力でこれを備えていかなければならないと、かように認識をしているところであります。
 当町におけるはしご車の整備につきましては、消防ポンプ自動車とはしご自動車を同時運用することは人員的に厳しいことから、中高層火災が発生した場合には、共同指令センターからの出動指令により、素早く沼津市、または三島市から応援がいただけるなど、今後の広域消防化の方向性にかんがみながら、鋭意研究、努力をしてまいる考えであります。
 どうぞよろしく御理解お願い申し上げます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。7番 武藤君。
              (7番 武藤哲二君登壇)


◯7番(武藤哲二君) 研究をしていくというようなことで、それを受け止めまして、よく言う、私も先ほどから何回か言いましたけど、「安心」ということは、「心配や不安がなくて心が安らぐこと」と広辞苑に出ております。それから、「安全」というのは、「安らかで危険がないこと」というようなことでもあるし、もう一つに、「物事が損傷したり、危害を受けたりする恐れのないこと」ということですので、先に申し上げました「安心」というのは、日常生活をしていても、心の底で、「いやあ、町長が研究してくれる、はしご自動車も来る」と。そして、賃貸マンションであろうと自前のマンションを買った人たちであろうと、あるいはこれから、あしたからでも起業をしていくような、そういう土地利用の関係からいっても、そういうはしご車が着ていするような場所、これは、そういう中高層の建物に関しては広場を持てと、20トンのはしご自動車、それから、そのほかその場所で前から入ったはしご車が逆向きになるような展開広場というようなことも考えられます。1分、1秒を争うわけですから、そういうようなことをやるには、まずもってはしご自動車が必要ではないかというふうに思います。
 それから、先ほど少し、消防の資材、はしご自動車も含めて不足しているということなんですけど、それと同時に、その与えられた人員、消防署員でそれを操作すると。確かに、はしご自動車を操作するのは、日常、そういうことが起こらない時点で消防署員がそういうところに、最初に示されました、5階建て以上は36棟あるというようなところに行って、日ごろそういう訓練をしておかないと、ここはどういう向きで行ったらいいか、これは中へ入る道がちょっと細いなと、つぶすなとか、そういうことも、いくら応援協定の車でも絶えずそういうことはやっておりませんので、そういうことも必要ではないかということを考えると、先ほど広辞苑の話もしましたけど、心から安らぐ、それから、もし起こったときに、安全性が欠けちゃって、人的な被害とか、あるいは大きな物損になって、2次災害が起こる恐れもあるわけです。
 そういうことも考えると、安心・安全という言葉からして、そういう指針に示されたことを考えていくのがいいと。もうこれを考えていただくというようなことになりましたので、以上で質問を終わりたいと思います。
 ありがとうございました。


◯議長(吉田 功君) これをもちまして武藤哲二君の一般質問を終わります。
 次に、10番 岩崎高雄君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 来年度(平成20年度)予算編成状況を問う」「2 道路・河川の現状を問う」。
 発言を許します。10番 岩崎高雄君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) 議長の許可の下、これから、さきに議長が紹介しました、1つ、来年度予算編成の状況を問う、そしてまた、2つ目には、道路・河川の現状を問う、この2点につきまして、順次質問をいたします。
 まず、最初の来年度予算、その編成状況を問うでありますが、山本町政にとりまして、最初からこの予算編成に携わることができる今回の予算編成であります。町長が日ごろ言われておる、「町民が主人公」、そしてまた、「元気な子どもの声が聞こえる町」等々、町長の政治姿勢の根幹を成すものであると思います。
 そのことをもとにしましたときに、今回の予算編成の中で、まず、その基本がどのように生かされているか、質問をいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 岩崎議員の御質問にお答えをいたします。
 議員の御質問の要旨は、平成20年度の予算編成に当たって、私の町行政に携わるすべての始まりからを受け持つ立場でどのような予算編成をしていくのかという御質問でありますが、地方自治体を取り巻く状況が少子高齢化の進展や住民ニーズの多様化により厳しさを増していることは、さまざまな場面で御承知のとおりであります。
 当町も御他聞に漏れず、多くの税収入が見込める状況にはありません。加えて、耐震性のない公共施設への対応や道路、下水道等の社会整備など、多くの事業が見込まれているところであります。
 厳しい財政状況の中にありながら多くの住民ニーズに応えていかなければならないという環境にあるわけでありますので、そこで、議員、御指摘の、予算編成の基本的な考え方としては、町民の福祉の向上を第一とし、各事業の費用対効果の検証や、できるだけ多くの特定財源、税収の確保に努めるなど、健全財政の維持に努めるとともに、着実に第3次総合計画の施策を遂行できるようとらえていくことが必要であると、かように承知をしているところであります。
 よろしく御理解をお願い申し上げます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。10番 岩崎君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) 町長の、いわゆる基本的な考え方を聞いたわけですけども、次に、政策的経費に当たっては、その中心を成す、いわゆる先ほど述べた施策について、それなりに、現時点においてもその予算措置に向けて作業を進めていることと思います。その具体的な施策が、今、現実にどのようなもので動いておるのか、例を挙げて、その施策なり、計画なりを披瀝していただければと思います。
 よろしくお願いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 議員の、予算編成に向けての具体的な考え方についての御質問、あるいは政策的な経費についてどのような考えであるかということでありますが、平成20年度に向けての具体的な、こういう事業を展開するということについては、まだその時期に至っておりませんが、基本的な考え方として、予算編成に当たりましては、限られた財源の中で事業を執行していかなければならないことは、議員、今、御指摘のように、当然そこで、行政としては優先順位をつけていかなければならないというふうに考えております。
 そこで、優先順位をつけるに当たりましては、緊急性の高いものであることをまず第一に掲げ、そして実現性、費用対効果のあるもの、さらには有利な補助財源が確保できるもの等々について総合的に判断し、町全体の財政状況等を考慮していかなければならないというふうに考えております。やりくり算段の中で、極めて厳しい状況でありますので、総合的に考えて計画を立てていきたいと、かように考え、また、単年度だけで考えるのではなく、中長期的な財政展望に立ち事業配分を行い、いかに町民の福祉の向上につながるかなどを勘案すべきであるというふうに考えているところであります。
 そうした基本的な考えを持って平成20年度に向けての予算編成をさせていただくよう、職員に、この先、終始、徹底を図っていく考えであります。
 以上、よろしくお願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。10番 岩崎君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) 今、12月議会ですよね。そしてあと、次にやるのは3月の議会です。3月の議会というのは、予算の審議をそこでしなきゃならないわけですよね。審議をするというのは、そのときに、もう議案はあがってきているわけですよ。
 それで、今、答弁をお聞きしますと、いわゆる抽象論に終始しまして、何ら具体的な、一つの事業計画がそこに披瀝できないということが、ある意味、来年度に向けて、やっぱり大きい事業計画がないというような判断に立つような感じがするんですけども、本来であれば、12月の議会で、予算措置としてこういうことをやっていきたいというのが、私は普通の姿だと思いますよ。
 もう一つそちらで具体的なものが出なければ、私が知る範囲の中で、今、町が必要としているものがあると思いますから、それをちょっと、私、これから言わせていただきますけども、その中から御判断をしていただければと思います。
 この監査委員からの指摘の中で、町の公民館、清水幼稚園、それと中央保育所、南保育所、町体育館、これは、いわゆる耐震性のない建物ということで、その対応を迫られていると思います。そして、また私の知る限りでは、役場の庁舎が、いわゆる借地、現在借地ですけども、そして、また西小学校の借地、これを地主さんが買い上げてくれと、こういう要望が出ていることも聞いております。そして、また各区の公民館の建て替えというようなもので、それなりの具体的な要望も出ているはずですよ。そういうものについて、今言ったことが真意であるのか、またその対応についてここで伺わなければなりません。
 答弁の方、よろしくお願いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 具体的に、今、岩崎議員からの、事業に対する御指摘、御質問でありますが、来年度に向けて何を重点に予算編成をしていくかについてでありますが、総合計画による実施計画を中心に予算化をしてまいりたいというふうに考えております。
 その中で、継続性の必要な道路、下水など社会基盤整備や町民の生活にかかわる事業として、耐震性のない施設への対応、子育て支援の充実、健康づくり政策等に力を入れていく考えであります。
 なお、議員から、既に12月議会であり、もうすぐ来年度予算編成であると。まさに御指摘のとおりであります。幾つかの公共事業がふくそうする中で、優先順位等々を考慮し、鋭意3月に向けて、これからそうした施策の展開について、総合的に研究、検討を進めていく考えであります。
 また、基本的には、当初、私の方から御答弁申し上げましたように、予算編成はこれからでありますので、現時点で具体的な問題についての明確な答弁はできませんが、議員、御指摘の、町立公民館の建て替え問題、あるいは中央保育所等々に対する問題、あるいは町の体育館の耐震性のないものについて等々も、これも、総合的に考え、具体的に、できれば平成20年度に向けて実現性を高めていきたいというふうに、この先、研究、検討をしてまいりたいというふうに思います。
 そのほか、議員の御質問の中にありました、この庁舎のあります地主との買い上げ等の問題についても、今、鋭意協議を担当レベルで進めていただいているところであります。また、先ほど議員の御質問にありました地区の公民館の建て替え等についても、これから折衝等が行われるというふうに承知はしておりますが、まだ具体的にこうであるということを本席で御答弁できる状況にありませんので、何分ご理解を賜りたいと思います。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。10番 岩崎君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) 先ほど例に挙げた、いわゆる個々の物件については、私が指摘したものについては間違いないということでよろしいですね。
              (「はい」と呼ぶ者あり)
 そして、町長、先ほど優先順位を言いましたけども、ここで優先順位が来るわけですよ、優先順位が。
 個々の物件を挙げて、いろいろなものがあると、その中で最初にやらなければならないものはどうかということがここに来まして、その考え方をここで私は聞かなきゃならないわけですよ。わかりますか。そして、あらためて、今、私が挙げた、いろいろな、個々の物件の中で、何を先にやらなければならないのかということが出てくるわけですよ。そこで、行政の考え方をここで伺うわけです。
 あらためて、その優先順位について、もう一度お伺いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 来年度事業についての、優先順位についての御質問でありますが、予算措置の中で、当然、事業の優先順位ということで考えておりますが、それは、緊急性の高いもの、そして実現性、費用対効果のあるもの、さらには有利な補助財源が伴うものなど、総合的に行政として勘案して予算編成等を検討を進めてまいりたいと、かように承知しております。
 何か答弁が相前後したようでありますが、思いに何ら変わりがありませんので、よろしく御理解をいただきたいと思います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。10番 岩崎君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) 私は、例を1つ出して申し訳ないんですけども、町の公民館に関しまして、いわゆる単年度の中で基本設計と実施設計まで至って、そして、また私の聞き及ぶところによりますと、来年度それを建て替えというような話もかなり広くから聞いております。そして、またその具体的な策としまして、来年度、その公民館が、一つ機能を果たされなくなった場合に、その機能をほかに移すというところの段取りまでやっているという話を伺っております。私は、そういうところを聞いたときに、町の公民館の建て替えだけは、行政の方から、「来年度やります」という、優先順位の最初に挙げて、僕は、1つ例を挙げると思っておったんですよ。
 ところが、なぜか知らんが、その話もないということになると、そういう、公民館の一つの機能を他部署に移してという具体的な段取りはどういうふうになるんですか。お聞きします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 公民館の建て替えについてでありますが、前町長時代から、一連の経緯経過の中で、文化団体等の要請、要望等に応えて、できるだけ早く建設をしていきたいという思いはあり、それについては、関係個所におきまして、県並びに国の方に補助金等々の交渉も重ねてきたところであり、まだ現にお願いをしているところであります。
 さきの一般質問の中で、岩崎議員の御質問であったかと思いますが、担当課長の方から、「公民館単独での補助金は今のところ考えられない」等の御答弁もさせていただきましたが、鋭意、まちづくりの全体の中で県に御相談をしてきておりますが、町といたしましては、先ほど予算編成の基本的な考え方の中での「補助金等を極力確保したい」ということも考え合わせて、決して来年度に拘束されるという考えではなく、有意な補助金、交付金等を視野に入れながら、頑張って交渉を重ねていきたいというふうに考えております。
 しかし、今、議員から、公民館の建て替えに伴って、その代替施設の一時的な借用についての所作が行われているのではないかということも御指摘がありましたが、確かにそうした事実的な行為はあったかと思いますが、公民館の建て替えが議決され、それが早期に実現されることになるとすれば、そういうこともあらかじめ対応しておかなければならないという担当課の責務からそうした行動をされたのではないかというふうに考えられますので、その辺につきましては、また、状況が確定すればいち早く議会に御相談をしていきたいと、かように承知しているところでありますので、その間での至らない点にありましては、この場をお借りし、一層の御理解賜りたいと、かようにお願いするところであります。
 よろしくお願いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。10番 岩崎高雄君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) いわゆる公民館というと、町の顔的な建物になるわけです。それを、補助金も視野に入れてとか、補助金をもらわなくてもとか、いろいろ、どういうように判断をしていいかわからないような一つのとらえ方をする中で、10億円以上もの建物を、私は簡単に土台に乗せてもらっては困ると思いますよ。
 清水町における歴史の中の一つのモニュメントの建物でありますから、それは、軽々に、一つの補助金がとれたからやるとか、補助金がとれてから、じゃあ、補正でやるとか、僕は、そういうような安易な考え方でこの事業を進めてもらいたくはないんですよ。
 そして、なおかつ文化協会の皆さんの御要望もありますよ、それは。あるけども、歴代の文化協会の皆さんの考え方は、恐らく補助金を入れた中での建物ということで、皆さん、御納得をいただいていると思いますよ。それを、ここへきて補助金をもらわずに町単費の中でそれをやるというお話が、そこに無理が生じてきたものですから、いろいろなところであつれきを生んでいるんですよ。私は、それを整理する中で、これからも方向性をちゃんと真っすぐ見据えて、補助金をもらう中で、一つのものを最初から組み立てていかなきゃならんと思いますよ。
 それと、あと一つ、基本設計と実施設計の中でも、補助金をいただくのであれば、また設計の見直しをしなきゃならないじゃないですか。設計の見直しというのは、またそこで費用がかかるということですよ。4,600万円の、いわゆる設計費から、また何がしかの上乗せをしなければ、補助金のもらえる対象の建物の設計ができないじゃないですか。私はそこを言いたいんですよ。
 町長、ちょっと最後に言ってください。お願いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 議員からの、公民館の建て替えに伴う補助金等々についての御質問と基本設計についての御質問でありますが、補助金があるからやるとか、補助金がないからやらないと、そういうことではありません。まさに現在の公民館は耐震性もなく、年間5万人有余の町民が出入りする中で、危険的な建物は解消していかなければならないということと相まって、文化協会等々の住民のニーズにお応えして公民館の建て替えを行うことが今差し迫ってきているのではないかということの中から、当然、議員、御指摘の、私たちの町にとってのモニュメントにもなる公民館でありますので、そこに、願わくはまちづくりの中での補助金、交付金等々を確保していきたいということで、平成19年度当初から、担当課におきましても、その御尽力をいただいてきたところであります。
 そして、今ここに至って、一つの方向性をさらに確認しながら、議員、御指摘のようなこともかんがみながら、公民館の建設に向けて、今、補助金、交付金の獲得に努力をしているところであります。
 それから、基本設計について、そういう所作をしていると、あらためて設計のやり直しが出てきて無駄なコストの支出になるのではないかという御心配でありますが、御心配はいたく尊重しておりますが、基本的な設計に変更はありませんので、その点については、ひとつ御理解をいただきたいと思っております。
 以上、お願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。10番 岩崎高雄君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) 私もこの質問はこれで終わりにしようと思ったんですけどね、また1つ、わけのわからないようなことが出てきましたから、結局、じゃあ、補助金がもらえなくてもやるということですか。
 これ、質問ですよ。


◯議長(吉田 功君) 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 御質問の確認でありますが、補助金がなくてもやるということではなくて、元来この建物は、そういった住民ニーズにお応えしていこうと、そして、結果において、補助金がある方がいいに決まっているわけでありますので、補助金を求めつつ、平成20年に拘束されることなく、鋭意、その経済性を考慮しながら建設を企画していきたいと、かようにしているところであります。
 よろしくお願いをいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。10番 岩崎君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) これ以上お話しすると、またいろいろなことが出てくるから、ここはこれで。
 消化不良ですけども、次に移ります。
 世界文化遺産登録に向けてに移りますけども、世界文化遺産に向けて、いわゆる来年度予算措置が発生するか、まずそのことについて質問します。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 世界遺産登録にかかる経費につきましては、測量調査、地形図等の作成経費や自然環境等の調査資料作成費等がありますが、現時点では、文化財の種類、文化財の指定範囲が未定の状態であり、地権者及び県・国との協議に時間を要するため、来年度予算にこれらを計上することは困難であります。
 来年度につきましては、先進地である県、市町への視察や協議のための旅費等の予算計上のみを予定しております。今後、協議が整い次第、予算化していきたいと考えております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。10番 岩崎高雄君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) この世界文化遺産に向けてというのは、地元というか、清水町が発信した事業じゃなくて、いわゆる県の、ある意味主導できていることであります。そうなりますと、その予算措置は、私は、県の方から下におりてきたトップダウン的な一つの事業というとらえ方ができるんじゃないかなと思うんですけども、そのときに、当然、費用は県の方で出すべきものじゃないかなと僕は思うんだけども、その辺はどういうとらえ方をしていますか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) お答えいたします。
 現時点では、具体的な、予算的な対応は表明しておりませんが、「効果的に事業を遂行するために必要と考えられる支援策を検討している」との回答を県からいただいております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 10番 岩崎君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) ちょっと今、よくわからないから、しゃべり方が早いから。


◯議長(吉田 功君) 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) もう一度お答えさせていただきます。
 現時点では、具体的な対応は表明しておりません。その回答の中で、「効果的に事業を遂行するために必要と考えられる支援策を検討している」と、そういう県からの回答でございます。


◯議長(吉田 功君) 10番 岩崎君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) 支援策を検討というのは、逆に、明確にその費用は出すよということは言っていないということだね。
 じゃあ、支援策を検討というのは課長はどういうふうに理解している? それを聞くよ。


◯議長(吉田 功君) 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) 当然、この事業を進めていく中で、さまざまな書類等の作成、あと測量等を含めて、作業がございます。それにかかる経費について、県の方で補助してほしい、負担してほしいということは、私ども、申し入れはしております。
 その中で、具体的に、それでは何と何に補助するとか、何を面倒見ますとか、そういう回答は県の方ではまだしておりません。ただ、支援策を検討しているということですので、何らかの対応はしていただけるというふうに、私ども、理解をしております。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。10番 岩崎君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) じゃあ、支援策を期待していると、こういうことだ。
 よくわかりませんけども、それでね、これも補助金の話なんですよ、要はね。こういうことで、事業をやったときにいただけるということで、それ、私も、前に戻ってあれですけども、公民館の話の中で補助金、補助金という話をしたんだけども、結局、10億円であった場合には、1つ聞き忘れたんだけど、いくらの補助金が出るか、これだけ1つ、当局の方からお願いします。


◯議長(吉田 功君) 企画財政課長 石田君。


◯企画財政課長(石田尚志君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 現在、国土交通省の方が所管しております「まちづくり交付金」という制度を研究しております。それにつきましては、事業費の40%が上限として交付されるということになっております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。10番 岩崎君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) 10億円としたら4億円ということでありますね。4億円ということで。
 じゃあ、次に移ります。
 10月25日付の朝日新聞の、これは静岡版に、世界文化遺産の関係ですけどね、ちょっと引用させてもらうと、「町内を流れる柿田川は富士山の伏流水でできているため、世界文化遺産登録を目指している富士山が同遺産に指定された場合、その構成要素となることが検討されている」と。「この調査も兼ねて全町的な動植物調査をし、町史の補完にしたい」ということが、いわゆる行政当局からの言葉として出ています、ということで新聞に書いてあります。この記事が載ったというのは、自然保護団体の関係者にその旨を話したということが、この朝日新聞に載っているようです。
 そして、動植物の調査を行う旨の結論を出して、そしてまた、その自然保護団体にその答えを出すということが、行政としていかがなものかというような、私はそういう気持ちがします。1つの団体に、町はこういう行事をして、こういうふうにお金を使いますというようなことを言っているのと同じなんですよ。
 まず最初に、これが真意であるかどうかをお尋ねします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) お答えいたします。
 10月10日に(財)柿田川みどりのトラストの関係者と話し合いをいたしました。その中で、当然、柿田川の町史の問題、柿田川というか、町史の自然編の問題、その辺の、いろいろ指摘を受ける中で話し合いをしたわけでございますけども、共通認識といたしまして、(財)柿田川みどりのトラストは、富士山世界遺産を推進する、いわゆる県の協力団体になっております。当然、私どもも柿田川を世界自然遺産ということで、登録に向けての作業を進めていく中では、協働作業で進めていくということも出てくるかというふうな認識でおります。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 10番 岩崎高雄君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) 協働認識で進めていくというのはわかるんだけども、私の質問に答えていますか。


◯議長(吉田 功君) 暫時休憩いたします。
                                午前09時59分休憩
                                ────────
                                午前10時10分再開


◯議長(吉田 功君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) 大変失礼いたしました。今後、調査し、検討させていただきます。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 10番 岩崎高雄君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) そういうことで、今後、よろしくお願いします。
 じゃあ、次に移ります。
 予算編成の中で行政改革はどう生かされているかに移りますけども、行政改革という言葉も、ここへきて少しトーンが下がってきたのかなと、こんな思いもします。しかし、国を見てみますと、防衛省にあるような汚職事件に見られるように、いわゆる商社が仲介しての契約体系に1つの問題もあったことも確かであります。
 既に、民間においては、契約体系は簡素なまでに単純化され、随意契約についても、入札制度にあらためる方向、また、あらためております。地方行政の一端を担う当町にあっても、国や県、そしてまた、何よりも民間の動向を注視する中で、より効率の良い税の使い道を常にその中心に据えて、日々行政の執行を行っていかなければなりません。
 そこで質問に入るわけですけども、骨格予算の中での行革の執行と政策的経費の中での行革の執行について、その進捗を質問します。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 岩崎議員の、予算編成における行革をどうされているのかとの御質問でありますが、行政改革は、私たち町にとって、まさに、いよいよこれからであり、わが町にとっては、トーンは決して落ちていないことをまず御理解を賜りたいと思います。
 厳しい財政状況の折、行政改革は重要な課題であると、かように受け止めております。行政改革の目的は、議員、御指摘のとおり、単に予算を削減するというものではなく、必要な行政サービスを効果的、効率的に提供する一方で、いかに行政のスリム化を実現するかが必要であると、かように考えております。
 当町におきましては、行政改革大綱と同実施計画をもとに、鋭意、行政改革の推進に努めているところであります。これまでも、職員の定員適正化計画に基づく人件費の削減、費用対効果を考えた事業の見直しなどを行ってまいりました。
 私は、職員一人ひとりの意識改革の下、今後につきましても、行政改革大綱等の達成を基本として、現在、行政改革推進委員会に諮問をしている保育所、幼稚園のあり方など、今年度からお願いして、同委員会から、独自の提言も含めて、実現性に向けて検討をしてまいりたいとしているところであります。
 また、来年度に向けては、事業効果の少ないイベントの統合、見直し、あわせて納税環境を充実させるために、コンビニ収納、そして、町税等の悪質な滞納者に対する行政サービスの制限などについても準備、検討をし、税の公平負担、公平性を広く啓発をしていく考えであります。
 以上、当局の行政改革に対する姿勢について、よろしく御理解をお願い申し上げます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。10番 岩崎高雄君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) 清水町に至っては行政改革のトーンは決して落ちていないと、こういう強い決意をいただき、大変ありがとうございました。
 そして、現在の社会情勢の中で、いわゆる公務員の各種諸手当が現状との比較の中で検討され、また、具体的な改正や廃止ということが出てきていますが、ここで質問に入るわけですけども、各種諸手当の現状と管理者としてのその裁量権の中で、どれが是正できるか、質問をいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 議員から、公務員に対する諸手当等についての御質問でありますが、今回、給与等の条例の一部改正について御提案を申し上げましたが、これは、国家公務員の人事院の勧告に伴うものを準用させていただいたものであります。
 なお、詳細につきましては、担当課長から御答弁をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。


◯議長(吉田 功君) 総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 当町の職員の給与につきましては、先ほど町長が述べましたとおり、国の一般職の給与制度に準ずるよう改正を進めております。
 これまでの実績でありますが、平成17年10月に特殊勤務手当、具体的には、福祉センター勤務手当、体育館勤務手当、温水プール勤務手当、図書館勤務手当、公民館勤務手当、屋内屋外運動場勤務手当の特殊勤務手当を廃止し、平成18年4月には、定年退職者の勤続20年以上の1号の昇給及び勧奨退職者の勤続年数による退職時の特別昇給について廃止するとともに、平成18年度からは管理職手当の支給率の見直しを実施いたしました。
 また、現在の手当で国と異なるものにつきましては、持ち家者に対する住居手当が、国が2,500円のところ、当町は4,000円、日直手当が、国が4,200円のところ、当町は4,900円となっておりますが、今後も国の制度に準ずるよう努めてまいりたいと考えております。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。10番 岩崎高雄君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) 町長のように自分の身まで切れとは言いませんけども、私は、一つの常識の範囲の中でやっていただければと思っております。よろしくお願いいたします。
 次に移りますけども、私は、行政改革の根本は、各職員が、その誇りと責任感と、そしてまた、町民への奉仕の精神で満ちあふれていることが必要であると思います。今、現状を見てみるに、行政の最重要課題と町長が言っている問題にめどがつく中にあって、職員は、ほっとした思いがあると思います。緊張感から解放されたような感じがします。
 町民への行政サービスは、常に緊張感と優しさを持って行わなければなりません。冷たい行政用語での対応では困ります。まさにそこには、「主人公は町民」という考え方が職員一人ひとりになければなりません。私は、最近、職員の町民の皆様に対する接し方に変化を感じましたから、あえて言わせていただきました。
 そこで質問ですが、私が感じたことについて町長の所見と、あと一つ、行財政改革推進室の取り組みについて、この2点を質問します。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 岩崎議員の御質問にお答えをいたします。
 議会をはじめ区長会、あるいは広く町民のお力をいただきまして、私たちの町の最重要課題でありますごみ・し尿問題は大きく前進をすることができました。これにつきましては、あらためてこの場をお借りし、厚くお礼を申し上げると同時に、私たちは、この問題の解決をもって大きな山をクリアしたというふうに、安易に受け止めていることはありません。むしろ、このときを境に、さらに清水町のあるべき姿、今後の、広域行政、さらには広域合併の時代に向けて、足腰の強い職員でありたいということを、毎月曜日、課長会を通じてお伝えをし、また要請をしているところであります。
 そして、議員、御指摘の、「最近、職員に変化を感じた」と。これは、私とすれば、議員から、どのような変化を感じたか、お聞きしたいところでありますが、私に入ってくる町民からの声は、「非常に、最近、職員が生き生きとし、そして笑顔に満ち、優しさを感ずる」と、こういうお言葉を随所から承り、大変うれしく、今、議員の御指摘と何か重なるのではないかと、かように思っているところであります。
 先日、税をめぐる中学生の作文に、税の持つ役割についての小さな作文が提供され、この沼津税務署管内で最優秀賞に選ばれました。清水中学校の1年生の作文であります。その作文を私も幾度か拝読し、非常に税に対する感謝、優しさというものを感じました。その町内の表彰式の席上で、本当の強さとは優しさであると、優しさに支えられた強さこそこの時代を生き抜くものであるということをその表彰式の席上で述べさせていただき、翌日、校長先生との対話の中で、大変子供たちに励みのあるお言葉だと、清水町の行政について、教育の立場からも、清水町のありようについて子供たちに伝えていきたいと、こういうお言葉を受け、大変うれしく、私も、担当課長にそのことをすぐさまお伝えをしたところであります。
 そうした意味から、私は、最近の町職員への変化ということであるとすれば、新たなる決意の下に、あしたに向けて職員が輝いていると、かように理解をしているところであります。
 以上、よろしく御理解をお願い申し上げます。


◯議長(吉田 功君) 企画財政課長 石田君。


◯企画財政課長(石田尚志君) ただいま行政改革推進室についてという御質問でありましたけれども、町の行政改革につきましては、行政改革大綱等の達成、これが一番の基本として、先ほども町長の方が答弁いたしましたけれども、それの中心的な推進役というところを務めております。
 その中におきまして、行政改革推進本部、これは課長会を中心とした会でありますが、それとか若手を中心としたワーキンググループであるとか、またプロジェクト専門部会、こういうようなものも通じて進めております。
 それと、また外部の方を中心といたしました行政改革推進委員会、こちらへの諮問事項、その他の企画、立案、それから全体的な町の職員の意識改革等々、行政改革の一番の後押し役というような形で中心的に進めているものであります。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。10番 岩崎高雄君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) 町長は、私の質問の範疇以外で少しお話をしたいような気持ちはよくわかりますけども、質問だけに答えていただけばよろしいわけですから、今後ともよろしくお願いします。
 私が「変化」と言ったのは、いわゆる今までの流れと今回の流れの中で、確かに職員はそれなりの職責を負うという一つの自負心が出てきたでしょう。ですが、その自負心が出るあまり、町民との接し方について、一つの自信があるというようなことが先に出まして、行政用語での対応しか出てこないというようなことが危惧されるところでありますから、その辺は、本当に愛情を持った接し方をしていただければというのが真意であります。私は何もどうのこうの言うつもりはありませんけども、自信を持つがために変な冷たさを持ってもらってはいかんなということであります。よろしくお願いします。
 そして、町民は職員を選ぶことができないんですよ。町長の言うように、これで最重要課題から早く卒業されまして、新たな課題に向けて職員一丸となって邁進をしていただきたいと、このように希望するものであります。
 では、次に移ります。これは、大項目の道路・河川の現状を問うであります。
 現在、町では、町道3号線、都市計画道路名では西間門新谷線、町道5号線等々、整備を進めています。いわゆる生活道路、通学路の整備も当然そこで行っているわけですけども、今ここで、いわゆる町道として管理されている道路数、まずそれをお伺いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 平成19年4月現在における町が管理しております町道は、1級町道が6路線、2級町道が17路線、その他の町道が618路線あります。そのうち、供用開始されている町道は567路線となっております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。10番 岩崎高雄君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) さっきも言いましたけども、あまり行政用語にとらわれずに、よくわかる言葉で言ってもらいたいんですけども、1級、2級、その他という道路があるんですけど、この使い分けはどういうふうにされているか。


◯議長(吉田 功君) 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 1級、あるいは2級との使い分けについてでありますが、これは、昭和55年、当時の建設省の通知に基づき、幹線となる町道を選定し、その主要道、交通量、交通の性格等から、1級または2級町道に区分しております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。10番 岩崎高雄君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) 私がここから、町道というものの切り込みからいったのは、いわゆる町道という認定があれば、その補修とか、保管とか、維持管理は、当然、町のお金で行うということになりますわね。ところが、生活道路として使っている道路の中に、いわゆる私道というものも歴然としてあることは間違いありません。
 この私道は、一つの開発業者が行政主体の指導の中でつくったということも間違いないでしょうし、いろんな意味で、道路の経年劣化ということも出てくるだろうし、いろいろな、道路に損傷を起こすということが私道の中にも出てきますね。こういう中にありまして、その負担は、その私道に隣接している町民、そしてまた、その開発に携わった業者の下でその土地を買われて、新しく家を建てた人間、こういう方々が、時代とともに、開発業者の一つの存在もなくなってきたという中で、では、この私道は、その補修に至るときに、あるいはそれに準ずる工事をしなければならないというときに、当然、何人かの費用で賄わなければならないということが発生してきます。そして、まず最初に問題を抱えるのは、その区の区長さんであろうと思うんですよね。それで、区長さんは、そういう私道を何とかしてくれと、こういう要望をもとにしまして、その担当課に行くわけです。
 先ほどの話じゃないですけども、その担当課に行きますと、行政用語を並べられて、一つの対象外の道路であるから、それはあなたたちの方で何とかしてくれと、当然こういう意見が出てきます。そういう状況下にある中で、その私道を有する町民も、同じように税金を払っているわけです。そういう中で、私は、私道の新たなる見直しというものもここで必要ではないのかなと、こんな気持ちもします。そして、また区長さんは、いわゆる地元の住民と、そしてまた、町のはざまに入って、非常に腐心をしていると私は思うんですよ。
 そういう意味からも、この対応について当局の前向きなお言葉をいただきたいなと、こういうふうに思います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 私道についてでありますが、これら建築基準法上の位置指定道路や都市計画法の開発行為によりつくられた道路は、開発者が許可をとってつくった道路となっております。このような道路が私道で、所有者等が維持管理を行うこととなっており、多くは行き止まりで公道から公道に通り抜けていないため、町道の認定基準に適合しないことから、町道として認定ができずに私道のままとなっております。
 これらは、つくられてから、古いものでは何十年も経過しているものもあり、永遠に管理を関係者に続けさせることに問題がないとは言えず、何らかの解決策を模索する必要があるものと考えております。
 町道の認定当たっては、市町村道は都道府県道のように法定要件は特に定められておらず、国道、県道も含めた道路網の最小路線として、地元の住民の意思を十分に反映せしめて適宜認定できるものでありますが、その一方では、乱用してはならないものとなっております。
 このようなことから、今後、町道として認定する基準をどのように見直しができるか、調査、検討を行ってまいります。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。10番 岩崎高雄君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) 建設課長の方から今のような言葉が出ました。それについて、もう少し踏み込んだような形の中で、町長、もしお話しいただければよろしくお願いします。


◯議長(吉田 功君) 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 議員から、今の答弁に対するさらに突っ込んだ町長としての見解はどうかという御質問でありますが、基本的に、今、担当課長から御答弁いただきましたように、建築基準法に基づく一つの規定運用の中で、これから解決していかなければならない万やむを得ない事情があるとすれば、そこでまた担当課を含めて検討をさせていただきたいと、かように思います。
 私からは、それ以上の、今、現時点で答弁のできないことは、岩崎議員が熟知しているとおりであります。よろしくお願い申し上げます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。10番 岩崎高雄君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) 持ち上げられたり、落とされたり大変ですけど、ひとつよろしくお願いします。
 次に移りますけども、徳倉橋につきましてはいろいろ、重量制限というようなことでテレビで大々的に放映されまして、その対応につきましては、落ち着くところに落ち着くしかないなというような気持ちがありますけども、その落ち着くところというのは、補修、補強、架け替え、この3つの中でどの方向に進むかということでありますけども、今現在、行政の方で持ち合わせている一つのお考えがあれば、徳倉橋の今後についてお話をしていただきたいと思います。


◯議長(吉田 功君) 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) ただいま当町の道路に関する最重要課題は、私としては、徳倉橋の整備であると、かように認識をしているところであります。その徳倉橋問題が私にとって最重要課題であるという認識の背景について、私なりに3つの考え方を持っていることをここに御報告させていただき、また、議員の皆さんに御理解をいただけたらというふうに思います。
 1つでありますが、徳倉橋は狩野川によって二分された当町を結ぶ唯一の橋であり、この橋を通過する自動車通行量は、1日1万6,800台余と大変大きく、徳倉橋を中心に渋滞し、交通事故の多発原因ともなっております。
 そして、さらに1つ、徳倉橋は歩道橋も狭く、町立南小学校へ通学する児童と高校へ通学する自転車等々、住民が広く行き交う場所であり、事故の発生が心配されているところであります。
 さらに、その徳倉橋は昭和35年の築造であり、既に47年が経過し、老朽化も進み、橋台も耐震性が乏しいと言われていることから、有事の際には徳倉地区が孤立する恐れがあり、住民生活に多大な影響を及ぼしかねないと。
 そして、最後にもう一つ、徳倉橋は、本年8月から、床版の損傷により通過する自動車の重量制限が行われるようになり、町民が不安を感じているところから、県へその対策の検討をお願いしているところであります。
 以上、3つの視点に立って、損傷した床版の補強等、工事の内容によっては長期間が予定され、通行止めとなることも考えられますので、町民の安心・安全を確保するため、一日も早く徳倉橋の整備が実現できるよう取り組んでまいりたいと、かように思います。
 幸い、議会においても徳倉橋をめぐる特別委員会を設置していただきましたので、議会とともに、力を添えていただき、県にそのことの安心・安全の架橋としての実現を急いでいきたいと、かようにお願いをするところであります。
 一層の御理解を特にお願い申し上げて、答弁にかえさせていただきます。ありがとうございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。10番 岩崎高雄君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) いわゆる徳倉橋の要望が、県、そしてあと、この前台風9号であれだけの出水を見ました。そして、町で初めて避難勧告という一つの具体的な所作も出てきました。
 あと、国へ要望することは、いわゆる狩野川の、いわゆる今もってしているあの河川断面が、もう欠損して、1時間の雨量144ミリに対応できないということがそろそろ実証されはじめてくるのではないのかなと、そんな一つの動きの中で、狩野川沿川の、沿川というのは狩野川沿いということですけども、首長さん同士が、国に対する、いわゆる堤防の、一つの護岸の方法がいいのか、あるいはまた、出水が多くありますから、その水のはけ口をどこか1つほかのところへと持っていくという可能性もあるわけですけども、そんなことを含めまして、国に対する要望というものを町長が沿川の首長さんと一緒になって発信するようなところの中で、お気持ちはどうかということをお聞きいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 狩野川も大変危険な状態になったことは、台風9号の襲来によって、狩野川沿川の皆さんに大変御心配をおかけいたしました。
 要点のみ御答弁させていただきますが、河川の周辺自治体首長も何人かおりますし、関係大でありますので、私も、そのことについて呼びかけて今後の安心・安全の一助としていきたいと、御提言をいたく受け止めております。
 よろしくお願いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。10番 岩崎高雄君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) ここにきまして、先ほど町長も触れましたけども、議会の方でも、徳倉橋等ということで、特別委員会の設置を見ました。その中で、委員長を中心にしまして、多方面にわたる、徳倉橋以外にも、狩野川の一つのありようについて、いろいろな、活発な御意見が出ると思いますし、そしてまた、それを委員長が集約する形の中で議長に報告し、そして、その旨を行政当局に一つの議会の報告として出すということになるわけですけども、そういうことも含めまして、これから行政と一体となりまして諸問題についてはやっていこうという、議員諸氏、そういう覚悟でおりますので、よろしくお願いをいたしまして私の質問といたします。
 よろしくお願いします。


◯議長(吉田 功君) これをもちまして岩崎君の一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩いたします。
 再開を11時といたします。
                                午前10時45分休憩
                                ────────
                                午前10時59分再開


◯議長(吉田 功君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 次に、4番 鈴木勝一君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 生活道路の計画的な整備を」「2 狭隘道路の解消に向けて」。
 発言を許します。4番 鈴木勝一君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) ただいま議長より質問の許可をいただきましたので、さきに通告してあります事項について質問させていただきます。
 さきの定例会におきまして、私は、清水町のまちづくりについて、その入り口と申しますか、いささか初歩的なことではありましたが、幾つか質問させていただきました。その後、私自身の住まいの周辺、もしくは町の行事などで各地区へ出向いた際に、気にかかる点と申しましょうか、行政としての考え方を確認させていただきたいことがありましたので、引き続き町当局のまちづくりに対する姿勢を確認したいという趣旨で、細かな点もございますが、幾つかお尋ねさせていただきたいと思います。
 まず、1つ目の質問としまして、生活道路の計画的な整備をについてでありますが、私が申し上げるまでもなく、道づくりは、まちづくりの基本の一つであります。利用される住民にとって、安全で、かつ安心な、そして円滑な流れを確保し、生活環境の向上を図っていくことは、行政の責務の一つでもあります。
 近年、町道3号線をはじめとする幹線道路は、町内各所において整備され、また整備されつつありますが、生活道路の整備となりますと、いささか遅れていると感じるのは私だけでしょうか。
 御承知のとおり、生活道路は、通勤や通学、買い物、健康増進など、住民生活の日常生活と密接な関係にある施設であり、運搬や配送、営業等の経済活動、また救急や防犯、災害復旧など危機管理活動等々、さまざまな社会活動を支える基本的な社会資本であります。
 また、住民生活の基幹であります電気、ガス、上下水道、これらのライフラインも敷設されており、これらのものが破損、または被災した際には、生活機能が麻痺し、住民生活に多大な影響を及ぼすことは申すまでもありません。したがいまして、地域住民にとって当たり前にように存在する施設であり、住民生活の基本である生活道路の整備は計画的に進めていくことが肝要であると思います。
 そこでお伺いいたします。
 清水町における相対的な生活道路の整備方針と整備基準はどのようになっておりますでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 鈴木君の質問に対する答弁を求めます。建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 鈴木議員の御質問にお答えいたします。
 生活道路の整備方針と整備基準は、平成9年に、良好な道路環境の形成を図ることを目的に、町道の整備と改修を計画的かつ効率的に進めるため、清水町道路等検討委員会を設置して、町道の整備方針及び整備基準を策定しております。
 整備方針は、町道の企画を道路法に基づく道路法条例の区分による4種の都市部を基準とし、1、2級町道の幹線道路と一般町道の生活道路に区分して整備することとしております。
 整備基準としましては、1、2級町道は、車線数を2車線以上、幅員7.5メートル以上を原則としており、一般町道は、最小幅員を普通乗用車相互のすれ違いが可能なもの、あるいは消防活動等を考慮して、5メートルとしておりますが、交通量が極めて少なく、かつ地形の状況その他の特別の理由によりやむを得ない場合においては、4メートルとしております。
 また、歩道を設置する場合は、原則として歩道幅を2メートル以上としております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。4番 鈴木勝一君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) 現在行われております整備方針と整備基準については御答弁のとおりであるということであります。
 それらをもとにこれから道路整備計画を進められていくことと思いますが、今後における生活道路の整備計画はどのように考えておりますでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 道路交通網の整備につきましては、清水町第3次総合計画後期基本計画に基づき、都市計画道路西間門新谷線をはじめ町道5号線等の幹線道路の整備を進めております。
 また、生活道路は町民生活に密着した道路でありますので、安全性や快適性に配慮した人に優しい道づくりを目指し、幹線道路の整備にあわせ接続します交差点等の整備を進めるとともに、地元の要望を踏まえて、毎年、緊急性、必要性、事業効果等を考慮して拡幅等の整備を行っており、今後も順次整備を進めてまいります。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。4番 鈴木勝一君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) ただいまの答弁を完結に判断させていただきますと、生活道路の整備につきましては、幹線道路の整備、接続のための整備が必要な個所の対応と地域の要望を受け順次行っていくと、そういった解釈でよろしいでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 生活道路の整備に当たりましては、地元の地権者の了解、あるいは関係する皆様方の御理解がなければなかなか整備が進められるものではありません。そういった意味では、地元の要望を実現するために努力していきたいと考えております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。4番 鈴木勝一君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) その点につきましては、私なりには少し疑問もありますけれども、後で触れることといたしまして、次の質問に移らせていただきます。
 すべての道路というものは、今、課長から御答弁があったとおり、道路法に定める道路と建築基準法に定める道路とにより解釈がされ、それらの法解釈上、整合しない、むしろできない解釈があることから、多くの自治体において、まちづくりに過大な影響を及ぼしております。
 また、その弊害は自治体などが管理する災害路に多く、当町におきましても、将来のまちづくりにおいて、その影響が懸念されるところであります。
 いわゆる狭隘道路、もしくは幅員の狭い道は日照や風通しなどの障害となり、住環境の悪化を招くことのみならず、災害時における緊急車両の通行障害や避難経路の安全確保、また死角を利用した犯罪の危険性など、さまざまな問題を抱えております。
 これらのことから、私は、災害に強く住民に優しいまちづくりに向けて、その問題点を整理し、住環境や災害、防犯にも配慮した整備計画が必要だと考えます。
 そこでお伺いさせていただきます。
 清水町内における狭隘道路、もしくは幅員の狭い道、これはどのぐらいあるのでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 平成19年4月現在における清水町の道路台帳のデータによりますと、町道として認定している路線数は641路線あります。
 これらの町道で、一部の区間で最小幅員が4メートル未満の個所がある道路は、未供用の町道を除き、約480路線あります。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 4番 鈴木勝一君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) ただいまの答弁ですと、町道として認定されたものが641路線、4メートル未満の個所がある路線は、そのうち480路線あるということですね。
 それでは、引き続きまして伺いますが、これらの道路の法律上における内訳、これも道路法に定める道路と建築基準法に定める道路の2つの観点があろうかと思いますが、どのようになっているのでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 道路法においては、狭隘道路、いわゆる狭い生活道路も幹線道路もすべて道路法による道路であり、清水町道の路線認定変更または廃止に関する基準に当てはまるものが議会の議決を経て町道として認定されております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 鈴木議員の御質問にお答えいたします。
 建築基準法第42条第1項においては、幅員4メートル以上の道路につきまして、道路法の道路は1号道路、都市計画法、土地区画整理法等による道路は2号道路、建築基準法適用以前の道路は3号道路、道路法、都市計画法等の事業計画により2年以内に執行される予定のものとして特定行政庁が指定したものは4号道路、道路法、都市計画法等によらないで築造される道路で、特定行政庁から位置の指定を受けたものは5号道路に区分されております。
 また、法第42条第2項においては、幅員4メートル未満の道路につきまして、特定行政庁の規定により、道路の中心線から2メートルの区域が道路の境界線とみなされ、これを、いわゆる2項道路と呼んでおります。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。4番 鈴木勝一君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) ただいま建設課と都市計画課の双方より御答弁がございましたとおり、異なる解釈やとらえ方がございますが、それら道路を管理する上ではどのように管理されているのでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 町では、1級町道6路線、2級町道17路線、その他の町道の生活道路として618路線の、計641路線を管理しております。
 すべての町道は、道路台帳で路線ごとの調書や図面が整備されており、狭い生活道路も一般町道として管理を行い、毎年、道路台帳の更新を行うとともに、供用開始されている町道は道路パトロール等の実施を行うなど、道路の安全な利用が図られるよう維持管理に努めております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 4番 鈴木勝一君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) 道路管理者としての管理方法は理解いたしました。私も、管理者が道路台帳をもとに日常管理を行っていることは知っておりますが、先ほどからの答弁をいただいていることを総合しますと、生活道路とは、接道の必要性及び地域の要望を受け整備を行い、異なる解釈により道路整備や隣接建築物の指導を行い、台帳をもとに管理をされているということになりますが、標題にもあります生活道路の計画的な整備という観点から考えますと、とてもかけ離れているように感じられてなりません。
 これまでの政策について申し上げることはございませんが、計画的に物事を進める上で、狭隘道路及び幅員の狭い道路の台帳等を整備して、これからの生活道路整備の基本として活用していく必要があると思いますが、いかがでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 現在、4メートル未満で、現地調査により2項道路に該当するとしたものは、当該調査書類等を整理し、窓口に保管しております。
 また、平成19年の建築基準法施行令の改正に基づく指定道路台帳の整備を行うため、町では、すべての道路について、道路情報が建築確認申請の審査等を適切に行う上で必要不可欠な情報として、現在、建築基準法上の区分作業を行っているところであり、この結果につきましては、平成21年度までに図面や調書を整備し、平成22年度から一般の閲覧に供することになっております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。4番 鈴木勝一君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) これから台帳の整備をされるとのことですが、情報公開のための資料のみならず、ぜひ今後における計画的な生活道路の基本としても活用すべきだと指摘しておきます。
 生活道路の現状や整備について伺いましたが、もちろん当町も財政状況が厳しいという状況は私も認識しておりますが、それでも大局的に、道路整備については、状況を見極めながら、着実に進めていかなければ、また取り組んでいかなければならないと考えております。
 これから予測される大型行政の統制下における将来の整備促進を推測しましても、決して明るいものであるとは考えられません。広域的な見地から見ても、いわゆる幹線道路が優先されることはもっともなことではございますが、特に狭隘道路及び幅員の狭い道、これにつきましては、例えば、重点整備地区を設ける、もしくは整備路線を指定するなどというようなことを行い、ぜひとも町長の方針である「安全・安心のまちづくり」という観点から、その整備を計画的、段階的に進めていくべきだと強く指摘しておきます。
 次に、もう少し掘り下げまして、狭隘道路の解消という観点に立ち、行政による指導、助言ということについて幾つか伺いたいと思います。
 現在、清水町は、いわゆる建築主事というものを置いていないために、町内に「建築物」、また「ほか、工作物等」を建築する場合、特定行政庁の建築主事が最終的な確認事務を行っていることは私も十分に承知しております。
 さて、建築基準法によりますと、建築物の敷地は、原則として、幅員4メートル以上の道路に間口2メートル以上接していなければならないと定めております。しかしながら、わが町を含め古くからの市街地などには、幅が4メートルに満たない道路が数多く存在しております。そのため、建築基準法が適用される以前から存在し、それに沿って建築物が建ち並んでいたような道路で特定行政庁の指定を受けたものは、道路とみなすことになっております。
 このような道路を、先ほど都市計画課長も申し上げましたが、「42条2項道路」、あるいは単に「2項道路」、または「みなし道路」などと呼んでおります。これは建築基準法の道路とみなされ、建築物の建築が可能となるかわりに、道路の中心から2メートルの位置まで敷地を後退させる必要があり、これによって、将来的に4メートルの道路幅員を確保しようとするものであります。この敷地境界線の後退をセットバックと呼んでいます。
 道路の中心から2メートルの位置が敷地と道路との境界とみなされるため、セットバックした部分の土地は、たとえ個人の所有のままであっても、建ぺい率や容積率を算定する際の敷地部分には含まれず、また、セットバック部分に塀や門などを建てることはできません。よく植木鉢や植栽などを並べている光景を目にしますが、本来、それらのものは置いてはならない決まりになっております。
 そこでお伺いいたします。
 狭隘道路及び幅員の狭い道の解消という観点から、建築時におけるセットバックにかかわる指導、またはアドバイスは、現在どのように行われているでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 一般的に、建築確認申請を提出する前には、施主にかわる申請代理者が町に来場し、当該敷地における事前相談や調査を行っております。
 この中で、4メートル未満のセットバックが必要な道路に該当した場合には、セットバックが必要な旨の説明と、セットバック後の道路後退ぐいの設置協力をお願いしております。
 また、アドバイスといたしまして、セットバック後の用地における寄付、または売買等につきましては、道路管理者である建設課と協議を行うよう誘導しております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。4番 鈴木君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) 確認ですが、申請時に都市計画課にて各指導を行い、取り扱いについては建設課へ問い合わせるようにアドバイスをするということでよろしいでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) そのとおりでございます。


◯議長(吉田 功君) 4番 鈴木君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) わかりました。
 次に、過去5年間における建築確認の相談件数及び受付件数はどのぐらいあったのでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 建築確認申請の相談につきましては、用途地域、建ぺい率、容積率、日影、道路排水、都市計画法関係等の簡易的な相談を含め、概数として、1日平均3件程度、年間約700件と考えられます。
 建築確認申請受付件数は、民間検査機関に申請があったものを含めて、平成14年度162件、平成15年度227件、平成16年度234件、平成17年度190件、平成18年度240件であります。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。4番 鈴木勝一君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) 総数の方は、今、確認させていただきましたが、建築確認の受付件数のうち、町で受け付けした件数、これについてはどれぐらいあるか、お尋ねいたします。


◯議長(吉田 功君) 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 町で受け付けをした建築確認申請件数は、平成14年度80件、平成15年度42件、平成16年度49件、平成17年度12件、平成18年度6件であります。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 4番 鈴木勝一君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) 民間検査機関ができたことによって、直接町へ申請される方が減っていることとは思いましたが、平成14年度、50%近くあった申請件数が、昨年ではたったの2%となっているとは知りませんでした。職務内容等について伺いたいところでもありますが、次の機会として、質問を続けたいと思います。
 過去5年間におけるセットバックの指導件数及び協力件数はどのぐらいあるでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 指導件数につきましては、過去5年間の累計で99件であります。
 協力件数につきましては、建設課との協議により、有償による買収を行ったものは8件であります。また、道路後退用地として寄付をいただいたものは42件でありますが、セットバックに伴うものは、うち14件であります。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。4番 鈴木勝一君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) これも、その内訳で町の分というのはどのぐらいあるのでしょうか、お伺いいたします。


◯議長(吉田 功君) 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 指導件数のうち、町が受け付けをした建築確認申請にかかるものは19件であります。
 また、協力件数につきましては、有償による買収が2件、寄付は4件であります。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。4番 鈴木勝一君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) 99件の相談のうち、22件ということですね。協力件数が非常に少なく、内容にも疑問を抱かざるを得ません。本来、狭隘道路及び幅員の狭い道を解消すべく法により規制されている事項に対する指導であるわけですから、100%に近い対応が望ましいはずです。
 もう少し内容を伺わせていただきますが、町へ申請された分のセットバックに対するアドバイスは直接対応となるため簡潔ですが、民間機関への申請分に対するセットバックにかかわる指導、またはアドバイスはどのように行われているでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 建築確認申請が民間検査機関に提出された場合は、民間検査機関から確認審査報告書が町を経由して県沼津土木事務所へ提出されますので、その間において、セットバックが生じている物件については申請代理人へ連絡し、道路後退ぐいの設置等の協力をお願いしております。
 基本的には、各物件の申請代理者が事前調査や相談に来庁するため、その際に指導を行っております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。4番 鈴木勝一君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) それじゃあ、セットバックされた土地、道路後退用地ですけれども、その取り扱いはどうなっているでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 道路後退された土地は、町に寄付、または売買等が行われない場合は、基本的に個人管理の民地のままであります。
 また、分筆して町が取得した場合は、町道としての扱いとなります。なお、セットバック部分は、民地であっても、建築基準法における道路とみなされることから、建築物や塀等が建てられない敷地となります。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。4番 鈴木君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) 先ほどから何点か、指導及びアドバイスの方法、また、全体の数や協力数、取り扱いなどを伺ってまいりましたが、あまりにも整備に対する無責任さ、弱さを感じてなりませんが、近隣の御殿場市や三島市のような自治体に倣って、さらに一歩進んだ狭隘道路の拡幅整備にかかわる制度を導入するようなことは考えられませんでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 平成11年度に、建築基準法による道路後退義務の履行を確保することにより、居住環境の整備に寄与し、道路行政の推進を図ることを目的とした道路後退用地の取得に関する運用基準が制定されております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。4番 鈴木勝一君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) その基準のあいまいさが、結果として、先ほど質問した数値のとおり、効力の薄いものになっているのではないでしょうか。
 その基準の内容とは、一体どうなっているんでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 建築基準法第42条第2項により建築制限を受ける道路後退部分の土地は道路法が適用されませんので、町では、平成11年度から、居住環境の整備、道路行政の推進を図ることを目的に、この土地の所有者に、町道の道路敷としての提供をお願いし、協力が得られた場合にこの運用基準を適用し、取得しております。取得するに当たっての買収単価は、1平方メートル当たり2万2,750円で、分筆、所有権移転登記は町が行います。
 また、取得した土地は、道路として利用ができるよう簡易舗装を行い、ある程度連続して用地の取得が進んだ際には側溝の整備等も進めなければなりませんが、それまでの間におきましても、町道として管理を行ってまいります。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。4番 鈴木勝一君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) ただいまの答弁のように、「あわよくば連続して用地の取得が進んだら」などというようなやり方では、何の目的もなく、意識も、指導性もなく、これでは、個々の理由はあろうかと思いますが、本当に住民のための安心かつ安全な生活道路の整備とはほど遠いように思います。
 さきに申し上げましたとおり、さらに突っ込んだ何らかの対応策ができないか、私は講じていく必要があるかと思いますが、その点についていかがお考えでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 現在の運用基準につきましては、近隣市町の状況を踏まえ、見直しの必要性について検討するとともに、一層の活用を図ってまいります。
 また、建築基準法によるセットバックの円滑な道路用地への転換を図るため、今後、先進地の事例等を参考に、新たな手法について調査、研究に努めてまいります。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 4番 鈴木勝一君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) 新たな手法についての調査という御答弁でしたけれども、私も少し入手しました。これは建築主事のいる自治体ですけれども、建築主事がいなくてもできる、例えば、東京北区のように、この土地は地主さんから御提供をいただいたというプレートをもって地主さんの意思を尊重するような施策、また土浦市のように、確認申請の前に現地調査、これはセットバック等に限っての現地調査を必ず行っているという施策、また白河市、こちらの方は、必ず建物を建てて、セットバックに入る部分のときには、みなし道路の事前協議事項をいうものを取り交わして、最終的には、使用承諾書、同意書、契約書、宣誓書と、そこまで文書を交わしている、こういった先進的な施策もあります。
 ぜひ、この件につきましては、その後の動向を私も見守ってまいりますので、これからもよろしくお願いいます。
 これまでセットバックに関する事項を伺ってまいりましたが、私としては、随分手ぬるいと申しましょうか、あまり積極的に行っていないなという正直な思いがありますが、建築基準法が施行されてから40年近くなります。本来ならば、おおむねの既存宅地において建て替えや改修が進み、現在の状況は発生していないはずです。
 これまでの窓口における対応、話を進めてまいりましたが、窓口について指導、アドバイスを受ける対象は、ほとんどの場合、設計事務所や工務店などの建築主の代理の方です。これらの方々への慣例的な指導だけで本当にセットバックを意識づける指導となっているのでしょうか。仕事として建築を進めてしまえば、後はしょせん他人事という状況になりかねないと感じるのは私だけでしょうか。設計事務所や工務店などにとっては他人の財産に関することですので、それだけでは効果を望むことは難しいと思います。
 そういう考えも踏まえまして、幾つか提案させていただきたいと思います。
 まず初めに、建築確認の時点において、事前に協議を行うような制度的なものを導入する考えはないのでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 過去5年間の建築確認申請に対しまして、セットバックが生ずる割合は全体の約9%と少なく、また、平成19年6月20日の建築基準法の改正により建築確認申請の審査がより一層厳しくなったことから、民間検査機関への申請においても、4メートル未満の道路において、図面上、市町との協議記録の記載等の指示が行われており、申請代理人が事前調査や協議を行っております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 4番 鈴木勝一君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) 9%と。少ない、少なくないという議論はしていないんですけれども、少ないからどうこうという問題ではないと私は思います。申請代理人における事前調査や協議が必要となっているから大丈夫であるということで、まあいいでしょうけれども。
 次に、町独自でセットバックに関する中間検査を義務づけるような制度は導入できないでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 現在、建築基準法の改正により、戸建て住宅においても中間検査が実施されておりますが、町といたしましても、セットバックが必要な物件につきましては、申請のとおり行われるよう実施状況を確認してまいります。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 4番 鈴木勝一君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) そういう御答弁ですので、これは、今後動向を見守ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 次に、特定行政庁の建築主事による建築物の完成検査後に、一定期間を置いて町独自で事後検査のようなことを行う、こんなことはいかがでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 基本的に、セットバックのされた物件につきましては、民間検査機関から完了検査報告書が町に届いた後、現場調査を行っております。
 なお、セットバックがされていない場合や数年後に塀等を設置した場合につきましては、町では指導する権限がないことから、県沼津土木事務所へ連絡し、建築基準法に基づき、建築主事から、施主もしくは申請代理人へ指導、説明が行われることになります。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 4番 鈴木勝一君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) 町では指導する権限がないから建築主事に任せてあるとの答弁ですね。わかりました。
 次にいきます。
 今後、生活道路の拡幅整備への啓発努力をどのように行っていくのでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 建築にかかる相談におきましても、建築基準法におけるセットバックや道路拡幅の趣旨を十分に理解していただき、道路後退用地の取得に関する運用基準について周知を図っておりますが、今後におきましても、町のホームページや広報等を利用し、整備の必要性について啓発に努めてまいります。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 4番 鈴木勝一君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) さまざまな手法があることと思いますが、広く狭隘道路の解消へ意識が改善されるように策を講じてください。最初の質問から、生活道路の整備と狭隘道路及び幅員の狭い道路の解消につきまして話を進めてまいりましたが、2つの解釈がありながら、1つのものを計画し、管理しているという構図がはっきりとあらわれており、答弁も2つの課を行き来しております。これこそ窓口の複雑化と指導内容のあいまいさの原因となっており、事業主や代理人への的確な方向性を強く示せない原因となっているのはないでしょうか。
 このような事態を解消すべく、建築行政における道路担当と道路行政における道路担当を一本化した方が良いと思うのですが、いかがでしょうか。私は、その方が事務効率も良く、窓口の混乱も少なくなると考えますが、いかがでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 建築等における道路相談に際しまして、道路管理者とともに相談を受ける等、情報交換、相互の連携確保に努めているところでありますが、円滑な道路整備の観点から、より適切で効果的な手法について検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。4番 鈴木勝一君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) 今の課長の答弁はちょっとあれですけれども、一本化についても検討してまいりたいという考え方でよろしいでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) そのとおりでございます。


◯議長(吉田 功君) 4番 鈴木勝一君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) ぜひ、しっかりとした検討を期待しております。
 これまで生活道路の整備についてお話を進めてまいりましたが、最後に総括して、町長にお伺いさせていただきます。
 これまでの質問においては、まず大きな根底となっているのは、幹線道路では渋滞が慢性化をし、高齢者や子供たちが多く通行する生活道路においても多くの車が乗り入れている中、生活道路の整備は依然進まず、危険な状態になっているという現状があるからです。
 答弁では、多くの幅員の狭い個所があるにもかかわらず、解消は進まず、2カ所の担当窓口による解釈の違う指導が行われ、根本的には、県や建築主事の権限であるとのことです。私たちの町清水町は、県築主事や県がその地域の実情や生活実態を把握して、私たちへの的確な指導、誘導をしているのでしょうか。私は違うと思います。
 冒頭にも申しましたが、生活道路とは住民生活の根幹的な社会資本であり、町長の提唱されているようなさまざまな福祉施設、教育関連施設を利用するにも、まず、一番最初に利用する施設です。その基本的な施設の整備に対して何ら明確な計画を持っていないということが、本当にまちづくりを進めていく上でプラスになるのでしょうか。
 また、権限移譲の一環として、来年度からは、開発行為にかかわる権限移譲が県よりされます。生活道路における明確な計画を持たないような状況では、開発行為における計画的な指導が実現できるとは到底思えません。
 すべての行政サービスを円滑に提供し、町長の目指す「安心・安全なまちづくり」を実現する、これらのためには、建設行政とまちづくり行政が連携していく姿勢、これが必要であると思いますが、この点について町長はどのようにお考えでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 鈴木議員の御質問にお答えいたします。
 議員の御質問を要約いたしますと、現在のある姿からあるべき姿への対応はどうかという御質問と受け止めました。
 地域の生活道路において、狭隘道路、いわゆる狭い道路は、車のすれ違いが困難で、火災や緊急時などの緊急車両の通行に支障が来たすことが想定されます。そうしたことから、交通安全対策や災害防止の面からも改善が必要であると、かように認識をしております。しかし、狭隘道路、いわゆる狭い道路の拡幅をするまでには、これまでの議員の御質問のやり取りの中で御承知のとおり、地域住民の御理解と御協力をいただくことが不可欠であります。
 町といたしましても、道路後退部分の円滑な取得を図っているところでありますが、用地確保の問題や、さらに財政的な制約などから、現時点では拡幅整備には至っていないところもたくさんあります。
 今後とも狭隘道路の解消に向け、既存制度の活用にとどまらず、新たな考え、新たな方法の研究に努め、安全と安心のまちづくりの観点から、地域住民の暮らしに密着した生活道路として計画的な整備を図るとともに、まちづくりの基本として、安全、安心な旨を掲げ、歩行者優先の考え方に立った安全で快適な道路の整備を行い、魅力あるまちづくりに邁進していきたいと、かように思っているところであります。
 ぜひ御理解いただきながら、さらに、町としても、関係所有者、町民に一層の啓発を図っていくと、かように存じております。よろしくお願い申し上げます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。4番 鈴木君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) これまで質問をたくさん重ねてまいりましたけれども、やはり言わんとしているところは、先ほど来言っているような、県の指導、建築主事への指導、そういうところから、「法律上こうなっているからどきなさい」「法規上こうだからやりなさい」と、そういうことでなく、町長に最後にお聞きしたのは、どういうビジョンがあるからどかなければいけないのか、どういう危険性があるから、どういうまちづくりをしたいから道路を確保したいのか、本来、そういう部分を明確にしていくことによって、多くの町民の賛同、もちろん町民皆さんの意識が必要です、必要ですけれども、それによって皆様に公共の福祉が最大限享受される、そういった目的意識を、町は、まちづくりとして示していっていただきたい、そういう思いから、この狭隘道路、幅員の狭い道の解消という細かな点をきっかけに質問を今回させていただきました。
 私も、先輩議員や同僚議員同様、真に直面する10年、20年後、あるいは50年後の清水町の姿を想像し、意見を述べさせていただいたつもりです。都市計画とは、企画に次ぐ、あるいは企画と同等の重要性がある町政の根幹政策であると私は確信しております。
 この件に関しましてはこれからも継続して質問を重ねさせていただきますが、きょうは以上をもちまして質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。


◯議長(吉田 功君) これをもちまして鈴木君の一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩いたします。
 再開を午後1時といたします。
                                午前11時42分休憩
                                ────────
                                午後00時59分再開


◯議長(吉田 功君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 ここで、16番 森野善広君から、所用により会議を退席する旨の申し出がありました。
 それでは、6番 佐野俊光君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 財政調整基金の運用の考え方は」「2 教育環境の充実への取り組みは」。
 発言を許します。6番 佐野俊光君。
              (6番 佐野俊光君登壇)


◯6番(佐野俊光君) それでは、議長の許可を得ましたので、さきに通告をしてあります2点、財政調整基金の運用の考え方は、そして、教育環境の充実への取り組みはにつきまして、それぞれ質問をさせていただきます。
 私は、つい半年前まではごく普通の一町民でありましたが、清水町の行く末を憂い、また、このような私に、清水町の未来のために働けと言ってくださった支援者の皆様や多くの町民の皆様に支えられ、栄誉ある清水町議会議員に当選をさせていただきました以上は、微力ではありますが、清水町政発展のために精進する所存でございます。
 また、本日はこうして初登壇させていただくわけでありますが、何分にも不慣れでございますので、どうかよろしくお願いを申し上げます。
 それでは、1項目めの、財政調整基金の運用の考え方はについてお伺いいたします。
 今、地方自治体の財政状況は、わが町清水町を含め、長期に及ぶ景気の低迷による町税の減収、三位一体改革による地方交付税の減収により、極めて厳しい財政運営を強いられていることは、もはや言い尽くされており、今さら私が申し述べるまでもありませんが、多くの自治体では、それらの財源不足を補うために、町債の発行や財政調整基金を取り崩して急場をしのいでいるのが実態ではないでしょうか。
 現在の清水町は、結果として合併への道が進んでいない状況下の中で、単独の自治体として生き残っていくためには、まず町債の発行の抑制や財政調整基金の計画的な増額などを基本とし、健全な財政運営を図っていかなければなりません。
 そこで、今回は、この財政調整基金の考え方につきまして幾つかお尋ねをいたします。
 山本町長は、最小経費で最大の効果が得られるよう、さらに行財政改革に積極的に取り組み、進められていくと期待しておりますが、不要な経費は削減し、財源確保という側面からも、できる限り努力をする必要があることは言うまでもありません。しかし、私が議員になる前に、一町民として町政を見てきたわけでありますが、一つの政策判断等により、無駄な経費を強いられたことがあると考えております。
 先般、山本町長は、ごみ・し尿の問題解決に向けて、沼津市に対し、できない約束をしてしまったことに対する謝罪をし、沼津市長並びに沼津市議会の皆様に寛大なる御理解をいただき、あらためて再委託の道筋ができたことは、町民の皆様にも明るい話題になったことと思います。
 また、議員の一人として、関係各位に感謝を申し上げる次第であります。同時に、清水町の窮状を理解していただきました三島市、函南町にも感謝を申し上げる次第であります。
 しかし、今回の一連の流れの中で、町民の何ら責任のないところで、平成17年度、平成18年度の2回にわたり、財政調整基金の中から、プラント改修工事負担金8,000万円余りを、また、し尿処理施設の適地調査費として80万円余りを拠出しなければならない状況になってしまったことは、非常に残念なことと思っておるところであります。
 それでは、あらためて具体的な質問に移らせていただきますが、まず、将来に向けた財政調整基金への取り組みについての考え方について、また、平成17年度の残高は約5億4,500万円、平成18年度末の残高は約11億1,600万円と104.8%の伸び率となっておりますが、過去の通常年度より高い伸び率になったその背景について、また、平成19年度末の残高見込額は幾らになるか、それぞれについてお尋ねをいたします。


◯議長(吉田 功君) 佐野君の質問に対する答弁を求めます。町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 佐野議員の御質問にお答えをいたします。
 佐野議員の御質問は、財政調整基金の重要性についての御質問であります。私は、財政調整基金は、地方自治法に基づき、予期せぬ収入の減少や、また不測の支出に備えて積み立てておくものであることは、既に議員各位の御承知のとおりであると、かように認識をしております。
 地方自治体を取り巻く環境は、ただいま議員、御指摘のように、地方分権の推進や少子高齢化の進展、住民ニーズの多様化などに対応するため、今後ますます厳しくなることが予想されます。
 町といたしましても、これから先、耐震性が不足している公共の施設や社会基盤の整備など取り組まなければならない大規模な事業を抱えており、これから対応するためには、財政調整基金の充実を図っていかなければならないというふうに強く認識をしているところであります。
 今後、緊急性の高い事業を中心に実施していく中で、一時的な取り崩しによる減額が生ずることも予想されますが、各種財政指標に留意しながら、あくまでも健全な財政が確保できるよう、バランスのとれた財政運営に努めてまいる所存であります。
 詳細については、担当課から御報告、御答弁をさせていただきますが、今、御質問の中にありました、厳しい行政の昨今、かつて無駄な支出があったのではないかという御指摘については、当時の議会でも議論百出する中で、それなりの経過を経て拠出に至ったものであります。
 しかしながら、そうしたことを反面教師として、今後そうした無駄の生じないように、事あるたびに議会に御相談をしながら健全な支出に心がけていくというのが、これからの私の町政に対する責務であり、基本であると承知しております。よろしく御理解と御支持をお願い申し上げます。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 企画財政課長 石田君。


◯企画財政課長(石田尚志君) 佐野議員の御質問にお答えいたします。
 わが町の財政調整基金におきましては、平成12年度末には14億円強の残高がございましたが、その後の沼津市衛生プラント建設負担金や清水南幼稚園の改築事業、国民体育大会の会場の整備事業など大規模な事業を実施する中で、平成17年度末には5億4,000万円強までに減少いたしております。
 しかし、その後、将来的な財政需要に備えまして財政基盤の体力強化を図らなければならないということから、平成18年度からは大規模な事業の実施を控えるとともに、行政改革に伴う人件費の抑制や各種事業の精査をはじめ町有地の売り払い等財源の確保などに努めた結果、平成18年度末の残高は11億1,600万円余と、前年度比104.8%の増額となったものであります。
 なお、平成19年度末におきましては、12億8,400万円余となる見込みであります。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。6番 佐野俊光君。
              (6番 佐野俊光君登壇)


◯6番(佐野俊光君) ただいま町長より、これから対応しなければならない事業に向けて財政調整基金の充実を図っていくということでございました。また、もろもろの対策を講じて、確かに、平成17年度末には5億4,500万円であった財政調整基金は翌年度には倍増し、また、平成19年度残高は12億8,400万円になるという見込みでありますが、財政調整基金の町長としての考え方、また平成19年度の残高等につきましては、おおむね了解をいたしました。
 次に、この基金管理については、現状、どのような運用を図られているのか、お尋ねをいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。出納室長 奥村君。


◯出納室長(奥村誠司君) 佐野議員の御質問にお答えいたします。
 財政調整基金につきましては、清水町資金管理運用基準に基づき、預金が全額保護される決済用預金、借入金との相殺を基本とする短期の定期預金及び普通預金により運用を図っておりますが、現状では、起債の償還金等により一時的に歳計現金が不足することもあり、この場合には、財政調整基金から一時的に振り替え対応しております。
 なお、11月末現在の預金額の内訳は、決済用預金が5億7,600万円余、定期預金が5億2,800万円余、普通預金が1,100万円余となっております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。6番 佐野俊光君。
              (6番 佐野俊光君登壇)


◯6番(佐野俊光君) ただいまの出納室長からの回答によりますと、平成17年度末の基金残高がそのまま定期預金に入っており、それ以降の基金が、そのまま運用する決済用預金として運用管理をされていると私は解釈をいたします。私からしますと、今の基金運用は、決して有効とは思えないところであります。
 過日、11月9日の静岡新聞に、県の基金運用益に関する記事が掲載をされておりました。ごらんになられた方も多いかと思いますが、その記事によると、県は外部の支払いに必要な現金を確保した上で、可能な範囲の基金を運用し、その収益を自主財源に充てているとのことでありました。平成19年度の運用益は30億円を突破する見通しであり、これは平成18年度の1.6倍にもなり、県税で申しますと、ゴルフ場利用税に匹敵する自主財源になるとのことでありました。
 財政規模は違うというものの、昨年の日銀ゼロ金利解除により、預金金利も昨年に比べて上昇しております。自主財源の確保という観点から、財政調整基金のように必要な時期まで確保しなければならない財源調整的な基金は積極的に運用を図るべきと考えますが、当局のお考えをお聞かせ願いたいと思います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。出納室長 奥村君。


◯出納室長(奥村誠司君) 基金の管理は、ペイオフの解禁や日銀のゼロ金利政策等を受け、当町では安全確実な運用を第一に行ってきたところでございます。
 しかしながら、議員、御指摘の、静岡県出納局の運用の例や日銀のゼロ金利政策解除に加え、金利の上昇機運を勘案し、現在行っている基金運用にとどまらず、たとえ1カ月未満の短期運用についても、きめ細かな運用ができるよう効率的な運用を行っている先進自治体の手法を調査、研究し、自主財源の確保に努めてまいります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。6番 佐野俊光君。
              (6番 佐野俊光君登壇)


◯6番(佐野俊光君) ただいま当局より、財政調整基金の運用については、あらためて調査、研究、努力をしていただけるという回答でございました。
 これからの時代背景をかんがみますと、地方自治体が生き残っていくためには、あらゆる方面に英知を絞って対応していかなければならない時代背景になっていると思います。財政を預かる職責において、自助努力をしていただき、町民のために、自主財源確保に向けてさらなる努力をしていただくことを期待いたしまして、次の質問に移らせていただきます。
 それでは、標題2の、教育環境の充実への取り組みについてお尋ねをいたします。
 平成18年度清水町歳入歳出決算及び基金運用状況審査意見書の結びの文中に、「東海地震発生の切迫性が指摘されている本町においては、建物の耐震率向上を図る必要がある。町の公共建物のうち、町公民館、清水幼稚園、中央保育所、南保育所、町体育館は耐震性が劣る建物と判定されている。公共建築物については、災害時には避難場所等として活用されるものであり、平常時の利用者の安全の確保だけでなく、災害時の拠点として耐震化に早急に取り組むべきである。厳しい財政状況の中ではあるが、公共建物の建て替えなどにより、計画的に、かつ重点的に耐震化の促進に取り組むべきである」という提言がなされておりました。
 まさに私も同じ思いでありまして、第3次清水町総合計画の5つの基本目標の1つ目に安全と安心を実感できるまちづくりを挙げているには、豊かな暮らしの基礎となる安全と安心を実感できなくては町の将来都市像として挙げている「豊かさを実感できる生活都市・清水町」はあり得ないという行政の強い思いを感じた町民の一人であります。その考えは現在も変わっておりません。
 中央保育所と南保育所が平成14年度に、清水幼稚園が平成17年度に、おのおの耐震診断が実施されたと伺っております。特に次世代を担う子供たちが、すこやかに、そして生き生きと育つ環境となるべき施設であることを考えますと、耐震診断だけではなく、その後の行動が大切であると私は思います。
 過日、南保育所については、その取り組みを全員協議会の中で説明がありましたが、耐震基準を満たしていない南保育所、中央保育所、また、清水幼稚園の耐震補強に対する計画を含め、その整備に向けた進捗状況はどうなっているかについてお尋ねをいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 佐野議員に御指摘をいただきました保育所、幼稚園につきましては、老朽化が進んでおり、改築に向けた準備を考えているところであります。
 そこで、南保育所につきましては、昭和49年竣工の建物であり、今般アスベストの規制基準が強化されたことに伴い、屋根裏材に含まれているアスベストが規制対象となりましたので、早急に建て替えをすべく、現在、候補地を絞り、地権者と用地交渉中であります。
 一方、また、中央保育所と清水幼稚園につきましては、幼保一元化の考えの下、認定こども園も視野に入れ、現在、町の行政改革委員会で今後の幼稚園並びに保育所のあり方について御審議をいただいておりますので、その答申も参考にしながら、今後の整備を行っていく方針で検討をしてまいります。よろしく御理解をお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。
 よろしくお願いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。6番 佐野俊光君。
              (6番 佐野俊光君登壇)


◯6番(佐野俊光君) ただいま町長より、中央保育所と清水幼稚園については、認定こども園も視野に入れて、町の行政改革推進委員会に審議をゆだね、また審議されているということでございますが、それではここで、担当課として、行政改革推進委員会に諮問をしている具体的な内容はどのようなものであるか、また、いつごろ答申が出されるのかについてお尋ねをいたします。


◯議長(吉田 功君) こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 佐野議員の御質問にお答えをいたします。
 行政改革推進委員会では、慢性的に定員に満たない幼稚園の運営のあり方をはじめ老朽化が著しい幼稚園、保育所の現状を勘案し、適正配置を含めた通園区域、民営化等、住民ニーズに合った運営のあり方について、幼保を一元化した認定こども園なども調査、研究の対象として、現在、審議をしていただいているところでございます。
 また、答申される時期についてでございますけれども、来年2月までに答申をいただく予定でございます。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。6番 佐野俊光君。
              (6番 佐野俊光君登壇)


◯6番(佐野俊光君) 来年早々に行政改革推進委員会より答申が出されるということですが、少子化を迎えている現在、また多様化している社会環境を考えますと、今後の幼稚園、保育所のあり方については、あらゆる角度から検討、検証を重ねていかなければならないと思っておりましたが、私の危惧しておりました内容も当局の諮問の中に含まれておりますので、行政改革推進委員会の答申をもとに、子供たちが安心して、またすこやかに学べる環境整備について、可能な限り早い時期にその方針を打ち出していただけるものと確信をいたしまして、次の質問に移らせていただきます。
 それでは、次に、特に老朽化が目につく町体育館、清水中学校プールの今後における補修等についてでありますが、体育館は利用頻度も高く、また、体育館の性質上、館内には一度に多くの利用者が集います。このような施設に対し、当局として、今後どのような対応を図られるのか、考えをお聞かせいただきたいと思います。
 また、築後30年がたち、老朽化が目立ちます清水中学校プールについてでありますが、利用者及びその関係者より補修等の要望も出ていると聞いておりますが、当局としてどのような計画があるか、あわせてお尋ねをいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。教育長 渡邉君。
             (教育長 渡邉 智君登壇)


◯教育長(渡邉 智君) 佐野議員の御質問にお答えをいたします。
 初めに、町体育館についてでありますが、町体育館は昭和51年に建設をいたしたものでございまして、ことしで31年を経過しております。設備等老朽化も大変激しくなっている実情にあります。さらに、平成11年に実施いたしました耐震診断結果によりますと、耐震性が劣り、全面的な補強が必要であると診断されておりますので、町といたしましても、後期基本計画の事業に取り入れ、できるだけ早い時期に耐震補強工事及び設備の改修をしてまいりたいというふうに考えております。
 次に、清水中学校のプールの御質問でございますが、昭和53年に設置して、おおよそ30年が経過をしております。プールは、老朽化に伴い、色あせて汚れているように感じられる部分もあるわけでございます。現在は、清掃を丁寧に行ったり、あるいは水の入れ替えを頻繁に行ったり、あるいはろ過機の交換等を実施して、安全管理に配慮しているところでございます。
 今後も、必要な補修を実施しながらこのプールを使用してまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いをいたします。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。6番 佐野俊光君。
              (6番 佐野俊光君登壇)


◯6番(佐野俊光君) ただいまの教育長の答弁、よくある行政の、常套手段といいましょうか、いろんな意味で考えられるような御回答をいただいたと、このように思います。
 私は、先ほど町長も先輩議員の質問に答えておられましたが、この件につきましては、やはりいい意味でとらえさせていただきまして、設備の改修を含めながら、耐震工事を含めながら、早い時期に実施をされるものと、こう今の答弁から、勝手ながら解釈をさせていただけましたらと、こういうふうに思っております。
 また、清水中学校のプールについてでありますが、これまた、必要に応じて補修を行っていくということでございますが、子供を育てるには、知、徳、体のバランスが大切なことは、教育長、よくご存じのことと思います。
 言うまでもありませんが、特に水泳は体に負担をかけないでできる全身運動でございますので、その施設としては重要な位置づけを成すと、このように思っております。管理、経営も大変かと思いますけれども、清水町が誇れる子供の育成のために、利用しやすい環境整備に向けて頑張っていただければと、このように思います。
 それでは、次の質問に移らせていただきます。
 私が今住んでおります伏見新田は、私どもが居を構えたころ、もう四十数年たちましたが、当時は戸数も少なく、田畑に囲まれての環境でありました。清水町の人口の増加と比例し、今や、まさに住宅街と、私的生活環境も大きく変わっております。若い年代の世帯も多く、幼稚園生、小学生、また中学生のいる家庭が多く見られ、同時に、当地区は小学校、中学校への通学は遠距離通学を余儀なくされているところでありますが、それでも、子供たちは朝早くから元気よく通学をしており、特に小学校低学年の子供たちについては、朝6時半前には自宅を出るということであります。
 私の調べでは、小学生が170名、中学生が70名近い子供たちは、平成15年10月に供用が開始されました伏見柿田線の歩道を利用して、宝池寺前の信号機のない交通量の多い旧道を横断して通学をしております。朝7時ごろより、子供会、またボランティアの方々の御協力をいただき、朝の通学の対応はされておりますが、帰宅時については、安全の保障がなされていないのが現実であります。遠距離通学をしている子を持つ親として、せめて通学路の安全確保を願うのは共通の思いであろうと思います。
 信号機設置について署名、嘆願も出されておりますが、当地先における信号機設置について、当局としてどのような対応を図られているのか、また、どのような考えでおられるのか、お尋ねをいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。地域振興課長 久保田君。


◯地域振興課長(久保田峰義君) 佐野議員の御質問にお答えをいたします。
 議員、御指摘の交差点につきましては、供用開始に当たり、静岡県公安委員会、沼津警察署と信号機設置についての協議をいたしましたが、現場が変則の交差点であり、さらに、当該交差点が、国道1号八幡交差点や、同じく国道1号八幡東交差点に近く交差点間の距離が短いことから、交通渋滞を引き起こす恐れがあることなどによりまして、信号機の設置が難しいとされております。
 しかしながら、当該交差点は、小学生、中学生の通学路として240人余の子供たちが毎日利用する場所であり、伏見区の皆様も、区の公民館利用時には横断しなければならない交差点でもあります。
 このような状況下で、横断歩行者の安全確保のため信号機の設置は必要であるというふうに考えておりますので、例えば、歩行者用押しボタン式の信号機の設置について、こういったものを県の公安委員会へ申請をしてまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。6番 佐野俊光君。
              (6番 佐野俊光君登壇)


◯6番(佐野俊光君) ただいま当局より、歩行者用押しボタン式の信号機設置に向けて、県公安委員会へ申請の検討をしていただけるとのことでございます。
 当地先の横断歩道は、子供のみならず、地元の方々、また多くの町民の方々が利用しております。事故があってからでは遅い、そんな思いの中で、私も議員の一人として側面から努力をしてまいりたいと、このように思っておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
 以上をもちまして通告をいたしました質問を終わりますが、先ほど申し上げました決算意見書の中に、「町民が真に望んでいる施設を実現させていくためには、長期的な展望に立脚して健全な財政構造を構築する必要がある」と記されておりました。私も同じ思いの中で今回の質問をさせていただいたわけでありますが、これからの地方自治体がさらに厳しい環境に置かれていく時代背景の中で、山本町長の下に、さらに行財政改革が進められ、わが町清水町のこれからの事業が計画的に推進されますことを期待し、私の質問を終わらせていただきます。


◯議長(吉田 功君) これをもちまして佐野君の一般質問を終わります。
 それでは、次に、3番 原 久一君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 活力あるまちづくりと広域連携事業について」「2 狩野川流域の水防対策について」。
 発言を許します。3番 原 久一君。
              (3番 原 久一君登壇)


◯3番(原 久一君) 皆さん、こんにちは。私も、新人議員として今回が初めての質問でもございますし、本日最後の質問ということになりました。ぜひよろしく御協議のほどをお願いしたいと思います。
 それでは、議長のお許しを得ましたので、さきに通告してございます、活力あるまちづくりと広域連携事業について、狩野川流域の水防対策について、この2点について質問をいたします。
 初めに、活力あるまちづくりと広域連携事業についてでありますが、活力ある町をつくっていくには、各地区の魅力をまとめ、連携によることによって、一つの町や市だけではなく、地域全体の発展につながる施策を考えていかなければならないと思っております。それには地域の持つ資源を最大限に活用することが重要であり、現在ある資源に付加価値を加え、さらに価値あるものにすることが有効ではないかと考えております。
 その中において、清水町の抱える最大の資源は柿田川であり、また、県東部の一大商業ゾーンになりつつある柿田川公園周辺の北部地域ではないでしょうか。そこで、柿田川の付加価値を高める有効な手段となる世界遺産への登録と東部の広域連携によるコンベンションビューローの考え方についてお聞きしたいと思います。
 まず、柿田川を含む富士山周辺地域を中心に進められている富士山世界文化遺産登録に向けた当町の活動内容と進捗状況についてでありますが、一例として、北海道の知床は自然遺産であり、登録されるまでにはさまざまな活動を行ってきた経緯もあります。その中には多くの問題もあったようです。現在、町や県では、柿田川を含む富士山の世界文化遺産登録を目指しているわけでありますが、これまでの町や県の活動状況、またその進捗状況をまず伺わせていただきます。


◯議長(吉田 功君) 原君の質問に対する答弁を求めます。町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 活力あるまちづくりと広域連携の中での柿田川を含む富士山周辺地域に進められている富士山の世界文化遺産登録等についての御質問でありますが、お答えをさせていただきます。
 静岡県では、富士山の豊かな文化や自然、美しい景観等を人類共通の財産として後世に継承していくため、山梨県や周辺市町村、さらには民間団体等との連携を図りながら、富士山の世界文化遺産登録を目指して活動をしているところであります。
 当町といたしましても、柿田川が、富士山の文化的な価値を示す資産として重要な構成要素であり、柿田川の水と緑を守り、自然保護の大切さを国の内外に発信する大きなチャンスであると期待をしていることから、柿田川を構成資産とする富士山の世界文化遺産登録を目指す活動に参加をしているところであり、今後、登録に向けて県等々と連携を深めてまいりたいと、かように考えております。
 具体的なその進捗状況については、担当課から御説明、御答弁をさせていただきますが、こうしたことが、原議員がよく力を入れていただいております観光行政との大きな力がつけられるのではないかということも含めて、私たちもこの事業に登録、参加をしているところであります。
 よろしく御理解をお願い申し上げます。


◯議長(吉田 功君) 企画財政課長 石田君。


◯企画財政課長(石田尚志君) 原議員の御質問にお答えいたします。
 富士山の世界文化遺産登録への取り組み状況についてでありますが、昨年11月10日、静岡、山梨両県によりまして、富士山が世界文化遺産としての価値を持つことをまとめた暫定リスト素案が文化庁に提出されております。
 その後、ことしに入りまして、1月23日には、文化庁においてユネスコに提出する国の世界遺産暫定リスト追加資産候補に選定され、6月27日には、ユネスコにおいて、世界文化遺産候補として暫定リストに登載されております。
 今後は、国がユネスコに提出する世界遺産推薦書の素案を県と市町村が作成することとなります。現在、県及び富士山周辺の7市4町で構成する静岡県世界文化遺産登録推進協議会並びに静岡、山梨両県及び両県関係市町村で構成する富士山世界文化遺産登録推進両県合同会議において登録に向けた活動を行っておりまして、各市町村においても、登録要件の整備に向けた作業を進めているところであります。
 町では、各種調査、研究を進めるとともに、本年5月に、柿田川周辺の地権者及び自然保護団体等に対しまして、柿田川を構成資産とする富士山の世界文化遺産登録に向けた作業を進めていく旨の説明を行いました。
 なお、柿田川が世界文化遺産の構成資産となるためには国の文化財に指定されることが必要となりますので、現在、文化財の指定に向けた作業を進めているところであります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。3番 原 久一君。
              (3番 原 久一君登壇)


◯3番(原 久一君) ただいまの答弁で、町や県の活動状況、進捗状況についてよくわかりましたので次の質問に移りますが、課長の答弁の中にも、国の文化財に指定されることが必要であるとされておりますが、文化財の指定には何らかの法的な制約があると思います。また、それについての精査はされているのか、また、文化財指定に向けた進捗状況はどのようになっているのかをお伺いしたいと思います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) 原議員の御質問にお答えいたします。
 柿田川が国指定文化財になった場合、文化財保護法に定める現状変更の許可制といった制限が発生するほか、指定文化財を保護する上で必要となる緩衝地帯であるバッファゾーンにつきましても、町で新たに条例を整備し、保護に努める必要があります。バッファゾーンにかかる制限につきましては、関係者との話し合いの下、柔軟な対応をする必要があるため、今後、十分に検討してまいります。
 なお、明後日、文化庁及び県の担当者が、名勝の価値判断のために現地視察を行う予定であり、今後この結果をもとに文化財の種類、文化財指定範囲について、町と国、県との協議を開始することになります。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。3番 原君。
              (3番 原 久一君登壇)


◯3番(原 久一君) ただいまの答弁ですと、文化財の登録にはさまざまな要件や規制もあるということであります。また、文化財の種類や範囲についてこれから協議していくというようなことですが、富士山が世界遺産となるための構成要素としてはどのようなものがあるのか、お聞きします。また、周辺市町における例があれば、あわせてお聞かせ願いたいと思います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) お答えいたします。
 構成要素の種類は自然系と人文系に分けられ、自然系では溶岩関係と湧水、人文系では自然崇拝、浅間信仰、修験道、富士講、展望地、富士山すそ野の土地利用があります。また、柿田川と同じ湧水関係としては、富士宮市の白糸の滝、湧玉池、三島市の小浜池があります。
 なお、湧水関係の資産の中で、柿田川以外のものにつきましては、既に国指定文化財登録をされております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。3番 原 君。
              (3番 原 久一君登壇)


◯3番(原 久一君) 知床世界遺産登録の取り組みについても、平成6年に知床国立公園30周年を機に、羅臼、斜里町の2町によって世界遺産登録への取り組みを検討し始めて、11年の歳月を経て、平成17年7月にユネスコの第29回世界遺産委員会、知床の世界遺産一覧表への記載が正式にされております。
 その11年間に、国への要望書の作成、国立公園内外整備実施、計画検討会の設立、関係機関、団体による知床世界遺産候補地地域連絡会議設立、国際自然保護連合からの書簡、日本政府からの国際自然保護連合への回答等、このように膨大な作業があるわけであります。
 これまでの答弁をお聞きしてまいりますと、清水町においても相当多くの労力と予算が必要になってくるのではないかと想像されるわけですが、柿田川の文化財指定は、あくまでも富士山の世界遺産登録のための手段でありますから、町だけですべてを受け持つのではなく、広域での連携が必要であると思います。
 特に大きな財政的な負担が出てきた場合には、最も富士山の世界遺産登録に熱心な県の協力なしでは町民の理解を得ることは難しいものではないでしょうか。町としても、国、県、関係団体それぞれの立場で、足並みをそろえて登録活動を行い、近隣市町との連携をとり、財政的なことも配慮し、県の支援を受けて取り組み、東部地域の幕あけにふさわしい、柿田川の水資源を先人の人たちから次世代に伝承できるよう、少しでも早く実現できるよう指摘して次の質問に移りたいと思います。
 さて、県では平成14年4月に、「富国有徳 創知協働」の魅力ある地域づくりを基本理念として、総合計画魅力ある“しずおか”2010年戦略プランを発表しております。その基本目標の中では、具体的な将来像として、環境、安心・安全、産業、交流、人づくり、文化、スポーツと7つの生活領域別に施策の基本方向が打ち出されて、策定されてからことしで、はや5年になります。
 後期の、特に平成17年度については、基本理念を実践につなげるための県政運営のスローガンとして、「創知協働」を掲げております。この「創知協働」とは、新たな知識産業創出、集積を図るとともに、静岡県に暮らす一人ひとりが、3つの知、生まれながらの生得知、若さのひらめき知、高齢者の年輪知を磨き、助け合い、連携して目標を目指そうというものであります。
 そうした中、県東部は、富士山、箱根、伊豆、駿河湾というすばらしい自然環境が取り巻く恵まれた地域に位置しております。また、富士山静岡空港の開港や第2東名などの社会資本整備も整いつつあり、9月には小山町でF1日本グランプリ、先月14日から21日までは、沼津市で技能五輪国際大会が開かれました。このような、非日常に、もの、情報、文化等の共通目的を持って一定の場所に集合する催しをプロモートすることが、まさにコンベンションであり、その専門的な組織団体がビューローでもあります。
 そして、先月22日、1年8カ月の研究機関を経て、静岡県東部地域へコンベンションビューローが発足をしました。御承知のとおり、当町は、富士山、箱根、伊豆、駿河湾というすばらしい自然環境が取り巻く恵まれた県東部に位置しております。そして、コンベンションビューローの設立によって、そうした県東部の地域資源を生かした各種の広域連携事業を図る基盤も整ってきたわけであります。そこで、当町が、この東部地域コンベンションビューローにどのようにかかわり、参画していくのかを伺います。
 また、このコンベンションビューローが本格的に稼働したときには、観光産業はもちろんのことですが、商業活動においても広域連携が必要となってくると考えております。その中で、わが町の観光や商業活動の活性化を図り、広域連携の中でそれら産業が生き残っていくためには、わが町の特色を顕在化させ、それを生かした取り組みが必要ではないかと思うのであります。
 清水町の特色と言えば、やはり柿田川、そして、水ではないでしょうか。また、今月始めにはサントムーン柿田川がリニューアルオープンし、今月中旬には県下最大級のシネマコンプレックスがオープンします。柿田川公園のあるこの清水町北部地域が、今、まさに商業の中心地となり、地域活性化のかぎを握っているわけであります。
 北部地域は交通の要衝地であり、多くの観光客や近隣からの買い物客が訪れる一大商業エリアとなりました。そこで、町には、この北部地域を中心に、産業の集積や新たな産業の創出、雇用の創出を視野に入れたまちづくりのための構造改革特区を申請し、さらなる地域の活性化を図っていく考えはないか、以上の2点を伺いたいと思います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。地域振興課長 久保田君。


◯地域振興課長(久保田峰義君) 原議員の御質問にお答えをいたします。
 静岡県東部地域に、コンベンションビューローは、県東部の6市4町の行政、商工団体、観光団体によりまして発足をいたしました。本年度は、F1グランプリや技能五輪などの国際的なイベントが県東部で行われ、当町といたしましても、商工会や観光協会の御協力をいただき出店し、柿田川やわが町の特産品等、町の魅力を積極的にPRしてきたところであります。
 また、このようなイベント等の誘致がまちづくりや交流人口の増大、地域経済の活性化をけん引する大きな柱となっていることをあらためて認識することができました。
 今後も、富士山静岡空港の開港やファルマバレープロジェクトの進展等により、県東部地域における誘客の機会はますます増大するものと思われます。
 このようなことから、町といたしましても、コンベンションビューローへ参加をし、観光パンフレットの配布のみならず宿泊施設のあっせんをするほか、柿田川の豊かな自然に触れていただくなど、積極的に町の魅力をPRしていきたいというふうに考えております。
 次に、産業の集積や新規産業、雇用の創出のための構造改革特区の導入についての町の考え方についてでありますが、産業振興、まちづくり、教育など多様な分野において認定された地域の規制緩和をすることにより、地域の活性化を図るための支援策として、構造改革特区は効果的な手法の一つであると考えます。
 今、柿田川には、年間30万人から40万人の観光客が、柿田川、そして水に魅力を感じ訪れていることは、原議員の御指摘のとおりであります。また一方で、サントムーン周辺は、今や県下最大級のショッピングエリアとなり、なお一層の誘客が期待されております。
 町といたしましても、この北部地域が地元経済の活性化につながる重要なエリアであるとともに、さらなる産業の振興を図る重要なかぎを握っているものと認識をしておりますが、北部地域への産業の集積につきましては、誘致する土地にも限りがあります。
 したがいまして、北部地域だけでなく町全域を視野に入れた中で、新規産業や雇用の創出の可能性についてのさまざまな手法を研究する必要があります。
 このようなことから、構造改革特区の導入につきましては、地域経済の活性化と雇用の創造対策のための一つの手法として、町商工会や町観光協会と連携をとりながら、調査、研究をしていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。3番 原 久一君。
              (3番 原 久一君登壇)


◯3番(原 久一君) ただいま、新規産業や雇用創出については町全域を視野に入れて調査、研究をしていくという、課長からの答弁をいただきました。
 確かに、北部地域は、産業の集積や新規産業の誘致をする土地には限りがあります。しかしながら、柿田川や水という清水町の特色を生かすことで、この北部地域がさらに活性化され、産業の振興が図られるものと思うのであります。
 私は、この可能性を秘めた北部地域に清水町の特色である柿田川や水を結びつけた観光産業と商業をコラボレーションさせることで、さらなる産業の振興と地域活性化が図られるのではないかと考えております。
 調査、研究の際には、地域経済の活性化と雇用の創造に向けて、地域の特色を生かしながら、産業の振興を図るための有効な手法として構造改革特区の導入も視野に入れながら、あらゆる手段で産業の振興が図られるよう十二分に検討していただくよう指摘して質問を終わりといたします。
 次に、狩野川流域の水防対策についてであります。
 去る9月6日未明、わが町清水町にも被害をもたらした台風9号は、翌7日の午前2時ごろ、神奈川県小田原市付近に上陸し、その後、首都圏を真っすぐに北上し、さらには北海道函館市付近に再上陸し、東日本に大きなつめ跡を残していきました。
 この台風9号は、本土にかなり近い地点で最盛期勢力に発達し、上陸直前までその勢力がほとんど衰えなかったこと、また、自転車並みの遅い進行速度であったため、静岡県内の多くの地域が、長時間にわたり、暴風雨にさらされることになってしまったわけであります。
 特に伊豆半島や富士山周辺で総雨量600ミリを超え、狩野川や黄瀬川流域では、床上、床下浸水が多数発生してまいりました。清水町で生まれ、清水町で育ってきた私としましては、思い起こせば、昭和33年、当町にも甚大な被害をもたらした、いわゆる狩野川台風をほうふつさせるものでありました。
 この狩野川台風は、上陸時には勢力も衰えており、風による被害は多くなかったと記憶しておりますが、南海上の秋雨前線を活発化させて、関東東海地方に大雨をもたらせました。そして、各地で河川のはんらんや土砂災害が発生し、狩野川の上流部では鉄砲水や土石流が頻発し、下流の大磯町、中伊豆町などの流域において多くの方が犠牲になり、死者、行方不明者は、当町も含め1,260人に至るという痛ましい結果を招いていました。
 私は、あのような悲惨なことは二度と繰り返さない、繰り返してはいけないとの思いから、本日ここに、質問に立つわけでありますが、やはり自然災害に立ち向かうためには、何より、まず日ごろの備えが大切であります。
 さて、近年、大きな社会問題になっています、いわゆる地球温暖化の影響によりまして、日本はもちろん、世界中の国々において異常気象に見舞われていることは、皆様も御承知のとおりであります。
 ついせんだって、青森県におきまして、三陸沖で発達した低気圧の影響で記録的な大雨となり、各地で住宅浸水や土砂崩れ、道路の冠水などの被害が相次ぎ、野辺地町で一部の住民に対し避難勧告が出されたことは記憶に新しいことと思います。
 このように、日本各地で、地球温暖化の影響によるところ、非常に大きいと思われますが、時節を問わずにやってくる、特に大雨による災害に対しまして、これまで以上に、行政としても、常日ごろより備えていかねばならないと考えております。
 そこで伺いますが、さきの9月6日の台風9号では、天城山系の豪雨によって狩野川水位が限界に達し、避難勧告が発令され、住民が避難したわけでありますが、その際の町の水防体制と町の対応を問います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 原議員の御質問にお答えいたします。
 台風等の災害に備えた町の水防体制につきましては、警報が発令された時点で、消防本部、建設課、総務課の3課が水防準備体制を整え、気象情報や県からの情報の収集を行い、その後、台風の接近に伴い町内での風水害の発生の恐れが生じた場合、町長を本部長とする第1次水防配備をしき、関係各課の職員や消防団員を招集いたします。
 また、気象状況により、第2次水防配備、全職員招集の第3次水防配備へと水防体制を強化し、災害への対応を行います。
 今回の台風9号につきましては、議員、おっしゃるとおり、清水町、始まって以来の水量、水位であり、狩野川においては、避難判断水位の4メートル60センチを大幅に超え6メートル88センチに、黄瀬川では、避難判断水位の4メートル20センチを超え5メートル68センチとなるような異常な水位を記録いたしました。
 町といたしましては、町民の安全を考え、当町では初めてとなる避難勧告、避難指示を発令いたしました。このため、防災センターをはじめとする9カ所の避難所を開設し、そのうち6カ所の避難所に316人の町民の方々が避難されました。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。3番 原 久一君。
              (3番 原 久一君登壇)


◯3番(原 久一君) 次に伺いますが、この台風9号による町の被害状況について答弁を願います。


◯議長(吉田 功君) 総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 今回の台風9号の被害についてでありますが、家屋の被害では、住宅の床下浸水が6棟、非住宅の床上浸水が2棟でありました。そのほか、冠水した農地はありましたが、大きな被害の届け出はありませんでした。
 また、境川や江川の内水面の上昇による道路冠水が発生し、県道原木沼津線徳倉地先及び町道4号線久米田地先において通行止めの措置をとったものでございます。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。3番 原君。
              (3番 原 久一君登壇)


◯3番(原 久一君) どうもありがとうございました。職員も一丸となって、夜を徹して取り組み、消防本部、住民との連携や意識によって被害を最小限にとどめることができたものと確信します。
 昔から、「備えあれば憂いなし」と言われますが、狩野川は、奈良時代、またはそれ以前より、暴れ川として洪水を何度も繰り返した経緯があります。あの悲惨な狩野川台風から7年後に放水路が完成しており、今、毎年豪雨の危機から救われているのは放水路によるものといっても過言ではないと思います。
 この放水路を着工してから14年の歳月を経て、昭和40年に完成しました。放水能力は狩野川水量の2分の1で、分派量、秒2,000トン、費用は、当事で66億円、現在の700億円に相当します。放水回数は、平均で年2回放水されております。それから42年たち、狩野川台風から50年たちます。日ごろ、川は、水力発電として、飲料水として、田畑のかんがい用水、河川での人たちのふれあいの場として、多くの人からの利水、親水として役立っております。
 狩野川においては、暴れ川と呼ばれ、県下でも、全国的に見ても危険な川であります。天城山系で降った雨が北上し、支流からの雨が本川に集まることに加え、中流部の田方平野では川が蛇行しながら流れ、また、下流部では川幅が狭いところもあり、流れの遅くなるところもあるため、短時間に大雨が降るとすぐ洪水になります。狩野川流域での降水量は年間約2,000ミリ、東京都で年間1,400ミリ、天城山系では3,000ミリの降水量があります。このように、天城山系では東京都の2倍強の降水量があります。
 このような性質の川を抱え、異常気象による温暖化を考えた場合に、ここでもう一度、「備えあれば憂いなし」、この言葉を思い出し、狩野川、柿田川、境川の流域、徳倉橋を含めた各橋の橋梁等の強度をここで調査、研究して、整備が必要な個所については早急に県や国に要望して、また連携をとりながら、常に住民の視点に立ち、安全と安心できる住環境を提供していくことが、私たち、また行政が重要課題として取り組むべきことであると指摘して質問を終わりにさせていただきたいと思います。
 どうもありがとうございました。


◯議長(吉田 功君) これをもちまして原君の一般質問を終わります。
 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
 本日はこれにて散会いたします。
 御苦労さまでした。
                                午後02時09分散会

◯地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
 平成19年12月4日
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               清水町議会議長     吉 田   功
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               署名議員(6番)    佐 野 俊 光
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               署名議員(8番)    原   喜久雄