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静岡県 清水町

平成18年第3回定例会(第4日) 本文




2006.09.19 : 平成18年第3回定例会(第4日) 本文


                                午前09時01分開議
◯議長(庄司勝彦君) おはようございます。
 ただいま出席している議員は16名です。
 静岡朝日テレビから、本日の会議のテレビ撮影をしたいとの申し出がありましたので、これを許可いたしました。
 本日の会議を開きます。
 今定例会の一般質問の通告者は7名です。
 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。
 この際、お諮りいたします。
 一般質問は、本日1日限りにしたいと思います。これに御異議ありませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)


◯議長(庄司勝彦君) 異議なしと認めます。
 したがって、一般質問は本日1日限りとすることに決定いたしました。
   ──────────────────────────────────


◯議長(庄司勝彦君) 日程第1 一般質問を行います。
 通告者は、通告の順序により発言を許します。
 初めに、1番 岩崎高雄君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 “安全・安心のまちづくり”の現状は」「2 平井町政3期(12年)の成果を問う」
 発言を許します。 1番 岩崎高雄君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 皆さん、あらためておはようございます。
 議長の許可を得ましたので、通告の1、安全・安心のまちづくり、また、2番目には平井町政3期(12年)の成果を問うということで質問させていただきます。
 まず、今日の状況を見ますと、本来、安全・安心であるべき環境や、そして、またいろいろな事物が、その責任を果たせないことがあります。町長は安全・安心のまちづくりを提唱し、また、その実現に努力をしてきたと思います。そこで、その根幹を成すところの3つの事項について質問をいたします。
 まず、安心できる生活環境についてですが、町長が、町民が安心して生活できるために基本に置くものの中で現時点で最優先に取り組まなければならないのは、3年後の、もう実質2年半になりましたが、ごみ・し尿の、いわゆるライフラインの確保であると思います。
 そこで、再度、今後のごみ・し尿処理の考え方について町長の考えをお伺いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 皆さん、おはようございます。岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 今後のごみ・し尿処理の考え方についてでありますが、現在、沼津市と負担金返還及び施設の再使用についての協議を行っているところでありますが、今後のごみ・し尿処理の方法については、選択肢が限られている中、町民の日常生活に欠かせない重要なライフラインでありますので、町民に絶対に御迷惑はかけないよう、処理体制の確保に全力で取り組んでいるところであります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 1番 岩崎君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 同様の質問を、何度となく同僚議員からなされております。町長の答弁は、相も変わらず「町民に絶対に迷惑をかけない」という答弁の繰り返しであります。3年の猶予とは言いながらも、もう既に半年が過ぎております。それに、町長の現任期もあと半年であります。町民が安心して生活できるよう、早期に方向性を定めるようお願いをいたします。
 ところで、現在、沼津市との協議が行われているわけですけども、町長は、沼津市長の議会での発言をとらえ、平成18年度からごみとし尿の処理について沼津市に断られたという判断をして、公文書で、沼津市に断念した旨の通知を出されました。
 沼津市は清水町に公文書を出していませんが、町長は、「市議会での市長の発言には大変重いものがある。やむを得ず断念をした」としております。町長自身の議会での発言の重みについてはどのように思われているのか、お伺いをいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 町長自身の議会での発言の重みについて町長はどのように思っているかということでございますが、私自身、議会の場で至らない答弁もあったかもしれませんが、一般論としては、議会での発言は、質問議員に対してだけ行うものではなく、質問議員を通じて住民全体に答えるものでありますので、その重要性は十分認識しております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 1番 岩崎君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 議会での発言が至らない発言というのを自ら話をするというのは、非常に私は不愉快だと思います。町長の発言、あるいは首長さんの発言は、それだけ重要なものであります。まず、それを指摘しておきます。
 それでは伺いますが、先般の6月議会での答弁とその直後に行われた助役協議でなされた沼津市への提案には、大きな違いがあるわけです。このことの内容については、後に同僚議員から質問があるようですので深く触れるつもりはありませんが、議会での町長の発言は、今、町長が言われたとおり、やはり重いものであると私は思います。
 町長、あなたの一言が町民の生活を左右する場合もあるわけですから、真に町民が安心して生活できるまちづくりのためにも、町長には一貫して信念を持った行動と発言を望みます。この点について町長の所見をお伺いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 町長には一貫した信念を持った発言と行動を望むが、町長の考え方、所見はどうかについてであります。
 基本的には、議会での答弁と行動が不一致とならないようにすることが当然のことでありますので、今後においても、そうした姿勢で臨んでまいります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 1番 岩崎君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) これも後に質問が出るかと思いますので、少し抑えておきますけども……。あまりにも、やっぱり沼津市の発言を突出した一つのものでとって、自分の今までの発言を抑えてきたというのは、いかにしてもおかしいですよ、これは。
 そういうことをあらためてここで話をしまして、次の問題に移ります。
 元清水中学校臨時講師の不祥事件では、大変心配したところであります。他の市町で起きた事件であるとはいえ、当町においても十分な危機管理意識を持つことは重要であります。
 そこで、今回の不祥事件に対して、その対応と対策、これを当局の方からお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 教育長 犬塚君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 元清水中学校臨時講師の不祥事の対応と対策についてでありますが、今回の不祥事を受けまして、何よりも敏速かつ適切な対応を心がけ、学校と連携し、事件の把握、生徒・保護者への対応に取り組んでまいりました。
 まず、対応といたしましては、事実確認を最優先に行い、清水中学校生徒への被害の有無を調査いたしました。町教育委員会では、所轄の警察署に出向き、状況を確認するとともに、学校においては、全女子生徒に対しクラス担任によるカウンセリング方式の面接を実施し、その被害のなかったことを確認いたしました。
 次に、生徒の心のケア等の対策といたしましては、さきのPTA理事会において、生徒たちの精神的ケアのため、スクールカウンセリングや養護教諭によるカウンセリングを継続していくこと、学校と保護者が協力して生徒たちの様子を見守っていくことを、学校、保護者双方で確認いたしました。
 さらに、今後は、教職員のさらなる綱紀粛正を図るため、町内すべての学校で、教員、講師を問わず、教職員研修を強化、実施してまいります。
 以上です。


◯議長(庄司勝彦君) 1番 岩崎君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) いろいろ大変でしょうけども、よろしくお願いします。
 次に移ります。
 「こども見守り隊」ということで今ありますけども、今、子供たちの安全を守る活動として、本年4月から、各地域の皆さんのボランティア活動による、いわゆる「こども見守り隊」というのが活動を開始しております。町内各所に緑色のベストを着用して「こども見守り隊」の人たちが多く見られるようになったことは、非常に心強く感じているところであります。
 そこで、この活動を始めてから半年になりますが、その成果について質問をします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 学校教育課長 河原崎君。


◯学校教育課長(河原崎尊親君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 こども見守り隊の成果についてでありますが、今年度に入り、沼津警察署より報告された不審者情報件数を見てみますと、9月13日現在の報告件数は全体で96件、そのうち、当町で発生した件数は8件であり、沼津警察署管内2市2町の中に占める割合は全体の8.3%と大変低く、このことは、毎日、町内各所でこども見守り隊のベストを着用した地域の皆様やPTAの皆様によるボランティア活動の効果のあらわれと考えております。
 また、子育てを終えた世代やお年寄りなど多くの皆様がこのボランティア活動に関心を示されており、地域の中に確かな活動として芽生え始めております。
 こうしたことから、引き続きこども見守り隊活動を多くの町民の皆様に御理解、御協力をいただき、一層推進してまいりたいと考えております。
 以上であります。


◯議長(庄司勝彦君) 1番 岩崎君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 数字の上からもその成果が確認されているようであります。
 あらためて協力をいただいている方々への成果の報告と、これからもそのお願いを含めてその機会をつくっていただいて、定着した行動の第一歩と思えると思いますので、検討のほどよろしくお願いします。
 次に移りますけども、教育長が、平成8年から10年間、当町の教育行政の担い手といたしましてその手腕を振るわれてきましたけども、ここで退任するに当たりまして、在任中を振り返って、安心できる教育環境について教育長の所感をお伺いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 教育長 犬塚君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 教育長を退任するに当たって、安心できる教育環境についての所感についてでありますが、私は、当町の教育長に就任以来10年、それまでの教員生活をあわせますと、約半世紀、教育界に身を置いてまいりました。この間出会った多くの教職員とともに過ごしました充実した日々や、子供の教育に悪戦苦闘した日々があったからこそ今の自分につながるものと考えております。
 また、教育長に就任以来、町長をはじめ町議会議員の皆様の御支援、御理解をいただき、今日まで無事職務を遂行できたことを心から感謝申し上げる次第であります。
 さて、全国的な、ここ数年の子供をめぐる教育環境を見てみますと、1人で登下校することは危険であるとか、学校内の命の危険から身を守らなければならないなど、昔では考えられない状況があります。家庭でわが子を育てることを放棄したり、わずか目と鼻の先の近所で幼い命が奪われるなど、誰が何をすれば良いのか、先の見えない道に迷い込んでしまいました社会情勢となっております。同時に、子供が安心できる教育の場で、すこやかな成長を遂げるというすべての教師が共通して持つ教育理念から逸脱する同僚が出てしまっていることも、残念でならない気持ちでいっぱいであります。
 子供たちは、教師はもちろんのこと、大人の一言に自信を持ち、その姿に夢を膨らませていくものであります。子供たちの鏡としての倫理観や使命感を持つべきであります。私が、県町村教育長会として、ここ数年、県や国に要望してきた教員配置増や家庭教育の見直しは、まさにこうした憂慮すべき事態からの脱却を願ってのことであります。安心できる教育環境や子供たちのすこやかな成長は地道な日々の努力によってのみ培われるものであることを、すべての教育関係者が胸に刻み、それぞれの立場で責務を果たすことを切に願っております。
 私も今議会が最後となりますが、在任中大過なく職責を全うできましたことは、議員の皆様のこれまでの御指導、御協力のたまものと、ここに心より感謝申し上げる次第であります。
 本当にありがとうございました。


◯議長(庄司勝彦君) 1番 岩崎君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 10年の長きにわたりまして清水町の教育行政の根幹を担っていただき、御苦労さまでございました。そして、また県の町村教育長会の会長という重責につかれたことは、清水町の教育関係者にとっては誇りであったと思います。また、今言われました、子供たちの鏡としての倫理観や使命感を持つことの親としての責任、痛感させられました。教育長の職を離れても、清水町の教育行政の方向性をしっかりと見守っていっていただきたいと思います。
 次の質問に移ります。
 安全・安心で使用できる公共施設についてであります。
 まず、町内の耐震化されていない公共施設とその対応について質問いたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 岩崎議員の御質問にお答えします。
 町内の耐震化されていない公共施設とその対応についてということでございます。
 町の公共施設につきましては44棟ございまして、そのうち38棟が建築基準法上の耐震性能を有しているところでございます。また、当町の耐震化率としましては86.4%ということでございまして、周辺の近隣市町の60から70%台の耐震化率と比較をしてみますと、高い耐震化率になっているというものでございます。
 御質問の、耐震性能を有していない公共施設でございますが、老人センター、町公民館、町体育館、中央保育所、南保育所、清水幼稚園、この6棟でございます。
 それと、その対応についてということでございます。これらの公共施設につきましては、今後、補強、建て替え等が必要となってまいりますが、今後の財政状況等を勘案しながら検討をしてまいる所存でございます。
 以上でございます。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁終わります。 1番 岩崎君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 公共施設の耐震の対応について今聞いたわけですけども、84.8%という一つの数字が出ました。
 次に、平素から地域住民の健全な活動の拠点であり、また、災害時においては復旧活動等の基幹的な施設になるという意味において準公共施設とも位置づけられている各地区の公民館の耐震への対応について、町はどのようにかかわっているのかを質問します。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 地域振興課長 二村君。


◯地域振興課長(二村一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 まず、耐震診断の補助についてでありますが、町は個人住宅や公共建築物などの既存建物の耐震診断を進め、改修が必要となる建物の耐震化を促進しております。耐震診断に関する補助につきましては、都市計画課が窓口となり、清水町既存建築物耐震性向上事業費補助金として申請者に交付しております。特に、地域住民の防災拠点となる区公民館につきましては、当該補助金の補助率を今年度から3分の2以内とし、上限を200万円としたところであります。
 次に、耐震補強に関する改修工事の補助についてでありますが、清水町区公民館等施設整備事業費補助金交付要綱に基づき、工事費の2分の1以内を基本に補助金を交付することとなっております。
 以上であります。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁終わります。 1番 岩崎君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) そのことは一つの決め事ということで承っておきますけども、次に、その後なんですよね。耐震診断を受けて、実際に補強する際の具体的な流れの中で発生する諸問題について質問します。
 各区において、耐震結果を受け、いざ改修を実施するということになると、当然、多額な費用を支出するため区民への同意を得ることなどの問題があり、現実問題として、二の足を踏んでしまうということが推測されます。
 既存建物の耐震化を促進するという町の立場からも、例えば、補強を要する耐震結果の出た公民館のうち、耐震補強を実施するまでの間、建物や人にかかわる各種保険の補助をするなど、不特定多数の地区の住民が集まる地区公民館に対する特段の配慮をしても良いのではないかと、こういうふうに考えますけども、当局の見解をお尋ねいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 地域振興課長 二村君。


◯地域振興課長(二村一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 まず、区公民館の新築整備に対する補助についてでありますが、先ほど御答弁いたしました耐震工事同様の補助金交付要綱に基づき、補助率は3分の2以内、上限3,000万円を基本としておりますが、バリアフリー施設整備分及び防災機能施設整備分をあわせれば、最高5,000万円までが補助できることになっております。
 次に、区公民館の建物損害保険料の補助についてでありますが、議員、御指摘のような御心配も当然想定されますので、今後、区長会での御意見を伺うとともに、近隣市町も参考にしながら、その可能性について調査・検討してまいります。
 以上であります。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁終わります。 1番 岩崎君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) ひとつよろしくお願いいたします。
 では、標題2の、平井町政3期(12年)の成果を問うに移りますけども、ここで、行財政改革ということについて、行財政改革を現時点でどう評価しているのか、また、機構改革は、平成18年度予算との関係上、整合性を持つことができるのかということについて質問します。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 行財政改革を現時点でどう評価しているか、また、機構改革は平成18年度予算との関係上、整合を持つことができるのかということの御質問でございます。
 私は、平成7年の町長就任以来今日まで、効率的な行財政運営に努めてきたところでありますが、その実現のためには、財政の健全化を基本と考え、行財政改革をたゆまず行ってきたところであります。
 特に、平成17年度には、新行政改革大綱に基づく実施計画及び人件費の抑制を図るため定員適正化計画を策定し、現在、各種取り組みについて実施しているところであり、おおむね順調に推移しているものと考えております。今後におきましても、町民サービスを低下させることなく、さらに行財政改革を推進してまいります。
 なお、機構改革の御質問につきましては担当課長から答弁させていただきます。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 機構改革に関します平成18年度予算との整合性ということでございますが、機構改革に伴います諸経費につきましては、平成18年度予算には計上はされておりませんが、経費等の精査をしました結果、現予算の範囲内で対応が可能なため、ここでの補正予算等の計上は行いませんでした。
 以上でございます。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁終わります。 1番 岩崎君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 私は、ここで行財政改革と、そして機構改革、この2つを云々言っているわけじゃなくて、この時期的なものを質問したかったわけですよ。
 結局、年度内の予算を4月から執行して3月まではやりますよね。その間は、当然、人事異動とか機構改革は念頭に入れずに予算を作成、立案するのが通常なんですよ。それを、ここの11月でそのようなことをやるというのは、よっぽどのことがない限り、普通はやりませんよ。
 そして、なおかつここで、来年の2月には、いわゆる町長選があるわけですから、本来であればその方に、その次の人事の機構とか、その辺の采配を僕は負わせるべきだと思うんですよ。それを11月のここでやるということが少し理解に苦しむということで質問をさせてもらったわけであります。その辺のものに対しての答弁がちょっといただけていないもんですから。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 平井町政3期目の成果を問うと、こういうことの中でもって、機構改革を11月に行うこととなっておると、任期があと半年の方が決めて良いのか、本来であれば次の方が機構改革すべきじゃないかと、こういうふうなニュアンスだったと……。
          (「そこまでは言っていないんですけども、ただ一つ、年度で始まって年度末で終わると、そういう機構改革をするんであれば、当初にそういう一つの立案をして、予算の中の計上をしておかなければおかしいんじゃないかということを言っているわけですよ」と呼ぶ者あり)
 すみません、岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 本年3月の第1回の議会定例会の一般質問におきまして、「平成18年度中、速やかに検討し、年度途中であっても実施していく」と答弁いたしました。こうしたことから、町民サービスの向上を念頭に置きまして、助役をはじめ幹部職員による機構改革の素案づくりを進め、その内容がまとまりましたので、年度途中でありますが議案として上程させていただいたと、こういうことでございます。
 そういうことの中で、時期的なもの、そういうことの中で御理解を賜りたいと、そんなふうに思います。


◯議長(庄司勝彦君) 1番 岩崎君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 議会での発言は非常に重いということを、まさしくそこで実施したということですか。
 では、次に移ります。
 平井町政の初期から平成17年度までの具体的な数字になりますけども、職員の数と財政調整基金、町債及び公共工事の落札率の推移について質問をいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 平井町政の初期から平成17年度までの具体的な職員数、財政調整基金、町債、公共工事の落札率の推移ということでございますが、私の方からは、職員数と公共工事の落札率について御答弁させていただきます。
 各年度、4月1日から現在までの正規職員数及び臨時職員数につきましては、平井町長就任の初期の平成7年度の正規職員数は265人でございました。臨時職員数につきましては35人でございます。正規職員数につきましては、その後、平成15年度の284人をピークにしまして、平成18年度では267人となっております。
 また、臨時職員数につきましてでございますが、平成16年度の128人をピークに、平成18年度では102人となっております。
 次に、入札執行におけます落札率の関係でございます。平成9年度以降の実績から、4,000万円以上の工事落札率を申し上げさせていただきます。
 平成9年度の落札率は96.8%でございました。平成12年度の99.8%をピークといたしまして、平成17年度では91.9%となっております。
 以上でございます。


◯議長(庄司勝彦君) 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 岩崎議員の御質問にお答えをいたします。
 平井町政初期から平成17年度末までの財政調整基金と町債の残高についてであります。
 まず、財政調整基金の現在高につきましては、町長就任時の平成7年度末では約12億2,900万円でありました。平成12年度末の約14億4,700万円をピークといたしまして、平成17年度末では約5億4,500万円となっております。
 また、一般会計におきます町債の現在高でございますが、平成7年度末では約44億4,000万円でございましたが、平成17年度末では約78億1,800万円となっております。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁終わります。 1番 岩崎君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 当局の説明によりますと、まず、職員の関係からいきますと、正規職員が平成7年度が265人、平成15年度が284人、そして平成18年度が267人と推移しているということであります。そして、また一方、臨時職員は、平成7年度が35人、平成16年度は128人、平成18年度は102人となっております。
 普通、正規職員が削減されて臨時職員がそれを補うという理由であれば理解ができます。臨時職員が、平井さんのときに3.5倍の人数になった理由を説明してください。要は、職員は減らずに臨時職員だけ3.5倍近く増えているわけですよ。その辺の説明が1つと、あと一つ、入札率の関係に移りますけども、落札率は平均96.8%と言っていますけども、私の調べた関係では、かなり100%に近い数字がずっと羅列されていますよ。そして、今99.8という数字を言われました。そして、平成17年度には91.9%になったということを今言いましたよね。そうすると、8ポイント、平成17年度には落ちているわけですよ。その8ポイント落ちているその原因はどこにあるのか、どう分析しているのか、お尋ねします。
 それと、3番目に、財政調整基金、いわゆる貯金が、平成7年度に比べると7億円減っているわけですね。そして、あと町債が34億円、いわゆる、これ、借金が増えているわけですよね。合計すると41億円膨らんだということになりますけども、その辺の分析は、当然、その部署であるところではしていると思うんですけども、それも含めて、この3点、ちょっと質問をします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) まず初めに、正規職員の削減、そして、臨時職員において3.5倍の増になっている原因はどこにあるのかということでございますが、御承知のように、正規職員につきましては、日ごろから、正規職員を削減することによりまして、その削減した経費そのものを町民サービスのために経費を支出をするというようなことで、なるべく職員数の削減をしている現状でございますが、ただ、職員数の削減をだんだんしていくというふうな中でも、やはり事務事業につきましては、職員のかわりに事務事業を補完するようなものも出てまいります。そのような補完的なことの作業をさせるために臨時職員を雇っていると、このようなわけでございまして、結果的には、議員、御指摘のような、3.5倍というような臨時職員の数になったということでございます。
 次の、落札率の関係でございます。
 議員、御指摘のように、落札率につきましては、96.8%と非常に高い落札率で推移をしているというようなことでございます。ここで、平成17年度に91.9%と、約8ポイント落ちた要因は何かというようなことでございます。
 平成17年度におきましては、徳倉の地域の防災センターの新築工事等々がございました。これにつきましては90.4%というような落札率でございました。これは、ひとえに一般競争入札に参加をしました業者の企業努力によりまして入札札を入れた結果ではないかと、かように思っております。
 以上でございます。


◯議長(庄司勝彦君) 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 財政調整基金の減少と町債の増額の要因でございます。この2つにつきましては、主に事業の執行にかかわるものでございますけども、主な要因といたしましては、まず南小学校の校舎の増築、屋内運動場の改築、沼津市の衛生プラント建設への負担金、それから南幼稚園の建築、改築ということが主な事業としてございます。
 また、もう一つの要因といたしまして、現在、地方交付税が減額をされている中で、この代替の財団としまして臨時財政対策債というものの借り入れをしてございます。この借り入れが、1つ、大きなものとしてございます。
 もう一つは、国の三位一体改革に伴いまして、保育所の運営費の国庫、あるいは県費補助金が減額をされております。これへの財源として財政調整基金を充当したというようなことが主な要因でございます。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁終わります。 1番 岩崎君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) まず最初、職員の関係ですけど、これが3.5倍で、あと、職員の補完という意味で臨時職員を採用しておるという言葉は、言葉としては、それは当たり前の話ですけども、職員の補完というのは、逆に、職員がそれだけ能力がないから臨時職員を置かなければその補完ができないというふうに受け取れますよ、それは。そういうことでは、僕は少し答弁がおかしいと思いますよ。
 それで、私が見る限り、どうも臨時職員が前へ出ちゃって、その補完を職員がしているような感じに見えるところがありますよ。そういう一つのことをやっぱり頭に置きながら、もう少し答弁を考えて答弁をしてくださいよ。
 そして、あと落札率の問題、これは、指名競争入札から一般競争入札ということでしょうけども、一般競争入札であれ、指名競争入札であれ、一つの価格というものが、一つのものの中において温存されるべきところを温存されていないということがあるから、各都道府県で問題になっておるわけですよ。それを一つの取り扱いとして厳重にやっていただきたいというのはあります。
 そして、きょうの新聞にも載っていましたけども、福島、あの辺の問題では、落札率が71%まで下がっていますよ。そういうことを一つ参考にして、これからの指名に当たりましては慎重な取り扱いをしていただきたいと思います。
 そして、3番目の、財政調整基金と町債につきまして、いわゆる交付税とかいろいろなことを言っていましたけど、それはどこの市町でも同じ条件なんですよ。そして、同じ一つの公共物というのは、平井町政ばかりじゃなくて前の町長もずっとそれを負っているわけですよ。そういう中から捻出してひとつのものをつくり上げてきたわけですから、それを僕は大切にしてもらいたいと思いますよ。一つの理由づけだけで「使いました」という話では、もう通りませんから。そのための行財政改革ですから。それもよく肝に銘じてください。
 では、次に移ります。
 豊かさの実感についてということでありますけども、町長、あなたは「豊かさを実感できる清水町」をその政策の中心に掲げているわけですけども、行政が町民に実感してもらえる豊かさというのはどんなことがあるのか、その成果について質問をいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 豊かさの実感についてどのような成果があったのかについてでありますが、私が町長に就任して以来今日まで取り組んできた主な事業について申し上げます。
 まず、平成8年度に第3次総合計画を策定し、その基本構想について、「豊かさを実感できる生活都市・清水町」を将来都市像に掲げました。また、「人、まち、自然の共生」を基本理念に、5つの基本目標を設定し、まちづくりを進めてまいりました。
 この間、道路や下水道などの社会基盤の整備や防災センター建設、役場庁舎耐震補強などの防災対策の強化、中学校の給食施設の設置や南小学校校舎、体育館の整備、西幼稚園、南幼稚園の整備など教育環境の充実、民間保育所の設置や乳幼児医療の助成制度の拡充など子育て支援施策などのほか、国体のホッケー競技の開催、柿田川の水と緑の保全などの事業を行ってまいりました。
 こうした事業を行うことができたのも、議員各位をはじめ町民の皆様の御理解、御協力のたまものと感謝しております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁終わります。 1番 岩崎君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 豊かさの実感ということの一つのものとして、今、町長がるる説明されたのは、公共工事を中心にしたものでありました。行政を執行する者としては当然であります。
 そこで、豊かさを町民に実感させることが、町長は、先ほど言われた公共工事の整備ということとしておりますけども、私は、あえてその勘違いに乗りまして次の質問をしますけども、では、そのために何が重要かという質問になるわけですけども、答弁をお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 豊かさを実感するために必要だったものは何かについての御質問でございました。
 第3次総合計画を着実に推進するに当たりましては、社会、経済情勢の変化や地方分権社会の流れに対応した効率的な行財政運営と町民等との協働によるまちづくりを基本に置いてまいりました。その基本となるものは、やはり健全な財政基盤があったからでありますが、そのためには、常に経費の削減と財源の確保に努め、優先度の高い事業の実施や経費対効果の観点から、より効果的な事業を実施してきたものであります。
 特に、各事業を進めるに当たりましては、「開かれた町政、対話のあるまちづくり」の下、町民の皆様方の御意見を伺いながら町民本位のまちづくりを目指してきたものであります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 1番 岩崎君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) いわゆる豊かさを実感するためにも、やっぱり行財政改革が必要だということであろうかと思います。
 では、次に移ります。
 3回目の質問ということで、この清水町は、私自身思うんですけども、県東部におきまして、県東部というのは、いわゆる合併が進まないという一つの問題の裏返しとしては、豊かであるというのがよく一般的に言われておりますけども、私も、ある意味、そのことは当たっているなと思います。清水町も財政力は1ですよね。そして、あと若い町ということであり、他の行政から見ますと、恵まれているなと思います。本当に実感しますよ。また、人口も増加しているということであります。
 そして、また地の利を見ますと、非常に狭隘な、というか、狭い地域の中で、そんなに急傾斜地もなく、災害もそんな心配をするところはないでしょう。そういう言葉をやっぱりあれしますと、一方では、行政から見ますと、管理という言葉がいいか悪いかわかりませんけども、そういうところに至っては、非常にやりやすいところではないのかなと、こんな気がします。
 そして、また柿田川も、やっぱり町の中央を南北に流れていますけども、ある意味では豊かさの実感ということもできると思います。ただ一つ、ここで豊かさの実感の中で欠如しているのが、町長、耳が痛いかもしれないけども、ごみとし尿の問題、自己処理の問題だと思います。ここであらためてそういう観点から、今までは、やっぱりごみ・し尿というのは生活環境ということからあれしてきましたけども、豊かさの実感ということをとらえたときに、ごみ・し尿の問題をどう取り扱っていけるのかということについて、その町長の考え方をお聞かせください。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 「豊かさを実感できる生活都市・清水町」に向かっての、その豊かさを得るためのごみ・し尿を町長はどう考えるかと、こういう御質問でございました。
 先ほども御答弁を少し申し上げたんですが、ごみ・し尿については、町民のライフラインにかかる重要な分野でございます。そういう中でもって、今は緊急避難措置として、三島市にし尿、函南町にごみを入れていただいております。これを長期的、そして安定的に処理をするために、早期の中でもって解決ができるため、今、全力でもって努力をしております。
 そういうことの中で御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁終わります。 1番 岩崎君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) では、次の、最後の質問になります。
 成果を踏まえての今後ということで町長のこれからの方針を聞くわけですけども、さきに触れましたけども、町長の任期も半年を切りました。常識的には、慣例としてと言ってもいいでしょうか、この9月議会で、町長の、いわゆる進退を明らかにすることが、一つの、2月と9月というインターバルを考えたときに、ごく自然な形であるのかなと思います。
 そこで、町長が、ある意味、ある意味ですよ、方向性を変えたということも、これも事実ですよね。これは町長自身が変えたということであり、それは、そこまでは良かった、ある意味ね、ある意味。そして、またもとに戻すような話も現実にされているわけですよね。それで前のような質問が出るわけです。
 私は、それはそれで、こっちの方向でいくというのは、それは考え方の一つとして私はいいと思いますけども、ただ一つ、揺り戻しのようにまたもとの方へ戻すというのは、1人の人間が本来やるべきことかなと、こんなふうに率直に思いますけども、そんなことも含めまして、これからの町政をまた負うつもりがあるのか。もしそうであれば、一つの方針を明らかにしなければ私はその責任は負えないと思いますよ。
 そこで、次の町政の負うのか。負うのであれば、明確な方針をここでお示しをいただきたいと思います。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員の最後の御質問にお答えいたします。
 町長は次も町政を担うのか、担うのであれば明確な方針を出すべきだろうと、こういうことの御質問をいただきました。
 私の任期も残り半年ほどになりましたが、御承知のとおり、大変重要な課題がありますので、現在、その解決に向けて最大限努力しているところであります。岩崎議員の御質問は大変重要なことと考えておりますが、今は、ただただそのことにつきましては熟慮中であるとしか申し上げられません。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 1番 岩崎君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) いわゆる熟慮中というのは、言葉としてはわかりますけど、現実、半年を切る中で、熟慮している暇はないでしょうと、あえて私は言いたいですけども。
 本当に、ライフラインであり、また豊かさを実感できる一つのものであるごみ・し尿の問題を、今思えば、平成7年からこの平成18年になるまで、平井町政がずっと御苦労されてきた問題ですよ。そして、この問題があと半年を切る中で、まだ熟慮中という言葉で、次の方針も示せずにその答弁をするということは、あまりにも私は町民に対して失礼だと思いますよ。もう一度お伺いします。


◯議長(庄司勝彦君) 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 再度御質問いただきました。先ほど答弁いたしました中で御理解かいただけたかなと、そう思ったんですが、御理解いただけなかったということで、再度答弁させていただきます。
 熟慮中とは、岩崎議員からとらえれば、少し町民にとって無責任ではないか、進退をここで明確にすべきだろうと、こういうことの御質問でございましたが、進退につきましては、先ほど答弁いたしましたとおり、熟慮中でございます。今は、ただただ職務の遂行に努めてまいります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁終わります。 1番 岩崎君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) あと1回質問の機会がありますから、少しこれも聞いてください。
 私は、別にここで追い詰めてどうのこうのという気持ちはないんですけども、やっぱり町長自身が現実に今起きている問題を心の底にとらえて、そして、自分自身のこれからを負う中でどういう一つの方向性を見出すのか。恐らくもう心の底では決めていると思いますけどね、いろいろな事情があるから言えないということも、ある意味わかりますけども、ただここで一つ私が言いたいのは、これに至ってまだ明確な方針が述べられないということ、あと2つ目には、沼津市との信頼関係を、耳が痛いかもしれないけども、著しく損ねたという現実、そして、3つ目には、三島市、函南町には大きな貸しをつくったということ、第4に、さきに述べたような問題もあります、そのようなことを頭に置いたときに、もう一度答弁を求めて私の質問を終わります。


◯議長(庄司勝彦君) 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) あらためて岩崎議員から、4点、御指摘をいただきまして、今ここにきて明確な方針が立たないのは町長としてちょっとおかしいんじゃないかと、そういうことでございます。
 現在の問題を心の底にとらえていると、こういうことの中でもって、今は、先ほど答弁いたしましたとおり、私の進退については熟慮中でございます。今は、ただただ職務を遂行していくということで御理解を賜りたいと、こんなふうに思います。
 よろしくお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) これをもちまして岩崎君の一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩をいたします。
                                午前10時07分休憩
                                ────────
                                午前10時19分再開


◯議長(庄司勝彦君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 ただいま休憩中に、静岡第一テレビから、本日の会議のテレビ撮影をしたいとの申し出がありましたので、これを許可いたしました。
 次に、4番 木村寛夫君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 こじれた沼津市との関係及び町長の責任について問う」「2 信頼関係の回復について」であります。
 発言を許します。 4番 木村君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) ただいま議長の許可を得ましたもんで質問させていただきますけども、私は、もう1点に絞っていきます。要は、こじれた沼津市との関係及び町長の責任について、それと信頼関係について質問しますけども、その前に、今までの経緯・経過を要点のみ再度検証してみたいと思うんですよ。ですから、これ、間違えていたら忠告してください。
 清水町、沼津市、ごみ・し尿施設問題は、合併絡みのこじれからこのような問題が発展してきたんです、これ。そこで、信頼関係が壊れた原因について、原点に戻り検証するのが一番だと思い、まず最初に、このことについて今から説明します。
 平成13年2月27日に、中核市推進協議会の継続及び今後5年、10年の合併スケジュールを確認し、10年後、平成23年に1対1で合併すると両首長が公文書に署名、これがその当時の、我々が知っている密約です。しかし、この公文書は、議会にも住民にも了解を得てはおりません。そして、平成15年の12月9日、清水町議会で同僚議員がその件について質問した折、町長は、「この公文書は拘束力がない」と本会議場で答弁しております。「現状では沼津市との単独合併は考えていない」と発言しました。ここが第1回目の信頼関係が壊れた原因です。そこで、沼津市は、平成16年2月3日に、「信頼関係が維持できない場合は受託事務を見直す」と文書で通告してきました。
 それで、平成16年7月23日に、あわてた町は、沼津市との信頼関係を回復するため、2回目の公文書を出したんです。
 その内容は、1)として、2市2町の合併協議会の住民発議を行う、2)として、1)の合併協議会ができないときは、昭和41年に設置された沼津市、清水町合併協議会を再開するという文章です。この公文書も、町長の諮問機関に参加した数名の住民と議長経験者のみで、これも議会、町民の了解はとっておりません。そこで、沼津市は、「1)ができなくなったので2)について協議をしましょう」という問いかけに、平成17年6月1日に、町長は沼津市に、「7月中旬までに正式な回答を持っていくので待っていてくれ」とお願いして、その折、沼津市の議員より、「清水町の町長の約束はあてにならない」と忠告されているんです。しかし、市長には、今回の公文書には住民も入っているので信用するということで受理していただいたんです。しかし、町長は約束の中旬までに回答を持っていかないために、沼津市は、一方的に、平成17年7月23日、「ごみ・し尿処理施設の平成18年度以降の使用は見直す」と、こう通告してきたんです。これが第2回目の公文書できたんです。
 それで、沼津市側は、清水町長に対して本当に信用できなくなり、信頼関係が崩壊したのはこれが原因です。そこからこのごみ・し尿処理施設の問題が立ち上がり、今日に来ております。
 そこで、通告してあります2点について質問します。
 まず最初に、沼津市、清水町の助役同士の協議の状況と、6月議会の答弁と助役協議での相違点があるんです、私がこれを質問したんですから。今年度に入り、これまで沼津市と4回の助役協議が行われておりますが、その都度、我々議員には報告や議事録が配付されているが、これまでの助役協議の内容を見ますと、沼津市は、「信頼関係を清水町から壊したので、まず最初に清水町の方から信頼関係の回復を出さなければ協議は進まない」と言っているんです。ですから、助役協議を何回やっても進展しないんです。それで、先に聞きますけども、これまでの状況を簡単に説明してもらいます。
 もう一つ、次に、私の6月議会の一般質問において、「3年後のごみ・し尿施設について、沼津市への委託はあり得ないのか」と聞いたところ、町長は、「清水町から申し出る環境にはない」と答弁されました。これは、先ほどの同僚議員にも言っています。そして、同僚議員にも、今後の展開を見極めていかなければならないということで、「3年後の選択肢の一つになるが清水町からの申し出はない」と議会では言ったんですよ。しかし、6月27日の助役協議においては、「沼津市の施設の再利用の申し入れをした」と報告されております。これは、先ほども同僚議員が言ったように、大きな転換だと思います。
 町長は、「沼津市の施設の再使用を、一つの案として選択肢の幅を広げた」と表現されていますが、清水町から申し出たということは、今までの「沼津市一辺倒から脱却して他の自治体、または自立する」という態度から、明らかに、これ、違うんですよ。
 そうすると、私ども議会の意見を参考にしていただいたものと考えられますが、私への6月議会の答弁と2週間で明らかに違う答弁をしたその理由について、最初に説明を求めます。


◯議長(庄司勝彦君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。 住民生活課長 関君。


◯住民生活課長(関 義弘君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 まず1点目の、これまでの状況の説明についてでありますが、本年4月以降から始まった助役協議でありますが、これまで4回行い、2回目までの協議では、清水町は負担金の返還を請求してまいりましたが、沼津市は返還は困難であるということで、平行線状態でありました。この状態を打破し、解決の突破口を開きたいという考えから、6月27日の第3回協議において5項目の提案をいたしました。
 提案の内容の1項目め、沼津市、清水町合併協議会の廃止について、2項目めは、沼津市清掃プラント基幹改良工事負担金及び沼津市衛生プラント建設費負担金の返還について、3項目めは、沼津市清掃プラント及び衛生プラントの再使用について、4項目めは、沼津市、清水町の関係修復について、5項目めは、首長を交えた協議についてであります。
 この提案に対し、8月7日の第4回目の協議では、沼津市から具体的な回答はありませんでしたが、「次回の協議までに検討し、回答する」という回答をいただいております。
 現時点までの状況は以上のとおりであります。
 次に、2点目の、6月議会の答弁と2週間で明らかに違う答弁をした理由とその経過についてでありますが、6月議会の一般質問において、沼津市のごみ・し尿処理施設の再使用について、木村議員の御質問に対し、「清水町から申し出る環境にない」と答弁いたしました。その2週間後に行われた第3回目の協議において、先ほどの5項目を提案し、結果として答弁とは相違したものとなりましたが、その理由は、交渉の選択肢の幅を広げるため早期に長期的、安定的な処理体制を確保する方針を示しているため、また、数人の議員の皆様から、「交渉姿勢に柔軟性を持たせることも必要ではないか」という御意見もあり、このようなことを参考に新たな提案をしたものであります。
 以上でございます。


◯議長(庄司勝彦君) 4番 木村君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) ただいまの課長の答弁で、6月議会と変わった答弁の理由については説明があって、「交渉の幅を広げるため」と、もう一つは、「交渉姿勢に柔軟性を持たせることも必要」との答弁ですが、助役、このように柔軟な姿勢でこれから事務方と向かっていけば、解決します。しかし、これも、信頼関係が近い将来解決しなきゃできないの、これ。
 そして、助役、誠に申し訳ないが、第3回の助役協議の5項目のうちの2項目めに、「負担金の返還について」という項目があるんですよ。それは、沼津市の市長も言っているように、もう施設ができてしまったんだから返還金の交渉は無理です。それよりも、ごみ・し尿施設を再利用させてもらうためにこの件は取り下げ、今後の交渉がスムーズにいくように期待しております。
 次に、2つ目の質問の、ごみ・し尿に関する協定書についてちょっと聞きます。
 私は、6月議会で、3年後のごみ・し尿施設について沼津市への委託を質問した一人ですが、沼津市と清水町は、書類を見ると、し尿処理に関する規約は、平成9年3月の両議会の議決を経ております。それで締結しております。また、その規約に基づく協定書も平成9年10月に締結しております。それと、可燃ごみに関する協定書も平成12年3月に締結しております。
 このように、本来であれば、この規約と協定書に基づいて沼津市の両施設で清水町のごみ・し尿処理がされているはずですが、ご存知のとおり、いろいろな事情があって今の事態となり、清水町は三島市、函南町の近隣自治体にお願いしたり、沼津市に負担金の返還金を求めたり、また、再使用を申し出ているわけですが、そこで1つ聞きます。
 確かに、沼津市長が議会において、「清水町のごみ・し尿処理を断る」旨の意思表示をし、清水町からも、昨年の10月28日に、「委託を断念する」という公文書を申し入れているんです。いいですか、そうすると、その時点で、今まで合意しているものが廃止になるととられてもしようがないじゃないかと思うんですよ。
 その点について再度聞きますが、この協定書も規約書も有効なのか、そうでないのか、その辺、ちょっと正確に答えてください。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を求めます。 住民生活課長 関君。


◯住民生活課長(関 義弘君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 ごみ・し尿に関する協定、規約の有効性についてでありますが、当町といたしましては、解約の手続をしていない以上、規約、協定書とも、その権利は有効であると認識しております。
 以上でございます。


◯議長(庄司勝彦君) 4番 木村君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) 規約も協定書も有効と言うんだったら、沼津市に使用させてもらうよう交渉するのが、これ、当然ではないかと思うんですよ。
 とにかく清水町の3年後、正確には2年半ですけど、ごみ・し尿処理を何とかしなきゃならないことは、これ、誰でも知っています。それで、沼津市に15億円の負担金の返還請求をしていますが、代理人交渉や裁判も辞さないということを言っているのでは、これ、交渉はまとまりません。沼津市の市長は、施設ができ上がり、稼動している以上、返還金について返還する意思は全然ありません。
 そこで町長に聞きますけど、3年後のごみ・し尿処理はどのようにしていくかをお聞きします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁求めます。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 3年後のごみ・し尿の受け入れについて町長はどう考えるかと、こういう御質問でございました。
 本年4月から沼津市のごみ・し尿処理施設が使用できなくなりましたが、規約、協定書は生きておりますので、負担金の返還及び再使用についての協議を行っているところであります。
 3年後の選択肢は限られておりますが、沼津市の施設の再使用ということについては、施設建設等には応分の負担をしており、また、これまで長い間使用させていただいておりますので、そういう意味では最良ではないかと考えております。
 いずれにいたしましても、ごみ・し尿処理は町民の日常生活に欠かせないものでありますので、どのような形にしろ、町民に絶対に御迷惑をかけないよう処理体制の確保に全力で取り組んでまいります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁終わります。 4番 木村君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) 今の、「再使用が最良の方法」と言うけども、これ、信頼関係が回復しなきゃだめなのよ。
 それでは、最後に、今回の目玉であります信頼関係に移ります。
 町長、あなたの立候補のときの公約は今でも生きているのか聞きますけども、先ほども言ったように、来年の2月に、3期12年の任期が終了になります。出るのか、出ないのかわからないけども、この12年間、清水町のために尽くしてきたが、平成7年の初めての立候補のときに、「沼津市との太いパイプにより、ごみ・し尿処理はこれまでどおり沼津市にお願いしていく」というのがあなたの公約だったんですよ。これが今でも生きているかをちょっと聞きたいと思います。
 時の町長選は、現職の飯田町長と新人の平井さんとの一騎打ちで、平井町長が大差で勝ったんです、これ。それは、皆さん町民が全部知っていますよ。このときの焦点は、町内に処理施設をつくる、つくらないであったことも事実です。平井町長は、長年、沼津市職員であったことから、沼津市との太いパイプで沼津市にお願いしていくということで、多くの町民から信頼を受け、当選されたと私は考えています。また、沼津市とも良い関係で、公約どおり、ごみ・し尿処理の継続をし、委託ができて平成13年まできていました。しかし、2期目の途中からぎくしゃくし始めたんですよ。
 そこで聞きますが、平成7年のときに沼津市との間に何か約束事があったんじゃないかというふうに疑問を感じるんですけど、その辺、どうなんですか、町長。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 町長の立候補当時の公約は今でも生きているか、もう1点は、平成7年に当選したときに沼津市と何か約束があったのかと、こういうことの2点でございますが、平成7年に私が立候補した際の公約の一つとして、ごみ・し尿処理は近隣市町と連携していくということの中で、引き続き沼津市にごみ・し尿処理の委託を継続していくことを掲げました。
 このごみ・し尿処理については、平成7年以前から、沼津市より、毎年、固有事務として自己処理を申し入れられてきておりましたが、私は、公約どおり、ごみ・し尿処理を沼津市に継続して委託することができました。しかし、その後、ごみ・し尿処理と合併問題とを関連づけられ、厳しい対応が迫られてきたのは御承知のとおりであります。
 結局、沼津市とは、合併問題からごみ・し尿問題に波及し、ごみ・し尿処理の委託を断念せざるを得なくなり、現在、三島市、函南町に処理をお願いしているところでありますが、私の公約である近隣市町と連携していくということについては、現時点では公約を果たしているものと考えております。
 なお、沼津市とは施設使用に関する規約や協定書がありますが、ごみ・し尿処理施設が使用できなくなりましたので、現在、交渉を行っているところであります。
 なお、平成7年の当選時点で何か約束をしたのかと。私は、そういう約束はないと、こういうことの中で答弁させていただきます。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁終わります。 4番 木村君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) 答弁で大体わかりましたけどね、それでは、あと2点、聞きます。
 平成13年2月27日に、例の密約をしたときですけど、その中で、「中核市の実現に努力をするが、中核市実現の目途が立たなかった場合には、5年後に合併協を立ち上げ、10年後には1市1町の合併をさせる」ということになっていたが、当時、近隣市町を巻き込んでも本当に中核市が実現できると思っていたのか。30万人にならなかったら中核市はできないんですよ。これ、ならないものを本当にできると思ったのか、ちょっと聞きます。
 そして、平成16年7月23日に、沼津市との信頼関係の回復のために清水町行政課題検討協議会を設置し、住民発議による2市2町の法定合併協議会の活動をしましたが、これも実現できなかったです。当時の状況から見て、我々も、町民もそうですけども、三島市が難しいという情報の中で2市2町の法定合併協議会が成立すると思っていたのか、あわせて、この2点、再度聞きます。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 まず、平成13年度当時、中核市の実現ができると思っていたのか、そして、第2点目は、2市2町の法定合併協議会は成立すると思っていたのかと、この2点でございます。
 まず初めに、中核市の実現はできると思っていたのか、この点について私から答弁させていただきます。
 私は、県東部地域に広域都市が必要であるということから、沼津市に中核市推進協議会の設置を申し入れました。私といたしましては、中核市の実現は可能と考え、周辺市町に参加を呼びかけ、活動してまいりましたが、結果としては、平成16年3月に協議会が解散することになりました。
 次に、2市2町の法定合併協議会は成立すると思っていたのかについてでありますが、私は、町民6,000人余の署名の熱意により協議会設置が実現できるものと考え、議員の皆様方の御協力を得ながら、私自身、三島市や函南町に対して協議会設置に向け最大限努力してまいりましたが、結果的には実現することはできませんでした。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁終わります。 4番 木村君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) ただいまの答弁だと、中核市も2市2町も実現できると思ってやったと。これはこれでいいです。しかし、現実には、あの当時、近隣の市町村をあわせても30万人にはならなかったし、2市2町も、三島市が1市3町論を打ち上げている以上、議会が反対するのはわかっていたはずですよ。
 そこで聞きますけど、この2市2町ができなかったことで、次の課題として、公文書で出してある沼津市との合併協議会の再開ということもあります。理由はどうあれ、なぜ町長、約束どおり1対1のテーブルに着かなかったのか、その点について説明を求めます。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁求めます。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 なぜ約束どおり1対1のテーブルに着かなかったのかについての御質問でございます。
 沼津市との合併協議会の再開につきましては、昨年の地区懇談会開催途中に沼津市から2項目の通知があり、沼津市、清水町合併協議会の廃止の申し入れがあったものであります。
 また、地区懇談会における多くの町民も、沼津市との1市1町の合併ではなく、広域合併を望むものでありました。こうしたことを踏まえ、私も熟慮を重ねた結果、沼津市との合併協議会再開はできないと断念したものであります。このことについては議員の皆様にも御報告し、その上で沼津市に回答したものであります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を終わります。 4番 木村君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) それでは、信頼関係の回復について聞きます。
 この件については、毎回のように一般質問の話題となっておりますが、どうも釈然としないところがありますのでお聞きします。
 特に沼津市にごみ・し尿処理の再使用を申し出た現状においては、非常に重要なものと考えております。町長も、抽象的な表現でなく具体的にお答えを願います。
 沼津市が昨年ごみ・し尿処理を断ったのは、「信頼関係が損なわれたから」と再三言っております。昨年来の助役協議においても、再三繰り返しております。さきの6月27日の助役協議の議事録においても、沼津市の助役は、「ごみ・し尿の問題と合併協議会の問題は、その根底に信頼関係があり、ごみは解決をする」と言っております。根底の信頼関係の回復が先にできないとごみ問題も解決できないということであるのではないかと、こういうふうに言っておるんですよ、議事録に。
 平成13年2月27日の沼津市との約束事がありました。5年、10年の文書、それから住民発議による2市2町の法定合併協議会、こういう公文書を守れなかったわけですよ、町長は。町長、いいですか、町長は沼津市との信頼関係を損ねたことを認め、その修復に努めると何度も話しておりますが、その前に、沼津市に対し、約束を破ったことに対して明確に謝罪する必要があると思うんですよ。
 町長は、沼津市長に対して正式な謝罪をどのように行ってきたのか、まず最初に聞きます。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 沼津市との信頼関係を回復するためにどのような謝罪を行ってきたのかについてでありますが、2市2町法定合併協議会が設立できなかったことにより、沼津市との合併協議会の再開が問題となりました。このことについては町民へ説明する必要があることから、沼津市長の了解の下、地区懇談会を開催いたしました。しかし、御承知のとおり、開催途中において、沼津市から、沼津市、清水町合併協議会の廃止とごみ・し尿処理の受託廃止の協議について、2項目の申し入れがありました。
 私は、沼津市へ公文書で申し入れた重みは十分認識しておりましたが、沼津市からのこのような申し入れと地区懇談会の民意等を踏まえ、先ほどもお答えいたしましたが、沼津市との合併協議会再開はできないと決断し、昨年8月2日に、議員の皆様に御報告後、沼津市長に回答いたしました。
 なお、謝罪ということにつきましては、その回答文の一文としておわびを申し上げております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を終わります。 4番 木村君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) ただいまの答弁では謝罪になっていないんですよ、これ。
 例の8月2日に、清企第48号で、沼津市、清水町合併協議会再開についての、この回答、これを言っていますけど、この文章の中に、「貴職及び貴市議会並びに貴市民に多大な御迷惑をおかけし、信頼関係を損ねたことを深くおわび申し上げます」と、こういうふうになっているんです、これ。たぶんそのときは謝罪したと思いますけども、実際に、言葉以外に、謝罪する態度や相手が納得する行動を起こしたわけじゃないんですよ、町長。
 そこで町長に聞きますけど、平成17年の、先ほど言った6月1日に沼津市長と面会し、沼津市との合併協議会の開催について、沼津市長の理解を得て地区懇談会を開催することになったと。その際に、沼津市への回答は、いいですか、町長、「7月中旬に持っていく」と言ったんです、あなたは。だけど7月23日に回答しないから、沼津市は頭にきて、申し入れをしてきたんですよ。
 ところが、地区懇談会が終わらないため、回答延期の文書を沼津市へ持っていったが、これ、受け取りを拒否されているんですよ。なぜ7月中旬に沼津市へ回答するという返事をしながらその回答ができなかったのか、その点を説明願います。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 2市2町が成立できなくて、そして民意を得るために地区懇談会を開催すると、こういうことの中で、沼津市長の了解を得るために、そのときに沼津市を訪れました。このときに、「7月中旬、もしくは下旬になります」と。
          (「言っていない、中旬と言った」と呼ぶ者あり)
 いや、それは私と助役が行った話でございまして、沼津市の市長は中旬をとらえた、私どもは地区の公民館等があいているかどうかわからない中でもって、中旬ということは言い切れない、こういうことの中でもってぜひ御理解賜りたいと。
 ただ、その中旬ということをとらえたのが沼津市であって、我々は、帰って、各地域の公民館があいているかどうか、区長さんの都合を聞いて、それから、下旬になるか、中旬になるか、こういうことでもって回答したいと、こういうことの話をいたしました。その中でのとらえ方が中旬になったと、こういうことでございますので、御理解を賜りたいと、こんなふうに思います。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を終わります。 4番 木村君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) 次に、町長の政治生命について聞きます。
 今回の一連の問題を起こしたのは町長自身であります。沼津市側は、「一連の公文書に対し清水町から正式な謝罪がないためこのような事件になった」と言っております。信頼関係を回復するには、まず自分の非を認め、謝罪する行動が必要になると思います。その行動を見て、初めて相手が謝っているなと認めてくれるはずです。沼津市は、「信頼関係の回復策は単独での合併ではない」と言っております。
 私は、沼津市の本音は、本年3月までに清水町長が正式に謝り、態度で誠意を示せば、ごみ・し尿の打ち切りはなかったと思っています。つまり、明確な謝罪を態度で示すことが最も重要なことではなかったかと思っております。
 今、町長は、町民のライフラインを危機に陥れながら、綱渡りの行政を行っております。合併問題やごみ・し尿問題は別として、近隣の自治体として、また将来の広域合併に向けても、沼津市との信頼関係の修復が現状を打破する最も有効的な手段だと私は考えております。町長、あなたの政治生命をかけ、一連の公文書に対し誠意ある謝罪をして、町長自身、今期限りで引退するので、ぜひ清水町にごみ・し尿処理施設の再利用をさせていただきたいと申し出れば、これ、話はつくんですよ。
 そのことについて、町長、一言、御答弁求めます。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 町長は政治生命をかけて沼津市との信頼関係を回復するつもりはないのか、そして次期の町長選についてははっきりと明言すべきだろうと、この2点だっただろうと思います。
 まず、第1点目の御質問から答弁させていただきますが、現在、ごみ・し尿処理の問題については協議を行っているところでありますが、沼津市とは、ごみ・し尿処理以外にも上水道の供給や下水道の整備で連携をしております。こうしたことからも、沼津市との信頼関係は大変重要であると考えておりますので、信頼関係の回復に向け、最大限努力してまいります。
 なお、2点目の次期町長選についての明言をすべきだろうと、こういうことでございました。先ほど岩崎議員にも答弁をいたしましたとおり、今はただ職務に専念し、熟慮中であると、こういうことの中で御理解を賜りたいと思います。
 終わります。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を終わります。 4番 木村君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) 町長、いろいろなことを聞いて、答弁いただき、ありがとうございます。難しい問題にも、その都度最善の努力をし、町民に対応してきたということですが、その点には敬意をあらわします。
 しかし、町長、いいですか、現実問題として、沼津市との信頼関係が回復しなければ、いくら助役が頑張ったって、ごみ・し尿問題は解決しないんですよ。これは事実です。
 それで、町長、最後に聞きますが、この問題の根本はごみ・し尿処理施設を持たない清水町の宿命的な問題とはいえ、町長自身が起こした問題です。解決するのには、現時点では、町長、あなたしかいないんですよ。沼津市は、町長が沼津市と交わした一連の公約書をほごにしながら正式に謝罪がないために話し合いに応じないだけであると、そういうふうに私は思いますよ。それで、町長が、政治的責任を胸に秘め、誠意ある正式な謝罪をすれば、沼津市は話し合いに応じてくれるはずです。
 そこで、最後に聞きますけど、町長、あなたは、在任中に町民3万1,500人のライフラインを考えたとき、沼津市長に対し正式に謝罪する意思があるのか、ないのか。イエスかノーで、ほかは要りませんから、答弁願います。


◯議長(庄司勝彦君) 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 木村議員の最後の御質問をいただきました。
 イエスかノーだけでもって結構だと。これほど難しい答弁はございません。そういう中でもって、まず、私が答弁させていただく中で少しだけつけ加えさせていただきますと、私は、何回となしに、沼津市、沼津市民、市長におわびを、謝罪をしてまいりました。そういうことの中でもって、政治的に責任をとるべきだと、こういうことの発言がございましたが、今は、ただこの解決に向けて最善の努力をしていくと、こういうことでございます。
 御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を終わります。 4番 木村君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) 今、町長は何回も謝罪に伺ったと言うけども、それじゃあ、正式に行ったんですか、町長。
 正式に沼津市長に対して謝罪に行ったか、行かないか。再度、その点を聞きます。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) たぶんこれで最後になるだろうと思います。正式に謝罪したのかどうか、謝罪に行ったのかと。もちろん正式に話しに行きまして、謝罪をいたしました。
 終わります。


◯議長(庄司勝彦君) 4番 木村君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) そうすると、正式に謝罪に行ったら、そのときの返事はどういう返事があったんですか。
 これで終わります。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) そのときの市長の答弁でございます。「信頼関係の回復をお願いします」と、ただこれだけで帰ってきたと。私どもも、信頼関係の回復、これについて今まで悩んできたと、こういうことでございます。
 御理解賜りますようお願いします。


◯議長(庄司勝彦君) 4番 木村君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) 以上で質問を終わります。答えになっていません。


◯議長(庄司勝彦君) これをもちまして木村君の一般質問を終わります。
 次に、8番 吉川清里君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 介護ベッドの引き上げをなくし利用しやすく」「2 子育て支援 安心して産み、育てることができる町となるために(出産と乳幼児期)」
 発言を許します。 8番 吉川清里君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 議長の許可が出ましたので、さきに通告してあります事項について質問いたします。
 まず、介護ベッドの引き上げをなくし、利用しやすくするために質問させていただきます。
 ことし4月からの介護保険の改定で、今まで要介護1、要支援と判定されていた方は、新たに要介護1と要支援1、2に区分されるようになりました。この方たちは、いわゆる軽度と言われておりますが、この軽度の方たちの中で、電動ベッド、車いすの貸与やホームヘルパーの派遣が制限をされる事態が起こり始めています。この改定を国は新予防給付として、軽度の方に対するサービスを、より本人の自立支援になるように改善をすると言っておりますが、自立支援のはずが、逆に、お年寄りにとって必要な器具やヘルパーを取り上げ、自立を妨げるような事態が生まれている心配があります。そこで、まず町内の状況はどうなっているのかを質問いたします。
 町内で、介護保険でベッド、車いすを貸与されている方の中で、今回の改定で貸与打ち切りとなる対象者は何人いるでしょうか、また、その中で実際に貸与打ち切りとなる人数は何人でしょうか。お願いします。


◯議長(庄司勝彦君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。
 長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 町内で、ベッド、車いすが貸与されている人で、今回の改定で貸与打ち切りとなる対象者は何人いるか、また、実際に打ち切りになる人数はについてでありますが、4月末現在で貸与が打ち切りになる見込みの方は、特殊寝台利用者では41人、車いす利用者では22人おります。
 なお、9月末までは特例措置として引き続きサービスを利用することができますが、購入や自費による貸与に切り替えることで利用を中止された方は、8月末現在で、特殊寝台利用者では4人、車いす利用者では該当者はありませんでした。
 以上です。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁終わります。 8番 吉川君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 対象者の中でも、継続して貸与となる人とならない人がいるのはなぜでしょうか。そして、引き続きベッドや車いすを利用できる方がいますが、それはどういう基準で決められるのでしょうか。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) 御質問にお答えいたします。
 例外として引き続き利用できる人の基準はについてでありますが、特殊寝台では、日常的に起き上がりが困難な方、また日常的に寝返りが困難な方が、車いすでは、日常的に歩行が困難な方、また日常生活範囲における移動の支援が特に必要と認められる方が、例外として引き続き利用することができます。
 以上でございます。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を終わります。 8番 吉川君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) ベッドについて質問させていただきます。
 基準では、今課長から答弁がありましたが、電動ベッドの場合、寝返り、それから起き上がりが困難、できない場合というふうに規定をしておりますが、実際の使われ方はどうかというのを見てみますと、介護度1のレベルでは、寝返りや起き上がりは自分でできるという方がほとんどであります。それよりも、ベッドから立ち上がる、その立ち上がりにベッドの高さが調節できる、こういう特殊寝台と言われるベッドが必要ということが多いのが実態です。
 誰でも、年をとりますと、まずは最初にひざや腰に障害が出てきます。床に敷いた布団から起きて立ち上がるという動作をするよりも、ベッドを使う方がずっとやりやすいというのは常識であります。股関節が悪い人などは、医者の方で、床に布団を敷くよりもベッドを使いなさいというふうに進めております。また、そのベッドも、単に普通に売っているものよりも、高さが電動で調節できるもの、こういうものが、家族にとっても、本人としても非常に使いやすいわけです。
 立ち上がりにベッドが十分機能できるということは、そこに、立ち上がった先に車いすが置いてあれは、自分で移って自分で移動ができる、あるいはポータブルのトイレが置いてあれば、夜中でも自分で用が足せる、これが自立支援というものではないでしょうか。こういう実態を町ではきちんと把握しているのか、どうなのか、こういうことを考えてベッドの引き上げをやっているのか、どうなのか、大いに疑問があります。
 実態、状況を町ではどのように把握しているのか、御答弁をお願いします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) 御質問にお答えいたします。
 町では実態をどのように把握しているのかについてでありますが、町では、町内事業所のケアマネージャーを中心に開催されるケアマネ連絡会や地域包括支援センターを通じ実態の把握に努めております。
 現状としましては、ケアマネージャーを通じ、特殊寝台や車いすの貸与が打ち切られることについての不満や相談を数件受けておりますが、本改正が要介護認定における軽度の自立支援を推進するためのものであることを説明し、利用者から御理解いただいております。
 以上でございます。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を終わります。 8番 吉川君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 実際に利用者の方から、不満とか、苦情が出ているということは、当局もお認めになるわけですね。
 厚生労働省は、この措置に対して、介護度が軽度だからといって、一律、機械的にベッドを引き上げるようなことはしないようにという事務連絡を出しております。もしこの連絡のとおりに町が対応しているのであれば、こういうような業者からの不満、あるいは苦情ということの事態は起きないはずですけども、これについてはいかがでしょうか。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) 御質問にお答えいたします。
 軽度者を一律的に給付対象外としないよう町ではどのように対応しているかについてでありますが、町では、改正内容を周知するため、文書とパンフレットを当該サービスの利用者に送付するとともに、ケアマネージャーには、ケアマネ会議を通じ、本サービスの改正内容の周知と担当する利用者へ十分な説明が行われるよう指導しております。
 また、ケアプラン作成時に開催されるサービス提供会議においては、利用者個々の状態により、必要に応じたサービスが提供されていることを確認しております。
 以上です。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を終わります。 8番 吉川君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 今、課長が答弁されたとおりであれば、何も問題は起こらないはずなんですが、実際に、ベッドを取り上げられたら生活に支障が出て困るという訴えが、私のところにも、直接、間接を問わず、たくさん寄せられています。
 あるリウマチのお年寄りは、症状が軽いときは大丈夫だけれども、最近、腰の痛みが出てきて、床に布団を敷いたときには起き上がりに不安があると。床から起き上がるときには手をつくこともあるわけですけれども、リウマチのお年寄りですから、手をつくと、今度は手首も痛くなるのではないかと、こういうふうにベッドがなくなる不安を訴えられました。この方は介護度1と判定をされて、ケアマネージャーさんから、ベッドがなくなるので、介護保険の枠外でレンタルをするか、あるいはベッドを購入するか、それとも、やはり床に布団を敷く形になるかということで、今、相談をしておりますが、なかなか決められないと、決めかねているというお話でした。
 また、福祉用具をレンタルしている事業所も、この改定が行われた4月から、利用者さんから、どうしてベッドを持っていってしまうのかと、毎月のように泣かれて泣かれて、非常にせつない思いをしていると、自分たちとしても、事業収入としてレンタル料が大きく占めているので、貸与が減ると、仕事としても半分近い収入減となってしまう、どうにかしてほしいということを話されていました。
 また、レンタルでベッドを貸与しておりますと、メンテナンスとか、あるいは細かい調整、マットの清潔を保つためのいろんな作業ですね、そういうものもレンタル業者で行いますが、購入となるとなかなかそこまで手が回らないと。これも、事業者の立場というよりも、利用される方の立場に立って本当に心配しているということがうかがえました。
 こういう実態を、本当に町はきちんと把握をしているんでしょうか。それでも、必要、適切なサービスがケアマネさん等を通じてされていると言えるんでしょうか。その辺をもう一回お聞きをいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を願います。 長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) 御質問にお答えいたします。
 当課といたしましては、本サービスの改正内容の周知、十分皆さんに知っていただけるよう、今後も御理解、御協力いただけるよう努力してまいります。
 以上でございます。


◯議長(庄司勝彦君) 8番 吉川君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 納得されるように努力していくということですが、実際に使っている人が大変な思いをしているわけですから、なかなか納得は難しいんじゃないかなと私は思います。
 納得できないながらも、介護保険で決まったことだから仕方がないとあきらめて、介護保険の給付の枠外でベッド等をレンタルしなければならない、こういう選択肢を選ぶ方たちもいるわけですね。この場合ですと、ベッドのレンタル料というのは機種によってさまざまですが、介護保険の場合、月に大体1,500円から2,000円ということを聞いております。これが、介護保険ではないレンタル料になりますと、安くても2倍、高いと月に1万円を超すというレンタル料を支払わなきゃならない、こういうふうにも聞いております。非常に負担が大きくなってしまうわけですが、この人たちのために、そのレンタル料を町で補助するという方法が、1つ、考えられると思います。
 一つの例を紹介させていただきますと、東京の港区では、この介護用ベッドの利用に、区で助成を出すことを決めております。利用者負担は月額500円で、生活保護を受けている人、本人を含む世帯全員が非課税の方は無料という形で区が補助を出しております。同種のベッドを自費で借りる場合は、通常、月額三千数百円かかるそうですが、それを区で補助をして、500円、もしくは無料という形で借りられるようになっています。ほかにも、同じ東京の北区でも同様の助成制度を創設しております。
 清水町でも、いろいろ方法はありますけれども、こういうような、レンタルで負担が増える場合の補助を考えるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) 御質問にお答えいたします。
 介護保険給付外で借りなければならない軽度者に対し、レンタル料を町で補助すべきではないかについてでありますが、この福祉用具貸与の改正は、便利というだけでサービスを利用するのではなく、身体の状況に応じて、必要と判断された方が利用できるサービスにすることで、利用者の自立支援の推進を図るものであります。
 町の補助につきましては、この改正趣旨や他のサービス利用者との公平性等を踏まえることが原則としてありますが、今後、他市町の動向等を見極めた中で判断してまいります。
 以上です。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を終わります。 8番 吉川君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 自立支援を推進すると、今、答弁がありましたけども、本当にその自立支援を推進するという立場であれば、例えば、経済的な理由で、お金がかかるからといった理由でベッドのレンタルをあきらめるようなことがあれば、町としても、それは不本意なことではないでしょうか。購入となればさらにお金がかかるということも考えられます。
 実際に、先ほど私が自分で調べた例を述べましたけども、町の方で把握している介護保険でのレンタル料と、それから介護保険以外でレンタルする場合、差はどれぐらいあるか、御答弁をお願いします。


◯議長(庄司勝彦君) 長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) お答えいたします。
 介護保険でレンタルを利用する場合には、個人負担は1割負担でございます。介護保険以外で負担する場合にはすべて自己負担という現状でございますので、例えば、ベッドですと、現状1割負担が550円から1,500円、車いすですと、290円から3,000円という個人負担になっております。
 以上でございます。


◯議長(庄司勝彦君) 8番 吉川君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 1割負担は、今、課長が言われた額ですよね。それを介護保険の枠外でレンタルするとしたらいくらになるか、お願いします。


◯議長(庄司勝彦君) 長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) お答えいたします。
 ただいまの金額の10割の負担というふうなことになります。
 以上でございます。


◯議長(庄司勝彦君) 8番 吉川君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 単純に考えて、10倍に負担が増えるということですから、これを、自立支援を推進するという立場でうたっていいものかどうか、非常に疑問があるところですので、この点を今後も十分検討いただきたいというふうに思います。
 次に移ります。ヘルパー派遣について伺いたいと思います。
 同じように軽度というふうに判断をされて、ホームヘルパーの派遣が以前より制限されている事例で、対象者数と、それから実態はどうなのかを質問いたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) 御質問にお答えいたします。
 ヘルパー派遣が以前より制限されている事例の対象者数と実態はについてでありますが、4月から8月までに要支援1及び2と認定された方で、制度改正以前から訪問介護サービスを利用していた22人のうち、利用回数が制限された方は2人おり、いずれもケアマネージャーやサービス提供事業所とサービス内容の変更について話し合う中で、利用者の主体的な活動や意欲を高めるためのものであることを御理解いただき、自立支援に向けたヘルパーの派遣が行われております。
 また、回数は制限はされていませんが、サービス内容が従来のヘルパー依存型から利用者とともに行うよう変更されたことについて理解が得られず、サービスを中止された方が1人おります。
 以上です。


◯議長(庄司勝彦君) 8番 吉川君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) このような形の改正で、実際に、本当に自立支援になっているのか。さっきのベッドのときにも述べましたけれども、現状を深くつかんでやっているのかというのは非常に疑問があります。
 私も、以前、ホームヘルパーの仕事をしておりました。介護保険制度が始まる前の話ですが、そのときに、訪問の介護をして、家事援助も行いましたが、そのときの経験から言えるのは、ヘルパーが定期的に訪問するかどうかで、そのお年寄りの生活に対する意欲が大きく違ってくるということです。実際に行っている家事援助は、お掃除だったり、買い物だったり、食事をつくることだったり、お年寄り自身も、ある程度はできる、一緒にやりながらすることも多々ありました。
 しかし、それを一緒に行いながら、あるいはお話ししながら行うことによって、あなたたちが定期的に毎週来てくれることによって、自分は一人暮らしで寂しかったけれども、生活に張りが出てきた、デイサービスはなかなか行く気にならないけれども、人が来て話をしてくれることによって少しでも明るい気持ちになれる、生活に張りが出てくると、こういうふうに話すお年寄りはどんどんと表情が明るくなり、そしてデイサービスにも行けるようになる、自分で外に行けるようにもなる、こういうふうに違ってくるという変化を私は目の当たりに見てまいりました。
 これが本当の自立支援と言えるのではないでしょうか。今回の介護保険の改定は、自立支援をうたっておりますが、実際は、給付費を抑えるために、自分でできることは自分でするようにと、お年寄りを無理に追い込んでいるようにしか思えません。
 こういう状況について、課長も現場を知っていらっしゃる方ですので身にしみて感じるところもあると思いますけれども、本当にこれが自立支援になっているのか、どうなのか、率直なところをお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) 御質問にお答えいたします。
 このように改正された制度が実際に自立支援になっているのかについてでありますが、ケアプランを担当する地域包括支援センターが、回数が制限された2人の方につきましては、当初、ヘルパーへの依存が強く、利用回数が減ることやヘルパーとともに家事等を行うことに不安を持っていましたが、実際にサービスを利用していく中で、本人の持っている意欲や能力が引き出され、不安もなくなり、自立が促されているという報告を受けております。
 また、サービスの利用を中止された1人の方につきましても、現在、自立した生活に向け、自助努力しているという報告を受けております。
 以上でございます。


◯議長(庄司勝彦君) 8番 吉川君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 先ほどの答弁の中では、1名については、なかなか理解が得られずにサービス提供が中止をされたということがありましたけれども、お年寄りは、やっぱりそれまでの人生経験が長いですから、ものの考え方、価値観も一様ではありませんし、認知症を患っているという場合もあるかもしれません。
 これも、私がホームヘルパーをしているときによく研修で言われましたが、お年寄りに対しては、説得よりも納得してもらうことが一番であると、こういうふうに言われました。この、説得よりも納得してもらえるような説明を十分したんでしょうか。また、このようなケースの場合、今後どのように対応していくのか、お答えをください。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁求めます。 長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) 御質問にお答えいたします。
 制度改正により、訪問介護におけるサービス提供に変更のある要支援1及び2の方に対するケアマネジメントについて、本年度からは地域包括支援センターが実施することになり、町との調整を図った中で、利用者の御理解がいただけるよう説明を行ってまいりました。
 今後も、介護予防の重要性と自立支援の観点から、地域包括支援センター等による声かけや訪問活動等見守りの中で実態を把握し、サービスを利用しないことにより心身機能の低下を招くことのないよう、本サービスの目指すところについて御説明を重ねながら、適切なサービス利用について御理解いただけるよう努力してまいります。
 以上です。


◯議長(庄司勝彦君) 8番 吉川君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 次の質問に移ります。
 以前に自立と判定をされた場合でも、介護保険ではないところで、町で一般会計から支出をしてホームヘルパーを派遣しておりました。今それがありませんけれども、それをどうしてやめてしまったのか、それをお聞きいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) 御質問にお答えいたします。
 以前は自立でも町でホームヘルパーを派遣していたのにやめてしまったのはなぜかについてでありますが、ヘルパーの派遣につきましては、従来は一般会計の生活管理指導員派遣事業として実施しておりましたが、今年度からは介護保険特別事業会計内の地域支援事業の一つとして保健センターが行う基本健康診査における生活機能評価の結果等をもとに、寝たきりや閉じこもりの危険性の高い方を対象に実施いたします。
 以上です。


◯議長(庄司勝彦君) 8番 吉川君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 今、課長が答弁された生活機能評価は、9月1日付の広報に一緒に入っておりまして、見させていただきました。25項目のチェックリストがあります。この中身も、ちょっと疑問があるところがあるんですが、例えば、12項目め、「BMIが18.5未満ですか」という質問があります。BMIというのは、体重を身長の2乗で割るという一つの指標、体重と身長の差を見る指標なんですけども、いきなりこういうふうに、説明はしてありますけども、こういうふうに書かれても、なかなかお年寄りには何のことやらと、計算して出すのもちょっと大変ではないかなというのもありますし、それから、20番目には、「きょうが何月何日かわからないときがありますか」という、「はい」「いいえ」で答える質問があります。これについて、例えば、きょうが何月何日かわからない、「はい」に丸をした人が、じゃあ、ほかの項目についても「はい」「いいえ」に丸をしても、これが本当に御本人の評価として信頼できるかどうかというところも、疑問がかなり出てくるのではないかというふうに思います。
 何よりも、やっぱり大事なことは、こういう基本健診を受けるのは大事なことですが、健診を受けなければヘルパーがされないように受け止められてしまうということではないでしょうか。町がこういうシステムをつくって、この中で評価をして、介護予防のためにヘルパーを派遣するというのは、悪いことではないですけれども、しかし、あくまでもお年寄りが自分の生活の中で必要と、ヘルパーを派遣してほしいという要請をしたときにきちんと対応できるという方法をきちっと残しておくという姿勢が大事ではないかと思います。
 逆に言えば、こういうシステムに乗っからない人は置き去りにされてしまうというような心配もされますので、その辺、自立した生活を送るために、やっぱりお年寄りの方から必要であるというような申し込みがされた場合の筋道を残しておく、ヘルパー派遣を行うべきではないかというふうに考えますけども、いかがでしょう。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) 御質問にお答えいたします。
 自立した生活を送るために必要なヘルパー派遣はするべきではないかについてでありますが、ヘルパーの派遣につきましては、介護予防の観点からも、自立支援を促すために必要であると考えております。
 なお、派遣に当たりましては、基本健康診査を受診することが原則でありますが、受診されていない方でも、高齢者本人からの相談や民生委員等からの情報、地域包括支援センターの実態調査及び保健師の訪問活動等により、心身機能低下が心配される方には、生活機能の状態に応じて実施いたします。
 以上です。


◯議長(庄司勝彦君) 8番 吉川君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 以前は、一般会計の民生費の中で、この自立と判定された方に対してのヘルパー派遣をしておりました。今は、地域支援事業という中で、介護保険の中で支出をするということに変わっているというふうに解釈をしておりますけれども、どうしても、介護保険でありますと、給付費の枠内でという制限が出てくるんじゃないかという心配もあります。
 この点について、自立と判定された場合、ヘルパー派遣をする場合、給付費の、あらかじめ上限があるのか、どうなのか、それをお伺いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁求めます。 長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) お答えいたします。
 今年度から、特別会計の中でヘルパー派遣事業を行ってまいりますが、これらの派遣等も見込んでの給付費でございますので、増減は見込みの中でございます。
 以上でございます。


◯議長(庄司勝彦君) 8番 吉川君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) ぜひ必要な支出は町で十分に出してほしいというふうに考えます。
 ことしから税制が変わりまして、お年寄りは、非常に住民税の負担が大きくなりました。町でも、個人町民税が1億5,000万円ほど増収になりましたけれども、この中で、老年控除の廃止によるものが約6,940万円、そして、定律減税の半減による増収が7,400万円ほどあります。これにも高齢者の分が入っていますから、町民税の増収の半分以上は65歳以上のお年寄りの負担増によるものと考えていいと思います。
 こうした負担増から、お年寄り御本人に税を還元するという意味でも、また真に自立した生活を支援するためにも、先ほどのベッドのレンタル料の助成もそうですが、ヘルパー派遣も、町の単独事業としてきちんと支出をして、実施すべきではないかというふうに私は考えますが、最後の質問になりますので、この点、どう考えるか、町長に答弁をお願いしたいと思います。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 税を還元する意味で、高齢者の自立した生活を支援するため、ヘルパー派遣等を町単独で実施すべきではないかについてでありますが、今回の税制改正により、高齢者への負担が重くなったことは私も認識しております。したがいまして、議員、御指摘の点につきましては、まず、その功罪について調査・検討していきたいと考えております。
 いずれにいたしましても、町民の皆様方に御理解いただけるよう、効果のある事業の推進に努めてまいります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を終わります。 8番 吉川君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) では、次の標題の質問に移ります。
 次は、子育て支援、安心して産み、育てることができる町にするために(出産と乳児期)について質問いたします。
 今、少子化が問題となっておりますが、子供を産み、育てるにはいろいろ困難な状況があり、深刻な社会問題となっております。安心して子育てができる町とするために、町がすべきことはたくさんあると考えますので、1回の一般質問ではとても足りません。そのために、子育ての時期別に、今回、12月議会、3月議会と3回の定例議会に分けて質問するつもりですので、よろしくお願いします。
 まず、1つ目ですが、今回は出産と乳児期についての質問をいたします。
 まず、町内の出産環境について伺います。全国的に産科医が不足をし、お産のできる場が減っております。そこで、町内の産科医の数、そして、出産時に不測の事態や異常があった場合の緊急時の対応はどうなっているかをお聞きします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 吉川議員の御質問にお答えをいたします。
 町内の出産環境はどうか、産科医の数、緊急時の対応についてでありますが、町内の産科の医療機関は、静岡医療センターの産婦人科と2つの診療所があり、そのうち、出産を取り扱っているのは静岡医療センターと1つの診療所であります。
 なお、出産を取り扱う産科医は、静岡医療センターに1人、診療所に2人おります。また、緊急時の対応につきましては、主治医の判断で、その医療機関内で対応するか、必要時には、主治医の紹介により、初期救急または3次救急の医療機関に搬送され医療を受ける体制となっております。
 以上でございます。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁終わります。 8番 吉川君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 次に、町内の出生数と出生率について、ここ5年間で結構ですので、推移と、それから静岡県内で清水町はどういう位置にあるのかを伺います。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 県内の出生率の、清水町の順位ということでございます。県の市町村の指標でお答えをさせていただきます。
 平成15年度、県下で2位でございました。平成16年度も2位ということになっております。それと、過去5年間というお話でございましたけども、3年間ということでお答えをさせていただきます。平成15年度356人、平成16年度353人、平成17年度349人、以上でございます。


◯議長(庄司勝彦君) 8番 吉川君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 県内では2位の位置、出生率は高い方ですね、その位置にある。それから、常に大体350件前後の出生数があるということですけども、その割には、町内でお産ができる場所は2カ所で、対応できるお医者さんが3人と。近隣の市町で出産をする方もいると思いますけれども、でも、2カ所は少ないんじゃないかなというふうに思います。
 今、全国的にも、先ほど言いましたように、産科医は不足しておりますけれども、静岡医療センター、旧東静病院ですが、ここも、以前は六、七人、産科のお医者さんがいらっしゃいまして、緊急の対応もしてくれておりました。それが、今1人ということで、非常に、開業医から緊急時の対応を医療センターに頼みにくいという状況があります。また、沼津市立病院、それから順天堂病院も、それぞれの入院患者さんで手いっぱいという状況のようです。三島社会保険病院は産科が廃止になりました。それから、修善寺の日赤病院は、お医者さんがいなくて、今、産科を休止しているという状況のようですが、これでは困るということで、地域の方が再開をしてほしいと署名を集めているそうです。
 近隣でもこういう状況があるわけです。こういう状況は、清水町だけの力ではなかなか解決が難しいというところもあると思いますが、清水町でも他人ごとではありません。こういう状況は県の方が管轄であると思いますけれども、県に対してこういう状況を解決するように働きかけているのか、また県はどう対応しているのかを質問いたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 吉川議員の御質問にお答えをいたします。
 町内に医療機関が2カ所ということでございます。しかしながら、三島市、沼津市、また、その他近隣におきまして、それぞれ産科の医療機関がございます。清水町としましては大変環境に恵まれた状況であるというようなことで考えております。県の方への要望等、依頼があるかどうかということでございます。特別、現状はしておりません。
 以上でございます。


◯議長(庄司勝彦君) 8番 吉川君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) では、出産後の保健師の対応についてお聞きします。
 清水町は、出生数が多く、出生率も高いですけれども、3世代の同居率は非常に低い町であります。核家族で、出産後、母親1人に育児がのしかかり、育児ノイローゼから産後うつ、そして児童虐待につながるケースも、最近、全国では増えていると聞いております。出産後の保健師の対応はどうなっているかをお聞きします。


◯議長(庄司勝彦君) 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 御質問にお答えをいたします。
 出産後の保健師の対応はについてでございます。
 母子手帳には、新生児出生通知書が添付されております。保護者は、出生届を出す際に、その通知書を保健センターに提出することになっております。その通知書に基づき、第1子新生児のほか、第2子以降でも、未熟児が生まれた家庭や育児に不安のある家庭には保健師や助産師が家庭訪問をすることになっており、出産直後の育児不安を軽減するための支援を行っているところでございます。
 以上です。


◯議長(庄司勝彦君) 8番 吉川君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 次に、出産育児一時金の質問をします。
 国民健康保険では、10月から、この出産育児一時金が30万円から35万円に引き上げになります。それはそれで喜ばしいことですが、全国平均では、出産、分娩費用が45万円かかるというようなデータもあります。35万円に引き上げられるのはいいことですが、さらにかかるケースもありますので、町の方で、この出産について上乗せの補助はできないものか、検討しているかどうかをお聞きいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 出産一時金の上乗せ補助はできないかについてでございます。
 出産育児一時金につきましては、分娩にかかる経費との均衡を考慮した上で、医療制度改革大綱に基づく社会保険等の出産育児一時金と同額とし、今議会に提案させていただいたものでございます。
 今後におきましても、出産育児一時金の給付につきましては、これまでと同様、国の法改正に伴い対応をしてまいります。
 以上でございます。


◯議長(庄司勝彦君) 8番 吉川君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 出産には、分娩だけではなくて、その前の検診費用というものも、保険ではありませんので、かなり出費が伴います。この検診費用も、大体1回5,000円、それから血液検査等を行えば2万円近くかかります。検診も10回近く、ケースによって違いますけども、ありますので、いろいろ計算をすると、全部で10万円ぐらいかかるというのが全国的な平均ではないかと思われます。そうすると、分娩でも、安くて35万円、高ければ45万円、そして、また検診にも10万円ぐらいかかるということで、正常なお産でもこれだけかかるわけですね。
 こういう現状を考えますと、今、若い世代でも非正規雇用が増えている、あるいは年収が減っている、こういうような若い世帯が増えているわけですから、お金のことを考えると、やはり子供を産むのをためらうという状況が生まれても不思議ではありません。
 こういう現状を、やっぱり改善させることが必要ではないかと思います。そのためにも補助が必要であるというふうに私は考えるんですけれども、果たして本当に補助は必要ないと言い切れるのかどうなのか、もう一回御答弁をお願いします。


◯議長(庄司勝彦君) 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 先ほど御答弁させていただきました。
 法改正等に基づきまして、当町の国保につきましても、社会保険と同額ということで引き上げをさせていただいたものでございます。それに伴いまして、今後につきましても、同様、法改正に合わせて対応していく所存でございます。
 以上です。


◯議長(庄司勝彦君) 8番 吉川君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) それでは、次の質問に移ります。
 産休、育休についてですが、これらは法律上認められている制度でありますが、産休の場合は産前6週、産後8週ですね、育休は1年間のお休みが認められているわけですが、実際には、これらを完全に出産の前後にとっているかというと、非常に取得率は低いものがあります。男性もとれますが、女性も低いですが、男性も、より低い取得率となっております。
 企業では、従業員が産休、育休をとると、その分、給与や社会保険料を負担しなければならないので、それが支出となる、負担となるということで嫌う傾向もあります。こういう場合、例えば、東京の千代田区の例を申し上げますと、中小企業の従業員が産休をとる場合に、企業に、その肩がわりとして一定の補助を出しているという制度があります。これは、子育て支援というよりも男女共同参画の観点で行われている制度でありますが、しかし、ほかにも、こういう金銭的な補助はなくても、例えば、従業員が積極的に産休、育休をとっているということを自治体の方が判定を、評価をして、そして、町の仕事の入札とか、あるいは委託契約の際にその企業の評価の一つとしている、男性も女性も働きやすい企業であるかどうかというのを一つの基準の物差しとしている、こういうことをやっている自治体もあります。
 今、中小企業も、まだまだ経営が非常に大変な時代でありますけれども、公務員でない限り、なかなか産休、育休をとりにくい、あるいは実際にはとれなくて退職をせざるを得ないという状況もたくさんあります。権利として認められているものを血の通った制度にするためにも、こういう雇用主に補助を出す、企業に補助を出すという制度も、1つ考えられると思いますが、いかがでしょうか。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 御質問にお答えをいたします。
 従業員が産休、育休をとる場合、雇用主に補助を出している自治体があるが町ではどうかについてでございます。
 平成15年7月、次世代育成支援対策推進法が制定されました。国、地方公共団体、事業主が主体となり、次世代の社会を担う子供たちが、すこやかに生まれ、育てられる環境整備に社会を挙げて取り組むことになりました。その結果、常時雇用する労働者の数が300人を超える事業主は、仕事と家庭との両立を支援するための雇用環境の整備など、国が定める行動計画策定指針に基づいた行動計画の策定が義務づけをされました。
 また、常時雇用する労働者の数が300人以下の事業主につきましても、行動計画の策定に努めなければならなくなりました。このような状況を踏まえ、事業主による職場環境の改善に対する取り組みを第一義とし、補助制度につきましては、全国で実施している自治体としましては、現在、確認できているのは東京都千代田区だけでございます。
 今後、その導入の必要性の有無について検討をしてまいりたいと思っております。
 以上でございます。


◯議長(庄司勝彦君) 8番 吉川君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) ちょっと時間が足りなくなったので次の質問は飛ばして、ゼロ歳児の保育所の受け入れについて聞きます。
 受け入れは、今現在どうなっていますでしょうか。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 御質問にお答えをいたします。
 ゼロ歳児の保育所の受け入れはどうなっているかについてでございます。
 現在、町の認可保育所では、町立清水保育所、町立南保育所、私立しいの木保育園におきまして、生後6カ月の乳児から受け入れをしております。
 以上でございます。


◯議長(庄司勝彦君) 8番 吉川君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 産休は、産後は8週間しか保障されておりません。生後2カ月という受け入れをなぜしないのか、そして、母親の働く場を保障するという意味でも、産後2カ月の受け入れをするべきではないのかと思いますが、いかがでしょうか。


◯議長(庄司勝彦君) 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 産後2カ月から受け入れをするべきではないかという御質問でございます。
 現状、町におきましては、6カ月から受け入れをするという体制で臨んでいるわけでございますけれども、受け入れ態勢を整えるためには、保育士の確保が必要となってまいります。
 今後、受け入れができるかどうか、その辺も含めまして検討をしていきたいというふうに考えております。
 以上です。


◯議長(庄司勝彦君) 8番 吉川君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 保育士の基準は同じですので、6カ月から受け入れているならば2カ月も可能だというふうに考えますので、ぜひ積極的な検討をお願いします。
 次に、乳幼児医療費の助成ですが、今、外来の1回200円が自己負担となっておりますが、小山町、長泉町、そして裾野市は、自己負担なし、完全無料となっております。清水町も、それに倣って拡大・充実すべき、完全無料を行うべきと考えますが、いかがでしょうか。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 御質問にお答えをいたします。
 乳幼児医療費の無料化についてでございます。
 乳幼児医療費制度につきましては、平成17年4月から、入院の自己負担額を、1日500円から無料にいたしました。また、本年4月からの通院の自己負担額を軽減する際には無料化についても検討いたしましたが、そのことによる弊害や受益者負担の原則等を踏まえまして、現状の200円としたものでございます。
 以上です。


◯議長(庄司勝彦君) 8番 吉川君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 無料にすることの弊害とは何でしょうか。それから、受益者負担と言いますが、必要な医療を受けることがどうして利益になるのか。このことによって、子育てにやさしい町ということになって出生数が増えれば町の利益になるのではないかと考えますが、その点、いかがでしょう。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 吉川議員の御質問にお答えをいたします。
 弊害とは何ぞやという御質問でございました。
 無料にいたしますと、その病気云々はなしにしまして、医療機関にかかるということも当然考えられます。また、受益者、これは、市町村、無料のところもありますし、そうでないところもあるわけでございますけれども、本来は、医療費につきましては一部負担ということであるわけでございますけれども、乳幼児につきましては、県の補助制度等もございまして、町もそれに追随するような形で補助制度を設けました。そういう中で、受益者負担というのは、あくまで原則があってしかるべきというふうな考え方もあったということでございます。


◯議長(庄司勝彦君) 8番 吉川君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 最後に町長に伺います。
 今までいろいろ、あれこれ言いましたけれども、基本的には、町長が本当に子育てにやさしい町に清水町をするかどうか、その姿勢を持てるかどうかということを最後に伺いたいと思います。
 私ごとで恐縮ですが、今現在、私、妊娠6カ月です。来年1月には3人目となる子供を出産予定です。今回この質問をさせていただいたのは、何も自分が子供を産むからというだけではありません。同じように子供を産んで育てる……。


◯議長(庄司勝彦君) 時間になっております。


◯8番(吉川清里君) はい。今質問しましたので、答弁お願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 清水町はどれだけ子育てにやさしい町かについてでございます。
 清水町は、平成17年度静岡県市町村の指標では、年少人口割合が県下で一番高い町であります。こうしたことから、町は、平成16年度に策定した清水町次世代育成行動計画に基づき、子育てに対する不安や悩みを解消し、安心して子供を産み、育てることができるよう、多様化する子育てニーズに対応したサービスを提供できる「子育てのしやすいまちづくり」を目指しているところであります。
 特に、今年度は民間保育所やファミリーサポートセンターを開設し、乳幼児医療の通院における自己負担額を軽減いたしました。また、この11月からは、静岡子育て優待カード事業など、子育て支援の施策を積極的に展開しているところであります。今後におきましても、地域の実情や子育てを取り巻く環境の変化に伴う住民ニーズの把握に努め、子育ての環境をさらに充実してまいります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) これをもちまして吉川君の一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩いたします。
 再開は1時からといたします。
                                午前11時53分休憩
                                ────────
                                午後01時01分再開


◯議長(庄司勝彦君) 休憩を閉じ、会議を再開します。
 次に、12番 森野善広君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 ごみ・し尿処理の将来はどうなるのか」「2 住民が健康な町づくり」「3 小学校区を変更し、伏見区の一部の児童は西小学校に」であります。
 発言を許します。 12番 森野君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 議長の許可をいただきましたので、通告してある内容について質問をいたします。
 まず最初に、ごみ・し尿の将来はどうなるのかという内容であります。同僚議員も同じような質問をされておりますので、ダブるところもあるかと思いますけども、質問させていただきます。
 6月27日に沼津市との協議が行われ、その中で、沼津市から15億円の返還ができない場合は沼津市の施設の再使用をすることを清水町の方から申し入れました。8月7日に行われた沼津市との協議の中では、この清水町からの申し入れに対して、沼津市側は、「根っこは信頼関係だ」というふうな回答を示しております。こういうことからいけば、信頼関係が回復しなければその他のことについては話が進まないという今までの議論と同じわけであります。
 あと2年半となった今、ごみ・し尿の問題についてどのように解決していくのか、お考えをお聞きいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を求めます。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 あと2年半となったごみ・し尿の問題はどのように解決していくかについてでありますが、3年後の選択肢は限られておりますが、先ほど木村議員に答弁いたしましたとおり、沼津市とは現在協議をしている最中ですので断定的なことは申し上げられませんが、沼津市の施設を再使用させていただくことが一番現実的ではないかと考えております。
 いずれにいたしましても、ごみ・し尿処理で町民に絶対御迷惑をかけないよう処理体制の確保に全力で取り組んでまいります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 12番 森野君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 一番現実的な選択肢だというふうな町長の答弁であります。私も、これまでは、ごみ・し尿の処理については沼津市と共同で行うのが一番いいというふうに繰り返し主張してまいりました。それは、お金を出していることや、これまで述べたように、契約が法律上有効であることと、こういうことだけでなくて、施設の規模が沼津市と清水町が一緒に処理する規模になっていると、こういう問題、そしてさらに、次のことが一番大切だと思いますけども、沼津市との処理をしてきたこの40年間、ギブアンドテイク、持ちつ持たれつ、お互い協力してやってきたわけであります。
 そういう実績の上に、お互い、職員や住民の間には信頼関係が培われてきたということであります。そうした住民などの信頼関係を壊したのが、この間の合併を絡めてごみとし尿の処理を駆け引きの道具に使った清水町、沼津市のそれぞれの町長、市長の問題だというふうに思うわけであります。繰り返しますが、政治家の意図とは別に、長い間の住民などの協力の上に立った信頼関係、それを壊したという自覚をきちんと持ってもらいたいということであります。
 私は、2年半後のことを考えたときに、本当にごみ・し尿の問題は、これまでのごたごたときちんと切り離して、一番いい方法だと言った町長の考えができるようにやるべきだということです。そのためにも、町や市のトップに立つ町長や市長がちゃんとけじめをつける話をするのが筋だというふうに思うのですが、いかがでしょうか。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を求めます。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 先ほども答弁させていただきましたとおり、現在、沼津市との協議に最善を尽くしているところでありますので、この交渉をまとめることが最良だと考えております。
 解決すべく努力してまいりますので、御理解賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 12番 森野君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 協議をしているからというふうな話をしますけども、じゃあ、協議をしていって解決する自信があるんですか。自信があるかないかを、まずお聞きしたいと思います。
 それと、同僚議員も言っておりましたけども、この間の経過からすれば、沼津市との約束を、公文書1回と、あと半公文書みたいな文書ですけども、2回破ったということがやっぱり一番大きな問題というのは、これは、小学生や中学生が考えても当たり前の話なんです。そういうことで、活路を見出すのは、まず謝罪をするということしかないと思うんですけども、その点、どのようにお考えなんでしょうか。
 こうしないと、先ほど言いましたように、この間培ってきた住民の苦労が水の泡になるわけであります。その点、よく考えて御答弁をお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) これからの中でもって協議をしていくということで、自信があるのかと、こういうことでございます。もちろん、先ほども答弁いたしましたが、これからの協議につきましても、誠心誠意努力してまいります。そういうことの中で御理解賜りたいと思います。
 それと、謝罪について、しっかり謝罪をしてあるのかと、こういうことでございます。先ほど木村議員にもお答えいたしましたとおり、文書の一文、公文書の一文にも記してございますし、それを持っていったときも、誠意を持って謝罪いたしました。
 そういうことの中で御理解賜りたいと思います。


◯議長(庄司勝彦君) 12番 森野君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 次の質問に入りますが、もうちゃんとここで……。
 町長はいつも全力を尽くしてと、不退転の決意でと、こういう形容詞をよく使いますけども、具体的には何にも示していないのがこれまでなんですよ。先ほどの謝罪の問題でも、町長は謝ったつもりでも向こうはそういうふうにとらえていないと。だから、そこから一歩も話が進まないわけです。一方的にこちらの話をすればいいというふうなのは協議じゃないんですよ。協議というのは、お互いの心が探り合える、通じるのが協議という中身で、そういうことをとらえていないのではないかというふうに、今の町長の答弁を聞いていて感じるわけであります。
 それでも、町長は、一生懸命やってきたというふうに、これまでも繰り返し言っております。一生懸命やってきたのは私も理解するところでありますけども、しかし、一生懸命やってきても、人間というのは失敗することもあります、当然、間違いもありますから、問題は、その後の処理をどうするかというので、その人の力や、また、これからの問題が変わってくるというふうに思うわけであります。
 先ほど言ったように、間違ったことは間違いだというふうなことをきちんと認めて、きちんと謝罪をして、その上で対応するのかどうなのかと、こういうことが大切なわけです。
 まず、その重要な約束をするのに当たって、住民や議会の意見をいつも後回しにしてきたというふうに私は思うんですが、その点、町長のお考えをお聞きいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 重大な約束について、住民、議会の意見を後回しにしたのは大きな間違いだと、そういうふうに思うがどうかという御質問でございます。
 平成16年当時、沼津市から、ごみ・し尿処理の委託事務の見直しについて通知があり、ごみ・し尿処理が危機的状況になったことから、沼津市との信頼関係を維持・継続するため、議会、行政をはじめ各界・各層の委員で構成した行政課題検討協議会を設置いたしました。そこで約1カ月半、慎重に御審議をいただいた答申に基づき、私なりに判断した上で沼津市へ提案いたしました。
 私のそのときの判断としては、議会、町民、各界・各層の方々が委員として参加しておりましたので、一定の民意を酌み取っていると認識しておりましたが、そのことに対しての御批判もあるので、議会、町民の皆様への配慮が欠けていたことは否めなったと感じております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 12番 森野君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 私が言います議会や住民の考えを後回しにするというのは、民主主義を否定するというふうな意味で言っているわけです。町長が言う行政課題検討協議会が、町民各層の代表、議会からも参加をしているということで、それが住民や議会の意見だというふうに思うのは、それは、町長の民主主義の考え方が、そういう考え方でいいと思っているからですよ。
 実際は違うわけです。民主主義というのは、やはり住民の多くの意見を聞くと、それなりの手続もあるわけです、重要な問題については。そういう基本的な民主主義のルールをおろそかにしているから、なかなか町長の思うように物事が進まないわけです。「急がば回れ」ということわざがありますけども、民主主義は確かに手間がかかるかもわかりません。10名ちょっとの人の意見を聞いて、それを住民、議会の意見だといってやれば事は早く進むかもわかりませんけども、それはうまくいかないわけです。
 住民発議という方法をとってみても、住民主導のような形になっておりますけども、結局、一昨年やった住民発議は、上から方向性を決めたものなんです。だからうまくいかなかったんですよ。民主主義的な形態をとっているけども実際は住民からの意見じゃなかったということで、私は、うまくいかなかったと、この間ずっと主張してきたわけです。
 地区懇談会を開いたり、アンケートをとったりしても、それは何の解決にもなりません。町長の思いどおりにいかない、一生懸命頑張ってもなかなかいかないということは、そうした民主主義のイロハを無視しているからだと私は思うわけです。
 町長は3月議会で次のように言っています。「あの時点、あのときにおいて、私の行動、決断については間違いなかったと、こういうことでもって考えております」というふうに言っておりますけども、町長のこれまでのやり方、住民の意見が基本だという民主主義、これをおろそかにしてきたから、一生懸命やっていてもなかなかうまくいかなかった、結果として沼津市との約束を破ることになったというふうに思うわけですけども、その点、町長の考えをお聞きいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 町長は民主主義を否定した、民主主義のルールを守っていなかった、民主主義のイロハを無視していたからこういうことができないんじゃないかと、こういうことの中でもって、あらためて町長の考え方をお聞きしたいと、こういうことでございます。
 先ほど「私の至らなかった点もありますので、今後はそうした点も十分配慮いたしまして実施してまいりたいと考えております」と答弁いたしました。そういうことの中でもって、私はあくまでも民主主義のルールに沿っていたと、こういうことは考えますが、至らなかった点もあっただろうということを考えますので、今後は注意していきたいと、こんなふうに考えます。
 よろしく御理解いただきますようお願いします。


◯議長(庄司勝彦君) 12番 森野君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 配慮が足りなかった、至らなかったというふうなことは、言葉上、そうなるかもわかりませんけども、現実問題として、民主的な手続を踏まなかったと、議会にもかけていないんですから、そういうことだと思いますよ。
 次の質問に移ります。
 町長は、「住民に迷惑をかけないように」というふうにいつもおっしゃっております。しかし、実際には不安と迷惑、住民にとっては、こんな問題は迷惑な話なんですよ。こういう問題を、やっぱり住民に与えている、それがいろんな行政への不信にもつながっています。
 こうした問題を発生させる中で、前回も言いましたけども、実際に、交渉の人件費、そういうものも含めて相当の税金とエネルギーが使われているというふうに思います。ここまで沼津市との関係がこじれなければ、またごみの問題が発生しなければ、そうしたエネルギーやお金を住民サービス、有益なことについて使えたというふうに私は思うわけであります。
 こうした事態になった原因は、町長が責任をあいまいにしたままで問題が解決しないからじゃないですか。先ほど「自信があるか」というふうな質問をしましたけども、それについても「一生懸命やるだけだ」というふうな内容しか答えておりません。いつ解決するか、住民は非常に大きな不安、迷惑を感じているわけですから、その点、答弁をお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 御質問に対しまして答弁させていただきます。
 まず初めに、沼津市との問題で使ったエネルギーを他の町民のサービスの向上に使えたのではないかと、こういうことでもって御質問がまず第1点目にございました。そういう中での答弁でございますが、これまでの経緯・経過の中で今の結果があるわけであります。議員との考えに相違はあるかもしれませんが、今の結果に伴う問題解決をすることについての労力等は決して無駄なことではないと考えております。
 なお、今の事態の原因はということでもって私の責任等を問われたわけでございますが、長年、沼津市とは、合併とごみ問題との関連から、私を含めまして歴代町長が苦しんできたところであります。今の事態については、一昨年からの経緯・経過に基づくものでありますが、私としては、その時点に起きている現実を踏まえ、私なりに最善の選択をしてきたつもりであります。しかし、残っている課題も現実としてありますので、そのことについては解決できるよう最大限努力してまいります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 12番 森野君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 最善の選択をしてきたと言いますけど、最善の選択をしてきたのであれば、他の自治体と交わした約束を、1回は公文書で出した約束を破るというようなことは発生しなかったと思うんです。
 清水町の職員が採用される場合に宣誓書というのを書きます。その中で、一文を引用しますと、宣誓書という中で、「私は地方自治法の本旨を体するとともに、公務を民主的かつ能率的に運営すべき責務を深く自覚し、全体の奉仕者として誠実かつ公正に職務を遂行することを誓います」と、こういう文書を出すわけです。これは、町長あてじゃなくて、あて先はありません。結局、住民に、公務員として、全体の奉仕者として出すわけです。
 また、清水町には、清水町職員倫理規程というのがあります。この目的というところを読みます。「この規程は、職員が全体の奉仕者であって、その職務は町民から負託された公務であることを鑑み、職員の責務に係る倫理の保持に資するために必要な措置を講ずることにより、職務の執行の公正さに対する町民の疑惑や不信を招くような行為の防止を図り、もって公務に対する町民の信頼を確保することを目的とする」というふうなことが書かれております。
 もちろん、これは一般の職員に対しての規程でありますけども、その上に立つべき人が、約束を破ったり、そういうことをすれば、当然、ここに書いてあるような、不審を招くようなこと、公務に対する町民の信頼を確保するという点で問題があったというふうに私は思うわけです。そのために沼津市との関係がうまくいっていないということがあるんじゃないかと思うんですけども、その点、いかがですか。
 それで、町長は3月議会で、ペナルティーをどうするのかというふうな私の質問に対して、「違法行為と行政事務上の政策決定の是非が同列に扱われるべきものではないというふうに考えている」というふうに答弁しておりますけども、先ほどの倫理規程からいいますと、そういうことは当てはまらないんじゃないかというふうに思うんですけども、いかがでしょうか。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を求めます。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 森野議員から、職員は、採用されたとき、地方公務員としての宣誓書、また倫理規程、こういうことがある中で、町長は、先ほどの答弁を聞いているとちょっと違うんじゃないかと、こういうことの御質問でございました。
 先ほども私が答弁したとおり、考え方に相違はあるかもしれませんが、今の問題については、御批判もあることは十分承知しております。あらためて申し上げますが、私なりにその責任の重みは感じております。
 なお、ペナルティーをどうするかということでございます。先ほど申しましたとおり、考え方に相違はございますが、この行政をつかさどるトップとして、この責任、これについては私なりに感じております。今、与えられております職責を全うしていく中で問題を解決していくことが私の責任だろうと、こんなことを考えます。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 12番 森野君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 目の前にある課題の職務を執行するというのは、これは当然のことなんですよ。それをやらなかったら、もちろんここに書かれているような職務怠慢になります。過去の責任をどうするかというふうなことでいけば、町長、先ほどおっしゃったように、「責任の重みは感じている」というふうに言ったわけですから、また、先ほどの最初の答弁で、「配慮が欠けていた」というふうなことを言ったわけですから、これからの仕事は一生懸命やると、それは当たり前なんです、過去の問題の責任について重みを感じているのであれば、やはり何らかのけじめをつけなければいけないんじゃないかと。その問題で沼津市との関係が改善するなら、それは、最高責任者として、町長、自分にとってもいいことだと思うんです。
 その点、最後の質問になりますけども、御答弁、お願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 先ほども答弁させていただきました。森野議員の言っていることと私と、少し相違があって誠に申し訳ないと思いますが、私自身、責任は十分感じております。今、与えられている職責を全うしていく中で問題解決していくことが私の責任の取り方だろうと、こんなことを考えます。
 最善を尽くして努力いたしますので、御理解を賜りたいと思います。


◯議長(庄司勝彦君) 12番 森野君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 繰り返しますけども、今ある課題を全うするのは当たり前のことですからね。やはりそれがうまくいかなかった理由をよく考えて、早急に対応をとることが一番いい方法だということを指摘して次の質問に移ります。
 次は、住民が健康なまちづくりということで質問させてもらいます。これは、前回の、医療費を下げるということで、看護師数についての問題の引き続きの中身になります。
 前回の質問では、清水町の看護師が、人口10万人当たりにすると25人と、現在8人いるわけですけども、3万1,000人で8人ですから、人口10万人当たりの保健師数でいくと25人と。これは、県下でも、町の中でも低い方から2番目だというふうなことで質問させていただきました。
 最後の町長の答弁は、来年の人員削減の計画からは看護師数を外すというふうな答弁で終わっているわけでありますけども、じゃあ、現状の数でいいというふうに思っているのかどうか、その点、もう一回質問をいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 清水町の保健師数についてでありますが、わが町の老人1人当たりの医療費は県下でも高く、国保会計や一般会計を圧迫していることから、医療費抑制のためのさまざまな対策を講じているところであります。
 その一つとして、保健師による訪問指導や相談活動等が疾病の早期発見や予防につながり、その果たす役割は大変重要であると認識しております。
 したがいまして、有効かつ効果的な保健活動を行っていくための保健師の確保は必要であると考えております。今後は、職員の定数適正化計画を踏まえ、総合的な観点から検討してまいります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 12番 森野君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 保健師の確保は必要だというふうなお答えですけども、どの程度保健師の重要性を認識しているのか、これまでのいろんな答弁を見てみますと疑問に思うところが多いわけです。
 長野県は全国でも医療費の安い県として有名でありますけども、老人1人当たりの医療費は、平成16年度、61万円であります。清水町は73万円。この長野県の61万円というのは県の平均で61万円で、清水町よりも12万円安くなっております。その長野県が、保健師数はどのぐらいかといいますと、人口10万人当たりにすると51人であります。もしこの数を清水町の中で保健師に換算すると、15人の保健師になります。現在の約倍、7名新たに採用しなくては長野県の平均までいきません。
 そう考えると、今、公務員を減らさなくちゃいけない、4.8%減らすと、ことし施政方針演説をした中で、7人も増やさなくちゃいけないのかというふうに思うかもしれませんけども、7人増やして、自動的に下がるというふうには私も言いませんけども、老人医療費が12万円下がり長野県と同じような平均になればどのぐらい医療費が安くなるかと。これは何億円ですよ。4億円近く安くなります。毎年毎年ですよ。人件費はそんなにかかりません。それだけ保健師の役割が大きいということです。
 この前も言いましたけども、清水町の医療費、老人、国民健康保険、介護保険、そして社会保険の分も含めれば、70億円以上の医療費になっています。一般会計が80億円ですから、とんでもない医療費の額です。それをわずか8名、先ほど同僚議員が言いましたけども、その8名のうち半分ぐらいは乳幼児の担当ですから、半分ぐらいでしか見ていないんです、お年寄りや成人の健康問題を。
 清水町が長野県の平均にするためには7名必要だというふうな数字ですけども、この数字を聞いて、町長、どのようにお考えでしょうか。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 先ほど私が答弁いたしましたが、今、長野県の例をとりまして、清水町をそれに合わせますと15人必要であり、7人増になる、こういうことの中で4億円はプラスになるだろうと、こういう御質問をいただきました。
 私は、先ほど答弁いたしましたが、保健師の確保は必要であると考えております。今後は、職員の定員適正化計画を踏まえまして、総合的な観点から検討してまいります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 12番 森野君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 職員の定数問題はいろんな問題がありますから、なかなか複雑ですけども、こういう中身のことを検討しないで、ただ単に何年間で4.8%減らすというふうなことを考えると。それは、やっぱり実際のそれぞれの職員がやっている仕事を町長は理解していないからじゃないかなというふうに思うわけですよ。
 保健師が増えれば、この前グラフでも示したように、医療費は必ず下がります。そういう点で、いきなり15人とは言いませんけども、ぜひ保健師を増やして、医療活動、予防活動をきちんとしていく、そういうことが必要だというふうに私は思います。
 国や県の言うとおりにやっていれば、医療費や介護保険料は上がるばかりですよ。よく検討して、職員の中にも保健師や看護師の資格を持った人がいるんですから、その現場の声をきちんと聞いて決めてほしいというふうに思います。
 それで、次に移りますけども、次は乳がん検診の状況についてであります。
 乳がんの問題は、今、全国的に、がんの中で罹患率が上昇しております。胃がんや肺がん等は減っている中で、乳がんは、1996年にがんの中でトップを占めるようになっております。
 昨年、マンモグラフィーが導入されるということで清水町の乳がんの検診が変わりまして、その結果、平成16年度には1,653人受けていた乳がんの受診者数が、795名に減っております。乳がんを減らすという方向と逆のことがやられているというふうに私は思います。
 こういう状況を見て、町長、今の検診制度と乳がんが増えているというふうな状況というのは不十分ではないかというふうに思うんですけども、その点、御答弁をお願いいたします。
 そして、乳がんを撲滅するというふうなことは、私は、早期発見をすれば必ずできるがんでありますので、乳がんゼロの町と、こういう宣言をして、住民の健康意識の向上をすべきだというふうに思いますけども、その点、町長の考え方をお聞きいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 乳がん検診について、乳がんゼロの町、早期発見という観点で、今の検診制度と現状は不十分ではないかという御質問だったと思います。
 乳がんは、日本人女性の30人に1人がなると言われており、早期発見、早期治療が、乳がんによる死亡数を減らす上でも大変重要な課題であります。平成17年度から国の指針が変更になり、エコー検査とマンモグラフィーを導入し、2年に1回の検診となりましたが、乳がん発見の確立が高まり、検診の質は向上しております。さらに、乳がんは自分で発見できる唯一のがんであるため、今後も、自己検診法の普及に努めてまいります。
 次に、乳がんゼロの町を宣言して、たぶんこういうことだと思いますが、健康意識の向上につなげてはどうかについてでございますが、町では、健康都市宣言やすこやかな日を制定しておりますので、そうした中で、イベントや教室等を通じ、さらに乳がんの予防について啓発してまいります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 12番 森野君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 今、町長が30人に1人というのは、ちょっと間違い、3,000人に1人の間違いではないかと思います。2005年の統計では、全国の罹患率が4万1,500人というふうなことですから、これを1億2,000万人で割ると3,000人に1人というふうなことであります。
 清水町の人口で換算をいたしますと、3万人になりますので、約12名の乳がんの患者がいるというふうになります。毎年毎年1万人の方が乳がんで亡くなっております。したがって、これを清水町に適用いたしますと、毎年3名から4名の方が乳がんで亡くなるというふうな状況であります。
 乳がんで亡くなる方はどのぐらいの医療費がかかるかと、お金のお話で恐縮でありますけども、乳がんで死亡した方の医療費の動向を町の方で調べていただきました。70歳以上のお年寄りの方ですけども、平成14年に発病して、平成15年、1年後に亡くなっております。その方の治療費は、手術料も全部含めて447万円であります。こういうお金が町の財布を見てもかかるわけです。
 先ほど言いましたように、ほかの病気の関係もありますから、すべて乳がんで死亡というふうにはなりませんけども、統計上、3名ないし4名が毎年乳がんで亡くなるというふうな数になります。
 この乳がんは、早期発見、早期治療をすれば減る、なくなる病気なんです。したがって、町長、先ほど健康都市宣言、すこやかの日と、その中でやると言いましたけども、やはりこの問題は、今、日本の中で増えている現状からして、きちんと取り上げて住民の中に啓蒙していくということが必要だというふうに思います。
 したがって、先ほど言いましたように、独自に「乳がんはゼロにするんだ」というふうなことで清水町が宣言をしてその取り組みをする、そういうことが必要だと思いますし、それをやれば必ず減る病気です。
 町長、医療費を減らしたいんでしょう。医療費を減らすということからしても、町民のみんなが乳がんで亡くならないと、そういう2つの意味からして、やはり宣言をして乳がんを撲滅していくということが必要だと思うんですけども、いかがでしょうか。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 助役 中野君。
          (助役 中野 尚君登壇)


◯助役(中野 尚君) お答えいたします。
 まず、30人を否定されまして3,000人ということでございますけれども、今、事務方に調べさせましたら、30人ということで確認をとりました。数字の問題でございますので、そうだということをまず報告させていただきます。
 それから、もう1点ですけども、医療費削減、これは、もう前々から、清水町は健康都市宣言もしておりますし、さまざまな取り組みをしているところでございます。町長も先ほどお話ししましたけれども、保健師のことも含めて、医療費削減について非常に前向きに検討していくということを言っているわけですし、現在も、清水町は健康都市宣言やすこやかな日を制定していろいろやっているわけですけれども、しかし、現実問題として限界があるということでございます。
 議員、御指摘の乳がん、マンモグラフィーによる乳がん検診、こうしたものについても、抑制していくということはそのまま医療費の抑制につながっていくわけでございますので、このことについては、先ほど町長も答弁いたしました。私は、事務方のまとめ役として、ぜひこの関連する各課の課長に積極的に取り組んでいくように指示していきたいというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(庄司勝彦君) 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 死亡率の関係で、今、助役の方からも一部答弁がございました。死亡率は3,000人に1人という割合でございますけれども、今後30人に1人が乳がんになるというふうに言われておるということでございます。


◯議長(庄司勝彦君) 12番 森野君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 数は別に、30人に1人なら、それだけもっと取り組むべきじゃないかというふうに思います。
 例えば、健康都市宣言、すこやかな日を制定して最初にやったのは何かといったら、オリジナルダンスなんですよ。今は地域振興課に移っていますけどね、そんなことをやっていたんじゃ治りません。医療費は減りませんよ。ちゃんと、もう少し実効あることをやってください。乳がん検診の率だって減っているんだから。半減していますよね。いかに精度が上がったって、検診者数が半分になれば、それだけ発見は遅れます。そのことも指摘して、本当に本気になって考えていただきたいと思いますよ。今のままだと、医療費を減らすのをちゅうちょしているとしか考えられません。
 次へ移りますけども、次は、清水小学校の通学距離が遠いことによっていろいろ問題があるということで、3月議会で取り上げ、これについては、伏見の一部について校区の見直しを検討するというふうな答弁をいただいております。その後どのように検討を重ねているのか、答弁をお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 教育長 犬塚君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 伏見区の一部について校区の見直しを検討すると答弁したがその後どうなっているかについてでありますが、現在、その可能性について調査・研究を行っているところでありますが、やはり地域の実情や保護者の意向等に十分配慮し、児童の具体的な実情に応じた対応を行うことが大切でありますので、校区の見直しにつきましては、従来の通学区は残したままで、特定の地域に居住する者に学校選択を認める学校選択制導入が最も適切と考えております。
 したがいまして、今後は、関係地域や保護者等の皆様に御説明し、理解をいただいた上で、町教育委員会において方針を明確にしていく考えであります。
 以上です。


◯議長(庄司勝彦君) 12番 森野君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 町の方では、常々、子供の問題について、学校、地域、家庭、力を合わせて考えなければいけないというふうに言っております。学校選択制にすると、学校と地域の関係というのは崩れるんじゃないですか。確かに、今回の問題で、1つの区が2つの校区に分かれるというふうな点ではいろいろ問題があるから、これまでもいろいろ手間取ってきたというふうに思います。
 しかし、選択制にして、地域の中でばらばらに学校へ行っているところが混在をすれば、また新たな問題が発生すると。今まで町が言っている地域と学校の協力というのは崩れていくんじゃないかというふうに思います。
 それと、先ほど教育長が言いましたけども、これまで保護者の意見は聞いたのか、聞かなかったのか、また、聞いたのであれば、何月何日にどういう機会で聞いたのか、お答え願います。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 教育長 犬塚君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 御質問にお答えいたします。
 保護者について意見等を聞いたかということについては、まだそこまで具体的な保護者の意見等は聞いておりません。
 以上です。


◯議長(庄司勝彦君) 12番 森野君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 保護者にはいろんな形で協力をお願いしているわけですよ、学校の清掃とか、子供の見守りとか。先ほども同僚議員から発言がありましたけども、いろんな子供の事故の問題で協力を頼んでいるわけです。その頼んでいる保護者に、こういう重大な問題を決めるときに、なぜ相談しないんですか。おかしいと思いませんか、教育長。
 町長と教育長の両方の答弁を求めます。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 教育関係で私に答弁を求められましたので、私の部分についてだけ答弁させていただきます。
 先ほども教育長から、「従来の通学区域は残したままで」と、まずここを頭に入れていただきたい。そういうことの中で、「学校選択制の導入が最も最適と考える」と、こういうことで教育長から答弁させていただきました。
 もちろん森野議員が考えております、森野議員が今までしてきた、地域の特色を生かす、そして地域の子供が助け合う、こういうことの観点から、従来の通学区はそのまま残しながら希望のある方が選択できる、こういうことだろうと思います。
 ただ、保護者の方々や地域の方々に、これからも投げかけて御理解を賜らなきゃならない、まだその入り口だろうと、こんなことを思います。それが、これから計画的に進む中で、議員の皆様方にも御理解を賜りながら、子供たちが地域の特性を生かし、そして伸び伸びと教育ができるためにも御理解をいただければと、こんなことを考えます。
 よろしくお願いします。


◯議長(庄司勝彦君) 教育長 犬塚君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) お答えいたします。
 今後は、関係地域や保護者の皆様にこの校区の変更については御説明し、理解をいただいて、そして、教育委員会の方針で再度決めていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 12番 森野君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 最後になりますけども、決まったことを理解を求めるんじゃなくて、ごみ・し尿と同じですよ、やっぱりこれからこうしたいけども御意見を聞きたいと、そういうやり方で進めるのが民主主義だと思います。
 以上、終わります。


◯議長(庄司勝彦君) これをもちまして森野君の一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩いたします。
                                午後01時53分休憩
                                ────────
                                午後02時05分再開


◯議長(庄司勝彦君) 休憩を閉じ、会議を再開します。
 次に、5番 遠藤忠宏君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 平成17年度決算書について」「2 町民から見た職員の仕事ぶりについて」「3 広島県江田島の水不足について」「4 各種役員の定年制の導入」であります。
 発言を許します。 5番 遠藤君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) 議長のお許しをいただきましたので、先般提出してあります質問事項につきまして、逐次回答をお願いしたいと思います。
 1番目の、平成17年度の決算書について伺います。
 決算書を見て、予算に対し2億円余の不用額が出ております。本来ならば、年間の事業計画を立てるにつきましては、これだけのお金がどうしても必要だから予算づけをしてほしいということから事業を推進するわけでございます。執行に当たりまして、予算に占める十分な仕事をしたとすれば、私は、不用額はこのように出なかったんじゃないかと思うわけでございます。
 そこで、2億円余の不用額が出たことにつきまして、事業の成果が満足に、また十分に生かされたかどうか、また、この不用額が出た理由についてお伺いをいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 遠藤君の質問に対する答弁を求めます。 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 遠藤議員の御質問にお答えいたします。
 予算に対し支出金は十分生かされたかについてでありますが、平成17年度決算におきまして不用額が生じたものの主なものについて御説明をさせていただきます。
 まず、民生費でございますが、老人保護施設への措置者数や障害者福祉施設への入所者数、こうしたものが減少したことや、福祉センターの用地取得におきまして、鑑定評価の時点修正に伴いまして取得価格が減少したことなどにより不用額が生じたものであります。
 次に、衛生費でございますが、粗大ごみやプラスチックごみの処分量の減少や国からの通知に基づく日本脳炎予防接種の中止などに伴い不用額が生じたものであります。
 次に、土木費でございますが、道路用地取得のための地権者との交渉を行ってまいりましたが、協議が整わず、予定した用地取得や物権補償費の支出がなかったこと、それから、境川改修の県営事業負担金の額の確定などにより不用額が生じたものであります。
 次に、教育費でございますが、施設改修工事や維持・管理等の入札に伴いまして、予算額に比べて執行額が下がったことなどにより不用額が生じたものであります。
 決算の不用額につきましては主にこのような要因がありましたが、予算執行におきましては、常に経費の節減に心がけてきたものであります。
 以上でございます。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を終わります。 5番 遠藤君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) 今、課長の方から不用額の大まかなところが説明されたわけですが、最後の方に、各課の皆さんが仕事をやる上で、工夫をして、努力をして経費の節減に努めてくれたとおっしゃっております。私は、良い意味で解釈もしたいし、理解もしていきたいと思いますが、そこで、逆に当初の予算編成に問題がなかったのか、それにつきまして十分に精査をした上で予算編成をされたのか、私はこの辺を多少疑問に思うところであります。
 ある程度の不用額は翌年度の財源として必要であるとは思いますが、予算の編成時におきまして、なるべく不用額が出ないように慎重に精査をした上で予算を組むことができれば、効率的な予算執行ができるのではないかと思いますが、いかがですか。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 遠藤議員の御質問にお答えいたします。
 なるべく不用額を出さないよう精査をした上で予算を組むことができれば効果的な予算執行ができるのではないかという質問でございます。
 予算につきましては、最少の経費で目的を達成できるように、可能な限り精査をした中で編成に努めているところであります。決算における不用額につきましては、予算執行時における経費削減をはじめ予算編成時との状況の変化などによる不確定要因がありますので、どうしてもある程度の不用額が生じてくるものであります。
 しかし、今後におきましては、より効果的、効率的な予算編成ができるようさらに精査をしまして、不用額を減少させるよう努めてまいりたいと考えております。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を終わります。 5番 遠藤君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) 予算編成、あるいは執行に当たって、十分これからも精査をして平成18年度の予算に反映させていただけると、今、答弁がございましたので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
 ある程度の不用額が出るのは、これ、やむを得ないと思いますけども、できるだけ、その予算の中で十分な執行ができるように努力をしていただきたいと。
 次に、「施策の成果」についてであります。
 主な施策の成果と予算執行状況等を報告されておりますけれども、施策の成果と執行状況、これは、どなたがどのような方法で作成されるかについてお伺いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 御質問にお答えいたします。
 「施策の成果」を見てについてでありますが、主要な施策の成果と予算の執行状況報告書につきましては、決算が決まりますと、各担当課におきまして、所管をしております予算についての執行状況や事務事業の実施状況等を作成したものを企画財政課が取りまとめをして、全体調整を行った上で、「施策の成果」として印刷・製本をしているものであります。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を終わります。 5番 遠藤君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) 大変しっかりした数字や表で、見やすい報告書となっておりますけれども、どの項目を見ましても、最後は、「何々を実施した」「何々に努めた」「何々を講じた」「何々を果たすことができた」と最後に全部締めくくっておりますけれども、私は、役所の報告とはこういう形で報告がよしとされているのかどうか。
 私も民間におりましたので、民間会社では、こういう形だけで報告いたしますと、その報告の責任者の資質を問われることが大でございます。また、このような報告だけでは、報告として通用はしないわけでございます。民間では、日々壮絶な戦いをしておりまして、報告イコール反省、次期の戦闘の作戦、これがつけ加えられなければ報告とされておりません。これがなされておりませんと、報告者が欠陥者であり欠格者であるという烙印を押されてしまうケースが多々ございます。
 企業では、通称、報告がてら、「QC」という形で表現をされておりまして、いつ、どこで、誰が、何を、こういうふうな「5W1H」という方式をとって報告しないと報告にはならないということを私は経験をしております。
 そこで、今後の執行と成果、こういうものにつきまして、民間的な手法を取り入れて、反省や改善点、今後の対応等を記載することができないか。
 報告書の中には、監査役の方の総論としてコメントが出ておりますけれども、私は、各課の報告責任者の責任ある生のコメントが取り入れられたらもっとすばらしい行政に反映されるものと思うわけでございます。このようなことを今後検討する余地があるかどうかについて質問をいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 遠藤議員の御質問にお答えいたします。
 施策の成果の実績に対する反省、改善、それから今後の対応などを記載する考えについてでありますけども、決算に伴います施策の成果という性格上、どこの市町でも清水町と同様の形となっております。特に、清水町の「施策の成果」は、負担金、補助金、工事請負費等の付表を掲載するなどして、他市町と比較しても事業の成果を詳細に掲載しております。
 しかし、議員、御指摘の点につきましては、可能かどうか、今後検討してまいりたいと考えております。


◯議長(庄司勝彦君) 5番 遠藤君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) 今の答弁では、清水町は、よその市町村の予算、あるいは執行状況から見れば、報告書としてはすばらしいというふうなことを言われておりますけれども、私は、もう少し民間的手法でもってやっていった方が、なお次の執行について立派な執行ができるんじゃないかなというふうに思うわけでございます。また、検討をしていただけるということですので、ぜひ検討しながら、いいものをつくっていっていただきたいというふうに思います。
 次に、負担金や補助金について伺います。
 負担金、補助金の支出先での活動状況を十分に把握をされておられるかについて伺います。
 この厳しい財政の中で、今後、負担金や補助金を出す際に、もっと精査をしていく考えはないか。私は、一律のカットも大事でありますが、それによって支出先での活力が半減するようでは、せっかくの補助金や負担金が生かされず、無駄金になってしまうんじゃないかと思うわけでございます。
 そこで、支出先の要望が多々あろうかと思いますが、要望先からの計画の内容や活動内容をよく精査し、場合によっては、大幅な負担金や補助金をつけてやるのも、それによって町がよくなるためには、臨機応変に予算づけが必要かと思いますが、いかがですか。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 遠藤議員の御質問にお答えいたします。
 まず、負担金や補助金の支出先での活動状況の把握は行っているかという御質問でございますが、支出をしております団体の交付申請や実績報告書の確認、あるいは団体の総会等への出席などを通じまして活動状況を把握しております。
 次に、負担金や補助金を今後精査する考えはあるかという御質問でございますが、これまで、負担金や補助金につきましては、限られた財源を効果的かつ効率的に活用するため、目的の達成度、費用対効果等を精査する中で、補助額の1割カットや整理・統廃合を行ってまいりました。
 今後におきましても、補助団体等の活動状況等を的確に把握し、その適正化に努めてまいりたいと考えております。


◯議長(庄司勝彦君) 5番 遠藤君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) いずれにしましても、厳しい財政事情の中からこういうものを出していくわけでございますので、また、町に活力ある団体というものについて、よく精査をした上で補助金、負担金の支出をひとつ決めていっていただければありがたいと思います。
 次の項目に移ります。
 町民から見た職員の仕事ぶりについて伺います。
 どこの課でも、私もそうですけれども、その前を通りますと、職員は、ほとんど全員といっていいほど、机の上の機械にくぎづけになって、機械とにらめっこをしているさまが見受けられるわけですが、庁舎に来られた方からは、「事務室内から何ら声もかからない」「こちらから声をかけたら悪いんじゃないか」と、こんな雰囲気があると聞かされております。来庁者からは、「役場へ来るのはちょっと気が重たい」という苦言も聞いております。
 職員の方々は、決して来庁者を無視して仕事をしているとは思えませんし、たまたま一生懸命になって仕事をしていて気づかなかったんだろうというふうに私は思うわけですが、そのたまたまが、来庁された方の目には快く映らなかったのではないかと思うわけです。
 役所というのはサービス業であります。サービス業ほど幅広く難しい職業はございません。また一般企業の話をして申し訳ございませんけれども、一般企業では、来社されたお客さんに対して、何をおいても声をかけて、声をかけたことによって何ぼの世界が企業として発展につながってくるわけでございます。決して声をかけられたからといって悪い気持ちを起こす人はおりません。
 町は、来庁者に対する接触や対応にどのような指導、教育をなされておるかについて伺います。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 遠藤議員の御質問にお答えいたします。
 来庁者に対する職員の対応ということで、議員御指摘のございます、職員が機械とにらめっこをして、なかなか来朝者に対して声をかけるような者も、中にはいないというような、大変厳しい御質問でございます。
 まだこういうような職員がいまだにいるというようなお話を今伺ったわけでございますが、町としましては、常日ごろから、職員に対しまして、来庁されるお客様に、相手の立場に立って、親切・丁寧な接客をするようにという指導をしているところでございます。
 今後におきましても、さらに全職員に徹底をいたしまして、職員の資質向上に努めまして、住民サービスの向上を今後も図ってまいりたいと、このように考えております。
 以上でございます。


◯議長(庄司勝彦君) 5番 遠藤君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) こういう問題は、総務が音頭を取ってやっているようでございまして、職員の教育に当たっているようでございますが、徹底を図っていきたいということでございます。
 現実に、そのような声が町民から聞かされるということは、まだまだ教育が徹底していないと。また、職員個人個人の心構えができていないんじゃないいかと。また、個人の資質も疑われます。これらを改善していく上で、さらなる教育をどのようにしていくかを伺ってみたいと思います。
 私は、一つの提案として、幹部職員が率先して範を示す、あるいは管理職の机を一番奥に置かないで一番前へ出してお客さんと声をかけ合う、こんなこともいいんじゃないかと。ぜひ発想を変えて教育に携わってもらいたいと思いますが、こういう考え方があるかどうかについて質問をいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 助役 中野君。
          (助役 中野 尚君登壇)


◯助役(中野 尚君) 町長の命の下、直接の指揮官という立場でお答えをさせていただきます。
 議員、言われるとおり、確かに行政は究極のサービス業でございます。来庁されるお客様に対して、いかにより良いサービスができるかというふうなことで、全国どこの市町村もこれに取り組んでいるということは、私もよく承知しているところでございます。
 議員、今、御指摘の点も、そうした観点からの御提言だというふうに思いますので、一つの参考にはさせていただきますが、とにかくお客さんに満足していただけるような、そうした窓口応対、あるいは職員の教育、こうしたことについて、さらに指導、教育を徹底していきたいというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(庄司勝彦君) 5番 遠藤君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) 助役の前向きな御回答をいただいたわけですけれども、私、機械とにらめっこばかりをしていないで、来たお客さんの話もよく聞いてほしいと、また、それによって問題点も見つかってくるんじゃないかと、また、有効な発想もわいてくるのではないかというふうに思うわけです。機械と面と向かっておっても、私、なかなか機械に追っ払われて、発想の転換もできないし、新しい発想もわかないんじゃないかというふうに思うわけでございます。
 ぜひ仕事のやり方を少しでも変えて、行政の評判も良くなりながら、町の発展にもつながるんじゃないかと思うわけです。ぜひこの点を踏まえて職員の教育にもお力を注いでほしいというふうに思います。
 次の問題に移ります。
 先月の末に広島県の呉市、江田島で、県営水道の送水トンネルの崩壊事故がございました。大勢の方々の生活に必要な水が一挙に止まってしまったという事故がございました。水というのは、「1週間我慢しろよ」というわけにはいかないわけでございます。市民生活を随分脅かしたなと、私どもは気の毒に思った次第でありますが、万が一にも私の町にはあり得ないかと思いますが、東洋一の湧水を掲げるわが町であっても、決して他人ごとと聞き流すわけにはいかないと思います。
 というのは、地震が発生し水源が変わった等々の問題も想定しないわけではございませんけれども、湧水が使えなくなった場合、それらを想定しておくことも必要ではないかと思います。このような他県での事故に対し、町では、わが町に当てはまったときにどういうふうに感じたかについて、感想を聞かせてほしいと思います。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 地域振興課長 二村君。


◯地域振興課長(二村一郎君) 遠藤議員の御質問にお答えいたします。
 町の緊急事態として認識しておくべきではないかについてでありますが、広島市安芸区で起きた送水トンネルの崩落事故につきましては、送水システムこそ異なりますが、決して他人ごとの事故とは考えておりません。
 今回の呉市や江田島市のような事故が清水町で発生した場合、まず、町はいち早く、災害復旧を沼津市水道部に要請します。同時に、清水町地域防災計画の応急給水計画により備蓄用飲料水を配布するとともに、飲料水兼用耐震貯水槽3基を活用しながら、給水サービスの態勢づくりを立ち上げます。
 なお、飲料水兼用耐震貯水槽は、通常、水道管の一部として機能しており、水質検査、清掃等の施設点検を毎年実施しておりますので、有事の際には飲料水として使用できるものであります。
 以上であります。


◯議長(庄司勝彦君) 5番 遠藤君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) 今、課長の方からいろいろ説明がありまして、私も勘違いしていたところがあるわけです。貯水槽というのは、私は、ためっ放しで、アオヌクがついたような水を活用するのかと思ったら、今の話では随分違うようでございます。実は安心しているところでございます。
 この件につきまして、他県のことですが、この事故が起きたことにより、湧水を誇るわが町として、緊急の応援等の考えはなかったかと。沼津市では「柿田川水」としてペットボトルで送っております。富士市では「富士の水」と、裾野市からは「おいしい裾野の水」という名前で、ペットボトルを随分被災地に送ったと聞いております。わが町でも、「富士山百年水」という名のペットボトルをつくっておるわけですが、被災地にいち早く送ってやろうかという考えは思いつかなかったかどうかということを伺います。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 地域振興課長 二村君。


◯地域振興課長(二村一郎君) 遠藤議員の御質問にお答えいたします。
 被災地に柿田川湧水の飲料水を送る計画や考えはなかったかについてでありますが、先ほど議員から御指摘がありました沼津市、富士市、あるいは裾野市という自治体は、日本水道協会に加盟しておりますので、そちらからの要請に基づいて給水の応援を行ったと聞いております。しかしながら、清水町は水道事業を行っていないためにこの協会に加盟しておりませんので、協会からの要請はありませんでした。
 一方、阪神・淡路大震災のときは、県から各自治体に支援要請があり、当町も協力したところであります。今回も、県からの支援要請があればと、町の緊急時に対応するために保存してあります備蓄用飲料水の支援の用意をしておりました。
 以上であります。


◯議長(庄司勝彦君) 5番 遠藤君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) 協会に加盟していないとか、支援の要請がなかったからということは、私は、あくまでもルール上の問題であろうかと思うわけです。困っておれば手を差し伸べるのが、私は常套じゃないかと思うわけです。今後、こういうところも頭の中に入れておいた方がいいかなと私自身は思うわけです。
 この事故につきまして、これだけ大勢いる職員の中から、誰かが、「困っている被災者に富士山百年水を送ろうよ」という声がなかったのかどうか。私は、以前、一般質問の中で、町長は町のトップセールスマンだよと、大いに町をPRしてほしいという要望をいたしました。
 今回の広島県での事故に対し、私は、町をPRする絶好の機会じゃなかったかなというふうに思うわけです。チャンスを逃しちゃったかなと。そこで町長の考えを伺います。


◯議長(庄司勝彦君) 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 遠藤議員の御質問にお答えいたします。
 町として被災地支援の対策は考えたかについてでありますが、全国どの地においても、大規模な災害や事故が生じた場合には、町のPRは別といたしましても、人道的観点からすばやく支援していくことが当然と考えております。
 今回のケースは、先ほど課長が答弁いたしましたが、要請がありましたならば支援する考えでありました。しかしながら、今後においては、そうした災害が発生した場合、その状況に応じて、要請がなくても、町みずからが支援、協力していくことが必要と考えております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 5番 遠藤君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) 町長から、今、積極的な姿勢の発言をいただきまして、今後、私の町も全国に名をはせるような町になろうかと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
 私は、こういう問題は、町長は忙しいわけですので、一から十まで指示を職員にするのは不可能であります。職員の誰かがちょっと進言をしたならば、私は、町のためになったんじゃないかなと思うわけです。ふだんから、職員が町長や助役や幹部職員に気楽にアイデアを進言するような雰囲気が見られないのは、私は残念でございます。もしそのような、「おい、おまえ」というような簡単なことではなくても、雰囲気的に、トップの顔を見たり、進言するのは嫌だなという職員もたくさんおろうかと思いますので、そういう考えを払拭するには、私は、職員の直接からの言葉でなくて、せめて無名の提案箱等をつくって設置するのも、一つの、トップとコミュニケーションのとれるものかなというふうに思うわけです。
 私は、トップは、職員のいろんな方々の考え方やアイデア等を吸収していく必要が大だと思います。再度、町長のお考えをお伺いするわけですが、提案箱等でもって町長との距離を縮めておいたらどうかということについてお考えを伺わせていただきます。


◯議長(庄司勝彦君) 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 遠藤議員から、呉市の水不足にあわせまして、職員についての御指摘をいただきました。
 私が自負しております職員、助役、収入役、教育長、各課長、そして一般職員、おいでになりますが、私は、この職員ともども、この町の命運を分けるために一生懸命に努力しております。そして、すばらしい職員がわが町にいるだろうと、こんなことでもって自負しておりましたが、少しならずとも先ほど御指摘をいただきまして、少し戸惑っているのが現状でございます。
 ただ、私が見る角度が違うのかな、遠藤議員が見る角度が、いい角度で見ているのかなと、こういうことの中でもって、職員を見る角度によって違ってくるのかなとあらためて私も考えたわけでございますが、何はともあれ、わが町清水町の職員が、風通しがよくて、明るくて、そしてアイデアを提案できる職員にすべく、制度もあらためて改善すべく考えなきゃならんかなと、こんなことでもって実感いたしました。
 そういうことの中でもって、議員の皆さん方にも、わが町がよくなるために、議員の研修、そして教育、こういうものをしっかりしなきゃならないと、こういうことでもってあらためて認識いたしましたので、御指導、御鞭撻のほどをお願いをしたいと、こんなふうに思います。
 終わります。


◯議長(庄司勝彦君) 5番 遠藤君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) 私も経験がありますけれども、トップと一般職員、一般社員とは、また見る目が変わってくるわけですので、もう少し接近した雰囲気の中で仕事をやっていただければいいかなと、実は思うわけです。よろしくお願いしたいと思います。提案箱等もぜひ考えてみてください。
 最後に、各種委員会の役員の定年制をしいたらどうだという問題で提起をしていきたいと思います。
 現在、町が委嘱しております各委員会の委員について、特別に年齢層について決めがあるのかについて伺います。
 今まで十分に御活躍くださいました年配の方々にいつまででもお願いするのではなく、ある程度の年齢になったらばという形で、定年制をしく考えはないかについてお伺いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 町が委嘱いたします各種委員会の委員について、その年齢層に決めがあるのか、つまり定年制がどうだというような御質問でございますが、町がただいま委嘱をいたしております各種委員につきましては、年齢を考慮する中、選任をさせていただいているのが現状でございますが、おおむねの傾向といたしまして、50代から60歳代が多い傾向にございます。
 また、議員、御指摘の、委員の定年制につきましては、現在のところ定めていないのが現状でございます。
 以上でございます。


◯議長(庄司勝彦君) 5番 遠藤君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) 町が委嘱しておる各種の委員は、今、聞いたところによりますと50代から60代が多いということですが、私は、高齢化が目立つような気がするわけです。それが決して悪いということではございませんが、知識や経験が豊富な方ばかりが委員として出ておるように見受けられます。しかし、次の時代を背負う人たちの中にも、委嘱されれば十分力を発揮できる方も、私は多いかと思います。
 そこで、各種委員を育てていく上においても、有能な方を今後は登用すべきだというふうに思うわけです。これからの清水町の、活力ある町としてやっていくために、また、それに御尽力いただける人のために、登用するに当たりまして定年制をしいておいた方がいいのかなと思うわけですので、その辺、最高責任者であります町長の考えをお聞きして質問を終わりたいと思います。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 遠藤議員の御質問にお答えいたします。
 町の各種委員会の委員の高齢化が目立つ、また次代を担う後継者の育成を踏まえて、若くて有能な方をもっと登用すべきではないかと、こういうふうな御質問だったと思いますが、現在、各種委員会の委員の中には、知識、経験を重んずるあまり、年配の方も確かにおられます。定年制の導入につきましては、若年層を積極的に登用していくことも必要だと考えておりますので、今後、検討してまいりますので、御理解を賜りたいと思います。
 よろしくお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) これをもちまして遠藤君の一般質問を終わります。
 次に、13番 坪内 昇君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 わが町の目指す合併の方向は」「2 財政改革を進めるために」であります。
 発言を許します。 13番 坪内君。
          (13番 坪内 昇君登壇)


◯13番(坪内 昇君) 大変お疲れのところを申し訳ございませんが、取り急ぎ行いますので、しばらくの間おつき合いのほどをよろしくお願いしたいと思います。
 ただいま議長のお許しを得ましたので、さきに通告してあります、わが町の目指す合併の方向は、財政改革を進めるためにを順番に質問させていただきます。
 わが町の目指す合併の方向性でありますが、町長はかねてより、わが町清水町は中核市を目指すと明言されています。そのためにも、平成8年ごろに、沼津市と1市1町にて中核市推進協議会を設立し、立ち上げ、協議を重ねてまいりましたが、機が熟さず廃止に至った経緯があります。それは、協議内容に対する清水町の「1市1町の合併はない」との発言に端を発したものであります。それ以来、現在の沼津市と清水町の関係に至ったものと思います。
 本年8月に公表された県市町村合併推進審議会の示された県東部の合併の枠組みは、沼津市、三島市、裾野市、函南町、長泉町、清水町の3市3町が良いと示されました。「これらは県東部に政令都市を目指す中での段階的な取り組みである」と沼津市長が述べています。また、「清水町の合併を進める会の住民発議された2市2町に比べて、長泉町、裾野市が加わったことは一歩前進である」と三島市長が述べています。また、裾野市は、「御殿場市、小山町が入っていなければならない」とコメントされております。
 三者三様の首長の考え、意見は、おのれの自治体を中心とした考えで述べております。
 そこで、町民の最大の関心事であります清水町の合併の枠組みをどこに向けるのか。3万2,000人の町民のリーダーであります町長の所見を伺います。また、町長は、議会の答弁にありますように、2市2町の枠組みに変わりはないかどうかをお尋ねいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 坪内君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 坪内議員の御質問にお答えいたします。
 2市2町の合併に変わりはないかについてでございます。
 清水町発の住民発議による2市2町の法定合併協議会設置請求は、中核市以上の広域都市づくりを目指すという私の考えに合致したものであり、多くの町民の熱い思いを重く受け止め、その実現に向け努力したものであります。
 残念ながら、合併協議会設置には至りませんでしたが、今でも中核市以上の広域都市づくりを目指す考えに変わりはありません。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を終わります。 13番 坪内君。
          (13番 坪内 昇君登壇)


◯13番(坪内 昇君) 町長は、「東部地域への広域都市実現に向けたかけ橋役となる」と言っていましたが、どのような行動をとり、働きかけてきたのかをお尋ねいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 坪内議員の御質問にお答えいたします。
 広域都市実現に向けたかけ橋役としてどのようなことをやってきたか、こういうふうな質問だったと思いますが、2市2町の法定合併協議会設置の際には、議員の皆様方の御協力を得ながら、三島市、函南町の首長、議会等へ積極的に働きかけてまいりました。そのきずなは今もありますので、今後も状況に応じて働きかけてまいりたいと考えております。
 なお、沼津市には、広域行政に関する部署に職員を派遣する用意があることを提案しております。
 今後においても、他市町のかけ橋役として、できることがあれば積極的に努力していく考えであります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を終わります。 13番 坪内君。
          (13番 坪内 昇君登壇)


◯13番(坪内 昇君) 昨今の社会情勢の中で、合併は避けて通れない道であると思います。しかしながら、その合併は誰のために行うのか。これは、町民のためであります。合併は住民からの自発的な行動が本来の姿であると思います。そのような観点から、合併に関するメリット、デメリット等の情報を町民に周知しながら、議論、また意見交換をしていく、そして、その方向性を決していく方法もあるのではないかと思います。
 そのためにも、移動町長室、移動町長室といいますと非常に言葉はいいんですが、これは、町長がふだん行っております地区懇談会ですね、これを定期的に設置し、情報の収集を行う移動町長室、町民の合併に関する動向調査等を行う意思があるのかどうかをお尋ねいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を求めます。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 坪内議員の御質問にお答えいたします。
 合併に対するメリット、デメリット等を町民にお知らせするために、地区懇談会を今までも行ってきた、そういう中でもって、町長は定期的に移動町長室を設けてやる考えはあるかと、こういうことの御質問だったと思います。
 移動町長室を設けてやる考えはあるかについてでありますが、議員、御指摘の、移動町長室も町民の意向を確認する一つの方法でありますが、その方法としては、これまで地区懇談会を行ってまいりましたので、今後も地区懇談会として開催してまいりたいと考えております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を終わります。 13番 坪内君。
          (13番 坪内 昇君登壇)


◯13番(坪内 昇君) 先ほど私、申しましたように、県の市町村合併推進審議会の示された枠組みについて、3市3町ですね、これについて町長のコメントをいただきたいと思います。
 また、町長個人、私人平井弥一郎さんの最良の枠組みはどれが良いかをお尋ねしたいと。人間、すべて本音と建前があるわけなんですが、町長という立場の中ですと、やっぱりそれなりのことを言わなきゃならない。私は、そうではなく、一私人である平井弥一郎個人としてこの清水町の枠組みはどれがいいかということをお尋ねしたいと思います。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 坪内議員の御質問にお答えいたします。
 2点ございました。まず1点目は、3市3町についての町長の考え方はどうかと、こういうことでございます。先月、静岡県市町村合併推進審議会の3市3町の合併構想が示されました。今後、県の市町村合併推進構想に位置づけられ、この合併構想の実現に向けて具体的な動きが出てくるものと考えております。私は、この東部に中核市以上の広域都市が必要であると、こういうことの中でもって、大変、これは賛同できるものであるだろうと、こんなことを考えております。
 ただ、この2点目でございます。清水町長平井弥一郎、これを抜かして、私人の平井弥一郎がこの広域都市づくりを考えたときにどうだろうと、こういうことの質問だろうと思います。公人として平井弥一郎が考えた合併、私人として考えた市町村合併、これについては何も変わることはないと、公人としても私人としても同じ考えで、この中核市以上の広域都市をこの東部に実現するため私は頑張りたいと、こんなことを考えております。
 ぜひ坪内議員はじめほかの議員にも御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を終わります。 13番 坪内君。
          (13番 坪内 昇君登壇)


◯13番(坪内 昇君) ただいまの町長の、「私人であろうと公人であろうと考えは変わらない」ということでありますので、それを尊重したいと思います。
 それにつきまして、現在、わが町のし尿処理は三島市にお願いいたしておるわけでありますが、三島市は、その合併の枠組みにつきましては、「1市3町」ということを明言されております。そういう中にあって、わが町がし尿処理を三島市にお願いしている、例えば、最中に、三島市より、「1市3町に協力いただきたい」というお話があったときには、町長はどういう対応をされるか、お尋ねいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 質問事項を今書き上げていたもんですから、少し遅れまして、誠に申し訳ございません。
 三島市の市長が1市3町を掲げている中でもって、協力要請があったら、清水町の町長としてどうするんだと、こういうことの御質問がございました。
 仮にそのような話があったとしても、私はこれまで中核市以上の広域都市を持論としてまいりましたので、そうした観点からお話をさせていただく考えでございます。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を終わります。 13番 坪内君。
          (13番 坪内 昇君登壇)


◯13番(坪内 昇君) ぜひ終始一貫、貫き通していただきたいと思います。方向性の問題は以上で終わります。
 次に、財政改革を進めるためにでありますが、国の進める三位一体改革が進められる中で、各自治体は、おのおのが生き残るために、歳入歳出とも最大限努力をしています。国から地方へ、地方にできることは地方でということであります。清水町においても、行財政改革特別委員会を他に先駆け設置したり、職員定数、不補交一律10%カットに取り組んでいることに対して敬意をあらわすものであります。
 先ほど同僚議員よりもいろいろ質問がございましたんですが、やはり自主財源確保のために何か財源になるものはないかということで、各自治体ともに非常に苦慮していることと思います。わが町でも同じであります。このような中、本年も、支出面において、上部団体、町内外各種団体への不補交、会費等、多々見直す点があるのではなかろうかと思います。
 そこで質問させていただきます。
 平成17年度の決算をやったわけなんでありますが、現在、予算の中で支出している各種団体の総数は何団体ぐらいあるのか、また、その合計金額はどれぐらいになるかをお尋ねいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 坪内議員の御質問にお答えいたします。
 町が支出しております各種団体の総数と負担金、補助金の総額についてでございます。
 平成17年度一般会計におきます負担金、補助金及び交付金の総件数は429件でございます。また、支出総額は、約5億3,300万円でございます。


◯議長(庄司勝彦君) 13番 坪内君。
          (13番 坪内 昇君登壇)


◯13番(坪内 昇君) 非常に数のある各種団体でありまして、その中でも、支出を抑えてもいい団体もあるのではなかろうかなと、私もいろいろ調べてみましたが、一番身近にあったものを1つ、例をとって挙げます。
 議会費の1款1項1目19節に、不補交の中で、全国森林環境水源税創設促進議員連盟の支出が、これ金額は2万円なんですが、設立が平成6年であります。静岡県内の参加市町村は、平成15年まで12市町村ありましたんですが、今現在、平成17年には、町村合併もありましたんですが、5市町村しかないわけですね。その中に、わが、3万2,000人の町民、それで実質山を持っていない清水町、そして、我々の属している箱根山組合ですとか、御山組合ですとかというところは入っていないわけですね。
 この連盟は、森林の持つ広域的機能と役割を広く国民に訴え、緑の国土、農山村の過疎化に歯止めと活性化を図る財源として森林交付税の創設を早期実現のために議員連盟を結成したものであります。このたび静岡県では、森林税の創設が決まって、県民1人400円支出ということでありますが、そのために、わが静岡県においては既に連盟の目的が達せられたのではなかろうかなというふうに思うわけであります。
 清水町より大きな団体、箱根山組合、また御山組合が入っていない連盟に清水町は脱退してもよいのではないか、町長の御判断を仰ぎたいと思います。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 坪内議員から、議会費の中の説明を私の方に質問としてなされました。
 私も、細かなことは、詳細に調べてございません。突然の質問でございます。ただ、議会挙げてこの森林を、全国でもって森林を維持するためにこれをやろうということで、連盟でもってやったんだろうと。ただ、目的は達成されているだろうと、こういうこともございます。そういうことを詳細に調べて、必要かどうか、これは現議長と相談しながら、あらためて支出すべきかどうか考えていきたいと、こんなことを考えます。
 いずれにいたしましても、当時は、平成6年ですか、大変重要だったということでもって予算計上されたものだろうと、私は解釈しております。
 以上です。


◯議長(庄司勝彦君) 13番 坪内君。
          (13番 坪内 昇君登壇)


◯13番(坪内 昇君) 大変ありがとうございました。
 本来ですと、これは議会の関係ですので、町長のあれはなかったんですが、一番わかりがいいもんで、私はこれを例にとったわけでございます。だから、ほかにそういうふうな形の中で、この四百幾つの団体をまだまだ見直してもいいのじゃないかなということから発したもんですから、ぜひ悪くとらないでください。
 それでは、三位一体改革により、自治体個々の税収を図らなければならないということの中で、私は、1つ提案をしたいと思います。これは、前に同僚議員から質問もあったことなんですが、要するに、柿田川公園の駐車場の有料化の問題、これは、前回、検討するということでもって打ち切ってあるような話なもんですから、今回は、ぜひそれを早急に実行に移してもらいたいということを要望します。
 それと、現在、清水町内に、専業農家はほとんど皆無に等しいという状況にあるわけであります。町内の市街化調整区域を見直して市街化区域に変更し、固定資産税並びに都市計画税を課して町の税収を図るよう国・県に積極的に働きかけ、町内の市街化調整区域を市街化に見直していただける考えはないか。既に清水町内を見回してみても、市街化調整区域というよりも、もう既に市街地を形成しております。
 町長のお考えをお尋ねいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 都市計画課長 杉山君。


◯都市計画課長(杉山 滋君) 坪内議員の御質問にお答えいたします。
 税の増収等のために市街化調整区域から市街化区域への線引きの見直しについてどう考えるかという御質問でございますけれども、市街化区域及び市街化調整区域の区域区分、いわゆる線引きの制度でございますけれども、こちらにつきましては、都市計画法上、無秩序な市街地の拡大を防止し、効率的な公共投資と計画的な市街地形成を図るためのものであり、同法7条においては、市街化区域が既に市街地を形成している区域及びおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域とされておりまして、また、市街化調整区域が市街化を抑制する区域とされております。
 線引きの見直しに当たりましては、都市計画基礎調査等をもとに、必要により実施する定期見直しや土地区画整理事業による随時見直しの制度がございますけれども、市街化区域に編入しようとする場合、その地区について、地権者の方々の理解を得るとともに、都市化の状況等、社会基盤整備等の妥当性を考慮し、清水町が沼津市、三島市、長泉町との2市2町における広域の区域として東駿河湾広域都市区域を構成していることから、その区域における市街化区域への編入が適当かを判断されるものです。
 また、静岡県全体から見た線引きの必要性をも問われるもので、容易に線引きの見直しができるというものではございません。
 したがいまして、行政としてできることには限界がありますけれども、その範囲の中で、可能なことについて努力をしていくという所存でございます。


◯議長(庄司勝彦君) 13番 坪内君。
          (13番 坪内 昇君登壇)


◯13番(坪内 昇君) 確かに、東駿河湾の広域都市づくりの観点から、そういうようなものがいろいろあろうかと思いますんですが、現実問題として、清水町内を見回してみても、要するに、面積比は3対7ということのようなんですが、現実、清水町の場合はほとんど市街化になっているわけですね。ですから、こういう問題については、当然、法律の問題なもんですから、これはぜひ機会あるごとに……。これ、地方六団体の会合でもって、町長、清水町はもう調整区域はないよと、もう全部変えてくれということを、ぜひ声を大にして、ひとつ発言していただきたいなということをお願いしまして、私の一般質問を終わります。


◯議長(庄司勝彦君) これをもちまして坪内君の一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩します。
                                午後03時14分休憩
                                ────────
                                午後03時29分再開


◯議長(庄司勝彦君) 休憩を閉じ、会議を再開します。
 次に、2番 松浦俊介君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 3市3町の合併について」「2 呉市の不正採用について」「3 不交付団体としての行財政運営について」「4 不審者情報のメール等の配信について」「5 将来の清水町の教育を担う教員の養成について」であります。
 発言を許します。 2番 松浦君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 議長の許可を得ましたので、さきに通告してあります、1、3市3町の合併について、2、呉市の不正採用について、3、不交付団体としての行財政運営について、4、不審者情報のメール等の配信について、5、将来の清水町の教育を担う教員の養成についての5点について質問いたします。
 同僚議員と重複した質問もあるかと思いますが、答弁の方、よろしくお願いいたします。
 まず、標題1、3市3町の合併についてお尋ねいたします。
 8月に県市町村合併推進審議会は、東部地域が、沼津市、三島市、裾野市、函南町、長泉町、清水町の3市3町での合併構想案を示しました。当町は、平成16年12月に、沼津市、三島市、函南町、清水町の2市2町の合併を目指した清水町市町村合併を推進する会の皆様による署名収集活動が行われ、多くの町民の熱い思いと努力により、有効署名数は法定署名数の50分の1を大きく上回る6,133名となり、2市2町法廷合併協議会設置の請求がなされました。合併協議会設置議案は、残念ながら三島市議会では否決され、当町の目指す中核市以上の広域都市実現とはなりませんでした。
 あれから1年4カ月がたちましたが、審議会が示したこの3市3町案は、三島駅北口に隣接し、利用される方も多い長泉町や距離的にも近い裾野市が加わっています。裾野市と長泉町は、ともに普通交付税が交付されない不交付団体で、財政力指数は、平成17年度単年度で、裾野市1.418、長泉町1.298と、県内1位と2位の自治体です。東部地域の中核となる広域都市実現に向けては、裾野市、長泉町が加わることは、あらゆる面で可能性が広がると思いますが、町長の所見を伺います。


◯議長(庄司勝彦君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 静岡県市町村合併推進審議会の合併構想案に対する所見についてでありますが、静岡県市町村合併推進審議会のまとめた3市3町の合併構想案についての私の考えとして、これまで中核市以上の広域都市づくりの実現を訴えてきたところであり、また、多くの町民も同様だと考えております。
 今回の合併構想では、人口約50万人規模の広域都市となるものであり、政令指定都市へさらに一歩近づくものでありますので、私としては大いに賛同できるものであります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を終わります。 2番 松浦君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 町長も、3市3町の合併については大いに賛同できるものとのことですが、8月28日に大橋俊二裾野市長は、市議会9月定例本会議で、御殿場市、小山町、長泉町との2市2町で特例市を目指すとの考えを明らかにしました。3市3町の合併については、なかなか足並みをそろえるのは難しいようですが、これについて町長の意見を伺います。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 裾野市長の表明した2市2町についてでありますが、どういうふうに町長は考えるかと、こういうことの御質問だったと思います。
 私といたしましては、他自治体の長の考えにコメントする立場にはございません。裾野市長は裾野市から見た合併観を語ったものと感じております。しかし、最終的な目標は政令指定都市を目指すものであり、その過程において、手法が県市町村合併推進審議会の合併構想案と異なったものと考えております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁終わります。 2番 松浦君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) ただいま取り上げました裾野市は、御殿場市、小山町、長泉町との2市2町で特例市を目指し、長泉町の遠藤日出夫町長は、合併に関しては消極的なようです。三島市の小池政臣市長は、長泉町、函南町、清水町との1市3町での合併ビジョンを持っています。
 このように、3市3町での合併については、それぞれの自治体の事情、考えもあり、簡単に事が進むとは思えません。このままでは構想案も絵にかいたもちになってしまうのではないかと不安になりますが、この3市3町の合併に向けて何が必要か、町長が県に対して期待するものがあれば、その考えを伺います。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 3市3町の合併に向けて県に期待するものがあるかという御質問でございます。
 3市3町の首長、議会及び市民、町民の合併に対する考え方にはまだ温度差がありますので、実現化していくためには、超えなければならないハードルが幾つかあると思われます。今後、合併構想案は知事に答申され、市町村合併推進構想として位置づけられ、その具体策が示されることになっております。
 いずれにいたしましても、3市3町をまとめていくためには県が中心となって推進していただかなければ実現も困難でありますので、県には大いに県としての役割を果たしていただくことが大変重要だと考えております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁終わります。 2番 松浦君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 8月26日の静岡新聞によりますと、三島市の小池市長は定例会見で、以下、引用を開始します。「沼津市との合併については、『歴史、文化、気候、風土、住民気質が違う。まちづくりの手法も、市民との協働を特に重視する三島とは違う。ここで合併するとこれまでのまちづくりの成果が薄められるおそれがある』と述べ、従来から唱える1市3町を基本に、当面は合併に否定的な長泉町を除く函南町、清水町との1市2町の枠組みを目指す方針を示した」、以上、引用を終了します。
 小池市長の言う「市民との協働を特に重視する三島」との発言の裏には、「沼津市は市民との協働を重視していない」ととらえることができるかもしれません。沼津市は、沼津駅周辺の鉄道高架事業を行政、経済界が強力に推し進めていますが、反対する市民による運動は市長リコール運動へ発展し、ことし4月から始まった署名活動は5万2,593人に達し、必要数の、有権者の3分の1である5万7,593人に届かなかったようですが、それに近い数字となりました。沼津駅周辺は、有力店舗、老舗店舗の撤退、廃業が相次ぎ、地盤沈下がおさまる気配がありません。
 沼津市は清水町との問題を抱えていますが、3市3町に向けての合併は、お互いの自治体がそれぞれ尊重し、信頼し合える関係でないと難しいと思います。財政的に裕福な自治体が多く、その必要性、緊急性については他地域に比べ低いという面がありますが、基本的には、合併とは、お互いが尊重し合い、それぞれの自治体にとってプラスであることが確認されなければ進みません。清水町も尊重され、信頼される町になることを目指すべきだと思います。町長も、次期4年間も町長を務めるのかどうかわかりませんが、来年2月の任期が終了するまで、その点よろしくお願いします。
 続いて、標題2の、広島県呉市の不正採用について取り上げます。
 地方公務員法違反で、呉市では、7月から8月にかけて、助役、前助役、前市長らが逮捕され、議長も家宅捜索を受け辞職するなど、行政のトップや議会を巻き込んだ一大スキャンダルに発展しています。消防士や一般職の採用に当たり、1次試験の得点を水増しするなどし、本来2次試験に進めない得点であったにもかかわらず、不正を働いたようです。
 これまで、私も、職員採用人事に関しては何度も議会で取り上げ、昨年6月議会では、今後のことも考えて、公職者からの要望などを文章化する口きき防止要綱の整備などを訴えてまいりました。
 そこで、町長は、「過去はもとより、今後の町政に当たっても、公正で透明性のある町政運営に努めてまいりますので、要綱を制定することは現段階では考えておりません」と答弁するなど、過去、そして今後についても不正などなく、要綱の必要性を退けました。
 しかしながら、呉市のような事件が起きますと、やはりどこの自治体でも同じようなことが行われているのではないかという不安が町民から出てきます。清水町は、昨年度の採用試験でも、民間識者の方を入れた面接を行うなど公正かつ厳正な採用試験や職員昇任試験を行い、人事に関しては、そうした不安を払拭する試みを行っていますが、この事件、採用のあり方について町長の考えを伺います。


◯議長(庄司勝彦君) 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 呉市の職員不正採用について町長の考えを問うという御質問でございます。
 職員採用については、全国どの自治体についても、地方公務員法第21条の規定に基づき、厳正かつ公平に実施しているものと考えております。今回の呉市の件については、詳細まで把握しておりませんが、あってはならないことと感じております。
 当町の職員採用に当たりましては、1次試験である筆記試験は県町村会へ委託し、その成績上位を1次合格とし、第2次試験についても、民間識者を含めた清水町職員採用選考委員会により、公平かつ厳格に最終合格者を決定しているところであります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を終わります。 2番 松浦君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 今回の呉市の不正採用事件だけでなく、最近では、福島県の談合事件で知事の弟や元私設秘書が事情聴取、家宅捜索を受けるなど、公権力を利用したり、そうした力を背景にした事件が後を絶ちません。公職者は、公権力を決して利己的に判断し、行使してはならず、「瓜田に履を納れず 李下に冠を正さず」と、疑わしい行為はせず、常に町民福祉に寄与しなければなりません。ことしも管理栄養士の試験がありますが、職員採用人事に限らず、これまで同様、公正、公平、透明性ある行政運営をしていただき、町民福祉の向上に努めていただきたいと思います。
 それでは、次の、標題3に移ります。
 不交付団体としての行財政運営について伺います。
 当町は、本年度から普通交付税がゼロとなりました。国からの仕送りである地方交付税には、普通交付税と特別交付税があり、普通交付税とは、日々の行政運営に必要な経費である一般的な財政需要に対する財源不足額に見合い額として算定され、交付されます。交付税総額の94%が普通交付税です。特別交付税とは、普通交付税で措置されない地震、台風等自然災害による被害など緊急の財政需要に対する財源不足額に見合い額として算定され交付され、交付税総額の6%が特別交付税となっているようです。
 以上、2つの交付税のうち、普通交付税をもらわない自治体が不交付団体と呼ばれ、日々の行政運営に必要な経費が自前で賄える裕福な自治体といえる財政力指数1.0以上の自治体です。今年度の不交付団体は全国171団体で、都道府県では、東京都に加え愛知県が不交付団体となりました。都道府県も入れると全国で1,900近い自治体がありますが、うち不交付団体が171といいますと、清水町は、全国でも10%以内には入る財政的にはゆとりがある自治体ということになります。
 静岡県は、42市町中、不交付団体が10団体で、この中に、沼津市と御前崎市は、それぞれ合併前の戸田村と御前崎町との旧合併特例法の関係で普通交付税を受けていますが、それを加えても、清水町が、全国、県内自治体と比較しても裕福な自治体のように見受けられます。
 当町が不交付団体になった要因は何か、また、経常収支比率、実質公債費比率、地方債残高、財政調整基金などさまざまな財政指標をもとに、財政状況を伺います。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 まず、不交付団体となった要因についてでありますが、平成18年度、清水町は普通交付税が交付されない不交付団体となりました。不交付団体というのは、国の定める基準によって算出された経費に比べまして、町民税や固定資産税といった税収などの収入の方が多い団体を言うものであります。
 普通交付税が不交付となった要因といたしましては、個人町民税や法人町民税などの町税の増加や、三位一体の改革による国からの税源移譲であります所得譲与税が増加したことなどによるものであります。この経費に対する収入額の割合を財政力指数と言っておりますが、この指数が1を超えますと国からの普通交付税に頼ることなく行政運営を行うことを求められるものであり、当町の平成18年度の財政力指数は1.033となりました。
 次に、さまざまな指標をもとに清水町の財政状況はどうなっているのかという質問でございますけども、まず経常収支比率でございますが、平成17年度決算におけます値は76.6%でありました。この経常収支比率は、町税などの経常的な収入でどのぐらいの経常的な経費、すなわち人件費や医療費、公債費などを賄っているかをあらわす指標でありまして、一般家庭に例えますと、給料に占めるローンの返済額や食費、医療費といった生活費の割合を示すものであります。
 この経常収支比率が高くなりますと、経常的な経費の支出が多くなり、ほかの経費へ回せる予算が少なくなることから、新たな仕事ができなくなるということとなりまして、町村では75%程度が妥当と考えられております。
 次に、実質公債費比率でありますが、平成17年度決算における値は10.0%でありました。この実質公債費比率は、町税等の一般財源がどの程度町債の元利償還金に費やされているかを示す指標でありまして、これまでの公債費比率等が一般会計と土地取得特別会計との普通会計のみで算定されていたのに対し、下水道会計への元利償還金のための繰出金や一部事務組合負担金のうちの公債費への充当分、あるいは債務負担行為など公債費に類似した経費も算入されることとなりました。
 なお、実質公債費比率は、平成18年度から、地方債の許可制度が協議制に移行されたことに伴いまして、実質的な自治体の債務状況をあらわすものとして平成17年度決算から導入されたものでありまして、過去3年平均が18%以上の場合は、地方債の借り入れが従来どおり許可制で行われることとなります。また、25%以上になりますと、道路や河川、あるいは公園などの整備にかかる地方債の借り入れができなくなりまして、さらに、35%以上になりますと、災害復旧費を除いたほとんどの地方債の借り入れができなくなります。
 次に、地方債残高と財政調整基金残高でありますが、駿東3市3町に三島市と函南町を加えた4市4町における住民1人当たりの額を見ますと、平成16年度決算ではありますが、地方債現在高、いわゆる借金の残高は、長泉町に次いで少ない額となっており、また、財政調整基金残高、これは、いわゆる貯金の残高でありますが、三島市、御殿場市に次いで少ない額となっております。
 これらの指標から見ますと、財政力が高い団体が必ずしも適正値を示すというものではないことがわかりまして、清水町としては、おおむね適正値の範囲内であると考えられます。
 以上です。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁終わります。 2番 松浦君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 普通交付税は、平成13年度から段階的に減らされています。平成13年度は、減額率8分の1で普通交付税額7億5,611万2,000円、平成14年度は、減額率8分の2で5億8,412万3,000円、平成15年度は8分の4で1億8,101万4,000円、平成16年度は8分の4で11億3,151万1,000円、平成17年度は、同じく8分の4で3,176万2,000円となっています。
 清水町は、平成16年度から普通交付税をもらわないことを前提に予算を組んでいるので、不交付団体になることは想定の範囲内だと思われます。不交付団体になった理由は、普通交付税の減額のほかに、課長の答弁にもありましたが、町税の増収があります。平成13年度が44億円であったのが、平成17年度では48億円と、4億円近く増額になっています。平成18年度は、予算では46億円を見積もっていますが、平成17年度も、予算では45億円と想定していたので、個人町民税、法人町民税とも昨年以上の増収が見込まれると思います。
 所得譲与税については、三位一体改革で、国から地方へ、平成17年度から財源の移譲が行われました。これは、国税である所得税の収入のうち一部を地方に譲るもので、平成17年度は1億1,000万円だったのが、今年度は2億4,100万円を見込んでいます。
 三位一体改革は、普通交付税や使途が決められている国庫支出金などが減額され、所得税から税源移譲で所得譲与税、来年度から住民税になるようですが、の増額となり、差し引き20%ほどのマイナスになります。
 不交付団体になったというと清水町は裕福な自治体だと思われてしまうが、平成12年度で8億円近くあった普通交付税はついにゼロとなり、平成13年度には歳入決算が93億円近くあったのが、今年度予算は74憶6,000万円です。貯金である財政調整基金は、平成12年度には14億4,748万円あったのが、平成17年度では5億4,504万円にまで減ってしまいました。借金である地方債も、平成13年度で57億1,488万円だったのが、今年度末の見込み額が78億1,857万円です。
 予算規模も貯金も減少し、借金は増加しています。決して財政的に良くなっているわけではありません。清水町は、ここ数年、歳出削減に努力していますが、今後の不交付団体としての行財政運営を伺います。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 町長 平井君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 不交付団体としての今後の行財政運営を問うについてでありますが、平成18年度は不交付団体となりましたが、その実情は、まだまだ手放しで喜べる状況ではなく、今後も引き続き健全な財政運営に努めていかなければならないと考えております。
 今後においては、税収の伸びに努力する一方、無駄な歳出のカットや医療費等の削減に努めていく考えであります。特に、今後整備する事業として、保育所や町公民館の建て替えなども控えておりますので、より財政基盤を強固にしていく必要があります。
 いずれにいたしましても、町民サービスの低下を招くことなく、行財政改革を断行し、健全な財政運営に努めてまいります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を終わります。 2番 松浦君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) これまでの質問の中での発言にありますように、平成13年度から国の三位一体の改革で段階的に普通交付税が減額されています。国も、国債を発行して、借金して地方に仕送りをしているわけでありますが、借金している分を地方にも負担してもらうようになりました。多くの自治体は、普通交付税の足りない分を臨時財政対策債という借金をして賄うことになりました。清水町も、3億6,000万円の臨時財政対策債を本年度予算で見積もっています。三位一体改革で普通交付税が半分に減らされていなければ、清水町も3億円ぐらいは、まだ普通交付税をもらえる自治体であったのだと思いますが、この減額により、どちらかというと、不交付団体になってしまった感が否めません。
 町長、答弁されましたように、ハード面では清水幼稚園、中央保育所、南保育所、町公民館、町体育館など、今後も建て替え、耐震化が必要な施設の改修、高齢者福祉、子育て支援などのソフト面といった住民サービスの向上を図る施策がますます重要になってくると思われます。今後も行政改革や事務事業の見直しを図り、歳入の増加と歳出の削減に努めていただきたいと思います。
 続いて、標題4の、不審者情報のメール等の配信について伺います。
 近年、子供たちが犠牲になる痛ましい事件が後を絶ちません。こうした事件が起こるたびに、小さいお子さんを持つ親御さんは不安な思いにかられます。当町も、今年度から、地域の皆様による清水町見守り隊を組織し、そろいのベストを着て、小学生の下校時に合わせて各地区を巡回してもらったり、小学1年生や幼稚園、保育所の園児を対象にした防犯教室を行っています。
 まず、参考までに、昨年度及び今年度のこれまでの町内における不審者情報が何件か、内訳を含めて伺います。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 学校教育課長 河原崎君。


◯学校教育課長(河原崎尊親君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 昨年度及び今年度の町内における不審者情報の件数についてでありますが、昨年度、沼津警察署より報告を受けた不審者情報は、声かけ事案4件、露出事案4件、身体への接触事案1件、つきまとい事案1件の計10件であります。
 また、本年度につきましては、9月13日現在で、声かけ事案4件、露出事案2件、身体への接触事案1件、つきまとい事案1件の計8件であります。
 以上であります。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を終わります。 2番 松浦君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 大阪教育大学付属池田小学校では、あの痛ましい事件を契機に、平成15年度から、緊急時における保護者への連絡に、携帯メールを利用しています。不審者情報に限らず、下校時刻の変更、悪天候による臨時休校、学級閉鎖等の連絡にも携帯メールを利用しています。こうした取り組みは全国的な広がりを見せ、近隣では、三島市が、一部の幼稚園、小・中学校で、電話やメール、ファクスなど、保護者が希望するメディアに学校から一斉連絡を行うことができるシステムを導入し、不審者情報の配信、子供の安全確認や連絡網の手段として使っているようです。
 当町もこうした取り組みを調査・研究してみる必要があると思いますが、その考えを伺います。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 学校教育課長 河原崎君。


◯学校教育課長(河原崎尊親君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 不審者情報の保護者等への配信について、当町でも調査・研究したらどうかについてでありますが、不審者情報を保護者や地域の皆様へいち早く提供することは、犯罪を未然に防ぐ上で大変有効な手段であると考えております。
 近隣市町では、三島市が本年6月から不審者情報のメディア配信を開始しておりますが、このメディアを使って配信するサービスは、利用形態が有料のもの、無料のものがあり、また、配信形態についてもさまざまであります。このため、利用者の使いやすさや費用対効果等について調査・研究してまいります。
 以上であります。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁終わります。 2番 松浦君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 携帯電話に関しては、現在、国内8,000万人以上のユーザーがいるとされ、財団法人インターネット協会のホームページで、インターネット白書によりますと、日本のインターネット人口は、2006年2月調査時点で7,361万9,000人になりました。インターネット世帯浸透率、これは、利用場所、接続機器を問わず、インターネット利用者がいる世帯の比率を指しますが、85.4%です。
 小さい子供を持つ親御さんがインターネットを利用している比率は高く、携帯電話でのメールを利用されている割合も非常に高いと思われます。そうした親御さんに不審者情報をいち早く連絡する手段として、携帯電話によるメール配信は大変有効で、課長、おっしゃったとおり、防犯的側面でも威力を発揮すると思われます。
 現在、不審者情報などのメール配信は、有料、無料を問わず、多くの自治体、学校で取り入れられています。また、不審者情報に限らず、富士市のように火災情報をメールで配信している自治体、そのほか、大規模災害も想定したメール配信を行っている埼玉県美里町、火災情報、不審者情報の両方を配信している室蘭市や伊達市などがあります。
 携帯メールのいいところは、その速報性だけでなく、仮に町を離れていても情報が入手できるので、火災や災害時においては、出張や単身赴任をしている親御さんにも大変有効なツールです。
 ぜひ当町も不審者情報のメール等の配信を検討していただき、さらには、そうした火災、災害情報配信にもつなげていただきたいと思います。
 続きまして、標題5の、将来の清水町の教育を担う教員の養成について伺います。
 まず、教員の、清水町を起点とした転出入状況について伺います。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 教育長 犬塚君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 教員の清水町を起点とした転出入状況を問うについてでございますが、平成16年度末の教員の当町の転出入は、7市2町から25名、町外への転出希望は17名でありました。また、平成17年度末の転入希望者は、4市4町から26名、転出希望者は9名でありました。
 ちなみに10年前の平成8年度末では、転入希望者は17名、転出希望者が20名でありました。
 この教員の異動といいますのは、各学校のグランドデザインというもの、いわゆるうちの学校はこういうことで学校運営をしておりますということを公表していくわけです。そうしますと、清水中学校で教鞭をとりたいと、こういう人たちが希望する、それから、清水町から、例えば、裾野市へ行きたいと、そういうことを希望をとるわけでございます。
 ですから、今数字を申しましたはどういうことかといいますと、10年前は転入者の希望が17名、転出者が20名ということを申しました。いわゆる転出希望が多くて転入が少なかったということになります。今は、逆に転入者が多く、平成16年度末では7市2町から25名、町外に出るのが17名、平成17年度では26名、転出が9名ということでございます。
 数字だけを申し上げましたですけど、そういうように、教員の異動はちょっと違いますもんで、御説明を申し上げました。
 以上です。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を終わります。 2番 松浦君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 今の教育長の答弁ですと、近年、清水町へ転入希望者は増え、逆に転出希望者は減ってきています。当町で教鞭をとりたい教員が増え、転出希望者は、10年前に比べて半減しています。10年前に差し引きマイナス3であったのが、平成17年度末ではプラス17となっています。
 清水町の学校が先生たちにとっても魅力ある職場になってきているのだと認識します。9月議会初日で、私は教育委員会委員の任命について質問いたしましたが、清水町において校長を経験したことのある退職者がこの10年間で2名というのは少ないと思いますが、それについての理由を伺います。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 教育長 犬塚君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 清水町において校長を経験したことのある退職者がこの10年間で2名というのは少ないと思うがについてでありますが、教員の異動は、5年から6年での異動が一般的であります。当町のように小学校3校、中学校2校では、異動に際して、他の市町との交流が不可欠となります。学校数の多い地区では、地区内のみで管理職となる教員を養成することができますが、学校数の少ない当町では、町内5校の中で新規採用から教頭、校長として育てていくことは難しい状況があります。
 こうしたことから、町内在住の教員数は決して少なくありませんが、当町で教頭、校長を経験していくことになかなか結びつかないのが現状であります。
 以上です。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を終わります。 2番 松浦君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) ここ数年、町内の小・中学校の校長、教頭を務めた町内在住者は数名と聞いています。教育委員会委員や委員長、教育長など将来の清水町の教育界を担うリーダーを考えると、当町の小・中学校の町内と町外の教員のバランスが大切であると思われます。
 教員の人事方針について伺います。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 教育長 犬塚君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 将来の清水町の教育界を担うリーダーを考えての教員の人事方針についてでありますが、先ほど答弁させていただきましたように、現在は、清水町で教鞭をとりたいと考える意欲あふれる教員が増えてきております。また、他の市町へ交流異動をしている教員を将来清水町へ戻すことにより、学校現場が活性化するとともに、教員の指導力向上が図られ、リーダーの養成が達成できるものと考えております。
 この研修交流についてちょっと申し上げますと、研修交流というのは、清水町で教鞭をとっている教員を裾野市で3年ほど研修をさせて、そして、再度こちらで教鞭ととってもらう、そういう制度が研修交流としてあるわけでございます。そういう制度を大いに活用しているということでございます。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を終わります。 2番 松浦君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) それでは、これまでの具体的な教員養成プログラムとこれまでの成果、今後の計画について伺います。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 教育長 犬塚君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 松浦議員の2問の質問にお答えをさせていただきます。
 これまでの具体的な教員プログラムについて問うでありますが、現在、教務主任や学年主任等将来のリーダーとして学校運営に直接携わる教員養成を目的に、町教育委員会主催の学校運営研修やマネジメント研修を実施しております。また、文部科学省や県教育委員会の主催する研修会への参加についても積極的に推薦し、学校の中核なり得る教員の養成に努めております。
 それから、2問目の、これまでの成果と今後の計画はどうかについてでありますが、これまでの研修の成果として、教員の指導力向上が図られ、町主催の基礎研究を受けた教員が、文部科学省海外派遣研修や静岡県総合研究センターへの推薦研修、さらには静岡大学大学院への内地留学に推薦されております。
 今後は、これらに加え、県教育委員会や教育事務所等への派遣についても積極的に行い、教育現場ばかりでなく、教育行政の経験を積み、当町の教育の発展に貢献できる教員の養成に努めてまいります。
 以上です。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を終わります。 2番 松浦君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 最後に質問します。
 この10年間の教育長の当町教育に対する総括と今後について伺います。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁願います。 教育長 犬塚君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 この10年間の教育長の当町教育に対する総括と今後を問うについてでありますが、私が平成8年から10年間、教育長の重責を果たせましたことは、ひとえに議員の皆様の御支援、御協力のたまものと、ここに深く感謝申し上げます。
 さて、10年間を振り返りますと、前教育長から引き継ぎました町史を完成し、南小学校区における児童の増加に伴う校舎の増築や体育館建設等を行いました。また、第58回国民体育大会の開催も一大イベントでありました。
 学校教育について申し上げますと、2学期制の実施、指導主事の配置を実現することができました。私は「教育は人にあり」を信念に、教員の人事については特にエネルギーを費やしてまいりました。意欲ある教員を配置し、教員個々の研さん意識を高めることにより、校長からは「私の学校にも研修の機会をほしい」と言った申し出が出るほど、学校現場では、国、県からの指定授業を研修のチャンスとしようという積極的な機運に満ちあふれております。このようなことから、わが町におきましては、何事にも対応できる教育体制を築くことができたと感じております。
 今、学校現場では、学力向上のための基礎・基本の定着、総合的な学習の充実、外国語教育の推進、児童・生徒への安全確保等が強く求められております。教育の質の向上には積極的な行政施策が必要であり、議員の皆様におかれましては、今後も、当町の学校現場が意欲的に教育活動に邁進できる環境づくりを引き続き御支援願いたいと思います。
 結びに、教育界最大の改革のこの時期に教育長の職を無事務めることができましたことは、長年にわたる皆様方の御指導、御鞭撻のたまものとあらためて感謝申し上げます。


◯議長(庄司勝彦君) 答弁を終わります。 2番 松浦君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 犬塚教育長は、対外的には、関東甲信越静町村教育長会の会長を務められました。私が議員になってからは、学校教育課に指導主事を配置し、私が議会で取り上げたものでは、発達障害児に対する特別支援教育の充実や、民間の方を講師に招き夢を語ってもらった「夢講座」など、地域ネットワークを生かした生徒指導、総合連携事業、小・中学校をパソコン電子記憶媒体の運用指針を特別支援教育での情報にも配慮した形でいち早く整備するなど、積極的に取り組んでいただきました。心から感謝しております。
 犬塚教育長の功績は大変大きく、その結果が、最初に質問しました教員の異動の数字にもあらわれていると思います。教育長におかれましては、退任後も健康に留意され、教育の分野に限らず、その経験を広く地域の中で生かしていただければと思います。
 犬塚教育長、10年間お疲れさまでした。
 以上をもちまして私の質問を終わります。


◯議長(庄司勝彦君) これをもちまして松浦君の一般質問を終わります。
 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
 本日はこれをもって散会いたします。
 御苦労さまでした。
                                午後04時20分散会