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静岡県 清水町

平成17年第2回定例会(第3日) 本文




2005.06.13 : 平成17年第2回定例会(第3日) 本文


                                午前09時00分開議
◯議長(坪内 昇君) 皆さん、おはようございます。
 ただいま出席している議員は17名であります。
 静岡朝日テレビ、SBS静岡放送、静岡第一テレビから、本日の会議のテレビ撮影をしたいとの申し出がありましたので、これを許可いたします。
 また、議会広報特別委員会より、本日の会議の写真撮影をしたいとの申し出がありましたので、事務局による写真撮影を許可いたしました。
 本日の会議を開きます。
 今定例会の一般質問の通告者は7名であります。
 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。
   ──────────────────────────────────


◯議長(坪内 昇君) 日程第1 一般質問を行います。
 通告者は、通告の順序により発言を許します。
 初めに、1番 岩崎高雄君の一般質問に入ります。
 質問事項は、「1 清水町の進むべき方向について問う」「2 静岡県東部看護専門学校跡地利用について」。
 発言を許します。 1番 岩崎高雄君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 皆さん、あらためましておはようございます。
 議長の許可を得ましたので、議長、説明の、一つ「清水町の進むべき方向について問う」、一つ「静岡県東部看護専門学校跡地利用について」の、2つの通告事項につきまして、順次質問をいたします。
 まず、最初の、清水町の進むべき方向についてを問うでありますが、その前に、今、置かれている現状について確認をしなければなりません。国・県のレベルから見たときに、合併特例債や地方交付税の激変緩和策を盛り込んだ合併特例法は、ことし3月31日にその効力を失いました。4月1日からは、新たに「市町村合併の特例等に関する法律」、通称「合併新法」が施行されました。
 県は、国の基本方針に基づき合併が必要な地域の合併構想を策定する。対象地域は、一つ、生活圏域を踏まえた行政区域の形成を図るための合併、2つ目は、政令指定都市、中核市、特例市等を目指す合併、そして、3番目は、清水町には当てはまりませんが、小規模な市町村に関する合併、人口1万人未満ということであります。
 合併新法は、自主的な合併という線を守りながら、県がもう一歩踏み込める形の中でつくられております。これは5年間の時限法で、平成の大合併の第2弾、これで最後と言われております。
 この新法は、知事勧告に住民発議と同じ効果を盛らせるということであります。要は、清水町は、2市2町で、知事勧告と同じ効力があるサイクルを既に回してしまいました。清水町民の発議という形で、そしてその結果、皆さん御承知のとおり、5月17日の三島市議会の臨時会で、県東部2市2町法定合併協議会設置議案を賛成少数で否決しました。それにより、清水町の進むべき方向が大変厳しくなり、難しくなりました。そこで、町長の政治手腕が求められます。沼津市との信頼関係を保ちつつ清水町民の最大公約数をどのように生かすことができるかにかかっています。その立場で、以下、質問をいたします。
 沼津市との信頼関係を維持していくことでありますが、三島市議会が、2市2町法定合併協議会設置案を否決しました。清水町の住民発議に基づく合併協議会の手続は終了したわけです。この清水町から行った行為は、沼津市との信頼関係を維持・継続するためにも必要であったと認識をしております。
 そこで、町長として、このような状況にあって、沼津市との信頼関係を維持していく具体策はあるのか、まず、質問をいたします。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 皆さん、おはようございます。岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 沼津市との信頼関係を維持するための具体策についてでありますが、今回の2市2町の法定合併協議会設置につきましては、私自身、誠心誠意この実現に取り組んでまいりましたが、三島市議会の否決により、実現には至りませんでした。しかしながら、今回の住民発議による動きは、清水町内での合併への機運の高まりとともに、関係市町の住民の広域都市づくりへの議論に一石を投じるなど、合併に対する認識を深める機会を与えることができたものと考えております。
 今議会初日の行政報告でも申し上げましたとおり、住民発議による署名をいただきました町民の皆様や全会一致で可決していただきました議員の皆様方の思いを重く受け止めて、将来のまちづくりを進めてまいりたいと考えております。
 したがいまして、今後の方向につきましては、町民の皆様や議会の皆様方の御意見を伺っていく必要があると考え、今後、地区懇談会などを開催する中で、町民の皆様の御意向を踏まえながら、沼津市との信頼関係の維持・継続に努めてまいりたいと考えております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 1番 岩崎高雄君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) では、次の質問に移ります。
 既に、町長は、「清水町の1市1町での合併推進は難しい」と清水町行政課題検討協議会から具申され、また、議会でも、全員協議会で、沼津市と清水町の1市1町の合併はない旨の結論が出ています。なおかつ地区懇を開催するその理由をお聞かせください。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 地区懇談会を開催する理由についてでありますが、合併の問題につきましては、町民の皆様との合意形成が必要であります。今回、2市2町の法定合併協議会が設置できなかったことにより、あらためて地区懇談会などで清水町が現在置かれている状況について説明し、町民の皆様に御意見を伺うことが必要であると考えております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 1番 岩崎高雄君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 清水町民は、住民発議に基づく合併協議会設置の手続が終了して、2市2町の方向性がなくなった現状を目にしたときに、次のステップとして、どの方向に向けていいのか迷っているのが現状であると思います。沼津市への回答を出すがための急いだ地区懇の設定だと私は思います。
 今までの例からしても、果たして町民の意見集約ができるか疑問であります。開くとしたら、町長の明確な方針を示し、それを討議していただき、結果を出さなければと思いますが、本当に意見集約ができるのか、町長のお考えをお聞かせください。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 地区懇談会での町民への具体的な投げかけの方法と意見集約の考え方についてでありますが、地区懇談会では、住民発議による2市2町法定合併協議会設置協議に関する経緯と結果の説明や、沼津市へ提案いたしました、「2市2町法定合併協議会ができなかった場合は沼津市との合併協議会を再開する」ということがあるなど、清水町の今置かれている状況などを説明し、町民の皆様の御理解をいただいた上で、御意見を伺って、今後の対応を検討してまいります。
 また、今回の地区懇談会では、できる限り多くの方から御意見を伺い、集約してまいりたいと考えておりますので、地区懇談会を増加し、7会場で開催することで、より多くの町民の皆様の御意見を伺えるものと考えております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 1番 岩崎高雄君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) では、次の質問に移ります。
 清水町民が今の状況下でも合併を望んでいるとしましたら、どの枠組みが最大公約数であるか、町長、どのように今思われているか、率直な御意見をお聞かせください。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 町民の求める合併の具体的な方向性についてでありますが、昨年秋に行った地区懇談会における町民の皆様からの御意見や住民発議における署名、さらに、「市町村合併を推進する会」を構成する団体の皆様の御意見などから、県東部地域の沼津市・三島市を一体化した広域都市を目指すため、町民の皆様の多くは、2市2町法定合併協議会の設置を望んでいるものでありました。しかしながら、2市2町の法定合併協議会が設置できなかったことにより、町民の皆様の考えには、沼津市との合併協議会の再開や長泉町を含む2市3町という広域都市づくりに向けた考え、また、三島市長の言う「1市3町論」など、さまざまな御意見があるのではないかと考えております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 1番 岩崎高雄君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) いわゆる地区懇を開く前の言葉としては、そういう言葉しか出ないと思いますが、次の質問に移ります。
 わが町の人口増加率は県下有数であり、高齢者から若年層まで幅広い層が居住し、東京への通勤圏でもあり、また、一次産業も盛んであります。昔からの習慣を大切にしておられる方、また、中央の情報を敏感に感じ取る層もおり、それが町民のニーズの多様化としてあらわれております。
 しかし、その中で、最大公約数を求め、かつ住民の意向を十分尊重し、民主主義のルールにのっとって公平な結論を出さなければなりません。その結果、過半数を超えれば町民の意向だと判断することが必要だと思います。
 そのことを念頭に置き、今置かれている清水町の状況を見たとき、町長の強い決断が必要ではないかと思いますが、町長のお考えを再度伺います。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 合併に対する町長の決断についてでありますが、私は、市町村合併の問題につきましては、町民の合意形成が大変重要であると考え、昨年2回の地区懇談会や広報紙・インターネットのホームページなどで情報提供を行い、町民の皆様の御意見を伺いながら進めてきたところであります。
 そして、これからも、こうした考え方を基本としてまちづくりを進めてまいりたいと考えております。とりわけ市町村合併の問題につきましては、非常に重要な問題でありますので、町民の皆様の御意見を伺う中で、今後の方向性につきまして判断してまいりたいと考えております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 1番 岩崎高雄君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 町長は、「孫子の代」という言葉をよく使いますが、昭和41年に沼津市と合併しなかったからこそ、今の私たちは、あらためてその選択ができる立場にいます。「孫子の代」というのは、まさにこれであると私は理解するものであります。
 さて、ここまで来れば、広域合併は、東部においては理想論になりつつあり、清水町の状況を考えたとき、そして、今までの行動を振り返ったときに、声高に広域論を自ら発信できる立場にないと思います。
 そこで、平井町政、残された2年間の具体的な方向性をあらためてお尋ねいたします。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 町長の残された2年間の具体的な町政の方向性についてでありますが、私は、これまで「豊かさを実感できる生活都市・清水町」の実現に向け、後期基本計画に基づき、魅力あるまちづくりのための施策を展開してきたところであります。
 今後におきましても、施策の推進に当たり、町民の皆様の積極的な参加をいただきながら、誰もがここに住んでよかったと実感できるまちづくりを目指してまいりたいと考えております。
 とりわけ、社会・経済情勢が大きく変化し、国の三位一体改革などにより、地方財政が大変厳しい状況の中で、将来のまちづくりを見据え、今まで以上に行財政改革を進めていく考えであります。また、町の最重要課題であります市町村合併の問題につきましては、町民の皆様との合意形成を図りながら、その方向性を見極めてまいりたいと考えております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 1番 岩崎高雄君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) では、次に沼津市・清水町合併協議会再開についてに移ります。
 沼津市との合併をめぐる動きは、1960年代後半、石油化学コンビナート問題が決着して間もなく、沼津市からの単独合併の申し入れとして浮上してきました。東駿河工業整備特別地域の指定を受けて以後、三島市・沼津市を中心に広域都市行政を図る計画が進められましたが、三島市は、「合併は時期尚早」という考えを明らかにしました。清水町では、沼津市からの申し入れを受け、昭和41年11月に臨時町議会が開かれ、沼津市と清水町合併協議会の設置が決まりました。行政側が行う沼津市との合併協議会と並行して、清水町合併諮問委員会が発足し、合併諮問委員会は、時の町長に、「4月1日の合併は余りにも時間が少ない」との各層の意見をまとめ、これを受けたときの町長は、沼津市側へ、「4月1日の合併は不可能」との申し入れを行いました。ここに、1966年、沼津市から申し入れがあった合併問題は、一時中断することになりました。
 清水町は、小規模ながら、自治体として独立行政の道を歩むことになって現在に至っていますが、そして、時の町長のその後の行動は、皆さんが御承知のとおりであります。
 以上の流れの中で、平成16年7月23日付で提出した、「沼津市との信頼関係の維持・継続について」の中で、「2市2町の法定合併協議会が立ち上がらなかった場合、昭和41年制定の沼津市・清水町合併協議会規約に基づき協議会を再開する」ことになっていますが、町長のお考えをお聞かせください。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 沼津市との合併協議会再開に対する方針についてでありますが、今回の2市2町の法定合併協議会設置につきましては、実現には至りませんでしたが、先ほども御答弁させていただきましたとおり、今回の住民発議による動きは、清水町民はもとより関係市町の住民に対しても、合併の機運が醸成されるとともに、広域都市づくりの議論に一石を投じるなど、合併に対する認識を深める機会を提供することができたものと考えております。
 沼津市へ提案いたしました、「2市2町法定合併協議会が立ち上がらなかった場合には、昭和41年制定の沼津市との法定合併協議会を再開する」ということがありますが、これまで2市2町の法定合併協議会の実現に努力してきたところであり、町民の皆様におかれましても、さまざまな御意見をお持ちであると考えられますので、現在の清水町の置かれている状況を再度町民の皆様にお知らせし、合意形成を図っていく必要があると考えております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 1番 岩崎高雄君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 要は、地区懇の状況を見て、一つの方向性を決めるということであろうかと思います。沼津との一つの対峙もあるでしょうし、半ば言葉を選んで発言しなきゃならない、そのお気持ちはよくわかりますけども、ここはここで、いんぎん自重。
 では、次にいきます。
 合併協議会再開についての状況は、まず、沼津市長は、「約束に従って、合併協議会を再開する段取りに移る」というコメントを出しています。また、町長は、「そのことについては認識している」との発言をされています。清水町の状況は、住民発議による6,133名の署名や町議会が全会一致で2市2町法定合併協議会設置について可決したことを考えると、昨年、沼津市へ提案したとおり、沼津市との合併協議会を再開することは困難であると私は思います。町長も、「第2項へ移ることは大変厳しい」旨の発言をされたやに聞いております。恐らく苦悩していることは間違いないと思います。
 以上のことを踏まえて、あらためて質問をさせていただきます。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 沼津市との合併協議会再開は困難ではないかについてでありますが、私は、県東部地域の政令指定都市実現への前段階として、沼津市と三島市を含む広域都市の必要性を訴えてきたところであります。市町村合併の問題は、町民の皆様の合意形成が重要なものであると考えており、これまでも、町民の皆様や議会の皆様の御意見を伺いながら進めてきたところであります。
 したがいまして、今後もこの考えに基づき、できる限り多くの町民の皆様の御意向を伺うことが重要であると考えておりますので、地区懇談会などで清水町の置かれている状況を説明し、町民の皆様の御意見を伺ってまいりたいと考えております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 1番 岩崎高雄君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) どういう方向から今の町長の方向性を伺おうとしても、町民の合意という言葉の中で集約をされて、それから一歩も積極的な発言が出ない。非常に寂しい思いもするし、また、行政をつかさどる長として、果たしてそれがいいのか、疑問になってきます。
 これから質問することが、私の今までの質問の集約でございます。町長、よく聞いてお答えをください。
 あなたが苦渋の選択をしても、「背信」の2文字はどちらにもついていきます。平井町政が置かれている立場です。人間というものは、自分の町や生国に、自己愛の拡大されたものとしての愛を持っております。今生きている私たちとこれから生まれてくる孫子だけには、背信はできません。「けじめ」の3文字をよろいとし、「一寸の虫にも五分の魂」「窮鼠猫をかむ」のことわざを盾として難局を乗り切っていかねばと思います。
 そして、あなたがお願いすることは、町民のあらゆるチャンネルを生かして、相手に今の清水町の現状を理解していただくことであると思います。そして、40年間、一度も合併協議会が開かれなかった事実、行政の一貫性としてとらえることもできます。何で今さらとの思いもあります。
 町長のお考えをお聞きいたします。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 沼津市への回答における町長の考えについてでありますが、合併は町民の皆様との合意形成が大変重要であると考えております。したがいまして、私といたしましては、民意に沿って結実させていくことが自分に与えられたこれからの責任であると考えますので、よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 1番 岩崎高雄君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 1つ、答弁漏れというか、お答えをもらわなければならないのは、私は、今、「けじめ」という言葉を使わせていただきました。その「けじめ」という言葉に対して、町長はどのようなお気持ちがあるか、再度お聞かせください。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 「けじめ」ということでもって、町長の真意を伺いたいと、こういうことの御質問でございました。
 私といたしましては、民意に沿って結実させていくことが自分に与えられたこれからの責任でもありますし、「けじめ」であると、こういうことを考えております。ぜひ御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 1番 岩崎高雄君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) それでは、第2の、静岡県東部看護学校跡地利用についての質問に移ります。
 その1の、平成17年3月以降の県との交渉経緯と展望についての第1回目の質問をします。
 静岡県東部看護専門学校もめでたく開校され、希望に胸を膨らませ、次代の看護の道を志す若者たちが学んでおります。聞くところによりますと、遠くは九州や関西地区からも入学され、勉学にいそしみ、第2の故郷として、心深くこの町の印象が刻まれることとなるはずです。私たちも、陰ながら学校や学生を応援していこうという考えでおります。
 ところで、看護学校が移転した跡地の取得事業について、県と交渉されていると思いますが、平成17年3月以降の県との交渉をどのように進めているのか、また、今後どのような交渉が展開をされていくのか、お聞きいたします。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 平成17年3月以降の県との交渉経緯と今後の展望についてでありますが、県とは、これまで、跡地取得につきまして、鋭意交渉を重ねてきたところであります。平成17年3月以降につきましては、県と2度ほど交渉を行いましたが、その内容につきましては、町の条件と可能な限り近づけるようお願いしてきたところであります。
 また、今後の展望につきましては、県が再鑑定評価を行った後、鑑定結果に基づき、取得価格や取得時期につきまして、引き続き交渉をしてまいります。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 1番 岩崎高雄君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 今の答弁によりますと、「町の条件に近づけるよう交渉している。再鑑定評価の結果を見て取得価格等の交渉をしていく」とのことですが、要するに、地価が高いと感じているのではないでしょうか。同僚議員が、再三この問題で質問されているのは、土地取得価格と解体費用の問題でした。民間で考えれば、既存建物を壊し、整地し、宅地分譲なら、道路等の整備を含め損益計算をしてみるわけです。町では、土地を取得する際は、売買時点の不動産鑑定評価に基づく価格で取得するわけですが、事前の交渉では民間の情報も活用したらどうでしょうか。御意見を伺います。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 岩崎議員の御質問にお答えをいたします。
 事前交渉では民間の情報も活用したらどうかについてでございますけれども、東部看護専門学校跡地の取得に当たりましては、売買時点の不動産鑑定価格によりますが、事前の価格交渉では、地価公示価格や相続税路線価格、固定資産税路線価格等、公課評価を参考にしておりますが、議員、御指摘のとおり、民間の情報等も活用して交渉してまいりたいと考えております。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 1番 岩崎高雄君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) それでは、2番目の、跡地利用計画についてに移ります。
 それの第1回目の質問ですが、東部看護専門学校跡地は、3,200平方メートルほどの広さがあると聞いております。現在、この広さの土地を少しでも格安で取得できるよう、町長はじめ関係職員が交渉していると思います。当然、耐震性のない校舎等は取り壊し、更地になるはずです。
 私も、八幡区の区長をやっているときに、体育館の存続を含め、跡地利用の意見を求められたこともありました。そのときは、災害時のことを考えて、「広場がよい」との意見が多かったと思われます。その後、町の跡地利用計画が出されておりません。少しでも安く取得できるよう交渉をするにしろ、大きな投資であります。地域のために、町では跡地をどのように利用する計画があるのか、お尋ねをいたします。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 岩崎議員の御質問にお答えをいたします。
 跡地利用計画についてでありますが、周辺4区と協議した中で、地震等災害時における災害避難地を兼ねた緑地帯としての要望がございました。町といたしましても、住宅密集地で道路が狭いことから、防災上の面におきまして、空間地の確保が必要だというふうに考えているところでございます。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 1番 岩崎高雄君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 跡地周辺は、確かに住宅密集地で、やや閉塞感もある場所であります。跡地の建物がなくなれば、解放感のある地域になるはずですし、火災や地震等の災害時にも緩衝帯の役割を果たすものと思われます。
 さて、平成15年12月議会において、東部看護専門学校の跡地を取得するため、土地取得特別会計で、後年度に取得すべく債務負担行為の提案がなされ、当議会で可決されました。このことは、跡地を平成17年度までに取得するという、言うなれば町が意思表示をしたものであります。しかしながら、平成17年度もはや3カ月に入り、いまだ買う準備も、予算措置も、具体的な計画もない状態であります。
 地域住民としては、早期に案が提案されることを期待しております。そのことは、町が取得するまでは、当然、県の管理するものであります。昨今、教育施設への不審者の侵入や太平洋戦争当時の防空壕での中学生の事故等、大変痛ましい報道が伝えられております。
 このようなことから、ある種危険因子が町内に存在し、放置されるおそれがあり、地域住民からも危惧する声が上がっております。未然に事故を防ぐため、県に対し、安全管理を図るよう要望する考えはないか、お尋ねをいたします。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 岩崎議員の御質問にお答えをいたします。
 県に対し安全管理を図るよう要望する考えはないかについてでございますが、旧看護学校は、現在、門扉等は施錠されております。しかし、無人状態であり、建物の中で事故が起きましてもわからない状況でございます。町といたしましても、建物に人が入って事故が起きないよう、防犯・事故対策のためにも、危険個所の排除は必要なことでありますので、県に対しまして、不審者及び子供たちの出入り防止等、安全管理に十分配慮するよう要望してまいります。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 1番 岩崎高雄君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) これは、最後になりますけども、要望という形でお聞きいただければと思います。
 町民の安全確保のためにも、早急に要望していただきたいと思います。また、跡地に関して、平成15年当時、看護学校の近くにあるポストが、県道の歩道もなく、民家に張りつくようにあります。利用するにも危険な場所でしたので、周辺区長とポストの移転設置を看護学校にお願いした経緯がありました。しかし、実を結びませんでした。
 今後、町で具体的な跡地利用計画を立てられるときは、先ほどのポストや隣接バスストップのポケット化、駐車場等公共サービス施設等の配置にも目を向けて取り組んでいただきたいと思います。関係機関との新たな交渉も生じるかと思います。費用をかけなくても質の高い整備計画が提案されることを期待して、私の質問を終わりとさせていただきます。


◯議長(坪内 昇君) これをもちまして岩崎高雄君の一般質問を終わります。
 次に、4番 木村寛夫君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 市町村合併における清水町の今後の方向について」。
 発言を許します。 4番 木村寛夫君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) おはようございます。
 議長の許可を得ましたので、さきに通告してあります市町村合併における清水町の今後の方向について、2点、お聞きします。
 なお、この問題は、同僚議員の質問と重複する点があると思いますもんで、御了承のほどよろしくお願いします。
 最初に、東部地域の広域都市づくりの考え方と、2点目は、2市2町の法定合併協議会が白紙になったことによる沼津市との合併協議会の再開についてお聞きします。
 最初の質問に移ります。
 町長は、かねてから「東部地域への広域都市づくりには沼津市・三島市が一体となったまちづくりが必要である」と訴えてきました。また、このたび住民発議による2市2町法定合併協議会設置への活動が進められてきましたが、三島市の反対で白紙になり、合併協議会の設置には至りませんでした。
 私は、市町村合併の目的は、地方分権の進展や少子高齢化が進展する中で、増加するさまざまな行政需要に的確に対応するため行政基盤を強化することや、効率的な行政運営をし、なおかつ経費を節約し、できるだけ借金を減らすのが目的であると考えております。
 県東部地域は、沼津市・三島市を中心に、住民の生活や文化・産業経済のかかわりが強く、既に一体化している地域であります。しかしながら、経済活動の長期的な安定が見込めない将来を考えるとき、この地域に住む一人ひとりの責務として、この地域の将来の発展を考えた場合、広域合併の議論を進めていくことが求められます。
 静岡県の東部地域だけが取り残されないよう、将来を見つめるまちづくりを今から進めるために、ぜひとも広域都市の実現を目指す必要があると考えております。
 そこで、町長の考え方を、最初に、まず聞きます。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 静岡県東部地域の広域都市づくりの考え方についてでありますが、私は、県東部地域の政令指定都市実現への前段階として、沼津市と三島市を含む広域都市の必要性について訴えてきたところであります。2市2町法定合併協議会の設置につきましては、三島市議会の否決により残念な結果となりましたが、今回の「清水町市町村合併を推進する会」の皆様方の住民発議による活動は、沼津市と三島市を含む県東部地域における合併に向けた初めての動きでありました。また、今回の活動が、この地域の住民の方々の合併に対する認識に大きな影響を与え、広域都市づくりに対する機運を高めることができたことは、誠に意義のあるものであったと考えております。
 今後におきましては、広域都市づくりの必要性を十分認識し、県東部地域における政令指定都市実現を将来の課題としてとらえ、その具体化への手法につきまして、関係市町との連携を図りながら検討してまいりたいと考えております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 4番 木村寛夫君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) 今、町長が言った、「政令指定都市づくりのため、関係市町村と連携を図る」ということですが、当時の県東部4市7町1村、現在の5市4町で構成される「東部広域都市づくり研究会」において、「おおむね10年後を目安に東部地域へ政令指定都市を目指す」ということになっているが、これは無理だと思いますよ。
 ということは、音頭をとるスーパースターの首長がいないんです。これが、全部が女性の首長だったらできます、これ。新聞に載っていました。全部の市長とか、町長が女性なら、すぐできるそうです。
 そこで、この政令指定都市づくりの実現については、関係市町の各首長の思惑があって、なかなかテーブルに着きにくいと思います。そこで、私は、各首長が心を開き、片目をつぶり、そして、私欲を捨てれば可能性があるかもしれないけれど、どうか、町長、あなたから積極的に他の首長さんに呼びかけ、そうして、これを発展していく気があるかないか、お聞きします。
 そして、事務方に聞きたいんですけど、これまでの研究会における内容と、活動はやっていますよね、その内容をちょっと知らせていただければと思います。
 よろしくどうぞ。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 県東部地域の4市7町1村で合意された政令指定都市構想についてでありますが、県東部地域における当時の4市7町1村で合意されました10年後の政令指定都市構想につきましては、平成15年6月30日に開催されました「東部広域都市づくり研究会」で、構成団体の首長、議会議長で合意されたものであります。
 県中・西部におきましては、政令指定都市が現実化していることから、県東部におきましても、我々の時代のためでなく、将来の孫子の時代のために、地方分権の受け皿を整えるとともに、安定した行政の運営ができ、多くの事務権限を総合的に発揮できる政令指定都市を目指すことが重要であると考えております。
 今後は、この研究会で合意された政令指定都市構想を推進し、目標年次に向けた取り組みが進められるよう、私としても、可能な限り役割を果たし、関係市町との連携を図ってまいりたいと考えております。
 その取り組みの一つとして、職員の人事交流やイベントへの参加を通じて、行政や民間レベルでの交流を深めていけるよう呼びかけてまいりたいと考えております。
 なお、「東部広域都市づくり研究会」における合意内容とその後の活動につきましては、担当課長から答弁させていただきます。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 木村議員の御質問にお答えをいたします。
 「東部広域都市づくり研究会」の内容と活動についてでございます。
 平成15年6月30日に行われました「東部広域都市づくり研究会」におけます内容でございますが、将来に向かって、おおむね10年をめどに政令指定都市を目指すということが1点ございます。それから、政令指定都市を実現するために、段階的な合併への取り組みを進める、これが2点目でございます。それから、事務レベルでの研究会を立ち上げるが3点目でございます。また、平成15年8月25日に開催されました研究会では、事務担当者レベルにおけます研究会を立ち上げるとともに、今後3年ごとのスケジュールにつきまして確認がされたものであります。
 なお、事務担当レベルでの研究会につきましては、平成15年9月29日から平成16年2月にかけまして、4回開催をされております。この内容につきましては、県東部地域のまちづくりのビジョンについて、構成市町村のデータと政令指定都市との比較、住民への啓発活動などについての検討がされております。
 また、平成16年2月4日に「東部広域都市づくり研究会」が開催されました。そのときには、分科会の設置の提案と県から講師を招いての講演会が開催をされております。それ以降現在まで、「東部広域都市づくり研究会」につきましては、開催はされておりません。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 4番 木村寛夫君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) 今の答えですと、「東部広域都市づくり研究会」については、私が言ったとおり、余り活発な活動はしていないと思われます。合意している内容を実現していくためには、各市町とも、ぜひ活発な議論を交わして、政令指定都市、10年後に実現できるよう努力していただきたいと思います。
 ところで、今回の白紙になった理由として、三島市長は新聞紙上等で、「長泉町とは三島駅北口整備などで関係強化が大事である」と。また、今回の合併協議会設置議案の枠組みに長泉町が入っていないということが、三島市議会における否決の最大の要因であったんです、これ。また、2市2町の広域合併の実現に向けての活動が一番活発なのは、2市2町の商工会議所、商工会の青年部や三島市・沼津市のJCであり、その活動の一端として、5月22日の静岡新聞紙上でのサンフロント21の懇話会が企画した中で、沼津市の商工会議所の青年部の一人が、「通学や、通勤一つとっても、この地域は既に一体化している。生活圏が一緒であるから、合併をしない理由を探す方が難しい」とコメントしております。
 また、2市3町の行政の枠を超えた勉強会や啓発パンフレットなどを作成し、中核市の早期実現を広くPRし、こういう意見広告を出しております。
 このように、商工会青年部は、行政に先駆けて、広域合併の共通認識を合意されております。
 そこで、私が言いたいのは、長泉町を加えた2市3町の枠組みについて、もう一度検討し、将来的な取り組みを考える必要があると思います。なお、2市2町の法定合併協議会の設置議案につきましては、少なくとも沼津市・三島市・函南町・清水町のうち、三島市を除いた4分の3の市町が可決したんです、これ。その意義は深いものと思います。広域都市の必要性について、同じ認識を持っていることを明確にしたものであります。
 そこで、質問します。
 広域都市づくりの機運を絶やすことなく今後へつないでいくためにも、可決をいただいた沼津市・清水町・函南町と1市2町が連携し、三島市や長泉町を含め、新たな行動を起こすべきと考えますが、町長の意見をお聞きします。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 東部地域の政令指定都市実現のため、長泉町を含んだ2市3町の枠組みや、可決した沼津市・函南町との連携についてでありますが、県東部地域への政令指定都市の実現に向けては、新幹線や東名高速道路などを生かす都市のインフラ整備が不可欠でありますことから、長泉町を加えた2市3町は、県東部地域における広域都市のエリアとして理想的なものであると考えております。
 また、このたびの2市2町法定合併協議会設置議案につきまして、沼津市及び函南町議会で可決をいただきましたことを重く受け止めており、大変意義深いものであったと考えております。議員、御指摘のとおり、将来における広域都市の実現は、各市町における共通認識であると思われますが、その実現に向けての手法の考え方には、周辺市町の間でも相違が見られるところであります。
 いずれにいたしましても、合併は町民の合意形成が必要であり、今後は、地区懇談会などにおいて、清水町の置かれた現状や社会情勢について十分な情報提供を行ってまいりたいと考えております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 4番 木村寛夫君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) それでは、次の本題に入ります。
 2市2町の法定合併協議会が設置できなかったことによる沼津市との合併協議会の再開について、先ほど同僚議員も質問しておりますが、重複すると思いますけど、よろしくお願いします。
 このたびの住民発議による2市2町法定合併協議会設置議案については、清水町はじめ沼津市・函南町においてはそれぞれの議会で可決されましたが、三島市の議会では否決されたため、2市2町の法定合併協議会の設置ができなくなりました。これは、昨年の3月25日に中核市推進協議会が解散してから、私どもの町と沼津市との関係がうまくいかなくなり、急遽7月23日に、沼津市との信頼を回復するために町長が沼津市長へ提案した公文書の中に、「2市2町法定合併協議会が立ち上がらない場合には、昭和41年制定の沼津市・清水町合併協議会規約に基づき協議会を再開する」ということについては、町長はそれなりの覚悟を持って望んだと思います。そこで質問を3点いたします。
 1点目は、この提案文書はどのような経緯において提案されたのかということを聞きます。そして、私は、この文書を元議長に見せられ、私、びびりましたよ、これ。「こんな手形を持っていって通らない」と元議長に言いました。そしたら、元議長は、何だかわけのわからないことを、日が入っていないとか、何とかかんとか言っていたけど、それはいいですよ。それで、町長は、これを初めて見たときどのように感じたか、それを聞きたいんです、私は。私はびびったんですよ。
 それから、2点目。沼津市との合併協議会については、先ほど申し上げました昭和41年制定の合併協議会規約があるわけだから、これが仮に再開することになるとどのような手続が必要か。これは事務方に聞きます。
 それから、3点目です、これ。この間のことなんですけどね、町長は、6月2日の新聞報道によると、前日の1日に、「沼津市長との合併協議会再開について沼津市長と面談した」と報道されております。その内容についてお聞きいたします。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 昨年7月23日に沼津市長へ提案した文書の経緯についてでありますが、平成16年3月の「沼津市・清水町中核市推進協議会」の解散以降、沼津市との信頼関係を維持・継続するために、議会・行政をはじめ住民代表や経済界など、各界・各層の方々に御参画をいただき、「清水町行政課題検討協議会」を設置いたしました。当協議会におきましては、沼津市との信頼関係を回復するための方策について4回の会議を持ち、慎重に議論を重ねた結果について、町長へ意見具申されたものであります。沼津市長への提案文書は、この具申内容を最大限に私も尊重したものであります。
 次に、6月1日の沼津市長との面談の内容についてでありますが、2市2町法定合併協議会の設置ができなかったことに対しおわびを申し上げるとともに、昨年7月に提案した文書について認識していること、また、今後の方向性について、議会や地区懇談会などで町民の皆様方の声を広く聴いていきたい旨をお伝えしたものであります。
 なお、沼津市との合併協議会を再開する場合における手続につきましては、担当課長から答弁させていただきます。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 沼津市との合併協議会を再開する場合における手続についてでございます。
 合併協議会を設置する場合には、規約の整備が必要となります。沼津市・清水町合併協議会規約では、地方自治法あるいは合併特例法の条文を引用しております。法律の改正に伴いまして規約の改正が必要となりますので、双方の議会で議決が必要となるものと考えております。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 4番 木村寛夫君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) 答弁漏れがあるような気がするんですよ。私はこれを、7月23日に、「清水町行政課題検討協議会」から具申された文書を見たときに、私はびびったんですけど、町長は、その点について、どういうふうに、一瞬見たときに思ったか。その辺を答弁、ちょっとお願いします。


◯議長(坪内 昇君) 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 答弁漏れということで御指摘いただきまして、誠に申しわけございません。
 先ほども答弁させていただきましたが、私の感想も、先ほど答弁したとおり、最大限に具申書を尊重したものであり、それ以上のものはございません。
 ぜひ御理解を賜りたいと思います。よろしくお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 4番 木村寛夫君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) 最大限のものと理解します。後で質問します、この件については。
 2回目の質問にいきます。中核市推進協議会解散後、沼津市との信頼関係を回復するために、6月に「清水町行政課題検討協議会」を設置し、そこで4回の会議を持ち、7月23日に会長から具申され、それをそのまま、ベストと思い、沼津市長に、町長自ら沼津市に出向き、回答書として手渡され、「沼津市長は、今回の回答書の中には町民も入っているので信頼できる、担保もとれていると沼津市議会で報告し、沼津市議会の了承をとった」と報道されております。
 今の町長の答弁ですと、「昨年の7月23日の文書は認識している。今後、議会・町民の意向を見守りながらやっていきたい。議会全員協議会を開催していく予定である」と。そして、ここで問題は、斎藤市長はこう言っているんですよ。「清水町から話があったとおり、2市2町法定合併協議会ができ上がらなかったら、文書に従って具体的にやっていくと議会の全協において報告した」と、沼津市長はこういうふうに報告している。「今後のことも打ち合わせさせていただきたいということで、信頼関係の積み重ねが必要である」というふうにおっしゃっています。そうすると、町長と市長との認識のずれが感じられます。
 そこで、今回の2市2町法定合併協議会ができなくなったことにより、確かに、町内でも、「公文書にサインした以上、沼津市との合併協議会を再開すべき」との声も一部にありますが、一方では、今回の住民発議の6,133人の重みにより、広域合併の必要性を高らかに言う人も多数おります、ここ。また、新幹線を中心とした三島市との1市3町論に関心を持つ人もおります。町内が大きく割れているのが現状です。
 いずれにしても、町民は、合併については、原点に戻り、真剣に考えていると思います。したがいまして、私は、このような状況の中で、約束をした重みは感じますが、今、沼津市との合併協議会を再開するのは非常に困難ではないかと考えます。
 そこで、町長の考え方を聞きたいんですよ、私は。また、それから、昭和41年制定の合併協議会規約は、今、昭和80年かね、これ。ということは、制定後約40年経過しているんですよ。現在の環境や実情に合っていないのでは。そこで、事務方に聞きたいんですよ。廃止することができるかできないか、その点も踏まえて答弁を願います。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 沼津市との合併協議会再開に伴う問題についてでありますが、市町村合併の問題につきましては、民意の合意形成が大変重要であり、町民の皆様や議会の皆様方の御意見を伺いながら進めてきたところであります。これからも、このような基本的な考え方に沿って、市町村合併の問題について取り組んでまいりたいと考えております。
 今回の2市2町の法定合併協議会設置につきましては、私自身、誠心誠意この実現に取り組んでまいりましたが、私の力不足により、大変残念ではありますが、実現には至りませんでした。しかしながら、今回の住民発議による動きは、清水町はもとより、関係市町へも、広域都市づくりという観点から、少なからず影響を与えることができたとともに、県東部地域における広域都市実現への意義のある具体的な行動であったと考えております。
 議員、御指摘のとおり、町民の声としてさまざまな考えがあることは十分承知しておりますので、現在の清水町の置かれている状況を町民の皆様方にお知らせし、合意形成を図りながら将来のまちづくりを進めてまいりたいと考えております。
 なお、合併協議会規約の廃止につきましては、担当課長から答弁させていただきます。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 昭和41年制定の合併協議会規約を廃止する場合、どのようにしたらいいかという御質問でございます。
 先ほど御答弁申し上げましたように、制定に当たりましては、地方自治法に基づきまして、沼津市・清水町双方の議会で議決をされたものでありますことから、仮に廃止する場合につきましても、沼津市・清水町双方の議会で議決が必要となってまいります。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 4番 木村寛夫君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) 今、私の質問したのは、沼津市との合併協議会を再開するのは非常に困難ではないかという質問をしたんですけど、今返ってきた言葉は、「現在の清水町の置かれている状況を町民の皆様に知らせ、合意形成を図り、将来のまちづくりを進めていく」との答弁でした。しかし、町長、これ、3月議会で同僚議員に、町長は、「もう2市2町に不退転の決意でいく」と言っているんです、これ。だから、はっきりしないと困るんです、この辺は。いつもあなたの答えは抽象的で困るの。
 次、3番目の質問をします。
 これは、5月28日の静岡新聞です。沼津市と清水町における合併協議会の文書を取り交わしたものがあるんです、ここに。この中の論評として、あくまでも小規模合併は効果が薄く、地域の地力の押し上げにならないと、それで、2市2町の首長は2年前に政令市を目指すとの合意を実現する責任があると。仕切り直して、長泉の選挙が終わり次第、長泉を加えた2市3町の合併を検討してはどうかと、これ、論評しております。
 そこで、仮に沼津市と清水町の合併協議会が再開するようなことになると、1市3町論を掲げている三島市と沼津市との関係がより離れていくと考えられます。そして、函南町や長泉町との連携も難しくなり、東部地域での広域都市の実現が遠のくと思われます。さらに、沼津市・清水町でも、三島市が言う1市3町論でも、中核市の条件は満たすことができず、ただ単なる数合わせの合併となり、何のメリットもないと思います。
 また、私は、先日私が出席した清水町商工会の青年部と議員との意見交換会において、「今後は長泉町を加えた2市3町の広域合併の取り組みを強力に進めていきたい」という若い者の熱い思いを聞きました。まさに町内はさまざまな意見が飛び交っている状況です。沼津市との合併協議会を再開するのは東部地域の広域都市実現に大きな障害になるのではないかと思うが、再度、町長に聞きます。
 この問題は大変重要なことですから、丁寧に、わかりやすく答弁をお求めします。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 沼津市との合併協議会を再開することによる東部地域の広域都市実現への影響についてでありますが、私は、町長に就任して以来、一貫して、広域都市づくりを町政の最重要課題と位置づけ、孫子の代にわたって、将来の夢のあるまちづくりが行えるよう、県東部地域における広域都市実現の必要性を訴えてまいりました。
 また、今の厳しい時代において、自治体も合併によって行財政基盤を強化しなければならないことは、これまでの地区懇談会におきまして説明してまいりましたので、町民の皆様方にも御理解をいただいているものと考えております。
 東部地域の政令指定都市実現に向けては、沼津市と三島市を中心とするとともに、長泉町や函南町と連携することが必要であると考えております。しかしながら、2市2町法定合併協議会の設置ができなかったことから、清水町の置かれている現状を町民の皆様方に御説明した上で、今後のまちづくりにつきまして御意見を伺ってまいりたいと考えております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 4番 木村寛夫君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) 私の持ち時間がありますもんで、今度は、質問をすると答えてくれないから、要望しておきます。
 今回の問題につきましては、非常に重要な件でありますので、より多くの町民の意見を聞き、方向性を出していただくのがベストだと思います。それには、これから開かれる地区懇談会の町民の意見が大切だと思います。
 町長、断っておきますけどね、この無責任な「清水町行政課題検討協議会」、言いたいことを言って、責任を何もとらない。ここに書いてありますよ。「当初、この協議会に検討課題として出されたのは、沼津市と清水町の信頼関係をどう回復するかだった。それを踏まえた結論として、昨年7月に町長へ答申した。今後の対応は、行政当局と議会が一体となってやればいい」と。とんでもない無責任です。これ。こういう人の意見を信用しちゃだめ。
 それで、町長、これ以上町を混乱させたら、町民も、職員も、もうついて行きません、あなたに。ですから、地区懇談会が終了したら、一定の方向性を出し、速やかに沼津市へ回答し、話し合いを持ち、謝るところは謝って、早急に解決してもらわないと、職員も、町民も、二度とあなたにはついて行きませんよ。
 以上要望して、質問を終わります。


◯議長(坪内 昇君) これをもちまして木村君の一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩いたします。
 10時半より再開いたします。
                                午前10時18分休憩
                                ────────
                                午前10時29分再開


◯議長(坪内 昇君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 次に、16番 山本博保君の一般質問に入ります。
 質問事項は、「1 町づくりの柱の一つである「教育に力を」について問う」。
 発言を許します。 16番 山本博保君。
          (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) 通告により、私は、町づくりの柱の一つである「教育に力を」について、当局のお考えを伺います。
 文部科学省は、日本の将来について、資源の少ない日本にとって、人材育成こそが最大の資源であると、かように定義づけております。そうした中、知力・体力・品格・教養で世界に誇れる人材を育てることが日本の最優先課題であると強調をされております。
 平井町長のもと、わが町の教育行政も、「人づくりこそ最大のまちづくり」、立場は違っても、同じ方向でその行政運営が行われていることを心強く思っておりますが、しかし、文部科学省も、現状の日本の青少年の状況について、学ぶ意欲や学力の低下を指摘し、自然体験の減少、いわゆる外で遊ぶことの少なくなった現代社会、その結果、問題行動の増加する子供たちの現状について、厳しく視点が当てられております。そうした中、教育基本法の改正や職員の質の向上についても訴えております。
 そこで、私は、わが町の教育行政のトップである犬塚教育長に、わが町の現状についてお尋ねをいたします。
 現在、社会問題化している子供たちの反社会的行動や不登校、いわゆる引きこもり児童、また、教職員の不祥事等々が新聞で報道されることが少なくありません。当町における現状について、まず、初めにお尋ねをいたします。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。 教育長 犬塚正登君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 山本議員の御質問にお答えいたします。
 社会問題化している子供の反社会的行為や不登校、また、教職員の不祥事等について、教育現場の現状についてでありますが、いじめや非行といった反社会的行為につきましては、各学校における調査、あるいは指導の報告といった、日ごろ直接子供たちと接する教師からの報告や生徒指導連絡協議会や外部の関係機関との情報交換等により、現状把握に努めているところであります。
 現状につきましては、生徒一人ひとりへの指導を的確に行うとともに、生徒指導に力を入れているため、大きな問題は起きておりません。
 次に、小・中学生の不登校の実態についてでありますが、平成13年度をピークに、大きく減少しております。このことは、子供たちの健全育成に対し、学校と地域が密接に連携し、夢を持って登校できる学校づくりの成果と考えております。
 また、教職員の不祥事につきましては、申すまでもなく、絶対にあってはならないことであり、平素から、教職員には、高い倫理観を持って職務に精励するよう指導の徹底を図っているところから、現状におきましては、当町の教職員の不祥事や信用失墜行為は発生しておりません。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 16番 山本博保君。
          (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) ただいまの答弁により、教育の現場はおおむね安定していると、かように受け止めました。今、御答弁の内容を大きく3つに整理して、再度お尋ねをいたします。
 教育長の御答弁の中には、今、子供たちの状況について、大きな問題現象は起こっていないと。大変結構なことでありますが、言葉を返すわけではありませんが、大きな問題があったのでは困るわけでありますが、それでは、子供たちに大きな問題がないということであれば、どの程度の問題がどのようにあるのか。私たち大人にとって、あるいは地域住民にとって、子供は未来からの預かりものであります。その子供たちの将来を、我々がより良い方向に導いていくのが地域社会の責任であり、教育行政、あるいは当町の行政の大きな役割であると思いますから、大きな問題はなくとも、その小さな問題をも見逃すことができないのではないでしょうか。これが1点目であります。
 また、御答弁の中で、「幸いに、平成13年度をピークに今は減少しつつある」と。今は減少しつつあると言ったって、私にはわからないですよ。過去どのぐらいあって、今どうあったのか。この点についてもお尋ねをいたします。
 しかし、この卒業・入学の季節の3月、4月に、議会議員への卒業式・入学式への御案内をいただき、私も、清水小学校の卒業式、そして、清水中学校の入学式にお招きをいただき、謹んで出席をさせていただきました。大変子供たちのすばらしい、将来を見つめた姿、その勇姿に感動を深めました。また、それを取り巻く教職員の強い姿勢には、はるかに敬意を表しているところでありますが、その辺について、今、非常に安定しているということでありますので、2点目の質問。
 それから、職員には、当然といっては失礼でありますが、高い倫理観を持って指導に当たっていただいていると。これ、また私たち町の誉れであると、かように思っているところでありますが、具体的にその指導の手法について、以上、お尋ねをいたします。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。 学校教育課長 河原崎君。


◯学校教育課長(河原崎尊親君) 山本議員の御質問にお答えいたします。
 不登校・反社会的行為について大きな問題は起きていないというが、その状況について私の方からお答えをさせていただきます。
 まず、今年度の問題行動の報告は、1件であります。
 次に、不登校の実態でありますが、平成13年度は52人、平成14年度は18人、平成15年度は17人、平成16年度は、同じく17人であります。
 不登校数の集計は、年間30日以上の欠席数につきまして、年度末に集計することになっております。また、今年度の不登校は、現時点で5人であります。
 以上であります。


◯議長(坪内 昇君) 教育長 犬塚正登君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 山本議員の御質問にお答えいたします。
 教育現場に心配はないのかとのことでありますが、教育長としてどのように力を入れているかについてであります。
 先ほど御答弁させていただきましたとおり、学校が大変落ち着いた状況にありますのは、さまざまな教育施策の成果であると考えております。反社会的行為の矯正につきましては、本人の意識改革はもちろんのこと、家庭・地域や児童相談所・サポートセンター等、教育関係機関の支援が何より不可欠であります。
 そこで、当町では、関係者・関係機関が情報の共有と対応への共通理解を図ることができるよう、指導主事や教育相談員の訪問指導を実施し、生徒指導連絡協議会を毎月1回開催し、速やかに対応しております。
 特に、中学校の不登校対策といたしましては、自然教室等校外行事の時期・内容等に配慮したり、中1ギャップあるいは5月病と言われております入学時の不適応対策といたしまして、清水中では、3小学校の人数のバランスを考えた学級編制をするなど、新入生が新たな環境に良好に順応できるよう工夫をいたしました。これは、つけ加えますと、6学級ございますが、南小の生徒が2名、3名にならないように2つのクラスに配備し、そして、3小学校、バランスをとったということでございます。
 また、教職員の不祥事につきましては、各校の校内研修において、「教職員の服務と心構え」という研修項目を設けるなど、地域社会から信頼される教師となるよう、自己研さんに努めるよう指導しております。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 16番 山本博保君。
          (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) これ、また、おおむね了解をしたところでありますが、先ほど課長の方から、問題行動1件、差し支えなかったら、具体的に御答弁をお願いしたいと思います。
 また、不登校の実態につきましては、平成13年度をまさにピークに、52人から、16年は17人ということで、大きく改善されていることは、子供たちの将来に大変いいことであるというふうに思います。
 私は、教育長、「釈迦に説法」とは思いますが、学校教育の現場は、ある意味で大変遠慮をしているのではないかなということをしばしば感じてまいりました。もっともっと改善すべき家庭教育をお訴えしてくれればいいなというふうに思うことが常でありますが、学校の先生は、いろんな周囲の目を気にして、そのことをずばり言っておりませんので、不幸にして問題行動を起こす児童の家庭は、家庭教育が十分機能していないのではないかなというふうに思いますが、子供たちをよくしようと思うために御指導をいただくわけでありますから、教育長、現場の先生に、勇敢に家庭教育の重要性を訴えて、そのことが、現場の教師指導にリアクションがあったら、「おれが全責任を持つから勇敢にやれ」と。そうしないと、その子供はともかく、それを取り巻くクラスメートにマイナスの要因があると、私は、自分なりの経験の中から確信を持っております。
 クラスが、レベルが上がっていきますと、お互いに切磋琢磨して、子供たちは、みるみるうちに伸びてまいります。家庭教育の中には、もちろん親の温度差、あるいは経済的な違いはあろうかと思いますが、教師が子供に対し、また、親が子供に対する愛情においては変わりがないと思うからであります。
 私は、たまたま3月15日の静岡新聞でこんな記事を見ました。これ、本当に「釈迦に説法」かと思いますが、隣町、沼津市の事例でありますが、「沼津市の次世代育成支援計画 子育ての基本は家庭にある」と。この記事を若干御紹介しますと、沼津市が策定する次世代育成支援計画に有識者の意見・提言を盛り込むため組織された策定懇話会と。また、驚いたことに、この会長は、私たちの町に在住する久保田 力先生がこの会長をお務めになっております。感激いたしました。
 この第5回の会議で、沼津市の千本プラザで開催し、提言内容を斎藤市長に提出されたと。その提出された提言は、子育ての基本は家庭(親)計画理念とすることを求めていると。基本的視点には、これから親になる次世代の親も入れて考えていく必要があると。子供は未来からの預かりものであると同時に、御夫婦、家庭の愛の結晶であります。中には過失の結晶なんていう人もありますが、そんなことはありません。愛の結晶でありますので、私たちが、子育ての中で、ぜひ行政も、この胎児教育、お母さんの胎児にあるときからの教育行政も視野に入れていくことが極めて大事ではないかなというふうに思います。
 私も、PTA活動等を通じて学校に赴き、学校に赴きますと、外部からの講師を招いて、子育てについて、これこれこうだということを伺うことがしばしばありました。しかし、それを聞いたときには、既に10年おくれでありました。もう10年早くそのお話を聞いていれば、今、子供たちに申しわけないことをしたというような思いはもっと少なくできたかもしれません。どうかこれから子供ができる家庭にもそういった教育を反映していくことを希望いたしますが、このことについて御答弁を求めます。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。 教育長 犬塚正登君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 山本議員の御質問にお答えいたします。
 問題行動1件につきましては、課長より、後ほど答弁させていただきます。
 2点目の家庭教育についてでございますが、子供たちの健全な育成には、山本議員が発言されますように、家庭教育・学校教育・地域教育というものが大変重要であるかというふうに、私ども、認識しております。特に、子供たちが大変長い間生活いたします家庭教育については、特に重要であるかというふうに思います。したがいまして、私ども学校教育から見れば、家庭教育に立ち入られるものと立ち入られないものがございます。学校教育といたしましては、最大限、家庭の方との連絡をとっておりますけども、取れない、先ほど議員、発言されましたように、経済的なもの、それから、その家庭の様子等入れないものがございます。したがいまして、関係機関等と連絡をとりながら子供の育成に当たっているところでございます。
 それから、子育て、次世代を考える必要はないかということでございますが、やはりこれは、行政といたしましても、子育て教育については重要視して、そして、これは教育の面でなくて、行政の大きな面からも対策を講じ、そして、清水町に住む子供たちの育成に当たっているところでございます。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 学校教育課長 河原崎君。


◯学校教育課長(河原崎尊親君) お答えいたします。
 問題行動の報告の中で、1件ということについての、その内容についてであります。
 町内にございます児童公園の遊具のロープを切断するという事犯が発生いたしまして、子供におけますものの善悪の判断の能力という点につきまして問題行動があったものであります。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 16番 山本博保君。
          (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) 教育長の御答弁に、どうかあすからと言わずきょうから、大いなるひとつ成果を、行動を期待してやみません。
 先ほどの沼津市の策定懇話会の中で、その久保田会長は次のように述べております。「行政が親のかわりにやるのではなく、親がやることを後押しをする姿勢が重要である」と。今は給食制度も、かつての時代とは目的を変えて、共働き社会の主婦の労働軽減というところにまで至っておりますが、これはこれなりに結構でありますが、ややもすると、子供の食事・弁当をつくることは行政の仕事であると、本末転倒している方もないとはいえません。親のやることを行政が支援しているという考え方との違いを、これからもよく教育長は町民に理解をしていただくことが大変であろうと思います。
 次の質問に入ります。
 2番目の質問は、ゆとり教育と学力向上のはざま社会にあって、教育業界は揺れ動いていると、かように思います。そこで、当町の教育の現場をどのように推進をされていくのか。このことについてお尋ねをさせていただきます。
 申し上げるまでもなく、ゆとり教育、これは、週5日制、たしか2002年から実施されてまいりました。土・日学校休み、その結果、学習内容も授業日数も削減されて、かつて報道されたように、子供たちの学力は極めて低下しております。そうすると、文部科学省は、次に何を言ってるの、舌の乾かないうちに、この前は、「ゆとり教育が大事だ。子供を地域に返す」と、これは何じゃないですよ。働く教師の労働権、休養権を認めたということにもあるにもかかわらず、子供のゆとりだとか、あるいはそういう地域に返すという美名の下に行ったけれども、世界水準にあわせて、日本の学力は極めて低下してきた。口の乾かないうちに、「学力の向上」ということが文部科学省から言われてきております。
 教育の現場には、ある意味から見れば、相矛盾することが、教育長、押しつけられているんですよね。これは、現場の教師としたら、「文部省、何を言っているんだ」と言いたくなるのではないかと思いますが、こうした教育社会を、教育長は、管理する立場でどのように受け止め、現在、その現場はどうなっているのか、お尋ねをいたします。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。 教育長 犬塚正登君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 山本議員の御質問にお答えいたします。
 ゆとり教育と学力向上のはざまで当町の教育をどのように推進しようとしているのかについてでありますが、ゆとり教育と学力向上の問題は、今日的教育課題と言われております。子供たちに、ゆとりの中で、さらに充実した学習の実現を目指し、将来の夢や目標を持つことができるよう支援し、自信を持って学習に取り組ませたいと考えております。夢や目標は子供たちの学習意欲の喚起につながり、学習活動の基盤となるものであります。
 今後も、学力の向上に向け、町単独で実施している学力調査の分析結果をもとに、教職員の教科指導力をさらに高めるとともに、子供たちの学力定着状況に合った個別指導や習熟度別指導等の充実のため、一層取り組んでまいります。


◯議長(坪内 昇君) 答弁終わります。 16番 山本博保君。
          (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) 先ほども申し上げましたが、私は、この4月の清水中の入学式に出席をさせていただきました。町長も、たしか御一緒であったと思います。
 新入生の面持ちは極めて真剣で、大変美しく、うれしい思いで帰ってまいりました。その中で、南中も多分同様だとは思いますが、清中しか私は行っておりませんので、清中の例で恐縮ですが、影山校長先生は、新入生に向かって、アメリカのキング牧師のお話をされました。キング牧師は、大変な難関を乗り越えて名声を誇る牧師に至ったのでありますが、その牧師は、常に、「アイ・ハブ・ア・ドリーム」、私には夢があると。どんな屈服を受けても、必ずやその夢に向かって邁進するから今日があるということを生徒諸君に訴えてくれました。
 短い言葉でありますが、教育の現場にはそういう強い指導方針が必要であるということに私も感動したわけであります。大変心強く思った一人でありますが、今、教育長の御答弁の中に、子供たちの学力について、定着状況に合致した個別指導を行っていると。専門家にはよくわかるでしょう、これで、短いほど。また、「習熟度別指導の充実を図っている」と、こういう御答弁でありますが、駿東郡でも、清水町は優れた教師が集い、そして、その成果も上げているというふうに関係者から承っておりますが、その定着状況や習熟度を、これ、今、あまり比較するということは、教育長、許されないですね。ですけど、「順調にいっている。おれのところはいいんだ」と言うんだから、全国平均と対比してどういう状況にあるのか、御答弁を願います。
 幾らいい、いいと言ったって、私にはわからないですよ。何となくいいだろうということは、教育長のおっしゃることですから、御信頼申し上げていますが、どうか、その定着状況、あるいは個別指導が子供たちに合致しているという具体的な指導方針やその結果についてお尋ねいたします。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。 教育長 犬塚正登君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 山本議員の御質問にお答えいたします。
 個別指導、習熟度別指導とは具体的にはどうかについてでありますが、主たる個別指導法といたしましては、ティームティーチングがあります。それから、教師に補助教師がつき、一斉授業でありながら、クラスの子供が学習内容につまずきがあるとき、個への指導に当たるというシステムがあります。また、授業以外にも、昼休みや放課後の時間を活用し、担任や教科担任による直接指導を受けることができるようにしております。
 次に、習熟度別指導についてでありますが、現在、指導方法の工夫改善に伴い、各校に加配教員が配置され、少人数指導を実施しております。具体的な指導の形態といたしましては、児童・生徒の習熟度に合わせてクラスを再編し、わかりやすい授業を行っております。
 次に、清水町の学力調査等はどうかということでございますが、昨年度調査しましたのは、小・中学校とも平均を上回っております。
 具体的には、小学校で、平均偏差値53.1、中学校では平均偏差値51.0となっております。なお、教科ごとの分析結果につきましては、小学校におきましてはすべて上回っております。また、中学校におきましては、社会科の地理分野で下回っております。
 偏差値でございますから、53.何ぼというんですから、点数にしますと七、八点。私ども、もっともっと学力向上に努めてまいりたいと考えております。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 16番 山本博保君。
          (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) ありがとうございます。
 教育長、大変いい方向にあるということでありますので心強く思いますが、こうしたゆとり教育と学力向上について、教育委員会ではその都度いろんなことを御審議、そして、また現場にすばらしいアドバイスを重ねていかれるものと推察しておりますが、月例の教育委員会では、今、教育長がお尋ねのようなことは議題になるのかならないのか、あるいは、もし御検討・協議されていることであるとすれば、どんなお話を集約されているのか、お聞かせをいただきたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。 教育長 犬塚正登君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 山本議員の御質問にお答えいたします。
 月例の教育委員会におきましては、今日的な教育課題について議論し、そして、各学校へ指示をしているところでございます。毎月の月例教育委員会の記録は、私ども学校教育課に保管してありますので、もし内容について、どういう内容かということで議員の方々に、あれは公開できますので、ぜひお読みになっていただければというふうに思います。
 教育委員会では、とにかく清水町の子供たちのためにどうあるべきか、それが基本でございまして、子供たちのために話し合いをしているという現状をお話ししておきます。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 16番 山本博保君。
          (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) 3点目の、指導主事の件についてお尋ねをいたします。
 平成15年から私は、同僚議員の御理解・お力添えをいただき、町長に、学校教育課に教育長がいらっしゃって、あとスタッフは町職員だから、何とか、学校長にも通じ、行政と現場の間の潤滑をよくするために教育指導主事をぜひ配置していただきたいということで、町長と懇談を重ねました。趣旨はよくわかったと、ひとつすばらしい人材を配置できるように頑張りましょうということで、御案内のとおり、平成16年から、わが教育委員会に指導主事を配属していただき、現場の教育の中にも大変いい影響が出ているということを承りました。
 そこで、私たちも、町長に「ぜひ教育主事を置いてほしいよ」というお願いをした立場上、具体的にどのようないい結果が出ているか、お尋ねをする責任があります。きょうは、教育長、日ごろの成果を発表するチャンスと思って、ぜひ御答弁を願いたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。 教育長 犬塚正登君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 山本議員の御質問にお答えいたします。
 指導主事は有効に機能しているかについてでありますが、平成16年度から、当町教育委員会に、県内町村で2例目になる指導主事の配置をいたしました。この一年間を振り返りますと、指導主事の配置により、幼稚園・小学校・中学校におきましては、系統的かつ計画的な指導・研修が可能となり、また、行政と教育現場のパイプ役として密接な連携がとれるようになりました。特に、生徒指導総合連携推進事業やその他国や県の研究指定事業を積極的に取り入れ、清水町の教育の実践を全国にアピールすることができました。これらの事業に取り組む中で、これまで以上に「頼もしい先生づくり」の道筋ができたことも大きな成果であると考えております。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 16番 山本博保君。
          (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) 大変心強く、さらなる成果を期待しております。
 今、教育長の御答弁の中に、「頼もしい先生づくりの道筋ができた」と。大変結構なことであります。いよいよこの先、花が咲き、実が実ると思いますが、私は、さらに一歩進んで、道筋ができただけでは困るんですよ、教育長。道筋ができたら、その花が開き、実を結ぶと。もちろんそういう方向でお進みでありましょうが、その辺について、道筋ができる、教育の中でのそういった路線をつくるにはまだまだ多くの時間が必要だと思いますが、その辺の状況について、再度教育長にお尋ねいたします。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。 教育長 犬塚正登君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 山本議員の御質問にお答えいたします。
 「頼もしい先生づくりの筋道ができただけではだめなんだよ」ということでございますが、やはり研修等の機会を多くして、そして、教師の資質の向上、それから力量が高まるということが非常に大事だと。そういうことによって、自信を持って子供への指導、それから地域・同僚への信頼ができ、そして、子供へ還元ができるというふうに私ども考えております。
 したがいまして、資質の高い教員へ多くの職員が成長しております。県、それから団体への活躍が、清水町の職員は教鞭をとりながら活動している現状でございます。
 それから、そういうような清水町の教職員の輝きというんでしょうか、光、そういうことによって、特に、今年度の清水町への職員の転入、いわゆる異動が多くなったことも事実でございます。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 16番 山本博保君。
          (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) 頼もしい先生づくりについて御答弁をいただきましたが、平成15年6月、民生文教委員会、木村委員長を筆頭に、私たちは、京都の御所南小学校に研修視察にまいりました。そのとき、私は、委員長を通じて、せっかくの機会だから教育長に御同行願い、一緒に私たちの目でその現場を見ようではないかということで、教育長にも同行を願いまして、その京都御所南小学校を研修視察させていただきました。教育長は、そこへ御一緒させていただいたわけですから、非常に良くおわかりだと思いますが、時間がありませんので端的に申し上げますが、これは、もう非常に要約した、校長先生が最後に言いました。「御所南小校区で借家があいたら殺到するよ」と。いいですか、町内、そのゾーンの中に空き家はないんです。それだけ御所南小学校に私の子供を入学させたいと。不動産業者に、私、確認しました。御所南小の校区に、借家・アパート・マンションがあいたら、即入居者が殺到すると。これは、町長の言う、「豊かさを実感できる」学校教育のゾーンなんです。それだけ学校に魅力があるんです。校長に魅力があるんです。
 そして、木村委員長を筆頭に校内を研修しました。驚きの連続であります。子供たちが輝いているわけであります。まさに頼もしい校長、頼もしい教員であります。そのとき、私は、わが長男坊が小学校6年生のときに、恵まれた担任に出会ったことをふと思い出しました。その教員の言葉は、「子供たちは、皆、宝の持ち主です。しかし、自分も親も、その宝を持ち合わせていることに気がつかない場合もある。それをなりふり構わず、子供の宝を発見してやる。それが親の役割であり、学校集団社会の責任である」と。
 私は、金八先生ではありませんが、そうした熱血漢教師がその学校に何人いるかが、地域を盛り上げる原点ではないかと、未来からの預かりものを私たちがどう育てていくかが大きな仕事ではないかなと、かように思い、今回は、本来なら合併問題が集中すべきところでありますが、同僚議員、既に二人、そして、この後、もう一方、合併問題がありますから、あえて私は、ここで教育問題をテーマにして当局にお尋ねをしているところであります。
 頼もしい教師をつくるために、町長、教育主事を、すばらしい先生をお迎えしたわけでありますが、一過性で終わることのないように、将来ともわが町の大きな教育の基本路線として御継続されるかどうか、あわせて当局にお尋ねいたします。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。 教育長 犬塚正登君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 山本議員の御質問にお答えいたします。
 無限の力を持っております子供たち、これを、学校教育・家庭教育・地域社会で発見し、そして、その子供たちに意欲を持たせると。これは大きな役目だというふうに考えております。
 清水町の教育、今、職員のやる気、情熱というのは、非常に高まっております。おかげさまで、本当に職員の平均年齢も、新採用を昨年8名採用いたしました。ことし5名です。
 町村の自治体では、県の義務研修が地方自治体に移譲してきております。したがいまして、こういうことがなかなか難しくなってまいりました。しかし、幸いにも、わが町では指導主事がおりますので、そういうものに対応し、そして、平均年齢も下げることができておるのが現状でございます。
 そして、先ほど申しましたように、清水町の職員は、業務を行いながら、論文を書いたり、そして、自分の研修に励んでいるところでございます。
 それから、配置についてということでございますが、当町の次代を担うのは、言うまでもなく子供たちであり、意欲と志を持って、自らの新しい道を切り開くことのできるたくましい人材を育成することは、大変重要であると考えております。このため、将来の清水町の発展を託すすばらしい人材を多く排出できるよう、また、学校教育をますます充実させるためにも、現在、教育委員会が学校教育の場で取り組んでおります。
 学校・行政・地域が連携して、豊かな心、たくましい子供の育成、教職員の資質の向上、多様化した教育の課題に的確に対応するため、今後とも指導主事を配置してまいります。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 16番 山本博保君。
          (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) 議長にお願いをいたします。
 私の持ち時間、1分しかありませんが、もう一つだけテーマがありますので、5分だけ延長をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。


◯議長(坪内 昇君) 誠に申しわけないですが、決めでございますので、1分以内で、ひとつよろしくお願いします。


◯16番(山本博保君) 了解。最後の質問に入ります。
 私たちは、この世に生まれてくるときに、残念ながら親を選ぶことができません。そして、地域の子供が、その学校に入り、そのクラス編制をされるときに、先生を選ぶこともできないのであり、まさに宿命であります。これは、宝くじを買うみたいなもんですよ。当たるか当たらないか、向こうが決める。それによって、幸・不幸・チャンスもあるだろうし、そうした与えられた環境の中で、親は学校に、担任の先生に合わせて事を進めていくしかないわけでありますが、少なくともすばらしい先生を教育の現場に送っていただけるようお願いするには、私たちの立場としては、教育長にすがるしかないのです。すばらしい先生を配備するということは、教育長の大きなお仕事であります。教育行政のリーダーとして、教育長、静かに、熱く、確かな未来、小さくとも輝く町・清水町の実現に向けて、教育に知恵を、そして、教育に力を与えていただきますようお願いをし、御答弁を求めます。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。 教育長 犬塚正登君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 山本議員の御質問にお答えいたします。
 私としては、とにかく清水町の教育をよくするため、また、子供、御父母、それから地域の皆さんの信頼を受けるために、精いっぱい研修等を重ねまして、そして、地域の方々の御協力を願って、そして推進してまいりたいと、このように考えております。
 やはり子供に還元するには、すばらしい教師、意欲のある教師、情熱のある教師をこちらへ、私ども清水町へ受け入れることが非常に大事ということは十分承知しております。したがいまして、研修、それから、すばらしい教員を採用し、子供たちが、とにかく、朝、学校に行くのが待ちどおしいような学校にしていきたいと。また、御父母が安心して学校へ預けられるような教育をしていきたいというふうに思っております。
 そのためには、ぜひ町民皆さんのお力添えが必要かと思っております。よろしくお願いいたします。


◯16番(山本博保君) 了解。ありがとうございました。


◯議長(坪内 昇君) これをもちまして山本博保君の一般質問を終わります。
 次に、12番 森野善広君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 広域行政を進めて財政の基盤を強固に」「2 合併について」「3 保育園の民営化で本当に経費が節約できるのか」でございます。
 発言を許します。 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 議長に許可をいただきましたので、通告してある3点について質問いたします。
 まず、広域行政を進めて財政の基盤を強固にということで質問いたします。
 現在、清水町が沼津市と委託契約という形で行っているごみ処理です。広域行政の一種類というふうなことで、自治法でも規定されているわけでありますけども、まず、この中身で、沼津市でごみを焼却している1トン当たりの単価は幾らか。清水町と同規模の長泉町で焼却ごみを処理している1トン当たりの単価は幾らか。さらに、清水町が沼津市にごみ処理の焼却を委託しているわけでありますけども、その委託している金額は、1トン当たり幾らか。これを質問いたします。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 住民生活課長 土屋君。


◯住民生活課長(土屋陽子君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 沼津市・長泉町のごみ処理単価は幾らか、清水町が沼津市に委託している金額の単価は幾らかについてでありますが、平成15年度の歳入歳出決算書に基づき、清掃費からし尿処理費を差し引いた金額とごみ総量をもとに計算いたしますと、沼津市は、トン当たり2万7,053円、長泉町は3万280円であります。また、清水町における沼津市のごみ焼却施設使用料は、平成15年度は、トン当たり2万8,400円、平成17年度は2万8,500円でございます。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 15年度の決算書でというふうに、課長、おっしゃいましたけども、沼津市で見てみますと、ごみ処理費が21億4,600万円というふうな形で、内訳は、管理部門、収集部門、焼却部門、最終処理部門、要するに埋め立てですね、それからリサイクル部門に分かれております。焼却部門で見てみますと4億5,000万円、焼却トン数が5,700トン。単純に計算をいたしますと7,800円であります。長泉町の方は、大体私の計算と同じですけども、沼津市の、さらにこれは燃やしたごみを最終処分しなくちゃいけませんので、それが焼却灰が出ること、また、管理部門での焼却場の管理のことを計算に入れましても、1万5,000円ぐらいというふうな計算に私はなるんですけども、どうでしょうか。


◯議長(坪内 昇君) 質問に対する答弁を求めます。 住民生活課長 土屋君。


◯住民生活課長(土屋陽子君) 御質問にお答えいたします。
 数種類のごみ処理をしている中で、ごみ分別の方法も、多少なりとも清水町とは異なる沼津市、長泉町の、清水町でいうところの可燃ごみ単独の処理経費を算出するのは困難でありました。したがいまして、ごみ総量をもとにした算定をいたしました。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 沼津市の15年度の決算の施策の成果、ここに処理単価、ちゃんと書いているんです。平成11年度が9,700円、12年度が8,500円、13年度が8,400円、14年度が8,300円、15年度が7,800円。これは、先ほど言った、単純に焼却部門だけの計算ですから、埋め立てと、あと管理部門を入れれば、多少違ってきますけども、その金額です。だから、計算できないことないんですよ。計算できない、行政のそういう単価意識がないというのは、私はここでは指摘しませんけども、そういうのもあると思います。
 質問に、本題に戻りますけども、清水町の委託費が2万8,400円ですから、長泉町が単独で行っているよりはるかに安いわけです。先ほどの3万280円も、これも、最終処分の埋め立ての費用が入っていませんので、これを入れるともう少し高くなります。とにかく広域行政のメリットはあるというふうなことで認識はできると思います。
 私は、質問の要旨を「広域行政を進めて」というふうなことで書きましたけども、広域合併が「絵にかいたもち」になった今、やはり合併をするより、合併の議論でごたごたするよりも、やはり財政基盤を強固にするために広域行政を進めた方がいいんじゃないかというふうな考えです。
 静岡県の広域行政推進研究報告書というのがあるんですけども、この中で、経常費、どのぐらいの人口の規模が一番効率がいいかというふうなのがあります。これによりますと、清水町は、経常費の総額が、人口1人当たりにすると、大体15万円です。市になると、例えば、湖西市では、人口4万人ですけども、20万円、浜松市でも約19万円というふうなことで、町村の方がはるかに経常費の効率はいいわけですよ。それはなぜかといいますと、大きくなると縦割り行政と、さらに国・県からの事務が移譲されて、仕事が増えて金が増えないというふうな中で、経常費が増える中で財政効率が悪くなるんです。
 私は、今の清水町の規模で、住民の目も届きやすいというふうな中で財政改革を当面進めていくという方向を早くとった方がいいと思います。
 それで、質問ですけども、全国で広域行政をやっていて清水町では単独でやっているというふうな事務はどのようなものがあるのか、御答弁をお願いします。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 清水町では単独で行っているが全国では広域行政でやっている事務はどのようなものがあるかでございます。
 まず、消防に関する事務のほか、都市公園の設置・管理・運営、それから、国民健康保険事業、乳幼児医療給付事業、母子家庭等医療給付事業などの医療給付事業がございます。また、埋蔵文化財の委託調査、戸籍事務を行うための電算機の設置及び管理、下水道事業の使用料徴収事務、浄化槽清掃業の許可に関する事務、一般廃棄物の収集・運搬業の許可などの事務が処理をされております。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 今、課長が答弁したように、全国ではいろんな広域事務がされております。それをやれば、合併をしなくても、すぐにでも経費の節減になる事務があるというふうに私は思っております。そういう内容について、今後検討していってもらいたいと思うんですけども、その点、御答弁をお願いします。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) ただいまの御質問は、広域行政として進めていく必要があるのではないかという御質問だと思います。
 交通・通信手段が発達してきまして、住民の方々の生活圏というのは、町村の区域を越えて広域化をしているということが現状にございます。
 市町村が行う事務の一部につきましては、関係市町村において処理が行われておりますけども、清水町では、主なものは、例えば、桃沢少年自然の家、あるいは消防の通信指令業務、それから、夜間救急医療をはじめ、ごみ処理、あるいはし尿処理といったさまざまな分野において、近隣市町との間で事務の共同処理が行われております。
 今後におきましても、広域行政によりまして、効率化を求め、なお合理化を求め、こうした行政事務を進めていくことが必要であると考えております。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) それでは、次のテーマの、合併について移っていきたいと思います。
 これについては、同僚議員が既に何回か質問されております。最初の質問は重なると思いますけども、とりあえず通告しておりますので質問をいたします。
 今議会の初日に行われました町長の行政報告は、住民発議等の経過と今後の方向性について述べられておりました。その中で、沼津市との法定合併協議会を再開するということについては、「町民や議会の皆様方の御意向を踏まえながら、沼津市との信頼関係維持・継続に努めてまいります」というふうにおっしゃっておりますけども、意向を踏まえるというふうなことはどういうことか、信頼関係の維持・継続に努めるというのはどういうことか。この件について御答弁をお願いいたします。
 また、6月1日に、平井町長は沼津市長と話し合ったことが静岡新聞にも報道されました。その中で、「7月中旬をめどに正式回答するというふうに伝えた」という記事になっておりますけども、時期について間違いないか、御質問をいたします。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 沼津市との法定合併協議会を再開するということについては、「町民や議会の皆様方の御意向を踏まえながら、沼津市との信頼関係の維持・継続に努めてまいります」とはどういうことかについてでありますが、今議会初日の行政報告で申し上げましたように、沼津市との信頼関係の維持・継続は重要な問題であり、昨年7月23日に沼津市長へ提案した文書の中には、「2市2町の法定合併協議会が立ち上がらなかった場合には、昭和41年制定の沼津市との法定合併協議会を再開する」という内容でございます。
 合併という問題につきましては、町民の合意形成が大変重要であることから、議会の皆様方の御意見や、地区懇談会などにより町民の皆様の御意見を広く伺ってまいりたいと考えております。
 次に、新聞では、「7月中旬に返事をする」と書いているが、間違いないかについてであります。
 6月1日に沼津市長に面会した際には、地区懇談会を6月下旬から7月中旬の間に開催予定であることをお伝えし、町民の皆様の御意見を伺ってまいりたい旨を申し上げたものであります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 最初に新聞報道の時期の問題の確認ですけども、7月中旬に返事をするということは、合併協議会を再開するかどうかについて返事をするというふうに理解しているけども、それについて、もう一回確認をさせていただきます。
 先ほどの、非常に重要な問題なもので、「住民の意見を聴きながら」というのは、同僚議員も再三質問いたしました。地区懇談会で、住民の意見としてどちらが多いか、その数を見て判断をするんですか。それとも、ただ単純に意見を聞いて、町長が、またそれを分析をして、どちらにした方がいいだろうかというふうに判断するために地区懇談会を行うんですか。それ、どちらですか、ちょっとお答え願います。
 それと、どちらにしても、沼津に返事をする前に、前にというか、返事をするということは、1市1町の合併協議会を設置するか設置しないかを判断するわけです。これは、町長、どちらの判断をするにしても、混乱は起きます。それだけ重要な判断だからこそ地区墾を開くということですけども、決まった後、また、平井町長は、「私はこういうふうに決めました」ということは住民に返すんですか、返さないんですか。議会にはどういうふうにしてやるんですか。
 7月23日に行政課題検討協議会から具申があって、それをそのまま持っていったんですよね。あのときに、「こういう方向で沼津と約束をするよ」ということを、町民に聴く、議会に聴くと。私は、おかしいじゃないかというふうに言いました。今回も、どちらにするか決定したときに、じゃあ、町民にはその後どうするんですか、議会にはその後どうするんですか。そのことを答弁願います。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 まず、第1点目の御質問につきましては、議員、御指摘のとおりでございますので、よろしく御理解を賜りたいと、そんなふうに考えます。
 なお、第2点目の、沼津市への提案文書については、地区懇談会等で説明していることから、意見集約ができていると考えられる。そして、その後はどうするのかと、こういう御質問だったと思います。
 合併の問題につきましては、町民の皆様方の合意形成が重要であります。昨年、町民の皆様方に対しましては、沼津市長へ提案した文書について情報提供を行ってまいりましたが、2市2町の合併協議会の設置ができなかったことから、あらためて地区懇談会等で清水町の現状について御説明し、町民の皆様の御意向を伺ってまいりたいと、こんなことで考えております。
 なお、その後の対応については、議会にどうするのかと。この地区懇談会等を通じまして意見集約ができるかできないか、ちょっとございますが、議会にも御相談をし、御意見を伺いながら対応してまいりたいと、こんなことを考えております。
 ぜひ御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 質問した内容は全然答弁されていないんですけど、地区懇談会に参加した人の意見を聴いて、例えば、1市1町でもいいという人が多数だったら、そこで判断をするのか、数で判断をするのか、数じゃなくて中身で判断するのか、どちらかという質問なんですよ。決めた後に、また住民に、町長は、こういうふうに決めましたということで報告をする、そういう機会があるのかどうか、それを聞いているんです。
 3回目になりますので、その答弁はきちんと、漏れなく答えてほしいわけですけども、沼津市に約束した内容というのは、例えば、家を建てるためにローンを借りて、ローンは必ず返しますと、もし返さなかったら家土地取られてもいいですよという、そういう約束をしていて、もうローンを返すのは不退転の決意でやりますというふうに今まで言ってきたけども、結局、ローンは返せなかったと。じゃあ、家を担保に取られるときになって、じゃあ、考えましょうと言っているのと同じなんですよ。
 沼津市は2項を担保としてとったわけですから、一つの問題としてとらえているというふうに私は理解すべきだと思うんですね。だから、そういうことのとらえ方として、それでも住民の意見を聴きたいというのはわかります。町長も、先ほどの同僚議員への答弁の中で、「できるだけ多くの住民の意見を聴きたいと」いうふうにおっしゃいましたけども、ただ、地区懇談会の設定されている場所、7会場、全部満ぱんに入ったとしても、800人から900人ですよ。人口、3万1,000人の住民のごく一部じゃないですか、これは。それだけの意見で、本当に住民の意見を聴いたことになるのかどうか。私は、この判断、町長にお聞きしたいと思います。
 もしこういう意見を聴くというのであれば、本来なら、沼津市と約束をする前に聴くべきですよ。先ほど言ったローンや担保を組む前に、これでいいだろうかと住民や議会に諮るのが、やっぱり指導者としての役割じゃないかというふうに思います。
          (「そのとおり」と呼ぶ者あり)
 そういうことをやらないで、その場その場で、住民に聴きましょう、議会に聴きましょうというのは、私は責任転嫁だというふうに思うんですけども、いかがでしょうか。
 最後に聞きますけども、沼津市長のところへ持っていった、「沼津市との信頼関係の維持・継続について」という文書は、これは公文書ですか、公文書でないのか。その点、確認をさせていただきたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 大変質問事項がございましたので、整理するのに時間がかかりまして申しわけございません。
 森野議員の御質問にお答えいたします。
 地区懇談会でもって意見集約ができるのか、こういうことでございました。それは数であるのか、中身であるのか、こういうことでございますが、もちろん数も、中身もございます。ただ、町民の皆様方が一人ひとり発言をした、それも重く受け止め、そして、数も重く受け止め、そして、その中でもって判断ができる材料がございましたら判断をしていきたいと。結論が出た段階で、その都度、議会・町民の皆様方に諮っていきたいと、こんな考えをしておりますので、御理解を賜りたいと思います。
 それと、沼津市長へ出した文書、信頼関係についての維持・継続の文書については公文書かどうか、こういうことでございます。公文書でございます。御理解を賜りますようお願いいたします。
 そして、地区懇談会には一定の役員しか出ていないが住民の意向を判断できるか、こういうことでございます。先ほどもちょっと話をいたしましたが、今回の地区懇談会につきましては、従来、各地域で、5会場でもって開催しておりましたが、開催日程を7日間、7会場として、多くの町民の皆様の御意見を伺うように開催回数を増加してまいります。
 地区懇談会の開催につきましては、区長会を通しまして、開催の依頼と「広報しみず」やインターネットのホームページ、そして、新聞紙上への情報提供をするなど、多くの方々の参加が得られるよう広報してまいります。また、あらゆる場面におきまして、より多くの町民の皆様方の御意見を伺うようこれからも努めてまいりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁終わります。 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) どちらの道を選択するにしても、本当に、これだけの重大問題を7カ所の、たかが数百人の住民の意向だけで決めていいかどうかと。もう一方は、公文書を破っていいかどうかという問題ですからね、そういう道になってしまった、先ほど言った、ローンを組むようなことになってしまった原因は、やはり私は、町長として、先ほどの同僚議員ではありませんけども、けじめをつける必要があるというふうに思います。そのことを指摘して、次の質問に移ります。
 次は、保育園の民営化で本当に経費が節約できるのかについてです。
 昨年の9月議会で、同僚議員が、老朽化した保育所を1つ民営化した場合に経費はどうなるのかというふうな質問に対して、その答弁は、14年度に民営化していた場合に、14年、15年、16年とそれぞれ、14年は2,100万円等、具体的に数字をあげて経費の節減ができるというふうに答弁しています。これは間違いない答弁なのか、確認したいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 森野議員の御質問にお答えをいたします。
 14年に民営化していたら、14年、15年、16年の経費が本当に削減できたのかについてでございます。平成16年第3回定例会の一般質問の答弁における削減額につきましては、建築年度が一番古い中央保育所をそのまま民営化した場合を想定し、試算したものであります。
 算出根拠につきましては、平成14年度及び平成15年度が保育所費の歳出決算額を、また、平成16年度は、平成16年第2回補正予算後の保育所費の歳出予算額をもとに、それぞれ歳出額に対する歳入の財源内訳のうち、一般財源を比較したものでございます。
 試算による結果では、公立保育所を民営化することにより、民間保育所への扶助費の歳出額が公立保育所の場合の運営費より低いことや、中央保育所の土地使用料の負担がなくなることから、一般財源が削減できるものとしたものでございます。
 また、平成16年度につきましては、民間保育所への国・県の運営費負担金は従来どおりでありましたが、三位一体の改革によりまして、公立保育所への国・県の運営費負担金は廃止されました。このことから、平成14年度及び平成15年度に比べ削減効果が大きくなるものでございます。
 なお、この試算につきましては、3保育所にかかる総事業費から、全体の定員数に対し、中央保育所の定員数の割合である3分の1を乗じて算出したものでございます。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 算出の根拠を聞いているんじゃなくて、間違いない答弁ですかと、間違いありませんかということで聞いているんですから、その点について答弁をお願いします。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) その算定については間違いございません。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 一応、間違いないというふうな答弁ですので、私の試算とについて一つ一つ質問したいと思います。
 まず、先ほどの、最初の説明でもありましたように、中央保育所を民営化するというふうに仮定して試算しております。定員数から3分の1というふうなことで、16年度であれば、1億894万2,000円が削減されるという計算でありますけども、中央保育所の運営費としてそれだけかかったからそれだけ減るというふうな計算ですけども、その中で、人件費は何人、また、金額はどれだけというふうに計算をしているのか、お答え願います。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 16年度で約1億1,000万円運営費が減るという計算についてでございますけれども、先ほど御説明しましたとおり、単純に定員数で案分したものでございまして、人件費の内訳を考慮したものではございません。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 具体的に、中央保育所は、そのとき、正規の職員、臨時の職員、人数ははっきりしているわけですから、これは、ちょっと後でもかかわってまいりますので、そういう人数をはっきりさせてやるべきだというふうに思います。ただ、その結果の額はそんなに、100万円単位の違いで、大きな額じゃありませんので、それよりももっと大きな問題がありますから、次へ移ります。
 民間保育所へ出すお金、16年度でその試算を見てみますと、扶助費として6,900万円で計算をしております。扶助費以外に、町から運営費の補助、その民間保育所には全く考えていないのかどうか、それを質問いたします。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 森野議員の御質問にお答えをいたします。
 民間保育所へは町から運営費の補助は全く考えていないのかについてでございますけれども、保育所は公共性の高い施設でございます。民間保育所の経営基盤の安定、また、保育サービスの低下を招かないよう、運営費に対する補助は必要であるというふうに考えております。
 なお、県内の民間保育所のある自治体におきましては、そのほとんどが独自に補助を行っているところでございます。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 補助については必要であるというふうに考えていて、なぜ試算の段階でそれを算入しないんですか。長泉町では、今、3つ民間保育所ありますけども、民間保育所事業費の運営補助金として5,300万円、乳幼児健康支援保育事業として400万円、地域子育て支援センター事業として780万円、大体、扶助費以外に6,500万円の運営費の補助を出しております。
 民営化議論をするときに、公立保育所のサービス基準を落とさないというふうなことで議論がされたと思うんですよ。その結果民営化するのに、長泉町の民間保育所と清水町の公立保育所と、大体、保育時間とか保育サービスが似通っています。同じような保育サービスを保障するなら、補助金を出さないとだめなんですよ。だめなのになぜ算定していないんですか。先ほど合っていると言ったんですからね、矛盾がないように答弁お願いします。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 補助金の額が含まれていないという御質問でございます。
 これにつきましては、まだまだ近隣市町の状況等も調査しながら検討しなければならないというようなこともございます。その点、金額的につきましても、まだ不明確であるというようなこともございまして、その分につきましては計上はされておりませんでした。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 勉強不足、調査不足だったというふうなことだと思います。
 まだ、ほかにもあるんですよ。試算では、民間保育所の運営費は、扶助費だけ、6,900万円というふうなことですけども、その6,900万円で本当に運営できるのか。それ以外に扶助費として何にもないのか、その点について質問をいたします。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 扶助費の関係についてでございます。
 民間の保育所につきましては、扶助費ということで支出をするわけですけれども、民間施設の給与等の改善費等いろいろ加算される部分が当然ございます。今回の、昨年の試算の中におきましては、その辺はあくまでも加算だというようなことの中で、主たる保育所単価そのものを算定の中で計算をしたものでございます。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 今、課長の答弁にもありましたように、民間施設給与等改善費、こういうのもあります。主任加算、また事務員加算、こういうのもあります。どこの保育所でも、これは全部やっているんですよ。なのに清水町の昨年9月のときの試算は、これも全然入れていない。全くおかしいじゃないですか。
 また、長泉町の例でいきますけども、S保育所というのが、定員90名の保育所があります。その保育所には、先ほどの運営費の補助は別ですよ、別に補助を出しているんですけども、扶助費だけで1億500万円出しているんです。定員90名です。清水町は、定員120名の中央保育所を民営化したときに6,900万円で済むと言っているんですよ。この違いは何ですか。先ほどね、1回目の質問で、「正確です」というふうに答弁しましたが、これ、全くでたらめじゃないですか。いいかげんと言われても仕方ないんじゃないですか。
 それについて答弁お願いします。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 先ほど「正しい」と言っていて、そういう矛盾点等のことでございますけども、昨年の9月の答弁につきましては、あくまでも中央保育所が民間化した場合の仮定の中で、単純に、人数案分、定員数の案分という形で計算をさせていただきました。それで、扶助費の方につきましても、主たる単価のみでやったという経緯はございます。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 昨年の9月議会の一般質問というのは、非常に重い内容を持った質問なんですよ。平成14年に、保育所施設運営検討委員会が回答を出して、その回答に基づく、民営化をどうするのかというのをずっと町長は返事をしていなくて、昨年の9月の議会で、「これだけ経費の節減ができる。だから民営化するんだ」と、清水町の民営化の方針を出した、大変重要な一般質問の中身なんですよ。その質問の根拠となる試算が、単純に計算をした、もうどこの保育所でもやっているような経費が入っていなかったというふうなことで、本当にいいんですかね。
 まだあるんですよ、おかしなところが。扶助費の計算をしている根拠は、4月1日の保育児童の人数になっています。この4月1日というのは、一年間で一番保育児童が少ないときじゃないんですか。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 森野議員の御質問にお答えをいたします。
 私立保育所の扶助費の計算、4月1日で一番少ないときの人数ではないかについてでございます。
 算定資料につきましては、平成16年9月に作成をしております。年度途中ということもございまして、確定数字4月1日で計算をさせていただきました。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 違うんですよ。確かに、16年は年度途中だから4月1日、それはわかります。15年も4月1日、14年も4月1日なんですよ。大体1割ぐらい増えます、それから。1割ぐらい増えると、その6,900万円も膨らむんですよ。その膨らんだ上に先ほどの加算が出てくる。私の試算では、大体1億円以上。長泉のS保育所だと、90人で1億500万円ですから、それ以上になるんですけども、少なく見積もっても1億円は民間保育所にかかるというのが私の試算です。
 次に移りますけども、単純計算と言っていましたけど、本当に単純計算なんですけども、根本的にこの試算が間違っているのが1つあるんですよ。
 先ほど、中央保育所を民営化した場合に、単純に3分の1にしたと言いましたけども、その人件費、大体正規職員が10名から11名、産休もありますから変わります、臨時職員が14名の人数になります。14年に民営化したら本当にこれだけの人員が削減できるんですか。正規職員は首切れないんですよ。首を切られるのは臨時職員24名ないし25名です。それですると、14年に民営化した場合に14年度の収支はどうなるかと。民営化によって公立保育所の経費が少なくなるのは、臨時職員の二十数名分の人件費だけです。多めに計算をしたとしても、5,000万円。その他需用費とかいろいろ入れても、6,500万円から7,000万円ですよ。
 先ほど言ったみたいに、民間保育所には1億円以上のお金を出さなきゃいけない、運営費は出さないにしても、扶助費だけにしても。当然、赤字ですよ。本当の試算だったら、実際には、14年、15年、16年と年度を追ってやっているわけですから、出費が増えますというふうな答弁にならなくちゃいけないんですけども、私の考えが間違っているんですか。課長、お答え願います。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 人件費等の削減の関係で、最終的に、最初に削減されるのは臨時職員だというふうなことの森野議員の試算もございました。うちの方でも、臨時職員となることが予想されるということで、削減される25人がすべて臨時職員で計算した場合には、人件費関係で約5,800万円、需用費を含めますと7,900万円というような試算になってまいります。


◯議長(坪内 昇君) 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 合っているか間違っているか、ちょっとお答え願えますか。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 森野議員の御質問にお答えをいたします。
 算出の根拠につきまして、うちの方の試算、その時点での試算ということで、間違ってはいないというふうに思っております。
          (「私の考えが合っているか間違っているか」と呼ぶ者あり)
 森野議員の見解が間違っているかどうかというお話でございますか。
 試算の仕方、当然、統一性をとらなければならないという部分はありますけども、うちの方はうちの中で試算した結果、森野議員は森野議員の中でした結果ということで、それぞれが数字を出しているというのが現状だと思います。


◯議長(坪内 昇君) 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 間違っているというふうなことじゃないというふうな答弁だと思うんですよ。私の答えが間違っているというふうに指摘できないということは、実際、そうなるということですよ。答えは一つしかないんだから。私は、「あなたの答えは間違っていますよ」と言っているんですよ、当局の計算は。でも、「合っています」と言ったって、私の答えが「違っていますよ」と言わなければ、こっちの答えは合っているんですから。
 保育所を民営化したら、少なくとも10年間ぐらいは支出が増えます。たとえその後になっても、先ほど言ったみたいに、民間保育所に出すお金と中央保育所を民営化することによって削減する経費と、とんとんぐらいです。
 次の質問に移って、町長の考えを聞きますけども、JR西日本で、国鉄を民営化して、結局、採算性に走って安全が無視されたと。先日も、富士で、民間保育所で事故があったじゃないですか。そういうことを考えた場合に、本当に、民営化するというのはお金勘定でやっちゃまずいと思うんですけども、金勘定だって、今言ったみたいな結果ですよ。
 町長、去年の9月の答弁で、「民営化を進めていく」というふうな答弁をしたんですけども、その大きな根拠は崩れたんじゃないですか。もう一回考えをお聞きしたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 民営化について町長の考えを聞きたいについてでありますが、御承知のとおり、これまで、町はすべての保育所を公設で運営してきたところであります。しかしながら、国からは、保育所の運営につきまして、公から民への方針を示しているところであります。このような中、国の三位一体の改革により、公立保育所に対する運営負担金が廃止され、公立による保育所運営が厳しい状況にあります。また、平成12年度には、今後における保育所施設の効率的な運営のあり方等について検討するため、保育所施設運営検討委員会を設け、検討していただきました結果は、「建て替えに当たっては民営化を推進していく」でありました。
 このようなことから、今後における保育所施設整備計画は、町の厳しい財政状況等を踏まえ、民間による施設整備計画を進めざるを得ない状況にあります。民営化に当たりましては、多様な保育サービスを提供するとともに、保育の質の低下を招かないよう、最大限、町の指導・助言を徹底してまいります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 今まで課長とやりとりしたのを聞いてどう思うか、率直にお願いしたいですよ。課長自身も、当局が行った試算は加算が全然入っていない、運営費は当然必要だ、その必要なものが入っていないと、そういうふうに言ったんですよ。ということは、この前9月に判断した数字が違っているということじゃないですか、少なくとも。その人数の件は別にしてもね。
 私が言っているのは、先ほど町長は答弁の中で、「財政的に大変だから」と言いました。民営化したら、当面大変になるんですよ。将来的にだってはっきりわからない、そういう民営化を本当にやるんですか。もう一回お聞きします。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 先ほどの課長との答弁の中でもって、町長はどういうふうに考えるのかと、そういうことでございました。
 その都度、その都度の試算の中での結果、これはそれなりに正しかったと、こういうふうに私はとらえております。ただ、民営化に当たりましては、先ほども答弁いたしましたが、多様な保育サービスを提供するとともに、保育の質の低下を招かないよう、最大限、町の指導・助言を徹底してまいりたいと、こんなことを考えております。
 ぜひ御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) その都度、その都度というふうなことですけども、確かに、じゃあ、あのときの議論はああだったかもわからないけど、今の議論は全然違うんですよ。支出が多くなるというふうな議論ですから、それを否定できないんですから、当局は。それを聞いてどう思いますかと。民営化したら、当面10年ぐらいは支出が増えると。民営化運営補助金についても、これから減る方向ですから、国は。
 町長、答弁お願いします。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 大変厳しい御質問をいただきまして、誠にありがとうございます。
 小泉内閣でございますが、今、待機児童の対策として、「待機児童ゼロ」を目指しまして、公から民へということの中でもって方針を示しております。こういうことの中でもって、国の方針としてとらえながら民営化を進めていくと、こういうことでございますので、ぜひ御理解を賜りたいと、こんなふうに思います。
 よろしくお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) ちょっと合併のところで質問を飛ばしたので、まだ2分ありますから、戻ってよろしいですね。
 その前に、今の町長の答弁は、「清水町の財政がどうなっても国の言うことを聞く」という答弁ですよ。私は、「支出が多くなる」と言っているんだから、それは考えておいてください。
 先ほどの合併の件で。


◯議長(坪内 昇君) 過ぎ去ったことにつきまして、申しわけないですが、時間はカットさせていただきたいと思います。
          (「時間内の範囲でやる分には」と呼ぶ者あり)


◯議長(坪内 昇君) 質問事項はもう終了しちゃったもんですから、誠に申しわけないですが。
          (「わかりました」と呼ぶ者あり)


◯議長(坪内 昇君) まだまだ時間は2分ありますが。
          (「いや、いいです。またぼちぼちやります」と呼ぶ者あり)


◯議長(坪内 昇君) これをもちまして森野善広君の一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩いたします。
 次回再開を1時20分といたします。
                                午後00時17分休憩
                                ────────
                                午後01時19分再開


◯議長(坪内 昇君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 次に、2番 松浦俊介君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 職員人事全般について」「2 指定管理者制度の導入について」「3 個人情報の保護について」「4 介護保険法の改正について」であります。
 発言を許します。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 議長の許可を得ましたので、さきに通告してあります、1、職員人事全般について、2、指定管理者制度の導入について、3、個人情報の保護について、4、介護保険法の改正についての4点について質問いたします。
 午後の眠くなる時間帯でありますが、緊張感のある質問をしてまいりたいと思いますので、当局の皆さんにはよろしくお願いいたします。
 それでは、まず、標題1、職員人事全般についてお尋ねします。
 最初の質問ですが、3月議会で、今年度の職員数・人件費について、正規・臨時とも削減に向けての数値を確認しました。再任用された職員もいますが、あわせて実際の成果を検証します。
 答弁を願います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 今年度の職員数・人件費について、正規・臨時の削減に向けての成果の検証ということでございます。
 まず、職員数につきまして、さきの3月議会におきまして、「平成17年4月現在の正規職員数については、平成16年度の退職予定者が10人に対し、その欠員補充を行わないということによりまして、271人になる見込みです」と御答弁申しました。しかしながら、その後、年度末になりまして、急遽退職者が1名生じたことに加えまして、桃沢少年自然の家の組合の職員が2名退職することなどにより欠員が生じたことから、1名を当町から派遣することといたしました。このため、平成17年4月現在の職員数は269人となったものでございます。
 次に、職員の人件費でございますが、この269人を行政改革実施計画の職員数値目標である277人まで補充した場合と比較いたしますと、約2,800万円の削減となるものでございます。
 次に、臨時職員数についてでございますが、3月の議会におきましては、「平成16年度の124人に対しまして、平成17年度には119人になる見込みである」と御答弁をさせていただきました。この数には変わりはございませんが、当初には、年度内に育児休業を取得する職員の代替職員といたしまして2名分を見込んでおりました。先ほど御説明いたしましたとおり、急遽退職等で、正規職員2名の減に対応するため、臨時職員を2名採用いたしましたところでございますが、また、臨時職員数を減らしたことによります人件費でございますが、幼稚園につきましては、保育時間の実態を勘案いたしまして、9人について、8時間勤務から5時間勤務へ変更したことや、その他短期間雇用の臨時職員の削減などにより、総額で、約2,550万円が減額されるということになりました。
 また、再任用職員につきましては、当初予算におきましては5名分を計上いたしましたけれど、4月の時点では2名が在職をしていると、このような現状でございます。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 急遽補充した2人の臨時職員についてですが、どのように採用したのか、答弁をお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 急遽補充しました2名の臨時職員について、どのように採用したかということでございますけれど、先ほど御答弁いたしましたとおり、本年3月の末になりまして、正規職員が急遽退職等によりまして2名不足することによるものでございます。
 この2名の雇用方法でございますが、1名につきましては、既に退職が決まっていた臨時職員を継続して採用すると、このようなことにいたしました。他の1名につきましては、急遽臨時職員を新たに採用したと、こういうものでございます。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 最初の答弁ですと、「急遽正規職員の方が2人欠員となり、その結果、臨時職員を2人雇用した」とのことです。では、検証してみたいと思うのですが、私は、その正規職員の穴埋めのために採用された臨時職員は、戦力の薄い部署に必ずしも適正に配置されているとは思いません。もし、これがその採用も含め全く関係のない第三者の思惑によって作為的に行われているとしたら、大問題であります。
 この件については、後の質問でも関連していきますので、次の2項目めに移ります。
 平成17年度施政方針の中で、行政改革の推進を掲げ、臨時職員の一括管理による適正配置を一つの主眼にしていたと思いますが、実際、どのようなことが行われたのか、一括管理している臨時職員の数も含め、今後の配置計画とあわせて答弁願います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 臨時職員の一括管理・適正配置はどのように行われたか、その数を含めてということと、もう一点は、今後の配置計画ということでございます。
 本年度から、庁舎勤務の一般事務臨時職員を中心に、総務課において賃金を計上するということとともに、一括管理を行うということといたしました。その配置先などにつきましてですが、議会事務局、学校教育課、住民生活課、都市計画課及び保健センターの5部署へ5人を配置したものでございます。
 今後の配置計画ということでございますが、臨時職員を一括管理することによりまして、年度途中に職員の欠員が生じた場合などにつきまして柔軟な対応ができるようにしたいと、このように考えております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 臨時職員の一括管理により期待できる具体的な効果、その業務内容とは何であるか、伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 この一括管理をしている業務の効果というようなものでございますが、総務課によりまして一括管理をしている臨時職員によりまして、具体的な例としましては、住民生活課における犬の登録作業、または、保健センターにおけるデータ入力作業を行うことによりまして、新たに短期間の臨時職員を雇用することなく対応できるというようなことによりまして賃金の削減を図ることができたと、こういうようなものでございます。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) それでは、3回目の質問に移ります。
 臨時職員が119人いて、一括管理している臨時職員が5名であると。施政方針で大々的にうたっていた割には肩透かしのように思われます。もちろん業務内容的に難しい部署もあるとは思いますが、来年度は、もっとダイナミックに、積極的にやってほしいと思います。それについて、総務課長の見解を伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 議員、御質問のとおり、119名に対して5名が一括管理ということで、人数的には非常に消極的なものというふうに現在も考えているわけでございますが、来年度におけます臨時職員の一括管理についてということでございますが、住民サービスの提供を維持するということとともに、職員の人件費を削減すると、この制度を、よく趣旨を踏まえまして、できましたら、庁舎内のすべての一般事務職員を、この一括管理をすることに対しての拡大というようなことも今後検討していきたいなと、このように考えております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) それでは、3項目めに移ります。
 前回の3月議会で、職員のより計画的な採用を訴えまして、「平成18年度採用の一般事務職の採用を必要最低限度行う」との答弁でした。平成18年度採用職員について、採用者数・採用方法・応募状況を確認します。
 答弁願います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 平成18年度採用職員について、採用者数・採用方法・応募状況などを確認するということでございます。
 来年度は、事務職員3名を採用いたします。採用の方法といたしましては、県の町村会が県下一斉に実施いたします統一試験で、成績上位者に対し、町で作文及び面接試験を行いまして、合格者を決定するということでございますが、また、作文・面接試験につきましては、助役が委員長となりまして、民間の委員を加えた中で、「清水町職員採用選考委員会」におきまして実施して、任用候補者の名簿を町長に報告し、これに基づき、町長の方が合否の決定を行うということによりまして、公明・公正な職員採用を実施するものでございます。
 また、応募状況ということでございます。6月1日から願書の配布を行いました。6月6日から申し込みを受け付けておるわけでございますが、本日現在で、46人に対しまして願書を配布いたしました。また、5名から願書が提出されているというものでございます。
 過去におきましては、応募の詳細の問い合わせが県内外から数多く来ているというのが過去の実例でございます。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) それでは、2回目の質問に移ります。
 職員採用選考委員会の委員長は助役とのことですが、そこで、助役に、職員採用の選考に当たっての考えと、採用に当たってどのような職員像を求めているか、あわせて伺いたいと思います。
 さらに、過去5年間の採用試験における受験者数、一次試験合格者数と最終的な採用者数を伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 助役 中野君。
          (助役 中野 尚君登壇)


◯助役(中野 尚君) お答えさせていただきます。
 まず、1つ目の、職員採用の選考に当たっての助役の考え方ということでございますけれども、私も、これからその場に初めて立ち会うわけでございますけれども、この委員会の要綱、条文の中に、職員の採用に関して、「競争試験の公正かつ明瞭な実施を行う」というふうなことがあるわけでございます。いわゆる公明性・透明性を確保しろというふうなことでございます。私をはじめとして各委員も、この一次、二次試験の決定にかかわるというふうなことでは、大変重い責任があるわけでございます。
 したがいまして、私といたしましては、今申し上げましたこの条文の趣旨に沿いまして、受験成績による能力の実証に基づき、公正に任用していきたいというふうに思っていますし、このような姿勢で臨んでいきたいというふうに思っております。
 それから、2点目の、どのような職員像を求めていくかということでございますけれども、僣越でございますけれども、私自身の求める職員像というのを二、三挙げさせていただけるならば、まず、仕事に対する意欲を持っている方、それから知恵や工夫を出していただける方、それからまとめあげる、調整能力ですか、そうしたもの、それから、やはり物事に対しての的確な判断力、こういう方が自分の求める職員像というふうなことでございまして、今、そのような方向で、時間がかかっても、職員を育成していきたいというふうに考えておりますけれども、早道は、やはりいい素材を確保するというのが一番の早道だというふうに思っておりますので、そういう中で、採用する際には、そうしたことにふさわしい職員を、能力・成績に基づき、優秀な者から採用していきたいと、こんなふうに思っております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 議員御質問の2点目でございますが、過去5年の職員採用における受験者数、第1次試験、最終合格者数についてということでございます。
 平成12年度職員採用にかかる受験者につきましては130名でございまして、第1次合格者が18人に対して、最終合格者が18人。平成13年度では、受験者は60人、1次試験合格者が9人に対しまして、最終合格者9名。14年度については、採用試験がございませんでした。15年度でございますが、受験者数120人に対しまして、第1次試験合格者17人に対し、最終合格者14人ということでございます。
 なお、16年度につきましては、受験者は37人、1次合格者が4人に対しまして、最終合格者4人ということでございました。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 今の答弁ですと、過去5年間で4回の採用試験が行われ、うち3回が1次試験合格者数と最終合格者数が同じであります。単純に考えますと、学科試験上位何位までかの合格者がそのまま作文・面接試験を行った結果も優秀な受験者だったということになります。これでは、2次試験の試験のあり方が問われるのではないでしょうか。何か非常に不自然で、こちらも作為的なものを感じなくもありません。
 そこで、次の4項目めの質問に移りたいと思います。
 さて、先ほどからの質問で、今年度の臨時職員の雇用・配置について、一部作為的なものを、私自身、感じたことを述べました。また、過去の採用試験についても、1次試験合格者数と最終合格者数の不可思議な関係が見られ、さらに、平成15年度採用職員に関しては14人でありますが、当初の募集人数は、若干名でありました。若干名といったら、私は二、三人ぐらいまでをイメージするのですが、清水町では10人ぐらいまでが「若干」であることを知りました。
 さらに、去年の3月議会で取り上げましたが、消防職員の採用についてや、前回の議会でも取り上げましたが、過去10年間の非常にアンバランスな採用の仕方など、当町の職員採用については、正規・臨時とも不可思議な部分が幾つも見られます。そこに、もし公職に着く者からの要望・意見、いわゆる口ききなどというものが介在したのなら、それはゆゆしき事態であります。もちろん、当町ではこのようなことがないと信じたいのですが、私の疑問の念はぬぐい切れません。
 そこで、私は、より行政の透明性を高めるために、公職に着く者からの要望や意見を公文書化するための要綱の整備を求めたいと思います。
 まず、こうした要綱の整備を行っている兵庫県相生市の事例を2003年6月3日の神戸新聞から引用し、紹介したいと思います。
 以下、引用を開始します。
 「議員らの不正な口ききや働きかけなどを防止するため、相生市は、2日、議員など公職に就く者からの要望や意見を公文書として記録することを明らかにした。要綱を整備し、7月から実施する。行政の透明性を高めることで口ききを抑止するのがねらいで、同様の制度は全国でも珍しい。対象となる公職者は、県内選出の国会議員、市・町長、県・市・町議会議員とその秘書。公的な場以外で公職者から口頭や電話で寄せられた提言や要望・意見などを職員が聞き取り、時刻・氏名などとともに詳細に記録し、報告書を作成する。報告書は、市幹部に提出され、市役所内で保管。市公文書公開条例に基づいた市民への閲覧の対象になる。きっかけは、隣の赤穂市で、県会議員が市を脅すという職務強要事件が起きたこと。相生市でも、職員採用に関する議員の口ききのうわさも絶えず、制度化に踏み切った。関係者によると、条例だと市議会に諮らねばならず、否決される可能性があるため、市の要綱として整備することにしたという。同日の議会運営委員会で、「議員にも関係するので」と市幹部から要綱について説明されたが、議員からは特に意見は出なかった。同市は、職員が情報を共有することで的確な対応ができ、無理な口ききや働きかけを抑止することにもつながるとしている」。
 以上、引用を終了します。
 全国市民オンブズマン連絡会議のホームページによりますと、全国の都道府県・政令指定都市では、こうした要綱・要領・内規などの制度を設けている自治体は12あり、静岡県も含まれております。市町村では、熊本市・大分市・福井市・中津市・別府市などが制度化しております。こうした取り組みを当町でも行い、より公正・公平で、透明性のある清水町を目指すべきだと思いますが、町長の考えを伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 公職に就く者からの要望や意見を公文書化するための要綱の整備についてでありますが、松浦議員、御提案につきましては、町政の中立性・公平性を維持する観点からのものであると思います。
 しかしながら、町当局と町議会の皆様をはじめ関係各位とは、信頼関係に基づき成り立っているものであります。過去はもとより、今後の町政に当たっても、公正で透明性のある町政運営に努めてまいりますので、要綱を制定することは現段階では考えておりません。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 町長の答弁ですと、「これまでも公正に行政運営に努めてきた」との答弁ですが、私自身、非常に公平性に欠けるところがあると感じます。人事面で言えば、ほかにも職員の昇任等、また、町が行っている事業などでも、公平性に疑問を感じる面が過去にあったように思います。そこで、各種政策決定のかなめであり、人事面について職員経験も長い助役に、私の提案について意見を伺いたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 助役 中野君。
          (助役 中野 尚君登壇)


◯助役(中野 尚君) お答えいたします。
 まず、人事ということですが、人事は大変難しい仕事だというふうに思います。
 現在、職員の昇任・昇格という人事につきましては、従来型の年功序列から、いわゆる評価制度、実力主義というもので現在行っているわけでございますけれども、しかし、どんな人事をやりましても、その後、矛盾がある、不公平だとか、おかしいとか、いろんな声が出てくるわけでございます。そして、その背景として、ああだこうだと、いろんなことも確かに聞きます。
 そうしたことから、今後におきましては、その、今議員が言われるような、そうした人事の面で、そうした透明性・公平性という観点と行政の主体性を高めようというふうなことから、この評価制度にプラス若干の、これから検討するわけでございますけれども、試験的な要素もプラスした中で、公明・透明性・公正性を高めていこうかなというふうに考えております。
 やはり人事の原理原則は、優秀な職員、努力した職員に報いてやるというふうなことが最善かなというふうに思っております。事業の方についても、いろんな陳情や要望があるわけでございますけれども、これも、原則は、やはりその事業の塾度、それから必要性、それから経費対効果、こういうもので判断しているわけでございます。したがいまして、そういう中で、ときには特殊事情等というふうなこともありますけれども、そうした、今、議員、言われることのないように、特に財政的に厳しくなってきておりますので、そうしたことのないように、これから広く、行政としても理解を求めていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 先ほどの町長の答弁から、これまで清水町は、公平・公正・透明性のある行政運営をしてきており、間違っても口きき等というものは存在しないと確認できました。しかしながら、私は、その点に関して非常に疑問を感じていたので、先ほどのような要綱の整備を求める提案をしました。町長の先ほどの答弁ですと、町当局と町議会をはじめ関係各位とは、信頼関係に基づいて成り立っているとのことです。私も、町当局には、意見や要望をすることが、もちろんあります。私の気持ちからすれば、そうした意見や要望をちゃんと公文書化してもらって、記録に残してもらった方が、後で確認する意味でもありがたいので、口きき防止どうのこうのという話ではなくても、ぜひ制度化してもらいたい気持ちがあります。
 問題は、多くのそうした意見や要望の中に、町民益とならない、筋の通らない、非常に利己的な要望が含まれていることもあるのではないかということです。例えば、もし職員採用や配置に当たってそのようなことが行われたらどうなるか。それを不信に思う職員の仕事に対するモチベーションが落ちます。それは、職員全体の士気の低下にもつながります。
 私は、議員になる前から、そうした口ききのうわさを何度も聞きました。清水町の役場は口ききやコネがないと入れないといううわさまで聞いたことがあります。もちろん、それはあくまでもうわさで、そのようなことがなく、清水町はこれまで公正な行政運営・採用をしてきているものと信じたいものです。
 今後、もちろん公正・公平で透明性のある行政運営がなされるものと信じていますが、ただ、私は、3月議会で、平成18年度の一般事務の職員の採用を行うべきと訴えましたが、万が一にも口ききなどあってはならないと心配でなりません。ですから、先ほどのような提案をさせていただきました。ぜひ、全国から集まる受験者の中から、3名の有能な若者を選んでいただきたいと思います。選考委員長の中野助役には、その点、よろしくお願いいたします。
 それでは、標題2の、指定管理者制度の導入について質問に移りたいと思います。
 指定管理者制度については、去年の11月議会でも取り上げました。私は、年間4,000万円近い赤字となっている温水プールについて、この指定管理者制度を導入することにより解消していくことはできないだろうかと提案しました。そのときの教育長の答弁を引用しますと、以下、引用を開始します。
 「指定管理者制度は、経費削減と効率性に重点が置かれており、公の施設の管理運営をゆだねていることで、住民サービスの低下のマイナス面も考えられることから、引き続き直営とするか、新たな指定管理者制度の管理代行を行うかについては、利用者や利用団体の要望や運営審議会等の御意見を伺いながら、今後とも先進事例の分析調査等を検討してまいります」。
 以上、引用を終了します。
 とのことでした。その後、ことしに入り、「清水町行政改革推進委員会」という組織ができ、そこで清水町における指定管理者制度の導入について諮問され、その答申が5月に提出されたと伺っております。その内容について伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 「清水町行政改革推進委員会」に諮問されました清水町におけます指定管理者制度の導入について、これは5月にその答申があったわけでございますが、その内容につきましてでございます。次の2点につきまして、ご提言をいただいたものでございます。
 1つは、清水町における指定管理者制度導入の基本的なあり方についてということでございまして、具体的には、町が指定管理者制度を導入するに当たりまして、短絡的に直営、または導入と決定するのではなく、施設本来の目的に加えまして、制度の導入により、町・事業者・町民がおのおのの役割を果たし、より良い住民サービスの実現を目指すことというようなことが1点目でございます。
 もう1点でございますが、現在の公の施設それぞれに対する指定管理者制度導入への適否についてということで御提言をいただいているわけでございますが、制度が創立された背景をかんがみ、個々の施設の性格を踏まえ、当町においては、現時点では制度の導入が適さない施設と適する施設、この2つを御提示いただいたものでございます。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 「清水町行政改革推進委員会」の答申を受けまして、指定管理者制度の導入に対する町の方針について、また、指定管理者制度の導入に適さない施設、適する施設と提示された施設は何か、伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 議員の御質問にお答えいたします。
 答申を受けまして、指定管理者制度の導入に対する町の方針ということ、また、その答申の中で、導入に適さない施設、または適する施設の提示というのは何かということでございます。
 指定管理者制度の導入に対する町の方針といたしましては、行政改革推進委員会の答申を真摯に受け止め、制度を効果的に活用することによりまして、住民サービスのさらなる向上が図られる施設につきまして積極的に導入を図ってまいりたいと、このように考えております。
 また、指定管理者制度の導入に適さない、または適する施設ということで、適さない施設につきましては、保健センター、保育所、町営住宅及び中徳倉終末処理場でございます。適する施設としたものにつきましては、福祉センター、温水プール・球技場などの体育施設、公民館・図書館の社会教育施設並びに柿田川公園などの都市公園というようなことでございます。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) それでは、今後、清水町の施設に指定管理者制度を導入するに当たっての課題を問います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 議員の御質問にお答えいたします。
 今後、清水町の施設に指定管理者制度を導入するに当たっての課題を問うということでございますが、指定管理者制度の導入に際しましては、制度を効果的に活用するために、行政改革及び公共経営の原点に立ちまして、おのおのの施設において管理のあり方について検証を行うとともに、何を目的として導入するのか、また、当町における制度はどうあるべきなのかなどの導入方針を定めまして、それを明らかにする必要があると考えております。
 また、指定管理者の募集及び選定に当たりましては、制度の導入により住民サービスの低下を招かないよう、募集要項から評価基準までを明確にしまして透明性を確保いたしますとともに、情報の提供及び公表を十分に行いまして、町民の皆様への説明責任を果たしてまいりたいと、このように考えてございます。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) それでは、指定管理者のサービスを監視し、いかにサービスの質を担保するのか、また、どのような管理体制を検討しているのかを伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 御質問にお答えします。
 指定管理者のサービスの監視とか、いかにサービスの質を担保するのか、また、どのような管理体制を検討しているのかということでございますが、協定の締結におきましては、リスク管理・責任分担に関することをはじめ協定書に定める事項に遺漏がないよう留意するとともに、指定管理者により提供されます住民サービスが指定の水準に達しているか管理実態を把握する仕組みをしっかりとしまして、施設利用者の満足度を一つの指標とするなど、アンケート調査なども実施してまいりたいと考えているわけでございます。
 また、指定管理者によります管理が始まった後には定期的な調査を実施いたしまして、必要に応じて是正の指導などを行うとともに、事業報告書の確認の際には、「清水町行政改革推進委員会」の答申を踏まえまして、指定管理者の財務状況を十分に精査いたしまして、指定期間中の経営破綻、このようなものは未然に防ぐ管理体制を確立できるように努めてまいりたいと、かように考えております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) ここで、私の指定管理者制度を導入するに当たっての考えを述べるつもりでしたが、時間がないので、次の個人情報の保護について関連させて、後で簡単にまとめたいと思います。
 それでは、標題3の、個人情報の保護について質問いたします。
 4月1日より施行された個人情報保護法もあり、当町でも、個人情報に関して新たな取り組みが見られます。これまでの役場庁舎内、幼稚園及び小・中学校、保育所での取り組みとあわせてその内容を問います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 当町におけます個人情報保護に関する取り組みというようなものでございますが、庁舎内におけます個人情報の安全管理面から、業者の事務室内の立ち入り制限、オフィスクリーン、文書保管の指導等を行っております。
 個人情報が掲載された文書につきましては、金庫や書庫へ収納しております。また、個人情報掲載の廃棄書類に関しましては、溶解処理の徹底を図ることから、溶解処理現場まで確認に出向いているというのが現状でございます。
 また、パソコンなどの電子機器に関しましては、職員は業務に関するデータのみ閲覧できるということで、パスワードを設定しまして、安易に閲覧できない対策を講じております。また、パソコン本体につきましては、盗難防止の措置を設けているというようなものでございます。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 松浦議員の御質問にお答えをいたします。
 保育所における個人情報の状況についてでございます。
 保育所での個人情報といたしましては、家庭調査票・園児住所録・健康診断票・土曜保育・緊急リフレッシュ保育等の申請書等がございます。これらの書類につきましては、ホルダーにつづって、職員室の保管庫で、部外者が手にすることのないように適切に保管管理をしております。
 なお、保存期限の終了したものにつきましては、溶解処理をしております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 学校教育課長 河原崎君。


◯学校教育課長(河原崎尊親君) 学校におきます個人情報保護の状況についてであります。
 まず、小・中学校では、指導要録・出席簿及び健康診断票につきましては、保存年限の経過後、溶解、またはシュレッダーで処理しております。家庭環境調査票・緊急連絡カードは、卒業時に溶解、またはシュレッダーで処理しております。
 幼稚園におきましては、指導要録・健康診断票は、保存年限の経過後、溶解、またはシュレッダー処理です。家庭調査票と保険証の写しは、卒園時に保護者に返却しております。
 また、これらの書類の保管管理につきましては、校長室の耐火金庫及び職員室内に保管をしまして、部外者が勝手に手にとって見たり、持ち出したりできないよう、適切に保管管理しております。
 また、小・中学校でのパソコンによる個人情報のデータ管理につきましては、学校長を中心に致しまして、情報漏えいのないよう教員の指導を徹底しております。
 以上であります。


◯議長(坪内 昇君) 住民生活課長 土屋君。


◯住民生活課長(土屋陽子君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 当町の個人情報に関しての新たな取り組みについてでありますが、町広報紙における訃報について、氏名・年齢・区名を掲載しておりましたが、4月1日からの個人情報保護法の全面施行に伴い、5月1日発行の広報紙から、掲載を廃止いたしました。
 また、戸籍住民係の窓口では、6月1日から、来庁しましたお客様に対しまして、お名前でお呼びしていた方法から、お客様のプライバシーに配慮するため、お渡しした番号でお呼びする方法に変更いたしました。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 町広報での訃報の掲載がなくなりましたが、町民からは、「他地区の亡くなられた方の情報が入らなくなり困っている」との声も聞かれます。これについて、当局の考えを伺います。


◯議長(坪内 昇君) 住民生活課長 土屋君。


◯住民生活課長(土屋陽子君) 御質問にお答えいたします。
 確かに、議員の御指摘どおり、記事により訃報を知る場合もあろうかと思いますが、個人情報をより保護するという観点から、広報紙への掲載を廃止したものでございます。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 学校での個人情報の扱いについて述べたいと思います。
 先日、6月11日の静岡新聞に静岡市での取り組みが掲載されていました。以下、引用を開始します。
 「静岡市の小・中学校で相次いで個人情報が漏えいしていることを受け、市教育委員会は、教員が使用している個人用のパソコンに生徒・児童らの個人情報が残らないよう具体的な操作方法を書いた運用指針をまとめ、全小・中学校に通知した。10日に開かれた市情報公開個人情報保護審議会で報告した。運用指針では、公用のパソコンと個人のパソコンをLAN(校内情報通信網)でつなぐことを禁止し、成績表作成などのために個人用パソコンで作業する際には、その都度公用パソコンからCD−ROMなどの記憶媒体に情報を記憶させ、作業後には、記憶媒体と個人用パソコンからすべての個人情報を削除することを指導する。また、市教育委員会は、これまでも、個人情報を持ち出す際は学校長に許可を取るよう指導していたが、今後は、情報の返却日、記憶媒体と個人用パソコンからの情報削除の有無などに記入する貸し出し簿のひな型を作成、個人情報にとじられた環境に置かれ、適切に管理されているか確認するリストもつくった」。
 以上、引用を終わります。
 と、静岡市では、公用のパソコンと個人のパソコンをLANでつなぐことを禁止すると打ち出しています。以前聞いたところ、当町でも、学校の先生は個人用パソコンを学校で使っていると伺っており、LANでつないでいるケースもあると思います。現在、当町も、学校の先生が校内の作業だけで授業をすることは難しく、学校のデータベースにある資料など児童・生徒の個人情報を自分のパソコンなどに保存し、自宅に持ち帰っているケースがあるかもしれません。
 こうした場合、その先生が紛失や盗難事件に遭ってしまった場合、当町にとっても深刻な問題になると思われます。現在、先生たちの自己判断・責任により仕事を進めている上で、リスクを犯して、どうしても資料・データを自宅に持ち帰っているケースがあるのだとしたら、それは大変憂慮すべきことであり、私としては、静岡市のように、町としてのガイドラインをつくるべきだと考えます。
 この点につきまして、教育長にはぜひ検討していただき、要望しておきます。
 2項目めに移ります。
 住民基本台帳の閲覧について伺います。
 現在、特に心当たりのない会社からダイレクトメールなどが郵送される社会でありますが、そうした情報の出どころとして、住民基本台帳の閲覧によるものが考えられます。当町において、住民基本台帳の閲覧についてどのような手順になっているのか、伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 住民生活課長 土屋君。


◯住民生活課長(土屋陽子君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 住民基本台帳の閲覧についてでありますが、町は、住民基本台帳法により、住民基本台帳の閲覧を行っているものでありますが、その閲覧の申請手続につきましては、申請理由、申請者の氏名及び住所、請求にかかる住民の範囲、閲覧予定件数等を記載した申請書を提出していただき、閲覧の請求理由等を事前に審査しております。
 さらに、閲覧した内容を目的以外に使用しないこと等を記載した誓約書の提出や、窓口に来た閲覧者の身分確認を写真つき身分証明書等により行っております。
 なお、不当な目的によることが明らかなときや閲覧により知り得た事項を不当な目的に使用されるおそれがあるとき等は、閲覧請求は拒否しております。
 また、最近、閲覧により知り得た事項が犯罪に利用された名古屋市でのわいせつ事件もありましたので、当町におきましては、従前は、閲覧用リストの作成方法を地区別の世帯順にしておりましたが、特定の世帯や個人の把握につながるおそれがありますので、5月からは、地区別の生年月日順に変更し、住民の皆様の基本的人権やプライバシーが侵されることのないよう、厳正な取り扱いに努めております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 現行法の中で大変厳正に取り扱いをしており、閲覧をした事業者の中に架空の会社のようなものはないと思われますが、平成16年度中の閲覧について、主な会社の分類と閲覧目的、また、申請件数・閲覧件数など内訳を伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 住民生活課長 土屋君。


◯住民生活課長(土屋陽子君) 御質問にお答えいたします。
 平成16年度の閲覧件数及び主な会社の分類・目的についてでありますが、申請件数は31件で、閲覧件数は5,522人となっております。
 閲覧者の内訳につきましては、調査会社によるものが4件で319人、一般企業等によるものが27件で5,203人となっております。
 閲覧件数の多い会社の分類は、通信教育会社、楽器店、洋服店等でございました。
 また、閲覧目的についてでございますが、通信教育講座、音楽教室の案内及び制服の案内でございました。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 三島市では、住民基本台帳の大量閲覧を禁止するような動きもあるようですが、当町における今後の閲覧制度への考え方・取り組みについて伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 住民生活課長 土屋君。


◯住民生活課長(土屋陽子君) 御質問にお答えいたします。
 今後の閲覧制度への取り組みについてでありますが、国におきましては、平成17年度当初から検討会を立ち上げ、個人情報保護の観点から、幅広く閲覧制度の検討を行うこととしており、平成17年、秋をめどに、その検討結果をまとめ、公表する予定であります。
 当町におきましては、近隣12市町で組織する「沼津地区戸籍住民基本台帳事務協議会」において情報交換や個人情報保護のあり方についての検討を行っているところであり、今後、国の動向を注視しながら対応を図ってまいります。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 3項目めに移ります。
 清水町の個人情報の保護に関する条例について説明願います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 御質問にお答えいたします。
 清水町の個人情報の保護に関する条例について問うということでございますが、清水町の個人情報の保護に関する条例といたしましては、平成5年、条例第9号におきまして、電子計算組織の処理にかかる個人情報の取り扱いに関する基本事項を定めることにより、個人の権利・利益を保護することを目的としまして、「清水町電子計算組織の処理に係る個人情報の保護に関する条例」が制定されまして、現在、この条例及び地方公務員法の守秘義務に基づきまして、個人情報の保護に努めているところでございます。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 今、お聞きしました「清水町電子計算組織の処理に係る個人情報の保護に関する条例」ですが、電子計算組織処理のみに限定しており、これでは現代社会に対応した十分なものとはいえないと思いますが、その点、どのように考えているか、答弁願います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 議員、御指摘のとおり、この条例につきましては、電子計算組織処理のみに限定しているということでございます。この、つまり今あるその条例につきましては、電子計算処理に関する情報に非常に限定しているということでございますので、今後、それ以外の個人情報においても明確な規定をするために、個人情報の適正な取り扱いを確保するということから、保護条例を11月議会の上程をめどに進めていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 個人情報の保護に関する条例は、全国自治体に数多く先進的な事例が見られます。先ほど取り上げました指定管理者制度も踏まえた、さいたま市の個人情報保護条例の一部を紹介したいと思います。
 「さいたま市個人情報保護条例第10条、実施機関は、個人情報取扱事務の処理を外部に委託等するときは、当該委託等を受ける者(地方自治法第244条の2第3項に規定する指定管理者を含む。)に対し、個人情報の適正な処理について必要な措置を講ずるよう求めなければならない。第11条、実施機関から個人情報取扱事務の処理の委託等を受けた者(指定管理者を含む。)は、その処理を行うに当たり、個人情報の適正な管理について必要な措置を講じなければならない。2 前項の処理に従事している者又は従事していた者は、その処理に関して知り得た個人情報を漏らし、又は不当な目的に使用してはならない。第42条 市長は、市が出資している法人で規則で定めるもの及び指定管理者(市が出資している法人で規則で定めているものを除く。)に対し、この条例の趣旨に即して、当該法人の保有する個人情報及び指定管理者が保有する個人情報であって当該指定管理者が管理を行う地方自治法第244条第1項に規定する公の施設に関する個人情報の保護に関し、市の施策に準じた措置を講ずるよう要請するものとする」。以上、引用を終了します。
 当町も、指定管理者制度を導入する方向で考えているようですし、現状においても、さまざまな町の業務を外部へ委託しているケースもあります。今後、例えば、指定管理者制度を図書館に適用する場合、その業者は、図書館の利用者の情報、つまり氏名・住所などのデータはもちろん、借りている本などの思想・信条に絡む情報まで得ることも考えられます。そうした指定管理者制度も含めたケースを想定した個人情報保護条例、さらには、情報公開条例も、今後、改正・整備の必要性が出てくると思われます。
 「条例の制定にはその自治体の法的センスが問われる」と、財団法人地方自治総合研究所の三野 靖氏は、その著書の中で述べています。より多くの事例を研究し、より精度の高い先進的な条例ができ上がればと思います。
 これについて、当局の考えを伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 御答弁申し上げます。
 今までも、いろいろ御答弁申しましたとおり、町の持っています多くの個人情報というようなことに関しましては、住民の皆様の個人の権利・利益を保護するというようなことをしなければなりません。
 先ほど議員、御指摘のように、各自治体の事例などもよく参考といたしまして、個人データの適正、また安全な管理、利益や取得事項などについても、条例で定めるようなことは検討していきたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) それでは、最後の標題、介護保険法の改正について質問いたします。
 平成18年4月施行予定の介護保険法の改正に向けての当町の方針を、前回の3月議会の質問の答弁を確認しながら質問してまいります。
 まず、1項目めですが、「在宅介護支援センターから、総合的なマネージメントを行う地域包括支援センターへの移行に向けた整備を行う」とありますが、具体的にどのように変わるのか。また、一貫性・連続性のある介護予防システムの確立には既存のサービスのさらなる拡充が有効だと思われますが、当町の方針を伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。
 長寿あんしん課長 石川君。


◯長寿あんしん課長(石川光子君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 地域包括支援センターへの移行と介護予防システムの確立について町の方針を問うのうち、1点目の、在宅介護支援センターから地域包括支援センターに移行するとどのように変わるのかについてでありますが、地域包括支援センターは、現在の在宅介護支援センターの役割に加え、要介護状態にならないための地域支援事業と要介護状態の悪化防止のための新予防給付を一体として介護予防マネージメントを行う機能と、高齢者一人ひとりができる限り住みなれた地域で暮らせるよう、主治医やケアマネージャーなどの連携による長期的なマネージメントの後方支援を強化し、地域ネットワークの形成を図る機能を兼ね備えた中核機関として整備されます。
 2点目の、既存のサービスのさらなる拡充に対する町の方針を問うについてでありますが、町といたしましては、今後、国から示される介護保険制度の改正に伴う具体的な事業内容を踏まえて、現在のサービスの検証や対象者の把握に努め、要介護状態になる前の段階から、閉じこもり等の予防や身体機能の維持・向上を図るため、地域支援事業における介護予防事業として的確に対応してまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 現在、介護支援センターが3カ所ありますが、その3カ所がすべて地域包括支援センターに移行すると考えてよろしいのでしょうか。
 また、現在、3つの事業所が行っているいきいきサロン事業を1カ所にまとめれば、町内の利用者の情報の一元化につながり、連続性・一貫性のあるシステムになると思われますが、どうでしょうか。答弁願います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。
 長寿あんしん課長 石川君。


◯長寿あんしん課長(石川光子君) 御質問にお答えいたします。
 現在の在宅介護支援センター3カ所が、地域包括支援センターに移行する考えでよろしいかについてでありますが、地域包括支援センターは、地域における総合的なマネージメントを行う中核機関として整備いたしますので、それぞれの機能を担う専門職として、社会福祉士、主任ケアマネージャー、保健師等を配置することになります。
 また、設置に当たりましては、市町村の人口規模・事業量・運営財源・専門職の人材確保の状況などを配慮し、最も効果的・効率的なセンター機能が発揮できるよう弾力的に考え、おおむね2万から3万人に1カ所の設置がめやすと国・県から示されたところであり、現在、設置個所・数等につきましては、県とのヒアリングを行いながら検討をしているところであります。
 次に、現在3つの事業所で行っているいきいきサロンを1カ所にまとめれば、連続性・一貫性のあるシステムになると思うがどうかについてでありますが、今回の介護保険制度の改正におけます介護予防の一貫性と連続性につきましては、介護予防のさらなる推進のため、地域包括支援センターにおいて、地域支援事業と新予防給付とを継続的マネージメントすることにより、一貫性・連続性のある総合的介護予防システムの確立を図るものであり、その趣旨を踏まえまして、現在のいきいきサロン事業を検証しつつ、より効果的なサービス提供ができるよう対応してまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 2項目めに移ります。
 身近な地域で、地域の特性に応じた、多様で、柔軟なサービス提供が可能となるよう、地域密着型サービスが創設される予定であります。市町村の主体性・判断がますます問われると思いますが、当町の方針を伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 長寿あんしん課長 石川君。


◯長寿あんしん課長(石川光子君) 御質問にお答えいたします。
 地域密着型サービスが創設され、市町村の主体性・判断が問われるが、当町の方針を問うについてでありますが、介護保険制度の改正に伴う地域密着型介護サービスは、認知症ケアや地域ケアを推進する観点から、地域の特性に応じた、多様で、柔軟なサービス提供が可能となるよう、新たなサービス体系として創設されることとなります。この創設に伴い、市町村に、サービス事業者の指定権限と指定をしないという拒否権限が与えられ、また、一定の範囲内で、指定基準及び報酬の変更を行うことができるとされております。
 現在のところ、具体的な基準等が示されておりませんが、町といたしましては、国の介護保険制度の改正に関する情報収集と現状分析等をした上で、新制度に対応したサービス見込み量を的確に把握し、「清水町高齢者保健福祉計画等策定委員会」などで多くの意見を伺いながら、住み慣れた地域で生活が支えられる利用者本位の制度となるよう考えてまいります。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 地域密着サービスが創設されることにより、小規模多機能型居宅介護、小規模介護老人福祉施設などができ、特別養護老人ホームのような大規模施設でなくてもお泊まりができるようになるようです。
 市町村に権限が与えられ、町独自の方針が重要になると思われます。町内の高齢化率や地域性などのバランスを考え、その地域に住むお年寄りがより身近な施設を利用でき、近所のお友だちも気軽に遊びに来られるようになればと考えます。
 ぜひこうしたことも、今後、考慮に入れた当町の方針が策定されるよう要望いたしまして、私の質問を終わりにいたします。


◯議長(坪内 昇君) これをもちまして松浦俊介君の一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩いたします。
 次回再開を2時40分にいたします。
                                午後02時30分休憩
                                ────────
                                午後02時41分再開


◯議長(坪内 昇君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 次に、8番 吉川清里君の一般質問を行います。
 質問事項、「1 徳倉橋の架け替えを早く実現するために」であります。
 発言を許します。 8番 吉川清里君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 議長の許可が出ましたので、さきに通告してあります「徳倉橋の架け替えを早く実現するために」について質問させていただきます。
 徳倉橋の架け替えについては、以前、12年の12月、そして、14年の9月の定例議会で一般質問させていただきました。14年9月の定例議会での町長の答弁は、「住民念願の徳倉周辺の朝晩の交通渋滞の緩和、安全な歩道の確保、大規模地震への対応等の諸問題を解決するために、北泉堂から湯川交差点までの交差点改良と歩道の整備及び徳倉橋の改修を要望している」という内容でしたが、その後、徳倉側の県道拡幅工事は進んでいるものの、橋の架け替えについては進展が見られないように見受けられます。
 徳倉橋の架け替えとその先の県道拡幅の計画はどうなっているのか、また、架け替えの要望は毎年県に出しているのか、県からはどのような回答が返ってきているのかを、まずお聞きをいたします。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。 建設課長 久保田君。


◯建設課長(久保田 守君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 徳倉橋の架け替えの要望と回答についてでありますが、徳倉橋の架け替えにつきましては、早期実現のために、徳倉橋も含めた県道の歩道整備や湯川交差点改良の事業化の要望や陳情を直接行うとともに、毎年、県町村会や関係機関を通して要望も行っており、町長も、機会あるごとに、県に対し、徳倉橋の整備について訴えております。
 しかしながら、県は、限られた予算の中で、緊急性の高いところから県道の整備を進めており、町内におきましても、可能なところから順次整備を進めていく中で、徳倉橋についても、周辺道路整備にあわせて検討していくと伺っております。
 それから、徳倉橋の架け替えだけでなく、県の整備はどうなっているかということでございます。
 県道下土狩徳倉沼津港線の整備につきましては、玉川交差点は平成10年度に着手して、平成16年度には終了し、徳倉交差点は、11年度から着手して、平成16年度末の進捗率は64%で、平成19年度に終了する予定であると伺っております。
 今後につきましても、引き続き湯川交差点の改良及び旧北泉堂から徳倉橋までの区間の道路整備が事業化できるよう県へ要望を行うとともに、徳倉橋についても、県道整備の一環として改修事業に取り組んでいただくよう積極的に働きかけてまいりたいと考えております。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 8番 吉川清里君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 今、毎年要望しているというふうにお答えされましたけれども、県の方に問い合わせをしてみますと、徳倉橋の架け替えに関する陳情書は、平成15年7月22日に町長名で出されておりますが、この要望は15年のみであって、ほかの年には出ていないということですけれども、詳しい説明をお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。 建設課長 久保田君。


◯建設課長(久保田 守君) 徳倉橋の陳情につきましては、議員の御指摘のとおり、平成15年7月22日、徳倉橋の架け替えに関する陳情書ということで、沼津土木事務所長、それから道路総室長、道路企画室長、市町村道室長、国道室長に、平成15年7月22日に陳情いたしました。
 徳倉橋につきましては、それから毎年、関係機関を通じて、徳倉橋を含めた道路整備ということで陳情を行っております。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 8番 吉川清里君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 毎年やっているとおっしゃっておりますけれども、県の方では、正式に受け取っているのは、この15年の7月の陳情のみということであります。県の方の受け取りは1回のみということですので、それだけで徳倉橋の架け替えの必要性がどれだけ県に伝わっているかということに、私は大いに疑問があります。
 徳倉橋については、非常に長い経緯がありまして、私以外にも、非常に、何人もの議員さんが質問されていますので、ここで、ちょっとこの経緯を振り返ってみたいと思いますが、徳倉橋は、そもそも昭和35年に築造されて、45年の月日がたっております。まず、平成4年と5年に、徳倉橋の下流側に歩道橋をつけてほしいという地域の要望がありまして、これをもとにした質問を何人かの議員さんが、当時の議員さんがされております。これによって、県では、平成4年にこの調査を調査費をつけてしております。
 その結果がどうであったかということが、12年の私の質問の内容でありましたが、そのときの答弁は、下流側の歩道橋については、道路の幅が狭いためにそのままでは設置ができない。前後の交差点の改良も含めた架け替えの計画がこの場で出されましたけれども、県の財政状況から、いったん白紙になっております。その後、徳倉の交差点から北泉堂までを交通渋滞の解消、そしてバリアフリーの目的で事業を進めているというような内容でございました。
 このときに、徳倉橋の架け替えを早くにと求めた私の質問に対して、当時の担当課長は、「町としては第3架橋の実現に対して重点を置いている。第3架橋の目鼻がついた時点で徳倉橋の要望をしていく」というふうに答えております。これが12年時点での町の方針です。その後、14年にもう一回質問させていただきました。そのときには、町長の答弁は、1回目の質問のときに述べた内容で、第3架橋についてはあわせて要望していくというふうに変わっております。
 つまり、平成4年から今まで、この15年の陳情までに、県に対する要望の内容というのが変わっているわけですね。このような状態では、徳倉橋の架け替えが清水町にとって非常に重要であるという実情が県に正しく伝わっていないのではないかと、こういうふうに心配をするわけです。
 県道の拡幅、あるいは交差点の改良の工事などは、玉川も含めてされておりますけれども、この拡幅工事・交差点改良だけが先行して、橋の架け替えは非常にお金もかかることですから、その架け替えが先延ばし、先送りになるのではないかということを私は心配するわけですけれども、15年の1回だけの陳情で大丈夫なのかどうなのか、その点を重ねて質問いたします。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。 建設課長 久保田君。


◯建設課長(久保田 守君) 町としましては、耐震もあろうかと思います、そんな中で、これから徳倉橋の架け替えを含め強く要望していきたいなというふうに考えております。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 8番 吉川清里君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 次に、先ほどちょっと述べましたけれども、第3架橋についての関係を聞きたいと思いますけれども、徳倉では、三島市側へ狩野川から橋をかけてほしいと、いわゆる第3架橋ですね、その要望を強くされた時期がありましたけれども、この第3架橋と、それから徳倉橋と、要望の関係、あるいは町の位置づけの関係は、第3架橋と徳倉橋をそれぞれどのように位置づけて、その関係をどのようにとらえているでしょうか。


◯議長(坪内 昇君) 建設課長 久保田君。


◯建設課長(久保田 守君) お答えいたします。
 第3架橋との関係についてでありますが、徳倉橋につきましては、生活道路でもあり、通過交通量は大変多く、歩道も狭いことから、周辺道路の歩道整備を含めた既存の県道整備として要望しております。
 一方、第3架橋につきましては、渋滞解消をはじめ沼津市・三島市を結ぶ広域幹線道路として、2市1町の地域経済流通面での活性化、緊急輸送路や避難路等災害対策用道路としても期待できることから、町道6号線から狩野川対岸の三島市側への架橋を県事業として取り組むよう、今後も、関係機関を通して県へ要望を行ってまいります。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 8番 吉川清里君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 答弁にもありましたように、徳倉橋と第3架橋は、その性格、それから位置づけも非常に異なった橋であると言えます。特に、徳倉橋は現存する橋ですが、第3架橋はこれから架けなければならないというふうにされている橋なわけですね。第3架橋については、その実現を地域が強く要望した時期もありましたが、実際には、三島市側が、この第3架橋の実現には賛同しているとはいえない、こういう現状もあります。
 その一方で、今、現実に現存している徳倉橋の方は、この朝晩の渋滞というのは、私が今さら申すまでもないと思います。非常に混雑をしておりますし、また、側道として架けられている歩道橋は、朝晩の小学校の登下校時、子供と大人がすれ違うことが非常に困難、例えば、自転車と子供、それから歩行者の大人と子供、非常に歩くのが困難な状態になっております。
 特に、今のようなこの雨の多い季節に、雨が降れば、傘をさした子供が歩道橋からあふれんばかりになってしまう、また、雨が降っていなくても、閉じた傘を持った子供の横を自転車が通り過ぎるときに、接触をして傘が壊れる、あるいは自転車が壊れる、けがに至る場合がないのが幸いですが、しかし、いつけがをしてもおかしくないという、このような、非常に通行に困難を来す歩道になっております。
 生活道路として、やはり町民、特に子供たちの安全を守る上でも、今の歩道橋では非常に不十分であるということは、前回も、私、述べさせていただきましたし、町長も、十分御認識をしていらっしゃると思います。
 私としては、なかなか実現に困難が、まだまだ山積みになっている第3架橋よりも、今、現実に町内の交通のかなめになっている徳倉橋の方が現実性が高いといえると思うわけですが、県にしても、財政が厳しいというのは確かな話ですから、どちらも同じように清水町から要望すれば、結局、どちらも実現が遠い話になってしまいます。第3架橋が必要ないということではありませんが、しかし、町としては、その位置づけ、そして性格の違いをはっきりと認識した上で県に対応すべきと考えますが、実際はいかがでしょうか。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。 助役 中野君。
          (助役 中野 尚君登壇)


◯助役(中野 尚君) お答えいたします。
 私も過去に建設課長をやっておりましたので、若干、経緯も承知しておりますので、そういう立場も含めて答弁させていただきます。
 今、議員の方から、過去の経緯等、るる説明をいただいたわけでございます。現在、このような状況になっていると、遅々として進まないというふうなことだと思います。
 過去の経緯につきましては、その時代的な背景や財政事情等で、要望書の内容も変わっているわけでございます。先ほど言いましたように、第3架橋が目鼻がついたときに要望すると。あるいは、第3架橋と並行して要望するというふうなこともあったわけでございますけれども、そして、現在は、15年7月22日に陳情書が出されて以来、正式に町の方から県の方に出していないというふうなことでございますけれども、私も、現状においては、徳倉橋は第3架橋と比較して、第3架橋も必要ですけれども、生活道路として考えますと、やはり徳倉橋も大変重要だというふうに考えております。
 今、県道の方も、着々と県道整備が進んでいるわけでございますので、町も、今、議員の御指摘のとおり、歩道橋の問題や耐震性の問題もございますので、あらためて県の方へ、町が土地収用に関しては積極的に努めていくというふうなことの中で、県に対して強く要望していきたいというふうに思っております。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 8番 吉川清里君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 今まで、今までというか、今、2問、1)と2)は、徳倉橋が清水町にとって生活道路という面でどれだけ大切かと、架け替えがどれだけ重要かという面でお話をいたしましたけれども、今、助役が、災害時のことにちょっと触れましたけれども、災害時のことについて質問させていただきたいと思います。
 徳倉橋の耐震調査については、14年に質問をしたときには、この結果について、具体的な答えというのがありませんでした。その後、新たに耐震調査は行われているのか、そして、その結果について、町は、正式な文書なり、答えなりを受け取っているのか、お尋ねをいたします。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。 建設課長 久保田君。


◯建設課長(久保田 守君) お答えいたします。
 徳倉橋の耐震調査と結果についてでありますが、平成14年第3回定例会の吉川議員の御質問で答弁させていただきましたように、県は平成3年度に橋梁震災点検を実施し、その点検結果に基づいて、落橋防止対策を完了しております。平成8年度には道路防災総点検を実施しておりますが、その後の調査は行っておりません。
 しかしながら、徳倉橋は当町にとって大変重要な橋でありますので、県へ歩道設置を含めた改修事業に取り組んでいただくよう積極的に働きかけているところでございます。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 8番 吉川清里君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 今の課長のお答えですと、平成3年に落橋防止を行っているということですが、この平成3年というのは、阪神大震災の前なんですね。平成3年の落橋防止の基準というのは、当然、阪神大震災の前ですから、現行よりも甘いというか、緩い基準であったわけで、7年に阪神・淡路大震災を受けて、8年に、新しく橋についての示方書、新しい耐震基準、基準の見直しがなされております。この8年に見直しされた耐震基準でもってきちんと調査をし直して、そして、その調査に基づいて、徳倉橋が、耐震性があるのかないのか、それをはっきりしてほしいというふうな質問を14年のときにしたわけですけれども、そのときの答えがなかったということで、もう一度質問させていただきたいんですけども、その平成8年に、阪神大震災後の、見直し後の基準で徳倉橋の耐震性がある、もしくはないというふうに、どちらに県は判定をしておられるのか、お答えをお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。 建設課長 久保田君。


◯建設課長(久保田 守君) お答えいたします。
 徳倉橋は、平成8年、道路防災総点検により、橋脚の補強等の対策が必要な橋梁と言っております。県では、要対策橋梁が多いことから、緊急輸送路上の要対策橋梁で、第3次地震被害想定による震度6強または震度7の地域で、防災の大きい橋梁58橋を優先的に整備しているところであり、下土狩徳倉沼津港線は緊急輸送路となっておらず、徳倉橋はこの58橋に含まれていないため、対策時期は今のところ未定ということになっております。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 8番 吉川清里君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 下土狩徳倉沼津港線は緊急輸送路となっていないと、県では58の橋を優先的に整備しているんだけれども、徳倉橋はこの58橋に入っていないということで、対策は未定という、要約するとそういう答弁ですね。
 非常に他人事みたいに言われても困るんですけれども、清水町内のことなので。県の担当課の方ではないので、久保田課長は、他人事みたいなしゃべり方をされてもちょっと困るんですけれども。
 県の緊急輸送路というのは、行政から行政へ、例えば、沼津市から清水町へ、清水町から三島市へと、災害があった場合に、物資を送るとか、緊急車両が通るための道路を確保するということで、幹線道路を緊急輸送路として確保するということで優先度をつけております。それはそれで県の考え方なんですが、実際に清水町で暮らしていれば、ちなみに緊急輸送路、清水町の中は、徳倉に関係すると香貫大橋となっているようですが、徳倉橋が、さきの質問でも言ったように、非常に生活面で、生活道路として非常に重要であるということは、災害時においても全くかわりません。また、緊急輸送路としても、県が別に指定をしなくても、町でそういうふうな考えに立てば、徳倉地域は地理的に孤立しやすい状況にありますから、徳倉橋こそ町での緊急輸送路としての位置づけをするのは、もう当然のことだというふうに考えております。
 落橋防止工事をしてあるということですけれども、これも古い基準で落橋防止工事をしたのでありまして、また、そもそも落橋防止工事というのは、橋げたが橋脚からずれ落ちないための対策であります。これは狩野川にかかっている橋ですけれども、橋が落ちて、狩野川をせき止めて、河川の方に被害が及ぶのを防ぐための落橋工事でありまして、耐震補強工事というのは、落橋防止も含めての橋脚の補強などの総合的な耐震性を高める工事ですので、そもそも全く性格が違うものです。もちろん基準も違いますし、落橋防止工事がしてあるからといって、この徳倉橋の耐震性が保障されるというものでももちろんありません。
 こういうような橋を、耐震調査をされたのが8年ですから、そのまま15年の1回だけの陳情、要望だけで経過を見守るというのも、やっぱりちょっと真剣さが足りないんじゃないかなというふうに思いますけれども、次の質問に移りたいと思います。
 もし仮に、災害で、徳倉橋が通行不能になった場合、こういう場合の対策はどういうふうにとられているでしょうか。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。 建設課長 久保田君。


◯建設課長(久保田 守君) お答えいたします。
 徳倉橋が通行不能になった場合の対策についてでありますが、香貫大橋が架橋されていることから、狩野川以南と以北の地域の連絡路は確保されており、緊急物資等の輸送や車両の通行は可能であると考えますが、緊急時における歩行者の歩行路の確保という点では、防災訓練でも実施いたしましたように、渡船による方法を考えております。
 また、今年度建設いたします(仮称)徳倉地区防災センターが各自主防災会や消防団との有機的な連携のもとに防災拠点の施設として機能するものと考えております。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 8番 吉川清里君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 幾つか対策、答弁をいただきましたけれども、述べていただいた対策で、果たして対策として万全といえるのかどうなのか、私、非常に不安なんですけれども、万全と思って町はそういう対策を、これで十分だと思っているのでしょうか。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 吉川議員さんから、再三にわたりまして御質問いただきました。
 町は、徳倉橋が万全だろうか、落ちたときの対策はどうだろうかと、こういうことでもって御質問いただきました。
 私も、徳倉4区の町民の皆様方が、橋が落ちたときにどうなるのか、こういうことを考えたときに、まずは、あの徳倉橋、県の管理である徳倉橋という格好の中で、早期に実現できるよう、再三再四、陳情してまいりました。
 両端から道路整備をし、徳倉橋を架け替えをしたいと、こんな話もいただいたり、15年の陳情につきましても、第3架橋とあわせた中でもって徳倉橋の架け替えをお願いをしたいと、こういうことで強く要望してまいりました。そして、町長会、議長会にもお願いしたり、各種団体にも陳情をお願いいたしまして県には申し上げてまいったんですが、落ちたときにどうするかと、こういうことの中でもって、先ほど課長からも、助役からも答弁いたしましたが、我々行政としては、これから早く架けられるよう陳情を重ねますが、落ちたときの対応として、どの程度でもって地震が来るか、こういう想定ができません。
 早く陳情し、架け替えができる、こういうことの中でもって、県にこれからも陳情を重ねてまいりますので、御理解を賜りたいと、こんなふうに思います。
 よろしくお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 8番 吉川清里君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 最後の質問になりますけれども、災害時の対策について十分とは思いませんけれども、一つ一つの対策については評価ができるというふうには思っております。
 ただ、やはり一番の対策は、橋が、これは地震の場合でも、水害の場合でも、災害に遭っても大丈夫という、客観的な安心度を高めることが一番の対策ではないかと考えます。
 いろいろ今まで述べてきましたけれども、徳倉橋の架け替えについての重要性については、生活道路の安全と、それから住民の利便性の向上という面と、それから災害時に住民が孤立しないように、あるいは自然災害は防ぐことがなかなか難しいですけれども、もしあった場合に、支援活動が円滑に行われるようにという、そのために橋の災害時の損害をなるべく防ぐという2つの面があります。それぞれ現在の状況を考えれば、今すぐにでも架け替えが始まってもおかしくないという、こういう状況だと思います。
 県の、県道を含めての交差点改良、あるいは県道拡幅という、そういう工事をして架け替えをという、そういう県のスタンスがあるのかもしれませんが、県は県として、町は町の立場で、あくまでも町民の安全を守る、町民の生活を守るという、そういう立場をしっかりと持って、県に対しても、徳倉橋の架け替えが最も重要で、現実的な問題であると、課題であるというふうに、一回だけではなくて、何度も重ねて主張を要望してほしいと私は考えますが、今、町長に御答弁いただきましたけども、町長に、その町民の生活を守る、あるいは災害時、少しでも危険性を減らす、安全を守るという、その姿勢がとれますでしょうかということを最後に再度お聞きいたしまして、最後の質問とさせていただきます。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 徳倉橋は、先ほど申しましたとおり、重要な生活道路でありますし、橋である、こういうことは十分認識しております。そして、この架け替えについても、災害時、落橋したら大変だと、こういうことも認識しております。
 そういうことを踏まえた中でもって、今後、県に対しまして、架け替えが早い時期にできるよう、行政として、町長として陳情してまいります。
 ぜひ議員の皆さん方にも、陳情を重ねる際にお力を賜りたいと、こんなことを考えますので、よろしくお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) これをもちまして吉川君の一般質問を終わります。
 次に、5番 遠藤忠宏君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 犯罪の抑止と安全安心対策について」「2 学校で使用する教科書選定について」「3 「元気の出る町おこし」について」であります。
 発言を許します。 5番 遠藤忠宏君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) 通告してありますテーマの1、2、3につきまして質問をさせていただきます。
 テーマの1でございます。
 犯罪の抑止と安全安心の対策はどうなっているかということについて伺います。
 現在、全国では、毎日、事件や事故の報道が新聞やテレビを通じてにぎわせているのは承知していると思います。今までの安全・安心の国であるというのは、神話の、過去のようなものになってしまいました。大変憂慮をしているところでございます。わが町も大丈夫と、人は言ってはいられません。金融機関・コンビニ強盗、一般家庭への空き巣、外国人による犯罪、少年犯罪、また、痴漢等、弱者を対象といたしました犯罪、並び挙げましても切りがありません。非常に残念なことでございます。
 この件につきましては、警察も、一生懸命、解決と抑止に力を注いでくれておりますが、急増する事件にとても追いつかないようであります。そこで、警察以外で、町として、町民として、事件が起きないように、我々としての抑止に対して知恵を出し合わなければならないと思います。この抑止につきまして当局の考えをお伺いいたします。
 そのために最近の犯罪の件数・内容等につきまして知る必要があると思いますので、この1年間に町内で発生いたしました犯罪件数につきまして、また、その内容につきまして、どのようなものがあるかについてお伺いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 遠藤君の質問に対する答弁を求めます。 住民生活課長 土屋君。


◯住民生活課長(土屋陽子君) 遠藤議員の御質問にお答えいたします。
 この1年間の町内での事件・事故の被害状況はについてでありますが、町内の刑法犯罪は681件であります。主なものといたしましては、車上ねらい、盗難、器物破損、自動販売機ねらい等であります。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 5番 遠藤忠宏君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) 私も、こんなに件数があるというのは知りませんでした。刑法犯罪だけでも681と。大きいのも小さいのも入って被害届けが出されているものだと思いますけれども、最近の犯罪の中身についてお伺いをしてみたいと思います。
 また、それに対します対策について、どのように行われているかについても質問いたします。


◯議長(坪内 昇君) 遠藤君の質問に対する答弁を求めます。 住民生活課長 土屋君。


◯住民生活課長(土屋陽子君) 御質問にお答えいたします。
 最近の犯罪の傾向とその対策はについてでありますが、近年では、犯罪の凶悪化や低年齢化が進み、外国人や覚醒剤に関する犯罪が増加傾向にあり、また、特に架空請求詐欺等は大幅に増加しております。当町においては、自転車の盗難や忍び込み等が多く、前年度には、強盗事件も3件発生しており、年々増加の傾向にあります。
 このため、町では、沼津警察署や沼津防犯協会との連携を図り、広報により、一人ひとりが犯罪に遭わないように呼びかけるとともに、地域安全ニュースを定期回覧するなど、自主的防犯活動を推進しております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 5番 遠藤忠宏君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) 当町では、強盗が3件もあったということでございます。私は、やはりよその、他府県の状況と変らなくなってきたなと、我々の町も、決して安全・安心の町ではないなというふうに思っております。これにつきましては、また、後ほど質問をしてまいりますけれども、私、最近の事件の中で憂慮しておるのは、弱者であります子供さんに対しての犯罪というのもよく見聞きするわけですけれども、当町の子供たちの登下校、あるいは自宅へ帰ってからの被害、あるいは未遂、こういうものもたくさん出ているのではないかと思いますが、学校教育課の方で、この1年間でそのような事件が把握できておったら、ちょっと聞かせていただきたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 遠藤君の質問に対する答弁を求めます。 学校教育課長 河原崎君。


◯学校教育課長(河原崎尊親君) 遠藤議員の御質問にお答えいたします。
 学校のPTAから子供に対する被害報告・未遂事件についてでありますけども、不審者情報につきましては、学校や警察・PTA等から随時情報をいただいております。
 平成16年度の件数は、「学校周辺をうろつき、子供たちを不審な様子で見ていた」といった不審者情報から、「ひわいな言葉をかけられた」、「手をつかまれた」といった事犯まで含めまして、11件の報告がありました。
 以上であります。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 5番 遠藤忠宏君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) やはり11件という報告をされているということで、私も孫を持っております関係で、非常に困ったことだなというふうに思っております。この数字、本当にまさかと思っている方々は多いと思います。
 町として、子供たちに対しまして、犯罪の抑止のために何か具体的な案がございましたら伺いたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 遠藤君の質問に対する答弁を求めます。 学校教育課長 河原崎君。


◯学校教育課長(河原崎尊親君) 御質問にお答えいたします。
 具体的対策をどう講じているかということでありますが、不審者情報をもとに、児童・生徒・保護者への注意を呼びかけるとともに、学校職員・保護者・警察及び町職員の巡視を行い、同時に、学校周辺防犯パトロール員によります不審者出没個所への重点パトロールを実施しております。
 さらには、学校における防犯教室等の機会をとらえまして、防犯ブザーの使用でありますとか、「こども110番の家」への駆け込み等につきまして指導の徹底を図っているところであります。
 以上であります。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 5番 遠藤忠宏君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) いろんな対策をやられているようでございます。なかなかこの防犯ブザーも、私も使わせてもらい、テストさせていただいたんですが、本当にびっくりする音で、これは、私は効果があるというふうに思いますので、もう一度、子供さんたちに対しても、使用方法を、わかりやすく、ただ聞いているだけじゃなくて、そういう徹底を図っていただければありがたいというふうに思います。
 そこで、行政として、警察の手を借りることなくできる抑止方法があれば伺いたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 遠藤君の質問に対する答弁を求めます。 住民生活課長 土屋君。


◯住民生活課長(土屋陽子君) 遠藤議員の御質問にお答えいたします。
 警察はもちろん、民間でできる犯罪抑止方法はについてでありますが、町では、毎年7月に、社会を明るくする運動月間として、犯罪のない、明るい社会を築くための街頭啓発を実施しております。また、地域安全推進委員や自治会役員の皆さんに、防犯まちづくりリーダー養成講座に参加していただき、地域の安全・安心ネットワークづくりを目指し、地域住民の皆さんが連携して犯罪の起きにくいまちづくりに取り組んでいただけるようお願いをしております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 5番 遠藤忠宏君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) 明社協とか、いろいろな方々の協力を得てやっておるということでございますが、私は、1つ提案をしながら、当局の考え方を聞いてみたいと思います。
 犯罪というのは、人が見ていないところで起きるケースが多々あるわけでございます。そこに人がいれば、また見ている人がいれば、抑止効果はかなり効果が上がってくると思います。学校の下校時とかに、あるいは区内のパトロール、こういうものもすることによって抑止効果が上がるというふうに思います。
 私、1件、提案でございますが、毎日、行政では、外へ車で出て仕事をしている方がたくさんあるわけでございます。それに、外出時に、パトライトといいますか、赤色とか黄色のライトは違反でございますので、よその町村でも考えているようでございますが、緑色というんですか、ブルーというんですか、こういう回転灯を行政の車の屋根につけて町内をパトロールするのも、私は手があるんじゃないかなというふうに思います。パトライトあたりもそんなに高いものじゃございませんので、やろうと思えばやれるわけです。しかし、行政の方が屋根へくっつけて歩きますと、何かみんな町民に見られているようなことで、「おれ、仕事をサボるわけにもいかないや」と、そんなこともないと思いますが、そういうことも考えながらお使いになってみたらいいんじゃないかと。
 また、逆に、今、お年寄りがパトロール隊というのをつくって、よく町内を歩いていることをテレビでも見ます。私どもも、民間の力を借りて、こういうパトロール隊の結成というふうにやられたらよろしいんじゃないかと思います。
 その件につきまして、行政の方で、「よし、やってみよう」とかというあれがありましたならば、ちょっと聞かせていただきたいというふうに思います。


◯議長(坪内 昇君) 遠藤君の質問に対する答弁を求めます。 住民生活課長 土屋君。


◯住民生活課長(土屋陽子君) 御質問にお答えいたします。
 パトロール隊、また、青色回転灯車両による防犯パトロールはどうかについてでありますが、青色回転灯によりますパトロールにつきましては、近隣の自治体では、平成16年12月から裾野市が実施をしており、また、富士宮市では、市民の有志による活動を始めたところであります。また、パトロール隊につきましても、実施している市町村も出てまいりました。
 今後、町でも、両市等の実施状況と防犯パトロールによる犯罪抑止効果につきまして調査研究をしたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 5番 遠藤忠宏君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) 前向きな考え方をお伺いしまして、非常に私も提案のかいがあったなというふうに思っております。
 また、町内には大型の施設がございまして、サンテラス駿東とか、サントムーン、この辺を私も夜通ってみますと、大変にぎわっております。また、夜でも交通量が非常に多くて、そういうところに、少年らしき子供たちがよくたむろをしているところを時々見ます。何でこんな時間にいるのかなと思いながら通るわけでございますけれども、私、犯罪が起きなければいいなと常々思っております。
 前回というか、以前にも、同僚議員が再三質問をしております北部方面の交番の要望でございますが、町では、県や警察に、「くどい」と言われるほど設置のアプローチをかけてくれておるのかについて伺います。


◯議長(坪内 昇君) 遠藤君の質問に対する答弁を求めます。 住民生活課長 土屋君。


◯住民生活課長(土屋陽子君) 遠藤議員の御質問にお答えいたします。
 北部地域への警察施設の設置について状況を聞きたいについてでありますが、北部地域は、サンテラス駿東やサントムーン柿田川などの大型店舗があり、夜遅くまでにぎわいのある場所であるため、窃盗や暴力事犯なども多く、また、周辺道路は交通量も激しく、事故も多発しており、周辺住民の方々からは不安の声が上がっているところであります。
 こうしたことから、町は、この地域への交番等の設置の必要性を感じ、毎年、県の警察本部地域部へ設置要望書を提出しているところでありますが、県の設置見直し時期や予算等の問題から、新規設置については困難な状況にあるため、沼津警察署には、既に清水町交番へ警察官3名の増員や機動力を有するミニパトカー1台を配備していただき、パトロールの強化を図っているところであります。
 しかしながら、町といたしましては、防犯行政を推進していく観点からも、この地域への交番等設置の実現に向けて、今後とも、引き続き要望をしてまいります。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 5番 遠藤忠宏君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) 行政では、各方面に要望を出してくれているようでございますけれども、パトロールのパトカーにも限界がございますので、私、単純な考え方かもしれませんけれども、常設の交番の設置は急務であろうというふうに思います。清水町の交番の増員分をそちらに回しても、私は、新交番をつくっていただけるように、こういう解決方法もあるんだということを提案していただければありがたいと思います。
 2番目に入ります。
 学校で使用する教科書の選定につきましてお聞きをいたします。
 平成18年度から使用されます教科書の選定の時期がいよいよまいりました。教科書の選定は4年に1度の改訂ということでございます。私もこの点は承知しておりますが、教科書の選定に当たるのはどのような方が選定に当たっておるのか、この辺が私にはわかりません。
 聞くところによりますと、出版社も多いということでございますので、当然、出版社の特徴もあろうかと思います。そこで、教科書の選定と採択は、また、その流れはどうなっているかについて質問をいたします。


◯議長(坪内 昇君) 遠藤君の質問に対する答弁を求めます。 学校教育課長 河原崎君。


◯学校教育課長(河原崎尊親君) 御質問にお答えいたします。
 教科書の選定と採択はどのように行われるかについてでありますが、県教育委員会においては、「教科用図書選定審議会」に選定を諮問いたしまして、その答申を「地区教科用図書採択連絡協議会」に提示いたします。地区連絡協議会は、「地区教科書研究委員会」を設け、教科書選定に入ります。研究委員会のメンバーは、教科ごとの専門教職員を中心に構成され、地区連絡協議会に採択案を報告いたします。この報告をもとに、地区連絡協議会は市町村教育委員会に採択案を建議し、決議された教科書を採択するということになります。
 以上であります。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 5番 遠藤忠宏君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) 流れは、非常に偉い方の名前ばっかり出てくるわけですが、私は、子供たちにとっては、教科書の中身は未知の世界でありますので、慎重の上にも慎重に選定をして、採択がなされないといけないと思います。
 そこで、教科書の出版会社はどれぐらいあるのか、ちょっと科目ごとに教えていただきたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 遠藤君の質問に対する答弁を求めます。 学校教育課長 河原崎君。


◯学校教育課長(河原崎尊親君) 教科書を出版している会社は何社あるかという御質問です。
 国の教科書検定済みで採択案に上ります教科書の出版会社数は各教科ごとに違いますが、以下のとおりであります。
 国語5社、数学6社、理科5社、歴史・地理・公民の社会8社、英語6社、音楽2社、美術3社、保健体育3社、技術・家庭科2社、以上であります。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 5番 遠藤忠宏君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) 大変な出版社があるわけでございますが、こんな大きい、たくさん出版をしている会社の選定・採択をするわけでございますので、実は、平成18年から教科書が変わるわけですね。教育委員会として、日数的に、全部把握して、上からこういうものはどうだというものがおりてきても、実際に中身が把握できているのか、また、教育委員会の決定も十分なされるのかについて伺ってみたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 遠藤君の質問に対する答弁を求めます。 学校教育課長 河原崎君。


◯学校教育課長(河原崎尊親君) 御質問にお答えいたします。
 教育委員は教科書発行会社及び各社の教科書内容等調査済みであり、内容を把握しているかということでありますが、教科書の採択に当たりましては、「義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律」第14条の規定に基づきまして、十分な調査の上採択することとされております。
 したがいまして、「地区教化用図書採択連絡協議会」において調査・検討し、採択案として選ばれた教科書につきましては、教育長より採択案にあがった教科書と他の教科書の比較や、学習の主体である子供たちにとって何が良いのか、どの部分が効果的であるか等について具体的な説明をいたしまして、市町村教育委員会において決議するということになっております。
 以上であります。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 5番 遠藤忠宏君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) なかなか難しい選定基準があって、大変だと思います。
 そこで、私、教育長にちょっと聞いてみたいんですが、これだけの教科の本がありまして、選定をされた中から、現場で使う先生方と教育長とのずれはないかということでございますが、意を同じくして進んでいけるのかどうか、この点についてお伺いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 遠藤君の質問に対する答弁を求めます。 教育長 犬塚正登君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 遠藤議員の御質問にお答えいたします。
 教育委員は、教科書採択の際、その内容を見ているか、また、採択に当たって教育長と意を同じくしているかについてでありますが、教科書の改訂に当たっては、採択案にあがった教科書を教育委員の皆様に事前に閲覧していただいており、採択には、教育委員会におきまして、教育長から、採択案にあがった教科書について具体的な説明をし、統一した見解のもとにおいて採択をいたしております。
 したがいまして、教科書を調べる、下見する期間というのは2カ月ほどありまして、現在も教育委員会のところに展示しているわけで、閲覧を自由にされるように教育委員の皆様にもお話をしているところでございます。
 よろしくお願いします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 5番 遠藤忠宏君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) 次に移ります。
 歴史教科書についてでございますけれども、歴史の教科書は、発行会社が一番多い8社になっておりますね。今、日本の中でも、外国でも、隣国で歴史の教科書について大分騒がれておるのは承知していると思います。
 こういう中にありまして、教科書の選定に当たって、特に審査する方、歴史教科書を重視をして選定してくれておるのか、この辺についてお伺いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 遠藤君の質問に対する答弁を求めます。 教育長 犬塚正登君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 遠藤議員の御質問にお答えいたします。
 歴史教科書は特に重要視されているかについてでありますが、教科書採択で最も重要なことは、子供たちが使いやすく、学習効果を上げやすいことであります。採択にあがる教科書は、どれも文部科学大臣の諮問機関である教科用図書検定調査審議会において検定済みの教科書であります。教科書にはそれぞれ、検定済みのは検定済みというふうに書いてあるわけです。その内容については適切であり、どの教科書を採択しても問題はありません。
 したがいまして、歴史教科書の採択に当たっては、他の教科書と同様に慎重に扱われております。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 5番 遠藤忠宏君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) 今、教科書問題にちょっと触れておりますけども、私、歴史教科書の文面を見ますと、社によってかなり表現がまちまちなんですね。そこで、教える方も教わる方も混乱が生じてくると、私は思うわけです。子供たちは非常に純粋でございます。教わるということは、白い紙に字や絵をかいて、教わったものを吸収するわけです。歴史教科書の出版会社も8社と多く、内容も、だから、かなり違ったものもあるというふうに私も聞いておりますし、私も、読んで、見ております。
 教育長が今おっしゃった、選ぶにつきましては、使いやすさとか、学習効果が上げやすいということだけで子供たちに歴史を教えるのは、私は、教わる方も迷惑だし、無責任なような気もするわけです。仕方なく採択されたものであるならば、教育長として、教育の現場の先生方に、ぜひ正しい指導の仕方を教えてやっていただきたいと思います。
 ぜひ現場で混乱のないようによろしくお願いいたしまして、教科書問題につきましては、ここで終わらせていただきます。
 最後に、「元気の出る町おこし」ということで質問をさせていただきます。
 5年ほど前に、県の指導で、伊豆の新世紀創造祭というのが実施をされました。当時、伊豆が一気に燃えた時期がございました。しかし、日がたつにつれまして、元気が出る地域、町おこし、何か合併問題の方に主翼を奪われまして、元気を出そうという関心が薄れてきておるように私には見えます。やはり活力のある町というのは、元気がなくてはならないわけです。もう一度元気の出る町を再構築していこうというふうに思っております。そこで、この点につきまして、もう一回考え直す必要があろうかと思います。
 質問をいたします。
 わが町では、元気の出る町おこしについてどのように取り組んでおるかについて質問をいたします。


◯議長(坪内 昇君) 遠藤君の質問に対する答弁を求めます。 地域振興課長 二村君。


◯地域振興課長(二村一郎君) 遠藤議員の御質問にお答えいたします。
 わが町では、元気の出る町おこしにどのように取り組んでいるのかについてでありますが、商工会・観光協会などが中心となって、緑米を使った特産品を発表する「収穫祭」、冬季にも町のにぎわいを醸し出すイルミネーション事業、また、地域住民が中心となって取り組んでいる「狩野川ふれあいフェスタ」、さらに、多くの町民が参加する夏の「湧水まつり」など住民主体の実行委員会を組織して、地域の人と人との出会いから生まれる魅力を最大限に生かしながら元気の出る町おこしに取り組んでおります。
 以上であります。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 5番 遠藤忠宏君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) 今、課長の方から、「地域の人と人との出会いから生まれる魅力を最大限に生かす」という答弁をいただきましたが、私の見る目では、町内の、町民対象のイベントだけのようにしか私には見えません。この企画も、決して悪いことでもないし、大変大事なことだと思います。結構なことでございます。私、もう少し町おこしの視点の幅を広げて、大都市圏、あるいは近隣の県・町村、こういう方々に清水町の魅力を感じてもらって多くの誘客を図るのが、私は、町が活性化する一つじゃないかというふうに思います。
 当局として、魅力のある誘客、お客さんを呼び寄せる何か作戦があれば聞かせください。


◯議長(坪内 昇君) 遠藤君の質問に対する答弁を求めます。 地域振興課長 二村君。


◯地域振興課長(二村一郎君) 遠藤議員の御質問にお答えいたします。
 魅力ある誘客作戦があるかどうかについてでありますが、清水町の地域性を考えますと、県内外からの誘客を積極的に行っていくべきかどうかについては、いろんな見方があろうかと思いますが、外から清水町を知ってもらう交流の場をつくることは必要だと考えております。
 今後、「湧水まつり」をはじめとしたイベントに関しましても、そうした配慮を可能な限りしていきたいと考えております。
 以上であります。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 5番 遠藤忠宏君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) まだ時間がありますね。今、県の観光交流室では、5年前の伊豆新世紀創造祭を契機として、市町村に芽生えた活動をもう一度呼び起こしてもらいたいということで、伊豆地区のマーケティング、市場の能力の向上、再度予算を3億円つけてくれてやっておるようでございます。伊豆ブランドの再構築を図ろうということで、観光に対するニーズ、これに対処できるように、多彩な観光商品の開発を進め、再度町おこしを図ろうとしております。
 そこで、交流室では、アイデアの募集を盛んにしております。既にあがっておりますのは、伊豆の伝統などを生かした事業、観光商品の創出、新しい拠点づくりということのテーマで応募をされているところがございます。この伊豆では、都会にない森林のセラピーの商品化、要するに、森林浴とか、こういうものを売り出そうと。また、近くでは、サイクルスポーツ、レジャーのメッカをつくろうと。それから、もっと近くでは、函南の「わくわく狩野川フェスタ」、それから、長岡あたりですと、音楽を軸にした都市型の観光施設をつくってお客さんを呼ぼうということで、「狩野川ブルースフェスティバル」という名前で募集もしておりますし、また、伊東・熱海あたりですと、芸奴文化組合か何か、そういう名前のところが、東京のはとバスと提携をして通年お客さんを呼ぶ、そういう企画・アイデアを出して県から補助金をいただいておるというふうに、私、聞いております。
 やはりアイデアを日々出し合ってやらなければ、私は、町が元気にならないというふうに思うわけでございます。町にこのような新しい誘客の企画、手を打っているのかについて質問をさせていただきます。


◯議長(坪内 昇君) 遠藤君の質問に対する答弁を求めます。 地域振興課長 二村君。


◯地域振興課長(二村一郎君) 遠藤議員の御質問にお答えいたします。
 ただいまの県の補助事業でありますけども、県では、今年度から、伊豆地域で芽生えた観光まちづくりの取り組みを側面支援する「伊豆ブランド創生事業」をスタートさせました。この制度は、議員、御説明のとおり、従来型のイベント助成一辺倒ではなく、観光ルートの設定や販売、広報などの実務に精通した民間のアドバイザーを活動団体の要請に応じて商品企画段階から派遣するなど、意欲ある団体を積極的にサポートするものであります。
 当町におきましても、今後、該当する事業があるかどうか研究し、その対応を進めていきたいと思います。
 以上であります。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 5番 遠藤忠宏君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) 大分時間が少なくなってきましたので、ちょっとはしょってまいりますが、町では、町を売り出すための情報の発信はどのようにやっているかについてお伺いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 遠藤君の質問に対する答弁を求めます。 地域振興課長 二村君。


◯地域振興課長(二村一郎君) 遠藤議員の御質問にお答えいたします。
 わが町を売り出すための情報発信はについてでありますが、観光については、インターネットが普及したことを受け、全国的に、ホームページにおける情報発信が主流となりつつあります。現在、町では、行政及び商工会のホームページを中心に、柿田川・特産品・各種イベント等の情報発信を行っております。
 今後、早急に観光協会のホームページを立ち上げることにより、さらに全国に向け情報発信をしていきたいと考えております。
 以上であります。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 5番 遠藤忠宏君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) インターネットやホームページも、私は結構だと思いますが、やはりインターネットやホームページだけを見られる人ばかりではないわけですので、できれば一年に一遍ぐらいは、全国紙に、清水町の魅力のあるところを1ページぐらい宣伝つけてみるのもおもしろいんじゃないかなというふうに考えておりますし、そこで、私、今、気になっておるのは、商工会の入り口にはわが町の特産品等々を展示してありますが、この町の庁舎の中には、清水町のそういう特産品を並べてPRするコーナーが、私、ないというふうに見ております。毎日、清水町の方も出入りをしているわけです。また、外来の方もたくさん来るわけですが、清水町の中でも、わが町の特産品、つくっている商品を知っている人というのは、意外に少ないですね。ですから、私は、庁舎に展示場を設けてPRに努めていただければいいかなというふうに思います。
 まず、我々の、自分たちの足元からやっていくということが大事かと思います。
 次に、観光協会や商工会というふうな話が出ておりますので、行政としてどのように連携をしておるのか、また、町として、対外的に、どのように外に向けたセールスに努めているのか、これを町長に伺いたいと思います。
 現代では、1億総セールスマンというのが世界の流れでございます。アメリカのブッシュ大統領あたりを見ますと、ジェット機から牛肉まで、国益のために売り歩いているわけでございます。また、ほかの国の大統領あたりも、野菜やくだもの、あるいは観光を積極的に売り歩いているわけでございます。わが町の顔であります町長が、やはり先頭に立って何かセールスするアイデアがありましたならばお聞かせいただきたいと思います。
 私、大金をかけなくても、やれることからやっていくという気持ちを持って臨んでほしいと思います。町長のお考えをお伺いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 遠藤君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 遠藤議員の御質問にお答えいたします。
 観光協会や商工会との連携は、また、町は対外的にどのようなセールスに努めているかについてでありますが、観光協会や商工会におきましては、町の魅力の創出やにぎわいづくりのため、情報発信という点におきまして、大変重要な役割を担っていただいているところであります。
 今後とも、町は、両者と情報を共有し、密接な連携の下、元気なまちづくりのための取り組みを進めてまいりたいと考えております。
 こうした中、「柿田川」というネームバリューを生かし、その水の恵みに感謝する気持ちから生まれた緑米などの特産品づくりも、近年、普及・定着化が進んでいるところであります。
 今後におきましても、町の活性化という大きな目標を共有する中で、清水町の魅力を機会あるごとにPRし、トップセールスマンとして、私自らが、目に見える行動をもって外部に対して積極的にアプローチしていきたいと考えております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 5番 遠藤忠宏君。
          (5番 遠藤忠宏君登壇)


◯5番(遠藤忠宏君) 最後に、町を代表する町の顔の町長がトップセールスをしていくという力強いお言葉をちょうだいいたしました。私たちも、及ばずながら、浅知恵の私たちでございますけれども、ぜひ町長にも協力をしていきたいというふうに思います。
 いずれにしましても、清水町という元気な町がなければ町民も幸せを感じないわけでございますので、町長の強いお言葉を信じて質問を終了いたします。
 ありがとうございました。


◯議長(坪内 昇君) これをもちまして遠藤忠宏君の一般質問を終わります。
 以上で本日の日程を全部終了いたしました。
 本日は、これをもって散会いたします。
 大変御苦労さまでございました。
                                午後03時58分散会