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静岡県 伊豆の国市

平成23年  3月 定例会(第1回) 03月10日−04号




平成23年  3月 定例会(第1回) − 03月10日−04号









平成23年  3月 定例会(第1回)



          平成23年第1回(3月)伊豆の国市議会定例会

議事日程(第4号)

                    平成23年3月10日(木)午前9時開議

日程第1 一般質問

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本日の会議に付した事件

 議事日程に同じ

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出席議員(21名)

     1番  天野佐代里君     2番  渡邊俊一君

     3番  田中正男君      4番  高橋公一君

     5番  三好陽子君      6番  鈴木照久君

     7番  鈴木幸雄君      8番  柴田三智子君

     9番  水口成男君     10番  後藤眞一君

    11番  古屋鋭治君     12番  大沢秀光君

    13番  鈴木平一郎君    14番  松下善洋君

    16番  土屋紀男君     17番  鳥居松彦君

    18番  山下孝志君     19番  秋田 清君

    20番  水口哲雄君     21番  萩原眞琴君

    22番  板垣紀夫君

欠席議員(なし)

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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

 市長      望月良和君   副市長     山口文雄君

 教育長     佐藤 亨君   会計管理者   二藤武司君

 企画部長    鈴木俊治君   総務部長    豊竹満夫君

 市民部長    植松二夫君   環境部長    渡辺広明君

 健康福祉部長  濱口 昭君   観光産業部長  八木基之君

 都市整備部長  川口重美君   教育部長    三枝和則君

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職務のため出席した者の職氏名

 議会事務局長  大村悦夫    書記      藤井惣雄

 書記      相原隆美



△開議 午前9時00分



△開議の宣告



○議長(板垣紀夫君) 本日はご苦労さまです。

 ただいまの出席議員は21名であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。

 ただいまから平成23年伊豆の国市議会第1回定例会を再開いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

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△議事日程の報告



○議長(板垣紀夫君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

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△一般質問



○議長(板垣紀夫君) 昨日に引き続き、日程第1、一般質問を行います。

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△田中正男君



○議長(板垣紀夫君) 最初に、3番、田中正男さんの発言を許します。

 3番、田中正男さん。

         〔3番 田中正男君登壇〕



◆3番(田中正男君) おはようございます。

 それでは、一般質問を始めたいと思います。

 3番、日本共産党、田中正男です。

 通告してあります1、TPPによる市への影響と市長の見解は、2、学校給食に安全新鮮な市内農産物の積極的利用を、3、浮橋温泉の浴場施設の必要性と、安定供給は大丈夫か、4、高齢者温泉交流館(めおと湯の館)にもカラオケをについて質問いたします。

 まず1項目めは、TPP(環太平洋連携協定)による市への影響と市長の見解はについてでありますが、この件は、昨日鈴木幸男議員より同様の質問があり重なるところもありますが、通告してありますので、質問いたします。

 政府は昨年11月9日、TPPについて、関係国との協議を開始するとした包括的経済連携に関する基本方針を閣議決定しました。この方針は、米を含めてすべての品目を自由化交渉対象とした、これまでの姿勢から大きく踏み込んだ自由化を進めるために、農業分野、人の移動分野及び規制制度改革分野の抜本的改革を先行的に推進することを明記しています。TPPは農産物を含めてすべての物品の完全撤廃を原則として、輸入完全自由化を進めるものであります。日本農業への影響は現在でも農産物の関税平均率は11.7%と主要国の中でもアメリカに次いで低く、開かれた状態であり、これだけはと関税をかけて守ってきた米や乳製品などまで関税を撤廃することになると、農産物自給率はカロリーベースで現在の40%から13%になると農林水産省は試算しています。さらに試算では、農林水産物の生産額は4兆4,700億円減少し、農業の多面的機能の喪失額3兆7,000億円、国内総生産(GDP)減少額は8兆4,000億円、就業機会の減少数は350万9,000人としています。

 このようにTTPに日本が参加することになると、日本農業と国民の食料に多大な影響が及ぶだけでなく、関連産業など地域経済が深刻な打撃を受け、農業、食料を含むものの貿易以外にも雇用、金融や保険、公共事業の参入、医療の規制緩和、労働者の移動の自由化など多くの分野を対象とする非関税障壁の撤廃による国内産業と国民生活への多大な影響が危惧されています。

 そこで、TPPに関して伺います。

 ?日本がTPPに参加した場合、伊豆の国市の農業、経済、市民生活にどのような影響が予想されるか、伺います。

 ?日本のTPP参加について市長の見解はいかがでしょうか。

 次に2項目め、学校給食に安全新鮮な市内農産物の積極的利用をについてであります。

 国は平成17年に食育基本法を制定し、食育について基本理念を明らかにしてその方向性を示し、行政及び国民の食育に関する取り組みを総合的かつ計画的に推進すると定めました。この中では、第5条には、子供の食育における保護者、教育関係者の役割としてうたわれ、子供の教育、保育を行う者にあっては、食育の重要性を十分自覚し、積極的に子供の食育に関する活動に取り組むこととしています。それを受けて伊豆の国市は国・県の食育計画にあわせ伊豆の国市食育推進計画を昨年3月に策定し、さまざまな取り組みや計画の推進管理などが示されました。この中では地産地消の取り組み推進が重要なテーマと感じました。

 そこで、特に学校給食における食育、地産地消について伺います。

 ?給食の賄い材料に市内農産物をどのようにしてどの程度利用しているのでしょうか。

 ?新鮮な市内農産物を積極的に活用し、地産地消を進めることが大事と考えますが、具体的な計画はいかがでしょうか。

 次に3項目め、浮橋温泉の浴場施設の必要性と、安定供給は大丈夫かについてでありますが、この件も昨日古屋議員から同様の質問がされましたが、通告してありますので、質問いたします。

 新年度予算に、中山間地まちづくり事業として、浮橋温泉施設基本設計の業務委託料400万円と温泉用途設備清掃等の業務委託料1,200万円が計上されておりますが、平成20年4月の温泉スタンド供用開始から数回にわたる故障と2回のポンプ交換や湯量調査の中断など、順調とはいえない状況での予算であります。

 そこで伺います。

 ?平成21年度予算、平成22年度予算、そして平成23年度予算と浮橋温泉の計画内容、予算内容、名称までも変更されてきているが、理由は何でしょうか。

 ?施設の内容や入浴施設の必要性についてはどのように検討をされてきたのでしょうか。

 ?現在揚湯状況は、作動表示板の表示から見ると昨年9月のポンプ交換後は毎分60リットル上がっていたものが徐々に下がり、現在は毎分20リットルと表示しています。いつとまるか心配している状態ですが、今後の温泉の安定供給は大丈夫でしょうか。

 最後に4項目め、高齢者温泉交流館(めおと湯の館)にもカラオケをについてでありますが、この4月より新たな高齢者温泉交流館として共用されるめおと湯の館は、大仁の水晶苑や長岡のやすらぎの家のように、高齢者温泉施設にしてほしいとの声を受けて実現することになりました。多くのお年寄りが期待をしていますが、さらに水晶苑ややすらぎの家にあるように、めおと湯の館でもカラオケが楽しめるようにしてほしいという声が上がっています。

 そこで伺います。

 ?水晶苑とやすらぎの家でのカラオケの利用状況はどうでしょうか。また、カラオケの効果についてはどのように認識しているでしょうか。

 ?めおと湯の館もカラオケを楽しめるように工夫することができないでしょうか、考えはないか、伺います。

 以上、質問いたします。



○議長(板垣紀夫君) 答弁者、市長。

         〔市長 望月良和君登壇〕



◎市長(望月良和君) おはようございます。

 それでは、田中議員のご質問にお答えをいたしたいと思います。

 まず、1点目の?のTPP参加に対する影響予測ですが、ご存じのとおり、国全体の影響予測についても非常に難しいものがあります。内閣府の試算、経済産業省の試算、農林水産省の試算ともに異なっております。将来的には日本にとってこれがよい方向に作用して経済的繁栄をもたらすものでなくてはならないと考えるわけで、例えば3年後や5年後にもプラスであるということは考えにくいと思われます。また、分野ごとでその影響は大きく違いが生じると思われます。経済、市民生活にも不安や動揺が生じることと思いますが、破綻をするようなことはないと、こんなふうに考えております。

 1の?の日本のTPP参加でありますが、TPPに参加した場合、国の枠を超えての考え方が求められ、大きな構造変革も要求されますが、一足飛びに関税が全廃されるということもないと思っておりますし、そのように要求していく必要があると考えます。段階的な転換として下向きの影響がないように対応策を講ずる必要がございます。現時点での早急なTPP実施は無理があると、こんなふうに考えているところであります。

 2点目の学校給食の関係でございますが、これにつきましても私のほうから答弁をさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。

 ?の給食の賄い材料に市内産の農産物をどのようにして利用をされているかについてでありますが、米については基幹物資として、県学校給食会を通じ100%市内産米を使用しております。文部科学省では食育推進基本計画により、都道府県内産農産物の使用比率を平成22年度までに30%以上とするとしており、本市の野菜の県内産使用比率は平成21年度実績で47%、JA伊豆の国管内の使用比率は27%となっており、市内産の米を含めた野菜の使用比率は24%となっております。

 次に、?の安全で新鮮な市内産農産物を積極的に利用し、地産地消を進める具体的な計画についてですが、現在ふるさと給食週間や学校給食週間等で市内産の有機無農薬野菜を農業振興課、生産者と連携し使用しており、今後も引き続き地元の安全な農産物を可能な限り使用していきたいと考えております。

 次に、3点目の浮橋温泉でございますが、?の平成21年度から23年度までの計画内容、予算内容、名称等の変更についてのお尋ねでございますが、事業の名称は、中山間地域まちづくり事業で変わっておりませんが、内容については年度ごとに取り組みが変わってきますので、それにあわせて説明項目も変わってきております。

 なお、浮橋温泉の事業計画ということで申し上げれば、平成21年度予算においては入浴施設建設計画を計上しておりました。しかしながら、平成21年6月、8月、9月にポンプが停止する故障が発生し、揚湯量も著しく減少するなどの異常が確認をされました。このため平成21年度に計画しておりました入浴施設建設計画は見送ることとして、事業の実施は行わなかったということであります。

 また、平成22年度は、平成21年に実施したポンプ修繕後の稼働状況を確認するとともに、揚湯量の水位を観察するため1年間温泉スタンドの運営を延長いたしました。残念ながら6月に再びポンプが故障しましたが、その後の修理により現在は順調に稼働をしております。

 平成23年度につきましては、温泉の本格利用を実施するため揚湯施設の清掃業務及び入浴施設の基本設計業務に着手する計画であります。また、無料スタンドについても継続をいたします。

 次に、3の?の施設の内容や入浴施設の必要性についてどのように検討されてきたかとのお尋ねですが、古屋議員にもお答えをしたとおり、具体的な施設の構想等につきましては平成23年度において検討してまいります。また、施設の必要性については中山間地まちづくり事業を推進していく上での有用な資源であり、強力な牽引力ともなりますので、ぜひとも実現をしていきたいと考えております。

 次に、3の?であります今後の温泉の安定供給についてでありますが、昨年9月の修繕以降は揚湯量も安定しており、ポンプも順調に稼動しております。機械物でありますから、突然の故障がないとは言い切れませんが、水位もおおむね安定しておりますので、引き続き揚湯施設の様子を細かに観察しながら計画を進めてまいります。

 次に、4点目の?でございますが、市内の高齢者レクリエーション2施設の設置及び利用状況ですが、平成7年度に整備されました高齢者健康会館のやすらぎの家につきましては、当初芸能会館という位置づけもありましたことからカラオケが設置をされており、現在の利用状況は月水金の午後に1日、七、八名の方が利用しております。また、平成16年度に整備されました老人憩いの家水晶苑につきましては、毎週土曜日の午後に四、五名の方が利用しております。カラオケの効果につきましては、高齢者のレクリエーションのための便宜を総合的に供与する施設としての機能からいえば、ないとはいえませんが、両施設ともに利用される方が固定化している傾向にあることから、利用数も設置当初より減少している状況にあります。高齢者温泉交流館は高齢者の憩いの場、健康増進、介護予防の目的のほかに、温泉を通じての地域間交流の推進といったことから、市内外の多くの高齢者が利用できる施設となっております。

 4の?のカラオケ設置については、近隣住民や施設利用者の迷惑にならないよう配慮する必要があり、防音設備の整った部屋の整備とともに、設置の必要性について検討したいと考えております。

 以上であります。



○議長(板垣紀夫君) 3番、田中正男さん。



◆3番(田中正男君) それでは今、答弁いただきましたので、再質問させていただきます。

 まず初めに、TPP関係でございますが、昨日鈴木幸雄議員から詳しい質問があり、市長から答弁を一応受けていますので、私も余りダブらないように質問したいと思いますが、特にきのうの中で市長は、TPPについての考えはグローバル的に将来を考えると賛成だが、現時点ではまだ早計であるということで反対を表明されています。そのことには認識していますが、もう少し深く聞きたいんですが、実は今回のこの言われていますTPPに参加するということが関税の完全撤廃ということが原則になっています。そのことが一番中心なんですが、カナダは一部を撤廃しないんだということで参加を表明したら、それじゃだめだということで入れてくれなかったというようなこともあるぐらいに、やはり完全撤廃が条件ということですので、かなり厳しいことになると思うんです。それを含めて市長の言う長期的ということをもう少し聞きたいんですが、この食料を含めた完全自由化した場合の日本の自給率の低下が一番危惧されるわけなんですが、国民の食料を安定確保、安全を確保するという国の大きな課題についても揺るがしかねない大きな問題ですので、それを含めても長期的に市長はそういう完全撤廃の自由化をするべきだというふうに考えていますが、長期的な点について伺いたいと思います。



○議長(板垣紀夫君) 市長。



◎市長(望月良和君) 昨日も鈴木議員の質問にお答えさせていただいておりますように、私はこれからの日本の人口推移、こういうものを考えていったときに、本当に日本の農業というものをどういうふうに考えていくのか、本来的にそこのところから論議をしなければならない問題点だというふうに私は思っております。ですから、そういう意味で、農業者が減少していく段階の中で食料問題をどういう形で供給をしていくのか、このことが一番の大きなやっぱり論点になっていくというふうに私は思います。ですから、そういう面で考えていったときに、日本があくまでも外国から食料を輸入をしないというような形で物事ができるということではないというふうに思っております。ですから、そういう面で考えたときに、本当に日本の農業をどういうふうにしていったらこういう問題についての答えが出てくるのか、この辺が大きなやっぱり論点の一つだというふうに思うんです。

 ですから、今回いろんな形で言われているTPPの問題については、唐突に出てきたという感じが強いんです。これはやっぱりよくない。やはり構造を機構をきちっと改革をしていきながら、日本の構造そのものをやはりつくり上げていくということを考えていきませんと、きのうも申し上げましたように、農業の食料の問題もそうなんですが、医療関係のほうも含めて考えていきますと、これは重大な問題になっていくことになります。こういうことを考えていったときに、やはり私は一定のところまで含めて、そこの辺を日本の改革をきちっとしていくことができるならば、参加をしていくということは当然やっぱり出てくる可能性というのはあるというふうに思っております。そうしませんと自給率の問題も含めてそうでありますが、日本の食料そのものが供給できなくなる可能性というのはやっぱり早晩に出てくるというふうに思っています。

 こんなことを言うとおかしいんですが、それこそ高齢化率がもう50%行ったときに、本当に農業がきちんとした形で最低できていくのか、このことはやっぱり大きな問題点でありますし、そういう形の中で実際には農業法人を初めとするこれからの農業のあり方というものがやっぱりいろんな形でいわれているわけなので、このことを考えていったときに、本当に日本としてどういうふうに対応していったらいいのか、そのことをやっぱり考えていくべきだというふうに思っております。

 ですから、これが3年であるとか5年であるとか10年であるとかということは、それは一つの言葉の問題なのかもわかりませんが、そのことをやっぱりきっちり解決していくのに時間をかけて、そしてきっちり日本の構造改革を進めていくということがまず先にあるというふうに私は思っております。



○議長(板垣紀夫君) 3番、田中さん。



◆3番(田中正男君) 本当に食料については国全体のことですので、本当に真剣に考えて日本の農業をどうやって守っていくかということも、そこらをはっきりしないうちにこういうことが出ましたので、本当に国民はびっくりしているし私たちもびっくりしていて、今後の影響を心配するわけなんですけれども、今市長が言っている農業についてですが、やはりどんどん農家人口も減ってきている中で農業をどうするかということは非常に大事だと思うんです。ただ今回このTPPで問題になるのは、日本の農業を守るためにここだけは関税をかけないと本当に日本の農業は守れないんだ、日本の食料が守れないというところは、やはりお互いの国同士がここらは認め合うという、そういう国際的な貿易なルールがやっぱり必要だと思うんです。工業製品みたいに同じような条件でお互いに切磋琢磨していいものをつくっていくとかと、そういう競争ができるものはいいんですが、特に農業なるものは条件が違いますので、面積も違う、使っている機械にかかる費用も全然国によって違うというふうに、きのう鈴木議員が言っていました規模です。日本が1.9ヘクタールに対してアメリカは100倍であると、オーストラリアは1,000倍近いわけです。3,200ヘクタールと言っていましたので、伊豆の国市全部が4,300ヘクタールですので、それを見ると伊豆の国市の4分の3を1人の方がやっているという、それと競争しろというのは初めから無理な話で、それを貿易自由化してということになると、完全に日本の農業はつぶして向こうのを入れろということになってしまいますので、日本はできるだけ守っていって足りないものは輸入するという、欲しいものは輸入すると、それによって関税かけなくてどんどん入ってきていいわけなんですので、日本の農業、食料をこれだけは守る、自給率をそこまで高めるんだというところまではしっかり日本に主権があって、それ以外のものは輸入しますよということでやっぱりお互いの国際的なルールをつくるということが、この国際食料主権という立場で守っていくというのが、お互いの国がそういうことを認め合うというルールもやっぱり必要だと思うんです。

 そのためにも、今回のTPPというやり方は余りにも工業中心な考え方であり、農業には適さないことであるということで、お互いの国がそういう形で認め合うことが私は今後必要だと思います。そういう点について市長のお考えを再度お聞きします。



○議長(板垣紀夫君) 市長。



◎市長(望月良和君) この問題は特に今回のTPPだけの問題ではなくて、かつてイギリスが産業革命から始まる大きな流れの中でいたし方ない部分もあるわけですが、農業を主体的に考えないで産業を主体的に考える。そして自給率は全く低下をしてしまった。その形の中で全く日本と同じように、これは何ていうんでしょうかね、大陸ではないわけですから、ですから本当にもう首根っ子を押さえられている状態の中で食料をどうするんだというところから始まって、改めて自給率を高めていくという政策をとったわけなんです。これはもう歴史が示していることなんです。ですから、そういうことを先にまずやらなければならないということになるわけで、今先進国はどこを見ても自給率がそれこそ20%以下なんていうところはないわけなんです。皆さんどこでも自分たちの食料だけは確保してあるんです。このことをどういうふうにして考えていくかということをまず考えてからやらなければ、この問題は解決をしない問題だというふうに思います。

 ですから、先ほど申し上げましたように、構造的にどうしていくのかをきっちりやっていかなければならないというふうに思っております。



○議長(板垣紀夫君) 3番、田中さん。



◆3番(田中正男君) わかりました。

 その食料に対する考え方としては市長と意見が一致したと私は理解して、本当にそういう形では、日本農業もしっかり守っていってほしいというのが市長の見解ということで認識したいと思います。

 それでは、次に移りたいと思うんですが、学校給食の関係でありますが、今市長から答弁の中で米は市内のものを100%使っていて、それ以外にも野菜とかは、かなり47%を県内でJAの管内で27%、市内産は24%を使っているということでわかりましたが、現に今答弁のありましたように、市内の農家に委託してその週間のときに、給食週間のときにやっているという話を聞いているんですが、その状況を少し詳しく部長のほうから、農業振興課が行っている、今農家に対して提供してもらっている野菜についての状況を少し説明を求めたいと思います。



○議長(板垣紀夫君) 観光産業部長。



◎観光産業部長(八木基之君) それでは、田中議員の給食に対する農業振興課のほうの取り組みについてお答えをいたします。

 今、安全、安心、健康のまちづくり事業の中で農業振興課として、有機野菜栽培研究会というものを設けております。今23人の方が一応協力してくれているわけなんですけれども、その方々がそれぞれの野菜を栽培してくれているものを、その一部を給食センターに供給しているという事実がございます。平成22年度の実績といたしましては、タマネギが213キロ、ピーマンが53キロ、里芋が163キロ、ネブカネギが17キロというようなものを給食センターに出しております。これにつきましては、今後継続的にやっていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(板垣紀夫君) 3番、田中さん。



◆3番(田中正男君) 今部長から説明ありました。有機野菜の研究グループ23名ということですが、もとは中国野菜を植えたときのメンバーの方が主だというふうに聞いておりますが、その人たちの何人かに話を伺っているんですが、実際協力してやってきたんだけれども、どうかということになりますと、かなりちょっと問題というか、いろいろのことを言っています。例えばとにかく値段が安いそうです。その提供している値段が。自分の孫や子供が行っているから子供のためだからと思って我慢しているけれども、とても長期にはつくれないよと、赤字になっちゃうような値段ではいっときはよくてもちょっと続かないというようなことを言っているんです。やはりその辺がどうしてそう低いのか聞いてみましたら、学校給食には納入業者がいて、市内の八百屋さんが入れていると思うんですが、その八百屋さんを通して入れた形になって、八百屋さんからの代金支払いのような形になっていると聞いているんです。そうなると本当に値段がかなり八百屋さんの利益も得た上での買い取りになっていますので、かなり値段が低いということが指摘されています。その辺は今後やっぱり改善する必要があると思うんですけれども、それと大きさに注文をつけられて小さいのはだめだと言われて大変残ってしまっただとか、それから曲がったネギはだめだとかと言われたり、いろいろなことで苦情が大変だということが出ていて、もう今後はやらないという方も出ているというように聞いているんですけれども、やはりそうではなくてせっかくの減農薬、無農薬とか無肥料で頑張ってやってくれています。生ごみの堆肥を試験的に使って、それも無償提供をされているんですが、それを使ってやって、ある方は一切化学肥料も農薬も使わずにできているという、その堆肥は全くうまくできているということで評価して、喜んではいるんですが、何せその注文が多かったり値段が安くて続かないよと言っているんです。

 せっかくいいものをつくって子供に提供しようというのが、やっぱりその経済的なことで売れないとなると、やはりその点はうまく市がしっかり見ていかなければならないと思います。今その八百屋さん任せの形になっている価格でしょうか、その辺を今後何かどうするか、今言ったそういう苦情に対して今後広げていくためにも市は対処する必要があると思うんですが、その点、部長か市長のほうで考えがありましたらお願いします。



○議長(板垣紀夫君) 市長。



◎市長(望月良和君) この問題については、正直言って始めたばかりなものですから、いろいろな問題が発生をする、発生をすると言うとおかしいんですが、いろいろなものに壁にぶつかってくるだろうということについては理解をしております。いずれにしましても、何ていうんでしょうか、納入業者の皆さん方を余りこれとこれは買うけれども、これは買わないというような形のものがなかなかできないわけですよね。といいますのは、地元の農家の皆さん方がすべて供給をしてくれているわけではないわけなんです。ですから、毎回毎回タマネギばかりくれていたら子供たちに怒られるでしょうし、またいろいろなものをやっぱり取り混ぜて仕入れもしなければならないという形になりますので、これらについてはすべてのものが物資がそろうわけではありませんので、そういう面では多少の問題点は生じてくると。ただ使えるものについては使ってほしいという形で給食センターのほうにお願いをしてやってもらっているという状況の中で、試行錯誤をしながら多少これから研究をしながら変えていくところは変えていかなきゃならないというふうに思っています。

 料金の問題等につきましても、できるだけ安価でおいしい、そして安全なものを提供してもらいたいというのが考え方でもありますので、そういう面では今後またそれらについてはいろいろと研究もしていきたいというふうには思っています。

 いずれにしましても、すべてがいいというわけにはなかなか、そう簡単にはいかないというふうに思っておりますので、少しずつ改善をしながらやっていただくしか、ほかに方法がないというふうに思ってはおります。



○議長(板垣紀夫君) 3番、田中さん。



◆3番(田中正男君) 確かにすべての意見とか要求をすべての見込めないのはわかりますけれども、やはり持続して継続していけるというものにしないと、やはり単年度でもう来年は嫌だよというような人がふえてしまうというのはちょっと問題かと思いますので、せっかく伊豆の国市内にはいろいろな野菜が、優秀な野菜が、いい野菜がとれるところですので、そういう点では通年通してもできますし、いろいろな形で作付体系を変えたり面積をいろいろ変えたりいろんなことで、そういう組織をつくってしっかりやっていけば、私はかなりの部分が提供できるんではないかと考えています。八百屋さんの業者を守ることも大事ですが、やはり地元産で安全なものを供給するという一番子供に大切な成長を保障する食料ですので、それを市内産でしかも安全なものが供給できるということは一番すばらしいことだと思いますので、多少お金がかかってもそれは保障して確保してあげるというふうに私は今後すべきだと思います。

 食育計画の中でも野菜、学校給食地場産品を使用する割合を目標値は40%以上、県内を30%以上、市内産を40%以上というふうに計画数値も上げていますので、それに向けてやはり具体的にしていくには、今やっているまだ少数なんですが、それをどんどん広げていく、グループももっと広げる、JAとかまごころとかグリーンプラザも含めて、そういうところの人に呼びかけて参加してもらって、そういう組織をつくって幅広く作付や面積も品目も考えてやっていくという、そういうことをしていかないと目標も達成できないし、子供の安全も守れないという点で私は進める必要があると思うんですが、その点について教育長も意見があると思いますので、特に学校の子供を育てるという点からしても私は重要だと思うんですが、この食育計画についての目標に対してどういうふうに考えているか、伺いたいと思います。



○議長(板垣紀夫君) 市長。



◎市長(望月良和君) 基本的には農業振興の問題の中で、私は今やっております堆肥づくりの問題も含めてそうなんですが、やっぱり流通をどういうふうに考えていくかということになるというふうに私は思います。ですから、今これから農業振興できちんと考えていきたいのは、やはり自分たちの独自の流通に乗せていく、そういうやり方をしていきませんと計画栽培ができてこないんです。今田中議員が言っている、いろんな方々がおっしゃっているのかもわかりませんが、そのことを満足させていくためには、やっぱり計画してここにはこういうもの、ここにはこういうものというものをきちっと供給できるような体制づくりで栽培をしていきませんとできません。それをやるためにはやはり独自の流通経路を持つと。そのために今これから考えていかなきゃならないのは、やっぱりあちこちにアンテナショップをつくっていきたいと。そのアンテナショップの中で本当に今どういうものが求められているのか、そういうことをきちっと考えながら農業振興というのをやらないと、この給食だけで学校給食だけでこの計画栽培なんかできないわけなんですよ、それは。ですから、そういう意味でその一端として学校給食をやるということはできる、しかし根本的にそれをやるために計画栽培なんかできっこないわけですから、そこのところを取り違えてしまうと困る。これはやっぱりきちっとした中で流通に乗せていくための方策を考えていくと、このことを今これからやっていきたいというふうに。

 今は初めなんです、先ほど言いましたように始めたばかりですから。生産者の方がそんなことを言っているというのは私のほうにはちょっと入ってこないものですからわかりませんが、田中さんには言いやすいのもある。ですから、そういう問題をきちっと解決をしていきながら、その一端として学校給食はともかく伊豆の国市内でとれるものをできるだけというものの量はふやしていきたいというふうに思います。



○議長(板垣紀夫君) 教育長。



◎教育長(佐藤亨君) 基本的に市長と同じなんですけれども、ちょっと考えていただきたいのは、安全で新鮮な市内農産物といいますと、解釈によりますと市内農産物なら安全で新鮮だと、こういう解釈になります。だから、市内農産物の中で安全で新鮮で安価でしかも今市長の言った安定供給のできるものをお願いしたいと。それで給食のほうはどちらかというと使う立場ですので、生産者と直接に栄養士なりセンター長がかかわって、そして安全・安心、またはその安全供給のレベルまで交渉するということは、ちょっと教育委員会の給食の範囲ではできないです。ですからそこに農業振興課なりJAなりとか入って、そういう考え方になりますと今市長の言ったように学校給食の賄い材料のみでなく、伊豆の国市の市内産の野菜なり穀物なりが安全で新鮮で安定供給がいつでもあるというふうになれば、これはどこで販売しても生産に間に合わないという状況になるんじゃないかと。その中で給食を当然16%とふえていると。ですから目標ありきで何%市内産のものを使うというのが優先すると、これは安全を損なうと。それで私が今一番、学校給食で最優先するのは安全であると。これはもう安全にこしたことはない。加えて、くどいようですが、新鮮であったり安価であったり安定供給ができれば、これはもう問題がないということなんです。ともするとその目標達成を意識し過ぎて多少ちょっと給食として不適当なようなものも使うということになると、これは本末転倒です。

 もう一つは市内産のそういうものを使うことの大切さというのは、子供たちがまた園児が通学通園の途上にきょうの給食の賄い材料が栽培をされていると、栽培している人がいると、そういう中で今の子供が例えばホウレンソウのあえものといいますと、これは知っています。ホウレンソウのあえものの食べる状態のものをホウレンソウのあえものとして知っているけれども、畑のホウレンソウは知りません。極端な場合は麦を知らない。都会では米も知らない、米の苗も知らないと。この中では、ですから今、国で、国といいますか言われている食育というのはそういうことなんです。嫌いなものを食べさせるということだけじゃなくて、食育というのは今の日本の農業政策もそうなんですが、そういうトータル的な食に対する子供の知識、そういう技術と、これは子供たちに生産の体験をさせると。実際に自分たちが生産したもの、そういうものはこれははっきり言って幼稚園の子供にトマト栽培なり野菜の栽培をさせて、それを給食で食べさせるところも、嫌いな子でも喜んで食べると、そういう状況です。

 ですから、これは余談になりますが、この前長岡保育園の子供たちが内浦の養魚場へ行ってハマチの養殖を見たんです。子供たちはさっき言ったように、お刺身とか切り身は知っているが、ハマチの全体像は知らないので、これをお刺身というと。中にはかわいそうだからもうお刺身は食べないと。中にはおいしそうという子もいる。それでいいと思うんです。そういう自分の口へ入るものの安全・安心をみずからが確認するという。そういうようなことが食育ですので、地産地消ということは非常に教育的にも大切なことなんです。

 ですから、そういう今私が申し上げたようなことでも、これは学校教育だけじゃなくて、いろいろな点で協力してその条件に合った野菜をつくっていただくと、そのことが大事だと思っております。

 以上です。



○議長(板垣紀夫君) 3番、田中さん。



◆3番(田中正男君) 今教育長からも答弁もらいましたけれども、本当に安全が第一です。本当に安全な食材を提供することが一番だと思うんですが、安定供給という面でいいますと、やはりそれは八百屋さんの力もかりながら、ないときにはそれで補充していくという、補てんしていくという形をとらないと、市内産で365日、一年じゅう安定供給というのはちょっと難しいと思いますので、やはりそういう点では地場産の旬にとれるものは入れる、そうでないときはよそから入れるということであります。そういうふうにしてバランスをとっていかないと、やはり安定供給は難しいと思います。

 それと、農家にしてみると余計に手間がかかって安くて、それでいろいろ言われたんじゃなかなか協力できないわけですよね。やはり子供のためだとはいっても、それは経済活動をしていますので、本当に定年過ぎて本当に何もなくて道楽でやっているという方は別なんですけれども、やはり一定量を確保するとなると、それだけの労力も資材も投じますので、その点はしっかり経済的に確保してあげるという立場で、しかも安全なものをということで市内の農家に協力を求める点では、やはり市がそれだけの覚悟で協力しないと農家は協力してくれませんので、その点は十分認識して進めてほしいと思いますので、そのことを求めて、次に進みたいと思います。

 浮橋温泉のことは、これは後にしまして、先に4番目の温泉交流館(めおと湯の館)のほうにしたいんですが、今答弁の中では、水晶苑ややすらぎの家の利用が余り多くないし、固定しているからということと、それからカラオケの効果については余り今触れていませんでしたけれども、レクリエーション的なということなんですが、実は私がカラオケの効能についていろいろ調べたんです。そうしたら、カラオケの効能効果については幾つか、これは小さいことも含めて言っていると思うんですが、歌うことで腹式呼吸により腸や内臓を刺激し、内分泌効果が高められるということで、全身の血液の血行がよくなるとか、あと人前で歌う緊張感とその後のリラックスのバランスが自律神経によい働きをしてリラックス効果が生まれる。それから、医学的にカラオケを1曲歌うと100メートルを走ったと同じぐらいの有酸素運動の効果があるということで、やっぱり中性脂肪が下がっていくということ。それから血管が拡張し血流を増大させ、酸素が取り込まれ、脳が活性化するということで脳をフレッシュ化する。それとか声を出して歌うことで自律神経を刺激してホルモンの活性化をする。若返りや老化防止に効果があるといわれています。また、ストレスやいらいらを解消できて、血流がよくなり脳が活性化して治癒力のアップにつながるということで、自然治癒力を高めるんじゃないかと。それとか認知症の予防の進行も抑えるといわれているんです。音楽特有のビブラートで耳鳴りや認知症がかなり改善されたという報告もあるというようなことも言われています。音楽の効用を最大限に活用して健康維持のリハビリ効果を促進させるリハビリ効果もあるということで、いろいろな効果がやはりカラオケからいわれるわけです。

 今特定の人しか使っていないということですが、逆にこれはどんどんもっと広めてカラオケの効果はいいんですよということで介護予防につながるということもいわれていますので、そういう専門的な見解もありますので、ぜひ私は一部の人のレクリエーションだけじゃなく、この介護予防にもつなげるという点では十分にカラオケの効果も期待していいかと思うんですが、その点についてどうお考えでしょうか。



○議長(板垣紀夫君) 市長。



◎市長(望月良和君) カラオケのいいところだけ上げましたけれども、カラオケの弊害を上げていないですね。私もカラオケが全く嫌いではないわけですから、歌を歌うということの効能というのはよくわかるつもりでおります。しかし、こういうところの施設でカラオケが目的で行っているわけじゃないわけですよ。見ていますと、同じ人がずっと使っている。ほかの人がもう使えない。使わせてなんて言うと、それこそ怒られる。それと、先ほども答弁させていただいておりますように、ここでやっぱり介護予防であるとか健康づくり体操でやるとかはやっているわけですよ。ですから、そういうのを主体的にやっていただいて、そういうのがやっていないときには、じゃみんなでカラオケをやろうよというならば、そこにもあるわけです。カラオケの好きな人はもうずっと邪魔になるぐらいやっているわけですよ。

 それで、このことはカラオケがはやり始めたころ、いろいろなところにお年寄りの方々が自分たちで求めてカラオケをやりました。それでこれはその当時は皆さんそういう形でよかったわけなんですが、しかし、こういう施設のところではやっぱり目的もきちっと考えて、私はやるべきだと。だから、やっている人がもう少しほかの人のことも考えてやるようにすれば、そんな問題は出てこないんですよ。もうあの特定の人しか使えないというか、使わせないというか、そういうことの話はよく聞くんですよ。それでもうカラオケなんか要らないと。あそこは温泉に入ってそしてみんなでそういうところですから、ふだんはうちの嫁の悪口なんか言えないわけです。だけれども、そういうところだからみんな同じ共通の、うちの嫁はこうでこうでと、うちから出ているんですから、そういうやっぱり憂さ晴らしもしたり、そして仲間づくりができたり、そういうことはカラオケでなくたってたくさんやっているわけですよ。

 だから、なぜカラオケを入れるか入れないかは、別に結論を出しているわけでもない、ちゃんと聞いておりませんので、現在あるのは使いたいという人もあるでしょうから、だからそれはそれでいいんですけれども、ただそういうことが表に余りカラオケならカラオケが表に出てくると、何の目的だというふうになるわけじゃないですか。そういうことを言っているわけであって、そのたくさん挙げてもらうのはわかるわけですよ。いい点もたくさんあるだろうし、今だって話を聞いていて、かつてカラオケボックスを設置するかしないかなんていうのがあって、いろいろな話を論議したことがあったものですから、そんなことをやっているのかという感じもしました。

 いずれにしましても、そういうことをやっぱりわきまえて、こういう施設だからという形でわきまえてもらわないと困るわけですよ。多分何ていうんでしょうか、今お話をしましたやすらぎの家もそれから水晶苑も最初のころとはもうちょっと違って、割と静かにというとおかしいんですが、そういう形で使っていただいているとは思うんですが、なかなかやっている人に注意するというのは難しいんですよ、これは。年を食ってくるとだんだん頑固になってきまして、私どももそうですが、そういう意味では全く難しいということでありますから、その点はご理解をいただきたいなと。状況を見ながらどうするかは考えていきたいというふうに思っております。



○議長(板垣紀夫君) 3番、田中さん。



◆3番(田中正男君) 私もカラオケのデメリットもあると思います。実際のやすらぎや水晶館も見ているんですけれども、やはりやすらぎだと近所に住む住宅があったり、すぐ横には看護師の寮があって、やっぱり夜勤の人は昼間寝ているということもあったりしますので、やっぱりそうなると早くからはできないし、時間もかなりずらして11時からしているとかということで、部屋も前は2階だったんだけれども、それじゃアパートに近いからということで、一番離れた1階の別の部屋にしています。かなりの人が言うには、防音装置があれば一番いいんですけれどもというふうには言ったんですけれども、そういう点では周りに迷惑をかけますし、歌いたくない人が自然に耳に入ってくるということもありますけれども、やはり温泉施設として高齢者施設として、そこで楽しみたいというお年寄りの要望もありますので、それも一定聞いてあげる必要があるかなと思います。できる範囲で工夫をしてめおと湯でもどこかスペースがとれるようであれば、近所に迷惑をかけないとか周りの人に迷惑をかけない形でできる時間帯を選ぶとか、やっぱりいろいろ工夫をして私はぜひそのお年寄りたちの要望のあることですので、やすらぎや水晶苑と同じようにできないだろうかという要望を真摯に受けとめて、やっぱり市長、今後ぜひ対応してほしいと思いますので、これはお年寄りを代表して私から要望しておきたいと思います。私は実際あそこへ行って歌を歌ったりする年齢でもありませんので、当分は利用しませんので、できませんけれども、ぜひお願いしたいと思います。

 それでは最後に浮橋温泉のことについてお聞きしたいんですけれども、今私の求めたものに対して答弁もらいましたけれども、私も一番やっぱりこの中で心配するのは、今後の安定供給なんです。市はあれは有効に使って施設として運営したいということはわかるんですけれども、その必要性についても浮橋の人に聞いても今のままでいいよという人もいたり、市がそんなにお金をかけるんだったら採算とれなかったらいいよという人も実際声が聞こえるわけですよね。市としては市長としては中山間地のまちづくりとして位置づけていますので、それなりの考えがあって盛り上げようということで活性化を考えているのかと思いますが、地元の人はまじめに市が余りお金をかけるようじゃ、今のままでもというような声もありますので、という市のことも一生懸命考えてくれる方もいますので、こういうのもあるということは伝えておきたいと思います。

 それはいいとして、私が特に安定供給について伺いたいんですが、今年度に1,200万円の清掃関係の予算を載せたんですが、それについてですが、今回その内容も今部長に聞きたいんですが、それと同時に去年の故障で去年の4月からですか、試験的に24時間揚げるということでやっていて、途中で故障が起きてそのままになっているんです。それでその後、再開したらまた調査するということだったんですが、その24時間揚湯はしなかったわけなんですが、その辺についての調査は途中で終わっているのか、その点も調査できたのかどうか、その安定供給についてのことで、まず調査がどうなったかをお聞きしたいのと、その内容をお願いしたいと思います。

 それと、毎年2月に保健所が来て温泉の温度とかは揚湯、1分間にどれだけ揚げているかという一応規制がありますので、これがきっちり守られているかどうか検査があるんですが、それも今年度2月に来ていると思うんですが、その結果はどうであったか、毎分48リットルという浮橋温泉の許可量が守られているかどうか、その点について伺いたいんですが、実はあそこにはデジタルの表示板があって、今温泉の状態はこうですよというのが書いてあるんです。地下マイナス何メートル下から今2まで水位がありますよとか、温度何度で今タンクに入っています。出ている温度は何度ですとか、それとか毎分何リットルを今揚げていますという表示があるんですが、それを見ますと昨年9月の修理完了時期は60リットルぐらいだったんですよ。60リットルは可能範囲ですので、60リットルはベターのほうだと思いますけれども、規制が48だからこれじゃ高過ぎるなと思ったらたちまちそれがどんどん下がってきて48度になって、いいかなと思ったらどんどん下がってきて、現在20まで下がってきているんです、表示が。これが実際そうなのかどうか、その辺がちょっと疑問ですので、本当に毎分20リットルしか揚がっていないのかどうか、保健所の検査はどういうものなのか、ちょっとその点を伺いたいと思います。

 それと、実は私当時のというか、平成18年に掘削が完了したときの報告書をちょっと見せてもらったんです。それと去年の9月の修理の報告書を見せてもらったんですが、ちょっと気になることがあったので確かめてほしいと思います。これはあらかじめ部長に言ってありますので、わかる範囲でいいんですが、掘削時の揚湯試験、掘削が終わったときにこの温泉はどれだけ出るかという試験をするんですが、その試験をエアーリフト方式、エアーを使ってやったのかポンプでやったのか、それとそのときの限界揚湯量とか安定供給量はこれだけですという数字が実際ちょっと見当たらなかったんですが、どこにあったかわからなかったんですが、その辺がはっきりしているのかどうか、伺います。

 それから、去年9月の修理前と修理後のモーターポンプを交換したんですが、その性能とか能力をかえたのかどうか、耐熱温度もかえたのかどうか、その点を確認したいと思います。

 それとモーターポンプの発注ですが、当時掘ったときにこれだけ出るからこれだけのポンプを設置しましょうとかという、そういう設置の発注とか前提というのは、市が行ったのか業者が行ったのか、その辺もわかりましたらお願いしたいと思います。

 以上、何項目かありましたけれども、よろしくお願いします。



○議長(板垣紀夫君) 企画部長。



◎企画部長(鈴木俊治君) 何点か今ご質問を受けました。

 安定供給ができているかどうかというふうなことで、その浮橋温泉の調査というふうなことはきちっとできているかどうかというふうな点でありますが、昨年度も説明させていただきましたが、24時間連続の調査を進めていたところポンプが故障するなどして中断した時期もございました。そういった中で、ある程度の結果を見ることはできてきたわけでございますが、来年度平成23年度につきましても予算を追加させていただきまして、その中でスケール清掃の中でできることもしながら、確実な状況をつかみながら計画をつくっていきたいというふうに考えております。

 それで実際にポンプの状況はどうかというふうなことでございますが、ちょっとご質問いただいたことが前後してしまうかもしれませんが、その辺はご勘弁を願いたいと思います。

 まず、保健所の検査のほうはどうだったかというふうなことでございますが、保健所の検査につきましては年に1回行われるということで、2月に実は温泉協会の方が立ち会いのもと、東部の保健所で実施されました。その結果については保健所が行うことですので、市のほうには結果報告というものは来ません。しかしながら、そこに立ち会った職員がいましたので、そこでその職員から内容を聞きましたところ、分当たり60リットルは確実に出るということで、それの8割というものが分当たり48リットル、これが浮橋温泉の揚湯量だよということで決められているわけでございますが、そのことについては問題はないというふうなことで報告は受けております。

 それで、先ほど水位の問題でしたか、あと揚湯量の問題ですか、そういったものは下がっているじゃないかというふうなことでございますが、現状では問題はないというふうに市としては理解をしております。

 それと、掘削完了時の揚湯試験の方法、こちらにつきましてはポンプをもってしたわけでございますが、試験の方法につきましては段階の揚湯試験、連続揚湯試験、回復試験、この3つの試験を行ったわけでございますが、現在揚湯量、これにつきましては先ほど言いました分当たり60リットル、これを確保できたというふうなことでありまして、当然ながらそれの8掛けで適正安定揚湯量は48リットルというふうなことで理解をできます。

 そして、ポンプの揚湯能力でありますが、これにつきましてはモーターポンプということでしておりまして、ポンプにつきましては5.5キロワットということと、60段階方式のものであるというふうなことであります。耐熱温度につきましては60度に耐えられるものといったものであります。

 それで、発注先はどこかというふうなことでございますが、実はポンプのメーカーにつきましても幾つかありまして、国内外5社程度こういったものの中から選定をさせていただきまして、グルンドフォスポンプというふうなところを選定させていただいております。こちらにつきましては、国内外でも非常に信頼の置ける会社でございまして、そこのものを選定をさせていただきました。

 一通りお答えさせていただいたつもりですが、ご質問の中でもし欠けているところがございましたらご指摘いただきたいですが、よろしいでしょうか、お願いします。

 以上です。



○議長(板垣紀夫君) 3番、田中さん。



◆3番(田中正男君) 今確認したところですと、1,200万円のちょっと内容が余り詳しくわからなかったんですが、スケール清掃をする井戸の清掃をするということだけなんでしょうか。なぜそれをするのかということがちょっと見えてこなかったんですが、というのは24時間フルに運転したところ故障しまして、そのときは水位が急に下がったということで量が心配だということもあったりして、故障もしましたのでストップしたんですけれども、その後はしなかったということで今後その調査をするのかどうか、その辺がちょっと見えてこなかったんですが、今のそれで大丈夫かどうかを確認できなかったんですけれども、その点またもう一度後でお願いしたいと思います。

 保健所のほうの検査では48リットル出ているということで、市のほうは大丈夫だろうということなんですが、そうなるとじゃ表示板が壊れているかなということにも私は疑問を持つわけなんですけれども、ずっと一定水準じゃなくて、ちゃんと少しずつ変わってきているんですね、やっぱり。それで前回故障したとき、去年6月ですか、ストップしたときも高かったのがどんどん下がってきて、最後は14とか13ぐらいまで下がってきてとまってしまったんです。だから、あそこに今来ている人の皆さんが言うには、50、60あったのが下がってきて今は20.0ぐらいですけれども、これが割ってもし十四、五になって本当にとまっちゃうんじゃないかという心配をしているんです。だからあの表示が壊れているのかどうか、その辺もちょっとわからないんですが、まだそんなに年数もたっていないものが簡単に壊れるかどうかわからないんですが、その辺もちょっと今後確認しっかりする必要があると思うし、もし壊れているようだったらちゃんとしたものに交換するする必要があると思います。

 それと、今私が聞きましたエアーリフトか揚湯試験です。報告書を見るとエアーリフトとしか書いてなかったんです。今部長の話だとポンプで揚げて調べたということですが、報告書にはポンプで揚げたというような、そういう報告でグラフも出るんですけれども、それも出ていなかったんです。だからちょっとその辺が疑問がありまして、エアーリフトだけで調べたのかなと。それだとちゃんとした限界、どこまで出るというのが調べられないと言われていますので、ポンプ式でやらないとまずいんじゃないかと。もし今回また掃除してポンプで揚げて掃除するときに、しっかりその揚湯試験もポンプを使ってやるべきじゃないかというふうに私は思っていたんですが、以前にそのことが、水中ポンプを使って揚湯試験がしっかりされて60リットルと出ていることだったらそれでいいと思うんですが、今回また掃除をしてまた入れ直すというときにぜひもう一度確認をしてほしいと思います、揚湯試験をそうしなければ今後のこともありますので、ポンプを使ったエアーリフトじゃなくて、ポンプを使った試験をしてほしいと思います。

 エアーリフトとポンプ方式のことを少し詳しく説明したいんですが、時間もなくなりますので、ちょっと専門的なことですので言いませんけれども、今温泉というのは普通エアーを送ってトントンとコンプレッサーで送ってやるのと水中ポンプでいきなり揚げるという方式があるんですが、伊豆はほとんど水中ポンプが多いんですが、水中ポンプのほうが効率もいいし確実に揚がってくるし費用もかからないということでポンプを使っているんですけれども、それはそれでいいですけれども、掃除をするときにエアーリフトとあとポンプでしっかり揚湯試験をしないとわからないということがありますので、ぜひこの際に揚湯試験をしっかりしてほしいというのと、モーターが故障したのが前回ですか。いろいろ断熱ブレも起きたということなんですが、私その報告書、それを見ますとしっかり書いてあるんです。その揚げた量と温度によって影響されたということで、それを考えますとモーターがその温度に耐えられなかったのかなと思うんです。今モーターは60度に耐えるものと言っていましたけれども、これは報告書を見ますと修理したときの機種と、それから今度入れかえた機種が違うんです。入れかえたときのやつは1400RIという、Rという耐熱がついたのを今度は入れてあるんです。それで前のはRがついていない14000Iとかいう普通の通常用の40度ぐらいしか耐えられないものを入れてあったんです。というか、それが報告書になっています、見せてもらった報告書によると。だから、同じものを入れたんじゃなくて耐熱のものを入れたのかなというふうな私は気がしているんですけれども、その辺がちょっと今の説明の中では、私はその辺を聞きたかったものですから、交換前と交換後のポンプの能力がなかったかどうかということを聞いたんですが、その辺が今60度で耐えるというのが変えてから、前のは耐熱になっていなかったんじゃないかと私は推測しています。

 となると、なぜ温泉を掘ったときに高温になるのはわかっていますのに、なぜその40度以下というような通常のものを入れたのか。その辺がやっぱり疑問になるんです。その点はやっぱり市のほうも三菱マテリアルなりにしっかり確認する必要があると思います。なぜそういう揚湯試験の結果から通常のものを入れたのか、耐熱性がなかったかということを私はちょっとここで疑問がありますので、その点を明確にしてほしいと思います。

 ですから、私はモーターのポンプの発注をどこがしたのかということを、市がしたのか業者がしたのかと聞きたかったのはそこなんです。温泉を揚げるというのにもう温泉なんか当然50度、60度と上がるのは当然ですので、それなのに通常の水を揚げるようなものを使ったということがやっぱり解せないものですから、その辺の確認がしっかりされていなかったんじゃないかという。なぜその三菱マテリアルがグルンドフォスポンプ社にそれを発注したのかもちょっと私は不明なんです。それも含めてやはり今後しっかり調べる必要があると思うんですが、その点どうお考えでしょうか。



○議長(板垣紀夫君) 企画部長。



◎企画部長(鈴木俊治君) 何点かちょっとまたお伺いされましたので、ちょっと十分お答えさせていただきたいと思います。

 まず、スケール清掃に至ったことでありますが、モーターの絶縁不良が確認されたというふうなことは前申し上げましたが、点検の段階でそのポンプでお湯をくみ上げているときでありますが、深いところに黒色のスケールが付着しているのがすごく見られたというふうなところで、これが揚湯量に影響するおそれがあるというふうなことで、スケール清掃をしなければいけないというふうなことで判断をさせていただいております。その2,200万円というものにつきましては、予算金額があるというふうなことでおっしゃられていると思いますが、これにつきましても、最大に見積もってその程度というふうなことで、その範囲内でできるというふうに考えております。内容につきましてはどういったことがその中に含まれているかということにつきましては、温泉の揚湯ポンプの引き上げ、あとブラッシング、スワッピング、またベラのしゅんせつ、そしてエアーリフトのもの、そして温泉の揚湯ポンプの設置、そしてあと揚湯の試験、そういったものが経費の中に含まれているものであります。

 そして、ポンプがストップしたということにつきましては、モーター等の加熱によりましてこれが冷却不足によりまして過熱して絶縁低下に陥ったというふうなことであります。このことにつきまして、今後の対策といたしましては、そのポンプにモータースリーブを取りつけて流速を上げることによりまして、いわゆるこのスリーブとはゴムの先についている細い装置で、そこにその細い装置のところから温泉が通るときに、ものは細くなるとスピードがアップされるというふうなことから温度を下げることができてくるというふうな理屈だそうです。そういったことでスリーブ内のこの温度の上昇を抑えること。そしてまた一定温度、業者の説明によりますと70度以上に温度が上がった場合というのはこういったものは、ポンプを停止する装置、そういったものも取りつけて二重の対策を耐熱対策としてとっておるというふうなことであります。

 それで、そのポンプを一番最初に故障したそのポンプを選定した理由についてでありますが、このことにつきましては、契約した当初このポンプを設置した契約業者はそれが望ましいということで、それを選定してつけた経緯あるわけでございますが、そのポンプそのものについてはメーカー保証の範囲内でありますので、交換を同種のものと、同種といいますか耐熱効果が大きくなるわけでございますが、その5.5というふうなその能力といいますか、それは同種のものというようなことで交換をしております。今お伺いされたのはそういうことかなと思います。

 以上であります。



○議長(板垣紀夫君) 3番、田中さん。



◆3番(田中正男君) わかりました。

 私も温泉の本当に安定供給をすることを願っていますので、その点ではしっかり対応しないと本当に地下1,500メートルも下のことで見えないところでありますが、やっぱり専門家にはわかりますので、どうなっているかとやっぱり結果を見るとわかります。

 それと計装図といって掘ったときのどういうものがその地層があったかというのを全部報告が出ているわけです。その中にこういうのが、デイサイト質というのがかなり後半の下のほうに出てくるんです。それは細かいガラス質のものだといわれています。それはかなりポンプを傷めるということでありますので、本当にしっかり井戸掃除をしないとやはりポンプを傷めてくる可能性があるという、ちょっと聞いている、その専門の方が指摘していますので、そういう点ではしっかり今回井戸掃除されるということですので、今までの故障の原因にもちょっと考えられます。井戸掃除の不十分さがありますので、その点徹底してやるということと、1,500メートル掘ったところへ揚湯管を1,440メートルまで入れて試験、掃除をしたようなんですが、もっと下まで入れたほうがいいと言われています。できるだけたまっている量、下のものを揚げるということで、あと数十メートルは下げて、ぎりぎりまで下げて、できるだけ下げてやはりエアーリフトして中を掃除するということを徹底しないと、やはりまた今後心配は続くということを言われていますので、ぜひそういうことも確認してやってほしいと思います。

 私の相談しているその専門家の方というのは、四日町のウエハラさんという方なんですが、その方は井戸や温泉や伊豆の井戸を専門に掘っている方で、最近は長野が多いと言っていますけれども、近くでは守木立花台の温泉を掘ったり、修善寺ニュータウンの温泉も過去やったという方で、その実績を持っている方ですので、相当詳しいです。それで実際に掘るときのいろいろな設計から、あと報告書をつくるまで全部携わっていますので、ここの報告書を見たらおかしいなということが幾つもあったんです。やはりそういう点ではせっかく市で今度温泉を持つわけですから、市の職員にもそういう専門知識をやっぱりもっと修得、研修してもらってやはりそういうことを的確に判断できるような、業者の言われるままですべてやるんじゃなくて、やっぱりそういう形でしっかり体制を市もとっていくということが私は必要だと思いますので、そのことを求めたいと思います。そういうことについてどう考えているか、伺います。

 それからもう一個、今後施設にタンクローリーで温泉を運ぶというようなことをちょっとちらっと聞いたんですが、保温パイプであそこから施設まで運ぶということも考えなかったのかどうか、その点をちょっと伺っておきたいと思います。今の今後の職員の研修やパイプについてお尋ねします。



○議長(板垣紀夫君) 市長。



◎市長(望月良和君) ご指摘をいただいた点については十分に考慮していきたいというふうに思っております。

 それから最後に、タンクローリーの話が出ましたんですが、何か具体的にそんな話もまだしている状態ではございません。



○議長(板垣紀夫君) 田中さん。



◆3番(田中正男君) わかりました。

 その温泉を運ぶについてですが、タンクローリーですとやっぱり車から人手から、温度が下がってくることもかなり懸念されますので、私の聞いている範囲ですと、その専門家が言うには大型のパイプで運んだ場合、1,000メートル行って1度しか下がらないそうです。ただ値段がちょっと高いんですが、それでも長期的に見ればやすいものだそうですので、50ミリ、外側に15ミリぐらいになるんですが、それでもその大型を入れるとかなり安価で温度も冷めずに運べるということがありますので、安易にタンクローリーで運べばというのではなく、長期的にやるんであればやはり保温パイプが効果的といわれていますので、その点をぜひ検討してほしいと思います。

 それと最後につけ加えておきますが、今後業者にいろいろなことを委託するときに、やっぱり条件をしっかりつけて、これはやってくれとかと条件をしっかりつけないとやはりまずいということを言われていますので、ぜひその点をまた相談を、その方はいつでも乗ると言っていますので、そういう形でぜひしっかり今後のことが心配ないように浮橋温泉の安定供給に努めてほしいと思います。

 以上で終わります。



○議長(板垣紀夫君) これにて、3番、田中正男さんの質問を終了いたします。

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△鳥居松彦君



○議長(板垣紀夫君) 次に、17番、鳥居松彦さんの発言を許します。

 17番、鳥居さん。

         〔17番 鳥居松彦君登壇〕



◆17番(鳥居松彦君) 17番、鳥居でございます。

 私は本3月定例議会におきまして、旧スポーツワールド跡地の利活用と伊豆の国市後期総合計画との関連についてをテーマに質問をいたします。

 私は、昨年の9月議会で旧スポーツワールドの営業開始から終業まで、さらに市有財産となる経緯の詳細をお尋ねし、市長からは経費等にもかかわって詳細なご答弁をいただきました。きょうの質問は、その折の内容とも重複するところがあろうかと思いますので、きょうの質問の性質から、それは避けることができませんので、まずそのことをご了承いただきたいと思います。

 よって、1として、旧スポーツワールド跡地の利用について、検討委員会の設置について、2としまして、旧スポーツワールド跡地を初めとする遊休地の利用法について、後期総合計画での位置づけについて、第3としまして、旧スポーツワールド跡地への新名称の募集についての3件について質問をいたします。

 まず第1に、旧スポーツワールド跡地の利用について、検討委員会の設置についてでありますが、私は昨年9月議会の一般質問の中で、旧スポーツワールド跡地の利用について私は企業誘致ということで質問をいたしましたが、それに対する市長のご答弁は、有効利用できる跡地の面積が現在の面積の3分の1程度しか実際には工業団地としては利用できないとか、また一般廃棄物処理場をつくったときに企業誘致が障害にならないかという私の質問に対しましては、いろんな問題を勘案した段階の中で支障はないということでありました。とりわけこの利活用については後世の人たちに後ろ指をさされないような形で処理する必要があるとのご答弁は記憶すべきものであり、肝に銘ずべき回答という思いで伺っておりました。

 今9月議会の議事録から断片的に引用しましたが、現時点において重要なことは旧スポーツワールド跡地の利活用として市長のご答弁にあった工業団地であると断定すべきではないと思います。それは市長がおっしゃる後世の人たちに後ろ指をさされないような形で処理する必要がある。あるいは後世に問題を残さないような形できちっと解決していくことが大変重要だというご答弁こそ肝心なことであろうと思うからであります。恐らくこのようなご答弁がなされた背景には、市長が旧スポーツワールド跡地を市有財産とされる過程において、後世に問題を残さないような形できちっと解決しなければならない性質の跡地であることを、さまざまな観点から認識されたからではないでしょうか。つまり、旧スポーツワールド跡地の利活用にはそれなりの厄介さが伴っていると考えられますが、とりわけ市民は、税金によって市有財産となった跡地がどう活用されているかを注意深く見ている場所であるという市長の認識からだと思います。

 市長の言われるように、何度も繰り返すようですが、後世の人たちに後ろ指をさされないような形で処理するためには、どう活用するかの議論に時間と労力を費やすきとよりも、私は、具体的なものを実現することを求められているのではないかと思います。その場合、市民への還元と市民生活への寄与といった視点が最重要なものであると思うのであります。さらに、そのことを考える場合忘れてならないのは、平成23年度は伊豆の国市総合計画策定の後期に当たっていることや、旧来からの規制などとのかかわりで、幸いにも規制については政府が成長戦略の一環として総合特区制度創設を目指しておりますので、規制緩和が期待されるのではないかと思われるからであります。今後遊休地の利活用は、旧スポーツワールド跡地の利活用に限らず、今申し上げたことを勘案しながら検討をする必要があると思います。

 そこで2問質問をいたします。

 ?としまして、旧スポーツワールド跡地の利活用について、現在どのような組織でかつ検討されているかをお尋ねします。もし検討が進んでいるとすれば、その内容はいかがなものでしょうか、お尋ねいたします。

 2番目としまして、旧スポーツワールド跡地及び他の遊休地を含む土地利用についての検討委員会、ここではあえて旧スポーツワールドの跡地を中心にお尋ねします、の設置について、これは必ずしもすべての遊休地というわけではありませんが、このような土地利用について市民を初め市内外から有識者が参加する検討委員会の設置が必要と思いますがいかがでしょうか。仮に将来的にはしかるべきところに委託するにせよ、まずは今申し上げた委員会が設置されるべきと考えますがいかがですか、市長の見解をお伺いいたします。

 そして、私はお答えをいただく前に、今申し上げた委員会設置の必要性について若干申し述べさせていただきます。

 私は以前の一般質問で、遊休地の利活用と自主財源の確保という観点から質問をさせていただいたことがあります。そのつてでいえば、旧スポーツワールド跡地もまた現在では多大な経費、金額が、昨年の9月議会でのご答弁で約24億をかけて取得したところであります。しかもその取得経費が市民からの税金であることを考えますと、それらは市民の共有財産であります。したがって、その共有財産の活用には所有者たる市民の声が反映していかなければなりません。また、本議会で私ども議会でも目下議会基本条例を策定し、市民に開かれた議会を目指そうとしている折でもあるだけに、一層市民参加が望まれるわけであります。また、よりよく利活用の結果が効果的な還元度になるためには、市民の声だけではなく有識者等も含めた多角的な判断のできる委員会が必要であると考えます。

 次に2件目として、旧スポーツワールド及び今後の遊休地の利活用について、後期総合計画ではどのような位置づけをお考えですか、現時点での市長のお考えをお伺いいたします。

 次に3件目ですが、これは大げさなものじゃないです。旧スポーツワールドという名称は通称として使われておりますが、市民の関心を高め、参加意識を共有されるためにも何らかの新しい名称を市民から募集して呼びかえたらと思いますがいかがでしょうか、市長の所見をお伺いいたします。

 以上、ご答弁よろしくお願いいたします。



○議長(板垣紀夫君) 答弁者、市長。

         〔市長 望月良和君登壇〕



◎市長(望月良和君) それでは、鳥居議員のご質問にお答えをいたしたいと思います。

 まず、1の旧スポーツワールド跡地の利活用について、検討委員会の設置をというお尋ねでございますが、高橋議員のご質問でもお答えをいたしましたが、市街化調整区域における大規模な事業の実施は、都市計画法を初めとする個別法の規制により、一定の要件を満たす用途に限られてまいります。また、その限られた用途の開発を計画する場合であっても、総合計画、都市計画マスタープラン等での位置づけや、本市の市街化調整区域に対する基本的な考え方を明確にしておくことが必要となります。昨年6月18日に閣議決定された新成長戦略では、総合特区制度として地域活性化総合特区の導入計画もあるわけですが、この制度がそのまま市にとって都合のよい規制緩和とはなってこないと思われます。したがって、現在はそういった基盤づくりといいましょうか、基本的な考え方を構築する段階でありまして事務的な業務となりますので、特に委員会等は現在設置をしておりません。このことは旧スポーツワールド跡地に限らず、他の未利用地の考え方においても同様であります。

 なお、お尋ねのとおり具体的な利用計画を策定する段階にあっては、市民を初め有識者の方々のご意見を伺うことも必要になってくると思います。委員会や設置するやり方も意見集約の一つの方法として検討してまいりたいと思っております。

 次に、2の旧スポーツワールド跡地や遊休地について、後期基本計画での位置づけでございますが、旧スポーツワールド跡地や開発済みの未利用地などにつきましては、基本構想で位置づけた市の将来像、「自然を守り、文化を育む、魅力(ゆめ)ある温泉健康都市」実現のための大切な資源であると考えています。この資源の活用につきましては、後期基本計画では本市の課題を整理した上で、その課題を解決するための重要な資源として考えて行きたいと思っております。

 次に、3の旧スポーツワールド跡地という名称をかえてはというお尋ねでございますが、確かに旧スポーツワールド跡地という言い方は現に存在しない施設の名前でありますから、変と言えば変であるわけでありますが、現時点で未利用の土地に新たな名前をつけるのもどうかと思いますし、現段階では市民に対しても旧スポーツワールド跡地と言ったほうがわかりやすいと思います。ですから、この名称につきましては利用計画等が具体的に決まってから変更してもいいのではないかと思っております。その際には、議員がおっしゃるように新たな名称について公募などによるものも一つの方法かと思っております。

 以上であります。



○議長(板垣紀夫君) 質問の途中ですが、ここで暫時休憩いたします。再開を10時50分といたします。



△休憩 午前10時36分



△再開 午前10時50分



○議長(板垣紀夫君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。

 17番、鳥居さん。



◆17番(鳥居松彦君) ただいま市長のほうからご答弁をいただきました。

 1番目の旧スポーツワールドの跡地の利活用について検討委員会を設置したらどうかと。市長のご答弁のとおり私もこの旧スポーツワールドそのものの抱えている条件、いろいろな条件や課題が多く山積していることは承知しております。市長のご答弁ですと、時期を見てというんでしょうか、ある程度の見通しが立ってからそのようなことを検討したいというご答弁だったと思いますが、私はだからこのような問題のあるところだから、早く第三者機関的な形の検討委員会を設置したらどうだろうかというのがその趣旨でございました。

 市長は、私何度も繰り返して恐縮ですけれども、あの旧スポーツワールドに関しては特別な思い入れがあったんだなということは、前回の質問で胸に突き刺さるような思いで聞いていました。将来にわたって市民に禍根を残さない、そういう形で解決したいんだということの中で、私今回の一般質問を思い立ったんです。ならば双肩にそういう大きな課題、重圧を抱えて討議するならば、よりこの手助けとは申しません。検討委員会を設置して幅広く多くの人の利用方法について、あなたならばここの土地をどのように、また何をしたいですかと、そういう専門的な方、外部から。例えば伊豆箱根鉄道の社長とかどこどこの不動産会社の社長とか、その第一線に立っている有識者に、あなたこの旧スポーツワールド跡地を見て何ならば、何をしたいか、そういう意見もやはり将来のことを考えるときに必要ではないだろうかと。私は確かに市民の多くの公金が入っていることは承知していますが、だから市民全体で考えろと言っているんじゃないんです。市民といっても5万人しかいないんです。すべての人材がそろっているかといえば失礼ですけれども、ないんじゃないかなと。ならば外部に向けて、よく言うじゃないですか、官・学・産それぞれの分野の人たちにお願いをして、この地をあなたなら何に利用しますか、伊豆箱根鉄道は一時、私はあそこのところへ住宅地をつくってお客をふやしたいというような形で点々とつくりましたよ。

 そういうような形でオープンに意見を聞く。そして市民の代表には、これはあるところでもやっていますけれども、あなたはこういう条件のこういうところを、または伊豆の国市の将来像をという何かテーマをつけて、そして一般募集の論文とは言いませんが、そういうものを提出していただいた中から、市民代表のような形で選んで一緒にし、そしてそこで集約されたものを、要はパネルディスカッションのような形の中で市民参加で一緒に意見を聞く、討議をする。そして最終的にその中からベターだと思うものを市長が決断されると、そういうものを背景にして、例えば県・国へ行って、おい、ここのところのこういう規制がかかっているけれども、これだけの意見があるんだと、市民がこれだけの夢を託しているんだという形の、言いかえるならば市長の交渉をする背景の実績として、そういうものがあるならば少しでも手助けになって、市のためにもなるんじゃないだろうかなと、そのように考えたからなんですよ。僕は大変だと思いますよ、この問題を解決するには。

 そういう意味で、私は早目にそういう形で人選をし設置し、そして検討してもらうということがベターではないだろうかなと。もっと原稿にいっぱい書いてあるけれども、集約するとそういうことを市長に申し上げたかった。どうですか、早目に設置してもっと肩の荷を少しほぐしてもらったらいかがですか。いや、実際ね、一般質問ですから余り言っちゃいけないのかもしれませんけれども、大変な立場で大変な仕事だと思いますよ。ですから、少し助けてもらって、肩をたたいていただいてもいいんじゃないですか。そういう気持ちでご再考いただけたらと思いますが、いかがなものでしょうか。



○議長(板垣紀夫君) 市長。



◎市長(望月良和君) 全くご意見のとおりだというふうに思います。前回鳥居議員の一般質問の際にお話をさせていただいたように、この旧スポーツワールド跡地が、これほどまで私どもも根が深い問題であるということについては、実は理解もしておらなかった部分もあるわけであります。といいますのは、これらの事業が始まった段階の中で、この施設を建設していく状況の中ではいたし方なかった面もあるんではないだろうかというふうに思うわけでありますが、いずれにしましても、ここの旧スポーツワールド跡地に係る、市になってから用地の取得をさせていただきました。ここも用地の取得、それから建物の取り壊し、そしてそれから造成、そして同時に私どもが一番理解がしにくい部分というのが、50年もかけて旧慣使用権を払い続けるという、こんなことがあっていいのかということでありました。でありますから、ここの旧スポーツワールド跡地のところを賃貸借等で利用したいなんていう方の申し出もあるわけでございますが、そのときにもお話をさせていただきましたように、後世の人たちにしりふきをさせないような形の解決をしていきたいということは、この旧慣使用権を、先ほどもお話ありましたように約3分の2は、これはただ管理をするだけの場所、土地なんですね。そこにも旧慣使用権が入っているわけ。これらをきちっと解決をしていかなければ、私はそのときの処理の仕方が悪かったんじゃないかというような言われ方をしてしまうんだということで、今回この旧スポーツワールド跡地の関係等について、そのことも視野に入れながら、基本的には売却をしながら、多分そのかかった費用がすべて埋まることはないというふうに思っています。

 しかしながら、ご指摘をいただいておりますように、ここにかかるお金といいましょうか、財源そのものについては共有をしている問題なんです。ですから、このことをやはり私はきちっとやっていかなければいけないということで考えさせていただいているわけであるわけです。だからこそ慎重に、なおかつ何ていいましょうか、簡単に賃貸借等でやるようなことだけは避けなければならないというふうに思っております。

 それで、先ほども申し上げましたように、旧スポーツワールド跡地や北江間財産区の土地等についても総合計画の中の位置づけもきちっとしていきませんと、そしてその中で都市マスタープランを作成をし、そしてその中で都市計画の利用をきちっとしていかなければならないという形になるというふうに思っております。

 こんなことから、鳥居議員がおっしゃるように、市民の方だけではなく有識者の方々からご意見を聞いて、今私どもができれば、きのうも何ていうんでしょうか、水口議員のご質問等の中にもございましたように、定住自立圏構想等の中の特区が少しできるとするならば、ファルマバレー構想の一端の中でこういう問題が解決をしていくことができるとするならば、広く大勢の方々のご意見をいただいてこれからの医療への貢献、こういうものができるならば、私はそれが一番いいんではないだろうかということを考えさせていただいているわけであるわけです。ですから、これは私だけの意見では立ち行く問題ではございません。そうなれば広く県の皆さんにも入っていただくことも必要になっていくでしょうし、そういうファルマの関係の方々にも入っていただく関係も必要になっていくというふうに思っております。こんなことで、もう現在はその段階までは来ておらないわけでありますが、とりあえずその総合計画の中の位置づけとしてきちんとここを据えていきながら、次の段階に入っていきたいというふうに思っております。

 こんなことで、いろいろほかの外部からの資本の問題なんかもあったりするわけですが、そういう問題はやっぱり市は軽々に行うべきでないというふうに慎重に考えていきたいというふうに今思っております。



○議長(板垣紀夫君) 鳥居さん。



◆17番(鳥居松彦君) 市長の答弁で満足度100%まで届くかなというようなご答弁でよかったなと、やりがいがあったなと、そのような感じを持っております。なぜならば、やはり第三者機関を設けて、そこで意見を聞きながらということで、官・学・産とこれ今はやりのようですけれども、そういう機関を設けることを視野に入れてあるということを考えました。今の大学等でも、もう数ある今の学の場合、そういう中からやっぱり選ぶと言うと失礼な言い方ですが、お願いしてもいいんじゃないかなと、このように思っております。

 これで第1番目の質問は終わらせていただきますけれども、ぜひそういう時期を逸しないで設置していただきたいなということを要望しておきます。

 次に、第2質問の件ですけれども、市長のほうから明快なご回答をいただきました。後期の計画の中でまた都市計画プランの中できちっと位置づけをしたいと。その回答だけで私は十分ですが、ちょっとつけ加えさせていただきたいなと思っております。と申しますのは、もうわかり切ったことかもしれませんけれども、市長の先般の施政方針を初日にお話しになりました。その中でちょうど日日新聞に集約して出ていたものですから、ちょっと読ませていただきます。

 市長は、総合計画のうち前期基本計画の最終年度となる予算について、市税増収が見込めないと、扶助費や特別会計への繰出金が増加する厳しい財政環境の中、後期基本計画につながる新たな挑戦を念頭に市民に安心して夢を持って暮らしていただくことを目指して云々と、こうあるわけです。

 あえて私がここで申し上げましたのは、今市長が後期の総合の中にきちっと明確に示すと言われたものですから、恐らくそれはこの今だれでも承知しているように税収が見込めない、しかしながら、扶助費や特別会計への繰出金がふえる。これは私は年々増加していくと思うんです。そういう意味において、新たな意気込みが示されると。その中には当然のことながら今の旧スポーツワールド跡地を含めた遊休地の利活用、それがやがては雇用、そして産業振興、そしてさらに言うならば人口増加につながり、市の財政が潤うんじゃないかということの中で位置づけがされていると思うんです。

 しかし、ちょっとこれもさかのぼりますけれども、私は2期目に入って20年の6月議会でこういう質問をしております。普通交付税の合併算定がえにより平成19年度の普通交付税の金額が約20億7,600万円になると。しかし特例を受けない一般査定でいったならば10億9,700万円であると。この合併算定がえがなくなると現時点では9億7,900万円となり、大変大きな減額となると。そこで私は、特別措置が終わる平成26年を境に交付金が減額されてくると、その減額された分をどういう形で補うんですか、そのためにはいかにして自主財源を確保しなければならないかという質問をいたしました。その折に市長からは、今年度から企画課内に企業誘致室を設けて自主財源の確保に向けて財政強化を図りたいと。当然その中には徴税するための徴税率を上げるために税務課に専門のあれが入っていますが、しかし要約するとそういうことなんですよね。

 そうするとやはりこの自主財源を今後求めなければならない。平成26年度から5年間ですけれども、だんだん減額されてくるよという中で、市長の先ほどの施政方針のお話を聞くと、やはり旧スポーツワールド跡地ほか遊休地、そういうものの活用こそが将来に向けた財源確保につながるんじゃないかということだと思うわけです。

 そういうことで、私自身思うんですけれども、その位置づけの具体的とは申しません、これからでしょうから。今言ったような形で考えてよろしいんでしょうかね。その辺のところをちょっとお尋ねしておきたいと思います。



○議長(板垣紀夫君) 市長。



◎市長(望月良和君) 今回平成23年度の中で総合計画をしていく中で、今ご指摘をいただきましたように、もうすぐそこに地方交付税の減額も考えていかなければならない時期が視野に入っているわけであります。そんなことの中から特に企業を誘致をしてくる、また新しい利用の仕方を考えていく、そういう中に、当然次の計画は策定をしていかなきゃならないというふうに思っております。特に、東駿河湾環状道路の問題がいよいよ25年に広域地方道に張りついてくるわけであります。こんなことの中から、一番ネックになっている部分というのは、やはりこの江間のフルインター化の問題があるわけであるわけです。このことを視野に入れながら旧スポーツワールド跡地、それから北江間財産区の採石場、この採石場も契約書を見させていただいたらとっくにも切れているやつなんです。それをずっと継続で引っ張ってやってきたわけなんですが、これをすべてもうこの契約はすべてもう成立をしていないということで、現在はもう一切とらせておりません。今現在やっているのは深く掘ってしまったところに土砂を埋め返しをさせていただいております。こういう関係で土砂を埋め返ししているということは、ここに建物はもう建たないということなんです、正直申し上げて。これはもうかなり深く掘ってあります。こんなことが許されていいのかどうかということになるわけですが、こんなことの中から、現在はすべて埋め戻しをしろということで、これをもう今次の段階で総合計画の中で位置づけをしていくので、もう早くその処理をしてもう返してもらいたいということで、これについては、やがてあそこの利用方法もきっちり考えていかなければならないということで、関係していた業者の方々にはそのお申し出もさせてもらってあります。

 そんなことの中から、やはり東駿河湾環状道路と伊豆中央道の問題、そして同時にこれから財源確保をしていくためには、未利用地の処分の問題であるとか、それから遊休地をどうやって活用していくのか、それと同時にまた、大仁地区等の旭化成さん等の問題、また韮山地区の韮山駅周辺の問題、また同時にこの何回も話をしますけれども、伊豆箱根鉄道駿豆線沿線の住宅政策の問題、こういうものをきちっと確保していきながら、やがて少子高齢化の問題も解決していかなきゃならないと。そういうものを総括して私どもも考えさせていただいております。こんなそういう形の中で今現在は旧スポーツワールド跡地や北江間財産区を初めとするものの位置づけをしながら、その中からいかに財源を生み出すような方法を考えていくかということをやっていかなければ、やがて伊豆の国市は繰出金だけでどんどん増加をしていきますので、これは自分たちの思うような仕事もできていかないという形になっていきます。ですから、そのことをしっかりと視野に入れていきながらやっていくということが大変重要だというふうに思っております。

 ここ二、三年は交付税は算定よりもふえております。ふえておりますがこれも今の政府の関係の問題だけでありますので、これはやがてもう戻ってしまう形になりますので、そうなりますとますます厳しくなっていきますので、余分なものというとおかしいんですが、できるだけ行政の中からもやはり財源を生み出していくような、そういう事業の選択をきちんとしていかなければならない、そういうところに入っているというふうに思っております。その辺の考え方を基調にして総合計画の中の後期基本計画を策定していきたいというふうに思っています。



○議長(板垣紀夫君) 17番、鳥居さん。



◆17番(鳥居松彦君) ただいま市長のご答弁をいただきまして、財政見通しというんでしょうか、そういうものの中で長いスタンスで当然だと思いますけれども、ちょっと具体的にお話しいただきまして、今回の質問の答えとしてこれも100%だというふうに思います。ただ、そういう意味においても、私はやはり早目に第三者機関を設置し、すばらしい人選をして何かの折のやはり機関として利活用していただきながら、多くの問題を解決していく必要があるんじゃないかなと、このように思います。

 ただ市長、先ほどちょっと否定されましたけれども、私もこの例えば規制緩和の件ですが、政府では結構調子のいいことを言っています。ついこの間の閣議決定で決まっただけで、あいまいなパンクするかわからない政府の言ったことですから余り信用できないかもしれませんけれども、ただ最後のところにこういう項目があったから、あえて私が申し上げたのは、10項目のほか、いろいろありますよ、特養ホームは今度はあれがつくってもいいこれがつくってもいいとか、規制緩和はしたけれども、10項目のほかにも各自治体からの提案に応じて規制の特例を順次認める。総合特区地域に指定された後、国と地方の協議会を設置し、自治体がと、こうなっていますから、今言ったような形ですぐにこの問題がここで取り上げられるかということは、私100%信用したわけじゃないんです。ただ、今地方分権がどんどん進んで権限移譲が進んでくる中で、あるものは厳しくなるでしょう、農地のように。しかしながら、だんだん緩和されてくるなんていうのは、どのような政権がかわっても進むんじゃないかなと、そう思ったからちょっと質問の中に載せていただいただけのことでございます。

 我々というよりも、これは市長の力量、政治力によって解決される規制緩和もかなりあるんじゃないかと思います。そういう意味で、ぜひ実現に向けてお願いをしたいと。後期の総合計画、今本年度策定されますけれども期待しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 最後になりますけれども、この名称の件、ただこれからあそこのところを協議するにしても、ある方に見てもらうにもここは旧スポーツワールドと言っても影も形もない、言いかえるならば言葉を僕はきょう何回使いましたか。その都度その都度だってもうない会社ですからね。変な言葉ですけれどもイメージ悪いですよ。だから名称を変えて、例えばですよ、笑わないでくださいね。希望ケ丘だとか平和の丘とか極端に言うと桜はないですけれども、桜ケ丘とか梅ケ丘とか、そういうようなユニークな、だれが聞いても楽しさがわいてくるような希望がわいてくるような、そういう名称にして位置づけて、そしてセールスしたほうが相手だっていいじゃないですか、おい、希望ケ丘っていうからどんな希望があるところかなと見るとか。そういう意味で軽い気持ちで言ったわけじゃないんですけれども、市長も時が来ればということでしたので、再質問じゃありませんけれども、そういう期待を込めての質問でした。

 以上で、私の質問を終わります。



○議長(板垣紀夫君) これにて、17番、鳥居松彦さんの質問を終了いたします。

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△鈴木平一郎君



○議長(板垣紀夫君) 次に、13番、鈴木平一郎さんの発言を許します。

 13番、鈴木さん。

         〔13番 鈴木平一郎君登壇〕



◆13番(鈴木平一郎君) ただいま議長の許可がおりましたので、質問をさせていただきます。

 質問は、韮山城址の整備についてでございます。

 市長は、平成23年度の施政方針の中で3つの戦略の一つに掲げている狩野川流域生活圏の一体化の歴史資源の活用では、韮山城の環境整備をうたってあります。その韮山城は、後北條氏の初代北條早雲、伊勢新九郎盛時によって築かれた城で、戦国時代の真っただ中で100年も生き抜いた城であります。北條氏小田原城の西方の守りのかなめとして、伊豆支配の中心だったと聞いております。現在の城跡は韮山高校の裏山の龍城山と呼ばれる小高い尾根に城跡が残っています。このかけがえのない韮山城跡を身近に持った私たちは、韮山城を後世に伝えていく義務があるのではないかとかんがえております。旧韮山町の時代から多くの町民の願望であり、近年歴史ブームなどもあり、歴史愛好家や学徒の社会見学など城跡に多くの人たちが訪れるようであります。この価値ある史跡を整備することによって多くの人たちが訪れ、やがては伊豆の国市の観光スポットになり、ひいては伊豆の国の観光振興にもつながるのではないかと考えております。

 そこで、整備するに当たり、以下の質問をいたします。

 1、現時点における韮山城の状況について、2、今後の整備計画について、3、平成23年度における整備内容についてであります。よろしくお願いをいたします。



○議長(板垣紀夫君) 答弁者、市長。

         〔市長 望月良和君登壇〕



◎市長(望月良和君) それでは、鈴木平一郎議員のご質問にお答えをいたしたいと思います。

 1点目の現時点における韮山城址の状況についてでありますが、韮山城址は土塁の堀など戦国時代終えんの面影を残す貴重な事例とされておりまして、周辺部のとりで群、豊臣方の包囲網として築かれた多くの陣・城跡とあわせ、現在も遺構が残存しているのではないかと多くの研究者から注目をされております。しかし、現況は長期間放置された樹木が繁茂し、崩壊の危険性がある箇所も存在をしております。

 次に、2点目の今後の整備計画についてでありますが、北條早雲が築城し豊臣秀吉による小田原城攻めのときに、歴史の舞台から姿を消し、戦国時代の始まりと終わりを韮山城址が飾ったということでいわれております。韮山城址を郷土の財産として保護整備しつつ、改めて貴重な地域活性化資源として観光振興を含め活用し、全国から多くの歴史ファンを伊豆の国市に呼び込むため、平成24年度を目途に整備計画策定を考えております。

 次に、3つ目の来年度における整備事業内容につきましては、既に緊急雇用対策交付金を活用し、発注済みの本城のうち、遺構調査、それから除草、それから確認発掘調査、伐採樹木調査及び南條地区及び金谷地区内のとりで跡に関する地形測量調査結果を受け、詳細調査区域の絞り込みを行い、整備計画策定の基礎資料としていきたいと考えております。さらに景観保全を目的に荒廃した本城区域内の樹木の伐採、搬出処理を実施し、あわせて可能な範囲で天ケ岳砦、江川砦ほか、とりで群進入ルートの伐開を進め、今後の調査及び整備に備えていきます。また、県観光施設整備事業補助金を活用し、今後3カ年を目標に韮山城址内遊歩道階段修理、韮山反射炉から蛭ケ小島、韮山郷土史料館、江川邸への周遊ルート整備を実施する予定であります。

 以上であります。



○議長(板垣紀夫君) 13番、鈴木平一郎さん。



◆13番(鈴木平一郎君) 1つか2つ再質問させていただきます。

 ただいま私がいろいろ台本を考えてきたわけですが、今の回答で全部やっていただけたような感じがいたしまして、再質問に今困っているわけですが、一応私もこの質問に当たりまして現状を見にいかせていただきました。そこで見たんですが、今市長も言われました雑木だとかが繁茂しておりまして、全くここが旧韮山町の本城かというような形でありましたので、それを何とかしていただければと思ったら今の回答が、みんな整備からなにかやってくれると、調査もしてくれるということでありますので大変うれしいわけですが、1つ私はちょっと質問したいと思います。

 これを環境を整備するだけでなく、やはり山城ですか、城があったわけですので、その形を復元をしていただきたいと思うわけでありますけれども、これはいろいろお金もかかってくるでしょうし大変だと思いますけれども、この中にこの韮山城を保護していこうということで、ここで活動している組織があるんです。これが韮山城を復元する会という人たちが、日ごろ奉仕だのなんだで竹を切ったりとかとやっているわけですが、なかなか予算もないしいろいろ大変で苦労しているようでございます。ですから、こういうことになりましたらぜひとも韮山城を復元する会の人たちと話し合いというんですか、相談ですか、そういうことでよりよいものをつくっていただきたいと思いますので、その辺を市長はどのように考えているか少々お伺いしたいと思いました。



○議長(板垣紀夫君) 市長。



◎市長(望月良和君) きょうの静岡新聞に沼津の興国寺城の問題が出ております。こういう質問をされるからには、鈴木議員も興国寺城のことなんかよくわかっているというふうに思うんですが、実はなぜ韮山城が北條早雲の居城としてなったかというのは、実は本丸といわれている、本丸というものはなかったんですが、現在本丸といわれているところのちょっと上のところに上がっていきますと、実は視界がすべてばっと見えるんです。ちょうど韮山高校のグラウンドからちょうど上になるわけですが、左手から長浜城が見えて興国寺城が見えて戸倉城が見えて、そして長泉城が見えて山中城が見えると、こういうところに位置づけをしていた。これで自分が何ていうんでしょうか、始まって、これから小田原城へと始まっていくわけですが、それで興国寺城から見るとちょうど眼下に伊豆半島が見えるんです。これは江尾山の上のところに登ってみればわかります。そうするとあそこ、こんな言い方をするとおかしいんですが、結果的に堀越御所、室町の最後の茶々丸を追い払って最後平定をしていくわけですが、そのことによって彼は韮山城へ入るわけですが、韮山城をつくるんですが。

 そのことの中で、やっぱり当時の一番ネックになった部分というのは、箱根をどうやって越すかということが大きなやっぱり一つのねらいであったわけなんです。そのことを頭の中に入れながら今言ったように韮山城から見るとそういう形ですべて眼下にそこの城が広がるわけです。このことをやっぱり私は割と、こんなことを言うとまことに失礼なんですが、韮山の人が割と知らない人が多くて、韮山城って何というような形で結構いるんですよ。

 そんなことで、復元ができるかどうかわかりません。今日本の中に山城のサミットをやる、そういう会があるんです。そういうところに出ていけばもしかしたら、それは全部とりでなんです。とりでサミットみたいな形なんです。そういうところへ出ていけば方法があるのかもわかりません。しかしながら、一番、こんなことを言うとおかしいですけれども、北條一族のとりでの中で一番特色のあるといわれておりますのは、障子堀というお堀を掘っていくわけですが、それは今の映画なんかでいろいろやっております「のぼうの城」なんかでやっている池の上に浮かぶ城というのがあるわけなんです。これが唯一その北條一族の落ちなかった城といわれているわけなんですが、その中で、これは山中城なんかにもあるんですが、障子のような形で堀を掘っていく、そのことが相手の侵入を防ぐという、そういう手法なんですが、こんなものもあって、そういうものはきちんと表に出していきたい。それで今きちっとやらなければならないなと思っているのは、江川山の裏の山の江川砦、ここをきちっときれいにしていかないと、結果的には全体が浮かび上がってこないという形になります。

 こんなことで、平成22年度については既に鳥瞰図の中で韮山城を改めて看板をつくり直して、これを設置していこうという形でやっております。こんなことで、次は今言いましたように、韮山城本城の山の整備と同時に、できれば江川砦のところをきれいにしていきながら、そして江川山と韮山城の問題、こういう問題についてもきちっとやっぱりとらえていきたいなと、こんなふうに思っております。

 いずれにしましても、韮山高校同窓会の方々も大分黒松なんか植えてくれたんですよ。邪魔なところへ植えてあるんです。ほとんど切ってしまわなきゃと嘆いたり、これはまた怒られるかもわからないですけれども、何と本丸の真ん中に植えてあるんですよ。これじゃ、これは知らないんじゃないかなと。知っている人もたくさんいるんでしょうけれども、知らない人が植えたかなと。結構太くなっているんです。だものですから、その辺を考えながらですが、ただ土塁はきちっと残っているんです。ですから、土塁というのは高さをとって真ん中を通ってくる敵を全部攻めていくという、そういう形でつくってあるわけですが、そういうものもすべて残っておりますので、ただ何ていうんでしょうか、城の門、大手門といわれるかどうかそれはわかりませんが、門が今の韮山高校のところだというふうに思われております。それで韮山高校の現在の校舎のあるところが元屋敷という形になりますので、これが早雲がいたところであるといわれております。

 こんなことで、実際に全体像を見てみますと、ちょうど外堀が韮山小学校ぐらいになっていくわけでありまして、大変そういう面では夢のあるおもしろいものになっていくのかなというふうに思っておりますので、当面は平成23年、24年という形でやらせていただいて、その後も計画的に天ケ岳のほうのあれがやっぱり実際には戦いのための出城だったわけなんです。こんなことも含めて全体像をもう少し浮かび上がらせていきたいというふうに思っています。

 いずれにしましても、みんながやるんじゃなくて鈴木議員さんもぜひ一度合間を見て手伝っていただきたいなと、そんなふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(板垣紀夫君) 13番、鈴木平一郎さん。



◆13番(鈴木平一郎君) 何か大変応援をしていただけるということで力強いお言葉をいただいたわけですけれども、とりあえずやっていただいて、今先ほど市長が言われましたように、ちょっと私は勉強不足ですけれども、各山城のところが全部見えるようなところだと、それでそこを統一していたというような形で今聞いたわけですが、そんなお城でありますからぜひ復元をしていただいて、そうして先ほど復元はできないかもしれないというふうに言われましたけれども、ぜひ復元をしていただいてできれば早くですが、何年かかってもしていただいてここに韮山城があったんだということを後世の人たちにお知らせをしていただくことは大変いいことだと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 そして、先ほど全国的に山城を復元したというところはなかなかないということでありましたんですが、ちょっと調べてみましたら、浜松市天竜区の水窪町というところに、山城を武田信玄が東栄へ進出するときにつくった山城があって、それを水窪町で復元をしたというところがあるんです。それでそこが写真を持ってきたんですが、こういうふうにしてつくってあるわけです。だからここまではあれですけれども、何かこういうふうなのが後世に残るようにしていただきたいと思っております。

 そしてもう一つは、先ほど市長が言われましたように、江川山のほうのとりでですか、そこがこの前ちょっと行って見てきたわけですが、あそこがお堀がこうあるわけです。それで韮山城を復元する会の人たちが竹を全部あるとき切ってくれまして、まだ残っていますけれども切ってくれまして、それでお堀が丸見えになっているわけですよ。どぶみたいになっているわけですけれども、あそこを全国サミットがありますね、あれであそこの親水公園のところへやっているわけですが、あそこも平成24年にあやめサミットが開かれるということですが、それまでできるかどうかわかりませんけれども、ここに堀があったということで、そこへアヤメでも植えれば非常によくなるんじゃないかと思いますけれども、またこれは考えていただいてやっていただきたいと思いますが。

 ともかく、ぜひともこの韮山城は戦国時代の中で非常に活躍をし、また統一にあわれたということでありますので、ぜひともこの遺跡が韮山にある、伊豆の国市にあるということは、今この韮山は伊豆の国市の中では戦国時代から現在までの歴史が刻まれるような、ここの地区だけで刻まれるようなところになっておりますので、ぜひやっていただいて後世に伝えていただきたいなと思っておりますので、もう一度だけ市長にどう考えているかをお伺いしたいと思います。



○議長(板垣紀夫君) 市長。



◎市長(望月良和君) 復元ができないというのが、基本的には本物でないともう今は復元ができないという時代になりましたので、かなり難しい問題だというふうに思っております。ですから、そういう面で鳥瞰図やなにかをきちんとつくって皆さんに予測ができるような、そういうものをやっぱり考えていかなきゃいけないのかなというふうに思っております。

 しかし、全国には本当はとりでであったところへ本丸をつくったなんていう、天守閣をつくったなんていうところがありまして、これはもう全く文化庁には怒られているわけです。現在は文化庁では本物でないと、コンクリでもだめなんです。全部樹木じゃないとだめなんです。ということで、これはこんなことでもう城池公園のところも階段やなにかのところもできればまくら木あたりで張っていこうということで、手すりなんかもできればコンクリづくりじゃなくて、できればそういうまくら木みたいなものを使ってやっていきたいなと、今のところは考えております。

 いずれにしましても、城池公園のところも大分きれいになってきましたので、ただどうなんでしょうか、やっぱりあそこの入り口の道路が本当にちょっと狭くて、これが住宅が張りついちゃっているものですから、正直言って何もできないというふうに思いますが、このことを含めてもう少しいろいろ考えさせていただこうというふうには思っております。

 それから、平成24年のあやめサミットのときのこともありますが、そればかりじゃなくて、本当にそういう面で皆さんに見ていただいて喜んでいただいたような、そういうものにしたいというふうに思っておりますので、ぜひまたご理解をいただければ大変ありがたいと。

 また同時に、天ケ岳のほうにつきましては民地が入っているんです、実は。それで韮山城の本城のところについては江川山ですから、これは江川山にお話をしてやらせていただくというふうに話をつけてございます。しかし、天ケ岳のほうについてはかなり民地も入ってきますので、ここはまた皆さんがやりたいというと、うちはいいというのが出てくる可能性があるので、この点はやっぱり地元の方々がきちんとそういうのがあるからもうみんなで協力しようよということで、竹を切るのにも問題があるところがあるんです、うちの竹はいいなんていう。わざわざ密集してあるんだというような。

 よろしくお願いします。



○議長(板垣紀夫君) 13番、鈴木平一郎さん。



◆13番(鈴木平一郎君) 大変大きく協力していただいてまたやっていただくということで、大変私も安心しましたので、私も先ほど市長に協力してやってくれということで、一生懸命協力いたしますので、よろしくお願いしたいと思います。

 これで終わります。



○議長(板垣紀夫君) これにて、13番、鈴木平一郎さんの質問を終了いたします。

 ここで暫時休憩をいたします。再開を1時といたします。



△休憩 午前11時44分



△再開 午後1時00分



○議長(板垣紀夫君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。

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△山下孝志君



○議長(板垣紀夫君) 次に、18番、山下孝志さんの発言を許します。

 18番、山下孝志さん。

         〔18番 山下孝志君登壇〕



◆18番(山下孝志君) 18番、公明党、山下孝志です。

 私は、提出してあります5件について、市長並びに教育長に答弁を求めます。

 1点目、地球温暖化対策推進事業について。庁舎内の取り組みと市民への啓発活動はどのように行われるのか。

 2点目、地域芸能伝承施設整備事業について。観光振興の中心に芸妓さんを置くべきと考える。このことについて、所信を伺うと同時に、その施策は。

 3点目、農業振興について。農家の戸別所得補償制度について、市長の認識と市内農家(農業)への影響、また恩恵はどうか。

 次に、歩行者の安全対策について。通学路の安全総点検とその他一般市民の事故発生場所の確認とその善後策はどのように行われているのか。

 最後に、借地の買上げについて。平成23年度借地買上げ予定と次年度以降の計画は。

 以上です。お願いします。



○議長(板垣紀夫君) 答弁者、市長。

         〔市長 望月良和君登壇〕



◎市長(望月良和君) それでは、山下議員のご質問にお答えをいたします。

 まず、1点目の地球温暖化対策推進事業についての庁舎内での取り組みは、平成18年度伊豆の国市地球温暖化対策実行計画を策定し、温暖化の主な原因であるCO2の削減に取り組んでまいりました。

 このCO2の削減目標は、平成17年度を基準とし、平成23年度までに6%の削減を目標といたしましたが、目標である410トンの削減を平成21年度中に達成したことから、目標数値を9%に変更したところであります。

 具体的な取り組みとしましては、両面コピーやコピー用紙の裏面再利用、メール便による回覧、掲示板の活用によるペーパーレス化を行っています。また、電力の節減では、昼休みの消灯、離席時のパソコン電源オフなどの節電の励行、水道の節水、クールビズ、ウオームビズの徹底による省エネ、事務用品などのグリーン小購入の推進、庁用車買いかえ時の軽自動車やエコカーの購入、車の相乗り、エコ運転やアイドリングストップの推進、施設建設時などに省エネ機器の導入、さらにごみの排出量削減など無理なく無駄なく実施することを心がけて、職員一人一人が省エネ、事務の効率化に向け取り組んでおります。また、環境省が推奨する環境マネジメントシステム、エコアクション21の認証を平成21年10月9日に受け、各課それぞれが目標を持って省エネ活動に取り組んでおります。

 市民への啓発活動としましては、広報いずのくにに、毎月「あなたにもできる実践エコライフ」のコーナーを設け、市民にできる取り組みなどを紹介しております。また新エネルギー機器導入補助金やリサイクル祭りの実施による省エネへの関心を高める意識啓発のための事業を実施しております。

 また、ごみの減量からCO2削減を進めるために、平成21年7月から市内主要店舗のレジ袋無料配布の廃止を行い、市民に対しエコバックの活用を呼びかけてきました。昨年10月に完成しました資源循環センター「農土香」では、現在市内旅館と給食センターの生ごみを堆肥化しておりますが、来年度は試験的に一部地区で一般家庭への生ごみ改修と処理を行う予定であります。また、本年の4月から新たに紙類の分別を見直し、その他の紙の分別と廃食用油のリサイクルをお願いしていく予定であります。

 次に、2点目の事業は、伊豆長岡温泉の温泉文化を代表に伊豆の国市固有の伝統的な芸能文化を後世に伝えていくための拠点づくりを考えております。それといいますのも、とりわけ芸妓さんによる芸は本市の中心的な温泉場である伊豆長岡温泉の文化の一つの象徴でもありますが、近年この温泉場への観光客の減少とともに、この温泉文化が廃れゆく傾向にあります。また、市内では祭りのしゃぎりが各地で催されて、このしゃぎりはその地域ごとにそれぞれ異なり、その地域の固有のリズムとして大切に受け継がれてきております。しかしながら、少子化の影響や地域の人づき合い希薄になってきたことにより、その継承に苦慮している地域がふえてきました。さらに、2000年の伊豆新世紀創造祭から毎年催されております狩野川には、多くの子供たちもかかわっております。このような温泉文化の象徴である芸妓さんの技芸や地域のしゃぎり、能など市内にある伝統的な芸能文化を後世に伝え、そのアイデンティティーを維持していくことは行政の責務であると思っております。そこで、旧大観宮跡地を活用し、その拠点となるような施設を整備し、天候に左右されずに利用できる新たな観光資源で観光客の増加を図るとともに、市民の郷土愛の醸成もあわせて図っていきたいと考えております。

 なお、施設の内容につきましては、平成23年度の予算で基本設計を考えておりますので、その中で検討してまいりたいと思っております。

 次に、3点目の農業の戸別所得補償制度については、国の食料農業農村基本計画の中で、農業の持続的発展と食料自給率の向上をねらいとして制度課されたものであり、この考え方は尊重すべきものであります。本年度の伊豆の国市における戸別所得補償モデル事業では、既に全体で211戸の農家に対し、水田利活用、自給力向上事業交付金と米戸別所得補償モデル事業交付金の基本部分での合計金額として696万4,124円が支払われました。今後とも農業者やJAなどを含めて構成される伊豆の国市地域水田農業推進協議会の方針により事業を進めることとなります。市としましては、協議会の取り組み方針を尊重し、多くの農家に所得補償交付金を受けていただくことがよいと考えております。

 4点目の通学路の安全総点検については、市内6つの小学校を対象に6月、通学路における要望事項や危険箇所に関する調査を実施し、回答を受けた箇所の現地調査を行っております。また、交通規制要望や交通安全施設に関する要望についても随時受け付け、大仁警察署を通じ静岡県公安委員会に上申しております。

 事故発生場所の確認と善後策につきましては、事故発生から24時間以内に死亡した交通死亡事故の場合は、大仁警察、道路管理者、安全対策課、交通安全協会大仁地区支部などの方々による現場診断を行い、事故発生原因と対象について協議し、それぞれの役割において対策を講じております。このほか死亡事故でなく重大な事故が発生した箇所においては、伊豆の国市交通指導委員会対策部会と現場に出向き、事故防止策を検討した上で、大仁警察署に要望を伝えるなどの対応をしております。

 それでは、通学路の総点検についてお答えをいたします。

 学校の通学路については、各学校で年度当初、安全点検する中で決められており、工事などの道路状況や児童の通学の様子なども考慮して、その都度適宜に変更等をしています。そして、小学校では毎年1学期、父母と交通安全リーダーと語る会を実施し、子供の立場、父母の立場、行政の立場より子供たちの登下校及び通学路の安全について協議や点検を行っております。市教委では長岡、韮山、大仁の3地区に1名ずつの安全支援員を配置し、防犯や登下校等の安全確保に努めております。また、地域でも学校によって安全ボランティアやこども見守り隊が組織され、子供たちの登下校や通学路の安全について協力をしていただいております。

 5点目の平成23年度借地買上げ予定と次年度以降の計画ですが、平成23年度で借地をしているところを買い上げる予定はございません。また、次年度以降についても今のところ買い上げる計画はございません。

 いずれにいたしましても、現在借地となっている箇所については、旧町から引き継ぎ、当初お借りする時点の考え方として、将来的に公共施設の移動や統廃合等で不要となる可能性があると考えられるものについてお借りをしているわけであります。しかし、現時点において将来的に市が管理していくことが妥当であると判断した場合には、財源を確保して土地所有者にお願いをし取得をしていきたいと考えております。

 以上であります。



○議長(板垣紀夫君) 18番、山下さん。



◆18番(山下孝志君) 山下です。

 今議会は市長の所信表明がありまして、そして今平成23年度予算や各委員会に付託されていますので、各委員会ごとに審査をしたという状況であります。また、今一般質問においても重複する部分があったり、きょうも例えば昨年の9月あるいは12月に同僚議員が質問していることがありますので、その辺を参考にしながらあるいは省略する部分もあるんですけれども、改めて再質問をしたいと思いますので、よろしくお願いします。

 所信表明の中でありましたように、まず、美しい自然と恵まれた快適な空間のまちということで、地球温暖化対策推進事業について質問させていただきます。

 近年、この気候変動で市民の環境への関心は非常に高まっていますので、行政側としてもいろんなそういう部分においては取り組みはしやすいし、市民の協力も得やすいというふうに感じます。その点で、ただいまありましたこの平成23年度から始まる紙ごみの分別回収とかあるいは家庭用廃食用油の回収等、新しい事業がスタートするわけですけれども、まずそのことについて、私は地区の説明会へ出席しませんでしたので、ちょっとお聞きしたいと思います。

 このことについては広報の今月号に載っています。そこにあるんですけれども、ちょっと自分としてもう少し考えてほしいなという部分がありますので、部長のほうからで結構ですからお願いします。

 まず、紙のほうですけれども、プライバシーに関する紙ごみはこれまでどおり燃やせるごみで出しても差し支えありませんというふうに載っています。できれば協力して出したいんですけれども、やはりそういうプライバシーの面が守られるのか、どこかへ紛れて利用されるかと、そういう心配がありますので、どうしても今までどおり燃やせるごみの中へ入れたほうが簡単に済んでしまいますので、そういうふうになりがちなんですけれども、本当にもっと推進するにはプライバシーはしっかり守られますよという部分を強力に出してほしいのが1点、そのことをお願いします。

 次に、家庭用の廃食用油の件ですけれども、出すところが長岡清掃センター、韮山リサイクルプラザ、大仁清掃センターというふうに1カ所なんですよ。これはなかなか出すにも出しづらいというか、本当にその気にならないと持っていけない、そういう部分がありますので、この点についてこれから出発するんですけれども、もう少し出せる場所が身近にあったほうがいいかなというふうに思いますので、まずこの2点をお願いしますと同時に、ただいま市長からありました。またグリーン購入という部分の話がありました。これは余り耳にしない言葉で、私も所信表明のときに説明された中にあったものですから、ちょっと見てはいるんですけれども、このことについて課のほうで部のほうではどのような取り組みをしているか、その点についてまずご説明をお願いします。



○議長(板垣紀夫君) 市長。



◎市長(望月良和君) それでは、部長と言われましたけれども、私がじゃ先に前座をやらせていただきます。

 今回雑紙類という形で、これを皆さんにお願いをしていくということで説明をさせていただきました。地区ではいろいろな反響がございまして、年寄りじゃそんなのわからないよという人も中にいまして、結構わからない、わからないと言いながら、その隠れみのをつくっている人もなきにしもあらずというのもありますので、できるだけ皆さんに協力してほしいということでお願いをしております。

 この雑紙等については買い物袋とか紙袋があるわけですが、こういうものに入れていただければ結構だということでお願いをしているわけでありますが、特に今話が出ましたようにプライバシーの問題、そういう問題については何ていいましょうか、これはやっぱり燃やせるごみにしたほうがいいというご本人の判断であれば、それはそうしてもらったほうがいいと思うんです。ただ私どもが実際に焼却場のところで見ていますと、ピットやなにかのところを見ていますと、一般の燃やせるごみの中にも紙が余りにも多過ぎるんです。

 この前、昨年の地区の懇談会に行ったときに、ごみの減量化の問題としてどんなものがまざっているのかということで、一部お話はさせていただきました。その中で結果的にはプラスチックであるとか発泡スチロールであるとかビニール類であるとかとそういうものもみんなまざってきてしまっている部分があって、再度皆さんにお願いをして何とか分別に協力してくださいというお話をさせてもらってきました。

 それで、今回考えておりますのは、この雑紙類を分別をすることによって、今現在紙類で燃やせるごみにお願いしているのは、カーボン紙、カーボンのついている紙とか白色カーボン、要するに上から突いたときに下に書けるような、そういうものについては資源化できませんので、これについては燃やすごみにしてくださいと。そうでない例えばはがき類であるとか、何ていうんでしょうか、たばこのケースなんかはもうもともと分別になっているわけですが、そうでない例えば包装紙であるとかちょっとした紙類が、それと各家庭で現在コピーを持っている家が結構あるんです。そういうものなんかをそのままごみの中に入ってきてしまっていると、そういうのを何とかお願いをしていきたいと。これは今業者の皆さん方に集めていただいているところとシルバーが集めているところと両方あるわけですが、この辺の状況を見ながら、この辺の地区はもう一度きっちり説明をしたほうがいいなというところについては、随時また説明会をやっていきたいなというふうに思っております。ですから、一遍になかなかできませんが、ただどうしても、燃やせるごみの中にはどうしても現在は紙おむつがもう避けて通れない時代になっておりますので、これらはほかに分別のしようもございませんから燃やせるごみで結構ですよと言っているわけなんです。実際には、一般の家庭の生ごみも別々にこれからお願いをしていこうという形を考えておりますので、平成23年度は当初は一部の方々にお願いをして、その状況を見ながら全市に広げていくような方策をとっていきたいというふうに思っておりますが、この辺についてもやりながら考えていきたいというふうに思っております。

 それから、油類ですが、これも現状ではもうやっているわけです。石けんをつくるボランティアの組織なんかもございますので、そういう人たちもありますし、またある程度大量に集まるならば、今あれを生成してガソリンに燃料にもなるということでいわれておりますので、これらについては大量に出る場合については回収をするようなシステムを今後はつくっていきたいと。当面は各家庭で今現在は何ていうんでしょうか、固形化をして燃やすごみの中に入れてくださいという形をとっていますが、それをもしためることができるならば、何とかこれも回収をしたいというふうに考えておりますので、これらについてもやりながら実態を見ながら、昔はよく私も収集車に乗って実際に皆さんのを見て回ってきたわけですが、昔はそれこそスイカ1個ぼんなんて入ってくるなんていうのが結構ありまして、持つのにこんなもの重たいなんていうのは結構あったんです。最近はそういうものというのは結構なくなってきましたので、やっぱり皆様方に市民の方々にこの辺から協力していただくということをやっぱりお願いをしていこうと、そんなふうに思っておりますので、そんな形でございます。余りかたく考えていこうとするとどうしてもできなくなってしまいますので、その辺をもう少しやわらかく考えていきたいというふうに思っております。

 ですから、雑紙類なんかも今は買い物袋の中に入れてくださいというお話をしておりますが、これも結果的にそうじゃなくて、何か指定の袋でもあればそのほうがいいよということであれば、それはそれで考えていこうというふうに思っておりますので、随時その辺についてはなるべくお金をかけないで何とかこの事業の推進を図りたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。

 3点目については部長のほうから。



○議長(板垣紀夫君) 環境部長。



◎環境部長(渡辺広明君) 1点目、2点目は市長のおっしゃるとおり特にプライバシーは自分で処理していただく。それから油については出方によってこれから考えていく。

 それで、3点目のグリーン購入でありますけれども、グリーン購入のほうは結構一般市民の方にも普及して知られているかと思っていたんですけれども、基本的には環境物品等の調達の推進に関する法律に基づきまして、環境に配慮した物品の調達を推進していこうというものであります。詳しく言いますと、いわゆる従来のように物品を価格や品質だけで購入してきたものを、資源採取から廃棄物に至るまでの各物品のライフサイクルに合わせて多様な環境負荷を配慮して、考慮した形で物品を購入するものであります。例えば環境や人の健康に被害を与えるような物品の使用が少ないものであるとか、あるいは資源やエネルギーの消費が少ないものであること。それから資源の持続可能な方法で採取しているものであるとか、あるいは長時間の使用に耐え得るものであるとか、あるいは再使用が可能なものであるとか、こういったことが基本として、基本原則として調達の基本となっております。

 それから、それに対して市のほうでは市長の答弁の中にもありましたように、エコアクション21の中でこちらでもやはりCO2の削減が義務づけられておりますので、こちらの取り組みとしまして物品の調達に関して目標レベルを定めて、特にその目標レベルの1に関しましては、もう100%近くこの製品を買うということで、製品を定めて購入のほうを進めているところであります。コピー用紙であるとかあるいはトイレットペーパーあるいは文房具、OA機器、それから電池、家電製品、エアコンディショナー、照明器具、オフィス家具、それから自動車、すべてのものにそれらのことが一応義務化といいますか、一応レベルを決めて調達を進めているところであります。

 以上であります。



○議長(板垣紀夫君) 18番、山下さん。



◆18番(山下孝志君) ただいま市長の話はよくわかりましたし、私も月に1回ぐらいは韮山のリサイクルプラザに行ってまとめて持っていくんですよ。自分はもう大分長くなっちゃいますもので分別して持っていきますので簡単にここに書いてある担当の方がいらっしゃいますので、手伝ってもらったりとか。中にはごちゃごちゃに持ってきて、その場で一生懸命に指導されて分別をしている方もいらっしゃいますが、そういう方もちょっとどうなんでしょうか。

 先ほどの話、これから状況を見ながら進めていくということは理解しましたので、自分もそんな感じでやりたいなというふうに、少しでも協力というか自分にできることをやっていきたいなと、こういうふうに思いました。

 次に、グリーン購入法について自分はよくわからなかったものですから質問させていただきまして、結構皆さんは知っているのかなという感じの答弁でしたけれども、自分なりにちょっと調べてみましたら、グリーン購入法とその連携でさらなる環境配慮ということで、2000年に制定されたグリーン購入法は一定水準の環境性能を満たす製品やサービスの調達を推進する制度で、これまで環境負荷削減に貢献してきました。ただグリーン購入法は原則として最低価格落札方式の中での環境配慮調達を進める制度であり、より積極的に環境に配慮するためには契約上の工夫が求められています。そうした契約上の工夫を制度的に推進するのが環境配慮契約法ですというふうに、こうした新しいというか上がった上のほうの法律なんですけれども、あるわけで、それについては地方公共団体では努力目標というふうにされているようなんですけれども、これについて市のほうではどのように取り上げていこうとしているのか、考え方をお願いします。



○議長(板垣紀夫君) 環境部長。



◎環境部長(渡辺広明君) グリーン購入をさらに進めるために、例えば物品の発注あるいは仕事の発注のほうまで制度的に進めるという、その段階まで現在はまだ行っていないのかなと。ちょっと契約のほうのあれはわかりませんけれども、当然ものに関しては先ほど言ったようにグリーン購入も重視されますけれども、このほかの一般のことについてはちょっと契約のほうでどの辺まで押さえているかというのはちょっと私のほうではわかりませんので、もしわかればお願いいたします。



○議長(板垣紀夫君) 副市長。



◎副市長(山口文雄君) 特にこれというふうな形の中で指導はしておりませんけれども、学校等の備品等についてはそういう形で発注したという記憶は持っております。

 以上です。



○議長(板垣紀夫君) 18番、山下さん。



◆18番(山下孝志君) これは例えば市の庁舎とか、かかわる建物を建てるときにただ安いだけがいいというんじゃなくて、長く、多少金額が上がっても長く利用できるというか、買いかえなくてもいいという、そういうことも考えながら契約を進めていこうという、そういう趣旨のように読めるんですよね。そうなると自分は所属していますけれども、関係しますけれども、教育なんかではこれから実際にできましたけれども、これが共和とか堀越なんかは実際に建てているわけで、そういう視点を持ちながら今そういう契約を進めているのかどうかなということを1つだけ最後にお聞きします。



○議長(板垣紀夫君) 副市長。



◎副市長(山口文雄君) ちょっと具体的に確認をしていませんので、はっきりしたことは申し上げられませんけれども、今のところ取り組みとしては私は持っていないような気がしております。

 以上です。



○議長(板垣紀夫君) 18番、山下さん。



◆18番(山下孝志君) これは努力目標のようにそういう感じですから、これから本当にこういうことも考えながら進めていってほしいなと思います。と同時に、今冒頭市長のほうからいろいろ説明があって、市も頑張っていると、そういう姿がよくわかりました。と同時に、市民への啓発活動という部分でもう少し目に見えたものが欲しいなと自分は思うんですよ。例えば7月7日、2008年7月7日、何かわかりますか、洞爺湖サミットです。この日をクールアースデーというふうに定めて、なるべく早く、例えばそのときは8時から10時ごろまで消灯するという、節電するというふうなことがありました。私も考えまして、市民にアピールする一つの方法として、例えばその7月7日を残業なしデー、この日はもう本当に定時で仕事が終わったらみんなもう帰ると。それで庁舎も真っ暗で節電しているという姿を市民に伝えると同時に、皆さんもそうしましょうという感じで、そういうふうな日が年に一遍あったっていいんではないかというふうに私は思いますので、ぜひこれは検討していただきたい。そうすればそのために一日その日は残業できないんだというふうになれば、職員もそういう意識でその前に相当進めるかもしれません。ぜひこのことを要望しまして、次の質問に移ります。

 次に、生き生き働く活気に満ちた産業のあるまちということで、地域芸能伝承施設整備事業について、本年度平成23年度の予算で616万円ですけれども、その中の基本設計で580万。

 まず、市長が先ほどいろいろお話しされていましたし、実は松下議員が昨年12月に質問していただきました。それ何回も読ませていただきましたけれども、改めてお聞きします。

 まず、どのような経緯からこの施設をつくろうというふうに決まったのかを1つ。

 次に、施設の運営、管理をどこが行うのか。あるいは使用料を取るのか。また入館料、見学料は取るのか、その収入はどこへ行くのかが1つであります。

 もう一つの疑問は、市民の疑問は、平成23年度予算もありますけれども、ケイショウシャ育成事業で県費が入っていますけれども、なぜそこに入れるんだという公費がそこに行くんだという疑問もあるわけですよ、一般市民からすれば。その辺の説明も改めてお伺いします。



○議長(板垣紀夫君) 市長。



◎市長(望月良和君) この経緯でありますが、これについては前々からお話をさせていただいておりますように、総合計画の中で歴史文化を大切にしていく、その中で一番私どもが考えておりますのは、特色ある地域づくりというのが当然必要になってくるわけで、この中で特に先ほども答弁させていただきましたように、伊豆長岡温泉の芸妓さんの問題等については、これはここでなくなったら復活をすることもない、そういうことだというふうに理解をしております。こんなことからきのうもちょっとやっておりましたんですが、伊東で大学院生が1年間の研修を終えて晴れの芸妓さんになったと。実は伊豆長岡温泉にも日大の3年生の生徒が、生徒がと言うとおかしいんですが、一生懸命頑張って今やったりなんかしております。それでまた、こういうものがそう簡単にできる問題ではありませんが、やっぱりこういうものを意図的に残していくという形がないと多分残らないということで、それこそ伊豆長岡温泉の芸妓さんも300から400人ぐらいは最盛期はいたといわれておりますように、この周辺でもたくさんおいでになったわけですが、ほとんどもういなくなってしまっているという形の中で、やっぱり日本の心である文化、こういうものをきっちり残していくためには政策的にやらなければならないということと同時に、こんなことを言うとおかしいんですが、今しゃぎりなんかも練習をしているとうるさいという、そういうことを言われるんです。こういう社会の中でやっぱりこれらをきちっと残していく。また本当に昔は温泉場なんか歩くと三味線の音とか和太鼓の音とか、こういうものが結構あったんです。しかしそれらも全くもう消えてしまう。今、糸を弾く人も余りたくさんいませんので、仕方がないのかもわかりませんが、そういうのを意図的に残していく、そのことをやっていこうということで、これはただ単に芸妓さんだけの問題ではなくて、やっぱり地域のいろいろなものを残していくための努力をきちっとしていきたいというふうに思っております。

 いずれにいたしましても、例えば長岡でも鵺ばらい祭なんかも、今は中学の生徒が衛樹先生のご指導でやっていただいていることは確かなんですが、これもふだん練習をする場所もなかなかございませんので、こういうのもある程度きちっとして練習ができるように、毎日なんてやるわけじゃないですから、月に何回かやっていく、また何ていうんでしょうか、今狩野川、伊豆新世紀創造祭で始めましたコトモノなんかも、この間も源頼朝をやらせてもらったんですが、こういうのも実際に学校の講堂でやるんではなくて、もうこういうところで練習をすることによって、教えていただく方なんかにも場所の提供がきちっとできるという形で大変いいのかなというふうに思っております。こんなことで、こういう背景の中にやっぱり伊豆の国市の特色ある文化というものを残していくためにきちっとやっていきたいというふうに思っております。これが経緯であります。

 それから、管理運営でありますが、これはまだ今のところ煮詰めてございませんが、基本的には3つ目の問題の使用料や見学料、これに絡む問題でありますので、ただ練習をしている、芸妓さんの練習を見させて、夜上げてもらうというような形のものもとらせていただきたいというふうに思っているんですが、しかし、ここでやろうとしているものは、この練習風景については無料でいいわけですが、しかし、そればかりじゃなくて、ここで正式に見せる場合については料金を取ってやろうという形で考えております。これは京都なんかへ行きますと2,500円お金を取られて、そのかわり芸妓さんがいたりお茶を入れたり茶店をやったりお琴をやったりという、そういう披露をするわけで、これらについては使用料や見学料については取るものと取らないもの、それは区別をしていきたいというふうに思っております。

 その管理等については当面は行政が管理をしていこうという形で考えております。しかしながら、この運営については基本的には別の団体を組織をしていこうというふうに思っております。これは第三セクのような形になるのかなというふうに思っておりますが、その中でいろいろな計画を練り上げて、そして1カ月なら1カ月のスケジュールをつくる。その中で昼間やってもらう場合と夜はこんなことができる、1週間のうちどんなものとどんなものを組み合わせていったらいいのかと、そういうものを考えていきたいというふうに思っております。こんなことで、実際の運営はそういう形でできれば別の組織をつくって、その中できちっとやっていきたいというふうに思っております。

 いずれにしましても、これはほかの現在の既存の団体にやっていただこうという形になりますと、かなり無理がいくんだろうというふうに思っておりますので、そんな形で考えさせていただいております。いずれにしましても、できるだけ早い時期にこれらの問題も答えを出していきたいというふうに思っております。

         〔発言する者あり〕



○議長(板垣紀夫君) 市長。



◎市長(望月良和君) それでは、最近の実績を余り聞いていないものですから、1人応募がございまして、これは手当が月14万ということでございまして、お1人応募がございました。今の日大の生徒についてはこれがどういう形になっているのかちょっと把握をしておりませんが、結果的に14万だとなかなかこれで生活をするというのは難しいわけです。ですから、できるだけ早く覚えて実際には現場も出て、多少金を稼ぐということをやらないと無理だろうというふうに思っております。これについては当初5名だったですね。

 すみません、部長のほうがうまいということですから。



○議長(板垣紀夫君) 観光産業部長。



◎観光産業部長(八木基之君) 大変すみません、ちょっと芸妓伝統芸能所経営者の質問の件に関してですが、これにつきましては2月1日から2人ほど研修を行っております。一応来年3月31日までという事業ですから、一応1年間は続けるということで、今現在も募集はしているところでございますけれども、残り1年を切ってきたというところもございまして、これからはちょっとなかなか難しいかなということで、次年度の予算も5人分とってあるわけですけれども、今の確率ではそちらの分は3人分は減額していく可能性が強いということが実情です。

 以上でございます。



○議長(板垣紀夫君) 18番、山下さん。



◆18番(山下孝志君) その件は、なぜ公費を充ててまでそういう人たちをお願いするのかと。その部分について一般市民からの理解はもっとしっかり説明しないとだめなんではないですかということですから、後でまたあったら話をしてください。

 それで、伊豆の観光の落ち込み、長岡の観光の落ち込みは目に余るものがあると思います。何が原因かというのをよく考えまして、何をやったらいいのかというのを考えまして今回のテーマとしたわけですけれども、自分のやっぱり一番の問題は、旅館のお客の抱え込みだと思うんですよ。自分のところへ入ったお客さんは全部うちの中で食事から何からやって、外へ出さないと、それが一番の原因だと思うんです。発展しているまちは温泉場は、やはりお客さんを外へ出していただいて、地域でまた買ってもらうとか楽しんでもらうという、そういうことができていない、できているところは発展しているんだけれども、長岡温泉、衰退している温泉は皆そうですよ、抱え込みですよ。ですからもう旅館を出ても通りに出ても何もないじゃないですか、売店もない、射的場が一軒二軒あるぐらいで、温泉場という雰囲気は全くない。でもお客さんは温泉場へ来るお客さんは非日常を選択というか、したいという気持ちでくるわけですよね。

 それでじゃ、長岡の観光の目玉、資源は何かと考えたときに、私はやはり芸妓さんかなというように思うんですよ。例えば芸妓祭り、報告がありましたようにたくさんの方々が見にきているじゃないですか。それはやはり本物を見たいというそういう願望と、自分らもありますよ。でも心配なのはそういうやつだったらいいんだけれども、例えばそういうグループの慰安会にお願いしようとしたら幾らかかるか、これが問題です。やはり料金の明瞭化、そして安心して踊りを見たりお歌を聞かせていただける、そういう明瞭化にしていただけると安心して、ちょっとふだんよりもこれだけ少し出せばそういうのができるのかなというふうに自分は思うんです。このことは本当に何かパンフレットを出すときに、金額が幾らですよというやつを出せればいいらしいんですけれども、なかなか出せない。なぜ出せないかというと、旅館によって旅館が取る金額が違うらしくて統一料金が出せないということを聞いたことがあります。

 その部分で、やはり1つは長岡温泉全体がこれでいこうという一つの目標とかが必要なこと。それで私は今回この質問がありますから、そういう芸妓さんを呼んでも安心して長岡で楽しめますという、そういう金額の明瞭化、明確化と、その部分が必要で、このことはぜひ市として観光協会とか旅館組合とかに補助金を出しているわけですから意見が言えるわけですから、私はそんな方法で進んでほしいと思うんですけれども、その点について市長、いかがでしょうか。



○議長(板垣紀夫君) 市長。



◎市長(望月良和君) 全く同じようなことは何回も言っております。何回言っても聞かないのが彼らですから仕方がないわけですよ、本当のところ。特に旅館からお客を出さない、こういう問題なんかは本当にゆゆしき問題なんです。それで言えばみんなわかっているんですよ。わかっていてやる、うちの中でなくても結構ですと言いながら、1階におりていくとみんなバーがあるわけですよ。そこで二次会をやる、それで土産物を売っている。それじゃ表へは買いに行かない、表は歩かない、げたの音もしない。最近げたもなくなりましたけれども。ですから、そういうのはもうみんなわかっているんですよ。自分たちはもう百も承知。芸妓さんの玉代なんかも全くわかっていますよ、みんな。何で明快にしないのと言ったって格式が違うと。それはどこを指して言うのか私どもにはわかりませんが、しかし、払うほうにしてみれば、山下議員のおっしゃるように安心できないわけですよ。本当に年じゅうなれている方は幾らでいいべなんて言って、適当にやってしまうというところは結構あるみたいですが、実際に旅館に上げて旅館のほうで玉代をつけてという形になると、実際に幾らなのかわからない。これはちゃんとしてくださいよと言っても、いや、これは芸妓さんに言われても困るし旅館のほうに言っても、いや、私らに言われても困ると。じゃどこに言えばいいですかと言えば、いや、わからないです、何だかわからない。これはもうずっと言ってきているんです、それは。

 じゃ、どうしたらいいといったって解決のしようがないです。本当はだからなぜ料金表ができないのと、できないんですよ、みんな。これはそれこそ伊豆の国市の七不思議の一つぐらいですよ。幾ら言ってもだめなんですから、最近はもう言わなくなりましたんですけれども。



○議長(板垣紀夫君) 18番、山下さん。



◆18番(山下孝志君) この件について3回目ですか。

 よくわかりました。どうしようもない。

 多分旅館のおやじさんたちも、よその繁盛しているお店屋さんへ行って、自分たちとこの温泉場との違いは重々認識して帰ってくるんだろうけれども、帰ってきたらうち忘れてという状況かもしれませんね。わかりました。ですから、知らないうちに経営者がかわっているという部分があるから、市長もそういうことで何回も言っているということですが、このことを何回もここで言ってもしようがないですから、以上で終わりにします。

 次にいきます。住みたい訪れたい賑わいのあるまちづくりで、歩行者の安全対策について取り上げました。

 まず、教育長にお伺いしましょうか。先ほど市長の答弁の中では、1学期のときに点検をしていろんな団体から出してというような話でしたので、では平成22年度の要望があって、どの箇所を何カ所ぐらい直したかという、その辺がもしわかったら教えてください。

 あと継ぎに、実はこれがありました。2月16日、長岡サンバレー南側で発生した事故についてお伺いします。場所が長岡の646−3で、長岡川に歩行者が転落しました。このことについて担当のほうではちゃんと確認していると思いますので、その状況の報告をお願いします。それで、私は市は重大な責任があると私は考えていますので、そのことについてそちら側の答えをお願いします。このことについては部長のほうに言ってありますからわかっていますね。お願いします。



◎教育長(佐藤亨君) すみません、何カ所直したかというのは全然聞いておりませんので、私は把握していないので。



○議長(板垣紀夫君) 総務部長。



◎総務部長(豊竹満夫君) それでは先日、山下議員からこういう事故があったからというようなお話がございました。確かに日時が平成23年2月15日火曜日に起きた事故ということで、これは田方消防のほうへ緊急搬送された事故でありました。2月15日の午後1時32分ということでありました。これについては場所については今紹介がありましたような、ホテルサンバレーの前の長岡川でのことであります。近所に住む男性(75歳)の方でありました。ちょっと個人のプライバシーにかかわる部分がありますので、長岡川については市の管理河川ということで、これについては都市整備部の建設課のほうの担当職員が場所を確認しております。その処理を見させていただきました。

 事故の状況については長岡川については深さが2メーターから2メーター500程度あるというようなことで、私も従来からあそこについては毎日朝通ってきますのでわかりますけれども、深い水路のためというようなことで救急隊だけでは対応が困難なため消防隊も緊急支援をしたというようなことで、けがの状態は容体的には状態、左の肋骨を骨折したということで、あと頭部の外傷もあったということで、搬送先については順天堂静岡病院に搬送されたということで、ここの長岡川の河川については、溝ぶたがあったりあるいは溝ぶたが切れているところはガードパイプがあるというようなことでここの、この方が落ちた要因についてはやはり民地側の物件で、それが無断占用ですか。従来かなり前からかかった床版の部分ということで建設課のほうで現場のほうを交通と照らし合わせながら構造物を確認しております。そういう中で、この件については都市整備部長、川口部長のほうが所管して今後の対応策についても検討しておるようですので、少し問題だというのは、やはり構造物等、無断占用で出された物件のところです。こういうのは市内にほかにどういうところがあるかという、ですからかなり前にそういう民地側でそういう構造物をつくったと。そこにですからその部分に防護さくがなかったということで、それではそういうことの事故のかしについてはどう責任をとるんだということも、やっぱりこういう事案というのはほかにもあるのかなと思うんです。ですから、やっぱりそこで起きるのは占用について、無断占用されている物件、本当にこれは一番許しがたい事案です。そういうことのどこの家だって水路に床版をかける等はもう占用してある構造物がどうなっているかとか、安全対策はどうだということで占用許可を与えると思うんです。

 あとは都市整備の部長のほうに対応策については課内で検討していると思いますので、できたら川口部長のほうでお願いしたいと思います。



○議長(板垣紀夫君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(川口重美君) 今、総務部長のほうから説明がありましたとおり、当時の道路台帳の図面等を見ますと、今の床版のかかっている溝ぶたと部長が言いましたが、床版がかかっている部分には住宅が建っていたようです、川の上に。そのために床版をかけてあったというようなことに見受けられます。それで、現地は今既に住宅がございませんので、その占用を受けた、今無断占用という話がございまして、無断であったのかどうなのかは今調査しておりますが、その床版が残っているというような状況でございます。もし自分たちのほうの安全対策とするならば、川、要するに官地と民地との間に防護さくをしなければなりません。ただ占用を受けているということになれば、そこに設置をすることができません。

 それで、当日の2月15日の日には、あそこに毎日車が1台とまっているんです。それで15日の日は消防署の皆様のお言葉をかりれば、ふだんよりももっと左側にとまって、そこにすき間ができていたというような状況のようだそうです。それで、前後は防護さくをしてございます。それからさらに上流側の個人のお宅に入る床版もありますけれども、それは個人の方が占用しておりますので防護さくはできておりませんが、さらにサンバレーさんとの間の道路の床版にも市としての管理としては防護さくを設置してございます。今現在ないというのは、恐らくその当時住宅があったであろう、占用されていたであろうということから、防護さくの設置をしていないという状況でございます。

 それで、その確認を所有者の方にもしまして、今後その使用がないということであるならば、床版の撤去もしていただきながら、河川と民地との間に防護さくをする必要性もあろうかということで対応策を練っております。

 以上です。



○議長(板垣紀夫君) 18番、山下さん。



◆18番(山下孝志君) 防護さくに関しましては早急にやってほしいなということでございます。

 それで今、総務部長から話があったように相当大きな2.5メートルのところから落ちたわけです。それでレスキュー隊といいますか、消防車と救急車がいました。自分の記憶が違ったものですから間違えましたけれども、そんな状況もありますので、まず一つは早急に防護さくをやってもらうこと。

 それで、市の責任はどうかという部分なんですけれども、いろいろ市は市側の理由を言うでしょうし、転落した方はそこになかったから市の責任ではないかということでありますから、どうなるかなという感じがしますけれども、ある人にちょっと聞いてみましたら、もう一発でこれは市の責任だという方がいました。ただその不法占拠といいますか、そういう部分は知らなかったものですからわかりませんけれども、そういう状況がありましたので、これからも本当に事故というのはどこで発生するかわからないもので、事前にすべて予防のためのということはなかなか難しいんですけれども、対応はもう早急にしてほしい。それで私もこのことについては消防署に行って署長にも会って、所長のほうはもう市役所のほうへ連絡してありますというふうに言われたものですから、安全対策という部分では総務課ですよね。総務のほうですよ、安全対策は。

         〔「安全対策課です」の声あり〕



◆18番(山下孝志君) そうですよね。だから、まず最初に安全対策課のほうで現場確認等をしなければいけなかったのではないかなというふうに私は思うんですけれども、してありますか。すぐに部長のほうから川口部長のほうへ振りましたけれども、その点について。ですから、いろんな事件がありますけれども、まず総務課の安全対策課が入って、そこからいろんなところへ行くんじゃないかと思うんですけれども、その部分のことについて今回のことも含めて説明をお願いします。

         〔「ちょっとすみません」の声あり〕



○議長(板垣紀夫君) 市長。



◎市長(望月良和君) これだけ具体的な問題を一般質問でやるならば、ぜひ通告をしてほしいと思います。そうしませんと、これだけではわからないし、また通学路の点検というのは先ほど答弁させていただきましたように、交通指導員会やなんかでも全部やってくれているわけですよ。ですから、そういう意味で今その方がどういう形で落ちたのかということも私も知りませんが、いずれにしましても、そういう事例があればこれは私どもも行政としてはすぐに対応するというのは基本的にやっておりますので、今ご指摘をいただくように、いろんな状況そのものがそれぞれ違うというふうに思います。しかし、ここでこういうことを言われると、言っていただける、通告の中に入れてくれればきちっと調べておいてやるように、どちらでどういう、これは要因がこういうところにあったよというところは言えるわけなんですよ。ですから、これはぜひよろしくお願いをしたいと、こんなふうに思います。



○議長(板垣紀夫君) 18番、山下さん。



◆18番(山下孝志君) お言葉ではありますけれども、この件を取り上げますよというか、この事件があったことは知っていますかということは、ちゃんと部長に言ってありますので、全然知らずに今日質問したわけじゃありませんから、この点だけは申し上げておきます。

 それとあと、子供の通学に関しても書いてあるじゃないですか、通学路の安全総点検っていう、だから突然質問したわけじゃないんですよ。



◎市長(望月良和君) だからね……



◆18番(山下孝志君) いや、そうじゃなく、ですからその場合はある程度掌握しているぐらいの準備が必要じゃないかと私は思うんですよ。一般質問するわけですから、こっちだって真剣ですよ。ですから、そのことをいい機会ですから、何もかも全部書いてくれなんて言われたって、それはできませんよ。その期間中に出してからきょうまでの間に何があるかわかりませんし、ですから、でも最低限書いてあることについては、それなりにやっぱり調べておくのが当然でしょうと私は思います。

 じゃ、次の質問にいきます。

 あと何分ありますか。



○議長(板垣紀夫君) まだあります。



◆18番(山下孝志君) 所得補償についてはもう結構ですからやりません。

 じゃ、最後の借地の借上げについて、平成22年度はなかった平成23年度以降の予定もないということなんですけれども、こういう経済情勢ですから地主さんのほうからぜひ買ってほしいという、そういう要望は当然来ていると思うんですけれども、それは今現在何件ぐらいあるのか。それについてもお話をして、ちょっと無理だからというふうに話をされているのか、その点についてはどうでしょうか。



○議長(板垣紀夫君) 市長。



◎市長(望月良和君) 現在私の知っている限りでは3件ございます。ありますが、これらについては当面正直言ってかなり無理だというふうに思っております。小さな面積であるならともかく、比較的大きい面積が多いんで、これらについては、そのつもりでかからないと買い上げるというのはかなり難しいなというふうに思っております。

 いずれにしましても、借地をしたときの状況と現況が全く違うわけなんです。借りるときには田んぼやなんかでお借りをして、結果的にそれが建物が建って、結果的に地目は宅地化になっていくという形のものでありますから、そういう問題等を含めて考えていくと、かなりやっぱり難しい問題も絡んでいるというふうに思っております。こんなことで、本来買って上げなければいけない問題があるというふうには思っておりますが、できるだけ借地でお願いをしております。現況ではそういう形でやらせていただいておるというところであります。



○議長(板垣紀夫君) 18番、山下さん。



◆18番(山下孝志君) 終わります。



○議長(板垣紀夫君) これにて、18番、山下孝志さんの質問を終了いたします。

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△渡邊俊一君



○議長(板垣紀夫君) 次に、2番、渡邊俊一さんの発言を許します。

 2番、渡邊さん。

         〔2番 渡邊俊一君登壇〕



◆2番(渡邊俊一君) 議席番号2番、渡邊俊一でございます。

 白熱した議論が続いておりましたので、少しちょっとゆったりと構えていきたいと思います。

 まず1点目は、県ジオパーク指針書への対応についてという形で、平成22年2月26日の伊豆日日新聞にも掲載されましたけれども、伊豆半島ジオパーク構想の道筋を示す指針書がこのたび完成し県が公表しました。その内容は県のホームページからPDFファイル形式でダウンロードできます。見るためにはアクロバットというソフトが必要なんですけれども、それには伊豆の国市のジオサイトとして城山、葛城山、浮橋地区、韮山峠付近、大仁金山、江間地区の魚雷の残る地震痕跡跡、狩野川放水路等が上がっていました。内容的に地学的な知識がベースですので、かなり一般受けしない内容であることは確か何ですが、県が指針を発表した以上、当市も無視することはできませんので、当市の取り組みについて、以下の内容について質問させていただきます。

 1番目、伊豆半島ジオパーク構想に対する当市の考え方はということで、例えば観光への資源として積極的に取り組むか、あるいはシナジー効果を考えると投資対効果が期待できるのでちょっと様子を見ているとか、そんな感じです。

 2つ目は、伊豆半島の13市町が対象になっていますが、この3月28日に開催される協議会の設立総会に向けての当市の担当部門とその準備状況などはいかがでしょうか。

 3つ目は、平成23年度予算には計上されていますが、今後の人材と投資金額の見込みはどれぐらい考えておられるんでしょうか。

 県が指針書を作成いたしましたので、当市にも直接的にも間接的にも影響が出てくるんではないかと思われますので、お尋ねします。

 次に2つ目の質問なんですが、国民健康保険税の資産割の今後の考え方はという形ですので、少子高齢化が進んでおりますので、核家族のほうが問題になっていますが、当市の国民健康保険税の構成は所得割、資産割、均等割、平等割の4つで構成されております。このうちの資産割につきましては、所得とは無関係なので収入がゼロであっても発生してしまいます。固定資産は持っているだけでは収益は出ません。年金だけの収入しかなくて持っている土地が例えば道路がないために家を建てられない住宅区域である場合とか、売却することは全くできませんので、したがって固定資産を売って税金を納めることもできません。場合によっては生活保護世帯よりも可処分所得が低くなる場合も考えられます。固定資産の相続には権利金に相当する高額な相続税を国に支払います。さらに毎年賃借料に相当する固定資産税を市に支払い、その上に固定資産税の20%を国民健康保険税の資産割で徴収されるのは重税感があります。昨年11月に視察で訪れた京都府の福知山市でも資産割の徴収をしておりませんでした。都市部からの転入者にとって資産割は理不尽な固定資産税の二重取りとの批判もあります。

 少子高齢化が進む現状では、国が健康保険を一元化しないと広域化しても国民健康保険制度が行き詰ることは見えています。これからの後期高齢者医療保険や国民健康保険の動向も見えていませんが、それ以前の問題として、現状の資産割の今後の考え方についてお尋ねします。

 簡単ではございますが、以上2点について市のお考えをお聞かせいただきたいと思います。

 以上であります。



○議長(板垣紀夫君) 答弁者、市長。

         〔市長 望月良和君登壇〕



◎市長(望月良和君) それでは、渡邊議員のご質問にお答えをいたします。

 1点目の1)伊豆半島ジオパーク構想に対する考え方ですが、ジオパークは伊豆半島の観光振興策の一つと考えております。今伊豆半島を訪れる観光客は年々減少傾向にあるとともに、その目的も多様化しています。温泉を目的に見える方はもちろんのこと、山海の食べ物や優美な自然を満喫するために訪れる人もいます。また歴史探訪や自然に触れるウオーキング、サイクリングなど、その目的は多種多様であります。そうした多種多様の一つに大地の成り立ちに目を向ける人もおります。人は知らないことを知ると喜びにつながる。人に伝えたくなるものだといわれていますが、伊豆半島ジオパークは私たちが知らなかった伊豆の大地の成り立ちを物語るものとして、伊豆を訪れる人はもちろんのこと、伊豆半島に住む私たちにも価値あるものを教えてくれる地域資源の一つと認識しております。

 そうした意味で、これをどのように有効な資源として活用できるよう仕立てていけるのか、伊豆半島全体で考えていくか、今後の伊豆半島全体の取り組みとして大きな意義があると思っております。

 1の2)当市の担当部門とその準備状況ですが、担当部門は観光振興策の一つととらえておりますので、観光商工課で所管をします。また、その準備ですが、既に本年度の後半から市民を初め市内の観光関係者にもご参加をいただき、伊豆市と合同でジオサイト候補の見学などを行い、ジオパークについての市民への周知に取り組んでいるところであります。

 次に、3)の今後の人材と投資金額ですが、現段階では観光商工課を中心に観光協会と連携しながら進めていきたいと考えておりますが、ジオサイトの整備やビジターセンターの検討にあわせてジオガイドの養成など、観光資源として活用できるように仕立てていく必要があると思っております。そのためには、ある程度の予算を入れていく必要がありますが、現段階では協議会の運営費の負担金だけを考えております。今後は協議会として進める構想の進展にあわせ、県とも連携をしながら対応していきたいと思っております。

 次に、2点目の当市の国民健康保険税は所得割、資産割、均等割、平等割の4方式の賦課方法をとっております。このうち資産割については収益が発生しない資産への賦課に対する抵抗感や資産割のない都市部からの転入者にとりましても、負担感を強く持つことなどがあります。また、社会保険や後期高齢者医療の保険料には資産割がありません。しかしながら、資産割をなくすことはこれまで資産割として賦課していた税額を同じ応能割である所得割に上乗せすることになります。この場合、資産を持った方につきましては所得割がふえても資産割が減りますが、資産を持たない被保険者にとっては急に負担がふえてしまうという問題があります。したがって、被保険者の所得状況、近隣の課税状況、また所得割、均等割、平等割のバランスもよく考慮し、一部の被保険者の急激な負担増とならないよう今後検討していきたいと考えております。

 以上であります。



○議長(板垣紀夫君) 2番、渡邊さん。



◆2番(渡邊俊一君) 2番です。

 まず、伊豆半島ジオパーク構想のことからお尋ねしたいと思います。

 県の指針書を見ますと、2012年4月、来年ですよね、もう。日本ジオパークの審査申し入れとなっています。13市町が対象なんです。これは強力な県のリーダーシップとバックアップが必要と思いますが、さらにこのジオパークの内容自体がなかなか一般受けしないし、私自身も大陸移動説の地殻とそれからマントルとの境目あるいはマントルとマグマ、そしてマグマのマグマだまりから溶岩を出すと、その辺の言葉的にもなかなかわからないことなんで、まずはいろんな形でやっぱり県とかその辺のバックアップが重要になってくると思うんですが、その辺はいかがなんでしょうか。まず協議会の設立が3月28日なので、今さらこんなこと、まだちょっとできてからでもいいのかもしれませんけれども、とりあえず市長は力強いことをおっしゃっていましたので、その辺のやっぱり県に要望することは要望していったほうがいいかなと思いますので、その辺はどうなのか、その辺をひとつお伺いします。



○議長(板垣紀夫君) 市長。



◎市長(望月良和君) 今お話がございましたように、とりあえず協議会をこの28日ですか、立ち上げをしていこうという形になっております。そして、来年度の予算関係等につきましてもいろいろ協議をしたわけでございますが、全体像がまだ固まっておらない関係でそれぞれの負担については、当面事務を立ち上げる関係上必要な予算にさせていただいたところでございます。

 いずれにしましても、この伊豆半島のジオパークの問題については、本来的に現在活火山であるとか実際に蒸気を噴いているとか、かなりこの伊豆半島の温泉の中で一番やっぱり足りない部分が活動をしている面が比較的見えない。現在河津町で新たに温泉を噴かせるような形のものにしました。これは昔は河津町の峰温泉はあちこちで噴いていたんです。それが近年は全く噴いておらなかったものを噴かせるような形にしたわけでありますが、今ジオパークでこれは確実に火山の活動によってというのが顕著に見られるところは、伊東市がやっぱり一番多いんです。これは城ケ崎海岸を初めとする巣雲山、ああいうところが大きくあるわけですが、伊豆の国市にあっては一番はっきりしているのは、大仁の城山が地下から隆起をしてきたという形であります。

 こんなことで、余り実はここに書いていただきましたが、余り見えないんです。伊豆の国市の中でこれが本当にジオパークの中に登録されて、これを見にくるかといったら、見に来ないでしょうね。ただ全体で私どもも13市町ということになりましたが、これは13は1つは沼津が入ったわけなんです。それでこのことによって沼津から始まって伊豆半島全体にお客が来れば、この伊豆の国市もついでに泊まってくれるというような交流人口がふえていけば大変ありがたいということで、協力をしていきたいというふうに思っております。

 いずれにしましても、そういう意味で今のところまだ計画がきちっと形でできているという状況ではございませんので、とりあえず協議会を立ち上げをして、そこから初めていこうということでございます。いずれにしましても、静岡大の先生がそれぞれの市町にある、これは登録をされる一つの要素にあるんだろうと思われるものを洗い出しをしていただきましたんですが、今申し上げましたように、なかなか実際には見えてこない部分が大変多くて、今のところまだちょっとわからないのが状態であります。こんなことで、まだこれからの仕事だというふうにご理解をいただきたいと思います。



○議長(板垣紀夫君) 2番、渡邊さん。



◆2番(渡邊俊一君) 2番です。

 市長がやっていこうというお気持ちを持っていらっしゃいますので、ジオパーク構想の一つは世界遺産と違ってやはりその大地とのかかわり、人間のかかわりの中でつくっていくものだといろいろと聞いています。私も小山先生の「伊豆の大地の物語」を読みましたけれども、全然わかりませんでした。最初の本当に20ページぐらいは興味深く、挿絵などで読めるんですけれども、そうなってきますと、こういうことはやはり例えば小さな小学生、中学生という頭が柔軟なうちに教えておかないと、もう年寄りはなかなか難しいなということは実感としてわかりました。

 そうなってくると、前は郷土愛をはぐくむために、教育長に総合学習の時間を使って郷土の歴史を学ばせたらどうかというのをちょっと言ったんですが、それはやはり自分たちの郷土はどういう形ででき上がってきたか、人の歴史、今回は地球の歴史ですけれども、そういうことを少しでも勉強しておかないと、なかなか身近なものにならないと、そんなことを考えていました。そうしたらこのたび小学生から英語の学習が入りまして、何とか総合学習、教育長の権限じゃないんですが、学校長の権限事項なんですけれども、総合学習のカリキュラム、その中に少しでも入ったらいいのかなと思ったんですが、ちょっとそれもだんだん心配になってきまして、総合学習自体が削られるんじゃないかと心配しています。

 これからのジオパーク認定を目指すには、やはり小中学生の地学的知識を少しずつでも入れていかないとまずいんで、何かその辺にいい方法はないか、そういう形でちょっとその辺は教育長にご質問させていただきますので、ご回答よろしくお願いします。



○議長(板垣紀夫君) 教育長。



◎教育長(佐藤亨君) びっくりした質問ですが……



◆18番(山下孝志君) 何で答えるんだよ、おれに答えなくて。



◎教育長(佐藤亨君) いや、さっきね、後で言うんだけれども、質問の場合は違うんですよ。



◆18番(山下孝志君) ここにあるじゃないんじゃないですか、教育長って。



◎教育長(佐藤亨君) 何で、関係ないでしょう、そんなこと。

 頭のやわらない小中学生に教えるのは頭のかたい大人ですから、どんな学習効果があるかわからにですけれども、ジオパークにそういうようなのに関して、今議員のおっしゃるように独立として、または教科としてジオパーク学習というものはできません。ただ教科に関することですと、理科または社会に関係してくると思っております。従来的に子供たちが自分の住む地域を知ろうということで、グループ学習である子は歴史、ある子は絵画なり芸術、ある子はジオパークに関する地形というような、そういうようなグループに分かれて自分のふるさと、地域を回って歩くという、こういうことは今もやっております。やっておりますというのは、大体その確保的な時間を中学3年生、または小学校6年生が修学旅行等へ行ったときの裏番組として韮山とか大仁とか、伊豆の国市内、または足を伸ばして伊東の城ケ崎であるとか、そういうところに行って子供たちが自然観察をしたり、または何かの学習をしたりということがあります。それで絡めてジオパークという言葉そのものが新しい言葉なんですけれども、内容的にはそれに関連したことは従来もやっております。

 その程度です。直接にそのジオパークに関する授業をふやすということは今のところは考えてはいないと、そのように申し上げておきます。



○議長(板垣紀夫君) 2番、渡邊さん。



◆2番(渡邊俊一君) 渡邊です。

 とりあえず、伊豆半島ジオパーク構想、まだスタートしたばかりで、一応2015年10月が世界ジオパークの認定の最短での予定となっているそうですけれども、かなり先の話なんでこれぐらいにしておきます。

 それから、健康保険税の資産割の今後の考え方といったのは今すぐ直せという意味じゃなくて、とりあえず何らかの形でどこかで何かしらしないとあかんのかなと思います。その中で、一応よくいわれているのが、世間の情勢はどうなのかという形で、一応前回調べた福知山市は取っていませんでしたけれども、一応部長のほうで、もし近隣とか県内のその辺の状況を持っておられるんでしたらちょっとお尋ねしたいと思います。



○議長(板垣紀夫君) 市民部長。



◎市民部長(植松二夫君) それでは、ちょっと私の手元にある範囲でお願いをしたいと思いますけれども、資産割は全国都市部の中にはかなり多く賦課をしていないというように聞いております。そういう中で県内の状況でありますけれども、県内では資産割が全くないというところが比較的まだ少なく、税率の中で医療分、後期高齢者分、介護の分、この3本から組み立てをされているんですけれども、この3つの中に資産割がすべて賦課をしていないというところが静岡市で、近く三島市と伊豆市、この3市が資産割については賦課をしておりません。それから、伊豆の国市につきましては、医療分と後期高齢者支援分、これについて10%、10%を掛けておりますけれども、介護分につきましては資産割、これは掛けておりません。

 このようなことから、35市町の中で資産割を賦課をしていないのは3市、それからこの資産割の中で伊豆の国市はどういう状況かといいますと、20%の賦課になっておりまして、県内の市町の中で一番最初の税率であります20%、これは島田市と一緒でございます。一番大きい最大といいますと資産割を51.5%を掛けております。これは近くの清水町になりますので、50%を超えているところがやっぱり3市町あるというような状況でございます。今後資産割につきましては、後期高齢者医療のほうでは当然資産割、賦課をしていませんので、そういう傾向にあるのかなというふうに今感じております。また今後の研究課題として検討していかなければと思っています。

 以上です。



○議長(板垣紀夫君) 2番、渡邊さん。



◆2番(渡邊俊一君) 2番、渡邊です。

 この問題に関しましては、早急にやるというのはなかなかできないものですし、やはり地道にあるべき姿にあるいは国の方針も変わったりすると思いますので、状況に合わせながらというのかなと思います。今20%、20%と言っていますけれども、実際は上限枠がありますから、計算上は20%までいってはいないと思うんですけれども、要は42万と12万と10万ありますから、その辺の上限がありますので。

 それで、ちなみに平成23年度一般会計の市税は64億3,900万円で、市税の割合は一般会計の36.7%、これは法定外のほうに載っていますね。その中で市税の中で固定資産税が占める割合は34億500万円で52.9%です。ですから住民税よりも高いんですよ。それだけ今経済環境が後退しているということなんで、これから考えても今すぐとは全然思っていないんですが、いずれは私も国民健康保険だけの支払いになりますので、そのときまでには何とか直してほしいなとは思います。

 とりあえずは、今は部長が言っていましたけれども、やはり今から検討しておかないと手おくれになることもありますので、事前研究は早目に着手ということをお願いしまして、一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(板垣紀夫君) これにて、2番、渡邊俊一さんの質問を終了いたします。

 ここで暫時休憩をいたします。再開を2時55分といたします。



△休憩 午後2時36分



△再開 午後2時55分



○議長(板垣紀夫君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。

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△天野佐代里君



○議長(板垣紀夫君) 次に、1番、天野佐代里さんの発言を許します。

 1番、天野さん。

         〔1番 天野佐代里君登壇〕



◆1番(天野佐代里君) 1番議員、天野佐代里です。

 議長より発言の許可をいただきましたので、平成23年3月定例会において通告のとおり3件の質問をいたします。

 年末年始にかけて福祉施設の子供にランドセルを贈る伊達直人が話題になりました。永田町では国の予算編成の報道が過熱してきた折、伊達直人は子供たちにランドセルを背負わせるが、菅直人は子供たちに借金を背負わせるというジョークがはやったそうです。望月市長はどうでしょう。ぜひ子供たちに夢を背負わせる市長になっていただきたいとの期待を持って質問をさせていただきます。

 初めに、市の将来を担う人材の育成・市民との連携についてです。

 定例会初日、市長は施政方針で、地方自治体は自主性、自立性を高めていく必要があり、その力量が問われる時代になり、権限移譲に対応した職員の確保と専門的な人材の育成に努めると示されました。まちづくりは人づくりとよく言われます。私が数年前静岡県まちづくりコーディネーター研修を受けたときに、県内のさまざまなまちづくりの現場を視察し、参加者とワークショップなどをして最終的に出した結論は、地域の活性化のかぎは人であり、人材の育成が不可欠だということでした。今定例会でも労働基準法に準じた職員の育児休暇や時間外手当に関する条例議案が上程されていますが、今後子育てや介護など家庭の事情により仕事に従事することが一時的に困難な人に対し、柔軟な労働環境が求められていくことが予想されます。特に専門職など経験豊富な人材を確保していくことには大いに課題があると思われます。職員のみならず市民に対する人材育成、連携や協働による事業は、市の将来を左右する重要な施策であると思います。

 そこで、平成23年度予算ではどのように反映されているのか、伺います。

 ?職員の能力向上のための施策は。

 ?専門的な人材育成のための施策は。

 ?市民との連携や協働についての見解は。

 次に、伊豆長岡駅前交差点改良事業についてです。

 この事業については、私が平成21年9月定例会で一般質問した際に、市長は、事業完了まで四、五年を要するとの見解を示されていました。昨年担当課から県の当初予算で5,000万円の調査費がついたとも聞いていますので、用地買収や物件補償の段階に入っていると思われます。私は合併支援事業として執行された古奈交差点から順天堂病院までの道路整備と、伊豆長岡駅から古奈地区までの道路整備は一体化して考えるべきだと思っています。まちづくりは点と点を結び、線を面に広げていく作業です。基盤整備があってのことでハード事業とソフト事業をかみ合わせていかなければ成り立たないと思っています。

 先日示された都市計画マスタープランにおいても市の玄関口として重要な位置づけとなっておりますし、状況について関係住民の不安の声も聞いておりますので、現況と今後についての見解を伺います。

 ?進捗状況について。

 ?完成までの今後の見通しは。

 ?住民への説明はどのようにされているか。

 最後に、国民健康保険税の適正化のための施策はです。

 医療費は年々増加の一途をたどっています。国民健康保険は企業などが加入している健康保険などの被用者保険に比べ、75歳未満の退職者を初めとした無職者、自営業者など保険税の負担能力が弱い方々の加入割合が多く高齢化や景気に左右されやすいため、保険税だけでは運用が困難で、事務的経費を一般会計からの繰入金で補てんするなどの施策がとられていますが、今回問題に思うのは、政策的繰り入れのその他一般会計繰入金と平成23年度当初予算で86.1%の収納率です。国民健康保険税の減収分であるその他一般会計繰入金は、平成21年度決算額で1億5,000万円、平成22年度予算額は1億3,000万円、平成23年度予算額は1億7,000万円、全国的な傾向でもありますが、一般会計からの繰り入れは税の二重取りとの批判の声があります。

 また、3月7日付の静岡新聞で、県内市町の2009年度の収納率が報道され、投資は86.1%で下から4番目のワースト4でした。ちなみに最下位は伊東市の85.02%、次に熱海市の85.39%、下田市の86.05%、最高は川根本町の95.61%です。思っていたよりも悪いことに驚きました。職員の話では、100%の自治体も存在するとのことでした。適正化という表現を使ったのは、本来収納した税金で運用されるべき仕組みが、保険税の徴収不足を補うために、まじめに納税している人の市税から延滞している人の不足分を補てんしていることが公平性に欠けると思うからです。毎年のように保険税の改定がされ、現状のままでは今後もさらに保険税の値上げにつながることが危惧されます。

 収納率の向上はもちろんですが、保険事業の根幹である相互扶助の考え方を市民に周知徹底することもさらに必要ではないでしょうか。機構改革もされますが、現状に対する見解と今後の施策について伺います。

 ?保険給付額・その他一般会計繰入金・収納率の合併当初からの推移は。

 ?医療費・高額医療費の増加をどう分析していますか。

 ?医療費抑制のための事業は、その効果をどのように分析していますか。

 ?機構改革により期待される効果は。

 ?今後の施策について。

 質問は以上です。



○議長(板垣紀夫君) 答弁者、市長。

         〔市長 望月良和君登壇〕



◎市長(望月良和君) それでは、天野議員のご質問にお答えをいたします。

 1の?職員の能力向上の施策として、新規採用職員研修や庁内研修として、理論的思考による問題解決、意思決定能力向上を目的にしたTM研修、クレーム対応研修、モチベーション研修等を予定をしております。

 1の?専門的な人材育成のため市町村アカデミーの法律関係の法令実務、住民税課税事務や土木建築関係の専門研修を予定をしております。また、職員が職務に関する資格取得の専門的な知識、または技能を修得しようと大学の通信による教育課程を履修する場合、また資質及び継続的に職務遂行能力の向上を図ることを目的に活動しているグループに助成をしております。

 1の?市民との連携や協働は今後ますます重要になってくると考えております。2月に総務課と企画課が共同で男女共同参画事業として会議の進め方や話し合い方の講座を企画し、市民と職員22名が受講しましたので、今後もいろいろな機会を得て市民との共同研修も検討していきたいと考えております。

 次に、大きな2点目の?事業の進捗状況につきましては、今年度までの予算で地元地権者のご理解を得て、10件の土地買収及び物件補償の契約が済んでおります。また、契約終了後、建物等の撤去が終わって更地になっているところもあります。

 ?の完成までの今後の見通しにつきましては、来年度以降の予算において国の公共投資縮小の影響を受けている中で、今後どれだけの予算が箇所づけされるのか不明なところです。ただ市でも都市計画マスタープラン韮山地域整備構想の中で、伊豆長岡駅周辺の再整備としてモデル構想を持っておりますので、伊豆の国市の玄関となるように、来年度以降の予算確保に向けて1年でも早く完成するよう今後も県へ強く要望していきます。

 ?の住民への説明はどのようにされているかについてにつきましては、今年度まで国道136号及び県道古奈伊豆長岡停車場線の沿線の方々に説明会の通知を送り、道路拡幅計画について毎年実施しておりましたが、今年度からは駅前交差点の予算が確定した年度初めに、地元説明会を開催し用地交渉の範囲を決めて地権者の方々のところへ伺う予定であります。

 なお、国道136号沿い北側より順次用地交渉を進め、早期に完成するようなお一層の地元の方々の協力を求めております。

 3の?につきましてでありますが、平成22年度の数値は確定していないため、平成21年度までの実績に基づきまして推移を申し上げます。保険給付費につきましては、合併の平成17年度に29億5,000万円であったものが、平成21年度は32億7,000万円となり、11%の上昇となっております。一般会計からのその他繰り入れは、平成17年度2億600万円で、平成21年度は1億5,000万円なので、およそ5,000万円減っております。収納率は平成17年度91.1%で平成21年度は86.15%となり4.95%の低下となっております。

 3の?の医療費につきまして、1人当たりの医療費で比較してみますと、平成17年度23万6,000円が平成21年度26万4,000円となり、11%の上昇となっております。また高額医療費も18%の伸びを示しております。これらを分析してみますと、区分では入院費が増加し、診療科では循環器系や脳神経系の疾患がふえている状況であります。

 3の?の医療費の抑制を目指し特定健診、保健指導、人間ドック、脳ドック、電話健康相談、ヘルスアップ事業などさまざまな保健事業に取り組んでまいりました。事業費も平成17年度の2,000万円から平成21年度には2倍以上の5,000万円といたしました。保健事業の効果につきましては、健診事業や予防事業により早期発見、早期治療や健康管理の意識高揚に確実に結びついていると確信しているところであります。

 3の?の機構改革により、国保税を徴収対策部門で取り扱うことになるため収納率向上につながることや、健康づくり課と同一の部となることで、国保との連携がさらに強化され、保健事業の効率的な実施が可能となります。

 次に、?の国保では保険給付費を賄う最大の財源であり原則では給付費の50%を賄うこととされています。適正な賦課が重要な責務であることは認識しておりますが、現在の経済情勢、また医療費の状況などをよく分析し、被保険者の所得状況等を十分考慮して国保税の賦課が一般会計からの財政補てんについても調整をしていきたいと考えております。

 以上であります。



○議長(板垣紀夫君) 1番、天野佐代里さん。



◆1番(天野佐代里君) 1番、天野です。

 順を追って再質問させていただきます。

 まず初めに、人材の育成の関係なんですけれども、当初予算の数字が発表されて、私は実はこの職員の育成のための予算はもっととるべきだと思っているほうなんですけれども、以前にも海外研修をされた若い職員の方がいらっしゃったときがありますけれども、やっぱり外から見たよさを実感するということもありますし、いろいろ気づくこともあると思います。先を見た人材育成という意味では、そういうことも考えていくべきではないかと思っています。

 これは全然ちょっと以前に聞いた話ですけれども、永谷園の「お茶漬けのり」という商品がありますけれども、この商品がどうして生まれたかという誕生秘話を伺ったことがあります。一人の社員が1年間、世界じゅうのうまいものを食べてこいということで、お金は幾ら使ってもいい。商品開発をしてこいという特命を受けていろいろ世界じゅうを回っておいしいものを食べてきて、それで結局帰ってきて一番身近なところにあったお茶漬けの味が最高であったということで、この商品が生まれたと聞いています。やはりそういうグローバルな感覚も必要だと思いますし、結局後でそのよさに気づくということは、時間がかかることかもしれませんけれども、やはりこれからはそういった将来を見据えた人材というものも自治体においても必要だと思っています。

 それで、先日私も大仁中学校の竣工式のほうに参加させてもらって、帰りがけに議員の皆さん廊下を歩いていたら、観光協会で作成した芸妓さん、芸者さんが写ったポスターが校内に張ってありまして、新鮮な驚きだったんですけれども、多分私が中学生の時代であればとんでもないことだと言われたことかもしれないんですが、そのくらいやはり今の若い人たちを囲む環境が変わってきていますし、そういうことを考えたときに、インターネットなんかでも大変若い人はよく活用していますし、そういうどんどん変わってきているという。先ほどのセミナーのお話も伺いましたけれども、やはりこれからは発想力ですとか企画力、そういった感性を磨くような研修というのも必要ではないかと思います。

 例えば今動画サイトなどもありますので、先ほどの芸妓さんのポスターを見たときに、ようこそ伊豆の国へということで伊豆長岡駅にポスターが張ってある画像が流れても、特に特徴のあるというか、普通の光景には見えますけれども、例えばそれを中学生が動画サイトに、うちの学校に来ると毎日芸者さんに会えるぜみたいな感じで発信したとしますと、逆にそのことがとても興味深いという反応をアピール、発信する力というのかな、そういうものが逆にこれからはそういった感性を大事にしていく時代なのかなというふうに思います。

 数日前にも市の担当課、商工観光課の職員の方も出席しておられましたけれども、まちづくり研修ということで商工会で研修を行いました。そのときにも講師の方の放送作家の方の講義でしたけれども、もう大変そういったこれからはやっぱりインターネットを活用してどんどん世の中が変わっているんだというような話の中で、いろいろなまちづくりの方策を講義をしていただきましたけれども、私も本当に自分が見ていて聞いていて、本当にびっくりするぐらい世の中が、あと10年、20年たったときに本当に変わっていくんだなということを実感しています。

 そういった意味では、やはり目の前のすぐに必要な能力も必要ですけれども、やはり新しく入ってこれから20年、30年行政の中で頑張っていこうという人たちにとっては、長期的な人材育成ということも必要ではないかと思うんですけれども、その点について市長はどのようなお考えをお持ちでしょうか。



○議長(板垣紀夫君) 市長。



◎市長(望月良和君) 先ほど答弁の中でお話をさせていただいたものについては通常的なというか、実務的な研修というのが主体的になるわけでありますが、今いろんな形で例えば何ていいましょうか、これからの農業の問題なんかを考えてみたときに、これからアンテナショップ等を東京あたりに、板橋なんかにお願いをしていこうなんていう形で考えていますが、そういうのに従来、行政の人間がそういうアンテナショップ等でそういう目を養うといいましょうか、こういうことなんかがやられてきた経緯もございました。こんなことから、うちでもそういう問題については積極的にやってみたいなというふうに思っております。

 こんなことで、正直申し上げて異業種交流というのが物すごくやっぱり大切な時代に入ってきているというふうに思っております。そのことは同時にやっぱり全く違うところ、立場で物を見るという目を養うことと同時に、行政がやはりありがとうございましたと言えるような形の、そういう資質をやっぱり養っていく、そういうことが大切ではないだろうかというふうに思っております。

 こんなことで、今ようやく今度の新しい審査員の方々についても建築部門であるとか土木部門であるとか、そういうものをある程度指定をしていきながら、審査員をとっていくというようなやり方を少しずつやってまいりました。こんなことから、これらを今後基礎にして新しい何ていいましょうか職員づくり、こういうものも大変重要になってくると、こんなふうに考えているところでございます。

 こんなことで、職員そのものが正直申し上げてかなり権限移譲がされてきましたので、権限をこの前の権限移譲の問題なんかも選択をする問題というのがございました。この今伊豆の国市としてすぐにその権限を移譲されても仕事にプラスになっていくかどうかというのはあるわけですが、しかしそれをやることによって全体像がもう少し違った目で見えるという形の中で、いろいろな形で移管をされてくる事業については積極的に取り入れをしていこうと、こんなふうに考えております。

 こんなことで、ともかく職員に能力をアップしてもらうということが基本的には一番大切なことでありますので、この辺については基本的には進めていきたいというふうに思っております。



○議長(板垣紀夫君) 1番、天野さん。



◆1番(天野佐代里君) 今市長のお話の中で権限移譲という言葉が出てきまして、今までもこのお話はこれから大変なことなんだと、地方の基礎自治体の仕事が大変ふえてくるという話は聞いております。それで、将来的に行政に必要な人材を確保するということと同時に、やっぱり民間との連携というか、契約、委託のような形ですかね、そういうこともこれからは必要じゃないのかなと。逆にそのことでまた優秀な人材を行政の中で育てることができるということもいえると思うんですけれども、ちょっと私ここ2年間、議員になっていろいろ中のことで今思っていることがあるんですけれども、教育の部門で教師の職員数というのは教育関係に携わる人数が多いということは、思った以上に多いというふうに思っていまして、幼稚園とか保育園というのは市が運営している公営のものと、そして私立の私営のものがありますけれども、この辺の職員や園児に違いがあるとは思えませんけれども、今後そういう市営のものと私立のもののあり方というか、その辺のことについて市長はどのように今お考えでしょうか。



○議長(板垣紀夫君) 市長。



◎市長(望月良和君) 私のほうから答えていいかちょっとわかりませんが、今伊豆の国市では公立の幼稚園、保育園を初め私立のほうの幼稚園や保育園の職員、これは一緒に研修を今やっております。これは実際には限られた職務上と言うとおかしいんですが、教育に関する形にはなるわけでありますが、それでもやっぱり公立とそれから私立との連携がやっぱり必要になっていくという形の中で、できる限り私立のほうの方々にも入っていただいて職員研修を、これは幼稚園、保育園、小中学校でやっているということでございます。そのことによって、伊豆の国市の全体像の教育というものの理解を深めていただきたいというのをやらせていただいているというのが現実であります。



○議長(板垣紀夫君) 天野さん、この問題についてこれで3回目ですので。



◆1番(天野佐代里君) 人材の育成という質問でしたので、今各種団体、NPOの方とかいろんな市民団体があります。異業種交流というお話も出ましたので、今活発に活動していらっしゃるいろんな方たちもいらっしゃいますので、ぜひそういう方たちの力をうまく活用しながら連携のとれるような形で、お互いに向上していければ地域のほうもよくなっていくのかなと思いますので、この質問はこれで終わりたいと思います。

 次の交差点改良の質問なんですけれども、私はこれは県の事業だということで、地元南條のことでもありますし、この問題については取り上げることが多いんですけれども、先ほども申し上げましたけれども、これはまちづくりというのは一体化という考えの中から、観光の玄関口である長岡駅ということで、ただの道路の工事ということではないととらえておりますので、その辺を少し視点を変えて質問したいと思うんですけれども、先ほど新規事業の地域芸能伝承施設整備事業の件で山下議員のほうからも質問がありましたけれども、大観宮の跡地に施設の建設計画がある現状があります。

 先日の総務委員会でも企画課の説明では、建物は市が建設するけれども、運営についてはまだ白紙であるということでしたし、先ほどの市長の答弁でもそのようなご答弁だったと思います。ただ既存の団体ではない別の組織をつくりたいというお話でした。また市の施設というのも手狭な状況があって、別館まで借りて利用している現状があります。長岡総合会館アクシスには商工会、観光協会、旅館組合が入所しております。そこでこのような現状を踏まえて新たな施設には、その目的に合う団体に入所をしていただき、アクシスは観光商工課が移るのが私は理想的と思います。その上で、旅館組合に今別館の使用料、賃借料、借地料を払って借りていますけれども、ちょっと私は全くの素人ですので、これが可能かどうかはわかりませんけれども、思い切って新しい施設と別館を交換するというようなこともあり得るのではないかとは思っています。そして、さらにアクシスの中があきますので、商工会の本所を誘致するというお考えなどはいかがでしょうか。現在商工課本所がある場所は、市の市有地でありますし財産処分の対象になっている場所であります……



○議長(板垣紀夫君) 天野さんにちょっと申し上げますが、質問の趣旨が少し……



◆1番(天野佐代里君) すみません、長くなってしまっていて。

 それで、このことを考えて長岡駅から古奈地区までのこの土地を場所を地区を観光と芸能文化の施設の集積地、拠点にしていったらどうかという考えのもとで私は、この長岡の駅前というのが大変意味のある場所だというふうに言いたいわけなんですけれども、ちょっと長々と説明してしまいましたけれども、同時にここ数年いろいろお話を伺っている中でいろんな課題がある。その課題を何とかうまく同じ方向を向けて、課題の解決のために思い切った策も必要ではないかという考えが浮かんだものですから、今あえてここでこの道路の問題を同じ問題として取り上げてみたわけなんです。

 ちょうど本年度の予算でこの会館、施設の建設に関する事業も始まりますので、その時期を逸してはいけないと思いまして、どうしてもきょうここでこの質問をしたかったんですけれども、市長はどのような考えについてはどうでしょうか。



○議長(板垣紀夫君) 市長。



◎市長(望月良和君) 大観宮の跡地の関係等につきましては、場所的に見てやっぱり雰囲気づくりみたいなものもつくっていきたいというのが基本的なことでございます。先ほどのお話の中にもございましたように、やはり伊豆長岡温泉に来ても特色がありません。ですから、よくあちこちの観光地へ行きますとやっぱり芸能を意識しているところというのは結構あるんです。そのことがそこの特色という形であるというふうに思いますので、私はあそこ、面積的というとおかしいんですが、場所的にはそんなに大きな建物というわけにはいかないものですから、そういう面で考えさせていただいているわけでありますが、ただ伊豆長岡駅前の交差点等につきましては、私は本来的にもともとがやっぱり伊豆の国市の玄関口として、本来はもっとボリュームがあるものを考えていくということが絶対必要になってくるだろうというふうに思っております。

 それから、こんな言い方をするとおかしいんですが、いろんな意味で財源を伴わなければいろいろなものが考えられるわけでありますが、そのときに本当にこの伊豆長岡の駅前の表と裏、ここを含めて再開発をきちっとしていけば、そうすると物すごくいろいろなものができてくる。その一環の中にこの交差点改良があるとするならば、それはすごくやっぱりおもしろいというとおかしいんですが、効果的な事業が展開できるというふうには思っております。

 それで、いずれにしましても、伊豆長岡の駅から千歳橋までの間は。そこから千歳橋から古奈温泉までは歩いていけるようになっているわけですから、駅から千歳橋の間をやっぱり歩かせる。ホテル、旅館に来るお客さんに歩いていただいて、楽しんでいただけるような、そういう景観ができると一番ありがたいわけなんですが、現状の中ではこの交差点改良を中心にして取り組みをさせていただいているわけであります。

 前にここのところで商工会が中心になって、ここの事業の絵をかいていただいて、そしてそういう取り組みをというのがあったわけですが、結果的に地元の皆さんが交差点改良ならば協力をするという形の中で、今現在この交差点改良については事業を進めさせていただいているというのが現実の問題であります。しかし、もう少し一歩進めていくならば、もう少しボリュームがあるものも本当は考えていくということが一番いいのかなというふうに思っております。

 本当に庁舎そのものについては、正直言って余りお金を稼ぎませんですから、できるだけ金を稼がないものは後回しにしていくというのが今の時代の流れでいたし方ないのかなというふうには思っております。



○議長(板垣紀夫君) 1番、天野さん。



◆1番(天野佐代里君) 今のお話の中で、やはり住民の理解ということもありましたので、そこの土地がどのように変わっていくのか、そのために今自分たちがしなければならないことが目の前のことではなくて、やはり将来本当にここの地域のためになることであるんだという、そういう理解を住民の中にもできればまた近隣の住民の方にも理解が得られると思いますし、新しい施設ができる地域の住民の方にも、またそれなりの理解は得られるんではないかなと思っています。

 ですから、このいろいろな考え方もあると思うんですけれども、時にはやはり思い切ったこともその中にも将来的なそういう話もしていきながらも、今ということをやはり住民の方にも示していただくということも一つの考え方ではあるのかなと思いましたので、この質問をさせていただきました。

 それで、次の質問に移ります。国保の関係ですけれども、当初予算でその他繰り入れを計上してあります。数字はわかりましたけれども、この考え方です。平成17年から平成21年の比較ということを先ほど伺いましたけれども、その間には国保税の値上げも入っておりますので、その今回繰り入れをしたという考え方を伺いたいということと、そして収納率が今86.1%で、市民税の収納率が96%で今回予算が組まれています。この国保の100%の残りの約14%というのは、予算上初めの段階からこれをあきらめているというふうに思うわけなんですけれども、その辺の考え方について伺います。



○議長(板垣紀夫君) 市長。



◎市長(望月良和君) 滞納整理や何かの関係等も含めてでありますが、基本的には税金は何とか納めてくれるというのが現実の問題であります。しかし、国保の場合はなかなかこの点は厳しいというふうに思っております。いずれにいたしましても、国民健康保険については後期高齢者の制度ができましてから収納率がもうかなり落ちてしまったと。これはやっぱり国保の場合についてはお年寄りになればなるほどこの国保の収納率は高かったわけなんですが、後期高齢者の制度が発生をした段階の中で74歳までの方々の国保の収納が落ちているという形であります。

 こんなことから、現在職員もかなり一生懸命収納率向上を目指して頑張っているわけですが、どうしてもやっぱり国保のほうが納入が鈍いということであります。このことは私は病院に行かないからなんていう人も中にはいるわけですが、税金や何かについてはこれはやはり義務という形の中でご理解をいただいているんではないだろうかというふうに思っております。しかし、これもなるべく頑張って収納率を上げていきたいというふうに思うわけでありますが、しかしながら、全体所得がこんな言い方をするとおかしいんですが、今所得が個人所得がかなり落ち込んできているわけなんです。この中でどうしてもそちらのほうにしわ寄せが行ってしまうというのもやっぱり現実の問題だというふうに思っております。しかし、やはり足しげく徴収に通わなければいけないのかなというふうには思っております。



○議長(板垣紀夫君) 1番、天野さん。



◆1番(天野佐代里君) 先ほどのその他繰り入れのことで、例えば収納率が100%の場合、その繰り入れはどのくらいで済むのかということを、部長さんのほうがよろしいでしょうか、ちょっとそのことを伺いたいのと、それから、先ほどのこの新聞記事にあった県内の一覧なんですけれども、これを見ていると選挙の投票率にも少し似ているのかなという気がします。川根本町とか森町はすごく高くて、やっぱり温泉地が低いというような、だからちょっと傾向がそういうものも、地域のそういうつながりといいますか、そんなふうなことも影響するのかな。

 それで、今市長さんが言われた目の見える形の徴収というのであれば、もう少し収納率も上がっていくのかなと思ったりもしますけれども、またこの辺はぜひ分析のほうをしていただきたいと思います。この数字についてお願いできますでしょうか。



○議長(板垣紀夫君) 市民部長。



◎市民部長(植松二夫君) 先ほど議員のほうで言われましたように、全国の中には収納率が100%というところがあります。国保新聞なんかによりますと、やはり被保険者の小さい、少ない村、300人とか500人、600人、そういったところの村あるいは町でも3,000人、4,000人程度のところが全国には12カ所程度あるというふうな記事を読んでおります。そういうところは確かに今の時代と違いまして、合併前の町でも昔の人たちは進んで納税をしてくれたというような数字のようです。

 それで、合併をしてから毎年1ポイントぐらいずつ今下がって、86%という徴収率になっている。この傾向としましては、市長言いましたように、所得の減少というのがやはり大きな要因、それからやはり後期高齢者へと75歳以上の方が移っていかれる。高齢者の方はやはり納税意識が高いものですから、やはりいいというようなことで、どうしても旧の町から状況を見ますと、借家、アパート、そういう地区が集中するところはやはり徴収率、収納率は悪かったです。

 ですから、そういうことを踏まえまして、仮に100%とするならばその他繰り入れについては今年度予算でいけば1億7,000万繰り入れしておりますけれども、約2億強が入ってきますので、繰り入れについては要らなくなるという形でございます。



○議長(板垣紀夫君) 1番、天野さん。



◆1番(天野佐代里君) 3回目の質問なんですけれども、年金のことがよく話題になります。無保険ということで、ちょっと先日テレビで報道をしていました。生活保護の受給者が支給日にその足でパチンコ店に向かい、数時間で2万円、3万円も使っているという光景が報道されていました。すべての人ではないにしても、年金を掛けてこなかった人が生活保護の受給対象者になって、年金を掛けて受給している人の手取り額よりも多い額を受け取っている現実があります。そういう方は医療費も免除されていますし、予防接種なども優先的に受けられます。年金から天引きされる後期高齢者の医療保険や介護保険の値上がりで受給額が今現状どんどん減っている高齢者たちの悲鳴が聞こえますけれども、やはりまじめにやっている人が損をした気持ちになっている社会というのは、これはゆがんだ社会だと言わざるを得ないわけです。

 アメリカではハンバーガーなどのジャンクフードを食べる人が低所得者層に多い。そしてそういう方が健康を害して医療費をつり上げているという不の連鎖が起こっているという専門家の分析もあります。例えばこの滞納者にないものを納めなさいということではなくて、奉仕による対価など何か別の形で社会的な義務を課すことというのはできないんでしょうか。その辺についてはどうでしょうか。



○議長(板垣紀夫君) 市長。



◎市長(望月良和君) 大変いい考え方だと思うんですが、多分出てこないでしょうね。本当に思うことは、ちょうど何ていいましょうか、生活保護の関係等も含めて考えていくと、かなり納税関係等の意識の低下、こういうものも含めて考えてここ3年ぐらいが顕著にこういう問題が出てきているわけです。

 そういう中で、私どもが見てもこのぐらいの方だったらば仕事ができるだろうというような方も生活保護を、しかしそういう方々に収納しろという形でお話をすると、お金をくれたくないからそういうことを言うんだという形で言われてしまいますし、なかなかそういう面で考えていきますと、滞納者に何らかの形でペナルティーを課していくが、そのペナルティーは作業や何かで払えというような形態というのは大変いいと思うんですが、多分それは成立をしないというふうに思っています。



○議長(板垣紀夫君) これがもう3回目です。

 天野さん。



◆1番(天野佐代里君) いろいろない頭で考えて大きな数字を見て、本当にため息が出るような本年度の予算でもあるんですけれども、本当にこれは奥の深い問題ですし、国と県とそして基礎自治体であるやっぱり市の行政もすべてこれ同じ将来的な大きな問題です。やっぱり何かどこか切り口を考えていかないと大変なことになってしまうという思いがあったものですから、今回国保税の質問をしました。

 それで、収納率を向上させるためのなお一層の努力と適正な運用が望まれますので、当市ではぜひ公平性を持って対処していただきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(板垣紀夫君) これにて、1番、天野佐代里さんの質問を終了いたします。

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△鈴木照久君



○議長(板垣紀夫君) 次に、6番、鈴木照久さんの発言を許します。

 6番、鈴木さん。

         〔6番 鈴木照久君登壇〕



◆6番(鈴木照久君) 6番、鈴木照久でございます。

 通告に従い、質問をさせていただきたいとおもいます。

 川端康成氏は作品「伊豆序説」の中で次のように述べております。伊豆は歌の国であると世の人は言う。伊豆は日本歴史の縮図であるとある歴史家は言う。伊豆は南国の模型であると、そして私はつけ加えて言う。伊豆は海山のあらゆる風景の画廊であると、また言うことができると。伊豆半島全体が一つの大きな公園である、一つの大きな遊歩道である。つまり、伊豆半島のいたるところに、そして自然の恵みがあり美しさの変化があると川端康成氏は作品「伊豆序説」の中でこう述べております。

 伊豆へは多くの文人が旅し、そして伊豆を題材とした作品が数多く残されております。例えば川端康成氏の「伊豆の踊り子」、井上靖氏の「しろばんば」、岡本綺堂氏の「修善寺物語」、また推理小説でありますけれども、松本清張氏の「天城越え」など、その他多数ございます。また、伊豆の国市に関するものを拾い上げてみますと、伊豆長岡では太宰治の「斜陽」、「三島で駿豆線に乗りかえ、伊豆長岡で下車して、それからバスで十五分くらいで降りてから山のほうに向って、ゆるやかに坂道をのぼって行くと、小さな部落があって、その部落のはずれに支那ふうの、ちょっとこった山荘があった。」この太宰の「斜陽」は愛人の太田治子さんの日記を題材として書かれたものでありまして、この別荘は本来は神奈川県の下曽我氏の別荘雄山総というところであるようでございますけれども、作品の中では太宰は、伊豆長岡をなぞらえて伊豆長岡にシナふうの建物、日本ゼオン長岡寮というのがあったようでございますけれども、それを例えて表現しているようでございます。

 また、大仁は、三福に生家を持つ穂積忠、歌人でございますけれども、平山中あるいは伊東高女、三島南高の校長先生をなされた歌人でございますけれども、「この山の静けさはいつ破らん」「猟夫も勢子もすでひそみぬ」その当時からイノシシやシカがいっぱいいたんじゃないかと思われますけれども。

 また、洋画家の梅原龍三郎氏は、帝産台というんですか、今の大仁ホテルに逗留し、田方平野を流れる富士と狩野川を描いた作品があるとお聞きしております。

 また、韮山は永井路子「北條政子」を書いておりまして、昭和54年のNHKの大河ドラマですか、あの「草燃える」ですか、の原作となっておるというふうに聞いております。

 「遠く見て江川の塔の大き屋根」、「今は春べと御草はえにけり」これも穂積先生の作のようにお聞きしております。

 近年、伊豆を訪れる方が非常に減少をしてきておると、悲しいことでもあります。

 前置きが長くなりましたけれども、本論に入り、2つほど取り上げて質問させていただきたいと思います。

 まず1つ目は、韮山地区の活性化について。

 本市は、「自然を守り、文化を育む、魅力(ゆめ)ある温泉健康都市」という将来像があります。魅力あるまちづくりの一環として地域住民よりこのような声がありますので、お願いしたいと思います。

 まず、韮山地区に市民の総合体育館をという声であります。この件につきましては、先輩議員であります故菊池議員の最後の一般質問の中にも取り上げられていたように、広報を見て知りました。またそれに関する質問は現議員の皆様からも多く取り上げられております。私もその一人でございますけれども、ぜひこの韮山の地区に市民の総合体育館の建設をと、こういうことであります。

 2番目に、時代劇場から蛭ケ島の周辺の整備をということで、このたび保育園を建てるということで決まったようでございますけれども、このほかに市内の伝統文化を展示紹介する郷土館の建設はいかがなものかという声でございます。思いつくままに挙げさせてもらいますと、北条家、江川家と反射炉、源頼朝、先ほども取り上げられました韮山城、各種遺跡や神社仏閣あるいは狩野川、田方山と沼津八重姫や西琳寺、北条時頼、源頼政と菖蒲御前、あるいは葛城山、城山等々、それから国清寺、毘沙門堂とダンゴヤと文学上人と頼朝等々の多くの歴史文化等々が世にまだ出ていないというか、知られていない面も多々あるんじゃないかと。私はまだ薄学でございますから、思いつくままに私の知る限りのことを挙げました。しかし、このほか長岡地区あるいは大仁地区にはもっともっとたくさんの資料、文化があるんではなかろうかと思います。

 「西明寺時頼よりの時雨ふる」、これは伊豆長岡出身の萩原麦草さんという俳人が歌った歌でございますし、「さみだれに沼の石垣水こえて いづれかあやめ引きぞわづらふ」、これは頼政が詠んだ歌だというふうに聞いております。このように多くの歴史文化がありますから、これらの資料館を。またその資料館へ行ってみれば、伊豆の国市があるいは伊豆周辺の伝統文化がわかるというような建物はどうかというお願いでございます。

 それから3番目に、公設の福祉施設の建設、つまり心のケアセンターと私は勝手に名づけましたけれども、例えば今認知症、うつ病、自死、自殺ですね、それから不妊症、育児相談、孤独死、無縁死といいますか、単身生活者、介護者相談、登校・出勤拒否、進路相談、それには並べてありませんけれども、がんの問題、それと難病の問題、結婚の問題、相続の問題、金融の問題、後継者の問題、児童虐待の問題、あるいは性病、エイズであるとか、あえて子宮頸がんも入れさせてもらうなら子宮頸がんも挙げますけれども、それからニートの問題、それから一つ境界性パーソナリティー障害というのが最近非常に若い人たちに、20代等々に多いように聞いております。

 このように、多くの悩みや不安を抱えて生活している方が非常にふえてきていると。またこれらの悩みや不安は普通に関連し合って起こっていることが多々あると。本市では、そういう問題に関しましてそれぞれ関係各部署におきまして対処対応をしておりますけれども、部署が違ったりあるいはフロアが違ったりというようなことで、速やかな対応ができないというケースもあるんではなかろうかと。これらを解消するためにも各課が迅速に対応対処できるようにケアセンターを開設して対応を図ったらどうかというのが3つ目でございます。この提案を私に申し出てくれた方は小学校の教諭を40年近く、韮山の区長会長さんだとか、それから市の老人会長等々を歴任し、今でもちいきの老人会といいますか、そこで活躍している方でございます。

 賑わいのある市、まちづくりのためにも、市長あるいは関係者の希望あるご回答をお願いしたいと思います。

 続きまして2つ目は、人口減少化への対策、そして今後の課題でございます。

 第1次伊豆の国市総合計画において人口の目標が推計されております。2005年には5万11人だった人口は減少傾向となり、2020年には4万7,234人となることが予想推計されております。2010年の国勢調査速報値によりますと、伊豆の国市の全人口は4万9,274人、5年前より737人減とあります。世帯数は361世帯増加、伊豆12市町の人口は41万8,613人、5年前より1万1,216人減、世帯数は2,492世帯増とあります。

 国立社会保障・人口問題研究所の調査では、静岡県の総人口(2005年)では約379万人、これが35年になりますと324万人、約55万人減少してしまうという。伊豆地区総人口が05年ですと42万9,829人、35年になりますと32万3,342人、ということは約10万人減少としてありますけれども、10.5万人といったほうが正確じゃないかと思いますけれども、それから伊豆の国市の人口は、先ほど申し上げましたように05年では5万11人、35年になりますと4万81人と約1万人の減少となるんではなかろうかというふうに推計されております。

 このような減少傾向の中で、前期計画最終年に当たり人口の減少対策はどのようになさっているのか、農地の問題、企業の問題、転出防止等々を含めてお答えを願いたいと思いますし、なおもう一つは、税収の問題あるいは福祉の問題あるいは保育、幼稚園、小学校等々の教育における今後の課題につきまして、市長並びに関係者のご見解を賜りたいと、このように思います。よろしくお願いいたします。



○議長(板垣紀夫君) 答弁者、市長。

         〔市長 望月良和君登壇〕



◎市長(望月良和君) それでは、鈴木照久議員のご質問にお答えをいたしたいと思います。

 まず、大きな1点目の?でございますが、伊豆の国市には社会体育に活用する体育館が4カ所ございます。県内では恵まれた状況にあるといえます。その中で、韮山体育館は平日の昼間は中学校体育館として併用して使用しておりますが、他の体育館はあいている日、時間帯もあり、市全体を見回すと施設が不足しているとはいえません。市内の施設の配置バランスを考えると多少不均衡なところもあると思われますが、現状の施設を有効に利用していただきたいと思っております。

 今後、市民の利用しやすい施設配置の整備は十分調査し、総合的かつ計画的に進めていかなければならないと考えておりますが、現状では学校施設並びに公共施設等の耐震化等が優先され、これらの事業が終了後、検討していきたいと考えております。

 この件については、さきに私のほうからもお話をさせていただいたことがございました。このことについては、実は伊豆箱根鉄道等を利用しながら伊豆の国市の近場に来ていただく一つの方策として、今総合体育館というものがこの近隣にございません。そういうものを使うことによって、駐車場がなくても人が集まることができる、そういう施設になり得るのではないだろうかということをお話をさせていただいたわけであります。

 1の?でありますが、伊豆の国市の歴史資源を地域活性化に有効に活用するため、韮山反射炉から蛭ケ小島、韮山城址、郷土資料館、江川邸を周遊するルート整備のため、静岡県観光施設整備事業補助金を活用し、市民や観光客へ情報を提供するための案内看板等の整備を進めていきたいと考えております。また、近代化産業遺産でもある韮山反射炉や守山中世遺跡群については、過去の調査、資料の検証を進め、改めて立ち上げる予定の史跡整備委員会に諮問し、今後の対応について検討を深めたいと考えております。

 1の?でございますが、イメージとして生活介護、障害デイサービス、知的障害児通園施設、肢体不自由児通園施設、児童デイサービス、老人デイサービス、障害者・高齢者等の知能回復訓練などの医療、介護、福祉、児童、社会福祉施設と心のケアとしての相談業務をあわせ持つ医療と福祉サービスを一体化した新しいスタイルの福祉施設と考えます。全国には医療と福祉サービスを一体化した施設、医療、介護、福祉、児童、社会福祉を一体化した施設、高齢者のデイサービス、保育所、ひとり暮らしが困難なお年寄りが共同生活を送る生活支援ハウスが一体化した施設などがあります。

 当市では、現在韮山福祉保健センターで社会福祉協議会により高齢者・障害者支援として福祉総合相談、弁護士相談、おもちゃ図書館、ひとり暮らし高齢者昼食交流事業、交通遺児入学支度金支給事業、介護資金貸与事業、家族介護者支援事業、日常生活自立支援事業などなど、また福祉団体育成事業として老人クラブの支援、身体障害者福祉会の支援、手をつなぐ育成会の支援、精神保健福祉の支援、また受託事業として家族介護用品の支給、高齢者ホームヘルプサービス、児童支援として地域生活支援、居宅介護支援、訪問介護、老人デイサービス、障害福祉サービスなど各種の福祉サービスや相談活動、ボランティアや市民活動支援を行っております。平成23年度から包括支援センターとしての機能もあわせ持つ福祉事業の充実を図ります。

 なお、機構改革により健康づくり課の場所を韮山福祉保健センターに移転させ、母子保健から成人保健に至る健康づくりの充実を図ります。

 また、新たに障害福祉課、子育て支援室、健康マネジメント室の設置を行い、まずは専門的な業務の充実を図ってまいります。

 事業展開としていく中で、今後の課題として議員がご提案されました公設福祉施設について検討していきたいと考えております。

 2の?でございますが、本市の人口につきましては、人口問題研究所の推計によりますと、2035年には4万18人ということになっています。人口問題研究所の推計値は今回の国勢調査の速報値から見ましても、2010年の値の誤差は23人でありました。この推計の信頼度から見まして、現状のまま推移をしていきますと2035年の4万18人というのはあながち侮れない数であると認識しております。以前から市の人口をふやしたい、流出を防ぎたいと機会あるごとに述べてきました。その思いは現在も変わりません。しかしながら、行政が目指すべきことは市民の皆様の幸福な暮らしを確保することであります。人口規模はその効果を発揮する対象としての指標であると認識をしております。そういう意味で、住民の暮らしやすさを高めるには、現在の伊豆の国市の人口規模の自治体では限界があると思っております。ですから、伊豆半島は一つにと申し上げているわけであります。また定住自立圏などの手法による広域連携を進めるべきだと申し上げているのであります。

 いずれにいたしましても、この伊豆半島の自治体が2035年まで現在のままの状態でいるとは考えられません。ですから、当面の5年間の後期基本計画においては市民生活の維持に視点を置き、医・職・住、医療の医、職業の職、住居の住であります。言いかえますと医療と健康、働く場と雇用、暮らしやすさと快適性を中心に環境負荷の少ないまちづくりを進め、住民の暮らしやすさを実現してまいりたいと思っております。

 具体的な取り組みとしては、現在健診の無料化や不妊者治療への助成、子供の医療費の無料化などとともに、市内の大規模な遊休未利用地を活用しての企業誘致などによる働く場の確保に努めていきます。また、議員がお示しをしていますように、農地の宅地化も流出人口に歯どめをかけるには有効と思いますが、その実現には法規制を初めさまざまな課題がございます。基本は住民にとって暮らしやすいまちであることが人口流出を防ぐことにもなり、ひいては転入者の増加にもつながると思います。そのためには市独自の取り組みにとどまらず、住民の生活圏域の中で周辺の自治体とも連携しながら取り組んでまいりたいと思っております。

 2の?でございますが、税収の今後の課題ですが、人口が減少傾向の中、自主財源である税収の確保は重要な課題であります。このような状況下で税収確保の施策としての第1点目は、個人市民税の普通徴収の徴収率向上を目的に、特別徴収の推進を行うこと。第2点目といたしましては、市税の賦課調査を強化することであります。固定資産税の償却資産調査や法人市民税の無申告法人の調査がこれに当たります。また、市税の徴収につきましては、現年の徴収率向上と累積滞納額の圧縮を目標に、滞納者の詳細な実態調査による執行停止、差し押さえ、換価を含めた滞納処分を積極的に行うこととします。いずれにいたしましても、公平で公正な課税及び徴収を心がけてまいります。

 また、福祉部門では働く人も減少になることから、施設や在宅でのサービスの提供においても障害者や高齢者の介護をする人も減るということになります。福祉の制度が成り立たなくなると思われます。また、地域においても地域福祉の担い手である健康福祉関係の委員やボランティアなども少なくなり、地域での福祉の活動が停滞し、地域に暮らす障害者や高齢者が困ることになると思われます。

 次に、高齢者福祉の観点から言いますと、人口の減少傾向とあわせて超高齢化社会への問題も多く、特に現状に見られる高齢者の所得格差については、一層拡大することが懸念されます。今後の生産年齢層の減少に伴い、高齢者が可能な限り働くことのできる環境整備が必要であり、現在のシルバー人材センター事業も農業、商工業の分野にも積極的に参入するなど、高齢者雇用対策事業の一層の拡大が必要であると考えます。

 次に、人口の減少に伴う、保・幼・小・中学校教育の今後の課題ですが、国立社会保障・人口問題研究所の調査では2035年に現在の人口より約1万人の減少とあります。伊豆の国市の園児数については、公立保育園では平成22年4月に233名であったものが、平成23年度当初219名と14名減少の見込みであります。また、公立幼稚園では平成22年4月に670名であったものが、平成23年度当初614名と56名減少の見込みであります。一方、小学校の児童生徒の推移を見ると、平成23年度の入学児童421名に対し、5年後の平成28年度は337人の90名の減少となっています。他市と同様に、少子化に伴う減少傾向は続くと推測されます。

 このことから、伊豆の国市における保・幼・小・中学校での課題として、次の点が上げられます。

 まず1点目として、集団生活が少人数での生活となり、保育園、幼稚園では友達関係や保育士、教諭との関係でも十分な触れ合いがとれなくなることが予想されます。また小学校では、現在長岡北小だけが1学年1学級となっていますが、大仁北小及び韮山南小も単学級になる心配があります。子供の社会性やかかわりの力の育成などからも、毎年学級編制が可能な1学年3学級程度の児童生徒数が理想ですが、単学級では小学校1年から6年までずっと同じ学習集団での生活となり、人間関係上でもさまざまな問題が生じることが危惧されます。

 2点目として、各園各学校の子供の数の減少に伴い、小学校では1学級の人数が18名以下となった場合は複式学級となり、今後、園、学校の統合再編も考えていくことが必要となってまいります。

 以上であります。



○議長(板垣紀夫君) 6番、鈴木さん。



◆6番(鈴木照久君) 6番、鈴木でございます。

 ご答弁ありがとうございました。

 幾つか再質問をさせていただきたいと思いますけれども、韮山地区に総合体育館という話をさせていただいたわけでございますけれども、なぜ再三このようなことが取り上げられるかといいますと、これはやはりそれだけ市民等々の要求が強いということも一つのあらわれではなかろうかと。市民の声としてそういうものが強いんではなかろうかということをご理解していただければと思います。最終的にといいますか、今後の後期の計画の中に総合体育館というようなプランを入れていただければ、またスポーツ、文化等々を通しての活動の場になるんではなかろうかということでお願いしたいと思います。

 なお、もう一つの郷土資料館の問題でございますけれども、やはりこれもそれぞれの各地区にそういったものは存在しているとは存じてはおりますけれども、やはりもうちょっと伊豆の国市をあるいは伊豆全体をアピールするためにも、これから発展していくためにはやはり箱物のことばかり申して申しわけないんですけれども、やはりそこに一つの輝きを見せるような建物があってもいいんじゃないかというような思いがいたします。長年郷土を愛し、子供たちの面倒を見てくれたそういうベテランの方の夢でございますから、また今後計画の中に取り入れて考えていただきたいと、このように思います。

 3番目の心のケアセンターということでございますけれども、例えばきのうの夕刊だったですか、認知症の患者の攻撃性を防止するにはちょっと手を触れればいいんだというような記事がございました。臨床研究の結果からだと思いますけれども、実証からだと思いますけれども、そのほか自殺に関しましては、今就活自殺といいますか、就職できないがために自殺をするという方が全自殺者の19.8%にもなるということでございます。非常に厳しい世の中でございますから、そういう就職できずに、その苦しみに負けてしまっているということもあろうかと思うんですけれども、大学生の就職試験でこんな話を聞いたことがあります。就職試験へ行って面接室に入ってから一言もしゃべらなかった。最後にと試験官が言ったら、その大学生は「男は黙ってサッポロビール」、これでどこの会社かわかると思いますけれども、そんなようなお話もございますけれども、やはりいい子の大学生が多いんじゃないか、やはりある面では何ていうのかな、破天荒なそういう人間も世に出たならば働く場所、あるいはエネルギーを持って働いてくれるんじゃないかなという感じがいたします。それまでのやっぱり人づくりというものが大きな問題になってくるんではなかろうかと思いますけれども。

 それから、孤独死の問題もちょっと無縁死といいますか、自殺と同じぐらいの人数の方が1年間になくなっているという話を聞いております。それから、ちょっと先ほどこんなふうに言ったんですけれども、境界性パーソナリティー症候群というのがあるんだというお話をさせてもらったんですけれども、これは境界性というのは境目という意味で、ボーダーラインの上、境目の要するにパーソナリティー、人格障害、つまりBPDというようにいわれますけれども、自殺者が年間3.3万人以上超すのが13年続いているわけでございますけれども、この中で知られていないのが若い人たちの自殺が非常に多いという。つまり境界性パーソナリティーというのは、精神分裂病、これは統合失調症というんですね。それと神経症との間というような意味合いがあるという、そういうことから境界性というふうに呼んでおるようでございますけれども、結局原因は何かというと、先天性の異常はあるけれども、幼少期の身体的虐待であるとか、あるいは性的虐待であるとか過干渉であるとか、機能不全家庭等々の経験から、ちょっとしたことでもうぱっと走り出してしまう。ジェットコースターのようなというような表現もされておりましたんですけれども、だからそれに親も乗っちゃうともう大変なことになってしまうということでございます。そういうことを含めて、要するに身近な人から捨てられてしまう。そうしますと非常に緊張感が高まってしまって、リストカットしたりというようなことが非常に多くなってくるという疾病のようでございますけれども、若い女性に多いといわれております。こういったように、心のちょっとした動きが非常に敏感な時期にこういった病気が出てくるということがいわれております。

 また、これが30代、40代になるとこの病気が自然的に少なくなるというようなこともございますけれども、いずれにいたしましても、心で悩む人たちが非常に多い心の病です。これはそういった多面にわたる心のケアセンターというものを最終的には将来設計の中で取り組んでいただきたいと思うんですけれども、その辺につきまして、もう一度市長さんのご意見を賜りたいと思うんですけれども、



○議長(板垣紀夫君) 市長。



◎市長(望月良和君) 今特に福祉関係の施設づくりというのはかなり多岐にわたっているといいますか、この辺がなかなか難しいところであるわけでございます。今私どもが県なんかにお願いしているのは、重度の障害を持っている方々のデイサービスの施設なんかをお願いをしているわけでありますが、これらにつきましてもなかなか現状の中では、例えば医療との連携の問題、こういうものもございまして、今お話をさせていただきましたいろんな問題も、結果的には例えば施設をつくってもそれをちゃんとした形でケアできる部分というのが物すごく少ないんです。こんなことの中から、伊豆の国市の中でも何ていうんでしょうか、通常では職業につけるというか、そういう方々もなかなか、確かに雇用の場が少ないということもあるには違いないんですが、やっぱり通常の中では皆さんと一緒に就業できないという方々がふえておりまして、現在はそういう方々も何名かおいでになって、今それは三島との連携でその事業もやらせていただいているわけなんですが、それで物事が解決がつくかというと、実はそうじゃないんですね。そして、そういう方々がやっぱりなかなか卒業していくという、そういう状況にございませんので、これがなかなか難しい問題だというふうに思っております。

 時代がこんなに今早足でというんでしょうか、かなり時間の動きが早い、こういう時代の中でどうしてもこういう方々がおくれていってしまうという形にあるというふうに思っております。こんなことで、まだまだ当面はそれぞれの行政やいろんな福祉法人等でできる問題はあるわけでありますが、基本的には複雑化しているいろいろな対応の問題はなかなか一つのものでは解決がつかないということで、いろんな意味で、結局複合障害のような形になってしまっているものというのがたくさんありまして、これらをどうやって解決していくかというのは、かなり難しい問題であります。

 特に今回自殺者の問題についても、とりあえず600万円のお金を使ってという形ではあるわけでありますが、これらによって本当に対応ができるのかというと、実は全くそういう状態ではないというふうに思っております。しかしながら、そういう問題に取り組んで初めてまたいろんなものが見えてくる場面というのはあるのかなというふうに思っておりますので、そういう形で取り組んでいかなければならないかなというふうに思います。

 いずれにしましても、そういうことで本当に福祉、民生の事業というのはすごくそういう面で難しくなっているというのが現実の問題だというふうに思っています。



○議長(板垣紀夫君) 6番、鈴木さん。



◆6番(鈴木照久君) 6番、鈴木でございます。

 もう一つ、ちょっとお願いしたいことがございまして、今子宮頸がんにつきましてはそれぞれ同僚がいろんな角度からお願いし、国のほうもいろいろ変わって、いい方向に動いていることは事実でございますけれども、どうもちょっと私はワクチン、ワクチンということだけでなくて、もう少し根底にあるものを考えなくちゃいけないんじゃないかと。子宮頸がんもヒトパピロマウイルス、つまりHPVですか、というように呼んで、これは性交渉のみでも感染をする。つまり性感染症だといわれておるわけなんですね。

 これは1983年にドイツのハラルド・ツアー・ハウゼンという博士がこのウイルスを発見して、2008年に医学生物学部門でノーベル賞をいただいている方なんですけれども、しかしながらそのような、この発見によって原因が、そして予防が、治療が拡充されているがんは子宮頸がんのほかにないそうなんです。世界保健機構(WHO)では、感染者はもう世界に3億人くらいいるんじゃないかといわれております。推定されている。その中の軽度の異常、つまり軽度の異常は3,000万人くらいいると。それで高度の異常が1,000万人くらいだと。実際に子宮頸がんになるのは45万人くらいだといわれて、報告書があります。つまり3億人の45万人ですから0.15%くらいで、非常に小さい、確率が少ないわけでございますけれども、ですからそういうことを考えますとほとんどが、がんには至っていないということになるわけでございますけれども、ただHPV、要するにこの子宮頸がんのウイルスは100種類以上あるといわれているらしいんです。その中の2種類ぐらいがたちの悪いというもので約60%がその2種類くらいで発病してくるというようなことが言われております。

 日本の一般女性における子宮頸がんの現出率は15から19歳で約43%くらいだということで、つまりこの年代はもう既に性体験をしているという考え方に結びついてくるんではなかろうかなと思います。それで世界で今、2分間に1人くらいの割合で女性が亡くなっている。日本では1日に約10人の女性が死亡しておると。これはがん等々、それぞれのがんを含めてだと思いますが、いずれにしても、性感染症であるということをやはり我々はもうちょっと認識しなくちゃいけない。つまりワクチンももちろん大事なことなんで、それによって予防できることなんですけれども、しかしながら、その性のモラルといいますか、そういうものを家庭であるいは地域であるいは学校で教えていかなければいけないんじゃないかなと思いますけれども、この辺もしこれに関しましてお答えをいただければよろしくお願いしたいと思いますけれども。



○議長(板垣紀夫君) 市長。



◎市長(望月良和君) ご指摘いただいておりますように、子宮頸がんワクチンの問題等につきましても、既に伊豆の国市でも開始をさせていただいているわけでございますが、これがかなりの申し込みがということで、これは全国的な、すべての自治体が開始をしているわけではございませんが、もう既に実はワクチンが足りないということで、6月以降でなければもう現在はできないというような状態にあります。こんな状態で本当にいいのかというふうに思うわけでありますが、いずれにしましても、それだけ関心が高いということについては、今ご指摘をいただいたような形の中のいろいろな問題もやっぱり考えられるというふうに思っております。それだけモラルの問題もきちっとでき上がってくれば大変ありがたいなというふうに思っているところでございまして、引き続きこのワクチンについては入り次第また継続していくという形になっておりますので、そんなふうに考えているところでございます。

 いずれにいたしましても、今、早期発見・早期治療の中で一番問題点のある、また同時に一番今女性の乳がんの問題なんかも、これももとをいえば、この間も医師会の先生と話をしたときに、どういうところが一番問題点なんだというと、やはり本来ならば年齢的にいって、この程度のときに子供をつくり、そしておっぱいを出すといいましょうか、授乳をすると、そういうことがやっぱりきちんとできていないと。そのことに大きな問題点があるんですよというようなお話をされておりました。いずれにしましても、そういう意味で今の時代というのはなかなか考えられない、50になって子供ができるなんていうことをいわれているわけですから、これがどうなのかどうかということも私どももわかりませんが、いずれにしましても、こういう問題等も含めてきちんとケアをしていくような体制づくりというのは必要になっていくというふうに思っておりますので、そんなつもりで考えさせていただきたいと思います。



○議長(板垣紀夫君) 6番、鈴木さん。



◆6番(鈴木照久君) 6番、鈴木でございます。

 ワクチンの大切さ、それから性教育の大切さというものをやっぱり今後認識していかなければいけないんじゃないかと私個人も思っております。特に文部科学省は、寝た子を起こすな、コンドームの使い方なんて学校で云々なんていうことを言うなというようなことを言われているとかということをお聞きしますけれども、非常に残念なことでございますけれども、この問題につきましては終わらせていただきます。

 次に、少子化についてをお願いしたいと思いますけれども、現状が自主財源が非常に減少してきておると、非常に厳しい時代でございますけれども、これからは一層厳しくなるんじゃないかなと思いますけれども、今いろいろ本当に取りざたされております、こんなこと大変に失礼な質問になるかもしれませんけれども、仮に今話題の病院が逆に伊豆長岡から消えて移転してしまったらということを考えますと、ぞっとするような思いがするわけでございますけれども、そのようなことがあってはならないとは思いますけれども、もちろんそれとともに長岡のまちから本当に火が消えてしまうんじゃないかというようなことが心配されますけれども、人口問題からちょっと飛躍した質問になるかもしれませんけれども、市長さんのその辺のお考えをお聞きしたいと思いますけれども、仮にそういう最悪の事態になったような場合が起こり得たらいかがなものかということでございますけれども。



○議長(板垣紀夫君) 市長。



◎市長(望月良和君) 仮の話というのはなかなか難しい問題でありますので何とも言えませんが、正直申し上げて、1年経過をするごとに正直言って、今東伊豆町の一つの人口が東伊豆町がつぶれていくと、なくなっていくというようなことに現在はあるわけです。ですから、そのことをかなり真摯に受けとめて考えていかなければならないというふうに思っております。このことは伊豆半島全体の問題として考えていかなければいけませんし、そして何回も言っているように、順天堂病院が伊豆半島全体のケアをしていただいているということでありますので、このことについては大変ゆゆしき問題だというふうに思っております。特に本当に今周産期医療の問題等も含めて考えていきますと、全くこの東部地区にも周産期医療でやっていただくところはないわけなんですから、そのことを考えたときにやはり私どももそのことを重大として考えていくということになろうかというふうに思っております。なくなったときのことは考えないようにしておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(板垣紀夫君) 6番、鈴木さん。



◆6番(鈴木照久君) すみません、苦しい答弁をしていただきましてありがとうございます。

 このように人口が減少するということは、先ほど市長さんの答弁でもありましたように、学校の問題等々についても非常に大きなウエートが出てくるわけでございますけれども、これは児童だけの問題じゃなくて、今度は児童が減ると今働いている先生方はどうなっちゃうんだろうと。次のことが非常に気になるわけでございます。つまり学級数が減るということは教職員の数はおのずからということになります。その辺につきまして、教育長の佐藤先生に聞いたほうがよろしいのかどうか市長さんの方なのか。これからの教職員の問題、減少に伴うクラス減につきまして、先生方の対応と扱い、これにつきましてお願いしたいと思います。



○議長(板垣紀夫君) 教育長。



◎教育長(佐藤亨君) 先生方といいましても県職と市職があるわけでございますが、当然教員の数というのは子供の数によって決まる。これは定数の関係ではあれじゃないですか、鈴木議員はよく承知していることじゃないですか。先生方の数が減って、市はどうするかというと、これは市の対応ではございませんので、今伊豆市なんかは学校が統合されて、これで2校がなくなりますので、はっきり言って校長が2人減った形、教頭が2人減ると、先生方は10何人減ると、それで減るんですけれども、今やっている先生方にやめていただくわけにはいかないと。それで減った数と退職する数がツーペーだと、同じならいいということでもない。そうすると組織には新しい人が入ってこないという。ですから、今田方地区でやっている先生方の何人かは例えば近隣の伊東市とか長泉、沼津のほうに出ていっていただくと、そういうことがございます。もうこれはいろいろ問題があるわけです。

 あと学級数が減っても、例えば1クラスに中学がなったにしてもだからといって教科の数は変わらない。高校受験の科目も減らない。そういうことになってきて、もう一つは例えばご存じのように、教科は週時数が違います。国語とか算数とか国社数理英なんていう、この教科は時間がありますけれども、例えば体育、音楽、美術、家庭、これは週時数が少ない。というと、そういうところの専門の先生が入ってこない。そうすると大きい学校と小さい学校は子供のいわゆる学習する専門性というのが、もうその要するに教育格差が生じてくる。非常に困ると。そうした場合には1人の先生が仮免許でもって家庭科と美術を兼務すると、これ専門性というのは2人がいるというところよりは落ちてくる。そういうことがあります。みんな承知していることじゃないですか。



○議長(板垣紀夫君) 6番、鈴木さん。



◆6番(鈴木照久君) 私の立場と佐藤先生の答弁の立場は違いますから、ありがとうございました。

 それで、ちょっとお聞きしたいと思いますけれども、私ことしに入りましてヤクルトが大好きになりました。これはプロ野球の話ではないんですけれども、私はもともとは西鉄ライオンズ、ジャイアンツ一本ですから、飲むヤクルトの問題なんです。理由は近所にもくせい苑へ通園している女の子、エツコさんという子がいるんですけれども、ことしになってからヤクルトを配達をしてくれるようになりました。雨の日も風の強い日も本当に寒い朝も「ヤクルトです、ありがとうございます」玄関から声をかけて、私は限りなくとりに出るようにしておりますけれども、やっぱり何か本当にあの子たちが安心して働ける場所があるんだなということを思いますと、ヤクルトを飲まずにはいられないという気持ちになります。さすがに1日に2本は飲むわけにはいかないものですからあれですけれども、そのようにして障害のある子もあるいはそういう不幸にして途中でけがをして障害を受けてしまった子供たちも、やっぱり健常者もお互いに手を取り合って生活をしていくことが今後の我々に課せられた大きな課題であると思います。共助をしなければいけないんじゃないかなというふうに思うわけでございます。

 伊豆は一つ、伊豆は伊豆で一番輝けるまちという大きなスローガンがありますし、未来、夢があると。その夢が人口減少でどんどんしぼんでしまって、何か伊豆半島がまた本土から離れてしまってまた何千万年前の海の中へなんていうことにならないようにしていかなければいけないんじゃないかと思いますし、また我々の後から来る子供たちにやっぱりしっかりとその道を開いていくことが大切になってくるんじゃないかなと、このような思いがしております。

 以上で、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(板垣紀夫君) これにて、6番、鈴木照久さんの質問を終了いたします。

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△散会の宣告



○議長(板垣紀夫君) 以上で、本日の議事日程をすべて終了いたしました。

 次の本会議は、明日3月11日午前9時から、引き続き一般質問を行います。この席より告知いたします。

 本日はこれにて散会いたします。



△散会 午後4時49分