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静岡県 伊豆の国市

平成21年  3月 定例会(第1回) 03月10日−04号




平成21年  3月 定例会(第1回) − 03月10日−04号









平成21年  3月 定例会(第1回)



          平成21年第1回(3月)伊豆の国市議会定例会

議事日程(第4号)

                    平成21年3月10日(火)午前9時開議

日程第1 一般質問

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本日の会議に付した事件

 議事日程に同じ

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出席議員(20名)

     1番  水口成男君      2番  後藤眞一君

     3番  田中正男君      4番  三好陽子君

     5番  古屋鋭治君      6番  大沢秀光君

     7番  伊藤泰伊君      8番  山下孝志君

     9番  鈴木平一郎君    11番  松下善洋君

    12番  土屋源由君     14番  土屋紀男君

    15番  板垣紀夫君     16番  柳沢秀次君

    17番  鳥居松彦君     18番  秋田 清君

    19番  飯田史朗君     20番  水口哲雄君

    21番  萩原眞琴君     22番  増島一良君

欠席議員(1名)

    13番  矢田博美君

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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

 市長       望月良和君   副市長      山口文雄君

 収入役      杉原政晴君   教育長      佐藤 亨君

 企画部長     鈴木俊治君   総務部長     豊竹満夫君

 市民部長     大村悦夫君   環境部長     渡辺広明君

 健康福祉部長   濱口 昭君   観光産業部長   八木基之君

 都市整備部長   川口重美君   教育部長     三枝和則君

 監査委員事務局長 米山賢治君

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職務のため出席した者の職氏名

 議会事務局長   二藤武司    議会事務局長補佐 藤井惣雄

 書記       鈴木久美子



△開議 午前9時00分



△開議の宣告



○議長(増島一良君) 本日はご苦労さまでございます。

 ただいまから平成21年第1回伊豆の国市議会定例会を再開いたします。

 本日の出席議員は20名であります。13番、矢田博美さんより欠席の届が出ております。

 定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。

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△議事日程の報告



○議長(増島一良君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。

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△一般質問



○議長(増島一良君) 日程第1、一般質問を行います。

 一般質問につきましては、昨日、延会となっておりますので、引き続き行います。

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△伊藤泰伊君



○議長(増島一良君) 最初に7番、伊藤泰伊さんの発言を許します。

 7番、藤さん。

     〔7番 伊藤泰伊君登壇〕



◆7番(伊藤泰伊君) 皆さん、おはようございます。7番、公明党、伊藤泰伊です。

 平成21年第1回伊豆の国市議会定例会におきまして、通告に基づき質問させていただきます。

 初めに、財政運営について質問いたします。

 平成21年度の予算が本定例会に上程され明らかになりましたが、相変わらず厳しい財政事情の中で予算編成を行ってきたと思います。財源である市税の収入や地方交付税の減などさらに厳しくなり、現行の事務事業を根本から見直し、新たに構築し直すくらいの覚悟を持つことが必要と考えますが、平成22年度以降の市の財政見通しについて、またそれに対応すべき手段をどのように考えているのかをお聞かせください。

 続いて、市税の滞納状況と徴収対策について質問いたします。

 市が行政を進めるための財源として、平成21年度予算では41%が市税であることは皆さんもご存じのとおりであります。経済状況の改善が見られない現在、減少傾向を示しております。そのような中で税負担は公平でなければなりません。しかし、支払い能力があるにもかかわらず滞納している、つまり税を納める気がない市民が存在するという現実があります。

 そこでお尋ねします。

 1、平成20年12月31日における個人・法人別の滞納額と件数の経年変化について、合併後どのような状況になっているか。

 2、滞納処分等の徴収対策と実施状況について、また悪質な市税滞納者に対してどのような取り組みをしているのかお伺いいたします。

 以上です。



○議長(増島一良君) 答弁者、市長。

     〔市長 望月良和君登壇〕



◎市長(望月良和君) おはようございます。それでは、伊藤議員からいただきましたご質問にお答えをいたしたいと思います。

 まず、1つ目の財政運営についてお答えをさせていただきます。

 平成22年度以降の市の財政見通しについてでありますが、歳入につきましては、当分の間は市税の増収が期待できない状況であり、また普通交付税の合併算定替による特例措置が平成27年度からは段階的縮減期間となり、平成31年度までで終了し減額となることから、年々厳しくなると予測をしております。

 歳出につきましては、人件費などは減少していく見込みでありますが、高齢化社会を迎え、扶助費の増が見込まれるため、経常的経費の削減も厳しい状況になっていくと、こんなふうに考えております。

 このような状況に対応する手段といたしましては、合併効果による行政組織のスリム化、5万人の市としてふさわしい公共施設や財政力に応じた市民サービスへと見直しを図るとともに、限られた財源の中で優先度に応じた事務事業の取捨選択を行う必要があると考えております。

 また、未利用資産の売却などによる歳入確保に加え、本年度から室を設置して取り組んでおります企業誘致による自主財源の確保などに取り組むとともに、市の集中改革プランに基づく行財政改革を行うことにより、歳入と歳出の均衡を図ってまいりたいと、そんなふうに考えております。

 2点目でありますが、市税の滞納状況と徴収対策についてでありますが、1点目の個人・法人別の滞納額と件数の経年変化について合併後どのような状況になっているかについてお答えをいたします。

 平成17年度個人市民税は、調定額21億9,712万4,000円に対し19億4,774万9,000円の収納額であります。法人市民税は調定額5億1,042万9,000円に対し4億9,898万2,000円の収納額であります。平成18年度の個人市民税は、調定額23億3,120万5,000円に対し20億6,886万円の収納額であります。法人市民税は、調定額5億3,324万9,000円に対し5億2,233万1,000円の収納額であります。平成19年度個人市民税は、調定額29億1,447万6,000円に対し25億9,351万7,000円の収納額であります。法人市民税は、調定額6億9,234万4,000円に対し6億7,988万9,000円の収納額であります。平成20年度につきましては、決算見込みでありますが、個人市民税は調定額30億1,250万4,000円に対し26億2,820万8,000円の収納を見込み、法人市民税は調定額3億6,062万7,000円に対し3億4,959万6,000円の収納を見込んでおります。また市税全体では、調定額83億2,307万4,000円に対し70億7,575万9,000円の収納を見込んでおります。

 続きまして、2点目の滞納処分等の徴収対策と実施状況について、また悪質な市税滞納者に対してどのような取り組みをしているかですが、徴収対策室では市税滞納削減のための中期計画を策定し、平成21年度から平成25年度までのアクションプランで、平成25年度市税現年分徴収率98%と累積滞納額約10億円を半減する目標値を設定をしました。

 具体的な取り組みとして、現年徴収率向上のため電話催告、納税相談、預金調査、預金差し押さえ、給与差し押さえを実施します。また、滞納繰越分の徴収率向上のために納税相談、預金、給与、生命保険、不動産差し押さえを強化し静岡地方税滞納整理機構への徴収権移管などを行います。

 次に、悪質な滞納者という表現が適切であるかどうかはわかりませんが、納税相談への呼びかけにも応ぜず、そのまま滞納を決め込む滞納者の方には、即時の預金・給与の差し押さえ、静岡地方税滞納整理機構への徴収権を移行するなどのことを行っています。

 今年度は、納税意思のない滞納者の財産調査を強化し、預金の調査948件、給与の調査189件を行い、預金、給与合わせて107件を差し押さえ、646万8,129円の納税がありました。今後は、公平公正な納税のため効果的、効率的な滞納整理を行い、市税徴収の向上に努めてまいります。

 以上であります。



○議長(増島一良君) 7番、伊藤さん。



◆7番(伊藤泰伊君) 今、市長より答弁をいただきましたけれども、1番のほうの財政運営については市長の方針、そのように頑張っていただきたいと思います。

 それから、少しですけれども、第2のほうの質問を少々させていただきます。

 本当に、とにかく財源が厳しい伊豆の国市です。いろいろ数字もおっしゃってもらいましたけれども、やはり財源の厳しいこの伊豆の国市運営のためには、やはり税というものは納める義務があって平等だと思いますので、何としても徴収のほうですけれども、きょうの日日新聞に出ましたけれども、やっぱり地方税の滞納整理機構、これは昨年から県で行っていることですけれども、これを見ると、移管した数字が15件で移管滞納額が1億八千六百幾らかあるわけです。それで今度、徴収できたほうが1,659万ということです。これはどのくらいの件数かわかりませんけれども、なぜこのようにこういう機構ができてこれだけの短期間のうちに納める方が出るのかなと思って、そこが不思議というか、やはりきのうも市長の答弁の中で、うちの職員は前に比べれば相当機能が上がってきたということを伺いました。そうであるならば、やはりこの滞納整理機構はどのような収納の仕方をしているかわかりませんけれども、やはり職員も一緒に同行するとか、そういうノウハウを聞いてくるとかということはしているのでしょうか。

 ということは、とにかくこれだけの滞納が出るということは、やはりわかりませんけれども、職員を悪い言い方をするとなめてかかっているのではないかなということを。若い女性職員が集金に行ったとします。そうすると、それなりの人が、最初から滞納するんだという心構えの人が出てきたら、確かにびびっちゃうんじゃないかなと思いますので、やっぱりそういう点をどのようにこれから集金しにいく職員の、極端に言うと市長みずから行動するような伊豆の国市になれば、もっと滞納者は減るんじゃないかと。それは、そんなことできないでしょうけれども、やっぱりそのくらいの、部課長なんかもそういう気持ちで、自分が行ってくるんだというような気持ちを持ってほしいと思いますけれども、その1点はいかがでしょうか。



○議長(増島一良君) 市長。



◎市長(望月良和君) 前にもお話をさせていただいておりますように、この滞納整理機構の関係等につきましては1番の効果的なといいましょうか、意味合いというのは、やっぱり風評的な問題ということだろうというふうに思っております。やっぱり滞納されている方々は、全く認識をしていないわけではなくて、きちんと認識をしております。ですから、こんな言い方をするとおかしいですが、職員が滞納整理等に伺っている間はまだそこにありますけれども、それが高じていく場合については、この滞納整理機構に回されていくということを理解をしておりますので、この滞納整理機構ができたということは、そういう意味で大変効果的になっているのかなというふうに思っております。

 前にもお話をさせていただいたのかもわかりませんですが、来年度もうちの職員をこの滞納整理機構の中に送り込みます。その送り込んでいく中で、いろいろなノウハウをまた勉強させていただくと同時に、その職員等を通じて一般の職員の啓蒙も図っていくという形で考えております。いずれにしてもやはり公平公正にして滞納整理というのはきちんとやらなければならないというふうに理解をしておりますので、これからも特に滞納整理機構等のノウハウも使いながら、やはりきちっと進めていくということをやってまいりたいというふうに思っております。

 また、現在滞納整理の対策室をつくって取り組んでいるわけでありますが、それだけでなく、税務課全体、また総務全体でこれらの問題にも積極的に取り組んでいくということの姿勢については変わりはありませんので、そんな意味で頑張ってまいりたいというふうに思っております。

 いずれにしましても、そういう意味で県下一律滞納整理機構の関係で、多少整理がついてきているということにはなろうかというふうに思っております。



○議長(増島一良君) 7番、伊藤さん。



◆7番(伊藤泰伊君) ちょうど今、市長の答弁がありましたけれども、本当にそのようにして、何としても伊豆の国市の健全化を図ってもらいたいと思います。

 質問ではないのですけれども、本当に市長を初め職員の皆様方、また議員の皆様方にお願いがあります。合併5年目に入り、市民の皆さんが合併してよかったと言い合える伊豆の国市建設のために尽力してください。

 以上で質問は終わります。



○議長(増島一良君) これにて、7番、伊藤泰伊さんの質問を終了します。

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△飯田史朗君



○議長(増島一良君) 次に、19番、飯田史朗さんの発言を許します。

 19番、飯田さん。

     〔19番 飯田史朗君登壇〕



◆19番(飯田史朗君) 改めまして、おはようございます。19番、飯田史朗です。

 私は、平成21年第1回定例会において通告をしております観光振興についてと、廃校と廃校予定校の今後についての大きく2点について質問をいたします。

 昨日も、同僚議員より観光振興、地域振興の質問がありましたので、私は少し視点を変えて質問をさせていただきます。

 平成20年は、世界的な経済危機と将来に向かって期待が持てない不安な状況下で、経済は冷え込み、観光施設利用客も減少していると聞きます。しかし、当伊豆の国市は観光地伊豆の玄関口にあり、優良な温泉施設も数多くあり、観光施設の入り込み客の減少は大きな問題であります。

 合併以来、市観光協会、商工会等民間組織も統一され、市行政と一体となって合併協議会の新市まちづくり計画、市総合計画に基づき着実に事業推進が図られていると感じております。また、各種イベントも継続され、多くの市民が参加して実施されております。主に総合計画では、戦略的観光誘客への転換として環境や体に優しい観光地づくり、観光資源の国際化、食と農と温泉を組み合わせた観光事業の推進を計画をしております。計画を推進する事業として、今年度予算では多言語表記観光案内標識、観光案内表示板整備が予定され、今年6月に開港予定の静岡空港を利用する海外からの観光客を視野に入れた施策と施政方針にもあり、大いに期待をするところでもあります。また、地元住民やリピーターをふやす目的で始めたパスポート事業も継続され、さらなる市観光客増、また市民の利用増も期待する施策と理解をしております。

 しかし、さまざまな観光振興策を推進計画しても、現実効果が上がっていないのが現実ではないでしょうか。今年度予算案に計上されている入湯税では、合併時より予算ベースで1,500万円からの減額計上となっております。入湯税は市内温泉施設を利用される方々が払う税であって、市内温泉施設の入り込み客の状況を見る有効な目安になります。この4年間で1,500万円余りの減額計上は、単純計算で10万人からの利用減となったことになります。

 この状況は、単に入湯税だけの問題ではなく、各施設の売り上げ減少に直結をします。今年の旅館協同組合による平成19年度と20年度との比較では、約2万人の減少、売り上げでは約6億8,800万円からの減少とのデータもあります。未加入施設、日帰り湯等の減少で約10万人以上の人が減少しております。この減った10万人を呼び戻す施策を講ずる必要があると考え、以下の質問をいたします。

 1として、市内観光入り込み客増加策と現状に対する行政の認識をお伺いをいたします。

 2として、市長がさきの伊豆半島サミットで提案された定額給付金を視野に入れた伊豆半島プレミアム宿泊券構想について、基本的なお考えをお伺いをするとともに、効果についてお尋ねをいたします。

 総合計画にある戦略3の観光について、今後具現化が必要な施策と、食と農、温泉を組み合わせた観光事業の具体的な施策についてお伺いをいたします。

 4つ目として、全国の温泉場、伊豆全体の地域間競争に打ち勝つ対策について、また市観光協会を初めとして市民と連携強化をする地域づくり、観光事業についてどのように考えているかをお伺いをいたします。

 大きな2点目として、廃校となった旧高原分校、旧田中山分校の現状と今後の利活用また大仁東小学校の今後についてお伺いをいたします。

 平成21年度予算では、旧高原分校施設維持管理事業で188万8,000円が社会教育費で計上をされ、主なものは旧教員住宅解体費であります。社会教育施設として利用促進を目指した予算ではありません。田中山分校に至っては予算書に管理維持費もありません。この両校は市中山間地にあり、これからの新緑の季節より夏場に向かってとてもすばらしい場所にあり、市内外のだれでも利用できるシステムをつくり、利用促進のPRを行って、青少年団体、一般社会人、企業等に自然の中で研修、交流会、文化芸術活動等利用できる施設になるのではないでしょうか。また、建物は利用しないと傷みも早くなり、管理も大変になると思います。

 以上のことを踏まえ、現状と今後の利用についてどのように検討されているのかをお伺いをいたします。

 次に、大仁東小学校の大仁小学校に統合する計画が示され、準備が進んでいると思いますが、さきに述べたように高原分校、田中山分校のように廃校になってから利用方法を検討するのではなく、統合を定めたときより地元を初めとして多くの方々の意見を聞き、施設の有効活用を検討する必要があると考えますので、現在どのように今後の利用計画が検討されているのか、お伺いをいたします。

 以上であります。



○議長(増島一良君) 答弁者、市長。

     〔市長 望月良和君登壇〕



◎市長(望月良和君) それでは、飯田議員のご質問にお答えをいたしたいと思います。

 初めに、伊豆の国市の観光の現状と行政の認識についてお答えをいたします。

 市内宿泊者数につきましては、昭和63年度のピーク時と比較いたしますと、平成19年度は約40万人減の87万人、同じく観光交流客数も約280万人減の252万人と、かなり厳しい数値となっております。同じく、伊豆全体の宿泊数についても昭和63年と比較すると、約660万人減の1,200万人、観光交流客数も約3,290万人減の4,055万人と伊豆全体にわたり観光客が減少しているのが現状であります。

 このような厳しい状況を少しでも打開するため、伊豆の国市観光協会が主体となったNPO伊豆の国観光ルネサンスでは平成19年度、20年度の2カ年で国土交通省の地域観光振興事業費補助事業の採択を受け、富士山静岡空港開港に伴う増加が期待されている外国人観光客に対する受け入れ態勢の整備を市と協働で進めているところであります。また、あわせて県が積極的に進めているアジア地域からのマスコミ取材や旅行エージェントによる視察受け入れに積極的に協力することで、海外からの観光旅行や教育旅行などのツアー日程に伊豆長岡温泉への宿泊や観光施設への見学など、組み入れてもらえることを期待をしているところであります。

 次に、伊豆半島プレミアム宿泊券についてでありますが、間もなく実施をされます定額給付金の支給を見据えて、このお金を還元してもらうため、伊豆半島全体の宿泊施設で共通に利用できる割引宿泊券を考えたものであります。現在、観光商工課を中心に伊豆の国市版のプレミアム宿泊券のシステム案を作成しておりまして、これをたたき台として、今後6市6町へ具体的に働きかけ、実現に向けた作業を進めていきます。伊豆半島内で相互に利用できる割引券の発行により、「伊豆は一つ」という考えのもと、伊豆半島内の連携が図られ、相乗効果による伊豆半島の魅力が倍増し、伊豆半島内外からの観光客が増加をし、宿泊を初めとした観光関連消費の拡大が図られることが基本的な効果であると考えております。

 このプレミアム宿泊券につきましては、この不況に対する緊急対策として考えたものであり、当初予算に計上しておりませんことから、詳細が決まりましたら補正予算等を考えております。ご理解のほどよろしくお願いをいたしたいと、こんなふうに思っております。

 次に、総合計画の戦略3の実現方法として平成18年度から進めております安全・安心、健康のまちづくり事業があります。その中で、循環型社会を目指し、市内の旅館の食品残渣や牛ふんを使用し有機堆肥化をつくり、その有機堆肥を使用し減農薬野菜を栽培し、減農薬野菜を旅館で使用し観光客に提供するといった取り組みを行っています。

 そこで、食と農、温泉を組み合わせた観光事業として伊豆の国野菜としてのブランド化を確立した後、農家の方々の協力を得て収穫体験や遊休農地を利用した農業体験メニューを作成し、その日に収穫した野菜が宿泊施設で料理として出される事業、また大仁梅林で行っている梅の木のオーナー制度の野菜版のシステムづくりなど、宿泊と絡めた事業の研究を行っていきたいと思っております。

 最後に、地域間競争に打ち勝つ観光事業についてお答えをいたします。

 これからの観光振興は、伊豆の国市へ観光客を呼び込むことが最も重要であることは言うまでもありませんが、富士山静岡空港も6月に開港し、北海道や九州など国内の遠隔地からの就航と韓国や中国など海外からの就航が決定するなど、観光もグローバルな事業展開を図らなければならない状況であります。特に海外においての広報活動は、伊豆の国市単独での観光戦略では、伊豆を知らない遠隔地や他国においては限られた予算の中で成果を上げることは難しいのが現状であります。伊豆全体が協働し、伊豆の温泉や海外での日本の知名度ナンバーワンの富士山、また海岸線など景勝地の魅力を初め、箱根などの魅力ある観光地が周辺地区に点在する地理的優位性などを積極的に情報発信し、伊豆全体に観光客を呼び戻すことが必要であると考えております。

 新たな観光事業としましては、先日、静岡県コンベンションおもてなし大賞2008で優秀賞を受賞した「パン祖のパン祭」のように、歴史的資源や地場農産物などの特産品を活用した事業を企画し、全国高校生パンコンテストを実施することによるコンベンション的要素をあわせ持ったイベントを構築することも、今後の観光振興策の一つであると考えております。

 次に、廃校施設と廃校予定校の現状と今後の利用についてお答えをいたします。

 旧高原分校につきましては、現在貸し出し用の生涯学習施設となっておりますが、来年度についても同様に生涯学習施設として利用していく計画であります。しかしながら、施設の老朽化や一部にアスベストの問題などもありますので、その後の利用方法等については平成21年度中においてさまざまな検討をした上で決めていきたいと考えております。

 また、旧田中山分校については、現在全くの未利用状態であります。このため、昨年11月に企画課を窓口として中堅職員による田中山分校有効利用検討委員会を組織しまして、現在その利活用方策について鋭意研究しているところでありますので、もうしばらくお時間をいただきたいと考えております。

 大仁東小学校については、子供たちが現在学習をしており、現時点で決定するのは不適切と考えております。一般的には普通財産として今後の利用について考えていくことになろうかと、こんなふうに思っております。

 以上であります。



○議長(増島一良君) 19番、飯田さん。



◆19番(飯田史朗君) 19番、飯田です。

 最初に、議長にお願いをしたいというふうに思います。

 私は通告を40分にしてあって、隣の秋田議員が言うには残り27分だということで、私の発言時間は27分しかありません。そこで私、これからの再質問をするについて資料を少し作らせていただきましたので、その資料配付の許可をお願いをしたいというふうに思います。



○議長(増島一良君) 許可をいたします。どうぞ、事務局配ってください。

     〔資料配付〕



◆19番(飯田史朗君) それでは再質問をさせいただきます。

 この昭和63年からの観光統計等も私も見させていただきました。また、先ほどの答弁の中でも、伊豆全体で非常に観光という部分においては全盛期に比べると大分冷え込んできている。また、これは日本の国の人口動態とか経済の進展によっての変化かなというふうに思います。

 しかし、私たちこの伊豆の国市は、先ほども述べたように観光地伊豆の中のまさしく伊豆の玄関口にある。この伊豆の国市の玄関口が、いかに観光地として整っているか。1軒の家で言うならば、玄関を開けたときに玄関がぴしっときれいに整理をされているお宅か、玄関の周りにいろいろなものが散乱をしているお宅か。そうすると、訪れた人は、その玄関に吸い込まれるように入っていく。そんな地域づくりをしていかなくてはと。

 しかし、先ほどの答弁にもあったように、今は緊急事態です。だから、きのうの土屋議員の観光振興のお話にもあったように、長期的な部分で整備をし整えていくということも大事。しかし、答弁にあったように、この緊急対策として一時的に効果のある施策を打って、この場をしのぐということも大事だということ。しかし、継続的に観光客を誘致できるようなそういう施策をしていく必要もある。

 今、このお手元に配付をさせていただいたものは、観光協会で新しくつくった観光パンフレットができましたという案内を、観光協会の会長さんがあるところでごあいさつの中でしておりました。新しい観光パンフレットってどんなのかなというふうに思って早速取り寄せてみたところ、伊豆の国市内の旅館、ホテルが全部載っている。そこには、料金も幾らから幾らまでですよというすべてのものが載っております。また、願成就院、この伊豆の国市の歴史文化遺産の代表的な部分、また江川邸そういうようなものが載っております。その中に、この市内の小さな地図ですけれども、皆さんのお手もとに配付した資料はその部分を少し拡大をしていただきました。

 私がここで一つ提案をしたいのは、今この地図の中で赤で斜線を引いた部分、この部分が今、この時期だと江間のイチゴ狩りの特に大北地域に行きますと、菜の花が2月ごろから満開、暮れあたりから早いのは咲いておりますけれども、江間の方々は計画的に種まきをして非常に長いロングランで花が楽しめるようにしてくれております。私もこの市内を通るときに、あそこを通るたびにきれいだな、時間があるならば車をとめて少し見てみたいと。私は、こういうようなイチゴ狩りに来た方々がイチゴ狩りとその周りの景観、非常に楽しめるひとときを本当にゆったりと過ごすことができる、この光景をもし伊豆の国市内でつくるとしたら、どこが可能だろうと思ってここに落としてみました。

 このAの地点というのが、今の江間のイチゴ狩りの江間耕地になります。それで、Bの地点はこれは三島から電車に乗って修善寺まで行く区間、この伊豆の国市内の車窓から見える田園風景。これは、田植えの時期、また稲穂がたわわに実った時期、非常にいい景観です。しかし、刈り取り終わって田植えをするまでのこの間、もし江間と同じように菜の花が咲き誇る駿豆線であったならば、非常にこの電車で旅行に来る方、または通勤、通学をする人たちもいいところに住んでいるなという実感が持てるのではないか。また、伊豆箱根鉄道の乗降客もふえるのかなと、そんなことを思います。Cの地点は、江間と同じようにこれは韮山のグリーンプラザ、イチゴ狩り等行っている山木からあの一帯の田園であります。Dの地点、これはこの隣の葛城山にかかっているロープウェイ、ロープウェイに乗ったときに眼下が菜の花畑です。こういうような光景も、ただロープウェイに乗って山頂から景色を見る、富士山を見るだけではなくて、ロープウェイに乗った瞬間からそのすばらしい景観が眼下にある。このEの地点は、伊豆中央道の新大門橋を抜けてトンネルを抜けたら菜の花畑になるのは白山耕地になります。

 私は、こういうようなところに、花の栽培をしている農家またはその団体の方々にお願いをして、地域丸ごと観光地というようなごあいさつも観光協会長はよくします。私は、この伊豆の国市地域が丸ごと観光地なんだと。旧所名跡を訪ねるだけではなく地域全体がそういうようなところになっていくということが、お金もかからずできていく、また、この総合計画等でもうたっている市民と協働してまちづくりをしていく、こういうようなことを、私は行政が仕掛けていくということが大事かなというふうに思っております。

 また、この花畑構想と同じように、市長さんはよくこの伊豆の国市のお話をするときに狩野川の流れ、ここのところが伝統文化、そういう部分で交流軸として大事なんだと。私もそういうことを考えたときに、今、日本の伝統文化の中で失われつつあるものが正月の年頭行事であったどんどん焼き、これが集落の中では、どんどん焼きをやるということが非常に困難になってきていると。そういうときに、狩野川の河川敷にいろいろな団体、地域の方々の協力を得てどんどん焼きのおんびを立てて、そこに正月飾りを持っていって、みんなでそういう伝統行事を継承していく。また、この伊豆の国市を訪れた観光客の方々にも参加をしていただく、どんどん焼きによってその年無病息災で過ごせるようにと。そういうように伝統文化、地域の中で継続が困難になってきたようなものを、この狩野川の河川敷で行うと。こんなことも、地域の子供会とか団体の方々と協力をすればできていくのかなと。

 また、今、森林が荒廃をして非常に県でもこの里山づくりというものに力を入れております。私は、この伊豆の国市のさくら公園でさくら祭りが去年行われたときに、去年は議長職を預かっておりましたので、そこでごあいさつをしたときに、演台で1周くるっと回ったときに、葛城山からこの長岡の源氏山から伊豆の国市から見える、あのさくら公園から見える山々は山桜が非常に多く咲いております。

 私は、この伊豆の国市が先ほどの花畑と同じように、各地域の方々の協力を得て1年に50本でも100本でも計画的に守山、源氏山、葛城山、城山、こういうところに桜の木、または秋に紅葉するもみじ、こういうものを1年に50本100本積み重ねていけば、次の世代の子や孫の世代にとても見ごろになる。奈良の吉野山に負けない里山ができるじゃないかと、私は、こういうように計画的に一時の効果がないにしても10年20年先に効果が出る。現実、今、市長さんが旧大仁町長時代にやった狩野川の河津桜がことしあたり大変見ごろになってきた。また、神島の方々が今行ってくれている放任竹林の後の南洞の整備。ああいうもの1つ見ても、ここ数年で確実に次の世代に残せる伊豆の国市の資産として、成長していると私は思っています。伊豆の国市になった中で、こういうようなものを提案をしていきたいなというふうに考えております。

 最後に、この観光振興の中で、もう一つは、市長がよく言われるように伊豆全体、この6市6町の中で事を進めていく中で、私は三島から伊豆市までこの間の自治体で協力をして、いろいろなスポーツ大会の、東海4県、全国大会、大きなスポーツ大会を誘致する。この地域の首長さん、体育協会の方々が連携をして体育館、グラウンド等の整備をして全国大会をみんなで誘致しようと。ことし行われました修善寺からの伊豆マラソンのように、この地域が連携をしてバスケットとかバレーボールとか、今はバレーボールはかなり大きな大会も行っているようですけれども、できれば宿泊を伴うような全国規模の大会をすることによって、この伊豆の国市、伊豆市には何千人という方が来ても賄うだけの宿泊施設を持っている。そういうようなことで、私は一つの町だけでなくこの駿豆線沿線、伊豆市から三島まで40分もあれば伊豆箱根鉄道で移動できる。選手の会場が三島であったり伊豆の国市であっても電車で移動可能で大会ができるというように、この駿豆線沿線でそういう全国規模の大会を誘致をする、こういうことが、ひいてはこの観光にもつながっていくというふうに思います。

 以上のような提案について、市長さんの率直なご意見をお聞かせ願いたいというふうに思います。



○議長(増島一良君) 市長。



◎市長(望月良和君) 全く同感であります。今、どうしても私どもも合併をしたすぐ後でございますので、長期的な視点に立って物事をやるというところまで行っていないというのが現実の問題だというふうに思っております。この平成19年につくりました総合計画等につきましては、実際には当面の問題を主体的に考えているわけでありますので、本来的には行政そのものは30年後、50年後を目指して、それをそのときの人たちがどういうように評価をするかということが、実は施策の一番の根本だというふうに私は思っております。ですからそういう面で考えたときに、観光も同様に考えていかなければならないというふうに思っております。桜もやはり見ごろは30年後と言われておりますように、そのことを目指して考えていくということが大変重要だと、こんなふうに思っております。

 また、全国大会等の大会等もできるだけ開催をしてという形であるわけでありますが、これらにつきましても、ご承知のとおりこの東部地区または伊豆半島等については根本的な設備がございません。こういうものを今後目指していきたいというふうに考えております。現在、全国的なものでやっている大会というのはKボール大会ぐらいしかございませんですが、これも、年々歳々参加のチームもふえてまいりましたので、伊豆の国市の長岡温泉にもお泊りをいただいているということでありますので、今後そういう問題等についてはもっともっと積極的に取り組みをしてまいりたいと、こんなふうに思っております。



○議長(増島一良君) 19番、飯田さん。



◆19番(飯田史朗君) 19番、飯田です。

 非常に私の提案に対して同感というような感想をいただき、ありがとうございます。

 私は、今この花畑構想を考えるときに、実は小坂の方の意見なんかも少し聞いたり江間の方々の農業をしている方のお話も聞きました。今、栽培をしている菜の花のあたりは米をつくるのに余り支障がないそうです。3月の終わりに田起こしをし、田植えをするまでの準備をしていく。そして1反歩当たり、実は私も去年から少し試験的に自分の家の横で32メートルばかり夏はヒマワリ、秋はソバの花、今はやはり菜の花が咲いています。そうすると、私もふだん家に余りいませんけれども、隣にいるおじさんがよくお話をしてくれる。飯田、またきょうも知らない人が車をとめてあそこで写真を撮っている。本当に裏通りですけれども、30メートルくらいの長さでもいろんな方が立ちどまって写真を撮る。

 もし、これが私が提案したように市内に広がったならば、河津桜、また日日新聞あたりではこの時期連日のように井田の花とか、松崎のほうのいろいろな花畑情報、また月ヶ瀬の梅にいたってはきょうの記事にもありますように、梅祭りの会期を延ばしたということで入り込み客は昨年の倍近くになっているという。

 私は、これが1反5万円くらいでトラクターのガソリン代、種代等々でできていくならば、非常に安価な、また即効果の出るような事業かなというふうに思っておりますので、この辺については担当課の方々、また農業団体の方々と相談をしていただき、この秋あたりにはそういう面積が少しでもふえていけばいいかなとうふうに感じております。

 時間もありませんので、次の廃校になった高原分校と田中山分校の問題ですけれども、きのうも観光の議論を聞いていたときに、また市長さんの浮橋温泉中山間地に対する考え方を聞いていて、きのうはこういう考え方もあるのかと非常のうれしかったなと思ったのは、浮橋温泉のタンクローリーに詰めてどこかに持っていくという、そういうことが可能であるならば、田中山分校とか今の高原分校、これは先ほど私は実は一番先に町議会議員になったときに、今の市長が大仁の町長時代、今はさつきヶ丘公園一般開放という一般質問を議員になって一番先にしました。これは青少年または家族が今の天野公園のようにいつでもだれでも使える、そんな憩いの場が必要。今、あの当時とまた少し時代が変わってきている。あの中山間地域で親子で、先ほどの答弁にもありましたように、体験をしていく、農業体験とかまたは芸術文化に触れる体験教室、生涯学習の拠点、青少年活動の拠点とするようなこういうことが必要です。

 きのうの一般質問のどなたかの中で、専門職の育成、これは合併後どうなっているんだという話もありました。これだけの市になってきた中で、そういう社会教育の専門職の人間、こういうような人を育ててあの中山間地の高原分校、田中山分校を市民だけでなく非常に今、都会で心の悩みをさまざま持つ方々に積極的にPRをして、ああいうところで体験をしたり、いやしの場として利用できるような施設に変えていくということができるのではないかなと。本当にタンクローリーでお湯を持ってきて2泊3泊の泊まりでの体験ができる。

 そういうようなことを特に私、市議になったときに韮山の清掃センターを初めて見させていただいたときに、あの途中にボーイスカウトの体験の広場のようなものがありました。ああいうボーイスカウトとか青少年団体の方々のご意見を聞いて、もう少し高原分校、田中山分校が私は青少年のそういう野外体験の学習の場として利用ができたり、または一般の方々が市長さんがおっしゃるような体験農業であったりさまざまな活動ができる、こんなようなことで専門的な職員等で少し、企画課だけでなく職員であったり市民のさまざまな方々のご意見を聞くような委員会をつくって、活動の場としての利用を早急に確立していくということ、田中山の区長さんを経験された方、また今の区長にも少し聞いたら、いや何とかしてくれよと、おらじゃしようがないわというような率直なことを言う地元の方もいました。それなら、やはりある程度行政側でプラン提案をして地元と協働でやっていかれるようなそんなことが必要かなと思いますので、ひとつこの中山間地の生涯学習また青少年健全育成の場としてのお考えを少しお聞かせ願いたいと思います。



○議長(増島一良君) 市長。



◎市長(望月良和君) お話は全く私も同じような形で考えているわけでございまして、実は高原についてはご承知のとおり、何という学校でしたか横浜の学校がございます。そこの学校の方々が夏に泊まりに来るわけです。その賄いを地元の方々がやってくれているということで、大変私も参考になっておりまして、そこの校長が前に1度お見えになりまして、大変参考になりましたので。何とか同じようなことが一般のところ、今、実は田中山の東邦音大のところの施設なんかも大変すばらしい富士山と、それから海が見えるすばらしいところであるわけで、特にここの夕日なんかは最高のロケーションでありますので、こういうものの活用も当然考えていく必要性があるというふうに思っているわけでありまして、特に先ほど申し上げましたように田中山分校であるとか、とりあえず田中山分校については、地元の方々に何か皆さん方がこんな形で利用してみたいことがないだろうかと言ったら答えを持ってきて、若者がいなくなりましたからだめですという話を持ってきまして、それじゃしようがないと、これからうちのほうで考えますよという話をさせてもらっているわけであります。

 これから考えていきたいなと思っているのは、きのうもちょっと浮橋温泉の問題で出ましたのですが、結果的には今あちこちでやっている日帰り温泉。ほとんどがタンクローリーでやっているわけでありますので、これを使って例えば体験学習等、それから田中山分校なんかもそういう意味で温泉も利用させていただきながら農業体験ができる。特に東小なんかの場合については、あれだけの施設があるわけですから正直言って田舎へと修学旅行で来ようとかというものの誘致ができないだろうかと。

 こんなことを考えているわけなのですが、いずれにいたしましても行政でやる分野の限界というものが何か物すごくあるような気がして仕方がないわけなので、その中で実は今、少し提案をさせていただいておりますのは、第3セクター方式で総合コンサルみたいなものができないだろうかと。これは結果的にはまごころと同じような形で結果的には行政なら行政も出資をしてもいいと。しかしながらやっている物事がもう少しユニークさがないといけないんじゃないだろうかというふうに、要するに行政だと何となくいろいろなものにとらわれてしまう部分というのがあるというふうに理解をしております。

 ですから、そういう面で例えば同じ体験ツアーなんかでも、この前田中山でやらせていただいたものに、ツアコンを目指す女性だけの体験をやっていただいたんです。これは、何をやったかというと沢庵を漬けることと、それから田中山のおいしいサツマイモというものをセットにしてやりましたところ、若い女性群が私がツアコンになったらこういう旅行をやってみたいと言う方々が大多数であったわけで、こんなにおいしい沢庵を食べれるというのは都会ではなかなかできないというようなお話をされておりまして、ただそういうものが何となく行政の枠の中で物事をやろうとすると、何か何となくいろんな意味で難しい面もあるのかなということで、総合企画会社みたいな総合コンサルみたいなものが第3セクター方式なんかでできれば、私はもう少しユニークな観光的なものであるとか、もっと、今は歴史バスなんかも提案をさせていただいて始まったのですが、ホテル、旅館のほうで余りPRをしてくれないものですから、結果的に何だかうまくいかなくなってしまうと。それは、やっぱりそのことに例えば確かに制約はあるわけです。制約はあるのですが、これをやはり旅行業の許可を持っているような方が1人いればその事業は展開できるわけなので、そういうのはどうしても行政の枠であるとか、それから観光協会でやってくれないかというと、観光協会も今やっているので手いっぱいで、じゃ旅館組合がというと旅館組合はもう旅館のあっせんをするだけだという形になってしまうという。

 いろいろな意味で、もう少しユニークな考え方の発想のもとにできる、そういうことを私はやっぱり、行政からちょっと切り離した形でつくり上げていったほうがうまくいくような気がしているのです。これを少し、今いろいろ研究させてもらっているわけですが、ご承知のとおり今稲取で渡邉さんが出向で来ているわけであります。2年間が終わってあと2年間という形にいっているわけですが、彼女がやっていることなんかは行政とは全く関係なく観光協会とも多少一歩、観光協会の事務局長なのですが、従来のやり方と視点を変えているというところが、同じつるしびなでもやっぱりやり方が違うという形になっていると思うのです。

 ですから、私どもがやっぱり今考えているころに例えば伊豆の観光なんかも考えたときに、この長岡温泉なんかも考えたときに、従来型の既存の考え方の中でそれを踏襲しながら乗っかっている。だから、先ほども私どもが提案させていただいているその宿泊券の問題も、じゃ宿泊所がないところはどうするんだというそういう意味で言っているわけではない。全体で経済効果をどうやってつくり上げていくのか、そのことに行政がやっぱり責任を持ってくれるのならば、例え宿泊施設がないところでも5,000万でも1,000万でも出していただいて、地域経済をきちっとつくり上げていくことが雇用であるとかいろいろなものにつながるのではないかというふうに、観光そのものは物すごく幅広い雇用関係につながるわけですから、そういうことを言っているわけです。それが、いやうちがないからとか余り多く泊まり過ぎると困る、それでは行政が持たないと。そんな心配をするのはかえってうれしい悲鳴じゃないのと言っているのですが、なかなかその辺が難しいと。この辺が、やっぱり今までの行政にとらわれた形の行政の中の問題点じゃなくて、やはりもう少しユニークな考え方ができる、そういう体制が、やっぱり私は必要じゃないかなと、こんなふうに考えております。

 いずれにしましても、そのいろいろな施設を有効活用していくということは大変重要なことでありますので、何としても考えていきたいというふうに思っております。



○議長(増島一良君) 19番、飯田さん。



◆19番(飯田史朗君) 最後の質問をさせていただきます。

 今回のこの質問をするについて、市長さんにもろもろ説明をしていただきましたけれども、事前に少し部長さんにもこんなことを聞くから用意をしていてくれよということを予告をしてありますので、予告を省くと怒られますので。まず市議会になって一番先に私が一般質問に立ったのは、17年の12月定例会で合併協議会でできなかった暫定施行条例、この部分について今後どうしていくかという質問をさせていただきました。そんな中で、あのときには主に水道、水源保護条例についてを中心に、また市のほうから今後統一をしていかなければならない、整理していかなければならないものについては検討していこうというようなご回答を受けております。

 そんな中で、例規集の中に載っている旧伊豆長岡町の町並み景観づくり条例、これは私先ほどの提案の中でこの花づくり等のお話もさせていただきました。また、きのうの市長さんの答弁でも伝堀越の問題とか韮山の歴史文化遺産、このようなものを今後どういう形で具現化していくのか、また市の観光、歴史資産として活用する方法、こういうようなことを考えたときにこの町並みの景観条例というものが必要になっていくのか。一定の区域をこの条例では定めるとかいろいろある。この辺のところを言って担当の部長のほうに現在までの状況をお伺いしたい。

 もう1点は、旧伊豆長岡町が持っていた花と緑のまちづくり推進条例。これをまさしく私の先ほどの提案の部分で仮に今後これを事業化していくときに、その予算支出をしていくときの根拠となっていく条例に私はなると思う。そういうような中で、この花と緑のまちづくり推進条例、この辺については私はできるならば先ほど提案した5つのブロック、この辺のところを指定区域に定め、その指定区域の中で協力をされる方々には一定の助成金を出してこういう事業に参画をしていただく。私は、そういう意味でこの暫定施行条例を現在どういうふうに検討され、今後この暫定施行条例をどういうように処理をしていく、また私は今言ったように活用してほしいというふうに思っております。これが1点。

 もう1点は、2月24日の静岡新聞に載っておりました。これは、私の通告の中で強いて無理やり押しつけるならば、食と農総合計画、この辺のところで食育推進基本計画、これは文科省が学校給食の地場産品の使用割合、これを30%、子供には朝食を食べさせなさいというような指導をしていく、こういうような計画、これの実態の報告が出ております。そういう中で、この静岡県は30%に届かず21.7%という報告になっております。これについて、教育委員会のほうにやはりどういう状況か質問をするから用意をしておいてくださいという通告をしてありますので、ご答弁を願います。



○議長(増島一良君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(川口重美君) 合併のときから、伊豆長岡町町並み景観づくり条例というのが平成6年に制定されておりまして、それを伊豆の国市となって引き継いでいるというような形になるわけですけれども、この伊豆長岡町の景観条例と言われるこの地域は伊豆長岡町に限っての話というような形になります。今現在これを使ってどうかというようなお話なのです。それでこの景観条例の中に、じゃ先ほどの菜の花の花畑が核当するかといったら、ある部分だけは、少し該当してくるかなというふうに思っています。

 今、伊豆の国市の都市整備、都市計画課の中でこの条例のもとに市が指導を行っているかというと、まだそこまで進んでいなく、具体的に行っているというようなことはありません。旧伊豆長岡町の職員の皆さんにお聞きすれば、町としては今までの湯らっくす公園、源氏山のトイレ、姫の足湯、千歳橋のトイレ、温泉プールのサンゆうそれから北浴場等の市として、まちとしての景観に配慮していたというようなことで、こういう条例の中で実施してきましたよというようなお話を伺っています。

 じゃ今後、伊豆の国市としてこれをどういうふうにしていくのかという部分につきましては、県と政令市以外は静岡県の許可を受けなければ、この景観条例を制定していくというのはなかなか難しいというようなことでございます。近隣の団体では三島市、熱海市、伊東市、それから沼津市が始まっていくというようなことの動きがございます。

 そういう中で、各市にお聞きしながらこれらの問題等をまた研究をしてみたいというふうに思っておりますが、平成19年の11月に観光協会、それから伊豆の国市景観復活活動推進会議、それからフィルム・コミッション伊豆の皆さんからも、要望書というような形で景観形成の推進についてというようなことで要望も出されております。これらをまた研究、検討しなければならない。

 ただ、こういうものを知ってやってしまうとどういうものですかねという一つの部分もございます。例えば壁の色であるとか町並みをこういうふにしていかなければならないよというようなルールが決まってきたりする形もございます。その中の一つとして、今私どものところでは屋外広告物の規制については静岡県の条例に基づいて指導しているというようなことで、今までに旧伊豆長岡町でありました町並み景観条例のそのものを踏襲した指導というのは、現在のところ行っておりませんが研究をしてみたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(増島一良君) 次に、環境部長。



◎環境部長(渡辺広明君) 私のほうの関係でいきますと、暫定施行条例につきましては旧伊豆長岡町の日本一美しいまちづくり条例、それと花と緑のまちづくり条例の推進に係る条例、それから旧韮山町で町をきれいにする条例、それぞれ現段階では生きているわけですけれども、そしてまた各部分的にそれぞれの事業をこれに基づいて行っている現状があります。

 しかしながら、飯田議員の平成17年度の一般質問の中で、回答のほうはできるだけ早い時期に一本化してというふうなお話をしてあります。当然平成17年度から取り組んできているわけですけれども、3本の条例それぞれがやはり当たり前ですけれども、目的が微妙に違うところがあります。例えば、美化条例につきましてはいわゆるごみの不法投棄であるとか、あるいは犬のふんの規制であるとかごみのポイ捨てですとか、そういうものを規制したものと、その反面、逆に善行に対する表彰であるとかそういうものを持った条例が日本一美しいまちづくり条例と、それから町をきれいにする条例、これらになります。そしてもう1本の花と緑のまちづくり条例、これらにつきましては、やはり花を植えるとかお隣近所で花を植えるとか、そういったような条例になっております。

 それを当初、単純に一本のものにしようというふうな考えでいたのですけれども、調整した結果、やはり目的が全然違う部分があると。それは全体を整理して、またその目的を持って決めていくべきだというふうなことで大分長い間にはなってしまいましたけれども、現在も調整をしている段階であります。今後、やはりそれぞれの目的を整理して先ほど一般質問の中にもありましたように、これらを使ってその町並みであるとか、あるいは花畑構想みたいなものにつなげられるような条例が基本となれるようになっていければというふうに思います。

 大変、私も不本意でここまでおくれてしまったことにつきましては本当に反省をしているところでありますが、これからもできるだけ早い時期に条例制定に向けて努力してまいりたいというふうに思っております。

 以上であります。



○議長(増島一良君) 教育部長。



◎教育部長(三枝和則君) それでは、学校給食への地場産品の使用ということにつきましてですが、文科省では地場産品、これは特に県内産ということで規定をされておりますが、その使用率の目標を30%以上ということで指導があります。それで、伊豆の国市におきましては、日常の献立におきましてできる限り地場産品の使用をしていこうということで取り組んでおります。現在のところ、日常的にはその使用率につきましては約35%となっております。それから、年間でふるさと給食週間、それから学校給食週間というのがありまして、その期間につきましては集中的に地場産品を活用しております。今年度のその週間の使用率につきましては、約46%から7%の割合で地場産品を使用しているということでございます。

 以上です。



○議長(増島一良君) 19番、飯田さん。



◆19番(飯田史朗君) 19番、飯田です。

 いろいろなご提案をさせていただき、また質問をさせていただきました。都市整備部長また環境部長より、この暫定施行条例については研究をするとか調整をしていくというようなお話をいただきました。

 私は、この暫定施行条例はやはりここに暫定でのせてきたということは、旧町先輩の方々が必要としてつくってきた条例だというふうに理解をしております。そういう中で、新しく生まれた伊豆の国市もこの先輩の方々の意思をしっかりと受け継いで、伊豆の国市にふさわしい条例として景観または日本一美しい町を目指していく。それこそが先ほども冒頭で申しましたように、住む人が暮らしやすく、訪れる人が立ち寄ってみたくなるような丸ごと観光地になっていくというふうに私は思いますので、今後この条例等の整備のもとに美しい伊豆の国市ができ上がっていくことを期待をいたしまして私の質問を終わります。

 ありがとうございました。



○議長(増島一良君) これにて、19番、飯田史朗さんの質問を終了いたします。

 ここで暫時休憩をいたします。

休憩 午前10時22分

再開 午前10時50分



○副議長(萩原眞琴君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。

 議事の都合によりしばらくの間、私、萩原が議長職務の代行を務めます。ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

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△増島一良君



○副議長(萩原眞琴君) 一般質問を続けます。

 22番、増島一良さんの発言を許します。

 22番、増島一良さん。

     〔22番 増島一良君登壇〕



◆22番(増島一良君) 萩原副議長さんの発言の許可をいただきましたので一般質問を行います。

 私は、昨年3月、上下水道の利率の高い地方債を前倒して返した以来の質問になりますので、少々緊張しております。よろしくお願いしたいと思います。そして、私たち任期最後の質問者という機会を与えていただきました。そういう思いを持って質問したいというふうに思っております。

 では質問をいたします。

 初めに、伊豆の国市のまちづくりについて市長にお伺いいたします。

 まさに激しいというべき戦いに勝ち、初代市長に、そして皆様方も初の市議会議員に就任してから、はや4年を迎えようとしています。そして、この4月末には望月市長も多くの議員諸氏も再度さらなる活躍の場に立つものと私は期待をし、確信もしております。そして、その任期中には第1次伊豆の国市総合計画も後期計画の期間となります。

 さて、望月市長はこの4年間「合併してよかったと実感できるまち伊豆の国市」の実現に向け、全力を挙げて日々取り組んでこられました。その結果、私が今さら申し上げるまでもなく、天野公園を初め守山西公園、まちづくり交付金事業など、今申し上げましたのは大きな事業だけでございますけれども、旧3町からの継続事業は大方完了を見ております。そして今、既に取り組んでいます大仁中学校の建設事業、防災無線デジタル化整備事業、幼小中学校耐震化事業、戸沢川や古川の改修工事等の事業も次期の4年間で完了するものと考えられます。また、一物二価と申しますか1市3制度のままであります上水道料金等も解消されるものと思われます。

 そこでお伺いします。

 次期の任期が満了となる4年後の伊豆の国市は、望月市長や新しい議員諸君の活躍によりましてどのような町に生まれ変わっているのか、市民のためのまちをどのように目指し、どのように進めていくのかお伺いをいたします。

 次に、合併特例債の基金造成で交付税の確保ができないかについて質問をいたします。

 ご承知のとおり、合併の財政的メリットに合併特例債の活用があります。合併を進めるに当たって、そのための一つとして当時これを使って、まちづくりができるので合併しない手はないよなどと合併を呼びかけていた当時が思い出されます。確かに伊豆の国市は合併旧法による合併ですので、対象事業費95%について起債が充当され、その元利償還金の70%を普通交付税の基準財政需要額に算入されますので、事業を起せば交付団体であります当市にとっては事業費の95掛ける70の66.5%が交付税として入ってくる、収入になるという計算になります。

 そこで、当市の現在までの特例債の借り入れ状況を資料をいただきまして見てみますと、伊豆の国市の特例債を起こせる標準全体事業費は197億3,100万円であるというふうに聞いております。そして、この平成20年度までの4年間に借り入れを起こした事業費は防災無線デジタル事業と道路改良事業の2事業。県単事業である合併支援道路の負担分には対象を除いてありますが、この事業の5億8,900万円で21年度の両事業の事業費を加えても9億5,000万円。これは事業費ですから、起債の借入額はこの金額より95%掛けたのは借り受けるということになります。そうだといたしますと、あと事業費として187億7,700万円が残っているという計算になります。使えるのはあと5年しか残っておりませんので、現状から今後考えてみますと、一度に多くの事業が見込まれるのは広域のごみ処理事業ぐらいではないかなと、これは私個人勝手に思っておりますが、そうだとすると、5年間に今までの推移で行くと、それを入れてもあと100億円くらいは塩漬けといいますか、使われないということのなるのではないかというふうに考えております。

 そこで、1つ提案でございますがこのような財政が厳しいときでございますので、合併特例債事業の一つであります市町村振興のための基金造成に充てる考えはないかということでございます。この基金造成というのは、要網等を見させていただきますと、新しい市の一体感の醸成に資するものや、旧市町村単位の地域の振興事業が対象となります。例えばイベントの開催、民間団体への助成、コミュニティー活動、自治会活動への助成、商店街活性化対策、伝統文化の伝承事業等の実施、新しい文化の創造に関する事業実施など非常に幅広く適用されることとなっています。当市でも十分使えるではないかというふうに思われます。

 それでは、伊豆の国市はどのくらいこれを利用できるか、可能なのかということでございますが、その可能な標準基金の規模というのは、これも一応目安が定められておりまして、市町村の均等額で当市の場合は9億円、増加人口割額が3億600万円、合併後の人口割額は2億5,000万円、合計額は14億5,600万円で、おおむねその5割増しまで借りられると、借りられるというか基金を積み立てられるということになりますと、標準額といたしましては21億8,400万円の積み立てを行うことができるという計算になってきます。

 基金の上限は40億円でありますので、仮に当市が20億円の基金を造成しようとする場合は20億円の95%の19億円を合併特例債で借り入れて、そうしますと、市が持ち出すのは5%の1億で済みます。そして、その結果普通交付税へ算入される額は借り入れの19億円の元金とその利子の70%でありますので、先ほどの計算でいきますと95の70でいきますと13億3,000万円ということになります。制度が変わりまして、今では10年たてば20億の積み立てを取り崩すことができますので、時間のずれはありますが、1億円の元手で13倍強の13億3,000万円が得られるという計算が成り立ちます。ただし、これは運用益と支払い利息は考慮してございません。

 そのようなことで、非常に有利だということで既に43都道府県の市では静岡市を含む約350の市町村が4,700億円の基金を積み立てていると、この制度を使っているというふうに聞いております。市の財政が大変厳しいときでございます。住民からの需要といいますか非常に多くなっておりますし、使うことはたやすいことですがどうかひとつ少しでも収入確保という点から考えて、この合併特例債の基金造成実施を検討されたらというふうに思っておりますのでお伺いをいたします。

 以上、2点です。



○副議長(萩原眞琴君) 答弁者、市長。

     〔市長 望月良和君登壇〕



◎市長(望月良和君) それでは、増島議員のご質問に答えをいたしたいと思います。

 総合計画につきましては、基本構想に基づく前期の基本計画が平成19年度から平成23年度までの5カ年となっております。平成24年から後期基本計画の策定になっておりまして、平成22年度から着手をする予定となっております。

 合併以降、これまで合併に伴うさまざまな問題の解決や市の一体感の醸成に努めてまいりました。また、総合計画策定後は基本構想に位置づけをしております3つの戦略と6つの基本方針を着実に推進をし、将来像である「自然を守り、文化を育む、魅力(ゆめ)ある温泉健康都市」の実現に努めてまいりました。

 今後は、道州制の導入の議論などが進む中で以前から事あるごとに申し上げておりました「伊豆は一つ」という考え方を土台として、伊豆の中の伊豆の国市として、特に基本構想の3つの戦略であります伊豆半島交流軸の構築、狩野川流域生活圏の一体化、安全・安心、健康のまちづくりの確実な実現を目指して粉骨砕身の覚悟で取り組んでまいりたいと考えております。

 2点目の合併特例債の基金造成で交付税の確保はできないかというご質問についてお答えをいたします。

 本市のように、旧法による合併特例法の適用を受けている市町村にあっては、この法律の中で合併市町村における地域住民の連帯の強化、または合併関係市町村の区域における地域振興等のために、地方自治法第241条の規定により設けられた基金の積み立てを行う場合は、合併特例債を充当できることとなっております。この合併特例債による基金積み立ては、新市町村の一体感の醸成に資するものや、旧市町村単位の地域の振興に係るものが対象とされており、本市の積み立て可能額は約21億8,000万円となります。仮にこの積み立て可能額にて基金積み立てを行った場合は、95%は合併特例債が充当できますので約20億7,000万円が合併特例債となり、残りの1億1,000万円が一般財源にて措置することとなります。また、合併特例債の償還金は70%が普通交付税に算入されますので、借入額の30%である約6億2,000万円は一般財源で償還することとなります。

 したがいまして、約21億8,000万円の積み立てを行った場合は、積み立て時の約1億1,000万円と元金償還額の30%分である約6億2,000万円の合計額約7億3,000万円と利子償還分の30%が一般財源にて措置することとなります。その他、本市の借り入れ可能額である約20億7,000万円を借り入れした場合は、公債費が最大で約1億7,000万円ふえ、そのうち約5,000万円が一般財源にて措置する必要がありますので、苦しい財政状況の中で一般財源を捻出するのは厳しい状況となっております。

 しかし、この基金については特例債の償還が終わった範囲内、新市建設計画に位置づけられた事業であることなどの条件をクリアすれば、基金の取り崩しが可能となったことや基金の運用益が発生するので、利子償還額が最大の年でも0.7%ほどの運用益が出れば、利子償還額のうち一般財源で措置する分については賄えてしまうことなどから、特例債の期限である合併後10カ年度の間に、積み立て可能額の全額でなくても必要に応じて積み立てていくことも検討していきたいと考えております。

 以上であります。



○副議長(萩原眞琴君) 22番、増島一良さん。



◆22番(増島一良君) お答えをいただきましたので、少しだけ再質問させていただきます。

 まず、2点目の基金の積み立てについてお伺いをいたします。

 お答えいただきまして、私が計算をした金額と大差ございませんし、既に私より専門家でございますので多くは申しませんが、私としては市のためになるものと確信をしておりますので、ぜひこれを使って少しでも市民のために役に立てていこうということだけをお願いをしておきます。

 そして、初めのまちづくりについてもお答えをいただきましたので、次はない私ですので、何ら申し上げる必要もございませんが、あえてお許しをいただければ、市民の不安や心配があって、それをやるのが政治家だと、また政治家の我々の使命だと市長の使命だという思いも強いと思いますが、やっぱり役所に長くいた1人としては、老婆心ながらどんな状況になっても、どうなろうとどんな理由があろうとも、財政の破綻だけはぜひ頭に入っていることだと思いますが、あえて言わせてもらえば、それだけはひとつお願いを申し上げまして、最後に市長を初め皆さん、体には十分気をつけてひとつ頑張ってご健康になれるように、それだけを申し上げまして終わりといたします。



○副議長(萩原眞琴君) これにて、22番、増島一良さんの質問を終了いたします。

 ここで暫時休憩をいたします。



△休憩 午前11時12分



△再開 午前11時13分



○議長(増島一良君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。

 以上で3月定例会における一般質問はすべて終了いたしました。

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△散会の宣告



○議長(増島一良君) 以上で本日の議事はすべて終了いたしました。

 お諮りいたします。あす3月11日から12日まで休会といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。

     〔「異議なし」の声あり〕



○議長(増島一良君) 異議なしと認め、よって、あす3月11日から3月12日まで休会といたします。

 次の本会議は3月13日午前9時から会議を開きますので、この席より告知いたします。

 お疲れさまでした。

 本日はこれにて散会いたします。



△散会 午前11時14分