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静岡県 伊豆の国市

平成20年 12月 定例会(第4回) 12月19日−05号




平成20年 12月 定例会(第4回) − 12月19日−05号









平成20年 12月 定例会(第4回)



       平成20年第4回(12月)伊豆の国市議会定例会

議事日程(第5号)

                   平成20年12月19日(金)午前9時開議

日程第1 常任委員の所属変更について

日程第2 観光建設委員会委員長の互選の報告について

日程第3 選第5号 議会運営委員会委員の選任について

日程第4 報告第13号 専決処分の報告について(損害賠償の額の決定及び和解)

日程第5 報告第14号 専決処分の報告について(損害賠償の額の決定及び和解)

日程第6 報告第15号 専決処分の報告について(損害賠償の額の決定及び和解)

日程第7 議案第80号 伊豆の国市伊豆長岡温泉浴場の設置、管理及び使用料に関する条例の制定について

日程第8 議案第81号 伊豆の国市の公の施設の使用料等の整備に関する条例の制定について

日程第9 議案第83号 平成20年度伊豆の国市一般会計補正予算(第4号)

日程第10 議案第101号 高原辺地に係る総合整備計画について

日程第11 議案第102号 伊豆の国市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について

日程第12 閉会中の継続調査について

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本日の会議に付した事件

 議事日程に同じ

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出席議員(21名)

     1番  水口成男君      2番  後藤眞一君

     3番  田中正男君      4番  三好陽子君

     5番  古屋鋭治君      6番  大沢秀光君

     7番  伊藤泰伊君      8番  山下孝志君

     9番  鈴木平一郎君    11番  松下善洋君

    12番  土屋源由君     13番  矢田博美君

    14番  土屋紀男君     15番  板垣紀夫君

    16番  柳沢秀次君     17番  鳥居松彦君

    18番  秋田 清君     19番  飯田史朗君

    20番  水口哲雄君     21番  萩原眞琴君

    22番  増島一良君

欠席議員(なし)

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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

 市長       望月良和君   副市長      山口文雄君

 収入役      杉原政晴君   教育長      佐藤 亨君

 企画部長     鈴木俊治君   総務部長     豊竹満夫君

 市民部長     大村悦夫君   環境部長     渡辺広明君

 健康福祉部長   濱口 昭君   観光産業部長   八木基之君

 都市整備部長   川口重美君   教育部長     三枝和則君

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職務のため出席した者の職氏名

 議会事務局長   二藤武司    議会事務局長補佐 藤井惣雄

 書記       鈴木久美子



△開議 午前9時00分



△開議の宣告



○議長(増島一良君) おはようございます。

 これより平成20年第4回伊豆の国市議会定例会を再開いたします。

 本日の出席議員は21名です。定足数に達しております。

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△追悼の儀



○議長(増島一良君) 会議に先立ちまして、去る12月13日逝去されました故菊池俊彦氏の「追悼の儀」を行いたいと思います。

 まず、今は亡き菊池俊彦さんの霊に対し黙祷をささげますので、皆様ご起立をお願いいたします。

     〔黙祷〕



○議長(増島一良君) お直りください。着席願います。

 それでは、ここで伊豆の国市議会として故菊池俊彦氏の「追悼の儀」をとり行います。

 追悼の辞。

 本日ここに、去る12月13日、にわかにご逝去されました伊豆の国市議会議員、観光建設委員会委員長故菊池俊彦氏の「追悼の儀」がとり行われるに当たり、この議場で再び相まみえることのできないありし日のお姿をしのびつつ、市議会を代表いたしまして謹んで哀悼の言葉を申し上げます。

 あなたは、民間人としての豊富な経験を生かし、幅広い分野における見識を持ち、常に時代を見据えたお考えのもと、伊豆の国市の発展を願いながら議員活動に邁進されてまいりましたが、病魔の冒すところになり、ご家族の手厚い看護もむなしく、ついに帰らぬ人となられましたことは痛恨のきわみであります。ご遺族の心中をお察しするとき、お慰めの言葉もございません。ここに改めて心からお悔やみを申し上げます。

 顧みますと、情熱と高い志を持つあなたは、愛する郷土のためにと平成17年4月に伊豆の国市議会議員に多くの市民の方々のご支援を受け当選されました。この間、積極的に市政の推進に参画され、昨年5月からは観光建設委員会委員長の要職につかれ、委員長としてその手腕を発揮され、そして、また議会運営のまとめ役として同僚議員の信望が厚く、伊豆の国市発展のためにご活躍されました。その功績は多大であり、深く感謝申し上げます。

 今議会、あなたは体調がすぐれず、大変つらいのにもかかわらず弱音一言も言わず押して出席し、一般質問や委員会を取り仕切り、委員長としての職責を全うされました。あなたは一身をかけて職務に当たられたのであります。その強い意思と責任感あふれる公に徹するあなたの志を、残された私どもは教訓として、伊豆の国市の発展と市民生活の向上に、さらに力を注ぐことをお誓い申し上げます。

 どうか在天より我が町、我が議会をお見守りください。今、あなたの席にはあなたはなく、置かれている美しい花も美しからずの感がします。あなたの存在の大きさがしみじみ思い起こされます。惜別の思いは尽きません。

 ここに謹んで哀悼の意を表し、今、ただひたすらみたまのご冥福をお祈り申し上げ、追悼の辞といたします。

 平成20年12月19日 伊豆の国市議会議長 増島一良。

 なお、ここで暫時休憩をいたします。



△休憩 午前9時05分



△再開 午前9時06分



○議長(増島一良君) 休憩を閉じ会議を再開いたします。

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△議事日程の報告



○議長(増島一良君) 日程の報告を申し上げます。

 本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。

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△常任委員の所属変更について



○議長(増島一良君) 日程第1、常任委員の所属変更についてを議題といたします。

 総務委員会委員の19番、飯田史朗さんより観光建設委員会への所属を変更したい旨の申し出がありました。

 委員会条例第8条第2項の規定によりお諮りをいたします。19番、飯田史朗さんの申し出のとおり、観光建設委員会への所属を変更することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」の声あり〕



○議長(増島一良君) 異議なしと認め、19番、飯田史朗さんの観光建設委員会への所属を変更することに決しました。

 ここで観光建設委員会委員長職務代行者、副委員長、水口成男さんに申し上げます。

 現在、観光建設委員会の委員長の職が欠けていますので、この際、観光建設委員会は休憩中に委員会を開催し、委員長の互選を直ちに行い、委員会条例第9条第2項の規定によりご報告を願います。

 なお、会議は正副議長室をご使用ください。

 ここで暫時休憩をいたします。



△休憩 午前9時07分



△再開 午前9時12分



○議長(増島一良君) 休憩を閉じ会議を再開いたします。

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△観光建設委員会委員長の互選の報告について



○議長(増島一良君) 日程第2、観光建設委員会委員長の互選の報告について、委員会条例第9条第2項の規定により報告をいたします。

 休憩中に委員会において正副委員長の互選が行われ、その結果について委員会より議長に報告がありました。その内容を議会事務局長より報告をいたさせます。

 局長。



◎議会事務局長(二藤武司君) では、皆様方のお手元のほうに配付させていただきましたように、日程第1の飯田史朗さんの所属変更についての結果の総務委員会の委員の名簿、また、現在休憩中に行われました観光建設委員会の委員長の互選の結果、委員長は水口成男さん、副委員長が委員長になりましたものですから、副委員長が欠けたという段階で、さらに副委員長の互選を行った結果、副委員長に鳥居松彦さんという結果になりました。

 以上であります。



○議長(増島一良君) 以上、報告のとおり観光建設委員会正副委員長が決定いたしました。

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△選第5号 議会運営委員会委員の選任について



○議長(増島一良君) 日程第3、選第5号 議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。

 現在、議会運営委員会委員の定数に1名の欠員が生じています。

 この際、議会運営委員会委員1名の選任をいたします。

 議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長が会議に諮って指名すると規定されておりますので、指名をいたします。

 議長より1番、水口成男さんを議会運営委員会委員に指名をいたします。これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」の声あり〕



○議長(増島一良君) 異議なしと認め、ただいま指名をいたしました議員を議会運営委員会委員に選任することに決しました。

 ここで暫時休憩をいたします。



△休憩 午前9時14分



△再開 午前9時16分



○議長(増島一良君) 休憩を閉じ会議を再開いたします。

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△報告第13号〜報告第15号の上程、説明、質疑



○議長(増島一良君) 日程第4、第5、第6、報告第13号、第14号、第15号 専決処分の報告について(損害賠償額の決定と和解)の3件を一括報告いたします。

 提出者に報告を求めます。

 市長。

     〔市長 望月良和君登壇〕



◎市長(望月良和君) おはようございます。

 本案につきましては、去る平成20年10月7日に三福地内において発生したごみ収集車事故について、その損害賠償の額の決定及び和解を地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分を行いましたので、これを議会に報告するものであります。

 なお、内容につきましては、企画部長に説明をいたさせます。

 報告第14号でございますが、本案につきましては、去る平成20年11月17日に発生いたしました長岡中央公民館駐車場における車両破損事故について、その損害賠償の額の決定及び和解を地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分を行いましたので、これを議会に報告するものでございます。

 報告第15号でございます。

 本案につきましては、去る平成20年10月24日に発生しましたアスファルト舗装面の陥没による普通自動車損傷事故の損害賠償事件について、その損害賠償の額の決定及び和解を地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分を行いましたので、これを議会に報告するものでございます。

 3件とも内容につきましては、企画部長に説明をいたさせます。よろしくお願いをいたします。



○議長(増島一良君) 報告13号、報告第14号を企画部長に、報告15号の説明を都市整備部長に求めます。

 企画部長。

     〔企画部長 鈴木俊治君登壇〕



◎企画部長(鈴木俊治君) それでは、まず報告第13号の専決処分の報告についての内容を説明させていただきます。

 議案書の3ページをお開きいただきたいと思います。

 こちらにつきましては、平成20年10月7日午前9時20分ごろ、伊豆の国市からごみ収集業務を受託している伊豆の国市のシルバー人材センター会員が伊豆の国市三福地内におきましてごみを収集中、大仁小学校北側の側道から市道第101号線へ左折進入したところ、市道第101号線を直進してきました原動機付自転車がごみ収集車を避け切れず、車両右側後方に衝突し、原動機付自転車のバックミラーを破損したものであります。

 こちらにつきましては、示談によりまして相手方に当方の過失割合の85%、損害金額1,339円を支払うことで和解いたしましたので、平成20年12月11日に専決処分をさせていただいたものであります。

 なお、この賠償金につきましては、全国自治協会自動車損害保険の適用となり、全額補てんされております。

 次に、報告第14号でありますが、議案書の7ページをお開きいただきたいと思います。

 こちらにつきましては、平成20年11月17日12時10分ごろ、伊豆の国市長岡346の1の長岡中央公民館、通称あやめ会館の駐車場で発生した事故であります。こちらにつきましては、あやめ会館への来訪者が車両を同会館駐車場に駐車しようとして車を後退させたところ、車どめの手前で当該車両の後部が駐車場内の植木と接触いたしまして、当該車両のリヤガラスが破損したものであります。

 こちらにつきましても、示談により相手方に過失割合の50%、賠償額3万5,070円を支払うことで和解いたしましたので、平成20年12月15日に専決処分をさせていただいたものであります。

 なお、賠償額につきましては、市が加入する全国町村総合賠償保険により賠償をするということであります。

 報告13号はシルバー人材センターの事故ということで、交通安全につきましては事故を起こさないように重々指導していたわけでございますが、今後とも指導を重ねていきたいというふうに思います。

 以上で説明を終わります。



○議長(増島一良君) 次に、都市整備部長。

     〔都市整備部長 川口重美君登壇〕



◎都市整備部長(川口重美君) それでは、報告第15号 損害賠償の額の決定及び和解について説明をさせていただきます。

 平成20年10月24日午後6時ごろ、伊豆の国市四日町464番地の4付近の市道韮119号線で発生した事故であります。市道韮119号線は幅員6.5メートル程度でセンターラインがなく、狩野川堤防と兼用で国道136号の原木方面から松原橋へ通じている道路であります。

 被害者及び損害賠償につきましては、お手元に配付させていただいております専決第14号、議案書の11ページをご参照願います。

 この方の所有する普通自動車を本人が運転し、国道136号の原木方面から南江間方面へ走行中、松原橋を原木方面に大回りで左折する対向車を確認したため、その車両を避けるよう走行したまま道路の左側に車両を寄せたところ、アスファルト舗装に直径約60センチ、深さ10センチの陥没があり、当日は夕方で雨天のため暗くて視界も悪く、陥没の発見ができず、そのまま走行をし、当該車両の左前輪が陥没箇所にはまり、タイヤとホイールの損傷を受けたものであります。この事故によります過失割合は市が7割、被害者が3割で、平成20年12月15日に示談が成立したものであります。その賠償額は10万6,208円で、市が加入する全国町村総合賠償保険により賠償をしようとするものであります。

 以上で説明を終わります。



○議長(増島一良君) 説明が終わりましたので、これより一括して質疑に入ります。

 質疑ございませんか。

 3番、田中さん。



◆3番(田中正男君) 7ページの専決第13号について質問したいと思います。

 この場合、駐車場内の車どめまでバックする手前で植木に接触ということですが、このようなケースが幾つかあると思うんですが、その出っ張っているところが。今回のことも含め、駐車場の後ろにある植木に対しての指導とか対策をどのようにされているのか伺います。



○議長(増島一良君) 企画部長。



◎企画部長(鈴木俊治君) 今回のこの事故につきましては、通常、前から車を入れるということでバックをしていって、またそのワンボックスのような大きい車でしたための事故でありましたので、ちょっと予期しなかったところも多くございました。そういった中で、このことにつきましては、車どめのところについては、事故の再発防止の必要性から、植木についての枝打ちを行いました。そして、駐車場のところに車を前向きでとめていただけるようにというふうな看板を設置しております。そういうことで今後の対策を講じております。

 以上です。



○議長(増島一良君) ほかにはございますか。

 16番、柳沢さん。



◆16番(柳沢秀次君) 内容がどうのこうのということではないんですけれども、ちょっと私、いつも気になっていることなんで発言させてもらいますけれども、この損害賠償について、議会に相手方の住所、氏名が出てきます。この損害賠償をするということについては市の職員ではない、市の職員の比率は別にして責任があるから賠償をするわけで、その辺が相手方の名前が出て片方の名前が出ないということは、ちょっとおかしいのかなと時々思っているんです。民間なんかの場合、事故を押さえるために両方の名前が出るというのが普通ですけれども、そういう面で出さないなら両方出さない、出すなら両方の名前を言う。そういうことが普通ではないかなと思っていますので、これはここで答弁要りませんけれども、これからの扱い方についてちょっと参考にしていただきたいと思います。



○議長(増島一良君) 答弁いいですね。

 副市長に答弁お願いします。



◎副市長(山口文雄君) これらについては、市が賠償責任を負うということでありますので、その関係する職員ではなく、伊豆の国市が賠償責任を負うということでございますので、職員の名前がここに載るということはありません。

 以上です。



○議長(増島一良君) ほかにはございますか。

     〔発言する者なし〕



○議長(増島一良君) これにて質疑を終結いたします。

 以上で報告を終わります。

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△議案第80号の質疑、討論、採決



○議長(増島一良君) 日程第7、議案第80号 伊豆の国市伊豆長岡温泉浴場の設置、管理及び使用料に関する条例の制定についてを議題といたします。

 本案につきましては、観光建設委員長より審査の経過と結果の報告が済んでおりますので、直ちに質疑に入ります。

 質疑の通告がありましたので、これを許します。

 3番、田中正男さんの発言を許します。

 3番、田中さん。



◆3番(田中正男君) 1点だけ質問したいと思います。

 80号については委員長報告、委員会での審議の報告があったんですが、その中で触れてはいなかったんですが、もし、審議がされていましたら報告してほしいと思うんですが、南浴場についてはいろんな経過がありまして、やっとできたわけなんですが、それまでにいろいろと懸案されていました浴場組合との財産や権利の件、それから土地の所有権、また、駐車場などによる近所の迷惑とか温泉業者への影響なども心配されているということで前々からあったわけなんですが、このようなことについて委員会での今回の80号について審査、質疑があったかどうか、その内容について伺いたいと思います。



○議長(増島一良君) 答弁者、観光建設委員会委員長、水口成男さん。



◆観光建設委員会委員長(水口成男君) 観光建設委員会委員長の水口成男でございます。

 それでは、お答えをいたします。

 今回の委員会では、当局から条例制定の理由と内容説明、また、これに対する質疑のみでありましたので、田中議員ご質問のような審議はございませんでした。なお、ご質問の浴場組合の財産や権利、所有権などの事項については、本年これまでに開催されました当委員会の中で質疑が行われておりますので、その議事録等を参考にしていただければと思います。

 以上でございます。



○議長(増島一良君) 3番、田中さん。



◆3番(田中正男君) わかりました。いずれにしても、今後運営されていく上で支障のないように、ぜひ委員会としても見守っていってほしいと思いますので、以上で終わります。



○議長(増島一良君) ほかには通告がありませんでしたので、質疑なしと認め、これにて質疑を終了し、直ちに討論に入ります。

 討論の通告はありませんでした。討論なしと認め、直ちに採決に入ります。採決は起立表決により行います。

 議案第80号 伊豆の国市伊豆長岡温泉浴場の設置、管理及び使用料に関する条例の制定については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(増島一良君) 全員起立であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

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△議案第81号の質疑、討論、採決



○議長(増島一良君) 日程第8、議案第81号 伊豆の国市の公の施設の使用料等の整備に関する条例の制定についてを議題といたします。

 本案につきましては、各委員長より審査の経過と結果の報告が済んでおりますので、直ちに質疑に入ります。

 質疑の通告がありましたので、これを許します。

 最初に、12番、土屋源由さんの発言を許します。

 12番、土屋さん。



◆12番(土屋源由君) 12番、土屋です。

 私は、3点、文教委員長ということで質問させていただきます。

 本来なら、委員会をまたがるところの話がありますので、委員長1人に質問するというのは、本来おかしな話なんですけれども、全体のまとめというか、考え方としての説明は各委員会にしていただけるというような最初のときの説明がありましたので、代表してという形で文教委員長のほうに質問をさせていただくということにいたしました。

 1番、説明会を1月より実施すると言っているが、説明する団体にはどのように周知するのか、市内の団体には連絡できるが、市外の団体はどうするのかという点です。

 2点目、アクシス、大仁市民会館、時代劇場等、これ順番はちょっと違うんですけれども、アクシスと時代劇場は文化振興、大仁市民会館は社会教育のほうではないかなと思うんですけれども、料金の改定の考え方というのはわかるんですが、利用者に同様の施設、人数が多い団体が集まって会合を開くようなところというのが、例えば月曜日の休館ということでは、料金改定だけでなく利用の仕方について、部をまたいで連絡調整みたいな形の中で使い勝手がいいようにということも考えるべきではなかったのかなということで、すり合わせについては話し合いがあったのかどうかという点についてを質問いたします。

 3点目は、各施設の減免についての説明がわかりにくいが、全体に統一した方法であるのか、その辺がよくわからないということであります。委員会をまたぐ措置なので、一目で理解できることが必要と考える。どのような説明があり、委員会で議論されたのか。これは言っている意味は、それぞれのものが違うところが管理をしておりますので、その辺で統一した考え方という部分がちょっと見えないという意味合いの質問であります。

 以上です。



○議長(増島一良君) 答弁内容が2委員会に係る内容ですので、各両委員長に答弁を願います。

 最初に、答弁者、文教委員会委員長、土屋紀男さん。



◆文教委員会委員長(土屋紀男君) それでは、土屋議員の質問にお答えをします。

 1の説明会の実施に当たりどのように周知するのかの質問でありますけれども、関係団体には使用料の見直しによる混乱を避けるために、まず事前に説明会を行い、市民には広報等で変更の内容をお知らせしていくとの説明を受けました。

 また、市外の団体への説明はどうするのかの問いでありますけれども、市外団体への説明については、質疑、説明はありませんでしたけれども、担当課に確認をしましたので、報告をさせていただきます。市外の利用者で今までの利用申請書により把握できる団体においては、事前に説明会開催の通知をし、説明会に参加してもらうように考えているとのことであります。

 また、2の休館日のすり合わせについては、当委員会では今回は施設の使用料金の改正に終始したために審議はありませんでした。

 3の各施設の減免についてですが、社会教育施設や公園施設では市の主催事業、自治会及び高齢者・障害者・少年団体は現状と同様、使用料を免除とし、それ以外の社会教育団体、国及び他の地方公共団体では使用料を5割減額とするとの統一した考え方で減額・免除の規則の改正を検討しているとの説明を受けました。

 以上です。



○議長(増島一良君) 次に、観光建設委員会委員長、水口成男さん。

 1番、水口さん。



◆観光建設委員会委員長(水口成男君) 観光建設委員会委員長、水口です。

 関連がありますので、観光建設委員会からも報告をさせていただきます。

 2の文化振興課所管施設の休館日の件についての質問がありましたが、うちのほうの委員会では質疑、説明はありませんでしたが、担当課に確認をいたしましたところ、長岡総合会館アクシスかつらぎ、韮山文化センター韮山時代劇場、それぞれ旧町時代より月曜日を休館日としてきた経緯があります。利用する団体も打ち合わせや会合、それぞれの練習等を月曜日には組まない傾向で来ております。また、近隣の同様の施設も月曜日休みとなっており、苦情等を受けていないとの説明がありました。

 また、3の各施設の減免についてでありますが、文化振興課所管の施設の長岡総合会館、韮山文化センターについては、教育委員会で社会教育団体として登録された団体については、従来どおりの3割の減免の適用を考えているとのことでした。

 以上です。



○議長(増島一良君) 次に、2番、後藤眞一さんの発言を許します。

 2番、後藤さん。



◆2番(後藤眞一君) 2番、後藤です。お願いいたします。

 1点目ですけれども、これは市が生涯学習の場を提供しなければならないこともあるだろうし、市民の諸活動を指導、育成して文化の醸成とか、あるいは市民の民意を形成するというようなことからも、いろんな活動を育てなければならないこともあるでしょうし、そのような場合に、自主的、自発的に市民が動いたものであっても育成すべき点も、また、広く広げたいとすれば、それなりの支援策を講じなければいけないだろうなというふうに思うわけですが、さまざまな場合にどういうふうな減免措置をとっていくのかということですが、土屋議員のおっしゃったことに、まさしくそのまま答えが出ていると思いますが、基本的なところを明確にしておかないと、市民の間に不公平感や不満が生じるのではないかなと思いましたので、一応土屋議員のお答えをいただいたので、それで僕はオーケーだというふうには思えています。

 次に、もう1点は、既に1回説明があったんですけれども、使用料のコスト設定に人件費を算入したのはなぜなのかということですけれども、その点をもう一回再確認させていただきたいなというふうに思うわけです。今後、市は人件費をさまざまな形で徴収、回収するのかなと。財政困難なところを何とかしていこうかなというふうに考えておられるのかどうかわかりませんけれども、株式会社ホテル伊豆の国ならばサービス料を取ることもできるかなと思うんですけれども、やはりその辺の考え方としてどのようにこれから考えていくのか、ちょっと何かわからなかったところがあるので、もう一度説明をしていただきたいなと思います。

 以上です。



○議長(増島一良君) 答弁者、観光建設委員会委員長、水口成男さん。

 1番、水口さん。



◆観光建設委員会委員長(水口成男君) それでは、1つ目の市の生涯学習に関する場の提供、文化の育成や醸成という視点から、使用料とその減免措置についてはとの質問ですが、委員会では質疑、説明はありませんでしたが、担当課に確認をしましたので報告をさせていただきます。

 文化振興課が所管する長岡総合会館と韮山文化センターは、社会教育関係団体として、いずれの施設も条例第8条及び規則第10条の規定にのっとり減免措置を講じており、支援していると考えております。文化振興や生涯学習の推進において、その活動をしている団体については支援、育成をする必要があります。

 一方で、厳しい財政運営を行うためには、従来の行政サービスの見直しとともに、行政サービスにおける受益と負担の連携が確保され、限られた財政資源の有効活用を図ることが必要であります。

 今回、施設使用料の見直しに当たって原価計算を行い、市として統一的な考えのもとで施設使用料を算定し、行政と受益の負担を明確にしたものと考えていますとの説明がありました。

 2つ目に、施設使用料の算定に当たっては、住民サービスの遂行において最も根幹となる職員の人件費は、施設維持管理事務の時間的消費量に対応した費用を原単価として算入することを基本として原価計算を行ったものです。人件費の算入については、その性質によって異なりますが、施設使用料については人件費を含めて原価計算をし、行政と受益の負担を算出したものでありますので、使用料の算定等に人件費を算入することは妥当と考えていますとの説明がありました。

 以上でございます。



○議長(増島一良君) 次に、3番、田中正男さんの発言を許します。

 3番、田中さん。



◆3番(田中正男君) 1点、確認的にお願いしたいと思うんですが、先日も委員長報告の中で合宿などに旅館さんが野球場などですが、予約をとった場合の料金は市外料金という報告があったんですが、旧韮山町のときには町内料金としていました。町内の業者が申し込んだ場合は町内料金としていましたが、市になっても変更はなかったと思うんですが、もう一度その点について確認をお願いしたいと思います。



○議長(増島一良君) 答弁者、観光建設委員会委員長、水口成男さん。

 1番、水口さん。



◆観光建設委員会委員長(水口成男君) 1番、観光建設委員会委員長、水口成男です。

 田中議員のご質問にお答えします。

 施設使用料については、旧韮山町も伊豆の国市においても市内、市外料金は条例で規定されておりますが、一部の施設で市内宿泊者を市内料金としておりました。また、市内、市外の考え方として、施設を予約申し込みした者が市内の方なら市内料金ということではなく、利用者の半数以上が市内ならば市内料金ということでその判断が予約の段階で難しいという説明がございました。

 以上です。



○議長(増島一良君) 3番、田中さん。



◆3番(田中正男君) ちょっと今、委員長の説明だとわかりにくいんですが、旧韮山町のときには町内の旅館を利用してくれれば、例えば東京のほうの学校の生徒であろうが使ってくれれば町内料金にしますというような規定だったんですが、今の説明だと、半数以上が市外か市内かという判断が難しいというような説明ですが、明らかにそうであっても、市外であっても、市内の旅館を使う場合は市内の料金というふうに私は認識したんですが、もう一度ちょっと確認したいと思います。



○議長(増島一良君) 1番、水口成男さん。



◆観光建設委員会委員長(水口成男君) 合併前の旧韮山町の条例では市内、市外の料金の区別の規定はされていましたけれども、市内宿泊者は市内料金という規定はなくて、当時は担当者が決裁をとってお伺いを立てて運用をしていたという説明もあわせてありました。

 以上です。



○議長(増島一良君) 次に移ります。

 4番、三好陽子さんの発言を許します。

 4番、三好さん。



◆4番(三好陽子君) 4番、三好です。

 私は減免に関する質問を文教委員会委員長さんにしたいと思いますが、過日の委員長報告の中で、大人の団体は使う頻度が多いので登録してある団体は50%の減免を考えている。子供会、スポーツ少年団、社会福祉団体や地区の自治会や行政が使う場合は、減免すべきであると説明があったとの報告がありました。さらに、報告の中で、料金改定によって減免団体の200団体以上が使用料の50%を負担するとの説明があったとの報告がございましたが、この報告の中の登録してある団体で大人の団体というのは具体的にどういう団体なのか。また、その減免の規定というか、基準などはどこにどのように規定をするのでしょうか。

 先ほど観光建設委員長さんからは、規則でということがあったので、同じ規則かなというふうに先ほどからちょっと思ってはいるんですけれども、お願いします。

 減免団体というのは、過日の私が部長に聞いた質問では、456団体、現在平成19年度実績であるということで、200団体以上が50%負担になるということなので、半数近くが50%負担となることが予想されるので、団体、会の運営が大変になってくるかなというふうに思いますので、もう少し詳しく伺えたらと思います。よろしくお願いします。



○議長(増島一良君) 答弁者、文教委員会委員長、土屋紀男さん。



◆文教委員会委員長(土屋紀男君) それでは、三好議員の質問にお答えをいたします。

 登録してある大人の団体とはということですけれども、これはスポーツ少年団を除く体育協会・文化協会、そういう加盟団体を考えているとの説明であります。

 次に、減免についての基準はどこでどのように規定をするのかの質問でありますけれども、それぞれの条例に係る規則のうち、使用料の減免の条項を変更し、今年度中に規則を改正したいとの説明がありました。

 次に、減額の団体は会の運営に影響が出ると思われるが、減免団体についてもう少し詳しく伺いたいとのことでありますが、減免減額団体等の内容についての質疑、説明はありませんでしたけれども、担当課に確認をしましたので報告をさせていただきます。

 今までの減免団体では合計で456団体ありましたが、そのうち体育協会が158団体、文化協会が107団体、スポーツ少年団が32団体、子供会が74団体、自治会が51団体、社会福祉団体等が4団体、その他、これはボーイスカウトやガールスカウト、家庭学級、老人会などが30団体であります。50%の減額の団体は体育協会、文化協会の約250団体を考えており、対象団体には事前に説明会等を実施し理解をしていただきたいと考えているとのことでありました。

 以上です。



○議長(増島一良君) ほかには通告がありませんでしたので、質疑なしと認め、これにて質疑を終了し、直ちに討論に入ります。

 反対討論の通告がありましたので、これを許します。

 最初に、反対討論、3番、田中正男さんの発言を許します。

 3番、田中さん。

     〔3番 田中正男君登壇〕



◆3番(田中正男君) 3番、日本共産党、田中正男です。

 議案第81号 伊豆の国市の公の施設の使用料等の整備に関する条例の制定について、日本共産党議員団を代表して反対討論を行います。

 今回の施設使用料の見直しについては幾つかの疑問点を指摘し、改善を求めるものであります。

 まず、使用料算定の基本的な考え方でありますが、原価計算の中に正規職員の人件費と物件費の中の非常勤職員の賃金が含まれていることであります。本来、公の施設は、地方自治法第244条で規定しているように、住民の福祉を増進する目的をもって利用に供するための施設であり、広く住民が利用するための施設であるからして、それに必要とする職員の給料、賃金までも利用者に負担を求めるのは、公の施設としての存在を否定することにもなりかねません。行政の責任として行政が見てしかるべきであると考えます。

 また、利用者から経費の50%の負担をしてもらいバランスを確保するとしていますが、行政50、利用者50だからバランスを確保しているとの説明は、数字上のバランスでしかありません。利用者負担について文教委員会で当局は、本来ならば無償にしたいですが、経費がかかりますので多少の負担をしていただきたい、こう説明しています。このように公の施設は、広く住民が利用しやすい施設として無料で提供すべき施設でありますが、利用者に多少の負担をお願いするにしても50%は多過ぎると考えます。

 次に、具体的に述べますと、小・中学校のグラウンド、体育館については、1時間ごとの料金となり、金額も低料金になったので使いやすくなり評価するものであります。

 大仁体育館については、今まで1時間ごとの料金を午前、午後、夜間に分けたため、短時間利用する場合には値上げになることが懸念されます。

 江間グラウンドについては、使用料は安くなりましたが、早朝の6時から9時までと夕方5時から6時までの使用時間がなくなりました。利用者への影響が心配されます。

 韮山文化センターについては、よく利用されている大ホール、映像ホール、研修室、和室が値上げとなっています。委員会での説明では、市内市外の差をなくした結果、大ホールを夜間市民が利用すると、1万2,500円が1万8,000円に増額しますが、逆に市外の方が利用すると2万5,000円が1万8,000円に減額します。こちらのほうを明確化・統一化させていただきましたとしています。市民は高くなったが、市外が安くなったからいいのではないかということでしょうか。市民感情からすれば、市外を安くした分を市民が負担するということになります。市民の税金を使って市外を安くして市民は値上げでは納得できません。市外も市民も同じでいいが、市民の値上げはいただけません。

 また、午前、午後、夜間、それぞれ4時間ごとになっているのに対し、基本使用料、冷暖房使用料が夜間だけ5割も高い料金となっています。説明では、夜間は舞台設備、機械設備の人件費及び照明料等を加味したとしていますが、午前や午後でも舞台設備や機械設備、照明などは使います。冷暖房に至っては夜間だけ5割も余計にかかるということは考えられません。これでは同じように使っても、夜間だけ高いということになります。原価計算までして1時間当たり、面積当たりの単価を出して統一するとしていながら、多く利用する時間帯を高くするやり方には理解が得られるとは思えません。

 長岡総合会館についても同様に、夜間の料金が高くなっています。さらに、新料金では今まで土曜、日曜、休日の高い料金をなくしましたが、それでも全体的に大幅な引き上げとなっています。ここも原価計算して50%負担としていますが、特に入場料は徴収しない場合の料金については、低料金として市民が利用しやすくすべきであります。

 大仁市民会館については、1時間ごとの使用料でしたので、利用者は使用する時間だけの料金で済み、あいている時間帯も有効に利用可能でしたが、新体系では午前、午後、夜間に分けたため、1時間でも別の時間帯にかかれば半日分の料金がかかってしまいます。また、別の方が短時間利用しようとしても使えなくなります。利用者にとっても、施設の有効利用ということからしても、1時間単位の利用が有効であり、他の施設でも同様に望まれます。

 韮山農村改善センターについては、市外の方の2倍の使用料をなくして安くなりましたが、逆に市内の方の使用料は会議室、クラブ室を除き高くなり、今までなかった冷暖房使用料も新たに設定されました。また、午前8時30分から午後10時までの利用時間が午前9時から午後9時30分に変更となります。特に、午後10時までの利用については利用者から喜ばれていましたので、サービスの後退になります。

 広瀬公園水泳プールについては、ロッカー使用料を無料にしたため、大人の使用料を300円から400円にしたとしていますが、何年も使用しているロッカーで料金を取る必要があるのでしょうか。盗難防止と衣服整理のため、もとから無料でよいのではないかと思います。

 最後に、使用料の減免団体についてでありますが、数が多いからと減免を減らすのではなく、その団体の目的や役割を踏まえて、一方的な決定とせず話し合い、理解を求めていくことが必要と考えます。

 以上、個々の施設についても触れましたが、行政は公の施設から収入を上げるのが目的ではありません。あくまでも公の施設として公共施設として、広く住民が利用し、利用しやすい施設、利用しやすい料金にしていくことが求められます。市民の文化向上、健康増進、生活安定のために行政の役割をはっきりさせ、行政の責任を果たすことを求め、反対討論とします。



○議長(増島一良君) 賛成討論の通告がありましたので、これを許します。

 賛成討論、17番、鳥居松彦さんの発言を許します。

 17番、鳥居さん。

     〔17番 鳥居松彦君登壇〕



◆17番(鳥居松彦君) 17番、鳥居でございます。

 私は、提案されました議案第81号 伊豆の国市の公の施設の使用料等の整備に関する条例の制定につきまして、賛成の立場で討論をいたします。

 現行の施設使用料は、合併前に各町において設定されていた使用料をそのまま規定したものであります。これは合併協議の中で、施設使用料については、原則として現行のとおりとし、合併後1年以内に見直すとされていたことに起因するものであります。合併を成功させる上で、市民生活に急激な変化が生じないよう配慮するとともに、利用者負担の考え方については、新市にゆだねるべきといった考え方からの調整結果であろうと考えております。

 しかしながら、現行使用料については、類似施設同士であっても、冷暖房使用料が別に位置づけられている施設と本体使用料の中に含まれている施設が混在していたり、また、施設使用料の設定根拠となる施設維持管理費用に対する利用者負担割合にばらつきがあるなど、大きな課題があると言えます。

 本条例案は、これらの課題を解決し、公の施設を利用する際の受益者負担に関する考え方を統一しようとするものであります。条例制定がややおくれた感はありますが、慎重に検討を進めていった結果であると私は理解しております。

 改正使用料は、現行使用料との比較において、増額される部分と減額される部分が混在しております。一部の施設の利用者の皆さんにとっては、負担増となることも想定されますが、これについては現行使用料に問題があったものとご理解いただく必要があろうかと感じているところであります。施設使用料の見直しを行い、適正な受益者負担を求めることは、施設利用者のみならず、市民全体の負担の公平性を確立するものにつながると考えます。

 最後に、本条例が制定された場合には、利用者の皆様方にご理解いただくよう十分に周知、徹底をしていかなければならないことを当局に申し添えて、私の討論といたします。

 議員各位におかれましても、施設使用料を改正しようとする本条例案の内容、趣旨を十分にご理解いただき、ご賛同いただけるようお願いいたします。

 以上、賛成討論といたします。



○議長(増島一良君) ほかには通告がありませんでしたので、討論なしと認め、これにて討論を終結し、直ちに採決に入ります。採決は起立表決により行います。

 議案第81号 伊豆の国市の公の施設の使用料等の整備に関する条例の制定については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(増島一良君) 起立多数であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

 会議の途中ですが、ここで休憩をいたします。



△休憩 午前10時05分



△再開 午前10時20分



○議長(増島一良君) 休憩を閉じ会議を再開します。

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△議案第83号の質疑、討論、採決



○議長(増島一良君) 日程第9、議案第83号 平成20年度伊豆の国市一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。

 本案につきましては、各委員長より審査の経過と結果についての報告が済んでおりますので、直ちに質疑に入ります。

 質疑及び討論の通告はありませんでした。質疑及び討論なしと認め、直ちに採決に入ります。採決は起立表決により行います。

 議案第83号 平成20年度伊豆の国市一般会計補正予算(第4号)は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(増島一良君) 全員起立であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

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△議案第101号の上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(増島一良君) 日程第10、議案第101号 高原辺地に係る総合整備計画についてを議題といたします。

 提出者から提案理由の説明を求めます。

 市長。

     〔市長 望月良和君登壇〕



◎市長(望月良和君) 本案につきましては、市道韮2−28号線の道路改良工事を辺地対策事業債の対象とするため、辺地に係る公共施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項の規定に基づき、高原辺地に係る総合整備計画を定めることについて市議会の議決を求めるものであります。

 内容につきましては、企画部長に説明をさせます。

 ご審議を経て、適切なる議決をいただきますようお願いする次第であります。



○議長(増島一良君) 本案についての内容の説明を企画部長に求めます。

 企画部長。

     〔企画部長 鈴木俊治君登壇〕



◎企画部長(鈴木俊治君) それでは、議案第101号につきましてご説明をさせていただきます。

 議案書の13ページ、15ページをお開きいただきたいと思います。

 こちらにつきまして、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項では、この法律によって公共的施設の整備をしようとする市町村は、当該市町村の議会の議決を経て、当該辺地に係る公共的施設の総合的な整備に関する財政上の計画を定め、これを総務大臣に提出しなければならないと、このように規定されております。これに基づきまして、高原辺地に係る総合整備計画の策定のため、この案を提出させていただくものであります。

 なお、計画の議決に必要な県知事との協議につきましては、12月9日付で異議のない旨の回答を得ております。

 本計画につきましては、高原地区における緊急避難道路、市道韮2−28号線の道路改良を行うものであります。計画期間を平成21年度から平成25年度までの5年間といたしまして、延長1,300メートル、総事業費2億3,630万円を計画しております。財源につきましては、充当率100%、毎年度の元利償還の80%に相当する額を交付税の基準財政需要額に算定される辺地対策事業債を利用する予定であります。

 初年度の平成21年度につきましては、道路改良に5,000万円、用地測量630万円、平成22年度、平成23年度、平成24年度におきましては、道路改良に5,000万円、平成25年度は道路改良3,000万円を計画しております。

 なお、市道韮2−28号線の道路改良につきましては、合併以前の平成16年度から同様の辺地対策事業債を利用し行われてきたものでありまして、本年度までの5カ年で延長1,200メートルを改良してまいりました。本計画は未改良区間1,300メートルの道路整備となります。

 説明は以上であります。



○議長(増島一良君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ございませんか。

 3番、田中さん。



◆3番(田中正男君) 私は地元議員としまして、一言お願いを含めてちょっと言いたいと思うんですが、今、部長の説明がありましたように、5年前から韮山町の平成16年のときからこの事業が行われまして、5年計画だったんですが、都合で最後まで行かないということで、今回、さらに5年間の延長をしてもらうということで、県の認可もおりたということで、今回市の議決を得るということで上程されたわけですが、地元議員とすれば悲願の道路であります。大仁・田中山から函南・丹那方面に向けての連絡網にもなっておりますし、実は、平成16年の災害のとき、山へ上がる道がほとんど通行できなくて、唯一通れたのが私どもの地区では日通道路が通れまして、それを渡って上がりまして、あと横に移動して田中山方面へ行くという、そういう避難路として実際に使われていました。

 しかしながら、現状は幅が狭く急カーブも多いという使いにくい道路でありますので、何としても改良をお願いしたいという悲願の道路でありますの、ぜひお願いしたいと思うんですが、1点だけ部長のほうに確認したいんですが、この拡張するに当たり、かなり地権者の用地の提供が必要なわけなんですが、これには地元の地権者もいれば、地元外のよその地権者もいるわけですが、これについては無償で今後もお願いしていくということでよろしいのかどうか。

 それと、5年内に最後まで行かなかった場合どうなるのか、その心配をしているわけなんですが、何とかその件についてもどう考えているのかお願いしたいと思います。



○議長(増島一良君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(川口重美君) 5年間延長したということで、残り千二、三百メートルがあるわけですけれども、5年間でできるだけ伸ばしていきたいというふうには思っていますが、今の積算も詳細に積算をされているものではありませんし、総体的に今までメーター当たりこれぐらいだからというような数字で出されている部分もございます。できますように、できるならば早く、5年間を待たずに早くできるような関係、それから、最終的にできない場合ということもお話があったわけですけれども、これから6年目ということですか、そのときにはまたある程度足して、目的のところまで計画は進めていきたいというふうに思っております。

 市以外の用地の所有者等については、我々も接触はなかなか、住所等は調べてご理解をいただくわけですけれども、ぜひ地元の皆様方のご協力をいただいて、ご紹介というんですか、仲を取り持っていただけるようなことで、何とかスムーズに進めたいというふうに思っています。よろしくお願いいたします。



○議長(増島一良君) 3番、田中さん。



◆3番(田中正男君) わかりました。ぜひ完成するように、私も微力ながら応援していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(増島一良君) 市長。



◎市長(望月良和君) 私のほうからちょっと一言。別に恩に着せるわけではございませんが、この道路につきましては、かなり職員が頑張ってくれまして、実は、県のほうの起債の関係で大変時間がかかったわけですが、7メートルで進めてきた道路を5メートルでもいいではないかという話がございまして、それでは何の価値もないと、今までやってきた価値がないということで頑張っていただきました。こんなことから都市整備並びに企画部の関係の職員が一生懸命頑張ってくれて、今回の決定になりましたので、ぜひご理解をいただきたいと。一言言っておかないとわからないかと思いまして……。



○議長(増島一良君) 2番、後藤さん。



◆2番(後藤眞一君) 2番、後藤です。

 関連したことで聞いていきたいんですけれども、道路改良そのものは大いにやっていただいて結構だと思いますが、そうすれば田中議員の地元だけではなくて、ほかの議員の地元も考えてもらえるようになると思いますけれども、高原公民館のコミュニティのいわゆる耐震化を図るというふうにあわせて行うと出ているわけですが、そこにもう一つ、旧高原分校の話も出てきている。こちらもやはりそんな施設として何か耐震化を考え、将来のものを何か考えておられるんですか、それは全く別なのか、ちょっとお願いします。



○議長(増島一良君) 議案と直接違いますけれども。



◎市長(望月良和君) 今の予算の関係で、この旧高原分校の関係等につきましても、いろいろと協議をさせていただいているところであります。いずれにいたしましても、耐震化の問題もそうであろうかと思いますが、体育館のアスベストの問題等がありまして、これについては当面、資料置き場等にしていこうという形で考えておりまして、アスベストの改良工事等をやっていこうということは、今のところは考えておりません。

 あとのその他の施設等の問題につきましては、今現在、教育委員会並びに私どもの市長部局との話し合いをさせていただいているというところであります。



○議長(増島一良君) これにて質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。本案は委員会付託を省略し、これより討論に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。

     〔「異議なし」の声あり〕



○議長(増島一良君) 異議なしと認め、最初に反対討論を許します。

     〔「ありません」の声あり〕



○議長(増島一良君) 反対討論なしと認め、続いて、賛成討論を許します。

     〔「ありません」の声あり〕



○議長(増島一良君) 賛成討論なしと認め、直ちに採決に入ります。採決は起立表決により行います。

 議案第101号 高原辺地に係る総合整備計画については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(増島一良君) 全員起立であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

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△議案第102号の上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(増島一良君) 日程第11、議案第102号 伊豆の国市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。

 提出者から提案理由の説明を求めます。

 市長。

     〔市長 望月良和君登壇〕



◎市長(望月良和君) 本案につきましては、平成20年12月5日に健康保険法施行令等の一部を改正する政令が公布されたことに伴い、伊豆の国市国民健康保険条例を改正するものであります。

 内容につきましては、市民部長に説明をいたさせます。

 ご審議を経て、適切なる議決をいただきますようお願いする次第であります。



○議長(増島一良君) 内容説明を市民部長に求めます。

 市民部長。

     〔市民部長 大村悦夫君登壇〕



◎市民部長(大村悦夫君) 議案集の17ページをごらんになっていただきたいと思います。

 それでは、内容説明させていただきます。

 議案第102号 伊豆の国市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。

 来年、平成21年1月1日より産科医療補償制度が創設されることとなりました。これに先立ちまして、平成20年12月2日に健康保険法施行令等の一部を改正する政令が公布され、産科医療補償制度の加入促進を図る観点から、同制度加入医療機関で分娩した場合に出産育児一時金、現在35万円に3万円を加算して給付することとなりました。この3万円は補償制度の掛金に当たる保険料の水準を踏まえて設定された金額であります。出産する被保険者が追加的に必要とされる費用であるため加算するものでございます。

 しかし、出産育児一時金は各保険者が条例で定め給付を行う任意給付であります。したがいまして、これまでの給付額35万円から3万円を引き上げまして38万円に単純引き上げを行うこともできます。平成20年12月2日付調査に基づく全国の病院、診療所及び助産所における産科医療補償制度への加入率は98.2%でございます。静岡県の加入率は既に100%に達しております。また、駿東田方医療圏では沼津市、三島市、御殿場市、裾野市が単純引き上げを予定しております。これらの状況をかんがみまして、伊豆の国市では35万円から38万円に単純引き上げの方式で改正したいものでございます。なお、12月11日に開催いたしました伊豆の国市国民健康保険運営協議会で承認をされております。

 それでは、条例の内容でございますが、第4条第1項中「35万円」を「38万円」に改める。

 第4条は、出産育児一時金の内容でございます。

 附則といたしまして、施行期日でございますが、1、この条例は平成21年1月1日から施行いたします。

 経過措置、改正後の第4条第1項の規定は、平成21年1月1日以後に出産した被保険者に係る出産育児一時金の額について適用し、同日前に出産した被保険者に係る出産育児一時金の額については、なお従前の例によるとしております。よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(増島一良君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ございませんか。

 3番、田中さん。



◆3番(田中正男君) 今回の改正なんですが、3万円ふえて一時金が38万円になるのは結構なんですが、この財源としてはどのようなことで確保されるんでしょうか。国庫負担の引き上げになるのか、それ以外なのか、また、市の持ち出しになるのかどうか、この点について伺います。



○議長(増島一良君) 市民部長。



◎市民部長(大村悦夫君) 当初予算で出産育児一時金94人分、3,290万円の予算を計上してございます。12月18日現在、昨日まででございますが、51人分の支出をしてございます。1,785万円でございます。残りが1,505万円の残でございます。単純に35万円の場合なら43人分の残がございますので、38万円で支給しても39人分、合計で51人足す39人、年間で90人分の予算的には確保されております。

 なお、過去平成17、平成18、平成19年度の支出額につきましては、平成17年で87人分、平成18年で78人分、平成19年で83人分という形の支出実績がございます。これからこのような形の判断から、現在の予算でも十分対応できるかと判断しております。

 以上でございます。



○議長(増島一良君) ほかにはございませんか。

     〔発言する者なし〕



○議長(増島一良君) これにて質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。本案は委員会付託を省略し、これより討論に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。

     〔「異議なし」の声あり〕



○議長(増島一良君) 異議なしと認め、最初に反対討論を許します。

     〔発言する者なし〕



○議長(増島一良君) 反対討論なしと認め、続いて、賛成討論を許します。

     〔発言する者なし〕



○議長(増島一良君) 賛成討論なしと認め、直ちに採決に入ります。採決は起立表決により行います。

 議案第102号 伊豆の国市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(増島一良君) 全員起立であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

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△閉会中の継続調査について



○議長(増島一良君) 日程第12、閉会中の継続調査についてを議題といたします。

 議会運営委員会及び常任委員会の各委員長より、お手元に配付のとおり、閉会中の継続調査申請書のとおり継続調査の申し出がありました。

 お諮りいたします。各委員長の申し出のとおり、これを閉会中の継続調査に付したいと思いますが、ご異議ございませんか。

     〔「異議なし」の声あり〕



○議長(増島一良君) 異議なしと認めます。

 よって、委員長からの申し出のとおり閉会中の事務調査とすることに決しました。

 以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。

 お諮りいたします。本定例会で議決された事件の字句及び数字その他の整理を要するものについては、伊豆の国市議会会議規則第43条の規定に基づき、その整理を議長に委任させていただきたいと考えますが、ご異議ございませんか。

     〔「異議なし」の声あり〕



○議長(増島一良君) 異議なしと認めます。

 よって、整理を議長に委任させていただきます。

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△市長あいさつ



○議長(増島一良君) ここで、市長より12月定例会の閉会に当たりましてあいさつを求められておりますので、これを許可いたします。

 市長。

     〔市長 望月良和君登壇〕



◎市長(望月良和君) 平成20年第4回定例議会は、12月2日を初日といたしまして、本日までの17日間の会期をもちまして開会され、本職より提出いたしましたすべての案件に慎重なるご審議を賜りまして、原案どおり可決、ご決定をいただきまして、まことにありがとうございました。

 平成20年、ことしも多くの出来事がございましたが、特筆されることは、米国民は民主党のバラク・オバマ前上院議員を新大統領に選んだことだと言えましょう。

 「変革のときが訪れた。民主主義の力や建国者たちの夢が今も生き続けているのかと疑問を抱く人がいるのなら、今夜がその答えだ」。オバマ氏は勝利を確定した11月4日夜、地元のイリノイ州シカゴのグランド公園で約20万人の支持者らを前にこう宣言した。

 白人や黒人、ヒスパニック、アジア系と多彩。聴衆は涙にむせび「イエス・ウイ・キャン(我々ならできる)」の大合唱が響き渡った。この場面を全世界の人々がテレビを通じて目撃し、興奮したに違いない。「アメリカは変わった」と。

 オバマ氏の直接的な勝利は米国民を閉塞感に包む経済問題だった。米メディアの出口調査によると、投票した人の62%が経済を重視したと回答し、オバマ氏はうち6割近くの支持を得た。国民の不満はブッシュ政権の金融市場に対する「自由放任主義」へと向かい、ブッシュ大統領の政策運営に批判的な人は72%、うち69%がオバマ氏に投票。「反ブッシュ」世論がオバマを押し上げた形だ。

 この投票分析からオバマ氏の勝利は「敵失」という側面を強調する向きもあるが、それは皮相的な見方だ。オバマ氏の勝利の本質は、米国社会の「変革」へのうねりが地殻変動を起こし、時代の位相を変えたことにあった。

 この文章は「毎日フォーラム」のオバマと日本、の冒頭のあいさつの文章であります。そして、この文章の中にも記してありますが、新大統領誕生の勝因として、3つの要因が挙げられると考えられます。まず、第1点目は、米国社会の変化であります。黒人大統領の誕生は1776年の建国以来初めて、黒人運動指導者のジェシー・ジャクソン牧師ら大統領選に出馬した多くの黒人候補が果たせなかった人種の壁を突き崩した点にあると考えております。

 2点目といたしましては、人口構造の変動であります。現在は主流の白人が66%を占め、ヒスパニック15%、黒人14%、アジア系5%だが、50年には白人は5割を切り、少数派に転じると予測をされています。07年から08年にかけ、南部バージニア州など各地の州議会で奴隷制に謝罪や反省を示す決議が相次いで採択されたのも、人種的偏見から人種融合へと向かう「新たな米国」を受け入れる布石と言われています。

 3点目は、世代交代の流れであります。「オバマ旋風」の発端は、1月のアイオワ州民主党党員集会で爆発したヤング・パワーでございました。イラク戦争に反対をしたオバマ氏をベトナム後の世代の旗手に見立てて、「希望のアメリカ」へとムーブメントを起こそうとしても不思議ではございませんでした。この3点にあるというふうに考えております。

 翻って、我が国のことを見てみますと、新党日本の田中康夫代表に「坊ちゃん集団」だと痛切に皮肉られた麻生内閣の顔ぶれの6割以上が世襲議員であることも、支持率低下と無縁ではないというふうに考えております。小泉純一郎、安倍晋三、福田康夫、麻生の各氏と4代続けて首相は世襲議員であります。「地盤・看板・かばん」の3バンがなければ勝ち抜けなかった日本の選挙風土を如実にあらわしているというふうに考えられます。日本の政治で旋風を起こした小泉氏も引退表明の際、後継者に次男を指名をいたしました。「奇人とか変人とか言われた小泉さんが凡人になってしまった。単なる普通のお父さんだ。子供がかわいいのか」と激しく批判した民主党の鳩山由紀夫幹事長も世襲となれば、説得力はいま一つであります。小沢一郎代表も二世であります。世襲を全面的に否定をするつもりはありませんが、余りにも安易に身内を後継にしてしまう風潮は、明らかに政界の新規参入、新陳代謝を阻害していると考えられます。世界の各地でも指導体制が変わりつつある時代の流れの中で、日本でも思い切った「変革」を求めたいものであります。

 ことしの漢字は「変」とのことで、日本漢字能力検定協会ではオバマ氏が当選をした米大統領選や金融危機、気候異変など「変化」を象徴していると見ているとしています。

 ことしも慌ただしく過ぎた1年だったように感じております。しかし、日本列島に台風の襲来が一度もなかったことも幸いをし、さしたる災害もなく安堵いたしておりますが、全国では660件の災害が発生し、20名余ものとうとい人命が失われております。地球温暖化などによる環境変化の深刻さが浮き彫りになっています。

 また、残念なことは、新市誕生以来、多くの苦労をともにされてきました、菊池俊彦市議会議員が急逝されたことであります。12月5日の一般質問には、経済対策などの菊池議員得意の分野の質問を格調高くされておりました。まだまだお元気でかくしゃくとしておいでになったのに、まことに断腸の思いであります。ご冥福をお祈りいたします。

 今定例会が終了いたしますと、ことしも余すところ10日となりました。師走の暮れ、何かと気ぜわしい毎日のことと存じますが、ご自愛をいただきまして、ますますのご活躍を賜りますようご祈念を申し上げます。長い期間の12月定例会ご苦労さまでございました。衷心より厚く御礼を申し上げまして、閉会のあいさつとさせていただきます。

 ありがとうございました。

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△閉会の宣告



○議長(増島一良君) これをもちまして、平成20年伊豆の国市議会第4回定例会を閉会いたします。

 皆さん方には会期中慎重なるご審議を賜り、まことにありがとうございました。この場をおかりし、お礼を申し上げます。

 皆様、お元気で新しい年を迎えられますようお願いを申し上げまして、終わります。

 ご苦労さまでした。



△閉会 午前10時51分

地方自治法第123条第2項の規定により署名する。

         議長     増島一良

         署名議員   飯田史朗

         署名議員   水口哲雄