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静岡県 伊豆の国市

平成18年 12月 定例会(第4回) 12月21日−05号




平成18年 12月 定例会(第4回) − 12月21日−05号









平成18年 12月 定例会(第4回)



       平成18年第4回(12月)伊豆の国市議会定例会

議事日程(第5号)

                   平成18年12月21日(木)午前9時開議

日程第1 議案第99号 伊豆の国市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の制定について

日程第2 議案第100号 伊豆の国市安全で安心なまちづくり条例の制定について

日程第3 議案第101号 平成18年度伊豆の国市一般会計補正予算(第5号)

日程第4 議案第102号 平成18年度伊豆の国市介護保険特別会計補正予算(第3号)

日程第5 議案第104号 平成18年度伊豆の国市下水道事業特別会計補正予算(第3号)

日程第6 議案第106号 平成18年度伊豆の国市上水道事業会計補正予算(第1号)

日程第7 議案第107号 第1次伊豆の国市総合計画基本構想について

日程第8 議案第108号 静岡県後期高齢者医療広域連合の設置及び規約制定の協議について

日程第9 議案第109号 伊豆の国市長岡温水プールの指定管理者の設置について

日程第10 議案第110号 伊豆の国市消防団員賞じゅつ金条例の一部を改正する条例の制定について

日程第11 発議第4号 道路整備予算の確保に関する意見書の提出について

日程第12 決議第2号 飲酒運転の根絶に関する決議

日程第13 閉会中の継続調査について

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本日の会議に付した事件

 議事日程に同じ

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出席議員(23名)

     1番  水口成男君      2番  後藤眞一君

     3番  田中正男君      4番  三好陽子君

     5番  古屋鋭治君      6番  大沢秀光君

     7番  伊藤泰伊君      8番  山下孝志君

     9番  鈴木平一郎君    10番  菊池俊彦君

    11番  松下善洋君     12番  土屋源由君

    13番  矢田博美君     14番  萩原眞琴君

    15番  土屋紀男君     16番  柳沢秀次君

    17番  鳥居松彦君     18番  飯田史朗君

    19番  秋田 清君     20番  増島一良君

    21番  岩崎正義君     22番  板垣紀夫君

    23番  水口哲雄君

欠席議員(なし)

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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

 市長       望月良和君   助役       山口文雄君

 収入役      杉原政晴君   教育長      佐藤 亨君

 企画部長     鈴木俊治君   総務部長     豊竹満夫君

 市民部長     遠藤孝道君   環境部長     渡辺広明君

 健康福祉部長   杉山利雄君   観光産業部長   八木基之君

 都市整備部長   川口重美君   韮山支所長    大村悦夫君

 大仁支所長    橋本正弘君   教育部長     井川孝廣君

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職務のため出席した者の職氏名

 議会事務局長   二藤武司    議会事務局長補佐 藤井惣雄

 書記       相原隆美



△開議 午前9時00分



△開議の宣告



○議長(水口哲雄君) 皆さん、おはようございます。本日はご苦労さまです。

 ただいまから平成18年第4回伊豆の国市議会定例会を再開いたします。

 本日の出席議員は23名です。定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。

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△議事日程の報告



○議長(水口哲雄君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。

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△議案第99号の質疑、討論、採決



○議長(水口哲雄君) 日程第1、議案第99号 伊豆の国市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の制定についてを議題といたします。

 本案につきましては、所管の総務委員会に付託し委員長報告が終了しておりますので、これより質疑及び討論に入ります。

 本案につきましては、質疑及び討論の通告がございませんでしたので、質疑及び討論はなしと認め、直ちに採決に入ります。

 議案第99号 伊豆の国市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の制定については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(水口哲雄君) 全員起立であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

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△議案第100号の質疑、討論、採決



○議長(水口哲雄君) 日程第2、議案第100号 伊豆の国市安全で安心なまちづくり条例の制定についてを議題といたします。

 本案につきましては、所管の総務委員会に付託し委員長報告が終了しておりますので、これより質疑及び討論に入ります。

 本案につきましては、質疑及び討論の通告がございませんでしたので、質疑及び討論はなしと認め、直ちに採決に入ります。

 議案第100号 伊豆の国市安全で安心なまちづくり条例の制定については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(水口哲雄君) 全員起立であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

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△議案第101号の質疑、討論、採決



○議長(水口哲雄君) 日程第3、議案第101号 平成18年度伊豆の国市一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。

 本案につきましては、各総務委員会に付託し委員長報告が終了しておりますので、これより質疑及び討論に入ります。

 本案につきましては、質疑及び討論の通告がございませんでしたので、質疑及び討論はなしと認め、直ちに採決に入ります。

 議案第101号 平成18年度伊豆の国市一般会計補正予算(第5号)は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(水口哲雄君) 全員起立であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

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△議案第102号の質疑、討論、採決



○議長(水口哲雄君) 日程第4、議案第102号 平成18年度伊豆の国市介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。

 本案につきましては、所管の福祉環境委員会に付託し委員長報告が終了しておりますので、これより質疑及び討論に入ります。

 本案につきましては、質疑及び討論の通告はございませんでしたので、質疑及び討論はなしと認め、直ちに採決に入ります。

 議案第102号 平成18年度伊豆の国市介護保険特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(水口哲雄君) 全員起立であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

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△議案第104号の質疑、討論、採決



○議長(水口哲雄君) 日程第5、議案第104号 平成18年度伊豆の国市下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。

 本案につきましては、所管の観光建設委員会に付託し委員長報告が終了しておりますので、これより質疑及び討論に入ります。

 本案につきましては、質疑及び討論の通告がございませんでしたので、質疑及び討論はなしと認め、直ちに採決に入ります。

 議案第104号 平成18年度伊豆の国市下水道事業特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(水口哲雄君) 全員起立であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

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△議案第106号の質疑、討論、採決



○議長(水口哲雄君) 日程第6、議案第106号 平成18年度伊豆の国市上水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。

 本案につきましては、所管の観光建設委員会に付託し委員長報告が終了しておりますので、これより質疑及び討論に入ります。

 本案につきましては、質疑及び討論の通告がございませんでしたので、質疑及び討論はなしと認め、直ちに採決に入ります。

 議案第106号 平成18年度伊豆の国市上水道事業会計補正予算(第1号)は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(水口哲雄君) 全員起立であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

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△議案第107号の質疑、討論、採決



○議長(水口哲雄君) 日程第7、議案第107号 第1次伊豆の国市総合計画基本構想についてを議題といたします。

 本案につきましては、所管の総務委員会に付託し委員長報告が終了しておりますので、これより質疑及び討論に入ります。

 質疑については通告はありません。質疑なしと認め、これより討論を行います。

 討論の通告がありますので、発言を許します。

 最初に、反対討論の発言を許します。

 3番、田中正男君。

     〔3番 田中正男君登壇〕



◆3番(田中正男君) 3番、日本共産党、田中正男です。

 議案第107号 第1次伊豆の国市総合計画基本構想について、日本共産党議員団を代表し、反対の立場で討論を行います。

 本案は、第1次伊豆の国市総合計画の中の基本構想のみを議決案件とするものですが、総合計画は序論から始まり、10年後の市の将来像実現のための政策の大綱を明らかにした基本構想と、その施策の大綱に基づき必要な課題や施策の5年間の方針を示した基本計画まで示されています。基本構想を具体化した基本計画まで視野に入れて基本構想を判断する必要があると考えます。

 基本構想は、第1章の10年後を目標とする将来像を「自然を守り、文化を育む魅力ある温泉健康都市」としています。そして、2章では1章の将来像を実現するための姿勢、行動の根本的な考えとなる基本理念を掲げ、さらに3章では1章の将来像を実現するための戦略を展開しようとしています。さらにまた、6章では将来像を実現するための基本理念を踏まえての基本方針を掲げ、7章ではこの基本方針を推進するための施策の大綱を挙げています。また、5年間の基本計画もこの7章の施策の大綱の具体化であります。つまり、総合計画は基本構想第1章の将来像のために全体が構成されているのであります。

 この将来像でありますが、キャッチフレーズとしてならいいと思いますが、これを目標として総合計画を構成するのであれば、将来像は市民中心に考え、ここで暮らす市民が安心して安全に生活でき、暮らしやすい市になるという立場での表現が必要と考えます。そして、このことを基本構想全体に展開した総合計画にしていくべきであります。

 基本計画の中においても、少子化対策、子育て支援など、市民が暮らしやすく住みやすくするということについては不十分であると考えます。

 また、総合計画の序論に出ています総合計画の策定の趣旨では、合併時に策定した新市まちづくり計画を基本として、将来像と市政運営の基本方向を明らかにするとしていますが、新市まちづくり計画を策定した合併前と合併後1年半以上経過した現在では、市民の市に対する意識や要求なども変わってきています。合併前の新市まちづくり計画にとらわれず、市民の実感に即した市の総合計画にすることが必要と考えます。

 以上、反対討論といたします。



○議長(水口哲雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。

 6番、大沢秀光君。

     〔6番 大沢秀光君登壇〕



◆6番(大沢秀光君) 6番議員の大沢秀光です。

 私は、提案されました議案第107号 第1次伊豆の国市総合計画基本構想についての原案につきまして賛成の立場で討論をいたします。

 第1次伊豆の国市総合計画基本構想の原案は、新市まちづくり計画をもとに作成されているなど、合併協議会での決定事項が受け継がれていることがうかがわれます。このことは、極めて重要なことだと思います。

 しかし、合併時に策定された計画内容そのままではなく、伊豆の国市が誕生し経過している中でさらに検討され、基本構想の中に将来像を実現するための戦略を位置づけてあるなど、新たに盛り込まれている内容が十分に備わっています。

 第1章の将来像の基本構想原案の内容は、新市まちづくり計画の将来像と同じ内容です。このことは構想の中心軸になるものですので、変更されては新市まちづくり計画を尊重したものにはなりません。また、伊豆の国市誕生以来「自然を守り、文化を育む魅力ある温泉健康都市」という将来像は、市民の皆様方には周知されており、理解も十分得られているものと認識しています。

 第2章の基本理念については、近年の行政、地方自治体が置かれている状況や世の中の風潮を踏まえると、この基本理念は大変重要な点だと考えます。

 第3章の将来像実現のための戦略ですが、位置づけをしてあることにより、事業等を重点的に展開していく姿勢が読み取れます。市民にとっては、行政が何をしようとしているのか、何をしてくれるのか、それに対して自分たちは何ができるかが理解しやすくまとめられていると思います。また、戦略の1では、伊豆半島における伊豆の国市のあり方、戦略の2では狩野川流域におけるあり方、戦略の3では市内そのもののあり方がまとめられており、市内の状況はもとより、広域的な視点に立ち、本市が置かれている状況、取り巻く状況を十分に踏まえたまちづくりを進めていこうとする姿勢があらわれています。

 第4章の人口目標については、平成17年の国勢調査の数値をもとに推計し直していることで、最新の推計を採用していることです。人口の減少はその地域の衰退につながるものであり、それを食いとめようとする目標を掲げたことは、非常に重要なことであると考えます。

 第5章の土地利用の方向では多種多様な意見が出されました。イメージ図については、立体的な表現で示されたことで、伊豆の国市の現状に対する内容が新たに進められていくという表現、またクラスター型のまちづくりを進めていく表現が非常に理解しやすくまとめられています。

 第6章のまちづくりの基本方針については、新市まちづくり計画へ掲げられている方針が受け継がれており、分野ごとに十分網羅されているものであります。

 第7章の施策の大綱についても、新市まちづくり計画が受け継がれ、まとめられています。基本構想の中で十分に整合性が図られていると受けとめられます。

 第8章の構想の実現に向けては、行政運営の方針がまとめられています。第2章と同様に、近年の行政、地方自治体が置かれている状況や世の中の風潮を踏まえると、この3つの基本構想は大変重要なキーワードになるものと思います。

 このように、今回提案されました基本構想案は、伊豆の国市のまちづくりをどのように進めていくかが十分にまとめられており、なおかつ市民にとっても非常に理解しやすいものとなっているものと思います。厳しい財政状況に置かれていることも十分理解しておりますが、特例債を有効に活用し、この第1次伊豆の国市総合計画基本構想が滞ることなく推進されるように期待いたします。

 また、伊豆の国市総合計画審議会は諮問を受け審議し、市では第1次伊豆の国市総合計画の答申書を平成18年11月に受け、さらに検討した上で12月定例会に上程されたものであります。この構想の事業化計画の過程並びに事業計画に向けて、地域や市民の多くがその中で行動の場を持ち、新しいまちづくりが実感できるように、配慮を含んで進めていただきたい。また、職員も一丸となってまちづくりを目指すよう要望いたします。

 議員諸兄におかれましても、内容、趣旨をご理解いただき、ご賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、私の賛成討論といたします。



○議長(水口哲雄君) ほかには通告がありませんので、これにて討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。議案第107号 第1次伊豆の国市総合計画基本構想については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(水口哲雄君) 起立多数であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

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△議案第108号の質疑、討論、採決



○議長(水口哲雄君) 日程第8、議案第108号 静岡県後期高齢者医療広域連合の設置及び規約制定の協議についてを議題といたします。

 本案につきましては、所管の福祉環境委員会に付託し委員長報告が終了しておりますので、これより質疑及び討論に入ります。

 質疑については通告はありません。質疑なしと認め、これより討論を行います。

 討論の通告がありますので、発言を許します。

 最初に、反対討論の発言を許します。

 4番、三好陽子君。

     〔4番 三好陽子君登壇〕



◆4番(三好陽子君) 4番、日本共産党の三好陽子でございます。

 私は、議案第108号 静岡県後期高齢者医療広域連合の設置及び規約制定の協議について、日本共産党議員団を代表して、以下の理由から反対の立場で討論を行います。

 6月に国会で可決成立した医療制度改革法は、ことし10月から70歳以上で現役並み所得の方の窓口負担が3割になり、さらに2008年4月からは、低所得者も含め、70歳から74歳の方の窓口負担が2割に値上げされ、高額療養費制度も10月から自己負担限度額が引き上げられるなど、高齢者や現役世代が負担増となる内容となっています。

 この後期高齢者医療制度は、今回の改悪に盛り込まれた一つであり、75歳以上の後期高齢者を国民健康保険や組合健保から脱退させ独立した保険をつくり、2008年4月から実施するものであります。新制度は、都道府県単位の広域連合で運営されることとなり、広域連合は保険料額の設定など基本的な運営を行い、市町村は保険料徴収、納付、各種届け出、受け付けなどの業務を行うとされています。財源は、後期高齢者の保険料1割、他の医療保険からの支援金が4割、公費が5割で運営され、家族に扶養されている人を含め、後期高齢者の保険料は、介護保険と同様、年金月額1万5,000円以上の方は年金から天引きで徴収することになります。

 この新制度の最大の問題は、後期高齢者の医療給付費がふえれば、後期高齢者の保険料の値上がりにつながる仕組みになっていることです。また、従来後期高齢者は、障害者、被爆者などと同様に短期保険証や資格証を発行してはならないとされてきましたが、新制度では保険料の滞納者には国保と同じく発行ができるものとなっています。このような仕組みでは受診抑制につながりかねず、高齢者の命と健康に重大な影響をもたらすことが懸念されます。

 広域連合の規約案の第7条、広域連合の議会の組織では議員数が20人となっていますが、県下42自治体あり、半分にも満たない数であり、これでは民意が反映されず問題です。福祉環境委員会で質疑したところ、法のもとにやっていますから、市の権限は全くないということですが、これでは市内に住む高齢者の実情に合った対応ができず、自治体として責任が負えないということと同じです。

 このように、新制度は高齢者への負担増となり、受診抑制で命と健康を破壊するおそれがあるものであり、規約案について容認することはできません。

 以上で反対の討論といたします。



○議長(水口哲雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。

 1番、水口成男君。

     〔1番 水口成男君登壇〕



◆1番(水口成男君) 1番議員の水口成男です。

 私は、議案第108号 静岡県後期高齢者医療広域連合の設置及び規約の制定の協議について、賛成の立場から討論を行います。

 後期高齢者医療広域連合の創設に当たり厚生労働省が示した改革の基本的な考え方の中に、超高齢社会を展望した新たな医療保険制度体系の実現が掲げられています。この背景には、老人医療費を中心に国民医療費が増大する中、現行の制度では現役世代の高齢者世代の負担の不公平が指摘されており、新たな高齢者医療制度を創設し、高齢者世代と現役世代の負担を明確化し、公平でわかりやすい制度とすることであります。

 このことを踏まえ、全国的視野で見回しますと、市町村が運営する国民健康保険は財政基盤が脆弱であり、また健康保険組合の中には小規模で財政が窮迫している保険者もおります。一方、政府管掌健康保険は、全国一本の保険者でありますが、地域の実情が保険運営に十分に反映されていないという課題があると言われています。このため、都道府県単位を軸とする保険者の再編、統合を進めることは、保険財政基盤の安定を図ることであり、医療保険制度の一元化であります。

 現在、保険財政が破綻の危機にある弱小保険者は、医療保険制度の一本化を高く望んでおります。今回の後期高齢者医療広域連合の創設は、保険医療制度のうち老人保健医療制度が広域化するわけですが、いずれは国民健康保険も同様に広域化しなければ医療保険者財政破綻となり、そうなれば被保険者がかかった医療費を全額負担しなければならない時代が到来するおそれがあるわけです。このように、保険財政が非常に緊迫している中、市民、また国民が安心して医療を受けることのできる体制をつくることが今の行政の使命であります。

 以上のことからも、私は、運営主体を県単位の広域連合とした制度が発足することで、市町村が単独で運営するより財政の安定化を図ることのできる静岡県後期高齢者医療広域連合の設置及び規約制定の協議について賛成するものです。



○議長(水口哲雄君) ほかには通告がありませんでしたので、これにて討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。議案第108号 静岡県後期高齢者医療広域連合の設置及び規約制定の協議については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(水口哲雄君) 起立多数であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。



 P.226

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△議案第109号の質疑、討論、採決



○議長(水口哲雄君) 日程第9、議案第109号 伊豆の国市長岡温水プールの指定管理者の指定についてを議題といたします。

 本案につきましては、所管の文教委員会に付託し委員長報告が終了しておりますので、これより質疑及び討論に入ります。

 本案につきましては、質疑及び討論の通告がございませんでしたので、質疑及び討論はなしと認め、直ちに採決に入ります。

 議案第109号 伊豆の国市長岡温水プールの指定管理者の指定については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(水口哲雄君) 全員起立であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

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△議案第110号の上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(水口哲雄君) 日程第10、議案第110号 伊豆の国市消防団員賞じゅつ金条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。

 提出者から提案理由の説明を求めます。

 市長。

     〔市長 望月良和君登壇〕



◎市長(望月良和君) 本案につきましては、平成18年9月26日に公布されました非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令により、各障害等級に該当する障害の状況及び各傷病等等級に該当する障害の状況の規定が非常勤消防団員等に係る損害補償の支給等に関する省令に規定されたため、伊豆の国市消防団員賞じゅつ金条例の一部を改正しようとするものであります。

 内容につきましては総務部長に説明をいたさせます。ご審議を経て適切なる議決採択をお願いする次第でございます。



○議長(水口哲雄君) 本案についての内容説明を求めます。

 総務部長。

     〔総務部長 豊竹満夫君登壇〕



◎総務部長(豊竹満夫君) それでは、本案の内容について説明をさせていただきます。

 改正部分につきましては、議案書と参考資料の新旧対照表をあわせてごらんをいただきたいと思います。

 本条例は、消防団員が職務により障害を受けまたは病気にかかり、そのため死亡し、または障害の状態が政令で定める等級に該当するとなったときなど、団員またはその家族に賞じゅつ金を授与することを目的に制定をされたものであります。

 今回の改正は、本条例で引用している非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令が平成18年9月26日に公布されたことにより改正をするものであります。これに伴い、伊豆の国市消防団員等公務災害補償条例については既に11月臨時会において改正をしたところであります。

 改正する要旨は、各障害等級に該当する障害の状態及び各傷病等級に該当する障害の状態の規定が、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正により非常勤消防団員等に係る損害補償の支給等に関する省令に規定されたことに伴い、必要な整理をいたすものであります。

 第2条中、「非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令別表第3」を「非常勤消防団員等に係る損害補償の支給等に関する省令別表第2」に、「等級」を「障害等級」に改めるものであります。これは、旧政令と新省令で、第1級から第8級まで障害の区分を同様に定めております。

 内容を見てみますと、違う点については、旧政令の別表第3中第8級の11、ちょっとお手元にはないと思いますけれども、内容的には脾臓または1つの腎臓を失った者の障害区分がその部分のみ削除されたものであります。

 次に、第4条第2項中、「政令」を「非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令」に、また別表第2中の「障害の等級」を「障害等級」に改めるものであります。

 別表第3についても字句の整理をいたしたところであります。

 なお、附則において条例の施行日を公布の日からとし、平成18年4月1日から適用するものであります。

 以上、内容説明とさせていただきます。



○議長(水口哲雄君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ありますか。

 3番、田中君。



◆3番(田中正男君) 3番、田中です。

 ただいま部長の説明の中で、変わった点特にあるのが脾臓並びにその他の臓器というところが削除されたということなんですが、そのことについて、脾臓並びにその他の臓器という言葉がなくなったことによって、その影響がないのか、それは別の形でカバーされているのか、その点だけ確認しておきたいと思います。



○議長(水口哲雄君) 総務部長。



◎総務部長(豊竹満夫君) 今のご指摘でありますけれども、別の部分でカバーされているというふうに解釈しております。

 以上です。



○議長(水口哲雄君) よろしいですか。

     〔「はい」の声あり〕



○議長(水口哲雄君) そのほかございますか。

     〔「なし」の声あり〕



○議長(水口哲雄君) ありませんね。

 これにて質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。本案は委員会付託を省略し、これより討論に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。

     〔「異議なし」の声あり〕



○議長(水口哲雄君) 異議なしと認めます。

 これより討論に入ります。

 最初に、本案に対し反対討論の発言を許します。

     〔「ありません」の声あり〕



○議長(水口哲雄君) ありませんね。

 次に、賛成討論の発言を許します。

     〔「ありません」の声あり〕



○議長(水口哲雄君) ありませんね。

 これにて討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 議案第110号 伊豆の国市消防団員賞じゅつ金条例の一部を改正する条例の制定については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(水口哲雄君) 全員起立であります。

 よって、議案第110号 伊豆の国市消防団員賞じゅつ金条例の一部を改正する条例の制定については原案のとおり可決されました。

 会議の途中ですが、ここで暫時休憩をいたします。再開は45分といたします。



△休憩 午前9時35分



△再開 午前9時45分



○議長(水口哲雄君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。

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△発議第4号の上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(水口哲雄君) 日程第11、発議第4号 道路整備予算の確保に関する意見書の提出についてを議題といたします。

 提出者の土屋源由君に提案理由の説明を求めます。

     〔12番 土屋源由君登壇〕



◆12番(土屋源由君) 12番、土屋源由です。

 発議第4号 道路整備予算の確保に関する意見書の提出について、提案理由につきましては文書を読み上げさせていただきましてかえさせていただきます。

 発議第4号 道路整備予算の確保に関する意見書の提出について。

 上記の件について、別紙のとおり伊豆の国市議会会議規則第14条の規定により提出します。

 平成18年12月21日

 提出者、土屋源由

 賛成者、菊池、萩原、増島、後藤、鈴木各議員であります。

 次のページをお願いいたします。

 道路整備予算の確保に関する意見書(案)

 道路は、国民生活や社会・経済活動を支え、文化振興や地域間交流を促進する最も基本的な社会基礎であります。

 しかしながら、当市においては、市内を南北に走る国道136号バイパスは整備されたものの、市民が安全で安心して豊かに暮らせるために必要な道路整備は未だ十分とはいえず、また狭隘部分も多いことから、市内の地域間を結ぶ幹線道路の渋滞対策や住民の生活と密着した生活道路の交通安全対策等、一層の道路整備が求められています。

 よって国におかれましては、道路整備を緊急かつ計画的に推進するため、道路整備財源の確保を図り、今後、道路整備事業の進捗が図られますよう強く要望します。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成18年12月 日

 静岡県伊豆の国市市議会。

 提出先、内閣総理大臣安倍晋三様ほか記載のとおりでございます。

 議員諸兄のご賛同を切にお願いして説明を終わります。

 以上です。



○議長(水口哲雄君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ありませんか。

 3番、田中君。



◆3番(田中正男君) 3番、田中です。

 ただいまの意見書でありますが、ちょっと土屋さんに聞きたいんですが、今回要望していることが国に対してなんですが、道路整備財源の確保を図りということで一応案になっておりますが、今国では盛んに道路特定財源のことが話題となっておりますが、今回のこの内容はこの特定財源を指して言っておられるのか、そうでないのか、その辺がちょっとはっきりわかりませんので、その辺についての回答を求めたいと思います。



○議長(水口哲雄君) 土屋君。



◆12番(土屋源由君) 予算の確保ということになりますので、特定財源も当然その中に含まれてくるものだというふうに考えます。というのは、国・県にしましても、市に対してバックアップをしていくという形になりますと当然予算が必要になりますので、ただ、市の中では道路特定財源であるとか、どういう形でお金が来るとかという形のものは明示されてきませんので、市内の道路を直すということに関しても要望をしているということになっております。

 以上です。



○議長(水口哲雄君) 3番、田中君。



◆3番(田中正男君) わかりました。

 この中では、国道136号ということは具体的に載っているんですが、その他は県道、市道を指して、すべての道路を指して言っているんでしょうか。この点がはっきりしませんので、この点についてだけお伺いいたします。



○議長(水口哲雄君) 土屋君。



◆12番(土屋源由君) そのとおりです。



○議長(水口哲雄君) よろしいですか。

     〔「はい」の声あり〕



○議長(水口哲雄君) そのほかございますか。

 4番、三好君。



◆4番(三好陽子君) この意見書の文については非常にわかりやすくて、書かれてあることについての理解はできるんですけれども、この時期の提出というのは、やはり来年の予算編成、国の方の予算編成の関係でこの時期にということがあるんでしょうか。ちょっと余りこのことについて、突然というか出てきたなという感じで、少しそこのやはり背景を聞いておきたいなというふうに思うんですけれども。



○議長(水口哲雄君) 土屋君。



◆12番(土屋源由君) 話というか、この話の出てきた時期ということでございますけれども、例年道路の整備等に対して予算をつけていただくということをこちらは要望していきたいと大いに思っておるんですけれども、時期的には3月に出すよりか、12月に出す方のが来年度に生かせられる可能性があるというふうに思いましたので、今回提出をしております。

 以上です。



○議長(水口哲雄君) よろしいですか。

 そのほか。

     〔「ありません」の声あり〕



○議長(水口哲雄君) ありませんね。

 これにて質疑を終結いたします。

 これより討論に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。

     〔「異議なし」の声あり〕



○議長(水口哲雄君) 異議なしと認めます。

 これより討論に入ります。

 最初に、本案に対して反対討論の発言を許します。

     〔「ありません」の声あり〕



○議長(水口哲雄君) ありませんね。

 次に、賛成討論の発言を許します。

     〔「ありません」の声あり〕



○議長(水口哲雄君) ありませんね。

 これにて討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 発議第4号 道路整備予算の確保に関する意見書の提出については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(水口哲雄君) 全員起立であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

 意見書(案)を消して、末尾の日付に21日と記入願います。

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△決議第2号の上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(水口哲雄君) 日程第12、決議第2号 飲酒運転の根絶に関する決議を議題といたします。

 提出者の板垣紀夫君に提案理由の説明を求めます。

     〔22番 板垣紀夫君登壇〕



◆22番(板垣紀夫君) 22番、板垣紀夫でございます。

 決議第2号 飲酒運転の根絶に関する決議。

 上記の件について、別紙のとおり伊豆の国市議会会議規則第14条の規定により提出をいたします。

 平成18年12月21日。

 提出先、伊豆の国市議会議長、水口哲雄様。

 では、内容説明として、別紙の決議(案)を読ませていただきます。

 飲酒運転の根絶に関する決議(案)

 交通事故のない安全で安心な社会の実現は、私たち伊豆の国市民の願いでもある。

 しかしながら、関係機関・団体の懸命な努力にもかかわらず、多くの方が交通事故の犠牲者となり、悲しみや苦しみを抱えながらの生活を余儀なくされている。

 こうした状況下において、本市の飲酒運転による交通事故は、今年に入って増加するなど、悪質な飲酒運転が後を絶たない状況である。

 飲酒運転根絶のためには、運転者の交通安全意識の向上はもとより、同乗者、家庭や職場、さらには地域が一体となって、「飲酒運転は絶対にしない・させない」という強い意志をしめさなければならない。

 よって、本市議会は、市を始め関係機関・団体との連携を強化し、市民と一体となって飲酒運転の根絶に向けて全力を挙げて取り組むことを決意する。

 以上、決議する。

 平成18年12月21日。

 伊豆の国市市議会。

 この提出につきましては、私提出者になっておりますが、22名の議員の方々の全員の賛同を受けておるところでございます。

 以上でございます。よろしくお願いをいたします。



○議長(水口哲雄君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

 質疑ございますか。

     〔「ありません」の声あり〕



○議長(水口哲雄君) ありませんね。

 これにて質疑を終結いたします。

 これより討論に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。

     〔「ありません」の声あり〕



○議長(水口哲雄君) 異議なしと認めます。

 これより討論に入ります。

 最初に、本案に対し反対討論の発言を許します。

     〔「ありません」の声あり〕



○議長(水口哲雄君) ありませんね。

 次に、賛成討論の発言を許します。

     〔「ありません」の声あり〕



○議長(水口哲雄君) これにて討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 決議第2号 飲酒運転の根絶に関する決議は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(水口哲雄君) 全員起立であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

 決議書の(案)を消して、末尾の日付に21日と記入をお願いいたします。

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△閉会中の継続調査について



○議長(水口哲雄君) 日程第13、閉会中の継続調査についてを議題といたします。

 議会運営委員会及び常任委員会の各委員長より、お手元に配付いたしました閉会中の継続調査申出書のとおり継続調査の申し出がありました。

 お諮りいたします。各委員長の申し出のとおり、これを閉会中の継続調査に付したいと思いますが、ご異議ございませんか。

     〔「異議なし」の声あり〕



○議長(水口哲雄君) 異議なしと認め、各委員長の申し出のとおり、これを閉会中の継続調査とすることに決しました。

 以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。

 お諮りいたします。本日定例会で議決された事件の字句及びその数字その他整理を要するものにつきましては、伊豆の国市議会会議規則第43条の規定に基づき、その整理を議長に委任させていただきたいと考えますが、ご異議ございませんか。

     〔「異議なし」の声あり〕



○議長(水口哲雄君) 異議なしと認めます。

 よって、整理を議長に委任させていただきます。

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△市長あいさつ



○議長(水口哲雄君) ここで、市長より12月定例会の閉会に当たりましてあいさつを求められておりますので、これを許可いたします。

 望月市長。

     〔市長 望月良和君登壇〕



◎市長(望月良和君) 平成18年第3回12月定例会は、12月5日を初日といたしまして、本日までの17日間の会期をもちまして開会され、本職より提出いたしましたすべての案件に慎重にご審議を賜りまして、原案どおり可決、ご決定をいただきまして、まことにありがとうございました。

 平成18年も実に多くの出来事がございました。当地方では、災害については大した実害もなく安堵いたしたところでありますが、日本では珍しい竜巻による災害が発生し、9名にも及ぶ犠牲者も出ました。また、風水害による災害は相変わらずで、治山・治水対策が急がれるところでございます。

 いじめ問題と、それによると考えられる自殺問題、高等学校の未履修問題など、教育関係の改革は待ったなしの感が強く、今国会の本議会において教育基本法改正案が採決されたことは、教育の再生に向けての第一歩だと思われます。また、福島県、和歌山県、宮崎県と相次いで県知事が公共事業発注をめぐる談合や収賄容疑で逮捕される事件が続発し、全国の市町村におきましても同じような事件が多く発生し、地方政治の信用失墜の痛手ははかり知れないものがあります。

 ことしは、WBCの野球大会での優勝、日本ハムの日本選手権での栄冠、甲子園高校野球大会での感激、イナバウアーで有名になった荒川選手、安藤、浅田真央選手などのフィギュアスケートの大活躍など、すばらしい出来事もたくさんありましたが、何といってもことしの最大出来事は、安倍晋三首相の誕生であります。安倍首相の唱える「戦後レジューム」からの脱却の思想的背景に、祖父の元首相、岸信介があります。安倍氏の政治思想には岸信介の考えが受け継がれていると考えられる。そこで、榊原元宏氏の岸信介を紹介したおもしろい小文を披露したい。

 1896年、明治29年でありますが、11月13日、佐藤家の次男として山口県山口町に生まれた。曽祖父の佐藤信寛が「信介」と名づけた。後年、入り婿の父の実家の岸家の養子となる。その後、父秀助は故郷の田布施町に移り、酒造業を営んだ。信介のふるさとは田布施ということになる。

 佐藤家の精神的支柱はこの信寛で、「この曽祖父は佐藤家の歴史においても最も傑出した人」だった。長州藩の士族で、吉田松陰や幕末の志士らとの交流があった。佐藤家には松陰からの書信があったそうだ。信寛は島根県令まで務め、伊藤博文、井上馨とも親交があった。佐藤家には幕末維新の天下国家を論じる志士的な雰囲気、立身出世の志向が横溢していたと推測できる。

 信介の母茂世は才気にまさる人だったようで、信寛にかわいがられ、他家に嫁に出すことを惜しまれ婿取りとなった。この茂世やその弟の松介らはいずれも政治的資質に富んでいた、岸の回想にある。

 信介は、国木小学校では唱歌と図画を除けば成績抜群だった。松介叔父、寛造叔父、作三叔父、市郎兄及び私と弟の栄作、後の佐藤栄作であります、とは国木小学校の出した最もすぐれた秀才であった。これは、国木小学校のみならず田布施町全体にもこういう例はなく、私どもはひそかに持つファミリー、プライドである。郷土におけるエリート意識が、アルファベットであらわすというわずかな気恥ずかしさとともに、自著「わが青春」で述べられている。

 信介少年は体は弱いが、向こう気は人一倍強かった。その地域では佐藤という飛び抜けた家の格式が信介の強気を裏書きしていたと言える。前掲書の中で、わんぱく時代のある悔恨を披露している。

 家の貧しいM君は学校を休みがちで、勉強も余りできず、汚い着物を着ていた。信介は友達と学校へ行く途中、M君の着物の帯を取り上げて捨てるといったいじめを繰り返した。最初の帯を捨てると、次の日はM君はみすぼらしいひもを結んできた。それを取り上げ捨てると、翌日はわら縄を結んできた。わら縄まではさすがに取り上げず、そのいじめは終わった。M君は父が急死し、どこかに引っ越してしまった。岸は長じて、これを思い出して悔恨にたえなかった。佐藤の子ということで文句も出なかったようでありました。M君は後年、京都の寺の住職になって岸と幸運な再会を果たすという、過ぎればよき思い出のエピソードで終わっている。

 大変興味のある内容でありましたので紹介いたしましたが、いつの時代でも、どんな社会でも、大勢の人間が顔を突き合わせていれば、当然としていろいろな問題が発生することですから、精神的にも肉体的にも耐え得る人間教育が求められているのかもしれません。

 本年も、実に慌ただしく忙しい年でありました。しかしながら、議長を初め議員各位や関係市民の皆様、そして職員諸君のご尽力、ご協力によりまして無事に本日を迎えることができましたことに、心より厚く御礼を申し上げます。

 今定例会が終了いたしますと、ことしも余すところ10日となりました。師走の年の暮れ、何かと忙しく、また寒さも一段と厳しくなってまいりました。どうかご自愛を賜りまして、ますますのご活躍を賜らんことをご祈念申し上げます。

 長い期間にわたりました12月定例会ご苦労さまでございました。衷心より厚く御礼を申し上げまして、閉会のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。

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△閉会の宣告



○議長(水口哲雄君) ご苦労さまでした。

 これをもちまして、平成18年度伊豆の国市議会第4回定例会を閉会いたします。

 皆様方には会期中慎重なるご審議を賜り、まことにありがとうございました。また、本年1年間にわたり議会活動、議会運営に絶大なるご尽力、ご協力を賜りまして、まことにありがとうございました。来年度もさらなる皆さん方のご活躍、ご協力を心よりお願いを申し上げまして、議長として年末のあいさつといたします。

 1年間ご苦労さまでした。



△閉会 午前10時07分

地方自治法第123条第2項の規定により署名する。

         議長     水口哲雄

         署名議員   矢田博美

         署名議員   萩原眞琴