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静岡県 菊川市

平成 26年12月定例会(第4回) 12月04日−03号




平成 26年12月定例会(第4回) − 12月04日−03号









平成 26年12月定例会(第4回)


平成26年第4回菊川市議会定例会会議録

議 事 日 程(第3号)

平成26年12月4日(木)午前9時開議 
日程第 1 諸報告
日程第 2 一般質問
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本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
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出席議員(17名)
     1番  倉 部 光 世 君     2番  加 茂 ひろ子 君
     3番  山 下   修 君     4番  岡 本 吉 弘 君
     5番  鈴 木 啓 之 君     6番  有 海 喜一郎 君
     7番  松 本 正 幸 君     8番  水 野 貞 幸 君
     9番  ? 柳 和 弘 君    10番  内 田   隆 君
    11番  西 澤 和 弘 君    12番  鈴 木   榮 君
    13番  小笠原 宏 昌 君    14番  北 沢 俊 一 君
    15番  岡 本 ? 夫 君    16番  田 島 允 雄 君
    17番  宮 城 力 弘 君    
欠席議員(なし)
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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
  市     長   太 田 順 一 君    副  市  長   石 田 辰 芳 君
  教  育  長   石 原   潔 君    総 務 部 長   沢 崎 久 雄 君
  危機管理 部長   淺 羽 睦 巳 君    企画財政 部長   赤 堀 慎 吾 君
  生活環境 部長   澤 島 延 行 君    健康福祉 部長   落 合 哲 郎 君
  建設経済 部長   赤 堀 正 人 君    教育文化 部長   栗 田 正 弘 君
  消  防  長   坂 部 浩 之 君    市立病院事務部長  野 賀   済 君
  総 務 課 長   加 藤 容 章 君    秘書広報 課長   佐 藤 雅 巳 君
  安 全 課 長   落 合 広 行 君    企画政策 課長   橋 爪 博 一 君
  財 政 課 長   大 野 慶 明 君    環境推進 課長   横 山 嘉 彦 君
  福 祉 課 長   坂 部 正 雄 君    建 設 課 長   原 田 修 一 君
  商工観光 課長   大 石 芳 正 君    農 林 課 長   杉 山   勝 君
  茶業振興 課長   赤 堀 広 行 君    教育総務課長兼   白 松 弘 昭 君
  幼児教育 課長   成 瀬 孝 幸 君    給食センター所長          
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事務局職員出席者
  議会事務局長    藤 田 一 郎      書記        森 下 路 広  




開議 午前10時00分





△開議の宣告 



○議長(宮城力弘君) 改めて、おはようございます。

 ただいまの出席議員数は17人です。法第113条の規定による定足数に達しておりますので、平成26年第4回菊川市議会定例会第3日目の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。



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△諸報告 



○議長(宮城力弘君) 日程第1 諸報告を行います。

 私からも市長からもございません。

 以上で、諸報告を終わります。



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△一般質問 



○議長(宮城力弘君) 日程第2 一般質問を行います。

 昨日に引き続きまして一般質問を行いますが、本日は6人の方の一般質問をお受けいたします。

 質問時間は30分以内でお願いします。

 では、通告順に質問を許します。



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○議長(宮城力弘君) 最初に、1番 倉部光世議員の質問を許します。倉部光世議員。

         〔1番 倉部光世君登壇〕



◆1番(倉部光世君) 皆様、おはようございます。傍聴の皆様には、お足元の悪い中お越しいただき、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。

 私は、本日2つの質問をさせていただきます。

 今年度の市政運営についての基本的な考え方の中で、重点テーマは「安心」と「活力」を掲げ、「もっと元気!菊川市」の実現を目指すということです。その活力を高めるための取り組みでは、市民との協働のまちづくりにより、継続かつ全力で取り組むということになっており、既存商店街の活性化とにぎわいの創出に向けたイベントの開催支援、農商工観関連事業としての農業体験や市内の特産品を活用した交流促進事業に取り組み、地域の資源と人材を活用し、産地と消費地がつながる交流事業を実施する中、菊川市の情報発信、特産品の消費、販路拡大、交流人口の増加を図るということで運営が行われておりますが、市制10周年というのが、菊川市をPRするさらなるチャンスにつながってきております。

 その中でも、10周年事業の一環としての天気予報のフィラー広告契約の効果として、この秋は菊川市がメディアに取り上げられる機会が多くなりました。やはり県内はもとより、全国に菊川市が取り上げられるということは、少なからず市の活力を上げる役割を担っていると改めて認識された方も多いと思います。

 また、太田市長を初め皆さんの御挨拶の中にも、しばしば取り上げられております学研アンケート「主婦が幸せに暮らせる街ランキング」の結果は、10周年にタイムリーな事柄となり、子育てがしやすいまちとして認知度を上げることに一役も二役も買うこととなっております。

 やはりこの結果を導き出したのは、現在の子育て支援の市の施策や市民の活動はもとより、何の支援もないころから自宅を開放したサロンの開催、絵本の普及活動など、地道に息が長い活動を続けてこられた、子どもたちの成長を大切に思う菊川の市民力によるところが大であると考えられます。

 現在、地方のどの市町も対策を迫られている人口減少問題への対策を検討する中で、まちのPRを行うことは必要不可欠の要素と考えられます。菊川市がここにあるということ、その魅力はどんなところであるかとか、転入や交流人口の増加、また企業の誘致にもつながってはまいりません。

 では、どんな部分をPRしていくかというと、一般的な観光資源が多いとは言えない当市にとっては、さきに挙げたような市民力によってつくられてきた暮らしやすさであると言えます。本年度も市民と地域との協働によるまちづくりとして、地域活動を支えるさまざまな団体の支援と人材の育成に力を入れてきているとおり、主役は地域の人であります。その主役が地域の魅力となり、今ある地域資源を見直し、新しい視点を加えていくことによって市民満足度の高いまちとなっていきます。

 ここに暮らす幸福度をアップし、持続可能な地域づくりを推進していくことが本市の魅力となります。さらなる魅力づくりをし、10周年で盛り上がった発信力を持続していくために、これからの情報発信とまちの魅力創出について質問と提案を2問させていただきます。

 10月に実施された天気予報フィラー広告について、費用に対する直接的、またそれに付随した効果の検証は、またその結果により今後継続する必要性についてどのようにお考えか伺います。

 2番、菊川市の魅力を発信する方法として、市民目線での発信が必要と考えます。掛川市では、市民広報レポーターが任命されて、ホームページなどに取材記事が載せられ、最近は長泉町では子育てしやすさを発信するママラッチと名づけた本格的なママライターを養成し、専門のブログを開設しています。

 また、袋井では市民アンケートを行い、市民厳選の50店として「袋井グルメうまいものマップ」をつくり、無料配布を行っています。市民満足度をアップし、そのよさを伝えることを市民の目線で行うことは、PRの手法としてはとても有効と考えます。菊川市として市民レポーターの育成や、市民がまちの出来事を投稿できるSNSの活用についてどのようにお考えでしょうか。

 3番、情報発信の手法は、日々進化していきます。マスコミへのPRやネット上での発信方法など、常に新しい手法を取り入れていかなければおくれをとってしまいます。現在職員の皆さんも努力していただいているわけですが、専門的な手法はやはりその道のプロから学ぶ必要があります。常勤の職員として雇用することは難しいと考えますが、アドバイザーとして数年間定期的に指導を受け、アイディアを提案してもらいつつ、広報に関しての専門官を育成する必要性はどのようにお考えでしょうか伺います。

 菊川市のそのままのよさを感じられるウォーキングイベント、ノルディックウォーキング、農業体験など実施され、参加者からの評価も高く成果も上がっています。ただ、それぞれが単発のイベントとなり、市民への周知不足も感じられます。

 地域の魅力を発信するオンパクという手法があります。県内では熱海市や藤枝市が開催しています。オンパクは温泉博覧会の略語ですが、この取り組みは観光客の減少で活気を失いつつあった自分たちの地域を元気にすることを目的として別府市で始まり、現在は名称や形を変え全国に広がりつつあります。地元の人が仕掛け人となり、プログラムと呼ばれる小規模の体験交流型イベントをたくさん集めて、短い期間に開催します。

 ガイドの案内でまちを歩いてみる、緑豊かな里山で地元の人と交流しながら地域の豊かさを感じる、歴史的な空間で地元アーティストのイベントを楽しむ、地元でとれた素材を使った食事を楽しむなど、いろいろなプログラムを通じて、見えていなかった地域の魅力が再発見されます。まずは住民が自分たちの暮らしている地域のすばらしさを知り、自分たちのまちで頑張っている人たちがたくさんいるということを知ることから始まり、地域の活性化、ひいては訪れる人をふやす情報発信の源となります。

 市民との協働のまちづくりという点においても、オンパク的手法を用いた仕掛けづくりは、現在行っている各イベントの効果を上げる役割も担うと考えます。特に、お茶シーズンなど茶業にかかわっていない人たちで運営を行っていくこともできると思います。このような菊川市の魅力の発信方法を行うことについてのお考えを伺います。

 5、4の「オンパク」を例にとりましても、これからは行政主導ではなく、市民が主体となったイベント開催をふやしていくことがまちの活性化につながります。市民のイベント開催への協力やアドバイスをする専門の窓口があれば、今まで以上にいろいろな年齢、団体での活動が活発になると考えられます。市民活動を担当する地域支援課、まちのにぎわいを創出する商工観光課、茶業振興課、また観光協会などの連携の必要性を感じますが、各課に横のつながりを持たせた窓口を設けることについて、どのようにお考えか伺います。

 質問の2番です。これからの茶業推進策についてです。

 1番で、今年度から茶業振興課に職員の増員がありました。専門官としての人員を増加した効果について伺います。

 2番、先日藤枝市でお茶の香ロードというイベントが開催されました。このようなお茶関連のイベントが時期をかえて各地で行われております。12月14日に菊川市でも若手農業者団体、茶夢来の皆さんが主催の「茶.Fesお茶+」が市役所から赤レンガ倉庫のエリアで開催されます。今までにない若手のアイディアでつくられるイベントとして注目できます。

 このように、ほかと違う目線でのお茶のPRを行うことは、菊川のお茶、ひいてはお茶を飲むことへのイメージアップにつながっていきます。今回は若手の目線で、次は今重要視されている女性をターゲットにしたお茶イベントを検討されてはいかがでしょうか。

 お茶ソムリエやお茶の香り染め物など、新しい視点でお茶を捉えている方を集め、女性目線でお茶を語るシンポジウムを開催、お茶にあうスイーツを扱うお店や、地元レストランとコラボレーションしてお茶メニューのあるお店を回る体験、茶商と合組や闘茶を楽しむイベントなど、市民からのアイディアを集めることにより、みんなでお茶のよさを改めて見直し、楽しめる場づくりになると考えられますが、このようなイベントについてどのようにお考えか伺います。

 3、来年開催されるミラノ万博は、食文化がメインということで、日本の和食は注目されるところであります。既にEU全体で日本館の案内スタッフの募集も始まっているそうです。2015年ミラノ国際博覧会イベント広場の参加自治体、団体一覧では、8月は富士山、静岡、山梨ウイークということになっております。

 また、世界農業遺産広域連携推進会で、静岡県が参加予定になっているそうです。現地からの情報では、アカデミックなところでは、和食がユネスコ無形文化遺産になったことに伴い、一つはお茶、もう一つは日本の発酵学、日本独自の食品加工技術、このあたりの情報が求められている傾向が強いということです。

 8月以外にも9月には公益社団法人日本茶業中央会が日本茶の機能性と文化についての話で参加予定ですので、深蒸し茶発祥という切り口で菊川市として参加できる可能性もあるのではないでしょうか。

 静岡県を通してのお話になるかとは思いますが、菊川市としてミラノ万博への参加について、現状または今後の対応をお伺いします。

 4、パリにも日本茶を飲ませたり、販売する店ができているそうです。日本人のためのフランスの国会やパリ市議会の視察、フランス国内の見本市の視察や出展サポート、フランスでのライセンス契約やライセンス取得の手助けする事業も始められているそうです。このような国際的なお茶のPRの必要性については、いかがお考えでしょうか伺います。

 以上になります。



○議長(宮城力弘君) 倉部議員の質問が終わりました。市長の答弁を求めます。太田市長。

         〔市長 太田順一君登壇〕



◎市長(太田順一君) おはようございます。本日も、また昨日に引き続いて6名の一般質問よろしくお願いします。

 それでは、倉部議員はたくさんの提言をいただきましたので、一つずつまた考えを述べていきますので、よろしくお願いします。

 最初に、1問目の菊川市これからの情報発信とまちの魅力の創出の御質問にお答えします。

 ただいま議員の発言にもありましたように、この秋10月を中心に本市の話題がテレビや新聞などのメディアに数多く取り上げられました。

 1つ目の天気予報フィラー広告の効果、今後も継続する必要性についてですが、この天気予報のバックに本市の映像を流すフィラー広告を10月に全4回放送をいたしました。映像のコンセプトを「主婦が幸せなまち 子育てするなら菊川で」とし、特に若い子育て世代をターゲットとして本市の充実した子育て支援や教育環境をアピールするとともに、恵まれた自然環境、まちの魅力、ひとの活気をイメージさせるような映像としました。

 費用に対する効果ですが、直接的なものははかりかねますが、こうした費用負担を伴う広告を打つことによって、波及的にテレビやラジオ、新聞に取り上げられる機会が多くなり、本市の魅力、元気を発信することができたと考えております。

 また、これらのメディアが私どものコンセプトに沿った取り上げ方をしてくれたことも、付随的な効果を広げることにつながったものと考えております。

 今後も継続する必要につきましては、本年度市制10周年のPRで得られた経験、ノウハウを生かし、本市のプロモーションイメージアップにつながるようなPR施策を継続してまいります。

 2つ目の市民レポーターの育成や、市民が投稿できるSNSの活用についてですが、私も市民目線での情報発信については、その有効性を認識しているところです。これまでも「あなたが知るまちの魅力大募集」として、広く市民の皆さんから情報を寄せていただき、広報担当が取材にお伺いする中、広報紙やホームページに掲載するとともに、メディアに対しても情報を発信してまいりました。

 議員から提言いただきました本格的な市民レポーターの育成にまでは、現時点では考えておりませんが、本年度中には広報紙に市民の皆さん自身が取材した写真、記事を掲載するコーナーを設けるなど、より市民目線による情報発信に努めてまいります。

 また、市民が投稿できるSNSの活用についてですが、市では現在公式フェイスブックを開設し、よりタイムリーな情報発信に努めているところです。議員提案の市民が投稿できるSNSに関しては開設する予定はありませんが、こうしたホームページやSNSの活用につきましては、常に研究をしていく必要がありますので、今回の御提言につきましても、そうした中で研究をしてまいります。

 3つ目の広報に関する専門官を育成する必要性についてですが、現在広報業務は3名の担当者により広報紙の作成からホームページ、フェイスブックの運営などを行っております。当然、専門的な知識、スキルを習得することは業務上不可欠であり、日本広報協会や県広報協会などが実施する研修に参加をさせております。

 専門官の育成までは及びませんが、今後もさらに有効な情報発信の手法、スキルを身につけるため、常に研さんを重ねてまいりたいと考えております。

 4つ目の菊川市の魅力の発信方法についてですが、御指摘のとおり、イベントを単体でPRするよりも、一体的にイベントを結びつけ、本市の魅力として発信することにより、相乗的なPR効果が期待されます。

 事例紹介いただいた「オンパク」同様、市民や商店、企業が結びつき、一体的にイベントを展開することが本市においても有意義な取り組みであると考えております。

 頑張る事業者、頑張る市民を応援するためにも、横断的なイベントの企画を諸団体と検討してまいります。

 5つ目の市民イベントの協力やアドバイスをする専門窓口の設置についてですが、イベント開催に関する相談窓口として、その趣旨、目的に照らした関係課に御相談いただくことが、よりスムーズに話を進めることにつながります。

 議員の御指摘のとおり、市民主体のイベントがより多く開催されることにより、まちの活性化、魅力アップにつながるものと考えております。本市がさらに幸せに暮らせるまちになるよう、各課連携のもと、市民の皆さんのやる気をサポートしてまいります。

 次に、2問目のこれからの茶業推進策についての御質問にお答えします。

 1つ目の茶業協会の職員の増員による効果についてですが、国内消費が落ち込んでいる中、これまで以上に菊川茶を市内外に情報発信するため、10月1日から茶業協会の事務局長をお願いし、2カ月余りが経過したところであります。

 長年茶業に携わって来た方ですので、茶業関係者との関係も深く、その知識や経験は市の職員にとっても大変参考になっており、今後は菊川茶のPR、消費拡大にとどまらず、茶業振興全般において的確なアドバイスをいただけるものと期待しているところであります。

 2つ目の市内の若手農業者主催の「茶.Fes」が開催されるが、次回は女性をターゲットにしたお茶イベントを検討したらどうかについては、12月14日、──今月の14日に開催される「茶.Fes」につきましては、市内の若手農業者が企画から実施に至るまで、人員や資機材の手配など全てを行っております。

 後継者不足が深刻となっている状況の中、今後の茶業を担う若手農業者が菊川茶を市内外にみずから情報発信するものであり、我々行政もできる限りの支援をしておりますし、茶業関係団体にも御協力をお願いしているところであります。

 彼らも初めての経験で、最初は思うような結果が残せないかもしれませんが、経験を積みながら菊川市の代表的なイベントに育つよう支援していきたいと考えております。

 倉部議員の御提案につきましても、今回の実施状況を踏まえ、若手農業者と今後のイベント内容を検討する中で提案してまいりたいと考えております。

 3つ目の菊川市とミラノ万博への参加についての現状または今後の対応についてですが、ミラノ博覧会につきましては、世界農業遺産に認定された5県が、日本にある世界農業遺産の存在や取り組みを欧州に発信するために、共同で参加する方向で進められております。

 静岡県としては、県と4市1町で構成する世界農業遺産静岡の茶草場農法推進協議会や茶業関係団体と連携をとりながら進めるよう協議をしており、出展計画や経費負担などの詳細につきましても、今後協議会の中で検討してまいります。

 最後に、国際的なお茶のPRの必要性についてですが、国内消費が落ち込んでいる中、海外に販路を求めることも販路拡大の一つの手法であると考えております。このため、11月6日から7日にジェトロ(海外貿易振興機構)主催の海外輸出商談会を文化会館アエルで開催いたしました。市内からも数社が商談会に参加したことを聞いておりますので、商談が成立することを期待しております。

 商談会に参加した海外のバイヤーに菊川茶のよさを知っていただき、つながりを持つこともできましたので、今後ジェトロとも連携を図り、このつながりを生かしながら菊川茶のPRに努めてまいりたいと考えております。

 以上で、倉部議員の質問に対する答弁といたします。ありがとうございました。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。倉部議員、再質問ありますか。倉部議員。



◆1番(倉部光世君) 情報発信について、いろいろな仕掛けをしていただいているということで、結果もあらわれているということ、共通の認識だと思われます。その中で市民からの目線の情報発信ができるようなものということで伺ったんですけれども、現在フェイスブックページのほうを開設されておりますけれども、あちらのほうはコメントは入れられると思っておりましたけれども、市民からこういう記事を載せたいということで投稿することは可能になっておりますでしょうか。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。佐藤秘書広報課長。



◎秘書広報課長(佐藤雅巳君) 秘書広報課長でございます。ただいまのフェイスブックの市民の皆さんからの投稿につきましては、現在入れられる状況にはなってございません。

 以上でございます。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。倉部議員、再質問ありますか。倉部議員。



◆1番(倉部光世君) 倉部です。もし可能であれば、一番経費もかからずに簡単に市民の情報を得られる方法としては、あちら、あのページないし同じようなものをつくって、そこに市民の意見を投稿していただいて、ただ何でもかんでも載せていいわけではございませんので、一度こちらでチェックをしてから、載せていけるようなものをやっていくことが、まず一番やりやすい方法ではないかと考えますけれども、その点についてはいかがでしょうか。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。佐藤秘書広報課長。



◎秘書広報課長(佐藤雅巳君) 秘書広報課長でございます。ただいまの本市のフェイスブックにつきましては、コメントをいただいたものに関してコメントを返すようなことはしておりますが、今おっしゃったとおり、市民の皆さんから投稿する形になってございません。また各自治体におかれましても、フェイスブックであるとかツイッターはもちろん、最近ではラインというものを始めているところもあるというふうに聞いております。

 そうした中、どうしたSNSを活用するものが一番有効的であるのかということを含めて、先ほど市長答弁申しましたとおり、さらに研究を進めてまいりたいというふうに考えてございます。

 以上でございます。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問ありますか。倉部議員。



◆1番(倉部光世君) また今後いろいろ検討していただけるということで、フェイスブック、ツイッター、ライン、あとその他今どんどん新しいものが出てきておりまして、きのうの新聞に、どの年代がどんなものを使っているかというのを調査されたという記事が載っておりましたけれども、やはり20代から30代にかけては、ラインを使ってる方が大変多いということで、40代になると少し減り、50代になるとラインを余り使ってる方は今まだいらっしゃらないということなんですけれども、広報紙ないし紙のペーパーでいろいろな方には発信しておりますが、やはり若い方になかなか意見が通っていかない、情報が行っていないという現状があると思いますので、ぜひ若い方に伝わる、一番伝わりやすい方法を菊川市でも考えていただきたいと思います。

 掛川市さんはツイッターなども使われておりますが、もう少しフェイスブック以外に広げていかれるという御予定は御検討いただけるでしょうか。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。佐藤秘書広報課長。



◎秘書広報課長(佐藤雅巳君) 秘書広報課長でございます。今の議員御発言のとおり、広報紙、広報菊川につきましては全戸配布をさせていただいております。それは広報紙の持つ強みでございまして、それは現在も非常に重要なことだというふうに認識しております。

 また、情報発信の手段につきましては、多様性を持たせることは言うまでもございませんので、SNSも、もちろんホームページももちろんですけども、いろんんな手段を使いながら発信をしてまいりたいというふうには考えてございます。

 以上でございます。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。倉部議員。



◆1番(倉部光世君) ぜひ少しでも情報を広げる方法を検討していっていただきたいと思います。

 また、フェイスブックというか、ツイッターなどを使っていただくと、情報のいろいろどのようなことに関して菊川市を皆さん興味を持って見ているかということの、検索をするというシステムがありますが、そのようなものは今御利用、御活用されておりますでしょうか。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。佐藤秘書広報課長。



◎秘書広報課長(佐藤雅巳君) 秘書広報課長でございます。ただいま議員が御発言の検索につきましては、現在うちのフェイスブックでは扱ってございませんが、当然コメント、「いいね」が寄せられた人数であるとか、そうしたものはカウントする中で、どうした情報に若い方を中心に市民の皆さん、市外の方もそうですが、反応していただいているのかということは、研究しながら進めておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。倉部議員、再質問はありますか。倉部議員。



◆1番(倉部光世君) では、こういうものを使うに関しては、日々日進月歩進んでおりますので、新しい情報をどんどん取り入れながら、より先進的な取り組みとして考えていっていただけたらと思います。

 次に、イベント開催について伺いたいと思います。

 「オンパク」にしても、市民がみずから企画したものということでベースになっていくんですけれども、にぎわい創出における企画について、市民の活力をどのように使っていけばいいかお考えか、お聞かせいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。大石商工観光課長。



◎商工観光課長(大石芳正君) 商工観光課長です。それではお答えいたします。

 にぎわい創生における企画において、市民力の活用をどのようにお考えかという御質問ですが、まずにぎわいの創生イベントは、市外から目を向けていただくためには、まず市民の皆さんがとてもよいイベントだから来てほしいと思うようなものでなければならないと考えております。

 そのためにも、市民の皆さんが一人でも多くイベントに携わっていただき、菊川のよさを情報発信したいという思いを企画に盛り込んでいただくことが重要と考えております。

 先日も、マスコットキャラクター「きくのん」の関係につきましても、全国1,700体。その中で市民の皆さんのお力で75位という、大変すばらしい成績をおさめました。このように、人のつながりは制限がなく、つながりは大きな輪となってイベントの拡大につながると考えております。

 イベントの大小に関係なく、市民が企画し、実行し、成果を求めるイベントこそ、実のなるイベントにつながると思っております。今後さらに菊川市民の魅力を、活用を機会をふやしていかなければならないと感じております。

 以上です。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。倉部議員。



◆1番(倉部光世君) 市民のみずから行うイベントの企画のほうを広げていっていただけるということなんですけれども、それを行うに当たりまして、先ほど提案もさせていただきましたが、市民が立ち上げようとするそのイベントないし行事に対しての行政として手助けができるというような役割に関しては、現在はどのようにお考えか、教えていただけますでしょうか。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。大石商工観光課長。



◎商工観光課長(大石芳正君) 商工観光課長です。まず、行政の役割ということですが、やはり市民が主役となるべき関係では、行政では会場となる場所の規制ですとか、条件ですとかの情報を御提供いたしまして、規制の解除や指導、それから側面的な支援を担うべきと考えております。またイベントのPRの機会を提供したり、活用できる人材の情報提供なども支援に向けた役割の一つと捉えております。

 以上です。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。倉部議員。



◆1番(倉部光世君) 今会場についてなど、またPR支援していただけるということでしたけれども、現在新規店舗参入という補助金があるんですけれども、現在実績もないままになっておりますが、それのかわりではありませんけれども、1%交付金ですとお金のやりとりが発生するものに対しての補助がいただけないということなんですが、例えばイベントを開催するに当たって、何かしらの補助を出していただけるようなことを、今後御検討いただけるか教えていただけますでしょうか。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。大石商工観光課長。



◎商工観光課長(大石芳正君) 商工観光課長です。ことしも静岡県の市町村振興協会というところの補助事業がございまして、現在調査を進めておるところでございます。藤枝市とか焼津市では、そのような先ほど提案のありました「オンパク」、情報発信の市民力を高めるような事業について活用をされているということを聞いておりますので、菊川市においても、活用の方向でその補助事業の内容を27年に向けて調査を進めているところでございます。

 以上です。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問ありますか。倉部議員。



◆1番(倉部光世君) ぜひそのような補助制度ですね、そちらのほうの御紹介などもしていただきながら、皆さんの支援していただけたらと思います。

 例えで「オンパク」を出させていただいたんですけれども、全くそのままやっていく必要もないんですが、ぜひそのような手法を取り入れながら、菊川市のイベントないし各場所の紹介、地域の人の紹介などもしていっていただきたいと思います。

 このようなものを開催するに当たりまして、やはり菊川市としては観光施設など、どうしてもほかと比べると特に際立ったものがないと思われます。ただし、やはり今までも申し上げましたが、市民の力、今まで菊川市を支えてきた方、いろいろな活動をされている方がいらっしゃると思います。

 その点で人財発掘、──人の財産と書く人財ですけれども、人財発掘にもっと今後力を入れていっていただけたらと思いますけれども、市民目線における人財発掘を行っていくことについてどのようにお考えか、お聞かせください。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。大石商工観光課長。



◎商工観光課長(大石芳正君) 商工観光課長です。市民目線による人財発掘をどのように考えていくかということの御質問ですが、やはりすぐれた技能や能力を備えた人材は、機会あるごとに広報紙等で紹介しておりますが、外部からの目線による人財発掘は、平成24年度に実施した臨時雇用創出事業で行いましたが、その後情報も途切れ途切れになって生かしきれてないと、つながりがないということで、生かしきれてないというふうに感じております。

 今後、市民目線の人財発掘の御提案ですが、それこそ市民力による企画事業としては、最適ではないかと考えております。行政が蓄える情報を提供し、市民が集めた情報により、市民の手づくりのパンフレットの作成や、市民主導による「オンパク」や「バル」といった事業につながるように、今後人財発掘等については、全面的に支援をしていきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。倉部議員。



◆1番(倉部光世君) 人財発掘のほうも行っていっていただけるということで、ぜひお願いしたいと思います。

 やはりいろんな方がいらっしゃるんですが、どこにどういう方がいて、こういうことをやりたいんですが、手伝っていただけるのかっていうことが、やはりいろいろな家庭教育学級などを開催していて思われることが大変多いです。ぜひこういうことをやりたいけどと検索したら、人が出てくるような人財図鑑みたいなものをぜひつくり上げていけるようなシステムをつくっていただけると、すばらしいのではないかなと思います。

 あと先日、赤レンガ倉庫で商工観光課の主催でタウンマネージャーミーティングというものを行っていただきました。市民が参加して、みんなでワークショップをしながらまちのよさ、これからこのまちをどのようにしていったらいいかというアイディアを出し合ったわけですけれども、今後そのようなタウンマネージャーを置くかどうかは、すぐ決められないかと思いますけれども、各場所場所で以前から私申し上げてますけれども、市民を集めたワークショップを積極的に開催していくことについて、どのようにお考えか、お聞かせください。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。大石商工観光課長。



◎商工観光課長(大石芳正君) 商工観光課長です。今倉部議員の御説明にあったとおり、先日タウンマネージャーの研修会を開催をいたしました。やはり菊川市を愛していただいて、菊川市が好きで、菊川市の情報発信をしようという中心となるタウンマネージャーのような存在は、大変重要かと思っております。

 そのような方を菊川市に配置すること自体は、人件費もかかりますので大変難しいですが、そのような方を育成していくことは可能かと思っております。今後もタウンマネージャーとの研修を重ね、タウンマネージャーのような活動をつなげていきたいという方の発掘のためにも、活動を続けていきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。倉部議員。



◆1番(倉部光世君) ぜひタウンマネージャーの育成ないし、あと皆さんが話し合える場づくりをどんどん広げていっていただきたいと思います。コミュニティ協議会を使っていただく方法もあると思いますし、各自治会ないし、あとは例えばお母さんたちを集めるとか、年代別な会議を行う、もしくはお子さんからお年寄りまで一緒に集まってまちのことを考えるという場所づくりもしていっていただきたいと思います。

 例えば、そのような場づくりをすることについて、行っていただけるとすると、どのような方法があるか教えていただけますでしょうか。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。大石商工観光課長。



◎商工観光課長(大石芳正君) 商工観光課長です。今倉部議員のほうからお話もありましたし、コミュニティであるとか自治会であるとか、年代であるとか立場であるとか、いろんなことで菊川市のことを考える機会はあると思います。それぞれに課題もございますし、情報発信をしたいというジャンルもございます。

 それらを特定せずに、やはり菊川市はどこがいいのか、どこが弱くてどうしたらいいのか、どこに手をかけたいのか、そういったとこを皆さんからいろんな意見をいただくことが、やっぱり一番いいかと思います。それをまた広い範囲の団体もしくは個人の方が集まることで、また広がった情報交換ができるんじゃないかと思います。

 今ここでというジャンル的なものはお示しできませんが、そういうものを逆に捕らわれずに、広くやっていくことがよいかと思います。そういったことで今後も継続していきたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。倉部議員。



◆1番(倉部光世君) ぜひそのような場づくりの手伝いというか、企画を行政のほうで行っていっていただけるとよろしいかと思います。そうしていくうちに、各市民の皆さんで思いのある方たちが、みずからそういう場をつくっていくということが広がっていくように、つながっていくかと思われます。

 やはり今まで申し上げましたように、これからはシティプロモーションが大事な時代で、認知をしていただくということが、とにかく一番きっかけになると思います。ぜひ情報発信の手法を新しいものばかりがいいわけではございませんが、やはり皆さんの興味を持っていただけるような、新しい発信の仕方、中身の濃い市民の情報を取り上げていっていただけたらと思います。

 あと先ほどの茶業振興のほうについてですけれども、まだ着任されて2カ月しかたっていらっしゃらないということでしたけれども、今までの知識を生かして、今後に生かしていただきたいということですが、今後その御活躍、その他今後の活動についてどのような広がりというか、どのような効果を期待されているか、改めて教えていただきたいんですが。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。赤堀茶業振興課長。



◎茶業振興課長(赤堀広行君) 茶業振興課長です。この方は、茶業に大変精通している方でありますし、特にこの茶業協会をお願いしたというのは、やはりその菊川茶の消費拡大につながるようなPRというものを期待をしているところでございます。

 そういったことからも、特に話題づくりといいますか、そういう仕掛けの部分でぜひメディアに取り上げていただけるような話題づくりといいますか、そういったものを期待しているところでございます。

 以上です。



○議長(宮城力弘君) 答弁終わりました。再質問ありますか。倉部議員。



◆1番(倉部光世君) やはりこのあたりの皆さん、お茶については積極的に取り組んでらっしゃる自治体も多いですので、その中で、菊川単独でというばかりではございませんけれども、お茶の魅力を発信していくということに関しては、情報収集力、あと広い人脈、あとはできるだけ早い対応というのが必要になってくると思いますので、ぜひそのような活躍を期待させていただきたいと思います。

 先ほど情報発信について申し上げておりましたけれども、お茶に関しても、全くイコールでございますので、ぜひ情報発信されている課等も連携しながら、菊川の人と絡めながらのお茶のよさを伝えていただける活動をしていっていただけたらと思います。

 あと、国際的な見地での菊川茶についてということで少し伺いましたけれども、なかなか単独で世界に出ていくということは難しいとは思いますけれども、やはり国内だけの消費では、今後は成り立っていかないということを、皆さん御承知されていると思います。

 例えば、今やはり海外では、抹茶の需要が大変伸びているということも、皆さんも御認識されていると思いますけれども、世界に菊川のお茶を発信するに当たって特に御検討されていること、これから検討していきたいことがございましたらお話しください。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。赤堀茶業振興課長。



◎茶業振興課長(赤堀広行君) 茶業振興課長です。海外での緑茶の需要が拡大してるということは認識はしているところでございますし、国内消費が落ち込んでいる現状を考えれば、海外輸出というのも一つの手法として考えていかなければならないと考えているところでございます。

 11月ですけども、先ほど市長のほうからも答弁がありましたとおり、海外のバイヤーを呼んだ商談会というものをジェトロの御協力をいただきながら開催をしたわけでございます。そういったことからも、海外のバイヤーとのつながりもできたと思っておりますし、こういったつながりを生かしながら、ぜひ海外のほうに菊川茶のPRに努めていきたいというふうに考えております。



○議長(宮城力弘君) 答弁終わりました。再質問ありますか。倉部議員。



◆1番(倉部光世君) ぜひ国内にとどまらず、海外に向けて情報発信ないし、消費の拡大、考えていっていただきたいと思います。

 本日は、情報発信やイベント開催のことについて、皆さんから御意見伺わせていただきまして、ぜひ菊川市のよさを市民と一緒に広く情報発信しながら、これからの菊川市のことを一緒に考えていけたらと思います。ぜひ積極的なPRをお願いしたいと思います。

 以上で終わります。ありがとうございました。



○議長(宮城力弘君) 以上で、1番 倉部議員の質問を終了いたします。



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○議長(宮城力弘君) 続いて、6番 有海喜一郎議員の質問を許します。

         〔6番 有海喜一郎君登壇〕



◆6番(有海喜一郎君) 私は、農業用ため池を利用した水害対策についてお尋ねをいたします。

 まず、前日より洪水とか大雨の質問が4件ございました。このような中で、私もため池を利用した水害対策ということで、再度質問をさせていただくわけでございます。重複する点があろうかと思いますが、よろしくお願いをしたいと思います。

 平成26年の10月5日から6日にかけて、台風18号が菊川市に被害をもたらしました。浸水被害36世帯、道路、河川の被害101件、道路への倒木、土砂崩れ、路肩崩壊など40件、道路の冠水、水路の詰まり45件、農道、農地、農業用水路など71件、農業用施設81件が被害を受けました。また、市道朝日線アンダーの水没により、6日から8日の3日間が通行どめとなり、市民の足が奪われました。

 5日の21時19分に大雨、洪水、暴風警報を発表し、翌日の6日8時20分に、市内全域に避難勧告が発令をされました。11時58分に大雨、洪水、暴風警報が解除をされました。

 災害対策時における応急対応業務に関する協定に基づき、菊川市建設事業組合に排水作業を依頼し、実施し、早期開通を目指したが、今後、温暖化による異常気象が予測される大型の台風及び大雨が発生する可能性が多くあると思われます。このような災害に対して事前の対策が必要と思われます。菊川市には95カ所ある農業用ため池を利用した水害対策はどうかということで伺います。

 まず、1つ目に、気象庁が発表する大雨、洪水情報を把握して、事前にため池の水を調整してはどうか。農業用のため池は、現在、農林課が管理をしていると思いますけど、災害時の指示等は、どの課が指示しているのか。また、3番目として、農業用ため池を管理しているのは各自治会なのか、池の管理者なのか、災害時における連絡はどのように伝えているか。この3問の対策のお考えをお願いをします。

 以上です。



○議長(宮城力弘君) 有海議員の質問が終わりました。

 市長の答弁を求めます。太田市長。

         〔市長 太田順一君登壇〕



◎市長(太田順一君) 有海議員の「農業用ため池を利用した水害対策について」の御質問にお答えします。

 最初に、「気象庁が発表する大雨、洪水情報を把握して、事前にため池の水を調整してはどうか」についてですが、ため池の水位調整については、毎年5月に開催されます自主防災活動説明会において、全ての自主防災会へ説明をしております。この説明会では、出水期や台風の接近時に、可能な限りの減水を行い、水害を未然に防止するなど、雨季や渇水期におけるため池の水位調整をお願いし、1月末には実績報告を提出していただいております。

 次に、「農業用ため池は農林課が管轄しているが、災害時の指示体制は安全課なのか」についてですが、農業用ため池は、主に農業用水を確保するために設置されたものであり、施設の管轄は農林課になります。また、農業用ため池を減水し、貯留機能を活用することで水害対策を図る場合には、安全課から、ため池を有する自主防災会長へ連絡をしております。

 最後に、「農業用ため池を管理しているのは各自治会なのか、災害時における連絡はどのように伝えているか」についてですが、農業用ため池の管理は受益者でありますが、近年ではため池の受益地の土地利用の変動もあり、自治会などが管理しているところもあります。

 また、大雨が予想される場合の連絡手段としては、安全課から電話による連絡を行っておりますが、今後については、庁内の連絡体制を見直しをするとともに、防災情報システムを活用し、受益者や自主防災会など、情報を伝達する方法も検討していきたいと考えております。

 以上で、有海議員の質問に対する答弁とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(宮城力弘君) 答弁終わりました。

 有海議員、再質問ありますか。有海議員。



◆6番(有海喜一郎君) 今、市長から答弁をいただきました。その中で、ため池の管理は農林課ということを聞きました。そういう中で、安全課のほうから、各自治会というか、管理しているところに連絡をとって水を抜くということでありますが、私は、水を抜く間に、水を抜くといっても水がすぐ抜けれるわけではございません。大きなため池になると、2日ないし、3日はかかろうかと思います。

 その中で、全部抜くわけにはいきません。池には水生動物等いろいろおりますので、その水生動物等を殺したり何かするということはできませんので、ため池の水を3分の1ぐらい抜くという装置というか、水量調整のできるため池が、各池に備えておるところがあります。

 そういうところを、事前に、3分の1程度の水を抜いておく、そういうことを早くからやっていただく、そういうことができるかと思いますが、それについて伺います。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。赤堀建設経済部長。



◎建設経済部長(赤堀正人君) 建設経済部長でございます。ただいま有海議員から御質問いただいた装置ということでございますけども、老朽ため池の整備は、昭和50年代から平成の前半にかけて整備を進めてきております。

 堤防の上から水を抜く斜樋というものがございます。また、その下には底樋といって、600のヒューム管が入っております。また、その斜樋につきましても、一つの径が約15センチぐらいになっております。それが堤防の高さによりまして、単発である池もございます、2連の池もございます、3連の池もございます。

 そういったものを活用して水位調整ということは十分できますので、今後安全課と協力しながら、自治会または防災員、そういった方の御協力を得ながら、水位調整に努めてまいりたいと思います。



○議長(宮城力弘君) 答弁終わりました。

 再質問ありますか。有海議員。



◆6番(有海喜一郎君) 私、18号のときには見ては回らなかったんですけど、19号のときに、近くの池を見て回りました。そのときには、2カ所のため池が水位は下げてある。このように記憶をしております。

 そういう中で、アンダーの水没等がありましたけど、多分、池の水位が下がっておれば、そこである程度の水の調整はできた、このように思っております。

 菊川市に95カ所のため池があります。先ほど部長がおっしゃったように、全部が全部調整機能がついてはいないということでありますけど、ついていないところの調整の装置を、今後つける計画はあるかお伺いをいたします。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。赤堀建設経済部長。



◎建設経済部長(赤堀正人君) 建設経済部長でございます。市内には、現在、95カ所、農業ため池があります。そのうち73カ所のため池につきまして、斜樋ないし底樋、そういったものの操作ができる状態になっております。残りの22カ所につきましては、改修歴といいますか、そういったものはございません。そういった池につきましては、やはり昔からといいますか、農業用水ができてから利用の頻度が少なかったというような認識をしております。

 また、改修してない池というところにハンドルをということでございますが、よくため池の改修をしますと、もとの底樋とかそういったものは、松の丸太を2つに切って四角く中を切り抜いたものが底樋として使っております。斜樋にいたしましても、やはりそういったものでございます。

 また、極端に言えば、池の、昔から言うごんぼう栓というような言い方するかと思うんですが、池の中に入っていただいて、穴があいてるんですけど、それに木の栓でやってあるような池が未改修の池かと思います。そういった池に、またバルブとか、そういったものをつけるということは、ちょっと難しいかと思います。

 そういったこともありますので、もしそういった活用してない池につきましては、もうごんぼう栓のところはあけっ放しにして、水をためないような、そういった方策も必要かと思います。

 以上です。



○議長(宮城力弘君) 答弁終わりました。再質問ありますか。有海議員。



◆6番(有海喜一郎君) 利用していないため池は防災用の池にしたいというお話であります。ぜひ、その地権者、また所有者に対してお願いをして、防災用のため池として利用していくようお願いをしたいと思います。

 それで、ため池はそうなんですけど、ため池の装置がついているということ、大半がついていると今お聞きしましたけど、私は、このため池、5月から8月末までが稲作に対して利用しております。

 こういう中で、8月の末ごろから、また台風シーズン、大雨シーズンも来るということで、先ほどからもおっしゃっているように、各ため池の装置のついてる、30センチ、50センチ、1メートル下げるとか、そういうようなものが実行できるかどうかお伺いしたいと思います。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。赤堀建設経済部長。



◎建設経済部長(赤堀正人君) 今の御質問ですけども、30センチ、50センチ程度ずつ水を下げることができるかどうかということでよろしいんでしょうか。

         〔「はい」と呼ぶ者あり〕



◎建設経済部長(赤堀正人君) 先ほどお答えさせていただきましたけど、73カ所の農業用ため池等は、堤防の上から操作できるような状態になっております。

 また、1連のものにつきましては1つの穴しかないもんですからあれですけど、2連、3連となっているものにつきましては、1メーター50から2メーター程度低い位置に斜樋がつけてございますので、それにつきましては、堤頂の上から開け閉めによって操作員の方の意図する高さ程度で開閉ができる状態にしてあります。

 以上でございます。



○議長(宮城力弘君) 答弁終わりました。再質問ありますか。有海議員。



◆6番(有海喜一郎君) 今の説明でありました、できるということであります。

 1メートル下げることにおいて、1メートル四方、1トンの水ということでありますので、ぜひこれは実行していただいて、事前の水害対策に備えていただきたいと、そのように思います。

 それで、もう一つ、その他として、遊休農地の利活用、これについてお尋ねをいたします。

 今、遊休農地及び耕作放棄地が各地区にたくさんございます。これを利用して保水能力を保って防災につなげていきたい。水害の水をそこでとめるという、それをしていきたい。

 それについては、農家の協力を得る中で、水田利用対策、水に強い農作物を作付して、そういう方には、奨励金とか、税金の優遇を図ってはどうかと思いますが、これに対して、水害に強い作物、レンコン等の栽培、レンコンも食べれますし、花もきれいだしということであります。

 そういう中で、こういう水害対策、また耕作放棄地対策としても、利用できたらよいではないかと思いますが、それに対して御意見を伺いたいと思います。



○議長(宮城力弘君) 通告外の質問になっておりますが、赤堀建設経済部長。



◎建設経済部長(赤堀正人君) 建設経済部長でございます。ただいま、遊休農地とか耕作放棄地を利用して水害対策に備えたらどうかという御指摘でございます。

 確かに耕作放棄地、そういったものも多いわけでございます。耕作放棄地の対策といたしましては、農業委員の御協力を得ながら、農林課が現地を確認して、草刈りをお願いしたり、再生、復活、そういったものをお願いしているわけでございます。

 そういった中で、当然、所有者の方の協力が不可欠だと思います。それに伴いまして、あぜが低くなってしまっていれば保水能力が下がりますので、たとえ休耕している田んぼにつきましても、あぜだけは塗っていただくとか、そういった指導は、再生協議会の中の農業委員さん、そういった会合におきましても、伝達、協議していただいて、特に内水に危機感を持っている地区につきましては、そういったことの徹底ということは大切だと思いますんで、協議会、そういったことで提案していきたいと思います。



○議長(宮城力弘君) 通告内で再質問ありましたらお願いします。



◆6番(有海喜一郎君) 通告外で申しわけございませんでした。

 昨日も、松本議員からもお話はありました。私たちの会派の中で、奈良県の香芝市に視察にまいりました。そのときの話として、農業用ため池の水量調整により水害を防いでいるとの報告を受けました。

 市民の生命、財産を守るためには、今後、事後対策も必要ですが、事前の対策により、被害を最小限にすることを願い、行政の取り組みに対して期待をしております。

 これで、私の質問を終わります。



○議長(宮城力弘君) 以上で、6番 有海議員の質問を終了いたします。

 ここで、10時20分まで休憩といたします。



休憩 午前10時10分



再開 午前10時19分





○議長(宮城力弘君) それでは休憩を閉じまして、会議を再開いたします。



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○議長(宮城力弘君) 次に、9番 ?柳和弘議員の質問を許します。

         〔9番 ?柳和弘君登壇〕



◆9番(?柳和弘君) よろしくお願いします。私から2問質問をさせていただきます。

 1問目、道水路等整備に係る自治会要望の状況と対応方針はということであります。

 建設課では、これまでに各自治会から提出されたが積み残しになっていた要望事項等を、平成25年度に、一旦それぞれの自治会に戻し、優先順位をつけて、改めて、ことしの7月末までの期限で再提出を求めました。

 また、来年度以降も、要望については毎年出し直す、つまり要望書の有効期限は1年というルールにしました。

 近年、国、地方公共団体とも、建設事業費は、扶助費等の増大により、予算全体に占める割合、金額ともに減少しています。

 当市においても、平成元年度の旧菊川町一般会計予算総額における土木費の割合は19.2%、民生費は17.1%であったものが、26年たった今年度の当市一般会計予算においては、民生費が17.1%から29.5%と、大きく構成比率を拡大している一方で、土木費は19.2%から8.2%に、半分以下に縮小しております。

 また、土木費の中でも、市街地や幹線道路整備など、大型公共事業に大きな予算が振り向けられ、地域の生活に密着した整備、補修が十分進んでいないのではないかと感じます。

 特に、市の行政区境においては、まだまだ生活道路や排水路等の整備が十分でなく、さまざまな面で、日常生活に不便や危険さえ感じている住民も多い状況です。

 こうした農山村部では、若者、後継者の流出が進み、高齢化と人口減少、地域活力の低下が進む懸念があるし、現実にそうした傾向があらわれています。

 道水路整備に係る市の対応方針について伺います。

 1、行政区境、つまり中心市街地から離れた地域の状況について、どのように把握し、どのような課題があると認識していますか。

 2、市域全体の生活利便性の均等化、平準化、水準向上が求められますが、そうした観点で、地域性を考慮した生活基盤の整備が必要と思いますが、どのような整備方針を持っていますか。

 3、今回、150件もの要望が再提出されたと聞いておりますが、これらについてどのような感想を持ちましたか。要望への対応、採択、事業化基準等について、これまでと違う取り組みや予算の重点化等を考えているのでしょうか。

 4、用途区域外の1、2級市道以外の整備は、基本的に地元施工で、市は、それに対して補助金を交付するようになっておりますが、山間地域では、関係住民、つまり直接的な受益者が少なく、補助事業では、1軒当たりの地元負担も大きくなります。負担を軽減できる事業手法が必要ではないでしょうか。

 以上について答弁をお願いします。

 2問目でありますが、市役所食堂の有効利用と来庁者への湯茶接待をということで、市役所内部のことになりますが、よろしくお願いします。

 初めに、市役所食堂の有効利用について伺います。

 市役所庁舎1階の食堂の座席数は100席弱ありますが、現在、昼食時の職員の利用状況、座席の埋まりぐあいは7割程度、あるいは半分程度のときもあります。また、通常は、入り口ドアが施錠されており、午前10時ごろから午後2時ごろまでの利用となっています。

 これまで、市内の業者の方が、厨房で定食等を調理、販売していましたが、市からの説明によると、業者の事情や売上の減少により、昨年10月末で閉店になりました。また、冷蔵庫やガスコンロなどの調理器具の老朽化により、新たな業者も見つかっていないようです。

 このため、弁当を持参しない職員は、給食業者の配達か、近隣のコンビニエンスストア等に頼っている状況であります。

 旧菊川町の時代、席数にも限りがあるため、各課職員を2班に分け、11時半から12時半、12時半から1時半の時間差で利用していましたが、合併後は、本庁舎の職員数もふえたこともあり、自席での食事が認められています。

 庁舎建設時に、執務スペースと食事、休憩スペースの分離のために設置された食堂が目的に沿った利用がされていない状況にあります。近隣のある市では、食堂のスペースも狭いため、来客の多い課、1階、2階のフロアの職員のみ2交代で食堂を利用するよう決められているというところもあります。

 調理業者が入っていたころは、職員以外の一般の市民の方も自由に利用でき、お昼どきはにぎわいのあるスペースでしたが、現在は昼食の時間帯以外の利用はほとんどなく、有効活用がされておりません。湯茶の設備もなく、職員はそれぞれマグボトル等を持参しております。

 市役所食堂の有効利用について伺います。

 職員食堂としての本来の目的、役割を回復すべきと思いますが、どうでしょうか。自席での食事は、見た目にも、接客の上でも、課題はないでしょうか。長年のファイリングシステムの成果により事務スペースが非常にスッキリしてきましたので、より洗練された執務景観を目指すべきではないでしょうか。

 職員の憩いの場、交流の場等の有効利用と、限られた庁舎スペースの有効活用を検討してはどうでしょうか。

 3、食堂でリーフ茶を飲めるような設営と、さらにお茶を楽しめるような工夫はできないでしょうか。

 次に、来庁者への湯茶接待について伺います。

 来庁者、打ち合わせ等で各課へ来られるお客様ですが、そうした方に対しての湯茶接待は、旧菊川町では、15年から20年ほど前だったかと思いますが、業務改善の流れの中で原則取りやめた状態になっております。

 しかし、歳月が経過し、お茶を巡る状況は、つくれば売れる時代から、熾烈な産地間競争にいかに生き抜くかの時代へと大きく変化しております。

 近隣各市の状況を伺うと、当市と同じように、来客への湯茶接待は基本的には行わないという対応をとっているところが多いのも確かですが、玄関ロビーや食堂に自動給茶機を備えている市も見受けられます。

 市役所庁舎を初め、小笠支所、中央公民館、プラザけやきなどの公共施設は、菊川町の情報発信の一つの拠点でもあり、茶の消費を推進すべき本拠地における、より積極的な湯茶接待、市当局、職員みずからのPR機能強化と深蒸し茶文化の醸成が必要と考えます。

 お茶のPRと消費拡大のため、及び急須で入れる習慣、文化の維持・拡大のため、市役所や市内公共施設において、より積極的な急須で入れるお茶の接待を推進する考えはないか伺います。

 以上2問について、答弁をよろしくお願いいたします。



○議長(宮城力弘君) ?柳議員の質問が終わりました。

 市長の答弁を求めます。太田市長。

         〔市長 太田順一君登壇〕



◎市長(太田順一君) ?柳議員の御質問にお答えします。

 最初に、1問目の「道水路整備に係る自治会要望の状況と対応方針」の御質問にお答えします。

 1つ目の「行政区境における状況と課題」と2つ目「地域性を考慮した生活基盤の整備方針」についてですが、行政区境の道路につきましては、自治体間を結ぶ幹線道路である主要地方道吉田大東線や掛浜バイパスの整備が進められており、今後、地域内で大きな役割を果たしていくものと期待しております。

 一方で、地域の生活に密着した生活道路や排水路等の整備については、まだまだ地域の要望に十分に応えているとは言い切れず、整備を必要とする箇所が多く残っていることが課題だと認識しております。

 社会資本整備に関する予算が年々厳しくなる中、既存の道路、橋梁、上下水道等、インフラを含め、公共施設の維持管理や更新に要する費用の増大も予想され、これまで以上に整備の重要性や必要性、費用対効果等を十分に精査、検討し、新規整備、既存施設の維持管理を含めた長期的な視点に立ち、まちづくりの方向性を意識した整備を進めてまいります。

 3つ目の「要望への感想と採択基準、予算の重点化などについての考え」ですが、ことし7月に各自治会等からいただいた要望は、幹線道路の整備や面的な整備も含めて検討しなくてはならない大事業から、修繕で対応できるような小規模な要望まで、大小さまざまでありました。

 現在、要望書をもとに全ての現地を回り、正確な要望内容の把握に努め、道路であれば交通量、指定通学路の有無、関係戸数など。水路であれば既存水路の整備状況や流下能力など。施設の老朽度や危険度等からの重要性。他の公共事業との関係、想定事業費などの視点を持ち、1カ所ずつ現地を見ながら優先度を判断し取りまとめ、予算編成作業を進めており、道路整備や防護柵、反射鏡の要望については、集合場所から学校に通じる指定通学路の安全確保に融点を置き、優先的に対応をしていきたいと考えております。

 4つ目の「山間地など特定の地域について負担の軽減など特別な配慮ができないか」についてですが、土木事業補助については、市全体を対象として、地域の生活環境の整備保全を図ることを目的に、受益者が共同で行う土木事業に対して、市が予算の範囲内で支援する補助制度であります。

 なお、災害や緊急性、危険度が高い状況と判断される土木事業については、優遇策の有無とは関係なく対応をさせていただいております。

 次に、2問目の「市役所食堂の有効利用と来庁者への湯茶接待を」の御質問にお答えします。

 市役所の食堂については、昨年の10月末で営業を終了したところであり、現在は、市内の障害者就労施設によるパンとおにぎりの販売と、市外の業者に弁当の配達をお願いしております。

 1つ目の「職員食堂としての目的、役割回復と洗練された執務景観」についてですが、現在、市役所本庁におきましては、食堂の座席数88人分に対し、利用対象者は200人程度となっており、職員全てが昼の休憩時間内に食堂を利用し、交代で食事をとることとしますと、休憩時間以外の時間帯に職員が不在となるため、来庁者の方に御不便をおかけするといった状況が想定されますので、この点については課題の一つであると考えております。

 また、自席での食事につきましては、窓口対応職員の配置などにより、来庁者の方が不快な思いをされることのないよう配慮を行い、運用してまいります。

 2つ目の憩いの場としての活用、限られた庁舎スペースの有効利用と3つ目のリーフ茶を飲めるような設営と、お茶を楽しむための工夫ですが、現在は職員が昼食時の食堂として利用するほか、市民との相談や少人数の打ち合わせ場所として利用しておりますが、御提案のありましたリーフ茶の提供や厨房施設や喫茶スペースの利用もあわせて有効活用の検討を進めてまいりたいと思います。

 最後に、来庁者の湯茶接待についてですが、市役所や市内公共施設への来庁者に対するお茶の接待につきましては、現在市幹部への訪問者や視察研修のための来庁者の方などに対しまして急須で入れたお茶による接待を行っているところであります。

 こうした機会を捉えて、深蒸し茶の由来の説明を行ったり、市内での購入方法をPRするなどの方法によりまして、より積極的なお茶の接待を推進してまいりたいと考えております。

 以上で、?柳議員の質問に対する答弁とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。?柳議員、再質問はありますか。?柳議員。



◆9番(?柳和弘君) ありがとうございました。幹線道路の整備が進められておりまして、土地区画整理事業を進められておりまして、住宅街とか商業施設などの進出によって、事業効果が数値的にも視覚的にも華々しくあらわれているということも評価されていると思います。

 その一方で、やはり生活道路の本当に毎日通る道路が、道幅が狭いとか舗装が傷んだりという不便ということも、まだまだあろうかと思います。

 今、いろんな要望事項については、いろんな角度で基準を判定すると。また、現地も全部回っていただけるということでありましたけども、ひとつ安全・安心のまちづくりということもあると思いますが、消防署も統合されて1署体制になって、消防署から少し遠くなったという地域も当然出てきておるわけですけども、一つの基準として安全・安心、生命にもかかわるような消防、救急活動が円滑にできるような、有効幅員が4メートルというような基本もあるかと思いますが、そういった面も考慮されているかどうか、そういった消防署からの課題等も配慮されてるかどうか、その辺はいかがでしょうか。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。赤堀建設経済部長。



◎建設経済部長(赤堀正人君) 建設経済部長でございます。ただいま議員のほうから市単の補助行為について、消防署と連携しているかという御質問でございますが、自治会要望の採択というか、申請箇所については、特に消防本部とは協議をしておりません。行政区境だけでなくて、市街地、また住宅地におかれましても、狭い幅員の生活道路はございます。

 また、補助工事等の採択の検討に当たりましては、現状の幅員がどのぐらいあるか、また整備後は幅員が4メーターぐらいとれるのか。また、その道路を使う関係戸数とか地権者の同意状況はどうなのか、そういったいろいろなもろもろの視点を持ちまして、優先度を判断させていただいております。

 市といたしましても、狭隘道路がまだまだあるということは認識しておりますが、これからも少しずつではございますが、解消に努めてまいりたいと、そのように考えております。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。?柳議員。



◆9番(?柳和弘君) そうしたやはり安全・安心という基準でも、ぜひ消防署との情報等を共有していただけたらと思います。

 道路の維持管理関係の維持管理的な予算を見てみますと、26年度につきましては、25年に対して全般的には若干増加されております。いろんな項目ありますけども、10%、あるいは50%というように増加されておりますけれども、やはり大規模事業が一段落しているのも出てきておりますので、こうした維持管理的な事業に向ける費用が、今後とも少しずつふえていく可能性があるのか、あるいはこれは一時的なものなのか、その辺はわかりますでしょうか。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。赤堀建設経済部長。



◎建設経済部長(赤堀正人君) 建設経済部長でございます。維持管理につきましては、橋梁やトンネルの維持管理、また道路全般の維持管理につきまして予算は本市のみならず、国、県を初め増大していく傾向にあると認識しております。

 また、維持管理につきましては、穴あきとかクラック、そういったものにつきましては、早急に対応させていただいております。

 以上でございます。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。?柳議員。



◆9番(?柳和弘君) 国、県のほうで土木費のほうがふえていくというような話でありますけども、最近国のほうで人口減少時代に対応して、公共施設や商業施設を中心部にまとめるという新しいまちづくり、コンパクトシティというような構想、考え方がありまして、そういう方針、方向が地方創生というような中でも出ておりますけれども、中心部にまとめるということで、農村部については、少し心配な面があるように感じますけれども、さらに見捨てられるということですかね、切り捨てられるじゃないかというような心配もあるわけですけども、そうした構想についてはどのようにお考えでしょうか、よろしくお願いします。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。赤堀建設経済部長。



◎建設経済部長(赤堀正人君) 建設経済部長でございます。本市におきましては、小学校区を中心とした地域コミュニティを行政面の柱の一つとして捉えております。そのためには、地域活動の拠点の充実が必要と考えます。

 また、それぞれの拠点は、環境や条件に応じて役割や特徴を持ち、拠点同士が道路などのネットワークにより連携し、市全体の一体性と利便性を高めていくということを、都市計画マスタープランを初めまして、都市づくり、社会資本の整備の目標、方針と捉えております。

 以上でございます。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。?柳議員。



◆9番(?柳和弘君) そうすると、今の先ほど質問をさせてもらいましたけれども、今後そうした農村部への影響について、もう少し推測できるようなものがありましたら、もう少し心配に対して何かそうじゃないよというようなこともありましたら、お願いしたいと思いますが。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。原田建設課長。



◎建設課長(原田修一君) 建設課長でございます。ただいま部長のほうから答弁させていただきましたように、菊川市の社会資本の整備方針として、都市計画マスタープランがございますけれども、その中においては、やはり小学校区を中心とした地域コミュニティに重きを置いた行政運営をやっぱり進めていきたいということになっております。

 そういった意味で、今議員がおっしゃるように、極端なコンパクトシティという考え方ではなくて、やっぱり菊川市ができた経緯、旧村、例えば河城村だったり、加茂村であったり、そういった旧村単位ででき上がっているという歴史もございますので、そういった地域の実情を踏まえた上での社会資本の整備を進めていきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。?柳議員。



◆9番(?柳和弘君) 市の面積も広いですし、道水路の延長も大変長くなるということで、なかなか全部に整備が十分にというのは、なかなか財政の厳しい中ではありますけども、やはりそうした地域の住民の少数の意見、希望、要望になりますけども、そうしたところにも配慮していただいた予算配分等をよろしくお願いしたいと思います。

 続いて、2問目の関係ですけども、席が100弱、88ということですかね、食堂について。それで、職員が200名以上はいるということで、2交代でも難しいわけですけども、先ほどもほかのまちの例もありましたように、来客が多いフロアについてだけでも、そうした利用というのはどうかと、できないかなと思いますが、いかがでしょうか。市役所もことし市も合併して10年、町役場から市役所に格上げというんですか、そうしてなって10年たってるということで、やはりいろんな企業なんかを見ても、その辺の執務と食事というのは分離してる。そうしたスマートな執務空間、景観を考える必要があるんじゃないかなと思いますが、そうした来客の多いフロアだけでもというようなことは、どうでしょうか。



○議長(宮城力弘君) 加藤総務課長。



◎総務課長(加藤容章君) 総務課長です。来客の多い特に1階、こういったフロアだけ食事時間を分けて利用することができないかと、そういう質問でございますが、現在はお昼当番、それとか電話当番につきましては、時間を分けて食堂を利用するようにはしております。そして、班に分けて利用する一番の問題点ですが、先ほど市長からの答弁にもありましたように、例えば時間を30分ずつずらして班を分けてやった場合、昼の12時から1時以外に休憩をとる職員が出てくることになります。一般的には来客する方、あるいは電話をされる方というのは、やはりお昼時間を避けて来ていただいたり、電話を入れてくださる方が多いわけですが、そういうところに支障が出てしまうと、これが先ほど市長が言いました課題の一つであります。なかなかこれにつきましては、班を分けること以外で食堂で全部食事がとれればいいんですけども、今のスペースを考えると、非常に難しいなと、こういうふうに考えておるところでございます。

 また、執務スペース、自席での食事の関係ですが。今現在自席でどうしても食事をとらざるを得ない状況でございますので、自席で食事をとる場合は、昼休みの時間、12時から1時の間にとるように指示しておりますし、先ほど言いました電話当番や窓口当番の方については、その昼時間以外に食事をとる場合には、食堂を利用するように、こういった指示をしておりますので、今後もこういった形で運用のほうはしていきたいと、このように考えております。

 以上でございます。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。?柳議員。



◆9番(?柳和弘君) 1階のフロアだけでも、そういう食堂を利用するということができないかなと感じております。お客さんも食事中の職員に声もかけづらいでしょうし、食事中でもお客さんが来れば、対応しなくてはいけないかなと思いますので、そうした接客の多いところは、食堂でとっていただいても、あんまり自席でとらないほうが事務の景観としては、見た目がいいのかなというふうに感じるところであります。

 それから、調理業者ですね、今まで入っていただいたわけですが、いろいろ事情があるかと思いますが、新たに入っていただけるような可能性は、なかなか難しいんでしょうね。できれば入っていただいたほうがいいかな、今の職員の方の状況を見るといいかなと思います。

 食堂があったころは、先ほど言いましたように、一般の方も食事ができましたし、その一般の方の食事をとっていただくのが目的ではありませんけどもね、そういう市民の方も来やすいようなこともありました。

 また、市長もいつもあそこで食事をとられていたと思いますけれども、やはりなかなか職員も市長の顔を見ることができない。また、一言声をかけるということもできたかと思いますけれども、そんなメリットもあるんじゃないかなと思いますが、今の時代の状況だと、新しく業者が入ってもらうというのは難しいんでしょうかね。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。加藤総務課長。



◎総務課長(加藤容章君) 総務課長です。新しい業者に入ってもらうことについての御質問でございますが、以前入っていた業者が契約を打ち切る話になったときに、できれば次に新しい業者に入っ同じような、以前と同じような食堂の運営ができればということを考えました。しかし、それは公募等したわけではございませんが、この食堂の実際の利用状況ですけども、以前合併前後になりますけども、100人以上の食堂の利用者が、食堂で100人以上の注文があったと。当時の売り上げで5万円前後というふうにちょっと聞いたことがございますが、それが最近ではかなり減りまして、2万円前後になってると。

 そういう状況の中で、新しく入ってくださる業者に、今の利用の予測っていいますか、こんな利用になるよっていう話をしたときに、やはり商売として非常に成り立ちにくいと。そんな中から、新しい業者が入るのは非常に難しいのではないのかなと考えております。

 確かに厨房設備、更新時期を迎えているものもございますが、もし業者が入ってくださると。それで、その営業が市の職員にとっても使いやすい、そういった議員のおっしゃるような食堂の運用ができるということであれば、そういった更新する厨房設備については、改修を考えていくことはやぶさかではないと考えております。

 以上でございます。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。?柳議員。



◆9番(?柳和弘君) 採算が合わないと業者も入らないかと思いますけども、お昼時にフロアのほうを回って見ると、カップラーメンをすすってる職員も見かけられますので、そういうのを見るとやっぱり食堂があって、さっと手軽に、気軽に食べれるところが必要かなというふうに感じます。

 また、お茶も湯沸かしポットとか、急須とか準備が必要ですけども、またあとのお湯を沸かしたり湯飲み、急須等を洗うという手間もありますけども、200人の職員が交代でやっていただければ、年に1回、2回ぐらいの当番でも済むかと思いますので、そうしたことで食堂スペースの有効利用、執務景観の改善もあわせて考えていただけたらと思います。

 また、あわせてお茶の使用も少しでもふえていくようにお願いしたいと思います。

 最初の質問についてですけども、ぜひ大きな事業を大変効果もはっきりあらわれてくるし、それは大変重要なことだと思いますけれども、地域の本当に数名の受益者しかいないというような声も、道水路の整備も、ぜひそういった声にも耳を傾けて、どうしたらお金がかからず効果的な事業ができるかと、整備が維持補修ができるかということも、ぜひ考えていただいて、今回補助の要望書も再提出ということで、仕組みも手続もこれから本年度から変えるということですので、予算のほうも当然配慮していただけたらと提案をさせてもらって、質問のほうを終わらせていただきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(宮城力弘君) 以上で9番 ?柳議員の質問を終了いたします。



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○議長(宮城力弘君) 続いて15番 岡本?夫議員の質問を許します。岡本?夫議員。

         〔15番 岡本?夫君登壇〕



◆15番(岡本?夫君) 私は、平成26年の最後の菊川市議会第4回定例会に臨みまして、安全か!「おおぞら」はとUPZ11市町による安全協定をとの2つの題目のもとに、素朴な忌憚のない質問をさせていただきます。

 それでは、1問目の安全か!「おおぞら」はの質問に入ります。

 おおぞらは、ことし3月28日、落成式を迎えました。同じ日に消防庁舎の落成式もありました。私は、消防庁舎の落成式に出席をして、あえておおぞらの落成式には欠席をさせていただきました。どうしても私はゼロ歳児を預かるあそこで、いい施設ができてよかったなと乾杯をする気持ちにはなりませんでしたので、あえて自宅に帰りました。ある種の寂しさも感じたわけでありますけれども、この問題について同じ年にこの質問をする機会がこようなどとは、夢にも思っていませんでした。

 それでは、具体的に質問に入らせていただきます。

 菊川市役所の資料によりますと、次の数字が記載をされております。平成26年10月5日から6日の台風18号では、河城観測所で時間最大雨量42ミリ、累加雨量208ミリ、平成10年9月23日から24日の集中豪雨では、同じ河城の観測所で時間最大雨量82ミリ、累加雨量230ミリという数字が出ております。

 平成24年10月23日に、岩科鉄次、田島允雄、岡本?夫の3名で市長に市提出の資料の撤回を求める申し出書を提出しました。撤回すべき資料とは、市提出の平成10年9月23日から24日の集中豪雨による冠水箇所一覧表であります。

 市からの回答は、平成24年11月16日にありました。市からは、云々御指摘の地域の水害状況について、確認された情報はありません。したがいまして、資料として誤りが認められるものではなく、回収する考えはありませんとの回答をいただきました。

 水落地域は、昔から低地で雨水の集中するところであり、浸水被害は当然発生したと考えられるのに、この市の提出した資料では無印の浸水なしになっていました。平成24年9月25日です。

 教育福祉委員会は、2つの請願の審査を行いました。1つが公立幼保園建設計画の凍結を求める請願について、2つ目が、公立幼保園建設に関する請願についてであります。

 この市の資料は、その教育福祉委員会で委員が安全性を判断する根拠として使用されています。教育福祉委員会の会議録には、委員の意見が明らかにされております。紹介をさせていただきます。

 「14番、河原崎光雄君。それから、先ほど隣の落合委員がおっしゃっていましたね。平成10年9月24日の秋雨前線においても、この一帯が水害を聞いたということで、その資料をちょっと調べたんですが」云々。「こういう大きな被害が出ていたときに、じゃあ建設地はどうなっているかということでございますが、実際そういう状態になっておりまして、これは、真ん中が水落でございまして」云々。

 このときは、今言う予定地の水落のそういうところについて、何ら進入はないし、また進入路にもその形跡がなかったわけであります。

 行政の皆さんには、私がただいま引用した委員の意見を聞いての感想を聞きたいものであります。議員個々の判断能力の問題であり、我々は行政には責任はないと考えているのですか。市の資料は、客観的事実を欠いた調査不足の不正確な資料であります。それは、ことしの台風18号が証明をしております。

 この資料は、平成24年10月4日の請願の採決日の前に、市当局によって請願に反対するための判断材料として全議員に配付をされました。

 誤った資料で240人の子どもの命を預かる場所の安全性が判断されたことは、返す返すも残念であります。市は、誤った資料を直ちに撤回をすべきであります。

 平成24年第4回定例会での私の質問に、次のように述べていますけれども、現在でもこの認識でいるのですか。

 紹介をさせていただきます。云々、「もし仮に孤立した場合でも、一時的なものでありますし、今のグラウンド部分の建設地のところについては、影響はないような判断でございますし」云々。「あそこの水が出るとして、その時点についての一時的なものであるので、完全に危険な場所ではないということで認識をしているということで、御説明をこれまでも申し上げてきた次第でございます。」このような答弁をしていただいております。

 次のようにも回答しておりますけれども、問題はありませんか。「今御意見がありました進入路でございますけれども、」云々、「そうした点で冠水をしたと。水が道路を洗い流したということは聞いておりますけれども、車のほうは通れる状況であったということは聞いておりますので、そうした点では、車がうまく通れないという状況ではないので、それ自体については特にそんなに大きな問題ではないかと思いますが、ただそれから今議員がおっしゃったかさ上げという話ですけれども、これもそれ以後ずっと我々のほうでは、統計とか資料とか、あるいは最近も雨の状況を見ながら、全てそうしたときに現場のほうに行ったりして確認したところ、そうした状況っていうのは、進入路が水没するというような状況には至っておりません」との答弁をいただいております。

 以上が、1問目の安全か!「おおぞら」に関する質問であります。

 ただいまから2問目の質問に入ります。

 2問目の質問の題は、UPZ11市町による安全協定をということであります。

 11月12日です。浜岡原発の10キロから31キロ圏に当たる緊急防護措置区域、通称UPZにある7市町ですね、焼津市、藤枝、島田、袋井、磐田、吉田町、森町の首長たちが、川勝静岡県知事と面会をしました。その面会の主な目的が、浜岡原発をめぐる7市町の安全協定の問題であります。7市町は、浜岡原発の再稼働などに際しては、原発10キロ圏域、通称UPZの地元4市だけでなくというのは、菊川、掛川、御前崎、牧之原の4市だけではなくて、7市町にも事前了解が必要とする内容の協定を盛り込むように中電に求めることを明らかにしました。

 翌11月13日です。隣の掛川市の松井市長が定例記者会見で、7市町が中電との締結を目指す安全協定の内容については、地元4市と差をつける必要はないと述べております。浜岡原発との安全協定について、今UPZ4市とUPZ7市町との2つが公表をされておりますけれども、静岡県民の一人として、浜岡原発をめぐる安全協定が2つあることには、不自然さを覚えます。

 現在の私たちが結んでいる安全協定も、問題がある非常にわかりづらい安全協定になっております。私は、事前了解状況を協定本文に盛り込んだ安全協定を、この際中電と国と県と11市町で考えるべきだと思っております。菊川市長はどのような考えでいるのか、伺いたいと思います。

 以上が、登壇での質問であります。ありがとうございました。



○議長(宮城力弘君) 岡本議員の質問が終わりました。市長の答弁を求めます。太田市長。

         〔市長 太田順一君登壇〕



◎市長(太田順一君) 岡本議員の質問にお答えします。

 最初に、1問目の安全か!「おおぞらは」についての質問にお答えします。

 1つ目の市が議会に提出した平成10年9月23日から24日の集中豪雨による冠水箇所一覧表は誤った資料であり、撤回すべきであるについてですが、平成24年10月23日付で議員3名の方から提案された資料の撤回を求める申し入れ書に対し、回答させていただいたとおり、本資料は当時菊川町において住民からの通報や職員が巡回して把握できた範囲での水害等の情報をまとめたものであり、資料として誤りが認められるものではないため、撤回する考えはございません。

 2つ目の平成24年第4回定例会の答弁に対し、問題はないかについてですが、平成24年第4回定例会の岡本議員の再質問に対しての答弁は、平成24年12月時点でのことでありますので、その答弁には問題はなかったと考えております。

 次に、2問目のUPZ11市町による安全協定の御質問にお答えします。

 事前了解状況を協定本文に盛り込んだ安全協定を中電と県、11市町で考えるべきと思うが、市長の考えはについてでありますが、7市町が作成する中部電力との安全協定への県の参加を県知事に要請したことは、報道では承知しております。が、詳細な内容については聞いておりません。菊川市は、静岡県と御前崎市、牧之原市、掛川市とともに協定を結んでおりますので、現時点ではこの協定が優先すると考えております。

 以上で、岡本議員の質問に対する答弁とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。岡本議員、再質問はありますか。岡本議員。



◆15番(岡本?夫君) 今市長から答弁をいただきましたけれども、私たちの3名での申し入れに対して、撤回する必要はないということで前回回答いただいたんですけれども、台風18号を見ましてどうですかということを今、先ほど質問したんですけれども、それでも撤回する必要がないという、従来どおりの質問だったんですけれども、市長、ことし18号、時間最大雨量は42ミリ、累加雨量というのが208ミリって出てるんですね。その雨で水落地域がこのような状況になっているわけですね。よく見てくださいよ、このようになってるんです。

 平成10年の集中豪雨のとき、最大雨量が82ミリですよ。累加雨量が230ミリ。普通考えれば、当然申しわけなかったというのが普通だと思うんですけれども、ことしは、危機管理部長もおりますけれども、普通の考え方でいくと、ことしは、時間雨量最大42ミリ、総雨量208ミリです。そのとき、このように水浸しになって、水害になっていて、平成10年のときは、これよりもたくさん降ってる、82ミリの230ミリです。

 それでいて、水落については、確認した人がいないから問題ないんだという答弁、今しましたね。まともですか。おおぞらに関してどれだけの予算を使ったんですか、答えてください。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。成瀬幼児教育課長。



◎幼児教育課長(成瀬孝幸君) 幼児教育課長でございます。今、岡本議員のほうから御質問いただきました、幾らの予算を使ったかということでございますが、先ほど岡本議員欠席されたという落成式のときに、パンフレットのほうをお分けさせてございますが、その中の資料につけさせていただいてございます。造成から設計含めた事業費としまして、8億4,200万円ほどの事業費を使わせていただいてございます。

 以上です。



○議長(宮城力弘君) 答弁終わりました。再質問ありますか。岡本議員。



◆15番(岡本?夫君) 8億5,000万の大きな予算があそこに投入されてるんです。

 よく市長考えていただきたい。平成10年のときは、周辺は被害が出た、水落に関しては確認した人がいないから、資料として間違っていないんだという回答をよこしたんです、市長。この間の18号のときです、あそこはどうですか、市長、これだけの水が出てるんです。これだけの水が出てる、あのときに。

 それでいて、前回、3人で出したのに関して訂正する意思はないって、本当に思っているんですか。市長、答えてください。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。栗田教育文化部長。



◎教育文化部長(栗田正弘君) 教育文化部長でございます。ただいまの岡本議員の質問、先ほど市長がお答えしましたとおり、その資料というのは、当時の状況の中で、担当部局等が中心になって調べて、わかった範囲で書いた資料でありまして、そのわかった範囲の資料のものについては、何ら間違っているというようなものではございませんので、そういった意味で、この資料は別に誤った資料じゃないと申し上げている次第でございます。



○議長(宮城力弘君) 答弁終わりました。

 再質問ありますか。岡本議員。



◆15番(岡本?夫君) 当時も、ここに写真があるけれども、僕。現場に行って、レベルではかって、どこら辺まで水が来るかなと思ってはかったんです。横山隆一議員に教えてもらった、ここの水門のとこの柵が壊れて、建設課で直してもらった。その上までごみがつかえて鉄柵が潰れちゃったと、そういうことを聞きましたので、ここのとこで、レベルで、その高さではかったんです、大体。

 そうしたら、ここのところにありますとおりですが、トイレからここの左側の階段がある、その1段目くらいのところに、大体レベルで見たら水平がいってたんです。

 普通、その平成10年のときは、誰も見た人がいない。仕方ないけれども、周辺は水浸しになってたんです。そうしたならば、自分の頭で推測をしなければいけないんじゃないですか。周辺は水浸しになってて、そこのところはたまたま見た人がいないと、ここも水が入ったんじゃないかなと思わなければいけないです。

 その資料を見て、皆さんがよこした資料を見て、先ほど紹介した議員は、皆さんを信頼して、この資料には、ここは水が入ってないと、安全だと、そういう判断をされたんです。多くの議員の皆さんも、大きな要素になってくる。

 そのときに関しては、僕はもう何も言わない。そのとき見た人がいないのだから。

 しかし、今回、18号で、こういう水害の状況が出て、その雨の量は、ことし降ったよりも、平成10年のほうがたくさん降っている。そうしたら、当然、平成10年もこうなっただろうと推測しなければ、まともな、普通の感覚ではないですよ、皆さん。

 そんな難しいこと言ってるわけじゃないです。この問題、建設経済部長、どうですか、河川のほうをやってる、どうですか、私の主張間違ってますか。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。赤堀建設経済部長。



◎建設経済部長(赤堀正人君) 平成10年当時は、自分は小笠のほうでしたのでわかりませんが、きのう、教育文化部長のほうからも調査を行うということでございますので、その調査をすれば、ある程度見えてくるものと、そのように考えておりますけども。



○議長(宮城力弘君) 答弁終わりました。再質問ありますか。岡本議員。



◆15番(岡本?夫君) 調査をするって、調査をしなくても、これわかる話です。太田市長、18号は、この前のときの状態が、雨の状態でこういうような状態になったわけです。

 平成10年はそれよりもたくさん降ったんです。たくさん降ったなら、普通に考えてみて、平成10年もこうなったと判断できないんですか。市長、部課長が答弁するじゃなくて、市長、自分自身の言葉で答えてください。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。太田市長。



◎市長(太田順一君) これは、先ほど申し上げたように、当時の資料、この資料については、住民からの通報とか、職員が巡回して把握できた範囲での水害の情報をまとめたものでありますので、その資料としては、事実として、私は考えております。

 以上です。



○議長(宮城力弘君) 続いて、栗田教育文化部長。



◎教育文化部長(栗田正弘君) 教育文化部長でございます。ただいま市長も申し上げましたとおり、これは、我々も、当時のことをいろいろ、担当部局等、河川とか、そういうところからの話を伺っておりますので、その中では、やはり豪雨時の地域からのいわゆる聞き取り調査もしているという情報も聞いております。

 その中で、図面に着色をしたということで聞いておりますし、そうした個別資料がそれぞれあるかと思いますけども、被害状況というものが入っていないのであれば、今のところ、個別情報、それぞれ、今議員がおっしゃったような、一つ一つの地域についての個別情報があったかどうかということはわかりませんけれども、全体を調べる中では、その図面に着色したというふうに聞いておりますし、その資料自体には、あそこはどちらかといいますと農地の状況になっておりますので、そのところに水が入るというのは、ある程度は、これは想像できる範囲ではあるかとは思います。

 また、実際にあそこは、これは、これまでもずっと御答弁申し上げてきましたけれども、特に大きな崖があったり、谷があったりとか、そういった場所ではございませんので、そうした状況の中で、地元の皆様方も、そこで被害がどの程度あるかということについては、それほど大きく被害の状況の問題として捉えていなかったというようなことも、全体的に言えばあるということも当時聞きましたもんですから、そうした中では、その状況がどうなったかというのは、調べた範囲の中での資料があの資料だということでございますので、その資料が誤っていたということではないと、私どもは認識しております。

 以上でございます。



○議長(宮城力弘君) 答弁終わりました。再質問ありますか。岡本議員。



◆15番(岡本?夫君) 栗田部長、僕は、今回の10月に18号の台風が来なければ、こういうことをやろうとは思いませんでした。

 しかし、台風18号で、雨の量を見たら、平成10年よりも、時間雨量も、総雨量も少ない、その間に、上小笠川の改修も進んできた。それでも、こういう状況になってるわけ。

 そうだったら、普通の頭なら、平成10年のときは、水落は、大変な、これと同じような状況になった、思うのが普通ではないですか。

 皆さんの出した資料を参考に、議員は、あそこには全然水は出ないんだと、教育福祉委員会で堂々と言ってるんです、議員が、皆さんの資料を信頼して。

 やっぱり、事実が出てきたら、謝るときは謝る、訂正するときは訂正する。朝日新聞だって訂正してるんです。

 栗田部長、議会に、我々は、ここで話をすれば、4年ごとに市民の審判があります。皆さん方には何もないですね、それは。ここでの発言というのは大切なんです、我々は。いいかげんな気持ちで話をしてるわけじゃないです。8億5,000万の予算を使って。どうですか、いまだにまだあれですか、前回よこした回答に関しては、何ら問題はないと、そういう考え方でいきますか、太田市長。

 やっぱり、あのときは、よく見る人はいなかったので、ああいう資料を出したが、正しかったかどうかも確認はした人いないかもわからないけれども、今回の台風18号で、雨量を見ると、やっぱ問題あったと、今思えば、平成10年も、ことしと同じように、あそこは水がついただろうと考えるのが普通だ、手落ちがあったことをおわびしたい、なぜそういうことが出ないんですか、市長。市長だって、心の中では思ってると思う。

 それなら、一つ言ったことをずっとそれでいかなければいけないということじゃない。やっぱり、市長、僕はやっぱ問題あったなと、撤回させていただく、そういう発言をしてもらわないと困ります。

 数字がずっと生きてきます。朝日の慰安婦報道どころじゃないです、これ。数字が生きてきますよ、数字が。どうですか、市長として、3人に回答したけれども、問題ないと回答したけれども、今回の。

         〔「残り1分です」と呼ぶ者あり〕



◆15番(岡本?夫君) 水害の状況を見て、やっぱり訂正すると、悪かったと言ってください。市長、言ってください。



○議長(宮城力弘君) それじゃ答弁を求めます。太田市長。



◎市長(太田順一君) この件につきましては、先ほどから申し上げてるとおり、この資料につきましては、当時、関係する職員、あるいは住民からの通報に対して作成した資料でありますので、当時においては間違いなかったと、そのように私は理解しております。

 以上です。



○議長(宮城力弘君) 再質問ありますか。岡本議員。



◆15番(岡本?夫君) この問題に関しては、私がどうのこうのではなくして、資料がずっと残っていきます。責任重大ですぞ、大川小学校の問題もそう、訂正をするときは時期を逸してはいけないですよ。

 この後も、多分、田島議員も、この問題で質問をすると思いますけれども、田島議員のときでもいいですので、訂正をしていただきたい。終わります。



○議長(宮城力弘君) 以上で、15番 岡本議員の質問を終了いたします。

 ここで、13時まで休憩といたします。



休憩 午前11時40分



再開 午後 1時00分





○議長(宮城力弘君) 休憩を閉じまして会議を再開いたします。



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○議長(宮城力弘君) 次に、16番 田島允雄議員の質問を許します。

         〔16番 田島允雄君登壇〕



◆16番(田島允雄君) 私は、12月議会に臨みまして3問質問いたします。

 第1問目は、おおぞら保育園の進入路水没問題についてです。

 去る10月6日、台風18号により、おおぞら保育園の進入路が冠水し水没、通行不能となり、早朝登園していた園児5名が孤立しました。ことし4月に新設開園して7カ月目でこの水害に見舞われたのでございます。この水害は、幼保園建設前に、加茂地区の市民の皆さん、歴代自治会長、あるいは教育者や議会でも、その発生や危険性が指摘され、計画の凍結と建設地の再検討が、市や議会に要望として出されていたものです。

 特に進入路の冠水問題については、市は議会に不正確な資料を提出して、その資料の誤りを指摘し水害の事実を明らかにして、地元住民への調査を要求した我々議員の申し入れ書に対して、市長は次の回答をよせました。

 保育園建設地の水害状況については、建設候補地の一つとして選定された時点から、連続雨量100ミリ以上を目安に現地確認を実施しておりますが、こどもみらい課として確認した範囲では、建設地及び進入路である冠水は確認しておりません。また、それ以前において幼保園建設地が冠水したという情報は得ていません。

 この市長の回答は、今回の大雨による進入路の冠水の事実で、完全に判断が誤っているということが証明されたと思います。そこで質問します。

 1つは、進入路の水害についての市の判断が誤りであったことを市は認めるべきであると思うがどうでしょうか。

 また、進入路のみではなくて、この建設地についても市は「危険な場所であるという認識は持っていない」、「100ミリぐらい降ってもあそこは浸水しなかった」、「何の問題もない安全な適地だ」そういう答弁をいたしました。この判断も誤りであったことを認めるべきだと思うが、どうでしょうか。

 2番目です。加茂地区の市民や教育者、議員の危険制の指摘があったにもかかわらず、市は、この市民の声に耳を傾けずに工事を強行しました。市は、この判断の誤りの原因についてどのようにお考えでしょうか。

 市民の声や安全性を軽視して、財政の効果のみを重視した上からの安易な行政改革方針に追従しているところに原因があるのではないでしょうか。

 3番目です。建設前、この進入路の安全対策について、市は議会答弁で「これからの状況を見て、対策が必要であれば、その対策もとらざるを得ない」、「大雨等の際、現地を確認し相応の対応をしていきたい」と答えております。

 抜本的な安全対策が急がれますが、どのように検討しているのかお伺いします。

 2番目です。学校給食の民間委託についてお伺いします。

 1つは、9月議会で、教育長は、学校給食の民間委託が適正な請負として認められる上での労務管理上の独立について、市が作成した指示書は請負業者の業務責任者にのみ提示し、個別の調理員に対する指示は業務責任者が行えば適正な請負になるとし、事業経営上の独立は厚生省発行のガイドあるいは手引を履行することによって確保されると答弁をしました。

 しかし、厚生省の手引でも、作業工程の指示において、発注者が作業の内容、順序、方法等に関して文書で詳細に示し、そのとおり請負事業主が作業を行っている場合も、発注者による指示、その他の管理を行わせていると判断されて偽装請負と判断されると、そう指摘しております。この点について、当局の見解をお伺いします。

 2番目です。学校給食法によれば、学校給食に責任を負う主体は、あくまでも義務教育諸学校の設置者にあるとされています。

 学校給食施設で衛生上の問題が生ずれば、検査、立ち会いを求められるのは自治体の職員、学校関係者です。保健所からの指示指導も自治体職員に対してなされます。学校給食の主体が設置者にある以上、適正な請負とするための2つの要件を満たすことは困難と思うが、当局の見解をお伺いします。

 3つ目です。先月、給食センターの調理現場の視察をしましたが、栄養士3人が調理現場に入り、調理員を指示して、相談して、ともに協力して調理作業をしていました。ところが、上記のように、民間請負となれば、栄養士は調理員を指示したり、相談することもできなくなります。

 栄養士も調理員も一団となって、チームとして調理作業を遂行する体制を壊してまで民間委託する必要があるのか、当局の見解をお伺いします。給食の質や安全性の低下につながらないでしょうか。

 それから、次です。民間委託による財政的な効果について、市が学校給食運営委員会に説明した資料によれば、民間委託のほうがかえって高くつくという結果になっています。6月議会でこの点を指摘したら、これは大まかな見積もりであり、さらに検討を重ね新たな見積もりを徴取して検討するとの答弁でありましたが、その後の検討結果はどのようなものでしょうか。その検討の中に、設備機器等の貸与の貸付料は入っているのでしょうか。

 5番目です。市が学校給食運営委員会へ示した仕様書では、施設整備、機械は有料で貸与するとしています。しかし、議会答弁では無償貸与と答えました。全く矛盾に満ちた対応です。もし無償貸与なら、学校給食運営委員会の説明をやり直す必要があります。

 市が、市税を滞納した市民に対しては、市民の財産を差し押さえしてまで税金を徴収しております。その税金でつくった施設を民間業者の利便のために無償貸与することが許されるかどうか、いかがでしょうか。

 3番目が原発問題です。ことしの夏は、日本全国の原子力発電所が停止していても電力不足は起こりませんでした。原発ゼロでもやっていけるのです。

 ところが、九州電力川内原発は、国の方針で、10月7日、県知事は再稼働に同意を表明しました。立地市である薩摩川内市でも市民の過半数以上の反対の声があるにもかかわらず、議会も市長も同意して、それを受けた県議会も、市民の怒りの声が飛び交う中での同意を表明されました。

 安全性の問題も、火山の噴火の問題があり、日本火山学会さえも事前の噴火予測が今は困難であると審査基準の見直しを求めたのに無視され、噴火災害の安全性は置き去りにされたままです。

 避難計画も、地震と噴火などの複合災害も十分考慮されず、放射能被曝に対する実効性のある対策もなく、要援護者の避難計画も不十分のまま見切り発車されたのでございます。

 そこで質問します。

 1つは、この川内原発再稼働は、原発の新規制基準施行後、最初の再稼働となる先行事例となりますが、浜岡原発の再稼働を抱える当市の市長にとっても人ごとではないと思います。どのような見解か、地元同意の手続の過程を見て、上記のような多くの問題を抱えているが、それについて市長はどのように考えているのでしょうか。

 菊川市民も、この川内原発の再稼働の様子を見ています。市長は、これをよその原発のことということで見解を避け、曖昧な態度を示すのであれば、市民の市政への不安は増すばかりです。市長の明快な答弁をお願いします。

 2番目です。川内原発の再稼働の手続の過程を見て、特に感じるのは、市長や議会は市民の声をどうつかみ、それを決定へどう反映するかという問題です。

 市長は、市民の合意のない限り浜岡原発の再稼働は認めないとの方針ですが、この市民の合意をどう判断するのでしょうか。

 川内原発の場合を見れば、民意の判断は議会の判断とはとても言えない状況です。掛川市では住民投票も視野に入れております。当市でも、市民の意向を重視した再稼働決定のあり方を検討すべきと思うが、市長の見解はいかがでしょうか。

 3番目です。川内原発の場合、30キロ圏内にある自治体は9市町ありますが、立地市の薩摩川内市のみの地元合意で決められ、周辺市の意向は取り入れられませんでした。浜岡原発の場合のUPZ内の4市を除く7市町も、安全協定の締結を求めており、事前了解も求めております。県知事も理解を示しておりますが、市長は、このことについてどのような見解でしょうか。

 最後ですが、市長は、9月議会の答弁で「私は現時点では再稼働は容認できない」そう繰り返し答弁しました。その反面、浜岡原発再稼働反対の宣言をという質問には「現時点では、再稼働は議論する時期ではない」と答弁しました。まことに不可解で理解に苦しみます。なぜ再稼働を今議論する時期ではないのか。それでは、その理由をわかりやすく説明していただきたい。

 今議論する時期でないなら、いつ議論する時期になるのかの見解を求めたいと。

 以上で私の質問を終わります。当局の明快な答弁をよろしくお願いいたします。



○議長(宮城力弘君) 田島議員の質問が終わりました。

 最初に、市長の答弁を求めます。太田市長。

         〔市長 太田順一君登壇〕



◎市長(太田順一君) 田島議員の質問にお答えします。私からは、1問目の「おおぞら幼保園の進入路水没問題について」と、3問目の「原発問題について」の御質問にお答えします。

 最初に、「おおぞら幼保園の進入路水没問題について」でありますが、1つ目の「進入路の水害についての市の判断が誤りであったこと。また、建設についても誤りであったことを認めるべきと思うがどうか」についてですが、進入路につきましては、冠水状況と頻度を考え、かさ上げ等の必要性について検討していくと、平成24年第2回定例会の一般質問でもお答えしていますので、今回の冠水により、対応策につきましては、庁内各部署が連携し検討はしていますが、当時の判断が誤りであったとは考えておりません。

 また、建設地におきましても、今回の豪雨がおおぞら幼保園の建物には何ら被害も発生しておりませんので、誤りであるとは考えておりません。

 2つ目の「市民の声に耳を傾けずに工事を強行した。この判断の誤りの原因についてどのように考えているか」についてですが、建設地については、菊川市公立等幼稚園保育園運営及び施設整備検討委員会からの提言を受け、保護者会、地区自治会や議会の皆様から貴重な御意見をいただき慎重に検討するなど、市民の声に十分耳を傾けた中で、最終的な市の判断として現在の場所を最終予定地として工事を施工したものです。

 3つ目の「抜本的な安全対策が急がれますが、どのように検討しているか」についてですが、小笠原議員の質問にもお答えしたとおり、これまで当地域には、人的被害、農地被害、自治会や住民からの被害報告がなく、冠水の影響も少ないものと判断していました。今回の豪雨により、現在の冠水状況等を把握できましたので、現地調査を実施するとともに、周辺土地利用も踏まえ、関係機関、関係部署と協議をする中で、今後の対策について検討していきたいと考えております。

 次に、3問目の「原発問題について」の御質問にお答えします。

 1つ目の「川内原発の再稼働は、浜岡原発の再稼働問題を抱える市長としてどのような見解か、地元同意の手続の過程を見てどのように考えるか」についてですが、川内原発の再稼働が浜岡原発の再稼働に影響するものとは考えておりません。地元同意の手続については法的な定めはございませんので、地域によって実情が異なるものと考えております。

 2つ目の「川内原発の再稼働の手続から、市民の合意をどう判断するか、市民の意向を重視した再稼働決定のあり方を検討すべきと思うが市長の見解は」についてですが、本年度から、市民アンケートに原発に関する設問を設けました。市民の皆様が原発に対して慎重な考えを持っていると受けとめております。この市民アンケートは、継続的に実施し、参考にしてまいります。また、これまでも答弁させていただいておりますとおり、市民の代表である市議会の皆様と相談させていただくという私の考えは変わりございません。

 3つ目の「浜岡原発UPZ内の7市町が安全協定の締結及び事前了解も求めており、県知事もこれに理解を示しているが、市長はこのことにどのような見解か」についてですが、7市町の協定について特に意見を述べるつもりはありませんが、しっかり議論し、7市町が納得できる方向で進めてもらえばよいと思います。

 4つ目の「なぜ、再稼働を今議論する時期ではないのか、今がその時期でないならいつ議論する時期なのか」についてですが、これまでたびたび議会において答弁してきておりますが、市民の理解が得られない限り再稼働は認めないという従来の考えは変わりません。これが現時点での私の考えであります。

 以上で、田島議員の質問に対する答弁とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(宮城力弘君) 続いて、教育長の答弁を求めます。石原教育長。

         〔教育長 石原 潔君登壇〕



◎教育長(石原潔君) 私からは、田島議員の2問目の「学校給食の民間委託について」の御質問にお答えします。

 最初に、6月議会でもお答えしましたが、現在、委託内容の詳細などについては検討中であり、現段階では、導入時期についても未定となっております。したがいまして、質問につきましては、一部民間委託した場合での考え方ですので、御理解をお願いいたします。

 1つ目の「偽装請負の判断」についてですが、前回9月議会の一般質問でお答えしたとおり、献立ごとの食品名、使用量を記載した調理業務指示書をもとに、受託業者が主体となって、調理作業の内容、順序、方法等に関しての作業工程表、作業動線図を作成し、調理作業を行いますので、偽装請負にはならないと考えます。

 2つ目の「適正な請負についての見解」についてですが、学校給食における施設衛生面などの問題発生時の責任の所在については、請負契約に明記するため、適正な請負の要件を満たすものと考えます。

 3つ目の「民家委託する必要性」についてですが、6月議会の一般質問でお応えしたように、学校給食衛生管理基準への対応や、食物アレルギーを持つ児童生徒への対応など、業務量が増加している中、長年従事している職員の定年退職期を迎え、勤務体系にかなう臨時職員の確保が難しい現状となっています。

 一部民間委託とは、このような現状を踏まえ民間業者の柔軟な勤務時間などによる業務効率の向上と専門的な知識、技術を活用することにより、学校給食の一層の充実を図るために検討しているものです。

 4つ目の「財政効果の検討結果」についてですが、機器の無償貸与を含め、再度詳細な見積条件を検討し、現在、見積もりを依頼しております。今後は、見積もりの内容について分析を進めてまいります。

 最後に、「施設設備の貸し付けについて、給食運営委員会へ示した仕様書と議会答弁とでは矛盾している」についてですが、平成25年度第3回の給食運営委員会で委員に提示した仕様書は、他市の仕様書を引用し例示したもので、詳細内容については、今後検討してまいります。

 いずれにしましても、冒頭で述べたとおり、現在、内部でさらに検討をしておりますので、御理解いただきたいと思います。

 以上で、田島議員の御質問に対する答弁とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。田島議員、再質問ありますか。田島議員。



◆16番(田島允雄君) 市長は、驚いたことに、判断が、水害が起こっても、それは何も誤りはなかったということになると、まだあそこは安全な適地だというようにお考えですか。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。栗田教育文化部長。



◎教育文化部長(栗田正弘君) 教育文化部長でございます。これにつきましては、従来から申し上げておりますとおり、全く危険な土地ではない。場所ではないという判断に基づいて行っておりますので、その判断に間違いはないと考えております。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。田島議員、再質問はありますか。田島議員。



◆16番(田島允雄君) もっと市長、まともに向き合って、最終的には市長が決定したものですから、しばらくつき合ってもらいたいと思うんだけど。私は、当日の朝、市民からの通報で浸水しているとあったので駆けつけた。ちょうど8時ごろで、園長ともう一人の職員がいて、孤軍奮闘して、もうそのときでは、完全に進入路は水没していた。重大な問題だと写真を撮りましたけど、市役所のほうも撮りましたね。この写真を議会にも飾りましたけど、市長、これを多分市長も見ていると思います。市の写真を。これを見ても、これだけ上小笠川は、ほぼ堤防すれすれですよ。もっと大雨が続けば、堤防を越えて、保育園のほうへ侵入するようなところまできていますよ。進入路はあとからきた役場職員が入って、向こうの保育園まで行ったときには腰ぐらいきていたという報告がありましたけど、つまりそういう状態でも建物に被害がなければ、安全な地域だというふうな見解ですか。これをもう一度聞きたい。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。太田市長。



◎市長(太田順一君) 私も当日、現場にまいりました。そして、現場の職員とも話をしました。確かに、進入路につきましては、冠水しておりましたので、先ほど栗田部長から話がありましたように、絶対100%全てが大丈夫だということではありませんが、今回の冠水しました道路につきましては、昨日もお話しましたように、地域の安全性を高めるために、また庁内で協議をして、より安全度を高めるように指示をしているところでございます。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。田島議員。



◆16番(田島允雄君) そういうのを答弁漏れというのです。私は、そんなことは聞いていない。あとから対策は聞いていきますけれども、この水害の状況を見て、ここが安全な適地だというふうに言ったわけでしょ。私は、市民の方が、市民があそこは危ないと言って、四千何名の署名を添えて再検討すべきだと、市長にも議会にも請願を出したわけです。あるいは、教育者の方も、あそこは水害があるところなので危ないと言って、そういう指摘をして、市長とも議案の交渉をした。しかし、それを安全だと、市長はそういうふうに言っているわけでしょう。私が書いたのも、100ミリ以上の雨が降っても、現地を確認していないし、冠水の確認もないと、それから危険な場所であるという認識は持っていないというのは、これは鈴木 榮議員のあれですね。落合さんには、100ミリぐらい降っても、あそこの進入路の浸水はなかったと、それからこれも鈴木榮さんです。幼保園として適切な場所である。安全性を確認している。そういうふうに答えていますね。つまり、一貫して市長はあそこは安全な場所だ、市民や教育者が何て言ってこようと、そういう確信を持って市民の声を抑えて強行したわけでしょう。しかし、結果は7カ月で出たわけです。ですから、私はここが市長の言うように、安全な適地かと、そう考えるかということ聞いている。対策を聞いているのじゃない。これを見ても、まだ市長は安全な適地だとお考えですか。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。栗田教育文化部長。



◎教育文化部長(栗田正弘君) 教育文化部長でございます。先ほどお答えしましたとおり、ここは当時の議論の中で、菊川市で一番危険な場所だというような御指摘もございましたが、そうではなくて、完全な危険な場所ではないという認識でいたということで説明をしておりますので、そのことに対して全てが安全だということを申しているわけではありませんし、当然その対策も考えているということも申しておりましたので、それ自体についての、発言自体に特に問題があるとは考えておりません。

 以上です。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。田島議員。



◆16番(田島允雄君) その答弁もまともに答えていない。当時のことを聞いているのじゃない。今これを見て、市長が答えた。安全な適地だというふうなことを、今市長はそういうふうに答えないで、なぜ答えないのか。市長に聞いているから、勝手に部長が代わって答えたなら、部長、この状態を見て、部長にも聞きますが、これが今見て、安全な保育園に適した安全な場所だと思いますか。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。栗田教育文化部長。



◎教育文化部長(栗田正弘君) 教育文化部長でございます。先ほど申し上げたように、安全という考え方の一つだと思いますけれども、完全に危険な場所ではないということで、私も理解しておりますし、実際に、これも従来から申し上げておりますとおり、建設時については何ら問題はないということで、これは今回も状況を確認をされました。そのほかのところについての、前の部分については、以前も冠水等の危険性について、危険性といいますか、どの程度ということは申し上げませんでしたけれども、そういうこともあり得るということは認識しておりましたので、そういう点につきましては、完全に危険な場所ではないという思いで、現在もおります。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。田島議員。



◆16番(田島允雄君) 私、これを見て安全な適地と思いますかというのを聞いているのです。いろいろ過去のどうのこうのとか、一部どうのということじゃなくて、そういうことです。これを見て。別に難しい話じゃない。もう少し、もしあの大雨が続けば、恐らく上小笠川、あれ入るんじゃないですか。溢水して、あちらのほうに。完全にそういう状態までなっている。これを見て、水に浮かんじゃっているでしょう。建物まで入らないから、大丈夫だということにはならないです。全体を見れば。こんなこと。もっとこれが続いた場合には大変なことになる。あれでやんでくれたからよかったけれども。5人ぐらい、孤立しちゃって。もし大雨の中なら大変な事態になっている。ですから、部長の言うように、あのときは建物や子どもは無事だからいいかと、そんなのんきな判断じゃない。状況を考えれば。これで、改めて市長。市長の言ったように、今でもこれを見て安全な適地だと思いますか。保育園としてふさわしい。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。



◆16番(田島允雄君)市長に聞いている。



○議長(宮城力弘君) 太田市長。



◎市長(太田順一君) 先ほど申し上げましたとおり、その水位を見れば本当に水に対しては、不安材料は今回残ったわけでありますけれど、しかし、建設当時から市がいいということで進めてまいりました。したがって、現在では幼保園としては適地であると、私は考えております。

 以上です。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。田島議員。



◆16番(田島允雄君) 市民の考えと随分ずれているじゃないか。これを見て、市長、これだけの写真を見て、まだ適地だなんて、そんなことを言う市民はないし、役場の職員だって、一人一人聞いてみたい。これでも適地ですかと聞いてみたい。議員にも聞いてみたい。これだけの、私は市長、困らせるために言っているわけじゃないですよ。この件について、やっぱりまず誤りなら誤りでもいい。反省をしっかりするというところから対策が始まる。原因を曖昧にして、判断を曖昧にして、さらに対策をというのでは、本来の行政としての姿勢じゃないじゃないかという立場で言っているのです。ですから、当然、抜本的な対策をやる。調査してこれからですけれども、その前にやっぱり誤りだったと、この判断が、そのぐらいの認識というか、普通に示さなければ、ああこれだけ雨降って、こうなってもまだ適地だというんでは、市民は太田市政に対する信頼を失うと思います。困らせるということで言っているわけじゃなくて、これからの安全対策を進める上での反省点になるじゃないか。そのために現状をまず認めるべきじゃないか。そういう視点で言っているのです。どうでしょう。大変な事態だというのは認めますか。市長、これ、この大雨の写真の事態、見ましたでしょう。市長。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。栗田教育文化部長。



◎教育文化部長(栗田正弘君) 教育文化部長でございます。先ほど来、市長も申し上げているとおり、これはいろんな角度から検討した中で、あそこの土地、これはほかの要素もいろいろあります。そうしたものを全て加味して、そうした良い点も当然あるわけですから、そうした中で総合的に判断したというのが、先ほども市長が答弁したとおりで、ここを適地とした認めたわけでございますので、その中で私も申し上げたとおり、完全に危険な場所であるという認識ではございませんし、今回の大雨はこうしたことがあることについては、今回わかったということでございますので、その安全対策については、昨日来申し上げたとおり、そうした対策をとって安心できるものに、さらにしていきたいということに考えているということでございます。

 以上です。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。田島議員。



◆16番(田島允雄君) いろんな事件が起こったときに、反省や原因を明らかにしないまま、対策を練って、やっぱり不十分に終わっているというのは行政上、多くあるものですから、ここはそうじゃない。判断が誤りだったら誤りだと認めた上で、どう安全対策をやるかというのが、本来の行政のあり方だと思うものですから、それで聞いている。今の部長の答弁を聞くと、いろいろ総合的に、あらゆる角度で考えて、ここに決定したと、だから、誤りじゃないというけれども、その努力はあったにしても、結果的にはこういう大災害を受けたということになると、今の時点で見ればやっぱり考えが甘かったなということになるのじゃないですか。それを聞いているのです。これは部長に聞きます。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。栗田教育文化部長。



◎教育文化部長(栗田正弘君) 教育文化部長でございます。これも先ほど来から申し上げているとおり、園が災害を受けたという認識ではございません。建設地のところにつきましては、先ほど来申し上げているとおり、何ら問題はなかったわけではございますので、その点については、こちらも水害を受けたというふうなものではないというふうに思いますし、ただその前の北側の土地について、これは以前から、先ほど申し上げましたが、少し水の量はともかくとして、冠水するというようなこともある程度は想定されておりますので、それがこういう状況になったということでございますので、それについて今後対策を立てていくということでございます。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。田島議員。



◆16番(田島允雄君) 言葉尻をとったようで悪いけれど、部長、水害を受けたというふうには理解していないですか。進入路が水没しちゃって、もう保育園の保育部の人は当日はここへは行けなかったもので、急遽、埋めるか何かで、登園は中止したけど。そういうふうな被害も受けているのですよ。ましてや進入路が水没して5名が孤立して、それでも水害は受けたとは考えていないのですか。



○議長(宮城力弘君) 傍聴人に申し上げます。傍聴席では静粛にお願いします。答弁をお願いします。栗田教育文化部長。



◎教育文化部長(栗田正弘君) 教育文化部長でございます。水害を受けていないと、私が申し上げましたのは、あくまでも先ほどの議論からもありましたとおり、建物、そうしたものについて、実際の建設時において、建物等についての水害はなかったということを申し上げているのであって、その進入路については、その道路を使って、園に行っているという状況はございますけれども、その園に直接のものではないという意味で申し上げているものでございますので、その辺については、御理解を願いたいと思います。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。田島議員。



◆16番(田島允雄君) つまり、今答弁で聞いたように、建物や子どもが無事だったので、安全だ。水害の被害を受けない。そういう見解なので、その見解が誰が見ても間違っていると、そう言っているのです。これだけの水害で、水没するように、保育園が囲まれて、これで事故がなくてよかったということで済まないじゃないかと言っているのです。客観的に見て。建てる前は、いろいろ不十分だけれども、調査をやって大丈夫だと思ったけれども、やっぱり大丈夫じゃなかった。そういうふうには思いませんか。誰だってそう思う。ただ、部分的に被害がなかったというのを強調して、建物が無事で、子どもも被害がなかったから、大丈夫。対策もそれなりの対策になっちゃう。本当に、これからしっかり守っていくんだという対策が立てられなくなる。その程度の反省じゃ。そういうことになりますよ。それだからはっきりと原因を明らかに、どう認識するかというのを明らかにしないとまずいじゃないか。そういうふうに言っているのですけど。どうして進めていいか。しばらく考えちゃう。市長これで大丈夫かな。そんな認識で大丈夫か、心配になりますけど。この写真を見て、ここが今ですよ。前じゃないですよ。今改めて、保育園としてふさわしい。安全な適地だというふうに、これでも市長、考える。そうだと言っている。そうですか。本当に。どうも納得できない。もう一度お聞きしたい。時間もどんどん過ぎちゃって、7分しかないので。こんなことばっかりやっているわけにはいかないので、もう一遍聞きたい。市長、これでも、この写真を見ても、この事実を見ても、まだここは幼保園として安全な適地だとお考えですか。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。太田市長。



◎市長(太田順一君) 今回の18号台風におきましては、その進入路に対しまして、冠水したことは事実であります。先ほどから申し上げているように、その原因を究明しまして、この幼保園がさらに安全を高めるように、今庁内で検討して、これから対策を講じていくということであります。したがって、先ほどから申し上げているように、幼保園としては、適切な場所であるというふうに、そのように私は認識をしております。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。田島議員。



◆16番(田島允雄君) そういう認識については、これからもいろいろな場面で出るなら、やはり市長の安全性についての論戦はこれからも続けていく必要があるとつくづく感じますが、引き続いて、こういう問題を追及するというのは、市長との討論をやりとりするということを申し上げて、次に移りたいと思いますが、時間がないもので、原発問題について、もう一度市長にお伺いします。

 一つは、市長は今、再稼働問題については議論する時期ではないという御答弁をしているわけです。市民は、再稼働問題をハラハラしながら見守っているわけです。それで、防潮堤ができれば、中電が申請するじゃないかといって、ですから、議論する時期ではないって、まさに今こそ浜岡原発20キロ圏内で東海大地震の震源域の真上に建っていて、その東海大地震も30年間で起こる確率は6割だ、7割ぐらいだと言われている中で、市民は暮らしている。それで、福島第一の事故が現実にあった。そういう中で、我々はまさに今は原発の安全性、再稼働について、まさに真正面から向き合って、議論する時期じゃないですか。市長自身も個人的には、市民の今の時点なら、再稼働は認めないと言っているわけでしょう。それを再稼働について議論する時期ではないというのは、そのつじつまが合わんというか、どういう内容なのか、もっと詳しく説明してもらいたい。今こそ議論すべきではないか。それなら、庁内の対策委員会があるでしょう。それは議論しないわけですか。



○議長(宮城力弘君) 答弁をお願いします。赤堀企画財政部長。



◎企画財政部長(赤堀慎吾君) 企画財政部長でございます。今の田島議員の御質問は、9月の定例会で田島議員の御質問にお答えをしたときのことだと思うわけですが、前から市長は、市民の理解が得られない限り、再稼働は認めないというふうに言っております。現時点では、再稼働は認めないと言っております。アンケートで56.1%の市民の方が稼働をすべきではないというふうにお答えをしている現実もあって、当然その再稼働は認めておりませんので、改めてそのことについて議論をする必要はないではないかと、そういう意味でありますので、別に議論をしちゃいけないとかということではありません。再稼働は認めないと言っていますので、その考えにおいて、改めて議論をすることはないのではないかということでお答えをしたものであります。

 9月の答弁が終わった後、議員が私どものところにまいられまして、私と課長でそのお話を散々させていただいて、そうか、わかったとおっしゃっていただいたものですから、御理解をいただいたかと思っておりましたが、そういうことですので。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。田島議員。



◆16番(田島允雄君) あのときはわかったような気がした。改めて考えたら、さっぱりわからなかった。それなので、きょうもう一遍質問した。そうすると市長は、とにかく市民の理解が得られない限り、再稼働は認めないというのと同時に、私自身も今再稼働は認めないと、その考えに変わりないと、改めて再稼働についてあれこれ議論する必要がない。こういうことだというふうに理解していいですね。ただ、本当に大いに議論はすべきだというわけです。庁内であっても、大いに議論すべきだと。そういうふうに言わないと、報道規制じゃないけれど、制限をするような市長の方針では役場の職員も自由に言えないので、それではまずいし、我々もそんな考えでは、市長のところへ言ってもしょうがないと思うけれども、大いに議論する。この間の請願を受けて、総務建設委員会をやりましたけど、結論的にはなかなか判断が難しいが、今まで議会で十分やらなかったので、今度大いに真正面からこの問題について話し合いをしましょうというのが、結論なので、そうすると市長の考えと大体一致するので、大いにやっていきたいなと、それだけ確認する。

 それで、もう一つは市長……。3分か。また原発問題、ほかにあるけれども、改めて今度聞くようにします。

 教育長に1点だけ聞きたい。きょう、委託、請負かどうかという問題で、国がガイドラインを出して、手引きを出している。それに沿ってやりたい。それなら大丈夫だというけど、私はそうではないということも一つ言いたい。国の手引きやガイドライン、これは国がこうやりなさいという手引きだけど、この中には献立表や作業順序表なんかは、地方公共、つまり教育委員会が提供する食材で、この手段には食器とか洗浄とか器具というのは全部、地方公共団体つまり栄養士さんが作成したのに従いなさいと書いてある。そうすれば大丈夫ですよと手引きにある。ところが、さっき私が言ったのは、そうじゃなくて、つまり請負かどうかの判断の、37号の国の基準は、完全に独立しなきゃいけないということなので、そういうのもちゃんと民間の受託する会社がつくらなければ違法ですよということを書いてある。それは完全にこれは矛盾している。国の手引きも矛盾している。これについて、よく研究してもらいたい。国がどうこうということよりも、矛盾した内容、そのぐらい民間委託というのは問題を含んでいる。ですから、やっぱりそれでいいかどうか、子どものための給食のあり方というのは、国がいいだの何だという、行革の立場じゃなくて、この菊川の教育委員会としてどっちがいいのかという、そういう立場で真剣に考えてもらいたいというふうに思いますけれども、この行革で、請負かどうかという矛盾点、これはそれとかさっき言った機材の借用の問題も含めて、しっかり私は身を持って議論していきたいと思っています。

 まだ1分あるので、再び原発問題でお伺いしたい。市長、前にはUPZで31キロ圏内の人たちが新たに動き始めて、安全協定を結びたい。それで事前了解、再稼働についての……



○議長(宮城力弘君) 残り1分です。



◆16番(田島允雄君) 事前了解についても、私たちも権利を持っていると主張して、たしか1年ぐらい前まではそういう動きを歓迎した。そういうような発言をしているのじゃないかと思うがどうですか。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。赤堀企画財政部長。



◎企画財政部長(赤堀慎吾君) 企画財政部長でございます。UPZ圏内の7市町の皆様方が、県と中部電力と安全協定を締結したいということで、今動いているということは報道で持って、承知をしております。それは、やはり7市町の皆様方のお考えがあるでしょうから、それはそれで、私どもとしては尊重をしてまいりたいというふうに思っております。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。田島議員。



◆16番(田島允雄君) 尊重したいというのは、つまりそういうのを支持したいということですね。私はなぜかというと、決定的に影響は30キロ圏内どころか、もっと風向きでは、広がるわけです。そうすると、この間の判決でたしか百何キロまで、そういう権利を持っているという発言が出ているものですから、浜岡原発が、ここの市の未来や命のかかった再稼働について、影響を受ける市民は当然それに発言する権利を持っているはずだ。ですから、細かいことはわからないでも、やはり……



○議長(宮城力弘君) 以上で、16番 田島議員の質問を終了いたします。



◆16番(田島允雄君) 理由があろうと、それを支持すべきだとそういうふうに思います。

 以上です。



────────────────────────────────────────





○議長(宮城力弘君) 次に、10番 内田 隆議員の質問を許します。内田 隆議員。

         〔10番 内田 隆君登壇〕



◆10番(内田?君) 本定例会、最後の一般質問です。少しお疲れの方もおられると思いますけど、もう少しお付き合いをお願いしたいと思います。私は、第4回定例会に当たりまして、29年度から始まります第2次総合計画の策定について、市長のお考えを伺いたいと思います。総合計画のあり方については、平成24年第1回の定例会の中でも質問させていただいております。私はまちづくりを着実に進める中において、まず計画を立て、それを市民とともに共有し、それを協働の中でPDCで回していくことがまちづくりに一番大事だと思っておりますので、その辺のところはぜひ御理解をいただきたいと思います。

 それでは、質問させていただきます。第1次総合計画は、菊川市が誕生した翌年の平成18年に策定されました。「みどり次世代」、「人と緑」、「産業が未来を育むまち」を将来像に3つの基本理念、7つの基本方針をもって策定されていることは、皆さん御承知のとおりであります。この第1次総合計画の終了に合わせ、第2次総合計画を平成29年度よりスタートさせる旨の説明があり、その準備が進められています。

 内容的に大きく変わるのは、計画期間が10年間から9年間に、計画書の組み立てが、「基本構想」、「基本計画」、「実施計画」の3段階方式から「基本構想」と「実行計画」の2段階にするとの説明がありました。

 日本全体が右肩上がりの成長を続け、末端の自治体も同じように夢を見ることができた時代の計画は多少、計画に甘さがあっても、大きな問題にはなりませんでしたが、成長がとまった今、夢を追うだけでは自治体自体の存続すら、危ぶまれる時代となってきました。こんなときこそ、総合計画を含め、各分野における細かい部分での無理がなく、かつ市の将来像を見据えた計画と実行が大事になってくると思います。

 第2次総合計画の中でも理念、将来像の推進テーマを設け、目標、目標に基づく政策、政策の基づく施策と形づくられ、これを3年間ごとローリングする実行計画でまちづくりをするというイメージが描かれています。この形は、現在の総合計画でも大きく変わるものではありません。言うまでもなく、総合計画は各分野における各種の計画により、お互いに支え合うことによって成り立っており、一部でも目標が達成できない分野が発生すれば、目指す市の全体像が変わってきてしまいます。

 また、目標を達成するためには、当然、行政だけでできるわけもなく、市民に市の将来像やそれに対する課題を共有してもらい、共に歩んでもらうことが一番大事なことになってきます。そのためには、それぞれの項目について、できるだけ具体的な目標を掲げ、将来がどうなるのかを、まず理解してもらい、行政はその時々の現状がどうなっているかを報告し、議論してもらうことが大変重要になると思います。

 以上のようなことを踏まえ、現在、策定が進められている第2次総合計画が将来の菊川市にとって、より実行性のある計画書になることを願い、次の点についてお伺いします。

 1点目です。第1次総合計画はまだ進行中でありますが、現時点でよかった点、反省すべき点について、どういう感想を持っているか、お伺いします。

 2点目です。計画書は9年間でありますが、すばらしい自治体として歩むためには、将来像を見据えての長期プランが必要だと思いますが、市長としてどのようにお考えになっているか、お伺いします。

 3つ目です。茶業を含む農業のように、現状が大変厳しい問題については、今回の総合計画については、どのようにしていくつもりかをお伺いします。

 4つ目です。子育て支援計画、農業振興計画、環境基本計画等、各種の計画書が作成されていますが、現状の計画書についてどのような感想を持っているかをお伺いします。

 以上、登壇での質問をさせていただきます。



○議長(宮城力弘君) 内田議員の質問が終わりました。市長の答弁を求めます。太田市長。

         〔市長 太田順一君登壇〕



◎市長(太田順一君) 内田議員の第2次総合計画の策定についての御質問にお答えをします。

 最初に、第1次総合計画はまだ進行中であるが、現時点でよかった点、反省すべき点についてどういう感想をお持ちかについてですが、菊川市が誕生して10年を迎えようとしており、この間、皆様の御理解と御協力をいただき、まちづくりを進めてまいりました。

 第1次総合計画に沿った取り組みとして、家庭医養成事業およびあかっちクリニック開設などの地域医療事業、小笠児童館、おおぞら幼保園の整備及び放課後児童クラブ開設などの子育て支援事業、掛川浜岡線バイパス及び朝日線アンダーなどの社会資本整備、市民参加型の協働によるまちづくりを進めるためのコミュニティ協議会の設立、人件費の削減及び市債残高の減少などの行財政改革への取り組みなど、さまざまな施策を実施し、全体としてはおおむね順調に進めることができたと感じております。

 一方で、反省すべき点としましては、施策の柱と設定されているみんなで目指す目標値や市民満足度において、平成22年度の現状値から下降している項目があるため、上昇させる仕組みづくりが課題と考えています。近年の社会経済情勢により、市民のニーズも変化してきていることもありますが、これらについては、今後も研究し、第2次総合計画の策定に生かしていきたいと考えています。

 次に、計画は9年であるが、すばらしい自治体として歩むためには将来像を見据えての長期プランが必要だと思うが、市長としてどのようにお考えかについてですが、近年の少子高齢化社会や人口減少問題など急激な社会経済情勢の変化を見ますと、長期プランは、その時々の社会経済情勢にそぐわないものになりかねませんが、第2次総合計画の策定に当たりましては、市の将来像をイメージし、20年後、30年後先を見据えた中で、住んでよかった、住みたくなるまちを目指した実効性のある計画を策定することを考えております。

 なお、現在策定を進めている第2次総合計画については、市長マニフェストを踏まえた実行計画を市長任期2期分にあわせた8年と考え、さらに1年調整期間をいただき、9年としています。

 次に、茶業を含む農業のように、現状が大変厳しい問題については、どのような計画書にしていくつもりかについてですが、個別計画の策定に当たっては、厳しい環境に耐え得る計画づくりが必要と認識しており、さらに実効性のある計画とするために、専門知識と経験のある農業関係者等の意見を踏まえた、現実に即した計画づくりを目指してまいります。

 最後に、現状の計画書についてどのような感想をお持ちかについてですが、現状の個別計画については、第1次総合計画の柱に基づいて計画されているものでございます。総合計画は、市におけるまちづくりの最上位に位置づけられる計画であり、行政内部はもとより、市民に対してまちづくりの目標とその実現方法を示す計画としているものであります。各種個別計画の策定に当たっては、その方向性や施策について総合計画との整合性を図り、対象となる分野の将来像や目標を掲げてまいりました。今後、さらにその実現に向けた具体的な取り組みを明らかにする必要があると考えております。

 第2次総合計画と各種個別計画は整合をとりながら、必要に応じて改訂、計画進行を進めてまいりたいと考えております。

 以上で、内田議員の御質問に対する答弁とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。内田議員、再質問はありますか。内田議員。



◆10番(内田?君) それでは、最初に質問させていただきます。

 今、市長のほうから、4番目の関係で各種計画については、総合計画に基づいた計画書になっているというような説明があったと思うのですけれど、今、各種計画書の素案が出されたときに、こんなのは今、政策会議の中で調整がとられているのか。それとも、もっと別のところでとられているのか。その点についてお伺いしたいと思います。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。橋爪企画政策課長。



◎企画政策課長(橋爪博一君) 企画政策課長でございます。現状の第1次総合計画に関しましては、当然、個別の計画が出ているものもございます。第2次の総合計画はこれからですので、例えば現在、個別の計画をもし見直しすれば、議会への説明も当然出てきますので、政策会議にも諮っていくというような流れになるかと思います。

 それから、市長からも答弁しましたように、これからのものについては、6月の議会でも条例のほうを制定させていただいたときに、そこも議論になったかと思うのですけど、条例上でも第2条で最上位の計画である。それから、第11条で各分野の計画との整合性という部分も条例の中でうたわせたいただいておりますので、当然これは整合をとっていくというようなことで考えております。

 以上です。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。内田議員。



◆10番(内田?君) 今、2次計画からこうするというようなお話だったと思うのですけど、今現在いろんな計画書が二十二、三年のころからずっとつくられていて、10年計画のものが1個あるわけです。それで、そのものの中間見直しみたいなものが多分入っていると思うのですけど、やはり29年からのものへ即つなげるのじゃなくて、今現在のものをどうするかということが、やはり第2次総合計画へつながると思うのですが、私が質問したのは、そういう計画書が現在でも政策会議の中で、皆さんの議論の中で固まってきているかどうかをお聞きしたのですが、その点はどうなのですか。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。橋爪企画政策課長。



◎企画政策課長(橋爪博一君) 企画政策課長でございます。個別の計画については、それぞれの各部課のほうで上げてきますけれども、当然、必要に応じて、政策会議、当然その場合には、市長、副市長とのレク、それから議会との調整も当然あると思いますけれども、必要に応じて、政策会議のほうへ上げてくるというような形をとると考えております。

 以上です。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。内田議員。



◆10番(内田?君) 市長が20年後、30年後に住んでよかったまちというような言葉を今使っていただいたと思うのですけど、やはり住んでよかったまちという形になると、各一つ一つの計画が市民満足度にどこまで達しているのかというようなことが非常に大事になってくると思うのですが、今そのところが十分なされているのかどうか、ちょっと疑問に思っています。それで、やはり自治体間競争と言ったらおかしいかもしれないですけれど、住んでよかったまちということになると、やはりほかのまちよりは優れているということを、どうやってつくっていくかという形になると思うのですが、そのときに、それぞれの個々のところの目標値が、他の町より高いということが非常に大事になってくると思います。ですから、今そこを各課でやられると、総合調整をやるところがないと思うのですけれど、この辺のところはどうなのですか。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。橋爪企画政策課長。



◎企画政策課長(橋爪博一君) 企画政策課長でございます。全体の総合調整という意味では、当然、総合計画との整合性というふうに当たってくると思うのですけど、当然それは先ほど言いましたように、各部、各課のほうから、中間見直しに関しまして上げてきたものを政策会議の中でも、そういう部分についても、一応は協議をしていく。確認をしていくというような作業が当然出てきます。

 それから、その見直しに当たっては、当然行政側だけではなくて、いろんな方の意見を聞く中で、見直しも当然やってきていると思いますので、そういう中でも各部のほうでも総合計画との整合性というのが、確認しながら、かつ社会情勢も当然変わっておりますので、現状に見合ったような形の見直しというものを考えていくというふうに考えております。

 以上です。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。内田議員。



◆10番(内田?君) やはり何でもそうですけど、固まってきたものを途中で直すというのは、非常に難しいというふうに思います。そういう中において、ここまでの目標数値で、菊川市はいくんだというようなものが、トータル的にどこかでコントロールしてあげないと、やはりせっかくいろんなものが前へ出ていても、どこか一点が欠けることによって、やはり町の欠落部分ができるというふうに私は思うのです。ですから、やはり固まってからということじゃなくて、当然、数字を出していただいて、この数字がここまでたどりついていないということであれば、当然高い数字を求めてもらう。そういう計画書でないと、やはり総合計画自体がなかなか達しない。先ほど市長が言ったように、住んでよかったまちになかなかなれないというふうに思うのですが、その辺はどうですか。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。橋爪企画政策課長。



◎企画政策課長(橋爪博一君) 企画政策課長でございます。今議員のお話だと、各個別の計画にも、数字的な目標を上げたほうがいいのではないかというようなお考えかと思うのですけれども、当然、計画にもよりますけれども、目標を持つ計画も当然あるだろうし、その下のランクというか、下の段階で目標を持つというようなことも当然あると思いますので、それは個別の計画の中で、また必要に応じて数値目標があれば入れていくような作業もこれから出てくるかと思います。

 以上です。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。内田議員。



◆10番(内田?君) それでは、具体的にお話をさせてもらいます。やはり今、人口減少社会という形になっていると思いますので、今までの総合計画でいきますと、過去の推移を抑えながら、計画書をつくってきたような形になっていると思いますが、やはりそれでは施策が打てないというふうに思います。やはり今、市長が人口を5万にするのか、4万5,000にするのかわかりませんけれど、はっきりした将来の人口を決めていただければ、それに向かって各施策がどうしたらいいかというようなことが具体的に出てくるんじゃないかとなと私は思います。ですから、人口だけがキーワードではございませんけれど、やはり人口をある程度決めれば、それに伴った施策を打たざるを得なくなってくる。そういう展開が出てくると思いますが、この辺のところについてはどう考えますか。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。橋爪企画政策課長。



◎企画政策課長(橋爪博一君) 企画政策課長でございます。当然、今現在の第1次総合計画というのは、10年前に作成したもので、人口が上がっていくというような計画にはなっておりました。たまたまですけど、昨年まで私が担当しておりました都市計画マスタープラン、これをつくるときに、当然総合計画との整合性というのを考えてつくったわけですけれども、やはり国勢調査の結果を見ても、実際、住基の状況を見ても、19年をピークにして下がってきている状況がありますので、マスタープランをつくるときには、現状を捉えたような推移でつくってまいりました。

 それから、これからですけれども、昨日の西澤議員への御答弁にもさせてもらっておりますけれども、地方再生の地方版という人口ビジョンも含めて、来年度国からは、これは必ずつくらなければいけないというものではありませんけれども、11月21日に国会で、地方創生の法案が通りまして、国は当然つくりますけれども、県それから地方自治体も地方版をつくるということになっております。この中で、もう一度これからの推計、それからこれは適正な人口規模というのが、どの時点が一番いいのかというのも含めて、これからの総計をつくるに当たっては、考えていく必要があるだろうという認識は持っております。それが、例えば10万人がいいのか、何万人がいいのかというのは、今ここでなかなか即答はできませんけど、そういうものも含めて、これから考えていきたいというふうに考えております。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。内田議員。



◆10番(内田?君) やはり今言ったように推計で動くというのじゃなくて、私はやっぱり現状維持なら現状維持でも構わないと思うのですけれども、そのために何を皆さんがしなければいけないかということを、それぞれの実行計画の中に入れていかないと、なかなか減少社会になってしまうと思うのです。やはり雇用の問題が出てくれば、商工観光課ですか、企業誘致をすることにどうやって努力をしなきゃいけないのかとか、転入人口を求めるためには、何をしなければいけないのか。それぞれ決められた人口をキーにすれば、ある程度の施策をせざるを得なくなってくると私は思いますが、各課が自分のところの仕事をただ推進するだけでは、町全体が上がっていかないのじゃないかと思っています。そこでぜひ計画の中に将来人口を固めていただければ、いいんじゃないかなと思いますので、そのことについて、どうお考えかお願いをしたいと思います。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。赤堀企画財政部長。



◎企画財政部長(赤堀慎吾君) 企画財政部長でございます。今課長からも答弁がありましたが、地方創生法がまち・ひと・しごと創生の法律が通りまして、国が長期ビジョンと総合戦略をつくるようになります。これに基づいて、きのうも御答弁をいたしましたが、私どもは積極的に来年度地方人口ビジョンと地方版総合戦略の策定に取りかかっていくつもりでおります。まだ、具体的な姿が見えてこないものですから、たしかなことは申し上げられないのですが、人口ビジョンと総合戦略をつくれということは、まさにその今議員がおっしゃるとおりでありまして、どれだけの人口にしていく。5万人なのか、4万5,000人なのか、5万にの場合には、どういう戦略をしていけば5万人になるのか。4万5,000人と設定する場合には、どういう戦略をしながら4万5,000人を維持するんだという、そういう戦略と人口目標を持った形になってくるんだろうと、想像はしています。それが、昨日も申し上げましたが、その後の総合計画に当然つながってくるものだと思っておりますので、まだ具体的に総合計画で、その部分がどういうふうに反映できるかということは申し上げられませんが、そういう方向になるんだろうなという気持ちは抱いております。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。内田議員。



◆10番(内田?君) 静岡県、特に菊川市の場合については、すぐには非常に地震以外には条件がいいということで、人口もそれほど大きく減っていない。ですけど、やはりきのうの質問の中にもあったように、もう危機感を感じている自治体がたくさんある。特に島根県はたくさん自治体があって、非常に特殊な考え方を持って、もう自治体として動いて、新聞報道なんかでもされているのが現実だと思います。やはり菊川においても、29年を待つではなくて、今のうちから何ができるかをぜひ考えていただく中で、29年につなげていただきたいなというふうに思います。

 それと、次に総合計画じゃなくて、各種基本計画の関係なんですけど、先日一つの例として環境基本計画の後期計画という、こういう紙が出たことを御存じですか。この紙はいいんですけれど、その中に、変更して数値を変えるというようなところがあるんですけど、これを見ますと、やはり現状でできるものを上げて変えていくというようなやり方になっていると思うんですけど、そうすると、先ほど市長が言った住んでよかったまち、住みたくなるまち、要するに、他市町村に比べてまさっている部分があるのか、ないのかわからない。私はこういうものをつくるときに、やはり他の市町村のものをまねて、例えば舗装率が60%で書いてあって、他の町が同じだったら、うちは65%にするとか、それは一つの具体例ですけど、やはり他の町より少しでもまさるものをつくっていかないと、菊川が特質した住んでよかったまち、住みたくなるまちにならないと思うのですが、この辺はどうお考えになりますか。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。澤島生活環境部長。



◎生活環境部長(澤島延行君) 生活環境部長でございます。議員御指摘のとおり、環境基本計画につきましては、少し他市のそういった数値を取り入れてというような部分が少なかったというか、なかったとは思いますが、それなりに他市の状況というものを意識をして、どういった範囲で、どういった程度でこれから推進していくかというようなものは取り入れて考えていると思いますので、ちょっとダイレクトに比較した数字はないのかもしれませんが、そういったことで見直しをしておりますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。内田議員。



◆10番(内田?君) 先ほど言ったように、やはりどこかのところで、そういうことをコントロールするところが、出てきたものをこれでは低いですよ、もう少し上げなさいよということをやるところがないと、どうしてもその計画書が甘くなると言ったら申しわけないですけど、現状維持型のものになりがちになる。そうなると、やはり先ほど言ったように、ほかの町に比べて特質した形にならないと思いますので、そこはぜひ企画が担当になるようでしたら、先ほど言ったくどいようですけど、素案が出てきたときに、やはりそのことについて正しいチェックをして、現課のほうに戻さないとうまくないと思いますが、この辺のところはどうですか。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。橋爪企画政策課長。



◎企画政策課長(橋爪博一君) 企画政策課長でございます。当然、総計との絡みを含めてコントロールは必要だと思っています。ただ、うちの課として全てのものをコントロールするというのは、なかなか非常に難しい部分がありますので、当然各部の中で、当然そこの部分は整合性を持っていただくというのが大前提でありますけど、当然その中身については、うちの課としてもチェックはできる限りのことはしていきたいというふうには考えております。

 以上です。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。内田議員。



◆10番(内田?君) ぜひ低い基準で、目標値を下げないようにぜひ上げていただきたいなと思います。それで、やはりその数値が出てくると、当然それに向かって、何か施策を打っていかないといけない。何かがあれば変更しなければ、ただ出した数字が絶対的なものじゃないもので、当然計画が変わっていくことについて否定をしているわけじゃございますけど、やはり数値を持って、その数値に向かって努力をするということは、やっぱり一番大事なことだと思いますので、ぜひ企画のほうで、統括するほうで、数値のコントロールをしてやって、できるだけ高い目標を持たせるようにお願いをしたいと思います。

 それと、長期計画の関係ですけど、やはりものをつくるという形のものは、お金さえあればできるわけなんですけど、例えば、河津の桜みたいなものについては、やはり植えてから何年もかかっているわけです。ですから、5年や10年でできないようなものを、これからどうしていくのかということを、ぜひ計画の中で検討していただきたいなと思うんですけど、その辺はいかがですか。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。橋爪企画政策課長。



◎企画政策課長(橋爪博一君) 企画政策課長でございます。議員おっしゃられる長期ビジョンというのが、30年、50年のビジョンだと思いますけれども、なかなか具体的なビジョンを掲げていく中では、当然この10年間も非常に変化しているという現状もありますので、これからの30年、50年を最終目標を当然持つのは必要だとは思いますけれども、変化も当然出てくるだろうと、例えばの話ですけれども、全国の例を見ますと、例えば茅ヶ崎市なんかでは、当然将来の都市像という言い方で掲げているところもございます。これは総合計画は、実際10年でございますけれど、言葉としては、キャッチフレーズではないんですけど、例えば茅ヶ崎の場合には、「自然と人がふれあう心豊かな快適な都市 茅ヶ崎」とか、うちで言うと、緑次世代とかというのに当たるのかもしれないですけど、そこら辺はちょっと研究をさせていただきたい。ただ、具体的なものを掲げていくと、やはり変化に当然追いつかない部分もありますので、そこはもうちょっと研究をさせていただきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。内田議員。



◆10番(内田?君) やはり例えば今言ったように、交流人口をふやしたいということになると、観光施設、それが前の質問の中にもありましたように、菊川には観光に適したようなものがそうたくさんあるわけではございませんので、当然、交流人口を求めるということになれば、その長期的にここをこういう形にしていきたいというようなものを、どこかでつくらないと、どうしても当面する話ばかり出てきちゃう。ですから、そこのところはやはり言葉でなくて、先ほど来言ったような、一つ公園でもいいんですけど、この公園はこういう特質のある公園にしようということを決めていただいて、10年か20年引き継いでもらえば、多分今言ったように社会情勢が変わってきたから、公園をつぶして畑にするということはないと思いますので、そういう長期プランが必要じゃないかと思うのですけど、その辺はいかがですか。



○議長(宮城力弘君) 答弁を求めます。橋爪企画政策課長。



◎企画政策課長(橋爪博一君) 企画政策課長でございます。当然、10年で達成できないことも当然あると思います。いろんな個別の事案も当然ありますけれども、その辺も含めて、総計をつくっていく中で検討、研究をしていきたいというふうに思います。

 以上です。



○議長(宮城力弘君) 答弁が終わりました。再質問はありますか。内田議員。



◆10番(内田?君) ぜひ当面する課題だけじゃなくて、長い目で見て、菊川市が存続される限り、この土地自体がなくなることは絶対ないと思いますので、この土地にあったようなものを考えていただいて、計画の中へ挿入していただければ本当にありがたいなというように思います。先ほど言ったように、人口からスタートさせますと、学校の計画についてもいろんなことに波及していくと思います。ぜひ人口目標を持っていただいて、それに伴って、各計画書に施策が入って、その施策の中に目標が入って、誰が見てもわかりやすいようなものを提示すれば、市民の方でも、やはり厳しいものがあったにしてみても、全体像がわかれば納得していただけるのではないかと思いますので、ぜひ今のうちからそういうことを準備していただいて、29年からのスタートに間に合うように、ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 以上、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(宮城力弘君) 以上で、10番 内田議員の質問を終了いたします。



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△散会の宣告 



○議長(宮城力弘君) 以上で、本日予定しました日程全てが終了いたしました。

 次の会議は、9日火曜日、午前9時から本議場で開催しますので、定刻までに御参集ください。

 本日は、これを持って散会いたします。お疲れさまでした。



散会 午後 2時22分