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静岡県 菊川市

平成 22年 6月定例会(第2回) 06月10日−03号




平成 22年 6月定例会(第2回) − 06月10日−03号









平成 22年 6月定例会(第2回)


平成22年第2回菊川市議会定例会会議録

議 事 日 程(第3号)

平成22年6月10日(木)午前9時開議 
日程第 1 諸報告
日程第 2 一般質問
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本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
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出席議員(17名)
     1番  高 柳 和 弘 君     2番  内 田   隆 君
     3番  水 野 貞 幸 君     4番  伊 藤 芳 男 君
     5番  宮 城 力 弘 君     6番  西 澤 和 弘 君
     7番  清 水 一 男 君     8番  鈴 木   榮 君
     9番  河原崎 光 雄 君    10番  伊 藤 壽 一 君
    11番  岡 本 徳 夫 君    12番  小笠原 宏 昌 君
    13番  落 合 良 子 君    14番  すずき 麗 華 君
    15番  田 島 允 雄 君    16番  岩 科 鉄 次 君
    17番  北 沢 俊 一 君
欠席議員(なし)
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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
  市     長   太 田 順 一 君   副  市  長  石 田 辰 芳 君
  教  育  長   石 原   潔 君   総務企画 部長  伊 藤   茂 君
  市民生活部長兼                                 
  小 笠 支所長   高 岡 正 和 君   建設経済 部長  笹 瀬   厚 君
  教育文化 部長   伊 藤   崇 君   消  防  長  岡 本 吉 弘 君
  市立病院事務部長  赤 堀 弘 明 君   財 政 課 長  赤 堀 慎 吾 君
  企画政策 課長   原 田 修 一 君   安 全 課 長  赤 堀 正 人 君
  地域支援 課長   佐 藤 甚 平 君   健康長寿 課長  落 合 哲 郎 君
  建 設 課 長   横 山 嘉 彦 君   都市計画 課長  橋 爪 博 一 君
  商工観光 課長   浅 羽 睦 巳 君   農 林 課 長  広 瀬 勝 彦 君
                        水 道 課長兼           
  茶業振興 室長   大 石 芳 正 君   下水道 室 長  石 川 睦 美 君
  教育総務課長兼               社会教育課長兼           
  給食センター所長  加 藤 容 章 君   図 書 館 長  妻 木   久 君
  市立病院総務課長  野 賀   済 君   消防総務 課長  横 山 克 喜 君
  消防企画 課長   鈴 木 寿 美 君
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事務局職員出席者
  議会事務局長    藤 田 一 郎     書記       堀 川 明 典




開議 午前 9時00分





△開議の宣告 



○議長(北沢俊一君) 改めまして、おはようございます。

 ただいまの出席議員は17人であります。法第113条の規定による定足数に達しておりますので、平成22年第2回菊川市議会定例会3日目の会議を開きます。

 なお、会議中の上着の着用につきましては御随意にお願いいたします。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。



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△諸報告 



○議長(北沢俊一君) 日程第1 諸報告を行います。

 私からも市長からもございません。



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△一般質問 



○議長(北沢俊一君) 日程第2 一般質問を行います。

 本日は、一般質問の2日目でございまして、昨日に引き続き一般質問を行いますが、本日は4人の方を予定しております。質問時間は、再質問含めて30分以内でお願いいたします。

 それでは、通告順にお願いいたします。



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         △ 内 田   隆 君 



○議長(北沢俊一君) 最初に、2番 内田 隆議員の質問をお願いします。内田議員。

         〔2番 内田 隆君登壇〕



◆2番(内田隆君) 改めまして、おはようございます。

 一般質問2日目のトップバッターで少し緊張しておりますが、あさってあたりから梅雨に入るそうでございますが、きょうは大変すばらしい天気でございますので、きょうの青空のような将来の菊川町がいただけるようなお回答をいただければありがたいと思いますので、よろしくお願いします。

 それでは、通告に従って質問させていただきますので、よろしくお願いします。

 1点目は、菊川市の茶業についてでございます。

 御承知のとおり、本年の一番茶は3月30日の凍害によりまして、平年でありますと5月の連休を越せばほぼ終了するものが、本年は25日近くまで操業する工場が多くあり、それも満足に伸びた新芽を刈り取るのではなく、一番茶終了の区切りをつけるため、畑の整理をして終わったところが多かったようでございます。

 新聞の報道によれば、収量的には前年比85%ぐらいは確保されたようでありますが、金額的には余り期待できない、このことにつきましては、市長の諸報告と、昨日の同僚議員の中でもありましたが、100%超えたところもありましたが、全体的には低かったというふうに聞いております。しかし、これは前年比でございまして、21年度が20年度比で85%ぐらい、金額で80%でありましたので、経済的には大変減少が大きかったと思います。私の一番身近な団体の資料によりますと、これを10アール当たりで農家の手取りに換算いたしますと、平成19年が31万円、まあ、20年も31万円でございましたが、21年度、昨年につきましては29万7,000円でじり貧状態でございます。10年前の平成12年、この年をやりますと約10アール当たり58万1,000円と出ておりましたので、ほぼ半分近くに減ってきたということで、大変経済的には厳しいということをぜひ認識いただきたいと思います。

 社会環境も変わりまして、現在では少し違うかもしれませんが、漁港の町とか鉱山の町とか多くの地方の都市が、その地域の産業により町の基本ができ、文化が育ち、発展を見、現在に至っているところが多くあります。

 菊川市も茶業について、その1つであると考えております。今では、茶を直接生産したり加工販売をして生活をしている人の割合は少なくなっているかもしれませんが、他の事業に従事していても多くの人が茶を中心に、また茶のことを気にしながら生活をしています。菊川市の茶業を「1.5次産業」とか「茶は菊川市そのものである」と発言してくださった方もございます。確かにお茶は第1次産業でありますが、米や野菜などのように生産されたものを直接出荷するのではなく、加工をし出荷することが必要であるため、他産業を生み出すことができております。

 また、この菊川の家の周辺から山の山頂まで耕作できるところについてはすべて茶畑というのが菊川茶の特徴であると思います。その茶畑が芽を吹きまして、もえぎ色になる一番茶前の景色は、我々見なれた地元の人には大した景観ではございませんが、茶のないところにしてみれば感動を与える価値のある景観であると聞いております。

 茶の摘採につきましては、現在のように機械力のない時代はすべてが人の力であり、各農家は周辺の各市町村からの労力の応援を受けたため、お茶の時期には多くの人がこの菊川に集まり、茶特有の文化が育ち、それに伴い茶産業も育ち、菊川は大きくなってきてました。まさに、お茶の町菊川、お茶の菊川であると思います。その町の中心にあったお茶が、大変厳しい状況になっております。発展の中心であったものが衰退し、それに伴い町自体が衰退していった事例は全国各地にあります。

 市長はこうした状況の中、長期展望も含め菊川のお茶の課題をどう整理し、どう対応されておられるのか、お伺いをいたしたいと思います。

 次に、機構改革についてお尋ねいたします。

 平成21年度に行政組織の改革をするということは前々から伺っておりますが、新たな行政組織により菊川市の運営をされるに当たりまして、どんなことを考えられているかお伺いいたします。

 菊川市における課題解決や市民満足度を高め、基礎自治体間の競争を勝ち抜いていく上では、組織による統制力と職員全員のやる気によっての能力発揮が大変重要であります。行政改革により職員の数が削減されていく一方で、市民の行政に対する要望は増加し、また内容は緻密化し、単に与えられたものを能力の範囲内で処理すればよしとするだけでは済まない部署もたくさん出てきております。加えて、国や県における行政改革により、今まで国や県で行われていた事務事業が権限移譲という形でおろされ、末端自治体の事務量は大きく増加しております。

 私は、行政の仕事は事務的、機会的に処理する部署もありますが、多くの部署が市民と直接接し、人と人とのつながりの中で市民にも理解をしてもらい、事務処理をしているマンパワーであると思います。市民の目線で行政の評価がなされる中において、職員の位置づけは非常に大きなウエートを占めていると思います。こうした中で、職員数の問題は質とともに大きな課題となってまいります。

 また、組織を管理していく上でも、ある一定のルールの中で職員の自主性に任せる方法と管理体制を明確にし、それに対し責任を負わせる方法とあると思いますが、いずれにも長所・短所が生まれてきます。特に責任を負わせる場合は、職員の処遇にも十分対処する必要があります。平成の大合併以前も以後も全国各地の自治体でいろんな工夫がなされておりますが、絶対的な機構が生まれてきてるとは聞いておりません。大変難しい問題であると思います。そんな中で、現時点では市長がお考えになっている機構改革はどんなところに重点を置き、どんな青写真を描いているのかをお願いします。

 以上、登壇での質問をさせていただきますので、よろしくお願いします。



○議長(北沢俊一君) 内田議員の質問が終わりました。

 市長の答弁を求めます。太田市長。市長。

         〔市長 太田順一君登壇〕



◎市長(太田順一君) おはようございます。きょうも、2日目の一般質問ですが、また御指導よろしくお願いします。

 最初に、内田議員の2つの質問について、答弁を申し上げます。

 最初に、菊川市の茶業についての御質問にお答えします。

 近年の茶価低迷に加えまして、ことしは本当に凍霜害によって、さらに厳しさを増しているということは十分認識をしております。

 2月議会でも述べさせていただきましたが、茶農家の収入を上げるためには、まず茶工場、茶生産者、取引先が一体となって生産コストの低減と品質向上に取り組み、まず「売れるお茶の生産」にシフトする必要があると考えております。

 そのために現在、市ではJAと一体となって推進しているのが茶園管理の共同化であります。共同化によって、茶園管理の統一化、生葉の均一化による品質向上やコスト削減、また労働力の効率的な活用によって規模拡大も可能になってくると考えております。

 今年度、共同摘採を実施した茶工場もありますので、モデル的な取り組みとして周知され、それぞれの地域、茶工場での取り組みに波及していくことを期待しているところでございます。

 従来どおりの方法では立ち行かなくなってきていることは承知のことだと思います。それぞれの茶工場が現状を踏まえ、経営方針を立てて取り組んでいく必要があると考えております。

 茶価低迷、担い手不足、廃業などによる耕作放棄地の拡大など、収益性の悪化から想定されることは大きな問題となってきております。今回の凍霜害によって、少ない生葉を製造するために茶工場で連携したところもありますが、将来的には地域の農地を地域で守る、活用するといった視点から茶工場の連携が必要となってくる地域もあると思われます。

 厳しい茶業ではありますが、県内の中で見れば菊川市茶業の生産基盤は、茶園整備、防霜ファンや乗用型機械の導入状況など、条件的には非常に整っている産地であり、共同化や法人化はそれらを有効に活用できる方法の一つだと考えておりますので、研修などを通して推進してまいります。

 次に、機構改革についてでございます。今日、地方自治体を取り巻く社会情勢は、少子高齢化社会の進展や人口減少社会の到来、地域経済の低迷など、ますます厳しさを増しております。

 こういった中にあって、市民からは社会保障の充実や安心・安全の確保、社会資本基盤の整備などを求める声が多く寄せられており、基礎自治体として行う行政サービスへの期待が大きなものであると感じております。

 また、政府では昨年12月に閣議決定された、地方分権改革推進計画に基づく地域主権改革を進めており、基礎自治体への事務権限の委譲が検討されるなど、地域主権の確立に伴い、地方自治体にとっては事務事業が増大するものと考えられております。厳しい財政状況とともに、ヒト・モノ・カネなどの経営資源が縮減されていく中で、地域主権改革に対応した行政サービスを行っていくことは、非常に厳しい状況となることも予想されるところでございます。

 このような状況下にあって、市は目標に掲げる市民満足度の高い市政運営の実現のため、最適な行政サービスの提供が行えるよう取り組んでまいりますが、これまで幅広く展開してきた行政の守備範囲を改めて見直すことも場合によっては必要となってまいりますし、行財政改革を着実に推進していくことにより行財政運営そのものの最適化・効率化を図っていくことが重要であると考えます。

 また、今後、この地域主権が一層推進されていく中で、市民と行政との協働がこれからのまちづくりでさらに重要度を増すものであると考えられますし、それぞれの責任と役割をお互いが再認識することにより、市民との協働により推進していく組織機構を改めてつくる必要があると感じております。

 議員の質問で、組織を管理していく上で必要な管理体制について触れられている点がありましたが、私は、ある一定のルールにより管理された中で、職員は自主的かつ主体的に行動することが必要、選択またはスピードでありますが、その行動などに対する処遇は、これから進めていく人事管理により適切に対処していく仕組みを構築していきたいと考えております。

 これまでの組織機構改革でありますが、平成21年度には施設管理課を廃止し、業務を本来の主管すべき部署に振り分けたり、こどもみらい課を本庁から保健福祉センターに配置がえするなど、目的を明確にした組織と市民にとってわかりやすい組織に主眼を置いて組織を構築いたしました。

 また、平成22年度には市立総合病院の安定運営や消防庁舎の移転・改築など新たな行政課題に対応する組織を構築し、職員の大量退職に対しては管理職の兼務等により、23年度の組織改革につなげるため人事異動を行ったところでございます。

 なお、組織を構築するに当たり、地方自治体の業務に大きなかかわりを持つ国の施策の方向性や方針、国の組織機構なども依然不透明な要素があるため、組織機構改革を行う23年度以降においても、引き続き国の情勢によっては適宜対応していく場合があると考えているところでございます。

 いずれにしても、平成23年度の組織機構改革は、市の行財政改革の目標にあります、市民満足度の高い市政運営の実現に向けて、21年度から進めてまいりました組織機構改革の一つの区切りとなる年と考えております。

 組織力を高め、効率的な行政運営を行っていくためには、従来からも申し上げましているように職員力の向上が重要となりますので、人材育成基本方針に沿い進めることにより組織機構改革の効果がより高まるよう一体的な取り組みを行っていきたいと考えているところでございます。

 以上を申し上げ、内田議員への答弁といたします。ありがとうございました。



○議長(北沢俊一君) 市長答弁が終わりました。

 内田議員、再質問ありますか。

 内田議員。



◆2番(内田隆君) ありがとうございました。まず最初に、お茶の関係なんですけど、市内にはいろいろな産業があるわけなんですが、お茶について市長の位置づけというのは、他の産業に、私が先ほど言ったようにお茶の町菊川である以上、ある程度特化した位置づけだというふうに思わせてもらっているんですが、この辺についてはどうお考えですか。



○議長(北沢俊一君) 市長、答弁願います。市長。



◎市長(太田順一君) まず、お茶につきましては単品の生産額、まあ、これは経済的な数字から見ましても断トツに高いわけでありますので、その影響力というのは非常に大きいというのが1つ。そして、この茶業にかかわる、関係する方が非常に多いというのが2つ。それから、3つ目は、お茶という歴史の中で、この菊川市、まあ小笠町と菊川町が発展してきたという歴史が1つ。この3つは、やはり総合的に見ても非常に菊川市において重要な産業であると位置づけとして私は考えております。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 内田議員。



◆2番(内田隆君) ありがとうございました。ここの部分がずれますと、話が全然つながりませんので。

 昔、お茶も一般的な工業作品じゃないかということの中で、農家の生産額と工業生産額の税金がなぜこんなたくさんお茶と言うか農家へ回らないけないんだというな発言をされた方がおりましたが、やはり、先ほど申したように、お茶そのものが菊川であるということになれば、当然そこに対してはある程度の本施策というものが必要になってくるんじゃないかなと思います。そういう中でも、やはり限界はあると思うんですが、やはりほかの税を持ってきても菊川のまち全体をつくる上では、やっぱりお茶がある程度必要だということを、まず認識していただかないとなかなか次の段階へ入らないんじゃないかなと思います。そういう中において、いろいろ会議があるわけなんですけど、非常に皆さん人件費不足というのか、そういう中でリーフ茶の出どころが悪くなってきて、この前もうちのほうの議会の中でもリーフ茶から、委員会のときにはペットボトルにかわったわけなんですが、やはり、やっぱり行政の中心のところが、ある程度そのことについて姿勢を正していかないと、みんな手軽のほうへ手軽のほうへ行ってしまうと、リーフ茶っていうのはどんどん、どんどん減退して、やはり菊川の衰退につながるというふうには僕は思っているんですが、その辺は、市長、どのようにお考えですか。



○議長(北沢俊一君) 市長、答弁願います。太田市長。



◎市長(太田順一君) まず、私のところに見えるお客さんに関しましては、すべてリーフ茶でやってまして、とにかくペットボトルは使わないということで話はしております。

 したがって、今、市役所の中での話だと思いますけども、いろいろな団体があろうかと思いますが、内田議員から今リーフ茶でお茶をということでありますので、また再度、庁内でまずリーフ茶でお茶を飲んでいただくということは話をしていきたいと思います。基本的に、やはり菊川は茶のまちでありますし、いろいろなところでお茶を飲む機会があるわけでありますが、当然、今、内田議員が言われたようにいろいろなケース・バイ・ケースで、まあ、ペットボトルも非常に今普及されておりまして、それを指示される方もたくさんいらっしゃるわけでありますが、リーフ茶で飲んでいただくということを市としては考えていきたいと思っております。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 内田議員。



◆2番(内田隆君) ありがとうございました。課題を先ほど幾つか挙げていただいて、それに対応策を並べていただいたんですが、私はやはり、当面する課題というのと長期的な全貌に立った課題と、そういうふうに一応大きく分けますと、今非常に核家族化が進みまして、うちの子供、子供って孫見てもほとんどお茶飲まないと、こういう状況になってる中においては、やはり生活の中にお茶があった時代は、しばらくすればまた戻ってくるわけなんですけど、今現時点でお茶離れしている人については、ほとんど戻ってこないんじゃないかなというような心配をしています。ということは、将来的にお茶の消費量が非常に減るんじゃないかなというふうに心配をしているわけなんですけど、そういうことについて、やはりもう少しきめ細か、例えば、学校というか保育園、幼稚園へお茶を提供してくださっていることは大変ありがたいわけなんですが、やはり前回の議会の中でも質問があったと思いますが、やはりそれが最終的な消費に向かっていないんじゃないかというようなことも言われています。この辺のところを、やはりもう少し後押しをしてあげないと、物をつくって渡せば事が終わるという話にはなかなかならないと思いますので、ぜひ、その辺のところは、人をつけてでもやっていただければありがたいなと思います。これも当然、先ほど言ったように、お茶を特殊に見ない限り、そこに新たな人件費を投入するということについては、やはりそれなりの御予算があるかもしれませんけど、やはりそのぐらいかわいがってあげないと残らないんじゃないかと思いますけど、この辺についてはどうお考えですか。



○議長(北沢俊一君) 答弁お願いいたします。市長。



◎市長(太田順一君) まず、子供さんに対しましては、茶業委員会のほうから飲み茶、幼稚園、小学校、中学生に飲み茶を送っていただいているのは御承知のことと思いますが、今言われたようにそのお茶がどのような形で子供さんにどのように喜ばれているかということについては、毎回、生産者の皆さんから聞かれております。したがって、それらについてもまた分析をしていきたいと思います。

 また、若い世代にお茶を飲む機会が少ないんじゃないかということですので、これは、私は、生産に対して、あるいは茶業というものに対しては一つは行政としてやるものと、それからもう一つは、ちょっと話が前後しますが、PRとか、あるいはお茶に対してのいろんな市としてのPRとか、それに対して、今茶業協会という、私は2つの柱で今考えておりまして、これからいかに菊川茶というものをPRしていくかということは、やっぱり茶業協会できちっとやっていかなくちゃいけないと思いますし、またおいしいお茶をつくるとか、あるいはお茶の経営とか、法人格化とか、共同化とか、そういったものに対しては行政と、またJAさんとかと一緒になってやっていくということで考えております。

 特に茶業協会、子供さんたちへのお茶に対する魅力を高めるということでは、特に最近力を入れておりまして、小、中学生への飲み茶の提供は以前からやっておりますが、今年度からは茶業協会でT‐1グランプリというような、子供さん向けのイベントを行ったり、あるいは新婚家庭の方に急須とお茶をプレゼントして急須でお茶を飲んでいただくと、そして、それが今度、家族に、子供さんが生まれれば子供さんが飲んでいただけるということで、ターゲットをそのように絞りましてやっていきたいと思います。

 やはり、行政でできるところと生産者、あるいは茶商さん、JAさんができるものを、やはりきちっと方向をきちっとしまして、これからも茶業の振興には行政として取り組んでいきたいと考えております。



○議長(北沢俊一君) 大石室長、補足ありますか。大石室長。



◎茶業振興室長(大石芳正君) 茶業振興室長です。子供さんの、お茶につきましては、今、市長からもお話がありましたとおり、茶業協会のほうでいろいろな新たな取り組みを計画をしております。昨年も、お茶博士コンテスト等を実施をしましたが、今年度につきましては、T‐1グランプリという形で新たな、子供さんが少しでも目を引くような事業の展開を検討しております。

 それ以外に、今後、県のほうでも言われておりますが、やはり飲みやすいという部分でペットボトルが重視をされている、逆に言えばおいしいお茶を提供する、その2つの手法の中でいろいろ考えられておりまして、今度からも提言の中で、もう少し出しやすい急須がないかというようなお話も聞いております。ですので、おいしいお茶を提供する、もしくは飲みやすいお茶を提供する、両方の面で茶業協会の中でいろいろ子供さんたちのお茶の普及に取り組んでいきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 内田議員。



◆2番(内田隆君) ありがとうございました。催し物も大変結構だと思うんですが、もし、そういうことで進めていただけるなら、ぜひ食後に必ずお茶を飲むような話の、何ていうんですか、必ず御飯を食べたらお茶を飲んでくださいというような普及も、ぜひやっていただければありがたいなと思いますので、よろしくお願いします。で、先ほど市長が言われたように、私も行政でやる仕事と生産者がやる仕事と、それと消費へかかわる人のやる仕事というのは、それぞれ分かれていると思うし、菊川市内であれば消費者もおりますので、それが菊川を支えていくということであれば、それぞれ分担があると思いますので、先ほどJAとの共同というようなお話もされましたが、やはりそこは、共同することについて批判をするわけじゃなくて、あくまで責任分担を明確にして、そこの責任については必ずやり通すという話をしてかないと、お互いに、共同というのは、寄りかかっただけで進まないということがあると思いますので、ぜひ課題を整理していただいて、それをそれぞれのところに割り振って、それぞれのところが必ずそれを実行するような整理をしていただければ、もう少し見えた形のものが出てくると思いますので、ぜひそんな仕分けをお願いしたいと思います。

 やはり農家というのは、ただ物をつくるのが、確かに経済的には専門なんですけど、ただそれだけで動いているわけじゃなくて、つくる喜びとか、やはり菊川の場合についてはお茶しかできないもんでお茶を代々受け継いできた中で、たとえお金にならなくても仕事をしているという人がたくさんおると思うんです。そういう方につきましても、やはり高齢化になったり周辺が荒れてくればもうやらなくなっちゃってるというような話が出てきていると思いますので、ぜひ一長一短にはできないと思いますが、荒れ地になる前にどうしたらいいかというのを、やはりこれは生産者の中で話し合う必要があると思いますし、やはり行政みたいなところは投げかけだけやればいいと思うんですが、こういうことを、ぜひやっていただきたいなと思います。

 きのうも食堂で僕の隣に来て、きょう傍聴されている方がおられると思うんですけど、ちょっとお話、横で聞いていたんですが、やはり防霜ファンにつきましても、昔、団体でやっていたということの中で、だんだん、だんだん周辺のところが使われなくなってくると自分だけの管理がえらくなってきて、そうするとしょうがないから荒れてきゃうとか、そういうのが単体でやるには生業が一つ動かすとか、いろんな方法があると思うんですけど、やはり家の周りのところが、だんだん、だんだん荒れてきちゃいますと、本当に菊川のよしというものがほとんどなくなってくると思いますので、ぜひきめ細かな具体的な話を出していただいて、それをどこがやるのかというのは、またその次の段階あると思いますけど、とにかくお茶のまち菊川でありますので、お茶から外れたような形にならないように、ぜひお願いをしたいと思います。

 僕は、とにかくお仕事させてもらっている中で、仕事と言うか一市民として話しする中で、やはり国の状況の中では大きな借金が非常に困ったなと思ってますし、その次の段階としてうちでお茶をやりながら、ここが荒れちゃったら後どうするんだろうと思いながらやっているとこがありますので、ぜひそういうことのないようにお願いをすることで、お願いをしたいと思います。

 やはり、人とお金がどうしてもかかると思いますが、その辺のところは、先ほど市長が言われたように、ある程度特殊性を持って支援をしていただければありがたいなと思いますので、ぜひその辺のところは、要望ですので、よろしくお願いします。

 次に、機構改革の関係なんですけど、やはり私は先ほどの中でも申しましたとおり、行政の仕事というのは非常にマンパワー、人と人とのつながりの中でやる仕事であって、工場の生産ラインとはわけが違うということは、まず一番大事なことだなと思います。やはり、いろんなことが前政権の中で、何というんですか、脱官僚という言葉を使ったような形がありましたけど、やはりそこに携わった人が長い経験の中で積み重ねたものについては、非常に大事なものがあると思うし、またそれに──すべてがそれがいいというわけじゃございませんけど、それから培われたものを大事にしていかないと、やはり機械的な仕事になるということですので、ぜひ人のことについては十分配慮していただきたいなと思います。

 そういう中に、やはり行革の中で人の数をどんどん減らす、3分の2ルールでまず減らしているんじゃないかと思いますけど、やはりここのところでどんどん減らしちゃいますと、非常に、今言われたような問題が解決できなくなりますし、先ほど市長が言われたように分権等で新たに人を要するときになったときに、急に採用するといっても段階的にはなかなか大きな塊になっちゃいますので、この辺のところの大きな目で見たスケジュールみたいなものは、何かお持ちですか。



○議長(北沢俊一君) 市長。



◎市長(太田順一君) 済みません。これ伊藤部長が答えるようになってたかもしれませんが、ちょっと私のほうでお茶のことについて、先ほど共同のことで、ちょっと私の共同という考え方について、少しお話しさせてもらいたいと思って、今答弁させてもらいまして済みませんが、私の言っている共同というのはお互いに寄り添ってやるという意味ではなくて、いかに情報を共有化して、それで一歩でも早く情報を受けて、それでそれを次のアクションに起こすかという意味での共同ということに、私は非常に意識をしております。したがって、今回の凍霜害におきましても、いかに行政とJAと、それと生産者と、それから消費問屋、メーカーと情報を協働に入手すること、共有化することによって、非常に今回はこういった被害があったときだけども、功を奏したというのか、非常に効果的であったということでありまして、この共同というものは常に情報を共有化しながら生産を、茶業に対して取り組んでいくということが大きなポイントだと思いますので、これからもそういうような気持ちでやっていきますので、その点はよろしくお願いしたいと思います。



○議長(北沢俊一君) じゃ、次の問題、機構の問題について、伊藤総務企画部長。



◎総務企画部長(伊藤茂君) 総務企画部長です。ただいまの御質問の関係でありますけども、先ほど市長が申しましたように、今自治体に求められております行政サービスというのはどんどん膨らむ一方の中で、非常に行政としては運営が厳しくなっているという状況であります。そういった中で、行政を運営していく中の、まあ、人が減っていくということへの対応でありますけども、当然職員一人一人の資質を高めるという基本的な考えを持ってまして、本市におきましても人材育成基本方針を策定し、その中で、求める職員像を示しまして、それに沿うよう人事制度、あるいは研修の制度、それから職場づくりというようなことを人材育成の方針にとらえた中で、対応しているところであります。また、大量の職員の退職ということに対する対応につきましても、採用職員のある程度幅を広げた年齢を区切った中での雇用・採用、そういったものも、今計画をして人事関係の対応をしているというところであります。

 以上であります。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 内田議員。



◆2番(内田隆君) ありがとうございました。先ほど、情報の共有化というのについては、僕も、ぜひそこのところについては大事なことだと思いますけど、やはりそのセンターになるところが、やっぱり、先ほど言った分担の中での責任分野だと思いますので、それを行政がやるのかJAがやるのか、それはわからないんですけど、やはりそういうことを、例えば、凍霜害1戸にしてみても凍霜害起きた、そのときの旗振りがどこにあるのかというのがはっきりしないと、お互いに寄りかかりますんで、そういう責任分担を、ぜひお願いしたいなと思います。

 それと、人事管理でございますけど、採用については足らなくなれば採用するという話に、ちょっとそういうふうにその時点でいろんな職種を、その時期に合わせて採用していくというようなお考えだと思いますけど、それはそれで構わないんですが、先ほどちょっと市長が言った管理と自主性というお話の中で、私も確かに、管理はしなくてで自主性がどんどん上がってくれば、非常に楽な世界だなと思うんですが、やはりある程度の管理をしないと組織としての形がなかなか整わないと思うんです。自主性に任せていい分については、この範疇までということの中で責任があると思いますけど、やはり管理部門というのはやっぱり、どれだけのものを管理するかわからないですけど、それなりの待遇をしてあげないと、やはり憎い口をきかない限りなかなか管理ができないというのが実態だと思いますので、ぜひその辺のところはやっぱり待遇改善まで含めて管理体系を整えていただきたいなと思います。

 それと、あと、確かに自主性の中で、去年も、ここ高岡部長がおりますけど、エコカーテンをやっていただいたり、ああいうことをやっていただいくっと、非常に我々もすばらしいなと思いますし、ただ、きのうの同僚議員の中で草がたくさんあるというのについては、やはりその前日の日に環境の講演会聞いたときに、佐野さんですか、やはりある一定の会社行ったら、非常に散らかってて、その会社がみすぼらしかったと、そういう講演をされていましたので、ぜひそういうことも、人材育成になるのかもしれないですけど、職員の自主性の中である程度やらないと、言われたことだけやるということになると、なかなか地位がよくならないと思いますので、ぜひお願いをしたいと思います。

 あと、結局、今言われたのは仕事上の管理体系上の仕事が要するに機構改革が主なんですけど、やはり市民にしてみますと、非常に敷居の高いのが役所だそうでございますので、やはり市民目線の中でどうしたらいいかというのをやはりもっと考えるべきじゃないかなと思います。一生懸命いろんなとこであれですけど、たらい回しの役所をみずから改善というような、結局、相談窓口を一本化にしたというような新聞が出ていたわけなんですけど、やはりそういうことをすると、やはり機構にも大きく影響してきますので、やはり市民の人たちが、今どんなことを考えられて、どういうふうになると一番役所に来やすいというのか、いい役所だなと言ってもらえるのかを、ぜひ考える部署をつくるのか機構とするのか、どちらでもいいですけど、ぜひそういう情報の中で機構改革をやっていただきたいなと思いますが、その辺についてはいかがでしょうか。



○議長(北沢俊一君) 答弁お願いします。市長。



◎市長(太田順一君) 人事のことですから、私のほうから少しお話しします。

 まず、今2つポイントがあったと思いますが、1つは市民の目線でということで、当然それは市民のための市役所ですので市民の皆さんが利用しやすい市役所にしていくということについては、今後とも努力をしていきたいと思います。

 それから、もう1つ組織の件で、これから地方分権、地方主権の中でいろいろな権限移譲がされてきます。今まで以上に、責任と権限が与えられるわけでありますので、当然業務量も今までの知識よりも高度な、豊富な知識がないと、やはりその自治体、基礎自治体も存続しませんし、やはり近隣の自治体との比較のときに市の職員の資質の差が出てくるということを考えたところで、今新たな組織構成というものを考えております。したがって、合併して市になって6年目を迎えたわけでありますのが、市としての基礎自治体としての、そして地方分権の時代の中で確立できる職員体制にしていきたいと思っております。

 特に、これから福祉とか、あるいは土木関係とか教育関係とか、そういった環境とか、いろいろな分野が専門化される、高度化されるということは、もう目に見えておりますので、そのようなところの職員の育成にも当然考えながら、これからの職員の育成と組織というものをきちっとしていきたいと。特に、今部長制をひきまして、部長の職務は何か、あるいは課長の職務は何か、あるいは主幹の職務は何かということを、あらゆる機会に私もそれぞれのポストの人間に話をしておりまして、それが先ほどの自主性というもので、誤解されるといけませんが、部長としての自主性の中で責任を持って自分が人事権とか、あるいはそういった権限を、予算とか、そういうものを持ちながら責任と権限というものを与えながら自主的にその部とか課とか係が活動できるような、スピードアップのできるような組織体系にしていきたいと、そのように考えております。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 内田議員。



◆2番(内田隆君) ありがとうございました。とにかく、役所のほう、いろんな仕事をしていく上で、やはり市民の皆さんにいろんなことを協力してもらわなきゃいけないことは事実でございますが、やはり最初のきっかけというのは、どうしても役所の人たちが取り出すことが多いと思いますので、ぜひそういうきっかけをつくれるような組織体系にしていただきたいと思いますし、今言った管理のほうにつきましては、当然管理をするわけなんですけど、やはり一番下の人たちでもボトムアップのできるような、そしてとにかく、非常に活気のある役所になっていただけるようなことの組織をつくっていただくことを期待いたしまして終わらせていただきます。どうもありがとうございました。



○議長(北沢俊一君) 以上で、2番 内田議員の質問を終了します。

 ここで、55分まで休憩をいたします。



休憩 午前 9時42分



再開 午前 9時52分





○議長(北沢俊一君) それでは、予定時間より若干早いわけでありますが、全員おそろいなので再開したいというふうに思います。



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         △ 田 島 允 雄 君 



○議長(北沢俊一君) 続いて、15番 田島允雄議員の質問をお願いいたします。田島允雄議員。

         〔15番 田島允雄君登壇〕



◆15番(田島允雄君) 私は、6月の定例会に臨みまして、3問、簡潔に質問をいたしたいというふうに思います。

 第1問ですが、当初襲った一番茶への深刻な凍霜害についての、特に融資対策のあり方について質問をいたしたいというふうに思います。

 既にもう、2名の同僚議員が報告がありまして、いまだかつてない被害だと、10年間で所得が半減しているというふうな厳しい、今の茶農家の現状の報告がありました。私も、聞き取り調査をいたしました。5割から6割の減収で、どうなるかわからん、やたら不安だと、ことし1年どうやって飯を食っていくか、自己破産寸前だと、融資制度ができても農協が窓口で貸し渋ると、経営が悪いと貸さない、借りるかどうかという問題よりも借りなければやっていけない、これが私の聞いた農家の深刻な声です。

 そこで、質問をいたしたい。

 1つは、市はこの被害による茶農家の経営のみでなくて、被害を生活実態と要望をどのように把握しているのか。

 2番、経営面での支援融資を行うとともに、これからの暮らしをどうしていくかという大きな問題となっているので、特に生活支援にも使えるような無利子、長期の融資対策が必要だと思います。申し込んでも、既に借りている借金を理由に断られるのでは融資対策ではない。自然災害に対する直接的な視点での、つまり従来の借り入れよりも別枠の融資、そういうものが必要だと思います。あるいは返済猶予、借りかえ等、こういう対策も必要だと思いますが、市として、この融資対策についてどのように考え、どのように実施するのかをお伺いしたい。

 2番目が、私たち議員団が県に対して行った申し入れと交渉の中で、県の農林水産業災害対策資金の制度融資は、10%の被害で借り入れ可能になったと、そして実施すると回答がありました。

 また、昨年12月に成立をした中小企業金融円滑化法、これは農協も対象であり農家も活用できるし、既に指示も出してあるということであります。

 ところが、両制度とも内容や条件が農家には知られていない。どのようなものか御説明願いたい。

 4番目です。また、内容のみでなくて制度そのものが農家には知られていないと、これらの金融支援について、周知徹底を図ることが必要ですが、どのように対応するのかお伺いしたい。

 最後に5番目ですが、今お茶をどうするかと大きい課題があります。私は、市独自の努力とともに国の農政を変えるという一体となった政策が必要だと。市長は、市だけの視野の狭い展望しか語らない、そういう点では中・長期の政策として茶の価格補償や所得補償、こういうものに対する市長の見解はどうかという点をお伺いしたい。

 次に、浜岡原発の安全性について質問いたします。

 昨年の8月、駿河湾地震で改めて浜岡原発の耐震性の重大な問題があることが明らかになりました。

 駿河湾地震は、マグニチュード6.5で5号機は設計時の想定を上回る揺れを観測しました。地震のエネルギーは、マグニチュード1大きくなれば約30倍に、2大きくなれば約1,000倍になります。地震の震源域の真上にある浜岡原発の耐震設計というのは、将来起こり得る最強の地震として1854年の安政の東海地震を想定しております。安政東海地震は、マグニチュード8.4でありました。6.4の駿河湾地震で、8.4の地震を想定した揺れを超えてしまったのでございます。東海地震で想定される被害、これは駿河湾地震や中越沖地震の比ではありません。ところが、中電は過日行われた市民報告会の中で、浜岡原発は東海地震に対して「大丈夫である」というふうに言っております。そこでお伺いをいたします。

 1つ、市はこの庁内の対策委員会でも中電の報告を受けたと思いますけれども、この点に関して、どのような意見が出たか。また、市長はどのような見解かということです。つまり、中電が絶対大丈夫だと、東海地震、言ったことに対してです。

 2番目です。5号機の安全性に関する国の審査、これは3・4号機も含めて、今保安院で実施されている、まだ、審議中だ、東海地震でも大丈夫だという結論が、この国の審査で出ているのでしょうか。市は、この審査会に職員を派遣して傍聴しております。その様子を御報告していただきたい。

 3番目です。市長は、浜岡原発の安全性は国と中電が負うべきだというのが持論でございます。5号機の運転再開は、今行われている国の結論が出てから改めて市民報告会を開き、その後、市民の意見を聞き、事前了解を得るというふうに進めるべきと思いますが、どうでしょうか。市長の見解をお伺いしたいと思います。

 3問目です。赤レンガ倉庫の問題についてお伺いします。

 これは、一つは市長の答弁についてです。どうも、市長の答弁について理解に苦しむのでございます。昨年の12月議会で、市長は基本計画決定時に赤レンガ倉庫の保存活用について「町と地元が何度も協議し話し合った」と答弁いたしました。区画整理事業を施行する前から、「赤レンガ倉庫についてはこれから残していきたい。残したら、どういう方法でいけるということを協議してきた」と、「それについて私は否定しません」と、2月議会で調べたら、5回も答弁を繰り返して、当時、町と地元が話し合ったことを認めております。ところが、ことしの2月議会で赤レンガ倉庫はポケットパークの決定時、つまり基本計画決定時と時期は一緒ですが、「たまたま赤レンガ倉庫がポケットパークの中にあったのであって、残すためにポケットパークをつくったのではない」と答弁いたしました。たまたまそこに赤レンガ倉庫があったというのであれば、それまで地元との話し合いはなかったということになるのではないでしょうか。10月答弁での、「地元とは何度も話し合った」ということとは余りにも矛盾をしている。納得のいく見解を示していただきたいというふうに思います。

 そして、もう1つです。地元との、「この問題についての話し合いをすべきだと、そうすれば解決するじゃないか」という提案に対して、どうも地元との話し合いを市長は拒み続けております。しかし、地元のほうは切実に要望しております。区画整理は、まだ終わってはおりません。当時の町長さんは、今は亡き榛葉町長さんでした。現在の市長さんは、その当時なんでしょうかと考えてみましたが、たしかまだ議会に登場しない、民間の事業経営者というふうに思いました。当時の地元関係者と話し合って、事実関係をしっかり確かめるべきではありませんか。市長が地元との話し合いを拒んでいる理由は何なのか、これをお聞かせ願いたいと思います。 

 以上で、私の質問は終わります。再質問の用意がありますので、よろしくお願いいたします。



○議長(北沢俊一君) 田島議員の質問が終わりました。

 市長の答弁を求めます。太田市長。市長。

         〔市長 太田順一君登壇〕



◎市長(太田順一君) 田島議員の、3つの質問にお答えします。

 最初に、凍霜害の融資対策についての御質問にお答えします。4月当初、生産者の皆さんは、過去に経験のない凍霜害を受け、茶褐色の茶園を前に困惑したことと思います。県、JA、機械メーカーの協力を呼びかけ、支援をお願いする中、生産者の皆さんが指針に基づき、徹底した摘採、製造管理をしていただいたことが良質茶への生産にも結びつき、当初の心配より結果が好転したことはお伝えしたとおりでございます。しかし、茶工場及び生産者の間では格差があり、大変厳しい一番茶であったと認識しております。

 質問の一番でありますが、経営状況と要望でありますが、生産者の皆様から事業及び生活資金として、低利なつなぎ資金が必要と意見をいただいております。そのほかにも、災害対策資金の利子補給、消費拡大の支援、防霜施設の補助設置基準の見直し、共済制度の見直しを要望する意見をいただいております。

 質問の2番目であります、災害対策資金についてでありますが、遠州夢咲農協で新設の災害対策資金を立ち上げ、既に受け付け準備が進められております。別枠で、遠州夢咲農協で現在、借り入れ中の資金については、元金返済の繰り延べ、借りかえを対応していくことが報告されており、経営に合わせた負担軽減に多面的に取り組んでいただいております。

 宮城議員の御質問にもお答えしましたが、市では災害対策資金の利息に対し、1.5%以内で利子補給を行うことで、おおむね無利子で貸し付けが行われ、生産者の負担が軽減されるよう事業を進めてまいります。補正予算に事業費を計上させていただきましたので、お認めいただきたいと思います。

 質問の3番目であります。農林水産業災害対策資金、中小企業金融円滑化法についてでありますが、農林水産業災害対策資金は、JAの融資に県が利子補給する資金で、過去5年の平均額より10%以上の収入額が減少した生産者を対象とした災害対策資金です。貸付限度額ですが、運転資金で個人が1,000万円、法人が2,000万円、生活資金では個人300万円となっております。償還期限は5年、1年据え置きの5年です。で、融資窓口はJAであります。貸付金利は1.6%です。この資金についても、菊川市では1.5%以内で利子補給を適用する計画であります。

 続いて、中小企業金融円滑化法でありますが、中小企業者等または住宅ローンの借入者を対象とした制度で、借りつけ条件の緩和や借り入れ済みの資金の貸付条件の変更、借りかえにより債務の軽減をするよう努力義務を金融機関に課した法であります。

 今回の凍霜害における貸付資金対策にもかかわりのある、中小企業金融円滑化法であり、生産者の負担軽減につながるよう細部の調整が進められていると遠州夢咲農協より報告を受けております。

 質問4であります、制度の周知でありますが、農林水産業災害対策資金は遠州夢咲農協の災害対策資金とあわせて、農協の広報チラシで周知をお願いしてまいります。中小企業金融円滑化法は、借入希望者、弁済に支障があると相談された方には、法に即した周知と対応が金融機関で行われております。周知についても、上部から細かな指示がある中で金融機関が対応していると聞いております。

 質問の5でありますが、茶の価格補償、所得補償に対する見解ですが、特にお茶は生葉、荒ら茶と製造過程のある作物ですので、茶業に関わる関係者にどのように影響があるのか全く不透明であります。米の所得補償制度が実施されておりますので、情報を収集し関係機関と連携をとる中で対応を検討していきたいと考えております。

 次に、浜岡原発の安全性についての御質問にお答えします。

 答弁として、まとめてお答えさせていただく部分がありますので、順不同となりますので御了承ください。

 まず、国の会議を傍聴しているが、その様子はとの質問でございますが、田島議員の御質問の会議とは、ことし3月31日に原子力安全・保安院で開催された「総合資源エネルギー調査会 原子力安全・保安部会 耐震・構造設計小委員会 地震・津波、地質・地盤合同ワーキンググループ」の委員会のことと思います。私が、直接傍聴しておりませんので、感想等は申し上げることはできませんが、私どもの担当職員が傍聴に行っており、浜岡原子力発電所についての新耐震指針に照らした既設の発電用電子炉施設等の耐震安全性評価について、審議がされたとの報告を受けております。

 次に、庁内対策委員会で中部電力から報告を受けての見解と、5号機の運転再開についての見解でありますが、先日開催された4市対協の総会において、冒頭、会長である御前崎市長から、国からの説明を求めていきたいとの趣旨のあいさつがありました。私も同様の考えであり、5号機が運転再開をする前に、事業者からの説明だけでなく、許認可権を持ち、安全性に関する責任や説明責任を負う国からも、きちっと説明を聞きたいと考えております。実現できるよう、4市対協として求めていきたいと考えております。

 次に、赤レンガ倉庫の質問にお答えします。

 最初に、昨年12月議会の答弁と、ことし2月議会の答弁に矛盾があり、納得のいく見解を示してほしいという質問ですが、赤レンガ倉庫の活用・保存に関しては、地元と協議し検討した経過があることは事実でございます。また、ポケットパークの位置づけについては、県の指導を受ける中で、モールとしての熟成度を高めるためにポケットパークを位置づけたもので、赤レンガ倉庫を保存するために位置づけたものではないと理解しております。

 議員がおっしゃるように、保存・活用を地元と協議したからポケットパークの位置も赤レンガ倉庫に合わせて位置づけしたというように理解しておりません。

 次に、私が地元との話し合いを拒んでいる理由は何かについてですが、これまでどおり所有者との交渉については、以前にもお答えしたとおり誠意を持って当たるよう、副市長を初め、担当部長に指示しておりますので、御理解をお願いします。

 以上を申し上げ、田島議員への答弁といたします。ありがとうございました。



○議長(北沢俊一君) 市長答弁が終わりました。

 田島議員、再質問ありますか。田島議員。



◆15番(田島允雄君) 特に、凍霜害の融資についての市の姿勢が問題になっている。それを、明らかにしたいというねらいです。ただ、市長の答弁では、今、融資については、別枠で借り入れについては借りかえも含めて多面的に対応すると、つまり中小企業金融円滑化法も含めて、申し込んで借りれる、断られる人のないような、そういう立場で頑張るというふうに理解していいかどうか、お願いしたい。



○議長(北沢俊一君) 市長への確認でいいですか。じゃあ、大石室長。



◎茶業振興室長(大石芳正君) 茶業振興室長です。基本的には、農協の単独の災害対策資金、それから県の農林水産業災害対策資金、あわせて、先ほど言いました中小企業金融円滑化法でさまざまな対応が図られるというふうに思います。ただし、内容によってはすべての方がということに、限定されますと、それについては金融機関の対応が最終的にはあるということですので、必ずしもということにはお答えできないと思います。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) そこが問題だというふうに言っているわけですね。

 で、私は県との交渉の中で県の融資について、その問題聞いたわけです。大体、県の制度融資だけれども、実際貸すのは農協なんですね。で、農協は、当然、一般金融機関としての金融査定マニュアルに基づいて貸すと、そうすると、あんた、借金があって、今度借っても返せる状況にないじゃないかというようなこともあり得るわけで、しかし問題は、茶業をどう救うかという制度融資だと。口蹄疫で、宮崎のね、殺処分された、あれに対しては直接補償をすると、国が。性格が似ているという、そういうような見解、天災ですから、つまり、そういうような性格問題という点でどう考えるでしょうか。



○議長(北沢俊一君) 大石茶業振興室長。



◎茶業振興室長(大石芳正君) 茶業振興室長です。先ほど言いましたように、資金を貸し付けについてはお答えしたとおりです。ただし、その辺につきましてJA遠州夢咲のほうでは現在貸し付けられているものがあれば、その元金の償還の繰り延べ、その部分から金融円滑化法を使って、現在貸し付けております資金の利息の引き下げ、そういったもので対処をすると、融資の上に、また融資をのせますと泥沼に追い込むような状況になります。そういうことがないように、生産者を助ける意味では、そういった現在借りている部分の元金の繰り延べをすれば、当然融資を受けたものと同じものになりますので、そういった多面的な対応をすると、そういうことで生産者を助けていくというふうに報告されています。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。再質問ありますか。



◆15番(田島允雄君) その立場を貫いてもらいたい。

 県もこう言ってます。今、同じような質問をしたわけです、県の担当者に。もし、そういうふうに断られるようなことがあったら、それは今の融資制度の不足で、つまり制度融資とはいっても実際は農協が貸すという制約があるというのは認めたけれども、もしそういうふうに断られた場合には、「私たちが中に入ります」と、県がね。んで、何とか借りれるようにしますと。同じような姿勢で市も頑張るというのを確認していいですね。



○議長(北沢俊一君) 市長。



◎市長(太田順一君) 一つは誤解のないように、県が、田島議員が言われたんと同じようにっていうんです。私は、その県の方の話を聞いてないわけです。ですから、田島議員がよく言われるような、だれだれがこう言ったとか、あるいは県がこう言ったという、その前後はわかんないわけです、前後が。それは、やっぱり確認をしないと、ここで県がこう言ったから市はそれと同じようにやるかということになりますと、また、市長はこの前こういうふうに言ったじゃないかと、前後の、前置きと、その後がきちっと確認できれば、当然考えなければいけないと思いますけども、先ほどの利子補給につきましても、やはりこれ貸し付けなんです。だから、借りる方のことをやっぱりきちっと金融機関も当然相談に乗るということは、それはやはり金融機関、貸す側の責任もあると私は感じております。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) 県は、県の融資について、そういうふうに答えたということです。それを紹介しただけです。しかし、県は自分のつくった融資制度に対して、ちゃんと、そういう問題が起こるなら、そこまで対応しますというのが県の姿勢だというのを紹介したんです。ですが、市長、あなたは市の融資制度に対して、どういうふうな対応、同じような対応をするかしないかと、一緒にやれと言っているわけじゃないんです、違いますというのが、そこを聞いてるです。どうですか。



○議長(北沢俊一君) 市長。



◎市長(太田順一君) 県の、言ったということが、私は先ほど田島議員から今、始めて聞きましたので、それを確認をさせていただきます。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) 県がどう言おうと、じゃあ、市独自でどうですか。そういう立場で、つまり、困ったと、ところが中小企業──法案が出てるわけでしょ。それを活用すれば、もっと先延ばしして現在融資ができますよと、この当然技術的に可能になると、そして何とかお茶をやめないような、そういうのをするかという立場に立つかどうかと、こういうのを質問のねらいです。その立場に立つかどうかと、当然立つべきだと。どうでしょうか。



○議長(北沢俊一君) 答弁お願いします。大石茶業振興室長。



◎茶業振興室長(大石芳正君) 茶業振興室長です。まず、中小企業金融円滑化法ですけど、これは金融庁が金融機関に貸し渋りをしないような努力義務を課した法であります。

 この内容につきましては、昨年の暮れにできたわけですが、実質的には実質公債比率とか金融機関は、そういったものを気にする中で運用をしてきて、貸し渋り、貸しはがしというようなことがクローズアップされたわけですけども、その中でそういった方たちの融資を優先するようにということで出された法案であります。内容については、なかなか、法のほうが先に進んで事務手続の説明がつじつまが合わないところが多々あったということで、その調整にかなりの時間を要したというふうに聞いております。ここにきまして、そういったものも調整をされて金融機関では、今度の法案の施行に、最近では窓口のほうでも周知がされたりしているというふうに聞いております。この法の施行に関して、かなり時間を要したということで、そのものの取り扱いは金融機関はかなり苦慮したようですが、地銀、それから一般銀行、それから信用金庫、JA、遠州夢咲、その取り扱いについてはすべて同一指針ということで運営をされているようです。ですので、どこに行ったからといって取り扱いが変わるというふうには聞いておりません。必ず、その申し出があった場合には、その場の担当という窓口でどうのこうのということで断ることはできないと、必ず審議会なりに何にかけて、その人の状況はどうかということを踏まえて対応を図ると、それでそれをすべて国にまた報告をしなきゃいけないというとこまで細かに指示がされてるそうです。ですので、先ほど言いましたように、窓口で門前払いになるようなことはないと思いますので、その辺は説明させていただきます。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) インターネット見ると、ちゃんと金融庁で、だれにもわかるようなチラシを出しているわけです。周知徹底すると、これを。市長は、当然今、私が言ったそういう立場で頑張るというのは前提にして私は言っているわけです。困った衆は、お金がないで白状に貸しはせんよというような立場を支持するような市長じゃないというのを信じて。今は、どうも銀行の肩を持つようなことだけが、銀行より市の職員は市民を守るという立場ですから、ぜひ銀行よりも市民をどう守るかという立場に立ってもらいたいというのを含めて、この融資のとおり実践しますと、県も指示を出したと、看板を出しなさいと、農協に、当然。で、私が見に行ったら表に看板が出ていなかったけど、中入ったら相談のとこに、ちゃんと「相談します」って出ているもんで、あれでもいいんだかな、しかし消極的だなと。ぜひ、その立場で、この融資を貫いて1人でもお茶から離れるようなことのないような、菊川の茶を守る立場で頑張ってもらいたいと。

 それで、周知徹底は農協だけではないと農協じゃなくて市も独自でやるべきだと、この点はどうですか。



○議長(北沢俊一君) 大石茶業振興室長。



◎茶業振興室長(大石芳正君) 先ほども言いましたように、県の農林水産業災害資金につきましては、農協が窓口になっとります。ですので、あくまでも農協の事業等の中でお願いをしていきたい。逆に言いますと、対象者もわかりますし茶農協にも連絡がとれます。対象者に広く知らせるためには、それが一番ベストであるというふうに考えております。

 もう1点、中小企業円滑化法の周知ですけども、先ほど言いましたように、金融庁のほうから細かな指示が出ている中でやっているそうです。その取り扱いについては、かなりシビアなところと、気を使ってるところがあるようです。その辺も確認をした上で、お手伝いができるものがあればさせていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) ぜひ、これ市民に知られていないと、農家にも、これは知っている人知っているじゃ救われるかどうか大きな違いがある。積極的に相談に応じ、周知徹底を図るべきだと。

 もう1つ、茶の状況をどうするかという点では、市長はどうも中期的にも、当面の今言った救うっていうのを同時に、将来、茶業政策の基本、私は国との、農政とのかかわりの中では、ここだけで維持、市だけの展望はとても切り開けないと、市長が先ほど言った政策というのは、今までずっとやってきたわけじゃん。何年も、そういう市の独自の政策をやってきて、先ほどの同僚議員のでも10年前と比べてどうだと言えば、所得半分なってです、半分ですよ。あらゆる、市の努力をしたんだけども、結果的に所得は半分だった。農政が悪いと、その転換なしにはできないと、それで、これも県に行ったときについでに「どう思いますか」って聞いたら、県は国にちゃんと、農家の所得の大変な状態については直接補償をしようという方法で国に提案をしている。県は価格補償や所得補償じゃなくて、直接補償をすると、こんだけお金が足りなきゃ直接農家に補償して、そのほうが全国統一でできる。で、安心して農業に励めるような補償、セーフティーネットをつくると。私は、そこら辺の答弁を欲しかったんだけども、ぜひ検討をする、関係機関と検討をするということで考えておる。何か。



○議長(北沢俊一君) 市長。



◎市長(太田順一君) 今のことで、お茶の所得補償ですけども、これも私も生産者とかいろいろ関係者と話しているんです。でも、やっぱりお米と違いまして、先ほども内田議員のときにお話ししましたように、この制度を本当に導入した場合に生産者に中長期的に、ほんでこれプラスになるのかどうかということを、やっぱり考えなくちゃいけないと思います。したがって、今度お米のことについても本当にこれが米の生産者に対して、中長期的に見た場合に、本当に所得は補償されるかもしれないけども、後継者の問題とか担い手とか考えた場合には、やっぱりリスクもあるわけです。ですから、それは、私は、お茶の場合はもっとこれは荒茶から商品になる過程の中で、どこにそれを所得補償をするかというのは、非常に慎重に対応しなければいけないと思います。

 今、県のほうで国のほうに、この補償のことについて要望しているということですが、私も、それ、今度は県のほうに聞いて、どのようなアクションを起こして、どのような内容で県は考えているのかということは、私は確認したいと思います。

 もう1つ、今この共同化のことについては、ずっと前からやっているということですけども、今までは法人化ということをやっていたんです。でも、この2年ほど前から、この共同化という手法を少し変えてやっていますから、全くずっと前からやっているものと一緒ではありませんで、今の時代を見ながら、それから中期的にこれからは、やはり最初に法人化を目指すんじゃなくて、共同化を目指して若い人たちが、ある程度の分野で自分たちではこの点を共同化していこう、あるいはスリム化していこう、あるいは質を向上させていこうという、今そういったことがやっと芽生えてきたわけなんです。それを、やっぱりバックアップ、今、菊川のこの茶農協が主体で32工場ある茶工場の中で、今それやることが一番、基盤を安定させるということでやっておりますので、ずっと、ずっと同じことをやっているわけではありませんで、こちらもいろいろな状況を見ながら取り組んでおります。

 今、2つ田島議員からお話がありましたけども、この補償のことにつきましては、私はやはりもう少し茶業についての分析をして、県とか国にこれを言っていかなければいけないと、そのように思っております。よろしくお願いします。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) 今までの市の努力を大事だ、大切な努力だと認めた上で、しかし農産物の現状を見ると幾ら努力しても価格が下がっちゃうと、そこに問題があるわけ。そこをどう突破するかと、そこも考えてもらいたい。その方法として、農政でいろいろ考えている、お米もそうですけど、所得を補償するのか、あるいは価格を補償するのか、あるいは直接補償するのか、まあ簡単に言えば3つぐらいの方法でいろいろな組み合わせをしていると、そこまで市長も考えて市の努力と一緒で、農業の展望をつくってほしいって、そういうことですよ。



○議長(北沢俊一君) 市長。



◎市長(太田順一君) この所得補償の考え方は、私、田島議員と違いまして、やはり生産者がこれから生活していく所得をいかに取るかということを、やっぱり私は最初に考えるべきだと思います。補償ありきではなくて、やはり茶業という一つやるのか複合的にやるのか、あるいはこの菊川市というものが茶業に対してどのようにやっていくかということを考えないと、補償ありきで、これからの農家に対して農業生産者に取り組むということは、やっぱり行政としては必ずしも正しい方向ではないと、田島議員と私のそこの見解の相違になりますけども、そういうふうに思っております。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) 私は、今の農業の情勢は所得補償や価格補償を国がするという、国の金を農家につぎ込んだらとんでもないという意見があるから、それがもう主流になっているというようなこともちょっと言って、次の問題に入りたいと思いますが。

 原子力発電の問題で、ぜひ国の審議最中だということなら、そんな簡単に結論を出すべきじゃないと。それで、職員も行ったものですから、ぜひおれは評価したいと思うわけです。わざわざ4市のうちの地元の1つで、今までなかったものだと、これは市長の指示かもしれんが、本当に見きわめたいと、安全性を、そういう点じゃせっかく行ったので感想も含めて、ぜひ御報告を願いたい。



○議長(北沢俊一君) 原田企画政策課長。原田課長。



◎企画政策課長(原田修一君) 企画政策課長でございます。今、田島議員からお褒めをいただいたものですから、何かちょっとこそばゆい感じがしますけども。

 私が、市で、職員として見学させていただきました。感想をということでもですから、正直に申し上げさせていただきますと、やっぱり「行ってみてよかった」と、正直言って「物すごい熱心に御審議されていた」やっぱり、そこの部分については、非常に感じたところでございます。率直な感想を述べさせていただきました。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。



◆15番(田島允雄君) で、そこで、もう終わって、東海地震、あるいは浜岡原発は大丈夫だと結論が出たわけですか。



○議長(北沢俊一君) 答弁を願います。原田課長。



◎企画政策課長(原田修一君) そのときは、審議の途中でございます。今も審議のほうは続いております。ただ、審議事項もたくさんございますので、それ一つずつ結論を出していくという会議の運用方法ではなかったというふうに認識しております。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。



◆15番(田島允雄君) 私も、そのときの議事録を見て、ほんなら議会もやっぱり行くべきじゃないかなと思ったりね、原田課長の後をついて。で、議事録を見たら、やっぱ、むしろいろんな疑問が出ているんですね。5号機の下に、低速度層というやわらかいのがあったのが原因だというようなことだけが、それが本当に大丈夫かどうかて、かなりの疑問が出て審議中だと、問題はそうでありながら絶対大丈夫だって独断をした、中電が独断をして市民に説明をしたというとこに問題があると。私は、なぜ、事業者というのはそんなに独断できるのかなと、つくづく思っているんですけど。

 で、そうと思ったら、市長は今その中で「いや、ちゃんと終わって国の説明を受けたい」と、事業者だけじゃなくて。川勝知事もきのうのテレビで「丁寧に国が説明をすべきだ」と、終わっているから、そういうふうな注文をつけている。これは、市民の声だと思います。それを、市長も「国の説明を、きっちり受けたい」と、「それまでは運転、5号機は再開するな」と、こういうふうな御報告だったとお聞きしますが、これでいいですね。



○議長(北沢俊一君) 答弁お願いします。原田企画政策課長。

         〔発言する者あり〕



○議長(北沢俊一君) 原田課長、最初に答えてください。



◎企画政策課長(原田修一君) 市長の答弁にもありますように、先日、4市対協の冒頭で石原市長からも、「やっぱり国のほうからも説明を聞きたい」というお話は聞いております。私どもも、最初から一貫してやはり5号機の揺れについては、しっかり説明を聞きたいということで一貫しておりますので、その部分については変わっておるところではございません。



○議長(北沢俊一君) 続いて、市長、お願いします。



◎市長(太田順一君) 今回の5号炉の地震のことにつきましては、非常に今までにない経験ですので、当然その内容については国の分析、あるいは経過協議したこと、それについてのコメントというものは、きちっとやっぱり4市に対しての説明をこちらも要求すべきだと、そういうふうに考えております。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) 我々は、5号機も含めて安全が確認するまでは、運転再開するなと、その3号機を含めて、そういう主張ですけど、少なくとも今危なくてまだ安全性が確認されないし、国の審議中のその原発を再起、安全性確認されもせずに再起するような独断はやめてもらいたいなと強く望んでいるわけです。その、国が大丈夫だと言ったら、それをちゃんと国が報告をして、その上、市民の皆さん、どうですかと、事前了解をとってやるべきだというふうに思っています。これは、大体そういう方向じゃないかというようなのを確認して、次の問題に移りたいというように思います。あと10分ありますので、その時間は赤レンガの問題にちょっと質問したいと思いますが、市長はこれについては、結局県の指導を受けて決めただと、ポケットパークにね。赤レンガを保存のために、ポケットパークはあそこに設定してでないというような、そういう答弁ですね、今のだと。

 改めて聞きたいんですが、おれは随分、町内でも矛盾していると、その見解は。課長さんは、私があれした資料を今、お持ちでしょうか。陳情等に対する状況調書です。そこの説明ですね、経過の説明。できたら、それを3行ぐらいあるから読んでもらいたい。



○議長(北沢俊一君) 橋爪都市計画課長。橋爪課長。



◎都市計画課長(橋爪博一君) 陳情に対する状況調書でございますでしょうか。



◆15番(田島允雄君) そう、16年11月19日。



◎都市計画課長(橋爪博一君) 16年11月19日の陳情に対する状況調書というところで、どの部分を読めばよろしいでしょうか。



◆15番(田島允雄君) 上記の説明というところから、3行ぐらいでいいです。



◎都市計画課長(橋爪博一君) 菊川駅前都市区画整理事業の計画時点において、地元代表者との協議の中で菊川町の顔でもある菊川駅前商店街の将来展望を見据えて、商店街の活性化を図るためにレンガ倉庫を残そうという意見があり、活用方法等未定のまま道路敷のポケットパークを位置づけレンガを残す方向で進んでまいりました、と。



○議長(北沢俊一君) 朗読が終わりました。



◆15番(田島允雄君) ついでに、もう一つ同じ時期の赤レンガ保存活用計画の商工観光課の文章も読ませてもらいますが、50年代の後半、菊川駅南土地区画整理事業の計画時点において、基本計画時点において、本通り線を歩行者専用道路として位置づける中で、商店街の活性化を図る手段の一つとしてレンガ倉庫の保存・活用案が浮上したと。しかし、事業計画作成においてレンガ倉庫を保存した場合の活用方法や維持管理などの基本的事項は検討されることなく、倉庫が保全された場合でも支障のないように広場、道路敷の位置づけをしたと。市長は、この点で何かというと、結局、県の指導によって、あそこの県の指導を受ける中でモールとしての熟成度を高めるためにポケットパークを位置づけたと、全然違うとこわかりますか。県の指導だけじゃない、住民とも相談したて書いてあるわけです。それから、モールとしての指導を高めるんじゃくて、あそこの赤レンガにポケットパークを位置づけてモールとしての価値を高めたい。全然、認識が違うっていう点、同じ町内で、市の中で、この矛盾についてどう答えるか、お答え願いたいと。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。



◎建設経済部長(笹瀬厚君) 建設経済部長でございます。ただいまの御質問につきましては、これまで議会の中でお答えをしたとおりでありまして、あくまでも政策形成過程における担当課の見解としてまとめたものでありまして、それがうちのほうの仕組みといたしまして、担当課のほうでそこに対する意見を付して上がってくると、そこで最終的に執行部としての判断が下されるということでありますので、そこに書かれている内容はすべてではないと、あくまでも政策形成過程における担当課の見解として上がってきたものだということでございます。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) 経過についてでなくて、つまりこの文書はあのとき問題になっていますね。地元との約束があったという公式文書じゃないということを否定したわけです。私は、はっきりそうだと言ったけんそうじゃないと、それは今言った検討過程の文書だからだと、それはそっちの主張との食い違いがあると、ただ事実経過について聞いているて、私は。これを、前回は約束があったっていう証拠じゃないかと言ったけん、今聞いてるのはそうじゃない。事実経過について、こういう、全く見解が異なっていると、たまたま市長が、たまたまあそこに赤レンガ倉庫があったと、それで、あったのであって、何もあそこへポケットパークを持ってきたのは、それを残すためじゃないと、そう言っているわけでしょ。全然、今違うわけでしょ。ちゃんと計画をして、地元と話し合って、地元代表と協議の中で、あのレンガを残そうという意見があって、それでまだ方法かつ未定のまま、そこを道路地としてのポケットパークに位置づけたと、わざわざ、残そうとして。残そうとして位置づけて現在まできていると。全く認識が庁内で違うというのは、今の部長の説明じゃ、とても説明、納得できるようなもんじゃありません。



○議長(北沢俊一君) 答弁を願います。笹瀬部長。



◎建設経済部長(笹瀬厚君) 建設経済部長でございます。最初に、確認をさせていただきたいと思うんですけども、今回の一般質問の中に書かれておりますように、たまたま赤レンガ倉庫がポケットパークにあったのであり、残すためにポケットパークをつくったのではないと答弁されたという形で書いてありますが、執行部、それから市長、それから私も2月議会でもって田島議員の御質問に対して答弁をしておりますけども、たまたま赤レンガ倉庫がポケットパークの中にあったというような発言は一切しておりませんので、ここについては訂正をしていただきたいというように思います。

 で、2月の段階で答弁をいたしました内容につきましては、手元に2月議会の議事録がありますので、ここでもって確認をすれば足りるわけでありますけども、市長の答弁の中におきましても、それから私の答弁の中におきましても、そこにあったから、たまたまそこに倉庫があったからつくったのではないと、あくまでもこれは基本計画、それから都市計画決定、それからその後の事業計画、実施計画、いずれにおいても赤レンガ倉庫は移転の対象になっているということであります。私どもが区画整理事業を進めていくに際して、まさにバイブルとも言えるものが、前段申し上げましたような各種の計画であります。その中でもって、赤レンガ倉庫は移転の対象になっているということでありますので、本来ポケットパークとして指定をしたところに赤レンガ倉庫が残っているということは考えられない。残るべき物件ではないということでありますので、赤レンガ倉庫を残すためにそこにポケットパークを設けたということはあり得ないということであります。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 今の反問に対して、田島議員、お答えされますか。



◆15番(田島允雄君) たまたま……



○議長(北沢俊一君) 田島議員、ちょっとマイクを少し立ててください。立てて、もう少し上に上げてください。



◆15番(田島允雄君) たまたま、そこにあったわけじゃないという点では答えてはいないと、そこは取り消してもらいたいというもので、私もそれは一連の、たまたまということも、一連の質問として確認をしただけやけんが、下の、つまり後段のほうの市長の、ちゃんとそこだけ答弁して、後段のほうというのは、つまり赤レンガ倉庫を保存するために、あそこにポケット区画を持ってきたんじゃないよというのも、じゃあ全部その認めただなあというような解釈をしただけんね、そうでないなら別にそれを、たまたまというのは当然、当り前のこんだもんで、それはそういう見解に立ったからといって認めますよ。そうすると、たまたまあったというふうな見解は間違えだったということにもなりますよね。そういうことですね。市長は、それを認めていないというような、そう発言した文書もあるもんですから、それは間違えだったということでいいわけですね、市の見解とは違うということでいいわけですね。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。笹瀬部長。



◎建設経済部長(笹瀬厚君) 大変恐縮ですが、もう一度そこのところを整理して、もう一度発言いただけますでしょうか。



○議長(北沢俊一君) 田島議員、質問願います。



◆15番(田島允雄君) 部長は、今言ったわけですよ。たまたま、あそこに赤レンガ倉庫がポケットパークにあったと、たまたまあっただけだという、だけん、それは言ってなかったというわけね。そこは取り消してもらいたい、市長答弁で。確かに、市長はそこまで言ってない。その後のほうはちゃんと認めたけんね。だもんで、それを認めるようなら、それは私はいいですよと。ただ、そうすると、たまたまそこに赤レンガがポケットパークの中にあったよという見解は、市はとってないということですねって言っているんです。



○議長(北沢俊一君) 部長。



◎建設経済部長(笹瀬厚君) もちろんの話でございます。もちろん私どもは、たまたまそこに赤レンガ倉庫があって、それを保存するためにポケットパークをその上にかぶせたという認識は全く持っていないということであります。「たまたま」という言葉は、田島議員が質問の中で発した言葉でありまして、私どもは一切それは使ってないということ。まず、その問題が一つ。

 それから、先ほど申し上げましたように、私どもはそこにポケットパークがあって、それをかぶせるためにやったんじゃないと、ポケットパークは、冒頭申し上げましたように、各種計画の中で、そこの位置から既に399戸の建物と同様に移転する物件であるということでありますので、本来そこにあるべき建物ではないということで、そこにポケットパークを設けたとしても本来的に赤レンガ倉庫は、そこにはないと、ないのが前提の中でポケットパークを設けたということで御理解いただいたほうがわかりやすいんじゃないかなと思います。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) 部長の認識は全然、保存会の認識と違って、180度違っていますね。

 たまたまないという問題についてですけど、これは議長が、駅南土地区画整理委員会代表者との中で記録に残りた中に、審議委員会の中にそういう認識があったというもんで、これは本当に全く認識が異なるという点で、市に確かめたわけです。そうしたら、今度の3回目でようやっとここは否定したということなんですから、この議長から全議員に配ったここのは間違いだったということを確認したいと。それで、笹瀬部長は盛んに399戸の中の移転物件だったと、何で399戸になるわけ。私ね、当時の基本計画決定書があったもんで、ちょっと見たわけです。昭和60年の3月に作成して5月に承認、基本計画が作成されているわけです。それで、この中の移転補償費というのは、移転の戸数というのは460戸になっているですね。これ何で300、460戸なのに399戸というか、そこら辺わからんだけんね。



○議長(北沢俊一君) 答弁をお願いします。橋爪都市計画課長。



◎都市計画課長(橋爪博一君) 都市計画課長です。議員、おっしゃるように区画整理事業をやるに当たりましては、当駅南区画整理に関しましては国の補助事業であります。最終的には、国のお金をいただくに当たりましては、実施計画書というのを提出します。その、実施計画を承認をいただく前提として基本計画書というのを60年の5月に承認をいただいております。この段階におきましては、ある意味の事前協議的な意味合いもありますので、全体の中の戸数をまず基本的に上げていくと、次の段階に入りまして区画整理上の事業計画、それから実施計画を国のほうに認めていただきまして、基本計画の時点ではおっしゃるとおり460戸でございますけども、実施計画に入る段階で399戸という形で国のほうを承認をいただいておる。

 以上でございます。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) じゃあ、基本調査というのは、多分これ基礎調査した上で、1件1件委託に出して塗りつぶいていって、移転家屋数じゃないかなと思うんです。この戸数というのは、つまり1件のうちで3つぐらい移転戸数があれば、その460になるけれども、1戸だということで、それを1戸にしちゃったというふうに集約して、399戸ですか。そういうような解釈にしたというふうなことじゃないわけですか。



○議長(北沢俊一君) 答弁をお願いします。橋爪都市計画課長。



◎都市計画課長(橋爪博一君) 都市計画課長です。御承知かとは思いますけども、この駅南地区に関しましては、事前に原価補償という形で地区の外に出ていただいた方もおります。そのような方の戸数も、最初の段階では当然入っていると。最終的に、それを絞り込んでいきまして実施計画に反映させていくということで、最終的に399戸の移転と。実質の戸数は、この中には400戸あります。で、1軒だけは不用移転ということで、残りの399戸を移転させていくというような計画になっております。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) この根拠ね、399戸の移転だという、それを文章で示してもらいたいと。私は、この根拠は大分前から論争したけれども、赤レンガ倉庫の移転問題が終わったのは、ちょうどこの60年の、つまり後半、さっきの60年の3月ごろの、基本計画の時期です、時期がね。だもんで、この移転計画や基礎調査をつくった時、何にもそんなの何の問題も起こってなかったと、赤レンガの移転はね。そのとき書いたので、360の移転物件に入っているじゃないかって、そこを何か鬼の首をとったように強調しているようなやり方は間違えじゃないかって前から思っていたもんでね。この根拠を、改めて示してもらいたいと。399戸の移転の根拠をね。この間は、基礎調査だって言ったけんね、基礎調査の文章というのは56年、随分前の話です。そうでないなら、文章を示してもらいたいと。

 ついでに、課長さんの御答弁をお願いしたいのは、課長さんは、今読んでもらった当時の経過について、そのとおりだと思うわけでしょ。



○議長(北沢俊一君) 答弁求めます。橋爪都市計画課長。



◎都市計画課長(橋爪博一君) 都市計画課長でございます。先ほどから市長、それから部長のほうからもお話がありますとおり、当時の書類に関しましては、陳情書が出てきた内容に沿って地元の思いももちろんありましたし、過去のそういうような経緯をつづったものでありまして、イコールそれが保存されているというような意味合いでつくった文章ではないということでございます。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) 声も小さくて、このごろちょっと耳遠くなったもんで、今の答弁よくわからなんだので、もう一遍確認したいんですけど、課長さんは、その当時の係長のときに陳情に対する状況調書、区画整理課でまとめたわけですね。その中で、はっきりとポケットパーク、つまり活用方法の未定のまま道路敷のポケットパークを道路敷を位置づけて、レンガ倉庫を残す方向で聞きましたと言ってはっきり言っているわけです。市長や部長や副市長の答弁とはまるっきり違う認識計画。なんで、これは何とかしてもらわんと、庁内で違うと。保存会のほうの残っている衆は、課長の書いたこれが事実じゃないかって言ってるわけです。課長さんの言ってるほうが正しいんじゃないかと、この経過はね。市長さん、なぜそんなもんで、こりゃ明らかにしてもらいたいと、こんな矛盾がいつまでも。なぜ、その地元と話し合わないかっていう点を再度聞きたいですけど、まあ誠実に地権者と話し合いますというのは、この間の、今も言いましたけれども、20年の9月の市長さんの答弁で、誠実に地権者とこの問題について話し合いますと、それで今もそう言ったと。それじゃ、それ以来、地権者と何回誠実に話し合ったか。あなたは、副市長と部長に指示を出したと、誠実に話し合いなさいと。何回話し合ったか。それをお聞きしたい。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。石田副市長。



◎副市長(石田辰芳君) この件は、19年のときに、昨日も市長から話がありましたけども、議会のほうに御相談を申し上げて移転という形で、私どもは当たってまいりました。最終的には、今それ以後、先ほどおっしゃられた以降は会っておりません。というのは、その後に議会のほうで再度御審議をいただけるということでありましたので、私どもは、それをもってその結果を尊重しつつ今後話し合うということになろうかと思います。御相談をいただいている中で、私どもが会ってどうなるもんでもありませんし、また膠着状態でありましたので、それを打開するということ、誠意を持ってというのは、私は市長が指示を私にされたというのは、いわゆる区画整理の原点に立ち返って区画整理法の適用をしっかり、がちっとやってしまいますと、これ誠意がないということになってしまうということでありますので、その点を踏まえて今の議会の皆さんの御見解をお待ちしているという状況であります。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) 市長さんからの指示というか、議会への提案もありまして、議会でも話し合いをしたというのはほんこの間ですね、第1回目の検討会を持ったのは、今度は14日に持つと。で、市長さんのお考えもあるし、あるいは保存会や所有者のお考えもあると、両方の主張をちゃんと並べた上で議会としていろんな論議があるので、できることなら残す方向でいろいろ検討してみようというところまできているわけじゃんね、今。具体的な方法について、これからもっと詰めていこうというときに、それはそれで議会で一生懸命やりますけれども、どうしても当面する問題が、例えば市長さんの中で、あれは399戸移転物件だったというのはあるし、お金を使うなとか、無理難題というか、そういうようなとの中に会議するのは難しいもんで。

 で、そういうと、じゃあ、本当に移転物件だがという問題は当面突き当たるわけね。だもんで、私は、誠意を持ってやったというのは、本当に、そういう問題以前に副市長と行って、どう、全面的に、どう解決するかという問題も含めて話をしようというふうにきたけどいろいろ問題があって、市長の指示はそうだけんが一回も話がないというのは、どんな理由があろうとこりゃ誠意を持ってという市長の指示に従ってないと私は思います。

 しかし、それはそれであれしながらも、今もし市長があれなら、部分的な問題で、つまり本当にその当時どうだったのかという事実経過だけの問題ででも、市長がどうしても誠意を持って会えと言って、どうも会いたかないというなら、副市長なり、その問題だけで、どう全面展開するんじゃなく、その問題だけで地元の方と会うというぐらいのことは誠意を持ってすべきじゃないかと思ってるが、市長さん、どうですか。



○議長(北沢俊一君) 市長。



◎市長(太田順一君) まず、確認をしたいんですが、399戸というものが移転補償の対象物件であるということは、これは事実です。そして、これが今までの予算の中で、議会の予算の中でも、あるいは委員会の中でも全員協議会の中でもこれは申し上げてきたということでありまして、それを私は、決められたことはやはりやらなければいけないと思いますし、当然それが私どもに課せられた義務であると思います。したがって、その400戸のうちの、先ほど課長のほうから話がありましたが、今の事業計画の中では、400分の399が移転補償物件であるという事実は、やはりこれは紛れもない事実でありますので、それをやはり、今私どもがそれにのっとっていろいろな事業を進めさせていただいておりますので、その点は誤解のないようにお願いしたいと思います。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 田島議員、再質問ありますか。



◆15番(田島允雄君) それは聞いてない。今言った、会ったらどうですかというね、市長が会えなければ、じゃあ、誠意を持って、その部分的な問題だけでって、今の移転物件についてはその根拠をちゃんと出してもらいたいというふうに言っているんですが。ただ、そうじゃなくて、議長もちゃんと聞いてもらわにゃ困る。そんなこと聞いているんじゃないだもんで、会ったらどうですかというのを聞いているんですから。



○議長(北沢俊一君) 市長。



◎市長(太田順一君) 先ほど副市長が申し上げましたとおり、副市長のほうに、今このことについては指示をしておりますので、当面そのような形で進めさせていただきます。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) 指示を出しているということは……



○議長(北沢俊一君) あと2分です。



◆15番(田島允雄君) いいですよ。支持を出しているというのは、その会ったかどうか事実関係だけの問題で、副市長ないし部長さんが地元と会って話し合いなさいよということでいいわけですね。



○議長(北沢俊一君) 市長。答弁願います。



◎市長(太田順一君) 済みません、もう一度。



○議長(北沢俊一君) もう一度質問してください。



◆15番(田島允雄君) 時間をとめてもらわにゃおえん。



○議長(北沢俊一君) じゃあ、時間とめてください。



◆15番(田島允雄君) つまり、市長は誠意を持って所有者と話しなさいという主張は変わってないわけやんね。だけん、現実的に見たら、今まで1年前にそう言ったけん、一回も会ってないと。副市長と、あれにそういう指示を出したけど、その事情は副市長がいろいろ言ったし、私は、どんな事情があろうと、それは不誠意だと思います。一遍も会わないなんていうのは。だれにだってそう思います。まあ言うのはさておいて、そんなら、今問題になっている経過の問題が全く違うわけでしょ、市長の認識と当時の区画整理課の認識と。地元は、その点でどう思うかという話も地元関係者、具体的には私は二丁目でと思いますよ。所有者もそうだし、あそこの前に榑松さんのお宅もあるし、大橋さんもあるし、それから有海さんもあるわけでしょ。まだ、あの当時二丁目の中で対策委員会をつくって、その問題を話してきたもんですから、地元のまだ、まあ、亡くなった方も随分ありますけど、そういう方に経過を聞いてみてはどうですかと。



○議長(北沢俊一君) 市長。



◎市長(太田順一君) 先ほど申し上げましたように、地権者の方に対しましては、副市長に今指示をしておりますので、誠意を持って対応するように今後も取り組んでまいります。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) つまり、副市長と市長は直接じゃなくて、副市長と部長さんに頼んだので、その問題で会ってくださいねということを、くどいようだけんが、そういうことを市長は今言ったというふうに確認をしたいと、それでいいですね。



○議長(北沢俊一君) 市長、いいですか。



◆15番(田島允雄君) いや、副市長さん、そういう理解でいいですね。



◎市長(太田順一君) 田島流で言われると、また誤解をいたしますので、そこをもう一度、もう少し詳しくお願いします。



○議長(北沢俊一君) 田島議員。



◆15番(田島允雄君) 難しいことじゃなくて、会う、会わんって言ったけん、市長さんは会わないけれども代理として副市長さんと部長さんが、今言った事実の問題だけでも、今言った地元の衆に確かめることはしてくださいよと、こういうことなもんで、別にどうってことはないし、副市長さんも別にそのことをやぶさかじゃないと思うんで。じゃあ、副市長さん、答えてください。



○議長(北沢俊一君) 副市長。



◎副市長(石田辰芳君) まず一つ、最近会っていないということなんですが、ちょっと名誉のために申し上げます。

 あんまり言いたくないんですけど、私どももやっぱり交渉事というのは、お互いの腹をちゃんと見せ合って、いわゆる誠意を持ってやらなきゃいけない。それをやっている最中に、外にその話をぼんと出されちゃうというのは、私としては非常に遺憾に思うわけです。そういうことをされますと、私も本気でしゃべれないということになりますので、そういうことが一度ありましたので、それについては慎重にならざるを得ないということであります、一つは。

 それと、もう一つは、やはり今までの各部長からも申し上げてきましたけども、460戸という移転の問題が昭和61年の3月の認可で地域内にある建物、約460戸は本事業に支障となるため移転する。それから平成2年の2月16日に承認された実施計画の中では、399戸は要移転の戸数である。これは、はっきり出ておりますので、それについては先ほどの市長への御質問についても、この書類からも確認できるのじゃないかというふうに思っております。

 今後とも、先ほど申し上げたように議会の皆様にも論議をいただいているものですから、その結果を踏まえて話し合いを続けていきたいというふうに思っております。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 田島議員、あと1分です。



◆15番(田島允雄君) 議会も当然、その問題も避けて通れないもんでやりますけど、副市長さんは、そういう経過もあるから、それは昔の話だし、副市長さんもおおらかな、今までの職業上いろいろ職をしっかり預かるような、そういう職務があったし、水に流して新たな形で今のいろいろ問題で地元と話し合う用意はあるのですかと聞いているんです。



○議長(北沢俊一君) 答弁お願いします。石田副市長。



◎副市長(石田辰芳君) これは、既に執行のトップである市長が条件を出しておりますので、それを踏まえてお話をさせていただくということであります。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。



◆15番(田島允雄君) 終わります。



○議長(北沢俊一君) 以上で、15番 田島議員の質問を終了します。

 ここで、11時15分まで休憩といたします。



休憩 午前11時01分



再開 午前11時13分





○議長(北沢俊一君) それでは、休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。



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         △ 水 野 貞 幸 君 



○議長(北沢俊一君) 続いて、3番 水野貞幸議員の質問をお願いいたします。水野議員。

         〔3番 水野貞幸君登壇〕



◆3番(水野貞幸君) ちょうど1年前に、この壇上に立たせていただきまして質問をさせていただきました。その、提案させていただいた内容が、少しずつ実現されていくというところに、私の充実感、喜びがあるところでございます。先ほど来の熱気がうそのように、聞く耳をお持ちの方が減っちゃったものですから、非常に声が小さくなってしまいますが、私の心情でございますが、よろしいですか。



○議長(北沢俊一君) どうぞ、進めてください。



◆3番(水野貞幸君) その1年間の中に小さな兆し、それをヒントに私たちは想像力を豊かにして、そこに何が隠されているか、そして、どういうことがその奥に潜んでいるか。そういうことを感じて、この議会の場で有効な方策とか行動がとれるか、していくのが、この1年間に感じたところでございます。

 本日の質問は、昨日の質問と大分重なるところがありますけれども、一度聞いただけではわかりにくいところが、二度聞けば十分にわかっていただけるということで、当初の予定どおり質問させていただきます。

 1問目は、道路工事後の振動防止策について、主として水道工事が多いということで質問事項に書かせていただきました。この振動の「振」ですが、多少の解釈の違いがあるかと思いますけれども、もう一字の「震」という字が当てはまるかと思いますけれども、置きかえてごらんいただければよろしいかと思います。

 最近、皆さんから私のところへ寄せていただける要望や声の中に、家屋の揺れ・振動が激しくなったというようなことが多いことに気づかされます。

 私は、振動が多いところで子供のころから育っております。ちなみに、住んでいるところは下新道というぐらいなもんですから、揺れるのは当たり前というぐらいにして育ってきていることでございます。やはり、地名ですね。それがもたらす地域の土地構造というんですか、パイルを打つと25メートルぐらいいくというようなところ、それからほかのところでも、年貢が半分で済んだからその地名が残っているというぐらい、土質がいろいろ云々されるところがあるというように聞いております。

 その振動について、地域の特徴的な事象であると、私は認識しているわけです。その認識が、どのぐらい皆さんに伝わっているか、そういうような観点、そして、その隠されたところにあるものが、どのようにして皆さんの心理に影響しているか。そういうようなところを中心に質問をしたいと思っております。

 舗装の傷みとか、解体工事等に伴うもの、それから道路工事が始まり非常に揺れが顕著になった、原因はさまざまですが、中でも水道工事で掘り起こし、そして埋め戻された場所が最近数件集中的にありました。

 一番最近の事例から申し上げますと、表面の凹凸を素早く解消する処置をしていただきまして、その周辺の皆さんから、非常に評価され、素早い・迅速な措置をしていただいてありがとうございましたという言葉が寄せられております。二度、三度、いろいろなつてを通じて、市のほうに、県のほうに言っているんではないかと推察されます。そのようなことを考えまして、少し観点を変えて、これがどういうふうな深みのあるものであるかということを考えていきたいと思っております。それは、ふだん余り不平不満を口にしない方々が、思い余って話しかけてくれて、そしてこうしてほしいと言われる、その内容に振動に伴うことが非常に多いということ。そして、それを考えれば、市に寄せられる苦情の中に相当数、この揺れに対して精神的なもの、こういう話があって、それはウエートが非常に高いものではないかと推察されます。また、その内容については、市においては分析され、日常的にその苦情について対策をとられているということも当然だと思います。

 ここで考えてみたいんですが、大げさに考えますけれども、揺れてそのストレスがうっせきされたら、これどうなるかということを考えますと、日ごろの市政に対する考え方に、非常にマイナスの要素が生まれてきて、現在、協働を推進している当市において、大きな支障が起こり得るというふうに考えるものであります。加えて、円滑な行政運営にも影響してくるのではないか、日ごろの信頼関係についても、それが保てるかどうか、非常に気になるところでございます。

 そこで、お考えいただきたいと、地域の特徴や周囲の変化等を敏感に感じ取った方策はないものか。根本的に見方を変えて、住む人の立場に立った考え方が感じられる取り組みが必要と考えます。

 まず、水道工事の掘り返しは、その後の地下構造が不均一になります。それから発生する、やはり振動、こういうものをしっかり考えていただきたいと。それから、路面復旧の技術向上や事後管理が必要と考えます。これは非常に大変でしょうが、工事後の定期的な監察業務は絶対必要であり、続けていただけなくてはなりません。

 そこで私が考えるには、道路を横断して埋設する場合に、トンネルを掘るような、小さな小型のトンネルを掘っていくような圧搾工事っていうんですか。坑道を圧搾工事して、パイプを通すような工法はないものか。とにかく掘り返す、そして埋めるというのが唯一の方法かどうか。それから、歩道を使って工事はできないものか。道路には側溝がついておりますので、側溝を工夫して活用できないか。素朴な素人考えですけれども、そういうことを考えてみていただきたいと。それから、工夫、改善、研究で画期的な方法を必ずあると思っておりますので、期待しております。

 話が飛び飛びになりますけれども、道路が新しくできますと道路に雑草が、境目のところには必ず生えてきます。境目に生えるということは、そこから水が入る、水が入れば空洞化になって、そして振動を倍加させると、そういうおそれを感じておるところでございます。しかし、新しくできても、必ず草は生えていると、だれかどこかでこれはおかしいんではないかと気づいていただきたいというのが本音でございます。

 つらつらと申し述べましたが、以上のような考え方から質問をさせていただきますと、菊川市に寄せられる振動についての苦情は、どの程度あるのか。そして、その解決はどの程度なされているのか、お教え願いたいと思います。

 2番目に、工事後の、事後の観察、管理をどのように行っているか。その、調査方法と実態をお教えいただきたい。私としても、この議場で公式な見解をお示しいただければ、常日ごろ接する方、そういうお話をする方には正しい説明と納得いただけるお話ができるんではないかということにつながると思いますので、その辺をお願いしたいと。

 それから、3番目に、工事内容の改善、工夫の余地はどのような観点から考え、その見込みがあるかということですが、先ほど申し上げたようなちょっとした小さなトンネルを掘るというような形でできないものか、そういうところを検討されているかどうかをお尋ねしたいと思います。

 2問目に入ります。質問事項としては、多様化する危機管理についてということで御質問させていただきます。

 静岡県は「命を守る、情報と権限を集約」ということを掲げて組織を活性化しております。従来は、東海地震を中心に組み立てられていましたが、食の安全問題や感染症対策等を総合的な危機管理を始めました。将来、発生が予測される危険に対して万全を期する必要があり、対応や対策のおくれは許されない、今の環境になっていると、そのためのレベルアップと聞いております。

 それに伴い、当菊川市においても従来の体制を改める点が多数あると考えます。また、その危機管理体制は、市民の安全・安心を守るかなめであります。迅速かつ確実に命を守るには、一元化した縦の指揮系統、それと協力しやすい横の連携をあわせ持った仕組みが必要と考えます。

 聞き及んで、テレビや新聞でいるところを申し述べますと、まず県は道路状況、ヘリポート、医療体制をデータベース化して、各自治体と情報を共有したいと言っております。これは、日ごろの備えを重視する体制を想定しているものと思われます。

 そして、せんだって議長さんがおっしゃったんじゃないかと思いますが、気象庁では降雨予想を細分化して、きめ細かな情報提供をして、警報の的確性を高めるとしております。

 昨年、この場で私が御要望申し上げました。私どもの住んでいる地域、大水対策に対して質問をさせていただきましたが、情報シミュレーション、降雨量と水位、こういうものがより活用しやすくなって、そして、その必要性が高まっていると感じております。

 それから、消防救急の広域化の協議が進んでおります。そして、消防署の移転が話題になって急がれております。ことし2月の消防団員との話し合いの中でも、消防団の訓練する場所がない。会社の駐車場を借りて、休みのときしか使えないとか、そういうような話もありました。

 そこで、将来を十分に見据えた計画で、市民の安全・安心を総合的に考えなければならないということに尽きると考えております。

 また、中部地方のところの市では、ドクターカーというものを配備して、それが命を守って、それを実施している市があると聞いております。単に新聞で見ただけだもんですから、表面的なことしかわかりませんけれども、私たちの今の状態では、ちょっと考えてもみないような着想で、異常な関心を持ちました。

 最近の報道記事等を申し上げて、参考になるものがあるのではないかということで申し上げました。

 そこで、今後の展望を以下の質問に沿ってお答えいただきたいと思います。

 1番目、県の想定や周辺市との関係から不均一になっているところ、立ちおくれている部分はないか、不足していることはないかということをお尋ねします。これには、現場に携わる人たちの率直な意見や感想が盛り込まれていれば、非常にありがたいと思っております。

 2番目に、将来を見越して計画するについては、研究や立案する体制は現在しっかり整備されておりますか、そして、それを実現するためには、人材が必要とされていないか、この点をお尋ねいたします。

 これについては、私はテレビで「ドクターG」という番組をよく見るわけですが、ここに私どもも学ばなくてはいけない指導者の存在。そして、そこに学ぶ人たちの真剣な考え方、意見の言い方、そういうものを考えてイメージしているわけですが、そうした人材の育成はもとより総合的な危機管理を目指すに人材の確保はお考えであるかどうか、そういうことをお聞きしたいと思います。

 3番目に、今後の計画は当然に段階的に進めていくものであると思いますが、当然に資金計画が伴います。その、資金計画の面から見て、その順序や規模に無理が生ずることはないか。きのうも、質問と御答弁の中にもありましたが、将来は危機管理部門を収集するものとしてお考えいただきたいと。

 この、危機管理については、設備投資、その他は後世に長く生きる体制で、それを構築するということは非常に大きな仕事、重要なことだと考えておりますので、その辺を十分に広範囲に深く考えていただきたいという思いで質問をさせていただきます。

 以上、取りとめのない話になっておりますけれども、十分に私の思わんところをお酌み取りいただきまして、また私が地域の人、皆さんにお話しできるような御回答をお願いしたいと思いまして、登壇での質問を終わります。



○議長(北沢俊一君) 水野議員の質問が終わりました。

 市長の答弁を求めます。太田市長。

         〔市長 太田順一君登壇〕



◎市長(太田順一君) 水野議員から、2つの質問をいただいておりますので、答弁申し上げます。

 まず、道路管理者である建設課に段差や沈下が原因で寄せられております振動の苦情件数は年間20件ほど、そのうち水道課への直接の苦情は2件であり、その都度対応をしております。

 苦情の主な原因は、舗装の劣化によるものや水道管、下水道管の道路横断部分、マンホールなどの周辺沈下によるものと考えられます。

 御質問の中で、水道工事による原因が多いということですので、水道工事について述べさせていただきます。

 苦情の内容は、道路を横断しての掘削による給水工事の復旧箇所及び消火栓・空気弁・仕切り弁のふたに大型車が走行することによるもの、また工事施工時における仮舗装時の段差によるものがほとんどです。

 対応につきましては、給水工事箇所では道路の復旧に際して施工業者に対し十分な転圧、締め固めを行うように指導しており、施工後には職員による現地完了検査により確認を行っております。

 この仮舗装中は、施工業者に随時、現地を確認し補修を行うよう指示しており、本舗装に当たりましては約1カ月間通過車両による自然転圧をした後、復旧基準に基づいた本舗装を行っております。

 そして、消火栓・空気弁・仕切り弁のふたにつきましても、四角型から丸型への変更を行うなど改善を図っております。あわせて、ふた周辺の段差につきましても、その都度補修工事をしております。

 次に、事後の観察・管理方法ですが、建設課において道路パトロールの巡回実施を行っており、また水道課、下水道室においても現場に出るたびに注意観察を行い、ふぐあいを発見した時点で対策を講じております。

 次に、工事内容の改善としましては、舗装の改築時にはつなぎ部分の段差処理を行うよう指導しております。

 なお、御提案いただいたように管埋設工事につきましては、できるだけ歩道に設置するようにしております。

 また、本管からの給水管取り出しは、ほとんど道路横断工事となりますが、御提案いただいた推進工法による工事を行いますと、施主の負担する工事費は高額になり、現実的には難しいと考えます。下水道管につきましても、交通渋滞を引き起こすような交通量の多い交差点部については、一部推進工法を採用していますが、そのほかは事業コスト等を考慮する中で、開削工法で施工しております。

 最後に、側溝を活用しての配管につきましては、水路縦断を侵してしまうこと、水道管が漏水した場合は管内に汚水が流入する危険があるため、側溝内への配管は現実的ではないと考えます。今後においても、今まで以上に慎重に施工してまいりますので、よろしくお願いをいたします。

 次に、多様化する危機管理についての御質問でございますが、近年、従来の地震、風水害などの自然災害だけでなく、テロや冷凍ギョーザの異物混入に代表される食の問題や、新型インフルエンザなどの感染症対策など、危機事象は複雑・多様化してきております。このため、静岡県ではさまざまな危機に一元的に対応する組織体制を構築して有事に対応しております。

 本市におきましては、市長の権限に基づく災害対策に対し迅速かつ的確に対応してまいりましたが、御質問の立ちおくれている部分につきましても、あらゆる災害に対応可能であるとは言いがたいと考えております。

 なお、危機管理体制の構築に当たっては、多岐にわたっての研究・検討が必要であると認識しており、また実際の災害現場においては迅速かつ的確な対応が求められるため、そのような経験を持った人材の確保についても検討が必要であると考えております。

 大変厳しい財政状況の中、このような危機管理体制を整備するための財源の確保に苦慮している状況ではありますが、市民の皆さんの生命・身体・財産への被害を最小限に抑制するためには必要であり、限られた財源を最大限有効利用する手法を研究しながら進めてまいりたいと考えております。

 以上を申し上げ、水野議員への答弁とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(北沢俊一君) 市長答弁が終わりました。

 水野議員、再質問ありますか。残り9分になっておりますので。水野議員。



◆3番(水野貞幸君) 1つだけ、想定外になるかと思いますけれども、お尋ねします。

 先ほど、苦情ということで、きのうもそういうあれが出てましたんで、私の経験上、コンプライアンス、法令遵守、そういうものの観点からいきますと、この苦情というものはトップに直接はね返ると、届くというのが原則になっております。あると考えますので、現在、不勉強で申しわけないんですけど、市の苦情箱っていうんですか、投書箱っていうか、アンケート、そういうものがどこにあるか、私も存じ上げてないような状態ですが、そのかぎを市長さんがお持ちになって、毎日あけるというのが常道かと思いますけれども、そうやって市長さんが漏れのない情報、皆さんの御意見を聞くという体制になっているかどうか、ちょっとお尋ねしたいと思います。



○議長(北沢俊一君) どうですか、今、市長。今の件について。

 じゃあ、原田企画政策課長。



◎企画政策課長(原田修一君) 企画政策課長でございます。私どもの課で、広く広聴事業をやらしていただいているという関係がございまして、今の水野議員の質問にお答えさせていただきますけども、まず市民からの御意見、苦情等につきましての主なものでございますけども、一つは本庁と支所のロビーのところにございますけども、市長への御意見というものが設置されております。そこには、市長さんへ直接何か言いたいというものが入ってまいりますので、それについては私どものほうで、かぎは私どものほうで管理しておりますけども、私どもでかぎをあけまして、それについては市長のところまで行き渡るように、回覧という形で行くような形で事務処理はさせていただいております。

 また、当然そこについての苦情、例えば、今の道路の話であったりすれば、担当課がございますので、その担当課に措置を、どんなことが対応として可能だと、また場合によっては、その方に説明をしていただきたいというようなことまで含めて流れができております。

 また、もう一つの方法としましては、ホームページに御意見箱というのがございますので、これを使うということが一つあろうかと思います。

 ただ、非常に今、御意見とか苦情もいろんな多岐にわたっております。

 例えば、簡単な問い合わせであったり、例えば、穴ぼこがあいてるよというようなこともありますので、そういったものはすべてがすべて市長のところに行くんじゃなくて、担当課のほうに回ってしまうケースが多いんではないかなと思っております。

 ただ、市長のところには、あそこのロビーにあるやつは必ず目を通していただくという流れにはしておるところでございます。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 水野議員。



◆3番(水野貞幸君) ありがとうございました。それに関連しているんですが、先ほど振動が付近の人のストレスになっている、それが不満のもとになるということと考え合わせまして、できる限り市長さんにも、その感覚的なもの、市民が持っているもの、そういうものに目を耳をかしていただいて、不満のない、満足度の高いものをやっていっていただきたいと思ってます。

 ですから、先ほど申し上げたように、できるだけ意見には目を通すというところで、ひとつはっきりとおっしゃっていただければありがたいと思います。



○議長(北沢俊一君) 市長。



◎市長(太田順一君) どうも、ありがとうございます。先ほど、企画課長から話がありましたように、すべてではありませんが、私のところに回ってまいりまして、リアクシヨンをすぐするようにということで指示をしております。なかなか、すぐできるものと、今、検討しているもの、幾つかの分類をしておりますが、すぐ対応できるものは、すぐ私のほうから直接指示をしてやっておりますので、今後も続けていきたいと、そのように思っております。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。



◆3番(水野貞幸君) 以上で終わりたいと思いますが、そのような観点から私も日々努めてまいりますので、よろしくお願いします。

 どうも、ありがとうございました。



○議長(北沢俊一君) 以上で、3番 水野議員の質問を終了します。

 ここで、13時まで休憩といたしたいと思います。よろしくお願いいたします。



休憩 午前11時45分



再開 午後 1時00分





○議長(北沢俊一君) それでは、午前中の休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。



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         △ 清 水 一 男 君 



○議長(北沢俊一君) 今議会、最後の一般質問であります。7番 清水一男議員の質問をお願いいたします。清水議員。

         〔7番 清水一男君登壇〕



◆7番(清水一男君) 私は、最後のバッターということで、お疲れのところ皆さん、もう少しのお時間おつき合いいただければありがたいと思います。

 私は、身近な問題を2つお話しさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 1番目が、外国人との共生についてということでございます。

 統計によりますと、日本の人口は、既に2005年には減少に転じましたが、2006年、2007年に外国人の流入超過があり、微増をし1億2,777万人を記録しました。しかし、2008年にはまた減少に転じました。そして、少子高齢化もますます進んでおります。我が国の……



○議長(北沢俊一君) 発言の途中ですが、マイクフォンもうちょっとおろしていただきます。ちょっと声が小さいようですので、お願いします。



◆7番(清水一男君) 我が国の生産年齢人口は、毎年減少していきますが、それを一定に維持するためには、「毎年およそ60万人の移民を受け入れる必要がある」と国連では言っております。

 菊川市においては、合併当時の17年3月31日現在の基本台帳人口、これは日本人ですが、は4万5,704人、外国人登録人口は3,689人、合計4万9,393人でした。これが、今年3月31日には日本人は4万5,522人、外国人は3,590人、合計4万9,112人で、結果、日本人は182人減少し、外国人も99人減少したことになりました。

 外国人については、失職した帰国者が多く出た事情もありますが、今後も日本人の減少傾向が続いていくものと思われます。そして、人口減少社会にあって空洞化による治安悪化の懸念、高齢者単身世帯の増加、認知刑法犯の増加と検挙件数の減少、地震等災害時の対応といった不安材料があります。

 最近、地域に戸別の家を立てて入居される外国の方々も多くなり、また、その人たちは自治会への加入も希望されてる人が多いようです。そこで問題となるのが言葉の壁です。言葉がわからず、生活習慣も異なる人々との近所づき合いは、なかなか難しいものと思います。日本の言葉や文化や社会の仕組みを早く知ってもらうことが大切ですが、そのためには理解されるまでお互いに根気よく話し合うことが大切です。

 失礼ですが、そこから次の行までダブっていますので削除してください。

 市事業として、外国人との相互理解を促進するためのポルトガル通訳者や国際児童相談員の配置がありますが、自治会ではそれぞれの地域の要望に合った、きめ細かい対応が必要だと考えます。それは、新たに菊川市へ来られた外国人のだれに対しても共通するマニュアル的なものだけではなく、一時的には自治会の回覧板に日本語と現地語を併記したり、通訳が必要だったりするかもしれません。当然、地域のことは地域で解決するべきと考えますが、地域で対応できるまでの間、行政の指導、支援が必要と思います。

 市長の方針をお聞きします。

 1、新しく市民となった外国人への対応は、例えば、案内書とか説明、それから日本語が全くわからない人への案内とか説明等は、どういうふうにするのか。

 2番目、自治会へ入ってからの対応。自治会へ早く溶け込めるための支援はどうかということでございます。

 次に、質問の2番目で、高齢者支援についてということであります。

 日本は、世界一の高齢社会となりました。総人口に占める65歳以上の人口割合は、1950年にはわずかに4.9%でしたが、2008年には22.1%になっています。そして、1世帯当たりの人数も、1960年には4.1人だったが、2005年には2.6人に減少しました。

 大都会の町なかに住んでいても、近所の店がなくなって10キロメーターも遠方の郊外にできた大型店まで出かける足を持たない買い物難民が、全国に600万人もいるそうです。対策として、インターネットを利用する方法とか市民バスを導入する方法等、各自治体では検討していると言われます。

 ひとり暮らしの高齢者が必要とする手助けとしましては、1番、ごみ出し等の短時間の作業、2番、買い物等外出の足、3番、本人の安全確認、これは外から見て本人が大丈夫、いつもと変わってないというようなものを近所の人たちが見守ってもらうというようなことを指しております。これらの手助けは、近くにいる身内やボランティアの人たちにお願いするのもよいが、無料ではなく有料を希望している人たちが多いようです。この地域にも、ひとり暮らしの老人がどんどんふえています。施設に入るのではなく、住みなれた自分の家にできる限り長く住み続けることを希望している人々もたくさんおります。このような人々には、どう対応していくか市長の方針をお聞きします。

 1番、ひとり暮らしの老人対策として、どんなものがあるか。

 2番目、コミュニティバスがデマンドバスのように本人の希望するときに、その目的地に行けるようにならないか。これは、前回の質問でも、同僚議員が詳しく聞かれていたところでございますが。

 以上でございます。よろしくお願いします。



○議長(北沢俊一君) 清水議員の質問が終わりました。

 市長の答弁を求めます。太田市長。

         〔市長 太田順一君登壇〕



◎市長(太田順一君) 清水議員の質問にお答えします。

最初に、外国人との共生についてでありますが、転入されてきた外国人の方に対しては、本市で暮らしていくためのさまざまな手続についての説明を、ポルトガル語、中国語、英語の3カ国語で表記した暮らしの便利帳をお渡しするとともに、関係する部署において市の通訳者を通じた説明を行っております。

 なお、暮らしの便利帳につきましては、自治会に加入されている外国人の方には、自治会を通じ配付をお願いしたところであります。

 さらに、今年度はポルトガル語による転入者を対象とした、転入時に必要となる一連の説明を行うオリエンテーションの試行を予定しております。

また、ミニ広報誌、出前行政講座や外国人相談窓口など、学習や相談する機会も設けておりますので、活用していただければ幸いであります。

次に、自治会へ入ってからの対応「自治会へ早く溶け込める支援」につきましてですが、新たに住居を構えた方が自治会に加入していただくことは、外国人との共生のまちづくりを進める上でも非常に重要なことだと認識しております。

自治会内のさまざまなルールについて、言葉の壁がある外国籍の方に説明することは、非常に困難なことだと推察するとともに、行政としましても、これらの説明文のポルトガル語訳や、日本語の理解できる外国籍市民の紹介、他の自治会の事例の紹介など、顔の見える関係づくりのための支援をしてまいりたいと考えます。

次に、高齢者支援についての御質問にお答えいたします。

本市では、健康長寿課内に地域包括支援センターを設け、高齢者の方が住みなれた地域で、生き生きとくらし続けていくことができるよう、相談や支援を行っております。

この中では、ひとり暮らしの高齢者に対する支援として、行政が行っているものに、緊急通報システム・配食サービス・生活管理指導員派遣事業によるヘルパー派遣・介護予防教室・移送サービスなどがあります。

 また、民間事業者が行っているものにも、高齢者への支援、サービスとしてシルバー人材センターによる大掃除やごみ出し・買い物への支援、介護保険の事業所による一般の方へのヘルパー派遣、宅配食業者による配食サービス、社会福祉協議会による日常生活自立支援事業が利用できる状況であります。

 また、このようなサービスの提供と同時に、増加する高齢者のひとり暮らしの世帯が埋もれてしまわないよう、地域で見守る目を培うことも大切なことだと考えております。

 御近所の皆様や自治会、コミュニティ協議会、自主防災会、そして民生委員の方々に地域の高齢者の日ごろの見守りをお願いし、市としても最善を尽くし高齢者を支える制度の充実に努めてまいりたいと考えます。

 次に、コミュニティバスがデマンドバスのように、本人の希望するときに、その目的地に行けるようにならないかについての御質問ですが、現在、コミュニティバスは予約受け付けをしておらず、定時定路線での運転形態をとっていますので、デマンド方式での運行はできません。

 以上、清水議員への答弁といたします。ありがとうございました。



○議長(北沢俊一君) 市長答弁が終わりました。

 清水議員、再質問ありますか。清水議員。



◆7番(清水一男君) ありがとうございました。外国人との共生ということで、ちょっと、いろいろ御配慮いただきありがたいんですが、地震とか災害のときに、いざというときに一番困ると思うんですけども、そのためにもやっぱり一日も早く、外国人との共生といいますか、知り合いになって状況もよく把握でき、お話もできるようにする必要があると思うんですが、とりあえず一番最初に困るのが、まあ、マニュアル的なものは、やはり市のほうで用意していただけるということでありがたいんですが、その自治会単位とか班単位とか、細かい話ですけども、決まり事があるんですね。そういうものを、どうやって伝えるかということで、まず最初にぶち当たるわけですけどもね。その辺について、できれば、そう長い間ではないんですが、当初、そういったものに対する御協力、具体的には訳文をつくってもらったり、それから何かお話があって聞いてくれる人がなければ、こちらもどっかに連れてくれば一緒に話聞いてくれるとか、何かそういった手助けをお願いできるかどうか。まず、その辺をちょっとお聞きしたい。



○議長(北沢俊一君) 佐藤地域支援課長。佐藤課長。



◎地域支援課長(佐藤甚平君) 地域支援課長です。当然、いろいろな面でお困りということは、うちらも十分承知しているつもりでございます。

 ただ、当然、外国人の方、日本に定住しようとしている方につきましては、昔は、リーマンショック以前の場合には、一般的にここで住んでても支障がないとか、そういった形があったんですけども、生活の基盤である職業といいますか、働き口が非常に厳しい状況に、今回ありまして、その人たちも当然として日本語がしゃべれないと使っていただけないというような、非常に厳しい状況がございます。そんな中で、今、日本語をしゃべれる、一般的な会話はできるけが、日本のこういった漢字とか、そういったものがどうしても読めない。会話はできても読めないという方も、非常に多くおられます。ただ、平仮名なら読めるという方が、基本的には6割以上おられるというふうな状況でございます。そんな中で、例えば、自治会のこういった決まりに、ルビですね、振り仮名を振ったときに、どのような形で、それでわかっていただけるものかどうか。あるいは、全くしゃべれないから通訳が必要だとか、そういった場合には、ぜひ行政のほうも相談いただきまして、先ほど市長が申したとおり行政として知っている通訳者とか、あるいはそういったものができる方、そういったものを紹介することはできますので、そういった形でやらさせていただきたいというふうに考えております。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 清水議員。



◆7番(清水一男君) 先ほども、お話ありましたように、行政のほうも、やっぱり仕事がどんどんふえて、また人は減らしていくという、非常に大変な時期をこれから迎えて、各地域のことまで手出す暇がないというあれもあるかと思いますが、やっぱりこういうものについては、よその話も聞きますと、最初が一番肝心だもんですから、お互いに離れてしまわないように、やっぱり最初だけでも、ぜひ御協力いただきたいと思いますし、そういう問題、例えば、地域単位で語学といいますか、日本語の勉強会やるとか、そんなことも一つの方法ですし、徐々にそういった方向で、いい方向に持っていきたいと思っておりますけども、御協力を、ぜひよろしくお願いします。

 次に、高齢者の支援についてでございますけども、特養ホームをよくする市民の会というのが東京にあるんだそうです。新聞に載っていたんですけども、ひとり暮らしの高齢者に要介護度が重くなっても、現在の住まいで暮らしたいかということを尋ねたところ、7割が住み続けたいと答えたということです。すなわち、特養ホームへ入るよりも、住みなれた自宅に住めるものなら住み続けたいという人が7割あったということです。菊川市内にも、たくさん施設もつくっていただいてありがたいんですけども、一方、自宅で生活を続けている方々に対する支援も、ぜひ手厚くやっていただきたいと思うわけですが、今、菊川市内の要介護についた高齢者は、実際、今何人いるか。そして、そのうち施設入居者の人数とか、大体ですけどもわかりますでしょうか。



○議長(北沢俊一君) 答弁お願いします。落合健康長寿課長。



◎健康長寿課長(落合哲郎君) 健康長寿課長です。要介護の、まず認定者の数ですけれども、現在、およそ、要支援1に要介護1〜5すべてで1,300名程度であります。入所者ですけれども、ちょっとお待ちください。──特養ですが、約210名程度、特養が入所ということになっております。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 清水議員。



◆7番(清水一男君) ありがとうございました。そして、出しにくいかもわかりませんけども、自宅介護と施設へ入っている人たち、それぞれ1人当たりどのくらい費用がかかっているかという目安はわかりますでしょうか。



○議長(北沢俊一君) 落合課長。



◎健康長寿課長(落合哲郎君) 特養につきましては、1人30から40万円ということですけれども、在宅の場合というのは単にヘルパーを使っているだけとか、デイとかということで、さまざま、要支援から要介護ですので、今、ちょっと平均も持っておりませんけど、平均というのもあんまり意味がない数字じゃないかと思っております。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 清水議員。



◆7番(清水一男君) 特養で、30万円から40万円というのは、行政が負担している、市が負担している費用ですね。在宅介護の方は、もちろんそんなに使っていないと思いますし、そういった意味でも、特に在宅で、しかもひとり暮らしの方もいると思いますし、そういう人たちにいろいろ、多分足がなくて困っている人が多いと思うんで、それを市として何とかしてあげるとか、買い物に行ってあげるとか、そしてうちの中の庭の整理とか、そういったいろんな手助け。事実、方法は現在でもあるかと思うんですけども、具体的にどんなことをなさっているかわかりますでしょうか。



○議長(北沢俊一君) 答弁お願いいたします。落合課長。



◎健康長寿課長(落合哲郎君) 健康長寿課長です。先ほど、市長の答弁にもございましたように、包括支援センターが相談には乗っております。そういったサービスですけれども、行政のものもありますし民間のものもあります。

 今まで、高齢者のサービスといいますと福祉、老人福祉法における福祉の面というのが多かったわけですけれども、介護保険というのも特養だとかヘルパーだとかショートというのは、困った人への福祉事業だったものが、保険料払った介護保険というシステムに変わりました。ということで、そういった介護にかかるものというのはだれでも使えるようになりましたけれども、と同時に、そういった福祉サービスそのものも、行政だけではなくて、先ほど言いましたように、通常の介護保険の事業所が、介護保険だけじゃなくて、ほかの方にも料金は払いますけれども、ヘルパーを派遣しているとか。それから、シルバーにつきましては、ありとあらゆること、介護部分もありますけど、草取りから、さっき言いましたようにごみ出しとか大掃除とか、そういうことの中でいろんなサービスを、今、総合的に包括なり、例えば、社協の相談業務の中でさせてもらっております。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 清水議員。



◆7番(清水一男君) それと、先ほどのコミュニティバスのことに関して回答をいただいておりますけども、現在のコミュニティバスですと指定の位置でしか停留所がない。これ、おりる降車場は今度は新しく一部つくるようでございますけども、大半は指定された停留所まで、その時間に行くということでないと利用できないわけですけども、それを現在の契約ですと、あと2年間こういうバスの方式は使って、それ以降は新しい方法をいろいろ今から検討するというお話なんですけども、事実、今のバスの利用状況を見ても、多少の変更をしていっても大幅な利用者がふえるとか、そういうのはなかなか期待薄じゃないかというふうに思われますが、と同時に、先ほどの足の悪い人たちにとって、このバス方式というものは非常に使いにくいということで、もと小笠町でやっていた高齢者の回数券の適用ですか、そういった方式に戻るということも、なかなか難しいあれだと思うけども、何か新しい方法を、例えば、このコミュニティバスとは別の組織、ボランティア団体でもNPOでもいいですけども、そういうところが主体となって観光関係の商工会とか、それから市の一部の部門といいますか、支援課等にも手伝ってもらって、そういう人を対象とした運搬方式といいますか、そういうもので考えられないかというところもちょっと思うわけなんですけども、その辺について市のほうは、まあ、コミュニティバスはあくまでもあと2年間、そのままいくんだよということで、ほかのそういった支援策というのは考えられないかどうか、ちょっと御意見をお聞きしたいと思うんですけども。



○議長(北沢俊一君) 佐藤地域支援課長。佐藤課長。



◎地域支援課長(佐藤甚平君) 福祉的に考えますと、有償、タクシーとかそういった形はあろうかと思います。ただ、現実的にやっているものと。今、2年間はこの形でさせていただくということの中で、当然、我々も今の形がそのまんまいいのか、あるいはもっと、もっとやっていったほうがいいのかというのは、当然、早急に検討に入りたいというのはあります。現実的に、それとは別に福祉の関係のものをということについては、現実的には検討はさせていただいておりません。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 清水議員。



◆7番(清水一男君) 今のお話、ちょっと確認したいんですけども、ということは2年間は今のバス方式を使う、そのまま使うんじゃなくて、その間にも新しい方式があれば、それも試験的に取り入れていくという考え方があるわけでしょうか。



○議長(北沢俊一君) 答弁お願いします。佐藤地域支援課長。



◎地域支援課長(佐藤甚平君) 2年間検討するというのは、今のコミュバスを全く廃止しちゃうのか、あるいは今の形でやるのか、そういった形を検討させていただきたいということでございます。要は、24年度以降にどういった形が一番いいのかという形を検討させていただきたいということでございます。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 清水議員。



◆7番(清水一男君) 今のお話ですと、少なくても2年間は足が悪い人たちを救うといいますか、そういう意味合いでの具体化というのはちょっと望めないと思うんで、できればそういった人たちを対象とした新しい、何か方式もあわせて検討してもらえばありがたいというふうに思いますので、これは要望でございますので、お願いしたいと思います。

 今、現時点でも足の悪い人はたくさんいますし、また、何ていいますか、無料でではなくて、例えば、正常の賃金、時間幾らとか、そういうところまでは、ちょっと負担が重いようですけども、無償ではなくて、ある程度は自分も負担してもいいと。かえってむしろそのほうが気にやまないといいますか、自分でもある程度の対価を払って利用しているという、そういう気分的な楽さ、問題でも楽な点があるもんですから、そういったことで多少の負担はしてもいいけども、何とかもう少し安心できて、楽にそういったところへ、自分の行きたいところへ行ける方法を望んでいる人たち。高齢者は、現在80幾つでもマイカーの車の運転免許をまだ持って、しかも運転したりしているんですけど、かなり危なっかしいといいますか、きついわけで、そういう人たちにはできるだけ早くやめてもらって、ただこういう方法があるよということで安心して利用してもらえるような方法を、ぜひ検討していただきたいと思うし、私どももそれに対する方法をいろいろ模索してみたいと思いますし、またお話しさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。ありがとうございました。



○議長(北沢俊一君) 落合長寿課長。



◎健康長寿課長(落合哲郎君) 健康長寿課長です。済みません。今、福祉面でのタクシーだとか移送サービスの話がありましたので、もっとこちらでも今PRもしてますし、これからもしますけれども、まず身障者の方々は今でも1・2級の方とか、療育手帳のAの方とかにタクシーのお迎えも含めた基本料券が48枚てな、これは今でもやっております。で、それともう一つが、介護保険のほうですけども、これ、要介護3以上、この場合は用途が限られますけれども、病院への通院とか入退院のときには社会福祉協議会と和松会に委託ですが、その送迎についての移送サービス、これもやっておりますので、こういったものはもっと、こちらとしてもPRしたような使っていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 以上で、清水議員の質問が終わりました。



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△散会の宣告 



○議長(北沢俊一君) 以上で、本日予定いたしました日程をすべて終了いたしました。

 次の会議は17日木曜日午前9時から当議場で開催いたします。定刻までに御参集くださいますようにお願いをし、本日はこれをもって散会といたします。お疲れさまでした。



散会 午後 1時31分