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静岡県 菊川市

平成 21年 12月定例会(第4回) 12月09日−03号




平成 21年 12月定例会(第4回) − 12月09日−03号









平成 21年 12月定例会(第4回)


平成21年第4回菊川市議会定例会会議録

議 事 日 程(第3号)

平成21年12月9日(水)午前9時開議 
日程第 1 諸報告
日程第 2 一般質問
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本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
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出席議員(17名)
     1番  高 柳 和 弘 君     2番  内 田   隆 君
     3番  水 野 貞 幸 君     4番  伊 藤 芳 男 君
     5番  宮 城 力 弘 君     6番  西 澤 和 弘 君
     7番  清 水 一 男 君     8番  鈴 木   榮 君
     9番  河原崎 光 雄 君    10番  伊 藤 壽 一 君
    11番  岡 本 徳 夫 君    12番  小笠原 宏 昌 君
    13番  落 合 良 子 君    14番  すずき 麗 華 君
    15番  田 島 允 雄 君    16番  岩 科 鉄 次 君
    17番  北 沢 俊 一 君    
欠席議員(なし)
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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
  市     長   太 田 順 一 君    副  市  長   石 田 辰 芳 君
  教  育  長   石 原   潔 君    総務企画 部長   中 山   勝 君
  小 笠 支所長   伊 藤   崇 君    市民生活 部長   伊 藤   茂 君
  建設経済 部長   笹 瀬   厚 君    教育文化 部長   中 山 安 代 君
  消  防  長   岡 本 吉 弘 君    市 立 病院長   村 田 英 之 君
  市立病院事務部長  赤 堀 弘 明 君    財 政 課 長   赤 堀 慎 吾 君
  企画政策 課長   原 田 修 一 君    安 全 課 長   赤 堀 正 人 君
  税 務 課 長   五 島 将 行 君    地域支援 課長   佐 藤 甚 平 君
  健康長寿 課長   落 合 哲 郎 君    こどもみらい課長  栗 田 正 弘 君
  都市計画 課長   織 部 文 雄 君    建 設 課 長   長谷山   勉 君
  商工観光 課長   浅 羽 睦 巳 君    農 林 課 長   広 瀬 勝 彦 君
  茶業振興 室長   横 山 嘉 彦 君    教育総務 課長   加 藤 容 章 君
  社会教育 課長   妻 木   久 君    会 計 管理者   内 田 勝 美 君
  市立病院総務課長  野 賀   済 君    消防総務 課長   横 山 克 喜 君
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事務局職員出席者
  議会事務局長    藤 田 一 郎      書記        堀 川 明 典






開議 午前 9時00分





△開議の宣告 



○議長(北沢俊一君) 改めまして、おはようございます。昨日に引き続きまして定例会への御参集御苦労さまでございます。

 ただいまの出席議員は17名であります。法第113条の規定による定足数に達していますので、平成21年第4回菊川市議会定例会第3日目の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。



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△諸報告 



○議長(北沢俊一君) 日程第1 諸報告を行います。

 私からも、市長からもございません。



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△一般質問 



○議長(北沢俊一君) 日程第2 一般質問を行います。

 昨日に引き続き、本日は6人の方の一般質問をお受けいたします。質問時間はそれぞれ30分以内でございます。

 それでは、通告順に従い質問をお願いいたします。



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         △ 内 田   隆 君 



○議長(北沢俊一君) 最初に、2番 内田 隆議員の質問をお願いいたします。内田議員。

         〔2番 内田 隆君登壇〕



◆2番(内田隆君) 改めまして、おはようございます。一般質問第2日目のトップバッターとしてでございますが、私も一般質問とすると初めて登壇させてもらっておりますので、少し的外れの質問があるかもしれませんが、御了承願いたいと思います。

 私は、本定例会に臨みまして、菊川市における行政改革の進め方について、市長にお伺いをしたいと思います。

 政権もかわり、自民党から民主党にかわっております。事業仕分けという方法で行革が進められておりますが、行政改革、財政改革は行政を進めていく上で永遠の課題であると考えております。5年前に私たちが平成の大合併という自治体を減らしての合併も、税金をより有効に使うという究極の行政改革であったと思います。合併以前より小笠、菊川両町とも、自分たちの自治体をより住民満足度の高い自治体とするために努力してまいりましたが、最終的にはお互いの将来展望を持ち、合併という選択をして菊川市が誕生しております。

 菊川市になりましても、集中改革プランの策定や庁舎内におきましても改革・改善のために努力がされてきたことについては承知をしておりますが、景気の後退によります税金の減収、高齢化が進む中においての民生費の増大、菊川病院等、財政的には大変厳しい環境になってきておると思います。

 1つの目安として、財政の弾力性となる基金の額を見てみますと、一番活用のしやすい財政調整基金と減債基金の合計につきましては、合併を計画した時点の平成14年では18億円、合併時の平成17年には23億2,000万円、そして、昨年の決算によりますと23億7,000万円と特別問題ないように見えますが、基金全体を見てみますと、平成14年度が31億6,000万、平成17年度が28億5,000万、そして、昨年の決算では26億2,000万と確実に減少してきております。

 さらに、財政上の都合によりまして病院への拠出金については少し調整をしておりますし、普通財産の売却などのことも考えますと、この基金の減額についてはもっと大きかったことだと思います。

 私は、お金がすべてだとは思いませんが、ある程度の采配が振れるお金がない限り、市長の唱える日本一住んでよかったまちの実現は難しいと思います。改革とは、今までの流れを変え、新たな方向を出すことによりさらなる発展を求めるものですから、当然痛みも伴う部分も出てきます。それを推進するためのエネルギーも必要になってきます。

 私も行政の一端に席を置かせてもらいまして1年が過ぎましたが、やはり行政改革を進めるためには、一つ一つの業務に熟知した職員の協力と努力が必要不可欠であると考えております。私は、市の抱える課題を全職員に共通の認識を持ってもらい、同じ方向に向かって努力してもらうことが一番大事であり、それができない限り、部分的な業務改善はできても、他の分野に広がる将来に向かったような改善は難しくなると考えております。

 一方において、定められたことによります人員削減という中におきまして、業務が多様化したり、権限委譲によりまして業務が増大している中において、こうした問題についても、やはり職員の理解がどうしても必要になってくると思っております。

 こうしたことを観点に、次の5点について市長の考え方をお伺いしたいと思います。1点目でございます。4年間を振り返りまして、行政改革をどのように総括されておりますか。2つ目としまして、今後における行政改革の内容とスケジュールをどのように考えておりますか。3つ目として、行政改革を進め、さらに検証する組織──これは庁舎内も含めましてですが、どのようにお考えでございますか。4つ目としまして、成果を検証するためには、事業の一つ一つに目標数値を設けることが、わかりやすく一番よいと思いますが、これについてはどうお考えでございますか。最後に、5つ目ですが、職員数の削減を進めておりますが、最終的にはどんな組織で、どんな人数をお考えでございますか。

 以上、登壇での質問は終わらせてもらいますが、ぜひわかりやすい御回答をよろしくお願いいたします。



○議長(北沢俊一君) 内田議員の質問が終わりました。

 市長の答弁を求めます。太田市長。

         〔市長 太田順一君登壇〕



◎市長(太田順一君) おはようございます。昨日に続きまして、本日もまた一般質問、御指導のほうよろしくお願いします。

 今、内田議員の質問を聞いておりまして、何かなつかしく感じました。と申しますのは、長い間一緒に仕事をしてまいりまして、今後は議員という立場で、また違う角度からいろいろな御提言をいただきましたので、これからの菊川市発展のための行財政改革について、またいろいろ御指導いただきたい、厳しく御指導をいただきたいと思います。

 まず最初に、4年間を振り返っての行政改革の総括ですが、平成17年度から取り組んでいる集中改革プランはことしで5年目となります。昨年度までの4年間での主な実績としましては、職員数の削減や手当等の見直しによる人件費の抑制、指定管理者制度の導入を初めとする業務の外部委託による市役所業務のスリム化、補助金の見直しや1%地域づくり交付金の創設による助成制度の刷新などが挙げられます。

 これらの取り組みのうち、効率性の向上や行政コストの削減を進め、従来の行政手法を見直していくという点においては、しかるべき効果があったと考えております。

 しかしながら、すべての面において当初の目標を達成したとは言いがたい部分もあります。特に、財政の健全化については、昨年からの世界的な景気悪化や、それに伴う緊急経済対策などの財政出動といった外的要因もあり、普通建設事業費の削減や市債残高の縮減については足踏みせざるを得ない状況となっています。

 次に、今後における行政改革の内容とスケジュールですが、平成17年3月、新地方行革指針の中で、国から地方自治体に対し5年間の集中改革プランを策定するよう指示があり、本市におきましても、平成17年度から5年間の集中改革プランを策定し、行財政改革に取り組んでまいりました。

 現在のところ、国から来年度以降の指針などは示されていませんが、市としては、これまでの改革において取り組んできた行政の効率化や財政基盤の安定化、市民や地域との協働の推進などは一過性なものではなく、今後も引き続き取り組んでいくべきものと考えております。つきましては、来年度以降の改革の取り組み方針やメニューについて、現在作成作業を進めているところであります。

 行政改革を進め、さらに検証する組織をどのように考えていますかという御質問ですが、現在の推進体制については、私を本部長とする推進本部が推進の司令塔として改革に取り組み、外部有識者による行財政改革推進懇話会に評価を諮問することにより検証を行っております。計画の進捗を管理・評価する体制としては、標準的なものと考えています。

 集中改革プランの具体的な内容について、例えば、行政評価などに新たな評価制度を設けることは検討の余地があるかと思いますが、集中改革プランそのものの検証は現行のまま継続していく考えでございます。

 成果の検証するために事業の一つ一つに目標数値を設けることがよいと思うがという御提言ですが、今年度から事業評価の手法として、業務棚卸表を導入いたしました。これは、その事業が何を目的とし、それを達成するためにどんな業務を、どのように思うべきかと、政策と具体的業務を体系づけたもので、それぞれの段階ごとに達成目標を置き、業務の執行評価と政策評価を一帯に行う仕組みでございます。

 目的としての政策を達成するための手段である具体的な事務事業には、活動手法としての数値目標を設定し、最終的な目標については市民アンケートを利用した市民満足度などの成果指標を策定しております。

 最後に、職員の削減については、集中改革プランにおいて平成22年4月1日までの削減率を5.4%と定め、組織及び職員配置の効率化を図るため、平成18年3月に菊川市定員適正化計画を策定しまして、数値目標の実現に向け取り組んでいるところでございます。

 また、本年7月には、経済財政改革の基本方針2009に基づき「平成22年度以降の定員管理について」が閣議決定され、地方公共団体においても集中改革プランにおける定員管理の数値目標の着実な達成と、2011年度までの定員純減に引き続き務め、今後も、地域の実情に応じた適正な定員管理を推進するよう求められているところであります。

 しかしながら、地方公共団体では、国や県からの事務権限の委譲に伴う業務の増大が予想されるなど、新たな行政需要にこたえていく責任も大きくなると考えております。このように定員の純減を進めながら新たな行政需要にも的確に対応していくには、非常に厳しいことではありますが、既存事務事業や新規事業についての見直しをさらに推進していくとともに、組織・機構の合理化を図り、効率性の高い組織へと変革させていく必要があると考えております。

 以上、内田議員への答弁とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。内田議員、再質問ありませんか。内田議員。



◆2番(内田隆君) 2番です。それでは、ありがとうございました。少し質問さしていただきたいと思います。

 まず、行政改革、事務改善も含めましてでございますが、これを進める上でのポイントというものについては、市長はどんなふうにお考えですか。



○議長(北沢俊一君) 再質問が終わりました。市長、答弁願います。行政改革を進める上でのポイントは何ですかという質問です。



◎市長(太田順一君) それは、私と同じ方向をまず職員が向くということが、まず一つの大きなポイントであると認識しております。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。再質問ありますか。内田議員。



◆2番(内田隆君) ありがとうございました。私もやはり物事を推進する上での職員の行動というのは、非常に大きな役割を有するんじゃないかなと思います。

 やはり職員の人たちにある程度の提案をしていただきまして、それを実行していただくということがない限り、やはり職員自体がやらされているとか、そういうことになりますと、一時的には何とかなるでしょうけど、やはりそこのところが非常にポイントになるんじゃないかなと思います。

 それと、もう一点は、やはり市長のリーダーシップというのが大きな役割じゃないかなと思いますし、もう一つは、やはり決めたことを確実にやらせるということを、どういう管理体系に持っていくかということも、やはり確実な推進方法の一つになるんじゃないかと思います。

 そういう中におきまして、職員のところに意識を上げるということについては大変自分もいた中では難しい問題だなと思いますが、それについては、やり方としては、危機意識をつくれるのか、もう一つは、自主性の中に、まちづくりのために一生懸命頑張ろうとする、そんなことをやるんじゃないかなと思いますけど、今回、行財政改革の一番目的は、やはり住みよいまちというのも1つありますけど、財政についてある程度の確保をしないと大変になるという、この意識だけはどうしても持っていただかないと、どうしてもいろんなものについてやらされている形になりかねないと思います。

 周辺のところでは若干もう職員の給与をさわったところも事実出ておりますので、そういうところについて、どんな形で職員のところに持っていくのか。これにつきましては、やはりこれ全体的に影響すると思うんですけど、組織の中でそういうことを考える組織をどういうふうに考えていくのか。単なる行政を運営するだけの組織じゃなくて、やはりそういうことを考えて、構築して、管理していく組織をどう考えるのかということがないと、一時的なものになって終わるんじゃないかなと思いますので、もし、その辺についてお考えがありましたら、よろしくお願いします。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。太田市長。



◎市長(太田順一君) ここは内田議員の専門とするところですから、私と大きな違いはないと思いますが、この組織につきましては、今年度も少しさわりました。しかし、最終的に今は23年度に向けてその後の組織づくりというものを見据えての組織を考えるようにということで、今年度担当部署のほうに指示をしてあります。

 これは何を意味するかということは、やはり国の最近の財政状況とか、あるいは職員の、今お話がありましたように、いろんな危機管理とか、あるいは管理能力というものを責任を持たせるということであります。その中の1つの、一端としては部長制を引いたり、あるいは、調整室で横の連携をとると。あるいは、その部長が1つの責任と権限を与えるということが、1つの成果として私は出てきていると思いますので、それをさらに平成23年度には意識をした組織づくりというものを固めて、そして、職員が仕事のしやすい方向、そして市民サービスが低下しないような組織づくり、まず、それを今、内田議員から言われました組織については、今、具体的にはそのように考えているところでございます。



○議長(北沢俊一君) 再質問ありますか。内田議員。



◆2番(内田隆君) ありがとうございました。組織のところへ入りますと、やはり今言った行政を運営していく組織も必要ですけど、今言った行革を進める中においての流れを確立にするような組織も随分必要じゃないかと思います。

 先日、豊明市へ行ったと思うんですけど、その中におきましても、中で聞いた、書いたものしか読まなかったんですが、やはり係長制度そのものをどういう形に切りかえるとか、そういうところまで踏み込んで、全体が動く組織をまず検討しないと、部分的なものにこだわると、どうしても次の段階に入っていかないというような形になると思います。

 で、先ほど、一番最後のところで、最終的な組織と職員数をお聞きしたのは、やはり昔に比べますと専門性とか、いろんなものが求められるものが多くなってきた関係上、採用していく職員についても、やはりそこまで考えておかないと大変になるということと、もう一つは、職員数が減らされている以上、今の業務をそのままやったんでは、多分やりおおせなくなると思います。そうすると、正規の職員というとおかしいですけど、職員の方に何を自分の責任としてやっていただくのかということを明確にしたものをつくって組織図をつくってあげないと、やはり多いところもあるし、少ないところもあるというような話になってくると思いますので、ぜひ、その辺につきましては、23年という数字が確かにあるわけですけど、そこの辺のところを余り詰めない中で組織決定をしていきますと、非常に後、問題を残すと思いますので、是非その辺はいろんな角度の中で勉強していただいて、やっていただきたいなと思います。

 それと、もう一つは、数値目標の件でございますが、数値目標そのものはやはり立てないとなかなか職員の中での共通認識を求めることに大変難しい部分があると思います。これはちょっと1つの新聞の例なんですけど、長野県小諸町なんですけど、これはたまたま載ってたんですが、この前の衆議院選挙の開票時間なんですが、これが全部で、うちとほぼ、票数が2万8,000票ぐらいですから、そして3万6,000ぐらいですから、多分同じぐらいの数字だと思うんですけど、この開票時間が、すべてやって46分で終わったと。うちが何分かかっているかというと、開票録を見させてもらうと2時間46分ですか、このぐらいかかっている。これは一つの例なんですけど、これに当たっての考え方というのは、やはり1つの目標数値、この人の場合については、前は、昔の参議院選挙を見ると、やはりうちと同じぐらいかかったみたいなんですけど、そういうところについて、やはりどれだけにするという目標数値を考えた中で、いろんな工夫がなされているということが書かれていました。

 で、そのことについて、ただそうなったかというと、そうじゃなくて、そうなる過程の中では、御存じだと思いますけど、三重県の旧の北川知事のところで目標を設定して行政事務に取り組むことが、物事を推進する上で一番大事だよということも書かれていました。これは講習会で受けたそうですけど。そんなことも一つの方法としまして、やはり職員のやる意識とか、意識改革を変えていくためには、こういうこともどんどん取り入れていかないと、やはり中だけでやるというのは大変だなと思います。

 それで、ここのところで出てきた46分が何を意味するかというと、46分というのは単に仕事を割り振って自分の仕事だけしてればいいということじゃ、とてもできる話じゃなくて、やはり空いているところでどんどん人が入って、これ指示なしでもやっていくと、こういう流れができていたということで評価されているみたいですけど。ぜひ職員については、そういう意識へ持っていけれるような組織体系、研修体系、そんなものをぜひお願いしたいなと思います。

 それと、後ですけど、今、国や県の中で事業仕分けとか、業務棚卸とか──先ほど、業務棚卸をやられるということでございましたが、これは、一応業務棚卸の中ですべてを事務の整理をされるということで考えてよろしいですか。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。赤堀財政課長。



◎財政課長(赤堀慎吾君) 財政課長でございます。そのとおりでございます。昨年までの事務事業評価では一部、例えば、国の補助事業ですとか、あるいは、管理事務的なものというものは対象外としておりましたけれども、今年度から行っております評価の中では、すべての事業を対象にするということで考えております。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。内田議員。



◆2番(内田隆君) ありがとうございます。当然、業務棚卸ということになりますと、今やっているものがお金がかかっている、かかってない関係なしにやられるというふうに理解するわけですけど、そのときに、どこにどういう点数とつけるかというようなことは、やはり非常に大事になってくると思います。

 やはりお金みたいなものだけで、数字だけで管理するということにつきましては、サービス面とか、協調性とか、いろんな面で変わってくると思いますので、その辺のところについては評価基準が形だけのものにならないように、ぜひよろしくお願いしたいなと思います。

 それと、後、先ほど言ったように取り組む姿勢の中で、当然、職員がどういうふうに取り組んだかということについては、職員評価、人事評価にある程度影響してくると思いますが、この人事評価については、今どのように考えられておられますか。



○議長(北沢俊一君) 答弁をお願いします。中山総務企画部長。



◎総務企画部長(中山勝君) 総務企画部長です。人事評価ですが、ことし主に取り組みをしてきたことについては、業者に外部委託の部分が今のその方法ですね。そういったものに取り組んでおります。また、職員に対しては、どういった評価がいいかというようなことも、委員会というんですか、そういったものもつくって今立ち上げて、ことしそういったものをつくって、来年、再来年あたりから試行といいますか、そういったものに移っていくという考えでおります。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。内田議員。



◆2番(内田隆君) これについては自分にも若干責任があることは承知しておりますので、申しわけありませんけど。

 やはり評価をするまではできても、結局どれをどこに反映させるか、どういう反映のさせ方をするのかというところまでついて回らないと、どうしてもやった結果が出てこないと。それだけで終わっちゃうと思いますので、ぜひ最後のところの評価を入れる中において、やった結果をどう反映させていくかについても組み立てをしていただいて、できるだけ早く、こういうことをやることによって職員の育成につながると思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 それと、後、私は事務改善をやってきた中で、大きな事務改善としてファイリングがあったと思うんですけど、ファイリングにつきましては、やはり私もいろんな庁舎を視察さしてもらったときに、まず事務室を見させてもらって、きれいになっているか、きれいになってないかというようなことを見てくるわけなんですけど、今、このことについては確実に運営されているということでよろしいでしょうか。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。中山総務企画部長。



◎総務企画部長(中山勝君) 総務企画部長です。ファイリングシステムの今管理でございますが、業者委託から庁舎内の専門委員会に、今、管理のほう移っておりまして、これは毎月各課でチェックを、検証というんですが、毎月の検証、その結果を総務課のほうで取り集めまして、また、総務課の担当職員も各職場に出向きまして、そういった指導をして徹底をしているところです。

 ですから、基本的には管理は総務課のほうで、今、各職場に向けて指導もしているし、管理もできているという考え方でおります。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。内田議員。



◆2番(内田隆君) ありがとうございました。私も最初のときには、大変このファイリングについても抵抗を持った部分があるわけなんですけど、やはりやってみますと、資料の共有化とか、迅速性、そんなものについては随分できるようになったんじゃないかなと思います。

 で、これにつきましても、やはり何でこんなことをするんだというような意識がある限り、必ず崩れてくる要素になると思いますので、やはりファイリングは随分合理化の一つだと思うんですけど、こういうことを進めていく中には、これについてもやはり必要性を職員のところへぜひ植えつけていただいて、管理をしなくても済むような状態まで持っていただければありがたいなと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 個々の問題につきましては、今から棚卸の中で行革の部分が出てくると思いますが、やはり最終的には数字的な説明をするのが一番わかりやすいし、成果を比較をするときにもわかりやすいと思いますので、ぜひいろんなものの中で数値化をしていただいて、で、それらを公表できるようにぜひお願いをしたいなと思います。

 また、財政的には大変厳しい形になっておりますので、一体全体的にどういうぐらいのお金を行革から引き出すのかというのは、やっぱり最終目標を明確にしてあげないと、やはり部分的にやるところとやらないところがあると、非常に財政的には苦しくなると思いますので、ぜひその辺をお願いしたいと思います。

 これは、1点あれなんですけど、先ほど、市長のほうでは4年間の総括の中でほぼできたというふうに説明を受けたわけなんですけど、私も抜けた中で、補助金の見直しについては少し期待をしながら、この議会のほうへ移ったわけなんですが、やはり20年度ですべての補助事業の要綱を切りかえるというような目標を持っていたと思うんですが、これが最終的にはほとんど変わらなかったというふうに私は理解しているんですが、やはり監査の中でも、要するに、要綱に基づいて動いてれば、やはりそれは適正なものになるということになると思いますが、やはりそういうことじゃなくて、補助金の中からどれだけ理屈の合った説明ができるかということが非常に大事だと思いますので、やはりそういうことが抜けちゃったということについては、完全に抜けたということを意味するわけじゃなくて、ある程度今までどおりで進んできちゃったということについては、やはり反省すべき点じゃないかなというふうに思います。こういうものが1つでも抜けますと、やはり全体の行革につながっていかないと思いますので、ぜひその辺のところはよろしくお願いしたいと思います。

 最後になりますけど、とにかく行政改革をやりながら財政を健全化さして、そのことをまずやるということが大事なんですけど、最終的には、私は、例えば財政的に全国で一番苦しいのが夕張市だと思いますけど、それじゃ、都市部の中で非常に財政力指数が1.5ぐらいあるところで、1.5あるわけなんですが、じゃあ、市民そのものにしてみると、どこが住みやすいかといったら、別に夕張市が日本で一番住みにくいまちじゃないと理解しています。

 そんな中で、先日もどこかに行ったときに、菊川は財政的には18.9で、非常に県下一悪いですけど、週刊ダイヤモンドの住みやすいほうからいけば随分高い位置にありますよということを紹介してくれたところがありましたけど、やはり私は行政の中で最終的に何を目標とすると、やはり住んでよかったまち、住みたくなるまち、これがあれば、ある程度はほかのものが欠けてもやむを得んのかなと思いますので、ぜひその目標を全職員にお伝え願うことを期待いたしまして、質問を終わらせてもらいます。どうもありがとうございました。



○議長(北沢俊一君) 市長、何かありますか。ないですか。いいですか。一言。



◎市長(太田順一君) 最後のフレーズにつきましては、肝に銘じてこれからの菊川市民の日本一住みたくなるまちに向けて頑張っていきますので、またよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。



○議長(北沢俊一君) 以上で、2番 内田議員の質問を終了します。



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         △ 小 笠 原 宏 昌 君 



○議長(北沢俊一君) 次に、12番 小笠原宏昌議員の質問をお願いいたします。小笠原宏昌議員。

         〔12番 小笠原宏昌君登壇〕



◆12番(小笠原宏昌君) それでは、一般質問2日目、2番バッターということで質問をさしていただきます。

 私は、2つの点について質問をさしていただきます。

 まず、河川の草刈り対策について質問をいたします。

 御存じのように、菊川市内には雨水や生活排水を受け下流に流す大切な役割を担う1級河川菊川を初め、その支流が数多く存在し、私たちの生活を支えてくれています。反面、草刈りなどの管理は、多くの場合隣接する住民の協力によって行われております。ことし7月15日に行われた河川改修促進協議会の総会の席上、参加された自治会の皆さんから、重労働になる河川の草刈りを役員として、住民の皆さんにどこまでやってもらえばいいのかなどの悩みや意見が多く出されました。そこには高齢化が進み草刈りの経験の少ない若い世代に引き継ぐ時期に来ている不安も重なっているようでありました。最近は高齢者が多く、年を重ねるごとに草刈りがきつくなっています。悲鳴の声が大きくなってきております。財政難の時代、限られた予算の中、行政にすべてを任せることは、ほかの予算が削られることにもつながることであり、自分で自分の首を絞めるようなことになりかねません。今はきつい草刈り作業であっても、自分の世話になっている地域の川だからとみんなで作業をしていただいておりますが、このまま同じことを繰り返しているだけでは、高齢化が進み事態は行き詰まりを見るようになります。

 少しでも皆さんが元気なうちに、新しい仕組みを取り入れ、活動を育て、継続性を持たせる必要があると考え、以下の質問をいたします。

 まず、1点目、補助金対象で各委員会などによって行われている河川の草刈り総面積は何平米か。また、これを業者に委託した場合、どのぐらいの金額になるのか、お伺いします。

 2番目として、河川の草刈りについて厳しい状況についてお話をしましたが、今後の担い手をどのように考えているのか伺います。さらに、各委員会のこうした汗を流して頑張っていただいている活動を広く市民の皆さんに紹介して、頑張っている皆さんに対して後押しをするような広報活動を行う必要があると思いますが、お考えがあるか伺います。

 最後に、国、県に対してもこれは重要な全国的な、全県的な課題でありますので、例えば、農地・水・環境向上対策事業というものが農業分野では動き出しておりますが、これと連動するなど新しい取り組みを国、県に働きかけるお考えがあるか、伺いをいたします。

 次に、消防署の危機管理体制についてお伺いします。

 ことしの8月11日早朝、震度6強の地震がございました。東海沖地震がついに来たかと身構えましたが、想定される地震ではありませんでした。それでも、菊川市内では983件の家屋被害があり、地震の恐ろしさを改めて思い知らされました。今回の地震の教訓として、東海沖地震のような巨大地震が起きた場合の被害想定や救命対策などをもう一度点検し直すことが必要だと多くの方が感じていることと思います。

 特に、火災などの2次被害対策や救命対策に欠かせないのが消防署の機能と言えます。地震の被災直後は自主防災組織の中で救命活動など対応せざるを得ませんが、一定の時間がたてば人命救助などに消防署員が駆けつけてくれると多くの市民は期待をしていることと思います。

 ところが、現在の消防署は昭和48年に建設され、耐震性に劣る状態。平成9年に補強工事をしておりますが、巨大地震に耐えられる建物とはなっておりません。こうした状況を踏まえ、一刻も早く耐震機能を満たした消防庁舎に建てかえるため、関係者が懸命に努力をいただいております。消防本部整備事業検討委員会の中で改築のイメージが具体的に議論される一方、財政との調整も含め難しい検討が強いられていることと推察いたします。

 しかし、新しい消防庁舎ができるまで、東海沖地震が待ってくれる保証はありません。建てかえと同様に、建てかえまでの間に東海沖地震が発生しても消防力ができるだけ維持される対策を打っておくことが重要と考え、以下の質問をいたします。

 1点目として、消防庁舎の建設の時期、規模等について、いつごろ結論を出すのか伺います。2点目として、現在の消防庁舎が大地震により被災した場合、消防機能に対し想定される影響はどのようなものがあるのか伺います。最後に、大地震による消防機能に対する影響を最小限にとどめる対策をどのように講じるおつもりか伺います。

 以上、登壇での質問といたします。ありがとうございました。



○議長(北沢俊一君) 小笠原議員の質問が終わりました。市長の答弁を求めます。太田市長。

         〔市長 太田順一君登壇〕



◎市長(太田順一君) それでは、小笠原議員の2つの質問にお答えします。

 まず最初に、河川の草刈りにつきましてですが、これは本当に地元の皆さんに大変御協力をいただいておりまして、心から感謝を申し上げる次第でございます。

 菊川市内おける支川を含む河川菊川の総延長は、直轄区間が約29キロ、県管理区間が約50キロ、県管理区間の上流が市の管理区間でなっているわけでございます。

 草刈り等の管理は、本来その管理者が行うべきでありますが、現在、直轄部分──これは国の直轄部分以外は、地域の皆さんに御負担をおかけしているのが現状でございます。平成20年度河川愛護補助金の対象となった面積は約19万7,000平米で、そのほとんどは県の管理区間であります。

 この草刈りに対し、市では平成20年度で県からの補助金61万2,000円を得て、市から河川改修促進連合協議会に453万6,000円を河川愛護補助金として支出し、連合協議会から各河川改修促進委員会や土木区に補助金として支出させていただきました。例えば、これを業者に委託しますと、概算ではありますが2,600万から3,000万ぐらいかかるのではないかと思います。

 次に、今後の担い手はどのように考えているかということですが、本来、河川管理者が管理すべきものでありますが、河川愛護という地域活動の一環として、今後も地域の方々でできる範囲の活動をお願いしたいと考えております。

 議員の提案の、この協議会の委員会の活動を広報する考えはないかということでありますが、議員おっしゃるとおり非常に重要なことでありますので、今後これらの活動を紹介することにより後押しにもなると思いますし、今後は広報誌、ホームページ等で皆さんの活動を紹介していきたいと。そして、あわせて河川愛護についての重要性についても呼びかけていきたいと思っております。

 次に、議員提案であります農地・水・環境保全向上対策事業との連動についてですが、この事業は、農業用用排水路の草刈や水路清掃など、地域住民が農地や農業用施設の維持管理を共同で行う作業に対して支援するもので、河川の草刈りに対して直接支援できる事業ではありませんが、この地域活動の一環として利用可能か、今後検討してみたいと考えております。

 以上で、この河川についての小笠原議員の答弁とさせていただきます。

 次に、消防庁舎の建設時期、規模等について、いつ結論を出すのかという質問ですが、このことにつきましては、平成21年第1回のこの定例会で伊藤芳男議員から消防庁舎建てかえについての代表質問で答弁したとおり、老朽化や耐震性などの課題から、菊川市消防本部整備事業検討委員会において、消防庁舎建設に向けて、位置、規模の決定と建設時期についての検討を今進めておりまして、また、市の総合計画、実施計画において、平成24年度の工事着手の目標に向けて消防庁舎建設事業としての計画を位置づけているところでございます。

 現在、消防体制の強化につきましては、今日における消防・救急業務の需要に対応するため、静岡県による消防の広域化が推進されており、消防の広域化は必要なことでありますが、菊川市の消防体制を維持していく上で、消防庁舎の建設に向けて早急に進めなければならないものと私も認識しております。

 今後も、菊川市総合計画、実施計画の建設年度に向けて、整備事業検討委員会を初めとした検討を進めていくとともに、本年度中に結論を出して、厳しい財政事情の中ですが、市民の皆さんや議会等への御理解、御協力を得られるよう努めてまいりたいと考えております。

 次に、現在の消防庁舎が大地震により被災した場合、消防機能に対し想定される影響についてですが、この点につきましても、さきの定例会においてお答えしたとおり、現在の消防庁舎の耐震化については、平成9年に一部車庫について暫定的に耐震補強工事を施しているものの、耐震性は劣る建て物と評価をされていることは承知しております。

 さきの駿河湾沖の地震においては、菊川市は震度5強の揺れにもかかわらず、幸い消防庁舎には被害はありませんでしたが、予想される東海地震など大地震が発生した場合は被害が及ぶことも考えられます。

 大規模な地震により消防庁舎が被害を受けた直後は、通信網の寸断により119番の受け付けである通信設備の影響や車庫の被害による消防車等、緊急車両の出動への支障が予想されるところであります。

 次の質問でもあります大地震による消防機能に対する影響を最小限にとめる対策をどのように講じるかについてですが、消防本部としては、大地震における災害対策については、菊川市消防計画の中で出動態勢や災害対応を図っているところですが、今後、想定される被害の対策及び災害活動を取り入れた計画の見直し並びに実践的な訓練を実施していくとともに、消防庁舎が影響を受けた場合には、市に設置される災害対策本部や消防団などとの情報の共有化や円滑な災害活動を図るため、消防本部敷地内に仮設のテントを設置し、警防本部として災害対応に当たるよう計画しているところであります。

 また、消防庁舎の建設につきましては、これらの根本的な解決策でありますし、さらには市民の皆さんの安全・安心に直結する大きな課題でありますので、今後も積極的に推進を図っていきたいと考えております。

 以上、小笠原議員の質問に対します答弁とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(北沢俊一君) 市長答弁が終わりました。小笠原議員、再質問ありますか。小笠原議員。



◆12番(小笠原宏昌君) 今の答弁を聞いて、まず河川の関係ですが、市長のお話の中にその現状を、関係者が一生懸命頑張っていただいているという認識がしっかり感じられて大変心強く感じております。ただ、本当に先ほど冒頭でも質問をさせていただいたように状況は厳しいわけです。

 その反面、実際、答弁にもございましたけども、行政が本来管理するということであってもとてもできる状況じゃないので、今後も地域の皆さんにできるだけお願いしたいという状況であれば、やはり新しい仕組みというものが必要になってくると思うんです。これが一足飛びにすぐ成果が出るということは現実的には難しいのはだれも承知していると思いますので、それでもやっぱり試行的であってもモデルケースをぜひ、ある地区にやってみてくださいというような形で行政が動き出すということも非常に重要かなと。ある人に言わせると、住民のほうから何か動いてくれるとありがたいですねというようなことも言われる方もあるようですが、現実的にはなかなか現場を見るとそれは難しいので、やはり基本的には行政の管理という立場もありますので、ぜひモデル事業を研究して立ち上げるということを取り組んでいただきたいというふうに思うんですが、その点についてお考えがあるか伺いたいと思います。



○議長(北沢俊一君) 質問がございました。長谷山建設課長。



◎建設課長(長谷山勉君) 建設課長でございます。それではお答えさせていただきます。

 新しいモデル事業を今検討しているんですが、なかなか難しい話で、ただ一つ、県の管理河川につきましては、ボランティア活動の一環としてリバーフレンドシップという「みんなの川をみんなで守っていく美化活動制度」があります。これは地域の方々と行政による共同作業でございますが、そこらを市民の皆様にこれからアピールして御理解をいただき、一団体でも多くの団体が地域の中から出てきてくれるのを市としては願っているわけですけど、それにつきましてもあくまでもボランティア活動なもんですから、なかなか難しいとは思いますけど、ここらも一つの方針として皆様にアピールしていきたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(北沢俊一君) 答弁がありました。小笠原議員。



◆12番(小笠原宏昌君) 本当に難しい話をしてこちらも心苦しい点はあるんですが、ただ本当に大事なことだと思うものですからあえて言わせていただいておるんですが、「みどり次世代」という菊川の大きなまちづくりのテーマに照らしても、非常に農地また緑というのは大事な中で、河川もその中で重要な役割を担っているものですから、ぜひ難しいテーマとは思いますが、全国にアンテナを張っていろいろ情報を集めて、努力をしていただくところからぜひお願いしたいというふうに思います。

 たまたま、うちの地元でも河川を管理する関係の仲間がいるわけですが、そういう中には、もし行政で新しい、例えば草刈り機を補助してくれるなら大型のやつを補助してくれるなら、自分はそれをNPOなんかの形がとれるならやってみたいというような声もございますので、そうかといってそれがぽんぽんと進むとは限りませんが、そういう意欲のある住民もいますので、ぜひ新しい取り組みをいろんな形で提案をして、5年後ぐらいには何か事が動き出すというような、先ほど内田議員の話にもありましたように、5年後例えば想定して今から何を積み重ねて新しい動きをぜひ生み出していくんだみたいな考え方で、この河川の草刈りには積極的にお願いしたいというふうに思います。

 あわせて、先ほど市長の答弁にもございましたけども、これは菊川に限ったことではなくて国、県の重要な国土を保全するという意味でも重要なテーマだと思いますので、これから市長さんもいろいろ県下の市長会とか全国の席上もあろうかと思いますので、どこかそういう時宜を得てこういう問題提起を出していただき、全国的なもう少し河川についての住民の視点が高まっていくようなメッセージを発信していただきたいというふうに思うんですが、その点についてはどのようなお考えでしょうか。



○議長(北沢俊一君) 太田市長。



◎市長(太田順一君) この河川というのは非常に私も菊川におきましては重要な施策だと思っております。もう皆さん御存じのように川は国の管理の直轄と県管理と菊川管理があるわけですが、今まではこの国の直轄を権限を県にということでありましたが、今回また新しい政権になったのでそれがどうなるかわかりませんが、やっぱり川というものはやはり国が、基本的には国がきちっと国土保全という意味では改修には管理するべきだと私は持論として持っているんです。

 そういう中でやはり、今度はだから市民が何もやらなくてもいいという問題でもないと思いますので、そこら辺の水辺環境とかあるいはいろいろな水質の向上とか、そういったできるものはやはり住んでいる私たちがやっていかなきゃいけないと思います。これ一つの大きなまちづくりに、この川の管理あるいは改修とか水質というものがまちづくり、人づくりに非常に大きな影響があると思いますので、せっかく一級河川持っている菊川市としましては、これ一つのいい国・県に対するアピールの材料として、これからもそういった機会があるたびに、川についての菊川市の考え方というものは提案をしていきたいと、そのように思っております。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。小笠原議員。



◆12番(小笠原宏昌君) ぜひ、機会をとらえて、国・県の場でもこの河川管理についての行政の新しい取り組みというのを生み出していただけるようにお願いしたいと思います。もう一つつけ加えるならば、太田市長のそのメッセージに同調していただける首長さんがふえてくるような、そんなことを想定しての取り組みを期待したいと思います。

 次に、消防署の危機管理体制についてもう少しお伺いしたいと思います。

 冒頭の私の質問に対しまして答弁をいただいたわけですが、とにかく新しい消防庁舎を早急に建てるということは、何を置いてもやはり前に進めていかなきゃならんということは改めて言うまでもございませんが、質問の趣旨にもありますように、その間のことをどうするのかということが何か、この間、伊藤議員の御質問にもありましたが、議事録も読ませていただいたんですが、何か新しい消防庁舎を何とかしようということは当然行政も関係者も頑張っていただいているんですが、その間のある意味の空白期間についての具体的な対策についての部分がどうも弱いというような印象がございました。そこをもう少し行政のほうにも当然認識はあろうかと思いますが、建てかえまでの、今のお話ですと今から5年ぐらいは、実際に建てかえて新しい消防署が使えるまでの間、5年ぐらいまだ空白期間ができちゃうと思うんです。その間の部分の対策がもう少し具体的にお聞きしたいわけですが、まず、被害の想定について、通信については非常に憂慮をしているというお話はよくお話の中で感じたわけですが、そのほかの想定について余り具体的にお話がうまく私としては理解できない点がありましたが、もう少し被害想定について具体的に、これ以上ないというんならもうしようがないわけですが、もう少し答弁をいただけたらと思います。



○議長(北沢俊一君) この件、横山消防総務課長。



◎消防総務課長(横山克喜君) 被害想定についての御質問ということですが、市長のほうの答弁で申し上げましたとおり、まずは通信網の被害の想定が第一に考えられます。続きましてさらに大きな被害ですか大きな災害になりますと、庁舎そのものへの被害ということで、車庫部分の被害あるいは庁舎全体のダメージですか、そういったものが考えられると思います。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁がありました。小笠原議員。



◆12番(小笠原宏昌君) 確認のために答弁をいただきましたが、全く私も同感であります。通信も大変大きな問題ではございますが、庁舎全体がダメージを大きく受ければ車庫が原形をとどめない、同時に、その下に今入っております消防機材が使えなくなるということも十分考えられるかと思います。これをどうするかということで関係者も非常に頭を悩ませていると思いますが、やはり最悪のことを想定して対策を立てなければならないということを考えますと、この点について例えば、消防署の中の、車ですね、消防車とか救急車などの置き場所とか置き方について、何か今のままでいいのかなというふうな素朴な疑問を感じるんですが、その点については関係する機関の中でどのような検討がされているでしょうか。



○議長(北沢俊一君) 質問がございました。横山消防総務課長。



◎消防総務課長(横山克喜君) 車庫に入っている緊急車の関係ですが、厳戒宣言が発令時におきましては、庁舎外に車を出しまして出動態勢を維持するということと、突発的な地震によります部分は現在耐震補強がしてあります。その点で対応したいというように考えております。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。小笠原議員、再質問ありますか。小笠原議員。



◆12番(小笠原宏昌君) そういうことで被害が極力最小限に抑えられるということであれば結構なんですが、私、素人目で見た場合に、そういう車を例えば出すにしても、今の消防庁舎の駐車場のスペースを見ると、通常はやっぱり乗用車が並んでいるという状況があります。そうすると、まず乗用車をどかして消防車出すというような流れになると思うんです。そうした場合に、本当にスムーズにできるのかなということが心配になるわけです。ですから、やってるのかもしれませんが、具体的に万が一の地震が、東海沖地震に準ずるような大地震が起きたときの消防庁舎の初動態勢というか動きというのをシミュレーションとしてどんなふうに実施されたり検討されているのか。その中での何か感じていることがあれば伺いしたいなというふうに思います。



○議長(北沢俊一君) 答弁求めます。横山消防総務課長。



◎消防総務課長(横山克喜君) ソフト面ですか、災害時の訓練、日ごろの訓練につきましては、これは組合消防当時から、ある程度庁舎が被害を受けたという想定の中で防災訓練等を実施しております。そういった経緯もありますし、早急な対応が可能でありますよう今までも訓練してきております。そういったことで、今後も訓練を続けていきたいと思います。

 それと、職員の車があるということでありますが、これについても、臨時的に駐車場をお借りしているところがあります。万が一のときはそちらのほうへ職員の車両は移動させたいと思います。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。小笠原議員。



◆12番(小笠原宏昌君) そういう想定がされて、また訓練もされているということであれば、大変我々もある意味安心もできるところがございますけども、そうはいっても、基本的に手狭な状況の中でのやりくりだと思いますので、もう少し機動的に人の動き、動線などを考えたときに課題があるのであれば、率直にやはりそこの辺は消防庁舎の中だけでなくて、市の幹部の皆さんにもお伝えを願って、財政厳しいということはこの場合ちょっと横へ置いといて、率直に課題としてあること、うまくいくということを想定はしているけど、もしかしたらこういう問題点も残ってるんですというようなことも率直に申し上げて、幹部の皆さんの判断もしっかりそこに加味して、いざというときの市民の期待にきちっと、きちっという言い方はうまくないかもしれませんが、最大限こたえられるような体制の構築に御努力いただきたいというふうに思っております。

 市民の多くの皆さんは冒頭の質問にも話させていただいたように、いざというときには消防署の方が人命救助に消防車で救急車で駆けつけてくれるということをだれもが信じていると思いますので、そのときに庁舎の建てかえの間の5年間の中で万が一のことがあると、非常に市民もつらいですし関係者の皆さんも大変つらい思いをするということが心配されます。そういうことを趣旨に質問させていただいたところであります。ぜひ、難しい事情はたくさんあろうかと思いますが、できるだけの御努力を期待いたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(北沢俊一君) 以上で12番 小笠原宏昌議員の質問を終了します。

 ここで10時15分まで休憩といたします。



休憩 午前10時04分



再開 午前10時15分





○議長(北沢俊一君) それでは、休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。



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         △ 高 柳 和 弘 君 



○議長(北沢俊一君) 次に、1番 高柳和弘議員の質問をお願いいたします。高柳和弘議員。

         〔1番 高柳和弘君登壇〕



◆1番(高柳和弘君) それでは、質問のほうをさせていただきます。きょうは3点、駅北開発、茶業振興それから静岡空港を3点一般質問させていただきますのでよろしくお願いします。

 まず初めに駅北地区、特に、このところ大きく様相が変わりました旭テック株式会社さんの工場跡地関連につきまして質問をさせていただきます。この件につきましては、ことし3月議会におきまして先輩議員が代表質問を行ったばかりでありますが、当該地区の再開発が視覚的にも現実味を帯びてきた現在、周辺住民の方々などから、土地利用や駅北口開設について質問、要望を耳にすることが多くなりましたので、3月以降の動向や市の取り組みにつきまして質問させていただきます。

 駅の南側からはほとんどわかりませんが、反対側の柳坪線を通ると、大きな工場建屋が取り除かれましたおよそ3.6ヘクタールの広大な平地が目に飛び込んでまいります。以前とは風景が一変し、こんなに広い土地があったのかと驚かされます。3月の代表質問での市長の答弁や菊川駅北開発推進協議会での市当局の説明では、当該土地利用については市と遠州鉄道、旭テックの3者間の連絡体制を密にし、積極的に情報交換をしていくと伺っております。また、平成14年度に旧菊川町で策定した駅北開発基本構想についても遠州鉄道側に渡してあり、市の土地利用の考え方を伝えてあるとのことでした。年内には旭テックから遠州鉄道へ土地の引き渡しが行われるとお聞きしており、再開発事業計画もいよいよ動き出すことになり、市民の関心、注目度もいよいよ高まっていくことと思います。

 今回の件は、広大な工場跡地を取得して行うという菊川市としては今までになかった形の民間による大型開発事業であり、宅地分譲計画等も伺っておりますが先進事例、近隣の先進事例を見ますと、大型スーパーやショッピングセンターの立地というパターンが多いのではないかと思われます。土地利用の目的が住宅系なのか商業系なのか、市としてはこの事業をどうとらえているのか、市や駅北地区にとってのメリットや課題事項などをどのように予測しているのでしょうか。周辺市民や商業等への影響をどのように見込み、調整しているのか。駅北地区の課題の一つでもあります雨水排水については、雨水調整機能の確保等により問題を緩和できる可能性があるのでしょうか。また、事業スケジュールに合わせて市としては開発事業者に申し入れ、要望、提案をしていこうとしていることはあるのでしょうか。事業者側からも当然、駅北口の開設などの要望も出てこようと思われますが、どのような対応を考えられているでしょうか。

 当該事業は民間開発でありますので、情報開示など難しい点もあるかと思います。市の財政状況が厳しき折、民間活力に期待し、駅北地区の発展だけでなく、菊川駅を利用する市民全体、さらに南部の御前崎市民などの駅利用の利便性向上が図れるような事業調整を期待するものであります。

 2問目としまして、先般開催されました国民文化祭と菊川茶振興につきまして質問させていただきます。

 当市では「お茶の波紋 from 菊川」をテーマに、10月31日と11月1日の両日、文化会館アエルなどを会場に開催されたところであります。

 さきの6月議会一般質問におきまして、私は、国文祭における事業をどう生かしていくのかという質問をさせていただきました。市長からは、国文祭は茶をテーマとした一大イベントであり、一過性で終わることのないよう、今後の茶業振興とPRにつなげていきたいと答弁をいただきました。国文祭が無事終了したばかりではありますが、具体的に菊川茶の情報発信、波紋をどのように広げていくのか、茶業振興に結びつけていこうとお考えなのかお尋ねいたします。

 国文祭を機会にお茶の文化振興と消費拡大に向けて、市内さらには県内の茶業関係者が知恵と力を合わせて取り組んでいかなくてはなりません。同じお茶をテーマにした近隣市の国文祭も見学させていただきましたが、それぞれ苦心の様子はうかがわれるものの、イベントとしても新たな茶文化創造の試みとしても、真新しい発想や提案は見受けられませんでした。ただ掛川市では、国文祭最終日の11月8日を「いい葉」とのごろ合わせで「お茶の日」として制定したと新聞で大きく取り上げられておりました。あ、また先を越されてしまったと歯がゆい思いをしております。

 6月の議会の一般質問では、消費回復の一手段として、消費者みずからがいろいろな種類のお茶を調合・合味し、いろいろな場面に合った味や香りを楽しむお茶ブレンド、セルフブレンドとかホームブレンドとも自分でネーミングしておりますけども、を菊川方式の楽しみ方として情報発信していく考えはないか御提案いたしましたが、検討するとの答弁はいただけませんでした。

 ブレンドに対して生産者の中にはネガティブなイメージで受けとめられている方もいるようですが、それぞれのお茶の個性を絶妙に調合し、飲む人の好みに合わせたお茶をつくり出すという、正しいブレンドの理解を広める機会にもなると思います。個性のあるお茶から自分に合った味を見つけることも日本茶の魅力の一つであるのですから。

 さて今回、新たにマイ急須運動への取り組みを提案させていただきます。この趣旨はお茶ブレンドと同じで、茶用で飲んでいただく楽しみ方を提案するものであります。

 近ごろは急須すら持っていないという御家庭がふえ始めたと聞いていますが、その一方で、急須のデザインは多様化しており、伝統的なものから洋風なものまで多種多様なものが販売されています。焼き物には詳しくありませんが、常滑焼、有田焼、清水焼、九谷焼など比べるのも楽しいものではないでしょうか。かわいらしいデザインのものなら子供たちも喜んで飲んでくれるのではないでしょうか。御家庭で家族一人一人お気に入りの急須を持ち、自慢し合っても楽しいのではないでしょうか。そうすれば急須を使うことがより楽しくなると思います。

 私も最近、自分専用の急須を買い求め実証実験中ですが、食卓での話題は少しふえましたし、お茶屋さんや陶器のお店などで、気に入った急須を探すという楽しみもふえてきました。このマイ急須運動をまず市内の茶業関係者から始めて、市民全体へそして全国へ広げていければすばらしいことだと思いますが、いかがでしょうか。ぜひ、来年度の献上茶事業に合わせ、お茶ブレンドとともに、茶業協会が中心になってその仕掛けの検討ができないものでしょうか。深蒸し茶の本来の飲み方を実行するためには湯ざましも必要ですが、茶農家の皆さんは使っているでしょうか。実践を通してお茶のすばらしさや楽しさを発信できる土壌を形成していく必要があるのではないでしょうか。

 さて、最近、新聞記事によりますと、ことしの一番茶、あら茶生産量は過去20年間で最低だったとありました。また、ある茶農家から、この方は比較的大きな規模で経営している方ですが、お茶の収入を時給に換算すると二、三百円だよとも言われました。市やJAなどは連携して、作業の共同化や農業生産法人化を推進するため、昨年度、文化会館アエルにおいて研修会を開催され、検討を始めた茶農家も出てきたと聞いております。

 しかしながら、まだまだこうした動きは一部ではないでしょうか。提案ですけども、今年度はぜひ市長、副市長、本当に多忙ということは重々承知しておりますが、ぜひ先頭になり、行政とJAさらに茶商さんも加わっていただき、各茶農協を巡回して、組合員全員に出席してもらう中、ひざを交えて生産経営体の問題あるいは消費拡大について直接情報交換と意見交換を持つ機会をつくっていただきたいと思います。市も本気で考えてくれている、当事者の我々ももっと頑張らなくてはという意識改革、励まし、動機づけをお願いしたいと思います。

 最後3つ目の質問としまして、富士山静岡空港の利活用促進の状況と菊川市のまちづくりへの影響についてお伺いいたします。

 私の家は友田の一番奥になりますので、静岡空港を離発着するために、轟音を響かせて頭上を旋回するジェット旅客機の機体が大きく見えます。また、牧之原大地の丘陵には473号線バイパスの長大な橋梁が姿をあらわしており、日々の生活の中で空港開港を実感しております。私はまだこの空港を利用しておりませんが、家族は韓国や北海道旅行に出かけ、車で10分余りの利便性を享受をさせていただいております。

 紆余曲折の末ようやく6月に開港し、県でも需要開拓に躍起になっている静岡空港ですが、長引く景気低迷や新型インフルエンザの感染拡大、さらに、このところ日本航空の経営状況悪化に伴う不採算路線の撤退表明など大変厳しい状況に置かれております。菊川市としましても、傍観しているだけでなく、隣接市として利活用促進に積極的に取り組むべきではないでしょうか。

 開港後6カ月たった静岡航空が菊川市にもたらしたものは何でしょうか。どのような影響があったでしょうか。どれだけの市民や企業が利用したのか、ビジネスや観光など経済波及効果はあったのか、お茶のPRに活用できたのか、市へのメリットや市民の利活用促進について検討したのか、促進策を講じているのか、就航先との交流はどうか、利活用検討の場を設けているのか、今年度新たに設置された菊川市地域経済活性化懇話会では空港の利活用について検討されているのでしょうか。

 菊川市第1次総合計画書にも富士山静岡空港、御前崎港、国道473号バイパス、また近隣には第2東名高速道路が建設されるといった立地条件を最大限に生かすための構想づくりに取り組みますともあります。菊川駅やインターチェンジ、隣接市の新幹線駅も含めて、この地域の財産である交通拠点のメリットを最大限に生かす方策を観光、工・商・農の産業界だけでなく、国際交流や教育文化関係者なども巻き込んで検討していくお考えはないでしょうか。

 以上、3つの質問に対しまして御答弁をよろしくお願いいたします。



○議長(北沢俊一君) 高柳議員の質問が終わりました。市長の答弁を求めます。太田市長。

         〔市長 太田順一君登壇〕



◎市長(太田順一君) 高柳議員からはたくさんの御提案ありがとうございます。アイデアマンの高柳議員について、またいろいろと答弁させていただきます。また御指導もよろしくお願いします。

 まず、駅北開発の動向と周辺部への影響についての質問でありますが、駅北側にあります旭テック株式会社さんの敷地のうち、東側およそ3万6,300平米の開発については、現在その当該敷地を引き継ぎます遠州鉄道さんにおいて、開発計画の検討を段階的に進めている状況です。

 開発する土地の一部、JRアンダーパスにより分断されています東側、柳町のほうですね、柳の区画整理敷地内の5,495平米については、既に宅地の分譲との方針が出され、現在、土地利用に関する事前協議を進めておりますが、敷地の大半を占めるアンダーパスより西側については、計画の検討を進めている段階であり、どのような土地利用がなされるかは現在公表されておりません。

 この区域の用途地域は工業地域に指定されており、住居系、商業系のどちらでも開発することが可能な地域であります。現時点ではどのような用途で開発されるのかは不明ではありますが、仮に商業系であれば、消費者の利便性の向上や交流人口の増加が見込まれますが、一方で既存の商店街への影響も考えられ、大規模小売店舗立地法などによる調整も必要になってくることも予想されます。また、住居系であれば、定住人口の増加が見込まれる一方で、小・中学校の学区の指定や受け入れる学校の教室の対応、自治会などの調整が必要となることが予想されます。

 いずれにしましても、今回の開発により、今後、駅北地域の土地利用が進展する重要な事業であると認識しており、引き続き開発計画の動向を注視し、積極的に情報交換や事前の協議・相談を進めるなど、本市としてのかかわりを持って進めてまいりたいと考えております。また、計画が決まれば関係機関との協議・調整や法令等に基づく各種手続などを行っていただくことになります。

 御質問にありました雨水排水対策につきましては、都市計画法により開発行為の審査や菊川市土地利用事業の適正化に関する指導要綱に基づき、河川への放流量を調整するよう基準に定めた調整池を設けていただくよう協議を進めていく予定でおります。調整池容量分の雨水は一時的には河川に放流されないため、この容量分については現状より改善されるものと推測いたします。

 地元企業の旭テックさんが、本社の一角である土地を遠州鉄道さんに引き継いだものであるこの事業が、まちの活性化につながることを期待しております。変わり始めた駅北地域に対する市民の皆さんの次の思いは、将来に向けて橋上駅や自由通路、北口広場などの整備についての関心・期待ではないかと思います。いずれも本市の発展を考える上で重要で夢のある構想ではありますが、一方で、橋上駅と自由通路、北口広場までの整備を含めますと20億から30億となる膨大な事業費を要する事業でもありますので、現時点では、財政の安定化を図りつつ、事業の選択をしていきたいと考えております。

 次に、国文祭からつなげる茶業振興策・PRについて、今後の茶業協会役員会などで協議をしていくことですが、この12月7日にこの国文祭の企画部会、実質的に作業に入っていただいた皆さんの反省会がございました。大変多くの反省材料をいただき、貴重な資料として今後もこれを活用していきたいと、そのように思っております。

 そういう中で、お茶の入れ方や手もみの実演などの文化、歴史について継続して実施もしていきたいと、そのように思っております。出前行政講座や学校等での手もみの実演、入れ方教室などを推進してまいります。新たな取り組みとしましては、お茶の歴史、効能、生産状況の筆記や闘茶により競う「お茶博士コンテスト」が今後持続可能か、菊川市として、茶の協会として可能かということを今検討していきたいと考えております。

 御提案がありましたマイ急須運動につきましては、リーフ茶の需要が落ち込む中で急須のない家庭も現実ふえております。今年度から茶業協会では、婚姻届を提出された方に急須と菊川茶をセットにプレゼントをして、まず家庭への急須の普及に努めております。先ほどお話がありましたマイ急須につきましても、これらの状況を見ながら、この急須の普及についてはまた考えていきたいと思っております。

 茶業経営における法人化や作業の共同化について、平成19年度から茶生産経営体育成事業として研修会を実施し、広く啓蒙してまいりました。今、行政としてはこの事業に最も力を入れており、今後もモデル的な事例が立ち上がるように、特に力を入れて取り組んでいるところでございます。

 先ほどお話がありました私みずからが茶工場を回るということについては、当然そのようなことも必要だと思いますが、JAとかあるいは生産者、市内の茶商さん、市内のメーカー、そして消費地の茶商さんとも今までどおり連携をとりながら、またPRをしながら、これから菊川茶の振興と発展のために私どもも足を運んでまいりたいと思っております。

 大変厳しい産地間競争の中、また市内におきましても、最近ではそれぞれの工場間の競争の時代でありますので、私もJAとともに協力してまいりますが、市内の116の茶工場もございますので、その茶工場も中心となって関係する農家を取りまとめ、さらに菊川市の茶業が発展するようにしていくことが大切だと思っております。

 次に、富士山静岡空港の利用促進についてでありますが、開港後6カ月を経過いたしまして、およそ30万6,000人の方が御利用いただいたと聞いております。

 空港開港による影響、効果などの評価につきましては、まだ開港間もない上、世界的な経済危機による経済活動の鈍化や新型インフルエンザによる出張や旅行の自粛傾向から、目に見えて評価できる状況には至っておりません。ただ、数字的な傾向でお示しすることはできませんが、開港を機会に、議員の家族のように静岡空港を利用して旅行を楽しまれた方や空港を見学したりと、空港が身近なものである、また、使ってみたいとの関心は高まってきていると認識しております。

 しかし、このような関心が残念ながら、直接利活用に結びついているとの実感を持つには難しい状況と思います。就航便の減少や日本航空の定期便の問題などを見ますと、まだまだ利活用促進についての取り組みは必要であり、本市がということではなく、県全体で静岡県を中心に就航路線の拡充及び新規路線の開拓に向けてのエアポートセールスの推進や富士山静岡空港利活用推進協議会による空港のサポーターズクラブの運営、ツアーの割引や補助、韓国観光公社との協働による観光プロモーション事業などにより利活用促進に取り組んできたところであります。

 また、本市の関係では、中国浙江省紹興県との交流事業への取り組み、富士山静岡空港周辺地域観光振興研究会におけるPR活動や菊川駅で乗車できる空港へのシャトルバスの運行本数が2本から8本に増便されるなどの改善が行われてきたところでございます。

 今年度設置いたしました菊川市地域経済活性化懇話会は、民間事業者がともに連携して、平成20年7月に施行された中小企業者と農林漁業者との連携による事業活動の促進に関する法律、通称、農商工等連携促進法を活用した事業を検討するもので、空港の利活用についても意見として出されております。

 行政みずからが利活用する。あるいは長期にわたって補助金を出し続けることにより、空港の利活用を促進することは一時的な効果は期待できるものの長続きするものではありません。富士山静岡空港の持つ力、空港を含めたこの地域の交通結節点としての機能を長期的に地域経済、市民活動の活性化に生かしていくために、県は、市は、何をすべきか、また民間の事業者の方にはどのような取り組みをしていただくのか、それぞれの役割を考えて取り組むべきではないかと認識しております。

 私は本市の役割を空港設置者である静岡県が中心となり、進める富士山静岡空港の利便性を高める取り組みとの連携と、空港の持つ利便性、可能性を市民の皆さんや企業の皆さんに知っていただくことが役割ではないかと考えており、今後の活動についても、その方向に沿ったものを中心に取り組んでいく気持ちでおります。

 当然、利活用の促進、全体から考えれば、市だけでなし得ることはありません。観光、工・商・農の産業界だけでなく、国際交流協会などのお力をお借りして、空港によるプラス効果を生み出してまいりたいと考えておりますので、御助言、提案、御協力をお願いします。

 また、お茶のPRにつきましては、静岡県ではターミナルビル2階の公共利活用スペースに呈茶コーナーを常設して、県内各地のお茶が週がわりで提供されています。この中で菊川市茶業協会では今年度3回の申し込みをし、既に6月29日から7月5日、11月9日から11月15日の2回実施をいたしました。

 茶業協会加入の茶商さんに呼びかけて参加していただいていますが、実績としては1回目が約2,200人、2回目は約1,900人と多く間のお客様が訪れ好評を得ています。特に2回目からは、呈茶した茶が「本日の呈茶コーナーのお茶」として販売可能となりましたので、販路拡大につながるよう期待しているところでございます。今後もこの場を活用しPRしてまいりたいと考えております。

 以上、高柳議員の答弁とさしいていただきました。ありがとうございました。



○議長(北沢俊一君) 市長の答弁が終わりました。

 高柳議員、再質問ありますか。高柳議員。



◆1番(高柳和弘君) どうもありがとうございました。それでは、少し質問を、まずここに少しお聞きしたいと思いますけども、駅北開発の関係で、北口の開設ですけども、私も職員のときに基本構想策定にも係わらしていただきました。ですので、基本構想というのをせっかくつくらしていただきましたので、それを生かしていただきたいという思いであるわけですけども、その中で橋上駅についても検討しまして、今市長からも答弁がありましたように、20億とか、30億という巨額な事業費が予想される。

 それでそのほとんどが地元の自治体の負担だというようなに、JRが持つ分は改札から内側の部分、事務所とか、そういった部分だけだよというふうにお聞きしております。ほとんどが地元自治体、菊川市が負担しなくちゃいけないということで、今の経済情勢とか見ますと、すぐにできない大きな事業だと思いますが、じゃ何か方法はないかということでありますが、ことし3月にエレベーターを現在の跨線橋へ設置されたわけであります。1億6,000万ぐらいかけて設置して、その4分の1か6分の1が菊川市の負担だったとお聞きしておりますけども、エレベータ設置で非常に利便性も向上したし、お年寄りとか、障害者の車いすの方とかは喜んでいるかと思います。あそこに既に1億6,000万という投資をしたものですので、またそういうこともあって橋上駅をまたつくるとなると、多分その投資がまた無駄になってしまう。改築になるということもあるかと思います。今の跨線橋、エレベーターのついた跨線橋を使う方法というのを一つ考えたらどうかなと思っております。

 今跨線橋を北へ延ばして、旭テック側といいますか、日吉町側といいますか、そちらのほうへ延ばせないかな、そしてそちらへ北口をつくる。あるいは自由通路をつくるという方法を一つ考えてみました。

 問題は、JRは1つの駅に2つに改札を設けないというふうにも構想策定のときに聞きまして、そういうこともあって橋上駅にして、南北からお客さんを上に上げて、そこから1つの改札を通ってもらってふりわけるという形が原則だというふうに承知しております。

 それは今の状況ではかなり厳しい、難しい事業費の面で難しいということで、北口を単独でつくってみよう。北口、小さい広場をつくって、そこを北口にして改札をつくるということですね。切符とか、改札は自動になるわけですけど、やはりJRとしては、そこに職員を1人張りつけておかなくては管理上のこともあってということで、2カ所の改札をつくらないということだと思いますけども、そこを、例えば、市内のJRのOBの方等を、少ない人件費を抑えた中で設置するというような提案ができないかなと思っております。

 物理的に北へ跨線橋を延ばすというのが無理というならば不可能かも知れませんけども、それが物理的にできるであれば、そういった交渉も一つ交渉の余地があるのかな、それによって、JR菊川駅も乗降客がふえるというようなメリットを提案して、北口設置の一つの方法として、橋上駅ができる市の財政が力をつけるまでの方法として、設置するということを一つ検討していただけないかと、JRと交渉していただけないかなと思っております。その辺をちょっとお願いしたいと思います。



○議長(北沢俊一君) 質問がありました。

 原田企画政策課長。



◎企画政策課長(原田修一君) 企画政策課長でございます。今の駅北の関係につきましては、これ旧菊川町時代からかなり大きな事業ということでたびたび検討もなされているようでございます。その中で諸先輩方が数々の御検討をされたという中で、今議員が御提案がありましたような既存の跨線橋を使って、北口を開設できないかというような検討もなされているということでございます。

 また、このときには、JRの静岡支社でございますけども、に出向きましてそういった御相談もさしていただいたということでございます。この点については、多分議員さんのほうが、私よりもその当時のことは詳しいかも知れませんけども、そのときのJRの回答では、北口にも改札を設けると職員が今の倍かかると、人件費の問題でまず無理だよと、まずJRの職員がやるということはまず無理だよということを回答としていただいております。

 それではJRのOBを使い、今議員から御質問があったように、OBを使い、町が人件費を負担するということはどうかということでございますが、これについても本社が認めるとは思えないというような回答をいただいているということで、記録に残っているとこでございます。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 高柳議員、質問ありますか。高柳議員。



◆1番(高柳和弘君) 今答弁いただきましたけども、ひとつまだ本社へ当たったというその当時はそこまではいっていませんでしたので、ひとつ余地があればそういう交渉もしていただけたらなあと思いますので、また機会がありましたらそういう提案をぶつけてみていただけたらと思います。

 それから、続いて同じ駅の関係になりますけども、JRアンダーが朝日線の北へさらに掛川の日坂方面の道路ということでありますけども、これにつきましても、3月の代表質問の中にもあったところですけども、これにつきまして、今後の道路計画について新しい道をつくるのか、あるいは現在の道路を改良して行うのかというようなことについて、策定が行われております都市計画マスタープランの中で位置づけというものはある程度されるのかどうか、お願いできたらと思います。



○議長(北沢俊一君) 質問が終わりました。

 答弁を求めます。原田課長。



◎企画政策課長(原田修一君) まず駅北の朝日線アンダーから国道1号線へ抜ける道ということについては、市民の皆さんから議会等の場でなく、まちづくり懇談会等でいただいている御意見であります。こういった御意見については、今都市計画マスタープランの中で地域審議会、こういったところで皆さんの御意見を聞きながら策定しているということでございますので、そういった御意見があれば、そういった都市計画マスタープランの中でも検討されるということであるかというふうに理解しております。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 高柳議員。



◆1番(高柳和弘君) それではぜひお願いしたいと思います。

 それと雨水排水問題につきましてですが、土地利用指導要綱に基づいて調整池の設置を指導できるということでありますが、それについて今朝日線の東側については、今農地となっているかとおります。それを宅地化するにおいては、調整池等もちろん設置が必要になるかと思いますが、現在の工場用地となっていたところですが、そこはもともと宅地ということになります。今度は用途は変わるわけですが、同じ宅地から宅地利用という中で調整池というものはお願いできるものなのでしょうか。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。原田企画政策課長。



◎企画政策課長(原田修一君) 企画政策課長でございます。まず、JR東側の宅地分譲の方針が決まっているところの、現在事前協議を進めているところでございますが、これにつきましては、柳の区画整理区域内でございます。ただ、今市としましては、区画整理内であって、調整池を設けていただきたいという形で、事業者のほうとお話をさしていただいているところでございます。

 また、JRの西側につきましては、まだちょっと開発の話が具体的にまだ上がってきておりませんので、そこまで詳細な打ち合わせをしておりませんが、市としましても、ここについても調整池を設けていただきたいという方向でお願いしたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 高柳議員。



◆1番(高柳和弘君) ぜひこの機会にていう余り事業者に負担をかけてもいけませんが、大きな問題でもありますので、緩和できるように御協力を土地利用指導の中でお願いしていただければと思います。

 それから、菊川駅については、そういった北口を開設ということでせっかくの市の財産でありますので、有効に交通結節地点としての機能がさらに充実できるようにしていきたい。本当に市の発展の原動力になった交通拠点ということで、さらに生かしていく、市の玄関でもありますので、大切にしていきたい、今度はトイレも駅の外側に、南側にできるということですので、利用者の利便性もさらに図れるんじゃないかと思いますので、菊川駅のそういったいろんな面で、エレベーターもついた。トイレもできたということで、利便性向上にさらに取り組んでいただきたいと思います。

 それから、後、次の2点目の茶業振興ですけども、アエルで研修会をやっていただいて、それに役員が出たり、茶農協の組合員が役員が出たり、代表が何人か出ておりますけども、なかなかそれが組合員全員に伝わっているのか、意識が改革というのが行き渡っているのかというのが、それは組合個々の問題でもありますけども、今後その生産経営体の関係でどんなふうに具体的に取り組んでいく計画なのか、少しお願いしたいと思います。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。横山茶業振興室長。



◎茶業振興室長(横山嘉彦君) 茶業振興室長です。経営体育成事業の研修会につきましては、8月7日の日にJAのほうが主体となりまして活性化研修会ということで行っております。これが、今議員さんがおっしゃった研修会、今年度の研修会の話だと思います。

 それでそれこそ12月7日、8日、昨日、一昨日ですが、これは茶生産経営体育成事業の一環としまして、視察研修を三重県、滋賀県の3カ所の先進地の事例ということで行っております。これに参加して、それこそ法人化に向けた取り組みということで3カ所の法人の先進地の事例を研修してまいりました。

 この中でもきょう朝うちのほうの担当も一緒に行っておりましたので、話を聞きますと、皆様方、熱心に研修をしてくださいまして、それこそ一番の深まった話もそれこそ共同摘採等をやりますと、その分配を最終的にはお金の話になるもんですから、そこら辺の分配をどうすればいいのかというような質問が出たり、相手側としても、こんな深いところまで聞かれる研修はなかなか珍しかったということで、向こうの県の担当者の方も、やっぱり静岡県の方だけあって違うなあというような感想を漏らしてたそうです。

 それで先ほど言いました経営体育成事業の研修会ですが、今まで議員さんがおっしゃったようにアエルとかを借りまして、茶農協代表2人とか、後は個人のお茶工場がありますので、その方に出ていただきまして研修会を行ったわけですが、まだ来年度の予定ですが、例えばの話、依頼があれば河城地区とか、地区単位ということで御要望があったりとか、例えば、単独の茶工場からの研修会の依頼があれば、この点につきましては、JAとも協力しながら、どんな研修会ができるのか検討をしてまいりたいと思っております。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 高柳議員。



◆1番(高柳和弘君) ありがとうございました。7日、8日の研修会、三重、滋賀の研修は本当によかったようで、けさ会った近く農家の茶農家の人も参加して非常に感銘を受けたようで参考になったという話をされておりました。できるだけそういう機会を組合員の方、役員だけでなく、持っていただければいいわけですけども、なかなか危機感とか、収入が減っているというのは組合員全員同じなんですけども、どうしていこうというところまで踏み出せないのが現状でありますので、ぜひ大勢集めた研修を組合全員、個々に広げるような仕掛けをしていただきたいなあと思います。生産者が、本人が頑張らなくてはいけないことではありますけども、ぜひ動機づけのほうしげくやっていただく必要があろうかなと思います。

 それから、菊川茶のアピール、パフォーマンスというのも必要じゃないかなと思います。それで生産者も新聞などに出れば、菊川茶、自分たちの菊川茶のほこりにもなりますし、厳しい中でも少しでもやる気を起こさせるということで、話題性、情報発信、パフォーマンス的なことも片方では必要じゃないかと思いますので、その辺もぜひ御検討を願いしたいと思います。



○議長(北沢俊一君) あと2分です。



◆1番(高柳和弘君) 最後の静岡空港ですけども、自分は先ほど言いましたように、本当に身近に毎日飛行機を野良仕事をやりながら空を見れば飛行機が見えるわけですけども、残念ながら、そうたびたびじゃない便数が少ないもんですから、騒音公害になるほどではないんですけども、そういう面では、本当に実感をしているわけですが、ぜひ市へのメリットというのを意識的に何か動かないと、ただ近くにあるだけにならないように、いつも空港活用というのを意識する必要があるかなと思います。

 それから、またサポーターズクラブというのもありますし、今度は空港利用促進協議会のほうで補助金も出るということで、ぜひここらも補助金を活用するように市民、団体のほうへもPRをぜひやっていただきたいと思います。

 後、ちょっと新聞で見たんですけども、神奈川県の高校生、修学旅行でなんかで活用をしたというのを見かけましたけども、話がちょっと飛んで申しわけないですが、教育委員会、教育長のほうで、中学校、あるいは高校、市内のそういった利用についてどんなふうにお考えなのか、それを1点お願いしたいと思います。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。石原教育長。



◎教育長(石原潔君) 空港が開港するということで、副市長と一緒に市内の高等学校は3校、ぜひ修学旅行等に使っていただきたいということで、直接2人で行って参りました。

 後、市内の小中学校においては、校長会の中で前向きに検討をするようにという指示をさせていただきました。なるべく多くの人で使っていこうというこで、ただし、今のところ費用等の関係でなかなか着手していかないということが1点、もう1点は、今までの修学旅行は長い歴史の中でできてきましたので、中学生はおおむね京都、奈良、小学生においては、東京及び鎌倉という流れできていますので、なかなかそこを大きく変えていくには、歴史もありますし、費用の点で大変かなとは思っていますが、これからはそういうことについても検討していかなくてはいけないということは考えております。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 続いて、浅羽観光商工課長。



◎商工観光課長(浅羽睦巳君) 商工観光課長です。先ほど、今教育長のほうからお話がありましたが、空港の開港前に修学旅行の利用ということで、トップセールス的な形で呼びかけをいたしました。

 そういう中で今手元に県内の状況をつかんでおりますので、少し御報告をさしていただきたいと思いますが、県内全体で静岡空港使って、今年度修学旅行に使われた実績でございますが、27校で2,795人、こういう数字が出ております。現在まだ行かない学校もありますので、実数ではありませんが、そういう予定があるということでお聞きしております。この中には、市内の私立の高校も含む利用もありますのでも、効果が出てきているということで判断しております。

 以上でございます。



○議長(北沢俊一君) あと14秒です。



◆1番(高柳和弘君) ありがとうございました。いろいろ質問に対しまして答弁いただきましてありがとうございました。また駅北地区は注目になろうと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(北沢俊一君) 以上で、1番 高柳議員の質問を終了します。

 ここでお諮りいたします。午後に予定しておりました清水一男議員の一般質問はこのあと行いたいというふうに思います。これに御異議ありませんでしょうか。

         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(北沢俊一君) 異議なしと認め、清水議員の一般質問を先に行いますので、よろしくお願いいたします。

 ここで職員の入れかえがございますので、若干15分まで休憩をいたします。



休憩 午前11時07分



再開 午前11時14分





○議長(北沢俊一君) それでは、休憩前に続きまして会議を再開いたします。



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         △清 水 一 男 君 



○議長(北沢俊一君) 次に、7番 清水一男議員の質問をお願いいたします。清水一男議員、清水議員。

         〔7番 清水一男君登壇〕



◆7番(清水一男君) 都合によりまして私が先にやらしていただくことになりましたので、よろしくお願いいたします。

 菊川市都市計画マスタープランの体系と2件やらしていただきます。

 最初の都市計画マスタープランに関しましては、昨日水野議員からの発言もありました。ダブル点につきましては、省略していただいて結構でございますので、よろしくお願いします。

 菊川市都市計画マスタープランの策定について、特に地域別構想の策定に当たっては、地域に最も身近な住民の人々の意見を反映させるため、地域協議会を設立し、策定組織による協議、検討と市民の意見を踏まえながら、都市計画マスタープランを策定する。策定期間は平成19年度から21年度の3カ年の予定で、特に最終年度の平成21年度については地域協議会での協議を継続的に行いながら、地域別構想を作成する。その全体構想と地域別構想を整理して、菊川市都市計画マスタープランを策定することになっております。

 市内を11の地区に区分し、おのおのの地域で地域協議会を設立し、地域の将来あるべき姿について地域の皆さんと一緒に考える。具体的には地域の代表として地区センター単位で各15名程度地域協議会に参加していただき、全5回、まとめも入れて6回になったと思いますが、地域協議会を行う計画となっています。計画のまとめに近づいた現時点で、下記事項について質問します。

 1、地域協議会の検討状況、(1)地域代表の委員からはどんな意見、計画とか、内容等が多かったか、(2)用◎途地域内と外での計画の違いはどうか、(3)完了予定期日は。

 2、スタープランの作成と住民への広報、(1)住民の要望が十分取り入れられているか。(2)完了予定期日は、◎これはマスタープランのほうの作成、それの完了です。それから、(3)地域別詳細な計画を住民に報告する期日は。

 3、都市計画税の課税について、新たに課税対象となる小笠の用途地域住民に対して10月末、都市計画税、概算の仕立ての通知がありました。都市計画税は道路、公園、下水道などの都市計画事業や土地区画整理事業の財源の一部とするため、都市計画区域内、菊川市の場合は、用途地域内になったわけですが、土地家屋に課税しているものです。課税を実施する前に、新たに課税する地域の人々に今後も具体的な計画、目的を示すべきと考えます。

 また、失業者12カ月連続増、商店、自営業者の売り上げも大幅に減少している非常に厳しい経済状況の時期に、課税を始めるべきではないと思います。牧之原市では廃止し、掛川市では見直し中であります。市長の見解をお聞きします。

 次に、2番目でございますが、就学援助についてお聞きします。

 所得が低い世帯の小・中学生に市町村が学費の一部を援助する制度で、生活保護世帯の子どもは一律に要保護児童生徒となり、医療費と修学旅行費を援助します。また生活が困窮している世帯の子どもは、保護者の申請により市町村の教育委員会が認めれば準要保護児童生徒となり、医療費、修学旅行費のほか学用品費や給食費として公立校の学費のおおむね3分の2が支給されることになっていますが、この準要保護児童生徒についてお伺いいたします。

 1、生活保護基準学の何倍まで園児を認めるか。数字と根拠について。また、援助を認める倍率を超えた場合でも、そのほかの家庭に不利な事情を考慮して認めることがあるか。2、準要保護児童生徒への援助金額は。3、子供手当導入が決まったら見直しするかどうかということについてお聞きいたします。

 以上、壇上での質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(北沢俊一君) 清水議員の質問が終わりました。

 市長の答弁を求めます。太田市長。

         〔市長 太田順一君登壇〕



◎市長(太田順一君) 清水議員の質問にお答えします。

 菊川市都市計画マスタープランについての質問についてお答えします。

 初めに、地域協議会の検討状況についての御質問ですが、これまで4回の地域協議会を開催し、地域のまちづくりの課題と地域のまちづくりの方針を皆さんに検討していただきました。その意見、検討事項については、昨日水野議員に答弁いたしましたが、土地の使い方、使われ方に関する事項、水や緑などの自然環境や快適な住環境の形成に関する事項など、さまざまな意見が上げられています。

 用途地域内と外での計画の違いにつきましては、地域別構想は、市内の11地区を構想策定エリアとしておりますので、用途地域の中と外を分けての計画策定ではありません。

 完了予定期日につきましては、平成21年度内に6回の地域協議会を開催し、地域のまちづくりの提案の作成までを予定しております。

 次に、マスタープランの作成の住民への広報についての御質問ですが、都市計画マスタープランにおいては、おおむね20年後の構想を作成することから、具体的な事業内容や実施時期まではお示しするものでありませんが、全6回の地域協議会を開催し、検討していきますので、要望は取り入れられるものと考えております。

 都市計画マスタープラン策定の完了予定期日につきましては、地域協議会への報告会やパブリックコメントを実施し、皆様の御意見をいただきながら策定作業を進め、平成22年度内に策定する予定となっております。

 地域別詳細な計画を住民に報告する期日については、平成22年度内に策定、公表の予定であります。

 次に、都市計画税についての御質問でありますが、現在は大変厳しい経済情勢であることは非常に憂慮するとこでございますが、都市計画税の課税につきましては、新たに課税される地域の皆様へ説明を重ね、本年第1回定例会でお認をいただき、平成22年度からの課税をお願いするものでございます。

 次に、生活保護基準額の何倍まで認めるか、また超えた場合に実情を配慮し認めることがあるかという質問にお答えします。

 菊川市の認定基準は前年世帯の総収入が生活保護法第8条第1項の規定により、厚生労働大臣が定める基準に基づき算定した最低生活費の2倍未満であるものとしています。この2倍未満を認定とした経緯ですが、合併前は菊川町が2倍未満を対象とし、小笠町については指数は特に定めず、主に町民税の減免措置を受けている者など、さまざまな社会保障の対象者である者としていましたが、合併すりあわせの結果、基準を明確に定めることといたしました。

 また、認定指数2以上の者の申請については、直近の収入状況や生活状況の調査を行い、現状の指数を算定し、2未満であることを確認するととに、学校長や民生委員の意見を聞いて審査を行っています。2以上で申請されるケースとしては、両親が離婚し、母子家庭になった場合や突然の解雇や父さんにより失業した場合等がありますが、実際の収入状況や生活環境を重視し、認定指数はあくまでも目安としてとらえ、実態に応じた審査を行っているところであります。

 次に、援助金額ですが、学用品費、通学用品費、学校給食費、新入学用品費、修学旅行費、校外活動費を支給しており、それぞれの学年によって金額に違いが生じてまいりますが、小学校では、年額6万200円から8万800円程度、中学生では、同じく、年額8万4,300円から13万4,100円程度となります。

 支給金額の根拠は、給食費については全額、その他の費用については、各年度について文科省小等中等教育局長が定めた額を支給しています。

 最後に、子供手当の導入が決まったら見直すかどうかという質問ですが、実際に国から子供手当に関する具体的な通知や指示がないことから、市の負担が生じるのか、現行の児童手当がどうなるのか、支給時期など詳細が不明な点が多々あり、現時点で就学援助費とのかかわりについてはお答えできませんので、御理解をいただきたいと思います。

 以上で清水議員の答弁とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 清水議員、質問ありますか。清水議員。



◆7番(清水一男君) どうもありがとうございました。少しお聞きさしていただきます。

 追加質問ですが、最初マスタープランの話なんですけども、市民の報告は22年度ということでございますが、議会への報告も当然あると思うんですけども、それはいつごろなのか、そして議員でマスタープランに対して意見を述べるそういうチャンスはあるかどうかということについてお聞きします。



○議長(北沢俊一君) 質問がございました。

 答弁をお願いします。織部都市計画課長。



◎都市計画課長(織部文雄君) 都市計画課長です。議員さんのほうへの説明でございますが、今現在は作成中でございます。それを提案等を受ける中で、議員さんにも当然説明をする中で御意見をいただきたいと思いますが、一◎応平成22年度になろうかと思いますが、今現在(平成21年度)ではまだそのような状況にはないというふうに考えておりまして、平成22年度になろうかというふうに考えております。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 清水議員。



◆7番(清水一男君) 今ので議員の意見は聞き入れていただく機会がありますか。報告はありましたけど、報告は平成22年度という話ですね。



○議長(北沢俊一君) 議員の意見も聞くというお話が今あったんですが。再答弁をお願いします。



◆7番(清水一男君) それは同じ時期ということですね。



◎都市計画課長(織部文雄君) 都市計画課長です。当然地域の皆さんということでありますので、議員さんのほうの意見も入ってくるというふうに考えております。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 清水議員。



◆7番(清水一男君) 少し細かいことをお聞きさせていただきますが、用途地域に限定して都市計画税を賦課してきたというのは、県内ではこれは何回もお聞きしておりますけども、菊川市のみということですが、用途地域だけということになりますと、実際の工事とか、予算づけとかそういう点でいろいろ違いが出てくるかと、都市計画地域全体に賦課するものに比べて、その辺についてちょっと細かくお聞きしたいんですけども、用途地域の境界地区では、道路や下水道、用途地域の中とか、外とか、非常に用途地域というのは都市計画の全体の中では限られた部分なもんですから、特に県道沿いなんかですと、表は用途地域ですけど、裏へ行きますともう用途地域ではないというようなことがありまして、道路とか下水路、その他、用途地域の中へ入ったり外へ出たりというような場合がいろいろ出てくるわけですけれども、その場合、用途地域内と外での予算の使われ方についてお聞きしたんいんですけど。



○議長(北沢俊一君) 都市計画税ではなくて予算の使われ方。



◆7番(清水一男君) 都市計画地域、用途地域内で道路とか下水路とかそういった工事がある場合でも、用途地域内の場合と、それを延長していきますと外へ出る。用途地域外が出たりするわけです。これは都市計画道路についても同じことが言えるんですけれども。その場合、予算はどういう予算が予算としてかかった事業は実際行うのか。予算づけといいますか。どの事業費を使ってそれは工事をやるのか。



○議長(北沢俊一君) はい、じゃ答弁を求めます。織部都市計画課長。



◎都市計画課長(織部文雄君) 都市計画課長です。先ほど市長のほうから答弁しましたとおり、この都市計画マスタープランは具体的な内容や実施時期までは示してないというような状況でございますので、そのようなのはまた今後、実施の段階というような考えになろうかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。清水議員。



◆7番(清水一男君) といいますと、大体工事関係につきましても、考え方としても、どっちかといいますと、元菊川町の用途地域についてのそういう実績が今後も適用されるように思うんですけれども、例えばこちらの菊川市内における用途地域と用途地域外にまたがるそういった工事についての予算とか事業の扱いはどういうふうになっていたか、じゃお聞きします。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。織部都市計画課長。



◎都市計画課長(織部文雄君) 都市計画課長です。ただいま答弁させていただきましたように、具体的なものはこのマスタープランでは作成するものではありませんので……。



○議長(北沢俊一君) 本論じゃないな。実際どうされているかという話。中山総務企画部長。



◎総務企画部長(中山勝君) 総務企画部長です。大くくりでいいますと、用途地域内を対応する課は都市計画課でございます。用途地域外は建設課のほうで、例えば道路、水路の関係は守備範囲として持っております。ですから、予算要望の段階でうまく分けれるものはそういう形で区別しております。

 今言われたように、入ったり出たり、また境の部分、そういったものについては、予算の当初の部分から、どちらでやろうというような調整をしまして、また地元負担金がかかるもの、またかからないもの等がありますので、そういったことは事前に精査して、地元との協議等を済ませて予算計上するという形で進んでおります。予算的にはそういう形です。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。清水議員。



◆7番(清水一男君) ありがとうございました。次に、堤佐栗谷線、県道がございますけれども、堤佐栗谷線の場合は都市計画で拡幅工事、拡幅計画といいますか、これは随分前にあったわけですけれども、実際、新しいバイパスをつくっていただくということになって、従来の県道の拡幅計画というのは計画倒れといいますか、実際には実施はなさそうに思うんですけれども、こういう場合の処置はいずれ取り消しされるわけでしょうか。



○議長(北沢俊一君) 笹瀬建設部長。



◎建設経済部長(笹瀬厚君) 地域協議会の中におきましても、現道の掛川浜岡線の都市計画決定について、特に小笠地域のほうでそういった発言がされていることは間違いないところでございます。

 後段の今後の扱いにつきましては、現在、現道の掛浜に限らず、精査すべき都市計画道路はありますので、それらについて今後検討していこうということは私ども地元の都市計画税の説明会をさせていただいたときにもこういった発言をさせていただいておりますし、現在私どもといたしましても、やはり今のまま置くべき問題ではないと、検討すべき問題であるという、そういった認識を持っているところでございます。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。清水議員。



◆7番(清水一男君) 今のお話は、これはマスタープランをつくる今審議会ですか、協議会ですか。その上部団体として国道計画ですか、それから総合計画とありますけれども、そういったところでのお話なんでしょうか、それとも地元を含めた、先ほど言われた審議会、協議会ですか、そこで話をされるものなんでしょうか。

 マスタープランの作成においては、協議会のほうで参加しても、それが実際に移る段階では上部団体へ持っていかないと。マスタープランだけで終わってしまっては具体的な計画にはつながらないわけですけど、そこのところはどういう人たちで実際にはやられるわけでしょうか。

 例えば、今の拡幅計画を見直すということについての計画も同じなんですけれども、やはり地域の人たちのところへ1回おりてきて、それからまた新しく総合計画に組み入れるというような段階を踏むわけでしょうか。

 というのは、地域の人たちというのは、いろんな決定の前にそういう地域の話を聞いて、協議した上で決めていくということが非常に大事なものなもんですから、こういうマスタープランをつくる、それはいいんですけれども、それで終わりじゃなくて、また見直しとか新しいものをつくっていく段階では常にまた一度地域の意見を聞く場をつくって、それを取り入れてやっていくというような形が必要だと思うんですけれども。

 ややもすると、以前は、これ実際都市計画、今の拡幅計画が、それが決められた時点でもう随分前の話だったんですけれども、記憶に少しあるんですけど、商店の人たちと、反対しましょうと、あの狭いところで拡幅されたら、うちを後ろに下げたら後ろがいっぱいになっちゃって住みにくくなるというような話もあったわけですけれども、そういったときに、既に、やっぱり地域との話し合いというものがあればよかったんですが、比較的そういったものが、昔あったのかもしれないですけれども、我々が関心が薄くて知らずに過ごしちゃったということもないではないわけですけれども、今回の場合も、常にやっぱりマスタープランをつくって、じゃマスタープランをつくったらどうするか。その上部団体に挙げる段階でも、やっぱり何らかの形で地域が入って、参加していって、それを見届ける必要があるというふうに思うんですけれども、その辺についての考え方といいますか、お聞きできれば。



○議長(北沢俊一君) 答弁をお願いします。笹瀬部長。



◎建設経済部長(笹瀬厚君) 笹瀬でございます。現在、都市計画のマスタープランの策定作業をしております。この中では、地域の皆様の御意見、お考えを最大限取り入れていこう、取り込んでいこうといったことがありまして、そういったことを踏まえた中で地域別の構想を策定するという運びになっております。

 そういった地域協議会の中で、先ほど申しましたように、特に小笠地域におきましては、都市計画道路の見直し、こういった発言も聞かれたわけでございます。この見直しの発言を受けて、じゃ具体的にどうするかということでございますけれども、当然、旧小笠町の場合ですと、平成2年に都市計画道路を計画決定したわけでございまして、その計画決定したことによりまして、例えば現道掛浜沿いでお店なりを、建物を新築しようという方については、計画線よりも、現在建っているところに対して都市計画決定した線があるもんですから、そこまでセットバックをしていただいて建てていただいている、いわば計画に協力をしていただいて建ててくれている方もたくさんお見えになるわけでございます。そういった方も当然いるわけですので、行政側が一方的にそこに、じゃ見直しちゃってこの都市計画決定を廃止しちゃいますよということはできる話ではないというように考えております。

 当然ながら、計画の変更が必要となれば、地域の皆様にお伺いをして、説明をして、それから具体の計画の変更に入るという段取りになろうかというように考えております。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。清水議員、再質問がありますか。清水議員。



◆7番(清水一男君) ありがとうございました。それから、マスタープランを今策定して、それに参加させていただいている方々の意見の中に、こういったことがと言われておりますが、それは、地域協議会については非常に有意義だというアンケートがいろいろありました。そのほかに、地域協議会の位置づけははっきりわからないと。これがそのまま事業につながるものでもないし、自己満足の対象のような気がするというような人の意見もあるようです。

 それから、なぜ実施は20年先かと、幾ら何でもそんなに先のことでは、現在委員になっておられる方というのはそう若い人たちはいないもんですから、20年先ではちょっと話にならんじゃないかというようなことも聞かれます。

 また、今回の作業は都市計画税とは、さっきも言われましたように、用途地域だけのあれではなくて、菊川市全体をこれからどうするかという話でございますので、用途地域に限定された話じゃないわけであります。5年ごとの基本計画をつくる場合に、用途地域はどうしていくかというようなこともまたよく検討していただいて、特に小笠南地区においては、県道沿い以外は、というか、およそ近い将来、都市になるというような感じのところはほとんどなくて、屋敷のほとんどは畑だったり、屋敷がほんとに広いのかと思いますと、もう農地みたいな、はっきりわからないようなそういうところが多いわけです。そこも全体を宅地として計算されますので、今回の概略価格なんかのお知らせによりますと、結構金額も大きくなる方々がと多いんです。そういったこともありますので、ぜひまた次回見直すときには、やっぱりほんとにここが用途地域でいいのかどうか、逆に用途地域をふやさなきゃいけないところもあちこちあると思うんです。その辺も地域の人たちを含めた検討として進めてもらいたいと思いますので、その点よろしくお願いします。

 次に、就学援助についてでございます。いろいろ細かい対応をしていただいて、必ずしも生活保護基準額の2倍未満ということに限定しているわけではないと。場合によってはそれ以上の場合でも支給される場合があるというようなお話をいただきましたので。

 今失業者がどんどんふえております。9月時点で363万人というふうに聞いていますけれども、昨年くれより90万人ぐらい増加していると。それから、隠れ失業者というのが76万人ぐらい、それも含めると失業率は6.6%ぐらいじゃないかと。こういう人たちが特別扱いというような人たちの中に入れていただいて、その日の生活にも困るような方々のないように、またその児童が学校へ行けるように取り計らっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 それから、こういう扱いについての、これは国とか県ではっきり条件として決めてきているものじゃなくて、市町に一任しているものだと思いますので、その辺についてどうあるべきかというのは、これはやはり近隣地域との調整といいますか、情報交換とかそういうのはやっているんでしょうか。その辺についてのお話をちょっとお聞きしたいです。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。加藤教育総務課長。



◎教育総務課長(加藤容章君) 教育総務課長です。近隣地域あるいは県とは、いろんな調査の中でその調査結果の報告があります。したがいまして、今菊川市として、人口に対する認定者の率ですとかそういったものは近隣市の状況の中で把握することができます。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。清水議員、再質問はありますか。



◆7番(清水一男君) ありがとうございました。これで終わります。



○議長(北沢俊一君) 以上で、7番 清水議員の質問を終了します。

 ここで13時まで休憩といたします。



休憩 午前11時46分



再開 午後 1時00分





○議長(北沢俊一君) それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 続いて、一般質問を行います。



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         △ 伊 藤 壽 一 君 



○議長(北沢俊一君) 次に、10番 伊藤壽一議員の質問をお願いいたします。伊藤壽一議員。

         〔10番 伊藤壽一君登壇〕



◆10番(伊藤壽一君) それでは、一般質問をさせていただきますが、私も3年ぶりの質問でございますので、いささか緊張しておりまして戸惑っておりますけれども、よろしくお願いいたします。

 私は、12月定例会において、次の3問について質問をさせていただきます。

 まず最初に、勤務医や新規開業医を促進するための補助金制度導入についてであります。

 全国的に公立病院は医師不足と経営難に至っております。特に、地方の医師不足は、研修医先が自由に選べる臨床研修医制度により、研修医の都市の大病院への集中により、公立病院の医師の派遣元である大学病院の医師が減少して、公立病院への派遣打ち切り、引き上げなどで全国的に公立病院の医師不足は深刻な状態になっていると言われております。

 本年8月9日に、文化会館アエルにおいて「これからの地域医療を考える」と題してシンポジウムが開催されました。ここ数年、医療を取り巻く環境の劇的変化により、全国各地の公立病院は医師不足や診療報酬改定に伴う経営の悪化が進み、地域医療の崩壊といった現象が起きております。菊川市立病院も例外ではなく、決して楽観できる状況ではありません。

 「中東遠は、県内で医師や看護師といった医療の人的資源が最も少ない地域であり、医療従事者の労働環境の悪化が懸念される」と太田市長は述べられておられました。また一方、村田院長におかれましては「当院に限らず、自治体病院の多くに黄色信号がともっております。このまま手をこまねいて状況を見守るか、みんなで知恵を絞り打開の道を探るか、今大きな議論にあります。こうした医療の現状を知り、これからの医療をどうして築いていくかを考えるよい機会である」と述べておられました。

 そこで、人口10万人当たり医師数を見ますと、全国平均206.3人、静岡県170人、中東遠107.3人、菊川市100.6人となっております。中東遠が少なく、菊川市は中東遠の中でもさらに医師数が少ない。市内に医師は49人で、全国平均の半分以下となっております。菊川市の医師の49人中29人が菊川病院の勤務医で、開業医も22人と医師不足をしている状況であります。

 以上の状況から、菊川病院への依存度が高く、菊川病院の勤務医は地域の医療を守るために日夜懸命に努力されておられますことに対しまして心から敬意と感謝を申し上げる次第であります。

 そのために、当直や夜間救急などで32時間以上連続勤務になるということも珍しくないのが実態であります。また疲弊となっております。市民の皆様の理解をいただく中で、慢性疾患の患者さんや初期救急的な患者さんを市内の開業医にお願いをしておりますのが実態であります。したがって、開業医さんへの診療が増加していると言われております。その上に、近隣市の病院事情から、市内の開業医さんに近隣市からも患者さんも診察に来ておられます。したがって、開業医さんの患者さんも増加しており、予約をとるのもままならない状況になりつつありますので、開業医さんの疲弊も起こってまいります。

 また、今後ますます高齢化が進めばさまざまな支障が考えられます。菊川病院の勤務医の確保は当然でありますが、市内に特に少ない開業医の確保をすることが急務となってまいります。菊川市の市民が安心できる医療体制の充実を図っていくことが急務ではないでしょうか。

 こうした事情を踏まえて、少しでも市民が安心できる医療体制を図るには、しっかりとした受け入れ態勢を確立することにあります。勤務医師や新規開業医を促進するために、市内で新規に開業する医療機関または勤務医師に対して支援する助成金制度を設立すべきと思いますが、いかがですか。また、そのほかに対案がありましたら市長のお考えをお伺いするものであります。

 次に、2問目の質問でありますが、現政権において1次補正凍結または廃止並びに平成22年度予算に対して菊川市の事業、予算への影響についてお伺いいたします。

 民主党を中心とした政権が、官僚主導から政治主導への転換へ、官僚の天下り・わたりの廃止など事業仕分けをして、無駄遣いをなくして政策実行すると明らかにしておりますのは4年間で16兆8,000億円、その財源の捻出を今行っております。

 政策実行する主なものは子供手当、出産支援、公立高校までの実質無料化、医療介護の廃止または再生、農業の戸別所得補償、ガソリン暫定税率廃止、高速道路の無料化、後期高齢者医療の廃止などを公約して誕生して3カ月余りになります。

 現政権は、大掃除をして無駄を省き、予算をコンクリートから人への理念に基づき財政構造を転換させると言われておりますが、いろいろな問題点も浮かび上がってきているのも事実であります。

 こうした状況の中で、第1次補正で無駄な事業を洗い出して3兆円に上る不要不急の事業の停止とすることができたとしておりますが、全国各自治体では、既に議会において議決され、準備段階に入っている事業もあると思います。

 当市におきましても、9月議会において補正予算15億2,410万円を議決いたしましたが、その中で子育て支援特別手当、地域医療再生交付金、地域活性化公共投資臨時交付金などが当市にとって影響が出るものと思います。

 今、私が懸念しておりますのは、地域医療再生交付金で、政府は静岡県にハード事業100億円、ソフト事業25億円を交付されましたが、政府の見直しにより100億円廃止、25億円が県へ交付され、県はソフト事業として平成22年度から25年度の間に中東遠二次医療圏への事業へ充当するとしております。その中で対象となりますのは、磐田、菊川、森町の各病院が連携して行う家庭医養成プログラムです。家庭医は菊川市病院が地域医療の最先端を目指して行う最も重要な事業で、地域医療再生の切り札と言われ、保健・医療・福祉をトータル的にサポートする高齢者医療の切り札的存在とも言われております。

 病院では、市既存の施設を改装するか、また新設するかを検討中だと思いますが、100億円予算廃止により、事業予算にどのような影響が出てくるのか、その対応・対策をどのように考えておられるのか、その他に影響が出るものがあるか。あるとすればどのような対応・対策をしていくのかについてお伺いいたします。

 また、10月14日付の新聞に、厚生労働省は所得の低い母子家庭を対象に支給される児童扶養手当について、来年度から低所得の父子家庭にも支給する方針を固めた。2010年度の概算要求に約100億円を盛り込む。新たに支給対象となる父子家庭は約10万世帯と見込まれる。対象となる家庭の所得、給与所得が365万円未満で親と子供1人の場合、収入金額によって差額が生じるが、満額で4万1,720円の支給額となる。来年度の支給に必要な支給費は国が3分の1、都道府県や市町村が3分の2を負担する仕組みで、総額300億円となると計算しておりました。

 単純に考えますと、国が100億円、都道府県が100億円、市町村が100億円となります。菊川市は対象家庭は何世帯か、金額で約幾らになるのか、市の財政にどのような影響が出るのか、また市の負担についてどのようにお考えか。また、平成22年度予算に対し、事業見直しをしております。このことにより平成22年度予算編成がおくれることが危惧されております。したがいまして、当菊川市の平成22年度予算編成にどんな影響が出てくるのか、影響があるとすればどのような対応をなさるのか、あわせてお伺いをいたします。

 次に、3問目、駅北開発並びに菊川駅橋上駅舎建設についてお伺いをいたします。

 菊川市は、都市計画事業が着々と進展し、駅南土地区画整理事業、南部第二土地区画整理組合、宮の西土地区画整理組合などがあります。特に、宮の西土地整理組合につきましては、目覚ましい発展を遂げております。駅南市街地整備事業も残すところ1件で終了する予定であります。また、朝日線JRアンダーも平成24年度完成開通の予定となっております。完成の暁には、駅北地域の利便性が向上し、駅北の発展が予想されます。その上、旭テック工場も解体され、広大な跡地を見せております。その跡地に民間企業が進出して住宅やショッピング施設などを計画されるやに聞いております。今後、駅北開発が脚光を浴び、飛躍的な発展がなされると思います。駅北開発委員会の皆様の長年にわたる努力が実ってまいります。工場跡地や周辺の整備が行われます。人口も増加し、また車両の移動も増加し、それにつれて菊川駅の利用者も増加してまいります。特に、駅北からの利用者が増加してまいります。道路整備周辺整備とあわせて、菊川駅橋上駅舎の夢も実現となってまいります。

 橋上駅舎が建設されることにより、駅北部が脚光を浴びて、北部はもとより、菊川市全体の発展につながってまいります。しかしながら、橋上駅舎建設となりますと16億円とか17億円の財源が必要と言われております。先ほどの質問で20億とか23億と言っておりましたけれども、菊川市の今の財源では到底不可能でありますが、知恵を出せば実現も可能なことで、要はやる気があるかないかだと思います。

 例えば、掛川新幹線駅建設のように、市民や企業からの寄附をお願いし、また駅を利用するであろう近隣市町からも寄附を仰いで建設されております。これらに倣って、菊川市も数年計画で、市民、企業、利用するであろう近隣市等から協力をいただく中で計画を立てて、橋上駅舎建設に向かっていくべきと思います。

 また、将来にわたって周辺整備についても市長のお考えをお伺いするものであります。

 登壇での質問を終わります。



○議長(北沢俊一君) 伊藤壽一議員の質問が終わりました。

 市長の答弁を求めます。太田市長。

         〔市長 太田順一君登壇〕



◎市長(太田順一君) 伊藤議員の質問にお答えします。

 中東遠医療圏における人口10万人当たりの医師数は、全国の半数、県内でも最も低いレベルであります。そういった厳しい状況下において、菊川病院及び市内の開業医の先生方には、日夜菊川市の医療のため御尽力を賜り、心から感謝を申し上げます。

 菊川市としましても、医療の状況を改善するためさまざまな方向から取り組みを行う必要があると考えています。9月、11月の全員協議会でも説明いたしましたが、菊川市の医師確保対策については、平成22年度から磐田市、森町と共同で行う「家庭医養成事業」に大きな期待を寄せています。既にこの事業を推進できるだけの指導医と研修医も確保されつつあると聞いており、菊川市の医療体制に少し明るい兆しが見え始めたところであります。

 この事業に参加する研修医は、既に臨床研修を終了した医師であり、3年間の研修期間中は診療の実践を通して多くのことを学んでいただくことになっています。この研修医を充足させることが現在最も即効性のある医師確保対策であると考えております。

 今後、この研修事業により養成された家庭医の先生方を地域の中にどう残していくかが重要な課題になると考えております。この研修により養成された家庭医の先生方が家庭医療センターに残るか、病院勤務医に進むのか、開業医への道を選ぶのか、道はたくさんあると思われます。菊川市に残っていただくためには、市全体で支援態勢を構築することが必要だと考えます。それは菊川市、菊川病院が医師にとって働きやすい地域、職場であることが一番大切であり、そのための地域づくり、働きやすい労働条件、労働環境の整備に努めてまいりたいと思います。

 市内の開業医を確保するための補助制度についてですが、特に不足が深刻化する産婦人科医を中心に、開業医の不足する自治体が独自に補助金を交付している例はあります。県内でも富士市が産婦人科開業医に対して建設費等を補助する時限条例を平成20年度に制定しています。議員提案の補助金制度につきまして、家庭医養成事業を進める中で国の医療対策や市内の医療ニーズの変化を見きわめていきたいと考えております。

 次に、政権交代による本市への予算への影響についての御質問でございますが、御承知のとおり、新政権の発足により、マニフェストに示された政策制度への変更が進められています。しかし、新政権の誕生が9月だったこともあり、12月に入ってもなお新たな政策・制度や、それに対する地方財政政策について不透明な部分が多く、本市としましても、来年度当初予算の編成に苦慮しているところでございます。

 新たな政策としては、自動車関連諸税の暫定税率の廃止・縮小や子供手当の創設などです。自動車関連諸税の暫定税率が仮に全廃されますと、平成20年度決算に基づいた試算では、地方揮発油譲与税がおよそ1,300万円、自動車重量譲与税がおよそ1億4,800万円、自動車取得税交付金がおよそ6,100万円の歳入減になります。このほかにも暫定税率を原資とした国の補助金や交付金にも影響が出てまいります。

 子供手当が中学校卒業まで月2万6,000円の支給がされた場合、本市では年間22億円ほどが必要となります。この子供手当の財源も明らかになっておりません。

 制度変更としましては、事業仕分けの実施とその対応です。447の事業について行われた国の事業仕分けでは、廃止や縮小による地方行財政への影響が懸念されます。また、財源やスケジュールも示されないまま地方自治体への移管をうかがわせるようなものも見受けられます。その結果、地方の財政負担の増加にならないかが心配されるところでございます。

 市としましては、国の予算が年内に編成され、年度内に成立するとともに、地方財源や地方向け歳出の枠組みを早期に示していただくこと、また新たな財源措置が必要になる政策に関してはまず財源を明確にし、地方に新たな負担を課すことのないよう望んでおります。

 仮に市の財政負担が増加するようであれば、事業への影響は必至であり、廃止・延伸等を選択していかなければならない事業も出てくると思われます。

 なお、伊藤議員が懸念されています「地域医療再生基金交付金」に関しましては、11月6日に静岡県が国へ二次医療圏、これは中東遠と志太榛原、駿東田方のこの3カ所の地域医療再生計画案を提出したところであります。最終的には、今月の中旬にこの3つの医療圏から2つの医療圏が採択される見込みであります。

 「地域医療再生基金交付金」の当初の計画では、各県2カ所に相当する全国94カ所の二次医療圏に総額3,100億円が交付されるというものでありました。菊川市が属するが中東遠二次医療圏は、当圏域に100億円が交付されることを目指し、「中東遠医療再生計画」として県西部保健所を中心に中東遠6市町が協議を重ねてまいりました。しかしながら、新政権による補正予算の見直しにより100億円事業が廃止されました。これに伴い、中東遠二次医療圏地域医療再生計画も100億円交付事業から25億円交付事業へとの策定計画の変更をいたしました。

 菊川病院としましては、経営が厳しい状況でありますが、補助金を最大限有効利用した施設整備を検討しています。

 研修施設の内容に関しては、指導を行う医師の意見や財源を考慮し、決定したいと考えておりますので、御理解と御協力をお願いします。

 また、児童扶養手当の父子家庭への拡大につきましては、現時点では国からの情報はございません。父子家庭の数については、20世帯程度と把握しておりますが、父子家庭は母子家庭と違い祖父母と同居している場合が多く、所得を世帯合算で算定されるため、対象となる家庭は非常に少ないのではないかと見ております。

 次に、市の負担についてでございますが、現在の児童扶養手当は、国が3分の1、市が3分の2を負担することとなっておりますので、市の予算編成に大きく影響が出ることはないのではないかと考えております。

 次に、駅北開発と菊川駅の橋上駅についての御質問にお答えさせていただきます。

 さきに高柳議員の御質問にお答えさせていただいたところでありますが、都市計画道路朝日線のアンダーパス事業も進み、駅北側にあります旭テックさんの土地約3万6,300平米についても遠州鉄道さんによる土地利用が進むなど、変わり始めた駅北地域を見る中、将来に向けて橋上駅や自由通路、北口広場などの整備について、市民の皆さんの関心、期待も大きくなっていることは認識しております。

 私自身も、駅北口の開設は本市の将来発展を考える上で大変重要な役割を果たすであろうと考える夢のある構想であると思っております。しかし、一方で膨大な事業費を要する事業であり、事業化については慎重に考えなければならないとも考えております。

 先ほどの答弁と重複いたしますが、見通しの立ちにくい財政状況の中、健全な財政を確保しつつ事業の選択を行いながら進めてまいりたいと考えております。先ほども申し上げたとおり、将来の菊川市を考えた上で、駅北口の開設を初め駅北地域の秩序ある発展は重要な役割を持つ事業であるという思いに変わりはありません。将来、菊川市としての一体性がさら進み、多くの市民の方々から、市の将来のために市を挙げて進めるべき大事業であるとの理解と環境が整うまで夢を持ち続けていきたいと考えております。

 御提案をいただきました寄附金による施設整備につきましては、財政的なメリットに加え、寄附者が施設に対してより深く愛着を持っていただけるなど、整備後の管理・運営面でも大きな効果が期待されると認識しております。今後、構想を実現させる時期が熟し始めたとき、事業推進の手法の1つとして検討してまいりたいと思います。

 以上で、伊藤議員の答弁とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(北沢俊一君) 市長答弁が終わりました。伊藤議員、再質問ありますか。伊藤議員。



◆10番(伊藤壽一君) それでは、最初に勤務医や新規開業医の促進のための補助金制度導入でございますけれども、市長もただいま答弁なさったように、菊川病院を充実させて、市民の理解を得ていきたいと、そんなことでしたけれども、やはり何か仕掛けをしなくては医師あるいは看護師さんも来ないだろうと思いますし、やはり菊川市がほんとに真剣に取り組んでいるという姿勢を市長みずからも公約といいますか、公に発言をして示すことが私は必要ではないかなと、そんなふうに思っておりますので、その辺はどうでしょうか。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。太田市長。



◎市長(太田順一君) 伊藤議員も御案内のとおり、この静岡県の医師不足、特に自治体の医師確保は危機的な状況であります。そういう中で、村田院長を中心に、磐田病院と森町病院、菊川病院の3自治体病院が連携をとって「家庭医研修制度」というものを立ち上げたと。来年からスタートさせるということが3病院院長、そして3首長が同じ方向を向いて今やっているということは非常に画期的な私は事業展開だと思っております。

 今後、県あるいはアメリカのミシガン大学のバックアップをいただきながら、この事業を必ず成功させるようにしていくことがこの地域の医療の体質の基盤をきちっとしていくたことだと思います。

 将来的には、先ほど伊藤議員も言われましたように、医療・保健、それから予防というのは一体的に考えていくものだと思いますので、将来的にはそういうふうなものも構築できれば、大変この地域の保健・予防・医療というものがさらに特一性のある、どこにも負けない地域になるのではないかと、そのように考えております。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。伊藤議員。



◆10番(伊藤壽一君) 今市長、家庭医プロジェクトとセットでやっていきたいと、そんな答弁でございました。

 たしか家庭医プロジェクトにおかれまして皆さん御存じだと思いますが、アメリカの家庭医療学校のランキング3位、ミシガン大学の指導医でマイク・フェターズ教授が、本来は、磐田、森町で行うのをわざわざ菊川を指名していただいた。

 これには、三沢に高校のときに3年間いまして、三沢から池新田高校へ通ったというこういうことで、三沢、非常に菊川市に愛着を持っていまして指名していただいたと。

 そのおかげで、菊川もこのプロジェクトに乗ることができたということは、本当にありがたいなと私も思うわけですが、そうした中で、やはり一番私、懸念しているのは施設の問題です。

 ソフト面は、何とか25億ということで、菊川へもある程度、予算化されるだろうと思いますが、100億円が、やっぱり予定したものがカットされたということは、やはり何らかの菊川市に影響が出てくるだろうということで、今、5日の新聞でしたか、マイク・フェターズさん、菊川市へ訪問していただいて、これから行う予定の施設を見学していただいて、まあすばらしい施設だとそういう新聞報道ありましたけども、やはりせっかく新しいお医者さんも決まっていますし、医師が決まっていますし、この菊川で何とか勉強してやろうと、そういう意志を持ってきたお医者さんに対して、やはりある程度の施設というのは構えてやらなきゃいかん。

 やはり森町も同じようにありますから、森町に負けないようなやっぱり施設はやって、医師の皆さんがやる気を持ってやっていただくというのが、私は一番必要じゃないかなと、そういうことで、きょう、院長おられますので、この交付金カットにおきましてどんなの影響が出るのか。あるいは家庭医プロジェクトに対して院長のお考えをお伺いしたいと思いますのでよろしくお願いします。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。村田院長。



◎市立病院長(村田英之君) 伊藤壽一議員の御質問にお答えします。

 地域医療再生基金交付金に関しましては、先ほど市長の答弁にもありましたように、11月6日に静岡県が国へ2次医療圏3カ所の地域医療再生計画案を提出したところであり、12月中旬に県内から2カ所の医療圏が採択される見込みであります。

 地域医療再生基金交付金の当初の計画では、全国94カ所に総額3,100億円が交付されるというものでありました。その内訳としては、ハード事業に重点をした100億円交付対象事業が全国で10カ所、ソフト事業が中心の25億円事業が84カ所という予定でありました。

 100億交付対象事業に関しましては、2次医療圏内で医療圏・医療機関の合併経営統合を伴う事業が交付要件になっており、菊川市が属する中東遠2次医療圏は、掛川市立総合病院と袋井市民病院が合併して、新病院を平成24年度に建設開院することから、当圏域に100億円が交付されることを目指し、中東遠地域医療再生計画として県西部保健所を中心に中東遠6市町が協議を重ねてきました。

 菊川市に関しては、質問にございます家庭医養成事業に加え、菊川病院の機能強化を図る事業を計画しておりました。

 しかしながら、政権交代による補正予算の見直しにより、ハード事業に重点を置いた100億円事業10カ所が廃止され、ソフト事業を中心とする25億円事業94カ所へ変更となりました。

 これに伴い、中東遠2次医療圏地域医療再生計画も、100億円交付事業から25億円交付事業へと策定計画の変更を余儀なくされました。菊川市が磐田市、森町と協働で進めている家庭医医療養成事業に関しては、その研修にかかわる費用の助成と、研修施設の整備費補助を事業申請しています。

 家庭医養成事業に関しては、県の医師確保対策の重要事業として高い評価をいただいております。

 しかしながら、家庭医を養成する研修施設の整備に関しては、100億円交付を想定した段階の計画と比べて、補助金額は縮小されております。菊川病院としては、経営が厳しい状況でありますので、補助金を最大限有効利用した施設設備を検討しております。

 研修施設の内容に関しては、指導を行う医師の意見や財源を考慮し、決定したいと考えておりますので、御理解と御協力をお願いいたします。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。伊藤議員。



◆10番(伊藤壽一君) ありがとうございました。ただいま院長のお話ですと、やはりかなり100億円カットされることによって、相当計画を縮小する、あるいは変更せざるを得ないという、こんな答弁でございましたけども、そこで私、今、現政府が事業仕分けをしましてね、かなりいろんなものをカットをして財源を新しい政府のプロジェクトに導入するということで、今、カットしているわけですけども、そうしたことで、この無駄を省いて、この100億円もカットしたということになりますけども、これは果たして本当に無駄だったかどうかということを市長はどんなふうにお考えになっていますか。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。太田市長。



◎市長(太田順一君) これ、それぞれの地域への特性があると思います。今回の新しい政権では、昨日もお話しましたように、マニフェストに沿って、今、いろいろな事業展開をしておりますし、この事業仕分けもこれ、最終的なものではないと思っております。

 今回の100億円がなくなったということは、これは事実でありますけども、これからそのような状況、また新たにそれが財源が必ず計上されるとそのように私も思っておりますが、100%ではないですが、されると思っておりますので、これからそういったものに注視していきたいと、そういうように思っております。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。伊藤議員。



◆10番(伊藤壽一君) それでは次に移らせていただきますけども、菊川市の22年度への予算の影響については、昨日、岩科議員の一般質問で答弁をいただいておりますので、次に進ませていただきたいと思います。

 次に、駅北開発並びに菊川駅橋上舎建設についてでございますけども、この駅北開発については、ただいま高柳議員の質問にて答弁いただいておりますので、橋上駅舎について若干質問させていただきます。

 確かに、膨大な資金が要るもんですから、今すぐにやるという菊川市の財政状況ではないっていうことは承知しております。

 また、登壇での質問でもしましたけども、掛川の新幹線駅の建設に当たって、市民あるいは企業から多くの皆さんから急を仰いで転出されたというこういう実績があります。

 そうしたことをやはり見習ってやっていくのは一番近道ではないかなと、そんなに私は考えますが、それについて市長は、そういう時期が来たら、そういう方向でいきたいというようなそんな答弁だったと思いますけど、やはりこれは市長がやっぱりやる気があるかないかということで、やはり事前に市民に発信をして市民の意見を吸収する、市民の意見を聞く。そして、市長の指導力によって、やはり達成に向けて、建設に向けて進んでいくのが私はベターではないかなとそんなに思いますけども、やはり市長みずからが本当に居住権をつくるんだという強い意志があれば、市民もついてくると思いますんで、やはり今からそういうことを市民に発信をしていただいて、市民に、多くの市民から議論をしていただき賛成をいただいてやっていくという、やはりそれには、3年、4年という時期がかかると思いますので、今からやはりそういう強い意志表示をすることも、私は市長にとって必要ではないかなと、そんなに思いますがいかがでしょうか。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。太田市長。



◎市長(太田順一君) 伊藤議員の今の思いを私も大切にこれからきちっと取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。伊藤議員。



◆10番(伊藤壽一君) ありがとうございました。これで終わります。



○議長(北沢俊一君) 以上で、10番 伊藤壽一議員の質問を終了します。



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         △ す ず き 麗 華 君 



○議長(北沢俊一君) 次に、14番 すずき麗華議員の質問をお願いいたします。すずき議員。

         〔14番 すずき麗華君登壇〕



◆14番(すずき麗華君) 通告に従いまして質問をさせていただきます。

 きのう、きょうと続きました一般質問の最後となります。ちょうど今、眠気も出てきたような時間だと思いますので、気合いを入れてやりますので、ぜひさわやかな答弁をお願いいたします。

 私は、まず、赤レンガの問題を先にやります。

 私としましては、これからのまちづくりに対して何が必要かを真剣に考えておりますので、前向きな答弁をお願いいたします。

 「井戸を掘るなら、水のわくまで掘れ」、江戸時代の篤農家、石川理紀之助の言葉であります。理紀之助は、秋田県の農村経済を立て直した江戸時代の偉人でありますが、私は、くじけそうになったとき、常にこの言葉を自分に言い聞かせてまいりました。

 赤レンガ倉庫の保存については、行政に意義を示して3年目に入りました。その間、市長も教育長も「考えは変わらないのだから無理だよ」と言われたこともありました。

 私の地元の皆さんにも、「何であんな遠くの問題にむきになるのか。地元には市長も議員もいるじゃないか」と何度も言われ続けてまいりました。

 しかし、菊川市の他市にない価値づくりが、このレンガ倉庫に含まれていることは、市長さんも教育長さんも必ずわかってくださるはずであり、それができなければ、菊川市の将来に大きなわだかまりを残すことになるのではないかと心配しております。

 つまり、今の菊川市にとって赤レンガ倉庫は、全国にお茶の菊川を意識させる最後のシンボルであり、これを失わせることは区画整理後のまちづくりにも意欲をなくすことにつながるのではないかと、南東に住む私であっても不安を感じております。

 しかし、議会におきましては、再度、見直す協議がされることになり、大変感謝を申し上げます。当局の考えが前向きか後ろ向きかで、井戸水は枯れてしまいます。心の広い答弁に期待をいたします。

 さて、歴史を振り返りますれば、牧之原の徳川武士たちが目指した茶の生産も軌道に乗り始めたころ、約50戸ほどの堀之内村に鉄道の駅が開通した明治22年、駅の周りには、6戸くらいの家しかなかったと聞いております。

 開通と同時に郵便局ができ、翌年には製茶の会社が設立されて茶業の拠点が生まれ、警察、旅館、銀行、商店、料理屋などが次々と新設されました。1年後の新聞には、堀之内停車場設置以来、数百戸に及ぶ一市街となったと記されております。6年後には六郷村境まで町並みが達したと伝えられています。

 また、当時の地方各地で生産されていたお茶のほとんどが横浜港へ送られ、産地では外見のみで売買されていましたが、明治24年、これは済みません、明治25年というのが正しい、一応、これは訂正していただきたいと思います。明治24年には原崎源作が再製の機械を初めて動かしたときで、翌の明治25年の3月から再製輸出が菊川から始まりました。

 明治25年に丸尾文六、原崎源作、原崎勝太郎の3氏が三仲組合をつくり堀之内再製所を設立して、堀之内駅からの再製輸出を始めました。

 当時は、損しても横浜へ送り、再製することが常識と考えられていた厳しいスタートでしたが、原崎源作氏の発明した再製がまが評判となり、外国商館にも信用されて生産も高まり、静岡県茶業組合会議所が再製機械の設置に補助金を出しました。

 原崎源作氏が再製機械をつくり始めたのにはわけがありました。当時、横浜では中国のやり方で、着色顔料などを混ぜて、女工たちが高温の中を素手でかき回してつくる過酷な作業を繰り返していたのを目にしたことで、労働を変えてあげたいと研究努力した結果の再製機械によって、静岡にはたくさんの再製工場ができました。

 横浜・神戸の外国商館は静岡に移転、全国の茶市場における取引全般が、静岡市場の値を対象とするようになりました。

 そして明治18年、尾崎伊兵衛が海野孝三郎、丸尾文六とともに、横浜・神戸が窓口であったお茶の輸出を清水港に変えたことにより、静岡県が日本一の茶産地となったのです。

 徳川武士たちの牧之原開拓から始まり、多くの先人が苦労して築き上げた茶産業の歴史を見れば、静岡茶の発展は堀之内再製所の設立と、原崎源作氏の再製機械の発明から大きく変わってきたことが示されております。

 本年6月には、県の茶業史でも赤レンガ倉庫が評価され、8月には全国建築学会、これは東北学院大学での発表ですけど、での発表、11月には川勝平太知事が代表を務める世界緑茶協会の茶文化セミナーで、茶生産にまつわる近代化遺産として、「鉄道開通とともに来た赤レンガ、町の発展を物語る」の発表公演をされました。

 菊川の建築物で、こんなに評価されたものがあったでしょうか。空港ができて、川勝知事もお茶イコール静岡のイメージづくりのPRを強く示している中で、菊川市がお茶の町を位置づける独自の茶文化と、先人が苦労して築かれた茶産業への誇りに背を向けてよいのでしょうか。

 去る議会質問の答弁として、建築学会での発表を聞いた上で、教育委員会としての文化的価値について報告をしていただけるとお聞きいたしましたので、ぜひとも御理解ある答弁をよろしくお願いいたします。私たち菊川市民がみずからこの街の価値を築き上げなければ、住民の躍動感も生まれないのではないでしょうか。

 菊川駅ができた明治20年代に建てられ、菊川の茶産業、静岡県の茶産業を支えてきた赤レンガ倉庫をもう一度、見直してくださるようお願いいたします。

 次に、2問としてコミュニティバスの見直しについて質問させていただきます。

 10月の27日と28日に、長野県安曇野市におけるデマンド公共交通「あづみん」の視察研修をしてきました。

 面積332平方キロメートル、人口9万7,000人の自治体でありますが、ジャストラインが消えていく街の住民の足として考えられた公共交通対策は、社会福祉協議会で住民との対話の中で進められてきました。

 1日400人から450人くらいが利用され、バス路線での線運行とは違い、面の交通として自宅から目的地まで直接移動ができ、病院、買い物、公共施設の利用に活気が出たとお話をお聞きいたしました。私も乗車させていただきましたが、運転手も大変気持のいい対応で、住民による評価も80%を超えていました。

 さらにすばらしかったことは、平成18年には、運転免許証の返納者が年10名くらいでありました。このシステムが始まって以来、平成19年には37名、平成20年には73名となったそうです。

 商工会との連携もあり、お買い物の割引として利用回数券につなげていて、お年寄りも外に出ておしゃれを楽しむようになったと聞きました。

 デマンド交通システムは、全国でも43の市町村が導入されております。県内でも広がり始めています。最近、竜洋のほうでも始められるという、検討するということで新聞記事が載っておりました。

 この方法がすべて菊川市に当てはまるとは思いませんが、申しませんが、3年の見直し時期に至り、住民の中でもさまざまな不満や意見が出ております。菊川市は、これまでどおりの方法でやるしかないのか、さらに住民の足として利用が増す工夫がどう計画されているのか。

 また、公共交通会議の中からはどんな意見が出されているのか。現在の業者は、市外の方と聞いておりますが、見直しの中で再検討や問題解決の話し合いはどんな形でされているのかお聞かせください。

 以上で、私の登壇での質問を終わります。どうぞよろしくお願いします。



○議長(北沢俊一君) すずき麗華議員の質問が終わりました。

 最初に市長の答弁を求めます。太田市長。

         〔市長 太田順一君登壇〕



◎市長(太田順一君) すずき議員の質問にお答えします。

 1つ目の御質問の今までの運行内容を続けるか、これはコミュニティバスの件ですが、このコミュニティバス事業につきましては、当初から事業実施期間のめどを5年としていることから、平成23年度までの残り2年間は引き続き現行の運行体制及び内容を基本として実施することを考えております。

 なお、来年度からの2年間で、平成24年度以降の運行について、よりよい地域公共交通になるよう研究及び検討をしていきたいと考えており、地域公共交通会議でもお認めをいただいたところでございます。

 2つ目の質問の今後、利用者がふえるような工夫を計画しているかですが、今年度から一部区間において停留所以外の場所で自由におりることができるようにしたところでございます。平成22年度からは、この区間を拡大するとともに、さらに一部区間において、停留所以外の場所で自由に乗車が可能になるよう関係機関と協議を進めております。

 3つ目の御質問である今までの地域公共交通会議で出ている意見についてですが、コミュニティバスの利便性向上につながる意見や、運行に伴う費用対効果についてなどの意見をいただいております。また、昨今の会議では、フリー乗降における意見が多く出されているところでございます。

 最後の御質問の見直しの検討や問題解決の話し合いについてですが、アンケート調査や自治会からいただく意見や要望をとりまとめ、地域公共交通会議に諮っているところでございます。

 以上で、すずき議員への答弁とさせていただきます。



○議長(北沢俊一君) 続きまして、教育長の答弁を求めます。石原教育長。

         〔教育長 石原 潔君登壇〕



◎教育長(石原潔君) 失礼します。それでは、私からすずき麗華議員の御質問にお答えいたします。

 8月に、日本建築学会で発表された「静岡県菊川市の製茶再製施設とその装置について」に目を通させていただきました。

 赤レンガ倉庫は、建築後100年以上経過したと推定される建物で、菊川の茶の生産に関係したものであったということは、議員を初め皆様御承知のとおりかと思います。これを文化財として市が保存すべき物件かどうかという点について、御提供いただいた資料を拝見させていただきました。

 御提供いただいた資料には、赤レンガ倉庫に関しての建物形式、レンガの刻印のことや製造場所、用途などについての記述がありましたが、赤レンガ倉庫の建物としての意匠のどこが秀でているか、構造のどこに歴史的建築物としての価値を見出せるのかということ等を明確に決定づけた記載がありません。

 このことから、以前から申し上げているとおり、文化的な価値はあると思いますが、市独自で保存すべき文化財的な価値は余りないとの考えは変わりませんでした。

 最近の動向も含め、赤レンガ倉庫に関する経緯については、定例教育委員会へも報告を行っているところであります。

 以上、すずき議員への答弁とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。すずき議員、再質問ありますか。すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) ありがとうございました。

 まず、赤レンガ倉庫の関係についてお聞きしたいと思います。

 これ、実はこれ二村教授が、先ほど建築学会で発表した加藤グループの1人なんですけど、二村教授のこと、一応、メッセージがありますけど、お茶の場合は、今、教育長が文化的な価値はありますけど、やはり文化財としては認められないということに答弁されましたけど、お茶の場合、それは規模ではないというそういうことを言われております。

 静岡市には、空襲でほとんど残っていないという事実を見ても、菊川で旧旭可鍛が製茶機械を製作し、県の茶業試験場が置かれているという事実を見ても、静岡県としてはなくてはならないものだということですね。だから、県として、市としてそういう価値が文化財としてはないとしても、県としてはそういう価値があるものだというメッセージをいただいております。

 そしてもう1つ、研究蓄積があって初めて赤レンガ建物が、ただの赤レンガの倉庫ではなく、合場の痕跡を持つ貴重な産業遺産であることが価値づけられるわけです。

 私は、一研究者としてだけではなく県出身者ですし、県内の茶の博物館にもいたわけです。茶の業績が評価されて県立大に客員として席をいただいているわけで、これが文化財として認められないというのは非常に情けなく思いますという、そういったメッセージもいただいております。

 これ、教育長が今、申されたように、文化的な価値はあるが文化財としては認めない。私は、文化財としてそれを道具に扱うということではなくて、やはりその価値のあるものをどういった価値としてこれをとらえていくかという、そうしないと今、現状ではこれがなくなりかけている、その部分を考えていただきたいと思いますので、もう一度、その部分を教育長にお願いします。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。石原教育長。



◎教育長(石原潔君) 今、お話したとおり、以前からお話しておるように、文化的な価値はあると思いますが、市が単独で保存をしていくだけの文化財的な価値はないということにはかわりはありません。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) ということは、これは市が単独で要するにお金をかけて保存することはできないけど、残すことは必要だという考えでよろしいですか。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。石原教育長。



◎教育長(石原潔君) 教育長です。私は個人的な考えで残すとか残さないかってなかなか言えないんですが、ここでどっちかって言われますと非常に苦しいとこでありますが、先ほども言いましたように、市が単独で残すというようなことについては考えていないということです。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) 今、一番重要なものは、やはりこれが消えてしまうかもしれないということです。この文化として非常に重要なものが、県の茶業の歴史を語る、それも今、子供たちに本の中でしか伝えられないものを現実として現物として見られるものを残してあげられるという、そういった今、非常に重要な時期に来ています。

 市長さんが、これを残せないという、まあ残せないとは市長さんは言っていませんけど、壊せとは言わないけど、一応、移転してほしいということだけど、移転するということは、これはつぶすと同じことになります。骨がないんですから、レンガですから、レンガをとれば。

 それにまた、これはイギリス工法として本当に貴重なレンガ構造と言われております。まだ、コンクリのない時期につくり上げたもので、もう技術者もありませんし、そういった価値は教育長、どういうふうに思いますか。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。石原教育長。



◎教育長(石原潔君) 担当のほうから少し答えさせますのでお願いします。



○議長(北沢俊一君) 妻木社会教育課長。妻木課長。



◎社会教育課長(妻木久君) 社会教育課長です。今回の論文につきまして示された調査結果をもとに判断をするということになりますと、単に建造物そのものの諸製作所、まあ製作時期等が、先ほどの教育長の答弁からも申し上げましたけども、今の論文につきましては不明確という結果を受けまして、文化財を担当するというか、文化財を保護する担当の場所としましては、独自の保存をするというところまでは難しいというふうな判断をしているところであります。

 以上であります。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。すずき議員、質問ありますか。すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) 文化財に指定するそういう基準というのは、文化財として認める基準というものはどういうものですか、お願いします。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。妻木社会教育課長。



◎社会教育課長(妻木久君) 社会教育課長です。文化財として価値があるというところの判断ということになりますけども、そこのところにつきましては、市の指定文化財として保存していく、あるいはそれ以上の価値、県とか国とかの指定等に至るまでのそういう価値があると認めるものであるというところが、教育委員会として文化財的価値があると判断するかどうかというところになるかと思います。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) 文化庁のほうの文化財基準というのがありますけどね、その中では、学術団体や教育委員会の調査報告書で評価されているものについては、ほとんど基準を満たしているというふうに書いてあります。

 そしてまた、築後50年を経過している建物ならいいという。っていうことは、これ、菊川市が単独で予算をかけてやろうとする前に、国にお願いするとか、市としてもっと前向きな考えっていうのはできないでしょうか。お願いします。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。妻木課長。



◎社会教育課長(妻木久君) 社会教育課長です。市としての文化財として認めていくためには、当然、教育委員会のほうに諮問をしまして、教育委員会から当然、多くのそれを証明する等の資料によりまして、文化財保護審議会のほうへかけて、それによって調査をし、判断をしていくという形になってくるわけですが、そういう中では、今のものについてのその文化財保護審議会にかけていくための資料等の問題において、教育委員会から先に物件として提案するというところまでは判断していないということであります。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) それでは、これからその判断もしていただけるということですね、要するに、研究していただけるという、それでよろしいでしょうか。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。社会教育課長。



◎社会教育課長(妻木久君) 社会教育課長です。先ほども、その件につきましては、教育長のほうからも申し上げましたとおり、一番最初のその文化財的価値があるかどうかというところについて、今回の資料という形になりますと、今回、提出をいただきました論文等が大きなその資料だと思うわけですけども、そちらを見た中で、先ほどのような判断をさせていただいたということですので、今後、これをもって教育委員会のほうへかけていくということは、現在は考えておりません。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) それでは、それじゃ文化財審議会、教育委員会、そういうことで、じゃあ話し合われて、その人たちの意見の中でそうなったということですね。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。社会教育課長。



◎社会教育課長(妻木久君) 社会教育課長です。先ほど申し上げましたように、順序としまして、その資料等に基づきまして、教育委員会のほうへ上程する、提案するということですので、ということは、教育委員会の文化財保護の担当の立場から申し上げますと、方向性としてはその保護をする方向の可能性のある件について、教育委員会のほうへかけていくというパターンが多いわけですけども、そういう中で考えていくときに、先ほど申し上げましたような判断をしたということですので、そちらのほうの教育委員会、それから文化財審議会のほうで協議をしたということにはなっていないというか、してはいません。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) それだと、本当にトップダウンですよね。やはり行政がすべて決めてしまうという。みんなにここでこの質問してからもうかなり期間がありますけど、行政がすべて決める、こういう形で市長、いいと思いますか。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。太田市長。



◎市長(太田順一君) 私のほうは、私のほうは教育委員会サイドのほうで、先ほど教育長が述べた答弁を尊重しているというところでございます。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) これでは本当にみんなのために、ともに汗をかくまちづくりということが、本当にこれでいいのかということで非常に心配されます。

 もう1問ありますので、そっちのほうに少しそらせていただきます。

 公共交通につきましては、これは今、3年目の見直しどき、先ほど市長さんは、5年間続けるということでやっているから、3年目の見直しはそのまま通すというような話を聞きましたけど、3年目っていうのに見直すということを出した以上、それは中身の見直しは、これはしっかりしなきゃならない。

 そういう中で、やはり僕は安曇野市に行ったときに、非常にああいいなと思ったのは、65歳以上の老人全世帯、そしてあとは通学している学生全世帯に、すべてにアンケートをとってそこからスタートをしているということ。住民が、それを求めた中で試算したい。

 菊川市は見てみますと、乗車した人たちにアンケートとったり、そういう人たちが多いんですけど、それで今、これは社協の中で経営していますけど、実際、僕たちが行ったときに説明してくれた人たちは、社協の人たちもいましたけど、市の企画政策課でした。今、地域支援課が単独でそのことについて考えていますけど、やはりこれは全体の中で考えて、もっと広く市民の公共交通として、そして考えていかなきゃならないと思いますけど。

 で、3年目の見直しの中で、どんな人たちにその見直しのアンケートをとっておりましたか。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。佐藤地域支援課長。



◎地域支援課長(佐藤甚平君) 地域支援課長です。アンケートを要は現実的には平成15年、まだ合併前ですけども、その当時からアンケート調査はさせていただいておりました。

 要は、コミュニティバスを一本化したいとか、こういった形で新市将来については、こういったコミュニティバスをしたほうがいいんではないかという方向性をその当時から話し合われてきまして、そういった中で、平成16年度に17年1月に合併をしたという形で、その中でも、例えば16年にグループインタビューをさせていただくとか、あるいは、その後、17年において実証実験等行ったわけですけども、そういった中でも、利用者だけでなくグループインタビューをさせていただいて、そういった形の中で、現在の形ができ上がってきたというふうに考えております。

 また、その後、19年度から本格運行が始まったわけですけども、利用者だけでなくも、例えば、夜店市とか、あるいは夏祭りですか、そういったところへ今年度はやっておりませんけども、前年度、若い人たちも含めてアンケート調査を実施したように実施しておりまして、要は、なぜ利用を考えられないのかとか、そういったことも含めてさせていただいた経緯がございます。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) ということは、これは合併前ですからね、アンケートをとったのは、最初。合併前ということは、旧小笠町のほうにもとったんですか。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。佐藤課長。



◎地域支援課長(佐藤甚平君) 小笠町と当然、菊川町とをさせていただきました。これは、アンケート自体はまことに申しわけありません。ちょっと間違いありして、16年度の9月に両方の町で実施しております。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) そのときには、まだ小笠町の人たちは、そのバスということじゃなくてタクシー券を使っていたときなもんですから、そのタクシー券の便利さの中でやってきたことです。それは、データの中では何%ぐらいになりますか、小笠と菊川と両方分けてお願いします。



○議長(北沢俊一君) 答弁求めます。佐藤支援課長。



◎地域支援課長(佐藤甚平君) 何%、まことに申しわけないですけども、ここに書いてある資料としては、その当時、そうやったことをやりましたよと書いてあるだけなもんですから、後でよろしいでしょうか。



○議長(北沢俊一君) すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) わかりました。じゃあ、お願いします。

 それでは、僕も、安曇野市の中で、非常に免許の返上者が多くなった。それを始めたら、本当に1年、2年のうちに、もう70人以上が免許の返上をしたということ、これ菊川市では、この免許の返上というのは、今、このバスが始まってどれくらいあるですか。



○議長(北沢俊一君) 佐藤課長。



◎地域支援課長(佐藤甚平君) 事前に質問をいただいとったもんですから、菊川市ではどうかなということに対しまして、菊川警察署へ問い合わせをさせていただいたんですけども、もう4日以上たっていますけども、明確な回答、まだいただいておりませんので、まことに申しわけないですけども、答えれる状況にはございません。



○議長(北沢俊一君) それどころではない。答弁が終わりました。すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) それでは今、20人ぐらい、役所の職員さんがいると思いますけども、この職員さんの中で、このコミュニティバスに乗った経験のある人だけ、ちょっと手を挙げていただけますか。──ありがとうございます。まあ五、六人というとこですね、5人くらいだったと思いますけど。

 本当に、このコミュニティバスが今、お年寄りの皆さんに必要かという、先ほど夜店市とかそういうとこへ行って皆さんに聞いたというが、そのイベントで聞いたといいますけど、イベントに来る人は、どっちかっていうと、人ごみの中に自由に入って来れる人が来るんですよ。ですから、問題はそういうことのできない人たち。

 今、何でこの免許返上者がそんだけ多くなったかっていうと、自分たちは、もう車がなくても、もしこれがあれば、これであちこちできるんだ。そして、入り口から目的地まで行けるという、私はそこで少しはお金がかかったとしても、やはりみんながそういうことでできれば、本当に喜んでいただければ、それが福祉じゃないかと思います。

 そしてもう1つ、デマンドタクシーの場合は、僕は、デマンドタクシーといっても別の車を買うじゃなくて、向こうも今、菊川で使っているバスと同じバスでした、本当に同じようなバスでした。何も変わりません。それをそういう形で使えるということで、でも、そういう人たちがおしゃれをして、とにかく町に出るようになって、商店街もすごくにぎわった。

 デマンドタクシーの場合は、さっき43かな、デマンドタクシーが今、進められているとこ、地域があるということを言いましたけども、そのほとんどが商工会でやられています。

 やはり行政がこれから大変になりますので、いかに商工会が商工会で自分たちの地域を盛り上げようというそういう気質が生まれるようなまちづくりに、僕はしなきゃならないと思います。

 だから、これが今、見直しという部分の中で、今、役員会の公共交通の役員会の中から、そういった今のやり方でいいのかというそういう意見っていうのが出たと思いますけど、その部分はどうでしょうかね。



○議長(北沢俊一君) 佐藤地域支援課長。



◎地域支援課長(佐藤甚平君) 先般、10月に菊川市地域公共交通会議を開かさせていただきました。

 で、基本的には、まず公共会議のメンバーからいきますと、当然、交通関係者、現実的にはタクシーの会社とか静鉄さんとか、そういったもの以外に、老人クラブの代表の方とか民生児童委員さんで、会長をこの会議の会長さん自体は、社会福祉協議会の会長さんがやられているというふうな形で現在、それとあと、地域性を考慮させていただきまして、すべての11地区の中から入れるような形で委員さんを選ばさせていただいております。

 で、その会議の中で、例えば、今年度させていただきましたけども、自治会等、あいはる地域の方から要望があった、ここを改良していただきたいとか、バス停をつくっていただきたいとか、そういった要望につきましては、その中でお話をさせていただいてやったほうがいいのか、あるいは、やめたほうがいいのか、そういった話もさせていただきました。

 ただ、公共交通会議の中で意見を聞かさせていただきますと、利用者が現実的には若干、前年度を下回っているのではないかという御意見がございまして、そういった中で、要は、利用客が減ることによって、費用対効果っていいますか、若干でも行政の持ち出しが大きくなってこないかねとか、今の現状の与えられた形の中の予算の中で、できるだけうまくいくような、あるいは創意工夫を重ねて、できるだけ利用者がふえるような形をとっていただきたいというのが、委員さんの一般的な御意見でございます。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) じゃあ、フリー乗車のこれからやっていくというそういうことを考えていますけど、フリー乗車の場合、例えば、運行ダイヤに結局はおくれが出たり、乱れが出てくるということとか、あとはその利用者が街角なんか立ってて、角なんかに立って物蔭に立ったりして見つけにくいという部分もありますし、また、通行量がすごく多いと、そこで渋滞しちゃったり、むしろ危険な部分も出てくるんじゃないかなと思うし、カーブなんかでは非常に難しい、そういう問題に対しては、どういうふうな解決になりましたか。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。佐藤地域支援課長。



◎地域支援課長(佐藤甚平君) フリー乗車はまず現在やっていませんけども、来年から取り入れ、乗車のほうですけども、取り入れをさせていただきたいという御意見をさせて、行政のほうから提案させていただいたことに対しては、その方向で進んでいただきたいというふうな回答をいただいております。

 で、フリー乗車、まあフリー降車もそうですけども、当然、行政だけで決められるもんではございませんで、それこそ、警察の関係等の協議が必要となっております。

 で、この会議の中にも、菊川警察の交通課長さんも入られておられるという中で、サービスの向上には当然つながるもんで、危険性のない、できるだけ少ない位置っていいますか、地域、走っているうちの、そういったとこなら、ある程度、協力できるんではないかというような前向きなお話はいただいております。

 ただ、正式にこっからここまでとか、この区間ですよという部分についての詳細な協議は、まだしてございません。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。あと2分少々ですね。すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) 今、フリー乗車はやっていないということだったんだけど、5月7日よりスタートをしたということになっていますけど、それは何ですか。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。佐藤課長。



◎地域支援課長(佐藤甚平君) フリー降車のほう、おりるほうはやっています。



◆14番(すずき麗華君) 乗車はしてないってことか。



◎地域支援課長(佐藤甚平君) 乗車はしていません。



○議長(北沢俊一君) すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) これは、今、市内の業者、東京のほうの業者が、これ、やっているってことなんですけど、この業者が経営している中の市にとって、この業者が経営することのメリットみたいなものはありますか。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。佐藤課長。



◎地域支援課長(佐藤甚平君) 当然、この業者といいますか、19年度から始めるに当たりまして入札を行ったわけです。で、入札の結果、その業者がとられたという形で、ただ、その業者の全国的にこういった事業を展開している業者でございますので、ノウハウ等はしっかり持っているものと信じております。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) それでは、それじゃ今度は見直しの中で、その業者のこともしっかりまた入札し直して、しっかり考えていくんですか。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。佐藤地域支援課長。



◎地域支援課長(佐藤甚平君) 入札の場合には、額的にも当然、1,000万単位以上あるもんですから、行政としましてというよりも、地域支援課として、この業者、この業者っていう指名は一切できないもんですから、それはあくまでも指名委員会で決めていただいて、指名された業者、あるいはやり方、指名委員会じゃなくて違うやり方もあるかもしれませんので、そういったところで決めていただいた方法でやらしていくもんですから、うちらのほうで、例えばこの業者とこの業者で入札しますよとかっていう形はとることはできません。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) それでは──わかりました。執行部のほうのその指名する指名委員会のほうのそっちのほうの関係はどうですか。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。石田副市長。



◎副市長(石田辰芳君) 今の業者の選定でございますが、当然、大きな金額になりますので、公募ないしもしくは指名競争入札ということになります。これにつきましては指名委員会もございますので、その中での選定を行っていきたいというふうに考えております。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) いろいろなものが、要するに本当に汗をかくまちづくりで、ともに汗をかくまちづくりで、本当に協働のまちということになっていますけど、多くの者が、やはり市の方針に従って市民が協力しようというそういう形になっています。

 それをしっかり考えていかなければ、やはり市民も躍動的にならないと思いますので、最後に市長さん、それをどうですか、考えを示してください。



○議長(北沢俊一君) 市長、答弁をお願いします。



◎市長(太田順一君) これは、まちづくりの基本的なものですから、当然、市民の皆さんの、もうきのうから同じ言葉を言っておりますが、満足度の高い菊川市にしていくということは、私だけではなくて執行部、また議員の皆さんも同じだと思っております。



○議長(北沢俊一君) 答弁を終わります。



◆14番(すずき麗華君) ありがとうございました。とにかく市長さんがそういう気持ちでいるっていうことは、それが見えるような形で実行してください。それをお願いいたしまして質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(北沢俊一君) 以上で、14番 すずき麗華議員の質問を終わります。



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△散会の宣告 



○議長(北沢俊一君) 以上で、今回予定されました一般質問、すべて終わりました。

 以上をもちまして、本日予定しました日程すべてを終了しました。

 次の会議は17日木曜日午前9時からでございますので、本会議場へ御参集くださいますようにお願いし、本日はこれをもって散会といたします。御苦労さまでした。



散会 午後 2時29分