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静岡県 菊川市

平成 21年 9月定例会(第3回) 09月09日−03号




平成 21年 9月定例会(第3回) − 09月09日−03号









平成 21年 9月定例会(第3回)


平成21年第3回菊川市議会定例会会議録

議 事 日 程(第3号)

平成21年9月9日(水)午前9時開議 
日程第 1 諸報告
日程第 2 一般質問
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本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
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出席議員(17名)
     1番  高 柳 和 弘 君     2番  内 田   隆 君
     3番  水 野 貞 幸 君     4番  伊 藤 芳 男 君
     5番  宮 城 力 弘 君     6番  西 澤 和 弘 君
     7番  清 水 一 男 君     8番  鈴 木   榮 君
     9番  河原崎 光 雄 君    10番  伊 藤 壽 一 君
    11番  岡 本 徳 夫 君    12番  小笠原 宏 昌 君
    13番  落 合 良 子 君    14番  すずき 麗 華 君
    15番  田 島 允 雄 君    16番  岩 科 鉄 次 君
    17番  北 沢 俊 一 君    
欠席議員(なし)
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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
  市     長   太 田 順 一 君    副  市  長   石 田 辰 芳 君
  教  育  長   石 原   潔 君    総務企画 部長   中 山   勝 君
  小 笠 支所長   伊 藤   崇 君    市民生活 部長   伊 藤   茂 君
  建設経済 部長   笹 瀬   厚 君    教育文化 部長   中 山 安 代 君
  消  防  長   岡 本 吉 弘 君    市立病院事務部長  赤 堀 弘 明 君
  総 務 課 長   沢 崎 久 雄 君    財 政 課 長   赤 堀 慎 吾 君
  企画政策 課長   原 田 修 一 君    安 全 課 長   赤 堀 正 人 君
  健康長寿 課長   落 合 哲 郎 君    福 祉 課 長   大 野 慶 明 君
  環境推進 課長   高 岡 正 和 君    都市計画 課長   織 部 文 雄 君
  茶業振興 室長   横 山 嘉 彦 君    会 計 管理者   内 田 勝 美 君
  市立病院総務課長  野 賀   済 君
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事務局職員出席者
  議会事務局長    藤 田 一 郎      書記        堀 川 明 典




開議 午前 9時00分



    開議の宣告 



○議長(北沢俊一君) 改めましておはようございます。

 ただいまの出席議員は17名でございます。法第113条の規定による定足数に達しておりますので、平成21年第3回菊川市議会定例会第3日目の会議を開きます。

 なお、会議中の上着の着脱については御随意にお願いをいたします。

 本日の議事日程はお手元に配付のとおりであります。



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△諸報告 



○議長(北沢俊一君) 日程第1 諸報告を行います。

 私からも市長からもございません。

 以上で、諸報告を終わります。



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△一般質問 



○議長(北沢俊一君) 日程第2 一般質問を行います。

 昨日に引き続き一般質問を行いますが、本日は3人の方の一般質問をお受けしております。

 質問時間はそれぞれ30分以内でお願いいたします。

 それでは通告順に質問をお願いいたします。



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         △ 田 島 允 雄 君 



○議長(北沢俊一君) 最初に、15番 田島允雄議員の質問をお願いいたします。田島允雄議員。

         〔15番 田島允雄君登壇〕



◆15番(田島允雄君) 私は、9月定例議会に臨みまして、3つの問題について質問いたします。当局の明快な答弁をよろしくお願いいたします。

 最初は、地震の問題です。

 被災された皆さんにお見舞いを申し上げます。8月の11日未明、当市を襲った駿河湾地震は、多くの市民が東海地震かと一瞬思ったほど激しい揺れで大きな衝動を与えました。当市は、予想される東海大地震の震源域の真上に位置しております。いつ起こっても不思議ではないと言われる大地震の発生が予測される地域に、5万の市民が暮らしています。しかも、10キロ圏内には、浜岡原子力発電所があります。

 そこで、東海大地震や浜岡原発問題にも関連をして、地震問題について6問、市長の見解をお伺いしたいというふうに思います。

 第1は、駿河湾地震と仮想東海地震の比較についてです。地震の規模の大きさ、マグニチュード6.5と8及び8.5では何倍の違いがあるのか。揺れている時間は、今回10秒ぐらいでしたが、東海地震ではどのくらいか。また、余震についてはどうでしょうか。

 2番、今回の地震の被害に対する市としての支援策についてどのように考え、どのような具体策を検討しているのでしょうか。

 3番、今回の地震で浜岡原発で問題になった点についての市長の見解を4点お伺いします。

 1つは、5号機原子炉建屋1階で観測された最大加速度488ガルは、設計用最強地震の484ガルを上回っていた。5号機の排気筒から、排ガスが検出限界を上回るヨウ素131を検出された。3番目ですが、地盤沈下、建屋の破損、機械の破損等51件のふぐあいの発生、そして、4点目は、地震と同時に発生する原発の放射能漏れ事故、原発災害ではなくて震災ですが、の可能性についてです。

 で、4番目は、市長は、想定される東海地震マグニチュード8クラスに浜岡原発が耐えられると思うかどうか。

 5番目は、耐震安全性について、国だけではなく、県と関係自治体による独自の調査検討の場が必要ではないでしょうか。

 6番目は、浜岡原発の運転の再開については、自治体の同意が必要という安全協定の改定、つまり事前了解が必要と思うが、どうでしょうか。

 以上です。

 で、次に、新型インフルエンザ対策について質問いたします。

 4月の25日、WHOは、メキシコで新型インフルエンザが発生したと公表して、5月16日、国内初の感染が神戸で確認され、5月27日、静岡市で県内初の感染が確認されました。ウイルスの感染力が強くて、今では、当市でも新型インフルエンザ対策は現実の緊急な課題となっております。6月議会では、当市の新型インフルエンザ対策の行動計画の策定を求めましたが、市は、8月までに作成するという答弁でした。現在、政府は本格的な流行期に入ったと発表しました。人に免疫力のないウイルスの感染拡大を防ぐ市の対応が迫られています。

 そこで、4問質問します。

 当市及び周辺市の感染の状況はどうか。

 2番が、医療体制の強化が求められるが、当市の対策はどうか。

 3番が、市民に対する適切な情報提供や広報についてどう考えているか。

 4番が、ワクチン接種の見通しはどうか。

 以上です。

 で、最後に、赤レンガ倉庫問題について質問いたします。

 初めに、赤レンガ倉庫について、去る8月の26日開催された日本建築学会大会で実地調査を実施した二村教授らにより学術発表されました。そして、この調査により、倉庫と呼ばれる本施設、赤レンガ倉庫ですが、本施設は、茶の再生加工の作業を行っていたことが判明した。つまり、現存する数少ないレンガづくりの建物の一つであり、製茶も行われていた面影を残す貴重な建物であることがわかったと結論づけております。

 教育委員会は、文化財的価値はないと主張していますが、建築学会で発表されれば検討すると答弁しております。京都や奈良の歴史的な建造物とは文化財的価値は異なるかもしれませんが、当市の茶業史を語る建物です。当市にとっての文化財的価値は何かが、当局に、教育委員会に今問われていると思います。

 以上、報告して質問に入ります。

 市は、7月24日付「菊川駅南だより」で、「残り1戸の移転を引き続きお願いしていきます」と赤レンガ倉庫を移転家屋として報じています。しかし、これまでの議会答弁で、市長は移転家屋であると主張した根拠である「基礎資料」、これは、単なる移転家屋数やその補償費の概算を知るための調書であるということが明らかになりました。

 また、地元との保存の約束を示す文書に対しても、市には当時の資料がなくてわからないと、そういう答弁をして、市の保存の約束がないという根拠は完全に崩れております。

 そこで質問します。

 1つは、それでも、なお移転家屋であると主張するのはなぜでしょうか。

 2番目、市長は、この問題に対して「誠実に対応する」と答弁しました。当時の資料がなくてわからないなら、なぜ保存会や所有者に会って、この問題の調査をしないのでしょうか。それが、誠実な対応ではないでしょうか。

 以上で、私の質問を終わります。再質問の用意もありますので、よろしくお願いいたします。



○議長(北沢俊一君) 田島議員の質問が終わりました。

 市長の答弁を求めます。太田市長。市長。

         〔市長 太田順一君登壇〕



◎市長(太田順一君) おはようございます。昨日に引き続いて、2日目の一般質問ですので、またいろいろと御指導をよろしくお願いをしたいと思います。

 最初に、田島議員から3点の質問をいただいておりますので、地震問題から答弁をいたします。

 まず、最初に、地震の規模の大きさ等に関する質問ですが、今回の地震の市内の震度は5強でありましたが、東海地震での予想震度は、6弱から7程度と聞いております。マグニチュードが1ふえると、地震のエネルギーは約30倍になり、6.5と8.0では、約178倍、6.5と8.5では約1,000倍程度になるかと思います。

 平成19年第3回定例会でも御報告いたしましたが、地震の強さをあらわすのに、マグニチュードと震度という単位を使い、マグニチュードは、地震そのものの大きさをあらわす単位であり、震度は、ある地点での地震の揺れの大きさをあらわします。ある地点での揺れの大きさは、地震のエネルギー規模だけでなく、震源からその地点までの距離、震源の深さ、電波経路、その他その地点周辺の地盤条件等に左右されるため、マグニチュードの大きさが、単純にその場所での影響の大きさを示すわけではありません。

 次に、地震の揺れについての御質問ですが、東海地震が発生した場合、県内では激しい揺れが50秒程度続く可能性があると聞いております。余震につきましては、発生数は本震直後に多く、10日目には10分の1程度に減少するものと考えられています。

 次に、被災者に対する支援につきましては、西澤議員にお答えしたとおりでございます。

 次に、浜岡原子力発電所に関する質問ですが、今回の地震発生により運転中の4号機、5号機は、地震動を感知し、初期対応として重要な原子炉をとめる、冷やすなどという機能は正常に働いたとの報告を受け、安心したところでございます。この点につきましては、国の原子力安全・保安院も現地を調査し、初動動作は確保され適切であったと評価していることが報道されておりました。

 一方で、5号機につきましては、他号機と比較して大幅に上回る426ガルの加速度が記録され、1階では、東西方向で設計時に設定した基準地震動の484ガルを超える488ガルが計測されました。この点につきましては、私も、なぜ5号機だけという疑問を感じており、8月19日に中部電力の副社長に対して原因を究明するよう依頼しました。

 また、原子力安全・保安院でも、これまでのデータや今回の観測データを分析し、地質構造なども調査し原因を究明するよう、中部電力に文書で指示したところであります。

 また、今回の地震により、発電所内で56件の損傷などが確認されておりますが、安全上重要な施設には損傷はなく、既に30件については対応が完了しております。今後、中部電力では、各炉の保全計画に従い点検を実施し、設備の健全性の確認評価を行っていくと説明を受けております。

 なお、5号機の排気塔からの検出限界値をわずかに超える濃度のヨウ素131が検出された事象につきましては、中部電力から直接地震に起因したものではなく、原子炉施設保安規定に定める放出管理目標値に比べ極めて少量であるという報告を受けておりますが、排気筒から放出する放射能を可能な限り少なくする観点から、適切に改善を図っていただきたいと考えております。

 また、原発災害の可能性についての質問ですが、今回の地震による浜岡原子力発電所、一昨年の中越沖地震による柏崎刈羽原子力発電所においても、運転中の原子炉は、すべて設計どおり自動停止し、原子炉内の放射能を防護するという安全上最も重要な機能は正常に作動しております。

 次に、想定される東海地震についての御質問ですが、浜岡原子力発電所が運転を開始して以来、地震により緊急停止したケースは今回が初めてであり、先ほど説明させていただきましたとおり、今後分析すべきデータも得られております。重要なことは、今回の観測データで得られた新たな知見が、浜岡原子力発電所を含めた国内の原子力発電施設のさらなる安全性の確保に反映されることと認識しております。既に国においては、中部電力に対して、5号機の地震観測記録が他号機に比べて大きいこと等について分析を行うよう指示をしております。

 次に、県と関係自治体による調査検討についての御質問ですが、原子力施設については、原子炉等規制法や電気事業法などの法に基づき許認可権を持つ国が、許可、不許可の決定を下すとともに、その安全性に関する責任や説明責任を負うものと認識しております。

 また、県と立地市、隣接3市は、発電所周辺環境の安全性を確保するため連携して活動しており、今後も連携をとる中、国、事業者に対して、説明や必要な安全対策を求めてまいります。

 最後に、原子力発電所の運転再開に関しましては、基本的には、事業者が保全計画に従い点検を実施し設備の健全性の確認評価を行い、異常がなければ、運転を再開するものと認識しておりますが、今回は、地震により緊急停止した初めてのケースであり、慎重に確認評価を進めていただきたいと思っております。

 特に、5号機の地震観測データの分析については、原子力安全・保安院からも、原因究明の要求がされており、これらの分析結果がどうなるか、関心のあるところでもあります。本市だけでということでなく、国・県、4市において連携を図り、情報を共有する中、分析結果の報告と今後の対応等について説明いただきたいと考えております。

 次に、インフルエンザの当市における周辺市の感染の状況ですが、現在発表されている西部保健所管内での直近1週間の疑似症患者を含む患者は13名であります。また、集団発生の報告は2件となっております。当市につきましては、今のところ、新型インフルエンザとして確認されている患者はございません。しかしながら、今後発生の確認が予想されますので、その対策につきましては、万全を期したいと考えております。

 次に、医療体制の強化についての御質問ですが、6月19日付で発表された国の指針の変更や県の対策本部の新型インフルエンザの対応について、通常の季節性インフルエンザと同様に、発熱などのインフルエンザの症状が出た場合は、原則としてかかりつけ医など一般の医療機関においての診療体制となりました。

 また、8月25日に、国より感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規定の一部が改正される保健所に提出が義務づけられておりました医師による届け出が不要とされたところであります。

 しかしながら、今回の新型インフルエンザは弱毒性ではありながら、非常に感染力が強いということ、新型であるためだれもが免疫を持っていないことや、何らかの疾患を持っている人が発症した場合、重症化しやすいということもありますので、市民の皆さんに対する注意喚起に努めてまいりたいと考えております。

 続いて、市民に対する適切な情報提供や広報についての御質問ですが、市のホームページを利用して対策を呼びかけることや、9月発行の広報きくがわお知らせ号で、病院へのかかり方や手洗い、うがい、咳エチケットを奨励していきたいと考えております。

 次に、新型インフルエンザのワクチン接種の見通しですが、現在のところ、厚生労働省の見通しでは、日本で接種が始められるのは、早くて10月末となる見込みであります。このワクチンの接種につきましては、基礎疾患の持病を持っている人や医療従事者、妊婦や乳幼児を優先して接種するなどとなりますが、具体的な接種方法につきましては、9月末までに方針が決定される見通しであります。

 続きまして、赤レンガ倉庫の質問にお答えします。

 最初に、移転家屋であると主張した根拠である基礎資料についての御質問ですが、6月議会でもお答えしたように、基礎資料は、基本計画を立てるときの基礎となる資料であり、この資料をもとに策定した基本計画書の中で、赤レンガ倉庫についても、他の個人所有の建物と同様に移転対象として補償費を計上しております。現在地での保存の約束をした建物であるならば、補償費は計上していないはずであります。その後、策定の事業計画書、実施計画書においても、赤レンガ倉庫は、移転対象として補償費を計上しており、事業計画どおり引き続き移転のお願いをしていくというものでございます。

 次に、この問題に対する市の対応についての質問ですが、これまでも、保存会や保存会の代表の方とたびたびお話を重ねてきた結果として、現在の市の方針に至っております。今後も、副市長を初め担当部局には、所有者の方との交渉に誠意を持って当たるよう指示しており、交渉経過については報告を受けておりますので御理解のほどよろしくお願いします。

 以上で、田島議員への答弁とさせていただきます。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 田島議員、再質問がありますか。



◆15番(田島允雄君) 最初に、地震問題について市長に聞きますが、つまり今予想される東海地震というのは、この間の地震よりもほんとに大きい地震だということが予想されるわけですね。で、つまり178倍の、マグニチュードで言えばね、0.8だと、今度の東海大地震は、それを予想しているわけですね。

 で、さらに、8.5の1,000倍だと、もう考えられんようなね、ほんとに比較にならんような地震に襲われるかもしれないという想定をしているわけですね。で、このとき、菊川の被害状況というのはどういうふうになっているか、これは担当課でいいですけども。



○議長(北沢俊一君) 質問がございました。

 答弁お願いします。赤堀安全課長。赤堀課長。



◎安全課長(赤堀正人君) ただいまの御質問でございますけども、死者におきましては、冬の早朝5時の場合は、99名となっております。また、春、秋の12時、お昼の12時でございますけども、そういった場合でしたら、55名ということが予想されております。また、建物につきましては、大破が冬の朝5時でございますと3,200棟、中破が6,100棟、一部損壊が4,800棟となっております。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) 市長は、このマグニチュードと震度のこの大きさは違うということでね、例えば、180倍とか1,000倍が、そのまま震度ではないよというのはそのとおりでね、ただ、単純にそうじゃないということだけれども、今言ったように、被害はほんとに大変な状況になるわけですね。震度6弱から7、ここに広報がありますが、結局、第三次被害想定で最悪の被害を予想している菊川の場合、死者は、震度6強の揺れ、市内の半分以上が6強で揺れて、約1,000人が死ぬと、それで、負傷者1,566人で、ほとんど倒壊、かなりの数が倒壊するというかね、市内の面積の35%が震度6弱で、57%が震度6強、で、88%が震度7と、震度7というと、もう揺れて翻弄され自分の意思で行動できないと、それに襲われるということでね、マグニチュードの単位が違うということで予想される地震を過少にというか、少なく評価することはできないのではないかと、そういうふうに思いますけどね。

 そういう大きい地震が、将来襲うかもしれないという地域に住んでいると、我々は。それを確認した上でね、1つ、被害に対する具体的策、支援の考え方と、これについては、もう答えてあるということですが、それにちょっと漏れてる点について、ちょっとお聞きしたいのですけどね。

 1つは、相談窓口というのは、どこになってますか、担当課は。被災者のね、それから、国や県の支援策はどういうものがあって紹介しているのかどうか。



○議長(北沢俊一君) 田島議員、ちょっと質問の途中ですが、マイクをもうちょっと立ててくれませんか。近くへ。



◆15番(田島允雄君) それから、例えば、税の減免とか、納税猶予、あるいは、社協の生活支援、あるいは、教育費の援助というのもあると思うのでね、支援策に、融資制度だけではなくて、融資の利子補給でもその点についてはどうかと。

 で、もう一つはね、被災者の状況がね、今保険、つまりほとんどが、かわらの崩壊ですが、保険が余りきかないというかね、契約額の5%ないし10%の被害ではだめだとかね、そういう中で、実態をつかんでいるかどうか。

 そういうふうなのと、さらに、この間、課長さん、屋根の修理については、市への組合の話をして紹介でやったというのは、ああ、なかなかしっかりやってるなと、そういう方法、感心して聞きましたけどね。しかし、今かなり修理、高くなっているという問題もあるのではないかなと、こういう実態についてどう思っているのか。

 それから、もう一つは、この事態を受けて「TOUKAI─0」、木造住宅耐震補強事業、かなり多く申し込みがあったということで、これについてはね、市長として、新たにその対応にこたえるか、需要にこたえるか、ここら辺をちょっとお聞きしたい。



○議長(北沢俊一君) 被害対応について質問がございました。赤堀安全課長。



◎安全課長(赤堀正人君) 被害、被災……



○議長(北沢俊一君) 今の質問ですね。



◎安全課長(赤堀正人君) 支援の関係でよろしいですか。



○議長(北沢俊一君) はい。



◎安全課長(赤堀正人君) 支援の関係につきましては、きのう4名の方から御質問をいただきましたけども、福祉関係で窓口として対応させていただいております。



○議長(北沢俊一君) ちょっとお待ちください。──市長。



◎市長(太田順一君) まず、今回の地震の災害の補償の問題と今の耐震に対する「TOUKAI─0」とかそういったものと、ちょっと整理をしないと誤解されますので、今、田島議員が一番最後に言われましたその耐震の関係につきましては、きのうもちょっとお答えしたように、国とか県の補助制度がありますし、それを生かしてやっていきたいと思います。

 で、今お話がありましたように、非常に問い合わせが多いというものは、その「TOUKAI─0」にかかわる耐震の調査でございまして、それにつきましてはまた、補正対応等をさせていただきたいと、調査費を、増額の補正を対応させてもらいたいと、そのように思っております。それは、今回の地震とは別のものです。今言った今回の地震における教育関係とか福祉とか、その関係についての問い合わせとか実情につきましては、また、担当部長のほうから答弁させますのでよろしくお願いします。



○議長(北沢俊一君) では、今の現状のその地震に対する影響についての対応の問題については、伊藤市民生活部長、よろしいですか。伊藤部長。



◎市民生活部長(伊藤茂君) 市民生活部長です。今回の災害の状況でありますけども、国、あるいは県の支援策が対応になるような災害ということではないというふうに理解をしてまして、国、あるいは、県の支援策の支援を受ける事業には該当しないのではないかなというふうに判断をしてます。

 で、しかし、質問にもありましたように、県の社会福祉協議会が行っております融資制度がありまして、これにつきましては、災害援護資金と福祉資金の住宅改修費が融資の対象になるというふうに聞いております。ただ、これにつきましても、対象世帯に対する、何といいますか、資格要件というのがありまして、どなたでもがこれの対象になるということではないというふうに聞いております。

 また、貸付金利につきましても、年3%ということで、現在の市中に今出ました金利に比べて非常に高い金利だということで、市民の方にしましては、使い勝手の悪い資金ではないかなというふうに判断をしているところであります。

 私のほうで今把握している支援策の関係につきましては、以上であります。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 田島議員、再質問お願いします。



◆15番(田島允雄君) もっといろいろ聞いたですが、それしか答えないと、後で、じゃ、調べてね、答えてもらわないと──時間もあるので、その点で、ちょっと県はね、県は、あの地震の間もないころ、融資制度を紹介したんですよね。静岡新聞にも出てましたけどね、災害復興住宅融資制度利用と県が呼びかけた19日、で、この制度は、融資限度額、対象は、つまり災害によって被害を受けた方で640万で、返済期間が20年、これを住宅金融支援機構の事業としてね、市は、やっぱ、これ御存じですか。

 私は、相談窓口をさっきどこだって聞いたんですけどね、今、さっき言ったように、実際かわら屋さんが少なくて工事が長引くと、さらに、外部から来るもんで割高になっているというふうな状況に直面しているし、金額も、きのうの話ならね、100万から120万と、かなりの負担が要求される状態にあるというときにね、市は融資制度を検討したいと、こういう融資制度をね、相談窓口をつくってこういうあれが、民間もいち早く、地震災害融資みたいなものをつくってると、静銀とか掛信もね、その相談窓口でこういうのがありますよ、利子補給しますよという体制をつくるべきだと思うのですが、これ、あるのかどうかね、今。



○議長(北沢俊一君) 融資の問題について、大野福祉課長。大野課長。



◎福祉課長(大野慶明君) 福祉課長でございます。ただいまの利子補給の関係ですが、今要綱を今取りまとめてつくっているところです。で、窓口といたしましては、我々福祉課になろうかと思っておりますので、そういった相談につきましても、私ども福祉課のところで対応をするようになろうかと考えております。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) 私はもっと積極的なね、周知徹底をこの制度の紹介をして、窓口はここですよと、困ったら相談してくださいと、それが、今市に要求されているのではないかというふうに思うしね、そういう点では諸制度の、つまり災害体制、こういう制度がありますよと、減免とかね、教育制度も、そういうものをやるべきだと思うのですが、この点はどうでしょうか、だれが答えるか、お願いしたい。



○議長(北沢俊一君) 伊藤部長、いかがでしょうか。答弁願います。



◎市民生活部長(伊藤茂君) 福祉課が相談窓口ということで支援策を今考えておりますので、そういったものに対する紹介等については、これから、市民の方に積極的にPRをしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。



◆15番(田島允雄君) よろしくお願いしたいというふうに思います。

 それで、あと、原発問題の5号機のね、5号機の問題ですが、市長は、さすがに疑問を持ったと、これ、だれも持っているんです。今。なぜ、あんなふうにあそこだけ、つまり1つ聞きたいが、設計用最強地震動とは何だと、課長でもいいですが、答えてもらいたい。それを超したわけで重大な問題だと、中電は1,000ガルに耐えられる、大丈夫だという問題ではないと。



○議長(北沢俊一君) 答弁お願いします。原田企画政策課長。原田課長。



◎企画政策課長(原田修一君) 企画政策課長でございます。設計用最強地震動というもの、これは、基本的には今基準地震のS1と呼ばれているものではないかなと思っておりますけども、S1の定義につきましては、将来起こり得る最強の地震による地震動として、過去に発生したとされる歴史地震及び活動性が高く過去1万年間の間に活動した活断層による地震を対象に、それぞれの揺れの周期及び強さを評価し、これらをすべて上回るような地震動を設定したものということで聞いております。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) つまり浜岡原発の5号機の484ガルですか、あそこの地下で、それはもう過去のね、どんな大きな地震が起こったか、それを照らして、それ以上大きい地震はね、起こらないから大丈夫だと、484ガルに耐え得る設計をしたわけですね。基準地震動として、で、市長に聞きたいのですが、それは今回、市長よりも課長に聞きたいのですが、どうなったわけですか。



○議長(北沢俊一君) 答弁お願いします。原田企画政策課長。



◎企画政策課長(原田修一君) 今回基準地震動、S1を超える数値が確認されたということで聞いております。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) つまり絶対大丈夫だといってつくった強度がね、6.5の地震で、6.5ですよ、マグニチュード、超えちゃったわけじゃん。中電は、3月に5号機の、何というか、評価をして国に書類を出して、バックチェック用の、それには、中電は何ていうふうに書いてあったか、御存じですか。



○議長(北沢俊一君) 質問がございました。

 答弁願います。原田企画政策課長。



◎企画政策課長(原田修一君) 企画政策課長でございます。済みません、ちょっとそこの部分については、記憶にございません。



○議長(北沢俊一君) 田島議員。



◆15番(田島允雄君) 5号機については、基準地震動、SSによる評価を行い、耐震安全性が確保し得ることを確認して国に報告しましたと、これ、耐震安全評価基準、3月に出したばっかりですよね。

 ところが、もう8月でね、それが見事に覆ったと、市長に、改めて問うけど、つまり6.5の地震でね、絶対大丈夫だといった設計があって、想定してるのは8.4ですよ。さっき言った8.5なら1,000倍の地震、震度とは違うって言うかもしれんが、それに耐えられると思いますか、わからんならわからんと言ってください。



○議長(北沢俊一君) 質問がございました。

 答弁願います。太田市長。



◎市長(太田順一君) 先ほどの答弁で申し上げましたように、この5号炉の問題は、やはり私たちも、きちっと国や事業者にその説明責任があると思っております。したがいまして、私がここで耐えれるとか耐えれないとかということではなくて、やっぱり484が488という数字が出たことにつきましては、きちっと、その説明責任を求めていきたいと、私としては、そういうふうに思っております。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) 説明責任を求めていきたいというのは、それだけの不安をほんとに感じていると、耐えられるか、耐えられないか、わからんけどね、で、中電は、それでは、この市長が言ったようにね、今度の地震ではそういうことになって超えちゃったけれども、ほかに大きい事故がなかって大丈夫だったということを言ってるわけですね。安全だったと、市長がさっき言ったように。

 しかし、それでは、8.5、つまりその地震について大丈夫かっていうふうに言ってるかどうかというのをお聞きしたいと、市長がわからなければ、課長でも結構です。



○議長(北沢俊一君) 質問がございました。

 答弁願います。原田企画政策課長。原田課長。



◎企画政策課長(原田修一君) 企画政策課長でございます。先ほどの、ちょっと田島議員の質問について、若干先に補足させていただきたいのですけども、SSと今回のS1とはちょっと違うものでございます。SSは、新しい新耐震の基準の基準地震動でございますので、これとは異なるものだということは、まず御理解いただきたいなと思っております。

 で、今の御質問についてでございますけども、マグニチュード8.0の東海地震に耐えれるかということでございますけども、これについては、今回の5号機の地震観測データ等を分析して、今後評価されるものだというふうに認識しております。

 以上でございます。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) つまり、耐えれますなんていうことは言ってないわけですね。これから調べてみますと、そういうこと、中電自身もね。で、この問題を審議した保安院、これは8月28日ですが、産業通産省原子力安全・保安院の耐震構造設計小委員会、ここでバックチェック、いわゆるバックチェック、点検をやってるわけですね。ここでこの問題が、5号機の揺れが大問題になったと。

 で、静岡新聞ですけどね、本当にきちんとした原因究明をするべきだと、中電に要請をしてると、例えば、5号機の地下には、知らない断層があるかもしれないというね、そういう意見も出たと、有名な東大の地震研究者の教授はね、マグニチュード6.5でこれだけ問題が起きたと、東海地震に想定されるM8ではどうなるかのかという厳しい問いかけをした場面も見られたと、だれもが、大変な問題を持ってるということでね、これは、我々市民の安全、これからの暮らしにかかわる重大な問題で、市の中にも対策委員会があるし、議会でもぜひ特別委員会をつくってね、この重大な問題を検証してもらうというふうに思っております。

 で、その中で、市長は、こういうときにね、M8のときに、その事故、原子炉の事故、起こるかどうか、つまり、この間、12月に関しては石橋さんはね、石橋教授ですね、あの人は、原発災害っていうかね、地震と同時に原発の事故が起こる災害を想定すると、そういう考え方ね、だもので、先ほど言ったような地震が起こったとき、地震だけならいいが、それに、もし放射能が外部に漏れた事故が重なったら、今までの、何というか、防災計画なんか吹っ飛んでしまうではないかと、支援する人たちが、放射能があるような地域に来るかどうかというね、まず、そういう問題も考えられると。

 だもので、本当に考えると、恐ろしいような事態をね、現実に提起されているという点でね、私は、この原発震災という問題が、そんなものありませんよと、中電みたいに言い切れないではないかというふうに思いますけどね、市長さん、そういう点でお考えになったことありませんか。



○議長(北沢俊一君) 答弁お願いします。市長、太田市長。



◎市長(太田順一君) まず、私も、整理したいと思いますが、1つは、原子力が今回の地震で一つの機能として、とめる、冷やすという、それは確実に作動したということ、それから、今回の駿河湾の今回の地震で、先ほど言いました地震動が、当初の見込みよりも違ってたと、大幅にオーバーしたということについては、それは、数値として事実でありますので、想像の世界では話ができないわけですが、事実としては、とめる、冷やすというその三原則においては動いたと。

 それから、もう一つは、その基準地震動が想定よりも上回ったということにつきまして、こちらの想定数を上回ったということにつきましては、先ほどからお話ししてますように、これ、やっぱり国であり事業者のやはり、立地市、あるいは、周辺市に対しての説明責任を私どもは求めていかなければならないとも思っておりますので、それ以上の、ちょっと今、大丈夫かどうかということについては、今のところ、私は大丈夫であるとか、大丈夫ではないということは、ちょっとやはり、答弁をこの場ではやはりすべきでないと、そのように思っております。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) もう1点、地震についてお伺いしますが、結局、市民はそういうのを、つまりそういうような揺れを6.5の地震で超えちゃったというのを実際に見てるとね、ほんとに東海地震が来て大丈夫かという不安を持つわけですね。とにかく、掛川の保守の女性の議員さんが、いつか、何年か前に公開シンポジウムで、東海地震が終わるまでとめてくれと、原発をね、危なくてしようがないって、満場の共感を呼んだというね、私も同じようにそう思ったわけでよ。

 今、そんな危険があるならね、ほんとに安全性が確認されるまで運転はね、やめるべきではないかと、で、ちゃんとね、地元の了解、地元の、地元の自治体の了解、つまり事前了解、今度はほんとに大丈夫ですと、どうでしょうかといって、4市がいいですよというそういう体制がね、今求められているのではないかという点を改めてね、市長さんも、今度ばかりは、その点については、4市で協議をしていきたいというようなことも言ってるしね、安全が確認するまでストップすべきだと言うと思うので、その点はどうでしょうか。



○議長(北沢俊一君) 答弁お願いします。市長。太田市長。



◎市長(太田順一君) これも、先ほど答弁して重なりますけども、当然、これは、4市、あるいは県を交えて、きちっと今回の地震に対しての検証はするべきだと思っておりますし、田島議員の安全でないというのと安全という、やっぱり基準がやはりそれぞれの見解があろうかと思いますので、今回の地震に対する事実関係というものは、きちっとやはり検証していくべきだと、そのように思っております。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) 時間がないので、次に、赤レンガの問題に移りたいと思いますが、この問題については、市長さんは、私が言ったように、もう市のほうはね、論点はもともと基本計画の決定をしたときにね、地元とあの赤レンガというのは保存しますよという約束というか、そういう姿勢で進んだじゃないかと、基本計画決定したというのは、昭和60年の5月に計画決定したもんですからね。

 そうしたら、市長さんは「いや、そんことはない。その決定時は、基本計画の中に補償費が計画ちゃんとあるから、なにも、その保存を約束したのなら、補償費なんか計上しないはずだ」というのを、一貫して言ってるわけじゃんね。3回ぐらい言ってるよね。

 そんじゃ、その根拠となる基礎資料とは何だと言ったら、それは、基本計画決定60年につくったじゃなくて、4年も前の56年の区画整理をいよいよ具体化しようと言って、研究会なんかつくった56年に、概算で移転建物どのくらいあるか、あるいは、概算で移転費がどのくらいあるかということを調査した基礎資料だと。だから、それ1軒1軒、この道は幾らですよなんて補助額は載ってませんよという、部長はっきり答弁しているわけで、市長の言う根拠というのは完全に崩れたと。ほんとに、市長は、その基礎資料に移転家屋、それ載っていたので、それはあったなんて今でも思っているのは不思議だなあと思って、それで、さんざんその論議をしながら、さあ、そうしたら、その後終わった、区画整理審議会でも同じようなことを言うというのは、じゃ、区画整理審議会で今まで審議した正確な報道も報告してなかったということにもなりますけれども、今でもそう思っているわけですか。基礎資料は、もう、この6月の議会でも、そんなものは根拠にならんというのは明らかになったはずだと、それをまだ繰り返しているというのは、いや、部長じゃないですよ、市長に聞きたいと。



○議長(北沢俊一君) 答弁をお願いします。太田市長。



◎市長(太田順一君) これも先ほど、当初の答弁で答えましたとおりでございます。



○議長(北沢俊一君) 答弁がありました。田島議員。



◆15番(田島允雄君) いや、そうつれない答弁をしちゃまずいでね。

 私は、この問題、この市の市長の公約、市長の、それがかかっていると。さらに、市の公平な行政かどうかというので、それがかかった問題だというふうな立場で、あれですよ。市、市長に聞いたから、市というのは市長のもんか、役場のもんか、市民のもんか、どう思いますか。



○議長(北沢俊一君) 答弁お願いします。太田市長。



◎市長(太田順一君) 当然、これは市民のものでございます。



○議長(北沢俊一君) 答弁ございました。



◆15番(田島允雄君) 地方自治法第1条2項だったかな。市長、市は、ほんとに市民の暮らしや命や、それを守るのが義務だと。つまり、市民のものです。今までの答弁聞いていると、そうじゃないたって、さんざんおかしいじゃないかと言われて、疑問なら、所有者とかわからにゃ、保存会にも聞いてみちゃどうだ、今の問題ですよ。一切やらずに、かたくなに、もう3回も同じような答弁を繰りかえてるという、まさに一方的な市の行政だと。

 市民の、市民、市政は市民のものだなんて、その答弁と市長から一っかけらも感じられないと。市の行政のあり方が問われていると。



○議長(北沢俊一君) 質問終わりました。

 答弁願います。太田市長。



◎市長(太田順一君) この駅南の区画整理事業は、もう30年の歴史がございます。今、田島議員がやりましたのは、その基礎調査をする前の研究会のときの話でございまして、そのときの経緯につきましても、いろいろな立ち上げるときの話でございまして、そのときの、先ほどいろいろなメモがあるかとか、データがあるかとかいうようことについて、先般も、私も6月の議会で、そのデータについてはわからないと、こういうことで言ったわけでありまして、それに従って、建設経済笹瀬部長も答えたものでございます。

 当然、今までも、市民の皆さんといろいろ話をしながら、この30年間の区画整理をしてきたわけでありまして、このレンガの一つが、田島議員の言われるように、今いろいろな話題、協議はしておりますが、それだから市民の感情を害しているということではまずないと、私は信じております。

 この30年間に100数十億の巨費を投じて、この区画整理を400人、600人の地権者の皆さんに話をしながら、いよいよ大詰めにきているわけでありますから、やはり一部の人の声を聞くのも必要ですが、やっぱり多くの皆さんの声を聞くことも必要だと思います。そして、今回の保存会の皆さんも、たびたび、この数年間いろいろ協議を重ねてくる中で、これを補償費でやるのか、あるいは、NPOでやるのか、あるいは、そういった有志でやるのかということのいろいろ協議をしてきた中で、市としての方向を出したわけでありますから、全く市が冷たいとか、話を聞かないとかいうことではありませんので、その点は、きょうもたくさんの方がいらっしゃいますけども、その点はやはり御理解をいただきたいと思います。

 今までの経緯につきまして、それで、最近の動きにつきましては、副市長または担当部長のほうから答弁をさせますので、よろしくお願いいたします。



○議長(北沢俊一君) じゃ、続いて、石田副市長、よろしいですか、補足説明をお願いします。



◎副市長(石田辰芳君) 今市長のほうから答弁を申し上げたとおりでございまして、私どもも今までの経緯を調べながら、また、保存会の方々と代表の方々とお話をしながらまいりまして、また、所有者の方がお戻りになってからは、所有者の方とのお話をする中で、今経緯をしているわけでありますが、なかなか思いが、今市長が申し上げたようなことでありますけども、一致しないというところがあります。

 ただ、私どももやってきた中では、やはり、この商業振興というものが一つありまして、もう一つは区画整理という事業、その二つが経緯としてある中で、一つは商業振興であそこの赤レンガを活用していこうという気持ちがあった、また、計画もされてきたということでありますが、もう一つは、区画整理事業という中では、やはり最初から、補償対象として399戸の補償対象として入っていたということであります。

 私どもいろいろ調べていく中で、15年の8月の20日の所有者からの、私どもが8月20日に所有者に対して建物補償、移転補償についてのお考えをフェクスをしております。そのお答えの中に、こういうくだりがございます。「土蔵については、撤去を前提とした建物設計をしていますので、今さら保存と言われても困ります。地震による倒壊を心配しておりますので、早期の撤去を可能としてください」と。「御存じのとおり、土蔵の保管に関しては、計画の当初より公式の申し入れや文書は一度もいただいたことがなく、区画整理課を通じての口頭で状況説明だけでした」と。「これまで、5年にわたって何回も状況をお尋ねしてきたわけで、今回の建築計画で確認したときにも、保存はなしとはっきり言われています」。だから、今さら保存だと言われても困るよという、こういうこともございました。

 従って、区画整理事業の中では、一貫して移転補償の対象になっていたというふうに感じております。

 ただ、そうは言っても、この後、保存会の方々から保存の申し出があり、また、所有者の方からも何らかの形で残せないかというお話がございましたので、それについては、市長からの指示もございまして、お話を進めてきておるということでございます。まだ、結論には至っておりません。

 以上でございます。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 再質問ありますか。田島議員、あと3分強でございます。



◆15番(田島允雄君) つまり、今市長の答弁にしろ、副市長の答弁にしろ、一方的だという証明以外の何ものではありませんよ。市長は、口では、何もそんなに冷たかないと。話もちゃんとしますよと。しかし、今副市長言ったのは、ほんじゃ、保存の約束があるかどうかという、その一番肝心な点について、そういう問題があってから、じゃ、所有者とか、あるいは、保存会と関係のある人と、その問題についての話し合いを、つまり事実関係を示すのを一度もやってないじゃないですか。何か所有者からの手紙があって感情を害したとか、そんなふうなので推移していると。そんな姿勢じゃ、市としてはまずいじゃないかな。市長だって、市民との、はっきり共に汗をかくと、協働だというのを、公約としてスローガン掲げていると。

 それで、もう一つは、市の市政のあり方としたって、たとえ気に食わんでも、あれが市の考えと違っても、やはり、そういう提起されたら、そこで調べると。課長、その点じゃ職員、元の職員まで調べたというようなことを言ってるけど、なぜ、それじゃ、私の提出している保存があったという主張している人まで意見を聞かなかったかと、それが公平な市政だと。全く一方的な市政で、それを、今の市長や副市長の答弁は上塗りしているものだと。私は、市長本来の、協働の、共に汗をかくまちづくり、そして、市民に、市民こそ主人公だと、その立場に立った市政運営、これをやるべきだという点をもう一遍確認、その点について異議があるかどうか、確認して。



○議長(北沢俊一君) 太田市長。



◎市長(太田順一君) 私も、今、田島議員が言われました考え方には沿ってやっております。

 したがいまして、田島議員が今言われましたように、協働によるまちづくりとか、あるいは、市民のためのまちづくりということは、当然、その、私も考え方でやっておりますし、今、田島議員が言われているのは、57年当時の赤レンガから今日至るまでの中で保存するんだということを約束しているじゃないかと、それについては、約束したという文書はありませんよということを今言っているわけです。それから、あと、感情論で、市長はやっぱり市民の声を聞いてやるべきだという話ですから、それはやっぱりきちっと整理をしてやらなければ、一つのルールの中で、あるいは、路線の中でやっていくわけで、行政は継続ですから。だから、そこらは、やはり今いろいろと内部で、副市長を中心に、今回のレンガについても誠意を持って対応するようにということを指示してやっているわけですから、職員もみんな汗をかいて、そして、市民あるいは区画整理の中の住んでいる方、そして、地権者、それぞれの思いがあるわけですから、当然いろいろな情報を聞く中で、今対応をさせていただいております。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 田島議員、再質問お願いします。



◆15番(田島允雄君) 区画整理の全体の流れはよく知っています。私も議員になったとき、ちょうど、その事業が始まっておるんですから。実際の事業になる、事業に入る前はまだ委員だったので。その当時の初期からかかわったという経緯もありますけどね。市長より長い経緯。

 それで、今、市長は、そういう点じゃ、全体の流れはそうだけども、私言っているのは、その中の部分の問題、その中の区画整理ほんとにしっかりやっていく、地元の約束のそれがあったかないかという、その部分の問題を明らかにしていると。

 それで、市長、まだ結論も出てないと、市長もこれから考えるというふうなことだし、冷たくないし、話を聞く、つまり市長公約に基づいてやると、ミスなく行政もやるというのを確認をした上でちょっとお聞きしたいけれども、この間の駅南のその審議会の中で、どなたか、役場の方針としちゃ、署名の話に出ましたね。今5,000人近い保存の署名を集めていると。これについて、まだ市に……。



○議長(北沢俊一君) あと30秒ですので。



◆15番(田島允雄君) 取り扱って出ていないと。ところが、これに来たら審議するという方向を出しているわけです。これは、署名を市当局としても、これから重要な署名の審議の行方を重視しているのかどうかと、これだけは確認をしておきたいと、以上です。



○議長(北沢俊一君) 質問終わりました。

 答弁をお願いいたします。石田副市長でいいですか。太田市長。



◎市長(太田順一君) 署名の内容も、私、内容を見ておりませんので、それについてはちょっと内容によりますので、ここで重視するのか、重視しないとかいうことは発言できないと思います。



◆15番(田島允雄君) 市長、ああ、ちょっと済みません。



○議長(北沢俊一君) はい。



◎市長(太田順一君) それと、審議会においての件については、そのときの話が出たということですね。ちょっとその内容については、私はちょっとうまく理解しておりませんので、ちょっとそれとはまた別ですよ、審議会の中の署名等やなくて、いろいろな署名ということを僕言っている、いろいろな署名が来たときにということですから、今回の署名だけということではありませんので。今回の審議会で言われた署名についての対応について、だれか言っているのかな、言ってる、審議会。

         〔「あっております。」と呼ぶ者あり〕



◎市長(太田順一君) ちょっと、じゃ、それ、発言した者がおりますので、その者から答弁させます。



○議長(北沢俊一君) 笹瀬部長。部長。



◎建設経済部長(笹瀬厚君) 建設経済部長でございます。

 審議会が、開催が6月30日の日、審議会が開催されました。その中で、本来の都市計画審議会の審議事項ではありませんけども、赤レンガのその他というところでもって取り扱われました。その中で、私のほうで、今議員が御指摘のとおり、署名簿についての発言をしております。

 どのような発言をしたかということでありますけども、いわば、署名文は出てきたときには、当然、これについては議会なり、審議会の皆様にも御審議をいただくことになるのではないかと、要は、そういった発言をしたところでございまして、何ら、それを、今議員の御指摘のありましたような形での認識の中での発言ではなかったということでございます。

         〔発言する者あり〕



◎建設経済部長(笹瀬厚君) そうですね。

 よろしいですか。



○議長(北沢俊一君) はい。



◎建設経済部長(笹瀬厚君) 赤レンガの関係については、その他というところでもって、赤レンガの景観についてどのようなものなのか説明いただきたいという質問がございまして、その中での発言があったところでございます。



◆15番(田島允雄君) 余分なことは聞きたかないんで、部長には、もうさんざん聞いてて、はあ、だめだと、はあ、せんつもりだ。余分なことはいい。私が聞いたら言ってください。



○議長(北沢俊一君) 田島議員、あと13秒です。



◆15番(田島允雄君) はい。確認だけしとく。

 市長は、最後の質問で、当時のことはわからないというような発言をしましたよ。基本計画決定時の保存があったかどうかというのは……。



○議長(北沢俊一君) はい、時間です。



◆15番(田島允雄君) 以上、終わります。



○議長(北沢俊一君) 以上で、15番 田島議員の質問を終了します。

 ここで10分まで休憩といたします。



休憩 午前10時00分



再開 午前10時10分





○議長(北沢俊一君) では、休憩前に続き会議を再開します。



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         △ 岡 本 徳 夫 君 



○議長(北沢俊一君) 続いて、11番 岡本徳夫議員の一般質問をお願いいたします。岡本徳夫議員。岡本議員。

         〔11番 岡本徳夫君登壇〕



◆11番(岡本徳夫君) 私は、平成21年菊川市議会第3回定例会に臨みまして、菊川の茶業についてと浜岡原発についてとの、2つの題目のもとに質問をさせていただきます。

 菊川の茶業について質問をさせていただきます。

 ことしの一番茶は、早い段階から指導規範がミル芽摘みを指導した結果、ほぼ一定した良質茶が、夢咲管内では生産されたのではないかと思っておりますけれども、価格は終わってみたら、安値安定で終始をしました。

 遠州夢咲茶業振興センター、サエリアですけれども、荒茶1キロ当たりの平均単価は前年比5.2%減の2,274円、お隣の掛川茶市場は前年比3.8%減の2,775円でありました。菊川と掛川では、荒茶1キロ当たり約500円の格差があります。この格差の原因をどのように考えているか、伺いたいと思います。

 平成18年9月の12日の議会で、私は「菊川茶業は生き残れるか」との題目で質問をしております。質問の内容は、平成18年4月17日にお茶の初取り引きがあり、3日遅れて、掛川も初取り引きがありました。そのときの初取り引きの価格について問題を提起したものであります。

 掛川の最低の価格が、菊川の一番高い、最高よりも300円も高かったという現実を目の当たりにして、3日も早く摘んで、片一方は3日もおくれてやって、掛川の最低が菊川の最高よりも300円も高い、これはどういうところに問題があるのかという質問をさせていただきました。そして、最後に、菊川はお茶の町だねと、名刺を見せて、すぐ話ができるような菊川の行政体制に早急にしていただきたいことを要望して、質問を終わっております。

 その後、菊川市は、茶行振興室を立ち上げていただきまして、今日に至っておりますので、これからの答弁は、期待をして待っているところであります。

 2番目の問題、浜岡原発について質問をさせていただきます。

 私の質問は、先ほどの田島議員のように難しい質問ではありません。やさしい質問であります。8月の11日早朝5時7分ですか、私も驚きました。私は、いつも4時30分ぐらいからテレビでニュース番組も見ておりまして、当日、揺れたとき、東海沖地震が来たなあという感じを正直持ちました。揺れがおさまって、まず初めに、私が見たのは、私は別屋の2階に住んでおりますので、母屋におばあちゃんが住んでおりますので、おばあちゃんは下敷きになっているのかなあと、窓をちょっと開けました。そうしたら、うちは何ともなく無事でありましたので、やれやれと思って、その後、私が頭に浮かんだのは、浜岡の原発はどうなったのかなあということが、すぐ頭に浮かびました。

 そうしたら、そのとき、テレビで浜岡の原発が自動で停止をした。いち早く報道していただきましたので、安心をしたことを今でも思っております。そして、東海沖地震でよかったなあと思ったのですけれども、後で聞いたならば、それは東海沖地震とは全く別なもので、予想される東海沖地震は、最低でも100倍、多い人は1,000倍、150倍ぐらいの大きな地震が来るという、そういうような報道がされておりますので、私は正直な気持ちを、今から市長さんとお話をさせていただきたいなあと考えております。

 全国の原子力発電所の中で、浜岡原発だけに事前了解がありません。入れることによる不利益は生じないと私は考えておりますけれども、なぜ、この浜岡だけなしでいいのか、わかりやすい言葉で、市民の皆さんに説明をしていただきたいなあと考えております。

 そして、プルサーマルの問題のとき、それを認めれば、地元に60億の交付金を配分する、そういうことが言われております。プルサーマルを承認をし、受け入れを表明したにもかかわらず、いまだに60億の配分方法が明らかになっていない、その経緯を市民にわかりやすく説明を願いたいなあと思います。

 浜岡の原発をめぐる問題は、プルサーマルを許可したときに比べて、大きく変化をしてきております。1号基、2号基の廃炉と、それに伴うリプレースで6号基を新設したいという申し出が、中電からマスコミを通じて流されております。そして、使用済み核燃料も鑑識の貯蔵施設を浜岡に設置したい、そういう提案もなされております。

 原子力発電をめぐる問題は、従来の原子力行政から全く新しい時代に入ったと私は考えておりますので、市民にわかりやすく説明をしていただきたいなあと思います。

 以上で、登壇での質問を終わらせていただきます。

 ありがとうございました。



○議長(北沢俊一君) 岡本議員の質問が終わりました。

 市長の答弁を求めます。太田市長。太田市長。

         〔市長 太田順一君登壇〕



◎市長(太田順一君) 岡本議員の質問にお答えします。

 まず最初に、菊川の茶業についてでございますが、JA遠州夢咲茶業振興センター、サエリアと掛川茶市場における一番茶の価格差についての御質問でございますが、まず単価の算出の根拠について相違がありますので、御報告させていただきます。

 サエリアにつきましては、粉などの通称出物と言っているものを含んでおり、掛川茶市場については含んでおりませんので、関係機関を通して、掛川茶市場における出物を含んだものの単価を確認したところ、およそ2,500円で、サエリアにおける単価2,274円と比較すれば、約200円の開きとなっております。

 なお、サエリアの数値につきましては、夢咲管内各地域の集計でありまして、地域ごとの単価は公表されていませんが、市が独自で調査した市内の茶農協では2,422円となっており、掛川茶市場における2,500円と比べて、70円の開きとなっていると、そういうふうに私どもは分析しております。

 したがって、菊川市内で生産される茶の価格については、私ども独自の、そのような分析をしたところでございます。

 次に、浜岡原子力発電所に関する質問でございます。

 浜岡原子力発電所の安全確保等に関する協定書、いわゆる安全協定につきましては、その目的達成のために機能しているかが重要でありまして、本協定の目的は、発電所の周辺環境の安全確保であり、中部電力に対しては、立ち入り検査や原子炉停止等も含む措置要求ができる厳しい協定であり、県及び4市が連携、協力して、浜岡原発の安全確保の確認や監視等をするという観点の仕組みであると認識しております。

 次に、核燃料サイクル交付金についての質問でありますが、プルサーマルは、新たな国のエネルギー政策に基づく施策であるため、過去の配分率によらず、見直しをしたらどうかとの意見が出されて、昨年から4市で協議を進めております。

 本年、3月4日に開催されました浜岡原子力発電所安全等対策協議会──俗に言う、4市対協ですが、──の臨時会で、会長の石原御前崎市長から「御前崎市としては、これまでの歴史もあり、現状でよいと理解しているが、今後、4市の市長で検討する」との発言があり、5月11日に4市の市長が集まり、協議をしたところでございます。

 現状では、過去に配分率を決めた歴史やそれぞれの意見があり、決定するまでには至っておりませんが、今後も引き続き、4市で協議を進めてまいります。

 なお、4市対協には、私ども行政だけでなく、菊川市議会を代表して、正、副議長にも参加をいただいております。

 今後、菊川市として、国、県、事業者に安全対策や地域振興について述べていく機会があろうと思いますので、今後ともよろしくお願いを申し上げて、答弁とさせていただきます。

 以上でございます。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 岡本議員、再質問ありますか。岡本議員。



◆11番(岡本徳夫君) まず初めに、お茶の問題から入りたいと思いますけども、私が使用した数字は……。



○議長(北沢俊一君) 岡本議員、もう少しマイクのほうへ近づいて。



◆11番(岡本徳夫君) 私が使用した数字は、京都新聞の出している数字を利用させていただいております。それで、市長さんの今の答弁ですと、そんなに差はないというような感じ、200円ちょっと統一的に粉のほうを掛川と菊川一緒にすれば、200円前後しか差はないということですけれども、これは間違いありませんでしょうか。今の市長さんの答弁の数字というのは、もう間違いはないということでよろしいですか。



○議長(北沢俊一君) 答弁をお願いします。横山茶業振興室長。



◎茶業振興室長(横山嘉彦君) 茶業振興室長です。

 この数字につきましては、掛川茶市場のほうの出物単価を含めた単価を聞いたところ、約、それこそおおよそ2,500円という、ちょっと関係筋といいますか、私たちの知っているところから聞いていただいたものが、おおよそ2,500円という話でした。

 それで、サエリアのほうの単価につきましては、今、京都新聞に載っていました単価になります。

 しかしながら、先ほど、市長のほうがおっしゃったように、サエリア管内というのは、菊川市以外に旧大東とか大須賀、浜岡なども含んでおりまして、私たちの市のほうの各茶農協に、一番茶の単価を調べさせていただいたものの単価で言いますと2,422円となりますので、2,500円としては、70円ほどの開きがあるんですけど、そんなにないじゃないかなあということです。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 岡本議員。



◆11番(岡本徳夫君) それでは、夢咲管内では2,400円というのは、菊川、旧の小笠町も含めてですか、この菊川、昔の菊川町の平均とか、それとも、小笠を含めた金額で、そこんとこちょっと教えてください。



○議長(北沢俊一君) 答弁お願いします。横山室長。



◎茶業振興室長(横山嘉彦君) 茶業振興室長です。

 今の2,422円の平均単価という数字につきましては、市内の旧菊川、旧小笠の33の協同茶農協の数字でございます。この数字につきましては、以前から菊川町時代から茶農協にお願いして、あんまり茶農協も出したかないという数字なんですが、一番茶のほうの荒茶の生産高とか、取り引き高のほうを出していただいたものを、新市になりまして、旧小笠町分の3つの茶農協にもお願いしまして、数字を出していただいております。それこそ、個人の自園自製の方なりにつきますと、とてもそんな数字は他人には出せないということで、出せないもんですから、今言った数字は、市内の33茶工場の平均単価です。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 岡本議員。



◆11番(岡本徳夫君) 今、室長さんからの答弁ですと、数字的には、京都新聞のほうではなくて、今室長さんが言われたので言いますと、差はあるにしても70円くらいの差ということで、ほぼ価格的には、まあ70円差は平均してありゃ大きいですけど、まあまあの線行っているんではないかなあと思うんですけれども。

 ここで1つ問題なのは、一番茶を始める日が、同じ日でスタートしているわけではないわけです。ことしなど、菊川は掛川に比べて3日早くスタートしているわけです。後半の3日ではなくて、初めの3日間というのは、お茶の成育にとって物すごい重要な意味を持つんですけれども。僕は、この平均金額では70円ぐらいといえばまあまあと思うから、3日早く始めていることを加味すると、この70円では追いつかないというか、そういう感じを持っておりますけども、室長さんはどのようにそこらは把握されていますか。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。横山茶業振興室長。室長。



◎茶業振興室長(横山嘉彦君) 茶業振興室長です。

 茶の平均単価だけを取りますと、70円菊川のほうが安いということになりますが、お茶につきましては、量という問題もありますので、最終的には、平均単価掛ける荒茶の生産量ということで、それが生産高のほうになってきますので、そこら辺がちょっと荒茶の生産高まで掛川のほうはわかりませんのでちょっと比較できませんので、ここで70円差がどんなものかは、ちょっとは済みませんが言いにくいところがございます。

 しかしながら、全体を見ますと、茶の品評会等を見ますと、全品などでも、ことしはまた掛川市のほうが5年連続産地賞をいただくとかということがありまして、掛川市のほうは、ある地域では、敷草をしたり、大分努力をしているようで、そこら辺の高いものもあるようです。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁は終わりました。

 岡本議員。岡本議員。



◆11番(岡本徳夫君) 室長さん、今、3日早いのと遅いので行くと、これは京都新聞の数字で言わせてもらいますけれども、取り扱い量、量が夢咲管内は11.5%減なんです、11.5%。それで、掛川市管内は、量が3.7%の減なんです。あと、ここで金額だと70円前後とまあまあじゃないかと思われるかもしれない、ここと3日早く始めているもんで、量が11.5%前年より下がってて、掛川市は下がる率が3.5くらい、5%……3.7ですか、3.7と書いてある、3.7%減ということが出ていますので、僕は、実際、かなりお金、農家の方がお金をもらって使える金額というのは、かなりここに差が出ているのではないかなあと考えていますけれども。

 菊川の1反当たりの平均でいいですけれども、室長さん、1反当たりのことしの平均収量と平均価格、それで、掛川のものはどうなっているか、ちょっと知らせていただきたいと思いますけど。



○議長(北沢俊一君) 答弁お願いします。横山茶業振興室長。横山室長。



◎茶業振興室長(横山嘉彦君) 茶業振興室長です。

 先ほど言いました、33工場の菊川市内の茶農協の10アール当たりの販売高の21年度の平均で言いますと29万4,419円ということで、約30万円が菊川の33茶農協の平均になります。

 この数字につきましては、先ほど申しましたように、市で調査していると言いますが、大分、茶農協さんたちも、この数字を出すについては、菊川町時代から出しているということでお願いして出していただいたものですから、このような数字を、面積とかいろいろな生産高とかという数字を、掛川市さんのほうにも出していただくというのは、大変無理なことだと思っております。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁は終わりました。

 岡本議員。



◆11番(岡本徳夫君) それは、掛川市から直接言うということはなかなか問題あるかもわからないですけど、茶業振興室だもんでさ、いろいろな情報を精査して、大体ここらになるのではないかと、推測ですね、それはお持ちではありませんか。



○議長(北沢俊一君) 答弁お願いします。横山室長。



◎茶業振興室長(横山嘉彦君) その資料についてはありません。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 岡本議員。



◆11番(岡本徳夫君) 提案ですけれども、菊川は、サエリアにお茶を持っていって、市場ではなくて夢咲さんを通してやっておるんですけど、掛川市は、市場のシステムをとっておるんですけれども、掛川の市場に菊川のお茶を生産している人が、直接お茶を持っていくことができるようになっているのかどうなのか教えていただきたい。



○議長(北沢俊一君) 答弁求めます。横山茶業振興室長。



◎茶業振興室長(横山嘉彦君) 茶業振興室長です。確認したところ、掛川市場につきましても、菊川の方が入っていっても、別に問題がないということなんですが、多分手続等は、事前にしていただいて参入するというような形になると思います。

 それで、そこにつきましても、あっせんとかという方たちが、あっせん業者とかが多分入って行うような形になるんではないかなとは思っています。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 岡本議員。



◆11番(岡本徳夫君) 現時点において、菊川の協同工場はいないと思うんですけれども、個人の自園自生の方で、掛川の市場に直接持っていって取引をしている農家の方がありますかどうか、ちょっと教えていただきたい。



○議長(北沢俊一君) 答弁求めます。横山茶業振興室長。



◎茶業振興室長(横山嘉彦君) その辺の資料はありませんので、ちょっと、つかんではおりません。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 岡本議員。



◆11番(岡本徳夫君) これからは、総合的にね、そういうのも把握をしていただきたいなと思います。

 それで、お茶が安い安いと言われている中でも、この新聞を見ると、宇治茶などはね、かなりの高値で取引をされていると、そして、掛川は、生産者、茶商の人たち、で、農協、市、4者の人たちで、掛川茶のブランド化を目指して研究会を立ち上げて努力しているという報道がされております。

 それで、掛川茶は、高級茶とかね、そのためにやっていくんだということで、いろいろなところで宣伝をされておりますけれども、そして、ことしの各種品評会などを見ましても、県品なども1等から6等、ずうっと掛川ですね、で、菊川が来てるのが2等で、8番目ですか、8番目と9番目に菊川が来るというような状態。それで、全国茶品評会でも、掛川市は産地賞をとっている。それで、関東ブロックでも、掛川がほとんど上位を独占している。

 で、ここで出ておる中で、菊川はどこに載っとるかなと探すのが、大変なくらいなんですけど、かつてはね、かつては、いろいろな品評会でも、菊川が上位を独占してたわけですね。

 で、あのときは、そんなにこの茶品評会のありがたさがわからなんだわけですよ。今になってみて、初めて、もっとしっかりしないといかんなというように今思ってるんですけれども、菊川のお茶がおいしい、いいお茶だよということを広めていくためにはね、やっぱし僕は、この品評会で、ある程度上位に入るということが必要だと思うんですけれども、室長さんはどのようにお考えですかね。



○議長(北沢俊一君) 答弁求めます。横山茶業振興室長。



◎茶業振興室長(横山嘉彦君) やはり今議員さんがおっしゃったとおり、こういう品評会につきましてはね、新聞報道もされますし、やはり上の等をとったほうが、やはり信用が置けるといいますか、やはり信頼の置けるようなお茶ということでPRにもなるということだと思います。

 それで、菊川の茶業委員会等でもね、各お茶工場さんのほうに4月の委員会のときなどにはね、なるべくたくさんの出品をお願いしたいということで申しているところですが、なかなか近年、お茶工場さんのほうも、なかなか品評会のお茶をつくるに対しても労力も要るもんですからね、なかなか昔より出す品数が少なくなったという状況があります。しかしながら、去年よりは若干、出す数も上がってはおりますのでね、今後また、皆さんにお願いして、たくさんいいお茶を出していただきたいと思います。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 岡本議員。



◆11番(岡本徳夫君) とにかく、飲んでおいしいお茶でも、やっぱ宣伝していく材料がないとね、なかなか大変ですので、ちょうど、茶業振興室というものをつくってもらった以上、室長さんを中心に、夢咲の茶農家の皆さん、そして、自園自生の皆さんも含めてね、もう1回、菊川の茶業がルネッサンスできるようにね、先頭になって努力をしていただきたいなと思います。ひとつよろしくお願いします。

 2番目の浜岡原発についての質問に入らせていただきますけれども、今回、静岡県の県知事さんに、川勝平太さんがなられました。

 で、川勝平太さん、何を言ってるのかなと、パンフレット見させてもらったらね、いいこと言ってるんですよ。「一に勉強、二に勉強、三に勉強」、そういうことを言われております。

 それで、きょうの新聞は、この川勝平太さんが、退職金は要らないと、4年間で総額4,090万ですか、それはもう要らないっていうことを条例出すそうですけれど、今先ほど、市長さんから答弁をしていただいたんですけれどもね、企画政策課の課長さんでは酷だと思いますので、市長さんにお尋ねをさせていただきますけれども、市長さん、全国の原発がある、設置しているところにね、安全協定がある。その中で、浜岡だけ事前了解が本文にない。それを見て、川勝平太さんが、「一に勉強、二に勉強、三に勉強」と言ってるんですけど、よその原発なんか調べてみて勉強してね、ちょっと浜岡も考えにゃいかんなという気は起こりませんか。



○議長(北沢俊一君) 質問がございました。

 答弁お願いします。太田市長。



◎市長(太田順一君) では、私も、「一に勉強、二に勉強、三に勉強」でいきますので、また御指導をよろしくお願いしたいと思います。

 この原子力発電所にかかわることは、非常に菊川市にとりましても重要な位置づけに、私も考えております。今回の新しい4市と静岡県を含んだ協定につきましてもね、やはり議会の皆さんも、非常に長い時間を協議されて集約をされたということに対しては、敬意を表するわけでありますが、まず、この安全協定は、事前了解ということも一つのポイントかもしれませんが、やはりこの隣接市と立地市において一つの連携ということと、いかにその安全性とか、あるいは、環境とか、そういったものをきちっと担保するんだという意思統一を持つということが、この協定の主なものだと思います。

 今回のああいった地震のことがありましたのでね、当然、これからどのような形でこの協定を活用していくかということがありますが、やはり4市と県を交えて、この協定をつくったわけですから、その協定をきちっと遵守しながら、市民の皆さんに安全とこの地震に対する取り組みということについては、これからも、この中にあります原子炉の停止とか、あるいは、措置要求ができるという協定になっておりますので、そういったことも最大限活用しながら、この安全協定というものを進めていきたいと思っております。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 岡本議員。



◆11番(岡本徳夫君) 今までの政治っていうのは、正直な話、自民党の政権の中でずうっと運営をされてきて、で、石川県政のもとでずうっと行われてきた。そういう中で考えると、なかなか市長さんも本当のこと、心の中で思ってても言えなかったと思います。

 しかし、やっぱし5万の市民の命をね、守るのは市長さんなので、それで、私は、事前了解を安全協定の中に挿入することで、市民に不利益がこうむるのかというね、マイナスがあるかと言ったらね、マイナスはありませんよ。やっぱり市長さんね、政治っていうのは流れがあるんですよ。タイミングが、川勝さんになって、民主党が政権をとるという時代になったとき、このチャンスをね、生かして、今までいろいろいきさつがあったけど、やっぱり本当に考えると、この8月11日の地震も考えると、やっぱ浜岡の原発に関しては、もっと一から考えにゃいかんなという、そういう気持ちでね、市長さん、この地方では一番市長さんとして実績が長いですからね、指導力を発揮してやっていただきたいなと思いますけれども、どうですか。



○議長(北沢俊一君) 答弁お願いします。太田市長。



◎市長(太田順一君) この安全協定につきましては、この協定、中電と事業者と県と4市で協議をしておりますので、当然、改善するところは改善するし、いいところはきちっとそれを履行していくということが、この協定の内容だと思ってます。当然、この事前了解だけでなくて、今回の地震も踏まえて、やはり不備なところがあればそれは改善していくというその考え方には、いささかも否定するものではありませんので、その点は御理解いただきたいと思います。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 岡本さん、あと3分ですね。はい。



◆11番(岡本徳夫君) それでね、60億のプルサマールの交付金の問題ですけれども、本当は行政でね、プルサーマル、オーケーですよと、オーケー出すとき、プルサーマルの交付金は、こういうように決まるよと、事務の手続の中で決まっていなければならないんではないかと、私は思っておりますけれども、全然、そういうことが決められてなかったということは、行政としての怠慢ではないかと考えますけれども、どう思いますか。



○議長(北沢俊一君) 太田市長。



◎市長(太田順一君) あのときのいろいろな議員さんの御指導もありました。それは、1つはやはり交付金ありきではないと、やはりいろいろな総合的に判断すべきだとか、いろいろな御意見をいただきました。

 で、結果的に、プルサーマルについては、議員の皆さんからのいろいろな御指導をいただき受けるようになりまして、そのときも、私も言いましたが、交付金ありきではないと、やはり、いろいろなプルサーマルの安全性とか、そういったものをやはり優先をしてやるべきだという御指導もいただいたわけであります。

 当然、そのとき、私も、プルサーマルの交付金については、そのときに幾ら出せばいいとか、幾ら出さなくちゃだめだというものではないということも、私も言っておりますし、当然、今プルサーマルの交付金が交付される以上は、やはりまた、4市対協なりで協議をし、行政だけではなくて、やっぱり議会の皆さんも委員に入っておりますので、その場でまたいろいろな面で、菊川市民5万人の安心と、そして、そういった財政的な確保ができればと、そのように思っております。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 岡本議員。



◆11番(岡本徳夫君) 私は、行政進める上でね、もう少し詰めることは詰めてね、それでオーケーならいいですよという結論を出すのが、市民が求めている行政のあり方ではないかなと考えております。私は、前回のとき、白紙の小切手を渡したに等しいということをちょっと言わせてもらいましたけれども、結果的に、私の言ってることと等しいようなことになっているという、非常に残念に思います。

 とにかく、お金、交付金ありきではないんですけれども、オーケーして交付金が来ると言われている以上、それに対して正当な菊川市としての主張は堂々と言っても、何ら恥ずかしいことではないと思います。オープンにして堂々と、オープンにして交渉をしていっていただきたい。

 そして、この地方では、太田市長が一番実績がある。指導力を発揮して、いつまでも、いつまでも、この問題でね、ああだこうだではなくて、常識的な線で、ああ、やっぱり菊川の太田市長はしっかりしてるなというところで落ちつくように、交付金の問題、そして、安全協定の中に事前了解を入れる。一からスタートしていただきたいなと切に思います。私は62歳になりますけれども、二十のときから原発反対論者ではありません。賛成論者ですけれども、安全協定の中に事前了解が必要だということは言わせていただきます。ひとつ市長さんも、その線でひとつよろしくお願いしたいと思います。終わります。ありがとうございます。



○議長(北沢俊一君) 以上で、11番 岡本議員の質問を終了します。

 ここで、5分まで休憩といたします。



休憩 午前10時54分



再開 午前11時05分





○議長(北沢俊一君) 休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。



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         △ 落 合 良 子 君 



○議長(北沢俊一君) 続いて、13番 落合良子議員の質問をお願いいたします。落合良子議員。

         〔13番 落合良子君登壇〕



◆13番(落合良子君) 私は、第3回定例会に臨みまして、通告いたしました公営墓地の整備計画について質問させていただきます。

 当市には、公営墓地が3カ所あります。菊川地区に1カ所、小笠地区に2カ所です。しかし、2カ所は既に完売され、菊川地区には墓地の空き区画はありません。小笠地区の空き区画も少なくなっています。当市は、他県からの移住者も多く、公営墓地への要望の声も聞いております。宗派を問わず利用できる公営墓地は、全国的にも要望は高まっており、倍率の高い抽せんになっている都市もあります。当市も、市民ニーズを見きわめるために墓地の需要調査が必要と考えます。

 今後は、団塊世代の超高齢社会の到来など、さらに希望者もふえると予測されます。需要の拡大や遊休地、荒廃地の活用など建設条件は整っても、事業構築に当たっては「永続性」「非営利性」「必要性」が求められるほか、建設場所周辺の住民対策、収支計画、販売計画など、計画性を持って安心の超高齢社会に備える整備計画を進める必要がある事業と考えます。

 以上のことから、現状の公営墓地運営の状況と将来の計画について、市長のお考えを伺います。

 まず、1問目、菊川市の堀之内霊園が91区画、城山霊園193区画、大門霊園15区画の運営状況等について、現状についてお伺いいたします。

 2問目、現地の霊園の状況、市民ニーズから、公営墓地整備は必要と考えますが、お考えをお伺いいたします。

 3問目、空き区画も少ない現状から市民ニーズを見きわめ、墓地の需要と早急にアンケートの実施が必要と思われますが、お考えを伺います。

 以上で、登壇での質問とさせていただきます。市長の明快な御答弁をよろしくお願いいたします。



○議長(北沢俊一君) 落合議員の質問が終わりました。

 市長の答弁を求めます。太田市長。

         〔市長 太田順一君登壇〕



◎市長(太田順一君) 落合良子議員の公営墓地の整備計画について答弁申し上げます。

 まず、現状の墓地の状況でございますが、現在、市には堀之内霊園が92区画、大門霊園が16区画、城山霊園が193区画の3カ所の市営墓地がありまして、区画数は301区画となっております。このうち、堀之内霊園と大門霊園は空き区画はなく、城山霊園に39区画の空き区画があります。

 また、菊川市となってからの城山霊園の分譲実績は、5年間で15区画、年平均3区画の分譲実績でありましたので、今後10年程度は、引き続き分譲できるものと考えております。

 次に、公営墓地整備の必要性とアンケート調査の考えについてでありますが、市内寺院の中には、空き区画のある寺院や墓地区画の拡充計画もあると聞いていますので、寺院等の墓で需要にも対応できるのではないかと考えております。

 家族観、宗教観の多様化などによりまして、墓地を求めるすべての人が、寺院墓地で、お寺ですね、お寺の墓地で解決できるものではないことは理解しております。また、今後、墓地の重要が多くなることも考えられますので、長期的な視点で確実な墓地需要予測を立てた上で、市営墓地の必要性やあり方について、調査研究するよう指示をしたところであります。アンケートにつきましても、同様の関係がありますので、今後、墓地需要についての分析をし考えていきたいと考えております。

 以上でございます。ありがとうございました。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 落合議員、再質問ありますか。落合議員。



◆13番(落合良子君) 御答弁ありがとうございました。現在の運営についても、御答弁いただきました。今の城山霊園につきまして、5年後の建立が前提であって、せっかく求めた区画の返還もあると聞いております。

 また、他市の多くは、希望区画で販売しておりますけれども、そういうために応募の多いところは抽せんで区画を求められるということが、そういうところが結構多いんですけれども、菊川市の墓地の販売につきましては、希望ではなくて、順番で順次こう販売していくわけですので、そこのところにたまたま気に入らない場所であると、そっから進まないわけですよね。

 それで、市長のほうからも、今御答弁ありましたけれども、17年の合併してから4年間では20件売れておりますのでね、平均すると4年間で5件ということでありますので、最近になって区画は売れてる、5年間で見ると3件かもしれませんけども、もう少し近年の4年で調べさせていただきますと、1年に7件売れてるときもありますのでね、1年ほぼ5件は売れてるということで、そうすると、39ですと、8年ですよね。そのあたりがまだちょっと、見方がちょっと甘いのではないかなっていうふうに感じましたけども。

 そういうことで、また、その売れにくくなっている、ほかのところでは、結構、公営墓地の需要が多くて、私も、ほかの神社の宮司さんからもね、やっぱりそういった公営墓地の需要が高まっているもんですから、何とかそういう、菊川地区でそういうものをつくっていただきたいっていう切なるお声もいただきまして、今度こういった形で御質問させていただいたわけですけれども、本当に周りのそういった公営墓地への需要の高まりっていうのは、すごく感じておりますのでね、もう少し厳しい見方をして、10年ぐらいは大丈夫というような見積もりではなくて、もう少し緊急性を持っていかれたほうがいいのではないかと思いますけれども。

 それと、今販売区画ですけどもね、区画のその販売方法なんかにつきましては、検討の余地があるのかどうか、ちょっとその辺を伺いたいと思います。



○議長(北沢俊一君) 答弁求めます。高岡環境推進課長。高岡課長。



◎環境推進課長(高岡正和君) 環境推進課長です。先ほど、今落合議員のほうから、販売区画が20区画というようなお話がありましたが、そのうち、返還というものが5区画ほどあります。そうした中で、15区画ということで答弁したものですので、よろしくお願いしたいと思います。

 それと、今の話でいつごろ調査研究に入るかというようなことと、販売の方法ですか、それをどうするかという、たしか2点ほどだと思いますが、最初に、販売、分譲の方法について、ちょっと御説明させていただきたいと思います。

 この城山霊園につきましては、旧小笠町時代において設置した城山霊園でございます。そのときの分譲の方法が、今の1区画ずつ売れて、次の区画へ行くというような順番方式になったことは、聞くところによりますと、まず、管理上の上で支障が出ると、それと、景観上の問題などを考慮した結果、当時このようなものをルール化をしたものと聞いております。ですので、当然現在も引き続き、一つの城山霊園という考え、霊園の中での販売のルールといたしましては、その基本となるルールを適用しております。そうした中で、今後においても、今までどおりというような形で今考えております。

 それと、見込みの話でございますが、市になってからの分譲実績は、当然平均ですと3区画でございますが、バランス的には3区画ないし5区画というような考えを持っております。そういった市営墓地の空き区画がなくなるのは、先ほど市長の答弁からありましたが、10年後前後ということで、うちのほうも推測しております。当然、完全になくなってからのスタートというのは、後で後で回ってまいりますので、その空きスペースがなくなる四、五年ぐらい前を目安にして、市営墓地の必要性やあり方などの方向性などについて調査研究をスタートしていきたいと、そのように現在は考えているところです。

 以上でございます。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 落合議員、再質問ありますか。落合議員。



◆13番(落合良子君) ありがとうございます。今販売方法については、小笠町時代からの従来の方法を継続していくという内容でしたけども、それにつきましては、やはり管理する側の立場に立っての販売ですよね、今のは。市民の方が、もう少しこの辺を欲しい、この辺を欲しいと言って、まだ空き区画が39区画あるのに、やっぱり希望の価格がここにたっぷりあるのに、ここからですよっていうのは、やっぱり、その市民側のニーズにこたえてないと思うんですけども、管理上の問題ということを先行しているという、そういう状況についてどうお考えでしょうか。



○議長(北沢俊一君) 答弁求めます。高岡環境推進課長。高岡課長。



◎環境推進課長(高岡正和君) 環境推進課長です。全体が、この区画は193区画あります。そのうち、今39残っておりますが、現実には154区画、皆さんが使用しているという状況の中で、過去において今申しました分譲した方法も、順番を待ちながら自分の欲しい区画を購入してきたと聞いております。残りの空き区画についてはどこでもよいと、極端な話ですけど、いう分譲の方法は、今現在はいかがなものかと思いますし、基本的ルールを変更すれば、先ほど申し上げました過去の経緯からの整合性もとりにくくなると、このような形の中で、城山霊園においては、先ほど述べましたとおり、基本的ルールにおいては、今後も適用していくのが筋ではないかと、そのように考えております。

 以上でございます。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 再質問、落合議員。



◆13番(落合良子君) それでは、こちらの墓地情報なんですけども、やはり販売実績が非常に他市に比べて低いですよね。需要の割には。これは、情報ですか、市内にね、情報は流れているんでしょうか。この城山霊園に空き区画が、公営墓地がありますよというような情報は出されているのでしょうか、お伺いします。



○議長(北沢俊一君) 答弁求めます。高岡環境推進課長。高岡課長。



◎環境推進課長(高岡正和君) 環境推進課長です。公営墓地というものは、本当に必要な方を対象にしてつくられているというのが、ほとんどの各市の公営墓地だという考えを持っております。

 そうした中で、先ほど、市長のほうの答弁もありましたが、市内寺院の中には、空き区画がある寺院、また、墓地区画の拡充計画もあるというような中で、確かに、家族観や宗教観の多様化などにより、そういった全然無宗派というんですか、そういったような公営墓地の必要性のある方もあろうかと思いますが、うちのほうのPRというような形の中では、先ほど申しましたとおり、共同墓地の利用やね、寺院墓地の空きスペースがある状態ですので、市営墓地も公営墓地ですが、の広報などは特別には行っておりません。今後においても、直接お問い合わせがあった場合のみ対応をしていきたいと、そのように考えております。

 以上でございます。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 再質問ありますか、落合議員。



◆13番(落合良子君) 税金を使って、多額の税金を投資してつくられた施設ですよね。それについて、市民の周知がないというんですか、市民に余り知らせたくないというようなそういう後ろ向きな発想というのは、いかがなものかなと思います。ほんとに聞いて見て、市民の方で結構知らないんですね。みんな、公営墓地があるのを。

 で、先ほど、お知らせ、お話し申し上げた方について、神社の方なんですけども、菊川にはないから、ほかのところを紹介せざるを得ないっていうようなね、お答えもいただきました。その空き区画があるというのに、そういうことを存じ上げないで、ほかのところを皆さんに御紹介されてるという状況もあるということですのでね、私は、これは、税金をしっかり投入してつくった菊川市の公営の墓地でありますので、これは、何らかの形で市民にお知らせしていくというのが筋ではないかと思うし、それを知らないでほかのところに求めた方にとって、ほんとに失礼に当たるのではないかなと思いますのでね、ぜひ、これは前向きに情報を提供していただきたいと思います。

 私も、インターネットでちょっと調べたんですけども、公営墓地協会の大きなホームページには、城山霊園と大門霊園がありますよというようなお知らせはあるんですけども、菊川市のホームページの中にも一切ありませんでした。私が見る限りは、ぜひ、この件につきましては、せっかくつくった施設を早く市民の方にお知らせして、困っている方たちに情報を提供していただけるよう、これは御提案申し上げます。

 あと、整備計画に当たっての、じゃ、御提言を申し上げたいと思います。

 墓地霊園は、住民にとって必要で重要な施設でありますが、迷惑的施設なイメージがあります。設置場所が大きな問題になることが考えられますし、最近での墓地整備が地元に受け入れられているところの要因には、公園と一体化した整備や、緑に囲まれた新たな形態の墓園にしたりとか、解放感と安らぎのあるものなど、市民の多様なニーズに対応するような墓園というものが、地元に非常に受け入れられて設置もしやすい、整備もしやすい方向で進んだというようなお話を聞いておりますのでね、これにつきまして、本当に今から進めるに当たっては、アンケート調査、意識調査が、本当に重要な策定計画にもつながっていくと思います。

 ぜひ、早急にそういった市民ニーズに対応した霊園を構築していただくよう、アンケート調査のほうを進めていただきたいと思います。それにつきましては、これから、大規模な開発になると思うんですけども、そうしたときには、この規模等についてのこのプロジェクトチームを立ち上げていただいて、そして、慎重に検討いただけると思いますけども、そういったことまではお考えでしょうか、聞いてみます。



○議長(北沢俊一君) 答弁を求めます。高岡課長。



◎環境推進課長(高岡正和君) 環境推進課長です。非常に貴重な提言をいただきましてありがとうございます。

 ただ、公営墓地を経営する場合は、参拝の場としてどういったものがよいか、今、落合議員が提言されたとおりのことですが、そういったものを含めて、今後、調査研究していくということが必要というように認識しております。アンケート調査の話にも入りますが、いずれにしましても、需要調査という中で、どういった経営規模が妥当かが見えてくると思いますので、現在、今落合議員からいただいた提言を胸の中にしまいながら今後の参考にさせていただきたいと、そういうふうに思っております。よろしくお願いします。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 落合議員。



◆13番(落合良子君) 御答弁ありがとうございました。ぜひ進めていただきたいと思います。これは、厚生労働省の指針にありますけれども、これは、永続性や公共性、公益性の観点から、墓地経営の主体は、地方公共団体が原則となっておりますので、市民が、菊川市民か、公営墓地がなくても、ほかのところに求めたということでは、やっぱり義務を怠っているということになりますので、そういうことのないように、早急に調査研究を進めていただき、また、すばらしい安心・安全のその公営墓地を構築していただけるよう御提案申し上げて、質問を終わらせていただきます。



○議長(北沢俊一君) 以上で、13番 落合議員の質問を終了します。



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△散会の宣告 



○議長(北沢俊一君) 以上をもちまして、本日予定しました日程すべてを終了いたしました。

 次の会議は、9月11日金曜日、午前9時に当議場で開催しますので、定刻までに御参集ください。

 本日はこれをもって散会といたします。お疲れさまでした。御苦労さまでした。



散会 午前11時24分