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静岡県 菊川市

平成 21年 3月定例会(第1回) 03月09日−04号




平成 21年 3月定例会(第1回) − 03月09日−04号









平成 21年 3月定例会(第1回)


平成21年第1回菊川市議会定例会会議録

議 事 日 程(第4号)

平成21年3月9日(月)午前9時開議 
日程第 1 諸報告
日程第 2 一般質問
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本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
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出席議員(17名)
     1番  高 柳 和 弘 君     2番  内 田   隆 君
     3番  水 野 貞 幸 君     4番  伊 藤 芳 男 君
     5番  宮 城 力 弘 君     6番  西 澤 和 弘 君
     7番  清 水 一 男 君     8番  鈴 木   榮 君
     9番  河原崎 光 雄 君    10番  伊 藤 壽 一 君
    11番  岡 本 徳 夫 君    12番  小笠原 宏 昌 君
    13番  落 合 良 子 君    14番  すずき 麗 華 君
    15番  田 島 允 雄 君    16番  岩 科 鉄 次 君
    17番  北 沢 俊 一 君    
欠席議員(なし)
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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
  市     長  太 田 順 一 君   副  市  長   石 田 辰 芳 君
  教  育  長  石 原   潔 君   総務企画 部長   中 山   勝 君
  小 笠 支所長  赤 堀 弘 明 君   福祉環境 部長   伊 藤   茂 君
  建設経済 部長  笹 瀬   厚 君   教育文化 部長   中 山 安 代 君
  消  防  長  横 山 静 雄 君   市立病院事務部長  伊 藤   崇 君
  総 務 課 長  沢 崎 久 雄 君   財 政 課 長   赤 堀 慎 吾 君
  企画政策 課長  原 田 修 一 君   地域支援 課長   佐 藤 甚 平 君
  税 務 課 長  五 島 将 行 君   市 民 課 長   井伊谷 育 代 君
  健康福祉 課長  落 合 哲 郎 君   こどもみらい課長  栗 田 正 弘 君
  都市計画 課長  織 部 文 雄 君   区画整理 室長   長谷山 勝 尋 君
  建 設 課 長  長谷山   勉 君   商工観光 課長   浅 羽 睦 巳 君
  学校教育 課長  大 森   孝 君   社会教育 課長   妻 木   久 君
  会 計 管理者  内 田 勝 美 君
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事務局職員出席者
  議会事務局長   藤 田 一 郎     書記        堀 川 明 典






開議 午前 9時00分



    開議の宣告 



○議長(北沢俊一君) 改めまして、おはようございます。

 皆さんそれぞれ定例会への御参集、御苦労さまでございます。傍聴席の皆様、お忙しい中、議会傍聴においでくださいまして、まことにありがとうございます。

 ただいまの出席議員数は17名でございます。法第113条の規定による定足数に達しておりますので、平成21年第1回菊川市議会定例会第4日目の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。



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△諸報告 



○議長(北沢俊一君) 日程第1 諸報告を行います。

 私からも市長からもありません。



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△一般質問 



○議長(北沢俊一君) 私から議員各位にお願いをします。

 ただいまから一般質問をお受けいたします。再質問に当たっては、答弁を聞き、答弁に対しての再質問としてくださるようお願いいたします。また、質問時間は、再質問を含めまして30分以内ということでございます。

 それでは、日程第2 一般質問を行います。

 今期定例会には、4人の方から一般質問の通告をいただいております。

 それでは、通告順に従いまして、質問を許します。



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         △ 小 笠 原 宏 昌 君 



○議長(北沢俊一君) 最初に、12番 小笠原宏昌議員の質問を許します。小笠原議員。

         〔12番 小笠原宏昌君登壇〕



◆12番(小笠原宏昌君) おはようございます。1番目の一般質問になりますが、よろしくお願いいたします。私は、3問の質問を上げておりますので、当局の答弁を明確にできるだけお願いをしたいと思います。

 では、1点目、菊川市誕生5周年の盛り上げをいかにして行うかについて質問いたします。

 菊川市が誕生して、早いもので5年目を迎えることとなりました。最初の4年間は、旧町の意識から菊川市民としての意識を住民の皆さんに早く共有してもらうことに、市民と行政、議会がいろいろな面で苦心して、努力をしてきたと思います。おかげと、まずまずのスタートを切っているのではないかと、多くの市民の皆さんは感じていることと思います。ただ、そこには、最初からお互いに言いたいことを言っていたのでは行政の形がいびつになってしまうのではという、懸念や配慮する気持ちが大きく作用しているように思います。

 厳しい財政状況の中であっても、市民の福祉向上と、将来に向けた菊川市の活発な経済活動を生み出すインフラ整備などの基盤づくりも着実に進めていかなければなりません。菊川市政について2期目のかじ取りを担う市長にとっては、これからの4年間は菊川市の将来の基礎を築く重要な時期となり、その手腕に多くの市民が期待を寄せているところであります。

 そうした中、昨年暮れからの急激な景気の冷え込みにより、世界じゅうの経済が悪化し、日本経済にも深刻な影響を与えています。その影響は、本年の税収の大きな落ち込みとなって市の当初予算にもあらわれています。これから市政の飛躍に向け着実な歩みを進めていこうとした出鼻をくじかれるような衝撃を覚えるところであります。

 しかし、気持ちが暗くなってばかりでは、経済や景気はよくならないと言われます。生産や消費にかかわる人間の行動には、精神的なものが大きく作用するものであります。お先真っ暗の空気が満ちていては、活気が出てはきません。

 そうした折、現下の厳しい社会情勢を踏まえ、市長の所信表明の中で、菊川市誕生5周年の節目を記念して、「ふるさとへの誇り」、「郷土愛」をキーワードに、先人の遺徳を広く紹介すると言われたことは、大変重要な意味を持つと思います。現在のように厳しい状況のときこそ、先人の行き方に学び、勇気を持って努力することの大切さを改めて市民の皆さんが感じることは、大変意義があることだと思うのです。

 豊かな時代に生きているのが当たり前の意識が多くなっていますが、幕末から明治という激動の時代に、初代県知事として活躍した関口隆吉氏の生きた時代は、この地域は特別な産業もなく、貧しい寒村でありました。関口氏は、牧之原の茶園開拓の指揮をとり、現在の牧之原大茶園の基礎を築かれ、さらに、東海道線の敷設の指揮をとり、駅を堀之内の地に決めたことは、現在の菊川市の基礎を築いた大恩人であり、大変な功績であります。

 その当時のことを知り、思いをはせることは、今を生きる私たち大人だけではなく、特に子供たちにとって、先行き不透明な時代を強く生き抜く上で、大変大きな励ましや刺激になることと思います。ぜひとも力を入れて取り組んでいただきたいと思います。

 さらに、幾つかの事業に取り組むことを表明されました。菊川市東京ネットワーク交流会と銘打って、在京の菊川市出身の方、ゆかりの方々にお集まりをいただき、情報交換から人的ネットワークを構築し、ビジネスチャンスの拡大をねらった催しを行うこと、そして、昨年県から紹介を受けた中国浙江省紹興県との友好交流も進めるとのことでありました。さらに、本年度は国内最大の文化イベントである国民文化祭が静岡県で開催され、本市も10月31日から11月1日に「お茶の波紋from菊川」と題し、全国に菊川の文化を発信していくと言われました。

 こうした取り組みにより、菊川市の元気を内外に発信し、新しい情報や交流が生まれることにより、市民の心が刺激され、活性化し、まちづくりへの市民パワーが増幅されるようになれば、最高の成果だと思います。ぜひとも最高の成果を得られるように、十分な準備をして取り組んでいただきたいと思うところです。

 そこで、これから4つの事業を、どのような組織体制で、そんな構想を持って進めていくのか、市長の所見を伺います。

 次に、教育環境の整備について伺います。

 近年、教育環境の変化は、ソフトの面からハードの面においてさまざまな形で起こっています。生活様式や仕事の多様化により、大人社会が複雑化する中で、子供たちにもその影響が及んでいます。例えば、携帯電話による犯罪に巻き込まれるケースなど、事例が多く発生するようになっています。家庭の状況でも、核家族化が一段と進み、治安に対する不安もあって、家に小さな子供だけ置いておけない。そのため、放課後児童クラブの開設が当たり前に求められるようにもなっています。

 そうした中、当市においては、厳しい財政予算を割いて開設を進めてきておりますが、いまだ地区センターに間借りをして開設しているところもあります。学校内に児童クラブの施設が併設されることが望ましい姿ではないかと思われますが、平成21年以降の整備計画はどのようになっているのか伺います。

 また、近年目立つようになった、発達のおくれが気になる子供に対する教育支援体制も取り組んでいかなければなりません。施政方針の中に、これについては、昨年度から文部科学省の委嘱を受け、発達障害等支援・特別支援教育総合推進事業に取り組み、本年はさらに積極的に推進するとありました。具体的には、どのようなことが計画されているのか伺います。

 外国人児童生徒への対応では、言葉や習慣など全くわからない子供が、親の都合で突然日本の学校に入ることは、本人だけでなく、学校としても大変であることから、そこを専門的に支援するために、昨年度から外国人児童が多い六郷小学校に設置した初期支援教室の成果や課題などはどのようなものであったか伺います。

 さらに、本年度は支援体制を強化していくとのことで、大いに期待するところでありますが、急激な経済不況により親が職を失うなど、外国人児童にも影響が出ていると思われます。実態をどのように把握しているのか、また、必要な対応を考えているのか伺います。

 学校施設の関係については、特に小笠地域の体育館が順調に整備され、子供たちはもちろん、関係者の皆さんには大いに喜んでおられると思います。菊川西中学校においては、長年の懸案であったプールが新設整備されることとなったことで、一安心というところもございます。これから小中学校の体育館や校舎の建てかえ時期が続くと思われますが、財政が大変厳しい状況の中であります。計画の見直しなどが必要になるのでしょうか。今後の計画はどうなっているのか伺います。

 学校施設の使用期間については、当初の計画より使用期間を長く設定し直すこともあるとすれば、それに応じた修繕やメンテナンスを行わなければ、安全上の不安や問題が生じます。早目早目の手当て、修繕により、使用期間が長くできることもあると思うが、今後もこれまでのように修繕費や施設整備費が据え置き状態では不安であるとの声が聞こえます。

 小中学校からの要望事項が棚上げや繰越扱いで執行されない状態にある修繕や施設整備の要望などは、実態どのようになっているのか。今後、老朽化が進む中、いかにしてそれらに取り組んでいくのか、以上の内容について教育長の所見を伺うものであります。

 最後に、外国人市民との共生について伺います。

 昨年の後半から発生した急激な経済の冷え込みにより、世界じゅうで景気の後退が起こり、消費の減少に生産の減少が連鎖し、企業は急激に従業員の削減を進め、特に派遣従業員が真っ先に職を失うという状況に置かれています。こうした状況の中、職を失っても再就職ができればよいのですが、今回の不況は、百年に一度あるかどうかの深刻な不況と言われる厳しい状況になっています。再就職も簡単ではないと言われています。

 特に、外国人の派遣労働者の置かれている状況は、日本人以上に深刻で、ハローワークには連日多くの外国人があふれています。派遣会社から仕事がなくなった途端に収入はゼロになり、アパート家賃や水道光熱費、食料費にも事欠く状況に置かれている人も少なくないようであります。日本に来て何年かたっていれば蓄えもあるでしょうが、昨年来たばかりの人は、蓄えもなく身寄りもない状況に置かれ、路頭に迷っていると聞きます。

 日本には、失業したときの生活を保障するセーフティーネットとして、ハローワークにおいては再就職先の紹介をし、雇用保険では、失業期間6カ月間は一定の給付が保障され、それでもどうしても再就職ができない事情があり、最低限度の生活が成り立たない場合には、生活保護法により生活の保護を行なうこととなっています。

 しかし、外国人の場合には、こうした制度自体を知る機会がないことと、それまでの仕事尽くめの生活で日本語を習ってこなかったため、役所に来て通訳を通じた説明を聞いても、十分な理解が得にくいといった状況もあるようです。

 これから先の景気動向は、すぐよくなる様子は見られません。このままいけば外国人の失業率は80%を超すとも言われています。日本経済の下支えを担ってくれた恩人でもある人たちであります。菊川市においては4,000名余の外国人が生活をしていると同時に、その人たちは市の経済も担ってくれています。

 今後、ますます厳しい状況も予想されております。外国人市民の皆さんは、何とかしてここでの生活を守っていきたいと考えております。そのために、日本語の勉強をして日本語を身につけ、安定感のある仕事について、菊川市民として生きていきたいと考えている人たちがいます。こうした人たちのために今何ができるのか真剣に考え、できることを見つけ、行動していくことが大切だと思います。

 菊川市としての役割、市民と連携してできることは、どのようなことが考えられるのか。さらに、同じ問題を抱える県西部の自治体との連携も必要ではないかと思いますが、市長の所見を伺うものであります。

 以上、登壇での質問を終わります。



○議長(北沢俊一君) 小笠原議員の質問が終わりました。

 答弁を求めます。太田市長。

         〔市長 太田順一君登壇〕



◎市長(太田順一君) おはようございます。代表質問に続きまして、本日も一般質問でございます。御指導のほどよろしくお願いいたします。

 それでは、まず小笠原議員の1問目、菊川市誕生5周年の盛り上げをいかにして行うかについてお答えいたします。

 本年度、菊川市は誕生5周年の節目の年を迎えます。ただいま議員の御発言にもありましたとおり、郷土ゆかりの先人・偉人を広く紹介し、市民の皆さんに故郷への誇り、郷土愛を持っていただくことは、小中学生はもとより、一般の方々にも大変意義深いものであると考えております。そのために、広報きくがわに先人の遺徳を紹介するコーナーを設けるとともに、ホームページでも紹介し、市外の方にも情報を発信してまいります。

 特に、初代静岡県知事 関口隆吉氏につきましては、菊川に居を構え、牧之原開拓の中心的な役割を果たされ、その後、初代県知事として県政の発展に命をささげられた人物であります。折しも、県もその遺徳に注目しまして、関口氏の蔵書である久能文庫を国民文化祭の機会に広く紹介していく計画があるようでございます。

 当市としましても、関口氏の伝記を市内の小中学校、高等学校に配付するとともに、成人式の出席者や5周年記念式典に参加していただいた方へ記念品としてお配りしたいと考えております。

 次に、菊川市東京ネットワーク交流会ですが、菊川市出身の方や関係の方々が交流し、人的なつながりを持つことは、将来の市の財産になるものと考えています。継続して開催することで、少しずつ人の輪を広げていけたらと考えております。

 また、中国浙江省紹興県との友好交流は、御案内のとおり、中国浙江省と静岡県との間には長い友好の歴史がありますので、昨年、県を通して紹興県を紹介していただいたところでございます。本年度は、市代表による紹興県への表敬訪問と紹興県関係者の招聘を行い、まずは行政間で交流を始め、どういった交流を進めていくかを検討してまいります。将来的には、経済団体や文化団体、市民間の交流につなげ、両市県の友好関係を築いていきたいと考えております。

 次に、国民文化祭でありますが、この秋10月31日、11月1日の国民文化祭の開催に向け、平成19年8月、実行委員会を立ち上げ、開催について検討を重ねてまいりました。

 この結果、特産のお茶を前面に出し、「お茶の波紋from菊川」をテーマとし、伝統あるお茶文化から新しいO─CHAスタイルまで、菊川市ならではのイベントを展開し、お茶の魅力、おもてなしの心を全国に情報発信する事業を展開してまいります。

 メーン会場となる文化会館アエルでは発見ゾーンと位置づけ、伝統あるお茶文化を学び、発見、体験できるイベントを開催し、JR菊川駅前周辺では発信ゾーンとし、新感覚のお茶文化、名物料理の紹介、お茶アート作品の展示などを行います。また、中央公民館ははつらつゾーンとして、次世代を担う子供たちの作品を集めた子供芸術祭を開催する計画であります。

 今回の国民文化祭が一過性のイベントで終わってしまうことのないよう、国民文化祭を文化に触れる場としてとらえ、1人でも多くの市民の皆様に文化について関心を持っていただき、菊川市の文化振興につなげていくことができるよう、引き続き実行委員会を中心に検討を重ねてまいります。

 また、教育委員会事務局に国民文化祭推進スタッフを組織し、市文化協会、市職員はもとより、市内各種団体並びに市民の皆様の御協力をお願いし、開催に向け準備を進めてまいりたいと考えております。

 ここまで、本年度実施予定の事業について申し上げましたが、いずれも行政だけで実施できるものではなく、市民の皆様のマンパワーをお借りしなければ成果が期待できないものばかりでございます。また、一過性のイベントとして終了することなく、そこから生まれたものを継続して育てていく努力が求められます。

 特別に5周年記念事業を担当する部署を設けることはいたしませんが、それぞれの部署が22年度以降も継続して事業を行っていくことにより、成果を出していきたいと考えております。

 次に、教育環境の整備の御質問について、私からは、放課後児童クラブの整備計画についてお答えします。

 本市では、全小学校区を対象として放課後児童クラブの開設を進めてまいりました。昨年4月に横地地区センター内、7月に内田地区センター内に放課後児童クラブを開設したことにより、暫定的ではありますが、全小学校におけるクラブの開設が完了いたしました。開設場所につきましては、各小学校の余裕教室が基本でありますが、現状を考慮した中で、暫定的に地区センターでの開設も視野に入れてきたものでございます。

 今後の計画でございますが、施政方針の中でも申し上げましたが、平成21年度から建設に取りかかる予定であった河城小放課後児童クラブの建設について、急遽国の交付金を受けて、補正予算を12月議会においてお認めいただいたことによりまして、本年の夏休みからの利用を目標に、前倒しで事業を進めております。

 また、本年度は、新たに堀之内小学校及び小笠南小学校の放課後児童クラブの施設整備に向けて、基本設計、実施設計を行ってまいります。そのほか、現在地区センターを利用している内田小及び横地小につきましても、余裕教室または学校敷地内での開設を前提に整備を検討してまいります。

 今後の整備につきましては、教育委員会や各小学校とよく協議をしながら、早期に暫定開設箇所の解消に努めてまいります。

 3点目の外国人市民との共生についてお答えします。

 外国人が多く居住している本市におきましては、総合計画においても外国人との共生の地域づくりの推進を掲げているところで、推進に当たっては、庁舎内での検討委員会により、各部署で与えられている対策を推進しております。

 特に、外国人の方々の雇用対策につきましては、ハローワーク掛川と協働で外国人雇用相談窓口を1月8日から、小笠支所を会場に毎週月・水・木曜日に開設しているところでございます。2月末までの相談実績は、合計で219人であり、国籍では、ブラジル172人、ペルー21人、その他26人となっております。この相談窓口は、来年度の予定は未定のようですが、今年度3月末までは実施すると聞いております。

 また、来年度の21年度は、日本の制度を理解していただけるよう、ポルトガル語、中国語及び英語を併記した、仮称でありますが、外国人暮らしの便利帳を作成するほか、国の緊急雇用対策事業にあわせて、ポルトガル語通訳者の増員を予定しております。

 市民との連携につきましては、地域との協働事業といたしまして、外国人の方が多く居住している平川地区をモデル地区として、外国人市民との懇談会の開催、外国人市民防災訓練での通訳ボランティアや地域イベントでの交流などを行って実績が積まれてきているところであり、今後は他の地域に広げていきたいと考えております。

 また、菊川市国際交流会が実施している在住外国人との交流イベント、日本語教室やインフォメーションボードを活用した情報提供などが活用されるよう、今後も国際交流会に対しまして活動支援を行っていきたいと考えております。

 最後に、同じ問題を抱える自治体との連携でございますが、平成20年度から、南米日系人が多く居住している静岡県西部地域の浜松市、磐田市、袋井市、掛川市を含む全国26都市が加盟する外国人集住都市会議へ参加し、外国人住民にかかわる施策や活動状況に関する情報交換を行うとともに、首長会議を開催し、国・県及び関係機関への提言や要望活動に連携して取り組んでいるところでございます。

 以上、小笠原議員の質問への答弁とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(北沢俊一君) 続いて、石原教育長、答弁願います。石原教育長。

         〔教育長 石原 潔君登壇〕



◎教育長(石原潔君) おはようございます。私からは、2問目の教育環境の整備のうち、2つ目から5つ目の御質問についてお答えをいたします。

 初めに、発達障害等支援・特別支援教育総合推進事業の取り組みについてですが、発達障害を初めとする支援を必要とする園児、児童、生徒への適切な支援を行うため、各園、小中学校に発達障害を含む障害に関する専門的知識、経験を有する巡回相談員を派遣いたします。また、各園・学校の特別支援コーディネーターの研修会を開催し、支援方法、工夫改善を進めます。

 さらに、幼児期から就労に至るまでの総合的な支援体制づくりとして、各関係機関との連携を強化するとともに、その子に関する情報を集約したサポートファイル「えがお」を配付し、活用を進めます。

 次に、外国人児童生徒初期支援教室の成果と課題についてお答えいたします。

 菊川市に在住する外国人児童生徒に対し、初歩的な日本語や学校生活の基礎基本について、個別に、一定期間、集中的に指導する初期支援教室を六郷小学校に開設いたしました。今年度は、小学生6人、中学生4人の計10人が入級しましたが、そのうち小学生3人が、基本的な日本語や生活習慣を習得して通常学級に戻り、頑張って生活しております。

 課題としては、指導者の資質向上や不就学児童生徒への対応等がありますが、来年度も外国人児童生徒の指導者研修会の開催や初期支援体制のさらなる充実に向け取り組んでまいります。

 次に、学校施設の整備計画についてお答えいたします。

 国の補助金を受け、平成20年度に小笠東小体育館を新築し、平成21年度には菊川西中学校プールを新設する予定であります。また、平成22年度には、小笠南小体育館新築を予定しています。平成23年度以降は、国の示す床面積が不足する学校の増改築や老朽化している校舎、体育館、プールなどの改築、改修を計画しているところであります。

 次に、学校施設の整備、修理対応についてお答えいたします。

 各学校からの施設に対する要望は、指導方法の改善に伴う改修や生活様式等の変化に対する改修、増改築、校地の拡張などがあります。また、経年老朽化する施設の改善、改修、修繕など大小さまざまなものについて、各学校で優先順位をつけて要望をいただいているところであります。各学校からの要望と教育委員会の整備計画との調整を図り、大規模な工事については年次計画の中で実施し、小規模なものは、優先順位をつけて、当初や補正の予算編成で要望しております。

 限られた財源の中での予算措置ですので、すべての要望を満たすことができないことがあります。しかし、緊急性等を十分考慮し、できる限りの対応をしていることも事実であり、御理解をいただきたく思います。

 来年度も、大変厳しい財政状況ではありますが、継続して学校の現状を把握し、少しでも改善されるよう努めてまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。



○議長(北沢俊一君) 市長、教育長の答弁終わりました。

 小笠原議員、再質問ありますか。小笠原議員。



◆12番(小笠原宏昌君) 答弁を聞いて、ある程度理解できた点もあるんですが、まだもう少し伺いたい点もございますので、再質問させていただきます。

 まず、菊川市の誕生5周年の盛り上げをいかにして行うかの点につきまして、関口さんの話を例に出してお話もしたところですが、市長からは、ぜひ、その点について冊子をつくって、広く市民の皆さんに周知していきたい、していただく取り組みを進めるということをお話いただきました。

 ぜひ予定どおりそれをやっていただきたいわけですが、この件につきましては、さきの県の議会の中でも、20日に行われた一般質問で、地元選出の赤堀佐代子さんが質問を知事にされております。国民文化祭で郷土の偉人たちを紹介するように求めたという中で、知事は、静岡県で先人が豊かな歴史を刻んで、個性豊かな多様な文化や産業をはぐくんできたことを強調されて、文化祭にあわせて県でも積極的に取り組むという答弁が紹介されております。

 そういう県でも注目してくれておりますので、ぜひ盛り上げていきたいわけですが、冊子のお話だけでなくて、答弁の中にもございましたが、一過性に終わらすことがないように注意を払うべきだと思うんですね。

 その意味では、冊子を、本をやっていただくのは当然ありがたい、いいことだと思うんですが、それ以外にも、例えばパネルをつくって、例えばいろんなイベントのときに持ち運びができるような、人の集まるところに持ち運んで展示ができるような、そういうパネルをこの機会につくってみるとか、もう一つは、こういうふうにある程度PRすれば、その施設そのものにも訪れる人もふえてくるので、その場所、関口さんに限らないですが、そういった偉人の関連する場所、史跡のところについては、何かしらもう少し人が訪れてくつろげるっていうですか、こういうところが本当に先人が住まわれたところで、こういうところからいろんな仕事が生まれていったんだなあというようなことを感じていただけるような施設の整備についても計画を持たれたほうが、この機会に持たれたほうがよろしいのではないかというふうに感じるんですが、その点について、何かお考えがあれば伺いたいと思います。



○議長(北沢俊一君) 小笠原議員の質問が終わりました。

 5周年記念の問題について、原田企画政策課長。



◎企画政策課長(原田修一君) 企画政策課長でございます。ただいま小笠原議員さんから御提案、御質問をいただいたわけですけども、まず、市としましては、まず郷土の偉人を知っていただくということで、平成21年度は事業を進めたいという形で考えております。そういった中で、関口隆吉氏の書籍の出版がされるということで聞いておりますので、そのあたりを学校へ配付させていただいたり、5周年記念の事業で使わせていただきたいというふうに考えております。

 また、広報きくがわ、これは21年度の予定でございますけども、先人の遺徳を紹介するようなコーナーで、関口さんだけではなくて、それ以外の方の紹介も引き続き行っていきたいと。また、ホームページでも、これは市政懇談会でも御提案があったんですけども、ぜひ郷土の偉人を紹介してほしいということもありますので、まず21年度におきましては郷土の偉人を知っていただこうということをテーマに考えております。

 また、こういった事業は継続していくことが大切だというふうに考えておりますので、今議員さんから提案ありましたようなことにつきましては、また担当部局と話し合いながら、ちょっと検討させていただくということでお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 小笠原議員、質問ありますか。小笠原議員。



◆12番(小笠原宏昌君) ぜひ、いい機会ですので、今後の継続性が生まれてくるような、また、関心を持ってそこにかかわってくれる市民の皆さんがふえていくような取り組みを、この機会にぜひ練っていただきたい。一つ意見を加えるならば、県のほうも関心を持っていただいているんで、そうした偉人にかかわる施設整備について、県の補助をこの機会に立ち上げてはどうでしょうかというような提案もされてもよろしいんではないかなあというふうな感じも持っております。

 次に、5周年記念の事業から、ほかにも中国浙江省紹興県の交流とか、東京在住の菊川市にゆかりのある方との事業とかということについても質問させていただきましたが、それぞれできるだけの成果を上げるように努力をしていかれるとは思うんですが、その中で大事なこととして市長からの答弁にもありましたが、一過性にならないように注意を払って取り組んでいくということがございました。

 ぜひ、それは、そういう問題意識を持って取り組んでいただきたいわけですが、もう1点は、こういうことっていうのは、やはりかかわる人たちがどれだけふえるかっていうので、全然その成果って変わってくると思うんですね。その中でも、特に若い人たちがかかわるっていうことが非常に大事なポイントじゃないかなと思うんですが、この若者を巻き込むということについて、どんな考え、構想を持たれているか。できたら、その点についての考え方、どういうふうに若者を巻き込んでいくのかということについて、あれば伺いたいと思います。



○議長(北沢俊一君) 質問が終わりました。

 原田企画政策課長。



◎企画政策課長(原田修一君) 企画政策課長でございます。まず、紹興県の交流事業でございますけれども、平成21年度、具体的に相手の紹興県の方とお話をさせていただくって形になりますけども、これ先日の議案質疑の中でもいただいたんですけども、行政だけですべて進めていくということは、広がりの点、それから継続の点でも、これはやっぱり難しいかと思っております。やはり具体的な交流になってくれば、市民団体の皆さん、また、小中学生等も含めた交流なんかも、一つのヒントになっていくのではないかなあというふうに思っております。

 相手様の意向もありますので、平成21年度において、そのあたりも含めて、もう少し深い研究を進めていきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 小笠原議員。



◆12番(小笠原宏昌君) ぜひ、そういうことで進めていただきたいわけですが、今私質問したのは、若者をぜひ巻き込むっていうことも、強い大事な視点だということで持って取り組んでいただきたいということです。

 中国浙江省との関係については、まだ本当これからだと思いますので、そこについては、いきなり若者云々っていう話にはならないんでしょうけど、ほかの東京在住の方とのイベント交流とか、あと国民文化祭はかなりその辺は意識されて、実行委員会もあるっていうんで、取り組まれていると思いますが、ぜひとも、こういった5周年事業でかかわる中に若い人がどれだけいるかっていうのが、すごく今後にも影響してくると思いますので、かなりいろんな物を考えたり、人と出会う機会っていうのが、こういう事業の中で生まれてくると思うんで、そこからいろんな若い人だと感じたり、将来に向けての人生にも、もしかしたら出会いの中で新しいつながりが出てくるかもしれないという、いろんな可能性があると思いますので、ぜひ若い人たちの参加、合流がそこにたくさん生まれるようなことも視点に置いて取り組んでいただきたいというふうに思います。

 それで、次に教育環境の整備についてなんですが、一つは、放課後児童クラブにつきましては、厳しい財政の中でも積極的にやっていっていただけるということですので、ぜひお願いをしたいわけですが、そういう中で、これまでの開設を進める中で、いい点もあるけども、もうちょっと改善したほうがよかったのかなという反省点もあるかと思いますので、ぜひ、これからの中でそういう反省点もうまく生かしながら、残ったところについては整備を着実に進めていただくことを期待しております。

 あと障害の関係のお話も、障害を持った子供さんの関係についても、取り組みをできるだけ努力して進めていくというお話が答弁の中にございましたが、行政の関係の中では最大限の努力をされていくんだなというふうな感じは、答弁の中で感じているんですが、もう1点、ぜひ今後の中で意識を持って取り組んでいただきたいなあと思うのは、そうした障害を持った子供さんの親御さんに対する支援というんですか、また、親御さん同士の交流の場というんですか、そうしたものについても、現在動いているものもあるというのは聞いておるんですが、もう少し工夫だとか広がりを持っていただきたいっていう声も聞くもんですから、そうした親御さんについての何か今後の支援策について構想しているものがあれば、せっかくですので伺いたいと思います。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 幼児について、こどもみらい課長、いいですか。栗田課長。



◎こどもみらい課長(栗田正弘君) こどもみらい課長でございます。ただいま市長のほうからも答えがありましたとおり、放課後児童クラブにつきましては、厳しい財政の中ではございますけども、順次整備のほうを進めてまいりたいと思います。また、その中でいろいろ、指導員さん等いろいろお世話かけているわけですけれども、いろいろ中で、今議員もおっしゃったように、反省点、改善をこれからしていったほうがいいじゃないかというようなことも幾つか、毎月、その指導員の定例会等の中で話し合いもしておりますので、そうしたものには少しずつ対応を図っていきたいと思っておりますので、よろしく御理解をお願いいたします。



○議長(北沢俊一君) 課長、今、小笠原議員の質問は、障害児の家族に対するサービス、フォローをどうするかでしょう。学校の関係は大森課長。じゃ、大森課長、お願いします。幼児の関係について、ちょっと栗田課長に伺いたかったんですが。



◎こどもみらい課長(栗田正弘君) 障害児の関係でございますけれども、こちらにつきましても、まだなかなか、放課後児童クラブ等も含めまして、その障害児の対応につきましては、専門的な指導者という面におきましても、なかなか十分な対応が図っておれませんもんですから、その点については今後の一つの大きな課題となっておりますので、それも含めて今後検討してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(北沢俊一君) 続いて、大森学校課長。



◎学校教育課長(大森孝君) 学校教育課長でございます。議員の御質問についてお答えいたしますが、保護者への対応ということだと思います。議員御指摘のとおりでありまして、保護者への対応というのがかなり大きなかぎを握っていることは確かなことであります。そういう意味では、相談事業、これを非常に充実させてまいりまして、来年度、これをさらに強力にしていきたいということが一つであります。これについては、専門家チーム等の、もちろん専門家とともに、教育委員会が直接的に保護者からお話を聞いたりしている面もありまして、これについてはかなり力を入れていく必要があるかと思います。

 もう一つは、先ほど教育長が答弁をした中にございましたけれども、まさにサポートファイル「えがお」ということを配付していくと。これまではなかったわけですが、これを申し上げたところでありますが、これはサポート、まさに保護者並びに児童生徒をサポートするものでありまして、親御さんたちがいろんな相談機関に相談をするときに、一々最初から説明しなくてもいいように相談事項の集積を図ると、それをファイル化すると、そういうようなサポートも考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 小笠原議員、再質問。小笠原議員。



◆12番(小笠原宏昌君) ぜひ保護者の皆さんの支援策というのを、一足飛びに100%というような数字に行くということは難しいのは、それは当然だと思いますが、年々年を重ねるたびに5%10%完成度が上がっていくような、そうした取り組みを進めていただきたいと思います。

 例えばの例で言いますと、放課後児童クラブと似たような形で障害者の子供さんの放課後の時間を面倒見ているボランティアの活動があるのは御存じだと思います。そうした取り組みを伺うと、例えば、健常者の方の放課後児童クラブの対応と障害を持っている子供さんの放課後の児童クラブのような支援策の対応というのが、やっぱりまだまだ差があるということも、もう御存じのとおりだと思います。

 そういう点についても、できるだけ差が縮まっていくような取り組みっていうのを、年々、一年一年の中で少しずつ積み重ねをして、例えば5年後にはかなり内容がそろってくるんだというような目標を持って取り組んでいかれることがすごく大事だというふうに思うんですが、その点についてどのようなお考えを持たれているか、今後について考え方どんなふうに持たれているかを伺いたいと思います。



○議長(北沢俊一君) 落合福祉課長。



◎健康福祉課長(落合哲郎君) 健康福祉課長です。今、普通の放課後児童クラブの話と、それからもう一つ、障害児の放課後児童クラブということで、19年までは、確かに補助でボランティアのグループにやってもらっております。ただし、20年からは、児童育成計画にもそこの点についても市が当然やるべきだとうたってありまして、委託の形になっています。

 今、けやきの1階で、もうこれはボランティアグループではありません、つばさの会というところに委託を出して、登園、分教室で帰ってきた子供たちがそこへ行って、放課後をそこで過ごすと。この場合、本当にうちにいられないからそこにいるだけじゃなくて、この場合に、その親というのが、やはりそういういろいろな情報交換ですとか、そういうことも必要ですので、それも含めた中での委託ということにしています。

 ということを、もう20年はやっていまして、それで21年につきましては、今度の予算において、けやき1階ではちょっと狭くというか、希望者が多くなりまして、小笠地区に1つつくるという要望が去年から出ておりました。最初は、小笠の支所であるとか、いろんなところを探しましたけれども、なかなかいいところがないっていうことで、草笛にコロポックルっていうグループホームが2階で、1階が、以前は何でしたか──そういうのがあったんですが、1階があいていると、そういう話を聞きまして、市が借りて、そこに障害児の放課後児童クラブを開設するということで、今、5月開設を目指しております。

 その折に、当然こちらは市が借りますし、そこに必要な備品等については予算化しておりますので、その保護者の会への支援であるとか、その辺について、今、そういったところで市が支援しているところでございます。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 課長さんにお願いしますが、できるだけマイクロホンに近づいて御答弁をお願いしたいと思います。

 答弁終わりました。小笠原議員。



◆12番(小笠原宏昌君) 現在、もう一生懸命やっているっていう説明だと思いますが、ぜひそれは続けていただきたいんですが、一年一年の積み重ねで5年後はどのぐらいのレベルに持っていくんだっていうような考え方で、ぜひ積み重ねをお願いしたいというふうに思います。期待をしておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 あともう少しお聞きしたいわけですが、次に、修繕の関係の答弁がございましたが、当然、厳しい財政なもんですから、そんなに簡単にいかない話だなというのも、私もわかっておるわけですが、ただ、その学校の中での優先順位っていうのが問題でして、どっか固有の学校を言うと語弊があるので、一般論として聞いていただきたいんですが、ある保護者から、グラウンドで野球の練習をやっているんだけども、ボールが外へ出ていっちゃってしょうがないと。で、よく見たら、フェンスがあれじゃまずいんじゃないかっていう話があったもんですから、見に行ったんですね。

 そしたら、そのフェンスが、もうさくだけなんですね。要するに、網がないっていうんですか。普通は、フェンスといったら、さくがあって、その中にこう針金の網があるんですが、そこのグラウンドのフェンスには、もう側だけがあって、網自体がないと。だから、当然ボールが抜けていっちゃうわけですね。よその敷地にどんどん転がっていっちゃうというような状況があって、いや、これはなかなか厳しい状況だなと思ったんですが、それは、何か記憶ですと私の子供のころに設置したような、それぐらい古いフェンスだったような感じがしました。

 これが、優先順位がなかなか上がってこないと言いながらも、それにしても長い間上がってこない状況なんだなというふうに思いまして、そのことを考えたときに、安全かどうかっていうのが非常に優先順位の中で重要な物差しになるかと思うんですが、ただ、その安全だけだと、そういうものは残っていっちゃうんで、例えば、社会一般の生活の概念の中で余りにも著しい損傷がある場合には、やっぱり行政の施設ですから、余りにも一般の認識からかけ離れたふぐあいなものについては、また別な物差しで、きちっと総務課の担当者も来てもらって審査してもらうだとか、例えば、景観的、一般の考え方の中で景観が著しく損なうような施設の状況があれば、安全とは関係なく、最低限の修繕をするべきじゃないかとか、そうした安全以外の物差しで審査するっていう考え方も持たないと、どうしても何年たっても上がってこないっていうか、優先順位が上がってこない修繕っていうのはあるんじゃないかなと思うんですが、その辺についてはどういうふうにお考えでしょうか。



○議長(北沢俊一君) 再質問終わりました。

 大森学校教育課長。



◎学校教育課長(大森孝君) 学校教育課長です。議員の御質問についてお答えいたしますが、今おっしゃったことについては、優先順位、私ども予算編成時に各学校校長から順位をつけて要望をいただいております。それについて漏れているとすれば、私どもが十分把握していなかったとも言えないわけじゃないんですが、ぜひ学校にもきちっと全体的なことを見て要望するようにはお願いするとともに、私ども、安全性とともに緊急性もあるもんですから、あるいは景観性ともおっしゃいましたけれども、そういうことを総合的に判断しながら進めてまいりたいと思います。

 例えば、もう最近では、雨漏りとか、照明の増設とか、テニスコートの土が舞わないようにするとか、毎日のように工事あるいは修繕、修理を行っているところでありまして、皆さんの御期待に沿えるように頑張ってまいりますので、御理解よろしくお願いします。

 以上でございます。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 小笠原議員、再質問。小笠原議員。



◆12番(小笠原宏昌君) ぜひ安全だけじゃなくて、何度も言って恐縮ですけど、景観とか一般の社会通念の物差しで見たときに、行政施設としてこれは放置できないというような、そうした見方での予算措置っていうことについて、ぜひ研究をいただきたいと思いますし、これは総務課、財政のほうにもそうした考え方を共有していっていただかないと、教育委員会の方が一生懸命言っても、財政のほうで旧態依然とした考え方で安全上問題なけりゃだめですねっていうふうなことでは、一向に状況変わっていかないと思いますので、ぜひ財政の方にも、そうした新しいというんですか、新しいっていうのも変だけれども、必要なものの考え方については柔軟に対応していただきたいと思うんですが、財政の方、どうでしょうか。その点については、まだ検討していく余地はあるんでしょうか。



○議長(北沢俊一君) 再質問が終わりました。

 赤堀財政課長。



◎財政課長(赤堀慎吾君) 財政課長でございます。私どものほうといたしましては、財源がどの程度かっていうことはまず第一にあるわけですけども、基本的に修繕等につきましては、担当部局に優先順位をつけていただいて、緊急度の高いものからというふうに選択をさせていただいております。

 今、議員の御指摘がありましたように、もちろん何でもかんでもというわけにはいきませんけども、財源が許す限り、そうした新しい視点も含めまして、担当部局と連携をとりながら取り組んでまいりたいと思います。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 小笠原議員、再質問。小笠原議員。



◆12番(小笠原宏昌君) ぜひそうした視点を取り入れて進めていただきたいと思います。施設整備がこれからまだまだ予定されている中で、すばらしい施設ができるのはありがたいわけですが、どうしても待たされる人も出るわけですね。待たされる方の気持ちにもなって考えると、ということになりますので、ぜひ、くどくなりますが、そういうことも配慮して、ぜひ考え方を持っていただきたいと思います。

 それから、次に外国人の市民の皆さんとの共生についてですが、もう時間の関係もあるもんで単刀直入に申し上げますと、これは当然日本人の方も大変な状況に置かれているもんですから、差がないような対応をしなきゃいけないのは当たり前ですが、ただ、外国人の皆さんの置かれている状況っていうのは、日本人の努力以前の部分が大変たくさんあるっていう点で質問させていただいているんですが。

 今、外国人の皆さんは、再就職をしようとしても、今まで景気がいい時代は、集団である工場にぼんと行って、集団で行っているもんですから、通訳の方が1人いれば、単純作業だったりすると、もう言葉しゃべれなくても何とかなっちゃうんですね。だけど、今再就職をしようとしているときに、どういうふうに再就職を探すかってなっているかっていうと、そんな集団でぼんと単純労働みたいな形で仕事先があるかっていうと、もうこういう景気だとないんですね。ですから、もう少人数の採用のところに行くしかないわけですね。

 そうすると、やっぱりしゃべれないと、仕事はあっても雇用につながっていかないという状況なもんで、何とか日本語習得したいっていうことで、今時間もあるもんですから、そういうニーズが高まっているようなんです。ただ、その反面、日本語を習う場所がないというので、非常に苦慮しているっていうことなわけですね。ですから、現在、もう日本語教室をボランティアの国際交流協会ですか、力を出していただいて、市も、それについては一定の支援をしていただいているっていうことですが、これまだまだ受け皿が足りないという状況ですので、ぜひ、要するに日本語教室の受け皿の拡充をしていくことが重要だというふうに思っております。

 これがおくれればおくれるほど、いろいろな問題に派生していくんじゃないかなというふうに思いますし、これは、質問にも申し上げましたように、菊川だけの問題ではなくて、ほかの自治体にも共通の問題だと思いますので、ぜひそうしたことを共有しながら、菊川だけやるのも大変だと思いますので、県とか国とかの支援も引っ張るような決意で、覚悟で、このことを力点を置いて取り組んでいただくことが必要だと思いますが、どうでしょうか。その点についての考え方も一言あればいただきたいと思います。



○議長(北沢俊一君) 小笠原議員の再質問が終わりました。

 佐藤支援課長。



◎地域支援課長(佐藤甚平君) 地域支援課長でございます。今、特にこういった経済情勢の厳しい中で、小笠原議員のおっしゃられるとおり、日本語を習得したいという希望が非常に多いのも、私ども認識しております。それで、今現在、国際交流協会が定例的にやっていただいている以外に、3月だけなんですけども、県の委託を国際交流協会の方受けていただいて、新たに20名程度の日本語教室を現在開いております。

 これは、本来子供を含めた親子を対象にする予定だったんですけども、当然親子もいますけども、それ以外に、ハローワークへ行って自分で書きたいと、日本語で書きたいという、そこを覚えたいという強い意思を持って、今現在、3月中に11回やる予定のやつで、もう4回程度やらさせていただいておりますけども、そういった強い意思の中で、国際交流協会も、できる範囲で一生懸命お手伝いしていただいております。

 それには、もちろん当然、うちの課もできるだけの対応をさせていただいておりますので、あと、特に来年度以降、4月以降、こういった形をどのような形で継続させていくかが私たちが考えるべきところだと思いますので、その辺、一生懸命努力しますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 小笠原議員。



◆12番(小笠原宏昌君) ぜひ取り組みをできるだけ進めていただきたいというふうに思います。大変なのはよくわかっておりますが、本当に外国人の市民の皆さんの立場考えると、本当に深刻だと思いますので、ぜひ着実な取り組みを進めていただきたいと思います。

 最後に、ちょっと話最初に戻るんですが、もう少し市長のお考えをこの機会に聞いておきたいなと思ったんですが、関口さんの関係ですが、関口さんに限ったっていう言い方しちゃいけないかもしれませんが、特に今のこの時期ですと、県知事もしっかりそのことについて認識持っていただいているんで、例えば国民文化祭のときにとか、その時期をとらえて、将来、県知事の関口さんのところに石川知事に来てもらって、知事にも認識を深めてもらうし、また、菊川の中にも、知事が来て、そこで何か少し催し物をやれば、市民の皆さんについてもインパクトがある取り組みにもなると思うもんですから、何かそういったインパクトが残る取り組みを仕掛けていただきたい、取り組んでいただきたいと思うんですが、その辺について何か思いがあれば伺って、質問を終わります。



○議長(北沢俊一君) 小笠原議員の再質問終わりました。

 太田市長。



◎市長(太田順一君) 先ほどもお答えしましたように、菊川市が誕生して5年目を迎えまして、郷土愛というのは、市民の皆さん、特にまた子供さんとか青少年の方にも、やっぱり菊川市民でよかったと、菊川市民として誇りを持てるような一つの方向が見出せればいいなあと思っております。

 そのためには、市としましても、菊川市だけではなくて周辺とか、あるいは県にもいろいろと働きをかけて、県としてバックアップしていただけるものはバックアップしてもらうということで、今話し合いはしておりますので、何らかの形で、菊川市単独ではなくて県と共催するなりということで、さらに偉人の顕彰するということについては、菊川市だけでなくて、県にも働きかけをしていきたいと、そのように思っておりますのでよろしくお願いします。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。



◆12番(小笠原宏昌君) よろしくお願いします。終わります。



○議長(北沢俊一君) 以上で、12番 小笠原宏昌議員の質問を終わります。

 ここで、10時10分まで休憩といたします。



休憩 午前 9時59分



再開 午前10時10分





○議長(北沢俊一君) それでは、休憩前に続きまして会議を開きます。



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         △ 田 島 允 雄 君 



○議長(北沢俊一君) 次に、15番 田島允雄議員の質問を許します。田島允雄議員。

         〔15番 田島允雄君登壇〕



◆15番(田島允雄君) 私は、3月定例会に臨みまして、大きく3問質問をいたします。

 第1は、この急激な景気悪化による緊急経済対策についてでございます。

 昨年の暮れですが、テレビで報道され皆さんも御存じのことと思いますが、大会社などが派遣社員の大量解雇、派遣切りを強行し、そのために寮を追い出され、年を越せない人たちが続出しました。

 仕事も住まいも奪われた人たちを支援しようと、市民団体や労働組合が東京の日比谷公園に年越し派遣村を開設しました。多くの人たちが殺到し、入り切れなくて、国と交渉をして厚労省の講堂を開放させ、500人もの人がテントや講堂で年を越したと報道されました。

 これは、昨年のアメリカの金融危機に端を発した急激な景気悪化によるものですが、これは東京だけの話ではなく、私たち菊川市民にも深刻な影響を与えております。

 そこで、質問いたします。1つは、菊川市内の中小業者、市民の影響と現状はどうかという問題です。

 2つ目は、当局も8億余の定額給付金を含めた中小企業支援、雇用対策、公共事業の前倒し、地域産業支援、生活支援等の10億円余の緊急経済対策を発表しました。その中の中小企業支援について、市長は、施政方針の中で国のセーフティーネット保証制度に関連した新たな制度の創設を進めると述べましたが、その内容はどういうものでしょうか。

 3つ目は、生活支援についてです。これは3点お尋ねします。

 第1点は、子供の医療費助成制度の拡充の問題です。入院について、中学校卒業まで拡大をいたしました。その具体的な内容はどういうものかという点です。

 2点目が生活保護行政についてです。年越し派遣村では、200人を超す人たちが生活保護の申請をし、全員が4日以内で受給が決定をしました。これまで、派遣切りに遭った人たちが、働く能力があるから、住所が定まっていないからとの理由で、生活保護の申請が受け付けてもらえない事態がありました。しかし、今回、稼働能力はあっても適当な求人がない場合には生活保護の対象とされました。定まった住所がなくとも問題にされませんでした。これは派遣村の特例ではなく、国の方針に基づいて東京都がやったことだと舛添厚生大臣の答弁があります。これが生活保護行政の本来の姿というふうに思いますが、市の見解はどうでしょうか。

 第3点目は、国保の資格証明書についてでございます。当市にも、国保税の滞納により国保証を奪われ、保険がきかず、病院に行っても医療費の全額を支払う資格証明書の世帯138世帯あります。国は、1月20日、医者にかかりたいのに医療費の一時払いが困難な場合、世帯主がその旨を市町村窓口に申し出れば、当該世帯に属する被保険者に短期保険証を交付することができるとの見解を示しました。医療費の一時払いが困難だと申し出る状況は、保険証を取り上げることのできない特別の事情に準ずるとするものでございます。この国の決定に対する当局の見解をお伺いします。

 次に、大きな2番目です。浜岡原発のリプレース計画について3問質問通告しましたけれども、そのうちの1問は答弁をいただきましたので、あとの残りの2問について質問します。

 第1は、中部電力の一方的な公表と事前了解制についてです。

 昨年12月13日、中電のリプレース計画、つまり1、2号機を廃炉にして、新たに6号機に置きかえる、新設をする、これがマスコミ報道されました。

 市長は、この点に関して、中電の情報管理と報道後の対応に疑問があると表明をいたしました。そして、3月4日の4市対策協議会の開催まで、中電との会見を拒否し続けてきました。これは市長個人の問題ではありません。市民の代表である市長が、浜岡原発を推進している中部電力の方針に対して疑問を持って、2カ月余会見を拒否し続けたということは、市民にとっても重大な関心事です。

 そこで、何が問題で、市長はなぜ拒否したのか、今後どう対応するのか、今までの経過、市長の見解をお伺いしたいと思います。

 また、今後の対応についても、重大な計画に対して、安全協定に基づく民主的な手続が必要と思いますが、今回の中電の市民軽視の一方的な対応の防止のためにも、安全協定の事前了解制についてもう一度再検討すべきと思うが、市長の見解はどうでしょうか。

 2問目は、市長は、リプレース計画の問題点についてどのように考えているかという点です。

 リプレース計画の市の対応について、庁内の対策委員会を再開をして検討すべきではないかと、3問目にこの問いがあったのですが、これは伊藤議員の代表質問の中で市長が再開を明言いたしました。そこで、リプレース計画より市民の安全を守るために、庁内対策検討委員会で何を問題にして検討するのかをお伺いしたいと思います。

 大きな3問目ですが、赤レンガ倉庫の問題について、2点質問いたします。

 第1は、地元住民との保存の約束の問題です。

 昨年12月議会で基本計画決定時の地元の当事者等の証言や、あるいは当局の通知等の資料、また、所有者とのファクスのやりとりなどの資料をもとに、地元市民との間に保存の約束があったということを明らかにして、10項目の質問をし、当局の見解をただしました。しかし、当局の答弁はまことにあいまいで、具体的な資料の示す事実について、到底納得できる答弁ではありませんでした。

 そこで、再度2月に、同じ質問を当局と改めて資料をもとに検討し合ったのですが、その結果は12月の答弁の域を出るものではありませんでした。そこで、当局に再検討を提案をして、その回答を文書で要求いたしましたが、いまだ回答はありません。基本計画決定時、地元との約束がないと主張する当局の見解、今はどのようなものでしょうか。

 もう1点は、当局は、今までの経過、保存会との話し合いや議会の論戦あるいは所有者との話し合い、また、最近の高まる保存のための市民運動、こういうものを踏まえて、現在はどのような方針でいるのでしょうか。

 以上で私の質問は終わります。再質問の用意もありますので、当局の明快な答弁をよろしくお願いいたします。



○議長(北沢俊一君) 田島議員の質問が終わりました。

 市長の答弁を求めます。市長。

         〔市長 太田順一君登壇〕



◎市長(太田順一君) 田島議員の質問にお答えします。

 最初に、緊急経済対策につきましては、会派みどり21、清水議員の御質問にお答えしたとおり、本市においては、昨年12月17日に緊急総合経済対策本部を立ち上げまして、対応策の検討を重ね、関連事業費を補正予算及び新年度当初予算に計上し、御審議をお願いしたところでございます。

 市内事業者の状況につきましては、状況を把握するため、年末年始にかけて主要事業者73社にアンケート調査を行い、雇用問題について確認をいたしました。業種にもよりますが、売り上げの大幅な減少や派遣従業員の解雇などが確認されております。また、ハローワーク掛川に確認したところでは、1月の有効求人倍率は掛川管内で0.6倍となっており、低水準の傾向が続いている状況でございます。

 小笠原議員の御質問にもお答えしましたが、外国人が多く居住している本市では、現在、外国人雇用相談窓口を開設し、雇用から生活に関する相談に応じているところでございます。

 また、市内の小中学校の状況ですが、昨年11月から2月末までに退学された外国人児童生徒数は10人で、そのうち帰国を理由とする方が8名、また、新年度の入学を取り消した児童生徒が6人で、すべて帰国が理由であると聞いております。

 次に、中小企業支援についてですが、中小企業者の緊急の支援手段として、運転資金の確保ができるよう、緊急保証制度利用者の信用保証料補給制度を創設いたしました。国が行う緊急保証制度は、その借入時に信用保証協会への保証料の支払いが必要となりますが、その保証料の25%を事業者に補給するものでございます。平成20年度で230件、平成21年度150件の対象者を見込んでおります。

 加えて、平成21年度から小口資金制度への信用保証料の補給や県の短期経営改善資金の利子補給上乗せ制度の創設もお願いしたいと考えております。

 次に、生活支援に関する御質問にお答えします。

 まず、子供医療費助成制度についてですが、子供の健やかな成長と御家庭の経済的負担軽減のため、従来就学前までの乳幼児を対象としていた乳幼児医療費助成制度を拡充し、入院に係る助成を中学校までの児童生徒に拡大いたします。具体的には、入院について現行1日当たり500円の自己負担を撤廃し、さらに対象を中学校卒業まで拡大するとともに、食事療養費の標準負担分についても無料といたします。なお、通院については、現行どおり、小学校入学前までといたします。

 次に、年越し派遣村については、厚生労働省の講堂の開放、食事の提供、生活保護の実施などの多くの施策が短期間で行われたところでありますが、これは緊急事態に対処するための例外的な対応であり、今後必要な調査等も実施し、適正な対処を行っていくと聞いております。菊川市においても、生活保護の対応については、生活保護法及び厚生労働省の指導に従い適正な対応をしているところでございます。

 次に、国民健康保険の資格証明書でございますが、世帯主から、医療を受ける必要があり、かつ、医療費の一時払いが困難である旨の申し出があった場合には、短期被保険証を交付し、対応していくものであります。しかし、資格証明書の運用に係るこれまでの考え方が変更されたものではないため、保険税を納付できない特別な事情がない場合には、従前どおり、滞納処分も含め、滞納対策の厳正な実施に努めていきたいと考えております。

 次に、浜岡原子力発電所のリプレース計画でございますが、中部電力の公表と今後の対応については、きく川の代表質問でお答えさせていただいたとおりでございます。現段階では、計画の概要を聞いたばかりであり、廃炉など今までにない計画も入っておりますので、今後、庁内対策委員会を中心に研究を重ねてまいります。事前了解についての考え方は、今まで説明させていただいたとおりでございます。

 なお、このリプレース計画は、今後の原子力政策を進めていく上で重要な計画であると認識しております。今後、計画の対応に当たりましては、中部電力から通報を受け、情報提供として開催する各種の説明会や中部電力が行う理解活動を通して、市民の皆様からいただくさまざまな御意見を総合的に判断し、市民の負託を受けられた議員の皆様に御審議いただき、さらには4市と県と協調を図り、検討していくものと理解しております。

 次に、1、2号機の廃炉や核廃棄物の貯蔵などの諸問題につきましては、現時点では大まかな計画が公表された段階でありますので、個別の問題については今後研究していくこととなりますが、原子力施設は、原子炉等規制法や電気事業法などの法に基づき、許認可権を持つ国が許可の決定を下すとともに、その安全性に関する責任や説明責任を負うものと認識しております。したがいまして、今回の計画についても、国民の安全・安心を大前提に、国において厳格な審査が行われるものと認識しております。

 3点目の赤レンガ倉庫の御質問にお答えします。

 最初に、基本計画決定時には保存の約束はないとする市の見解についてですが、12月議会でもお答えしたように、基本計画書の中で、赤レンガ倉庫については、他の個人所有の建物と同様に、移転対象として補償費を計上しております。また、保存会から、基本計画時において、商業振興を目的として保存する計画であったという話は聞いておりますが、現在地での保存を約束した建物であるならば、補償費は計上しないはずであります。したがいまして、基本計画決定時には保存の約束はないとする市の見解は、変わるものではございません。

 次に、市は、今までの経過を踏まえて、現在の方針はどのようなものであるかとの御質問でありますが、12月議会でもお答えしたように、社会情勢と商店街の状況が変化する中、合併後において移転の方針を決定し、平成19年3月の議員全員協議会におきましても経緯、現状及び市の方針を説明し、議会も同じ考えをいただいたものと理解しております。

 今、一番大事なことは、これから先どう解決するのがよいのか、話し合いを続けることだと思っております。この点につきましては、現在、副市長を初め、担当部局で所有者との話し合いを行っておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。

 以上で、田島議員への答弁といたします。

 以上でございます。



○議長(北沢俊一君) 市長答弁が終わりました。

 田島議員、再質問ありますか。田島議員。



◆15番(田島允雄君) 急激な景気悪化の中で、定額給付金を含めた10億余の緊急経済対策の実施、公表っていうのは、一定評価する面もあるというふうに考えておりますけど、我々もそれを12月に申し入れを行ったという経過もありますので。

 その上で、生活保護行政、つまり、これからますますそういうのが増加すると思います、申請がね。全国の新聞を見ても、かなりふえたという点で、本当にこれがセーフティーネットとして最後のとりでになると。この運用を誤ると大変なことになると思いますが、この年越し村の場合には、今まで、もう申請をしても、あなたは元気なもんで、働く能力があるからだめだって断っていたのも、現実には、働こうにも働く場がないという場合には対象にしたわけだね。そういうのがうんと大事になっているわけだ、今。こういう不景気の中じゃ。

 それは例外ではないと、派遣村のね。これは国会答弁だと。1月の22日ですが、舛添国務大臣は、この国会で、そういうことは厚生労働省の基本的な方針に基づいて、東京都がそういう方針を決定したと。実際、あそこは東京だもんですからね、東京都が直接には対応したと。それは国の方針に基づいたものだと。それなら、それを東京都の通知に書いてあるのを全国、国としても行っていくということかっていうと、そのとおりだと。で、それを周知徹底したいと、ほかにも。

 これについてどういう見解なのか、例外的な対応だっていう御答弁ですけどね、改めてお聞きしたい。



○議長(北沢俊一君) 田島議員の質問が終わりました。

 落合健康福祉課長。



◎健康福祉課長(落合哲郎君) 健康福祉課長です。派遣村について、今市長の答弁で例外と言いましたのは、通常、申請が出てから14日以内に決めなきゃいけないところを4日ぐらいでもう至急に決めたという点でありまして、これは、あの折、派遣村、そこから国の講堂ですか、そちらへ移って、そこにもう期間を決められて出なければならなかったというところで、その決定については例外的であって、本来すべき調査も事後になったということであります。

 今言われた、稼働能力があるけれども仕事がない、そういう場合に、これまでは申請書も渡さなかったではないかとか、決定しなかったではないかということですけれども、これについては、都の特例というのではなく、国のほうから、仕事がなければ、その現状において申請させ、通常の調査をして決定しなさいということです。

 菊川につきましても、この点につきましては同様の措置を行っていますし、例とすると、もう派遣切れ、アパートも3日以内に出ていけというような夫婦、子供連れがありました。その折には、アパートも一緒に探して、そこに入れながら、ただし、申請でお金が出るのっていうのがまだ随分後になりますので、それについては生活法外資金の貸し付けというのがあります。それを貸し付けて、申請書にさかのぼってお金が出ますので、そこで返してもらうというような形でやっております。

 これから、生活保護の申請、それに対象になるような方はふえると思いますけれども、基本的には、もうそれと同じやり方で、アパートがなくなるなり何なりの中では、こちらでもそれを探す中で対処していくつもりであります。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) そうですね、市長の、ニュアンスがちょっと違うよね。例外的だなんて言うと、そういうふうに考えちゃうもんだからね、真っ当なやり方であるということを改めて確認したと。それは、今課長さんが言ったように、稼働能力のだけじゃなくて、住所があるかないかっていうね、そういう問題も含めて答弁していただいたと。実際、住所ないという場合もあるわけだからね、緊急の場合には。浜松でそういう例があって、ほっぽかれといたらお亡くなりになったっていう、だもんですから、改めて、この国会答弁どおりの生活保護行政を行うというのを確認したいというふうに思います。

 次に、この資格証明書の発行についても、何かこう素直じゃないような答弁に聞こえるから、これも、当然これは閣議決定だと。つまり、たとえ資格証明書が発行されても、今とてもお金がないと、医者にかかるね、そういう申し出があった場合は、それは短期証明書を発行しなさいと、こういう閣議決定をしているわけだね。課長、もう一遍、これでいいのか確認をいたしたいと。



○議長(北沢俊一君) 再質問終わりました。

 井伊谷市民課長。



◎市民課長(井伊谷育代君) 市民課長でございます。

 これは、21年の1月20日に閣議決定をされましたので、これに基づきまして、世帯主が本当に医療の一時払いが困難であるとこちらのほうに申し出があった場合は、短期証を交付してまいります。

 以上でございます。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) 明快な答弁だというふうに評価したいというふうに思います。

 次に、リプレースの問題ね、浜岡原発、これでお聞きしますが、一番肝心なことについて市長は答えなかったっていう気がするんですよね。つまり、きく川の代表に答えたっていうことですが、私がもう一遍お聞きしますが、市長さんは、12月のたしか13日に新聞で公表されたわけだね。恐らく、驚いたと思います、その前に何の連絡もないと。で、恐らく中電に問い合わせをしたら、いや、それはまだ検討中で決定したものじゃないという回答をもらったと。で、いいと思ったら、1週間たったら今度は正式な公表をしたと。その報道の管理のあり方とその後の対応について、怒ったかどうか、そこまではわからんが、中電のその後の会ってほしいという申し入れに対して、会わずにね、つまり2カ月余、3月4日の4市対協まで会わずに頑張ったと。これは当然、そういう中部電力の方針と考え方に対して疑問を持ったということだと思いますけど、それは違いますか。



○議長(北沢俊一君) 質問が終わりました。

 市長、答弁されますか。市長。



◎市長(太田順一君) ちょっと田島議員の発言の中、ちょっと間違いがありましたので、訂正をしていただきたいと思いますが、12月13日に新聞報道がありまして、全然聞いてなかったから、それは間違いないかという今確認をされたということですが、私のほうからは確認はしておりません。あくまでも、それはマスコミのプレス発表でありまして、中電の正式な発表ではないということですので、その点は誤解のないようにいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) 確認をしなくてもね、それはそれで市長の言うとおりだとしても、なぜ、じゃあ会わなかったわけですか。



○議長(北沢俊一君) 市長。



◎市長(太田順一君) これは、先般の伊藤議員のときにもお話しましたように、別に私が腹を立てて会わないということではなくて、やはり中電自身からのプレス発表であれば、私は、それは正規の発表だと思います。しかし、それが某新聞社に報道されまして、それからの1週間から10日の動きというものが、市民の皆さんに誤解を与える記事であったので、私は、その記事についての説明を求めるのではなくて、中電としての正確なリプレース計画というものはやはり公の場で公表してもらいたいということで言いましたので、それを私は自分としては一つの考え方として4市対協のほうに申し上げてまいりました。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 田島議員、再質問。田島議員。



◆15番(田島允雄君) そうすると、中電の対応に何の疑問も怒りも感じなかったと、正式な2カ月後の4市対協で説明してもらえば、それでいいんだと、そういうお考えだったんですか。



○議長(北沢俊一君) 再質問終わりました。

 市長。



◎市長(太田順一君) ですから、私は、この前もお話したように中電の危機管理をきちっとしてもらいたかったということでありまして、それがどのような形で新聞に出たということについては、それぞれの事情もあろうかと思いますが、先般の4市対協の中で専務から説明があり、謝罪があったということでございますので、それは事実として私は確認をしております。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) どうも、そこら辺の大事な──今まで市長さん、余り中電のやることに注文をつけなかったと。国の説明を素直に聞いて、それで安全が守れるんだっていう姿勢を堅持してきたわけだね。

 ところが今回は、2カ月余ね、中電の方針と考え方に疑問を持って、信頼が損なわれるということで会わなかったという姿勢を初めて示したっていう点じゃね、これは無理もないな、いきなり言われて、何の連絡もなく重大な発表をしたという点で、当日の新聞では、太田市長は1、2号機の報道も中電から決定しないと聞いていたと、廃炉とか新設は中電から決定しないと聞いていたと驚いたが、公表した後ですよ、中電の情報管理と報道の対応にも疑問があると、信頼関係を保つために4市対協で説明してもらいたいというふうに表明したと。

 議長さんは、もっとはっきり言ってるよ、その当時のね。地元の説明よりも新聞報道が先だというのは順序が違うと、ルール違反だと、中電との近接関係を築いてきたけれども、残念だと。もう、わかるわけですね、この気持ちはね。

 それは、つまり初めて市長さんがね、そういう中電のやり方と方針に対して疑問を持って、抵抗をしたっていうような、つまり市民の安全を守るには、そういうやり方じゃまずいというお気持ちを持ったと、それで会わなんだと、そういうふうに解釈するんですけど。



○議長(北沢俊一君) 質問が終わりました。

 太田市長。



◎市長(太田順一君) そこにちょっといつも田島議員とすれ違うところなんですね。ですから、そこがいつも、またそのペースでいくと、何か田島議員とだんだん話が離れていくんですが、別に中電のやり方に私は批判をしたとか、腹を立てたということじゃなくて、報道のされ方に非常に私は、某新聞社が、まあ、それは一つのスクープですから、新聞社が大変な苦労してやった、それを褒めるのか、それか中電が危機管理がなくて、その情報が漏れてしまったかということについての私は確認をしたかったということでございます。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) つまり、そういう報道のやり方に対する、中電のそういうやり方に対する疑問を持ったと。そういうのを正解だと思いますけどね。

 つまり、そういう事態を受けて、問題はこれからですが、市長は、その事後対策っていうか、防止する。つまり、頭越しに発表されたっていうことに対しての信頼関係を回復する。それを4市対協で中電が説明すれば、それで事足りると、そういうお考えですか。



○議長(北沢俊一君) 田島議員の質問が終わりました。

 市長ですか。太田市長。



◎市長(太田順一君) 済みません、今のところのニュアンスなんですけれども、いいかっていうことは、リプレース計画がいいかどうかっていうことですか。



◆15番(田島允雄君) いやいや、中電のそういうやり方に対してね。



◎市長(太田順一君) ですから、中電は、そこがやっぱり田島議員と──プレスに発表したわけじゃないんですね、13日は。13日にリプレース計画を中電が新聞社に流したんじゃないわけですよね。



◆15番(田島允雄君) うん。13日にね。その後のことですよ。それで1週間後には公表したわけでしょう。そういうやり方を見て、市長は。



○議長(北沢俊一君) 田島議員、もう一度質問してください。



◆15番(田島允雄君) 市長さんは、余り中電のやり方への怒りじゃなくて、そういう報道管理にまずいっていうふうな御見解だもんで、私は、例えば報道管理が悪いなら、それを今後どうやって防止するかって。



○議長(北沢俊一君) 市長。



◎市長(太田順一君) したがいまして、先般も4市対協で言いましたが、危機管理、情報管理をきちっとやってもらいたいという、こういうことを強く、田島議員もあの場に見えましたけれども、私はそのような形で、まずリプレース計画の前に、情報管理、危機管理というものをきちっとやってもらいたいということは申し上げたつもりでございます。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) 私は、そこで事前了解制、安全協定の中に事前了解制を入れるのが最大の防止になるんじゃないかと。つまり、ここのただ立地市だけでなくて、10キロ内にある菊川市も、そういう問題では対等に、何か重大な問題が起こるなら、市民の事前の了解を必要とするというのを明文化すると。実質あるじゃなくて。そこが市民の安全を守る上で重大じゃないかということですよ。

 この間言った資料の中でも、資料でね、いただいた、例えば6号機は、それで今度は使用済み核燃料の貯蔵施設までつくると。そのときに、国への申請があるわけですね。重要な、例えば電源開発地点の指定だなんていうのは、これは立地市町の同意を要件とするわけだね。ところが、じゃあ我々、つまり10キロ周辺は、県とか、掛川、牧之原、菊川は、そういうのは通報だけでいいってなるわけね。全国でここだけしか安全協定の中に同意条件がないと、全国の原発のある地域でね。

 当然、入れれば、市長さんの頭越しにやるようなことじゃなくて、もっと対等な立場で、菊川にもきちっとした連絡やあれがあると。その防止として、改めて安全協定の中に事前了解条項を入れるっていうのも大事な問題じゃないかと。どうですか。



○議長(北沢俊一君) 質問が終わりました。

 太田市長。



◎市長(太田順一君) 基本的な考え方は、この安全協定というのは、当然、周辺の環境の安全とか、そういったことに対して立入検査とか措置要求ができるということで、4市で調整をして、この安全協定を結んだわけでありまして、今まで大きなこれについての問題もなかったと、そう理解しております。したがいまして、先ほど答弁したとおりで、この事前了解につきましては、私の考え方は答弁したとおりでございます。



○議長(北沢俊一君) 市長の答弁終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) よくわからんので、もっと歯切れよく、単純明快な答えをいただきたいが、もう1点の……



○議長(北沢俊一君) 田島議員、済みません、もう少しマイクに近づいてください。



◆15番(田島允雄君) 議会の関係でね、議会のほうも9月以降──10月以降ですかな、4市対協が開かれないっていう異常な事態が続いたわけだね、4月3日まで。で、理由は何かと。

 これは、前議長が明らかにしてくれたけれども、プルサーマル計画の計画が、ああいう経過の中で実施に決定したと、菊川はね。そのときに、当然交付金の問題になったわけね、前回も出たから。これについて話し合うと、それが前提で決定したと。ところが、その後の話し合いの中で、この御前崎さんの議長さんは、そんな話は、今までどおり決めてあるので、協議する必要はないっていうふうなことを言ったので、これでは話ができないということで、この問題が何ら解決しない限り参加できないと、こういうことで現在まで来ていて、それで、その調整をして、初めて開かれたって。

 市長は、これについてどう、もう議会と同じ、議長さんと同じ、前のね、お考えで、同一歩調をとったわけですか。



○議長(北沢俊一君) 再質問終わりました。

 太田市長。



◎市長(太田順一君) その議会の中での4市の動きというものは、私は詳細には存じておりません。したがいまして、今回のプルサーマルの配分金については、前々からお話しておりますように、一度、このプルサーマルは一過性のものでありますから、やはり協議をする場を持つべきではないかということで、私は提案をさせていただいております。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) 時間がないので、この問題であれですが、やはりそういうことを考えても、対等に民主的な話がね、安全性について。お金だけでなくて。たとえ立地市と隣の市でも、危険は一緒なもんですからね、話し合うっていうためにも、その担保として事前了解条項、菊川もうんと言わにゃだめだよというのがますます必要になっているんじゃないかというのを指摘したいと。

 私は、市が、こういう長期にわたる問題になると思いますよ。この間、説明会でも、平成20年代から30年代にかけてリプレース、つまり廃炉というのをやるわけでしょう。核廃棄物の貯蔵施設もつくると。それから、プルサーマルも始まると。6号機の新設も始まると。本当に重大な問題が、これから20年か30年の間にここで展開すると。市のほうは、対策庁内委員会を、市長を委員長にした対応をするということですので、そんなら、そこで何を話すのか。今からだっていうあれですが、具体的に市民の安全を守るために、これとこれとこれが、今言った問題も当然じゃないですか。

 それから、これからじゃなくて今までだっても、例えばマグニチュード8の東海大地震の上に原発そのものがあることが安全かどうかっていう問題も提起されていると。中越沖の地震は、耐震基準が新しくできたけれども、それをオーバーして大きな地震に襲われたと。それも、浜岡原発はまだその視点には立ってないと。そういうチェック受けてないと。そういう問題もあるもんですから、改めてこれから考えんでも、今の問題もあるという点じゃ、もう一遍、具体的にこれとこれとこれだということがあったらお答え願いたい。



○議長(北沢俊一君) 田島議員の質問終わりました。

 市長、いいですか。太田市長。



◎市長(太田順一君) これは非常に本当に重要な話だと思います。当然、今回のリプレース計画というのは、日本で初めての計画でありますし、それから、1、2号炉を廃炉にして、中間処理槽を今後どうするか、あるいは、6号炉をどうするかということは、それは今度セットで来ているわけですから、田島議員が言われるように、非常に私がこれから、きちっと隣接市としての市民の安心・安全を考えた場合には、やっていかなきゃいけないと思います。

 したがって、それで、これからは当然庁内会議も開催しますし、中電の思いとかあるいは国の考え方とか、そういうものは説明を求めていくつもりでありますし、先ほどもお話しましたように、議員の皆さんも協議していただきまして、ぜひ同じ歩調でやっていただきたいと、そのように思っております。



○議長(北沢俊一君) 市長の答弁終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) 今言った、私は具体的に提案して、安全を守るために、庁内と議会も含めて、協働してそういうのを研究、検討していくということを確認していきたいというふうに思います。

 最後の問題で、赤レンガ問題ですね、あと6分あるもんで。市長、2つの点についての市長の答弁、つまり約束があったかっていう点については、12月と変わらないっていうのがまことに残念でね。あの後、部長と課長と職員4名と我々話し合って、同じテーマで話したけれども、市当局は、具体的な事実に対しての、こうだっていう確信ある判断ができなかったわけだね。

 で、私は、それじゃ、もしできにゃ認めるべきだと、あったのをね。もし、まだ反論があるのなら、執行部に対して文書で回答願いたいっていうふうにお願いしておきましたけど、その後回答がないし、これは、それがない限り、市長はどういうふうに担当課から聞いているのか。そこら辺、聞いていますか、その話の内容は。2月にしてありますよ。



○議長(北沢俊一君) 質問終わりました。

 太田市長。



◎市長(太田順一君) 先般の議会でも私はお答えしましたが、きょうもまたお答えしておりますが、今、地権者の方とうちの副市長と話し合いを持っております。したがいまして、過去を別に私は軽視するつもりはございませんが、地権者の気持ちを知ったり、これからどういうふうにしていくかということをきちっと誠意を持って話をしていきたいと思いますので、ぜひその点は田島議員の良識をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) 地権者と、所有者とね、誠意を持って話し合うって、当然それを続けているっていうのは、それはわかりますが、私、今聞いたのは、2月にね、再度あの問題で話し合った経過を聞いていますかって、そういうことです。



○議長(北沢俊一君) 質問が終わりました。

 市長。



◎市長(太田順一君) 当然、担当のほうから報告は聞いております。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) 聞いていて、どうですか、感想は。市長のね、あのとき市長さんは、例えば補償があるっていうふうに、その基本計画決定時にね、ちゃんとした補償費や移転費は計上してあるから、それは当然約束がなかったというようなことを言いましたけど、あのときは、課長さんは、それは4年も前の概算請求の補償額だっていうのを認めたわけですね。そんなものは何も、そのとき幾らあってもね、それらによってちゃんと約束がなかった保証にはならないっていうのが、それだって明らかになったわけですから、全然聞いてないと。で、この点じゃ引き続いてね、正式な文書回答もらった上で、さらに話をしていきたいと。そういう姿勢じゃちょっと誠意がないし、もっとその事実関係を追及する姿勢を持つべきだと。

 次の問題で、つまり、もう本当にいろんな方がね、保存するっていう動きも出ているわけだね。で、あれは、あの後掛川市も、今の木造駅舎に対する保存運動が起こって、あそこは市民も動いたし、議会も動いて、JRも、市当局との話の中で、既に思い出のある掛川市の特徴の近代化の重要な遺産だっていうことで、保存を決定したと。菊川のほう、それと比較して、市長、どうですか。まだ、そういった点じゃ、ああだこうだあれしているっていう、行政としての判断の鈍さ、今あるんですけど、掛川のああいうのと全く同じだし、それを見て、どのようにお考えですか。



○議長(北沢俊一君) 質問が終わりました。

 いいですか。市長、答弁できますか。太田市長。



◎市長(太田順一君) 全く同じという、その見解がまた違うと思うんですが、私は、先ほどお話しましたように、個人の所有物ですので、きちっとそれは行政と所有者と話をさせていただきたいと、そのように思っております。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) 所有形態がどうこうというよりも、近代化遺産としての価値は同じだということですよ。で、市民要望もあってね。

 で、副市長さんが具体的な交渉の担当になっているということなのでお聞きしますが、12月にも、基本的にはどうなのかと。話をしてるっていうのはわかりますよ。それは、今まで市当局は、とにかくあれを解体しちゃうんだと、その路線で話をしているのか、それとも、これだけの盛り上がりや運動のあった中では、考えを変えて話をしていますよというぐらいの方向性をここで明らかにすべきじゃないかと。その点、どうでしょう。



○議長(北沢俊一君) 質問終わりました。

 石田副市長。



◎副市長(石田辰芳君) 今の御質問でございますが、市当局の考え方っていいますか、それについては、先ほど市長のほうからお答え申し上げたように、19年3月の全員協議会においても皆様方に御説明をして、議会も同じ考え方をいただいたということで、その点については、まず、ぶれることなく考えておりますが、ただ、話し合いの中でいろんな幾つかの課題あるいは問題点もございますので、その点については、私どもも誠意を持って研究、調査をし、また、所有者の方もそれぞれのお考えがあるもんですから、お互いの気持ちを話し合いをさせていただいたというところであります。

 それについて変更があるかないかということでございますが、それについては、今後さらに話し合いをして、どんなふうに解決させていったらいいのかというところを今後ともお話し合いをさせていただきたいと、そんなふうに思っております。

 ただ、これは、市長も申し上げたように、個人の所有物でもございますし、またあるいは、そのほかの保存会の方の御意見もありますが、あくまでも交渉の窓口というのは、余りたくさんあっても私どもも困るもんですから、所有者の方のお考えが第一義でありますので、その辺をよくお聞きして話を進めてまいりたいというふうに思っております。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 田島議員、あと3分弱でございます。田島議員。



◆15番(田島允雄君) 方針の転換があったというふうに解釈できますね。つまり、今までは、もうあれは金もかかるし、区画整理も終わりになったし、解体だという一貫した方針で来たわけだね。しかし、今の副市長の答弁は、所有者と誠意を持ってね、お互いの気持ちを出し合い、話し合いをして解決していきたいということでしょう。今のお考えは。



○議長(北沢俊一君) 再質問終わりました。

 石田副市長。



◎副市長(石田辰芳君) 今、そこで方針の転換があるかないかというのを申し上げるのは、まだ時期尚早というふうに思っております。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 田島議員。



◆15番(田島允雄君) そこまで明確に言わなくても、方向転換をして話し合いをするって、市長もそうですよね。所有者と誠意を持って今後の話し合いをしたいっていうのは、もうあれを解体するっていう方向ではないっていうね、それをかじを取ったという、そういうふうなことになるんじゃないかと。解体するなら話し合いする必要ないんですからね。そう解釈したいと思うけれども、どうかということです。



○議長(北沢俊一君) 再質問に対して答弁をお願いします。

 太田市長。



◎市長(太田順一君) 今の田島議員の言葉の中で、ちょっと誤解を生ずるといけませんので、区画整理室長のほうから、その点については確認の答弁をさせます。



○議長(北沢俊一君) 長谷山区画整理室長。



◎区画整理室長(長谷山勝尋君) 区画整理室長です。ただいまの質問の関係ですけども、基本的には、当初に市長が答弁したとおり、基本的には、市のほうはあそこから移転ですよと。当然、今もって事業計画の中では補償費がまだ計上してありますので、そういうふうな考え方です。

 今、副市長から話のありましたように、今所有者と話し合いをしております。所有者の気持ちというものもありますし、市の方針というものもあります。当然、こういうふうな補償交渉というのは、お互いの信頼関係、これが崩れるともう話し合いが前へ出ませんので、まだ今の時期、こうですよという明言は私どもできません。今後も引き続き所有者と話をしていく中で、御理解をいただきたいなというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 田島議員、再質問ありますか。田島議員。



◆15番(田島允雄君) いろいろ交渉が難しいのか、明確な答弁ではないですけどね、やはり掛川もそうだし、この間テレビ見てたら、東京の中央郵便局のあの大臣もね、見て、幼いころの思い出のあった郵便局では、壊されてとんでもないといって、鶴の一声でストップして、ちゃんとやるようになっているね。ああいう古い、その地域の歴史をあらわしているような近代化遺産の保存というのは、重大な問題になると。私は、保存会も含めて、お金をかけずにね、ぶっつぶしゃもうなくなっちゃうんだから残してほしいという切実な願いに答えるべきだと。

 で、明確な答弁がなかなか聞けないけれども、大きくそういう方向で、もう話し合うっていうのはそういう方向でね、保存の方向で検討しているっていう、そういうあらわれでもあるということを確認をして、ちょうど時間なので終わりたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(北沢俊一君) 以上で15番 田島允雄議員の質問を終わります。

 ここで、11時15分まで休憩といたします。



休憩 午前11時02分



再開 午前11時15分





○議長(北沢俊一君) 会議を開く前に、傍聴席の方に改めてお願い申し上げます。携帯電話をお持ちの方は、マナーモードもしくは電源を切っていただきたいようにお願いいたします。よろしくお願いいたします。

 それでは、休憩前に引き続きまして会議を開きます。



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         △ す ず き 麗 華 君 



○議長(北沢俊一君) 次に、14番 すずき麗華議員の質問を許します。すずき議員。

         〔14番 すずき麗華君登壇〕



◆14番(すずき麗華君) それでは、私は、本議会で2つの質問通告を出させていただきました。ともに行政の方針は決定しているとされており、答弁につきましては、岩科議員、清水議員の代表質問、そして、先ほどの田島議員の一般質問でもお聞きしている部分もあります。行政に何を言っても、合併によって決められてきたことは変わらない。最後は理解を強要されて、弱いほうが泣きを見るだけだ。そういうあきらめと不信を抱く方の声もお聞きいたしました。

 しかし、行政はなぜ結論を先に出してから説明をされていくのか、私には理解できません。まず考え、知恵を絞って努力し、話し合った結果、やむを得ずこういう状況になりましたといった経過を住民に示してこそ、信頼できる行政と言えるのではないかと私は思っておりますので、くどいようですが、違う観点で同様の質問をさせていただきますので、答弁もより深くお願いいたします。

 まずは、都市計画税の質問をさせていただきます。

 都市計画税の必要性は、菊川地区のまちづくりを振り返る中で、理解できることも多いと感じておりますが、50年もの歴史がある地域と合併して初めて課せられることになった地域とでは、当然受けとめ方が違ってまいります。強引に押し通せば合併への不満を広げることにもなり、これからさらに市民に御協力いただかなければならない協働の一体化したまちづくりに影響しかねません。

 昨年、市民の前に突然出された説明では、課税の負担のみが先に出て、経過の説明理由が後からついてくる状態で、理解が得られたのか、大変不明であります。住民からの多くの不満をお聞きしておりますので、当局の今後の対応についてお聞かせいただきますよう、よろしくお願いいたします。

 質問に入ります。

 1、昨年10月、4回の説明会──これ、済みません、3回の説明会となっておりました。代表質問の答弁の中で、9月に1回、10月に4回ということで、計5回の説明会を開いたという答弁をいただきましたので、訂正をお願いします。これは、市の説明の回覧で回った分の中では、昨年3回ということで書いてありましたので、3回と書いてしまいました。その説明会が小笠地区を対象地域として行われました。

 私の地域は対象外ですので、連絡もなく、内容もわかりません。住民には理解されたのでしょうか。市長は、4回のうち何回出席をされましたか。これも、答弁をいただいております。5回のうち2回出席されたいうことで確認をしておりますので、よろしくお願いします。結果としては、どう感じたのか。ただ、市長は納得していただいたと言われましたが、その根拠はどこにあるのか、お答えください。

 2番目に、本会議では、平成22年から課税がされると改正案が提出されました。6日に、小笠地区の課税区域選出のお二人の議員も、それに賛成されております。そして、可決されました。これは、可決された以上どうしようもないこととは思いますが、1年の間に当局ではどんな説明対応が予定されておりますか、具体的にお願いいたします。

 3番に、都市計画税が目的税である以上、税の持つ意味から、今後の対象地域に係る都市計画の遂行内容をどう説明できるのか。実施可能な計画として、どんな計画が、何年先を完了として考えられているのか。

 4番目に、昨年の12月議会でも質問させていただきましたが、本年度末までに課税適用区域を検討することになっています。新生菊川市としての課税区域について、もう一度話し合う計画はあるのか。そして、これはどんな組織で、いつごろ話し合うのか。

 最後に、小笠地区は土木員制度によって、区費の徴収などですね、それも含めて、それぞれの地域計画が進められてきました。土地や自動車所有数などの負担で金額を決めてまいりまして、私なども、非農家ではありますが、2万円ほど納めております。生活圏の不便を解消し、道路や水環境などを守ってきました。

 都市計画税と土木費を重ねて支払うことになる地域もありますが、市当局としては、菊川地区、小笠地区の事情をどう考えているのでしょうか。つまり、住民は、課税そのもの以上に、課税をしなかった今までの状況を市がどれほど理解されているかを不信に思っていますので、市長の答弁をよろしくお願いします。

 次に、赤レンガ倉庫への質問をさせていただきます。

 これは、今まで質問してきましたので、深い内容は説明いたしませんが、先ほど小笠原議員の質問の中にもありました、先人の御苦労の中で開拓された牧之原台地の茶業が最盛期となった明治20年代、堀之内駅の開通と同時に、この地が茶業で発展しました。この地を拠点に、全国、いや世界に茶産業の販路を広げた富士再製のレンガ倉庫の貴重な遺産、赤レンガ倉庫の保存を、菊川市の個性として、お茶の町として、誇りを残すこととして、切に願うものでありますが、市の考えをお聞きしたいと思います。

 住民みずからが地域を育て、まちづくりを生ませる力が必要な時代です。住民が望んでいる個性ある歴史遺産をどう残せるのか。価値ある地域とするために何ができるのか。保存について、もう一度お考えいただきますよう期待して、次の質問をさせていただきます。

 1、明治20年代から菊川茶の歴史を築き上げてきた赤レンガ倉庫は、お茶の菊川市にとって貴重な文化遺産だと思いますが、これについて市長の考えをお聞きします。

 2、教育委員会では価値はないと判断をされましたが、その理由は何か。

 3、歴史上では、レンガの建築物は築造年代が短く、残されている建物も少ないと言われています。住民に活用や管理責任を持たせ、活気あるまちづくりが発信できるチャンスではないでしょうか。市長はどう考えますか。

 4、国文祭の駅前イベント計画に赤レンガ倉庫の存在はどうなるのか。これは、私も国文祭の企画に携わっております。今現在倉庫があるのに、その倉庫が活用できないという、計画の中に入れられないという、こういう現実があります。果たして、この倉庫はどうなるのでしょうか。市としての見解をお聞きいたして、私の登壇での質問を終わります。よろしくお願いします。



○議長(北沢俊一君) すずき議員の質問が終わりました。

 最初に、太田市長。

         〔市長 太田順一君登壇〕



◎市長(太田順一君) すずき麗華議員の御質問にお答えします。

 最初に、都市計画税関係でありますが、1番の説明会の参加、あるいはその結果はどうであったかということは、代表質問の岩科議員にお答えしましたとおりでございます。

 また、2番目の22年までの1年間にどんな説明対応が予定されているかということにつきましても、岩科議員への中でもお話しましたが、広報誌やホームページにより課税について周知させていただき、また、市外の方には広報誌の写しを送付させていただくなど、啓発活動に努めてまいりたいと思っております。

 次に、対象地域に係る都市計画税の遂行についての説明でございますが、都市計画事業は、地元の皆さんとの合意形成を初め、財政状況、整備手法の検討など、さまざまな課題を解決して事業化されるものでございます。したがいまして、将来にわたる具体的な都市計画事業をここでお示しすることはできかねますが、まずは総合計画に基づき計画的に事業実施を進めてまいりたいと考えております。

 次に、課税区域につきましては、都市計画条例の内容のとおりでございまして、現在そのように考えております。

 次に、都市計画税と土木費でございますが、菊川地区では、自治会費の中にこの土木費的なものが含まれており、小笠地区では、自治会費とは別に土木費を納めているということを伺っておりますので、地域で考え方に違いがございます。都市計画税が徴収されております地域につきましては、菊川市土木事業施行令に基づきまして、土木事業に対する地元負担金の費用は徴収しないこととなっており、市施行の事業として整備を実施しておりますので、地域の実情に合わせた取り組みをお願いしたいと思います。

 続きまして、赤レンガ倉庫の御質問にお答えします。

 私のほうから1点目と3点目について答弁をさせていただきます。

 1つ目の赤レンガ倉庫は、お茶の菊川市にとって貴重な文化遺産だと思うがとの御質問でありますが、9月議会でもお答えしましたように、赤レンガ倉庫は明治20年代の建物と聞いております。レンガ倉庫を輸出用茶葉の保管に使用していた経緯から、当時の茶業史上、歴史的な建物として希少価値はあると考えますが、文化財的価値がある近代建築物としては認識しておりません。

 3つ目の住民に活用や管理責任を持たせ、活気あるまちづくりが発信できるチャンスではないかとの質問でありますが、レンガ倉庫は個人の所有物であり、その土地は道路敷でありますので、今一番大切なことは、先ほども申し上げましたが、田島議員にもお答えしましたが、今後地権者、所有者の方と話し合いを持っていくかということが重要であると思います。今後、そのように所有者の方と話し合いを進めていきますので、御理解のほどをよろしくお願いします。

 あとのものは教育長よりお答えしますので、よろしくお願いします。

 以上でございます。



○議長(北沢俊一君) 続いて、石原教育長。

         〔教育長 石原 潔君登壇〕



◎教育長(石原潔君) 失礼します。すずき麗華議員の御質問にお答えします。

 私からは、駅南赤レンガ倉庫保存の再検討についての御質問のうち、2問目と4問目についてお答えをいたします。

 文化財としての価値については、さきの議会定例会において田島議員にお答えしたとおり、平成10年に静岡県近代化遺産の調査が行われ、当時の菊川町としても、この赤レンガ倉庫を含む数カ所の建物を申請いたしました。

 しかし、最終的には、静岡県の近代化遺産としては取り上げられなかった経緯があるとともに、平成16年には、伝統的建築物調査や修理活用を専門とする先生から、赤レンガ倉庫に対して、希少価値はあるが文化的価値は余りないとの評価を得たと聞いており、総合的に考えますと、文化財としての価値は低い建物だと判断をしているところであります。

 次に、国民文化祭の駅前イベント計画に赤レンガ倉庫の存在はどうなるのかとの御質問でありますが、赤レンガ倉庫そのものを利用してイベントなどを行う計画はありませんが、当区域では、駅前周辺を会場として、駅からつながる道を利用し、各種事業を計画中であります。

 以上であります。ありがとうございました。



○議長(北沢俊一君) 市長、教育長の答弁が終わりました。

 すずき議員、再質問ありますか。すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) ありがとうございました。もっと深く御答弁いただくと思っていたんですけど、割かしあっさりした答弁になってしまいました。これ今まで2人も質問をしておりましたので、そのときも含めて、答弁したことはもういいじゃないかというようなこともあったと思いますので、それは承知しておきますけど。

 これは、これから説明をしていくということなんですけど、この説明に対して、もう課税まで1年しかないんですよね。1年の中で説明していく中で、市から回状として印刷物を回すとか、それはやはりしっかりした市民に理解を得るとか、そういうものじゃないと思いますのでね。ただ、行政からただ伝えるという、こういうことになりましたよっていう承諾をいただくという、それだけになってしまいますので、今これが始まりますけど、皆さんがこれから協力していただきたいと思いますけどよろしくお願いしますということで、顔の見える説明をこれからどういうふうにして行うのか。もうこれで決まったから、もうあと報告だけでいいのかという、そういうことじゃなくて、一つ一つの説明をどういう計画をされているのか、その点をもう少し深くお願いしたいと思います。



○議長(北沢俊一君) 再質問が終わりました。

 五島税務課長、いいですか。税務課長。



◎税務課長(五島将行君) 税務課長でございます。今の御質問でございますけども、先ほど市長のほうから答弁がありましたが、繰り返しにもなりますけれども、まず広報誌、それからホームページ等で課税について周知をさせていただく予定でございます。

 それから、きめ細かいという点でございますけれども、多分といいますか、予定でございますが、10月下旬ごろになると思いますけれども、新たに課税となります納税者の方に概算の納税額、それを御通知申し上げる予定でございます。

 以上であります。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 すずき議員、再質問。すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) 課税内容を10月下旬に伝えるということですけど、これは事務上の関係もあると思いますので、それは期間は経つと思いますけど、要するに私が言うのは、課税の計算的なそういう内容ということじゃなくて、やはり今、今議会でそれが完全に進むんだったら、もう4月、5月のもっと早目にやらなきゃいけない。

 今回も、なぜ住民からいろんな不満やいろんなものが出たということは、先に課税が出てしまったということですね。その経過説明というものをしっかりしておかなかった。これは、確かに合併協議会の中では、その経過としてあったかもしれない。しかし、それを住民にしっかり説明していくのが行政の仕事だと思いますので、3年の間にそういった説明がなかったということに、今回不満を持っている人たちもたくさんあります。

 ですから、これはもう10月へ行けば、もうすぐ11、12月で、すぐ課税になるときが来てしまいます。そういう点で、税務課っていうことじゃなくて、行政としてそういった話し合いの場を持てるかということをお聞かせいただきたいと思います。



○議長(北沢俊一君) 再質問がありました。

 この問題は、中山総務企画部長ですか。中山部長。



◎総務企画部長(中山勝君) 総務企画部長です。ただいまの件なんですが、再度説明するようなんですが、我々、うちのほうとしましては、広報誌、それからホームページ等で周知を図っていきたいと。また、これにあわせまして、今まで現地で説明したとおり、その地権者の方には、課税かかっていく地権者の方には、10月なんですが、来年からこういう形で金額がかかるであろうというようなものをお送りさせていただくということで、これは説明会でも説明をさせていただいておりますので、こういう対応をとっていきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 すずき議員、再質問。すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) それは、説明会じゃなくて、ただ報告会ということですね。そういうことになりますね。やはり皆さんから負担をいただくということになれば、ただ報告じゃなくて、その点について経過や何かをすべて説明していこうという、そういう気持ちがなければ、なかなか住民も、今のこういう不景気のときですからね、納得できないんじゃないかなと思いますけど、市がそういった方針しか示されないのだったら、それは仕方ない。最初から説明する、説明するっていう話は、うそだったっていうことになると思います。それでよろしいですかということと。

 それとあと、課税することに対して、今後の計画ですよね。例えば、下水道工事なんかも、旧小笠町のときには計画があった。しかし、菊川市になったら、計画がいつになるかわからない。井矯堂線なんかもそうですね。そういったものに対しての説明は、これは都市計画の説明というのは、これはどういうふうに計画されているのか。1年の間に、皆さんが納得できるような計画をして、それから課税に踏み切っていただきたい。課税をするということが決まっているなら、僕が、課税区域外の僕自身が幾ら言っても、これは課税はされるということですから、それは、大事なのは説明ですよ。説明がしっかりできるかどうか、それをお答えいただけますか。



○議長(北沢俊一君) 再質問終わりました。

 総務企画部長。



◎総務企画部長(中山勝君) 総務企画部長です。市民に対する周知のために、去年5回、また企業に対しても1回やっているということで、その内容につきましては、我々が出向いて説明をしてまいりました。そういうことで、また、私どもが基づくものは合併協、それから、議会のほうで都市計画税条例、それを決めていただいた内容によって、我々は粛々と進めてきたというものでございます。今後も、そういう先ほど申し上げたとおりの予定で計画しております。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 すずき議員、再質問。すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) 非常に、どんどん強引に進めるというような形の答弁のような気がいたします。

 それで、これは課税区域につきましては、これから菊川市として、この課税区域っていうのはどうなるのか。むしろ、この菊川市のような小さな町っていうのは、一極集中的な大きな地域があるわけでもない。特に、旧菊川町のほうには、駅があり、東名があり、集中するところがあるかもしれないけど、旧小笠町の場合は、今までそんなに集中的なものがない。それぞれがある程度同じような状態の中で進んできました。

 そんな中で、この課税区域っていうのも、やはり菊川市になって、もう一回テーブルの上へ乗せて考えていって、そして、その結果を住民に理解してもらって進めていくという、それは旧町のときに合併によって考えたじゃなくて、市になって考えるという、そういう計画をぜひやっていただきたいと思いますが、その点につきましては、これからそういう計画が何年後とかいうのがあるのか、そこら辺をお聞きしたいと思います。



○議長(北沢俊一君) 再質問が終わりました。

 中山総務企画部長。



◎総務企画部長(中山勝君) 総務企画部長です。今言いましたとおり、我々としましても、今回議決をいただいたのは、菊川市としての対応ですね。都市計画税条例として、菊川市としてどうするかということを検討、審議いただいたものだというふうに考えております。ましてや今後につきましては、やはりそれなりの手法、そのかかる範囲ですか、税率、そういったものについては、また検討することは想定されますが、現在は、我々は都市計画税条例にのっとって対応をしていきたいというふうに考えております。

 また、皆さん、市民の方が用途地域をどうしようかとか、税率をどうしようかというようなことだけでなく、やはり菊川市として将来的にどういうまちづくりをしていこうというようなこと、これが大切だと思いますので、税だけじゃなくて、そういうまちづくりのほうの検討もぜひよろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 すずき議員、質問ありますか。すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) 一応5年以内に課税区域について検討するという、そういう合併のときの判断でしたよね。で、5年以内っていうのは、ことしを含めて全部で5年なんですよ。だから、その中で課税区域を考えていかなきゃならない。

 そして、企業なんかにしてみれば、企業や、例えば業者ですね、大型スーパーとかいろいろ業者なんかにしてみれば、課税区域じゃない用途地域外の土地のほうが安いんですよ。安いから、そっちのほうに行ってしまう。今度バイパスができれば、バイパスの近辺に建ったほうがいいという判断をする。そうすると、そういうふうに発展するとこっていうのは、課税区域じゃないところが発展していくんです。そうなってしまうんですよね。これは、旧菊川町の中でもそういうことがあったと思いますけどね。

 だから、やっぱり課税区域っていうものは、用途地域っていうのは、しっかりこれは考えていかなきゃならない。税金だけはたくさんもらっているけど、一応中心街みたいなものは非課税地域のほうに行ってしまうという、そういうことが今いろんなところで起こっていますので、その点もしっかり考えていただきたいと思います。

 それは、時間がありませんので、次に赤レンガ倉庫の再質問をさせていただきます。

 この赤レンガ倉庫も、これを今価値がないということで、教育長さんも市長さんも一応答弁をされました。しかし、僕は、その価値というのは物差しではかるものじゃないと思います。たたいて硬いから価値がある。積んできれいだから価値がある。要するに、住民運動の中で、それをどう活用できるか。価値は少ないかもしれないけど、これは住民の中に大切だというのが、先ほど教育長さんも言われました希少価値ですね。それぞれの地域の希少価値、それを生かして、それを伸ばしていくっていうのが、これからの市には、僕は大事だと思っております。その点、どうでしょうか。



○議長(北沢俊一君) 質問が終わりました。

 妻木社会教育課長。いいですか、妻木課長。



◎社会教育課長(妻木久君) 社会教育課長です。価値がないという点につきましては、先ほど教育長から申し上げたような理由によりまして、教育委員会としては判断をしているところでございます。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) これ価値というものを考えると、これは切りがないもんですから、僕もそんなに深くするわけにいかないんですけど、これは、今、県のほうの近代化遺産の中で認められなかったと、そういうことを答弁でいただきましたけど、この近代化遺産のときに、実際そのレンガ倉庫を見ていただいたのか、それをお聞かせいただきたいと思います。県のほうでも、ちょっと僕も聞いてみましたので、お願いします。



○議長(北沢俊一君) 質問が終わりました。

 妻木課長。



◎社会教育課長(妻木久君) 社会教育課長です。私のほうで確認といいますか、聞いておりますのは、先ほど教育長が申し上げましたように、10年のときに県のほうへ出した中で採用されなかったというふうに聞いております。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) ということは、この価値というものに対して、しっかり話し合っていなかったということ。県が言ったから、それでそれを納得して、自分たちの価値っていうものをね、希少価値っていうものを見つけられなかった。価値っていうのは、人が判断するものじゃないですよ。自分たちの地域が判断し、自分たちの生活の中の価値というものを見つけるものであって、たとえ石ころでも、価値のあるものは、その人にとって価値がある。そういうもんじゃないかと思います。

 それで、今、先ほど田島議員の質問の答弁の中で、副市長が一応地権者と話し合いをしているという話聞きましたけど、この地権者との話し合いっていうものは、どういう話し合いだったのかということね。例えば、金銭的な話し合いだったのか、それとも歩み寄るという部分を考えた話し合いだったのか、残すという話し合いだったのか、取り壊すという話し合いだったのか、それを教えていただきたいと思います。



○議長(北沢俊一君) 質問終わりました。

 石田副市長。



◎副市長(石田辰芳君) 今の御質問でございますが、これは、あくまでも交渉事でございますので、こういう場で、こういう話をした、ああいう話をしたと、そういうものではないんじゃないかというふうに思っております。お互い誠意を持って、何とか解決をしていこうということでございますので、いま少しお任せをいただきたいというふうに思っております。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 すずき議員、質問。すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) もう少しお任せをするということの中で、全体的には、市の方針としては取り壊すという、そういう形を示してありますので、取り壊すために努力するから、もう少し任せてくれということですか。それとも、もうちょっとお互いを理解して、中立的な考えを示していくということですか。



○議長(北沢俊一君) 質問終わりました。

 答弁を求めます。石田副市長。



◎副市長(石田辰芳君) 右が左かということは、なかなかこの場では言えないことでございまして、いずれにしても、よい解決策っていいますか、それを何とか見つけていかなきゃいかんなというふうに思っております。いずれにしても、誠意を持ってお話し合いをさせていただくと、こういうことでございますので、今のところは、その結論については待っていただきたいというふうに思っております。



○議長(北沢俊一君) 答弁終わりました。

 すずき議員、再質問ありますか。すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) 副市長さんも、僕も知るところによりますと、非常に美術品とか、そういう歴史とか、そういうものの文化財的なものには御理解があって、いろいろ興味も深いという、そういうことも伺っております。

 これは、今市長としては、交渉の中に市長が行くのではなくて、いつも副市長とか、あとは建設部長とか、市長以外の人たちが行くんですよね。だから、市長は、今までそれに旧菊川町のときに携わってきたもんですから、その中で、むしろそれ以上もう交渉の場へは行く気がないとか、そういうふうなふうに考えているのか。

 そしてまた、副市長としては、むしろ南のほうから、南の端っこのほうからこれを見ていて、このレンガ倉庫について、これから住民のシンボルとか、要するに予算の関係、財政の関係で取り除くとか、そういうこととは別で考えて、そういうものとして使えるものと考えるか、残すべきと考えるか。これは、行政の役職以外の考えの中で答えをいただければありがたいと思います。

 まず、市長、お願いします。



○議長(北沢俊一君) 再質問が終わりました。

 太田市長。



◎市長(太田順一君) 申しわけありませんが、もう一度質問をお願いしたいんですが。



○議長(北沢俊一君) すずき議員、もう一度市長に対する質問をしてください。



◆14番(すずき麗華君) 市長、そもそも市長さんが今まで、この問題が旧菊川町のころから携わってきて、ましてや市長さんは、一番の自分の地元っていうか、自分の住む地域なんですよね。住む地域でしょう。自分がそこに今までかかわりが一番ほかの人たちよりも強い地域であります。

 その中で、今どうしても交渉の中に入っていけないという、いつも交渉を聞くたんびに、副市長、建設部長というような形の交渉をしているもんですから。でも、これは、むしろ持ち上げる気持ちがなければ、どんな石も持ち上げられないんですよね。だから、市長さんにその持ち上げる気持ちっていうものがなければ、これは片づかない部分もあります。ですから、市長として、今までの長いこと、そもそも商店街計画とかね、そういうものの中でこれにかかわってきて、それに対して、今そういうふうに余り交渉自体に入り込めないというのは、どういうことなのですか。



○議長(北沢俊一君) 太田市長。



◎市長(太田順一君) まず、南でよそから見たほうがいいとか、中にいるから交渉したらいいんじゃないかとかっていう考えは毛頭持っておりませんで、一番総合的に見まして、今私は、そのような形で、一番ベストであるという判断の中で、今、市としては副市長に地権者の方とお話をして、今対応をさせていただいております。

 以上です。



○議長(北沢俊一君) 続いて、石田副市長。



◎副市長(石田辰芳君) 今、市長からも答弁ございましたように、私は役割として考えております。

 それと、もう一つ、この南の端っこのほうからこちらを見たときにどうかというお話でございますが、一つには、私はこう考えているんですよ。たびたびこの議会の中でも議論がされてきました文化財的価値というのと文化的価値、これはおのずと考え方が違っているんじゃないかなというふうに考えております。

 文化的価値っていうのは、それぞれに何にでも、地域あるいはその思いによって、文化的価値については変わってくる。ただし、文化財的価値となりますと、ある一定の評価がされるものだというふうに考えておりますので、今議員がおっしゃるように、あそこのところがどうだって言われても、なかなか申し上げられないんですが、私の判断としては、そういう文化的価値あるいは文化財的価値、その辺のところから、今後も話し合いをさせていただかにゃいかんかなというふうに思っております。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) それでは、今、文化的な価値ということを言われましたけど、文化的な価値というのはあるという可能性は持っているんですよね、副市長さん。



○議長(北沢俊一君) 質問終わりました。

 石田副市長。



◎副市長(石田辰芳君) 今申し上げたような文化的価値っていうのは、赤レンガだけじゃなくって、いろんなものにあると思うんですね。私どもの生活にとって、それが文化的であるかどうかっていう、そういう判断となりますので、なかなかはっきりは申し上げられませんが、そういう考え方もあるのかなあというふうに思っております。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 すずき議員。



◆14番(すずき麗華君) 地域として、今、保存会の人たちとか、そういった組織が動いている。で、今署名運動も進んでいる。しかし、その署名運動自体をとめるだけの市の強引なものはできない。そういう中で、市民が動けば、これは地域の価値なんですよね。

 今、市民に動いてもらうのはなかなか大変です。今、役員を決めるのにも大変だという状態の中で、市民みずからが、その地域をよくしよう、そして、その地域の宝物を探して、その宝物を自分たちで活用していこう。今、コンサートをやったり展示会をやったり、いろんなものに今レンガ倉庫が使われています。そういった実態は、やはり文化の価値というものの中で、これから無限大に広がるんじゃないかと思います。

 そういったものに対しては、今この可能性がどういうふうに考えるか、もう一度、済みません、副市長さん、お願いします。



○議長(北沢俊一君) 再質問終わりました。

 石田副市長。



◎副市長(石田辰芳君) 確かに、保存会の方、あるいは市民のある一部の方は、そういうふうな思いがあるということは、私も認識をしております。ただ、その文化的価値というものについては、それぞれに感ずるものがあって、十人十色でありますので、その辺についてはよくしんしゃくをしてかにゃいかんなというふうに思っております。

 それともう一つは、この問題につきましては、先ほど田島議員さんからの御質問の中で御答弁を申し上げたとおり、19年のときに議会にもお諮りをし、一応の政策決定っていいますか、考え方を皆さんにも御理解をいただいたというふうに認識をしておりますので、その辺の変更といえば、今までは保存会の方とお話をさせていただきましたが、所有者の方がこちらにお戻りでございますので、あくまでも所有者の方とお話をさせていただいて、そういう中で、よりよい解決策を見出していきたいなというふうに考えております。

 今の文化的価値っていいますか、それをどう考えるかというのは、それぞれの皆さんのお考えのとおりでございます。また、議会民主制をとっておりますので、全住民にそれのいいか悪いかを聞くことはなかなかできませんので、議員の皆さんとよく御相談を申し上げて、結論に導いていきたいなというふうに考えております。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 すずき議員、再質問ありますか。あと1分です。



◆14番(すずき麗華君) 議会を通っているということを言われましたけど、これは全協で確かに説明がありました。しかし、その中で、最後には地権者とよく話し合っていくという、その部分だけで、決定した、そういうことは、そこではただ説明があっただけなんですよね。報告と説明をいただいたという、そこで決をとったこともないし、しっかり協議したこともないし。だから、そういうのは、本当はちょっとおかしいんじゃないかなと思います。

 そして、もう一つ、今、地権者に対してもそうだけども、もう少し前向きに考えていくということ。で、時間がありませんので、最後にちょっと教育委員会のほうにお聞きしますけど、先ほど国文祭の関係もそうなんだけど、それにはそのままに置いておくっていうんだけど、それは使えるですか、使えないですか、どうするか。国文祭として、その中身を、そのレンガ倉庫を、今、現に文化的なものでいろんなものに使用しているレンガ倉庫を……



○議長(北沢俊一君) すずき議員、時間ですので。



◆14番(すずき麗華君) 使えるかどうか、それだけ。



○議長(北沢俊一君) 答弁を願います。妻木課長。



◎社会教育課長(妻木久君) 社会教育課長です。現在、国文祭の関係につきましては、駅前会場ということで、いろいろな企画のほうを考えていただいておりますが、それにつきましては、議員さんのほうも入っていただきまして、いろいろやっていただいております。その中ですけども、このところのレンガ倉庫を実際に活用するかどうかというところにつきましては、現在、教育委員会としては、特に対応のほうは考えておりません。

 以上です。



◆14番(すずき麗華君) はい、わかりました。



○議長(北沢俊一君) 以上で、14番 すずき麗華議員の質問を終わります。

 ここで、13時まで休憩といたします。



休憩 午後 0時01分



再開 午後 1時00分





○議長(北沢俊一君) それでは、午前中の休憩前に引き続きまして会議を開きます。



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         △ 高 柳 和 弘 君 



○議長(北沢俊一君) 次に、1番 高柳和弘議員の質問を許します。高柳和弘議員。

         〔1番 高柳和弘君登壇〕



◆1番(高柳和弘君) それでは、よろしくお願いします。初めての質問ということで、大変緊張しております。答弁のときも緊張しましたけれども。ちょっと質問が長くなりますので、しばらくの間御清聴をお願いいたします。

 菊川市の情報発信力の向上についてということで質問のほうをさせていただきます。

 私は、一昨年3月に市役所を早期退職させていただいた後、農業の傍ら趣味的なボランティア活動に参加し、一市民としてまちづくり、地域づくりにかかわってきました。その中で、菊川市の情報発信力について感じたことがあります。今回、初めての議会でありますが、いかに市民の自主的なまちおこし活動を誘発し、そして、その成果を広く情報発信して、話題性にあふれた、活気あるまちづくりを進めていくかにつきまして、質問をさせていただきます。

 退職した後も、我が町菊川の動向については気になるところであり、新聞記事やテレビのニュースなどを興味深く拝見しておりました。しかしながら、菊川市内の話題について、新聞──うちでは静岡新聞になりますが、その県内版にはほぼ毎日のように何か記事が載るものの、テレビではほとんど放映されることがないということに気づきました。

 これを実証、確認するために、昨年2月に1カ月間、新聞のテレビ番組欄により、県内各地のどのような話題がテレビで取り上げられているのかを調べてみました。御存じのとおり、県内にはNHKと民間を合わせて5つの放送局があります。いずれの局でも、夕方5時から6時台の時間帯に県内のローカルニュース番組を放送しています。その番組の中で特集的に取り上げられるメーンの話題については、そのタイトルが新聞のテレビ欄に掲載されています。町の名前までは推測できないものも幾つかありましたので、特定できたものだけで集計ランキングをつくってみました。

 その結果、市町別に見ますと、地理的優位性もあってか、静岡市が群を抜き、藤枝市、島田市、東伊豆町などが続いており、県内、当時たしか42市町だと思いますが、そのうちのほぼ半数に当たる20市町の話題が取り上げられておりました。分野別に見ますと、食の関係が圧倒的に多く、グルメのほか、魚介類などの食材、菓子、お酒など、次いで、おもしろい商店街とかおいしいお店などや、花や木、祭り・イベント、歴史や伝統文化などという順番でありました。

 残念ながら、予想どおりといいますか、菊川市については、イベントやまちおこし的なものはありませんでして、明るい話題は唯一、常葉菊川高校野球部の選抜出場でした。全国ネット放送につきましては、やはりありませんでして、先ほど質問のほうにも出ました赤レンガ倉庫の話題が、近年唯一の全国に発信された話題ではないかと思われますが、これは少々意味合いが違う内容であります。

 当市は、堅実な行政手法には一定の評価がされている一方、少々地味で、市民活動を含め、遊び心にあふれたユニークな取り組みについてはいま一つという印象であります。

 さて、世はまさにまちづくり・まちおこし競争の時代であります。交流人口の増大や特産品の開発、販路拡大等による経済活動の活性化を推進し、活気に満ちあふれた町をつくろうと、県内だけでなく、全国各地で行政や民間──民間というのは、市民有志とか経済団体、NPOなどでありますけども、こうした方々による活動がさまざまな形で繰り広げられ、あわせて情報発信がなされています。

 今はやりのまちおこし手法を幾つか上げてみますと、まず、よさこい祭り(ダンスイベント)があります。華やかな衣装、躍動感あふれる音楽と振りつけの集団演舞よさこい踊り。踊り手と観客が感動を共有できるため、県内各地でもよさこいの祭典が開かれています。当市のODORA THE菊川が、この分野に入ります。

 次に、御当地グルメがありますけども、何といってもB級グルメ富士宮焼きそばが全国的知名度でも断トツ。B─1グランプリ等のイベントによる誘客も含めて、大きな経済効果を上げています。やきそば学会によるマスメディアを引きつける手法が大成功に結びついたと言えます。各地でのグルメイベントも活況を呈し、新たなメニュー開発に取り組んでいる町が最も多い分野であります。

 3つ目として、フィルムコミッション(ロケ誘致)の取り組みもふえてきました。映画やテレビ番組などのロケ隊のお手伝いをすることによりロケを誘致する活動は、直接的な経済効果だけでなく、舞台になった地域のイメージを県内外にアピールでき、観光振興や地域活性化に有効と言われています。

 このほか、比較的大きい市や地域が実施主体となりますが、地域資源の再認識を通して地域のイメージアップを図ることを目的とした御当地検定、これには富士、浜松、静岡、伊豆検定あるいは修善寺案内名人認定試験などがありますが、また、より質の高い商品や特産品の審査、認定を行い、ブランドイメージを上げることにより販路拡大を支援する地域ブランド創生・認定事業、これには、磐田、富士、清水、御殿場、浜松地域などがあります。

 これらの特徴は、施設等のハード整備に頼らず、既存の地域資源を掘り起こし、アイディアで味つけして活用するまちおこし、観光誘客活動の例であります。

 話は変わりますが、現在、菊川市の名前は、全国どこへ行っても知らない人はいないといっても過言ではないほどであります。それは、常葉菊川高校野球部の活躍のおかげであります。昨年、旅行先で知り合った群馬県の方との会話の中で、出身地を尋ねられ、「静岡県の菊川市という町で、静岡市と浜松市の中間ぐらいで」と説明しかけたところ、即座に「ああ、高校野球の菊川ですね」と言われて、びっくりしました。まさか菊川の名前を知っていてくれたとは、驚くと同時に、大変うれしい気持ちになりました。

 自分の町の名前が有名になるということは、市民であることに自信と誇りを感じ、ひいては市民満足度のアップ、郷土愛の醸成につながっていきます。また、菊川の名前が全国に知れ渡っている今、これを活用し、さらに全国に情報発信し、特産の深蒸し茶のPRを含めて、菊川市を活性化する絶好のチャンスではないでしょうか。常葉野球の菊川もすばらしいことですが、ぜひともお茶の菊川を全国にしていきたいものであります。

 平成21年度施政方針の中で、市長は、「元気!菊川市」をスローガンに、菊川市と市民の元気につながる施策に取り組むとしています。市民の自主的な活動をサポートするシステムとして、新規に1%地域づくり活動交付金制度を創設することとし、既に2月2日から第1期募集がスタートしております。この制度は、1%云々というネーミングの妙もあってか、市民の関心は結構高いようで、私の身近でも、この交付金を使ってみようかというグループの声も聞かれておりますが、第1期の応募状況、出足のほうはいかがでしょうか。

 先ほど申し上げましたように、昨今のまちおこしの取り組み事例は、上げたらいとまがありません。その主体は、確かに市民による自発的活動が理想でありますが、市として新たなまちおこし活動を誘発する後押し、仕掛けについて、1%交付金制度の有効推進を含めて、何か構想がありましたらお答えいただきたいと思います。

 あるいは、これも新規の組織でありますが、農業・商業・工業・観光の連携を図るための菊川市地域活性化懇話会を中心に、きくがわブランドの形成と推進、情報発信を総合的なプロジェクトとして取り組んではいかがでしょうか。

 近年、メディア露出度という言葉を耳にするようになりました。マスコミに登場する回数、頻度は、町の元気度のバロメーターの一つであると考えます。巧妙な情報発信は、事業の効果的推進や成果の付加価値を高めることにもつながります。有効な情報発信の手法としては、例えば、タイミングよく季節感のある話題、しゅんの話題の提供、ブームに便乗する、B級グルメなどトレンドに乗る、マスコミ受けしそうな部分を協調する、おもしろおかしくアピールするなどが必要ではないでしょうか。

 テレビの力は大きいもので、町の活力、おもしろい町、元気のある町というイメージの形成に大きな影響を与えるものだと思います。メディア露出度、テレビに放映される回数の目標設定をしてみてはどうでしょう。

 経済効果だけでなく、有形無形に菊川市の元気となる新たなまちづくり活動誘発の仕掛けと、事業成果に付加価値をつける情報発信の取り組みにつきまして述べさせていただきました。「おっ、菊川っておもしろいことやってるね」とか、「菊川のお茶ってなかなか頑張ってるじゃん」と言われるような町にしていく手法についてどのようにお考えでしょうか。

 以上、情報発信力の向上策、情報発信力のあるまちづくりについての質問とさせていただきます。



○議長(北沢俊一君) 高柳議員の質問が終わりました。

 市長の答弁を求めます。太田市長。

         〔市長 太田順一君登壇〕



◎市長(太田順一君) 高柳議員には、たくさんの提案をいただきまして、ありがとうございます。何か2年前、3年前ぐらいを思い出したような気になりますけども、これからもいろいろと新しい発想の提案をぜひよろしくお願いしたいと思います。

 まず最初に、1%地域づくり活動交付金制度でございますが、これは市民税の一部を市民の皆さんに還元するといった趣旨でスタートするものでございまして、さきの当初予算に関する新聞報道でも大きく取り上げられたところは記憶に新しいところでございます。市民の方からの問い合わせも多く、また、他市からの制度に関する問い合わせもあったと聞いておりまして、関心の高さがうかがわれると、そんな印象でございます。

 市民の方々との協働によるまちづくりを標榜する菊川市にとって、私は、この1%地域づくり活動交付金こそが地域のまちおこし活動を支える仕掛けであると、そのように考えております。この交付金を各地域や各種団体で積極的に活用していただき、全市に拡大していけば、菊川市の元気につながっていくと考えます。

 さて、御質問の第1期の応募状況ですが、応募件数、第1期っていうのは2月の2日から2月の27日までの1%に関する応募状況ですが、応募件数が17件、申請金額が430万円となっています。応募いただいた団体の内訳は、10名以上の地域づくり団体が13件、コミュニティー協議会が4件であります。今後、3月中旬に審査選考を行い、4月からの活動開始という流れになります。

 今、具体的に市が考えている新たなまちおこし構想につきましては、地域に埋もれている資産、資源、例えば、先ほどの小笠原議員の質問でもお答えしましたが、関口隆吉氏や橋本梧郎先生といった先人・偉人の遺徳を掘り起こすことも、まちおこしの一つであると考えております。また、菊川の新名物を目指すきくがわガレットは、市民の皆さんから出てきた新しい動きの一例でございます。

 議員御指摘の地域経済活性化懇話会においても、農工商それぞれの分野の方が連携する中で、新しい特産品や地域資源をきくがわブランドにつなげていけるよう検討してまいります。

 次に、メディア露出度の目標設定ですが、指標として設定することも一つの方法かとは思いますが、大切なことは、いかに情報を発信できるかということと思います。テレビや新聞といったマスメディアが本市に関心を持ち、取材に来てもらうためには、その情報の出し方が重要になります。

 開港が決まった富士山静岡空港や来年度立ち上げます東京ネットワーク交流会などを活用した新しい取り組みも求められているところであり、積極的に市のPRに努めていきたいと考えております。そうした結果として露出度があらわれてくるものと考えます。

 最後になりますが、「菊川って頑張っているなあ」と言われるためには、市民の皆さんのマンパワーが不可欠でございます。行政からだけでなく、市民の皆さんや団体からの情報発信、情報提供が不可欠であり、官民一体となって進めていくことが重要であると思います。1%づくり交付金を大きな軸として、さまざまなまちづくり・まちおこし活動を支援していきたいと考えております。

 以上で高柳議員への答弁といたします。ありがとうございました。



○議長(北沢俊一君) 市長の答弁が終わりました。

 高柳議員、再質問ありますか。高柳議員。



◆1番(高柳和弘君) ありがとうございました。再質問として、少し聞かせていただきたいんですが、今、1%交付金につきましては、大変関心度が高いということで、先ほど言いましたようにネーミングもよかったんじゃないかなと思っておりますけども、そうしたまず市民の取り組みは別にして、市の行政側のことでちょっと言わせていただきたいと思いますけども、このネーミングもそうですけども、こうしたちょっとした一ひねりというのが、いろんな事業を行政側としてもやっていく上で大切じゃないかなと感じております。

 例えば、この間の代表質問にもありましたけども、中でもちょっと触れられましたけども、定額給付金の関係ですけども、この前、国会で通った翌日ですか、テレビを見ておりましたら、もう通ってすぐ交付した町がありましたが、青森県の西目屋村ですか、そこは、ほかにもあったのかもしれませんけども、全国一というか、もう即日現金で交付したというようなことがありまして、これもテレビで全国放映をされておりました。

 このように、村民にとっても非常にありがたいことですし、また、その事業効果もすごく早く出るということもあると思います。しかも、こうやって全国的に取り上げてもらって、アピールにもなるというようなことがあると思います。そういったことも通しまして、ぜひ行政側の事業につきましてもこだわりと一ひねりというのを持ってもらえば、市民満足度、それから情報発信にもつながるんじゃないかなあと思いますが、いかがでしょうか。

 それから、先ほど小笠原議員さんの質問にもありましたが、中でも触れられました若者を取り込むということがありましたが、まちの活性化の中で、先ほどは小中学生という話でしたが、若者、青年の団体、農協の青年部とか、あるいは茶業青年部っていうのが、そういう名前だったかどうか忘れましたが、そんな組織、あるいは商工会青年部、JC、青年団あるいは女性の組織とか、そういったのを活性化、まちおこしにうまく取り込むということにつきまして、提案といいますか、そういうことに対して何か構想がありましたらお願いしたいと思います。



○議長(北沢俊一君) 高柳議員の再質問が終わりました。

 情報の発信の仕方の問題、あるいは若者をどういうふうに取り込むかということにつきまして、企画政策課長。



◎企画政策課長(原田修一君) 企画政策課長でございます。まず、ちょっとした一ひねりで、定額給付金の例を出していただいて、御質問いただいたわけなんですけども、こだわり、一ひねり、確かに一番早くっていうのも一つの一ひねりだと思うんですけども、菊川市の場合、まず視点として、いかにこの定額給付金の経済効果を菊川市として取り込めるかっていう問題を庁舎内で議論させていただいた経緯がございます。

 そういった結果の中で、今回商工会でやっていただくようなプレミアム商品券であったり、農協さんのほうで今度新しく販路を開拓する、地場産品をこれから販路を開拓していこうというような事業に支援するということを菊川市として取り組ませていただくということで決定いたしましたので、菊川市としては、早いというよりも、いかに──多少ちょっと視点はずれますけども、いかに菊川の中でその経済効果を生み出そうかなという形で取り組ませていただいたところでございます。

 あと、若者を取り込むなど市民団体の活性化っていうことでございますけども、これは非常に大切なことでございますので、これからもこういった視点でまちづくりのほうは進めていく必要があろうかということは認識しております。

 以上でございます。



○議長(北沢俊一君) 答弁が終わりました。

 高柳議員、再質問ありますか。



◆1番(高柳和弘君) ありがとうございました。



○議長(北沢俊一君) 以上で、1番 高柳和弘議員の質問を終わります。



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△散会の宣告 



○議長(北沢俊一君) 以上で、本日予定しました4人の方の質問がすべて終了しました。

 次の会議は、3月23日月曜日午前9時から当議場で開催しますので、定刻までに御参集をください。

 本日は、これをもって散会とします。お疲れさまでした。



散会 午後 1時22分