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静岡県 裾野市

平成12年 12月 定例会 12月14日−一般質問−03号




平成12年 12月 定例会 − 12月14日−一般質問−03号







平成12年 12月 定例会




            平成12年12月

         裾野市議会定例会会議録第3号


                        平成12年12月14日(木)
                        午前10時 開 議


 日程第1 一般質問(6番〜10番)
 
〇本日の会議に付した事件…………………………議事日程に掲げた事件と同じ
〇出欠席議員…………………………………………議員出席表のとおり
〇説明のため出席した者……………………………出席表のとおり
〇出席した議会事務局職員…………………………出席表のとおり







             議          事



                       10時00分 開議



○議長(高村善男) おはようございます。出席議員は定足数に達しております。

  ただいまから本日の会議を開きます。





△日程第1 一般質問



○議長(高村善男) 日程に基づき一般質問に入ります。

  質問の順序は、議長への通告の順序といたします。

  2番、岡本和枝議員。



◆2番(岡本和枝議員) おはようございます。それでは、通告に従って質問をしたいと思います。

  また介護保険ですけれども、ぜひ市長に、委員会ではお話できませんので、ぜひ市長にお話ししたいと思って、今回も介護保険を取り上げました。

  発足して8カ月の介護保険制度についてということで、介護保険が発足して8カ月がたち、10月からは65歳以上の方の保険料徴収が始まりました。先日裾野市の保健医療福祉連絡会主催の「介護保険のめざすものと今後の行方」として、財団法人厚生年金事業振興団常務理事の松田朗氏の講演会がありました。介護保険制度発足の現状と課題として、サービスの量や質の問題など制度の矛盾は矛盾として客観的にとらえられた講演会であったと思います。

  4月にスタートして以来、本当に家族介護の負担を軽減する介護保険制度になったのか。今までの措置であった介護福祉サービスの水準は低下していないのかなどなど、当市の矛盾を引きずったままに今日に至っております。ここで、9月に大橋市長に、現在介護保険を利用して奥さんを介護されている方から手紙が行きました。それを私の方もいただきましたので、ぜひその手紙を読ませていただいて、今の裾野での介護保険の現状をぜひ皆さんに知っていただきたいと思います。

  「介護保険制度が始まって4カ月がたち」、これは9月の段階でした。「最近の市、県の議会だよりも、一般質問で介護保険発足後の利用状況に対する質疑を行うところで紹介されておりますが、ともにまだ利用状況は把握されていない旨の答弁になっています。介護保険制度は発足までに紆余曲折があり、見切り発車の状態だったことから、いろいろな問題点があるように聞いてはいましたが、私も発足直後に意外な問題に遭遇いたしましたので、私の直接経験した事項について申し上げます。実情把握を知っていただきたく筆をとりました」ということであります。結論から申し上げますと、訪問リハビリの回数が、介護保険実施前に比べて、実施後に半減したということです。

  「私の妻は、平成8年3月クモ膜下出血を発症、幸いに生命を取りとめ、1年9カ月入院生活の後、現在自宅介護をしています。入院の後段は中伊豆リハビリセンターで、退院後も同リハビリセンターの訪問介護と週1回の訪問リハビリを受けていました。そのかいあってか、かなり症状が好転してまいりましたので、リハビリの回数の増加を要望しようとしたやさきの5月、増加どころか半減となる隔週を逆に要請されたのです。それは要請というよりも、実質的にそうせざるを得ない状況と言えます。つまりこれまで中伊豆関係の患者が対象でしたが、介護保険の施行で訪問リハビリを知ることによって希望者が増えて、他の事業者からの訪問リハビリの需要にも応じなければならなくなっていると言うのです。訪問介護によるリハビリを行っている事業所は極めて少なく、それでも応じ切れず断っている状態で、地域によっては訪問リハは行われていないところもあるやに聞いています。ご存じと思いますが、脳症患者に効果的な治療薬はありません。しかし、人間には学習能力がありますので、脳の障害によって失われた機能を、末端に刺激を与えることによって機能の記憶をよみがえらせるのがリハビリの目的で、脳症患者に対する最大の治療方法であるのです。寝たきりを防止し、医療費を抑制するためにもリハビリは最も有効な治療方法なのです。介護の質の向上をうたいながら、患者にとって最大の治療法が、発足と同時に家族の期待を裏切って軽々しく半減するという介護保険の基盤の弱さに全く驚かされました。見切り発車の状態であったとはいえ、これはまるで国という一流レストランで献立表にある料理を注文したけれども「ない」と言われたようなもので、看板に偽りありも甚だしいと言わざるを得ません。その結果、これまでのサービスが半分になる。新しい人は不十分なサービスしか受けられない。要望してもできないことで、ケアマネージャーと依頼者の信頼関係を妨げる。従事者(医療療法士)は需要の増加により、労力が過重になるなどさまざまな影響を受けるということをお考えいただきたいのです。この問題は、理学士の養成、雇用など早急に解決できるものとは思えませんし、この状態が2市2町の範囲にとどまるのか、あるいは県、国全体のものなのか私にはわかりませんが、速やかに実態を把握し、介護保険の内容を名実ともに充実していただけるように進言いたします。なお、「市議会だより」によりますと、介護保険について市の答弁は、今のところ苦情はない、これは6月議会での「市議会だより」だったと思いますけれども、つまり問題はまだないという意味に理解できますが、このことについても参考までに付言させていただきます。若年の障害者を除けば、要介護者の多くは老齢者でしょう。義務を果たすことを強調された戦前の教育の影響を多く残し、戦後生まれのように権利を主張することになれていない世代の人が多いはずです。私の周囲でも介護保険の利用に対し、「人に迷惑をかけたくない」「他人にやらせては体裁が悪い」、極端なのは「お上に世話をかけたくない」など、介護を社会で支えるという介護保険の思想に乗り切れない次元の、あるいは知ろうとしない人たちさえいます。このような素地の中で介護保険の普及は徹底し、これまでの与えられる福祉という観念を払拭しない限り、苦情、問題点の提起として待っていたのでは、実情はつかめません。積極的な問題点の把握が望まれます」という、ちょっと長くなりましたけれども、このようなお手紙が来ております。

  これを踏まえまして、最初に、発足8カ月の介護保険制度の裾野市の利用実態と、それに対しての市長の見解をまずお聞かせいただきたいと思います。

  2番目には、自治体独自の低所得者に対しての保険料の免除や減免が必要ではないかということ、これに対してどのように考えていらっしゃるかということです。

  3番目には、利用料の軽減措置の拡大ということで、訪問介護、今まで利用されていた方、低所得者の方に限りますけれども、3%の軽減措置がとられています。これを新規の利用者まで含めて拡大できないかということです。

  あと、介護保険の導入で施設利用者とかホームヘルパーの希望者が増加しているという事実はあります。施設の整備状況はどうなっているのか。2号保険者対応の老健だとか、これをリハビリを含めてとか、そういうデイ・サービスなどはどうなっているのかお伺いしたいと思います。

  5番目には、介護保険は必要がないとされたお年寄りの方の、地域の高齢者の方の自立生活を支えるために、ふれあいサロンあじさいがスタートしております。ですけれども、ここには送迎バスがありません。この生きがいデイ・サービスは介護保険の一応認定漏れの方を対象としたりしておりますけれども、65歳以上の一人暮らしの方や高齢者世帯の方など介護保険の対象にならない方で、月曜日から金曜日までのうちの週3日、午前10時から3時まで、利用料は1日につき800円というような形で、事業内容は教養講座とか健康教室、レクリエーション、趣味、創作活動とか野外の散策とか日常動作訓練などなど行われております。始まったこのふれあいサロンあじさいですけれども、送迎バスがないために、バスやタクシー、または歩きということで利用されている方がいらっしゃいます。その中で、長距離歩いたもので体調が悪くなったりとか、迷子になったりというふうな問題も起きていますし、送迎がないために利用したくても利用できない人がいるのではないかというような問題も出ています。元気な高齢者の方の暮らし支援事業としても、これから本当にますます重視していかなければならない事業です。そのためにも、送迎の問題を含んで、来年度からどうするのかお尋ねしたいと思います。

  ただ、この間、タクシー利用されている方の負担とても高いものだったのですけれども、その方の負担をなくすということで、運転ボランティアのサポート裾野という制度も一部では取り入れられております。

  大きい2番目に、児童虐待防止法にどう対応するかということで質問します。1999年、全国の児童相談所が扱った児童虐待に関する相談は1万2,000件を超え、10年前の10倍、実態は報告される数の10倍はあるとも推測されるそうです。これらの現状を受けて児童虐待防止法がことし5月に議員立法で成立、11月20日に施行されました。だれも児童に対して虐待をしてはならないと、虐待から子供の命と人権を守る立場を明確にした虐待の禁止規定が初めて法律で定められたわけです。これを受けて、病院や学校、保育園は、虐待を発見しやすい立場にあることを自覚しなければならない。そして、早期発見、通告が義務づけられました。虐待を受けてしまってからでは遅く、疑いの段階で児童相談所に速やかに通告することを、これまた法律で義務づけました。

  全国の実態を言いましたけれども、この社会が都市化とか情報化する中で、子供も大人も本当、同じ情報を共有したりということでは、どこの地域でも起き得るという可能性を持っている問題だと思います。9月議会でも虐待に関する質問がありました。それも受けながらも、11月20日の法律の施行を受けて、裾野市は今までもいろいろ勉強会とか、それぞれの機関の取り組み等十分承知していますけれども、法律を受けて裾野市はどうしていくのか伺います。虐待の状況把握はどうなっているのかをお尋ねしたいと思います。

  3番目に、ファミリーサポート制度の導入ということで質問します。これは今言った児童虐待の問題も絡みながらも、総合的な子育て支援を目指し、裾野市にふさわしいファミリーサポート制度をぜひ取り入れてほしいという思いで質問しております。裾野市の子育て支援のための政策は、他市町村と比べてもかなり先進的に取り組まれている部分が多いことも承知しております。ひとつ働く女性に対しても、仕事と育児を両立するために、子育て支援としては保育園での延長保育や休日保育、看護保育、緊急・リフレッシュ事業など特別保育事業、多様な保育推進事業として取り組まれています。保育園の中途入園の児童数も11年度は203人ということで、昨日助役が待機者はゼロということをおっしゃっていましたけれども、それをこの数字があらわしているのではないかと思うのですけれども、中途での入園者もこのような形で受け入れております。ただ、これらのものが特別な事業や、また拠点方式というような問題、すべての園を対象としたものではないというような問題、制度としてもっともっと充実させていかなければならないという問題もありますし、この点もっと多くの人たちが利用しやすい、子育てしやすい制度にしていかなければならないという課題は残るとしても、本当にいろいろな働く女性の要望に応えるシステムを取り入れられているということは評価できるのではないかと思います。

  また、働く女性ばかりでなく子育て中のお母さんへの支援としても、子育て支援センター、一時保育など富岳台保育園やさくら保育園などで取り組まれています。しかし、これらの制度があっても、なかなか施設に足を運びにくいお母さん方への支援はおくれがちです。やはりこの問題も、この点に関しても9月議会でも話は出ましたけれども、核家族の進行や昔とは違う地域のコミュニティーの中での子育ての中にとても不安なるお母さんたちに、ちょっとだれかに話を聞いてもらいたいとか、ちょっと育児を手伝ってほしいと思うお母さんもとても多いと思います。また、中にはそういう大変な状況を見たお母さんたちが、ちょっと少しお手伝いできるのだけれども、というような経験を持っていらっしゃる方もいらっしゃると思います。このように、ちょっとした手助けで精神的に本当に楽になり、また子育てを頑張ろうということになる。また、そこからいろいろな地域社会の情報も取り入れながら、社会の中での子育てということが可能になっていくのではないかと思います。

  このファミリーサポート制度というのは、育児に手をかりたい人と手をかしたい人を自治体が中に入ってコーディネートするというもので、労働省の補助金が出される事業で、地域住民の会員制の助け合い組織のようなものです。出産前から子育て中、常に社会の中で人とのかかわりの中で母親支援ができるこのファミリーサポート制度を裾野市にもぜひ導入してほしいと思います。また、それに関しては、今まで各地でやられているようなものではなくて、それプラス裾野市らしいものをぜひ目指していただきたいと思います。

  これで1回目の質問を終わります。



○議長(高村善男) 答弁を求めます。

  市長。



◎市長(大橋俊二) おはようございます。岡本議員のご質問にお答えいたします。

  まず、1の発足して8カ月の介護保険制度についての?でありますが、私の見解としましては、高齢者を一部の社会的弱者の範疇でとらえられていた従来の枠組みから大きく脱却し、高齢者を等しく社会の構成員としてとらえながら、社会全体で高齢者の介護を支え合うあらわれと理解しております。利用者の増加傾向にある中で新しい制度の権利性を強調していることは大切なことと思いますが、この制度が大きな部分に隠れている点として介護予防がございます。高齢者一人一人が健康であり続けることが高齢者の望みであります。健康保持、増進を図ることが介護予防の推進につながり、健康文化都市の趣旨でもあり、介護保険財政の健全化の視点からも重要と考えております。

  利用実態につきましては、健康福祉部長が答弁いたします。

  次に、?についてでありますが、介護保険における高齢者の保険料は公費や現役世代の保険料によって低い水準に抑えられ、さらに保険料を所得等に応じて5段階設定することなどにより、所得の低い方への必要な配慮を行っているところであります。保険料を支払うことが困難な低所得者にあっては、法、条例等に照らし、市の窓口で納付相談等の対応をしていきたいと考えております。

  次に、?についてでありますが、低所得者に配慮した利用者負担は、訪問介護、社会福祉法人利用者の軽減、食事の標準負担の軽減、高額介護サービス料、サービス費などがあります。低所得者の訪問介護利用料の3%の軽減につきましては、利用者負担は原則10%となっておりますが、低所得者の上限を低くするなどの特例として、法施行時に利用していた高齢者を対象に当面3年間3%とし、その後段階的に引き上げ、平成17年度から10%とする激変緩和の趣旨によるものでございます。新規利用者につきましては、当初の10%の利用者負担となっており、軽減措置の趣旨である激変緩和の対象とはとらえられませんので、現段階では拡大提供は考えておりません。

  次に、?についてでありますが、介護保険事業計画に沿って必要施設、サービス量を確保するために須山にデイ・サービスの建設、介護老人保健施設整備を推進しております。

  なお、2号被保険者対応の老健やデイ・サービスなどについては、65歳以上の1号被保険者と同様の扱いであります。

  次に、?についてでありますが、介護保険の認定において非該当となった高齢者の方などに対し、要介護予防生活支援事業の一つとして生きがい活動支援通所事業を社会福祉協議会に委託をして実施しておりますが、この事業は筋力や思考能力の低下、いわゆるぼけ防止のため、より多くの人との交流、ふれあい等を目的としており、利用者には徒歩または公共の交通手段にて通所をお願いしております。今後は利用者の状況を参考にしながら、外出支援サービス事業等を検討していきたいと、こういうふうに考えております。

  次に、大きい2の児童虐待防止法にどう対応するのかについてでありますが、児童虐待への対応については、従来より児童福祉法及び児童虐待等に関する児童福祉法の適切な運用について等により、早期対応及び被虐待児童の保護等が図られてきました。当市においての児童虐待への取り組みは、関係者のプライバシー等に考慮しながら、東部児童相談所家庭児童相談室を中心にそれぞれの発生事例に適したチーム編成のネットワークを組み、発生事例への対応をしているところであります。また、児童虐待への対応への周知については、広報、講演会、研修会を通じて市民、民生委員、学校教育、保育園、幼稚園等各機関への啓発、啓蒙活動を推進しております。また、市民の皆様方のご理解とご協力をいただきながら、地域社会や関係機関への提携により、児童虐待の防止と支援体制を整備するために裾野市虐待防止連絡協議会の設置を検討し、この法律の効率よい運用により、児童の権利擁護を推進してまいりたいと考えております。

  次に、大きい3のファミリーサポート制度の導入につきましては、健康福祉部長より答弁いたします。

  以上です。



○議長(高村善男) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(大庭健吾) 介護保険制度の利用実態でございますけれども、ただいま市長が答弁したとおりでございまして、介護保険制度がスタートして6カ月の状況を見ますと、利用者、給付金額ともに増加傾向にあります。10月の支払い状況を見ますと、在宅の利用者は限度額の約34%を利用しております。これは保険料設定の際に見込んだ利用率に匹敵する数値です。

  そもそも国の整備目標は、平成16年度における利用希望率を60%としております。市は平成12年度から14年度の3カ年の財政運営を図る中でサービス供給量を見込み、利用者、利用希望者に対する基盤整備を図り、整備目標達成に努めていくこととしております。当初予算では1カ月当たりの居宅サービス費を約3,360万円、施設サービス費を約4,950万円と見込んでおります。これに対する12月の支払い予定額はそれぞれ3,260万円余り、3,990万円余りとなっております。居宅サービスはほぼ見込みどおり、施設が8割程度となってまいりました。この増加傾向が新しい制度の定着を示すものとすれば、喜ばしいことと受けとめております。しかし、給付の増大は保険料の上昇ともつながりますので、健康づくりや保健福祉事業を充実し、介護予防に努めていく必要があると考えております。

  次に、大きな6番の3番でございますけれども、ファミリーサポートの導入についてでございます。この件については議員先生のご理解のとおりでございまして、もう一度担当の部署の方からお話しさせていただきますけれども、ファミリーサポート制度の原則は、育児の援助を行いたい人と育児の援助を受けたい人から成る会員組織であり、その会員となって育児を助け合うものでございます。ファミリーサポートセンターで扱う育児に関する相互援助活動の内容といたしましては、保育所施設の保育所開始前や終了後子供を預るとか、保育施設までの送迎を行う、放課後児童教室終了後子供を預かる、学校の放課後子供を預かる、学校の夏休みなどに子供を預かる、子供が軽度の病気の場合、終日子供を預かる等がありますが、子供を預かる場所は援助を提供する会員の自宅で行うことが原則となっております。また、この事業を実施するにはある程度、というのは300人以上が目標のようでございますが、会員が確保できないと難しいと言われております。

  当市でのエンゼルプラン作成時のアンケート調査によりますと、子育てサービスの利用希望の高いものは保育施設の時間延長保育事業、保護者のリフレッシュ、緊急一時的な保育である一時保育事業、それから日曜、祭日に開所して保育する休日保育事業、病気回復期にある、家庭での保育が難しい児童の保育をする看護保育事業、子育て支援センター、放課後児童教室の開設等がありまして、これら事業は既に実施しており、当市としては市民ニーズの高いこれらの事業を充実してまいりたいと考えております。

  以上です。



○議長(高村善男) 2番、岡本和枝議員。



◆2番(岡本和枝議員) 岡本です。最初の介護保険制度について、実態の数字はいろいろお話しいただきましたけれども、利用限度額に対して34%ぐらいで、当初予定したもの、ほぼその数字だということをおっしゃったのですけれども、この前資料いただいたところで、認定されたというか申請の状況を見てみますと、当初の見込みの数字は821件ということなのですけれども、10月31日現在でもう既に申請件数が1,072件ということになっています。この数字というのは、2004年、平成16年度の推定の数なのですけれども、もちろん平成10年度の実態調査ということで、確かに実際にスタートしたら計画が違うということはあると思うのですけれども、余りにもこの見込みの数と実際に差がある。なおかつその利用限度額は34%ぐらいだということについての原因分析はどのようにされているのか。それを1つ伺いたいし、ということは施設とかそういうサービスがもう既に足りなくて、サービスを我慢している人とかいるのではないか。また、利用料の負担が大変で、利用しない人もいるのではないかというふうなことが出てくる数字ではないかと思います。その辺の実態調査はどのようにされているのかお聞きしたいと思います。

  あと、自治体独自の低所得者の保険料の免除、減免ということなのですけれども、この問題はここずっと全国の状況からもいろいろ見えますし、静岡県でも三ケ日町は低所得者に全額免除、藤枝市はホームヘルプの利用料金を減額、国の方も最初はいろいろ罰則だ云々言っていましたけれども、最近は罰則を断念というようなこと、またこの11月に開かれた全国の市長会でも介護保険制度で国が総合的な低所得者対策を講じるのを求める決議を行ったとか、いろいろな実態を踏まえての総合的な対策を国に求めているというようなこともあります。また、静岡県議会でも共産党の花井県議が介護保険への軽減ということで質問しましたけれども、それに対して、これは健康福祉部長ですね、原田部長ですけれども、保険料の軽減については市町村からの相談に積極的に応じ、低所得者に配慮した適切な保険料が制定されるよう助言をしていくという答弁。また、利用料の軽減に関しても、より一層促進するため、市町村と協力しながら、対象となる低所得者の範囲の拡大など助成制度の拡充を図っていくと答弁しております。これらを受けてやはり、全員、みんなで支える制度ということもよくわかりますけれども、実際に経済的に大変な方からも同じように、軽減措置は段階的にされていますけれども、同じように保険料を取ることが公平だとは決して思われません。だれもが本当に利用しやすい制度にするためにこの利用料、保険料の軽減ということをぜひ考えていただきたいと思いますけれども、いま一度県議会のこのような答弁に対してどのように考えていらっしゃるのかお伺いします。

  あと、児童虐待防止法についてということでは、児童虐待の援助の内容として、すぐに子供を保護して隔離するとかというような緊急対策にあわせて、虐待が起こる条件というのが本当に親の経済的な問題だとか、子供自身の病気だとか、家庭の生活上の困難性、あと近所や親戚づき合いが少ないとか、そういう社会的に孤立している問題だとか、緊急対策と同時に長期的な対策で横のネットワークを持ちながら虐待が起こらないような対策をとっていくということも、とても今大事なことだと思います。それで、児童虐待を防止するための関係機関のネットワークを裾野市でも行っていきたいということ今お話しされましたけれども、どのような方たちが参加されて設置されるのかお尋ねします。

  あと、ファミリーサポート制度に関しては、部長のおっしゃったとおりなのですけれども、あとそれに加えて、これは今現在静岡県でも御殿場市、島田市、袋井、あと静岡市とか湖西、全国でも100自治体ぐらいやっているそうなのです。最近は働く女性だけではなくて、子育てに悩む主婦の利用も増えているというところで、確かにいろいろな保育園を使ってのいろいろな保育サービス事業、延長だとかそういう問題で本当に裾野よく努力されているのわかるのですけれども、子供さんを保育所に預けていない、また子供さんが1歳から3歳ぐらいまでの子育て中のお母さんの利用を対象にこのような制度を考えていけるのではないかと思います。実際設置のための市の持ち出しというのそんなに大きくなくて、静岡市でも200万ぐらいではないかというような、新聞のこれは報道ですけれども、そのような形になっています。

  ですから、いろいろな福祉の場にボランティアとかNPOを育成ということありますけれども、ぜひこのようなところにそういうボランティア的な精神の中での本当に気軽なお母さん同士の助け合いみたいな組織ができると、本当に保育のいろいろな事業のすき間を埋めれる制度になるのではないかと思いますので、ボランティアという観点からこれを取り入れることできないのか、もう一度お尋ねします。



○議長(高村善男) 答弁を求めます。

  健康福祉部長。



◎健康福祉部長(大庭健吾) 最初に、介護保険制度についてのご質問でございます。スタートして利用率が少ないのではないか、実態はどうなっているか、実態を調査しろというご意見でございますけれども、一応計画どおりの利用率だと思います。実態調査についてですけれども、今いろいろサービス機関から指摘を受けておりますので、次年度あたりに調査を行いたいと考えております。今のところは、現制度の推移を見ているというようなことでございます。

  2番目のご質問でございますけれども、低所得者に対する利用料などの軽減について何とかしてくれないかということでございますけれども、今議員さんがおっしゃったとおり、軽減策については、利用料の方ですね、通常1割でございますけれども、低所得者に対しては、市長が言った激変緩和措置としてヘルパー利用料の3%、10%を3%に軽減していると。それから、社会福祉法人、例えば社会福祉協議会とか、裾野市である富岳会等、名前言っていいかどうか、そういう社会福祉法人が行うデイ・サービスとかヘルプサービス、ショートステイ及び施設サービスについては、生計困難な低所得者に対しては2分の1の軽減措置がとられているとか、3番目として昔の老健、介護老人福祉施設に旧措置で入所している方にも軽減措置がとられているというような、利用料についてはそういうふうに低所得者にはいろいろの対策はとられております。

  それから、保険料を減免ということなのですけれども、保険料というのは給付は今後増大していくと見ております。また、制度の中に3年ごとに見直しを図るということが定められております。なお、先般話題になっている保険料の減免については、一律減免の性格が高く、不適当な面があると思われます。利用者の減免と同様に、他の被保険者にその負担を上乗せするということになるので、現時点では難しいということでございます。

  それから、児童虐待についてでございますけれども、今市長が申し上げたとおり次年度からは、裾野市独自ということではないですけれども、対策として協議会をつくって児童の虐待の早期発見とか、それから通告を早く通報していただこうというようなことで児童の保護に努めていくというような考えでございます。

  それから、4番目のファミリーサポートについてでございますけれども、私が答弁したとおり、議員さんも理解していただいているわけですけれども、うちの方の子育て事業が、保育所でやっていますいろいろの事業が非常に一生懸命でやっていただいておりますので、現在ではその保育事業を充実していきたい。それから、ご案内のとおり放課後児童教室も各校区に充実して、設置していくというような考えも持っているし、そういう計画で今おりますので、そういう現状の事業について充実していきたいと、こういうふうに思っております。

  以上です。



○議長(高村善男) 2番、岡本和枝議員。



◆2番(岡本和枝議員) 介護保険制度についてですけれども、次年度あたりで調査ということをおっしゃるのですけれども、制度、数字の中で見ているだけではなくて、実際に今ヘルパーさんの利用をどうしているのかとか、先ほどお手紙あったように、リハビリをどうしているのかと、そういうことは次年度の調査を待つということではなくて、今本当にすぐやらなければならないことではないかと思います。ぜひそういう点では、またヘルパーさんの、私もボランティアでヘルパーやっているもので、よくわかりますけれども、ヘルパーさんの働き方なんか本当にとても大変な状況伺ったりしています。そのようなことをひっくるめて、次年度あたりの調査ではなくて、今本当にそういう個々のサービスがどうなっているのか調査をしていただきたいと思います。

  あと、先ほどの手紙にあったように、利用されている方に対しての調査、在宅介護の会はこの前調査をやっていまして、負担が増えた部分があるとか、こういう点はよかった、悪かったとかというふうな調査されていましたけれども、ぜひ介護保険室の方でも、利用されている方の生の声を調査としてやっていただきたいと思いますけれども。

  そのような実態の中で、実際に、計画はあるのですけれども、サービスとして足りないものは何なのかということを早急に打ち出してほしいと思います。

  あと、さっき介護保険の5番目のふれあいサロンあじさいの送迎バスの件で、外出支援サービス事業を考えるというふうに市長の答弁ありましたけれども、これはどのようなものなのか詳しくお尋ねしたいと思います。私が考えたのは、現在このあじさいは10時から3時までの開所時間ということで、今までのいずみ荘のようなところと比べると時間が短いわけなのですね。ただ、そこに通っていらっしゃる方がどのくらいが適当な時間かというのをちょっと聞いていませんし、その意向もわかりませんけれども、もう少し時間延長すれば家族の方が送迎できたり、もう少しまた多くの方たちが利用しやすくなるのではないかという問題があるのではないかと思います。

  これが1つと、あとNPOのバスの問題。いろいろあっちに使ったり、こっちに使ったりということもあると思うのですけれども、介護予防事業の一つとしてバスを使った予防事業というような形で、1日の運行の中であじさいに利用する方、またほかのところに利用する方、そのような形の使い方はできないのだろうか、そういうのも考えられないのかどうかお尋ねします。

  あと、あじさいに関しては、本当に対象となる方たちはとても多いと思いますし、他の市町村もなかなかやっていない事業ですので、ぜひ自信を持って、本当先進地としての経験をつくってしまうというようなことでは、カリキュラムをどうするのかとか、あと指導員は足りないのではないかというふうな問題もあわせてぜひ来年度に向けて考えていっていただきたいと思いますけれども。

  児童虐待の件は、もし具体的なことをもう少しわかれば、お話しください。

  ファミリーサポート制度のところでは、保育所と今の現状はよくわかるのですけれども、子育てに悩む主婦というところに対しての制度としては、今あるものだけではやっぱり不十分ではないかというふうに思うわけです。そのためにもぜひ、もちろん今やっていらっしゃる事業をそのまま引き続きもっともっと充実していくことは当然のことなのですけれども、あわせて子育てに悩むお母さんたちに対しての制度がもっと何かあるのではないかということで、ぜひ考えていただきたいと思います。

  以上で終わります。



○議長(高村善男) 答弁を求めます。

  健康福祉部長。



◎健康福祉部長(大庭健吾) 介護保険制度でございます。ご案内のとおり、介護保険制度は医療、保健、福祉、3部門から成っておりまして、まだ新しい制度ということで、なかなか市民に定着していない。最初議員さんが読まれたお手紙も読まさせていただいたわけですけれども、趣旨がなかなか徹底していないという点は、確かに懸念はありますけれども、これからも市民へのPRを徹底して、利用しやすいようにしていきたいと思いますけれども、当市としては認定者に対して約7割程度がサービスを受けているということで、ほかの市町村と遜色のない、まあまあよく利用されているのではないかというふうに思っておりますし、これもまだスタートしたばかりで、先ほどお答えしたとおり、これは3年間の保険料でございますから、また3年目で経緯を見て、その時点でまたいろいろ考えていきたいというふうに考えております。

  早く調査して、皆さんが、市民がどういうこと考えているかということ調査しろということでございますけれども、当市としては、指導もあるのですけれども、利用者がどんな、今の受けているサービスに対しての満足度を調査したらどうかという指導もありますので、これを実施していきたい。早急にというか、今受けている満足度を調査していきたいというふうに思っております。サービスが満足に受けていられるかという意識調査をしていきたいというふうに思っております。

  それから、ふれあいサロンについてNPOの利用をということでございます。これも先ほど言ったとおり、いろいろの方法があるもので、もう少し当市の独自の事業で、独自ということではないですけれども、事業が新しい事業でございまして、この定着ももう少し経過を見ていきたい。NPOさんの利用等も考えに入れながら、もう少し経緯をしばらく見ていきたいということでございます。

  児童虐待については、先ほど言ったように、新年度から協議会をつくってネットワークを充実して、裾野市から根絶というか、ちょっと難しいかもしれないですけれども、裾野市から問題が起きないようにネットワークづくりをしっかりしていきたいと、こういうふうに思っております。

  それから、もう一点のファミリーサポートの件ですけれども、現在やっている事業だけで満足しなくて、もっと新しい事業をというご意見でございますけれども、今やっている事業だけで目いっぱい職員頑張っているつもりでございます。また、新しい何か事業がありましたら、またその時点で考えるということで、今とにかく何とか市民に、100%満足していただいているということは言い切れないと思いますけれども、そこそこ子育てについては満足していただいているではないかというふうに思っております。

  以上です。



○議長(高村善男) 8番、藤森周一郎議員。



◆8番(藤森周一郎議員) それでは、20世紀最後の議会ということで私は緊張しておりますけれども、今世紀の最後の質問ということで一般質問に入らせていただきます。

  我が国の経済も世紀末に長引く不景気というあらしがやっとおさまりつつあります。間近に迫った21世紀が明るく温かい新世紀となるよう願いつつ、限りない可能性を持つ我がまち裾野のまちづくりについて市長の考えをお伺いするものであります。今回の質問につきましては、過去に何回もお聞きしておりますので、またかと、しつこいなと言われるかもしれませんけれども、裾野市の将来のため今実施すべきことと思い、そういう思いを込めまして質問をさせていただきます。市長の夢と希望にあふれる答弁を、しなやかな回答というのではなくて、すぱっとした回答をぜひいただきたいというふうに思います。

  まず、大きな1点目ですけれども、裾野市拠点地区整備計画についてであります。裾野市も平成11年3月、今年度をスタートとして平成22年度を目標とした第3次総合計画を策定いたしました。21世紀にふさわしい裾野市の将来像を示し、その実現に関する主な施策が示されております。この中で基本計画の4つの施策大綱の中の1つである裾野市の顔となる拠点市街地の整備として計上され、JR御殿場線裾野駅周辺では土地区画整備事業の推進、ほか岩波駅周辺の整備、あるいは新駅を含む市民文化センター周辺の整備による都市拠点の形成を検討するというふうにされております。さらに、計画推進の先導的役割を果たします事業として重点実施が予定されておりますリーディングプロジェクトの6番、にぎわい交流拠点整備プロジェクトとしても位置づけられております。そこで、これらの拠点整備について、以下お伺いをいたします。

  まず、1点目としましては、岩波駅周辺地区の整備計画であります。必要性につきましては、岩波地区の住環境の整備ということを第1とするとともに、市長ももうごらんいただいているというふうに思いますけれども、朝晩の通勤通学時間帯の車両あるいは歩行者が入り乱れた危険きわまりないこの状態を解決するためにも必要であります。また、平成13年4月にオープンしますヘルシーパーク裾野あるいは市民運動公園野球場、そして平成14年、15年度に予定されておりますビックイベントの一般交通機関の最寄り駅としても整備が必要だというふうに思います。また、東名裾野インターと農免道路、あるいは県道の仙石原新田線をつなぐ幹線道路等の整備等も含めて行う必要などがあるというふうに考えております。

  そこで1点目ですけれども、12月に発表されました短期実施計画では岩波地区整備基本計画策定事業として計画が新たに計上されましたが、今回計画している計画の内容と、これは以前にもう既に策定済みというふうに理解しておりますけれども、(仮称)御宿岩波線道路計画を含めて今後の事業実施目標をお伺いしたいというふうに思います。

  それから、この2番目ですけれども、御宿地区に、個人名出していいかどうかわかりませんが、矢崎総業の本社が移転をされておりますけれども、ここの関係でJR御殿場線岩波駅の乗降客が若干変化しているのではないかというふうに思います。増えているというふうに期待をしているわけですけれども、この辺の状況について把握していればお伺いをしたいというふうに思います。

  それから、3番目ですけれども、朝晩の駅前の大変な混雑の1つの要因として、須山地区から通学をされる学生の皆さん方の送迎車両、これも大変多いというふうに見かけております。最近の通学生の利用状況につきまして新しいデータがございましたら、お伺いをしたいというふうに思います。

  次に、2としましてJR御殿場線新中間駅、これは岩波駅と裾野駅という、この中間駅というふうに理解いただきたいと思いますが、当市民文化センター周辺地区の整備計画についてであります。中間駅の新設の必要性ということにつきましては、これまでも何回か質問し、十分論議されているというふうに思っています。しかし、今回発表されました短期実施計画では、大変残念ながら具体的な事業計画は計上されませんでした。しかし、この地域は関連する市道1−19号線が平成14年度には完成する見通しとなり、消防署の移転計画も既にスタートしました。また、短期実施計画では残念ながらまたことしも繰り延べされましたけれども、温水プールの新設も予定されている地域であります。裾野駅西整備計画が開発行為に向けて大変重要な時期でもあり、関係者に同意を与えるような計画ができるかというふうな考え方もわかりますが、中間駅周辺も重要で、なおかつ主要施策の計画が具体的になってきた今日、中間駅と周辺地域の整備計画作成は急務と考え、質問するものであります。

  まずこの1としまして、平成13年から15年度の短期実施計画には計画策定が計上されなかったのですが、早期計画策定をする考えがないのかお伺いをいたします。

  2番目として、中間駅周辺の整備計画の必要性をどう考えているのか伺いたいというふうに思います。

  次に、3番目ですけれども、裾野駅周辺整備計画についてお伺いいたします。裾野駅西土地区画整備事業は裾野市の顔という整備に向けて、現在地元関係者の開発合意の取得に向けて精力的に努力をされております。一日も早い開発合意形成ができるように、関係者、市職員の努力に期待をしているところであります。そんな中、本定例会の議案である一般会計補正予算の中に、裾野駅西地区再開発用地取得費として土地開発公社への貸付金2億1,977万円が計上されていますが、これらを含めまして、これまでの取得分を含め、先行取得されている用地の箇所、面積、取得額をお伺いしたいというふうに思います。

  次に、大きな2番目でありますけれども、バス路線についてであります。最初に、1としまして、既設バス路線の見直し検討がバス会社で行われているというふうに思いますけれども、その見通しについてお伺いをします。本件につきましては、同僚議員が9月の議会で質問しましたが、回答では明快な方向づけが示されておらず、検討しているので時期が合ったらというふうになっております。平成13年度予算編成を進めるに当たり、そろそろ結論を出す時期というふうに思いますので、その見通しをお伺いするものであります。

  2番目として、平成13年3月にはヘルシーパーク裾野、市民運動公園、野球場も完成します。完成に合わせ、公共交通機関としてバス路線の新設を働きかけているというふうに思いますけれども、この見通しについてお伺いをします。

  3番目として、呼子ニュータウン及び須山地区から岩波駅間のバス路線の新設の見通しについてお伺いします。この件につきましても、平成7年度に路線新設要望書を既に市の方からバス会社に提出をしていただき、協議されているというふうに思っておりますが、その後の見通しにつきましてお伺いをしたいと思います。

  4番目に、乗り合いバス事業に関する国の規制緩和により、バス事業への参入、退出が自由になり、使用者の利便性向上と高齢者社会のニーズに応えた形として最近近隣市町で実施を始めました公共施設循環バス、あるいは車いすが乗せられるバス等々の特色を持ったバス運行を裾野市としても計画する考えがないかお伺いし、第1回目の質問といたします。



○議長(高村善男) 休憩いたします。

                       11時03分 休憩



                       11時15分 再開



○議長(高村善男) 再開いたします。

  答弁を求めます。

  市長。



◎市長(大橋俊二) 藤森議員のご質問にお答えいたします。

  まず、1の裾野市拠点地区整備計画についての1の(1)についてでありますが、岩波地区の将来像の構築に向けて必要と考えられる事業検討をする上で、地区での生活やさまざまな活動を支えるために均整のとれた整備計画が求められますので、?、都市の骨格づくり、?、機能的でにぎわいのある市街地の形成、?、きめこまやかな風景づくり、以上の3点について計画を進めていきたいと考えております。

  次に、実施目標についてでありますが、地域の合意なしで進めることはできませんので、地域の実情等に配慮しながら進めていきたいと考えております。

  次の(2)、(3)につきましては、企画部長より答弁いたします。

  次に、大きい2の(1)、(2)についてでありますが、JR御殿場線は少子高齢化や自家用車の大幅な普及等さまざまな社会的要因により、利用者数が減少傾向にあります。さらにはJR東海による夜間無人化やワンマン運行等各種合理化施策により、利用者の利便性の維持も困難な状況になってきております。裾野駅、岩波駅間の新駅設置につきましては、裾野市総合計画や都市計画マスタープラン等においてリーディングプロジェクトや拠点整備事業として、市の発展のためには必要な施設として位置づけております。しかしながら、設置を推進するためには、JR東海の設置基準や財政負担等を考慮いたしますと問題が山積しており、慎重な対応が求められます。現段階におきましては、新駅設置について、ある程度の方向性がつかめないと周辺整備計画等を進めることが困難であり、長期的な視点に立って対応することが望ましいと考えております。

  次の大きい3につきましては、市街地対策室長より答弁いたします。

  次に、2のバス路線についての(1)についてでありますが、裾野市におきましては不採算路線が数多くあり、乗り合いバスを取り巻く環境は非常に厳しいものとなっております。加えて、乗り合いバス事業に関する国の規制緩和の一環として、平成13年秋ごろには需要調整規制が廃止される予定であり、この規制緩和により、乗り合いバス事業への参入は免許制から許可制へ移行し、また事業から退出は6カ月前までの事前届け出制になりますので、不採算路線の多い当市では、事業者の動向に注視しつつ、バス交通に対する取り組みを充実させていく必要が生じてきております。

  このような状況の中、平成11年度において市内の路線バス運行実態を把握し、今後のバス交通のあり方を検討するため、裾野市バス交通計画策定調査を実施いたしました。これは、現況の課題や改善案の整理等、路線網の再編成を検討する基礎資料として活用するため、事業者等の協力を得て策定いたしました。バス路線の見直しにつきましては、事業者である富士急三島バス株式会社より路線の統廃合に対する正式な申し出はございませんが、市といたしましては現況路線を維持していくのではなく、国の補助制度の変更等を考慮した路線の再編成実施に向けて各種施策を講じていきたいと考えております。

  次に、(2)についてでありますが、平成13年度の春のヘルシーパーク裾野オープン時にはバスサービスによるアクセスを確保するため、現在関係機関や庁内の関係部署で協議を進めているところであります。しかしながら、この路線は現在公共交通機関が存在しない地域に対するバスサービスの提供となることから、採算性を考慮しますと市の助成措置が必要になると推測されます。市の財政的負担を最小限に抑え、効率的な運行を実施するためには、バス交通に対する需要やサービス水準を調査し、その結果に基づいた運行表を導入すべきであると考えております。したがいまして、当面はバス交通の正式な導入ではなく、ある程度の調査期間を設定して、バス交通に対する利用動向調査を実施しつつ、アクセスを確保してまいりたいと考えております。詳細につきましては検討段階でございますが、日に3本程度の市内循環方式の導入を検討しております。

  いずれにいたしましても、市民の利便性向上や施設の効率的運営を図るためにも、他市の運行事例を参考に、乗り合いバスを取り巻く環境の変化に即応したよりよい運行手法を検討し、実施してまいりたいと考えております。

  次の(3)、(4)につきましては、企画部長より答弁いたします。

  以上です。



○議長(高村善男) 企画部長。



◎企画部長(渡邉隆之) それでは、大きな1番でございます裾野市の拠点地区整備計画についてということで、1としましての岩波駅周辺地区のご質問でございます。その中の(2)でございます。矢崎総業の移転ということでのJR御殿場線の利用状況の変化というご質問でございますが、JR御殿場線は少子高齢化や自家用車の大幅な普及等々社会的要因により、利用者数は平成5年以降減少傾向にあり、ピーク時の85%程度の利用状況となっており、事業者であるJR東海では御殿場線を維持していくためにさらなる合理化を検討しているため、利用者の利便性維持も困難な状況になっております。

  裾野駅、岩波駅の利用状況につきましては、平成3年度及び平成5年度をピークに減少を続けております。平成3年度は裾野駅がピークということと、平成5年度は岩波駅のピーク時点でございます。岩波駅周辺におきましては、近年キヤノン、富士裾野リサーチパークや矢崎総業(株)が本社機能移転等、大規模事業所が新設されておりますが、減少傾向には歯どめがかかっていないのが現状でございます。

  ご参考まで、裾野駅と岩波駅の利用状況を、乗車ですね、1日当たりでございますが、ピーク時ということでございます。ピーク時は岩波駅は平成5年度でございます、1,676人。そして、現在、平成11年度ということでございますが、1,401人ということで、275人の減少ということでございます。裾野駅でございます。ピーク時が平成3年度でございます、3,762人。現在が3,095人、平成11年度でございます。減少人員が667人ということで、それぞれ1日当たりの乗車の数ということで、おりる方については、これを同じような形に、倍数にすればいいのではないかと思いますが、JRの統計によりますと、そのようになっております。

  それから、(3)でございます。須山地区の通学生の利用状況はどうなっているかというお話でございます。須山地区の通学生の利用状況につきましては、須山中学校卒業生の地区別進学先及び人数には変化は生じておりませんし、また平成9年9月に須山、下和田、呼子地区の15歳以上の住民を対象に実施いたしました路線バス新設に係るアンケート調査の結果等からも推測いたしますと、公共交通利用者数が改善する要因はないものと思われます。

  ご参考までに、須山の高校生の通学状況ということでございますが、バスを利用しているかどうか、その辺は把握ははっきりしておりません。自家用車で送迎という形になろうかと思いますが、通学先についてご参考までに申し上げますと、裾野高へ15人、御殿場方面へ26名、この方たちがバスを利用しているかなというふうに推測されます。それから、沼津、三島へ45人ということで、計86名ということでございます。これは9年度に調査をしたということでございます。

  次に、大きな2番のバス路線についてということで、(3)でございます。須山地区、岩波駅間のバス路線新設につきましては、平成7年度に要望書を提出し、以後新設に向けて協議してまいりましたが、ここ数年の乗り合いバスを取り巻く環境の変化に少子化、自家用車の大幅な普及等々さまざまな社会的要因も加味され、事業者の新設路線に対する姿勢は慎重なものとなっております。しかしながら、市といたしましては、平成11年度に策定いたしました裾野市バス交通計画策定調査の中においても、市内バス路線の再編成の一環として実施していきたいと考えております。さらには、須山地区にヘルシーパーク裾野をオープンすることも考慮し、別途実施予定でありますヘルシーパーク裾野バス交通利用動向調査の結果を踏まえ、今後も引き続き具現化に向け、手法の検討及び協議を進めてまいりたいと考えております。

  (4)でございます。裾野市におきましては、乗り合いバスを取り巻く環境は厳しいものがあり、市民の利便性の維持をすることが最優先であると考えております。近年公共施設循環バスやワンコイン運賃制の導入等々さまざまな形態の乗り合いバスが運行しておりますが、導入に際しては商業都市、観光都市等、そのまちの形態に見合った手法の導入が必要であると考えております。当市におきましては、市内バス路線に数多くの不採算路線を抱えており、路線存続も危惧されておりますので、循環路線やワンコイン制導入のデメリット等を考慮しつつ、慎重に検討していかなければなりません。現段階におきましては、路線バスの維持を最優先課題としてとらえ、今年度西小学校入り口下りバス停において上屋の設置を行い、また今年度より超低床バス、ノンステップバスの路線バス導入に対する補助を三島市や長泉町と協調し実施しており、13年度以降も引き続き実施してまいりたいと考えております。また、従前より協議を進めております市内中山間部におけるフリー乗降制の導入など、当市の実情に見合った運行手法につきましても実施に向けて協議していきたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(高村善男) 市街地対策室長。



◎市街地対策室長(大石和己) 大きい1番の3番の部分の裾野駅周辺整備事業の先行取得した土地、箇所と面積と取得額ということでございます。

  ご存じのとおり、裾野駅土地区画整理事業は減価補償地区としまして用地の先行取得を進めなければならない事業でございます。平成10年、11年と過去2カ年にわたって先行取得した土地の内訳を申し上げます。10年度に平松463の4番地、238.02平米を5,617万2,720円、平成11年度におきましては佐野802の802番地ほか2筆、面積は1,221.10平米でございます。取得価格は1億8,231万230円でございます。あと1件、平成11年度に平松531の2ほか1筆でございます。919平米、取得価格1億2,957万9,000円でございます。トータルとしまして、既に先行取得した土地の総面積2,378.12平米で、取得価格は3億6,806万1,950円でございます。

  それから、補正の部分のところで2億1,977万4,000円のお願いするわけなのでございますけれども、これは4カ所を予定しております。1つ目は、平松470の3ほか1、面積が195.95平米。2カ所目です、佐野の807の11、233.50。3番目でございます、平松388の21、110.61平米。4番目でございます、佐野1533の1ほか7筆でございます。面積は1,607.15でございます。補正の部分のトータル面積は2,147.21平米を予定しております。

  以上です。



○議長(高村善男) 8番、藤森周一郎議員。



◆8番(藤森周一郎議員) それでは、2回目の質問をさせていただきます。

  都市計画の関係等につきましては、大変難しい問題でもありますので、そうそういい返事はそうないだろうというふうに想定はしておりましたけれども、今回岩波駅周辺ということで計画を進めていくよということでお伺いしました。そこで、この岩波駅地区の整備基本計画、これについては実際にはその構想関係ができ上がるのは大体、年度末ということを言えば、それはごく当たり前なのですが、そういう形でいつごろできるのかということ。

  それから、これについては、でき上がった段階で岩波地区の皆さん方に、こういう計画を持っているよというふうなことでお話をするのか。説明時期について、いつごろを考えられているのかお伺いしたいと思います。

  それから、そういう意味で実際の計画がいつごろできるかということで、かなり無理な質問をしている分はありますが、当然地権者の皆さん方、あるいは関連区民の皆さん方の協力なくしてはできないということはよくわかっております。これは、ですからそういう皆さん方を第1にするということは当然のことでありますけれども、そうした中でも100人集まれば100人が必ずしも賛成になるということは恐らく無理だというふうには理解しておりますけれども、その必要性をわかっていただくためにも、その必要性とか、あるいは実施時期、あるいは関連する岩波区の皆さん方の住環境の整備ということをしっかりと示して説明をするという必要性があるのではないかなというふうに思いますが、そういう観点で、できたものの説明を含めて、やっていくという考え方を持っていただいているのかどうか、その辺を基本的に伺いたいというふうに思います。

  それから、もう一つ、長期的な観点ですけれども、同じような質問になるのかもしれませんが、短期の実施計画見ますと、平成13年、14年度ということで2カ年の計画になっておりまして、こうした長期的にかかる計画等については、もう少し計画的なものがあっていいのかなというふうに思いますし、この短期だけを見ると、現状はどういうふうに変わっていくかわからないからこういう形になっているのだというの、これはよくわかりますが、裾野市の将来のためにぜひ必要だというふうな信念を持って取り組んでいただきたいというふうに思いますけれども、この辺の思いをぜひ聞かせていただきたいというふうに思います。

  それから、中間駅の話ですけれども、これは今現在ではまだ計画そのものが、乗降客も状況からいくと非常に減っていまして、厳しいというお話の中で聞いております。そういう意味で、中間駅をつくるということに今回はメインは絞っていないわけでありますけれども、ただ周辺を含めて面的整備という形を本来はもう考えなければいけないのではないかと。これも都市計画決定するという話になりますと、大々的にやらなければいけないということで、この難しさというのよくわかっております。したがいまして、いま一つの考え方ですけれども、消防署が計画されておりますし、温水プールというのも実際にはこの周辺ということで聞いております。こういうふうなものを含め、同僚議員からも過去には黄瀬川沿いのあの周辺を使って公園もつくるべきではないかとか、せせらぎ公園ですか、こういうものをどういうふうにするかというようなこともいろいろと論議を呼んでいるわけでありまして、そういう中で消防署の計画というのもスタートしているわけです。したがいまして、全体で都市計画決定できないというふうなことであれば、こういう主要事業を計画する時期に来ておりますので、周辺を想定して、駅周辺だけでも整備の、ミニチュア版になるかもしれませんが、こういうふうに配置して、こういうふうに使っていくよと。主要の公園だとか消防署、あるいはその消防署の跡地の利用関係、それから温水プール等々のその地区の計画をつくってもいいのではないかというふうに思いますので、大きく分けて、都市計画ということで大なた振るいではなくて、もう少しサイズダウンしてもいいから、あの地区周辺としての利用計画というのをつくってもいいのではないかということを考えておりますが、この辺について市の方のお考えありましたらお聞かせをいただきたいと思います。

  それから、温水プール、これ確認しておきたいのですが、短期のときもいろいろ出ましたが、温水プールの位置というのはまだ正式には決まっていないというふうに理解をしておるのですが、そういう形でいいのかどうか、この辺の確認を一回させていただきます。

  それから、もう一つは中間駅の話なのですが、市長の方からも、あるいは企画部長の方からも、乗降客は非常に減っているので中間駅難しいという話わかります。その要素は、JRの設置基準をクリアしないといけないということ、それから財政的に非常に厳しいのだという話は前から聞いておりますので、それよくわかっておるのですが、今そのJRの基準だけをとらえていくならば、1,500人の乗降客が必要だというふうな話をクリアできる見通しなんていうのは今の状況では恐らくあり得ないだろうと。そういう観点で、前から申し上げているのですが、それをクリアしなければつくらないかということなのですが、先ほどのお話の中で、ある方向性が見えなければ、見えればというふうなことでお話をいただいているというふうに思いますけれども、その方向性というのはどういうことを意味するのか、その辺をお聞かせいただきたいというふうに思います。したがいまして、JRのそういう設置基準をクリアしなくても市としてつくるのだというのは、どういうときなのかということをお聞かせをいただきたいというふうに思います。

  それから、裾野駅周辺等につきましては、いろいろ細かいところまで教えていただきまして、ありがとうございました。ただ、細かい内容はさることながら、一番私どもが、先行取得が必要だということはよくわかりますけれども、まだ実際開発合意というのはきちっとされていないという中で、これだけの土地を今買っていくということは本当にいいのかという、正直なところ危惧するところがございます。そういう観点で、実際にこの取得された土地は、はっきりと言えないのは、難しいかもしれませんが、この先行取得した土地が実際に生かされるのは大体どのぐらい先なのか、この辺の見通しがありましたらお聞かせをいただきたい。

  それから、これから相当の面積を同じように先行取得しておく形になると思いますけれども、取得に当たっての1つの基準、こういう形でやっていくよと、こういう考え方でやっていきますよという何か基準がありましたら、ご提示をいただきたいというふうに思います。

  それから、バス路線についてでありますけれども、バス路線については前回同僚議員がいろいろ聞いていますが、それとほとんど回答は同じだというふうに理解しております。その中で大変新しい形として、市長の方から、あるいは企画部長の方からも利用状況の動向調査を今度試行的にやるというお話を今いただきました。大変申しわけないのですが、この辺のもう少し具体的な話、どこの路線を想定して、日に3回というふうに伺っておりますが、どんな形を今イメージして計画されているのか、この辺もうちょっと細かい話をちょっとお聞かせいただきたいなというふうに1つは思います。

  それから、あと不採算路線の見直しの結果については、まだ正式に申し入れがないというお話をいただいておりますが、市長先ほどお話しのように、規制緩和になって、先ほどのお話の中で、路線についても6カ月前に届け出をすればいいという、そういうお話になるという話伺っています。そうしますと、もう来年まで6カ月切っているわけですよね。今の状態で正式に申し入れがないということで、13年の4月以降について、これは今までどおり継続するという話なのか。6カ月前に出せばいいという話ですから、本当言えばその前がどこまでという話はわからないのですけれども、まだ正式にそういう話が決まっていないという話については、予算編成とか何かにも大変影響がある話ですので、この辺についてはやはりきちっと確認をこれからしていただけたらいいのではないかなというふうに思いますので、この辺についてのお考えをお伺いをしたいと思います。

  それから、もう一つ、回答の中に、平成11年度に裾野市のバス交通計画策定調査、これを実施して、これはデータをとったよと、アンケートをとりましたと、これをもとにしていろいろ考えていきますという話を伺っていますが、先ほど来私が聞いております須山地区の関係等々についても、市の方もお願いをしていただいておりますけれども、平成7年にもうお願いをして、ずっと同じ状態がつながってきている。ここの須山地区の皆さん方というのは、人数は確かに先ほどのお話の中で、通学者は人数少ないかもしれませんが、毎日の問題なのですね。これはただ週に1回行くとかいう話ではなくて、朝晩の問題なのです。そういう観点からいくと、言っているけれども、我々もそうですけれども、立場上。長い期間お願いしているけれども、なかなか進まないねという話で、これらについても、もう少しこの辺の実際に利用される皆さん方、市民の立場に立って、もうそろそろ、全体の計画でいろいろ考えていただきますと前向きな回答いただいておりますので、その辺でこの調査結果に基づく検討というのを庁内でもやられているというふうに思いますけれども、今現在どういうふうにやろうとしているのか、この辺の計画の策定の計画をどういうふうに考えているのか、その辺をお聞かせいただきまして、2回目の質問を終わります。



○議長(高村善男) 答弁を求めます。

  企画部長。



◎企画部長(渡邉隆之) バス路線の問題についてお答えいたします。

  先ほど市長が答弁しました日に3本ということで、これはヘルシーパークを周辺ということで想定してのお答えでございますが、これから動向調査というお話です。ああいう施設がオープンします。そうした、1年間ぐらいをかけて、たまたま緊急雇用ですか、その補助制度の事業があります。その制度を利用しながら1年間の動向調査をしたいと。路線を決めまして、利用状況を把握していきたいということでございます。それによってのまた計画を練り直すというような計画を持っております。

  それから、不採算路線の見直しということで、規制緩和との絡めてのお話でございます。6カ月というのは、13年の秋に規制緩和がされる見通しということで、それ以後の話ですが、規制緩和されますと、出入り、業者、バス路線が自由になるというようなことでございます。そうしたものも含めて、先ほどの調査、基礎調査のデータでございますが、それを利用しながらバス会社と交渉していくということを考えております。

  須山地区の方から、利用者は少ないけれども、平成7年にということで陳情してあるということでございます。そういう問題も含めてのアンケート調査あるいは利用動向調査という形で、ある程度データ、数値がなければ話にならないというようなことで、そういう基礎調査を収集していたというようなことで、陳情はもちろんですが、していたということでご理解をいただきたいと思います。

  以上です。



○議長(高村善男) 教育部長。



◎教育部長(大庭孝康) 温水プールの位置について、決まっているかというご質問でございます。温水プールについての位置の決まっているかということについてですけれども、今現在決まっておりません。といいますのは、現プールとせせらぎ公園、それから消防署の跡地、これらを使ってどう対応するかという段階でございますので、まだそういう具体的なプランというところまではいっておりませんので、ご了承のほどお願いいたします。

  以上でございます。



○議長(高村善男) 都市計画課長。



◎都市計画課長(芹沢祐次) 都市計画関係で岩波の関係でございます。時期はいつごろやるのかということですけれども、昨年7月に路線、橋梁の説明会をやったところ大変不調に終わったということで、今現在説明会を開いてございません。

  当然ことしも予算を計上してあるわけですけれども、それについて前の一般質問、9月ですか、出たと思うのですけれども、徐々に解かし分けしながら常に地道に地元の協力を仰ぐというようなことで、ことしも一回も地区との説明会開催していませんけれども、主立った人と来春早々、3月までには1回開催したいと思っております。

  それから、2番目の質問で、消防署周辺の都市計画、区画整理以外に小さな利用計画をしたらどうかというようなご質問ですけれども、その辺についても今のところ考えていないわけですけれども、いろいろ研究して、検討していきたいと思っております。

  以上でございます。



○議長(高村善男) 市街地対策室長。



◎市街地対策室長(大石和己) 今現在の事業計画の部分でございますけれども、短期計画にものっております。平成13年度に、今の状況の中で申し上げますと、事業認可をとりたいと。そういう中で、14年、15年、16年から換地の部分でございます。ここがこの事業の一番主なるところでございます。これを進めまして、今の開発区域の面積的なものからすると、やはり3年ぐらいは換地にかかるだろうと、そういうような計画を持っております。

  それらにつきまして、先行取得の用地の件でございますが、これはまだ、今のところ構想図案ということで皆さんにお示ししてございますが、あの部分でもやはりブロック割りしてありますが、その中におさまらない部分がございます。そういうところはこれからの事業の進める中でやはり合意形成持たなければならない部分でございますけれども、その部分を最優先していきたい。

  それで、それ以外の部分でございますけれども、14年から換地の部分が入ってきますと、やはりそこの中で土地を、現位置換地ということが基本なのですけれども、飛び換地とかいろいろ個々の問題の部分でどうしても必要な面積というのは、皆さんにもちょっと言ったと思いますけれども、6,000平米は減歩を緩和する部分と、あとその他仮称宅地とかありますけれども、それらもこの14、15、16の換地のやっている時期に先行取得の方を済ませて換地計画を立てたい、そんなふうに今計画しております。



○議長(高村善男) 8番、藤森周一郎議員。



◆8番(藤森周一郎議員) それでは、3回目の質問をさせていただきます。

  まず、岩波駅周辺等につきましてでありますけれども、3月ごろに一度話し合いをするという、そういう形を考えているというふうに伺いました。いずれにしろ、この問題については、もう今回の計画策定という形で、計画が一歩前進したなというようなことで、当局の積極性に対して大変感謝を申し上げたいと思います。

  先ほど来話ありましたように、いろいろ反対はあると思うのですが、継続してやっていくということが必要だというふうに思います。特に間をあいてしまいますと、例えば対象になる区の役員の皆さん方もかわってしまって、話がなかなか通じないというふうな分があろうかと思いますので、ここで提案なのですが、そういうものがはっきりして、やっぱり市の方としてぜひこのくらいの時期にはある程度実現していきたいというようなことを市で持っていただきまして、対象の区に窓口を受けていただくような委員会をつくって設置していただいて、これから事業を進めるというふうな形が、継続性もあって、前の事情もわかってというふうなことがあろうかと思いますので、これからの進め方として、そういう委員会をつくっていただくような働きかけして進めたらどうかというふうに提案をさせていただきますが、これについてのお考えを1点お聞かせいただきたいと思います。

  それから、中間駅の話については、こちらも先ほどの最初のときにもお話ししました。裾野市は長泉地先境の拠点も含めて4拠点あるというようなことの中で、そうたくさん一遍には進められないと。これよくわかりますが、ただやっぱり必要なところは、中間駅というのはそういう意味で大変重要なところだというふうに思っております。そんな中で、一応先ほど答弁漏れの部分がちょっとあろうかと思うのですが、中間駅については、JRの基準がクリアできなかったら市としてどういうタイミングで計画していくのだという、この辺の考え方、それをこの3回目にぜひお聞かせいただきたいということであります。

  特にもう一度お伺いしたいのですが、先ほどの話で、温水プールももう場所がある程度限定されて、この中で決めていきましょうという話があるようですけれども、そういう事実関係。私もよくわからないのですが、周辺含めて、文化センターあるいは福祉保健会館からあの辺を含めたある範囲のところでいいかと思うのですが、そういうものをぜひ計画していただいて、一番危惧しているのは、前からも何回も言わせていただきますが、裾野市の道路というのは道路と隣接地が面的にフラットな部分というのは非常に少ない、道路に対して。そういうことで、利用勝手が非常に悪いという部分が非常に多いと思うのです。ですから、これからの土地利用は、ああいうところは要するに計画ができていないと、前面というのは民間が使う非常に貴重な土地なのですね。ここを生かして、できれば行政側の施設としては一歩奥へ入っていただいたところを使っていただくというのが、私やっぱりまちづくりの考え方としてはそういう考え方を持たなければいけないのではないかと。今のままいくと、早い者勝ちで道路に面するところ全部使っていくと、こうした考え方になってしまうのではないかなということを危惧しているわけであります。そういう意味で、この地区については市の方も計画をある程度持っておりますので、この辺の、部分的なものでもいいですけれども、ご協力いただく中でそういうものをつくって、それからレイアウトとか配置していくべきだというふうに思いますので、もう一度この点について行政側のお考えを伺いたいというふうに思います。

  それから、裾野駅周辺等については、今鋭意努力していただいておりますので、そのご努力に対して期待をしているところであります。そういう意味で、ぜひ先行取得された土地が本当に生きるように使っていただきたいなというふうに思いますし、換地ということでこれだけ先行投資しますと、本当にうまくやっていただかないと、この厳しい、財政が厳しいといつも助役から言われていますので、ほかにもやらなければいかぬものが、僕らはある部分でいけばあるのではないかなと思うのですが、そういう中でこれだけの貴重な税金を使ってやるということですので、その辺の重要性というのは非常に高いと思います。そういう中で、この件についてはぜひそういう形で進めていただきたいということをお願いし、もう一点だけこの件で、前からずっと話出しているのですが、特別会計化すべきではないかというようなことを話しているのですが、この点についての見解があればお聞かせいただきたいと思います。

  それから、バス路線ですけれども、今ちょっと伺いましたら、非常にうれしい話ではあるのですが、動向調査を1年間やる。ただ、ちょっとお聞きしましたのは、ヘルシーパーク、つまりこれは運動公園も一緒になると思うのですが、そのラインをつなぐということで、私のお願いしている須山とか、それから呼子なんかの路線、そちらまで回った形の路線として運行計画、実際にトライするのか、この辺がちょっと見えないので、そういう部分も含めて、岩波駅をつなぐ路線みたいな形で考えられているのかどうか、この辺をもう一度お聞かせいただきたいというふうに思います。

  それで、私もいろいろ考えてみたのですが、運動公園とか多目的ヘルシーパークというのは、利用する時間帯というのは大体朝から日中が多いですね。須山とか呼子というのは、どちらかというと日中よりも朝晩なのですよ。バス路線にこれを独立した路線でやりなさいというと、非常に採算性悪い。人を管理する、あるいは車両を確保するという意味では、別々に確保せないかんなんていう話になると非常にやりにくいというところがあって、これを、昼間はそちらの路線使って、朝晩だけ岩波駅へつなげるこういう路線を1日のスケジュールの中で考えていくと比較的フラット、平準化されて、可能性が高いのかなという感じがします。そういう形でご検討いただけないかということを質問をさせていただきます。

  それから、最後にもう一点だけ。先ほど来いろいろ出ています。これから採算路線ということを考えていくと、その場合も、これいろんな要素あります。人が減ってきているとか、道路がよくなって車が便利になっているというようなこともあって、減ってくるというのは、これよくわかります。ただ、やはり実際に困る人というのは、弱者なんかいるわけです。そういう意味で、これ進めていただけるということのようです。維持管理ということよりも、もっと積極的にやっていくのだよと、計画つくっていくよというふうに回答いただいていると思いますので、その中でぜひ、不採算であっても市民にとっていいということであれば、いろんな形あると思いますが、市が補助金出しても、あるいは委託をしてもいいと思うのですが、こういうものに動向調査が結びついていくようにご検討いただきますように、そういう形でお願いしたいと思いますが、その辺についてのお考えがありましたらお聞かせを願います。

  以上で終わります。



○議長(高村善男) 答弁を求めます。

  企画部長。



◎企画部長(渡邉隆之) バス路線の件でございます。動向調査というようなことで、1年間実施するというお話をしたわけでございます。その中で、ヘルシーとかそういうところは当然というお話で、ご質問は須山とかそういう旧部落の方ですね、そういうところへ回っていくのかというようなお話でございます。そういうところを公共施設を中心に、運動公園とか、例えば須山支所とか、そういうところを循環する方式で考えております。循環で回っていくということでございます。

  そして、弱者をというお話でございます。動向調査をしまして、当然弱者も、将来的にはこういう調査が結ばれていくように動向を見ながらやっていきたいと思います。

  以上です。



○議長(高村善男) 助役。



◎助役(杉山政康) 中間駅の関係につきましてお話しいたします。

  先ほど来からるる当局の方からも説明があったのですけれども、中間駅はJRとしては一定の設置基準に満たされなければ、その設置の考え方はないということはもうはっきり言われております。現状はどうかということですけれども、総合計画をつくったとき、昨年3月、人口フレームを平成17年に6万人を想定しておりました。これは土台無理だということを言ったのです、6万人、その当時から。これは都市計画のマスタープランもあわせてつくるものですから、県の指導も受けて、ある程度の増えるような見込みの人口フレームをつくったわけですね。現実に、では現在どうかというと、平成17年に5万5,000人になれば本当に、5万5,000〜6,000なら御の字でございます。そういった状況ですと、先ほど裾野駅と岩波駅の乗車人員が人口の約8%程度ですね。そうすると、そんなに伸びないわけですね。例えば6万にしたって4,800人でございます。そういう状況ですと、方向性を見出すということは難しいわけで、あと一つは、大きな宅地の大規模開発ですか、そういったことが見込めないと、それは無理ではないかというふうに思っております。あるいは大企業が遊休地を効率的な活用を図ってくだされば、それまた別でございますけれども。そういうことで、現状では難しいということでございます。

  それから、文化センター周辺のいろいろ利用計画のレイアウトをつくったらということですけれども、つくるは、それはつくったっていいのですけれども、法的な拘束力がないと、つくったって、これは砂上の楼閣みたいなことでございますので、あとは指導ということだけでございますので、一応それは市長の考え方もこれから伺って、そういうこともやるのかやらないのか、その辺はまた考えていくようにしたいと思っています。

  以上です。



○議長(高村善男) 都市計画課長。



◎都市計画課長(芹沢祐次) 岩波関係の委員会設置ということですけれども、先ほど説明不足かもしれませんけれども、昨年の7月に高架のやつのだけ説明をしたところ不調に終わったということでございます。当然分断されるわけですから、高架、橋梁部から北部、岩波駅、それから南部と当然エリアが3地区ぐらい広がってくると思います。その計画については、まだ何もできておりません。それに対していろいろ地域の方々と、先ほど言いましたように理解を求めるというのですか、慎重にしていかなければ、計画かけても、計画をつくっても、無意味なことになろうかと思います。

  また、議員さんのご指摘で、来年度も短期実施計画700万予算措置ということでなっておりますけれども、その辺も地域の方々とご理解を深め、なおかつ委員会がもしつくってもいいですよというような、私らも努力いたしますけれども、その辺で委員会設置ができれば努力していきたいと、こんなふうに考えております。



○議長(高村善男) 市街地対策室長。



◎市街地対策室長(大石和己) 駅西の事業につきまして、特別会計をということでございます。事業も、やはり今の時期の部分から言いましても、検討していかなければならない部分ではないかなというふうに思います。それらを踏まえて、今後検討していきたいというふうに考えております。



○議長(高村善男) 休憩いたします。

                       12時08分 休憩



                       13時30分 再開



○議長(高村善男) 再開します。

  6番、小林俊議員。



◆6番(小林俊議員) 小林俊でございます。一般質問させていただきます。

  初めに、質問の意図を説明させていただきます。まず、1番が平成11年度、12年度、最近の予算執行状況について、振り返って改善が必要であるというところはどんなところでしょうかという問いです。それから、2番は、平成13年度予算の主眼、ではそれを振り返って、改善が必要であるということに対してどのような改善をしているかという質問です。3、4、5、6は、その中の、私が考えまして、こういうようなことはいかがでしょうかという項目を列挙してあります。ほかにもいっぱいあるのですけれども、全部というわけにいきませんので、主なところ、これから長い目で見て考えていかなければならないところを選んだつもりであります。それから、7番、8番、学校教育についてですけれども、これも趣旨は同じで、学校教育について今改善が必要と思われるところは何でしょうか。それから、改善が必要と思われるところがあれば、ではどういうふうにしていくのでしょうかと、そういう趣旨でございます。この改善が必要と思われるところは何かということなのですけれども、こういう行政にしてもいろんな組織にしても、決まりとか組織をつくって動いているわけなのですが、民間では長らくやっていることなのですけれども、例えばQC活動というふうなものがありまして、常にその組織、やり方、決まり等を見直しながらやっていこうというのがその基本的な考え方です。QCではPDCAのサイクルを回そうと言うのですが、プラン、ドゥ、チェック、アクションといいまして、計画して、それを実施して、見直しをして、それから必要な対策をとって、それからまた計画をしてという、そういう繰り返しをしていくことによって、少しずつ少しずつその組織なり決まりなりがよいものになっていくという。いわば大なたを振るうというふうなことでなくて、組織に漢方薬のような効果をもたらしていく。少しずつでも、小さなことでも、積み上げていけばよくなるというのが一番基本的な考え方だと思います。

  この見直しが必要だということは、もちろん行政にとって必要なことでして、予算を決めました、補正予算を組んで執行しましたといっても、その中には必ず、もっとこうしたらということがあるはずです。ないということはあり得ないですよね。ですから、そこのところはどのようにとらえているでしょうかというのがその質問の趣旨です。

  質問に対しての回答でお願いしたいことなのですけれども、できればわかりやすくお答えをお願いしたいと思います。できればといいますか、わかりやすくお答えをしていただかなくてはならないわけですよね。私たちの質問は、ここはこういう閉ざされた議場であって、傍聴の方も大変少のうございますけれども、市民を背景にして、市民に説明するというつもりで説明をしていただきたいというふうに思います。そういうふうに考えれば、例えば今一般質問では回答する順序は当局のいわゆる序列というのでしょうか、私にはそういうものがあるかどうかよく知りませんけれども、序列に従って、市長、教育長、それから各部の、いろんな部の何かヒエラルキーがあるようでして、その序列に従って回答しているのです。回答がされるのですけれども、普通一般に考えれば、こうやって番号を振って順序並べてあれば、やっぱり1番から番号に沿って回答していただく方がわかりやすいです。これは市民が聞いてわかりやすいです。私たちもその方がわかりやすいです。ですから、当局の理論ではなく、市民の目から見てこういうふうに答えた方がいいであろうという考えを持っていただきたいし、そのように回答をお願いしたいというふうに思います。

  ちょっと前置きが長くなりましたが、質問させていただきます。

  1番、平成11年度決算、12年度予算執行状況ということで、これはさっき申し上げました。この何年というふうに特に限ったことではないのですが、一番最近の11年度の決算、それから現在執行中であります12年度予算の状況を振り返って、改善が必要と考えている点は何かということです。これは市長が、こうだなあ、ああしたらよかったなあ、もっとこうすべきだなあということがおありのはずなのですね。そこのところをお伺いします。ですから、つけた予算を使い切ったとか、補正が必要だったとか、補正の時期が早かったとか、遅かったとか、やりくりができたとかというふうな執行上のものではなくて、裾野市民の暮らし、裾野市の望ましい姿、それもできれば5年、10年先を考えた裾野市の望ましい姿、それから行政サービスの行うべきことというふうな観点からの回答をいただきたいというふうに思います。

  2番です。その振り返って、ああ、こういうふうにした方がいいなということがおありのはずでしょうから、ではそれをどのように、少なくとも平成13年度の予算には盛り込んでいるでしょうかと。どういう主眼で平成13年度予算の分配を決めるおつもりですかということでございます。これはまだ物はできていないわけですから、具体的には何を幾らということをお伺いするものではなく、どういう方向で予算配分をやりたい、重点的にやりたいということで結構でございます。

  それから、3、4、5、6につきましては、この2年間、ちょうど私も議員にならせていただいてから2年ちょっとたったわけですけれども、11年度決算、12年度予算状況を見て、このあたりはどうなっているのでしょうかなという私の疑問なところを列挙してあるものです。

  3番、福祉行政の方向。これは、介護保険の実施に伴い、老人福祉に関しては制度的に一応整備はされたと考えられる。これは同僚岡本議員の質問にもありましたように、いろいろ問題点も多々あるかとは思いますが、一応制度としてこういうふうにやっていこうと。それから、物にしても、設備にしても、何となく目鼻がついたということは考えられます。その反面、その介護保険に該当しない要介護者、つまり介護保険で要介護認定されなかった方も、老人も含めて、いわゆる身体障害の方ですとか、そういったところになると思いますが、該当しない要介護者に対する福祉政策をどのようにしていくのでしょうか。それから、具体的にはどういうふうに来年度の予算には盛り込んでいくおつもりでしょうかという質問です。これは、いろいろ福祉のことを考えていきますと、老人も身体障害者も本当に介護が必要であって、同じように手がかかるという意味では同等の行政サービスを受けられるべきではないかというふうなことを感じます。例えば社会福祉協議会といいましょうか、福祉保健会館の設備にしても、現在は社会福祉協議会が介護保険の事業者になっておりますので、その中の設備というのはいわゆる身体障害者の方にとって非常に使いづらいものになっていますですよね。そんなふうなこともあります。同等の行政サービスを受けられるべきであるというふうに思いますので、そんな観点からの回答いただければありがたいというふうに思います。

  それから、4、5、6は少し関連した項目です。4番、持続的発展が可能な社会のシフトについてということですが、これは西暦2000年がもう終わろうとしておりまして、ちょっと大きな話になりますが、人類が生存する場である地球が生物の生存に適さないところになりつつあるわけですよね、実際に。人間の営みが、ここに書いてありますが、生き物の生存する場を破壊しつつある現状では、私たちの社会は価値観を転換する必要があると考えます。それは日本で言えば昭和30年代の高度成長、やれつくれ、物をつくれ、物を捨てろというふうな時代から、そうでなく、もっと生活の質というものを考える社会になっていかなくては、この人間社会の継続は難しいと、そういうことなのですが、それは発展至上主義、便利さ、物質至上主義から生活の質至上主義への転換であり、行政はその先頭に立つべきであると考える、いかがでしょうかと。これは、この考えに市長さん同意していただけますでしょうかという質問です。

  5番、6番は、その中で少しピックアップして質問させていただきますということです。5番、生活環境の改善。生活の質を高めていくために生活環境改善も絶対に必要なことの一つであると考える。水、空気、ごみ、音、におい、炭酸ガスの削減などの問題に行政としてどのように対応していくか。それから、来年度予算には何か盛り込んでいくのでしょうかということです。

  6番、エネルギー政策。自然エネルギーの利用、代替エネルギー、ここでは化石燃料以外のエネルギーというふうに定義をさせてもらいたいと思うのですが、その利用をどのように推進していくか。具体的に平成13年度予算にはどのように盛り込んでいくか。それから、その中でごみ、今ごみは裾野市では燃やしております。美化センターで燃焼しているのですけれども、エネルギーの有効利用といったことを考えるときに、ごみ焼却の廃熱利用発電を行うべきであると考えるが、いかがか。来年度から研究していくおつもりないでしょうかということです。これは、5番、6番同じようなことかとは思うのですが、毎日新聞の12月4日の記事に「自然エネルギー促進 法案成立「期待7割」」ということで、自然エネルギー促進法案というのが、なかなか国ベースではこれは成立しなかったのですけれども、自治体では、全国の都道府県で7割がそういう計画を持っている。自然エネルギー導入に関する条例、行動計画等持っているということが報道されております。現に静岡県でも、これは平成8年ですからちょっと古くなって、もう既に古くなってしまうのですが、「静岡新エネルギー等導入ビジョン21」という、こういう県の資料があるのですけれども、この中で県の役割はこう、市町村の役割はこうというふうなことをうたっております。それは、2010年にはいわゆる今のエネルギー需要の約5%を太陽光ですとか風力ですとか、そういった新しいエネルギーで置きかえていこうというふうなのが国の主な政策の骨子で、それに従って県ではどういうふうにしますということがあるのですけれども、来年度から年間100万ずつ太陽光発電の補助、1キロワット当たり2万円ということでしょうか、裾野市も予算化しております。が、それだけではなかなかうまくいかないのではないでしょうかというところです。新エネルギー、代替エネルギーにはいろんな種類がありまして、大体コストが高くてもうからないわけですね。発電気事業者はそれができないです。ですから、行政の補助が必要なのですけれども、こういったことは、いろんな行政やることありますけれども、このこともひとつ行政が旗振りをしてやっていかなければならないことではないかというふうに考えますので、質問をさせていただきます。

  それから、7番、8番の教育のことについて伺います。学校教育について、7番。教育は国家百年の大計であるが、それは国や県に任せてよい問題ではない。現場教育のあり方をどのように考えているか。現在の裾野市教育委員会の方針や予算のつけ方で改善すべきであると思われることは何か。具体的に来年度の予算にはどのように盛り込んでいくおつもりでしょうかということです。これは、今教育委員会にいる方はその多くが、特に学校教育の部門に関しては、教員もしくは教員免許を持っている方が学校から少し役所に来て仕事をしているというような方が主なわけですね。しかし、学校教育は教員の世界だけの話ではないわけですよね。ここに12月8日の読売新聞の1面の記事があるのですが、東京都が指導力不足の教員に特別研修を義務づけて、改善がなければ退職勧告をするという制度を来年の4月から導入するという記事です。これは、このようにやれということでもありませんが、またそれから教員が県の雇用になっていますので、県の教育委員会等の問題もあると思います。しかし、国や県に任せてよい問題ではない以上、私たち裾野市の市民としても、それから裾野市の教育委員会としても、学校教育についてどのように考え、どのようなことを考えていったらいいだろうか、現状を本当に今のままでいいと思っているのかどうかということをお伺いしたいというのが7番です。

  それから、8番、地域教育力と学校教育との連携について。これは、今学校教育、非常に苦しい立場に立っていると思います。それは、家庭での教育が、ある意味学校に押しつけられているというようなところがあると思います。そういったところも考えながら、家庭を含めた地域教育力との連携は不可欠であると思われる。現在の状況に対して行政としてどのように考えているか、改善できる点は何かということをお伺いしたいと思います。来年度にはどのようにしていくかということですね。これ、教育職にある人たちというのは専門家なわけですね。ところが、一般の家庭人というのは決してそういう専門家ばかりではない。子育てという面に関しては母親、父親が皆専門家であればいいのですけれども、実際にはそういうわけにはいきません。そのことを考えれば、学校教育課、社会教育課、そういった専門家の集団が、しかもそこに責任を持って子供たちを教育しなければならない立場にある集団が、やはり地域あるいは家庭に対する連携の手を差し伸べて、その家庭の状況、地域の教育力の向上といいましょうか、そういったことをやっていかざるを得ないですよね。これが行政だと思うのですけれども、そういう意味から、どのようにお考えでしょうかという質問です。

  以上です。



○議長(高村善男) 答弁を求めます。

  市長。



◎市長(大橋俊二) 小林議員のご質問にお答えいたします。

  1番の平成11年度決算、平成12年度予算の執行状況を振り返り、改善が必要と考えている点は何かということでございます。自分としましては、予算立てもした、1人でしたわけではございませんで、それぞれの担当の課の意見を聞いて、いろいろ皆我々頭をひねって、これが一番いいのではないかなと思った中でも改善が必要と考える点は何かといいますと、やはり私はちょっと教育の点もっと力を入れなければいけなかったのではなかったのかなと自分では考えております。

  そこでこのご質問、裾野市民の暮らし、裾野市の望ましい姿、行政の行うべきことという観点からの回答をいただきたいということでございます。平成11年度決算、12年度予算執行状況についてでありますが、私赤ちゃんからお年寄りまで安心して快適に暮らすことができるまちづくりを推進していくために、平成11年度においては福祉の充実を目指して、また福祉センターの改修、介護保険制度の施行のための準備体制整備、平成12年度においてはすやまデイ・サービスセンター建設等の事業を実施し、また継続して行っているインフラ整備の一環として道路改良、維持補修、下水道の一層の整備等、市民生活の向上と地元区の要望に対応してきたところであります。教育、文化、スポーツの振興においても、運動公園建設事業において野球場本体工事の完了、やすらぎ広場通路改修を進めてまいりました。ただ、国・県等の補助金確定のおくれなどの要因から着工のずれ等を生じますので、早期交付を要望して、適正な時期に工事開始に入れるよう努力していかなければならないと、こういうふうに考えております。

  また、裾野市の望ましい姿に対しましては、裾野市総合計画、実施計画の4つの柱から、事業の必要性、有効性に基づき、新規に採択するものは国・県補助金を最大限に取り込み、市債充当も十分精査し、事業の速やかな施行を考えております。裾野ふれあい健康文化都市という目標に基づいた新規事業及び継続事業の進捗を重要視いたします。行政の行うべきことの観点から、市民に密着した道路、水路の改修、維持等は、緊急性をもとに施工順位を厳選し、実施しなければなりません。ソフト事業の推進についても、ただ補助金を交付するということではなく、その事業が今後も必要か否か、機能を果たしたかどうかを再検討し、新規のものについても新たな時代に向かって時期的にも必要かを考え、減額、廃止及び新規取り組みなどを考えていきたいと思っております。景気動向が不透明な折、国・県補助金などの依存財源の一層の取り組みをし、また市税を中心とした自主財源の確保等を踏まえて事業構築を行い、21世紀に向けた健康文化都市を築き上げるよう努力をしてまいります。

  次に、2の平成13年度予算の主眼についてでありますが、平成13年度においても、経費削減を主眼に10年ほど継続して実施している、経常的経費、旅費、需用費の前年度当初予算額の95%以内、食糧費においては90%以内などを徹底して削減に努めます。配分の主眼は、事業の緊急、有効性をかんがみ、最大限の特定財源を取り組んだ上で、事業経費もシーリングに基づいているかを精査し、配分していく所存であります。また、各種団体への補助金等も現状の活動を考えた上で見直し、事務事業についても簡素、効率化を図り、施策の優先順位を厳密に選択し、財源の計画的、重点的な配分を行うよう徹底いたします。国・県の予算動向も十分に把握し、各事業自体の再構築も視野に入れた上での要求にも対処していき、的確な配分に努めてまいります。

  次に、3の福祉行政の方向についてでありますが、介護保険に該当しない要介護者に対する福祉政策は、国においては平成7年に策定された障害者プランを受け、障害者が日常生活を営むことができるのに必要な便宜を供与することにより、障害者の自立促進、身体の機能維持向上、社会参加の促進、障害者及びその家族の福祉の向上を図ることを目的とし、さまざまな法整備がされてきております。当市においても身体障害者福祉法、知的障害者福祉法等を受け、要綱等を整備し、要綱に基づいた予算措置に配慮しながら、より一層の福祉の向上に努めていく所存であります。

  なお、予算の内容につきましては、健康福祉部長が答弁いたします。

  4の持続的発展が可能な社会へのシフトについてでありますが、環境基本法では、持続的発展が可能な社会の構築、シフトとして、環境への負荷の少ない健全な経済の持続的発展が可能な社会をつくっていくことが絶対条件となっていると考えております。法の基本理念にのっとり、国・県、市、事業者及び国民の責務が示されており、市といたしましては自然的、社会的条件に応じた施策を策定し、実施していくため、総合計画、実施計画に、新規事業として、環境基本法の理念に基づき裾野市環境基本計画の策定を計画したところであります。市の発展、利便性、市民要望等により、市民文化センター、福祉保健会館、市民運動公園、ヘルシーパーク裾野等を建設してまいりました。厳しい経済状況下でありますが、今後も消防庁舎や老朽化している小中学校体育館の建設等、第3次裾野市総合計画に基づき、21世紀にふさわしいまちの将来像について、市民、議会、行政が一体となって取り組むまちづくりを進めてまいりたいと考えております。

  いずれにいたしましても、持続的発展が可能な社会へのまちづくりにはハード、ソフト両面がありますが、第3次裾野市総合計画の基本理念、将来都市像4本の柱をもとに、地域別まちづくり推進方針にも記載されておりますように、行政が主体となり取り組む施策については行政が、市民が主体となり取り組む施策については市民と行政が協力して実現していくことがよいことだと考えております。

  次に、5の生活環境の改善についてでありますが、市民生活を取り巻く環境、水や空気、ごみなどの環境対策につきましては、各個別の規制法によりまして環境基準の設定や排出基準、施設の構造基準が設定されておりますので、排出者に対して、法律等に基づき、排出基準の遵守等を指導していきたいと考えております。また、苦情やごみの不法投棄等に対しましても、速やかに対応するよう指示しております。CO2削減、地球温暖化対策は、化石燃料を利用したエネルギー等の節減が重要であり、日常生活の中で一人一人の意識改革が必要だと考えております。

  なお、13年度予算につきましては、市民部長が答弁いたします。

  次に、6のエネルギーの政策についてでありますが、平成13年度につきましては、新規事業といたしまして、住宅用太陽光発電システムの設置に対し予算の範囲内で補助金を交付する制度を導入したいと考えております。また、更新する公用車につきましても、その用途に応じて省エネルギー車の導入を検討してまいりたいと考えております。廃熱利用発電につきましては、厚生省の基準ライン及び最小規模の技術水準では施設規模が日量100トンとされており、市美化センターでは施設規模的に無理があると考えますが、国における再商品化法案の動きが早く、循環型社会形成のための8つの法律が制定、改正されている中、市では平成9年度において策定いたしました一般廃棄物処理基本計画を平成13年度において改定していきますので、今後の技術水準を見ながら、基本計画の中で計画できるか検討してまいりたいと考えております。

  次に、7の学校教育についてと8の地域教育力と学校教育との連携につきましては、教育長より答弁いたします。

  以上です。



○議長(高村善男) 教育長。



◎教育長(羽田久) 7、8についての答弁をいたします。

  今社会のこういう変化に伴って子供たちの取り巻く環境というものが、私の育った時代、小林議員の育った時代、現在と比べてみますと、格段の環境というものが変わってきておる。こういう環境の中が変わってきたことが、学校を取り巻く大きな問題を生じてきているのが現在だと思っております。毎日の新聞を見ましても、報道される中でも、そういう子供たちの動きというものが一体どこから生まれてきたものかという。これは社会情勢もあります。環境の変化、そういうものの中から生まれてきたのではないかと思っております。これらの変化を伴い、学校教育自体も変わらなければならぬ。今文部省で2002年から行われる5日制の問題なども、その一つの大きなあらわれではないかと思っています。

  その学校内容については非常に変化が大きいわけですが、現在学校教育自体も実際変わっている。実質的な変化といいましょうか、そういうものをとらえながら変わっていかなければならないと思っております。これらの変化に対応するために、例えば子供たちの現実の遊びの変化から生じる、子供たちが持っているそういう特性などを的確にとらえていくということが、やはり学校教育の授業の中に実践的に行われていかなければならないのではないかと1つ思っております。

  2つ目では、特に中学生、これは人間関係を非常に重要視していかなければならないのではないかと思っております。教師と子供たち、生徒との1番には人間関係、これが教育を支える根本的なものではないかと考えております。教師と生徒との人間関係の構築といいましょうか、こういうものに力を入れ、生徒個々の持っているよさというものを気づかせる。本人にも気づかせる。そういうことを指導していく教師を私も求めていきたいと思っております。

  3つ目には、感性を高める教育と。今この子供たちがどれだけの感性を持っているか。決して昔の子供たちとも変わらないではないかと思うのですが、それが押さえられているのでしょうか、社会情勢の変化によって浮かび上がってこないのでしょうか。喜び、悲しみ、かわいそう、あるいは励まし、子供が感動する授業というものを求めたいと思っております。

  4つ目には、自分自身が考えたことを述べることのできる子供、相手の意見を尊重するということ、今ここが最大に欠けているのではないでしょうか。そんなことを認め合う学習を考えていきたいな。これは、それぞれの学級という単位においても、一人一人のよさに気づかせるということが一番ではないでしょうか。

  5番目には、道徳教育のやはり充実がこの子供たちにも。もう30年以上にわたり道徳教育は行われておりますが、過去にも文部省から裾野西小学校は指定を受けまして研究をして、そのときの子供たちの様子は、私自身もそれに携わっておりましたけれども、大変な効果を上げたと思っておりますが、そういう道徳教育の充実、それから人間尊重の教育というようなことです。

  6つ目には、今IT教育ということが叫ばれておりますが、やはり情報化に対応する教育というものを学校の中に入れていく。結局こういうことは何の目的でやっているかというと、私の個人の考えではございますが、生きる力、子供たちがこれから今後一生かけて生きていく力をここで学んで、自ら学び取り、自ら考える力の育成を重視する教育をする。これらの考えを受けて、総合的な学習の時間での指導のあり方をより一層研究していってもらいたいと、こんなふうに願っております。こういうような、より教育の充実のために、13年度予算にできたならば入れ込んでやっていきたいと思っております。

  続きまして、8の地域教育力と学校教育との連携ということですが、地域全体で子供を心豊かにはぐくんでいくためには、学校、やはり家庭、地域社会が連携協力し、地域の教育機能を活用していく必要が非常に大切ではないでしょうか。このため学校教育に地域の活力を生かすとともに、家庭教育への支援、学校からできるような支援、こういうものや地域社会から家庭に送れる支援、こういうものを重要視し、あるいは地域社会の教育力を高める方策に積極的に取り組む必要が生まれてくると思います。したがって、関係機関、団体等の緊密な連携を、あるいは連絡を図りながら施策を展開していくということが大切になってくると思います。特に学校教育では体験学習、それを重要視していきたいと思っております。そして、地域の教育力、長い間人生過ごしてこられました人たちの、そういう持っているものを学校教育の中に取り入れていくということ。これは現在実際行われておりますが、この間調べたところによるには、この4月から約300名以上裾野市の学校の中にそういう方々の力を入れてもらって、新しい教育、体験学習その他を行っているようでございます。こういうことが子供たちを育てていく大きな力になるし、今後この裾野市を支えていく子供たちのまた力になっていくのではないかと思っております。

  以上でございます。



○議長(高村善男) 市民部長。



◎市民部長(土屋勝幹) 13年度予算につきましては、皆さん方のご審議を願うわけでございますけれども、市が考えて行おうとしている具体的な環境対策につきましては次のような事業を予定しておりますので、よろしくお願いします。

  家庭の合併処理浄化槽への転換につきましては、12年度に引き続きさらに推進を進めるための補助事業として取り組みたいと思っています。

  2番目には、美化センターのダイオキシン対策事業ですけれども、短期計画にのっております。よろしくお願いしたいと思います。

  3番目といたしましては、生ごみ処理器の購入に対する補助事業、非常に理解が得られておりますので、この事業もさらに推進していきたいと思います。補助事業もよろしくお願いします。

  4番目といたしましては、ごみのリサイクルに関する事業、これは大川節子議員のときも言いましたのですけれども、ペットボトルやトレー等の追加によりますリサイクル関係の事業を推進したいと思っています。さらに、30周年記念事業も兼ねまして、環境大会というようなものも計画に取り入れたいと思っています。以上です。よろしくお願いします。

  地球温暖化対策につきましては、現在地球温暖化防止実行計画を策定中でございます。地球温暖化ガスの排出、削減を積極的に推進するとともに、市民や事業者にPRしていきたいと思っております。よろしくお願いしたいと思います。



○議長(高村善男) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(大庭健吾) 大きな3番の福祉行政の方向についての補足説明をさせていただきます。

  社会的弱者と言われております高齢者、障害者の福祉行政についてですが、高齢者福祉については要介護、要支援、元気老人を含め一応対策は整っておると思いますが、心身にハンディを持った人に対する福祉行政についてはただいま市長が答弁したとおりですが、13年度の予算にどのように盛り込んでいくかとのことでございます。予算については、まだご審議していただいておりませんが、補正予算を含め、平成12年度予算に計上してあります科目のうちで在宅福祉サービスについては、重度心身障害者のショートステイ事業に8万4,000円、身体障害者デイ・サービス事業に16万9,000円、訪問入浴サービス事業に60万9,000円、障害者ホームヘルプサービスに300万、また入所者の入所措置については、身体障害者措置費として3,694万8,000円、知的障害者措置費として1億4,216万4,000円等を議決していただいております。

  なお、13年度についても、より充実した福祉行政を目指し、努力していく所存です。

  以上です。



○議長(高村善男) 6番、小林俊議員。



◆6番(小林俊議員) 議長、ちょっと休憩願います。



○議長(高村善男) 休憩いたします。

                       14時16分 休憩



                       14時18分 再開



○議長(高村善男) 再開いたします。

  6番、小林俊議員。



◆6番(小林俊議員) それでは、学校教育の方から質問2回目させていただきます。

  生きる力、考える力といったものを研究していってもらうというふうな答弁で、大変私も賛同いたします。その中に1つ、文部省の指定校になって道徳教育を西小学校でやったときに大変効果があったというふうなお話がありましたですね。これは、そのときに西小学校で効果があった後、裾野市内の小学校に全部そのやり方なりを推し広めていただいたのでしょうか。せっかくそういう指定校で効果があったのであれば、教育委員会として当然同じようなことを推し広めていくべきであると思うのですけれども、そうなったかどうかということをお伺いしたいと思います。

  それから、今教育長の言葉で、現場の教員に対して生きる力、考える力をどのように与えるかということを研究していってもらうというふうなことであったというふうに思います。が、それは実際には研修ということなのでしょうか。それとも何かほかに、具体的な方法としてはどんなことが考えられるのでしょうか。そのあたりを教えていただきたいというふうに思います。

  それから、学校と地域、家庭との連携は非常に大切であるという言葉で、私も非常にそうで、大変教育行政のトップに立つ方がそういう考え持ってくださっているということはありがたいというふうに思うのですけれども、具体的に、ではどうするかということなのですが、私たちが、私はPTA活動なんかもやっていたわけなのですけれども、PTAの役員をやっていて、なおかつ学校を見たときに、学校の中の様子、授業はどういうふうにされているのかということであるとか、子供たちの話を聞きますと、私の自分の子供という意味ではありませんで、子供を持つ親からのまた聞きということになるわけですけれども、あの先生はこうである、この先生はこうであるというふうなことをいろいろ聞くわけですね。例えば音楽の時間におくれてきた子をドアを閉めてオルガンでふさいでしまって入れなかったとか、そんなふうな、親ですから、ある程度、場合によってはヒステリックになることもありますし、いい話というのは当たり前みたいなことで、大変そういう意味では教員の方々にはつらい立場にあるなと思うのですけれども、そういうことが、では実態はどうなのかということを知ろうと思っても、これはわからないですね。校長先生に聞いても、「それはわかりません」と言うに決まっていますし、「そんなことはないと思います」あるいは「注意しておきます」というふうな言葉になるわけですよね。したがって、学校を地域に対して開いたものにしてほしいという、私たち親の、あるいは地域教育について関心持っている地域の人間の願いなわけです。

  やはりどうしても学校は、言ってみれば、ちょっと言い方悪いかもしれませんが、役所みたいなところがありまして、中のことはよくわからない。学校の中のことは教員に任せておいてもらわなければ困るというふうなところもかいま見えるのですよね。ですから、私たちはもう少し地域に対して、地域の人がいつ行ってもいいですとか、学校行事を地域にPRして、いつでも見に来てくださいというふうなことをもっと、行事のあるときでなしにやってほしい。それから、学校の先生方、これは忙しいという話ではありますけれども、ちょっと言い方これも悪いかもしれませんが、                        ですから、もう少し頑張ってもらえないかなという気がするわけです。そのあたり、具体的に地域と家庭と学校を連携させていく方法というのがもう少し何かあれば、お伺いしたいと思います。

  それから、5番、6番、生活環境、それからエネルギー政策のことなのですけれども、ごみ焼却廃熱利用発電は規模の問題があるとおっしゃいました。これはそのとおりです。ですから、私は裾野市だけでやろうというふうな考えではないのです。やっていったらどうかという考えではないのです。ただ、裾野市がこのことについて規模あるいは採算性、ごみがどれぐらいあればいいのかということを、実態をきちっと把握しておくことが、将来例えば沼津から小山町までが1つの広域的な行政をすることになったときには必要だというふうに思います。ごみ問題について言えば、規模が必要ですから、なるべく広い地域から集めてやった方がいいのは当然で、それからこういった分散型の発電システムなりは需要地の近くに置くというのが当たり前ですから、一番いいのは沼津市の真ん中に、一番最大の需要地の真ん中にこういうものがあればいいわけですよね。そういったところもやはり地域エゴが出てきてしまいますので、前もって、リーダーシップをとれとまでは言いませんけれども、私たち自身の問題として把握していくことが行政としては必要なのではないかというふうに思います。それも、同じことをやるのなら、やはり地域間競争だって無視できませんから、早くやることが税金を有効に使うことになります。

  これ、例えば一例を挙げれば、早くやれば「初の」何とかということで新聞にも出るわけですよね。こういったことは市民にとって、裾野市はこういうことをやりました、ああ、こんなこともやっているのかというのは決して無視できない精神的な効果があると思います。私たちのまちはいつも追随をしている、何かあるのだかないのだわからないというよりは、こんなことでも1番バッターになったという実感を市民が持つということは、これ必要なことだというふうに思います。

  私これは職員にとっても大変重要なことではないかなというふうに思っています。職員、特に若い方たちは、こういうこともできるのだがな、けれども、すぐお金がないからできないというふうに言われてしまうのだけれどもなあという考えを結構持っている人が多いのですよね。市の職員というのは自分の考えたことを行政に反映できる立場にあるわけですから、でもやりたい、できればやりたいという考え持っている方多いです。それを実現させるということは、市の活性化、行政の活性化に対して非常にいいことではないかなというふうに思います。その観点からのお答えをお願いします。

  それから、なかなか私の質問する方難しいのですけれども、福祉の点で身体障害のある方、ハンディキャップのある方の予算がこうだという話ありましたね。例えばデイ・サービス16万9,000円、これ予算と言えるのかなというふうな気もしないでもないわけですね。身体障害者のデイ・サービス受け入れてくれる施設はどこにあるのでしょうか、裾野市内では。そこのところ、もう少し詳しくお伺いしたいと思います。

  それから、1番、予算の改善ポイントということでいろいろお答えいただきましたが、市長が一番初めに、教育のことが一番改善の必要な点ではないかというふうに思っているというお話でした。具体的にここは教育の何がどのように改善が必要だったと思っていらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。



○議長(高村善男) 休憩いたします。

                       14時28分 休憩



                       14時40分 再開



○議長(高村善男) 再開いたします。

  小林議員から発言を許可してもらいたいという申し出がありましたので、発言を許可いたします。

  6番、小林俊議員。

                                                                           

                                                                                                  



○議長(高村善男) 答弁を求めます。

  市長。



◎市長(大橋俊二) 小林議員のご質問にお答えいたします。

  教育の充実をしなければならない、11、12年度はちょっとおくれたかなという感を持ったということで私先ほどお答えしたわけなのですけれども、それでは何をすべきであったかということで、やはり情報化教育を早くしなければいけないではないかなと思いました。今IT革命でありますし、この情報化教育に機器の整備をしていかなければいけないなと、こういうふうに思いました。

  それからあと、コミュニティーの場をつくるということで、議員さんからのご質問ありましたように、学校開放ということにもつながるのではないかと思います。東小学校の体育館を建築するということであります。これには、ただ体育館をつくるだけではなくて、公民館も一緒に設置すると。緊急避難時にもそこを利用できるという形で、これを早くやりたかったなということで、来年度この東小学校体育館を建築することを入れさせていただきました。

  それから、もう一つ、やっぱり心の豊かさを、これを醸成しなければいけないなと、こういうふうに考えております。

  この3点でございます。



○議長(高村善男) 教育長。



◎教育長(羽田久) お答えいたします。

  主に3つの点ではなかったかと思いますが、まず第1に、先ほど申し上げましたけれども、西小の文部省指定の道徳教育でありました。これにつきましては、ここで研究2年間の指定、その後の11年間の研究を重ねました。私もその間の8年間という間、ここで研究をさせていただきました。この方々が、あるいは東部の事務所の指導主事、それぞれの地域へ散りまして、裾野の道徳というものをその当時広げたという実績がございます。その後、富岡中学がやはり文部省の指定を受けまして、この方々の力も非常に中学の大きなものになっております。その後、私たちのところでは市の指定の福祉教育ということで10年間の中で全校の指定を受けさせて、現在残っておるのが2校、富二と須山だけになりましたが、あと福祉教育ということに大きな力を入れております。そういうようなことで、非常に大きな教育力が発揮されたのではないかと思っております。

  また、2番目の生きる力について先生方はどうしているのかという質問だったと思いますが、これはもう研修以外にございません。その学校の中においての教員同士の力、あるいは他校からの指導者あるいは学者さんなどを呼んでも、こういう研修というものがその大勢のレベルアップということにつながっておりますから、もうこれは学校から研修を取ることはできません。研修によって大勢の若い人から年配の先生方までも一緒になってすることによって、細かい、そういう生きる力というのはさまざまな分野にわたっておりますが、そういうものを研修しております。

  それから、最後に開かれた学校ということで、非常に親が学校へ行くというのが何となくひっかかるというようなお話でございましたが、学校の立場としましては、今参観日を例にとりますと、昔はといいますか、数年前までは1日のこの時間に参観してくださいというようなことがよく、多かったのですが、最近では期間を1週間ぐらいという、学校がそういう指定、1週間の間いつでもどうぞ参観してくださいと。それから、一日でも、この時間だけではなくて、一日の間どこでもいいから参観してください、こういうような一日自由に参観してくださいということですね、そういうようなことで行っておりますが、まだまだ今後そういう努力を重ねて、そこに住んでいる親御さんたちと、それから地域の人たちとの結びつきというものを先ほど申しましたけれども、そういうものを一番深めるよい場所ではないかなと思いますものですから、今後努力させていきます。

  以上です。



○議長(高村善男) 市民部長。



◎市民部長(土屋勝幹) 5番、6番の関係でございますが、3つほどあったのではないかと思います。ごみの減量しっかり把握しておいたらどうかということと、そういう問題出たときに、よその4市4町の中での競争力に勝つような形をとったらどうかと、それからそういった物の考え方について職員の研修を積んだらどうかということの中ですけれども、現在この問題につきましては広域市町村圏4市4町で調査研究を行っているわけでございます。当市におきましても、ごみの量につきましては、ごみ減量等進めていく中でまた新しい事業すれば、またごみが減量されてくるのではないかと。常に把握しております。

  それから、こういう問題につきましては当市だけの問題ではなく、4市4町の中で考えていかなければなりませんが、会議等の後の報告聞きますと、かなり裾野市の職員は積極的に発言をしているようでございます。さらにそういった場での発言を強めて、取り組んでいきたいと思っております。

  以上です。



○議長(高村善男) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(大庭健吾) 障害者のデイ・サービスセンターはどこにあるかということですけれども、伊豆函南逓信病院に伊豆ふれあいデイ・サービスセンターというものがあります。

  多分言いたいことは、福祉施設が裾野には何もないではないか、少ないではないかということなのですけれども、福祉施設とか、それから障害者施設、医療機関、これは医療圏域とか福祉圏域の中でベッド数がどのくらいあればいいかということでつくっておりまして、裾野にないから行政がおくれているのではないかというご心配ですけれども、一応市内の該当する障害者、弱者は施設待機ということはなく、入所や通所しております。

  以上です。



○議長(高村善男) 6番、小林俊議員。



◆6番(小林俊議員) それでは、7番、8番の教育の問題です。研修をするということです。チェック体制、教員の方々の指導力、生きる力を与えるための指導力、チェックをどのようにやるかということのお考えを聞かせていただきたいと思います。

  それから、5番、6番のエネルギー政策のことなのですけれども、これは裾野市の職員がかなり積極的に発言しているということですけれども、これは大変いいことだと思います。こういったことは、ちょっと、静岡市は一番県の中で大きな市で、海から県境まで市がありますね。東部の沼津から小山町までの市ができたときには、静岡市とは形態が異なった市になると思います。その中心はどこかというと、ここのあたりになると思います。そういったことを踏まえてどのように考えていくか、もう一回聞かせてください。

  それから、情報化教育、それから心の豊かさというふうに市長おっしゃった1番、2番のことなのですけれども、これ、ですから体育館というふうな話でしたけれども、もう少し何かお考えにならないでしょうか。

  それから、身障者福祉、これやはり距離の問題もあると思います。そのことを考えて、将来どうあるべきか教えていただきたいと思います。

  以上です。



○議長(高村善男) 答弁を求めます。

  教育長。



◎教育長(羽田久) 先ほどの先生方の研修をどういうようにチェックしていくかというのは、研修には必ず目当て、目標があるわけですね。その目当てができたかどうかということを皆さんで、お互いに学年、それから全体という形で研究授業、あるいはそういうことで公開をして、自分たちでそういうところをチェックしております。努力目標というものがありますから、それに、こういう目的でこういうことをしていけばこういう子供たちは育っていくのだという、そういう目標を皆さんで考えながらチェックしていくという、これが研修でございます。

  以上です。



○議長(高村善男) 市民部長。



◎市民部長(土屋勝幹) 静岡市の例と、それから沼津から小山までの地形との関係の中で裾野市が中心という形で、そのような状況をどのように把握するかというご意見でございますが、当面今行っております広域の中での内容は、場所とかそういうものよりは、今あるそういう中身のものをどのような形でもって取り扱うかということが主でございますから、これからそういう問題にも取り組んでいくのではないかと思われます。

  以上です。



○議長(高村善男) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(大庭健吾) 障害者福祉はどうあるべきかというご質問でございますけれども、ハンディを持った方が通常一般の社会に復帰して健常者と一緒に働ける、生活できるような方策が、機能復帰とか方策ができればいいではないかと、こういうふうに思っております。

  以上です。



○議長(高村善男) 市長。



◎市長(大橋俊二) ほかにということで、私心の豊かさ、議員さんが言ったように感性を育てることが大事だということでございまして、富士山教育遊歩道の計画をしたわけでございます。申すまでもなく、自然を愛し、自然を学び、人と自然が共存しながら生命の尊重と感性を育てようということでございます。次にこのご質問が出てまいりますけれども、そこをちょっと借用させていただきましたけれども、そういう考え大変大事ではないかなと自分でも思っておりますから、これを入れさせていただきました。

  コミュニティーづくりということで、体育館と一緒にして議員さんの期待に応えているのではないかなと自分では思っておりますけれども。学校開放にそれもつながって、またお年寄りとかいろいろ交流図れるのではないかなと、こんなふうにも思っております。

  以上です。



○議長(高村善男) 7番、勝又國重議員。



◆7番(勝又國重議員) 質問に先立ちまして、私の質問の要旨が前の小林議員の質問の回答と重複するような箇所があろうかと思いますが、ご理解のほどお願いいたします。

  それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。

  1番として、富士山教育遊歩道の計画についてでございます。今21世紀に向かい、新しい人間づくりを目指し、大きな教育改革がなされようとしております。2002年、平成14年には教育課程を大幅に変え、義務教育の週5日制に基づいた新たな出発をしようとしております。小中学校においては、総合学習として、自然を愛し、自然に学び、人と自然が共存しながら生命の尊重と感性を育成しようとする画期的な改革と伺っております。自然に親しみ、自然観察をし、感性豊かな青少年の育成をする場としてこの遊歩道計画を進めることは、本当にすばらしいことだと思います。

  近年全国的な傾向として、自然に学ぶということが推進されていると伺っております。富士山資料館の本年上半期の小中学校の見学者が22校にも及び、1,200人あったとのことでありまして、確かなものと思うわけでございます。

  当市においては、市長がいち早く、2002年に実施される教育改革に着目し、富士山資料館から市営十里木キャンプ場にかけて教育的見地に立った遊歩道の計画を立て、平成12年度予算において補助金として予算されましたことについて評価すると同時に、大きな期待をするものであります。そこで、教育遊歩道計画について質問をさせていただきます。

  1として、この遊歩道計画は、今行われようとしている教育改革による総合学習計画においても非常に価値の高い事業であると同時に、一般市民の健康遊歩道としても期待されるものと思いますが、市長のご見解を伺いたいと思います。

  2としまして、平成12年度予算としては補助金として予算措置されているが、この遊歩道は教育的な必然性と市民の健康維持の上からも必要なものと思いますが、平成13年度予算の位置づけにはどのように考えているかもお伺いいたしたいと思います。

  3としまして、地元における各種の団体は教育のため全面的に協力することを申し合わせ、早期実現を願っておりますが、教育委員会や学校関係者の方はどう考え、どう対応していくか見解を伺いたいと思います。

  次に、大きい2番といたしまして、東富士演習場開放国有地の団地間連絡道路の整備計画及び国道469号との整合について伺います。国と2市1町及び関係農民との協議の結果、昭和34年1月16日の閣議において東富士演習場周辺農民に国有地560ヘクタールの開放が決められ、以来平成3年までに7回にわたって2市1町の関係農民並びに関係団体に開放、払い下げがなされました。この開放された土地の有効活用方策として開田事業や、当市においては運動公園、梅の里公園等の事業が実施されております。これら開放団地間の開放を促進する上で重要な道路としての団地間連絡道路を整備し、周辺住民の民生安定と地域発展の軸となる道路とする計画と聞いております。同道路の整備計画については、地元住民はもとより、全市民が大きな期待をしております。そこで、次の事項についてお伺いいたします。

  団地間連絡道路策定調査結果と整備計画についてでございますが、平成6、7、8年の3カ年かけて東富士演習場周辺地域協議会、2市1町で構成されたわけでございますが、において策定された調査結果と、具体的な実施年度等の整備計画がどうなっているかをまずお伺いいたします。

  2としまして、国道469号との整合及び開放5道路との進入出路についてでございます。国道469号の路線計画との整合はどうか。開放5道路、トヨタ北側、ヤクルト南側、五山木線、山口線、サファリ入り口の進入出路についてはどのようになるか。計画が策定されたとのことでございますので、説明をよろしくお願いいたします。

  以上で1回目の説明を終わらせていただきます。



○議長(高村善男) 答弁を求めます。

  市長。



◎市長(大橋俊二) 勝又議員のご質問にお答えいたします。

  まず、大きい1の富士山教育遊歩道の計画についての(1)、(2)についてでありますが、富士山資料館と十里木キャンプ場の間に10ヘクタール余の自然林があり、平成12年度は市より須山地区開発委員会に補助金50万円を交付し、地元と教育委員会、社会教育課で計画について検討をお願いしているところであります。平成13年度につきましては、地元諸団体のご協力をいただきながら、所要の予算措置をして進めてまいりたいと考えております。

  次の(3)につきましては、教育長より答弁いたします。

  次に、大きい2の東富士演習場開放国有地の団地間連絡道路の整備計画及び国道469号との整合についての(1)についてでありますが、団地間連絡道路につきましては演習場に係る大きな事業として認識しており、また市民からも期待が寄せられていると思いますが、多大な事業費を必要とすることから、市の総合計画との整合性を図りながら進めていかなければならないと考えております。

  なお、調査報告等につきましては、企画部長より答弁いたします。

  次の(2)につきましては、都市計画課長が答弁いたします。

  以上であります。



○議長(高村善男) 教育長。



◎教育長(羽田久) 富士山教育遊歩道計画についての教育委員会の見解でございますが、教育委員会としても予算の範囲内で早期実現できるよう対応してまいりたいと考えております。先ほど申しました教育改革の中でも、生きる力を育てなさいと。そういう中では、体験学習、自然学習、そういうものの大きな遊歩道というものは効果が生まれてくるものと思っております。そういうところで育成を目指したいと思っております。

  これらは各学校が創意工夫というものを生かしながら、これまでの教科の枠を超えた学習などができる場所ではないかと思っております。新しい教育改革の中でも力の入る総合的な学習の時間、こういうものが設けられておりますが、これらはもう既に実践しております。隣接の富士山資料館、十里木キャンプ場とのこういうものも連携しながら、多目的に利用できるよう対応したいと考えております。また、市内の3校の小学校に緑の少年団も結成されておりますが、今後必要であれば実践の場の提供にもなるものと思っております。そのようにも考えております。

  以上でございます。



○議長(高村善男) 企画部長。



◎企画部長(渡邉隆之) 演習場対策についてでございます。大きな2番の(1)でございます。団地間連絡道路策定調査結果と整備計画についてでございます。

  東富士演習場周辺開発道路策定調査は、演習場にかかわる2市1町が組織する東富士演習場地域協議会により実施されたもので、平成8年度に完了しております。報告では、開発道路の建設により、開放地団地開発のポテンシャルを向上させ、また外部からの演習部隊の進入や災害時の自衛隊の緊急出動のためのアクセス道路となり、さらに高速道路を結ぶ物流路線になるなど、その効果は大きいものがあります。その中で開発道路の整備の意義のうち最も重要なものは、開放団地開発の促進であります。開放団地の開発に当たっては、開発道路の整備は不可欠なものであります。一方、このことは、開放団地の開発の熟度により、本道路の必要性も変化するものであり、これらの動向を見なければならないと考えております。

  また、開放地団地開発に当たっては、東富士の自然を生かすことを基本理念として開放地団地全体で進めることが計画されており、これに反せず地域全体で開発のコントロールを行う必要があります。

  開発道路は防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律により整備を行う方向でありますが、多大な事業費を要する事業であるため、官民一体となり、効率的に事業を進めることが求められております。ご承知かと思われますが、本道路については既に一部供用がされており、他市町より先行している状況であり、さらに平成13年度からは現在の中央道と路線が重複していますが、この計画に沿って改良するものであります。

  なお、本改良工事は平成21年度完了を目途としておりますが、その計画については開発の状況及び総合計画など整合性を図りながら進めていくことと考えております。

  以上でございます。



○議長(高村善男) 都市計画課長。



◎都市計画課長(芹沢祐次) それでは、2番の(2)について答弁させていただきます。

  開放5道路のうち第1期工事箇所に該当しますトヨタ北側につきましては、現在第二東名の計画によるつけかえを前提として、道路公団と詳細計画を詰めている段階にあります。また、ヤクルトの南側につきましては、現在測量設計に入っている段階であります。これらの成果をもとにしまして、港湾委員会等の協議、調整を図っていきたいと思っております。

  なお、残り3進入路につきましては、今後の計画の進み具合を見まして、同様の調整を図っていきたいと思います。

  そして、国道469号との整合性についてですが、開放5路線のうち山口線とサファリの2路線につきましては、国道469号は現在の拡幅ではなく、バイパスとなるため、直接の交差点とならず、国道469号より現道へおりて、現道との交差となります。また、その先、須山地内から御殿場市境については路線の位置がまだ決定していませんので、今後の県計画との調整を図っていきたいと思います。

  以上でございます。



○議長(高村善男) 7番、勝又國重議員。



◆7番(勝又國重議員) 7番、勝又。ただいま市長から、富士山資料館の遊歩道計画について12年度においては補助金の方で賄ってもらうようにしてあるというようなことをいただいて、総合学習計画と一般市民の健康歩道としての市長の見解については、市長が遊歩道計画として前向きな姿勢というようなことで理解いたすわけでございます。

  2点目の平成13年度予算措置については、予算の中で、どのような格好というのですか、していきたいというような格好でございますが、短期実施計画の中でも見られるように、13年度からはまた補助金というような格好で位置づけられているようなわけでございますが、この補助金というのは、とにかくこんな社会情勢の中で心の教育が叫ばれており、その中の1つとして、自然に触れ、自然の中で自由に触れ合い、遊ぶことのできる場所を整備する必要がないでしょうか。この事業は次代を担う青少年の教育という大きな視点に立って市として行うべきものだと思うわけでございまして、いつまででも補助金というような格好ではなく、何か市の事業としてやってもらいたいというように思うわけでございます。

  この補助金ということについては、当地区の方においては愛鷹山の整備、富士山の登山道路というようなことにつきましても、市の補助金のもとに愛鷹山については青少年育成連絡会ですか、富士山については富士山須山口保存委員会というような格好の中で登山道の整備とかいろいろなことをして、登山者の登山が容易にできるというような、安全対策の面でもやっておりまして、富士山の方においても遊歩道計画の中から御胎内、そして幕岩二子山というような登山計画もつくっているというようなことで、補助金内の活動をしているわけでございます。そんな中で、補助金というだけでなく、教育という面に立って、市が挙げてこの事業を遂行というのですか、果たしていただきたいと思うわけでございます。

  次の教育委員会の方の委員長の回答ですが、富士山資料館等と連携しながら多目的な運用を図っていきたいというようなことでございます。この遊歩道計画については、須山地区におきましても森林の中へ市の花、ツツジ等いろいろなもの、また演習場の中における植物を植えたりして、ただ教育的ではなく、一般の行楽客にも自由に入ってもらえるようなことを心がけておるわけでございます。

  そんな中で、さきに富士山周辺、十里木の遊歩道計画付近の件でございますが、富士山1周アドベンチャーランドとかが10月14日から5日間にわたって開かれて、大会会長になっている人が富士市市長とか富士吉田市長、そして実行委員長として岳南法人会とか富士吉田の陸上競技会長となっておるわけでございます。その次にも、10月の17日から22日までですか、1週間にわたって、歩いて富士山を1周する第1回富士山1周実行委員会というような会が開かれまして、主催は静岡県、山梨県、さらに関係市町村や各種団体で組織されておるわけでございまして、参加者は北海道から沖縄まで全国から60歳代を中心として292名ですか、参加され、最高年齢者は77歳というような方まで参加されて歩いているようでございます。このような中で、教育遊歩道という面ではなく、富士、裾野参画し、また地域の活性化というのですか、そういうような面も考えての計画で、先ほどにも申し上げましたように、地元におきましても事業計画に対するそれいろいろの事業面での参加をさせてもらいたいというようなことでございます。

  次に、東富士演習場の団地間連絡道路の建設ということについてでございますが、この団地間連絡道路及び開放道路は東富士演習場の使用協定、第4次の協定によって成立され、開放地団地、地権者の収益増大と演習場周辺の農家の生活安定を図るために、開放団地の開発と居住地環境整備の2つの事業を骨子として東富士演習場周辺地域の基本事項に関する要綱が制定されるとともに、開放地の開発策定を目的とした東富士演習場周辺開発計画策定調査が、2市1町で構成する地域協議会の委託するところによって、先ほど教育長からも回答がございましたが、研究所において計画が、都市経済研究所において着手され、平成2年から4年間にわたって計画策定ということで始まり、また本調査が6年から8年にかけて実施されたわけでございまして、この道路については先ほど市長さんから多額の事業費というようなことを伺っておったわけでございますが、この開発道路は総延長2市1町で14.9キロメートルにわたっておりまして、その中で裾野市分として10.5キロ、総事業費が248億1,400万円という巨額な、それは平成8年の概算事業費でございます。1キロ当たりにすると7億8,100万円というような膨大なものでございます。

  この開発負担金の整備については、連絡路、出入路としての必要な道路については市町村で整備するとうたわれておりまして、その中で国は防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律の関連条項を運用して、その範囲内においてできるだけの助成に努めるということになっておりまして、開発道路の要件が整い、かつ先行する必要があるときは、調査期間中であっても当該区間における整備工事が……



○議長(高村善男) 勝又議員に申し上げますが、簡潔にお願いをいたします。



◆7番(勝又國重議員) にしたいというようなことになっております。

  この道路は起点を須走、小山、県道の富士リサーチパーク付近から始まって滝ケ原を通って中部道上団地ですか、印野、板妻を通り、駒門の工業団地の都市計画道路で246から出て、そして小山団地から裾野市の搗ノ木団地に入ってくるわけでございます。そして、市道4053号線を北上しまして469に出ます。それから山口団地の方に向けて4054号線を行くわけで、市道1−16号線、日本ランド道路で終わりというような格好で位置づけられております。この道路は地方道といたしまして、第3種2級の道路ということでございまして、聞くところによりますと、この開発道路は市では12メートル道路というようなことを計画されているようでございますが、基本的には15メートル道路、そして時速60キロ道路というような格好でつくられると聞いております。

  そんな中で、現在南外周道は40キロ規制道路とか聞いておるわけですが、開放団地5つある、搗ノ木、大胡山、山口、藤原、トウジゴヤですか、この団地の開放道路との進入出路についてでございます。道路が広くなり、車の移動があったりした場合に、演習場内、農林道、そして入会道とか、たくさんあるわけでございます。この開発道路は演習場と演習場外を、外を環状的に結ぶ道路と位置づけられておるわけでございます。こんなような観点から、計画から既に20年近くたっており、事業費もそういうわけで、8年の概算で裾野市においても82億5,000万というようなことで、現在は計画が策定され、事業に入るというようなことでございますが、その事業費についてはどのようなことになっているかも伺いたいと思います。

  それと、都市経済研究所で策定しました土地利用、団地の土地利用につきましても、5つの団地のこれからの利用というのですか、開発についてどのようにまた考えをしていられるかを伺いたいと思います。その中で市の開発計画の中でも見ますと、観光レクリエーションとかスポーツ広場、研修施設、そして宿泊施設とか農園、いろいろなことを計画されておりますが、いずれも市の総合計画との整合を図りながら進めていくというようなことになっております。

  次に、469の国道の件で、国道との整合問題についてでございますが、さきに市長さんが、昨年でしたか、富士、富士宮両市、そして山梨県富沢町とこの南麓道路の早期建設促進についていろいろと協議されたというようなことを聞き、また市長さんの話の中で、県庁、そして建設省、また産業建設部長が沼津土木事務所とのこの道路についてのいろいろ話をされたというようなことを聞いておりますが、その後の経過が入ってこないというような格好にもなっておりますので、その辺もできたらお知らせを願いたいと、そういうものでございます。

  そんなことで第2回目の質問を終わります。



○議長(高村善男) 勝又議員に申し上げますが、大きな1の(1)、(2)、(3)については要望でよろしいですね。



◆7番(勝又國重議員) まだ予算措置されていないということの前で、要望ということで結構です。



○議長(高村善男) 答弁を求めます。

  企画部長。



◎企画部長(渡邉隆之) 演習場関連の団地間道路の概算事業費というようなことでございます。事業計画でございます。全体が24.9キロということで、そのうち裾野分が10.5キロです。概算事業費は248億1,400万、総体ですね。そのうち裾野分が82億5,000万です。8条事案ということで、防衛補助事業の採択を検討していくということでございます。そのうち4分の1が市持ち分というようなことになっております。

  以上でございます。



○議長(高村善男) 都市計画課長。



◎都市計画課長(芹沢祐次) ご質問の点でございますけれども、469の早期着工ということでございますけれども、この件につきましては、早期着工ということで山梨県の県庁、静岡県の県庁、それから建設省及び中部地建へ毎年1回ずつ、その4地区に分けて陳情活動しております。今現在聞きますところは、十里木までは線が決まったということでございます。

  以上でございます。



○議長(高村善男) 休憩いたします。

                       15時27分 休憩



                       15時42分 再開



○議長(高村善男) 再開します。

  7番、勝又國重議員。



◆7番(勝又國重議員) 7番、勝又。前2回の質問でいろいろと申し述べさせていただきましたが、この市で計画しております開発道路につきましては、さきに基本構想の中で開発道路の先行順位というようなものも定められておったわけでございまして、その道路の順位を見ますと、1番にこの団地間連絡道路、裾野2市1町を含めますと太平洋クラブ下から駒門工専あたりが第1と。2ステップについては、国道138号線から太平洋クラブ西側までですか、それと裾野市においては大野路の市交差点からサファリパークというような格好で位置づけられていたわけでございますが、これが市のいろいろの事情によりまして、今回トヨタ北側から梅の里公園までを整備、着工というのですか、団地間道路としての拡幅強化ということで進められているというようなことを聞いておるわけでございますが、その中で順位にこだわることがないというようなことは、各団地における事業計画は開発熟度に応じて早期推進を図ることとなるが、現時点における先行順位は次のとおりであると言っておりまして、熟度が備わったところから開発着工ということで、開発道路は要件が、先ほど申しましたが、要件が整い、かつ先行する必要がある区間があるときは、調査期間中であっても当該区間における整備工事を実現することができると示されているわけでございます。

  この中で、さきに経済研究所の開発策定計画の中で、今言われているトヨタ北側から梅の里間の左側に位置する、から下にある搗ノ木団地、大胡山の団地の開発計画も並行して行われるというように言われておるわけですが、裾野市におきましてもその開発計画が道路設定されておるわけでございますが、その計画があるか否やをまたお伺いしたいと思います。

  さきにも言われましたように、国の469号については、先ほど言われました十里木までは路線決定が大体されているというようなことを聞いておるわけでございますが、その下については今の開発469号線ですか、それの強化をして団地間道路とするか。先ほど市の話ではよそへつくるというようなことも聞いたわけでございますが、それともう一つの案として、須山の愛鷹山山系へ大きく左折して、地区の中心部を通って国道で開発道路と接続するというようなことも検討されている。これはまだ定かではないわけでございますが、そんなことであります。この辺についてもお答えができれば、してもらいたいと思います。

  それと、富士山教育遊歩道についても、須山地区ではいろいろの面でできるだけの事業について参加させてもらうというようなことで、早くつくってもらいたいというような要望もございますので、このことを申し上げまして質問を終わります。



○議長(高村善男) 答弁を求めます。

  助役。



◎助役(杉山政康) 勝又議員のおっしゃられました演習場関連の道路につきましては、非常に事業費が莫大なものですから、財源的な手当てを考えながら、これから順序よく計画を立てていくことがいいのではないかと思います。

  国の人たち等もよく接触する機会があるわけですけれども、事業費が団地間道路の裾野の分だけでも82億というと、20億の一般財源ですね。これではなかなかこれから先事業を進めていくということは順調にできませんので、100%の補助をしてもらいたいということをこの間申し上げたのですけれども、その方向づけにつきましてもぜひ地元の地権者の方々にも協力していただいて、せっかく計画した道路がスムーズに完成できるようにひとつご協力のほどをよろしくお願いいたしたいと思います。

  それから、469につきましては、個々には市長も沼津土木あるいは県庁の方へも赴いたときに陳情しておりますし、またこの協議会がまとまってやっていますけれども、私はちょっとこの点も考えていかなければならない。というのは、富沢町まで入れていると、向こうの国道というのは狭い道路です。距離も長いのです。そして、いざ事業を始めたときに応分のそれぞれ市町村ごとに計画を立てていくと、こっちの方をやる事業費が少なくなってしまうのではないかと思うので、むしろこの際切り離して、富士市からこっちを積極的にやるということでないと、あの富沢町へ行く国道の距離、狭い道路、仙石原新田線と大して変わらないですから、あれを広げていくというのでは大変な事業費になってしまう。だから、向こうの方へ予算をとられてしまうような気がしますから、その辺もこれから協議会の中でよく検討してもらいたいと思っています。

  以上です。



○議長(高村善男) お諮りいたします。会議規則により、会議は5時までとなっておりますが、本日は議事進行上の都合により延長といたしたいが、いかがでしょう。ご異議ありませんか。

            (「異議なし」の声あり)



○議長(高村善男) ご異議なしと認めます。

  よって、本日の会議は延長といたします。

  11番、中西基議員。



◆11番(中西基議員) 最後のバッターでございます。2000年12月定例議会、裾野市定例議会の一般質問の最後でございます。21世紀が裾野市にとりまして夢と希望に満ちた世紀となりますよう一生懸命頑張りますので、皆様方のもうちょっとの時間を拝借させていただきたい、このように思います。よろしくお願いいたします。

  それでは、通告に従いまして質問させていただきますが、まず最初に、第1番目といたしまして、運動公園の整備に伴う駐車場の増設についてでございます。昭和63年度に事業着手された裾野市運動公園は着々と整備が進められ、芝生の丘、多目的広場、そしてメインの陸上競技場が平成8年3月オープンし、その後公式テニス場が完成、来春は公認野球場が供用開始、やすらぎの広場も一般開放される運びとなりました。これに伴って、附帯施設の駐車場も予定どおり完成してまいりました。現在は明春にかけて陸上競技場、野球場、テニス場管理棟付近のアプローチと通路の整備工事が進められ、運動公園としての完成度が高まってまいります。明年度、13年度は外構関係が主事業と考えられます。平成元年当時の事業計画を1年のおくれだけで順調に進捗している状況はまことにありがたく、当局のご努力に対しまして心から感謝するところでございます。そして、今後市民のスポーツの大拠点としてますます機能を果たしてくれるものと大いに期待しているところであります。

  しかしながら、公園施設の整備に従い、来年度から施設利用の車両が大幅に増加することが予想され、正式な情報ではありませんが、野球場のオープンが4月からとのことです。4月でなくても、遅かれ早かれ供用開始になることは間違いありません。となりますと、マイカーで大変な混雑が予想されます。国体も開幕目前でありますから、このような点からも対策を講じる必要があろうかと思います。ただ、国体は一過性のものと解釈するといたしましても、あくまで市民が利用する通常の状態から種々対策を検討すべきであると思います。いかなる現状認識か、今後の対応をお伺いいたします。

  次に、2番目の宗祇法師についてでございますが、宗祇法師500年祭の主事業終了後の課題について。宗祇法師500年祭については、当時同僚議員の桃井昭三様が平成7年9月より毎年熱く提唱し、一般質問において取り上げ、本年で5カ年の経過があり、500年祭前倒しの関係で、市、県、当局の絶大なるご協賛をいただく中で、本年秋、主事業の大方を終了することができました。すなわち9月17日の創作舞踊「連歌師宗祇」を皮切りに、10月8日記念コンサート「宗祇と富士山を讃える」を開催、10月21日、22日は句碑除幕、宗祇祭、連句全国大会、大岡信先生の記念講演、宗祇シンポジウム全国大会を終了することができたわけであります。当局並びに議員の皆様方に、また桃井昭三氏に心から感謝を申し上げます。

  来年の3月までの事業といたしまして、三島千句講座、古今伝授と三島千句の道を?る会の開催、資料集と記念誌の発行などが今後の500年祭にちなむ事業であります。私は、文化や詩歌、俳句などは全くの門外漢であり、行きがかり上雑役の末席を汚させていただけでありますが、宗祇法師の文化活動、遺産、時代的背景などがおぼろげながらわかりかけたということでしょうか。特に21日の宗祇祭と連句大会には菩提寺定輪寺や旧跡地に多くの人々が参集され、県外各地からも連句大会に参加、記念講演やシンポジウムの出席もあって、宿泊された団体、個人もあったと伺っております。

  フィナーレを飾るパネルディスカッションは時間が少し足りず、少々残念な面もございましたが、パネラーの方々は大変活発な発言があり、注目を引きました。当裾野市は宗祇法師の終焉の地は、「宗祇法師終焉記」が示すようにまず間違いありませんが、生誕の地はいまだ定かでないようであります。学説的にも意見が分かれているようであります。滋賀県能登川町、和歌山県吉備町は、生誕の地を争って互いに譲らない状態にあるとのことであります。文化遺産として、観光資源としても大きく互いに評価しているからと伺いました。双方に学説があり、学者も主張を曲げないということで、当然行政当局の肩入れようはすごいものがあるそうであります。シンポジウムのパネラーは横1列に並んだのですが、能登川町と吉備町は余り近くに並んではという配慮があって、離れて座っていただきました。「興奮の余りということもあっては」とジョークを交えて進行の方が申されておりましたが、大変に対立しているそうです。つかみかからんばかりの状況のときもあるそうです。そのぐらい真剣のようでございます。

  さて、このように史実の裏づけがある文化遺産であるだけに、今後全国各地から注目を浴びることだろうと予測されます。私はこの機をとらえまして大いに発信すべきだと思うのですが、シンポジウムの際、隣接の箱根町からの発表がありましたが、社会教育の視点から、子供から大人まで毎年9月には和歌や俳句を募集し、優秀作品を発表、表彰するなどの制度も設けているとのことであります。見習ってよい事例ではないかと思います。教育的見地から、文化遺産の継承という点から、また観光資源として配慮してもよいと思うのですが、それぞれの立場で見解をお伺いいたします。

  3番目といたしまして、新教育長の教育に対する基本方針及び抱負と今後の裾野市の課題についてでございます。本年10月新たに就任されました羽田教育長に伺います。新教育長は既に平成8年10月から4年間教育委員として務められ、裾野市を中心とした地域で長年教職にあって、いわゆる豊富な教育経験と人格円満、清廉潔白な人柄であります。新聞報道によりますと、子供の健全育成のために教師、家庭、社会が力を発揮し、連携できる環境づくりに取り組みたいと申されております。学校、家庭、社会教育は、すべて互いに補完し合ってこそ効果を生み出すものであると思います。青少年犯罪は低年齢化、凶悪化がますます顕著になり、今や全国的な問題として取り上げざるを得ない状況であります。昨年度不登校児童生徒は過去最高の13万人余り、校内暴力は3万一千五百余件、いじめは3万一千余件で、減少はしているものの、依然として高水準であります。青少年の健全育成を考えるとき、学校、家庭、社会の教育力向上は急務であり、不可欠の条件であります。このように大変難しい時代に新教育長に就任されましたわけですから、全市民の期待は大変大きなものがあると思います。以下お伺いいたします。

  教育長が考えられておられる教育理念なり基本方針なり、あるいは教育にかける情熱をお聞かせ願います。そして、特に裾野市にとって重点課題があるとすれば、それは何かを示していただければ大変ありがたく思います。

  (2)といたしまして、(1)と関連がございますが、基本方針や重点課題にも関連する質問ですが、学校教育、家庭教育、社会教育のかかわりと教育効果を上げるためにはどのような方法がベターか、専門的立場で先生の方策等具体的に披瀝していただきたいと思います。

  (3)、第58回静岡国体の準備状況と今後の計画について。この件につきましては、実は私実行委員の役員の一人ですから、このような一般質問は本来なら不適当でございます。これを承知の上で発言せざるを得ないわけでございます。ご理解をいただきたいと思います。

  行政部局にあっては会議が持たれているようでありますが、私たち役員には全く具体的に呼びかけはありません。組織があっても活動がないと言わざるを得ません。もう秒読みの時期ではないでしょうか。早い段階で実施体制の立ち上げ、シミュレーションを行うぐらいのペースでなくてはならないと思います。平成8年7月準備委員会の設立総会があったのですから、既に4年半も経過しているのです。県が方針を示してくれないからなど漏れ聞きましたが、このような案件は個々の自治体が準備し処理すべきもの、どしどし独自の計画や企画を立てて前に進むぐらいの気迫が必要であります。今までの進捗状況と実績が見えてこないということと、当然のことながら今後の計画、スケジュールが見えてきません。この2点をまずお伺いいたします。

  (4)でございますが、義務教育週5日制が目前に迫ってまいりました。この件の実施に伴って、問題点は大変多くあると思われます。入試地獄や就職活動を有利に導くための偏差値教育、記憶万能型教育等から解放させるための措置としてゆとり教育が採択となったのであり、また一方、社会の荒廃による徳育の必要性や心の教育の問題が指摘されてきたものと思います。時代を反映した対策でもあるわけであります。しかし、仮に心の教育は推進できたとしても、果たしてゆとり教育はできるだろうか。むしろそのためにできた余暇時間を補習教育や塾通いに費される可能性を多分に含んでいるような気がいたします。また、総合学習が選択制でカリキュラムの中に組み入れられると、受験にかかわりのある科目に殺到しそうな面もうかがえます。週2日休日制による余暇時間の有効活用を考えるとき、問題点、疑問点とは別に、学社融合の問題として指導者の養成や学習情報の提供、施設の整備などもろもろがありますが、これは国の教育全般にわたる問題でありますから、先生の日ごろの所感を伺えば結構でございます。

  なお、教育長さんに申し上げますが、先ほど小林俊議員の答弁の中に学校教育あるいは地域教育に触れまして、もしダブるところがございましたらそれを省いてくださっても結構ですし、また答弁を展開する上で必要でしたら、どうぞまたお願いしたい、このように思います。

  以上で1回目の質問を終わります。



○議長(高村善男) 答弁を求めます。

  市長。



◎市長(大橋俊二) 中西議員のご質問にお答えいたします。

  まず、1の運動公園の整備に伴う駐車場の増設についてでありますが、ご心配されております駐車場につきましては、運動公園の全施設の完成と利用を想定し、規模の決定をしておりますので、通常の利用の場合は駐車場不足ということは起こらないと考えております。ただ、イベントを開催するなどの場合は、主催者に臨時駐車場の確保やマイカー以外の臨時貸し切りバス等の交通手段の確保をお願いしております。また、大きな大会等の陸上競技場と野球場の同時使用を避けるなどの措置を講じてまいりたいと考えております。

  次に、2の宗祇法師500年祭の諸事業の終了後の課題につきましては、教育部長より答弁いたします。

  次に、3の新教育長の教育に対する基本方針及び抱負と今後の裾野市の課題につきましては、教育長より答弁いたします。



○議長(高村善男) 教育長。



◎教育長(羽田久) ただいま中西議員よりおほめの言葉をいただきまして、私も37年という長い教員生活でございましたが、全力を尽くして裾野のために働きたいと思っております。よろしくどうぞお願いいたします。

  第1の質問でございますが、教育行政に携わる一人として、学校教育、社会教育、生涯学習、文化、スポーツ等の幅広い分野を対象としていることを踏まえ、特に21世紀を主体的に生きることができる子供たちの育成に力を注いでいきたいと思います。

  学校教育については、学校の自主性、自律性を尊重し、生きる力をはぐくむ教育に重点を置きたい。その実現のためには、学校が地域の教育機関として地域住民や保護者の信頼を確保し、地域や学校、子供の実態に応じて創意工夫を凝らした学校づくりに取り組んでいけるように支援していきたいと思います。具体的な方針といたしまして、創意工夫に満ちた特色ある学校づくりに努めたいと思い、そのために総合学習を確立し、児童生徒、職員の新しい発想と創意を生かすようにしていきたいと思います。

  2番目には、生きる力をはぐくむ教育をするために、心の教育を基本に据え、豊かな感性、確かな知性、健やかな心身をはぐくむ教育活動を進めていかなければならないと思っております。

  3つ目に、地域や保護者との連携を密にして、開かれた学校づくりに努めたいと思います。

  特に4番目としまして、先ほど来申し上げましたけれども、教職員の研修というものを充実していく。例えば工夫された教材の開発、特に必要な指導法、子供にわかる授業をさせる。授業研究などを積極的に行い、若手教師の育成に努めたいと思っております。

  重点課題としては、1の特色ある学校づくりをどのように進めていくかという点でありますが、これには創意工夫ということの独自の学校の主体性といいますか、そういうものを重要視していく。やはりワンパターン的な学校教育ではなくて、そこの地域に生きた学校教育というものを教員、地域の人たち、父母、そういう方々と一緒に育てていくのが理想ではないかと思っております。

  社会教育では、地域住民の学習活動、芸術、文化活動、スポーツ活動などをもっともっと活性化し、地域住民の社会への参加を促していきたいと思っております。これは地域の豊かな人間関係の形成、地域意識の向上に役立ち、生き生きとした地域コミュニティーの基盤ができていくものと考えています。また、生涯学習を積極的に推進し、学校もその学習の場として活用していきたいと考えております。

  2番目についてですが、学校教育、家庭教育、地域教育のそれぞれのかかわりでございますが、学校が地域住民の信頼にこたえ、家庭や地域と連携、協力して、一体となって子供の健やかな成長を図っていくことがこれからの教育にとって重要なことだと考えています。そのために学校、家庭、地域のそれぞれが役割をきちんと認識し、学校では何を育てるのか、家庭教育では何が大切か、地域では何を支援したらよいかを考え、連携、協力していくことが大切であると思います。そのために授業参観、PTA活動、学校行事などに今よりもっと積極的に参加していただき、それぞれの役割についての研修を深めていきたいと考えています。

  (3)の静岡国体の準備状況でございますが、現在静岡県及び開催競技種目の競技団体と大会運営等について協議、調整をしているところであります。また、さきの国体が開催されました県より収集しました資料を参考にし、現在整理、検討しておりますので、その結果を今年度じゅうに各専門委員会に諮る予定であります。

  市民協力制度については、専門委員会に諮り、13年度のできるだけ早い時期に制度化したいと思っております。また、啓蒙、啓発活動についても、13年度早々にも実施していく方向で進んでいます。開始式等における小中学生の参加につきましては、この学校専門委員会にて検討しており、アトラクション等の指導及びブラスバンド等の指導援助にも力を入れてまいるつもりであります。

  2002年の週5日制の導入についての見通しと課題はという問題ですが、平成14年度からの完全学校週5日制を控え、教育内容の厳選、いわゆる学校では決められた教育内容というのがありますけれども、そういうものをもっと有効的に使っていく。そういう厳選と、子供たちの活動の場や、これは広い意味での、学校だけではなくて、さまざまな場所での活動の場、活動の機会の充実がこれからも研究されていかなければならないと考えています。特に子供たちの自由時間、効果的に活用し、多様な一つの交流、私たち小さいときには1年生から高等科2年の方々までのああいうさまざまな方々の指導、交流の中での生活が非常に役立つのではないか。そういうような、こういう同級生、あるいは小さい中ではなくて、多様な人との交流、自然体験、生活体験、社会体験などを通じて子供たちの社会性、主体的に生きる力を育てる観点から、活動の場や機会を整備していくことが大切だと思います。これからはこうした機会への親や地域社会の大人たちの積極的な参加を促していくことが必要であると考えております。

  以上でございます。



○議長(高村善男) 教育部長。



◎教育部長(大庭孝康) 2の宗祇法師500年祭の課題についてということについてお答えさせていただきます。

  ことしの10月、宗祇法師500年祭の記念事業につきまして、句碑の除幕式や講演会、サミットなどが地元の保存会の皆様のご尽力により、2日間にわたり盛大に開催され、全国に裾野市の文化を発信されたことにつきまして敬意を表するところでございます。裾野としても3カ年で310万円の補助をさせていただきました。今後はこの文化遺産を引き続き顕彰してもらうわけでありますが、市としましては裾野の文化財の単行本があるわけですけれども、それに掲載させていただいてPR現在しておりますが、この単行本が平成13年度に改訂版を出す予定になっておりますので、その際にはこのこと、ことしのこの宗祇祭のあったことも新たに追加して、より充実させた対応してまいりたいと、こんなふうに考えているところでございます。

  市内の各文化財とも、郷土についてより一層市民の皆様のご理解していただけるよう努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。

  以上でございます。



○議長(高村善男) 11番、中西基議員。



◆11番(中西基議員) まず最初に、運動公園の駐車場についてでございますけれども、先ほど市長の答弁の中には、通常の場合は不足が起こらないと、こういうことでございますが、そしてまた、別の交通手段も考えてほしいというような、そういった意味合いの答弁もございました。確かにそれはそうだというふうに思います。ただし、私はこれが、いろいろと調べてみたのですが、ちょっと申し上げますが、現在は陸上競技場、野球場、テニスコート、先ほど申し上げましたとおりアプローチの工事をやっておりますが、その場所は計算でいきますと40台ということなのですが、実質的には70台ぐらい使っていたのですね。それが現在456台が駐車場なのです。もうつくってある駐車場。それにプラス70台ぐらいがとめられたわけなのです。それが完全にとめられなくなるということで、その点でございます。

  それから、そういうことで現在は調整池が192、それから第1、第2の駐車場が264台、合計で456台、こういうことでございますが、とにかく野球とですねマラソン大会みたいに1日で終わるという、この大会はいいですが。しかし、日曜とか祭日、土曜日、こういったものは恒常的にこれから、野球とサッカー、それから、サッカーと陸上はぶつかることはないのですが、野球と陸上、こういったものは重なってきますし、そういうことを考えるときに大変私は問題が生じてくるのではないかなというふうに思います。

  この前も、沼津のあしたか運動公園の話を以前申し上げましたけれども、県施設が900台分、市の関係の施設が442、合計1,342台分あしたかの陸上競技場、野球場にはあるのですが、春、夏、秋の高校野球大会のときには本当に駐車場が満杯になりまして、あしたか運動公園の手前の、こちら東名の方から行きますと500〜600メーター手前から細い通路、畑なんかに行く通路とか林道のようなもの、そういったものがみんな詰まってしまって、それからまた道は違いますけれども、山手の方の沼津カントリークラブの方から入って、あの道が林道のような、要するに舗装してありますけれども、そこも片側が満杯になるのですね。そういう状況があるわけです。野球というのは、見る、観戦に来る方が主体で、3時間とか3時間半ぐらい優に滞在するわけですね、そこに。そういうことで、すぐ入れかわりができない。こういうような問題もありまして、大変私は問題が生じるのではないかなというふうに思います。

  これから、裾野市に目を移してみますと、来年度はやすらぎの広場もオープンがありますし、それから現在芝生の丘に来る車両も相当な数だということを承っております。今までの数、これは夏休みに常時1,000名ぐらいが来るというのですね、夏休みは。7月の後半から8月の終わりまでですね。それから来場する車両数は土曜、日曜、祭日は約300台ぐらい。それから、そういうことで行楽時期には、人なのですが、大体芝生の丘を目がけて来る行楽客が2,000〜3,000名だと。2,000名から3,000名ぐらいであると、こういうふうに話しております。行楽時には遠足のバスで来るこれは人数ですが、大体1日に1,000名ぐらいだと。こういう大変有名になってしまって、ある意味では困るといううれしい悲鳴といいますか、そういう点もございますけれども、そのくらいなのですね。ここで、これから一般開放されるといいますか、どういうふうに供用されるかわかりませんけれども、やすらぎの広場があるわけでございます。そういった点の利用者も含めますと、非常に車両対策が頭を悩まさざるを得ない状況になろうかと思います。

  富士の運動公園の場合でも、一たんつくった野球場、陸上競技場、テニスコートとかそういったものがございますけれども、一般道路を挟みまして、その向こう側へ相当広い、これ面積がちょっとわかっておりませんが、少なくとも相当の駐車場を確保いたしました。そういった面で、私は大枚をはたいて、こういう財政難のときですから、それを取得しろという意味ではございませんけれども、何らかの方法でやはり対策を講じていく必要があるのではないかなと。維持管理というようなものも含めて、なるべくかからないような方策を今から考えておく必要があるのではないか、このように思いますが、いかがでしょうか。このことにつきまして、ちょっと説明を申し上げましたが、もしコメントがあったらよろしくお願いしたいと思います。

  それから、宗祇法師でございますが、先ほど教育部長の方から前向きなご返答いただきましたけれども、先ほど第1回目の質問の中で、500年祭の主事業の中ではございませんが、13年度に入っての仕事になりますが、資料集の編集と記念誌の発行があるのですが、これは裾野市が紛れもなく宗祇終焉の地だということで、これは箱根に客死して、1502年ですか、担がれて足柄峠を越してこちらへ遺骸が葬られたということでございまして、300年遠忌からこちら、50年ごとに記念祭の記録は当市に残されておりますが、300年遠忌以前は箱根町の早雲寺に保管されているということでございます。現在500年祭を機に資料集が編集されて、そして宗祇法師の遺骸を箱根湯本から搬送した際に、同行した弟子の宗長、宗碩という連歌師がいるのですが、追善の百韻ということで桃園の定輪寺で詠んでおりますが、それが完全にまだ解読されておりません。ぜひともこれを解読したいということで、これについて関係者が解読に着手して、鋭意努力をしているところでございます。13年度に改訂版が出されるというようなお話でございますが、間に合うかどうかはわかりませんけれども、ぜひこれは、今まで確たる資料がございません、これから将来に向かって、後世に向かって十分残し得る資料を裾野市の歴史と文化遺産として完成させてまいりたいというふうに思うわけでございます。

  これにつきましては、先ほど申し上げました滋賀県の能登川町や和歌山県の吉備町などでは、子供さんに、小学生、中学生等に配布できるような冊子をつくって用意してございます。この間の500年祭にはそういったものもそれぞれがお持ちいただきまして、皆さんに配布をしたということでございます。どうかこれから啓蒙活動に積極的に取り組んでいただければ大変ありがたい。そしてまた、社会教育やふるさと講座、仮称でございますけれども、そういったものにもっと活用していただけたらと、こういうふうに思うのですが、よろしく提案するものでございます。これに対しましてご意見がありましたら、お願いしたいと思います。

  それから、国体についてでございますけれども、国体の運営というものは、競技運営は専門団体あるいはその専門団体の上部団体が参ってやりますので、比較的それは大会運営と比べますれば競技運営の方が楽といいますか、問題はないではないかというふうに思いますが、大会運営は大会に付随する開始式を初めとして企画や運営、設営、各種のサービス業務などが大変であります。ここ数年前から一般質問の答弁の中で、12年から実行委員会に組織がえをしますと言われてきましたけれども、確かにその組織は10年度にできました。しかしまだ、先ほど申し上げましたように、何も伝わってこないというのが実情でございまして、働きかけがない。我々がといいますが、とにかくやはり主体性を持っていくのは市長部局だというふうに私たちは承っておりますので、出過ぎてはいけないというような感じもいたしますので、どうかこれから、先ほど13年度に立ち上げるというようなお話を承りました。13年度といいますとすぐでございますので、12年度は三月しかございませんので、13年度と言わざるを得ないかもしれませんけれども、啓発活動やら、あるいはボランティアの募集、そういったものを早急にやらないと私は間に合わないのではないかというふうに思うのです。特に裾野市におきましてはラグビーフットボールとバレーボール2種目でございますので、しかも会場は3カ所ということになりますので、それだけに企画、運営と労力は大変でございます。当然に人数も増えるわけでございまして、各種の団体に依頼するにしても、何をだれがするかということがわからなければ協力のしようがないというような、今はそんな現状だというふうに思います。どうか下へおろしていただくということを積極的にやっていただけるかどうか、この辺をお伺いしたいと思います。

  以上で2回目の質問を終わります。



○議長(高村善男) 答弁を求めます。

  市長。



◎市長(大橋俊二) 国体の件について答弁させていただきます。

  第58回ニューわかふじ国体について石川県知事は、開催を契機に、暮らしや地域に根づいたさまざまなスポーツの一層の振興を図り、だれもが生涯にわたりスポーツに親しみ、活力と希望に満ちた生活の中にスポーツがある21世紀の新しい社会の実現に向け、県民の皆様とともに努力していくと述べております。私も県知事と全く同感でありまして、このわかふじ国体を成功させるために種々の施策を講じているところであります。その中で、円滑に準備を進めていくために庁内に推進委員会及び班を設置し、行政内部の連絡調整、基本調査機関として位置づけ、実施本部設置のための班別業務を実施してまいります。

  この国体を成功させるためには、一人でも多くの市民の皆様方の参加や協力を得ることが必要でありますので、今後議員各位のご協力、ご援助を賜りながら、市民、議会、行政が一体となって取り組みを進め、全国から集う人々を迎える市民も感動を共有できる魅力あふれる大会を目指していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

  また、明日県において国体の基本原案が示される予定となっております。

  議員さんが言われました、我々の方からの連絡がよくないというご指摘でございます。この点よく調べまして、そういうことがないようにしていきたいと考えております。



○議長(高村善男) 教育部長。



◎教育部長(大庭孝康) 宗祇の500年祭の関係でございます。資料集の発行の編集だとか、それから啓蒙の活動、ふるさと講座、こういった関係を教育の方で、市の方でやっていただけないかという、こういうご質問でございます。

  この問題は、先ほども申しましたのですけれども、3カ年で310万円という、そういう補助を出して、それで民間である保存会というところにお願いをして進んできたと。それで、経緯についても、補助金の関係ですから、こちらの方もよくわかっていない。そういうことでいきなり、ここで資料集の編集をやるから、市が何かやれないか、こういうお話なのですけれども、今までの経緯だとかそういうのをわかっている保存会の皆さんにこの資料をまずつくっていただいて、それで、これは時間がかかってもいいのだろうと思うのです。それで、もしそういうふうであれば、それを社会教育とか図書館に保管して、必要がある方には購入をしていただくと。PRしていくという方のがむしろ自然ではないかな、今までの流れから見ますと。

  それから、こういうふるさと講座というのも、そういう講座を設けたいという方があるとすれば、またそういう資料をご参考にさせていただいた中で、できるものであれば前向きに検討していきたい。ですから、宗碩の連歌師さんの解読の問題だとか、いろいろ何かたくさんまだ残っている。13年度以降に残っているようなことですけれども、とりあえず500年祭というのは1つ終わったものですから、そこらを見て、いきなりどんどん進めるのではなくて、保存会の皆さんの中でよく研究していただいて、それで行政がどこがお手伝いできるのか、そういうふうなことで、やはり主体にというのは、経緯から、そういうわかる保存会でやっていただく方のがいいのではないかな、こんなふうに考えております。

  以上でございます。



○議長(高村善男) 都市計画課長。



◎都市計画課長(芹沢祐次) 運動公園の駐車場の関係でございます。現在運動公園には普通車252台、バス12台の計264台分と、調整池を利用した臨時駐車場として普通車192台の駐車スペースを確保してあります。

  この駐車台数は全施設がオープンした場合を想定して決定してございますが、一般利用を前提としておるわけでございます。駐車場の規模決定については、公園のピーク日の利用者数、乗用車利用率、1台当たりの同乗者数等から算出されます。基本設計におけるピーク日利用者数は、野球場、陸上競技場、テニスコートなどの施設と芝生の丘や園路などの一般公園利用者を合わせて1,925人という設計になっております。この設計については、乗用車利用率につきましては一般的には50%のところを、地域性を考慮して80%で算出してございます。一般的な駐車場規模の1.6倍で算出してございます。この規模決定書式によりますと205台ということになりますけれども、現状では456台の駐車場があるわけでございます。ただ、野球場と運動公園の同時併用、そういうことは非常に電気料等かかるものですから避けたいというようなことと、なお大きな大会になりました場合、例えば近くには民間の駐車場、大きなものもございます。また、第二工業団地の跡地等もございます。その辺も検討していかなければならないのではないかなというようなことを考えております。

  以上です。



○議長(高村善男) 11番、中西基議員。



◆11番(中西基議員) 先ほどの教育部長の答弁でございますけれども、これにつきましては私は独自のものをつくるということでなくて、我々の資料をつくったものをということで、そういうものを掲示していただけるかどうかと、こういうことでございまして。ただ、この補助金をいただきました。この500年祭が全部終わったということではないということのご認識をしていただきたいと思います。先ほど申し上げました3つの事業がまだ残っております。その中に資料集の編集と記念誌の発行というのが残っています。それを今やっているところだということでございます。あと3事業残っておりまして、あと3事業でございますので、その点ひとつお含みおきいただきたいと思います。

  それから、ただいま都市計画課長の方からお話がありました駐車場でございますが、これにつきましては確かに法的にはクリアしているといいますか、余裕を持ってやっているというお話でございますが、まずこれにつきましては私の考え方をちょっと追加させていただきたいと思います。

  この運動公園の立地が市街地からやや遠隔であるということ、現在はバスなどの公共交通機関が利用できないということ、マイカー利用の必要性がそういったことから高めていることは間違いないです。しかし、これから社会の諸情勢から推測するとき、大変利用者の増加が考えられます。そうして、立派にでき上がっております施設でありますので、多くの市民に活用してほしい。宝の持ち腐れにはしたくない。まして都市間競争がますます激化する中、運動公園の適切な市民利用は、住みたくなる裾野市の構築の一部としても大変重要な課題であろうと思います。当然財政の点に触れることになりますけれども、これは先ほど申し上げましたけれども、これにつきましては買収とかそういうことでなくて、方法がないかということを検討していただきたいという、これは要望にとどめます。

  それから、もう一点、国体についてでございますけれども、皆様方もご承知のように、平成9年の12月議会に新体育館建設の請願書が出されました。議会においては趣旨採択になったわけですが、財政事情ということで早期建設の実現を断念した経緯がございます。その後、市長は、このような施設で試合を行うわけですけれども、来てくれた選手や関係者に対して、せめて裾野市に来てよかったという印象を与えるような雰囲気づくりをしたいというような意味合いの言葉がありました。そして、何回も、一生忘れられない大会だったと思い出を持って故郷へ帰っていただきたいとも答弁しております。このようなまちづくりは本当に一朝一夕ではできないと思いますので、どうか早く腰を上げていただきまして、先ほども力強いご答弁がありましたけれども、全市の雰囲気を高めていただきたいということを最後にお願い申し上げまして、一般質問を終わらせていただきます。

  ありがとうございました。

 



○議長(高村善男) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。

  これをもって散会いたします。

                       16時40分 散会