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静岡県 袋井市

平成25年6月定例会(第1号) 本文




2013.06.03 : 平成25年6月定例会(第1号) 本文


              会           議
               (午前9時01分 開会)
◯議長(戸塚文彦) これから、平成25年6月袋井市議会定例会を開会いたします。
 直ちに本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員に、3番大石重樹議員及び4番伊藤謙一議員を指名いたします。
 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から6月21日までの19日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


◯議長(戸塚文彦) 御異議なしと認めます。したがって、本定例会の会期は、本日から6月21日までの19日間と決定をいたしました。
 次に、日程第3、諸般の報告を事務局長からいたします。久永事務局長。
               〔久永事務局長 報告〕
   ………………………………………………………………………………………………
   ・市長提出議案の受理報告(議第48号〜議第57号及び報第9号)
   ・袋井地域土地開発公社関係報告
   ・議長会関係報告(第89回全国市議会議長会定期総会)
   ………………………………………………………………………………………………


◯議長(戸塚文彦) ただいまから、全国市議会議長会で表彰の栄誉に輝きました寺井紗知子議員に対し、表彰の伝達を行います。
 寺井議員、議場の中央にお進みください。
           〔勤続25年以上表彰 寺井紗知子議員〕


◯議長(戸塚文彦) 以上で、表彰伝達式を終了いたします。
 次に、日程第4、議第48号から議第57号まで並びに報第9号の11議案を一括議題といたします。
 市長から、所信表明及び提案理由の説明を求めます。原田市長。
              〔市長 原田英之 登壇〕


◯市長(原田英之) おはようございます。
 本日、ここに6月市議会定例会を開会するに当たり、議員の皆様方には日ごろから市政発展のため特段の御理解と御尽力を賜り、心から厚くお礼を申し上げます。
 ただいま表彰の栄に浴されました寺井紗知子議員には、長年の議員活動の御功績に深い敬意を表する次第でございます。まことにおめでとうございます。
 それでは、本日、上程をさせていただきました議案に係る提案理由に入ります前に、3期目のスタートに当たりまして私の所信を、この場をおかりいたしまして申し上げさせていただきたいと存じます。
 合併後の8年間、袋井市政をお預かりしてまいりましたが、今後につきましては、次の世代に確かな市政をつなげる4年間といたしまして、日本一を目指した健康文化都市の、私としての総仕上げを行う覚悟で市政の運営に当たってまいりたいと思っております。
 本市の健康文化都市についてでございますけれども、宣言にもございますように「心の健康」と「からだの健康」と「まちの健康」から成り立っておりまして、心と体とまちといいますと全てでございますので、全ての施策が健康に向かってと、健康であるようにということであると思います。ということは、健康ということが、私ども袋井にとりまして、この袋井市の風土であるかのように、つまり袋井の文化になると考えていくという意味で健康文化都市の言葉が成り立っていると、私はこのように考えております。
 この日本一健康文化都市を目指しまして、こうした方向のもとで三つの柱に区切って考えてみました。
 一つが少子高齢社会を直視してということでございます。そのうちの、少子もございますけれども、主に高齢社会という意味で医療の面でございますが、おかげさまで中東遠総合医療センターが5月1日からスタートし、そして、6月1日には聖隷袋井市民病院のスタートができました。
 今後、それぞれの地域で開業をされておりますお医者さんと、それから、聖隷袋井市民病院、それから中東遠総合医療センターの連携が欠かせないと思いますし、また、中東遠総合医療センターとお隣の磐田市民病院とのすみ分けと申しますか、得意分野をお互いに補い合って、あるいは、そのときに、いわゆる空白のないように、こうした体制を構築していくことが必要であると思います。
 なお、この高齢化は、まだ我が市は県下でも1、2を争うほどの高齢化率の低い市でございますけれども、これはもう間もなく、すぐ、団塊の世代が65歳以上になりますと、高齢化の、高齢社会に入ってまいります。そうした意味では、介護、福祉の面の充実もより急がれるところでございます。先日は今井地区の特別養護老人ホームの起工式が行われましたけれども、まだまだ、特別養護老人ホームを初め、いろいろな高齢者対策が必要とされております。
 そうした中でございますけれども、私は、医療と保健と、病気にならないような保健、それから、もう一つは病気になった場合の医療、それから、病気でなくても、私ども、年をとりますので、福祉、介護、こうした面を総合的にハンドリングするといいますか、指揮していく、そういう意味での総合健康センターをつくってまいりたいと思っております。
 現在、袋井市民病院で、総合健康センターというような意味で、いろいろな機能を持った、例えば、その一画として社会福祉協議会とか保健センターとか、そういうものを含めたものを考えておりますけれども、この面につきまして、より考え方を詰めて、そして、より精緻なものにして、よりこれからの高齢社会に合うような、そうしたものにしていきたいと思います。
 少子化の時代という意味では、おかげで当市の待機児童の数が大分減りまして、今まで非常に待機児童の多い市だということで、いろいろ私も御批判を受けたり、いろいろなアドバイスもいただきました。そうした中で、保育所をふやしたり、あるいは認証保育の充実を図ったりということで待機児童が減ってまいりましたが、それでもまだまだ、より潜在的な意味での保育所の入所希望者が多いわけでございますので、こうしたものに応えていくという必要がございます。
 それから、学校の教育方面では、教育委員会で今、七つの事業から成りますレインボー計画をつくっておりますので、この計画に沿った教育内容の充実を図ってまいりたいと思いますし、なおかつ、英語教育の必要性が巷間言われておりまして、私もこれからの国際化の時代を思いますと、恐らく英語教育の充実もそんなに遠くないうちに必要になってくると思いますので、こうしたことも視野に置いていく必要があると思っております。
 2点目が南海トラフ大規模地震対策でございますけれども、この面につきましては今まで、いわゆる東海地震対策ということでの対策等を中心に本市の計画の組み立ても出てきております。実際は東海地震対策に加えて、東日本大震災を見ておりますので、そうしたものの要素を入れ込んだ計画になっておりますけれども、県におきまして第4次地震被害想定が今月末には出てまいります。そうしたものに本市独自のシミュレーションを加えて、計画の見直しを行っていく必要があると思います。もちろん、その中に、避難場所であります命山とか、あるいは津波避難タワーとか、あるいは海岸線の防潮堤のかさ上げ等も含めて考えていかなければならないと思っております。
 海岸のほうは命山とか、あるいは津波避難タワー、防潮堤でございますけれども、市全体として言えることは、県の第4次地震被害想定がまだ出てきておりませんので明確ではございませんが、しかしながら、今の時点でも明らかなのは避難所が足りない、大規模な揺れに耐え得て、しかも避難できる、そういう場所が圧倒的に足りないという状況にございます。そうしたこと、あるいは、物資等の、そのほかの機器の集積所も足りないということを考えますと、やはり、今、建設を予定しております体育館とか、あるいは、場合によったら野球場とか、そういうものがいわゆる防災の役目も果たすと。極端なことを言ったら、体育機能と防災機能とが半分半分くらいに果たす、そういう必要がある、そうした考え方で今後、いろいろな市の施設をつくっていかなければならないと申しますか、つくる場合にはそのような防災的な機能をその中に入れていかなければならないと思っております。そうした意味では、消防署の建設もやはり、これは防災センターをどうするかということを考えながら消防署の建設も考えていかなければなりません。
 これに加えまして、原子力の災害対策につきましても、この秋には災害対策、避難計画等をつくっていく必要があると思っております。そうした地震対策をより集中的にやっていく必要があるということを考えております。
 それから、三つ目の柱でございますけれども、快適な市民生活とか、あるいは産業の振興を図る必要がございます。これは、高齢化時代、あるいは少子化時代でございますけど、やはりまちに活力というものは欠かせないわけでございますので、当市は幸いなことに人口がふえていて、あるいは出生率も高いという状況でございますけれども、やはりこれからこの傾向をより維持していくためにも、どうしても、快適な生活と、それから産業の振興が必要であると思います。
 まちづくりといたしまして、コンパクトなまち、あるいは健康的なまちと、例えば一つの例でございますけれども、自転車が相当うまく使えるようなまちづくりも私は必要だと思います。幸いなことにこのまちは平野が多くて、少し冬の時期は西風も強いのですけれども、かつてに比べますと私は大分西風も強くなくなったなという感じさえ持っておりますけれども、そういう意味で、日照時間が全国でも指折りの、1位、2位の長さだということを考えますと、自転車党にとりましては相当都合のいいまちで、そういう意味では、コンパクトなまち、健康的なまちをつくっていく必要があると。
 それから、環境面におきましても、太陽光発電が今、鋭意その促進をしておりまして、太陽光発電を一般家庭でやっているという率からいったら裾野市に次いで県下で第2位なのですけれども、県下で市のうちの第2位なので、それもより進めてまいりたいと思いますし、環境という意味では、市の真ん中を流れている、あるいは市の中心部を流れております河川、これを美化していくということも必要でございます。
 さらには、地産地消を進めたり、あるいは特産物でありますメロン、お茶、米等の振興を図ることによりまして、いわゆる農業というその産業の振興にもなりますし、健康な生活も維持できると思います。
 それから、やはり企業の誘致。現在いろいろな企業が市内に出ておりまして、比較的私は食品とか、あるいはいろいろな意味でバランスのとれた企業進出がなされていると思いますけれども、今後もやはり、健康文化都市に見合った、そうした企業の誘致をより行っていきたいと。観光面につきましても、せっかくいろいろなものがありますので、より多くの人に観光にも来ていただきたいと。
 このようなことを通じまして、快適な市民生活、あるいは産業の振興を図っていきたいと思います。
 今、三つのことで申し上げましたけれども、そうしたことを実際に実行していくためにということになりますと、まず、この地が、袋井市が、いわゆる地勢という意味では、先ほどの日照時間とか、あるいは、地理的に東西の真ん中にあったり、平野が多かったり、あるいは温暖な気候だと、そういう地勢的に非常に恵まれておりますし、それから、歴史、文化という意味では、遠州三山もありますし、それから報徳の思想もございます。多くの偉人も輩出されておりますということから、そういう歴史的、文化的なもの、それから、先ほど申し上げました特産品もあるということで、こうしたものをまず生かすことが第一。
 それから、2番目に、やはり市民の力を上げると。市民の力を上げると私が言うと偉そうなことになりますけど、力を上げる。総じてもっと、市民の皆さん方に、まちづくり、あるいはいろいろなものに参加をしていただくというパートナーシップの精神でございますけれども、そうしたことをより強く進めてまいりたいと思います。
 それから、なおも大切なことが私は、今の市民の力を、いわゆる市政に参加させる、あるいは、自分たちの地勢とか歴史背景、そういうものを生かすということに加えて、やはりほかの力を利用する。何か、他人の何がしで相撲をとるみたいな、そんなことにも聞こえるかもしれませんが、例えば、袋井市の中には静岡理工科大学があります。やはり、静岡理工科大学とものづくりという点でのいわゆる協力関係のみならず、あそこにあれだけの大学があって、8万7,000人のまちで一つの大学があるのですから、もっとこれを利用しなければいけない。それはもっと、静岡理工科大学が持っています工学的な面もそうなのですが、それ以外の力もやはり袋井市に寄せてもらうと。私どももそれに対して協力をし、私どももできる限りのことをやっていくというように、大学との交流。
 あるいは自治体相互間で、防災協定という意味では、長野県の塩尻市とか、あるいは大月市とか、北杜市等と防災協定を結んでおりまして、これからももっとこれを広げていかなければいけませんが、やはりそれも、隣の、まず磐田市、掛川市と一緒になって、個別にやるよりも一緒にやったほうがより都合がいいという意味の連携と、それから、防災面にしろ何にしろ、やはりすぐれた地域と協定を結ぶなり交流を盛んにして、すぐれた地域のノウハウにしろ実際の力にしろ、そうしたものをおかりするという意味では、自治体相互間の交流もより必要になってまいります。
 それから、海外との交流もより盛んにする必要があります。幸いなことに今まで、鳥居信平さんの関係で台湾とか、あるいは浅羽佐喜太郎さんの関係でベトナムとかとの交流があって、それ以前からアメリカのヒルズボロとは姉妹都市提携もございます。
 これから私たちが生活をしていく上で、文化的なもの、あるいは経済的なもの、全て含めまして、やはり海外との交流をより進めていくと、とりわけ、私はやはり、距離的な面、あるいは今後の発展的な面を考えましたら、アジアの諸国との交流をより強く進めることが必要であると思っております。
 それから、もう一つは、既にいろいろな優良企業が本市に来ております。袋井市に工場を持ったり、あるいは本社機能的なものを持ったりという企業と私どもとより交流を活発にしなければいけない。いろいろな優秀な企業があります。それぞれの企業がいろいろな能力をお持ちになっていると。これを、より市民の皆さん、あるいは市政としてもそれを取り込んでいくということも必要でありますが、人的な意味での東京交流会等を通じまして、いろいろな袋井市出身の方々との交流をより強くして、そこからいろいろなものをいただいていくということも必要だと思います。
 私は、今申しました地勢的な要素、それから、市民の力をより向けること、フォーカスしてまちづくりのほうへ向ける、それから、ほかのいろいろなところの力をおかりするといいますか、交流することによって、より多くのものを得ること、そういうことを通じて、今、最初に申しました1番目、2番目、3番目の柱を行っていきたいと思っております。次の世代に確かな市政をということで申しまして、今申し上げましたことが全て4年間で完結するものではございません。しかしながら、私は、確かな市政をという意味は、その道筋をつくって、そして、次の世代へと、このような気持ちでございます。そのためには私自身が、トップセールスといいますか、直接出向いて、そして、いろいろな方々との話し合いのきっかけをつくる、そういうことをする必要もあるとも思っております。
 4年間、いろいろ世の中も変化すると思います。今のところ、アベノミクスがうまい方向で向いているような、また、あるときには向いていないような、いろいろなことがありますが、これとてある時間がたってみないと何とも言えませんで、金融的な作動はできても、実際、私どもの生活の中でどこまでそれがプラス要因として回ってくるのかというのはまだまだ不明な要素がございます。そういう経済状況でもございますし、また、政治状況におきましても、今後の、今の、目の前の知事選、参議院選挙、それから、いろいろなそうしたものを通じまして、我が国の政治システムがより安定した状況になるといいのですけれども、なかなかそうも……。例えば衆議院の定数の問題だって、憲法上のいろいろな問題も生じているわけですし、となりますと、そうは簡単にはいかない、そんな気がいたします。
 そういう4年間でございますけれども、私は誠心誠意、袋井市民の皆さん方が幸せになるように最大限の努力をして、微力ながら最大限の努力をさせていただくということで、4年間を務めてまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
 次に、市政の近況につきまして報告をさせていただきます。
 最初に、防災対策でございますけれども、静岡県では第4次地震被害想定を今月の末に発表するということになっております。この内容でございますけれども、平成13年度発表の静岡県第3次地震被害想定を大きく上回る想定となる、そんな見通しでございます。
 また、5月28日には中央防災会議から南海トラフ巨大地震対策についての最終報告がまとめられ、これまでに想定してきた地震とは全く異なるものであり、超広域に及ぶことが懸念されるとの指摘がなされました。
 また、地震の予知は困難であるとも指摘しておりまして、そうした意味を込めますと、こうした大規模災害に立ち向かい、被害を減らすためには、迅速な避難や食料の備蓄など、自助、共助の必要性を強調するとともに、行政の防災体制の強化に努め、日本全体で取り組むべき課題であるとのまとめがこの中央防災会議の報告の中ではされております。
 こうした状況を踏まえまして、本年度におきましては、袋井市地域防災計画の見直しや、津波、原子力災害に関する個別計画の策定を進め、防災対策の強化に努めてまいりたいと存じます。
 次に、ICT街づくり推進事業の取り組みの状況でございます。
 昨年度、総務省のICT街づくり推進事業に採択され、災害時支援物資供給機能を兼ね備えた6次産業化コマース基盤構築事業──大分長い名前なのですが──に、株式会社大和コンピューター、慶應義塾大学、神奈川工科大学とのコンソーシアムにより、農産物の生産履歴情報等が確認できるトレーサビリティーシステムとインターネット販売を行える農産物流通システムを構築するとともに、災害時には支援物資供給システムとしても活用する機能を持たせ、緊急支援物資供給訓練も実施をいたしました。
 こうした状況で平成24年度が終わっておりまして、実は、この事業は平成25年度も提案をするということが、今、求められておりまして、本年度の採択に向けまして、先ほど申しました大和コンピューター、あるいは慶應義塾大学、神奈川工科大学等と、彼らがなかなかいろいろなアイデアを出してくれますので、そうした方々と話をしながら、本年度の採択に向け努力をしてまいりたいと思っております。
 次に、農業における6次産業化及び販路拡大の取り組みについてでございます。
 これまで、セミナーや相談会の開催、袋井市6次産業化促進支援事業費補助金の活用により事業を推進してまいりました。本年度は、マッチング商談会や、ホームページを活用したマッチングバンク事業や、販路拡大のためのセミナーの開催を行ってまいります。また、5月16日から20日に台湾で開催されました日本の観光・物産博において、お茶やクラウンメロンのPRや、関係業者との商談会を行ったところでもございます。
 今後は、袋井市6次産業化研究会において提案された6次産業化促進支援事業のプロジェクト事業を推進するとともに、市内農業者への農業ファンドを活用した事業への参加意向確認とあわせ、株式会社農林漁業成長産業化支援機構や農産物加工・販売企業などへもセールスに出向いてまいりたいと考えております。
 次に、中部学校給食センター整備事業の進捗状況について申し上げます。
 昨年9月3日に起工式を行い、現在、建物本体はおおむね完成をいたしておりまして、脇の道路を通りますと、ほとんどでき上がっている状況、外側ができ上がっている状況がわかります。9月2日からの稼働に向けまして、厨房機器の搬入等、仕上げの段階となっております。
 また、学校給食における地産地消推進事業の取り組みにつきましては、農業者、流通業者、栄養士、学校給食センターなど、学校給食関係者等で構成する袋井市学校給食地産地消連絡会を昨年度末に設置いたしました。今後におきましては、学校給食のみならず、市民の皆さんにより多くの地元産食材を食べていただくことを目指しまして、本市の地産地消のあり方等を検討する(仮称)袋井市地産地消推進協議会も設立してまいりたいと考えております。
 次に、教育・子育て支援事業の取り組み状況について申し上げます。
 最初に、教育支援事業レインボープランについてでありますが、心身ともにたくましい未来の宝を育む教育環境の充実を目指してこの事業のスタートを切っております。従来の継続事業の充実に加えて新たに、袋井市独自の非常勤講師フーちゃん先生や、心の相談員として学校健康安全支援員を配置いたしたところでございます。子供一人一人のニーズに応じた教育の実現に向けて、教育支援体制の一層の充実を図ってまいりたいと存じております。
 次に、子ども発達支援トータルサポート事業について申し上げます。
 本年度は、すこやか子ども課内に子ども支援室を設置し、教育、保健、福祉等、総合的かつ一貫性のある相談と支援体制の強化を図ったところでございます。これによりまして、ゼロ歳から18歳までの子供の発達に合わせた支援を充実させてまいります。
 次に、中東遠総合医療センターの状況につきまして申し上げます。
 まず、開院時における職員体制でありますが、正規医師80名、研修医を含む非常勤医師13名、合計93名の医師を初め、医療技術員、看護職員等、合計734名の企業団職員に両市からの派遣職員31名を加えた中で病院運営を行っております。
 具体的な業務状況でございますけれども、入院患者は5月1日には115名でございましたが、現在は350名程度です。外来につきましては、5月1日が158名でございましたが、現在は1,000名程度でございます。救急については、平日が40人、休日80人程度の受け入れを行っております。救急車で搬送されるケースがかなり多くなっております。
 しかしながら、スタートをするに当たりまして、外来において、コンピューターのシステムが全部新しくなりましたので、やはりこの面のふなれさが出て、診察や検査、あるいは会計の待ち時間がかなり長くなりまして、受診された皆様に大変御迷惑をおかけいたしております。しかしながら、これも日々改善を図りまして、開院当初と比べますと大分スムーズな診察ができるようになりつつあります。すぐプログラムの内容を変えてというわけでございませんので、やはりスタッフがそれになれる必要がございますので、次第になれてきておりますので、もう少しお待ちいただければスムーズな運びになると思っております。
 また、中東遠総合医療センター線のバスの運行状況につきましては、3路線で1日平均55名ほどが利用していただいておりますが、今後、医療センター行きの利用状況を検討する中で、より利便性が増すよう努めてまいりたいと考えております。
 次に、袋井市立聖隷袋井市民病院について申し上げます。
 6月1日の開院式には、議員の皆様にも御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。内科及び脳神経外科外来の診療を開始いたしますとともに、一般病床50床の入院受け入れが可能となりました。今後は西館の増改修工事を行い、一般病床等全150床の本格稼働に向けまして事業を推進し、中東遠総合医療センターを初め、近隣の急性期病院との連携を図ることで、市民がより安心して暮らすことのできる地域医療の充実に努めてまいりたいと存じます。
 次に、袋井駅南北自由通路新設及び橋上駅舎化事業の進捗状況でございます。
 先月23日に起工式を行い、本格的な建築工事に着工いたしましたが、鉄道を運行しながらの工事であることから、災害防止や安全対策等に最善の意を配してまいりますとともに、市民に愛される駅となりますよう、平成26年秋の供用開始に向け、万全を期してまいりたいと考えております。
 それでは、ただいま提案をいたしました各議案につきまして御説明を申し上げます。
 初めに、議第48号 平成25年度袋井市一般会計補正予算(第1号)についてでございます。
 今回の補正は、債務負担行為につきまして、6件の追加をするものでございます。本年度末に宇刈いきいきセンターを初めとする21施設の指定管理委託が終了するということから、来年度以降、新規に風見の丘を含めた22施設につきまして指定管理委託を実施するため設定をいたすものでございます。期間は、平成26年度から平成30年度までの5年間といたします。今の全ての施設をトータルしますと、限度額が総額で18億434万円、こうした限度額を持つ債務負担行為でございます。
 次に、議第49号 袋井市長の退職手当の特例に関する条例の制定について申し上げます。
 本案につきましては、市長の現任期に係る分の退職手当を支給しないということにするため、新たに特例に関する条例を制定するものでございます。
 次に、議第50号 袋井市副市長定数条例の一部改正について申し上げます。
 本案は、新病院建設を初め、保健、医療及び福祉の連携などの政策を推進するため、副市長を2人制としてさまざまな施策に対応してまいりましたが、新病院の完成もできましたことから、現副市長の任期の満了をもって、現在の2人制から1人制へと改めるため、所要の改正を行うものでございます。
 次に、議第51号 袋井市税条例の一部改正について申し上げます。
 本案は、地方税法の一部改正に伴い、ふるさと寄附金に係る寄附金税額控除の見直しを初め、地方税の延滞金や還付加算金に係る利率の引き下げ、個人住民税における住宅ローン控除の拡充、さらには、東日本大震災に係る被災居住用財産の敷地の譲渡に係る特例の延長や、住宅借入金等特別税額控除の適用期間の特例などについて所要の改正を行うものでございます。
 次に、議第52号 袋井市税外収入督促等に関する条例の一部改正について及び議第55号 袋井市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について並びに議第56号 袋井市介護保険条例の一部改正について申し上げます。
 この3議案につきましては、平成26年1月1日から地方税法に定める延滞金及び還付加算金の算定基準が変更されることに伴い、地方税法と同様としております本市の税外収入に対する延滞金及び後期高齢者医療保険の延滞金並びに介護保険料の延滞金及び還付加算金の算定基準を変更するため、所要の改正を行うものでございます。
 次に、議第53号 袋井市風見の丘条例の一部改正について申し上げます。
 本案は、風見の丘について、新たに指定管理者制度による管理運営が可能となるよう、所要の改正を行うものであります。
 次に、議第54号 袋井市国民健康保険税条例の一部改正について申し上げます。
 本案は、地方税法の一部改正に伴い、東日本大震災に係る被災居住用財産の敷地の譲渡に係る特例について、相続人が譲渡した場合においても特例を適用させることができるよう、所要の改正を行うものでございます。
 次に、議第57号 財産の取得について申し上げます。
 本案は、(仮称)三川公園整備事業用地として、友永地区の土地1万2,171平方メートルを4,078万5,524円で取得するため、地方自治法の規定及び袋井市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
 次に、報第9号 平成24年度袋井市一般会計繰越明許費繰越計算書について申し上げます。
 本件は、平成24年度一般会計補正予算第6号及び第7号にて御可決をいただきました繰越明許費18件につきまして、地方自治法施行令に基づき報告をさせていただくものでございます。繰越予定額23億136万円余に対しまして、平成24年度内の執行状況等を集約いたしましたところ、その全額を繰り越すということになったものであります。繰り越す財源につきましては、既収入特定財源が73万円余、未収入特定財源が22億3,486万円余、一般財源が6,576万円余でございます。
 以上、各議案の提案理由につきまして御説明をさせていただきました。よろしく御審議の上、御可決を賜りますようお願いを申し上げまして、私からの提案理由並びに趣旨説明とさせていただきます。ありがとうございました。


◯議長(戸塚文彦) 以上で、所信表明及び提案理由の説明を終わります。
 これをもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。
 次回は、6月10日午前9時から市政に対する一般質問を行います。
 本日は、これにて散会いたします。
               (午前9時43分 散会)