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静岡県 御殿場市

平成18年 9月定例会(第6号 9月26日)




平成18年 9月定例会(第6号 9月26日)




             第    6    号


         平成18年御殿場市議会9月定例会会議録(第6号)


                         平成18年9月26日(火曜日)



  平成18年9月26日午前10時00分 開議


 日程第 1 一般質問


  25番 望 月 八十児 議 員


    1.旧岸邸周辺整備計画について


   8番 高 木 理 文 議 員


    1.拡大強化される104訓練について


  14番 田 代 幸 雄 議 員


    1.当市における高齢者の生きがいづくりについて


本日の会議に付した事件


  議事日程に同じ


出席議員(24名)


  1番  井 上 高 臣 君            3番  大 橋 由来夫 君


  4番  鎌 野 政 之 君            5番  稲 葉 元 也 君


  6番  勝 亦   功 君            7番  石 田 英 司 君


  8番  高 木 理 文 君            9番  厚 見 道 代 君


 10番  滝 口 俊 春 君           11番  佐々木 大 助 君


 12番  勝間田 通 夫 君           13番  野 木 慶 文 君


 14番  田 代 幸 雄 君           15番  勝 又 嶋 夫 君


 16番  勝 又 幸 雄 君           17番  西 田 英 男 君


 18番  榑 林 静 男 君           19番  鈴 木 文 一 君


 20番  黒 澤 佳壽子 君           21番  滝 口 達 也 君


 22番  横 山 竹 利 君           23番  長谷川   登 君


 25番  望 月 八十児 君           26番  菱 川 順 子 君


欠席議員


  な  し


説明のため出席した者


 市長                  長 田 開 蔵 君


 副市長                 鈴 木 秀 一 君


 副市長                 渡 辺   勝 君


 教育長                 三 井 米 木 君


 企画部理事               菅 沼   章 君


 企画部長                井 上 大 治 君


 総務部長                芹 沢   勝 君


 環境経済部長              勝 又 親 男 君


 健康福祉部長              勝 亦 福太郎 君


 建設水道部長              杉 山 半 十 君


 防災監                 遠 藤   豪 君


 教育部長                福 島   東 君


 総務部次長               久保田 金 春 君


 消防次長兼警防課長           鈴 木 平 作 君


議会事務局職員


 事務局長                勝 又 章 芳


 議事課長                土 屋 健 治


 課長補佐                増 田 準 一


 副主任                 佐 藤 歌 愛


○議長(勝間田通夫君)


 出席議員が法定数に達しておりますので、会議は成立いたしました。


○議長(勝間田通夫君)


 ただいまから平成18年御殿場市議会9月定例会を再開いたします。


○議長(勝間田通夫君)


 直ちに、本日の会議を開きます。


                        午前10時00分 開議


○議長(勝間田通夫君)


 本日の会議は、お手元に配付してあります日程により運営いたしますので、ご了承願います。


○議長(勝間田通夫君)


 本日、議席に配付済みの資料は、議事日程(第6号)、以上でありますので、ご確認ください。


○議長(勝間田通夫君)


 日程第1 「一般質問」を行います。


 最初に、25番 望月八十児議員の質問を許します。


 25番 望月八十児議員。


○25番(望月八十児君)


 私は、旧岸邸周辺整備計画について質問をいたします。


 旧岸邸周辺事業については、8月22日の市議会全員協議会で基本計画の説明がなされました。その折に、若干私の意見を述べたところではございますが、これまでの御殿場市になく、まさに本物の格調高い文化に触れることのできる施設であると受けとめ、大いなる期待を込めて質問をするところでございます。


 まず、1点目の質問です。


 旧岸邸周辺基本計画では、今回の基本構想の段階ではなかった虎屋による和菓子ビレッジが計画されております。虎屋さんに詳しい人から聞くに、大変古い歴史、また伝統ある我が国唯一の和菓子屋さんだと。特に政財界人の中でも慶弔時には虎屋の菓子が引出物に使われることが多いなど、紙袋はブランドもののバッグと並べても引けをとらず、持っている人の格調がうかがい知れると、そのように見られるくらいですとの高い評価を言う人たちもいるようでございます。


 その虎屋さんが御殿場を第三のふるさととして、和菓子ビレッジを整備しようとする、恐らく会社とされても、新しい分野の開拓の意味もあるかと推測するところでありますが、これはある意味からすれば、御殿場市としても大変ありがたい事業ではないかなと私は思うわけであります。高級なお菓子文化に触れられるということだけではなくて、集客力の高さからして、まさに旧岸邸周辺整備事業全体に、ほかにない彩りを与える事業だと思う次第であります。


 また、全く新しい取り組みとして、風間完挿絵美術館と堀口大學文学館がそれぞれご遺族からのご厚意により整備の計画となっているということであります。風間完は著名な作家の挿し絵を描き、堀口大學は豊かな人生経験に裏づけされた交友関係の広さで知られている文学者並びに世代を超えて親しまれる作家であると思います。


 よく御殿場市は東海の軽井沢と言われておりますが、それは気候が似ているということであるからではないかと、こういうふうに思うわけでございますが、軽井沢には美術館、文学館めぐりをすれば、1週間はたっぷりかかるほどに、美術館や文学館が立地しております。軽井沢と比べることに意義があるとは思いませんが、御殿場でもよそから来られたお客様に、ここへ寄ってくださいと紹介できる文化施設がようやく実現するのではないかと期待をするわけであります。


 このように旧岸邸周辺整備事業には、岸邸の活用を含めて多様なソフトが用意されています。その反面、多様であるために、事業の持つこの性格があいまいになる危険性もあると指摘するものもあるわけでございます。事業を成功させるためには、この事業の目指すところやターゲットを明確にしておく、そういう必要があるのではないかと思います。


 基本計画を見ますと、この事業は文化面だけでなく、観光や教育、さらには地域振興面でも期待していることが伺えますが、市は旧岸邸周辺事業の方向、性格づけをどのように考えておられるのか。また、さらに集客のターゲットは観光客重点なのか、市民をもってターゲットとしている、そういうことなのか、ここいらのところのご見解をお伺いをするところでございます。


 2点目の質問でございますが、基本計画では、風間完、堀口大學、あるいは和菓子ビレッジの概要が示されたわけでございますが、風間完、堀口大學に関して言えば、彼らの業績の紹介が主な内容となっていて、御殿場の美術館、文学館で何が見られるのかの部分がはっきりしていないとも感じるわけでございます。この類の施設にとって、非常に重要な点であると私は思います。


 1つの例として、山梨県の県立美術館でありますが、創設時、いろいろな論議もあったようでございますが、その中で、いろいろ広く地元のもの、そしてまたさらには縁のあるもの等々の収集に当たったようでございますが、特にこの有名なミレーの「種をまく人」これ1点を目玉として、愛好家から学生に至るまで、大変な入場記録を出したという、この実績があるわけでございます。金額も、当時この美術館も昭和53年だと確か記憶するところでございますが、この「種をまく人」の購入金額も、当時の1億700万円ということでもあり、1点の購入価格としてはかなり高い位置にあったんではないかと思いますが、現在、この絵をやはり本物を見たい、こういう思いでのお客様というか、愛好者たちによって、高く評価をされ、また大事にされている、このように伺っておるところでございます。そのようなことから、その特徴が大事だということを認識するところでございます。


 風間完、堀口大學とも一流の文化人であることに異を唱えることではございませんが、どういった作品をいただけるのか、また御殿場市民はどのような作品に親しむことができるのか。この事業の成否を左右するのだと、そこまで考える人もおるわけでございます。具体的な作品名など、例としてわかればお示しいただきたいと思います。


 また、和菓子ビレッジについては、虎屋さんの計画になるわけですが、基本計画を読む限りでは、一流である反面、提供されるお菓子は相当高価となり、一般的な観光客や市民にとって、縁の薄い施設になるのではないか、こういう懸念をするところもございますが、その内容について見解を伺いたいと思います。


 また、3点目の質問になります。


 本事業は、平成22年度のオープンを目指す計画となっており、少し先の話ではございますが、ここで細やかな議論をしようということではありませんが、基本姿勢をお伺いしたいと思います。


 一般的に地方自治体は今現在、行政改革への取り組みとして、各種経費の削減が必至となっているわけでございます。御殿場市も例外ではないと思います。そうした環境の中で、文学館、美術館を建設しようとすると、経済性、財政が最優先のテーマになりがちであります。また、そういう声が大きくなるということもございます。基本計画のこの資金計画では、市から年間3,800万円の支出を見込んでおられるようでございますが、このキーワードになっている上質を求めようとすれば、職員が1人何役かで飛び回っている姿は、私はふさわしくないと、こういうふうに思うわけであります。


 箱根に最近できた美術館でございますが、ほかより高い入場料と受けとめられる、そういう美術館でございますが、しかしながら、毎日たくさんのお客が訪れるということについては、作品の価値もさることながら、上質な空間、サービスを提供しているからだと専門家の評価があるわけでございます。御殿場市は初めての本格的な美術館、文学館指向での整備を計画され、整備を計画と受け取れるわけですが、経営という、そういう観点からの姿勢をお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。


○議長(勝間田通夫君)


 企画部長。


○企画部長(井上大治君)


 それでは、お答えをさせていただきます。


 1点目の旧岸邸周辺整備事業の目指すところは何かというご質問でございますが、基本計画で示した基本理念は、豊かな自然環境と別荘地という歴史を基盤にして、上質で本物志向の新たな御殿場文化の拠点づくりを目指すとしております。


 本事業は、虎屋の和菓子ビレッジ事業、岸邸記念館、風間完挿絵美術館、堀口大學文学館の4つの大きな柱によって構成しておりますが、虎屋の伝統やブランドは一流であることは言うまでもなく、旧岸邸を設計した吉田五十八、松本清張や司馬遼太郎、池波正太郎などの著名な作家に挿し絵を提供した風間完、近代日本の詩壇を牽引し、「月下の一群」などのフランス文学の訳詞でも第一人者である堀口大學は、それぞれ日本を代表する一流の文化人であり、それらの事業や作品は新たな御殿場文化の拠点づくりに大きく資するものであります。


 また、議員ご指摘のとおり、風間完挿絵美術館、堀口大學文学館による新たな文化施設は、当市にとって永年市民から待望されてきた初めての本格的な文化施設であります。この施設内には企画展示室を設ける予定でありますが、文化作品の専用の展示施設となるものであり、ここでは市民の作品の展示も計画していることから、市民が活用できる市民美術館としての機能も持たせたいと考えております。


 本事業の目的は、まさしく御殿場文化の創造発信であると考えますが、当然のことながら質の高い、魅力のある文化は、教育や地域振興、景観の保全、観光振興など、多面的な効果をもたらすことができると考えております。このため、市民を主体としつつ、観光客にも満足していただけるような施設づくりを目指してまいります。


 さらに、当市では御殿場ブランドの創造を市の主要施策として掲げております。先ごろ民間の調査機関が実施した認知度や魅力度などの項目による地域ブランド調査で、当市は全国の779市の中で80位にランクされましたが、この旧岸邸周辺整備事業は、御殿場ブランドを推進し、認知度をさらに押し上げることができる事業であると考えているところであります。


 2点目のソフト内容についてでありますが、風間完の挿し絵や堀口大學の文学作品が取得できることは、御殿場市の大きな財産であり、多くの市民や観光客に親しんでもらいたいと考えております。風間完や堀口大學の作品のうち、寄贈していただける作品については、現在、ご遺族の方と協議や調査を行っているところであり、具体的な作品名まではお答えできませんが、風間氏の挿し絵に関しては、点数で2,000点を超える遺作の大半を寄贈いただけるようでありますので、著名な作家の作品を彩った味わい深い作品をご覧いただけるよう、展示方法も含め、工夫を凝らしていきたいと考えております。


 虎屋の和菓子ビレッジ事業については、昔ながらのおいしい和菓子を中心に、四季折々の行事にちなんだ和菓子や、御殿場産の旬の素材をシンプルに生かした、もう一つ食べたい和菓子を提供すると聞いております。商品例として、湯気の立つまんじゅう、もっちり柔らかい大福、たっぷりあんを挟んだどら焼き、御殿場産峰の雪餅を使ったお赤飯などが考えられているようですが、喫茶を利用されるお客の1人当たりの単価は1,000円を超えない程度を想定しているようであり、市民にとっても利用しやすい、親しみやすい施設になるであろうと期待しているところであります。


 3点目の管理運営のスタンスについてでございますが、当市も財政状況が厳しい時期に、あえてこのような施設づくりを目指すというのは、大きな決断となります。当然のことながら、建設費用の低減だけでなく、運営面でも効率性を求められるところであります。このような文化施設の評価の指標といたしまして、来場者数や事業採算性がありますが、来場者数、特にリピーターを確保するためには、質の高い、魅力のある作品の展示はもちろんのこと、企画展やイベントの開催など、継続的なサービスを提供しなければなりません。


 一方で、全員協議会で議員からご指摘があったとおり、地方公共団体が運営する文化施設が黒字化することは非常に困難であり、一定の市の負担は必要となると考えております。


 質の高い継続的なサービスの提供と、効率的な運営は相反するところでありますが、1点目でお答えした本事業の観光面や教育面での貢献なども踏まえ、上質というキーワードにふさわしく、市民に愛し親しまれる施設づくりを目指していきたいと考えております。


 以上、答弁とさせていただきます。


○議長(勝間田通夫君)


 25番 望月八十児議員。


○25番(望月八十児君)


 再質問させていただきます。


 1点目の事業の方向については、基本的に了解するところでございますが、この中で市民美術館としての機能も持たせたいとの答弁がありました。計画されている美術館、文学館が風間、堀口両氏の作品を展示するだけでなく、もっと奥の深い活用を考えていただきたいな、こう思う次第であります。


 例えば風間、堀口両氏に関わる品々をも集めて、またこれは市民が所有している、そういう大事なものかもしれませんが、そういうものをも展示協力しますよとか、またぜひこういうことで企画をしているもんですから、お借りしたい、こういうような交渉の中でも、そういうものを含めて企画展という形で実施をされたらいかがか。また、風間、堀口と関わりのある文化人、芸術家の作品なども企画、また立て方ではおもしろいんではないか、こういうふうに考えるところでございます。


 こうした部分は、特に学芸員さんの腕の見せ所となるかもしれませんけども、現時点における市のお考えをお伺いしたいと思います。


 2点目については了解をいたします。


 3点目の施設整備、運営にかかる姿勢については、多少の提案の意味を込めて質問をするところでございますが、この事業につきましては、東山地域の保全というねらいもあるという、また地元御殿場財産区と連携して行われているわけですが、より強固な関係のもとに、この事業を進めてもらいたい、こういうふうに思うわけでございます。


 何を今さらと思うかもしれませんが、私の発言の趣旨をまとめて申し上げるならば、御殿場市では初めての文学館であり、美術館でありますが、私の知る限りでは、良い作品は良い美術館にしか展示されない、こういう感を抱くところでございます。今回計画されている施設では、作品の内容までは説明がございませんでしたが、作家は一流であり、したがってすばらしいソフトが期待できると思います。


 しかし、御殿場市に寄贈していただいた作品だけで運営されるということだけだと、やはり厳しいんではないかなと、こういうことを言われる人もおるわけでございます。また、一般的にはこの規模ではないと思いますが、それはよその美術館などの作品の交流とか、またお借りして展示する、さらに、コレクターの秘蔵品の展示など計画をしたらいいんじゃないかな、そういうふうに思います。


 そういう中で、ただし、価値のある作品、大事なものであることから、一定のレベル管理のできる、責任ある器と言いますか、建屋、内容、そういうものが整備されていないと貸してもらえないということが通常であるかと思います。


 今回、昨日も静岡新聞の夕刊に、大ナポレオン展が30日から来月の22日まで、アクトシティの浜松展示イベントホールで行われるということが載っておりました。大ナポレオン展の実行委員会の主催、静岡新聞社、静岡放送のもので行われる。内容を私なりにちょっと見させていただいているわけですが、言ってみれば、フランスのルーブル、ナポレオンのものというのは大いに15か所ぐらいの施設が国内にあるようでございますが、それをも代表するがごとく、日本で言う国宝級のものがこのルーブルにはあるわけで、世界の人たちがそのものを見たい、こういうようなことから、皆さんがわざわざフランスに来られる、こういうところでございますが、その今回のこの大ナポレオン展が行われるという中で、その門外不出のその美術館、またフランスの国からというより、その美術館から一歩も出たことがないという、そういう国宝級のものが、この日本の地で巡回しながら、静岡ではちょうど30日からあるという私はニュースを聞いて、驚嘆しているわけでございますが、そういう点で、やはりどういう関係でそういうものが日本に来られているのかなと、非常に興味のあるところでございますが、そういう点で、やはりどこかにそれだけの信頼感と言いますか、そういう大事なものを他国に出して、他国の国民に見てもらう、そういう大イベント、私から言うと大イベントだと、そういうふうに思うわけですが、やはりそういうものでさえも、やはりきちっとした、そういう受ける側のものが大事になってくる、そういうことを考えますと、私は価値のある作品、そういう大事なものであることから、また一定のレベル管理のできる、責任の器、これをしっかりしていっていただければありがたいな、またそうあるべきじゃないかなと、このようにも思うところでございまして、一流の作品群に触れられる美術館には当然多くの人が鑑賞に来られると思います。


 そうして、よいサイクルができてきて、またしたがって、美術館という、それゆえにある意味においてはお金をケチらないで、限界がある、またはそのマックスがあるわけですが、そういう意味で最大限にそういうものを整備していただけるならば、まさに何というんですか、御殿場の地での先ほどのご答弁の中でも文化の発信地、拠点にしたいという、その思いがまず実っていくんではなかろうかと思うからでございます。


 この事業が成功するためには、そのためには、この財産区の皆様には、この辺を特にご理解いただきまして、絶大なる支援をいただくことが、私はポイントだと思いますが、この点、いかがでございましょうか、お尋ねをいたします。


 最後に、市長にお伺いいたします。一般的には厳しい財政事情の折に、文化施設の整備に着手しようとしているわけでありますが、私自身、初めに申し上げたとおり、この事業に期待する立場でありますが、それだけに市長の意気込み等をご確認させていただきたいな、こう思うわけでございます。特にこの施設につきましては、かつてこの御殿場市の総合計画の中でも、皆さんの声は大変大きなものがあったと認知しているところでございますが、そういう中、財政が厳しい、またそこまで、これもやりたい、あれもやりたい、そういう中で多額のお金がかかる、そういう中で、いろいろ苦慮されながら、またやろうというお気持ちはあったかと思いますけども、財政が許さない、そういうことで、ほかの他市町にはもっと財政の小さいところでもそういう施設はあるということも、多分に私たち視察をさせていただいている中でありますが、御殿場市においてはそういう市民の声も強くあったわけでございますが、この数十年、これが夢かなわずしてきたわけですが、ここで前段申し上げたようなこと、またただいま当局、部長の方から御提案のあったような機会を得て、まさに千載一遇の機だなと、このようにも感じております。そういう点で、市民の皆さんのご期待も大きい、こういうふうに思いますが、その点で市長の、最後にこの事業に対するご所見をお伺いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。


○議長(勝間田通夫君)


 企画部長。


○企画部長(井上大治君)


 それでは、再質問の1点目と2点目についてお答えをさせていただきます。


 1点目の企画展示の方法についてでありますが、基本計画でも企画展示室での企画展の開催を計画しております。常設展示室の展示に関連した企画としましては、風間完については挿絵を提供してきた松本清張や池波正太郎、司馬遼太郎など著名な作家との交流をテーマとした展示や、それら作家の記念館とも連携した事業が考えられますし、堀口大學についても、永井荷風や佐藤春夫、与謝野晶子、ジャン・コクトーなどとの交流をテーマにした展示が考えられるなど、幅広い企画が考えられます。


 また、虎屋が東京で定期的に所蔵品を公開している虎屋文庫の御殿場での開催や、静岡県立美術館の移動展など多彩な企画も考えられるところであります。


 さらに、市民美術館としての機能としましては、市民芸術祭や児童の絵画コンクールの作品を展示したり、市民が所蔵している文化作品を展示することにより、生涯学習の発展や市民文化の掘り起こし、振興に役立つものと考えております。


 美術館など施設へのリピーターを確保するためには、先ほど議員がおっしゃるとおり、いかに魅力ある企画展を開催するかにかかっておりますので、生きた施設とする工夫を凝らしてまいりたいと考えております。


 2点目の新文化施設建設に向けての姿勢についてでありますが、集客を高めていくには、企画展などのソフトの充実はもちろんのこと、魅力のある空間づくりも大きなポイントであると考えております。施設の建設に当たっては、コスト縮減ばかりに目がいきがちではありますが、周辺の建築物が旧岸邸は文化勲章を受賞した吉田五十八氏の設計でありますし、虎屋の和菓子ビレッジも吉田五十八賞など建築部門の数々の賞を受賞している建築家が設計するようでありますので、新文化施設もそれらに比較して劣らない魅力な建物や空間にしたいと考えております。


 新施設の建設費用は現段階では8億円から10億円程度予定しておりますが、補助率3分の2の防衛補助の適用はもちろんのこと、財産区の協力もお願いして、財源を確保しながら進めてまいりたいと考えております。


 財産区との協力関係で言いますと、御殿場財産区につきましては、既に土地の取得で多大なご協力をいただいておりますが、今後は建設や運営にもご支援をいただけるということで話し合いを進めておりますので、引き続き強力に連携してまいりたいと考えております。


 以上、答弁とさせていただきます。


○議長(勝間田通夫君)


 市長。


○市長(長田開蔵君)


 旧岸邸周辺整備計画につきまして、私の所見と言いましょうか、考え方について申し述べてみたいと存じます。


 今回の旧岸邸周辺整備事業は、もう皆様ご案内のとおり、平成15年に旧岸邸を取得したことに始まるものでありますが、この取得を契機として、東山地域の閑静な環境を保全するという方針に基づき、周辺土地の取得を初め、御殿場財産区と連携しながら事業を進めてきたところであります。


 平成16年度には基本構想を策定しましたが、この中で旧岸邸周辺地域の環境保全施設本物志向の上質な文化を継承し、新たな御殿場文化の創造拠点づくりを目指すと、こういうことに定めをさせていただきました。その後、御殿場で新たなお菓子づくりを考えていた虎屋さんの和菓子ビレッジ事業が誘致できることになったこと、御殿場財産区の土地の取得を通じ、風間完氏のご遺族や、またその仲介をしていただいている方を通じまして、堀口大學氏のご遺族からも作品の寄贈の意向を示されるなど、この土地の魅力が引き寄せるのかもしれませんが、旧岸邸だけでなく、多様な上質な文化の素材が集まってまいりました。


 そこで、虎屋という日本屈指のブランド力を持つ企業にご協力をいただけることはもちろんのこと、特に風間完や堀口大學という非常に価値の高い作品が取得できるということは、まさしく貴重なご縁であり、御殿場にとっても大きな財産になり得るものでもあります。非常に財政状況が厳しい折ではありますが、新たな美術館や文学館などの文化施設は、市民が長らく待望してきた施設でもありますので、このような二度とないであろう機会を逃すことなく、この整備に取り組む決意をしたものであります。


 まだ仮称ではありますけれども、この事業に御殿場東山ミュージアムパークという名称をつけさせていただいたらどうか、こんなことを思いつつ、先ほど部長から答弁もさせていただきましたが、御殿場ブランドの推進という点では、まさしく御殿場の良いイメージを高める施設になると確信し、推進していきたいと考えているところであります。


 昨今、明るい話題が少ない中で、御殿場の将来に夢の持てる事業ではないかと自負しているところでありますので、今後も財産区の皆様と引き続き連携しつつ、積極的に事業を推進してまいりたいと考えております。


 以上、お答えとさせていただきます。


         (「了解して終わります。」と望月八十児君)


○議長(勝間田通夫君)


 以上で、25番 望月八十児議員の質問は終了いたしました。


 次に、8番 高木理文議員の質問を許します。


 8番 高木理文議員。


○8番(高木理文君)


 私は、拡大強化される104訓練について質問をいたします。


 ここ連日、朝から夜遅く、10時近くまで連日砲弾の音が鳴り響いておりました。地元の者にとりましては耳慣れてしまい、いつもどおりの演習が行われている、このように思われたかもしれませんが、実際、富士の裾野で展開されておりましたのは、米海兵隊がイラクやアフガニスタンでの戦闘を想定した訓練でありました。


 9月16日から29日にかけて、東富士演習場において沖縄の米海兵隊による155ミリ榴弾砲の実弾射撃訓練が行われておりましたが、昨日の午前10時15分で終了いたしました。砲弾の音は、主にこの射撃訓練によるものでありました。この演習は2月の日出生台演習場、7月の王城寺原演習場に続き、今年3回目にあり、東富士演習場におきましては、1998年2月の初回から数えてまさに8回目に当たるものであります。


 沖縄のキャンプ・ハンセンで実施されていたこの訓練は、「沖縄の痛みを分かち合う」「沖縄の負担軽減」、これを口実に本土5か所に分散・移転されたことで、さまざまな射程距離や気象条件のもとで演習が可能となりました。また、新たに夜間訓練が行われるようになり、砲弾の種類の数、この点でも沖縄で実施されていたときを超えるなど、質・量ともに強化されてきました。沖縄での演習と「同質・同量にする」という政府の当初の約束は完全に反故にされております。


 今回は人員約380名、車両約90両、155ミリ榴弾砲数が12万ということでした。これは2004年の規模とほぼ同等の規模であり、つまり東富士演習場では最大規模の部隊構成となっておりました。


 7月の王城寺原、ここの演習では、初めて機関銃を使った実弾射撃訓練が実施されました。今回、東富士演習場におきましても、新たに砲陣地防御訓練として、同様の小銃・機関銃の実弾射撃が実施されております。


 これまで現地畑岡で104訓練の監視活動を行っておりました市民グループからの報告によりますと、今回の榴弾砲の射撃弾数は16日が90発、17日が39発、18日が173発、19日が357発、20日が299発、21日が61発、22日148発、23日209発、24日が355発、そして最終日、25日が61発と、合計で1,792発、このような状態でした。この中には、365発もの、射撃しますと広く燃え広がる特殊な弾薬が使用されていた、このようなことを報告をされております。このうち9日間は夜遅くまでの夜間訓練が行われております。


 7月の王城寺原での演習について報じた海兵隊ニュース、7月20日号では、参加部隊の副隊長が海兵隊員にイラクやアフガニスタンで火力支援を行うための訓練機会を与えるものだと語ったことを紹介しております。イラクやアフガニスタンでの戦闘も想定した訓練であることが明らかになっております。


 実際に沖縄駐住の海兵隊部隊第31海兵衛生隊に配属された砲兵隊は、2004年の10月、あの罪のない民間人を大量虐殺したイラクファリュージャへの総攻撃に参加をしております。今回の訓練に先立つ会見でも、部隊の指揮官は、我々は日米両国の防衛、さらにアジア太平洋地域の脅威に対抗するため、あらゆる事態に即応できる能力を常に維持しなくてはならないと述べております。まさに今回行われた実弾射撃訓練は、「日本防衛」とは無縁であることばかりか、東富士演習場が米軍の強化や自衛隊との一体化にとって極めて重要な位置を占めるものになっていることを示しております。


 以上を踏まえた上で、以下2点、質問させていただきます。


 1点目です。今回の小銃・機関銃、いわゆる小火器の実弾射撃は、市民の安全とは全く相入れないものであり、夜間訓練と同様、沖縄では実施されていなかった訓練の拡大強化であります。大分県では額田防衛庁長官からの小火器の実弾射撃訓練受け入れ要請の電話に、知事が県民の安全を確保できないと拒否した経緯があります。「同質・同量」としてこれを受け入れたことが、使用協定遵守の基本姿勢のなし崩しにならないか危惧するものであります。市民の立場に立った当局の見解についてお伺いいたします。


 2点目です。今回、「テロ対策」の理由で部隊の到着日時や出発日時、さらに使用射場の地図など、昨年まで全員協議会でも公開されておりました住民の安全に関する情報が、従来どおり公表されない状況があります。これは大変危険なものを感じます。今回、新たな小銃、機関銃等による実弾射撃を伴う砲陣地防御訓練が行われるわけです。こうしたときこそ市民の安全を守る毅然とした立場で、当局が県・国に対して情報の公開や訓練部隊の規律、服務管理の徹底を求める対応が必要と考えますが、具体的な対応についてお伺いをいたします。


 以上、よろしくお願いいたします。


○議長(勝間田通夫君)


 企画部長。


○企画部長(井上大治君)


 それでは、お答えをさせていただきます。


 1点目でありますが、沖縄県道104号線越え実弾射撃訓練の分散・実施につきましては、沖縄の負担軽減、痛み分けということで苦渋の選択の末に、平成9年5月1日の東富士演習場行政・権利協定当事者合同会議にて受け入れについて基本合意をしたものであります。今回は、第9次使用協定にのっとり、8回目の実施を受け入れたものであります。


 この104訓練実施の条件といたしまして、「同質・同量」の原則がございます。同質・同量とは、沖縄のキャンプ・ハンセンにおいて実施していた沖縄県道104号線越えの米海兵隊による155ミリ榴弾砲の実弾射撃と同質・同量の訓練であり、その基準は1つ目として、訓練の規模は支援部隊を除き最大で人員300名強、砲12門、車両約60台となっております。2つ目として、本土5か所の演習場から毎回異なる演習場を使用し、1回当たりの射撃日数は10日以内で、年間最大4回、35日以下となっております。3つ目として、実弾発射弾数はキャンプ・ハンセンで実施されていた104訓練の平成3年度から7年度までの間の実弾発射弾数を超えない範囲とするとなっております。特に東富士演習場においては、104訓練を加えても、年間の米軍総射撃日数は平成3年度から7年度までの間の実績日数が上限とされております。


 小火器の実弾射撃を伴う砲陣地防御訓練については、平成8年度以前のキャンプ・ハンセンにおける104訓練では155ミリ榴弾砲の実弾射撃訓練と一体のものとして実施されておりました。しかし、これまでの分散・実施につきましては、小火器は備えたものの、実弾射撃については実施しておりませんでした。


 そこで、このたびの訓練から実施したいということで国から提議があり、使用協定の協議機関である東富士演習場使用協定運用委員会拡大会議で協議の結果、キャンプ・ハンセンにおいて実施していた104訓練と同質・同量であると判断をしたものであります。


 一方、18時以降のいわゆる夜間訓練については、東富士演習場使用管理規則にのっとり、陸上自衛隊が実施している時間と同様に実施しております。これまでも夜間訓練の自粛を要請してきたところであり、今回の事前協議におきましても、市民への影響を考慮して実施しないよう要請を行ったところであります。


 そこで、米軍東富士演習場全面返還の目標時期は引き続き重要課題であること、104訓練を実施する間は、米軍による通常訓練としての155ミリ榴弾砲及び小火器による実弾射撃を実施しないことなど7項目を付し、訓練の受け入れについて同意をしたものであります。


 2点目でありますが、これまでは確かに事前に到着日、出発日の公表がありましたが、昨今の混迷する国際情勢の中で、テロ行為等が多発しております。特に部隊の移動の間については、無防備な状態であることから、その安全確保という観点から、部隊の到着日、出発日に関して、今回、国から事前の公表は差し控えたいと申し入れがありました。そこで、運用委員会拡大会議において、地元は事前に提示するよう要望したところ、国は隊員の安全確保など総合的に判断をし、地元関係機関に対して可能な範囲で情報を提供することで合意をしたところであります。


 なお、市民に対しての安全対策につきましては、国が現地対策本部を設置し、訓練が終了し、全部隊が出発する日までの間、20名から40名で24時間体制で警備に当たり、万全を期することとしております。


 また、自衛隊においては訓練期間中は無断立ち入り者等への警戒を実施し、演習場内を巡回監視するとともに、静岡県警においても、国からの要請を受け、市街地周辺の警備を行うこととしております。いずれにいたしましても、東富士演習場にかかる諸問題につきましては、第9次使用協定にのっとり対処してまいりたいと考えております。


 以上、答弁とさせていただきます。


○議長(勝間田通夫君)


 8番 高木理文議員。


○8番(高木理文君)


 再質問いたします。


 ただいま当局のご答弁をいただき、使用協定遵守が大前提であることは確認ができました。私も東富士演習場の問題解決は揺るぎない使用協定遵守の立場であると確信をしております。その上に立って3点お伺いします。


 1点目です。104訓練については、これまでも夜間訓練の自粛を要請をし、そして今回も市民の影響も考慮して実施しないよう要請してきたわけですが、現地で監視活動を続けていた市民グループからは、本日までに夜間訓練は9日間実施をされ、夜10時近くまで592発の榴弾砲の射撃が行われていることが報告されております。果たしてこれが夜間演習の自粛と言えるのでしょうか。


 また、使用協定上の原則事項には、自衛隊の兵器及び弾薬を104訓練に使用することがなく、演習場の自衛隊・米軍による二元管理はないとありますが、東富士演習場週間使用計画によりますと、初日の9月16日土曜日には、自衛隊の通常訓練の時間内、これは7時から22時となっておりますが、この時間に同一の射場を利用した104訓練、こちらは13時から22時となっており、これは行われております。果たして実際の運用はどうだったんでしょうか。


 同様に、今回初めて行われた小火器の実弾射撃を伴う砲陣地防御訓練、これはきちっと正しく射場を区別して実施がされていたんでしょうか。行政、地権者とともに私たち市民もこれらの問題に関心を持ち、監視をしていく、これが必要であります。さまざまな既成事実を積み重ねていく中で、104訓練が固定化され、中身も変質していくのではないかと市民も危惧をしているところです。これらの事例は104訓練の条件であるキャンプ・ハンセンの実施訓練と同質・同量の原則に照らして、どのように検証をされ、また評価されるのかお伺いいたします。


 2点目です。住民の安全・安心、これを保障するためには、きちんと治安対策がとれる、正しく必要な情報が公開されなくてはなりません。テロ対策を名目に、海兵隊の安全が地元住民の安全よりも優先されているなど、とんでもないことであります。現時点でも今回の部隊の撤収日程は明らかにされておりません。


 その一方で、地元紙にはウィリアムソン中佐が「訓練終了後は外出を許可する」と述べた会見の様子が載っておりました。7月の王城寺原演習では、米兵が演習場外でジョギングを繰り返す行為がありました。地元自治体からの6回にもわたる自粛申し入れにも、日米地位協定に基づく外出の権利だと主張し、応じず、「不要不急の外出は差し控えさせる」と防衛庁長官が宮城県知事に文書で約束をし、毎回、関係自治体と防衛施設局が確認をしている、この約束を踏みにじる行動をとりました。この行為には、地元色麻町長が広報しかま8月号の中でこのように述べております。「残念なことに今回の米軍訓練部隊による演習場外のジョギング行為は、不必要な外出はしないという紳士協定を踏みにじり、私たち地元と政府及び米軍がこれまで培ってきた信頼関係を損ねるものです。これまで実弾射撃訓練に対して町の対応、方針を信頼していただき、ご理解を賜ってまいりました町民各位に大変申しわけなく、まさに断腸の思いであります。」と強い憤りを述べております。


 訓練終了後、いつまで滞在するのか明らかにされない中で、どうやって地域住民の不安をぬぐい去り、安全・安心の確保に努めるのか。また、当局では今回の訓練中の治安対策について、どの程度状況を把握されているんでしょうか。これらの点について具体的に伺いたいと思います。


 また、今回、9月17日に公開演習が実施されましたが、残念ながら議員の参加枠はありませんでした。不発弾はどのように確認をされるのか。炸薬量はどのように確認をされ、距離の調整をするのか。また、砲弾の種類、使用目的は、など、私が前回参加させていただいた中でも、直接現地で質疑をする機会がありました。余りに情報が不足している中で、情報の公開の一環として、行政、地権者、議会を含めた参加枠の確保が必要ではないでしょうか。当局の見解をお伺いいたします。


 そして最後、3点目です。基地が我がまちへ来る。今ある基地が増強、機能強化されるなどということは、住民の生活を大きく左右するものであります。岩国市の例でも、住民投票、そして合併に伴う市長選挙と、市民が2回にわたり明確な基地機能の増強にノーの明白な意思を表示していたにもかかわらず、安全保障は国の専管事項だと、国は押しつけようとしております。これは隣の神奈川県のキャンプ座間や横須賀においても直面している問題です。


 今、米軍にとって東富士演習場の重要性はますます高まってきており、地球規模で米軍の再編が進められる中、東富士演習場での基地強化の押しつけが使用協定とぶつかるときが必ず来ると考えられます。そのとき、使用協定の原則を確認し、深めながら、これを厳密に適用していくことが求められます。この基本姿勢についての見解を市長にお伺いいたします。


 以上、再質問といたします。


○議長(勝間田通夫君)


 企画部長。


○企画部長(井上大治君)


 それでは、再質問の1点目と2点目についてお答えをさせていただきます。


 まず、1点目でありますが、第9次使用協定期間中における104訓練の実施条件の1つに、実績報告に関する項目がございます。その内容は、国は当該年度における本土各演習場の104訓練の実績及び東富士演習場における米軍射撃日数の実績について、使用協定運用委員会に対して、年度終了後、可及的速やかに報告するというものであります。各年度初めの使用協定運用委員会で、前年度の104訓練について国から報告があり、これについて協議を行い、同質・同量の範囲内であることを確認しているところであります。


 2点目でありますが、訓練期間中における市民に対する安全対策につきましては、先ほども申し上げましたが、国が現地対策本部を設置し、訓練が終了し、全部隊が出発するまでの間、24時間体制で警備に当たり、万全を期することとしております。また、自衛隊においては、無断立ち入り者等への警戒を実施し、演習場内を巡回監視するとともに、静岡県警においても国からの要請を受け、市街地周辺の整備を行うこと、これらが運用委員会で合意されております。特にその中で、静岡県の国際室からもこの点について、特にお願いをしたところであります。


 また、公開演習につきましては、一般公開ということではなく、協定当事者及び報道関係者に対して実施されているものと承知しております。特に行政及び権利者に対しまして、市町民の不安解消等、使用協定にのっとって訓練が行われているか、確認の意を込めての公開であると思われます。


 なお、参加者数につきましては、日米の協議より決定されているものと認識しております。


 以上、答弁とさせていただきます。


○議長(勝間田通夫君)


 市長。


○市長(長田開蔵君)


 基本姿勢ということでご質問がありましたので、お答えさせていただきます。


 昨今の国際情勢を見るときに、テロ行為、地域紛争など、まことに憂慮すべき事項が発生をいたしておりまして、何か平和がむなしく感じるなあという思いがいたすところでもあります。


 昨年の3月の第8次使用協定終結協議におきます防衛庁長官との重要会談、これを開催をさせていただきまして、このときに長官より、富士営舎地区の返還については最大限努力すると、あわせて使用協定を遵守し、地元の負担軽減も考え、今後とも米側と協議してまいりたい。また、あわせまして米軍再編に伴う移転問題については、東富士演習場対策四原則を初めとする従来の使用協定協議など、歴史的経緯を踏まえて対処してまいりたいと発言をされ、回答をいただいたところであります。


 こうしたところにおきまして、第9次の使用協定の締結に至ったわけであります。本年、締結以来2年目を迎えました。こうしたことから、当演習場に米軍の再編が対象にならなかったんではないかと理解をするところでもあります。しかしながら、国の防衛という観点からいたしまして、ただいま高木議員の方からお尋ねもありましたように、今後、当演習場に再編問題も再び浮上してくるという懸念、こういうふうなこともいたすところでありますので、国の動向には常日ごろから注視いたしまして、適時対応してまいりたいと考えます。


 いずれにいたしましても、これから国において実施されようといたしております防衛組織の再編、こうしたこともありますので、これらについても視野に入れつつ、国と地元との理解と信頼により締結しています、この使用協定を基本とし、この体制を堅持していくことにいささかも変わるものではないと考えているところであります。


 以上、お答えとさせていただきます。


            (「終わります。」と高木理文君)


○議長(勝間田通夫君)


 以上で、8番 高木理文議員の質問は終了いたしました。


 この際、10分間休憩いたします。


                           午前11時06分


○議長(勝間田通夫君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。


                           午前11時16分


○議長(勝間田通夫君)


 日程第1 「一般質問」を継続いたします。


 次に、14番 田代幸雄議員の質問を許します。


 14番 田代幸雄議員。


○14番(田代幸雄君)


 私は、当市における高齢者の生きがいづくりについて質問をいたします。


 私たちさわやか会派では、去る7月12日、市町村合併が進む一方で、合併をしないで新しい地域経営モデルを目指し、自立して地域の活性化に取り組んでいる元気な自治体の代表的な徳島県上勝町へ視察に行ってまいりました。視察の目的は、人口2,200人、そのうち46%が65歳以上という高齢社会とは言いましても、ここのお年寄りは若い者には負けてはいられないと、みんながパソコンを駆使して、自らかなりの収入を上げている高齢事業家たちの町であります。


 その収入源が野山で見捨てられてきた木の葉です。料理の皿を彩る紅葉や南天などをつまものとして商品化しているのです。1986年から始めた事業ですが、4年前からITを導入して各自が市況情報を見ながら、出荷予約ができる体制を整えてからは、一気に事業が拡大してきたとのことでした。


 もともと上勝町の主なる収入源は、町の86%を占める山林から産出される炭材と温州ミカンでありますが、林業は外材に押され、ミカン栽培も過剰生産で値崩れを起こし、町の産業が斜陽化していたところに、1981年2月、天災が襲って、零下14度という未曾有の寒波にミカン畑は全滅したとのことでした。


 いろどり事業と命名されたこのつまものの生産に関わっている町民は約200人、最高年齢は92歳のおばあちゃん、ほとんどお年寄が担っており、平均年齢は67歳、消費地の需要に応じた多品種少量出荷を心がけ、葉っぱ、花などを出荷しています。商品は323種類とのこと、年間の販売額は2億5,000万円にも上がり、中には年間1,000万円もの収入を上げている人がいます。平均年収は170万円とのことでした。


 したがって、いろどり事業が生きがいになって、町には寝たきりの老人がたった2人と聞いてびっくりいたしました。高齢社会は医療や介護、年金などに莫大な費用がかかると言われていますが、定年がなく、お年寄りも十分に可能性を発揮する舞台があれば、皆元気でこうした費用がかからずに済むことが実感できました。


 現在の寝たきり老人ありきの政策が、本来は元気な老人も寝たきりにさせているのではないかとの疑問も出てきました。従来の発想を超えた方法で、元気なお年寄りの町が実現しているという実践を目の当たりにいたしまして、既成概念ががらがらと崩れるとともに、来るべき高齢社会が可能性に満ちあふれていると気づかせていただきました。お年寄りが元気になれば、町も元気になる、そんな見本が上勝町ではないでしょうか。今後、日本が立ち向かうであろう高齢社会を勇気づけてくれている気がいたしました。


 当市においても、過去、高齢社会を想定されてさまざまな生きがいづくりの施策を展開されてきたわけでありますが、しかし、現実は国においては医療保険制度の改革について審議をされてきました。それに基づき本年4月からは介護保険制度が改正され、また10月からは国民健康保険や老人保健の制度の一部が変更されることになります。当市においても医療と保険料の負担増により、市財政を圧迫することは必至であります。したがって、財政抑制のためにも、高齢者の生きがいと健康保持、高齢者施設に役立つ施策が望まれることから、以下について質問いたします。


 1つ、当市の高齢化、長寿化の現状把握について。


 2点目、当市の高齢者が生きがいを持てる環境づくりについて。


 3点目として、地域における高齢者の人材活用について。


 以上、3点についてお伺いいたします。


○議長(勝間田通夫君)


 健康福祉部長。


○健康福祉部長(勝亦福太郎君)


 それでは、大きく3点のご質問をいただきました。


 まず、1点目の本市の高齢化、長寿化の現状についてお答えをいたします。


 本年4月1日現在の本市の総人口は、外国人の登録者を含めまして8万7,615人で、このうち65歳以上の方は1万4,829人であります。このとき、総人口に占めます65歳以上の高齢者の割合、いわゆる高齢化率、こちらの方は16.9%でありまして、過去におけるこの数値の動きを見てみますと、平成2年では9.3%、平成12年は15.0%でありまして、年々上昇してきております。このまま行きますと、平成25年には21%を超えまして、超高齢化社会を迎えることになると見込まれております。


 一方、市内6地区の地区別の高齢化率を見てみますと、これも4月1日現在で外国人の登録者、こちらの方を除いた数字でございますけれども、一番低い地区が原里地区で15.9%、次に御殿場地区16.9%、次に玉穂地区17.3%、次に富士岡地区17.8%、次に印野地区21.0%、最後に一番高いのは高根地区でございまして、22.0%でございます。一番低い原里地区から一番高い高根地区まで、それぞれ地区によって大きな差が見られるというのが実態でございます。


 ちなみに本年4月1日現在の県下の平均は20.4%で、先ほど申し上げましたけれども、本市の全体の高齢化率16.9%、こちらを見ますと県下42市町中39位でありまして、全体的には高齢化率は低い水準にあると言えます。


 国立社会保障・人口問題研究所が発表いたしました「日本の将来推計人口」によりますと、2050年、平成62年には日本の高齢化率は35.7%に達しまして、国民の3人に1人が65歳以上の高齢者になるものとして推計をされております。


 次に、本市の長寿化の状況でありますけれども、本年4月1日現在で、外国人の登録者を含めた人口を見てみますと、70歳から79歳までの方は7,050人、80歳以上の方は3,266人で、これらを合わせた70歳以上の高齢者は全体で1万316人であります。


 また、ひとり暮らしの高齢者でございますけれども、平成13年4月現在では1,414人でありましたけれども、平成18年4月には2,014人、600人の増となっておりまして、高齢化と合わせまして、ひとり暮らしの高齢者世帯も大きく増えてきております。


 高齢者の性別及び年齢別の割合では、女性の人数が圧倒的に多く、高齢になるに従いまして、その開きは大きくなってきております。


 また、年齢区分ごとに男女の割合を見てみますと、女性は男性に対しまして65歳から69歳では1.32倍、80歳から84歳では4倍を超えまして、90歳以上では4.75倍にも広がっている状況にあります。


 次に、2点目の生きがいを持てる環境づくりについてお答えをいたします。


 高齢者保健福祉計画、介護保険事業計画の見直しに当たりまして、平成16年12月に65歳以上の高齢者3,011人を対象に、高齢者の実態調査を実施をいたしました。回答率は73.0%でありましたけれども、この調査の中で、「あなたが生きがいや喜び、楽しみを感じるのはどのようなときですか」との問いを設け、該当するものを選択をしていただきました。回答では、「テレビ鑑賞や家族との団らん」に続きまして、「農作業なども含み仕事をしているとき」と答えた方が45.5%で3番目でありました。この結果は、高齢者がこれまで培ってまいりました知識や経験、技術や能力を生かすことは、社会的に大きな貢献をもたらすだけでなく、高齢者自身の生きがいづくりの確保という意味でも重要であることを示しているものと認識をしております。


 また、市では、高齢者の生きがいづくりの観点から、さまざまな支援をしております。この中の一つといたしまして、シルバー人材センターの運営助成を行っておりますが、このセンターの平成17年度の実績を見てみますと、会員数466人、受注件数1,691件、契約総額2億5,300万円余、就業人員の延べ人数で申し上げますと5万5,772人日ということで、会員の就業率は92.7%となっております。こうした活動は、会員はもとより、仕事の発注先からも喜ばれているというふうに聞いております。


 しかしながら、一方、民間会社などへの高齢者の雇用環境、こちらの方は非常に厳しく、なかなか就労できない状況にあるのが実情であります。こうした中、シルバー人材センターなどとの連携をより強化しながら、引き続き高齢者の就業等を支援してまいりたく考えております。


 一方、ボランティアセンターのひろがり学習塾などの生涯学習の推進もまた、高齢者の生きがいを持てる一つの環境づくりであるものというふうに認識をしております。市ではこの観点から、生涯学習の一環として、高齢者を対象とした生きがいづくりや仲間づくりの場ともなっている寿大学、シルバー大学院、ふるさと再発見御殿場探訪などの実施を社会福祉協議会に事業委託をして行っているところであります。


 また、老人クラブ連合会を支援をいたしまして、スポーツ大会、カラオケ教室、そのほか囲碁や俳句の会等と老人クラブ事業の促進にも努めております。


 なお、これから平成20年度、こちらでは20年度には世代交流多目的施設の整備に合わせまして、シルバー人材センターの作業、研修、技能講習、会議などの場となるワークプラザを整備いたします。今まではふすま張りや障子張り、建具の修理などの作業につきましては、仕事先の個人宅で行わざるを得なかったものを、今後はこのワークプラザにおきまして、複数の会員の皆様がここに集まって作業や技術の伝授をしながら、効果的に行うことができるなど、シルバー人材センターの活性化にも大いに寄与できる施設と考え、期待をしているところであります。


 なお、健康・福祉・文化などの総合的な祭典、全国健康祭ねんりんピック2006静岡の1種目でありますゴルフ交流大会が、10月末に本市で開催されます。このゴルフ交流大会の支援も含め、スポーツなどによる高齢者の健康づくりや生きがいづくりについても推進に努めてまいります。


 次に、3点目の人材活用について、2点目と重複する部分もございますが、お答えをいたします。


 高齢者が長い人生において身につけ培ってこられた伝統的な文化や芸能、事業などを地域の中で発揮をしていただき、次世代に伝承していくことは、地域の郷土愛を育み、子や孫といった世代との交流を深め、生活文化の活性化をもたらします。


 地域の活性化の観点からも、高齢者を積極的に人材活用する意識の啓発に努め、高齢者一人一人の関心や目的に応じた、そして気軽に参加できる場を提供していくことにより、積極的に高齢者の人材活用を図ってまいります。


 シルバー人材センターでは、平成17年度から学校の先生のOBの会員が、小学生を対象に国語と算数の復習に限定して学習指導を始めております。現在は1か所ですけれども、市内全域に広めていくというふうに聞いております。


 また、高齢者から要望の高い芸能や文化の活動、スポーツ活動につきましては、これまでも全庁的な施策として取り組んできているところでございますが、高齢者の中から知識や経験のある方、そういう方に指導者として活躍していただくことが、教える人、教えられる人双方にとって有益であるということを念頭に、今後、さらに充実・発展に努めてまいります。以上でございます。


○議長(勝間田通夫君)


 14番 田代幸雄議員。


○14番(田代幸雄君)


 再質問いたします。


 ただいまは健康福祉部長から、市当局におけるさまざまな角度からの対応について答弁いただきました。今回の3点についての市当局の具体的な答弁に対しては、一定の評価をしたいと思います。


 そこで、市当局においては、今後、具体的な計画を立案され、適時適切な対応が期待されるところでありますが、3点目の地域における高齢者の人材活用について、再度質問をいたします。


 上勝町の一例を申し上げるならば、葉っぱのビジネスを軌道に乗せたのは、当時、農協の職員だった、現在、いろどりの取締役ですが、出張先で入った寿司屋でこのビジネスを思いついたそうです。料理に添えられているつまものを持ち帰ろうとしているお客を見て、これは山に幾らでもあるとひらめいたそうです。山の中でとりわけ女性ができる産業と考えていた矢先のこと、86年に葉っぱの試験的出荷が始まりました。当初、料理人の反応は薄かったそうですが、そこで、取締役は料亭に通ったり、料理人を招いたりして、つまものの役割や料理と葉の組み合わせなど勉強した結果、それらの知識が収穫に反映されるようになって、いろどりの売上が順調になったそうであります。


 農協で収集した販売単価や出荷数量などのデータを、株式会社いろどりで分析し、農家へ伝達して、農家はこれを分析して、翌日の生産量や品目の選定の目安にしているのです。


 いろどり事業は農家・農協・株式会社いろどりの三者が一体となって運営されております。また、受注業務を効率化するため、防災無線、FAX送信システムを初めとするIT機器を積極的に導入した仕組みづくりも行っております。


 当市でも高齢者の生きがいづくりの観点から、さまざまな支援をいただいておりますが、高齢者一人一人の関心や目的に対応できる専門スタッフの育成が必要ではないでしょうか。また、高齢者の中には、専門的な知識、技術を有する方が大勢いると思います。そういう方々の支援をいただける体制づくりも必要と思われますが、あわせて当局の考えをお聞きして、質問を終わります。


○議長(勝間田通夫君)


 健康福祉部長。


○健康福祉部長(勝亦福太郎君)


 それでは、再質問でありますけれども、大きく2点の質問をいただきました。


 最初に1点目、専門スタッフの育成についてお答えをいたします。


 高齢者は全体として健康で活動的でありまして、経済的にも豊かになってきておりますが、高齢者一人一人の状況を見ますと、健康状態、経済力、家族構成などは千差万別であります。こうした健康状態や家族構成等の違いなどによりまして、一人一人の関心や目的、また生きがい、価値観など、こういうものにつきましては種々さまざまであります。


 例えば文化活動に関心のある人、健康に関心のある人、野菜や花づくりに関心のある人、またスポーツに関心のある人などさまざまでありまして、また、その技術レベルにも相当な差があるのではないでしょうか。


 このように多様化している高齢者の実態を踏まえ、高齢者の生きがいづくりについて考えてみますと、これを推進していくためには、単に一つの特定の部署の問題として考えるのではなく、市を挙げて全庁的にそれぞれの立場、職務において取り組む必要があり、さらには行政だけでなく、例えば社会福祉協議会、シルバー人材センター、体育協会、文化協会、あるいは商工会、農協、観光協会などの団体や地域と連携・協働して取り組むことが必要な課題であるものと認識をしているところであります。


 また、このような連携や協働のもとで、高齢者が年齢にとらわれることなく、他の世代とともに生きがいを持って活動や活躍をいただくためにも、そうした機会や場をできるだけ多く、またあらゆる場面で提供していく必要があるものと考えております。


 したがいまして、議員ご指摘のとおり、高齢者の生きがいなどについて意向調査を実施をし、これらに基づき高齢者保健福祉計画、介護保険事業計画を策定していくとともに、こうした高齢者からの声、要望に基づいて、市全体の高齢者の生きがいづくりを総合的に推進していくためにも、今後とも情報の収集や提供、あるいはさまざまな事業をコーディネートできる職員の配置が求められていることから、こうした職員の養成に努めてまいります。


 次に、2点目の市における専門的な知識、技術を有する高齢者の支援体制についてお答えをいたします。


 高齢者が持っている知識と技術を生かして、地域社会の担い手として活躍できるよう環境の整備を図ることは、高齢者の生きがいづくりの観点からも重要なことであるものと考えております。


 市では、高齢者が長年培った経験や知識、技術を生かし、就業していただくために、シルバー人材センターを支援してまいりました。また、市内の小・中学校では、高齢者の方を含めまして、学校の部活動などの指導者、あるいは地域文化の伝承や竹細工等の教室の講師などとして活躍をいただく「夢とゆとり事業」を推進してまいりました。そのほかボランティアセンターで取り組んでいる「ひろがり学習塾」においても、自分の得意とする分野で講座を開設していただき、講師として多くの高齢者の方々に活躍をいただいてきております。


 一方、高齢化社会が急速に進む中で、今、市のそれぞれの部署で実施をしております高齢者の生きがいづくりへの取り組みとあわせまして、今まさに団塊の世代による集中的な定年退職の時期を迎えることから、こうした問題への対応も大きな課題であるものというふうに認識をしているところであります。


 ただいま議員の方から徳島県の上勝町におけます貴重な実例をご紹介いただきましたが、こうした産業振興面に対する高齢者の社会参画等にも意を注ぎながら、今後も高齢者が社会の一員として知識や技術などを生かし、ボランティア活動を初めとする社会参加活動を促進をし、高齢者が自由になる時間を有効に活用し、充実して過ごせる環境整備に努めてまいります。


 なお、平成20年には世代交流多目的施設が供用開始となり、ここにシルバー人材センターと社会福祉協議会が移転をしまして、同じ敷地内に事務所を構え、執務をする体制が整います。また、事務所のほかにも世代交流多目的施設の中に創造活動室や、趣味娯楽室などを設けるとともに、同じ敷地内にワークプラザが整備をされます。こうした整備を機会に、市と社会福祉協議会、シルバー人材センターの三者が今まで以上により緊密な連携を図りながら、なお一層、高齢者の健康づくり、生きがいづくりを推進してまいります。


 同時に、この世代交流多目的施設が完成した暁には、高齢者はもとより、子どもからお年寄りまで、1人でも多くの市民の皆さんにご利用いただきまして、結果として高齢者の皆様が長年にわたって培われてきました貴重な知識や技能、経験などが、この世代交流多目的施設を通して市民のために幅広く活用していただけるような体制づくりにつきましても、今回の施設整備を一つの大きな契機として位置づけながら、議論を深めてまいりたいと思います。以上でございます。


            (「終わります。」と田代幸雄君)


○議長(勝間田通夫君)


 以上で、14番 田代幸雄議員の質問は終了いたしました。


 これをもちまして本日の日程は全部終了いたしました。


 次の本会議は9月27日午前10時から再開いたしますので、定刻までに議場にご参集願います。


 本日はこれにて散会をいたします。


                           午前11時49分 散会